米子市議会 1999-06-17 平成11年第416回定例会(第4号 6月17日)
総務庁がさきに発表した4月末の完全失業率は史上最悪の4.8%を記録し、失業者数も初めて312万人を突破した。このように雇用情勢が悪化の一途をたどっている中で、大学や高校などを卒業しても仕事が見つからない就職浪人が30万人に達し、問題が一段と深刻さを増しています。さらに、就職浪人に加え、リストラで中高年が意に反して職場を去る非自発的失業も増大しているといわれております。
総務庁がさきに発表した4月末の完全失業率は史上最悪の4.8%を記録し、失業者数も初めて312万人を突破した。このように雇用情勢が悪化の一途をたどっている中で、大学や高校などを卒業しても仕事が見つからない就職浪人が30万人に達し、問題が一段と深刻さを増しています。さらに、就職浪人に加え、リストラで中高年が意に反して職場を去る非自発的失業も増大しているといわれております。
次いで、失業者や就職は昨年に比べてどうかということでございますが、失業者の状況につきましては総務庁が抽出調査により推計をしているところでありますが、1月における完全失業率は4.4%と、調査開始以来最悪の状況であり、また、完全失業者数は前年同月比60万人増となっており、298万人で、一段と深刻な状況にあると言わざるを得ません。
加えて、総務庁が今月発表いたしました1月の完全失業率は、昨年11月、12月と並び3カ月連続で史上最悪の4.4%を記録し、完全失業者数は前年同月比60万人増で300万人に迫り、雇用情勢も一段と深刻さを増しております。 このような「まだら模様」の景気の中で、株価に縁の薄い私たち庶民にとっての春一番は、何といっても一昨日本市でも交付が開始されました地域振興券であると思います。
また、雇用面におきましても、1月の県内の失業者数が過去最高を記録したとも報道されておりまして、まことに厳しい状況であると認識をいたしております。 国におきましては、種々の景気対策を検討されているということでございますが、一日も早くこの景気の停滞から抜け出してほしいものだと、このように考えるものでございます。
次に、勤労者の失業実態についてでございますが、失業率等の調査は総務庁統計局が行っており、その調査によりますと、平成7年上半期において、完全失業者数は、全国で217万人、完全失業率は3.2%と報告されております。