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令和元年12月第9回定例会 (第 8日12月16日)

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  1. 北栄町議会 2019-12-16
    令和元年12月第9回定例会 (第 8日12月16日)


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    令和元年12月第9回定例 (第 8日12月16日) ─────────────────────────────────────────────       第9回 北 栄 町 議  定 例   議 録(第8日)                                  令和元年12月16日(月曜日) ─────────────────────────────────────────────                                 令和元年12月16日 午前9時開議  日程第1 一般質問  日程第2 議案第115号 令和年度北栄一般会計補正予算(第6号)  日程第3 議案第116号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  日程第4 議案第117号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について        ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 一般質問  日程第2 議案第115号 令和年度北栄一般会計補正予算(第6号)  日程第3 議案第116号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  日程第4 議案第117号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 飯 田 正 征君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君
        7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 前 田 栄 治君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 友 定 景 子君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君  地域整備課長 ───── 倉 光   顕君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君 代表監査委員 ───── 竹 歳 秀 明君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開議議長前田 栄治君) ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 一般質問議長前田 栄治君) 日程第1、一般質問を行います。  13日に引き続き、届け出順により順次質問を許します。  11番、森本真理子議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 11番、森本真理子です。  私は、本定例において北栄町立大谷こども園の今後のあり方について町長教育長質問します。  ここで訂正が1カ所あります。質問の要旨、下から3行目、合計15人と書いておりますが19人の誤りです。訂正をお願いいたします。申しわけございませんでした。  町内には認定こども園が公立4施設と私立1施設保育所は私立1施設があります。その認定こども園の1施設大谷こども園は5歳児10人、4歳児9人、3歳児2人、2歳児5人、1歳児1人の合計27人が在籍しています。今年度ゼロ歳児の途中入園希望者があったようですが、保育士が見つからずお断りしたという経過もあるようです。飛川園長先生を初め9人の職員が熱意を持って保育に当たられ、小規模園特徴を生かし、一人一人に目が行き届きゆったりとし、とても家庭的です。また保護者同士の仲がよく、園の行事には積極的に力をかしてくださるそうです。運動会には家族総出で応援に来られます。来る12月19日には大谷農業後継者グループフロンティアとの餅つき大会も予定されているなど、地域とのつながりもあります。  園の歴史は古く、1953年(昭和28年)、部落立大谷保育所として設立、認可されました。そのころから農繁期に預けられる保育所としての機能を発揮しています。土地は大谷自治所有で、無料貸し出しという形で提供されています。1959年(昭和34年)、市町村合併により大栄町立大谷保育所となり、1983年(昭和58年)、今の園が新築されました。2015年(平成27年)、幼保連携認定こども園となりました。この新しい園舎になって36年が経過し、今年度卒園児10名を足して411人が卒園することになります。  現在、保護者数22世帯のうち11世帯が特産の大栄西瓜、ストック、ラッキョウ、中玉トマト、ブロッコリーなどを生産する大規模農家です。大谷地区だけの平成30年、大栄西瓜を含む野菜販売販売金額は12億1,855万円でした。北栄農業の中心を担っているということは間違いありません。そのため、1歳から入園する子どもさんも多いのが特徴です。  しかし、少子化の影響で年長の10人が卒園してしまうと来年度園児数は5歳児9人、4歳児2人、3歳児5人、2歳児1人、1歳児2人の合計19人、これは11月18日現在ということになります。