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令和 3年 8月第7回臨時会 (第 1日 8月 2日)

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  1. 北栄町議会 2021-08-02
    令和 3年 8月第7回臨時会 (第 1日 8月 2日)


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    令和 3年 8月第7回臨時会 (第 1日 8月 2日) 北栄町告示第87号  令和3年第7回北栄町議会臨時会を次のとおり招集する。    令和3年7月30日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期  日  令和3年8月2日(月曜日) 2 場  所  北栄町役場議会議場 3 付議事件    議案第63号 令和3年度北栄町一般会計補正予算(第5号)       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     長谷川 昭 二        宮 本 幸 美        飯 田 正 征     秋 山   修        町 田 貴 子        油 本 朋 也     斉 尾 智 弘        井 上 信一郎        藤 田 和 徳     田 中 精 一        森 本 真理子        津 川 俊 仁     阪 本 和 俊        野 田 秀 樹        前 田 栄 治        ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────  
    ─────────────────────────────────────────────       第7回 北 栄 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)                                  令和3年8月2日(月曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               令和3年8月2日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 議案第63号 令和3年度北栄町一般会計補正予算(第5号)       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 議案第63号 令和3年度北栄町一般会計補正予算(第5号)        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 飯 田 正 征君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 前 田 栄 治君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 大 庭 由美子君  副主幹 ──────── 福 嶋 奈 美君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  企画財政課長 ───── 小 澤   靖君 地域整備課長 ───── 倉 光   顕君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 産業振興課長 ───── 清 水 直 樹君  生涯学習課長 ───── 手 嶋 寿 征君       ───────────────────────────────                 午前9時02分開会 ○議長(前田 栄治君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより令和3年第7回北栄町議会臨時会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(前田 栄治君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、6番、油本朋也議員、7番、斉尾智弘議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(前田 栄治君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日1日と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(前田 栄治君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第63号 ○議長(前田 栄治君) 日程第4、議案第63号、令和3年度北栄町一般会計補正予算(第5号)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 提案理由を申し上げます。  議案第63号、令和3年度北栄町一般会計補正予算(第5号)についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億1,114万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ99億8,723万5,000円とするものでございます。  今回の補正は、令和3年7月の大雨により被害を受けた道路、農地、農業用施設等災害復旧に必要な費用をはじめ災害対応に当たり予算措置を必要とする諸事業につきまして、所要の額を計上するものでございます。  主な事業について申し上げます。  5款農林水産業費でございます。しっかり守る農林基盤整備事業に2,300万円を計上いたしました。町管理農道や排水路の修繕に必要な費用を計上するものでございます。  気象災害等対策事業に2,726万7,000円を計上いたしました。被害を受けた園芸パイプハウスの復旧に係る補助金等に必要な費用を計上するものでございます。  続いて、6款商工費でございます。災害等緊急対策資金利子補助事業に11万円を計上いたしました。今回の災害により、融資を必要とする事業者への利子補助に必要な費用を計上するものでございます。  続いて、7款土木費でございます。勤労者体育センターのり面崩壊災害復旧事業といたしまして、9,474万6,000円を計上いたしました。今回の大雨により被害を受けた勤労者体育センター西側のり面の改修に必要となる測量設計委託料工事請負費を計上するものでございます。  続いて、8款消防費でございます。災害対応人件費事業といたしまして192万4,000円を計上いたしました。警報発令中の緊急対応に必要となった時間外手当を計上するものでございます。  続いて、11款災害復旧費でございます。道路橋梁復旧補助事業に4,600万円、単独事業に5,821万円を計上いたしました。被害を受けた道路等の復旧工事に必要な費用を計上するものでございます。  農地・農業用施設災害復旧事業単独事業に1億3,480万円を計上いたしました。被害を受けた農地・農業用施設復旧工事に必要な費用を計上するものでございます。  続いて、12款予備費でございます。予備費に900万円を追加いたしました。今回の災害対応に伴い予備費が減少いたしましたので、今後の予算執行に当たり予備費を追加するものでございます。  以上、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計補正予算書をお願いします。議案第63号、令和3年度北栄町一般会計補正予算(第5号)でございます。  歳入歳出それぞれ4億1,114万4,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ99億8,723万5,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。  1ページ、2ページの説明も省略させていただきます。  3ページをお願いします。歳入でございます。  歳出に計上しております各事業の特定財源については、必要に応じて各担当課長が説明いたします。  