伯耆町議会 2018-09-21
平成30年 9月第 3回定例会(第3日 9月21日)
2点目は、(5)に当該学科、
専門職大学の前期課程を修了した者も含むとこういうふうになっておりますけれども、具体的にはどういうことであるのかということ。
3点目は、9番目に高校卒業者の2年以上の
放課後健全育成事業に類した仕事をやれば、そして町長が認めた場合はということに、その次に5年以上
放課後児童健全育成事業に従事した者、そして町長が認めた者ということになっておりますけれども、これは一体具体的にどのような内容になるのかということです。
それから、4点目は本町の場合、経験年数が5年以上、そしてそのような該当になる方があるのかどうなのかという点の4点をお知らせください。
○議長(篠原 天君) 答弁、
木村福祉課長。
○福祉課長(木村 利郎君) 先ほどの御質問にお答えします。
初めに、本町に今回の条例改正に伴います該当する方はいらっしゃいません。
次に、第4項の改正をしております教員免許を持っている者、有する者という項目ですが、教員免許を持っておられるという以上の説明はできかねます。
次に、5年以上の
放課後健全育成事業に従事した者であってということについての改正でございますが、これも最初に説明しましたように該当はいらっしゃいませんが、これまで高等学校以上を卒業した者でないと支援員の研修を受ける資格がございませんでしたが、その要件を緩和して中学校を卒業された方であっても、高等学校を卒業されていない方であってもその研修が受けられるということにするための改正です。
次に、専門職大学ですね、失礼しました。順番ちょっと前後しましたが、
専門職大学の関係につきましては、この制度が創設されたことに伴ってこの項を追加したというものでございます。(発言する者あり)
済みません、お答えが漏れておりました。前期2年間のというところは記載がありますが、これにつきましてはそれ以上の説明をすることができません。
○議長(篠原 天君) よろしいですか。
ほかに質問ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 議案番号55号、伯耆町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対であります。
この
放課後児童健全育成事業は、子ども・
子育て支援制度の新たな環境のもとできちんと法律に定められて、そして指導員の処遇改善についても国が大きく予算をとって、そして本町もそれを受け入れて運営するようになったという状況のもとにあります。児童も保護者も指導員も求めているのは学童保育の拡充であって、そしてその実現は指導員の規制緩和ではなくって処遇改善、そして一人一人の児童に向き合ってこの条例の最低基準、素養があって、かつ適切な訓練を受けた職員の支援により心身ともに健やかに育成させる。これを達成するためのものであるというふうにうたってある。この条件を整えていくものであり、今の条例提案は規制を緩和して質の低下につながっていく。このことを指摘して反対であります。
○町長(森安 保君) 議長、済みません、中断していただいていいですか。
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前9時10分休憩
───────────────────────────────
午前9時11分再開
○議長(篠原 天君) それでは再開いたします。
次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第55号、伯耆町
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第2 議案第56号
○議長(篠原 天君) 日程第2、議案第56号、伯耆町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題とします。
本案は既に提案理由の説明が終わっていますので、直ちに原案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 議案番号56号、伯耆町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、反対の討論を行います。
今回の提案は、当事業などの保育士が病欠などの場合に代替保育に関して一定条件を満たせば保育所以外の
所定事業者の確保によって
代替保育連携施設にかえることができるという内容や、それから自園調理もなくても外部搬入も可とするという猶予期間を5年から10年に延長するという内容であり、3点目は保育所などからも
調理業務委託業務のうち町長が適当と認める者が調理した食事の搬入の方法で食事提供ができるというような要件緩和の条例提案でございます。
町民の願いは、どの子もひとしく設置基準を満たした経験豊かな公立保育園での保育を望んでいます。規制緩和型の家庭保育、
小規模保育事業所のさらなる緩和は保育の質の低下につながり、問題であり反対です。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第56号、伯耆町
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第3 議案第57号 から 日程第10 議案第77号
○議長(篠原 天君) 日程第3、議案第57号、町道路線の認定についてから日程第10、議案第77号、財産の処分についてまでの8議案を審議の都合上一括議題とします。
議案第57号から議案第77号までの8議案は、
予算決算等常任委員会に審査を付託していますので、委員長の報告を求めます。
勝部予算決算等常任委員長。
○
予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君)
予算決算等常任委員会から委員会の審査報告を行います。
去る9月4日、本定例会におきまして付託されましたお手元にお示しされておりますような
委員会報告のとおり、8議案を慎重に審査いたしました。いずれも慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと決したところでございます。どうぞよろしく御審議いただきますようお願いいたします。
○議長(篠原 天君) 委員長の報告に対し質疑を許します。質疑は8議案一括でお願いいたします。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより1議案ずつ討論、採決を行います。
議案第57号、町道路線の認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第57号、町道路線の認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第58号、平成30年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。提案されました今年度
一般会計補正予算案のうち、2点について反対の意見を述べさせていただきます。
1点目は、
農林水産業費の
大山ガーデンプレイス管理事業に係る予算措置の内容についてであります。本件は、町有財産である
大山ガーデンプレイスの
施設管理委託費として468万円の支出が予定されているものでありまして、その管理委託費の積算の一部に
施設テナント料が充当されることとなっておりますが、
テナント利用者の撤退に伴い
テナント収入が減少するため、その
管理委託運営費として186万円を補填しようとする案件でございます。
これは
テナント利用がなく使用されない施設であり、管理委託する必要のない物件ではないでしょうか。したがって、財産維持に必要な最低限の委託費の支出で済むものではないでしょうか。よって、当初の
施設管理運営費の内容見直しを行い、実態に応じた委託費の変更を行うべきであって、今回提案のあった
テナント収入予定総額を補填する形の予算措置には反対するものであります。
2点目は、土木費の
危険ブロック塀改修事業補助金に係る予算措置であります。これはさきの大阪北部で発生いたしました地震によりまして倒壊したブロック塀の下敷きになり、子供の命が失われるという悲劇が再び起こらないよう防止策を講じることとし、道路沿い、隣地沿いにある民有の
危険ブロック塀の撤去、改修の際に公費補助を行うための措置であり、町民の命を守るための防災事業に取り上げられたことは適切な対応であると思っております。
その上で申し上げたいのは、提案されている公費補助率の見直しを求めるものであります。対象物は民有のものであり、
管理保全義務は所有者にあることは十分承知しておりますが、自然災害に係る防災措置であり、1件当たりの補助限度額も比較的低額なところに定められようとされておりますので、補助限度額までは国、県の補助に上積みし、補助率100%として町民の暮らしと生活を守る事業とすべきと思っております。
以上の意見をもって反対の討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
幸本議員、13番。
○議員(13番 幸本 元君) 平成30年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)を賛成の立場で討論をいたします。
伯耆町震災に強い
まちづくり促進事業では、事故を未然に防止するための
危険ブロック塀改修事業を取り組んであり、事故を未然に防止するためであります。このことから、安全で安心した通学ができると考えます。
また、
消防防災拠点設備整備事業では消防車庫を改築することにより消防力の拡充を図ることができることであります。防災上重要なことと考えております。
桝水高原観光施設管理事業は施設の適正な運営を行うためで、このことは観光客誘致には必要不可欠なことであります。
また、
臨時福祉給付金給付事業では国庫への返還が生じたためでありまして、当然返還すべきであります。
