富山市議会 2004-12-17
旧八尾町:平成16年第8回定例会(第3号) 本文 2004-12-17
↓ 最初の
ヒットへ(全 0
ヒット) 1 会議の経過
午後3時00分 開会
開 会 の 宣 言
◯議長(
江本茂雄君) これより本日の会議を開きます。
ただいまの
出席議員は19名であります。
本日の
議事日程は、お手元に配布のとおりでありますからご覧願います。
これより、本日の日程に入ります。
────────────────
議案第80号から
議案第103号まで、
及び諮問第2号
2
◯議長(
江本茂雄君) 日程第1.
議案第80号「
平成16年度
八尾町
一般会計補正予算(第8号)」から、
議案第103号「
八尾町
土地開発公社の解散について」まで、及び報告第10号「
地方自治法第179条に基づき
専決処分の承認を求めることについて」の
議案24件、報告1件を一括して議題とします。
ただいま議題となりました案件に対する質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
決算審査特別委員会委員長、
石崎寛治君。
〔
決算審査特別委員会委員長 石崎寛治君 登壇〕
18
◯決算審査特別委員会委員長(
石崎寛治君)
決算審査特別委員会の結果報告をいたします。
9月
定例会におきまして、
決算審査特別委員会に付託されました
平成15年度
八尾町
一般会計、
特別会計及び
企業会計決算の認定12件について、
審査した結果を報告いたします。
審査期間は、11月4日、5日、11日の3日間とし、「
平成15年度
八尾町
歳入歳出決算書」にもとづいて各
担当課の説明を受けるとともに、先に提出された
監査委員の
決算審査意見書を参考に慎重に
審査いたしました。
その結果、いずれの
会計も正確かつ適正に処理されていることを認めます。
なお、当
委員会として次のとおり若干の意見を付記します。
まず、
一般会計の歳入についてでありますが、町税全体では
平成14年度の
収入済額が24億9,125万円であったものが、
平成15年度では25億4,480万円と5,355万円
余り収入増となり、ほぼ平年並みになっています。
これは、
平成14年度に
予定納税額の
返還等により、1億8,382万円と大幅に落ち込んでいた
法人町民税が、2億5,798万円と7,400万円
余り増収となったことと、
固定資産税のうち
国有資産等所在市町村交付金が9,997万円から2億278万円と、1億円
余り増加となったことによりますが、反対に
個人町民税では7億4,838万円から6億5,305万円と、9,530万円
余り減少しており、長引く不況の影響が
町民生活に深く及んでいることがうかがい知れるところと考えるものであります。
また、
監査委員の
意見書にも見られるとおり、町税全体の
収入未済額が2億7,824万円
余りとなっており、ここ数年増加の傾向にあります。
さらに、
不納欠損額も466万円から2,111万円と大幅に増大しており、その原因の大半が一部の
納税者によるものと判断され、今後、
税負担の
公平性確保の観点からも、
収納率の
アップと
整理回収にはなお一層の努力と工夫、厳正な対応が望まれるところであります。
次に、
地方交付税は34億4,160万円であり、
平成14年度の33億840万円より1億3,300万円
余り増加しています。
このうち
普通交付税では28億319万円から29億6,934万円と、1億6,615万円
余り増加していますが、これはいわゆる
事業費補正と言われる、以前に実施した
投資的経費の
元利償還金の
交付税算入分が増加しているためであり、国の
三位一体改革の影響により、
段階補正分で約2,400万円減少しています。
また、今後さらに
投資的経費の見直しや
限度額の洗い直し、
人件費の
削減等により
基準財政需要額を圧縮していく傾向にあり、国の
制度改革の影響が当町の財政にも一層大きく及んでくることが懸念されます。
なお、
特別交付税は
平成14年度が5億500万円だったのに対し、15年度は4億7,200万円と3,300万円近く減少しています。
次に、
繰越金は、
平成14年度の3億5,793万円より1億2,690万円
余り多い4億8,486万円でありました。
このように、税収・
交付税・
繰越金等が増えたことを受け、
平成13年度約3億円、
平成14年度4億8,900万円と、この2年間で約8億円近く取り崩してきた基金の
一般会計への繰り入れが、
平成15年度当初予算では1億6,570万円
余りであったものが、
収入済額で5,200万円
余りと1億1,300万円以上不用となりました。
また、町の新たな借金に当たる町債は、
普通会計ベースで、
平成14年度が25億1,800万円
余りであったものが、
