手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君)
議案書の第1ページをごらんください。
報告第1号、
専決処分の
報告について、
地方自治法第180条第1項の
規定により
損害賠償について
和解し、
損害賠償の額を定めることについて次のとおり
専決処分をいたしましたので、
議会へ
報告するものでございます。
議案書の2ページをごらんください。
和解の
相手方は、
鳥取県
公安委員会であります。
和解の要旨は、
損害賠償額8,800円のうち
和解の
相手方への
損害賠償の額を8,800円とするものであります。
事件の概要でございます。
令和元年12月18日午前7時45分ごろ、出勤のため
産業振興課所属の
地域おこし協力隊員が
公用車を
運転し、
県立鳥取中央育英高校の接続
道路と
県道羽合東伯線との交差点で右折して出ようとしたところ、西から来た
車両に気づき後方を確認しないままに
公用車をバックさせ、待機していた
後方車両に衝突させました。また、その際に通行の支障とならないよう
公用車を左側に寄せたところ、
横断歩道標識に接触し損傷させる二重
事故を引き起こしたものであります。二重
事故のうち、
報告第1号はまず
鳥取県
公安委員会と
横断歩道標識の
原状回復について、
過失割合10割で補償するものであります。
続きまして、
議案書の5ページをごらんください。
報告第3号、
専決処分の
報告について、
地方自治法第180条第1項の
規定により
損害賠償について
和解し、
損害賠償の額を定めることについて次のとおり
専決処分いたしましたので
議会へ
報告するものであります。
議案書の6ページをごらんください。
和解の
相手方は記載のとおりでございます。
和解の要旨は、
損害額5万4,054円のうち
和解の
相手方への
損害賠償の額を5万4,054円とするものであります。
事件の概要でございます。これは
先ほど報告第1号で概要
説明いたしました同
職員が起こした
事故と同様のものでございます。二重
事故のうち、
和解の
相手方への
車両の
原状回復について、
過失割合10割で補償するものであります。幸いにもおけがはなく
人身事故には至りませんでしたが、大変危険な行為であったことを深く反省しております。今後このようなことがないよう、
公用車の
運転についてこれまで以上に注意を払うよう
職員へ指導を徹底してまいりたいと考えております。以上で
説明を終わります。
○
議長(
前田 栄治君)
倉光地域整備課長。
○
地域整備課長(倉光 顕君) 続きまして、
議案書の3ページをお願いします。
報告第2号、
専決処分の
報告について(
損害賠償に係る
和解及び
損害賠償の額の
決定)についてでございます。
内容については、4ページをごらんいただきたいと思います。初めに、3の
事件の概要を御
説明いたします。一番下の部分でございます。
令和元年11月18日、
和解の
相手方が
町道西高尾西峰幹線、
西高尾地内の
車両の通行が余りない
道路になりますが、ここを軽トラックで走行していたところ、
道路の
横断側溝にはめてある
グレーチングが
和解の
相手方の
車両の後輪の
タイヤホイールを損傷したというものでございます。現場を確認しましたところ、
グレーチングは浮きやすい状態にありまして、町の管理が十分ではなかったことを確認したものでございます。その後、
グレーチングははね上がることがないように新しいものに交換し、しっかりと固定をしております。2として
和解の要旨でございますが、
損害額の7,480円は
タイヤホイールの代金と交換に要した工賃でございまして、その10割を町側の負担にすることによりまして、
令和2年1月15日に示談のために
専決処分を行っております。今後はこのような
事故が起こらないよう
道路の
日常点検をしっかりと行うとともに、異変を見つけた際には速やかに修繕を行ってまいりたいというぐあいに考えております。
なお、
賠償金につきましては、
保険適用の手続を行っているところでございます。
1の
和解の
相手方でございますけども、記載のとおりでございます。以上です。
○
議長(
前田 栄治君)
説明が終わりましたので、これより
報告第1号に対する
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
前田 栄治君)
質疑がありませんので、
報告第1号を終わります。
次に、
報告第2号に対する
質疑を許します。
1番、
長谷川昭二議員。
○
議員(1番
長谷川昭二君) この
グレーチングのはね上がりの
事故というのは、以前にも
駐車場での
事故があったと
報告をたしか受けていると思うんですけれども、
先ほど説明では異変が見つかったらということがありましたけれども、かなり古くなってる場所もあって、
グレーチングの場合はボルトでとめない限りは劣化してはね上がるということは十分あり得ることなので、やっぱり総
点検が必要なんではないかというふうに思うんですけども、その点はどのように考えておられるんでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君)
倉光地域整備課長。
○
地域整備課長(倉光 顕君) まずは、
横断側溝がどれぐらいあるのかというところも確認の作業が必要になってこようかと思います。また、現時点では住民の
皆さんからの
協力といったようなことも欠かせないのかなというぐあいに考えております。まずは、住民の
皆さんからの御連絡によるものについては速やかに対応するというぐあいにしたいと思っておりますし、
職員が
道路を通行した上で異変があったもの、例えば
横断側溝を通ったときに大きな音がしてこれは何か
グレーチングの様子がおかしいんじゃないかといったようなことが確認できれば、その現場を確認した上で速やかに対応をとりたいというぐあいに考えております。
○
議長(
前田 栄治君)
長谷川議員。
○
議員(1番
長谷川昭二君) 住民の
皆さんからここがおかしいよという連絡に基づいて見るというのは当然だろうと思いますけれども、それはこれまでもずっとやられてきたことだろうと思うんですね。しかし、この間にこうやって連続してこういう
事故が起きるというのはやっぱり
経年劣化のことも考えられるので、やっぱりそれなりの
点検を事前にしていかなければ防げないという面があるんではないかということでお聞きしたわけで、ぜひ検討をしていただきたいというふうに思います。以上です。
○
議長(
前田 栄治君)
松本町長。
○
町長(
松本 昭夫君) 確かに
長谷川議員おっしゃるとおりでございまして、
経年劣化で傷んでおるところもあると思います。全てを総
点検させていただきたいと思います。ただ、若干時間がかかるかもしれませんが、時間をかけてでも
点検をさせていただきたいとこう思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔
