伯耆町議会 2019-09-20
令和元年 9月第 4回定例会(第3日 9月20日)
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◎日程第1 事件の
撤回請求について(議案第50号 伯耆町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について)
○議長(幸本 元君) 日程第1、事件の
撤回請求について(議案第50号 伯耆町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について)を議題とします。
町長から撤回理由の説明を求めます。
○町長(森安 保君) 事件の
撤回請求についてであります。
令和元年9月5日に提出しました議案第50号、伯耆町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について、議案の撤回を請求するものです。
本案は、内閣府令の改正に伴い所要の改正を行うものですが、今般、この内閣府令について、多数の誤りが指摘され、さらに誤りがないか精査することが必要なため、撤回するものです。
なお、内
閣府令施行日から1年を超えない期間において、市町村の条例が制定施行されるまでの間は、
当該内閣府令の新運営基準を
当該市町村の条例で定める基準とみなすとされています。そのため、本条例の一部改正については、改めて本年12月議会に提出する予定であります。以上です。
○議長(幸本 元君) お諮りします。ただいま説明のありました事件の撤回を許可することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(幸本 元君) 異議なしと認めます。よって、事件の撤回を許可することに決定しました。
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◎日程第2 議案第47号
○議長(幸本 元君) 日程第2、議案第47号、伯耆町印鑑条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第47号、伯耆町印鑑条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第3 議案第48号
○議長(幸本 元君) 日程第3、議案第48号、伯耆町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 11番、幅田です。
先ほど提案のありました
都道府県知事に限定されていた
放課後児童支援員の認定資格の研修、この実施を政令指定
都市の長も実施できるようにするということでありますけれど、もともと
学童保育の
放課後健全育成事業ですけれど、従うべき基準というのが緩和されてずっときているわけですね。その中で、保育士や教師、そういった国家試験を持った方々によって放課後の児童を健全に養育していく、保育していくということが基本になるわけですけれども、ずっと緩和されて、知事の研修を受けてすればいいというようなことになってきているわけですけれど、この指定
都市の長の研修を本町も受けるような状況にあるのかどうなのかという点を教えてください。この周辺ではちょっとあれですけれども。
それと、改正された場合に、どのような影響が生まれてくるというふうに考えられているのでしょうか。
○議長(幸本 元君) 木村課長。
○福祉課長(木村 利郎君)
先ほど質問のありました政令で指定する
都市の研修を本町の職員も受けるかという御質問ですが、これについては、政令市での研修というのは本町で受けるという想定はありませんが、この政令市で研修を受けた方が伯耆町に転入され、支援員になるという可能性はあるというふうには考えております。
次に、改正によってどのような影響を受けるかということですが、現在、
都道府県知事が開催をする研修を受けている方と内容は全く同じ研修でございますので、影響というのは全くないというふうに考えております。
○議長(幸本 元君) ほかにございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号48号、伯耆町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対であります。その理由について述べます。
学童保育に通う子供の安全と安心に責任を持っていく国の基準、この従うべき基準をずっとこの間緩和されています。
学童保育は毎日子供たちが安全・安心して過ごすために専門的な知識と経験のある指導員が常時複数配置されている、このことが必要であるわけですが、
学童保育の特性というのは、子供たちが遊びを主として仲間たちとともに思いを過ごして、指導員は小学生の生活、発達の特性を理解して、各自に応じたかかわりを求められる。そして指導員が一人一人の話を丁寧に聞いていく。言葉にできない思いも酌み取る。日常の積み重ねから信頼関係が生まれ、子供は安心して過ごすことができる。
安全を守る緊急時の対応、けがの手当て、いさかいへの対応など、個々の子供への対応と団体への対応を同時に行う必要があります。学童期の子供について専門的な知識、技術、身につけた、常時複数の人によって配置されることが必要なのです。指導員は子供や保護者に直接かかわるほか、保育内容の記録、打ち合わせ、保育計画、この作成や振り返り、まとめ、事例検討、研修、情報共有の管理など、さまざまな仕事に複数で連携しながら取り組んでいくことが必要なのです。指導員が地域や学校との連携のほか、
学童保育を円滑に運営するために、運営上さまざまな業務を担っていく現場でもあります。そういった大事な子供が日々成長していく、その場所です。そこに人が配置されてこそ保障されるわけでありますけれど、この間ずっと国のほうは人がいないなどということで、地方からの声によってこの基準が崩されようとしているんです。
今回、この前には知事の研修を受けた人は指導員と認めるということになりましたけど、今度は政令
都市の長の研修を受けたら、それで指導員として認めていくということになりますが、これは本当に規制緩和の最たるものでありますので、質を下げていくということになりますので、反対であります。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第48号、伯耆町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第4 議案第49号
○議長(幸本 元君) 日程第4、議案第49号、伯耆町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号49、伯耆町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対であります。
これも子ども・
子育て支援法に基づいて規制緩和が次々と出てきておりますけれども、これまで
家庭的保育事業、その卒園後の受け皿の提供を行う施設の確保ということで、その緩和を5年間認めておりましたけれど、いよいよことしが5年目になってまして、これから、それが整ってないということで、10年間に延長するという提案であります。そして、自宅、居宅以外で保育を行われている家庭保育の事業に対しては、自園調理でなくて、外部から弁当を入れてもいいというようなことになっておりますけれど、5年間がそれが猶予されておりましたが、これも10年間に延長するという内容であります。そこで育つ子供たちのことを考えれば、こういったことが次々不十分な状態を延長していくような、このような改正には反対であります。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第49号、伯耆町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第5 議案第51号
○議長(幸本 元君) 日程第5、議案第51号、伯耆町
保育所条例及び伯耆町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担に関する条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
休憩します。
午前9時16分休憩
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午前9時17分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。(発言する者あり)いや、もう再開しました。(「再開中ですか」と呼ぶ者あり)はい。(「ちょっとごめんなさいね。原稿を持ってきてないかな」と呼ぶ者あり)
休憩します。
午前9時18分休憩
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午前9時19分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第51号、伯耆町
保育所条例及び伯耆町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の
利用者負担に関する条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第6 議案第52号
○議長(幸本 元君) 日程第6、議案第52号、
議決事項の一部変更について(令和元
年度伯耆町
ケーブルテレビネットワーク光化促進事業整備工事(幹線))を議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第52号、
議決事項の一部変更について(令和元
年度伯耆町
ケーブルテレビネットワーク光化促進事業整備工事(幹線))を採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第7 議案第53号
○議長(幸本 元君) 日程第7、議案第53号、
議決事項の一部変更について(令和元
年度伯耆町
ケーブルテレビネットワーク光化促進事業整備工事(引込))を議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第53号、
議決事項の一部変更について(令和元
年度伯耆町
ケーブルテレビネットワーク光化促進事業整備工事(引込))を採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第8 議案第54号
○議長(幸本 元君) 日程第8、議案第54号、
議決事項の一部変更について(伯耆町
学校給食調理等業務)を議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第54号、
議決事項の一部変更について(伯耆町
