伯耆町議会 2019-03-20
平成31年 3月第 1回定例会(第4日 3月20日)
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第8号、伯耆町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第2 議案第9号
○議長(
幸本 元君)
日程第2、議案第9号、伯耆町
国民健康保険条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結いたします。
これより議案第9号、伯耆町
国民健康保険条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第3 議案第10号
○議長(
幸本 元君)
日程第3、議案第10号、伯耆町
公共下水道条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第10号、伯耆町
公共下水道条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第4 議案第11号
○議長(
幸本 元君)
日程第4、議案第11号、伯耆町
水道事業の
布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第11号、伯耆町
水道事業の
布設工事監督者の
配置基準及び
資格基準並びに
水道技術管理者の
資格基準に関する条例の一部改正について、採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第5
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(
幸本 元君)
日程第5、
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより
人権擁護委員候補者の推薦について、採決します。
本件は、
古都英幸さんを適任と回答することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本件は、適任と回答することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第6 議案第12号 から
日程第26 議案第32号
○議長(
幸本 元君)
日程第6、議案第12号、鳥取県
西部町村就学支援協議会規約を変更する協議についてから
日程第26、議案第32号、平成31年度伯耆町
索道事業特別会計予算までの21議案を審議の都合上、
一括議題とします。
議案第12号から議案第32号までの21議案につきましては、
予算決算等常任委員会に審査を付託していますので、
委員長の報告を求めます。
勝部予算決算等常任委員長。
○
予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君)
予算決算等常任委員会から
審査報告を行います。お手元に配付の
委員会報告の写しのとおり御報告申し上げたいと存じます。
本
定例会におきましては、付託されました議案は合計21議案でございました。平成31年度当初予算の関係につきましては、
一般会計を初め13議案の
特別会計も含む議案でございました。上記21議案につきまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しております。
少数意見の留保はないところでございます。
以上で報告を終わります。
○議長(
幸本 元君)
委員長の報告に対し、質疑を許します。質疑は21議案一括してお願いをいたします。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより1案件ずつ討論、採決を行います。
議案第12号、鳥取県
西部町村就学支援協議会規約を変更する協議について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第12号、鳥取県
西部町村就学支援協議会規約を変更する協議についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第13号、伯耆町
特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君)
議案番号13号、伯耆町
特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について、反対であります。その理由を述べます。
町民の所得は下がっています。
町民税収も2年連続で減収でしたし、今年度の予算でも
減収見込みです。
期末手当を1.2加算して6月から実施して、12月もならし、年間、町長が4万8,600円加算いたしまして、
期末手当が325万6,200円になります。そして年間の給料と
期末手当合計は1,297万6,200円となります。副町長の場合は、3万8,880円加算しまして、合計が260万4,960円になり、給料と
期末手当合計が1,038万960円となります。そして
教育長は、3万6,450円加算いたしまして、合計、
期末手当は244万2,150円となります。給料、
期末手当で合わせますと973万2,150円となります。年金も給与も下がり、そして農業も商売も本当に赤字という状況の中で、引き上げるのはいかがなことかということです。そしてそれよりも、300人を上回る
臨時職員やパート、この方々の
処遇改善、
給与引き上げは喫緊の課題ではないでしょうか。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第13号、伯耆町
特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第14号、伯耆町
水道事業給水条例の一部改正について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第14号、伯耆町
水道事業給水条例の一部改正についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第15号、鬼の
館条例の一部改正について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第15号、鬼の
館条例の一部改正についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第16号、伯耆町
総合スポーツ公園条例の一部改正について、これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第16号、伯耆町
総合スポーツ公園条例の一部改正についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第17号、
町道路線の認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第17号、
町道路線の認定についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第18号、伯耆町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君) 11番、幅田です。
議案番号18号、伯耆町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更について、反対であります。
その理由は、ハード事業、ソフト事業5本のうち、大山望販売機能強化工事の中に消費税10%改正対応、引き上げ対応に伴うPOSレジ改修で191万2,000円の備品購入費が上げられておりますけれど、消費者と商売人を本当に混乱に陥れていく大変な税の中身がますます明らかになっております。これに対応したものでありますので反対です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
細田議員。
○議員(9番 細田 栄君) 議案18号、伯耆町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更について、賛成の討論を行います。