一番下の18款1項5目財政調整基金繰入金は、予算の調整で基金からの繰入れを3億7,782万2,000円増額するものでございます。この補正後の基金の残高は、8億7,188万5,000円となります。今回、多額の基金を繰り入れしておりますが、この後、各担当課長からも説明があると思いますが、災害復旧に係りまして国の査定をまだ受けておりません。そういったために、国の補助金それからその補助裏の起債等、歳入がまだ入っておりませんので、今後国の査定を受けた後に金額が固まり次第補助金やそのほかの起債等、歳入の補正をしていきたいと考えております。  次に、4ページをお願いします。歳出でございます。  初めに人件費に係る補正で、各款に計上しております時間外手当につきましては、このたびの令和3年7月豪雨災害の対応分として必要な費用を計上しておりますので、各款での説明は省略させていただきます。  次に、6ページをお願いします。一番下の12款予備費でございます。900万円を計上しております。今回の災害対応勤労者体育センターのり面崩落緊急対応として、のり面へのブルーシートの設置や仮設の水抜き水路の設置、また復旧のための地質調査業務も実施しております。このほかにものり面崩落により農道へ流入した土砂の撤去など、緊急対応により予備費が減少しましたので、今後の予算執行に当たり予備費を追加するものでございます。  最後に、7ページ、8ページの給与費明細書は説明を省略させていただきます。  以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 清水産業振興課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) 産業振興課関係の予算について説明いたします。  このたびの令和3年7月豪雨災害により、別紙資料に示しておりますとおり167件の農地・農業用施設をはじめハウスの倒壊など極めて多くの被害が出ております。今回の補正予算で農業被害の復旧に係る予算総額1億8,774万2,000円をお願いさせていただいた上で、緊急の復旧に係る支援を行い、いち早い営農事業の回復を進めたいと考えております。  なお7月30日に、このたびの豪雨災害が、農地・農業用施設が対象となりますが、激甚災害に指定されるとの事前公表がありました。激甚指定に伴い国の災害復旧事業における地元負担率の軽減が見込めるほか、有利な交付税算入が得られる復旧事業債等の活用が可能となる予定ですので、地元及び町の負担軽減につながる国の支援メニューを見据えながら事業を進めてまいります。  それでは、補正予算書4ページを御覧ください。  まず、5款1項4目の1節報酬に会計年度職員報酬として117万5,000円、同じく3節職員手当等会計年度職員期末手当11万3,000円を計上しています。災害復旧に係り事務量が大幅に増加していることから、これに伴う人員増をお願いするものであります。  次に、13目しっかり守る農林基盤整備費で14節工事請負費整備工事請負費として500万円を計上しました。これは県のしっかり守る農林基盤交付金の災害枠を活用して、県2分の1、町2分の1で町の直接工事により町管理農道の復旧を図るもので、1か所の復旧工事費が40万円を満たないために国の災害復旧事業の対象とならない修繕工事が主なものとなります。想定の箇所数は、13か所程度を見込んでおります。次に、18節に基盤整備補助金として1,800万円を計上しました。これは用排水路等修繕を行うため、改良区等が行う修繕工事に対して県45%、町45%で復旧を図るものです。こちらにつきましては、想定箇所数を50か所程度と見込んでおります。  次に、28目気象災害等対策費の18節に大雨被害園芸パイプハウス等復旧対策事業費補助金として2,571万1,000円を計上しました。これは水害により被害を受けたハウス及び畜産施設の復旧について、県3分の1、町6分の1の合わせて2分の1を支援するものであります。それから、下段の大雨被害農産物緊急防除対策事業費補助金として155万6,000円を計上しました。冠水による病害虫の発生が懸念される中で、防除薬剤の購入に対して県3分の1、町3分の1の合わせて3分の2を支援するものであります。  次に、6款1項1目商工振興費の18節に豪雨災害対策資金利子補助金として11万円を計上しました。これはこのたびの大雨被害を受けた商工事業者で資金の融資を受ける方を対象に、最長3年間の利子について県と協調して2分の1ずつを支援するものであります。  次に、ページをめくっていただき補正予算書6ページを御覧ください。11款3項2目農地・農業用施設災害復旧費の12節に測量設計委託料として1,500万円を計上しました。これは国の農地・農業用施設災害復旧事業の対象を想定している復旧箇所おおよそ9か所程度について、測量設計などを委託する費用です。次に、14節工事請負費農道等修繕工事請負費として1億1,980万円を計上しました。これは国の災害復旧事業の活用を想定している復旧箇所、それからさきに説明しました県のしっかり守る農林基盤整備事業の該当とならないような小規模な被災箇所の復旧を図るためのものであります。単町費枠で計上しておりますが、国の災害査定等により国事業に採択となった復旧箇所につきましては今後予算を組み替えた上で改めて議会にお願いをさせていただきたいと考えておりますので、御承知いただければと思います。  なお、復旧に際しましては受益者負担が発生することから、地元の意向を踏まえた調整を行っているところです。同時に、現在も新たな被害箇所の報告があっているところであり、今後正確な災害箇所と工事費を算出し、今回の補正額を必要な事業費が上回る場合には改めて増額をお願いして、切れ目なく一刻も早い復旧を図ってまいりたいと考えておりますので、御理解くださいますようお願いいたします。  最後に、別紙資料を御覧ください。1ページのほうに農業関係被害の概要、2ページから3ページにかけまして167か所に及ぶ被災箇所一覧を掲げております。右の対応方針欄に、緊急の機能回復が必要なことから既に復旧作業を行った箇所を「復旧」と記載しております。3か所あろうかと思います。また、今後の調整で国の災害復旧事業を想定している箇所に「補助災(見込み)」と記載しております。こちらが9か所を想定して書いておりますので、御確認ください。
     以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋生涯学習課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) 生涯学習課関係の予算の説明をさせていただきます。  補正予算書は4ページ、それから別冊のカラー刷りのものも4ページのほうをお開きいただきたいと思います。  7款1項1目12節といたしまして1,135万6,000円を計上させていただいております。この内訳でございますけれども、勤労者体育センターのり面復旧測量設計委託料といたしまして973万8,000円を計上させていただいております。これは設計コンサル測量設計を委託するものでございまして、円弧滑りを起こしているのり面の滑り面を特定し、工事中に土砂のさらなる崩落を防ぐために仮設の防護柵を設置する予定としております。そのため、地質の調査、解析やその設計とまた測量を行って廃土のボリュームなどを算出するなどし、ブロック積み擁壁などの復旧工事費を正確に積算させるための費用でございます。また、この中には本工事を建設技術センター工事管理やコンサルから出された設計に対する技術的なアドバイス、また国事業等への提出資料等の作成を含む一切の業務を委託するために、161万8,000円を計上させていただいております。本工事は住宅が近接しておりまして、慎重かつ丁寧さが求められる中で経験と実績が豊富な県のOBが在籍している建設技術センターの技術支援は欠くことができないものと考えておるところでございます。  次に、5ページを御覧ください。14節に勤労者体育センターのり面復旧工事といたしまして8,339万円を計上させていただいております。復旧工法は、現場が住宅と近接しており重機等を進入させる作業道の確保が難航いたしますが、H鋼により仮設の防護柵をしてのり面の崩落した土砂や破壊されたブロック積みを撤去したいと考えております。また、上段ののり面は若干切土をして、のり枠工法等により支持基盤までアンカーを打ち込み安定させることを検討しております。