境港市議会 2008-09-08 平成20年第3回定例会(第2号 9月 8日)
平成13年に閣議決定された医療制度改革は着実に実行され、今日では後期高齢者保険にも見られるように医療を受ける側、研修医制度や診療報酬入院基本料マイナス改定による医療を提供する側、双方に大変な混乱を生じている現状にあります。
平成13年に閣議決定された医療制度改革は着実に実行され、今日では後期高齢者保険にも見られるように医療を受ける側、研修医制度や診療報酬入院基本料マイナス改定による医療を提供する側、双方に大変な混乱を生じている現状にあります。
地域による医師の偏在、地域的な医師の偏在は、16年度に開始されました新医師臨床研修制度が大きな引き金になっておりまして、研修医が都市部に集中して地方に大変少なくなってくるという状況でございます。この結果、市立病院を初めこうした公立病院の医師の派遣元となる地方大学の医学部におきまして医師不足が顕著となりまして、地方の病院に医師が派遣できなくなるという状況があるわけであります。
………………………………………………………………… 275~276 角谷敏男議員(~追及~奨学金制度の卒後勤務の義務づけについて) ………………………………… 276 市長(答弁) …………………………………………………………………………………………………… 276 病院長代行(答弁) …………………………………………………………………………………………… 276 角谷敏男議員(~追及~初期の臨床研修医
しかしながら、御承知のとおり、この平成16年度から臨床研修医制度が始まったわけでございますけど、こういう部分で大学自体も医師不足というようなことになっております。そういう影響で眼科の方も大学からは派遣が縮小しておるということでございます。 このような患者数を受けての収支でございますけど、患者数が示すとおり、大変厳しい結果となり、昨年度以上の赤字経営ということになっております。
調べてみますと、いわゆる研修医制度によりまして医師不足の問題等で、済生会とは違いますけれども、各自治体病院の約8割以上が赤字に苦しんでいるんだと。その累積赤字は1兆5,000億円とも言われておって、それ以上じゃないだろうかという一つのこともございます。
さきの地方紙によると、市立病院の研修医の採用状況は、平成17年、18年、19年の3カ年で、募集9人に対し、採用は3人となっており、地方の医師不足の原因の1つは、研修医が都市部の大病院や著名な大学病院に偏るからだとも言われております。市立病院の医師や看護師の充足状況はどのようになっているのか、病院事業管理者へお伺いいたします。
これまでは大学で医局で学ばれた後は、すぐにいわゆる研修医ということでいろいろな医療機関に出かけられて、そして従事もできていたわけであります。それが少なくとももう2年間はすべてのいわゆる診療内容というものを身につけなければいけないと。
時給に直せば200円足らずという研修医の悲鳴もあります。またある医師は、医療者はいつ発生するかわからないけがや病気に対して迅速に対処するため待機しているのが仕事、それではたまたま1件も火事が起こらない日、消防隊員がいつでも出動できるように消防署内で待機していた時間は一切勤務時間にしないのか、そういう医師の訴えは柳沢労働大臣に届いているでしょうか。
新医師臨床研修医制度等の影響は全国的に大変大きな問題となっておりまして、医師の地域による偏在問題、あるいは特定診療科の医師不足が顕著になってきております。この問題につきましては全国市長会でも取り上げ、国レベルでの抜本的な対策を講じられるよう要望しているところであります。
これによって研修医が一部の有名大学病院や都市部の大病院に集中し、地方の多くの大学に研修医が少なくなって、大学の診療・研究等を行うスタッフがいなくなったことによって医局の人手不足が深刻になりまして、関連病院に派遣しております勤務医を大学に呼び戻さなければならなくなったことがございます。
それから、小児科の問題は、これも研修医の中から小児科を志望する方を診察に当たっていく仕組みを確立したやさきに、研修医として来られた方が御本人が出産というようなことが起きまして、これも県とも本当に医師派遣の責任、派遣元ということを含めてやっぱり協力してほしいということを言っておるところでありますけれども、全体的な背景としては、医師の養成制度、研修医の制度が大きく影響しておるというようなことやら、どうしても
しかし、平成16年度に新医師臨床研修制度が導入されて以降、研修医が一部の有名病院や都市部の大病院に集中しており、現在のままでは深刻な勤務医不足になることが懸念されております。
また、これに輪をかけて、臨床研修医制度の導入によって大学の医師が不足し、各病院へ医師派遣ができなくなっていることからの医師不足問題もございます。ちなみに、この全国的な勤務医不足問題は、全国自治体病院協議会でも緊急かつ深刻な問題としてその対策を検討しておりますし、行政としても各県で取り組みを強化している状況でございます。
場合、鳥取市立病院といういわゆる自治体病院の中に単独で持つということは大変に負担もあるわけでありますけども、先ほど申し上げましたように、自治体病院の役割、使命というもの、あるいは健康というものを考えれば、やはりぜひ単独でも導入すべきではないかなと思いますし、これも後で申し上げますけれども、まだ指定はしておりませんけれども、がん拠点病院の選択制の有利性につながるということでもありますし、あるいは、臨床研修医制度
そういたしますと困りますので、大学としても研修センターをつくりまして、そこで研修医の世話をする、配分を決めていくというふうなことを考えておるようなことでございます。そうなりますと、我々のこの厚生省の臨床指定病院というものは非常に重要な役割を果たさなければならないであろうというふうに考えております。現在、病院にこの研修医が若干おりますけれども、指導員のもとに一生懸命研修しております。
第2は、現在の市立病院のように、厚生省の臨床研修指定病院、これは卒業した新しい研修医が研修する厚生省が指定する病院で、うちはこの前指定されたわけでございますが、こういう指定を受けました病院では、外来患者が少なくなりますと、プライマリーケアという卒業研修の大変大切な部分の研修に支障を来すのではないかと思われるわけであります。