北栄町議会 > 2019-09-05 >
令和元年 9月第6回定例会 (第 1日 9月 5日)

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  1. 北栄町議会 2019-09-05
    令和元年 9月第6回定例会 (第 1日 9月 5日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    令和元年 9月第6回定例会 (第 1日 9月 5日) 北栄町告示第26号  令和元年第6回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    令和元年8月30日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  令和元年9月5日(木曜日) 2 場 所  北栄町役場議会議場        ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     長谷川 昭 二        宮 本 幸 美        前 田 栄 治     秋 山   修        町 田 貴 子        油 本 朋 也     斉 尾 智 弘        井 上 信一郎        藤 田 和 徳     田 中 精 一        森 本 真理子        津 川 俊 仁     阪 本 和 俊        野 田 秀 樹        飯 田 正 征        ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し        ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第6回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     令和元年9月5日(木曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               令和元年9月5日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願及び陳情の付託  日程第5 議案第66号 平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第67号 平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第68号 平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第69号 平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第70号 平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第71号 平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第72号 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第73号 平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第74号 平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第75号 平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第76号 平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第77号 平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第78号 平成30年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第9号 平成30年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第10号 平成30年度決算に基づく資金不足比率について       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願及び陳情の付託  日程第5 議案第66号 平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第67号 平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第68号 平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第69号 平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第70号 平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第71号 平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第72号 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第73号 平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第74号 平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第75号 平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第76号 平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第77号 平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第78号 平成30年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第9号 平成30年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第10号 平成30年度決算に基づく資金不足比率について        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 前 田 栄 治君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 飯 田 正 征君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君        ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 友 定 景 子君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 岡 正 雄君  地域整備課長 ───── 倉 光   顕君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君 代表監査委員 ───── 竹 歳 秀 明君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開会 ○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより令和元年第6回北栄町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。
     本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(飯田 正征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、4番、秋山修議員、5番、町田貴子議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(飯田 正征君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から25日までの21日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から25日までの21日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(飯田 正征君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願及び陳情の付託 ○議長(飯田 正征君) 日程第4、請願及び陳情の付託を行います。  本日までに受理した請願及び陳情は、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長においてお手元に配付の「請願文書表」及び「陳情文書表」のとおり所管の委員会に付託します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第66号 から 日程第19 報告第10号 ○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第66号、平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第19、報告第10号、平成30年度決算に基づく資金不足比率についてまで、以上13議案及び報告2件を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第66号から議案第78号までの会計ごとの決算の認定関係13議案、報告第9号、第10号の報告関係2件を一括して提案理由を申し上げます。  一般会計及び特別会計の決算につきましては、地方自治法及び地方公営企業法の規定により、議会の認定に付すものでございます。  各会計の決算につきまして、概要を申し上げます。  初めに、議案第66号、平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額95億1,793万730円に対し歳出総額90億4,488万3,076円、歳入歳出差し引き額は4億7,304万7,654円で、翌年度に繰り越すべき財源は2億220万4,216円、実質収支は2億7,084万3,438円となりました。  歳入につきまして主なものを申し上げますと、町税につきましては14億2,297万1,215円で対前年比0.9%の増、地方交付税は36億6,541万8,000円で対前年比2.8%の減となりました。国庫支出金は8億7,282万7,383円で、対前年比27.9%の減となりました。県支出金は8億5,314万461円で、対前年比17%の減となりました。町債は7億9,830万円で、対前年比51.8%の増となっております。  次に、歳出の主なものにつきまして申し上げますが、金額につきましては万円単位で説明させていただきます。議会費は対前年比1.1%減の1億17万円となりました。  続いて総務費でございます。決算額は対前年比16.9%減の13億6,834万円となりました。主な事業は、ふるさと北栄基金事業1億9,307万円、光ファイバーネットワーク施設管理事業3,591万円などでございます。  続いて、民生費でございます。決算額は対前年比4.9%減の23億7,555万円となりました。主な事業は、自立支援給付事業3億8,874万円、生活保護扶助事業1億597万円でございます。  続いて、衛生費でございます。決算額は対前年比3.6%増の5億8,662万円となりました。主な事業は感染症等予防事業3,847万円、健康診査等事業4,098万円などでございます。  続いて、農林水産業費でございます。決算額は対前年比1.5%減の6億9,483万円となりました。主な事業は、がんばる農家プラン事業3,827万円、産地パワーアップ事業2億546万円、担い手育成支援事業2,562万円、活動支援推進交付金事業8,893万円などでございます。  続いて、商工費でございます。決算額は対前年比22.7%減の2億32万円となりました。主な事業は観光振興事業4,221万円、コナンのまちづくり事業2,053万円などでございます。  続いて、土木費でございます。決算額は対前年比10.2%減の14億6,615万円となりました。主な事業は、道路維持管理事業5,628万円、社会資本整備総合交付金事業9,612万円、由良宿団地建替事業3億5,731万円、下水道特別会計繰出金事業9億119万円などでございます。  消防費は対前年比4.1%増の2億5,299万円となりました。主な事業は、鳥取中部ふるさと広域連合負担金事業1億9,808万円でございます。  教育費は、対前年比27.0%増の9億8,847万円となりました。主な事業は、図書館運営事業2,164万円、すいか・ながいも健康マラソン大会事業1,703万円、エアコン整備事業2億4,139万円、給食費事業7,980万円などでございます。  公債費は、対前年比1.3%減の9億6,672万円となりました。内訳は、元金償還が9億1,585万円、利子が5,087万円でございます。  災害復旧費は、対前年比80%減の4,472万円となりました。主な事業は、道路橋梁災害復旧費3,754万円、農地・農業用施設災害復旧費718万円でございます。  以上、主な事業を申し上げました。  次に、議案第67号、平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額19億2,155万7,815円に対し歳出総額18億5,592万268円で、歳入歳出差し引き額は6,563万7,547円となりました。  歳入につきましては、国民健康保険税、県支出金が主なものでございます。また、歳出につきましては保険給付費、国民健康保険事業納付金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は6,563万7,547円の黒字となりました。  次に、議案第68号、平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額16億4,456万1,347円に対し歳出総額16億177万9,396円で、歳入歳出差し引き額は4,278万1,951円となりました。  歳入につきましては、介護保険料、国、県支出金、支払い基金交付金及び繰入金が主なものでございます。歳出につきましては、保険給付費や地域支援事業費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は4,278万1,951円の黒字となりました。  次に、議案第69号、平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額235万3,520円に対し歳出総額3,452万8,912円で、歳入歳出差し引き歳入不足額が3,217万5,392円生じました。  歳入につきましては、資金借入者からの償還金が主なものでございます。歳出につきましては、起債の償還金と前年度決算時における繰り上げ充用金が主なものでございます。実質収支は3,217万5,392円の赤字となり、前年度繰り上げ充用金として処理いたしました。  次に、議案第70号、平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額14億8,028万7,384円に対し歳出総額13億2,163万5,439円で、歳入歳出差し引き額は1億5,865万1,945円となりました。  歳入につきましては、下水道使用料、国庫支出金、一般会計繰入金、基金繰入金、町債が主なものでございます。また、歳出につきましては天神・北条・大栄処理区下水道の維持管理費及び終末処理場の長寿命化改修や災害復旧工事、起債の償還並びに前年度繰り上げ充用金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は1億5,865万1,945円の黒字となりました。なお、この残額につきましては、北栄町下水道事業会計へ引き継ぎます。  次に、議案第71号、平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入歳出決算の総額はそれぞれ1,448万4,101円となりました。  歳入につきましては、使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましてはクリーンセンター島の維持管理費と起債の償還が主なものでございます。  次に、議案第72号、平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額4億6,985万4,842円に対し歳出総額3億8,316万7,480円で、歳入歳出差し引き額は8,668万7,362円となりました。  歳入につきましては、売電収入が主なものでございます。また、歳出につきましては風力発電施設の管理運営費、一般会計への繰出金及び起債の償還金でございます。翌年度に繰り越すべき財源は2,440万7,000円、実質収支は6,228万362円の黒字となりました。なお、この残額につきましては北栄町風力発電事業会計へ引き継ぎます。  次に、議案第73号、平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額201万8,972円に対し歳出総額86万1,052円で、歳入歳出差し引き額は115万7,920円となりました。  歳入につきましては、財産運用収入が主なものでございます。また、歳出につきましては総務管理費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は92万4,000円で、実質収支は23万3,920円の黒字となりました。  次に、議案第74号、平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入歳出決算の総額はそれぞれ717万4,474円となりました。  歳入につきましては、浄化槽使用料、一般会計繰出金が主なものでございます。また、歳出につきましては、町で設置した合併浄化槽の維持管理費及び起債の償還金が主なものでございます。  次に、議案第75号、平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額1億3,332万8,452円に対し歳出総額1億2,118万3,222円で、歳入歳出差し引き額は1,214万5,230円となりました。  歳入につきましては、入場料や施設使用料、一般会計繰入金及び大栄歴史文化学習館基金繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、青山剛昌ふるさと館の運営管理費と一般会計への繰出金でございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は1,214万5,230円の黒字となりました。  次に、議案第76号、平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  歳入総額1億6,471万4,758円に対し歳出総額1億6,324万5,392円で、歳入歳出差し引き額は146万9,366円となりました。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料、一般会計繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては後期高齢者医療広域連合納付金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は146万9,366円の黒字となりました。  次に、議案第77号、平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定についてでございます。  収益的収支につきましては、収入は水道料金の増加等により前年比3.3%増となりました。支出は前年比0.1%増となり、純利益は6,427万8,670円の黒字となりました。  資本的収支では、漏水事故が多発する老朽管の改良工事や地震による災害復旧工事等を行い、財源として移転補償費や企業債を充てましたが1億5,314万2,066円の支出超過となり、収入不足分については過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次に、議案第78号、平成30年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてでございます。  地方公営企業法第32条第2項の規定により、剰余金の処分等について議決をお願いするものでございます。  平成30年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金4億4,366万9,420円のうち268万7,000円を減債積立金に積み立てるとともに、残余を繰り越しするものでございます。  次に、報告第9号、平成30年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、普通会計及び各会計の決算に基づく健全判断比率を報告するものでございます。  実質公債費比率は対前年比0.8ポイント増の13.8%、将来負担比率は93.8%で、対前年比2.4ポイントの減となりました。実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては数値を上げておりませんが、これは赤字がない、つまり黒字であるということでございます。実質公債費比率は公債費の減少などにより近年減少傾向が続いていましたが、普通交付税の減少、依然として高い水準で推移する下水道事業への繰出金など今後も数値が上昇する要素を含んでいますので、一層の行財政改革に取り組むとともに、真に必要な事業の選択により健全な行政運営に努めてまいります。  次に、報告第10号、平成30年度決算に基づく資金不足比率についてでございます。  報告第9号と同様、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、公営企業会計の決算に基づく資金不足比率を報告するものでございます。平成30年度も6つの企業会計につきまして資金不足はございません。  以上13議案、2報告、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) まず、議案第66号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第66号、平成30年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。決算書と主要施策の成果をごらんいただきたいと思います。  まず、決算書の2ページをお願いします。決算書の歳入から説明をさせていただきます。歳入で全ての款項については状況を記載しておりますので、詳細についての説明は省略させていただきます。  4ページをお願いします。歳入合計で予算現額が99億2,413万8,000円、調定額が95億3,587万7,209円、収入済み額が95億1,793万730円、不納欠損額が167万6,680円、収入未済額が1,626万9,799円、予算現額と収入済み額との比較はマイナスの4億620万7,270円となります。  6ページをお願いします。歳出でございますが、これも先ほどと同様、各款項の状況につきましては記載しておりますので、詳細についての説明は省略させていただきます。