学校給食調理等業務)を採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第9 議案第55号 から 日程第12 議案第58号
○議長(幸本 元君) 日程第9、議案第55号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)から日程第12、議案第58号、令和元
年度伯耆町
水道事業会計補正予算(第1号)までの4議案を審議の都合上、一括議題とします。
議案第55号から議案第58号までの4議案は、予算決算等常任委員会に審査を付託していますので、委員長の報告を求めます。
勝部予算決算等常任委員長。
○予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君) それでは、予算決算等常任委員会から、付託されました議案につきまして御説明を申し上げたいと思います。
議案第55号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)から、そこに記載されております3会計につきましては、それぞれの補正予算につきましては、この9月9日から18日までの7日間、本委員会を開きまして、執行
部の説明を求めながら慎重に審査を行ってきたところでございます。その結果は、記載されておりますとおり、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しております。
以上、よろしく御審議いただきますよう御報告申し上げます。以上です。
○議長(幸本 元君) 委員長の報告に対し、質疑を許します。質疑は4議案一括してお願いします。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより1案件ずつ討論、採決を行います。
議案第55号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)のこれより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
次に、賛成の方の発言を許します。(発言する者あり)
55号の令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)です。(「反対の討論」と呼ぶ者あり)
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号55号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)に反対の立場から討論をいたします。
その理由は、まず第1点が、子ども・子育て支援臨時交付金3,000万と保育料の減額や第3子の無償化補助とか広域入所への支援というようなもので、計画、予算、組まれておりますが、これはもともと2017年の9月、安倍総理が解散を口実に消費税10%増税の使途に幼児教育無償化を持ち出しました。国民は保育料は全て無償化になると錯覚しておりました。そうではありません。中身は、3歳から5歳は無料、ゼロ歳から2歳は非課税世帯のみ、そして延長保育も一時保育も休日保育も無料になっていません。その上に給食費も副食費も、保育の重要な柱である、そのものも実費に変えられました。もともと保育料は所得に応じて段階的に組み込んで、低所得者世帯では低い。そして所得に応じて保育料が設定されています。そのため、低所得世帯ではこの恩恵は少なく、逆進性のある消費税が重くのしかかるだけです。そして、この消費税をもとにして保育を充実するということになれば、際限なく消費税が上がる、このサイクルになってきます。教育、子育ての切実な願いを逆手にとって増税の口実にするものであって、経過措置5年間は保育士さん一人もいないような施設も給付対象とする。その是正すべき指導監督の基準、これも以下の施設も容認していく。無償化で認可外
保育施設の立入調査の増加するにもかかわらず、その体制も不十分のままです。
これまで保育料に含まれていました3歳から5歳児の給食、おかず代、施設側に徴収させるものです。保育所などの設置や運営費用も私立施設は国が2分の1負担し、県と市町村が4分の1ずつ負担しますけれども、公立施設は全額市町村負担ということになっています。こんなことをすれば、公立の
保育施設が廃止になり、民間化へ一層加速される。問題の企業型主導の保育がさらにさらに拡大していく。このようなことになります。本町の場合は、保護者へ寄り添って、副食費は町で負担していくという手だてをとりました。これは英断だったと思います。
そして、生活保護費、総務費、生活保護のシステム保守の改修委託料、マイナンバーとリンクするということでありますけれど、これが3分の2しか国が補填しません。生活保護は国の事務です。全額負担することが必要です。
そして、まだプレミアム商品券、そして保健福祉棟管理事業、岸本の福祉センターの空調設備老朽化によって、設備を大幅に、根本的に変えていこうというような提案、それをもとにした設計費が700万組まれておりますけれど、これも事業の内容のそのふぐあいを見せていただきますと、ここ一、二年のうちに随分改修されている。そして緊急にそれを変えていこうと、大もとから変えていこうというような規模の大きい改修工事のようでありますけれど、全体的にその緊急性と、そしてここ何カ所も最近変えたような状況のもとで、それが本当にいいのか、十分な検討がなされておりません。
以上をもって討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
長谷川議員。
○議員(1番 長谷川 満君) 1番、長谷川でございます。令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)を賛成の立場で討論いたします。
このたびの補正予算におきまして、多々ある中で、特に我々のような現役の子育て世代には、また低所得者の方々に大変に重要である交付も含まれています。伯耆町プレミアム商品券事業は、消費税引き上げが低所得者、子育て世代の消費に与える影響を緩和するとともに、町内における消費を喚起、下支えするものであると考えております。
また、岸本温泉ゆうあいパル管理事業では、開館から17年経過する施設の老朽化を修繕し、利用者が露天風呂の腐食部分などでけがをしないよう修繕し、施設の長寿命化を図るものであり、早急な対応が必要であります。
また、同じく、岸本保健福祉センターの保健福祉等管理事業では、空調設備の老朽化により冷暖房の能力低下による空調改修の設計を行うこととなっております。事前に現行のガスエネルギーと電気などのコスト比較などを十二分に行い、議会から出た指摘にたえ得るような設計で検討し、経済性などの詳細分析を行い、12月にはしっかりと議会に説明をしてから進めていただけるとのことで、将来のローコスト運用の実現を目指すための準備と言えます。
財源には交付税に7割算入される有利な災害減債資金である緊急防災・減災事業債を用いて、改修をスピーディーに対応していくべきであると考えます。
また、町営住宅管理事業では、溝口地区三
部にある町営住宅の火災による被災箇所の住宅及び経年劣化のため使用を中止している2棟を解体撤去し、新たに災害時の被災者に対する緊急対応住宅1棟の
建設をするなどのものであります。緊急対応住宅の追加整備による緊急時の対応、体制強化を図ることは重要と考えます。
これらのことから賛成討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。議案番号55号、令和元年度
一般会計補正予算案(第2号)に反対の立場で討論いたします。
提案された歳出案のうちの一部、商工費、プレミアム付商品券事業費、補正額1,270万円についての意見であります。
この事業は、来る10月1日から実施予定である消費税増税による影響を緩和する措置として、町民のうち、対象とならない条件はありますが、原則今年度分の住民税非課税者、そして2歳半までの子供に5,000円を補助し、町内で使用可能な商品券を発行するもので、その対象人数は町民の約4分の1である2,540人が対象となり、そしてその商品券の使用期限は来年3月31日までとされる制度であります。この事業は、国の行う施策の自治体の展開で、その財源は全額国庫補助金でありますが、増税するかわりの低所得者、子育て世代に対する影響緩和策とはいえ、国のこの制度設計には疑問を持っているところであります。
そして、この10月から実施される予定の消費税増税は、今後、町民全体に大きな影響を及ぼすことが予想されるとき、地方議員としては、町民の暮らしを守る立場からは、増税影響緩和策であるこのプレミアム商品券発行とは言いながらも、消費税増税に関連するこの事業実施には反対せざるを得ないものであります。
以上の意見をもって、本案反対の討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。(「議長、ちょっと休憩を求めたいんですけれども」と呼ぶ者あり)
休憩します。
午前9時38分休憩
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午前9時43分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。
次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第55号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第56号、令和元
年度伯耆町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号59号……(「56です」と呼ぶ者あり)ごめんなさい。間違えた。
○議長(幸本 元君) 休憩します。
午前9時45分休憩
───────────────────────────────
午前9時45分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。
次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第56号、令和元
年度伯耆町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第57号、令和元
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第57号、令和元
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第58号、令和元
年度伯耆町
水道事業会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第58号、令和元
年度伯耆町
水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
