倉吉市議会 2008-03-03 平成20年第3回定例会(第1号 3月 3日)
この従来の制度では、早期是正措置がない上に、単年度決算による指標のみで長期の財政状況が把握できず、また再建に対する取り組みが任意とされていることといった問題点が指摘されており、これらについて解決を図ろうと見直しされたものです。
この従来の制度では、早期是正措置がない上に、単年度決算による指標のみで長期の財政状況が把握できず、また再建に対する取り組みが任意とされていることといった問題点が指摘されており、これらについて解決を図ろうと見直しされたものです。
これが18%以上となれば、早期是正措置として歳出削減、歳入確保計画を立て、総務大臣あるいは知事への報告が義務づけられておるのでございます。琴浦町は平成16年から18年の3年間の平均数値が18.5%となっておりまして、早期是正措置計画の策定が緊急課題となったのであります。
これらの数値が一定の基準を超えた場合には財政健全化団体となり、外部監査などにより早期是正措置がとられることになっています。それでも財政状況が悪化した場合には、地方債の発行が制限される財政再生団体に移行する、2段階の構えの仕組みです。 昨年、17年度の実質公債費比率が危険ラインを超えている自治体として、倉吉市は鳥取県では日野町に次ぐワースト2として公表されています。
その破綻法制の主な検討項目は一番目に破綻を未然に防ぐ早期是正措置の導入。二つ目に要するに破綻時に大幅な歳出入改革を行うこと。そして3番目に、やはり破綻認定時に債務免除を認めるというものであります。 この早期是正措置というのは、当然、財政悪化の初期段階に破綻にならないように早目に手だてをするということであります。