下段のブロック積みは、現在の設置位置より勤労者体育センター側に少し引き込んでブロック積みの擁壁を検討しておりますが、今後地質調査の結果によっては下段のブロック積みも支持地盤までアンカーを打ち込む場合があります。なお、上の勤労者体育センター地質調査で滑り面の位置が勤労者体育センターの真下、大きく走って建物を支持することが困難なようであれば解体撤去いたしますが、建物を維持できるようであれば減築して雨漏り等を修繕し、将来放課後児童クラブを受け入れる施設に改修していく予定と考えております。  また、近接する住宅の工損事前調査の経費は今のところ予定しておりませんが、復旧工法が定まれば必要に応じて再度の補正をお願いさせていただく場合がございますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。  この工事の財源については現在国や県との調整を図っており、確定次第財源充当を図ってまいりたいと考えております。  次に、補正予算書の6ページを御覧ください。別冊のカラー刷りの写真のものも5ページを御覧いただきたいと思います。  11款2項7目でございます。14節に大栄運動場崩落土撤去工事費といたしまして19万8,000円を計上させていただきました。これは7月7日から8日にかけての大雨により、大栄運動場のレフト側ののり面が崩れ崩落土がグラウンドに流入したもので、これを撤去して崩れたのり面を安定勾配まで成形するためのものでございます。  以上で生涯学習課関係の説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 続きまして、地域整備課関係の説明をいたします。  予算書の4ページをお願いします。一番下の欄になります。それと、臨時議会の資料につきましては6ページからを御覧いただきたいと思います。  7款1項1目土木総務費は10節需用費、消耗品費に41万1,000円を計上いたしました。冠水やのり面崩壊による通行止めを実施するに当たりまして、必要となるカラーコーンコーンバー、おもり、カラーコーンの夜間照明、看板ほかを追加購入する予定でございます。また、このたびの大雨によりまして由良宿で自宅の裏山が崩れ、のり面崩壊復旧事業の要望がございましたので、予算計上を行っております。12節測量設計委託料に130万円、14節工事請負費に370万円を計上しております。財源としましては、県と町が40%ずつ負担し、受益者には分担金として20%の費用負担を求めます。  予算書5ページをお願いします。2項1目18節負担金、補助及び交付金に170万円を計上いたしました。法定外公共物災害復旧地域共同施設災害復旧事業補助金を活用していただこうとするもので、制度の概要としましては地域における水路や通路などの災害復旧をする場合、1か所当たり60万円を限度に補助するものでございまして、6か所分を計上しております。財源は、県と町が2分の1ずつを負担いたします。  1つ枠を飛ばしまして、11款1項1目道路橋梁災害復旧費は町道等の災害復旧に関連した費用の計上でございます。町道では44か所、法定外公共物では3か所の復旧を計画しておりまして、これらの応急復旧に要する費用、また本格復旧に要する測量設計委託料工事請負費を計上いたしました。早期の復旧を目指して予算計上しておりますので、よろしくお願いします。  12節委託料に3,108万4,000円を追加しております。町道の災害復旧測量設計委託料2,980万4,000円と、建設技術センターの積算業務を委託する費用120万円でございます。14節工事請負費に7,532万2,000円を追加しております。復旧見込額60万円以上の道路復旧工事請負費(補助)が13か所、4,600万円、町単独費用対応となる町道修繕工事請負費を31か所、2,712万6,000円、法定外公共物修繕工事請負費を3か所、219万6,000円を予定しております。  なお、町道の道路復旧工事請負費の財源につきましては現在一般財源としておりますが、災害査定の金額が確定次第、補助金、起債の財源を充当する予定でございます。  議会資料の6ページの資料につきましては、赤く表示しておりますのが道路復旧工事請負費(補助)ということで、補助の見込みとなろう場所でございますし、青で記載しております町道修繕工事請負費につきましては単独で行うものとなっております。そのほか法定外公共物地域共同施設災害復旧を行う箇所など図示しておりますので、御覧いただければと思います。代表的な被災箇所については写真を載せておりますので、御覧いただきたいと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 総務課関係の説明をいたします。5ページの3段目です、8款です。総務課分の説明をいたします。  8款1項4目災害対策費です。最初の職員手当等につきましては、7日から11日までの災害対応で24時間勤務を職員がしておりますので、職員分と管理職分で併せて計上しております。10節需用費です。こちらは土のうですとかブルーシートを備蓄を出しましたので、それを補うための計上でございます。19節の扶助費です。火災等による災害見舞金ということで計上しておりますが、約40件を見込んで床下・床上浸水の見舞金を支出するということにしております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 観光交流課の補正について御説明いたします。予算書は5ページの一番下から6ページの上にかけてと、資料のほうは8ページをお願いいたします。  11款2項2目商工施設災害復旧費でございます。14節工事請負費観光施設修繕工事請負費に96万5,000円計上いたしました。これは7月の大雨により蜘ケ家山山菜の里の管理道ののり面が崩落し、山菜の里管理道に土砂が流入いたしました。土砂の撤去と、のり面とのり面上部に設置しております転落防止柵の修繕をするためにお願いするものでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 初めに、7月7日から続きました豪雨によって被災されました方々へ心よりお見舞いを申し上げます。  また、町におかれましては、災害復旧と被災農家等の再建に向けて鋭意御努力をされているところであります。発生した様々な被災に対して万全の対策を取っていただき、一日も早く元どおりの生活ができるように対応を進めていただくよう求めるものであります。  そこで、何点かお聞きしたいと思います。  今回の豪雨では、双子堤の決壊によって被害に遭った農作物、非常に多く流失をしたりして被害が出ておりますけれども、この農作物への補償ということも必要になっているんではないかと思うんですけれども、これについてのお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) 長谷川議員の御質問にお答えいたします。  補正予算書で説明させていただきましたものは農地・農業用施設、あとはパイプハウスでありますとかの支援ということで説明をさせていただきました。  長谷川議員からありました農産物に対しての被害に対するその補償、支援ということではありますが、現状では町としては考えていないところです。これまでも農産物の被害につきまして行政のほうである一定の補償をしたということはございませんし、あくまでも個人で入っておられる共済保険、それから加入促進を進めております収入保険のほうでの対応ということでお願いしたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 収入保険については、やっぱり加入しておられる方とされてない方があると思うんですけども、それはどのような現状になっているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) 収入保険につきましては、当初予算のほうでも出させていただいておりますとおり加入促進に係る奨励金でありますとか、3年目までの負担軽減の支援をしておるところですけども、今ありました何件入っていますかということにつきましては今手持ちの資料がございませんので、また後から示させていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員、その収入保険の加入は議決には必要ですかね。  