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平成29年12月第 6回定例会(第1日12月 8日)

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  1. 伯耆町議会 2017-12-08
    平成29年12月第 6回定例会(第1日12月 8日)


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    最終取得日: 2023-05-10
    平成29年12月第 6回定例会(第1日12月 8日) 伯耆町告示第100号  平成29年第6回伯耆町議会定例会を、次のとおり招集する。    平成29年11月27日                             伯耆町長 森 安   保 1.期 日  平成29年12月8日 2.場 所  伯耆町議会議場      ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員        長谷川   満            森 下 克 彦        杉 本 大 介            乾     裕        永 井 欣 也            杉 原 良 仁        一 橋 信 介            渡 部   勇        勝 部 俊 徳            細 田   栄        大 森 英 一            幅 田 千富美        幸 本   元            篠 原   天     ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員       な し     ─────────────────────────────── ────────────────────────────────────────
        第6回 伯 耆 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                            平成29年12月8日(金曜日) ────────────────────────────────────────                            平成29年12月8日 午前9時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第79号 伯耆職員給与に関する条例の一部改正について 日程第5 議案第80号 専決処分について (伯耆被災者住宅再建支援事業助成条例の一部改正日程第6 議案第81号 専決処分について (平成29年度伯耆一般会計補正予算(第3号)) 日程第7 議案第82号 伯耆職員育児休業等に関する条例の一部改正について 日程第8 議案第83号 伯耆企業立地促進等に係る同意集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部改正について 日程第9 議案第84号 南部箕蚊屋広域連合規約変更について 日程第10 議案第85号 伯耆教育委員会委員の任命について 日程第11 議案第86号 工事請負契約変更契約について(伯耆溝口体育館規模改修工事日程第12 議案第87号 伯耆町公の施設に係る指定管理者指定について(別所川渓流植物園ほか2施設) 日程第13 議案第88号 平成29年度伯耆一般会計補正予算(第4号) 日程第14 議案第89号 平成29年度伯耆水道事業会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第90号 平成29年度伯耆農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第91号 平成29年度伯耆公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第17 総務経済常任委員会行政調査報告 日程第18 教育民生常任委員会行政調査報告      ───────────────────────────────               本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 議案第79号 伯耆職員給与に関する条例の一部改正について 日程第5 議案第80号 専決処分について (伯耆被災者住宅再建支援事業助成条例の一部改正日程第6 議案第81号 専決処分について (平成29年度伯耆一般会計補正予算(第3号)) 日程第7 議案第82号 伯耆職員育児休業等に関する条例の一部改正について 日程第8 議案第83号 伯耆企業立地促進等に係る同意集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部改正について 日程第9 議案第84号 南部箕蚊屋広域連合規約変更について 日程第10 議案第85号 伯耆教育委員会委員の任命について 日程第11 議案第86号 工事請負契約変更契約について(伯耆溝口体育館規模改修工事日程第12 議案第87号 伯耆町公の施設に係る指定管理者指定について(別所川渓流植物園ほか2施設) 日程第13 議案第88号 平成29年度伯耆一般会計補正予算(第4号) 日程第14 議案第89号 平成29年度伯耆水道事業会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第90号 平成29年度伯耆農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第91号 平成29年度伯耆公共下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第17 総務経済常任委員会行政調査報告 日程第18 教育民生常任委員会行政調査報告      ───────────────────────────────                