     8ページをお願いします。歳出合計で予算現額が99億2,413万8,000円、支出済み額が90億4,488万3,076円、翌年度繰越額が5億665万2,000円、不用額が3億7,260万2,924円、予算現額と支出済み額との比較は8億7,925万4,924円となります。歳入歳出差し引き残額は4億7,304万7,654円でございます。  これらの予算あるいはこれに対する決算の比率とか決算額の前年比の比率につきましては、主要施策の後ろのほうに資料編というものがございます。127ページのところに予算に対する決算額の比率、これは各会計ごとに記載しております。それと、128ページからは各会計の各款ごとの前年度との決算額の増減率など記載しておりますので、こちらは参考にごらんいただきたいと思います。  決算書の10ページをお願いします。事項別明細書でございますが、歳入について、最初の1款の町税については税務課長が説明いたします。2款地方譲与税から10款交通安全対策特別交付金までと15款財産収入と20款町債につきましては私が説明をさせていただいて、あとの特定財源については必要に応じて各担当課長が説明するという形でさせていただきます。  それでは、最初に税務課長が町税について説明をいたします。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) それでは、町税の決算について説明いたします。決算書10ページ、11ページでございます。  まず、町税全体から説明をいたします。一番上の欄でございます。10ページ、町税の予算現額、計の欄、14億467万円に対し次のページ、調定額は14億3,731万7,109円、収入済み額は14億2,297万1,215円で、予算現額に対し約1,800万円の増で、率にいたしまして1.3%の増加でございました。前年度との比較では約1,200万円の増額で、率では0.9%の増でございます。調定額から収入済み額と不納欠損額を引いた収入未済額は1,311万1,634円で、前年度に比べ66万3,485円の減、率にして4.8%の減少となりました。  税目ごとに予算現額と収入済み額を比較して説明申し上げます。  1項町民税です。収入済み額6億1,806万1,867円です。予算現額に対して約1,600万円の増、率にして2.6%の増加となりました。個人分では農業や営業、給与など所得額が増加したことが原因でございます。法人分では予算現額に対しまして約1,200万円の増でございますが、これは事業所数には大差はございませんでしたので、各企業個別の事情によるものと考えられます。  2項固定資産税は収入済み額6億5,168万9,546円で、ほぼ予算現額どおりの金額でございます。ただし、前年度との比較においては3年に1度の評価がえの影響で923万1,262円の減となりました。  3項軽自動車税は収入済み額6,045万5,885円で、ほぼ予算現額どおりの金額でございます。  4項たばこ税です。収入済み額9,276万3,917円で予算現額に対し191万円の増で、2.1%の増加となっております。  不納欠損額でございますが、一番上の欄に戻りますけど全体で123万4,260円で、前年度より289万7,568円、約70%の減でございます。税目別では、町民税が18万2,860円、固定資産税が104万7,400円、軽自動車税が4,000円となっております。この時効の理由としては3つございますが、1つ目、消滅時効で5年経過したものが7件で28万2,820円、2つ目で滞納処分した結果財産がないため徴収を執行停止して3年継続したもの、これが7件で86万7,978円、3つ目、財産及び相続人がないため執行停止後直ちに不納欠損としたものが2件、8万3,462円でございます。以上で税務課分の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 続いて、2款の地方譲与税から説明をさせていただきます。  この2款の地方譲与税から12ページの7款自動車取得税交付金までは国、県からの定められた率などによって交付されるものでございます。収入済み額などについては詳細な数字は申し上げませんが、増減率については先ほど説明させていただきました主要施策の成果の資料編128ページに全ての増減率、前年度の決算額との比較を記載しております。そこを見合わせながらということでお願いいたします。  この2款から7款までの交付金あるいは譲与税でございますが、全体としては昨年度より1.1%の増でございます。  続いて、決算書12ページの8款地方特例交付金は収入済み額が595万5,000円で前年比13.5%の増で、これは国から交付金で地方税の減収を補填するものでございます。  9款地方交付税は収入済み額が36億6,541万8,000円で、前年比2.8%の減でございます。  はぐっていただいて15ページの備考欄の上のほうに記載しておりますが、普通交付税が前年比で3%の減と特別交付税は前年比で0.1%の増、金額にして1億519万1,000円の減額でございました。減額の主な要因としては、普通交付税の合併算定がえ、いわゆる合併後の優遇措置のことですが、平成28年度から5年間で段階的に削減されていきます。その優遇措置が平成29年度と平成30年度では1億1,237万6,000円の減額となったことが主な要因でございます。  10款交通安全対策特別交付金は収入済み額が199万1,000円と、前年比で4.7%の減でございます。  11款分担金及び負担金から22ページの14款県支出金につきましては、先ほども言いましたが必要があれば担当課長が説明をいたします。  続いて28ページをお願いします。15款財産収入は1項1目の財産貸し付け収入が812万5,429円でございますが、これは旧中央保育所や東保育所などの町有地の貸し付け収入でございます。  次に30ページをお願いします。2項1目の財産売り払い収入は収入済み額が7,815万614円で、内訳といたしまして物品売り払い収入が12万7,388円で、廃車した公用車や不要となったカメラなどインターネット公売による収入でございます。町有地売り払い収入が7,263万4,882円で、東園稲場団地や旧東亀谷集会所など未利用町有地を売却したものでございます。町営住宅売り払い収入が515万3,000円で、旧中央団地2軒分の売却分でございます。  次に、16款寄附金は収入済み額が1億9,330万1,830円で、1目のふるさと北栄基金寄附金が前年比で45.6%の減、金額にして約1億6,178万円の減額でございます。減額の主な要因は、総務省の返礼品の見直し通知を受け本町では平成30年度より返礼品割合を3割以下に見直しましたが、一部の自治体では返礼品割合の見直しを行わずその自治体に寄附が集中したことや、他の自治体でもふるさと納税のパンフレット作成やインターネットのポータルサイトの開設による寄附金の受け付けが普及したことにより、大幅な減額となりました。  17款繰入金は収入済み額が3億8,343万5,216円で、前年比11.7%の減でございます。減額の主な要因は3目のふるさと北栄基金繰入金で、平成29年度からいただいた寄附金から返礼品などの経費を引いた額を積み立てし、それを平成30年度に繰り入れしております。これ以前は経費を引かずにいただいた寄附金を全額積み立て翌年度に繰り入れをしておりましたので、経費分を引くようになったことが減額の主な要因でございます。  次に、32ページをお願いします。2項の他会計繰入金は収入済み額が1億9,154万2,262円で、このうち1億5,000万円は風力発電会計からの繰入金で、このうち7,000万円は平成30年度の風のまちづくり事業で活用し、残りの8,000万円は令和元年度と令和2年度に4,000万円ずつ風のまちづくり事業の財源として活用する予定です。  19款の諸収入は収入済み額が2億3,408万6,552円で、前年比で26.8%の増でございます。増額の主な要因は、39ページの5項2目7節の総務費雑入に学校給食費が現年分と過年度分で合計約7,333万円ございます。平成30年度より学校給食費を公会計にしたことが主な要因でございます。  20款町債は収入済み額が7億9,830万円で、前年比で51.8%の増でございます。増額の主な要因は、合併特例債が平成29年度よりも1億7,730万円の増で、平成30年度は北条中学校と大栄中学校のエアコン整備事業による起債が主な要因でございます。  歳出でございますが、決算書は40ページからになります。ここからは主要施策の成果で主に説明をさせていただきたいと思います。  主要施策の成果の1ページをお願いします。1款1項1目議会費で決算額1億17万円でございます。議会経費事業ということで、本会議の開催や議員の調査研究活動及び議員研修旅費などの費用に286万4,000円を支出しております。詳細につきましては記載のとおりでございます。  2ページをお願いします。中ほどに(8)高校生議会の開催状況を記載しております。鳥取中央育英高校の生徒による高校生議会を実施いたしました。成果としましては、高校生に議会や町政への関心を持ってもらうよい機会となりました。  次に、事務局経費事業は決算額543万4,000円でございます。定例会、臨時会の会議録を調製し、ホームページで公開して議会の情報公開、情報発信を行いました。  続いて3ページをお願いします。2款6項1目の監査委員費でございます。決算書におきましては54ページでございます。決算額が129万2,000円で、これは町の監査に関する経費でございます。監査委員2名の報酬が主なものでございまして、活動状況は例月の現金出納検査や年1回の現金及び現金等価物実査、そのほかには監査ということで年2回の監査を行っていただいております。審査につきましては、12会計の決算審査や基金の運用状況の審査などが行われています。  続いて、主要施策の成果15ページをお願いします。2款1項1目一般管理費でございます。決算書は40ページをお願いします。決算額が6億8,146万4,000円でございます。ふるさと北栄基金事業でございますが、平成29年度から寄附金から返礼品などのふるさと納税に係る諸経費を引いた額を基金として積み立てることとし、積立額は1億981万6,000円となりました。括弧内の1億9,307万2,000円はいただいた寄附金の額でございます。  続いて行政改革事業は2,821万2,000円で、北条支所総合窓口業務の民間委託の継続と、新たに大栄庁舎窓口業務と庶務業務を民間委託し、窓口サービスのワンストップ化による住民の利便性の向上と職員の負担軽減及び職員の行う事務の質の向上を図りました。  続いて、統一的な基準による地方公会計整備事業は291万6,000円で、平成29年度決算に係る財務書類を作成して、従来の現金主義会計による決算を補完することができました。  次に、2目広報費でございます。決算書は42ページでございます。決算額は483万1,000円でございます。広報事業といたしましてまず町報の発行経費が369万6,000円で、成果としましては、ドローンを活用した写真や動画によってより興味を持っていただける広報を提供することができたと考えております。  次に、ホームページの保守業務が75万8,000円と情報発信の取り組みとしてSNSを活用し、町のイベントや行政情報など小まめに情報発信を行いました。その結果、主要施策の16ページになりますが、アメリカの人気司会者コナン・オブライエン氏が来町しアメリカの番組や全国ニュースにも取り上げられ、町のPRにつながりました。  次に、県と県議会、中部ふるさと広域連合が発行します広報紙の仕分け作業を障がい者就労施設に作業委託するのに要した経費が11万円でございます。障がいのある方の自立を促すこともでき、また就労の機会を確保することができたと考えております。  次に、4目の財産管理費で決算額は2億6,761万2,000円でございます。まず町有財産管理事業は375万8,000円で、これは町有施設などの適正な維持管理と町有地売却を促進するために民間委託を行っておりまして、民間委託による売却が1件と、そのほか東園稲場団地や旧東亀谷集会所の土地及び建物を売却いたしました。売却額は7,276万2,000円でございます。  次に、9目企画費でございます。決算書は46ページでございます。決算額は3,615万4,000円でございます。まず企画事業は決算額227万4,000円で、主なものは倉吉未来中心の管理運営負担金が182万円、そのほか地域づくり講演会と先進地視察が17万2,000円、政策研究費が2万円でございまして、政策に対する見識を深めることができました。  次に、17ページをお願いします。女性団体連絡協議会の補助金は決算額20万8,000円でございます。次に、地域の自立活性化活動支援交付金は決算額184万5,000円でございます。こちらは7団体に活用いただきました。地域振興につながるイベントや取り組みが実施されまして、地域の活性化を図ることができたと考えております。次に、交通対策事業は決算額1,457万2,000円でございます。主なものとしましてまず路線維持費補助金、こちらは地域住民の生活に必要なバス路線の運行維持に必要な補助金としまして1,294万7,000円と、次に乗り合いタクシー運行支援事業費補助金、こちらはバス路線維持が困難な地域への代替手段としていわゆる乗り合いタクシーの運行補助として66万9,000円と、次に鳥取砂丘コナン空港連絡バス運行支援事業補助金は利用者数の増加により補助実績はゼロ円となりました。これらの補助制度により、地域住民の生活交通路線及び観光客の移動手段の確保、または乗り合いタクシーの運行維持を実施することにより、地域交通利用者の方の負担軽減あるいは公共交通機関への利用促進を図ることができたと考えております。  次に、18ページをお願いします。由良駅前階段手すり・点字ブロック設置工事は決算額58万3,000円でございます。由良駅前の階段に手すりの設置と誘導点字ブロックの増設により、バリアフリー化を進めることができました。次に、コミュニティ助成事業は決算額240万円でございます。一般財団法人自治総合センターの実施事業を通じまして、平成30年度は下種自治会の取り組みに対して支援を行いました。次に、しあわせハート創生事業は決算額は20万円でございます。鳥取中部ふるさと広域連合において中部市町共同で婚活セミナーを2回、イベント、パーティー2回、結婚支援員情報交換会1回を開催しております。成果としましては、独身の男性と女性に出会いの場を提供し、計13組が連絡先の交換を行い、うち町内者は3組が連絡先の交換を行っております。次に、官学連携事業は決算額5万7,000円でございます。鳥取中央育英高校の地域探究の時間と鳥取大学の地方創生政策体験学習、また育英高校、鳥取大学、由良宿まちづくりの会、東伯青年会議所との連携事業の開催により、地域の課題解決や地域価値の創造に取り組むことで将来地域を担う人材育成に寄与したと考えております。次に、震災復興イベント事業は決算額417万5,000円でございます。NHK公開放送の「のど自慢」を開催し、鳥取県中部地震から復興した北栄町を全国にアピールしました。番組ではねばりっこや町の紹介VTRも放送され、出場者も全20組のうち9組が町内出場者で、チャンピオンと特別賞も町内出場者から選ばれ、北栄町の魅力を全国に発信することができました。  次に、5項1目統計費でございます。決算書では54ページをお願いします。決算額は58万9,000円でございます。主な調査としまして、工業統計調査や住宅・土地統計調査などを実施しております。  次に、10款1項公債費でございますが、決算書では112ページでございます。1目の元金は決算額が9億1,585万1,000円でございます。平成30年度末の起債残高は74億447万円でございます。これは前年度よりも1億1,755万1,000円の減でございます。同じく、2目の利子につきましては決算額5,087万2,000円でございます。私からの説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 総務課の分を説明いたします。主要施策の成果4ページのほうにお戻りください。  2款1項1目一般管理費です。決算書は40、41ページになります。まず①です。一般管理事業です。こちら臨時職員の賃金とかいろいろなものを計上しておりますが、まず1つ目、職員の研修関係です。表の中をごらんください。平成30年度、一番下、町単独研修というのが前年に比べて大きく減っておりますが、これは全職員を対象にした内部の研修を行わなかったということで減になっております。  次の表、交際費については件数的に前年と同程度の支出をしております。  ②です。電算処理委託事業です。こちら住民基本台帳ですとか税務の情報ですとか、そういうシステムの維持経費でございます。前年に比べて若干伸びておりますが、元号、改元のシステム変更等により額が伸びております。  ③です。一般管理関係の負担金です。書いてあるとおり、県、中部の町村会等の負担金を支出しております。  ④です。事務用品一括購入ということで、コピー用紙とかファイルとかそれを一括して購入して、各課が購入する経費とか事務の節減を図っております。  ⑤です。鳥取県中部ふるさと広域連合の負担金で、管理費ですとか休日急患診療所の負担でございます。例年と同様の負担額になっております。  次です。3目の会計管理費です。決算書は42、43ページになります。こちらは出納室における事務費を支出しております。  次、5ページをお願いいたします。2款1項4目財産管理費です。まず、①です。町有財産の管理事業として主なものを記載しております。建物災害の共済であったり、新しいものとしては緑ケ丘ののり面対策工事を行っております。ここの中では工事は一部繰り越しになっておりますので、まだ事業は済んでおりません。  ②です。大栄庁舎の管理事業です。こちらも庁舎の維持管理事業として主なものを書いております。主なものとして階段室のアルミサッシ、漏水がありましたのでアルミサッシのところ、階段のところを直しておりますし、庁舎3階の男女のトイレを洋式化をしたりしております。  ③です。公用車管理事業です。こちらは大栄庁舎の集中管理、各課で管理しているものは各課で管理しますが、総務課で集中管理をしているものを記載しております。台数は前年度と変わっておりません。  ④です。コナン駅前広場等ということで、こちらは由良駅前と旧運転免許試験場跡の分、この維持管理費を計上しております。例年のとおりの支出でございます。  ⑤、防災行政無線維持管理事業としての経費を支出しております。新しいものとしては複数親局の制御装置の更新ということで、590万円余りの支出をしております。  ⑥⑦は天神いこいの広場、天神桜づつみのそれぞれ管理経費でございます。ごらんください。  はぐっていただいて6ページになります。5目北条庁舎の管理費です。決算書は44、45ページになります。北条庁舎の管理費として、今、広域連合が使っておりますが、それについて必要な修理等を行っております。  大きい丸の2つ目です。庁舎の耐震ということで、繰り越しで5,300万円余りの工事費を支出しております。  次です。6目、健康福祉センターですね、北条支所の管理費でございます。こちらまず①です。北条支所の管理費として、それぞれ必要な修繕であったり維持管理を行っております。窓口の取り扱いの状況ですけど、庁舎統合となったこともありまして支所の取扱件数は若干減ってきております。福祉センターの利用状況は前年並みでございます。  ②、公用車管理事業です。こちらも集中管理をこれまでずっとしてきておりましたが、庁舎の統合となった関係で今は1台だけとなっております。  ③です。北条地区の振興事業です。こちら「あつまらいや北条」、合併に伴って庁舎がなくなったということもあって、住民有志が集まって北条地区のにぎわいを創出したものでございます。11月に第1回の北条ふるさとまつり、3月には茶臼山桜まつりを開催してにぎやかに交流の場を提供していただいたところでございます。  次です。7ページです。7目北条改善センター費です。こちらは北条の農村環境改善センターの管理費を計上しております。例年のとおりの計上ですが、利用状況はほぼ前年並みでございます。  次です。8目の大栄改善センター費でございます。こちらも改善センターの維持管理費などを計上しております。利用状況につきましては、庁舎統合もあってか役場の職員が使うということもあって、回数、件数的には伸びております。  次です。2款1項10目自治会活動促進費です。決算書は46、47ページになります。①です。自治会総合交付金として、こちら自治会に対する交付金を計上しております。自治会運営の交付金、防犯灯の維持管理の交付金、再生可能エネルギーの交付金、それぞれ支出をしております。ごらんください。  次です。11目の交通安全対策費です。①交通安全対策事業として指導員を配置していろんなイベント、交通指導を行っております。表の中をごらんください。指導員定員22人に対して20人の配置です。活動等は例年のとおりで活動しております。  はぐっていただいて8ページです。一番上の表です。交通死亡事故等の状況として表を載せております。平成30年、平成29年と町内で発生した死亡事故はございません。飲酒運転、町民の検挙につきましては平成29年、平成30年とも4人が検挙されております。一層啓発をしていきたいと考えております。  ②です。交通安全施設の維持管理であったり施設整備事業です。こちらカーブミラーの維持、修繕、整備でございます。そこに書いてあるとおり修繕、設置を行っております。  ③です。交通安全に関する負担金、補助金の支出でございます。これも例年のとおりの支出でございます。  次、12目光ファイバーネットワーク施設管理事業です。こちらはケーブルテレビに関する経費を計上しております。それぞれ維持管理における経費を支出しております。  表です。ケーブルテレビの加入状況です。テレビの契約率に関しては若干減ってきている。ですが、今インターネットの契約のほうは若干ですが伸びてきているという状況でございます。  次です。13目の情報処理費です。決算書は48、49ページになります。こちらは職員が使っているパソコン、グループウエアですとか文書作成のサーバーですとかインターネットですとか、そういう経費でございます。例年のとおりの支出でございます。  次、9ページです。14目防犯対策費です。こちらは防犯灯の設置ですとか修繕に関する経費でございます。表の中、公設というのが役場が設置した分で36灯、自治会整備の補助ということで4自治会に整備の補助をしております。  次、15目の諸費です。まず、①諸費事業として書いてあります負担金を支出しております。これは例年のとおりでございます。  ②、自衛隊募集の関係です。これまで自衛隊募集、新入隊がありましたが、平成30年度はございませんでした。  次です。19目災害復興の支援費です。平成28年に発生しました中部地震の支援関係の経費でございます。①は一般管理事業として記録誌です。平成29年度に作成しなければならないものを平成30年度に繰り越しをして、300部を発行しております。  ②が被災者住宅の修繕です。被害程度が1%から10%未満の方、1万円から5万円の支出でございます。平成30年度件数少なくなってきておりますが、書いてあるとおりの支出をしております。  ③、被災者住宅再建支援事業、こちらは罹災の程度が10%を超えるもの、一部損壊であったり半壊であったり、そういうものは2件と30件それぞれ支出をしております。  はぐっていただいて10ページです。④、住宅ではない非住家の復興です。こちらは平成30年度5件と11件の支出をしております。  ⑤です。構築物等の撤去に関するもので、平成30年度は7件の実施をしております。成果のとこに書いてありますけど、本事業は平成30年10月末をもって受け付けを終了しております。  次です。2款4項選挙費になります。1目選挙管理委員会費です。決算書は52、53ページになります。選挙管理委員会の関係の経費です。6回開催をしております。  次が2目です。選挙啓発費です。明るい選挙の推進のための経費であったりポスターの募集であったり、そういう経費を計上しております。例年のとおりでございます。  8目です。鳥取県知事・議会議員選挙、ことしの4月7日に行われた選挙の平成30年度に3月末までに使用した経費の支出でございます。ごらんのとおりでございます。  次のページです。10目大倉土地改良区の総代選挙ということで、平成30年12月11日に行われる予定でしたが、無投票だったということで事務費だけ4万3,000円の支出をしております。  次の11目の大栄土地改良区も同じでございます。  次から8款になります。8款消防費、1項1目常備消防費です。決算書は大きく飛んで88、89ページになります。①、中部ふるさと広域連合の消防に関する負担金です。2億円弱の例年どおりですが支出をしております。火災発生、救急出動等は表のとおりでございますが、火災が発生が少なかったということで、出動は少ないことになっております。救急出動は例年のとおりでございます。  次です。2目です。非常備消防費です。こちら①です。町の消防団の活動等の状況でございます。表の中、まず町の消防団の状況です。1本部5分団は変わっておりませんが、消防団員110人の定員に対して98人の定員でございます。定員となるよう、引き続き募集等の活動を行っていきます。次です。町消防団の出動等の状況です。火災の状況が2件ということもあって少なかった関係で火災に対する出動は減っておりますが、出動の一番下ですね、警戒というところをごらんください。5件ということで、203人の出動となっております。こちらは大雨等での警報が発令されたこともあって、それが長引いたということもあって消防団員多くの方の出動をしてもらっております。その下、訓練等はごらんのとおりでございます。  はぐっていただいて12ページです。消防ポンプ操法大会の状況を載せております。第4分団が町、郡の大会を勝ち抜いて県の大会に出ました。惜しくも2位ということで、全国大会は逃しております。  ②です。消防関係の負担金ということで、こちらも郡や県の協会の負担金であったり、例年どおりの支出をしております。  次です。3目消防施設費です。決算書は90、91ページになります。こちらは消防施設ということで、消火栓の修繕等であったり防火水槽の維持管理費の経費でございます。消火栓の新設はございません。修繕ということで、9カ所の修繕を行っております。  次です。4目の災害対策費です。まず、1つ目が災害対策事業です。表の中をごらんください。まず防災会議につきましては3月19日に計画等の見直しを開催しておりますし、防災訓練は9月2日に大栄小学校で水害を想定して訓練を行っています。防災士の資格取得につきましては、町職員1人を含む4名の方に取得をしていただいております。  次の表です。警報等による町の警戒態勢と配備等の状況です。警報が出ますと、町で警戒態勢であったり被害の状況によって非常態勢をとったりしますが、平成30年度は大雨の関係もあって非常態勢、警戒態勢、避難所開設等、例年に比べて多くなっているということです。一番下、勧告、大雨で勧告、町で初めて勧告を出したということも行っております。  次のページ、13ページです。1つ目の写真が防災訓練のときの写真です。右側がことし3月に完成しました防災マップの表紙の部分でございます。  ②、自主防災組織の育成状況でございます。自主防災組織、平成30年度は前年に比べて1組織ふえて47組織となっております。訓練ですとか資材の整備状況はごらんのとおりでございます。  ③です。緊急防災・減災事業ということで、こちらはJ-ALERTの関係の経費を支出しております。表です。告知機の設置状況ということで表を書いておりますが、若干20幾つ、一般家庭に告知機がふえております。  ④です。空き家対策事業、老朽危険空き家の除去支援事業です。こちら表の中をごらんください。空き家対策ということで、平成30年度9軒の除去を行っていただきました。空き家の把握数ですが、年度末で313の把握をしております。引き続きしっかり対応していきたいと考えております。