合併以前から合併後も、過疎地域であります溝口地域の有効な財源として、過疎債を活用してまいりました。御存じのとおり、過疎債は、元利償還金の約70%を交付税に算入して、後年度、交付税として交付されるものです。実質的には約7割の補助事業に匹敵する。そういった財源を有効に使いながら、今回、大山望の特に肉類の販売強化をしたいとか、溝口インターの鬼トイレの改修、情報発信設備にバージョンアップしていく。それから、青雲寮の改修。一番大きいのは、福島の清掃センター、ようやく皆さんの減量化、それから紙おむつのペレット化などによりまして、廃止することができました。それの除却費用をこの有利な過疎債を使ってやるということで、私は、極めて有効な計画でありますし、有利な財源を利用して進めていただきたいということで、賛成をいたします。
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第18号、伯耆町過疎とみなされる区域に係る
過疎地域自立促進計画の変更についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第19号、伯耆町公の施設に係る
指定管理者の指定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第19号、伯耆町公の施設に係る
指定管理者の指定についてを採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第20号、平成31年度伯耆町
一般会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。本件第20号議案に反対する立場で討論いたします。
私は、31年度
一般会計予算案の一部、3点につき、反対の意見を述べるものであります。
1点目は、本年10月に予定されている消費税率アップの国の増税策に対するものであります。
賃金、年金はふえない中、物価の上昇を来すことは、町民にとって大きな負担を強いることが予想されるものであります。予算提案された中にも指定管理財産である大山ガーデンプレイス、大山望に税率改定及び軽減税率制導入に対応するレジシステム更新等費用が計上されていますが、544万円もの負担を町財政に強いるものであります。町民の暮らしに大きな影響を与える増税策に反対する声を上げていただきたいと思いますが、この増税策を受けざるを得ないのであれば、独自政策として、町民負担の軽減策を講じていただきたいと要求するものであります。
なお、国によるこの増税政策の対応策としては、使用料や
特別会計における公共料金、水道料金は、31年度限りとするものの、料金据え置き措置を行うことは承知しておりますが、でき得る場面ではさらなる軽減策を講じることはできなかったのか、いや、講じるべきであると考えている次第でございます。
2点目は、農林業施策に対する予算措置に係るものであります。
我が町の基盤産業である農林業をめぐる状況については、従来からの課題に加え、いよいよTPP、EPAと称する国際間貿易条約が発効し、我が町の農林業生産者に対する大きな影響が生じてくることが予想されます。この条約発効に対する対応としては、当町では国際力強化、生産基盤整備等の面で対応措置を講じてきたとのことであります。また、県においても新年度、31年度予算編成において、条約発効に際しての対応策を講じるとの情報があるところです。従来からの課題対応に加え、このような大きな動きがある中で、31年度予算案の提案を受けたものでありますが、当町における基盤産業とされる農林業事業については、より重点的な施策に位置づけ、町補助率のかさ上げ措置を講じたり、独自の助成措置を講じて農林業を守る必要があるのではないかとの意見を申し上げる次第であります。
3点目は、写真美術館管理運営事業についてであります。
写真美術館の運営については、かねてより、より自由度の高い利用ができ、広く町民の用に供されるということで、町有財産の有効利用を図るべく、植田正治さんの相続人との協議を行うことが課題となっているものであります。
この状況下、31年度予算案においては、LED照明取りかえ等工事費として約3,800万円の事業費が計上され、その財源は起債、基金の取り崩しにより措置されているものであります。また、通常管理経費におきましても、
一般会計から約1,300万円及び基金の取り崩しにより予算措置がなされているところであります。費用対効果の観点から見まして、課題となっている相続人との協議については、その早期実行が行われなければならないものと考えます。その協議を図るべく、職員旅費も計上されているところですので、一日も早く課題の解消を行い、財政負担が少なくなるよう事務運営を図られるよう意見を述べるものであります。
以上、本件予算案の一部について、意見の形となりますが、反対の討論とさせていただきます。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
乾議員。
○議員(4番 乾 裕君) 4番、乾でございます。
議案番号20、平成31年度伯耆町
一般会計予算に賛成の立場で討論いたします。
本予算の中身は、合併の総仕上げ段階としての施設整備や高齢者の就業を兼ねたコミュニティーの設置、企業誘致に向けたインフラの拡充などの事業を実行に移すとともに、各集落からの補助事業の希望も実施時期に調整が必要なものを除き88件全て取り入れるなど、積極的な予算となっております。本町への進出が決定した大山ハム株式会社大山ファクトリー新工場で必要となる上下水道の施設拡充工事及び雨水排水の改修工事に1,577万6,000円、溝口分庁舎の空きスペースを利用し軽作業を中心とした雇用の場と、同時に運動、レクリエーションの場の提供を目的として準備を進めているワーキング・コミュニティ・スペース事業の本年秋の稼働に向けての改修工事に9,006万8,000円、本庁舎の改修工事は平成30年度からの継続事業として、本年度は空調設備改修工事、電気工事等、改善センターの足場解体、内装工事等に5,410万1,000円であります。
このほか、八郷小学校屋内運動場改修事業に4,661万8,000円、あさひ保育所長寿命化改修事業設計委託料に650万5,000円、少人数学級実施事業に1,000万円、青雲寮長寿命化及び複合化改修事業の設計委託料200万円、民生費では、出産する際に医療機関まで交通手段がない場合及び人工透析患者が医療機関へ通院するための交通費について助成を行う病院交通費助成事業に30万円、また、検診事業予算額は3,117万8,000円、特に胃がん検診、ピロリ菌検査については医療機関委託検診を拡充し、西部圏域の米子市、南部町、伯耆町及び日吉津村の一部医療機関で検診が可能となりました。消防費では、耐震性貯水槽整備事業2基、2,438万4,000円、岸本保健福祉センターと上の名に設置の予定であります。農林水産業では、主なものとして、有害鳥獣駆除事業に1,264万円、6次産業化推進事業に900万円、和牛肥育ブランド化推進事業に200万円、和牛増頭対策推進事業に3,322万9,000円、大山望管理事業に2,071万6,000円、大山ガーデンプレイス管理事業に1,695万8,000円などであります。
予算総額は76億6,700万円であり、前年度と比べて8億9,800万円の減、率にして10.48%減の予算であります。これは、庁舎改修などの普通建設事業がピークを超えたことによるものであります。
歳入の状況は、税については大きな変動はないものの、本町の財源の4割前後を占める地方交付税は、合併後の交付税措置が段階的に縮小され、平成31年度をもって終了することに伴い、前年度よりも6,378万円減少し、32億4,346万円となっています。
なお、合併特例債、過疎対策事業債に加え、緊急防災・減災事業債などの有利な地方債も活用した構成となっており、使用料や公共料金については、本年10月の消費税率の引き上げが予定されていますが、平成31年度は据え置くこととし、平成32年度からの改定を予定されるなど、町民の理解を得る工夫が見られ、評価したいと思います。
よって、
委員長報告のとおり原案に賛成するものであります。以上であります。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君)
議案番号20、平成31年度伯耆町
一般会計予算に反対の立場から討論をいたします。
総額76億6,700万円、前年比8億9,800万円減です。自主財源が23.53%、依存財源が76.47%、町税は3年連続、今年度も減収の見込みです。こんなときに消費税10%値上げなど論外です。地域と暮らしを壊します。国にしっかり地方の意見を言うべきです。地方交付税は、特別交付税2億円合わせまして前年比6,378万4,000円減の32億4,345万8,000円です。
