北栄町議会 > 2019-09-18 >
令和元年 9月第6回定例会 (第14日 9月18日)

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  1. 北栄町議会 2019-09-18
    令和元年 9月第6回定例会 (第14日 9月18日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和元年 9月第6回定例会 (第14日 9月18日) ─────────────────────────────────────────────       第6回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第14日)                                  令和元年9月18日(水曜日) ─────────────────────────────────────────────                                 令和元年9月18日 午前9時開議  日程第1 議案第66号 平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第2 議案第67号 平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第3 議案第68号 平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第4 議案第69号 平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第5 議案第70号 平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第6 議案第71号 平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第72号 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第73号 平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい
                て  日程第9 議案第74号 平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第10 議案第75号 平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第11 議案第76号 平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第12 議案第77号 平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第13 議案第78号 平成30年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第14 報告第9号 平成30年度決算に基づく健全判断比率について  日程第15 報告第10号 平成30年度決算に基づく資金不足比率について  日程第16 議案第79号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正等を図るため             の関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に             関する条例の制定について  日程第17 議案第80号 北栄町情報公開条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第81号 北栄町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の             制定について  日程第19 議案第82号 北栄町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関             する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について  日程第20 議案第83号 北栄町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正             する条例の制定について  日程第21 議案第84号 令和元年度北栄町一般会計補正予算(第4号)  日程第22 議案第85号 令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号             )  日程第23 議案第86号 令和元年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  日程第24 議案第87号 令和元年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2             号)  日程第25 議案第88号 令和元年度北栄町下水道事業会計補正予算(第2号)  日程第26 議案第89号 令和元年度北栄町風力発電事業会計補正予算(第2号)  日程第27 議案第90号 工事請負契約の締結について(お台場大橋橋梁修繕工事)  日程第28 議案第92号 工事請負契約の締結について(由良宿団地建替工事(第3期)             )  日程第29 議案第91号 北栄町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第30 令和元年請願第4号 所得税法第56条の廃止を求める意見書提出の請願  日程第31 令和元年陳情第6号 日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧                 告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情  日程第32 令和元年陳情第10号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復                 元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書採                 択に関する陳情  日程第33 令和元年陳情第9号 後ロ谷畜産団地への企業進出の中止を求める陳情       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 議案第66号 平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第2 議案第67号 平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第3 議案第68号 平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第4 議案第69号 平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第5 議案第70号 平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第6 議案第71号 平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第72号 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第73号 平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第9 議案第74号 平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第10 議案第75号 平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第11 議案第76号 平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第12 議案第77号 平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第13 議案第78号 平成30年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第14 報告第9号 平成30年度決算に基づく健全判断比率について  日程第15 報告第10号 平成30年度決算に基づく資金不足比率について  日程第16 議案第79号 成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正等を図るため             の関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に             関する条例の制定について  日程第17 議案第80号 北栄町情報公開条例の一部を改正する条例の制定について  日程第18 議案第81号 北栄町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の             制定について  日程第19 議案第82号 北栄町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関             する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について  日程第20 議案第83号 北栄町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正             する条例の制定について  日程第21 議案第84号 令和元年度北栄町一般会計補正予算(第4号)  日程第22 議案第85号 令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号             )  日程第23 議案第86号 令和元年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)  日程第24 議案第87号 令和元年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2             号)  日程第25 議案第88号 令和元年度北栄町下水道事業会計補正予算(第2号)  日程第26 議案第89号 令和元年度北栄町風力発電事業会計補正予算(第2号)  日程第27 議案第90号 工事請負契約の締結について(お台場大橋橋梁修繕工事)  日程第28 議案第92号 工事請負契約の締結について(由良宿団地建替工事(第3期)             )  日程第29 議案第91号 北栄町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて  日程第30 令和元年請願第4号 所得税法第56条の廃止を求める意見書提出の請願  日程第31 令和元年陳情第6号 日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧                 告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情  日程第32 令和元年陳情第10号 教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復                 元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書採                 択に関する陳情  日程第33 令和元年陳情第9号 後ロ谷畜産団地への企業進出の中止を求める陳情        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)
        1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 前 田 栄 治君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 飯 田 正 征君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君        ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 友 定 景 子君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君  地域整備課長 ───── 倉 光   顕君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君 代表監査委員 ───── 竹 歳 秀 明君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開議 ○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ○議員(8番 井上信一郎君) 議長、動議。 ○議長(飯田 正征君) 井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 動議。9月13日付で文書を提出したとおり阪本和俊議員に対する懲罰動議を提出し、直ちに審議されることを求めます。 ○議長(飯田 正征君) ただいま8番、井上信一郎議員外3人から阪本和俊議員に対する懲罰動議が提出されました。  この動議は、議員定数の8分1のである2人以上の発議者がありますので成立しています。  お諮りします。この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることについて採決を行います。  この採決は起立によって行います。  この動議を日程に追加し、追加日程第1として日程を変更し、直ちに議題とすることに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(飯田 正征君) 起立の多少の確認ができませんので、投票を行います。しばらくお待ちください。  しばらく休憩します。(午前9時06分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前9時13分再開)  ただいまの採決については、起立者の多少の確認が困難です。したがって、会議規則第81条第2項の規定により、投票によって採決します。  しばらく休憩します。(午前9時14分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 再開します。(午前9時15分再開)  これから追加議事日程とすることについて採決を行います。  この採決は記名投票で行います。  議場の出入り口を閉めます。                    〔議場閉鎖〕 ○議長(飯田 正征君) ただいまの出席議員数は15人です。  次に、立会人を指名します。  会議規則第32条第2項の規定により、立会人に6番、油本朋也議員、7番、斉尾智弘議員を指名します。  ただいまから投票用紙を配付します。  念のため申し上げます。追加日程とすることに賛成の方は「賛成」と、反対の方は「反対」と記載し、あわせて自己の氏名も記載願います。  なお、会議規則第84条の規定により、白票は「反対」として取り扱いますので御注意ください。  事務局、投票用紙の配付をお願いします。                   〔投票用紙配付〕 ○議長(飯田 正征君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                   〔投票箱点検〕 ○議長(飯田 正征君) 異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票願います。                 〔事務局点呼、議員投票〕       ───────────────────────────────      1番 長谷川昭二議員  2番 宮本 幸美議員  3番 前田 栄治議員      4番 秋山  修議員  5番 町田 貴子議員  6番 油本 朋也議員      7番 斉尾 智弘議員  8番 井上信一郎議員  9番 藤田 和徳議員      10番 田中 精一議員  11番 森本真理子議員  12番 津川 俊仁議員      13番 阪本 和俊議員  14番 野田 秀樹議員       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 投票漏れはありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。  開票を行います。6番、油本議員、7番、斉尾議員、開票の立ち会いをお願いします。                    〔開  票〕 ○議長(飯田 正征君) 立ち会いの方は議席へお戻りください。  投票の結果を報告します。  投票総数14票、有効投票14票、無効ゼロ。  有効投票のうち、賛成7票、反対7票。  以上のとおり投票の結果、賛成反対が同数です。よって、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本案に対して採決します。  議長は反対ということで採決します。  ただいま出ました懲罰動議を議事日程に追加しないということに決定いたします。  議場の閉鎖を解いてください。                    〔議場開鎖〕       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) ここで、もとの日程に戻る前に執行部から議案の訂正について申し入れがありますので、これを許可します。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書のほうを御準備をお願いしたいと思います。  議案第70号、平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定で、注記が漏れておりましたので追記をさせていただきたいと思います。  決算書の184ページをお願いします。実質収支に関する調書ということで、下のほうに注記を追記させていただいております。こちらのほうは、翌年度へ繰り越すべき財源の中で(2)の繰越明許費繰越額を説明するものであります。金額としましてはゼロ円となっておりまして、この内訳につきましては歳入歳出決算書の合計の翌年度繰越額ということで、繰越明許費600万円を3月議会で承認をいただいております。具体的な事業としましては、北条下水道管理センターの長寿命工事に係る水処理施設の工事につきまして、年度内に終了しませんでしたので繰り越しを承認していただいたところであります。この繰越額の財源としましては、まだ入っていない特定財源としまして国県の支出金が330万円、地方債が270万円ということで、こちらのほうを控除しますと繰越額としてはゼロ円となるというものであります。  続きまして、決算書の216ページのほうをお願いします。こちらのほうは議案第73号、平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  こちらのほうも同じく注記が記載漏れでしたので、追記をさせていただくものであります。
     実質収支に関する調書の一番下に記載しておりますが、こちらのほうも先ほどと同じように翌年度へ繰り越すべき財源の中の(2)繰越明許費繰越額、こちらのほうが92万4,000円となっております。こちらの内訳としましては、歳入歳出決算の合計の翌年度繰越額ということで繰越明許費を367万2,000円、2月議会で承認をいただいております。こちらの具体的な事業としましては台風24号に伴います災害復旧事業で、現場としましては西高尾の栄財産区の管理道がございまして、そちらののり面崩落の復旧工事であります。こちらのほうが年度内に終わりませんでしたので、繰り越しを承認いただいております。この事業費のうち、未収入特定財源としましてこちらのほうは事業完了後に国、県の支出金として274万8,000円が入ってくる予定でございますので、この金額を控除した92万4,000円が繰越明許費の繰越額となるものであります。  非常に注記が漏れておりまして済みませんでした。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 議案第77号、平成30年度北栄町水道会計決算の認定についての決算書の訂正をお願いします。  決算書256ページをお願いします。(2)資本的収入及び支出の支出の欄でございますが、そこの第1款資本的支出、翌年度繰越額の欄でございます。地方公営企業法第26条の規定による繰越額のところが6,143万円、合計欄も同じく6,143万円でございます。不用額の欄は1,837万6,887円ということになります。  また、次の行でございますが、第1項建設改良費の同じく翌年度繰越額、地方公営企業法第26条の規定による繰越額、そこの欄が6,143万円、合計欄も同じく6,143万円。不用額は1,837万6,068円でございます。いずれも転記ミスによる修正でございます。申しわけございませんでした。  あわせて、説明を行ったときにもこの不用額のことも触れておりました。あわせて訂正をお願いします。申しわけございませんでした。以上で終わります。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計補正予算書(第4号)のほうを御準備をお願いします。予算書の3ページをお願いします。議案第84号、令和元年度北栄町一般会計補正予算書(第4号)についてでございます。  こちらのほうで予算書の3ページですが、第2表、債務負担行為補正で追加の分でございます。道の駅北条公園再整備事業ということで、こちらの事業内容としましては道の駅北条公園の整備後の管理委託につきまして、令和6年度から令和10年度までの5年間の指定管理の委託料について債務負担行為を限度額3,000万円でお願いするものでございます。こちらのほうが事業名が道の駅北条公園再整備事業ということで、9月10日の総務教育常任委員会の中でこの事業名であると指定管理料、委託料ということがわからないのでないかということで、工事費だったりそういったものもあるので、きちんと指定管理料ということで明記するべきだという御指摘がありました。その御指摘を受けまして、今回指定管理委託料ということで括弧書きで追記をさせていただいております。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前9時39分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前9時41分再開)       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 議案第66号 ○議長(飯田 正征君) 日程第1、議案第66号、平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を行います。  なお、質疑に当たっては、決算書もしくは主要施策の成果といった資料の名前とページ数を必ずお示しください。  まず、歳入全般にわたっての質疑を許します。  3番、前田栄治議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 決算書の4ページ、5ページお願いします。19の諸収入の中の5項雑入のところに不納欠損額で44万2,420円とあります。雑入の不納欠損というのがいま一つどういう内容なのかわかりませんので、教えていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) お答えします。  ここの部分につきましては、学校給食費になります。不納欠損につきましては、4世帯分で5名の学校給食について不納欠損を行っております。3件が時効によるもの、それから1件が居所不明によるものということでございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) そうしますと、次に歳出の質疑を行います。  まず、1款議会費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、次に2款総務費についての質疑を許します。  3番、前田栄治議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 決算書の46ページ、47ページをよろしくお願いします。2款1項11目交通安全対策費の中に18節の備品購入費があります。支出がゼロとなっています。交通安全対策というと支出が備品購入だとありそうなんですけど、9款のほうの消防とかそっち系でも出てるのかもしれませんが、このゼロ円だった理由を。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 説明を漏らしておりました。交通安全の指導員さんが今欠員状態だった。新しくなっていただく方には制服一式を備品で購入をするということで予定をしておりましたが、購入がなかったというものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) わかりました。  次に、主要施策の成果ということで17ページをお願いします。2款1項9目企画費の中に一番下のところに鳥取砂丘コナン空港連絡バスの利用数増によって補助金実績がゼロ円とありまして、非常に喜ばしいことなんですけども、ゼロ円になったということはかなり乗客数が伸びないとゼロ円ということにはならないと思うんですけど、ここの説明を。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 前田議員の御質問にお答えします。  こちらの鳥取砂丘コナン空港連絡バスの補助金でございますが、運行支援ということで運行経費がありまして、それの乗客数の利用料で賄えない部分を補助金で出すようにしておりましたが、昨年の利用者数がこの資料で書いてありますとおり1,360人ということで、運行経費を上回るその利用料収入がございまして、今回補助金のほうはゼロになっております。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私は、主要施策の8ページを質問をいたします。8ページの中ほどに光ファイバーネットワーク施設管理費と上がっておりまして、その中にTCCのケーブルテレビ加入状況として北栄町分でございますが、過去3年の加入率、それからインターネットの加入率が掲げてあります。これだけではわかりませんので、先日開催されました総務常任委員会でさらに3町の状況も含めてそのデータ資料を求めたところ提出されました。それによりますと、まずケーブルテレビの加入でございますが、湯梨浜町、北栄町、琴浦町とも下がっております。前年平成30年3月から平成31年3月にかけて下がっております。さらに特徴的なところは、湯梨浜町は平成29年から29、30、31と全て加入率が下がっております。さらに、北栄町については平成30年3月が86.8%に対して平成31年3月が84.6%ということで、以前にも増して下がっております。琴浦町については、これも下がっておるということでございます。  一方でインターネットでございますが、やはり3年間を見ましたときにやや湯梨浜町それから北栄町については増加をしておりますが、問題は一番人口、世帯の多い琴浦町がほとんど上がっていない。2町、湯梨浜町、北栄町が30%を超しておるのに琴浦町が17.7%ということで、一番多いところが一番低いということでございます。  何を言いたいかといいますと、北栄町も株主でございますがこうして加入率が下がっていくとか、それからインターネットも伸びていかないということになりますと、将来を見たときに特にインターネットあたりについては日進月歩でその技術革新が行われておりまして、そういう設備投資もこれからも進んでいかねばならんという時期に加入がふえない。それも減っていったりすることが本当に設備投資をしていいかどうかということになります。  それから、もう一方では町がまた掲げておりますが、伝送路の関係がいずれ大きく更新をせねばならん。何億という投資をせねばならん中でこういうふうに下がってきて、本当に投資していいかということもございます。  聞きたいのは、こういう事態に立ち入って今後本当にTCCの経営は大丈夫なのかというところが頭をよぎるわけでございますが、このあたりについて見解をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) まず、テレビについて加入率が下がっているということについては、最近若い方がテレビを見られない。インターネットでテレビを見てしまうみたいな、そういうこともあります。それと、世帯の数が世帯分離ということで世帯がふえている。分母もふえているということもあって、テレビは下がっている傾向にあるということです。  また、インターネットについては若干上がっているということなんですけど、琴浦町が低いのは町が光を整備する前に民間のほうがもう光を整備されとったこともあって、そちらの光に乗っとられる関係でTCCの光に移ってこられないということのようです。北栄町の光を整備したときには民間の光が若干低かったということもあって、TCCの光に乗られたということです。  確かに今後伝送路の整備とか設備投資にまあまあの加入率というのは大変重要になってくると思いますが、TCCとしても加入のキャンペーンをしたりふやしていくということは努力されていますんで、町が何をするということはないんですが、それを見守っていきたいなということで思っております。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 今の総務課長の説明では、なかなか伸びていかんというふうには受け取ったわけでございます。考えてみますと、確かに光ファイバーのケーブルは、TCCに特に山間奥地だとかそれからNTTとかそういうところの配線が来てないところはこれに頼らないかんわけで、私もそうでございますが、非常にこれは大事なことでございます。そうはいっても、運営がままならんようになってもこれも困るわけでございまして、ぜひTCCのほうにも加入促進を積極的にやっていただくようにということで、キャンペーンもどんどん打ってもらって加入をしていただきたいというふうに思います。特に琴浦町あたりも伝送路の整備が遅かったために、他社に取られてしまったということでございますが、取り返すようなキャンペーンも打っていただいて、これをどんどん伸ばしていただきたいというふうに思います。再度見解をお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) そのように伝えます。町もできることがあったら協力していきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 同じく主要なる施策の9ページでございます。中ほどに自衛隊募集事業ということで実績が上がっておりますが、平成28年度が4人、平成29年度が4人、平成30年度がゼロということになっております。ここの高校生とかその新しい方が入られなんだといえばそれまでのことでございますが、一応これについても安全保障上とか国防のこともございまして、やはりゼロというのは寂しいなというふうに思っておるんですが、このあたりについてはなぜゼロになったのか、そのあたりの事情をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) この自衛隊入隊につきましては、町は例えば各家庭に出向いて入ってくださいですとか卒業予定者に入ってくださいというような活動は一切しておりません。自衛隊の募集事務所のほうで活動されておられますので、なぜなのかという原因についてはわかりませんがなかったということで、そこしか申し上げられません。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 総務課長、そういう投げやりな答弁では困ると思います。