地籍調査事業では事業の進捗を図り早期の事業完了を目指すことであり、町民の方からもそれを望んでおられることから、町民の思いを尊重すべきであります。
道路橋梁単独災害復旧事業では7月豪雨により被災した町道等の道路施設の復旧で、早急な対応が必要であります。
これらのことから、賛成討論といたします。以上です。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 原案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第58号、平成30年度伯耆町
一般会計補正予算(第2号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第59号、平成30年度伯耆町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第59号、平成30年度伯耆町
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第60号、平成30年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第60号、平成30年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第61号、平成30年度伯耆町
水道事業会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第61号、平成30年度伯耆町
水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第62号、平成30年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第62号、平成30年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第63号、平成30年度伯耆町
索道事業特別会計補正予算(第2号)のこれより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第63号、平成30年度伯耆町
索道事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
議案第77号、財産の処分について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第77号、財産の処分についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、原案可決です。
委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
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◎日程第11 議案第64号 から 日程第23議案第76号
○議長(篠原 天君) 日程第11、議案第64号、平成29年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第23、議案第76号、平成29年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定についてまでの13議案を審議の都合上一括議題とします。
議案第64号から議案第76号までの13議案は、
予算決算等常任委員会に審査を付託していますので、委員長の報告を求めます。
勝部予算決算等常任委員長。
○
予算決算等常任委員会委員長(勝部 俊徳君)
予算決算等常任委員会から、委員会の審査報告をいたします。
お手元に写しが記載されておりますとおり、13議案を慎重に審査をいたしました。その結果、13議案いずれも原案のとおり認定すべきもの決しております。詳細はお手元資料をごらんください。どうぞよろしく御審議いただきますようお願いいたします。
以上、報告を終わります。
○議長(篠原 天君) 委員長の報告に対し質疑を許します。質疑は一括してお願いいたします。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより1案件ずつ討論、採決を行います。
議案第64号、平成29年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。提案されました29年度一般会計決算案のうち、2点について反対の意見を述べたいと思います。
1点目は総務費のフリースポット設置事業費として支出されたもので、29年度における決算額は54万6,000円とわずかですが、この事業に対する支出の考え方の見直しを要求するものであります。この事業は、集客施設にインターネット環境を提供し、施設利用者の利便性の向上を図ることとされており、今日の社会状況に応じた事業実施であることは適当であると認めます。
その上で、今回実施されました事業結果を見ますと、特定の民間施設でその施設利用者のみに限定されるものに対し、補助額に上限があるものの補助率100%で整備が図られているものであります。町民が要望しております公共施設整備の場合でさえ、受益者負担が必要とされております。ここはやはり受益効果が生じると考えられる民間事業者にも公平に受益者負担を課すべきと考えており、この決算認定には反対せざるを得ないものであります。
2点目は、教育費の写真美術館管理運営事業についてであります。29年度においても来館者の増加に期待したところでございますが、前年並みの数字にとどまっており、収入額以上に維持管理費を支出せざるを得ない状況であります。ここはやはりいかに来館者をふやすかの措置が必要ではないでしょうか。決算認定参考資料に添付されている入館者の推移を見ましても、企画展実施の際は多くの入館者を迎えているところでございます。そのような状況を踏まえますと、平成25年に当議会が提言しておりますとおり自由度の高い展示ができるよう、課題となっている植田正治氏相続人と一日も早く協議を行う必要があると思います。困難な業務とは推察いたしますが、事務当局の格段の事務遂行を期待するということを理由として反対の意見とさせていただきます。以上であります。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
13番、幸本議員。
○議員(13番 幸本 元君) 平成29年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について、賛成の立場で討論をいたします。
平成29年度単年度収支は3億4,005万3,424円の黒字であります。これは大変評価をするところでございます。歳入では、財政上有利な地方債や各種基金繰り入れを行うことによって財源が確保されております。また、税の徴収については関係課の努力により滞納も減少しています。この努力に敬意を表するところでございます。歳出では、財政上有利な地方債を利用することで町の負担を抑えた運営がなされております。また、実質公債費比率は8.0%であり、前年度より財政の健全化が図られていることを評価するところでございます。
写真美術館管理運営事業での入館者数は2万512人で、前年度比0.03%の減でほぼ前年と同水準の入館者数で苦慮するところでありますが、文化の施設としての観点から見れば芸術に触れることに大きな意義があると考えられます。また、フォトスクールでは町内の小・中学校の生徒において身近な町内の美術館で世界的にも有名な植田先生の作品に触れることは、感性を高める上からも必要なことであると思います。また、子供たちのあらゆる可能性に期待をするところでございます。
これらのことから、賛成討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。議案番号64号、平成29年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論をいたします。
29年度のこの会計、歳出合計は前年比約7億1,500万円減の72億1,300万円決算となりました。自主財源が26.8%、依存財源が73.2%、そのうち地方交付税は44.5%を占めております。町民生活を一番反映しているのが町税でありますけれど、個人、法人そして固定資産税とも減収しています。たばこ税も減収です。その中で、軽自動車税の税引き上げがありまして住民負担がふえて、それは増収となっております。この町民税の中身を見てみますと、200万円以下というのが3,539人。そのうち100万円以下というのが1,981人で、10万円以下というのが211人いらっしゃいました。そして100万円から200万円、これが1,341人、圧倒的な方々がこの水準にあるということです。そして、それが減収している状況です。200万円から700万というのは952人、700万から1,000万というのがたったの26人、1,000万を超える方は23人、これが本町の経済を映し出している状況であります。
本町の基幹産業、農業や中小零細企業、これが非常に疲弊している。労働者の賃金は上がらず年金は下がるばかり。その中で、物価は次々と引き上げられている。こんな中で、来年10月からの消費税10%の引き上げは絶対あり得ない。国にしっかりと物を言っていただきたい。以下、具体的に述べます。
本年度決算の中には、住民要求を反映した溝口保育所、福祉センター、体育館、学童保育所の改修改築や学校給食、1食当たり50円を増額し100円の補助など努力をされている。この点は評価いたしますが、国が2012年以来社会保障改革推進法に基づいて社会保障の解体とも言えるような社会保障全分野における制度改定のもので本年度は国保の都道府県化の準備、介護保険における軽度者の地域総合事業への移行、そして生活保護費の削減や医療、高齢者医療、介護、介護に至っては入りたくても入れない。この特別養護老人ホームに入所を希望しながら、71人が本町の場合待機させられている。圧倒的な方々が高い費用を払って老人保健施設や医療、そして在宅で介護されている。大変な問題が横たわっています。解決されておりません。
