北栄町議会 2017-09-11
平成29年 9月第7回定例会 (第12日 9月11日)
て
日程第29 議案第 94号
工事請負変更契約の締結について(
北条砂丘風力発電
所電線路移転工事)
日程第30 平成29年陳情第4号 「
全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関す
る陳情
日程第31 平成29年陳情第5号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復
元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採
択の要請についての陳情
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出席議員(14名)
1番 浜 本 武 代君 2番 田 中 精 一君 4番 山 下 昭 夫君
5番 前 田 栄 治君 6番 森 本 真理子君 7番 宮 本 幸 美君
8番 町 田 貴 子君 9番 斉 尾 智 弘君 10番 阪 本 和 俊君
11番 油 本 朋 也君 12番 飯 田 正 征君 13番 長谷川 昭 二君
14番 津 川 俊 仁君 15番 井 上 信一郎君
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欠席議員(1名)
3番 池 田 捷 昭君
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君 副主幹 ──────── 福 田 香 織君
事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 西 尾 浩 一君
教育長 ──────── 別 本 勝 美君 会計管理者(兼)出納室長
──── 齋 尾 博 樹君
総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君 企画財政課長 ───── 小 澤 靖君
税務課長 ─────── 大 庭 由美子君 住民生活課長 ───── 倉 光 顕君
福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君
健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君
地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君
産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君
観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君
教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君
生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君
農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君
(併)
選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君
代表監査委員 ───── 音 田 勝 正君
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午前9時08分開議
○議長(井上信一郎君) おはようございます。
ただいまの出席議員は14名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
なお、3番、池田捷昭議員から欠席届が提出されています。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。
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◎日程第1 議案第67号
○議長(井上信一郎君) 日程第1、議案第67号、平成28年度北栄町
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を行います。
なお、質疑に当たっては、決算書もしくは主要施策の成果といった資料の名前とページ数をお示しください。
まず、歳入全般にわたっての質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に歳出の質疑を行います。
まず、1款議会費についての質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がありませんので、次に2款総務費についての質疑を許します。
5番、前田栄治議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 主要施策の成果でお願いします。21ページの2款総務費、1項総務管理費、8目企画費の中段どころに
バイオマス活用研究事業があります。成果を述べていただいているんですけども、「今後の具体的な導入の推進につなげた」ということですけども、今後の見通し、また北栄町としてこういうことに取り組んでいこうという内容を一度お願いします。
○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) これは決算のときには企画が持っておりまして、今は住民生活課で持っておりますが、今年度もこれに引き続きましてこの研究を進めております。実際に事業実施にかかるかどうかということについてはまだ決めかねているところでございますが、まずは幾つかのところを見せていただきましたので、どういう形だったら収支がきちんととれるかというあたりをまず研究したいと思っています。その収支計算をするに当たっては、なかなか町単独というのは難しいという状況でございますので、有利な補助制度がないかというあたりを今探しているところでございまして、それができればその収支計算をするという予定でございます。ですからそれを見て、また実際に発電なりなんなりをするかどうかということは決めるということで、今の段階では決まっておりません。以上でございます。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 今なかなか決めかねていると。収支とか、あと有利な補助制度がないか、活用できないかということですけども、町長としてはこれを進めていくんだよという強い意思で議会にも説明されてやられているわけですけども、いつくらいにもう向かうんだよと。まだこれからということですけども、こちらとしてはやっぱりある程度いつくらいには結論を出してやっていくよ、やっぱりやめますよというのをある程度の日程的なものをやっぱり聞いておく必要があるなと思いますので、その辺はいつぐらいに大体結論を出されるのかなというところを。
○議長(井上信一郎君) 副町長。
○副町長(西尾 浩一君) まず、その収支計算がいつできるかというところでございます。今年度中にその有利な財源が活用できるということであれば、今年度からでもかかりたいとは思っておりますけども、実はある程度ある制度に採択を目指してやったところが残念ながら落選したということも実はございまして、今年度できるか来年度できるかちょっとまだわからないところでございます。最速でいけば今年度実施をして、その収支を見たところでこれであったら何とかいくんじゃないかということになれば、より詳細な設計を来年度する。その後に建設にかかるというのが最短ではないかと思っております。以上です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
12番、飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君) まず最初に、
大栄改善センター費ということで……。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員、ページ数をお示しください。
○議員(12番 飯田 正征君) 決算書のページ数は46と47、それから主要施策の成果では6ページ、ここでお尋ねしたいのは、主要施策の成果の中で利用回数は減ったんだけれども利用者の人数はふえておりますということで多くの来館があったとかいうようなことで説明を受けたわけですけれども、まず件数が減っているということについてどのようにお考えなのかお伺いいたします。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 10月21日の地震がありましたので、そういうのが大きく影響しているかなというぐあいに推測はしております。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 地震でそれだけ減ったということで、もう前年度からいきますとかなりの人数、100以上の回数が減っておるということでありますけれども、回数が減るということは収入の関係にも影響してくるのではないかというふうに思っておりますけれども、町外あるいは町内、そういった一つの利用状況というのはどんな形でどんな状況なのか。それによっていろいろ異なってくると思うんですけれども、町内、町外の件数がわかりましたら教えてください。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前9時16分休憩)
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○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時20分再開)
総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 大変申しわけございません。集計をしておりませんので若干時間がかかります。30分程度いただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 次の質問に行かせていただきます。企画費であります。これは決算書は46、47ページから49ページまででありますけれども、主要施策の成果でまず最初質問させていただきます。
地域おこし協力隊の関係で、主要施策の成果では73ページになりますけれども、この中に
地域おこし協力隊ということで一部放置の竹林の伐採を実施して、粉砕した竹パウダーを肥料として農家に配付したというような記述がありますけれども、この竹のパウダー、これはどういった人、農家に配付されたのか。それとも試験的にこうやって配付されたのか。将来販売を目的に、事業として地域おこしをやっていくのかいかないのか。ざっとその点についての質問でございます。よろしくお願いします。
○議長(井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 御質問にお答えいたします。
これは主要施策の成果では68ページでも説明させていただいています
竹林整備事業ということで進めた事業でございます。本年、
竹林整備事業といたしましてチップ化したりパウダー化できる機械の導入を図っておりますが、これは将来的には地域の皆さんに放置竹林になっていくだろうというところで非常に困っていらっしゃる竹の処分を進めていくために導入した事業でございます。それを機械でございます。非常に壊れやすかったり繊細な部分もございますので、
地域おこし協力隊の業務の中にその竹林整備と有害鳥獣の対策という業務がありますので、その者にこの機械の管理をさせて竹チップ化やパウダー化をしたものでございます。
この放置竹林の試験的に行ったわけですけれども、場所は西高尾地内でやらせていただきまして、西高尾地内でまずは堆肥化を進めてみようということで、耕作放棄地化しかけていた農地をちょっとお借りしまして、試験的にまず堆肥にするところをスタートさせていただきました。それとあと草抑えですね、竹が発酵してその後堆肥化するまでにかなりの熱を帯びますので、その熱を利用して草抑えをする抑制効果が期待できるために、それと両方面でテストをしたところでございます。
成分等については、実際のところ試験はしていませんが、文献やいろんなものを確認いたしますと竹チップや竹パウダーに含まれる成分は非常に肥料としては有効なんですが、窒素分が非常に低いために、なかなか窒素分をまぜないと肥料としては万全なものにならないというふうに考えております。
これを将来どうするのかということでございますが、まずはこの事業は放置竹林を含めた集落内で困っていらっしゃる竹の処分を進めていくための事業でございまして、この採算性やその竹をどういうふうに利活用するかという面については現在のところ検討中でございます。販売するかどうかについてや、また将来その
地域おこし協力隊の将来的な収入になっていくのかどうなのかという点もまだこれからのものでございますので、検討している段階というところのものでございます。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) この関係では、
農林水産事業の中に竹林の関係もありますけれども、そちらで質問しようかどうしようかというふうに迷ったわけですけれども、
地域おこし協力隊がやっている。そういった中で
地域おこし協力隊の一つの任務としてやり、そこの中でやっぱりそういった竹のパウダー、こういったものをつくって、やっぱりある程度そういった一つの今までもやっているところもあると思うので、そういったものも本当にいってみればスイカの農家さん、果実の農家、いろんな形でやっぱり試してみながら、窒素が足りないのなら窒素をまぜてでもいいですから、それが非常にいいということになればやはり何らかの形での事業が立ち上げられるなというふうに私は思いますので、これからさらにそういった一つのものも試験的に、そこの誰々さんにあげるじゃなくて、誰々さんに試験してみてくださいよという形の中での提案をぜひしてほしいなというふうに思います。どうでしょう。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 飯田議員の御意見についてですけれども、検討してまいりたいと思います。地域の皆さんや利活用できる方を含めて、どのようなその展開ができるのかというのはこの竹事業において非常に重要なところであろうかと思っています。北栄町内に60ヘクタールもある竹林がだんだんと放置化されて、やっぱり森林が荒れていくことによって有害鳥獣やいろんなものの発生原因になっていたりということもございます。それが負の財産がプラスの財産になるという可能性もあるわけですので、そうしたところはいろんな検討を進めながら有効な活用につなげていけるように検討してまいりたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 次に、主要施策の成果の13ページに消防費ということで決算書の94、95ページになりますけれども、ちょっと待ってください。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員……。
○議員(12番 飯田 正征君) はい、ごめんなさい。
○議長(井上信一郎君) ただいまは……。
○議員(12番 飯田 正征君) これはちょっと、7ページの交通安全対策費、この関係で1日、15日は北栄町の交通安全の日ということであるわけですけれども、1日、15日に交通安全の指導員、そういう方の活動が以前は多く、この日には街頭で立っておられた。ところが最近余り見かけないようになったというふうに思っておりますけれども、その辺の状況というのは把握されておられますか。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 人数までということではありませんけど、やはり指導員さんには1日と15日についてはパトカーに乗ったりとか、あるいは立ち番等についてやっておるということは承知はしています。ただ、全員がということまでは把握はしておりません。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 指導員の方も大変だというふうに思いますけれども、やっぱり地域地域の交差点等に制服を着て立って見守っておられるというような光景が非常に少なくなっているというふうに思いますが、そういったものの指導もこれだけ交通事故が非常に多いわけですから、北栄町は特に。やっぱりそういったこともきちっとしていただきたいなと、こういうふうに思います。
○議長(井上信一郎君) 総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 引き続き調整をとりながら実施していきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員、よろしいでしょうか。
○議員(12番 飯田 正征君) 消防の関係は後になるかいな、総務課は関係ない。ごめんなさい、いいです。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) ちょっとお尋ねをしたいんですけど、主要施策の成果の7ページで、これはTCCの光ファイバーネットワークだと思うんですけども、これはスピード感が普通のNTTに比べると遅いのではないかというようなことをちょっとお聞きするわけですけど、そういうことというのはあるんでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 私も引いておりますが、私自身が比べたということではないですけど、若干遅いではないかということは聞いております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) その辺の具体的に遅いという感覚だけで言われても、私も確かに言われたときにそんなにどうなのかなという気はしますけども、もし確かに遅いということであればそういうデータ的なものであらわすことってできるんですかね。
○議長(井上信一郎君) 総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) ちょっとデータで例えば何秒とかそういうのは今持っておりませんので、調べることができましたら提示はさせていただきたいですけど、ちょっと難しいかなとは思います。
実際TCCに加入される前に、例えば町で光サービスとかそういうのに、例えばほかの会社がやっているところでの提供はないかみたいなところがありますので、やはりそういう方から言われれば、金額とかスピードとかそういうところはそちらのほうが速いと思っておられるかもしれません。今言われたデータについては持っておりませんので、調べてできなかったらまたできないという報告をさせていただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 余り差がないような結果が出るといいなと思うですけども、やっぱりそういううわさが流れていますので、ぜひ。払拭できるかどうかわかりませんけど。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) TCCのインターネットの件でありますが、最高がTCCは100メガでございまして、そういう民間は1ギガとかというようなことがあって容量もかなり大きく、そしてまたスピード感もあるということでありますが、大体100メガぐらいあればある程度そういう一般で使えばカバーできるのではないかなというようなことを思っております。
ただ、ずっと使っておられる方がおられまして、その時間帯でずっと使う方がおられるとやっぱりほかのが遅くなるということでありまして、今回増設してそういうトラブルを減らすようにTCCもしておりますので、若干また使い勝手がよくなるのではないかなとこう思っております。
そういう秒数とかなんとかはちょっと私はわかりませんけど、そういう形で改善に向けて取り組んでおるというようなことでございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) メガとギガのその単位、これは大分違うだろうなという気はしますけど、これ以上はちょっと詳しくはありませんので終わります。
続きまして、主要施策の成果の16ページの総務費の財産管理費というところで三陽合繊鳥取工場跡地の管理を行ったということでございますが、これどういう管理を行われたのかお尋ねいたします。
○議長(井上信一郎君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 斉尾議員の御質問にお答えします。
三陽合繊の管理ですけど、三陽合繊の周りにありますフェンスが壊れておりましたのでフェンスの修繕を行っております。また、そのフェンス際の草が敷地内からも出ていたということでちょっと住民の方からも御指摘がありましたので、フェンスから3メートルから5メートルぐらいフェンス際をずっと草刈りを行ったというのが昨年実施しております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) まだ売却も決まってないし、使用目的については企業誘致というようなことでお聞きしているわけですけども、このフェンスを修理ということについてはどういうことでこの修理をされたのか。
○議長(井上信一郎君) 企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 御質問にお答えします。
昨年の地域座談会の中で、フェンスが壊れていて子どもたちが入るというような御指摘も、草も伸びてるということと、子どもたちも入って危険なのでそういった修繕をということで御指摘があり、すぐに対応させていただいたところであります。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) この町有地になったのはもう2年ぐらいになるんですかね。この間に、こうやって維持管理費がかかっていくということであります。これ何とか、先般稲場団地の件も売却の話が出ておりましたけども、その辺の方向につきましてもうそろそろいい話が出ないかなと思うわけですけども、この辺はいかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 再度の御質問にお答えします。
実際購入したいという相談も来ております。検討段階ですけど、そういった資料を下さいということで御相談もありますし、また借りたいというような相談も実際のところあるところでございます。できることであれば買っていただくのが一番いいかと思うんですけど、そういった御相談もありますのでそれぞれ今対応しているところでございます。
○議長(井上信一郎君) よろしいですか。
○議員(9番 斉尾 智弘君) はい。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