反対の理由の第1番は、今年度、職員体制の定数管理のことについては、9月ごろには明確にされるということでありますけれど、
特別職三役の
期末手当の増額をしましたが、
臨時職員、パート、300人を大幅に上回っておりますけれど、この賃金の、処遇の改善こそ急がれると思います。
2点目は、本年度事業の中には長年の望まれておりました八郷小学校の屋内運動場の雨漏り、断熱、結露の長寿命化改修工事や青雲寮の複合改築工事などありますけれど、ほとんどがこれまでの継続事業で、特に問題といたしますのは分庁舎改築事業です。そして、平成12年に鳥取県西部地震を受けまして、その後に建てかえた庁舎ですが、5年後に岸本と合併し、その建物は多く空きスペースになっておりました。そこを大改修を行って、WCS、長寿命化とあわせまして、運動と雇用、コミュニティーのスペース、約2億円かけて実施するということになっています。運営については社協の委託ということで、社会福祉協議会に委託に出しますけれども、運営する中で、運動と雇用、コミュニティーの場所、それぞれ会費を月々3,000円徴収して、会員は180人が利用するスペースであるということです。企業人、地域おこし協力隊2人、集落支援員、この応援を受けてしますけれども、改修や機器の契約を結べばすぐつくってもらえますでしょうけれども、運営がとても不安です。
3点目、消費税を財源にして、保育の
無償化、対象は3歳から5歳、そしてゼロ歳から2歳は非課税世帯ということになっておりますけれど、ゼロ歳は本町の場合は保育園に入所していない児童は家庭保育で支援しておりますし、第3子は
無償化は県と町で支援しておりますから、保育料は所得段階別料金となっておりますので、給食費を徴収するということになりますと、むしろ無料化して負担がふえる方々がふえていくと。そしてこの消費税というのは低所得者になるほど負担が重いわけですけれど、保育、教育の
無償化は子供の未来を保障するものです。国が消費税ではなくて、きちんと福祉の社会保障制度、福祉の仕事としてしていくという、こういう国こそ求められると思います。公立保育園の場合、今年度は全額国庫負担ですけれど、来年度からは全額町が負担するということになっています。交付税算入するということであるからです。保育士処遇と人件費確保は非常に苦しんでおりますけれど、より一層困難をもたらすものになるのではないかと危惧しています。本年度、子ども・子育て会議で5年計画、立てることになっておりますけれども、税源保障を国にしっかり求めることが必要であります。
4点目、学童保育、放課後児童クラブの運営です。平成26年、国の制度と基準が明確化され、1年生から6年生対象に、昼間の働く保護者にかわって安心・安全、豊かな放課後を保障する人員体制と財政措置、明示されました。支援員の配置、そして処遇の改善、対応は十分とは言えません。改善が求められます。
5点目、現在、待機児童対応ということで、小規模保育B型を設置していますけれど、公立でB型などしているところはありません。恥ずかしいことです。Aに移行すべきです。そして、本町は、地方創生、人口減少の中で、まちづくりの基本に子育て支援、これを大きく取り上げています。ゼロ歳児から社会人になるまで、きっちりとした支援体制が必要です。乳幼児の医療費は高校生までになりましたけど、窓口は完全無料にする。そして保育料も
無償化をしていく。高校生の通学費、この町には高校がないですから、日野町や米子市、境港に通います。日南町や南部町、大山町はちゃんと保障しています。やはりそうしたすばらしい、中学校を卒業して高校に進学する中学校の卒業式で、伯耆町の役に立つ高校生になりたい、このように発言していました。こうした子供たちをちゃんと守っていく。そうした子供を大切にする町でありたい。財源は9億円の財政調整基金、何に使ってもいい、この基金を使えば十分できることです。
このことを求めて、討論を終わります。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第20号、平成31年度伯耆町
一般会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第21号、平成31年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第21号、平成31年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第22号、平成31年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君) 11番、幅田です。
議案番号22号、平成31年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に反対の立場から討論いたします。
この事業は、同和地区の地域環境改善、住宅の建築、改修に大きく役割を果たしてきました。平成7年には貸し付け事業が終了し、ほとんどの方々が完納されています。あと生活困窮者の方々などが返済を求められている会計です。
特別会計ではなく、
一般会計に移して、もともと国の事業でありますから、国や県の支援も求めて法的な処理をすべきです。
それと、教育委員会が担当するなどあり得ないことです。以上。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
大森議員。
○議員(10番 大森 英一君) 10番、大森です。議案第22号、平成31年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。
本
特別会計は、旧溝口町において、同和対策事業特別措置法に基づき執行されたことは御案内のとおりであります。
改めて本会計の経過を振り返ってみますと、国民平均以下の生活環境の実態に目を向けなかった行政の不作為が差別の背景になっているとした上で、国の責任として、国策で執行された会計であります。予算執行については相互保証という特異な事務手続がとられましたが、早急な生活環境改善という面においては一定程度成果はあったと評価されております。しかし、成果の反面、滞納が起きてしまった今、事務手続のやり方が足かせとなっていることは委員会で説明があったとおりであります。滞納行為自体、町民の皆さんの納税意欲に悪影響となるばかりか、不公平な事態となってしまいます。かといって、本会計の経過を無視し、通常の滞納処理と同列な議論をすることは、むしろ誤解につながりかねないという懸念があります。あくまでも会計処理に当たっては、本会計の目的である差別の解消という着地点につなげていく努力が必要であると思料いたします。さらに、ここに来て、部落差別解消法が制定され、その整合性も課題となってまいりました。こうした状況を考えますと、議会も具体的な提案ができるよう、もっと学習する必要があると思われます。
以上の理由から、本会計は、よいか悪いかではなく、政治家共通の責任であり、課題として処理されるべきであることをつけ加えて、賛成の討論といたします。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第22号、平成31年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第23号、平成31年度伯耆町
地域交通特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第23号、平成31年度伯耆町
地域交通特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第24号、平成31年度伯耆町
国民健康保険特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君) 11番、幅田です。
議案番号24号、平成31年度伯耆町
国民健康保険特別会計予算に反対の立場から討論いたします。
国民皆保険制度のもとで、他の保険に入らない全ての残った人が入る。その方々の命と健康を守る会計です。国保税が高くてかなわない。何とかならないか。これが町民の声です。昨年から県一本化となり、町の