長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 収入保険に入っている方はある程度補償がされると思うんですけれども、そうじゃない方も多分おられると思うんですよね。そういう方について、再建するためにはやっぱりある程度のものがないとなかなか大変かなというふうに思いますんで、ぜひ御検討願いたいというところであります。  それで先ほどもありました農業用ハウスの再建でありますけれども、現在JA等による撤去作業についての支援が始まっているという報道も耳にしましたけれども、被災ハウスの再建に対する支援というのは具体的にその支援の内容というのはどういうふうになっているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  ハウスの支援としましては、予算書でいきますと4ページの5款1項28目気象災害等対策費ということで2,726万7,000円のうち、説明欄にあります大雨被害園芸パイプハウス等復旧対策事業費補助金として2,571万1,000円が該当するものであります。  支援の内容につきましては、県3分の1、それから町6分の1の合わせて2分の1を復旧に当たって支援するものということになっております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) この補助制度に該当するその対象となる内容というものはどういうふうになっているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  今回の該当になったハウスの考え方でありますけども、大破、中破、小破それぞれございます。今想定でありますけども、30棟程度ということで概算の工事費を基に予算を計上させていただいております。大雨の被害のあったものということで、撤去費それから建て替えに当たる経費が対象となります。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 撤去費についてでありますけれども、以前雪害のときも多分その制度ができてたと思うんですけれども、先ほど言いましたようにJAさん等で自主的にその支援をし合って撤去作業をするというような場合、こういう場合にこの補助制度の適用にはなるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  既に大雨被害から時間がたっておりまして、それまでの間に援農隊を組織してでありますとか、急ぐところについては片づけを始めて撤去を行っておるとこであります。この撤去に関わって出たごみというのは、町のほうでごみ処理費を用意して農家さんのほうには呼びかけを既にさせてもらったんですけども、先週の1週間の間に営農センターのほうに持ってきてくださいということでJAさんのほうの土地をちょっと借りてごみを集めて、処理費については町のほうで処理するということにしております。ですから、今の御質問にありましたこの事業費の中の撤去費に含まれるかといいますと、別のところで処理を町のほうでさせてもらったということであります。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) その辺についても県との協議が必要かもしれませんけれども、例えば業者に頼んで撤去をしてもらったときには適用になるけれども、自主的に人海戦術でそうやってJAなどがやった場合には適用にならないということでは、同じ支援をするのにちょっとそこは問題があるんじゃないかなというふうに思いますんで、その点についてはぜひ御協議を願って、支援が出るようにしていただきたいというふうに思います。いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  先ほど申し上げましたとおり、大雨被害が出てからある程度の時間がたって、先週の1週間の間に農家さんのほうにはごみを持ってきていただければ町のほうで撤去しますよということを言わせていただいております。その期間の間に援農隊を組織しておりますので、個人さんで持ってこれなかったごみ関係もある程度援農隊のほうで整理をして、ごみ撤去の今回の町の処分分に入ったかなとは思っております。  今後につきましては、あくまでもハウスの復旧に係ってについては撤去費も対象となるということがありますので、それ以外の部分について大方出てくるのは圃場の土砂撤去であるとか、これまた工事費の絡むものになってこようかと思っております。この工事費につきましてはしっかり守る等で予算組みをさせていただいておりますので、そちらのほうでうまく対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) できるだけ被災農家の負担を軽くするためにも、ぜひ御努力をお願いしたいというふうに思います。  次に、今回の豪雨災害では畜舎も浸水して被害を受けたということでありまして、これについても生産を続けるための支援が必要になっているわけですけれども、これについてはどのような対応になるのかお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  畜舎のほうの被害について、町としても把握をさせていただいております。実際にその畜産農家の方からの聞き取り、現地確認をした上で対応させていただくことになっておりますけども、支援としましては先ほどの説明で申し上げましたとおり畜舎の被害に係る部分につきまして県3分の1、町6分の1の2分の1を支援していくということで、当事者畜産農家さんのほうにはお話をしているところであります。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) まだ検討中のようでありますが、県との協議中のようでありますけれども、その畜舎以外のいわゆる機械等、生産のための機械とか設備、それから運搬などに使われているダンプカーだとか、そういうものについての被害もあるようでして、この点についてもやっぱり支援の検討が必要ではないかというふうに思うんですけども、これについてはどのようにお考えなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  畜産事業者さんのほうに確認をした際に、議員がおっしゃられる施設それから車両等にも被害があるということは把握をしておるところであります。  現在のところ現在ある制度で支援をしていくということになれば、まずはその畜産施設の支援ということで予算を要求、お願いをさせていただいておるところでありますが、これまでの災害等で機械それから車両でありますとかを支援したというちょっと前例がないもので、今のところはここは支援メニューがないのかなというようなことで考えておるところですけども、またお話を聞きながらできる支援というのを考えていきたいと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 産業振興課のほうから、未確定ではあるけれども今協議中のものということで県が示している資料というのを頂いているんですけれども、これによりますと酪農、畜産に関わる被害については以下による支援を受けることが可能ですというふうな感じで、これは確定していない資料だということでしたけれども、その中には畜舎、機械の再建、修繕等ということで畜舎、附帯施設、機械の簡易な修理、簡易な畜舎の整備等が書かれておりまして、何かこれを見ているとそういう機械についても対象にする検討を県はされているのかなというふうに思うんですけれども、この点についてはいかがですか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えいたします。  議員さんのおっしゃられたとおりでありまして、ただいま検討中という中であります。どこまでが支援の対象になるかという網かけの話になろうかと思いますけども、なるべく農家さんの負担軽減につながるようなことになるよう協議をしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) ぜひそのようにお願いしたいと思います。  