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平成29年第6回定例会(第4号12月13日)

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    平成29年第6回定例会(第4号12月13日)


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    平成29年第6回定例会(第4号12月13日) 12月定例会     第6回 境港市議会(定例会)会議録(第4号)   平成29年12月13日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 一般質問 第3 議案第69号~議案第75号 第4 議案第76号 平成29年度境港市一般会計補正予算(第5号)    議案第77号 平成29年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)    議案第78号 境港市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定          について  本日の会議に付した事件 日程と同じ  出席議員 (16名)     1番  岡 空 研 二 君      2番  荒 井 秀 行 君     3番  柊   康 弘 君      5番  濵 田 佳 尚 君
        6番  平 松 謙 治 君      7番  景 山   憲 君     8番  米 村 一 三 君      9番  森 岡 俊 夫 君     10番  佐名木 知 信 君      11番  築 谷 敏 雄 君     12番  永 井   章 君      13番  田 口 俊 介 君     14番  定 岡 敏 行 君      15番  松 本   熙 君     16番  安 田 共 子 君      17番  足 田 法 行 君  欠席議員     な し  説明のため出席した者の職氏名 市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  清 水 寿 夫 君 教  育  長  松 本 敏 浩 君     総務部防災監   木 下 泰 之 君 市民生活部長   佐々木 史 郎 君     福祉保健部長   伊 達 憲太郎 君 産 業 部 長  浜 田   壮 君     建 設 部 長  下 坂 鉄 雄 君 福祉保健部参事  佐々木 真美子 君     産業部参事    足 立 明 彦 君 教育委員会事務局参事          川 端   豊 君     総務部次長    中 村 直 満 君                        教育委員会事務局長 産業部次長    阿 部 英 治 君              藤 川 順 一 君 総 務 課 長  渡 辺   文 君     財 政 課 長  黒 見 政 之 君 学校教育課長   影 本   純 君     生涯学習課長   黒 崎   享 君  事務局出席職員職氏名                       局長補佐兼議事係長 局    長  築 谷 俊 三 君               片 岡 みゆき 君 調査庶務係長  吉 田 光 寿 君     議事係主任     平 松   弘 君 ◎開  議(10時00分) ○議長(岡空研二君) おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名の指名 ○議長(岡空研二君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。  署名議員に、平松謙治議員永井章議員を指名いたします。 ◎日程第2 一般質問 ○議長(岡空研二君) 日程第2、一般質問に入ります。  昨日に引き続き各個質問を行います。  初めに、森岡俊夫議員。  森岡議員。 ○9番(森岡俊夫君) 皆様、おはようございます。  会派きょうどうの森岡俊夫でございます。今議会では、北朝鮮の核ミサイル開発が我が国の安全保障に重大な影を落としている問題について、武力攻撃に備えて境港市民の命をどのように守っていくのかという観点で中村市長と議論したいと思います。中村市長には、御自身のお考えをしっかりと市民に披瀝していただくようお願い申し上げて、質問に入ります。  まず初めに、北朝鮮のミサイル発射実験に対する市長の所見についてであります。  11月29日、北朝鮮から発射された新型の大陸間弾道ミサイル、ICBMは、青森県沖の排他的経済水域内の日本海に落下しました。北朝鮮は、これまでも国連安保理の制裁決議に対抗して核開発実験を繰り返し、このたび発射された火星15号は、アメリカ全土をも射程におさめるとも推定されています。  米韓は、これに対抗する形で、4日から航空機230機を投入した大規模な共同訓練、ビジラント・エースで北朝鮮への攻撃に向けた臨戦態勢を強めています。テロ支援国家に再指定するなど、トランプ大統領の行動や言動に加え、北朝鮮側の強気の報道でもわかるように、いわば挑発には挑発をという両者が一歩も引かないこの状況は、朝鮮半島の最悪の軍事的危機と言っても過言ではなく、一たび武力衝突が起これば、もはや日本もその影響を免れることは許されない状況と言えます。このように、北朝鮮が核ミサイル実験を繰り返し、日本への脅威が現実のものとなっているこうした緊迫した現状を中村市長はどのように考えておられるのか、所見を伺います。  次に、市民の生命・安全・財産を守るための危機意識についてお伺いいたします。  相次ぐ北朝鮮のミサイル発射や核実験を受け、核シェルターを学校や市町村役場で整備できるよう検討してほしいなどと、自民党の北朝鮮核実験ミサイル問題対策本部に参加した多くの議員から声が上がったように、政府・与党内でも核シェルターの必要性を求める声とともに、民間企業や団体の地下施設の有効活用することが真剣に検討されております。しかし、現在の核シェルターの普及率は日本ではわずか0.02%、韓国ソウルの323%の普及率に対し、日本は余りにも核シェルターが少ない状況にあると言えます。また、避難所として利用できるような地下施設は、都市部にはまれに見られますが、本市においては全くない状況であります。このような状況下で市民はどこへ避難すればよいのでしょうか。核攻撃への備えについて本市の状況について伺います。  次に、核攻撃だけではなく、毒ガスなどの化学兵器や細菌兵器への備えについてお伺いいたします。  北朝鮮のミサイルの弾頭には、核だけでなく、金正恩総書記の兄である金正男氏殺害に使用されたVXガス、サリンなどの化学兵器や、天然痘などの細菌兵器も装着できると言われております。ミサイル攻撃での化学兵器噴霧と同様に、漂着難民を装った工作員による細菌兵器攻撃などは現在の日本では防ぎようがないと思われますが、ただ手をこまねいてるだけでは市民の生命、安全を守れません。市長はもとより、我々議員には市民の生命・安全・財産を守る義務があります。自治体として将来に向けて何ができるのか、真剣に討議、検討しておかなければならないと考えますが、感染症等に対する防疫体制について市長の所見を伺います。 ○議長(岡空研二君) 市長の答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 森岡議員の御質問にお答えをいたします。  北朝鮮問題について3点にわたって御質問いただきましたが、初めに、北朝鮮が核ミサイル実験を繰り返し、日本への脅威が現実のものとなっておると、こうした緊迫した現状をどのように考えてるかということでございます。  北朝鮮が核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返していることにつきましては、国際連合の安全保障理事会決議に反するものであり、近隣諸国のみならず、世界の平和と安全に極めて重大な脅威となっております。また、本市におきましては、イカ釣り漁船やカニかご漁船などが日本海で操業している現状もあることから、憤りにたえず、断固抗議するものであります。  このような緊迫した状況の解消に向けましては、政府が国際社会と連携をして外交的、経済的な圧力の強化を徹底することでこうした暴挙を阻止し、その上で、対話を通して問題を解決しなければならない、このように考えております。なお、11月には全国市長会におきまして、あらゆる事態を想定し、国において万全の措置を講じることや、地方公共団体に対し適切な情報提供を行うことなどの決議を行ったところであります。  次に、本市への核攻撃への備えについてどのように考えておるかということでございます。  核攻撃を含め、弾道ミサイルへの備えといたしましては、国が示しております弾道ミサイル落下時の行動、これにつきまして市報、市のホームページ、出前講座などで市民への周知に努めているところであります。その内容は、全国瞬時警報システムJ-ALERTによって防災行政無線から特別なサイレン音とともに弾道ミサイル発射などの情報が流れたり、緊急速報メール等で情報提供が行われた際、屋外にいる場合は、近くの建物の中に避難すること、近くに建物がない場合には物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ること、屋内にいる場合は、爆風による窓ガラスなどの飛散からも身を守るために窓から離れるか、窓のない部屋に移動することであります。なお、核攻撃など武力攻撃事態が発生した場合、市といたしましては、国からの指示により住民広報や警戒区域の設定、避難施設の開設と運営、避難指示の伝達などを行うこととなります。  次に、北朝鮮のミサイル弾頭には、核だけでなくて細菌兵器も装着できると言われているが、感染症等に対する防疫体制はどうなってるのかということであります。  弾道ミサイルの搭載物といたしましては、核兵器や生物兵器、化学兵器、放射能兵器が考えられますが、本市の国民保護計画では、それぞれの攻撃を受けた場合に、国や県、関係機関と連携して行う市の措置を定めております。生物兵器による感染症等の対応につきましては、市では、感染症法の枠組みに従って国及び県の指示のもとで汚染範囲の把握や感染源を特定し、米子保健所や関係機関と連携をして消毒の措置等を行うこととなっております。以上であります。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  森岡議員。 ○9番(森岡俊夫君) 市長も、この問題に対して強い憤りを感じていらっしゃることはうかがえました。私ども議員も市長と同様政治家でありますので、市民の生命、安全を守る最善の努力をしなければならない立場であります。先ほど市長のほうから、全国市長会での決議、対話を通して国際社会と協調してこの問題を解決していくという姿勢を伺いました。  今、現実に私どもができることは2つあるんですね。今、先ほど市長がおっしゃったように、政府に働きかけて、戦争が起きないように、紛争が起きないように、地方自治体としては国民を戦争に巻き込むわけにはいきませんので、その姿勢は絶対に崩してはならない、これが1つ我々ができること。そしてもう一つ、2つ目は、いざというときのための備えは準備しておくこと。これは必ず我々政治家としては最善の努力を怠ってはならないと思います。  昨日、ことしをあらわす言葉として「北」という字が選ばれたことは御案内のことと思います。やはり多くの国民は、この北朝鮮のミサイル発射をことしの一番の懸案事項として、それだけ切迫感を持って思っているということをあらわしているのかなというふうに思います。聞くところによれば、大谷投手の北海道日本ハムファイターズの「北」だとか、それからキタサンブラックの北島三郎の「北」だとか、そういう見方もあるとは聞いとりますけども、やはりここは、国民の多くの皆さんは、この「北」という言葉の中には北のミサイル発射、こういったことを非常に懸念しているという思いであります。ということは、もはや想定外という言葉は使えないんですね。  今、これ議長からお許しを得て議場に持ち込んでおりますけども、先ほど市長に説明をいただきましたけども、平成18年5月に策定されております境港市国民保護計画、これの中に先ほど市長がおっしゃったようなNBCRの危機に対しての考え方というのが載っております。核兵器であったり化学兵器、それから生物兵器、核拡散、そういったものに対しての考え方は出ておるんですが、これはやはり、何ていいますか、本当に差し迫ったときの感覚ではない状況じゃないかなというふうに思うんです。  ここに、まず初めの文ということで、中村市長はこういうふうに書いてあります。万一の大規模なテロ、緊急対処事態や有事、武力攻撃事態が発生した場合には、境港市にいる全ての人を保護するためにこの計画をつくりました。そしてまた、国民保護は、万一の有事等の際に住民の生命、身体、財産を守るものであり、戦争を肯定するものではありません。戦争はあってはならないこと、戦争を防ぐために最大限努力することは当然ですということで、この計画をつくる意欲を示されております。