一般会計から繰り入れで、国保税は引き上げないで据え置かれてきました。けれども国は繰り入れの廃止を求めています。しかし、法的な根拠はありません。都道府県化された国保は6年サイクルで運営されることになっています。今後、四、五年かけて国保税を標準保険料の水準に統一していく、これが国が求めているところです。しかし、加入者の多くが退職者や無職、高齢者となっており、医療の増嵩が標準保険料自体、引き上げる仕組みになっています。国保は協会けんぽや組合健保、共済など他の保険と比べても大きな格差のある保険です。これをさらに引き上げることになったら、住民の命と健康、暮らし、脅かされるだけではなく、この制度そのものの存続が脅かされます。絶対に値上げは避けなくてはなりません。
町は、住民検診や病気の早期発見、早期治療など、さまざまな努力を重ねておりますものの、困難の一番の理由が、国保税が所得と資産と世帯割、人数割で課税される仕組みの上に、国の支出が大幅に減ってきているところにあります。
全国知事会が2014年、県一本化協議の中で、国保に公費1兆円投入することで国保税に協会けんぽ並みの負担率にすること、これを国に要求しました。昨年も国の負担率の引き上げを求めています。協会けんぽ並みに引き下げる方法として、事実上の人頭割税となっております均等割、人数割ですね、それから平等割、世帯割、なくすためには、現在、国と都道府県で4.6兆円、国が75%、県が25%です。あと1兆円をふやすなら、国保税を協会けんぽ並みに引き下げることができます。財源は、安倍政権のもとで純利益を19兆円から45兆円へと2.3倍にふやしながら、4兆円も減税されている大企業や株の高騰で資産をふやした富裕層などから応分の負担をしていただくだけでできます。そうした点を地方からも声を上げていただきたい。
こうした内容になっている会計でありますので、討論いたしました。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
細田議員。
○議員(9番 細田 栄君) 9番、細田です。議案第24号、平成31年度伯耆町
国民健康保険特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。
今後、ますます高齢化が進行し、医療費は増加する一方です。それを支える若年労働者の絶対数は減少し、中小企業では人手不足が深刻な状況となっています。このような社会構造の中で、国民皆保険をいかに安定し、維持していくのか、大変重要な課題であります。ゼロ歳から高齢者まで所得に応じた保険料を負担しながら、かかった医療費についても6歳未満と70歳から75歳未満は2割負担、7歳から69歳までは3割負担が原則となって国保事業が運営されています。
本町の保険税額は、平成30年で1人当たり年額7万7,224円で、県内17番目の低さとなっております。また、保険料を下げるため
一般会計から無制限に負担することについては異論のあるところでございます。それは、町民全員が国保の加入者ではないからです。現在、国保の加入者は2,581人、全人口の約23.5%の加入です。民間企業の健康保険、公務員関係の共済組合など、それぞれの医療保険に加入しておりますが、健康保険料の料率は、介護保険2号被保険者で11.7%となっております。誰しも保険料は安いがいいですし、医療費の窓口負担も少ないほうがいいに決まっています。しかし、適正な負担があってこそ、安定した医療保険が確立されると思います。
平成31年度の当初予算では、
一般会計からの繰入金や基金の取り崩しにより、保険税を据え置く方針になっております。昨年度は国保の広域化に備えて
一般会計から7,000万円を繰り出しし、うち5,000万円を国保の基金に積み立てています。31年度も1,500万円を繰り出しています。
国保税の負担区分は応益割5割と応能割5割で、内訳は、世帯均等割15%、人数割35%、所得割40%、資産割10%で案分されています。病気や失業、災害などで保険料が十分払えない状況がありますが、事情を全く考慮せず、何が何でも支払え、さもなくば資格証だと言っているわけではありません。特に世帯主の死亡や長期の病気の場合、生活困窮世帯では全額減免、世帯主の失業、廃業などの場合は7割減免など、国保税の減免規定が設けてあります。災害に対する減免規定もあります。病院を利用されたときに自己負担額を軽減する高額医療費の制度もあり、所得階層によって低く抑えられています。また、同一世帯の介護サービス費と合算して負担限度額が適用されます。
このほか、障害のある方やひとり親家庭、難病の方などは、別の事業になりますが、県の特別医療費助成や町の医療費助成事業によって自己負担が軽減されます。医療保険では介護保険や
後期高齢者医療の納付金も一緒に徴収されるため、ますます保険料は高くなっていますが、現役世代も所得が伸びない中で保険料が上昇しています。
現状の減免制度を活用しながら、負担の公平と持続可能な制度として運用されることを希望し、命を守る大事な予算として、本案に賛成いたします。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第24号、平成31年度伯耆町
国民健康保険特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第25号、平成31年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君) 11番、幅田です。
議案番号25号、平成31年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から討論いたします。
75歳、年齢を区切って差別をする世界に例を見ない医療制度です。この会計には2,090人が当年度では保険者となっています。75歳になった途端に今まで加入していた国保などから追い出され、保険料は年金から天引きをし、払えない人からは保険証を取り上げる。安上がりの差別医療。薬もジェネリック医薬品を使うように勧められています。
昨年8月から高額医療費上限額の変更があり、負担がふえました。今年度、6割を超える低所得者の方々の中から、医療保険料の軽減の特例措置、順次廃止されていくことと同時に、窓口負担を2割にする、このような協議が行われています。年金は減額され続け、さらにことしも減らされようとしています。保険料は2年ごとに
見直しがされて、75歳以上の方々がふえればふえるほど、自動的に値上げされるシステムです。世代間の公平と言いながら、
後期高齢者の支援金として全ての世代に重い負担を押しつける、生まれたての赤ちゃんにまで負担させるという世界に例を見ないむごい制度になっています。政府は、高齢者がふえるから、医療費がふえるから、次々負担をふやして世代間の競い合いをさせていますが、社会を築いてこられた高齢者の尊厳を踏みにじるものです。許せません。
東京の日の出町が75歳以上の医療費の自己負担を無料にしています。受診が進んで悪化しないために、都の平均より医療費が減っていると報告されています。
アメリカ製の武器の爆買いや軍事費を削れば、こうした高齢者医療にする財源は十分にあります。子供も高齢者にも保険料を負担しないもとの老人保健に戻す。そして長年社会に貢献された高齢者は社会保障制度として保障する。当たり前の国づくりを求めます。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
細田議員。
○議員(9番 細田 栄君) 9番、細田です。議案第25号、平成31年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。
これまでの日本社会を支えてこられた高齢者の皆様が将来にわたって安心して医療を受けられるよう、平成20年度から
後期高齢者医療制度が始まりました。この制度は、現役世代と高齢者の皆様がともに支え合う仕組みになっております。
後期高齢者医療の保険料負担割合は、公費5割、保険料5割となっております。公費は国、県、町で所定の割合を負担します。75歳以上の被保険者の保険料は1割で、残りの4割は現役世代の健康保険、共済保険などから負担されます。年々
後期高齢者医療費への納付金が増加し続けておりまして、各健康保険組合の財政を圧迫し、若年者の負担も増加しています。また、医療費の自己負担割合は1割となっています。ただし、現役並みの所得がある方は3割負担です。
保険料の軽減については、9割軽減は年金収入のみで80万円以下の方、8.5割軽減は年金収入のみで168万円以下の方となっておりますが、世代間の負担の公平化を図る目的で、2020年度までに緩やかに本則の7割軽減とするよう制度改正される予定であります。制度改正による保険料の上昇を補填するため、9割軽減者につきましては、年金生活者給付金、月額最高5,000円、年額6万円が支給されますので、実質負担額の増額にならないよう、低所得者対策が講じられると説明がありました。また、5割軽減、2割軽減については、基準額が引き上げられ、対象者が拡大となります。
