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平成30年12月定例会 (第5日目) 名簿
平成30年12月定例会 (第5日目) 本文

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  1. 富山市議会 2018-12-05
    平成30年12月定例会 (第5日目) 本文


    取得元: 富山市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-11-29
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 議事の経過             ───◇   ◇   ◇───                開       議                              午前10時  開議 ◯ 議長(村上 和久君)  ただいまから、本日の会議を開きます。  議事日程は、お手元に配付のとおりであります。             ───◇   ◇   ◇───        一般質問並びに議案第150号から議案第173号まで、        及び報告第41号、報告第42号 2 ◯ 議長(村上 和久君)  これより、日程第1 一般質問並びに議案第150号から議案第173号まで、及び報告第41号、報告第42号を一括議題といたします。  これより、一般質問及び議案の質疑を行います。  順次発言を許します。  16番 東   篤君。 3 ◯ 16番(東   篤君)  おはようございます。  平成30年12月定例会に当たり、社会民主党議員会より一般質問をいたします。  初めに、消雪管理組合等が所有する消雪設備の現状についてお伺いいたします。  ことしの冬も、先日、富山市内でも初冠雪を記録し、いよいよ本格的な降雪シーズンとなってきました。昨冬は38豪雪に匹敵する大雪となり、富山市内でも除雪が追いつかず、朝夜の通勤ラッシュ時だけでなく、終日、道路での渋滞、混雑が続く日もありました。昨冬の教訓を生かして、これから本格的に始まる今冬の雪に備えなければなりません。
     冬期間、生活道路の除雪をしっかり行うことは本市にとっても大きな課題です。本市では、機械による除雪作業を主として担っているのは建設業者の皆さんですが、業者数の減少あるいはオペレーターの高齢化などにより、昨冬は大変な労働実態だったというふうに伺っています。  また、自治会商店街組合など──以降、消雪管理組合等とこの場では称しますが──が所有する消雪設備の老朽化も懸念される問題となっています。地元の負担額が大きいことから、更新や修繕がままならない消雪管理組合等があるとの報道もされています。空き家の多い地区になると、1軒当たりが負担しなければならない費用が大きくなるからとの理由だということです。  そこで、この消雪管理組合等の消雪設備に関して何点か質問させていただきます。  まず初めに、消雪装置設置補助金の交付を受けて設置をされた消雪装置の総数と配管の総延長についてお伺いします。 4 ◯ 議長(村上 和久君)  当局の答弁を求めます。  中田建設部長。 5 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  おはようございます。  それではお答えいたします。  消雪管理組合等が設置する消雪装置に対する補助金制度は、旧富山市が昭和55年度に、旧大沢野町が昭和61年度に創設し、その後の市町村合併に伴い市域全域を対象としたところであり、消雪装置の新設または更新に係る経費の一部を補助するものであります。  この制度を活用して設置された消雪設備は、平成29年度末で総施設数が631施設、総延長は約347キロメートルとなっております。 6 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 7 ◯ 16番(東   篤君)  今ほど部長から、総数が631施設、そして配管の総延長が347キロメートル、本当に大変な距離といいますか量の消雪設備があるわけで、これだけの設備によって冬期間しっかりと除雪も行われ、そして私たちの生活を守る、そのためになくてはならないものの1つがこの消雪管理組合等が管理をしている消雪設備だというふうに思います。  そこで、続いての質問でありますが、本市の消雪装置設置補助金交付要綱では、更新の場合の補助に関して、補助金の交付年度から、ポンプ等の揚水施設は15年、塩害等がある地域では10年経過ということのようです。また配管等の消雪施設は30年、これも塩害等の被害がある地域は25年が経過した施設に対するとしておりますが、補助金の交付を受けた消雪装置のうち、それぞれの年数を経過した──これは初めに言いました揚水施設は15年、消雪施設は30年ということでありますが──このそれぞれの年数を経過した揚水施設の数と総数に占める割合、それと消雪施設の延長と総延長に占める割合についてそれぞれ答弁を求めます。 8 ◯ 議長(村上 和久君)  中田建設部長。 9 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  消雪管理組合等が消雪装置設置補助金を活用して設置した消雪装置のうち、設置から15年を経過した井戸ポンプ等の揚水施設は294施設であり、総施設数に占める割合は約47%となっております。  また、設置から30年を経過した配管等の施設の延長は約33キロメートルであり、総延長に占める割合は約10%であります。 10 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 11 ◯ 16番(東   篤君)  揚水施設のほうでは半分近く、配管のほうは10%ということですが、これだけの設備が老朽化しているということで、これが動かなくなったら除雪も大変な状況になるということでありますから、本市としてもこれらの維持に全力を挙げるということが必要だろうというふうに思います。  この老朽化は問題でありますが、一方で、消雪管理組合等は、高額なお金がかかることなので、できるだけ消雪設備の更新や修繕がなくて済むにこしたことはないというふうに考えているのはどこも当然だというふうに思います。  そういった中で、故障などのふぐあいが発生した場合、資金不足などにより更新や修繕が進まず、除雪機械による除雪に変更しているという実態はあるのかについて答弁を求めます。 12 ◯ 議長(村上 和久君)  中田建設部長。 13 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  消雪管理組合等が所有している消雪施設におきまして、これまでに故障や破損等による修繕が完了するまでの間、本市が臨時的に機械除雪を実施した例はありますが、御質問の修繕等に要する資金の調達が困難になったことにより消雪装置の利用を継続できず、機械除雪に変更した事例は今のところございません。 14 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 15 ◯ 16番(東   篤君)  今のところ、臨時で機械による除雪で対応したということはあるということなのですけれども、バブル期なんかに造成をされたような団地とかでこういう施設があれば、これからどんどん老朽化して、先ほど言った年限に達するというようなところも出てこようというふうに思います。そして、実際に故障ということが多く発生するようになれば、そして機械による除雪に変更ということになってしまえば、この経費は本市の財政に負担がかかるということになります。  それと加えて言えば、例えば古いもので言えば、袋小路なんかがある団地も結構ございます。こういうところでは、雪をトラックやダンプに積んで排雪をしなければならないということで、さらに大きな市としての負担になってくるということです。  したがって、できるだけ消雪管理組合等の消雪設備が維持されることが、市民からしても本市の財政面からしても望ましいということが言えます。  そういう中で、続いての質問に移ります。  設備の更新について、消雪装置設置補助金交付要綱では、更新の場合は1回に限りというふうになっておりますが、部分的な更新でのカウントではなく、全てを更新した時点で1回ということでカウントすべきというふうに考えますが、見解をお伺いします。 16 ◯ 議長(村上 和久君)  中田建設部長。 17 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  消雪装置設置補助金交付要綱における施設の更新に対する交付要件につきましては、井戸ポンプや配管類の一般的な耐用年数をもとに、設置後の経過年数の要件を定めているところであります。  しかし、現実に起きている事例として、例えば揚水施設では井戸ポンプより先に配電盤が故障する場合や、配管等の施設においても、一度に全ての配管を取りかえる必要がない場合など、消雪装置の経年劣化により、これを全面的に更新し終えるまでに組合等が数回にわたってその費用を負担することがあり、更新に対する補助金交付を1回限りとするこの制度に合わないものが見られます。  このことから、本市といたしましては、市内の町内消雪装置の全体把握に努めるとともに、最近の町内会等からの相談事例や交付した事例などを整理した上で、近隣の他都市の補助実態も参考にするなどして、更新の定義づけや補助のあり方などについて調査・研究してまいりたいと考えております。 18 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 19 ◯ 16番(東   篤君)  今ほど部長から、近隣の自治体などの実態も勘案していきたいということでございましたが、条件により差はあるのですけれども、配管部分で言うと1メートル当たり5万円もかかるというような報道もされております。  消雪管理組合等は更新や修繕が必要でも積立金が十分になく、相当な延長距離になってくると、更新や修繕が必要となってもなかなか一度でやり切れないということが発生してまいります。  