出席議員(14名)       1番 長谷川   満        2番 森 下 克 彦       3番 杉 本 大 介        4番 乾     裕       5番 永 井 欣 也        6番 杉 原 良 仁       7番 一 橋 信 介        8番 渡 部   勇       9番 勝 部 俊 徳        10番 細 田   栄       11番 大 森 英 一        12番 幅 田 千富美       13番 幸 本   元        14番 篠 原   天     ───────────────────────────────               欠席議員(なし)      ───────────────────────────────               欠  員(なし)      ───────────────────────────────              事務局出席職員職氏名 事務局長 ───── 乾   さとみ   書記 ─────── 三 宅 祐 志      ───────────────────────────────             説明のため出席した者の職氏名 町長 ─────── 森 安   保   副町長 ────── 阿 部   泰 教育長 ────── 後 藤   弥   教育委員会次長 ── 松 原   隆 総務課長 ───── 斉 下 正 司   企画課長 ───── 森   道 彦 商工観光課長 ─── 岡 田 安 路   住民課長 ───── 田 村 茂 樹 健康対策課長 ─── 岡 本 健 司   福祉課長 ───── 谷 口 仁 志 地域整備課長 ─── 井 本 達 彦   分庁総合窓口課長 ─ 景 山 祐 子 産業課長 ───── 草 原 啓 司   会計課長 ───── 小 村   健     ───────────────────────────────               午前9時00分開会 ○議長篠原 天君) ただいまの出席議員は14名です。定足数に達していますので、平成29年第6回伯耆町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長篠原 天君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、9番、勝部俊徳議員及び10番、細田栄議員を指名します。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第2 会期の決定 ○議長篠原 天君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月18日までの11日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長篠原 天君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日より12月18日までの11日間と決定いたしました。  ただいま決定になりました会期の日程は、既に配付しています会期日程のとおりです。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第3 諸般の報告議長篠原 天君) 日程第3、諸般の報告を行います。  監査委員より、平成29年9月、10月、11月実施分例月出納検査及び定例監査結果報告書議長のもとに提出されましたので、この際、御報告いたします。  なお、詳細につきましては、事務局に保管しておりますので、閲覧をお願いいたします。  本日までの会議等は、お手元に配付の諸報告書のとおりです。資料等議会事務局に保管していますので、閲覧をお願いいたします。
     伯耆有線テレビジョン放送の撮影を許可しています。  以上で諸般の報告を終わります。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第4 議案第79号 ○議長篠原 天君) 日程第4、議案第79号、伯耆職員給与に関する条例の一部改正についてを議題とします。  町長提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(森安 保君) 議案第79号、伯耆職員給与に関する条例の一部改正について。  本案は、平成29年8月の人事院勧告に準じて、職員月例給勤勉手当引き上げ、その他所要の改正を行うものです。  内容は、月例給引き上げによる給与表改正と、期末・勤勉手当については年間4.3月から0.1月引き上げ、4.4月となります。あわせて、再任用職員勤勉手当についても改正を行います。  施行期日は、一部の規定を除き、公布の日から施行し、平成29年4月1日から適用となります。以上です。 ○議長篠原 天君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。                 〔質疑なし〕 ○議長篠原 天君) これにて質疑を終結します。  これより討論に入ります。原案に反対の方の発言を許します。                〔反対討論なし〕 ○議長篠原 天君) 次に、賛成の方の発言を許します。                〔賛成討論なし〕 ○議長篠原 天君) これにて討論を終結します。  これより議案第79号、伯耆職員給与に関する条例の一部改正についてを採決します。  本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○議長篠原 天君) 起立全員です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第5 議案第80号 から 日程第10 議案第85号 ○議長篠原 天君) 日程第5、議案第80号、専決処分について(伯耆被災者住宅再建支援事業助成条例の一部改正)についてから日程第10、議案第85号、伯耆教育委員会委員の任命についてまでの6議案を審議の都合上、一括議題とします。  