     ⑤です。自治会の除雪活動支援でございます。昨年度は雪がほとんど降りませんでしたので、除雪経費の補助は行っておりません。2つの自治会に対して除雪機の購入補助は行っております。  はぐっていただいて14ページです。⑥です。被災者住宅再建支援基金積立事業です。こちらは鳥取県と県内市町村が基金を積み立てて、例えば鳥取県中部地震のようなそういう災害があったときに県からお金をいただいて、被災者に配分するというようなものでございます。今回平成28年から起きた地震等によって9億円余りのお金を使ってしまったということで、新たに今後10年間かけて20億円まで基金を、もともと20億円の基金なんです。それが中部地震等で10数億円まで減ってしまったので、今回10年かけて20億円まで戻そうということで、これは北栄町分の支出でございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 主要施策の成果20ページをお開き願います。決算書では50ページから53ページでございます。2款2項1目税務総務費です。予算現額1億597万5,000円に対し決算額1億533万4,000円でございます。①税務総務事業として748万8,000円の決算額です。内容として、臨時職員賃金、土地管理システムの保守リース経費、そしてコンビニ収納手数料に係る経費など事務経費に充てたものでございます。  ②税務総務関係負担金事業で78万円の決算額です。関係機関からの情報提供による負担金支出でございまして、必要な情報を入手し課税に反映させたところでございます。  ③中部ふるさと広域連合負担金事業として535万6,000円の決算額です。2つの枠囲いの上の表の平成30年度広域連合負担金の欄に882万8,000円としておりますのは、一般会計で負担しております今申し上げた535万6,000円とは別に、国民健康保険事業特別会計からの負担金347万2,000円を合計したものでございます。広域連合の徴収額は延滞金を含め679万5,000円でございました。ここをちょっと詳しく説明させていただきますと、負担金額が徴収金額よりも大きくなっております。その要因なんですが、北栄町における全体の滞納額自体が大変少なくなっておりまして、委託に出す金額の絶対量が減少しているという状況がございます。町からは担当課で取り扱うことが適当なものを除いて、滞納額全体の約4割を委託しておるところでございますが、これは1市4町の中でも一番高い委託率でございまして、金額としては湯梨浜町の2分の1、琴浦町の4分の1ということで、委託率は高いんですが金額としては非常に少ない金額にしか出せない状況だということでございます。  ということで連合での徴収率の向上にも期待したいところでございまして、次の表に徴収率の推移がございますが、平成29年度では65.74%でございました。これが平成30年度では46.01%というふうに減少しているところでございます。ただし、連合委託の効果としてはこの徴収金額のみならず、町から送る催告書に「連合委託予告」の言葉を入れることによって納付をされたり、あるいは連合による捜索であるとか財産調査によりまして滞納処分の執行停止が確認できるメリットもございますので、徴収金額以上の効果があると考えているところでございます。成果として、連合委託分としては前2年度を下回る数字ではございますが、町全体の滞納額は平成28年で約4,200万円、平成29年度で2,700万円、そして平成30年度では約2,500万円と着実に減少しているところでございます。連合委託のその成果の大きな要因と考えているところでございます。  ④家屋全棟調査事業で2,123万円の決算額でございます。成果として、平成29から31年度までの3カ年事業の2年目として、現地を確認する作業で課税台帳との突合を行ったものでございます。  続いて、2目賦課徴収費でございます。予算現額448万7,000円に対し決算額367万6,000円です。①の賦課徴収事務事業として過誤納還付金が286万4,000円、納付書等の印刷費等が68万6,000円、これは封筒やしおり、納付書等の印刷代ということでございます。  続いて21ページでございます。町の徴収状況を掲載しております。最近3年度の推移を税目ごと、さらに現年度と滞納繰り越し分ごと表示しております。全体の徴収率として一番下の欄をごらんください。合計欄の平成30年度ですが、現年度で99.5%、滞納繰り越し分で51.2%、合わせて99%の高い率となっております。  下の表は税等の収納比率として納入方法別に割合を税目ごと、これも最近3年度の比較を載せておるところでございます。こちらについては、お目通しいただければと思います。税務課からは以上です。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 住民生活課から決算の説明をいたします。主要施策の成果の22ページ、決算書の46、47ページをお願いいたします。  2款1項9目企画費のうち住民生活課分でございます。①消費者行政推進事業は決算額85万円でございます。中部消費生活センターと連携した消費者相談の受け付け、対応のほか、消費者講座や消費者事業所見学の開催やイベント、研修会でのチラシ、パンフレット配布等の啓発活動を実施いたしました。架空請求などの情報提供により、消費者被害の予防に資することができました。  ②持続可能な発展を目指す自治体会議事業、決算額34万円でございます。人口減少、少子高齢化など同じような課題を持つ小規模自治体が一般社団法人クラブヴォーバンと連携し、地域資源を生かしたエネルギー分野の取り組みを通して経済好循環に向けたモデル設計と人材育成を行っております。昨年度は自治体相互視察を本町で開催いたしましたので、参加者だけでなく本町の職員も講座に参加することができました。  続きまして23ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費でございます。決算書は52、53ページをお願いいたします。①戸籍及び住民登録事務事業につきましては、臨時職員の賃金と消耗品費等で、決算額450万6,000円でございます。住民基本台帳事務関係でございます。平成30年度末の住民基本台帳人口は1万5,045人、世帯数は5,352世帯と昨年度末に比較しまして人口は151人減少し、世帯は32世帯の増加でございます。(1)年度末における年齢階層別の住民基本台帳人口と世帯数、(2)住民基本台帳関係事務処理件数、(3)印鑑登録関係件数を載せておりますのでごらんください。24ページには戸籍事務関係、(1)本籍数及び本籍人口、(2)戸籍届け出書の取扱件数、住民票・戸籍などの取扱件数につきましても載せておりますのでごらんください。これによりまして、法令に基づきます届け出の処理、証明発行などを適正に行いました。  25ページ、②個人番号カード事務事業は個人番号通知カード、個人番号カードの作成、発送等に係る経費でございまして、決算額120万8,000円でございます。  26ページ、決算書は64、65ページをお願いいたします。3款3項1目国民年金事務取扱費、決算額94万6,000円でございます。これは国民年金に係る法定受託事務として、資格取得のほか住民記録事項の変更に伴う各種届け出、保険料免除、裁定請求等の事務に係る経費でございます。拠出年金被保険者数、窓口事務受け付け件数につきましては表のとおりでございます。国民年金加入者の相談、手続を行い、適正な年金サービスの提供を行っております。  27ページ、4款1項7目環境衛生費のうち住民生活課分でございます。決算書は70、71ページをお願いいたします。①環境衛生事業は決算額346万3,000円でございます。環境推進委員会の開催、自治会出前講座による環境学習や環境バスツアーなどの環境教育の場の提供、こどもエコクラブの活動支援を行っております。  次に、②火葬事業分に係る広域連合負担金は決算額856万2,000円でございます。中部ふるさと斎場の管理運営、琴浦斎場の利用に係る負担金でございます。  ③猫避妊・去勢手術費補助金につきましては、飼い主のいない猫の避妊・去勢手術に係る費用の一部助成で、21件14万3,000円の支出となりました。  ④犬登録等事業は決算額10万5,000円で、鑑札や注射済み票の作成費と交付事務委託料でございます。  28ページ、8目環境保全費でございます。①再生可能エネルギー導入事業及び木質バイオマスエネルギー導入計画策定事業、決算額はそれぞれ533万6,000円、1,190万5,000円でございます。主な事業内容は、木質バイオマス活用推進協議会の開催、バイオマス産業都市構想、木質バイオマスエネルギー導入計画の策定でございます。これによりまして、昨年11月7日、本町が鳥取県内初で国からバイオマス産業都市に認定されました。また、環境省の補助事業の採択を受けまして、木質バイオマスの供給、熱利用、熱電併給などについて詳細調査を行い、協議会委員の意見を伺いながら北栄町木質バイオマスエネルギー導入計画を策定いたしました。  ②省エネルギー普及啓発事業は決算額6万5,000円で、子ども版環境家計簿「かんきょうチェックノート」を配布し、家庭でできる省エネルギーの実践の普及啓発を行いました。  ③創エネ設備等設置費補助事業では太陽光発電システム14件、その他の創エネルギー設備10件について、合わせて433万2,000円の補助金を交付しました。  ④電気自動車急速充電器管理事業は決算額158万7,000円で、青山剛昌ふるさと館駐車場と道の駅北条公園の電気自動車急速充電器の電気代と維持管理に係る費用でございます。  ⑤省エネ住宅リフォーム補助金事業は平成26年度から実施していた住宅リフォーム資金助成事業を省エネ推進のための断熱改修などの省エネリフォームに特化しまして改修費用の一部を補助するもので、27件、合わせて510万9,000円の補助金を交付しました。これによりまして、町内の再エネ、省エネ事業につきまして大きく推進いたしました。  29ページ、2項1目じんかい処理費でございます。決算額9,570万1,000円で、一般廃棄物の収集、処理等に要した費用でございます。収集等に係る費用としましては、②一般廃棄物収集事業、決算額3,276万4,000円と④再生資源収集委託事業、決算額603万4,000円でございます。これは一般廃棄物の収集運搬業務と再生資源の収集運搬及び発泡スチロール、ガラス瓶の処理委託料でございます。  ③ごみ処理事業分に係る広域連合負担金は決算額4,864万2,000円でございます。ほうきリサイクルセンター、クリーンランドほうきの管理運営、クリーンランドほうき増設工事に係る負担金でございます。その他、再生資源回収団体に対する助成金の交付、海岸沿岸自治会に依頼し海岸における漂着廃棄物の清掃の実施、不法投棄対策等を行いました。  30ページ、2目し尿処理費でございます。①し尿処理事業分に係る広域連合負担金で、決算額614万7,000円でございます。  7款4項住宅費でございます。決算書は飛びまして86、87ページをお願いいたします。1目町営住宅管理費につきまして町営住宅の管理に係る費用で、決算額196万9,000円でございます。  31ページ、2目由良宿団地建設費につきまして、予算現額3億6,639万4,000円に対し決算額3億5,731万4,000円、差し引き額908万円のうち翌年度繰越額413万8,000円でございます。平成30年度につきましては、第2期工事1棟24戸が完了いたしました。  3目県営住宅費につきましては、県から管理委託を受けている3団地の管理に係る費用で、決算額60万円でございます。  4目中央団地用途廃止費につきましては、平成29年3月31日に用途廃止しました町営中央団地の売却に伴う所有権移転登記に係る費用5万5,000円、5目向山団地用途廃止費につきましては入居者の移転費用の補助10万円の支出がありました。  最後に、決算書の16、17ページをお願いいたします。12款1項4目土木使用料のうち1節住宅使用料につきましては、調定額1,906万6,100円に対しまして収入済み額1,898万8,800円、収入未済額は過年度滞納分が1件で7万7,300円でございます。以上で住民生活課分の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係を説明させていただきます。主要施策の成果の32ページをごらんください。  3款1項1目社会福祉総務費でございます。決算書は56、57ページでございます。決算額は3億7,084万1,000円でございますが、うち国民健康保険特別会計繰出金事業など国保関係のものが1億4,261万6,000円ございまして、残りの部分が福祉関係でございます。  主なもののみ説明をさせていただきます。  ③です。民生児童委員協議会事業でございますが、270万3,000円の決算でございます。町の協議会に活動補助金として254万5,000円、中部の協議会負担金として15万8,000円を支出しております。町協議会は毎月定例会を開催されておられまして、町からの情報提供やお願いだけではなく、毎回のように自主的な研修会も実施していただいております。また、独居高齢者等の訪問、見守り活動など地域福祉推進の増進に努めていただいております。  次に、⑤社会福祉協議会補助金事業は1,508万3,000円でございます。うち、町の社会福祉協議会への補助金は1,501万7,000円でございます。この内訳ですが、人件費部分、配食サービス事業費部分、マイクロバス維持管理費部分などの合計となっております。  次に⑥介護保険特別会計への繰出金につきましては、2億775万4,000円でございます。こちらは介護給付費の町負担分等、ごらんの法定負担分を繰り出したものでございます。  33ページをごらんください。3目老人福祉費でございます。決算額は1,745万円でございます。①老人福祉事業で49万6,000円の決算でございますが、平成30年度には米寿を迎えられた方120人、金婚を迎えられた御夫婦42組に祝辞や記念品をお贈りいたしました。  次に②でございます。敬老会事業では246万6,000円の決算でございます。各自治会で敬老会などを行われたところに、75歳以上の対象者一人につき1,000円の補助を行ったものでございまして、平成30年度は53の自治会で対象者の方は2,466人でございました。自治会でそれぞれ工夫されて実施されておられまして、敬老や支え合いの気持ちが育まれておるということでございます。  次に③老人保護措置事業費でございます。決算額は657万1,000円でございます。環境的、経済的理由によりまして在宅での生活が困難な高齢者を老人ホームへ措置入所しております。人数につきましては表のとおりで、所得に応じまして個人負担をいただいておりまして、現在の入所者は6人となっております。  次に、④北栄町シルバー人材センター負担金事業が420万円の決算額でございます。シルバー人材センターの事業の安定と、それにより高齢者の方が生きがいを持って生活をしていただけるという成果を出しております。会員数につきましては表のとおりでございまして、170人となっております。シルバー人材センターの事業の実績のほうでございますが、平成30年度からは一般の方からの依頼が伸びており、現在では4,800万円を超える事業実績を上げておられまして、これは県内の単独の町でのシルバー人材センターでは第1位の実績となっております。  次に、⑤老人クラブ補助金事業でございます。216万円の決算でございます。会員数による補助金額を決めており、過去3年の推移はごらんのとおりでございます。平成30年度は21クラブということで2クラブ減少しておりますが、仲間づくり、生きがいづくり、健康づくり、奉仕活動など地域支え合いに積極的に取り組まれておられます単位老人クラブと、それを支援、育成する連合会に補助することで高齢者の方の自主活動を促すことにつながっております。  はぐっていただきまして、34ページをごらんください。⑥成年後見支援センター事業が66万3,000円の決算額でございます。中部の市町が委託費を出し合いセンターを設置することで、困難事例の専門職による相談、申し立て事務、制度の広報や啓発を進めることができております。  次に、4目介護予防生活支援費でございます。決算書では58、59ページになります。決算総額は8,216万円でございます。初めに①タクシー利用料助成事業でございますが、決算額は728万9,000円でございます。この事業は、高齢者の方や障がい等特別な事情で移動手段に困っている方、運転免許証を自主返納された方などの負担軽減と交通の確保を図ることを目的としていまして、タクシー利用料助成に要した経費でございます。成果といたしましては、平成29年度から町外への利用も可能としたことから、表のとおり登録者、利用者数も伸び続けておりまして、高齢者の方などへの日常生活の支援につながっているということでございます。  次に、②外出支援サービス事業でございます。913万円の決算でございます。この事業は、要支援、要介護の認定を受けている方、介護予防・日常生活支援総合事業対象者の基準に該当する方、または障がいのある方で公共交通機関利用困難な方の場合にタクシー利用の病院送迎サービスを行い、費用の負担の軽減と交通の確保を図るものでございまして、これにより利用者の通院の利便を図り、身体状況の悪化等の防止につながったと考えております。ちなみに、この事業は平成31年度からは在宅通院事業と名称を変えております。  次に、③介護予防地域支え合い事業で519万3,000円の決算でございます。事業内容は、いきいきサロン、要援護者台帳の管理システム事業等でございます。いきいきサロンにつきましては、503万9,000円の決算でございます。社会福祉協議会の職員派遣で実施されている自治会、自主運営をされている自治会等いろいろでございますが、記載しております表のとおり年々自治会数や参加人数がふえておるといった状況でございます。  次に、35ページをごらんください。一番上に地域包括支援センターの相談件数を載せております。一般相談を含め昨年度は合計で3,696件の相談がございました。  次に、5目障害者福祉費でございます。決算額は4億6,496万円でございます。次の①障がい者福祉関係負担金事業、②の中度心身障がい者医療費扶助事業、③障害支援区分認定事務事業はごらんのとおりでございます。  ④の自立支援給付事業でございますが、決算額が3億8,874万4,000円でございます。障がい者総合支援法に基づき、障がいのある方への福祉サービスの利用の支援を行ったものであります。成果といたしまして、心身に障がいのある方の自立した日常生活や社会生活につなげております。  めくっていただいて36ページをごらんください。次の⑤自立支援医療給付事業は1,562万1,000円の決算でございます。人工透析医療、ペースメーカー植え込み術等によるかかる医療費を給付いたしまして、身体等の障がいの軽減、機能回復を図るもので、平成30年度の実績はごらんの表のとおりでございます。なお、更生医療が18歳以上であり、育成医療が18歳未満の方でございます。  次に、⑥障がい者地域生活支援事業で4,663万1,000円の決算でございます。主な事業は、上から障がいを持つ人やその家族の相談支援を行う相談支援事業、次に手話通訳などのコミュニケーション支援を行う意思疎通支援事業、ストマ用装具等の用具の給付を行う日常生活用具給付等事業、外出のための支援を行う移動支援事業、日中の障がいのある方が活動できる場を確保する日中一時支援事業のほか、社会福祉協議会のあゆみの郷で行っていただいております創作的活動、生産活動の場を提供する地域活動支援センター事業などでございます。成果といたしまして、障がいに応じましたさまざまなサービスを提供し、障がい者の方の自立支援、社会参加を促しました。  次に、37ページをごらんください。⑨特別障害者手当等給付事業で590万円の決算でございます。この事業は、日常生活におきまして常時特別な介護を要する在宅の重度の障がい児(者)に対し、精神的、物理的な負担を軽減するため手当を給付するものでございます。  次に、6目生活困窮者自立支援費でございます。決算額は1,184万4,000円でございます。生活困窮者自立支援法の施行に伴い、生活困窮者の自立生活支援事業を始めて4年目となりました。①自立相談支援事業では608万2,000円の決算で、23人の新規相談がございました。  次に②就労準備支援事業は399万6,000円の決算で、家計相談支援事業は延べ17名の利用がございました。また、生活困窮世帯の中学生に対して学習機会を提供する学習支援事業には延べ669人の生徒の参加がありました。  次に、③我が事丸ごと地域づくり推進事業は68万6,000円の決算でございます。横断的な相談体制の構築に向け、関係者研修及び複合的な課題のある個別ケースの検討会の開催費用などのほか、こういった会にかかわっていただく福祉施策アドバイザーの委託料も含まれております。  めくっていただいて38ページをごらんください。次に、2項4目母子父子福祉費でございます。決算書は62、63ページに移ります。決算額は3,658万9,000円でございます。母子福祉事業は3,654万5,000円の決算でございます。主なものは、特別な事情によりまして支援施設に入所されている母子家庭のための母子生活支援施設措置委託料3,157万6,000円でございます。また、ひとり親世帯の中学生に対して学習機会を提供するひとり親家庭学習支援事業に係る委託料を生活困窮者自立支援事業における学習支援事業と対象者により費用を案分して支出しておりまして、その決算額は208万7,000円でございます。  次に、6目児童手当費でございます。決算書は64、65ページになります。決算額は2億3,053万4,000円でございます。子育て家庭の生活の安定を図る①児童手当等給付事業決算額は2億3,048万5,000円で、手当の区分と1人当たりの月額につきましては表のとおりでございます。  次に、7目児童扶養手当費でございます。決算額は7,070万円でございます。ひとり親で18歳までの子どもを扶養している家庭の生活の安定と自立を助けるために手当を支給するものでございまして、これにより受給者世帯の生活の安定と児童の福祉の増進が図られております。給付事業の決算額は7,066万5,000円でございまして、支給対象となっております母子家庭、父子家庭の数につきましては39ページの上のほうの表のとおりでございます。  次に、8目児童措置費でございます。決算額は2,773万1,000円でございます。これは障害児通所給付事業でございます。障がいのある児童が機能訓練を受けられたり集団生活の適応訓練を受けたりするものでございます。これにより、発達障がいを含めました障がい児に対して事業の連携により一貫した支援ができております。  次に、4項1目生活保護総務費でございます。決算額は6,626万1,000円でございます。こちらにつきましては、職員人件費のほか総務事業としては嘱託医の報酬、生活保護システム保守委託料、レセプト点検、また全額県費であります夏季見舞金支給事業も実施しております。  はぐっていただいて40ページをごらんください。2目生活保護扶助費でございます。決算書では66、67ページでございます。決算額は1億597万1,000円でございます。①生活保護扶助事業の内訳といたしましては、生活扶助が4,145万6,000円、医療扶助が5,131万円、介護扶助が189万9,000円でございます。各年度末での受給者数、世帯数、相談申請件数はごらんの表のとおりでございます。福祉課は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前10時40分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時55分再開)  吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 健康推進課関係の説明をいたします。  まず決算書です。56、57ページをお願いいたします。3款1項1目社会福祉総務費です。備考欄の国民健康保険特別会計繰出金です。国保特別会計へ定められた繰出金と町独自で追加いたしました健診分を、合わせて1億2,621万136円を繰り出しいたしました。社会福祉総務費の一番下、28節繰出金に1,117万6,494円の不用額が生じておりますが、この不用額のうち約720万円が国保の不用額でございます。国保会計補填分として予算でお認めいただいておりましたが、不用額となりました。  主要施策の成果で説明をいたします。41ページをお願いいたします。主要施策の成果の41ページでございます。  3款1項2目特別医療費助成事業費でございます。決算額1億44万円でございます。決算書では56、57ページです。前年に比べてやや減りましたが、件数、金額ともほぼ横ばいというふうに考えております。  次の②未熟児養育医療事業でございます。入院養育を必要とする未熟児に対して、1件12万3,000円の医療給付を行いました。決算額が53万6,000円となっておりますのは、平成29年度分養育医療費の国庫負担返還が41万3,000円あったためでございます。  続きまして、③特定不妊治療費助成事業でございます。平成30年度より人工授精を助成対象とすることで、早期の治療を促すことができました。17件について1回17万5,000円を上限に助成を行い、経済的負担の軽減を図りました。  次に42ページでございます。4款1項1目保健衛生総務費でございます。決算書では66、67ページになります。  ②健康管理システム委託事業については、成人の各種検診や予防接種などの個人データを管理し、保健指導や予防接種の勧奨等に役立てました。母子のシステムについては、妊娠期から乳幼児期、就学期と情報をつなげることによって継続した支援を行うことになっております。  続きまして、2目の健康増進センター費でございます。決算書は68、69ページでございます。決算額382万7,000円です。利用状況、利用内容につきましては表のとおりでございます。保健事業や子育て事業の場として活用いたしました。平成30年度は会議室の利用がふえておりますが、通学合宿、食推の養成講座などに利用していただきました。  43ページの3目感染症等予防事業でございます。決算額3,846万5,000円でございます。上の表は定期予防接種、これは予防接種法に基づき実施する予防接種になります。次の表は、任意で受ける予防接種の接種者数でございます。なるべく受けておきたい予防接種ということで、新生児訪問のときに説明したり町報やホームページで広報いたしております。費用の一部助成を行い、感染症の予防を図りました。  下の4目母子衛生費、決算額は1,171万1,000円でございます。  次の44ページ、上の表は増進センターで行う乳幼児集団健診の実施状況でございます。発育、発達の確認や育児相談の中で育児不安の軽減、解消に努めるなど保護者支援を行っております。集団での健診が未受診だった場合は次の健診を紹介したり保健師が訪問するなど、未把握をなくすようにしております。3つ目の表は、乳幼児健康相談及び健康教室事業でございます。月齢、年齢に合わせて離乳食の指導や歯磨き指導、健康相談を行いました。保護者が仲間づくりや情報交換ができる場所にもなっております。次の訪問指導の表は、新生児訪問の人数でございます。この訪問は、生後2カ月までに全ての妊産婦と乳児を保健師のほうが訪問して発育状況の確認や育児環境、育児不安などを把握し、相談しやすい体制をつくっております。下から2番目の歯科対策事業についてですが、フッ素塗布の3歳以上を平成29年から6園全てで行っております。一番下の表は大人を対象とした歯科検診で、妊婦歯科検診と節目歯科検診を実施いたしております。検診としての率はなかなか上がりませんが、悪くなってからの治療ではなく、定期的な健診と予防の意識を持っていただくよう今後も啓発していきたいと思っております。  44ページ下から45ページにかけて、子どもの食育につきまして子どもたちが食材に触れたり五感を使って体験する貴重な体験となっております。食に対しての関心が高まったというふうに考えております。  次に45ページ、5目健康支援費です。最初に①健康診査等事業でございますが、基本健診、がん検診、人間ドックの費用でございます。特定健診については、国保会計での支出となります。上の表は基本健診と特定健診の受診者数で、合計が2,009人、前年度より79人ふえております。下の表は各種がん検診の受診状況です。平成30年度分は、次の46ページの上の部分になります。それぞれのがん検診の受診者数でございます。集団検診が減少し、医療機関で個別検診を受けられる方が多くなってきている傾向は続いております。表の右2列は精密検査が必要な方と精密検査の受診率です。精密検査受診率が低い検診があるのが課題となっておりまして、ここは個別通知や電話による勧奨を行っておりますが、思うように受診に結びついてはいません。どの検診でもそうですが、精密検査までして初めてがんの発見につながるというふうに考えておりますので、今後も精密検査の必要を説明し、粘り強く勧奨に努めてまいります。  次のグラフが特定健診とがん検診の受診率の推移でございます。平成30年はがん検診については大腸がん検診以外は全て下がっております。