ここにもちゃんと予算もわずか6,000円と上がってますが、何がしかの活動を役場としても後方支援ということでやっておるわけでございます。ですから自衛隊のほうともよく、こういう質問も出たわけでございますから、来年以降に向けてどういうふうにするかということを積極的に考えていただきたいいう意味で質問しとるわけでございますので、ということはなぜゼロになったかという分析をしておかなければ次の対策は打てんわけでございますので、もうちょっと積極的に考えていただきたいという思いで発言をしたわけでございます。再度お願いします。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) わかりました。言われたように分析等をしてみたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 主要施策の成果の13ページをお願いいたします。その中で、④のところで空き家対策事業というふうにございます。平成30年度が老朽危険空き家除却費助成で9件がございます。その中で……。(発言する者あり) ○議長(飯田 正征君) これは消防費の欄で。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 失礼しました。また後で。 ○議長(飯田 正征君) 1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 主要施策の成果の20ページ、徴税費についてお伺いします。  徴税の中で滞納処理に取り組んで、着実に減少しているという成果が明記されているんですけれども、その滞納整理については差し押さえが行われておりますけれども、そのうちで年金や報酬、給与などといった生活費にかかわるものがかなりあると思います。これらはどのような基準で差し押さえを行っておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 差し押さえの基準ということでございますのでお答えしますと、差し押さえの場合は生活に必ず必要なもの、困られるものについては差し押さえ禁止されている財産がございます。例えば衣服とか寝具であるとかあるいは食器であるとか、そのようなものの禁止財産については差し押さえはできないということになっております。そして給与の関係なんですが、基本的には10万円部分は禁止、さらに社会保険料、源泉徴収所得税についても禁止されております。それらを除いた残りから、さらにそこから2割を引いた部分について差し押さえが可能ということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) もう一つ、同一生計の配偶者や子どもなどの親族1人当たり4万5,000円。これも禁止事項になっているんではありませんか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) お答えします。そのとおりでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) こうした禁止事項をきっちり守った上で、差し押さえが行われているという認識でよろしいんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) お答えします。そのとおりです。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) その際に、分割納付だとか生活状況の現況を調査して手当てをするべきという点ではどのような対応をされておりますか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 今申し上げたような差し押さえ財産がない場合については、最終的には家宅捜索という手段によって差し押さえをするということになるわけですが、それを見ながら、その状況によって差し押さえするしないというのは決定いたします。これは連合についても同じことなんですが、同じような基準に基づいて調査をして、差し押さえ可能なものについてのみを差し押さえしてるというとこでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) もう一歩進めて言わせていただきますと、やはり差し押さえをしないでも例えば病気等、そういうことで収入が得られないとか、そういう場合には生活保護の手当てをするとか、あるいは失業した方であれば就業の案内をするとか、そういったことはされているんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) お答えします。  生活保護につなげるとか、あるいはほかの福祉の施策があるということについては、相談の中でこちらのほうがそういう道もあるなというふうに思えば、担当課につなげるというような作業は行っております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) ぜひ生活に困窮されている方だろうと思いますので、そういう方が暮らしが成り立つような方向で対処をお願いしたいということを申し上げておきます。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 御質問にお答えします。  生活困窮者自立支援事業等、福祉課がやっておる部分におきまして、そういった形で生活の失業とかで次の職場を探すとか、要は生活の困窮状態にある方の相談があった場合には就業も含め生活の立て直しやいろいろな形で相談に乗って、その方が自立して暮らしていけるよう福祉課としても関係課とは連携をとりながらやっておりますので、これからもそれは進めていきたいと思っております。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  5番、町田貴子議員。
    ○議員(5番 町田 貴子君) 主要施策の成果の17ページ、中ほどよりちょっと下ですけれども、乗り合いタクシーの利用者数が載っています。平成28年、平成29年、平成30年。平成30年が減少しています。ちょっと普通考えると平成30年はもっとふえるかなと思うんですけれども、その減少している原因は何でしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 町田議員の御質問にお答えします。  この減少している理由でございますが、利用者が固定しているということがあるようです。新規利用者がないということで、年々利用される方が少なくなっているという状況でございます。 ○議長(飯田 正征君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) なるべくあるものは利用していただきたいという感じはしますけれども、それの対策としては何かお考えでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) この乗り合いタクシーのちょっと周知をまたさせていただきたいと思います。この時刻を変えたときには町報のほうで周知しますけど、最近時刻の変更をしてませんので、また新たなダイヤ、来年の汽車のダイヤ等でそういったちょっと見直しをした際は町報のほうでこういった制度がありますということを周知を、近隣住民の方にでも時刻表を配布するというような形で再度周知をさせていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 主要施策の20ページ、先ほど長谷川議員の言う税務総務費ですか、次のページの21ページの下のほうに各種の収納比率が出ているんですが、コンビニ収納手数料67万8,000円で右ページでコンビニでどれだけの割合で収納されたかの中で圧倒的に軽自動車税をコンビニで納めておられる方が多いということで、あとはもう1%から7.数%までという。要は、コンビニ収納で納めてもらった税額からその手数料は何%ぐらいの割合の手数料になるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) お答えします。ちょっと時間をいただければ計算いたします。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) では、後ほど答弁をお願いします。  次に、この20ページの主要施策の③のふるさと広域連合への負担金です。国保会計分も含んで、まず連合にお願いをして徴収していただいた金額が約680万円徴収をしていただいたんですけども、その徴収に係るもろもろの経費等で連合へ支払った負担金が880万円ということで、いただいた金額よりも必要経費のほうが多かった。要は差し引き持ち出しのほうが多かったということで、過去にもこういう状況はあったわけで、過去にはそこまで連合に委託をして、要は経費のほうが多くなるのにそこまでするのはいかがなものかということがあったんですけども、その後北栄町の場合は非常に町の税務課なりそういう職員で徴収が非常に困難なものを広域連合にお願いをしているということで、もう基本的に広域連合にお願いをしても非常にその徴収が難しい、もうそういう滞納案件がほとんどであると。これからはその傾向はもっと強くなってくると思うんですよ。こういう結局収支の状況から考えて、今後広域連合にははっきりもうとても取れないような部分についてどうしていくのか。基本的な方向性をもう出していく時期に来ているんじゃないかと思うんですけども、この結果からこれからどういうふうにしていこうと考えておられますか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 連合の徴収額と負担金の関係についての御質問でありますが、このたび徴収額よりも負担額のほうが大きくなった理由というのは、説明でも申し上げましたけど、そもそも滞納金額自体が町全体が減っておりますので、そういう意味では今回委託する金額の全部の額自体が少なくなったものですから徴収額が減る傾向にございます。  議員おっしゃってるとおり、過去、例えば平成25年末で1億円を超えておった金額が、今現在は2,500万円切っておるというような急激な滞納額の減少という状況でございますので、いずれこれから以降も同じような傾向は続くんだろうというふうには思っております。  これからの話の前に、この負担金の計算方法として平成26年に1度連合で見直しはされております。その合意事項の中で、一つは均等割と人口割という基本割の部分40%については、これからも維持していこうよという基本的な考え方というのが1市4町で合意されたというふうに聞いております。ということで、本町にとりましてはその部分があるために徴収額のほうが少なくなるという傾向というのはいたし方ないのかなというふうには考えておるところであります。  しかしながら、これは言うなれば滞納額がどんどん減ってきているということのあらわれでありますのである意味喜ばしいことでありますし、同じような傾向が1市4町においても全ての町村においても同じように滞納額が減っていくという方向になれば、いずれはこの負担金の計算方法の見直しというのは当然出てくると思います。現在は北栄町だけが徴収金額のほうが少ないという状況ではあるんですが、いずれは1市4町の中でも同じような傾向のところが出てくれば、やはり連合の議会の中で負担金の計算方法をちょっと考えようやというやなことになるんじゃないかというふうに考えておりますので、その流れを待っているという状況でございます。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今後のその負担割合というか、その人口割の部分については今の説明でよくわかりました。連合には町長、副町長も出ておられますので、先ほどの齋尾税務課長の答弁でも私も全くそのとおりだと思いますので、今後広域連合の場でぜひ声を上げていただきたいと思います。  もう一度、北栄町の場合にはそうやってどんどん滞納の金額も減ってきているということなんですけども、毎年のように不納欠損処理する案件もあって、これも減ってくるでしょうけども、間違いなく毎年度もう不納欠損、時効とかそういうものでもうはっきりその徴収ができない、これからもう徴収できないとはっきり見込めるような滞納部分について、これからもひとまず連合のほうに徴収の委託をするんでしょうか。明らかに来年度中にはもう時効になってしまう、もう不納欠損処理しなくてはならないようなものを今年度も徴収委託をするんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) お答えします。  その明らかにという部分が実ははっきりしないことがございます。調査の部分で、町で行う調査と連合で行う調査の中ではやはりきめの細かさというのが違ってくるんじゃないかと思っておりますので、明らかにないかもしれないんですがというところで、その部分の調査のためだけでも連合に委託するということはあり得る話でございます。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) いずれにいたしましても、税に対してはやはり公平に負担をしてもらわなくてはならないというか、かつて町長もだからある程度の経費がかかっても滞納分については徴収をしていくんだということでありましたけども、はっきり経費のほうが多くかかるというふうなことについては今後きちんとしていただきたいなと。それこそ平成29年、平成28年は徴収していただいたほうが多かったわけですから、そういう部分で今後とも取り組んでいただければと思いますが、町長か副町長。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 年度によってやっぱりその徴収額の多い年、少ない年もあるわけであります。昨年はたまたままた徴収額のほうが少なかったというようなことで負担のほうがふえたというようなことでございますが、やっぱりそういう調査というものも必要で、不納欠損するにしても、何するにしてもやっぱり調査というものが必要でありますので、そういうものもやっぱり経費がかかってくるという意味では連合のほうが先ほど答弁したようにきちんと対応するということがありますので、そういうところはお許し願いたいなとこう思っておりますが、いずれにいたしましてもはっきりともうこれはだめだというのもやっぱりあると思いますので、そういうところを精査しながら連合のほうにも徴収委託するということを進めてまいりたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 最初の質問のほうですけど、コンビニの収納額と手数料の割合ということで御質問がありました。  計算しますと、収納額のほうが1億4,000万円ちょっとありまして、手数料のほうは67万7,000円ほどでございますので、割合としては0.48%ということになります。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) わずか収納額の0.48%、1%にも満たない手数料で済んでるということで大変いいコンビニ収納、いい成績じゃないかなと思うんですけども、軽自動車税が……。 ○議長(飯田 正征君) 議案に対する質疑ということで、簡潔にお願いします。 ○議員(8番 井上信一郎君) コンビニ収納だけが飛び抜けてるということについて、その要因なりをどう分析しておられるのかお聞きします。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 軽自動車税がなぜコンビニ収納が多いのかということなんですが、軽自動車税というのは年に1回の支払いのみでございます。ということで、毎回毎回ということはない、年に1回であればということで口座振替をあえて申し込みされないで、じゃ、年に1回だから納めてしまおうという形でコンビニに行かれるケースというのが多いというふうに理解しております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 決算書の116ページでございます。今、歳出ということでございますが、関連してでございますので116ページの実質収支に関する調書のところをお願いをしたいと思います。議長、よろしいでしょうか、これはして。 ○議長(飯田 正征君) はい。 ○議員(10番 田中 精一君) 申し上げたいのは、実質収支の中で2億7,084万3,438円の黒字となったわけでございます。御案内のとおり、ことしの当初予算の時点で私は決算時にまた質問をさせてもらいますということを予告しておりました。その質問がこれでございますが、毎回当初予算を見ますと、例えば今は令和元年度予算ですが、当時3月では平成31年度当初予算でございましたが、あの時点での繰越額は1,000万円でございました。それからさかのぼりますと、平成30年度の決算も1,000万円。平成29年度の決算も繰越額が1,000万円ということで、1,000万円がずっとここ3年ほど続いております。その前には2,100万円とか1,900万円という額がありますが、最近3年間は当初予算の繰越額が1,000万円でございました。あのときに質問したのは、実際のこの決算では何億も出るでないかと。例えば平成29年度の決算では4億6,900万円の実質黒字でございました。それから、平成28年度は3億3,400万円ということでございます。ですから、ことしの当初予算のところで私は2億円から3億円ぐらいはまた黒字が出るから、それだとするなら繰越額1,000万円での予算ではなくて、これだけ需要が多いんだからもう少しその繰越額を見込んで予算を立てられるべきではないかという質問をしました。  ここでまず聞きたいのは、予算を組むときに決算見込みというのはどういうふうにしておられるんでしょうか。各課に財政のほうから指令をして、それぞれの款項に従って決算見込みを出せということでおやりになっておると思うんですが、その時点で財政のほうはその総額をどれぐらい見られた結果がこの当初予算の1,000万円であったのかどうか、まずそこをお聞きしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員の御質問にお答えします。  まず、3月補正を組むときに、ある程度各課においてその科目ごとで10万円以上見込まれるものは落としましょうということでしております。ただ、中身的には例えば何かの補助金の部分で実際はまだ申請はないんだけど3月までには申請があるようなものもございますので、そういったものについては10万円以上あっても申請があった場合のためにそういった残す部分がございます。  そういった中で、御指摘のとおりなかなかこの当初予算を組み始めるのが12月の時点でございまして、なかなかその時点で決算見込みを出す部分は難しい部分がございますけど、田中議員のおっしゃるとおり過去の繰越額を見ますと、私も調べましたけど平成24年以降につきましては2億円以上大体決算の前年度繰り越しがあります。こういった過去の実績もございますので、来年度の当初予算組むときには、そういった過去の事例も勘案して計上額は見直したいと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 追加の説明をさせていただきます。  議員が言われるのはよくわかります。こうやって毎年2億円、3億円が出るということですけど、先ほど議員が最初に質問されたその各課に決算をどうやって考えとるだということなんですけど、基本的には必要な事業について不用額が出ないようにということで、決算はその申請した額、当初予算の額と同じ額で決算しなさいよということで見込ませています。ですので、プラマイ・ゼロのような形になります。  ただ、先ほど課長が言いましたけど、その事業をやっていく段階で例えば入札残があったり、この事業がなくなったりというのがございますので、そういうときに歳入のほうが多くなったときにこうやって繰り越しが出るということでございます。  もし今議員が言われたように毎年2億円出るから2億円の繰り越しはどうだということだと思いますけど、そうなった場合当然それを当てにして事業をどんどんしますから、いざというときに歳入欠陥が出る可能性がございます。その辺は気をつけて予算は組んでいきます。ただ、1,000万円がいいとかというぐあいには思いませんので、先ほど課長が言いましたけど、適正な繰越額をこれからも組んでいきたいと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 財政課長のほうから前向きな答弁いただきましたので来年の当初予算は期待をしておりますが、いずれにしても住民のほうはもう待ったなしでいろいろ要望が出ております。待ったなしで待っておりますので、やはり盛り込めるところは当初予算に盛り込んでどんどんやっていただきたいと思います。  先ほどもありましたが、実は当初予算でしっかり予算を組んでおりながら、発注が、確かに国の補助金が来るのが遅いとかそういうこともあって発注が遅いようですが、関連してやっぱり住民は予算がついたら早く発注してほしいという気持ちもあります。ずるずるずるして、結果的に9月や10月に発注する。場合によっては1月ごろに発注して、金の出どころをいろいろ見とって1月ごろに発注する。その結果が何が出るかというと、繰り越しになってしまう。どうも最近見とると繰り越しが安易にされとるでないかという思いもありまして、だからやっぱり予算がつけばすぐなるべく早く発注する。その国の補助金等の関係、県の補助金等でできないものは仕方がありませんが、そうはいってもやっぱりどんどん発注していくということ。その結果、11月、12月には大体決算見込みをしてなければならんと思います。  御案内のとおり、国は8月にもう概算要望が出てきます。概算要望の時点ではもう第一の決算見込みをしておりますし、11月時点では最終の決算見込みぐらいまでかたい決算を出しております。やはり北栄町としても、11月、12月あたりにはもうほぼ決まりのこの決算見込みを出してないと僕は予算組めれんと思いますし事業執行上問題があると思いますので、やはり2月だ3月だに決算見込みをする。3月補正に合わせて決算見込みをするというのはいかにも遅いと思います。11月、12月にはほぼかたい数字を持ってないといかんと思います。  それから、10万円以上なんて言わずに需用費の1円、2円でもやはり不要なものは不要で積み上げてくればこういう何億円という金が出てくると思いますので、そこは忘れんようにしてやっていただきたいと思います。財政課長、どうでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員のおっしゃるとおり決算見込みを早くさせていただきまして、なるべく繰越額の把握をした上で当初予算の計上をしてまいりたいと思います。  また、事業の発注におきましても年度当初に各工事の発注時期というのはこちらで集約させていただいて、ホームページにも掲載させていただいております。今御指摘のとおり、なるべく早い発注を目指して事業執行は行っていきたいと思っております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  5番、町田貴子議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 主要施策の成果で66ページ、上のほうの⑥産業振興課、観光農園体験促進事業とあるんですけれども……。 ○議長(飯田 正征君) これは商工費で質問をお願いします。ここは今総務費です。  そのほか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ないようでございますので、次に3款民生費についての質疑を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 主要施策の33ページをお願いいたします。⑤番の老人クラブ補助金事業でございますけど、平成28年、29年、30年とクラブ数が減っております。平成30年はもう90万円ということで補助金額が減っておるわけですけど、今後この老人クラブの役割というのは私は非常に重要になってくるんですけども、この辺についててこ入れといいますか、減らないようなこういう方法なんていうのは何か考えておられるでしょうか。もしございましたら。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  このように老人クラブ数が減っておるということは老人クラブ連合会の中でも話題に上がっておりまして、今は定期的にクラブ連合会のメンバーの中でこのことの対策についてどういうふうにしていいかという協議を進められておるところですし、福祉課と事務局を持ってる社協との間でも原因を含めてどんなような対策がとれるかを協議しておるんですが、やはり協議の中で出てきたのは世話をする人がないという部分が一番多いのと、それはなぜかというとやっぱり世話に伴う繁忙さ、そういった部分があるということも含めた意見がありました。実際はそんなに多くはないんですが、そういったイメージが先行して受け手がいないというようなこともあるので、そういったことを払拭することも含めて、今後加入者なり老人クラブの数をふやしていくことに対して対策を立てていきたいというふうに今協議を進めているところでございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 検討していただいて、今後の会員数またクラブ数をふやしていただくということはこれは大事かなと思っております。  一つ、私、耳にするんです。私が言ってるわけではないんですけど、老人クラブという名前が悪いんではないかなということはお聞きになったことはないでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 斉尾議員の再度の御質問にお答えします。  名称のことについては特に聞いてはおりません。老人クラブというふうに事業としては上げますが、自治会では例えばさわやかクラブだとか、その自治会名で老人クラブのことを別名で名称をつけておられるということがあります。ですのでどこどこ自治会老人クラブという形の名称で活動されているのではなくてやっぱりイメージがいい形で活動されてるので、特にその老人クラブの名称についてということを聞いたことはございません。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ないようでございますので、次に4款衛生費についての質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 主要施策の成果の29ページ、2項清掃費、1目じんかい処理費、その中の②で一般廃棄物収集事業ということで3,276万4,000円。そこに収集量の3カ年の一覧表があるわけですけれども、これを見ますと可燃ごみが少しふえておりますけれども、可燃ごみ以外のものについては大体横ばいか減少というような数字に見れますけれども、可燃ごみだけが60トンほどふえているということなんですけれども、この要因についてはどのように見られているんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) ごみの搬出量の傾向としましては、おっしゃられるとおり可燃粗大等については平成28年度から3カ年については減少していますが、これは平成28年度については一時的に地震の災害によって家の片づけをされたりして粗大等がふえたことによりまして、もとに戻っていったということでございます。基本的にはごみの総量としては徐々にふえているというのが実態でございまして、可燃ごみについては地震の前後とも変わらずという傾向でございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) これは量の一覧表なんですけれども、処理費として見た場合にこの可燃ごみとその他のものの経費というのはそれぞれどうなるかというような、そういう分析はされているんでしょうか。されているのであれば、お知らせ願いたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 処理に係りましては、③の広域連合負担のごみ事業に係りますごみ処理費4,045万8,000円が処理に係る費用でございます。ごみの種別によっての処理費用というのは、こちらは分析はしておりません。処理費として焼却それから破砕等の全てについての金額というふうにして、一括で掌握しております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 令和元年度は処理料などについてもこれまでの説明の中で多く見積もってあるわけですけれども、この今後の傾向として、こういったそれぞれのごみの収集量というものがどのように変化していくかということも検討されておりましたらお知らせ願いたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) これに関して、計画としては可燃ごみ、それから不燃ごみ、可燃粗大、不燃粗大合わせたリサイクルできないごみというものについて、環境基本計画の中では1人当たり1日500グラムを目標としておりますけれども、それぞれの種類によってこうなっていくというような分析のほうはできておりません。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  11番、森本真理子議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 同じく、長谷川議員の言われたごみのところの同じページになります。その中の④番、再生資源収集委託事業に603万4,000円かかっております。次、⑤番に再生資源回収団体事業に75万2,000円かかっております。④番に対してはリサイクルステーションに集められたごみの運搬とか処理業務にかかっておると思うですけれど、これ見てみますに住民として分別はしますけれど、一番いい方法というか再生資源の回収団体で子ども会や生徒会などにこうやって活動費となるのでとてもいいことだと思うので、一番住民としてやっぱりこういう団体さんの収集日に預かってもらうのが一番いいのでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
