北栄町議会 > 2020-03-13 >
令和 2年 3月第2回定例会 (第11日 3月13日)

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    令和 2年 3月第2回定例会 (第11日 3月13日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和 2年 3月第2回定例会 (第11日 3月13日) ─────────────────────────────────────────────       第2回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第11日)                                  令和2年3月13日(金曜日) ─────────────────────────────────────────────                                 令和2年3月13日 午前9時開議  日程第1 議案第2号 令和2年度北栄町一般会計予算  日程第2 議案第3号 令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第3 議案第4号 令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第4 議案第5号 令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第5 議案第6号 令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第6 議案第7号 令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第7 議案第8号 令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第8 議案第9号 令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第9 議案第10号 令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第10 議案第11号 令和2年度北栄町水道事業会計予算  日程第11 議案第12号 令和2年度北栄町下水道事業会計予算  日程第12 議案第13号 令和2年度北栄町風力発電事業会計予算  日程第13 議案第14号 北栄町課設置条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第15号 北栄町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例
                の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第16号 北栄町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の             制定について  日程第16 議案第17号 北栄町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第17 議案第18号 北栄町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一             部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第19号 北栄町税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第19 議案第20号 北栄町農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一             部を改正する条例の制定について  日程第20 議案第21号 北栄町被災者住宅再建支援事業助成条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第21 議案第22号 令和元年度北栄町一般会計補正予算(第8号)  日程第22 議案第23号 令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号             )  日程第23 議案第24号 令和元年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)  日程第24 議案第25号 令和元年度北栄町栄財産区特別会計補正予算(第1号)  日程第25 議案第26号 令和元年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1             号)  日程第26 議案第27号 工事請負変更契約の締結について(お台場大橋橋梁修繕工事)  日程第27 議案第28号 第2期北栄町子ども・子育て支援事業計画の策定について  日程第28 議案第29号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更について  日程第29 議案第30号 令和元年度北栄町一般会計補正予算(第9号)  日程第30 令和元年陳情第17号 公共放送の運営に係るコンプライアンスの徹底及び、                 消費者保護体制の強化を求める意見書の提出について                 の陳情  日程第31 令和2年陳情第1号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書の提出についての                 陳情  日程第32 令和2年陳情第2号 女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求め                 る陳情  日程第33 令和2年陳情第3号 選択的夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求                 める意見書提出を求める陳情  日程第34 令和2年陳情第4号 公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善の                 ための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情  日程第35 令和2年陳情第5号 厚生労働省による公立・公的病院名の公表の白紙撤回                 と地域医療の充実を求める意見書の提出を求める陳情       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 議案第2号 令和2年度北栄町一般会計予算  日程第2 議案第3号 令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第3 議案第4号 令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第4 議案第5号 令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第5 議案第6号 令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第6 議案第7号 令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第7 議案第8号 令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第8 議案第9号 令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第9 議案第10号 令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第10 議案第11号 令和2年度北栄町水道事業会計予算  日程第11 議案第12号 令和2年度北栄町下水道事業会計予算  日程第12 議案第13号 令和2年度北栄町風力発電事業会計予算  日程第13 議案第14号 北栄町課設置条例の一部を改正する条例の制定について  日程第14 議案第15号 北栄町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例             の一部を改正する条例の制定について  日程第15 議案第16号 北栄町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の             制定について  日程第16 議案第17号 北栄町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第17 議案第18号 北栄町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一             部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第19号 北栄町税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第19 議案第20号 北栄町農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一             部を改正する条例の制定について  日程第20 議案第21号 北栄町被災者住宅再建支援事業助成条例の一部を改正する条例             の制定について  日程第21 議案第22号 令和元年度北栄町一般会計補正予算(第8号)  日程第22 議案第23号 令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号             )  日程第23 議案第24号 令和元年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)  日程第24 議案第25号 令和元年度北栄町栄財産区特別会計補正予算(第1号)  日程第25 議案第26号 令和元年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1             号)  日程第26 議案第27号 工事請負変更契約の締結について(お台場大橋橋梁修繕工事)  日程第27 議案第28号 第2期北栄町子ども・子育て支援事業計画の策定について  日程第28 議案第29号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更について  日程第29 議案第30号 令和元年度北栄町一般会計補正予算(第9号)  日程第30 令和元年陳情第17号 公共放送の運営に係るコンプライアンスの徹底及び、                 消費者保護体制の強化を求める意見書の提出について                 の陳情  日程第31 令和2年陳情第1号 自衛隊の中東派遣に反対する意見書の提出についての                 陳情  日程第32 令和2年陳情第2号 女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求め                 る陳情  日程第33 令和2年陳情第3号 選択的夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求                 める意見書提出を求める陳情  日程第34 令和2年陳情第4号 公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善の                 ための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情  日程第35 令和2年陳情第5号 厚生労働省による公立・公的病院名の公表の白紙撤回                 と地域医療の充実を求める意見書の提出を求める陳情        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 飯 田 正 征君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 前 田 栄 治君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────
                    事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 友 定 景 子君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君  地域整備課長 ───── 倉 光   顕君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開議 ○議長(前田 栄治君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案第2号 ○議長(前田 栄治君) 日程第1、議案第2号、令和2年度北栄町一般会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を行います。  なお、質疑に当たっては、必ず予算書のページ数を示してください。また、予算書以外の資料に基づいて質疑をされるときは、資料名とページ数を示してください。  まず、歳入全般にわたっての質疑を許します。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 26ページを。26ページの21款町債、1項1目の1節臨時財政対策債が2億円計上してあるんですけれども、この2億円というのは、臨時財政対策債というのは国のほうから発行枠が来ると思うんですけども、その額とは一緒なんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の御質問にお答えします。  臨時財政対策債の金額のほうは、まだ国のほうから示されておりませんが、国のほうの地方財政計画というのが毎年12月か1月頃に発表されまして、その中で、臨時財政対策債については、国の予算ですけど、前年比でいきますとマイナスの3.6%という伸び率となっております。そこから計算しますと、昨年の北栄町の当初予算ベースからマイナス3.6%としますと2億2,500万円程度になるんですけど、全体的な予算の関係であったりを勘案しまして、今年につきましては発行額を2億円ということで計上させていただいてるところであります。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 2億2,000万円ぐらいの枠が来ても、令和2年度の臨時財政対策債の発行額は2億円に収めるというふうに理解してよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 今のところそういった形で計上させていただいておりますが、今後の社会情勢なり、急激な変化がありますので、これでいきますということは言えませんけど、そのときの財政状況を勘案しまして、実際、国のほうから発行可能額がまた示されてから、その発行額のほうは決めさせていただきたいと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) この発行額に対する考え方として、一時期、定額で来てた時期もあるんですけども、その後、ここ数年間は、枠いっぱいを使って臨時財政対策債を発行しておられると思います。そういう、この発行枠の使用というか、それに対する考え方が変わったということですか。同じと考えてもいいんですか。というのが、この臨時財政対策債の発行枠をいっぱいに使わずに抑えて発行すると、その差額分の一般財源が少なくなるというか、使った額に対して少なくなる。発行額を抑えると後年度の余裕ができるというか、後年度に借入金の返済をせずに一般財源として使えるというメリットも出てくるわけですけども、そういう基本的な考え方については、何か方針はあるんですか。今までと一緒ですか。変わりましたか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の御質問にお答えします。  今まで数年間は発行額、財政状況も考えまして発行可能額は全て発行しておりましたが、今年度につきましては、財政調整基金も今15億円という具合になっておりますし、なるべく抑制はした形での、今は予算計上とさせていただいております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 25ページをお願いします。節の3番、衛生費雑入の一番下なんですけども、電気自動車急速充電器使用料が24万5,000円計上されています。この前の予算説明とか常任委員会、一連して伺っておりますと、充電器が町内に2つあるうち、北条はいいんですが、大栄を、これ劣化のため撤去というふうに伺っております。前年度の計上が、前年度当初16万6,000円に対しまして、今年度24万5,000円と、これ増加しておりますが、これちょっと矛盾しているような感じがあるんですが、どういうことでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 油本議員の御質問にお答えいたします。  この電気自動車急速充電器の使用料につきましては、道の駅北条公園に設置してあります充電器の分でございます。これにつきましては、充電器の使用に応じて、決められた単価について1年間分まとめて入ってくるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) すいません、ということは、撤去されるというおつもりの大栄の道の駅の分の影響は、この24万5,000円には、いわゆる令和2年度は入ってこないという意味でしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) はい、そのとおりでございます。もともと青山剛昌ふるさと館に設置してあります急速充電器については、今までも無料で使用していただいたものですから、この雑入につきましては、全て道の駅北条公園の分でございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 歳入をちょっと、どこの項目に当たるかが分からないのでお聞きするんですけども、以前、学校給食費を公会計に移したときに、未収金というのがあったと思うんですけども、その給食費の未収金が入って、徴収できたときには、どこの項目に入ってくるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) お答えします。  26ページに教育費雑入というのがございます。下から5番目に学校給食費(過年度分)ということで、令和2年度の予定分を計上しております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 確認ですけども、25万4,000円徴収予定だということでよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 学校給食費の過年度分につきましては、全員の方に納付計画書を立てていただいておりまして、現在、その納付計画書どおりに納付されておりますので、来年度分についてもその分を計上させていただいております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 過年度分だとか公会計に引き継いだときの未収金だとかで、不納欠損だとか時効だとかというような考え方だとか、そういうものは今期、発生しますか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 令和元年度の決算の際には不納欠損は出てきます。令和2年度の予定につきましては、今現在はもう納付計画がきちんとある方しか残っておりませんので、その分を計上させていただいております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に、歳出の質疑を行います。  まず、1款議会費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 次に、2款総務費についての質疑を許します。  3番、飯田正征議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) ページ数が、36ページをお願いします。その中に企画費ということで、旅費、会議等出席旅費ということで79万2,000円が計上されております。主要事業予算概要書のほうでは26ページでございます。概要書に基づいて質問をいたします。  まず、ドイツ合同視察に参加し、フライブルク市の持続可能なまちづくり、特に省エネ建築や地域熱供給等の再生エネルギー活用によるゼロカーボンを目指すまちづくりについてということでありますけれども、ドイツ合同視察に参加しなくても、日本で、特に省エネ建築や地域熱供給の再生エネルギー活用について、これは日本でも勉強すれば学ぶことはできるんじゃないかなというふうに思っております。それで、この視察につきましては、目標が見えてこないというところがあります。いつ、どこで、誰が、いつまでに何をするというような一つのものの目標を持って視察に行くということならいいというふうに思っておるんですが、その辺のところ、説明を願います。 ○議長(前田 栄治君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  まず、ドイツに行かなくても、日本国内でも十分に同じようなまちづくりの視察ができるのではないかという御質問です。  確かに日本でも、今、SDGs未来都市等、環境、それから経済、社会に連関するようなまちづくりについて取組を進めているところは数多くございます。ただ、このSDGs未来都市という考え方自体が2018年、もちろんそれ以前から取り組んでいるところもありますけれども、まだまだ新しい取組として、実践されている自治体でも、今、まさに実践途中であると言えます。  一方、このドイツのフライブルク市、ドイツ全般でも言えることなんですけれども、この持続可能なまちづくりというのは、既に19世紀後半から行われてきました。特に本町が地域エネルギーを中心として、今後活用を目指していきたいとしている北栄版シュタットベルケというのがございます。このシュタットベルケというのは自治体出資の公社で、経営は民間企業が実施しております。それで、リスクを取りながら迅速で合理的な事業運営や決定が可能な組織でございます。このドイツのシュタットベルケにつきましては、ガス供給や上下水道、それから電力事業、公共交通サービス等、時代の変遷とともに、時代のニーズに合わせたサービスを提携しているものでございます。  特に2000年頃からは、電力の自由化やFIT導入などの背景もあり、再生可能エネルギーなどを活用した事業につきまして安定した収益を上げているところでございます。この取組につきましては、エネルギーに係ります域外への流出の減少、それから雇用の確保、さらにはその利益を公共交通サービスであったりとか高齢者等の見守りサービスなどの提供の可能性など、様々な政策効果が期待できるものと考えております。また、近いところでは、北栄町が目指しています公共施設のゼロカーボン化、特に断熱改修であったりとか省エネルギー化につきまして総合的に学べるものと考えております。  さらには、長期的な視野において、都市計画、立地適正化といいました、町全体のデザインを考える事業につきまして、すぐすぐには政策効果が出るわけではないものにつきましても、住民合意を、時間をかけながら策定していくということについては、今から研修をしまして人材を育成し、取りかかる必要があると考えておるところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) それで、いつ、どこで、誰が、いつまでにという一つのものを、やっぱりきちっとした目標を持って、やっぱり事業というものは進めていくべきだというふうに思うんですが、その点、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 再度の御質問にお答えいたします。  いつ、どこで、誰が、いつまでに、どういった施策をするべきか、きちんと明確にした上で出張に行くべきだということの御指摘でございます。  先ほど藤江課長が申し上げましたように、エネルギー関係施策でいいますと、北栄町版シュタットベルケ地域エネルギー会社の検討につきましては、基本的には民間企業との連携が重要な施策ですので、いつまでにというようなことは必ずしも確約はできませんけれども、一方で、これまでもSDGsに関連する講演会の中での地域エネルギー会社についての勉強会などを実施してきておりまして、来年度から鳥取県の中部圏域の民間企業さんですとか、また関連自治体と連携しながら事業可能性の調査などをしていくようなことでございまして、まさにこれから取り組んでいく施策として、こういった地域エネルギー会社の検討がございますので、そういったものの大きな参考になると思っておりますし、また、北栄町、これから幾つか公共施設についての検討があります。例えば道の駅北条公園もそうですし、青山剛昌ふるさと館であったりですとか、小・中学校等の、今後、改築等、検討がされるわけでございます。こういった公共施設につきまして、ドイツの今回の視察先におきましては、一部の公共施設については消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーのほうが多く、断熱や気密性能に優れ、非常に快適な施設でもあるプラスエネルギー化といったものを図っているところでございます。  こういったドイツの事例とかも、今回、フライブルクで視察の予定をされている、プログラムの中に入っているんですけれども、まさにこういった公共施設のプラスエネルギー化、可能な限りの省エネ化といったものは、これから公共施設のいろいろな整備を抱えている北栄町にとっては極めて重要な視察内容になるかなというふうに思っております。  こういった2つのエネルギー関係の事業というのは、非常に喫緊の課題としてあるのかなというふうには思いますけれども、ほかにも北栄町において、公共施設だけじゃなくて、住宅関係の省エネ化の施策を検討していくことですとか、あとは、先ほど藤江課長申し上げましたけれども、持続可能なまちづくりを目指すための都市計画、あるいは立地適正化、そういったような町の全体のデザインを考える事業についても、やはり人々が様々な公共交通を使って町の中心部ににぎわいが生まれていて、歩いて暮らせるまちづくり、そういったものが実現できているフライブルクを見に行った上で、やはり都市計画といったものを考えていく必要があると思います。  北栄町の持続可能なまちづくりのための都市計画といったことの参考に、非常になるかなと思いますが、これについても来年度以降、公共施設の適正化といったものを考えた上で、都市計画についても考えていかなければならないと思います。ただし、この分野は非常に住民合意に時間をかける分野でございますし、こういった都市計画、立地適正化といったものの計画の策定をする際にも、やはり非常に時間をかけて進めないといけない分野でございますので、こういった都市計画関係の施策については、いつまでにということもなかなか難しいんですが、ただ、今回のフライブルクの視察を通じて、ある種、一つの理想像としての町の姿を見ておくことで、計画案の策定の参考には非常になるのではないかなというふうに思っております。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 取りあえず、こういった一つのものを、町の職員を1人派遣するというのじゃなくて、言ってみれば村上敦氏を日本に招いて、こういった参加するというような関心のある自治体、こういったものが一つになって先生に来ていただいて、パワーポイントなりでいろいろまちの様子を見たり、こうしながら、それでもできるんじゃないかと。かえってそのほうが、むしろ安くつくし、それから、町が目指しとる、そうした一つの企業の方も関心があって、これから先どうだこうだっていうような一つの説明もありましたけれども、多くの人が聞くことによって、そういった一つのものに、町民も含め、関心を持って、そこの中から理解を得ながら、やっぱりそういうまちづくり、構想を進めていくべきだと私は思うんですけれども、その辺、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 大体、視察研修というのはやはり、これまでの研修もそうでございますけど、やっぱりなかなか紙ベース、あるいはビデオベースではなくて、そこに行って肌で感じてというほうが、やはり自分にも身に入ってきますし、これまでの視察研修も大体そういう具合にさせていただいて、それを反映させていただいているということもございます。  先ほどちょっと議員のほうの質問に答えてないところがありましたけど、誰がという話も出たと思いますけど、今の現段階で大体、例えばこれから2030年、あるいは2050年のことを考えると、今の50代という具合にはなかなか多分ならないと思います。30代か40代の職員という具合に考えておるところでございますが、一応こちらのほうでは案は持っておりますが、まだ誰がというとこまでは、もちろん本人のほうにも当然そんなことは言ってませんし、そういうところの年代を考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) すみません、御質問いただいた点についての補足をさせていただきます。  大勢の人に対してのレクチャーといったものが大事であって、一人が行くよりも、多くの人にいろいろとレクチャーをしてもらうべく、むしろ呼んだほうがいいのではないかというような御指摘がありましたので、そちらのほうですけれども、もちろんそういったような形で、政策立案に関わる多くの方々にこういった考えを理解していただく、それを政策、企画に生かしていただくために多くの人にレクチャーをするということは非常に重要な御指摘だと思います。