7番、宮本幸美議員。
○議員(7番 宮本 幸美君) 主要施策の成果の中の14ページ、冒頭の空き家の解体の事業、かなり対象件数が8軒、金額的には700万円からの大変な金額でございますが、所有者の方ができて和解して8軒が解体できたということです。しかし、この所有者が見つからず、放置されて大変危険な場所が町内にはかなりございます。
○議長(井上信一郎君) 宮本議員、一番上の老朽危険空き家等除去支援事業はその前のページ、8款の消防費に入っておりますので、8款のときに質疑をお願いいたします。
○議員(7番 宮本 幸美君) 8款で、わかりました。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
11番、油本朋也議員。
○議員(11番 油本 朋也君) 主要施策の成果の8ページをお願いします。下のほうのくくりにございます防犯対策費の中で、防犯カメラ設置工事費36万7,000円上がっております。これ予算審議のときに、例えば事件性のものがあって警察等から提供の要請があればすることもやぶさかではないというふうにお聞きした覚えがあるのですが、実際そういう事例はあったのでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 完成したのが平成29年3月でしたので、年度からいいますとございませんでした。平成28年度中はありませんでした。
ただ、平成29年度この4月になってから私の記憶しておるところでは2件照会がございました。一つはJRの由良駅のところで倒れられた方がいらっしゃったときの様子を見たいというようなことで1件と、もう1件は放送もたしかさせてもらったと思うですけど、不審者があらわれて、その不審者の方が写っていないかと。そのJRの周辺でうろうろしているような、いろんな格好をした方が写ってないかということで、警察から照会を受けたということがございました。その不審者の場合はもしかしたら2回あったかもしれませんけど、大きくはその2件でございます。
○議長(井上信一郎君) 油本議員。
○議員(11番 油本 朋也君) 済みません、年度またぎでちょっと変な質問して済みませんでした。
これからインバウンドだとか外国の方、とにかくふえてくると思いますので、駅からいわゆるふるさと館まで、こういったことのウオッチも大変大切になっていくと思いますので、この辺もまた将来的に考えていただきたいと思います。以上です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
8番、町田貴子議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 主要施策の成果の6ページの下の段ですけれども、一番下に自治会集会施設整備費補助金事業100万円がありますけれども、これは由良宿1区の自治会館の新築……。
○議長(井上信一郎君) マイクを立ててください。
○議員(8番 町田 貴子君) ですけれども、これの全体的な建設費と、この補助の率というか、そういう理由というか、そういうのをお願いします。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 全体的な金額、請負金額ということでしたら4,200万円です。4,212万円ですけど、実際この事業はその自治会がその施設を建てられたときに幾らか借金をされます。その借金の5%について、上限を100万円設けておりますが、その金額ということで率は5%ということでございます。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) では、借り入れをしなかったら出ないんですね。
○議長(井上信一郎君) 総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) そのとおりでございます。
○議員(8番 町田 貴子君) わかりました。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
10番、阪本和俊議員。
○議員(10番 阪本 和俊君) 16ページの総務費、倉吉未来中心管理運営負担金189万2,000円。この負担金の関係につきましては、美術館誘致特別委員会の最後の委員会のときに県の教育長さん、それに博物館長さん等に申し上げましたが、県立の施設でこうした維持管理費を負担するということについては非常に疑問を持っています。鳥取市の人たちは全く負担してないんですよね。県立の施設でありながら、未来中心は中部の市町が負担をしている。それから米子市についてもコンベンションですか、あそこも米子市が一部負担しているということで非常に米子市の人たちも疑問に感じておられます。このことは、当時、未来中心を建てるときには北栄町もちょっと財政がまだよかったということもありますから同意をされたんだろうと思いますけども、こういうものは払うべきでないと私は思います。やっぱり県民は公平公正といいますかね、平等ということから考えたら中部だけがこんな負担をさせられるということはおかしいんですよね。学校でも病院でも県立の場合は全部県が費用を持っております。これはやはり中部のふるさと広域連合ですね、あるいは中振協等の中で議論をされて県に申し入れをされるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 阪本議員おっしゃるとおりでございまして、県の施設でありながらこうやって負担金を払うのはおかしいではないかということでずっとあったわけでありまして、連合も当初は維持管理費に3億円ぐらいかかるというようなことがあって、では半分は県が見て半分は連合といいますかそれぞれの市町でというようなお話がございました。当初はそういう形でやっておったわけでありますが、やはりどう考えてもおかしいわけでありまして、今は負担は払っているんですが、運営費に対してのその不足分のうち半分は県、半分は1市4町が払うということで、人口割とかそういう割合で今払っておるところでありまして、金額的にはかなり減ってきております。
そうはいってもやはり県の施設でありますので、我々としてもやっぱり言うべきことはちゃんと言わなければいけないなということで、そういう議題にのって話はさせていただいておりますけど、なかなか県も中部がこういうのを欲しいということでつくったんだから、やっぱりある程度負担してもらわないかんぞというようなことを言われまして現在あるということでございますが、事あるごとにやはりそういう主張をしてまいりたいなとこう思っておるところであります。
○議長(井上信一郎君) 阪本議員。
○議員(10番 阪本 和俊君) 今年度も195万円ばかりですか、200万円近い予算が計上されております。この未来中心の維持管理費の負担ですね。よく考えてみると、日本の人口というのはもう50年先には3分の1減るんですよね。北栄町は、半分近くになってしまうのではないかという不安があります。あわせて、高齢化率もどんどん上がっていきます。恐らく未来中心の維持管理費も老朽化するに従って上がってくるのではないか。そうしたときに、やっぱり年間200万円平均負担していくということになると、50年、60年もつとしても1億数千万円の北栄町だけでも負担しなければいけないということになるのではないかと思うんですよ。ぜひ大きな声を出して、中部は非常に人がいいですよ。自分が払うわけじゃない、みんなが払えばいいのだからというような感覚なんですけども、鳥取市の人たちは全く払わないのになぜ中部がそんなことで我慢しているのか、非常におかしいんです。ひとつその点、しっかりと大きな声で訴えていただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) また連合の中でお話をさせていただければと思います。
○議長(井上信一郎君) 阪本議員。
○議員(10番 阪本 和俊君) もう1点、先ほどの竹林の関係なんですが、68ページの竹林の拡大防止を図るんだということなんですが、実はこの竹のパウダー、私も三、四年前に実は琴浦町の業者に頼まれて使ったことがございます。
○議長(井上信一郎君) 阪本議員、それ5款の農林水産業費ですので、現在総務費についての質疑を受けております。
○議員(10番 阪本 和俊君) 失礼しました。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、次に3款民生費についての質疑を許します。
6番、森本真理子議員。
○議員(6番 森本真理子君) 主要施策の成果の39ページです。母子福祉事業について、その中のひとり親家庭学習支援事業についてですが、この対象者の方は今どのくらいおられるのか。それで週何回ぐらいの学習をなさっているのか。その子どもたちが希望の高校に入ることができたのか。その辺を伺いたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 森本議員の御質問にお答えします。
平成28年度の場合ですと、該当者はひとり親家庭のほうで学習支援を受けられた方は12名です。生活困窮のほうで1名だったと思っております。その中で、中学3年生の方で希望される高校にほぼ全員、1名がちょっと私立に行かれたんですが、希望する高校に行かれたという状況です。
事業としましては、週2回です。北条地区と大栄地区とやっておりまして、それぞれ部活がない日が違っておりましたので、北条が火曜日、大栄が水曜日でしたでしょうか、その日に充てるのと、両方土曜日ということで週2回ということで事業は実施しております。以上です。
○議長(井上信一郎君) 森本議員。
○議員(6番 森本真理子君) 関連して、その前のページの就労準備支援事業にも学習支援事業というのが含まれていますが、先ほど1人の方がというのはこっちの困窮者のほうでと言われましたが、その人はこちらで支援を受けられるわけですか。ひとり親の方は、その母子福祉事業のほうで受けられるわけですか。教えてください。
○議長(井上信一郎君) 福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 再度の御質問にお答えします。
38ページに書いてある学習支援事業のこの延べ回数は、そのひとり親と困窮者の方を合わせて13人の方の年間の延べ回数でございます。その上の金額、15万8,000円はこの1人の生活困窮者の人にかかったのを13人で案分しましてその費用をこちらに上げておりますし、39ページはその13分の12の費用を学習支援事業で上げております。
なぜこういうことをしておりますかといいますと、それぞれによって補助の率が違います。ひとり親のほうが補助率は高いということで、実情に合わせた形で補助金を当てはめているという形でございます。以上です。
○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) ちょっと補足をいたしますけれども、学習支援の事業自体は1つの教室でやっているわけです。国の補助金をもらうがためにと言ったらちょっと言い方が悪いですけども、それで分類しているだけであって、別々にその1人だけ除いて学習支援の事業をやってるというわけではないということは御理解いただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。よろしいでしょうか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) では、ないようですので、次に4款衛生費についての質疑を許します。
12番、飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 主要施策の成果の47ページです。この中にはいろいろ健診の後に要検診とか要精密、それで受診した人、こういったぐあいに記入があるわけですけれども、その中ではっきりとそういったがんになっていたというような人というのは人数がわかれば、どれぐらいの割合で。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前9時55分休憩)
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○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時56分再開)
吉田健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) 後ほど答弁させていただきます。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) それはまた後ほどお聞きするということで、とにかく青森県なんかのある町村によりますと、健康診断受けたんだけどもその後に非常に多くの人ががんで云々というようなニュースも流れておりました。北栄町の場合はそういったことというのは余り、ちょこちょこは聞きますけれども、そういった状況というのはそちらに入っていますか。
いいですか、そういった「健康診断に行ったのに、何だいがんになっとったわい」というようなことが、そういった役場にはそういう声が届いていますかということをお聞き……。
○議長(井上信一郎君) そういう事例があったかどうか。
健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) お答えします。そういった事例は聞いてはおりません。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) その地域地域の診察される病院の先生によって随分異なるだろうというふうには思いますけれども、やはり健康診断受けなさい受けなさいと言いながら、やっぱりなおかつそういったことが起きるということはちょっとこれから問題になるところでないかなというふうに思っていますので、そういった声もお聞きしながら先生方にもやっぱりよろしくお願いしますという形で診てもらうような対応をしてほしいなというふうに思っております。この件、以上です。
○議長(井上信一郎君) 健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) お答えします。
県でも、その精度管理についてはいろいろと指導もなされておりますし研究もされておりますので、その辺は県にもこちらからもお願いしていきたいと思っております。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 主要施策の成果の49ページをお願いいたします。その中で、真ん中辺より下に生活習慣病予防事業77万7,000円ということで、子どものよい生活習慣づくり事業ということで小学5年生、あと中学2年生に実施したということでありますけども、この生活習慣病予防、この予防ということを考えて、小学校5年生、中学校2年生の要は義務教育の間に2回ということでございますよね。これで果たしてこの成果が出るのかということをちょっとお尋ねしたい。
○議長(井上信一郎君) 吉田健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) お答えします。
議員がおっしゃられるように、小学校5年生と中学校2年生にこれは脂質検査だとか血圧測定、それからアンケートに基づいた指導というのを行っています。これはその採血をしてコレステロール値等をはかりますけれども、あくまでこれはそういう関心を持ってもらうためのきっかけでありまして、この結果返しのときには親子で個別に指導を行っております。この検査そのものではなくその指導に意義があると思っておりますので、生活習慣のアンケート等をもとに、それからその脂質検査の結果をもとに親子にその後の生活指導等の指導をしております。以上です。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 現在、本町でもその検診の対象者が若干ふえているというような報告は受けておりますけども、目標値にはまだまだ届いていないということを考えますと、この子どものころからのこういう教育、こういうことを意識づけるこういう取り組みというのは非常に大事なことであろうと、そういうふうに思います。ですから義務教育の間に2回ということで意識づけということでありますけども、意識づけを本当にするのであれば例えばですけども、中学生には全員、1年から3年まで3年間続けていくというような取り組みも必要ではないかなと。やっぱりそうすることによって毎年検診を受けるんだとか、毎年こういうことを注意していくんだということをやっぱり意識づけする。それが将来的に北栄町の検診率を上げる、こういうことにつながっていくのではないかなというふうに思いますが、この辺いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) おっしゃるように、意識づけはとても大切だと思っております。ただ、この脂質検査そのものについてはなかなか希望というのもちょっと減っているのも事実です。意識づけという点でいけば、食育であるとかそういったことを通してこの健康意識の向上を図っておりますので、この脂質検査そのものを中学生に毎年するということは考えてはおりません。以上です。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 脂質検査は、私もおっしゃるようにそういうことだと思います。血圧についても、まだ小学校、中学校については毎年する必要もないかなとは思いますけども、この生活習慣づくりということ、こういうことはこの項目は別にしてもやっぱり取り組んでいくべきだろうというふうに思います。いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) おっしゃるとおり、生活習慣づくりというのは大切だと思います。子どものころからの習慣というのは大人になってからも続きますので、子どもに対してのこの習慣づくりというのは機会を捉えてやっていきたいと思っております。以上です。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 同じページのその下の中学生におけるピロリ菌検査及び除菌事業、これが平成27年度から平成28年度にかけて若干減っております。これは委員会でもちょっとお聞きしましたけども、再度お尋ねしてみたいと思います。これは胃がんの将来になるリスクを軽減できる、減らすことができるということの事業であります。ですからできることならば全中学生に受けていただきたいというふうに思うわけですけども、この辺についての見解はいかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) この中学生のピロリ菌検査ですが、このやり方といたしましては事前に保護者の方に集まっていただいて、厚生病院の先生からこのピロリ菌というものを説明していただいた上で保護者の方に承諾書を送って、希望された方にということでやっております。中には承諾をしないと最初から意思表示をされる方もありますが、受けられてない方は関心がないというか意思表示がない方が大半です。
こちらにつきましても、議員おっしゃるように胃がんの対策としてこの時期にピロリ菌検査をするのは有効だと思っておりますので、この事業につきましても保護者の方に十分説明をしながらやっていきたいと思っております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) やはりしっかりと取り組むべきだというふうに思っています。
48ページの中段あたりに人間ドックの委託ということであります。これは毎年の受診者の平成26年度、平成27年度、平成28年度というふうに出ておりますが、実際に何人の方に人間ドックの案内というものを送られているのか。これは出ていないと思うんですけども、この辺の数字はわかりますでしょうか。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時06分休憩)
───────────────────────────────
○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時08分再開)
健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) 後ほどお答えいたします。
○議員(9番 斉尾 智弘君) わかりました。結構です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
8番、町田貴子議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 主要施策の成果の28ページです。一般廃棄物の収集事業とあります。それの表に、平成28年の分はどの項目においても全て、瓶はちょっと同じぐらいですけれども、ふえています。それで成果として「生活環境の保全及び公衆衛生の向上を図った」とありますけれども、これのそのふえてる理由はやはりあれでしょうかね、震災のかげんもあったんでしょうか。その理由と、それからその下に書いてあるリサイクル率は逆に平成28年は17.8%と減っています。それから再生資源の回収もその下の下の表にあるんですけれども、平成28年は再生資源の回収はどんと減っています。古紙、缶、瓶も全部減っています。こういうことの理由をお願いいたします。
○議長(井上信一郎君) 倉光住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 町田議員の御質問にお答えします。
ごみの収集量につきましては、地震による影響もあるというぐあいに判断をしておるところでございます。
全体のごみの排出量がふえましたので、そこの下の再生資源収集委託事業における数字に対する全体量ということになっておりますので、総体的にリサイクル率は減ってきておるというふうな形でございます。
あと古紙とか缶とかの回収が減ってきておる分については、だんだんと最近は雑誌だとかそういったものが減ってきて、再生資源に出されるということが減ってきておるようでございまして、数字としては下がってきておるということで理解をしております。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 震災がありましたので、この廃棄物のふえたのはちょっと理由になるかなとは思いますけれども、再生資源の今言われた団地とかふえてということで、その成果として意識啓発につながったって書いてあるんですけれども、やはりこういうところはもっと啓発しないとよくならないんじゃないかと思いますけれども、これ広域連合に支払いするのは量に比例するんですよね。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 再度の御質問にお答えします。
