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  1. 富山市議会 2004-03-03
    旧婦中町:平成16年第3回定例会(第1号) 本文 2004-03-03


    取得元: 富山市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-02
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1  [午前10時00分]                     開会  開議 ◯議長(柞山数男君)  平成16年3月第3回婦中町議会定例会を開会いたします。  これより本日の会議を開きます。                ──────────────────                      諸般の報告 2 ◯議長(柞山数男君)  本日の日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。  監査委員から地方自治法第199条の規定に基づく定期監査及び技術監査、並びに地方自治法235条の2の規定に基づく例月出納検査の結果報告書が議長あてに提出され、その写しをお手元に配布いたしておりますので、ご報告いたします。                ──────────────────                     議事日程の報告 3 ◯議長(柞山数男君)  これより本日の日程に入ります。本日の議事日程は、お手元に配布のとおりです。                ──────────────────                 日程第1.会議録署名議員の指名 4 ◯議長(柞山数男君)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定により、5番、野原孝夫君、6番、平田清範君を指名いたします。                ──────────────────
                       日程第2.会期の決定 5 ◯議長(柞山数男君)  次に日程第2、会期の決定についてを議題といたします。  おはかりいたします。  本定例会の会期は、本日から3月25日までの23日間にいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う声あり) 6 ◯議長(柞山数男君)  異議なしと認めます。  よって、本定例会の会期は、本日から3月25日までの23日間に決定いたしました。                ──────────────────               日程第3.議案第5号から議案第12号まで 7 ◯議長(柞山数男君)  次に、日程第3、議案第5号から議案第12号まで、平成16年度婦中町一般会計予算について、外7件を、一括して議題といたします。  議案の朗読を省略します。  提案理由の説明を求めます。  大島町長。 8 ◯町長(大島外夫君)  本日、平成16年3月婦中町議会定例会を開催いたしましたところ、議員各位には公私にわたりご多忙の折、ご出席いただき、厚くお礼申し上げます。  それでは、ご提出いたしました平成16年度予算及びその関連いたします他の案件につきまして、その概要を申し上げ、あわせて町政運営について所信の一端を申し述べ、議員各位並びに町民の皆様に一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第であります。  私は、昨年町民の皆様方の力強いご支援とご厚情を賜り、婦中町政の重責を担うことになりましてから1年の月日がたちました。この間、町政の進展と町民福祉の向上のため、町民生活に直結した各種施策をはじめ当面する課題の解決に取り組んでまいりました。  本年は、当町にとって大きな時代の転換期とあわせ、新しい出発点となるかを冷静に、そして的確に見定め、町政運営のさまざまな課題に向かって取り組んでまいりたいと考えております。ぜひともご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。  さて、ご承知のように昨年は国際的には新型肺炎SARSの猛威、イラクの復興支援、北朝鮮の拉致問題など激動の年でありました。  国内的には景気や雇用情勢に持ち直しの兆しが見られるなど明るい報道もありますが、高齢者を狙った犯罪や児童虐待など殺伐とした事件もありました。  また、国庫補助負担金の改革・地方交付税の改革・税源移譲を含む税源配分の見直しを行う三位一体の改革がスタートを切った年であり、国の内外を問わず多事多難な1年でありました。  三位一体改革は、国からの地方交付税や補助金等を減らすかわりに、地方自治の自由度を増すための税源を国から地方へ移すこととし、これが地方分権を促すことになるはずでありました。  しかし、今回の三位一体改革は不十分であり、財源的に地方に強くしわ寄せをすることになったことは、まことに残念であります。  私としましては、今後とも、地方の痛みを軽減し、本来の改革と地方分権に寄与するよう町村会等の関係機関を通じて国へ働きかけてまいる考えであります。  昨年は、当町では、富山西インター・草島西線の交通網が開通し、町民の皆様の利便性が増しました。また、健康福祉ゾーンの中核施設である健康福祉センターがオープンし、城山中学校の体育館の改築、下水道等の社会資本の整備等を進め、町民が暮らしやすい町を目指し取り組んでまいりました。  我が国の社会経済は、「デフレ傾向は継続する恐れがあるものの、企業部門を中心に収益の改善や設備投資の増加等の前向きな動きがあらわれており、明るい兆しが見られる」と報道されております。  しかしながら、この傾向は大企業・製造業が中心の回復であり、規模・業種間の格差が見られ、景気改善の状況には地域差が見られます。  政府では、その効果が都市から地方へと日本経済の隅々まで浸透するように、「官から民へ」「国から地方へ」の改革を加速し、環境整備を進めるとともに、元気な日本経済を実現するために民間の活力と地方のやる気を引き出す金融システム改革・税制改革・規制改革・歳出の改革をさらに加速し、日銀と一体となってデフレ克服経済活性化を目指し、4本柱の構造改革を一体的かつ整合的に実行することを表明しておられます。  一方、県内経済情勢を見ますと、個人消費は横ばいで推移しており、住宅建設等は減少傾向で推移しております。  他方、生産は全体として持ち直しの動きがあるものの、その動きは緩やかになっており、雇用情勢の一部には厳しさが残るものの改善の動きがあらわれておるなど、今後の動向は全体として持ち直しの動きの状況が続いております。当町におきましても、同様の基調を示しているものと認識しているところであります。  こういった状況を見据え、私は、課せられた役割と責任を的確に果たすべく、町民生活に直結した各種施策をはじめ、町民の視点に立って婦中町の将来を考え、当面する課題の解決とその道筋をつけるために、全力を傾注して取り組んでまいりたいと考えております。  中長期的な課題については、これまで実施してまいりました婦中町新町民総合計画後期実施計画に基づき、本年も婦中新時代の基礎づくりをさらに進めながら、当町が21世紀に飛躍できるよう、婦中町民の期待にこたえてまいる所存であります。  また、迫り来る少子高齢化社会を見据えた場合、行財政基盤を強化・充実することが緊急の課題であり、その有効な手段として市町村合併について検討することは避けて通れないものと考え、昨年4月より1市4町2村で富山地域合併協議会を立ち上げ、町民の生活が将来に渡って約束され、安心して暮らせる21世紀の新しい市の構築について協議を精力的に進めてきております。  住民の皆さんには、引き続き情報を提供し、合併に対する効果の反面、懸念される問題点、多くの協議すべき課題があり、議会の皆様とも十分な話を進めてまいりたいと考えております。  次に、行政運営は、財政運営との調和が基本となるものであります。  当町においても、今以上に財源の拡充強化に努めてまいりますとともに、国・県においては、平成15年度補正予算と平成16年度予算を一体として切れ目なく執行することとされておりますことから、国・県その他関係機関などの動向に、また事業導入や促進など多局面からの取り組みに意を払ってまいる所存ですので、町民の皆様のご支援と議員各位のご指導、ご協力を切にお願い申し上げる次第であります。  それでは、平成16年度予算編成の基本方針について申し上げます。  ご案内のとおり経済においては企業収益が改善し、設備投資が増加するなど、回復の兆しを見せており、また求人が若干増加してきておりますが、雇用情勢は依然厳しいものがあります。  このような状況において、法人町民税の伸びが期待できるものの、町税全体としては依然増収は期待できないため、平成16年度予算編成にあたりましては、行財政改革をさらに推進し、人件費・公債費・扶助費を除くその他の経常経費については、一層の縮減を図り、国の予算や地方財政計画を勘案するとともに、新町民総合計画の「潤いのある環境、ゆとりある暮らし、心のふれあい」の基本理念に基づき新年度予算をご提案申し上げる次第であります。  一般会計においては、平成15年度当初予算に比較して8.0%増加しておりまして、123億5,000万円を計上いたしております。  しかし、今回この中には減税補てん債借り換え分6億540万円を含んでおりまして、これを控除した額で比較いたしますと、対前年度比2.8%の増加となっております。  また、国民健康保険特別会計など6特別会計を含めた普通会計の予算の合計額は、203億2,594万4,000円で、対前年比8.3%増加し、これに水道事業会計を含めた総合計は218億210万5,000円で、対前年比7%増の予算といたしております。  一般会計の歳入につきましては、町税の減収をはじめ、地方交付税臨時財政対策債も15年度に比べ減収が見込まれることから、一般財源の収入の伸びが期待できないこととなるため、あらゆる財源の工夫と事業の精査に努め、当町の継続的発展に必要な政策的経費の確保の点から、一定の財源確保に努めてまいりますので、何とぞご理解を賜りたいと存じております。  歳出につきましては、まず福祉対策としましては、健康福祉拠点のさらなる構築を目指し、婦中町健康福祉ゾーンの整備を引き続き行い、また新たな介護予防事業に取り組むほか、70歳以上の在宅高齢者の方々にふれあいの機会をふやしていただくため、町内入浴施設利用割引券の助成制度の新設及び、高齢者の移動手段としてのコミュニティバスの本格運行を実施します。  また、少子化対策として子育て支援事業を統合してより充実したサービスを提供できるよう次世代育成支援事業を創設するなど、福祉施策の充実に努めてまいります。  今年度は、各地区の防犯活動事業が活発化していることに伴い、「安全安心まちづくり事業」を創設し、各地区の防犯活動のより一層の支援をすることとし、小学生全員防犯ホイッスルを、中学生全員には防犯ブザーを従来配布分も含めて生徒全員が持てるよう配布することとし、また、各小中学校には刺又及び催涙スプレーを常備することにいたしました。  また、その他に新規事業の主なるものとして、音川保育園の改築、音川交流センター建設事業及び鵜坂公民館建設事業などに取り組むことといたしております。  私ども地方公共団体を取り巻く財政環境は、大幅な財源不足をはじめとして、極めて厳しい状況にありますが、優先度を考えながら、創意工夫をもって最大の効果が得られるよう最大限の努力を傾注してきたところであり、議員各位には一層のご理解とご協力をお願い申し上げます。  次に、歳出予算の概要について申し上げます。  先に述べましたが、平成16年度予算案は一般会計123億5,000万円、これに6特別会計及び水道事業会計を加えた総合計は218億210万5,000円となっております。  以下、予算編成の柱とした新町民総合計画の施策の体系に沿って、その概要を説明申し上げます。  最初に、「住みよくて安心できる暮らし」のまちづくりについてであります。  安らぎは、環境と調和した暮らしの中から生まれてくるものと信じますが、そういった視点で町民・行政等が一体となって資源循環型社会の構築に向けた省エネルギーやリサイクル施策などに取り組みながら、恵まれた美しい自然環境、古来より培われ大事に守られたきた歴史性、文化性などを十分配慮した快適な町民生活の確保、それとともに活力あふれる生産活動を支援するための環境基盤づくりにも努めてまいりたいと考えております。  まず、道路の整備についてであります。道路は住む人が円滑な日常生活を営むため、必要かつ最も基本的な条件であり、当町では従来から交通需要の急激な変化に即応すべく計画的に整備を進めてまいりました。  