平成15年度には22億3,650万円
余りでありました。なお、
公債費のうちこれまでの借金の
元金償還分は、
支出済額で15億9,750万円
余りであり、新たな借金の方が6億3,900万円
余り増えていることとなります。さらに、
金利分が4億3,800万円
余りを占めていることも、
町財政にとって大きな負担と考えます。
この結果、
平成15年度末の
起債残高は、
普通会計ベースで211億1,350万円
余りとなっています。なお、
起債制限比率は11.6%と、
平成14年度の13.1%よりは多少改善されて来てはいるものの、引き続き
町財政の
硬直化が懸念されるところであります。
続いて、
一般会計の歳出についてですが、
商工費のうち
中心市街地活性化総合対策事業の
工事請負費に
事故繰越分を含む3億1,000万円
余りと、
社会教育費のうち
文化財費で
工事請負費・
設計監理業務委託料・
備品購入費を合わせて約2億3,700万円
余り、また、
総合体育館線道路改良事業や梅苑町
小長谷橋線道路整備事業、
八尾駅上
井田新線道路整備事業等、
土木費全体で5億9,578万円
余りを
繰越額として支出しておりますが、これらはすべて昨年度中に実施する予定であったものが今年度に繰越明許されたものであり、
平成15年度の
決算規模を膨らます結果となっており、本来的には
当該年度中の
事業実施が望まれるところであります。
次に、同じく
商工費で、
商工業振興費が年度中に3億3,745万円減額補正されております。これは、
節季融資の金額を、
利用実績を踏まえて見直したためでありますが、ここ数年、当初予算においてこの金額に大きなバラツキが見られ、
予算作成時には、より適正な金額の把握と設定が必要と考えます。
また、
民生費の
児童福祉費のうち、
保育所費の給料・手当・
共済費で4億3,000万円
余りと、賃金で1億5,840万円
余りを支出しております。これらは
一般職及び
臨時職の
保育士等の
人件費相当分ですが、
一般職の人数が61名であるのに対し、
臨時職は71名であり、
正規職員と
臨時職員のバランスが逆転していること、またそれらの
給与水準に大きな差が見られることは、今後改善されるべき大きな課題と考えます。
最後に
特別会計・
企業会計について申し上げます。
昨年の
決算審査でも触れられておりますが、各
会計とも
一般会計からの繰入金をできるだけ減少して、町の全体的な
財政運営の
健全化に努められることを期待します。
以上、
決算審査特別委員会の報告とさせていただきます。
19
◯議長(
江本茂雄君) ただいま、
決算審査特別委員会委員長の
審査結果の報告が終わりました。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
20
◯議長(
江本茂雄君) ないようですから、質疑を終わります。
これより、討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
21
◯議長(
江本茂雄君) ないようですから、討論を終わります。
これより、採決を行います。
お諮りします。
決算の認定12件に対する
決算審査特別委員会委員長の報告は、認定を可としておりますが、
委員長の報告のとおり認定することにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
22
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、
決算認定12件は
委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
────────────────
請願・陳情の
取扱いについて
23
◯議長(
江本茂雄君) 次に、日程第3.「請願・陳情の
取扱いについて」を議題といたします。
今
定例会において、所管の
常任委員会及び
最終処分場問題特別委員会に付託され、審議されました請願・陳情の
取扱いについて、各
常任委員会委員長、及び
特別委員会委員長より
審査結果の報告を求めます。
総務公営委員会委員長、
柞野勝彦君。
〔
総務公営委員会委員長 柞野勝彦君 登壇〕
24
◯総務公営委員会委員長(
柞野勝彦君) 12月本
定例会の
総務公営委員会に付託された請願3件及び
継続審査1件についての審議結果を報告させていただきます。
まず、
八尾地区からの請願24の3「
上水道配水池の
タンクの撤去に伴う
地滑り対策と、既設の
水道水源を活用した
ポンプアップ装置の完備について」は
継続審査とします。
その理由として、「
タンク撤去に伴う
地滑り対策」に関しては、現在
事業継続中である
簡易水道統合化事業が完了するまで西新町