    ○住民生活課長(藤江 純子君) まず、④番の再生資源収集委託事業につきましては、再生資源の収集ということでリサイクルステーションだけではなくて月に1回、自治会のごみ収集所のほうでも再生資源の収集を行っております。それが一般のごみとは違ってKセンターのほうが収集しておりますので、そちらに対する収集委託料でございます。処理につきましては、基本的にはペットボトル、発泡スチロール、それから古紙類につきましては有価資源物でございますので、処理費についてはかかっておりません。ただし、瓶であったりとか……。済みません、発泡スチロールについては有価物ではございませんので、発泡スチロールそれから瓶についてはそれぞれ処理費のほうが発生しております。どちらにしても再生資源というのはまだまだできる要素がございますので、⑤番の再生資源回収団体の事業というものをもう少し自治会の環境推進員さんを通して活動の推進を促していきたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 今後とも小学校、中学校の子ども会の活動費にも当たると思うので、住民の皆様の再生資源のごみに対してもっと理解を求めて、なるべく少なくなるようこれからも努力していただきたいと思います。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) そのようにしていきたいと考えております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 主要なる施策の30ページでございます。中ほどに衛生費のし尿処理費614万7,000円という数字が上がっておりますが、まずお聞きします。この数字は昨年に比べてどうであったか説明をお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 申しわけありません、昨年度の決算額のほうを持ち合わせておりません。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) その数字がないと次の質問ができんのですが。 ○議長(飯田 正征君) 答弁保留で、また調べて答弁するということでよろしいでしょうか。 ○議員(10番 田中 精一君) はい。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) もう一つ、できましたら調べてもらうときに、過去3年あたりのこの金額の推移をお願いをします。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 資料にしてお示しさせていただきます。 ○議長(飯田 正征君) そのほか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 主要なる施策の成果29ページです。先ほど来より一般廃棄物の収集事業の質問が続いておりますが、この3年間の可燃ごみの収集量につきましては2年間で220トンもの可燃ごみの量がふえています。常日ごろから平成30年度におかれましてもごみの減量に向けた取り組みはなさっていると思うんですが、行政としてね、その平成30年度に取り組みをされた事業と、その成果、評価をどのように分析されているのかお聞きします。可燃ごみに関して特に。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 行政として、町全体に大きな事業というのは残念ながらできません。地道に環境出前講座で自治会に出向いたり、それからいろいろな団体等でごみの減量について講演会をすることで、これは年月をかけて可燃ごみを初めごみの減量について、それから適正排出について町民の皆さんに普及啓発をしているところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 1年間平成30年度として活動されて、その成果、やってこられた評価はどのように自己分析されてますか。うまくやれた、十二分に活動できた、こういうことをやればよかったみたいなことがあったら、全くこの評価出てないので自己評価をお願いしたいんですけど。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 先ほどお答えしました環境学習会については、主要施策の成果の27ページの①環境衛生事業であわせて環境学習会として上げております。平成28年から平成30年度までの開催数ということで、残念ながら平成28、29年度は小学校で1校しか実施していませんが、平成30年度については2自治会で環境学習会のほうを開催しております。いずれの自治会もごみの減量についての出前講座でございました。それについては着実に進んでいるところでありまして、今年度も既に自治会からの環境出前講座の開催要望というのが上がってきております。少しずつですけれども、そういった普及啓発の成果は上がってきていると考えております。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 講演会等、講座の開設等で効果が上がっているということはよくわかりました。  にもかかわらず、1年間に100トン前後の可燃ごみがふえている。先日の説明の中で、可燃ごみの3割が紙とペットボトルだというふうなお話があったんですが、ここ近年、雑誌、段ボールにつきましては無料の収集ステーションというのが各地にできてまして、それで町の収集が減ったんでないかというふうな分析もお伺いしたところでございます。  議案の中で、可燃ごみの値段について検討がなされようとしていますが、これらをもう少しなぜふえたのか、どういう傾向にあるのか、それを食いとめる方法はないのか、そしてその取り組みについてどうやったのか。その成果があったのかなかったのかというところを、やったことの説明は伺いましたが、先ほどもありましたが、ふえた理由については明確な答えがなかったですし、何とか可燃ごみの収集量、排出量は減らしていくというのが大きな以前からの行政の課題だろうと思います。それらについて、もう一度可燃ごみが200トンふえた理由についてどのように分析されているのか、いま一度お願いします。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) これは単年度のその増加という分析についてはしておりません。ただ、合併以来、徐々に可燃ごみについてはわずかですけども右肩上がりでふえてきているのが現状でございます。これは可燃ごみが生活の周りにふえてきた、ごみになるものがふえてきたというのもありますけれども、やはりどうしても油断から手軽さから再生資源にできるものについても全てごみで捨ててしまったりとか、もう少し言いましたけども食品ロスのごみを減らすとかという意識が、やはりどうしても生活に余裕が出るとそのあたりの節約というのが薄れてくるのではないかというふうに考えております。今までの日本全体、世界全体についてもですけれども、やはり経済的に向上すると環境的に負荷がかかるというのが今までの時代でしたので、そういった大量消費、大量生産の悪い循環を断ち切って、経済が向上しながらも環境に配慮できる社会をつくるためにはもう少しいま一歩進んだ事業というのが必要になってくるのではないかというふうには考えておりますけれども、そうしたことを町が全て啓発でなせるというふうにはちょっと困難であるかと考えております。やはり町民の皆様と一緒になって減らせるところを減らしていく。お互いに無理のないところで減らしていくというのを進めていくことが必要だと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 町民と一緒になって減量に向けた取り組みを進めていきたい。そして、一歩進んだ何らかの施策も打ちたいというふうに発言していただきました。全くそのとおりだと思いますし、生活水準が上がってくるとごみの量がふえるということもわかるのはわかるんです。  食品ロスという単語を出されて、それも増加の一因だというふうにおっしゃいました。でも、行政としては以前、生ごみ処理機の普及を図って補助をしてきた経過があります。それを事業見直しというようなことで廃止をしたという経過もあって、それは今課長のおっしゃるように食品ロスということになれば生ごみですよね。食品というのは生ごみの部類に分類されると思うんですが、そういうこともやっぱり考えていかなくちゃいけないだろうと思います。今の回答で可燃ごみについてはもう今後も今の状況であればふえていくというふうに、それは仕方ないというふうなことでよろしいですね。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 今のままですと、なかなか大きな減量につながるような一手というのが行政としても限界に来ているところだと思います。ですので町民の皆さんにも御理解いただきながら、条例の改正も含めまして町民の皆様と一緒に減量を進めていくような方法を模索したいというふうに考えております。  なお、生ごみについてですけども、生ごみが全て食品ロスというわけではなく、やはり食べられない、可食できない部分というのも生ごみにございます。卵の殻であったりとか、へたの部分であったりとか、野菜の皮であったりとかというのについては生ごみとしてしようがないとは思うんですけども、その中で40%以上がいわゆる食品ロス、手つかずの食材であったりとか、あとは買ってきてもそのまま腐らせて捨ててしまったりとか、あとはまだまだ食べれるのに、皮に身がたくさんついた状態で途中で捨てているものとか、そういうものを含めて40%以上が食品ロスとして出ておるのが実態でございますので、そうしたものを減らしていけば、例えば今から環境基本計画で目標としております一人1日当たり500グラムというのは達成できるぐらい減量できるというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前10時46分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時03分再開)  藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 先ほど、田中議員の質問に答弁保留させていただいたものにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。主要施策の成果の30ページ、4款2項2目し尿処理費の広域連合負担金についてでございます。  まず、平成29年度の負担金につきましては682万円、その前年度、平成28年度につきましては632万1,000円でございました。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 平成29年から平成30年にかけては、若干数字が減ってあります。平成28年から平成29年は逆にふえておりますが、ちょっとこの辺がよくわからんのですが、いずれにしても言いたいのは平成29年から平成30年は減っておるということがよくわかりました。  一方で、この主要なる施策の116ページでございますが、下水道事業特別会計の116ページの中に水洗率の推移というのが載ってあります。ここでは初めて平成30年度で町内全般で90%の水洗率ということで、こちらのほうについては数字は当然上がってますから、その相対で処理費が減っていったんでないかというふうに思っておりまして、その減っていくことは非常にいいわけでございますが、特に私がここで聞きたいのは、そうはいってもまだ町内には10%の下水道の水洗をしていらっしゃらない世帯があるということでございますが、特にその加入しておられん世帯の中で以前の浄化槽法でいう単独浄化槽というのが今町内に残っとる世帯、下水道の水洗をしていらっしゃらない世帯の中で、単独の浄化槽を設置しておられるのは何世帯ぐらいあるのか把握しておられますか。 ○議長(飯田 正征君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 単独浄化槽の数ですけども、今数字を持ち合わせておりません。申しわけありませんが、答弁保留ということにさせていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) じゃ数字はわからないんですが、実際にまだ単独浄化槽というのは町内には何世帯か残っておるということは間違いないんでしょうか、もう一度お願いします。 ○議長(飯田 正征君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 実際に単独浄化槽というのは残っております。単独浄化槽で下水処理をされとる方というのはございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私が申し上げたいのは、単独浄化槽といわゆる浄化槽法で設置をしとる浄化槽でございますが、御承知のとおり単独浄化槽は1年に一遍法定点検、それから清掃がかかっています。あれ法定点検とその浄化槽の清掃というのは結構お金がかかる。まだ言いますと、単独浄化槽というのはし尿だけの処理はしますけども、生活雑排水は結局垂れ流しということでございます。とするなら、もうこの際下水道に入ってもらえば単独浄化槽の守りは必要ありません。維持費は要りませんし、生活雑排水も下水道に入るということになると非常に公共用水域から見ると望ましいことですので、今後そのし尿の藤江課長のところと、それから下水道の担当のところがそういうことを情報交換をしながら、特にその単独の浄化槽を持っておられる方をターゲットに加入をしていただくような努力をしていただければ加入率も上がっていき、それから結果的にこのし尿の処理費も減ってくるということになるわけですが、そのあたりのとこどういうふうに考えておられるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 田中議員の御質問にお答えします。  し尿処理費でございますけども、まずし尿処理費につきましては農業集落排水で処理したもの、それから合併処理浄化槽で清掃を行ったものというのもこのし尿処理費のほうに含まれております。ということで、これまでもやっておったわけですけども、これからも下水道への接続勧奨というのは行っていきたいと考えておりますが、ここのところのし尿処理費というのが全くゼロということにはならないということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 倉光課長、それは承知です、もちろん。町が設置した合併浄化槽ですから、あれも浄化槽法でできてますからその処理は当然処理費として出てきますし、北条島のいわゆる農業集落排水も同じくであそこの廃棄物は全部一般処理でやってますから、これがゼロになるとは私も思っておりません。ただ、ここを少しでも減らそうがためにはやはりその単独浄化槽あたりをターゲットにして加入をしてもらえば少しでも減ってくるし、公共用水域もよくなるということですから、そのことを踏まえてもう一度答弁お願いしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 下水道の接続率も徐々に上がってはきております。さらに上げるために、単独浄化槽についての接続勧奨といったようなことも進めていきたいと思います。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 何かいまいちぴんとこんですけど、もう一度言っときますけども、単独浄化槽はそれはそれとして設置しとる個人の方が処理費を自分で賄っておられるわけです。法定点検、それから必ず1年に一遍の浄化槽の清掃。浄化槽の清掃は四、五万円かかると思いますよ。それから点検も入れれば五、六万円は費用が要る。そういう費用を使っておられるんだったら、下水にお入りになったらどうですかということを積極的にやっていただければ少しでも下水道の加入がふえるという意味ですから、くれぐれもお間違いのないように。そういうことで下水道加入を勧めていただく。そのことがこの処理費も若干でも減るだろうという思いですので、よろしくお願いします。答弁は結構です。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 答弁お願いします。  倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 田中議員のおっしゃっておることは十分理解できました。今後ともさらに接続勧奨を進めるために、特に単独浄化槽を接続されとる方といったようなところにも十分に理解を求めながら、下水道への接続を勧奨していきたいと思っております。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 施策の成果28ページ、8目環境保全費の④電気自動車急速充電器管理事業158万7,000円についてお伺いします。  青山剛昌ふるさと館の駐車場と北条公園の2カ所の管理費で158万7,000円。合計で記載がしてあるので、要はそれぞれでの管理費が幾らかということをお聞きしたいんですが、といいますのも北条公園のほうは民間事業者に管理か何かお願いしてて、使った電気料金は電気使用料とかで約15万円余り収入として上がってきているもので、この2カ所のそれぞれの管理費の内訳をお聞きいたします。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) この急速充電器管理事業158万7,000円のほとんど、114万3,000円ほどが全て急速充電器の電気料金でございます。その内訳といたしましては、青山剛昌ふるさと館駐車場にございますのが75万6,780円、北条道の駅に設置してございますのが38万6,829円でございます。そのほかの消耗品費等につきましては、まず交換部品として充電ケーブルがこれが青山剛昌ふるさと館の分でございまして、35万8,560円でございます。委託料としまして8万4,456円、これも青山剛昌ふるさと館の分でして、急速充電器の保守委託料でございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 北条公園のほうの電気料金が38万円強ということで、収入のほうはその半分以下の15万2,000円余りなんですけども、このあたりはどういうことなんでしょうか。以前の説明では、その使った電気料金はその事業者から使用料としていただきますよみたいな説明だったと思うんですけども。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  まず、使用された電力については1分当たり9.8円という収入が入ってきます。これについては全てカウンター等で計測しておりまして、それをまとめて事業者のほうから雑入として収入される予定になっております。  一方、電気料金につきましては基本料金というのがございますので、基本料金については町の手出しというふうになります。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この1分当たり9.8円というのは、その基本料金を超えた部分のその契約している中国電力さんなのか、その正当な電力料金なんでしょうかね。若干割安になってるとかということはないんですかね。その1分当たりというのがちょっとよくわからないんですよ。要は基本料金が例えば1キロワットまでが基本料金で、それを超えた部分が1キロワット当たり何円というのが普通一般家庭なんかの使用電力なんかを計算するときはそうなってるのが、そのあたりちょっと説明していただけませんか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 基本料金というのは、使用電力量にかかわらず一定して中国電力のほうにお支払いするものです。済みません、そちらの金額については持ち合わせておりませんけれども、それ以外の残りが使用電力量に係る料金でございまして、そちらについては賄えている計算になっております。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ちょっと今の説明ではよくわからないんで、もうちょっとわかりやすく説明をしていただきたいのと、青山剛昌ふるさと館のほうの急速充電器、かなり年数がたってきています。ちょっともう何年たったのか私も記憶にないんですけども、過去同様の質問をさせていただいたときに使えるだけ使って古くなったら、その後どう、北条公園のような方法にするのか、新たに設置をするのかということだったんですけれども、現状のふるさと館の急速充電器は現状でも機能は十分に発揮しているんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 青山剛昌ふるさと館の急速充電器につきましては、平成23年度に設置いたしましたので8年が経過しているところです。やはり老朽によりますものと、今と違いまして初期のほうの急速充電器ですので使用電力量も多いですし、余り効率のいい機器とは言えませんけれども、やはりまだ使う分には問題ないので維持しながら使用していく。そして大規模修繕等が必要になってきましたら、廃止なのか新たなものを更新するのかについて検討したいというふうに考えております。  北条道の駅の電気料金の仕組みについてはちょっとわかりづらいということですので、これについては答弁保留させてください。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 電気料金だけを見ると北条公園の倍電気料金を使っているということで、単純に考えれば電気自動車が倍ぐらい充電に利用しておられるということだと思うんですけども、以前もお聞きしましたけど、やはりいつまでも無料で利用してもらうということがどうかなということで、当時町長も考えないけんなというふうなことをお答えになったと思います。国なのか県なのか、そういうこの平成23年に設置するときには国の補助事業で向かったわけですから、いわゆる更新でまた新たにそういう事業があろうがなかろうが、やはり環境に優しいまちを標榜している北栄町ですから単独ででもその充電器についてはやはり更新もし、できればそういう利用者からもきちんと負担をしていくように今後考えていくべきだと思うんですけども、そのあたり答弁をお願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 青山剛昌ふるさと館駐車場の急速充電器につきましては、やはり開館時間に合わせての利用というふうになっておりますので、例えば朝早くであったりとか開館時間外に使用されたい方については、なかなか思うような施設になっていないというのが現状でございます。今後どこに設置すればより多くの方の利便性につながるかも含めまして、いろいろと検討してみたいとは思います。  ただ、青山剛昌ふるさと館の駐車場にあります急速充電器につきましてはやはり古いタイプのものですので、出力のほうがかなり大きくなっております。先ほど北条道の駅の急速充電器で基本料金と言いましたけども、基本料金の段階で大栄側と北条側のほうではかなり契約料金のほうが違ってございます。それでどうしても使用電力量と比較しましても割高となってしまってるのが現状ですので、それについてはどうしても機器が古いためというふうに言わざるを得ないんですけれども、更新の際にはそういった有料でもう少しコンパクトなタイプ、それでいて町も、それから利用者の方も利益につながるような設置のほうを検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 課長のほうから更新についても触れていただきましたが、町長どうでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 大栄の急速充電器については電気自動車の普及ということがありまして、そして観光地につけるというようなことで県のほうからもお話があってやったわけでありますが、町が支払うばかりではなくて、やっぱりある程度負担もしていただかなければこれは持続性がありませんので、今後その新たにするかどうかということも含めて、やっぱりそういう料金体系等も考えながらやっていく必要があるんだろうとこう思っておるところでありますので、またその時期になりましたら検討させていただきたいと思っております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕
    ○議長(飯田 正征君) ないようですので、次に5款農林水産業費についての質疑を許します。ありませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、6款商工費についての質疑を許します。  5番、町田貴子議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 成果の66ページ、上のほうに⑥とあります。観光農園体験促進事業とありますけれども、ちょっとこの事業の内容がよくわかりませんのでこの事業の内容と、それから実績として表がありますが、平成30年が平成28年、29年に比べてスタンプラリー参加の延べ人数がどんと減っておりますが、これはどういう理由でしょうか。2点伺います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  この観光農園体験促進事業と申しますのは、ここにも記載しておりますが三朝温泉の観光客室、約750部屋に及びますが、そちらのほうに観光情報紙「MisasaNavi」というものがパンフレットで入れれるようになってるんですが、そちらのほうに例えばふるさと館のチラシや観光農園をPRしたチラシなどを差し込んでいただいて毎月毎月更新をさせていただいて、北栄町のPRといいますか、農園PR等を幅広に宿泊されたお客様に立ち寄っていただくためのPR事業というのを一つしております。  また、もう一つは、一方でそうした御案内をした観光農園にやはり来ていただくことが主になりますので、観光農園を体験していただくためのスタンプラリーというのをさせていただいておりまして、そのスタンプラリーの実績等を今回載せさせていただいております。  平成28年は911人ほどございました。これは春夏とそれから秋冬との2シーズンに分けて観光農園をスタンプラリーしていただくんですが、さらに下がっていただいて平成30年では128人と大幅に減少しております。この大きな原因は、観光農園をしていらっしゃる方なんですが、御病気であったりとかおけが、もしくは高齢のために続けていけないという方が出たり、それから平成30年は特に秋冬に至っては農産物等が災害といいますか、台風等で余りいい成果が上げられなかったということもありまして、体験農園をされた方が非常に少ないです。  平成28年は観光スタンプラリーを、例えばスタンプラリーのカードを渡しますと3つぐらい体験農園をしていただいたラリーができてたんですが、平成29年についてはふるさと館に立ち寄ってそれからの周遊を楽しむ方ということでふるさと館1つ、それから観光農園1つという体験ラリーをさせていただきました。  続いて平成30年ですけれども、ここで大幅に3軒だったと私は記憶しておりますけれども観光農園がなくなりまして、1シーズンの観光体験ができないような、ラリーができないような状況が出ましたので、急遽スタンプは1つでもいいので、ラリーと言いつつもラリーになってはおりませんが、スタンプを1つでも押していただければ申し込みができるというスタイルに変えさせていただきましたが、このように主な要因といたしましては観光農園が大幅に減少したためということでございます。  平成31年につきましては、現在ひとつ何とか観光農園をしていただけないかということでお頼みしまして1つふえたところでございますけれども、現在も春夏を既に終えておりますが、思ったよりも伸びてないというのが現状でございます。 ○議長(飯田 正征君) 町田議員。 ○議員(5番 町田 貴子君) 受け入れの体制がなかなか農家の方が減ってしまって少なくなっているということですね。今後もずっと続けられるのか、その農家がふえるという見込みはないのか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  なかなか観光農園をしていただく方をふやすというのは非常に難しいことでございます。ですが、せっかく北栄町にお越しいただいた方をしっかりおもてなしするためにも、やはりここは観光農園をふやす努力を我々としてもしていくべきだろうと思っておりますし、また農園だけの体験ではなくて例えば観光交流課などがやっていらっしゃるような宿泊体験などとセットにさせていただくなどして、例えば加工体験と一緒にさせていただくとか、あるいは何かのものをミックスさせていただいてでもやはりここは既存で頑張っていらっしゃる観光農園の方もいらっしゃいますので、事業をやめていくというよりは、何とか工夫をして増加につなげていけるようにしていきたいというふうには考えているとこでございます。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 14番。施策の65ページで、説明はあったんですけどちょっともう一度詳しく聞きたいんですけども、②と③、その中で③の小規模事業者対象でこういった貸し付けをしておられますけども、こっちのほうが借り勝手がいいというんか何かがよくて小口融資がなくなってくるというような感じにとれたんですけど、その辺のちょっと説明をお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  ②③は関連しておりますが、小口融資貸付事業につきましてはこれは全県下で各市町村が出捐金を出し合って原資を集めて運営しているものでございますけれども、貸し付けの利率等が若干マル経のほうがお安いというのも実はあります。それと、貸し付け上限額等や貸し付けまでの審査の期間であったりとかというところでは非常に時間を要したりとかするものですから、そういう意味ではなかなか小口融資のほうが人気がないというのが一つございます。  それと、マル経融資のほうでございますけれども、これは経営改善貸し付けの省略でございますが、こちらの利子補給のほうが自分のほうの事業には合っているという事業者さんがいらっしゃいますので、借りやすさというのはマル経のほうがあるというふうには感じているところでございます。  ただ、いずれも重要な事業だと考えておりまして、事業者の皆さんが選択によってどちらを借りられるのかということでございますので、選択肢があるという意味では仮に貸し付け実績がなくてもやはり用意をしておくということは重要だと思いまして、実績としてはいずれもゼロ件ではございますけれども、十分な事業としては用意をしておくというものでございます。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 済みません、成果の次の67ページをお願いします。⑪道の駅北条公園再整備事業の8万7,000円の中で、今後の協議の参考とするため先進道の駅の視察を行ったとあります。説明では、舞ロード千代田及びキララ多岐に視察に行かれたということをお聞きしましたけども、お伺いしますのは、どういったメンバーで行かれて、具体的にその視察のテーマは何だったのか、それを伺いたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 質問にお答えをいたします。  視察のメンバーですが、こちらは道の駅の運営連絡協議会のメンバーで視察に行きました。具体的には関連する自治会の方であったりですとか、また商工会であったりですとか、また町民代表で公募という形で参加していただいた委員の方ですとか、そういった方々が運営連絡協議会の構成員になっておりますが、そういった方とあとは役場のほうの執行部のほうで参加をいたしました。  テーマといたしましては、施設自体のつくりであったりですとか、そういうことも当然なんですけれども、具体的にどういった運営をしていらっしゃるのか、運営者はどういう主体でどういった運営上の工夫をされているのかであったりですとか、また実際の建設設計、そういう段階から運営者はどういうふうにかかわっているかなど、単に施設だけにとどまらず、その運営等につきましても取材をさせていただいたところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) ありがとうございます。  その下に、成果といたしましてその係る方向性について検討を深めたと書いていらっしゃいます。どう深まったのか。いわゆるその報告書というものはこれ一般に公開されているんでしょうか、我々も見ることができるんでしょうか、お尋ねします。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) この視察の結果につきましては、報告、対外的な形でのホームページでの公表等につきましては行ってはいないところでございます。成果といたしましては方向性についての検討ということですが、一例といたしまして、例えばやはり運営事業者等に設計段階からかかわっていることで効果を上げてる等の事例がありましたので、そういった方向で進めることについて検討のきっかけとした等の実績がございますが、先ほど申し上げたとおり公開等は行っておりません。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ないようですので、次に7款土木費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ありませんので、次に8款消防費についての質疑を許します。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 13ページをお願いいたします。④の空き家対策事業のところで、老朽危険空き家除却費助成ということで893万7,000円が平成30年度上がっておりました。それでその下に空き家把握ということで、313件の空き家があるということで把握されております。最初にこの上のほうの9件について、これは勧告をされて除却されたということだと思いますが、そういう解釈でよろしいでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 勧告ではございません。いわゆる危険だということでD判定になりますと、町のほうから適切に管理をしてくださいというふうな指導、助言みたいな通知を出させてもらいますので、それに基づいて解体をされている。勧告ではございません。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そうやって要は指導、助言をされる行き先がわかってるケースについては非常にこういう形で対応していただけるということはよくわかるわけですけども、この313件空き家が把握されてる中で、持ち主がどこにおられるかわからないというのはあるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 大体土地の所有者ですとか、その辺で追っていけることはできます。