新年度も引き続き、地域の発展と活性化にマッチした道路網及び交通関連施設の整備に努めることとし、道路維持費では町道の維持補修・舗装補修は従来と同様に、道路新設改良費では、カドミ復元事業に伴う用地負担費用をはじめ、単独改良工事では、田島宮ケ島線など、緊急地方道路整備事業(公共)では、袋若葉台団地線田島鵜坂線また地方特定道路整備事業では宮ケ島添島線の整備、一方、雪寒地域道路事業雪国快適まちづくり事業においても積極的に取り組むことといたしております。  次に、居住環境の整備についてであります。住宅は、人間が生活するうえで最も基本となるものであり、そこで「住む」快適さが実感できることが大きな条件であります。  そのためにも、まちづくり住まいづくりの連携のとれた、有機的な土地利用が求められることとなります。そういった点を踏まえて民間の宅地開発などに対し適切な指導を行うとともに、健康で快適な居住環境の醸成に対処してまいることといたしております。  次に、上水道の整備についてであります。水は人々の生活と生産活動に欠くことのできないものであり、多くの生命あるものを育む貴重な資源でもあります。  おいしくて豊富な地下水資源としての水に恵まれた当町も、産業活動の発展と生活水準の向上に伴い、生活用水の需要の増大、あわせて給水人口の増加に対応すべく、東部浄水場の改良工事、そして、下水道事業の進捗にあわせて老朽化が著しい鉛管等の給配水管の布設工事を促進するとともに、有収率の向上を図りながら、健全な水道経営に努めてまいることといたしております。  次に、防災体制の確立についてであります。当町では、国・県との連携をもった整合ある「婦中町地域防災計画」を基本として、災害の予防・応急対策・復旧活動を総合的に展開する総合防災体制の確立を目指しております。  町民の生命と財産を守る常備消防の体制強化のため、新たに救助工作車の購入事業や、安全な生活の保障を目指し、更新された防災行政無線の機能を活かせるよう、危機管理体制の強化及び、都市型水害に対応すべく、排水機場の整備や浸水をはじめとする水害全般の防止を図るよう所要の取り組みに努めてまいることといたしております。  次に、交通安全対策についてであります。社会活動・経済活動などの広域化や生活水準の向上と相まって、車社会の定着、そしてそれに伴う交通事故の発生が深刻な人間社会を脅かす問題となっており、交通安全の確保につきましては、交通弱者といわれる高齢者・児童・幼児の交通安全対策として、歩行者道や道路照明灯などの交通安全施設の整備及び救急・救助体制の強化などに引き続き取り組み、総合的な交通安全対策の推進に努めてまいることといたしております。  また、犯罪や事故のない安全で安心して暮らせるまちづくりは、町民すべての願いであり、街頭犯罪・青少年犯罪等が年々増加し続け、地域の安全を取り巻く環境は年々厳しくなっています。  平穏な生活を確保するためには、町民と防犯組織、さらには警察との連携が大切であり、防犯意識の高揚と地域防犯体制の強化を推進してまいることといたしております。  次に、生活環境の整備についてであります。先に述べてまいりましたように、町民が健康で快適な生活を営むためには、自然環境への負荷を少なくし、共生できるよう生活を取り巻く環境が、清潔で衛生的かつ安全な環境づくりを進めることが必要であります。  いまや家庭系・事業系にかかわらず一般ゴミ・粗大ゴミの減量化、そして再資源化による資源循環型社会実現に向けた取り組みは、我が国の焦眉の課題となっております。  この取り組みにつきましては、利用者である消費者でもあります町民各位の自己責任、自己負担の意識が不可欠でありますことから、町民の皆様と行政が一体となった施策の推進が肝要と考え、ゴミの減量化、資源再利用対策になお一層努めてまいることといたしております。  また、大きな課題と考えておりますカドミ汚染農地の早期復元と、他用途への土地利用につきましては、関係機関などとも十分協議しながら、引き続き努力してまいることとしております。  次に下水道の整備についてであります。河川や水路などの水質を保全し、町民が快適で衛生的かつ自然と共生しながら生活が営めるよう、神通川左岸流域下水道整備計画に基づき事業推進をしており、年々供用エリアの整備拡大しておりますのも、町民の皆様のご協力と議員各位のご理解・ご指導の賜物と存じております。  今後とも、公共下水道の整備促進に努めるとともに、し尿処理につきましても、広域圏内での処理対応で取り組んでまいることといたしております。  第2に、「生きがいと健康のある生活」のまちづくりについてであります。  社会生活の多様化や、核家族化が進み少子高齢化と相まって、家庭機能の弱体化が顕著となった今日、地域住民相互の扶助意識、コミュニティ意識の高揚を図ることがますます重要になってきております。  そこで、町民だれもが不安のない、明るく健康な地域社会で一生を送ることができるよう、介護保険制度などの充実、相談・指導及びさまざまな家庭援護施策など、公的福祉施策の推進に努めるとともに、社会福祉協議会など関係機関と緊密な連携のもと、積極的な協力をいただきながら、よりよい福祉社会の実現に取り組んでまいりたいと考えております。  まず、高齢者福祉の推進についてであります。高齢化、長寿化社会の到来が定着した現代、「健康で安らかな生活」が保障されることが最も必要となってまいりました。そのためにも高齢者の精神的安定を第一としながら、扶助意識や敬老精神の醸成に努めるとともに、高齢者の方々には、できる限り自立の喜びと安らぎのある環境と、生きがいのある豊かな地域社会を実現するために、地域福祉の充実とコミュニティケアの推進を図る諸政策の充実に努めてまいることといたしております。  家族の介護力の弱体化と相まって、介護を必要とする高齢者の急速な増加が予想される中、介護保険制度もその重要度を増し、その事業効果も発揮されてきております。  サービスの一層の質的向上を図るとともに、介護を社会的に支える仕組みをさらに強化し、老人保健福祉計画を踏まえながら、従来のサービスを低下させることなく、充実と円滑な事業運営に努めてまいることとしております。  生きがい対策のため、健康で生きがいのある生活の場と働く意欲のある方々の語り合える環境づくり、また在宅福祉の充実のため、引き続き介護予防、生活支援事業総合福祉支援事業の諸施策を講じるとともに、要介護高齢者やその介護者に対する支援事業の一層の充実に努めることといたしております。  また、こういった観点から、今取り組んでおります健康福祉ゾーン施設の整備につきましては、今後とも鋭意努めてまいる所存であります。  次に、児童福祉の推進についてであります。次代を担う児童は地域社会の宝であり、社会全体で心身ともに健やかに守り育てなければならないという基本にたち、新年度も従来に増した児童福祉に係る諸施策の充実に努めてまいる考えであります。  少子化対策に欠かすことのできない乳幼児医療の充実、また放課後児童対策次世代育成支援事業の定着に向けた努力とともに保育園事業の一層の充実に努めてまいりたいと考えております。  また、ひとり親家庭に関しては、医療等の扶助的施策に加え、今年度より県において経済的な自立支援策として、就業支援制度を実施しており、資格の取得や技術を身につけることにより、ひとり親家庭が自立できるよう支援していきたいと考えております。  次に、障害者(児)福祉の推進についてであります。  心と体にハンディキャップを有する方々には、一般健常者と同様に、安定した生活と安らぎが保障されることが肝要でありますことから、そういった方々の社会参加と自立のためには、地域社会の理解と援助が必要であり、その機能の一翼を担う社会福祉協議会をはじめ、福祉・介護関係団体ボランティアグループの方々の奉仕の熱意が極めて重要でありますことから、今後ともそういった団体への支援と育成に係る諸施策の推進に努めてまいる所存であります。  次に、新年度も引き続き障害者福祉サービス支援費制度に伴い、障害者の立場に立った福祉サービスの提供、また在宅支援事業に意を払い、各種の補助事業・扶助更正事業の充実に努めるとともに、障害者福祉計画に基づき、心身に障害を有せられた方々も等しく社会の一員として、能力がともに発揮できる環境づくりとともに、より喜ばれる障害者福祉サービスの充実を目指したいと存じております。  次に、保健衛生関係施策の推進についてであります。町民すべてが健康で元気に暮らせるため、一人一人が健康に関する自覚と認識を深め、みずから健康保持に取り組んでいただくために、町民一体となっての健康教育や栄養改善運動体力づくりなどの推進に保健センターを拠点とした高齢者筋力向上トレーニング事業等により健康づくり啓発普及活動を展開してまいる考えであります。  新年度も、予防接種や住民検診事業、そして生活習慣予防対策事業を行うとともに、母子保健事業、妊産婦・乳幼児に対する一貫した母子保健・子育て事業を推進しながら、関係機関や団体などとの連携をとりながら、町民の健康増進に努めてまいる所存であります。  第3に、「創造性豊かな産業を築く」のまちづくりについてであります。  地域産業の振興は町の活力の源であり、活力あるまちづくりと豊かな町民生活実現のため、本町のすぐれた立地環境をより高めながら土地の効率的利用を図り、産業構造の適正化と魅力ある企業誘致を今後も進めながら、バランスのとれた産業振興に努めてまいりたいと考えております。  新年度も今議会にご提案いたしております商工業振興条例を一部改正するなど、商工業振興の諸政策の充実に努め、あっせん小口事業資金融資など、商業活性化につながる環境づくりに取り組む考えであります。  まず、農業の振興についてであります。21世紀における農業分野の状況を見ますと、食糧自給率の大幅な低下や農村の過疎化、生産者の高齢化等の諸問題を抱えております。  こうした状況を踏まえて、国におきましては、「食糧の安定供給の確保、多面的機能の発揮、農業の持続的な発展、農村の振興」を基本理念として、「食料・農業・農村基本法」により農業政策の基本方向を定めているところであります。  「米政策改革大綱」に基づき、平成16年度から米の需給調整の手法や助成措置など大幅に見直しされ、新たな対策が実施されます。  米の需給調整の手法は、生産調整面積から米の生産数量を調整する方法へ転換し、当町へも6,568.42トンの米の生産目標数量が示されたところであります。  また、助成措置についても、新たに水田農業構造改革交付金や担い手経営安定対策、集荷円滑化対策が制度化されることになっております。  水田農業構造改革交付金につきましては、上婦負地域へは1億9,000万円余の交付予定額が提示され、助成金の使途については、上婦負地域水田農業推進会議において決定されてきたところであります。  当町の農業の現状は、従来にも増して生産者の高齢化や後継者不足が進むなど、非常に厳しい環境にあります。こういったことから、町の農業の健全な発展を図るため、農地の流動化や農業の担い手対策等の農業施策を推進することとし、良質米の生産を基幹としながら、地域に適した生産性の高い農作物を低コストで安定した収量が確保されるよう条件整備を図っていかなければならないと考えております。  新年度も担い手農家を中心とした経営規模(農地の集積化)の拡大、集落営農組織の協業化、法人化への誘導や農業後継者等の育成、地産地消の支援施策の強化、また中山間地域等農業活性化支援事業及び里地棚田保全事業整備事業などをも生かしながら、農業農村振興策の綿密な展開を図ることといたしております。
