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平成29年第6回定例会(第1号12月 6日)

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  1. 境港市議会 2017-12-06
    平成29年第6回定例会(第1号12月 6日)


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    平成29年第6回定例会(第1号12月 6日) 12月定例会     第6回 境港市議会定例会会議録(第1号)   平成29年12月6日(水曜日)午前10時開会 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 市政概要報告 第4 報告第20号 議会の委任による専決処分の報告について          【市において負担する損害賠償額の決定】    議案第69号 平成29年度境港市一般会計補正予算(第4号)    議案第70号 平成29年度境港市介護保険費特別会計補正予算(第3号)    議案第71号 平成29年度境港市後期高齢者医療費特別会計補正予算(第1号)    議案第72号 境港市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性          化のための固定資産税課税免除に関する条例の一部を改正する条例          制定について    議案第73号 指定管理者の指定について          【境港市営竜ケ山球場ほか】    議案第74号 指定管理者の指定について
             【境港市民温水プール】    議案第75号 指定管理者の指定について          【境港日曜休日応急診療所】  本日の会議に付した事件 日程と同じ  出席議員 (16名)     1番  岡 空 研 二 君      2番  荒 井 秀 行 君     3番  柊   康 弘 君      5番  濵 田 佳 尚 君     6番  平 松 謙 治 君      7番  景 山   憲 君     8番  米 村 一 三 君      9番  森 岡 俊 夫 君     10番  佐名木 知 信 君      11番  築 谷 敏 雄 君     12番  永 井   章 君      13番  田 口 俊 介 君     14番  定 岡 敏 行 君      15番  松 本   熙 君     16番  安 田 共 子 君      17番  足 田 法 行 君  欠席議員     な し  説明のため出席した者の職氏名 市     長  中 村 勝 治 君     副  市  長  清 水 寿 夫 君 教  育  長  松 本 敏 浩 君     総務部防災監   木 下 泰 之 君 市民生活部長   佐々木 史 郎 君     福祉保健部長   伊 達 憲太郎 君 産 業 部 長  浜 田   壮 君     建 設 部 長  下 坂 鉄 雄 君 福祉保健部参事  佐々木 真美子 君     産業部参事    足 立 明 彦 君 教育委員会事務局参事          川 端   豊 君     総務部次長    中 村 直 満 君                        教育委員会事務局長 産業部次長    阿 部 英 治 君              藤 川 順 一 君 総 務 課 長  渡 辺   文 君     財 政 課 長  黒 見 政 之 君 学校教育課長   影 本   純 君     生涯学習課長   黒 崎   享 君  事務局出席職員職氏名                        局長補佐議事係長 局     長  築 谷 俊 三 君              片 岡 みゆき 君 調査庶務係長   吉 田 光 寿 君     議事係主任    平 松   弘 君 ◎開  会(10時00分) ○議長(岡空研二君) おはようございます。  これより平成29年第6回境港市議会定例会を開会いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。 ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(岡空研二君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。  署名議員に、平松謙治議員永井章議員を指名いたします。 ◎日程第2 会期の決定 ○議長(岡空研二君) 日程第2、会期の決定を行います。  本定例会の会期は、本日から12月22日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(岡空研二君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、12月6日から12月22日までの17日間と決しました。 ◎日程第3 市政概要報告 ○議長(岡空研二君) 日程第3、市政概要報告を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 平成29年12月定例市議会に当たり、市政の概要について申し上げます。  まず、平成29年度の財政見通しと平成30年度予算編成方針について申し上げます。  