ほとんどが追うことができるんですけど、全ての方が相続放棄をされているというような物件もありますので、最初の質問、ほとんどが所有者はわかります。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今、相続放棄という言葉がありましたけども、相続放棄をされた場合、いつまでも手つかずになる可能性というのはあるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 何もしないことを決められたわけですので、そのままになる可能性が大きいです。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そういうものは、非常に年月がたつと危険空き家になる可能性はあるのかなというふうにちょっと心配するわけですけども、この辺に対する対策というのは考えられているんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 所有者がわからなくて何もできないとなると、法律で略式の代執行というのができますので、そこに向かって事務を進めていくというような形になります。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 略式の代執行は条例で決まっておりますのでできるというふうになってるんですけども、現在震災のときに1件そういうことが例としてはあったということにはお聞きしております。その後の検討、近々そういうことの対象になるようなそういうものというのはございますでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 検討しているものはございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 検討されてるものがあるということですので、今後どんどんふえてくるような気がするんですね。この辺についての見解はいかがですか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) ただ、町がやってしまいますとほかの方もじゃ町がやってくれるまで投げておけばいいがんみたいな感覚になられると困りますので、所有者がわかっていられる方についてはもうしつこく自費で解体をしてもらうというようなことで進めさせてもらおうと思っています。所有者がわからないものについては、それは仕方ないのかなというふうに感じています。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 役場のほうにもそういう相談が、隣の民家がちょっと朽ち果ててるとかというような相談も多分たくさん入っとると思います。この辺についてやはり町民の皆さんの御意見を聞いて、本当に危ないものについてはそれなりの対応はするべきだろうなというふうに思いますけども、事故が起きない、また犯罪が起きないうちに適正な対応をとっていただけるようにお願いしまして終わります。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 確かに、おっしゃられるように隣の方は大変困っておられます。そういう方はあります。ただ先ほども言いましたけど、じゃ町がどんどん進めていいのかという、そこもありますので、そこをバランスを見ながら対応していきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ありませんので、次に9款教育費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ありませんので、次に10款公債費、11款災害復旧費、12款予備費についての質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、最後に改めて一般会計全般にわたっての質疑を許します。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 決算書では48、49ページ、成果では52ページの一番上、16目移住推進費のまず初めに①の上種・両高尾地区地域おこし協力隊事業についてお尋ねをします。  昨年で3年の任期が切れて、本年度何かつい最近まで募集しておられたように記憶しているんですけども、要は国の特別交付税を使って3年間という期間限定で来ていただいたこの上種・両高尾地区の地域おこし協力隊、次のイチゴのほうも同様なんですけども、要は3年経過後に、本来これは北栄町に自立して生活をしていただこうということが本来の目的なんですけども、北栄町で3年経過後になかなか残っていただけてないのが現実だと思うんですけども、まずこの上種・両高尾地区の協力隊の方で、これまで4年目以降も北栄町内で生活をしておられる方があるかどうかをお聞きします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  上種・両高尾地区の地域おこし協力隊というのは前任者が初めての採用でございましたので、この3年間が切れまして現在3次募集まではやっておりますが、まだ残念なことに応募がない状況でございます。  北栄町の場合は地域おこし協力隊を求めれる地区が決まっておりまして、いわゆる3大都市圏からでないと受け入れないということがございまして、募集はあったのですけれども、そこ以外のところからの募集があったりとかしまして、この上種・両高尾地区の地域おこし協力隊についてはまだ採用がない状態です。ですので、実績としては残っていただけてないという形になっております。応募のほうはありましたけれども、残っていただくような形にはなっておりません。  それと、イチゴ地域おこし協力隊でございますけれども、この3年を任期となった者がこの7月末で1人、それから11月末でもう一人地域おこし協力隊が退任することになっておりますが、この両者については本町へ継続して住んで、一方はドリーム農場で採用、それからもうお一方は自立して就農をされるということで道を決めて進んでおられまして、そういう意味では半分ぐらいの確率では必ず町のほうには定着していただいています。  この実績ですけれども、全国的な地域おこし協力隊を見ますと約3割ぐらいしか定着ができてないという中では好成績なほうだとは思っておりますが、やはりせっかく来ていただいた方ですので、できるだけ逃したくないということもあってきちっとした事業、3年後の生活設計というものもこの任期の3年間のうちに相談を受けながら進めている事業でございます。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) まず上種・両高尾のほうで、募集をかけたけど応募はなかったということですよね。確認します。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 募集をいたしましたが、応募は1名ございました。ただしこれが先ほど申し上げました、我々の地域おこし協力隊というのは中山間地域がないものですから、いわゆる3大都市圏からしか地域おこし協力隊がお越しいただけないようになっておりまして、そこ以外のところから来られた方だったものですから、応募はされてきても採用ができないということでお断りをした経過があります。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) それっていわゆるもともと応募する資格要件に当てはまらないわけですから、そういう方を応募があったって言うこと自体がどうかなとは思いますが、それはさておき、その本来の目的である平成30年度までの3年間で初めての両高尾地区の隊員で、今回が2期目というかになるわけですけども、実際にその応募者がいないというか、全国至るところでこの隊員の募集はしてるわけですよね。なので、なかなか応募がないというのは、要はこういう両高尾での現在取り組んでいるような事業では将来的に隊員で来ようという人も魅力を感じないというか、もう最初からなかなかこれで自立してやっていけるというふうな展望が開けないんじゃないかと思うんですよ。その辺をやはりこれからもう少し考えて取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員のおっしゃるとおりでございまして、全国あまたで地域おこし協力隊の募集がございます。また、お隣の琴浦町もうちのような同様の事業で地域おこし協力隊を採用しておりますので、やはり同業他社といいますか、同じような募集要件が乱立する中では議員がおっしゃられたように何か別の魅力をしっかりと付加をして、なおかつ3年後の生活をしっかりと見せれるような形の募集をしていかないとだめだと思いますので、今後の募集については工夫をしながらさらに続けていきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ②のイチゴのほうの隊員さん、先ほどの説明でお1人ドリーム農場のほうで従業員として入られてということですから、その方はもう将来的にも独立してでもイチゴづくりをやろうというそういう気持ちが見てとれるんですけども、もうお一方は新規就農とかって今言われましたけど、どういう作物というか、どういう部門に就農されたんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  あとこの11月末で任期が切れます地域おこし協力隊につきましてはナガイモというか、ねばりっこをつくられるということで、周辺住民の方や農家の応援も受けながらしっかりと取り組んでいくように準備を進めているところでございます。
    ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) このイチゴ関係の地域おこし協力隊というのは、将来的に北栄町をイチゴの一大産地にしようということで、そういうイチゴの栽培のできる専門的な知識を持ってやっていただける人を育てようという部分もあったんですけども、現状ではこれまではドリーム農場で採用した方がお一人だけで、要は独立してとか他のイチゴを栽培しておられる栽培農家のところに就農されたとか、そういうことはないんでしょうかね。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。  現時点ではイチゴの地域おこし協力隊からほかの農家のとこに就職をされた方はございませんので、あくまでも自立を目指しているという状況でございます。  ちなみにでございますけれども、現時点でほかに採用になって今地域おこし協力隊でいる者が4名残っておりますけれども、ドリーム農場でそのまま働き続けたいという者が2名、それから独立してイチゴ農家になりたいという者が1名、もう1名はやはりスイカかナガイモで独立就農したいという者がおりまして、北栄町に住んでいくうちにほかの農産物への魅力を感じて就農したいというふうに気持ちが変わってきたものでございますので、それを無理にとどめることもできませんので、北栄町の農産物を支える大きな力になるものと思って、我々としても惜しいですけれども、そういう者をしっかりと応援しているということでございます。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  3番、前田栄治議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 決算に当たって決算書の251ページ、財産調書の件があります。一番下に北溟中学校の土地のことが3分の1ということで書いてありますので、ここをちょっとしっかり確認をとっておく必要があるので質問させていただきたいんですけども、今回一般質問でも出されましたし、私も過去何度も一般質問させていただいています。この件で、今回の一般質問の町長の答弁の中でありましたけども、まず最初に前の一般質問のときにここの土地を3分の1と書いてあります。このことについて、独自に北栄町として鑑定士を雇ってでも鑑定をしてくださいねということを伝えてありますけども、どういうふうになったんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 御質問にお答えします。  湯梨浜町との話し合いの中で、鑑定書のほうを湯梨浜町のほうがとっておられるということがわかりましたので、それを聞きますと鑑定士も北栄町が大体依頼する方と同じ方でしたので、そこは二重にとる必要はないということでそれを情報提供いただいたということで、北栄町独自ではとっておりません。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 予定しとられた方が同じ方だったということで、その方の鑑定を信用して進めていくんですけども、一般質問の中でちょっと非常に答弁の中で、過去の町長の答弁では解体費用は当然相手に見てもらうんだよということを今までずっと言ってこられました。今回の答弁の中では、解体費用を含めたところの資産価値と解体をする前の資産価値とのどちらをとってちゃんと交渉される予定なんですか。これ答弁によっては、解体費用の3分の1を見るという話になってしまうんですよ。どうなんですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 当初は更地にして、その分の3分の1というようなことで答弁させていただいておりましたが、湯梨浜町のほうは議員さんに説明した中で土地の更地にしたもの、それから解体費、そして残りをというような形で説明されております。それが正しいかどうかということで、ちょっと弁護士のほうに相談をさせていただきました。すると、やっぱりそれが大体今までのそういう通常のやり方だというようなことをちょっといただきましたもので、先ほどの答弁ということになったわけでありますが、ただそれをしてしまいますと、分かれてからずっと湯梨浜町のほうはそれを使っておられます。それに対して、我々は放棄したものですから全然家賃ももらっておりませんし何ももらっておりませんので、それはちょっとおかしいかなという気持ちを持っておりますので、ですからこれから湯梨浜町さんがどういう土地利用されるかということをよく見きわめて、その中でちょっと話をしたいなと、こう思っておるところであります。  ただ、今のままそのまま3分の1ということでなくて、やっぱりその利用によってまた価値も上がってくるということもありますので、そういうことを見きわめながらそうやってやりたいなということをしたいと思います。弁護士さんもやっぱりそういうようなことでされてもいいですよというやなこともそういうアドバイスも受けておりますので、そういう形でできればやっていきたいなと、こう思っております。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 今回の同僚議員の一般質問聞いててちょっとええっと思ったもんですからちょっと質問を、ここでしないとなかなか3分の1でするとこはないですのでさせていただきました。確かに町長言われるように、北溟中学校から分かれて20年ちょいたってます。その間、教育施設ですし放棄したもんだということで無償で家賃も、家賃ということはおかしいですね、使用料をいただくこともなく使ってきていただいたということを考えれば、解体費は当然見ていただくんだよという今までの町長の答弁があったもんですから、そういうことで更地にしたときの値段の3分の1ということで私はもう認識というか理解をして今まで来ました。  弁護士さん等に相談をすると、いろいろな意見が出てきたと。町長言われるように、後日利用方法だとかあすこにはバイパスも近くに通ったりとかいろんなことで価値が変わってくる話ですので、今どうのこうのということではないですけども、ぜひ課長を含め交渉に当たる職員にはやっぱり今の気持ちをしっかり伝えて、北栄町の持ち分が少しでもよくなるように町長のやっぱりしっかりとした姿勢を伝えて、伝えられるとは思いますけども、もう一度そこをしっかり言っていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 今までも解体して更地にしたもんの3分の1だということを言っておりましたが、そうやって相談したらそういうことだということでありますので、先ほど前田議員言われたように職員にもきっちりと、もうこれ知っておりますので、いつになるかわかりませんので、これはずっと続けていって、そういうふうにならないような形の中で処分について協議したい、こう思っております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 斉尾智弘、7番です。施策の43ページをお願いいたします。感染症等予防事業でございます。この中で、一番下のところに風疹(大人)というところがございます。接種者数というところが平成28、29、30年度ということで載っておりまして、15名、12名、平成30年度が38名ということで2倍から3倍にふえております。これは非常に風疹に対する町民の捉え方というものがある程度浸透してきたんだろうなというふうに存じておりますけども、喜ばしいかなと思っております。  ただ、この38名という人数が町としてこの数が多いのか少ないかということについてはどういう見解を持っておられるのか、その辺をちょっとお尋ねをしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。風疹の予防接種についてでございます。  風疹の予防接種につきましては、対象者が妊娠を希望される御家庭の配偶者だとか御本人だとか家族の方だとかというものになっております。さらに、免疫の検査で免疫が足らないという方が対象になっておりますので、その数字としては押さえづらいといいますか、確定したものを申し上げることはできないところでございます。  ただ、議員仰せのとおり平成30年度については観光客、沖縄等で流行があっただとか、あるいは妊婦さんへの感染による被害が広く周知されたとかということが影響したのであろうというふうに思います。  ことしにつきましては、誕生日が限定で国のほうの補助等もできましたので、既に該当者にはクーポンを送ったりとか町のほうでも啓発等も行っておりますので、引き続き努力はしていきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) これに対する補助というのは3年間だったというふうに記憶しておりますが、そういうことでよろしいですね。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  それはことしから始まった無料のワクチンの接種については3年間でございます。昨年度までの分については、県のほうの補助がある抗体価の検査をした方で接種を希望される方を町として3分の2補助するというものをしておりましたので、平成30年度についてはそういうことでございます。今年度については、議員仰せのとおり3年間はその期間の方は無料で検査、それから接種はできるということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) よくわかります。ことしから始まった事業で、3年間は補助があるということでございますので、町民にしっかりと周知していただいてこの間に検査なり予防接種を受けていただくということでよろしいですね。広報もよろしくお願いしたいなと思うわけですけども。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  3年間無料の期間の対象者は、昭和37年の4月2日から昭和54年4月1日生まれの方が無料の対象者でございます。それ以外の方は、これまでどおり県の抗体価検査を希望される方は無料でできますし、それから抗体価がない方については、町のワクチン接種の補助があるということでございます。当然これについては3年間ローラー的にクーポンを送ったりだとか、それから健診の折に同時に受けれるようになっておりますので、広報等は引き続き行ってまいりたいというふうに思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) ないようですので、急速充電器に関する答弁保留があります。  井上議員、回答後さらに質疑がありますか。 ○議員(8番 井上信一郎君) はい。 ○議長(飯田 正征君) 本案については答弁保留がありますので、25日の会議において回答いただきます。  以上で本案は質疑の一部を残して終わります。  しばらく休憩します。(午後0時05分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時00分再開)  保留していた答弁ができるようですので、答弁を求めます。  藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 井上議員の質問で、答弁保留させていただいた件につきまして答弁させていただきます。主要施策の成果28ページ、4款1項8目環境保全費の急速充電器に係る質問でございます。  北条道の駅の急速充電器につきましては、平成30年度の電気料金38万6,829円中、基本料金に係るものが月々1万1,988円で、年間にしまして14万3,856円でございます。それを差し引いたものにつきましてが24万2,973円で、これが電気の使用量に係ります料金でございます。  一方、先ほど収入として入ってくる分としまして1分当たり9.8円ということで、1年間の収入につきましては、平成30年度中につきましては、使用分数2万4,809分を9.8円掛けまして24万3,128円となりますので、とても大きくもうけるわけではないですけれども、このその他の分について賄える分の収入はございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) この件について。  井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 先ほど答弁の最後の部分、その他の部分を賄えるほどの収入という、このその他の部分というのはどういう部分ですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 電気料金から基本料金を差し引いた分の24万2,973円についてでございます。 ○議長(飯田 正征君) いいですか。  井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ということは、その24万円分のうちの15万円部分を使用料として管理委託している事業者さんからいただいているということでいいんですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) これは平成30年度の使用量に応じての算出でございまして、実際平成30年度に収入していた分につきましては前年分、平成29年1月から平成30年9月までの使用分数に応じた収入となっております。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この北条公園のほうの充電器ですけど、設置をするときの説明では電気料金は委託した事業者さんから使用料収入としていただくような説明だったと私は理解しておりまして、だから先ほどの説明の基本料金の14万幾ら、それ以上に使った使用料24万円、合計の約38万円が要は基本料金も込めて私は使用料だと思っていますから、38万円ほどがその収入に上がってもいいと思うんですけども、要はそういうふうな契約にはなってなかったということになりますから、そうなると当初の説明とは私は若干違うんじゃないかと思うんですけども、その点はどうなんでしょう。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 契約については基本料金は除いたというところでなっておりますので、その当時の説明に誤りがあったのかもしれませんけれども、契約としては問題なく、その基本料金を除いた分について収入するような形になっております。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) そうすると、24万円収入としていただかんといけないんじゃないんですか。どうなんでしょう。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 先ほども申し上げましたとおり、収入は入ってくるのが9月で締めますので若干ずれがございます。ただ、昨年度につきましては丸々1年ではなく平成29年1月からの収入になっておりますので、丸々1年間というわけではありません。ですので入ってくる金額としては9.8円で基本料金を除いた分の金額は入ってくる仕組みにはなっているんですけども、収入される時期が若干ずれるということです。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) この決算書の37ページの電気自動車の使用料の15万2,163円の収入として入った期間は、じゃこの平成30年度の何月から3月までという。使った使用料のこの基本料金を除いた部分の24万円の使用料というのは4月から3月までの使用料であって、入ってきた15万幾らの収入は4月から3月ではないよという多分説明だったと思うんで、何月から何月分までの収入なんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 平成29年1月から平成30年9月までの電気の使用料です。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) これ平成30年度の決算ですよね。収入を何で、今9月までの収入を計上しとられると言われましたよね。その計上するのに期間が違ってるようですけども、それでいいんですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) どうしても機械等の性質上、毎月毎月ということにはなりません。1年間ということで、始まりが実際に設置しました10月からになりますので、その1年間分を平成30年の9月末で締めて10月にいただくような形をとっております。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) その契約の中ではそういう締める月がそうだったかもしれませんけども、決算書だと私たちは3月31日で締めた時点でこれだけ使用料収入があったというふうに理解してしまいますよ。ちょっとその辺説明してもらったらいいです。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 実際に入ってきているのは平成30年9月までですけども、調定収入自体は平成30年度中で間違いございません。平成30年10月からの分についても、いまだ、まだ収入についての計算できておりませんので、これについては令和元年度に調定収入を行いますので、令和元年度の収入となります。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) そういうことであれば、10月以降の分はだから本来3月で締めたらこれぐらいの使用料が入ってきますよ。要は未収金になるわけでしょ。だから未収金として計上すべきじゃないんですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 企業会計等になればやっぱりそういう発生主義の中でそういうことにはなろうかと思いますけど、これは現金主義でやっておりますので、その入ったもの、金額を上げておるということになろうかと思いますので、そういうことでちょっと御理解いただければと思います。 ○議長(飯田 正征君) それでよろしいですか。  井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今、町長のほうから理解をっておっしゃるんですけども、ちょっと理解できないんですよ。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 現金主義でございまして、入ったもの、支払ったとき、それがこれにのるものでありまして、その期間のものは発生主義ではありませんのでなかなかのりにくいということになります。今までもずっとそういうような形でやらせてきていただいておりますので、これをならこれだけ発生主義にしてじゃほかのものはということもありますので、それはもうしておりませんので、それをすると全部していかないけんということになりますので、収入についてもこうですし、支払いについてもそういうことに今なっておるところであります。 ○議長(飯田 正征君) いいですか。  井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ということは要は最終的には24万円、今回収入で15万円強計上してありますが、残りの9万円近くが次の年度のほうでの収入に入ってくるということでいいんですよね。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) そのとおりでございます。