     次に、商工業等の振興についてであります。経済基盤の確立と雇用機会の拡大を図ることが求められている現状から、生活環境の保全に意を用いながら、新たな産業基盤を促進し、地域社会との調和のとれた企業の発展を図るとともに、企業誘致や若者の定着化の促進に努めてまいる所存であります。  新年度も従来の諸政策の充実を図るため、商工会活動事業に対する支援、中小企業の経営安定と活性化を促す支援、複合商業施設内の多目的ホールへの支援などを図りながら、企業誘致に限らず、増設に対する補助制度や工場移転資金の融資制度及び雇用創出補助の新設により制度の拡充を図り、企業の育成や町民の雇用の場の創設に努めたいと考えております。  今後とも町の地域・文化及び経済交流の活性化を図ることにも努めてまいることといたしております。  また、観光の振興につきましては、町内の自然や文化遺産など地域の特性を生かした観光の発掘や朝日滝等の観光資源の整備に努めるとともに、町の観光協会の活性化に係る支援を行い、余暇活動の拡大に対処してまいるとともに、町のPRにも役立つよう、県内外にも知られる「ふちゅう曲水の宴」、「売比河鵜飼祭」、「安田城月見の宴」、「丘の夢牧場ふれあいフェア」など各種イベント補助事業の支援や観光案内を充実させる事業などに対処するための措置をいたしております。  第4に、「未来を担う教育・個性あふれる文化を育む」まちづくりについてであります。  人々のライフスタイルや価値観の個性化・多様化の進展と相まって老若男女問わず、各分野での自主的な学習活動・文化活動に対する意識が定着した感のある今日、個々人の生活エリアやライフステージの中で、地域社会とのかかわりを深めながら、みずからの可能性をも引き出し、生きがいが実感できるまちづくりが今求められているものと考えております。  そういった観点に立ち、個性を尊重した多様な学習の機会を設け、思いやりと連帯感を醸成する生涯学習のネットワーク化施策の充実が肝要と考え、活動の場・学習の場、そして情報発信基地を担っている「ふれあい館」、「地区公民館」の有機的なつながりを重視し、その利用促進と充実にさらに努めてまいりたいと存じております。  まず、小中学校の教育環境の整備についてであります。学校は、人間の発育段階において、各人の持つ個性を尊重し、すべての児童生徒が豊かな人間形成の基盤となる知力・体力・徳力などを確実に身につける場であります。  このために民主的な社会の形成者育成にふさわしい学校教育環境の整備を図ってまいりたいと考えております。新年度も引き続きパソコン等の教材備品の整備、並びに総合的学習時間に対処すべく所要の措置をいたしておりま。  また、小中学校において設けた学校評議員制度については、さらに小学校2校を拡大することにいたしております。  また、学校環境衛生の基準の改正に伴い、学校における化学物質、すなわちホルムアルデヒド等、シック症候群を引き起こす原因とみなされる化学物質の有無につきましては、引き続き調査を行うため所要の措置をいたしております。  さらに、音川中学校と城山中学校の統合に伴うスクールバスの運行にあたり、所要の措置をし、生徒の安全な通学の確保に努めることとしております。  次に、社会教育・芸術・文化の振興についてであります。生涯学習としての社会教育は、町民一人ひとりが生涯にわたって主体的に学び、あらゆる機会を通して心身ともに充実した豊かな個性と、創造性あふれる人間性を表現できる生涯学習社会の構築、こういった基本認識が肝要と考えます。  そういった認識のもと、先に述べました「活動の場・学習の場」である地区公民館を整備し、ネットワーク化の諸政策の充実に努めるとともに、青少年を守り育てる町民意識の向上施策、家庭教育・女性教育などの施策の推進、また、男女共同参画を推進する施策等を実施していこうと考えております。また、国際性豊かな町民を育成するため、引き続き少年少女海外研修派遣事業を実施してまいることといたしております。  芸術・文化を高める施策については、さらに「ふれあい館」の運営・利用向上に意を用い、文化活動などの拡大に結びつけることといたしております。  また、安田城跡の多目的利用を図るとともに、アートギャラリー事業などを実施し、町民一人ひとりの文化芸術活動の環境づくりに役立つ施策にも努めてまいるところであります。  また、長年にわたって調査してきた埋蔵文化財資料を学習に活用していただくとともに、引き続き千坊山遺跡群国指定を目指して取り組みたいと考えております。  次に、体育・スポーツの振興についてであります。体育・スポーツ活動の実践は心身の健全な発達と豊かな人間形成に大きく寄与するものであり、スポーツを通じた連帯感の涵養や社会秩序の遵守、コミュニティづくりなど、その振興の意義は大きく、町民が日常生活の中において、体育・スポーツを取り入れるよう、その普及に努めなければならないものと考えております。  そういった観点から、従来と同様スポーツ関係団体の支援、環境・施設の充実、町内スポーツ人口の拡大を促す事業として、引き続き総合型地域スポーツクラブの活動支援に取り組むことといたしております。  第5に、「町民参加と心のふれあいを求めて」のまちづくりについてであります。  町民の皆さんが生活を楽しみながら日々暮らすことのできる地域が最も理想とする社会であろうと考えます。  そういった快適な生活の追求や地域社会づくりなど、町民相互のふれあいを醸成し、町民みずから望ましいコミュニティづくりに参加できる町内会づくりを支援するとともに、町民一人一人の自主性と創造性が保障されているまちづくりを目指す行政として、町民の皆さんに身近な行政、取り組む事業が目に見え実感できる行政、わかりやすい行政であるよう努めながら、町民と行政の相互信頼の中で各々の役割分担を担いあえる環境を構築して、町民の生活向上に役立ててまいりたいと考えております。  まず、町民参加と行財政の効率化であります。国の市町村合併の動きに加え、地方分権の気運の高まりにより、国から県へ、県から町へと事業の移管が進んでいる状況の中、地域コミュニティはこれまでの自治会組織としての役割のみならず、今後さらに地域に根ざした最小自治組織としての機能実現という期待が高まっていくものと予想されます。  一方、町民の行政への期待は、これまで以上に求められていくことも明白でありますので、今後、これらのバランスを取りながら、地域に根ざした真の地方自治の実現を目指し、行政が主体となって実施する行政サービスのさらなる充実と、町民の積極参加によるコミュニティ活動の育成を目指し、私たちは不断の努力を続ける所存であります。  市町村合併につきましては、行財政との基盤をより強化して、地方分権の受け皿を担っていくという観点から、富山地域合併協議会において参画市町村で協議してまいりました電算システムの統合構築には時間を要します関係上、合併決定前より統合準備を実施することにしております。  また、電子政府、電子自治体構想を実現するために、今後とも他自治体に遅れることなく、行政内部の情報化、地域の情報インフラの整備に努めてきたところでありますが、本年度も引き続き事務の合理化に向けた取り組みを進めるところであります。  職員の給与などにつきましても、従来から国家公務員に準じて措置を行っておりますが、昨年に引き続き厳しく対応しながら、限られた人員や財源の中で、不断の見直しや改革を図り、地方分権の推進に合わせ、職員の能力向上など、21世紀にふさわしい行政体制の確立に努めてまいる所存でありますので、町民の皆様や議員各位に格段のご理解、ご協力をお願いする次第であります。  今回の予算編成にあたりまして、新町民総合計画に基づきながらも、施策の優先度・重要度を考慮しながら、財源の効果的な配分、経費の節減合理化などに意を用いて取り組んでまいったところであり、現下の厳しい財源状況を踏まえながら、行政運営の公平さの確保と透明性の向上に努めてまいったところであります。  以上、新町民総合計画の五つの体系に沿って、歳出予算の概要を申し上げましたが、景気低迷が続いており、乏しい財源の中にも町民生活優先の予算を編成いたしました。  こうしたときこそ、あすの飛躍に備えて、平穏無事のときでも万一の備えを忘れず、将来の夢を描いてまちづくり進めていかなければならないものと思っております。  いずれにいたしましても、施策を進めるにあたり、公共事業にあっては、有利な補助・起債を十分検討し、一般行政経費にあっては、経費全般にわたって繊細かつ厳しく見直しを行い、節減を図って計上いたしております。  次に、歳入予算の概要について申し上げます。  一般会計におきましては、歳入の見積もりにあたりましては、国・県の経済見通しや地方財政計画における見込み等を十分勘案して、現在見込み得る額を計上いたしております。  町税で47億5,412万3,000円を計上しており、法人町民税の伸びがありますが、固定資産税の税率改定に伴い、前年度より減収予算といたしております。  地方譲与税については、三位一体の税源移譲による所得譲与税の新設により2億3,000万円を計上いたしております。  地方消費税交付金については、前年度同様の考え方で全国ベースや富山県配分見込み等を十分勘案しながら、3億2,500万円を計上いたしております。  減税補てん特例交付金については、恒久的な減税に伴う地方税の減収の一部補てん財源として、現在見込み得る額1億8,620万円を計上いたしております。  地方交付税については、国の算定方針等を踏まえるとともに、当町の特殊要因なども十分考慮し、現在見込み得られる額16億6,800万円を計上いたしております。  国庫支出金・県支出金については、取り組む予定の事業に見合う額の算定の上、それぞれ積み上げ計上いたしております。  繰入金については、減債基金や財政調整基金などを取り崩しとして3億1,042万3,000円、諸収入については貸付金元利収入などで6億5,923万1,000円計上いたしております。  また、町債につきましては、地方財政計画や地方債計画などを勘案しながら減税補てん債の借換え債、臨時財政対策債などを含めて24億3,150万円を計上いたしております。  次に、特別会計についてその概要を申し上げます。  まず、国民健康保険特別会計については、予算総額21億4,250万円とし、前年度当初予算に比べ3.4%伸びとなっております。  音川簡易水道事業特別会計については、予算総額1億7,760万円とし、前年度当初予算に比べ0.7%伸びとなっております。  老人保健医療事業特別会計については、予算総額30億710万円とし、前年度当初予算に比べ5.0%減となっております。  土地取得特別会計については、予算総額24万4,000円とし、前年度当初予算に比べ15万8,000円減額したものとなっております。  下水道事業特別会計については、予算総額23億6,520万円とし、前年度当初予算に比べ50.7%伸びとなっております。  農業集落排水事業特別会計については、予算総額2億8,330万円とし、前年度当初予算に比べ22.0%減となっております。  水道事業会計については、収益的収支において差引4,736万円の不足を見込み、資本的収支では差引2億6.864万2,000円の不足を見込んだものといたしております。  以上、平成16年度における町政運営の基本方針を申し上げますとともに、一般会計及び特別会計予算につきましてその概要をご説明申し上げました。何とぞよろしくご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願いいたします。 9 ◯議長(柞山数男君)  これより上程案件に対し、一括質疑を行います。                 (「なし」と言う声あり) 10 ◯議長(柞山数男君)  質疑なしと認めます。  おはかりいたします。  議案第5号から議案第12号までは、19人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う声あり) 11 ◯議長(柞山数男君)  異議なしと認めます。  よって、議案第5号から議案第12号までは、19人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定いたしました。  次に、ただいま設置されました本特別委員会の委員の選任を行います。  おはかりいたします。  委員の選任については、委員会条例第6条第1項の規定により、議長において、1番、場家茂夫君、2番、八尾和久君、3番、山口和雄君、4番、村林忠信君、5番、野原孝夫君、6番、平田清範君、7番、梶原 昭君、8番、青山 稔君、9番、有澤 守君、10番、西村僖啓君、11番、五十嵐正子君、12番、中川尚孝君、13番、高木勲寛君、14番、竹内文彦君、16番、井上辰男君、17番、若林伯治君、18番、磯野 博君、19番、浅岡幸夫君、20番、藤澤 隆君、以上、19名の諸君を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う声あり) 12 ◯議長(柞山数男君)  異議なしと認めます。  よって、ただいま議長において指名いたしました19名の諸君を、本特別委員会の委員に選任することに決定いたしました。                ──────────────────              日程第4.議案第13号から議案第29号まで 13 ◯議長(柞山数男君)  次に、日程第4、議案第13号から議案第29号まで、平成15年度婦中町一般会計補正予算(第9号)について外16件を一括して議題といたします。  議案の朗読を省略いたします。  提案理由の説明を求めます。  大島町長。 14 ◯町長(大島外夫君)  それでは、平成15年度補正予算について、その概要を申し上げます。  まず、議案第13号、一般会計補正予算(第9号)について申し上げます。  今回の補正予算額は、歳入歳出それぞれ3億6,952万8,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額を123億8,093万4,000円とする内容であります。  歳出の主な内容を申し上げます。歳出では、総務費に1,985万7,000円を減額計上いたしております。一般管理費において嘱託職員賃金及び町長交際費で542万9,000円、財産管理費において庁舎空調設備借上料で266万7,000円、企画費においてコミュニティバス運行委託費で127万9,000円、戸籍住民基本台帳費において事務費で130万円、防災費において防災行政無線簡易中継局の設置等が不要となり520万円、それぞれ事業の精算により減額計上いたしております。  