そして、高齢者や医療、介護、福祉サービス、この負担の増大とサービスカットされています。国の言いなり、弱い者いじめ、高齢者いじめの政治です。その中で特に指摘したいのが福祉・教育現場を中心にしまして公的サービス、指定管理制度と相まって臨時やパート、非正規で賄われている。年収200万円以下どころか、150万円以下で働く職員の身分保障が求められています。特別職や三役、議員のボーナスを引き上げているような場合ではありません。
2点目、保護者の願いはどの子もひとしく質の整った公立保育所での保育を望んでおりました。町内で初めて保育に格差が持ち込まれました。保育士は半分以下でオーケーの小規模保育所B型です。そして、社会福祉協議会に指定管理に出されました。本年度は保育士を町が派遣をして水準を確保しておりますけれども、今後もその立場を堅持すべきです。そしてA型で運営すべきです。
3点目、給食センター、東京の業者に調理委託されました。学校給食は自校方式、子供の近くで調理され、においや人のかかわりの中で食育は生かされるものです。地産地消、そして防災時の避難所の食事の提供の場となり、そしてよりどころとなるものです。少々お金が高くつくとしても、100%地域経済に回っていく。こうした立場を堅持すべきであります。
4点目、まち・ひと・しごと、地方創生の加速化交付金を使って健康経営プロジェクト、フィットネスクラブ、社会福祉協議会に事業委託されました。会員は479人、そのうち町民は270人と言われています。上場企業のルネサンスから地域おこし企業人を派遣していただいて、交流事業を含めて人件費は722万4,000円、合わせまして875万8,000円、そして支援員は295万6,000円、ことしの3月までいていただいておりますが、半分は特別交付税が入るというものの派遣期間は来年の12月までです。しかも来年には分庁舎の5階を活用して、会員が6,000円のところを3,000円で第2フィットネスのような予定も構想されておりますが、差別化が果たして地方創生と言えるのでしょうか。地元の業者の仕事を奪い……。
○議長(篠原 天君) 幅田議員、簡潔にお願いいたします。
○議員(12番 幅田千富美君) はい。競合しない……。
○町長(森安 保君) 議長、確認させてください。
○議長(篠原 天君) ちょっと休憩します。
午前9時44分休憩
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午前9時44分再開
○議長(篠原 天君) それでは再開いたします。
○議員(12番 幅田千富美君) 5点目、異文化交流事業です。公益財団法人CIESF、賛同者のふるさと納税160万円をいただきました。そのうち、24.4%は返礼品を出しています。66.3%分……(発言する者あり)
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前9時45分休憩
───────────────────────────────
午前9時46分再開
○議長(篠原 天君) 再開いたします。
○議員(12番 幅田千富美君) 納税が160万のうち24.4%が返礼品とし、66.3%の110万円を活用して小学校の40人に対しネパール人講師、コーディネーター合わせて5人が東京から来て交流されました。ふるさと納税の趣旨に沿った事業なのか疑問です。
6点目、敬老会の助成金、自治会で敬老会を実施した場合は3,500円、お祝い品を配るだけは2,000円。このうち、33の自治会が自主的にお祝いをしてくださいました。しかし、88ある自治会のうち圧倒的なところがお祝い品で配っているという状況の中で、その中でもその自治会が配ることもできないという状況もあります。この事業については、見直しが必要です。
7点目、町営住宅の管理事業。家賃徴収を教育委員会にしていますけど、こんな自治体はありません。
そして8点目、財政健全化が職員の努力で一層進んだと監査意見でありますけれど、放課後児童クラブ、障害者通所サービス、児童手当給付金、生活保護費、本当にその大きな金額が返還されています。国の交付を受けながら、サービスを届け切れなかったということでないでしょうか。そして、臨時給付金の支給もそうです。
9点目は基金の問題です。20の基金合計が39億7,300万円、前年対比では3億3,000万円がふえています。そのうちに18億円は国債を買っています。
○町長(森安 保君) 基金増額の確認をお願いできませんか。
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前9時48分休憩
───────────────────────────────
午前9時49分再開
○議長(篠原 天君) では再開します。
○議員(12番 幅田千富美君) 20の基金合計が39億7,300万円、前年比では約400万円減額になっております。そのうち、18億円は国債を買っています。役場は貯金したり国債を買うというところではありません。この間、長きにわたる自公政権のもとで福祉の切り捨て、地域の切り捨て、非常に町民の生活は疲弊しています。そうしたもとで、地方自治体は住民の生命、安全、福祉の向上に資する、これが大きな仕事ではないでしょうか。
今回、この決算認定に当たりまして、住民の願いは切実です。子供の医療費の完全無料化、そしてさまざまな……。
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前9時50分休憩
───────────────────────────────
午前9時50分再開
○議長(篠原 天君) 再開します。
○議員(12番 幅田千富美君) やるべき仕事はたくさんあります。財政運営に当たっては、町民の命や暮らしを守る。そのために名誉の赤字という言葉もあるんです。だのにこれほどのお金を貯金しているような運営はいかがなことでしょうか。やるべき仕事は本当にたくさん、子供の教育、子育て、そして高齢者の対策、福祉の対策、さまざまあります。そういうことにうんと使っていただくことを求めて討論といたします。
○町長(森安 保君) 休憩していただいていいですか。
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前 9時51分休憩
───────────────────────────────
午前10時14分再開
○議長(篠原 天君) 再開いたします。
この際、議案の賛成・反対討論について議長のほうから一言お願いをさせていただきます。
賛成・反対討論の内容に含まれます数字等については、議員の責任においてしっかりと真偽のほどを確認の上で発言をお願いいたします。町民の皆さんに誤解等招かないように留意をお願いしたいと思います。
また、各議案の賛否につきましては、当該年度の賛否ということについてしっかりと留意をして、当該年度以外のことについて賛否の内容の中に含まないようにしっかりと留意をして、賛成・反対討論のほうをしていただきますように改めて議員各位にお願いをしたいと思います。
それでは、12番、幅田千富美議員より先ほどの反対討論の内容について訂正の申し出がありますので発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。先ほどの討論の中で、数字の誤りや誤解を与えるような討論をしたという点で深くおわびを申し上げます。
第1点目に、基金の使い道について発言をいたしましたけれど、残高は400万の減額、そして39億の基金の使い道について全部を積むということではなく、その一部を使ってこれまで私たちが要望し発言をしてまいりました中身について子供たちの教育、保育、そして障害者や子供の医療費の負担の無料化、高校生の通学定期、入学準備金、教科書の支援、さまざまな地域経済を潤していくような中小企業、農家の家族農業を支援していく。これを提案してまいりました。そのような使い道を求めたいと思います。
そして、先ほどの発言の中で町民の税金の状況を細かく説明しましたけれど、これは課税対象所得にありますので、その点についてもよろしくお願いいたします。以後気をつけますので、よろしくお願いいたします。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。
4番、乾議員。
○議員(4番 乾 裕君) 4番、乾でございます。議案第64号、平成29年度伯耆町一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。
平成29年度一般会計歳入総額は前年度対比5.3%減の74億4,592万円、歳出総額は前年度対比5.9%減の72億1,318万円で、歳入歳出差し引き残高2億3,274万円を翌年度に繰り越しております。この繰越額2億3,274万円には、予算執行上の正当な手続を通し措置された繰り越し事業の財源1,663万円が含まれておりますので、実質の繰越額は2億1,612万円であります。平成28年度の実質繰越額1億8,206万円を差し引くと、単年度収支は3,405万円の黒字となります。各財政指標は、実質公債費比率3カ年平均が8.0%、前年度は9.0%でございました。将来負担比率が前年度と同様のゼロ%となっております。つまり全ての指標が改善されており、前年度に引き続き財政の健全化が保たれています。これは全職員が一丸となり努力された成果であり、ここ数年来の地方債の繰り上げ償還や有利な地方債の活用など財政健全化の取り組みの結果でございます。今後も引き続き健全な行政運営を期待いたします。