    ○議長(飯田 正征君) よろしいですか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第67号 ○議長(飯田 正征君) 日程第2、議案第67号、平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 主要施策の成果の107ページです。国民健康保険税の収納状況についてお聞きをしたいと思います。  滞納処分による短期保険証の交付でありますけれども、その交付基準について滞納期間がそれぞれの町で決められているんですけれども、南部町は滞納分が複数年度にわたるということになっておりますし、江府町は前年度以前分の滞納の有無、湯梨浜町では過年度の滞納が2年以上と滞納が2年未満ほかとなっておりますけれども、北栄町の場合を見ますと前年度分を滞納となっているわけでして、これはほかの町よりも厳しい取り立てになっているんではないかというふうに感じるんですけども、これはどういう理由でそうしているんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  健康保険税の徴収につきましては、税務課との連携をとりながら主に徴収のほうは税務課、調定のほうは健康推進課のほうで行っておるということでございます。北栄町としては、議員さっき仰せのとおり前年度ということで保険証の交付ということを制限しとるわけでございまして、それについては各市町の徴収に対する取り組み方だとか進め方によるものだと思います。そうやって保険証の一時交付だとかということ、資格者証の発行だとかという対応はしておりますけども、その都度税務とあわせた相談だとか、それから先ほどもありましたけども、場合によっては生活困窮部局との対応等をして進めておりますので、現在はそのようになっておるということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) ことしの7月に県と町村のこの問題に対する協議といいますか、そういうものが行われているようでして、その資料に基づいて質問させてもらっているんですけれども、これによると市町村国民健康保険連携会議というんですね。その資料によると、事務処理の標準についてという項目で短期被保険者証の交付基準について、その納期期間というのについては被保険者証更新時に前年度分以前の保険料について納付があることというのを示されているんですけれども、こういうところに改めていくというお考えはないんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  保険証の発行等につきましては、議員仰せのとおり徴収のこと、実際に納めていただくことの徴収率等にも関与してまいるというふうに思っております。このことは、先ほど連携会議の例がございましたけども、連携会議のほうでも標準、平準をするということを持ち寄ったわけですけども、当然将来的には標準、平準していくということを各市町とも思っておるわけですけども、現状では保険税、保険料は各市町で徴収しておるということでありまして、その徴収する上で保険税だけじゃなくてほかの公金等の状況だとか、それから先ほども言いましたけど生活困窮の度合いだとか、あるいは納める方の困窮度、それから計画性等にもございますので、その点は現在のところは各市町の判断に任せるということになっておるところでございます。  運営会議のほうでもありますが、将来的には統一するということになったとしても徴収するところが各市町になるということになれば、また各市町での先ほど言いましたように納付の計画だとか状況の把握だとかが重要視されますので、そこはまた今後検討しながら進めていくということになろうかと思います。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 生活相談に乗っていくという点ではそれはそれでやりながら、短期保険証を発行するということは6カ月なりそれ以下のものの期間の保険証しか発行しないということだと思いますので、そこにはそれを過ぎれば医療機関にかかることができないということになるわけで、やはりそこはきちっと1年のを発行しながらそういう納付相談にも乗っていくということでなければ、受診を受ける、そういう機会を失いかねないことも出てくると思うんですね。やっぱりそこが一番重要なところで、やっぱりそこを考えれば将来統一するのであればできないことはないわけで、他の町でもやってるところもあるわけですから、当然そういうふうに考えていかなければいけないんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういうことを検討されないのか伺って終わります。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。  保険証の発行を短期証にしたり資格者証にしたりということは、町の基準で行っておるところでございます。ですからそれについては納付される方の計画の状況に応じて、例えば計画性がしっかりと将来にわたってできるということであれば短期証の発行でなくて保険証の発行ということもあろうかと思いますけど、やはりそこの中で相談していただいたりそれから現状を見ると、なかなか滞納額等も多くて保険証の発行が困難だというところの判断もあるところでございます。これはほかの公金等とも一緒ですけども、保険税の公平性から考えるとやはりある程度必要なことではないかなというふうに思います。  健康推進課といたしましては、医療機関にかかられることができなくなるようなことはなるべくしないようにしなければならないというふうには思っておりますので、その都度税務課とも連携をとりながら相談に応じていきたいというふうに思います。  また、その基準についてはなかなか難しいとは思いますけども、これも税務課とも協議しながら検討はしていきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第68号 ○議長(飯田 正征君) 日程第3、議案第68号、平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第69号 ○議長(飯田 正征君) 日程第4、議案第69号、平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第70号 ○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第70号、平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第71号 ○議長(飯田 正征君) 日程第6、議案第71号、平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第72号 ○議長(飯田 正征君) 日程第7、議案第72号、平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第73号 ○議長(飯田 正征君) 日程第8、議案第73号、平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第74号 ○議長(飯田 正征君) 日程第9、議案第74号、平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第75号 ○議長(飯田 正征君) 日程第10、議案第75号、平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第76号 ○議長(飯田 正征君) 日程第11、議案第76号、平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
     これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第77号 ○議長(飯田 正征君) 日程第12、議案第77号、平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第78号 ○議長(飯田 正征君) 日程第13、議案第78号、平成30年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 報告第9号 ○議長(飯田 正征君) 日程第14、報告第9号、平成30年度決算に基づく健全判断比率についてを議題とします。  これより本件に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、報告第9号を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 報告第10号 ○議長(飯田 正征君) 日程第15、報告第10号、平成30年度決算に基づく資金不足比率についてを議題とします。  これより本件に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、報告第10号を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第79号 ○議長(飯田 正征君) 日程第16、議案第79号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第80号 ○議長(飯田 正征君) 日程第17、議案第80号、北栄町情報公開条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第81号 ○議長(飯田 正征君) 日程第18、議案第81号、北栄町印鑑登録及び証明に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第82号 ○議長(飯田 正征君) 日程第19、議案第82号、北栄町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第83号 ○議長(飯田 正征君) 日程第20、議案第83号、北栄町廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 8月30日の全協での説明資料のごみの排出量等の推移を見ますと、人口は減少しているのに排出量は一人1日当たりが毎年のように増加して、年間の排出量も平成26年度からは毎年ふえ、平成29年度に比べ平成30年度は48トンふえております。その一方で、リサイクル率は一番高かった平成19年度の25.3%から平成30年度は16.2%と9.1%も下がっております。これは減量の成果が得られていないということではないでしょうか。減量の方策であるリサイクル率の改善についてはどのような方策を持っておられるのでしょうか、お聞きします。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) ごみの減量にもつながりますけれども、リサイクル率向上のためにはやはり再資源できるものについて、より資源を適正に分別していくということが第一だというふうに考えております。現在も環境パトロール等で可燃ごみのごみ袋をあけてみますと、リサイクルできるペットボトル、これは飲料用については割と少ないんですけれども、しょうゆであったり料理酒であったり大型のペットボトルについては分別できないと思って捨てられている方がいらっしゃったりとか、あとは新聞、チラシなどの大きな紙についてはリサイクルされても、小さいメモ用紙であったりとかダイレクトメールのチラシのような紙、そういった紙片については可燃ごみに捨ててしまっているという方が多く見受けられますので、そういった方にもリサイクルできるという情報提供することにより減量、それからリサイクル率の上昇というのは可能だというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 実際問題これまでこの10数年の間でその実績が上がっていないというふうに見られるんですけれども、これまではそうした努力をしてこなかったということですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 努力が数字に上がってないというのはまさにおっしゃるとおりなんですけれども、そうはいいましてもきめ細やかに環境出前講座に出向いていったり、あとはいろいろなところでごみの減量に対する講演をしてくれと言われれば出かけていって、職員がそういった知識の普及啓発をしております。  よく高齢者の方が分別に迷われるのではないかというふうに御心配される方がいらっしゃいますけれども、実は高齢者の方ほどそういったものに対して、もともと物を大切にするという心があるのかもしれませんけれども、分別のほうをしっかり徹底していただいているという方が多くて、逆に若い方になるとどうしても面倒というのが先に立ってしまうのか、そういったのを手が薄くなっているというふうに感じているところもありますので、今やっている自治会出前講座をいかに若年層のほうまで普及させていくのかというのは今後の課題でもあります。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) その若年層について分別の方法等を徹底していくということなんですけれども、具体的にはそういう計画はありますか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 現在も町報それから町のホームページ等でごみの減量、それから毎月町報のほうには今月の町民1人当たりのごみの排出量ということでそちらのほうの掲載と、あとはごみの減量の一口メモのようなものを掲載しております。そういった地道な事業というか普及啓発のほうは継続していきたいと考えております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 確かに町報やホームページも大切な周知手段ではありますけれども、しかし現状はどれだけの方がそこを毎回見ておられるのかということは疑問があるわけでして、いろいろ新聞などでも活字離れということが起きているということが言われておりますし、やっぱりそこは現代の通信手段を活用するなどのやっぱり新たな方策も考えていかなきゃいけないんじゃないかというふうに思うんですけれども、その点いかがですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) おっしゃられるように、いろいろなメディアを活用するという方法も一つあると思います。ただ、実際に普及啓発してもなかなか実績が伴わないというのも長年環境を担当しておりまして感じておるところでもあります。やはり一緒になってするということであれば、今回のようにごみ袋の値上げ、改正によりましてもう少しごみを減量してみようかなという動機づけも必要かと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 提案説明の際の6日の提出の説明資料では、ごみ処理費というのは平成29年度に比べ平成30年度の処理費は減っているわけなんですけれども、これの理由はどういうことなのかということと、それから令和元年度は見込みということで600万円増ということになっておりますけれども、その理由についてお聞きをしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 9月6日の説明資料の主なごみ処理経費につきましては、総額につきましては小計で平成27年度から令和元年度まで増額のほうをしております。減額というのはしておりません。  また、令和見込みについても……。広域連合の負担金の減額のことということかと思われますが、平成29年度それから平成30年度の広域連合負担金については、ごみ処理費のみですけれども、これはあくまでも総額を中部で案分いたしますので、それによる減額かと思われます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 案分して減額となるというのはちょっとよくわからないんですけども、それはこの処理費以外の経費が加味するということですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) そうではなくて、ごみ処理費のみの計上になっております。総額というのは広域連合のごみ処理費に係る費用でございまして、1市4町で案分をしているものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
    ○議員(1番 長谷川昭二君) そうすると、ただ単にごみが減量されて処理費が浮いたということではないということですね。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) そうでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) もう1点、ごみ袋代というのを値上げをすれば、大量に消費することのない高齢者家庭だとか少人数のひとり世帯だとかそういう家庭、あるいは生活困窮世帯であっても値上がりをした袋を購入しなければならなくなります。そうした世帯への影響というのはどのように考えておられるんですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 今までのようにごみ袋の大を使用し続けていけば、もちろん負担のほうは上がります。ただし、例えば毎回大のごみ袋で排出をされている方が大から中に、先ほどごみの減量は3分の1程度できるというふうに申し上げましたけども、それをしていただきまして中にしますと負担のほうは今までと変わりません。今年度、大栄地区の可燃ごみの回収が1年間で99回ありますので、大1枚使って現行ですと2,970円、これが例えば中1枚30円のままですと2,970円で変わりません。同じように3分の1減らすということで、3回に1回可燃ごみを出すのを休むとしますと、大を使いますと2,640円となりまして、差額としましては330円の減額となります。このように減量をすることによって負担のほうは抑える、もしくは減額のほうも可能というふうに考えております。  ただし、おっしゃられるようにどうしてもごみの排出、例えば赤ちゃんがいておむつが出る、在宅の介護をされてる方があって紙おむつ等が出るというような家庭があることも承知しております。そういった方につきましては、何らかの支援策というのを検討したいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 私はごみ袋代に処理費をかけるということ自体が間違いだというふうに思っておりますけれども、少なくともどうしても上がるのであればそうした対応はぜひともお願いしたいというふうに思います。  これまで減量という名目で有料をして以来、ごみの減量やっぱり進んでいないと思うんですね、現状は。経費の増大に合わせてごみ袋代を値上げをしてきた。そういう中で、住民負担が増大しているということが現状ではないんでしょうか。ほかの町村と比べても非常に割高となっているこのごみ袋代でありますし、やはり今回の値上げは見直すべきではないかということを申し上げて質問を終わりたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) このごみ袋代につきましては、平成8年にごみ袋の有料が始まって以来、価格のほうは改定しておりません。23年間全く現状のままです。  一方、物価それから消費税についても増額しているところで、これについては据え置いたところです。もう少し問題がこのように大きくなる前にそれなりに価格改定を小まめにする等、対処しておければよかったかもしれませんけれども、やはりこれ以上ごみの増加、それから処理費の一般財源の負担というのはどうしても食いとめたい。一番はごみの減量、ごみの増加を食いとめたいという思いがありますので、それを行政だけでなく町民も本気になって取り組んでいただくためにやはり応益負担、ごみ袋を使う方にとってはそれ相当の負担をお願いしたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 何点かお聞きします。  9月6日にいただいた資料によりますと、倉吉市、湯梨浜町、琴浦町が10月1日より現行より1円程度と思いますが値上げされます。これは消費税増税に伴う値上げだろうと思います。しかし、本町では10月1日の値上げはなしに来年の4月1日から45リットルの大で10円、同じく25リットルの中で10円ですか、値上げをされるという議案であります。なぜ今なんですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 先ほども申し上げましたように今回の増税で値上げというのではなく、やはり平成8年の制度創設当初から値上げをしていないというところを考えますと、消費増税に係る分の値上げだけではなくて、やはり今のいろいろなごみの処理経費もそうですし、そういった将来的なごみ処理施設等の建設も含め、今回からである程度周知期間が必要というふうに考えましたので、来年の4月から施行するためには今の時期での提案とさせていただきました。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 私の今のこの時期という質問の趣旨は、いわゆる10月1日から消費税が上がる。非常に以前から申し上げているように、増税後の景気の失速感というのを心配しています。その影響が出てくる4月に当たっての値上げが合点がいかないという意味であります。  減量のことを20数年間上げてないから今なんだということの説明でしたが、8月30日でしたかの全協のときに初めてこの議案をお聞きして、いきなり今回の9月議会での審議であります。それを私にとっては余りにも唐突感がある値上げの提案ということで、そういう意味での質問の意味もありました。  それで減量にこの値上げがどれぐらい寄与するというふうに試算をされていますか。あるいは目標を持っておられますか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 具体的な数字、減量というのは実際のほうは試算しておりません。ただし、これは他自治体の例ですけれども、家庭ごみの排出を有料したところ有料前の年度で翌年度16.5%、それからその翌年度は22.7%、さらにその次の年度では24.2%の減量を可能としております。実に可燃ごみの4分の1弱を減量しているというふうになっております。  本町の場合ですと、やはり可燃ごみの3分の1は減るというふうに考えておりますので、3分の1は減らしたいという思いはありますけれども、どうしても出てしまうごみというのもありますので、そうしたものも含めながら実際にどれぐらいの目標を設定するのか、それが実現可能な目標なのかについては検討したいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 目標もないとおっしゃいました。今後の検討であります。しかし、改定後の収入見込みとしていただいた資料には、現在の1,428万円の収入から1,829万5,000円の収入に変わる。今出ているごみ量の同じ量としてというお話、減量はしてないという意味ですよ。そういう試算もどうかと思うんですが、試算してないんだからこれで仕方ないんですが、それで400万円のごみ収益販売が上がるというわけです。  私は、はっきり言ってごみ袋の値段を30円から40円に上げても町民の減量への意識は余り高まらないと思います。先ほど無料から有料にされたときの事例を発表されましたが、それは20数年前の平成8年のときに実践済みでして、それは検証された町の現実を検証されればいいわけで、新たに値上げされたところの事例があればまた教えていただきたいと思います。  それでその400万円の増税に対して、いわゆる湯梨浜町、倉吉市、琴浦町、そして三朝町も入るんですが、本町と合わせて広域連合を構成してて一緒にごみ処理をしてる。負担金を払ってやってる。その中にあって、隣町が31円、あるいは倉吉市は31円、それから湯梨浜町が31円で琴浦町が27円になるという、うちだけが40円。いわゆる隣同士で同じような人口規模の町が両隣にあって、うちだけがごみ袋代が高い。その影響9円、10円ですけど、その印象、町民に対する理解、なかなかそれはちょっと金額だけの問題だけじゃなくって感情的に受け入れられないように思うんですが、あえてもう一度言います。400万円の影響額です。しかし、店頭に並んだときの値段の格差は10円あるんです、1枚に。そのことについて、これは当然町長が政治判断でするんだというふうに決定されたと思うんですが、町長、このことについてどう思われますか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) それぞれの町の考え方だろうとこう思っておりますが、やはり買うときには安いほうがいいだろうと、こういうような感じを持たれると思います。ただ、やっぱり意識を高めるという意味では若干の値上げもやむを得ないだろうとこう思っておりますし、またごみの処理自体もそんなに無料でできるわけでありませんので、応分の負担ということでお願いするわけであります。  先ほど湯梨浜町や琴浦町の、あるいは倉吉市の話が出ましたが、三朝町のほうも50円ということで高くなっておるとこでありますし、また県内の市町村を見回してみますとそんなに40円が高くなくて、他の市町もそういう我が町より高く設定されるとこもあるわけであります。それぞれの町の考え方だろうとこう思いますが、やっぱりただ上げて処理費を負担するということでなくて、やっぱりそういうごみの減量に対する意識というものをこれによって高めていただくということも必要ですし、先ほど来より言っておりますようにリサイクル率を高めるとか、またそういうことをしっかりとしながらこの理解をいただいてやっていきたいなと、こう思っておるところであります。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 行政の理論はわかります。その立場での発言はわかります。しかし、町民感情として他町と北栄町とのごみ袋が同じ店頭に並んだときに値段が違う。単純に言いますと750円と1,000円ですわ、25枚袋で買うとね。その値段の差があったときに、町民感情としてどうなんだろうかと。それがイコールごみの減量しなくちゃいけないから仕方ないんだというふうに思っていただけるんでしょうかということなんです。いや、住みにくい町だなというふうな判断をされてしまうんじゃないかというのが私は心配なんですよ。そこのところはどんなふうにお考えでしょうか、町長。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 北栄町は環境に大変力を入れている町でありまして、そういうことも皆さん方理解されておると、こう思っておるところであります。  そういう意味で、町がそうやって環境に意識を高い町であるということはやっぱり町民の皆さんもそういう意識を持っておられると思いますので、そういうことを浸透しながら減量に向けて取り組んでいくという意味でやっぱりその動機づけの一つだろうとこう思っておりまして、若干高くなるわけでありますが、やっぱりそれによってごみを減らそう、リサイクル率を高めていこうということで環境に配慮しとる町だなという、そういう位置づけということにもなろうかとこう思っておるところでありますので、そういう形で理解をしていただくように努力してまいりたいと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 環境に優しい町だということで、ごみ袋の料金を値上げしても町民は理解していただけるというふうに聞こえました。私は理解しました。先日あるテレビで倉吉市が暮らしやすさ全国5位でしたか、というやなことの番組をやっておられまして、それちょっと見たんですが、ちょっとしたことだと思うんです、住民感情って。同じごみ袋としてうちではやっぱり1,000円、片や750円で買える。同じ店頭に並んだときに、町民はどう思うんでしょうか。私は、申しわけないけど環境に優しいまちづくり町長一生懸命やってるんだからこれは仕方ないんだといってすごく考えてくださる町民よりも、何でうちだけが高いんだというふうに腹立たしく思われる町民のほうが多いと思うんです。だったら、今の理論展開をされるんだったら、20数年間はなぜ値段ほっとかれたんですか。過去、消費税上がってるじゃないですか。そのときの検討はなしに今回急に、それで半年後。よそは消費税に絡めて上げてくるんだけど、うちはそれもせずに急に上げてくるという、そのちぐはぐさが何かどうしてもちょっと納得いかないんです。もうこういう議論を1年も2年も前からやっとって、もう仕方ない、ならもうちょっと町民も一緒にやりましょうよというんであればいいですけど、突然じゃないですか。8月30日ですよ、私が聞いたのは。もう一度お願いします。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 突然だというようなことがあるわけでありますが、やはりいろいろ諸物価等も上がってきております。処理料も上がってきておりますし、またそういうごみ袋代も上がってきておるところであります。そういう中にあって今回上げさせてもらったわけでありますが、かなりリサイクル率も下がってきておりますし、もう少しリサイクルもしていただきたいなとこういう思いもあるわけでありまして、じゃいつがよかったかということになればなかなかそれは難しいわけでありますが、今回こういう形で提案させていただいておるわけでありまして、突然だと言われれば突然かもしれませんが、何とかそういう情勢の中で上げざるを得なかったということでお願いをするしかないかなと、こう思っておるところであります。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 最後にお願いするしかなかったかなというふうなことで、いつすればよかったんだというふうにおっしゃいましたけど、やはりそれはこれから議論をしていつ上げましょうかという話に持っていくべきじゃないかなと思います。  何回も言いますけど、消費増税によって、私は今回軽減税率も始まりますし、事業者にとって非常にややこしい税制度に変わりますし、今余り景気がいいというふうに言われていますけど、これは10月以降どうなるかわからない。その影響を見てからでもこういう議論はいいんじゃないかなと。どうしても上げるんであれば、上げるまでにもうちょっとこういう減量に向けた取り組みをやってみて、減量が成功すればそれでよし、できなかったら一つの選択肢としてごみ袋を上げる。そういうやったやったおっしゃいますけど、成果としてはなかなか出てこないという反省もありました、担当課から。今度の最終日に議決をすれば値上がりが決まるわけで、その値上げを決めるということ自体が余りにも唐突で、1カ月の間に決めてしまうということが私は問題だと思いますし、そういう議論をする期間が短過ぎると思うんです。減量に向けた取り組みとあわせた議論をするためにも今回の提案についてはなかなか賛成しかねるんですが、いま一度、最後に回答お願いしたいと思います。町長いかがですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) いろいろ説明をさせていただいたところでございます。いろんな数字等も出させていただいて説明をさせていただきました。しかしこうやってずっと見てみますと、先ほど言いましたようになかなかごみの減量が進んでいかない。そしてまた、その中でそういう処理費用がかなりかかってきておるというようなことでございまして、大変何とかこれをごみ減量、そしてまた処理費を何とか減量できないだろうかということで取り組んできておるところでございますが、やっぱりこれを上げたということは大変住民の皆さんには負担になろうかとこう思っておりますが、やっぱりそういう意識を高めていただいて減量に取り組んでいただく。そうすることによって総体的に住民の皆さんの持ち出しも少なくなりますし、また町としてもそういう負担も低くなるということになろうかとこう思っておりますので、ぜひそういうことも理解していただいて、4月からということでお願いしとるわけでありますが、十分にそういう対策をとりながらこれを実施してまいりたいとこう思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第84号 ○議長(飯田 正征君) 日程第21、議案第84号、令和元年度北栄町一般会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  なお、質疑に当たっては、必ず予算書のページ数を示してください。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 14番、野田です。補正予算書の15ページ、6款2目13節と15節なんですけども、このレークサイドのトイレのことなんですけども、結論的に言いますと私はトイレの増設賛成です。ぜひともつくっていただきたいです。ただし、その予算が余りにも高過ぎるでないかということでざっくりとした資料もいただいたんですけども、これだけを見ても何かとんでもないような、例えば直工費(直接工事費)が966万円、これが直工費で共通仮設費等とありますけども、これが直工費の約2割。この「等」というのがちょっと私はようわからんですけども、大体これぐらいの規模でしたら共通仮設費は大体5%前後ぐらいだと私は記憶しとるんです。その辺、この共通仮設費等という「等」は何でしょう。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。  見積もりの概算についての御質問だと思いますが、そちらにつきましては共通仮設費と現場管理費、一般管理費でございます。 ○議長(飯田 正征君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) それが入るということだったら、これ直工費の約20%近くあるんですけども、現場管理費、一般管理費が入ればそのぐらい、2割近くはあるのが普通だと思います。  ただ、問題はこの直工費ですね。例えば建築主体、建物だけで483万3,000円。これ平家建てで延べ面積20平米。20平米で483万円、坪に直したら80万円。大豪邸です。坪80万円の便所なんですわね。それでおまけに電気設備、それから機械設備が302万円弱ありますわね。これざっと計算して、例えば一般家庭で上等なやつは別にしてですよ、一般家庭でつけるウォシュレットつきの洋風便器、これ3つ、それから小便器2つ、手洗いとかカウンターとか、これ普通一般家庭で使う分をすれば大体材料費で100万円ぐらいなもんなんですわね、私の記憶によれば。それだと200万円、設備、これは工事費だとしましょうか。工事費、例えば見込みということで下水配管12メートル。12メートルといったらプレーンエンド直管3本ですわ、たったの。ほんで掘るのもちょっと深に掘ったって、これ掘るのも大体土量ですわね、立米何ぼ。それから考えたら電気設備も181万円、ちょっとこれも高いような気はしますしね、その辺のことはどう思われますか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問についてお答えします。  高い安いというところにつきましては議員のお考えのところによるところだと思いますが、私どもとしましては適切に見積もられたものだというふうに考えております。人件費やトイレの便器等の部材等についても高くなってきておりますし、まずあの場所が傾斜地でございますので、そういったところも影響してきていると思います。また、これ設計費もあわせて提案させていただいておりますが、設計が終わっているものではありませんので、今後の調査等によって見込まれる可能性がある部分についても費用のほうに上乗せされておりますので、そういったところが影響しているというふうに考えております。  また、ちなみに委員会のほうでトイレのレンタルというようなことでお話もありましたので、今の同程度、洋式ばかりではないですけど大便器が3つ、小便器が1つ、あと手洗いが2つついておるようなレンタルで使われるようなプレハブのトイレについても確認してみました。こちらにつきまして、ざっくりとした見積もりにはなるんだと思いますが、税込みで638万円程度かかっております。