まさにそのとおりでありまして、先ほど市長が全国市長会でこういったことに対して政府に決議はしてるんだと言ってはおられますが、なかなか政府に本当に市民を巻き込んだような形の気持ちが伝わってるかどうか、これに加えて、鳥取県や近隣市町村の市長さん、町長さん、村長さん、そういった方々を巻き込んで、いま一度、境港市の姿勢を示す行動を起こしてはどうかというふうに考えておりますが、市長の御所見をお伺いします。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 先ほどもお答えをいたしましたけれども、本当に北朝鮮のこの一連の行動といいますか、これについては大変憤りを感じているところであります。本市は水産業が特に基幹産業でありまして、カニかご、あるいはイカ釣り船、本当に日本海の真ん中ぐらいまで出て操業するわけであります。大変危険を伴うわけであります。このことについても、先般の中国市長会でも、特別にそういった操業の安全について特別決議をすべきではないかという提案をみんなでしまして、それを全国市長会に上げたわけであります。そういった取り組みはしっかりとしないといけないというぐあいに思っております。水産業もそうでありますけれども、国民の安全・安心を守るために、政府には国際的な枠組みの中で経済的、外交的な努力を最大限して、森岡議員が言われるような戦争が起こってはならないわけでありますから、そのための最大限の努力を講じるべきだと、このようなことを市長会を通じてしっかりと申し上げておるわけであります。  これは継続して今後もそういった要請をしっかりとしていきたい、このように思っておりますし、もう一つは、これも言われるように、万が一のときの備えはどうするのかということであります。これは、都会と違って本市においては強固な建物であるとか地下施設であるとか、そういったものは皆無と言っていいと思います。あるとすれば、小・中学校の校舎が鉄筋コンクリートの建物であります。一市町村では、そういった対応、核シェルターであるとか地下施設であるとか、対応はこれは無理なところであります。この点についても、市町村でとり得る措置について国からもしっかりと支援できるものは支援をしてもらう、情報提供もしてもらう、そういった体制をこれからしっかりつくっていく、そのためには声も上げていく、こういったことであろうというぐあいに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  森岡議員。 ○9番(森岡俊夫君) いざというときのことが私も大事だと思ってます。先ほど市長も、市民にはいろいろな手段で、こういった場合にはどういうふうな形で逃げる、どうすべきだということは周知してあるんだよというふうにおっしゃいました。ただ、この11月29日の核ミサイルの発射を受けて、大山町では核ミサイルに対する避難訓練をこの3日後に実施している状況です。それが実際に実効性があるかどうかは別として、非常に素早い対応であると言えます。本市においても、そういうことを踏まえて、いざというときのことをしっかりと素早い対応を図るということに心がけていただきたいと思います。  それから、核シェルターについてでありますが、まさに莫大な費用がかかることなんですよね。ですから地方では、先ほどの市長のお言葉をかりれば無理だというお話があるんですが、都会と違って堅牢なコンクリート製の建物が少ない田舎においては無理とはいうものの、やはりどこかにそういったものを少しでも準備していく、こういったことが必要ではないかと思います。ですからこそ、先ほど紹介しましたけども、自民党の部会でも核シェルターを整備できないかとか、また、新たに、自分で自前で核シェルターを整備される方には補助金を出そうかとかというような制度設計も検討されていると伺っております。これが、29年の5月の12日の衆議院の北朝鮮有事における国民の保護に関する基本指針の運用に関する質問という項目を見ても、政府そのものが、実際にそういう地方の堅牢な施設、避難場所に対する責任を負うというようなことから逃げるような答弁がありまして、その責任は全て都道府県知事にある、そしてまた、それに対して必要な助言は行っていくという程度で締められているわけです。  先ほど国のほうに、戦争が起こらないようにということはありました。それからもう一つ、私は、地方としては、国が責任を持って国民の命を守るための施設整備をしっかりと促していく、こういったことにも声を上げていただきたいという思いであります。境港市で、例えば、避難場所、小・中学校等々あります。私は、例えば地下シェルターをつくるとすれば、今まさに計画中の市民交流センターは防災拠点の本丸であります。そういった地下にこういうシェルターを計画するとか、まだこれはできてないわけですから計画を変更することも私は可能だと思いますし、それから小・中学校の校庭、公園等、それからまた、今新しく建設中の境漁港、それから国際貨客船ターミナル、こういった人が集まるようなところには、シェルターとは言わなくても何らかの形でそういう避難ができる場所を設置する、こういったことが重要ではないかと思います。  よく言われるのが、自助、共助、公助という言葉があります。行政の最大の公助は、こういう紛争なり攻撃から市民の命を守る、こういったことは最大の私は公助だと思ってるんです。共助、これは、当然そういった堅牢なビルや施設を持っている民間の方々にお願いをして避難場所として活用させていただくということ、それから自助、これは先ほども申し上げましたとおり、自前の核シェルターを整備される人たちには何らかの形で行政もその方々に、行政のかわりにやってもらうわけですから対応を私はすべきではないかというふうに思っております。今言ったような市民交流センターなり新しくできる国際貨客船ターミナル、こういったことは県の施設でもありますし、そういったことを知事のほうに要望しても私はいいのではないかと、姿勢を示すべきではないかという考えでありますが、市長の御答弁をお伺いします。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 万一に備えて、境港市の現状はさっき申し上げましたけども、現状がこうだから市民の安全・安心を守るために何もすべきことはない、しないということでなくて、この現状の中で何ができるかということを我々は本当に真剣に考えていかなきゃいけないというぐあいに思っております。そしてまず第1に、これは核攻撃、そういったものに対する備えでありますから、国民の生命、財産を守るという立場から国がしっかりとしたそういった方針を出して、地方が都道府県単位で財政力の豊かなところ、そうでないところ、たくさんありますよ、そういったところはそういった備えができる、そうでないところはそんな備えが全くおくれてしまう、こんなことでは国のありようとしてもおかしいと思うので、国がしっかりとしたそういった指針を出して、それに基づいて国や都道府県や市町村が連携をしてその地域に合ったそういった備えをしていく、これが本来であろうというぐあいに思うんですね。  今、森岡議員からいろいろこれからできる施設等々についてお話がありましたけれども、そういったことについても、とても各自治体で対応できるしろものじゃないわけであります。そういった部分をしっかり国に働きかけて、国が全国的にこういった取り組みをしよう、財政的な支援の枠組みをこうするから、そういったものをまず先につくらないけないと思うんです。これは一地方、地方で知恵出してやるのもそれはいいでしょうけども、それには限界があるわけでありますから、その点を国にしっかりと物を言っていかないけない、こういうぐあいに思いますよ。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  森岡議員。 ○9番(森岡俊夫君) いや、そのとおりなんです。ですからあの衆議院での議事録を紹介したわけなんですね。国がそういう思いになっていただかないといけないわけですから、国が本当になっていただくためには地方が声を上げる、これが一番大事なところだというふうに思います。この辺はしっかりとやっていただけるものと信じております。  それから、また国際情勢が非常に不安定になってきています。トランプ大統領がエルサレムの問題を1週間前に言ったところ、また世界各地でテロが起きたりしたわけであります。まさにパンドラの箱をあけてしまったということで、これでまた中東の均衡が崩れ、世界情勢が本当にどういうふうに変化していくのかがもう全く読めない状況になっています。ですから、またそういった中でこの北朝鮮問題を抱える我々なんですけども、来年クルーズ船がこの問題の影響で数多く就航がなくなったということもあります。まさに日本海が戦争の海ではなくて、和平の海、平和の海となるような形で我々としては動く必要があります。  先ほども申し上げましたけども、本当にこれは命を張ってでもしっかりと国に申し上げていかなければならないことでありましょうし、環日本海オアシス都市を標榜してる中で、この日本海を戦争の海としては、絶対に避けなければならないという思いであります。いま一度、市民に対するこの平和、安全に対する市長の御所見を伺って、私の質問を終わらせていただきたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 森岡議員のおっしゃる、全く同感であります。かつて東西冷戦の際に、この日本海は対立の海、閉ざされた海であったわけであります。これが今日まで、それが解消されて開かれた、そして平和な海になってるわけであります。そして今、この北朝鮮問題で、またさらに今度閉ざされた対立の海、戦争のにおいがするような、そんな海にしてはならないわけであります。境港市は本当に海とともに発展してきたまちでありますから、大変大きな影響があるわけであります。市民の安全な暮らしを守るためにも、答弁をいたしましたように、国においては、国際協調の枠組みの中でしっかり経済的、外交的な圧力を徹底をしながら、そして最終的には対話でこういった対立を解消していく、この努力を最大限していただく、このことを今後も継続して国に対しては申し上げていきたい。そのことが市民に対する負託に応えることであると、このように思っております。 ○議長(岡空研二君) よろしいですか。  森岡俊夫議員の質問はこれまでといたします。 ◎休  憩 ○議長(岡空研二君) ここで休憩いたします。再開は10時45分といたします。        (10時33分)
    ◎再  開(10時45分) ○議長(岡空研二君) 再開いたします。  次に、足田法行議員。  足田議員。 ○17番(足田法行君) おはようございます。  公明党の足田法行でございます。私見を交えながら質問をさせていただきます。市当局におかれましては、誠実な答弁をお願いいたします。  テーマ1ですが、保育園等の入園に関して質問します。  保育園等の入園に関して、どの自治体にも利用調整基準があり、本市においても、保育園、認定こども園の利用調整は保育利用調整基準指数に基づき、保護者や子供の状況に応じて優先順位を決定した上で実施されています。  近年、保育園等に入園できない待機児童問題がより一層高まっています。その中でも、どうして入園できなかったのか、また、自分の入園指数は何点だったのか、何点以上の方が希望する保育園に入園できているのかなど、入園できていなかった方々にとっては、自身の位置づけが不明確なまま不承諾通知を受け取っておられる方も少なくないのではないかと感じております。  一方で、待機児童問題を抱える自治体においては、保育園等の入園要件における指数を公表し、場合によっては、入所できる基準点や申請者の点数の情報を個別に提供するなど、利用者の透明性を確保した上で諸課題の解決に取り組み、入園希望者への理解を求めているところもあります。つきましては、本市の保育利用調整の現状についてお伺いをさせていただきます。 ○議長(岡空研二君) 市長の答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 足田議員の御質問にお答えをいたします。  保育園等の入園についてでありますが、本市の保育利用調整の現状はどのようになってるかということであります。  保育園等の入園に当たりましては、市で定めております保育利用調整基準指数表に基づいて審査を行いまして入園の決定を行っております。本市の場合、これまで4月1日時点の待機児童数はゼロ人でありまして、入園調整の結果、待機児童になるといった問題は起きていないと、このように考えております。ただし、各園で受け入れできる人数には限度がありますことから、第1希望の園に入れない場合には、保護者の方に説明をさせていただいて、了承を得た上で入園の決定を行うようにしてるところであります。以上です。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 子育てするなら境港と力を入れ、しっかり待機児童問題ゼロに取り組んでいることに関しては大変評価しているところでございます。しかし、保護者の方や働いている方からの声で、兄弟、姉妹が別々の保育園で預けられていて、荷物を抱えながらの送り迎えや病気をしたときの対応に苦労している方がおられると聞きました。これに関しての御所見をちょっと伺いたいなと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 市長にかわってお答えします。  