平成29年度の主な事業を見ますと、溝口保育所長寿命化事業、溝口放課後児童クラブの改築事業、本庁舎改修事業の設計に着手しております。長寿命化、省エネルギー、バリアフリー、防災減災に配慮した改修が行われます。消防施設整備では、耐震性貯水槽を郷原、大山ヒルズ、栃原の3カ所に設置、老朽化した第1分団、第7分団の車庫を分庁舎横に新築移転しました。被災者住宅支援金交付事業では、昨年9月の台風18号により被災した危険な擁壁が復旧されました。また、集落公民館等整備事業では根雨原公民館の新築、集落公共施設付随施設整備事業ではトイレの洋式化など6カ所の改修がなされました。そのほか溝口福祉センターの改修事業、子育て支援センターの移転整備、場所は岸本福祉センター内にございます。このほかにも町道改良、給食センターの改修計画、この中で若干給食の食材について触れておきたいと思いますが、生産地別使用状況でございます。この中で、町内産の食材が39.7%使用されております。県内産は93.4%、いずれも前年度を上回っており、努力の跡がうかがえます。ちなみに、給食に使われる県外産の食材は6.6%、外国産はゼロ%でございます。このような努力がなされております。
また、いずれの事業も伯耆町民の福祉及び利便性の向上に資するものと判断し、議案第64号の決算認定について賛成するものでございます。以上であります。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第64号、平成29年度伯耆町
一般会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定するものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第65号、平成29年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第65号、平成29年度伯耆町
町営公園墓地事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第66号、平成29年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。議案番号66につき、反対の意見を述べます。
この会計は、過去町民の住宅建設のために貸し付けをいたしました資金の回収事務を行うものでございますけども、拝見いたしましたところ長年にわたって回収が進まない状況を踏まえますと、いつまでもこの特別会計において管理することは会計のあり方としては疑問が生じるものであります。今後の形としては一般会計に移管して、収納未済債権として取り扱うべきであったのではないかと考えます。
以上の意見をもって、反対の討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
11番、大森議員。
○議員(11番 大森 英一君) 11番、大森です。議案番号66号、平成29年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、賛成の討論をいたします。
本会計は、御承知のとおり同和対策特別措置法に基づき施行された住宅の新築資金等の貸し付けにかかわる事業であります。残念ながら弁済期限が過ぎ、現在滞納処理業務が続いております。対策も終わり、このままの会計に残すのはおかしい。一般会計に移すべきという意見があるのは承知しておりますが、本会計は言うまでもなく同和対策の使命を持った会計でもあります。国の責務、国民的課題の名のもと、同和問題の解決を図るため特別措置法を立法し成功された事業という側面を持っております。これまで国が予算措置をし、一部事務費を除き市町村に財政負担を求めず、現在も国から経費の補填が続けられております。滞納について改めて残念な現状と言わざるを得ませんが、返済能力の有無についてはいかんともしがたいところです。
税金、保険料等の滞納と同列に一般会計で処理するという意見がありますが、そもそも特別措置法の失効について国は同和問題解決のためほかに優先をし、可及的速やかに対処すべき部分については一定の成果があり、今後は一般施策において同和問題の解決に当たっていくとしているのです。つまり法律失効後は特別措置法ではなく、憲法14条、法のもとの平等、憲法25条、生存権等国民としての当然の権利、つまり差別をしてもされても憲法違反ですよ、社会悪ですよと言っているのです。同和対策は終わっていないのです。
しかし、現状はどうでしょう。一部には同和問題は終わった、同和問題はもうよいとする人やインターネット上で露骨に差別の助長をする人がふえ、それを黙認する日本社会の現状を見かねて部落差別解消推進法ができました。もし一般会計に移すとなれば、事業の性格上まずこれまでやられてきた同和対策事業を総括し、その上、国の方針に沿い事務分掌を受けた担当課が差別解消対策も当然しなければなりません。現状か変更か必要な対応さえできれば選択肢となり得ますが、少なくとも会計事務の効率化が問題解決策とするなら余りにも乱暴な議論であり、もっと慎重に差別解消の有効策を模索すべきと考えます。
少し長文となりましたが、これまで同様な議論を繰り返しており、この際、明確に賛成の意見を述べておきたいと思います。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田千富美議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。29年度の伯耆町の住宅新築資金等貸付事業特別会計決算に反対の立場から討論いたします。
この事業は、地域改善対策事業として同和地域の住宅環境に大きく役割を果たしてまいりました。そして、この間歴史を積んでまいりました。そして、平成7年にはこの事業は終了しているんです。本当なら、それまでに皆さんが完納していくという必要があるんですね。しかし、圧倒的な方々はもう完了されているんです。しかし生活の困窮とかさまざまな理由があって、7人ほど残っているという会計なんです。これを教育委員会が日々日々心を寄せて、そして状況を把握しながらわずかながらも入れていただく。その中には行方不明者もいらっしゃる。このような状況は、いかがなことかということなのです。本当なら保証人もあることですし、普通の住宅ならばそのような処理がされていくでしょう。しかし、繰り上げ充用といって一般会計からお金を出して、そして納めて、今、全て完了している。町のほうの資金で完了されている、銀行に当たっては。しかし、金額としては残っているという会計になっているんです。ですから、国の事業であって県の支援もあり、町もそれを実際に進めているという状況のもとでは、非常に町の行政の上では困難があっているわけです。しかし、現在になってはもうそのような会計は同和事業は一般施策として、そして地域住民と融合していくということから、この会計を長々長々延ばして解決をおくらせていくということは相ならんのではないか。生活の状況なども把握して、法的な処理もしていく。そして生活保護などの人からは集めることもないわけですから、きちんと国の支援を求めながら、県の支援も求めながら解決をしていくということでありますから、決算審査では審査委員会のほうからこの点の解決が求められるという指摘までされているのです。こうして長々長々特別会計で議論をしていくことこそがかえって逆差別を続けていくということであり、決算については……。
○議長(篠原 天君) 幅田議員、済みません、ただいま決算審査のほうからそういう意見が出されたという発言がございましたが、そのような事実がございますか。
○議員(12番 幅田千富美君) はい、あったというふうに認識しています。
○議長(篠原 天君) ございません。
○議員(12番 幅田千富美君) 最後の文章に書いてあると思います。
○議長(篠原 天君) ちょっと休憩します。
午前10時33分休憩
───────────────────────────────
午前10時34分再開
○議長(篠原 天君) 再開します。
○議員(12番 幅田千富美君) 誤解を与えたようでございますけど、私、監査委員さんの決算の審査意見書の中で指摘がございました。そういった点からも、今、他の町のように一般会計で処理をしていく。そして、その後々の状況の把握などはそこでされていくというふうな処理がいいではないかということ、提案を含めて討論といたします。(「議長、ちょっと休憩してください」と呼ぶ者あり)
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前10時35分休憩
───────────────────────────────
午前10時37分再開
○議長(篠原 天君) 再開します。
次に、原案に賛成の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第66号、平成29年度伯耆町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 賛成多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第67号、平成29年度伯耆町
地域交通特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の議員の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第67号、平成29年度伯耆町
地域交通特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第68号、平成29年度伯耆町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 議案番号68号、平成29年度伯耆町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場から討論を行います。