町長提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(森安 保君) 議案第80号、専決処分について(伯耆被災者住宅再建支援事業助成条例の一部改正)についてであります。  本案は、平成29年9月17日の台風18号により被災した世帯への対応について、伯耆被災者住宅再建支援事業助成条例の一部を改正する条例を9月28日付で専決処分しましたので、これを報告し、承認を求めるものです。  改正の内容は、対象事業に、自然災害により被害を受け、または受ける可能性が高い擁壁、石垣及び崖地で、居宅に重大な損害を与え、または与える危険性が高い擁壁を対象事業として追加しています。  施行期日は、平成29年9月28日から施行し、平成29年9月17日から適用となっております。  議案第81号、専決処分について(平成29年度伯耆一般会計補正予算(第3号))であります。  本案は、平成29年度伯耆一般会計補正予算(第3号)について、9月28日付で専決処分しましたので、これを報告し、承認を求めるものです。  補正予算の主な内容は、歳入では、衆議院議員選挙委託金及び被災者住宅再建支援基金繰入金について計上しています。歳出では、10月22日に実施の衆議院議員総選挙に係る経費及び9月17日の台風18号被害により住宅等に被害を受けられた方などに対する補助金を計上しています。  補正額は1,500万円の増額となり、補正後の歳入歳出予算総額は77億4,700万円としています。  議案第82号、伯耆職員育児休業等に関する条例の一部改正について。  本案は、雇用保険法等の一部を改正する法律による地方公務員育児休業に関する法律の一部改正に伴い、所要の改正を行うものです。  主な内容は、非常勤職員育児休業について、これまで1歳6カ月までとされていたものが、子の養育の事情を考慮して特に必要と認められる場合として、条例で定める場合に該当するときは2歳に達する日まで延長することができることが規定されたため、改正するものです。  施行期日は、公布の日です。  議案第83号、伯耆企業立地促進等に係る同意集積区域における固定資産税課税免除に関する条例の一部改正について。  本案は、企業立地促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律が改正されたことに伴い、伯耆企業立地促進等に係る同意集積区域における固定資産税課税減免に関する条例の一部を改正するものです。  内容は、本条例において引用する企業立地促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律が地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展基盤強化に関する法律に改正されたことに伴い、本条例の題名及び本則内の条項並びに語句を改めるものです。  また、本条例の題名を引用する過疎地域における固定資産税課税減免に関する条例及び伯耆企業立地促進条例の一部をあわせて改正するものです。  施行期日は、公布の日であります。  議案第84号、南部箕蚊屋広域連合規約変更について。  本案は、地方自治法第291条の3第1項の規定により、南部箕蚊屋広域連合の規約の一部を変更することについて、同法第291条の11の規定により議会の議決を求めるものです。  南部箕蚊屋広域連合においては、現在、鳥取県知事の権限に属する事務の処理の特例に関する条例第2条の規定により、居宅介護支援事業者指定権限の移譲を受けておりますが、平成26年の介護保険法改正において、平成30年4月1日からこの権限が都道府県から市町村に移譲されることとなっております。これにより県条例改正されることから、本規約についても所要の変更を行うものです。  施行期日は、平成30年4月1日です。  議案第85号、伯耆教育委員会委員の任命について。  本案は、現教育委員会委員田中榮美子さんの任期が平成30年2月17日をもって満了となるため、新たな教育委員会委員として濱田真代さんを任命することについて、議会の同意を求めるものです。  濱田真代さんは、平成22年4月に溝口中学校学校支援コーディネーターに着任され、加えて、溝口公民館運営審議会委員溝口中学校学校運営協議会委員伯耆社会教育委員を歴任され、今日に至っています。学校教育から社会教育まで実態を踏まえた上で、本町の教育に御指導いただけるものと期待をし、教育委員会委員に任命しようとするものです。以上です。 ○議長篠原 天君) これら6議案につきましては、本日は以上のとおりにとどめ、これらに対する質疑、討論、採決は、12月18日午前9時から行います。  休憩いたします。               午前9時08分休憩     ───────────────────────────────               午前9時08分再開 ○議長篠原 天君) 再開します。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第11 議案第86号 から 日程第16 議案第91号 ○議長篠原 天君) 日程第11、議案第86号、工事請負契約変更契約について(伯耆溝口体育館規模改修工事)から日程第16、議案第91号、平成29年度伯耆公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)までの6議案を審議の都合上、一括議題とします。  町長提案理由の説明を求めます。  町長。 ○町長(森安 保君) 議案第86号、工事請負契約変更契約について。  本案は、伯耆溝口体育館規模改修工事工事請負契約変更契約について議決を求めるものです。  変更の理由は、1番目といたしまして、外壁改修吹きつけ工事について、クラック数量予定数量より増加したこと、2つ目といたしまして、屋根工事について、竪どい補修が追加となったこと、3つ目といたしまして、消防設備工事について、誘導灯の追加が生じたこと、4つ目といたしまして、陸屋根部分防水工事について、加硫ゴム系シートの張りかえからウレタン塗膜防水に工法変更したこと等により契約金額増額するもので、契約金額変更以外は現契約のとおりであります。