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◎日程第13 議案第59号 から 日程第25 議案第71号
○議長(幸本 元君) 日程第13、議案第59号、平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第25、議案第71号、平成30
年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの13議案を審議の都合上、一括議題とします。
議案第59号から議案第71号までの13議案は、予算決算等常任委員会に審査を付託していますので、委員長の報告を求めます。
勝部予算決算常任委員長。
○予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君) それでは、決算審査の報告を行います。
お手元の委員長報告のとおり、議案番号は第59号、平成30
年度伯耆町一般会計の歳入歳出決算認定議案から11の特別会計、そして1水道事業会計の決算認定、都合13の会計の決算認定議案につきまして、9日から7日間、慎重に審査をいたしました。その結果は、お手元のとおり、配付のとおり、いずれも原案のとおり認定すべきものと決しております。
なお、別紙のとおりの附帯意見を委員会ではつけさせていただいておりますので、概略お述べ申し上げまして、今後、執行
部の御参考としていただきたいと存じます。
まず、1点目につきましては、吉長にございますお試し住宅にインターネット環境を整備して、またさらなる充実を図っていただきたいということを今後御検討いただきたいということでございます。
次、2番目に、今、光化の促進事業の有線テレビ放送事業を展開されておりますけれども、これの工事の完了も含めて、他町村、そういうことの動向を見ながら、設備貸付料、保守料との関係もございますけれども、これの改定交渉の検討をさらに進めていただきたいということでございます。
3点目でございますが、介護支援ボランティアの養成は、これは大事なことでございますので、各地区、各エリア等ともにつきまして、大変難しい面もあろうかとは思いますけども、今後、執行
部のほうでもそれの育成につきまして鋭意御努力をいただきたいというふうな意見を付しております。
次に、昨年の平成30年度におきまして、いわゆる投資事業あるいは
建設事業におきまして、大きな効果、あるいは高く評価されるものにつきまして列記をいたしております。この本庁舎がかなりの改修がされまして、長寿命化並びに事務機能、そして庁舎のLED化、住民サービスの向上機能等が図れたことは高く評価させていただきまして、今後の防災機能、町民サービスの向上へと資するものというふうに評価をさせていただいたところでございます。
次に、大山ハムの進出でございますけれども、これも福原地区等との水利調整等を行っていただきまして、約1町9反の面積におきまして、町有地を譲渡され、新しい企業誘致展開がなされて、今後の町の新しい展開に資するものと、これも判断されたところでございます。
それから、小学校と中学校、町内の全小・中学校におきまして、いわゆるコミュニティ・スクール、学校、それから地域、住民の方ともあわせまして、運営協議会体制が全て整い、また新たな地域住民との信頼運営体制が整ったことは高く評価されるということでございます。
それから、町立の保育所におきまして、溝口保育所の長寿命化の大改修が行われたこと、そしてふたば保育所の増改築で混合保育等がなくなり、また新たないろいろなことが展開されたこと、それから、こしき保育所の園庭の拡張工事がされ、また新しく皆様が御活用なされる展開ができたということでございます。
いろいろございますけれども、今後またこれを参考にいただきまして、また新しい展開をいただきますように申し述べて、よろしく御審議いただきますよう申し述べます。以上です。
○議長(幸本 元君) 委員長の報告に対し、質疑を許します。質疑は一括してお願いします。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより1案件ずつ討論、採決を行います。
議案第59号、平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下でございます。議案番号59号、平成30年度
一般会計歳入歳出決算認定案に反対の立場で討論いたします。
私は、提案された歳出決算各案のうち、3点について意見を申し述べるものであります。
1点目は、総務費のフリースポット設置事業費として歳出されたもので、その額は町における補助上限額でございます30万円とわずかではございますが、この事業に対する歳出の考え方に疑問を持つものであります。
この事業は、集客施設にインターネット環境を提供し、施設利用者の利便性の向上を図ることとされており、今日の社会状況に応じた事業実施であることは適当であると認めます。
その上で、今回実施されました事業結果を見ますと、特定の民間施設でその施設利用者のみに限定されるのに対し、先ほど申し上げましたように、補助額に上限があるものの、補助率100%で整備が図られているものであります。町民が要望いたします公共施設整備の場合であっても受益者負担が必要という現制度にはなっております。ここはやはり受益効果が生じると考えられる民間事業者にも公平に受益者負担を課すべきと考えておりまして、この歳出決算認定には反対せざるを得ないものであります。
2点目は、商工費、観光地魅力づくり事業費として歳出されたものについてであります。
この事業は、観光振興推進を行うべく、観光来客者のために大山ロイヤルホテルからガンバリウスにかけての町道高丸線の歩道に照明灯を、あわせてペンション、ガーデンプレイス周辺に防犯灯を設置するということで、計39灯を設置されまして、その工事費、そして町道高丸線照明電気代として計1,331万円が歳出されたものであり、その財源は地方債及び一般財源である入湯税となっているところでございます。
しかるに、先日、事業成果確認のために現地調査を行ったところでございますけども、とりわけペンション付近の防犯灯3灯につきましては、付近の道路状況等から見て、観光来客者の利用に供するとした位置づけには疑問が生じたものであります。私は、受益者負担を徴して行われる一般の防犯灯設置事業として、町民が公平に受益者負担をする事業とされるべきではなかったかと思っております。
3点目でございます。教育費の写真美術館管理運営事業についてであります。
30年度の入館者数は、大山開山1300年記念イベントとして写真展が開催されたこともあり、前年度増となり、事業効果が向上したものと認められます。すなわち以前に行ってもらった企画展の実施同様、より自由度の高い展示ができれば入館者の増加につながる証明ではないでしょうか。であるならば、かねてから議会からも申し入れておりますけども、そのより自由度の高い展示ができるよう、課題となっております植田正治氏相続人との協議が必要であるものの、30年度の業務実績とはなっておりませんでした。相手の事情もあることで、難しい状況とは思いますが、事業効果の増加に向けて、事務当局の業務の遂行を期待するものであります。
以上3点の意見をもって、本案反対の討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
乾議員。
○議員(4番 乾 裕君) 4番、乾でございます。議案番号第59号、平成30
年度伯耆町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。
平成30年度の一般会計歳入総額は前年度対比で14.7%増の85億3,858万8,499円、歳出総額は前年度対比14.9%増の82億5,832万2,098円で、歳入歳出差し引き残額は2億5,327万6,401円と、これを翌年度に繰り越ししております。この繰越額には予算執行上の正当な手続を踏んで措置された繰り越し事業の財源2,589万1,000円が含まれているため、実質の繰越額は2億2,738万5,401円となっております。平成29年度実質繰越額2億1,611万7,452円を差し引きますと、単年度収支は1,126万7,949円の黒字ということになっております。また、平成30年度決算に係る健全化判断比率は、5つございます。この5指標いずれも早期健全化判断基準をクリアしております。これは職員の皆様一丸となって財政健全化に努力された成果であり、評価されるべき結果であろうと思います。引き続き健全な行政運営に努められますことを期待したいと思います。
平成30年度の主な事業を見ますと、本庁舎大規模改修事業、曲り田線などの町道の狭隘道路等の改良事業、ふたば保育所の増改築事業、溝口保育所の長寿命化改修事業、消防・防災拠点施設整備事業では、二
部の第2分団消防車庫の移転新築がなされております。6次化産業推進事業では、真野地内で生産されたブドウを原料とするワイン醸造設備が整備され、生産から醸造までの一貫的な設備整備の支援が行われました。また、観光地魅力づくり事業では、先ほどもありましたけども、ロイヤルホテル大山前からガンバリウスにかけての歩道に照明を設置、ペンション周辺に防犯灯を設置されました。この事業の目的は、伯耆町の観光振興を推進するものとありました。夜は真っ暗という実態の中で、地域住民からの要望もあり設置されたものであります。夜の景観もよくなったという、好評ということも伺いました。なお、本事業の主な財源は、先ほどもございましたが、合併特例事業債、それから入湯税ということでございます。この防犯灯についても観光地域の魅力づくり事業の一環であり、何ら問題にならないと認識しております。本町の貴重な観光資源の一つでもあり、妥当と判断しております。
以上のような理由によって、本議案について、委員長報告のとおり賛成の討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 11番、幅田です。議案番号59号、平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論をいたします。
歳入総額85億3,858万円、歳出が82億8,531万円、歳出で前年比約10億円増の合併以来最大の決算となっています。歳入のうち、自主財源が24.6%、依存財源が75.4%でございました。生活が苦しくなった、この先が不安、これが町民の皆さんの声です。少子化、高齢化の著しい進行のもと、年金は下がり続けて、介護の保険料や医療費、そして医療の負担やサービスカット、負担の強化、農業や中小企業、地域経済の疲弊はアベノミクスの結果です。町税収入の減少に明確にその姿があらわれています。昨年に続いてこのような状況になっています。課税所得で納税者が4,554人のうち200万円以下が3,562人なのです。その中で10万円から100万円が1,993人、そして65歳以上の方の7割が年所得が80万円以下、この状況の中で暮らしています。子育て世代の貧困も貧困の連鎖が社会問題となっております。その施策が十分であったというふうには考えられません。