質疑なし〕
○
議長(
前田 栄治君) ないようですので、
質疑を終わります。
以上で
報告第2号を終わります。
次に、
報告第3号に対する
質疑を許します。
7番、
斉尾智弘議員。
○
議員(7番
斉尾 智弘君)
報告第1号と関連するわけでございますけども、この
地域おこし協力隊の方が
事故を起こされたということでございますけども、以前にも、
地域おこし協力隊の方がこういう案件があったような気がしますけども、この点について確認のためにちょっとお伺いしたい。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君) お答えいたします。以前、ちょっと私の記憶でございますけれども、
地域おこし協力隊員が
運転する
公用車が壁といいますか、住宅の民家の壁面に車をこすったというようなことがあったというふうに認識しております。
○
議長(
前田 栄治君)
斉尾議員。
○
議員(7番
斉尾 智弘君)
地域おこし協力隊の方が都会から応募されてこちらに来られる場合、当然
運転免許は持っておられるというふうには思っておりますけども、都会の場合は
運転をする機会が、想像ですけども少ないのかなという気がしております。よって、こういう方を採用される場合、
運転技術のやり直しといいますかね、短時間でしょうけども、そういうことを考えられる必要もあるのかなというふうに、こういう
事故を通して感じますが、この辺についていかがでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君) お答えいたします。まさしく都会から来られる、特に
北栄町の場合は、三
大都市圏からお越しになる方でなければ
地域おこし協力隊とすることができない要件となっておりますので、おっしゃるとおり
運転に多少未熟さがある方が採用になるケースが多うございます。
非常にあれなんですけれども、その採用になられた方がある程度車の
運転がどうなのかというところを、約2日か3
日程度ですけれども、圃場に行く際に
職員が同行したりとかして、横の座席に座って
運転の様子を確認したりも実はしておりました。やっぱりなれというのは怖いもので、やっぱり車を
運転し始めてなれてきますと、先ほど言ったような
事故が起こったのかなというふうなところもございます。
今後、
産業振興課といたしましては、
公用車の
運転に対して
安全点検や交通安全の
公用車の
使用方法だとかといったものを警察の方とさせていただく時間がございますので、そちらに積極的に参加させるとともに、交通安全の習慣ですけれども、100日間
交通事故がなければというようなああいうキャンペーンもあったりします。そうしたものも積極的にしながら
安全意識を高めて、しっかりと
公用車だけに限らず、日ごろからその交通安全に対する認識や意識を高めていくような取り組みも一緒にさせていこうというふうに考えているところでございます。
○
議長(
前田 栄治君)
斉尾議員。
○
議員(7番
斉尾 智弘君) 対応していただけるということなので安心しておりますけども、小さな
事故をないがしろにしておりますと、もう取り返しのつかないこういう
事故が起きるというのが過去の歴史でございますので、こういう部分はしっかりと小さな
事故でもちゃんと対応するということをこれをよろしくお願いしたいと思います。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君) おっしゃるとおりでございます。小さな
事故であっても大きな
事故であっても、やっぱり
事故について隠蔽したり隠匿したりすることは大変よろしくないと思っております。きちっと常々から
職員には小さな
事故、物損であっても必ず
報告するように徹底しております。これは今後も徹底させていただきたいと考えております。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
5番、
町田貴子議員。
○
議員(5番
町田 貴子君) 去年からたくさん
公用車の
事故とかありますけれども、この
和解の
相手方は何番地まで住所、
氏名書いてあるんですけれども、こっちの
公用車を
運転した方というのは住所、
氏名とかは出さないんですか。
○
議長(
前田 栄治君)
磯江総務課長。
○
総務課長(磯江 昭徳君)
議案の様式としてはこういう形で、こちら側は町だということになるのでこういう書き方になります。
○
議長(
前田 栄治君)
町田議員。
○
議員(5番
町田 貴子君)
氏名公表というのを私が言ったのは、何回も
公用車で
事故しても誰というのはわからないし、本人の自覚が出てこないんじゃないかなと思って言いました。何回も同じようなことが起きてるので、これはだからやっぱり自分が悪かったなという自覚が余りないのではないかと思います、公表されないと。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋副
町長。
○副
町長(
手嶋 俊樹君) 人事のことでございますので、それは、例えばその
職員が何回もということになれば当然
人事評価とかそういうとこにも入ってきますけど、そこは町のこちらのほうで責任を持って対応させていただきたいと思います。
○
議長(
前田 栄治君)
町田議員。
○
議員(5番
町田 貴子君) ではこれからも住所、
氏名とかは出されないんですね。
○
議長(
前田 栄治君)
磯江課長。
○
総務課長(磯江 昭徳君) その予定です。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔
質疑なし〕
○
議長(
前田 栄治君) ないようですので、
質疑を終わります。
以上をもって
報告第3号を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第7
議案第1号
○
議長(
前田 栄治君)
日程第7、
議案第1号、
令和元
年度北栄町
一般会計補正予算(第7号)を議題とします。
提案理由の
説明を求めます。
松本町長。
○
町長(
松本 昭夫君)
議案第1号、
令和元
年度北栄町
一般会計補正予算(第7号)の
提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1億7,328万2,000円を増額し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ94億9,805万3,000円とするものでございます。
今回の
補正は、新たに
予算措置を必要とする諸
事業につきまして所要の額を計上するものでございます。
主な
事業について申し上げます。
2
款総務費でございます。
ふるさと北栄基金事業に1億2,000万円を追加いたしました。
ふるさと納税による
寄附金が増額する見込みとなりましたので、
寄附者への
返礼品と翌年度の財源として使用する