次に、民生費に1,792万4,000円を減額計上いたしております。老人福祉費において老人保健医療事業特別会計繰出金で1,056万4,000円、児童福祉総務費において児童手当給付費で281万円、ひとり親家庭等医療事業費で145万円、それぞれ事業の精算により減額計上いたしております。  次に、衛生費に714万2,000円を減額計上いたしております。保健衛生総務費において保健衛生総務事業で嘱託職員賃金262万9,000円、音川簡易水道特別会計繰出金で771万円、母子療養費において審査支払手数料で140万円、それぞれ事業の精算により減額計上。し尿処理場費において万浄園への委託料で処理量増により504万円増額計上いたしております。  次に、農林水産業費に200万9,000円を減額計上いたしております。  農地総務費において分筆登記等の事業運営委託料135万6,000円、農業集落排水事業において農業集落排水事業特別会計繰出金で314万4,000円、それぞれ事業の精算により減額計上。県営土地改良事業で町補助金増により421万8,000円増額計上いたしております。  次に、商工費に548万8,000円を減額計上いたしております。  商工振興費において商工業振興事業の福利厚生施設建設補助金で200万円、商工業金融対策事業で事業の実績により節季資金融資預託金で7,036万7,000円、県信用保証協会の経営破産による債務保証に関する損失補償金で213万8,000円減額計上し、企業誘致対策費において土地開発公社より西本郷企業団地関連事業としておりました町道買戻し金で6,074万1,000円追加計上いたしております。  次に、土木費に268万3,000円を追加計上いたしております。  道路新設改良費において道路改良事業(単独)で土地開発公社より町道下轡田5号線用地買戻しに4,438万8,000円追加計上、物件移転補償費の事業精算により661万円減額計上。  緊急地方道整備事業(公共)において事業費の組替え計上、下水道事業費において下水道事業特別会計繰出金で3,546万4,000円を減額計上いたしております。  次に、消防費の常備消防費において災害現場等被服更新費で127万2,000円、非常備消防費においても同様に被服更新費で138万1,000円それぞれ追加計上。  消防施設費において消防用車両購入費の入札差金などにより209万6,000円減額計上いたしております。  次に、教育費に2,016万1,000円減額計上いたしております。  幼稚園費において嘱託教諭賃金で200万円、生涯学習振興費において自治公民館建設事業補助金で405万1,000円、文化財保護費において堀I遺跡整備計画委託料等で100万円、埋蔵文化財緊急調査事業費で発掘作業委託事業等の減により339万5,000円、埋蔵文化財緊急地域雇用事業費で事業実績により219万9,000円、公民館費において施設整備管理委託料で100万円、ふれあい交流センター費において、施設光熱費などの実績に伴い218万4,000円、それぞれ減額計上いたしております。  次に、諸支出金に3億円を追加計上いたしております。町税及び地方交付税の歳入の伸びにより財政調整基金費において1億5,000万円、減債基金費において1億5,000万円増額計上いたしたものです。  また、予備費では1億3,958万1,000円増額計上し、予算調整を行っております。  一方、歳入では、町税に1億8,639万3,000円追加いたしております。  町民税の個人分では、5,482万7,000円、固定資産税で5,898万4,000円、それぞれ減額計上いたしておりますが、町民税の法人分では企業収益の伸びにより3億20万4,000円の増額計上いたしております。  また、地方交付税においては、町民税等の収入減などの要因により2億2,721万9,000円の増額計上。諸収入において商工費貸付金元利収入では7,036万8,000円減額計上といたすなど、現時点で見込み得られる額を計上している内容となっております。  その他、債務負担行為の補正は7件、それぞれの特殊事情等により繰越明許費10件につきましても、各々所要の措置を講じたところであります。  次に、議案第14号、婦中町音川簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)におきましても、事業の精算により地方債補正等により、歳入歳出をそれぞれ1,050万円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額を1億7,017万2,000円とする内容となっております。
     次に、議案第15号、婦中町老人保健医療事業特別会計補正予算(第3号)では、事業の精算により歳入歳出にそれぞれ9,727万6,000円を減額し、補正後の歳入歳出予算総額を30億9,882万4,000円とする内容となっております。  次に、議案第16号、婦中町下水道事業特別会計補正予算(第6号)では、諸般の特殊事情等により繰越明許費2件、及び事業の精算により地方債補正等により歳入歳出にそれぞれ994万2,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算総額を14億6,297万4,000円とする内容となっております。  次に、議案第17号、婦中町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)では、事業の精算により歳入歳出にそれぞれ16万6,000円を増額し、補正後の歳入歳出予算総額を3億8,378万9,000円とする内容となっております。  次に、議案第18号、婦中町水道事業会計補正予算(第4号)では、収益的収支において、収入で給水収益及び消費税還付金の実績見込み等により382万8,000円の減額、支出で動力費及び資産減耗費等の精算などにより509万1,000円を減額いたしており、また、資本的収支では、収入で補償工事負担金などの収入減などにより1億200万円減額、支出で下水道工事受託工事費等の精算などにより1億8,000万円減額いたした内容となっております。  次に、今回ご提案いたしております条例案件及びその他の案件について申し上げます。  条例の制定及び改正に係るものは8件、廃止及び認定に係るもの3件といたしております。  内容としては、条例制定として婦中町農業集落排水事業分担金基金条例と婦中町埋蔵文化財資料館の設置に関するもの2件、一部改正するものとして下水道の受益者負担金基金に関するもの、保育園園児定数に関するもの、し尿収集手数料の改定に関するもの、都市公園の設置に関するもの、町民体育館の分館に関するもの、及び商工業の振興に関するもの等6件といたしており、廃止するものとしましては、婦中町中山間地域振興基金条例と婦中町青年婦人会館条例の2件であり、また、認定するものとしては町道路線の認定に係るものであります。  以上をもちまして、平成15年度補正予算案件等の説明といたします。詳細につきましては、担当課長から補足説明いたさせますので、議員各位には何とぞ慎重ご審議の上、適切なご議決を賜りますようお願いいたします。  今、説明いたしました中で24ページを恐れ入りますが、お開きいただきたいと思っています。一部訂正させていただきますが、先ほど申し上げました点が誤りでございまして、県信用保証協会の加入企業の経営破産によるという意味でございまして、私は、経営破産によるとだけ申し上げておりましたが、そこへ加入企業の経営破産によるということをつけ加えさせていただきますので、よろしく対処していただきますようお願いいたします。  以上でございます。 15 ◯議長(柞山数男君)  これより補足説明を求めます。  まず議案第13号について、清水企画財政課長。 16 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  それでは、議案の補足説明を申し上げます。お手元の補正予算書に基づきまして、補足説明をいたさせていただきたいと思います。  まず、予算書の1ページをお開きいただきたいというふうに思います。  議案第13号、平成15年度一般会計補正予算(第9号)についてでございます。  今回の補正は歳入歳出それぞれ3億6,952万8,000円を追加いたしまして、補正後の総額を123億8,093万4,000円といたすものでございます。  そのほかに債務負担行為の補正及び繰越明許費についても計上いたしてございます。  続きまして2ページの方をお願いいたします。  まず、歳入の主なものについて申し上げます。町税につきましてでありますが、1億8,639万3,000円の追加をいたしております。町民税の方で2億4,537万7,000円と、固定資産税の方では5,898万4,000円、これは減額をいたしております。  それから飛びまして地方交付税でございます。2億2,721万9,000円の追加と。  次に飛びまして第12款国庫支出金でございますが、1,905万9,000円の追加でございます。このうち国庫負担金が2,054万3,000円の追加ということになってございます。  それから第13款の県支出金でございますが、この中の県負担金、こちらで1,163万円、これを増額で見込んでおります。右の方へ移りまして第18款諸収入で7,042万5,000円、これを減額をいたしております。  歳入の合計を3億6,952万8,000円追加いたすものでございます。  一方、歳出でございますが、3ページをお願いいたします。歳出につきましては、おおむね年度末の事業量の確定という、これに伴いまして予算調整を行ってまいっております。その主なものでございますが、まず、総務費でございます。総務費は、1,985万7,000円の減額でございます。  それからまた民生費でも1,792万4,000円を減額いたしております。  右の方へ移りまして第10款の教育費でございますが、これも2,016万1,000円を減額するということでございます。  第13款の諸支出金、これは基金積立金の方でございますが、3億円を追加をいたしております。  それから予備費の方でございますが、1億3,958万1,000円を追加し、調整を行っております。  それでは、歳出の主な内容につきましてご説明をいたしますので、少し飛んでいただきまして14ページの方をお願いをいたします。事項別明細の方でご説明を申し上げます。  まず、総務費でございます。事業番号2020番の一般管理費でございますが、嘱託職員賃金、それから町長交際費ということで、一般管理費は542万9,000円を減額をいたしております。それから飛びまして,2080番の庁舎維持管理費でございます。これは全体で456万7,000円の減額をいたしておりますが、この中で、説明欄の下の方でございますが、機器借上料というところで266万7,000円を減額をいたしております。これは、今年度実は更新しました庁舎の空調施設のリース料でございまして、稼働月数、実際の稼働実績に基づき減額をいたしたものでございます。  ちょっと飛びまして17ページの方をお開きいただきたいと思います。17ページの防災費でございます。事業番号が2400番防災費でございます。こちらの事業では520万の減額をいたしておりますが、このうち説明欄の下の方にございます防災施設整備工事費315万円の減額ということでございまして、これは、先ほども提案理由にもございましたが、防災行政無線の不感地帯の対策として中継局設置というものを予定いたしておりました。実際にこの防災行政無線完成いたしまして、実際の電波を飛ばして詳細調査をいたしました結果、それぞれ予想されておった不感地帯での個々の地点で軽微な受信アンテナによってその対応ができるということがわかってまいりましたので、この中継局方式というものをとりやめたことによるものでございます。  それから民生費でございまが、3131番でございます。老人保健医療事業特別会計への繰出金。これは年度末ということで、決算見込みによりまして老人医療費が減少するということで、一般会計側の繰出金も減額をいたしております。1,056万4,000円の減額でございます。  次に19ページをお願いいたします。衛生費の方でございます。こちらも特別会計への繰出金ということで4022番の水道整備事業で、音川簡水への繰出金でございますが、これも決算見込みによりまして事業確定ということで771万円の減額でございます。  次のページでございますが、上の方の4320番でございます。し尿処理場管理費の方でございますが、委託料で504万円の増額をいたしております。先ほどもございましたが、万浄園の方へし尿処理委託として計上いたしておりますが、この搬入量が予想以上に増加するということで、この分につきまして追加をいたしてございます。  それから次の21ページの中ほどをお願いいたしたいと思います。