そうした中、本町では、
経営努力を重ね、
観光リフトの実績などで冬場の穴埋めをしていることは、
担当課の
説明による数字からも評価すべきものと思います。こうした
経営努力や
現場優先の視点からすれば、
指定管理者への
施設貸付料の減額が目的の本
予算はやむを得ないと判断いたします。
ただ、
委員会で紛糾しましたように、
年度協定で町と
指定管理者が協議して
変更が可能であるとはいえ、
指定管理事業は本件だけではなく、安易に
管理内容を
変更し範囲を広げることが前例にならないよう、慎重であるべきと思料いたします。今回、議会への
事前説明不足が紛糾の要因ではないかと思われますが、
指定管理の実態が正確かつタイムリーに伝わっておれば、不用意な議論は避けられたと思われます。
以上の理由で、今回は現場を優先し、本
議案に
賛成することを強調し、
賛成討論といたします。
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて
討論を終結します。
これより
議案第7号、
平成30年度
伯耆町
索道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。
本案に対する
委員長の
報告は、
原案可決です。
委員長の
報告のとおり決することに
賛成の
議員の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
幸本 元君)
起立多数です。よって、
本案は、
委員長の
報告のとおり可決されました。
休憩します。
午前9時25分休憩
───────────────────────────────
午前9時25分再開
○
議長(
幸本 元君) 再開します。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第8
議案第12号 から
日程第15
議案第19号
○
議長(
幸本 元君)
日程第8、
議案第12号、鳥取県
西部町村就学支援協議会規約を
変更する協議についてから
日程第15、
議案第19号、
伯耆町公の
施設に係る
指定管理者の指定についてまでの8
議案を審議の都合上、
一括議題とします。
本案は、既に提案理由の
説明が終わっておりますので、総括質疑を許します。質疑は一括してお願いをいたします。質疑のあります方はございませんか。
〔質疑なし〕
○
議長(
幸本 元君) これにて質疑を終結いたします。
議案第12号から
議案第19号は、既にお手元に配付しております
予算決算等常任委員会議案付託表のとおり、審査を付託したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、8
議案につきましては、
予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第16
議案第20号 から
日程第28
議案第32号
○
議長(
幸本 元君)
日程第16、
議案第20号、
平成31年度
伯耆町
一般会計予算から
日程第28、
議案第32号、
平成31年度
伯耆町
索道事業特別会計予算までの13
議案を審議の都合上、
一括議題とします。
議案第20号から
議案第32号までの13
議案につきましては、既に提案理由の
説明は終わり、質疑通告が
議長のもとに提出されていますので、通告に従って質疑を許します。
質疑の回数は、各項目につき、自席で3回までです。
4番、
乾議員の質疑を許します。
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君)
議案番号20、会計名、
一般会計、
事業名、青雲寮
改修設計委託料、主要
事業調べ資料7、当10、25ページ。
事業の目的として、青雲寮の老朽化に伴い、
改修による
長寿命化を図る必要が出てきたと、また、溝口中学校の新館の老朽化もあり、調理室の改築が迫っているという中で、青雲寮の一部を調理室として使用するためとなっております。
改修後は溝口中学校の調理室として使用するということなのか伺います。
また、ここに敷地内の段差とありますけど、この段差いうのは、私、ちょっと見てきましたらなかったので、ここはちょっと削除いたします。
将来的に溝口中学校の新館の取り扱いと跡地の利用についてもこの設計及び設計思想に含まれているかどうか伺います。
○
議長(
幸本 元君) 松原次長。
○
教育委員会次長(松原 隆君) 青雲寮の
改修計画につきましてでございますけれども、学校
施設と社会教育
施設の複合化ということで計画しております。3点ございまして、まず1つ目でございますが、青雲寮の食堂、現在あります食堂と宿泊室1室をつなげることによりまして、壁をぶち抜いてつなげることによりまして、溝口中学校の調理室としての使用ができるようにしてまいります。2つ目には、御指摘ありましたとおり、老朽化した
施設の