     昨年度も、例えばほくえい未来トークの開催の中で、SDGs、持続可能なまちづくりについてのレクチャーをしていただいたこともございますし、また、近隣市町村と連携しての研修等も実施したりする中で、そういった持続可能なまちづくりという観点をどう政策に生かしていくかということについては、昨年度も本町においては研修等を実施してきたところでございますし、そういったことは次年度以降も引き続き実施をしていきたいと思います。  おっしゃるとおり、政策を企画立案するリーダーだけではなくて、周りもその重要性を理解し、理解のあるフォロワーにならなくてはいけないということを考えています。ただし、現地に行くことで、やはりネットや文献だけで調べるだけでは分からない政策担当者の思いであるですとか背景にある思想、何をやったかというのはネットで調べれば出てきますが、それをなぜやったのか、あるいは政策実現に至るプロセス、そういったものにおける課題とか、それをどうやって解決したのか、つまり何をやったかだけではなくて、どのようにやってきたかということをきちんと議論の中で掘り下げることができて、これが視察に行くことの非常に重要な点でございまして、やはり視察についての、行くということの意義は非常に大きいものだというふうに思っております。  また、こういった持続可能なまちづくりに向けての取組は、非常に分野横断的なものでございまして、やはり推し進めるには、民間等の関係主体も巻き込めるような強力なリーダーシップが必要であったりですとか、やはりある程度長い時間、業務に携わっていただくことも想定されますので、専門性等をきちんと身につけることも必要になりますし、何よりこの北栄町の将来を見据えたときに、この持続可能なまちづくりという観点から施策を考えることについての、やはり強力な熱意といったものが必要不可欠でございます。こういった強力な熱意というものは、やはり現地に行って、その空気を肌で体感してこそ得られる部分というものが非常に大きいのではないかというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) こういった一つの問題というのは、やっぱり町が先頭になってということじゃなくして、やっぱり政府が動いて、その中でやっぱりいろいろな予算をつけたり、視察旅費を、じゃあ出しましょうとか、そういうような一つのものも、本当は呼びかけていかないけんのではないかというふうに思っておりますが、一人の人が一つの視察に行って、北栄町がゼロカーボンを目指すということに、こういうふうにうたってありますけれども、本当にこういった、一人でそういったものが広められるのかどうなのか。  そして、そういった一つのこの視察が、何回も来ていただいて、ああ、これは行ってみないかんわな、肌で感じようかな、そこまで行ってからだったら視察もいいのではないかというふうに思いますけれども、町民が何ら、全然全く関心のないような一つのものの中から、こういった一つのもので、一人の職員だけ視察に出すというのはいささかどうかなというふうに思うんですけれども、一人の方で、そういった一つのものが広めていけますか。広めていく方法というのを考えておられますか。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 御質問にお答えをいたします。  まず、一人が行くよりも、多くの人が行ったほうがいい、あるいは北栄町という小さい町が行くのではなくて、政府のような大きなところが行って呼びかけたほうがいいのではないかという点についてなんですけれども、こういった、まず持続可能な北栄町ということを考えたときに、政策を企画立案していくのは政府の職員ではなくて北栄町の職員であるというふうに思います。また、多くの人を連れていくという、多くの人に思想を理解していただくことはやはり大事ですが、結局のところ、手を動かすのは一人あるいは少数の政策企画立案者がまずは案を作っていき、関係者を巻き込み、説得し、企画の実現に向けて動いていく、こういったことは別にこの持続可能なまちづくりという取組に限らず、強力な政策を進めるのは、何もしない、分かってはいるけれども特に自分から動かない多くの理解者ではなくて、自らやるんだという強力な意思の下で覚悟を持って施策を進めていく少数のリーダーであるというふうに考えています。  当然周りの協力、巻き込まれていくところの協力も必要ですから、全員に対してのレクチャーだったりとか理解の醸成を図るようなことというのは非常に重要ですけれども、重要なので、そういったことはまた引き続きやっていくということは先ほどの答弁でも申し上げましたけれども、それだけでは不十分で、やはり強力なリーダーシップを持って政策を推し進めていくような人を養成していくことが非常に重要であるため、こういった企画をしているものです。  また、町民が関心がないような分野にということがございましたけれども、昨年、ほくえい未来トークを開催し、まちづくりビジョン等の検討に向けて様々な北栄町の将来の課題みたいなことを話したところですけれども、やはり非常に多くあったのが、地域交通への不安、将来、交通がどうなるのか分からないというような不安であったりですとか、やはり様々なコミュニティーの維持というものがうまくできないのではないかというような不安であったりですとか、あとは、やっぱり地域の産業といったものが、やはりどんどん減っていく中で、担い手も減っていくのはそうなんですけれども、地域の産業が衰退していって、より地域に魅力がなくなり、若者等の流出等にもつながっていってしまうんではないかですとか、そういったような懸念というのはやはり多くありました。そういった中で、今申し上げたようなこと全てを解決、すぐすぐに解決できるかどうかはともかくといたしまして、今回視察に行く内容というのは、今申し上げたような課題の解決にもきちんと資するような取組であるというふうに思っております。ですので、決して町民が関心のない環境というような分野に行くんだというような話だけではなくて、北栄町が将来にわたって住みやすいまちづくりの実現のために行くのであるということを御理解いただければと思います。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 最後にしますけれども、この施策というのは、よその市町村は駄目になっても北栄町だけは持続可能で、北栄町だけはずっとずっと残っていけますよという、一つの方向性はそういうことですか。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 北栄町だけが残ればいいとか、そういうようなことを考えているのかという御質問だったと思いますけれど、決してそういうことではなくて、そもそも北栄町だけで、例えば生活サービスであったりですとか医療であったりですとか、あるいはほかの様々なインフラ等についても、生活に必要なものを全て北栄町だけで満たすというようなことは、やはり現実的ではありませんし、それぞれの地域がそれぞれの持続可能な形で続いていくことというのは非常に重要なところであると思います。ですので、必ずしも北栄町だけが持続可能であればいいというわけではありませんが、逆に、そういった施策にいち早く手をつけていき、どういう思想でそういった施策をやっているのかということを、早く取り組む中で周辺の市町村等にも説明をしたりですとか、巻き込んでいくというようなことで取組を横展開をしていくと。そういったことをしていく中で、地域全体が持続可能になっていく、その先駆けとして北栄町が新しいことに取り組んでいくというようなことだと思いますし、そういった意味でも、北栄町に限らない地域全体の持続可能性を考えていく上でも、この取組は非常に重要であると考えています。 ○議員(3番 飯田 正征君) 終わります。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 私も関連して、この問題についてお尋ねしたいと思います。  資料としては、追加で令和2年度当初予算説明会追加資料(住民生活課)、「持続可能なまちづくり・省エネ建築・林業を学ぶ「ドイツ合同視察」にかかる説明資料」というものをお願いしたいと思います。  令和2年2月の26日に提出されたやつでございます。これ、議員として非常に不安に思うのは、1名の職員を派遣して、費用が100万円という説明でございました。これが、こういう費用をかけて、1名で本当に町に反映されるのか、こういうところを危惧すると思います。ただ、ただいまの答弁を聞いてる中で、執行部の非常に強い思いというものも伺うことができます。その中で、2ページ目の中段のところ、ドイツ合同視察に参加する意義というところで、下のほうの4行目から、「他町の参加者からは、この視察に行くことで「これまでのまちづくりに関する考え方が全く変わった」とのコメントが出ている」ということで、先ほどの答弁の中にもありました、リーダーシップを発揮する職員をつくるんだということがここに現れているんだろうなというふうに思います。中心的役割を担っているというふうにございますが、もし、どこの県で、どこの町かということが公表できるのであれば、ちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) いただいた御質問にお答えします。  御指摘の公表できるかというところで、今回、この資料のほうに書かせていただいている、過去にこの視察に行った職員というのは、北海道のニセコ町の職員の方でございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) ニセコ町の方については、今回の提案されてる合同視察ですね、これにもまた提案され、一緒に行くというようなことがなされておるようですけども、これで間違いないですね。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) ニセコ町の方におきましては、この視察、視察先は多少変えつつだとは思いますが、複数回、過去実施されておりまして、ニセコ町さんは既に2名程度派遣をされているというふうに聞いております。ですので、来年度、またニセコ町さんが出席をされるかどうかというところはちょっと分からないんですけれども、ただ、北栄町だけではなくて、こういった持続可能なまちづくり政策に関心のある自治体さんが今参加を検討されているところでございます。ほかの町の方も、予算組み等がございますので、ちょっと来年度、本当に参加が決定したかどうかはちょっとまだ分からないんですけれども、幾つかの自治体が関心を、例えば北海道の下川町さんとかがそうなんですけれども、関心を持っているというようなことは聞いております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 視察先としてドイツのフライブルクというところになるということですけども、これ、こういうことをやってる、今、自治体というのは、現在ないということでよろしいんですか。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 今、取組を進めているようなところがないかというと、それは、そんなことはなくて、例えば今申し上げた北海道のニセコ町さんは、こういったドイツの視察も含めて、従来から持続可能なまちづくりに関心はありまして、近年、高断熱、高気密かつアクセスとしても快適性が高いような住宅地、で、かなり再生可能エネルギー等も導入して、環境にも住民の生活にも優しいまちづくりといった政策を進めていたりするということはございます。庁舎のゼロカーボン化に向けても取組を進めていらっしゃったりします。ですが、ただ、今ちょうどやっているようなところでございまして、政策を進めているというような状況でございます。  ただ、今回、ドイツ、先ほどちょっと藤江課長のほうからもありましたけれども、従来から、従来というのは本当に1900年代後半頃から非常に都市計画も含めた形で環境政策に非常にたくさん取り組んできているドイツで、その中でもフライブルクについてはドイツの環境都市コンテスト等でも受賞歴があるなど、ドイツの中でも古くから先進的な都市として注目をされているようなところでございまして、もう施策の効果が既に出ているようなところでございます。また、そういった取組、都市計画とか環境政策とか地域エネルギー、交通政策、産業政策等が一体的に、相乗効果を生むように取り組まれている、で、その効果が出てきているというようなところがあるんですけれども、だからこそ見に行くわけですが、こういったようなこと、総合的に複数の政策を推進していて、かつその効果が既に現れていて、人々の暮らしぶりがどうなっているかということも学べるような自治体は、国内には、私は存在しないと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今回の視察には、1名ということでございました。私が一番危惧するのは、この1名で本当にいいのかということでございます。どうして2名とか3名の、そういう提案がされなかったのかなと。この1名とされた理由、これについてお尋ねします。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) やはり2名となりますと、その分、単純計算して2倍程度の金額がかかってくるわけでございます。今回1名といたしましたのは、この1名限りで本当に、もうじゃあドイツに行かないかということについては、今回の視察の内容、結果、その結果の報告等も含めまして、やはり検討はしていかなければいけないと思っています。  で、また、こういった視察というのは、年度ごとにやはりプログラムも若干は変更される可能性があると思っています。そうすると、全て同じものを見てくるよりも、やはり幾つかの、たくさんのものをできれば見てきたほうがいいわけですから、まず今回の視察につきましては1名というような形にさせてはいただいているところです。こういった今回の報告とか、来年のプログラム等も見ながら、再来年度以降についてはまた検討したいと思いますし、また、こういったドイツ出張の機会だけじゃなくて、ほかにもこういった持続可能なまちづくりについて学べるプログラムがあれば、そういったものについては積極的に職員を派遣したいと思います。  先ほど別の議員からの御質問でもあったように、1名だけでというところについては、やはり周りの理解といったものも大事でございますので、周りの理解を促すような講演機会、有識者等を招いての講演機会みたいなものは、併せて引き続き検討をしていきたいと思っています。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この視察については、従来、環境政策で省エネ住宅とか、自然エネルギーの活用とか、いろんなそういう政策を本町ではやってきたわけですけども、これの集大成になりかねないような、そういう大事な視察になるような気が私はしております。ですから、一人でそういうことを学ぶ、今の答弁ですと、来年、再来年以降も順次、これが可能であれば、また視察に行かれるというようなニュアンスの御答弁でございましたけど、そういうことを考えると、非常に大事な視察になるかなと思います。本町の、現在は指定されておりませんけども、SDGs未来都市選定、将来をにらんだような、こういう視察になりかねないというような気がしております。ですから、将来的には、一人に背負わせるということではなくて、もう少し幅を広げたほうがいいのかなという気はしております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 再度いただいた御指摘につきまして、どうもありがとうございます。  やはり御指摘のとおり、こういった、将来北栄町がいかに人口減少、少子高齢化をする中でも住民の方の暮らしの質を下げずに適切な質の高い公共サービスを提供し、また、持続可能な町のデザインをしていきながら、併せて地域の産業といったものを持続可能なものとしていく、今現在、地域の外に流出してしまっているような、エネルギー代金に代表されるような、地域のお金が流出してしまっている現状を少しでも食い止める、そういったことを併せて実現していく、それこそがSDGsの達成だと思っておりますし、その実現のために非常に重要な視察であると思っております。  やはり御指摘のとおり、一人だけでなく、継続してということにつきまして、今回のドイツのプログラム、その効果をしっかりと見定めて、また、その結果に応じて、来年度の検討をどうするかということを検討したいと思いますし、また、このドイツに限らないプログラムにも積極的に職員を派遣する機会を探っていきたい。また、同時に、町、それは職員だけじゃなくて民間事業者とか町民の方も含めて、こういった持続可能なまちづくりについての、ある意味、勉強のようなことをしていくような機会を積極的につくっていきたい、そういったことを総合的にすることで、真に持続可能なまちづくりの政策を総合的に推進していきたいと考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  9番、藤田和徳議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 同じ件で質問させていただきます。  私は、その予算額等に関しては問いません。私が問いたいのは、なぜドイツを選ばれたのかということ。このドイツという国、これはもう、この環境問題に関しては、もうトップレベルです。そして、先ほど言われました、民間のって、これ、国を挙げての第三セクター、これがうまく起動している、だから成功しているんであって、これ、民間のですよ、民間というか、国民生活においてです、ごみ一つとっても分別が物すごくばちっと決まっちゃってる。そして、リサイクル率、これも世界のトップです。70%近いと思います。日本、どれぐらいか御存じか分かりませんけど。その分、ごみは少ないです。それは、まちづくりに関しては、減らさざるを得ないほど少ないです。とにかく家に持ち込まない、捨てない、そういう生活。おじいちゃん、おばあちゃんが使ってるものは孫の代まで使うっていう、物を大事にする、布きれ1枚でも大事にとっとく。子どもたちが使う教科書にしても、日本なら無料配付だけど、お兄ちゃん、お姉ちゃんが使ったものは弟、妹まで使い回していく。リフォームも自分でやる。こういう国民性なのか宗教絡みなのか分かりませんけれど、国策っていうものと国民の生活スタイル、これを、多少は参考になっても、それをチョイスしてでも我が本町にスライドさせて何かできるのかっていったら、私は本当に難しい、これは絶対に厳しい、何でドイツを選ばれたのか。もう少しほかの国があってもよかったんじゃないのか。これ、何でドイツを選ばれたんですか。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 御指摘、御質問にお答えいたします。  議員御指摘のとおり、ドイツにつきましては、古くから様々な分野で環境先進国として知られているところでございます。先ほど申し上げたように、ドイツ、様々環境先進的な取組をやってますが、今回視察を行うフライブルクという都市につきましては、環境都市のドイツの中でも、つまり環境先進国の中のドイツの中での環境先進都市を決めるコンテストでも受賞歴があるなど、非常に先進的な都市としてかなり注目をされているような地域でございます。当然コンポスト等のリサイクルについても非常に進んでいるんですが、エネルギーの観点でもかなり化石燃料の依存度が低く、町並みに緑が多く、その結果として、いろいろな結果として、社会的交流も多く、生活の質の高い美しいまちが住民参加型、一体となった形で実現をしているような住宅地などもございます。  やはりドイツの非常にいい点は、もう申し上げていることではあるんですが、非常に昔からそういった取組を進めていること、また、単に環境政策のみならず、地域産業、地域の交通、エネルギー対策、都市計画、そういったものを一体的に行うことで相乗効果を生む、今で言うところの、まさにSDGsの達成のようなことだと思うんですけれども、一体的に取り組まれていて、そして従来から取り組んでいるので、もうその効果が既にまちに出ていて、一つの目指すべき将来像、あるいは政策の効果といったものを体感するにはとっても適切なところであるため、今回、ドイツを選んだところでございます。  ですが、じゃあそれを日本にそのまま移せないのではないか、だからほかの国というのも選択肢に入るのではないかというところですけれど、ただ、一つの理想的な姿がそこにあるわけでして、従来の生活環境であったりですとか人々の生活様式、考え方が違うからできないというのは、ともすれば、何ができるかしか考えていないような状態になりかねないというふうに思います。一つの理想的な状態、現地を見て学ぶことで、それが本来あるべき姿かどうかといったことをしっかりと見極めて、本来あるべき姿といったものをしっかりと認識、まさにビジョンですね、そういったものをしっかりと認識して、そこから逆算して、何をすべきか、理想的な姿に近づけるために今何をすべきなのか、どう理想的な形に近づけていくかを考える。先日の一般質問でもありました、SDGsのバックキャスティングの考え方でございます。そういったことをしていくことが、まず先にあるんでありまして、今の環境が違うから受け入れられないではなくて、将来をまず見据え、あるべき姿をきちんと認識した上で、そのために今の現状をどう変えなければいけないのかを考えなければなりません。  ただ、100%施策をそのまま模倣する必要もなくて、また100%、町内の全てのエリアに例えば適用されるようなことも、いきなりそれをやるというようなことではなくて、やはり住民の方々との意見交換をしながら、将来あるべき姿を共有し、そのために今の現状をどう変えなければいけないかを見ていかなければならず、そういった意味で、一つの理想像であるドイツを選ぶといったことは、今回の視察において非常に適切な判断だったと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 大変厳しいと思います、私としては。  ただ、最後に一つ、簡単な質問をさせていただきます。  今の世界情勢、今、新型コロナウイルス、これがもう蔓延しております。ヨーロッパも例外ではなく、ドイツも、今朝やっておりました。メルケル首相も出ておりました。イタリアも最悪の事態です。WHO、パンデミック宣言されました。この7月中旬に予定されている、これ、本当に腰据えて終息を、終息っていうものが完全にでき上がった後に、この7月中旬、これ延期ということも、延期っていうか、まあ延期ですよね、延期ということもあり得るですか、これ。 ○議長(前田 栄治君) 渋谷創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 御質問にお答えいたします。  今回の新型コロナウイルスの状況を鑑みまして、この視察がどうなるかというようなことにつきましてですけれども、今のところ、この情勢を踏まえて中止というような連絡は入ってきていないところでございますが、今後の情勢の中で、もしかしたら今回、コロナの現状を見て中止というような可能性は、ないとは当然言えません。やはり安全性が第一でございますから、そういったことにつきましては、受入先というか、今回の企画者にも事情、今の状況はどうなっているかとかは今後聞いていきたいと思いますし、ドイツ、今回、現地に住んでいらっしゃる方がコーディネーターを務めるというような企画ですけれども、ですので、現地の状況もしっかり分かっていらっしゃる方がスタッフの中にも入っていらっしゃいますので、そういった方にも聞きながら、今後のコロナウイルスの情勢というものは見ていかなければならないと思っています。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 次の予算書37ページの説明の欄の一番下です。持続可能な発展を目指す自治体会議負担金。大体いろんな負担金、おおよそ会費的な性格のものだと思うんですけども、この中に先ほど来出ていますクラブヴォーバンの自治体としての年会費が8万円入っているということだったと思うんですが、残りの35万円の内訳についてお聞きいたします。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  この持続可能な発展を目指す自治体会議負担金43万円の内訳としては、議員御指摘のとおり、8万円につきましては、年間の負担金5万円と、それから先進自治体に視察するときの参加負担金の3万円と、あとは、35万円につきましては、旅費と、併せましてドイツの合同視察に参加するときの参加負担金分が35万円でございます。合わせて43万円でございます。 ○議長(前田 栄治君) 8番、井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今の説明をお聞きしていると、手前の36ページの特別旅費、235万2,000円の中にドイツへの視察で100万円がということで、この100万円が、その旅費と視察する上での負担金という説明だったんですけど、今、藤江課長は、この自治体会議負担金の35万円、そうするとこれ、二重計上になるんじゃないんですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  合わせて100万円ということで、36ページの特別旅費に含まれている金額につきましては、ドイツ合同視察の旅費としましては65万円でございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 確認します。  そうしますと、この37ページの下の43万円は、クラブヴォーバンの年会費8万円プラスドイツへ視察するときの参加負担金の合計ということなんですね。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) はい、そのとおりでございます。 ○議員(8番 井上信一郎君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 63ページでございます。 ○議長(前田 栄治君) 今、款が、総務。 ○議員(4番 秋山 修君) あ、すみません。また。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 40ページをお願いいたします。16目で、移住推進費ということで、1節に報酬ということが載っております。この報酬だけでなしに、このページに地域おこし協力隊ということの記入があります。41ページにかけてもございます。この辺でちょっとお尋ねしたいんですけども、このたび、本町の地域おこし協力隊を北条ワインさんのほうで、ブドウ栽培ということで隊員を採用して活動していただくというお話がございました。その中で、非常に心配することがあるんですけども、地域おこし協力隊っていうのは大都市圏から来ておられますので、ブドウに対する栽培というものが、多分技術がないと思うんですね。その中で、41ページの18節のところに地域おこし協力隊研修参加負担金というのがあるんですけども、これはそれに値するのかななんて思ったりしたんですけど、これは違うんですかね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  まず、この研修参加負担金ですけれども、これは地域おこし協力隊の、全般的な知識として、地域の振興だとか、地域の中において地域おこし協力隊としての活動をしたりする基礎的な知識を、東京であったり、あるいはそういう地域おこし協力隊が集まったりとかする移住相談会があったりとかしますけれども、そうした中で研修会をすることがございまして、そのための必要とされる費用としてここに上げさせていただいとるところでございます。  先ほど来から上がっておりますブドウの知識等、それぞれの、イチゴがありブドウがあり、いろいろ知識が必要なものというのがあるんですけれども、それにつきましては、活動先となっている、例えばブドウであれば本町のブドウ醸造所で、活動先でそれぞれの研修や技術を磨いていただきながら定着に向けた取組を進めていくという形で、それぞれ必要とされる知識については、例えばイチゴであればドリーム農場で、活動先で知識を得ていくというような形になっておりますので、ちょっとこことはまた質が違うものになっとるということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) ちょっと認識が違っていました。新たにさせていただきます。  それで、先ほどありました、技術について、例えばブドウの技術については醸造所さんのほうで研修していただくというお話でございますけども、そこのところが、ブドウづくりについては本業でしっかりと研修はしていただけるかなと思いますけども、栽培技術ですよね、問題は。これについての考え方は大丈夫ですか。これについてお尋ねします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  もちろん北条ワインさんは自社農園もお持ちでいらっしゃいまして、また、そこには生産担当者の責任者の方がお二人おられたりというようなことも、配置がありますし、また、普及所等の協力も得ながら、そうしたフォローアップといいますか、栽培技術等の向上に向けた取組というのは町、県、それから普及所、それから自社での自主的な研修や打合せといったような中から技術的なものは積み上がっていくというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 私は、いつもこの地域おこし協力隊の活動のお話を聞くたびに、3年後のことをいつも心配しております。できるならば残っていただきたい。そのためには技術をつけていただく、本当に3年間の活動だけで済んでしまうような、済んだら何も残ってないということにはならないように、何かを身につけたと、ここで活動できるんだと、また、ここで生活していけるんだと、こういうことがなされないと、来ていただいとる意味がないじゃないかなと思います。この点について、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。
    ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  おっしゃるとおりでございます。やはり地域おこし協力隊の大きな、我々が目的としておりますところは、しっかりと3年後を見据えて技術を磨く、もしくは3年後に必要とされる知識や能力を身につけていただいて定着につなげていくということが最も大事だと思っております。その点でいいますと、どの程度技術や能力が身についたのかといった辺りについては、地域おこし協力隊につきましては半年に1回ぐらい面談や面接を行って、今、自分に課されている課題や、それから将来的なところをどう考えているのかというのを常々確認しながら、必要とされる知識があれば、それを提供していくという流れになってございます。  ドリーム農場で言わせていただきますと、イチゴの地域おこし協力隊、そのまま1名の方は3年の任期を終えた後に退任されて、ドリーム農場で働いておられるわけですけれども、そのほかの2名につきましても、イチゴとは違いますけれども、例えばナガイモ、それから大栄西瓜でということであれば、アグリチャレンジですとかいうような形で農業大学校のほうへつないだりとか、それから研修先を見つけたりというようなこともしながら、着実に定着していただけるように、必ずしもそこの先の技術のみならず、定着するために必要なものをきちっと与えることによって、高い定着率を維持していけるように、我々としても続けていくというような形で取り組んでおるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に、3款民生費についての質疑を許します。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 48ページを。社会福祉費の老人福祉費ですけども、その12節のところに、一番最後に成年後見支援センター運営委託料というのがあるんですけども、この内容をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 秋山議員の御質問にお答えします。  成年後見支援センター運営委託料でございますが、こちらは、1市4町で中部のミットレーベンというところに成年後見の支援センターというものを設置しております。困難な事例等を法人後見という形で受けてもらうために、県と市町村とで出しておりますので、その費用でございます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 後見人制度を利用されたいというときには、本町の場合では、地域包括支援センターだとか社会福祉協議会が窓口になって委託とかされると思うんですけども、現在、500人ぐらい認知症の方がおられて、これから700人か800人ぐらい、ピークで認知症の方がおられるようになるということを見越した上で、現在、後見人制度の相談だとか、実際に後見人制度を利用されているというような方はどのくらいありますか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 詳細な数字は、今、手元に持ち合わせておりませんが、実際、北栄町の中で後見、昨年度というか、今年度ですね、ミットレーベンに関して利用された方は、たしか2件ございました。また、包括支援センターなり障がいのほうの関係で後見の相談というのは年間を通じて、今年度の場合ですと、やはり10件弱ぐらいはあったように思っております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 今、国が促進法の中で、市町村単位でもこういう相談制度の仕組みだとか、そういう相談を受ける人間をつくる研修制度だとかというのを求めていると思うんですけども、これに対する北栄町での取組はどのようになっていますか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) その国が求めている部分についての中核機関も含めた成年後見の在り方については、1市4町での協議を進めておりまして、取りあえずミットレーベンが中核機関となって、今後、いろいろなことを進めていく形にはなろうかとは思いますが、北栄町としましても、これから認知症の方等が増えていく中で、後見人が不足するという状況の中においては、やはり市民後見、またはそういったことも含めた成年後見人の計画をしっかりつくっていきたいというふうには考えております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) そういうことを考えると、そういう仕組みをつくるだとか、そういうものに対する予算措置というのは、しておく必要があるんじゃないかと思うんですけども、2年度の予算にはそういう予算は盛り込まれていますか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 2年度の中には、特にそういった形では盛り込んではおりません。ただ、協議等、進んでいく中で必要な部分については補正等で計上させていただき、進めていくようなことも考えております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 48ページの、一緒ですね、12節の2番目、老人保護措置費委託料という、これ、何か2名増で6名ということだったですね。ちょっとその辺、もう一度説明願いたいですけど。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 御質問にお答えします。  老人保護措置委託料ということでございますが、昨年度までは4名の予算でしたが、今年は、昨年度から2名増えまして、6名の方を施設、こちらは母来寮のほうなんですが、そちらのほうに措置しております。その方に係る町の負担金の部分、措置することによって町が発生する委託料ということで、ここに計上させていただいております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 2名の方が母来寮にということですか。 ○議長(前田 栄治君) 田中課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 再度の御質問にお答えします。  6名の方、全て母来寮ということでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に、4款衛生費についての質疑を許します。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) お願いします。  63ページをお願いします。こちらの1項8目の14節工事請負費、下のほうです。急速充電器撤去解体費、57万2,000円上げてらっしゃいます。これ、伺いますと、先ほど私言いましたように、ふるさと館の充電器が劣化のため撤去して、あとは北条道の駅の1台しかないよということでありますけども、いわゆる化石エネルギーを再生エネルギーに替える世の中の流れですとか、電気自動車の普及ですとかに逆行するように思います。環境の町とおっしゃるのであれば、撤去ではなく、新しく、すぐにでも撤去後、設置されるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  この件につきましては、青山剛昌ふるさと館駐車場に設置しております急速充電器、平成24年度から稼働しておりますけれども、老朽化によりまして撤去のほうを検討しております。これについては、もちろん急速充電器を普及促進させていくためにも、再整備のほう、更新のほうをすぐにでもしたいところではありますけれども、道の駅大栄の再整備計画があったりとか、または青山剛昌ふるさと館自体の在り方についても今後検討がなされていく中で、設置場所について、より利便性の高いもの、それから使用環境についても効果的なところについて検討するということで、一旦は撤去のみの予算計上させていただいているところです。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 以前の予算説明会ですとか常任委員会の中でも、大栄道の駅再整備のときにするんだとかおっしゃっておられました。大栄道の駅も、正直そういった完成時期ですとか、具体的なプランも示されておるわけではありませんし、今おっしゃいましたふるさと館の移転も具体的にいついつということももちろん示されておるわけでもございません。とにかくEVも増えてくると思いますんで、そういったものがはっきりした形、早く出していただきたいと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 確かに両方の事業とも、まだ計画等、具体的なものについては見えてこない段階ではありますけれども、だからこそ、今の段階では利便性について、よりいいところというのが定まっていない状況でございます。利用される方が使いやすい、または視認性とかでも、見やすいところに設置ができるようなところについて、少し長い目で検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 63ページ、7目の13節、この電気自動車のリース料なんですけども、一人乗りということだったですけども、民間じゃないんですんで、リースせんでも買取りしたらどうなんですか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  まず、この超小型電気自動車を導入するに当たりまして、購入かリースかについても内部のほうで検討いたしました。購入費につきましては、一括購入98万2,930円に対しまして、5年間のリース料、合わせまして110万1,600円となりますと、割高ではありますけれども、リース料に含まれます6か月ごとの点検、メンテナンス料を含めますと、さほど高いというふうには考えておりません。  また、初めてこういった超小型電気自動車、車の区分におきましてはミニカーという区分になりますけれども、これにつきましては、今使用している普通自動車、軽自動車等とは違い、どのようなタイミングで点検、メンテナンスが必要なのか、すぐに相談できるように体制をしておいたほうが安全と思いましたので、最初の導入につきましてはリースということで検討しているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) ましてや買換えっていうですか、以前は廃油を燃料としたワゴン車が、燃料のほうがもう供給できんということで、それを廃車にしてということだったですけども、大きさは別にして、一人乗りを今回考えておられるようですけども、何か二人乗りがもうすぐ出るということだったですけども、二人乗りのほうがよくないですか。  それと、先ほど、リースにして保守をということだったですけども、エンジンじゃなくてモーターです、簡単なもんですわね。でしたら地元にも自動車屋さん、たくさんあるわけですから、1年契約でも保守をして、いつでも買い換えれるようにしたほうがいいんじゃないでしょうか。民間だったら経費で落とすためにリース契約するということはありますけども、その辺まで、ちょっと考えておられないんですかね。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 再度の質問にお答えします。  まず、一人乗りよりも二人乗りのほうがいいのではということで、確かに二人乗りのほうが、いざというときには使い勝手がいいかと思います。大きさにつきましては、以前のバイオマス燃料を使った車ですと、軽油の使用ということが必要だったのであのような大きさのワンボックスの車でありました。  今回、更新に当たりまして、まずは環境に優しい電気自動車の導入というものを検討したところ、さらにはどういった使用が考えられるかというところで、住民生活課、特に今、生活環境室で使っているのが多いんですけれども、主に町内の現場対応での使用が多く、特に狭い自治会内の道路を移動する際には、小回りが利くこの超小型電気自動車がいいというふうに考えております。もちろん二人乗りが早くに発売されれば、そういったもののリースについても検討していきたいというふうには考えております。  それから、メンテナンスの体制についてですけれども、今は実際の見積り段階、参考見積りの段階ですので、どこに頼んでということは考えておりませんけれども、もし町内でリースとメンテナンスを含めて面倒見ていただけるというところがあれば、町内業者について優先的に調達といいますか、契約のほうを検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) その一人乗り、私は岩美町で実際に何回も見ておりますし、ほとんど荷物も積めんような状態です。それで5年リースで契約されたら、5年間、もう替えれんわけですわ。それだったら、どうしても今回ということだったら、一人乗りということだったら、買取りにして、やっぱり二人乗りぐらいでないといけんなということだったら、3年なら3年でも替えれるわけなんですわ。それか、もうどっちかって言ったら、もう上がっとるわけですけども、本来なら二人乗りが出てから、補正でも何でもかけてもらったほうがよかったと思うんですけども、その辺はどうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) まず、確かに一人乗りですのでスペース的には小さいです。ただ、荷物につきましては、後ろのほうに鍵つきのトランクボックス、これが50センチ四方ぐらいの荷物が余裕で入れるほどのものは積めますので、例えば会議の用品であったりとか書類の配達等につきましては十分に活用できるのではないかというふうに考えております。  確かにこういったメンテナンス料についても含まれているというところで、リース料では組んでいるんですけれども、実際、このメンテナンス料というのが1回当たりどれぐらいかかるのか、それから、もし軽微な修繕が必要だったらどれぐらいかかるのか、全く見えてこない状況ですので、安定的に支出が5年間できる、今回、リースのほうで検討させていただいたところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 1年間は、だって保証期間じゃないんですか、その5年間のうち1年間は。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) もちろん車に関して言いますと、車自体に係る瑕疵については1年間の保証がつくというふうに考えております。ただ、特に今まで使用に慣れていないところがありますので、こちらのほうで、例えば充電の具合が悪くてバッテリーの不具合が出たときに相談できるような体制としても、できればメンテナンス込みでのリースというふうにしたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 何かその辺がもうちょっと、勉強不足でないでしょうか。もうちょっと十分に検討されてからでも遅くはないと思うんですけど、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 確かに電気自動車の構造等についてはあまり、実際に乗って、トランク等を開けたわけじゃないので詳しくはありません。ただ、それを全て仕組み等、構造等、それから性能等について把握した上で購入となると、本当に役場の公用車のハードルとしては高いものになりますので、やはりそういった性能、それから今後かかるメンテナンスについては、業者の方と相談して教えていただきながら使用のほうをしていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) よろしいですか。 ○議員(14番 野田 秀樹君) もういいですわ。 ○議長(前田 栄治君) 8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 私も同じ電気自動車のリース料についてお伺いいたします。  説明のときに、将来的には町内に普及させていきたいというふうな説明があったと思うんですよね。今もありますけど、電気自動車の日産のリーフですかね、あれを導入するときに、たしか庁舎が閉庁のときには一般町民の方にも貸し出すようなことがあったと思うんです。要は、この一人乗り電気自動車を閉庁日に、要は町民の人にも、こういう便利なものがありますよ、無公害のっていうことで普及させるためにも、貸し出すようなことは考えておられないんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  これが当時、町民課の子育て支援の関係で、国の補助金を使って導入したものだというふうに考えております。おっしゃられるように、休日については一般の住民さんにも使用していただこうということで貸出し要綱を作って体制を整えていたところですけれども、実際の実績についてはそんなにないというふうには聞いております。もちろん使い方であったりとか鍵の受渡しというような仕組みについてハードルが高いという点があったかと思います。  今回、超小型電気自動車につきましては、実際に今、県庁であったりとか各総合事務所のほうにカーシェアリングという形で、平日は公用車、それから休日はレンタカーとしての使用をしているというふうに聞いております。どういうふうに休日使用するのかといいますと、事前に登録をしておいて、自動で、中に入っている端末で鍵を開けて使用するような形になっているというふうに伺ってますので、もしリースにした場合には、リースの業者さんと相談して、そういった、簡単に休日に貸し出すような仕組みができないのかどうかというのも含めて、検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 県のほうでも総合事務所のほうでも、もう実際にそういう貸出しのやり方があって、もう導入をしておられるということであれば、うちでこの一人乗り、導入するんであれば、もう既にそういうふうにやっておられるところがあるんですから、同様なことにすべきじゃないんでしょうか。今回はリース料だけの計上ですけども、本当でやはり町内、多くの人に普及させようと思えば、やはりそうやって閉庁日に使っていただけるようなことも、やはり考えて取り組んでいただきたいと思うんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 再度の質問にお答えします。  おっしゃられるとおり、県庁のほうで導入しております。ただ、これは県庁として購入をしておらず、これもリースという形で、平日のみのリース料という設定になっているというふうに聞いております。休日については有料で、もともとのリースをしているレンタカー会社のほうがレンタカー事業として別にやっているということで、これは有償での貸出しというふうに聞いております。ただ、もし本町でそういった事業をするとなれば、なかなかそう有償ということにはならないかと思いますので、それがどういう仕組みでできるのかというものについては十分検討しながら、おっしゃられるように、町民の皆さんに環境に優しい自動車というのを普及する目的でも、休日の貸出しというのは積極的に検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 閉庁日に住民の方に利用していただく場合は有償で、実際、もうそういう方式で県のほうはやっておられるということであれば、多分、月曜日から金曜日の開庁しているときの、役場で使う部分と土日の部分の有償部分、要はリース料が安くなるんじゃないんですか、そういう、県が、たしかあれ、具体的に、智頭石油さんだったような記憶があるんですけども、そういう、県が今導入している方式と、今回提案のある5年リースで年22万1,000円と、どっちのほうが費用負担が安いのか、その辺はちゃんと調べられましたか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。まだ参考見積り段階ですので、幾らになるというまではお示しはできませんけれども、もしそういったカーシェアリングという形態でのリースが可能となれば、今の見積りよりは安くなるかと思います。ただ、あとは休日にどれだけの利用が見込めるのか、休日についてはお返しするような形になりますので、それをどれぐらい割引されるのかというところまでは、まだ検討してないところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 先ほどの同僚議員の質問でも、メンテナンスとかもろもろのこともよく調べてということがありました。このリースについても、既に県のほうがそういう方式で導入をしているということであれば、今々、町で年間これだけの費用を支出して来年度導入するのは、私はいかがなのかなと。ですから、そういうカーシェアリングも含めて、もう少ししっかりと調査をしてから提案されてもいいんではないかなと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) どちらにしましても、購入となりますと、おっしゃられるようなカーシェアリングという事業の体制としては組めないと思いますので、このままリース料としてお認めいただきまして、カーシェアリングした分がどれだけ負担が減るのかについても、今後検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私も関連してでございますが、そもそも論として、今回、ワゴンタイプというか、バンタイプの車が使えなくなって、燃料も入らない、古くなったということで廃止をされて、その代わりに環境に資する電気自動車、この一人乗りを入れるということでございましたが、そのバンタイプの、あの車を廃車して、通常の業務に支障は来さないんですか。よく見とるのに、あれ、環境ステーションのほうに行っていろいろ荷物を積んで持っていったりしよられましたが、今々、もうそういうことは必要ないんで、このバンタイプの車は廃車するということなんでしょうか。よく、その辺をお願いします。
    ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 確かに大きな荷台がありましたので、今まで荷物を運ぶことについては、住民生活課に限らず、いろいろな課のほうで重宝していた車ではあります。ただ、住民生活課で使用するという頻度につきましては、荷物が載る車が必要というよりかは、町内の現場対応、それから狭いところでの移動というのについて必要と感じておりますので、今回、小回りが利きますこの超小型電気自動車のほうへの更新というのを検討しております。 ○議長(前田 栄治君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) そういう説明されると、ますます訳が分からんようになるんですけども、いろいろ使ってこられて、各課も使ってこられたと。恐らく一人でいろんな出張に出かけるためには使っておられんと思うんですが、何らかの、複数の人が乗ったり、それからもしくは荷物を積んだりということです。再度聞きますけども、もうこの車は必要ないんですか。そういうことは、この車はなくても何ら業務には支障、差し支えないんですか。再度お聞きします。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 再度の質問にお答えします。  住民生活課が管理している車両としましては、確かにこの大きな車はなくなりますけれども、町の公用車としましては、まだ軽自動車のバンタイプのものというのが数多くございますので、そちらのほうで、荷物を運ぶ必要があれば使用していきたいというふうに考えておりますので、今の車について、一人乗りにしたところで、業務に関しての支障というものはないというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、しばらく休憩いたします。(午前10時33分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時48分再開)  次に、5款農林水産業費についての質疑を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 69ページをお願いいたします。5款の9目農地費のところで、12節委託料、一番下に測量設計委託料ということで150万円計上されておられます。説明では、ため池11か所の指定があったというような説明だったですけど、これをもう少し詳しくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  平成30年の7月豪雨を踏まえまして、新たな防災重点ため池の選定基準というのができました。これに伴って再選定というのをし直した結果、11個のため池が本町で指定されたところでございます。  そのうち、ハザードマップがないものがございまして、平成31年度のというか、令和元年度の補正予算の中でも、そのハザードマップがなかった5つの池のうち、3つについては既に今年度、令和元年度に取組をさせていただいて、各地区に赴いてハザードマップを作り、避難経路や避難の話合いをしたりとかいうようなことをしとるんですけれども、そのうち残りました、2つの池が残っておりまして、その2つというのが下堤と桜池だったかと思います。  ただ、これは県のほうに浸水想定区域図というのを作っていただいて、その浸水想定区域図をもって、人家のほうに影響があるかどうかというのを改めて判断をさせていただいた後にハザードマップを作成する、ないしはそうした話合いを行うというようなことをするわけですけれども、今回、この予算の中で計上させていただきましたのは、そのうち下堤について、県の浸水想定区域図がある程度めどがついて、作られるのが示されるところに来ております。それに沿って、今後、人家がどのように影響あるのかといったようなものを調査しながらハザードマップを作成するために今回、この一つを上げさせていただいたのと、それから、うちの北栄町内にあるため池ではないんですが、人家への影響自体が北栄町に及ぶ上鳥池と下鳥池、いわゆる琴浦町にあるんですけれども、これが氾濫したときに影響があるのは北栄町側にあるもんですから、本町の指定されたため池ではないんですけれども、ハザードマップ自体は妻波の方とか、影響のある地区と話合いをしなければならないので、そのためのハザードマップの作成を2つ。ですから、合わせて、下堤とで3つ、話をさせていただきたいと。  この下堤は妻波地区にあります。それから上鳥池、下鳥池も妻波地区に影響があります。そのために妻波地区で、来年はハザードマップを作った後に、そうした話合いや、それからそのハザードマップを活用して管理や、徹底というものを話合いをするということに対しての予算を計上させていただいたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今のお話ですと、これは人家とかに影響を及ぼしかねない、そういうところを設計すると、設計委託していただくということのようでございます。そうすると、本町にはほかにもため池等があると思うんですけども、例えば個人で、2軒とか3軒とかで管理しておられるような小さいため池ですね、こういうものについては、ここは入ってないということですね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 先ほど申し上げましたように、小さなため池であっても、北栄町の中でため池については全て調査をさせていただいております。例えば人家が100メートル以内にあるかとか、100メートルから500メートル以内にあるのかとか、それから公共用の、例えば山陰本線があるかどうかとか、それから道路とか、それから公共施設があるかどうかといったようなことも改めて確認をさせていただいた上で、民間が所有するため池について、今回、うちのほうで調査をさせていただいたものを県のほうに上げて、県のほうで指定していただいたということでございます。  ですので、決して、例えば関わっておられる方が2人だとか3人だから、そのものを逃してるということではなくて、北栄町内にある全ため池を全て調査、所有者から、それから管理をされてる人というものも全て調査をさせていただいて、その上で指定という運びに行っておりますので、11ため池について、まず指定があったところでございますけども、それ以外のところについても、人家に影響があるかないかも含めて、調査は全て終えてるという段階でございます。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今回指定があったということで、この指定に漏れてる、全調査されてるわけですけど、そういう部分については、何か考えておられますか。民家に影響ないところ、そういうところについては何か考えておられますか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 民家に関わりがなくとも、やはりきちっとしたため池を管理いただくことは大事なことでございます。ですので、そうしたため池の所有者等を通じて、日頃の通常点検や管理の仕方等、お話合いもさせていただいておりますし、また、このため池を廃止したいというようなことであれば、そうした廃止に対して、どういうような事業費があるのかといったような話も含めてさせていただきながら進めさせていただいておりますので、決して人家や公共用の施設、もしくはそういった道路などに影響がないからといって、それを行政のほうで何もほっておいて、置いとくというようなことではございません。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  2番、宮本幸美議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 予算概要書の中で、60ページ、がんばる農家プランについてお尋ねいたします。  農福連携の事業です。今回、プランの中にビニールハウスを5棟建設、その他いろいろございますが、お話によれば、琴浦町のほうにこれを建てるということでしたかね、ちょっと説明を求めます。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  この農福連携プランは、琴浦町に建てるほうのものではございませんで、北栄町の合同会社さんが使っておられるプランのもので、3年目でございます。今年はビニールハウス5棟を検討しておられまして、3年目でこうした事業を思いついていらっしゃるということでございまして、琴浦町に建てられるものではないというふうに考えておりますけど。 ○議長(前田 栄治君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) じゃあ間違いでした。北栄町ですね。この方は3年目、もちろん昨年もかなり予算がありました。今回もかなりの投資で、いろいろ事業をしておりますが、補助金投入は結構でございますけども、事業の内容等の精査、ある程度予算投入後の聞き取りとか、そういうものはなされておられますか。  この業者さんは、多分、オーナーは北栄の方でしたね。ラッキョウも栽培しておられますよね。ちょっと中身、予算投入後の中身の状況をしっかりとお調べしていただいたということですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  この方は、障がい者を雇用した農福連携ということで、先ほど議員がおっしゃられたように、主にはラッキョウに取り組む国坂の合同会社のプランでございます。  このプランは、初年度に3か年の計画を出しておられまして、その計画について県の審査会を経て、このプランの認定がされたところでございます。  ただ、3年間計画を立てていらっしゃっても、年度途中で導入されたいものが変わったりとか、作物等について、少しちょっと変化を与えたりというようなことになって、経営上を考えて変更があったりすることもございます。この方については、先ほど申し上げましたように、3年目の取組ということになったわけでございまして、審査については逐次、県と町とで行っておりますし、また、導入されたものについても、完了検査も含めて、町、県でさせていただいて、導入されたものに相違がないのか、計画どおり進んでいるのかといった確認はしながら進めさせていただいているものでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 予算書70ページから71ページにかけて、有害鳥獣防除費ですけれども、71ページのほうの負担金、補助及び交付金の真ん中どころ、中段ぐらいに新規免許取得補助金というのがありますけれども、これは、概要書では5人となってますけれども、それで間違いがないのかということと、これまでの実績がどうなっているのかということを聞きたいと思うんですけれども、捕獲活動を現在しておられる方というのは、全体で何人ぐらいおられるのかということと、捕獲をする人が使うわなとか……。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員、4つも5つも一遍に質問されてるんで、2つぐらいに……。 ○議員(1番 長谷川昭二君) はいはい、分かりました。 ○議長(前田 栄治君) 今のところまでで。  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まずですけれども、5人で間違いがないのかということでございますけども、新規で免許を取得される方の助成としては5件で間違いございません。  新規で免許を取得されるときの手数料ですとか、それから健康診断ですとか、ああいったものにそれぞれお金がかかったりしますので、─────━まで補助をする形でこれを出させていただいておりまして、あとの───━は御自分の御負担という形でしていただいているものでございます。  実績のほうでございますけれども、主要施策のほうで確認しましたけど、ちょっとどれぐらいの方が新規として登録をされたのかという、この事業を使われたのかという実績をちょっと上げておりませんので、ちょっと人数等については後ほど御報告させていただきたいと存じます。  それと、今現在どれぐらいの方が有資格者といいますか、免許を持ってらっしゃるのかということでございますけれども、有害鳥獣実施隊が21名、今いらっしゃると思うんですけれども、19名ぐらいは有資格者です。ただ、わなと猟銃の免許、それぞれございまして、猟銃の免許については、ちょっとこれも、件数のほうはうちのほうでちょっと調べないと正確な数字をお答えできませんので、資格者が有害鳥獣の実施隊にはなってらっしゃるんですが、人数等については、また後ほど御回答させていただくということにさせていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員、今の2つの資料ですけど、それがないと、この当初予算の審議はできませんか。あまり人数は……。  長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) ないといけんのかどうかというあれなんですか。そういうことを答えなきゃいけないんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) いや、それがないと審議がずっと続けられないよということでしたら、その資料を提供していただいてですしというところです。 ○議員(1番 長谷川昭二君) じゃあ、必要だというふうにしといてください。 ○議長(前田 栄治君) はい、分かりました。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) すみません、ちょっとよろしいですか。 ○議員(1番 長谷川昭二君) はい、議長。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員、ちょっと待ってください。ちょっと答弁がもう一つあるそうですので。  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) すいません、私、先ほど───━が補助と言いましたけど、間違いでございます。申し訳ございません。3分の2が補助となっておりまして、3分の1が自己負担ということになっております。申し訳ございませんでした。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 先ほど言いかけたんですけれども、捕獲する方が使うわなとか、そういうものに、器具に対しての支援というのはどうなっているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  例えば有害鳥獣の実施隊の活動として、活動のために必要なおりですとかわなですとかというものは、本町で補助事業を活用して購入した、県の事業ですけれども、活用して購入したものを使用いただいております。  