初めに、本年度の財政見通しといたしましては、歳入において、一般財源の柱である市税収入は、おおむね当初予算額に見合う額を確保できるものと見込んでおります。また、地方交付税につきましても、普通交付税が当初予算額を下回る決定額となったものの、特別交付税と合わせた交付総額予算額を下回ることはないものと考えております。これら一般財源に国・県支出金などの特定財源を加えた総額も、おおむね確保できるものと見込んでおります。一方、歳出につきましても、予定しております諸事業はおおむね順調に実施できるものと考えております。  次に、平成30年度の予算編成につきましては、市税収入の大幅な好転は見込めず、地方交付税も減少が続いている状況に加え、増大する社会保障関係経費への対応や(仮称)境港市民交流センターの建設も控えていることなどから、より一層規律ある財政運営に徹し、国費等の財源の積極的な確保や市債借り入れ及び基金取り崩しの抑制を図りながら、歳出の削減合理化に努めてまいります。その上で、境港市まちづくり総合プランに掲げる施策の推進、多様化する市民ニーズ地域活性化への対応など、魅力と活気にあふれ、心豊かに安心して暮らせるまちづくりに向けた予算編成を行うこととしております。  連携強化による一体的発展について申し上げます。  本年、境港へのクルーズ客船寄港回数は61回、乗客数、約6万7,000人と、いずれも過去最高を更新し、多くの観光客に山陰両県を楽しんでいただきました。しかしながら、誘致競争の激化や北朝鮮情勢の影響などにより来年の寄港回数は減少が見込まれていることから、10月11日に中海・宍道湖大山圏域5市の代表がそろってクルーズ客船に乗船し、ヨーロッパ最大手クルーズ会社幹部に直接、境港へのさらなる寄港などについて要請を行ったところであります。  また、乗船客の皆様に圏域のPRや圏域観光についての聞き取り調査を行ったほか、韓国・釜山港と博多港の旅客ターミナル機能やおもてなしの対応なども視察してまいりました。10月23日には、医療機関ものづくり企業が集積するこの圏域の強みを積極的に生かしていくため、中海・宍道湖大山圏域産学医工連携推進協議会が発足しました。医療機関と企業のマッチング医療機器開発と、その販路開拓支援のための専門家を配置し、圏域の産業振興雇用創出若者定住につなげてまいります。  環日本海交流について申し上げます。  環日本海国際フェリーは、1月から10月末までに境港-東海間を41往復運航し、旅客数は2万7,000人余で、前年比108%、また、境港発着の貨物量は約4,100トンで、ほぼ前年並みとなっております。なお、旅客数は、11月18日に平成21年の就航以来初めてとなる年間3万人を達成し、24日には国際旅客ターミナルにおいて記念行事を行い、さらなる航路の利用促進を期するとともに、圏域のPRを行ったところであります。  米子鬼太郎空港におきましては、11月に台湾からのチャーター便が3往復、さらに、今回初めてとなるベトナムからのチャーター便が2往復運航されました。また、ソウル便は、今月23日から来年3月24日までの間、週5便の運航となり、1泊2日での韓国旅行が可能になるなど、利便性が格段に向上いたします。4月以降の継続につなげていくためにも、好調を維持しております香港便とともに一層の利用促進関係機関と連携して取り組んでまいります。  観光振興について申し上げます。  水木しげるロードの入り込み客数につきましては、10月末現在で171万人余となっており、年間の目標であります200万人を達成できる見込みであります。また、例年集客が落ちる冬場の対策として、SNSを使ったフォトコンテストの開催や、夜間の魅力度向上としてJR境港駅前世界妖怪会議の会場にあんどんを設置するなど、官民一体となってにぎわいの創出に取り組んでいるところであります。  水産業について申し上げます。  境漁港における1月から10月末までの水揚げは、マイワシやサバなどの豊漁により11万2,000トン余で、前年比130%と大幅に増加しております。また、水揚げ金額につきましても159億6,000万円余で、前年比102%となっております。10月に富山県魚津市で開催されたみなとオアシスSea級グルメ全国大会に昨年に続き市内の企業などが参加され、過去最多の出店者の中、準優勝に輝くなど、境港の水産加工品の魅力を全国に情報発信したところであります。  食育につきましては、新たに中野港において、園児が水揚げの見学や、とれた魚に触れながら魚の話を聞くなどして漁師と交流する事業を行ったほか、引き続きフィッシュキッチンやカニ集会など、魚に親しむ食育事業に取り組んだところであります。  農業について申し上げます。  米子市、大山町と共同で8月に提案しました農業分野における外国人労働力活用特区につきましては、同様の特区が11月末現在、他に7つの自治体から提案されており、また、国において、特区の数は国家戦略として必要な範囲に限定し、むやみに追加指定する考えはないとの考えが示されたことから、採択は大変厳しいと考えております。しかしながら、一方で国は、規制改革に取り組む熱意のある自治体に対しては幅広く門戸を開くともしていることから、鳥取県の協力を得ながら荒廃農地の解消に向けた新たな規制改革を追加した提案をまとめ、今月4日、改めて米子市、大山町と共同で国に提案したところであります。  伯州綿事業につきましては、外部アドバイザーから提案いただいた伯州綿を広く知ってもらうための商品づくりとして「境港手拭」を製作しました。