ふるさと北栄基金積立金に必要な
費用を計上するものでございます。
3
款商工費でございます。道の
駅北条公園再
整備事業に556万6,000円を追加いたしました。
指定管理者に係る適正な
管理運営経費の積算に必要な
費用を計上するものでございます。
7
款土木費でございます。
社会資本整備総合交付金事業に4,000万円を追加いたしました。国の
補正予算を受けて追加して実施いたします橋梁の修繕に必要な
費用を計上するものでございます。
9
款教育費でございます。
大栄中学校管理事業に196万2,000円を追加いたしました。
パソコン基本ソフトの更新と、
学校施設の修繕に必要な
費用を計上するものでございます。
以上、詳細につきましては各
担当課長に
説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。
○
議長(
前田 栄治君)
小澤企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君)
一般会計の
補正予算書をお願いします。
議案第1号、
令和元
年度北栄町
一般会計補正予算(第7号)でございます。
歳入歳出それぞれ1億7,328万2,000円を追加し、総額を
歳入歳出それぞれ94億9,805万3,000円と定めるものでございます。以下は
説明を省略させていただきます。
次の第1表、
歳入歳出予算補正は
説明を省略させていただきます。
2ページをお願いします。第2表、繰越明許費の
補正でございます。
5款1項県営土地改良
事業費負担金
事業は、北条用水路の耐震改修に伴い住宅の工損事前調査に係る負担金
事業でございますが、年度内に
事業が終了しない見込みですので繰越明許をお願いするものでございます。
次に、6款1項道の
駅北条公園再
整備事業は、適正な指定管理料及び指定管理期間など専門業者へ積算委託するための
事業でございますが、年度内に
事業が終了しない見込みですので繰越明許をお願いするものでございます。
次に、7款2項
社会資本整備総合交付金事業は橋梁の修繕工事でございますが、工期が約6カ月かかります。また、次の9款3項
大栄中学校管理事業は校長室のエアコン更新ですが、機器の納期に2カ月以上かかることから年度内に
事業が終了しない見込みですので、繰越明許をお願いするものでございます。
続いて、第3表の債務負担行為の
補正でございます。
道の
駅北条公園再
整備事業は、昨年の9月
議会で、
令和6年度から
令和10年度までの5カ年契約で
指定管理者に委託するための
費用について債務負担行為の承認をいただいたところでございますが、指定管理候補者の公募の結果候補者の選定ができなかったため、適正な指定管理料及び指定管理期間を積算し直すことから、前回承認いただいたものについて廃止するものでございます。
続いて、第4表、地方債の
補正でございます。
変更分として一般公共
事業債の県営土地改良
事業でございますが、繰越明許費
補正で
説明いたしました負担金
事業の追加に伴い、限度額を170万円から50万円増額し220万円に変更するものでございます。
次に、一般公共
事業債の
社会資本整備総合交付金事業でございますが、工事請負費の増額に伴い限度額を4,990万円から1,130万円増額し6,120万円に変更するものでございます。
なお、いずれも起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更ございません。
続いて、3ページの事項別明細書につきましては
説明を省略させていただきます。
続いて、4ページからが歳入でございます。特定財源については、必要に応じて各
担当課長が
説明いたします。
まず、16款1項1目ふるさと
北栄基金
寄附金でございますが、昨年の12月に約1億4,600万円と見込みより非常に多くの
寄附金をいただきました。さらに、年度末までの
寄附金を見込んで1億2,000万円増額するもので、年間の
寄附金の合計を5億1,700万円と見込んでおります。
次に、17款1項5目財政調整基金繰入金でございますが、これは全体の予算の調製として721万6,000円を財政調整基金から繰り入れするものでございます。なお、この
補正後の基金の残高は14億1,221万円となります。
次に、20款の町債でございますが、これは先ほど地方債の
補正で
説明いたしました2つの
事業に係る起債で、合計で1,630万円増額するものでございます。
続きまして、5ページからが歳出でございます。
初めに、共通的な部分といたしまして、各課が時間外手当を計上しております。今後の業務内容を勘案して積み上げし、現状の執行状況と予算残を考慮して必要な時間分について計上しておりますので、各款での
説明は省略させていただきます。
最初に、2款1項1目一般管理費の7節賃金から25節積立金に
ふるさと納税に係る
費用を合計で1億2,000万円計上しております。まず、7節賃金は臨時
職員の賃金を増額するものでございます。8節報償費は、
寄附金の増額に伴い
返礼品の経費を増額するものでございます。11節需用費は、
寄附者の方に送付する寄附証明書や体験クーポンなどの増刷に係る経費でございます。12節役務費から14節使用料及び賃借料は、
ふるさと納税のポータルサイトの手数料、委託料などで、それぞれのポータルサイトでの年間寄附額を見込み、それに対する経費について
補正するものでございます。25節積立金は、増額した
寄附金の1億2,000万円から経費の増額分を引いた残りの5,620万円を基金に積み立てるものでございます。
最後の8ページの給与費明細書につきましては、
説明を省略させていただきます。
以上で
説明を終わります。
○
議長(
前田 栄治君)
磯江総務課長。
○
総務課長(磯江 昭徳君) 総務課分の
説明をさせていただきます。
5ページをごらんください。2款1項11目、下のほうになります、交通安全対策費です。こちらの備品ですけど、交通安全指導員の方、今現在20名の方がおられますけど、体型の変化によってズボンがはけなくなったとかそういう意見がございます。新年度用に新たな、一新ではないですね、はけなくなった方用にその部分を購入をさせていただくということで、26万円の計上をしております。
続いて13目です。情報処理費です。こちらは備品のところでパソコン購入ということで、新年度新しい
職員用に9台のパソコンを買う予定にしております。それに伴って、いろんなライセンスですとかウイルスソフトですとかそういうものが必要だということで、13節、14節の経費があるというものでございます。以上です。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君)
産業振興課関係の御
説明をいたします。
6ページをお開きいただきたいと思います。中ほどでございますけれども、5款1項9目であります。19節に県営土地改良
事業費負担金といたしまして54万6,000円を計上いたしました。倉吉の巌城から