高額療養費によって自己負担限度額が所得に応じて設定されており、所得に応じた負担となっております。
伯耆町の被保険者1人当たりの平均医療費は3年連続県下トップで、1人当たり100万円を超えております。
後期高齢者医療制度がスタートしてから11年が経過し、すっかり定着してまいりました。何度か制度改正を繰り返しながら、低所得者の方にも配慮した運営がなされております。定められた負担割合を堅持しながら、負担の公平と条例で定められた軽減策を活用しながら、持続可能な制度として運営されることを希望し、命を守る大切な予算として賛成するものです。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第25号、平成31年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第26号、平成31年度伯耆町
水道事業会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。本件第26号議案に反対する立場から討論させていただきます。
本件
水道事業会計予算における水道料金に係るものでありますが、昨日、本件
水道事業会計については、向こう10年間の経営戦略が示され、経営状況が厳しくなってきているとの話は承知しておりますが、ごらんのとおり、町民の皆さんの年金、賃金がふえない中、公共料金である水道料金の減免を求める声が強くなってきているところです。かねてから町民の暮らしを守るために要求をしているところでございますけども、新年度予算において、要求しておる低所得者を中心にした減免措置策が講じられなかったことに対しまして、本件予算案の反対とするものであります。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第26号、平成31年度伯耆町
水道事業会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第27号、平成31年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第27号、平成31年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第28号、平成31年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。本件第28号議案に反対する立場で討論をいたします。
本件下
水道事業会計予算における使用料について意見を述べるものであります。
上水道同様の話となりますが、町民の皆さんの年金、賃金がふえない中、もう一つの公共料金であります下水道料金の減免を求める声が強くなってきているところであります。かねてから町民の暮らしを守るために要求をしているところでございますけども、要求している低所得者を中心にした減免措置策、そして世帯人数割制度の
見直し策が新年度予算においても講じられなかったことに対しまして、本件予算案に反対することといたします。以上のとおりです。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第28号、平成31年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第29号、平成31年度伯耆町
小規模集合排水事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第29号、平成31年度伯耆町
小規模集合排水事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第30号、平成31年度伯耆町
公共下水道事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第30号、平成31年度伯耆町
公共下水道事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第31号、平成31年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第31号、平成31年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
議案第32号、平成31年度伯耆町
索道事業特別会計予算のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。本件第32号議案に反対する立場から討論いたします。
本件は、町有財産を公共の用途に供することで指定管理しているものでございますけども、今シーズンより、シーズン過ぎますけども、今までされていなかったスキー等利用者から入場料を徴することとなりました。30年度補正予算案の審議の際にも申し上げましたけども、公共用財産を指定管理する考え方の中で、町有財産を利用しての収益が発生することから、施設使用料算定にその内容を考慮すべきではないかとの疑問が生じてきたものであります。
また、今までなかった入場料を徴収することは、かねてから問題となっておりました冬季のスキーなど利用者の減少に拍車をかけるものとも思われます。
以上のとおり、この入場料の徴収の取り扱いの検討を提起して、本件予算案の反対の理由といたします。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
長谷川議員。
○議員(1番 長谷川 満君) 1番、長谷川です。議案32、平成31年度伯耆町
索道事業特別会計予算について、賛成の立場で討論申し上げます。
桝水高原は、我が町が有する核となる貴重な観光資源でございます。今現在、
指定管理者の集客に対するあらゆる工夫によって、年々右肩上がりのリフト利用者数となっております。暖冬を肌で感じたウインターシーズンではありましたが、スキーヤー、スノーボーダーが激減している昨今、入場料制という形をとることで235万7,000円の売り上げを新たに生み出し、スキー場運営を持続して維持管理することに寄与しています。
今後も
指定管理者と二人三脚で桝水高原を盛り上げるべく、本会計がそのための予算組みとなっていることを評価しまして、
賛成討論といたします。
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより議案第32号、平成31年度伯耆町
索道事業特別会計予算を採決します。
本案に対する
委員長の報告は、原案のとおり可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本案は、
委員長の報告のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第27
発議案第1号
○議長(
幸本 元君)
日程第27、
発議案第1号、
伯耆町議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを議題とします。
本案は、既に
提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより
発議案第1号、
伯耆町議会議員の
議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 賛成多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28 陳情第4号 から
日程第31 陳情第4号
○議長(
幸本 元君)
日程第28、陳情第4号、沖縄県による「
辺野古沿岸埋め立て承認撤回」を尊重するよう
日本政府に求める
意見書提出についての陳情から
日程第31、陳情第4号、
奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、
天然林に戻すことを求める陳情までの4案件を審議の都合上、
一括議題とします。
陳情第4号から陳情第4号については、総務経済常任委員会に審査を付託していますので、
委員長の報告を求めます。
大森総務経済常任
委員長。
○総務経済常任委員会
委員長(大森 英一君) 委員会
審査報告書。平成30年第4回本町議会
定例会において付託された案件について、審査の結果を次のとおり、伯耆町議会会議規則第77条の規定により報告いたします。