足田議員が御指摘のように、4月の入園時に兄弟が違う保育園に通うことになるという状況はございます。今年度も31件ございます。ただ、これは3歳以上児のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが通ってる保育園の未満児、ここに預けたいけどということでありますけれど、これが希望がかなわないというところがあります。ですから第1希望から第3希望まで書いていただきまして、それで、3歳未満児で預けるところがないという状態はないわけですよね。ただ、希望どおりそこの園の未満児に枠がなくて一緒なところに通えないという状況はございますが、待機がないように引き続き努めておりますので、同じところというのは希望どおりにならないという現状はなかなかちょっと解決できないのかなという、入園の申し込みのときに枠が少ないということもありますので、その辺は御事情を御了解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 昨日の質問でもありましたけども、3歳児未満の乳幼児からの受け入れということで小規模のほうの施設ができるということなんですけれども、なかなか枠をつくるというのは難しいんだろうとは思うんですけども、すごい苦労されてる方が、仕事に行くまでにこっちの保育園に預けて、荷物抱えながら別の保育園へ行ってから、また仕事に行くっていう、やっぱりそれはすごい負担だなって。  そういった枠をしっかり考えていただきたい部分もありますし、やっぱり米子なんか見ると、なかなか、指数表ということで点数がいろいろ配点がされてるわけなんですけども、すごい兄弟、姉妹が同一の保育園の利用を希望する場合は結構高い点数がされてるんです。本市では2点なんですけども、米子市では10点っていう形で結構そういった配慮がされているということがありますので、保育というのは、親のかわりに保育するっていうのがいろんな状況において目的だなっていう。親が保育しにくい条件っていうか、そういった順序にするのが基本かなとは思うんですけど、そういった意味では、やっぱりできるだけ負担を軽減していくというのが私は重要じゃないかなと思っておりますが、その辺に関しての御所見を伺いたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 伊達福祉保健部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) ですから保護者の方の負担も認識していないというわけじゃなくて、3歳未満児の受け入れの枠をふやすために、私立も公立も、例えば、公立であれば部屋の改修をして未満児の枠をふやす、私立さんも増築をして保育士さんも確保して枠をふやす、ですから同じ園に入れるような形に枠は努力してふやしておるわけであります。それが全ての保護者の方に、きちんと兄弟が一緒な園に入れるという状況にまでは至ってないという状況がまだあります。ですからそういうこともあって、例えば、ある未満児だけの保育園の事業者の方は、今度は一貫まで随時やっていこうかというようなことも今取り組みを始められるということでありますので、いま少し御理解をいただきたいというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 将来的には、そういった未満児がかなりふえていくという中で、兄弟が別々の園になるということは解消に向かうということで理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) そういうことに努めるということでお願いします。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) あと、別の保護者の方から聞いた部分なんですけども、指数表の中には、やはり本当に親が保育しにくい条件順になってるのかというあやしい部分がちょっとあったりするんですけども、例えば、ひとり親のところに満65歳未満の祖父母が同居している、また、していない場合、また、近くに祖父母が住んでいる場合はどうなのかという、市民の方からそういった意見もあって、そういったことにも配慮するような指数表にできないのか、その辺のところはどうでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 指数表につきましては、これ全国的にも同じような指数表を使っておりますが、御指摘のあった祖父母のところをもっと見直してもらいたいという保護者からの御要望だったんですかね、やっぱりね。その辺は、うちもちょっと内部で検討はしてみますけど、変えることができることであればしていかないといけないでしょうし、ちょっと難しいということであれば、御理解をしていただきたいというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 何かその指数表の点数というのは自治体によってすごい違うんで、結構何か厚生労働省のガイドラインとは、地域に合わせて指数表をつくるような形でなってるんで、違うんでびっくりしてるんですけども、それぞれ都会と地方では全然違うのは当たり前、人口規模でも違うし、保育園の状況、また、待機児童によっても違ってくるとは思うんですけども、やっぱり、何ていうか、透明性っていうか、利用者へのそういった部分を確保するような取り組みにだんだんなってきてるようにその辺は思うんですけども、そういった検討っていうか、専門家の意見も聞きながら協議していくということはどういうふうに考えておられますか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 先ほども申し上げましたように、指数表につきまして内部で検討するだけじゃなくて、専門家にも話を聞いてということでありますので、その辺、地域の事情に詳しい専門家がいるかどうかまだわかりませんけれど、この場では、そういう人がいれば、そういう人を交えて検討することも一つだと思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) そういった検討をよろしくお願いしたいと思います。  もう一つの市民からの声としては、昨日の質問でもありましたけども、働いている方からの声なんですけど、やっぱりやりがいを持って保育していただくためには、保育職員の処遇の改善を望みたいという声がありました。昨日質問されて答弁されているんで、その辺のところはしっかり、特に公立の臨時保育職員の処遇改善を望みまして、保育園の入園に関しての質問を終わらせて、次に移りたいと思います。  じゃあ、続けていきます。次に、テーマ2の質問をさせていただきます。  境港市地域福祉計画に関連して、初めに3項目を質問させていただきます。  1項目めは、第3期境港市地域福祉計画は、他の福祉計画とどのような位置づけなのか、また、本市はどのような地域福祉を目指すのか、御所見を伺います。  2項目めですが、先月、各公民館で福祉座談会が開かれました。6年前にも福祉座談会が開かれましたが、この間、地域の状況は大きく変化しております。高齢化が急速に進むとともに体が衰える方が多くなり、地域の関係性が薄れ、孤立化が進んでおります。高齢者だけの世帯が当たり前のようになってきております。高齢者を支えるネットワークを構築し、実行に移していかなければ、これから大変なことになると思っております。とはいっても、こうしたまちづくりは少しずつしか進まないのも事実であります。まず、地域の方にこの急速な高齢化の実態を肌で感じてもらうこと、危機感を共有してもらうため、我が地域の現状と将来どう変化していくか、数字で示していくことが第一歩だと思いますが、御所見を伺います。  3項目めが、福祉座談会で充実した地域ネットワークをどう構築するのか、その中で紹介された支え愛マップづくりの活用ですが、マップづくりの過程でどのように意識づけをし、日ごろの見守り、ごみ捨てなど、生活支援である地域福祉として活用する取り組みにどう発展させていくか、十分な説明が境港市社会福祉協議会からありましたが、市としては、地域ネットワークをどのように構築していく考えがありますのか、御所見を伺いたいと思います。以上です。 ○議長(岡空研二君) 市長の答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 境港市地域福祉計画について3点にわたって御質問をいただきました。  初めに、第3期境港市地域福祉計画の位置づけと本市の目指す地域福祉についてであります。  境港市地域福祉計画は、社会福祉法第107条に基づき市町村が策定する地域福祉の推進に関する計画であります。地域福祉の理念を定めるとともに公助による地域福祉の推進を図るもので、計画期間は平成30年度からの5年間であります。本計画は、市の総合計画であります境港市まちづくり総合プランと福祉各分野の個別計画との中間に位置し、高齢者福祉計画・介護保険事業計画、障がい児者プラン、子ども・子育て支援事業計画の上位計画として各福祉計画を横断的につなぐとともに、地域福祉を推進する上で地域の視点に立った総合的な取り組みを行うための指針となるものであります。また、境港市社会福祉協議会が策定いたします共助・互助による地域福祉の推進を定めた境港市地域福祉活動計画と相互に連携するものであります。  境港市地域福祉計画におきましては、誰もが安心して住むことができるまちを実現するために「助け合い 支え合い みんなが笑顔で暮らすまち」を基本理念に掲げております。地域でのつながりを大切にするまちづくりや全ての人が安心・安全・健康に暮らせる環境づくりなど、自助・共助・互助・公助により地域に住む皆さんがお互いに思いやりを持ってともに助け合い、支え合うという地域福祉を目指してまいります。  次に、地域の方に急速な高齢化の実態を肌で感じてもらい、危機感を共有してもらうため、地域の現状と将来どのように変化していくのか、数字で示していくことが必要ではないかということであります。  急速に進む高齢化等の実態につきましては、現在策定中の第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の中で分析しておりますが、65歳以上の高齢者は平成37年には平成22年の約1.1倍の1万271人に増加し、そのうち75歳以上の後期高齢者は約1.3倍の6,152人になると推計いたしております。後期高齢者の増加に伴い、高齢者のみの世帯の増加や介護や支援を必要とする人の増加が見込まれ、介護だけでなく、地域で支え合う仕組みづくりが重要となってまいります。これらの内容につきましては、ホームページで公表しておりますし、地域包括支援センターで取り組んでいる認知症予防事業や健康教育の中で住民の方にお話ししているところであります。  また、4月から境港市社会福祉協議会に配置いたしました生活支援コーディネーターも地域に出向き、同じように本市の高齢化の実態や地域における生活支援体制の必要性について啓発をしてもらっているところであります。  次に、日ごろの見守りやごみ出しなどの生活支援について、市として地域ネットワークをどのように構築していくのかということであります。  地域福祉計画で目指す、助け合い支え合いみんなが笑顔で暮らすまちづくりを進める上で、地域のネットワークの構築は重要となります。その仕組みづくりに向けて、生活支援コーディネーターが地域に出向き、自治会や高齢者クラブなどと包括ケア体制や見守りなど、生活支援体制の必要性について話し合いをしているところであります。支え愛マップの作成は、支援を必要とする人、支援をする人を可視化することで地域での取り組みが明確となり、また、作成過程においてどんな支援を必要としているのか、地域における生活課題や資源について話し合うきっかけにもなっておりまして、ネットワークづくりにおいて有効であると考えております。今後は、支え愛マップづくりなどを活用しながら地域で可能な取り組みについて話し合って、日常の見守りやごみ出しなど生活支援体制づくりを促進してまいります。以上であります。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 初めに、第3期の境港市地域福祉計画の取り組みについて答弁していただきました。現状では、高齢者、障がい者、子ども・子育ての対象ごとに計画が策定され、それぞれ根拠法は違い、地域福祉計画は、先ほど市長も言われていますけども、他の計画に対しての上位計画として位置づけられてるということです。第7期の介護福祉計画、また、医療の関係の計画において、30年度以降は計画作成、見直しのサイクルが一致することになります。また、障がい者計画も含めて地域福祉計画に係る他の計画のやっぱり整合性について、今後、地域福祉計画も求められるのかなと思っております。地域福祉計画も5年や6年じゃなくて、やっぱり3年サイクルにして検証して一緒にいくべきかなと思っておりますが、その辺の御所見を伺いたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達福祉保健部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 市長にかわってお答えします。  