意識啓発については、さらなる取り組みが必要なのかなと。おっしゃるとおり必要なのかなと思います。
それと、広域に支払う委託料ですけども、量によってそこのところは変わってくるようになっております。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) もっと強力に啓発していただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 再生資源の回収団体が報償金などの申請もされますので、そういったときの啓発なりあるいは町報なり、機会を捉えて啓発を行いたいと思います。以上です。
○議長(井上信一郎君) よろしいでしょうか、町田議員。
そのほか、ございませんか。
13番、長谷川昭二議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 委員会のときに聞き漏らしましたので、健診の問題なんですけれども、北栄町だけを見ますとここ5年くらいで3ポイントぐらい検診率が、決算書は73ページの……。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員、マイクを立ててください。
○議員(13番 長谷川昭二君) 決算書72、73ページで5目の健康支援費の中の健康診査等事業ということですけれども、主要施策の成果では48ページに健診の受診率がありますけれども、ここでは特定健診のところでは確定時では37%になったということで、5年間ぐらいを見ますと上がっているということになるわけですけれども、その辺は御努力いただいたんだろうなと思います。
ただ、鳥取県全体を見ますと、大体10番目ぐらいで中どころにおります。一番受診率の高いところは北栄町よりも10ポイントぐらい受診率が高いというふうになっておりますので、そういうやっぱり高いところ、北栄町よりも高いところはなぜかというようなそういう調査というのはされているのかということをお聞きしたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 吉田健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) お答えします。
他町の受診率の高いところにつきましては、取り組みについては聞いております。全部が全部ではないとは思いますが、いいところにつきましては本町でも取り入れるように努力はしております。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) ぜひそうしていただきたいんですけれども、同じことをやっていてなかなか上がらないというところもあるのかなというふうに思いますけれども、北栄町はやっぱり独自のものがあって、そこはやっぱりなぜかということは究明していかなければ解決にはつながっていかない、上昇にはならないというふうに思いますので、そういう調査とかというのはやっぱり常に続けていただきたいというふうに思います。
それから、もう一つ、今現役世代で国保に入っておられない方でも、退職をされたりすればやがて国保に加入されるわけで、高齢になっていってだんだんと病院にかかる率も上がってくるということなので、やっぱりそういう人たちの層というのも健診に重点を当てて、病気になってから国保に入られるというのでは国保財政も大変ですし、もちろん御本人にとっても大変ですから、そういうところもやっぱり検討する必要があるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 健康推進課長。
○健康推進課長(吉田千代美君) 取り組みといたしまして、協会けんぽと一緒に健診等の事業に取り組んでおります。実際勤めをされていて協会けんぽで健診を受けられる方、それから国保の方、相互にいろいろと融通といいますか、お互いに意見交換をしながら一緒に取り組めるところは一緒に取り組むということで、協会けんぽとの連携を今後も強化していきたいと思っております。
○議員(13番 長谷川昭二君) 以上です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 先ほど、飯田議員の質疑に対し答弁保留がございました。回答を求めます。
吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 平成28年度がん検診においてがんが発見された方の人数についてお答えいたします。
胃がん検診で見つかった方が4人、肺がんが1人、大腸がんが7人でございます。以上です。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 12人ということですか、全部で。
○
健康推進課長(吉田千代美君) そうです。
○議員(12番 飯田 正征君) 4名と1名と7名と、これだけが見つかったということですね。
それで私が言いたいのは、やっぱりこういった検診はこうやって精密検査をして受診すると多くの人がこうやって発見できたんだよというようなことも、きっちりといろんな形で町報なりの形で出せばやっぱりそれだけの命が助かったということでありますので、受診した人の数は230人のうちの163人が受けられたということですけども、そういったことの中でそれだけの人が発見できたということは、これからやっぱり必ず100%受診してくださいよと。そういうような形の啓発も必要ではないかなと私は思いますので、機会がありましたらそういったものも町民に周知していただきたいなというふうに思います。
○議長(井上信一郎君)
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進委員会等の委員さんにはそういった委員会のときに説明をさせていただいておりますけれども、全町民対象としてはやっていないところですので、今後は考えてみたいと思います。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 衛生費についての質疑を終わります。
次に、5款農林水産業費についての質疑を許します。
9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 主要施策の成果の53ページに農地中間管理事業ということであります。この80万円、協力金交付事業ということで、この経営転換協力金が平成28年度は2件でこれは1万平米であります。ということで表が載っておりますけども、経営転換協力金というのは大体2件でどのぐらいの費用を協力金として支払われているのか。これは80万円ということでいいですかね。平成28年度ですから、2件で80万円ということの判断ですね。そういうことですね。
○議長(井上信一郎君) 下阪
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 斉尾議員の御質問にお答えいたします。
1名の方が50万円、もう1名の方が30万円ということでございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) この経営転換協力金の内容についてお尋ねをいたします。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 田畑を農家の方がお持ちで、田または畑どちらかを家族で耕作をされるような、自家菜園にされるような1反分を残して、いずれかをどなたかに貸すといったようなことの場合に交付されるものでございます。ですので例えば1名の50万円の方でございますけれども、こちらの方は畑を処分されまして、50万円という格好になってございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 出した方によって差があるわけですけども、その使い勝手のいいところとか、あと中山間地で非常に狭い耕作地とかというところがあろうかと思います。そういうときのその基準といいますか、そういうものというのはあるんでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) お答えいたします。
私はそこまでは熟知はいたしておりませんけれども、補助金の対象になるということでございますので農用地ではないかなというふうには思いますが、後ほど調査をいたしまして報告させていただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) もう少し調べるに当たって、その基準があるのか。使い勝手が悪くても、全部畑を出しますよと言えば全部受けていただけるのか。そういうことも含めて、いいところ取りされるということは多分ないと思うんですけども、その辺のこともちょっと心配ですので。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 相手方があってということになると思います。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員、質疑どうぞ。
○議員(9番 斉尾 智弘君) では引き受けたいということがあって、出し手にということの金額ですね、これは。わかりました。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
6番、森本真理子議員。
○議員(6番 森本真理子君) 主要施策の成果の52ページの農業者年金事業についてお伺いいたします。
被保険者で平成26年、平成27年、平成28年とありますが、新規加入者がふえたのに数が動いてないですが、それは60歳になられて権利がなくなったのか、何かの都合でやめられたのでしょうか。その辺をお聞きしたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 下阪
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 森本議員の御質問にお答えいたします。
被保険者の人数がということでございますけれども、60歳に到達をされまして受給待機者に入られたということになります。ですので人数がふえたからそれが丸々ふえるというようなことではございませんので、御了解願います。
○議長(井上信一郎君) 森本議員。
○議員(6番 森本真理子君) それでしたらよろしいです。
でも、平成28年度におきましては新規加入者が1名となっております。8月31日に青年農業者との交流会に私も行かせてもらったのですが、たくさんの青年の方がおられます。その中で、農業委員さんが年金はこれだけ大切なものですよということを皆さんに理解させてあげられるいい機会だと思って聞いておりました。
それと、今、スイカとかラッキョウとかとてもよく生産、所得が上がっております。この際ですので、その辺節税効果にもなるということをよく教えてあげて、将来のことをよく考えて年金をこれからも進めていっていただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業者年金の推進につきましては、名簿をつくっておりますので農業委員に戸別訪問をしてもらって、その中で説明をしていただくというようなこともしておりますし、会合を捉えまして今おっしゃいましたように老後のことももちろんございますけれども、今現在の要するに所得税の控除ができますので、そちらのメリットも話をしながら推進していきたいなというふうに思っております。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
10番、阪本和俊議員。
○議員(10番 阪本 和俊君) 68ページの竹林の関係です。同僚議員もこのパウダーの関係について質問されましたけども、私も3年か4年前に実は琴浦町の業者の方が使ってみてくれないかということで使いました。こういう干ばつの年はいいなという感じはしました。ただ、そのパウダーをつくったそのままの状態だったものですから散布をするに重たいんですよ。大きな袋で道のへりに置いてもらって、それを運び込んで振るというのはこれは大変な労力なんです。したがって、普通堆肥を振るようなマニュアスプレッダーのようなもので散布をすればかなり需要も伸びるのではないかという気がしております。
最近、三朝町でもこのパウダーの完熟堆肥を使ってみないかというような話もありましたけども、非常に単価が高いということもあってちょっとちゅうちょしておりますけども、やはりこれは結果的に私はいいなというぐあいに感じておりますので、ぜひ推進していただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
先ほどにもお答えしましたけれども、この状況でいかに有害なものといいますか、そのマイナスのものをプラスに転換して推進していくかということが大きな原動力になろうかというふうに思っておりますので、議員おっしゃられましたように利活用等有効な活用に向けて検討を進めていくということで進めていきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) よろしいでしょうか、阪本議員。
そのほか。
9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 56ページのところをお願いいたします。一番下に有害鳥獣対策の検討ということで、センサーライトを設置したということでございます。この対策を検討したということで、この内容をお願いしたい。
○議長(井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
これについては、最近北栄町内では特に大栄西瓜についてはアナグマですとか、それからヌートリアが多発して水田で非常に被害が拡大している状況でございますし、またイノシシ等の被害も実際に畑だけではなくて住宅に近いところまで出るようになってまいりました。有害鳥獣の生態の調査も含めまして、センサーライトをつけて光等に対する何か抑止効果がないかということもありまして、こうしたセンサーライトとカメラを、そのときだけのカメラなんですけれども設置をさせていただきまして、実際の有害鳥獣の行動調査、パターンをいろいろ見てきてまいったところでございます。
今回は高尾地区を中心に設置をさせていただきまして、若干行動や通り道等も含めてけもの道等もわかってきたりとかということで、続く有害鳥獣のわなを仕掛ける次の行動につながる取り組みということでさせていただいた事業でございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) その結果、成果はどうだったのですか、評価。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えします。
これについては、これからだというふうに思っていただけたらと思います。一概に動物のその生態や動きが必ずしも一定の行動パターンだけではございませんので、こうした蓄積をしていくことによって何かしらいい対策が打てたりとか、動物の通り道やいろんなところを見て何を食しているのかとか有効なわなは何なのかというものを検討していく材料になっていこうということでございますので、これからというところになると思っております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 有害鳥獣被害はふえておりますので、何とか、いい方法を早く確立していただければというふうに願っておりますが、次に65ページ、情報発信事業ということでぐるなびPROですか、ということでやっておりますが、北栄町の特産品及び産地PRを県内外に向けて発信できたということで、これについての検証ですね、これはどういう形で検証されるんでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
これにつきましては、砂丘地農業活性化プランという県のがんばる農家プラン事業で取り組んだものでございます。平成25年度から5カ年を通しまして、この成果等を検証しながら進めていくものでございますけれども、本年平成29年度が最終年度となっておりまして、その総括につきましては本年度に全て総括をする形になります。
情報ポータルサイトを活用したその販売促進ということでございますけれども、主にはぐるなびで取り組ませていただいたものはねばりっこやナガイモでございました。あとラッキョウも若干ちょっとさせていただきましたけれども、県外で商品展示会をさせていただいたりぐるなびが主催いたします、ぐるなびそのものが飲食店の10万店舗のユーザーがいますので、そうしたところへの売り込みだとかという形でさせていただいております。イベント自体は4回と平成28年度ではございますけれども、私もこの間、東京主張の際にねばりっこを活用いただいているお店を訪ねさせていただきましたけれども、非常に好評でございまして、お客様にも非常に喜びの声をいただいているということでございます。
このぐるなびサイトは、今回本年度をもって一旦の総括をさせていただくことで閉めることになりますけれども、今後に至りましてはこれを検証いたしまして、農協さんでインターネット販売もされていますので、そうしたこういうサイトを使った販売方法といった一つのチャンネルをどのように活用されるかといった検討はこれから進めていくという内容になろうかと思っております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 今の話ですと、このぐるなびというのは今年度で終了されるということですか。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えします。平成29年度で一応打ち切るものでございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 成果がなかったら当然打ち切らなければいけないんでしょうけども、検証の結果成果が出ていて農産物が非常に売れ行きがよくなった、PRできたとかあと農家の収入につながっているということであれば別にやめる必要もないわけで、これが一つの起爆剤、ネットを使うということは今時代の流れですから、だからこの辺についてはしっかりとその成果が出ているか出ていないかというところを、雰囲気ではなくて数字的なものでできるような検討をぜひしていただけたらなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えいたします。
これについては、先ほども申し上げましたようにこれは県の事業で進めておるわけですけれども、審査会を含めて報告をきちっと実績報告してまいります。その中でも、きちっと実際どういうふうな影響があったのかとか、効果があったのかというものを捉えてまいりたいと思っております。
このぐるなびにつきましては、ぐるなびで紹介をいたしましたものを農協さんの販売課になるわけですけども、そちらに直接につなげさせていただいて直取引をしていただくというような形の内容になっておるものでございまして、実際の数字の動きやそのデータがどのようになったのかというところは、最終的には出口の部分というのはJAさんということになりますので、JAさんから数値等を確認をしながら、平成29年度最終年度となりますけれども、総括を進めてまいりたいというふうに思います。
○議長(井上信一郎君) よろしいですか。
○議員(9番 斉尾 智弘君) はい。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時38分休憩)
───────────────────────────────
○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時54分再開)
13番、長谷川昭二議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 決算書の84、85ページの2項1目の林業振興費ですけれども、主要施策の成果では66ページですけど、林業が衰退して久しく、当然予算的にも少額なんですけれども、ただその少額の中で当初予算が298万円ですか、そういう中で決算額は94万円ということで10分の1……。ごめんなさい、10分の1ではないんですけども数分の1の決算額の実施ということで非常に不用額がたくさん出ているんですけれども、この要因はどういうことでしょうか。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時55分休憩)
───────────────────────────────
○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時56分再開)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) この林業振興費の1目ですけれども、こちらについては実績による減が大きいものでございます。特に一番下の決算書の中でナラ枯れ対策ですけれども、これにつきましては決算説明の中でも御説明いたしましたが、当初組んでおりました県の配分が大きく、配分が思ったように来なかったということがございまして、届いてきたナラ枯れ対策事業でできる可能な限りのものを行ったということと、それからこれまでは伐倒駆除といいまして伐倒したものを薫蒸してナラ枯れ対策を行ってきたわけですけども、立ち木薫蒸という形で立ち木のものに薫蒸して防除をする事業に切りかえたことによりまして事業費が圧縮したということがございまして、この大きな不用額が発生したという要因でございます。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) なかなか町内で林業を生業にしておられる方も私はよく知らないんですけれども、今の林道だとかそれに行くまでの町道だとか農道というのは非常に山が荒れて木が道を塞ぐというような状況がたくさんあります。この林業振興費も他町では自伐、要するに所有者が自分で間伐をしたり木を切り出したりという、そういう雇用対策としてそういうことを進めている町もあるようですし、ぜひ林業も奥部では特に手をかけないと荒れてしまいますので、その辺も新たな対策といいますか、そういうものも研究していただけたらと思うんですけどいかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えいたします。
非常に山林が荒れてまいりますと、大変なことになってまいります。議員仰せのとおり、こうしたことを何かできることを含めて検討してまいっていく必要があろうかと考えております。
地域おこし協力隊を導入して、そうした
竹林整備事業やいろんなものを入れているのもその目的でございますので、そうしたことに研究をしてまいっていきたいというふうに考えております。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。よろしいでしょうか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) では、ないようですので次に6款商工費についての質疑を許します。