配水池タンクは必要であり、さらに、
配水池タンクが設けられている箇所の地盤及び斜面の
安定度のについては、過去の調査においても問題がないとの結果を得ているということ、また、「既設の
水道水源を活用した
ポンプアップ装置の完備に」については、
既設ポンプが
水道水供給用のものであり、短時間で大量の水を供給しなければならない消
流雪用水のための
ポンプ設備更新には多額の費用がかかること、また「
冬期間における
流雪溝に必要十分な水量の確保」については、長年の課題であるが、
建設課所管事業である無
雪街づくりの一環として、総合的、抜本的に対策を講じるべきであると考えられるからです。
保内地区からの請願26の3の1「県道千里
~八尾線と
県道奥田~杉田線交差点の
信号機の設置」につては、
交差点に隣接する
住宅団地の急増や、朝の通学時間帯時の
中核工業団地への
通勤ラッシュが重なり、極めて危険な
交差点であり、
信号機の設置が望まれるので採択とします。
野積地区の
野積老人クラブからの請願28「
郵政事業の
現行経営形態堅持に関する請願」は、
少子高齢化社会の到来による
行財政改革が進められる中で、国の
構造改革の最
重要課題として、昨年、
郵政公社と組織変えされ、さらに、
郵政民営化が強く促進されていますが、
郵政事業が地域において果たしている公共的、
社会的役割の
重要性を鑑み地域の要請に応えるサービスの充実、
利便性の確保など、
利用者の側に立った最善の方策がさられる方向で慎重に検討することや、特に地域の核であり、地域の住民から気軽に利用できる地方の
郵便局が、単なる
経営効率面からのみで切り捨てにならない等、緩やかに移行するように検討すべきであり、採択とし、
関係省庁へ
意見書を提出することとするものであります。
継続審査案件の陳情10「
公契約条例に向けての
陳情書」については、
公共工事において、
建設労働者の適正な
賃金確保を主張する意見と、
入札制度による
自由経済下での
競争原理の意見があり、9月
定例会での
審議内容から何ら進展が見られないので
継続審査といたします。
以上をもって、
委員長報告とさせていただきます。
25
◯議長(
江本茂雄君)
文教厚生委員会委員長、
春田広南君。
〔
文教厚生委員会委員長 春田広南君 登壇〕
26
◯文教厚生委員会委員長(
春田広南君)
八尾町議会12月
定例会にあたり本
委員会に付託されております請願5件及び
平成16年9月議会で
継続審査となっております請願2件、陳情1件についての
審査状況を報告させていただきます。
まず、
八尾地区自治会連合会から提出されております請願24の2の「
城ケ山公園の
若宮八幡社側上り口に
公衆便所の設置について」は、その
必要性を当
委員会としても実感するものであり、これを採択とします。ただし、
設置場所については地元ともよく協議され、風の
盆行事の際の
利便性や効果、町並みや景観との調和にも配慮して更に精査・検討されるべきものと考えております。
次に、
野積自治振興会と
野積地区区長会から提出されております請願32の1の「
学校再編に伴う
野積小学校跡地整備の
早期実現と併せ、今回の再編以前から休校となっている旧
広畑小学校の
取り壊しと小公園の整備を最優先して実施していただきたい。」については、これを採択といたします。
その理由として、
野積小学校を含めた再編3校の
跡地整備については、これまでの経過からしても、できる限り
平成17年度中の
事業実施を当
委員会としても強く希望するものであります。また、これにあわせて
広畑小学校と
大長谷小学校の
取り壊しも早急に実施されることが望ましいと考えるものであり、
町当局でも
平成17年度の
予算化を目指しているとのことであります。
第3に、
杉原地区区長会から提出されております請願38の1「
杉原小学校の
早期増築」と2の「
放課後児童クラブ施設の
早期確保」については、いずれもこれを採択とします。
その理由として、「
杉原小学校の増築」は、同
小学校の
児童数の急激な増加により
学級数の不足が明らかなことと、低学年児童の少人数学級化という県の学校教育方針への対応ともあわせ、所管の
委員会としても早急な対応を
町当局に要請するものであります。
また、「杉原放課後児童クラブの整備」については、「保内放課後児童クラブ同様、現在
小学校の空き部屋を利用しているが、登録人数も増え大変狭く、活動及び指導が困難となってきているのが現状であり、新たな施設確保を余儀なくされているところである。」との
担当課からの状況説明も踏まえ、今後
小学校の増築と考え合わせ、次代を担う子どもたちの育成を図るためにも、受け入れ体制の充実を図っていくべきものと考えるものであります。