また、自分の持ち物というのをお持ちでいらっしゃいます。例えばくくりわななんかは、自分のほうで、ワイヤ等を含めて、安価なものですから自分で持っていらっしゃる場合もありますし、それを使用される場合もございますし、うちのほうに購入をということであれば、助成事業を活用して、そのものを貸与するというような形をとらせていただくような形で、わなについては貸出しができます。  ただし、猟銃については、自分の免許で、自分で取得していただく必要がございますので、それについてはこちらのほうである程度の助成はさせていただきますけど、弾代とかいろんなものの助成はさせていただきますけども、自分で取得をしていただくものということになっております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) もしその21名の方が本町のそういう捕獲をされる方全員だということになると、なかなかちょっと人数的に足りないんではないかなというふうに思うんですけれども、そうはいってもなかなか、こういう活動に関われるという方も少ないんではないかと思いますが、でも、ここをやっぱり広げないと、捕獲を中心にしたそういう今の鳥獣害対策ということになれば、これ以上の効果が見込めないというような感じがするんですけど、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  議員のおっしゃるとおりでございまして、まさにこうした捕獲をされる方をしっかりとフォローアップしていくこと、それから、そうした負担感を極力なくして、新しい方がどんどん狩猟をしていただく、捕獲をしていただく方になっていただくというのはとても重要なことだと考えております。そういう意味では、ここの予算というのを、広く枠を取っていきたいとは考えておりますけれども、ただ、一方で、実態として、生業をお持ちで、免許を持って活動していただける方というのがなかなかうまく入ってこないところもございまして、今後の我々の広報であったりとか、地域の中でいわゆる今後、人・農地の話合いや、それから捕獲おり等の貸出し等について地区の中で話をさせていただく中で、地区の若者、それから地区の中でおられる有志の方たちをうまく捉えて、こうした免許の取得に励んでいただけるようにならないかという取組は、今後必要だろうとは考えております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) ぜひ、被害のあるところの地域の方が中心になった、そういう組織づくりというのもしていただきたいと思いますので、この点は枠を広げるような方向で、これからの検討をお願いしたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 私どものほうもそのように進めてまいりたいと考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。予算書の70、71ページ、予算概要書の80ページをお願いします。  同じく有害鳥獣防除費の305万1,000円が前年に比べて208万3,000円増えたということで、今年度、有害鳥獣防除に向けての取組を強化したいという意思の現れだろうということで評価をしたいと思います。  その中にあって、71ページに負担金、補助及び交付金の中の侵入防止柵購入支援事業補助金として181万6,000円が計上されております。予算概要書の80ページの説明によりますと、侵入防止柵購入支援事業費補助金、新規、単町としての予算計上で、アナグマによる大栄西瓜への被害が多いため、電気柵の設置を行う農家またはJAへ事業費の2分の1補助とあります。そして、これまでの予算の説明の中で、上種地区の集落の皆さんを対象に、地域でまとまって電気牧柵を、わなをかけると、そして捕獲までしていくという方に対してのみ助成するというふうに伺ってきました。そうはいっても、もともととしては181万6,000円という金額、補助金については2分の1助成ですから、いわゆるその倍の360万円の事業費があるというふうに推察するんですが、その中にあって、1か所の上種地区だけの予算措置なのか、私は以前から委員会でも申しましたが、個人の農家で設置したいという方については、捕獲を含めたところも、購入ということのセットにして助成すべきであるというふうに主張してまいりましたが、そのことについて、いま一度回答をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  この侵入防止柵購入支援事業につきましては、議員が今おっしゃられたとおりでございまして、2分の1を単町で助成しようと考えておるものでございます。  ただ、この取組は、上種を想定しておりまして、それは、以前、説明会の中でもちょっとお話をさせていただきましたが、もともとこの事業というのは単町で、たまたま補助事業のタイミングに乗れなかったために、他町でまず組もうということをしておりますけれども、国の鳥獣被害防止総合対策事業ですとか、県の事業にしましても、国については3戸以上の取組をまず原則としておりますし、県についても、仮に活用される場合でも2戸以上が原則となっております。少なくとも単体の一人一人の農家さんに助成するような制度になってないのがそもそものつくりになってございます。  今後、上種だけではなくて、ほかの地区でも、こういう話合いが盛り上がってきて、自分の地区、農地をしっかり守りたいという話合いが進んでくれば、やはり2戸以上、3戸以上の農家のまとまりになっていただいて申請をしていただいて、それを助成するという流れになりますし、それを国の事業にしっかりとのって、国の事業を引っ張ってきたいという考えもございまして、その点から申し上げましても、一人一人の個々の農家さんに補助事業で物を与えていくというような形にはちょっと、スキームとしてはなっていないところでございます。  あわせて、今回の事業でございますけれども、上種地区につきましては、昨年度から話合いを進めさせていただいておりまして、本町の大栄西瓜の栄奥部の一大産地ということもございますし、また、上種地区が非常に多くの被害を受けているということでございまして、先行してこうした事業を進めさせていただいたところでございます。  事業の内容としては、議員がおっしゃられたとおり、地区の中で取組をして、管理をしっかりしながら、とはいっても電気柵によってイノシシを寄せつけないだけでは、在来しているアナグマやイノシシがいつまでも減らないことになりますし、囲ったところはいいですけれども、囲わなかったところに次にテリトリーを変えて出てしまうというようなこともございますので、そうしたことの観点から、やっぱり地区でのまとまり、地区での取組をぜひともしていただきたいと考えているところでございます。  といいますのも、先ほど言いました国の事業や県の事業を活用したときに、会計検査などでも大変な指摘を受けて、補助金返還というようなことになっているものの中に、管理が不十分なために死亡事故につながったり山林火災になったりというようなことがあったりもしております。やはり今、農家さんは皆さん高齢化が進んでおります。そうした中で、自分たちで守りたい地域を、やっぱり一人で守るんではなくて、地区の中で、私が草刈りしたるわいや、だけども、じゃあ畑のほうはうちら頑張ってつくるけんなっていうような、そういう地域のまとまりがやっぱりできてこそ、持続可能な農業をできるだけ続けていただくという取組にもつながる内容だと考えておりますので、今回の事業についてはそのようなやり方を検討しているというふうに御理解いただきたいと存じます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) そうしますと、181万6,000円の内訳は、私は電気牧柵なり、電気を供給する機械なり、そういうものの部材の費用だと思ってました。当然、電気牧柵は自動じゃあ立ちませんので、人間の力で支柱を立てたりだとか、下の草刈りをしたりとかっていう、そういう人件費がかかります。それは入ってなくて180万円で、掛ける倍の360万円、そんなにかかるんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
     おっしゃられるとおりでございまして、今検討しているのは、電気牧柵、いわゆる電線と、それから支柱、それから必要とされるバッテリーや送電するための必要な機材等がほとんど、この中身となってございます。  囲う距離でございますけれども、今現在、ちょっと上種地区とお話をさせていただいてございますけれども、かなり、先ほど申し上げましたように、二、三軒の農家だけで取り組んで、自分のところは囲って大丈夫だったけど隣に行ってしまったら、被害が拡散しただけになりますので、その辺り、どうやって囲うのかとか、どの農地にそれをするのかといった取組を今、話合いをしてございますので、それをある程度、その距離を想定して出させていただいた機材費でございますので、人的な労力や、そうしたものについては、言えばボランティアになりますけれども、自分のところで負担をいただくという形になるというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 今、説明の中に、何キロっていう説明がありませんでしたが、それにしてもね、金額が高過ぎる。私も過去、使った経験があるんですが、今、簡易、電気ソーラーだったり乾電池の使用したものだったり、いろいろありましてね、そんなに大きな金額にならないはずなんだけど、距離は何キロですか、じゃあ。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 距離については、─────━を考えております。(発言する者あり)  申し訳ございません。6,500メートルでございます。すみません。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 現在の見積りの段階でそれだけかかるということでありますんで、そのことについては、やっていただく、大賛成であります。しかし、それ以外の農家の皆さんが、そうすると、2戸以上で取り組みたいという手挙げがあれば、それについてのれるというふうな理解でよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  ひとまず、いわゆる2戸以上の取組の農家さんであれば、上種に限らず、話合いがきちっとできていれば、この事業にのっていただきたいと存じます。  また、その話合いがちょっとなかなか難しいと、自分のところ一つしかないんだというような農地もあろうかと思います。2戸以上の連担してないような農地のところで守りたいというようなこともございます。そうした場合には、お話合いもさせていただきたいと思ってますし、それから、昨年1年間をかけて現地課題チャレンジ事業というのを活用して、例えば電気柵で半分の補助を受けて、半分は自己負担ですけども、この自己負担相当でできるようなやり方、電気ではないですけれども、やり方というのも研究させていただいておりまして、そうした複数のものと、それから対策する獣によって、こういうやり方があるんじゃないかというのを十分御相談をさせていただいて、それぞれの個別対応をしっかりとさせていただきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 今、連担という単語が出ましたが、連担の農地でなくては対象にならないというんですか。もう一度、再度お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えします。  連担していなくても、ある程度、二、三戸の農家がまとまりのある農地をしっかりと協力し合って守ろうという話合いができておれば、離れておっても私は十分、この補助事業にのせたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) もう1点だけ。  予算概要書によりますと、アナグマによる大栄西瓜への被害がというふうに記述があります。そこが導入スタートなんですが、スイカが対象なんですか。メロンだったりキュウリだったりトウモロコシだったり、そういうことについても対象を広げて話合いができる余地があるのかないのか、もう一度お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  導入部分はあくまで大栄西瓜のアナグマの被害をと申し上げておりますけれども、ほかにも、農作物については、米にせよ、それにメロンにせよ、キュウリにせよ、それぞれの被害がございます。そういった作物での対象というよりは、守るべき農地を自ら守るという責任の下において、やっぱり話合いをして、だけども自分一人だけでこれをなかなか永続的に守っていく、持続可能な農地としてしっかりと次の世代につなげていくためには守っていかなきゃいけないという農地であれば、やはり話合いの下に、どんな作物であっても、農家さんのまとまりができれば、この補助事業、電気柵の事業をして、かつ鳥獣実施隊や、それから自らもし捕獲するという方が出てくれば、そうした方をしっかり支援をして、鳥獣対策にしていきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 68ページの18節、この下から8行目か9行目ですね、集落営農体制強化支援事業補助金ですか、これをもう一度ちょっと説明をお願いできますか。何か中北条水田営農組合のコンバインの補助だとかいうことだったですけど、ちょっともう一遍説明をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 事業概要も御説明させていただいてもよろしいでしょうか。 ○議員(14番 野田 秀樹君) はい。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 事業の概要は、多様な集落営農の組織化と機械、施設の整備等を支援するものでございまして、次世代への運営の継承を円滑に進めることを目的として導入された事業でございます。  これは、予算概要書の65ページにちょっと当たりますので、もしお持ちでしたら、そちらのほうを御覧いただければと思います。  今回は、この事業を活用して、いわゆるコンバイン一式を中北条水田生産組合が導入されるという事業に対して、県3分の1、町6分の1で支援をするものでございます。  これは、3か年の取組になっておりまして、1年目でこのコンバイン一式の導入事業をまずされて、2年目、3年目以降の計画を出して、3年間にわたって事業をするものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 県3分の1だったですか。県4分の1、町4分の1って説明じゃなかったでしょうか。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) ちょっと待ってください。自分が説明したかどうかを確認……。 ○議長(前田 栄治君) しばらく休憩します。(午前11時22分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時22分再開)  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 私、説明の場面でも県3分の1、町6分の1で2分の1までを支援するというふうに御説明をしております。また、予算概要書のほうでも記載させていただいておりますけれども、県3分の1、町6分の1ということでの助成事業となってございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) この補助を受けるためには、栽培面積というのは規定がありましたか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  栽培される取組面積というのはございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 面積は、どのぐらいからでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) すみません、ただいま手元に、ちょっとこの事業の詳細な概要のものがありませんですけれども、面積要件があったことは確認しておりますので、後ほど御回答させていただいてもよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) そうしますと、面積がまだちょっとはっきり分からんということですけども、それは教えていただくとして、その5行上に、今度、水田共同利用機械整備事業補助金ということで、これは原西部組合にということだったですけども、これに関しての補助率とかっていうのをちょっと私、忘れたもんで、もう一遍。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  この水田共同利用整備事業補助金につきましては、町3分の1の事業でございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) こっちもやっぱり面積に制限があるですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  こちらは、面積等ではなくて取組内容でございます。原西部営農組合が北栄町全域を対象といたしまして共同利用する水田均平機ですね、均平作業用の機械を導入されるということでございまして、北栄町全域をカバーするということの内容で、このものを助成しようと、導入されるものに対してしようとするものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) じゃあ、先ほどの集落営農体制のほうに返りまして、面積が幾ら以上でないと補助は出さんと。ということは、要は大区画にした、大きな組合しか補助はせんということなんですよね。本来、この名前からいって、集落営農体制強化支援事業ということだったら、面積が多少足らんでも補助をすべきではないかと思うんですよね。その辺はどう思われますか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 中北条水田生産組合のほうが活用される集落営農体制強化支援事業のほうにつきましては、集積された面積が増となるように要件が組まれておりますけれども、それに対して面積に応じて助成をさせていただいております。足りなくてもといいますか、これ県の事業でございますから、集積計画をしっかりと立てられて、その集積内容に沿って必要な機械導入事業を入れられて、それに取り組む内容として助成があるものですから、ある意味、要件をやはりクリアしていただくことが条件となってまいります。ですので、まだ計画がこれから出てくる段階ではございますけれども、おおむねこの事業の利用を検討されてございましたので、今回、予算計上させていただいておりますが、今後、申請、計画の提出等の中身をしっかりと精査をして、この事業に対する取組について、内容をきちっと捉えていきたいというふうには考えております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 私が相談を受けたのは、要は計画もきちっと出したけども、栽培面積が足らんので却下されたということは聞いておるんですけども、それじゃあほんの、水田のこの強化支援事業の意味が、例えば県が3分の1出せんというだったら、町だけでもそういった補助はできんもんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) あくまでも今回は県の事業にのっとってやられようとすることでございますので、ある程度この要件を充足していただくことが十分であろうということだと考えております。  集落の過半の面積を集積して、集積面積の増ということが要件になっておりますけれども、その辺りを集積してみて、事業にのれるのかどうなのか。のれなかった場合に、この必要とされる、そうはいってもやっぱり水田を維持していくために必要な機械であればどうしていくのかというのは、この採択をもし逃すようなことがあれば、また別途話をさせていただく必要性はあるのかなとは考えておりますが、今時点で、じゃあ、これを逃したら町のほうだけでも何とかするのかというようなことの御回答は、ちょっと今の段階でできる内容ではないというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) その大区画とかね、そういった面積の多いところと違って、面積の少ない集落、こちらのほうが大体、本当いったら補助が必要なんですよね、採算的に見ても。やはりその辺を、県の事業だから町はできないとかいうことじゃなしに、その辺をもうちょっと検討されるべきだと思うんですけども、どうでしょう。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  小さな面積で、なかなか経営が苦しい体制の組織というのは、一考するんだろうということを思っておりますけども、この事業には、概要書のほうにもありますけども、小規模の取組をされる営農組合と、大規模で取り組まれる場合とで、補助上限は変わりますけれども、そうした補助の考え方もございます。また、経営に、それぞれの経営体、その組織の経営、どうしていくのかといったところは、水田等のフル活用や、いろいろ作目の構成だとかっていうものを、ある程度事業体ごとでも見直していただいた中で内部留保をしていただいたり、金額のほうをある程度捻出していただくような努力というのも、ある程度欠かせないと思っています。ですので、全体的な取組の中での話になりますので、この一事業だけを捉えて、これがいいんだ、あれがいいんだという議論はなかなかちょっと難しいのではないかとは思っております。  ただ、そういう御相談があったときに、じゃあ事業がないから帰ってくださいというようなことをするわけではなくて、やはり町のほうも一緒になって、そうしたものを解決するためにはどうしましょうかとかいうことについては、しっかりと相談をさせていただきたいとは考えております。ただ、今、この時点での予算としては、この予算でまず向かいたいということでございますので、この事業で取り組んでみて、やはり採択されないということがもしあれば、そうした辺りをきちっとまた話合いをしながら、どうやっていこうかと、永続的にこの水田や農地を守っていくためにどうするかという話合いはしていこうというふうには考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 今、課長がおっしゃられたように、この事業だけでなしに、全体として考えるということだったもんで、やっぱり強いところじゃなくて、弱者を支える行政であってほしいと思いますんでね、その辺をやっぱり検討していただくということで、私の質問を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  もちろん、誰一人取り残さないというのが本町のSDGsの考え方の中にあります。ですので、それはどの事業であっても、やはり弱者、強者をつくって、いわゆる一人だけ勝ち抜けばいいというような考え方は全くございませんで、やはりきちっとした水田を、あらゆる人が守っている中でどうやってやっていくのかというのは、しっかりとそういう、いい子・悪い子をつくっていくとか、弱者だ強者をつくっていくではなくて、総体的に全部で考えてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に、6款商工費についての質疑を許します。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 予算書77ページ、2目観光費の中の17節備品購入費のコインロッカー購入費についてお尋ねします。  これは、由良駅の西側の駐輪場に設置をするということなんですが、過去、駅の中にも設置されたコインロッカーについて、一番大きなキャリーケースが入らないというふうなことがあったんで、一つがどれぐらいの、大、中、小、いろいろ大きさはあるんでしょうけども、どの程度のもの、何個ぐらいが預けられるコインロッカーなのかをお聞きします。 ○議長(前田 栄治君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。  コインロッカーの数につきましては、入れるところが30か所、準備するつもりでございますが、もちろん大、中、様々なものもありますが、大きなキャリーケースが入るものも10か所程度準備させていただこうと思ってます。また、その上に小さいところがあったりと、ちょっと大きさも様々なものは、4種類ぐらい準備させていただこうかなというところで、今準備しているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) その大きなものが10か所ぐらい、要は1週間程度の旅行で持ち運ぶ大きなケースがありますよね。それが十分収納できるコインロッカーだということでよろしいんですね。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 今、私のほうはそのように理解しておりますが、設置に関しましては、そういったことも含めまして、いま一度、物についての選定をきちんとしていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ぜひ、過去、駅の中のコインロッカーが小さ過ぎて入らないという利用者の方の声もありましたので、ぜひ大きなキャリーケースが入れられるコインロッカーにしていただきたいということを申し上げておきます。  次に、上の76ページの12節委託料の一番下、コナン通り装飾整備委託料、これは、要は先ほどのコインロッカーを設置するため、駐輪場を整備をする工事費みたいなものなんですけど、この内容がちょっとイメージがしづらいんです。コインロッカーを置くんですから、当然屋根はあるんでしょうけど、駐輪場も、その一部を撤去して屋根つきのものを作るのか、今の駐輪場の屋根とか、そういうものは利用して、そこに収まるようなものなのか、要は、どういうものなのか、その内容の説明をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 御質問にお答えします。  コインロッカーの設置につきましては、先ほどありました12節の委託料のコナン通り装飾整備委託料、こちらの費用です。こちらにつきましては、まずコインロッカーなり設置した、コインロッカーを壁で覆うような形、もちろん建物がありますけども、そちらのラッピング、装飾費用と、駅に出てコインロッカーがどっちにあるかというのが分からないと意味がありませんので、路面シート等での案内表示というものの予算計上でございますし、77ページを見ていただきまして、14節の工事請負費で、一番下の工事請負費(資産)でございますが、こちらについてはカラーオブジェ2体と、あと、コインロッカーの建屋の工事でございます。
     御質問にありました、どういった工事をするのかということでございますが、屋根等につきましては、今の駐輪場の建屋といいますか、屋根、柱等についてはそのまま使わせていただいて、その柱を使って外壁を設置させていただきまして、四方を囲んで入り口をつけて、その中に17節の備品購入費で購入したコインロッカーを設置するというふうに考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) そうしますと、今ある駐輪場のどこにというのは、要は一番駅に近い側の1列を全部壁で覆うようなことを考えておられるのか。できればちょっと設計図というか、こういうふうなものだというイメージ図っていうか、そういうものがあれば分かりやすいんですけども、口頭で分かるようにちょっと説明していただけませんかね。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えいたします。  コインロッカーの設置位置につきましては、今、議員が御指摘いただきましたとおり、駅舎に一番近い東側の1列を使わせていただきます。それの3分の2程度をコインロッカーを設置する場所とさせていただきまして、そこを壁で覆う形に作らせていただいて、建屋的にさせていただいて、設置させていただく。その1列の3分の2と言いましたが、北側部分の3分の2というところを今使うような予定にしております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 今のコインロッカーの件に関しましてです。関連ですが、駅の観光協会によりますと、今年度、去年4月から今年の2月までなんですが、この11か月で1,300個近い荷物を預かってらっしゃいます。一日平均にすれば4個弱なんで、非常にいいことだと思うんですけども、その新設はいいんですけども、今伺いました、予定してらっしゃいますこの自転車置場ですけども、蛍光灯がほとんどつかないんですよ。  たまたま私、昨日、19時ぐらい、午後7時ぐらいに通りかかったんですが、駐輪場、4棟あるんですが、それぞれ8本ずつの蛍光灯があります。そこの中で、まともについてるの1本だけなんですよ。ということで、早朝ですとか夜間に御利用される方は、とても使いづらいと思います。そういった指摘とか、修理の要請、これまでにもあったように伺うんですけども、コインロッカーを設置されるんでしたら、蛍光灯の交換ですとか、LEDにされるなり修理されるなり、明るく安全に使えるように、これ予算つけるべきだと思うんですよね。ロッカーのそういった新設に関しまして、自転車置場のユーザーの方にも、ぜひ考えていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 管理は総務課が行っております。つかない照明ということですので、確認して修繕をしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 観光協会のほうからも伺っておりますし、ユーザーの方からも私、伺ったことがございます。いつからとは、はっきりと聞いておりませんが、ちょっと前から言ってるんだけどというふうに聞いております。なるべく、もし可能でしたら、そのようにしていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 予算書の76ページですけれども、巨大迷路に関連してですけれども、この管理運営費が昨年よりも少し上がっているんですけども、これはどういうことだったのか、ちょっと説明を聞いてなかったかもしれませんので、改めてお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 御質問にお答えします。  こちらにつきましては負担行為ということで、12月議会で巨大迷路を提案させていただいたときに御説明したかというふうに思っておりますが、人件費を少し上げさせていただいた等というのが主な理由というふうな説明をさせていただいたというふうに記憶しております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) この中に、この管理運営費とは別に、巨大迷路もかなり経年劣化してきて、修理がこれまでも行われていますけども、この修繕については別途あるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 巨大迷路の修繕につきましては、12月の定例議会で提案させていただいておりまして、令和元年度の事業で実施させていただいているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 13節の、76ページですけども、キャラクター使用料というのが145万円ありますけれども、このキャラクターの活動日数というのは年間どのくらいあるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) このキャラクター使用料につきましては、キャラクターの活動ということではなくして、──────────────────────────────━あと、ノベルティー等を作ったときに、制作費の何%ということで版権元と契約している額がございますので、それによって発生する費用でございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 実際にキャラクターが活動する日数は把握しておられませんか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。  