これは工事費を別でございますので、700万円を超えるような額にはなるということも参考にしていただけたらというふうに思います。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) どっかから設計されたか、設計はまだということですね、見積もりされたか、何か根拠があってのことだと思いますけども、それにしても今どき例えば家建てるのに坪80万円ってなかなかよう建てませんね。これがレークサイド、確かに来られる方はふえてトイレも不足して、私も先ほど言いましたようにトイレつくること自体は賛成なんですけども、もうちょっと財政に合わせた、現地に合わせた金額の分に考えれんだろうかと思って、その辺のことをちょっと言いたいです。ただ、賛成はしております。ただ、これはちょっとどうしてもなかなか坪80万円のトイレちゅうのが余りだと思って私は質問したんですけど。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。  先ほども申しましたとおりで、詳細設計についてはこれからになりますので、それによって現地の現場に合わせた形での設計、工事費という形になるというふうに考えております。やはり現地が平らな宅地造成されているような場所じゃないということも考慮して、工事費用のほうを概算額で要求させていただいておりますので、そういった形になっております。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) さっきの「等」、共通仮設費等の中に一般管理費とか現場管理費もあるということですけども、その設計のほうでも管理費分もついてるわけですので、もうちょっと約2割のこの共通仮設費、一般管理費、現場管理費、これのほうももうちょっと何とかしていただいて、それからもとの直工費ももうちょっと下げるような努力をしていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 実際に設計を私どもがするわけではないのであれですが、決まりました設計事業者とは協議をした上で適切な額という言い方になるかと思いますが、適切な額での見積もりをしたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) まず、10ページお願いします。一般管理費でございますけども、一番上に職員手当等というのがございます。こちらに時間外手当ということで57万7,000円上げていらっしゃいます。例えば前年、平成30年の9月の補正見ましてはこれゼロなんですよね。さらにこのページ以外でも、12ページの3款2項の児童福祉費の中でも同じくこれ時間外が527万5,000円上げていらっしゃいます。それも前年でしたら322万2,000円でございます。比較しました場合、ちょっとふえておるように見えます。いわゆることし4月から働き方改革の一環ということで長時間労働の改善というものがうたわれておりますけども、この数字比較しますと全体的に増加傾向、ほかにももちろんそうなんですがございます。いわゆる町職員に対して長時間労働のそれを減らすという具体策というのをとられてるように見えないんですが、その辺に関してコメントを頂戴したいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 全体のことですので私のほうから答えさせていただきます。  働き方改革でこれということではございませんけど、例えば去年、おとどしぐらいですかね、始めております事務作業については民間委託をさせていただいたりとかいって、本来職員が定量的にずっとやるようなことは事務の簡素といいますか、効率を含めて民間に出していって、本来その職員がやっていくようなこと、コアな部分、それを職員のほうに事務をさせていくということにしております。そういう意味からしたら、全体での時間外が減っていくというような感じではおりますけど、この予算の組み方からすれば、例えば当初予算で財政のほうが大体全体の何%とかという形でまず組みます。その年その年でいろんな事業が入ったりもします。もちろんその職員も時間外までして一生懸命、好きで多分時間外しとる職員はそんなにいないと思います。そうした中でやっていっておりまして、事業がふえれば仕方ない、ここは残業してくれということで多分管理職のほうからそういう話が出てまして、例えばそれが補正の段階で9月に補正するのか12月で補正するのかということにはなってきますので、私も全部はまだ把握はしておりませんけど、もしかしたらこの12月で違うところからも出てくるかもしれません。そういうようなタイミングでこの要求のほうはしております。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 当初予算云々を今言われました。当初予算も比較させていただきましたら、その10ページに関しましては昨年が281万8,000円でことしが292万円でございます。12ページのほうの民生費のほうにしますと、当初が昨年316万円に対して、ことし318万円でございます。いわゆるずっと同じようにやっていらっしゃるかなとは思うんですが、ことしちょっと突出してるようで、そういうふうに質問させていただきました。  繰り返して伺います。決してその時間外労働ありきでこういった予算をお組みになっているんじゃないということでよろしゅうございますか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) まずはそのとおりでございます。  それと、当初予算につきましてはその年の前の年度、翌年度の予算を組むときはその前年度、今で言ったら令和元年度の状態で予算は組んだりするんですけど、当然毎年毎年人数が変わりますし、同じ課でも、職員もかわってきます。ですのでそれで時間外を計算すると、当然高い低いは出てくることも御了承願いたいと思います。  それと先ほども言いましたけど、職員に時間外ありきで事業をさせてるわけではございません。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 次の質問をさせてください。11ページ、同じく総務費でございます。2款1項8目、11ページの上から2つ目、工事請負費のところ、青年研修室改修工事739万2,000円ございます。この内容を済みません、もう一度御説明お願いしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 大栄改善センターの2階に青年研修室というのがございます。階段を上がってもらって西側の商工会側の建物の部分なんですが、そこの部分が今自治会長会、全ての自治会長さんを集めて会議をするというのにそこが若干狭いということで、今あるトイレと倉庫を取っ払って、そこで自治会長会が開ける会議室を設けたいということで改造するというものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 重ねて伺います。その青年研修室ですが、今は定員何名で改修すれば定員何名になると考えていらっしゃいますか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 定員という考え方では把握はしておりませんが、自治会長会、一つの長い机に3人がけで今ですと自治会長全員座るには21あればいい。それとこちらの執行部側が大体9つの机があればいいということなんですが、そこの部分で執行部側が一、二列足らないというような感覚でございます。人数については申しわけありません、把握はしておりません。
    ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) そのスペースを改修されて、そういうデマンドがあるならば広げられる。もちろん結構だと思います。ただ、そこは2階なんですよね。いわゆる私、そこで以前会議をさせていただいたことが何度もあるんですけども、参加者の中で実は足がそのときちょっと痛かったといいますか、不自由な方が2階までの階段が大変苦痛だったとおっしゃっておられました。もちろんこれエレベーターつけてほしいとか、2階からそっちに渡り廊下つけてくれとか、そういうことをここで申し上げるつもりはございませんけども、申し上げたいのはその下のフロア、1階にも会議室があり、また2つつなげればそこそこの人数が収容できると思うんですよ。例えば工事が終わりました後、新しくなったからといって2階の研修室を積極的に利用されるんじゃなくって、集まられる方の中に例えば事前にそういった足の不自由な方が含まれるということが判断もしできる場合は、1階の会議室をつなげて使われる場合のほうが優しい、つまりベターであると思うんですよね。今後もしそういうことがあった場合、そのような御配慮をお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 確かにそういう配慮も必要だと思いますので、下の第2、第3をつなげた状態では若干自治会長会には全然狭いんですけど、ほかの会合等では十分に使えると思いますのでそういう配慮をしていきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) わかりました。  もう一つ別の質問をさせてください。12ページ、3款民生費をお願いします。2目認定こども園運営費の15節工事請負費、北条こども園工事請負費440万円上げていらっしゃいます。この案件に関しまして、予算つけていただこうとされたことに対してまずもって感謝申し上げます。しかし私の求めるものは結果でございまして、それを前提にちょっと質問させていただきます。  まず、この工法の確認ですが、以前頂戴しました資料によりますとファソラパネルというものを教えていただきました。それを80枚遊戯室の床面3.5メートルのさらにその上、つまり教育長が私の一般質問に対して音響に配慮して採用したと答弁された、今の有孔ボードが張りつけてあるその部分を上から覆ってしまうようにその80枚を設置されるということで間違いはありませんか。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 有孔ボードのところに張るということで間違いありません。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 以前にもそうでしたけども、最近もその現場の方とちょっと話をする機会がありました。その職員の方たちは、ふだんとても厄介な残響ではあるんですが、人が大勢集まる発表会であるとか式典などでは余り気にならないよとおっしゃっています。それは集まった人たちの衣服に音が吸収されるためではないかとその方はおっしゃっていました。前の方もおっしゃっていました。つまりこの異常な残響の原因というものは遊戯室の壁面上部ではなくって、集まった人でカバーできる低層、つまり床面から3.5メートルまでのいわゆる美しい木目を見せる県産材で囲まれた壁にあると考えるべきではないでしょうか。よって、そのパネルの80枚を例えば張りつけるのならば、上層ではなくその県産材を覆うように張るべきと考えるのが合理的ではないかと思いますが、伺います。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 提案いただいているそのメーカーのボードを張るものについては、有孔ボードのところに張るものでもシミュレーションの結果、有効であるということは聞いております。  あわせて、北条こども園の建築に当たって県産の木材を使って建てるというところについては、子どもたちに自然の温かみを感じてもらう。そういった子どもたちの健全育成にも役立てるというところで木材を利用したものになっていますので、そういった建設当初のコンセプトといいますか、そういったものを考えると県産の木材が張られているところにボードを張るというのはどうかなというところもありますし、有孔ボードのところで効果が得られるのであればそれでいいではないかなというふうには考えております。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 今課長がおっしゃいましたように、私も何度か現地に足を運ばせていただきました。玄関から入りまして、右、職員室、左、遊戯室、通路がございます。本当に美しい木目を見せる県産材が張られておりまして、非常に園児たちにとってもいい環境ではないかと私は本当に思っております。  しかし、そこにあればいいんですけども、それが例えばもし原因となった場合のことを考えますと私はちょっと憂慮してまいります。その今おっしゃいました園の建設のために活用されました補助金、この前の教育長の一般質問の答弁によりますと鳥取県みどりの産業プロジェクト事業費補助金というもの、それを獲得するために使用されたその県産材の上には、例えばパネル1枚とも張ることはできないという取り決めになってるんでしょうか。例えばそういったふうにして現状を変えてしまえば補助金の返還さえ求められるようなことになるんでしょうか、伺います。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 補助金の返還についてはちょっと調べてみないとわかりませんが、この建設当初のやはりそのコンセプト、県産材の木材を広く使って子どもたちに木の温かみを感じて育ってもらうといったところのコンセプトもあるということでもあれば、やはりそこにパネルを張ってしまうのはどうかなというところと、あとは建築基準法だとか耐火の建築についての条件等もあって、有孔ボードについては今のところ、それから補助金の交付金の対象となる面積と勘案して建てられておりますので、そこは木材のところにパネルを張るというのはどうかなというふうには思います。補助金については、ちょっと調べてみないとわからないところです。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 今おっしゃいますように、その体育館の中の県産材の上に張るのは見ばえは今美しいのがちょっと損なわれてしまうというのはあるかもしれませんが、耐火性のことを今おっしゃいました。よく大栄小学校、大栄中学校、私もお邪魔させていただくんですが、大栄中学校の場合、上から下まで体育館有孔ボードが張ってございます。  その件はさておきまして、この工事完成予定はいつでございますか。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 予算を認めていただきましたら、まずは残響の測定を行います。それからパネルの発注というか入札をして工事ということになりますので、このパネルの設置工事自体は1カ月から1カ月半程度、パネルを張る工事については1週間から2週間程度とは聞いておりますので、予算をお認めいただきまして残響の測定調査が終わり次第工事発注にかかりたいというふうに思っております。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) その工事を予定どおりに行われました後で、例えば完成後残念ながら納得のいく結果が得られなかった。そういった場合、その後どうされるおつもりですか。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) そのシミュレーション、パソコン上ではありますけれども、架空の部屋でのシミュレーションではありますけれども、一定の効果があるということをいただいての工事発注ですので、一定の効果はあるだろうというふうには思っております。  ただ、残響の実際の測定をした結果によっては、パネルをふやすだとかここまでは要らないよということがもしかしたらあるかもしれませんので、それについてはまた対応したいというふうに思っておりますけども、一定の効果はあるということで予算要求はさせていただいております。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) この問題の解決を一日も早く待っていますのは私ではなく、議員でもなく園の子どもたちであり、現地の職員の方であり、もちろん保護者の方でもあります。町立を名乗っておられるならば、町は責任を持ってこの問題に対処していただきたい、結果を出していただきたい、そう思います。最後に教育長、一言お願いします。 ○議長(飯田 正征君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 建築当初はこの程度でずっとということで建築されたものだというふうに思っておりますけども、実際に使い始めたといいますか、子どもたちが中で保育をしている段階で非常に残響が出て残る関係で保育に支障が出るということもありますので、的確な工事を実施をして子どもたちが快適に保育ができるようにしてまいりたいというふうに思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私も二、三質問をさせていただきます。  まず、10ページでございます。10ページの4目財産管理費の13節委託料でございます。今回、伐木処理委託料として42万円というのを計上されております。これは弓原自治会所有の遊休地というか所有の土地が田井地内にあって、そこに木が生えておる。その木がいろいろ日常生活に邪魔になるから切ってくれということで、結果的に町が委託をして切られるということになってこの予算が上がっとるというふうに説明を受けました。考えてみますと、所有者があるのになぜ町が切らないかんかということになるわけでございます。まず、もう一度どういう経過で町が切らないけんようになったのか御説明をお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 先ほどもありましたけど、田井の自治会の中に弓原村中持ちという土地があります。その土地はじゃ何に使われているかというと何にも使われてなくて、大きな木が1本立っているということで、弓原としても何も使ってないし、これからも使う予定がないので、そこには余り関与しませんよという立場です。逆に田井にしては、田井の持ち物でもないし田井の方の住民の家のほうに木がかかっていて支障があるということで、持ち主は弓原だし場所は田井だしということで、持ち主に本当はしていただきたかったんですけど、持ち主に話をしてもそうだし、田井の自治会にしてもそうなので協議の末仕方なく町が切るということになったというものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) そういう中から町が切られるようになったということなんですが、今後の問題です。一旦木がなくなればそういう問題はしばらくはないと思います。今後20年か30年後にまたそういうことが出てくるやもしれませんが、そういうことのためにもこの際きちっとその土地の管理の形態とかを取り決めをして、もう二度とこういうことがないようにしていただきたいんですが、その辺はどういうふうに手を打たれておりますか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 協議の中で、木を切れば田井の自治会のほうで下草を刈ったりする管理はできるということで、口頭ですけどそういうことで自治会長のほうからそういうことをいただいておりますので、今後は田井のほうで管理していただけるものだろうということで思っております。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 今の答弁ですと「だろう」というふうに言われますが、「だろう」じゃこれは納得できません。きちっと書き物にするなり、場合によっては本当にもう弓原がその土地をお使いにならんのであれば田井との話し合いの中で所有権を動かしていくとか、もしくは所有権を動かすことによって税金等がかかるからということであれば、町が間に入って寄附採納を受けながら田井のほうに持っていくと。いずれにしてもそういうことを書面とか、きちっと残されないかんと思うんですが、どうでしょうか。だろうでは納得できません。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 済みませんでした。またこの後、協議をいたしまして、きっちり書き物にしていただけるように頑張ってみたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) そういうふうにしていただきたいと思います。二度とこういうことがないようにしていただきたいと思います。  次でございますが、13ページでございます。8目環境保全費の中でございますが、今回、B&G海洋センタープールの温水を目指したということで、その設計費が、報償費だ、旅費、委託料合わせて1,000万円が計上されております。これは全額国費だということで、これについて審議を願いたいということで提案されました。私が言いたいのは、温水は確かにいいのでございますが、そもそも温水ということになると、年中、オールシーズン使うという計画になるんですか。まずそこを聞いてみたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  当面は、年中というのは、B&G海洋センターのプールにつきましては、御存じのとおり、完全な建屋でのプールではなくて、遮熱シートですかね、温室のようにハウスになってますので、冬季については積雪等がありますので、シートのほうを外されるというふうに伺っております。そうしたことを考えますと、今の夏場だけではなくて、春先から秋の、冬に入るまでの期間営業というふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私が質問したのはまさにそのことなんです。こうして国の補助金があって、助成金があって設計はすると。設計をやってしまったら、当然実施もしなければならんということになります。実施やりかけてみたら、今のことで、いろんなところからすき間風が入るとか、もともとこれは冬場とかには想定してない建物だから、当然そういうことも発生すると思います。ボイラーを入れるために建屋そのものの大改修が出てくる可能性がある。とすると、とてもこの冬場というか、寒いときには使えれないということになると、やっても意味がないと。わずか春先のちょっこりぐらいに大きな金をかけることもないですし。そうなったときに、例えばいろいろシミュレーションしながら、結局建物に問題があるから、じゃあ温水を諦めようとなって、断念してくださいとか、議会のほうから提案するやもしれませんけど、そんなことが出たときに、補助金をもらいながら、ストップができるんですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) まず、プールの短期間の利用だけで採算がとれるかどうかにつきましては、昨年度、同じように国の補助事業で事業可能性調査というので策定した計画の中で、そうであっても、もし石油のボイラー、それからそうではなくて木質のボイラーで検討しましたところ、採算といいますか、十分事業性のあることが認められましたので、今回改めて詳細設計のほうに向かうようなところです。  それと、今回のこの木質バイオマスボイラーの設置については、プールの温水だけではなくて、アリーナのほうにもパネルヒーターを通しまして、例えば冬季の体育館の暖房にも使えますし、また、海洋センターにつきましては、避難所としての使用もありますので、そうしたときに、冷房のほうは設備的にちょっと難しいんですけども、暖房に関して言えば、そちらで対応できるというふうにも考えておりますので、さらに費用については検討したいと思います。ただ、そうした中で、やはりどうしてもこれは将来的に事業として成り立たないというものであれば、諦めざるを得ませんけれども、そうしたときには、それ相当の理由があれば国費の、国の補助金の返還対象というふうにはならないというふうに伺っております。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 今ちょっと重要なことを言われましたが、資料、今回の議会に当たって、全員協議会の中で木質バイオマス導入事業ということでいただいておりますが、そこの中に先ほどありましたアリーナ等の暖房というようなことは書いてありませんでしたし、今初めて聞きました。大体後出しじゃんけんというか、国から1,000万円来るから設計頼むよと言ってぽおんと出しておいて、後になってやってみたらアリーナのほうの暖房まで考えておるとか、どんどん出る。結局、最初、僕が言ったように、心配は、後の工事費のことなんです。先ほども言いましたように、プールの機密性をもっとよくせないかんとか、そういうことや、アリーナのほうの暖房まで出てくると、どんどん事業費が上がってくるじゃないかと。だけど一方で、あなた方が設計認めてくれたから、もうこれでどんどん進めないけんと、また例のごとくで進んでしまうと思う。もうちょっと丁寧にきちっとやっていただかんと、もう1,000万円ありきでどんどんどんどん進んでしまって、あとはもうなし崩しに当然だよ、当然だよと、否決する議会や反対する議会が悪いなんて言われても困っちゃうわけでして、先ほどのアリーナの説明あたりも全然出てなかったので、ますますこの予算、危ないなと思っておるんですが、副町長でも町長でも結構ですが、そういう想定のもとにこの1,000万円の委託費は出されたんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 議員おっしゃられるとおりで、説明が足りなかったことは申しわけないと思います。これからはしっかり説明をさせていただきますし、計画の段階では入っているということでございますので、今回、参考資料として説明させていただいた中には確かにございませんので、十分気をつけさせます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 納得はしませんけども、とりあえず事情はわかりました。ちょっとこの1,000万円はどうかなと思います。  次でございます。14から15ページでございます。これ、先ほど野田議員が質問された件とかぶりますが、レークサイドのトイレの新設の件でございます。先ほどの野田議員と担当課長とのやりとりの中で、やっぱり気づいたことがございましたが、まず、私が言いたいのは、今回のこの予算は非常にタブーを破った予算だろうというふうに、タブーというか、やってはいけない予算計上だと私は思っております。それはなぜかといいますと、新設でございます。新しい事業を議会に諮るのに、設計をするための13の委託費をまず上げてきて、本来ですと、まず、こういうトイレをつくりたいので、外にあずまやのもんをつくってトイレをつくりたいので、お認めいただきたいということで、まず設計費を上げてくるのが常道です。ところが今回、そのすぐ下に工事請負として既に、ここで予算では2,785万7,000円、内訳でいきますとトイレ設計が1,274万8,000円、その二千七百何万円、半分がトイレだというふうに出ております。先ほどの議論を聞いておりますと、坪80万円ぐらいのトイレだって言われてびっくりしましたが、本来この予算はあり得んのですね。まず設計費を議会が認めて、設計に入って、その設計をもとに次の臨時会等を開いて、今度は工事請負を出してくるが常道なんです。先ほど聞いていますと、あやふやな予算だから、結局、坪80万円だとかってな工事請負費が出とるわけでございまして、まず聞きたいのは、今回設計費を110万9,000円上げておられますけども、もう既に内々に業者を決めて設計をしておられるんじゃないですか。まずそこをお聞きします。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。  まだ設計はできておりません。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) では、設計がないのにどうして15節の工事請負費の工事費が出せたわけですか。設計がないんですよ。どうして出せてきたんですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 今回、設計監理のほうをお願いいたしましたのは、必ずしも今回のトイレの建物について、設計監理が必ずしも必要ではないですが、品質を確保するためにも設計が要るだろうと判断しております。建物につきましては、人件費やトイレ、便器等の部材等の積み上げ等々によって見積もることは可能でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 今、設計が必ずしも必要がないと言われるのに、なぜ設計費を上げてこられたんですか。なかったらやれるんじゃないですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 先ほども申しましたが、場所が傾斜地でもありますので、品質を確保するため、設計費が必要だというふうに判断いたしました。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) もう一度聞きますが、ところで今回上げてこられた工事請負費の工事の1,274万9,000円は誰が積算をされたんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 大便器が例えば3つ、小便器が2つ等々、こういう条件の中でトイレをつくりたいということで依頼をし、業者に見積もっていただきました。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 今、業者って言われましたが、どの業者でしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) これまで町内の事業を行っていただいたところにやっていただきました。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 何か奥歯に挟まったような答弁をされましたけども、ちらちら今回のこの予算の中に、裏のほうに業者がいろいろ設計とか、それから施工業者がもう裏のほうに控えておって、早くこれは出しておきゃあ、どうせ議会は抱き合わせて出しておるからわからんから、通っちゃうんだろうなと思って出されたんじゃないかなというふうに私は勘ぐっとるんです。そうでないとするなら、やっぱり本来の常道に戻って、予算というもんは議会が決めて初めて執行できるもんです。執行部は提案はしてもいいんですが、決めるのは議会なんです。まず議会に諮るのは、トイレをつくっていいかどうかということの判断を求めないけんわけです。そういう意味で、今回の予算は委託料しか上げてはいかんと思うんですが、先ほどの私と担当課長との議論の中では何かあやふやな答弁が目立ちます。先ほどの野田議員とのやりとりも、私も確認しましたが、坪80万円になるような数字を出して、もしこれで入札でも入ってしまえば、業者はもうけ、もうけでやっちゃうでないかなと思っておりますので、私としては、潔く執行部のほうは工事請負を取り下げをされたいと思うんですが、していただきたいと思うんです。そうすれば、私は、先ほどの野田議員と一緒で、トイレをつくることはやぶさかではない、トイレは必要だと思ってますけども、この予算から見る限りだと、私はこれには賛同できないなと思っておるんですが、どうでしょうか。工事請負のトイレ部分を取り下げるということにはならんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 取り下げ等についてはお答えはしません。考えておりませんから、このままいかせていただきたいです。ただ、今、議員が言われた中に、確かにこの設計と工事をというのは、常道でいうと、今、議員が言われたように、設計を出してから、ある程度煮詰まって、それから工事を出していくというのが多分僕も常道だと思います。ただ、例えば工期がない、あるいはこの裏に例えば補助、それから起債、いろんなことがあって、この時期でないとなかなか工事まで出せないというときは、これまでも同じ目的のもので設計と工事を出したというのは数々例はございます。それをだめだと言われると、どうしていいか、こちらのほうがわかりませんけど、あくまでも余裕があって、まず設計から出してというのは、僕も、何回も言いますけど、定石だと思いますけど、いろんな諸事情があって、ある程度の予算を確保した段階で、まず設計を出して、そしてすぐに工事を、その予算の枠、あるいは超えたらまた補正はお願いするかもしれませんが、そういう中で出していくということも僕はこれはあると思います。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 工期がないとかって言われますけども、そもそもさっき言ったように、まだ議会は承認をしとらんのですよ、事業を。もしかしたら、例えば委託料だけ出て、だめだっていう可能性もあるんですよ。それを財政的にも何とかなるから上げてきたと。それはなるでしょう。ことしの決算で繰越金が2億6,000万円出たんですから、財源的にはあるから出しちゃえと、翌年度にお金を持ってきとるから使っちゃえということで、とりあえず数字合わせのためにどおんと数字を出したんじゃないかとまで勘ぐられるわけでございますから、何か説明が言いわけのように聞こえてなりません。くれぐれも、まだ議会はトイレをつくっていいというゴーサインは出しておるわけでないので、それに工事請負費まで出る。これはまさに議会軽視の最たるものです。先ほど副町長言われましたけど、過去にはあったとかって言われますけども、これは議会のチェックが足らなんだかもしれませんけども、こうしてわかった以上、やはり僕は工事請負だけを取り下げられるべきだと思いますが、再度お伺いします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。 ○副町長(手嶋 俊樹君) 先ほど例に出したことについては、別に1件とかではございません。数件ございます。ただ、それを私のほうから今さら前にやったことについてどうのこうの言うことはございません。今回にしても、例えば当初に設計を出して、じゃあ認めていただいてから工事というのが定石かもしれません。ただ、一日も早くというようなこともございます。実際そこを使われている方からも、やはりあそこ遠いから、トイレが前から欲しいというのも言われてました。確かに今、議員が言われたように、お金がある程度できてからというのも実際ございます。ただ、今回につきましては、まず設計をして、予算確保した段階でその設計に基づいた工事を出していくということで御理解願いたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 質疑の関係ですけども、議題外にわたったり、自己の意見を述べることはできないということもあります。とりあえずこの関係についての質疑をお願いをしたいというふうに思います。  しばらく休憩します。(午後2時51分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後3時06分再開)  質疑は議案に対する疑義をただすことにとどめ、自己の意見を述べることは控えていただきたいと思います。  田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) それでは、ちょっと視点を変えて質問をしてみます。先ほどのトイレの件でございますが、こうして委託料と工事請負費が一遍に提出をされております。それに対して私はこれはもう住民軽視、議会軽視だということを申し上げました。どうしてもこの工事請負費を取り下げることはしないということで、執行部のほう、今、副町長が申されました。では、一つ私の提案でございますが、もしこのまま議会が認めるというか、このまま審議をする中で、最終的に工事請負費は執行せずに、改めて設計ができ上がった時点で補正予算で……。