最後に、黒瀬谷地区区長会から提出されております請願39の2の「黒瀬谷保育所のグランド整備と排水設備の施工」については、現地調査の結果も踏まえ、これを採択とします。
当該施設については、保育所建設と同時に
平成3年4月に完成したものですが、現在グランドの窪み等から排水条件が悪く、雨天時のあと、藻のようなヌルヌルしたものが繁茂し、児童が十分に活動できない状況にあるとのことでありました。所管
委員会としては、児童の安全確保の面も含めグランド整備について、今後早急に協議され対処されることを
町当局に求めるものであります。
続いて、前回の議会で
継続審査となっておりました請願2件、「義務教育費の国庫負担制度の堅持を求める
意見書採択の請願書」及び「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める
意見書採択の請願書」並びに陳情1件「教育基本法改正でなく、教育基本法に基づく施策を進めることを求める
意見書を政府等に提出することを求める
陳情書」については、前回継審とした時点と何ら周辺状況に変化がないものと考え、いずれも引き続き
継続審査とします。
ただし、義務教育費の国庫負担の堅持については、
委員会の大半がその趣旨には賛同するものであり、また一部委員から「少人数学級がなくなるなど教育環境の低下につながると危惧するものであり、是非採択すべきである。」との強い意見が出されたことも付記をしておきます。
以上、当文教厚生
委員会としての
委員長報告とさせていただきます。
27
◯議長(
江本茂雄君) 産業建設
委員会委員長、亀山繁盛君。
〔産業建設
委員会委員長 亀山繁盛君 登壇〕
28 ◯産業建設
委員会委員長(亀山繁盛君)
平成16年12月
定例会、産業建設
委員会委員長報告。
平成16年12月
定例会に当たり、産業建設
委員会に付託されました請願6件12項目及び陳情2件2項目について、12月15日に現地調査を含めて慎重に審議をいたしました。
審査の結果を申し上げます。
請願6件12項目のうち、採択は4件10項目、
継続審査は2件2項目となり、陳情2件2項目は採択といたします。
請願24「旧町地内町道の無電柱化と全道路における融雪装置の設置について」については、電柱のトランス等を置くスペースを確保することと、水の確保を行うことを条件として採択といたします。
請願26、道路改良の1「町道翠尾
八尾停車場線高善寺・舘本郷境の通学道路改良」については、児童が通学道路に使用しているが非常に狭く危険なため、通学道路改良を採択とします。
道路施設(歩道新設)の1「町道妙川寺~新田線、町道
中核工業団地交差点~県道立山山田線
交差点500メートル歩道新設」については、道幅が狭く車両が多く、歩道がないため通学児童が危険であり、採択といたします。
河川環境整備(生活環境)の1「(仮称)福島大橋築堤他による、生活環境整備」については、工事の進捗状況を把握しながら水路の整備を行っていくことを条件に、採択とします。
河川環境整備(生活環境)の3「
八尾機械工業センター北側起点として福島元村地内を通り、福島第1区を経て井田川に至る豪雨対策の第3排水路の設置」については、雨及び流量の計算、及び排水路(ルート)の見直しを検討することにより、採択といたします。
請願36「町道高熊・
八尾中学校線、高熊元村地内の西側道路側溝改良」については、道路側溝に農業排水・生活排水のすべてが集中し、また高熊団地の増設があり排水量が増えたため、採択とします。
継続審査といたしました、請願32の2「
野積地区には豪雪地帯も多く、合併後も
冬期間の生活路線の確保について、しっかりとした除雪体制の確立を求めること」については、
八尾町はたくさんの中山間地をかかえており、新市になってもレベルを落とさないように求めるべきであり、一部の地区の請願というより町全体のものととらえるべきものと判断し、
継続審査といたします。
また、
継続審査といたしました請願39の1「町道小長谷黒瀬谷会館線(黒瀬谷会館裏)の法面の崩壊防止工事と、側溝の敷設改修工事の施工」について、法面の崩壊防止工事については、
平成16年9月に完了しているため、側溝の敷設改修工事は、
継続審査とします。
最後に、
平成16年8月31日付けにて提出され、9月
定例会で
継続審査とされておりました、請願14「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する
意見書提出を求める請願」については、採択といたします。
以上、産業建設
委員会に付託されました案件に対する報告とさせていただきます。
29
◯議長(
江本茂雄君)
最終処分場問題特別委員会委員長、本多哲三君。
〔
最終処分場問題特別委員会委員長 本多哲三君 登壇〕
30 ◯
最終処分場問題特別委員会委員長(本多哲三君)
八尾町議会12月