そこで、本市として、補助金を交付した場合、どの部分を更新、修繕したのか記録を残しておけば、私が心配するのは、二重に交付の請求がされるということが、大変不平等になるため問題だと思うので、しっかりと記録を残しておけば二重で交付するというようなことにはならないというふうに考えます。  消雪管理組合等のほうが使い勝手のいい補助金だというふうになるよう、補助金交付要綱を変更することが、私は消雪管理組合等と本市との間がウイン・ウインの関係になるのではないか、このように思いますので、先ほど部長からも他都市の事例なんかも勘案するということですが、ぜひともまたしっかりと調べて、できるだけ消雪管理組合等の皆さんに有利な制度になるように御検討いただきたいというふうに思います。  続いて、この消雪管理組合等の関係での最後の質問でありますが、本市からの補助金を使わずに消雪設備を設置した消雪管理組合等もございます。  この補助金を使わずに設置した消雪設備を更新、修繕する場合は、補助金を出しているのかどうかについてお伺いします。 20 ◯ 議長(村上 和久君)  中田建設部長。 21 ◯ 建設部長(中田 信夫君)  消雪管理組合等が管理する消雪設備は、市の補助金を活用して整備されたもののほか、例えば開発行為等により宅地開発と同時に開発事業者等が設置した消雪設備を消雪管理組合等が引き継ぎ管理されているケースも多数あります。  このような市の補助金を活用せずに設置された消雪設備であっても、消雪管理組合等が更新しようとする施設が要綱で定める要件に合致していれば補助金の適用を受けることができるとしているところであり、これまでも交付しているところでございます。 22 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 23 ◯ 16番(東   篤君)  補助金を使わずに消雪設備を設置したところに対しても補助金を出しているということでございますが、補助金なしで消雪設備を設置した消雪管理組合等でも、更新や修繕に対して補助金支給制度があるということが十分伝わっていないところがあるかもしれないということも懸念をされるわけでありまして、この補助金支給制度に関して、こういう制度があるということを私は市としてこれらの消雪管理組合等に漏れなく伝達をして、そして、更新、修繕に備えて、可能な限りそれぞれの消雪管理組合等で積立てをしておいていただくということが重要である、必要であるということを理解していただく。このことが将来的に市の負担も少なくなるということで、私はウイン・ウインの関係になるというふうに思っております。  それと、本市として、自己資金で設置された消雪設備の実態の把握も必要だというふうに考えております。事前にこの質問に関して聞取りをしたときに、自己資金で設置されたものまでの実態把握は困難ということでございました。  しかし、毎年配られます富山市除排雪路線網図、これには消雪路線であるとか、消雪(町内)路線ということで、これらがある箇所は、全てではないのかもしれませんが、記載をされております。  この路線網図から正確に把握することは困難かもしれませんけれども、概要は把握できるのだというふうに思います。これによって消雪管理組合等で所有する消雪設備の総数、配管の総延長の全体図をアバウトでも把握できるというふうに思います。  そうすることによって、今後、更新や修繕に必要な補助金の額もつかめてまいりますし、本市として補助金支給に必要な予算をしっかりと確保していくということにもつながりますので、ぜひとも補助金なしで消雪設備をつけた消雪管理組合等の状況もつかんでいくことが私はベターだというふうに思います。  これは要望としてお願いをいたします。  続きまして大項目の質問でございますが、富山市民病院の研修医の労働実態に関してお伺いをいたします。  医学生らの希望に基づいて臨床研修を受ける病院を決めるマッチングに関して、富山市民病院では、2016年度は6人の募集に対して1人の応募にとどまり、翌2017年度はゼロという数字が出ております。それが2018年度、今年度ですが、6人の定員を満たしたということであります。  富山市民の健康と生命を守る中心的な医療機関である富山市民病院は、より多くの研修医を確保するために、さらに来年度からは初期臨床研修プログラムの内容を充実するとのことです。具体的には、希望する研修医は最長6カ月間、救急医療が充実している日本医科大学千葉北総病院のほか、研修医に人気のある岩手県立中央病院や沖縄県の大浜第一病院などを提携先に追加して、高度先進医療を行う病院で研修を受けられるようになります。また、医局を改修して職場環境が改善されるということです。  富山市民病院が努力している一方で、マスコミなんかを見ると、一部大学病院研修医とのことではありますが、有給──給料が当たるというポストが少ないことから、研修医が常勤医師と同じ勤務をこなしながら、収入は市中の病院やクリニックなどでのアルバイトで得ているとのブラック職場と化した実態についての報道も片やあります。  そういう中での質問でございますが、富山市民病院の研修医に対する賃金や一時金、労働時間などの労働条件は正規の医師と比較してどのようになっているのかお伺いいたします。 24 ◯ 議長(村上 和久君)  泉病院事業管理者。 25 ◯ 病院事業管理者(泉  良平君)  当院の医師の採用につきましては、初期臨床研修及び専攻医研修の期間を経た医師免許取得6年目以降の医師を正規職員として処遇しております。医師免許取得6年目で採用1年目となる医師の給与につきましては、毎月支給されます給与に期末手当及び勤勉手当を合計した年収ベースで約1,090万円となっております。  研修医につきましては、指導医の指示のもと診療業務に従事しつつも、医師として必要な診療能力等の習得を研修の主な目的としており、研修の期間も2年と限られておりますので、常勤嘱託医師として処遇しております。  また、その賃金につきましては、一時金の支給はございませんが、年収で1年次が540万円、2年次が564万円であり、県内の臨床研修病院における平均年収と同等となるよう設定しているところでございます。  研修医勤務時間につきましては、正規職員の医師と同じ1日7時間45分でありますが、業務の必要性から、救急患者や長時間の外科手術等の対応で超過勤務する場合や、研修の一環として救急当直業務に従事する場合がございます。  平成29年度における超過勤務の1カ月平均時間につきましては、正規職員の医師が約34.3時間であるのに対しまして、研修医が約13時間となっております。  なお、研修医の超過勤務手当につきましては、正規職員の医師と同じ割増率で支給しているところでございます。  研修医の救急当直業務の回数につきましては、平成29年度実績の1カ月平均で約2.9回となっておりますが、救急当直業務1回の勤務時間を6時間とし、翌日の研修に影響がないよう配慮しているところでございます。  なお、当直業務に従事した際に支給されます宿日直手当につきましては、正規職員の医師は勤務1回につき3万円となっておりますが、研修医は当直時間が短いことなどから、1年次で1万5,000円、2年次で2万5,000円となっているところでございます。 26 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 27 ◯ 16番(東   篤君)  今ほど研修医の皆さんの労働条件について細かく説明をいただきました。やはり公立病院として、労働基準法に違反をするようなことはあってはならないことでございますし、今ほどの賃金の話も、市内の病院等と同等レベルだということですので、やはり研修という意味であっても、片や賃金を得なければ生活もできないという実態もございます。しっかりとこの基準を守って、これからもやっていただきたいというふうに思います。  続きまして、先ほども申しましたが、富山市民病院の今年度の臨床研修医マッチングは募集定員6名に対して6名のフルマッチングということで、大変いい数字となりました。  そのフルマッチングとなったことについて、応募者を増やすためにどのような対策や改善を実施したのでしょうか。また、臨床研修修了後も、できれば市民病院で勤務してもらえるというような環境づくり、あるいは、将来この富山市民病院にかかわった医師が富山市内で開業してもらえる環境づくり、ここまで考えた研修医の受入れというものが必要だというふうに考えますが、所見を伺います。 28 ◯ 議長(村上 和久君)  泉病院事業管理者。 29 ◯ 病院事業管理者(泉  良平君)  臨床研修医の確保への対策につきましては、これまでも医学生を対象としました臨床研修病院の合同説明会に参加して、当院の特徴や初期臨床研修プログラムの内容などについて説明を行ってきたところでございます。  今年度はそのプログラムをより魅力的なものとするため、先ほど議員からもお話しいただきましたけれども、院外の研修先として選択できる高度先進医療を担う大学病院を追加したほか、地域医療研修の受入れ先病院を充実させるなど、内容の見直しを実施いたしまして、平成31年度、来年度からのプログラムに反映させたところでございます。その結果、今年度は定員6名のところ、6名のフルマッチングとなったところでございます。  応募者に今回のマッチングで当院を選んだ理由を聞きましたところ、当院が提携している大学病院地域医療の研修先である協力病院が多彩で選択の幅が広く、研修内容も柔軟に設定できる点が決め手となったとの意見が多くあります。プログラムの見直しの大きな効果があったと考えております。  今後とも多くの医学生に選ばれる魅力あるプログラムとなるよう、適宜、内容の見直しを行ってまいりたいと考えております。  次に、臨床研修修了後も市民病院で勤務してもらえる環境づくりについての御質問にお答えいたします。  2年間の初期臨床研修修了後は、通常3年程度の専攻医研修を経た上で医師として勤務することとなります。