現在、建設工事請負変更契約を締結しておりますが、本議会の議決をもって本契約とするものです。  議案第87号、伯耆町公の施設に係る指定管理者指定について。  本案は、平成30年4月から別所川渓流植物園ほか2施設、これは丸山ふれあいの森、交流の森であります。これを指定管理者制度により管理運営を行うため、指定管理者指定を行うものです。指定管理者指定する団体の名称は、伯耆地域振興株式会社ほか2団体、これは丸山生産森林組合岸本ガーデンクラブまちづくり協議会であります。指定の期間は、平成30年4月1日から平成33年3月31日までの3年間です。  議案第88号、平成29年度伯耆一般会計補正予算(第4号)について。  本案は、平成29年度伯耆一般会計予算について補正するものです。  主な内容は、歳入では、町民税特別交付税増額のほか、障害者福祉などに係る国、県支出金、清水の里団地分譲収入普通建設事業に係る町債の増額などを計上しています。  歳出では、溝口分庁舎等改修ふたば保育所増改築八郷小学校屋内運動場など改修に当たっての設計費及び子育て支援センター移転に伴う改修工事費を計上するほか、利用者の増加による障害児通所支援サービス費人工透析など医療費増額による自立支援医療給付費増額などを計上しています。また、人事異動人事院勧告等に伴う人件費の調整を行い、特別会計についても繰出金を計上し、調整を行っています。  補正額は6,000万円の増額となり、補正後の歳入歳出予算総額は78億700万円となります。  このほか、小学校外国語教育推進事業について、平成30年4月より対応、これを可能とするため、債務負担行為を計上しております。  議案第89号、平成29年度伯耆水道事業会計補正予算(第1号)について。  本案は、平成29年度伯耆水道事業会計について補正するものです。  補正の内容は、施設緊急修繕費の追加及び建設改良費に係る事業費確定により工事請負費予算の組み替えをするものです。  補正額は、収益的収支については水道事業収益360万1,000円の増額水道事業費用899万円の増額となり、補正後の予算額は、それぞれ水道事業収益2億5,143万4,000円、水道事業費用2億8,907万6,000円となります。また、資本的収支については、資本的収入260万円の増額となり、補正後の予算額は2億4,497万4,000円となります。  議案第90号、平成29年度伯耆農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について。  本案は、平成29年度伯耆農業集落排水事業特別会計について補正するものです。  補正の内容は、人事異動及び人事院勧告による給与改定に伴う人件費増額です。  補正額は627万2,000円の増額となり、補正後の歳入歳出予算総額は2億4,735万9,000円となります。  議案第91号、平成29年度伯耆公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について。  本案は、平成29年度伯耆公共下水道事業特別会計について補正するものです。  補正の内容は、人事異動及び人事院勧告による給与改定に伴う人件費増額です。  補正額は422万4,000円の増額となり、補正後の歳入歳出予算総額は2億8,171万1,000円となります。以上です。 ○議長篠原 天君) これよりただいま説明のありました議案第86号から議案第91号までの6議案につきまして、総括質疑を許します。  質疑は一括してお願いいたします。  12番、幅田千富美議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 12番、幅田です。議案番号の88号の平成29年度伯耆町の一般会計補正予算(第4号)についてお尋ねをしておきたいと思います。  その第1番は、今回、溝口分庁舎の改築ということで設計費用が計上されております。来年度の予算には本庁舎の大規模改修が予定されると思いますけれど、それとの関連で、分庁舎の位置づけをどのようになさるのかと、それから、住民の合意はどうなっているのかという点ですね。といいますのが、以前に決算監査の意見で、産業課本庁舎に持ってくるというようなことがありまして、それについては異議申し上げさせていただいたりしたんですけれど、全体的にどのような方向性を持ちながら分庁舎の改築に当たられるのかということが第1点と、それから、といいましても分庁舎は建ててから30年も40年もたっておりませんし、本庁舎自身もそんなにたっていないという建物でございます。それと、環境改善センター改修、これについてもどのようなお考えなのかということで、その総合的な、基本的な姿勢についてまずお聞かせ願っておきたいなということと、もう1点は、溝口の保育所にあります子育て支援センター、これを保健センターのほうへ移転するというのも今回上がってきておりますので、その2点について、基本的なお考えを聞いておきたいというふうに思います。(「ちょっと休憩してもらっていいですか」と呼ぶ者あり) ○議長篠原 天君) 休憩します。               午前9時18分休憩     ───────────────────────────────