陳情の名称、陳情第4号、沖縄県による「
辺野古沿岸埋め立て承認撤回」を尊重するよう
日本政府に求める
意見書提出についての陳情。審査の経過、平成30年12月6日、31年3月1日、7日、18日に本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。平成30年8月31日に行われた沖縄県による
辺野古沿岸埋め立て承認撤回行為は、同年9月30日に投票の沖縄県知事選挙及び本年2月24日に実施された県民投票により沖縄県民が適当と認めた民意と思料されるが、現状では、国の安全保障、防衛に関することは国の専権事項である中、沖縄県民の意思も十分理解できるので、本陳情は趣旨採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。
続きまして、陳情第2号、2019年10月からの
消費税増税を中止するよう求める
意見書の提出を求める陳情。審査の経過、平成31年3月7日、18日に本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。本年10月に予定されている消費税の増税は、社会保障費や保育・幼児教育
無償化等を実現するための財源確保に必要な増税である。よって、本陳情は不採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。
続きまして、陳情第3号、
全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、
地方自治の根幹を脅かす
日米地位協定の
見直しを国に求める
意見書を提出することを求める陳情。審査の経過、平成31年3月7日、18日に本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。
日米地位協定は、日本と米国とで取り交わした日米安全保障条約に基づいて定められており、その
見直しについては国際条約で解決するもので、本町議会にはなじまない。よって、本陳情は不採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。
続きまして、陳情第4号、
奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税で順次計画的に皆伐を進め、
天然林に戻すことを求める陳情。審査の経過、平成31年3月7日、18日に本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。本陳情は、現状を的確にあらわした内容であり、その対策は喫緊の課題である。よって、本陳情は採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。以上であります。
○議長(
幸本 元君)
委員長の報告に対し、質疑を許します。質疑は4案件一括してお願いします。
〔質疑なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結します。
これより
委員長報告に対し、1案件ずつ討論、採決を行います。
陳情第4号、沖縄県による「
辺野古沿岸埋め立て承認撤回」を尊重するよう
日本政府に求める
意見書提出についての陳情のこれより討論に入ります。
陳情第4号について、
委員長報告は趣旨採択であります。
まず、趣旨採択に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、趣旨採択に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第4号、沖縄県による「
辺野古沿岸埋め立て承認撤回」を尊重するよう
日本政府に求める
意見書提出についての陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、趣旨採択です。
本陳情は、
委員長の報告のとおり趣旨採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本陳情は、趣旨採択することに決定しました。
陳情第2号、2019年10月からの
消費税増税を中止するよう求める
意見書の提出を求める陳情のこれより討論に入ります。
陳情第2号について、
委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。本件陳情に対する
委員長報告は不採択でございますけども、私は、本件陳情を採択すべきとの立場で討論いたします。
本件陳情内容は、主として事業者の立場から見て、消費税率増率の中止を求める内容でありますが、本年10月に予定されている消費税の増税策は、年金、賃金の上昇もなく、個人消費が落ち込む中、我が町民、また事業者の皆さんに負担を負わせるものであります。
政府は、増税による負担増に対する軽減策を行うこととして、保育の
無償化、軽減税率の導入、ポイント還元制度の導入などを公表しておりますが、保育
無償化といえど、副食費は有料、ポイント還元制度に伴い事業者負担となるキャッシュレス決済導入後のカード会社への手数料補助は9カ月のみとなるような内容であり、町民、町内事業者に大きな負担を負わすものであります。
本件陳情者が主張されるよう、目下の社会経済状況を見ましたときには、消費税による財源確保は行ってはならないと考えております。
よって、本件陳情は採択の上、政府に
意見書の提出を行うべきと考えるものであります。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第2号、2019年10月からの
消費税増税を中止するよう求める
意見書の提出を求める陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第3号、
全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、
地方自治の根幹を脅かす
日米地位協定の
見直しを国に求める
意見書を提出することを求める陳情のこれより討論に入ります。
陳情第3号について、
委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 議員番号2番、森下です。本件陳情に対する
委員長報告は不採択でありますが、私は、本件陳情は採択すべきとの立場で討論いたします。
本件陳情内容は、日米安保条約を受けて定められた
日米地位協定の
見直しを求める内容であります。
この
日米地位協定の
見直しについては、
全国知事会において、沖縄県を初めとする在日米軍基地に係る基地負担の状況について、6回にわたり研究会を設置し、現状や改善すべき点を確認し、基地負担を軽減する方向で提言がまとめられたものであります。本陳情は、その提言の趣旨に基づき
日米地位協定の
見直しを求めたものでありまして、その主張は理解できるものであります。
また、ドイツ、韓国でもこの地位協定の
見直しが行われている例もあるところでございます。
町内の日光演習場、また近くの美保基地がこの協定に基づく米軍使用基地とされる可能性がないわけではありません。国際条約の足かせはありますけども、本件
日米地位協定の
見直しを求め、政府に
意見書の提出を行うべきと考えるものであります。以上です。
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第3号、
全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、
地方自治の根幹を脅かす
日米地位協定の
見直しを国に求める
意見書を提出することを求める陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第4号、
奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、
天然林に戻すことを求める陳情のこれより討論に入ります。
陳情第4号について、
委員長報告が採択ですので、まず、原案に対し反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第4号、
奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、
天然林に戻すことを求める陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、採択です。