先ほど申しましたように、これはキャラクターが活動するごとに発生するものではなくて、━━───────────────────────────────────────────━─────────────━あと、いろんな制作物ございます。観光交流課が作るノベルティーもありますし、ほかの様々な課が作る、コナンを扱った商品といいますか、ノベルティーであったり、そういったものを作った際には、販売するものではございませんので、制作した費用の何%ということで版権元に払う契約になっておりますので、それを積み上げた金額を予算計上しているものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) すみません、ちょっと私は内容をよく分かってなくて聞いてるんですけれども、このキャラクターっていうのは、例えばぬいぐるみといいますか、ああいうコナン君とか、そういうものは入らないんですか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 着ぐるみを1回使って幾ら払うとか、そういった形では契約はしておりませんので、あくまでもここは、そういったものを使って北栄町をPRしたり、年間を通してやっておりますが、それに対する費用でございます。(発言する者あり)  ですので、着ぐるみのコナン君がありますが、これを1回使ったからといって発生するようなものではありません。(発言する者あり)  着ぐるみにつきましては、本町で所有しているものですので、それを使用することによって費用が発生するものではございません。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 本町の所有権があるということなんですかね。そうしたら、それはそれでいいんですけれども、実際、コナン君って、一体どのくらい使われているのかなっていうことをお聞きしたかったんで、そこはどうですか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。  ちょっと今、回数については手元に持っておりませんので、また後で回答させてください。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) そうしましたら、予算概要書でいきますと95ページの商工費の観光費、まんがのまちづくり企画実行委員会及びマンガ寺子屋の活動支援の費用があるんですけれども、それぞれの実行委員会あるいは寺子屋の参加人数と、それから活動内容というのはどんなふうになっているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) すいません、それぞれの、ちょっと今、手元に資料を持っておりませんので、実行委員会のメンバーの人数、倶楽部のメンバーの人数は手元にないので、また後でお知らせしますが、北栄町のまんがのまちづくり企画実行委員会につきましては、観光事業に係る様々な提案させていただいている事業もありますが、そういったものについても議論していただいております。ただ、この補助金につきましては、毎年秋頃にふるさと館で行いますイベント等をする際の費用に使っているもので、そのイベントにつきましては、県が2分の1、実行委員会に補助金を出し、町が2分の1、補助金を出しております。  また、マンガ寺子屋倶楽部でございますが、こちらの活動につきましては、青山剛昌先生と話そうDAY!のイベントの開催、また、町内の小・中学校でのマンガ授業、また、一般の町民を対象としたまんが教室、そういったものの活動に充てているものでございます。こちらにつきましても県が2分の1、町が2分の1拠出し、活動していただいているものでございます。 ○議員(1番 長谷川昭二君) はい、いいです。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 予算書76ページの13節の北条海浜広場用地賃借料ということですけど、これ、オートキャンプ場の用地の一部を借りてる料金だと思うんですけども、実際、地主さんは何人で、面積的にはどのぐらいのものなんですか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) すみません、今手元に持っておりませんので、また後でお答えいたします。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) また、併せまして、平米幾らぐらいだったのか、ちょっと以前に聞いたですけど忘れまして、それも併せてお願いしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) そうしましたら、賃借させていただいている人数と、総面積ということでよろしいでしょうか。分かりました。後で回答させていただきます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 75ページをお願いします。  18節の負担金、補助及び交付金というところで、上から3番目にマル経融資利子補助金6万4,000円ってあるんですけども、この内容をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) マル経融資でございます。これは、町内企業の設備投資ですとか企業運営に係る経費の貸付金によって生じる利息の一部を助成することで、企業経営を間接的に支援するものであります。日本政策金融公庫の事業の一つでございまして、商工会の経営指導を受けている企業で、商工会の推薦を受けた企業が必要資金を借入れするためにできるものでございます。その借入れによって生じた利息の2分の1を3年間にわたりまして補助するという内容となってございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 利息の2分の1、半分を補助するということですけれども、通常、事業者が金融機関から借入れをするときには1.21%ぐらいの利息を払われると思うんですけども、この金額の半額を補助するという理解でよろしいですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  そのとおりでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 通常、小規模だとか零細企業の方が融資を受けるときには、金融機関から、鳥取県の信用保証協会から保証を受けたりして、保証料の発生とかがあるんですけども、実質、事業者が負担する利息保証料部分というのは、何にもないときよりもちょっと高くなるんですけど、こういう保証料とかの配慮というのはないですか。保証料に対するものとか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  基本的には、ちょっと保証料のほうについては、このものについては、このマル経融資については検討されているものではございません。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) このマル経融資以外に、小規模だとか零細事業者が融資を受けるときに、あと、小口融資っていうのもあると思うんですけれども、こういうものに対する補助制度というのは設けてないんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 先ほど申し上げました、小口融資というのはございます。小口融資につきましては、鳥取県信用保証協会さんのほうに出捐金を出させていただいておりまして、我々も出資者の一人ということでさせていただいております。借入れされる金額を金融機関のほうに預託をして、それを回収していただいて御返済いただくわけでございますけれども、その際に、仮に事業者さんのほうが返済が難しいとか、延期をしてくれというようなことがございますれば、保証協会さんのほうに代位弁済もしくは保証をしていただくというような内容となってございまして、こちらにつきましては、保証料等をこちらのほうで負担をしたりというようなことが発生するものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) え、保証料というのは、ちょっと待ってよ、直接負担されるんですか、町が。それで、小口融資のほうは利率がマル経よりも高くて1.66%ぐらいだという説明を受けてるんですけども、この小口融資を利用されるほうの補助だとか保証料に対する支援だとかっていうのは、高くする必要があるんじゃ、小口融資のほうがマル経融資よりも使える事業者の方が事業規模が小さかったり信用力が小さかったりするケースが多いと思うんですけども、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) おっしゃられるとおりで、小口融資のほうが信用力のほうが弱いということがございますので、町のほうが審査を行って、貸付け等の融資の状況を確認をして、貸付けをお願いするものでございます。率のほうも1.66%で、秋山議員がおっしゃるとおりでございます。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) そうすると、小口融資のほうに利子補給だとか保証料だとか、そういうものに対する補助というのを町が手厚くするような仕組みが必要じゃないんですか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  おっしゃられるように、そうした信用力がなかなか弱い方ですとか資金力がなかなかない方がこうした小口融資のほうを借りる傾向にあるかとは存じますけれども、現時点で小口融資を活用される方が、実は今のところゼロでございます。また、平成31年度、いわゆる令和元年度で償還を終わられて、現在、利用がないところもございまして、ただ、制度の中で、先ほど言った、そうした力の弱いといいますか、小規模ないわゆる事業者をしっかり守っていくためにも、制度の中身等については、これは行っておりますのが、本町だけで行っているものではございませんので、どうした支援をしていくのかというのは、連携する各市町村や県などとも相談をさせていただきながら、しっかりと支援を考えていかなければならないのかなとは考えますけれども、この制度だけで捉えて、そうした小規模の事業者を、制度を支援していくんではなくて、これも一つの支援策として何らかの手は打っていかなきゃならないなとは考えてはおります。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ぜひ小口融資についても、PRというか、そういうようなもんだとか、そういう、いつでも予算措置をしますよというような姿勢は、ぜひ示しておいてほしいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まさに今、例えばコロナなどで非常に小さな事業者が直面しとるような課題が直近でもいろいろ出てきております。そうしたところに柔軟に対応して、我々のほうもしっかり、その事業者を守っていくということをしていかなければ、本当に経済も破綻いたしますし、この小さな町の永続的な事業をしていくことが難しくなっていくようではなりませんので、我々としても、しっかりとそうしたPRもし、寄り添って、しっかりと支援をしていくというところは、姿勢として見せるべきだろうとは考えております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ちょっと言い忘れたのを課長のほうに答えていただいたんですけども、新型コロナウイルスに関わる事業者に対する影響というのは、これからどんどん出てくると思いますので、それに対する事業者を支援するという仕組みをしっかり準備をしていただいて、影響が出てきたときには、すぐ対応できるような体制をぜひ取っていただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まさにそのとおりだと思っております。現時点でもセーフティーネットの保証、第4号や第5号が出てきております。そうしたスピード感を持った取組ももちろんですし、既存としてあるものに対してはスピード感を持って取り組まなければならないと考えておりますし、また、今後、それらの想定を超えて出てくるものに対しては、県や国にも要請をしつつ、我々で取り組めることについては柔軟に対応できるように、常に取り組んで準備をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕
    ○議長(前田 栄治君) ないようですので、商工費についての質疑を終わります。  しばらく休憩します。(午前11時59分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後0時59分再開)  先ほどの答弁保留に対して、答弁ができるそうですので、答弁をしてもらいます。  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 答弁保留をさせていただいておりました。まず、予算書の70ページと71ページで、長谷川議員から御質問をいただいていたものでございます。  有害鳥獣の実施隊の人数、それから免許をお持ちの方の人数等をということでございました。現在、鳥獣被害対策実施隊につきましては、23人が在籍をしております。そのうち、わなだけの免許をお持ちの方が9人、それから銃器の免許をお持ちの方が8人、わなと銃器を両方お持ちの方が6人でございます。  それと、新規で免許を取得された方、何人あったかということでございます。平成28年に1人、平成29年に1人、いずれもわなの免許でございます。平成30年、31年につきましては、いまだのところ免許を取得された方はございませんでした。  また、免許の申請時の補助のことでございます。免許の申請時に必要な金額は2,160円でございまして、これを県3分の1、町3分の1、いわゆる3分の2までを助成をいたしまして、自己負担は720円で免許を取得いただくこととなってございます。  それともう一つ、68ページでございます。こちらは、野田議員から御質問をいただいたものでございます。集落営農体制強化支援事業補助金の補助要件について御確認がございました。主な要件でございます。読み上げます。集落営農の規約を締結していること、すること、もしくは。それから地区内の水田の過半を集積する目標を定めた集落営農ビジョンを策定する、もしくはしていること。それから、人・農地プランに位置づけられている、または位置づけられることが確実であることが要件でございます。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) それでは、答弁に対しての質疑はありませんか、長谷川議員。  では、14番、野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 面積は幾らというのがなかったですかね。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) このたび、中北条水田生産組合が取り組まれる面積については、ちょっと確認はできませんが、この補助率の条件の中に小規模組織が取り組む場合と大規模組織が取り組む場合がございます。中北条水田生産組合は、経営面積が20ヘクタール以上ございますので、こちらの大規模組織が取り組む補助事業となります。補助上限が1,200万円の事業を取り組まれるという内容となってございまして、中北条水田生産組合のプランはまだ出ておりませんので、私どものほうに。面積、今取り組まれる面積というのは、ちょっと分からない状況でございます。 ○議長(前田 栄治君) いいですか。 ○議員(14番 野田 秀樹君) はい。 ○議長(前田 栄治君) 次に進みます。  松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 答弁保留につきまして御説明させていただきます。  まず、長谷川議員の答弁保留につきまして御説明させていただきます前に、予算書76ページ、一番下から3行目のキャラクター使用料につきましてですが、一部、午前中説明したことに怠りがありましたので、訂正させてください。  ここのキャラクター使用料145万円なんですが、これの内訳は、───━ではなくてJR由良駅、コナン駅の愛称化につきましてが110万円、そのほかの金額35万円につきましてがノベルティーということで、包括契約のキャラクター使用料につきましては、77ページの1行目に110万円出ておりますので、訂正させてください。  引き続きまして、答弁保留していたものにつきましてですが、着ぐるみのコナン君の稼働実績でございますが、平成30年度に着ぐるみを作製しまして、平成30年度が17回、17日と言ってもいいと思います。今年度、令和元年度がここまでで16日の実績でございます。  続きまして、もう一つ、長谷川議員の御質問に答弁保留させていただいておりますが、予算概要書95ページに出てきます北栄町まんがのまちづくり企画実行委員会とマンガ寺子屋倶楽部の委員の人数ということでございますが、こちらにつきましては、北栄町まんがのまちづくり企画実行委員会が17人と、プラス、アドバイザーが3名で、マンガ寺子屋倶楽部のほうが17名でございます。  続きまして、野田議員の御質問に対しましての答弁保留をしておりますが、こちらにつきましては、予算書の76ページ、13節の3行目、北条海浜広場用地の賃借料でございますが、こちらにつきましては、個人の部分かと思いますが、まず、賃借している用地の面積でございますが、個人の方からお借りしているものが2万9,072平米で、14筆の13名の方から賃借をしております。そのうち有料で賃借させていただいているのが13筆の12名で2万1,282平米でございます。無料の方もありまして、1筆の1名、7,790平米でございます。  有料の場合の単価につきましては、いずれも1平米当たり10.8円でさせていただいております。また、この10.8円につきましては、平成11年から変えてはおりません。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) まず先に長谷川議員、この件に関して。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) キャラクターの件なんですけれども、水木しげるロードなどの報道とか、実際に行ってみてですけれども、頻繁にキャラクターが出現をするわけですよね。しかも種類も多いということです。それに比べてというわけではないんですけど、コナン君の着ぐるみというのはもっと頻繁に出現したほうが、今の状態というのはなかなか少ないんではないかと思います。もっと、そのほうが魅力が増すんではないかなというふうに思うわけです。それによってたくさん経費がかかるということであれば別ですけども、その辺はそうではないみたいに今答弁で伺ったので、そういったことも検討したほうがいいのではないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 御質問にお答えします。  まず、ゲゲゲの鬼太郎と名探偵コナンの作風の違いというものもあろうかというふうには考えております。また、着ぐるみ自体の使用については、町所有のものですので費用はかかりませんが、実際に入る演者が誰でもいいということではありません。身長が、例えば160センチ未満で、女性、また、それに入るに当たって版権元の許可を取っている者で、基本的に費用が発生していないのは、職員が入っておりますので、頻繁にするということになれば、その演者の確保というものが必要になってきますし、そういった費用は発生するかと思います。また、着ぐるみに関しても、メンテナンスというものの費用が今以上にかかってくるというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 魅力づくりとしての提案をしたまでですけれども、その経費があまりにも高いのであればそういうことは申しませんけれども、可能である範囲であれば、やっぱりこうやっていろんな観光事業というのは、今のようにコロナウイルスの問題で激減したりとか、そういう上がったり下がったりということはかなりあるんだろうと思うんですね、そういうことに影響を受ける。ですから、なるべくそういう魅力というのはつくっていく必要があるのかなというふうに思ったので、そういうことを申し上げました。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) ありがとうございます。我々としても、できる限り有効に活用したいというふうには思っておりますが、今現在、県外でのイベントですとか、青山剛昌ふるさと館の節目であったり連休といったところで館内でさせていただいているところでございます。  やはり一番悩ましいところが演者でございまして、職員が業務の範囲内で行う分につきましては、職員の給料で済むわけですけども、例えばプロの演者さんに頼むと、何回かお願いをしたことがあるんですが、やはり数十万といったようなお金がかかってくることも分かっておりますので、また、そういったところも含みながらで、演者を確保しながら適切にコナン君を使っていきたいなというふうに考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 次に、海浜広場についての質疑はございますか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 有料が12名ということだったですけども、これは、年更新でしょうか、それとも何年か、3年とか、そういった格好で更新されているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 契約書につきましては、年更新ということではなくて、一回契約したところから、その契約書で異議がなければそのまま契約を更新しているものでございます。 ○議長(前田 栄治君) では、次に進みます。  次に、7款土木費についての質疑を許します。  11番、森本真理子議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 予算書の79ページ、道路維持管理費の中の12節委託料なんですけれど、その中で、除雪関連委託料として668万2,000円が出ているわけですが、今年のように暖冬だった場合、最近、暖冬で雪が降らないということがあると、生活はしやすいですけれど、雪が降ったら本当に生活が大変になります。それで、除雪してくださる業者さんが、ある程度を見込んで、このぐらいは出動するだろうというのがあると思うですけれど、それが雪が少ないことによって出動しないということがあると思うです。それで、ある程度のこういう業者さんに対して補償っていうようなことは考えておられますか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  もともと除雪の計画の延長というのがございます。それに対して除雪の費用として見込んどるという金額というのが、今回の668万2,000円というところの除雪の関連の委託料ということになります。  ただ、そこの、その金額をもって、もともと見込んでおったから全額を補償するということは考えておりません。ただし、もともと除雪する場所については、全ての除雪をする路線についての点検委託料というものを見込んでおりますので、それが補償に該当する金額ということになってございます。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) ちょっと何か私には意味が分からなかったですけれど、全部、もちろんやってないことに対して委託費を払ってあげてという意味ではないんです。除雪機を持って、普通は使わなくても、除雪のために機械も更新していっておられると思うです、その点検とかされていると思うので、ある程度の補償というのはしてあげるべきじゃないのかなと思ったんですけど、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 各業者によっては、除雪に使用する機械をもともと持っておるところについては、例えば舗装で使う機械、そういったものであれば特段補償するとかどうこうする、手当てをするということは必要ないと考えております。ただし、もともと除雪に使用する機械を持っていない業者というのがございますけども、そういったところについては、借入れを行った場合には、ある程度の補償は必要だという具合に考えております。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 下の18節の負担金、補助及び交付金のところにも、除雪機械運転手育成支援事業補助金で52万2,000円されています。それでこれは2人分ぐらいだと思うですけれど、こうやって育成、その業者さんとしても除雪機械運転手さんを育成しても使えないということに対してどうかなと思いまして、補助はとってもいいことなんですけれど、実際にその運転手さんを使えないということはすごいその業者に対しても何か不利益が生じるんじゃないかなと思ったんですけれど、どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  そこの除雪機械運転手育成支援事業というのは、この事業につきましては県が3分の1、町が3分の1の合計3分の2の補助を行いまして、除雪機械を運転する運転手を育成していこうというものでございます。業者のほうも除雪機械を運転する運転手が一人おればそれで満足するということではなくて、複数運転手を抱えることによって十分な除雪体制を構築できるということで考えておるところでございます。  ここで補助することによって、業者のほうには運転手を育成していただきたいとは考えておりますけども、この除雪機械の運転手については除雪の機械に限ったことではなくて、除雪の機械で使用するような大型免許の取得が必要であれば、それに対しても補助を行っておるということでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 1目18節の負担金の先ほどの除雪機運転手育成についてですが、今年度も大体同程度の予算を組んで、もう今年度も半月余りで終わりますけど、私の記憶では今年度はその申込みがなかったように聞いているんですが、来年度も同様に助成をするんだということで、その事業者のほうから今年はなかったけども来年は何とかそういうオペレーターの資格を取らせたいというふうな一応事前にそういう来年度は申込みがあるというか、そういう前提があって今回予算計上されているんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  このたびの予算計上に当たりましては、業者のほうから取得の希望人数というものを取りまとめております。合計で6件ほど免許の取得をしたいというふうなことで希望を取りまとめておりまして、このたびの52万2,000円が予算計上しておるという金額になります。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) では、この予算はその6人分ということでよろしいですね。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) そのとおりでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) では、ちょっと次の質問です。上の13節の機械リース料について説明があったかもしれませんが私聞き漏らしておりまして、改めて説明をしてください。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 13節の機械リース料でございますけども、内訳を申しますと、天神川の除雪の機械のリース料が5,005円。これ金額安いんですけども、機械のリース料だけでございまして、国土交通省と協定を結んでおるという関係がございまして、機械のリース料については安くて済んでおります。  それと、土木積算のシステム経費が49万740円で、合計で49万6,000円ということになっております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今の土木積算システムって、システムというのが要はそれが機械なんですか。パソコンみたいな中に入れてその運用するとかじゃなくて、そのイメージがちょっと思い浮かばないんで、その積算システムという機械、どういうもんなのか説明をお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 積算システムの説明が漏れております。この土木積算のシステムと申しますのは、コンピューター、パソコンの中に土木積算、例えば舗装するのにどういった機械を使ってどれだけのアスファルトの合材、単価のものを使ったらこれだけの金額になるよということが、工事一式の金額ははじけるシステムとなっております。そのものの1年間のリース料ということで組んでおるものでございます。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ここに機械リース料っていう説明になってるんで、本来であればそのシステムを取り込んだ、要は民間業者のほうも同じようなソフトを使って積算をしてると思うんですよね。だからそういうソフトの使用料だということですよね。それでいくとこの機械リース料にそれを含めてあるというのはちょっと不親切ではないのかなと思うんですけども、いかがですか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) ちょっとここのところの表現が分かりづらいものであったのかなと思います。一つには除草の機械の金額と積算システムを含めておるということで、機械リース料ということで表現をしておりましたが、ちょっと内容としては不適切だったかなと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 不適切だったんだから、今後は議員の分かるように説明欄にはちゃんと分けて記載をしてくださいね。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 申し訳ありません。そのとおり対応させていただきます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 81ページの7款土木費、住宅費です。一番下の行に向山団地の用途廃止が出てますが、まだ入居者が5軒あると思うんですが、ここで用途廃止しなくちゃいけないんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 藤江課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 向山団地の用途廃止費については、今年度の予算の計上はございませんが、この費用としましては、今年度につきましてはその上の2目由良宿団地建設費の21節補償、補填及び賠償金の入居者移転補償金の72万円が、今、向山団地に入居されてる方の移転に係る補償金でございます。  由良宿団地の建設費の2つ下の9目六尾北団地につきましては、用途廃止費という名称にはなっておりますけれども、実際には用途廃止に係ります入居者の方の補償というのが主なものでございますので、目について用途廃止費を計上するのが早いのではないかというのには当たらないのかなというふうには考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に8款消防費についての質疑を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 84ページをお願いいたします。この中で17節に備品購入費というのがございます。この備品購入費の87万3,000円上がってるわけですけど、概要説明の中にブルーシートとかという説明はあったようなんですけど、マスクの購入というのはこれは考えておられますかね。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。