北栄町西園までの北条用水路につきましては、震災時に不安定な状態であることが判明しております。そのうち倉吉市巌城から田内の間の1,624メートル分につきましては、国の農村地域防災減災
事業を活用いたしまして県営
事業で耐震改修を行うものでございます。このたびは、
令和2年度の工事着工に先行いたしまして住宅の工損事前調査を早急に実施する必要があるため、農家負担はゼロ円で、調査
費用700万円に対しまして国55%、県32%、倉吉市5.2%、
北栄町7.8%の割合で負担するものでございます。工損の事前調査が年度内完了しない見込みでありますので、あわせて繰越明許もお願いするものでございます。
次に、6款1項1目であります。13節に道の
駅北条公園再
整備事業管理運営経費積算業務委託料といたしまして556万6,000円を計上いたしました。再整備後の道の
駅北条公園の
指定管理者の公募につきましては1社から募集がありましたが、一次審査となる書類審査段階で、募集要項に著しく逸脱した内容があったため失格と判断したところであります。公募が不調に終わった要因は、町が公募要項で示した指定管理料と応募
事業者が請け負うために必要とする指定管理料とに大きな乖離が生じていたことであります。町が示した指定管理料につきましては、サウンディング市場調査による民間
事業者の声の吸い上げを初め、近隣の道の駅や成功している道の駅などの事例を参考としまして、立ち寄り率などを考慮して
職員が積算をしたところでありますが、新たに整備する南エリアの駅舎の店舗運営収入が予定どおり確保できるのか、また高騰し続ける人件費への対応や物価上昇等による調達コストの増、清掃などの委託費や維持管理経費が予定どおり推移するのかといった、5年間の指定管理料では原資が回収できないといった不安材料によって、応募者が二の足を踏む状況となっているところであります。
そこで、このたびは道の駅の立地や施設の仕様、
事業内容などからターゲットとなる商圏と顧客を割り出し、道の
駅北条公園が本来的に達成可能な売り上げ規模を算出し、その売り上げを達成するための施設内配置を検討して、その施設を運営するためにかかる経費などこれまでと異なる視点で、かつ専門業者による信頼性の高い積算を行って再公募に臨みたいと考え、積算業務を外部に委託するためのものでございます。
なお、この
費用は砂丘地振興基金を取り崩して財源充当し実施いたしますが、年度完了しない見込みでありますのであわせて繰越明許もお願いするものでございます。
このたびの基金の取り崩しにより、砂丘地振興基金の基金残高は8,343万3,000円となる見込みです。
以上で
産業振興課関係の
説明を終わります。
○
議長(
前田 栄治君)
倉光地域整備課長。
○
地域整備課長(倉光 顕君) 地域整備課関係の
補正予算の
説明をいたします。
予算書の6ページをお願いします。7款2項2目
道路新設改良費、15節工事請負費に4,000万円追加し、工事が年度内に完了する見込みがないことから全額を繰り越すこととしております。これは、国の
令和元年度
補正予算を要望いたしまして
事業を行うことを計画したものでございまして、町の長寿命化修繕計画によりまして修繕が必要となっております瀬戸地内の加賀前橋と西園地内の西園橋の2橋の修繕を予定しておるものでございます。特定財源としまして、国の社会資本整備総合交付金と起債を充当することとしております。
以上で
説明を終わります。
○
議長(
前田 栄治君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 教育総務課関係を
説明いたします。
6ページの下段をお願いします。9款2項1目北条小学校管理費に78万2,000円、次のページの2目大栄小学校管理費に71万7,000円、次の3項1目北条中学校管理費に65万2,000円、2目の大栄中学校管理費の役務費に42万4,000円につきましては、サポートが終了しましたウィンドウズ7からウィンドウズ10へのアップグレード作業とネットワーク設定等を行うための手数料でございます。合計で79台でございます。
2目の大栄中学校管理費の15節工事請負費につきましては、グラウンドの集水ますのふたの修繕5カ所で55万円と、校長室のエアコンが古く故障して動かなくなったため新たに更新するもので98万8,000円でございます。納期の関係で、年度内に工事が完了が見込めないことがありましたので、繰り越しをお願いするものでございます。以上です。
○
議長(
前田 栄治君) 杉本生涯
学習課長。
○生涯
学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、生涯学習課関係を御
説明申し上げます。
7ページ、下段をごらんください。9款4項3目公民館費でございます。12節役務費、これも学校と同様にウィンドウズ7のアップグレードということで作業手数料として視聴覚室15台分、33万円を計上させていただいております。
4目図書館費、11節需用費につきましては、図書館正面玄関の自動ドアの開閉がスムーズに特に最近動かなくなっている部分がありまして確認したところ、修理が必要だということがわかりまして、28万6,000円で修繕費を計上させていただいております。
以上で
説明を終わります。
○
議長(
前田 栄治君)
説明が終わりましたので、これより本案に対する
質疑を許します。
10番、田中精一
議員。
○
議員(10番 田中 精一君) 歳出の一般管理費の
ふるさと納税の関係でございます。単純に計算をしますと、1億2,000万円の寄附額に対して5ページの
寄附者への謝礼、
返礼品のことだろうと思いますが、報償費に4,792万5,000円が計上してあります。総務省のほうでは、いろいろ
問題があって
返礼品は3割以内というような縛りがあると思うんですが、これ単純に計算すると約40%ですよね。そのおおむね3割が4割というのはどういうことなんでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君)
小澤企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君) 田中
議員の御質問にお答えします。
この
費用の中には
返礼品を送る送料も含まれておりまして、業者のほうが
返礼品と送料を負担してまず
寄附者の方に送っていただいておりますので、それを合わせて町のほうが業者のほうに送ることとしております。先ほど田中
議員がおっしゃったとおり
返礼品はもう3割、1万円でしたら3,000円の
返礼品になるように、そこはオーバーしないようにしておりますが、そのほかに1件当たり約1,800円の送料を計上させていただいておりまして、そういったことでここの金額が30%以上の金額になっております。以上で
説明を終わります。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございますか。