地域経済の中心であります基幹産業である農林畜産業、これには8.6%支出しています。商工費は1.4%にすぎません。性質別経費により、扶助費は9.3%です。今年度、住民要求に基づいた保育所の大規模改修、園庭、駐車場の拡張など、喜ばれておりますけれども、分庁舎の大規模改修、後回しでもよかったのではないか、この声があっています。それもそのはずです。本年度は前年比の倍の15億4,000万円使っての普通
建設事業で18.6%を占めております。本町は27年度に公共施設等総合管理計画を策定しています。この立場からすれば、30年度以内、30年度以上の施設が区分されて、そして30年以上の施設を優先的に統合したり大規模改修したり、そして延命化を図ると、こうなっています。その立場から、どうだったでしょうか。そして、耐震改修促進計画、本町も立てております。この中にも残った施設がまだあるのです。私は、そうした計画に沿って、そして書いてありますように、町民にもホームページで公表しながら、合意を得ながら進めていくとなっています。そうだったでしょうか。
2点目、個人番号対策事業です。マイナンバーカードが交付開始から3年半、普及率は本町はどうだったでしょうか。全国的には13.数%にしかなっていません。個人情報や漏えい、プライバシー侵害する危険を抱えている一方で、国民には必要性が感じられない事業です。政府は閣僚会議でマイナンバーカード普及に向けた工程表、活用策を打ち出しました。公務員には全て持たせていく。そして国民健康保険証、このカードにその役割を果たさせるということを検討されています。そうあるならば、持ち歩いて紛失したり盗まれたりしたらどうするのか、不安が広がります。また、消費税関連、消費活性化にこのマイナンバーカードを使う、これを打ち出しておりますけれど、低所得者や高齢者はこんなものは本当に不向きです。
3点目、子育て支援、チャイルドシート貸し付け事業、これを変更しまして、購入の一部補助に変わりましたけれど、1万円、頭金にです。赤ちゃん時代、幼児の時代、そしてもうちょっと大きくなった3回ぐらい変更しなければなりませんけれど、これではサービスの低下です。倍ぐらいの支援が必要ではないでしょうか。
4点目、生活保護基準の引き下げ、これには反対いたします。生活保護を受けていらっしゃる、この方々だけの問題ではないのです。これはあらゆる福祉サービス、そうしたことに関連する大きな内容を持っています。そして非常に生活保護が受けにくいと言われています。本町は福祉事務所を設置いたしました。そしてそこにはケースワーカーがおりません。本当に住民の心の中にまで寄り添っていかなければならない大事な部門です。福祉事務所を設置したならば、その体制も整えて、そして憲法25条に沿った本当に優しいまちづくりにしていかなければならないと思います。熱中症対応のエアコン、そして、今、この地域では病院に行くにも自動車を持たなければ暮らしていけません。しかし、生活保護を受けたならば自動車は持たれない、こんな厳しいことを言われて、泣く泣く保護をやめたという人もありましたけれど、その後は大変な状況に陥っていらっしゃいます。
5点目、本年度基金残高は30億3,000万円以上積んでいます。この一部を使って、中学校制服や給食や学用品、そして教育費の費用は私費が本当に高いものです。この負担軽減をしていくことが必要です。高校生の通学費の支援、自治体独自の給付制の奨学金制度など、伯耆町の子供たちが平等に社会に飛び立つ、このような状況を、妊娠期から子供が就職するまで途切れることのない支援制度が求められています。町独自で制度をつくりながら、国、県に求めていただきたい。特に伯耆町に残って暮らす場合の特例措置も有効です。例えば奨学金を返済免除する。あるいは大学をしまって伯耆町に帰って働いたなら、そのような支援をしていくというようなことも非常に有効だと思います。
このような提言を持ちながら、本年度の決算に反対の討論を終わります。(「提言はいいんですか。前例になりませんか」と呼ぶ者あり)
○議長(幸本 元君) 休憩します。
午前10時12分休憩
───────────────────────────────
午前10時20分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。
ただいまの会議における発言の中で、訂正について発言の申し出がありましたので、許可します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 発言の訂正をお願いいたします。
福祉事務所にケースワーカーがいないという発言をしましたけれど、2名配置されていますので訂正します。
○議長(幸本 元君) 次に、ただいまの説明のとおり発言の訂正を許可することに御異議はございませんでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(幸本 元君) 異議なしと認めます。発言を訂正し、許可します。
次に、議運の委員長からの先ほどの会議の内容を説明してください。(「休憩をお願いします。休憩してください」と呼ぶ者あり)
休憩します。
午前10時21分休憩
───────────────────────────────
午前10時22分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。
次に、賛成の方の発言を許します。
長谷川議員。
○議員(1番 長谷川 満君) 平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論いたします。
フリースポット設置事業においては、スマートフォンなど通信環境を整えることは、単に観光客を満足させるだけではなく、来町者が一人一人全国へ情報発信するという2倍の観光振興施策につながると考えます。
また、実際、高丸線の件に関しても、観光で来町する方の目線に立った、観光のための設置事業だと考えますので、そちらもよいと思われます。
また、チャイルドシート購入補助事業では、以前はレンタルの形で30台の貸し出しだったところが、今回、補助ということで、53台と増加しているということで、明らかに町民にとって有利になったと考えられますので、賛成の立場で発言いたします。
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第59号、平成30
年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第60号、平成30
年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第60号、平成30
年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第61号、平成30
年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第61号、平成30
年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第62号、平成30
年度伯耆町
地域交通特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第62号、平成30
年度伯耆町
地域交通特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第63号、平成30年度
伯耆町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 11番、幅田です。議案番号63号、平成30年度
伯耆町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論をいたします。
今年度は1,594世帯、2,662人と退職保険者が39人で、合計2,701人、そのうち65歳以上から74歳の人は1,406人、若い人が退職していらっしゃる人、これが39人、一般の現役世代の人が1,256人、そして、そのうちにはゼロ歳から19歳までの子供さん198人、この人たちの命と健康を守る会計です。このうちの60%が法定減免の世帯となっています。低所得者中心の医療会計でありますのに、協会けんぽの倍に近い保険税のために、払いたくても高過ぎて払えない。滞納したなら保険証は取り上げられ、1カ月適用の短期保険証が渡されています。
1958年、国保法成立以来、国と自治体の運営責任を明確にして、自治体を保険者としてスタートして、皆保険制度、確立しました。今年度から初めてこの運営責任が県にかわり、財政の運営を持つことになりました。これは2013年8月の社会保障制度改革国民会議、この報告では、医療供給体制の主体と国保給付の主体を県に一本化、一体的に担わせることで、効果的な医療費抑制ができるようになる。医療水準に見合う保険料の検討が可能になってくる。このように明言されていました。給付抑制と国保の負担増、さらに国保の税負担の範囲で給付を行う。ここに県一本化の大きな狙いがあります。財政運営は県が握り、資格管理、税徴収、賦課、給付、保健事業は市町村。しかし、県からの国保税引き上げと医療費抑制の圧力が強まってくる。今年度は国の激変緩和で一般会計から繰り入れて、そして本町は税額を据え置いたのですけれど、もう今既にジェネリック薬品を使うような強力な指導が行われたり、自治体間で特定保健指導などの評価を国がして、そして国が評価に基づいて支出しておる。このようなことが行われるようになっています。
国保税の負担額計算方法は、協会けんぽは収入に対して計算されるのに対し、収入のない子供にも均等割を加算し、そのために収入が同額であっても子供が多いほど負担が重くなる、この仕組みになっておりますから、さらに全額加入負担ですので、県一本化に当たって、全国の知事会が国の支援1兆円を求めていきました。そして協会並みの保険税となる今の約半額になりますから、うんと支払いやすくなります。町から子供の支援分を行って、国、県を動かしてください。1カ月の短期保険証でなく、少なくとも半年のものに変えていただきたい。そして高い保険税の軽減、重い窓口負担額の軽減の適用拡大を図り、国保が社会福祉の柱となっていくように改善を求めていただきたいし、その立場から討論をいたしました。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
細田議員。
○議員(9番 細田 栄君) 9番、細田栄です。議案第63号、平成30
年度伯耆町国民健康保険特別会計決算認定について、賛成の立場で討論いたします。
ますます高齢化が進行し、医療費は増加する一方です。それを支える若年労働者の絶対数は減少し、低金利で給与が伸びない安定基調の経済となっております。このような社会構造の中で、国民皆保険をいかに安定し、持続していくのか、大変重要な課題であります。