地域福祉計画は、30年度から5年間の計画でありますが、今、足田議員がおっしゃられるのは、5年間のスパンでそのまま事業を推進するのじゃなくて、多分1年ごとにきちんと評価、検証もしながら推進していくべきだということであろうと思います。ですからそういう体制につきましては、策定委員会はつくるときの委員会ですけれど、各計画が推進委員会みたいなものをつくっております。ですから1年ごとにこの計画を分析、評価して、課題も抽出しながら次の改善に向けるという、例えば、よく言われるPDCAサイクルを活用していくということであります。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 私、とても地域福祉計画は大切な計画だと思っております。1年ごとに検証されるということであります。いろんな関係部局が一堂に会した検討会もされるのかなと思っておりますが、本当なら行政全体で取り組むことが不可欠であると思って、やっぱりプロジェクトチームなんかを立ち上げていくのが私はこれからの境港市を考えれば、とてもそういうことを検討されてもいいのかなと思いますが、その辺に関しての御所見を伺いたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) プロジェクトチームにつきましては、今、御提案があって、はたとして、どうしたものかなというような感じですけれど、地域福祉計画は、福祉保健部を中心に、福祉課、長寿社会課、子育て支援課、それと健康推進課のメンバーで庁内の中では検討して作成しております。それとあと、高齢者の特殊詐欺等々がありますので、これは商工農政課のほうも消費生活相談室がありますので、そういう方面も交えてつくっていくわけであります。  それと、最も大事なのが、福祉座談会で地区を回って直接市民、住民の意見を聞く、それと、パブリックコメントもありましょうし、それとあと、いろんな団体からもヒアリングをするということでつくり上げていくものであります。足田議員が言われるプロジェクトチームにつきましては、人事のこともあります。総務部のほうとも協議しながらちょっと検討をさせていただきたいというような思いであります。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 先ほどもいろんな福祉保健部に限らず、ほかの課も一緒になってまたヒアリングをしたりするということなんですけども、福祉座談会の資料の中でも取り組みに関してはすごい盛りだくさんで、安全・安心なまちづくりとしての災害時の要支援避難行動計画とか健康づくりの推進としての検診すすめ隊の声かけなど、本当に多岐にわたってるわけですよね。本当にいろんな計画がある中で、特に地域福祉計画の中核に据える部分というのは、やっぱり地域にどうお互いさまのネットワークをつくっていくか、顔の見える地域づくりをしていくかということがとても大切だと思います。そういうことを中心に据えてその辺の進みぐあい、そういうことを検証していくという、ほかの計画と重なってるんで、そういう部分ではまた別の検証があると思うんですけども、この本当の地域づくりという部分でのしっかりした検証、その辺はこれからしっかり考えておられるか、その辺のところをちょっと詳しくお聞かせ願えませんでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 地域福祉でありますから、市長が答弁したように、公助、共助、自助ともに備わって支え合いながら、思いやりを持って地域で暮らしていく体制、全ての住民が、子供から高齢者、障がいをお持ちの方までともに暮らすまちを目指すわけですから、そういう足田議員がおっしゃられるような地域での支え合いをきちんと構築していくことが大事でありますし、それは、ともに行政も住民の方も民間事業者も話し合う機会をどんどんつくってそういう体制をつくっていくこと、それが大事だということでありますので、それに向けて我々も一生懸命努力していきたいというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 実効性ある計画をよろしくお願いしたいなと思っております。  次に、2項目めの地域住民への危機意識の醸成について答弁していただきました。関連して、福祉座談会の資料にもありました、一部のところでネットワーク構築ができているというふうに表記されていました。見守りなどのボランティアなどの担い手の人数、実施した件数、また、地域の集いの場への高齢者の参加割合の推移など、こういったことも十分把握をこれからされていくんでしょうか、その辺のとこを伺いたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 例えば、地域での支え合い活動に参加するボランティアとか、数量的にも押さえていくべきだということでありましょう。それで、ふれあいの家事業なんか昔からやっておりまして、それは援助員さんも非常に高齢化してきて少ないというような事情もあります。それと、新陳代謝っていうんですか、ふれあいの家に通ってこられる高齢者の方もだんだんちょっと減りぎみだということもあります。ですから地区では、ふれあいの家の運営の仕方をちょっと工夫して、サロン的なものにやっていこうというような考えをお持ちの地区であったりとか、いろんなことでふれあいの家事業、非常に有効な事業でありますので、形を少しずつ変えながらでもそうやってやっていこうという地区も出てきてはおります。  それとあと、ボランティアのほうも、支える元気な高齢者の方がきちんと元気なうちは支えるというような体制を、足田さん言われるように、きちんと支え合うという、地域でそういう元気な高齢者の方たちも、我々が支えるんだというような意識づけを、そういう意識の向上を図るようなこともしていかないとなかなか地域福祉が守れないのかなというふうに思いますので、どんどんそういうことはやっていきたいなというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) そういうことがとても大切でありまして、今、市長からも先ほどありましたですけども、生活支援コーディネーターと市社協の方が各地域に出向き、福祉意識の向上やネットワークづくり等、訴えて頑張っておられますが、2項目め、最初の質問のように、やっぱり指標を、しっかり各地域の今の現状、境港市全体じゃなくて、それぞれの地域の今の現状、そして将来どうなるのかということのそういった資料、市全体で捉えることももちろん必要ですけども、やはり身近に感じてもらうためには、自分のまちがどうなっていくのかということをじかに感じていく、そういったこと、そういった資料、また、映像や先ほどのマップのように可視化、見える化して、地域の方に示していく説得力のある取り組みをすることが必要だと思いますが、先ほども福祉保健部長が言われたですけども、細かい地域に合わせたそういった取り組みに関しての御所見を伺いたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。
     伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 地域においては、福祉座談会の中でも出ましたけれど、各地区の高齢化率はお示ししたわけですけれど、各地区の検診率はどうであるとか、いろいろなかなか出しにくいデータもありまして。ただ、1つ言えることは、市全体についての高齢化の状態、介護の状態、それとあと、地域に暮らす障がい者の方の状態とかそういうことは、市全体のことは、うちの包括が直接お話ししたり、生活支援コーディネーターの方がお話ししてはおります。  それと、行政、我々が出向いて座談会するときも、そういう同しことはお話はしてるわけで、その中で、やっぱり、例えば、何々地区では、うちはほんに高齢化が進んじょうなあとか、うちはこげなことが困っちょうだわとかという声をそれぞれお互いが言ったり聞いたりするわけですから、その中で現状も、そんなに細かいデータではありませんけど、何となくというのは危機感を持ってもらうということはできるとは思うんで、とにかく地域に出向いて話をするということが一番大事なのかなというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 今ほど言われたこと、地域に出向くということがとても一番根本的に大切なことであります。できるだけ映像なんかで見える化するということはとてもわかりやすい、また、地域に行くと、すごいあんまり大きい規模でやると中心者しか来ないっていうことがあり得るんで、やっぱりその中で、そういう人たち、もともと意識があるんで、さらなる意識は高まると思うんですけど、来てない人は全く意識が育っていないという現状がありますので、どうしたら参加をふやしていけるのかという、そういう場に、そういった工夫もお願いしたいと思います。  続いて、関連してですけども、3項目の地域ネットワークの構築について答弁していただきました。上道地区では、市社協によるあったかハートおたがいさま事業のたしかモデル地域として、地域福祉向上を目指したまちづくりをさせていると思います。独居高齢者の孤独死を防ぐ見守り活動や豪雪に対して、高齢者宅、また、透析患者宅の除雪作業に取り組み、活動にはユニホームを着用し活動をPRしながら取り組み、その活動は見える化しており、地区社協、自治会、老人クラブ、婦人会、民協など、地域の縦のつながりから横のつながりへと発展し、情報交換し、共有しながら問題解決に取り組んでいて、非常に頑張っておられる地域であります。  このように、規模は大きい校区単位の場合はある程度の組織化ができ、見守りやごみ出しなどの短い時間でできる支援はできると思いますが、これからニーズとして買い物支援などの困り事、例えば、ふれあいの家などの集いの場への送り迎えに対応できるのか、私としてはちょっと心配になりますが、そのあたりの担い手の確保の見通しはどうでしょうか、伺います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 足田議員がおっしゃられましたように、上道地区では、県の社会福祉協議会の補助事業、モデル事業も活用されて、3年間で今2年目になりますけれど、あったかハートおたがいさま事業を進めておられます。それと上道さんは、市のほうの見守りネットワークの構築の助成事業も使われて、うまくそういうお金も使いながら地区で取り組んでおられます。  それで、足田議員が今支える側の大丈夫かということがあります。ですからその支え愛マップをつくる過程で、上道地区さんのちょっとマップを僕も役員会に出て見させてもらったんですけれど、まだ完成はしてません。例えば、3区モデル地区を今設定されて、支えてもらいたい人がヘルプカードを書いて、こんなことをしてもらいたいよというのを集めて、それがマップに落ちてます。それと、自治会長さんであったり、民生委員さんであったりもマップに落ちてました。  今度は、次、支え愛マップですから支える人もマップに落として、例えば足田議員を支えるのは伊達憲太郎だとか、そういうことのきちんとした支え愛マップをつくっていくわけですけど、それは地区の住民の方がみんなが寄って、いろんなその人の情報、いろんな情報を持ってます、地域の。ああ、こうさんも支えちゃないけんがな、こうさんだったらわしが支えちゃあがなっていうマップづくり、作成する過程でそういうことができてきて、支える人も出てくるというような、他地区での支え愛マップの作成状況を見ると、そういうことで支える人が出てくると、マップづくりを通じてということの取り組みが、今後、上道さんではなされるんだろうなというふうに思ってます。  ですから、こないだ足田議員も行かれたように、小篠津町さんでも支え愛マップづくりをしようというような方向になってると。そういうときに、小篠津町さんも、支える側、支えてもらう側をきっちり把握して、それでそのマップをつくるだけじゃなくて、毎年毎年状況も変わりますから、更新する過程で支える人もずっと確保していくというような地区になっていくんだろうなというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 支え愛マップの話は後で聞こうかなとは思っていましたが、しっかり説明していただきました。上道地区というのは、先ほども言いましたが、最初の今の現状の取り組みとしては、それぞれの老人クラブ、自治会とか地区社協などがあって縦の組織があって、それを連携しながら、その縦の組織に横串を差すようなやり方ですけども、意識の高い人が多い、そういう方たちはすぐ意思統一が図れて、もうネットワークづくりができているとは思うんですけども、やっぱり先ほど言った支え愛マップ、そういったすばらしい、何ていいますか、そういうやり方で、ツールで向こう三軒両隣的な身近なネットワークに育つ、そういった方向に持っていけるようにしていただきたいなと思っております。どうしても行政主導、自治体によっては社協主導でやってるところがありまして、住民主体ということになかなかならないのかなと思って。