手拭いの完成記念事業として、11月3日から5日にかけて海とくらしの史料館で開催した「てぬぐいひらひら」には期間中、県内外から2,000人以上の来場者があり、地域おこし協力隊を中心に市民の方々にも協力いただきながら積極的に交流を図り、伯州綿のPRを行ったところであります。なお、今回限定で販売した境港手拭は、今後、定番商品として福祉の店などで販売する予定としております。  商工業について申し上げます。  産業振興につきましては、中海・宍道湖大山圏域市長会商工団体などが中心となって、9月18日に米子市で山陰いいものマルシェが開催され、2万3,000人の来場者でにぎわいました。当日は、圏域内を中心に83店舗、そのうち市内からは5店舗が出店し、来場者バイヤー企業に地域の特産品を積極的にPRしました。また、11月21日には、米子市でビジネスマッチング商談会が開催されました。招致された圏域外からのバイヤーも含め301社、市内からは17社が参加し、720件の商談が行われたところであります。  雇用対策につきましては、10月17日に山陰両県の市町村では初めてとなる雇用対策協定鳥取労働局並び米子公共職業安定所と締結しました。この協定により、生活困窮者や障がいのある方、高齢者などへの就労支援の強化、また、外国人を雇用する事業所への労務管理に関する周知啓発の実施など、これまで以上に総合的かつ一体的な雇用施策の推進が図れるものと考えております。  水木しげるロードリニューアルについて申し上げます。  水木しげるロードリニューアル事業につきましては、現在、ブロンズ像や植栽、照明設備の設置などを含め、全線にわたって道路改良工事が進んでおります。工事の進捗状況としましては、歩道用舗装材の製作に時間を要するなどで若干のおくれはあるものの、来年7月のリニューアルオープンに向け、引き続き鋭意作業を進めてまいります。  中海護岸整備について申し上げます。  渡漁港周辺事業につきましては、中海沿い道路整備に伴う樋門改築工事河川管理者である国土交通省委託契約を結び、11月から着手したところであります。工事が順調に進みますと、来年8月に完成する予定となっております。  西工業団地護岸整備につきましては、国による貯木場開口部周辺の工事が進められており、計画されている延長1,600メートルのうち400メートルが本年度中に完成する予定と伺っております。また、貯木場開口部の閉め切り工事につきましては、関係機関と連携を図りながら、平成30年度の着手に向け、貯木場所有者最終協議を行っているところであります。  港湾整備について申し上げます。  竹内南地区貨客船ターミナル整備事業につきましては、国土交通省による岸壁の整備と境港管理組合による旅客上屋などの整備が行われており、平成31年度の完成に向けて、ともに順調に進んでいると伺っております。なお、全体事業費93億円のうち、本年度末までの事業費の累計は約31億円、事業費ベースの進捗率は約34%となる見込みであります。  道路整備について申し上げます。  本年度、舗装修繕側溝改修を予定している11路線のうち、現在2路線が完了し、6路線において工事を行っているところであります。残る3路線につきましても来年1月の工事着手に向け鋭意準備を進めており、本年度中に全工事が完了する見込みであります。狭隘道路拡幅整備につきましては、2路線において地元との協議が調いましたので、測量と設計を行っているところであります。また、県道渡余子停車場線バイパス整備JR境線との立体交差につきましては、鳥取県において調査・検討が進められており、本年度中に一定の方向性が示されると伺っております。  公共下水道の整備について申し上げます。  公共下水道につきましては、県道米子境港線に布設する境港2号汚水幹線は外江町の市道外港外江線の交差点まで、渡公民館前の道路に布設する渡2号汚水幹線渡郵便局まで整備を進めております。また、渡町のほか、米川町の一部で汚水枝線面整備を進めているところであり、本年度末の人口普及率は約73%を見込んでおります。  防災対策について申し上げます。  地震・津波災害対策につきましては、10月29日に渡地区自治連合会と共催で避難訓練防災研修を実施しました。当日は、防災行政無線による緊急地震速報の放送を合図に身を守るためのシェイクアウト訓練を実施し、市が指定している最寄りの津波避難ビルなどに徒歩で避難していただきました。その後の防災研修には約400人が参加され、災害発生時の自助・共助の大切さや、とるべき行動等について理解を深めていただきました。  原子力災害対策につきましては、11月17日に災害対策本部運営訓練として、国と山陰両県及び6市でテレビ会議による情報共有指示伝達の訓練を実施しました。また、11月19日の住民避難訓練では、市内全域緊急速報エリアメール訓練配信を行った上で、外江、境、余子の3地区から約100人の市民の方々に御参加いただき、安定ヨウ素剤服用訓練や、イオンモール日吉津を避難退域時検査会場とした被曝検査などを体験していただきました。あわせて、済生会境港総合病院では、自衛隊と連携した入院患者搬送訓練を実施したところであります。今後、訓練での課題を検証し、避難計画の実効性をより高めてまいりたいと考えております。  環境施策について申し上げます。  昨年度末に策定した境港市温室効果ガス排出削減実行計画に基づく取り組みとして、本年度は、市役所庁舎照明器具LED化空調設備の高効率機器への更新など、庁舎施設に係る省エネ対策を進めております。  