    ○総務課長(磯江 昭徳君) 予算計上の時点では、マスクの計上はしておりません。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) その時点ではと言われたんですけども、今後はされとるですか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 当初予算の要求が12月に行っています。そのときにはコロナウイルスの影響はなかったということで、マスクの購入はそのときに1万3,000ぐらいありましたので購入は考えておりません。ただ、こういう状況で今1万枚を切った状況ですので、予算の中でちょっと内訳を変更させていただくなり、補正予算の追加なりで必要なマスク対応はさせていただきたいと考えております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 補正で対応するということでございますので、私も町民の皆さんから非常にこの問題について問合わせがありまして、なかなか答えられないわけなんですね。先ほど課長の答弁がございましたので、大体どのぐらいの、補正で対応されるということはもし決まってれば教えていただきたい。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 今現段階では決まっておりません。最近まではマスクの供給がないということで、今ある予算で少なからず購入しておくべきではないかということで業者のほうに注文はしておりますが、入ってこないという段階での状況です。今後マスクの供給がどんどん始まっていけば、今まで1万3,000の備蓄がありましたのでそこまでの確保はしたいなということで考えております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に9款教育費についての質疑を許します。  3番、飯田正征議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 予算書の85ページの事務局費の中の旅費の関係でお尋ねをしたいというふうに思います。それで概要書のほうでは133ページ、そして町長の提案理由の説明では9ページであります。  まず最初に、秋田県に教育の関係での視察ということでありますけれども、予算説明のときには取りあえず秋田県ということで予算取りをしたというふうに説明を聞いておりました。そういったところが、こうやって提案理由書では町長ははっきり秋田県にということで言われました。これは教員による研修視察は引き続き全国学力テストで常に上位にある秋田県を視察し、児童生徒の基礎学力の一層の定着に取り組んでまいりますというふうにはっきり言われたんですけれども、最初は予算取りとおっしゃってたんですけども、その理由を教えてください。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) お答えします。  今年度、秋田県に行かせていただきまして、秋田県での実践ということを視察をさせていただき研修をさせていただきました。そこの中で、秋田型のということで授業の展開、授業の仕方の方法だとか、それから子どもたちが基本的な生活習慣が身についているということだとかということを視察で得まして、今年度、学力向上推進計画というものを教育委員会で立てて、授業の在り方について北栄教育スタンダードということで授業展開の在り方を進めていこうという取組をしております。  予算につきましては、同じく秋田県ということを考えておりますが、例えば県からの情報でこういったところが今学力の向上の取組でぐんと伸びているというところがあるよということであれば、そこは行き先を変更してでも考えたいというふうには思っております。  ただ、予算の要求としましては、引き続き秋田県ということで予算の要求はさせていただいております。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 今年、秋田県に行かれたということでありますけれども、そこの中でせんだって私一般質問で学力向上についての質問をしました。そのときに、教育長は生活習慣云々見てきた、それから家庭での学習、復習が必要だ。それだけの答弁で、先ほど言われたように生徒の学力をどうやって上げているのかというようなことの回答はいただいてないというふうに思っておりますけれども、せっかくそうやって私が聞いた生活習慣だの家庭での復習だのということは、これはよそに行かんでも大体今まで私らの小さい頃からずっと言われたことだというふうに思っております。やっぱり学力向上という大きな目標があってそれで行かれるわけですから、そしたらそういうとこを見てきてるんじゃないですか、行かれた先生方は。そのことについて、どう考えておられますか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 昨年は秋田県のほうに行かせていただいて、その一つの市の取組について勉強させていただきました。それを受けてそれを本町に持ち帰って進めるということで、先ほど課長が説明した学力推進計画、そして北栄スタンダードというものを定めて、もうみんなが同じ目線で同じ方向に向かって進めていこうということで今取り組み始めたというところでございます。  昔から同じことだということもありますけども、それがなかなか定着してない、実行が十分になされていないという反省の下に、今回視察で学んだことを生かしていきたいという思いでやろうというふうにしています。やっぱり先生方が何年かに一遍は替わられるわけですけども、幾ら替わられても北栄のスタンダード、北栄はこういうふうにやっていくんだということをしっかり定着をさせていきたいというふうに考えております。  来年度についても、やっぱりその町々で違う取組というものをされてます。それを何でもかんでもやればいいわいということではないんですけども、やはり先進的なところを学ばせていただいて、そのいいところをどんどん取り入れていくというものはやっぱり必要なことだというふうに思いますので、しっかり勉強してきてそれを北栄の子どもたちに還元していくように努めていきたいと思っています。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 秋田県に行かれて、そういった視察に行かれた後に学校で先生方を集めて、行かれた先生がこれこれこうでこうだと。これで秋田県ではそういった成績が上がってるんですよというようなその報告会なり、そんなことはやっておられるんですか。そういうことがやっぱりきちっとできてないから、また視察に行こうということになるんじゃないですか。1回行って、行った先生がその学校の先生にしっかりと説明すべきではないですか。そういうことができてないから、また行くんでしょ。どうですか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 視察に行かれた先生につきましては、まず定例の教育委員会で教育委員の方に報告をしていただきました。それから、今後学校でどのように取り組むのかということについてもその場で報告をいただき、実践の報告もいただいております。行かれた先生につきましては、もちろん各学校の中で中心的に学力向上について取り組む先生でもありますし、また令和2年度についても研究主任なりまた違う方にも行っていただいて、きちんと研修内容を各学校の先生方に伝えていただくということはもちろん考えております。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) せんだって私、学力向上云々で北栄町の小学校、中学校も県平均より低い。それから、英語だけは中学校はちょっと上でしたけれども、それから全国平均にも行ってない、悪いということで言いましたら、ある人がそんなに秋田県まで行かんでもいいじゃないの。この近くでもいい成績の小学校もあるでないですかって、そっちのほうに行かれたほうがいいですよって言われる。なるほどなと。同じ鳥取県の中でも、同じ教科書を使っとって成績の伸びとる学校があるわけでしょ。それはどこが悪いんですかといったら、そこはやっぱり指導の仕方が悪いのかなということも一つ考えたりもします、はっきり言って。やっぱり先生によって、指導する人によって違ってくるというふうには思います。ですから秋田県のほうまで行く云々というよりは、むしろ身近に鳥取県の教育委員会でどこの学校がいいですかと。そしたらそこはこんなことやってますよ、あんなことやってますよというようなことの中で県の中から学んでいく。そういったことも必要じゃないですか。秋田県ばっかり行っとってええということはないですよ。私はそのように思いますけれども。  そうしたらある人が言いました。ここの小学校はとても成績がええですよと。名前挙げて言われました、学校名を。そうですか、なるほど。じゃそこの学校に習いに行ったらええわけじゃないですか。そんなことも思いました。その辺、県外ばかりでなく県内あるいは隣の県、そういった中でも非常に学力の優秀な学校があると思います。そういった一つの中で学んでいくというのも方法じゃないですか。長距離に行って経費をかけてそれが反映されればいいわけですけども、その辺どうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 学校の教員の方々は、研修という面では県の教育センターに行って研修をしたりとかいろんな研究授業等をやられとるところ、そういうところにも行って回られてます。いろんなところに出かけて学ぶということは必要です。ただ1回行ったからそこのやつをやればいいという、そういうことでなしに、日々向上するために研修をずっと続けていくというのが必要です。そこの中で、全国の中で常にトップ3に入っている県の取組も学んでくるということも非常に重要なことだというふうに思っています。  何年か前、4年、5年ぐらい前には福井県にも行かせていただきました。そして福井県の取組の仕方、そしてほかの県の取組の仕方、いろんなところを学んで、そこの学んだそこのいいところを取り入れて北栄町独自の取組にしていくということも必要だというふうに思っていますので、1回行ったからもう行かんでええわいというようなことではないというふうに思っています。日々先生方、教育力の向上のために研さんを積まれるということは必要なことだというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 福井県へ行って秋田県へ行って、そういう方向やいろんなものを聞いて、実際にじゃ北栄町の児童生徒は成績が上がったんですか。何で平均より悪いんですか。その辺ちょっと考えてもらわな駄目じゃないですか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 行ってすぐ効果が出れば非常にいいことなんですけども、繰り返し繰り返し子どもたちに指導しながら学力向上には努めていきたいと思います。少し長い目で見ていただければと思います。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 長い目長い目って、いつまでたって長い目で見るんですか。全て何年計画でこれをこういうふうにしよう、このレベルをここまで上げようと、こういう強い目標を持たないとできませんよ、漠然とやっとったって。どうですか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) おっしゃるとおりだと思います。長期的なビジョン、中期的、短期的なビジョンを持ちながら進めていくというようなことは必要です。いろんな県に行かせていただきましたが、昨年は、昨年といいますか平成30年度はかなり町内の学校いい成績でしたけど、昨年ああいう結果になってしまったということは非常に残念だというふうに思います。今度また4月に行われます全国学調の結果で、先生たちがこれまでしてきた結果が出るのではないかなというふうに期待をしているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 4月の全国学力テスト、大いに期待をしたいというふうに思います。そういった一つのもので、じゃそういった一つの結果が仮にまた同じような結果になったということになれば、これはやっぱり教育委員会のほうもちょっと考えてみないけんのじゃないですか。いろんな指導面含めて。どうですか。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 全国学調の結果というのも大切です。ただ、子どもたちの力というのは点数だけではかれるものじゃありません。いろんな生きる力というものも育んでいく必要があると思いますので、そういう点数だけで物事を判断していただくのはいかがなものかなというふうに思います。先生が一生懸命指導しても、なかなか結果が出ないという場合もあろうかと思います。そこに何が問題なのかということを検証しながら、次の対策をしていくということが必要だというふうに思いますので、先生たちも頑張っていただいております。今後も引き続きで子どもたちのためにしっかり指導していただくように、教育委員会としてもバックアップをしていきたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 飯田議員。 ○議員(3番 飯田 正征君) 最後にします。北栄町の子どもが特に学力が悪いということではないというふうに思っております。同じ教科書を使って、先生が同じように指導して。いろいろなところの中で、問題点は出てくるというふうに思います。そういった中で、学力ばかりがというようなことを教育長言われましたけれども、学力も必要、いろんな部分で生きていく力を養うことは非常に大切なことです。こういったものがうまくかみ合っていってないというのが現状ですので、そういう一つのもので今こうやって2つを見た場合、学力が足らんと。あとはええでないかというふうに思ったりしますけど、それが常に並行して上がってないということはこれは問題だなというふうに思ってますので、取りあえず私はそういった一つのもの、両方対で上がる。こっちのほうは全然問題がないような、いろいろないじめ云々を含めてそういった学校での様子については大きい問題は起きてないようには思いますけれども、そういったとこと両方併せて見ながらやっぱり学校生活を楽しく送る。一つのものの中で、不登校になったりするのは学力がついていけないんで学校に行くのが嫌だという言い方も非常に多いようでありますので、そういったとにかく成績を上げようと思ったら平均より下の子の底上げをしていかないけん。できる人のほうを中心に置くんじゃなくて、できない人をどうやって教えてレベルを上げていくか。これが全体のやっぱり教育ではないかというふうに私は思っておりますんで、その辺最後答弁いただいて終わります。 ○議長(前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) まず、学力が低いから、勉強についていけないから不登校になってる子どもが多いというふうに言われましたけど、私はそう多いというふうに思っておりません。現に不登校はおりますけども、不登校になるには様々な要因がございます。単に学力が低いからということで見ていただくのは、ちょっと無理があるのかなというふうに思います。  いずれにいたしましても、子どもたちが学校で楽しくそして勉強し、そしていろいろな力がついていくように、今後も一生懸命先生方に関わっていただくようにしっかり教育委員会としてもやっていきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 87ページをお願いします。このページの右側、上から2つ目のところに……。 ○議長(前田 栄治君) すみません、油本議員、マイクを。 ○議員(6番 油本 朋也君) 失礼しました。87ページをお願いします。このページの上から2つ目のところの特色ある学校づくりの補助金100万円とございます。概要書のほうでは学校裁量予算というふうになっておりますが、すみません、詳細もうちょっと分かりやすく教えてください。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) この事業につきましては、学校独自の創意工夫による特色ある教育活動であったりとか特色ある学校づくりを進めるために、果敢に取り組むことができる予算ということ、補助金ということで100万円を計上しております。予定としましては、4月末までぐらいに各学校からこういった事業をしたいんだと、こういう取組をしたいんだということを上げていただき、プレゼンをしていただきながら今年度の提案について決定を1校していきたいというふうに思っております。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 100万円ということです。いわゆる町内4つ学校があるんですが、その中の何校か選ぶんじゃなくて1校、いわゆるその選ばれた1校だけが100万円受け取られるんでしょうか。それとも例えば1位が50万円、2位が30万円とかそういうふうにされるのか。ちょっとその辺をお伺いしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 全体の予算枠として100万円を組んでおります。その提案で出てくる事業内容にもよりますけれども、それが100万円に近いものであれば1校ということになりますし、その提案の内容で2校にしよう、それが100万円以内に収まるのであれば2校ということになります。提案される事業内容と予算枠の中で決定していきたいというふうに考えております。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 大体分かりました。  ただ、その決定の判断にかなり主観的な要素が入ると思うんですけども、客観性の担保というのはこれは大丈夫なんでしょうか、お伺いします。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 客観性の担保というところがちょっとよく分からないですけれども、各学校で例えば学力向上の取組、それから地域と一緒に何かする取組だとか、それぞれの学校で特色のある事業について提案をいただき、それからそれについて教育委員会の中で公平に判断をしていきたいというふうに思っておりますので、特に問題はないというふうには考えております。 ○議長(前田 栄治君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 最後にします。例えば同じようなところが2つ出てきて、2つとも100万円近い予算が要るというようになった場合はそのマックスで100万円を超すんじゃなくて、いわゆる50万円ずつで悪いけどもこれ半分こで50万円ずつにしてくれと。その中で頑張ってくださいというふうなイメージになるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) まだこれから募集をかけるところで、どういった内容のものが提案されるかというのがちょっとなかなか分からない中で、何校かが100万円目いっぱいということは多分ないかなとは思っております。予算の範囲内で、またその提案がどれだけの提案なのかというところで教育委員会のほうで判断していきたいというふうに思っております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 106ページの一番下、14節工事請負費、これのちょっと詳細というか振り分けをもう一度ちょっと教えていただきたいですけど。 ○議長(前田 栄治君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 工事請負費全部という、それぞれ説明したほうがいいですか。106ページの一番下だけでいいですか。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 一番下だけでいい。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 106ページの工事請負費は修繕に係る部分の工事請負費になっておりまして、この中には北条野球場の電気設備を高圧から低圧に切り替える、北条野球場の照明を撤去する工事、それから北条野球場のスコアボード、ポールを撤去する工事費が含まれています。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) このスコアボードがかなり傷んだのは見たですけども、その照明のほうは撤去というのは柱から持って逃げるわけですか、それとも上だけですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) ナイターの部分の水銀灯を外すという撤去です。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) ごめんなさい、ちょっと。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 表現が誤っております。水銀灯の基になります投光機を全部外していくという工事になります。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) そのナイター設備を使わないようにするということだったですけども、わざわざ金かけて撤去する必要があるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 説明会の中でも少しだけ触れたと思います。すみません、説明が足りなかったかもしれません。これをまだ使える状況がありますので、取り置いて大栄野球場のほうの投光機が使えなくなった場合に替えていくということ。そういうことをしなくちゃいけない理由の一つには、今後水銀灯がなくなっていってLEDでの照明ということに切り替わっていくという時期が来るということですので、使えるものは有効活用したいということで取り置くということもこの計画の中に入っております。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) そういうことでしたらですけども、水銀灯というのはいずれなくなってくるでしょうけども、やっぱりその辺を考えてLED化するとかそういったことも考えていかれたほうがいいとは思うんですけども、実際北条野球場の照明は切れたのもそのままになっとってかなりの数が切れとるわけですけども、それを全部外されるということでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 全部取り外します。今までも北条野球場も順番に切り替えてはきてるんでそれに何百万円もかけてるんですが、やっぱり随時壊れるものがどんどん出てきているという状況で、追いつかない状況もあったと思います。全部を撤去します。 ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) ということは柱とかは残るわけで、いずれまた使うということだったらLED化に替えてでも使えるということですね。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 支柱の状況にもよると思いますが、そういうことも可能性はあると思います。
    ○議長(前田 栄治君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 私が見に行ったですけど、見た限りでは支柱はコンクリート製でしっかりしておりましたし、将来何かで使えるときにはやっぱり使ってほしいと思いますんで。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 十分にそういう時期が来ましたら、状況がありましたら検討したいと思います。ありがとうございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、次に10款公債費及び12款予備費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、最後に再度一般会計全般にわたっての質疑を許します。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。115ページと予算概要書の4ページをお開きください。115ページの一番上の表です。会計年度任用職員の数が表として表れています。職員数が158人で右の合計が5億200万円。計上人数には日額・時間勤務は含まずとあります。さっきの概要書4ページにも同じ表がありまして、計上人数が146人、5億950万円の金額です。お聞きしたいのは、この間、説明会の後、パート任用職員だけを雇用するというお話から、保育教諭等についてはフルタイムの採用もある。フルタイムの職員も採用するというふうな説明がありました。にもかかわらず総額で700万円、そして職員数が12人増えています。総額が減って状況的にはフルタイムの職員が増えて、総額が減って人数が増える。これ矛盾してると思うんですけど、この違いって何ですか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) まず、この予算概要書の段階では、各課の計上分を私のほうで拾い集めたというような形です。人数につきましては、そこに書いておりますが時間勤務は含まずということで、1時間勤務の方、何時間勤務の方というようなのを予算要求書では読み取りができないということがありましたので、何人掛けるというようなものを拾い集めたというものでございます。予算概要書を作成したのが1月の終わり頃で、予算書が出来上がったのは予算説明会が終了後ということですので、若干違いはありますが予算書のほうが正しいということで、申し訳ありませんがそういう理解でお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) いや、もちろん予算書が正しいのは分かってますよ。だけど、146人で5億900万円という総額が158名で5億200万円になりましたということが、何回も言いますけど、フルタイムの職員も当初はなかったものがフルタイムの職員も採用しますよという状況も変わった中で金額がこんなに変わるから、これを単純に8,800万円当初予算のときに影響額があって、人数で単純に割ると一人61万円増えるんですよ。すごいな、北栄町の判断はすごい。いわゆる働く人に優しい任用制度を採用したんだなということで、大変評価してたんですよ。それが今回の予算書によると158人で、1人平均にすると──────━円に━━万円変わるんですよね。この━━万円というのはちょっと実は勘ぐっているんですが、もしかしてボーナスを出すと言っとったけど、ボーナスの月数を減らしたりだとか、何かそういう作為的な何かがあって金額が減ったんじゃないでしょうかという質問なんです。いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) そういう意図は全くございません。ただ単に私がこの予算概要書を作成したときの拾い方と今回の正式な予算書の拾い方が違うということで、大変申し訳ありませんが御理解いただきますようによろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) それは分かります。そして、ただ今回の任用職員の採用については、新しい年度から新しい制度として始まる。そして、大きく役場の職員さんの働き方といいますか働く勤務体制が条件が大きく変わるという、そういう大切な、そしてまた北栄町をPRするそんな予算だと思うんですよ。ですから、もう少し1人当たり10万円もざっとした受取金額が変わってしまうということはやっぱり避けてほしかったなと思うんです。本当にいい機会ですので、ワーキングプアそして公によるワーキングプアを減らしていくという、そういうことにもつながってくると思いますんで、この会計年度任用職員の制度については評価をさせていただきますし、それについての対応の仕方についても評価させていただきますんで、ぜひともこのような間違いがないように精査した予算を今後とも計上していただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) しっかりそのように努めます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 84ページをお願いいたします。先ほどちょっと質問をもう少ししたかったんですけどうっかりしておりまして、17節備品購入費です。マスクを購入するということで言われましたので安心しました。ただマスクを購入、この備品、これは要は災害対策ということでこういう備蓄をされるわけです。今回、マスクが1万枚ぐらいあるにもかかわらず放出されなかったということについてのいろいろ理由はあるんでしょうけど、この購入することによって今後どうされるのか。どういうときに放出されるのか。災害対策でありながら、今回このマスクの放出がなかったということについてどうなんだろうなというふうにちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 1万3,000枚大体おおよそあって、今まで出したものについては各施設であったり役場の窓口対応であったり、そういうところには配付をしている。今まで外からの、どっかに配られる、例えば個人の方に配るみたいな話だったと思うですけど、これまではどちらかというとこの状況がいつまで続くのか分からないということ、それと今もそうなんですけど、マスクが全然手に入らない。どこに行っても入らないということがあったので、ちょっといつまでか見えないということもあって、マスクはできるだけ長く使えるようにという気持ちがありました。ですけど、今、県とか国の報道ではどんどん作るほうができてきているので、ある程度出しても今度は供給、入ってくるほうもあるんじゃないかなと思って今はちょっと前の気持ちと違いまして、ある程度必要なところには出していこうかなということで思っております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 前よりは緩くしていこうということでございますけども、やっぱり一番最初の初動のときに町民の皆さんにも不安が多かったのかなという、その報道等でもマスクが非常にない。どこへ行っても品不足だというような話がありましたので、初動のときにこういう備蓄品を放出するということもある程度考える必要があるんじゃないかなと思っております。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 繰り返しになりますけど、マスクがない状態がこれから例えばあと1年も続いた場合に、じゃ最初に備蓄品をどんどん出してしまってその後町にも備蓄が全然ないというような状況があっても困るかなということで、最初の頃は余り出してはないということはあります。ただ、各施設ですとかマスクの要望というのはそんなに頂いてはなくて、今現在であるのはタクシー業界のほうからマスクを提供していただけないかということで依頼を受けておりまして、それについては出すという方向で町のほうとしては結論付けております。ですので、最初の状況はそういうことだったということで御理解をいただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そういうところについては了解しとるわけですけど、先ほど言われたようにそれぞれの業界から出していただけないかという要望があれば出とったということ……。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員、当初予算審議ですので、ただいまのマスクの、あくまで当初予算の審議ということの中で。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) はい、分かっております。 ○議長(前田 栄治君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そういうような思いがありました。以上です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 予算書の41ページです。16目の移住推進費の18節負担金、補助及び交付金の中の定住支援住宅取得補助金1,095万円、これについてですけれども、この補助金の限度額というのが新築で50万円、それから中古住宅を取得した場合は15万円ということで、経費に対しての何分の1だかちょっと、5分の1だったか15分の1だったか忘れましたけども、それは同じでしたけれども、新築であっても中古でも。