この会計は、被保険者、一般が2,696人、退職被保険者が88人で合計2,784人の人の命を守る会計です。このうち、65歳以上の被保険者が50.5%を占めています。高齢者のほかに農業者や商売人、失業者、これが圧倒的に中心で低所得者の保険会計になっています。総額で17億602万4,000円、このうちに国保税は2億2,337万6,000円、1人平均では7万9,564円。そして所得が低くて法的に軽減世帯、これが59.1%という会計です。1980年代、国の負担は57.5%あったものが2012年の制度改正により22.8%まで引き下げられました。そのために払えない国保税、悲鳴が上がる。その国の負担が減ったものを国保税にほぼかけたというところから、大きな困難が生まれています。大きな国民の世論で2015年、国は1,700億円の支援金をおろしました。引き下げ自治体が多く出ましたけれど、本町は医療費の増嵩がありその手当てに充てて、引き下げないでこの間来ました。来年の30年度の県一本化の方針を国が決めていまして……。
○議長(篠原 天君) 幅田議員、再度指摘させていただきます。これは29年度の決算の認定の可否について討論いただいておりますので、当該年度以外の事実について意見の陳述等は控えていただきませんと、これ以上続きますと議長として発言の停止を求めざるを得ませんので御留意ください。
○議員(12番 幅田千富美君) これはその前提として、県一本化を前に一般会計から2,000万円、そして老人医療分として5,000万円を繰り入れをして準備をしたというのが今年度の会計でございました。そして、これまで取り崩してまいりました基金5,000万円を今回今年度で積み立てて、30年度に繰り越したというのが今年度の決算でございました。
本町は、他町と比べまして町立の病院もなく診療所もなく、民間の病院に頼っているという町であります。ですから、一般会計から繰り入れをしてでも保険税にはね返らないよう努力をした。このことはいいというふうに思いますけれど、住民の皆さんは高くて払えない国保税、払えなかったら短期保険証、来年度30年度からは保険証を変えていただきましたけど青い差別のある保険証、このような会計になっておりましたので、私はこの決算に反対であります。
○町長(森安 保君) 議長、済みません、休憩していただけますか。
○議長(篠原 天君) 休憩。
午前10時44分休憩
───────────────────────────────
午前10時47分再開
○議長(篠原 天君) 再開いたします。
○町長(森安 保君) 事実誤認がありますので、反問というか事実の発言をいたします。
○議長(篠原 天君) 町長より反問の申し出がありますので、議長において許可をいたします。
町長。
○町長(森安 保君) 先ほどの反対討論の中で、国庫負担率が50数%だったものが20数%まで下がって、それをそのまま保険税に上乗せしたということを反対の論証とされましたが、国庫負担率が下がったのは事実として、それ以外に調整交付金、特別調整交付金それから県支出金などによって相当割合が実際には国保会計に入っておりますので、その国庫負担率が下がったものをそのまま保険税に上乗せして保険税徴収を行っているという事実はありませんので申し述べさせていただきます。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
10番、細田議員。
○議員(10番 細田 栄君) 10番、細田です。議案第68号、平成29年度伯耆町国民健康保険特別会計の歳入歳出決算認定について、賛成の討論を行います。
国民健康保険事業は特別会計で運営されております。一般会計になじまないのは、受益者が特定されているため、加入者の保険料や法定割合の公費負担で賄うこととされております。加入者は減少傾向にありますが、退職者の加入が多く保険給付費は増加傾向にあります。加入者が減って医療費が伸びれば保険料は高くなるはずなんですが、本町では5年以上保険税を上げておりません。保険税は県下でも安いほうから3番目ぐらいの水準を維持しております。加入者の皆様の保険税を上げないために、平成26年度から毎年法定外負担金として一般会計から2,000万円ずつ繰り入れをしております。さらに、30年度から鳥取県も保険者になるため、29年度は今後の保険料抑制のため一般会計から5,000万円を繰り入れされて国保会計の基金に積み立てられました。
本町の国民健康保険の加入者は2,696人で、町人口の24.5%しか加入しておりません。限られた受益者に29年度は一般会計から7,000万円もの法定外負担金を繰り出しております。これ以上の一般会計から国保会計への繰り出しは民間の健康保険や共済保険などとのバランスを欠くこととなりますので、慎重な対応が必要であると思います。
また、保険税滞納者に対しては資格者証は発行されておりません。短期証が54人に発行されておりますが、納付が困難な加入者には法定減免を初め条例に基づく減免規定を有効に活用し適正な徴収に努められております。加入者にとって必要な医療が受けられるよう事業が適正に運営されており、本決算認定について賛成するものであります。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 原案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第68号、平成29年度伯耆町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第69号、平成29年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 議案番号69号、平成29年度伯耆町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算に反対の立場から討論をいたします。
この会計は、75歳になった途端にこれまでの医療保険から外されて、この医療会計に強制的に入らされる人生最後の世界にも例を見ない差別の会計であります。人数は2,104人、1人当たり4万3,728円の保険料です。医療費は県下で2番目に多い病人の町となっております。9,218万4,000円を県の連合に支払って、被保険者の声はほとんど届かないという状況の中で保険運営されています。この制度の発足当時、大きな反対世論の中で扶養家族になっていられた方や低所得者の方の保険料の軽減措置がこれまでされておりましたけれど、今年度からこの軽減措置を縮小していく、負担をふやしていく。それから医療費の増額や順次入院、外来の居住費、食事、療養病床の入院の費用の増加、かかりつけ以外の受診の負担の追加、湿布薬などの負担、これも次々と予定されています。超高齢化社会は目前でありますのに、次から次へと高齢者に痛みを押しつける差別の会計は廃止して、もとの老人保健に戻すべきであります。これまで社会を担ってこられて、人生最後になってこのような差別をするというような会計は改善していく。そのための財源は日本は高齢化社会、大変大変と言っていますけれど、もう高齢化社会は何十年も前から決まったことでありまして、これに対応した安定した福祉の社会を築いていく。その財源は十分国にあります。税金の集め方を変えていく。このことが大事であり、決して高齢者がふえるから、財政が困難だから引き上げていくというような内容ではありません。以上です。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
10番、細田議員。
○議員(10番 細田 栄君) 10番、細田です。議案第69号、平成29年度伯耆町後期高齢者医療特別会計決算認定について、賛成の討論を行います。
平成20年にスタートしました後期高齢者医療制度は、多くの国民から批判を受けながら制度改善を繰り返し、すっかり定着してまいりました。被保険者の増加と医療機会の増大により、総医療費が年々増加しております。本町におきましては約2,100人の被保険者で、1人当たりの療養給付費が100万円にもなっております。これは3年連続で県下1番から2番の高額となっております。29年度は2番目でございました。
命にかかわることですので給付の制限はされておりませんが、我が町の立地条件が米子市の国立医療センター、鳥大病院、山陰労災病院など急性期の病院と町内の大山リハビリ病院、伯耆中央病院などの回復期の医療施設に恵まれ、被保険者の皆様も積極的に利用された結果と思われます。
本制度の医療給付費の財源内訳は公費5割、保険料5割となっておりまして、公費は国、県、町で所定の割合を負担いたします。被保険者の保険料は1割で、残りの4割は現役世代の社会保険、共済保険などから負担されます。会社員などの健康保険料は、給与総額の10%から12%にもなっております。そのうち、約半分は高齢者医療の納付金となっております。給与が伸びない中で健康保険料と厚生年金、介護保険料の負担が増加し現役世代を苦しめております。このように、後期高齢者医療は決して高齢者だけで成り立っているわけではありません。社会全体で支える仕組みになっております。
また、保険料の軽減につきましては、世帯の所得に応じて対策が講じられております。医療費については本人負担が原則1割ですが、高額療養費によって自己負担限度額が国保と同様に所得に応じて限度額が設けられております。現状の制度を遵守しながら条例で定められた減免制度も活用し、負担の公平も保たれております。何より県下で一番御利用になっております命綱である後期高齢者医療の決算認定に賛成をするものです。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 原案に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第69号、平成29年度伯耆町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
ここで休憩いたします。
午前11時00分休憩
───────────────────────────────
午前11時15分再開
○議長(篠原 天君) 再開します。
議案第70号、平成29年度伯耆町水道会計決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。議案番号70につき反対の意見を述べさせていただきます。