本陳情は、
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立多数です。よって、本陳情は、
委員長の報告のとおり採択することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第32 陳情第1号 から
日程第34 陳情第6号
○議長(
幸本 元君)
日程第32、陳情第1号、
待機児童解消、
保育士等の
処遇改善、保育の
無償化のための必要な措置を求める
意見書の提出を求める陳情から
日程第34、陳情第6号、
教職員の長時間
過密労働の解消を求める陳情までの3案件を審議の都合上、
一括議題とします。
陳情第1号から陳情第6号については、教育民生常任委員会に審査を付託していますので、
委員長の報告を求めます。
乾教育民生常任
委員長。
○教育民生常任委員会
委員長(乾 裕君) 委員会
審査報告書。平成31年第1回本町議会
定例会において付託された案件について、審査の結果を次のとおり、伯耆町議会会議規則第77条の規定により報告する。
陳情の名称、陳情第1号、
待機児童解消、
保育士等の
処遇改善、保育の
無償化のための必要な措置を求める
意見書の提出を求める陳情。審査の経過、平成31年3月7日、14日、18日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。本陳情は、待機児童の解消を求めたものであるが、本町においては平成30年度に待機児童はいない状況である。
意見書案で提出を求めた保育の
無償化の財源については、国が検討を始めている。また、国に保育所の整備計画を策定するよう求めており、地方分権に逆行し、町民に身近な
地方自治体が実態に合った整備ができないものとなりかねない。よって、本陳情は不採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。
続きまして、陳情の名称、陳情第5号、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情書。審査の経過、平成31年3月7日、14日、18日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。本陳情は、
後期高齢者の
医療費窓口負担の
見直しを実施せず、原則1割負担の継続を求めたものである。既に低所得者に対する負担軽減策は実施されており、
後期高齢者医療制度を対象者がふえても安定的に継続させていくためには、応能負担を求めるのは必要である。よって、本陳情は不採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。
続きまして、陳情第6号、
教職員の長時間
過密労働の解消を求める陳情。審査の経過、平成31年3月7日、14日、18日、本委員会を開いて慎重に審査を行った。審査の決定及びその理由。本陳情は、
教職員の
過密労働の解消を図るため、国の責任で
教職員定数の抜本的な改善を行うこと、1年単位の変形労働時間制を学校現場に持ち込まないことを国に対して
意見書をもって要望するよう求めたものである。学校現場で
教職員の勤務が厳しい状況にあることは理解できるが、平成31年1月25日、公立学校の
教職員の勤務時間の上限に関するガイドライン(文部科学省)については、中央教育審議会及び文部科学省において今後まだ継続的に検討されるという流動的な側面も持ち合わせたものであり、当面その流動性を見守ることとし、本陳情は趣旨採択すべきものと決した。
少数意見の留保の有無、なし。以上であります。
○議長(
幸本 元君)
委員長の報告に対し、質疑を許します。質疑は3案件一括してお願いします。
大森議員。
○議員(10番 大森 英一君) ただいま
委員長のほうから御報告のあった名称の確認でございますが、第5号が陳情文書表と違うところがあるようでございますが、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情、最後の「書」があるかないかの確認をお願いしたいと思いますが。
○議長(
幸本 元君) 乾
委員長。
○教育民生常任委員会
委員長(乾 裕君) この
議事日程では陳情というふうになってて、ただいま報告をさせていただいた陳情5号については、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情書というふうになっております。私、先ほどそういうふうに述べたと思っておりますが。
○議長(
幸本 元君) 休憩します。
午前10時41分休憩
───────────────────────────────
午前10時44分再開
○議長(
幸本 元君) 再開します。
乾
委員長。
○教育民生常任委員会
委員長(乾 裕君) 陳情第5号の表題につきまして、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情書ということでございます。
○議長(
幸本 元君) 大森議員、了解していただけましたか。
これにて質疑を終結します。
これより
委員長報告に対し、1案件ずつ討論、採決します。
陳情第1号、
待機児童解消、
保育士等の
処遇改善、保育の
無償化のための必要な措置を求める
意見書の提出を求める陳情のこれより討論に入ります。
陳情第1号について、
委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君)
議案番号、陳情1号、
待機児童解消、
保育士等の
処遇改善、保育の
無償化のための必要な措置を求める
意見書の提出を求める陳情、採択すべき、討論をいたします。
政府は今国会に子ども・子育て支援法改定案を提出して、3月の12日、衆議院で審議入りをいたしております。安倍首相は、2017年の9月、幼児教育の
無償化を一気に進めると、その財源は消費税の増税分を活用するとして、解散総選挙の口実といたしました。消費税は所得が低いほど負担が重い逆進性を持った税金であります。国が子育て世帯を応援するのにどうして逆進性を持つこの消費税を財源にしなければならないのか問題であります。保育料は既に所得に応じて段階的になっておりまして、住民税非課税のひとり親家庭は免除されたり低額であったり、このような世帯は
消費税増税分が重くのしかかるだけで、恩恵はありません。切実な教育、保育、子育ての願いを逆手にとって消費税を押しつける、こんなことはやめるべきです。
今回の
無償化は、保育の方向性を根本からゆがめる大問題が潜んでいます。その第1点が、保育は安全・安心が大前提でなければならないのですけれど、経過措置の5年間は国の基準を下回る施設も
無償化の対象にしておることです。保育士が一人もいない施設に一定のお墨つきを与えるということになります。
第2点目は、私立保育所は国が2分の1補助する。けれども公立は100%市町村負担です。公立を多く抱えている市町村ほど負担がふえ、公立保育所の廃止や民営化を加速させることになりはしないのか、非常に不安であります。2000年に国は規制緩和をいたしまして、企業参入を解禁しました。そして2004年には公立保育所の運営費国庫負担、廃止して、一般財源化に伴い、20年で公立の3割が減少しております。20年で公立3割減少が自治体が責任を負う公的保育制度、これに大きく後退しています。都市部ほどそのようになっています。中山間地域やそういったところは公立保育園ということでありますから。
第3点の問題点は、
無償化の範囲がゼロ、2歳、一部限定されていること、そして給食費の保護者負担も保育の一環でありますのに、利用者に説明も十分なく、未収分を立てかえ、この問題が大きく関係者から上がってきているんです。
そして待機児童、本町の場合はない、新年度当初のときにはないというふうになってますけれども、もう10月ごろになりますと、実際には希望の保育所に入れないで、ほかの保育所に行きなさいというようなことになっているわけですね。
それから、保育士の規制緩和が行われているということです。そのために企業主導型の保育所の場合には、全国的にも保育士の一斉退職や定員割れや、それから助成金の不正受給、それから閉園するというようなことになっております。政府の調査でも75%が基準に違反しているという結果が出ているんです。
ですから、待機児童対策の解消には国が認可保育所でやりなさいと、そして計画を立てなさいという住民からの声は当然ではないでしょうか。
そして