それから、最後に勤労者体育センターの崖が崩れて、その土砂が住宅を押しているというそういう状況、これ一日も早く解消する必要があると思うんですけれども、先ほど少し予算で示されましたけれども、この土砂の撤去とその崩落防止のための仮復旧、このスケジュールを早く被災者に示す必要があるんではないかと思うんですけれども、これはもう示されたのか、あるいはそうでなければいつ示せるのかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  現在、まだ仮復旧といいますか仮工事のスケジュールというものはお示しできてない状態です。議員おっしゃられるとおり一刻も早くということでございますけれども、現在コンサルそれから先ほど若干出させてもらいましたが建設技術センターなどの県の職員のOBの方、それからうちの地域整備課等ともいろいろ協議をさせていただいて、一番最善で最短のものというものを今、いわゆる地質調査ですとかデータが全て出そろわないとできないことなものですからスケジュールが示せれてないですけれども、でき次第やはり住民の方にとても影響のある工事でございますのでスケジュールはしっかりとお示しをしていきたいと考えますが、今いつということがちょっと言えない状態でございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) やっぱり住民の方はどうなるのかということでそのめどが立たなければ不安だと思いますので、ぜひ早くスケジュールなり本工事についてもお示しをしていただきたいというふうに思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 4ページのところで、先ほどの同僚議員の勤労者体育センターのり面改修測量設計委託料ということが委託料で出ております。それで先ほど説明の中で、これを解体するかどうかはまだ決まっていないと。勤労者体育センターですね。児童クラブとして使えるなら使うみたいな話があったんですけど、この辺についてもう一度詳しい話を。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  あくまでも検討でございますので確実なということではございませんけれども、今、勤労者体育センターは支持基盤まで約17メートルぐらいのところまでくいが刺さっております。で建物をきちっと支持させていただいております。  実際、今回滑り面というのが、我々が想定しているのは建物の手前ののり面のところまででぎりぎりで滑り面が滑ってると考えておりますけれども、今後地質調査、今ボーリングをさせていただいておりますけども、調査によってこの建物の真下を大きく滑り面があるようであればもう支持がほとんどできないので、もうこれは撤去してしまわなきゃいけないだろうと考えております。  ただ、今の状態でいくと17メートルかなり下まで支持ぐいが刺さっている状態ですから、実際普通に復旧をして十分建物として、のり面は影響なく、建物として存続できる形になると考えております。  建物が存続できるということになれば、そもそも庁舎総合管理計画では用途を廃止するとは言っておりますけれども、このものの撤去については今後検討していく内容となっておりまして、実際屋根面それからちょっと床面がたわむので床面を張り替えたりとか、それから必要でない部分を減築することによって別のものに用途として使用できるだろうと考えているところであります。別のものとして用途として使用できるだろうと考えている中で、現在中央公民館大栄分館が実際在り方検討会を1年間かけて進めてきておりましたけれども、移転もしくは新築等、それからもしくは何らかの方法で建て替えを検討しておりますけれども、本来新しいものを建てるときには40%以上今の機能をコンパクトに、40%ぐらい減らしてということが総合管理計画の中であるものですから、その40%の減築分を考えると放課後児童クラブに別のところに移っていただくしかないだろうというのが大筋の見方になっております。そのために、その放課後児童クラブを本来学校の近いところで通いやすいところがいいだろうということを検討しておりまして、その中で勤労者体育センターをそちらのほうに用途変更して、使えるんであればそちらのほうを使っていきたいという考え方が一つあるものですから、建物を今回壊さないということになればそういうことも一つ併せて検討させていただく材料にしたいということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 急に放課後児童クラブの話が出てきて非常に聞いててびっくりしたわけですけども、今回災害対応ということなので、いかに復旧を早くするかということが重要だと思うんですね。ですから児童クラブのことを考えられるのは結構なんですけども、いかに早くするかということをまず前提で、後から放課後児童クラブのことが出てきてもいいのかなと思いながら聞いておりました。この辺に対する何か違和感が非常にあるのでね。
     撤去しなくても復旧は可能、例えば今ある建物をそれを撤去しなくてものり面の復旧はできるということの判断されておるわけですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) 撤去しなくても、のり面は可能だと思っております。こののり面の崩落は、議員おっしゃられたようにやっぱりいち早くしなければならない工事だと思っています。ですから、やはりあののり面をまず一番最初にやっておいて、それから建物のことをどうするのかというのは考えるべきだと考えておりまして、まずはのり面が先です。建物があってものり面は成形できるというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) ちょっと別の質問をしたいと思います。  最初に、今回の災害に対して激甚指定される可能性があるというふうに言われたように思いますが、そういうふうに理解してよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 農林水産省のほうからリリースが出ておりまして、7月30日付で激甚指定になるということが公表されております。  激甚指定になる措置の概要としましては、産業振興課長が申し上げましたとおり災害復旧事業に係る国庫補助率のかさ上げがございます。農地・農業用施設ということで水路だったりため池、農道等、林道、それらの復旧工事が通常であれば国庫補助率がおおむね8割のものが、この激甚指定によりおおむね9割に補助率がかさ上げされるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 当初この災害については激甚指定というものはなりにくいというようなことを非常に聞いて、大変だなということを危惧しておりました。こういうような報告があったので、今これは喜ばしいことだなというふうに思います。  それでこの被害に遭われた方、受益者の方の負担部分が非常に……。8割想定だったものが9割……。それ以下になっていくということでよかったなというふうに思います。  そこで、そういう中で支援の枠から外れる部分もあるんじゃないかなというふうに思います。こういう部分というのは何か想定されておりますか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) すみません、1つちょっと報告を漏らしておりました。  今回激甚指定になったのはその農地・農業用施設でございまして、公共土木、いわゆる町道とかの分につきましては今回該当にはなっておりません。山陰地方でも雲南市と飯南町、この2市町しか該当になっておりませんので、今回激甚になったのは農地・農業用施設ということで、一般の公共土木については指定が受けれなかったという状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 農地というと、畑ののり面が崩れたということもそういうことになるかなと思うんですけども、この辺についてもこの支援が受けられるというふうに判断してよろしいですね。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) お答えします。  国の災害復旧事業というのは規模感が40万円以上という一つの目安がありまして、それを下回る場合には今の予算上の組立てとしましては、県のしっかり守るで県と町で45%ずつ支援をして直すというつくり込みを予算のほうでお願いをさせていただいておるところです。  取りこぼしがないかという御質問だったかと思いますけども、取りこぼしはないと考えております。