     そのような医師に研修修了後も引き続き当院を選択してもらい勤務していただくためには、1つには、高度医療や専門医療を修得することができる質の高い医療提供体制の充実やチーム医療の推進、2つには、専門性の向上のため、各種学会や研修会への参加に対する支援、3つには、医師宿舎の確保や勤務環境の整備など医師が働きやすい環境づくりなどに取り組み、医師にとって魅力ある職場となるよう環境を整えていくことが大切であると考えております。  とりわけ、現在、医局の改修工事に着手しております。当直室の移転あるいは浴室の設置等を行うことで利便性の向上を図りながらも、明るく開放的な医局にリニューアルすることとしております。  なお、初期臨床研修プログラムには地域医療研修が位置づけられております。こうした研修に取り組んでいく中で、患者が身近なところで質の高い医療を受けることができる体制が整備されていることに触れ、本市の地域医療に対する理解を深めていくことにより、将来的に本市における開業へつながっていくケースも出てくるのではないかと考えております。 30 ◯ 議長(村上 和久君)  16番 東   篤君。 31 ◯ 16番(東   篤君)  今ほど、改善を実施した点ですとか、あと、これからも市民病院で勤務してもらえる環境づくり、富山市で開業してもらえる環境づくりということに関していろいろと御説明をいただきました。  やはり私は、せっかく富山市民病院で臨床研修を受けた医師が、富山市にそのまま残ってもらえる、そのことがしっかりと医療側と患者さん側、両方の心が通じ合う医療につながるというふうに思いますし、いくら医療の世界が、医療技術が本当にドラスチックに日進月歩しているという状況にあっても、やはり先ほど申し上げました心が通じ合う医療、安心があって初めて医療もお互いの信頼関係が成り立つということだろうというふうに思っております。  ぜひともこれからも、研修医の皆さんにどんな要望があるのかということもしっかりとアンケートをとったりしてお伺いをしながら、研修医をしっかりと確保できる、そして富山市民病院で自分のメディカルテクニックといいますか、それを伸ばせるような、そういう市民病院になるように努力していただきますことを要望申し上げまして、私の一般質問を終えさせていただきます。  どうもありがとうございました。 32 ◯ 議長(村上 和久君)  これで東議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  15番 島  隆之君。 33 ◯ 15番(島  隆之君)  皆さん、おはようございます。  平成30年12月定例会に当たり、会派光、島より一般質問させていただきます。  さて、私は、ことし1月4日の執務始め式で市長がおっしゃった音叉と共鳴を年間のテーマと掲げ、複数の部署が共鳴し合って動くことで、市民の皆様に対する福祉向上はもちろんのこと、職員の方々の多忙化解消につながらないかと思ってまいりましたが、残念ながら思いだけにとどまり本日を迎えています。  きょうはことし最後のチャンスと思い、心して質問させていただきたいと思います。  今回はメーンテーマである子育て、教育の分野に戻り、本年9月議会中の9月14日に文部科学省厚生労働省から発表された新・放課後子ども総合プランに対する今後の対応一本に絞って質問させていただきます。  まず、富山市の現状把握をさせていただきたいと思います。  国は、共稼ぎ家庭やひとり親家庭が直面する小1の壁を打破する観点から、旧プランに基づき、放課後児童クラブと放課後子供教室の一体的な実施を中心に整備を進め、放課後などの子どもの安全・安心な居場所の確保に努めてきたと言っています。  一方、富山市は、国で言うところの放課後児童クラブが子ども会と放課後児童クラブ及び地域ミニ放課後児童クラブの2系統あり、その両方の充実をもって小1の壁の打破に向かってきたと私は思っています。  国が言うところの放課後子供教室は、富山市では子どもかがやき教室という名で実施されています。その実施回数は、教育委員会の努力により年々増加傾向ではありますが、平日ほぼ毎日運営されている子ども会や放課後児童クラブの回数との開きは残念ながら大きく、また、だからといって子どもかがやき教室の回数を大幅に増やすことは種々の事情を鑑みると極めて難しく、現実的ではないと思うに至りました。  という思いから、全ての児童の安全・安心な居場所確保を図ることを目的としたプランをできるだけ早期に推進しようとするとき、富山市の場合は、国が推奨している放課後子供教室、つまり、富山市で言うところの子どもかがやき教室との一体化によりそれに向かうのではなく、放課後児童クラブを軸として、新プランの求めている全ての児童の安全・安心な居場所確保に向かうことが現実的であると思っています。  また、富山市の場合、さきに述べたとおり、国が言うところの放課後児童クラブが2系統あることが、市内一円のサービス平準化に向けての障害になっていると思っています。  しつこいですが、もう少し具体で説明しますと、国が言うところの放課後児童クラブが、富山市では長い歴史の中で各地域の自治振興会などが立ち上げ、市が補助金を出している、有償ボランティアで運営されている利用者側からすると無料の子ども会と、それとは別の民間が運営している有料の放課後児童クラブ及び地域ミニ放課後児童クラブの2種類があり、その2つに安全面でも費用面でも大きな違いがあり、そこに改善の余地があると考えています。  まず、このような状況をどう捉えているのか伺いたいと思います。  富山市の旧放課後子ども総合プランの現状と改善点について、平成29年度までの子ども会と放課後児童クラブ等の実施、運営上の改善点について、将来展望も含めたこども家庭部の見解をお聞かせください。 34 ◯ 議長(村上 和久君)  当局の答弁を求めます。  中村こども家庭部長。 35 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  地域児童健全育成事業、いわゆる子ども会につきましては、開設日数や開設時間の条例基準を満たしていない校区について条例基準を満たす運営へ移行すること、これを課題としておりまして、また、地域児童健全育成事業を実施していない校区で学童保育のニーズがある場合には、新たな開設というものを課題としておりました。  こうした中、山室中部校区においては、運営協議会の皆さんの御協力によりまして、本年度より開設日数や開設時間が条例基準を満たすこととなりました。  また、音川校区におきましては、関係の皆さんの御理解によりまして、平成31年4月から新たに地域児童健全育成事業を開設する運びとなり、今議会に開設に係る経費をお諮りしているところでございます。  一方、社会福祉法人等の民間が実施する放課後児童健全育成事業につきましては、学童保育の受け皿が不足し、地域児童健全育成事業の利用児童数が大幅に超過している校区での新たな開設を課題としておりましたが、今年度実施しております放課後児童健全育成事業特別拡充事業によりまして、平成31年度には3カ所で新規に開設、1カ所で定員の増加を予定しており、また地域ミニ放課後児童クラブについても1カ所で新規に開設される予定となっております。  本市といたしましては、今後とも引き続き、条例基準を満たす地域児童健全育成事業、いわゆる子ども会の運営を各校区の運営協議会に働きかけていくとともに、学童保育の受け皿が不足している校区につきましては、今年度の特別拡充事業のような施設整備に対する支援も含めまして、放課後児童健全育成事業などの開設を促進することによって、放課後における子どもたちの安全で安心な環境の確保を図ってまいりたいと考えております。 36 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 37 ◯ 15番(島  隆之君)  今ほど、山室中部校区や音川校区に進展があったこと、それから拡充事業で前向きに動いていることをお伺いして大分安心いたしましたが、市内平準化に向けての道のりはまだまだ遠いかなというようなイメージを抱きましたので、またそれに向かってスピードを速めていただきたいなと思いますが、次の質問に移ります。  次に、放課後の安全・安心な児童の居場所確保に絞って伺います。  まず、放課後の安全・安心な児童の居場所となれば、第1に校舎内、第2に学校敷地内、第3に学校に限りなく近い場所だと考えるのが妥当だと思いますが、放課後の子どもたちの安全・安心な居場所はどこがよいと考えているか、まずこども家庭部の見解をお聞かせください。 38 ◯ 議長(村上 和久君)  中村こども家庭部長。 39 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  留守家庭児童の放課後の居場所ですが、子どもの移動負担の軽減や移動時の安全確保といった点からすると、今議員も言われましたように、小学校内や小学校の敷地内などが望ましいと考えております。  このことから、地域児童健全育成事業につきましては、これまでも小学校の改築時などの機会を捉えまして、教育委員会小学校に協力依頼を行って、校舎内での専用室の整備に取り組んできているところでございます。  また、民間の放課後児童健全育成事業の場合は、そのほとんどが小学校の敷地外で実施されておりますが、事業者の方々による送迎や地域における見守りなども行われており、移動時の安全といったものにも配慮した運営がなされているものというふうに考えております。 40 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 41 ◯ 15番(島  隆之君)  同じ質問を教育委員会にも向けたいと思います。見解をお聞かせください。 42 ◯ 議長(村上 和久君)  立花教育委員会事務局長。 43 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  国の新・放課後子ども総合プランの通知には、「学校は、放課後も、児童が校外に移動せずに安全に過ごせる場所」であると示されておりまして、そのとおりに認識しております。  