                  午前9時18分再開 ○議長篠原 天君) 再開します。  町長。 ○町長(森安 保君) 庁舎利用については合併協議で始末されておりますので、合併まちづくり計画で、本庁舎をここに置く、分庁舎溝口庁舎とすると、それを私は変えようとしておりませんので、ですから、本庁舎がここにあって、外壁なども含めて、2回も地震を潜ってますから、いろいろふぐあいが出て、長寿命化というのが、学校などを優先しましたので、一番ここがおくれているわけですね。ですからそれを、本庁舎については長寿命化をしないと、それも有利な財源措置があるうちに長寿命化をしないと大変ですから、設計を早目に行っている。それから、溝口分庁舎については、これは分庁舎の機能で、今は教育委員会が入ってますけども、そこについて変わるわけではない。これは別に議会にもそういう提案をした覚えは私はありません。  ただし、産業課の移転については、町長部局についてなるべく集約するのがいいんだろうという考え方は、これは恐らく、議員は違う考えがあるかもしれないけども、常識的に考えれば、町長部局というのは基本的には集約したほうがいいだろうという考えはあるし、それは監査委員監査指摘をされたことにそのお考えが盛り込まれている、これは事実です。ですから、あのときに一部公共事業発注、いわゆる技術的な部分は最低でも移転をしないとこれはだめですからということで、それは、それ以外の部分については、庁舎改修のことがあるから、時間的にその時点、いわゆる昨年度ですけども、は見送ろうということを話をして、監査委員の指摘というものについて応え切れてない部分は監査委員に対して執行部としてこうこうこういうことですからということをお話をして、時間的な猶予をいただいていると。ですからこれは、町長部局の集約ということについては、庁舎改修が全体が完了する時点については、その方向で進むということについては、これは疑いのないところです。それは合併協議の中で、本庁舎は岸本庁舎とする、それから溝口庁舎については分庁舎としての機能を有するということですので、それを曲げる考えはありません。  ただし、溝口分庁舎についても、第2災害拠点ということで、これも建ってから、地震の後ですけども、防水ですとかバリアフリーですとか、やっぱり直さないといけないところがありますし、あそこは特殊な空調が使ってありますので、空調機について更新しておかないといけない。ただし、これは、役場庁舎に対する改修工事費の財政措置というものは合併特例債しか使えませんので、過疎対策事業債とか一般公共の事業を財源措置はできませんので、ですからこれは31年までですから、だからそれは、設計にも恐らく半年近くかかるでしょう。今回予算計上させていただいて、来年度の途中になるかもしれませんね。それを事業費を確定をした上で予算計上して、溝口分庁舎のいわゆる長寿命化、そういったものに結びつけていくのが、これが基本的な考え方です。今まで説明したことと変更はしておりません。これも総合計画には当然登載しておりますので、それはお知りおきのとおりだと思います。  あと、保育所改修というものは、総括的に話をすると、受け入れ定員をふやさないといけないという時代の要請がありますので、これはいろんな手段を講じてやってきたというのは知っておられるとおりです。  溝口保育所長寿命化改修するときに、子育て支援センターをあそこに置いたままでは、給食室とか、そういうのの改築ができないんです、現実的に。それで私のほうからじゃあ利用実態は一体どうなってますかという話をして、担当課に、これは予算決算常任委員会の中でお話をされることですけども、その利用者の割合などがどういうことになっているのかということを勘案した上で、それであれば利用者の多いほうにまずはというか、溝口保育所改修を考えた場合に、移転というものを行って、溝口地域でも、今までは逆でしたので、溝口保育所の中に置いた上で、出前的に岸本保健福祉センターなどで子育て支援センターの出前を行っていたということがありますから、今回それを逆にしたほうが、溝口保育所の保育の運営上やっぱり楽だというのがあるんですね。駐車場もないですし。そんなことを考えて、これは移転の工事費、わずかな改修で済みますけども、それを計上しています。ですからこれについては予算決算常任委員会でそういったことを予算審議する中で詰められたらよろしいかと思います。 ○議長篠原 天君) 12番、幅田議員。 ○議員(12番 幅田千富美君) 町長のお考えはわかりましたですけれど、私が思いますのは、御存じのとおり、来年度の予算に当たっては、今、国が示そうとしているのは、福祉関係についてはもう本当に削りに削っていくというような状況がありますよね。 ○議長篠原 天君) 質疑をお願いいたします。 ○議員(12番 幅田千富美君) はい。  という状況の中で、障害者にも生活保護にも、医療も介護もという状況の中で、本当に住民の暮らしを守っていくのに、介護自殺、介護殺人というような状況ができているようなもとで……。 ○議長篠原 天君) 幅田議員、質疑を簡潔明瞭にお願いいたします。 ○議員(12番 幅田千富美君) 本当に町民の暮らしを守っていくための予算を確保していくということが非常に重要になっているときに、来年度の改築、改修、そういった点での費用はどの程度にお考えになっているのかなということを考えまして、それからよりその点についての時期も含めて検討が必要じゃないかなということからお尋ねしているんですけれど、今年度の補正で国保の問題については、県単一化については7,000万繰り入れたというような手だてもしているんですけれど、本当に町費をつぎ込んでも住民を守らないといけないような事態になってきているもとで……。 ○議長篠原 天君) 幅田議員議案の第何号についての質疑でしょうか。 ○議員(12番 幅田千富美君) 一般会計の補正に関連してのことです。 ○議長篠原 天君) 質疑をお願いいたします。 ○議員(12番 幅田千富美君) それで、改修費用がどのぐらいに充てられるのかという点についても基本的な考え方を聞いておきたいなということです。 ○議長篠原 天君) 町長。 ○町長(森安 保君) 金額については予算決算等常任委員会で審議されることだと思います。 ○議長篠原 天君) よろしいですか。 ○議員(12番 幅田千富美君) はい。 ○議長篠原 天君) ほかに。                 〔質疑なし〕 ○議長篠原 天君) これにて質疑を終結します。  議案第86号から議案第91号は、既に配付しております予算決算等常任委員会議案付託表のとおり、審査を付託したいと思います。これに御異議ございませんか。             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長篠原 天君) 御異議なしと認めます。