2番、田中精一議員。
○議員(2番 田中 精一君) 決算書の86、87ページ、それから主要施策の成果が72ページでございます。商工会の貸付金の項がございます。決算額では1,055万5,000円ということで、そのうちの1,000万円、例の商工会の貸付金のことについてお尋ねをします。
この件につきましては、今定例会の油本議員の一般質問の中でも若干尋ねられて、それに対する答弁もございましたが、再度私もこの件についてお尋ねをします。
ことしの6月定例会で、私が一般質問でこの商工会の貸付金について質問をいたしました。無利子、無保証、無担保の貸付金でございますが、当時予算を通したときには貸付人を求めるということで予算を通しましたが、結果的に無利子、無保証、無担保で貸し付けられたという1,000万円でございますが、私が6月議会の一般質問後に執行部として商工会に議会からこういうこともあった。それについてその貸付金の条件変更等で申し入れなり、この件について一度でも話し合いをされたことがあるのかどうか、いま一度お尋ねをします。
○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 話し合いはいたしておりません。
○議長(井上信一郎君) 田中議員。
○議員(2番 田中 精一君) 私が期待しておりましたのは、ああいうふうに一般質問をしたわけですからせめて商工会にもう一度話し合いをしていただいて、実際に1,000万円は貸し付けたんだけども、そのほかいろんな話し合いの中で我々がまた納得できるような条件変更の取り組みがというか、話し合いがなされたのかな。してほしいなという思いもございました。結果としてはこういうふうに決算の中でいま一度尋ねようかというふうに思っておりましたので、今回質問をしたわけでございます。
今の答弁でなされていないということでございましたから、それはそれで状況はわかりました。とりあえず以上でございます。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
8番、町田貴子議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 決算書は86、87ページですが、主要施策の成果で69ページです。下のほうの段で小口融資等貸付事業があります。この表を見ますと、新規の融資の決定件数もゼロ、利用者の事業者数も減っています。これの成果として、また「経費の貸し付けが円滑に行われ、間接的に中小企業発展の一助になっている」と書いてありますけれども、これはその融資の決定も何もないのにどうして中小企業の発展の一助になっているのかなと思いまして、この小口融資は横を見ますと「県事業(町:出捐金あり)」と書いてありますけれども、ちょっとこれの説明をいただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
小口融資事業につきましては、各市町が出捐金を出し合って基金を積み立ててそれを運用していく事業でございます。町としましては金融機関に預託をいたしまして、預託金を年度末に償還して、また新たにもう一度それを積み戻すというような事業になっております。これにつきましては、新規については確かに借り入れ等はありませんでしたけれども、利用事業者の償還に当たっては十分な今の金利を見定めたところで悪質な金融業者やいろんなところから借り入れするのではなくて、優良な金融機関からこうした貸し付けを行って、優良な事業につながったということで一助になっているものというふうに見ておるところでございます。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) では、これは新規に融資はないにしても、ずっと今後またこれが残っている限りは続けるということでしょうかね、県の事業でもあるし。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) そのとおりでございます。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 関連ですけれども、次の70ページにマル経融資利子補助事業とあります。これは件数が横並びですけれども、町の単独事業と書いてありますけれども、これは利息の補助ですね。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
議員仰せのとおりでございます。これは貸し付けされた事業者が経営改善のために借りられたマル経融資を活用した方の利子補助でございます。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 町がその貸し付けするという、本当に企業が有利な条件でその利活用できるというような、その小口融資とかはやはり借りにくい理由があるんでしょうかね。やはり企業の方もいろいろあって、やはりこういう町からの貸し付けとかが利活用できるようなものがあればいいんじゃないかなと思いますけれども。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えします。
小口融資とマル経融資、どちらのほうが事業者にとって有利かというのはその事業者の判断であろうかというふうに思っております。ただ、小口融資等についてはその貸付限度額があったりとか、それからされたい事業の規模等に合わせてはマル経融資のほうが自分にとっては合っているという方が最近ではふえてきているということのほうに捉えておりまして、決して両論が並立して存在していい事業だというふうに考えております。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) マル経融資もやっているのでしょうか。これは利息として出ているのですけども。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度お答えします。
マル経融資については本町が審査をしたりとかするものではなくて、融資をされる金融公庫さんですとかそうしたところからお借りをされるときにこの融資事業で借りられた審査があります。
先ほど言いました小口融資は町に審査委員会がございまして、そちらで金融機関の方と一緒に経営状況等を把握しながら、それから運営計画等を確認させていただいて融資額を決定して支給するという内容になっておるものでございまして、小口融資はまさにそのまま現金をお貸しする貸し付け事業でございますし、マル経融資については借りられたものに対する利子補助をするという事業でございます。
○議長(井上信一郎君) 町田議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 今のところ、町として企業が本当に利活用できるような融資というか、そういう補助は余りできないということでしょうかね。しにくいというかね、利活用しにくいと思いますので、ぜひもう少し企業の意見なりを聞いて、そういう補助もちょっと考えていただきたいなと思います。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 我々制度としましては、この小口融資とそれからマル経融資の利子補助で今のところ充足しているんだろうなというふうに考えておりますし、決して使いにくいとか御不満をいただいているものではございませんが、またそうした声がございまして何か新しい事業等を含めて検討ということであれば、またその都度町の中で考えていきたいというふうに思います。
○議長(井上信一郎君) ここで確認をします。この小口融資の主要施策の成果の資料ですが、誤字があると思いますので訂正を求めます。
西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 括弧内に「出損金」と書いてありますが「出捐金」の誤りでございます。失礼いたしました。
○議長(井上信一郎君) 商工費について、そのほか御質疑ございませんか。
12番、飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 決算書では94、95ページの一番下の4目の災害対策費、災害対策事業、成果では……。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員、今商工費です。
○議員(12番 飯田 正征君) ごめん。消防費って聞こえたもんで、済みません。
○議長(井上信一郎君) そのほか、商工費について御質疑はございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に7款土木費について質疑を許します。土木費について、質疑はございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に8款消防費についての質疑を許します。
12番、飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君) たびたび済みません。消防費、しっかり質問したいというふうに思いますけれども、まず最初に決算書では94、95ページの関係で災害対策事業について、それから主要施策の成果については13ページであります。この中に職員の防災士養成、それから備品の整備等により防災体制の充実を図ったというふうにあります。実際に職員が10名取得されたということでありますけれども、防災士の資格を取られた後どういった形の会合を持たれたのか、まず最初にお尋ねをします。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 持っておりません。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) まず、防災士は資格を取ればそれでいいというものじゃなくて、防災士の資格を取った者同士がいかに災害が発生したときにどういうふうな行動をとり、どういうふうな指導をしたりとかいろいろな形のものが出てこなければ、資格を取るだけでは僕はだめだというふうに思っております。その点どうでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 会議あるいは調整等はしていくということでございます。やっていきます。
ただ、今回の防災訓練には町の職員で取った防災士については可能な限り出席をさせて、アドバイスあるいはそういう研修をさせたところでございます。以上でございます。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) この防災士というのは、ほかの職場でもほとんどというほど資格を取っておられる職場もあります。そういったところの職場においても常にそういった研さんをして、こういうときにはどうしたろうってみんなで話し合いをして、こういうふうだああいうふうだと言いながらいろんなところの講習会に出て説明をしたり、こういった体制がつくられております。ですから、やっぱり行政もそういった体制を5人なら5人でどこかの研修会に出ていってこうだああだというような実技指導なり、いろんな形のものもやっぱりやっていくべきではないかというふうに思っております。今後そういった一つの体制づくりというのは考えておられますか。
○議長(井上信一郎君) 総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 体制整備について、実施していきます。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) とにかく個人で行動できるというような状況にはありませんので、常に団体行動でやっぱりいく必要があるというふうに思いますので、その辺しっかりとやっぱり研修、資格を取られた者同士の研さんもあわせて指導していっていただきたいというふうに思います。以上です。
○議長(井上信一郎君) 改めて答弁を求めます。
総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 議員今仰せのとおり、その点足りないところがございましたのでぜひやっていきたいと思っております。
○議員(12番 飯田 正征君) 終わります。
○議長(井上信一郎君) そのほか。
7番、宮本幸美議員。
○議員(7番 宮本 幸美君) 主要施策の成果で14ページ、空き家除去事業760万円強の金額。対象件数は8軒ということでございます。これは所有者とのお話が成立して事業ができたわけでございますが、それ以外に町内にはかなりの空き家がございます。その中の1軒について、ちょっと意見なり要望がありましたのでお伝えしたいと思います。
北条地区には……。
○議長(井上信一郎君) 宮本議員、今この決算についての質疑でございまして、要は個別の要望的なことは本来許可ができませんので。
○議員(7番 宮本 幸美君) わかりました。
○議長(井上信一郎君) この決算に関係するような御質疑をお願いしたいと思います。
○議員(7番 宮本 幸美君) わかりました。一応ちょっとだけお話をしておきます。
8軒の件数が成立をいたしました。今後もこの案件を1軒でも増加できるようにしたいと考えますがどうでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 特に平成29年度については空き家を中心に職員体制も整えたところがございますけど、若干その辺職員が休んだりしてちょっとなかなか進んでないところはあります。ただ、そうやって調べながらやっていきますので、特に危険空き家のことにつきましてはもう名前のとおりでございます。例えば道路に倒れたりとかということもございますので、これは強く体制を組んで進んでいきたいと思っております。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に9款教育費についての質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に10款公債費、11款災害復旧費、12款予備費についての質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、ここで先ほどの各議員からの質疑に対して答弁保留がございました。答弁できるものについて、これを許可いたします。
まず、12番、飯田議員の大栄改善センターに対する答弁保留について回答を求めます。
手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 平成28年度の町内外ということでしか今調べることができてませんが、それでもよろしいでしょうか。
町内外の利用件数のことを議員は聞かれておりますけど、昨年前年度、平成28年度のみの数字しか今数字を押さえることができておりませんが、それでもよろしいでしょうか。
○議長(井上信一郎君) とりあえず答弁できるところだけ答弁してください。
○総務課長(手嶋 俊樹君) ページ数が主要施策の成果の6ページのところで改善センターの管理事業のところで526回ということがございまして、これの町内外ということがございます。町内が427回、町外が99回ということでございます。以上でございます。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 町内が427回、町外が99回ということで……。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員、マイクを立ててください。
○議員(12番 飯田 正征君) 済みません。私が聞きたかったのは、災害によって件数が減ったというぐあいにお聞きしましたので、本来では平成28年度は町内が427回で町外が99回。それでもう一つ聞きたかったのが、平成28年度と比較して本当にその数字が災害によって減った数字なのかというようなこと、町内の人だったらまあ安心だなというふうに思いますけれども、町外で見ると危ないな北栄町はということで減るのかなというふうに私はちょっと思ったもので、その辺がちょっと聞きたかったなというところであります。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員、要は平成27年度の町内外のそれぞれの数字が出ないと比較ができないということですよね。
○議員(12番 飯田 正征君) そうです。
○議長(井上信一郎君) 引き続きどうぞ。
○議員(12番 飯田 正征君) とりあえず災害があったので減ったということで、本当に実際調べられて災害が原因だったのかということが一つはお聞きしたかったわけであります。
○議長(井上信一郎君) 総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 平成27年度の数字がございません。後日提示させていただきたいと思います。
あわせて、その原因がどうかというところも調査をさせてから回答させていただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) そういった調査をしていただいて、御報告いただいて結構でございます。よろしくお願いします。終わります。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時22分休憩)
───────────────────────────────
○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時23分再開)
次に、9番、斉尾議員の質疑に対する答弁保留について回答を求めます。
吉田健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 斉尾議員からの人間ドックの対象年齢の人数と受診者数についての御質問をいただいておりまして、答弁保留がありました。
5歳刻みのそれぞれの人数をということでしたので申し上げます。
対象者数です。40歳の対象者209人に対し受診者が46人で22%です。45歳では対象者191人に対し受診者35人、18.3%です。50歳は対象者113人に対し22人で19.5%です。55歳が192人に対し46人、24%です。61歳が251人に対し84人の33.5%で、全体としては24.4%となります。
これを男女別に分けますと、男性が25.6%で女性が26.7%です。以上です。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) この数字を見させていただきますと、若い人ほど予想どおりといいますか、なかなか人間ドックを受けられないという傾向があるようでございます。また、60歳以上につきましても33%というようなことで思ったより少ないなということで、本当に人間ドックというのは大事な検診ですのでもうちょっと成果を上げる対策が必要かなと思いますけども、この点についてはいかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 検診は人間ドックだけではなくて、それぞれの特定健診についてもがん検診についても集団検診、それから医療機関検診で受診していただくことはできます。本町の人間ドックの特徴としては、国保だけではなくそれ以外の方も町民全体を対象としているというところで、これで受診率は結構高くなっていると思っておりますが、これだけが検診ではありませんので、その他の検診も含めて勧奨していきたいと思っております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) そういう説明がありますけども、その勧奨ということが非常に大事ではないかなと思いますので、どんどんしっかりと受けていただくような対策を考えるべきだなというふうに思いますのでよろしくお願いします。
○議長(井上信一郎君)
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 全ての検診、人間ドックだけではなくそのほかの検診についても受診勧奨して、受診率向上に努めてまいりたいと思っております。
○議長(井上信一郎君) 次に、9番、斉尾議員より5款農林水産業費についての質疑で答弁保留がございました。答弁を求めます。
下阪農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 主要施策の成果で53ページの経営転換協力金につきましての御質問でございました。
経営転換協力金と申しますのは、機構に農地を貸し付け経営転換、またはリタイアした場合に当該農地の所有者及び農地の相続人等に対して支払われる協力金ということでございます。具体的には農業部門の減少により経営転換する事業者、またはリタイアする農業者及び農地の相続人で農業経営を行わない者ということになってございます。
主な交付要件でございますけど、先ほど申し上げました以外に機構に全ての自作地を10年以上貸し付けることとなっておりますが、ここに言う自作地と申しますのは農業振興地域以外の自作地であるとか農業振興地域内の10アール未満の自作地、それから機構が借り受けなかった農地等になってございます。機構が農業振興地域内の農地の中の農用地についてのみ借り受けることになっておりますので、対象は農用地のみということになってございます。以上です。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) この農用地というくくりですけども、ここら辺のもうちょっと詳しく、実際に農地として使うところという考え方ですか、これは。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農用地と申しますのは、町の農業振興地域整備計画の中の農用地ということになります。ですので、優良農地というふうに考えていただければなと思います。山の上のほうにあるような狭い農地、そういうものは農業振興地域整備計画の中には入ってございませんので、優良農地ということで考えていただければなというふうに思います。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) そうしますと、幾ら経営転換ということで例えば畑を全部お願いしたいと出しても、この農用地にならない部分については要はあっせんしてもらえないということで、もともとの所有者が管理をしなければいけないということで残るということになりますね。この辺についての考え方、それは仕方がないかなということでございましょうか。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) おっしゃるとおりでございます。どうしましても借り受ける方がなければなりません。そうなりますと条件の悪いような農地というのは借り受ける方がないので、機構も借り受けないということになります。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 農家としては、例えば経営転換した場合は全て請け負っていただきたいというのが本音ではないかと思うんですね。そうしていいとこだけをあっせんしていただくとなると、どうしても将来的にはその残ったところはいずれは山林化をしかねないというふうに思うわけですけども、ここら辺についてはどういうふうに捉えておられますか。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 遊休農地の増加等を御心配のことということだと思いますけれども、それにつきましては中間管理事業の推進員もおりますので、なるべく近隣の方に紹介するとかしながら遊休農地化しないようにしていきたいというふうに思っております。