定例会にあたり、本特別
委員会に付託されております請願1件についての
審査状況を報告いたします。
請願40の「富山地区広域圏事務組合一般廃棄物最終処分場の候補地見直しの請願書」であり、内容は「一般廃棄物最終処分場の候補地再検討を、富山地区広域圏事務組合に要請することについて、議会にて決議されることを請願する」ものであります。
議会では、去る12月14日の本会議において、今後この最終処分場問題について集中的に検討、協議することを目的として、12名の委員による特別
委員会を設置することが提案され、議決されました。そこで、12月16日に第1回目の
委員会を開催し、本付託案件の
取扱いについて協議を行いました。数名の委員からこれまでの経緯や町内の各対策協議会と広域圏事務組合とのやりとりや、候補地となっている東坂下周辺の地質図や国土地理院発行の活断層帯図等関連資料を取り揃え、時間をかけて慎重に検討すべきであるという意見や要請が出され、
委員会全体としてもこの方針を了承いたしました。
よって、本請願につきましては、議会休会中の
継続審査案件とすることとし、今後、来年の春までの間に当
委員会を中心に積極・精力的に検討・協議をすることといたしました。
また当該請願書への対応も含め、議会に対して広域圏事務組合から説明を求めることについて、文書で正式に要請することといたしました。
以上をもちまして、
委員長報告とさせていただきます。
31
◯議長(
江本茂雄君) 産業建設
委員会委員長、亀山繁盛君。
〔産業建設
委員会委員長 亀山繁盛君 登壇〕
32 ◯産業建設
委員会委員長(亀山繁盛君) 産業建設
委員会でございますが、付託されている案件1件、報告漏れをしておりましたので追加させていただきます。
請願26、河川環境整備(生活環境)の2「福島第3区・福島第4区の生活環境水路の見直し」についてでございます。採択とさせていただきます。
地元のことを抜かしておりまして、誠に申し訳ございません。
33
◯議長(
江本茂雄君) 以上をもって、各
常任委員会委員長、及び
特別委員会委員長の
審査の結果の報告が終わりました。
これより質疑を行います。
質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
34
◯議長(
江本茂雄君) 質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終わります。
これより討論を行います。
討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
35
◯議長(
江本茂雄君) ないようですから、討論を終わります。
これより、「請願・陳情について」を採決します。
常任委員会及び特別
委員会の
審査結果は、各
常任委員会及び
特別委員会委員長の報告のとおりであります。
お諮りします。
「請願・陳情について」は、各
常任委員会委員長、及び
特別委員会委員長の報告のとおり決することにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
36
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、請願・陳情は、各
常任委員会委員長及び
特別委員会委員長の報告のとおり決定いたしました。
────────────────
議員提出
議案第7号「アメリカ産牛肉の
輸入解禁に反対する
意見書について」
37
◯議長(
江本茂雄君) 次に、日程第4、議員提出
議案第7号「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する
意見書について」を議題とします。
本案に対する提案理由の説明を求めます。
8番、
石崎寛治君。
〔8番
石崎寛治君 登壇〕〕
38 ◯8番(
石崎寛治君)
意見書を朗読して、説明にかえさせていただきます。
アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する
意見書。
昨年末にアメリカで狂牛病が発生して以来、政府は「日本と同水準の検査」をアメリカ政府に要望し、輸入禁止の措置をとり今日に至っていることは極めて適切な判断でした。
しかし、最近アメリカでは日本と比べ大変ズサンな検査であるうえに、「若齢牛の検査は発見できないから無駄である」かの論調で、「日本が行っている全頭検査」をせずに輸入解禁がなされようとしています。
これは、日本国民の食の安全にとって重大問題であり、狂牛病発生以降懸命に頑張っている日本の畜産農家にも重大な影響を及ぼします。
このようなアメリカ産の牛肉の輸入解禁には反対せざるを得ません。
以上、
意見書を提出します。