よって、6議案は、予算決算等常任委員会に付託して審査することに決定いたしました。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第17 総務経済常任委員会行政調査報告議長篠原 天君) 日程第17、総務経済常任委員会行政調査報告を議題とします。  本件は、お手元に調査報告書の写しを配付していますが、この際、総務経済常任委員長の調査報告を求めます。  大森総務経済常任委員長。 ○総務経済常任委員会委員長(大森 英一君) 総務経済常任委員会行政調査報告をいたします。  調査の目的。地域活性化事業に取り組んでいる自治体の調査。  調査期間及び対象調査先。調査期間、平成29年11月8日から同年11月10日まで。調査先、徳島県名西郡神山町及び高知県高岡郡梼原町。  行政調査委員。大森英一、森下克彦、篠原天、渡部勇、一橋信介、杉原良仁、杉本大介。  調査の概要。徳島県名西郡神山町。神山町の概要は、人口5,495人、面積173.3平方キロメートル、83%は山地、高齢化率49.5%、徳島市中心部より車で50分、平成28年度一般会計財政規模約51億円の山合いの町であります。  農業者の高齢化、後継者不足による耕作放棄地の増加現象の中、平成27年12月、町と住民が一体となったワーキンググループが作成した地方創生戦略として、「地産地食」を軸に町の農業と食文化を次世代につなぐ事業を実施しています。  今回の調査先である株式会社フードハブ・プロジェクトと同社経営の食堂及びパン屋は、平成28年4月、神山町一般社団法人神山つなぐ公社及び民間企業の3者が出資し、農業会社フードハブ・プロジェクトを設立、生産から店での販売まで一連の流れを企画、運営している。同社のスタッフは18名で、そのうち町からの出向者1名を農業長として配置、スタッフのうち10名は移住者で、新規就農者の受け入れ、若者の移住定住対策の効果が見られる。  記載しています図は、地産地食の理念である町内の人、物、金を町内で有効に活用し、町外への町内資産の流出を防ぐ仕組みを図式化したものです。  次に、高知県高岡郡梼原町。梼原町の概要、人口3,690人、面積236.45平方キロメートル、91%は山地、高齢化率42.4%、高知市中心部より車で90分、一般会計財政規模約59億円。  高知県では、平成24年度から中山間対策を抜本強化、集落活動センターを核とした集落の維持、再生の取り組み事業を実施している。これを受け、梼原町においては、旧村単位に集落活動センター6カ所を設け、生活、産業などの活動について、それぞれの地域の課題やニーズに応じて地域ぐるみで取り組んでいる。  そのうち現地調査した初瀬区(7集落、71世帯、142人、高齢化率48.6%、町中心部より車で20分)には、旧小学校跡を活用した集落活動センターはつせを設置、同センターでは、かねてから行っていた韓国との交流を資源として、鷹取キムチの生産、販売の拡大、韓国風レストラン、韓国式サウナの経営を行っている。また、隣接区と共同してNPO法人絆を設立し、住民による過疎地有償運送事業、配食サービス事業を展開し、活力ある地域づくりに取り組んでいる。  なお、同町内における他のセンターにおいては、増加する鳥獣被害対策を課題として、捕獲鳥獣を原資とするジビエグルメのまちづくりを目指して、国内初となる移動式解体処理車を購入し、ジビエ商品の製造、販売を行い、地域資源をお金に変える仕組みと持続可能な鳥獣被害防止対策の事業展開を行っている。  なお、記載しておりませんが、この処理車では、捕獲した鳥獣は車内で全処理工程を行い、精肉状態までできます。水処理の際に発生した汚物は車内にストックし、既設の処理場に運び処理するとの説明を受けております。  ほかに、消滅の危機にあったガソリンスタンドの存続が一番として、地域住民が出資、参加する株式会社を設立し、ガソリンスタンド経営に着手、あわせて農林業資材の販売、日用雑貨及び食料品販売、自動車運送事業なども行う会社形態の事業展開を行っているセンターもありました。  調査のまとめ。以上のとおり、少子高齢化の社会現象下、地域活性化に取り組む地方公共団体などの調査を行ったが、いずれの町も町と中山間地域が連携し、各種の地域活性化事業を行っているもので、当町においても町行政による中山間地域支援策検討の参考になるものと思料する。  以上、報告を終わります。 ○議長篠原 天君) 委員長の報告に対して質疑を許します。                 〔質疑なし〕 ○議長篠原 天君) 質疑を終わります。  これで総務経済常任委員会行政調査報告を終わります。     ─────────────・───・─────────────  ◎日程第18 教育民生常任委員会行政調査報告議長篠原 天君) 日程第18、教育民生常任委員会行政調査報告を議題とします。  本件は、お手元に調査報告書の写しを配付していますが、この際、教育民生常任委員長の調査報告を求めます。  乾教育民生常任委員長。 ○教育民生常任委員会委員長(乾 裕君) 教育民生常任委員会行政調査報告書。調査の目的、教育行政及び健康受診率向上施策等について。調査期間及び対象調査地、平成29年10月16日から同年10月18日まで(3日間)、奈良県橿原市及び滋賀県野洲市周辺。調査委員、乾裕、幅田千富美、幸本元、細田栄、勝部俊徳、永井欣也、長谷川満。  調査の概要。奈良県橿原市の概要。奈良県のほぼ中央部に位置し、古くから交通の要衝として重要な位置を占め、大阪都市圏の外縁に位置する県下第2の都市。3つの国道が市街地中心部で交差し、大阪からは40分以内、京都や関西国際空港からも1時間と交通の便がよい。市内には、大和三山、その中央部に藤原宮跡が1,300年前からの姿をとどめている。万葉集の名高い飛鳥川、曽我川が流れ、古代文化発祥の地として史跡、文化財等の歴史的遺産が数多く残っており、平成19年には飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群で世界遺産暫定一覧表に登載された。人口12万3,337人、世帯数5万2,762世帯、面積39.56平方キロメートルであります。  