北栄町議会 > 2020-09-15 >
令和 2年 9月第8回定例会 (第13日 9月15日)

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  1. 北栄町議会 2020-09-15
    令和 2年 9月第8回定例会 (第13日 9月15日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年 9月第8回定例会 (第13日 9月15日) ─────────────────────────────────────────────       第8回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第13日)                                  令和2年9月15日(火曜日) ─────────────────────────────────────────────                                 令和2年9月15日 午前9時開議  日程第1 議案第55号 令和元年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第2 議案第56号 令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第3 議案第57号 令和元年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第4 議案第58号 令和元年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第5 議案第59号 令和元年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第6 議案第60号 令和元年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第7 議案第61号 令和元年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第8 議案第62号 令和元年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算
                認定について  日程第9 議案第63号 令和元年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第10 議案第64号 令和元年度北栄町水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ             いて  日程第11 議案第65号 令和元年度北栄町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定に             ついて  日程第12 議案第66号 令和元年度北栄町風力発電事業会計利益の処分及び決算の認定             について  日程第13 報告第10号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第14 報告第11号 令和元年度決算に基づく資金不足比率について  日程第15 議案第67号 町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について  日程第16 議案第68号 北栄町自治基本条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第69号 北栄町税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第70号 北栄町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第19 議案第71号 北栄町町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する             条例の制定について  日程第20 議案第72号 令和2年度北栄町一般会計補正予算(第6号)  日程第21 議案第73号 令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号             )  日程第22 議案第74号 令和2年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  日程第23 議案第75号 令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2             号)  日程第24 議案第76号 令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1             号)  日程第25 議案第77号 令和2年度北栄町風力発電事業会計補正予算(第1号)  日程第26 議案第79号 第2次北栄町まちづくりビジョンの策定について  日程第27 議案第80号 北栄町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第28 議案第81号 和解について  日程第29 令和2年陳情第9号 日本国憲法第53条における臨時会招集について、法令                 等で招集期限を設定することを求める意見書の提出に                 ついての陳情       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 議案第55号 令和元年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第2 議案第56号 令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第3 議案第57号 令和元年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第4 議案第58号 令和元年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第5 議案第59号 令和元年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第6 議案第60号 令和元年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第7 議案第61号 令和元年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第8 議案第62号 令和元年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第9 議案第63号 令和元年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第10 議案第64号 令和元年度北栄町水道事業会計利益の処分及び決算の認定につ             いて  日程第11 議案第65号 令和元年度北栄町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定に             ついて  日程第12 議案第66号 令和元年度北栄町風力発電事業会計利益の処分及び決算の認定             について  日程第13 報告第10号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第14 報告第11号 令和元年度決算に基づく資金不足比率について  日程第15 議案第67号 町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について  日程第16 議案第68号 北栄町自治基本条例の一部を改正する条例の制定について  日程第17 議案第69号 北栄町税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第70号 北栄町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第19 議案第71号 北栄町町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する             条例の制定について  日程第20 議案第72号 令和2年度北栄町一般会計補正予算(第6号)  日程第21 議案第73号 令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号  )  日程第22 議案第74号 令和2年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)  日程第23 議案第75号 令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2             号)  日程第24 議案第76号 令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1             号)  日程第25 議案第77号 令和2年度北栄町風力発電事業会計補正予算(第1号)  日程第26 議案第79号 第2次北栄町まちづくりビジョンの策定について  日程第27 議案第80号 北栄町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第28 議案第81号 和解について  日程第29 令和2年陳情第9号 日本国憲法第53条における臨時会招集について、法令                 等で招集期限を設定することを求める意見書の提出に                 ついての陳情        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 飯 田 正 征君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 前 田 栄 治君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 大 庭 由美子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君        ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君
    教育長 ──────── 別 本 勝 美君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  町民課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 友 定 景 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君  地域整備課長 ───── 倉 光   顕君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 環境エネルギー課長 ── 藤 江 純 子君  教育総務課長 ───── 中 原 浩 二君 生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君  農業委員会事務局長 ── 中 原 広 美君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君 代表監査委員 ───── 竹 歳 秀 明君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開議 ○議長(前田 栄治君) ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。  日程に先立ちまして、御報告します。  議案第67号、町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定について監査委員に依頼した意見については、お手元に配付したとおり異議なしの回答です。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案第55号 ○議長(前田 栄治君) 日程第1、議案第55号、令和元年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を行います。  なお、質疑に当たっては、決算書もしくは主要施策の成果といった資料の名前とページ数を必ず示してください。  まず、歳入全般にわたっての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 次に、歳出の質疑を行います。  まず、1款議会費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 次に、2款総務費についての質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 44ページ……。 ○議長(前田 栄治君) どちらの44ページかを。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 決算書44ページです。これの1項総務管理費、それから一般管理費の中の委託料について内訳をお聞きしたいと思います。  それでお聞きしたいのは、窓口業務委託料ということで実際に経費がどのぐらいかかって、当初の計画どおりになっているのかどうか、その点についてお聞きしたいと思います。  もう1点は……。 ○議長(前田 栄治君) 1問ずつ。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 次にお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  委託料、主要施策の14ページに書いておりますけど、行政改革事業の中で3,562万9,000円を支出しております。財政効果でございますが、当初予定していました計画では年間約2,444万円、委託料を単年で出すと2,444万円の委託料になりますが、実際人員の削減効果としましては1,945万円で、約499万円のマイナスとなっております。この実際人員削減の効果が出てないということになっておりますが、実際業務量がその委託前と委託後からも役場の業務自体が非常に増えておりまして、職員数も実際平成30年度193人の職員数が今年度では201人と年々役場の業務が多くなってきているということで、この委託業務で減った分以上の役場の業務も増えているということで、なかなか削減効果が出てないという結果となっております。  ただ、そういった効果は出ておりませんが、窓口でのアンケートも実施していますけどその辺の窓口の対応はいいという評価いただいておりますし、また職員数が提携業務の部分ではそういったことを職員がしなくてもよいということで、そういった業務量が増えても質の高い内容のものを正職員がしていくという形での効果が出ていると考えております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) もう1点別件でお聞きしたいと思います。  ふるさと納税に関わって経費があるわけですけれども、そのうちで楽天ポータルサイトだとかといったそういう手数料があります。クレジットなどもありますけれども、今年度などを見ると当初予算でクレジットの決済手数料なども750万円と非常に高額になっておりますけれども、それでこの令和元年度の手数料とそれぞれのサイトを通じた寄附額といった関係はどうなっているのか。できれば今お答えしていただいた上で、後で書面でもお願いしたいというふうに思いますけど。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  ちょっと今それぞれのサイトごとの経費ですとか寄附額の明細を持っておりませんので、後ほど提出させていただきたいと思います。すみません。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 寄附額が増えているので経費も増えるというのは分かるんですけれども、その経費がどんどんどんどん寄附額の割合に応じて比例していっているのか、それとも多くなっているのか。その辺を分かるように資料提出をお願いしたいというふうに思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 資料提出しますけど、基本的にはそれぞれのサイトが寄附額に応じて何%の例えば何々手数料ですとかいろいろ何種類かに一つのサイトでも分かれているんですが、大体率での手数料なりそういう経費になっておりますので、寄附額に正比例で経費が大きくなっていくという形になります。また後ほど資料で提出させていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 私が申し上げているのは、それぞれはそうなんでしょうけれども、全体としてどうなのかということが分かるようにお願いしたいということであります。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 確認ですが、全体としてといいますのは全体の寄附額でその経費が何%かということを年度ごとで出せばよろしいでしょうか。 ○議員(1番 長谷川昭二君) はい。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 主要施策の5ページですけども、真ん中からやや下のところの⑤の防災無線維持管理事業というのがあるんですけれども、令和1年度末の一般家庭の設置台数が4,910台なんですけども、未設置の世帯数というのは分かりますか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) ケーブルテレビに加入をされなくても、告知機は出すようにしています。本人さんが拒否をされれば出しませんが通常は出しますので、ほぼ未設置の家庭はないというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 1年ほど前だったと思うんですけど質問したときに、設置がしてなくて町放送を聞いてない世帯があるだとか、それから自治会の放送を聞いてない世帯があるということがあったんですけども、こういう未設置の家庭に対して町放送のフォローだとか自治会放送の来てない世帯へのフォローだとかはどのようにされていますか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) まず、町放送がうるさいということで音を切っておられるとか、外しておられる世帯もあるというふうに聞いていますし、ケーブルテレビに加入をされないと線がつながりませんので自治会からの放送は聞けません。そういうことで、そういうものについてはもう加入されないということで町としては対応はできておりません。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 再度最初の質問ですけども、ちょっと未設置の世帯、そういうことに接することができない、接しないとされてる家庭数はどのくらいあるかというのをまた数字を示していただけませんか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 全ての世帯を1対1で照合をかけていかないと分からないので、相当な時間がかかります。今日中というのはちょっと不可能なことなんです。よろしいですかね。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 要するに防災の観点からいうと、町からの防災に関する放送だとか自治会に対する自治会からの放送も聞けないということになるので、その対策も必要ではないかと思います。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 情報というのは、ある程度個人で情報収集をされる努力は必要だというふうには思ってます。町は無線を貸与という形で転入されたら出しますので、それを要らないということについてはもう情報を拒否されたんだということで仕方ないのかなと思います。  ただ、屋外放送がありますので、緊急なものについてはそちらで対応できると思っています。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員、先ほどの資料提供ですけれども、とてもこの本議会中にできる資料でもありませんので、それは。 ○議員(4番 秋山 修君) それでしたら結構です。 ○議長(前田 栄治君) よろしいですか。 ○議員(4番 秋山 修君) はい。 ○議長(前田 栄治君) それはまた後で、この本会議中には資料請求をしないということで。 ○議員(4番 秋山 修君) はい。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんでしょうか。  3番、飯田正征議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 主要施策の成果の67ページで、総務管理費で移住推進費についてお尋ねをしたいというふうに思います。  67ページのほうでは、お試し住宅ということで5組の12名の方が利用されたということでありますけれども、12名でその期間が70日でしたかね、利用が。そういった人の収入とかいうようなものが分かれば教えていただきたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 飯田議員の御質問にお答えします。  お試し住宅を利用されている方の収入ということですよね。そういったものについてはお聞きしておりません。 ○議員(3番 飯田 正征君) 家賃。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 分かりました。すみません、少し時間をください。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 失礼いたしました。  決算書36ページ、37ページをお開きください。37ページの19款5項2目になりますが、上のほうから何番目ですかね、上の段の中ほどより下ぐらいですかね、2目の。そちらにお試し住宅体験料ということで8万9,000円がございます。一日当たり1,000円ということで頂いておりますので、そちらが体験していただいた方の収入ということになります。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 私、お試し住宅を利用された方、そういった方に前のページの中に北栄暮らし支援事業がありますけれども、この関係でそこに移住支援員の配置があります。こういった方と連携をしながら、お試し住宅に泊まられた方に空き家バンクに登録されておる住宅等を案内するというようなことはなさっておられるのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) そちらにつきましては、もちろん空き家バンクの情報については御紹介させていただいておりますし、御希望があれば案内はさせていただいております。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) やっぱり北栄町を見てもらっていろいろ体験してもらう。そういった中で、やっぱりこういったお試し住宅がありますよ、連れていってでも案内をして、ここだったらいいな、ここをじゃ借りて生活しようかというような気持ちになる。案内だけの言葉だけで話をしておったってやっぱり実際に見てみないと分からないというふうに私は思いますので、そういった支援員の方の協力を得ながらやっぱり見てもらってほしいというふうに思うし、そこの中でやっぱりよさを発見することもできるんじゃないかというふうに思いますので、今後そういった方たちと連携を取りながら進めていただきたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。
    ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。  お試し住宅を御利用される方については、どういったことをまず希望されているかについてアンケート等で把握もしておりますので、こちらからも知っていただきたい情報もございますので、そういったものについては支援員と職員のほうで、また地域おこし協力隊もおりますので、そちらのほうで対応していきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) アンケート等を取っておられるということですけれども、やっぱりそのアンケートが本当に生きてきて移住につながっているのかどうか。その辺をはっきりちょっとしてほしいなというふうに思いますけれども、どのように活用しておられるんですか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 今アンケートと申しましたのは、北栄町のまずは入ってこられる、お試し住宅を活用されるときに何で今回はお試し住宅を使われようと思ったか等々のアンケートでございますので、先ほど申しましたようにどういった御希望で北栄町というところに来てみたいなと思われたかというところがありますので、まずはそれを活用させていただいておるということです。  また、終わられたときもアンケートは取っておりますので、どういったふうに感じておられたかというようなことと、いいと思ったのか悪いと思ったのかということはお聞きしておりますので、そういったことにつきましては今後の施策のほうに、これまでもでございますけれども生かしていっているということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 私、そういった一つのものの中で、アンケートの中でよかった、あれしたいなというようなことで回答をいただいたということになれば、2回目3回目といろんなものの資料を送りながら、やっぱり本当の、本気だな、北栄町もというところを見せてほしいなというふうに思いますので、今後そういった一つのアンケートだけで終わってしまうのではなくて、継続的な一つの勧奨をお願いしたいというふうに思います。以上。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) ありがとうございます。御本人さんの御希望もあったりしますけども、その辺は確認をしながら我々も情報は逐一出していきたいなというふうに思っておりますので、移住希望の方については本人さんの御希望を確認しながら丁寧な対応を取っていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に3款民生費についての質疑を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 施策の29ページをお願いいたします。一番下のところで地域共生社会包括的支援体制構築事業ということで68万5,000円ということでありますが、令和元年度に40件開催されたというふうに書いてありますが、極端に増えてるわけですね、平成30年と比べると。どういうふうな違いがあったのか、この辺について内容をお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 斉尾議員の御質問にお答えいたします。  こちらに記載の地域共生社会包括的支援体制構築事業といいますのは、社会福祉法の改正に伴って地域共生社会の実現を確実なものにするために、住民の身近な圏域での「我が事・丸ごと」の地域づくりと、包括的な相談支援体制ということが求められることになったものについて取り組んだものでございます。平成30年度に何件か福祉アドバイザーの助言をいただきながら個別の支援会議というのを開催、ケース検討を行ってきました。それを含めて、こういう形でそこの世帯の対応についていろいろな協議を行うことがとても有効だということが職員のほうにも身についた関係で、平成31(令和元)年度はいろいろなケースに対して検討を行うことができたということで、件数が増えていったものだと思っております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この事業ですけども、予算のことは別にしてどういう形で社会に展開されていくのか。介護のほうのあれですと、例えばですけどケアマネジャーとかがおられてそういう会議を開いて、その方をどういうふうにケアしていこうというような相談をされるわけですよね。このケースについてはどういう形で今後実施されていかれるのか、それをお尋ねします。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) このケースの場合には、単なる単一の問題だけではなしに、介護の問題の中にひきこもりの子どもさんがあったり障がいを抱えていたりというようなことがある中で、それぞれ個別の課が対応していたものを世帯全体として考えることができるようになったものでございます。今後としては、その相談支援の会議の中で今度は個別のそのことを解決していくためのプランをつくりながら、庁舎全体で今後の支援なりそれにつなげていくということも含めて、併せてその世帯が地域で一緒に暮らしていけるように、地域での居場所づくりみたいな形のほうにも発展していくとか、あとはその方の社会復帰、例えば社会に適応していくための支援はどんなものがあるかといったものも含めて、総合的に支援していくことができるというふうに考えております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この相談体制では、この制度の利用者が申し込むという形になるのでしょうか。それとも地域の方とか民生委員さんとかが調整してどうですかというような、これの取組の仕方ですね、どういうような形になるのか、これを教えてください。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 斉尾議員のおっしゃるとおり、自分のところにこういった問題があるからといって相談してくだされば一番いい形なんですが、やはりなかなかそういった形での把握の数は少ないので、やはり民生委員さんとか各課で対応する中で出てきたそういったケースを自分の課だけで対応できないというか、そこにほかの問題もあったということになったことを受けまして、では関係課で個別のケースの支援会議を開こうという形での把握というのが一番多いということでございます。ですので情報がどこかの課に入っていれば、それを基に全体で、関係する課でそういったケースの検討会議というのを行うという形でございます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 私は非常にいい取組だろうと思っておりますが、これをやると非常に今まで見えてなかった問題がどんどん膨らんでくると思います。それで人員的にも限りがある中でこれをどこまで広げるのかということが今後の課題になるのかなと思いますけど、この辺についてはいかがな見解ですか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 再度の御質問にお答えします。  国のほうもこちらの関係の事業には新たな事業展開を計画しておる部分もありまして、そこでのモデル事業とかという形での取組もできようかとは思いますし、あと今後この地域共生社会ということのテーマと、総合的に参加支援であったり地域参加であったり、そういったことも含めて単なる個別の問題の解決ではなしに相談と参加支援と地域づくり、そういったものも併せて問題を解決していくという方向に今後はなっていくと思いますので、国もそれを進めているので、それに乗って体制がよりいいものにできるように今後福祉課としても考えていきたいと思っているところです。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この問題については最後にしたいと思いますけども、こういう相談体制の中でこの最初は平成30年から始まったということですけども、問題解決をされて例えばひきこもりだった方とか、どういう状況かは分かりませんけど、何か抱えとった方が解決されて社会に出てこられたとか別の取りかかり、結果とか、そういうものがありましたら。どういうものがあるんですか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 個別の具体的な内容までここでしゃべることはできませんが、実際なかなか何十年も就労できなかった方がお試しで就労ができるようになったケースとか、あとは外に出ていかれるようになったというようなことの事例はあります。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 次に30ページで、この民生費、②のプレミアム付商品券助成事業ということで、この中で四角の表の中に延べ購入者数ということで記入があります。9月26日から3月31日で住民税非課税者771人、子育て世帯138人ということで合計が909人ということでございますけども、この商品券を購入されたという方の人数でございますが、この住民税非課税世帯の方、これは購入された人数というのは何%の方が買われたんでしょうか。あと、子育て世帯についてもこの時点でのもし数字が分かっていれば教えてください。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) お答えします。  住民税非課税のほうには申請書を送付しました。その数が2,758人でございます。そのうち、その申請を受けて引換券を交付に来られた方が898人。そのうち実際に商品券を買われた方が771人ですので、最初の申請者数、申請書を送付した中で771人が買われたというその率でいくと28%になります、非課税の場合は。  子育てのほうの世帯主さんにはもうこれは申請は必要ないので、直接引換券を送りました。この数が347世帯です。このうち買われたのが138人でございます。率でいきますと、39.8%ということになっています。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 住民税非課税世帯の方の28%の方が買われたということで、非常に少ないのかなというふうに思います。これについての分析はされたのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 再度の御質問にお答えします。  実際に購入された方が28%、40%弱という数字です。実際に十分にお得感はあったわけなんですけれど、やはりこれまで例えば臨時福祉給付金であったりそういったものは本人さんの手出しがなくって給付という形を取られてきました。今回のときには、やはり5,000円の商品券を購入していただくには4,000円の手出しをしていただくことになります。実際この引換券を送ったときには、その商品券がそのままもらえるものだと思って来たと言われた方も何人かありました。実際5,000円の商品券が4,000円で買えるということで大きなメリットはあるんですけれど、その費用について捻出、そこまでのことを希望されなかったというのも一つの理由ですし、あとは町内に限定です。お店数が近隣に比べてやはり使えるところが十分にはあるんですけれど、そういった面でのところも一つの要因かとは思います。  一番は、やはりある程度自分が購入するためにお金を出さなければならない部分があったと思います。十分に5,000円の商品券を5回に分けて買うことができるというふうに配慮して、必要なときに買いに来ていただければいいというふうにはしたんですけれど、そういうふうになっておる制度なんですが、そこまで伸びておりませんでした。もちろん途中には購入していただくように再度住民税非課税者の方には通知を差し上げましたり、あとは町広報等でも購入について勧めたんですが、そういった結果になっております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 子育て世帯についても39.8%という数字が今言われましたけども、これについても分析はされておりますか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 子育て世帯の分析です。子育て世帯というのはやはり若い世帯という部分の中で、購入される範囲が広いというか商圏、購入圏域が広いということで、町内で買われるより安いところでそれを求められたということもあるのかもしれませんし、一番はそういった部分でのやはりこちらも思ったほどのメリットを感じられなかったというのが一番大きなものでないかなと思います。  それと、表の中で延べ購入者ってしておりますのは一度買われた方が5,000円分買って、次のときにも5,000円買われたということで、その人は2人という意味ではなしに延べの購入者はそれはあくまでも1人という形でのこの延べという数字を書いておりますので、そこは御理解いただければと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今、分析をしていただきました。