○議員(9番 斉尾 智弘君) これ以上は言いませんけども、これからそういう部分に対しても対策というものも考えるべきではないかなというふうに思います。以上です。答弁はいいです。
○議長(井上信一郎君) 農業委員会局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) この経営転換協力金、機構集積協力金の中の3つの地域集積協力金、耕作者集積協力金等も含めて、これ国の事業となってございます。町としては、今のところそのほかにこの協力金のようなものは考えてはいないところでございます。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時32分休憩)
───────────────────────────────
○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時33分再開)
最後に、改めて一般会計全般にわたっての質疑を許します。
4番、山下昭夫議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) この歳入歳出決算審査意見書というのがあるですけど、これもしてもいいわけですか。
○議長(井上信一郎君) 今一般会計決算ですので、その決算意見書の一般会計の部分についての御質疑でしたら許可いたします。
山下昭夫議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) この今言いましたページの6ページ、町民税のところです。平成27年度が36件、平成28年度が54件で約314万1,000円。これもふえておりますし、それから固定資産税のところも平成28年度分が78件から110件、これは件数はふえているけども金額は減っております。それでそれはどういうことかということと、それとこの固定資産税の分もですけど、平成27年度以前というのは今までのずっと継続なのかということをちょっと伺いたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 大庭税務課長。
○税務課長(大庭由美子君) お答えします。
ここの町民税、固定資産税、平成28年度分、平成27年度以前分の件数については何人という形になります。単純に人数がふえて金額が減っているということは1人当たりの分が少なくなっているということと、固定資産税につきましては企業分の大きいものありますので、それが平成28年度では処理ができたというところもあると思います。
それから、平成27年度以前というものはそのとおりでして、その以前のものが滞納繰り越しで残っているものが残っているということでございます。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) それで町民税の場合ですけど、54件で314万1,219円。金額として多いですけども、これはどういうことでこんなにふえたのかわかりますか。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時37分休憩)
───────────────────────────────
○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時39分再開)
税務課長。
○税務課長(大庭由美子君) 平成28年度分につきましては、平成28年度に課税をしたものについて幾ら滞納があるかということの決算でございます。それから平成27年度以前というのは、平成27年度に課税したもの、それからそれ以前にそれぞれ課税していたものが今現在どれだけ滞納があるかということの記載でございます。ですので、平成27年度以前のものと平成28年度のものがかぶっているとかといわけではないです。以上です。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) 今、説明聞いてわかりました。副町長の声が何だか前からぼそぼそ言いなるけちょっと理解できなんだもんでして、前に行って説明聞きましたのでわかりました。いいです。
それと、次のページ35ページです。これは監査委員さんにお聞きするのがいいではないかと思うですが、下から7行目のところに「固定資産、動産等それぞれ定められた耐用年数に基づき算出された減価償却額により費用に計上し、行政コストを計算することになる」ということで、この費用に計上することはわかるですけど、行政コストに計算することということはどういうことだろうかと思うですけど、その辺のちょっと説明ができれば説明していただきたいなと思ったです。
○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時42分休憩)
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○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前11時43分再開)
音田代表監査委員。
○代表監査委員(音田 勝正君) 山下議員の御質問にお答えします。
行政コスト、行政を行う上での運営費用、これを従来というか今年度までは、平成29年度までは現金主義ということで、例えばここにあるようなこういったものを取得する、購入した場合に、それが1年以上使えるものであって、例えば100万円のものを購入して支払いをしたといった場合に、その100万円というそのものが総額がその年の費用ということで計算をされておったということです。それがここで言っているところの正規の簿記、公会計では、その耐用年数によって例えばそれが10年の耐用年数で100万円のものであれば、従来は100万円入れておったのが10万円、10分の1の10万円が費用ということで計算されるという意味合いのことです。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) そういうことでないかなとは思っとったですけども、ちょっとその辺の文章が何だかどうなるか、費用はその耐用年数によって違うから費用が少なくて済むというような解釈しとけばいいでないかということですので、わかりました。以上です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、質疑はございませんか。
9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 主要施策の成果の95ページにシニアクラブの高齢者教室ということがございます。この高齢化時代という時代で平成26、27、28年度ということで出ているわけですけども、減っているところもありますけども、総体的にこういう教室というのはふえていくだろうなというふうに思います。また今後も需要が増してくるだろうというふうに思います。
それで今後の方針として、この例えば要望等があればこういう新たな教室、ものというのはふやしていただくようなことというのは考えておられますでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。
○生涯学習課長(杉本 裕史君) シニアクラブの各教室をふやせるかどうかという御質問だと思いますが、まず現在しているものの中で出席状況等を見ながら、少ないものについては見直しを検討するというようなことは従来からしております。これ以上にふやすということになれば、やはりシニアクラブの運営委員会がありますので、そちらでいろいろ御意見があればそういうこともできるのかなということで思っております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) できるというようなことでございますので、非常にこれから私もこういうことはできないか、ああいうことはできないかという、例えば水泳教室とかそういうようなことも聞いておりますから、もし検討する機会があればぜひまた取り上げていただければというふうに思います。以上です。
○議長(井上信一郎君) 生涯学習課長。
○生涯学習課長(杉本 裕史君) 運営委員会に、こういう意見があったということを届けさせていただきます。
○議長(井上信一郎君) そのほか。
1番、浜本武代議員。
○議員(1番 浜本 武代君) 決算書の31ページ、財産収入、財産運用収入の上から3行目のまちづくり振興基金積立金利子546万6,531円。これは積立金の利子で収入になっています。この金額のことではなくて、私の質問したいのは北栄町は合併しましたときのこの振興基金11億4,000万円のことなんですけども、これが平成28年度、ことしの平成29年3月で償還が済んでおります。この振興基金償還も済みまして、あとは利子はずっと入るということになって一応計画書では平成33年までの利子が入る表をいただいて、11年前のをいただいているんですけども、この基金の目的のことでちょっとお聞きしたいんですが、合併後の住民相互の連帯感強化のためのイベント開催であるとか、旧町の区域における地域振興の実施に要する経費に充てるためという使用目的が書いてあります。償還も済みました。そして北条支所ができました。それで北条地区で地域振興ということで、これからどんなことができるかもわかりませんけれども、そういうようなときにここの旧町の区域における地域振興の実施に充てる経費ということになっていますけども、行政でこの今具体的にないかもしれないけれども、例えばどういうふうなことに使うかなというようなことの目標と言ったらおかしいけど、想定というか、何かそういうものがもしありましたら。
それと、さっき言いました北条支所ができてこういくということになったときに、全然何か何にもないところの質問で申しわけないですけども、そういうようなことに実際に充てていただけるものかどうかということをお聞きします。
○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 今現在この基金については、どういったものに使いたいというようなことについて執行部として案を持っているわけではございません。想定されるものとすれば、今御議論いただいています道の駅の北条公園の再整備等に多額の経費を要するでしょうから、そういったものに使うということもあるかもしれませんが、今のところどういったものに使いたいということで執行部で決めたものはございません。
先ほどおっしゃったような、北条支所ができたのでそれに関連する地域づくりとかというようなことももちろんあるかもしれませんが、実際にこの基金というのは10億円規模の金額でございますので、その利息を使ってのソフト事業とかというよりもどちらかというとハード整備に使うようなものではないかなというふうに理解をしておりますけども、今のところどういったものに使うということは決めたわけではございません。またさまざまな御意見をいただいた上で検討させていただきたいと思います。以上です。
○議長(井上信一郎君) 浜本議員。
○議員(1番 浜本 武代君) わかりました。ぜひまちづくりになるように使用していただきたいと思います。でも11年、早いものですね。そういうふうに思いました。
それと、先ほど同僚議員からの質問もありましたが主要施策の成果の16ページ、三陽合繊のことでちょっと私からもお聞きしたいと思います。
三陽合繊、確かに去年の行政懇談会というんですかね、行政報告会であそこの地区の方からさっき小澤課長が言われたようにそういう指摘があったのでしていただいたんだと思います。それでこれはいつごろされて、今また1年たってますね。というのが、やっぱりあそこを通ってみますと決してきれいではないですし、それから課長の説明によると購入したいとかというような案件も相談もあるということをお聞きしましたので、それはいいことだなと思いました。でもああいう現状ではちょっとどうかなと思うので、結局去年は1回されたんでしょうけども、最低2回というか、少なくとも今の現状でないほうがいいなという思いがしますので、どうでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) ことしも草刈りは実施しております。ただ2回は、言われたように1回しかしておりませんので、ちょっと現状を確認して、もし伸びて迷惑かけるようなことでしたらもう1回するようなことも考えたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 浜本議員。
○議員(1番 浜本 武代君) わかりました。ぜひ1回でなく最低限2回でも、それでやっぱりああいう広大な土地になってますので、またよく皆さんの通られる交通量の多いところですし、ぜひそういうこともよろしく検討していただきたい。以上です。
○議長(井上信一郎君) 答弁を求めます。
企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 御指摘がありましたとおり、適正な管理に努めたいと思います。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
7番、宮本幸美議員。
○議員(7番 宮本 幸美君) 長くなりました。最後に主要施策の成果の79ページ、災害の復旧費について、昨年10月の地震でかなり道路等の損害がありまして、復旧作業が進んでおります。その中で、工事は終わっているんですけども、一部町道のマンホールの周辺の舗装の修理がございまして、そのときの業者さんのミスかどうか、気がつかなかったかわかりませんが、町道と宅地の間に皆さんのうちは垣根がございますね。それにバーナーの炎が飛んで垣根が焼けたという案件がありますので、今後いろんな工事等があると思います。そういうことのないように、十分業者さんに気をつけていただくようにちょっと1件お話ししておきます。
○議長(井上信一郎君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 宮本議員の御質問にお答えいたします。
10月21日の災害の復旧工事を年度途中から、また今年度にわたって実施しておるところでございます。
議員仰せのとおり、マンホール付近につきましては一度直しておったもの、あるいは発災時にはそんなに気にならなかったものがだんだんと沈下だとか隆起だとかというような状況で、日に日に被害が大きくなったことが確認されておるということでございまして、その都度町としても対応しておるところでございます。
議員仰せのとおり、町施設の維持管理については当然町としても努めてまいりたいと思いますが、住民の方の御協力をまずいただかなければいけないということでございますので、特にそういったトラブル等がないように業者には指導してまいりたいと思います。以上です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
14番、津川俊仁議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 決算書の118ページから121ページの災害復旧費についてお尋ねいたします。
平成28年度は、何といっても10・21の震災以降の取り組みが大きな行政の仕事の一つになっただろうと思います。施策の中に、それぞれ担当課で取り組んだことについては早急に、あるいは速やかにというふうな表現の中で事業が完了したというふうな報告がありました。私の評価としても、行政の対応についてはおおむね良好だったというふうに思います。
お聞きしたいのは、まだできてないことの一覧表なりはできているのか。そして、半年過ぎて平成28年度を総括する場合に、行政として震災対応についてどのようにきちんと評価をし、総括をし、次年度以降、将来の行政運営に向けてつなげていくのかというふうなことが総括ができているのか。また、これからしていくのかというふうな方向性があるのかないのかを含めてお聞きしたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 昨年の震災につきましては大変な被害があったわけでありますが、今のところ順調に整備もされておるところであります。
防災計画も会議を開いたりして見直しをやっていかなければいけないということで、いろいろ意見をもらっておるところでありますし、まだつくっておりませんが今年度中にそういうものをつくって対応してまいりたいと思います。そしてそういう今被害があるところにつきましても、今年度中に完成ということで取り組んでまいりたいとこう思っております。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 震災対応についての役場としての総括、対応についてよかった悪かった、これからの課題等の総括についてはいかがでしょうか。できていますか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 初めての出来事でございまして、いろいろ課題もその中で出てきたとこう思っておりますので、そういうものをきちんと整理しながら今後の対応に向けて整備したいなと、こう思っておるところであります。
限られた人数の中で、またたくさんの支援していただいた皆さんのおかげで何とかうまく対応できたのではないかなとこう思っておるところでありますが、今後につきましては先ほど言いましたようにきちんとそういうものを総括しながら対応してまいりたいと、こう考えております。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 最初にも言いましたが、震災が起きたときに一番頼りになるのは行政であります。そして行政の皆さんのきちんとした対応があって、町民の皆さんは私の主観ではありますがおおむね高評価をしているというふうに理解をしております。でありますから、常日ごろからの今後の災害に対しての備えを今度は町民と一緒になって、行政だけがするんじゃなくてやっていきましょうというふうな計画もこれから立てられる。そのためには、やはりきちんとした総括があって次につなげていくことが大事だろうと思います。きちんとした総括をまずされて、今回の決算書の中に、成果の中にぜひともそういうことはふんだんに盛り込んでいただいて報告してほしかったなという思いが私はありましてあえてまた発言をさせていただきますが、再度繰り返しになりますが総括についてはきちんとお願いしたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 今年度の予算でそういう記録集等もつくらせていただきまして、その中できちんと総括してまいりたいと、こう思っておりますのでよろしくお願いします。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
5番、前田栄治議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 決算書の財産調書265ページです。トラクターがあります。このトラクターがもらった資料によると平成26年123件利用で北条地区2件、平成27年108件利用で北条地区4件、平成28年141件利用で北条地区7件、平成28年までの決算ですけど一応数字として平成29年今の時点で61件のうち北条地区1件ということで、かなり前から大栄地区の方のためのトラクターになってはいないかということで質問もしてきました。結局これはやっぱり町が持っている財産、金額としては出ていません。もうJAさんに出していることなので、管理も運営も任せていることなので、でも町の財産ですので、これを同じ人が使ってはいないかと。どういう形の利用方法か、そういうことをちゃんとチェックを町として入れているのかどうかということをお聞きしたい。
○議長(井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 御質問にお答えいたします。
町有トラクターにつきましては、50PSと30PSの2台がございまして、以前は30PSの馬力の小さいほうは北条支所に置いておりまして、貸し出しをしてきた事業でございます。これは平成20年度の地域活性化・生活支援臨時交付金を活用いたしまして、JAに管理運営をお願いしているものでございますけれども、JAもいろいろ統合や職員の配置等の関係から大栄側にそのトラクターを集約して、現在は大栄支所の隣にあります中央サービスの車庫の前に置いてあるという状況でございます。
管理監督については、運営自体は北栄営農センターになりますので少し距離がありまして、返還をされてきたときにチェックや確認がなかなかできずに、きちっとした対応ができずになっております。
議員おっしゃられた借りている人が特定の人間ではないかという点ですけれども、これについてはある程度回数等を見ておりますと特定の者がある程度借りているというところがございまして、そういう意味ではちょっと特定化といいますか固定化している状況にあります。以上です。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) そうやって答弁いただいたんですけど、いわゆる町の財産が個人の財産みたいになってしまっているというところはやっぱりちゃんと考えなければいけないことではないかなというところと、あと確かに北条地区の利用が厳しかったので小型のほうを北条地区に回していただけたらということで少ししていただいたら、やっていくうちにやっぱり管理とか保管とか整備とかの面でちょっと厳しくなったので戻す。一度やっていただいているのでそこはいいとは思うんですけども、もうやっぱり長くなってきて知らない人もまたふえてきてるというところで、こういうトラクターを貸し出す制度があるよということを知らない人がふえてきていると思うので、このPRの仕方とか、あと今後このトラクター、ちょっと農業を知らなくて、トラクターというものはどのくらいが耐久年数なのかもちょっとわからないんですけども、今後このトラクターをどうしていくかというところを含めてもう一度いただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えいたします。