これは人間ドックの受診者が減ったことが影響していると考えております。受診率のグラフの中で、一番下の特定健診の平成30年度の受診率は速報値でございますが41.6%となっております。次の表は人間ドックの状況でございます。先ほど申し上げたとおり、前年度より減少しております。今後の課題として、勧奨の取り組みを進めたいと考えております。次の訪問指導についてはごらんのとおりです。検診の後に、生活習慣病の予防と疾病の重症化を防ぐ目的で訪問指導を行っております。  46ページの下、②健康支援事業ですが、この事業は健康づくりのための教育や健康相談などを行う事業で、実施の状況は次の47ページになります。上の表では食に関する意識啓発を中心に実施した講習会、学習会の実施状況でございます。2つ目の表は、健診事後それから自治会を対象に行った生活習慣病の予防を中心とした事業の実施状況になります。2つ目のいきいき健康講座は各自治会で開催していただいておりますが、開催される自治会と参加者がふえ、健康意識を高めることができたのではと考えております。米印をつけております健診事後教室ですが、前年より参加者が少なくなっておりますが、参加者としては平成29年は70人、平成30年は68人とほぼ同じでしたが、参加回数、延べ人数の違いにより少なくなりました。平成29年は運動教室としてヨガとバランスボール、平成30年はヨガとトレーニングマシンをしておりましたが、トレーニングマシンについては1回指導を行って、それ以後は11回分の利用券を給付して各自で参加いただくという方法に変えております。ヨガ講座などは、事業終了後もB&G海洋センターの運動教室につながっております。  次の小学校の食育事業ですが、平成30年度も弁当の日の取り組みを行いました。同日、公開参観日に家庭科で5年生が弁当づくりを学習し、6年生は自分がつくったお弁当を持って登校する弁当の日に取り組みました。この食育活動は学校、食生活改善推進員と連携して取り組んでおりますが、北栄町食生活改善推進員連絡協議会は平成30年度食のみやこ鳥取、きらりと光る食育推進活動の鳥取県知事表彰を受賞いたしました。これは「だし」をテーマに学校と一緒に行っている事業で、うまみを生かした授業が子どものころから自然の味を教えていること、家庭の実践につながりやすいことが評価されたものでございます。  次の健康ポイントラリー事業は健(検)診事業と健康づくり事業とシールの色を変えてどちらも集めなければ応募できないようになっていますが、健康づくり事業シールに血圧測定、ウオーキングなどの頑張りシールを設けて取得しやすくしたところ、前年度より応募者数が増加いたしました。応募者アンケートでは、この事業が健診受診、健康づくり事業への参加動機になったと答えた方が91.7%あり、自治会で開催するいきいき講座の参加者の増加にもつながったのではないかというふうに考えております。  次のヘルスアップ事業ですが、この事業は糖尿病が重症化するリスクが高いけれども、医療機関を未受診の方、受診を中断しておられる方に適切な受診勧奨や保健指導を行い、人工透析等への理解を深めながら生活習慣を振り返る機会といたしました。参加者は延べ60人で、医師の講演会、食事教室、運動教室、保健指導などを行い、最後に血液検査を行いました。その結果、腎機能は8人中5人に維持、改善が見られたものでございます。  一番下のまちの保健室は、土下と米里で2回開催いたしました。看護大学と町自治会との共同開催で、参加者は延べ56人でした。各種測定やミニ講座も好評でした。たくさんの人が集まって健康のことについて話ができたことがよかったという意見もあり、心身の健康づくりにつながったと考えております。  48ページ、③生活習慣病予防事業です。子どものころからのよい生活習慣づくりを目的に、脂質検査と親子を対象にした生活習慣病予防講演会を実施いたしました。脂質検査は生活習慣を見直すきっかけづくりとして平成28年度までは学校で実施していましたが、平成29年度からは生活習慣病について学習する小学6年生を対象に医療機関で実施するように変更いたしております。検査を受けられた方には結果を個別に返しながら助言、指導を行っております。また、医師による講演会を北条小学校は授業参観にあわせて行い、親子での意識づけにつながるよい機会になったと考えております。中学3年生を対象としたピロリ菌検査についてはごらんのとおりでございます。これらの事業は、児童生徒だけではなく保護者にとってもよい生活習慣づくりのきっかけになったと考えております。  ④健康づくり人材育成事業では、健康サポーターが自主的に活動を継続しておられます。自治会や事業所を対象に出前健康講座を企画、運営するなど、積極的に活動していただきました。  最後に6目後期高齢者医療対策費です。決算書は68、69ページになります。決算額2億2,841万6,657円でございます。後期高齢者広域連合へ支払う町の負担分と特別会計への繰出金でございます。繰出金につきましては、特別会計のほうで説明させていただきます。以上で終わります。 ○議長(飯田 正征君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会分を御説明いたします。49ページをごらんください。決算書では72ページからになります。  まず、5款1項1目農業委員会費でございます。決算額5,168万8,000円でございます。まず①の農業委員会総務事業におきまして、総会を毎月1回、10日ごろに開催をして農地法、事務処理状況及び農用地利用集積事業処理状況にございますとおり、農地法及び農業経営基盤強化促進法関係の申請に係る審議決定、及び利用権設定に係る事務処理を行っております。また、農地、農政、広報の3委員会での活動も行っているところでございます。これにより農地を守り生かすとともに、農地利用の最適化が推進できたと考えております。  ②農地流動化推進事業助成金事業でございます。50ページになります。認定農業者等の経営規模の拡大と農地の流動化を助成金で支援しております。関連して、遊休農地化も防げたというふうに考えております。  3目農業者年金費でございます。決算額は71万8,000円でございます。農業委員会では農業者年金の手続であるとか年金の加入推進を行っておりますけれども、これは独立行政法人農業者年金基金からの委託事業でございまして、財源はこの基金からのものでございます。事務処理状況につきましては、51ページでごらんいただきたいと思います。これにより、農業者に豊かで安定した老後の生活を提供できたと考えております。  続きまして、17目農地中間管理費でございます。51ページのほうになりますけれども、決算書では78ページでございます。決算額380万9,000円でございます。この事業は、県の指定した農地中間管理機構でございます鳥取県農業農村担い手育成機構からの委託事業でございまして、農業経営の規模拡大、農用地の集団化、有効利用、効率利用を図るため、農地の相談ですとか出し手、受け手の意向確認とその利用調整、貸し付け後の農用地等の状況把握、必要な場合には適正利用に関する指導等を行っております。中間管理事業での貸し借りは316筆、約38ヘクタールでございました。財源はこの機構からのものでございまして、成果として担い手への農地の集積が促進できたと考えております。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
    ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 続きまして、産業振興課関係の決算の御説明を申し上げます。決算書は48ページと49ページの下段のほうになりますので、そちらのほうに目をお移しください。それと、主要施策の成果についてはめくっていただいた52ページからが産業振興課でございますので、そちらのほうもお開きください。説明につきましては、主要施策の成果のほうで行わせていただきたいと思います。  2款1項16目で上種・両高尾地区地域おこし協力隊事業といたしまして333万9,000円を支出いたしました。有害鳥獣の捕獲活動、センサーカメラ設置による有害鳥獣の生態調査、被害現場の確認、有害鳥獣マップの作成などを行ったところでございます。  次に、イチゴ産地化の地域おこし協力隊事業につきましては1,419万5,000円を支出いたしました。新たに1名の隊員を採用し、4名が株式会社北栄ドリーム農場でイチゴ栽培やPR活動など産地化に向けた取り組みを支援しております。また、地元の祭事や清掃活動などに積極的に参加して、地域を支える担い手としても貢献しているところでございます。  続きまして、決算書は74ページ、75ページのほうをお開きください。75ページの中ほどのほうに目を移していただき、引き続き主要施策の成果のほうで説明は続けさせていただきます。  次に、5款1項5目でございます。予算現額3億8,248万4,000円に対しまして決算額3億1,174万1,000円となりました。これは産地パワーアップ事業や園芸産地活力増進事業の入札による執行残などで不用となったほか、葉物類の低コストハウス整備と寒冷紗の導入事業で671万3,000円を令和元年度に繰り越して実施いたすものでございます。予算に比べて6,403万円と大きな不用額が出ておりますが、その理由につきましては後ほど詳しく説明をさせていただきたいと存じます。  主要施策のほうにもう一度目を移していただきまして、まず初めに①の農業振興事業でございます。これは省略をさせていただきたいですけれども、後で主要施策の成果のほうを見ていただけたらと存じます。39万5,000円を支出してございます。  続きまして、②の経営改善支援活動につきましても、こちらは42万8,000円を支出しておりますが、こちらのほうも後でお読み取りいただきたいところですけれども、このページの52ページ、右端の参考資料のところに目を移していただきたいと存じます。ここ数年減り続けておりました認定農業者数が増加に転じております。これは親元就農促進支援交付金を受けるために、研修先となる親元が家族経営協定を締結し認定農業者となったことによるものでございます。  次に③番、農業振興補助金事業に2,870万3,000円を支出いたしました。目を移していただきまして、53ページのほうを見ていただきたいと思います。内訳につきましては、主なもののみを説明させていただきたいと存じます。  中ぽつのほうで鳥取梨生産振興事業とその下の戦略的スーパー園芸団地整備事業ですが、これはいずれも曲地内でございます。鳥取梨生産振興事業は、県の育成オリジナル品種であります新甘泉を27.05アールの圃場に網かけ施設と4つの農家が共同で使用するスピードスプレーヤーや乗用モアの導入を行いましたし、5つの農家でジョイント大苗の育苗の受委託の体制構築をして、効率的な生産体制を図っているところでございます。また、戦略的スーパー園芸団地整備事業では、同じく新甘泉の導入を図る目的で、東郷果実部北条支部の4人の農家が梨団地として33.8アールについて果樹棚の導入と新植を行ったところでございます。4人のうちお一人は新規就農者で、ベテランの農家が担い手を育成し支える仕組みが整っており、地域の担い手に集積を図っていく取り組みとしても高く評価できる計画で、2年目の取り組みとなってございます。  集落営農組織等畑作支援補助金につきましては、こちらはちょっと後で目を通していただけたらと思いますので省略します。  鳥取柿ぶどう等生産振興事業につきましては、東園で連棟のブドウハウスを導入されましたし、もう1件は町内のワイン醸造所がワイン用ブドウの改植をされたものでございます。  めくっていただきまして、54ページの主要施策のほうをお開きください。次に④番、がんばる農家プラン支援事業といたしまして3,826万7,000円を支出いたしました。意欲ある農業者や法人などが行う創意工夫を生かした7つのプランに対して支援をしております。水田農業の事業拡大プランは、継続で3年目の取り組みでございます。それから、プラグ苗生産事業拡大プランも3年目の取り組みでございます。それから、その下の花壇苗の2つのプランは2年目の取り組みになります。取り組みの初年度となりましたのはブロッコリー生産拡大プラン、こちらはトラクターなどの導入を行いまして、効率的な栽培管理を行って栽培面積の拡大と出荷量の増加を見込むものでございます。また、大島の農家が行う青ネギ生産拡大プランは、出荷体制や栽培管理の効率化、育苗ハウスの管理体制の強化を図って安定経営を目指すものでございます。平成30年度はまず出荷体制の効率化のため、野菜結束ラインの整備に全自動結束機とベルトコンベヤーの導入を行ったところでございます。農福連携プランは、国坂の福祉事業者が障がい者の安定雇用と賃金確保に向けた取り組みでございまして、機械や整備を導入して安全面や作業環境の改善を図って効率化し、収益を上げていくプランとなっております。  次に、⑤番で就農条件整備事業に432万3,000円を支出いたしました。就農開始期から5年以内の4件の新規就農者に対して県と連携して補助を行い、就農初期の負担の軽減を行ったところでございます。  次に、主要施策は55ページをごらんください。1つ飛ばして⑧番の集落営農体制強化支援事業につきましては、穂波水田農業生産組合がアッパーロータリーと播種機を導入したものでございます。  次に⑨番、6次産業化モデル支援事業として24万1,000円の支出をいたしております。生産、加工、販売までを行う6次化を行う農家で、新商品の開発や販路開拓を支援するものでございますが、平成30年度では落花生油の開発と販売促進や花でデジタルコンテンツを活用した販路開拓ですとか、弥平トウガラシと鳥取ラッキョウのコラボレーション商品のパッケージ作成などを支援したところでございます。  次に⑩番、企業等農業参入促進支援事業といたしまして750万円を支出しております。これはフジオファームの6棟分1,890平米の鳥取型低コストハウス仕様のパイプハウスの導入を県3分の1、町6分の1で支援したものでございます。  めくっていただきまして、56ページをごらんください。次に⑪産地パワーアップ事業でございます。産地が策定いたします産地パワーアップ計画に基づき、高収益な作物栽培体系への転換を図るものでございまして、平成30年度は繰越明許分を含めて2億546万4,000円を支出いたしたところでございます。この事業を活用いたしまして、大栄西瓜や裏作のコマツナなどで鳥取型低コストハウスや寒冷紗の導入のほか、株式会社北栄ドリーム農場の規模拡大に伴う溶液かん水装置や自動換気装置などの整備も図ったところでございます。ことしは大栄西瓜の販売額が久しぶりに20億円に達し、単価についてもかなりよろしかったというふうに記憶しておりますが、農家の収益増を支える重要な施設となっている導入整備事業でございます。  次に⑫番、園芸産地活力増進事業に1,728万9,000円の支出でございます。スイカ選果場のフリートレー方式の受け皿を用いた選別装置の制御システムを更新することで、CPU処理速度が約20%大幅アップするものでございます。また、東郷梨選果場製函・空箱供給設備につきましては、接着剤を熱溶融し常温で固化するホットメルト方式で出荷箱を自動でつくる装置を導入するもので、北栄町内の生産者で東郷果実部の部員となっている方の案分に基づく支出分でございます。新テッポウユリの委託苗実証圃設置事業につきましては、育苗時期と大栄西瓜の繁忙期が重なり育苗に集中できないため抽台率が落ちておりましたけれども、苗事業者に委託することで効率化と抽台率の向上で製品率を上げる取り組みとなってございます。  次に、57ページのほうに移ります。⑬農業経営サポート事業から⑭中部フェスタ事業につきましては説明を省略させていただきますが、後でこの記載の内容をお読み取りいただけたらと存じます。  ⑮番のスマート農林水産業推進事業でございます。284万8,000円の支出をしてございますが、これは平成29年1月と2月の大雪により連棟ハウスが倒壊したことを受けまして、北条支所ブドウ生産部が取り組むものであります。辛うじて難を逃れたパイプハウスも老朽化によりまして次の暴風雪などの自然災害によっては倒壊しかねない状況でしたので、町内3カ所の圃場の連棟ハウスを実証圃として補強技術を確立しパイプハウスの長寿命化を図っていこうとするもので、県2分の1、町2分の1で実施をしたところでございます。今後、補強技術を早期にまとめ、国が3年間で集中的に取り組む防災減災の事業による2分の1支援を活用して、復旧を図ってまいりたいと考えているところでございます。  ⑯番、農産物PR事業につきましては、69万4,000円を支出してございます。湖南市でのラッキョウ漬け体験や港区との交流でナガイモねばりっこを売り込みした成果でございます。  下段、6目でございます。担い手育成支援費に2,562万1,000円を支出いたしました。まず、国の次世代人材投資資金といたしまして1,668万6,000円を支出いたしました。45歳未満の新規就農者で、年間150万円を給付するものです。これにより、経営が軌道に乗るまでの経営リスクの負担軽減が図れたところでございます。  めくっていただきまして、58ページに移ります。次に、親元就農促進支援交付金といたしまして760万円を支出いたしました。9組が親元で地域農業の担い手として定着するための研修を積んだところでございます。  次に、45歳以上の農家の就農初期の負担軽減と早期経営安定を図る県の就農応援交付金は100万円を支出いたしました。  次に、7目、8目は説明を省略いたします。後ほどごらんいただきたいと思います。  決算書は76、77ページのほうをお開きください。主要施策の成果の59ページをごらんいただきたいと存じます。9目に4,834万3,000円を支出いたしました。主なもののみ説明を申し上げます。  ①単町農業農村整備事業に203万円を支出し、町が管理する農道の除草や修繕を行ったところでございます。  次に、②単県・団体営基幹農道借入金償還金補助金事業に291万1,000円を支出し、農道の新設、改良などの整備事業費につきまして借入金の償還につき助成をし、負担軽減を図っております。  めくっていただきまして、60ページをごらんください。③番、土地改良区地元負担軽減補助金事業に1,364万9,000円を支出いたしました。基盤整備事業や農業用施設の管理など重要な役割を担う4つの土地改良区に対する支援を行ったものでございます。  次に④番、国営事業で1,057万円を支出いたしました。国営造成施設であります西高尾ダム、それから頭首工、導入水路の維持管理に関する負担金でございます。  次に、10目に38万3,000円を支出いたしました。農業生産条件が不利な状況にある中山間地域等における農業生産の維持を図るための活動に対し、東高尾地区へ補助を行ったものでございます。  次に、11目でございます。77万1,000円を支出いたしました。有害鳥獣の捕獲や駆除に支援を行うことにより、農産物への被害軽減を図る目的で支出をしているものでございます。  決算書は78、79ページをお開きください。主要施策のほうは61ページをごらんいただきたいと存じます。12目多面的機能支払い交付金の関係でございます。活動支援推進交付金事業といたしまして、8,892万6,000円を支出したところでございます。農家、非農家にかかわらず、地域住民が行う農地や農業用施設などの農村資源や自然環境の保全活動や、農業用施設などの施設の長寿命化を図る取り組みに対して交付をするものでございます。活動は24組織でございます。  次に、13目といたしまして5,154万円を支出いたしました。農道補修のほか畑かん用ポンプ修繕、畑かん用水管更新などの農業生産基盤の改良、新設及び改修等を図ったところでございます。平成30年度は、9月の台風24号による災害復旧分も含んでおります。  次に、14目といたしまして67万1,000円を支出しております。原西部営農組合が環境保全に配慮した農業生産の取り組みを行ったところでございます。  決算書は78、79ページをお開きください。主要施策のほうは62ページをごらんいただきたいと存じます。28目として35万7,000円を支出いたしました。7月豪雨や9月の台風24号などによる影響によりまして被害のあった園芸品目の圃場において、病害発生防止のため緊急防除や生育回復のための溶液散布に対して支援を行ったものでございます。  次に、2項林業費でございます。1目林業振興費に217万6,000円を支出いたしました。まず、①番として枯松伐採促進事業といたしまして10万6,000円を支出しております。松くい虫による被害拡散防止と、枯れ松の折れによる危険防止のため行った伐採に係る経費の約6割までを町が助成するものでございます。  63ページをごらんください。②は飛ばします。③もちょっと飛ばさせていただきまして④番、森林クラウドシステム整備事業に115万6,000円を支出いたしました。これは新たな森林経営管理システムがスタートすることに伴いまして、森林施業の集約化や効率化に資する情報を県や森林組合などと共有するシステムであります。本町は幸いにも森林面積が少ない上、地籍調査が完了しているためスムーズなデータ移行につながりました。  次に、2目松くい虫防除費に2,353万8,000円を支出いたしました。①番、松くい虫防除事業は松くい虫の防除を目的として6月に2回の空中散布と地上散布を行ったところでございます。年度末にかけて枝条破砕による特別伐倒駆除につきましては、数少ない林業事業者へ国、県の事業が集中いたしましたために年度末までに事業の完了が見込めないため入札辞退が相次ぎましたので、本来の工期を延長して執行させるため、繰り越しして対応を図った平成29年度事業分を含んでおります。  次に、3目といたしまして11万3,000円を支出いたしました。松くい虫に強い抵抗性クロマツの苗木を購入し、北栄町の6地区に配付し植林していただきました。  めくっていただきまして、64ページをごらんください。次に、4目竹林整備費に81万8,000円を支出いたしました。竹林を伐採し、その費用について県の間接補助で実施し、放置竹林の拡大防止と森林環境の改善を図るものでございます。なお、整備箇所は2カ所で、亀谷と曲でございました。  次に、3項水産業費でございます。1目として5万6,000円を支出いたしました。県が水産試験場で育成いたしました種苗を中部漁協が購入する費用に対して、県と連携して水産資源の適正管理に努めるものでございます。  続きまして、商工関係でございます。決算書は82ページ、83ページのほうをお開きください。6款商工費、1項1目に9,894万7,000円を支出いたしました。①商工振興事業費でございますが、これは商工会が独自に行う地域振興事業への補助といたしまして620万7,000円を支出したものでございます。商工関係者はもとより、地域の商工振興が図られたものと考えております。  続きまして、主要施策のほうは65ページをごらんいただきたいと存じます。②小口融資等貸付事業の14万6,000円を支出してございます。新たな貸し付けはございませんでしたが、これまでの貸し付けの返済分について預託金という形で支出しております。運営に係る経費の貸し付けが円滑に行われ、地域経済の活性化が図られたものでございます。  次に③番、マル経融資利子補助事業といたしまして21万9,000円を支出いたしました。小規模事業者経営改善資金融資制度要綱に基づく資金融資を借り入れた町内の小規模事業者の支払う利子の負担軽減が図られたものでございます。  次に④番、中小企業支援事業といたしまして28万8,000円を支出いたしました。若者の地元就職やUターンのきっかけにしていただくため、企業ガイドブックを作成して成人式や中部の高校などに配架させていただいております。  次に⑤番、産業振興奨励金事業といたしまして651万6,000円を支出いたしました。町内の事業所の新増設に伴う投下固定資産税相当額を奨励金といたしまして、3年間にわたり支給するものでございます。新規対象者1件に継続企業8件分の支援を行ったところでございます。  めくっていただきまして、66ページをごらんください。また、定住圏自立構想に基づきまして中部圏域の労働人口の流出を食いとめ、平成26年4月以降に鳥取県と進出協定を締結した企業が北栄町の町民を6カ月以上常用雇用した場合に、1人当たり30万円の支援を行っております。  次に、⑥番で観光農園体験事業といたしまして34万9,000円を支出しております。三朝温泉の23軒の旅館の客室約750室に備えつけのクリアファイルの観光情報冊子に毎月北栄町の観光農園や青山剛昌ふるさと館などのチラシを封入してPRを行い、観光農園などの利用へつなげるものでございます。  次に、⑦就労・創業支援事業といたしまして145万9,000円を支出いたしました。これまでの創業支援に加え、新たに5年間の期限を区切って震災による店舗等の倒壊などで喪失された由良宿の商店通りの活気を取り戻すことや、米花商店街を拠点といたしましたコナンのまちづくりに資する出店誘導のための支援を行っております。  次に、⑧番でございます。地域商業自立促進事業といたしまして18万円を支出しております。米花商店街を拠点といたしました商店通りの振興と周辺のにぎわい創出に資する取り組みを支援するもので、平成30年度は米花商店街内の看板の整備を支援したところでございます。  次に⑨番、企業交流会事業といたしまして17万2,000円を支出いたしました。これは2年目の取り組みでございまして、平成30年度は湖南市の工業会や湖南市工業団地協会、湖南市商工会をお迎えいたしまして、講師を招聘してビジネスマッチング交流会や新木コーポレーションとチュウブにお世話になりまして、工場と芝の圃場の視察を行ったところでございます。  67ページをごらんください。次に⑩番、砂丘地振興基金積立金事業で1万円を支出しております。これは基金を定期預金で管理しておりまして、その利子を基金に組み入れしたものでございます。なお、平成31年3月31日の基金残高は8,899万8,882円でございます。  次に⑪番、道の駅北条公園再整備事業に8万7,000円を支出してございます。再整備に係る基本計画策定の参考とするため、道の駅北条公園運営連絡協議会の先進地視察をいたしまして、舞ロードインターチェンジ千代田、キララ多伎へ視察を行っておるものでございます。  次に、災害関係でございます。決算書は114ページと115ページのほうになります。11款3項2目に717万6,000円を支出いたしました。台風24号により被災いたしました箇所の測量設計業務の委託を行って、早期に復旧工事を計画したものでございます。なお、工事費につきましては、令和元年度へ繰り越しを行っているところでございます。  そういたしますと、決算書のほうだけで続いて先ほど後で説明をさせていただくと言っておりました不用額の多かったところについて説明をさせていただきます。  戻っていただきますが、決算書の74ページ、75ページのほうをごらんください。5目農業振興費で19節に6,331万6,215円の不用額を出しております。備考欄に記載しております事業のうち、産地パワーアップ事業や園芸産地活力増進事業において事業実施主体が入札等を行った結果、予定した金額を下回る契約額となったことによる補助執行残が不用額となったものでございます。  