4番、秋山修
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) 続いてですけれども、その5ページの
ふるさと納税のことですけども、12節から14節のところにポータルサイトの手数料だとか委託料の明細があるんですけども、ここの仕組みがプラスの予算だったりマイナスの予算だったりするんですけども、この辺の仕組みをちょっと
説明していただけませんか。
○
議長(
前田 栄治君) 小澤課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君) 秋山
議員の御質問にお答えします。
この
寄附金を年間5億1,700万円見込んでおりますが、そのうち今現在ポータルサイト4つあります。「ふるさとチョイス」と楽天と「ふるなび」と「さとふる」の4つがありまして、それぞれ4月から12月までの
寄附金額という実績がありますので、それぞれ
寄附金の総額から何%それぞれのサイトで寄附をいただいてるかというのが出てきます。そのパーセントをもとに今後の1月から3月までの寄附も見込んでそれぞれのサイトで
寄附金額を出して、それに対するそれぞれのサイトで手数料が幾らとかパーセンテージが決まっておりまして、それで計算をさせていただいております。
1つ、「ふるなび」だけがマイナスの
費用となっておりますが、そのほかのサイトは全て12月
補正のときより年間寄附額がふえるということでしておりますが、この「ふるなび」につきましては昨年の12月から新たに開設したポータルサイトであります。12月
補正のときに出させていただいた
費用としましては、その前の年、1年前の12月から楽天を開設しまして、その楽天の
費用の実績とほぼ同額を「ふるなび」も見込んで計上させていただいておりました。その額が約1,500万円で見込んでいたんですが、実際「ふるなび」が開設して12月の
寄附金を見たところその前の楽天より少なかったので、ちょっと年間の寄附額を今後の見込みを1,000万円に減額させていただきましたので、そういった関係で500万円下がった分の経費が以前12月
補正のときは1,500万円に対する経費を計上していましたが、今回は1,000万円と
寄附金を減額したので、それに伴って経費も減額になったということになります。そのほかのサイトにつきましては12月
補正の見込み額より年間額がふえたので、経費も増額したというようなことになっております。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございますか。
6番、油本朋也
議員。
○
議員(6番 油本 朋也君) 6ページ、商工費の件でお願いします。委託料で
先ほど説明いただきました道の駅の指定管理料云々の話ですけども、前回1月15日の全協で頂戴しました資料もちょっと今あわせて見ているんですけども、いわゆる一昨年6月の定例会で
補正予算としてその概略規模等を策定して、概略
事業費であるとか
事業スケジュールなどの
事業計画のための基本方針を定めるために654万円
補正でこれは出していると思うんですが、いわゆるそれが機能しなかったということでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君) 渋谷
地方創生監。
○
地方創生監(渋谷 潤君) 油本
議員の御質問にお答えいたします。
御指摘のその一昨年の予算につきましては、これは道の駅の北条公園再整備に当たってその基本計画の策定業務ということで発注を行ったものでございます。こちらの業務の中には、道の駅のそもそもどういった背景で再整備するのかであったりですとか、現状施設の分析であったりですとか、また必要とされる機能の精査であったりですとか、またあるいはその道の駅の運営連絡協
議会等の運営による合意形成だったりですとか、そういったことで基本計画の策定を行う業務として発注をしたものでございます。
その基本計画の業務の中で、今回御提案をさせていただくような指定管理料の積算に当たっての商圏分析であったりですとか、本来的に達成可能な売り上げの精査というようなことについては基本計画の中で業者に委託するような形ではなくて、現行の基本計画の中に入っているその指定管理料の積算に当たっては、こちらは業者に委託という形ではなくてサウンディング調査等を通じて
職員がみずから行っていたものでございます。そういったこともございますので、今回指定管理料の再検討に当たってのその指定管理料の積算については、これまで業者に行っていて失敗したというような業務ではなくて、もう新たに必要が生じたもののため発注する業務でございます。
○
議長(
前田 栄治君) 油本
議員。
○
議員(6番 油本 朋也君) 済みません、ちょっと今確認なんですけども、以前の一昨年のときもそういった調査の敷地分析であるとかニーズ調査とかも上げていらっしゃいます。ちょっと改めて伺うんですけども、以前の調査と今回の新しい視点でちょっと具体的に見るんだというふうにおっしゃいましたけども、具体的に済みません、もう一度どういった見方が違って、どういった観点からその予算を出してこられたのか、ちょっとわかりやすくもう一度
説明をお願いします。
○
議長(
前田 栄治君) 渋谷創生監。
○
地方創生監(渋谷 潤君) 再度の御質問にお答えをいたします。
まず、今回のその調査の具体的な内容といたしまして、一つ先ほど申し上げたような指定管理料の積算に当たっての本来的に達成可能な売り上げの計算ということで、道の駅の立地を商業的見地から診断をする立地の判断であったりですとか、あとはその周辺人口、そういった道の駅の売り上げ達成のポテンシャルを周辺人口等から分析するというような商圏分析であったりですとか、またその道の駅周辺の類似店舗がさまざまあるようなところがございますけれども、まず類似店舗との比較からの需要を診断する。こういったさまざまな診断項目を総合的に判断しながら、より専門性の高い形での売り上げの達成の予測、本来的に達成可能な売り上げの予測といったものを行う一方で、またこれらは、例えばその地域の経済にどういうふうに波及するのかであったりですとか、また道の駅の運営等に非常にノウハウのある
事業者というような方々になるべく依頼することを考えておりますけれども、そういった方々がお持ちになってるノウハウとして、道の駅の管理に実際にはどの程度人件費だったり管理費だったり等で本当はかかってくるのかであったりですとか、またそういったような形で指定管理料の積算を行うということ。
また、類似事例のヒアリングということも今回実際には行いたいと思っておりますけれども、ヒアリングの中で……。失礼しました。類似施設とのサウンディング調査というようなことも考えておりますけれども、そういったところ、さまざまな優良事例への聞き取り調査等で、実際にそのターゲットをどのように設定していらっしゃるかですとか、どのようにその指定管理料を積算されていらっしゃるかとかそういったこともやりつつ、