これにつきましては、先ほどおっしゃられましたようにこれ平成21年9月11日から本年の9月10日、8年間の契約期間とJAとなっております。耐用年数については、実を申し上げますと購入してから耐用年数が来ておりまして、実際には老朽化以上にエンジンが以前焼けたりとかして保険だけでの対応ではきかないような維持管理費が発生しておりまして、赤字の運営が続いているということでございます。
今後この更新時に当たりまして、JAと再度協議をさせていただく中で使用ですとか今後の方法論等を検討していきたいというふうに考えておりまして、今現時点で北条支所にもう一度置くのかどうなのかというところも含めて体制も含めたところがございますので、相手方がある話でございますので、これから協議を進めていくという内容になっているものでございます。
加えてPRですけれども、PRについては非常に私どもも町報等で導入したときには大きく報道させていただきましたが、年数とともになかなかPRの機会が減って特定の個人の者が借りるというような状況がございますので、PRについては十分に、もしこの事業を継続するということになった際には、きちっと町でも定期的に取り組んでPRをしてまいりたいというふうに考えます。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、議案第67号については答弁保留があります。14日の会議において回答いただきますので、よろしくお願いします。
以上をもって議案第67号は質疑の一部を残して終わります。
しばらく休憩します。(午後0時06分休憩)
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○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時00分再開)
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◎日程第2 議案第68号
○議長(井上信一郎君) 日程第2、議案第68号、平成28年度北栄町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
13番、長谷川昭二議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 決算書の134、135ページ、7款の繰入金のところでですけれども、ここで財政安定化繰入金というのがありますけれども、これ平成28年度は1,195万1,000円ということであります。前年の平成27年度の決算では2,509万7,000円ということのようでしてもう半減をしているわけですけれども、前期高齢者は少しふえているというような状況ですし、保険給付費、医療費もそんなに大きな変化が見られるわけではないんですけれども、これは要因はどういうことでこういうふうになったのかお聞きしたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 吉田健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) お答えします。
これにつきましては、県が示している様式に算式があるんですけれども、それに当てはめていくとこの額になるというところで、昨年度と半減しているというのは承知しておりますけれども、この直接の原因が何かというところまではわかっておりません。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 県から出される指標といいますか、そういうもので決まっているからこちらとしては、町としてはわからないということなんでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) その中には国が示す指数というのがありまして、その指数が変わっておりますのでそこの影響だとは思っております。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 指数は毎年変わるということなんでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) はい、毎年変わります。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) この国保会計は、一般会計からの繰り入れは平成27年度に続いて赤字繰り入れというのは平成28年度も行われておりません。国保の財政に大きな影響があるとされていた前期高齢者の交付金、これは5億1,176万7,000円ということで、平成27年度に比べますと4,617万5,000円減額であります。それで財政安定化繰入金も1,314万6,000円減額になっております。基盤安定繰入金は76万2,000円の増加というわけですけれども、こういう状況の中で平成28年度は約5,000万円の黒字になったわけであります。この平成28年度の3月議会では、国保の財政状況についての見込みは7,900万円を超える不足が見込まれるということで、国保税の引き上げがされました。このときの説明では、被保険者である町民の皆さんの急激な負担増が免れないため、一般会計からの繰り入れを行った上で税率改正を行うということだったんですけれども、ところが繰り入れは行われず税率の引き上げだけが行われました。その結果、5,000万円の黒字になったわけであります。結果だけを見れば、繰り入れを行っていたら国保税を引き上げる必要はなかったということが言えると思います。
北栄町の国保税は県下でも最も高くなっているわけですけれども、その要因が何であれ非常に払うのが大変だということであります。平成27年度も大幅な赤字という見込みから一転して、1,770万円の黒字になっております。そのことから考えると、平成28年度も引き上げをしないで様子を見てからでもよかったのではないかというふうに思いますけれども、この点について町長はどのようにお考えでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 平成28年度5,000万円の黒字が出たということでございますが、この原因につきましても先ほどあったと思いますし、また医療費も余り伸びなかったということも大きな原因だろうとこう思っております。この医療費も年によってふえたり減ったりということがありますのでなかなか不確定な要素でございまして、一概にではことし減ったから来年はそれに伴ってまた減っていくんだということにはなかなかならないだろうと、こう思っております。そういう面でもやっぱり安定した経営をしていくという中で、保険税を上げたということはやむを得ないだろうとこう思っておるところであります。今までがずっと赤字で来ておりましたので、そういうことで繰入金もかなり投入してまいりました。本来ですと、この国保税もやはり加入しておられる方が払われるというのが筋だろうとこう思います。そういう中にあって大変だろうということで赤字の繰り入れをしたわけでありますが、これがずっと続いていくということになれば大変ありがたいことでありますし、また保険税もそんなに取らなくてもよくなるんだろうとこう思っておるところでありますが、ただ平成30年から新しい制度になりますので、これがどうなるかまだはっきりしていませんのでそれはそれで置かせていただいてそのときの対応にさせていただけばと、こう思っております。
○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 私がお聞きしたいのは、この平成28年度引き上げの際におっしゃった一般会計からの繰り入れを行った上でという条件を述べられて説明をされていたわけなんですね。制度上税率を引き上げてしたものについては途中で変わらないということもあるんだろうと思いますけども、そうであるならば一旦繰り入れるという方向性があるのならば様子を見て、本当に赤字になったのであれば翌年度引き上げればいいんではなかったのかなという、そういう思いがあるわけであります。
それで来年から県に一本化されるわけですけれども、根本的な問題が解決されていないのでこれはやっぱり同じことが繰り返されていくんだろうなというふうに思います。それは自治体の責任ではなくて、やっぱり国が大きく支出を減らしているということが一番の原因でありますから、やっぱりそこのところを解決されない限りはどうしようもないだろうなというふうに思います。
ただ、そういう中でも鳥取県内でも琴浦町でもそうですけれども、多くのところがこの税負担というものを抑制するために繰り入れを行っていることを考えますと、県下で一番高い負担ということに北栄町はなっているわけですから、そういう方策をとらないというのは被保険者である町民にとっては納得のいかないことだなというふうに思うわけであります。この辺はぜひ御理解を願って、今後の対応に当たっていただきたいというふうに思うわけであります。
○議長(井上信一郎君) 町長、答弁を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 来年度からまた変わりますので、そのときのまたそういう保険税とかどの程度になるのかということもあるだろうと思いますし、また医療費も先ほど言いましたようにどうなるかちょっとなかなか予測がつかないところがありまして難しい面もありますので、一旦プールさせていただいてそれに対応していくということをさせていただければと、こう思います。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第68号の質疑を終わります。
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◎日程第3 議案第69号
○議長(井上信一郎君) 日程第3、議案第69号、平成28年度北栄町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第69号の質疑を終わります。
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◎日程第4 議案第70号
○議長(井上信一郎君) 日程第4、議案第70号、平成28年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第70号の質疑を終わります。
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◎日程第5 議案第71号
○議長(井上信一郎君) 日程第5、議案第71号、平成28年度北栄町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第71号の質疑を終わります。
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◎日程第6 議案第72号
○議長(井上信一郎君) 日程第6、議案第72号、平成28年度北栄町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、以上をもって議案第72号の質疑を終わります。
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◎日程第7 議案第73号
○議長(井上信一郎君) 日程第7、議案第73号、平成28年度北栄町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第73号の質疑を終わります。
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◎日程第8 議案第74号
○議長(井上信一郎君) 日程第8、議案第74号、平成28年度北栄町栄財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、以上をもって議案第74号の質疑を終わります。
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◎日程第9 議案第75号
○議長(井上信一郎君) 日程第9、議案第75号、平成28年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第75号の質疑を終わります。
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◎日程第10 議案第76号
○議長(井上信一郎君) 日程第10、議案第76号、平成28年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第76号の質疑を終わります。
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◎日程第11 議案第77号
○議長(井上信一郎君) 日程第11、議案第77号、平成28年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、以上をもって議案第77号の質疑を終わります。
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◎日程第12 議案第78号
○議長(井上信一郎君) 日程第12、議案第78号、平成28年度北栄町
水道事業会計決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
14番、津川俊仁議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 主要施策の成果の128ページをお願いします。概要のところ、一番最後の行に有収率(配水量に対する給水量の割合)は前年度比2%増の82%とあります。その下の表に、平成26年度が80%、平成27年度が80%、平成28年度が82%。私の記憶によりますと、それ平成25年度以前の数字というのはだんだんと下がって80%になり、平成27年度も横ばい。そしてこのたび初めて有収率が上がった。それも2%という大きな数字であります。この原因についてお尋ねします。
○議長(井上信一郎君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。
議員仰せのとおり平成22年の81.9%をピークに徐々に下がり続けまして、平成27年には80%になったというところでございます。この間、下水道に伴う改良工事あるいは老朽管それから漏水が多い箇所についての工事を、大体8,000万円から1億円の間で計画的に行っておったところでございます。ようやくこの老朽管対策、漏水の多い管渠の対策が実を結んできたのかなというふうに感じておるところでございます。以上でございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 日々の管理なり改修なりの成果がここに来てあらわれたというふうな説明でした。
監査の立場から言うと、この有収率というのが非常に大きな視点となっております。この2%も急に上がって本当にびっくりしているところでございますが、ぜひともこの数字を維持、もう少し上げていくなりの努力も引き続きお願いしたいと思います。今後の方向性なり決意なり、またその改修のめどなりのところでお願いします。
○議長(井上信一郎君) 地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。
有収率については、漏水しているところを探してその管を修理すればいいと一口に言えばそうではございますけども、その漏水している箇所がわからなかったり、あるいは漏水の調査にまた比較的大がかりな費用がかかったりと。それに対する効果というものもあって、なかなか特効薬がないところでございます。供給事業、それから石綿管の更新事業、これらを継続して漏水の多い箇所、また耐用年数が迫った箇所を地道に収益が悪化しないように対策を講じていきたいというふうに考えております。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第78号の質疑を終わります。
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◎日程第13 議案第79号
○議長(井上信一郎君) 日程第13、議案第79号、平成28年度北栄町
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第79号の質疑を終わります。
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◎日程第14 報告第8号
○議長(井上信一郎君) 日程第14、報告第8号、平成28年度決算に基づく
健全化判断比率についてを議題とします。
これより本件に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
以上をもって報告第8号を終わります。
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◎日程第15 報告第9号
○議長(井上信一郎君) 日程第15、報告第9号、平成28年度決算に基づく
資金不足比率についてを議題とします。
これより本件に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、質疑を終わります。
以上をもって報告第9号を終わります。
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◎日程第16 議案第80号
○議長(井上信一郎君) 日程第16、議案第80号、北栄町
個人情報保護条例及び北栄町
情報公開条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第80号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第17 議案第81号
○議長(井上信一郎君) 日程第17、議案第81号、北栄町農業委員会の委員及び北栄町
農地利用最適化推進委員定数条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第81号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第18 議案第82号
○議長(井上信一郎君) 日程第18、議案第82号、北栄町町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、以上をもって議案第82号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第19 議案第83号
○議長(井上信一郎君) 日程第19、議案第83号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
5番、前田栄治議員。
○議員(5番 前田 栄治君) まず9ページの総務費、総務管理費の一般管理費の中で19節負担金補助及び交付金と9節の旅費、特別旅費のところと両方、議会の産業建設常任委員会に職員同行させてという説明でしたけども、何を勉強しに行って、どういうことに生かすかというところを教えてください。
○議長(井上信一郎君) どなたが答弁されますか。
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
これにつきましては、先般同行させていただきましたイグナルファームや新潟等を含めた産業建設常任委員会の視察研修に職員1名が同行した際の、その部分の旅費の部分をこちらでお願いするという形になったものということで聞いております。
研修の目的につきましては、現在その担当の者はドリーム農場の担当者でもございまして、そうした先進地の視察を議員の皆様と一緒に同行して研修させていただくことによって、次の事業にきちっと結びつけるということを目的として同行させたものでございます。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) わかりました。ドリーム農場の今後、ドリーム農場だけじゃないとは思いますけど、農業とかいろんなことに生かしていただきたいと思います。
次に行きます。8ページの20款町債、2節の合併特例債、5節の公営住宅事業債とも関連していますのでここの質問をさせていただきますけども、まずここはずっと町長とか執行部と議論させていただいています。
8月24日の全員協議会では、町長の答弁では責任の有無を含めて考えますという答弁もらって、その場はそれで終わり。それならばということで終わりました。
昨日、9月7日の池田議員の一般質問では、責任は一切ありません。なぜかといえば、もともと建てているものを借りないといけないので、合併特例債がなくてもどのみちどこかでお金をつくって借りないといけないものなのでということで責任がないということでした。ちょっとおかしいなと。借りないといけないのはわかりますけども、ずっと説明では一貫して合併特例債を使えるからということで約5億数千万円のお金が交付税措置されるからということで説明されてきて、議会もそれで了承しているのに、どのみち借りないといけないお金だったから5億6,000万円国から交付を受けられなくなった事業に対して責任ありませんよという話になってしまいました。ええっと。
そこで、8月24日から9月7日の池田議員の一般質問に答えるまでのその話し合い、町長以下、町長が話し合われたのか、副町長以下そういう委員会をつくられてそういう話し合いをされたのかそこをちょっと。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 確かに24日の説明のときにはどういうところに責任があるかということで調査してその責任の有無をやりたいということでお話しさせてもらったと思いますが、ずっと調べてみるに最初からやっぱり思い違いというのがございまして、我々もそれを信じておりますし、職員もずっとそれできたものですから、誰に責任というのがなかなかとれないというようなことがありまして、そういうような形でやらせていただいたわけであります。