そういった意味で、やはりその支え愛マップなんかも使いながら、また、ヘルプカードの作成台帳の、地域を回りながらそういった台帳の整備、支え愛マップをしながら意識啓発、そういうことで住民主体の地域福祉が生まれれば一番いいことです。  その中で、しっかり意識づけ、やっぱり危機意識っていう、先ほども2項目めの質問で言いましたが、我がまちの危機意識の醸成、また、お互いさまの助け合い意識の醸成っていうのがキーワードっていうか、それはとても大切だなと思っております。そういった意味で、そういったことを念頭に置きながらマップづくりを進めていただきたいと思いますけども、そのマップづくりとか地域福祉を考える上で、しっかり組織もつくっていかなきゃいけないかなと思って、前から協議体っていう話もあったんで、第2層、第3層の協議体をつくって、そこにまた生活支援コーディネーターを設けていくということの組織づくりも必要じゃないかな。その辺のところはどのように考えておられますか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 介護予防、生活支援のほうの体制づくりのことだろうというふうに思います。第1層、いわゆる市町村、境港市全体を見る部分と、それと第2層であれば、国が言う各中学校校区でやる部分の第2層のことだと思います。協議体のほうは、我々境港市は、実情、市町村いろいろあると思うんですが、境港市のほうでは、第1層の協議体、市全体のやつは、今現在ある包括ケアの協議会があります。そこで考えていきたいなというふうに思いますし、第1層につきましては、また地域ケア会議もありますんで、そこの部分が市の全体をというふうに思っております。  第2層の部分については、足田議員が言われるように、地域でというところが非常に大事なんで、そこの部分、今、生活支援コーディネーターの方がずっと今地域に出向いて回って、今50団体ぐらいとお話をされてますけど、そこの部分で、その地域でこんなことがあったらいいよねという意見があったら、それの解決に向けて地域生活コーディネーターが一緒になって考えるというところが大事な第2層の部分だと思いますので、それはコーディネーター任せばっかりじゃなくて、こないだ小篠津町にうちの職員も出向いてますんで、市の職員も一緒になって地域の課題に向かって取り組むということにしたいというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 市社協さん、また、生活支援コーディネーターさんが50カ所も回って、すごい頑張って大変だなと思っております。市の方も一緒に参加されてることはわかっておりますが、やっぱり先ほどあった支え愛アップ、これを教えるっていうか、そういったリーダーっていうか、サポーターでもいいんですが、そういう人材を育てていく、ふやしていくっていうことが大事かな。やっぱり最初、生活支援コーディネーターさん、市社協の人が行っても、そのとき意識啓発にちょっとなっても、小篠津さんは別として、次に移るということがなかなか難しいのかな、そういうとこもいっぱいあると思うんですよね。時がたてば、また忘れると。その中で、最初の行動を起こしてもらうことがとても大切。そうなると、やっぱり社協、生活支援コーディネーター、1層だけというのは難しいかなって。そういったバックアップするような体制もしっかり整えていただきたいと思います。その辺のところは御所見を伺いたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  伊達部長。 ○福祉保健部長(伊達憲太郎君) 御提案に沿うように努めていきたいと思います。  それで、支え愛マップだけじゃなくて、ある地区は避難訓練を毎年やっておられるとこがあります。そこは向こう三軒両隣で、昼間は誰が支援する、土日は誰が支援するというようなところ、人もきちんと決めてマップに落としてマップをつくっておられます。もう1カ所の地域は、高齢者であったり障がい者の方であったりの支えるためにマップをつくられてるところもあります。ですからそういう地区ではリーダー的な存在もおられますので、そういう人たちがまた支え愛マップをつくるときにリーダーになってもらうということもありますし、生活支援コーディネーターさんであったり、そういう人たちがマップづくりの地域に出て誰かそういう人材を育成していく、我々職員もマップづくりのリーダーになれるように勉強していきたいというふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  足田議員。 ○17番(足田法行君) 本当に防災というのも一つの大事なツールだなと思っております。特に美保湾に面する外浜地域のところはすごい意識が高い、そういった方が取り組んでいる方もあります。こないだも私は防災のリーダー研修に1日参加させていただいて、やっぱりリグっていう地図に危険箇所とかいろんな災害想定をして、どう自分のまちを守っていくか、日ごろの備えをどうしていくのかということを学ばせていただきました。そういったことがとても大切、そういったマップで可視化して自分で認識するということはとても大切だな、そういうやり方があるっていうことで、すごい参考になりました。そういった部分もしっかり利用していただいて、地域福祉計画に関するいろんな取り組み、まちづくりをしていただきたいと思います。  最後に、市長に伺いたいと思いますが、先ほども言いましたが、自治体によっては一部行政主体、社協主体のところもあって、どこかが誰かがしてくれるっていう意識になると、担い手はなかなか育たないのかなと思ってます。住民主体となるような取り組みにしていただきたいと思いますが、まず、危機意識の醸成がとても大事なことだと思っております。危機の「機」っていう字は機会の「機」であり、チャンスと捉えることもできると思います。やっぱりそれぞれの地域で助け合う、そういった活気のあるまちにしていくことが、人を呼び寄せて境港が必ず活性化につながっていくと思います。ともかくお互いさまのネットワークをつくるしかないので、地域住民みずから行動を起こしてもらうために、行政だけでなく、我々、私も含めた議会も、また、自治体の力量がこれから問われてくるのかなと思っておりますので、しっかり私も地域に出向いて市民と対話していきたいと思っております。  そこで、最後に市長にお尋ねしますが、この地域福祉に対しての決意を伺って、終わりにしたいなと思っております。よろしくお願いします。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) いろいろ御質問をいただきましたが、本市の地域福祉計画につきましては、「助け合い 支え合い みんなが笑顔で暮らすまち」、このことを基本理念にしているわけであります。誰もが安心して暮らせるそういったまちづくりを実現するために、足田議員がおっしゃるように、市民の皆さんに理解をいただいて、そして関係機関とも連携をして、地域こぞって思いやりを持ってともに助け合い支え合うといった、本当に福祉の温かい心が通い合う、そういった地域福祉というものを目指してまいりたい、このように思っております。 ○17番(足田法行君) ありがとうございました。以上です。 ○議長(岡空研二君) 足田法行議員の質問はこれまでといたします。 ◎休  憩 ○議長(岡空研二君) ここで休憩いたします。再開は午後1時10分といたします。        (11時42分) ◎再  開(13時10分) ○議長(岡空研二君) 再開いたします。  午前中に引き続き各個質問を行います。  初めに、柊康弘議員。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) 会派きょうどうの柊康弘です。12月定例市議会に当たり、市長並びに教育長に質問いたします。  初めに、防犯対策について質問します。  10月に市内で強制わいせつ事件が発生したと新聞報道で知りました。新聞で報道されている以上のことは確認できませんが、このような事件は、被害に遭われる方が精神的ダメージを一生抱える場合もあり、被害者の人生を一変させる極めて悪質な犯罪です。また、このような事件は中学生や高校生が被害に遭うことが多く、事件発生を受け不安に思う生徒や保護者がおられると聞き、心配するところです。事件を未然に防ぐには、防犯カメラの増設や無人駅等の暗い場所にLED照明を設置することが効果的と考えますが、市長の所見を伺います。  また、平成28年6月議会において、同僚の濵田議員の質問に対し、市が把握している市内の防犯カメラの数は20基設置しているとの答弁でしたが、現状はどのようになっているのか、お示しください。  次に、市民図書館の駐輪場について伺います。  担当課に確認したところ、以前は市民会館の1階部分に設けていた駐輪場を、市民会館の使用停止に伴い、新館前の通路部分にラインを引いて、そちらにとめていただくように変更したとのことでした。実際に現地に行き確認したところ、新館前のラインは消えており、自転車は全て市民会館1階部分にとめてありました。図書館内に駐輪場を知らせる表示もなく、利用者が市民会館へとめるのは自然な流れだと思います。  そのような状況において、現在とめているところは照明もなく、今の季節は夕方5時を過ぎたら真っ暗になり、自転車の鍵をあけるのも手間取ってしまうそうです。市民会館の使用停止で、なお人けがなくなっている状況にあり、もし奥に不審者が隠れていても真っ暗でわからないので、とても怖いという中高生の声を保護者の方から伺いました。現在、指定している場所なら図書館からの明かりがあり、子供たちの不安も解消できるのではと考えます。市民会館は平成30年5月以降に解体予定と承知していますが、これから受験に向けて図書館を利用する中高生はなおふえると思います。現状について教育長はいかがお考えか、お示しください。 ○議長(岡空研二君) 市長の答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 柊議員の御質問にお答えをいたします。  防犯対策について御質問をいただきましたが、事件を未然に防ぐには、防犯カメラの増設や無人駅などの暗い場所にLED照明を設置することが効果的ではないか、また、市が把握している市内の防犯カメラの現状はどのようになってるのかということでございます。  防犯カメラやLED防犯灯の設置につきましては、犯罪の抑止力があるとともに事件解決の一助となってることからも、大変効果的であると、このように考えております。現在、市が設置に関与し、把握している防犯カメラは、平成26年6月議会で答弁いたしました20基に加えまして、市や境港警察署、自治会などで組織する境港市防犯協議会において平成28年度に4基、平成29年度に2基を増設いたしましたので、合わせて26基となっております。今後も犯罪の未然防止のための環境整備は必要でありまして、撮影される個人のプライバシーや観光客及び市民の皆さんの心情にも十分配慮しつつ、安全・安心なまちづくりの推進に引き続き取り組んでまいる考えであります。 ○議長(岡空研二君) 教育長の答弁を求めます。  松本教育長。 ○教育長(松本敏浩君) 柊議員から市民図書館駐輪場の現状についてどう考えるかとのお尋ねがございました。  市民図書館の駐輪場につきましては、利用者が市民図書館本館前の通路部分と市民会館の市民アプローチ下にそれぞれとめられている現状を承知しております。市民図書館の駐輪場は、平成25年12月に市民会館のホール棟を使用停止にして以来、安全面から市民図書館本館前の通路部分に変更しているところでございます。市民図書館を利用される方には、市民図書館本館前の通路部分にとめていただくよう改めて周知するとともに、駐輪場の位置を示すラインを引き直したいと考えております。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) それでは、重ねて何点か質問してまいります。  まず、防犯カメラの効果については、効果的だということで認識を一緒にしてるところです。現在の設置台数が26基ということで、警察の方にも伺いましたが、県内他市に比べて境港市は比較的というか、多いということで、取り組みが進んでるなというふうに思いますが、まだまだ必要な箇所が見受けられるということで、さらなる設置を希望しておられました。予算でも市の防犯協議会に対して防犯カメラの設置の予算が毎年計上されています。これをもうちょっと積極的に台数もふやしていって設置できたら、犯罪の抑制にもつながって防犯面で役立つんじゃないかと思うんですが、その辺の御認識はいかがでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) この防犯カメラの設置については、柊議員がおっしゃるように、境港市については大変密にっていうか、必要なところにカメラを設置をしてきている、このように思っております。これについては、警察署のほうといろいろ情報交換をして、警察のほうで治安をしっかりと維持するためにはどこに必要なのかということをフランクに意見交換をしておりまして、そういったところには予算を年次的に措置をしてつけてきているところでありまして、境港警察署のほうでさらに設置が必要だと言われるところには、これは市民の安心・安全を守るための大変効果的なものでありますから、今後も引き続き警察署のほうと連携をしながら設置をしていきたいと、このように思っております。