指定管理者の持っているネットワークを駆使してさまざまな優良事例への聞き取り調査だったりですとか、道の
駅北条公園そのものへの
事業への参画意向などの調査なども行っていくということで、長くなってしまいましたが、より専門性の高い業者に今申し上げたようなことを依頼することで、
指定管理者の応募に当たっての精度を高めようというようなものでございます。
○
議長(
前田 栄治君) 油本
議員。
○
議員(6番 油本 朋也君) 最後にしますけど、その専門業者にそういった分を委託された場合、去年、住民
説明会ですとか6月の全協とかで示されました一応その概略の予算出てたと思います。16億9,700万円。それが大きく膨らんだり逆に縮小したり、そういうこともあり得ると思っていいんでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君) 渋谷創生監。
○
地方創生監(渋谷 潤君) ちょっと御質問のその
事業規模が大きくなるかという点でございますけれども、今回の指定管理料の積算に当たって、指定管理料は当初募集要項で提示させていただいていた金額と異なる、大きくなるというような可能性は当然にございます。
一方で、今御指摘があったのはその建設等に係る総
事業費のことだと思うんですけれども、こちらも確かに基本計画の中で17億円弱というような形で示させていただきました。これは総
事業費は土木工事、建設工事等に係る工事
費用の話でございまして、先ほど来申し上げているその指定管理料の積算とはまた別なんですけれども、この建設等に係る総
事業費につきましては今回のその調査によって大きく変わるということは大きく想定はしておりません。というのも、今回の業務自体は指定管理料の再積算、運営に係るその
事業者にお支払いする金額についての再積算をメーンとしているからです。
ただ、その
事業者との打ち合わせ等の中で何か指摘があったときには変更があり得るかもしれませんが、いずれにいたしましてもそのようなときには案を何かしらの形で御提示をさせていただきたいと思います。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
12番、
津川俊仁議員。
○
議員(12番 津川 俊仁君) 6ページ、同じく商工振興費の委託料の550万円の件でお尋ねします。
その財源につきましては砂丘地振興基金を使いたいということで、これを使うと8,300万円ぐらいになるというふうなお話でした。私の記憶によると、大体1億円あった砂丘地基金が8,300万円ということで、100%この道の駅に使ったというふうなことじゃないと思うんですが、いわゆる道の駅の整備に使った金額と、それが大体1,700万円ぐらいにはなるんだろうと思うんです。その中で、成果物として今回何ができるのか、何があったのかを明らかにしていただきたい。
○
議長(
前田 栄治君) 渋谷創生監。
○
地方創生監(渋谷 潤君) 津川
議員の御質問にお答えいたします。
大変申しわけありませんが、今、その砂丘地振興基金の中で、道の駅の業務等にこれまで今回の業務も含めてどれだけ使うというようなことについて、今ちょっとお示しできる資料がございません。時間をいただければ、すぐに準備ができると思います。
○
議長(
前田 栄治君) 津川
議員。
○
議員(12番 津川 俊仁君) さきの
指定管理者の公募のデータをつくるときにも、砂丘地基金を使ったというふうに記憶しています。それ以前にあったかどうかちょっともう記憶ないんでそれは精査していただいて、後で結構です、
報告をいただきたい。
それとあわせて、この砂丘地振興基金があるからこれを使うんだというふうなことなんですが、砂丘地振興基金の将来的な使い方、全体的な使い方はどうするんだというようなビジョンがあるのかないのかということですね。100%この道の
駅北条公園に全額使っちゃうんだと。あるいは何らかのハード
事業でも使うんだとかというような、そういうビジョンがあるのかないのか。砂丘地基金についての考え方をお聞きします。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君)
議員の御質問にお答えいたします。
砂丘地振興基金につきましては、基金条例を組ませていただいておりますけれども、条例を組ませていただいた際にも、砂丘地振興に寄与するために振興ビジョンとか計画を立てさせていただいております。その中で、特に道の駅を中心とした振興についてこの基金の条例を組まれておりますけれども、それに合致するものだと考えてこれまでも砂丘地振興基金のほうを活用させていただいたところでございます。
また、私の記憶の中では、砂丘地農業の関係でも活用もさせていただいておりますので、先ほど創生監が申し上げましたように精査したものを後ほど提出させていただければと存じます。
○
議長(
前田 栄治君) 津川
議員。
○
議員(12番 津川 俊仁君) 漠然と砂丘地振興に使うんだということで
説明がありました。その中に、当然道の駅の整備については砂丘地振興につながる
事業なんで、だから設計費なりを組み込んできたんだということは理解できます。だから賛成をしてまいりました。
だからお聞きしたいのは、今後まだと言ったらいいのか悪いのかわかりませんが、8,300万円の残金の基金を今後どんなふうなイメージで使っていかれるのかということが聞きたいのと、それと成果物としてこの基金を使ってこれだけのことができましたよというふうなことをやっぱり基金を積んできた経過の中で基金という立場で言うと、これがこういう成果物となってるんですよというふうな
報告なりがあってしかるべきだろうと思うんです。そのための事前の予算づけなんで、これが通って結果はこうなりますよというふうなことを砂丘地振興基金というサイドの視点で見て、成果物はわかるようなふうな視点での
説明も今後お願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君)
松本町長。
○
町長(
松本 昭夫君) 砂丘地振興基金の件ですが、これは旧北条町時代に道の駅を中心とした地域を振興していこうということで積み立てたものでございまして、道の駅にも使っておりますし、ほかの砂丘地農業の関係にも若干使っておるところでありますが、現在そういう構想をつくったりとか、あるいは今回こうやって使わせていただくようにしておるところでございます。
使い道を最終的にどうするかということでありますが、やっぱり今計画しとるものの中に使っていこうということを考えておりまして、そういう成果物につきましては、またこれから構想もありますし、それからこうやって計画を立てておるわけでありますので、それが成果物としてあらわれてくるものだろうとこう思っておるところでありますので、またそういうのができれば成果物ということになろうかと、こう思っておるところであります。
○
議長(
前田 栄治君) 津川