続いて、決算書の76ページ、77ページのほうをお開きください。次に、8目畜産振興費で19節に735万8,080円の不用額が上がっております。畜産振興事業で繁殖基盤の維持を図るため、和牛の担い手などが導入計画に基づき和牛繁殖雌牛を増頭する畜産増頭対策事業で、これは実績による減でございます。  次に、決算書の78、79ページのほうをお開きください。12目多面的機能支払い交付金で21節の貸付金に1,470万6,000円が上がっております。これは多面的機能支払い交付金につきましては6月末までに交付申請することとなっておりますが、申請から国の交付決定までに相当な期間を要するために交付金の支払いもあわせて遅くなることから、5年ごとの事業計画が認定されている活動組織では事前着手をし、年度初めから行う草刈り、側溝清掃などに伴う活動費の支払いを交付金が入ってくるまでかけ払いか、あるいは自治会などから一時的に借り入れをして対応を図っている状況でございました。そのためにこのことが自治会の負担となっているほか、新規に多面的の事業に取り組もうとする団体がすぐに活動にかかれないといった弊害ともなっておりましたので、多面的機能の活動組織に対して運営に要する費用を調達しやすくするために地域の多面的機能の維持、発揮を図る必要性からふるさと活性化基金を活用いたしまして、貸し付け事業を行っておったところでございます。利用実績は24組織中3組織から285万円の借り入れがあったところでございまして、この285万円につきましては交付があったらすぐに入れていただくという内容になっておりまして、残高につきましては増減はございません。したがいまして、これは貸し付け実績が当初予算で想定しておりました額よりも下回ったことによる減でございます。  続いて13目しっかり守る農林基盤整備費は、台風24号による災害枠分の繰り越しを行ったところでございます。  次に、決算書の80ページ、81ページをごらんください。2項林業費の1目林業振興費で19節に112万8,538円の不用額を上げております。これは枯れ松伐採促進事業や間伐材搬出促進事業で実績による減や、森林クラウドシステム整備事業は入札による減でございます。  次に、82ページ、83ページをごらんいただきたいと存じます。6款の商工費でございますが、1項1目商工費の13節で654万円の繰り越しを行っております。これは道の駅北条公園再整備に係る基本計画の委託期間延長に伴うものでございます。  次に、最後でございます。114ページ、115ページになります。災害の関係でございますが、台風24号に伴う災害復旧に係る工事費を繰り越ししてございます。以上で産業振興課からの説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 続きまして、観光交流課関係の決算を御説明いたします。  主要施策の成果は68ページ、決算書は46ページ、47ページをお願いいたします。2款1項9目企画費をごらんください。主要施策の成果は68ページ。①北栄砂丘まつり交付金事業でございます。405万6,000円を支出しております。平成30年度は会場をお台場公園多目的広場へ変更し、8月19日に開催いたしました。書道パフォーマンスやだらずプロレスなど地域で話題性のあるイベントを開催し、元気な北栄町をPRいたしました。  次に、同じく企画費の②国内外の交流推進事業でございます。516万2,000円を支出いたしました。本町と友好交流協定を結んでいる台湾台中市大肚区と滋賀県湖南市との交流を行いました。台湾台中市大肚区との交流では、7月には北栄町青少年訪問団が大肚区を訪問し交流を深めたほか、ホームステイを体験するなど台湾の文化に触れ国際理解を深めました。また、1月には大肚区の大道中学校の訪問団の受け入れを行い、北条中学校で生徒同士の交流を行ったほか町内8家庭でホームステイを行い、次代を担う子どもたちの国際感覚を養うことができました。  湖南市との交流では、北栄町からは湖南市夏まつりや石部宿まつり、湖南市からはすいか・ながいも健康マラソンや北栄砂丘まつりにそれぞれ参加し、交流を深めることができました。  次に、主要施策の成果の68ページから69ページにかけてでございますが、2款1項16目移住推進費でございます。決算書は開いていただきまして48ページ、49ページをごらんください。①番、北栄暮らし支援事業に─────────を支出いたしました。北栄町への移住を推進するため、東京、大阪で開催される移住相談会へ参加し移住を検討されている方の相談を受けたほか、移住PR動画の作成やパンフレットの作成、配布を行い、北栄町を移住先の選択肢の一つとして提案していきました。また、県内外から移住された方へ奨励金を交付したほか……。  済みません、訂正させてください。北栄暮らし支援事業の決算額につきましては3,090万5,000円でございます。済みません、訂正させていただきます。  戻りまして、平成30年度より若年層の移住者、町内在住者に対し住宅取得に対する支援を行い、町内へ移住定住のきっかけづくりをすることができました。そのほか、空き家バンクに登録されている物件で家財の搬出や処分を行った費用の補助上限額までの全額を助成する事業などを実施し、移住の促進を図っております。移住支援員賃金と県外からの移住者に対する移住奨励金、若年層移住定住者住宅取得支援補助金、IJUターン空き家改修支援事業補助金、家財道具等処分費補助金につきましては、県補助の2分の1が財源として入っております。  次に、主要施策の成果69ページをお願いします。②のおためし住宅事業でございます。40万7,000円を支出いたしました。県外から移住を検討している方が北栄町での生活を実体験しながら職探しや住居探しができる施設として4組11名の利用者を受け入れ、北栄町での暮らしを体験されました。また、妻波地区の地域おこし協力隊がチラシを作成し移住相談会で配布したほか、地域の農業者の協力を得て農業体験ができる環境を整えるなど、利用を促進する取り組みを行っております。  次に、③地域づくり地域おこし協力隊事業でございます。595万1,000円を支出いたしました。妻波地区の隊員1名のほか、新たに名探偵コナンによるまちづくりに取り組む隊員を1名採用しております。名探偵コナンによるまちづくりに取り組む隊員は、3月に開催した青山剛昌ふるさと館100万人達成イベントとして声優さんによるトークイベントやファンとの交流イベントの企画立案、運営の中心的な役割を担い、コナンファンや観光客へ名探偵コナンに会えるまち北栄町を強く発信しております。妻波地区の隊員は、任期終了後の就農に向けた取り組みや妻波の農地保全活動を行いながら地域の活動に積極的に参加し、地域住民のにぎわい、交流創出をしております。なお、地域おこし協力隊の事業費は地方交付税の特別交付税の算定に含まれております。  次に同じく69ページ、6款1項2目観光費でございます。決算書は飛んでいただきまして82ページ、83ページをお願いいたします。  済みません、説明の前に1点修正をお願いいたします。主要施策の成果69ページの①観光振興事業費の決算額が4,233万1,000円とありますが、4,220万6,000円に訂正をお願いいたします。申しわけありませんでした。  それでは、説明のほうを続けさせていただきます。①観光振興事業でございます。支出内容につきましては主要施策の成果の記載のとおりでありますが、お台場公園のテニスコートのLED投光機の取りかえ工事やレークサイド大栄の日よけ設置工事など、観光施設等の修繕工事及び遊具の安全点検、修繕などを行い、各施設の受け入れに対して支障が出ないように整備を進めたほか、観光関係団体や観光協会と協力して事業等を行うことにより観光客の誘客やサービスの向上へつなげ、入り込み客数の増加を図っております。  次に、主要施策の成果70ページをお願いいたします。②番、観光施設の指定管理者委託事業でございます。1,727万1,000円を支出いたしました。オートキャンプ場の運営を含む北条海浜広場や蜘ケ家山山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の4つの観光施設の運営管理を一括して株式会社チュウブに委託し、利用者のサービス向上と運営の効率化を図っております。  次に、③コナンのまちづくり事業でございます。2,053万1,000円を支出いたしました。巨大迷路の開催に伴う運営について北栄町観光協会へ委託し実施したほか、ブロンズ像着彩メンテナンスを行うなどキャラクターコンテンツを活用した集客イベントの実施やコナン通りの観光客の受け入れ環境を整備し、あわせて情報発信の強化を図ったことにより、青山剛昌ふるさと館や米花商店街の入り込み客数が大幅に増加しております。また、「まんが王国とっとり」協働推進補助金としてまんがのまちづくり企画実行委員会がふるさと館で開催いたしました名探偵コナン謎解きチャレンジへの助成を行ったほかマンガ寺子屋実行委員会の活動の支援を行い、漫画文化の定着と情報発信に力を注ぐことができました。  なお、巨大迷路の入場料収入につきましては、決算書36、37ページの19款5項2目5節商工費雑入の備考欄の商工費その他雑入に歳入しておりますので、後で御確認をお願いいたします。  次に、④「まんが王国とっとり」協働推進事業でございます。307万3,000円を支出いたしました。江戸川コナン君の着ぐるみを制作し、町独自でのイベントやPR活動へ積極的に活用することにより名探偵コナンに会えるまち北栄町をより一層印象づけることができました。また、コナン通りの表示サインやARシステムの整備によりコナン通りの周遊性を高めております。しかしながら、予定しておりましたブロンズ像の製作につきましては、原型製作の精度が上がらず年度内の完成が見込めないため、ブロンズ像の製作とあわせて設置する予定でありました表示サインの製作とあわせて事業を中止しておりますし、コナン駅(JR由良駅)の跨線橋階段ステップにつきましてもリニューアル工事をする予定にしておりましたが、令和元年度に跨線橋のかけかえ工事が予定されていることが判明したため事業を中止しております。そのため、予算額に対して大幅な決算額が減となっております。この「まんが王国とっとり」協働推進事業につきましては、決算書26、27ページ、14款2項8目1節商工費県補助金の備考欄にありますまんが王国活動支援補助金を県2分の1の負担割合で財源としております。商工費県補助金の予算額が542万円に対し収入済み額195万6,360円と大きく減しているのは、先ほど説明いたしました中止した事業のためでございます。  続きまして、主要施策の成果のほうに戻りまして71ページをお願いいたします。⑤ウォーキングコース整備事業でございます。84万円を支出いたしました。由良宿の町なかやコナン通り、お台場公園などを周遊するスマートフォンアプリを活用したウオーキングコースを整備し、コース周辺への誘客を促進しました。なお、このウォーキングコース事業につきましても、県2分の1の負担割合で財源としております。  次に、同じく71ページでございます。決算書は84ページ、85ページをお願いいたします。3目お台場公園サービスエリア管理事業でございます。286万4,000円を支出いたしております。お台場公園サービスエリアの維持管理を適切に行うことにより、利用者への安定的なサービスを図ることができました。  続いて、4目の北条砂丘公園センター管理事業でございます。165万2,000円を支出いたしました。北条砂丘公園センターの維持管理を適切に行うことにより、利用者の安定的なサービスを図ることができました。以上で観光交流課関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午後0時01分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後0時58分再開)  倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 地域整備課関係の決算について御説明申し上げます。  主要施策の成果72ページをお願いします。4款1項7目環境衛生費です。決算書は70ページでございます。合併処理浄化槽特別会計へ399万5,000円繰り出しいたしました。②の合併浄化槽設置事業は、下水道区域内の宅地に設置した合併浄化槽への補助金でございます。3件の交付決定を行っております。  次に、5款の農林水産業費です。決算書は74ページをお願いします。4目農業総務費で農業集落排水特別会計へ913万5,000円繰り出しをいたしました。  続きまして、7款土木費、1項1目土木総務費でございます。決算書は84ページでございます。決算額が4,987万4,000円でございます。主な事業といたしましては、人件費と震災に強いまちづくり促進事業503万5,000円でございます。事業の内訳は、無料診断が6件、有料診断1件、耐震設計1件、改修3件、ブロック塀撤去4件、ブロック塀撤去改修5件でございまして、町内の住宅ほかの耐震化に寄与しております。  次に、2項1目道路維持管理費でございます。決算書は86ページをお願いします。決算額5,627万7,000円となりました。自治会要望等の道路・側溝維持修繕、それに伴う設計委託、除雪を行っておりますが、平成30年度は両高尾に除雪に1回出動したのみで、前年度比1,687万8,460円減の13万1,100円でございまして、これまでにないほどの雪の少ない年でございました。そのほか、維持修繕関係費に3,987万8,000円を支出しております。道路の早期修繕に努め、安全な通行を確保しております。  なお、翌年度繰越額は3,200万7,000円でございまして、道路台帳補正業務、道路修繕工事請負費分を計上しております。  次に成果の73ページ、2目道路新設改良費でございますが、決算額9,611万5,000円、翌年度繰越額は7,718万3,000円となりました。国庫補助の社会資本整備総合交付金事業によりまして高江大谷線、国坂東2号線及び松神国坂線の道路改良工事を行っております。翌年度への繰り越し事業は町道橋設計委託、下条線設計委託、お台場大橋橋梁修繕工事でございます。  続いて3項河川総務費、1目河川総務費でございます。決算額263万9,000円となりました。河川総務事業で24万5,000円と、負担金事業で25万2,000円でございます。由良川、天神川の改修促進期成同盟会負担金が15万2,000円、弓原浜対策活動費としまして10万円を支出しております。浜川水路橋維持管理事業としまして214万2,000円を支出しております。電気代、点検委託費など維持管理費でございます。平成29年の10年目点検によりまして見つかりましたふぐあいの電気設備の取りかえ業務に149万4,000円をかけております。  主要施策の成果は74ページをお願いします。5項都市計画費で2目の下水道費でございますが、下水道特別事業への繰出金としまして9億118万7,000円を支出しております。土木費における不用額が発生した主なものとしまして、7款2項1目道路維持管理費、13節の委託料の932万2,855円、これは除雪関連委託費として確保しておりました予算に対して執行額が下回ったものでございます。  7款2項2目道路新設改良費の13節委託料で810万540円不用額がございます。これは発注の請け差など……(発言する者あり)済みません。決算書の土木費でございます。ページ数が86、87ページでございます。道路新設改良費の13節委託料で810万540円の不用額が発生しておりますが、これは先ほど発注の請け差など予算執行における実績、実施の残ということになっております。  続きまして、11款災害復旧費です。決算書は112ページになります。1項1目道路橋梁災害復旧費に3,754万5,000円。これは台風24号の豪雨によりまして崩れました町道国坂7号線、東高尾、西高尾線等の災害復旧に要した経費でございます。不用額となっております107万9,230円は、請け差あるいは災害査定の実績に基づく残でございます。6,247万円、翌年度繰越額としておりますが、年度末までに工事が完了しなかったため繰り越したものでございます。地域整備課分は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 教育総務課関係を説明いたします。主要施策の成果75ページからになります。決算書は60、61ページでございます。
     3款2項1目児童福祉総務費で決算額は2億5,640万円で、前年度に比較し1,234万円の減でございます。①子育て総務事業で1億9,730万8,000円の支出でございます。ここでは町内私立と町外のこども園、保育所への委託料でございます。前年度に比較して1,000万円の減で、主な理由は栄保育所の委託料の減によるものでございます。入所園児数は表のとおりでございます。  ③在宅育児支援事業で1,429万5,000円の支出でございます。乳幼児を家庭で保育する保護者に対し、子ども1人につき月3万円を支給する事業でございます。55件の実績で、家庭で保育する保護者に対し経済的支援を行うことができました。  ④ネウボラ事業で303万4,000円の支出でございます。妊娠、出産、子育ての切れ目ない支援を行うため、専任の保健師が母子手帳の交付から継続的にかかわっております。母子手帳の交付件数は89件。赤ちゃん訪問時に支援が必要だと判断し、養育支援訪問を行ったのは9世帯、延べ60件でございました。  そのほか、ページをはぐっていただきまして⑤産前産後サポート事業、⑥産後ケア事業、⑦パパママ教室、⑧1歳児すくすく教室などさまざまな支援事業を行っております。成果としましては、特別な支援の必要な妊婦や世帯に対し個々に合わせた支援を行うことができ、育児不安の軽減を図ることができました。今年度も引き続き関係機関と連携をとりながら支援を行ってまいります。  次に、2目認定こども園管理運営費でございます。決算書は同じく60、61ページで下段になります。ここでは町立4つのこども園の管理運営に関する経費となります。決算額は5億1,544万4,000円で、前年度に比較して3,372万円の減となっております。主な理由は、人件費、賃金の減と北条こども園の4、5歳児の給食費について、学校給食会への支出がなくなったことによるものでございます。  園児数です。平成30年度末の4園の合計園児数は479人で、うち14人が町外から受け入れている園児でございます。内訳は表のとおりでございます。  次のページ、77ページをお願いします。保育料の徴収状況です。右側が平成30年度になります。徴収率ですが、現年度の徴収率は100%となりました。電話での督促や催告書の送付など適宜行っており、その成果が出たものと思っております。滞納繰り越し分も順調に納付が進んでおり、昨年度より6.9ポイント高い74.4%となっております。一番下の現年度と滞納繰り越し分を足した調定額から未収額を引いた10万5,000円が令和元年度に繰り越した額となっております。  成果です。こども園の管理運営につきましては、職員の適正や配置や資質向上に努めるとともに、施設については必要に応じて修繕や工事を行っており、乳幼児が安心して過ごせる環境を整えました。  3目放課後児童健全育成費で決算額は1,506万2,000円となりました。決算書は、はぐっていただきまして62、63ページ中段になります。ここは放課後児童クラブに係る経費で、主に指導員の賃金となります。利用児童数ですけれども、最大登録数は北条なかよしで7月の118人、大栄こども学級は4月の100人と定員を超えておりますけれども、全員がそろうことはありませんで、1日の最大利用者数は北条なかよし学級で87人、大栄こども学級で76人となっております。夏休み中は英語活動、また町の各イベントに参加し、創作活動などさまざまな体験活動を行う健全育成を図ることができました。  続いて、5目地域子育て支援費です。決算額は215万9,000円となります。決算書は、はぐっていただきまして64、65ページとなります。①北栄子育て支援事業です。毎月趣向を凝らした教室や助産師による相談会などを実施しておりまして、利用者の満足度は高く、今後も引き続き子育て家庭の交流の場、相談の場としての事業を実施いたします。  そのほか、はぐっていただきまして②のファミリーサポートセンター事業、③乳幼児健康支援一時預かり事業、④休日保育事業など、保護者の就労などにより家庭で子どもを保育できない場合に安心して預けてもらう体制を整えております。  次に、9款1項1目教育委員会費です。決算書は飛びまして92、93ページになります。決算額は177万6,000円で、主に教育委員の報酬となります。教育委員の活動としましては、毎月の定例会や各研修会への参加、こども園や小・中学校への計画訪問などです。先進地視察では、コミュニティ・スクールの取り組みやプログラミング教育の取り組みについて視察を行っております。総合教育会議は町長と重点事業、教育課題について協議する場で、年2回実施しております。  次のページに行きまして、2目事務局費です。決算書は同じく92、93ページです。ここは事務局職員の人件費や教育全般の事業に係る経費でございます。決算額は3億4,853万1,000円で、前年度に比較して2億4,900万円の増となります。主な理由は小・中学校のエアコン整備事業によるものと、小・中学校のパソコンリースの費用を各小学校の教育振興事業から事務局事業費にまとめたため、これについては1,700万円の増となっております。  ①事務局事業です。音田教育振興基金給付事業として5人の方にそれぞれ10万円の給付を行い、経済的な問題を抱える生徒に支援を行うことができました。  ②事務局関係負担金事業です。2番目の少人数学級の協力金として、中学校で4クラス分に600万円の支出をしております。少人数学級の導入により、児童生徒一人一人に応じたきめ細やかな指導を充実させることができました。そのほか、不登校児童生徒が学校復帰を目指す中部こどもセンターへの負担金などがございます。  そのほか③の児童生徒の学力向上、教員の指導力向上を図るための教育力向上事業、④の社会科見学の経費を補助するふるさと鳥取見学(県学)支援事業、⑤の県立倉吉養護学校への通学支援事業、はぐっていただきまして⑥の特別支援アドバイザーを配置した発達支援体制整備事業を実施しております。  ⑦エアコン整備事業として2億4,138万6,000円の支出でございます。中学校のエアコン整備につきましては、本格的な使用は今年度からになりましたが、教育環境の向上を図ることができました。また、小学校への整備は前倒しで着手したことにより、ことしの夏からの使用が可能となりました。  ⑧小学校自転車ヘルメット着用推進事業です。平成30年度の新規事業で、申請者数は43人と予定より少なかったですけれども、ヘルメットの着用への意識づけというふうになりました。  全体の成果です。本町では、指導主事4名によりこども園から小学校、小学校から中学校への接続、連携を図ることができました。また、発達支援室では子ども一人一人の発達に応じた適切な教育を受けるための取り組みを進めることができました。今後もネウボラを含め子どもたちがおなかにいるときから中学校卒業まで、切れ目のない支援を行ってまいります。  次に、3目外国青年招致費です。決算額は723万2,000円でございます。決算書は引き続き92、93ページの下段になります。ここは外国語指導助手(ALT)の賃金が主なものでございます。前年度に比較しまして約300万円の増となっておりますが、昨年の7月までは町職員1名がALTとして勤務をしておりましたが、8月からは正規のALT2名の雇用となっております。主な勤務は中学校でございますが、小学校での外国語科学習、外国語活動も行っております。  次に、2項1目北条小学校管理費です。決算額は4,610万2,000円です。決算書は、はぐっていただきまして94、95ページになります。ここでは学校の維持管理経費を計上しております。体育館照明LED化工事などを実施し、教育環境の向上を図りました。  次のページをお願いします。町が独自に採用しております学校主事補佐員ほかについては7名を配置しており、その賃金に1,271万4,000円の支出でございます。児童数です。平成30年5月1日現在で406人、前年度から2名の減でございます。  ②のスクールバス管理事業です。258万4,000円の支出でございます。北条小学校では、6つの自治会の児童が利用しております。昨年度からさつきケ丘自治会の児童が冬期利用となり、人数がふえております。  次に、2目大栄小学校管理費です。決算額は4,475万9,000円です。決算書は同じく94、95ページとなります。前年度と比較して3,700万円の減となります。減額の理由としましては、前年度はプールろ過機の取りかえ工事や教室・体育館照明LED化工事など大きな工事があったことによるものです。学校事務補佐員等につきましては7人の配置で、1,366万3,000円の支出でございます。児童数は385人で、前年度に比べて15人の増です。  ②スクールバス管理事業です。188人の利用でございます。  小学校管理費についての成果です。各小学校の教育目標に向け、充実した学習活動が送れるよう事務補佐員等の人的配置や施設の整備など、教育環境の整備向上を行うことができました。  はぐっていただきまして、3目小学校教育振興費(共通)でございます。決算書は、はぐっていただきまして96、97ページとなります。決算額は290万4,000円で、前年度に比較し150万円の増でございます。この理由につきましては、①小学校外国語教育活動事業です。各小学校に1名ずつ外国語活動支援員を配置しております。その賃金の増でございます。この支援員と英語専科教員(ALT)が連携し、5、6年生の外国語科の学習、3、4年生の外国語活動の先行実施を行うことができました。  ③児童通学支援事業です。北条小学校で遠距離通学となる松神、下神の児童を対象にバス代の補助を行っております。遠距離通学児童の安全と保護者の経済的負担の軽減を図ることができました。  次に、4目北条小学校教育振興費です。決算書は引き続き96、97ページでございます。決算額は832万1,000円で、前年度に比較し236万8,000円の減となります。各学校のパソコンのリース経費を平成30年度から事務局費に組み替えしたことによるものです。後で説明します各小・中学校の教育振興費は、全てこの理由で減額となっております。就学援助事業です。要保護、準要保護の児童数につきましては、11人増の51人となっております。入学準備に係る費用については3月中に支払い、保護者の負担軽減を図りました。特別支援教育就学奨励事業につきましては、2名増の22人でございます。  次のページをお願いします。5目大栄小学校教育振興費です。決算書は同じく96、97ページです。決算額は569万円です。前年度に比較して385万1,000円の減額でございます。就学援助事業です。児童数は4人減の28人、特別支援の関係については昨年同様の13人でございました。  次に、6目言語通級指導教室費です。決算額9万5,000円です。言葉がふえない、発音がはっきりしない、そういった子どもたちのために通級教室を開いております。