これまでも、学校改築等の際には、地域の実情に応じ、必要なところには校舎内に健全育成室を設置しているほか、敷地に余裕がある場合には、敷地内に健全育成室の設置を許可しているところであります。 44 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 45 ◯ 15番(島  隆之君)  では、両部局の認識が一致しているというふうに受けとめました。  次に、子ども会と放課後児童クラブの安全な運営について伺います。  本年6月に、奥田小学校近くでそれまで予想もしなかった凄惨な事件が起こり、大きな衝撃を受けましたが、正直申しまして、そのときは、あのような凄惨な事件はめったに起きることはないだろうと一方の頭で思っておりました。  しかし、つい先日、豊田小学校区内で、被害者は出なかったものの銃撃事件が再び起こり、あの事件を特殊な事件として棚上げしてはいけないのではないかという思いも頭をもたげています。  さらに、毎日のように届く不審者情報や野生動物出没情報を踏まえると、国が言うところの放課後児童クラブのより安全な運営に向けては、こども家庭部と教育委員会とのこれまで以上の連携が必要と考えていますが、まずこども家庭部の見解をお聞かせください。 46 ◯ 議長(村上 和久君)  中村こども家庭部長。 47 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  こども家庭部では、地域児童健全育成事業や放課後児童健全育成事業、地域ミニ放課後児童クラブ事業のほか、児童館に対し、富山県警察から届いた不審者目撃情報など、利用者の安全にかかわる情報を施設にできるだけ早くお知らせしております。  また、議員からも今お話がありましたが、今年度6月に市内の小学校で発生した事件を踏まえまして、安全対策として、全ての地域児童健全育成事業の実施場所と児童館にさすまたと催涙スプレーを配備することとしており、来年1月には、これらの使い方などを含めました安全対策研修会の実施も予定しております。  さらに、さきの9月議会での教育委員会の答弁にもありましたとおり、学校が実施している防災訓練や不審者対応訓練へも、機会を捉えて地域児童健全育成事業の指導員も一緒に参加することとしており、子どもの安全確保に努めております。  今後とも教育委員会と連携を図りまして、安全に関する情報の共有に努め、放課後の子どもたちが安全・安心に過ごすことができるよう努めてまいりたいと考えております。 48 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 49 ◯ 15番(島  隆之君)  今の答弁では、事が起こったときにどう対応するかということで、さすまたや催涙スプレーなどというようなお話でしたが、安全な場所ということではどのようにお考えかお聞かせください。 50 ◯ 議長(村上 和久君)  中村こども家庭部長。 51 ◯ こども家庭部長(中村 正美君)  今の議員の御質問、安全な場所ということでは、さきにお答えしたとおり、学校内、学校敷地内が安全であるというふうに考えております。 52 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 53 ◯ 15番(島  隆之君)  同じく教育委員会の見解をお聞かせください。 54 ◯ 議長(村上 和久君)  立花教育委員会事務局長。 55 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  今ほどこども家庭部の答弁にもありましたとおり、子どもの安全にかかわる情報については、こども家庭部から地域児童健全育成事業や放課後児童健全育成事業、地域ミニ放課後児童クラブ事業の運営団体に提供されております。  学校の年間及び月間の行事予定につきましては、多くの学校がホームページや学校だより等で保護者や地域に公開していることから、これらを通じて情報を入手していただけると考えております。  また、学校の急な予定の変更につきましても、ホームページで情報を入手していただけるとは思われますが、一部の運営団体では、学校からの安全メールに登録をされて情報を得ておられるというふうに聞いております。必要に応じて、安全メールへの登録について学校に御相談いただきたいと考えております。 56 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 57 ◯ 15番(島  隆之君)  少なくとも、安全・安心な居場所の確保については、子ども会と放課後児童クラブとの対応の差をなくし、緊急時は当然やられると思うのですが、校舎内に居場所を確保する方向で検討すべきと思っています。  いろんな想定外のことが起こっているので、全てに今すぐ対応しろというのは難しいだろうなと思っていますが、先ほど確認したとおり、双方の部局の思いが、子どもの安全な居場所は校舎内が一番だということを思っておられるので、そこを共通認識としてこの後詰めていっていただけるとありがたいなと思っております。  次の質問に移ります。  新プランの通知の前段では、「児童の権利に関する条約第3条に示された、子どもの最善の利益をいかに実現していくか、児童福祉事業である放課後児童クラブに限らず放課後児童対策全般に強く求められています」とあります。  その後の全文を読んでいると長くなるので、大切な文言だけをかいつまんで言うと、地域学校協働活動を推進、社会総がかりでの教育の実現が求められている、安全・安心な居場所の確保を図ることなどを内容とした向こう5年間を対象とする新たな放課後児童対策プランをまとめた、とあります。  また、新プランの本論の「1 趣旨・目的」には、「文部科学省厚生労働省が協力し、一体型を中心とした放課後児童健全育成事業及び地域住民等の参画を得て、放課後等に全ての児童を対象として学習や体験・交流活動などを行う事業の計画的な整備等を進める」とあります。そして、「4 事業計画」の「(1)基本的な考え方」の冒頭で「全ての児童の安全・安心な居場所づくりの観点から、小学校余裕教室等の活用や、教育と福祉との連携方策等について検討しつつ、放課後児童クラブ及び放課後子供教室を計画的に整備等していくことが必要である」とあり、後段では「市町村子ども・子育て支援事業計画又は市町村行動計画に盛り込むこととする」とあります。
     それに向けての目標設定、計画作成の予定について、富山市放課後子ども総合プラン運営委員会と絡めた答弁を求めます。 58 ◯ 議長(村上 和久君)  宮口教育長。 59 ◯ 教育長(宮口 克志君)  本市ではこれまでも、放課後児童健全育成事業と放課後子供教室を効果的に運営するため、平成26年11月に、教育委員会と当時の福祉保健部が合同で設置した富山市放課後子ども総合プラン運営委員会において、地域の実情を踏まえながら、より効果的な運営のあり方について検討を行ってきているところであります。  今回の新プランでは、放課後児童クラブ及び放課後子供教室を計画的に整備するため、市町村が策定する計画に盛り込むべき内容として、余裕教室の活用に関する方策や放課後児童クラブの開所時間延長に関する取組み、放課後児童クラブの役割を向上させていく方策など10項目が示されております。  これらの項目に関する現在の取組みとしましては、余裕教室等の活用に関する方策としましては、先ほどからも答弁しておりますように、学校改築等の際の健全育成室の設置、放課後児童クラブの開所時間延長に関する取組みとしては、地域児童健全育成事業の運営協議会への働きかけ、指導員の処遇改善のほか、市広報による指導員の募集など人材確保の支援、放課後児童クラブの役割を向上させていく方策としては、指導員の資質向上のための研修会の開催などを行ってきているところであります。  今後につきましては、富山市放課後子ども総合プラン運営委員会での意見を参考に、こども家庭部とともに目標設定や具体的な方策などについて議論していくことになると考えております。 60 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 61 ◯ 15番(島  隆之君)  富山市の放課後子ども総合プラン運営委員会が来年2月の初旬に開催ということを伺っております。そこで今教育長がおっしゃったような内容が話し合われ、少しでも前向きな状態になるような計画が作成されればいいと思っておりますが、答弁の中で入るかなと思っておりましたことがありませんでしたので、一応その新プランの中でどのようなことが述べられているかちょっと補足させていただきたいと思います。  放課後の安全な居場所についてのことで、「学校関係者と両事業の関係者とが、実施主体にかかわらず立場を越えて、放課後児童対策について連携して取り組むことが重要である」、さらに「放課後等に一時的に使われていない特別教室等の徹底的な活用を促進するものとする」、また「実施主体は、学校ではなく、市町村教育委員会、福祉部局等となり、これらが責任を持って管理運営に当たる必要がある」とあるので、まず私は何を心配するかというと、放課後の子どもの安心・安全が何よりも大事だなと思っているわけで、そのときに、旧プランだと余裕教室というたががあったわけですが、新プランだと、今申し述べたとおり、放課後に使っていない教室、そこまで踏み込んであるわけなので、そこを子どもたちの安心・安全確保のために開放できないかなということを以前から思っていて、今、新プランでこのように明記されたことで、一歩でも二歩でも富山市もそのような方向に向かえればいいなと思っていたので、そのことも踏まえてぜひぜひ前向きに動いていただければと思います。  事前の打合せのときにも一応確認したのですが、もう既に現場対応として、本来子ども会が使わない場所を開放している──例えば体育館を開放していたり、夏場、冷房がきかないところが場所としてある部分は冷房がきくところということもありましたので、そういうことも踏まえて、ぜひ前向きに場所について考えていただきたいと思いますが、答弁を求めます。 62 ◯ 議長(村上 和久君)  立花教育委員会事務局長。 