長寿命化を図るということも大前提でございます。3つ目でございますけれども、緊急時の避難所として使用できるように、玄関から浴室及びトイレを含めまして、
バリアフリー化を進めてまいりたいと思っております。
また、中学校の調理室として使用するときの通路についてでございますけれども、現在の調理室への渡り廊下がございますので、そこからの移動ができるようなルートを想定しております。
さらに、現在、溝口中学校の調理室があります校舎について、新館という言葉でございましたけれども、これも老朽化が進んでおりまして、青雲寮の整備が完了した時点で解体をすることとしております。
現時点での跡地の利用計画につきましては未定でございますが、今後、学校のほうの希望も聞きまして考えていきたいと思っております。
加えまして、屋外の照明について、現在1基ございますけれども、古くなっておりますので、照度の関係も含めて解消するように想定しております。以上。
○
議長(
幸本 元君)
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君) ありがとうございます。
通路の整備も入っているということでございます。私、ちょっと見てきたんですけど、要するにあそこ、体育館の袖を歩いていくということでございます。冬場になりますと雪が降って、雪ずりもありますので、その辺の安全対策、屋根をつけるとか、その辺はどうでしょうか。
○
議長(
幸本 元君) 松原次長。
○
教育委員会次長(松原 隆君) まだそこまで計画はしておりませんけれども、今のお言葉を賜りまして、十分に考えていきたいと思います。
○
議長(
幸本 元君)
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君) 以上で終わります。
次の質問に移ります。
議案番号20、
一般会計、検診
事業、主要
事業調べ資料7、当5、16ページ。胃がん撲滅キャンペーンの一環として、県内初の取り組みとして、ピロリ菌の抗体検査が新年度も継続、拡充されることは評価いたします。今後も、今までこの5年間、対象年齢等ございましたが、これについては同じ
内容でされるのか、ちょっとその辺からまず。
○
議長(
幸本 元君) 岡本
健康対策課長。
○
健康対策課長(岡本 健司君) このピロリ菌の
予算計上につきましては、専門の医師の先生からも御意見をいただいておりまして、現状
どおり継続するのが適当であろうという御意見をいただいております。当面につきましては、実施期間とかも定めておらず、現状
どおり継続していくという考えでございます。以上です。
○
議長(
幸本 元君)
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君) 毎年開催するという考え方でいいですか。
○
議長(
幸本 元君)
健康対策課長。
○
健康対策課長(岡本 健司君) 当面では毎年開催ということに、継続ということに考えております。
○
議員(4番 乾 裕君) わかりました。
済みません。先ほどの年齢についてですけども、私、以前、中学生に対して広げてはどうかという提案をいたしました。これについての何か専門の方の意見という、ありましたでしょうか。
○
議長(
幸本 元君) 岡本
健康対策課長。
○
健康対策課長(岡本 健司君) 専門の医師の先生にも御相談いたしました。日本の小児学会というところの御意見として、中学生等、子供については副作用も出るというようなことも懸念されるということがございまして、現状では
伯耆町ではしないほうが適当であろうという御意見もいただいて、今まで
どおり継続するということにしたいと思っております。
○
議長(
幸本 元君)
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君) ありがとうございました。
次の質問に移ります。
議案番号20、
一般会計、大山望
管理事業、主要
事業調べ資料7、当3、1ページ目でございます。総合計画6ということで、特産品開発の推進と記載があります。具体的には何を目指しているのか伺いたいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 岡田
商工観光課長。
○
商工観光課長(岡田 安路君) 今回の
事業におきましては、大山望で加工されます精肉のほうの出荷額を上げていきたいということと、その安全性を高めるということを目指しております。
○
議長(
幸本 元君)
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君) それは和牛をという考え方でよろしいんですか。
○
議長(
幸本 元君) 岡田
商工観光課長。
○
商工観光課長(岡田 安路君) 加工
施設からは和牛ばっかりではないんですが、基本的には
伯耆町産和牛ということで目指しております。