6260番でございます。これは、補助金の方でございますが、県営土地改良事業に伴う補助金を今回421万8,000円を追加をいたしております。  それから22ページでございますが、商工費の方でございます。その中ほどの7050番の商工業金融対策事業ということで6,822万9,000円、これは減額をいたしております。ただし、先ほどもございましたが、中身で節季資金融資預託につきましては7,036万7,000円の減額ということで、もう一方増額もございまして、富山県の信用保証協会の債務保証に関する損失保証として213万8,000円、これは増額、追加をいたしております。それと7060番、企業誘致対策事業でございますが、6,074万1,000円を追加をいたしております。用地購入費として計上いたしておりますが、これは、現在、土地開発公社名義となっております西本郷地内の町道業務団地線、既に改良済の町道でございますが、これを一般会計で買い戻しをいたすものでございます。幅員は12メートル、そして規格といたしましては、道路延長は135メートルございます。その分を買い戻しするということで、同じく土木費の8100番、道路改良事業(単独)でございますが、こちらの方にも今回土地開発公社の買戻しを計上いたしております。  事業費といたしましては、3,814万7,000の追加計上ということで、その中身でございますが、用地買収費に4,438万8,000円を追加ということでございまして、これも土地開発公社名義の土地でございます。今回買戻しをするものでございまして、場所は国道359号線と、それから先般完成して供用開始をいたしました下轡田5号線の東側の交差点部分に所有をいたしておるものでございます。面積は752m2ございます。一般会計の方で買戻し、普通財産化するというものでございます。  次のページをお願いいたします。23ページでございますが、真ん中の8250番の下水道事業、これも繰出金の方でございますが、下水道特会、決算見込みによりまして3,546万4,000円を減額するというものでございます。中身につきましては、後ほどまた会計の中身の説明がございます。  飛びまして25ページをお願いいたします。一番下の方の教育費の10353番の事業でございます。生涯学習活動振興事業465万1,000円の減額ということでございますが、この中の説明欄にございます自治公民館建設事業補助金405万1,000円を減額いたしておりまして、これは本年度交付の実績と、もう一つ1集落におきまして建築着工を予定されておりましたが、その仕事が遅れるというか、年度内でできないということでの1集落分の減額を含めてございます。それも含めて本年度は6集落が対象になってございました。  次のページの26ページでございます。文化財保護費関係でございますが、これはいずれも事業費の確定によってそれぞれ減額をいたしておるものでございます。  次のページ27ページでございますが、中段の方でありますが、諸支出金で、先ほども申しましたが、財政調整基金の積立金として1億5,000万円、それから減債基金の積立金として1億5,000万円、合わせまして3億円を新たに積み上げるというものでございます。  また、予備費につきまして、下の方の欄につきましては、1億3,958万1,000円を追加して調整をいたしております。  歳出の主だった内容につきましては以上でございまして、次に歳入について申し上げますので、8ページまでちょっと戻っていただきたいと思います。  まず、町税についてでございます。町民税の方でございますが、説明欄でちょっと申し上げますが、個人分の現年度課税分でございます。5,480万7,000円の減額となってございますが、これは、給与所得等の予想以上の落ち込みにより、これが影響しまして減額いたすものでございます。反対に法人町民税の方でございますが、現年度課税分3億20万4,000円、これは大幅な追加となってございます。最大の要因は、一部製造業などで増収増益となっておりまして、それが要因となっておるものでございます。  一方、固定資産税の方、下の方でございますが、現年度課税分では5,898万4,000円余りを減額といたしております。これらに関連いたしますが、個人町民税、あるいは固定資産税の収入での減収、これに対して、主に福祉関係の方ですが、基準財政需要額の増嵩ということで、その下の方、普通地方交付税、これは確定値でございますが、2億2,721万9,000円今回追加をいたしてございます。  9ページをお願いいたします。中ほどの国庫負担金の方でございますが、児童福祉費の国庫負担金のうち、右の欄でございますが、保育所運営費負担金2,230万7,000円の追加をいたしてございます。年度途中等の異動によりましての実績でございます。  これと関連いたしますが、次の10ページをちょっとお開きいただきたいと思います。県負担金も連動いたしておりまして、保育所運営費負担金として1,165万3,000円を増額、追加いたしております。  少し飛びますが、12ページの方をお開きいただきたいと思います。中ほどの貸付金元利収入でございまして、節季資金融資預託金元利収入で7,036万7,000円の減額ということをいたしております。  一般会計の歳入は以上でございますが、債務負担行為とそれから繰越明許費についてご説明いたしますので、4ページまでちょっと戻っていただきましてお開きいただきたいと思います。  第2表の債務負担行為補正ということでございます。年度末の手続ということで、今回14年度、あるいは事業費の確定に合わせましての限度額をそれぞれ補正をいたしております。  まず、土地開発公社の債務保証のうちのレクリエーション広場に関するものにつきましてでありますが、これは年度の延長を行うということで、来年度引き続き事業が継続いたしますので、1年延長いたしております。  同じく公社の債務保証でございますが、健康福祉ゾーンにつきましては用地取得等の確定による限度額の補正ということと、その下の方でありますが、上婦負介護保険事務組合の事務所の取得事業費、これも債務負担を起こしておりますが、組合の方で繰上償還をされまして、今年度で完了ということで後年度分を減額いたしております。  以下につきましても、それぞれ事業費の確定によりまして今回補正を行っております。また、LGWANの関係につきましては、共同設置という方式に変更されましたので、これは15年度単年度で完了いたしたということで、今回減額をいたしております。  次の5ページをお願いいたします。繰越明許費の表でございます。本年度の繰越明許費につきましては、現段階ではここに掲げてございます10件について予定いたしております。総額は右下の方の合計欄のところでございますが、3億6,449万2,000円を見込んでおります。ただし、繰越明許費でございますが、決算段階では、事業進捗等で若干変動があると思われますが、ひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。  以上で、一般会計の補足説明を終わらせていただきます。 17 ◯議長(柞山数男君)  次に、議案第13号のうち給与明細書について、清水総務課長。 18 ◯総務課長(清水利昭君)  28ページの方をお願いしたいと思います。給与費の明細書の分であります。  特別職のところで今回報酬を減額させていただいております。補正後、補正前を比較という形で見ていただきたいわけでありますが、報酬のところでその他の特別職のところであります。39万7,000円減額をしております。これは、中学校のクラブ講師の方で20万円、それからALTの8月分の報酬で18万円の減額であります。そのほかに衆議院議員の選挙の立会人のものに関するものが減額、それから、統計調査費の方でも事業によりまして実績を見まして減額するものがございます。そういう関係で、39万7,000円を今回減額させていただいております。  以上、簡単でございますが、ひとつまたよろしくお願いしたいと思います。 19 ◯議長(柞山数男君)  次に、議案第14号並びに議案第16号から議案第18号、議案第20号及び議案第21号について、柏谷上下水道課長。 20 ◯上下水道課長(柏谷邦彰君)  それでは、予算書の30ページをお願いいたします。  議案第14号、婦中町音川簡易水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。  第1条でございます。歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,050万円を減額し、1億7,017万2,000円とするものでございます。  次に31ページをお願いいたします。これにつきましては、後ほど詳細をご説明申し上げます。  32ページでございます。地方債でございますが、簡易水道事業資金に充当するということで、50万円増額で、補正後4,030万円とするものでございます。これについても後ほどご説明申し上げます。  それでは、35ページの歳出の方からご説明申し上げます。  事業名で31020番の維持管理費でございますが、これにつきましては、電灯動力費の実績によりまして50万円を減額するものでございます。  次に、配水工事の受託工事費でありますが、31040番でありますが、受託工事も最終調整ということで減額となったものでございます。これについては実績に基づいて減額するものでございます。  戻っていただきまして、34ページでございますが、歳入の部分でございます。  第1款の分担金及び負担金でありますが、2件新規にございましたことで21万円追加補正するものでございます。それから配水装置の負担金でございますが、これは受託工事の負担金でありますが、これも先ほど工事が減少ということで300万円の減額となっております。  それから給水及び量水器使用料でございますが、50万円の減額となっております。これにつきましては、実績と実績見込みということで50万円でございます。  一番下に行っていただきまして、第10款町債でございますが、50万円の増額でございます。これは、充当率の確定によるものでございまして、これが90%から100%に上がったということであります。その上に戻っていただきまして、一般会計繰入金はそれに伴いまして771万円の減額となったものでございます。  次に、42ページをお願いいたします。  議案第16号、婦中町下水道事業特別会計補正予算(第6号)でございます。  第1条でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ994万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億6,297万4,000円とするものでございます。  そのほか繰越明許についても後ほどご説明申し上げます。  歳入歳出の補正予算で43ページとありますが、これも後ほど詳細を申し上げます。  44ページをお願いいたします。第2表の繰越明許費でございます。これにつきましては、補助事業、単独合わせまして1億1,716万4,000円の繰越しとなるものでございます。ちなみに後ほど農集も出てきますが、農集については繰越しはございません。この路線につきましても、今後の天候にもよりますが、4月の早い時期には大部分が完成するのではないかと見込んでおります。  次に45ページでございます。地方債でございます。これは、流域下水道事業資金に充当するものでございますが、これは流域下水道事業費の確定によるものでございます。200万円の増額でございまして、補正後6,880万円とするものでございます。  それでは、歳出の方から詳細をご説明申し上げます。49ページでございます。  下水道費の公共下水道でありますが、補正額は1,298万5,000円の減額とするものでございます。  事業費につきましては、修繕費で100万円減額するものでございます。事業運営委託料、これにつきましては1,220万円の減額とするものでございます。この内容につきましては、住宅団地の既設の下水道でありますが、これの調査でございまして、例えば本管は太いのか細いのか、それから家庭の接続が良いか悪いかということを調査するものでございます。これにつきましては、各住宅団地の役員の方、総代の方につきましてご説明申し上げましたんですが、なかなか地元には説明しにくいということで、一度地元に来てくれというところが多かったものでありますから、今後、それらを説明に伺いますと時間的にも余裕がございません。調査もする時間がございませんということで、一旦、減額補正させていただきます。そして、16年度以降から各団地を回りまして、住民の方のコンセンサスを得ながら進めていきたいと思います。何分にも個人の宅地の方の地面に入っていくものですから、十分コンセンサスを得ないと後から問題になるということでありますので、16年度以降順次団地の中へ説明に伺いましてコンセンサスを得ながら行くというものでございます。