63 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  国のプランの中では、その徹底的な活用ということも示されているわけであります。その中で特別教室をということもございました。余裕教室については御承知のとおりでございます。特別教室につきましても、例えば設備や備品が多いことから、安全上の問題、それから、例えば学校が閉まった後、ほかと完全に遮断できるかというような物理的なこともありまして、課題は多うございます。  そういう中でも、学校教育に支障が生じない範囲で、放課後の児童の安全・安心な居場所が確保できるように検討してまいりたいと考えております。 64 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 65 ◯ 市長(森  雅志君)  教育委員会からの答弁でしたが、議員の御指摘のあった最後のところに、教育委員会ではなくて市長部局が責任を持ってやれというような国の方向性が示されているという披露がありましたので、私の考えを申し上げておきます。  理想としてあるべき姿というものと、具体的に現場で妥当性を持って対応できることとにはギャップがあるわけです。地域児童健全育成事業は、長い間、自治振興会の方々が担ってこられて、専ら善意で担ってこられて、そして地区センターでやったり、いろんな場所を見つけてやってこられたわけであって、そこが危険だということには決してならない、このニュアンスは非常に大事なので。議員の御主張は、学校だけが安全なので全て学校でやりなさいということです。しかし、民間が担っていらっしゃる学童保育だって、自分たちで施設をつくってやっていらっしゃる社会福祉法人やその他の事業者もいらして、それは決して危険でも何でもないので、そこで対応していただくということも当然、視野の中の選択肢として入れていかなければいけないわけです。  だから、学校を改築したりするときに、望ましい空間をそこに併設していくということで教育委員会は考えているわけですので、それは1つの柱。しかし、地域で次善の場所があるとすれば、そこをいろんな当事者が担当していただきながら、子どもたちの、いわば学童保育というものを具現化していくということが正しいのだろうというふうに思っています。  御自身も、簡単にはいかないとさきのほうでもお述べになりましたが、問題の本質はよくわかっていらっしゃるというふうに思っていますけれども、一歩一歩やっていかざるを得ないので、毎回、同趣旨の御質問をされるのは、めげずに頑張れという励ましだというふうに私は受けとめていまして、かなり改善されているというふうに私も思っていますし、方向はぶれていないというふうに思っていますので、今後とも御支援をいただきたいというふうに思います。 66 ◯ 議長(村上 和久君)  15番 島  隆之君。 67 ◯ 15番(島  隆之君)  市長、御意見ありがとうございました。  少し私の思いがまたちょっとずれて伝わっているなと思うところがありましたので、そこを答えさせていただきます。  市長がおっしゃった、何が何でも学校の中ということを私は述べているわけではありません。それをすると、今実際動いている民間のほうの事業圧迫になるということも十分わかっております。  ただ、民間のほうは当然、先ほども言いましたとおり、有料でやっていて、送迎がつくなどとなるとさらに高額になります。さらに、今、多分御存じだと思いますが、いろんな付加価値をつけた放課後児童クラブができています。習い事とか塾とか、そういうものを付加したもの、逆に、もともと塾だったところが放課後児童クラブの要素を入れたところなども出てきて、差別化を図るべき状況になってきているのかなと思っています。  前回、市長が答弁したときに、小学校3年生まででいいのではないかと。それは一緒です。先ほどから、全ての児童、全ての児童と言ったことと違っていることを言っているように聞こえたかもしれませんが、あれは国の通知に書いてあることを述べただけで、私も小4以上まで何とか学校に残せと言っているわけではないので。ひとり親家庭とか共働き家庭の家で、そこに居場所がない子どもたちの安全・安心な居場所、しかも経済的に恵まれていない家の子たちの最低限、安全・安心な居場所は学校ではないかということでの意見だったので、その辺は誤解なきように理解していただければなと思っております。  当然、これまでもいろいろやっていただいていますし、先ほどの部長の答弁にもあったように、前向きに進んでいることはもうわかっております。わかっておりますが、新しいプランが5年契機で出たことで今回質問させていただいたので、毎回毎回しつこいと思われるかもしれませんが、今後もこれには注目していきたいなと思っております。  ということで、もう時間もなくなりましたので、これで私の質問を終わらせていただきます。 68 ◯ 議長(村上 和久君)  これで島議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  32番 赤星 ゆかり君。 69 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  日本共産党の赤星 ゆかりです。  初めに、去る9月議会で時間切れとなって、最後までお聞きできなかった富山大空襲についての質問から始めたいと思います。  富山大空襲について市長は9月議会で、アメリカ戦争犯罪だと思っていると少し触れられました。米軍による地方都市への空襲の中で最も被害がひどかった富山大空襲について、市長の受けとめを改めて伺います。 70 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長の答弁を求めます。 71 ◯ 市長(森  雅志君)  30分の質問時間の中でたくさん通告があるので、富山空襲の被害の状況はあえて言いません。お互いに共通認識しているということだと思います。  しかしながら、人口比で一番ひどい被害が起きているということだけは、この際もう一度申し上げておきたいというふうに思います。  そして、残された遺族の方のお気持ちだとかその他を考えても、被害は大変大きいというふうに思います。  そもそも、米軍による日本に対する空襲全体は──ドレスデンにイギリス軍と米軍が大空襲をしました。イギリスはちょっとその後、戦争中でしたが、反省の声も出ていた後にもかかわらず──アメリカは当初、順番に島を取りながら飛行場を大規模化してきて、最初から非戦闘員である市民をターゲットにする作戦だったということは明白ですので、これは明らかに戦時国際法やハーグ条約に違反しているというふうに思います。  日本軍中国でやった重慶の爆撃とは違います。アメリカベトナムでやった爆撃やアフガニスタンでやった爆撃とは違う。最初からターゲットが非戦闘員であるということは外形的にはっきりしていると思いますので、このことは明白だと思いますし、私自身はそう受けとめています。  その中で、結果的に富山は市街地全体の99.5%が燃え、そして人口比で一番死亡した方が多いということは厳粛なことですので、こういうことをしっかり後世に伝えながら、子どもたちにも伝えながら、二度と起きないようにしていくことが大事なことだろうというふうに思います。 72 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 73 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  去る9月議会で、8月12日に開かれました「Think&Imagine オリバー・ストーンと考える未来の富山」について市長は、オリバー・ストーン監督の招聘には私のほうから積極的に働きかけもしましたと少し語られましたけれども、このストーン監督招聘に込められた市長の思いを改めて伺います。 74 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 75 ◯ 市長(森  雅志君)  報道機関のほうから最初にお話がありました。私たちだけの力でこういう世界的に高名な方を呼ぶことはできなかったというふうに思いますが、しかし、御相談があったときに積極的にやりましょうというふうにお答えをして、市と報道機関、北日本新聞社さんとで主催してお呼びすることができました。大変ラッキーだったというふうに思っています。  そして、このことによって、特にオリバー・ストーンさんは、広島や長崎も訪問されているし、沖縄の問題もよく知っていらっしゃるわけで、こういう方に発信していただくということは、我々が直接申し上げることとは違う角度から影響力もあるだろうし、市民への受けとめにつながっていくだろうと思っています。  パネルディスカッションの内容も聞きましたし、参加された方の御発言も資料で見ましたが、やっぱりいい効果につながったのかなというふうに思っていますので、いい企画ができたことは幸いだったというふうに思います。 76 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 77 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  私も参加をしまして、大変、本当にいい企画だったと思っています。  そのイベントでストーン氏は、すばらしい未来を築くため、歴史の教訓に学ぶことが大切と、ピーター・カズニック教授は、日本の人、富山の人には大空襲を世界に発信する特別の責任があると指摘をされました。これについて市長はどう受けとめられて、どうお応えになろうと思われますか。 78 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 79 ◯ 市長(森  雅志君)  当日、昼食を御一緒しました。その際にも直接、もう少し世界に向かって積極的にアピールすべきではないかという御指摘がありました。私はそのとき何と言ったかというと、それは1つの考え方ではあると思いますが、我々には我々のやり方があるというふうに申し上げたところです。 