○
議長(
幸本 元君)
乾議員。
○
議員(4番 乾 裕君) あわせて、特産品の開発体制の強化というふうに記載がございます。それと、観光と農畜産業の連携というふうにも書いてございます。また、生産者と消費者の交流についても記載がございます。具体的にはどのような形でされるのか。また、商品開発の体制の強化とありますけども、専門家等の人員確保というような考え方もありますか。
○
議長(
幸本 元君) 岡田
商工観光課長。
○
商工観光課長(岡田 安路君) まず、特産品開発の強化ということで、よく言われてます生産
施設や加工
施設の整備、このハード面、あと生産や加工等の人材確保や、また、せっかくつくっても売れないと産業になりませんので、販売ルートの開拓や確保など、こういったソフト面の条件整備が開発体制の強化として必要だと思っております。
大山望のほうでも今までいろいろと専門家の確保ということで、
指定管理者が頑張っていただいて、さまざまなチャレンジを苦労しながらしてくれていますが、そういった特産品のブランド化に至るには、非常に一朝一夕では難しいものじゃないかなと見ておるところでございます。精肉部分には若干のそういった精通した社員を雇い上げて、少しずつながらでも成果を出しているんじゃないかと思って見ております。
あと、観光と農畜産業の連携ということですが、観光というものをちょっと広い意味でとっていただきましたら、町外から町内に来訪者があって、その人が町内で消費していただく。その結果、町内
事業者に金が落ちるというのが観光
事業じゃないかということであれしますと、この大山望のレストランのメニューとか、ああしたものとか、あと、大山望でされた産物が町内の宿泊
施設や観光地周辺のレストランで食材提供されると、こういったことや、そういった食材を使ったメニュー開発を共同で実施されたりするということが実際には観光と農畜産業の連携になるんじゃないかというふうに考えております。
また、生産者と消費者の交流につきましては、よくわかりますのが、例えばテントイベントをして、生産者が消費者に直に顔を見せてそういった生産物、自分がつくったものを
説明しながら売る。こういったのが生産者と消費者の交流の一環になるんじゃないかと思いますが、具体的には、大山望でやっているようなテント市で開催したり、あと千里大丸中央店まで出張販売して売ったりしているのが、これが一つの生産者と消費者の交流
事業になるんじゃないかというふうに考えております。以上です。
○
議長(
幸本 元君) 以上で4番、
乾議員の質疑を終わります。
次に、2番、
森下議員の質疑を許します。
森下議員。
○
議員(2番 森下 克彦君)
議員番号2番、森下です。私は、2点ほど、31年度
一般会計に示されました
予算案に対しまして質問をいたしたいと思います。
まず、1点目でございます。
一般会計の農林水産業費について質問をいたします。
我が町の基幹産業である農林業についての質問でございますけども、御案内のとおり、昨年来からTPP11、日欧EPAの国家間の貿易協定が発効して現在に至っておりますけども、以前の情報によりますれば、こういった貿易協定発効した場合の業界等に与える影響額としての新聞報道もなされたところでありまして、この貿易協定発効の影響の対応策として、現在、県のほうでも新年度
予算、審議されておりますが、その中の情報を見ますれば、通告いたしているとおり、新規就農者確保などに取り組んでまいりたいといったような県の考えの情報がございましたけども、当町としては、この貿易協定発効による影響対応策として講じられた措置があるかどうかを確認したいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 町長。
○町長(森安 保君) 中身というより対応方針みたいな、そういうお話ですよね。いわゆる一般質問的なお話なので、私が答えるんですけども、それでよろしいですね。
○
議員(2番 森下 克彦君) ええ。対応策。
○町長(森安 保君)
議案の中身を確認しておられるというよりも、どんな対応を考えているのかという話ですね。
○
議員(2番 森下 克彦君) そうです。
○町長(森安 保君) わかりました。
もう日欧EPAって、今、現実に発効して、ワインの値段が1リットル当たり10円下がるとか、そういう話が出ていますし、あと、TPPについてもオーストラリア産牛肉のフェアとかなんか、いろんなことで輸入面というのがクローズアップされている状況というのはごらんになったとおりですし、そのことによる国内生産に対するさまざまな影響というのも、これ、話が起こったのはもう随分前からの話ですので、いろんな数字が出ててというのは事実だということです。