ごみの減量化につきましては、引き続き、生ごみや枝木・刈り草の堆肥化、衣類・布団類、軟質プラスチック類固形燃料化使用済み紙おむつの炭化などに取り組んでいるところでありますが、特に使用済み紙おむつ分別回収量は、新たに有料老人ホーム入居者なども加わり、前年同時期と比べ2倍以上に増加しております。また、不燃ごみから回収した小型家電リサイクル取り組みとして、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメダルを小型家電から抽出したリサイクル金属で製作するプロジェクトに10月から参加しているところであります。  学校教育について申し上げます。  コミュニティ・スクールの導入につきましては、準備委員会を中心に第一中学校区から準備を進めており、これまでに「子どもの未来を考える」をテーマにワークショップを3回開催し、理解を深めていただいているところであります。また、将来の小・中学校の編成につきましては、10月12日に校区審議会から小中一貫校の開設が望ましいとの最終答申をいただきました。今後、教育委員会において答申を踏まえた将来の学校のあり方について協議を重ね、方向性を定めてまいります。
     社会教育について申し上げます。  10月に開催した日韓ロ国際交流第17回鬼太郎カップ境港駅伝競走大会には、本年もロシア・ウラジオストク市チームに参加いただき、県外の有力な実業団チームなどとともに健脚を披露されました。また、大会前日には、小学生陸上クラブ子供たちと練習を通じて交流を深め合ったところであります。  (仮称)境港市民交流センター整備事業につきましては、今月中に実施設計の契約を行う予定としております。また、管理運営計画につきましては、年明けに第1回目の検討委員会を開催し、今後、2カ年をかけて新たな施設の運営方法などについて定めることとしております。  子育て支援について申し上げます。  子育て世代包括支援センターでは、専門職員による面談、訪問などによるきめ細かな相談対応と支援を継続して実施しており、電子メールによる相談登録者も着実にふえております。加えて今月からは、スマートフォン用母子健康手帳アプリによる情報配信にも取り組むこととしております。  歯科健診・フッ素塗布事業につきましては、従来1歳6カ月児健診と3歳児健診において実施しておりましたが、この間の期間にも受けられるよう本年度から対象を拡大したところであります。また、地域子育て支援センターひまわり歯科衛生士を招いて親子はみがき教室をこれまでに2回開催するなど、虫歯予防に重点を置いた健康づくりにも取り組んでいるところであります。  障がい者福祉について申し上げます。  本年度、新たに高齢の聴覚障がい者の方の社会参加を促進するため、10月から西部9市町村合同常設型サロン事業委託を行っており、日中活動の場として、また、コミュニケーションの場として気軽に御利用いただけるよう周知に努めてまいります。そのほか、人工透析患者負担軽減のため通院時の交通費の助成を行っており、上半期は24人の方に御利用いただいたところであります。  高齢者福祉について申し上げます。  市直営で一本化しました境港市地域包括支援センターは、本年10月で業務開始から1年が経過いたしました。本年度上半期は、総合相談が703件で前年比139%、介護予防支援件数が2,213件で前年比107%となるなど、大変多くの方に御利用をいただいております。また、本年度から介護予防事業として、運動器機能口腔機能の向上に着目したいきいき百歳体操や健口づくり教室を各公民館で実施しております。参加された方々が広く声かけしながら地域での自主活動として継続して取り組まれるなど、健康寿命延伸に対する関心の高まりを実感しているところであります。  国民健康保険について申し上げます。  国民健康保険につきましては、医療保険制度の安定的な運営を目的に、平成30年度から都道府県が財政運営責任主体となり、運営の中心的な役割を担う新たな制度が始まります。窓口業務や特定健診などの保健事業は引き続き市が行いますが、保険税の算定の仕組みが変わるため、現在、鳥取県において市町村ごとの標準的な保険税率等が検討されております。本市では、この検討結果をもとに、国民健康保険運営協議会において新たな保険税の税率などを審議していただくこととしております。また、鳥取県では、制度改革を機に県内の国民健康保険事務の標準化も目指しており、これらにつきましても現在、県と市町村で協議を重ねているところであります。  以上、市政の概要について御報告申し上げましたが、議員並びに市民各位の格段の御理解と御協力を賜りますようにお願い申し上げます。 ○議長(岡空研二君) ただいまの市政概要報告に対する質問は、一般質問の際にお願いいたします。 ◎日程第4 報告第20号・議案第69号~議案第75号 ○議長(岡空研二君) 日程第4、報告第20号、議会の委任による専決処分の報告についてから、議案第75号、指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。  市長の提案理由の説明を求めます。  中村市長。 ○市長(中村勝治君) 報告第20号の報告並びに議案第69号から議案第75号までの提案理由につきまして一括して申し上げます。  報告第20号は、個人宅浄化槽マンホールぶたの破損について市が負担する損害賠償額を定めたものであります。