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1. 富山市議会 2011-11-01
   平成23年11月臨時会　（第１日目）　本文

   
   取得元: 富山市議会公式サイト
   最終取得日: 2021-08-02
   ↓ 最初のヒットへ（全 0 ヒット） 1 議事の経過 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　　開　　　　　　　会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時　　開会 ◯　議長（笹木　豊一君） 　ただいまから、平成２３年１１月富山市議会臨時会を開会いたします。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　　開　　　　　　　議 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時　　開議 2 ◯　議長（笹木　豊一君） 　本日の会議を開きます。 　議事日程は、お手元に配布のとおりであります。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　　報　　　　　　　告 3 ◯　議長（笹木　豊一君） 　日程に入ります前に、報告事項を申し上げます。 　本臨時会における議案説明員の出席要求に対し、お手元に配布してありますとおり、それぞれ出席者の報告がありました。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　会議録署名議員の指名 4 ◯　議長（笹木　豊一君）
   　これより、日程第１　会議録署名議員の指名を行います。 　会議規則第８０条の規定により、会期中の会議録署名議員に 　　　１番　　南　　　昭　弘　君 　　１５番　　宮　前　宏　司　君 　　２８番　　原　田　佳津広　君 を指名いたします。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　　　会期決定の件 5 ◯　議長（笹木　豊一君） 　次に、日程第２　会期決定の件を議題といたします。 　お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日１日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯　議長（笹木　豊一君） 　御異議なしと認めます。よって、会期は１日間と決定いたしました。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　議案第１３２号、議案第１３３号及び報告第４５号 7 ◯　議長（笹木　豊一君） 　次に、日程第３　議案第１３２号、議案第１３３号及び報告第４５号を一括議題といたします。 　　　　　　　　　　　　　提案理由説明・質疑ほか 8 ◯　議長（笹木　豊一君） 　森市長から提案理由の説明を求めます。 　　〔市長　森　　雅志君　登壇〕 9 ◯　市長（森　　雅志君） 　本日、市議会臨時会をお願いいたしましたが、提出いたしました案件についてその概要を申し上げます。 　条例案件については、富山市職員の給与に関する条例及び富山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を制定するものなど２件であります。 　報告案件については、損害賠償請求に係る和解の専決処分について報告するもの１件であります。 　よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 10 ◯　議長（笹木　豊一君） 　これより、議案第１３２号　富山市職員の給与に関する条例及び富山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件、議案第１３３号　市長及び副市長の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定の件、以上２件を一括して質疑に入りますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。 　次に、報告第４５号　専決処分報告の件の質疑に入りますが、通告がありませんので質疑なしと認めます。 　以上で、議案の質疑は終結いたしました。 　ただいま議題となっております議案第１３２号、議案第１３３号、以上２件につきましては、会議規則第３７条第１項の規定により、お手元に配布してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。 　委員会審査のため、暫時休憩いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時０３分　休憩 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────────── 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時４０分　再開 11 ◯　議長（笹木　豊一君） 　休憩前に引き続き会議を開きます。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　議案第１３２号、議案第１３３号 12 ◯　議長（笹木　豊一君） 　これより、議案第１３２号、議案第１３３号を一括議題といたします。 　ただいま議題となりました各案件については、総務委員長から委員会審査報告書が提出されており、その審査結果はお手元に配布のとおりであります。 　　　　　　　　　　　　委員長報告・質疑・討論・採決 13 ◯　議長（笹木　豊一君） 　これより、総務委員長の報告を求めます。 　総務副委員長　浦田　邦昭君。 　　〔総務副委員長　浦田　邦昭君　登壇〕 14 ◯　総務副委員長（浦田　邦昭君） 　委員長が都合により出席できませんので、私がかわって総務委員会に付託されました各案件の審査結果について御報告いたします。 　当委員会に付託されました条例案件２件の審査の結果につきましては、お手元に配布してあります委員会審査結果のとおり、それぞれ原案可決すべきものと決しました。 　以上、総務委員会の委員長報告といたします。 15 ◯　議長（笹木　豊一君） 　ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。 　質疑はありませんか。 　　〔「なし」と呼ぶ者あり〕 16 ◯　議長（笹木　豊一君） 　質疑なしと認めます。 　これより、議案第１３２号、議案第１３３号、以上２件を一括して討論に入ります。 　討論の通告がありますので、発言を許します。 　７番　中山　雅之君。 　　