それに対して、これは基本的には国同士の話ですので、このTPPについても、以前は12だったんですけども、TPPについても、それから日欧EPAについても、政府の方針というのは、国内生産に影響を及ぼさないようにということで、対策には万全を期すというのが交渉姿勢であったし、政府答弁としてもそうなっています。ですので基本的には影響対策というのは国において講じる。
それがどんなものがあるかといいますと、一つは、価格が下がるんだったら価格を補填しないといけないわけですね。ですのでそこはことしの1月から収入保険制度という制度が、農林水産物、品目横断的にできていますので、これは青色申告者であれば規模の大小を問わず加入できますので、そういったいわゆる価格の下支え制度は既にできました。
それから、もう一つは、今言ったような和牛とかなんか、和牛というか肉類だと、これも価格低下というのがあるので、国のマルキンという肉用牛価格安定制度というのがあるんですけども、これの補填率をかさ上げしてます。もう既に。ですから価格が下がったときに補填をする。今まではたしか8割だったんだけど、今は9割補填、制度ができていますので、そういった意味での影響対策というのはとられてきたと思います。
ただ、生産が再投資ができないとかいうことがありますので、将来不安があって、機械が古くなるけど再投資ができないとか、そういうことがあるので、そこについては、町としてはこれまで機械の更新などに独自の補助などをしていますから、これは継続して、そういう生産面での支援は町として行います。
あともう一つ、あえて
予算との絡みで言うと、農地の基盤整備などについて、一部、両条約というか、両協定が発効するに当たって、国補助率のかさ上げというのが行われておりまして、5%なんですけども、それを含んだような項目が一部
予算の中に入っていますので、これについては
委員会などで御確認をいただければと思います。以上です。
○
議長(
幸本 元君)
森下議員。
○
議員(2番 森下 克彦君) 状況は承知いたしました。
続いて、2点目に参ります。これは水道
事業特別会計に関する話でございますけども、当初
予算に反映されたかどうかとかいう話じゃないんですけども、水道
事業をめぐる動きについて質問をしておきたいと思います。
御案内のとおり、昨年、水道法が
改正されまして、その中では、水道
事業の民営化、広域化の推進を行っていこうといったような
内容が含まれた水道法
改正になっております。これを受けまして、目下、県のほうでは各地方公共団体に集まってもらって、広域化のような検討も進められているような状況と承知しておりますけども、このような国、県の指導のもとでの町の対応方針をお聞きしておきたいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 町長。
○町長(森安 保君) これも方針ということなので、こういうお答えをするしかないんですけども、会期中の全員協議会で水道
事業経営戦略を
説明するようにしておりますので、そこの中での町の抱える課題ですとか、水道
事業の抱える課題とか、あとそれに対してどういう対応を基本線とするのかといったようなことについて
説明をしますので、そのときに詳しくはお聞きいただけたらなと思います。
その上で、対応方針、いわゆる水道
事業が民営化されるのかどうかみたいな話で去年の年末に随分盛り上がったのが事実で、それに対してどうするんだということを初めて今お聞きになっているんですけども、基本的には、コンセッションという、いわゆる営業権売却みたいな、ああいうやり方がどこでも通用するのかというと、ちょっと難しいですね。正直言いまして。私も、随分前ですけども、町長になりたてのころにこういう
事業を受託でやっておられる方に意見を聞いたことがあります。下水道も含めて。できますかと。たしかそのときは誰か
議員さんがその後質問か何かでお聞きになったんですけども、とてもやっぱり経済規模が小さくて、営業権をとってまでは難しいなという話、事実だと思いますね、それが。一部の
施設の受託
管理、今、町でいくと下水道
事業などについて、受託していただいてますよね。清掃業者さんとかにですね。そういう
施設運転の委託というのはあり得るんだけども、料金徴収を行った上で、メンテナンスも行った上でやるようなこういうコンセッションというのはなかなか難しいぞという話を聞いています。それは状況は変わってないし、さらに人口減とか老朽化が進みますので、恐らくより難しくなっているんじゃないでしょうか。
ですので、こういう地方部の小規模自治体で、なおかつ点々ばらばらと
施設、給水区域があるようなところについては、なかなかこの水道法
改正のコンセッションというのは難しいし、広域化についても、広域化のメリットが事務部門だけみたいなことになってくれば、これもなかなか一筋縄ではいかんだろうなということを意識しながら、ただし、この広域化の協議というのは、この協議に入ることを前提に更新などについての補助