80 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 81 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  今おっしゃった我々のやり方というのはどういうやり方でしょうか。 82 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 83 ◯ 市長(森  雅志君)  国連の前にピケを張って大きな声を出したり、国会の周りで拡声器で大きな声を出したり、どこかの大使館の前に何とか像をつくったりというようなことをしない、落ちついて、穏やかで、平和を希求するということをしっかりと伝えていくということです。  それは、1つのやり方の一環として、今回のオリバー・ストーンさんの招聘のようなやり方があるだろうというふうに思っています。  私は、一番大切なことは、子どもたちや次の世代の人たちに、戦争はなぜ起きるのか、なぜ人類の歴史はずっと戦争が繰り返されてきたのか、戦争を発生させないためには何が必要なのかということをしっかりと語り伝えられる大人を増やしていくことが大事だと思っています。  だから、それはある意味、過激な主張や極端なアピールをするのではなくて、市民生活の日々の中で一人一人がしっかりと考えていくことこそが大事なので、その平和について考えていくことの手がかりとして今回の講演会をやってもらったというふうに思っていますので、いわばこういう形を繰り返していくということが大事なのだろうというふうに思っています。 84 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 85 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  私、何も過激なことをせよと言っているつもりは全くありません。  富山を攻撃したのは、サイパン島・アイズリー飛行場配備の第73航空団所属の190機中の173機(出撃は182機)、これにほかの航空団の1機を加えて174機だと。通常の出撃率は76%ですが、この大変高い出撃率。1945年8月1日は米陸軍航空軍の第38回創設記念日だとして、この日の爆撃は最大努力と指示され、1機当たりの爆弾積載量は通常6.7トンのところ7.6トン、富山には8.4トンに及んだということで、B29の数も、投下された焼夷弾の量も特別に最大だった。またパンプキン爆弾、模擬原爆も富山に落とされております。  こうした米軍の資料などをもとに、「富山大空襲を語り継ぐ会」の皆さんが詳しく調べてホームページで公表しておられます。  私は思うのですけれども、こういうことは本来市としてもやらなければならないことではないでしょうか。同じ日に空襲を受けました長岡市では、こういう史実も調査をしてまとめておられます。映像資料として、長岡戦災資料館で、私たちが訪問したときに見ることができました。  富山市として所蔵している富山大空襲の資料がわずか12点であるということに大変驚きましたけれども、去る9月議会の質問の後、いろんな人からも驚きの声が聞こえてきました。  そこで、市長は資料収集について全く思いがないわけではないとおっしゃいましたが、私はやっぱり、市として内外に呼びかけて収集をし、常設展示をすべきだと思います。改めて見解を伺います。 86 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 87 ◯ 市長(森  雅志君)  長岡市のことは僕も知っていますし、それから、自治体によっては、わかっている犠牲者の名前を石碑でずっと将来に残るようにしているところもあるのもよく知っています。  ところが、富山市の過去の取組みはいささか不十分で、持っている資料というもの自体が少ないわけです。ここで資料館をつくれるかといったら、全くつくるほどのものではないので、今やっているように、8月1日の不戦を誓うというような「富山市民感謝と誓いのつどい」の際に展示したり──市役所で展示したりしているわけですが──今だと少しは間に合うかもしれないなという気持ちもありますので、先般そう答えましたし、その後、市民生活部に収集の呼びかけについて取り組んでほしいということを伝えてあります。今検討しているようで、新年度に何らかの事業を考えて提案することになると思います。  しかし、過ぎたことを言ってもしようがないので、つまり、レプリカをつくって展示するということにはあまり意味がないと僕は思っていますので、実際の防空頭巾だとか、その他いろんなものが今後も発掘されてくるとすれば、そのボリュームにもよるというふうに思いますけれども、まずは新たな収集作業を開始するということなのだろうというふうに思います。 88 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 89 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)
     少し安心しました。今、これから始めたらいいのですよね。今、市長が過去の富山市の取組みは不十分だったという御認識だというのを聞いて私はうれしく思いました。うれしいというか、不十分ということについては残念なのですけれども、今から始めるということで、ぜひ一生懸命取り組んでいただきたいと思います。再来年、2年後には戦後75周年を迎えますので、ぜひお願いしたいと思います。  それで、県と市によって昭和49年8月1日に建立された戦災復興記念像「天女の像」があります。現在、富山城址公園の中の北西の端に置かれています。あまり人の目に触れにくい場所ですし、存在を知らない市民も多いのではないでしょうか。大空襲の爆撃中心点だった城址公園南東の角地に移設を求めて、僧侶を中心に集まった「富山大空襲を考える会」の皆さんが署名活動をされています。私も市民の平和への願いのシンボルとして移設をされたいと考えます。見解を伺います。 90 ◯ 議長(村上 和久君)  中田市民生活部長。 91 ◯ 市民生活部長(中田 貴保君)  富山城址公園内にあります戦災復興記念像は、恒久の平和を念願するとともに、富山大空襲により犠牲になられた方に鎮魂の祈りをささげ、戦災復興を遂げた市民の努力の偉大な業績を記念するため、昭和49年に建立されたものでございます。  現在の城址公園は、平成10年に早稲田大学の宮口教授を委員長とした城址公園基本計画策定委員会におきまして整備計画が策定されたものでございます。そこで、御提案の城址公園南東の角地につきましては、水のエントランスとして位置づけさせていただいたものでございます。  このコンセプトに基づき、南東の角地につきましては、平成14年度に富山青年会議所から創立50周年記念の一環として寄贈されました立山をモチーフとした噴水つきのモニュメントと、市内の小学生約1万7,500名が児童の夢をデザインしました10センチメートル四方の御影石を敷き詰めまして、夢の聖地としていち早く整備させていただいたものでございます。  その後、芝生広場一帯の整備の際に、戦災復興記念像は、市民をはじめ国内外から多くの方々が訪れる芝生広場に面した現在地に、碑文に英語表記を加えまして移設させていただきました。  このように、城址公園の整備は、計画に基づいて行っているものでございますので、戦災復興記念像の城址公園南東の角地への移設については考えていないところでございます。 92 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 93 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  今後まだまだ署名活動もされると思いますので、富山大空襲の実相、そしてそこに至った歴史の真実を語り継いでいくために、どなたとも力を合わせていきたいと思っております。  次に、公共交通の拡充について質問いたします。  まず、コミュニティバスへの支援について、住民と交通事業者との連携で、呉羽、水橋地域に続いて、3つ目の新たな地域住民主体の地域自主運行バスの計画がまとめられ、来年、運行開始予定とお聞きしています。地域は堀川南です。  バス運行実現に向けて御苦労されてきた住民、関係者の皆様の御尽力に心から敬意を表し、成功に向けて私も応援します。  このような取組みに対する市としての支援と、富山市地域公共交通網形成計画への追加、修正についての考えを伺います。 94 ◯ 議長(村上 和久君)  高森活力都市創造部長。 95 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  本市では、地域の住民や企業が連携・協力して運行する地域自主運行バスを生活交通確保のための重要な取組みと位置づけ、支援を行ってきているところでございます。  具体の支援内容につきましては、計画段階から地域と密接に連携し、ルートやダイヤ設定への助言や試行運行の支援など必要に応じて実施してきたほか、本格運行開始後は、富山市地域自主運行バス事業補助金交付要綱に基づき、運行経費の20分の9を補助するとともに、車両については無償貸与するなど、持続的な運営が可能となるよう支援を行ってきているところでございます。  また、地域自主運行バスは、富山市地域公共交通網形成計画において、基本方針の1つであります地域特性に応じた多様な生活交通の確保に関する基本施策の1つとして位置づけており、新たな地域自主運行バスについても、運行が開始されれば計画に追加してまいりたいと考えております。 96 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 97 ◯ 市長(森  雅志君)  地域自主運行バス制度設計に際して、一番最初、私、かなり自分なりにまとめて呉羽の皆さんに御提示して動き始めたものです。強い思い入れを持っています。  それが、水橋に次いで今おっしゃった地域で始まりそうだということについて大変うれしく思っています。答弁づくりの勉強会で初めて聞きました。全然聞いていなかったので。  このルールどおりのものであれば積極的に支援します。