細かく検討されて、いろいろどうだったのかなということを議論されているようなことがあったんだなというふうに思います。  その中で、問題点が見えてきたと思います。それで次回に、このプレミアム付商品券というのは過去に何回かあるわけですけども、今後の対策にぜひ生かせるようにこの辺の検討はお願いしたいと思いますが、今までの実績を踏まえた反省でね。皆さんに利用していただきやすいようなそういう格好のプレミアム付商品券になるように、これについていかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) プレミアム付商品券の部分です。今回福祉課がこういった形で対応しましたし、一般の方にもプレミアム付商品券が今回出されました。2つのことの事業の中で、より使いやすく、またこういった低所得の方に対しての支援としてもまた新たなこういったことが起きるようであれば、今回のことは十分に踏まえて使いやすくて購入が伸びるような形のことはやはり考えていかなければならないと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  3番、飯田正征議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 主要施策の成果の26ページをお願いします。この中で、介護予防生活支援費ということで、タクシー利用助成とそれから在宅通院支援事業とあります。こういった中で、やっぱり利用する人はちょっと減っておりますけれども延べでいきますとかなりの人数が増えておるということで、同じ方が何回も利用されておるんだなというふうに思っておりますけれども、こういった中で金額的にも両方どちらも110万円ずつ増えておるというような状況でありますけれども、そういった中でタクシーの配車料というものについて以前もお尋ねをしたというふうに思うんですけれども、業者によって配車料が要る要らないというようなことで、そういった中でやっぱり配車料はもらうようになっておるからということでそういう事業所もあって、当然そういう利用の案内の中に配車料が要るところもありますのでお尋ねくださいというような字句をつけて配られたというふうに思うんですけれども、そういった一つのものが何か10月から配車料をもらってないんだというようなこともちょっと聞いて、もうごく最近のことですけれども、こういった一つのことについてはやっぱりそういうふうに前段でお尋ねくださいというようなことを言っているのにもかかわらず、それをやっぱり把握をきっちりしてないがゆえにそのままの状況で来ておるというようなことでありますけれども、こういった一つのものの事実がはっきり分かれば、やっぱり要らなくなりましたとかいろんな何かの方法で周知すべきでないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 飯田議員の御質問にお答えします。  以前御質問があったことで、タクシーの迎車料金のことについてお尋ねがありました。その中で、迎車料金が必要な事業所もありますということでのお答えをしておりましたが、先ほど飯田議員が言われたように、昨年の10月から町内業者さんもその迎車料金は取ることをやめたということをお聞きしました。4月のチラシを作る時点で私どもで確認すればよかったんですけど、そこの部分ができていなかったことはおわびします。今後は、そういった迎車料金が町内の方については必要なくなったということも含めてお伝えはしたいとは思います。  ただ、全て丸々迎車料金が必要でないというような、例えば倉吉の業者さんでも例えば米子まで来てくれと言われたときにそれが迎車料金が必要ないかと言われたら、そこら辺は違うというような、何か個別の事例によって迎車料金をもらわれるということがあるので、一概に全てどんなところに迎えに来てもらっても迎車料金が要らないということはなかなか言えないというところもありますので、その辺のところはやはり確認してもらうというのは必要かとは思いますけれど、町内に呼ばれるときにはそれは必要ないということは確認しましたので、その辺のところはきちんと周知とお知らせ等ということはチラシの中に記載するような形でお知らせしていきたいとは思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) ぜひお願いしたいというふうに思います。米子というような事例も出ましたけれども、とにかくタクシー利用の最高の負担額というのは決まっているのでそういうことはないだろうというふうに思いますけれども、そういったことをきっちり徹底してみんながそうやって利用できるような状況にしてほしいなというふうに思いますので、よろしくお願いしておきます。終わります。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 施策の29ページの一番下ですけども、地域共生社会包括的支援体制構築事業、ここで極端に平成30年度の6人から令和元年度40人に増えておりますけども、説明があったかも分からんですけど、もう一度ちょっとこの関係者研修というその関係者というのは何ですか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 野田議員の御質問にお答えします。  この事業は、先ほど言いましたようにケースの検討をするに当たりまして、例えば福祉課の関係者だけでなしに健康推進課であったり社会福祉協議会であったり、その方に部分的にでも関わっている関係者の方が集まっていただいて、総合的にその世帯をどうやって支援していくかということについての問題点や対応について協議するということを行っております。それが平成30年度から始めまして十分に中での理解が深まってきた中で、このケースもみんなで考えたほうがいいのでないかという古いケースが伸びていったというふうに御理解いただければと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) ということは、平成30年度から始まってということは、目的としては平成30年度、令和元年度同じ目的でこの事業はやっておられるわけですね。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) そうでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に4款衛生費についての質疑を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 35ページをお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 施策でいいですか。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 施策の35ページをお願いいたします。毎年お伺いしているようなので恐縮なんですが、衛生費の一番下の表で風疹のところが出ております。接種者数ということで、平成30年度よりも令和元年度のほうが少ないということでございます。これについては町のほうで一生懸命力を入れていただいていたと思うんですけども、この辺についての見解をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  35ページの下段の表は、いわゆる任意接種といいまして自分で希望してされる接種で、これに対しては町なり県なりの助成があるわけですけども、そういう接種の費用助成でございます。  一方、上の段の表の一番下に風疹の第5期という形で定期予防接種を上げております。健康推進課、町としても風疹のことについては町報であったり町放送であったりで啓発はしているんですけども、風疹の第5期の定期予防接種が始まって、こちらのほうで受けられれば検査も接種も無料ということです。一方、任意接種の場合は検査については県の助成、接種については町の助成という形になりますので、第5期の対象の年齢の方についてはこちらのほうを接種されておられるんじゃないかなというふうには考えております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この風疹については30代中盤の方ぐらいだったと思いますけども、それ以降の方の中にこの抗体がないという方がおられるというようなことで非常に社会的な問題になったように私は記憶しております。その抗体のない方でも、風疹(第5期)の中に入っているということで理解してよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 風疹(第5期)の予防接種、定期接種につきましては、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日までの間に生まれた男性、この年代が抗体価が低いという社会問題がありまして、それについて国のほうとして定期接種にしたということでございます。  一方、任意接種につきましては、婚姻される、あるいは出産を望まれる、あるいは出産を望まれる方と同居される方について対象になっているということでございますので、一概には全部同一ということではないですけれども、議員仰せのとおりの部分もあろうかと思います。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 町民の皆さんがこの抗体検査をされて、ない方はこの接種をされるというケースが一番望ましいだろうなというふうに思います。それでもともと小さいうちから予防接種を受けておられる世代もあるわけですね。いつまでこういう、こういうと言ったら変なんですけども、どのぐらいの期間こういう風疹に対する対策、推進、こういうものをすればいいというふうにお考えでしょうか。この辺についての見解なんかはありますか。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  定期接種については、今年度と来年度で期間は終了でございます。ただ、その風疹の任意接種については、風疹の抗体というものが一度あったとしてもなくなってしまうということがあるようでございます。ですので、県の助成であれば妊娠を望まれる方がいらっしゃる世帯に属される方であれば無料で県の助成により抗体価検査を受けられますので、そういったものを利用して継続的といいますか、注意しながら進めていきたい。町のほうとしても広報を進めていきたいというふうに思います。
    ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 妊娠初期の女性がこの風疹にかかると胎児に影響が出かねないというような非常に深刻な問題でございますので、しっかりと啓蒙していただきたい。町民の皆さんに周知していただいて、意識を持っていただきたいなというふうに思います。最後。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  地味なという言い方はよくないのかもしれませんけども、子育て世帯に安心して暮らしていただける北栄町を目指す上でも重要な事業であるというふうに考えておりますので、今後ともしっかりやってまいりたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 次の質問をさせていただきます。施策の38ページをお願いいたします。この一番上に表がございます。胃がん検診、結核検診、喀たん検査とかいろいろございます。その中で、受診された中で要精密という方が喀たん検査以外はどの欄にもございます。胃がんですと、要精密は54人です。その中で、精密検査を実際に受けられた方が49人ということで、精密検査を受けられた方が90.7%ということでございます。こういうことを見ますと、要精密という診断を受けられた方が精密検査を受けておられない方もあるということで、非常にこういう数字があるということは危惧しております。子宮頸がん等では精密検査を受けられた方は100%で、下のほうの乳がん検査ですと95%ということで非常に高い数字は出ておりますけども、結核・肺がん検診なんていうのは76.3%ということでまだまだ改善の余地があるかなというふうに存じます。  この要精密検査を勧告といいますか言われまして、この精密検査を受けられなかった方に対する対応、これも大事だろうと。追跡調査といいますかね、こういう部分が非常に大事だろうと思います。これについて、どういうふうに今後考えておられるのかお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  この精密検査、要精密になった方の受診者が同じにならないというか、受けられない方があるということは、町のほうとしても重要な課題だというふうに思っております。当然1回だけではなく、2回目、3回目ということで案内を送ったり電話とかで勧奨したりということはいたしておりますが、なかなか100%にならないというふうに思っております。これは一つは、例えば胃がんであればバリウム検査から今度は精密検査になると胃カメラの検査になってきます。そこの段階で多少重症が発見されなかったり、あるいは胃カメラを受けられなかったりという方はあろうかと思いますけども、そうはいっても胃がんの発見には必ずしていただかなければならないということでございますので、今後とも精密検査を受けていただくまでががんの検診であるということを意識しながら進めてまいりたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 施策でいきますと40ページ、決算書では73ページですけども、この③番の生活習慣病予防事業、この中で子どものよい生活習慣づくり事業ということで、これ何か平成29年度は35人、平成30年度は41人、令和元年度は39人。これ説明、何か私聞き違いでしょうかね。今後中止するようなことに聞こえたんですが、その辺ちょっともう一度。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  生活習慣病予防事業、子どものよい生活習慣づくり事業につきましてです。これについては小学生の希望者に脂質検査を病院のほうで受けていただいて、さらにアンケートを行って、そのアンケートを基に講演会なり、それから生活習慣病の指導なりをしていっている事業でございます。この脂質検査ですけども、従来学校のほうで一括して受けておったものが、その当時は7割8割の受検であったんですけども、各家庭で行っていただかなければいけないということで受検率が下がっております。また、この検査の結果とそのアンケートによる生活習慣病の指導について、アンケートでは例えば間食が多いだとか夜遅くまで起きておられるとか、そういったことを指導をしようということになったときに、受検の結果でそういった数値が出てこないとか、あるいはその受検の結果でちょっとコレステロールが高いなということで指導をかけなければならないかなということであれば、例えばそういった指導が今度は医師のほうではまだ子どもだからそこまで気にしなくていいとかというようなことで、なかなかそのアンケートと検査結果と指導とにちょっとアンバランスで結びつかないということがございましたので、令和2年度からこの脂質検査については取りやめして、各学校での講演会だとかアンケート結果だとかということによる体制に変えたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 確かにその対象人数から比べたら実際に受診しておられるのは少ないですけども、それでも親御さんからしたらうちの子は受けといたほうがいいでないかということで受けられていると思うんですけども、その結果が出てからのことどうのこうのもあるんですけども、その親御さんがもう、アンケートをいろいろ取ったりしとられるでしょうけども、受けなくてもいいというような結論が出ているのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 親御さんと直接中止にしますしませんとかという話はしていませんけども、受検者の受検率がかなり下がっているということでありますので、今後は必要であれば再度脂質検査を行うということもまた考えてはいきたいと思いますけども、取りあえず令和2年度については取りやめにしたということでございます。今後はアンケートの調査をしたり保護者の方の意向を伺いながら、実施は検討していくという考えでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 確かに実績でいえば、例えば令和元年度、対象者121人に対して受診者が39人、3割ぐらいですね。少ないですけども、やっぱり受けとかなければいけないと思って受けとられるわけですので、やっぱりこれは中止というのではなしに希望者があれば受けさせるべきだと思うんですけど、その辺に対してはどうですか。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  先ほど言いましたとおり、もうやめたから永久的にやらないんだということではないというところをまずお酌み取りおきいただければと思います。  ただ、町の事業を考えたときに全てが費用対効果だとは考えておりませんが、ある程度の成果があった場合、あるいは別のことをやったほうが効果がいいということがあった場合にはその都度見直しをしてまいりたいと思いますので、そういった形で今後も進めてまいりたいというふうに考えます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) その辺はお願いしなければいけないんですけども、ここの成果のところに「児童だけでなく、保護者にとってもよい生活習慣づくりのきっかけになった」という成果が出ているわけですから、やはり中止というのではなくて、中止にはせずにやっぱり希望があればという形で続けていってもらいたいんですけども。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) また保護者の方のアンケート等を通して検討は当然していきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) ぜひともお願いします。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前10時00分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時13分再開)  衛生費について、そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 施策の39ページをお願いいたします。一番下にヘルスアップ教室(糖尿病性腎症重症化予防)ということで、これの生活習慣を振り返るということでこういう教室が開かれております。その中で参加者が30名、延べ60名ということで参加人数が記されておりますが、実際にこういう糖尿病の重症化されやすい方、されかねない方の数というのは分かっていると思うんですよね。その中で、この30名というのはどのぐらいのパーセントになるのか、この辺についてお伺いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  令和元年度におきましては、対象者については40歳から74歳の方、検診の結果でヘモグロビン(A1c)あるいは尿たんぱくがプラスになったり、あるいはeGFRの基準値が高かったりというような方を大体約150人に行かない程度をピックアップして、御案内をいたしております。そこの中から、参加者が30人ということでございます。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) このヘルスアップ教室というのは、非常に私は大事な教室だろうと思っております。これがこういう病気の可能性のある方たちをやっぱりこういうところに参加していただいて、しっかりと食生活の改善とかいろんなことを学んでいただくということは非常に重要だろうというふうに思います。その中で120人ぐらいの方が参加されていないということについては、当然仕事の関係とかいろんな事情で参加できない方もあるというふうに存じます。しかしながら、いろんな方法でこういう一回の教室、ここではヘルスアップ教室という形で教室の名前がついておりますけども、ほかの機会でもこういうようなことをやる必要はないのかなと思いますが、この辺についてはいかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  健康支援事業の中で、その39ページの上の表にありますとおりいきいき健康講座なりあるいは出前講座、それから講演会であったり事後教室であったり、あるいは運動教室を実施してみたり、運動教室についても町民全てを対象として呼びかける部分と、あと運動されたほうがいいのかなという方にまた働きかけをしたりというようなことはいたしておるところでございます。  議員仰せのとおり、ヘルスアップ教室に参加される方は本当に熱心に参加されます。話を聞いていくと、「俺もうどうせ人工透析だけえ」と言いながらやはり講演会だとか教室だとかに参加されて、自分の努力を一層やろうという気持ちが感じ取られる部分も私も参加して思っておりますので、今後ともこういった関わりについては進めてまいりたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 主要施策の42ページの一番下です。③の猫避妊・去勢手術費補助金事業で47件で28万9,000円ということで、47匹の要は避妊、去勢をしたということなんですけども、むやみな繁殖を防ぐことができたという成果が記載してありますが、私の住んでいるところもですが、それ以外にも非常に野良猫が多いという声、困っているという声を聞いております。これは実績なんですけども、去年でももう少し助成をしていただければもっとそういう避妊、去勢をしてほしいというふうな要望みたいなものはなかったんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江環境エネルギー課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) お答えします。  この猫避妊・去勢手術費助成事業につきましては、平成30年度から飼い主のいないいわゆる野良猫というものを対象にして手術を行った場合について助成する制度です。令和元年度につきましては、この47件というのは鳥取県下の市以外の町村については断トツに高い数字となっております。これはやはり野良猫をそのまま手術をせずに地域にいるとそのまま繁殖をして、それこそ今、ねずみ算ではなくて猫算と言うらしいですけれども、年に数回五、六匹の子猫を産むという状態で、爆発的に増えるのを手術をすることによって1代限りの命としていくという動物愛護にも通じる事業です。  令和元年度、この決算までにつきましては、実は手術費の3分の2を助成させていただきまして、3分の1につきましてはそういった猫をなくしたいという住民さんの負担というのが必要になっておりました。それを令和2年度につきましては他の市町村と同じように上限額は1万円というのはあるものの、手術費用の10分の10について助成するように改正したところでございます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この47件という件数が県下でも断トツに多いという今説明だったんですけど、その要因、理由というのが何かあると思うんですよね。その辺、お分かりでしたら答弁してください。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 実は、北栄町内にはそういった保護猫団体というのはございません。倉吉市にはあるんですけれども、この47件全て北栄町の住民さんが個人で行われた手術に対しての助成です。申請のときに様子を聞いてみますと、やはり地域で子猫が生まれてしまって、そういったのを見るのは忍びないという思いが強い。動物愛護に富んだ精神で、この避妊・去勢手術というのを増やしていかれたというのが実情だと思います。これは特にうちのほうで啓発をしたということではございません。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 町民の人がその野良猫を捕獲して、その猫を避妊、去勢をした件数だということで、その保護猫団体ですか、倉吉市のほうには何かそういう団体というか、もうボランティアみたいなことで自費で何かいろいろやっておられるという方を私もつい最近知りました。そういう方が捕獲した猫というのは入っていないということでよろしいんですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) その団体の方に協力を仰ぐこともあるかもしれませんけれども、基本的にはこの47件全て町民の方個人です。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) なかなかそういう猫を捕獲するというのは大変難しいと思うんですよね。なのでその捕獲をするための仕掛けというかわなみたいなものがあるので、そういうものを用意しますからその猫の多い地域でどなたかお手伝い願えませんかというふうなことでしておられるのかなと思いましたけど、どういう方法で町民の方が捕まえておられるかというのは町のほうとしてはその辺の経緯というのは把握はしておられないということなんでしょうか。もう全く町民の方が捕獲しておられるんだということなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) そういう一件一件についてどのように捕獲されたかというのは伺っておりませんけれども、最初に例えばこの地域に野良猫が多いというような初期の相談のときには、どうやって捕獲したらいいのだろうかというような御相談をいただくこともあります。そのときには、そういった倉吉市のその保護猫団体さんの協力を仰ぐようにということで相談をおつなぎすることもありますけれども、基本的にはちょっと言葉は悪いですけど餌づけのような形で餌でおびき寄せて捕まえていらっしゃるというのが実情のようです。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) その保護猫団体のほうへ話をつなげるという今お答えがありましたけど、それはそれで必要というか、町民の人が自力ではなかなか捕獲ができないから何とかしたいということで町に相談があれば、こういう団体がありますよというのでつなげられるのはいいと思うんです。要はとっても現状でも多いので、やはりこれからに向けてもしっかりそういう団体さんに話を持っていくのもですし、捕獲をするおりがあるみたいなことも聞いておりますので、そういうふうなことへの対応を私は今後期待したいと思います。47匹で県下で1番というのも、私は数字的にではほかの自治体はいかに少ないのかなって逆に驚くぐらいなんですけども、県下で1番ということはそれなりに北栄町としてはできる範囲でしっかりやっているんだということが課長の答弁で分かりましたので、今後とも引き続き成果の出るように期待をしております。答弁は結構です。  次に、主要施策の隣のページです。これも一番下の④電気自動車急速充電器管理事業133万3,000円です。これは大栄と北条の2つの道の駅に急速充電器が設置されていて、それのもう大部分は電気の使用料だとは思うんですけども、歳入では33万2,000円余りの充電器の使用料が収入として上がっております。これは北条の道の駅を民間の事業者のほうが設置をして、事業者が利用料を取っているから電気の使用料を町のほうに入れていただいているということなんですが、初めに令和元年の前は平成30年度のときの利用料、収入が15万円余りだったものが倍以上に増えてるのは、これは平成29年度の中途から北条を民間にお願いをしたからだったんですかね。そうじゃなかったら、このまず利用料が増えた理由をお聞かせください。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) お答えします。  議員仰せのように、この北条道の駅の急速充電器につきましては平成29年度、平成30年の1月から稼働しておりますので、そこからの1年分ということで、昨年度につきましては使用回数がそこまで伸びなかったということで少なかったです。  令和元年度につきましては使用回数のほうも1年間丸々なのと、あとは使用回数自体も増えてきておりますので、それに関して使用料のほうも増額しているという実態です。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 管理事業の133万円で北条のほうの収入が33万円ということは、単純にもう大栄の道の駅のほうの充電器のほうの電気料金がざっくり100万円近くかかってましたっていう理解でいいんでしょうか。その維持管理費は、もう僅かだという理解でいいんでしょうかね。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) お答えします。  北条道の駅の急速充電器につきましては、令和元年度の電気料金が45万7,043円でございました。ですので、やはり基本料金部分についてはこの使用料で賄えてないという計算にはなります。  おっしゃるように、大栄のほうにつきましては無料で設置しておりますし、契約電気量自体が大きいものがありまして、令和元年度につきましては79万66円の電気料金がかかっております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 北条の道の駅の電気料金としては、今45万円ぐらいかかってる。ただ、今設置をしているのは民間事業者で、そこからその使用料として頂いているのは33万円だと。これそういう当初から純粋に使った電気料は町のほうにお支払いくださいよという契約ではなかったんですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) これにつきましては、やはり待機電力といいまして使っても使わなくても電気料というのは発生します。その基本料金となりますのが契約の電気の出力でして、北条の場合は契約が30キロワットです。ですので基本料金としてはちょっと定かではないんですけども、たしか3万円以下ぐらいの基本料金が毎月かかっていると思います。それ以外の電気料金については、今のこの使用料で完全に賄われているというふうに考えています。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 基本料金が月3万円弱ということは、要はこの使用料、基本料金部分だけを町は頂いてて、要はそれ以上、基本料金をオーバーする電気料金については、要は12万円余りは町が見ているということですよね。だからそれは事業者のほうの収入になっていることになるんですけども、そういう理解でいいんですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 逆ですね。基本料金については町が負担しているという計算で、それ以外の使用電力料については事業者の負担。なおかつ1回当たりの使用に応じての使用料が町に対して発生しております。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前10時33分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時40分再開)  井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 北条道の駅の充電器のほうですが、45万円ほど年間に支出をしている。入ってきたのは33万円で、その内容というか、そういう基本料金なのか、そういう内訳みたいなものが分かる資料を本日中に出していただきたいと思いますがよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) そのように基本料金部分と、それから使用電力料金部分とが分かる資料のほうを準備します。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 北条はそういうことで民間にしていて、大栄のほうもかなり老朽化して設備の外側というか、もうかなり腐食というかひどくなって、今年度の当初予算で撤去費が計上されていたんですけども、いまだに撤去がしてないような、まだ使用可能な状態で設置してあるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 議員仰せのように、令和2年度の当初予算でこの青山剛昌ふるさと館駐車場の急速充電器については撤去費用のほうを計上させていただいております。  契約につきましては、もう既に撤去の工事の契約のほうを進めておりますので年内には撤去が完了するということで、やはり今まで利用されていた方への周知ということもありますので、夏頃だったかと、いつというのがちょっと定かではないですけれども、急速充電器のところに撤去する旨について周知の看板を設置させていただいております。
    ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 一応年内をめどに撤去をされるということは間違いないということでよろしいですね。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 工期のほうを年内にしておりますので、年内に撤去ということになります。 ○議員(8番 井上信一郎君) 結構です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  5番、町田貴子議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 質問しようと思ってたんですけれども、先ほど井上議員がちょっと言われましたけれども、施策の42ページの猫の避妊・去勢手術費助成金事業というところで先ほども言われましたけれども、この猫の捕獲というのは本当に大変です。前に聞いたときに町に捕獲器はないですね。それで捕獲器は多分動物病院とかに置いてあると思いますけれども、要は飼い主のいない猫はどんどん増えてしまいます。47件は申請があったんですけれども、井上議員が言われたようにどんどんどんどん増えていきます。猫は本当に年間何匹も産んじゃいますので。なのでその対策として、先ほど言われましたように令和2年度は手術費用を10分の10払いますって言われたんですけれども、多分避妊の手術は2万幾らとか去勢が1万幾らとかってかかると思うんですけれども、上限1万円と言われたんですけれども、全額補助ということにはなりませんか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) お答えします。  この助成事業につきましては、2分の1、鳥取県の補助金のほうを財源として使わせていただいております。その鳥取県の補助金要綱の中には上限1万円というのがございまして、それに沿って上限額のほうを定めているところです。  そして手術費用についてですけれども、動物病院については自由診療となっておりますので、手術費用についても自由に設定できるようになっております。中には飼い主のいない猫に対する手術費用については安い料金設定で手術のほうをされる動物病院もございますので、そういったところと情報交換しながら、なるべく手術をされたいという住民さんの負担にならないように制度のほうを続けていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) この問題は、猫を好きな人も嫌いな人もやっぱりすごい大事なことだと思います。この対策をするということは。なので病院を選ぶといっても個々でまた行きつけの動物病院とかあるし、値段は最初から聞いてどうやこうやということにもならないし、やはり手術費の10分の10を上限を決めないで、何とかそういうあれを北栄町で対策をしてほしいなと思います。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 今のところ申請に来られる方というのも複数回来られる方もいますので、そういう方と話をしながら。とはいえ町の一般財源の持ち出しがあまりにも多くならないように、制度設計というものは今後とも検討していきたいというふうには考えております。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) ぜひそういう検討をしていただきたいと思います。  それと、何年か前まで飼い猫も助成があったような気がするんですけれども、今はないですね。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) これ制度をつくったときには鳥取県は最初から飼い主のいない猫を対象にしていましたが、北栄町独自として飼い猫も対象にしておりました。ただ、やはり飼い猫については飼い主の責任において避妊・去勢手術をすべきということで、平成30年度だったと記憶しておりますけれども、飼い主のいない猫のみを対象としたところです。  ただ、飼い猫につきましては、鳥取県の獣医師会のほうで年に2回補助金事業というのがございますので、それについて町報等でお知らせをしているところです。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) これで終わりますけれども、ぜひその保護猫の手術費を全額補助ということを検討していただきますようにお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) これからも申請に来られる方等と話をしながら、どういうやり方が地域にもよい環境をもたらすのかも含めまして検討してまいりたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に5款農林水産業費についての質疑を許します。  11番、森本真理子議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 主要施策の49ページの農業者年金事業について伺います。  令和元年度は、7人というたくさんの方が加入されました。私も農業委員してよく分かるんですけど、1人の人を加入するというのもすごく大変です。それが7人もの方を加入されたというのには何か要因があるでしょうか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 中原農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 農業者年金の加入につきましては、全ての農業委員さんが地区内の対象者を一軒一軒訪問をしていただいて加入促進をまず努めていただいております。それ以外に、現在補助事業を使われますとか認定農業者になられる方、家族経営協定を結ばれる方等に皆さんにメリットを説明して御案内を申し上げているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 本当に農業委員の方に頭が下がる思いでございます。農業者にとって老後の安定した生活を送るというのは若いときには分からなくて、やっぱり老後になって入っておけばよかったって後悔される方もあると思います。若いときから農業者年金を掛けるという大切さを、これからも新規の農業者なりに教えてあげてほしいと思います。  それで7人の中の女性と男性の割合というか、人数どのぐらいになっておりますか。 ○議長(前田 栄治君) 中原局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 大変申し訳ありません。今確認できる資料がございませんので、確認してお知らせさせていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 女性のほうが長生きします。だから女性の人にもたくさんの方に入っていただけるように努力していただきたいと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 中原局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) かなり平均寿命自体も女性の方のほうが長くなっております。それから受給者の方の平均年齢を見ますと、一般の方より農業者の方のほうが平均年齢が高いというような状況になっております。これまでなかなか女性の方は加入をしてこられなかったというような状況がございますが、今、家族経営協定などの見直しも行っておりますので、そういった際にきちっと制度を説明して加入していただけるように御案内をさせていただければと考えております。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 分かりました。今後とも年金加入よろしくお願いします。  続きまして、54ページの12番、農業経営サポート事業についてお聞きします。人材センターの登録とか照会の状況というのが出ていますが、なかなかマッチングができないようです。農業者の方は、窓口のほうに紹介していただけませんかというような声は今はどうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  なかなかこういう厳しい人手不足の状況でございまして、それは農家の方もある程度理解をされていらっしゃって、言い方は失礼なんですけど駄目元のところもあって町のほうに来られて、雇用ないだろうかという御相談を受けたり等はしております。  町としましても、一生懸命人手不足のところをうまくマッチングできるようにいろんな人材を探しておるわけですけれども、単純にうちの町だけで動いていても大変でございますので、農協の人材紹介センターなどと連携しながらさせていただいております。  昨年度まではそのような状況でございましたけれども、今年度コロナの関係もございまして何度か議会のほうへも御報告させていただきましたが、中央農協の人材紹介センターと連携しながら三朝の温泉協会の従業員さんたち、その人たちをラッキョウの切り子さんであるとかスイカのいわゆるラインの中の仕事であったりとかということをお手伝いいただけるような流れや仕組みをつくっておりまして、正業をお持ちの方も含めて副業で何とか農家の農繁期にお手伝いいただける方がないかというものを多く広く連携しながら探しておるというような状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) では今後、令和1年度まではマッチングは少ない状態ですが、今後は……。 ○議長(前田 栄治君) マイクを。 ○議員(11番 森本真理子君) 今後はどのように、今後ともまたセンターだけは開設されていかれるわけですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) この今後でございますけれども、今後もこの人材紹介センターというのは登録をして、しっかりと開設していきたいと思っております。それはやはり身近にそういう人材を紹介する組織といいますか、そうしたものが窓口にあることが農家さんにとっては安心の材料の一つだと思っております。人手がなければなかなかスイカもナガイモもラッキョウであったりとかということは大きく拡大していくことができませんので、やっぱり農業の発展のためには必要な機能だと思っておりますので、このものについては引き続き開設をしていきたいと思っています。  あと、今後はスマホやアプリでマッチングさせるようなシステムなどもございます。そうしたものも検証したりとかしながら、広く御紹介できることができないかといったことについても研究を進めながら進めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 今もあまりマッチングはないかもしれないけど、窓口は開設しますよというのを農家の皆さんにもちゃんと分かってほしいと思いますので、その辺をちゃんと教えてあげてください。お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 生産組織のほうに赴いてお話をする機会もございます。そうした機会を捉えて、多くの皆さんに北栄町も人材紹介センターを開設して、なおかつ農協の人材紹介センターさんとも連携しながら広く人材募集をして取り組んでいるということについては、しっかりとPRをしていきたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前10時58分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時08分再開)  資料提供と答弁保留の答弁ができるそうですので、先にそちらのほうを進めたいと思います。  まず、ふるさと納税の関係を。  小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  ふるさと納税の寄附額と経費の一覧表をお配りしております。上のほうに令和元年度の表を載せておりまして、左側にそれぞれのサイトの名前を書いております。4つのサイトがございます。その次の右の欄が寄附額、そのサイトで申込みのあった寄附額、それからそれに対しての経費、そして寄附に対して経費が何%かということで割合を記載させていただいております。  見ていただきますと、ふるさとチョイスのほうが非常に経費のほうが安くなっております。これには理由がございまして、ふるさとチョイス以外のものについては全て寄附の申込みがあってから商品の発注とか業者さんとのやり取りも全て委託を出しております、それぞれの運営サイトのほうに。ふるさとチョイスについてはそういった発注業務のほうは委託しておりませんで、そういった事務を今まで以前は役場の臨時職員のほうにしていただいておりましたが、この民間委託をするようになってから共立さんのほうにそういった発注業務のほうを委託させていただいております。ということでそういった経費は民間委託の委託料の中に含まれておりますので、ここには上がってきてないということでふるさとチョイスのほうは経費が安くなっております。  それから、もう一つ理由がございまして、今まで令和元年度までは定額でのその経費を支払っておりましたが、ふるさとチョイスのほうも令和2年度からは全国的に寄附額に対して5%のそういった委託料を頂くということで、来年度については経費が寄附額の5%がちょっと上乗せされることになりますので、今まではそういったことで経費が安くなっております。  合計欄を見ていただきますと、寄附額が約4億8,000万円で経費が2億4,000万円、全体としては51%の経費がかかっているということになります。  すみません、それからその他の欄でございますが、こちらについてはそれぞれ上のサイトに係る経費はそれぞれの会社に払うものですが、町として払っているもの、いわゆる寄附をいただいたものに対して返礼品の費用ですとか、それから寄附証明を送ったり郵送代ですとかふるさと納税のカタログですとか、サイト運営に関係ないふるさと納税の経費を全て合計したのがその他の欄でございます。  それから、下のほうには平成30年度と平成29年度の寄附額なり経費、それから割合のほうを掲載させていただいております。  以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員、御質疑はございますか。  長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 「ふるなび」というところについてなんですけども、これは「楽天」とか「さとふる」に比べると非常に高くなっているんですけれども、経費の割合が。この点については、やっぱりこれ必要なんでしょうか。そのほかのほうのナビのほうに振り替えるとか、そういうことは難しいのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  この率ですけど、それぞれ契約時に率が決まっておりまして、なかなか振り替えることができないといいますか、サイトをそれぞれ開設したらそれぞれふるさと納税の商品をそのサイトに掲載させてもらいます。それに対して寄附をされると自動的にこの割合の経費がかかるということで、そこは事前に契約する段階から把握してうちのほうは契約させていただいております。今書いてある4つのサイトが大体全国的にも寄附額の多いサイトでして、一番最後に契約したものについては経費は高いですけど、どうせ新たにサイトを増やすならやはり寄附額の多いサイトを選びたいというところで、経費は高くなりましたがそういったことでこのサイトを選ばせていただいたということになりますので、寄附額を割り振るということはちょっとできないという、寄附者さんがどこのサイトで申し込みされるかで自動的に経費が発生するものですから割り振りはできませんけど、そういった考えで経費は高いですけど寄附額の多いサイトから選ばせていただいたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) この契約については、どういう形になっているんでしょうか。今後これらも契約を更新するという時期が来るのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 契約内容、更新時期のことをちょっと把握しておりませんで、そこを確認させてもらってから答弁させてください。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) もし今後契約の更新があるというのであれば、やっぱり楽天とか「さとふる」と同じような事業の内容であれば、その委託業務も含めた内容であれば、やっぱり同率になるように、近づけるように、そういう契約の交渉をしていただきたいというふうに思います。それについてお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 要望のほうはさせていただきたいと思いますけど、安くしてもらうようには要望したいと思います。 ○議長(前田 栄治君) では、次に先ほどの農業委員会のほうの答弁を。  中原事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 先ほどの森本議員の御質問にお答えいたします。  昨年の農業者年金の新規加入者の7名のうち、男性が6名、女性が1名という状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 先ほども述べましたけれど、女性の方に対しても将来の生活のため、老後の安定した生活のために1名でも多くの方に入っていただけたらなと思いますので、努力していただきたいと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 中原局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) これまで女性の加入者というのが少なかったという状況がございますので、農業者の方、女性の方たくさん活躍していただいております。ぜひ皆さんに周知を図って加入をしていただければと思っておりますので、努力はしていきたいと思っております。 ○議長(前田 栄治君) それでは、元の日程に戻ります。  あくまで令和元年度の決算ですので、令和元年度の事業について質疑をお願いします。
     では、農林水産業費について、そのほか質疑ございますか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。施策の49ページ、同じく農業者年金についてお尋ねします。  先ほど来出ていますように、7人の新規加入者があったということで喜ばしいことでありますが、逆に受給者につきましては旧農業者年金が203名、新農業者年金の受給者が28名ということで合計231名であります。前年度が238名、その前が247名ということでだんだんと減っているというのが事実でありまして、お聞きしたいのはその231名の受給者の受給金額というのは総額で幾らになるでしょうか。そういうことを把握して、農業者年金の魅力を発信していくということも加入促進につながると思うのでお尋ねします。 ○議長(前田 栄治君) 中原事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 津川議員の御質問にお答えします。  農業委員会では、個々の受給者の方々の受給額について管理をしているものではありませんので、本町の総額ですとか平均額について把握はしておりません。ただし旧農業者年金につきましては、令和元年の全国平均が年額が29万円程度という状況でございます。また新年金につきましては、積立ての確定拠出型の年金となっております。こちらについては、例えになりますが保険料を年額一番低い金額になるんですが2万円で加入していただいて20年間納付をされた場合につきましては、年間30万円程度の年金額となるような見込みになっている状況でございます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 分かりました。  新農業者年金については、自分が掛けた掛金に対してその8割までは万が一受給がなくても保障されるという制度でありまして、イコール自分の掛けた金額によって年金額が決まってくるという制度であります。  お聞きしたいのは、農家、農業所得が年間に本町の場合12億円あるというふうに当初予算のときにお聞きしました。そしていわゆる公的年金が15億2,000万円あってというふうに報告を受けているのですが、そのうちに農業者年金というのはどれぐらいの割合を占めるのだろうかというのがお聞きしたいんですよ。それぞれ新の場合は加入金額というのは私どものほうでは分かりませんので、もし総額が分かれば答えていただきたいと思うんですが、これ農業委員会で分からなかったら町民課のほうでももし分かる範囲で、答えられる範囲でお聞きしたいのですがいかがでしょう。 ○議長(前田 栄治君) 中原事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 先ほどもお話しさせていただいたとおり、農業委員会では個々の受給額の管理をしているわけではありませんので、先ほどの平均額から計算をさせていただくと大体お一人の方が29万円程度年額にもらわれるということで、旧年金で大体200人の方がいらっしゃると計算すると、大体6,000万円程度の年額北栄町の方で農業者年金を受給されている状況になるのではないかなというふうに考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾町民課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) 税務の立場でちょっとお答えしますと、おっしゃったように公的年金の所得というのが15億円ということは把握できております。推計でこれは申し上げたいですけど、65歳以上の方の場合は年金所得控除が120万円ございます。それに受給者の合計2,261人を掛けて収入のベースで計算したところでいえば、全体で約42億円が年金収入として上がってくるというふうに考えられます。これに対して、農業者年金の額というのは6,000万円強ということでありますので、その割合を計算しますと約1.4%程度かと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 分かりました。  私ごとで申し訳ないんですが、私も農業者年金を受給する立場になってみてはっきり分かるのですが、本当にありがたい制度であります。農家にとって年金制度、将来の不安というのは常に付きまとう。また日々の経営によってのリスクなんかもありますので、ぜひとも今後も強力に推進をしていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 中原事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 津川議員のおっしゃるとおり、農業者の方にとっては農業者年金、老後の生活に非常に大切なものとなっておりますので、しっかりとした普及啓発を行っていきたいと考えているところです。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 次に、主要施策の127ページをお願いします。資料となりますが、令和元年度一般会計の歳入と歳出の一覧表であります。農林水産業費の令和元年度の支出が下の表です、5億4,300万円。前年度が6億9,400万円で、21.8%の減額となっています。この主な理由といいますか原因といいますか、どういうことでこういうふうに減っているのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  決算ベースで前年との比較によりまして約21.8%の減でございますけれども、主なものについてはまずがんばる農家プラン、こちらのほうの事業が前年度対比いたしまして2,724万3,000円の減です。それから産地パワーアップ事業、これが3,734万3,000円の減でございます。それからその産地パワーアップの繰越分でございますけども、これも減になっておりまして4,353万3,000円でございます。あと、しっかり守る農林基盤交付金というのがございまして、こちらのほうが2,624万3,000円の減でございます。また松くい虫の特別伐倒駆除、こちらのほうも令和元年度は令和2年へ繰越しをしておりまして、その関係で888万3,000円の減でございます。これら総合いたしますと、約1億4,000万円でございます。あと小さいものについても多少の増減ありますけれども、主なものはこのものでございます。  内容でございますけれども、がんばる農家プランにつきましては3年間の取組とはいうものの、毎年毎年実施主体の取組計画や内容が変わります。これによって増減が発生いたしますし、7件の農家が取り組んでおりましたけれども、令和元年は5件の農家であったかと考えておりますので、そうした減。それから産地パワーアップにつきましては、コマツナや葉物などによる大型のいわゆる鳥取型低コストハウスの事業が減となったことが主な要因でございます。あと、しっかり守る農林基盤交付金につきましてはこれはもう台風の災害でございまして、その災害分が減となったものでございますし、特別伐倒駆除は先ほども説明いたしましたとおり令和元年度の実績というのはなく、令和2年のほうへ繰り越ししたためのものでございます。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) そうしますと、約1億5,000万円の減額については、それぞれの事業を精査した結果たまたまそうなったというふうなことで理解してよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) おっしゃるとおりでございまして、この例えば産地パワーアップのような大きな事業は2年間の取組に、さらに最後の2年目に3年目の計画を立てると繰り越しできるという内容の事業です。ちょうどその3年目の端境に今なっているということで、新たな事業が発生していなかったということになりますので、おっしゃられるとおりいわゆるそうした事業精査の減によるものというふうにお考えいただいて結構でございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  2番、宮本幸美議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 主要施策の47ページ、農業委員会の総務費について。実は、農業委員のメンバー全員で26名、農業委員さんが13名、それから農地利用の推進委員さんが13名。その中でそれぞれ役目があるわけですが、毎月1回の定例会もあります。農業委員会の皆さんの業務内容、活動状況はよく分かるんですけども、推進委員さんの役割ですか、その年間のお仕事内容、そういうものが分かりましたら教えてください。 ○議長(前田 栄治君) 中原事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 農業委員会の農業委員と農地最適化推進委員の活動の違いなんですけれども、基本的には農地を守るということで、北栄町では農業委員と農地最適化推進委員いずれも同じような形で総会で審議をして意見を言ったりですとか、それから各地区において農地の流動化の推進活動を行っております。その中にも、この主要施策の成果の下段のほうにも書いておりますが、委員会という形で皆さんに分かれていただいて利用状況の調査であるとかそれから法人の調査、それから青年農業者に対する研修ですとか一般の方に対する普及も含めて広報紙の活動ですとかいったような活動も併せて行っているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) そういたしますと、年間12回の総会がございます。このメンバーも一緒に参加して、過去にお話を聞いたら推進委員さんには農業委員会の総会では発言がされないという話もちょっと聞いたことがあるんですけども、委員会は全部26人の方が参加して同じような意見交換会ができますか。 ○議長(前田 栄治君) 中原事務局長。 ○農業委員会事務局長(中原 広美君) 北栄町の場合は、全委員さんにおいて総会の場で意見を言っていただいている状況でございます。ただ、最終的な審議となったときに、例えば意見が分かれたりとかということがあった場合については農業委員さんの活動という形になるかと思いますけれども、北栄町ではきちっとした形で皆さんで意見交換を行った上で最適な北栄町の農地を守る状況をしていただいている状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 決算書の79ページ、中段の若干下ですけども、国坂地区に暗渠排水の事業が6万円組んであります。これは毎年予算化になっているんですけど、これは北条砂丘地から流れ出る排水を日本海に流される海岸の出口、毎年大きな風によって砂が寄ってしまって排水口が埋まっているんでね、それを毎年この経費できれいにして24時間ずっと日本海に流れております。  そういった中で、この事業については6万円はよく分かるんですけど、この場所から1キロ弱のところにもう1か所、西側にこういう施設があります。これは多分地域改善事業の何だと思うんですけど、これについては過去はずっときれいに掃除がしてありましたけど近年全くそれが実施されていない。日本海からの砂が寄ってしまって、どこにそういう排水の口があるのか見えない状態になっております。これの整備、今後の取組をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 申し訳ございません、私のほうが認識が非常に薄くてちょっと場所や今どういう状況になっているのかが把握できておりませんが、どのような事業を活用されたりどのような管理になっているのかということをもう一度精査をさせていただきまして、必要な支援があるのであればそうですし、例えばやり替えなければいけない事業があるということであればそれらを総合的に検討しながら進めていくとは思っておりますが、ちょっと内容がまだ我々もきちんと精査できておりませんので、それらを含めて今後の検討ということにさせていただきたいと存じます。 ○議長(前田 栄治君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) これは6万円は毎年こういうふうにして計上してありますけど、今言ったもう1か所のところは過去はきれいにしてありましたがここ近年、住民たちも自治会の合意で海岸掃除も行っていますけども、いつもその時点まで海岸掃除の地域、場所ですけど、今現在もほとんど埋まってしまってその場所が分からないような状態になっております。この事業内容が違うと思うんですけども、一遍確かめてみてもらって今後の対策をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員がおっしゃられたとおりでございまして、しっかりと我々のほうで調査をさせていただいて対策等検討させていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 施策の52ページをお願いいたします。一番下のところで、⑥現地課題チャレンジ試験補助金事業ということで金額が上がっています。これは過去の実績のところを見ると、平成29年から令和1年ということで件数が令和1年になってから2件ということで、この増えたところは電気柵の試験であるというふうに理解しますが、そういうことでよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  議員仰せのとおり、令和元年につきましては畜産業における臭気対策事業といたしまして3つの酪農、それから豚の畜産、それから肥育の農家さんに御協力をいただいて臭い対策について臭気対策の事業をさせていただいておりますが、もう一方で電気柵の活用やそれから町が考案しておりますネット柵、安価でできるようなネット柵を含めた効果的な有害鳥獣の捕獲試験というのを実施させていただいておりまして、そのための費用としてこの2件分を使用させていただいたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) ここでアナグマというのが出ておりますけども、イノシシについての電気柵というような発想はお持ちではないのですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 電気柵で、まずこれはあくまで実証実験でございます。急激にアナグマが被害を大変大栄西瓜とかを中心に広げておりましたので、まずはアナグマ対策用の実証実験をさせていただいております。  イノシシの被害も本年また増えておりますけれども、これらについても電気柵もしくはいわゆる鉄柵といいますか、そうしたその柵を設けるようなというものも検証しながら進めていきたいなとは考えておりますけれども、ひとまず昨年はアナグマの実証実験、それとそうした捕獲等をセットにしながら進められる事業ということで進めさせていただいていますので、イノシシが全く頭にないということではございません。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 令和2年度の結果にはまたイノシシという名前が出てくるかもしれませんけど、その辺はそのときの議題になるかなと思います。  その上に臭気対策実証実験というものがございます。これは3年間やってこられておるわけですけれども、どのぐらいまでこのチャレンジ試験という形の事業になっていくのか。3年間もされてこられたら、そろそろ例えば本事業とかそういう形に移行する、しないということも必要なのではないかというふうに思いますがいかがですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 昨年で3年目を迎えて、この対策事業については一定の成果は確認しております。風向きそれからデオマジックという薬剤の希釈濃度、それからそうしたものを自動散布するための機器だとかタイマーだとかというものを開発をしてみたり、コストなどの計算をさせていただいております。これらの計算やその普及がまとまれば、ある程度先ほど試験をしていただきました各組織の方を中心にこのものを普及啓発をしていきたいなと考えておりますが、その普及啓発のためには単に単町費というよりは何かその県の支援事業とか、そういうものもできないかどうかといったところの検討も必要でございます。研究結果を基に、議員仰せのとおり今度は本事業として展開できるように今準備を進めておるというのが実態でございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) それでは将来的には発展するということでございますので、次に施策の64ページをお願いします。この真ん中辺りに⑥の就労創業支援事業ということで……。 ○議長(前田 栄治君) すみません、商工費は次に6款で。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 行き過ぎましたね。では終わります。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 先ほどの斉尾議員の質問に関連してですが、施策の52ページの一番下の現地課題チャレンジ、これ町単独でこの事業を2つやった効果というものがどういうものがあったのかお答えいただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まず、1つ目の臭気対策の事業でございます。こちらについては、デオマジックという薬剤を活用いたしましてその薬剤を霧状に噴霧することによって、その噴霧したものと臭気の元であるものが結びつくと香水の原理でいわゆるチョコレートのような匂いがするということでございます。このチョコレートのような匂いに変換することで、まずはこの畜産業で働いていらっしゃる方、特に噴霧する薬剤を直接堆肥の近くに噴霧をされていらっしゃるんですが、そのことによって畜産の堆肥というのは香気というか空気を入れて攪拌することで、堆肥を攪拌することでいわゆる堆肥化を進めていくことを日に何度か行われるわけですけれども、その際に臭いが非常に大変きつくなったり自分の服に臭いがついたりすることで非常に作業性が悪かったりとか気分が悪くなったりすることが多かったんですが、少なくとも臭いが入れ替わることでそういった作業に対して嫌悪感というのが少なくなったというような御報告をいただいています。  プラス機械を朝7時か8時ぐらいから4時ぐらいまでしかつけておりませんでしたので、夜間の臭いまでには対策しておりませんけれども、やっぱりつけているとつけてないところでは遠くの場所でその臭いの感覚を感じる感じないといったもののアンケートを取らせていただくと、やっぱりついてない時間帯には臭いがしたというようなことを道の駅等でアンケートを取らせていただいているんですけれども、そうしたようなアンケートをいただいております。そのような効果があるということで、やはり臭いが変わった。そのことによって今後道の駅にしてもそうですけれども、臭い対策の一環になるのではないかというふうに考えているところでございます。  続いて、電気柵の活用による有害鳥獣の捕獲ですけれども、これについては町のほうで特にアナグマの被害の大きかった上種地区を中心に電気柵ですとかというものを設置して、有効的な効率的な捕獲実験をさせていただいております。これについては、地域の皆さんと話をし合って電気柵を設置させていただくという事業をさせていただいておりまして、そのために何が起こったかということ、地域の中で守りたい農地が何なのか。それから、例えば電気柵をつくると隣の農地に来てしまう。それをあらかじめ地域の皆さんで話しておくことでそういうトラブルをできるだけ少なくするといったような効果もございまして、地域の中でどのようにそのアナグマを対策し、対策するだけではなくて、捕まえて捕獲することも鳥獣対策実施隊とも連動しながらすることで有効的な捕獲というものについての研究が進んだと考えております。  今後これらをやはり全町に基本として進めさせていただきたいのですが、ただ1軒しかないようなところや農地が1つしかないところについても効果的な方法というのが必要だということで、これだけではなくてネット柵も実験し、安価にできる方法はないかという研究も併せて行ったということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 電気柵以外の安価な方法も実験されたんですよね。だからその結果はどうだったんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 電気を使わなくても、言い方は悪いんですけど見事にアナグマを寄せつけなかったということができました。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) いや、効果があったということですよね。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) はい。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今決算の質疑なんですけども、当初予算で電気柵の予算とかがたしかついていたと思うんですけども、併せてではそのネットのそういうものも有害鳥獣の侵入防止みたいな事業にはそういうネットも本年度も入っているんですかね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まず、電気柵のほうについては補助も含めてさせていただいておりますが、この安価なネット柵は電気柵なりほかのワイヤーメッシュなりいろんなものを入れる額というのは導入されたときに2分の1ぐらい補助があるわけですけれども、その2分の1の額よりもかなり安い額で施行できます。工事費も含めて。そのことは分かっておりますので、補助のほうではなくどちらを選ばれるのかということで、一応そのネット柵のほうについては補助はまだしていない状態です。ただ、この効果によっては2分の1と同じだけの金額で自主負担でできますので、それら安価なほうを選ぶのか、それとも電気柵で国の補助、県の補助を受けながら半額で同様のものを施工するのか。そこはもう選択制の部分だろうと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) いずれにしても、この実証実験をした結果効果が認められるということであれば引き続きやっていくというのが普通の考え方だと思うので、今後はその効果がなかったんだったらいざ知らず、効果があったということであればそういう助成なり補助というのは当然引き続きやっていただきたいということです。  最初のこの臭いのほうですけども、北側の道の駅のほうで利用者にアンケートを取ったりして、結局その機械が作動しているときにはほとんど感じないけども、止めている時間帯ではやはり臭う。ということは、効果があるわけですよね。これもともとのこの実験は、北側の北条公園を再整備する上でその南側のこの臭い対策もということなんですが、結局効果があるということは今もこの機械は作動というか稼働はしているのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) このものについては、道の駅にも設置をさせていただいております。先ほどの畜産農家だけではなくて道の駅にも設置をさせていただいているのですが、希望の館の横ぐらいに置かせていただいているんですけども、設置をして今も稼働させていただいています。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 先ほどの説明で、畜産業の施設のほうはその作業をしている日中だけ機械が稼働している。では道の駅のほうはどうなんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 道の駅のほうはタイマー式にさせていただいているのと、それと同時に風見鶏のような形で風の方向によってスイッチが入ったり入らなかったり、いわゆる道の駅に関係ない方向からの風であればそのスイッチは作動しないんですが、南から北に向けていく風のほうになった場合にはスイッチが入るというようなそういう自動のシステムを研究開発しておりまして、それを実証実験させていただいております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、先ほどの長谷川議員のふるさと納税の答弁保留に回答ができるそうですので。  小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 長谷川議員の御質問にお答えします。