事業が設けられるという、そういうことになりますので、これは無視はできません。ですので、その議論の中には入るんだけども、そこに一歩二歩踏み出すかどうかというと、幾つか課題もあります。ですので、本町としては、経営戦略の中で聞いていただきたいんですけども、水道
事業の自立性、下水道も含めて自立性というものをより保たないといけないんですよ。ですから、ここ何年間かお願いをして認めていただいているように、
一般会計からの出資を伴いながら老朽管更新を行って、あと何年かでめどはついてます。
あともう1点、あえて言うと、企業誘致について、本町の水道
事業、下水道
事業の料金体系の中に入れてもらえるようになっているわけですね。ということは、そこでやっぱり料金収入をいただくという仕組みをつくろうとしているわけです。今。料金収入がないと経営が安定しませんから。ですので、
利用者、利用料をふやすような努力を企業誘致なども絡めながら行い、なおかつ老朽管更新についても今申し上げたような
一般会計との役割分担をとった上で、なるべく料金の上昇圧力がないように、少なくとも自立性が高まるような運営をこれから行っていくのが、御質問の対応方針ということではそういうことだと思います。
○
議長(
幸本 元君)
森下議員。
○
議員(2番 森下 克彦君) 基本的お考え、承知いたしました。
これにて私の質問を終わります。
○
議長(
幸本 元君) 次に、3番、杉本
議員の質疑を許します。
杉本
議員。
○
議員(3番 杉本 大介君) 3番、杉本でございます。私からは、
一般会計当初
予算の動物愛護
管理推進
事業からでございます。
新たに地域猫活動を計画し取り組む団体に対し、地域猫活動モデル
事業補助金を実施するということですけども、その対象の団体というのは集落自治会以外のボランティア団体も含まれているかどうか伺います。
○
議長(
幸本 元君) 井本
地域整備課長。
○
地域整備課長(井本 達彦君) 新規に計画しています地域猫活動モデル
事業補助金ですけど、これは鳥取県の補助を受けて行う
事業となっております。
まず、この
事業の目的ですが、近年、所有者のいない猫のふん尿等の苦情が増加しておりまして、これを地域で解決していくために、所有者のいない猫の増加を抑え、また、地域の生活環境を保全するとともに、人と猫が共存できる社会を目指すということになっております。
御質問の対象の団体ということですが、県の交付要綱では、自治会、それから地域住民等で組織する任意の集団ということになっております。
事業実施後も継続的に
管理が必要な活動ですので、おのずと自治会が中心になるとは考えられますが、これから町の要綱も作成いたしますので、目的に沿った団体であれば、なるべく柔軟に対応していこうと思っております。
○
議長(
幸本 元君) 杉本
議員。
○
議員(3番 杉本 大介君) わかりました。
地域猫活動というのが即時的に効果を発揮するものというよりは、長い目で見なければならないので、住民からの理解が得られないといけないということで、その理解を得るために周知が必要だと思うんですけども、その広報の仕方というのはどのように考えていますでしょうか。
○
議長(
幸本 元君) 井本
地域整備課長。
○
地域整備課長(井本 達彦君) まずは、先ほど言いましたように、集落等の自治会のほうでいろいろ苦情等もありますので、一番は自治会が主体となることが考えられますので、区長協議会では
説明はいたしたいと思っておりますし、そのほか、町の広報紙とかホームページ等を使って周知を図っていきたいと思っております。
○
議長(
幸本 元君) 杉本
議員。
○
議員(3番 杉本 大介君) わかりました。
それでは、次の質疑に移ります。小中一貫学力・人間力定着促進
事業からの質疑でございます。
新たに小学生、中学生それぞれが英語検定を受検するに当たっての受検料全額補助を実施するという
予算が組まれておりますけども、これまでに費用を理由に受検を諦めていたという生徒がいたのかどうか。あわせまして、理由がつながるかもしれないので、またこの全額補助ということですけども、これは何割か負担ではなく全額補助ということで、そうすると、受検意欲だとか学習意欲が乏しくて不勉強のまま受検する生徒がふえないかという懸念はないでしょうか。お尋ねします。
○
議長(
幸本 元君) 松原教育次長。
○
教育委員会次長(松原 隆君) 英語検定の受検料補助について御質問いただきました。
この補助でございますけれども、小学校で1回、中学校で1回というふうに、小学校と中学校の在学中にそれぞれ1回に限り、受検をする級を問わずに全額補助を行うという制度でございます。
1つ目の御質問について、恐らく貧困対策という観点での御質問ではないかなと思いますけれども、受検料が払えないため受検を諦めていたという事例は
報告を受けておりませんし、調査をしておりませんので不明ではございます。不明ではございますけども、それも当然あり得ることだということで認識をしておるところでございます。