その実害もそんなにありませんし、町民の方もそんなに大きな影響ないというようなことでございまして、ではどこに責任をということになればなかなかないということでございまして、そういうことで答弁させていただいたところでありますが、確かに皆さん方には本当に特例債を使ってと。特例債使ってもいいんですが、この事業については後年度負担がないというようなことでありました。大変なそういう説明を今までずっと出るんだぞということでしてきたわけでありますが、大変申しわけなく思っておるところでありますが、そういうことでじゃずっとたぐってみてもどこでどうなったというのはなかなかわからなかったというようなことでございまして、一番最初にやっぱりきちんとそういう制度を読み込んでおればこんなことにならなかったわけでありますが、そこまでしてなかったということでありまして、大変申しわけなく思っておるところであります。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 池田議員の一般質問の中でもありましたが、職員さんはプロなんですよ。当然町民さん、議員わからないところをプロにこういう補助金があるから、こういう制度があるからそれを活用してという説明を受けて、それを信用してやるわけですよ。それなのに町長は誰の責任でもない、実害もない。実害は大ありですよ。5億何千万円入ってくる予定が入ってこなくなっちゃって実害がないという町長のその答弁、多分答弁ではそれをほかで合併特例債使えばそうですからというような答弁されるのかもしれないですけど、実害大ありですよね。
そしてこれは町長も言っておられますし、担当課長もこの議会の説明のときに言われましたけども、思い込みだったと、確認を怠っていたと。これでいいんですか。思い込みで進めて、確認を怠った。今回は合併特例債がなくて、事業債で借りられるかもしれません。でも事業債で借りられても、結局全部借金です。特例債だったら確かに全部借金ですけど、後から交付税で5億数千万円返ってくるわけです。
もっとわかりやすい言葉で言わせてもらいましたけども、思い込みで確認を怠っていました。でも5億数千万円入ってくる予定のものが入ってこないのに、町長の答弁、実害がありませんでした。なので責任は誰もとりません。おかしいんじゃないでしょうか。
もう1点言えば、職員さんがとらなくても町長はやっぱりとらなければいけないと思いますよ。どうでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) この公営住宅の事業につきましては、前も答弁を課長がしたと思いますが、これは特例債を使ってもこれは交付税は入りませんので……。
○議員(5番 前田 栄治君) だからそれはわかってるんですよ。だから再質問しているわけです。
○町長(松本 昭夫君) 入らないということですので、その害というのは、その5億円だか6億円だかという話もあったんですけど、もともとはないということです。ただ、我々がそういう使えるのではないかということでずっと思い込みをしていて、そういう説明をしてきた面は大変申しわけなく思っておるところでありますが、特例債はそういうのは使えないということでありますので、実際のそういう金銭的なものの害がないだろうと、こういうことで答弁させていただいたところであります。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 合併特例債を使えるけど、使っても1円の交付税対象にもならないというのはもうずっと説明を受けててわかってるんです。だからそちらの公営住宅事業債で借りる。だけど、公営住宅事業債だと先ほどからずっと同じ話だが1円の交付税措置もない。単純に借金です。30年で返されるということですけども、そこはわかっているんですよ、みんなが。今になってから使えない。使えるけど使う意味がないということなんですね、合併特例債を。
実害がないと言われますけども、企画財政課か課長さんにこの間議会の冒頭で説明をいただきました。総務委員会のときにちょっとお聞きして説明が違っていたということで、実際それを使わない、5億何千万円も入れて18億円のあと枠があるんだよと。でも、逆に言えばそれ使えない予定でスケジュール組んであったと思うんですね。平成32年までに18億円使ってしまう必要はないんですけども、町長の中で実害がないと言われるんだったら、この5億6,000万円に見合うような合併特例債の使い道って何ですか。本当は5億6,000万円入ってくる予定がもう入ってこないんですよ。これにそのお金がないとおかしいという話ですよ。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 3年あるわけであります。その中で何とかその特例債を活用できるものはやっぱり活用していこうと、こう思っております。ただ、全部使えばいいというものでないわけでありまして、やっぱり計画的に必要なものは必要なものでやっていくということで考えていきたいなと、こう思っております。そういうものができましたので、また新たな事業について検討してまいりたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 今の時点では平成32年までにその5億6,000万円分ぐらいが返ってくるような、合併特例債で返ってくるような事業も今のところどうもなさそうですね、聞いていると。あればここで言ってもらえたかなと思うですけど、どうもなさそうだなと。でも、無理して使ってしまうと単純に3割は借金で残りますのでね、無理して使ってほしくもないです。要らないものをつくってほしくないんでね。そう思いますので、ただやっぱりここでずっと同じ話もよく出ます。もう建てているものですから、今になってからそのお金が来ないからその事業をやめますよというわけにはならないので、その中で一番よかった公営住宅の建設事業債を活用されるということ、これも理解できます。理解できますというか理解しなければいけませんし、当たり前のことですわ。
ただ、町長はどうも「申しわけなかったです、済みません、こんなことは二度とないように」、何回目でしょうかね。「思い込みでした、確認を怠っていました」、町長みずからも「済みませんでした、今後このようなことがないように」、ここまで認めておられるのに誰も責任とりません。とるんですか。2日3日前のニュースでは、隣の湯梨浜町はプールで子どもがちょっとという件がありましたけども、それでも町長、教育長もちゃんと責任とってますよ。やっぱりここまで申しわけなかったです、済みませんでしたと認めておられるんだったら、やっぱりある程度町長の姿勢として、職員には注意か何されるかわかりませんけど、何もないかもしれませんし、処分は。町長ぐらいは少し気概を持ってこうだよと、私こうやりますから何とかというのはないんですか。全然何もない。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) まず何をつくるかということでありますが、今これから計画しなければならないのが道の駅であったりとかいろいろあるわけでありますので、もしそういうのに使えれば使っていきたいなと、こう思っております。
また、隣の町のことがありましたが、隣の町はやはりけが等もあったわけでありますのでそういう姿勢を示されたのだろうとこう思っておりますが、町民の方にそういうことがあったということだろうとこう思いますが、この件につきましてはそういう町民の方にそういう害というのもないわけでありますので、厳重には注意したりきちんとした対応をとりたいと思いますが、そういうところでしっかりとやっていきたいとこう思っております。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 最後にします。職員さんに厳重注意するということですけども、私はやっぱりトップがある程度形として責任をとるのが当たり前。その5億6,000万円の実害がないという感覚がおかしい。それでもう一度言えば、この18億円のうち5億6,000万円分をほかに回せるから実質上の実害はないんだよということだったらまだ理解もできますけども、今時点で合併特例債使って5億6,000万円分の交付金が戻ってくるような、交付されるような事業もない。なのに実害がない。感覚がおかしい。
最後、もう一度聞きます。多分一緒かもしれませんけど、もう一度聞きます。町長は責任をとらないということですね。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど申したとおりでございまして、きちんと対応してまいりたいと思います。
○議員(5番 前田 栄治君) 何て、きちんと。
○町長(松本 昭夫君) きちんと職員等に指導していきたいと思いますし、また使い道についても今後また検討してまいりたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 職員だとか基金についてではなくて、町長の口から私は責任とりませんと言ってもらいたいです。何か人任せ。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) そうやってきちんと対応していくのが私の責任だろうとこう思っておりますし、またそういう合併特例債の使い道等も考えていくのが私の責任だろうと、こう思っております。
○議長(井上信一郎君) 前田議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 私が聞いてるのは、今後のことじゃないです。この件に関しては、町長は一切責任をとりませんという言葉を言ってくださいということなんですけど、そんな遠回しに言われる必要はないでしょう。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) ですからそういう責任のとり方の仕方がいろいろあると思いますので、私はそういうやり方で責任をとりたい、こういうことです。
○議長(井上信一郎君) 4番、山下昭夫議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) 今の質疑に対して、ちょっと関連して質問させていただきたいと思います。
初歩的なことですけども、由良宿団地の建てかえはどういうことであの建てかえをするように、私も聞いていると思うですけどちょっとその辺の、どういうことで建てかえをしなければいけないかということを初めに教えていただきたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 倉光住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 山下議員の御質問にお答えします。
町営住宅全体の、今現在町営住宅が由良宿団地、向山団地、六尾北団地、この4月までは中央団地とございましたけども、そこ全体を今後どうするのかという部分と、由良宿団地が耐用年数を迎えるといったようなことがございますので、その辺を勘案した上での今回の建てかえということでございます。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) 年数がたっている。漏水とかそういうことではなかった。漏水やそういうのはもうあったんですか。雨漏り。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 実際に老朽化しているということがございますので、雨漏りとかそういったものも発生はしております。そのたびに随時修繕なりということも行ってまいっております。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) それで私、テレビだったか新聞だったかで見たですわ。香川県ですな、四国の。県営住宅、そういうところはやっぱり建てかえをしないんだと。今の時代に30年も前のそういうことでなしに時代が変わっているんだと。そういう県の説明をしておられました。何で私はここを北栄町はするのかなと思っておったですわ。やはりそういうことも町長も知っておられると思うですけど、江北に大東建託、みどりに大東建託が建っております。それでおたくもたしか森林組合の理事しておられる。私もしていたわけです。最近はプレカットといって基本のあれをというか、それをただ組み立てればいいように、安くてできるようになっているですわ。やっぱりそういうもうちょっと工夫がなかったのかなという気がしてね、前から思っていたんですわ。やっぱりそういうことは全然考えられなかったですか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど答弁したように、耐用年数が来ておるということがあります。それからそれに伴って老朽化しておりまして、ドア等もさびついたりしながら今まで来ております。雨漏りもありました。そういう修繕費を使いながらずっと来たわけでありますが、さすがに耐用年数も来るということで建てかえしなければならないと。こういうことはずっと以前からもあったところでありますが、今回そういう形でさせていただくということになったわけであります。ただそういう大東建託みたいにやったらどうかというようなことがあるわけでありますが、やっぱり公営住宅としての基準というものもあるんだろうとこう思いますので、そういうことを考えれば今の工法、建て方、そういうことになろうかとこう思っております。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) 今、時代の趨勢というのか全国でやっぱりそういう大きな4階建て、由良宿団地は3階建てとか、そういう鉄筋コンクリートで大きなものをつくるような時代じゃないと思うですよ。
それと町長も職員もおられますけど、農業の町だと言われますわな、北栄町で。それで私事ですけど、ここへおられるスイカなんか、ブドウとかいろいろな作物つくっておられます、皆さん。やっぱりどうやったら収益が出るのか。ことしはこういう肥料をつくらなければいけないとか、それでいつごろそういうものをやるんだとか、そういう感覚がわからないですわ。それで私はふだんから言っているのは、職員でもただ汗を流すだけでなしにそういうものをつくれば、そういう工夫とかそういうものが出てくるんですよ。それが欠けているのではないかということを前から言っているわけですよ。これからもちゃんと勉強して、やっぱりそういうことが今の町政なりこの辺の、この前グラウンドゴルフだったですか、研修会があって、湯梨浜町のお隣の議長しておられた、名前は挙げませんけど、一緒に二次会に行ったんですわ。そういうこともやっぱり、ここにもおられるけど、1人議員が、やっぱりそういうことを言っておられるわけですわ。
これからはやっぱり町長、一般質問で同僚議員がされたようにやっぱり町長はもうちょっと発信力とか、ここはこうすればどうなるんだとか、今言ったように一般の農民でも、北栄町は農業の町ですよ。そういうぐあいにして農家の方はみんな努力されているんですよ。
○議長(井上信一郎君) 山下議員、質問は簡潔にお願いをいたします。
○議員(4番 山下 昭夫君) そういうことがないということ。
それから、責任のとり方。今も同僚議員が言っておられる。全然ない。今も5億6,000万円も地方交付税で返ってこない。そういうことは当たり前だと思っておられる。ただ謝ればいいと。そういう感覚がいけないのではないかということを言っているわけですよ。
それで町長に尋ねますけど、今、同僚議員が言われたようにやっぱりそういう責任問題はないと。そういう考えですか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 先ほど申し上げましたように、やはり私としての責任はこれからきちんとやっていくと、そういうこと。責任、職員もきちんとさせるというようなことでやっていくということでしてまいりたいと思います。私がどうやって責任をとるかということは、考えていないところであります。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) それでしつこく言ってもいけないですしもうやめますけども、ここから先言ってもどうしようもないことです。そういうことじゃいけないと思うんですよ。もう一度その辺をじっくりと職員でも議員でも町民でも考えなければいけないと思いますわ。それで同僚議員がよく言われるように、役場の追認機関だったら議会は要らないですわ、本当に。チェック機関とか。そういうことをやはりもうちょっと町民なりに知らしめて、やっぱりそういう町政をやっていただきたいと思うですよ。町長はどう考えておられますか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 知らしめてと言われますが、ずっといろんな形で町民の皆さんには理解を得るようにいろんな施策等も町報やあるいはいろんな形で出しているところでありますので、そういう形で理解していただいて、これからの町政を進めていくということで考えてまいりたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) これ以上言ってもどうしようもない。考えも違うですし、それはそれとして置いときますので、これからちょっとでなしに大いにやっぱり考えて、物事をやるときにはやっぱりそういう工夫とかそういう汗水流されている方があるんだという、簡単に農業の町だというようなことを言わないで、そういうことも思って自分もやって汗を流して工夫してどれだけあれするかということ、利益を出さなければいけないかという、そういう思いを持って言葉というのは吐いていただきたい。それを一言言って私の質問を終わります。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) そういう思いを持っておられる方がたくさんおられますので、やっぱり農業の町だということで力を入れて今いろんな施策をとっているということでありますので、御理解をいただければと思います。
○議長(井上信一郎君) 山下議員。
○議員(4番 山下 昭夫君) そう言われればそれ以上言うことはないですけどな、それ以上もう言いません。以上です。
○議長(井上信一郎君) 9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 私は、今、責任があるとかないとかという議論になっていますが、関連しましてちょっとお尋ねしたい。この町営住宅の建てかえの事業については、平成26年3月の当初予算で説明があったというふうにお聞きしましたけども、これについては間違いないですかね。
○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 実際に平成26年のときにはまだ私はおりませんでしたので、平成26年4月からですけども、私が平成27年度の当初予算の説明会をした際に、予算説明会で中期財政見通しのお話をしました。そのときに由良宿団地の経費が大分高くなるということを御説明して御議論があったということは承知をしております。ですから、その前に平成26年度にその設計にかかるというようなところについては、多分そのような御説明をしたんではないかなというふうに思います。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) それで合併特例債を使うんだということをその説明会の中でされたという理解でよろしいでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 平成26年3月の全員協議会の際に、実際に議会での説明をしているというのが記録として残っております。当然その際には新町まちづくり計画にも記載をしておりますし、合併特例債を活用するという説明も多分あったのではないかと思っております。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) そうしますと、その平成26年度そういうやりとり、説明があったということで、その後平成27年9月ごろにこういう事業があって、この特例債を使うということを県に相談されたというふうにお伺いしておりますけども、それについても間違いございませんか。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員、伺うというか、そういう今質問しておられる過去のことについては議会にその都度といいますか説明があったかと。
○議員(9番 斉尾 智弘君) では質問を変えます。
○議長(井上信一郎君) はい。続けて斉尾議員どうぞ。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 私が聞いてるのは、県にこういう合併特例債を使いますと。先ほど説明があったように使いますということで県から説明があったので、今回の事業をやろうと。その合併特例債を使ってやっていこうというふうになったというやりとりがあったようであります。
それでその中で、そのときに私がちょっと変だなと思ったのは県からはそういうことができますというふうに答弁はいただいているようなんですけども、その後から、ことしになってから交付事業としての借金はできるんですけども返還はできませんと。償還は、償還という言い方が正しいかわかりませんけども、できませんというようなことを御存じですかという説明もありました。ですから、その辺に町と県とのやりとりのずれがあるような気がするんですよね。この辺についてはいかがですか。
○議長(井上信一郎君) 副町長。
○副町長(西尾 浩一君) まず、今おっしゃったのは起債の関係の協議だと思います。こちらの記憶に残っておりますのが、平成27年9月9日付でこのような起債を発行してもいいだろうかという協議を町から県に対して行っております。平成27年10月8日にそれについて同意をするということで、県から同意文が来ているということでございます。このときには平成27年度は設計の経費でございますので、実施設計経費について合併特例債を使うかどうかということで、その当時は交付税措置があるものだと思っておりましたので、それで起債を発行していいかどうかというところであります。
それについては、実際に県との間でそごがあったのではないかというところについて、平成29年3月につきましては15日に協議をして、27日に同意をいただいております。ただ、その際に合併特例債を使えるんだけども交付税措置がないですけどもいいでしょうかということがあったということで、初めて町としてはその認識を、交付税措置がないということについて認識を持ったというのが事実でございます。
そのあたりについて、今思えば平成27年の同意を県が出される際にこの春に交付税措置がないということを伝えていただいておれば、実際に借りられたとかそういったところまではいかなかったのではないかなということは思いますけれども、そうはいいましてももともとがこの合併特例債というものは根拠法令がありまして、市町村の合併の特例に関する法律というのが根拠でございます。その根拠の中に、地方債特例として合併特例債は使えるんだけども、その特定経費の財源に充てるために起こした地方債、その地方債を財源として設置した施設に関する事業の経営に伴う収入を当該地方債の元利償還に充てることができるものを除くというふうにきちっと書いてありますので、法律を見ればきちんと対処ができたのではないかなと思っております。