     ふるさと納税の各サイトの契約期間でございますが、それぞれ4月1日から3月31日までの年度契約としております。期限の契約満了前の3か月前から1か月前の間で変更がある場合はお互い協議をして変更してまた契約を結ぶんですけど、特に変更がない場合は自動更新ということの契約方針を取っています。  先ほど長谷川議員からサイトの利用料が高いところについて安くするようにということがありましたので、今回そこのサイトについては他のサイトの費用なりを提示しながら安くしてもらえないかという協議をしたいと思っております。以上で終わります。 ○議長(前田 栄治君) それでは、次に6款商工費についての質疑を許します。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 成果のほうの65ページをお願いします。65ページの⑨番、⑩番でございますが、⑩番のほうの道の駅北条公園再整備事業の成果に関してお伺いします。  この成果の文章の中に、再整備の基本計画の策定により再整備の基本的方向や導入施設の内容が決まり事業の具体性が増したとございます。まるでこれ方向性とか施設の具体的な計画がもう決まってしまったような記述だと思われるんですが、これまだ指定管理業者も決まってないのにこういった導入施設の具体的内容とかまだ決まってないと思うんですよ。ちょっと違和感があるんですが、この文章に関して。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) そのように受け止められたのでしたら大変申し訳ないんですが、まず準備は基本構想がありそこから基本計画へ移っておりまして、いわゆる基本計画が終われば今度は基本設計、詳細設計と入っていきます。まるで決まったようにということではなく、今後指定管理者さんにこれから公募をかけるためにも、ある程度大枠でこういうものを想定して事業をしてほしいというものを出さなければ公募も成り立たないということがございます。基本構想、とにかくこういうものがあったらいいね、ああいうものがあったらいいねという大きな巨大な構想から一つスリムにして、本当に必要なもの、あの道の駅に求められているものは何かというものを精査をして基本計画をつくらせていただいておりますので、より具体化が進み、その公募の前提となるものが資料として出来上がったということでこのような記載となっておるものでございます。  まるで決めたようにということでございますけれども、このある程度の町の方針もしくはこうした基本構想、皆さんからいただいた構想を基本計画にまず落とし込んで、それを基に公募をかけて具体的な公募者、それから候補者が選定されてくれば、その選定者と今度詳細設計においてこの基本計画をさらに精度の高いものに反映をさせていこう。それから、再度この基本計画やその公募者からいただいた提案、それに基づいて出来上がったその選任された事業について、いわゆる地域の皆さんそれから議会の皆さんとお話をさせていただく中でこういうものをきれいに整理をつけていって事業が固まっていくという内容でございますので、現時点でこれを強制的に方向づけをしたというものではなく、まずは一定方針がまとまったというふうに捉えていただけたらと考えておるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 8月28日、先日頂戴しました指定管理者応募要項の案の中にこうございます。南エリアの施設の内容やデザインには、その検討に指定管理者が参加して民間のノウハウや事業の提案を受け入れる。基本計画に示す事業概要は一例であり、面積や内容については指定管理者と協議の上決定するとあります。ですから、ここに書いてあるように導入施設の内容が決まって事業の具体性が増したという表現にちょっとまだ違和感が残るわけなんですよね。  そうおっしゃるんでしたら、今後その指定管理者及びその住民の意見も参考にされて本当に十分に協議していただきたいと重ねて申し上げますがいかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) おっしゃるとおりでございます。ここの記載でそのように書いておるものに対する理解については、大変申し訳ございません。ただ、先ほど来その要項等でも示させていただいているとおり、この内容についてはこの基本計画を一例にし、いわゆる指定管理者が決定すれば指定管理者さん、それから地域の意見、皆さんの御意見を踏まえながら基本設計に移り、詳細設計へと移行していくものでございます。ですので、それの大本が出来上がったということを御理解いただけたらと思います。  あわせて、この件については国ともこの基本方針や基本構想を基に一定の話合いを進めております。いわゆる今回重点道の駅として選任されました。その選任されるに当たり、この道の駅の基本計画を基に重点道の駅としてその機能やこれから果たす役割を御理解いただいたために一体型整備に向けた話が進展したというふうに我々考えておりますので、そのことを考えますとこの具体的な計画、方針がある程度定まってきたことが一つ具体的な成果につながっているというふうに考えているものでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 64ページの⑥就労・創業支援事業というところで下のほうの由良宿まちづくり活性化支援……。すみません、施策のほうでお願いいたします。のところで、教育・学習支援業112万4,000円という金額が上がっております。それでこの教育・学習支援業というのが商工費の中でなじみが私にはちょっと薄いので、これについて内容をお願いしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前11時57分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時00分再開)  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 斉尾議員の御質問にお答えいたします。  この教育・学習支援業というのは何かということでございます。楽しく音楽と触れ合いながら基本的な音楽能力を伸ばすとともに、身体的、感覚的、知的上もこれから受ける情操教育を十分に吸収し、それらを足がかりに大きく育つために子どもたちが個々に持っている潜在的な基礎能力の発達を促すリトミックと言われる教育を取り込んだレッスン教室なんですけれども、このレッスン教室を開業される方としましては、そういう多様な能力を引き出すために乳幼児期に最も大切な感性が育まれるこういう子たちを笑顔いっぱいの子どもに育てるお手伝いがしたいという気持ちから創業されておりましたので、そうした支援をされる方ということで教育支援業というような形で上げさせていただいたものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そうすると、事業というよりも塾のような形になるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  音楽を活用したりリズムを活用して体を動かして、子どもの潜在能力や体感を高めるようなレッスン教室みたいに思っていただけたらと思います。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そういうところに支援するということにはそれなりの効果が期待されるだろうと思いますが、この商工費のところに計上されるのはこれで適当だというふうに判断されておりますか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) この創業事業は、由良宿まちづくり活性化事業にせよその創業支援事業にせよ商工団体を通じて開業される、創業を目指される方たちが使われる補助金でございますので、我々としては適切であるというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 教育・学習支援業というふうにタイトルがなっておりますので、もう少し創業支援をしているというようなタイトルになれば分かりやすいのかなというふうな気がしますけど、この点いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 私どものほうもここのどういう業態かということを記載する際に、ちょっとこういうような業態が正しいのかどうなのかよく理解できてなかったのかもしれません。ただ、先ほど申し上げましたようにこう書いておりますけれども、言えば音楽レッスン教室みたいな形でございますので、改めてちょっと表現が硬い、分かりづらいということでございましたらレッスン教室というふうにここを改めさせてもらえたらと考えます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に7款土木費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に8款消防費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に9款教育費についての質疑を許します。  9番、藤田和徳議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 主要施策78ページ、教育総務費の中段、エアコン整備事業です。これ1億4,400万円、これをかけてエアコン整備していただいた。これで教育環境の向上を図ることができた。この決算額については、私は何も言いません。ただ、一つお聞きしたいのは、このエアコン管理です。これ学校のクラス、教室でエアコンが設置してあるわけですけど、これエアコン入れたり切ったりするのがいわゆる職員室ですね。そこで入れたり切ったりするときには職員室に行って、何だか押すだかどうなのかよく現場を見てないからあれこれ分からないんですけど、そうやっていわゆるコントロールパネル、集中管理というんですか一括管理というんですか、これを採用された理由は何でしょう。 ○議長(前田 栄治君) 中原教育総務課長。 ○教育総務課長(中原 浩二君) 基準温度を設定しながら管理できるという利点があるかと思います。クラスによって自由にというよりは、一律の基準の中で環境の中でコントロールができるというのが利点で集中管理がされているものであります。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 6月の梅雨時期だったと思います。雨の降る中、湿気が多いです。それはもうとんでもない暑さの中、28度の設定がしてあって、これは暑くてかなわん、では窓を開けようか。そうすると子どもらが先生に、先生、エアコンつけたまま窓開けたら余計暑くなりますよって、よく知っておりますよ。これ何でそういう一括管理をしなければならないのか。それは今課長が言われたようにそのほうが手間がかからないからいいかもしれないけど、個々の部屋にも条件があると思います。これを本当に親切心のあれだ、子どもらのことを思うんだったら各部屋で入れたり切ったりはできなかったのですか。どういう経緯でこれ設置されたのですか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) エアコン自体は職員室で集中管理をしています。それは全体を見るということなんですけれども、各教室での入り切りというのはできるようになっているはずです。ちょっとでも使わなければ切るかというと、その時間によって最初の初期起動に相当な電力を使いますのでそこは臨機の判断でしなければいけないんですけども、使わないときには切る必要がありますので、それを職員室で一々どの部屋が空いているかなんていうことで切ることはできませんから、各部屋で切れるようになっているはずです。  それで運用に関しては28度の設定温度にはしていますけども、そのときの受ける体感の状況によって使用は臨機でやってくださいということをお願いしていますので、その旨で運用をしていただいているというふうにこちらは思っております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 92ページお願いします。先ほど訂正のありました表のところの質問なんですが、一番下の段の資料購入数についてお伺いします。  御覧のように、利用登録者数ですか、それはほとんど変わっておりませんが、この購入数が令和元年2,854冊となっています。平成29年、平成30年そして令和元年どんどん減っていって、これパーセンテージ見ますとこちらが令和元年が前年の4分の1以下、26%減っております。さらにここにはないですけども、平成28年の資料を見ると4,331冊になってます。それから見ると34%減っています。約3分の2になっています、購入数が。このどうして減っているのか。今後どうするのか。それを伺います。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) まず、資料の購入に対する予算額は変わっておりません。私が確認しております部分でいいますと、その資料自体の単価が上がっているとか、北栄町として蔵書すべき資料として計画的に購入している部分での費用単価の差が一番大きいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 単価、予算をおっしゃいました。予算が平成30年、令和元年、両方とも475万円取っていらっしゃいます。今度、ついでじゃないですけど今年度の当初予算が522万5,000円、10%増えています。これもいわゆる単価のアップということでこう見られている。ということは、資料の購入冊数を増やすということは全く考えていらっしゃらないんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 資料の予算としましては、この今設定している中で必要な図書資料を購入していくという考え方を基本としております。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) すみません、くどいようですが購入冊数が減っているのは要求が少なくなったからではなくて、いわゆる需要が少なくなったからではなくて、単価が上がったためそれに予算が追いつかないといいますか、予算の枠でやればどうしてもこれ減ってくるのはしようがない。そういう理解でよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) まず、予算額としてはこの予算でいきたいという。その中で、図書館として必要な図書をその範囲内で計画的に検討しながら買うということが基本だというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 今と同じところの92ページのその図書館の利用実績のところの表なんですけども、ちょっと確認させてください。  数字を訂正されたのが13万6,082ですか3ですか、だったんですけども、ここの数字はこの表で見ると平成30年の蔵書冊数13万2,432に資料購入数2,854を足して、それから廃棄になった冊数を引いた数字が13万6,082になったという理解の仕方でいいですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 基本的にはそういうことだというふうに理解していますが、購入と除籍の相差が出てくるものが基本だと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) そうすると、平成30年度の13万2,432と令和元年度の2,854を足すと13万5,286なんですよね。そしたらちょっと何か計算が合わないように思うんですけど。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) すみません、基本の考え方は平成30年を見ていただけますでしょうか。蔵書冊数に30年度に資料を購入した数を足して、それから除籍したものを引いたものがR元年度のほうに出てくるということで数字は確認しております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 蔵書冊数のそれぞれの年度の数字というのはいつ時点の数字なんですか。年度遅れの数字とは違うんですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) すみません、確認してからもう一度回答させていただくようにできませんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 決算書の96ページから97、98、99……。 ○議長(前田 栄治君) マイクをお願いします。 ○議員(10番 田中 精一君) 失礼しました。決算書の96ページから101ページにわたってでてございます。取りあえず決算書の100から101ページを御覧いただきたいと思います。そこに大栄中学校管理費として決算が載っておりますが、そのうちの11の需用費でございます。支出済額の後に不用額が134万8,740円という数字が上がっております。非常に大きな数字でございます。これ、委員会で後で調べましたところが、中身がほぼ需用費の中の光熱水費の電気使用料でございます。119万2,306円がその主なものでございます。電気代でございます。先ほど来質問があります、多分これは学校の管理で電気代がこれだけ不要になったということは、恐らくエアコン、各教室につけたので、そういうものが必要だということで予算を組まれながら、結果的にこれだけ残ったということでございます。その1つ上の行を見てもらいますと、101ページの上のほうの需用費、これは北条中学校の管理費でございますが、同じく11の需用費の不用額が202万2,669円となっております。この内訳の中で、やはり電気使用料が、168万9,000円が主なものでございます。いずれも電気代が100万円を超えているということでございます。  あと、元に戻りますが、96とか97ページに小学校もありますが、97ページの北条小学校を見てもらいますと、需用費が100万円を超えてます。109万円。それから、その下の大栄小学校の需用費も154万6,000円となっておりまして、これ全て主たるのは電気代でございます。小・中学校全てエアコンをつけましたので、そういうことだろうと思いますが、言いたいのは、予算に比べて、昨年の予算と何らほとんど変わってない予算を元年度に組んでおられて、その結果、元年度にこれだけ残したと。考えてみますと、元年度、暖冬でございましたので、特に暖房関係が少のうなった。結果的にこういう数字が出てきたということで、無駄遣いはしておられませんので、これはこれで数字としては受け止めるべきかなと思いますが、言いたいのは、再三私がよく言っておりますが、予算を組むときに、大体12月頃から予算編成に入られますが、やはり決算見込みをある程度きちんとした上で当初予算を組むと、ここでいいますと、令和2年度の予算は当然令和元年度の決算見込みをしながら予算を組むということになるわけですが、学校関係の特にこの需用費の電気代は軒並み100万円以上残した、結果的になったと。12月ですから、まだ暖冬は分からないと思いますが、そうはいっても、やはり昨年度と比べながら、ある程度予算編成をするときに、その前提として決算見込みをしなければいけないということからすると、僕はこの数字は怠慢ではないかと。前年度の実績やら比べてみれば。先ほどもありましたが、電気のスイッチの管理は、一定にするためにも職員室でやっておると。だから教室個々がスイッチを入れてどんどん使っておるということでもないと思いますし、大体昨年の結果を見れば数字は出てくると。そうすれば、予算編成時には当然きちんとした決算見込みを立ててやるということがもう大前提だろうと思うんですが、この辺りについて、どういう決算見込みをされながらこういう結果的に不用額を出されたのか、一度聞いてみたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 中原課長。 ○教育総務課長(中原 浩二君) 田中議員の御質問にお答えします。  令和元年度と平成30年度、確かに令和元年度の需用費、光熱水費、電気代のほうを予算額で増加しております。その分がこの残予算に残っているというのが影響でございますけれども、エアコンの整備を行いました。平成30年、令和元年度と行いました。平成30年度に整備したエアコンが令和元年度の夏に使用される前提で予算額のほうを見越して増加いたしました。ただ、平成30年度はかなり酷暑であったかと思います。令和元年度はそれに比較しますとそこまでではないような状況で、エアコンの使用量も、令和元年度は思ったような使用でありませんでしたので、結果的に予算は多く見込んでいたんだけども、実績としてそれらの使用が少なかったという状況でございます。ただ、議員御指摘のように、決算を見越してという予算設定でございますけれども、そこが確かに十分であったかどうかというのは、結果だけ見るとそうではなかったというふうに考えざるを得ないのかもしれません。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 何だか訳の分からないような説明ですが、去年の決算が、例えば大栄中学校の去年の電気代の決算が580万円使っております。この令和元年度は570万円ですから、ほぼ横ばいです。それで111万9,000円残っておるということですが、私に言わせれば、もう完全に決算見込みが甘いと言わざるを得ないわけでございます。そのほかの学校に関しても大体そういう軒並みなんです。教育委員会のほうから、電気代、これから、1月から3月どうなるか分からないし、このままでええわいやということで、要は決算見込みをせずに向かわれたんじゃないですか。どうですか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) まず、エアコンの設置なんですけども、中学校が平成30年に設置をしております。それで、非常に夏が暑かったということで、夏休みの間に工事を完成させて、2学期からは使えるというような状況で工事を進めてたんですけども、あまりにも暑いので、作業が昼間できないということで、なかなか夏休み中に作業を完了することができませんでした。その関係で、エアコンの設置が完了したのがたしか2学期、9月か10月ぐらいになってしまったんだろうなと思います。その点で、本格的に利用するということで、中学校においては、昨年度、そのエアコンの使用量が増えるであろうということを想定して予算を組んだんですけども、実際に使ってみたらそこまでの使用がなかったというので、こういう金額が決算として残ってしまったのではないかなというふうに思います。そういう面では、小学校においては、昨年度設置をして、夏以降に使用したということで、一応その辺で、2学期使っておりますので、そこも加味したところで若干の残り幅が中学校に比べて少なかったのではないかなというふうに感じておるところでございます。  そうはいたしましても、このように多くの額がこの決算時に残るというのはあまり好ましいことではないというふうに思います。途中でそういうことが実際分かっておるのであれば、補正予算で減額するとか、そういうことも必要になってくるのではないかなというふうに思います。今後、しっかりとその辺、予算管理をしながら、適正な予算執行に努めてまいりたいなというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) ようやく教育長の言葉のほうから、本来であれば、これだけの額があれば補正でもしなければいけなかったなという言葉が出ましたから、まさに私もそう思っております。  そこで、財政課長、ちょっとおられますのでお聞きしますが、予算編成時に大体財政課としても、各施設とか各課の決算見込みについて、どの辺りまで精査されるのかお伺いしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員の御質問にお答えします。
     その年度の決算額というのは、査定時点ではちょっと資料には出てきておりませんので、その前の年の決算額ですとか、そういった形のものと比較しながら予算査定をさせていただいております。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) やはりそれが問題だと思います。次年度の予算を立てるのに当該年度の決算見込みをせずに予算編成をする自体が僕は間違いだというふうに思っております。先ほど教育長が言われましたけども、平成30年の夏が暑かったからどうこう言われましたけども、令和元年の決算するときにはもう令和元年の夏も通過しております。その令和元年の夏がどうだったかは今覚えておりませんけども、大体12月になれば数字はもう収まるはずです。あと1、2、3月をどう乗り切るかですから、見込めばいいのではないですか。それを見込んで、残すなとは言いません。どんぴしゃりにしろとは言いませんが、あまりにも大きな数字はちょっと甘かったろうと。そういう意味で、予算編成も含めて、もうこれ以上言いませんけども、毎回言うことですから、もうちょっとやっぱり当該年度、いわゆるここでいうと令和元年度の12月にはある程度のもう見込みは立てていただきたいというふうに、無駄な金はどんどん12月の補正までに落としていくと、必要であれば、その財源があるのであれば、他の必要な事業に振り向けてもらいたいという意味で言っておるので、残したことが悪いのではなくて、残す、そんな財源があるのなら、必要な事業を、3月までにやる事業もあると思います。得意の繰越しでもできると思います。だからどんどん精査をして、財源を余していって、必要なことを前取りでも、いわゆる先取りをしてでもやるというのが僕は原則だろうというふうに思います。いかにも甘い決算になっている。そう思います。どうでしょうか。町長、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 甘いと言われれば甘い面もあったかもしれません。今回も大体年度末にどのぐらい、それぞれの事業で余っていないかということで、かなり減額したつもりでありますが、やはりそこまで目が行ってなかったというのが実態だと、こう思いますので、十分気をつけて、やはり早めにそういうものを出して、次の年の予算にそういうものを反映しながらやっていくということが必要だろうと思いますので、今後、気をつけて、そういう決算、そしてまた予算を組み立ててまいりたいと、こう思っております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に、10款公債費、11款災害復旧費、12款予備費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、ここで、先ほど井上議員からの答弁保留がありますので、担当課のほうから説明します。  藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 環境保全費の道の駅北条公園急速充電器の電気料金の内訳について、資料をお配りしていますので、そちらのほうを御覧ください。これにつきましては、真ん中の表が令和元年度の電気料金、それから電気の使用料等になります。表についての説明をさせていただきます。  まず、月ごとで、一番左から、使用電力量ですね。それから、その右側の薄く網かけしてあるのが基本料金でございます。先ほど答弁の中で基本料金3万円ほどというふうに申し上げましたけれども、実際は1万2,000円となっておりました。それから、その右側ですけども、これが使用電力に応じての電力料金でございます。その隣が燃料調整費ということで、これは全ての調整においてする費用、それから、その隣が再エネ賦課金ということで、電力の使用に応じて再エネの賦課金ということで徴収されるものです。一番右側の請求金額に電気料金として支払った総額のほうが載ってございます。この基本料金というのが年度の合計で14万4,966円ということで、これが町が基本料金としてこの急速充電器の負担として支出するべきものです。その真ん中の電力料金から再エネ賦課金のこの3つの合計が31万2,089円となっておりますけれども、これが事業者のほうで負担すべきものです。これを合わせまして、請求金額として年額45万7,049円ということで、事業者の負担分の31万2,089円に相当しますのが、右の矢印の上にあります令和元年度使用料として載っております33万2,362円でございます。これにつきましては、契約からの1年間ごとの請求というふうになっておりますので、年度とは少しずれておりますけれども、仕組みとしては、この事業者負担分について収入があるような仕組みになっております。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) よく分かりました。それで基本料金をこれだけ町のほうが負担しているというのは分かりましたので結構ですが、ちなみに、町には電気自動車がまだ1台動いていると思うんですが、電気自動車の充電をしているのは大栄の道の駅なのか、北条道の駅なのか、まずどちらで充電をしておられるのかお伺いします。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 公用車のリーフにつきましては、車庫に設置してあります普通充電器のほうで充電しております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) みみっちいことを言うようなんですけども、基本料金を要は町が負担していて、超えた部分の使用料は事業者が見るということなので、ここを使えばどうかなって、少し充電費が町として安く上がるんじゃないかなとちょっと思ったりしたもので伺いましたが、よくよく考えてみたら、北条のほうはコインか何かを買って充電をするので、その分の使用料が充電する人はかかるからということで、分かりました。ありがとうございました。 ○議長(前田 栄治君) いいですか。 ○議員(8番 井上信一郎君) はい。 ○議長(前田 栄治君) それでは、最後に改めて一般会計全般にわたっての質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 施策の70ページ、一番下段のほうに震災に強いまちづくり促進事業537万円があるわけですけれども、成果では、数件ずつだけれども、継続的に改修工事が行われており、耐震化に寄与することができたというふうにあるんですけれども、あとどのくらい対象件数があって数件なのかというところをお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 手元に資料を持ち合わせておりませんので、どれだけ対象が残っておるかということは今答えることはできませんが、事業としては、地震がありました平成28年以降の平成29年、30年にかけては、建物の改修だとか、そういったものが数件です。10件までは行きませんが、数件、耐震診断とか、改修だとか、そういったことがなされております。徐々に皆さんの関心が薄くなっている部分もあるのかもしれませんが、昨年も数件、1件2件というレベルではございますが、耐震の改修などが行われておるような状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 本町もこの事業をやっておられるんですけれども、この事業の改修部分についての補助条件の中に特定行政庁より勧告されたものというのがあるんですけれども、これはどういった手続でそういう勧告ということになるのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 内容については改めてちょっと調べさせていただきたいと思います。申し訳ございません。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 私の聞きたいのは、勧告がされないといけないという条件があるのであれば、町としてスムーズにそういうことがなされて、補助の手続ができるように何とかならないのかなというところですので、そのことをお聞きしたかったわけであります。手続についてはまた後ほどお示しいただければいいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 調べさせていただきまして、後ほど答えさせていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 施策のほうの成果17ページをお願いします。企画財政課のページなんですけども、一番下のしあわせハート創生事業がございます。よろしいでしょうか。そこの数字なんですけども、毎年同じような数字、並んでおります。今年もセミナー2回とか、パーティー4回とか、いろいろございます。成果も去年と同じだと思います。連絡先交換が23組、うち町内が3組、町内の数字はもう同じなんですけども、お聞きしたいのは、この数字、上げていらっしゃいます数字というもの、毎年同じような数字なんですが、これというのは満足すべき数字なんでしょうか。逆に満足していらっしゃるかお伺いしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 油本議員の御質問にお答えします。  満足というのをどこに持っていくかですが、やはりこの婚活事業というのは、最終的には婚姻をしていただくことが一つの事業の目的であると思います。昨年度、成婚に至ったのは、初めて1組ができたというところで、そういった部分では初めてちょっと成果があったのではないかと思いますが、今後この成婚数が1組でも増えることがやはりこの事業目的でありますので、1つでも多くなるように今後も事業の継続は必要だと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 企業の達成数字みたいなものではないですから、具体的な数字目標というのがあるわけではないとは思いますけれども、どっちみちお金をかけてやるのであれば、少しでも成果の向上というものを望まれたほうがよろしいかと思います。令和2年度も20万円という数字でございましたけども、例えば成果を上げるために、平成30年と令和元年を比較しますと、セミナーは2回から2回で同じ。イベント・パーティー、2回から4回に増やしていらっしゃる。支援員の情報交換も1回から2回に増やしていらっしゃるということはありますが、特段、別に有名な方の講師を招いてそういった講演会とかされるとか、そういうようなことは話には上がってこないのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 毎年、各事業のたびに参加者アンケートを実施させていただいて、どういった事業、事業内容がよかったのかどうか、それからいろいろな感想を、どういう具合にしたらいいのかというのも聞いて、毎年毎年そのアンケートを基に事業は組み立てております。有名講師という形の部分では、やはり実績のある方、婚活でのそういう指導力のある方に来てもらうということは当然事業を実施する上で考えておられますし、そういったなるべく当然効果がある形での事業実施は、毎回事業もアンケートを取りながら、反省しながら、よりよい事業にするための取組をしているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 議長、10番の財産に関する調書はよろしいでしょうか、今。その他がありましょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大丈夫です。 ○議員(10番 田中 精一君) いいですか。 ○議長(前田 栄治君) 今やっていただいたら。 ○議員(10番 田中 精一君) はい。分かりました。  それでは、決算書の226ページをお願いします。有価証券のところでございます。毎回毎回、私は言いますけども、なかなか是正されませんので、また今回も言わせてもらいます。  