財政的にも応援いたしますし、他の地域であっても、この形で始まるのであれば積極的に支援していきたいというふうに思っていますので、参考までに付言させていただきます。 98 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 99 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  ぜひしっかり支援をしていただきたいと思います。  また、ほかの地域にもこの取組みのノウハウなどをぜひ紹介していただければと思います。  次に、富山地方鉄道不二越・上滝線への路面電車乗入れについて引き続き検討する中で、その後、課題解決の見通しが立ったものはあるのか、検討状況について伺います。 100 ◯ 議長(村上 和久君)  高森活力都市創造部長。 101 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  市内電車の上滝線乗入れにつきましては、路面電車低床車両が鉄道線へ乗り入れた場合の技術的な課題──これは7つございますけれども──7つの課題や事業の採算性に関する課題について検討を行っているところでございます。  このうち技術的な課題につきましては、交通事業者や車両メーカーへのヒアリングを含めて検討を行ってきた結果、1つに車両幅員の相違、2つに低床車両の降車扉の運用方法、3つにホーム高さの違い、これら3点につきましては解消できる見込みが立っております。  しかしながら、電圧の相違や積雪時の走行環境の確保など、残る4点の課題については引き続き検討を進めているところでございます。  また、事業の採算性に関する課題につきましては、乗入れに必要な施設整備に多額の費用が見込まれることに加え、乗入れ後の上滝線の収支についても大変厳しいものと推測されているところでございます。  このことから、現在の鉄道利用者の増加による収支改善も含めた事業の採算性について、引き続き交通事業者とともに検討を行う必要があると考えております。 102 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 103 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  上滝線への路面電車乗入れ実現には、収支改善と既存の鉄道そのものの利用者を増やすことが大事だということですよね。  そのためにも、地域住民の利便性向上の1つとして、例えば屋根つき自転車置き場のない駅もあります。そういうところに新たに設置するなど、市として着手する考えはありませんか。 104 ◯ 議長(村上 和久君)  高森活力都市創造部長。 105 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  鉄道駅周辺における駐輪場の設置は、駅勢圏の拡大により利便性の向上につながりますことから、上滝線の南富山駅から大川寺駅までの10駅のうち、現在、南富山駅や大庄駅など7駅に、本市と交通事業者が連携し、駐輪場を延べ511台分設置してきたところでございます。  議員御指摘のとおり、残る3駅のうち朝菜町駅と布市駅につきましては、交通事業者からは一定規模の駐輪場用地の確保や整備に要する費用が課題であり、大川寺駅については需要が見込まれないとの課題があると伺っております。  本市といたしましては、こうした用地確保等の課題もありますが、上滝線の利便性向上による利用者の増加を図るため、今後、交通事業者とともに駐輪場設置の可能性について検討してまいりたいと考えております。 106 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 107 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  よろしくお願いします。  先週12月8日、朝菜町駅南側の線路の東側に、来年秋に出店を目指すスーパーマーケットの住民説明会が初めて地元町内公民館でありました。このすぐそばの第4種踏切のところに駅の移転を不二越・上滝線利用促進期成同盟会も要望されていますが、現時点ではそのことは考慮されていない図面となっていました。しかし、スーパー側から、ここに駅ができればありがたいという発言もありました。  朝菜町駅、上堀駅の東側からのアクセス改善について、本年6月議会でも質問しましたが、その後の進捗について伺います。 108 ◯ 議長(村上 和久君)  高森活力都市創造部長。 109 ◯ 活力都市創造部長(高森 長仁君)  上滝線の朝菜町駅、上堀駅のアクセス改善につきましては、本年6月以降も富山地方鉄道と意見交換しておりますが、特段の進展は現在のところないところでございます。  事業主体であります富山地方鉄道からは、踏切や駅の移設によるアクセス改善は、便利になる人がいる一方、不便になる人も生じるため、町内会等での合意形成が最優先課題であるというふうに伺っております。  このことから、本市といたしましては、引き続き踏切や駅の移設に関し町内会等で合意形成が図られるよう、出前講座等を通した情報提供に努めてまいりたいと考えております。 110 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 111 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  安全性確保のためにも、引き続きお願いしたいと思います。  学校給食地産地消について質問します。  去る11月7日付の北日本新聞で、県内の学校給食で「県産食材3年連続減」と大きく報道されました。富山市学校給食用物資について、野菜、果物のこの5年間の資料をいただきました。市内産は平成25年度の6.6%から、平成26年度は6.7%、平成27年度は4.7%、平成28年度は4.8%、昨年度は5.0%、市内産を含めた県内産では、平成25年度は14.6%から、平成26年度は14.9%、平成27年度は14.0%、平成28年度は13.4%、昨年度は12.3%という推移です。  まず、この現状をどう評価しているか伺います。 112 ◯ 議長(村上 和久君)  立花教育委員会事務局長。 113 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  本市の学校給食で使用する野菜や果物につきましては、平成29年度は63品目中38品目で県内産を使用しており、第2次富山市総合計画における目標の32品目を達成しているところであります。  また、使用量では、全体で936トンのうち県内産の使用量は115トン、そのうち市内産は47トンとなっており、全体量に占める割合では、県内産は12%、市内産は5%となっております。  児童・生徒の減少に伴い全体の使用量が減少する中、市内産は平成28年度と同量を維持しており、児童・生徒1人当たりの使用量では、平成27年度から年々増加をしております。  こうしたことから、学校給食における市内産、県内産の野菜、果物の使用は、着実に行えているものと考えております。 114 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 115 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  県内では、滑川市が唯一、市内産が重量ベースで50%を超えているということで、滑川市学校給食共同調理場にお話を聞きに行ってきました。平成25年度から専任職員を1人置いて、給食の献立と使う野菜などの一覧表を渡して、栄養教諭と連絡を密にしながら、市内の農家や農業法人に給食に使う野菜の生産を依頼し、生育状況と出荷時期を見て回り、今では4つの農業法人と「ひかる市」という朝市の会員さん40名ほどからも野菜や果物を募って、職員さんがきめ細かく集めて回っているそうです。市から種や苗や肥料への補助も行っているとのことです。  滑川市も平成21年度は市内産が6.6%でしたが、これを始めた平成25年度の33.5%から翌年度は53.9%と飛躍的に伸びて、昨年度は50.9%となっています。使用量の多い順に、タマネギが51%、大根71.8%、ジャガイモ49.5%など、大豆、里芋、トウガン、ミカン、スイカは100%滑川市産などとなっていて、使う品目も最初の14種類から70種類にまで増えたそうです。  子どもたちが畑で収穫体験をしたり、生産者を招いての交流給食で作物や魚のお話を聞いたり、生産の御苦労を聞いたり、子どもたちと生産者との交流も増え、給食のために、「子どもたち、孫たちが食べてくれるなら頑張ってつくるちゃ」と、生産者の意欲向上、地域の活性化にもつながっているそうです。  市内産の大豆は、地元業者に豆腐や水煮に加工してもらう、女性部にみそにしてもらう。県の学校給食会を通して、地元の里芋を渡してコロッケやハンバーグに。タマネギとシロエビを渡してかき揚げに。リンゴ果汁を富山市内の牛乳屋さんに持っていってリンゴヨーグルトにしてもらう。滑川高校海洋科でつくったサバ、イワシ、ベニズワイガニの缶詰なども使い、高校生に来てもらってお魚講座をやる。こうして地元の業者や高校とも連携して、加工食品にも地場産物を使っているとのことです。  残食率が5年間で、小学校は2%から1.1%へ、中学校は4.1%から0.5%へと、ほとんど残さなくなったといいます。  富山市としては、今後、学校給食地産地消の推進についてどのように進めていこうとお考えかお聞かせください。 116 ◯ 議長(村上 和久君)  宮口教育長。 117 ◯ 教育長(宮口 克志君)  本市では、学校給食用の野菜や果物の生産を支援するため、市内の生産農家に向けた学校給食用の野菜の出荷基準を記したパンフレットの作成や、学校給食用の野菜や果物を出荷した農業者に対し、その販売価格の5%を助成する学校給食用地場農産物供給拡大事業を実施しております。  今後は、市内の農業協同組合で取り組まれている県の1億円産地づくり事業の選定品目で比較的出荷量や品質が安定しているニンジン、バレイショ、小松菜などについて、学校給食用に出荷されるよう働きかけてまいりたいと考えております。  また、市教育委員会といたしましては、来年度、市内産の呉羽梨や神明、八尾のカブを使用した献立の回数を増やすことを予定しており、地場農産物を活用した献立作成に努め、地産地消の推進に取り組んでまいりたいと考えております。  なお、学校給食で使用する食材は規格・品質を均一にする必要があり、1日当たり約3万4,000食分を県内産、市内産で確保することは、供給量などの課題があるため大変難しいということも御理解いただきたいと考えております。 118 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 119 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)