昨年度は11人の児童の入級でございました。  7目発達通級指導教室費です。決算額は22万1,000円です。ここでは発達障がいなどの子どもたち一人一人に合わせた指導を行う学級で、13人の入級でございました。  はぐっていただきまして、3項中学校費、1目北条中学校費で決算額は4,566万円でございます。前年度に比較し990万7,000円の増額です。済みません、決算書ははぐっていただきまして98、99ページになります。体育館照明LED化工事など、教育環境の整備を行いました。学校主事補佐員等につきましては、7人を配置しております。生徒数は210人で、昨年度より4名の増でございました。  2目大栄中学校費で4,478万2,000円でございます。決算書は同じく98、99ページでございます。前年度に比較し944万9,000円の減額でございます。前年度は体育館照明LED化工事などがありまして、それが要因となっております。学校主事補佐員等につきましては7名の配置で、児童数は206人で昨年度より6名の減でございました。  次のページです。3目中学校教育振興費(共通)で決算額は924万7,000円でございます。  ①中学校教育に関する負担金につきましては、記載のとおりでございます。  飛びまして④生徒派遣事業です。234万9,000円を支出しております。スポーツ大会参加費用や校外活動でのバスの借り上げの経費でございます。柔道、ソフトボールが全国大会、バドミントン、水泳、剣道、陸上が中国大会へ出場しました。全国大会が自校開催となりました北条中学校のソフトボール部は多くの町民の方に応援に来ていただきまして、また生徒の活躍により大きく盛り上がりました。  ⑤心の教室相談事業です。各中学校に1名ずつ相談員を配置して、生徒が気軽に相談できる環境を整えております。  ⑦部活動振興事業です。各中学校に5名ずつ単独での指導、引率が可能で専門的な指導を行う部活動指導員を配置し、教職員の負担軽減を図ることができました。  はぐっていただきまして、4目北条中学校教育振興費です。決算書は、はぐっていただきまして100、101ページになります。決算額は900万1,000円でございます。前年度に比較し198万1,000円の減でございます。小学校同様、パソコンリースの関係でございます。就学援助事業です。3人増の31人となっております。小学校同様、入学準備に係るものにつきましては3月中に支出をしております。特別支援の関係は、3人増の6人でございます。  次に、5目大栄中学校教育振興費で決算額は600万2,000円でございます。決算書は引き続きでございます。前年度に比較して323万3,000円の減となっております。パソコンリースの関係です。就学援助事業です。生徒数は2名増の17人、特別支援の関係は3人減の7名でございました。  続いて、次のページになります。5項4目学校給食費です。決算書は飛びまして108、109ページになります。決算額は1億4,703万7,000円で、前年度に比較し7,557万4,000円の増となっております。主な理由は、給食費が公会計に移行したことによるものです。  ①学校給食センター管理事業として5,808万円で、これは給食センターの維持管理経費、調理業務の委託料などに関する経費でございます。調理業務の委託につきましては、平成28年度から5年間の契約でございます。  徴収状況の表をごらんください。一番右、平成30年度の徴収率ですけれども、現年度分の徴収率は小学校99.99%、中学校99.98%でした。1世帯各1名分が出納閉鎖までに徴収ができませんでしたけれども、その後徴収ができておりまして今は未納はありません。引き続き新たな滞納をふやさないよう、徴収に努めてまいります。また、学校給食会から引き継ぎました滞納額302万6,000円は現在222万8,000円となっております。  それから、一番下の写真ですけれども、2枚ともサプライズ給食の写真です。左がシャインマスカットをクリームでデコレーションして食べているもので、右がドリーム農場のイチゴを使ったイチゴ大福です。  次のページをお願いします。②給食費事業です。食材の購入費用でございます。地産地消率の表をごらんください。平成30年度94%で1%下がりましたけれども、県内1位の成績でございます。また、6割は町内産で、JA女性会の皆さんが子どもたちに安全安心な地元の食材を届けたいといって頑張っていただいております。地元食材を多く使用し、子どもたちの食育の推進を図ることもできました。給食事業では、引き続き年間を通して安全安心な給食の提供を行ってまいります。以上で終わります。 ○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 生涯学習課関係の説明をさせていただきます。主要施策の成果につきましては、89ページをごらんください。決算書につきましては100ページにお戻りください。下段からになっております。主要施策の成果で説明します。  9款4項1目社会教育総務費で決算額4,562万円でございます。主な内容としましては、①社会教育総務費事業は社会教育委員の報酬と臨時職員の賃金等になっております。②社会教育総務関係負担金事業についてはお読み取りください。  続きまして、③青少年育成北栄町民会議交付金でございます。内容は特に挨拶運動の推進、青少年の見守り活動など地域、家庭において子どもを健やかに育む雰囲気の醸成にもつながっています。  その下にあります④家庭の教育力アップ事業では、栄保育所で子育て学習講座を行いました。町立こども園にはPTA組織がありますので、一番下に記載しております社会教育関係団体活動補助金事業で小・中学校のPTAと同様に補助金を活用され、自主的に取り組まれているところであります。  次に、⑤社会教育推進事業です。多くの自治会、各グループの皆様に生涯学習出前講座を利用していただいております。毎年内容を見直す中満足度も高く、年間を通して計画的に活用される方々もふえており、平成30年度は95回の利用で延べ2,484名の方が学びを深められました。地域でいつでもどこでも学べる取り組みが着実に定着、浸透してきており、皆さんの健康で豊かな生活に役立っています。  次に、めくっていただきまして⑦学校・家庭・地域連携協力推進事業でございます。NPO法人まちづくりネットに委託しています子どもほくえい塾が主要な事業です。多くの子どもたちが参加し、ボランティアなど多くの方々にかかわっていただいている状況もあり、地域で子どもを見守り育むなどの重要な役割を担っているところであります。  次に⑧、平成30年度初めて取り組みました通学合宿事業でございます。募集の結果、大栄小学校のみ実施となりましたが、16名の参加で行いました。児童、保護者のアンケート結果から、自主的に家事を手伝う、周りの状況を考えるなど一定の成果を見ることができました。  ⑨地域副読本作成事業につきましては、繰り越し事業として令和元年度完成に向けて取り組んでいるところであります。  続きまして、2目成人式費でございます。決算書は102ページをごらんください。決算額は53万9,000円です。内容につきましては、ごらんいただければと思います。  91ページをごらんください。3目公民館費、決算額4,485万5,000円です。  ①中央公民館管理事業には448万8,000円、主な支出には空調設備の修繕、トイレの洋式化などを実施いたしました。  ②公民館運営事業です。内容は、中央公民館とNPO法人まちづくりネットへの大栄分館の管理委託事業であります。利用者数につきましては、ごらんのとおり双方とも増加傾向で中央公民館、大栄分館ともに集い学ぶ場所として皆様に利用していただいているところであります。  ③公民館講座事業です。内容につきましては、シニアクラブ、青少年、成人対象講座について記載しております。参加人数が伸び悩んでいる事業もありますが、おおむね増加傾向となっております。特に平成30年度は北条ふるさとまつりで北条砂丘太鼓が復活するきっかけに成人講座がなるなど、タイムリーな取り組みも行うことができました。  ④北栄文芸編集・発行経費事業についてはごらんください。  ⑤展示・鑑賞・発表経費事業の決算額は190万4,000円でございます。内容は、93ページにかけての記載となっております。後ほどお読み取りいただければと思います。町美術展、公民館まつり、ロビー展等、例年どおり実施しており、町文化団体協議会、文化教室の皆様との連携を中心に、より多くの方に参加いただけるよう取り組みを進めております。  続きまして、⑥成果還元活動費補助金事業でございます。日ごろ文化教室、文化団体での活動の成果を民間の施設を含め発表、展示し、町民の方にもさまざまな場所で楽しんでいただくための補助金でございます。文化団体協議会の補助金につきましては、美術展、公民館まつりへの出展につなげる取り組みなどに活用され、北栄町の文化活動に大きく貢献していただいております。  次に、めくっていただきまして94ページをごらんください。4目図書館費でございます。決算額は4,739万円です。  ①図書館管理事業でございますが、空きスペースとなっていました移動図書館車車庫をオープンギャラリーに改装する工事に647万円を支出しました。公募により愛称を「ゆら里」とし、由良台場、六尾反射炉の常設コーナーと皆様の作品を展示するギャラリーとして町民くつろぎの場、またコナン通りを訪れる方々の休憩の場として開放し、図書館がより皆様の居場所となる取り組みを進めています。  ②図書館運営事業でございます。貸し出し、蔵書冊数、主な事業につきましてはお読み取りください。  95ページ下段になります。③「今こそ絵本を!」推進事業の高齢者編として地域包括支援センターと連携し取り組んだ認知症予防講演会は大きな反響があり、その後出前を含めた音読教室への参加がふえました。絵本が赤ちゃんから大人まで一生涯楽しめ、日々の暮らしが心豊かなものとなることが記載の取り組みによりさまざまな世代に広がり始めています。あわせて、95ページにはブックスタート、マタニティ・ファーストブックについても記載していますので御確認ください。  めくっていただきまして、96ページには④負担金関係、⑤開館25周年記念事業として取り組んだ読書通帳、図書館年表についても記載していますのでお読み取りいただければと思います。  続きまして、5目文化費です。決算書は104ページとなります。決算額は90万円です。  ①青少年劇場巡回公演委託事業はすぐれた芸術を直接鑑賞し、創造力や豊かな感性を育むため小・中学校で行っています。詳しくはごらんいただければと思います。  次に、②北栄文化回廊事業です。文化の薫るまち北栄町を多くの方に発信、満喫していただくため、北栄町美術展開催期間をメーン期間に文化イベントを集中し、皆さんが回遊して楽しめる、また雰囲気の醸成につながる取り組みを続けています。平成30年度は、あつまらいや北条が開催された北条ふるさとまつりと連携して取り組みを行い、よりにぎやかに発信し、多くの方が文化イベントを楽しまれました。内容はごらんいただければと思います。  めくっていただきまして、98ページをごらんください。6目文化財保護対策費、決算額612万3,000円です。指定文化財につきましては、例年どおりの保護を行いました。平成30年度は長年の懸案事項でした町収蔵資料の整理に取り組み、特に民俗資料は資料への感謝と譲渡、処分を行うためお別れ展示を開催しました。その反響は大きく、マスコミが全国ニュースとして取り上げなどし、東大大学院の学生が運営する第18回文化資源学フォーラムで全国のミュージアムが抱える収蔵庫問題に取り組んだ事例として発表し、一石を投じる事業となりました。  ②由良台場・六尾反射炉発信、連携事業につきましては、模型の修繕を行い由良台場のイベント活用にも引き続き積極的にかかわりました。  続きまして、7目歴史民俗資料館費、決算額620万6,000円です。  ①歴史民俗資料館管理事業ではトイレ改修、収蔵庫の照明LED化などを行いました。  ②展示事業につきましては、北栄町の特色ある展示を精力的に実施しましたので、99ページで御確認いただければと思います。  次に、8目民芸実習館費でございます。決算書は106ページとなります。決算額は122万3,000円です。文化に触れるきっかけとなるよう取り組みを進めています。状況については、ごらんいただければと思います。管理業務としましては、1階空調の更新を行いました。  次に、9目町内遺跡発掘調査費についてです。決算額は264万6,000円です。開発行為の届け出、協議があった場所について、国庫補助を受けながら踏査、試掘などの調査を行いました。  ページをめくっていただきまして、100ページをごらんください。12目町内埋蔵文化財整理事業費、これは決算額501万1,000円です。収蔵資料の整理事業の一つとして、埋蔵文化財資料の整理を国庫補助を活用して行いました。  続きまして、5項1目保健体育総務費、決算額576万6,000円です。ここでおわびして訂正をお願いします。保健体育総務事業の決算額が5,190万1,000円という表記になっておりますが、申しわけありません、519万円に訂正をお願いいたします。  保健体育総務事業の主な事業としまして、スポーツ推進委員、スポーツ表彰、社会体育施設3カ所のトイレの洋式化、そして大栄ふれあい会館の雨どい、壁等の修繕工事などを実施しました。  2目保健体育振興費、決算額は4,192万円です。①保健体育振興事業費としましては、町内の小・中学生が県外のスポーツ大会へ出場する場合の補助金で、32件に対して支出をしております。  ②北栄スポーツクラブ事業につきましては、4,109万円を支出しております。体育施設の管理、町のスポーツ振興の重要な柱であります総合型地域スポーツクラブによるスポーツ、レクリエーションの振興に取り組み、会員も1,271人となっています。また、平成30年度には消費税の未納が確認され、町委託費に応じた負担額も支出しております。  ③ウオーキングのまち北栄町推進事業では、北栄てくてくクラブと連携し、台風による中止もありましたがウオーキングは2回の実施となりました。  ④訪問型ニュースポーツ体験事業は、北栄スポーツ推進委員の皆様とともに取り組みを進めております。特に親子会、いきいきサロンなどで活用されております。  3目すいか・ながいも健康マラソン大会費であります。決算書は108ページを開いていただけますでしょうか。決算額は1,703万4,000円です。内容につきましては、ごらんいただければと思います。  めくっていただきまして、102ページでございます。9款6項1目人権推進費、決算額110万円でございます。  ①人権対策関係負担金についてはごらんいただき、②人権啓発活動事業でございますが、小学校での人権の花運動、人権フェスティバルは女性の人権がテーマとなりましたので、女性団体連絡協議会、男女共同参画推進会議、企画財政課と連携して取り組み、300名の参加があったことを御報告します。③人権擁護委員事業については御確認ください。  続きまして、2目隣保館運営費、決算書は110ページとなります。決算額1,034万4,000円でございます。ほくほくプラザの愛称で町全体への人権の発信拠点、ボランティア等も含め地域と連携しながら交流を進める拠点として着実に浸透しています。詳細につきましては、一覧表に記載しておりますので目を通していただければと思います。利用者も着実に、そして大幅に増加しているところであります。  めくっていただきまして、104ページになります。3目児童館運営費、決算額は566万1,000円でございます。これも一覧表で御確認いただければと思います。子どもから大人まで、町全体からの利用があり、特に土日に親子で訪れる方が非常にふえています。利用者は毎年大幅に増加しているところであります。  続きまして、4目人権教育費、決算書は112ページとなります。決算額は1,876万9,000円で、①人権を学ぶ会事業でございますが、人権教育推進協力員が25名と大きくふえまして、皆さんに深くかかわっていただく中で取り組みを進め、参加者は1,032人に回復をしました。高齢者対象の学ぶ会も参加者が順調にふえています。そのほか、②③の事業につきましては学習会や研修会の状況として書いておりますので御確認ください。  めくっていただきまして⑤人権教育・啓発推進協議会委託事業、決算額は109万4,000円となりました。主な事業を記載させていただいておりますが、協議会の活性化を進めるため人権フェスティバルの企画立案を構成組織を中心にワーキンググループで協議し、構成組織や各種団体、関係課などさまざまな連携に取り組みながらたくさんの方に来ていただけるよう工夫し実施しました。ほかの内容につきましては、ごらんいただければと思います。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 申しわけございません。私のほうからは、主要施策の成果の訂正をお願いいたします。  ページは44ページでございます。下段のほうに歯科対策事業の表がございます。それの一番下の欄でございます。歯磨き指導(夏・冬)とありまして、これは年2回6園でやっておりますので、平成29年度、平成30年度につきまして12園とありますのはこれは12回の誤りでございました。大変申しわけございませんでした。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の116ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額は95億1,793万730円、歳出総額90億4,488万3,076円、歳入歳出差し引き額4億7,304万7,654円、翌年度へ繰り越すべき財源は2億220万4,216円でございます。実質収支額は2億7,084万3,438円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第66号の詳細説明を終わります。  次に、議案第67号の詳細説明を求めます。  吉岡健康推進課長。
    ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 議案第67号、平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計の決算について御説明いたします。決算書118ページ、119ページをお願いいたします。  歳入合計でございます。予算現額19億5,526万6,000円に対しまして調定額19億3,805万3,171円、収入済み額19億2,155万7,815円、不納欠損額7万6,100円、収入未済額1,641万9,256円でございます。  めくっていただいて歳出でございます。歳出合計です。予算現額19億5,526万6,000円、支出済み額18億5,592万268円、翌年度繰越額はございません。不用額9,934万5,732円でございます。歳入歳出差し引き残額は6,563万7,547円でございます。  めくっていただいて122ページ、123ページの事項別明細書ですが、歳入について主なものを説明させていただきます。  まず、一番上の1款国民健康保険税です。収入済み額4億5,918万5,181円です。前年より約470万円の増となりました。不納欠損額が7万6,100円で、これは執行停止3年による不納欠損が1件、欠損理由によるものが1件で、前年に比べると172万円の減となっております。  次にページの下のほう、2款国庫支出金です。平成30年度より鳥取県が保険者となる制度の改正により、ことしから収入はございません。  3款療養給付費等交付金でございます。これは退職者医療の財源として交付されるものですが、退職者医療制度は平成27年3月末で廃止されておりまして新規の対象者はなくなっていることから、平成30年度についてはございませんでした。  次、124ページ、125ページをお開きください。5款県支出金です。保険給付に要した費用、特定健診の負担金、保健事業の取り組みに対する補助金などです。12億9,762万903円が収入になっております。  7款繰入金です。一般会計からの繰入金で、総額が1億2,621万136円を繰り入れいたしました。内訳は、125ページ中段の備考の欄のとおりでございます。一番下のその他繰入金は、町独自で追加で行った検診の上乗せ分でございます。赤字補填の繰り入れについては行っておりません。  次の8款諸収入です。こちらは延滞金や貸付金元利収入、第三者納付金などの収入です。未収金がございますので、説明いたします。  2項の貸付金元利収入の未済額144万円でございますが、これは平成17年度に高額医療費の資金として一般の方に貸し付けたものがピークでは126万7,000円貸し付けがございましたが、借入者との納付相談により平成30年度は毎月1万円ずつお支払いいただき、114万円の残になっているものでございます。これにつきましては、今後も納付をいただいているところでございます。  次に、3項雑入、1目一般被保険者第三者納付金の収入未済額427万1,839円でございます。これは交通事故等の納付金で、加害者が無保険であったために被害者の給付費を支払っていただくものです。現在も納付が継続しております。うち1件につきましては訴訟の予定でございます。  めくっていただいて126、127ページでございます。5目雑入の収入未済額65万円でございます。これは平成26年度に1つの医療機関において不正不当請求が発生し、以降毎年納付相談を行い返還してもらっているところですが、平成30年度には30万円の支払いがございましたので65万円が未収金として残っておるものでございます。  以上、3つの未収金につきましては以前からの持ち越しでございますが、令和元年度以降も引き続き納付計画を立てて徴収に努めてまいります。以上で歳入は終わります。  次に、歳出でございます。128、129ページをお願いいたします。主なものを説明いたします。  2款保険給付費、いわゆる医療費でございます。決算額は129ページ下から9段目になります。決算額12億7,730万8,523円で、前年より約2,300万円増となりました。  130ページ、131ページをお願いいたします。2項高額医療費、上から4段目、1億5,666万2,776円で、前年度より1,100万円増となっております。  134ページをお願いいたします。10款の国民健康保険事業納付金5億1,015万5,746円でございます。これは先ほども申しましたが、平成30年度より県が財政運営の責任主体となり、各自治体で納める納付金でございます。税を主な財源といたしまして、1項の医療分、2項の後期高齢支援分、3項の介護納付金分を県に納付いたしました。  決算書の135ページの下から5番目、予備費でございますが、医療費、高額医療費等の不測の支出に備え予算計上しておりましたが、支出はございませんでした。  主要施策の成果をお願いいたします。107ページでございます。1の表は国保税の収納状況でございます。現年分では98.7%と前年をわずかに下回りましたが、滞納繰り越し分を加えて全体で97.8%と前年を0.4%上回る高い収納率となっております。  2の表は、医療費のうち保険者負担分を記載しておりますのでごらんください。審査手数料が増加しておりますのは、県内の保険者移動などに利用しております情報集約システムが平成30年度より運用が始まったことによるものでございます。  3は出産育児一時金と葬祭費でございます。出産育児一時金は1件42万円で、前年度と比べ3件減の11件、葬祭費は1件1万5,000円ですが、前年度より1件減って25件でございました。  次に、108ページでございます。特定健診の受診の状況です。一般会計でも説明いたしましたが、受診速報値で41.6%となっております。平成30年度は電話での特定健診の勧奨のほか、大型はがきによります勧奨なども行いました。  次に、5の表は加入状況でございます。国民健康保険は加入世帯、被保険者世帯とも年々減少しております。75歳到達で後期高齢者医療保険に加入される方は、平成28、29年度とも150人台で同じぐらいでしたが、平成30年度は164人でございました。社会保険を離脱されて国民健康保険に加入される方が年々減少している状況です。  最後の表は医療給付費を入院、入院外、歯科といった区分ごとにあらわしたものになります。表の右下が平成29年度の1人当たりの費用額と申しまして、個人負担分と医療保険者が負担する額を合計したものでございます。前年度より若干ふえておりますが、今後も増加傾向が続くものと見込んでおります。  最後に、決算書の136ページでございます。実質収支に関する調書でございます。歳入総額が19億2,155万7,815円、歳出総額が18億5,592万268円、歳入歳出差し引き額が6,563万7,547円で、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は同じく6,563万7,547円となります。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第67号の詳細説明を終わります。  次に、議案第68号の詳細説明を求めます。  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 議案書では3ページでございます。議案第68号、平成30年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  初めに、決算書の138、139ページをお願いいたします。一番下の欄の歳入の合計でございますが、予算現額16億3,832万3,000円に対しまして調定額16億4,620万7,922円、収入済み額16億4,456万1,347円、不納欠損額32万6,200円、収入未済額132万375円でございます。  はぐっていただきまして、140、141ページが歳出の合計でございます。一番下の欄の合計でございますが、予算現額16億3,832万3,000円に対しまして支出済み額16億177万9,396円、翌年度繰越額はございません。不用額が3,654万3,604円でございます。歳入歳出の差し引き残高は4,278万1,951円となりました。  はぐっていただきまして、142、143ページの歳入の部分でございますが、介護保険料についてのみ説明させていただきます。  1款1項1目第1号被保険者保険料でございます。1節の現年度分の特別徴収につきましては収入済み額3億3,737万9,600円で、収納率100%でございます。2節現年度分普通徴収保険料につきましては収入済み額2,253万2,100円で、徴収率は97.1%となりました。収入未済額の67万9,600円は、件数としましては85件でございます。3節滞納繰り越し分につきましては収入済み額174万913円で、収納率は64.3%でございます。不納欠損額が32万6,200円で、こちらは時効の完成によるものが15件、即時欠損によるものが36件でございます。収入未済額の64万775円は、件数としましては117件でございます。  次は支出でございますが、支出につきましては主要施策の成果で説明させていただきます。