さきの総務教育常任委員会の中でもこの件は取り上げさせていただきました。その中で、総務課のほうから資料提供を求めました結果が出ております。委員会でも質問しました中身は、そこの有価証券のところの3番目と4番目でございます。株式会社ケーブルテレビジョン東ほうき株券、それから、その下の東伯地区有線放送株式会社株券、東伯地区というのはTCBのことでございます。既にこの2社は合併して十二、三年を経過しております。にもかかわらず、なぜいつまでもこういうない会社の名前の株券をそのまま掲載しておるのかと。言ってみれば会社がそれぞれ合併時に持ち込んできて、そのままがあるからそのままだということだろうと思います。  その件について委員会で質問をしましたところ、総務課からの回答が来ましたので読み上げます。名称が旧会社のままになっていることについては、現状で特に支障がない。次に、以前に協議したが、変更すべきという結論に至らなかったという回答でございます。  これは私はやはりこれではおかしいと思うんですよね。既にない会社の名前をいつまでも上げておるということでしたら、そのことを申し上げて、会社のほうに総会で株の名称の変更ということを取り上げなければいけないと、で、一本化をしたということにしなければいけないと思うんですが、現状で特に支障がないというのですが、僕は道義的には許されないと思うんですよね。新しい会社になったらやっぱり新しい株。十何年もこのままにしておくという自体が問題だろうというふうに思います。いかがなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 私もこれを見たときに、確かに旧の会社がそのまま載っているというのはおかしいというふうに私も思いました。今回、先ほどあったように、ケーブルテレビに問い合わせしました。特にこの名義のままで証券に有効性が否定されるとか、そういうことは全然ないようですし、今までそれで書いてあるとおり支障がないということで、そのままになっているというさきの話をしていただいたとおりでございます。  以前というのがいつなのかというのはちょっとはっきりしておりませんけど、今回この意見をいただきましたので、もう一度話をしたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 分かりました。  では、次に行きますが、これも再三申し上げております。同じ件でございますが、この株数というのが、現在高が、額面が、東ほうきの北栄町持分が800万円と東伯地区有線放送株式会社の額面が合わせて425万円ということでございます。実は、何回も言っておりますが、TCCの株主は5者でございます。琴浦町、北栄町、湯梨浜町、それから中央農協、それから全農の5者でございます。民間の農協と全農の持分は我々の町村よりは低うございますけども、それは経過があって、それぞれの2つの会社がそれぞれが対等で株を持ち合っとったんですが、合併した。しかも会社の違うのが合併したために、要はそれぞれの株の持ち合いが違います。  ここで言いたいのは、再三言っておるのは、せめて行政、地方公共団体の3町は統一されるべきだろうというふうに思います。今一番大きいのは、額面は忘れましたが、湯梨浜町でございまして、断トツに多うございます。それは、湯梨浜町は3町合併をしたために、持ち合いが増えて、当然高くなりますし、それから、北栄町の場合は中間におります。それは、2つの会社の旧北条町と大栄町が一緒になったもので若干多いと。一番少ないのは、琴浦町が旧赤碕町と東伯町が一緒になったために額面が少ないので、2町合併で琴浦町が少ないと。そのごとくで3つの町が既にばらばらになっております。今の新会社の筆頭株主は湯梨浜町で間違いないと思います。会社法から見ても、本来なら筆頭株主が社長を主張されて社長になられるということだろうと思いますが、そうはいってもそういう3町、5つの出資者があって、話合いの中で3町が持ち回りで結果的に社長を交代しておられるという、ここでは対等な扱いをしてもらっておりますが、一番問題なのは、額面が違うと。  これも委員会に提案しましたところが、また総務課の回答が来ております。3町で持ち株が異なる件については、配当を行わないので、株数に違いがあっても特に支障はない。それからもう一つ、株数に違いがあっても、3町は権限等は平等になっていると。それからもう一つ、以前に協議したが、同額にすべきという結論に至らなかったということで、このままだと、額面もこのままだということでございますが、これも私は納得がいかないというふうに思っております。  もうちょっと細かい話ししますと、新会社に移行するときに、本当は対等ですから、もう額面もそろえようという話もありましたが、結果的には、額面をつつくと、そこに課税が発生すると、民間の農協とか全農については、これ以上投資するつもりもないし、それで合わせるがために、5つを合わせるがために若干出資が多くなると、そこにまた課税が生じてくるので、それはよしとしないということで、だからこのままで持ち込んで合併をしたという経過がありますが、そのときの附帯決議ということでもありませんが、話合いの中で、地方公共団体の3町だけは課税になりませんので、いずれ3つをプールにして、3等分にするということで話合いはしておりましたが、さっき言いましたように、この十二、三年になってまだそれもしてないということでございます。  僕は、これは本当に対等ではないと。言われましたけど、権限等は平等であると言いますけども、平等ではないですよね。出資についても平等ではないと。湯梨浜町が一番たくさん出しておられて、しかも、ひどいのは、配当がありませんから、出しっ放しということになっております。そろそろやっぱり統一を、せめて3町を、3つを一体として、3等分して、対等にすべきだろうというふうに思います。これについて、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) これについては、例えば配当するとなれば、北栄町と湯梨浜町と琴浦町によって配当金が変わってくる。それについては同じ事業をやりながら問題だろうというふうに思いますけど、配当も今まで行われてないということなので、株数に違いがあっても何ら支障、田中議員は何か支障があるというふうに言われましたが、私は一切支障がないと思っておりますし、以前に協議もされておるようですし、そのときに、じゃあ同じにするといった場合に、湯梨浜町を下げるのか、北栄町を上げるのか、琴浦町を上げるのか下げるのか、そういう議論もあると思います。ということで、議員のほうからそういう意見があったということはTCCのほうにはお伝えしますけど、特に私は支障があるというふうには思いません。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 総務課長はそうおっしゃいますけど、私はもうこういう今の状態は、こういうことを言っていいかどうかですけども、肩身が狭いというか、何か湯梨浜町におんぶにだっこされているような気がしてなりません。十何年ずっと湯梨浜町に支えてもらっておるという、結果的にそういうふうになっておりますので、せめて3町だけは、課税対象になりませんので、3つをプールにして、それを3等分するということでやられてはどうかと。先ほど言いましたように、株の名称の変更もいずれ必要だろうと、すぐ出てきますから、その際に額面もそういうことで、せめて3町はそろえると。民間団体のほうはもうこれ以上出資はしたくない、課税のことがあるからやりたくないと言うなら、全農と中央農協はそのままにしても、3町だけは対等にされたほうが私はすっきりするだろうというふうに思って質問をしたまででございます。あくまでもこれは会社がやられることですが、ぜひ北栄町発としてそういうふうになっていただきたいと思いますので、提案方をよろしくお願いします。いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 先ほど田中議員が言われたように、3町同じようにしたらどうだというような話もあったわけでありますが、先ほどあったように、やっぱり税の問題等があって、このままでいいじゃないかなということでずっと来ております。また、それについては、別に出資金が違うから権利に差があるとかいうようなことは今のところはないわけであります。別段、今のところは困ったことはないわけでありますが、将来的にどうかということもまた考えた中で、こういう意見があったということで、私のほうから取締役会に話はして、検討してまいりたいなと思っております。また今のままになるか分かりませんし、ではちょっと考えようかということにもなるかもしれませんが、こういうことがあったということでお話をさせていただければと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  3番、飯田正征議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) そうしますと、この主要施策の成果の消防費の関係で、災害対策費がございます。 ○議長(前田 栄治君) 何ページ。ページ数を。 ○議員(3番 飯田 正征君) ページ数は12ページ、13ページにかけてであります。よろしいでしょうか。この中に、空き家が298件あります。そういった中で、令和元年度は8件、除却費用を助成したということでありますけれども、298件のうち危険な空き家というのは実際何件あるのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) すみません。ちょっと資料を開きますので少しお待ちください。  空き家の中に、空き家の判定をして、ある程度きれいに管理をされているところから管理がよくできていないというところで、A、B、C、Dという判定を行っております。危険な空き家といいますのは、役場でD判定を行っているもので、37件でございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 37件のうち8件が令和元年度に除却されたと、こういうことですか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 8件の除却をして37件に、この37件、298件というのは年度末の数字ですので、8件除却で37件になったという数字でございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) そういった一つのものの中で、やはりそういった空き家審査会を開催されて、そこの中で判定をされると、そういった中で、いろいろな指示とか命令とか、いろんなものを発出するというようなことだろうというふうに思いますけれども、そういった一つのものが既に出たものが今回除却されたということですか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 空き家の中でも、例えば隣のうちから、ここをちょっと、何か崩れそうだ、危険だとか、草木が繁茂するみたいな情報がありますと、町でその持ち主の方に指導、助言というのを行います、最初に。指導、助言の中の郵送物の中にこういうことで解体できますよ、補助金使えますよというような案内をして、そういうことで8件の除却があったということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) この空き家の審議会、開催が年1回ということでありますけれども、本当でこういったいろんなことを議論したりやられたりするときに、やっぱり審査会の判断というのは仰がないのですか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 審議会のときに、助言、指導するというのは審査会の判断事項ではありません。審査会の判断事項は命令をするですとか勧告をする、そういう上のレベルになったときに審議会の判断をするというものですので、今のところ審議会で命令を出しているのは1件、固定資産税の軽減がなくなって高くなっているというのは1件だけでございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 1件だけということで、そのことについては審議会で議論されたということですね。  それでさらにそういった一つのものの、審議会で審査をするというのはただ1件だけなのか、それとも年々そういったものも増えてくるのではないかなというふうに思いますけれども、その開催の状況というのはやっぱり何か少ないような気がして、これだけたくさんの空き家があって、いろいろするので、その辺のところはどうなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 昨年は、命令をしたいというのが1件、そこの1件あったので、そのときに開催をしたということです。今年度についていえば、今週、週末にまた会を開く予定にしておりまして、今度は勧告、命令のところについてもちょっと議論していただこうかなと、そういうふうな予定をしております。そうやって案件があるから開くということでございますので、たまたま1件だったということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 町内にはいろいろ、私らもちょっと感じるところも、うちらの自治会でもあるんですけれども、やっぱりある程度そういった一つのものを見てもらって、役場の職員さんもチェックしながら、いろいろなことの、言ってくるからそれに応えて、なら補助しましょう、解体補助しましょうというような形、近所から来るからというのではなくして、気がついたところはある程度そういった一つのものの提言もすべきじゃないかなというふうに思うんですけれども、最後にそれ、お尋ねして、終わります。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 郵送物によって補助金を活用していただける方というのはどちらかというといいケースでございます。相続人がいない、相続放棄だとか、何ていいますかね、何回も指導書を送るけど何も対応していただけないという、そちらのほうが問題でありますので、その辺は引き続きしっかりと頑張っていきたいと思います。
    ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午後1時56分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時07分再開)  先ほど答弁保留があります件を先に議題にしたいと思います。  まず、秋山議員の答弁保留についてです。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 先ほどの主要施策92ページ一番下、図書館運営事業の表の蔵書数の関係で御質問のありましたことに答弁をさせていただきます。  まず、先ほど私が秋山議員の質問に対して、説明の仕方が誤っておりました。大変申し訳ありません。改めて説明を申し上げます。  蔵書冊数、令和元年度13万6,082冊に、前年度からこの数字になることにつきましては、平成30年度の13万2,432冊に対して、令和元年度の資料購入数をまず足す。そして、寄贈、例えば企業から図書券等、あるいは本を寄贈する場合があります。その寄贈分を足し、それから、その他でCDとかDVDを買った場合、本がついてくる場合がありますので、そういうものを全部足した上で、それに令和元年度の除籍分を引くと。年度末で数字の管理はさせていただいております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) この資料購入数と、それから寄贈だとか付録というか、そういうものとは別ということですか。購入数は町が実際に支出をして購入したもの、だからこれ以外にプラスになる要因があるという意味合いに取っていいですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 秋山議員がおっしゃるとおりです。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) そうすると、こういうのの管理をするのに、図書館の中で蔵書の管理のシステムを動かしておられると思うんですけども、そういうもので図書館の蔵書の管理、購入だとかなんとかの管理、貸出しとか購入は全部システムの中で運用されて、一年のうち特定の月なのか、何回か蔵書等をチェックしているという管理の仕方をしておられるという理解でよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 議員のおっしゃるとおり、システムの中で管理をしております。そのやり方としましては、まず、年に1回は蔵書点検をしておりますので、1週間程度、毎年設定をして、しております。その中で資料の確認を行う。そして、購入、寄贈を受けた場合の資料について、登録をシステムにしていく。そういう中で冊数の管理というのはしております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 最後ですけども、地方公会計の固定資産台帳の中には連動して管理されている部分があるんですか。それとも全く別なんですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) すみません。私のほうがきちんと確認はしておりませんので、また後で答弁をさせていただければと思います。  また、図書システムが公会計システムが連動しているということはありませんので、もし入れるということであれば、こちらのほうで確認しながら入れるという作業になろうかと思います。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員、質疑は……。 ○議員(4番 秋山 修君) 今ので最後。 ○議長(前田 栄治君) では先ほどの質疑はまた後で……。 ○議員(4番 秋山 修君) はい。 ○議長(前田 栄治君) 次に移ります。次に、先ほどの長谷川議員の答弁保留について説明を求めます。  倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 長谷川議員の御質問に対してお答えします。  まず、現在、耐震改修が必要な件数としましては、推計でございますけども、鳥取県地震防災調査研究報告書による耐震が必要な住宅の件数を推計しますと、681件が必要だということになっております。その上で、昨年度、震災に強いまちづくり促進事業によって事業がなされたものの件数としましては、住宅の無料診断が令和元年度3件、有料診断が4件、それから耐震設計が2件、耐震改修が4件行われております。  この事業に対しての要件でございますけども、木造建築で平成12年6月以降に増築を行っていないというふうなこと、それから、延べ面積が220平米未満であれば無料診断となりますし、220平米以上であれば有料診断になるということでございます。その上で、事業の申請でございますが、無料診断あるいは有料診断を行った上で、耐震に対する係数を出しまして、その係数が耐震強度が足りないということになりますと、町のほうに申請をしていただきまして、申請書類の耐震係数を町のほうで判断させていただいた上で、対象者の方には事業を行っていただくということでございまして、特定官庁が何か審査をするといったようなことは特にはございません。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 町の窓口だけで手続が完了するというふうに理解してよろしいんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) そのとおりでございます。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の御質問にお答えします。  本のほうは公会計の固定資産台帳の登録の対象にはなっておりませんので、登録はしてありません。 ○議長(前田 栄治君) それでは、再度、一般会計全般にわたっての質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第56号 ○議長(前田 栄治君) 日程第2、議案第56号、令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第57号 ○議長(前田 栄治君) 日程第3、議案第57号、令和元年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第58号 ○議長(前田 栄治君) 日程第4、議案第58号、令和元年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 168ページ、169ページ、決算書です。住宅新築資金等貸付事業費の不用額が9万3,842円出ております。聞き漏らしたかもしれません。この内訳を、なぜこの不用額が出たのか、お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) この不用額につきましては、滞納されている方で滞納の支払いが不可能な状況にある、困難な状況にある方がおられました。その方々に対して、その状況を確認しながら裁判等の手続をしていくということを検討しておりましたが、その後の調査の中で裁判の手続までしなくても処理ができるということが確認できたので、その手数料が不要となったものであります。ごめんなさい。手数料ではありません。そのために必要な経費が不要となって、不用額というふうになっております。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 成果の112ページの成果の欄、滞納対策を強化、実施したというふうに最後に締めくくってあります。先ほどの不用額については、何らこのことについて問題はないということで理解してよろしいですね。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 昨年度から2件につきまして、住宅新築資金等の滞納の返還が困難な方々につきまして、このマニュアルに基づいて手続を進めております。今のところ、予定ではありますが、今年度中にこの処理が終わればということで、昨年度から今年度にかけて、県、国等に相談をしながら進めているところであります。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第59号 ○議長(前田 栄治君) 日程第5、議案第59号、令和元年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第60号 ○議長(前田 栄治君) 日程第6、議案第60号、令和元年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第61号 ○議長(前田 栄治君) 日程第7、議案第61号、令和元年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第8 議案第62号 ○議長(前田 栄治君) 日程第8、議案第62号、令和元年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第63号 ○議長(前田 栄治君) 日程第9、議案第63号、令和元年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第64号 ○議長(前田 栄治君) 日程第10、議案第64号、令和元年度北栄町水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第65号 ○議長(前田 栄治君) 日程第11、議案第65号、令和元年度北栄町下水道事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 1点だけ町長にお伺いしたいというふうに思います。  令和元年度の決算状況を踏まえまして、次期水道料金の見直しについて、どのようにお考えなのかお聞きをしたいと思うわけでありますが、今のコロナの影響も長期化していて、町民の方も生活が非常に厳しい状況にあると思うんですけれども、このことも考慮に入れた再検討をしていただきたいというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 下水道の料金でございますが、3年ごとに審議会を開いていろいろ御議論をいただいて、今まで料金を改定してきたところでございます。先ほどありましたように、コロナの関係もありますし、今回はちょっとなかなかそういう段取りにはならないだろうと、こう思っておりまして、今年はちょっとやめて、また次の機会にいろいろ御審議いただくということにしてまいりたいなと思います。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 今、明確に答えていただきましたので、町民の皆さんもほっとしたのではないかというふうに思います。ぜひそれを実行に移していただきますように要望いたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) この水道事業会計の……。 ○議長(前田 栄治君) 下水。 ○議員(4番 秋山 修君) すみません。下水道会計で、247ページですけども、下水道会計の損益計算書が示されているんですけども、ここの内容をもって、収益的収支は利益計上をされているけども、資本的収支は大幅な不足になっている。この不足分を過年度分の損益勘定留保資金等で補填できるという形で何年か来ているんですけども、これについての対策だとか、今後の考え方みたいなのはありますか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  まず、収益的収支については、これについては黒字を確保することが絶対条件ではないかなという具合に考えております。ただし、次のページ、資本的収支につきましては、事業をこれまで行ってきた、管路の整備あるいは処理場の施設整備を行ってきたというふうなこれまでの経過がございますので、資本的収支についてはプラスになることはちょっとまず考えられないのかなという具合に思っております。  ではそれをどうするかということなんですが、今年度と同じような形を取りながら、資本的収支と収益的収支のバランスを取りながら健全経営を進めていくということが必要だと思いますので、収支の推移を見守りながら、同じような形で経営をやっていきたいという具合に考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) この下水道事業会計を今年度というか、令和元年度から公営企業法に基づく企業会計に移行して、こういう決算方法をするようになったんですけども、この方法に移行したメリットとかデメリットだとか、こういう方法に変更したことにより得たものは何かというのをお願いできませんか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) まず、メリットとしては、決算書に示しておりますとおり、収益的収入あるいは支出の状況がはっきりと見えるようになったということが上げられるでしょうし、それから、資本的収支についてもどういう状況かというのがはっきりしてきたということがまず上げられると思います。さらに、損益計算書におきましては、損益の計算をして、どれだけの収支が上がっておるのかということが見えるようになったという具合に思っております。また、貸借対照表によりまして、財産の償却度合いがはっきりしてきております。これによりまして、どのものについてはそろそろ修繕なり改修が必要だというふうなことも明確に見えるようになったのではないかなと思います。また、そのほか、キャッシュフロー計算書、あるいは固定資産の明細書、それから企業債の明細書などを添付させていただきまして、収支の状況なり財産の状況がはっきりと見えるようになったのではないかなという具合に理解をしておるところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) この決算情報をどう生かすかというのの中で、設備というか、配管というか、そういうのの更新だとかがもう客観的に分かるようになってきた。そういうのを予測しながら経営というか運営をすることができるというようなことがあったんですけども、もう一歩先を行って、国がこの下水道なんかを企業会計に移行した要因の中の一つに、設備が古くなったり、それから人口が減ってきたりしたときに、民営化だとか合併だとか、そういうことの道を開くためにも町村の下水道、上水道もそうですけども、情報を比較検討できるように、同じ手法の決算書を求めてきたと思うんですけども、その辺については何かコメントありますか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  今後、下水道事業あるいは水道事業についても、さらなる効率的な運営というものが求められることになるのではないかなと思っております。人口減少の中ではそういったような広域化といったようなことも今にも増して検討をしていく必要があるんだろうなと思っております。そういった中で、他市町村と合併をするといったようなことになった場合に、北栄町が持っておる財産についてはこれだけのものを持っておるんだということを明確に示す必要もあるんだろうなと思っております。そういった場面の中で、こういった収支決算書なども活用させていただきながら、合併協議などといったようなことも進めていく必要があるのかなという具合には考えておるところでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 258ページです。営業外費用の中に企業債の利息ということで1億7,300万円の支出がございます。これは260ページから265ページに対する企業債の明細書の中の当年度の償還高のうちの利息分がそこに計上されているということでございます。お聞きしたいのは、260ページの財務省財政融資資金の平成4年5月14日の分の利率が5.5%から、ずっと日にちが新しくなるに従って金利が下がってくるということでございます。以前、もう大分前になるんですが、例えば243ページの水道の企業債明細書がございます。その中の中段からちょっと下辺りに平成20年借換債、平成21年の借換債というのがあって、いわゆる利息の高いときのものを返して新たに借り換えたら金利が安くなったというふうなことがあったと思います。以前、そういうことは、財務省の資金だったり地方公共団体の金融機関の資金であったり、できないんだよというふうな話がありました。また264、265ページに戻っていただくと、ちょこちょこ銀行なりというふうなところからの借入れが入ってまいりました。これはやはり安い金利での資金調達の努力のたまものだというふうに評価するわけですが、いわゆる95億円から88億5,000万円の借金がある中で、何とか利息は下げていきたいというふうなことの思いだろうと思います。さらなる利息の軽減策について、令和元年度、何か努力をされたのか、また、当初借りた5%なんていうのは今の時代には本当合いませんのでね、それらを何とかするようなことはできないのかお尋ねします。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) まず、令和元年度に何らかの利息を下げる方策を行ったかということでございますが、これについては、やり方としては、まずは、おっしゃっておるとおり、借換えといったようなことが一つの方法として考えられるのかなとは思いますが、そういったことは特に検討はしておりませんでした。  今後なりのことでございますが、十分にそういったことが可能なのかどうか、あるいはそういった要件があるのかどうかということを確認させていただきながら、可能であれば対策を取っていきたいと考えるところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 実績として1億7,300万円の利息を払っているということは大変なことでありますので、ぜひとも全庁を挙げて何らかの対策を打っていくということが大事だろうと思います。御検討をお願いします。町長なり副町長なり、もし御意見があれば。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) もう一度お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 先ほど借換え等の検討をしたいというふうな担当課からのお話がありました。下水道事業で利息だけで1億7,300万円の歳出があるという事実はもう大きいというふうに受け止めていただいて、企業債の明細を見ていただいて、平成4年なり5年なりという、5.5%から、次が4.4%というふうなことで、今の現状の利息には合わないような利息が続いているということを肝に銘じていただいて、借換えをしていただく。そのためにはやはり政治的な手腕も必要じゃないかなというふうに感じておりますので、そのことについてお尋ねしたわけです。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 確かにその当時借りた利率、高いものがたくさんあるわけでありますので、やはり今の時代にはそぐわないということを感じておりますし、また、借換え等ができれば、そういう形で実施してまいりたいと思います。借り換えするための条件というのもどうもあるということも伺っておりますので、どういう条件があるかということも研究しながら、この資金についてはそのままがいいとか、あるいはどういう条件があるとかいうことも考えながら、利率の低いものに借り換えできるように努力してまいりたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第66号 ○議長(前田 栄治君) 日程第12、議案第66号、令和元年度北栄町風力発電事業会計利益の処分及び決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 269ページ、風力発電の損益計算書ですけども、初めにちょっと形式的なことをお伺いしたいんですけども、下水道と同じように風力発電も公営企業法に基づいた企業会計に移行したわけですけども、損益計算書の形式の中で、左側に番号が振ってありますけども、4と5の間に財務利益という項目を入れて数字が入っているんですけども、上水道だとか下水道の損益計算書にはこの項目はなくって、経常利益の算出の中の内訳でずっと損益の計算がしてあるんですけども、これは何か意味があるんでしょうか。何かに基づいてこういうふうになっているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江環境エネルギー課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) お答えします。  地方公営企業法施行規則の中で、電気事業に係る項目立てとしての財務収益ということで計上しております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) この損益計算書の見方としては、財務利益のところを一緒にして、ほかの損益計算書と比べたときは、経常利益という、飛んで、その内訳だというふうな理解の仕方でよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) こちらの財務利益につきましては、3の財務収益、それから4の財務費用の差額でございまして、議員がおっしゃられる経常利益というのは、その次の5の事業外収益と6の事業外費用についての利益というふうになっておりますので、別というふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 次に行きます。公営企業会計の決算に移行したメリット、デメリットを聞かせていただけますか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 風力発電事業につきましても、下水道事業と同様に、その財産について、収益化することによりまして、年度ごとの財産に対する減価償却費ですとかというのを明らかにすることによりまして、経年的に収支の状況等が見えやすくなったというのは大きなメリットかと思います。しかしながら、これは法によって今回企業会計化をしたところでございますけれども、この風力発電事業自体が稼働からもう15年たっている時点での公営企業化というのは、今後、この風力発電事業の運営という面については、あまりメリットというところについては感じておりません。ただし、今後、風力発電事業のリプレースということになれば、こういった手法というのは今後は大いに役立っていくかというふうには考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) リプレースなのか、在り方検討会の検討している材料なのか分かりませんけども、今検討している風力発電の在り方検討会の検討事項の中、それからその後にこの決算の手法だとか決算内容というのはどう生きてくるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 多分、今後、収支のシミュレーション等をしていく中で、やはり単年度、建設費がこうだからこうではなくて、それが財産として経年的にどうなっていくのか、それから、売電収入として総額としてどうなるのか、もちろん事業開始時には建設費が、多額の費用がかかりますので、それに対しての収益性だとかというのについては、やはりこういった企業会計の手法を用いて、長期間のスパンでシミュレーションしていかないといけませんので、そういった意味ではこういった企業会計の財務諸表等を用いてシミュレーションというのは大いに活用できるかと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 在り方検討会だとか住民説明会がこれから予想されるんですけども、そういうときにもこういう公営企業を使った貸借対照表だとか損益計算だとかの資料、材料を検討資料として出される予定はありますか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) それについては、もし町として建設するということがもう少し具体化したということですので、今の在り方検討会であったりとか住民説明会という、直近の事業検討での指標というのはまだちょっと、今のところはですけども、これから町営としてもし更新していくということになれば、そういった数字として押さえていく必要はあるかと思っています。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 決算書の277ページです。ここに令和元年度の収益費用明細書がありますが、ここの計算がちょっと数字が合わんのですが、間違いではないかなと思って質問しますが、277ページのこの明細書の収益合計は4億6,569万8,870円ではないかと思うんですが、ちょっと調べていただけますか。ここは267ページ、基の収益収支の、267ページの表と連動しておるんですが、何か数字が合いません。お願いします。
    ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) この277ページの収益費用明細書に記載してございます金額につきましては税抜きとなっておりますので、これを税込みにした分について、267ページの決算報告書にあります決算額ということになります。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) だからその計算が合わないのではないですか。  再度。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 277ページの風力発電事業収益合計のところが今現在4億6,569万9,165円となっておりますが、ここが4億6,569万8,870円ではないかと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) すみません。確認いたしますので、しばらくお待ちください。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午後2時47分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時58分再開)  藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) すみません。質問の意図をちょっとよく理解していなかったので、確認しましたところ、267ページの決算報告書にある収入の決算額5億400万2,031円から仮受け消費税等の3,830万3,161円を差し引きして、4億6,569万8,870円となるのですが、277ページにあります税抜きの収益合計では4億6,569万9,165円と、295円の差額が出ているということでの御質問かというふうに理解しました。よろしいですね。  これにつきましては、267ページにあります仮受け消費税というのは、実際に受けた消費税の額でございます。ただし、この仮受け消費税の額を申告しても全額は消費税として支払うわけではなくて、295円、これについては減額となりましたので、実際に支払った額を差し引いたものが277ページの明細書にある金額でございます。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) では、これは間違いないということでよろしいですか。いいですね。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) はい。誤りではございません。 ○議員(10番 田中 精一君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 報告第10号 ○議長(前田 栄治君) 日程第13、報告第10号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率についてを議題とします。  これより本件に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、報告第10号を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 報告第11号 ○議長(前田 栄治君) 日程第14、報告第11号、令和元年度決算に基づく資金不足比率についてを議題とします。  これより本件に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、報告第11号を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第67号 ○議長(前田 栄治君) 日程第15、議案第67号、町長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第68号 ○議長(前田 栄治君) 日程第16、議案第68号、北栄町自治基本条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第69号 ○議長(前田 栄治君) 日程第17、議案第69号、北栄町税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第70号 ○議長(前田 栄治君) 日程第18、議案第70号、北栄町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第71号 ○議長(前田 栄治君) 日程第19、議案第71号、北栄町町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第72号 ○議長(前田 栄治君) 日程第20、議案第72号、令和2年度北栄町一般会計補正予算(第6号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  なお、質疑に当たっては、必ず予算書のページ数を示してください。  質疑はございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 12ページをお願いいたします。2款総務費、40目新型コロナウイルス臨時交付金事業費ということで、役務費、あと委託料の中、あと17節の備品購入費等の中でこの臨時交付金が使われております。全員協議会資料を頂いておりますが、この中で、テレワーク・分散勤務導入事業ということで、1,711万3,000円ということで金額が上がっておりました。これは、内容については、こういうものは、費用がかかるということで、通信費、テレワーク環境構築業務委託料、あと環境構築、ルーター設定、ソフト設定等、あとライセンス使用料とか、以下は備品の購入費というようなことになっておりますが、これを導入することによってどういう業務になるのか、この辺の説明をお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) テレワークということで、まず、コロナが蔓延して、例えば今の総務課の部署で働くのが職員が密接をするというようなことになりますので、例えば半数の職員を改善センターに移動して、そちらで業務をしましょうというようなときに、今、デスクトップパソコンを職員が使っておりますけども、それを持ち運ぶというのはもうできませんので、それをノートに替えるという、そういう業務です。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 役場の業務が、現在、この庁舎内の1階から3階の中でやられているものが、今度は改善センターも使うようにできるということで、ここにはルーターの設定とかってありますけども、このルーターで、要はオンラインでやるというようなことだと思いますが、そういう理解でよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) もう一つ、今回のテレワークと分散業務、私は、ちょっと申し訳ありません。分散業務のほうの説明をしてしまったようです。テレワークのほうは、管理職分がいろんな会議をするときに、資料をそれぞれ作ったりというようなこともありますので、それを、何ていいますかね、持ち運びができるタブレットのようなパソコン、そういうものにして、同じ会議に集まらなくてもそれぞれの部署でやったり、そういうものについて、それはオンラインで、線をつなぎませんので、そういうのでルーターだったりというのが必要だということです。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 私の想定していることと多分同じだと思うんですね。ですから要はそういうのをオンラインというんだと思います。ですから離れたところでも、集まらなくても業務ができるという、だから、ちょっと話は違いますけど、GIGAスクールのときにオンライン授業というような話はしましたけども、それを先行して、これは授業ではないですけど、そういう業務を役場庁舎内、また改善センターの中でやっていくと、こういうシステムかなということでちょっと質問をさせていただきましたけど、そういうことですね。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) コロナによって、一つの部署にたくさんの職員が集まると、ちょっと感染の危険性があるので、離れて仕事をしましょう、例えば半分を改善センターにということで申し上げましたけど、それはあくまで分散業務であって、それはインターネットを使わない、何ていいますか、今のLANケーブルでつないで、改善センター、LANケーブル行ってますので、それで仕事をするというほうの分散業務のほうです。テレワークというのは、先ほど言いましたように、管理職等がそういうタブレットパソコンを持って、何ていいますかね、会議に使ったりとか、そういうことを今のところは想定をしているというところです。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。
    ○議員(7番 斉尾 智弘君) ですからテレワークにはどうしてもルーターが必要なんだろうというふうに思っております。ですから先駆けて役場内でそういうオンラインで業務をやるということですよね。はっきり言ってください。そうなんだって。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) そのとおりでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 役場内でそういうノウハウをしっかりと蓄積していただいて、将来的に、飯田議員も一般質問で質問されてました。そういう方面に発展していくといいなというふうに、これは感想ですから、御答弁はいいですけど、そういうふうに思います。  それで、新型コロナウイルス臨時交付金事業ということで、臨時議会等で、何回か開催をされて、予算計上されて、それをいろいろな形で使われたわけですけども、この臨時交付金、総額で北栄町で幾ら使ってもいいというような予算等はあるのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  8月28日の全員協議会の資料をもしお持ちでしたらですけど、11ページに書いてありますが、北栄町に配分されました新型コロナウイルス臨時交付金は、国からの臨時交付金が合計で3億5,954万3,000円でございます。この国からの臨時交付金を受けて、北栄町としてはいろいろな事業を計画しまして、総事業費、北栄町全体のこの臨時交付金を活用した事業としては5億974万6,000円の事業で、これに対して国から3億5,954万3,000円の交付金が入ってくるという形になっております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この金額をお聞きしますと、交付限度額いっぱい使われたということになりますね。こういうことでよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) そうでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 確かに北栄町のコロナ対策事業は非常に充実しておりまして、いろんなところに目配りされているなというふうに思います。今後、さらなる、例えば、国のほうで補正で1次、2次ということが予算組まれたわけですけども、今後の見通し等、もし御存じでしたらお教え願いたい。もう全然分からないということであればそれはそれですけど。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  正確な数字ではない、ざっとした金額になりますけど、国の第1次の補正のときに、国全体で1兆円の交付をするということで、そのうち7,000億円を地方に分配したということで、残り3,000億円をまだ国のほうが持っておられます。そういったものが、まだちょっとネットニュースですけど、12月ぐらいに配付されるのでないかというようなニュースも聞いておりますので、国のほうはそうやって3,000億円は、まだ第1次の補正分を持っているという状態で、それがいつ交付されるかというところを待っている状態でございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) それに対する北栄町の取組、事業、こういうものについては、やはり申請していくべきだろうなと思っておりますが……。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員、それは今回の一般補正の中にない将来的なことですので、この一般補正の中にある議論をお願いします。  斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 分かりました。  ではそういうようなことで、このテレワーク・分散勤務導入事業、ノウハウを蓄積していただいて、これをいろんなところに、コロナ対策という部分では有効だと思いますので、どんどん広げていけるような政策なり、そういうものを今後検討していただけたらと思います。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 一生懸命研究をして頑張っていきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 同じく12ページでお願いします。目も同じ40目、節の12番と18番のところにあります「北条ワイン×鳥取和牛」及び「フレー!冨玲!×鳥取和牛」の件でお尋ねします。  ワインと冨玲に関しましてはもちろん町内産だと思うんですが、この鳥取和牛に関しまして、町内の割合がそう多くないように聞いております。もし分かるんでしたら、牛肉総量に占める町内産の割合は大体どれぐらいなのか、教えていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 割合は分かりません。ただ、北栄町の場合は、F1牛といって、母牛をホルスタインで、和牛を種をつけた牛が主流でございます。F1牛をブランド化するために進めていらっしゃる経過は、以前にもお話ししたように、体が大きくなるということや、収量が取れるだったり成長が早かったりということがあって、そういうことをブランド化して進めておるわけですけども、鳥取和牛という黒毛和種については、北栄町の場合、まず生産量が非常に少ないというのがございます。その中で、加えて、今回のワインと肉のセットのときに、今回は夏のセットはステーキだったんですけれども、そのステーキ、黒毛和牛からステーキの部分だけを取っていって、400セットつくろうかとした場合に、北栄町産だけではまず調達ができないということで、東伯、それから三朝とか、ほかでつくっていらっしゃる和牛を引っ張ってくるような形でこのセットを成立させていただいております。割合については分かりませんが、極力東伯ミートさんのほうには鳥取和牛の中でも北栄産のものを引っ張っていただくことをお願いしてやっておりまして、そのパーセントについては今手元にはございません。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) ワインであるとか日本酒のように、町内の牛肉生産者の方は、あまりこの企画に関しまして大きなメリットは感じておられないようです。生産者の方の意見でもあるんですが、そういったワインや日本酒業者さんだけじゃなくて、そういった牛肉生産者の方にも有益さを感じていただけるような、そういった工夫というのは今後ないのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 和牛生産者に限らず、先ほどF1牛をつくっていらっしゃる方もそうですけれども、マルキン制度というのがございます。このマルキン制度については、生産価格が、売価、いわゆる売り価格が下がったときに、低落したときに、9割部分までを補填する。さらに、今回、県と一緒になって、残りの1割部分も補填しましょうということで、県も町も補填をさせていただいたりしております。そうしたことで、生産者の方にとっては価格の安定化には寄与させていただいている事業をこのコロナで既にさせていただいております。そこの上で、さらに、特に高級部位が売れていっていない。これはもう鳥取和牛全体の問題でございますけれども、そういう鳥取和牛の高級部位をできるだけ外に発信をして、食べていただくようにしていただこう。そうすれば高級部位が在庫にならずに出ていくということも併せ持った事業でございますので、確かに直接的な販売の影響というものについては受け取ってはいらっしゃらないと思いますけれども、そうした和牛高級部位が東京や湖南市や、いろんなところに、外に出ていくということが、いわゆる牛肉消費を増やしていくという大事な取組になりますので、そうした取組をセットにさせていただいているというのが今回の取組でございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 同じく12ページで、18節のところの負担金、補助及び交付金の中の最初の項目の町内消費拡大支援事業補助金1,650万円の内容についてなんですけども、この仕組みの概要に併せて、町が負担すべきというか、町が補助金を出す部分とそれ以外が負担する部分の関係から説明していただけませんか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まず、今回の町内消費喚起のキャッシュレス関係の事業でございますけども、8月28日の全協資料をもし持っていらっしゃったらということになりますが、まずキャッシュレス決済のポイントカード事業に対する補助金事業と初期にポイント500円を付与する事業との2つがございまして、議員仰せのところは、まずキャッシュレス決済のポイントカード事業だと思っております。これは、対象経費を本部の初期費用と、それからカード代、それから加盟店の初期の費用、携帯端末を持たせますけれども、その携帯端末の最初の導入費用を予定しておりまして、それらを経費といたしまして、それから、対象外の経費もございますけれども、対象内の中で、さらに1,000万円を上限といたしまして、この事業を成立させておるものでございます。補助しておるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) こうやって補助事業として、本体だとか、店舗の端末だとか、カードは町民が持たれると思うんですけども、この事業は多分単発的なものでないから町の補助としてやられると思うんですけども、全国的な認知度だとか利用度だとか、この仕組みの、北栄町だけじゃないと思うんですけども、その辺のところはどうなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 今回、同様のシステムを入れようとしているのが県内では日南町と南部町でございます。また、先行してこのような地域ポイントといった形で地域の経済循環をするために導入するポイント事業としましては、広島県でいうと東城町であったりとか、それから泉佐野市であったりとかというところが導入をされていらっしゃいまして、そうした地域ポイントを活用した地域循環型のポイント事業というのが、今、少しずつ主流になってきておりまして、今回、北栄町としては1,000万円の補助のみにとどめておりますけれども、先ほど言った対象外の経費であったりとかというのを商工会も負担しつつ、なおかつ県の事業なども活用しながら有益に導入を図りたいという内容で進めておるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 心配するところは、こうやって初期投資をやって、この事業だとかこのポイントの仕組みが地域に限定されたり、利用だとか採用する団体が少なかったら、ほかのものに置き去られる可能性が十分あると思うんですけども、その辺の対策というか、考えを。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) おっしゃられるとおりでございまして、やっぱりこの鍵は、たくさんの方に利用いただく加盟店が多く入っていただくことで、使われる住民さんなり、いろんな方たちが非常に魅力に感じていただくことがこれを支える大事な事業になるだろうと考えております。そうすると、北栄町の中で限られた店舗だけでこれを構築するとなると、なかなか大変でございます。将来的にできるのかどうなのかも含めて、現在、商工会さんと内容を詰めているのは、例えば、極端な話、先ほど同様のシステムを日南町と南部町では入れられます。そうしたところと連携をさせていただいて、広く例えば北栄町の方が日南町に行ってそのポイントカードでポイントを使えるとか、そういった仕組みにならないかとか、それから、商工会というのは連合会の中の傘下の中にいらっしゃいますので、例えばこのシステムを連合会の単位で入れていただいて、例えば中部の商工会の人たちはみんなこのシステムを入れて、ポイントがついたものを広く使えるようにしようというようなことになってくれば、このポイント自体がいろんなところで、各所で使えるようになりますので、そうした仕掛けというのが一つ考えられると思っております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) RESASの経済指標なんかを見たときに、北栄町というのは北栄町の中で完結しているのではなくて、所得、収入のほうも他の地域から入ってくるものが多いし、消費の支出のほうにしても、周辺だとか周りのところに比べると、よそに行って買物をするという人の割合が結構高いんですよね。そういうようなことを考えると、例えばこういう事業を中部一帯でだとか鳥取県で、北栄町の人が日南町だとかなんとかで買物をする機会というのはほとんどあり得ないと思うんだけども、そうやって中部地区の商工会とかなんとか、商工会議所なんかと連携した仕組みでスタートできなかったんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) できなかったのか、できなかったのかというと、できてない状態です。まずは地域内にそのポイントを使って、そういう地域の経済を循環させて、できるだけ地域内消費をさせよう、地域内に取り込もうというような動きからスタートしておりまして、それぞれの単体の商工会で動いた内容でございます。北栄町も今回のコロナを通じて、なかなか地元商店さんのほうに、もともとのお客さんが少ないところにさらにコロナで少なくなってくるというようなことで、新たな取組として、このキャッシュレスに着目をされて、地域にまずはポイントで買物をしていただいたりして、顧客獲得、それからそうした地元のものを買っていただくというような流れをつくろうというところからスタートしたものですから、おっしゃるようにもともとそこの広域連携であったりとか、それから、そのほか何かということからスタートしておりませんので、ちょっとこういうような状況になっているということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 今、国ではマイナポイントがスタート、受付だとかもされているんですけども、そういうのに乗せるというようなことは考えられなかったのか。そういうマイナポイントのポイントを付与する先にはいろんなところありますよね。地域の商工会議所とか商工会だとか、地域の金融機関なんかのポイント制度もあるんだから、そういう中に乗ったほうが、広がりだとか、マイナンバーカードの取得だとかを考えたときにはメリットが大きかったのではないんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 我々もマイナンバーカードとの連動、それから、自治体ポイントと申しますけれども、通称マイナポイント、そのマイナポイントを取り込んでいくというのは大きなメリットになるだろうと考えて、話を進めておりました。この新しいシステムは、そのマイナポイントを取り込めるように、マイナンバーカードとの連動ができるシステムのようでございます。ではなぜ最初からマイナンバーカードの推奨と一緒に進めてないんだということになろうかと思いますけれども、その点につきましては、現在、マイナンバーカードの取得率といいますか、保持率といいますか、町内の方が持っていらっしゃるカードのいわゆる保有率が2割ぐらいだろうと思っておりますけれども、さらにそこからマイナポイントへのポイント移行している事業者というのは非常に少ないので……(「14%ぐらい」と呼ぶ者あり)そうですね。2割もなく、14%ぐらいのようでございますけれども、さらにそこからマイナポイントへ連動していらっしゃる方というのはまたさらに少なくなっていると思ってます。そうした普及を待っていると、例えば先ほど言った、このコロナ対策の臨時交付金というのはある程度期限があるものですから、その普及率に合わせてこれを動かしていくよりも、まずはカードに500ポイントをつけて、町民の18歳以上の方にまずポイントを付与し、活用していただくことをまず先に回しておいて、将来的にマイナンバーカードとつなげて、そういう連携のメリットを大きくしていこうという発想で事業をスタートしておりますので、ちょっとどちらが後か先かという問題でいうと、後にはなっておりますけども、そうした普及率との関係や推進の関係、それから補助金のタイミングといったものを含めて検討させていただいた結果、こういう形になっておるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ちょっと横にそれる。マイナンバーカードの普及率というか、ああいうのは今、何か、今、十何%って声が聞こえたんですけども、その辺の数字は分かりますか。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾町民課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) マイナンバーカードの交付率でございますが、8月の末の状況では15%でございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 15%というのは全国的に見たら何か低いように私は感じているんですけども、やっぱり普及率を高めるのは、いろんなことを考えたり、こういう事業を考えるときにも、普及率が上がるようないいチャンスではないかなと思っているので、検討されるときにそういうことも考えられたほうがよかったのではないかなと思います。  これから先、マイナンバーカードを国民健康保険証にすることだとかが進んでいくんですけども、そのほかにも行政でポイントをつけるのは、私が思いつくのでは、健康の分だとか、社会福祉協議会が有償ボランティアでポイントというか、そういうのをつけるだとか、町内でもそういうものに乗せるものが幾つかあると思うので、そういうものも何か同時進行で検討してやれるようなことはないんですかね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 行政ポイントの中にも、この資料の中でもいろいろなポイントが考えられますので、そうしたものとうまく連携をさせていただいて、なおかつそれが総合的にマイナンバーカードへの普及や推進につながるような取組になれば一番いい形になろうかと思っておりますので、そのことも念頭に入れながら進めていきたいと思っておりますし、また、本事業は、ポイントカードを付与することも重要なんですけれども、やはり商店さんたちの決済の中では、このシステムを入れることによって、極端な話、一日のお金の出し入れなんかがある程度煩雑になって、丼勘定になりやすいところを一つ一つきちっとした計算ができるようになったりとか、それから、このキャッシュレスを伴うことによって、いわゆる取りっぱぐれという言い方は失礼なんでしょうけど、例えばお金の支払い、決済を待ったり、いろいろしなくても、すぐにお金が手元に入ってくるとか、それから、やっぱりコロナでは神経を使った現金のやり取りよりは、やはりキャッシュレスということも重要なこれからのコロナ禍、アフターコロナにおいては大事な事業だと思っておりますので、それらをメインにした事業だということを御認識いただけたらと思います。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 店舗が持つ端末というのはほかのことには使えるんですか。クレジットカードだとか、Suicaだとか、PayPayだとか、いろんなものがありますけども、このカードのためだけの端末なんですか。逆に言えば、商店が持っている今ある端末に載せることはできなかったんですか。お客さんが払うとき、このカードはこっち、このカードはこっちというようなことが現場で起こりはしませんかね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 今のところは、例えばこういうスマホのものにちょっとレシートが出てきたりとか、カードを読み取る機械がこのスマホみたいなもうちょっと大きいものにひっついているようなイメージの端末です。いわゆる携帯端末ですけれども。今のところは今回発行するカードのみを読み取るようにさせていただいております。先ほど言ったマイナンバーカードとの連動ということになれば、こういう連動カードとできるようになりますけれども、ただ、今、ほかのクレジットカードですとか、それから何々ペイですとかといったものには対応はしてないシステムでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 13ページ、2款1目の戸籍住民基本台帳費の中の12節委託料、このシステム委託料1,154万5,000円、何かオンラインで戸籍が取れるとかなんとか、ちょっとそう聞こえたんですけども、ちょっと詳しい説明をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾町民課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) このシステム委託料と申しますのは、戸籍システムと、それから住基のシステム、この2つのシステムを改修を委託するものでございますけど、内容としては、今現在、戸籍謄本というのは全国で取れるというものではありません。戸籍のあるところでしか取れないような状況なんですが、それをこのシステムの改修をすることによって、国の法務局の戸籍の副本データシステムというのとネットワークでつなげます。これをすることによって、全国どこでも戸籍謄本が取れるような状況になると。もちろん本人確認が必要になりますので、その際にはマイナンバーカードとかの利用を図っていくということがありまして、言えば行政のデジタル化を進めるという意味で、今回の改修ということになりました。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 目的は分かりましたけども、これって、便利にはなるでしょうけど、私らからすれば怖いことだと思うんですけども、情報の流出とか、そういったことの事故とかも考えられますよね。その辺に対しては。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) もちろんこれ、データの加工であるとか、どういうデータをつくり上げるとかというのも一つなんですけど、漏えいを防ぐというようなシステムの管理をするという意味のセキュリティーの部分でのシステム改修も併せて行うということで、そのような秘密が漏れるようなことのないような改修を行うということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 近隣の市町ではどこかやっておられますか。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) この事業は今年度から始まったものですから、全国一斉スタートという形になります。ただし、この仕様書といいますか、標準的な仕様書が決まったのが今年度の初めということでありますので、こういう予算取りが取れたところから順番に交付決定をしていくということになりますので、もう先行してやっているところというのは、あるのはあるんでしょうけど、この近辺ではないと思います。だから全国一斉に始まるものだというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 国と連動したりということもできる、全国どこでも自分の戸籍でも取れるということですけども、そういったシステム、システム企画会社というですか、いろいろあると思うんですけども、言えばだけど国の関係に合わせるということだったら決まってくるわけですか。それともどこの企画メーカーでもいいわけですか。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) この法律といいますか、こういうような方向にしたのはもう1年前、法律で決まっておったわけなんですが、では具体的にどうやったら実行できるのかということ、言えばこのコンピューターシステムとの兼ね合いなんですけど、これを国と各コンピューター会社との間でずっとこの1年間研究をされて、金額的にも調整されながら出てきたのが今回ということになります。なので金額面でいえば一定の金額というのはもうその段階で見えてきたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) そういった国とコンピューター会社が一緒になって考えて政策となった。北海道だろうと沖縄だろうと、ここはソフトが違うからできないとか、そういうことはないわけですかね。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) これは全ての自治体で導入を図るものでありますので、そういうことのないように、全てに合うように標準化したものというのをつくり上げたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 近隣でやってないということです。もうちょっと待てばよかったというようなことにならないように、十分検討していただいて、やっていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 齋尾課長。 ○町民課長(齋尾 博樹君) 全国一斉にスタートしておりますので、今年度、実は交付決定は5回に分けてやるようにしております。つまりはこうやって予算組みができたところから交付申請を出して、そこに交付決定を出してくるというような流れをしておりますので、遅いところは当然あるんでしょうが、それにしても今年度中というのが全国の目標でございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 12ページ、2款1項40目12節の委託料の販売キャンペーン事業委託料526万4,000円について、中身についてお尋ねします。  まず、この内訳の中で、ギフト箱作成費として211万円という内訳が説明の資料の中にありましたが、今回600セットを販売をするということで、600で割ると1箱3,500円強の製作費になるんですけども、これは何かの間違いではないんでしょうか。というのは、第一弾、夏バージョンのときは、発注のロットの関係もあって1,000箱単位で発注します、1箱当たりは130円ですということだったので、改めて伺います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
    ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  今回のこの210万円の中には夏セットで足りなかった金額も含まれております。いわゆる今回の箱のセットがちょっと想像より高いものになりました。これは間違いがございません。既に御購入いただいている議員の方もいらっしゃるのでお分かりだと思いますが、大変な化粧箱をさせていただきました。これは、今後のブランド化、それから今後、4割引きを終えた後もこの事業を継続していただきたいがために、高級感を出させていただく箱だったためです。さらに、前回130円の単純な外箱だけを考えておりましたけども、実際、ワインとかというものは、持ち運ぶ際に中のクッション材になるような箱とか資材が必要になってまいりますし、肉については冷凍のものを送りますので、それなりの箱になったために、箱単価が非常に高くなりました。当初、議員おっしゃっていらっしゃったように130円ぐらいを想定しておりましたけども、そうした内箱やいろんなもの、化粧を施したために、肉用のものが600円、それからワイン、お酒用のものが585円相当になっております。これらを1,000箱で作らさせていただきましたので、その分の相差部分が210万円として計上させていただいたという中身になってございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) とても立派な箱で、環境に優しいまちづくりを進めている本町で、要は、過剰包装とは言いませんけども、割れやすいものだからという部分は分かりますけども、それにしてもあまりにも箱に費用をかけ過ぎるのではないかなと。これが承認されたら、やはりできるだけ低コストになるように、無駄にならないように、化粧箱って多分使い回しもできませんから、いただいた方もごみというか、リサイクルはできますけどね。そういうことなので、この辺りは十分に箱の製作については考え直していただきたい。いかがですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。簡潔にお願いします。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) はい。  箱については、考え直すといいますか、きちっと見積りを取って、精査をして、適正な価格で進めるようにしたいと考えております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 次に、その内訳の中で、販売サイト改修費追加分として39万2,000円。当初のときにシステム改修費ということで、百二、三十万円だったと思うんですけども、この追加というのはどういう部分で追加のシステム改修費が要るんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 先般、百何十万円というものの中には人件費などが含まれておりました。サイトそのもの自体は、最初のときに39万8,000円ぐらい、今回、冬の分を行うのに、やはりまた新たな改修をいたしますので、39万8,000円ということで、合わせて79万円になるという見込みで、しかも肉、ワイン、それから肉、酒ということで、2種類になっておりますので、その分を計上させていただいたという中身のものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 改修の内容。要は、基本的に物は変わらない、価格も変わらないとかということであれば、改修費は不要なわけですよね。だからこの改修費用としての39万円、どういう部分を改修するのか、内容についてお聞きしているんですよ。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 改修内容については、一つは、今度、冬のセットで売るお酒やワインの種類は冬用に合わせた商品に替えようと思っておりますので、当然、表に使っている映像や、それから商品の価格帯も含めて入れ替わります。そうしたものがもろもろ起こりますので、それと、それに併せて、連動しているECサイトでございますので、料金を受け付けする仕組みであったりとか、決済システムが一緒になっておりますから、そうしたところを種々直して、修正をかけたものをしますので、それらの経費がかかってこういうふうになるということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) いろいろ経費がかかるということで、納得はできませんが、それはそれとして、18節のほうのワイン、冨玲と和牛で277万3,000円。この中には送料も1,000円分助成するというのが含まれていますが、要は、和牛の助成金として約100万円、お酒とワインのほうで約80万円、ざっと180万円助成をするわけですよ。ところが、箱代だとか、システム改修費だとか、宣伝費だとか、そういうものに500万円かけるんですよね。これ本来の目的は、そういう肥育農家さんだったり、ワインさん、日本酒を造っておられるところの商品が売れるようにという事業なわけですよ。なのに売るための、それ以外の、商品への助成よりも、それにかかるいろいろな経費のほうが倍近くかかっているわけですよね。これ、全く本末転倒じゃないですかね。これ逆だったらまだ分かりますよ。どう思われますか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 金額を見ればそうでございますけれども、そもそもこれまでそれぞれに販売を行ってきたそれぞれの事業者が、新たな商品を造成して投資をするとなれば、やはりこうした金額がかかってまいります。そうした投資をして、一緒になって商品を売っていこうということをまず、いわゆるこれまで出会わなかった業種の方、想像はしてたと思います。お酒と肉はよく合うな、ワインと肉はよく合うなと思っていても、なかなかそのきっかけがなく、一つになって事業をすることがなかなかかなわなかった中で、こうした商品開発や商品に係る部分を助成することによって、力を蓄えていただいて、4割補助がなくなった後もこうした事業を継承して、ふるさと納税であったり、それから普通に商品を造成して販売をしていったり、お互いの強みをお互い生かしながら販売していくための最初の初期投資、それからいわゆるリスクを行政が取るという意味合いがありますので、本末転倒と言われてしまったらそれかもしれませんけれども、必要な経費、適正な支出になろうというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この委託に係るもろもろの中で、宣伝効果というのは、これはもうそれぞれ関係している事業者さんも自前でやれば大変な費用がかかるのをそうやってしていただけて、PR効果もあって、だから商品がそんなに売れなくても、PRしていただくだけでも大変助かる、ありがたいという声は聞いております。今後につなげるためということですが、じゃあ例えばああいうパッケージのデザインとか、そういうものは、この事業が終わっても、皆さん、ミートさんもワインさんも日本酒メーカーさんもずっと利用が可能なのでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) そのとおりでございます。そのためにこうした経費を支援をして、今後の事業を継続していただいて、4割のキャンペーンが終わっても、お互いの強みを生かしながら商品を前に出していくというようなことを取り組んでいただくための事業でもございます。喫緊では、ふるさと納税に、もともとお酒の箱を見られたら、お酒の中に、ワインを本来入れるところにエコバッグが入っていたりしましたけども、今度はその箱にワインとお酒を入れて、ワインとお酒のお楽しみセットみたいにしてふるさと納税に出そうかとか、そういう新商品のコラボレーションの在り方、それから、肉にしても、高い和牛でございましたけれども、価格帯を幾らか分割してそういうセットをつくるとか、この箱やつくった版代であるとか、いろんなものの権利については、役場が持つものではなく、最終的にはこのコラボした3者に全てお譲りをして、その後も使っていただくということを念頭に置いてつくったものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この件、最後にしますが、要は本来の目的である事業者さんの支援が3割ぐらいで、7割が、それに係るもろもろの経費のほうが圧倒的に多いので、今回はおおよその内容での説明なので、まだしっかりこの中身についてはきっちりはしてないと思うので、最初に申し上げたように、やはり削れる部分が多々あると思います。その辺をしっかり担当課としてもチェックをしていただきたい。できればその浮いた部分を、600セットをもう100セットでも売れるんじゃないかとかね。要は、夏バージョン、400セットでしたけども、結構短期間で完売しましたよね。だから要はそういう事業者さんを支援するという部分、思いを十分に酌み取って進めていただきたい。どうでしょう。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まさに議員のおっしゃるとおりでございます。この臨時交付金、それから単町費の部分、そうした町の持ち出し部分も幾らかあるかもしれませんけれども、そうしたものは全て税金でございます。やっぱりそうしたものを有効に活用するためにも、適正な金額、それからちゃんとした入札、見積り等を行って、価格を適正な価格にしてやはりするべきでしょうし、それから、事業をしっかりと監視をしながら、無駄な出費にならない。つなげない。また、そこの中で、議員が御助言いただきましたように、例えばこの事業で、別のことの精査の中で、600セットを超えて、なお人気が高ければ、そうしたところに回してでもこうした人気を継続するとかといったことも大事なことだと思っておりますので、きちっとそういう目線を持ってこの事業に取り組みたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 次の質問に移ります。  3ページの3表、債務負担行為、道の駅北条公園再整備事業(指定管理委託料)として、令和6年度から令和11年度までの6年間、合計9,424万1,000円ということであります。この道の駅北条公園再整備については、平成28年に北条公園運営連絡協議会設置要綱というものをつくられて、その中で整備についていろいろ協議を進めてこられ、令和2年1月のときの全員協議会資料では、その当時は年間の指定管理料がおおよそ600万円ぐらい必要ではないかという説明がありました。その後も幾度となく執行部側のほうから説明を受け、議員のほうもいろいろ意見を言って、今回、いよいよ6年で9,400万円の債務負担ということが提案をされました。  この9,400万円についてなんですが、当初の600万円でいこうとしておったけども、管理者の応募がなくて、詳しい調査を外部に委託して調査をしてもらったら、やはりその程度の指定管理料では応募というか、事業としてもなかなか難しいということなんですよね。  今回、まず最初に、今の9号線の北側のキャンプ場とこの南側の道の駅、これは一体で指定管理に出されるということでよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) そのとおりでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今年の7月10日の特別委員会のときの資料の中に、今、課長が南北一体での指定管理料だということなんですが、北側のキャンプ場部分については約3,600万円、南側が5,700万円、合わせて9,400万円になるということなんですけども、現在の北側のキャンプ場は、蜘ケ家山も含めて、2か所をチュウブさんに指定管理に出しておられるんですよね。そうか。これは6年間での管理料か。すみません。ちょっと今の質問、取り消します。いいですか。改めて質問……。間違えました。私……。 ○議長(前田 栄治君) 一番最初まで戻る。 ○議員(8番 井上信一郎君) いやいや、北側の3,600万円って6年間で3,600万円なので、今出しているのは、蜘ケ家山とを含めて2か所で1,300万円か1,400万円ぐらいなので、今のほうが多いわけですよね。  もともとこのサウンディング調査をされた中で、この指定管理料について、その後に独立採算は困難というふうになっているんですよね。これ独立採算というのは、北は別の指定管理者、南は別の指定管理者でやると難しいですよ、一体じゃないとできないですよということなのか、道の駅の例えば飲食、物販等もろもろ収益事業がありますから、そういうものを収益だけで事業としては成り立たなくて、指定管理料でも負担をしてやらないと駄目ですよという、そういうことなんですかね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員仰せのとおりで、道の駅を管理するにおいて、独立採算は記載のとおりでございまして、することは難しい。なのでその赤字部分を、営業赤字相当分を委託料といいますか、指定管理料として請け負っていただくというのが今回の趣旨でございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今、いみじくも課長が答えられました。赤字部分を町で見なければならない。要は、スタートする以前から、この道の駅再整備に係る出店というか、お願いをする事業者には、赤字がもう見込まれるから、その部分を見てくださいよというのが前提になっているんですよね。でも事業をスタートするときからそれっておかしくないですか。どうなんでしょう。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午後4時01分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後4時11分再開)  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員が仰せられているのは、収益部門のところが赤字からスタートすれば、それははなから赤字が決まっているのに、事業なんかするのかということになると思ってます。ただ、道の駅については、収益部門については、一定収益は取れるんですけれども、非収益部門であるトイレや駐車場の管理ですとか、それからトイレの清掃であったりとか、そうしたもろもろかかるものも全部ひっくるめての赤字でございますので、そういう意味では、非採算部門を抱えた上での赤字部分というのは、当然想定される赤字を基に指定管理料を出すのが適正だろうと考えての内容でございますので、そこをある程度リスクを取ることで、自分のところがきちっと営業をすれば黒字が見込めるとなれば、ここに公募をしてくるということで、この指定管理料を想定したものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この指定管理料というのは町が負担をする費用ですよね。今、課長答弁の中に、トイレとか、そういうもろもろの清掃料とか云々ということをおっしゃいましたが、その部分については、要は、国交省との話で、一体型の整備ということですから、情報コーナーなり、駐車場なり、そういうトイレ等の、その辺の清掃も国のほうから町が委託を受けて、地元の清掃事業者さんとか、そういうところに委託をするということですから、清掃料とかなんとかはこの債務負担の費用の中には含まれないと思うんですけども、どうなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 一体型がもちろん決まっておりますから、そうしたトイレだとか、国交省が関わる部分というところで、一定幾らかのお金はやっぱり入ってはきますが、例えば駐車場の植栽の管理であったり地域連携の部分であったりする部分や建物の簡単な修繕、維持費ですとか、そもそも採算を生まない部分というのはこういう公共施設を持っていれば生まれるわけでして、それらというのをひっくるめれば、当然先ほど言った赤字を見込む部分から、今後、国交省さんとの話合いによって、お支払いいただける部分はありましょうけれども、そうしたものを総合して非採算部門を赤字と見込んでおりますので、それらの部分を抱えて営業されるということでございますから、その部分を見ている。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 当初の頃の計画案では年間600万円程度は必要だと。私も、今、課長が言ったように、そういう周辺の管理やもろもろで、要は収益事業でない部分をお任せするわけですから、それぐらいの管理料は必要だなとずっと思っていたんです。ただ、今回それが、約6年ということは、年間1,600万円ぐらいに増えているわけですよ。だから最低限の整備はしないといけないんですよ。もう古いんですからね。ただ、どこまでするのかという部分で、要は説明のときの資料の総売上高云々ということの中から、とっても600万円程度の管理料では難しいですよということから、今回のこの負担額になってきているわけですよね。その辺が私は理解できないから、同じようなことを何回も繰り返しになりますけども、聞いているわけですよ。それこそ、今、私の発言をほかの方々が、井上は反対しとるんだって思われても心外です。北条の道の駅、本当にもう古くなって、特にトイレなんかもとってもじゃないけどあのままでは放置できません。だから何がしかの改修は必要。さらに、北側のキャンプ場はかなり利用者も増えてきて、まだ大いに将来性もある施設ですから、そこもきちんと整備をしていただきたい。ただ、この金額が、本当にこれが妥当なのかどうかということが私は甚だ疑問だから聞いているわけですよ。だから私の疑問がすっきり晴れるような答弁をしていただけると、もうこれで終わります。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 井上議員、道の駅は賛成だろうと、こう思っておりますが、金額がちょっと多いのではないかということでございます。  この道の駅につきましては、既に御存じのように、国道9号が今度は高速になるという中で、通過の場所にならないようにということで、今まであるものを再整備して、そこに下りていただく。そしてにぎやかにしていただく。そして地域に広がっていただくということで再整備を考えたところであります。南側に店舗、それから北側にオートキャンプ場ということでして、今ではちょっと寂しいような、特に南側のほうは寂しいような感じがするわけでありますが、今まで一体化になっていなかったものを、国のほうにお話しさせていただいて、一体化でやっていこうと、一緒になってやっていこうということで取り組ませていただいておるところであります。そういう働きもあって、国のほうもかなり力を入れておりますし、また、ここを重点道の駅に認定をしていただいて、県の真ん中にあるということで、大変国のほうも期待されておりますし、また、県のほうも防災の拠点にしようということでありまして、今、取組を進めていただいておるところであります。県ではここが一つというようなことになっておるところで、大変重要な位置にある道の駅だろうと、こう思っております。  そういう中にありまして、いろいろ検討してまいりまして、昨年は5年間、3,000万円ということで債務負担をお願いしたわけでありますが、誰も応募がなかったということでございまして、大変どうしたものかという中で、道の駅の再生機構のほうにちょうどそういう形の中でコンサル等をやっておられるということでお願いをして、どうやったらそういう業者さんが応募していただけるかということで、いろいろ取り組んでいただいたところでありますし、また、実際にどのぐらいの人数が来られるかということも、車の量等から想定していただいて、やらせていただいたところであります。それが開業の1年前の開業費も含めて9,400万円ということで、今回提案をさせていただいたところでございます。これは南北一体でやればこのぐらいの費用がかかりますよということであります。その前に、出店されそうな業者さん等にも道の駅再生機構のほうからお声かけをしていただいて、何社かが手を挙げておられますが、やはり南北を分けるより、一体となったそういう道の駅でやりたいということが大部分でございましたので、今回、そういう形で、南北一体となった6年間の債務負担ということで提案をさせていただいたところであります。  まず、金額のほうですが、開業準備ということで、3,100万円余りをするようにしております。これは指定管理者が決まってからのことですが、これを3,100万円余りで開業準備ということであります。これがもししなかったら、これは当然町がその施設を造る中でしなければいけない金額であります。例えば中の冷蔵庫であったりとか、あるいは什器であったりとか、いろんな整備しなければいけないもの、これが大体3,100万円ぐらい、それから、職員の教育であったりとか、そういうのも含まれるわけでありますが、そういうものがこの中には含まれております。当然もし指定管理でなかったら、これは町が負担して、実際にはやらなければいけないということでございます。残り6,200万円余りが5年間の債務負担ということになろうかと思います。  先ほど課長も言いましたように、これはその指定管理者が営業しているところだけだとある程度収入も入ると思いますが、やっぱり全体を管理してもらわなければならない。トイレや情報センター等については国が管理をすると思いますが、やっぱり全体を管理してもらわなければならない。駐車場もあります。それから、ちょっと広い広場みたいなものも、多分計画の中でそういう案もありますし、それから、北側はキャンプ場をきれいにしておかないと、なかなかお客さんが来られないということがありますので、そういうことがあります。そういう形でお願いをしておるところでありますが、南エリアについては、計画では5年間で2,900万円ほどの債務負担をお願いしたいと、こう思っておるところでありますが……(発言する者あり)開業を除いて、5年間ではそのぐらいということになろうかと思いますが、開業資金、準備を除けばそのぐらいになるということでございますので、年度ですれば570万円ぐらいで管理をしていただけるということになろうかと思います。また、北エリアについては、開業後のほうがかなり多くて、3,300万円でございますので、670万円ぐらいかかるのではないかなと、こう思っておるところでありますが、やはりそこの管理をする人、やっぱり人がおらんとあそこがきれいになりませんので、人件費とか、そういうものがかなり要るのではないかなと、こう思っておるところであります。  そういうことで、そうやって分けていけば、ある程度適正な管理価格ではないかなと、こう思っておるところであります。一つの金額で見れば、かなり大きいなということで、本当にこれだけも要るのかというようなことがあろうかと思いますが、そうやって分けていけば、適正な管理費になるのではないかなと、こう思っておるところであります。やはりここを中心に、この北栄町、特に北条地区になるわけでありますが、そこで下りていただいて、そこで楽しんでいただく。そして食事もしていただく。それから、そこからいろんなところに広げて、もうちょっと広げていくということをしてまいりたいと思いますので、ある程度いいものを、そしてそこに来て滞留していただく、そういうものをつくりたいと思っておりますので、ぜひ御理解をいただければと、こう思っておるところであります。  いろいろ御意見等もあろうかと思いますが、思いの一端を述べさせていただきまして、この道の駅の再整備について御理解をいただければと、こう思っております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 町長のほうから答弁をいただきましたが、それでも私は納得ができません。町長の答弁の中に、開業準備資金というか、準備費用も一部ということで、冷蔵庫や什器という言葉が出てきました。かつて大栄の道の駅、農産物の市場と飲食、物販のレストランとが出たときには、基本的に中の什器、備品は入られる事業者のほうで基本的にはしていただく。収益部門ですから、要はそういう初期投資、資本を投資しても回収ができるから事業者は出てくるのであって、その部分も一部というか、かなりの金額になると思うんですけども、それを指定管理料の中に含めるというのは、私はおかしいと思うんですよ。要は非収益部門について管理料を払うのはもう当然です。ただ、収益部門の事業の部分について管理料を負担するというのはいかがかなと思うんですけど。どうぞ。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 先ほど什器と言いましたが、実はこのリスク及び費用負担の分類の中に、一番最後の3ページに……。これを持っておられますかいな。(「いつの資料ですか」と呼ぶ者あり)8月28日の資料(全員協議会資料③-4、P3)でございますが。その中に費用負担の区分ということで書いております。先ほど什器と言いましたが、これは指定管理者が持つものでありまして、大変申し訳なく思っておりますが、そこに費用負担の区分というものも書いておりますので、そういうもの、もろもろのものを含めて開業資金ということで組んでおるところであります。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 私も手元に持っておりますが、かなりの項目があって、ちょっととても私も全てのみ込めないんですけども、いずれにしても、この金額で委託をするというのにはやはり無理がありはしないかと。将来的な不安が私は先に立つので、それでこうやって質問をさせていただきました。執行部におかれては、結局これが失敗をすると、全て町民の負担になってくるわけで、私はそういう懸念、不安が拭えないので、こうやって執行部に質問をしていますので、その辺の私の思いも酌んでいただいて、もう最後にしますので、執行部のほうで何か答弁がありましたら答弁を伺って、終わります。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 心配していただくのは大変ありがたいわけでありますが、そうはいっても何もしなくて、ここが通過道路になってしまってそのままということのほうがかなりリスクが高いのではないかなと、こう思っております。そう心配をなるべくかけないように、一生懸命考えながらやって、そして、今、こうやって出したところでございますので、もし認めていただいたら、業者さんと一緒になってそういう地域の活性化に向けて取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私もこれからちゃぶ台を返すようなことを言うのかもしれませんが、基本的には北条公園は賛成でございます。というよりは、御承知のとおり、今、工事をしておりますが、当時、安全施設としてやるときに、我々も国交省のほうに、特に私も言いましたが、南北が分断されては困るので、土盛りではなくて、今の陸橋方式にしてほしいということを依頼しております。そういう一人でございますので、南北整備は絶対必須だろうと思っておりますので、基本的に反対というわけではございませんが、やはりやり方の中では多少問題があるので発言をさせていただきます。  異議があるというのは、やっぱり住民が見て納得をしてもらわねば困ります。我々もこれから持ち帰って説明するときに、何だいや、そがんことかいや、それじゃあ納得ができんわ、ようおまえらっちゃそがんことで同意したなって言われるのは困るので、あえて言わせていただきます。  というのは、指定管理者が出たという経過もずっと承知しておりますが、住民から見れば、収益施設ができると、道の駅ができたら商売して、そこでお金が入ってくると。それを公設でつくっているのに、その入った者から町に利用料が入ってこないと。一方で、他の施設は、収益施設、そこの道の駅でも結構ですし、ああいうのについては、収益施設をすれば当然、公設でしておりますから、テナント料、入居料を頂いて、何がしかのものを頂いて、そこを運営していくと。だから指定管理者はその上に立って全体の管理をされればいいんですけども、今の場合は、指定管理者が全部一旦収入は引き受けて、その中から結局1年の決算をしてみて、収益があれば寄附することができるというのが今回の規定になっております。ちょっと読んでみますとこういうことです。管理運営に関する事業収入ということで、これは8月28日の道の駅北条公園指定管理者募集要項(案)でございますが(全員協議会資料③-2、P7)、施設の管理運営に要する人件費云々の経費は、利用料のほか、指定管理業務による収入、町が支払う委託料、その他収入、これです。その他収入(自主事業による売上げなど)をもって指定管理者が負担をするということになっております。指定管理者は、自主事業による売上げを収入とすることができます。この収入に多少でも利益が上がれば、指定管理者は年ごとの経営状況に応じて、指定管理者からの提案を基に、利益の一部等を納付金として町に納入できるものとするというできる規定になっております。先ほど言いました。これが私は問題だと思ってます。住民はなかなか納得ができないと。商売で入っているのに、金取らずに、何で、むしろ6年間で、最初の経費も含めてですが、9,400万円持ち出しはしているのに、町に一切入ってこないと、基の建物は公で造っておいて、どういうことだと言われるのが関の山です。  ですから、料金もいろいろ今まで調べてもらって、ここまで提案をされてきておりますが、私としては、やっぱり再度、申し訳ないですけども、管理料も含めて、やり方も含めて、再度再考してもらえないかなと思っております。  私の思いとしては、指定管理者ももちろん入れるのは結構ですけども、収益事業の分は、従来どおり町が募集をかけて、そこに入居を認める。だから当然、公の施設を造って商売されるんですから、収入は収入として町に入ると、その上で指定管理者には全体の管理をしてもらうので、それに指定管理料を払うとするとすっきりすると思うんです。  もうちょっと言いますと、今、もう国のほうも待っておると、早く実施設計をして、次の段階に入らなければいけないというもう期限ぎりぎりに来ていると思いますが、私は別にこの指定管理者を公募して指定管理者にしてもらわなくても、全国でも有名なコンサルもありますが、そういうようなコンサルを入れて、コンサル料を払う中で設計をしてもらって、できたものは町がいただいて、その上で改めて店舗に入られる人を募集し、それから指定管理者は指定管理者で募集すればいいのではないかなと。極端に言うと、町が直営でも僕はいいと思っておりますので、再度やっぱりこの指定管理者制度については再考してもらいたいという思いがあります。いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) この指定管理については、これまで1年ずっとこの話をしてきて、議員の皆様にも指定管理でこの北条道の駅は再整備いくんだよということでお話をしてきております。例えばそのまま民間でする、あるいは、今、議員が言われたんですけど、直営でするというような選択肢の中で、最終的には指定管理でいくんだということで今まで来ております。1回目については、その指定管理が、あまりにも金額が合わなかったということで応募がございませんでした。なので今回、再度、再チャレンジといいますか、指定管理で、この金額でもう一度やらせてもらいたいという思いでございますので、今の段階で指定管理をもう一度再考するということは、こちらのほうとしては考えておりません。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) そういうふうにかたくなに再考はもうしないということになれば、やっぱり私は私としての考えもございますし、このままいって本当にいいのかなと。極端に言うと、さっき言いましたように、スタート時は町が指定管理入れずに直営でやって、大体どれぐらいの経費が要るかが分かって、やり方が分かれば、その時点で改めて指定管理者で全体管理をしてもらうという手もありますので、何か今のこの金額でいきますと、先回、さっき井上議員もおっしゃいましたけど、最初、六百数万円出したら、とてもこんなことではできないから応募する者がいなかったと、いきなりコンサルに頼んでやってみたら、これだけの金額が出た。はっきり言いますけど、これで本当に受けてくれるかどうかも分かりませんし、運よく決まったとしても、次の更新時にやっぱりこれじゃあできなかったと、とても町に寄附採納するお金も出ないどころか、赤字でかなわないからとこれの倍ぐらいの指定管理料を要求してこられるやもしれませんし、本当に指定管理料がこれが適切かどうかというのはやっぱり最初の一、二年、町が直接管理をしてもいいのではないかなぐらいの思いがあります。どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 町が直接管理してというようなことがあるわけでありますが、町が管理するということになれば、ノウハウもそんなにはない。それから、人員を雇うということになれば、またかなりのこれも人件費がかかってくる。それを1年2年して、それから指定管理してもらえというようなことではなかなか難しいかなと、こう思っておるところであります。やはり今までそういう経験がある方に指定管理で入っていただいて、ここを活性化していただくということのほうが、すぐにそういう、何ていいますか、ここの利用、そして活性化が図られるのではないかなと、こう思っておるところでありまして、そういう思いでおるところであります。  そして、サウンディングをさせていただいた企業さんも、ぜひ応募したいというところも何社かあるようでございますので、そういう方たちと、もし決まれば一緒になって、初めからやっていくということをしていくということをしていきたいなと思っております。  また、利益等につきましては、そこの募集、応募要項の中に入っておるわけでありますが、そういうところも十分にまた話をできるということになろうかと思いますので、そういうところも十分に話をさせていただいて、なるべく負担がないようにというような形の中でやっていきたいなと、こう思っておるところであります。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) これで最後にしますが、一つの実際にある例でございますが、今、北条のオートキャンプ場はチュウブさんが指定管理者になっておられます。あそこに入られて、御案内のとおり、今、物販施設とか、うどん屋さんとか焼き肉をやっておられますが、あの施設はチュウブさんが自ら建設をされ、投資をされた施設でございます。そこの中で収益を得られておりますから、指定管理者で収益を上げられても結構ですし、それは全部自分が入れられて結構ですが、何せ今回のものは公設なんです。公設で、そこに入られる物販の者の収益というか収入が、利用料が一切町に入らないという現実が今出そうなので、これが納得できないわけでして、そうすれば、例えば物販施設をその入られる指定管理者が自ら造られるとかいうようなことも、今のチュウブさんのような形が取れないのかなとか、そんなことも考えるわけでして、含めて、だから僕は再考していただきたいなという意味で言っておりますので、再度、これを最後にしますが、お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) オートキャンプ場にしても、あそこは収益事業もしておりますし、また、そうやってうどん屋さん等もしておりますが、収益としては我が町には入っていない。ただ、やはり管理をしていただくという中で、指定管理料は払っておるわけでありまして、その中でやっておられるということでございますので、今回は南のほうは建ててということになるわけでありますが、やっぱり全体の管理ということを考えれば、そういう管理料というものも必要だろうと、こう思っておるところであります。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12ページをお願いします。町内消費拡大支援事業補助金の1,650万円について私もお尋ねします。  この事業は、新たなポイントカードを導入するということで、長く続けてほしいという思いで質問させていただきますが、先日、各家庭にコロナ対策の商品券を配っていただきました。私もめでたくゲットいたしまして、これからすぐ使いたいなと思っていますが、今後、商工会が発行するこのカードは、商品券との二本立てというのはやはり非合理的だろうと思います。将来に向けて、この商品券の発行でなしに、ポイントカードに特化するようなことに持っていっていただきたいと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 今回導入しますシステムは、説明資料の中にはございませんけれども、いわゆる商品券のデジタル化も可能です。このカードの要するにポイントとして、いわゆる商品券の購入であったり発行であったりも可能になるということで、今回のシステムではそうしたこともできるようになりますので、従来のとおり商品券を買いに行って、券面を持っとって、その券面で買物をするというのではなくって、ポイントカードの中にそのプレミアム部分であったりとか、購入された券面部分の金額というのがありますので、それでお買物ができるということも可能になるシステムでございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 安心しました。ぜひともそのようにして、デジタル化を進めていただきたい。  あわせまして、今後のスケジュールについて、具体的にどのようなことなのかお聞かせください。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