議員の皆さんには、慎重審議のうえ採択くださいますようよろしくお願いいたします。
39
◯議長(
江本茂雄君) ただいま、提案理由の説明が終わりました。
お諮りします。
本案に対する質疑・討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
40
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、本案は直ちに採決することに決定しました。
これより、採決を行います。
本案は、
原案のとおり決することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
41
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、本案は
原案のとおり可決されました。
────────────────
議員提出
議案第8号「
郵政事業に関する
意見書について」
42
◯議長(
江本茂雄君) 次に、日程第5、議員提出
議案第8号「
郵政事業に関する
意見書について」を議題とします。
本案に対する提案理由の説明を求めます。
13番、
柞野勝彦君。
〔13番
柞野勝彦君 登壇〕〕
43 ◯13番(
柞野勝彦君)
郵政事業に関する
意見書について、提案者を代表して私が
郵政事業に関する
意見書を朗読させていただきますので、その説明にかえさせていただきます。議員各位には、よろしく採択をお願い申し上げます。
郵政事業に関する
意見書。
市町村合併が進む中、地方自治体にとっては住民の日常生活と特に関わりの深い
郵便局の役割は、まさに生活インフラとして、また広域合併を補完する要として欠かせない存在であり、ワンストップ行政サービスの提供などその役割は大変重要と考える。
しかし、経済財政諮問会議によると、
郵便局の経営形態の見直しが取り上げられ、公用目的を軽んじ、民間参入等採算性を重視する方向のみが強調されている。これでは、不採算で収益性の乏しい地方の大多数の町村では、
郵便局の整理統合や廃局が考えられ、結果として住民サービスが著しく低下し、特に少子高齢化の進む本町では、その進行により一層拍車がかかることが危惧される。
当町内の
郵便局では、郵政三事業による社会貢献はもとより、地域活性化のために職員全員が積極的に町の各種施策に参加するとともに、道路情報や災害情報の提供、「子供110番」など、行政機関と連携をとりながら町づくりに欠かせない存在になっている。
よって、国におかれては、地域住民が
郵便局に対して厚い信頼感を持って生活している地方の実情を十分にご勘案の上、
郵政事業の公社としての経営形態を堅持するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成16年12月17日。
富山県
八尾町議会。
以上、よろしくお願いをいたします。
44
◯議長(
江本茂雄君) ただいま、提案理由の説明が終わりました。
お諮りします。
本案に対する質疑・討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
45
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、本案は直ちに採決することに決定しました。
これより、採決を行います。
本案は、
原案のとおり決することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
46
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、本案は
原案のとおり可決されました。
────────────────
議員提出
議案第9号「
平成17年度
地方交付税
所要総額の確保に関する
意見書について」
47
◯議長(
江本茂雄君) 次に、日程第6、議員提出
議案第9号「
平成17年度
地方交付税所要総額の確保に関する
意見書について」を議題とします。
本案に対する提案理由の説明を求めます。
7番、金厚有豊君。
〔7番 金厚有豊君 登壇〕〕
48 ◯7番(金厚有豊君)
平成17年度
地方交付税所要総額の確保に関する
意見書を読んで、皆さん方の採決をよろしくお願いしたいと思います。
「三位一体の改革」は、真の地方分権の確立に向けた改革であり、地方公共団体が自主的・自立的な
財政運営を行えるようにするための改革である。
「三位一体の改革」に係る政府・与党合意は、
地方交付税の改革として、「
平成17年度、
平成18年度は、地域において必要な行政課題については、適切に財政措置を行うことなど、『基本方針2004』を遵守することとし、地方団体の安定的な
財政運営に必要な
地方交付税、地方税などの一般財源の総額を確保する」と明記している。
