米子市議会 2007-03-05 平成19年 3月定例会(第2号 3月 5日)
どうしても市民は、災害など危機意識を持つことが、正常化の偏見と言うんだそうですね、社会心理学で言われますと。自分自身の身には降りかかることがないというふうにどうしても考えてしまうと言われております。広報だけでは意識の高揚とか災害が特別ではないことの認識はできない、そうも言われております。
どうしても市民は、災害など危機意識を持つことが、正常化の偏見と言うんだそうですね、社会心理学で言われますと。自分自身の身には降りかかることがないというふうにどうしても考えてしまうと言われております。広報だけでは意識の高揚とか災害が特別ではないことの認識はできない、そうも言われております。
5点目のスクールソーシャルワーカーの推進につきましては、スクールソーシャルワーカーといいますのは学校社会福祉援助技術と申しまして、社会福祉学を基盤に精神医学の知識や心理学などの幅広い知識を持った方が、学校で子ども、教師、保護者などを対象に相談活動や個別面接、触れ合い活動などを行って学校の活動を支援していくものと理解しております。
ヤングアダルトサービスについてのお尋ねですが、ヤングアダルトは発達心理学でいう青少年中期に当たる中学生、高校生を中心とした世代で、これら子どもと大人の間に位置する若者たちは社会の中で彼ら独自の文化を持つ固有の階層を形成しているとされています。
連絡を受けました教師につきましては、心理学や精神医学など専門的なカウンセリングや保護者との連携によりまして指導が必要な場合には、本当に専門的なスクールカウンセラーに相談したり、さらには児童相談所など関係機関と連携して対応していかなければいけないというふうに考えております。
次に、心のケアを担う臨床心理士でございますが、この職種は心理学系の学会や団体が独自に認定したもので、国家資格ではありませんが、現在医療保健分野のほか、教育や福祉の分野などさまざまな職場で広く活動しております。
非常勤の家庭相談員の資格は5つの任用要件が示されておりまして、中でも主に大学において児童福祉、社会福祉、児童学、心理学、教育学もしくは社会学を専修する学科、またはこれらに相当する課程を修めて卒業した者となっておりまして、本市の非常勤職員は教員の資格を有しているものでございます。正規職員の資格につきましては、社会福祉主事を発令し相談業務に当たっております。
家庭相談員の資格は4つの任用要件が示されておりまして、中でも主に大学において児童福祉、社会福祉、児童学、心理学、教育学もしくは社会学を専修する学科またはこれらに相当する課程を修めて卒業した者が目安になっております。本市の相談員は教員や保育士の資格を有している者で、雇用形態は週30時間の非常勤職員で、職務年数は9年目が1名、2年目が2名となっております。
少年の犯罪心理学的に言えば、非行少年には大きく2パターンあるようです。1つは過剰抑圧型、いわゆるよい子型のパターンであります。外見上は何の問題もない家庭でも親の教育態度が厳し過ぎると、子どもは自分の欲求や感情などの自分の思いを強く抑圧していきます。彼らは表面上はよい子ですが、心の中では強いかっとうや緊張を持っております。そのために小さな非行を繰り返すこともあります。
お尋ねのスクールライフサポーターについての御質問でございますが、スクールライフサポーターは、主に臨床心理学を学んでいる学生や教育学部の学生など、子供と年齢の近い学生が子供の気軽な話し相手となるなど、そのかかわりを通して子供のストレスを和らげるということで効果が上がっているというふうに認識しております。この制度は幾つかの県が単独で行っている事業で、本県では行っておりません。
30人学級についてですね、小さな単位にするということがそのきめ細やかなということも言われていますが、一方では、社会性とか、それからよく社会心理学でいう承認の欲求を満たすというような形の部分がマイナスに働いた場合に、小さな枠をどんどんつくっていって悪い方向に進む場合も、少人数の場合は、逆にもろ刃のやいばのようにあるわけですね。
言うまでもなく、これまでも就学指導につきましては医学的、心理学的、教育的等の観点から、各分野の専門家で構成する就学指導委員会に判定をお願いし、行ってまいりましたが、当然のことながら、今後は改正された基準をもとにして判定がなされることと理解をしております。したがいまして、市教委といたしましてはその判定結果をもとに今後も就学指導を行い、必要な施設、設備の改善も適宜行っていきたいと考えております。
深刻化する暴力行為、いじめ、不登校などに苦しむ生徒や保護者の不安や悩みを解消するための臨床心理士や児童心理学の専門家、精神科医などの専門的な知識と経験を持つプロのカウンセラーが、教師と違う立場で子供たちの相談に乗るスクールカウンセラーの重要性が高まってきています。 本市においての配置校でどんなカウンセリングの相談内容なのか、教育長にお尋ねいたしたいと思います。
現代のストレス社会の中で多種多様の問題が発生し、ふえ続ける中で、精神病とは異なるストレス等による心身症などの治療を受ける心療内科もありますし、応用心理学も研究が進みつつあります。しかし医療面でのケアだけではなく、もともとの問題発生の抑制を求めていく必要があるのではないかと思われます。
しかもこのカウンセラーの派遣条件に臨床心理学の資格を持っている人と定めていると仄聞しています。なぜ児童や生徒に臨床心理学のみで対応しなければならないか、疑問を抱くものであります。このことは、問題を抱えている児童と生徒を既に病人であるとの偏見を持って行政や大人社会が見ているということではないでしょうか。
また、痴呆性老人の初期診察による早期発見についてでございますが、本年2月5日、全国脳ドック研究会主催による脳ドックのための第1次神経心理学研修会が開催され、浜松市の医療センタ―脳神経外科金子医師が、早期老人痴呆の実態と対策についての研究発表をなされたと聞き及んでおります。