今年は一部の団地で了解を得たところがありますが、そこについては今調査中でございます。  施設設備工事費21万5,000円でありますが、これについては軽微な修繕等がございます。2カ所予定しているものでございます。  次に、神通川左岸流域下水道費でありますが、これにつきましては、先ほど申し上げましたように、神通川左岸流域水道事業の事業費が確定したことによります増額であります。222万1,000円が補正額となっております。その他補正額の財源内訳についても同時に組替えしているものでございます。  次に公債費でありますが、これにつきましても、財源の組替えでございまして、補正額はゼロということでございます。  第3款の公共下水道受益者負担金積立金でありますが、これにつきましては、団地の受益者負担金という大口が入ってきましたことによりまして、これについて負担金の積立とするものでございます。  収入に戻っていただきます。47ページをお願いいたします。  第1款の下水道事業負担金でございます。これは、今申し上げましたように、主な団地から金額が入っておりまして、その分が6,400万円、個人の分も若干ございますが、主に大型団地からの加入金が6,400万円増額になったということでございます。  第2款の下水道使用料でございますが、これは実績によりまして2,400万円の増額となるものでございます。  第6款の一番下でございますが、公共下水道積立繰入金、これにつきましては、先ほど申し上げましたが、受益者負担金でかなり大口が入ってきましたので、積立からの取り崩しを全額また減額するものでございます。その上に戻っていただきまして、一般会計繰入金については差引3,546万4,000円の減額となるものでございます。  48ページです。雑入でございますが、消費税の還付金でございます。これは、過年度分の事業費確定により確定した金額でございまして、1,300円の減額となっております。  第9款の地方債でありますが、下水道債でありまして、200万円の増額、これは流域下水道の事業債の事業費の確定によるものでございます。  次に、51ページをお願いいたします。  議案第17号、平成15年度婦中町農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)でございます。
     歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億8,378万9,000円とするものでございます。  内容について詳細をご説明いたします。まず、歳出の方から説明いたします。  54ページをお願いいたします。歳出の一般管理費の需用費でありまして修繕費、道島の修繕費として16万6,000円を計上しております。そのほか財源内訳についても一部組替えをしております。  公債費につきましては、財源の組替えでございます。  その上の欄の歳入の欄をごらんいただきたいと思います。  第4款の一般会計繰入金が差引314万4,000円減額と計上するものでございます。  第5款の雑収入としまして、消費税の還付金収入でございますが、平成14年度事業確定によりまして331万円増額となったものでございます。  次に、55ページをお願いいたします。  議案第18号、平成15年度婦中町水道事業会計補正予算(第4号)でございます。  第2条でございます。主な建設改良事業、配水設備拡張及び改良事業費の補正でございまして、1億8,000万円の減額とし、6億1,449万8,000円とするものでございます。  第3条でございます。収益的収入及び支出でございます。まず、水道事業収益でありますが、営業収益、それから営業外収益加えまして、合計382万8,000円の減額補正をし、6億6,695万5,000円とするものでございます。  支出の部でございます。水道事業費用でございますが、営業費用、営業外費用、それから特別損失を加えまして、合計509万1,000円減額するものでございます。補正後の金額でありますが、6億4,509万8,000円となっております。  次に、56ページでございます。資本的収入及び支出の補正でございます。第4条でございます。予算第4条本文括弧書き中不足する額3億9,254万7,000円を不足する額3億1,454万7,000円に、そして、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額としまして3,028万9,000円、過年度分損益勘定留保資金8,237万円、当年度分損益勘定留保資金1億7,988万8,000円及び利益積立金1億円を、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,614万6,000円、過年度損益勘定留保資金8,237万円、当年度損益勘定留保資金1億603万1,000円及び利益積立金1億円に改め、資本的支出の予定額を次のように補正いたします。  資本的収入でありますが、企業債分担金合計1億200万円の減額とし、補正後5億3,930万3,000円とするものでございます。  支出の資本的支出、これは建設改良費でございますが、1億8,000万円の減額とし、8億5,385万円とするものでございます。  第5条、企業債でありますが、補正額900万円減額とし、4億6,930万円とするものでございます。  今まで申し上げましたところの詳細でございます。61ページをごらんください。  収益的収支明細の支出の分でございます。原水及び浄水費で400万円。受託工事で65万円。減価償却、それから資産消耗費、それぞれ224万、138万4,000円すべて減額補正するものでございます。  内容でございますが、原水及び浄水費の400万円の減でございますが、動力費の実績でございます。ことしはやや冷夏であったということがありまして、400万円の減額となっております。  次に受託工事でありますが、65万円について他会計の修繕費が精算でもうないということで65万円の減額であります。  その他減価償却,資産消耗費については14年度決算確定により積算したものでございます。  営業外費用でございます。まず、雑支出でありますが、31万9,000円の増額となっております。これにつきましては、水道料の還付金41万8,000円、漏水等の還付金でございます。  それと下に書いてございます過年度収益修正損でございますが、これについては5年経過した不納欠損の分でございます。9万9,000円でございます。所在不明という場合等がございます。ちなみにでありますが、26名ございました。  次に4番目の特別損失でございます。過年度損益修正損でございます。これにつきましては、過年度修正損としまして破産分でございます。これについては84万8,000円でございます。ちなみにでありますが、25名の破産者がございまいした。  次に、収益的収支の収入の部でございます。60ページでございます。給水収益でございます。給水使用料としまして110万円減額ということであります。先ほど申し上げましたが、動力費も減額しておりますし、配水量も減っているということでございます。  受託工事収益でございますが、配水管移設負担金,これは受託工事でありますが、これが減額となっているものでございます。  その他営業収益でございますが、これは設計審査手数料等など、実績によるものでございます。  営業外収益でありますが、271万円、消費税の還付でございますが、事業費の確定によるものでございます。  資本的収支の収入と支出の分でございます。収入でございますが、企業債として900万円の減額補正となっております。対象事業費の確定でございます。  負担金でありますが、新規加入負担金が400万円でございます。それから受託工事の減額による9,700万円で、合計9,300万円でございます。  支出の分でありますが、今のところ申し上げましたが、配水設備拡張及び改良費でありますが、これが受託工事費に該当するものでございます。受託工事につきましては、減額1億8,000万円でありますが、この1億8,000万は水道事業として移設するときに、例えば老朽化している場合はそれを修繕するとか、ビニール管であれば、ダクタイル製に変えるとそういうことで、工事を安価にするために900万円増額したものでございますので、内容としましては、受託工事が900万円、それに伴う拡張事業、改良でありますが、改良の分について900万円というふうにご理解願いたいと思います。  それと申しわけございません。48ページでございます。消費税還付金でございますが、読み間違いがございまして、130万円の減額でございました。先ほど1,030万円と申し上げましたが、130万円でございます。  61ページであります。減価償却費でございますが、22万4,000円の減額でございます。それと資産減耗費で138万4,000円ということでございます。訂正してお詫び申し上げます。  次に、条例案件でございます。3ページをお願いいたします。条例案件の条例編の3ページでございます。  議案第20号、婦中町下水道受益者負担基金条例の全部を改正する条例についてでございます。  内容でありますが、4ページをお願いいたします。これにつきましては、婦中町下水道受益者負担基金条例の全部を改正する条例でございます。婦中町下水道受益者負担金基金条例でございますが、これにつきましては、現条例の条文整備のため、全部改正するものであります。  第1条の趣旨でございますが、婦中町下水道事業財政の調整を図るため、婦中町下水道受益者負担基金以下、基金を設置するものでございます。例えば、現条例でございますと、婦中町下水道受益者負担基金と書くべきところを、基金という一言で書いてございましたので、こういう文言を加えたということでございます。以下、そういうことであります。  第2条、この基金は、これも加えた部分でありますが、婦中町下水道受益者負担金に関する条例(平成10年度条例第4号)の規定により、調整した受益者負担金の全部又は一部をもって積み立てるものとするということでございます。これにつきましては、現条例につきましては、一部という言葉のみでございました。全部という言葉が抜けております。その基金についても、先ほど言いました受益者負担金というものをつけ加えております。  第3条の管理でありますが、基金に属する現金は金融機関へその他最も確実な有利な方法により保管しなければならないとなっております。これにつきましては、前条例では、この基金は確実なる金融機関に預け入れ管理するものというものでございまして、有利な方法による保管という文章、その他の最も確実有利な方法による保管ということをつけ加えたものでございます。  第4条でございます。基金の運用益金の処理でございますが、これにつきましては、基金の運用から生ずる収益は婦中町下水道事業特別会計歳入歳出予算に計上し、この基金に繰り入れるものとするものでございます。これについては、その利息と、名目についてはそれが入ってないということであります。  次に、組替え運用でございますが、これは前と同じでございます。これにつきましては、内容は一般財政で一時借入等のときのことを言っているものでございまして、そのときは確実な方法で利率を定めて組替え運用することができるというものでございます。  第6条でございますが、処分でございます。この部分につきましては、前条例では第1条の中で婦中町水道事業財政の調整を図るというためであったものでありますが、これについて詳細で書き加えたものでございまして、この資金の流用については、現在運用をしているところであります。第6条てありますが、基金は次の各号のいずれかに該当する場合に限り、予算に計上して処分することができるということで、下水道事業に係る資金にあてるとき、それと2項としまして下水道事業債の償還にあてるということで、これについては明文化したものでございまして、現在は実施しております。  次に、5ページをお願いします。議案第21号でございます。婦中町農業集落排水事業分担基金条例の制定でございます。  これにつきましては、農業集落排水事業音川地区が完成に伴いまして、分担金が見込まれるものでありますので、それを整備するというものでございます。  6ページをお願いします。内容につきましては、先ほど申し上げました婦中町下水道受益者負担基金という部分が、婦中町農業集落排水事業分担基金という言葉に変わります。以下、すべて先ほど申し上げました下水道の方と以下すべて同じで、内容が農業集落排水事業ということに置き換えてあるものでございます。  以上でございます。 21 ◯議長(柞山数男君)  暫時休憩いたします。  午後は1時から会議を再開し、補足説明、質疑を行います。                  午前12時02分 休憩                 ─────────────                  午後 1時00分 再開 22 ◯議長(柞山数男君)  これより会議を再開いたします。  