ゼロ歳から74歳まで所得に応じた保険料を負担しながら、かかった医療費についても2割から3割負担が原則となって国保事業が運営されております。また、保険料を下げるため一般会計から繰り出しをすることについては問題があるところですが、それは町民全員が国保の加入者ではないからです。国保の加入者は、30年度、2,662人、約24.5%の加入率です。受益が限定された特別会計に法定外の繰り入れをすることは慎重な対応が求められますが、本町では加入者の保険料を軽減するために予算を議決し、議会も納得の上で繰り入れられたものです。民間企業の健康保険、公務員関係の共済組合など、それぞれの医療保険に加入しておりますが、皆さん、定められた料率によって給料から天引きされています。現在、民間の健康保険料の料率は11%から12%で、事業主と折半で徴収されます。誰しも保険料は安いがいいですし、医療費の窓口負担も少ないほうがいいに決まっています。しかし、適正な負担があってこそ、安定した医療保険事業が持続されると思います。
平成30年度も一般会計から財政支援のため法定外に2,000万円繰り入れをしました。そして国保税の上昇を防いでおります。平成30年度から県下一本の国保事業になったため、将来に備え、平成29年度に5,000万円、平成30年度に5,000万円、基金に積みました。平成30年度末の基金残高は1億1,300万円となって、当面の保険料抑制の準備をしております。その結果、本町の国保保険料は、県下19市町村のうち3番目に低い額に抑えられております。これ以上一般会計からの支援に頼った運営は慎むべきであり、被保険者の負担も含めて、適正で持続可能な保険事業の確立を求めたいと思います。
しかしながら、現状の減免制度を活用し、負担の公平と適正な保険事業として運用されており、町民の命を守る大事な国民健康保険特別会計の決算に賛成するものです。
○議長(幸本 元君) 次に、反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第63号、平成30年度
伯耆町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第64号、平成30
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 11番、幅田です。議案番号64号、平成30
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定に反対の立場から討論を行います。
世界でも例のない75歳、年齢を区切って差別する医療制度です。2008年、自民党、公明党政権によって導入、強行された当時、うば捨て山と言われて廃止を掲げた民主党政権が誕生した時代もありました。
今年度、被保険者2,100人、1人当たり保険料は4万4,739円、医療費は県下で3番目に多い町となっております。保険料は年金から天引き、支払えない人から保険証を取り上げ、75歳以上人口がふえれば自動的に値上がるシステムになっています。この会計の政府の狙いの一番は、医療費削減目的です。後期の複数の病気にかかり、治療は長期化する。認知症の人が多い。いずれ避けられない死を迎える。それにふさわしい医療にする。このような説明を政府が行いました。命と健康にかかわる医療に年齢で差別する。高齢者に新たな負担を強いて、長年社会に貢献してきた高齢者に苦しみを押しつける人道に反する制度、許されません。
その上、今年10月からは、低所得者の保険料を最大9割軽減する、この特例措置が廃止され、その通知が既に届いていると思います。そして後期高齢者の医療の窓口負担も今の1割負担から2割負担にすると、これから75歳になる人だけでなくて、既に75歳以上の人もできるだけ速やかに引き上げるべきと、財務大臣の諮問機関の審議会で今協議されている最中です。
社会保障の財源に消費税が導入されて30年になります。平成30年度までの税収総額は372兆円、同時期の法人三税減税額は291兆円、さらにアメリカ、トランプさんの言うままに戦闘機の爆買いなど、来年度軍事費は史上最高の5兆円を超えています。大企業減税の穴埋めと軍事費に消えた。この間、社会保障費は削減と負担増の連続でなかったでしょうか。
かつて1960年代は革新自治体を中心に、65歳以上は無料化でした。東京の日野市は75歳以上、現在でも無料化を続けています。市と市民と野党の共同政策では、税金は消費税に頼らず、所得、資産、法人の各分野における総合的な税制で公平化を図る、このことを公約しています。
高齢者や誰もが自分らしく暮らせるあすへ、新しい政治も求めて討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
細田議員。
○議員(9番 細田 栄君) 9番、細田です。議案第64号、平成30
年度伯耆町後期高齢者医療特別会計決算認定について、賛成の討論をいたします。
平成20年にスタートした後期高齢者医療制度は、高齢者差別などと多くの批判を受けながら、制度改善を繰り返し、すっかり定着してまいりました。被保険者の増加と医療機会の増大により、総医療費が年々増加しております。本町におきましては、約2,100人の被保険者で、1人当たりの療養給付費、いわゆる医療費で使われた額なんですが、平成27年度から29年度まで3年連続して1人当たり100万円以上となりました。県下で1番か2番というところでございました。平成30年度は96万円まで下がり、県下3番目の療養給付費となっております。
命にかかわることですので、町は給付の制限などは一切しておりません。米子市の国立医療センター、鳥大病院、山陰労災病院など急性期の病院と町内の大山リハビリ病院、伯耆中央病院など回復期の医療施設に恵まれておりまして、被保険者の皆様も積極的に利用された結果だというふうに思います。
本制度の医療給付費の財源内訳は、公費5割、保険料5割となっております。公費は国と県と町が所定の決められた割合を負担をします。保険料の割合は、被保険者75歳以上の方が1割、残りの4割は現役世代の健康保険、共済保険から負担されます。会社員などの健康保険料のうち、後期高齢者の納付金が約半分になっております。給与が伸びない中で、健康保険料と厚生年金、介護保険料の負担が増大し、現役世代を苦しめております。
このように、後期高齢者医療は決して高齢者だけで成り立っているわけではありません。社会全体で支える仕組みになっております。保険料の軽減につきましては、世帯の所得に応じて対策が講じられています。医療費については、本人負担が原則1割ですが、高額療養費によって自己負担限度額が国保と同様に所得に応じて負担額が軽減されております。現状の制度を尊重しながら、遵守しながら、条例で定められた減免制度も活用し、負担の公平も保たれております。何より県下で一番御利用になっている命綱であります後期高齢者医療の決算認定に賛成をいたします。
○議長(幸本 元君) 次に、反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第64号、平成30
年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第65号、平成30
年度伯耆町
水道事業会計決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下でございます。議案番号65号、平成30年度
水道事業会計決算認定案に反対の立場で討論いたします。
決算額、歳入の
部の給水収入の部分に係るところの意見でございます。高齢化に伴う医療、介護費の増加、また、非正規雇用形態の増加などの状況による可処分所得が減少する中、町民からの水道料金の軽減措置の声は高いものがありますが、町民の声に応え、料金の軽減策の実施が必要ではなかったでしょうか。福祉政策の一つとして、水道料金の減免策を行っている自治体の例もございます。町民の暮らしを守るため、公共料金の軽減施策の実施をされるべきであったものと思っております。
以上の意見をもって本案反対の討論とする次第でございます。
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第65号、平成30
年度伯耆町
水道事業会計決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第66号、平成30
年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第66号、平成30
年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第67号、平成30
年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第67号、平成30
年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第68号、平成30
年度伯耆町
小規模集合排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第68号、平成30
年度伯耆町
小規模集合排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第69号、平成30
年度伯耆町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第69号、平成30
年度伯耆町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第70号、平成30
年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第70号、平成30
年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第71号、平成30
年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第71号、平成30
年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定についての採決をします。
本案に対する委員長の報告は、原案認定です。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第26 議案第72号
○議長(幸本 元君) 日程第26、議案第72号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第3号)を議題とします。
町長に
提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(森安 保君) 議案第72号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第3号)について。
本案は、令和元
年度伯耆町一般会計予算について補正するものです。