これから国の査定があるわけですけども、国の査定で対象外となった場合につきましてもしっかり守る、先ほど説明しました県の事業を活用しながら、なるべく地元の負担軽減につながる事業をピックアップして進めていきたいというふうに考えておるところです。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 最後にしたいわけですけども、例えば個人の土地と個人の農地が個人の宅地に崩れた。こういうようなケースについては、支援がないというふうに聞いております。ここら辺についても私が聞いとったこととそのとおりなのかどうなのか、この辺についてどういうふうな内容でしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  今の時点では、それについては具体的な支援という形のものはつくられておりません。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今、産業振興課長が、地域整備課長が答えられる前に漏れはないというふうに言われたんですけども、私はこの辺が漏れているんじゃないかなというふうに思うんです。この辺はいかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) 漏れがないと言わせていただいた件につきましては、農地・農業用施設に係るものについては漏れがないということで言わせていただきました。  その宅地に係る部分につきましては、先ほど倉光課長が申し上げましたとおり調整がちょっと必要な部分かなというふうには思っておるとこです。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員、あくまでこの予算書に載っていることでの質問をお願いします。  斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 宅地は除いて、農地が崩れた場合はそれは復旧に対して費用が出るということですよね。そうすると、例えば農地ののり面は直さないけども、その下に崩れた土砂を取るということについては復旧費用が出るんですか。 ○議長(前田 栄治君) 清水課長。 ○産業振興課長(清水 直樹君) 農地・農業用施設が対象になるという考え方につきましては、今後災害復旧をした上で営農を回復できるかどうかというのが農地・農業用施設関係の災害復旧と考えておりますので、その当該箇所が復旧しないと今後の営農に影響が出るということであれば、農地・農業用施設という考え方はできるかと考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  9番、藤田和徳議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 1点だけ、総務課。5ページの消防費、災害対策費、10節のこの43万4,000円。これブルーシートとか土のうって言われましたよね。これ災害対策費なんだから次の大雨に対する対策ということなんでしょうけど、今回のこのきりの大雨で土のうを用意しておりますから取りに来てくださいって言って大雨の中、つかっとる中、どこも多分恐らく、何自治会かなんて言えないんですけど、私分からないから。私のところのようにもうとてもじゃないけど行けない。我が家でこさえないけんと。そのほうが早いというようなことになっちゃう。じゃ町が配ってくださいなんて、そんなこと言ってるんじゃないんですよ。これ前もって用意されるんだったら、それなりの対応が必要なんじゃないか。この大雨に対する土のうの処遇というか、扱い方というのをこれどう思われますか、総務課長。これ取りに来てくださいで、取りに行けないですよ、大雨でつかっている中、道路が冠水している中。どうなんでしょう。何かいい策ないですかね。土のうを用意される。だけど土のう袋をなら配って回るのか。それも前もってなのか。それは毎日天気、空を見ていつ頃大雨来ますよなんてそんなことをやっとる場合じゃないんだけえ。だけど何とかしないことには、土のうは用意してあるけどとてもじゃないけど取りに行けない。何とかしてほしいという声は多分各自治会あると思うんですよ。これ何とかいい方法ないでしょうかね、総務課長。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 今回、まず土のうにつきましては備蓄しているものを消防団が河川とかの分に、道路ですとかそういうものに出しました。それで物がなくなったということで、建設業協会のほうにお願いをして1,000の土のうを作っていただいたということです。必要なら配布をしてというようなことがベストなのかもしれませんが、ああいう状況の中で町として配っていくというのはなかなかできないので、取りに来てくださいという広報したということです。  対応としては、もう自治会の中、共助みたいなことで対応していくしかないのかなというふうに思いますが、あの時点ではもうあれをするしかなかったということですので御理解をいただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 私、町に配ってくださいなんてそんなことをさっき言いましたか。そんなことを言ってないですというか、そんなことまでしていただく必要はないです。やっぱり地元の人のほうがよう動きますし、何よりその土のうを取りに来てくださいだったらもっと早く、やっぱり危険だと思われるそのレベルがありますよね。避難指示までいくんだったら、その前もってというような感じで早めの対応を何とかしていただきたいなというだけのことですんで、よろしくお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) できるだけ対応したいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 二、三質問をします。  まず、予算書の4から5ページ辺りでございますけども、まずここに11款で災害復旧費という項目があります。それに対して、例えばその1段上の土木費に勤労者体育センターの改修関係の委託費だとか工事請負費が載ってありますけども、今回の勤体ののり面改修工事は災害復旧だと思いますが、なぜこれが11款に入ってこないのか。いろんなところに出ている。僕は単純にこれ災害復旧費だと思っておるんですけど、この扱いというのはどういうことなんですか。まずそこをお聞きします。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 基本的なことを申し上げますけど、道路とか河川の今回ののり面の災害復旧については、災害復旧費に上げるものは原則原形復旧が一応建前となっております。復旧の際、原形を変更して再び災害を受けないように根本的改良工事を施工するいわゆる関連工事、拡幅ですとかかさ上げですとか道路の取付けの延長ですとか、とにかく今ののり面をただ原形復旧ではなくて、さらにアンカーを打つなど改良して今後受けないようにというような工事につきましては土木費等それぞれの事業において計上することとなっておりますので、そういったことで災害復旧費に上げるのは原形復旧のもの。改良を加えるものは、それぞれの科目に上げるということで計上しております。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) もう一つお聞きしますけども、7款の土木費の先ほど言いました勤労者体育センターの委託費、それから工事請負費がございます。それぞれございますが、先ほどの課長の説明で国の助成を想定しているということでございましたが、設計費についてもその補助が決まれば補助がなされるということになるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  現在想定させていただいている事業ですけれども、緊急自然災害防止債といういわゆる起債を起こせる事業がございまして、それが国の事業でございます。これは起債充当率が100%で、交付税でのバックが7割ということで非常に有利な起債なんですけれども、それを活用した事業を想定しておりまして、おっしゃられるようにその事業では設計費も含むというふうには伺っておりますので、ここに上げさせていただいた内容でございます。