まず初めに、議案書訂正について、清水企画財政課長。 23 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  まことに申しわけございませんが、提出しております補正予算書の誤記を訂正をお願いしたいというふうに思います。  一つは、5ページにございます一般会計の繰越明許費の表の部分でございますが、事業名のところで3行目、良の字が入っているわけでありますが、これは正しくは道路舗装事業(単独)の誤りでございます。良の字を消して。それともう一つは、飛んでいただきまして、36ページでございます。これも表部分でございますが、町債の現在高の見込み調書ということで上げてございますが、一番右のタイトルの部分で16年度というふうな表記をしておりますが、これは15年度末ということの誤りでございますので、まことに申しわけございませんが、お詫びして訂正を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 24 ◯議長(柞山数男君)  次に、休憩前に引き続き補足説明を求めます。  議案第15号及び議案第22号について、堀町民課長。 25 ◯町民課長(堀 敏成君)  37ページをお開きください。  議案第15号、平成15年度婦中町老人保健医療事業特別会計補正予算(第3号)ついて、補足説明をいたします。  歳入歳出予算の総額からそれぞれ9,726万7,000円を減額いたしまして、歳入歳出予算総額をそれぞれ30億9,882万4,000円といたすものでございます。  歳出からご説明いたします。41ページをお願いします。  第2款医療諸費におきまして、9,068万3,000円を減額いたしております。これは、事業名42010番、医療給付費におきまして8,078万円の減額、それと42020番の医療費支給費におきまして938万2,000円を減額いたしてございます。これはいずれも決算見込みによるものでございます。医療費を推計したところ、老人医療費が見込みより少なく推移しているということによるものでございます。その下の42030番でございます。これは支払い審査手数料52万1,000円の減額をいたしております。これは単価の減及び点数の減によるものでございます。  第5款予備費におきまして、659万3,000円を減額しております。これは歳入歳出の収支を図るためのものでございます。  前ページ40ページをお開きください。  第1款支払い基金交付金でございますが、説明欄をごらんください。老人医療交付金で2,678万3,000円の減額でございます。それと老人支払い審査手数料交付金で52万1,000円の減額、これは決算見込みによるものでございます。  第2款でございますが、国庫支出金では、老人医療負担金におきまして、4,225万2,000円の減額でございます。これは決算見込みによる減額でございます。その下の老人医療過年度659万3,000円の減額でございます。これにつきましては、6月補正におきまして医療費負担過年度分として1,730万6,000円を計上いたしておりますが、前年度赤字繰越分として、この中に666万3,000円が含まれていたにもかかわらず、歳入欠陥補てん収入として二重に計上したことと、医療支給分の算定誤りによる、これは7万円の追加交付がされました。その差額分の659万3,000円を減額するものでございます。  第3款老人医療費県負担金1,056万3,000円の減額でございます。第4款老人医療費繰入金の1,056万4,000円の減額もですが、いずれも決算見込みによる県負担分、一般会計繰入れ分の減額でございます。  以上でございます。  議案書の8ページをお開きください。  議案第22号、婦中町保育園条例の一部改正でございます。  これにつきましては、16年度入園する保育園児の増加によりまして、3園につきましての定員を変更するものでございます。  第6条中笹倉保育園90人を120人に、それと御門保育園130人を140人に、それと鵜坂保育園200人を210人に改正するものでございます。  以上、よろしくお願いします。 26 ◯議長(柞山数男君)  次に議案第19号及び議案第28号について、見波農林商工課長。 27 ◯農林商工課長(見波重尋君)  お手元の議案書1ページ、議案第19号、婦中町中山間地域振興基金条例の廃止についてであります。  次のページ、2ページをお願いします。婦中町中山間地域振興基金条例を廃止する条例を今回提起しております。中身につきましては、平成11年度から15年度5カ年の事業で500万の基金を積んで、国が3分の1、県が3分の1、残りが町ということでこの事業を推進してきました。ちょうど今年、15年度がこの事業を完了する5年目に入りますので、この基金条例を廃止するものであります。  その次に、20ページをお願いします。  議案第28号であります。婦中町商工業振興条例の一部改正についてであります。  次のページ、21ページをよろしくお願いします。婦中町商工業振興条例の一部改正であります。中身につきましては、第2条のところで日本標準産業分類の内容が改正されておりますので、この内容を変えるものであります。それと、加えて成長産業分野の事業で、町長が特に認めるものという項目を加えて改正したものであります。  もう1点は、第4条でありますが、従来工場もしくは店舗の新設のための用地取得に要する経費でありましたが、それに加えて工場の新設、増設のための土地・建物・設備の取得に要する経費、店舗の新設のための用地取得に要する経費ということで、新たに新設、増設等を加えております。それから、従来は土地だけでしたのが、建物,設備まで加えているということであります。  よろしくお願いします。 28 ◯議長(柞山数男君)  次に、議案第23号、青山保健生活課長。 29 ◯保健生活課長(青山哲長君)  議案第23号、婦中町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について、補足説明を申し上げます。  10ページをお開きいただきたいと存じます。  この条例は、し尿を含む廃棄物の抑制、再利用、減量推進等ともにその適正処理にあわせまして生活環境を守り、良好な生活環境の保全などを目的にする条例でございますけれども、その条例第20条で、一般廃棄物処理手数料を別表で廃棄物のうち、し尿の収集手数料などを定めております。そこで、そのうち、し尿収集手数料の項目の方で、家庭で収集業者にし尿を汲み取ってもらう際、業者がご家庭へ請求できる金額の上限を定めておるわけでございますけれども、今般、100リットル当たり税抜きでは614円を667円に、税込みで640円を700円に改めるものであります。町では、従来より3年ごとに社会状況等にあわせ見直しておりますけれども、今般平成13年4月1日に改定適用したものを今般このように改定いたしたく提案いたすものでございます。  よろしくお願いいたします。 30 ◯議長(柞山数男君)  次に、議案第24号及び議案第29号について、山下建設課長。 31 ◯建設課長(山下義弘君)  条例案件11ページをお開き願います。  議案第24号、婦中町都市公園条例の一部改正について、ご説明申し上げます。
     12ページをお願いします。平成15年度におきまして、住宅団地開発に伴いまして、公園の移管手続が完了しましたので、婦中町都市公園条例の別表第1の下坂倉団地公園の項の次に、田島住宅団地公園、田島地内公園面積176m2。続きまして、アイズタウン団地公園、増田地内470m2、ニュータウン福路団地公園、袋地内2,120m2、アロマシティ来里団地公園、増田地内2,542m2の4公園を加えるものであります。これによりまして、現行43都市公園、12万7,640m2に、4公園、合計4,308m2の増加によりまして、47都市公園、13万1,948m2となります。  続きまして、22ページをお開き願います。  議案第29号、町道路線の認定について、ご説明申し上げます。  23ページをお願いします。今回認定する路線は、新規2路線であります。2路線とも町道路事業への用地提供の協力に伴う条件整備のため認定するものであります。これによりまして、現行認定路線449路線、28万7,284.8メートルに2路線の増によりまして、451路線、28万7,980.8メートルとなります。  以上で、補足説明を終わります。 32 ◯議長(柞山数男君)  次に、議案第25号から議案第27号まで、野田生涯学習課長。 33 ◯生涯学習課長(野田 洋君)  13ページをお開きください。議案第25号、婦中町青年婦人会館条例の廃止についてです。  次の14ページをごらんください。婦中町青年婦人会館を今度老朽化のため廃止するものであります。  続きまして15ページ、議案第26号でございます。婦中町民体育館条例の一部改正についてであります。  次のページをごらんください。町民体育館条例の一部を改正するわけでありますけれども、これは、この3月末をもって音川中学校が城山中学校に統合することによりまして、音川中学校の体育館を今度町民体育館の音川分館として位置づけするものであります。  続きまして17ページの議案第27号でございます。婦中町埋蔵文化財資料館条例の制定についてでございます。  18ページをごらんください。1条で、この条例は、婦中町埋蔵文化財資料館の設置及び管理に関し必要な事項を定めるということで、2条では、埋蔵文化財の保存及び活用を図り、もって町民の文化向上に資するため、婦中町埋蔵文化財資料館を設置すると。それで、この3条では、一応うたっておりまして、旧の婦中町保健センターであります笹倉の129番地でございます。それから5条の方で、資料館は次に掲げる事業を行うと。埋蔵文化財及び埋蔵文化財に関する資料を収集し、保管し、及び展示すること。埋蔵文化財に関する調査研究を行うこと。埋蔵文化財に関する解説書、報告書等を作成すること。埋蔵文化財に関する講習会、学習会等を開催すること。前各号に掲げるもののほか、資料館の設置の目的を達成するために必要な事業を行うことと、こういうことで考えております。  以上であります。 34 ◯議長(柞山数男君)  以上で補足説明を終わります。  これより分割して質疑を行います。  初めに補正予算案件について質疑を行います。  18番、磯野君。 35 ◯18番(磯野 博君)  22ページ。説明聞いたのでありますが、ちょっと中身をもう少し詳しく教えていただきたいと思うんですが、7050番、損失保証金の中身でありますが、さっき説明から、読んで字のごとくだとは思っておるんですが、中身は一体何なのか、ようわからない。だから、この辺のところを少し詳しく教えていただきたい。よろしくお願いします。 36 ◯議長(柞山数男君)  見波農林商工課長。 37 ◯農林商工課長(見波重尋君)  磯野議員さんのご質問にお答えします。  今ほど言われました商工業金融対策事業の富山県信用保証協会への債務保証に関する損失保証金であります。実は私どもは、町の商業活性化資金の補助条例を持っています。この中に入っている企業で1社が倒産したということで、その保証を実は私どもの保証料で払っておりましたが、それをオーバーしたということであります。その分を補てんする意味で、保証協会へ213万8,000円を出すというものであります。  以上であります。 38 ◯議長(柞山数男君)  18番、磯野 博君。 39 ◯18番(磯野 博君)  保証金額よりもオーバーしたという意味なんですか。予算よりもという意味なのか。どっちなんですか。何でかと言ったら、県の保証協会へ金を納めておって、県の保証協会から金が来たわけでしょ。倒産した場合に。そのときに、何でそういうオーバーになったり足らなかったりするんですか。そこで一括保証してもらうのは当たり前じゃないですか、という感じがするんですが、その辺、ちょっともう1回説明お願いします。 40 ◯議長(柞山数男君)  見波農林商工課長。 41 ◯農林商工課長(見波重尋君)  今ほど言いましたちょっと舌足らずだったかもしれませんが、この損失保証の保証額が決まっております。その中で、私どもの保証額よりもオーバーしたというか、もうちょっと資料を整理してお答えしますので、申しわけないですが、よろしいでしょうか。後ほど。 42 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。12番、中川君。 43 ◯12番(中川尚孝君)  聞き漏らしたのかもしれませんが、27ページの1億5,000万ずつ基金に積み立てるんですが、これで残高どれだけになるのか、教えてください。 44 ◯議長(柞山数男君)  清水企画財政課長。 45 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  少し概算で申し上げたいと思います。