振り返ると平成8年ごろより園児数が減少し、また大栄町財政も考え直す時期であったため、平成12年、議会で行財政特別委員会が設置され大栄町政の答申で保育所廃所統合民間委託が出され、平成16年には大谷保育所廃所案が出されました。しかし、町長議会議長宛て大谷地区公民館長保育所保護者との連名で陳情書も出された経緯もあり、現在も大谷こども園は持続しています。園の保護者の方々は、今後のことを本当に心配されています。来年度以降の園のあり方について町長教育長に伺います。  以上でこの場での質問は終わります。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 森本議員の御質問にお答えいたします。  北栄町立大谷こども園の今後のあり方についての御質問でございます。  大谷こども園入所園児数は、平成28年度45人、平成29年度42人と40人を超えておりましたが、それ以降は人数が減り令和元年度は27人、来年度入所園児数は22人の予定となっております。さらに来年度の5歳児9名が卒園すると、令和年度園児数は15人程度になることが予想されます。そういった状況が続きますと、こども園の運営や園児活動に大きな影響が出てくることが考えられますので、大谷こども園あり方については廃園を含めて検討を行っていく必要があると考えているところでございます。  検討に当たりましては、今後の園児数施設老朽化等などを総合的に勘案し、保護者話し合いながら進めてまいりたいと思うところでございます。 ○議長前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長別本 勝美君) 森本議員の御質問にお答えをいたします。  北栄町立大谷こども園の今後のあり方についての御質問でございます。  大谷こども園では、小規模園特徴を生かして園児一人一人を丁寧に見取ることができ、また異年齢子どもたちが自然にかかわりを持ち、家族のように育っているように感じております。議員仰せのとおり、保護者同士も仲がよく行事にも積極的に参加していただいています。反面、異年齢混合クラス保育を行わなければならず、また集団遊び共同製作などの活動が行いにくい面があります。  来年度入園予定園児数は22名で、5歳児9人、4歳児3人、3歳児5人となっており、この5歳児9人が卒園する令和年度は全体で15人程度になると予想され、5人に満たない学年も出てまいります。3歳児以上になりますと協調性を育てていく時期でありますが、トラブル経験も少なく、友達との折り合いをつけようと考えたり悩んだりするといった経験が不足することにもつながります。自分の思いを伝えること、相手の話を聞くことといった力は小学校の学習の基礎となるもので、こども園では集団活動の中で意図的にそういった場面をつくり、自分の考えを話したり友達の考えをどう思うか発表させたりしますが、少人数だとそういった場面もつくりにくいという面もございます。また、職員体制から見ますと、職員数が少なくても園務分掌行事は他の園と変わらず負担が大きいことや、休暇がとりにくいといった実態もございます。町立こども園全体では保育教諭が不足しゼロ歳児、1歳児が受け入れできない状態加配教諭が配置できない状況であり、保育教諭の分散は待機児童問題や保育の内容や質に影響が出てくると考えております。  以上の点を踏まえ、今後も入園園児数が減少するようであれば廃園を含めて考えざるを得ないと思うところでございます。今後の大谷こども園あり方につきましては、今後の園児数状況保育教諭の確保の状況施設老朽化等総合的に考え、保護者の意見を伺いながら検討を行いたいと考えております。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 私は、平成27年6月議会一般質問において大谷こども園環境整備幼児教育保育の充実に対して質問しました。町長は、園庭の遊具の種類は各園の規模に応じて配置台数の差がついているとは考えない。でも、そのとき未満児フェンスにさびがたくさんついていました。それに対して町長は至急に対処したいと答弁されて、平成28年6月、フェンスが新しくなり、また緊急時に救急車園庭の中まで入れるよう入り口が広くなりました。それに対して大変感謝を申し上げたいと思います。  これまで36年もたつ建物に対して、いろいろと、海が近いこともありさびとか建物が傷みやすいということに対して、人数がどんどん少なくなる中で残していただいているということに対しては大変感謝申し上げたいと思います。  そこで、町長大谷こども園に何度かいらっしゃってると思うんですが、そこの中で子どもたちの雰囲気というようなことをどういうことを感じられているでしょうか。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 地域に密着したこども園ということでございまして、大変そういう中では子どもさんたちも本当に伸び伸びと少人数の中で保育されとるなという感じを受けておるところであります。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) そのとき教育委員長は、きょうの教育長が述べられたように大谷こども園は小規模ではあるが異年齢間の交流が日常的に行われ、保育教育とのかかわりも十分ある。また、地域に根差したこども園と感じている。今ある環境の中で、最大限子どもの育ちを保障していくように努力していると、その当時の教育委員長が述べられています。教育長がきょう述べられたこととほとんど同じだと思いますが、教育長はどのように、さっきも言われたんですけどちょっともう一回お願いいたします。 ○議長前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長別本 勝美君) これまで平成28年、平成29年とか40人を超える園児数の場合についてはそういうふうなことだというふうに思いますけども、今後の園児数が減少するということが見込まれるような状況であれば、今後このことについてはちょっと考えていかなきゃいけないのかなというふうに思います。今の園の状況については、非常に子どもたちも元気で保護者同士かかわりも非常にいい状態であるというふうには感じております。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 先ほど述べられた中で、教育長が今人数が少ないということで協調性に欠け、自分の思いをみんなの前で伝えるということがとても大事だということ、それは集団の中で芽生えるものだと言われましたが、それについてもう少し詳しくお願いいたします。 ○議長前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長別本 勝美君) 文部科学省が定めております幼保連携型認定こども園教育保育要領というのがあるんですけども、その中で幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿というものが示されております。そうした中には、自立心とか協同性道徳性規範意識芽生え社会生活とのかかわり思考力芽生え、自然とのかかわり生命尊重、数量・図形・文字等への関心・感覚、言葉による伝え合い、豊かな感性と表現というこの10のことが示されておるんですけども、やはりある程度人数の中で友達の様子を見たりとか一緒に友達と会話をしたりとか、友達が描いている絵を見て自分の絵はどうなのかというような、そういうところが小さい園というか小規模になるとそこがなかなか難しいところが出てくるんじゃないかなということを危惧しているところでございます。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) その答弁の中で、保育士さんが園の行事なんかで休みがとりにくいということを述べられましたが、実態はどうでしょうか。本当に苦慮しておられるんでしょうか。 ○議長前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長別本 勝美君) 保育教諭が少ないということで、少ないと言いながら園は朝早くから夕方遅くまで、大谷の場合はそんなに遅くはないんですけども、早出遅出というのはございます。それと普通の勤務の方と、そういう出勤の体制を組むであるとか代替の、職員が休んだときにかわりに来ていただく保育教諭が不足しているとか、ある程度人数がいますとそのクラスの中に何人か配置してやれるんですけども、1人で保育をしなければならない。そして代替できる保育教諭も園の中にはいないというようなときは、なかなかとりづらいんだろうなというふうに思っております。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 町長教育長とも来年度は22名だということを述べられまして、それで結論として来年は園が1年間はやっていくという確証はあるんですね。じゃ町長お願いします。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 来年度は今のままでやっていきたいと思っておりますが、再来年度になると先ほども言いましたように15名程度になってしまうということで、大変保育する中でも子どもさんたちのそういう協調性を育てたりとかいろんなそういうものを伸ばす中でどうかなというようなことがありますので、再来年度については来年度検討して方針も出していきたいなと思います。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 12月13日のNHKのニュースで、米子市の崎津、和田、大篠津の3つの小学校児童数大幅減少、305人と10年前に比べ40%も減少し、今後も減り続けると見込まれ、3つの小学校を近く美保中学校統合小中一貫校も視野に検討を進めることになりました。米子市教育委員会は、住民からもしっかり意見を聞きながら議論を進めて、できるだけ早い時期に結論を出したいというニュースが流れました。聞かれていると思いますが、本当にだんだんと子どもさんが減って維持ができなくなって、どこともこういう統合ということをよく耳にするようになりました。  平成28年に12月議会において同僚議員公共施設の取り扱いの中で町内4カ所の町立こども園の統廃合の検討が必要かの問いに対し、町長は今後5年間の園児数の推移を見ながら検討と答弁されています。今後ほかの園は変わりなく続けられるということですか、町長にお伺いいたします。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 今のところ他の園はある程度人数を確保できておりますので、そのまま続けていきたいとこう思っておるところであります。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 人口減少の中、小さい園を残すというのは本当に難しいことだと思います。いつも子育てするなら北栄町と町長はよく言われています。保育のニーズが今高まる中、子どもたちの成長を本当に見守って、安心して保護者が預けられるこども園になってほしいと考えています。もし1年後に大谷こども園廃園となるようなことがありましたら、なるという結論が出ることになりましたらまず保護者、一番心配しておれる保護者に早く説明をしていただきたいと思います。その点どうでしょうか、町長伺います。