    ○議長(飯田 正征君) 田中議員、提案は控えていただいて。認めませんので。 ○議員(10番 田中 精一君) わかりました。 ○議長(飯田 正征君) 質疑のみお願いします。 ○議員(10番 田中 精一君) では、もう一つ聞きます。設計委託費の110万9,000円は、これはトイレの工事に係る設計委託でしょうか。そのほかのものも含めての110万9,000円でしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。  トイレに係る設計委託費でございます。そのほかに係るものというものがちょっとわかりかねますが、今回のトイレを新設するに当たっての設計費、委託費でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) そのほかと言いましたのは、例えば日よけ設置工事とかありましたが、レークサイドの、こういうものの設計費もこの中に一緒に入れとるということではないですかということです。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。  これはあくまでもトイレの新設に係る設計委託費でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) それはわかりました。  それからもう一つ、トイレ設置工事の中の1,279万4,000円ですが、この財源として合併特例債を見込んでおるということでございましたが、実際に歳入の合併特例債は金額は幾らでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。  2,790万円でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私が聞いたのは、トイレの設置工事に係る部分の合併特例債としては幾らですかということですよ。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 済みません。ちょっと今、手持ちに資料を持っておりませんので、調べてまた回答させていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。補正予算書の3ページをお願いします。第2表、債務負担行為、補正の追加でございます。道の駅北条公園再整備事業(指定管理委託料)として、期間が令和6年度から令和10年度、限度額が3,000万円として計上されております。この説明の中に、道の駅北条公園が令和6年度から開業して、その際、指定管理をするのに事前に債務負担行為の必要があるということでの今回の補正計上であります。お聞きしたいのは、この整備費、この補正予算を認めるということは、イコールこの道の駅北条公園の整備事業の現在の計画を認め、そしてそれに伴う指定管理料を認めるということの裏返しだというふうに理解しておりますが、そのような理解でよろしいでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) いただいた御質問にお答えいたします。  まず、今回の指定管理料、令和6年度から10年度、5年間で3,000万円をあくまで上限というような形で指定管理料を想定をさせていただきまして、実際に令和6年度に道の駅再整備の事業が開始できた場合に、その予算として、この範囲内において指定管理料として予算計上させていただくというようなものでございます。  では、現在の町の基本計画、またその指定管理の事業について、事実上認めるかどうかということについてですが、今後、指定管理者の公募の作業を、今回これをお認めいただいたらですが、進めたいと思いますが、その場合も当然、指定管理者につきましては、議会にお諮りをしなければ決定をすることはできません。また、そういった公募等が終わって議会にお認めいただきましたら、今後、基本の設計事業であったり、また実施設計、さまざまなそういった設計、また施工に関する予算が当然必要となってきますが、当然そちらにつきましても議会に一つ一つお諮りをしながら進めていかなければなりません。そういったことからも、今回、この指定管理料を議会にお認めいただいたから、何か道の駅の基本計画に関するものがそのまま例えば実行される根拠になるであったりですとか、基本計画に今書かれているもの、今後想定される設計等も含めて全て議会に例えばお認めいただくとか、そういったような趣旨ではなく、あくまでこれまで御説明したとおり、指定管理者の意見を設計等に反映をさせる、そういったような御指摘が議会からも、また運営連絡協議会等からもございましたので、その趣旨に沿ったような形で進めていくために、今回計上しているものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) その中にあって、さっきの説明の中に、指定管理者の選定から開業までのスケジュール予定ということで示されております。今議会において債務負担行為が認められたら、10月には指定管理者の公募が開始されます。公募の内容につきましては、さっきの資料で説明をいただきました。その公募要項に従って公募されるわけですが、見ていらっしゃる方、聞いていらっしゃる方は内容がわからないので、何点かさっきの説明の中で議員からの指摘がありました。指定管理者募集要項の骨子案として示されているものがありますが、今後、公募の前に最終的な募集要項については、議会の中で議論するチャンスはあるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) お答えいたします。  基本的に指定管理者の募集要項につきましては、通常、議会に必ずしもお諮りするということでこれまで進めてきたものでもございません。今回、以前の全員協議会でお示しさせていただいたのは、やはり重要な事業ということで、その段階での執行部のこのような形で、例えば事業者を事前に募集するために公募する趣旨であるですとか、地元の物を例えば使うというような重要案件についてはきちんと募集要項に盛り込みますですとか、そういったようなことの御説明、また意見をいただくために、前回提示をさせていただいたものでございまして、そういった意味で、以前御指摘もいただいておりますので、改めて募集要項を再度議会に何かしらの形でお諮りするということは考えておりません。ただし、指定管理者の決定に当たりましては、当然議会に決定していただくことが必要でございますので、指定管理者の指定に関する議会への上程につきましては、スケジュールがうまく進めばですが、12月ごろにはさせていただきたいと考えているところです。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 指定管理に当たって、一定目標以上の利益が生じた場合には、指定管理者からの提案のもとに、その利益の一部を納付金として町へ納入できるものとするというふうな項目がありました。そこで何点か議論があったわけですが、それらの利益って何ですかというような質問がありました。いわゆる読んでわかりにくいもの、あるいはどうとでもとれるものについては、指定管理を受けたいという人にとっても、あるいは行政にとっても、後々不利になるだろうという思いがあります。ですから先回のままで、表現悪いですけど、勝手に行政のほうでやりますよというんじゃなくって、今回の補正予算は指定管理者を募集するということまでは決めるわけですから、その要項がまだ決まってない段階で決定しなさいというんじゃなくって、現在は決まってないんだけど、最終的には募集の前には皆さんの、議会の中のチェックが必要ですよということで出しますというふうにしていただかないと、要項はちょっと変わるかもしれませんという段階でちょっと私は議決がしにくいなというふうに思うんですが、再度お答え願いたい。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) お答えいたします。  先ほどの御説明とも重なってはしまいますが、前回、そういった例えば今御指摘いただいたような利益の部分の話等につきまして御指摘をいただきましたし、また、指定管理料の上限額の点につきましても議会の中では御指摘をいただいたようなところでございます。こういったところにつきましては、指定管理料の部分につきましては、例えば誤解のないような形での修正を行ったりですとか、きちんと議会でいただいた旨を修正をかけた上で公募はしていきたいということは考えている。まさにそのために前回御説明を差し上げて、御意見をいただいたところだと思っておりますが、ただ、今後、改めて公募前に公募要項をお示しするといったところにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、本来余り執行部側がしている行為でもございません。通常は執行部のほうで公募要項については作成をしているものでございますから、改めてお示しするというようなことは現時点で想定はしていないところです。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 令和6年度からの開設に向けての指定管理ということで、その間、四、五年の間、空白の期間、開設までの空白の期間があります。その間の費用弁償のことについても議論があったかと思います。そういう曖昧な、あるいは初めてのことでありますし、先のことを今から必要だから決めてください、認めてくださいというふうにおっしゃってます。通常は執行部だけで案を練ってやっているから、通常どおりの形態でやらせてくれという、そういう意見はわかりますけど、我々としても心配しているわけですよね。先ほど最初に質問したように、この議案を通したら、全ての道の駅の整備事業に賛成したことになるのか。いや、そうじゃないですよ、その都度相談しますよとおっしゃっていただいたんですが、にもかかわらず、公募要項については、何点かの問題点を指摘されておきながら、そのことについては考えて修正しますけど、見せませんと、執行部に任せてくださいとおっしゃっているので、少なくともスタートの段階で何点か指摘のあったことについては修正して、このようにしましたから、やりますよ。その時点で我々がそれはだめだと言ったって、それはそれで今回の補正が通ってから先は自由になされて結構なので、でも説明はしませんとおっしゃるのであれば、大丈夫かいなと思っちゃうんですが、いわゆるそういうことを言っているんですが、本当に全く見せていただけないんですか。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) お答えをいたします。  今の御指摘もございまして、確かに議会で幾つか、前回の全員協議会で幾つか御指摘があったところでございます。再度ちょっと議会にお諮りするというような形ではなくて、修正が終わった後で公募要項を例えば何らかの形で配付をさせていただいて、その期限を示した上で、何か御意見等があれば御連絡をお願いしますというような形での配付といったようなことであれば、ちょっと検討させていただきたいというふうに思います。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) それであれば、今回の議案を審議するというステージに立てると思います。私は今回、公募要項もできてない段階で、先のわからない、どうなるかわからない事業に対して、指定管理料を3,000万円認めてくださいというむちゃな提案だというふうに思います。その中で、以前に説明のあった公募の方法が、中身がちょっと何点か指摘があった中で、任せてくださいとおっしゃったので言わせていただきました。一応そういう今後検討はできるというステップがある中での議案の審議ということで、そのことは担保しておきたいと思います。再度回答をお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 先ほど申し上げましたとおり、今の御指摘の対応といたしましては、ちょっと修正版の公募要項等を紙での配付等をさせていただいて、期限つきで照会をさせていただくなどの対応をちょっと考えさせていただければと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 13ページ、8目の委託料960万円、計画策定委託料ですけれども、同僚議員の質問の中で藤江課長が詳細設計というふうに発言されたんですけども、それはどんな詳細設計をされるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) これは昨年度、木質バイオマスの導入策定計画について、それをさらに具体的に熱利用プロジェクトに絞って計画を策定するものです。設計も含みますけれども、設計というよりかは、事業の計画をさらにB&G海洋センターの木質バイオマスボイラーの導入に絞った計画の策定を組んでいるものです。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 計画の策定ということなので、いわゆる経費的な面も含めて、ボイラーが有効なのかどうかということを、そういう経費も含めて策定をされるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) そうすると、木質ボイラーということでありますから、そのボイラーを管理する人員が必要になってくるというふうに思うんですけれども、そうしたことも含めて、木質ボイラーを設置することによって、新たな管理費というものも計画の中に含まれているんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 日々のメンテナンスも含めて、どれぐらいの経費が必要なのかも計画の中では策定する予定です。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 12ページの総務費、2款の総務費で、1目戸籍住民基本台帳というところで、賃金が90万6,000円のっております。説明ではマイナンバーがふえるというような説明があったように記憶しておりますが、これについて、詳細の説明をもう一度お願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。  個人番号カード交付等に係る事務についてというのが、これは国のほうが市区町村の交付円滑計画というのを策定するということで決定しております。まだ国のほうからはどのような計画を策定するとか、そういったことについて具体的なものは、来週の25日、中国・四国ブロック会議において説明会がなされる予定ではあるんですけれども、国のほうとしましては、個人番号カードを健康保険証と一体させることによって、個人番号カードのより一層の活用を進めていこうというふうに考えているようで、そのために、令和2年度末には全国民に個人番号カードが取得できるように進めていきたいというふうに考えているようです。それにあわせまして、市町村のほうでも円滑交付計画のほうを策定いたしまして、それに基づいて個人番号カード、今は申請があって交付後に窓口にとりに来ていただくんですけども、そういったとりに来ていただく事務であったりとか、あとはマイナンバーカードの普及啓発であったりとか、そういったものについて、臨時職員の配置をお願いするものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) そうしますと、今のマイナンバーの交付実績ですけども、どのぐらいの数になって、パーセントで結構でございます。もしわかれば。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 済みません。正確な数字は持ち合わせておりませんけれども、約8%だったと記憶しております。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 8%の今交付率で、令和2年に先ほど言われたのは全国民にというような思いが国のほうにはあるというようなことで、この辺の達成することに対して、臨時職員さんが入られて頑張られるんでしょうけども、この辺の負担というのはどういうふうに考えておられますか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) もちろん国の国庫補助金を使っての採用ですので、そちらに専念していただくように考えておりますけれども、ただ、その職員一人だけが頑張ってもどうしようもありません。また、住民生活課はあくまでも交付の窓口でありますので、住民生活課だけが頑張ってもどうしようもありません。これは北栄町が一丸となって、マイナンバーカードを持つことのメリット、それから、今いろいろと心配されているデメリットとされている部分についての不安を解消することによって、普及を進めていきたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 頑張られるのは当然でしょうけども、例えば町民にマイナンバーカードを作成してくださいということに対する啓蒙ですね、これが、マイナンバーを持ってればメリットがありますよということが大きく宣伝されないと、なかなか町民の皆さんがこれを取得されないかなというふうに思いますけど、この辺についてはどういうふうに考えておられますか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 今のところ、残念ながらマイナンバーカードを持っていることのメリットというのが余り少ないです。例えばコンビニでの住民票の交付とかについても、ニーズがあるんでしょうけれども、例えばそれのために一般財源を投入して進めることが現実的なのかとか、あとは、いろいろ今言われてます自治体消費ポイントの付与とか、そういったマイナンバーカードのメリットに係るような事業というのがなされていない状況で、例えば窓口のほうでこれをとったらどんなメリットがあるのというふうに問い合わせがあっても、公的な身分証明書となりますというぐらいしかなかなかお示しできないのが現状です。  今後、国によって、健康保険証と一体になるとか、あとは、今考えられているのが、全国の共通ポイントですね、消費税増税分の還元を個人番号カードを使ってするようなことも検討なされているというふうに報道等で聞いておりますので、そういったメリットがあれば、どんどん伝えていきたいというふうに考えておりますし、逆に、心配されている安全性ですね、個人番号カードを持っていたら、それで全部自分の個人情報が流出しちゃうんじゃないかとかというような不安については解消できるように普及していきたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  3番、前田栄治議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 10ページをお願いします。7目の北条改善センター費があります。空調設備ということなんですけども、空調設備、この間あった防災訓練のときには、逆に異常なほど冷房がきき過ぎて、風邪引きそうだという人が何人かおられました。エアコン、調子が悪いということですけども、冷房が悪いんですか。それとも暖房が悪いんですか。それとも調整ができないから調整をするための機械をつけられる。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) まず、平成3年ぐらいですかね、できたのが、ということで、もう修理があってもなかなか部品が調達できないということがまず1点です。今現在、冷房中は温度設定もできないという形で、入れるか切るかみたいなことで。ただ、かえたいのは、きかないではなくて、今後、修理ができないので、今後を見込んでということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) ということは、今現在壊れていないということですよね。冷房も暖房も使える。ただ調整ができないというだけのことですよね。今後を見込んでということ、確かに壊れてしまってからやり始めたら、夏に冷房がきかないわとか、冬に暖房がきかないわということになるので、古いのを順次更新していくというのはわかるんですけども、今現在壊れていないものを、これはあくまで設計ですので、工事費ではないのであれですけども、今現在壊れていないのをどんどん更新していくというのはどうかなとは思うんですけども、その辺はどういう課内での話というか、そういう検討になったのかと。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 確かに壊れてないものを数千万円も使って直すのかということで、中でも議論があったです。ただ、現場としては、たくさん、何ていいますかね、今後の利用がどんどん入ってきているということで、その利用がきちっとできるようにという、現場のほうとしてはそういう意見でありましたので、仕方ないのかなということで実行することにしたものです。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) わかりました。  次へ行きます。17ページです。9款教育費の保健体育費、22節の補償、補填いうとこで、スポーツクラブの消費税だということの説明がありましたけども、スポーツクラブの消費税というと、去年いろいろありました。今回また補正で40万6,000円ということですけども、これはなぜ消費税が発生したのか、ちょっと説明されたかもしれないんですけど、ちょっと聞き取れなかったというか、理解ができなかったので、もう一度お願いします。 ○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 今回予算計上させていただいてます消費税のものにつきましては、令和元年度の消費税をあらかじめ中間納付をする必要が出てきたということで、通常で、事業所、団体の規模にもよるんですが、消費税の額がある程度の額を超えると年間まとめて一括で払うということではなくて、中間で一度見込まれる額を納付してくださいと、前年度の収支の状況により、中間納付を11月までに納付してくださいというようなことが出てきているということであります。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) よく普通にある中間納付のことですよね。ということは、逆に言えば、これから使用料とか、いろんな使用の人数によっては変わるんでしょうけども、あと倍というか、また2倍ある。2倍というわけじゃないですけども、それによってプラスまたあると。 ○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 今、前田議員がおっしゃるとおり、今回中間納付をしますと、令和元年度で締めた収支に対しまして納付額が確定し、この中間納付額を差し引いたところで納付をするということになります。おっしゃるとおりです。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
     8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 3ページの債務負担行為補正指定管理委託料についてお伺いをいたします。  先ほど地方創生監、この委託料について、5年間で3,000万円を上限として、できるだけ抑えていきたいという答弁があったかと思います。この北条道の駅公園再整備について、6月議会のときに説明を受けたときの資料では、年500万円でという計画だったんですが、現在では100万円アップして、平均して年600万円というふうになったんですけども、私が聞きたいのは、この年600万円という管理料の金額の基礎となったのは、今計画されている面積、建物等を考慮してこの管理料が出ているわけです。年間の道の駅の、何ていうんですか、利用者とか、そこに入っている物販、飲食、もろもろの施設でどれだけ利用者がお金を落とすかというふうなことから出してあるわけですが、仮に、仮のことを言って申しわけないんですけども、指定管理を受けた事業者が実際開業間近になって、とてもこの程度の道の駅の規模で600万円の管理料ではやっていけません、この管理料で引き受けるのであれば、もう少し施設の整備を広げるとか充実させるために、要は事業をもう少し大きくしてもらわないといけませんよとか、逆に、この計画で実施するのであれば、やはり年1,000万円とか1,500万円とか、そういう管理料をいただかないといけなくなりますよという可能性もなきにしもあらずですが、冒頭申し上げた、本当にこの5年間で3,000万円が上限ですよということでよろしいんですね。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 御質問にお答えいたします。  今、議員の御指摘がありましたとおり、執行部の原則的な考えといたしましては、5年間で3,000万円を上限とし、この範囲内で当然やっていって、これを上限として、この範囲内でやっていきたいというようなことでございます。  今後、事業者が例えば事業拡大を求めてくる、この指定管理料でやるのであれば、例えばもっと面積を拡大してほしいであったりですとか、そういったような希望が出てくる可能性は当然にございます。そのような場合に、そうはいっても町のほうの財源にも上限といいますか、必ずしも余裕があるわけではございませんし、一方で、また事業者の言うことを全てそのまま受け入れてしまってはやはり際限がなくなっていってしまうというようなこともございますので、そこにつきましては可能な限り抑える方向で、一方で、その施設の魅力も損なわないというような、かなりバランス感覚の必要な調整が必要になることは想定されます。今御指摘のあったように、例えば何らかの理由で指定管理料の上限を上げざるを得なくなるというような可能性も想定はされます。その場合におきましては、改めて債務負担行為を例えば開業直前、例えば令和4年とかにそういうような事態が発生した場合には、そのときにまた債務負担行為という形で補正予算なり当初予算なりで上げさせていただくという形になろうかと思います。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 今、創生監のそういう負担行為、修正、補正する可能性を言われましたけど、冒頭、同僚議員の質問のときには、この5年間で3,000万円が上限ですよってはっきり言われたんですよね。先ほどのだから修正もあると言われたの、どっちなんですか。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) 手続として可能ではあります。ですのでそういった可能性は否定はできません。つまり指定管理料の上限を上げる手続としての方法は存在はするということでございますが、一方で、現段階での執行部の考えといたしましては、今現在上げさせていただいているこの3,000万円をきちんと上限といたしまして、その上で事業者との調整を図っていきたいということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) ちょっと視点を変えて。今回、この負担行為の部分ではないんですけど、整備をする財源は、合併特例債を利用するということなんですが、現段階での計画段階での考えている総事業費に合併特例債を活用した場合、残る特例債に活用できる部分は幾らぐらいになるんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。 ○地方創生監(渋谷 潤君) お答えいたします。  まず、今回の道の駅の6月に報告をさせていただきました基本計画には参考数値として概算事業費が17億円弱記載をさせていただいているところでございますが、合併特例債充てた、それ以外の部分につきまして、一部トイレ、駐車場、また情報コーナー、トイレ、駐車場につきましては、道路利用者分の駐車場等につきましては、国との、国交省との協議で一体型としての道の駅の整備といったものがきちんと確約された場合において、今申し上げた部分の費用が国交省に出してもらえるというようなことでございます。これはあくまで一体型協議が認められればの話ですが。その場合に、それがどれくらいになるかということにつきましては、その前段階での一体型協議ができるかどうかの協議が調っておりませんので、数値につきましては何らお答えできるものはございません。 ○議長(飯田 正征君) よろしいですか。  そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) レークサイド大栄トイレ工事の財源について、答弁保留があります。田中議員、回答後、さらに質疑がありますか。 ○議員(10番 田中 精一君) 数字を聞けばそれで結構です。 ○議長(飯田 正征君) 答弁ができるようでありますので。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員の御質問にお答えします。  合併特例債につきましては、事業費の95%という金額になりますので、設計監理委託料とこのトイレに係る工事請負費の95%ということで、1,310万円になります。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。どうぞ。 ○議員(10番 田中 精一君) もう一度確認ですけど、私が聞いたのは、トイレ設置工事、資料では、レークサイドの便器等の工事については、事業費が、補正が1,274万9,000円というふうに資料が出ております。これに対する合併特例債は幾らかと聞いてます。設監のことは聞いてません。