高齢化に伴う医療・介護費の増加、また非正規雇用形態の増加などの状況により可処分所得が減少する中、高齢者、子育て世代を中心とした町民からの上水道料金の減免制度の拡充、要望の声は高いものがあります。低所得者を中心にした上水道料金の減免策の検討が必要ではなかったでしょうか。福祉政策の一つとして、水道料金の減免策を講じている自治体の例もあります。町民の暮らしを守る観点から、公共料金の軽減施策の実行をされてもよかったのではないでしょうか。この意見をもって反対の討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
4番、乾議員。
○議員(4番 乾 裕君) 4番、乾でございます。議案第70号、平成29年度伯耆町
水道事業会計決算認定について、委員長の報告のとおり賛成の立場で討論いたします。
本会計は、平成26年度より公営企業会計基準の適用となっております。平成29年度の事業を見ますと、老朽化した送配水管については平成26年度から31年度の6年間で更新する計画であります。そのほかにも小野水源の自然災害時の濁水の解消、あるいは小野ポンプ室の老朽化の解消を図り、小林集落については水道施設を整備し、小林水道と藍野水道を接続することで安定した飲料水の供給を図るなど、まさに命の水の確保に真摯に取り組んでおられます。また、一般会計からの繰り入れや国からの補助金、合併特例債の活用など有利な財源確保の工夫もあり、現行の水道料金については維持をされております。また、こうした資金の調達についても妥当と判断し、賛成といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第70号、平成29年度伯耆町
水道事業会計決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第71号、平成29年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。議案番号71につき、反対の意見を述べます。
この事業は、伯耆町当町が原水をこの上水を供給する業者に売却し、その業者が管理する区域内の町民に上水を供給する水道事業となっております。しかしながら、その区域内受益者の利用料金は一般町民より高いものとなっており、当該受益者からの料金軽減の要望は高いものがあります。原水を提供する立場として、町民の暮らしを守るため現行料金の軽減策を図るよう申し入れてもよかったのではないかと思っております。という意見をもって反対の討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
10番、細田議員。
○議員(10番 細田 栄君) 10番、細田です。議案第71号、平成29年度丸山地区専用水道事業特別会計決算認定について、賛成の討論を行います。
丸山地区専用水道は、大山ロイヤルホテル並びに周辺別荘地、リゾートマンションなどに給水するため、大和ハウス工業が設置した水道施設であります。当然、給水区域は大和ハウス工業が開発した大山ロイヤルホテル等建設事業の区域内に限定されます。
なぜ専用水道にしたのか。その理由でありますが、開発協議の段階で旧岸本町が乱開発を防止するため、周辺地域の他業者等に給水しないよう制限を加えたためであります。ちなみに、町の公営企業水道、簡易水道などは原則として給水申し込みがあれば給水を拒めないことになっております。また、この専用水道の水源は町が保有しておりまして、税抜き1立米当たり50円で大和ハウス工業に売却しております。町で水源を保有した理由は、地元集落や大原千町土地改良区と開発協議の過程で生活用水、農業用水が不足する状況になったときは大和ハウスへの給水制限をするとか、根尾井手という大原千町を養っている井手があるわけなんですが、根尾井手に地下水を放水してほしいという希望があり、町が水利権を持つことになったと聞いております。取水井戸以降の導水管、配水池、配水管等の給水施設は大和ハウス工業が施工し維持管理もしているため、ホテル、リゾートマンション、別荘、森林住宅等の利用料金は税抜き1立米当たり160円程度と町水道より随分高いようでありますが、給水施設の設置及び管理とも民間施設であり、使用料金について町が介入できるのか疑問に思います。
丸山地区専用水道は、町からの持ち出しもなく当初の水源開発費用の回収も終了し、現在さらに5,000万円を目標に料金収入により基金を積み立てております。29年度末で約4,000万円になっております。毎年約900万円の料金収入のうち、25%を一般会計に繰り出している優良な会計であり、周辺地域の環境も担保しながら適正に運営されている平成29年度丸山地区専用水道事業特別会計の決算に賛成するものであります。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第71号、平成29年度伯耆町
丸山地区専用水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第72号、平成29年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第72号、平成29年度伯耆町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第73号、平成29年度伯耆町
小規模集合排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第73号、平成29年度伯耆町小規模集合排水特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第74号、平成29年度伯耆町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第74号、平成29年度伯耆町
公共下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第75号、平成29年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第74号、平成29年度伯耆町
浄化槽整備事業特別会計歳入歳出決算認定について採決をします。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
議案第76号、平成29年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定について、これより討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。議案番号76につき、反対の意見を述べさせていただきます。
29年度におけるリフト利用者は前年より増加したところでありますが、依然として収入額以上に維持管理費を支出せざるを得ない状況にあります。利用料収入の内容を見ましたとき、天空リフトは増額しているものの冬期におけるリフトは約435万円の収入減となっております。天空リフトの事業効果による設置の必要性は認めるものでありますが、赤字経営が続く冬期リフト事業についてはやはり利用料収入に見合ったところでの事業内容への見直しをすべきものではなかったかと考えております。以上の意見をもって反対討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
1番、長谷川議員。
○議員(1番 長谷川 満君) 1番、長谷川でございます。平成29年度伯耆町索道事業会計決算認定について、賛成の立場で討論申し上げます。
例年気象条件に左右される業種でありながらも、桝水高原は春夏秋は観光リフト運営、冬はスキー場と我が町が有する貴重な観光資源でございます。平成29年のリフト利用人数は4万6,410人でした。伯耆町だけでなく、大山、鳥取、山陰地方での観光事業、大山桝水高原天空リフトは地域一帯を担う大山の主要観光スポットであり、大山開山1300年を機に利用者が年々伸びております。山の魅力を味わえる四季を通した観光リフトの絶景を核に、駐車場内の公衆トイレもきっちり整備されたこと、積極的なPR、管理者のあらゆる工夫も相まって、今後気軽に立ち寄る方も今以上にふえることと思います。これらの観点から、この伯耆町索道事業が順調に進むことを期待しまして賛成討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより議案第76号、平成29年度伯耆町
索道事業特別会計歳入歳出決算認定についてを採決します。
本案に対する委員長の報告は、認定とするものです。
委員長の報告のとおり認定することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、委員長の報告のとおり認定されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第24
人権擁護委員候補者の推薦について
○議長(篠原 天君) 日程第24、
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。
町長に提案理由の説明を求めます。
町長。
○町長(森安 保君)
人権擁護委員候補者の推薦について。本案は、人権擁護委員の達磨晋さん、加門孝則さんが平成30年12月31日付で任期満了となることに伴い、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、達磨晋さんを再度候補者として推薦し、また加門孝則さんの後任に新たな候補者として矢信秀穗さんを推薦するに当たり、本議会の意見を求めるものです。
達磨晋さんについては再任ということで御承知のとおりでありますし、矢信秀穗さんは元鳥取県警の
警察官で、現在は黒坂警察署青少年健全育成指導員として活躍されており、地域の見守り活動にも御尽力をいただいております。
以上、適性を認め、候補者として推薦しようとするものです。以上です。
○議長(篠原 天君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより
人権擁護委員候補者の推薦について、お一人ずつ採決します。