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) ぜひよろしくお願いいたします。私も防犯パトロール会に所属しておりまして、定期的に青パトに乗って市内を巡回しとる関係で警察の方とも意見交換をしております。具体的な箇所も警察のほうからは伺ってはいるんですが、いろんな関係上、どこということは申し上げられませんが、その辺よくよく話し合っていただいて、必要な箇所には設置に向けて取り組んでいただきたいなと思います。  この予算に表示板の設置費用も入っております。これ防犯カメラがありますよという設置板だと思うんですが、ただ、その設置してある場所が非常に見えにくいところに設置してあったりするんですね。防犯カメラというのは、そこに防犯カメラがあるということを知らしめることが最大の防犯につながるわけであって、防犯カメラがあるかないかわかんない、監視カメラみたいになってちゃ防犯カメラの機能を果たさないので、具体的に言いますと、私の住んでる近所の高松町駅、そこは駅のプラットホームに設置してあるフェンスに小さな看板があるだけなんですね、防犯カメラがありますよと。それはそこまで行かないとわかんないんです。そこに防犯カメラがあるということがわかるような目立つところに設置して初めてその機能を果たすと思いますので、その辺についてはどのようにお考えでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  清水副市長。 ○副市長(清水寿夫君) 市長にかわってお答えいたします。  高松町駅につきましたのが平成27年度だったと思うんですけども、そのときに無人駅6駅につけさせていただいております。なかなかポールがあったりなかったりとかで、カメラ自体もですけど、その防犯のマークですか、表示板、そういったものをつけるのに担当者、相当苦労したって聞いてますんで、ちょっと改善できれば改善していくようにしたいと思いますんで、よろしくお願いします。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) 先ほどは高松町駅を例に出しましたが、無人駅、各駅見て回ったら、どの駅もやはり見にくい状況ですので、ぜひ改善に向けて検討していただきたいと思います。  図書館の駐輪場については、ラインを引き直すということで、本当これからどんどんどんどん受験生、勉強しに来ると思いますんで、早急にぜひ引き直して利用者にわかりやすいように。また、伺ったところ、聞いてこられたら本館の前ですよというふうな御案内をするけど、聞かなかったらわかんない状況というのが現状だというふうに認識しております。ぜひその辺も利用者に本当わかりやすいように早急に取り組んでいただきたいと思いますが、再度何か答弁がありましたら。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  松本教育長。 ○教育長(松本敏浩君) 市民図書館の駐輪場につきましては、平成27年に私が図書館の館長に就任をいたしまして、そのときから非常に問題意識を持っておりました。何人かの利用者の方に、自転車はどこにとめたらいいのかというふうに尋ねられたこともありますし、それから本館前に車椅子用のスロープがあるんですが、その入り口の前に自転車がとめられる、移動していただくというようなケースもございました。それから雨のとき、特に先ほどの市民会館のほうにとめられるというようなケースもありまして、はっきり示さないといけないということで、一旦ライン引きの準備をいたしました。ちょうどそのときに分館の解体の話がありまして、工事の規制がどのあたりまで来るのか、それから工事車両がどういう経路で進入してくるのか、そういったところが不明であった関係で、ちょっと作業を中断したという経緯がございます。この解体設計の中でその規制ラインもわかってまいりましたんで、早急にラインを引かせていただきたいっていうふうに思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) では、よろしくお願いいたします。この質問はこれまでといたします。  次に、市職員のメンタルケアについて伺います。  現在、複数の職員が精神的理由により病休や休職をしていると伺っております。精神的理由といっても原因はさまざまで、一概に対応をといっても難しいことは承知しています。しかし、休職者が所属する部署では、例えば5名配置のところを4名で業務をこなさなければならず、過労につながっているのではと危惧するところです。このことによりさらなる病休、休職者が出てはなりません。こうなる理由の一つに、対人関係があるのではないかと考えます。職員同士の人間関係が良好であれば、相談しやすく、風通しのよい職場環境となり、SOSを出している職員を未然に救うこともできるのではないでしょうか。複数の職員が病休、休職しているこの現状について市長の所見と、また、改善策についてどうお考えか、お聞かせください。  新聞報道によりますと、鳥取県の非常勤職員がパワハラを理由に退職していたことがわかりました。県は、パワハラとは認定していないが、一部で不適切発言があったことを認め、当時の所属長を口頭で厳重注意したとのことです。御承知のとおり、パワハラやセクハラは、他者に対する発言や行動が本人の意図に関係なく相手を不快にさせたり、尊厳を傷つけたりすることを指します。何げない一言が相手を傷つけ、時には職場にいられなくなってしまう重大な問題です。本市においてこのようなことはないと思いますが、上司からパワハラ・セクハラなどを受けた際の通報もしくは相談体制はどうなっているのか、お示しください。 ○議長(岡空研二君) 市長の答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 市職員のメンタルケアについて御質問をいただきました。  初めに、複数の職員が病休、休職している現状についての所見でございます。  本年度、精神的な不調によって休職や病気休暇を取得した職員は8名であります。そのうち職場に復帰した職員は4名おります。また、同じ理由で産業医の面談を継続している職員が数名おります。
     職員のメンタルヘルス対策といたしましては、毎年実施しておりますメンタルヘルス研修や産業医による面談に加え、心理的な負担の程度を把握するための検査としてストレスチェックを実施し、メンタルヘルス不調の未然防止に努めておりますほか、本年度から産業看護師の資格を持つ健康相談員を週1回配置し、相談体制の充実を図っております。また、職員の職場復帰に向けましては、円滑に職場復帰できるように支援プログラムを策定をし、産業医や総務課職員、各職場の所属長が連携をとりながら取り組んでいるところであります。このようにさまざまな対策を実施しておりますが、抜本的な改善策については課題があると、このように認識しておりまして、セルフケアやラインケアについての研修や相談体制のさらなる充実を図って、より相談しやすく、風通しのよい職場づくりに向けて取り組んでまいりたいと考えております。  次に、上司からパワハラ・セクハラなどを受けた際の通報もしくは相談体制はどのようになってるかということであります。  職員のハラスメントに対する相談体制につきましては、相談・苦情窓口としてセクハラ相談員を設置しております。また、勤務条件、その他人事管理に関する相談につきましては、公平委員会において職員相談員が設置されております。現在、相談体制のさらなる充実を図っていくために、職員組合と協議をして、来年1月末までに組合が推薦する相談員を含め、改めてハラスメント相談員を設置することとしております。以上であります。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) それでは、重ねて何点か伺っていきます。  相談員を設置しているということですが、今年度、昨年度、相談件数というのはどうなってますでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  清水副市長。 ○副市長(清水寿夫君) 市長にかわってお答えいたします。  平成13年の3月より設置しておりますけれども、昨年、ことしというよりも、ずっと相談がございません。以上です。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) それでは、相談員の方の役職、どういった方が相談員になっておられるのでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  清水副市長。 ○副市長(清水寿夫君) 当時は係長クラスだったと思いますけども、現在は管理職ということでやっております。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) 相談員の方、管理職ということで、現在、部長級の方じゃないかと思うんですが、正しかったでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  清水副市長。 ○副市長(清水寿夫君) そのとおりでございます。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) 相談件数ゼロということで、若い20代、30代の職員が部長級の方に相談に行けるのかなというふうに心配するんですが、その辺のお考えはいかがでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  清水副市長。 ○副市長(清水寿夫君) ちょっと私どものほうでも、そういった観点が相談がなかったことによってなかなか思い浮かばなかったということで、ことし職員労働組合のほうからもお話があって、組合員を含めた体制で改めて置くということで話がしてありますので、そういう体制で、よりよく相談できるような体制をつくりたいと思います。以上です。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) 今までなかなか相談できなかったという現状があると思います。実際、私も何人かの職員さんにお話伺ったんですが、その方が相談員だということすら知らずに、相談できる体制は全くないものだというふうな認識のまま働いておられたようです。なかなか相談できずにいて、一人で抱え込んでしまって出てこれなくなったりしていたようでございますので、ぜひそういったことのないように、職場の中で気軽に相談できるように体制をつくっていただきたいなというふうに思います。  私、今回この質問通告を出した時点で内容がホームページにも出ますんで、それを見た複数の方から連絡をいただきまして、ぜひこれを見てくださいというふうな連絡もいただきました。その1つが、大阪市が行っております大阪市職員心の健康づくり計画というものを平成23年度から27年度までの5カ年で立てておられて、さまざま相談しやすい環境づくりに取り組んでおられます。職員の数も違いますけど、大阪市の場合、当時、職員さんが2万4,000人ぐらいいる中で400人の休職者がいるということで、非常に問題視されてこういった取り組みをしとられますので、ぜひうちの境港市でも休職者が出ないように、心の病の持った職員ができないように、今後、組合とも一緒にやっていくということですが、その辺よくよく話をされて、本当に相談しやすい体制をとっていただきたいなと思いますので、再度何かお考えがありましたら。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  清水副市長。 ○副市長(清水寿夫君) 組合のほうから、同じような年代の方を含めて組合員の方が相談員になられるということで、今後相談しやすくなるのかなとは思いますけど、これまでも職員労働組合さんのほうでも役員の方を中心にそういう相談ができる場面はあったとは思うんですけども、小さい市役所でもあり、個人情報というか、そういうのを気にされる方もおられて、なかなか相談できなかったとこもあるのかと思います。これからさらに、この現状を考えまして相談しやすい体制をつくりたいと思います。以上です。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  柊議員。 ○3番(柊 康弘君) よろしくお願いいたします。  職員さんたち、いろいろ話を聞いてますと、非常に高圧的な態度で怒られるというか、指導されるというような感覚を持った職員さんもいらっしゃいますので、管理職におかれましても、優しく接していただきますように、厳しいときには厳しく、たまに感情が出過ぎてヒステリックな場面もあるそうですので、その辺は十分気をつけていただきたいと思いますが、これについては何か。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) こういったハラスメントに対する相談体制、相談員もさることながら、これは日常的にふだんから同じ職場の誰かに、そういったケースがあったときには課長であり、係長であり、同僚であり、そういった人にすぐ相談できるようなやっぱり人間関係が構築されている、そういった職場っていうのが一番だと思うんですね。