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) どのようになるにしても、やっぱり子育てが十分できるような、そういうことは今までもやっておりますし今後もやっていきたいと思います。特に先ほど言われました大谷こども園、そうやってお子さんが少なくなってくるということになればそういう統合ということもありますので、十分に保護者皆さんにそういう方針等をお伝えしていろんな意見を聞きながら、じゃどれが最善なのかというようなことも考えながらやっていきたいなとこう思っておりますので、また教育委員会等ともお話ししながら進めてまいりたいと思います。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 教育長に伺います。大谷こども園に来ておられる方は、多分もし廃園になるようなことがあったら由良こども園に行かれる人がほとんどだと思います。由良こども園保護者との何かスムーズに行けるような話し合いというような、まだちょっと遠いことになるんですが、保護者話し合いというような場を設けられますか。 ○議長前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長別本 勝美君) 子どもたちがどの園に行くかというのは、まず最初は保護者の方が希望を出されて、そしてその受け入れができるのかどうなのかということを検討した中で入園決定というものをしております。保護者の方が選ばれるわけですので、必ずしも由良こども園に行かれるということもないかというふうに思います。ですので、大谷こども園廃園になったとしても由良こども園になら保護者の方と話をして受け入れますよという、そういう話し合いを持つということは考えておりません。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) それでは、もし、私は何か悪いほうに悪いほうに考えていって、廃園になったら36年も経過した施設が残ります。まだ早いのかもしれませんが、私としては大きな展望として聞いておきたいのですが、その施設はどのようにされるおつもりでしょうか、町長に伺います。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) まだそこまでは考えていないところでありまして、今後のこども園をどうするかということをまず最初に検討してまいりたいと思います。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) もう一つ言わせてもらえば、大体出生数というのはこれまでわかってきたと思うんですが、今になって、あら、これは来年は22人になるけど令和2年は15人ということ、大体の見当はついていたんではないかと思うのですが、これまでに町長はどんな手だてを、もう何か見えてきていましたね、将来の数が。それに対して町長大谷こども園保護者に対してすごい不安に、私はある保護者からどうなるだろうかい、来年あるだろうかいって言われてこういう質問をさせていただいたんですが、二、三年前からこういう状態になるというのがわかっていながら、説明とか保護者に対してとか職員さんに対して説明はされたのでしょうか。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) ことし10名が卒園しますし来年9名が卒園するということで、ある程度人数的なことはわかっておりましたが、保護者皆さんにはそういうことはまだ言っていないということでありますし、職員にもそういうことは伝えていないということです。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 私が保護者だったら、もう少し早く教えてほしかったな、話し合いをしてほしかったなと思います。特に年長さんなんかは卒園されて関係ないと思うですけど、未満児さんを持っておられる親御さんたちは、本当に農業をしながらやっているということは、忙しくてお母さんもお父さんも働いておられるので、もう少し早くからその不安を取り除いてほしかったなというのが私の心の中にはあります。
     では、もう一回町長に聞きます。令和年度に15人になることで閉園になるという感じで、もう再募集というか、お母さん方でも西の米子のほうに行かれて、お勤め先は西のほうだから大谷こども園がいいわという人もあるのかもしれんですけれど、そういう再募集に当たっての努力というのをしようと思っておられますか。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 再募集と言うかどうかはちょっとよくわからないわけでありますが、やはり保護者希望があってこちらに預けたいというようなことがあるわけであります。ただ、ほかのところでは希望されても預けれないというとこもあるわけでありまして、なかなか難しい面もあるわけでありますが、廃園も含めて検討させていただきたいということでございますので、今後保護者皆さんといろいろ検討しながらどういう方向がいいのかということをお話しさせていただければと、こう思っております。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 教育長に伺います。先ほど協調性のような、もう一回お話をお願いいたします。大きな園に行くことによってどんなことがよくなるのか、子どもたちにとってどんなメリットがあるのか、もう一回お願いします。 ○議長前田 栄治君) 別本教育長。 ○教育長別本 勝美君) 大きな園に行って何十人の中で過ごせばいいのかどうなのか、その人数が何人だったらいいのかということはないと思います。