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 再度聞きますが、じゃこの勤体の関係については国の助成というのはこの起債が受けれるということなんですか。現ナマの補助が来るとかではなくて、起債事業ということですか。お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) 起債の事業だというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) その事業の着手は、やはり起債申請をして許可を得た後に着手するということになるんですか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) この災害対応ということで事前着手が大丈夫、可能であります。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) でも何か指令前着工のようなものを出いとけば、後で正式な申請をすればいいということですね。そうなると安心です。というのが、許可を得なければできないんであったらどんどんどんどん遅れてしまうということで、先ほど同僚議員もありましたけど速やかに早くやってほしいというのに反するんで、その辺がどうかなと思ってあえて聞いたんですが、やれるということならそれで結構です。  その上でもう一つお聞きしますが、先ほどの私が聞いたなぜ災害復旧費に入ってないかということは、原状復旧をするんであれば災害復旧費だけども、こちらのその他の科目に上げとるというのは根本的に改良するというか、危ないところがあればそれも直しながらやるために款の災害復旧費に入れてないということでございますから、それもいい回答だなと思っております。というのが、勤労者体育センターののり面改良工事で原状復旧をする。先ほど地質調査をしながらいろいろやるということですから、全体の地質調査をしてみれば先ほど斉尾議員からもありましたが建物そのものの支持基盤が崩れておれば建物も一切起債事業で取ってしまうという可能性があるということですから、それは調査を待たないかんということでございます。なるべくそういうことがないようにとは思ってますが、ここで言いたいのは、そうはいってもあの周辺の、特に民家がある上の桜の木、とっても大きな桜の木ですけども、もうあれが非常に危ないという。あそこに住んでおられる方も、もうあれを早く取ってくれと。今後台風が来て大雨が来たときに一気にあれが崩れた場合には、もう家に来てしまうと。そのことがあるんで、その復旧事業に併せて最新の早い工事でとにかく桜の木を取ってほしいということがありますが、ここの中に、この工事請負費の中にその桜の撤去というか、そこも入れてあるのかどうか、そこをお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  結論から申し上げます。あの桜の撤去費はまだ入れておりません。ただ、あの桜がどのような効果をしたのかがちょっと分かってない状態です。今回、桜の木の根のない張ってないところから1か所に水が集まって、いわゆるのり面に流れ込んだために地滑りを起こさせているという状況がある中で、桜の木が全て悪いというふうには考えていません。ただ、要するにのり面の上のこの水が全て1か所に集まったりしたことを考えますと、のりの上のほうに水路をつけるなりして排水対策というのはしっかりしなきゃならないだろうと考えております。そうしますと、のりの上のほうに水路を設けるとなると桜の木が実際には邪魔になります。そうなってくれば撤去をしなければならないのかなというふうに考えておりますし、実際に5本程度あそこに桜並木が並んでおりますけれども、例えばそのうち幾らかは間引くというようなことも検討していかなきゃならないでしょうし、桜の木が実際に地元の方に対しても不安になっている。それから、のり面に対しても悪影響を与えるだろうというようなことがはっきりすれば、撤去することもやぶさかではないというふうに考えております。その際には必要な経費が必要であればまた計上させていただいて、議会のほうに説明させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) ぜひ私は撤去すべきだと思います。  先ほど話がありましたが、あの建物そのものを後利用するということになっても、非常に日当たりもよくないし屋根にも既に葉っぱとかいろんなもんで影響を与えておりますから、あれはないほうがええと思っておりますので、ぜひこの際取っていただきたいというふうに思います。いろんな調査を待たねばなりませんけども、一番心配はこの秋の台風シーズンにどかんと降ったり集中豪雨が来たときに一気に崩れる可能性があるということですから、それだけは十分に承知してほしいと思いますし、誰が後でもし倒れたときに責任取るのかなと思うとどきどき冷や冷やしておりますので、願わくば早めにあの四、五本は取っていただきたいというふうに思います。もう一度お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) 議員おっしゃられるとおりだと思います。台風シーズンが来たときに、大雨や暴風であの桜の木がいわゆるのり面側のほうに倒れて住宅のほうに行くというようなことがまずあってはならないというふうに思っておりますし、この災害を増長させるようなこと、増破させるようなことがあってはならないと考えておりますので、しっかりその辺りも念頭に置きながら、撤去も視野に入れながら対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) もう1点お願いします。総務課長にお聞きをします。  そういうことで、今現在この下のほうの民家の方で六尾北団地のほうに避難をしていただくというような話がありましたが、実際現在どういうふうになっておりますでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 崖の下3軒の方がございまして、一番北側の方はのり面と影響がないだろうということでそのままおられます。北から2軒目の方は町営住宅のほうに替わってもらえませんかというお願いをしておりますが、まだ動いてもらってないということです。3軒目の方は町営住宅のほう、六尾北団地のほうに住んでもらっています。そういう状況です。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 先ほど言いましたように桜の木も非常に心配ですし、今後復旧工事前に再度大雨等で崩れる可能性がありますので、ぜひ避難をしていただくのがベストだろうというふうに思いますので、努力を続けていただきたいと思います。  それにあわせて、その町営住宅関係で何か今回予算計上がどっかの科目にあるんですか。そういうもろもろの費用が発生しとるかどうか、そこをちょっとお聞きします。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) エアコンの設置ですとかいろいろ経費は支出をしておりますが、もうお金を出さないけないということで予備費の充当で対応しております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 同じく勤労者体育センターのことですけども、普通の災害復旧じゃなくて災害関連ということで起債事業でするということですから、要は災害復旧ということじゃなくて、査定は受けずにもう設計ができたらそのまますぐ工事を発注するという考え方でよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) これは災害防止の観点から行う事業、のり面を急傾斜地を補強するといいますか、強固にする事業です。通常の事業と同様に、査定というよりはどちらかというと計画と申請を行って、国のほうが認めればその事業が起債ができますよという事業ですから、査定という考え方とはちょっとまた違ってきます。ただ、先ほど言いましたように申請しておいて、先ほど言うようにもういち早くしてあげなければ非常に大変な状態ですから、仮設も含めてやっぱりその工事を認めていただく指令前着工、そうしたものをしながら事業として進めていく中身ということになります。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 分かりました。