まず、達磨晋さんを適任と回答することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、適任と回答することに決しました。
次に、矢信秀穗さんを適任と回答することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本件は、適任と回答することに決しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第25 発議案第7号
○議長(篠原 天君) 日程第25、発議案第7号、
伯耆町議会議員政治倫理条例の一部改正についてを議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
細田議会運営委員長。
○
議会運営委員会委員長(細田 栄君) 発議案第7号、
伯耆町議会議員政治倫理条例の一部改正について提案理由を申し上げます。
本件は本年6月に制定したものでありますが、一部字句に誤りがあったため別紙のとおり訂正するものであります。施行の日は公布の日としております。以上です。
○議長(篠原 天君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を求めます。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を求めます。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより発議案第7号、
伯耆町議会議員政治倫理条例の一部改正についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第26 発議案第8号
○議長(篠原 天君) 日程第26、発議案第8号、2025年国際博覧会の誘致に関する決議についてを議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
大森総務経済常任委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(大森 英一君)
───────────────────────────────
発議案第8号
2025年国際博覧会の誘致に関する決議について
別紙のとおり、伯耆町議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第14条第3項の規定に基づき提出し、本議会の議決を求める。
平成30年9月21日提出
総務経済常任委員会委員長 大 森 英 一
───────────────────────────────
──提案理由。2025年国際博覧会を大阪、関西圏で開催することで、産業のイノベーションの推進、インバウンドを初め観光客の増加などの点で西日本一円に波及する一定の経済効果が期待できる。本町においても、今後インバウンドを含む集客力アップなどさらなる工夫が必要ではあるが、県内の各自治体でも誘致への機運が高まりつつあり、本町としても近隣自治体とともに一丸となって取り組むべきと考える。
よって、本議会として別紙2025年国際博覧会の誘致に関し決議することを提案する。
───────────────────────────────
2025年国際博覧会の誘致に関する決議
2025年に「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする国際博覧会を大阪・関西が一体となって開催することは、新たな産業や観光のイノベーションが期待できるなど、大きな経済効果をもたらすとともに、全世界に向けて圏域の存在感を示す絶好の機会となり、極めて大きな意義がある。
また、このような国際博覧会の開催は、圏域全体のみならず、鳥取県における産業振興や観光文化交流等を促進するとともに、本県を訪れる外国人観光客の増加による経済波及効果が大きく期待できる。
よって、本町議会としても、大阪・関西における国際博覧会の開催を支持するとともに、誘致実現に向けた国内の機運醸成など、2025年日本万国博覧会誘致委員会の誘致活動を支援し、協力する。
以上、決議する。
平成30年9月21日
鳥取県西伯郡伯耆町議会
───────────────────────────────
○議長(篠原 天君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
2番、森下議員。
○議員(2番 森下 克彦君) 2番、森下です。本案に対する反対の討論をいたします。
万国博覧会が持つ産業や技術の進歩、展望を示し広げていく理念には何ら反対するものではありません。しかし、この大阪万博の中身はと見ますと、さきの国会で外国資本、財界の意向を酌んで政府が強行的に成立させましたIR法に盛り込まれたカジノ設置とセットで計画されているものであります。このようなカジノ施設とセットされるような万博には反対が52%との世論調査結果も出ているところでございます。財界、大企業が計画したものの、開発が進まない大阪湾ベイエリア開発事業に万博誘致を呼び水に国民から集めた税金を投入しようとしているものであります。
そして、この大阪万博開催が私たち町民への経済波及効果が高いとの話はありますが、この大阪から離れた当町にあるのでしょうか。当町への効果が見られるのでしょうか、疑問に思うところであります。このようなカジノがセットされるような万博の誘致には反対するものであります。以上の意見をもって採択反対の討論といたします。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
8番、渡部議員。
○議員(8番 渡部 勇君) 8番、渡部です。2025年国際博覧会の誘致に関する決議について、賛成の立場で討論します。
今6月定例会に同様のお願いがあり、現在大阪府内の全市町村議会を初め都道府県議会、全国知事会、全国都道府県議会議長会、全国市長会など多くの団体で決議が行われています。県内町村議会においても、6月議会で多くの議会が可決されております。また、関西圏において国際博覧会が開かれるとなると、本町にも少なからずとも経済効果が大きく期待されると考えますので、賛成の立場で討論しました。以上です。
○議長(篠原 天君) 原案に反対の方の発言を許します。
12番、幅田議員。
○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。発議案第8号の2025年国際博覧会の誘致に関する決議に反対であります。
その理由は、大阪万博はカジノ不可分一体のものであるということです。そして「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとした万博とカジノは相入れないということです。そして、カジノ法案は国会会期の延長してあの豪雨のさなかに、国民の中からはカジノよりも災害対応という大きな声を無視して数の多数で自民党、公明党、維新で決められたものです。
その中身を見ますと、まずアメリカ、海外大手のカジノ運営企業、そして政界が一体になって進められていたということです。カジノ解禁推進法の提出者は自民党の細田総務会長、西村官房副長官などの方々でした。そして、政界財界工作も頻繁に行われ、パーティー券も大量にまかれていたというようなことも国会で……。
○議長(篠原 天君) 休憩します。
午前11時43分休憩
───────────────────────────────
午前11時45分再開
○議長(篠原 天君) 再開します。
○議員(12番 幅田千富美君) カジノと一体だということです。カジノの予定地は人工島の夢の島、2025年に大阪万博をこの夢の島で一体的に進めるという提案を大阪府と市が行っているんです。この計画は、2024年にカジノを開業し、2025年に万博開催を挟んで3期に分けた開発計画が行われておる。そして、市当局はもし万博誘致ができなければ夢の島開発は大幅変更せざるを得ない。このような説明をしているわけです。ですので、海外の大手カジノ企業が勢ぞろいしてこれを進めていこうという政財界の工作の中でこの状況が一体的に進められているというものでありますので、大阪府民の中からも大きな反対運動も起きて、そして国民的な世論の中でもこのカジノと一体ということでありますので反対です。
○議長(篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) 反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより2025年国際博覧会の誘致に関する決議についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第27 発議案第9号
○議長(篠原 天君) 日程第27、発議案第9号、
総務経済常任委員会の行政調査についてを議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
大森総務経済常任委員長。
○
総務経済常任委員会委員長(大森 英一君)
───────────────────────────────
発議案第9号
総務経済常任委員会の行政調査について
地方自治法(昭和22年法律第67号)第109条第6項及び第7項並びに伯耆町議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第14条第3項の規定により、
総務経済常任委員会において、下記の事件について調査を行うため提出する。
なお、本調査は伯耆町議会会議規則第75条の規定により、閉会中において行う。
平成30年9月21日提出
伯耆町議会
総務経済常任委員会
委員長 大 森 英 一
記
1 調査事件 移住・定住推進事業に取り組んでいる自治体調査
2 調査地 福岡県大牟田市及び那珂川町
3 調査期間 閉会中(11月6日から11月8日までの3日間)
4 経 費 予算の範囲内
───────────────────────────────