実際、資料につきましては、先の17日に予算大綱ということで皆さんに16年度末までの見込みということで、残高表をお示ししておりますが、そこからのご説明をちょっとさせていただきたいと思います。  財政調整基金につきましてですが、15年度末では、7億2,900万ほどの残高になるというふうに見込んでおります。ただし、先ほども提案ございましたが、16年度の予算で再びこれを取り崩すというような、16年度当初予算で計上いたしておりますので、今の現在の予算ベースでの見込みでは、16年度末では、5億8,300万ほどの基金残高になるというふうに見込んでおります。  減債基金につきましては、15年度末で5億1,800万、それから16年度末では3億7,000万ほどというふうに見込みを立てております。  以上でございます。 46 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。12番、中川君。 47 ◯12番(中川尚孝君)  私もここへ持ってきてるんですが、この表でいく15年度末決算見込みというのは、今回の補正の組み込んだ数字ということで、この金に1億5,000万追加になるのか、ならんのかと聞いているんです。この数字が、今15年度末の決算見込みあるでしょ。この数字で。でこれに、1億5,000万を加えたものなのかどうなのかということです。 48 ◯議長(柞山数男君)  清水企画財政課長、答弁。 49 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  ちょっと説明不足で申しわけございませんでした。この表をお持ちで6ページの方の15年度末積立決算見込みというところで、1億5,200万、財調の方で計上しております。それと、下の方ですが、減債基金の積み立てということで1億5,100万ということで、先ほど申しました補正額をここへ見込んで計上いたしております。入ってございます。 50 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。7番、梶原君。 51 ◯7番(梶原 昭君)  歳入のところで、2ページなんですが、地方交付税2億2,700万今回補正がされておりますが、この地方交付税というものの性格といっていいか、基準財政需要額と収入額との差を埋めるものだということはわかるんですが、今回、私どもの場合には、何がどう減ってこの2億2,700万円というものをもらえるようになったのか。わかりやすく説明をしてください。 52 ◯議長(柞山数男君)  清水企画財政課長、答弁。 53 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  予算書の歳入の方でございますが、8ページの方のご質問の点は普通地方交付税の方で、先ほどもちょっと補足説明の方で申し上げましたんですが、基準財政収入額とそれから基準財政需要額、で、需要額の不足分についての交付であるということでございます。それで、個人町民税、それから固定資産税の減収は先ほども申し上げまして、ここの予算書の方にも載ってございます。これは基準財政収入額の方の減の要因ということでございまして、その分は交付税の方へ当然跳ね返ってくるという中身でございます。  それともう一つ、基準財政需要額の方で、特に福祉関係、経常経費の中でも福祉関係経費について今回、大きく増額したものがございます。その部分につきましては、いわゆる高齢者福祉関係、あるいは施設介護サービスの関係で増額をいたしております。この部分は1億3,700万ほどの増ということになっております。  そのほかにも投資的経費、あるいは公債費等細かな積み上げのものは増要因として上がっておるものもございます。それらで足し合わせますと、大体3,000万ほどが出てまいっております。  一方、基準財政収入額の方でございますが、先ほど申しました税関係で、今回この補正予算にもございますが、法人町民税の方での伸びは直接的には今年度の交付税には影響が来ていないわけでございますけれども、この個人町民税の所得割、あるいは固定資産税の減収がそのままこの収入の方へ響いております。所得割の方では3,700万ほど、それから固定資産税の方で4,000万ほど来ております。その他では、交付税を今度下げる要因のものもいくらかございますが、収入額の方ではおおむね5,000万ほどの減収になったというような中身でございます。需要額の方では1億6,700万ほどの増嵩と、それと5,000万ほどの減収ということで、若干端数はございますが、そのような中身になってございます。 54 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。7番、梶原君。 55 ◯7番(梶原 昭君)  それでは、今現在は15年度の終わりでありますが、この交付税のいわゆる国からの算定といいますか、算出の根拠といっていいんですかね、つまり減ってきておるんですか。それとも従来どおりの算定方法でもらえるということになっているわけですか。 56 ◯議長(柞山数男君)  清水企画財政課長、答弁。 57 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  お答えします。今ほどのご質問は、これを受けての16年度の見込みというご質問というふうにご理解いたしたんですが。 58 ◯7番(梶原 昭君)  そうではなくて、いわゆるこの算定方法が従来から変わっておるのかどうかということなんです。下がっているのか、それとも横ばいなのか。上がるということはないんでしょうけれども。 59 ◯企画財政課長(清水昌昭君)  交付税、特に普通交付税部分について申し上げますと、やっぱり低下しておるということなんですが、結局、その不足分については臨時財政対策債で補ってくるという形で、臨時財政対策債については、15年度分は対前年比で申し上げますと170%ほどになっておりますので、そちらの方での不足分の補いがあったということでございます。 60 ◯7番(梶原 昭君)  その埋め合わせというのは、レベルがちょうどになっているわけですか。交付税が減った分だけ臨時債で。 61 ◯議長(柞山数男君)  予特もありますし、どうも討論に入っているような感じがしますので、質疑から逸脱しているような気もしますので、よろしくお願いします。  ほかに。                 (「なし」と言う声あり) 62 ◯議長(柞山数男君)  ないようですので、以上で補正予算案件についての質疑を終わります。  次に、条例案件等についての質疑を行います。 63 ◯議長(柞山数男君)  11番、五十嵐正子君。 64 ◯11番(五十嵐正子君)  議案第23号、いわゆるし尿収集手数料の改定についてでございますが、近隣市町村の手数料はどうなっているのかというのを1点。  もう1点は、今から4年前の値上げ時、私、記憶しているんですが、当時、値上げであるにもかかわらず、説明資料一切提示をされなかったという記憶があります。今回はそういうことはありませんね。確認させてください。 65 ◯議長(柞山数男君)  青山保健生活課長、答弁。 66 ◯保健生活課長(青山哲長君)  五十嵐議員さんのご質問にお答えいたします。  近隣の市町村のということでございますので、お互い各市町村によって一石とか、1キロとか、100リットルとか、いろいろな基準で行っておいででございますけれども、それは私どもに合わせまして100リットルというふうに合わさせていただきます。そういった観点から見ますれば、税込み、私ども700円と今お願いしましたけれども、富山市さんは758円。大沢野さんは現行で申しますと601円でございます。八尾さんは515円でございまして、大山さんは612円。隣の小杉さんでは630円ということでございます。以上で、近隣、私ども今手元に持っておりますのはそういうことでございます。  あと資料の部分に関しましては、私どもの条例関連のところの表、数字だけの改正になっておりますから、表をつけまして現行と。それと改正というふうな載せ方した資料等々をお示ししながら、ご理解いただきたいというふうに思います。 67 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。12番、中川君。
    68 ◯12番(中川尚孝君)  議案第29号についてお伺いいたします。例年町道路線の認定については、9月でやられていたと思いますが、何ゆえ今回2路線が、先ほど課長の説明によりますと、寄付とか、多大までは言わなかったかもしれんけれども、協力をいただいておるということでありまして、また後から後日の予算特別委員会の総括審議でもお伺いしようとか思っていたんですが、そのとき細かいことはお伺いしますけれども、この2路線を特段今回認定された理由についてお伺いします。 69 ◯議長(柞山数男君)  山下建設課長、答弁。 70 ◯建設課長(山下義弘君)  中川議員さんの質問にお答えします。  従来ですと、一応町道認定につきましては、9月議会で認定をしてきたところであります。今回2路線につきましてご提案申し上げましたのは、先ほどもご説明申し上げましたように、この路線、先ほど路線名申し上げませんでしたので、486番のねむの木団地2号線、これにつきましては、町道路事業による用地寄付をいただいておりますので、これに伴う条件整備を平成16年度に行いたいと思っております。  それと、487番の羽根新3号線につきまして、これも町道田島鵜坂線の物件移転によります用地提供に伴います条件整備事業で、平成16年に改良事業を行いたいと思っておりますので、今回、3月議会に提案申し上げました。そういう理由であります。  以上であります。 71 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。12番、中川君。 72 ◯12番(中川尚孝君)  二つの路線、認定されたことについてはそれでいいかと思いますが、当然、この2路線の底地は町有地になっているというふうに思っておりますので、いいのですが、今の復元関係で、農家が共同減歩という形で土地を供出し、それなりの道を広げてきていると。そして、6メートルの、今は農道ですが、そういうもの、それから旧町道で農道に落としてあるという道路が復元の地域にたくさんあります。そこらについて、換地の終わっているところ、終わってないところ等ありますが、特に旧町道の路線とか、それから換地処分が終わっているところについて、どのように考えていけばいいのか。私たち地元に帰って説明のしようがございませんので、9月と言わずにこの種のものは6月に、また認定の機会を考えていただきたいというふうに思っておりますので、これは意見になりましたけれども、質疑にならんかったんですが、また予特でやらせていただきますので、以上で終わります。 73 ◯議長(柞山数男君)  ほかに。                 (「なし」と言う声あり) 74 ◯議長(柞山数男君)  以上で、条例案件等について質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第13号から議案第29号までは、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。                ──────────────────                   日程第5.請願について 75 ◯議長(柞山数男君)  次に日程第5、請願についてを議題といたします。  ただいま議題となっております請願は、お手元に配布の文書表のとおり、所管の委員会へ付託いたします。                ──────────────────                      休会の議決 76 ◯議長(柞山数男君)  おはかりいたします。  委員会審査のため、明日4日、5日、並びに8日から12日までを休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」と言う声あり) 77 ◯議長(柞山数男君)  異議なしと認めます。  よって、明4日、5日、並びに8日から12日までを休会とすることに決定いたしました。                ──────────────────                   閉議・開議予告・散会宣告 78 ◯議長(柞山数男君)  以上で本日の日程は終了いたしました。  なお、次回3月15日には、午前10時から本会議を再開し、町政一般に対する質問を行います。  本日はこれをもって散会いたします。                ──────────────────                    〔午後 1時40分〕 Copyright © Toyama City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...