処遇改善も、どの子もひとしく安全で安心の保育所に入れて、小学校と同じように、そうした国の責任を問われる。そうした保育所をつくっていくということが、今、求められていると思うんです。保育の仕事は子供の育ちを見通して、その成長と発達を援助するという専門性が必要です。給与は労働者全体よりも月額7万円から10万も低い。
過密労働や長時間が残業です。保育士
配置基準、これは71年前につくられた基準です。そのために鳥取県なんかは補助をして、3歳児は20人のところを15人にしたり、それから4、5歳は20人にしたり25人にしたりということで、上乗せをして運営している保育所もあるわけです。でありますから、この
配置基準抜本改善、そして大幅な賃上げ、いわゆる公定価格の引き上げ、国が責任を持つ、このことがこの
無償化を契機にして、きちんとそうした保育を求めていくということが非常に大事になっているということです。
でありますから、先ほど言われた願意は、
待機児童解消、保育士などの
処遇改善、保育の
無償化のために必要な措置を求める
意見書を国に上げてほしい、これは当然ではないでしょうか。ぜひとも賛成していただきますように、よろしくお願いいたします。
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第1号、
待機児童解消、
保育士等の
処遇改善、保育の
無償化のための必要な措置を求める
意見書の提出を求める陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第5号、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情のこれより討論に入ります。
陳情第5号について、
委員長報告が不採択ですので、まず、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
幅田議員。
○議員(11番 幅田
千富美君) 11番、幅田です。
議案番号、陳情5号、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情書。願意は、
後期高齢者の窓口負担の
見直しをせずに、原則1割負担継続を求める
意見書を国に上げてほしいというものです。
75歳以上の高齢者が全て加入する
後期高齢者の医療保険、2年ごとに医療費の増嵩と人数増加に伴い保険料が引き上げられ、軽減措置も今年度から改正、負担が増すことになっています。今、年金も引き下がり、物価も次々上がって、消費税の増税10%、この上に保険料の天引き、不満と不安が高まっています。そんなとき、2019年度から
後期高齢者医療の医療窓口負担1割から2割にするなどもってのほかではないでしょうか。
日本医師会の会長の松原委員は、これ以上負担をかけていくことには反対だと、放置しておくことによって病気は重症化し、本来高血圧の薬を飲まなければいけない方が飲まずに脳出血を起こし、その後、何年も寝たきりになる。そういったことを絶対に避けなければならない。アクセス制限するようなことだけで物事を考えることには反対である。このように言っていらっしゃいます。医療の現場で寄り添っている方がそう言っていらっしゃるんです。
そして老人クラブの連合会の理事の兼子委員、保険料あるいは保険税で財源に無理があるとすれば、その分は税で補填する。こういったことをしていかない限り無理があるのではないか。このようにおっしゃっております。生活実態として、高齢者の所得、国民全体もそうだけれども、やはり10数年前から見ても回復していないんです。低所得者のところについては特に高齢者の所得者のところに負担がかかってきます。何が起きるのか。それは食事の制約とか、あるいは交際費の節約、こういったことに波及していくわけです。そうしますと、社会的なつながりや高齢者の通いの場、生きがい、役割を持った生き方、こういったことを重視する、言いながらも、その負担が大きくなればなるほど、そこを阻害する要因になるだろうと思います。医療費の負担のあり方について、医療保険の全体、検討して、一体化の方向で検討を進めていく段階に来ているのではないかというふうに提言していらっしゃいます。全くそのとおりではないでしょうか。
今の高齢者は、戦中戦後、苦難を潜り抜けて日本社会の復興や経済発展に大きく貢献してきた世代です。しかし、この間、年金は減り続け、経済困難は深刻で、ひとり暮らしの高齢者の約半数が生活保護基準以下の暮らしを余儀なくされている。こうした高齢世帯の27%が貧困状態に陥っています。多くの高齢者が預金取り崩し生活しているもとで、それに追い打ちをかけるような医療費の負担2割、絶対に認められません。
財源の確保と言うなら、米国製の兵器の爆買いや軍事費を削れば十分対応できます。アベノミクスでぼろもうけした富裕層に応分な負担を求め、日本の社会保障制度を欧米並みに高めて変えていく。このことを地域から声を上げていく。これは国民みんなの願いではないでしょうか。御協力お願いいたします。
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案に対し賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、陳情原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第5号、
後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、不採択です。
したがって、陳情原案について採決します。
本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君) 起立少数です。よって、本陳情は、不採択とすることに決定しました。
陳情第6号、
教職員の長時間
過密労働の解消を求める陳情のこれより討論に入ります。
陳情第6号について、
委員長報告は趣旨採択であります。
まず、趣旨採択に反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
幸本 元君) 次に、趣旨採択に賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
幸本 元君) これにて討論を終結します。
これより陳情第6号、
教職員の長時間
過密労働の解消を求める陳情を採決します。
本件に対する
委員長の報告は、趣旨採択です。
本陳情は、
委員長の報告のとおり趣旨採択することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
幸本 元君)
起立全員です。よって、本陳情は、趣旨採択することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第35
議員派遣について
○議長(
幸本 元君)
日程第35、
議員派遣についてを議題とします。
議員派遣は、会議規則第127条の規定により、お手元に配付のとおり派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、別紙のとおり派遣することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第36
予算決算等常任委員会の閉会中の
継続調査について から
日程第38
議会運営委員会の閉会中の
継続調査について
○議長(
幸本 元君)
日程第36、
予算決算等常任委員会の閉会中の
継続調査についてから
日程第38、
議会運営委員会の閉会中の
継続調査についてを審議の都合上、
一括議題とします。
予算決算等常任
委員長、議会広報
委員長、議会運営
委員長から、お手元に配付のとおり、会議規則第75条の規定により、閉会中
継続調査の申し出がありました。
委員長の申し出のとおり、閉会中
継続調査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中
継続調査とすることに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
○議長(
幸本 元君) 本
定例会の会議に付された事件は全て終了しました。
お諮りします。これをもって本
定例会を閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。
これで平成31年第1回伯耆町議会
定例会を閉会します。
午前11時03分閉会
───────────────────────────────...