学校教育分野における特色のある取り組み。橿原市いじめ防止基本方針。平成25年3月、市内の女子中学生が自死するという事件が発生した。この事態を受け、第三者によるいじめ調査委員会の報告、提言をもとにいじめ防止基本方針を策定し、平成28年3月に施行した。いじめの防止等のための学校への専門家の派遣事業として、全国初の試みとなるスクールライフサポーターやこころのケアルームカウンセラー等を配置、実施している。  スクールライフサポーター。目的。教職経験者、警察経験者が各学校を巡回し、教職員に助言をし、関係機関と広く連携する等、いじめ問題等の学校問題対応により早期解決に向け取り組むため。平成25年4月1日に設置をされております。体制としては、元学校長や教頭などのOB2人、警察官OBの危機管理や法律に精通した人を2人、それぞれ非常勤で再雇用し、小学校は市内16校、中学校班は同じく6校を2班体制で週3回の隔日勤務で運用。  市内小・中学校の巡回により、校長、教頭、生徒指導担当との情報交換及び相談事案等から現状把握に努め、いじめ等撲滅に向けた対応を協議し、健全な学校生活が営まれるよう指導、助言。  校長、教頭、教職員に対する研修の実施。校長会、教頭会、園長会、生徒指導担当部会において、学校の危機管理、教職員の事故防止等の研修実施。  執務資料の作成、配布。東京都教育庁発行「学校問題解決のための手引」等を参照資料とした学校問題対応の手引を作成し、学校長、教頭や父兄にも配布。校内研修時等に活用しております。  関係機関との連携。部内では、生活安全部危機管理課、健康部子育て支援課、教育委員会教育支援課、教育委員会人権教育課、部外では、橿原市警察署生活安全課、同刑事第一課、同交通課、さらには学校教育課指導主事を通じた高田児童相談所との連携を進め、学校内において発生する事案、保護者対応における事案等各種事案に対応。  勤務における配意事項。いじめ解消に心がけ、声かけ、巡回、相談を基本として活動し、活動報告日誌を作成する。  問題点と対策。学校教育課における情報共有化を図るため、各指導主事、参与等との定期的な打ち合わせを実施。各校に対する巡回時に情報交換を行っているが、情報交換にとどまらず、この情報をデータ化することで、各校の問題事案とその対応の進捗状況を把握しております。校長、教頭の業務資料として配布されている学校問題対応の手引の有効活用を図るため、人事異動時の確実な引き継ぎの実施をしております。  こころのケアルームカウンセラー。平成26年度から全中学校に、平成29年度には5小学校までこころのケアルームコーディネーターを配置した。中学校ではことしで配置4年目を迎え、県費カウンセラーが月に1回から2回、勤務であるのに対し、こころのケアルームカウンセラーは週に3回から4回の勤務としているため、緊急対応も可能であり、両者のすみ分けや連携がうまく構築されてきた。日常から授業に入り込み、生徒観察、声かけ、教室に入れない生徒への対応や相談、連携ノート、別室登校する生徒へのかかわりなど、これまでの積み上げてきた信頼関係により、生徒みずから相談を持ちかけるなど、教員とは違う立場、視点で対応し、支援している。1日7時間勤務。20代から30代の有資格者、県の臨床心理士会の推薦のある方を登用しております。不登校生徒宅への定期的な家庭訪問により登校ができるようになった事例、虹の広場(適応指導教室)へ通室できるように動いている事例、自傷行為や希死念慮を持つ生徒への相談、その担任支援を継続している事例等、各学校で多大な成果を上げている。また、校区のカウンセラー未配置校からの要請で小学校に出向し、児童観察、相談及び教職員へ助言する事例も積極的に活動している。  こころのケアルームカウンセラーコーディネーター。平成28年度より週1日、各学校を巡回し、こころのケアルームカウンセラーが対応した相談内容について指導、助言をしたり、関係機関と連携し問題解決を図る。また、定期的にこころのケアルームカウンセラーの研修会や連絡会開催、さらに、学校教育課内に常勤で1名配置し、こころのケアルームカウンセラーを統括するとともに、いじめに関する問題の相談窓口を開設している。  調査のまとめ。いじめ等重要な学校問題の早期発見、学校現場の相談、指導的立場の第三者的な組織を立ち上げ、元校長や教頭などの教員OB2人や法律にも詳しい警察官OB2人を公募ではなく、適任の方を探して任命し、活発な動きが感じられた。自死という形で一人のとうとい命が失われた。この事件が一つの契機となり、いじめ撲滅への歩みが始まり、今も真摯に取り組まれていることを学ぶことができた。同市のいじめ防止対策は、ほかにもきずなプロジェクト、学校ボランティア交流事業及び学校・地域パートナーシップ事業など多彩な地域協力を得て実施がされている。いじめ撲滅への気概を感じた。  続きまして、滋賀県野洲市の概要。野洲市は、滋賀県の南西部に位置し、近江富士と呼ばれる美しい三上山と野洲川や日野川を有し、西には守山市、栗東市、南は湖南市、東は竜王町、北は近江八幡市と、そして北西部には日本最大の湖である琵琶湖に接する面積80.15平方キロメートル、人口は5万874人、世帯数は1万9,482世帯、高齢化率は25.2%であります。貴重な自然と温暖な気候の中にあり、水源に恵まれていることから、肥沃な土地を生かし、古代から稲作が盛んで、近代化に向けた農業の振興と美しい田園風景保全の取り組みがなされている。豊かな自然と歴史に恵まれて、計24個の銅鐸が出土した銅鐸の町としても知られている。また、以前から利便性の高い交通網整備を背景に、京阪神都心圏への近接性が高まり、先端技術分野を中心とした企業立地も進んでいる。  特定健診受診勧奨手法と健診率向上の取り組み。特定健康診査等事業。野洲市の人口約5万人、国保の被保険者1万310人、40歳から74歳まで特定健診が無料で受けられ、加入者市民のQOLの向上と医療費の適正化を図る。  主な成果。特定健診受診率及び特定保健指導実施率の推移は別紙8ページのほうにあります。期間半ばに未受診者に対する勧奨通知を送付。この結果、県下トップの特定健診受診率を確保。