主要施策のほうの109ページをごらんください。  介護保険の事業で本町の特徴的なものは地域ケア会議がございます。これは新規に要支援や総合事業対象者になられたケースについて協議を行うもので、地域包括支援センター職員を中心に介護保険室、理学療法士、歯科医師、栄養士などの専門職を交え担当ケアマネ、サービス事業所職員と要支援者等のサービス提供について協議を行うもので、これにより利用者一人一人の生活機能の向上に注目した生活の質の向上に向けた支援の体制の構築につながっております。  次に、中段あたりですが1の認定者・要介護認定申請件数及び審査の結果の状況でございますが、初めに(1)の認定者の状況でございますが、平成31年3月末で757人と平成30年3月末に比べて5人の増となっております。(2)の要介護認定申請件数及び審査結果の状況でございますが、①では新規申請の件数と審査結果を表にしております。更新につきましては、要支援1から要介護5までそれぞれ数字を上げております。更新の表の見方を説明いたしますと、例えば介護1では75人の方が更新申請をされまして、そのうち支援1に軽減になった方は1人、支援2に軽減になった方は2人、介護1の現状維持の方は37人、介護度が進み介護2になられた方が28人ということでございます。この表を見ていただきますと、維持や改善がどれぐらいされているのかがわかるようになっております。また、次の欄の変更といいますのは、更新の時期を待たずに変更になった方のことでございます。  次に、めくっていただいて110ページをごらんください。地域支援事業についてでございます。決算額は5,638万7,000円でございます。そのうちの(1)の(ア)介護予防・生活支援サービス事業の決算額は4,456万6,000円でございます。実施いたしました相当サービスや各教室の名前や事業名を明記しております。次に中段あたりですが、要支援に認定された方、総合事業対象者の方の介護予防サービス計画の作成と介護予防事業に取り組んでおりまして、そのサービス計画書の作成の件数について、事業所委託分と包括直営分の件数を表にしております。  次に、(イ)一般介護予防事業の決算額は542万6,000円で、各教室の名前や事業名を上げておりますが、その中で町が特に取り組んでおりますこけないからだ講座については、次の111ページに写真と実施状況を載せさせていただいております。  111ページの次の(2)包括的支援事業・任意事業の決算額は639万5,000円でございます。(ア)の在宅医療・介護連携推進事業は記載のとおりでございます。  (イ)の生活支援体制整備事業の決算額は546万8,000円でございます。内容でございますが、第1層(町全域)の協議体ほくえい支え愛協議体及び第2層協議体助け合い推進会議(よっしゃやらあ会)を設置し、生活支援や助け合い活動の推進について協議を行っております。  (ウ)認知症総合支援事業、(エ)権利擁護事業、(オ)任意事業についてはごらんのとおりでございます。  めくっていただいて112ページをお願いいたします。3の介護保険給付費でございます。決算書では150、151ページでございます。決算額は居宅サービスを初めとする各種サービスの介護給付費の合計額で、14億7,085万6,618円となっております。事業計画内での給付費の決算となりまして、地域ケア会議や介護予防事業等の取り組みの成果があらわれているものと考えております。  次の4、介護保険料の収納状況につきましてはごらんのとおりでございます。  最後に、113ページには高齢化率、介護認定率や要介護者の年度末状況などの表を載せておりますので、ごらんいただければと思います。  決算書の158ページをお願いいたします。介護保険特別会計の実質収支に関する調書でございます。歳入総額16億4,456万1,347円、歳出総額16億177万9,396円、歳入歳出差し引き額4,278万1,951円、翌年度に繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は4,278万1,951円となりました。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第68号の詳細説明を終わります。  次に、議案第69号の詳細説明を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 議案は4ページでございます。議案第69号、平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。決算書160ページからごらんください。  歳入につきまして、合計額のみの報告をさせていただきます。予算現額、一番下をごらんください。3,453万1,000円、調定額3,452万8,912円、収入済み額235万3,520円、収入未済額3,217万5,392円、予算現額と収入済み額との比較はマイナス3,217万7,480円です。  続きまして、歳出につきましては162ページをごらんください。下の段、合計額をごらんください。予算現額3,453万1,000円、支出済み額3,452万8,912円、不用額2,088円、予算現額、支出済み額との比較は同額です。歳入歳出差し引き歳入不足額としましては3,217万5,392円、翌年度歳入繰り上げ充用金額は同額でございます。  164ページ、165ページを開いていただけますでしょうか。歳入につきましては、事項別説明書で簡単に御説明申し上げます。収入済み額で御確認いただければと思います。  県補助金として3万4,000円、次に財産収入として積立金利子2,234円、繰入金は一般会計から1万2,000円、諸収入は貸付金の元利収入230万5,286円、収入未済額は先ほど申しました3,217万5,392円となっております。  歳出につきましては、決算書は166、167ページになります。報告は主要施策の成果でしますので、成果の114ページをごらんいただけますでしょうか。  住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算額につきましては3,452万9,000円です。  1、住宅新築資金等貸付金償還状況の表をごらんください。平成30年度貸付件数、償還済み額は住宅新築資金につきましては20件、207万4,286円、宅地取得につきましては6件、23万1,000円。平成30年度末の滞納状況としましては説明文の中5行目にありますが、滞納者の実人数は16名、件数は22件、滞納額3,217万5,392円でございます。  町債の償還につきましては、2の表をごらんください。償還額は年々減少しており、平成30年度は147万3,754円の返還を行っております。平成30年度に北栄町住宅新築資金等貸付金管理マニュアル及び滞納者に対する個別方針を策定し、滞納整理の改善を図り現在の取り組みにつなげています。  そうしますと、決算書に戻りまして168ページをごらんいただけますでしょうか。実質収支に関する調書をごらんください。歳入総額235万3,520円、歳出総額3,452万8,912円、歳入歳出差し引き額マイナス3,217万5,392円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。実質収支額はマイナス3,217万5,392円となっております。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第69号の詳細説明を終わります。  次に、議案第70号及び71号の詳細説明を求めます。  倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) まず、議案第70号、平成30年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。議案書は5ページとなります。  まず初めに、主要施策の115ページをお願いします。決算書は170ページとなります。まず最初に、説明につきましては主要施策の成果について説明をさせていただき、その後、決算書について説明をさせていただきます。  下水道事業特別会計の決算額は13億2,163万5,000円でございます。下水道事業は、天神、北条、大栄、3つの処理区の下水道施設についての維持管理と処理場等の長寿命化工事を行っております。2つの処理場の維持管理関係につきましては、北条下水道管理センター、大栄浄化センターそれぞれの汚水処理量及び汚泥処理量はごらんのとおりでございます。平成30年度につきましては3月31日までの打ち切りの実績ということになりましたことから、汚泥処理量、処理経費とも減となっております。実質は2月分までの処理の部分で終わっておるということでございます。  次に、3つの処理区の維持管理についてでございます。管渠の総延長が183キロメートル、マンホールポンプの数が72カ所、その下に各処理区の維持管理費の過去3年間の比較をまとめてございます。先ほども申しましたとおり、北条地区、大栄地区ともに3月31日までの打ち切りの実績、請求があったものということになっておることから、昨年との比較におきまして減少となっておりますが、管路の維持管理費等の費用は施設の老朽化に伴い増加傾向にあるといったところとなっております。  116ページになります。下水道事業の整備状況を記載しております。下水道普及率は既に100%となっております。水洗化率でございますけども、昨年と比べまして0.9%増加しまして、初めて90%に達しております。原因としましては、新築アパートなどの下水道接続といったようなことや、高齢化の進展によりまして水洗化率が上がっておるものということで分析をしております。なお、さらに水洗化率を高めるために接続勧奨ですけども、引き続き今後もやっていきたいというふうに考えてはおります。  下水道事業の成果としまして、ようやく鳥取県中部地震に伴う災害復旧関連の工事を全て終わることができました。また、平成31年3月31日をもって下水道事業特別会計を廃止としまして、公営企業会計へと移行することができました。これは県内でも先行した取り組みとなっております。今後は資産状況等を正確に把握しつつ、弾力的な経営を推進していきたいと考えております。  そうしますと、改めまして決算書は170ページをお願いします。歳入でございますけども、歳入合計の予算現額14億7,535万8,000円に対しまして調定額14億8,580万8,845円、収入済み額14億8,028万7,384円、不納欠損額36万7,209円、収入未済額515万4,252円でございます。  めくっていただきまして、歳出でございます。歳出合計、予算現額14億7,535万8,000円、支出済み額13億2,163万5,439円、翌年度繰越額600万円、不用額1億4,772万2,561円で、歳入歳出差し引きの残額は1億5,865万1,945円でございます。この残額につきましては、令和元年度の北栄町下水道事業会計へ引き継いでおります。多額の歳入歳出の差し引き残が生じている原因としましては、歳出に平成30年度分のうち令和元年度になってから払うべき特例的支出3,600万円程度、それと元利償還の未払金3,421万9,294円を引き継いでいることによるものでございます。  次のページをお願いします。歳入の事項別明細書で特徴的なものを説明いたします。  1款1項1目の下水道事業費分担金でございます。不納欠損額が27万850円でございます。これは時効等によるものでございまして、6件ございました。それから収入未済額は104万5,452円ありまして、滞納によるもので25件、延べ10人の方でございました。  それと2款1項1目の下水道使用料でございますが、今年度の不納欠損額は9万6,359円で、これも時効に伴うものでございまして、17件ございました。それから収入未済額が410万8,800円で、滞納によるものでございます。延べ762件、292人の方でございます。  178ページから歳出となります。特徴的なものについて説明を申し上げます。  1款1項3目北条処理区下水道維持管理費、13節に713万5,558円の不用額が生じております。残が生じております理由でございますけども、平成30年度が3年間の包括的民間委託の契約の初年度であったことから残が生じておるもの、それと先ほども申しましたが、3月までの打ち切り予算のために残が生じたものでございます。  めくっていただきまして180ページ、4目13節に697万3,422円、それから5目13節に857万9,924円、6目13節に941万1,063円残がございますが、これも先ほど申しました包括的民間委託の初年度であったこと、それから3月までの打ち切り予算となったことによるものでございます。  2款1項公債費3,723万4,383円のうち3,421万9,294円は年度内に支払いができなかったためでございまして、純粋な不用額としましては301万5,089円の残でございます。その他は発注の請け差など予算執行における実績、あるいは実施の残でございまして、修繕費につきましては万が一に備えて予算を確保していたものでございます。  最後に、184ページをごらんください。実質収支に関する調書でございますが、歳入総額14億8,028万7,384円、歳出総額13億2,163万5,439円、歳入歳出差し引き額、実質収支とも同額でございまして、1億5,865万1,945円でございます。下水道については以上でございます。  次に、議案第71号、平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。これにつきましても、主要施策の成果117ページをお願いします。決算書につきましては、186ページでございます。  まず最初に、主要施策の成果について説明をさせていただきます。  農業集落排水事業でございますけども、北条島地区の生活排水処理を行うものでございます。主な事業の内容につきましては処理施設の維持管理でございまして、決算額は1,448万4,000円でございます。平成30年度の接続戸数は79戸でございまして、前年度に比べまして1戸減少しております。事業概要につきましてはごらんのとおりでございますが、主に維持管理委託料、汚泥抜き取り処理の委託料、公債費元金、利子が主なものでございます。公債費元利償還金は前年に比べ89万2,000円減額になっております。  改めまして、決算書の186ページをお願いします。まず歳入でございますが、歳入合計、予算現額1,505万2,000円、調定額1,448万4,101円、収入済み額も同額となっております。不納欠損額、収入未済額ともにございません。  めくっていただきまして188ページ、歳出でございますが、歳出合計、予算現額1,505万2,000円、支出済み額1,448万4,101円、翌年度繰越額はございません。不用額は56万7,899円でございます。歳入歳出の差し引き残額もございません。  最後に、決算書の194ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございますが、歳入総額、歳出総額ともに1,448万4,101円で、歳入歳出の差し引き額はございません。翌年度に繰り越すべき財源もなく、実質収支額はゼロ円となっております。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第70号及び71号の詳細説明を終わります。  しばらく休憩します。(午後2時31分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時45分再開)  次に、議案第72号の詳細説明を求めます。  藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算につきまして説明いたします。  決算書196、197ページをお願いいたします。歳入につきましては、歳入合計、予算現額4億6,873万3,000円、調定額、収入済み額とも4億6,985万4,842円でございます。  198、199ページ、歳出につきましては、歳出合計、予算現額4億6,873万3,000円、支出済み額3億8,316万7,480円、翌年度繰越額2,440万7,000円で、不用額は6,115万8,520円でございます。不用額の主なものにつきましては、風力発電事業について平成31年3月31日に特別会計を廃止したことに伴いまして打ち切り決算となったため、それまでに支払いが済んでいないものにつきましては風力発電事業会計へ引き継ぐこととなったためです。  歳入歳出差し引き残額は8,668万7,362円でございます。この残額につきましては、風力発電事業について地方公営企業法が適用されたことに伴いまして、風力発電事業会計へ引き継ぎました。  続きまして、200、201ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入についてでございます。  1款1項1目売電収入は予算現額4億1,933万5,000円に対し調定額、収入済み額ともに4億2,154万2,760円でございます。  2款1項1目雑入、これは地方消費税の過年度還付金で、決算額333万3,979円でございます。  3款1項財産運用収入、1目利子及び配当金、これは風力発電基金の利子で131万7,602円でございます。  4款1項繰越金4,366万501円でございます。  めくっていただきまして、202、203ページ、歳出についてでございます。
     1款1項1目一般管理費、予算現額4億706万2,000円に対し支出済み額3億2,261万871円でございます。  2款1項公債費につきましては、元金、利子合わせて6,055万6,609円でございます。  続きまして、主要施策の成果118ページをごらんください。風力発電事業は、平成17年11月の運転開始から14年目を迎えています。施設等管理事業費3億1,615万3,000円のうち基金積立金131万7,000円、風のまちづくり事業としまして繰出金1億5,000万円を支出しております。平成30年度末の基金の残高は5億7,818万3,000円となりました。売電実績につきましては、平成30年3月から平成31年2月の1年間で1,902万2,688キロワットアワー、売電収入は4億2,154万3,000円となりました。  続きまして、決算書に戻っていただきまして206ページをごらんください。実質収支に関する調書でございます。歳入総額4億6,985万4,842円、歳出総額3億8,316万7,480円、歳入歳出差し引き額は8,668万7,362円でございます。翌年度に繰り越すべき財源は繰越明許費繰越額2,440万7,000円でございます。実質収支額は、歳入歳出差し引き額から翌年度へ繰り越す繰越明許費繰越額を差し引いた額6,228万362円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第72号の詳細説明を終わります。  次に、議案第73号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の8ページをお願いします。議案第73号、平成30年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  決算書の208、209ページをお願いします。歳入で歳入合計の予算現額481万4,000円、調定額201万8,972円、収入済み額201万8,972円、予算現額と収入済み額との比較は279万5,028円の減でございます。  はぐっていただいて210、211ページをお願いします。歳出でございます。歳出合計の予算現額481万4,000円、支出済み額86万1,052円、翌年度繰越額367万2,000円でございます。不用額は28万948円でございます。予算現額と支出済み額との比較は395万2,948円の増でございます。歳入歳出差し引き残額は115万7,920円でございます。  212、213ページをお願いします。事項別明細書でございます。  歳入で1款1項1目財産貸付収入は収入済み額が23万4,820円で、これは区有地の貸し付け収入でございます。次に、2目の利子及び配当金は収入済み額が153万2,633円で、これは財政調整基金の利子と財政調整基金の運用を行っており、債権の買いかえの際に生じた売却益でございます。  2項1目の生産物の売り払い収入は収入済み額が3万3,000円で、これは生産物のクリの販売収入でございます。1本1,000円で30人の方に33本分を販売したものでございます。  はぐっていただきまして、214、215ページをお願いします。歳出でございます。  1款1項1目の財産管理費は、通常の経費として86万1,052円を支出しております。15節の工事請負費は、台風24号の豪雨により被災した栄財産区管理道ののり面の災害復旧工事で、年度内の工事完了ができず翌年度に繰り越ししたため、支出済み額はゼロ円となっております。なお、この工事は平成31年4月に完了しております。19節の負担金補助及び交付金は3万8,250円で、これはクリの販売収入と土地貸付料で得た収入を地元の自治会に交付金として支払ったものでございます。  次に、主要施策の成果で説明をさせていただきます。119ページをお願いします。  1の管理会の開催状況でございますが、会合を4回開いております。それと5の財産等の状況でございますが、所有地の面積は43万3,476平米でございます。これらを管理しており、成果としましては草刈りやクリの販売イベントを実施して区有地の管理とPR及び自主財源の確保を行うことができたと考えております。  決算書に戻っていただきまして216ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額201万8,972円、歳出総額86万1,052円、歳入歳出差し引き額115万7,920円、翌年度へ繰り越すべき財源は92万4,000円でございます。実質収支額は23万3,920円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第73号の詳細説明を終わります。  次に、議案第74号の詳細説明を求めます。  倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 続きまして議案書9ページ、議案第74号、平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。決算書の218ページをお願いします。  歳入合計、予算現額745万3,000円、調定額717万4,474円、収入済み額も同額でございます。不納欠損額、収入未済額ともにございません。  めくっていただきまして、歳出でございます。歳出合計、予算現額745万3,000円、支出済み額717万4,474円、翌年度繰越額ゼロ円、不用額27万8,526円で、歳入歳出差し引き額はゼロ円でございます。  222ページ、事項別明細書をお願いします。歳入につきましては、浄化槽使用料が主なものでございます。一般会計からは399万5,334円を繰り入れております。  めくっていただきまして歳出のほうでございますが、主に1款1項1目の浄化槽維持管理事業費でございます。あとは公債費の元金、利子の支払いでございます。  主要施策の成果120ページをお願いします。この合併処理浄化槽事業は、公共下水道事業と農業集落排水処理区以外の家屋が点在する地域を対象に町が整備した生活排水処理事業でございます。決算額は717万4,000円でございます。  1の整備事業は、52基の整備済みに対しまして接続済みとなっておるのは51基でございます。前年度と増減はございません。未接続の1戸につきましては、引き続き文書や訪問を行いまして加入促進を行っておりますが、接続がなかなか進んでいないという状況でございます。  事業費の主なものとしましては維持管理費で、法定検査手数料と保守点検、清掃委託料及び起債償還利子でございます。  成果としましては、適切な維持管理行うことができたと考えております。  決算書の226ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額、歳出総額ともに717万4,474円です。歳入歳出差し引き額、翌年度へ繰り越すべき財源、実質収支額はゼロ円でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第74号の詳細説明を終わります。  次に、議案第75号の詳細説明を求めます。  松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議案第75号、平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の詳細について御説明いたします。  最初に、決算書について御説明いたします。決算書の228ページ、229ページをお願いいたします。歳入合計でございます。予算現額1億2,572万3,000円に対しまして調定額と収入済み額は同額の1億3,332万8,452円でございます。不納欠損額と収入未済額はございません。予算現額と収入済み額との比較は760万5,452円の増でございました。増した理由としましては、有料入館者数を13万5,000人と見込んでいたものが14万9,000人と増したためでございます。  次に、決算書の230ページ、231ページをお願いいたします。歳出合計でございます。予算現額1億2,572万3,000円に対しまして支出済み額1億2,118万3,222円で、翌年度繰越額はございません。不用額につきましては453万9,778円、予算現額と支出済み額との比較は453万9,778円でございます。その結果、歳入歳出差し引き残額は1,214万5,230円でございます。  続きまして、決算書の232ページ、233ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入でございます。  1款使用料の収入済み額は9,715万9,335円で、その内訳は当該年度の有料入館者数14万9,014人、それに伴います収入8,369万3,400円と物販施設使用料の1,346万5,935円でございます。  次に、2款諸収入の収入済み額79万1,250円でございます。これはイベント収入やレンタサイクルのレンタル料でございます。  次に、3款繰入金の収入済み額2,019万2,794円でございます。2項1目1節一般会計繰入金の収入済み額1,293万1,794円の内訳は、ふるさと館の勤務職員2人分の人件費のうち2分の1相当額543万4,794円と、ふるさと納税を財源としたふるさと館の展示物入れかえ費用749万7,000円でございます。また、2目1節大栄歴史文化学習館基金繰入金の収入済み額726万1,000円は、一般会計への償還のための財源として繰り入れを行いました。  次に、4款財産収入の収入済み額1,701円は大栄歴史文化学習館基金の利息でございます。  