補正予算の内容は、自動車のアクセル踏み間違い防止装置やドライブレコーダーの購入、設置に係る補助金を計上しています。増額分は予備費による調整を行い、歳入歳出予算総額は変更ございません。以上です。
○議長(幸本 元君) これよりただいま説明のありました議案第72号について、総括質疑を許します。この議案は予算決算常任委員会に付託予定です。質疑は簡潔かつ疑問点のみに総括的に質疑をお願いいたします。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
議案第72号は、予算決算常任委員会に審査を付託したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は、予算決算等常任委員会に付託して審査をすることに決定しました。
休憩します。
午前10時58分休憩
───────────────────────────────
午前11時40分再開
○議長(幸本 元君) 再開します。
議案第72号について、予算決算等常任委員長からの審査報告書が提出されましたので、委員長の報告を求めます。
勝部予算決算等常任委員長。
○予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君) それでは、予算決算等の常任委員会の審査報告をいたします。
先ほど付託されました議案番号第72号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第3号)につきまして、先ほど委員会を開きまして慎重に審査をいたしました。その結果、上記の議案につきましては、原案のとおり可決すべきものと決しております。
よろしく御審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。以上です。
○議長(幸本 元君) 委員長の報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第72号、令和元
年度伯耆町
一般会計補正予算(第3号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第27 陳情第7号 から 日程第33 陳情第17号
○議長(幸本 元君) 日程第27、陳情第7号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情から日程第33、陳情第17号、要望書(
機械設備工事を地元の
管工事業者に優先的に指名を求める趣旨)まで7案件を審議の都合上、一括議題とします。
陳情第7号から陳情第17号については、
総務経済常任委員会に審査を付託していますので、委員長の報告を求めます。
渡部総務経済常任委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(渡部 勇君) 7番、渡部です。
総務経済常任委員会から審査報告書を読み上げます。
1、陳情の名称。陳情第7号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決すべきとする意見書の採択を求める陳情。陳情第9号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情。
審査の決定及びその理由。本陳情は、辺野古新基地
建設の即時中止と
普天間基地の沖縄県外、国外移転について、
国民的議論により
民主主義及び憲法に基づき公正に解決すべきとする内容である。一方、辺野古新基地
建設を促進し、
普天間基地の早期返還を求める内容の陳情が提出されており、沖縄県民の民意がまとまっていないという現状がかいま見える。国の安全保障、防衛に関することは、国の専権事項であり、地方議会の議論にはなじまない。よって、本陳情は、不採択すべきものと決しました。
少数意見の留保、なし。
続きまして、請願の名称、請願第1号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出を国に求める請願書。慎重に審査を行いました。
審査の決定及びその理由。本請願は、政治決断で最低賃金をすぐに1,000円以上に引き上げるとともに、中小企業負担を軽減するための直接支援として、中小企業とそこで働く労働者の社会保険料負担や税の減免制度の実現等を政府に求めるものである。賃金体系については、地方経済にも多大な影響があり、課題でもあるが、今般、令和元年度の最低賃金が改定されたところであり、最低賃金については、その地域での生活費や賃金の上昇率、中小企業の支払い能力などの社会情勢を勘案し、世界経済や国の政策の動向を見守る必要がある。よって、本請願は、不採択すべきものと決しました。
少数意見の留保の有無、なし。
続きまして、陳情の名称、陳情第14号、
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める
意見書採択についての陳情。これも本委員会を開いて慎重に審査を行いました。
審査の決定及びその理由。本陳情は、
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める内容である。本町は、核兵器廃絶、平和の町宣言を行っており、戦争のない恒久平和の実現を目指すことについて、陳情の願意はよく理解できる。しかしながら、核なき世界は保有国と非保有国の現実的な協力のプロセスを経て実現されるべきである。現在のアジア圏域の状況も鑑み、核保有国と非保有国の分断は絶対に避けなければならない。よって、本陳情は、不採択すべきものと決しました。
少数意見の留保もありません。
続きまして、陳情の名称、陳情第15号、
米軍普天間飛行場の
辺野古移設を促進する意見書に関する陳情。
審査の決定及びその理由としまして、本陳情は、
米軍普天間飛行場の
辺野古移設を促進するよう求める内容である。一方、辺野古新基地
建設を中止し、
普天間基地の代替施設を一地域へ押しつけないことを国に求めた陳情が提出されており、沖縄県民の民意がまとまっていないという現状がかいま見える。国の安全保障、防衛に関することは、国の専権事項であり、地方議会の議論にはなじまない。よって、本陳情は、不採択すべきものと決しました。
少数意見の留保もありません。
続きまして、陳情の名称、陳情第16号、要望書(
建設工事の電気工事を地元業者に分離発注を求める趣旨)。
審査の決定及びその理由。本陳情は、
建設工事の電気工事を鳥取県西部地域の業者に分離発注を求める内容である。本町では、基本的に分離発注に努めており、地域に貢献する地元事業者から優先的に指名が行われている。よって、本陳情は、採択すべきものと決しました。
続きまして、陳情の名称、陳情第17号、要望書(
機械設備工事を地元の
管工事業者に優先的に指名を求める趣旨)。
審査の決定及びその理由。本陳情は、
機械設備工事を鳥取県西部地区の
管工事業者に優先的に指名を求める内容である。本町では、基本的に分離発注に努めており、地域に貢献する地元事業者から優先的に指名が行われている。よって、本陳情は、採択すべきものと決しました。
少数意見の留保の有無はありません。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(幸本 元君) これより委員長報告に対し、1案件ずつ質疑、討論、採決を行います。
陳情第7号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情のこれより委員長報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情7号について、委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号、陳情7号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情、賛成の立場から討論いたします。
この陳情の願意は、第1番に、辺野古新基地の
建設工事を直ちに中止して、
普天間基地を運用停止すること、2点目が、全国の市民が責任を持って米軍基地が必要か否か、
普天間基地の代替施設が日本国内に必要なのか否か、当事者意識を持った
国民的議論を行うこと、3点目は、この議論において、
普天間基地の代替施設が国内に必要だという結論になるのなら、沖縄の歴史及び米軍基地の偏在に鑑み、
民主主義及び憲法の規定に基づいて、地域への一方的押しつけにならないよう、公正で民主的な手続によって解決する。この3点を当議会において採択して、その旨を、意見書を国と衆議院、参議院に提出してほしいという内容であります。
沖縄は、安保条約のもと、日米地位協定によって治外法権的な地位がアメリカに付与されて、沖縄返還以降も基地が継続使用され、アメリカにその許しをしました。沖縄は、6%の国土に70%の米軍専用施設が集中し、その中で犯罪や事故が多発し、米兵の少女暴行、殺害、米軍トラックの信号無視、さまざまな米軍機の輸送機やジェット機やヘリコプター墜落、そして交通事故、銃殺、さまざまな事件、事故、米軍の軍人、軍属によって凶悪事件が相次いで、その補償もほとんどされないままなのです。米軍機の騒音も耐えがたく、基地周辺の日常生活も脅かされている。生命と人間の尊厳を侵害している状況を変えたい。これでオール沖縄は闘いに発展しました。
普天間基地運用停止と撤去を求めて、日米政府はその移転先を辺野古にする案を押しつけ、繰り返し選挙の争点になっています。国政でも、地方選挙でも、知事選挙でも、そしてことしの2月の県民投票でも7割は辺野古新基地
建設反対、これは揺るぎない状況になっています。しかし、日米政府は、どうであれ辺野古新基地
建設続けると言って、昨年の12月、海への土砂搬入が続いているんです。
今必要なのは、沖縄の現実を本土の私たちが我が事として議論をし尽くすこと、国の安全保障、防衛に関する国の専権事項と言いますけれど、専権事項というのは、国家以外、地方自治体にくちばしをはさませない、地方に何も言わせない、こんな理論はありません。地方自治体の存在意義は、それぞれの自治体住民の人権の保障と住民の権利確保、ここにあります。外交でも防衛でも住民の人権や安全にかかわる、そのために発言、必要な施策を政府の政策決定に介入するのは当然のこと。それをしないなら、自治体の存在意義はありません。
昨年7月、全国知事会が日米地位協定抜本見直しを求める決議を全会一致で上げています。日米両政府に提言した画期的な出来事でした。翁長知事が繰り返し基地の問題、一都道府県の問題ではない、訴え続け、知事会、2年近くかけて提言にまとめ上げられました。やはり専権事項論もあったのですが、議論を尽くし、最終的には米軍基地のない、知事も含めて全会一致となって、住民の権利にかかわることであれば、自治体はそれを受けとめ、発言し、政治過程への参加、要求していかなくてはならないという一番原理原則の立場に立たれたことです。その刺激は安倍政権と地方の矛盾が強まったこと、沖縄県側の努力のたまものではなかったでしょうか。知事会の提言以降、各地で自治体から日米地位協定の見直し、上がっています。