提案理由。福岡県大牟田市においては、特に女性をターゲットにした移住体験ツアーやお試し居住の企画実施に際し市内の女性に参画してもらい、女子力を生かした移住・定住推進事業に取り組んでいる。福岡県那珂川町では、中山間地域における少子高齢化対策として空き家を活用した移住・定住推進事業に取り組んでいる。このような各自治体における移住・定住推進事業への取り組み状況などを調査する。
なお、調査は閉会中の本年11月6日から8日までの3日間とし、予算の範囲内で行う。以上です。
○議長(篠原 天君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより発議案第9号、
総務経済常任委員会の行政調査についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28 発議案第10号
○議長(篠原 天君) 日程第28、発議案第10号、
教育民生常任委員会の行政調査についてを議題とします。
本案について、提出者の説明を求めます。
乾教育民生常任委員長。
○
教育民生常任委員会委員長(乾 裕君)
───────────────────────────────
発議案第10号
教育民生常任委員会の行政調査について
地方自治法(昭和22年法律第67号)第109条第6項及び第7項並びに伯耆町議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第14条第3項の規定により、
教育民生常任委員会において、下記の事件について調査を行うため提出する。
なお、本調査は伯耆町議会会議規則第75条の規定により、閉会中において行う。
平成30年9月21日提出
伯耆町議会
教育民生常任委員会
委員長 乾 裕
記
1 調査事件 先進地なICT教育及び特色ある学校教育の取り組みについて
2 調査地 滋賀県草津市、京都府南丹市及び兵庫県篠山市周辺
3 調査期間 閉会中(10月15日から10月17日までの3日間)
4 経 費 予算の範囲内
───────────────────────────────
提案理由。滋賀県草津市においては、ICT教育の最先端技術を駆使した教育が行われています。また、兵庫県篠山市では授業理解度を高めるためにICTを活用した反転授業に取り組んでおられます。
一方、京都府南丹市美山町においては、平成10年から山村留学制度を導入し成果を上げている。これらの取り組みが本町の今後の教育行政に資するものと考えるので、現地に赴き調査するものであります。
調査期間は先ほど述べましたけども、閉会中の平成30年10月15日から17日までの3日間といたします。以上でございます。
○議長(篠原 天君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) これにて質疑を終結します。
これより討論に入ります。
原案に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(篠原 天君) 賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(篠原 天君) これにて討論を終結します。
これより発議案第10号、
教育民生常任委員会の行政調査についてを採決します。
本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第29
議会広報常任委員会行政調査報告書
○議長(篠原 天君) 日程第29、
議会広報常任委員会行政調査報告を議題とします。
本件は、お手元に調査報告書の写しを配付していますが、この際、議会広報常任委員長の調査報告を求めます。
一橋議会広報常任委員長。
○
議会広報常任委員会委員長(一橋 信介君)
───────────────────────────────
議会広報常任委員会行政調査報告書
平成30年6月20日第2回本町議会定例会において議決された案件について、伯耆町議会会議規則(平成17年議会規則第1号)第77条の規定により、調査結果を報告する。
平成30年9月21日
議会広報常任委員会委員長 一 橋 信 介
伯耆町議会議長 篠 原 天 様
───────────────────────────────
調査の目的、議会広報編集・作成技術向上及び有効な情報発信方法について。調査期間及び調査対象先、調査期間は平成30年7月9日から同年の7月11日までの3日間。調査先は全国農業会議所、町村議会広報クリニック、ともに東京都でございます。行政調査委員としましては
議会広報常任委員会委員、一橋信介、長谷川満、杉本大介、乾裕、幸本元、森下克彦、計6委員でございます。
調査の概要でございますが、1、全国農業会議所にて発行される全国農業新聞について研修、調査をいたしました。まず新聞レクチャー。担当官は川崎正太郎氏。全国農業新聞編集部のハンドブックをもとに、編集コンセプト、新聞づくりのポイント、取材の仕方、記事の書き方、紙面レイアウトを解説いただき、記者の実体験を交えて新聞づくりのノウハウを学んでおります。
編集コンセプトにつきましては、週刊発行においての紙面の独自性、特徴を持たせる。時代に切り込む今の情報を伝える。広く周知し読者に深みと味わいのある役に立つ媒体へ。喜びや悩みを共感できる記事で親しみやすくする。
新聞づくりのポイントにつきましては、誰に伝えるか、何を伝えるかに焦点を絞り、ニュース性、実用性、地域性の3要素を中心に新聞をつくる。
取材の仕方、記事の書き方につきましては、ネタ探しでアンテナを常に高く持ち、読者の目線で内容の焦点を絞る。
紙面レイアウトにつきましては、自然な目の流れで読ませる、写真や文字の配置レイアウトを心がけ、見出しやリードだけで完結できるまとめ方を行う。
調査のまとめとしまして、情報活動の意義を基礎から学び、興味深く読める媒体構成を学ぶ。瞬発力のある旬で伝わりやすいタイムリーな記事作成の大切さを知る。紙面の独自性を伸ばし、今後の議会だよりに大いに反映していく。
2、平成30年度町村議会広報クリニック。全国町村議会議長会主催の広報クリニックに参加をいたしました。講師は金井茂樹氏。講義の内容でございますが、伝わる議会広報づくりのヒント。編集方針の策定と活用の勧め。1、研修の目的。編集方針の重要性、企画編集の技術のポイント、議会報改善に向けた気づく心構え。2、自治体広報の理論。パブリックリレーションズの導入と展開、二元代表制における広報と広聴、自治体広報の概念、住民価値、政策価値の見きわめ、議会報づくりの理念とPDCAサイクル。3、理論と編集方針。理論と編集実務をつなぐ。文例を用いての表現方法・取捨選択。4、企画と編集。作成プロセスを追い、バランスを考えた編集区分を行う。企画立案を選択し要素分けを行う。全体構成・ページ割り、ラフ制作・見出しで核心に迫る。
調査のまとめとしましては、開かれた議会、住民と歩む議会が感じられる編集を心がけ、伝わる町政の情報提供をするための紙面内容構成について学習することができました。いずれも早急に当議会広報に反映させるべく、委員会で訂正案を提出し、次号の広報より活用、進化させていくつもりでございます。
以上で報告を終わります。
○議長(篠原 天君) 一橋委員長より提出されております調査報告書の内容について、一部訂正があるようでございますので、委員長さんより報告をお願いいたします。
○
議会広報常任委員会委員長(一橋 信介君) 失礼しました。平成30年度町村議会広報クリニック、日のところが平成30年7月10日でございますのでよろしくお願いいたします。以上です。
○議長(篠原 天君) 委員長の報告に対し質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(篠原 天君) 質疑を終結します。
これにて
議会広報常任委員会行政調査報告を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第30 議員派遣について
○議長(篠原 天君) 日程第30、議員派遣についてを議題とします。
議員派遣は、会議規則第127条の規定により、お手元に配付しておりますとおりです。派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠原 天君) 御異議なしと認めます。よって、別紙のとおり派遣することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第31
教育民生常任委員会の閉会中の継続審査について(陳情第2号 臓器移植の環境整備を求める意見書の採択を求める陳情) から
日程第33
議会運営委員会の閉会中の継続調査について
○議長(篠原 天君) 日程第31、
教育民生常任委員会の閉会中の継続審査についてから日程第33、
議会運営委員会の閉会中の継続調査についてまでを審議の都合上一括議題とします。
教育民生常任委員長、議会広報常任委員長、議会運営委員長から、お手元に配付のとおり会議規則第75条の規定により、閉会中の継続審査または継続調査の申し出がありました。
委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査または継続調査することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠原 天君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中の継続審査または調査とすることに決定しました。
─────────────・───・─────────────
○議長(篠原 天君) 本定例会の会議に付された事件は全て終了いたしました。
お諮りします。これをもって本定例会の閉会としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(篠原 天君) 御異議なしと認めます。
これで平成30年第3回伯耆町議会定例会を閉会します。御苦労さまでした。
午後0時00分閉会
───────────────────────────────...