ただ、1人とか2人とか3人とかそういうちっちゃい集団になってしまうと、どうしても友達とのかかわりというものが少ない人数に限られてしまうというところで、協同性であったりとかいろいろ先ほども言いましたけど友達がどんな絵を描いているのか、どんな遊びをしてるのか、そして自分もそこの中にかかわっていきたい。この友達の絵と同じように自分も描きたい。自分の描いておる絵を友達も見てくれる。そういうようなところがなかなか少ない人数では育ちにくいんじゃないかなと。  そして、5歳児なんかは次の年には小学校に上がっていきます。小学校に上がっていくと、小学校1年生というのは30人学級です。必ずしも30人ということじゃないんですけども、基本的に30人で1クラスという集団になります。そういう大きなところに入るときに子どもたちの戸惑いというのも生まれてくるんだろうというふうに思いますので、ある程度人数の中で集団的な生活をするほうがいいんではないかなというふうに考えているということでございます。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 町長にお伺いいたします。もし廃園後の施設の使用をどうするかというのは考えていないということでしたが、栄保育所の例があると思います。今、社会福祉協議のほうでデイサービスを行っておられます。そういうことも考えておられますか。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 栄保育所のほうは今、小規模多機能施設ということで、保育所とも併設して運営しておられます。そういうのも一つの方法かなとは思いますが、まだ社協にもそういう話はしてませんし、今後のそういう方針の中で多少そういうことも検討するときが来るんだろうとこう思いますので、またそのときに考えていきたいと思います。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) それにしても今後は早く保護者への説明と理事への説明、今後のこうなりますというお話を納得できるように説明を考えていただきたいと思います。町長どうでしょうか。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) そういう話はしなければならないだろうと思いますので、また教育委員会等と相談しながらそういう場を設けたいと思います。 ○議長前田 栄治君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 今後大谷こども園廃園になるかもしれませんけれど、たくさんのいい思い出が残っている場所として、お年寄りの方々がデイサービスとして歌いに来たりとか、楽しい思い出が残るような園というか、デイサービスでもいいです、何かそういう地区の人が集えるような場所になったらいいなと考えていますので、私も将来をちゃんと見ていきたいし、町長これからもどうぞ目をかけていただきたいと思います。じゃお願いします、もう一回。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) いろいろまた自治とかいろんな関係機関とも相談しながら、どういう形でそこが残せるのか、あるいは困難なのかということも含めてまた検討させていただきたいと思います。 ○議員(11番 森本真理子君) 以上で終わります。 ○議長前田 栄治君) 以上で森本議員一般質問を終わります。  次に進みます。       ─────────────────────────────── ○議長前田 栄治君) 13番、阪本和俊議員。 ○議員(13番 阪本 和俊君) 13番、阪本でございます。私は、町長に対し、防災対策について伺います。  去る11月9日、大栄農村環境改善センターにおいて男女共同参画フォーラムが開かれ、「防災を考える」、火災、洪水等の災害に対し命を守るためにどうするかなど寸劇や講演が行われ、参加者は関心を持って熱心に聞き入っておられました。  北栄町防災マップが全家庭に配布されていますが、その中の津波浸水想定区域図によりますと、佐渡北方沖断層でマグニチュード8.16の地震が発生した場合、北栄町は最大津波高4.9メートル、最大津波到達時間162分、想定される浸水面積52.9ヘクタールと想定されるようです。ハザードマップを見られた町民から、津波対策は考えられているのかという質問が少なからずあります。  先日、山陰道の工事着手に当たり妻波自治説明がありました。計画は道路の高さが1.5メートルの予定との説明があったそうです。それに先立ち、北栄議会でも説明の中でお台場からの景観、つまり海が見えなくなるのは好ましくないとの議員の発言がありましたが、それが1.5メートルにするとした理由のようでした。  近年、日本だけでなく世界中の至るところで想定外の自然災害が発生しています。山陰道の事業が凍結される前の青写真は、道路の高さは7メートルで設計されておりました。想定外の津波が来ても安心できると考えます。また、由良川から大谷にかけての海岸線には保安林があるものの、第1保安林は松くい虫により松が枯れており、背の高い雑木が残っていますが、防風効果がなくなっています。保安林は飛砂防止のための砂防林、強風を防ぐための防風林、塩害を防ぐための防潮林など多くの役割を持っています。先日の台風19号でも、電線に塩が付着してショートしたため、鳥取県内で5万戸以上が停電したり、砂丘ラッキョウを初めとする農作物にもかなりの被害が出たようです。  由良川から大谷にかけて日本海に注ぐ小さな川が四、五本ありますが、海が荒れるごとに砂で閉塞し、その都度開削工事をしなくてはなりません。河口に出るにはユンボが通れるトンネルが必要です。備えあれば憂いなし、景観も大切ですが防災はそれ以上に大切です。最後のチャンスを逃してはなりません。