そういった面で管理職に対しては、そういった雰囲気づくりというか、人間関係づくりというものを大切に醸成していかないけないということはお互いにるる話をしているところであります。やっぱり管理職になりますと、仕事を確実に効果的に進めていくという、そういった役割もあるわけでありますから、時には厳しく指導したり、叱ったり、これはどこの職場でもあることであります。だけど、そういったときには、今申し上げたような人間関係をちゃんと保っていかないけんわけですから、その後にはフォローをしたり、節度を持って指導するということが当然ながら大切なことだというぐあいに思っております。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。 ○3番(柊 康弘君) 終わります。 ○議長(岡空研二君) 柊康弘議員の質問はこれまでといたします。 ◎休  憩 ○議長(岡空研二君) ここで休憩いたします。再開は午後1時45分といたします。        (13時36分) ◎再  開(13時45分) ○議長(岡空研二君) 再開いたします。  次に、平松謙治議員。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) 会派きょうどうの平松謙治です。定例会最後の質問者となります。2点について御質問いたします。市長、教育長の答弁をよろしくお願いしたいと思います。  初めに、平成26年12月議会でも取り上げましたが、中海の水質改善について質問させていただきます。  鳥取県、島根県両県では、湖沼水質保全特別措置法に基づき中海の湖沼水質保全計画をつくっています。平成26年に30年までの第6期計画を立て、国・県・市それぞれがそれぞれの立場で水質保全に向けた事業を行い、モニタリングなどの検証を行っています。そこで、毎年度、中海会議において評価・検証がなされてると思いますが、その現況をお聞かせください。また、第7期計画への議論もそろそろ始まるのではないかと思うところですが、あわせて現況をお聞かせください。 ○議長(岡空研二君) 市長の答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 平松議員の御質問にお答えをいたします。  中海の水質改善について御質問をいただきました。  初めに、中海会議において、第6期中海湖沼水質保全計画の進捗状況についてどのような評価・検証がなされているのかということであります。  中海に係る第6期湖沼水質保全計画に対する評価につきましては、毎年開催される中海会議で報告をされております。まず、水質につきましては、中海の環境基準点、12地点において毎月水質を測定をし、COD、全窒素、全リンについて環境基準や計画で定めた水質目標を達成をしているか、確認をしております。平成28年度におきましては、COD、全窒素、全リンのいずれも環境基準値を達成しておりませんが、計画で定めた水質目標値に関しましては、CODは全地点において目標値を達成し、改善されつつあるものの、全窒素は4地点、全リンは2地点において目標値に達しておりません。特に米子湾におきましては、全窒素、全リンともに目標を達成しておりませんが、これは大きな流入河川がなく、閉鎖性が高い水域であるということや、河川からの流入負荷が多いことなどが原因と考えられております。  なお、経年変化につきましては、昭和59年からの約30年間を見ますと、下水道の整備や高度処理化などの各種の対策によってCOD、全窒素、全リンいずれも改善傾向が見られます。また、平成30年度までに実施すべき公共下水道、農業・漁業集落排水施設、小型合併処理浄化槽などの生活排水対策は、おおむね計画どおりに進捗をしております。  湖沼の浄化対策といたしましては、管理者である国土交通省が自然浄化機能を回復させることを目的とした浅場造成、覆砂事業を平成16年から取り組んでいるところであります。この取り組みによりましてアサリの生息数が施工前より良好な結果となっている状況などが報告されております。さらに、民間の海藻刈りによる栄養塩循環システム構築に対する支援につきましても平成23年から取り組んでおりまして、これまでに海藻、約2,000トンを回収し、窒素分としては約4,000キログラム、リン分として約311キログラムが湖外に搬出されたことになり、水質浄化の効果があったと考えております。  次に、第7期計画へ向けた現況についてお尋ねをいただきました。次期、第7期中海湖沼水質保全計画につきましては、第6期の最終年度である平成30年度の結果を踏まえて、平成31年度中に鳥取・島根両県がそれぞれ両県の環境審議会に諮り、関係周辺市とも調整をし、地元説明なども経た上で策定することになっております。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) ありがとうございます。  中海会議の中では、水質改善のほかに、斐伊川水系の大橋川拡幅の関係の問題とか中海沿岸の農地の排水等の対策もされつつ議論がなされてます。今回は水質保全ということでお話をいろいろとさせてもらいたいと思うんですけども、3年前の12月議会で、この中海会議の活動の中で、NPO法人自然再生センターが環境省とか中国電力とともに、しゅんせつくぼ地の埋め戻し、要は干拓時に土を取ることによってできたくぼ地の埋め戻しを事業としてやっとられて、その辺で環境省等々とも連携をして水質改善に努めてもらいたいという質問をさせてもらいました。  それで、この自然再生センターのほうで、第1期の中海再生事業実施計画が最終年度を迎え、評価をされております。当然そういったことも中海会議の中で報告しつつ、連絡し合い、評価をされてると思うんですけども、その辺につきまして、どのような評価を中海会議のほうでされてたのか、わかりましたらお話しください。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  佐々木市民生活部長。 ○市民生活部長(佐々木史郎君) 市長にかわってお答えいたします。  認定NPO法人自然再生センターが、安来沖と米子港のしゅんせつくぼ地で実施したくぼ地の環境修復事業につきましては、平成24年からくぼ地の覆砂と、その後のモニタリングの実証実験が行われております。この実証実験は、先ほども申されたように、くぼ地に火力発電所で使用された石炭の灰とセメントをまぜたHiビーズと呼ばれます造粒物を投入しまして、その効果を検証するものでございます。施工後には、栄養塩の溶出抑制効果や硫化水素の発生抑制効果があることが報告されております。  しかしながら、その上に新たにたまるヘドロなどによりまして効果の持続性が課題であるということも中海会議で報告されております。自然再生センターが事務局で専門家や行政機関、公募委員などで構成されております中海自然再生協議会では、次期の計画の中で、こういった影響を受けにくい覆砂の施工方法の検証と、米子空港の近くにあります規模の小さなくぼ地の完全埋め戻しの実施と効果検証が実施される予定であるというふうに聞いております。中海会議におきましても、今後の中海自然再生協議会の検証結果についても水質改善を目的にしたくぼ地対策の検証に活用されるものというふうに考えております。以上です。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) ありがとうございます。  私、中海会議のほうの資料と中海自然再生協議会のほうの資料をいろいろと見させてもらった中で、ともに覆砂に関してもHiビーズ等を使った埋め戻しに関しても効果が立証されてきているという、ともに基本的に評価をされてるのかなと。それで、おのおの天候不順によるくぼ地からの貧酸素水塊が上に上がってきて、浅場に影響を与える、逆に、浅場のほうも二、三年で覆砂をしても徐々にその効果が薄れていくというようなこともあって、もう今の時点でこの文章を読む限りでは、方向性としてはもうこれでいいのかなと。ただ、それをいかに効果的に実際結果を出していくのかなという段階に私は来てるような気がするんですね。  その中で、自然再生センターのほうは環境省の助言をいただきながら企業の協力を得てやってますけども、ここで1つ確認ですけども、中海会議という組織は、私は基本的には、いろいろな事業を実施する実施者、それに対して方向性を出す、方向性を定めて、こうしてもいいですよ、こういう方向でしなさいよということを助言するっていいますか、方針を決める組織だと思うんですね。それで、実際に今回のお話をさせてもらっている中海のくぼ地であったり浅瀬の造成等は、実施者は管理者である国土交通省が行っておられます。それで、国土交通省も平成16年から平成30年まで斐伊川水系直轄水系環境整備事業、これは護岸整備を含めた中海の自然再生、浄化という活動も含めるんですけども、平成36年まで計画としてつくっておられて、そこで、ぜひとも中海会議のほうで議論をもっと進めていただいて、この覆砂事業、中海の改善、自然再生事業のスピードアップをお願いしたいと思うんですけども、いかがお考えでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 平松議員が御指摘のように、本当にこの中海の水質改善、これ長いことずっと取り組んできておりますが、大変重要な問題であると、この圏域の共有の貴重な財産でありますんで、この水質改善については今後も引き続きしっかりと取り組んでいく必要があると思います。その上で、中海会議、これの位置づけというのは大変意味のあるものだというぐあいに思っておりますので、私もこの会議には毎年出席をしておるわけであります。議論も活性化して、より効果的な、また、スピーディーにそういった取り組みができるように大いに議論していきたいと、このように思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) 力強いお言葉ありがとうございました。  中海再生というところで、先ほど執行部からもお話ありましたけども、具体的な策として、中海に対して入ってくる流入負荷のところは、ある程度の効果が出てきて、それで事業の実施者もわかってて、結果も大体見えてきた、もうこれ以上できないなということになってると思います。それで、根本のところで今残ってるのは、中海会議の報告書にもありましたけども、湖底に蓄積した汚泥物質からの溶質、これと、それと、植物プランクトンなどの発生というところが一番この中海の水質悪化の原因として上げられております。そのうちの1つである湖底の蓄積物に対しての形というのは、私もいろいろと勉強させてもらう中で、関係者の方、研究者の方も方向性としてはかなり定まってきてるような感じがいたしますので、引き続きしっかりモニタリングの結果を見て、ぜひスピーディーに事業を行っていただきたいと思います。  以上で最初の質問を終わります。  次に、体育施設の整備・改修について質問いたします。  まず、本年度行われている第2体育館の非構造部材調査事業についてお聞きします。  この調査事業は、第2体育館の照明器具やバスケットボールゴール、窓ガラスなど非構造部材の耐震強度の調査をする事業です。既に調査の結果が出てると思いますが、その結果どのような改修方針で進めていくのか、お聞かせください。また、ことしの6月議会でこの第2体育館の床の劣化やハンドボールゴールの設置方法などについて質問いたしました。教育長からは、床の改修も必要ではないか、ハンドボールゴールの設置方法などにより床に傷がつくのであれば、現状を確認して対応を考えたい旨の回答をいただいております。あわせて、これらの対応をどのように考えているのか、お聞かせください。  次に、中央テニスコートについて質問いたします。  2年前の平成26年12月議会で、このテニスコートに併設するくみ取りトイレについて質問いたしました。当時の教育長からは、屋外で運動される方が利用するトイレの水洗化改修については必要性を感じている、このトイレについても早期に実現するよう検討するとの前向きな回答をいただきました。そこでお聞きしますが、現在この検討状況はどのようになってるか、お聞かせください。 ○議長(岡空研二君) 教育長の答弁を求めます。  松本教育長。 ○教育長(松本敏浩君) 平松議員から体育施設の整備・改修についての御質問がありました。お答えをいたします。