議員。
○
議員(12番 津川 俊仁君) ちょっとしつこいようですが、先ほど
町長の回答の中に旧北条町時代からというふうなことがありました。そういう歴史のある、思いのある振興基金ということだと思います。だからこそこのお金を、基金を生かして砂丘地振興につなげていきたい、いただきたいと思いますし、そのための道の駅の整備に使うということについては賛成です。
私はくどいようですが、だからこそ基金を使ってこれまで利息等でだんだんと積み上がってきて1億円になってきた。そこからですよね、農業振興のための100万円ぐらいの単位になっておりますが使われたり。今回の道の駅の公園整備のためにということで使われて、それが1億が8,300万円に減ってしまう。その中で、基金のサイドから見てこういうお金を使いました、こういうことになりましたということをやはりまとめていただきたい。最終的にゼロになったら、ここで役目を終わりましたというふうな
報告ができるような、そういう視点での運営もお願いしたいということでございますので。
○
議長(
前田 栄治君)
松本町長。
○
町長(
松本 昭夫君) 1億円積み立てておったわけでありますが、今回500万円余りを使うということで8,300万円となってしまうということでございます。それぞれその基金を使って
事業をしておりますので、その件につきましては今課長が
説明いたしますし、その道の駅のそういう
事業の中にこのものの残りを使っていって、しっかりと成果を出せるようにしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君)
町長の回答に若干補足をさせていただきます。
これまで道の駅としては基本構想の策定に約199万3,000円を活用しておりますし、また基本計画の策定に、先ほど油本
議員がおっしゃられました637万2,000円を活用させていただいております。このたびさらにこの指定管理料のものとしまして、556万6,000円を活用するということでございます。
ちょっと今手元に明確な資料はございませんけれども、砂丘地農業活性化プランというのを平成25年ぐらいに策定させていただきまして使わせていただいておりますが、ちょっとその金額が今定かではございませんが、その成果物も含めまして使用した金額、それからその後も利息が発生したりはしておりまして、そうした細かい点も含めてきちっとした資料を精査して、ちょっと時間はかかりますけれどもきちっと出させていただくようにしたいと考えております。
申しわけございませんが手元にちょっと今ございませんので、そのあたりのことをきちっとしたどういうものに使ったのかということをお出しすることとともに、残りの残高を含めまして今後どのようにちゃんと運営していくのかということについてもしっかりと考えてまいりたいと考えております。
○
議長(
前田 栄治君) 津川
議員、今の課長の答弁ですけども、今後出すということですけどもきょう1日しかございませんので、きょうその資料がないと採決ができないということでしたら。大丈夫でしょうか。
○
議員(12番 津川 俊仁君) 大丈夫です。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんでしょうか。
14番、野田秀樹
議員。
○
議員(14番 野田 秀樹君) 6ページの5款、農地費のところですけども、今回巌城地区、ちょうど田内ですわね。そこのとこの地区だと思うんですけども、工損の事前調査ということでこれ追加されとるわけですけども、これたしかここの地区の工事は全体とはまたちょっと違って、防災ですか、耐震ですか、そういった関係で国の金ですると思うんですけども、この工損事前調査のその
費用負担分は倉吉市と
北栄町とはどういった比率になるでしょうか。
○
議長(
前田 栄治君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君)
議員の御質問にお答えいたします。
本来ですが、国が55%、県が32%で市町村で13%の割合で負担することとなっております。農業用水ですから受益面積だけで考えますと、本来
北栄町といわゆる倉吉市との割合というのは7対3になっております。雑駁に言いまして。ところが、今回の北条用水の先ほど言いましたその田内地区と巌城の間ですけれども、川沿いに住宅がびっしり張りついております。この
事業は3カ年間でいわゆる国の減災防災の
事業を活用するということになっておりまして、かつ中山間地域、たまたま倉吉市が中山間地域を持っとるがゆえに、この受益者負担がゼロという
事業がとってこれるわけですけれども、この
事業に対して住宅がびっしり張りついていて耐震自体の効果、この減災防災だけでなくて耐震効果も図ろうというものでございますので、耐震の効果というのは住宅のほうにも十分及んでいるんじゃないかということがございまして、倉吉市との協議を進めた結果、先ほどの7対3を6対4にしようというところまで合意が得られて、いわゆる先ほど申し上げました割合でございますね、13%を6対4の割合にしますと倉吉市が5.2%、
北栄町が7.8%、それで13%という割合に決まったものでございます。ですので、今後
令和2年度、いわゆるこの巌城から田内間を工事に入りますけれども、そこにつきましてもこの6対4の割合で負担をするというものでございます。
ただ今後、田内を過ぎてからこちらについては、またどのような
事業を組むのかにもよりますけれども、そちらにつきましての割合につきましては倉吉市とまた再度交渉を進めていくというような格好になるものでございます。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
4番、秋山修
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) 6ページ、7ページで、教育費の関係でOSのアップグレードが上がってるんですけども、これは
説明のようにウィンドウズ7からウィンドウズ10にアップグレードするものなんですけども、しなきゃいけないということに気づかれたのはどういうとき、この予算計上を上げる経緯を
説明してもらえますか。
○
議長(
前田 栄治君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 確かにもうサポートが終了しておりますので、本来でしたらそれに間に合うように対応はしておかなければいけなかったというふうには思っております。実際には当初予算で上げる予定で準備をしていたところ、やはりそれでは遅いのではないかということで、今回、臨時
議会のほうで上げさせていただいて、議決をいただきましたら早急に対応させていただきたいというふうに思っております。
○
議長(
前田 栄治君) 秋山
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) そういうアップグレードをしなきゃいけないというのは、どういうことで気づかれたんですか、わかったんですか。