     3万4,000食、わかっております。滑川市は1日当たり3,100食だそうなので大体10倍です。だったら、今、一括購入なのでそういうことになっているのですけれども、例えば10ぐらいのブロックに分けてみたらどうでしょうか。一括購入が壁となっているのでしたら、滑川方式を参考に工夫していただきまして、富山市に合った方法をどうしたらいいか研究していただきたいと思うのです。  そこで、学校給食会を通じての現在の一括購入方式について、どういう認識なのかなと思いまして、そのところをお聞かせください。 120 ◯ 議長(村上 和久君)  立花教育委員会事務局長。 121 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  本市の公益財団法人富山市学校給食会を通じた学校給食用物資の一括購入方式につきましては、1つに、1日当たり約3万4,000食分の物資が安定的に確保できること、2つに、食材の品質・規格が統一され、安全で衛生上の管理ができること、3つに、保護者の経済的負担につながらないよう安価であることなどから、給食物資の調達にふさわしい方式であると考えております。 122 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長。 123 ◯ 市長(森  雅志君)  補足して、少し市長部局の考え方を申し上げたいと思います。  滑川市には卸売市場がないわけです。卸業者もいなければ仲卸業者もいないわけ。だから、生産者と直接、教育委員会が交渉をしたり、こういうものをつくってください、量はこれぐらいですということができますけれども、それを富山市で3万4,000食分でやってしまうと、まず供給が難しいということがありますけれども、進め方として、既存の一定の事業者に対して、物の見事にバッティングしていくことになります。だから、教育委員会は苦労をしながら、地場産のものを少しずつ増やしていくということに苦労しているわけで、これも市場を通して基本的に入ってくるわけですから、ということの根本的な違いというのをよく御認識をいただきたいというふうに思います。  ロットが小さいと、栄養士とか管理栄養士の人が地域の生産者に頼んでこういうのをやっていますというのは全国にいっぱいあります。それをいきなり富山市に研究して持ってこいと言われても、そういう難しい課題があるということも含めて御理解をいただきたいというふうに思います。  その上で、どういうやり方ができるのか、苦労しながら教育委員会学校給食会とも一緒になって取り組んでいますので、このあたりも含めた理解をぜひお願いしたいということを──こちらの立場からは卸売市場を守らなければいけないので──申し上げさせていただきます。 124 ◯ 議長(村上 和久君)  32番 赤星 ゆかり君。 125 ◯ 32番(赤星 ゆかり君)  最後に1点だけ、南米ペルー産のグリーンアスパラガスとか、エクアドル産カリフラワー、ブロッコリー、タイ産白玉餅、台湾産枝豆、なぜこういう輸入野菜を使っているのでしょうか。減らすべきではないでしょうか。 126 ◯ 議長(村上 和久君)  立花教育委員会事務局長。 127 ◯ 教育委員会事務局長(立花 宗一君)  学校給食で野菜を使用する際は、なるべく市内産、県内産の旬の野菜を取り入れるよう努めておりますが、野菜の中には天候等により品質や規格にばらつきが見られることがあり、調理作業に支障を来す場合には輸入食材を使用することがあります。  また、年間を通じて栄養バランスのとれた多様な献立となるよう、内容を充実させるため、時期によっては国内産で必要量を確保できない食材を海外産で補う場合もあります。  したがいまして、輸入食材は献立作成上も必要なものであり、今後も適切に使用しながら安全・安心な学校給食の提供に努めてまいりたいと考えております。 128 ◯ 議長(村上 和久君)  これで赤星議員の一般質問及び議案の質疑を終了いたします。  これをもって、一般質問及び議案の質疑を終結いたします。             ───◇   ◇   ◇───                議案の委員会付託 129 ◯ 議長(村上 和久君)  ただいま議題となっております議案第150号から議案第173号まで、及び報告第41号については、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───                議案第174号 130 ◯ 議長(村上 和久君)  次に、日程第2 議案第174号 委託契約締結の件(富山市立小・中学校空調整備業務委託)を議題といたします。             提案理由説明・質疑・委員会付託 131 ◯ 議長(村上 和久君)  森市長から提案理由の説明を求めます。   〔市長 森  雅志君 登壇〕 132 ◯ 市長(森  雅志君)  ただいま提出いたしました案件は、契約案件として、富山市立小・中学校空調整備業務委託の契約を締結するものであります。  よろしく御審議のほどお願いをいたします。 133 ◯ 議長(村上 和久君)  これより、議案第174号の質疑に入りますが、通告がありませんので、質疑なしと認めます。  以上で、議案の質疑は終結いたしました。  ただいま議題となっております本案件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、総務文教委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───         平成30年分請願第8号、平成30年分請願第9号 134 ◯ 議長(村上 和久君)  次に、日程第3 平成30年分請願第8号、平成30年分請願第9号、以上2件を一括議題といたします。             ───◇   ◇   ◇───                請願の委員会付託 135 ◯ 議長(村上 和久君)  ただいま議題となっております各請願については、会議規則第85条第1項の規定により、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、総務文教委員会に付託いたします。             ───◇   ◇   ◇───           常願寺川右岸水防市町村組合議会議員選挙 136 ◯ 議長(村上 和久君)  次に、日程第4 常願寺川右岸水防市町村組合議会議員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯ 議長(村上 和久君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。  お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯ 議長(村上 和久君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  本組合議会議員に、  富山市水橋北馬場185番地         鹿 熊 兼 一 君  富山市水橋辻ヶ堂1701番地        前 田 隆 志 君  富山市水橋辻ヶ堂2211番地        押 田 泰 徳 君  富山市水橋二杉163番地          藤 野 光 久 君  富山市水橋金尾新282番地         平 野 隆 夫 君  富山市水橋小路37番地           水 野   明 君  富山市水橋開発201番地          松 井   清 君  を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま指名いたしました諸君を本組合議会議員選挙の当選人と定めることに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯ 議長(村上 和久君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君が本組合議会議員に当選されました。             ───◇   ◇   ◇─── 140 ◯ 議長(村上 和久君)  お諮りいたします。委員会審査及び議案調査のため、12月14日及び12月17日から20日までの5日間、休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 141 ◯ 議長(村上 和久君)  御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。             ───◇   ◇   ◇───                散       会 142 ◯ 議長(村上 和久君)  以上で、本日の日程は終了いたしました。  12月21日は午前10時に本会議を開き、委員会審査の結果報告、これに対する質疑、討論、採決などを行います。  本日はこれをもって散会いたします。                            午前11時31分 散会 Copyright © Toyama City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...