町として国県に強く要望すべきと考えますが、伺います。  なお、妻波自治では既に要望書を提出済みでございます。国土交通省倉吉河川国道事務所に対して、町を通して要望事項が提出されています。要望事項の内容は、1、防災、飛砂防止のための土盛りによる道路建設をお願いしたい。海側に行くために国道9号線と山陰道をまたぐ陸橋を建設するのではなく、盛り土した道路の下を通るように願いたい。2、新田川対策、河口の保全と排水路対策。(1)盛り土による山陰道建設において大型重機とトラックが海側に通り抜け可能なボックスと通路を国道9号線及び山陰道に確保し、新田川河口の土砂及び立木等の障害物撤去が行えるように願いたい。(2)河口ボックス部より波打ち際までの水路確保のために両岸に土砂の堆積しにくい施設を設ける。このことは土地改良区の関係で構築物もございましたが、もう既に何十年か前に壊れております。3、防護壁・防音壁の設置。4、暫定2車線を一部4車線化していただきたい。5、妻波区有地の運動場代替地の確保等が要望されております。以上です。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 阪本議員の御質問にお答えいたします。防災対策についての御質問でございます。  最初に、津波対策についてでございますが、議員御指摘のとおり本町に影響のある最大の津波といたしましては、佐渡北方沖断層地震に伴う津波により162分後に最大4.9メートルの津波が到達すると想定されております。津波の到達は海岸部と河川の河口付近で、家屋への被害はないと想定されていますし、また到達までに比較的時間があるため防災無線や広報車などで呼びかけを行うことにより安全な場所まで避難が可能となっておりますので、現在の津波の想定におきましては防潮堤の設置などの対策は考えてないところであります。  また、津波対策、防風・防砂・塩害対策のために山陰道を盛り土化し、加えて河川の維持管理のためにユンボ等の重機が海岸部に運搬できるよう、盛り土の下をくぐるトンネルの要望がございましたが、妻波自治からも同様な要望が出ておりまして、国にお伝えしたところでございます。 ○議長前田 栄治君) 阪本議員。 ○議員(13番 阪本 和俊君) 最近各地で気候非常事態宣言が、9月25日には長崎県の壱岐市、ここが宣言されました。続いて長野県の白馬村などが宣言され、12月6日には長野県が全国の都道府県で初めて気候非常事態宣言を宣言されました。このことは北栄町でも宣言をされるように聞いておりますが、この宣言は地球温暖化対策を加速させようと欧州諸国を中心に広がっております。EU、いわゆる欧州連合議会が11月に採択したものであって、温暖化や風水害などで地震も例外ではありません。もう既に日本だけでなく、世界中の至るところで被害をこうむった人たちはいずれも想定外と言っています。今や想定内として対応しなければならない時代が来たように感じております。  昨年の台風による大洪水で鬼怒川が氾濫しましたね。これは川が大きくカーブしている高台を太陽光パネルの設置のために削り取ったところから決壊をして、大被害が起きたということをテレビで放映しておりました。また、さきの19号台風でも東京都内で桜の名勝があって、桜を見やすくするように土手を削ったところがそこから決壊して大被害が発生したということもやっぱりテレビで放映しておりました。  もう既に想定外の時代に入っちゃったんですね。ですからせっかく当初の青写真で7メートルの高さのところを走らせるということが設計にあったもんですから、特に東からでも天神川からずっとこっちも既に土盛りがしてありまして、そういった延長線上に道路ができればいいな。それで旧国道といわゆる高速道路と並行して走るということになると、非常に素人のドライバーには運転しづらい面があると思うんです。だから高規格道路はやっぱりちょっと高いところを走っていくようにされたほうがいいじゃないか。今なら間に合うと思います。  防風対策にも以前から質問してきましたけれども、この7メートルの高さの設計がありましたから私もいわゆる松くい虫の防除等、あるいは新植等について、「しんしょく」ちゅうのは削られる侵食じゃなしに松を植えるという意味ですよ、そういったことで今まで一生懸命発言してきましたけども、やっぱり砂が飛ぶ、潮が飛ぶ、そういった点についてはやっぱり高い土手があったほうがいいんです。そういったことも執行部としては十分に考えていただいて、あわせて同じ陳情といいますか国に要請をしていただいたらありがたいな。  それで大谷地区についても、実はまだ説明がないようでございます。自治会長も一緒にやりたいと言っておられる面もあるんですけども、説明が終わってからやりたいと言っておられますので、ひとつ再検討をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 7メートルのそういう盛り土手というような御意見だろうとこう思っておりますが、北条地区については以前より7メートルでやるということは既に伺っておるところでありまして、既に買収等も終わっておるところであります。大栄地区につきましてはこれから説明して買収ということになるわけでありますが、それが7メートルであったかどうかというのは以前のことは私もちょっとわかりませんけど、それはなるべく高いほうがいいだろうとこう思っておりますが、いかんせん海と今の9号線との幅というものがかなり狭くなっております。盛り土をするということになればかなりのその幅が要るわけでありまして、そういうところを考えていくかということになろうかとこう思いますが、なるべく高いほうがやっぱりそういう津波に対してもですし、あるいは防風、防砂ということについてもいいと思いますので、今設計されてるのが1.5メートルということを伺っておりますが、どの程度になるかということをまた国ともお話しさせていただければと思います。 ○議長前田 栄治君) 阪本議員。 ○議員(13番 阪本 和俊君) 海が閉塞したときには由良川とか北条放水路については県が管理してくれておりますが、各集落から流れ出る川というのはやっぱり地元が管理せないけんのですよね。したがって、妻波にもいわゆる新田川とかアンジョウダニ川とかいろんな呼び方をしますけども、モデル排水で集落の水を排水する排水路が畑のほうに向かって、それから結局道路側に向けて今度は海に出て排水するような仕組みになっております。したがって、閉塞すればその周辺の畑がもう水浸しになっちゃいます。それで作物をつくってない時期ならええんですけども、作物をつくってあるときにそういう豪雨が発生したときには大変な事態になりますので、そういうことも含めて部落としては陳情しておりますので、その意を酌んで県のほうに伝えていただきたいというぐあいに思います。よろしくお願いします。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 工事によって影響が出るということであれば何らかの対策をされるんだろうとこう思いますが、工事をしてもそういう今までどおりのことでできるということであればそんなはできないかなとこう思っておりますが、そうはいってもやっぱりきちんとそういう新しい設備、インフラができるということになれば、きちんとできるように県あるいは国のほうには要望してまいりたいと思います。 ○議長前田 栄治君) 阪本議員。 ○議員(13番 阪本 和俊君) これで終わりますけども、県のほうは大谷のほう、いわゆるインターチェンジのほうを回っていってもらったらええてっていう話もあったようでして、緊急の場合にそんなとこを回ってユンボで歩いていくやなことを考えること自体が無理なんで、やっぱり地元の要望はきちっと精査をしていただいて、やっぱり必要だなということは強く要請していただきたいということをお願いいたしまして終わります。 ○議長前田 栄治君) 松本町長。 ○町長松本 昭夫君) やはりそれぞれ自治の要望がありますので、きちんと要望をお伝えしてできるものは対応していただくようにこちらからもお話をさせていただきたいと思います。 ○議員(13番 阪本 和俊君) ありがとうございました。 ○議長前田 栄治君) 以上で阪本議員一般質問を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第115号 ○議長前田 栄治君) 日程第2、議案第115号、令和年度北栄一般会計補正予算(第6号)を議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 議案第115号、令和年度北栄一般会計補正予算(第6号)の提案理由を申し上げます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,039万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ93億2,477万1,000円とするものでございます。  今回の補正は、6款商工費の観光振興事業にレークサイド大栄のトイレを新設するため必要な費用を計上するものでございます。  詳細につきましては担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長前田 栄治君) 詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計の補正予算書をお願いします。議案第115号、令和年度北栄一般会計補正予算(第6号)でございます。  歳入歳出それぞれ1,039万5,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ93億2,477万1,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。  次の第1表、歳入歳出予算補正は説明を省略させていただきます。  2ページをお願いします。第2表、繰越明許費の補正でございます。追加分として、6款1項観光振興事業でございますが、レークサイド大栄のトイレの新設に係る事業で、9月議会で承認いただきました設計監理委託料のうち管理業務に当たる45万円と、今回の補正予算で計上しております工事請負費1,039万5,000円の合計1,084万5,000円について、年度内に事業が完了しない見込みですので繰越明許をお願いするものでございます。  続いて第3表、地方債の補正でございます。変更分として合併特例事業債でございますが、観光振興事業で先ほど説明いたしましたトイレ新設に係る工事請負費の追加に伴い限度額を1,580万円から980万円増額し2,560万円に変更するものでございます。なお、起債の方法、利率、償還の方法につきましては変更ございません。  続いて、3ページの事項別明細書につきましては説明を省略させていただきます。  次に、2の歳入でございますが、17款1項5目財政調整基金繰入金でございますが、これは全体の予算の調製として59万5,000円を財政調整基金から繰り入れするものでございます。なお、この補正後の基金の残高は14億1,942万6,000円となります。  次に、20款町債でございますが、地方債の補正で説明しましたが、起債の額の変更による補正でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長前田 栄治君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長松本 裕実君) 観光交流課よりこの補正について御説明いたします。