○
議長(
前田 栄治君) 大庭課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) ウィンドウズ7が終了する、サポートがなくなるということの話の中で、予算のほうを計上させていただきました。
○
議長(
前田 栄治君) 秋山
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) そういうことはずっと以前からわかってたことですよね、この1月で終わるということは。そういうことがわかる必要性があるということを理解する人が、このパソコンを操作する人の中にはいなかったんですか。
○
議長(
前田 栄治君) 大庭課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) そこを指摘されると何とももう答弁のしようがないところでございまして、本当に失念をしていたというところでございます。
○
議長(
前田 栄治君) 秋山
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) そういうことを管理する仕組みというのができてなかったということだと思うんですけども、そういうことをやっぱりきちんと管理しておかないと、サポートが終わってその後というのはリスクがいっぱい起きてるわけですよね。ウイルスに感染するとかということが。そういう危険性は起きてなかったんですか。起きた事例がありますか。
○
議長(
前田 栄治君) 大庭課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 起きている事例はございません。ネットへの接続について、控えていただくようお願いをしております。
○
議長(
前田 栄治君) 秋山
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) そういうそのリスクを伴う、今、ネットで世界中につながっているわけですから、どういうリスクが起こるかわからないものを、そうやって公の機関が提供しているパソコンを使っているというのは何か大いに
問題があるように思うんですけども、そういう今後の管理も含めてどういうふうに考えておられるかというのを最後にちょっと聞かせてください。
○
議長(
前田 栄治君) 別本
教育長。
○
教育長(別本 勝美君) 今回のこのOSのアップグレードにつきましては、本来もう最終的に1月の何日までだったですか、そこまでにしなければならないということが今回の提案になってしまったということで、大変申しわけなく思っております。今後、これは学校のOSだけではございませんので、役場の行政が使っておるパソコンについても同じことでございますので、そういう情報をしっかり捉えながら、今後こういうことがないように努めさせていただきたいというふうに思います。
○
議長(
前田 栄治君) 秋山
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) 役場の関連だとか役場が購入して設置されているパソコンで、このグレードアップが終わってないパソコンというのはもうこれでないということで理解していいですか。
○
議長(
前田 栄治君)
磯江総務課長。
○
総務課長(磯江 昭徳君) 役場の
職員が使っているパソコン、大体250台ぐらいあるんですけど、それはまだほとんどがアップデートができてません。これは何でかというと、LG側と、仮想側というインターネット側と、ちょっと難しいですけど、役場が業務している中の世界がちょっと違ってまして、直接つながってないというような状況ですので、役場のパソコンはそういう攻撃をされない区画にあるものですので、これについては役場は数年かけて更新していこうという考え方でおります。
ただ、学校についてはインターネットとつながっているところにあるということで、ちょっと役場とは形式、世界が違うということで御理解いただきたいと思います。
○
議長(
前田 栄治君) 秋山
議員。
○
議員(4番 秋山 修君) 多分ファイアーウオールというか、分断されている世界でパソコンを運用してるから、役場のパソコンの分はウィンドウズ7のままでもいいんだよという考え方かもしれないけども、先々のリスクだとかを考えたら、そんな何年間で更新するというような判断ではなくって、一気にするだとか早めるだとか、そういうような財政負担をしてでも早急に進めるべき事項ではないかと私は思うんですけども、そういう考えについてはどう思われますか。
○
議長(
前田 栄治君)
磯江総務課長。
○
総務課長(磯江 昭徳君) 検討させていただきたいと思います。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
10番、田中精一
議員。
○
議員(10番 田中 精一君) 私は5ページをもう一度お願いしたいんですが、13目の情報処理費でございます。ここに18、備品購入費にパソコン購入116万9,000円がありますが、このパソコン購入の中身を教えていただきたいと思います。
あわせて、この購入される部分については、先ほど来話がありますが、新設をされるのかその更新分として購入されるのか。それもあわせてお願いします。
○
議長(
前田 栄治君)
磯江課長。
○
総務課長(磯江 昭徳君) この部分については、新設という考え方でおります。9台分ということで、割っていただければ1台分が出るということです。
○
議長(
前田 栄治君) 田中
議員。
○
議員(10番 田中 精一君) わかりました。新設ということでしたらこれ以上言うつもりはありませんが、もし更新ということであればその更新時に古いパソコンのほうのハードディスクの扱いはどうなるんかなと思ったんですが、新設でございますのでこれ以上申し上げません。以上で終わります。
○
議長(
前田 栄治君) そのほかございませんか。
〔
質疑なし〕
○
議長(
前田 栄治君) ないようですので、
質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○
議長(
前田 栄治君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
前田 栄治君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
前田 栄治君) 以上をもって本
臨時会に付議された案件の審議は全て終了しました。
これにて
令和2年第1回
北栄町議会臨時会を閉会します。お疲れさまでした。
午前10時12分閉会
───────────────────────────────
上記
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町
議会議長
署 名 議 員
署 名 議 員...