一般質問なりから町長がおわびを申し上げているというのはこの点でございまして、私も実は県の財政課に11年おりまして起債の担当も交付税の担当もやった上で、その合併特例債については実は誤解をしていたというのが本当のところでございます。県ではその合併特例債を使わないわけなのでそのあたり誤解があったんですけども、合併特例債というものはこの法律とかではなくて、本来はその交付税措置がないものを交付税措置があるようにしてくれるようなそういった起債だというふうに理解をしておりました。ですからほかの市町でもやっておりますけども、庁舎建設でありますとかそういったものは当然自前の財源でしなくてはいけないものが合併特例債を使えば後年度交付税措置がある、有利な形で建設ができる。それと同様であろうかなというふうに私も誤解をしておりました。このあたりについて、根拠条文をきちんと当たらなかったということについては私も同様の責任があります。
職員に対しても、これまではこの合併特例債のみならずさまざまなものについてはきちんと根拠法令を当たるようにということは着任以来常々申し上げてきたところでございますが、自分自身ができてなかったというのは大変申しわけなかったなというふうに思っております。
ただ、この点につきましては実害があるないというお話がありましたけども、実際に損をしたという思いとしてはわかるんですけれども、もともと入らないお金が入らないということがわかったということでございますので、この点についてはぜひ御理解をいただきたいと思います。以上でございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 内容はわかります。それでもう一つお尋ねしたいのは、平成26年度の段階で例えばちゃんと合併特例債の内容がわかっていてこれは使えないんだと判断したときに、かわりになるそういう特例債、起債みたいなものはあったんでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 実際にその使える起債というのは、今回提案をしております公営住宅建設事業債だけでございます。実際にその公営住宅の建設に係りましては交付税措置はございませんので、ほかに有利な財源があるかといったら有利な財源はないというのが現実でございます。
○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) その当時で使えないということがわかっても、この建設事業債しかなかったということであります。そうしますと、この当時に合併特例債を使うということで町から提案があったときに、それに対して指摘をできなかった。私、個人的に考えますと、私の勉強不足だなと。町政がちょっと曲がりそうなときには、しっかりと議員としてそれに対して指摘できるぐらいの勉強なりそういうものは必要かなと。今お話を聞いていて、非常に自分自身ふがいない思いがしております。ここでは先ほど来から責任がどこにあるかというような話も出ておりましたので、私の質問を通して思いを述べさせていただきました。以上で終了いたします。
○議長(井上信一郎君) 長谷川昭二議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 私もこの地方債の補正変更の問題でお聞きをしたいと思います。
この町営住宅は建てかえなければならなかったものでありますし、非常に重要な施策の一つだというふうに思っております。この起債の償還について、約5億6,450万円の交付税の措置がないということが事業のスタート後に発覚をしたということで、そのことで起債の変更、事業計画が変更を迫られたということなんですけれども、問題は償還についての後年度の返済が当初の計画よりも大きくなるということなんですよね。そのことによって心配するのは、工事の質に、今後の工事、2期工事もありますし、そういうものに影響が出たり家賃に上乗せするとか他の住民サービスにしわ寄せが行くようでは困りますので、これは住民サイドから見ればそういうことにならないようにしていただきたいというふうに思うわけですが、この点はいかがですか。
○議長(井上信一郎君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 起債が変わったにしてもやっぱり今までどおりにちゃんと工事して、そして家賃も起債が変わったから変えるというようなことでなくて、やっぱり正規の家賃でやっていきたいとこう思っております。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
14番、津川俊仁議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 8ページの19款の諸収入、雑入、電気自動車急速充電器使用料3万6,000円。あわせて、関連して13ページの4款衛生費、1項保健衛生費、8目の環境保全費の11節、急速充電器電気代13万3,000円。これにつきましては、急速充電器を1基どなたかでしたか無料で設置していただくというふうなことでございました。これの概要について、いま一度説明をお願いしたいと思います。
○議長(井上信一郎君) 倉光住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 津川議員の御質問にお答えします。
国の事業によりまして、北条道の駅になりますけども、北条道の駅に電気自動車の急速充電器を設置していただくことができるようになりました。ただ、その後の管理などは町が負担するということになっておりますので、このたびは電気の基本料金と電気の使用料を支出で計上しておるものでございます。
この充電器でございますけども、課金方式、料金を利用者の方に負担していただくという方式にしておりますので、この分の収入として3万6,000円を計上しておるということでございます。収入をいただきながら、電気代などの料金を負担していくというふうなことでございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) この3万6,000円なり13万3,000円というのは期間としては1年分じゃないと思うんですが、何カ月間ということで計上されていますか。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 議会議決後の9月からということで予定をしております。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) もう既に設置してあるんですか。いわゆる課金をして収入があるということは使用していただいてそこから収入が始まるので、もう既に設置してあるんですかこれは。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 北条道の駅に設置してございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 大変失礼しました。認識不足でございました。
そうすると、9月から7カ月分として電気代を13万3,000円。これを約倍にすれば1年間の電気代がかかり、収入は7万円ぐらいというふうなそのようなことで年間の町の負担、持ち出しはそれで済むのか。あるいはそれ以外にも管理費として必要なのか、どういう見通しをされているのかお聞きします。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 収入と支出につきましては、今のところ津川議員がおっしゃいました金額でするようになっております。
ただ、この充電器の設置につきましては、ST会というところが設置をするということになっております。そちらが固定資産税だとか町有地の使用料といったものを負担するということになっております。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) また新たな収入がふえましたか。固定資産なりが入ってくるんですか、余分に。それは幾らですか。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 固定資産税ですけども概算で11万円で、土地の賃借料としまして1年間で2万139円という金額になります。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 国に設置していただいて町が管理するということで概算はわかりましたので、要はその提案のときにはいわゆるただで設置はしてもらうんだけど、年間の維持管理費が幾らかかって、こういう運営で何年しますよみたいな話はきちんとやっぱり説明していただかないと賛成も反対もできないので、この質疑の中でわかりましたので、最初からそのような提案はぜひとも説明をお願いしたいと思います。
次に行きます。12ページです。4款衛生費、1項保健衛生費の7目環境衛生費です。工事請負費で93万8,000円、多目的広場の休息施設の整備費ということで説明がありました。クリーンランドほうきにあります休憩用施設の移設に伴う費用というふうなことを伺いましたが、これについてはクリーンランドほうきの増設工事に伴う移転だろうというふうに思いますが、いま一度この概要について説明をお願いします。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) クリーンランドほうきの今後の計画でございますけども、今年度末に工事発注がなされる予定となっております。その後、平成30年度から平成31年度にかけまして処分場の第2期の建設工事を行うということでございます。
あわせまして、水処理施設もその2期分にあわせてつくるということでございますので、平成30年度、31年度をかけてこの水処理施設についても建設をするということでございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 93万8,000円は多目的広場の施設の整備費の一部、いわゆる広域連合の本町負担の分が93万8,000円ということなのか、総事業費が93万8,000円ということなのか。そういう中身についても、いま一度説明お願いします。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 御質問にお答えします。
中身でございますけども、今現在2期工事のところにグラウンドゴルフの方が主に利用されております休憩施設がございます。そのものを撤去いたしまして、かわりの施設をクリーンランドほうき内に改めてつくるというのが内容でございます。
工事の内訳でございますけども、施設のまず撤去費に51万3,000円、それから水道、電気などが引っ張ってありますのでそれの撤去費用に5万円、それと新しく設置する設備の費用としまして37万4,000円を計上しております。
この費用につきましては、広域連合の負担についてはございません。町の全額の負担ということになっております。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) この多目的広場の休憩施設というのは、広域連合の施設じゃないんですか。町の施設なんですか。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 町が利用しておるということでございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 答えになっていない。町の施設か広域連合の施設かということ。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) 町の施設でございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 過去そういうふうな話し合いで広域連合の土地に町が施設をつくらせてくれとお願いしてつくらせていただいて、今度工事するので邪魔になるからとってくれということで、全て全額町負担で撤去なり移設なりをするということの理解でよろしいですね。
○議長(井上信一郎君) 住民生活課長。
○住民生活課長(倉光 顕君) そのとおりでございます。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) わかりました。
そうしますと、そのことについては理解できましたので結構ですが、クリーンランドほうきの2期工事につきましては、今後本町についての負担もあろうかと思います。事業計画なり事業負担なりの詳細な資料を、これに伴って今後出てくるであろう、議会にも計上されてくるでありましょうから、現在のわかる範囲で資料の提供もお願いしたいと思いますができますか。
○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。
○副町長(西尾 浩一君) 今現在、その2期工事についての全体事業費とどのような負担とかということについては連合からまだ示されておりませんので、示され次第また議会には御報告するということで御理解いただければと思います。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 次に行きます。15ページです。教育費の大栄中学校管理費でございます。委託料の庭園管理及び除草委託料ということで、78万3,000円が計上してあります。説明によりますと、体育館周辺に植えてありますヒマラヤスギが大きくなって体育館の屋根に葉っぱを落とし悪さをする。そのために討伐、刈り取りをするんだというふうな説明でございました。この78万3,000円は非常に高いように今お話を伺って思ったんですが、高くないでしょうか。
○議長(井上信一郎君) 磯江
教育総務課長。
○
教育総務課長(磯江 昭徳君) 私は細かく内訳は見ていないんですが、一つの業者から高所作業車とそれから作業賃、それと処分費というような名目であって、こういうものなのかなということで判断をしました。実際実施に当たっては、入札はないですが、多数の業者によって見積もりを比較したりして採用しようかなということは考えております。
○議長(井上信一郎君) 津川議員。
○議員(14番 津川 俊仁君) 先ほど、委託料の中に内訳として高所作業車等々お話がありました。処分費ということも出ました。実は、住民生活課さんで屋根に太陽光パネルをつけて補助をしたりとかというふうなことの事業の延長として好評を博しているんですが、昨年度からバイオエネルギーの利用ということで、まきストーブの設置ということが事業として加わりました。何件か利用されているというようなことで、杉についてはまき材としてはそんなにいい材質じゃないんですが、いっそ処分料として処理費を払うのであればそういう他の事業とのタイアップをしながらまきの供給をしていくみたいな、課同士の横の連携をとりながら事業の推進をお互いにしていくというふうなことがあってもいいんじゃないかなというふうに思ったんですが、処分についての方法なりを検討されたり、そういう事業間、課の横のつながりを図りながらというふうなことの検討はしてみてはいかがかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(井上信一郎君)
教育総務課長。
○
教育総務課長(磯江 昭徳君) 検討したいと思います。
○議長(井上信一郎君) 津川議員、よろしいでしょうか。
○議員(14番 津川 俊仁君) 結構です。
○議長(井上信一郎君) そのほか、ございますか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第83号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第20 議案第84号
○議長(井上信一郎君) 日程第20、議案第84号、平成29年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第84号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第85号
○議長(井上信一郎君) 日程第21、議案第85号、平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) 質疑がないようですので、以上をもって議案第85号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第86号
○議長(井上信一郎君) 日程第22、議案第86号、平成29年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第86号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 議案第87号
○議長(井上信一郎君) 日程第23、議案第87号、平成29年度北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第87号の質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第24 議案第88号
○議長(井上信一郎君) 日程第24、議案第88号、平成29年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第88号の質疑を終わります。
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◎日程第25 議案第89号
○議長(井上信一郎君) 日程第25、議案第89号、平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第89号の質疑を終わります。
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◎日程第26 議案第90号
○議長(井上信一郎君) 日程第26、議案第90号、平成29年度北栄町
水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第90号の質疑を終わります。
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◎日程第27 議案第91号
○議長(井上信一郎君) 日程第27、議案第91号、
建設工事委託に関する協定の締結についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第91号の質疑を終わります。
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◎日程第28 議案第92号
○議長(井上信一郎君) 日程第28、議案第92号、北栄町監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第92号の質疑を終わります。
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◎日程第29 議案第94号
○議長(井上信一郎君) 日程第29、議案第94号、
工事請負変更契約の締結について(
北条砂丘風力発電所電線路移転工事)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第94号の質疑を終わります。
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◎日程第30 平成29年陳情第4号
○議長(井上信一郎君) 日程第30、平成29年陳情第4号、「
全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情を議題とします。
産業建設常任委員会委員長より審査の結果報告をお願いします。
森本真理子委員長。
○産業建設常任委員長(森本真理子君) 平成29年9月11日、北栄町議会議長、井上信一郎様。北栄町議会産業建設常任委員会委員長、森本真理子。陳情審査報告書。本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。
受理番号、平成29年陳情第4号。付託年月日、平成29年8月31日。件名、「
全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情。審査の経過、平成29年9月6日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取り組みは、地球温暖化防止のみならず国土の保全や地方創生等にもつながる。措置、政府及び国会に意見書を提出。以上です。
○議長(井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(井上信一郎君) 討論がありませんので採決を行います。
本陳情に対する委員長報告は、採択です。
本陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。
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◎日程第31 平成29年陳情第5号
○議長(井上信一郎君) 日程第31、平成29年陳情第5号、
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請についての陳情を議題とします。
教育民生常任委員会委員長より審査の結果報告を願います。
斉尾智弘委員長。
○教育民生常任委員長(斉尾 智弘君) 平成29年9月11日、北栄町議会議長、井上信一郎様。北栄町議会教育民生常任委員会委員長、斉尾智弘。陳情審査報告書。本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。
受理番号、平成29年陳情第5号。付託年月日、平成29年8月31日。件名、
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請についての陳情。審査の経過、平成29年9月5日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが重要である。措置、政府及び国会に意見書を提出。以上でございます。
○議長(井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。ありませんか。
〔討論なし〕
○議長(井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本陳情に対する委員長報告は、採択です。
本陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。
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○議長(井上信一郎君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。
これにて散会します。
12日と13日は休会とし、本会議は14日の午前9時から開きますのでお集まりください。お疲れさまでした。
午後2時28分散会
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