この新築と中古のその助成額と限度額というのがあまりにも違ってて、それはどうしてなのかなということを思ったもんですから。というのが中古住宅であってもやっぱりリフォームが必要になってくるでしょうし、そういった経費もかかってくるわけで、リフォーム助成金を使えるということなのか。その辺のところをちょっと考え方をお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  新築物件と中古物件についての補助上限額の違いということですが、その前に購入費の100分の5が対象額になりまして、それの新築の場合は上限額が50万円、中古の場合が15万円ということでございます。こちらにつきましては定住支援住宅取得補助金だけではなくて、その上の若年層住宅取得支援事業補助金でも同じような形で差をつけさせていただいているかというふうに思いますが、中古物件に関しましては取得額というのが様々な額ということもあります。また他の例等も含めまして見たときに、その差をつけさせていただいたということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) この15万円と50万円の根拠というのはどういう基準で決められたんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 50万円につきましては、先ほどお話しさせていただきました若年層の住宅取得支援事業補助金のほうを例につけさせていただいておりますし、それと中古物件につきましても、若年層の住宅補助金の半分ということでさせていただいているということでございます。 ○議長(前田 栄治君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 先にそういう若年層の制度があって、それに倣ってということなのかもしれませんけども、少し私はちょっとそこの考え方が見えてこないんですけども、やっぱり先ほど言ったように中古であっても課長も言われたようにいろんな価格があるわけで、古ければリフォームも必要になりますし、やっぱりここのあまりにも差がつき過ぎていて、何かその辺が中古だとどうでもいいのかなという感じの、言い過ぎかもしれませんけどもそんなふうに取れるんですね。むしろ先ほど来、今年の予算では持続可能なまちづくりということがこれからの施策として中心になるというようなことが出ているんですけれども、むしろやっぱりそういうドイツの例なんか倣うのであれば、中古住宅をきちっと活用していくということのほうが重要なのではないかなというふうに私は思うので、やっぱりこの辺もうちょっと見直しすべきなんではないかなというふうに思いますがいかがですか。 ○議長(前田 栄治君) 松本課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。  まず、その中古物件につきましては、先に若年層の移住定住の住宅補助金が先ほども申しましたとおりあったところの半分ということでさせていただいたところでございます。また、空き家バンクに登録してあるものであれば、町外というところであればI・J・Uターンの空き家改修補助金も一緒に使えようかと思います。ただ、確かに定住されている町内の方が購入されて定住ということであればそこの部分にはありませんが、例えば住民生活課のほうでありますそういった環境に関する部分ですかね、そういった改修費用等もありますので、そちらも併用して使っていただければというふうには考えているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で議案第2号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第3号 ○議長(前田 栄治君) 日程第2、議案第3号、令和2年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がないようですので、以上で議案第3号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第4号 ○議長(前田 栄治君) 日程第3、議案第4号、令和2年度北栄町介護保険事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 以上で議案第4号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第5号 ○議長(前田 栄治君) 日程第4、議案第5号、令和2年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 3ページの一番最後のところの住宅新築資金等貸付金元利金収入のところをゼロ円で計上して廃目整理という説明欄の記入があるんですけども、この廃目整理を説明していただけませんか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 4款1項1目の住宅新築資金等貸付金元利収入が廃目整理になっていることにつきましては、令和2年度に現年度分として賦課するものがもうないということでゼロ円で廃目整理ということになっております。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 約定のものがないということで、過去のものが入ってきたときにはどこに入るんでしょうか。延滞等が入ってきたときは。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) その場合には、この目を再設定して入れていくということになります。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 再設定って、同じ款項目を作ってそこに歳入として入れていくということですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) そのとおりです。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) というのは、今は令和元年度、一つ前の平成30年度に歳入がなかったために繰上げ充用して、令和元年度の予算では3,200万円ほどの収入を計上しておられますよね。だから今期は、通常考えると3,200万円の元利収入は望めないですよね。そうしてくると、令和元年度の決算のときにも繰上げ充用が当然出てくるわけで、その相手科目としてその次の年度の収入の項目がないと持ってこれないと思うんですけども、どうですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 議員の仰せのとおりでして、そこは確認をしました。令和元年度につきましては、当然今この目の中で現年度分と過年度分で収入を得ております。それを令和2年度会計閉鎖期が終わった時点で、おっしゃるように繰上げ充用ということが出てくると滞納分があるということですので、当然この目がないと困るということであるというふうには思っております。この処理につきましては、予算書の編成上そういうふうになっているということで確認しておりますので、要は現年度の予算がゼロ円で上げるということはできないということで、ここは現年度の賦課しかありませんので、そのように処理をしていくということで確認をさせていただきました。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) このような予算、決算というのは私は異常だと思っているんですけども、こういうような予算、決算の組み方がいつ頃まで続くですか。 ○議長(前田 栄治君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 恐らく今まで議員がおっしゃっていましたこの会計の在り方の問題をどう考えるんだという御意見の延長線上にある御質問だと思います。そのことについてはこの令和元年度いろいろ協議をしておりまして、基本的には令和3年度から会計を見直すということで方向性は今出しておるところです。令和2年度につきましては、公債費、町が起債を起こしております償還金の部分の返済が残っておりますので、その部分が終了してから全て支出が……。すみません、滞納額のための処理の会計になったときに、滞納分についての対応する会計になったときに変更を検討するということで今方向性が出ております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 以上で議案第5号の質疑を終わります。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第5 議案第6号 ○議長(前田 栄治君) 日程第5、議案第6号、令和2年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私は4ページでございますが、委託料として496万9,000円がございます。処理施設委託料ということで、これは国庫金とも対応しておりますが、要は今年度にその農集の処理場のストックマネジメント計画策定委託ということで、要は処理施設の長寿命化計画を策定されるということで予算計上されておるんですが、ここで言いたいのは、そういうことで処理施設を長寿命化するということは、このままもちろん農集を存続させて続けていくということですが、以前から言われております公共下水との合併とか、そういうことはもう既に断念をされたからもう長寿命化をやるということなんでしょうか。考えはどうでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 倉光課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) お答えします。  ここで委託料を組んでおりますのは、議員先ほどおっしゃったとおり、今現在の農集の施設を維持管理していったらどれだけかかるのかというのを長期間にわたって検討したいということでございます。一方で、下水道につなげたらどうなるのかというところでございますが、それについても併せてここの委託料の中で検討したいという具合に考えております。要は、農業集落排水事業をこのまま継続していったらどれだけかかるのか、一方で下水道とつなげたらどれだけかかるのか、比較検討した上で方向性を決めるということでございます。 ○議員(10番 田中 精一君) 分かりました。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で議案第6号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第7号 ○議長(前田 栄治君) 日程第6、議案第7号、令和2年度北栄町栄財産区特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第8号 ○議長(前田 栄治君) 日程第7、議案第8号、令和2年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第9号 ○議長(前田 栄治君) 日程第8、議案第9号、令和2年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第10号 ○議長(前田 栄治君) 日程第9、議案第10号、令和2年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第11号 ○議長(前田 栄治君) 日程第10、議案第11号、令和2年度北栄町水道事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第12号 ○議長(前田 栄治君) 日程第11、議案第12号、令和2年度北栄町下水道事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第13号 ○議長(前田 栄治君) 日程第12、議案第13号、令和2年度北栄町風力発電事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。  しばらく休憩します。(午後2時24分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(前田 栄治君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時38分再開)       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第14号 ○議長(前田 栄治君) 日程第13、議案第14号、北栄町課設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  5番、町田貴子議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) この条例は、結局住民生活課がなくなって町民課ということになって、あと一つは環境エネルギー課ということなんですけれども、住民生活課という名前に私たちせっかくなじんで、その目的も住民生活課で十分、町民課ってするよりも住民生活課で置いといたほうが、それと置いとかないと町民課にするとまた看板替えたりとか書類とかいろいろなものを替えないといけなくなるのに、どうして町民課というふうにされるんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 以前、例えば町民課とかそういう名前もあったと思います。その中には、今の住民相談とかと税務課が一緒になったりというのはあったと思いますし、まことシンプルで分かりやすい名前でございます。以前、例えば産業振興課が産業課であったり、今の地域整備課が建設課であったりとかということでもございますし、町民課という名前をつければ税務と今の住民相談という名前はこれ県下でも8自治体ぐらいそういう名前でしています。例えばそれは住民課なのか町民課なのかはありますけど、そういう具合にありますので、私はむしろシンプルになっていいのかなと、そういう具合に思っています。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) この名前に替わったときに、私、実は町民課がシンプルでいいじゃないかと討論しました。反対しました。住民生活課に変わるときに。だけど変わっちゃったので、町民課とか税務課とかってすごくなじみやすいと思ってそう私も言いました。しかし、今、住民生活課をあえて町民課に変える必要があるのかなと思います。確かに町民課というシンプルでなじみやすい名前なんですけれども、費用の面とかそういう電話でも対応がまた課の名前が違うと違ってきますし、いろんなところで無駄とは言いませんけれども、余計な費用、目に見えない費用がたくさんかかると思います。なので私はあえて住民生活課はそのままに、それとプラス環境エネルギー課というふうにしたほうが絶対いいと思いますけれども、もう一度考え直していただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 今回方向としては、最初に環境エネルギー課というのを単独で作りたかったということです。住民生活課の中に室が2つあるので、そこの部分の窓口の部分は環境エネルギーに行くことは名前的にはちょっと難しいということで、言われるようにその窓口だけを住民生活課と残して、税務課、住民生活課、環境と3つの課にするという方法もあるんですけど、それは人数的なものもあってちょっとそれはふさわしくないだろうということで、窓口部分と税務の部分を統合させる。これはもう先ほど副町長からあったように県内各たくさんの自治体でそういうのを活用しておられますし、本町であっても住民の皆さん、外から入ってこられた住民の皆さんにとってもそんなに不便はないだろうということでしました。考え直してということですけど、町の方針を御理解いただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 町民課の中に税務課ということですけれども、住民生活課の中に税務課があっても別におかしくはないと思うし、私はやっぱり名前は変えないほうがいいと思います。再考をお願いいたします。  それともう一つ、ごめんなさい、この図面を、この窓口というか、をいただきました。あれの向きは受付は入り口のところとあっちの元税務課のほうに向いて窓口がちょっと変わってくるので、町民の方の中にはやはり税務関係を入っていきなりみんなに聞こえやすいような場所、今の受付の場所みたいなところでやってほしくないという、そういう守秘義務というかそういうのもありますし、聞かれたくないという感じの税務課としては特有なそういう心理がありますので、ぜひ、大きさは多少変わると思いますけれども、税務部分とやっぱりその窓口部分は大きく変えてほしいと思います、受付の場所を。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 最初の住民生活課の中に税務課をということになりますと、今度逆に税務課はどこへ行ったんだみたいなところがあります。それは統合となるとどうしてもそういうことは起こり得るんですけど、そういうことで住民生活課を残すと今度税務課はというところがあって、新しい名称とさせていただいた。先ほどの繰り返しになりますけど、他町でそういう例が多いので町民課とさせていただいたというものです。  あと場所ですけど、場所につきましては総務常任委員会のほうのところで図面を案として提出をさせていただきました。その後、内部でずっと検討をしてきた結果、税務の位置は変えないでというような案も出てきておりますので、ちょっとそれについては申し訳ないですが結果的には窓口の相談業務と税務の相談業務が隣同士で行われるということがないように、きちっとプライバシーに配慮した体制でということは考えておりますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) ぜひ引き離して窓口を作ってほしいと思います。  しつこいようですが、住民生活課の中に税務課があってもいいと思います。町民課という名前で税務のほうをというのは同じ意味だと思いますけれど。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 住民生活課が残って税務課が残らない……。待ってくださいよ、住民生活課が残ってほしいという理論と税務課が残らなくていいというのは、もう繰り返しになります、申し訳ありませんが御了承いただきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 何回もすみません。町民課の中に税務課があったほうが分かりやすいとか何かって言われたんですけれども、大体住民生活課の中に税務関係があってもおかしくないと思いますという意味です。
     それと、私の言ったのは住民生活課を残すというのは住民生活課という名前ではなくて、町民課もシンプルでいいんですけど、その費用のほうとかいろんなことを考えて今のまんま残したら一番その費用もかからなくて、いろんな職員さんなんかもまた課の名前を変えていったりとか何かをやったりとかって、書類も全部替えないといけないし、そういう費用方面とか効率化のことと、やっぱりいろんな人がいろいろ考えなくていいというか簡単で、今までどおりだとそのほうが働くにも働きやすいんじゃないかと思いました。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 確かに費用はかかります。費用がかかるとなると、そしたら一切機構改革はできないというようなことにもなってしまいますし、今回は環境エネルギー課を作りたかったと。もう本当に繰り返しになります、環境エネルギー課を作ってそういう事務を行いたかったと。それに対して窓口の部分と税務の部分を統合させて、人数的には一つのいい課だと思います。それを作ってということですので、申し訳ありません、御理解いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 1点だけお聞きします。現行の2つの課の室がありますけれども、これが新設、再編のほうでされるわけですが、このそれぞれの室の人員体制、これは現行のまま移行するのか、あるいはまた新しくできる環境エネルギー課のほうは拡充するのかどうか。その辺について、将来も含めてお聞きしたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 今、人事等考えているところでございますが、若干の関連する業務も増えたりしますので、環境エネルギー課のほうは今の2つの室よりもプラス・マイナス・ゼロにはなるんですけど、主任技術者の方がいらっしゃったので、人数的には全体の人数は増えないんですけど町の職員としては1人増えるということ。あとのほかのところは変更はございません。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 実は、3月3日の日に匿名の封書を頂きました。この課の統廃合に反対してくださいという内容でした。その理由として、先ほど同僚議員もおっしゃいましたが、住民生活課の窓口業務と片や隣で税務のやり取りが聞こえてくるというのは余りよろしくないじゃないかという問題。そしてもう1点は、その内部の情報の共有化がきちんと法令どおりに守られるのかどうかという心配でした。  お聞きしたいのは、税務室、評価室の持つ権限、いわゆる資産の調査とかというふうなことができると思うんですが、住民室にはないと思います。その辺の権限が、町民課で同じ課としてきちんとした整理なりできるのかどうか。情報が漏れるというようなことは考える必要ないのかどうか、まず1点お願いします。 ○議長(前田 栄治君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 現担当課として答弁させていただきます。ただいま住民生活課におきましても、個人情報の保護として一番厳しい戸籍であったりとか住民基本台帳のシステム等の管理を行っております。これについては、同じ課の中といえども権限を持っていない生活環境室や地域エネルギー室の職員がそのシステムを扱うこと、それから見ることもできないことになっております。同じ課とはいえども守られるべきところは守るというのが行政ですので、その辺りは御心配は要らないと思います。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 安心しました。  もう1点だけお尋ねします。地域エネルギー推進室を設けられようとしていますが、この室は先ほど当初予算で質疑がありましたドイツへの研修についても担当されるということになるんでしょうか、この課でしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) そこが担当します。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 結構です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で議案第14号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第15号 ○議長(前田 栄治君) 日程第14、議案第15号、北栄町行政手続等における情報通信の技術の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第16号 ○議長(前田 栄治君) 日程第15、議案第16号、北栄町職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第17号 ○議長(前田 栄治君) 日程第16、議案第17号、北栄町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第18号 ○議長(前田 栄治君) 日程第17、議案第18号、北栄町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第19号 ○議長(前田 栄治君) 日程第18、議案第19号、北栄町税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第20号 ○議長(前田 栄治君) 日程第19、議案第20号、北栄町農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第21号 ○議長(前田 栄治君) 日程第20、議案第21号、北栄町被災者住宅再建支援事業助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第22号 ○議長(前田 栄治君) 日程第21、議案第22号、令和元年度北栄町一般会計補正予算(第8号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  なお、質疑に当たっては、必ず予算書のページ数をお示しください。  9番、藤田和徳議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 一般会計補正予算(第8号)、GIGAスクールについて質問したいと思います。  教育総務課、こちらのほうから1枚物でGIGAスクール構想整備事業という資料を頂きました。ここの中の趣旨で全国一律に整備するということで、全国の学校現場で実現させる。ちょっと最初に確認です。これは国の方針なんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 国の方針です。地域間格差なく、全国一律に行いたいという方針です。 ○議長(前田 栄治君) 藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) そこでお聞きしたいです。この台数、パソコンを入れられる。それから、端末も一人1つだと。それはいいです。裏にももう計算してあります。これは置いときまして、表というか内容が見えてこない。子どもたちの学力向上が狙いなのか、教職員の負担軽減が狙いなのか。これどっちなんでしょう。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 子どもたちの学力向上といいますか、子どもたちが両方この時代にこういった情報教育といいますか、こういったものが世界から遅れているというところがあっての全国一律、国での構想でありますので、教員の負担軽減というわけではなくて児童生徒のための事業でございます。 ○議長(前田 栄治君) 藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) ちょっと1つだけお伺いしたい。先ほど情報教育ってあります。この端末を一人1つ持って何ができるんですか、情報って言われたけど。簡単でいいですから、何ができるのか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 今現在、各学校の情報担当なりとどういった活用の方法があるのかというのを今検討をしております。例えば、その端末の中にパワーポイントだったりとか表計算だったりとかそういったものがあればプレゼンみたいなことの授業にも使えますし、デジタル教科書も制度化されておりますので、そういったものの活用もできます。それから、プログラミング教育も令和2年度から入ってまいります。いろんな活用の方法というのはこれから各学校とも十分に検討しながら、せっかく一人1台入りますので、そういった活用の方法についても十分に検討してまいりたいと思っております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。