そうした状況のもとで、今、本当に沖縄県民の皆さんの思いにはせて、そして地方議会から意見書を国に上げていく、これは必要だと思います。どうぞ御協力ください。
○議長(幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情7号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情に賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第9号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情のこれより委員長の報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情第9号について、委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第9号、辺野古新基地
建設の即時中止と、
普天間基地の沖縄県外・国外移転について、
国民的議論により、
民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情に賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立少数であります。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
請願第1号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出を国に求める請願書のこれより委員長報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
請願第1号について、委員長報告が不採択ですので、まず、請願原案に対し賛成の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田千富美君) 議案番号、請願第1号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出を国に求める請願書、賛成の立場から討論をいたします。
今年度の最低賃金は、前年度より28円引き上げられ、鳥取県は790円でした。1,000円を超えたのは東京と神奈川のみ、最低の本県との差は229円にも広がっています。
当団体のこの願意の大きなものは、地域からの経済好循環の実現に向け、最低賃金の改善と
中小企業支援拡充を求める。その第1点が、毎日フルタイムで働いても11万円から14万円しかならないこのワーキングプアをなくすため、政府の政治的決断で最低賃金1,000円以上に引き上げること、2点目が、地域間で229円にまで広がった地域間格差、労働力の地方からの流出を招き、地方の高齢化、地域経済疲弊の原因となっており、地域経済再生の上から、地域間格差是正のために、全国一律最低賃金制度、この確立をすること、3点目が、政府は、中小企業への支援策、拡充すること、中小企業負担軽減のため、直接支援として、中小企業とそこで働く労働者の社会保障負担、また税の減免制度などを実現すること、4点目が、大企業による下請中小企業への一方的な低単価設定や買いたたきなど、不公平な取引を許さない施策を強化していただきたいという内容であります。
さきの参議院選挙では、5野党会派が市民連合と交わした共通政策で、地域間の大きな格差を是正しつつ、最低賃金1,500円を目指す、掲げられ、選挙戦の中でも訴えられ、各党の公約で維新を除く全ての政党が大幅引き上げや全国一律制を公約に掲げておりました。全労連は、健康で文化的な生活に必要な生活費、可視化しようと、各地域で生計費、実際の調査に乗り出しまして、いずれの地域であっても税込み月22万円から24万円、時給にすれば1,400円から1,500円が必要、現行の最賃では自立して生活することが困難、低水準で生活費に地域間で大きな差がないことが明らかとなったということで、これは大きくマスコミでも報じられたところです。
地方最低審議会でも意見陳述は26件実施され、鳥取県も行われています。山形県の知事は、最低賃金の格差は人口流出の要因になるということで定例会見でおっしゃっています。最低賃金の地域間格差について、都道府県ごとにランクを設ける現行制度では、
都市と地方の賃金格差が年々拡大する。人口流出の大きな要因になっている。最低賃金の目安の引き上げ率が4年連続で3%を超えたことに関しては評価すべき、このようなことを発言されました。そして、地域別の最低賃金制度を導入しているのは日本を含む4カ国だけで、業種ごとに全国一律となっている国が約9割と多数を占めている。こうした点からも、地域別の制度を見直すべきではないか、このように発言していらっしゃいます。もっともだというふうに思います。
地方からこの声を上げて、そして、地域経済の疲弊というよりも、日本の経済の立ち上がりにも大きく貢献することであります。こうした最低賃金の全国一律、そして中小企業の支援拡充、この両建てで進めていくこと、これを求めて討論といたします。
○議長(幸本 元君) 次に、請願原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより請願第1号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の提出を国に求める請願書を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択です。
したがって、請願原案について採決します。
本請願に賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立少数です。よって、本請願は、不採択とすることに決定しました。
陳情第14号、
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める
意見書採択についての陳情のこれより委員長報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情第14号について、委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。陳情14号につき、陳情原案に賛成する立場から討論いたします。
本件陳情は、国連において、世界122カ国の賛成で採択された
核兵器禁止条約について、日本政府も速やかな調印、批准を求める意見を地方から提出してほしい旨の陳情であります。
平和憲法のもとで、戦争のない恒久平和の実現を目指す陳情者の願意は十分認められるものではないでしょうか。戦争抑止力のための核兵器保有は絶対にあってはなりません。唯一の戦争被爆国である日本国としては、アメリカ、中国などの核兵器保有国に対して、核兵器廃絶を強く求めるべきではないでしょうか。
当町は、委員会審査報告書にもありますとおり、核兵器廃絶、平和の町宣言も行っているものであり、町民の声としては、陳情者が要求するとおり、政府に対してその意見書を提出する必要性は十分に認められるものと思っております。
よって、本陳情は、採択すべきものと判断し、陳情原案に賛成する討論といたします。議員各位の本件陳情採択への賛同を願うものであります。
○議長(幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第14号、
核兵器禁止条約の日本政府の署名と批准を求める
意見書採択についての陳情を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情に賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第15号、
米軍普天間飛行場の
辺野古移設を促進する意見書に関する陳情のこれより委員長報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情第15号について、委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第15号、
米軍普天間飛行場の
辺野古移設を促進する意見書に関する陳情を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情に賛成の議員の起立を求めます。
〔起立なし〕
○議長(幸本 元君) 起立ありません。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第16号、要望書(
建設工事の電気工事を地元業者に分離発注を求める趣旨)のこれより委員長報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情第16号について、委員長報告が採択ですので、まず、原案に対し反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第16号、要望書(
建設工事の電気工事を地元業者に分離発注を求める趣旨)を採決します。
本件に対する委員長の報告は、採択です。
本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
陳情第17号、要望書(
機械設備工事を地元の
管工事業者に優先的に指名を求める趣旨)のこれより委員長報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情第17号について、委員長報告が採択ですので、まず、原案に対し反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第17号、要望書(
機械設備工事を地元の
管工事業者に優先的に指名を求める趣旨)を採決します。
本件に対する委員長の報告は、採択です。
本陳情は、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本陳情は、委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第34 陳情第12号
○議長(幸本 元君) 日程第34、陳情第12号、
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る
意見書採択に関する陳情を議題とします。
陳情第12号は、審査を
教育民生常任委員会に付託していますので、委員長の報告を求めます。
一橋教育民生常任委員長。
○
教育民生常任委員会委員長(一橋 信介君) 6番、一橋です。それでは、陳情第12号について、委員会審査報告を行います。
陳情の名称、陳情第12号、
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る