    ○産業振興課長(手嶋 寿征君) このシステムですけれども、今後ですけれども、何とか年度内までの整備を進めたいんですが、ひょっとすると、ちょっといろいろとポイントをつけたり、実際不具合が起きないかも含めて、あと導入機材の納入期限なども考えますと、若干年度を越えてしまいそうな見込みでございまして、早め早めで何とか導入に向けて動きたいんですけれども、何とか年度内を目指して導入をしたいとは考えておりますが、機器の導入であったりシステムの構築であったりに若干時間がかかると思いますので、ひょっとすれば年度を若干越えるというふうなスケジュール感で今進めておるところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) もう少し具体的に、まず商品開発と機材の購入がいつ頃、そしてシステム開発をして、それで町民の皆さんにカードを配布して、ポイントも配布してという、いつからスタートというスタート時期の提示なり目標なりというのは、前も話しましたが、このたびのコロナウイルスの関係の臨時交付金であります。後で検証する際に、やはり目標設定をして、その目標のとおりにできたのかどうなのか、そして出来上がった品物がどうなのかという検証をすべきだと思います。あまりにも今の状況では分からないというふうな回答でしたので、もう少し具体的に宣言していただいて、来年の4月1日には始めたいというぐらいな意気込みを持って取り組んでいただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申し訳ありません。ちょっとそのシステムの導入計画が手元にないものですから、後できちっと調べて、どこまでにできるのかということを説明させていただいてもよろしいでしょうか。すみません。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員、ではまた後で。 ○議員(12番 津川 俊仁君) はい。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  13番、阪本和俊議員。 ○議員(13番 阪本 和俊君) 先ほどの道の駅北条公園の件なんですが、一言申し上げたいなと思います。  といいますのは、今の人口1万4,000台がこれから40年、50年続けば別に私は問題ないと思います。ただ、全国的に騒がれておりますように、人口減少、これが20年先には1万人を割るのではないか、それから、40年後には7,000人台になる。50年後には恐らく6,000人、5,000人ぐらいになるんですね、北栄町の人口はね。そういう中でこういった事業をまちづくりビジョンに基づいて全てやろうとすれば、100億円以上の事業費になると思うんです。したがって、町長自身がおありのようでありますけども、やっぱりそういった事業をするのには、もう初めからどれだけの費用が要るんだと、果たしてやってもいいかどうか、やっぱり町民に理解をしていただいた上で始めてほしいと思うんですよ。これから20年先、30年先、箱物は50年もたせなければいけない。だから過去のいろんな例を考えてみると、第一セクターであれ、第二セクターであれ、あるいは第三セクターであれ、成功事例はないんです。大体35年。隣町のあのホールあたりもそうなんですけども、老朽化して、これを改修すればさらに金がかかる。国民宿舎でもそうなんですよね。大変どことも困っておられる。始めるのは簡単に始められるんですよ。国もやれやれと言いますし、手を挙げると、やっているよ、いろいろ知恵を貸してくれますけども、維持管理するのは、とにかく始めた以上は各自治体の責任なんですよ。だから指定管理にしても、あるいは自前で経営しても、経営能力のない町が取り組むということは非常に問題だなということで考えております。ですから、国に相談したりコンサルに相談したりすると、やっぱりいっぱいいっぱい立派なものをせっかくの機会だからやりなさいって言うかもしれませんけども、やっぱり町民が本当にその負担ができるかどうか、そのことをまず考えてほしいなという具合に思っています。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 大変心配していただいておって、財政的な面も心配していただいておるわけでありますが、100億円もかかりませんので、この施設は、合併特例債等もありますので、これを使ってやっていこうと、それから、国も一緒に整備しますので、国のほうにも補助金を頂いて、それでやっていこうということにしておるところであります。そして、先ほど言われましたように、やっぱり町が経営してもなかなかうまくいきません。そういう意味で、先ほど言いましたような指定管理という中で、そういう今まで経験のある業者さんにお願いをしてやっていこうということで、指定管理料のほうのそういう債務負担をお願いするところでございますので、御理解をいただければと、こう思っておるところであります。  町民ということがあるわけでありますが、協議会のほうもつくっておりまして、その協議会のほうにもお話をして進めておるところでございますので、またいろんな面で町民の皆さんにもそうやってお知らせをしてまいりたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、本案については答弁保留がありますので、23日の会議において御回答いただきますよう、よろしくお願いします。  以上で本案は質疑の一部を残して終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第73号 ○議長(前田 栄治君) 日程第21、議案第73号、令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第74号 ○議長(前田 栄治君) 日程第22、議案第74号、令和2年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第75号 ○議長(前田 栄治君) 日程第23、議案第75号、令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第24 議案第76号 ○議長(前田 栄治君) 日程第24、議案第76号、令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第77号 ○議長(前田 栄治君) 日程第25、議案第77号、令和2年度北栄町風力発電事業会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 1点だけお聞きしたいと思います。  常任委員会でもお伺いしましたけれども、1ページの補正予算(第1号)の一番下段にあります5条の債務負担行為について、風況調査の経費でありますけれども、限度額3,000万円というふうになっております。これについての委員会でのお答えは、ざっと町で更新する場合には、風況調査は事業の採算性、それから認証のための手続として必要だということが一つお答えがありました。2つには、民間に譲渡する場合もその条件として、環境影響であったり風況あたりの条件を提示して公募をしたいということがあると、この影響評価とか風況調査に係る費用については、民間に譲渡する場合には民間に支払っていただくような条件で公募をしたいということでありました。ただ、廃止ということになった場合には、これは全くこの経費というのは無駄になるのではないかというふうに思うんですけれども、更新ということが前提にあるのかどうかも含めて、そのことについてお聞きしたいというふうに思います。まずこのことについてお聞きします。 ○議長(前田 栄治君) 藤江環境エネルギー課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  長谷川議員おっしゃるように、この風況調査というのは、もし今の北条砂丘風力発電所を更新するということになった場合について、ウインドファーム認証、これは風力発電所を運営する上で必要になってくる認証でございますけれども、そちらの取得と、それから、実際の採算性を計算する上で、どれぐらいの風が吹いて、どれぐらいの売電収入が見込めるのかという資料のための風況調査の費用でございます。おっしゃられるように、もしこの風力発電所を事業廃止という結論に至れば、もちろんこういった費用については全く必要ない費用になってしまいますので、実施については、今、風力発電所の更新等の検討会で、このまま更新についての事業を検討を継続していいのか、それとも今の時点でもう事業廃止という決定を出すのかということについて、検討会のほうに諮問をしておる段階でございまして、その結果が12月の上旬には検討会のほうの答申として返ってきます。その際に、事業の継続をこのまま検討するほうがよいという結果になりましたら、この風況調査について発注にかかりたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午後4時57分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後4時57分再開)  会議時間は、会議規則第9条第1項の規定により午後5時までとなっていますが、時間内に終わりそうにありませんので、会議規則第9条第2項の規定により、会議を延長します。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間を延長することに決定しました。  引き続き質疑を行います。  長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 今、風力発電施設の更新ということについて、全国に発電施設があるわけですけれども、資金面や今後の買取り価格の縮小といった、そういうことが見込まれるということで、採算性が危惧されていて、風力発電施設の廃止、撤去というのが今後増えていくのではないかという予測もされているようでありまして、こういうときに採算性について何も示さずに更新なのかどうするのか判断せよというのは、私は少しむちゃな話ではないのかなというふうに思いますし、やっぱりある程度こういうめどを持っているということがなければ、誰が判断するにしても難しいんじゃないかというふうに思います。これまで風力発電事業の実績も踏まえて、政策的に今後どうしたいんだということ、それについては、こういうめどを、目算を持っているということを示していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 採算性については、以前もほかの議員の方からも御質問等があったかと思いますけれども、実際のところ、全く新しい設備として更新した場合の建設費、それから、風況調査もやっていない中で、どのぐらい売電収益が見込めるのかについても全く見当がつかないというのが正直なところでございます。ほかのサイトでの工事費を今のめどとして検討会では示したんですけども、それについての裏づけというのが全くない状態ですので、今の段階で、では採算性について検討をするというのは、全く絵に描いた餅を話し合うということになってしまいます。ですので、やはり採算性の検討というのは、そういったものが調って、実際に基本設計の前の段階で概算費用が出る段階でさらに検討を詰めていくものだろうなというふうに考えておりますので、まずはこの風況調査をしないことには、今度は売電としてどれぐらい見込めるのか、今の北条砂丘風力発電所のデータがそのまま使えればいいんですけども、そういったデータが使えない状態で、新たに風況調査をする必要があるということで、債務負担のお願いをしているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 私の知識が足らないのか、よく理解できないんですけども、私が言っているのは、正確な採算性を示してほしいと言っているわけじゃないんです。やっぱり何かをしようというのであれば、当然目算がなければ始められないというふうに思うんですよね。基本設計できてしまって、もうゴーサインがなってしまってからやめるということになかなか、これまでの経緯からすると難しいと思うんですね。ですからやっぱり今そういうことを示してもらわないと、なかなか判断、我々としてもできないんじゃないかというふうに思うんですね。そこをお聞きしているわけで、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 今、在り方検討会のほうをしていただいております。継続していくのか、あるいは民間に譲渡するのか、廃止するのかということで、今、検討をさせていただいておるところでございますが、実は耐用年数もあと2年、それからFITもあと5年ということになっております。そして、このFITの買取り価格が実はもうすぐ終わりということになります。その後どうかということがあるわけでありまして、その後は多分入札だろうと、こういうことになっております。入札するということになれば、かなり安い単価で買い取りされるということになれば、かなり経営が難しくなるというようなことでございますので、できれば今のうちにある程度そういう判断を出して、そしてFITに乗っていくと、それは町がするにしても、あるいは民間さんがするにしても、この場所でするにしても、そういうのをやっぱりしていかなければいけないということがありまして、そういうことで今取り組んでおるところでございます。もしそういう在り方の中で、継続せよとか、あるいは民間でもいいからやれということがあれば、そこの中で町が判断して、ではこうやりましょうという中でやっていくということになろうかと思います。  その中で、やっぱり風況調査というものもしていかないと、ちょっと機種も大きなものになりますので、実際のそういうのが出てこない。ただ、今の過去の15年間のそういう風量とか、そういうのを見てみますと、民間が出ても、今のFITの値段だったらある程度運営できるというようなことも伺っているところでありますので、よしんば町ができなくても、そういうものは民間さんでそういう風況の調査の費用も買っていただくということになろうかと、こう思っておるところでありまして、来年の事業、債務負担になっておるわけでありますが、そういうことで今回提案させていただいたところであります。  民間のほうも何社かちょっと、やっぱり再生エネルギーの電力枠というのがありまして、やたらにはこうやって造れないというようなことがありますし、それから、北条の風力発電所というのは実績がありますので、やっぱりそこで出したいというところもあるということでありますので、そういうこともちょっと何かてんびんにかけながらというようなこともあるわけでありますが、そういうことで今取り組んでおるところでありますので、御理解いただきたいと、こう思っておるところであります。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) しつこいようなんですけれども、町長は廃止はできるだけしたくないとか、あるいは町でできればやりたいと、そういう意思をやっぱり示されなければ、検討もなかなかしづらいですね。そこの町長の思いが強くなければやっぱり駄目だというふうに思うんですよね。そこら辺をお聞きしたいわけです。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 私の思いとしては、やはり今までこうやって風力発電ができて、ある程度町のそういうシンボルにもなっておりますし、ぜひしたいなという気持ちは持っておりますが、そうはいってもやはり皆さんの思いもお聞きする必要があるだろうということで、今、そういう検討会を開いておるところであります。以前にもこの検討会を開く前に、やっぱり住民の皆さんの御意見を聞いてということを言っておりますので、そういう形で今進めていただいておるところであります。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) すみません。最後に1つだけ。  検討委員会、一生懸命検討されるんだろうと思うんですけれども、ただ、メンバーの方を見させていただくと、風車の周辺の方に集中しているというか、そういうことになっていますので、これだけ大きな事業をもしやるということになれば、やっぱりもっと専門的なメンバーを入れたりとか、町民全体でやっぱり考えていく必要があるんじゃないかなというふうに思います。そのことをぜひやっていただきたいということをちょっとお聞きして、終わりたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 風車の近くの住民の方、自治会長さん等においでいただいておりますが、一番影響があるんだろうということで、そうやってメンバーに入れさせていただきましたし、専門の方も若干入っておられます。それから、公募で委員さんも入っていただいておりますので、その近くの方ということだけではなくて、大局的に見ていただけるのではないかなと、こう思っておりますが、実際にやるということになれば、やっぱりもうちょっと詳しくしていく必要があろうと思っておりますので、そういうときは考えさせていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ちょっと一部、繰り返しのこともありますけども、私、3つのことをちょっと聞きたくて、今の長谷川議員の続きで言うと、検討委員会のメンバーが自治会的には偏っているんじゃないかということがあるので、これだけ大きな40億円を超えるような事業、それは一般財源とか地方債だけで取り組むわけではないとは思いますけども、これだけの事業を組むのに、関係する自治会の代表者が多くのメンバーを占めるような検討委員会ではなくて、町全体の、無作為抽出とまではいかないけども、それに近いような選出で、町民満遍なく選んで検討するほうが本来の姿じゃないかと私は思っているんですけども、その辺についてはどうですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) お答えします。  この検討会については、先ほども申し上げましたように、この事業の継続について、更新について継続して検討していくのか、それとももう検討の余地なく事業廃止するのかというところのまず入り口部分について御検討いただくように考えております。というのも、もう採算性であったりとか、そういった町の地球温暖化対策の取組という以前に、やはり近隣の自治会の方がどのように思っていらっしゃるのか、それが一番大切だと思います。そこをどうしても迷惑施設で耐えられないというような思いがある中で、町のためだから我慢してくれと言うことはできませんので、まずはそういった近隣の自治会の方を主にと、あとはもちろん客観的に意見を述べていただける学識経験者の方、それから町民で公募委員の方について、広く意見を求めているところでございますけれども、ただし、この事業を検討をしていこうというふうに結論がなされましたら、次には、住民に対しての説明会というのは広く必要だというふうに考えています。その開催方法についてはまだ未定でございますけれども、町全体で開催するのか、それとも地域座談会のようにいろいろな会場で小分けにしてしていくのか、そういったものも含めて、今後検討してまいりたいと思います。  そして、もちろん検討していく中では、そういった住民全体での意見というのもあるとは思いますし、今実施しております環境影響評価で、周囲の環境に重大な影響を及ぼすという結果になって、そのアセスメントの段階で断念せざるを得ない状況というのはあるかとは思います。そうしたときには事業廃止について決定しなければなりませんけども、そうでない限り、もし住民の方でもう少し検討してみようということがあれば、検討のほうを進めていきたいというふうに考えておりますし、その検討の段階に応じて、先ほど心配していただいてます採算性であったりとかについても情報を出していくとともに、町民の皆様から広く御意見のほうをいただきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 2番目にですけども、検討会が今まで1回、2回開かれて、2回目のときに突っ込んだ意見交換が会議録を見る限りでは想像できるんですけども、このときに、まず、財政面に与える影響、最初に建設した、更新したものを建設したときだとか、その後10年くらいでもいいですから、財政面に与える影響というのは検討会にはどの程度示される予定なのか、どの程度示されて検討会で議論を重ねられるのか伺います。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) この事業費の資料については、当日、委員の皆様だけに公開する非公開資料としていますけれども、ざっくりした工事費に対して、何年で売電収入により回収できるのかも含めまして、本当にざっくりですけども、お示しをさせていただきました。ただ、そうしたものがかなりざっくりしているということと、それから、風力発電については、もちろん耐用年数を全うして確実に運転して収益を上げるということではなくて、例えば途中で自然災害によってダメージを受けて、もう運転停止せざるを得なくなるというリスクも大きくある事業でございますので、安定的に収入が得られるというものだけではなかなかまだお示しできるような状態ではないのかなというふうに思っております。いろいろな経済的なメリット、デメリット、それから環境に与えるメリット、デメリット、いろいろな方向から今後は検討していく必要があるかというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。
    ○議員(4番 秋山 修君) 3番目に、示せないという回答のように今聞こえたんですけども、減価償却期間なのか、当面10年間ぐらいでもいいから、収益費用の損益状況だとか、キャッシュの動きの収支状況だとか、そういうものを示さないと判断ができないんじゃないか。今話すようなことが2回目の検討会のときに委員の皆さんからたくさん出ているように、それが半分以上意見として占めているように会議録を私は読んだんですけども、その辺についてのコメントを。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) 当日の会議につきましては、やはり採算性を心配されるという委員の方の御意見もございました。ただし、後日、今後、検討会を進めるに当たって、まずは皆さんがその事業を、採算のシミュレーションも含めまして、このまま事業として継続していいのかどうかというところまでの御意見と、それから、進めるに当たって、こういうときには事業を撤退してほしいというような条件について、この検討会では話していただきたいということで御理解いただきましたので、次回、第3回目のときにはそうした意見交換が中心になるかというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 令和元年度の風力発電事業の決算は企業会計で示されたわけで、私はいい決算方法に変わっていったと思うし、必要度が高いからこういう会計手法を取り入れたわけですけども、こういう会計手法を今後の風力発電事業に、廃止するにしても、今の設備で残すにしも、更新するにしても、その辺のところの活用方法というのは何かありますか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○環境エネルギー課長(藤江 純子君) やはりこの事業費というのが参考値程度でも表に出た瞬間に、そういった費用というのが、多いとしても少ないとしても、そういう頭でその事業が進んでいくんだという誤解を与えかねません。例示といってもなかなかそれを表に出しながらの採算性というのは、今の段階ではまだ早いというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第26 議案第79号 ○議長(前田 栄治君) 日程第26、議案第79号、第2次北栄町まちづくりビジョンの策定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第27 議案第80号 ○議長(前田 栄治君) 日程第27、議案第80号、北栄町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第81号 ○議長(前田 栄治君) 日程第28、議案第81号、和解についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  5番、町田貴子議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) お尋ねします。  この和解金はもう精算された。入りましたか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) この和解の金額については、まだ支払われてない話です。これから議会のほうで御議決をいただければ、この金額にて和解を進めるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 9月4日の全協の資料を見たら、これは1月からこの問題が発生しているんですね。ようやく解決したのが8月の終わり頃ですよね。これ、何でこんなにかかっているんだろうかなと思って、ちょっと2つ3つ聞いてみたいことがあります。  まず、普通というか、一般的には、賃貸の契約をするときには、弁償というか、そういう損傷した箇所を直す費用というのが契約書に書いてあったりするんですけれども、そういうことは町としてはされてなかったんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まず、地域おこし協力隊との契約でございますけれども、甲、乙、丙ありますと、当事者を甲といたしました場合に、乙ということで、借受けを町がさせていただいたものを、又貸しする形ではないですけれども、空き家を町が借り受けて、それを地域おこし協力隊に使用させる契約となっております。こうしたトラブルといいますか、退去時に修繕でございますけれども、通常、この契約書の中では、甲か乙、いわゆる町のほうが責任を持って修繕することになっておるんですけれども、その金額については、当事者の甲が行ったいわゆる行為でございますので、その者に請求をするような流れとなってございます。そのような契約であったために、普通の賃貸借契約ですと、敷金だとか、そういうものを保留をしておいて、その敷金から、最後、家が何か使用によって壊れていたりとか、修繕したときの費用を差し引いて本人に返還されるものなんですが、その敷金がない状態で賃貸を単純にしておりましたので、今回、町が一旦立て替えておいて、その立て替えたものを本人に支払わせるという流れとなったものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) それではやっぱり町に責任があるわけで、退去されるときに事前にそういう確認を、ここ確認をしたとは書いてあるんですけれども、確認した1月31日というのはもう出られる日なんですけれども、こんなときに確認して、では支払いの意思とかなんとかって聞く時間もないだろうし、それにもってきて、2月に顧問弁護士に相談されていますね。弁護士に相談されるような案件なんだろうかと。早く言えば、こういう問題というか、そんな弁護士でごちゃごちゃして、今までずっとかかって、結局、結論としては、何か向こうの親族の方が払うということで、費用を払うということになったみたいですけれども、あまりにも日にちがかかり過ぎて、本当に町は何をされてたんだろうかなという印象があります。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) この和解の相手方でございますけれども、この地域おこし協力隊については1月で退任をする予定でございました。ですので、1月31日まではこちらのほうに住居がなければどこにも行く場所がなかったので、1月31日当日が退去と同時に確認を行いました。御本人と母親と立会いの下で確認をし、その段階では、かかる費用については、今後見積りを取って修繕を行い、そのかかる費用については全額払うと言っておったものを、向こうに帰ってから考え直されたのか、費用の一部が不当だというようなことを申し上げられまして、向こうが弁護士を立てたいというようなお話だったものですから、それに呼応するように、町としましても2月になって町の顧問弁護士に御相談させていただいたということでございます。  本町としては、この金額を全額お支払いいただきたいということがあって、何度か交渉をさせていただき、その間にも申立ての準備を進めておりましたが、相手方のほうがここに記載したような条件であれば一括で払うというところまで交渉がこの間8月までかかったものでございまして、何ら町として手を抜いたりとか、ここで何かしてなかったということではなく、日々連絡を取り合ったり、代理弁護士と話をし、町にできるだけ不利益にならない方法とはということを検討して進めてきたところでございますので、それなりの日数がかかったというものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 経過は分かりましたし、すごく何か月もかかったなとは思うんですけど、もう一つちょっとお聞きしたいのは、費用のことですけれども、これ42万4,690円が和解条件でハウスクリーニングの費用が差し引かれてますね。これは本人さんが払うべきものじゃないんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 相手方の主張は、いわゆる修繕費用、いわゆるペットを飼ったことによってふすまを破いたり板間をひっかいたりとかいろんなこと、それから、ふん尿をしたために染みができたりとかというところの修繕については認めております。ただ、修繕をした段階でもうきれいになっているものを、次の人が入るためのハウスクリーニング代まではうちの費用ではないというのが向こうの主張です。我々は、その点について、ふん尿の処理だけではなくていろんな処理をしたもので、ハウスクリーニングや、臭い消しであったりとか、その者の住んだためにかかった費用というのがございましたので、その辺りを詰めてきていたわけですけれども、それらの話を進めていく中で、資料のとおり、13万8,600円を諦めてくれればその残りの全額を払いますと。仮にこのまま全額を取り立てようと思って裁判を起こした場合にかかる費用等を差し引きますと、その13万8,600円を差し引いて全額を払っていただいたほうが町にとっては有利だと考えたために、このような和解の御提案をさせていただいているという流れでございます。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 大体経過は分かりましたけれども、今後の賃貸契約としては、そういうようなことが、例えば今回敷金とかはもらわれなかったんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) この失敗の例をきちっと受け止めておりまして、我々としては、この者の後に採用になった地域おこし協力隊がいらっしゃいます。この方たちには全て敷金、それから保証人を立てていただいて、入居いただいておるところでございます。 ○議員(5番 町田 貴子君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 令和2年陳情第9号 ○議長(前田 栄治君) 日程第29、令和2年陳情第9号、日本国憲法第53条における臨時会招集について、法令等で招集期限を設定することを求める意見書の提出についての陳情を議題とします。  総務教育常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。  田中精一委員長。 ○総務教育常任委員長(田中 精一君) それでは、報告させていただきます。       ───────────────────────────────                                    令和2年9月15日  北栄町議会   議長 前 田 栄 治 様                               北栄町議会総務教育常任委員会                                  委員長 田 中 精 一                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和2年陳情第9号。付託年月日、令和2年9月3日。件名、日本国憲法第53条における臨時会招集について、法令等で招集期限を設定することを求める意見書の提出についての陳情。審査の経過、令和2年9月8日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見、北栄町の公益に関する事件とは言えない。措置、なし。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 報告が終わりましたので、これより令和2年陳情第9号、日本国憲法第53条における臨時会招集について、法令等で招集期限を設定することを求める意見書の提出についての陳情に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 以上で本件に対する質疑を終わります。  委員長は自席にお戻りください。  これより令和2年陳情第9号に対する討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は、令和2年陳情第9号についての採決を行います。  令和2年陳情第9号、日本国憲法第53条における臨時会招集について、法令等で招集期限を設定することを求める意見書の提出についての陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 栄治君) 起立少数です。よって、令和2年陳情第9号は、不採択とすることに決定しました。  しばらく休憩します。(午後5時31分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後5時31分再開)       ─────────────・───・───────────── ○議長(前田 栄治君) 議案第72号、令和2年度北栄町一般会計補正予算(第6号)の答弁保留について、本日回答ができるということですので、答弁を求めます。  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 津川議員の御質問の答弁保留のものについてお答えさせていただきます。  順調にこの議会で御成立をいただければということを前提として、令和2年の10月中旬頃にポイントカードの名称を募集したいと考えております。それを約1か月、10月中旬から11月中旬にかけて名称募集をしたいということを考えておりまして、その名称を11月中旬から上旬にかけてデザインを含めて決定したいというふうに考えております。また、加盟店募集のための説明会を12月末までに行いまして、いよいよシステムのほうの導入に年明けからかかりたいということを考えておりまして、令和3年1月から2月までの約2か月間をかけて、機器導入などを進めていきたいと考えております。  また、ポイントカードを納品させまして、ポイントカードへ500円のポイント移行をし、18歳以上の町民の皆さんにお配りする段取りを進めてまいりたいと考えておりまして、それらの準備が整ったところで、令和3年の3月に加盟店に機器の取扱説明ですとか本部システムの取扱説明などを進めまして、何ていうですかね、オペレーションといいますか、研修やテストをいたしますので、それらの不具合の状況もありますけども、令和3年4月に運用開始をしたいと考えております。日にちはちょっと今の段階では未定でございますが、この辺の前後のところで繰越しが見込まれますので、事業完了のところを見込んで繰越しも併せてお願いするものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 詳しくタイムスケジュール、これからの予定をお聞きしました。4月の運用開始に向けて、よりよいシステムになりますよう、そしてデジタル化が可能であるというところでして、商品券というものの統合も強く求めて、最後の質問を終わります。
    ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員にいただきました御意見をしっかりと反映をして、よいものにしていきたいと考えております。 ○議長(前田 栄治君) 以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(前田 栄治君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  16日から22日までは休会とし、本会議は23日の午前9時から開きますので、お集まりください。  お疲れさまでした。                 午後5時35分散会       ───────────────────────────────...