予算書4ページをお願いいたします。  6款1項2目観光費でございます。15節工事請負費に観光施設整備工事請負費として1,039万5,000円を計上いたしました。これは9月議会で承認をいただき進めてまいりましたレークサイド大栄トイレ設置工事に係る設計が完了いたしましたので、設置工事に係る費用についてお願いするものでございます。  お配りしているA3の資料をごらんください。配置図のほうをお願いいたします。設置位置といたしましては、青空広場の東側にあります休憩棟とグラウンドゴルフコースの間に木造平家建て、建築面積は22.8平米の建物を建設予定でございます。  資料の裏面をお願いいたします。そちらには平面図と立面図を載せております。洋風便器3基、男子小便器2基、手洗い器2基、掃除道具入れ1カ所の配置を考えております。  費用の積算につきましては、県単価、見積もり刊行物等によって行っております。  工事期間につきましては3カ月から4カ月程度を見込んでおり、ゴールデンウイーク前の完成を目指して進めたいというふうに考えております。  以上で説明を終わります。 ○議長前田 栄治君) 以上で本案の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第116号 及び 日程第4 議案第117号 ○議長前田 栄治君) 日程第3、議案第116号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について及び日程第4、議案第117号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についての以上2議案を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長松本 昭夫君) 議案第116号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について提案理由を申し上げます。  これは令和元年11月10日に発生しました公用車の事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定でございます。  法律上、町の義務に属します損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定につきまして、議会の御議決をお願いするものでございます。  次に、議案第117号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についてでございます。  これは令和元年12月11日に発生しました大谷こども園の事故による損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定でございます。  法律上、町の義務に属します損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定につきまして、議会の御議決をお願いするものでございます。  以上2議案、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長前田 栄治君) まず、議案第116号の詳細説明を求めます。
     磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 議案書1ページ、議案第116号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についてでございます。  先ほど町長の提案理由にもありましたとおり、公用車の事故によるものでございます。和解の相手方につきましては記載のとおりでございます。和解の要旨として、損害額17万8,193円のうち和解の相手方へ10割ということでその額を支払うというものでございます。  事件の概要です。令和元年11月10日、西園地内です。消防団員が公用車である消防車で水利点検中にバックをしたところ、後ろに相手方の車があって、それに接触をしたというものでございます。以上です。 ○議長前田 栄治君) 次に、議案第117号の詳細説明を求めます。  大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 続いて説明をいたします。2ページをお願いします。議案第117号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について議会の議決を求めるものでございます。  1、和解の相手方については記載のとおりでございます。2、和解の要旨、損害額1万3,200円のうち和解の相手方への損害賠償の額を1万3,200円、町過失10割とします。  3、事件の概要ですけれども、令和元年12月11日、大谷こども園園児と一緒にサッカーをしていた職員の蹴ったボールが和解の相手方が所有する家屋にぶつかりまして、ガラスの建具を破損させたものでございます。すぐさま相手方に謝罪をし、修繕を行いました。今後このようなことのないよう、園庭での活動には十分注意してまいります。以上です。 ○議長前田 栄治君) 以上で一括議題とした2議案の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長前田 栄治君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  17日は休会とし、本会議は18日の午前9時から開きますのでお集まりください。お疲れさまでした。                 午前9時59分散会       ───────────────────────────────...