また、2点目の安易な受検につながるのではないかという懸念でございますけれども、1回に限る受検料補助という意味でございますので、その1回をどのタイミングで使うのかということで考えてみますと、恐らく真剣に向かってくれるんじゃないかなと期待しておりますし、学校のほうでも十分に指導をしていくという所存でございます。
この補助金制度の新設につきましては、少しでも多くの児童生徒が英検というものを受検するということに向かう、そういう動機づけということを主たる狙いとしておりますので、例えば英語は自分は苦手だけれども、補助金を使って受けてみようかということでありますとか、あるいはこれまで受けてきたけれども、さらに上の級を狙ってみようか、一か八かやってみようかと、そういうような子供たちの後押しになればということで設定しましたので、そういう運用を考えていきたいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 杉本
議員。
○
議員(3番 杉本 大介君) 以上で終わります。
○
議長(
幸本 元君) 以上で4番、杉本
議員の質疑を終わります。
次に、11番、
幅田議員の質疑を許します。
幅田議員。
○
議員(11番
幅田千富美君) 11番、
幅田です。第1点目は、
一般会計の人件費の中で、
特別職のところで、
特別職は町長、三役と
議員、そのほかに各種の審議委員などのその他の
特別職というのがあるんですが、前年度は459名であったその方々が、今年度、227名増加の680何ぼだったかな、というので、227名が急にふえてきているんですけれど、どのような理由で、どのような審議委員さんなり、そういった方々がふえたのかという点をまず1点お聞かせください。
○
議長(
幸本 元君) 斉下
総務課長。
○
総務課長(斉下 正司君) 私のほうからお答えいたします。
端的に申し上げれば、選挙の関係です。選挙の際の期日前投票所、あるいは当日の投票所、そこの
管理人であるとか立会人さんは全てその他の
特別職として報酬が支払われます。来年度においては、県知事、県議会
議員選挙のほかに、夏場に参議院選挙が予定されております。それらの選挙の投票所あるいは開票所の、そういった方の延べ人数がこの人数になるというふうにお考えいただければよろしいかと思います。以上です。
○
議長(
幸本 元君)
幅田議員。
○
議員(11番
幅田千富美君) 了解いたしました。
2点目ですけれど、これも
一般会計のワーキング・コミュニティ・スペース(WCS)
事業についてお尋ねをいたします。
まち・ひと・しごとの創生
事業としてこのワーキング・コミュニティ・スペース
事業が今準備されております。企業からの交流、人材派遣ということで、約2,000万近く使うのかな。それから、
事業そのものについては約1億ということの
事業が今展開しつつあるわけですけれど、この運営を企画、実施も東京のルネサンスに、公募ということでありましたけれど、実施を委ねているんですけれど、今後の運営は社会福祉協議会ということになっておりますね。それから、開設後の責任者は町から派遣していくということと、サポートスタッフは社協であるというふうな
説明が行われておるんですけれど、この中で、これを進めていく上で、集落支援員と地域おこし協力隊員というのを採用していくのだということで
説明があっているんですが、開設までの準備と、4月からと9月からということでそれぞれ募集をして配置するということになっておるんですけれど、この勤務期間というのは、地域おこし協力隊というのはそれこそ地方創生の過疎地域の克服、人口減少、そういった状況の中で、地域おこし協力隊員を募集しておるんですけれど、さまざまな地域の中での活動していく上で、本人と、それから活動
内容というのがマッチングしないので、その人たちから声が上がって、事前にその町に二、三日以上の宿泊をして、お試しというようなことで地域おこし協力隊員を公募していくと、そして加わっていただくというようなことが、今、国のほうで行われてきているんですけれど、この方々がこの仕事に加わっていただいて、それでどのような仕事で、どの間、3年間ということになってますよね、本来は。どのような期間、どのような
内容での仕事をしていただく想定になっているのかというところをまず聞いておきたいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 森
企画課長。
○
企画課長(森 道彦君)
幅田議員から、集落支援員、地域おこし協力隊の勤務期間についての御質問でございます。
そもそも地域おこし協力隊というものの役割ですが、条件不利地域に住民票を移しまして、一定期間居住して地域住民の生活支援などの地域活動に従事いたします。また、集落支援員につきましては、地域の実情に詳しい人材で、集落対策の推進に関してノウハウや知見を有した人材、このような方になっていただくということを想定しております。