次に、5款繰入金の収入済み額は1,518万3,372円で、その内訳は平成29年度決算によります収支差額を平成30年度に繰り越し、前年度繰越金1,039万9,000円と平成29年度から平成30年度へ繰り越した事業の財源となる繰り越し事業充当財源繰越金478万5,000円でございます。  次に、決算書234ページと235ページをお願いいたします。事項別明細書の歳出でございます。  1款1項1目一般管理費の支出済み額は7,964万960円でございます。これは館長、フロアスタッフの賃金、社会保険料及び施設の運営維持管理、館内展示入れかえ等に要した経費でございます。2目繰出金の支出済み額は4,154万2,262円でございます。平成23年度に一般会計からお借りいたしました9,900万円につきまして、一般会計へ償還したものでございます。  次に、2款1項1目予備費、予備費支出及び流用増減は32万8,900円の減でございます。これは館内で11月に開催しました名探偵コナン謎解きチャレンジの参加者が予定より多く、負担金が不足したために一般管理費で予備費充用したものでございます。  続きまして、主要施策の成果121ページをお願いいたします。こちらに入館者数の実績と主なイベント等について記載させていただいております。総入館者数は16万1,309人、うち有料入館者数は14万9,014人でございました。有料入館者数の内訳表の合計欄をごらんください。平成30年度の有料入場者数と平成29年度の有料入場者数を比較しますと、3万360人の増でございます。率にいたしまして25.6%の増加となっております。イベントの実施内容と、はぐっていただきまして122ページの館内の展示の入れかえにつきましては、後でごらんいただければというふうに思います。  122ページの中ほどの最後の表の一般会計への償還の状況でございます。平成23年度に一般会計からお借りいたしました9,900万円につきまして、一般会計へ4,154万2,000円を償還いたしました。これによりまして、一般会計からお借りした額につきまして償還が完了いたしました。平成30年度は開館以来最高の総入館者数16万1,309人の入館者を達成いたしました。これは名探偵コナンの劇場版映画などの人気もありますが、平成30年度も行いました館の展示入れかえやイベントの充実による新たな魅力の造成や効果的な広告、PRによる情報の発信が実を結んだものだというふうに考えているところでございます。  最後に、決算書に戻っていただきまして236ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額1億3,332万8,452円、歳出総額1億2,118万3,222円、歳入歳出差し引き額1,214万5,230円、翌年度に繰り越すべき財源につきましてはございません。実質収支額につきましては、1,214万5,230円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第75号の詳細説明を終わります。  次に、議案第76号の詳細説明を求めます。  吉岡健康推進課長。 ○健康推進課長(吉岡 正雄君) 議案第76号、平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計の決算について御説明いたします。決算書238ページ、239ページをお願いいたします。  歳入合計でございます。予算現額1億6,457万円、調定額1億6,509万5,944円、収入済み額1億6,471万4,758円、不納欠損4,000円、収入未済額37万7,186円でございます。  めくっていただいて、240ページ、241ページをお願いいたします。歳出でございます。  歳出合計、予算現額1億6,457万円、支出済み額1億6,324万5,392円、翌年度への繰り越しはございません。不用額は132万円でございます。歳入歳出差し引き残額146万9,366円でございます。  はぐっていただいて、事項別明細書の歳入でございます。  まず、1款後期高齢者医療保険料です。収入済み額1億1,736万1,800円、不納欠損4,000円、収入未済額37万7,186円です。不納欠損は時効完成によるものでございます。1名でございます。  続いて、2款の繰入金です。一般会計から4,377万752円を繰り入れいたしました。内訳は、1目の事務費繰入金、2目の保険基盤安定、これは保険料の軽減に対する繰り入れでございます。3目の健診費繰入金、健診費繰入金は後期高齢者の健診の個人負担金一人500円を町が負担し無料としておりますので、健診受診者389人分の19万4,500円を一般会計から繰り入れたものでございます。  次に、246、247ページをお願いいたします。歳出でございます。主なもののみ説明いたします。  2款健診事業です。決算額は274万4,940円でございます。75歳以上の方の健診は県の広域連合の委託を受けて実施しておりまして、先ほど申し上げましたとおり389人の方に受診していただきました。  3款後期高齢者医療広域連合納付金は町で徴収した保険料などを広域連合に納付するもので、決算額は1億5,772万3,856円でございます。  次に、主要施策の成果で説明いたします。123ページをお願いいたします。123ページをごらんください。  1の表でございますが、保険料の収納状況を記載しております。平成30年度の徴収率は現年度分が99.9%、全体で99.7%でした。2の表は被保険者数でございます。全体で前年より43人増で、被保険者が増加している状況でございます。3は医療給付費の内訳でございます。一番右下が平成30年度の1人当たりの費用額でございます。これは個人負担も含めた額になります。1人当たり92万4,655円となっており、前年に比べ1,445円ほど減額になっておりますが、医療費につきましては増加傾向にあるものと考えております。国保会計と同様に、生活習慣病予防等の取り組みや医療費適正化の強化をいたしまして、給付費の抑制を図っていくように考えております。  最後に、決算書に戻っていただきます。決算書250ページでございます。実質収支に関する調書でございます。歳入総額1億6,471万4,758円、歳出総額1億6,324万5,392円、歳入歳出差し引き146万9,366円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。よって、実質収支額146万9,366円でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第76号の詳細説明を終わります。  次に、財産に関する調書の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の251ページをお願いします。財産に関する調書でございます。  1の公有財産ということで、1、土地及び建物でございますが、増減があった部分について説明いたします。  まず、表の左から見ていただきますと、上ほうが行政財産で下のほうが普通財産でございます。行政財産の公共用財産のその他の施設で、土地の面積が452.91平米減っております。これは旧東亀谷集会所の売却による減でございます。次に、1つ下の山林は1,003.63平米の増でございます。災害復旧に伴い、国坂の山林を寄附採納いただいたものでございます。行政財産の年度末の土地の合計は86万7,934.66平米でございます。  次に、普通財産の土地の面積ですが、宅地が6,401.76平米の減でございます。主なものとして、東園稲場団地の土地の売却分が5,240.73平米で、そのほか町営住宅の旧中央団地などの売却による減でございます。普通財産の年度末の土地の合計は63万7,150.57平米で、行政財産の土地との合計は150万5,085.23平米でございます。  次に建物でございますが、最初に木造建物で行政財産の公共用財産のその他の施設が124.00平米の減でございます。おためし住宅の倉庫を解体したことによる減でございます。  次に、普通財産のその他の建物ですが、136.25平米の減でございます。町営住宅の旧中央団地の売却による減でございます。  次に非木造でございますが、行政財産の公共用財産の公営住宅が1,907.26平米の増でございます。由良宿団地の建てかえ事業により、第2期工事の建屋と倉庫、駐輪場の新築分の増でございます。  次に、その他の施設は529.40平米の減でございます。旧東亀谷集会所と隣接の小体育館の売却による減でございます。建物の行政財産の年度末合計は8万8,958.41平米で、普通財産の年度末の合計は1万2,780.96平米で、全ての建物の合計は10万1,739.37平米でございます。  表の下に記載しておりますが、北溟中学校用地4万7,737平米につきましては、学校用地の用途を廃止した場合には北栄町の持ち分が3分の1となるという協定及び覚書を締結しておりますので、表中には記載せず注釈で記載しております。なお、北溟中学校はことしの3月末をもって廃校となりましたので、現在はこの協定書のとおり北栄町の持ち分が3分の1となっております。  はぐっていただきまして、252ページをお願いします。2の有価証券及び3の出資による権利で出資金と出捐金でございますが、ともに増減がございませんので説明は省略させていただきます。  253ページの2の物品でございます。1、自動車等は軽自動車が2台の増で年度末は36台でございます。乗り合い自動車と普通自動車、消防自動車は増減ございません。続いて2、無線機と3、農機具等は増減ございません。  はぐっていただきまして、254ページをお願いします。3の基金でございます。一番上の財政調整基金から一番下の国民健康保険財政調整基金まで17の基金がございます。増減のあった主なものについて説明いたします。  一番上の財政調整基金は1億162万8,000円の増でございます。一般会計の平成30年度決算における余剰金を積み立てたものでございます。次に公共下水道事業推進基金でございますが、6,296万1,000円の減でございます。平成31年度からの下水道事業特別会計の公営企業法適用に伴いこの基金を廃止し、全額下水道事業特別会計に繰り入れております。次に風のまちづくり基金でございますが、8,000万円の増でございます。風力発電から生じる売電収入の一部を環境に優しいまちづくりの推進及び将来の北栄町を担う子どもたちの育成支援の財源に充てるため、基金を設置し、令和元年度と令和2年度の2カ年分の財源を積み立てたものでございます。次にふるさと北栄基金で、5,765万4,000円の減でございます。平成30年度にいただいた寄附金が平成29年度より減額したため減となっております。合計して年度中の増減高は6,643万4,000円の増で、年度末の現在高は38億6,930万9,000円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で財産に関する調書の詳細説明を終わります。  次に、議案第77号及び78号の詳細説明を求めます。  倉光地域整備課長。 ○地域整備課長(倉光 顕君) 議案書12ページ、議案第77号、平成30年度北栄町水道事業会計決算の認定について御説明をいたします。決算書の255ページをお願いします。  (1)の収益的収入及び支出の収入でございますが、第1款水道事業収益は予算額2億8,168万円に対しまして決算額2億8,676万6,583円でございました。支出でございますが、第1款水道事業費用、予算額2億4,190万円に対しまして決算額2億2,248万7,913円でございました。  めくっていただきまして256ページ、(2)資本的収入及び支出の収入でございますが、第1款資本的収入は予算額───────────円に対しまして決算額9,492万7,047円でございました。支出でございますが、第1款資本的支出、予算額3億2,787万6,000円に対しまして決算額2億4,806万9,113円で、翌年度繰り越しを───────────円行っております。資本的収入が資本的支出額に不足する額1億5,314万2,066円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。(発言する者あり)  失礼しました。資本的支出でございますが、先ほど小計のほうを申しておりました。(発言する者あり)  失礼しました。資本的収入でございますが、合計欄の2億2,742万3,000円でございます。予算額は2億2,742万3,000円でございます。  次に、257ページをお願いします。(3)の損益計算書でございます。1の営業収益と2の営業費用を差し引いた営業利益は4,009万5,709円でございます。3の営業外収益と4の営業費用を差し引いた営業外利益は1,237万673円でございます。営業利益に営業外利益を加えた経常利益は5,246万6,382円です。特別利益は消費税の還付分でございまして、129万1,400円ございましたが、特別損失はございませんでした。これらの合計、当年度純利益が5,375万7,782円、これに前年度繰越利益剰余金を加えて、当年度未処分利益剰余金は4億4,366万9,420円となりました。  258ページをお願いします。(4)の平成30年度北栄町水道事業剰余金計算書でございます。こちらは平成30年度中の剰余金計算書です。前年の処分積立金と当年度変動額をあらわしております。  259ページ、(5)平成30年度北栄町水道事業剰余金処分計算書をごらんください。当年度末残高の自己資本金8億6,860万8,799円、資本剰余金3,532万8,822円、未処分利益剰余金4億4,366万9,420円です。当年度純利益5,375万7,782円の5%に当たる268万7,000円を減債積立金に積み立て、繰越利益剰余金を4億4,098万2,420円とするものでございます。剰余金計算書及び剰余金処分計算書については、後ほど議案の78号でも御説明をさせていただきます。  次に、260ページをお願いします。貸借対照表でございます。  初めに、資産の部でございます。1の固定資産でございますが、有形固定資産と無形固定資産の合計は28億5,266万7,313円でございます。2の流動資産でございますが、現金、未収金、貯蔵品の合計で流動資産合計は1億8,949万4,177円です。未収金の528万520円の主なものは水道料金、消費税の還付金などでございます。資産の合計は30億4,216万1,490円でございます。  次に、261ページの負債の部でございます。3の固定負債は企業債残高の9億1,708万7,260円でございます。4の流動負債の企業債は1年以内の支払い期限のもので、令和元年度支払い予定のものでございます。未払金ですが、主なものは工事請負代金や委託料などで、現時点では全て支払い済みとなっております。繰り延べ収益は、減価償却に対応する補助金等の収益化分としまして6億4,851万9,614円でございます。負債合計は16億6,739万1,449円でございます。  次に262ページ、資本の部でございます。資本金の合計といたしまして8億6,860万8,799円でございます。7の剰余金でございますが、資本剰余金と利益剰余金の合計といたしまして5億616万1,242円でございます。資本金の合計は13億7,477万41円、負債資本の合計は30億4,216万1,490円でございます。  次に、263ページから268ページの注記事項、それとキャッシュフロー計算書、附属の明細書につきましては説明を省略させていただきまして、269ページ、固定資産明細書をお願いします。表の右下の年度末償却未済額でございますけども、28億5,266万7,313円でございます。貸借対照表の固定資産合計額と同額となっております。  次に、270ページの企業債明細書でございます。表中ほどの列の合計です。未償還残高の合計が9億8,874万506円となっております。以上が決算書の内容でございます。  次に、主要施策の成果の124ページをお願いします。平成30年度の水道事業の概要でございますが、給水人口が1万4,960人、給水戸数が5,898戸、配水量は176万9,346立方メートル、給水量が151万3,424立方メートルでございました。これを単純に1戸当たりの給水量に換算しますと1カ月平均21立方メートルとなりまして、水道料金は3,137円となります。これにつきましては、昨年度と同じ数値であります。配水量に対する給水量の割合でございます。有収率でございますが85.5%となりまして、昨年度と比較しますと3.4ポイント上がっております。  収益的支出の決算額は2億307万6,000円となりまして、その内訳としましては原水及び浄水費、配水及び給水費ほかごらんのとおりとなっております。
     水道施設の概要は表のとおり8つの水源地から取水能力1日当たり9,018立方メートルで、平均給水量は1日当たり4,146立方メートルとなっておりまして、能力としましては100%以上余裕があるということでございます。  平成30年度ですけども、老朽化によりまして対応が必要となりました米里配水池の修繕、外壁、屋根などの塗装といったようなことを行っております。原水及び浄水費の修繕費が増額となっておりますが、これは曲のポンプ場の滅菌薬品タンクを修繕したためということになっております。  125ページをごらんください。資本的支出でございますが、決算額が2億3,656万8,000円となりました。内容は、配水施設等改良費に1億5,192万6,000円、企業債の償還金が8,335万6,000円となっております。成果としましては、老朽管改良工事を進めた結果、緊急的な修繕工事が少なくなっております。また、修繕費の抑制あるいは収益力の向上につながったと考えております。水道会計につきましては以上でございます。  次に、議案第78号、平成30年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明を申し上げます。議案書の13ページでございます。これは地方公営企業法第32条第2項の規定によりまして、議決をいただくものでございます。  14ページをお願いします。(1)平成30年度北栄町水道事業剰余金計算書でございます。こちらは平成30年度中の剰余金計算書でございます。前年の処分積立額と当年度の変動額をあらわしております。  15ページ、(2)平成30年度北栄町水道事業剰余金処分計算書をごらんください。当年度末残高の自己資本金8億6,860万8,799円、資本剰余金3,532万8,822円、未処分利益剰余金4億4,366万9,420円でございます。当年度の純利益5,375万7,782円の5%に当たります268万7,000円を減債積立金に積み立て、繰越利益剰余金を4億4,098万2,420円とするものでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第77号及び78号の詳細説明を終わります。  次に、報告第9号及び10号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の16ページ、17ページで報告第9号と報告第10号になります。関連がございますので、一括して説明をさせていただきます。  報告第9号、10号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により報告するものでございます。  まず、報告第9号で平成30年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。  実質赤字比率は住宅新築資金貸付事業特別会計で赤字が出ておりますが、一般会計と合わせた普通会計全体としては黒字となっているため数字が出ておりません。次の連結実質赤字比率につきましても、普通会計と公営企業会計の全体として黒字であるため数字が出ておりません。次の実質公債費率は13.8%で、前年より0.8ポイントの増でございます。増加の要因は、標準財政規模の縮小及び公営企業会計への企業債償還の財源として認められる繰出金の増加により、比率が上昇しております。今後、普通交付税が減少していく見込みであり、引き続き新たな借金をなるべく抑えるなど改善の取り組みを進めてまいりたいと考えております。将来負担比率は93.8%で、前年より2.4ポイントの減でございます。減少の要因は、地方債の現在高と債務負担行為に基づく支出予定額の減少が主な要因でございます。今後の見通しとしましては起債残高が減少していく予定ですので、将来負担比率も減少していくと見込んでおります。  続きまして、17ページお願いします。報告第10号、平成30年度決算に基づく資金不足比率についてでございます。  記載されております6つの公営企業会計につきまして資金不足は生じておりませんので、数字が出ておりません。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で報告第9号及び第10号の詳細説明を終わります。  次に、歳入歳出決算審査意見書及び健全化判断比率等審査意見書について報告をお願いします。  竹歳代表監査委員。演台でお願いします。 ○代表監査委員(竹歳 秀明君) 監査委員を代表して報告します。  令和元年8月30日に町長に歳入歳出決算審査意見書及び健全化判断比率等審査意見書を提出しましたので報告します。  最初に、歳入歳出決算審査意見書について報告します。  令和元年8月30日、北栄町長、松本昭夫様。北栄町監査委員、竹歳秀明、同じく北栄町監査委員、阪本和俊。平成30年度北栄町歳入歳出決算審査意見について。地方自治法第233条第2項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、平成30年度北栄町一般会計、特別会計歳入歳出決算書並びに水道事業会計決算書及び関係書類を審査した結果について、別紙のとおり意見書を提出しました。  審査対象は次の記載のとおりです。審査の期間、令和元年7月23日から7月25日までの間。3、審査の結果。平成30年度北栄町一般会計、特別会計並びに水道事業会計の決算書類の審査に当たっては計数は正確であるか、また適正に措置されているか等について検討を加え、関係帳簿及び証書を照査し、関係当局者の説明を聴取するとともに定期監査及び例月出納検査等の結果を検討し、慎重に審査しました。各会計とも決算額は諸帳簿と合致し計数は正確で非違の経理はなく、内容も正確なものであると認めました。  各会計に関する意見は、意見書に記載しているとおりです。なお、軽微な指摘事項についてはその都度関係者に注意を行いましたので記述は省略しました。  次に、健全化判断比率等審査意見書について報告いたします。  令和元年8月30日、北栄町長、松本昭夫様。北栄町監査委員、竹歳秀明、北栄町監査委員、阪本和俊。平成30年度決算に基づく財政健全化審査意見について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、審査に付された平成30年度決算における健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査したので、その結果について別紙のとおり意見書を提出します。  1、審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  2、審査の結果。(1)総合意見。審査に付された下記健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。  (2)個別意見。①実質赤字比率についてですが、住宅新築資金等貸付事業特別会計の赤字を一般会計の黒字で補い、平成30年度の普通会計は黒字となっています。②連結実質赤字比率について。平成30年度の連結対象会計の合計実質収支は黒字となっており、比率算定外で良好であります。③実質公債費比率について。実質公債費比率(3カ年平均)は13.8%となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。次に、④将来負担比率について。地方債の現在高や支出予定額など将来負担額の減少により、平成30年度の将来負担比率は前年度比2.4%減の93.8%となっております。  (3)是正改善を要する事項については、特に指摘する事項はありませんでした。  次に、平成30年度公営企業会計経営健全化審査意見書について。1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  2、審査の結果。(1)総合意見。審査に付された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。(2)個別意見としまして、各公営企業会計の資金不足比率は、平成28年度から下水道事業特別会計の赤字が解消されています。経営健全化基準20%を下回っておりますが、今後も留意する必要があります。(3)是正改善を要する事項は、特に指摘すべき事項はありませんでした。  最後に、歳入歳出決算審査意見書に戻りまして35ページをお開きください。結びにということで、一言述べさせていただきます。  平成30年度一般会計の決算の歳入は95億1,793万1,000円で、前年度より6億2,859万2,000円減少しており、歳出も90億4,488万3,000円です。前年度より5億8,790万6,000円減少しています。歳入から歳出を差し引くと4億7,304万8,000円で、前年度より4,068万7,000円減少しています。人口減少、高齢化率の上昇に伴う社会変化により、行政の果たすべき役割は今後ますますふえ支出の増加が予想されます。歳入歳出を見る限り、歳入についてはさまざまな施策を実施し増収を図られていますが効果は小さく、支出の増加を相殺するまでには至っていません。  ことしの10月から子育ての支援の一環として幼児教育・保育の無償化が実施されます。また、消費税率引き上げに伴い、酒類、外食を除く食料品や定期購読契約をした新聞などには軽減税率が適用されます。日々行政はこれらの社会変化に対応し、きめ細かいサービスを町民に提供していますが、今後税収増加が見込めず、また支出の減額も困難な状況になったとき、サービスの質を維持することが可能でしょうか。  町村合併で旧大栄町、旧北条町それぞれにある公共施設を一つにして建物の維持費や人件費等を削減することが進められてきていますが、それとあわせて例えば中部地区を一つの広域地方公共団体とみなし、各市町それぞれの一般会計、特別会計で運営している共通の費用を共同で運営し、それぞれの公共設備、公共施設を夜間や休日、利用の少ない地域や時期等、共同で管理し町民にも利用しやすくするなど、社会構造の変化に即応した資源配分を十分に考え、協力し合って知恵を絞る時期に直面しているのではないでしょうか。以上、報告を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で一括議題とした13議案及び報告2件の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  あすは午前9時から本会議を開きますのでお集まりください。お疲れさまでございました。                 午後3時54分散会       ───────────────────────────────...