     12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。18ページです。2款総務費、4項選挙費の参議院議員通常選挙費のマイナス300万円の補正です。それと、19ページの鳥取県知事・議会議員選挙費の96万円の減額補正。これらについては4月なり7月なりという時期での予算実行でありまして、それを3月になっての補正ということでありますが、なぜこんなように遅いんでしょうか。また、遅くていいんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 磯江課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) なぜこの時期なのかということですけど、執行は当然数か月前に終わってるんで失念していたといいますか、落とすそういう補正減を大体これまでが年度末の補正でというようなやり方で行っていたというもので、それに倣ったというものでございます。説明のときに申し上げました。今後は、しっかりと執行後直ちに補正対応するということでしていきたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 承知しました。今後どのようにされるかを記憶しながら監視をしていきたいと思いますので。  それと併せて13ページです。財政調整基金の繰入金がマイナス1億4,000万円となっています。全ての支出を見直して、繰入金を減らしても大丈夫だということでございます。当然、先ほどの選挙費についても上のほうに総務費県委託金で397万円の減額補正がなされていますんで、支出と収入と両方減りますからこれには関係ないんだと思うんですが、いわゆる先ほど早くしたいというふうにおっしゃっていただいたんですが、そのことについて、そのほかのこともあるんですが、財政調整基金の繰入金等の調整をして補正予算を組まれるんですが、この財政調整基金の繰入金の調整には余り影響しないというものなのか、それとも早くしたほうがこの金額が少なくて済むというものなのか。どういうものなんでしょう。  また、この1億4,000万円という金額については多いんでしょうか少ないんでしょうか。通常なもんなんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 津川議員の御質問にお答えします。  まず、選挙費の関係でございますが、選挙費については財源が国県からの支出金になっておりますので、こちらについては早く落としたとしても財源は国、県の支出金ですので財政調整基金には影響はございません。  それから、この財政調整基金が大きいか少ないかというところでございますが、こちらのほうは全体予算の調製ということで結果的にこの1億4,000万円が出ていますので、これがちょっと大きいとか小さいとかというものではなくて、全体予算の調製で余剰が出たから繰入れを少なくできるというものですので、ちょっと大きいとか少ないという形の評価はできないと思っておるところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 分かりました。私が心配するのは、いわゆる年度末もうすぐで3月いっぱいで終わります。5月末の会計閉鎖を経ていよいよ決算が始まって、計算が始まって9月の議会で承認という形になります。その際、繰越金だとか余剰金だとか不用金だとかということで、決算をするに当たって予算執行後の状況を我々は判断していきます。ここ2年ほど3億円近い余剰金といいますか結構な金額があって、もっと早く補正を組んで使うべきを使ったほうがいいじゃないかというふうな同僚議員の発言もありました。要はその残があるということは十分なサービスを町民に提供できなかったということの反省にもつながるわけで、そういう意味において早目早目の補正予算を組んでいただいて、なるべく当初予算といいますか予算に対しての執行が残が少ないような、いわゆる差が少ないような決算に持っていっていただきたい。そういうふうな思いで今の一連の質問をさせていただいていますので、そのことについてお願いします。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 議員が言われるとおりかとは思いますが、先ほどその住民サービスがもしかしたらちょっと劣るでないかという具合に言われましたけど、こちらのほうとしましてはなるべく効率的な考え方の下でサービスの提供をした結果だという具合に理解をしております。そういう中で毎年毎年何億かの繰越しという形には出ておりますが、決してサービスを低下させたとかそういうことではないことは御理解願いたいと思います。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 23ページです。4款1項1目保健衛生総務費の7節賃金、説明でこの非常勤看護師さんの賃金なり臨時職員さんの賃金が減額されたのが、応募がなかったためという説明でございました。これ結局必要だからこういう保健師さんなり臨時職員さんを入れなくてはならないというための予算だったのに、応募がなかったということは要はそれ以外の課の職員さんに負担が行ったり、要はその業務を遂行する上で支障は生じなかったんですか。全く問題なかったということになると、逆にこういう賃金は元から必要なかったみたいなことになりかねないので、その辺りについてお聞きします。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  まさしくそのとおりでございまして、経過は説明いたしましたとおり産休の代替職員として募集をしたにもかかわらず、看護師、保健師の応募がなかったというところでございます。保健師2名の産休に対して2人とも看護師、保健師の応募がなかったんですけども、うち1名はないということにはならないので病院の臨床技師の経験のある方がおられましたのでその方に来ていただいて、健診のお手伝いだとか、ある意味そういった医療用語が分かられる方ということでお手伝いいただいておる現状でございます。  もう一人いませんし、それから実質看護師としては2人欠員になっとる状況です。課内のほうでも健診の割り振りだとか、がんのドックの割り振りだとか、そういったことを担当を振り替えながら、業務の量を考えながら調整して実施して、職員についてはよくやってくれたと思います。  じゃ、ならそれでできるんじゃないかというところでございますけども、結果から言うとできたと言えるとは思いますけども、ただもう少し職員にいろんな業務の研究だとか、あるいはその関係団体への調査だとか、何より後期高齢のほうでも出ましたけども、保健指導の部分を従来職員が配置していれば数多く訪問してできたところを基本的に電話で保健指導をしたりとか、そういったことに工夫をしながら進めております。引き続き来年も産休職員いますけれども、来年の体制は分からないわけですけども、そういったことを工夫しつつ、また今年度の工夫を生かしながら業務は遂行していきたいというふうに思います。 ○議長(前田 栄治君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 結果としては何とか業務のほうが回ったんだということですが、やはり何がしかの負担がその職員の皆さんにはかかったということで、この人材確保って役場に限らず民間の事業所でもどこでも今大変、人材確保がなかなか確保できないという状況にありますが、やはり働きやすい職場としても人材確保、担当課なり早目早目に募集をかけたり、そういう臨職さんの雇用条件も要は近隣の市町とももうこれからは奪い合いになってくると思われますので、その辺も考えて処遇改善も含めて人材の確保にはしっかり取り組んでいただきたいと思います。町長か副町長、答弁。 ○議長(前田 栄治君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) そういう専門職は特になかなか採用に至らないということがあるわけでありますので、しっかりとリサーチしてこちらのほうにおいでいただくように体制を取ってまいりたいと、こう思っておるところであります。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  11番、森本真理子議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 16ページ、総務費の9目企画費の中に地方創生推進会議委員報酬が7万8,000円減額となっております。これ見てみますのに、7万8,000円を1回の報償費3,000円で割ると26回分、これは2年度の予算書見てみますのに12人委員がいらして、それを3回で3,000円掛けたものの残りだと思います。それでしたら、何か見てみるのに1回に委員さんが12人のうちこれだったら6人ぐらいになってはいないだろうか。それでいろんなことが決められるのかなと思いましたが、どうですか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 森本議員の御質問にお答えします。  この会議のほうですけど、ちょっと開催回数が予定回数より少なかったのが原因であります。実質今年度2回の開催になりますけど、2回目は今度3月16日にする予定なんですけど、今年住民ワークショップというのを2回開催させていただきました。その中で多くの意見を頂いて、その意見をまとめて今素案づくりに取りかかっとる部分で、本来でしたら素案をもっと早くつくって推進会議も何回かしてということでビジョンをつくり上げていく予定にしておりましたが、そういった住民ワークショップというのを年度中途の6月補正で計上させていただいて、そういった住民の意見も多く取り入れたビジョンにしていこうということで、そういったことを計画させていただいて実施が9月、10月とそのワークショップをさせていただいて、その意見を取りまとめて素案づくりに今取りかかっとるところで、予定の推進会議を開くことが少なかったということでこういった残が出てきておる状態であります。3月に素案を審議していただいて、また来年度にもそのビジョンづくりには審議を重ねていきたいと思っておりますけど、そういった住民ワークショップを年度中途からするとしたことで推進会議の回数が減ったために減額させていただいたところであります。 ○議長(前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 3回のうちの2回になってしまったということが分かりました。地方創生って、今とても北栄町にとっても大事な委員会だと思います。それと、なるべく住民の方に委員をやっていただいておられると思うのですが、たくさんの委員さんに出てもらって活発な意見をこれからも言っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 森本議員のおっしゃるとおり、委員も昨年、今まで推進会議のメンバーが十数名だったところをいろいろまちづくりビジョンの検討も併せてこの会議を行っているということから、教育だったり文化だったり子育ての関係者なども含めて今20名ぐらいの委員に大きくして、なるべく多くの方の意見を取り入れるようにしとるところでございます。森本議員のおっしゃるとおり、いろんな意見を反映させてこういった地方創生なりビジョンの策定にかかっていきたいと思っております。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私は23ページお願いしたいと思います。23ページの中ほどに5目健康支援費とございます。13節委託料が120万1,000円減額になっております。人間ドックの受診が当初に比べて、説明では約60人が受診をされなかったということでこれだけの減額が出ております。この費用については純町費でございますが、私はこれ非常に残念でかないません。せっかくの予算がこうして減額になってしまったということで、本当にもったいないなと思っております。ぜひ来年度予算が組んであるとすれば、何とか工夫をしてでもこの予算を残すことなく執行していただくことがいいだろうというふうに思います。本当に人の健康のことでございますので、ぜひぜひその残さんような努力をしていただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 吉岡課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えします。  議員の御意見ごもっともでございます。当初は330人余りの方の申込みがあったにもかかわらず、結果としてドックを受けていただけた方が250名余りということになってしまった。途中、2度3度と勧奨は職員もしてくれております。ただ、その勧奨の仕方も工夫しながら受診率向上には努めたいと思います。以上です。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 13ページ、先ほども出とったんですけども財政調整基金の繰入金のこれが終わった後の残が15億5,200万円ってお聞きしたんですけども、その金額でよろしいでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の御質問にお答えします。  この補正後の基金残高は15億5,254万9,000円となります。 ○議長(前田 栄治君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 予算の説明を受けたときに、令和2年度予算案ということで最後のページの8ページに中期財政見通し試算という表が出てくるんですけども、3月の補正予算を反映してこの中期財政見通し試算をされたという前提条件で見通し試算をされたんですけども、令和元年度の財政調整基金の残高を15億9,700万円としておられるんですけども、この差額が4,000万円ぐらいあるんですけども、通常数字をこうやって積み上げたりこういうのを見るときに、この4,000万円の差というのはずれというのが大きいように思うんですけども、その原因は何でしょうか。同時期に作られた資料なのに。 ○議長(前田 栄治君) 小澤課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) すみません、今ちょっと手元に資料がございませんので、ちょっと調べてまたお答えさせていただけば。 ○議長(前田 栄治君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 手持ちの資料のところに、(減債)って小さい字で申し訳ないですけど、この減債基金のことでございます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で議案第22号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第23号 ○議長(前田 栄治君) 日程第22、議案第23号、令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第24号 ○議長(前田 栄治君) 日程第23、議案第24号、令和元年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第24 議案第25号 ○議長(前田 栄治君) 日程第24、議案第25号、令和元年度北栄町栄財産区特別会計補正予算(第1号)についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第26号 ○議長(前田 栄治君) 日程第25、議案第26号、令和元年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第26 議案第27号 ○議長(前田 栄治君) 日程第26、議案第27号、工事請負変更契約の締結について(お台場大橋橋梁修繕工事)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第27 議案第28号 ○議長(前田 栄治君) 日程第27、議案第28号、第2期北栄町子ども・子育て支援事業計画の策定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第29号 ○議長(前田 栄治君) 日程第28、議案第29号、倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 議案第30号 ○議長(前田 栄治君) 日程第29、議案第30号、令和元年度北栄町一般会計補正予算(第9号)を議題とし、本日は説明と質疑までにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第30号、令和元年度北栄町一般会計補正予算(第9号)の提案理由を申し上げます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ397万7,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ94億8,278万5,000円とするものでございます。  今回の補正は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として必要とする諸事業につきまして所要の額を調製するものでございます。  3款民生費でございます。子育て総務事業に300万円を追加いたしました。町内の保育所、こども園へマスクや消毒薬の配付など必要な費用を計上するものでございます。放課後児童クラブ委託事業に97万7,000円を追加いたしました。放課後児童クラブの委託料に必要な費用を計上するものでございます。  以上1議案、詳細につきましては担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(前田 栄治君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計の補正予算書をお願いします。議案第30号、令和元年度北栄町一般会計補正予算(第9号)でございます。  歳入歳出それぞれ397万7,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ94億8,278万5,000円と定めるものでございます。  1ページの第1表は説明を省略させていただきます。  次に、第2表、繰越明許費補正でございます。追加分として、3款2項の子育て総務事業は新型コロナウイルス感染症に関する国の緊急対応策の事業であり、年度内に事業が終了しない見込みですので300万円の追加をお願いするものでございます。  次に、2ページの事項別明細書につきましては説明を省略させていただきます。  以上で説明を終わります。 ○議長(前田 栄治君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 教育総務課から説明をさせていただきます。3ページをお願いいたします。  3款2項、初めに3目の放課後児童健全育成費97万7,000円の増額について説明をさせていただきます。これは小・中学校の臨時休業に伴い、3月2日から放課後児童クラブを開設したことに伴う費用で、全額国費で賄われるというものでございます。内容としましては、もともと開設予定でありました午後だとか土曜日は除くもので、平日の午前中の人件費について積算をしまして委託料を上乗せするものでございます。現在、臨時休業は3月2日から3月16日までとなっておりまして、17日からの児童クラブの開設は不確定ですけれども、交付申請に当たりましては不足額が生じないようにということがありましたので、計算としましては3月2日から修了式の24日までの16日間で積算をしております。したがいまして、17日からの学校の開設状況等によりましたら歳出のほうは不用額、歳入のほうはそれに合わせた歳入となりますので御了承いただきたいと思います。  続いて、1目の児童福祉総務費に300万円を計上しております。これは10日の日に国が出しました新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策第2弾の中で、こども園での感染拡大防止対策に係る支援というのが出されました。内容としましては一施設50万円が上限ということで、子ども用のマスク、消毒用エタノール、体温計、空気清浄機など幅広に対象として良いというものでございます。また、私立のこども園、保育園も対象とするということですので、町立4園と合わせまして6園分の計300万円を計上いたしております。11節の需用費としましては、子ども用のマスク、消毒液などで48万円。18節の備品購入費としましては48万円を引いた残りの252万円を計上しておりまして、空気清浄機を見込んで計上しておりますが、まだこども園と詳細な協議は済ませておりませんので、予算の執行に当たりましてはこども園とそれから私立の園とも協議をしながら必要な備品を整備したいと考えております。  なお、子ども用マスク、消毒液、体温計、空気清浄機にしましても、感染症対策商品につきましては現在品薄で年度内での納入が見込めないということもありますので、繰越事業とするものでございます。以上です。 ○議長(前田 栄治君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 先ほどの備品購入費、消耗品費の件でございますが、品薄で見込めない、いつになるか分からないということでございます。いきなりいつになるか分からないじゃ全然意味がないわけで、全くもうその間、今々、今日明日の対応というのは考えられないんでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 消耗品等につきましては、現在園内にあります物で対応しております。また、子ども用のマスクというのはないのですけれども、職員用のマスクにつきましては県の備蓄のもので配付がこの前ありました。それから、国のほうで再生使用可能な布マスクが職員用には配付される予定になっております。また、空気清浄機につきましては今ということにはならないんですけれども、換気等を十分に行いながら今対策を取っているところでございます。 ○議長(前田 栄治君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) さきの当初予算だったと思いますが、町の備蓄のマスクが1万枚を切ったというふうなお話がありました。これらについては、まだ園のほうに配付するというふうな状況にはないですか。取りあえずそこまではせっぱ詰まってないでしょうか。 ○議長(前田 栄治君) 大庭課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 先ほども説明しましたとおり、県のほうから備蓄のマスクというのがこども園だとか社会福祉の施設のほうには配付になっておりまして、今はそれで対応しております。また近く上乗せが配付されるということですので、それで対応させていただきます。 ○議長(前田 栄治君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) ないようですので、以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第30 令和元年陳情第17号 から 日程第34 令和2年陳情第4号 ○議長(前田 栄治君) 日程第30、令和元年陳情第17号、公共放送の運営に係るコンプライアンスの徹底及び、消費者保護体制の強化を求める意見書の提出についての陳情から日程第34、令和2年陳情第4号、公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情までの以上5件を一括議題とします。  総務教育常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。  10番、田中精一委員長。 ○総務教育常任委員長(田中 精一君)それでは、報告させていただきます。       ───────────────────────────────                                    令和2年3月13日  北栄町議会   議長 前 田 栄 治 様                               北栄町議会総務教育常任委員会                                  委員長 田 中 精 一                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和元年陳情第17号。付託年月日、令和2年3月3日。件名、公共放送の運営に係るコンプライアンスの徹底及び、消費者保護体制の強化を求める意見書の提出についての陳情。審査の経過、令和2年3月5日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見、陳情者の願意を満たすための意見書の提出は必要ない。措置なし。  次のページをお願いします。2ページでございます。受理番号、令和2年陳情第1号。付託年月日、令和2年3月3日。件名、自衛隊の中東派遣に反対する意見書の提出についての陳情。審査の経過、令和2年3月5日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見、本町議会で判断すべき事項ではない。措置、なし。  次でございます。3ページでございます。受理番号、令和2年陳情第2号。付託年月日、令和2年3月3日。件名、女性差別撤廃条約選択議定書のすみやかな批准を求める陳情。審査の経過、令和2年3月5日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、女性差別撤廃のため、選択議定書の速やかな批准が必要である。措置、政府及び国会に意見書を提出。  次でございます。4ページでございます。受理番号、令和2年陳情第3号。付託年月日、令和2年3月3日。件名、選択的夫婦別姓の導入など、一日も早い民法改正を求める意見書提出を求める陳情。審査の経過、令和2年3月5日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、民法の差別的規定は早期に改正すべきである。措置、政府及び国会に意見書を提出。  次でございます。5ページでございます。受理番号、令和2年陳情第4号。付託年月日、令和2年3月3日。件名、公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善のための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情。審査の経過、令和2年3月5日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、大幅な処遇改善により保育士を確保し、質の高い幼児教育・保育の機会を保障する必要がある。措置、政府及び国会に意見書を提出。以上でございます。 ○議長(前田 栄治君) 報告が終わりましたので、これより令和元年陳情第17号に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  次に、令和2年陳情第1号に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  次に、令和2年陳情第2号に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  次に、令和2年陳情第3号に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  次に、令和2年陳情第4号に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  委員長は自席にお戻りください。  これより令和元年陳情第17号に対する討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は令和元年陳情第17号についての採決を行います。  令和元年陳情第17号、公共放送の運営に係るコンプライアンスの徹底及び、消費者保護体制の強化を求める意見書の提出についての陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                    〔起立なし〕 ○議長(前田 栄治君) 起立ありません。よって、本件は、不採択とすることに決定しました。  これより令和2年陳情第1号に対する討論に入ります。  まず、令和2年陳情第1号に賛成の方の発言を許します。  1番、長谷川昭二議員。
    ○議員(1番 長谷川昭二君) 私は、令和2年陳情第1号、自衛隊の中東派遣に反対する意見書の提出についての陳情を採択することに賛成の立場で討論を行います。  河野太郎防衛相が1月10日、中東海域の情報収集を口実に自衛隊派兵を命令いたしました。イランは米国による革命防衛隊司令官殺害への報復として、イラク国内の米軍駐留基地をミサイル攻撃したものの「戦争を望まない」との意思を示し、本格的な軍事衝突の危険はひとまず回避されました。しかし、イランの核問題をめぐる国際合意からトランプ米政権が一方的に離脱したことから生まれた両国間の緊張は依然高まったままです。派兵された自衛隊が紛争に巻き込まれ、武力行使する危険はなくなっていません。イランが1月7日にイラク国内の米軍駐留基地を報復攻撃したのを受け8日に演説したトランプ米大統領は、イランは矛を収めつつあるようだと指摘をし、米国がすばらしい軍と装備を持っているという事実は使う必要があるという意味ではないし使いたくないと述べ、軍事力で反撃する考えがないことを明らかにしました。しかし、一触即発の危機が消え去ったわけではありません。トランプ氏は演説で、イランに対して直ちに追加の厳しい経済制裁を科すと表明し、これらの強力な制裁はイランが行動を変えるまで維持されると語りました。軍事的な威嚇を含め、最大限の圧力を加える姿勢に変わりないことも強調しました。  中東海域への自衛隊派兵をめぐっては、自民党内から緊張が高まっているからこそ情報収集のため派遣すべきだ、こういう声が相次ぎました。しかし、元イラン大使で元外務省国際情報局長の孫崎亨氏は、しんぶん赤旗のインタビューでイランを包囲する有志連合軍の近辺に自衛隊がいればイランは当然その一員とみなすし、派遣目的の「調査」は「軍事偵察」、敵対行動であり、軍事偵察を受ける側が軍事行動を起こした例は過去多くあると警告しています。国連憲章違反が明白な先制攻撃であるイラン司令官殺害について、トランプ氏はさきの演説で、私の指示で世界最悪のテロリストを抹殺した。彼は米国人を標的にした新たな攻撃を計画していたと改めて正当化しました。しかし、トランプ政権から説明を受けた米議会でも、攻撃の法的根拠を聞くことはできなかったと批判が上がっています。  安倍政権は、司令官殺害に関し直接の当事者ではなく詳細な事実関係について十分に把握する立場にないのでコメントは差し控えると、評価を避け続けています。しかし、孫崎氏が指摘するように自衛隊の派兵はまさに当事者になることです。直接の当事者ではないなどという無責任な態度は許されません。自衛隊幹部からは、米軍によるイラン司令官の殺害やイランの報復を想定内だったと言える人はいないはずと、不測の事態を懸念する声が上がっています。河野防衛相は、米軍とイランとの軍事衝突について、そのようなことは起きないと述べていますが、その保証はありません。日本政府がなすべきは、自衛隊派兵ではなくトランプ氏にイラン核合意への復帰を求める外交努力です。  以上の理由により、本陳情を採択すべきと考えます。 ○議長(前田 栄治君) 次に、令和2年陳情第1号に反対の方の発言を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 私は、本陳情に反対の立場で討論をいたします。  今回の自衛隊の中東派遣につきましては、昨年6月に日本関係の船舶が攻撃を受けたということが前提にございます。防衛省の命令だけで可能な派遣ができるということでありました。しかしながら、安全保障にとって特に重要な活動についてはあえて閣議決定をしたということであります。政府による厳格なシビリアンコントロールの下での実施であったというふうに認識しております。現在、米国とイランの対立が続いておりますが、政府全体で取り組むべきとそういうふうに判断しての行動であります。  日本は原油輸入の9割を中東に依存しております。そのため、航行の安全確保は最重要課題であります。海運業界も、護衛艦と既に現地で活動中のP−3C哨戒機による情報収集を歓迎しているという事実もあります。また、政府は緊張の高まりはないとそういうふうに認識しております。また、日本は米国、イランと良好な関係にございます。昨年6月に安倍総理がイランを訪問し、同12月にはロウハーニーイラン大統領が来日し、日本が独自の取組として護衛艦を派遣することの意図をしっかりと話をし、理解をしていただいた。また、その中で透明性を持って説明をしていることを評価するとのそういう旨の発言があったということでございます。  以上の理由により、特に緊張を持ったそういう戦争等に関わるようなことではなくて、情報収集の一環であるということの派遣というふうに判断しております。以上の理由により、当陳情を反対といたします。各議員の賛同をお願いいたしまして討論といたします。 ○議長(前田 栄治君) 次に、令和2年陳情第1号に賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 次に、令和2年陳情第1号に反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) ほかに討論はありませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論を終わります。  本件は起立により採決します。  本件に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は令和2年陳情第1号についての採決を行います。  令和2年陳情第1号、自衛隊の中東派遣に反対する意見書の提出についての陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 栄治君) 起立少数です。よって、本件は、不採択とすることに決定しました。  これより令和2年陳情第2号に対する討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより令和2年陳情第3号に対する討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより令和2年陳情第4号に対する討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第35 令和2年陳情第5号 ○議長(前田 栄治君) 日程第35、令和2年陳情第5号、厚生労働省による公立・公的病院名の公表の白紙撤回と地域医療の充実を求める意見書の提出を求める陳情を議題とします。  民生経済常任委員会委員長より審査結果を報告願います。  野田秀樹委員長。 ○民生経済常任委員長(野田 秀樹君)       ───────────────────────────────                                    令和2年3月13日  北栄町議会   議長 前 田 栄 治 様                               北栄町議会民生経済常任委員会                                  委員長 野 田 秀 樹                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和2年陳情第5号。付託年月日、令和2年3月3日。件名、厚生労働省による公立・公的病院名の公表の白紙撤回と地域医療の充実を求める意見書の提出を求める陳情。審査の経過、令和2年3月6日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、公表された鳥取県内4病院はいずれも医療資源が乏しい地域であり、安心して住み続けられる地域づくりには欠かせないため。措置、政府及び国会に意見書を提出。 ○議長(前田 栄治君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(前田 栄治君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  委員長は自席にお戻りください。  これより本件に対する討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(前田 栄治君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  14日から17日までは休会とし、本会議は18日の午前9時から開きますのでお集まりください。お疲れさまでした。                 午後3時53分散会       ───────────────────────────────...