意見書採択の要請について。
審査の経過。令和元年9月5日、17日、委員会を開いて慎重に審査を行いました。
審査の決定及びその理由。本陳情は、2020年度政府予算に対する
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度の見直しを求めた内容ではあるが、
教職員定数改善については、年次的、計画的に政府予算に盛り込まれており、
義務教育費国庫負担制度は地方交付税制度を初め地方財政制度において決着済みである。よって、本陳情は、不採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(幸本 元君) 委員長の報告に対し、質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
陳情第12号について、委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下でございます。本件陳情12号につき、陳情原案に賛成する立場から討論いたします。
本件陳情は、この陳情書の請願の趣旨、理由にあるとおり、学校現場における教職員の実態を踏まえての教職員定数の改善要求、地方自治体にも大きな影響を与えている平成17年ごろの三位一体改革による国庫負担制度変更を受けてのその後の制度実行状況を踏まえて、国庫負担割合の見直しを求めて、地方議会からも意見書を提出してほしい旨の陳情でございます。
その内容を見ましたときに、この請願の理由は十分認められるもので、地方の声を国に届ける必要は十分に認められるものと判断いたしました。
よって、本陳情は、採択すべきものと判断いたします。
以上の意見をもって、陳情原案に賛成する討論といたします。議員各位の本件陳情採択への賛同を願うものであります。
○議長(幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第12号、
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る
意見書採択に関する陳情を採決します。
本件に対する委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情に賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決しました。
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◎日程第35 発議案第5号
○議長(幸本 元君) 日程第35、発議案第5号、
総務経済常任委員会の
行政調査についてを議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
渡部総務経済常任委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(渡部 勇君) 7番、渡部です。発議案第5号、
総務経済常任委員会の
行政調査について。本調査は、伯耆町議会会議規則第75条の規定により、閉会中において行います。
記。1、調査事件。中山間地域の活性化に関する事業について。2、調査地。愛媛県喜多郡内子町及び高知県四万十市周辺。3、調査期間。閉会中(10月7日から10月9日までの3日間)。4、経費。予算の範囲内。
続きまして、
総務経済常任委員会の
行政調査について、
提案理由を述べます。
発議案第5号、
総務経済常任委員会の
行政調査について。中山間地域の活性化事業について、本町の実情を踏まえ、先進的な取り組みをしている愛媛県内子町及び高知県四万十市を調査する。内子町では、企業や大学との連携や移住者、定住者の積極的な受け入れによって人材を積極的に誘致して、地域活性化につなげている。四万十市では、地域商社を核とした地域創生事業や持続可能な集落づくりとして、地域住民が主体となった集落活動センターを設置して、魅力ある集落づくりを目指している。調査は、閉会中の本年10月7日から9日までの3日間とし、予算の範囲内で行います。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(幸本 元君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより発議案第5号、
総務経済常任委員会の
行政調査についてを採決します。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第36 発議案第6号
○議長(幸本 元君) 日程第36、発議案第6号、
教育民主常任委員会の
行政調査についてを議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
一橋教育民生常任委員長。
○
教育民生常任委員会委員長(一橋 信介君) 6番の一橋です。発議案第6号、
教育民主常任委員会の
行政調査について。この本調査は、伯耆町議会会議規則75条の規定により、閉会中に行うものでございます。
調査事件、特定健診受診に関する事業及び部落差別解消条例の制定の取り組み並びに農福連携による障害者、高齢者等の雇用活動について。調査地、和歌山県日高郡日高川町、同県有田郡湯浅町及び奈良県五條市周辺。調査期間、閉会中(令和元年10月23日から同年同月25日までの3日間)。経費、予算の範囲内で行います。
続いて、
提案理由でございますが、特定健診受診に関する事業及び部落差別解消条例の制定の取り組み並びに農福連携による障害者、高齢者等の雇用活動について調査する。和歌山県日高川町では、特定健診の受診率が平成29年、46.6%、平成30年速報値で0.6ポイントアップさせ47.2%と向上させている。湯浅町では、全国に先立ち部落差別をなくする条例を制定し、インターネットでの書き込みの対応などを町で実施する取り組みを行っている。また、奈良県五條市にある大紀コープファームは、障害者、高齢者、ひきこもりの方を積極的に雇用した農業法人である。これらの取り組みが本町の今後の健康対策、人権施策、障害者やひきこもり、高齢者施策に資するものと考えるので、現地に赴き調査をするものである。
以上です。よろしくお願いします。
○議長(幸本 元君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより発議案第6号、
教育民生常任委員会の
行政調査についてを採決します。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(幸本 元君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第37
議会広報常任委員会行政調査報告書
○議長(幸本 元君) 日程37、
議会広報常任委員会行政調査報告書を議題とします。
本件は、お手元に調査報告書の写しを配付していますが、この際、議会広報常任委員長の調査報告を求めます。
長谷川議会広報常任委員長。
○
議会広報常任委員会委員長(長谷川 満君) 1番、長谷川です。
議会広報常任委員会行政調査報告書。調査結果の報告をいたします。
調査の目的としまして、議会広報の編集と作成技術向上及び有効な情報発信方法等について調査いたしました。
調査期間が令和元年7月8日から7月10日までの3日間、調査先としましては、東京都国立国会図書館、全国町村議会広報クリニック、全国一般財団法人地域活性化センターの3つとなります。
調査委員は、広報委員6名で伺いました。
調査の概要として、全国町村議会議長会主催の広報クリニックに参加しまして、広報の他市町村のクリニックから紙面づくりを学び、よしあしを学びまして、情報が伝わる紙面表現を学びました。
続きまして、国立国会図書館では、ICT活用を見て、デジタル図書連携をすることによって、全国で発行、出版された本が全て管理されている国立国会図書館でありますので、デジタルで保管してある図書などをもとに、当町とのインターネットを介した遠隔図書連携を学び、ホームページや議会だよりの参考にさせていただくという閲覧の仕方などを学びました。
続いて、一般財団法人地域活性化センターでは、地域活性化センター発行の情報誌「地域づくり」という冊子をもとに、編集作成の参考にさせていただくと同時に、全国の自治体情報が集まっている先進事例を学びました。
以上、調査の報告とさせていただきます。
○議長(幸本 元君) 委員長の報告に対して質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(幸本 元君) 質疑を終わります。
これで
議会広報常任委員会行政調査報告を終わります。
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◎日程第38 議員派遣について
○議長(幸本 元君) 日程第38、議員派遣についてを議題とします。
議員派遣は、会議規則第127条の規定により、お手元に配付のとおり派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、別紙のとおり派遣することに決定しました。
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◎日程第39
教育民生常任委員会の閉会中の継続審査(陳情第13号)から
日程第41
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について
○議長(幸本 元君) 日程第39、
教育民生常任委員会の閉会中の継続審査(陳情第13号)から日程第41、
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についてを審議の都合上、一括議題とします。
教育民生常任委員長、議会広報常任委員長、議会運営委員長から、お手元に配付のとおり、会議規則第75条の規定により、閉会中継続審査または
継続調査の申し出がありました。
委員長の申し出のとおり閉会中継続審査または
継続調査することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中継続審査または調査することに決定いたしました。
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○議長(幸本 元君) 本定例会の会議に付された事件は全て終了しました。
お諮りします。これをもって本定例会を閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(幸本 元君) 御異議なしと認めます。
これで令和元年第4回伯耆町議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。
午後0時30分閉会
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