糖尿病腎症重症化予防指導事業については、地元医師会等と調整の上、昨年に引き続きデータ調整と分析及び希望対象者に対する保健指導等を実施。  事業の実績。特定健診受診率の年度別推移については別紙のほうで御参照ください。加入者層年齢が高齢に偏重していることから、元来受診率は高かったが、その後も受診勧奨通知の実施や無料化が奏功し、例年県下でもトップ水準の受診率となっている。  糖尿病重症化予防指導事業。平成26年度から特定保健指導とは別に、軽度の糖尿罹患者を対象として、主治医と連携しながら、管理栄養士による6カ月間の重症化予防指導を実施。平成29年度では、30名規模での募集を行い、当該事業を実施した。参加費は無料。メリットとして、生活を振り返り、今後気をつけることがわかる。丁寧に相談に乗ってくれる。家にも訪問してもらえるというようなことがありました。  保健指導体験者の声。自分の目標を相談しながら設定し、日常の健康づくり「+10」で6カ月間チャレンジをしています。今後、保健指導の体験を身近な人にも伝えていきたい。自分のことでありながら、自分の都合のよい解釈しかできていませんでしたが、きっちりと正しい方法を教えていただけたので、健康について正しい考え方が理解できてよかった。過去に重症化予防指導を受けたものと今年度実施者の合同による全体交流会を開催し、内科医を講師に招くことで、参加者が病気への理解を深めることができた。  疾病予防対策事業。人間ドックに対する受診費用を助成する業務が主なもの。また、重複受診や多受診の傾向が見られる被保険者を保健師等が訪問し、健康づくりや医療費の適正化について指導する業務。この事業の目的は、第二次的な疾病予防のための詳細な健康診査をみずから受診しようとする人の費用負担を軽減することで、加入者市民のQOLの向上と医療費の適正化を図る。  主な成果。平成28年度から新たにCOPD(慢性閉鎖性肺疾患)検診の促進を図る事業の実施。別紙で図がございます。  国民健康保険保健事業計画の策定、評価、見直しについて、これまでも保険者においてはレセプト等、統計資料等を活用することにより、特定健診等実施計画の策定の見直しやそのほかの保健事業を実施してきたが、さらなる被保険者の健康保持、増進に努めるため、保有しているデータを活用しながら、被保険者をリスク別に分けてターゲットを絞った保健事業の展開やポピュレーションアプローチから重症化予防まで網羅的に保健事業を進めていくことが求められている。  調査のまとめ。特定健診の受診率が平成28年度は51%から53%と高く、伯耆町は平成28年度は37%から43%、未受診者に対する受診勧奨の通知が効果的と考えられる。生活習慣病の発症率が高い糖尿病の重症化を防ぐ個別指導が主治医の指導指示や市の管理栄養士の指導などが連携して行われていた。糖尿病指導の参加費は無料で、6カ月間の集中個別指導により人気が高い。国保会計への法定外繰り入れは行われていない。新国保保険料は県下統一の予定。平成21年に地域医療あり方検討会を創設。在宅ケア、救急医療、訪問介護、母子保健、生活習慣病などの各部会では、症状の把握に努め、医療計画、予算化までの推進体制が整っている。また、医師会、保健所、消防、各医療・福祉関係機関と専門家が年1回、全体会合で課題や問題点などを掌握し、各部会において随時課題解決に向けた取り組みがなされている。  3、伊香立中学校アクアリウム部・伊香立水族館について。  伊香立地区の概要。大津市の北部に位置し、真野川上流の丘陵一帯に広がる1,000世帯、人口2,600人。人口減少が進む一方で、一部では住宅地が造成されているが、周囲を森林に囲まれた地域であります。  伊香立中学校の概要。特別支援学級(2人)を含めた4学級、生徒41名、教職員数20名。  アクアリウム部の創部は平成23年4月。  創部の経緯。大津市では、学校選択制が導入され、隣接学区の学校を調べるシステムや人口減少によって入学生が年ごとに減少。学校存続の危機を迎えた。そこで、学校の魅力、特色を打ち出すため、独創的な部活動に力を入れた。水族館は、アクアリウム部の活動の一環として、地域の皆さんを初め、広く、多くの人に知ってもらうことと、学校の魅力づくり、特色とすることを目的として開館しています。  活動方針。メダカや淡水魚の飼育、観察を通し、命の大切さを体感するとともに、世の中の役に立つ活動を行う。  活動について。2日コースの部活動のため、活動日は毎週水曜日と金曜日。  水槽の管理。水族館、各教室や部室にも水槽があり、魚がいるので、その生育環境を維持するため、水かえやフィルターの手入れ。  学校ビオトープ。ビオトープにある池の金魚の育成環境を整えるため、夏休みに繁茂した水草を取り除く。また、鳥から金魚を守るため、池の上に糸を張る作業など。  メダカ募金。世の中の役に立つ活動として、創部当時の部員の発案で始まったメダカ募金を継続。東日本大震災が起こった年に自分たちが育てたメダカを販売して、その収益と募金を全額あしなが育英会に震災義援金とした。平成28年度は熊本地震に対して募金活動を展開し、日本赤十字社へ送金した。  生徒の役割、先生のかかわり。生徒の役割、水族館、教室の餌やり、観察、水かえ。先生のかかわりは、道具や消耗品の購入、部室の魚の餌やり、観察、活動予定表。  主な受賞として、ボランティア・スピリット賞を平成24、25、26、27と連続して受賞しておられます。ほのぼの大賞、平成27年、それから公益社団法人フィランソロピー協会青少年部門の文部科学大臣賞を受賞しております。以上であります。 ○議長篠原 天君) ただいまの委員長の報告に対して質疑を許します。                 〔質疑なし〕
    議長篠原 天君) 質疑を終わります。  これで教育民生常任委員会行政調査報告を終わります。     ─────────────・───・───────────── ○議長篠原 天君) 以上で本日の日程は全部終了しました。  本日はこれにて散会とします。お疲れさまでした。               午前9時56分散会     ───────────────────────────────...