また、「基本方針2004」は、「財政力の弱い団体においては、税源移譲額が国庫補助負担金の廃止、縮減に伴い財源措置すべき額に満たない場合があることから、実態を踏まえつつ、
地方交付税の算定などを通じて適切に対応する」と明記しているところである。これは
平成16年度の
地方交付税について理不尽にも大幅な削除が行われ、我々の国に対する信頼関係を損ねたことの反省に立って、明記されたものと理解している。
よって
平成17年度の
地方交付税は、
平成16年度の轍を踏まぬよう、国と地方の信頼関係の構築に努め、少なくとも
平成16年度以上の総額を絶対確保するよう強く要望する。
以上、
地方自治法第99条の規定によって
意見書を提出するものでございます。
平成16年12月17日。
八尾町議会でこういうものを提出しようと思っております。
皆さん方の慎重審議のうえの採択をよろしくお願いいたしたいと思います。
49
◯議長(
江本茂雄君) ただいま、提案理由の説明が終わりました。
お諮りします。
本案に対する質疑・討論を省略し、直ちに採決したいと思いますが、これにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
50
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、本案は直ちに採決することに決定しました。
これより、採決を行います。
本案は、
原案のとおり決することにご
異議ありませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
51
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、本案は
原案のとおり可決されました。
────────────────
委員会の閉会中の
継続審査について
52
◯議長(
江本茂雄君) 次に、日程第7、「
委員会の閉会中の
継続審査について」を議題とします。
ただいま、各
委員長からお手元に配布しました申し出一覧のとおり、閉会中の
継続審査の申し出があります。
お諮りします。
各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することにご
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
53
◯議長(
江本茂雄君)
異議なしと認めます。
よって、各
委員長から申し出のとおり、閉会中の
継続審査に付することに決定しました。
────────────────
閉 会 の 宣 告
54
◯議長(
江本茂雄君) 以上をもちまして、今期
定例会に付議された案件は全て議了しました。
町長より挨拶があります。
町長、中林甚勝君。
〔町長 中林甚勝君 登壇〕
55 ◯町長(中林甚勝君) 本議会に提出しておりました
議案につきまして、慎重審議いただきまして、議決賜りましたこと、厚くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
師走も半ばを過ぎ、暖冬とはいえ寒い時期に向かってまいります。議員各位にはご自愛くださいまして、新しい年を迎えていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。
56
◯議長(
江本茂雄君) 去る10日に招集されました第8回定例議会も本日をもって終了いたしました。
8日間にわたりまして、
町当局をはじめ行政委員の皆さん、そして議員の皆さんには熱心にご審議をいただきまして、深く感謝を申し上げます。
さて、今
定例会の開催中の昨日、12月16日には、富山県議会で市町村合併に対する議決をいただき、同日、決定書が交付され、いよいよ
平成17年4月1日の合併に向かって大きく前進しました。
また、
八尾町の
重要課題であります最終処分場問題につきましては、特別
委員会が設置され協議されることになりました。合併までの期間も少なくなってきましたが、諸課題につきましては、今後とも十分な議論が必要と思います。
終わりになりましたが、これから、年末・年始に向けて何かと慌ただしくなりますが、皆様には、健康には十分留意していただきまして、よい年を迎えられますと共に、町政発展のために、益々ご活躍されますことをご祈念いたしまして、閉会のご挨拶といたします。
たいへんどうもありがとうございました。
午後4時00分 閉会
以上、会議の顛末を記録し、その相違ないことを証するため署名する。
平成16年12月17日
八尾町議会議長
八尾町議会議員
八尾町議会議員
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