法の定めるところにより専決処分いたしましたので、御報告いたすものであります。よろしく御了承いただきますようお願い申し上げます。  議案第69号は、平成29年度一般会計補正予算(第4号)であります。  まず、歳出の主な内容について申し上げます。  総務費におきましては、市民会館の解体に伴い、庁舎周辺駐車場等を整備する工事費2,286万円余、魚と鬼太郎のまち境港ふるさと基金への積立金2億2,000万円、ふるさと納税寄附額の増加に伴う寄附をいただいた方へのプレゼント費用等1億2,298万円余などをそれぞれ増額。  民生費におきましては、地域子育て支援センターのトイレ・フェンス改修などの環境整備事業費848万円余、市内の保育関係施設に配備する簡易テントなどの購入経費200万円、防災対策を行う私立保育園への補助金185万円余などをそれぞれ増額。  衛生費におきましては、受給対象件数の増加に伴う未熟児養育医療費給付金83万円余を増額。  農林水産業費におきましては、水産物の付加価値向上を図るための施設整備を行う仲買業者への補助金166万円余を増額。  土木費におきましては、国の社会資本整備総合交付金の増額に伴う中海護岸樋門改築工事委託費1,080万円、水木しげるロードリニューアル工事に伴う水道管移設補償費697万円余などをそれぞれ増額。  教育費におきましては、準要保護者に支給する新入学児童生徒学用品費単価改正及び入学する年度の開始前に支給するための就学援助費206万円余、対象園児数の増加に伴う幼稚園就園奨励費97万円余をそれぞれ増額いたしております。  歳入につきましては、歳出に伴う国・県支出金などを計上するほか、基金繰入金及び市債を増額いたしております。  以上によりまして、歳入歳出それぞれ4億2,631万4,000円を増額し、予算総額を168億5,335万6,000円といたすものであります。  あわせて、繰越明許費の設定と債務負担行為の追加の補正を行っております。繰越明許費につきましては、年度内に事業の完了が困難である庁舎車庫及び駐車場整備事業など3事業について設定し、翌年度に予算を繰り越す措置をとっております。債務負担行為につきましては、境港市営竜ケ山球場などの体育施設境港市民温水プール、境港日曜休日応急診療所管理委託料について本年度中に指定管理者と協定を締結する必要があるため、それぞれ追加いたしております。  議案第70号は、介護保険費特別会計の補正予算(第3号)でありまして、利用件数の増加に伴う通所型介護予防サービス費負担金670万円余を増額するなど、歳入歳出それぞれ702万4,000円を増額し、予算総額を37億6,969万8,000円といたすものであります。  議案第71号は、後期高齢者医療費特別会計の補正予算(第1号)でありまして、保険料軽減対象者の増加等に伴い、後期高齢者医療広域連合納付金117万円余を増額するなど、歳入歳出それぞれ136万1,000円を増額し、予算総額を3億9,674万5,000円といたすものであります。  議案第72号は、境港市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化のための固定資産税課税免除に関する条例の一部改正で、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部改正に伴い、固定資産税課税免除する特例について所要の改正を行うものであります。  議案第73号から議案第75号は、指定管理者の指定についてであります。  議案第73号は、境港市営竜ケ山球場など6つの体育施設指定管理者となっている境港市体育協会が平成30年3月31日をもって指定期間が満了することから、引き続き同協会を指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。  議案第74号は、境港市民温水プール指定管理者となっている境港スイミングスクールが平成30年3月31日をもって指定期間が満了することから、引き続き同スクールを指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。  議案第75号は、境港日曜休日応急診療所指定管理者となっている境港医師協会が平成30年3月31日をもって指定期間が満了することから、引き続き同協会を指定いたしたく、法の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。  以上、今回提案いたしました議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議の上、御決定いただきますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(岡空研二君) ただいま一括上程いたしました各議案に対する質疑は、別に日程を設けておりますので、その際といたします。 ◎散  会(10時39分) ○議長(岡空研二君) 以上で本日の日程は全て終了いたしました。  7日から10日までは休会とし、次の本会議は、12月11日午前10時に開きます。  本日はこれをもって散会といたします。お疲れさまでした。   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。          境港市議会議長          境港市議会議員          境港市議会議員...