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 失礼しました。この1,274万9,000円に95%を掛けた金額になりますので、────万円になります。 ○議員(10番 田中 精一君) わかりました。いいです。 ○議長(飯田 正征君) そのほか質疑ございませんでしょうか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 以上で本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第85号 ○議長(飯田 正征君) 日程第22、議案第85号、令和元年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第86号 ○議長(飯田 正征君) 日程第23、議案第86号、令和元年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第24 議案第87号 ○議長(飯田 正征君) 日程第24、議案第87号、令和元年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第88号 ○議長(飯田 正征君) 日程第25、議案第88号、令和元年度北栄町下水道事業会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第26 議案第89号 ○議長(飯田 正征君) 日程第26、議案第89号、令和元年度北栄町風力発電事業会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  9番、藤田和徳議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 風力補正(第2号)、この2ページです。この支出のところで、風力発電事業費用、補正額187万5,000円、これ、ちょっと最初、確認させてください。これ、コナンのラッピング、これの費用ですよね。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 予算書の7ページをごらんください。支出の明細書でございます。1款1項1目風力発電費のまず職員手当が17万円の増でございます。議員おっしゃられた風車のタワーのラッピング委託料につきましては、170万5,000円でございます。 ○議長(飯田 正征君) 藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 失礼しました。170万5,000円、170万円ということで、風車は、もう償還終わりまして、これから先、何年になるかわかりません。売却、あるいは修理を続行、そしてまたは解体と、そういう中で、今、この時点でコナンのラッピングというのがなぜ必要なのか。本当に必要だというその理由をまずお聞きしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) このラッピングについては、本年12月ごろに売電の量が3億キロワットアワーを達成する見込みであります。そうした記念事業と申しますか、そういったことで、今回、5号機に1基のみラッピングのほうをしたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) よろしいですか。  藤田議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 今、5号機1基というので、この1基で170万円ということで、あとの8基はならそのまんまということですよね。そこで、5号機でラッピングを張りました。多分目立つでしょう。脇見運転だ、ながら運転で、事故をせんのを祈るんですけど、これ、3億キロワットの記念でってって、この5号機1基だけをされる。これ、このまま続けていった場合に、また次のもという予定もあったりすることをとりあえず考えてはおくんですけど、これ、ラッピングの大きさ、高さというのは規定あるですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 今回ラッピングするに当たって、鳥取県の景観形成条例等を確認しましたけれども、高さ等には制限等はございません。ただ、おっしゃられるように、余り、目立たなくてはいけませんけども、目立ち過ぎて事故を誘発するようなものではいけませんので、5号機に関しては、手前に山陰道の予定地の盛り土がございます。9号線からは上部のほうしか見えませんので、中ほどぐらいに5号機のそばに行けば見えるようなデザインを考えております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私もそのラッピングのことでございますが、説明で、5号機のみに設置ということがありました。先ほど藤江課長のほうから、実は5号機は今の9号線からは見えにくいという話がありました。私が言いたかったのは、やはりそういう記念のラッピングですから、今、9号線を走っている車等の、内外にアピールするためには、やっぱりほかの、9号線を走ってまさに見えるところに張るべきだろうというふうに思います。確かに5号機は奥まったところに、今の土盛りの奥のほうに、海側になってしまいますから、実際見えにくいということもありますので、ぜひ設置には、9号線を普通に走っておって一目瞭然、わかる、こちらのほうに張っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 確かに5号機は9号線からは上部の分しか見えませんが、こちらには見学者用に、今、発電量のパネルであったりとか、そういったものがございます。5号機について、見学者対応ができる施設となっておりますので、5号機へのラッピングの設置というのを考えております。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 見学者用にということでございますが、見学者は1年間に何人ですか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 昨年度の実績が17団体、524名でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 昨年間の実績で五百数十人ということでございます。それよりは、私が先ほど言いましたように、例えば1号機や2号機の、もっと9号線で走っとる、車がどんどん走っとる中で一目、わかるような1号機とか2号機の、ああいうようなところに張られたほうがアピール効果は高いだろうと思います。再考願えんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 実際の設置に当たりましては、どこが効果的なのかも含めて検討したいとは思います。ただし、今現在は1号機から4号機まで見えるのは見えるんですけれども、あちらについても山陰道の予定地の盛り土がなされてきている状態ですので、いずれのうちかは5号機と同じように上部しか見えない状態になるということもありますので、そのあたりも含めて検討していきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上で本案に対する質疑を終わります。
          ─────────────・───・───────────── ◎日程第27 議案第90号 ○議長(飯田 正征君) 日程第27、議案第90号、工事請負契約の締結について(お台場大橋橋梁修繕工事)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 済みません。先ほど一般会計補正予算の中で、トイレの事業費に対しての合併特例債の金額について質問がありました。ちょっと慌てて計算機を押しまして、ちょっと計算が誤っておりました。実際、合併特例債で活用されている金額が1,210万円です。1,210万円で訂正をお願いします。失礼しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第92号 ○議長(飯田 正征君) 日程第28、議案第92号、工事請負契約の締結について(由良宿団地建替工事(第3期))を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 議案第91号 ○議長(飯田 正征君) 日程第29、議案第91号、北栄町教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第30 令和元年請願第4号 から 日程第32 令和元年陳情第10号 ○議長(飯田 正征君) 日程第30、令和元年請願第4号、所得税法第56条の廃止を求める意見書提出の請願から日程第32、令和元年陳情第10号、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書採択に関する陳情まで、以上3件を一括議題とします。  総務教育常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。  斉尾智弘委員長。 ○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君) 斉尾智弘でございます。       ───────────────────────────────                                    令和元年9月18日  北栄町議会   議長 飯 田 正 征 様                               北栄町議会総務教育常任委員会                                  委員長 斉 尾 智 弘                   請願審査報告書  本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和元年請願第4号。付託年月日、令和元年9月5日。件名、所得税法第56条の廃止を求める意見書提出の請願。審査の経過、令和元年9月10日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、家族従業者の人権の確立が急務である。措置、政府及び国会に意見書を提出。  次面をお願いいたします。       ───────────────────────────────                                    令和元年9月18日  北栄町議会   議長 飯 田 正 征 様                               北栄町議会総務教育常任委員会                                  委員長 斉 尾 智 弘                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和元年陳情第6号。付託年月日、令和元年6月18日。件名、日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情。審査の経過、令和元年6月19日、令和元年9月10日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見、本町議会で判断すべき事項ではない。措置、なし。  次のページをお願いいたします。       ───────────────────────────────                                    令和元年9月18日  北栄町議会   議長 飯 田 正 征 様                               北栄町議会総務教育常任委員会                                  委員長 斉 尾 智 弘                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和元年陳情第10号。付託年月日、令和元年9月5日。件名、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書採択に関する陳情。審査の経過、令和元年9月10日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても一定水準の教育を受けられることが重要である。措置、政府及び国会に意見書を提出。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 報告が終わりましたので、これより令和元年請願第4号、所得税法第56条の廃止を求める意見書提出の請願に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  次に、令和元年陳情第6号、日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  次に、令和元年陳情第10号、教職員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2020年度政府予算に係る意見書採択に関する陳情に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。  委員長は自席にお戻りください。  これより令和元年請願第4号に対する討論に入ります。  まず、請願第4号に反対の方の発言を許します。  斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 私は、先ほどの総務教育常任委員会委員長の立場で委員会報告をさせていただきました。ここでは、一議員として、反対の立場で討論させていただきます。  そもそも所得税法第56条では、家族間で所得を分散し、不当に累進課税を逃れるという租税回避行為を防止するため、配偶者その他の親族に支払った対価については必要経費に算入できないこととされております。一方で、同法第57条で、青色申告の場合、複式簿記による記帳義務が課され、給与支払いの認定が合理的に可能なことから、青色申告事業者の専従者の給与の支払いは必要経費として算入可能とされております。また、白色申告者の専従者給与についても、配偶者86万円、その他50万円の経費算入を認めております。  所得税法第56条を廃止することにより、実態のない従業者への所得のつけかえなどが起きやすくなりはしないか。こういうことが問題にならないか。また、青色申告事業者のようにきちんと記帳し、貸借対照表を作成した事業者との公平性をどう保つのか。この第56条の廃止後の税制をどうするのか。廃止しろだけなら誰でも言えます。  我が国の所得税は、納税者がみずから所得金額と税額を計算し、納税するという申告納税制度を採用しております。正確な記帳に基づき申告する者には有利な取り扱いが受けられることとなっております。よって、所得税法第56条を廃止する必要はなく、家族従業者の働き分は青色申告を行うことにより確保できるのであります。  国連女性差別撤廃委員会の日本政府への勧告は、所得税法の見直しであります。また、日本弁護士連合会の政府への意見書も、所得税法第56条、57条の見直しを盛り込んでおりますが、廃止を要求しているわけではございません。  請願書の最後から2行目の部分では、政府は56条廃止に向けた検討を始めていると記述されておりますが、政府が56条廃止に向けた検討を始めたという事実はございません。当時の麻生大臣の発言によりますと、見直すべきとの御指摘を受けておりますので、引き続き丁寧に検討させていただきますというものでございます。このような事実と異なる請願書に基づいた請願を国会に提出することは、私としては、恥ずかしいことであり、採択することには反対でございます。  るる申し上げましたが、議員各位の本請願に反対していただくことをお願いいたしまして、反対討論といたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、令和元年請願第4号に賛成の方の発言を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 長谷川昭二です。令和元年請願第4号、所得税法第56条の廃止を求める意見書提出の請願につきましては、採択に賛成の立場で討論を行います。  その理由の第1は、所得税法第56条によって、家族従業者の働き分は事業主の所得となり、配偶者86万円、配偶者以外の家族50万円が控除されるのみで、これは最低賃金にも達しない額です。このことにより、家族従業者は社会保障や行政手続などの面で不利益を受けていること。  第2に、労働の対価を受け取ることは、基本的人権に属する事柄であり、それに制限をかけることは、人権侵害と言うべき状況であること。  第3に、第4次男女共同参画基本計画も、女性が家族従業者として果たしている役割が適切に評価されるよう、税制等の各種制度のあり方を検討すると明記していること。  第4に、世界の主要国では、家族従業者の働き分を必要経費と認めており、国連女性差別撤廃委員会の日本政府への所得税法第56条見直しの勧告や、日本弁護士連合会も同法の見直しを政府に求めていること。  以上のことから、本請願の採択に議員各位の御賛同をお願いし、賛成討論といたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、令和元年請願第4号に反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、令和元年請願第4号に賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。                    〔討論なし〕
    ○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決します。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(飯田 正征君) 起立多数です。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより令和元年陳情第6号に対する討論に入ります。  まず、令和元年陳情第6号に賛成の方の発言を許します。  9番、藤田和徳議員。 ○議員(9番 藤田 和徳君) 9番、藤田和徳であります。私は、令和元年陳情第6号、日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情に対し、賛成の意見を述べさせていただきます。  沖縄は、山南、山中、山北を統一した尚巴志以降、琉球王国として東シナ海で最も大活躍した誇り高き民族です。明治、琉球は沖縄県に1972年に沖縄は返還されました。それは全ての責務は日本国政府にあります。近代、インディアン居留区とは言っても先住民居留区とは言いません。ナバホでもそうです。オーストラリアのアボリジニもそうです。民族はその名を重んじ、単に先住民族という一くくりの言い方を嫌います。まして今の世の中で先住民族という言語は死語です。民族という誇りこそ意義を見出し、先住民族とは簡単に言い切ることを望みません。沖縄の遠い過去とさきの大戦の戦前、戦中、戦後の目まぐるしくも痛ましい沖縄の歴史を先住民族という捉え方で決して精査してはなりません。沖縄県民は、それ以上にたくましく、強く、勇気のある県民であります。日本国民であります。国連勧告は筋違いであり、国連自由権規約委員会が琉球、沖縄の人々を先住民族と認め、名指しすること自体、沖縄県民の心を大きく傷つけるものであります。国連と沖縄県民の認識の差異は明確であり、勧告撤回を求めるのは当然と考えます。  よって、本陳情第6号に賛成の意見とさせていただきます。 ○議長(飯田 正征君) 次に、令和元年陳情第6号に反対の方の発言を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 長谷川昭二です。令和元年陳情第6号、日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情につきましては、不採択の立場で討論を行います。  国連の対日勧告は、締約国、日本がこれまでの立場を見直し、琉球の人々を先住民族として認識することを検討するとともに、彼らの権利を守るための確固たる対策を講じることを勧告しているものです。  本陳情の趣旨の一部には、国連による先住民族の勧告があるから米軍基地の撤去を求める声が上がるとか、中国が琉球の独立を支援するという大儀を根拠に沖縄に軍隊を派遣するとか、想定しがたいことを根拠に上げ、不安をあおっているとも感じる内容となっています。  また、米軍基地の撤去については、日本全土の面積の0.6%にも満たない沖縄県に在日米軍専用施設の約74%が集中し、基地があるがゆえに多くの被害をこうむってきた沖縄県民が、県民投票を初め、何度も県民の総意として示してきたのであって、先住民族だからということではありません。それどころか、本陳情提出者は、沖縄県民が米軍基地の撤去を求めることを問題視しており、沖縄県民の総意とは真逆の思考を持っているとしか思えません。  以上のことから、国連の勧告の撤回を求めることが沖縄の人々の総意とは到底思えません。したがって、本陳情は不採択とすべきと考えます。  以上、理由を申し述べて、討論といたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、令和元年陳情第6号に賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、令和元年陳情第6号に反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決します。  本件に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は、令和元年陳情第6号についての採決を行います。  令和元年陳情第6号、日本政府に対して、国連の「沖縄県民は先住民族」勧告の撤回を求める意見書の採択を求める陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(飯田 正征君) 起立少数です。よって、令和元年陳情第6号は、不採択とすることに決定しました。  これより令和元年陳情第10号に対する討論に入ります。                    〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論がありませんので、採決を行います。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第33 令和元年陳情第9号 ○議長(飯田 正征君) 日程第33、令和元年陳情第9号、後ロ谷畜産団地への企業進出の中止を求める陳情を議題とします。  民生経済常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。  油本朋也委員長。 ○民生経済常任委員長(油本 朋也君)       ───────────────────────────────                                    令和元年9月18日  北栄町議会   議長 飯 田 正 征 様                               北栄町議会民生経済常任委員会                                  委員長 油 本 朋 也                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、令和元年陳情第9号。付託年月日、令和元年9月5日。件名、後ロ谷畜産団地への企業進出の中止を求める陳情。審査の経過、令和元年9月11日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会意見、地元住民の不安を払拭し、納得できる形で事業を進めていくべきである。措置、町長へ送付し、処理の経過及び結果の報告を請求することが適当である。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。先ほど委員長報告の中で、委員会の意見として、地元住民の不安を払拭し、納得できる形で事業を進めていくべきであるとありました。そこでお尋ねします。この事業とは何を指して、どのような議論がなされたのでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 油本委員長。 ○民生経済常任委員長(油本 朋也君) お答えします。  今言われました納得できる形で事業を進めていくという件ですが、納得できる形で進める事業といいますのは、近隣住民の生活環境を損なわないもの、また、粉じんによる農作物への悪影響の不安を抱かせないものという点で話を進めてまいりました。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 再度お尋ねします。陳情書によりますと、陳情の内容として、①進出企業の計画、中間処理業の計画を断念させるべく、同事業者への当該畜産団地敷地を売却しないことを求めます。②この畜産団地跡地の売却に当たっては、北栄町が責任を持って建物を解体し、更地とした上で、適正な処置をお願いします。③事業者の選定に当たっては、どこの地域からも敬遠されるような企業に売却するのではなく、地元住民の生活環境に優しく、近隣農家が安心して農業経営を継続していくことができる事業内容であることを願いますとあります。  まず、①の土地を売らないでほしいということ、そして②の町が責任を持って建物を解体してくださいということ、そしてその後には地元が好む事業者を選んで売ってくださいというふうに私は理解しているんですが、そのような議論の中でこの陳情が検討され、採決に至ったのでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 油本委員長。 ○民生経済常任委員長(油本 朋也君) お答えします。  まず、①でございます。この該当企業の進出による計画を断念させるべきとございますが、我々の委員会では、その企業の進出計画の断念というよりも、町有地であるその土地の売却方法が公平に行われるよう、他業者も含め、一般に公募し、売却すべきであるという話し合いをいたしました。  ②に関しましては、建物の解体、そして更地とするということには、今回はあえて言及してはおりません。  ③でございますが、これは文字どおり、地元の住民の方たちが、ここに書いてありますように、安心して農業経営を継続して営むことができる事業内容ができる事業者を選んでいただくべきであるというふうに話し合いました。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) よろしいですか。  そのほかございませんか。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 私は1点お伺いをします。  今回の陳情については、倉吉市津原の津原自治公民館を含め、10団体から陳情要請が出ております。お聞きしたいのは、この全ての自治会で臨時総会等を開催され、決議等の手順を踏んでこれを提出に至ったのかどうかという、そのあたりのことについて調査をされておりますでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 油本委員長。 ○民生経済常任委員長(油本 朋也君) お答えします。  その手順については確認はしておりません。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上で質疑を終わります。  委員長は自席にお戻りください。  これより討論に入ります。  まず、本件に反対の方の発言を許します。  田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 10番、田中精一でございます。私は、今回の陳情第9号は、心情的には陳情者皆さんの意向に沿いたい思いもありますが、後ロ谷畜産団地の荒廃状況や町の全体の利益、また、北栄町の産業廃棄物処理に対する姿勢を鑑みれば、まだ正式に事業計画等が提出されていない現時点で結論を急ぐことは時期尚早だと考え、あえて反対の立場で所信を申し上げます。  平成27年に運営を中止し、現在は荒廃地と化した後ロ谷畜産団地に産業廃棄物処理業者が進出し、瓦れき類やコンクリート殻、アスファルト殻等を砕き、リサイクルする再資源施設を展開したいと意思表示をしていることは、荒廃地の解消につながり、畜産団地の所有者である北栄町としてはありがたい反面、処理施設から発生するであろう粉じんや騒音、また大型車両による交通トラブル等で、周辺の方々、農地や山林、町道や県道には迷惑施設であることが想定されます。  産業廃棄物処理場は、下水道、し尿、ごみの処理場、さらに斎場などとともに嫌悪施設と呼ばれていますが、人が生活していく上にはなくてはならない施設であります。いざ今回のように設置の是非が持ち上がると、必ず総論賛成、各論反対の議論にさらされることは世の常であります。最近の県内の事例では、鳥取県環境管理事業センターが米子市淀江町小波に進出しようとしている産業廃棄物管理型最終処分場が記憶に新しいところであります。  とかく嫌悪施設は忌み嫌われる施設であり、設置予定地周辺の皆さんは、何が何でも反対されることも十分に理解できますが、立場上、町議会議員として、産業廃棄物処理施設の重要性も無視するわけにはなりません。まして、まだ正式に提案されていない事業計画書に対する議論をしないまま、現時点で陳情書を採択してしまうことは、門前払いに等しく、町内外から産業廃棄物処理等に理解のない議会とのレッテルを張られてしまうことになります。私たち議会議員がなすべきことは、今後提出される事業計画書をもとに、進出予定事業者や地元住民の皆さん、さらに町や県の意向を十分に聞きながら、堂々と設置に係る町有地売却の是非を判断すべきではないでしょうか。本陳情を採択することにより、それで後ロ谷畜産団地の荒廃地問題が前進するとは思えません。  よって、民生経済常任委員会の審査結果である採択すべきものに反対するものであります。  以上、討論といたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、本件に賛成の方の発言を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 長谷川昭二です。令和元年陳情第9号、後ロ谷畜産団地への企業進出の中止を求める陳情につきましては、賛成の立場で討論を行います。  本陳情者は、これまで町の事業に協力してきたにもかかわらず、汚水の流出による環境悪化の改善を求めた際に聞き入れてもらえず、泣き寝入りをした経過があり、それなのになぜ養豚業者や産業廃棄物中間事業者といった住民が不安がる事業者ばかり誘致されるのか、心情をはかりかねる。もっと建設的な企業誘致がなされるようにと訴えておられます。また、畜産団地は本来、町が建てた施設で、町が解体処分するのが道義なのに、荒廃状態で放置したまま今日に至っていると町への不信感を示されています。さらに、農業後継者が育っている農業地帯に今回のような産業廃棄物中間事業者に対して騒音、粉じん、振動による人体や農作物への影響、大型車の往来による地元車両の交通の安全確保や道路の損壊、物件解体後のストックによる野積みは、景観等、美しい環境を保てないのではないかとの不安も抱かれています。  このような状況の中で売却を進めることは、地元住民の切なる願いに反するものであり、よって、本陳情の採択に賛成をいたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、本件に反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕
    ○議長(飯田 正征君) 次に、本件に賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決します。  本件に対する委員長報告は、採択です。  本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(飯田 正征君) 起立多数です。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  19日から24日までは休会とし、本会議は25日の午前9時から開きますので、お集まりください。  お疲れさまでございました。                 午後4時41分散会       ───────────────────────────────...