     初めに、第2市民体育館の非構造部材調査結果を受け、どのような改修方針で進めるのかとのお尋ねでございます。  今年度、第2市民体育館におきまして、天井や壁に設置をしてある各種器具の耐震調査を実施しましたところ、バスケットボールのゴールの更新、照明器具の補強が必要との指摘を受けました。今回の調査結果を受け、バスケットボールのゴールの更新を行うとともに、照明器具につきましては、耐震性を確保するとともに、施設のランニングコスト削減を目指し、耐震基準を満たしたLED照明器具へ更新したいと考えております。  次に、第2市民体育館の床の劣化や、ハンドボールゴールの設置方法について対応はどのように考えるかとのお尋ねでございます。  第2市民体育館のアリーナの床には、長年の使用により表面に多数の傷が見受けられます。今後実施する改修では、床を研磨した上で、コートラインを塗り直すとともに、御質問のあったハンドボールのゴールにつきましては、床に傷がつかないよう、より軽量で傷がつきにくいタイプのものへ更新をしたいと考えております。  次に、中央テニスコートのトイレの改修についての御質問でございます。  中央テニスコートのトイレにつきましては、いまだ水洗化がされてないことや男女兼用であることから、利用者からは改修してほしいとの要望をいただいております。平成26年12月議会でお答えをしましたとおり、改修へ向けた検討を行いましたが、第2市民体育館など近隣施設のトイレを利用できることから、必要性は低いとの結論に至ったところでございます。 ○議長(岡空研二君) 追及質問がございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) そうしますと、重ねて質問したいと思います。  第2体育館の改修につきましては、特に私、バレーボール関係をしとって、床はぜひともと思っていたところです。  それで、バスケットボールの関係で、今回、第2体育館の南北方向2面分のボードの改修ということで、方向づけとしてされるということでした。バスケットボール協会のほうからは、今ある第2体育館にある既存のコートというのは公式の試合では使えないと、できれば、東西方向に1面で使えるようなものもしていただきたいというような要望が教育委員会のほうにも届いてると思うんですけども、その辺の検討状況というのはいかがなもんでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  松本教育長。 ○教育長(松本敏浩君) 御指摘のとおり、第2市民体育館のほうでは、28メートルを要する正式なバスケットボールのコートが今のところとれておりません。長いほうに1面をとるということは可能ではございますんで、そのあたりの予算についても要求をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) ありがとうございます。第2体育館のほうに関しては、ぜひ努力して頑張っていただきたいと思います。  次に、テニスコートのトイレについてですけども、近隣施設があるから我慢してもらいたいという答弁とお伺いしました。ただ、実際に第2体育館が休館日である水曜日などは、全くテニスコートの周りには敷地内にはないと。強いて言うと、文化ホールのトイレを使いなさいよと。例えば、今、ことしからでしたでしょうか、テニスコートの朝の利用、オムニコートがたくさんになった関係で、朝早くからテニスコートを開放するようなことをしております。その際にはトイレはないということになるんですけども、それでも近隣施設を使いなさいということでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  松本教育長。 ○教育長(松本敏浩君) 特に朝早くからの利用者につきましては、非常にテニスに熱心に取り組んでおられる、そういった団体の方が使用していただいております。現在の環境等は十分理解していただいておられる方だと思います。御不便な点はありますが、そういった環境であるということを理解して、それぞれがそういったトイレの準備をしていただきたいというふうに考えております。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) そうすると、ちょっと市長に聞いてみたいんですけども、境港市が管理、所有するトイレ、公園等にもたくさんトイレありますけども、くみ取りのトイレというのは何カ所ぐらいありますでしょうか、お知らせください。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  下坂建設部長。 ○建設部長(下坂鉄雄君) 市長にかわってお答えをします。  今現在、公園のトイレ等でくみ取り式になってるものはございません。一番最後は、中央墓園のトイレがくみ取り式であったのですが、昨年、28年の10月に撤去をいたしております。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) 確認です。そうすると、市の所有するトイレでくみ取り式のものは、中央テニスコートだけという認識でよろしいでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) テニスコートのトイレだけであります。非常に、またこれも老朽化をしておりまして、私も現地をよく承知しておりますが、大筋は教育長が答弁されたとおりでございます。  ただ、市長部局として、いろんな公共施設の管理というものがあるわけでありまして、テニスコートについては、この同じスポーツエリアっていいますか、第1体育館、第2体育館、同じエリアにあるわけであります。今、中央墓園のトイレ撤去をしたということを建設部長、申し上げましたが、あそこにもう一度新しいのを建てかえる、そういった議論があったわけでありますが、これも中央墓園の利用者の皆様には少し遠くなりますけれども、文化ホールのトイレをそういった際には御利用いただきたいということで、案内の看板なんかも設置をした、そういった状況でございます。このテニスコートにつきましては、テニス場から第2市民体育館というのはもうすぐ間近であります。先ほど休館日にはどうするかということでありますが、休館日は、また知恵を絞ってトイレだけ使えるようにできるような方策なんかも考えれば、何とか対応できるのではないか、理解していただける範疇ではないのかということで、市長部局のほうでそういった判断をしたところであります。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) では、今の時点でテニスコートのトイレは改修する考えはないということです。  では、重ねての質問なんですけども、この体育館エリアというのは下水道の計画区域になってます。ただ、認可というのはまだまだこれからなんですけども、下水道の認可区域になった際にはどのような考え方をすればいいのか、建設するのかしないのか、お答えいただけませんでしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) ですからテニスコートのトイレについては、非常に老朽化して見ばえもよくない、これは、ですから撤去して更地にしようという考えでございます。利用は、ぜひ第2市民体育館のほうを活用していただきたい。そして下水道接続が可能となる時期には、今、浄化槽を使っておりますけれども、こちらは下水道接続が可能になれば、つないでいくということになろうかと思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) 先ほどちょっと市長のほうから現在のテニスコートの撤去というお話が出ましたけども、それっていうのは利用者の方のお話を聞かれた発言でしょうか。 ○議長(岡空研二君) 答弁を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) いや、これはテニスの利用者の方が、利用のしにくい、非常に汚い、衛生的に非常によくないというような声をお聞きしておりますから、そういったものであれば、きちっと整理してきれいにして、トイレはきれいな市民体育館を使っていただく。プレー中にそういった必要が生じて、5分もかからないですよ、第2体育館を使用していただく、これは非常にテニスコートの利便性を損なうということにはならないのじゃないか、我々はそういった判断をしたところですので、ぜひ御理解をいただきたい。その他の施設についても、中央墓園についてもそういったことでやっております。ただし、公園など、周辺にそういった用を足せるところがないようなところには、これは当然つけていかないけないわけであります。御理解をいただきたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) 先ほどの撤去という言葉につきましては、私は、一度できれば取り消していただきたいと思いますけども、今後このテニスコートのトイレにつきましては、今、市長の執行部サイドの考え方はわかりました。また今後、関係者の方と相談して、何かしらの方法はあるかと思いますんで、検討させてもらって、また今後発言させていただきたいと思います。以上で終わります。 ○議長(岡空研二君) 中村市長。 ○市長(中村勝治君) これは、強制的に撤去するということではもちろん全くないんで、利用者の皆様が、先ほど申し上げたように、非常に不衛生で、あんまり使う気にもなれないそういった声がある。それであれば、近くのところを使っていただいて、きれいにしたらいいじゃないかということでありますから、これは当然撤去するという時期になったら利用者の皆さんとも当然相談をするということでありますから、誤解のないように御理解をいただきたいと思います。 ○議長(岡空研二君) 重ねてございましたらどうぞ。  平松議員。 ○6番(平松謙治君) その発言はわかりましたが、一番最初にお聞きしたときには撤去という言葉が先に出てきたもんですから、撤去ありきと受けとめましたんで、そこは私、個人がそう受けとめたと御理解いただきたいと思います。以上です。 ○議長(岡空研二君) 平松謙治議員の質問はこれまでといたします。  以上で一般質問を終わります。 ◎日程第3 議案第69号~議案第75号 ○議長(岡空研二君) 日程第3、議案第69号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第4号)から議案第75号、指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました各議案について、議案質疑の通告がありませんので、お手元の付託表のとおり各委員会に付託いたします。 ◎日程第4 議案第76号~議案第78号 ○議長(岡空研二君) 日程第4、議案第76号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第5号)から議案第78号、境港市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定についてまでを一括議題といたします。  ただいま一括上程いたしました議案について、市長の提案理由の説明を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 議案第76号から議案第78号までの提案理由につきまして一括して申し上げます。  議案第76号は、平成29年度一般会計の補正予算(第5号)であります。人事院勧告に準ずる給与改定や退職者数の増加などに伴う人件費、合わせて5,479万円、下水道事業費特別会計への繰出金252万円余をそれぞれ増額するとともに、その財源として基金繰入金及び市債を増額いたしております。以上によりまして、歳入歳出それぞれ5,731万6,000円を増額し、予算総額を169億1,067万2,000円といたすものであります。  議案第77号は、下水道事業費特別会計の補正予算(第2号)でありまして、人事院勧告に準ずる給与改定などに伴う人件費252万6,000円を増額し、予算総額を26億3,818万2,000円といたすものであります。  議案第78号は、境港市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正で、職員の勤勉手当及び給料月額並びに特別職等の期末手当について人事院勧告に準じた改正を行うものであります。  以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(岡空研二君) 質疑に入ります。質疑がありましたらどうぞ。                  〔質疑なし〕 ○議長(岡空研二君) 質疑なしと認め、質疑を終わります。  お諮りします。議案第76号、平成29年度境港市一般会計補正予算(第5号)及び議案第78号、境港市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例制定については総務民教委員会に、議案第77号、平成29年度境港市下水道事業費特別会計補正予算(第2号)は経済厚生委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡空研二君) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号及び議案第78号は総務民教委員会に、議案第77号は経済厚生委員会に付託いたします。 ◎散  会(14時22分) ○議長(岡空研二君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  明日14日から21日までは委員会審査等のため休会とし、次の本会議は12月22日午前10時に開きます。  本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          境港市議会議長          境港市議会議員          境港市議会議員...