集落支援、地域おこし協力隊の勤務期間につきましては、町の設置要綱上、3年ということで決められておりましたが、集落支援員につきましては、地域の実情に詳しい人材で集落活動の対策を推進していくということで、ノウハウや知見を有した人材ということが求められております。国の定めにも委嘱期間がないことから、町の要綱上の期限を取り払いまして、継続的に活動を行っていただきたいと考えております。
また、地域おこし協力隊は、地域外の人材を積極的に誘致し、その地域への定住、定着を図ることから、移住などのニーズに応えながら、地域力の維持、強化にも資する取り組みであります。その地域への定住、定着を目指す制度で、3年の委嘱期間が定められているところでございます。
次に、期間が切れた後のその後の対応というところで御質問があったと思います。
ワーキング・コミュニティ・スペース
事業に従事する地域おこし協力隊の委嘱期間が切れる際に、その対応といたしましては、運営主体と協力隊双方が合意すれば、地域おこし協力隊ということではなく、継続して勤務する可能性もありますし、他の活躍の場を求めて転職される可能性もあると考えております。
いずれにしても、集落支援員、地域おこし協力隊は、ワーキング・コミュニティ・スペース
事業の初期段階の運営にどのくらい労力がかかるか不明な部分もございますので、その初期段階の運営を支援していただくということを想定しております。以上です。
○
議長(
幸本 元君)
幅田議員。
○
議員(11番
幅田千富美君) といいますと、初期段階はそのようなワーキング・コミュニティのお仕事をしていただくんだけれど、必ずしもそれが引き続いてその
事業に加わっていただいて、お仕事していただくということは想定されていないということなのでしょうか。そこら辺、もうちょっと詳しく考え方を教えてください。
○
議長(
幸本 元君) 森
企画課長。
○
企画課長(森 道彦君) そのような適任の方がいらっしゃるということであれば、また継続して検討ということになるかと思います。いずれにしましても、地域の皆さんの健康増進、そういうところを中心に担っていただくことになろうかと思っております。
○
議長(
幸本 元君)
幅田議員。
○
議員(11番
幅田千富美君) 3年間はそのようなお仕事に加わっていただく想定であるということですね。協力隊員の方。それこそお部屋も、住宅も、それから行動する車も用意して配置するということになってますから、3年間は、契約期間は十分そこに勤めていただいて、その後については、御本人の希望でしょうけど、続けてその仕事をしていただくという想定になっているということなんですか。
○
議長(
幸本 元君) 森
企画課長。
○
企画課長(森 道彦君) 最長が3年ということでございますので、本人の希望があれば継続していただくことになりますし、期間が終了後は、本人の御希望で、あるいは運営主体との協議によって、その後の対応を考えていくことになると思っております。
○
議長(
幸本 元君) 3回になりましたので。
幅田議員。
○
議員(11番
幅田千富美君) 3点目です。
一般会計の教育費、小・中学校振興
事業、就学援助についてお尋ねをいたします。
これまで就学援助制度で入学前の支給をということでお願いして、そして広報にも載せられて、そして募集もかけられて、そして支給の方向だということを伺って、喜んでおりますけれど、拡充を今回されましたですね。制服やランドセルなどの入学準備金、それとそれから卒業アルバムだとか修学旅行の費用の増額なども結構あっておるんですけれど、その入学準備金の中にはそれが含まって、入学準備のものにされるのかどうなのかということが1点と、それから、準要保護にも同時にこの状況はしていただくということが大事なわけですけれど、それも反映されるというふうに認識はしているんですけれど、そのあたりはいかがでしょうか。
○
議長(
幸本 元君) 松原教育次長。
○
教育委員会次長(松原 隆君) 今いただきました質問2つに一括して答えたいと思いますけれども、準要保護につきましても反映した金額で
予算計上をしております。ただ、1点、このたび新設のあったのが卒業アルバムでございましたけれども、これにつきましては、従来から町内の全中学生に対して一律的に補助を行ってまいっておりますので、これについては就学援助の対象としてないということだけ申し添えたいと思います。
○
議長(
幸本 元君)
幅田議員。
○
議員(11番
幅田千富美君) 国のほうがこういう制度を新たに設けてくれました。これまでにもいろいろな、眼鏡だとか補聴器とかさまざまな、クラブ活動費とか、もう既にクラブ活動費などは、PTA会費とかというのは国は認めておるんですけれど、これを活用して、そしてそういった点での波及していくというか、拡大していくというような考えがおありなのかどうなのか、今後の取り組み方についてはどのように考えていらっしゃるのかというところはいかがですか。