普通の災害復旧ですとやっぱり国から査定官が来て査定して、その設計に対して朱を入れて、100で設計してあったら大体95とか98で収めというようなことでなるわけですけども、それとは違うということですが、その9,474万6,000円を見ておられて、設計のほう、測量設計に973万8,000円、それから監理とか工法検討のほうで建設技術センターに161万8,000円ということですけども、さっき課長言っておられたようにH鋼を立ててあれするとかいろいろ言っておられたですけど、まだその辺は決まってないわけですわね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) はっきり申し上げると、決まってないというふうです。はっきりと決まったものが今あるわけではございません。  ただ、どう考えてもあの土地を考えますと何らかのくいを打つなり支持をしてH鋼を打つなりしてとどめといいますか土留めといいますか、その下がってくるものをどっかで止めておかないと、その滑り面の下まで打ち込んで、じゃないと土砂とブロックが撤去できないので、それはもう仮設工事としては絶対的に必要だというふうに考えております……(発言する者あり)ですね。必要かどうかは今後のその調査結果、設計等にもよりますけれども、必要とは私自身の個人的な見解からすると考えておりますけれども、今後調査結果それから測量結果等を踏まえてそうしたその設計が決まってまいりますので、今の時点では何も決まってないというのが本当のことでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 災害関連でその建物の下とかも全部調査されるということですのでそれはそれでいいですけども、まだ工法も何も決まってないのに工事請負費8,339万円、これが出とるちゅうのはおかしいことないですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
    ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) 先ほど申し上げましたように、想定し得る工事費というのを算定させていただいております。実際その工法が取れるのかどうなのかということは今後調査の結果、それから解析の結果、それから今後設計をしていきますけれども、その結果に伴いますけれども、言い方は申し訳ないですけどつかみという言い方は失礼ですけれども、現時点で工事費を算定して出そうということになれば、想定される費用の中で計上させていただくというものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 分かるです、そのつかみというのは、申請するのに金額が必要ですけども、ただある程度、課長言っておられたように要は基礎地盤、要は支持層までアンカーを打つのか。そういったことを考えたりすれば、そういった申請もつかみももうちょっと増やしといてもいいでないかと思うぐらいなんですけどもね。この金額は誰が出されたんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) これにつきましては概略で設計をしてみておりますけれども、コンサル等と相談をさせていただきながら、現場の状況と合わせて出させていただいた数字でございます。ですので、必ずしもこれから設計をしていけば当然数字は変わってまいりますが、想定されるところの最大であろう、これだけのことをしたければというような最大限のものをはじき出させていただいておりますが、今後額等は固まってくるものというふうな形で、コンサルとそれから我々とで話合いをさせていただいた中で想定した工法で決めたものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 分かりました。  それと、先日委員会のほうで視察させていただいて、各課長さん案内してもらって、その中でここの現場も見させていただいて、どうも円弧滑りをしとるような形に見えるです。それで時期が時期で、これから台風シーズンが来ますわね。確かにブルーシートを張ってありました。ブルーシート、要はのり面のほんの水をはじくだけであって、その上からまとまった雨が降ったら裏に回ったら円弧滑りある程度の持ちこたえられるとこまではいいんですけども、一瞬で滑りますんでね、また。その辺のことをどう考えておられますか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  ブルーシートだけでのり面を保護しただけではなく、先ほど予備費のところで企画財政課長も申し上げましたけども、水抜きの仮の土水路を造らせていただいたりとかして、浸入してくる……。今回の雨は想定しますのに、屋根に降った大量の雨が実際の雨どいを飲み込めずにオーバーフローして、いわゆるそれが敷地内の狭いところに落ち込んで1か所に集中し、今回のところに集まって土砂を滑らせたというふうに考えておりまして、この集まってくるところに土のうを固めて水路のほうに水が行くようにもさせていただきました。  また、緊急でございましたけれども雨どいについても再度点検をし、清掃も併せて行わせていただいております。上からの水については、ある程度それについて1か所に集まってきたものをきちっと水路のほうに流し込めるようなことができるようになったというふうに考えております。  それから、実際下に落ちてしみ込んだ水や抜けた水が実際真ん中のお宅のところに土砂が塞いでいるために下ののり尻の水路が埋まっております。この水路の部分については、そこに水がたまってしまっては家のほうに今度は浸入してくるということがありますから水抜きの素掘りの水路を造らせていただいて、それも道路排水といいますか道路側溝のほうに流させていただくような処理をさせていただいておりまして、基本的にはこののり面を含めた水の悪さというのをある程度抑えさせていただいとる状況です。  ただ、これが確実に100%なのかというと100%とは言えませんが、考え得るだけのことはさせていただいているというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) お願いしますとしか言えんですけども、要はブロックの背面を円弧して滑っとるわけですね。どうしてもそこにまた水が入ればもう大変なことになります。今3軒のうち1軒の方はまだ避難しておられんということですし、個人の財産も壊してしまうようなことになりますんで、その辺をブロックの背面にこれ以上水が入らんように、その辺のことをきっちりお願いして早急に復旧していただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○生涯学習課長(手嶋 寿征君) やはり急いでやるべき工事だと考えております。  それと、7月の23か24、ちょっと日にちは覚えておりませんけれども、には今現在土が動いているか動いていないかということで伸縮計をつけさせていただいております。仮に水が入って土が動くようなことがあれば、これワイヤ式になっているんですけれども、このワイヤが引っ張られれば、約10センチ引っ張られると勤労者体育センター側にサイレンとランプが点灯しつくようになって、残ってる住宅の方にお知らせしていち早く避難いただけるような準備もさせていただいております。そのことについても真ん中のお宅には休みの日に御説明に上がらせていただいております。なので絶対万全とは言いませんけれども、そうしたことも含めて万全な状態で今の管理をさせていただいとる状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(前田 栄治君) 以上をもって本臨時会に付議された案件の審議は全て終了しました。  これにて令和3年第7回北栄町議会臨時会を閉会します。お疲れさまでした。                 午前10時24分閉会       ───────────────────────────────    上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。                 北栄町議会議長                 署 名 議 員                 署 名 議 員...