〔７番　中山　雅之君　登壇〕 17 ◯　７番（中山　雅之君） 　ただいま議題となっております議案第１３２号　富山市職員の給与に関する条例及び富山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、日本共産党の反対討論を行います。 　提案の一般職員の給与の引下げには反対です。 　富山県人事委員会は、本年の勧告では、期末手当については、職員の年間の平均支給月数と民間の年間支給割合がおおむね均衡していることから、改定は行わないこととしたものの、月例給については、職員の給与が民間を上回っていたことから、民間の水準まで０．２２％の引下げを勧告しています。 　しかし、このようなやり方で、民間労働者と公務員がお互いに賃金引下げの競争が強められ、結果として、労働者全体の賃金水準が引き下げられるという悪循環がつくり出されています。 　この点では、ことし８月の定例記者会見で森市長は、「ここしばらくずっと続いている公務員の給与カットという流れというものは、デフレの問題を考えるときに非常に影響力のある大きな問題であると思っております。例えば、周りの職員の意見を聞いても１０年ぐらい前から下がり続けているとか、（中略）みんなでデフレスパイラルの中にどんどん落ち込んでいっていることになってはしないかということを落ちついて議論をすることが必要なのではないかと思っております」と指摘されています。 　結論として、総人件費の抑制を求めておられる市長との見解は違いますが、御指摘の点は大変重要だと考えます。市民の懐を温め、暮らしを応援することが市民の願いであり、地域経済を立て直す道です。 　人事院勧告は、公務員の労働基本権制約に対する代償措置として行われ、長年の経緯を経て、国民の理解を得た給与決定方式として定着していると述べられています。しかし、総人件費抑制政策が本来中立であるべき人事院にも押しつけられ、この間の人事院勧告は、公務員の労働基本権を制約する代償措置とは到底言えません。 　政府・民主党は見直しを進めてきました。ところが、国家公務員に労働基本権の一部を付与する公務員制度改革関連法案と、国家公務員給与を平均７．８％引き下げる特例法案をセットで成立させる当初方針を見送り、給与引下げ特例法案を先行させようとしています。労働基本権の回復もないままでの一方的な賃金の切下げとなり、二重の憲法違反と言わざるを得ません。 　人事院も言及していますように、東日本大震災への対応に多くの公務員労働者が、寝食を忘れ、長時間労働にも耐えながら、被災者の暮らしを一日も早く安定させるために奮闘しています。 　公務・公共サービスの本来の役割を自覚して、高い職業倫理を発揮している公務員労働者の日々の奮闘にこたえるためにも、政府は特例法案を撤回して、公務員の労働基本権を回復し、当該労働組合との交渉の上に公務員賃金を改善することが必要です。 　市民の生活を守り地域経済を立て直すためにも、人件費抑制策からの転換を強く求め、議案第１３２号に反対の討論とします。 18 ◯　議長（笹木　豊一君） 　２７番　村家　　博君。 　　〔２７番　村家　　博君　登壇〕 19 ◯　２７番（村家　　博君） 　ただいま議題となっております議案第１３２号　富山市職員の給与に関する条例及び富山市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例制定の件について、自由民主党の賛成討論を行います。 　人事院の給与勧告制度は、民間企業における労使交渉等を通じた賃金改定にかわるものとして、公務員の労働基本権の制約に対する代償措置として法律で位置づけられているものであり、本市においても、従来からこの人事院勧告や県の人事委員会勧告に準拠して給与の改定を行っているものであります。 　勧告は民問の給与水準を基本としておりますが、その理由として、１．公務員は民間企業と異なり、市場原理による給与決定が困難であること、２．職員も勤労者であり、社会一般の情勢に見合った適正な給料の確保が必要であることから、労使の交渉などによって、その時々の経済・雇用情勢などを反映して決定される民間企業の給与に合わせていくことが合理的であり、広く住民の理解と納得を得られる方法であると考えられるからです。 　この勧告を尊重されたこのたびの条例改正については、市民福祉の増進のために日々厳しい業務を遂行している職員の皆さんにとっては、昨年１２月の期末手当等の減額、給与の改定に引き続き、大変厳しい内容となっていると言わざるを得ません。 　しかしながら、現下の厳しい経済環境のもと、民間企業の皆さんがさまざまな経営努力を懸命に行っていること、また、失業リスクの低い公務員である職員の皆さんの給与は市民負担で賄われていることを考えれば、やむを得ないものであると考えます。 　以上、自由民主党の賛成討論といたします。 20 ◯　議長（笹木　豊一君） 　以上で、討論は終結いたしました。 　これより、議案第１３２号を起立により採決いたします。 　本案件に対する委員長報告は原案可決であります。 　本案件は委員長報告どおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 　　〔賛成者起立〕 21 ◯　議長（笹木　豊一君） 　起立多数であります。よって、本案件は委員長報告どおり原案可決されました。 　次に、議案第１３３号を採決いたします。 　本案件に対する委員長報告は原案可決であります。 　本案件は委員長報告どおり決することに御異議ありませんか。 　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 22 ◯　議長（笹木　豊一君） 　御異議なしと認めます。よって、本案件は委員長報告どおり原案可決されました。
   　以上で、本臨時会に付議されました案件はすべて終了いたしました。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　　　市長あいさつ 23 ◯　議長（笹木　豊一君） 　森市長あいさつ。 　　〔市長　森　　雅志君　登壇〕 24 ◯　市長（森　　雅志君） 　１１月臨時会をお願いいたしましたところ、提出いたしました諸案件につきましてそれぞれ議決をいただき、厚くお礼申し上げます。 　審議の過程で賜りました御意見につきましては、十分これを尊重し、これからの市政の運営に資してまいりたいと考えております。 　今後とも、議員各位には一層の御指導、御協力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 　　　　　　　　　　　　───◇　　　◇　　　◇─── 　　　　　　　　　　　　　　　閉　　　　　　　会 25 ◯　議長（笹木　豊一君） 　平成２３年１１月富山市議会臨時会を閉会いたします。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　午前１０時５０分　閉会 Copyright © Toyama City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...