○
議長(
幸本 元君)
教育長。
○
教育長(後藤 弥君) 今後のことについてということでございますので、今答えられるところでお答えしたいなと思っておりますけれども、今の卒業アルバムにつきましては、先ほど次長のほうから答弁がありましたように、従来から町として補助をしてきておりますので、現状はそれで対応していきたいなと思っております。
それ以外のことにつきましては、従来からお答えしておりますように、やはり他の町村の様子等も聞きながら、今後も検討してまいりたいということで現在考えておるところでございます。
○
議員(11番
幅田千富美君) 以上です。
○
議長(
幸本 元君) これにて11番、
幅田議員の質疑を終わります。
次、12番の永井
議員の質疑を許します。
永井
議員。
○
議員(12番 永井 欣也君) 12番、永井でございます。集落支援員のことについてお尋ねいたします。ワーキング・コミュニティ・スペース
事業というふうに書いておりますけども、集落支援
事業にも関連ある
内容と思います。
昨年9月の
定例会でまちづくりについて一般質問を行いまして、そのときに集落支援員のことについても少し質問したわけですが、今般、
一般会計の
予算提案理由の中で、日光、二部地区において課題解決や活性化を図るための集落支援員の配置を溝口地区に拡大するというふうに述べられたわけでございます。溝口地区についてはWCS
事業の中に集落支援員というのが位置づけして
予算化してあります。一方、日光、二部地区については、従来からと同様に集落支援
事業として別途
予算化されております。溝口地区におきましては、日光地区、二部地区とはまた異なるような職務ということになるのか、そこら辺についてのお考えをお尋ねしたいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 町長。
○町長(森安 保君) 若干性格的には異なると思います。永井
議員が恐らく感じておられるとおりだと思いますね。というのは、二部とか日光はもともと地域に協議会があって、そこでいろんな活動をしてこられた経過がありますよね。それとあと、区域も広いし、集落は点在しているし、そういうところを機動力を持って、公民館と一緒になって、顔の見える関係から、一体感というか、コミュニティーを維持していこうというのが主な活動ですね。そういうことをやってきてます。そういう活動をしながら、緩やかなと言うとちょっと語弊があるかもしれませんけど、人口減少とかさまざまな課題について、ある意味、急激じゃなくて柔軟な対応ができるようなというところに主に力点を置いてやっています。
今回、溝口地区の場合は、そういう協議会みたいなものはないんですね、今までも。もちろん割とコンパクトだし、公民館が頑張ってきたというか、そもそも役場があそこに合併前にあって、今も分庁窓口課があるわけですから、そこがある意味よりどころという見方で間違いありませんし、今回、そういうところに空きスペースを利用してコミュニティーの場をつくるわけですね。そこがやっぱり一つの活動の拠点になっていかないと、今後、溝口地区で主に予想されるような独居とか、そういう課題に対して出てきてもらうとか、そういう活動の中からやっぱりコミュニティーをつくる。ですから仕事はもちろん軽作業でおしゃべりしながらというようなことになるでしょうし、それからあとはカラオケとかいうのも、レクリエーションの場もつくるし、一緒に汗を流すというような簡単な体操みたいなものを入れて、そこにやっぱりコミュニティーをつくっていくという活動を集落支援員としては重きを置いてやっていただきたいなということで人選を進めたいと思います。ですから、新しくできる場所に例えば一人の状態になってもなるべく社会的に出てきていただく、そういったコミュニティーづくりが求められるという認識のもとに、役割を与えたいと思います。
○
議長(
幸本 元君) 永井
議員。
○
議員(12番 永井 欣也君) お考え、よくわかりましたので、以上で質問を終わります。
○
議長(
幸本 元君) 以上で12番、永井
議員の質疑を終わります。
これにて質疑を終結いたします。
お諮りします。
議案第20号から
議案第32号は、既に配付しております
予算決算等常任委員会議案付託表のとおり、審査を付託したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
幸本 元君) 御異議なしと認めます。よって、13
議案は、
予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
幸本 元君) 以上で本日の
日程は全部終了いたしました。
本日はこれにて散会といたします。
午前10時15分散会
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