北栄町議会 2019-03-15
平成31年 3月第2回定例会 (第11日 3月15日)
求める請願
日程第42 平成31年陳情第2号 奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税
(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すこ
とを求める陳情
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出席議員(15名)
1番 長谷川 昭 二君 2番 宮 本 幸 美君 3番 前 田 栄 治君
4番 秋 山 修君 5番 町 田 貴 子君 6番 油 本 朋 也君
7番 斉 尾 智 弘君 8番 井 上 信一郎君 9番 藤 田 和 徳君
10番 田 中 精 一君 11番 森 本 真理子君 12番 津 川 俊 仁君
13番 阪 本 和 俊君 14番 野 田 秀 樹君 15番 飯 田 正 征君
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君 主幹 ───────── 福 田 香 織君
事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君
教育長 ──────── 別 本 勝 美君 地方創生監 ────── 渋 谷 潤君
会計管理者(兼)出納室長
──── 倉 光 顕君 総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君
企画財政課長 ───── 小 澤 靖君 税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君
住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君 福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君
健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君 地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君
産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君 観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君
教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君 生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君
農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君
(併)
選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君
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午前9時00分開議
○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。
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◎日程第1 議案第6号
○議長(飯田 正征君) 日程第1、議案第6号、平成31年度北栄町
一般会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を行います。
なお、質疑に当たっては、必ず予算書のページ数をお示しください。また、予算書以外の資料に基づいて質疑されるときは資料名とページ数をお示しください。
まず、歳入全般にわたっての質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、歳出の質疑を行います。
まず、1款議会費についての質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、2款総務費についての質疑を許します。ありませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 予算書33ページ、上のほうです。14節使用料及び賃借料の中の下から3行目、
庁舎LED照明賃借料62万9,000円についてお伺いをいたします。
説明では、事業者からの提案で5年リースでこの事業を実施したいということでありますが、その5年リースにする利点、メリットについて改めてお伺いいたします。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) リースにする場合、一般的に利息がつきますので、一括で払うのに比べると当然利息分がマイナスになるというか、その分あるんですけど、分割払いをするというのは一度に大きなというか、一度に費用の全額を払う必要がなくて、毎年均等で数年間にわたって均等に払うことができるということではその部分ではメリットだと思います。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 5年間均等でということですから、当該年度にいっときに支出をしなくていいという部分ではいいでしょうが、今回は1年分のリース料として62万9,000円、今回これを一括で支払うということでいくと総額が約400万円で、これを5年リースにすると約440万円、5年間で総額支出をするということで、5年間で40万円というのは民間の事業所なんかで考えればかなり大きい金額になります。
このいっときに400万円を負担するのと5年間で440万円支払いをするのと、冒頭その利点についてお伺いしましたけども、5年間均等でというその程度の理由であるなら私は本当一度に400万円を支払いをして、さらに40万円ですので少ない支出に抑えるべきだと思いますが、改めて今私がこうやって質問していますけども、担当課長として考え直されるお考えはないでしょうか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 済みません、私、説明会のときに説明が若干不足してたと思うんですが、これあくまで予算というかリースで払った場合、一括で払った場合は業者からの見積もりでありまして、最終的には入札を行ってということですので、この額は確定ではないということでございます。ですので分割で払う場合にしても、1割は多分いかないのではないかという思いはあります。そして分割で払う場合というのは、例えば公用車を買う場合ですとかパソコンを買う場合、プリンター(印刷機)を買う場合というのもやっぱり当然分割、リースで購入をしているということで、町の予算というのは一括で払う部分とそういうリースで払う部分と、そういう何か予算の中ではバランスをとって行うものではないかなと思います。
今回これリースにしておるわけですけど、そういうバランスの中で一括で払う分、分割で払う分というのはバランスで予算があるということなので、今回はこれ利息分が若干負担になりますけどリースでいかせていただいたらなという考えでございます。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 今、そのバランスでとおっしゃいましたけど、先ほど総務課長がパソコンなどと例を挙げられましたけど、パソコンに限らず電話機なんかも多分リースとかでしておられると思うんですよね。事業用の電話なんかも、ほとんどもうリースで使用しているというところが多いと思うんですよ。要はリースにすると、そのリース期間中の保守点検料もそのリース料の中に含まれていて、故障したりしたときに無償で点検なり修理もしていただける。
今回、LEDなんですよね。LEDって基本的に故障というか球切れもありませんし、要は何万時間使用すればそれで経年劣化的なもので、途中でそういう故障というのはそうはないものですから、だから私はリースをする必要性が全く課長の答弁を聞いていて感じないんですよ。なるほどなというその説明になっていないと私は思います。再度リースの必要性を、バランスと言われたらもうすべからくそれで全部終わっちゃいますよ。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 利息分がふえるという部分で言うと、おっしゃられるように一括でということは確かに随分メリットがあるのかなというふうには思いますけど、繰り返しになりますけど、例えば借金をする、起債を借りるにしても、じゃ基金がたくさんあるのに起債を借りる。それはなぜかといったりすると、そのときにおる人が全てを払うのではなくて、物を使う、施設を例えば使うのが後年度にわたる人もその分をそれぞれ負担していくというような考え方で、リースが全てだめなのかということではないのは多分御承知だと思いますけど、今回こういう形で業者が提案をしてきた。それで電気代がこれだけ下がります、リース料はこれだけ上がるんですけど電気代がその分何割か程度は下がって見合うというようなことの説明もありましたので、それも検証してみたいなということもありますので、ぜひリースでいかせてもらえたらなと思います。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 今、電気料金が下がる。これリースでなくても、一括でしても電気料金は同じように下がるんですよ。全然納得できる説明になっていませんね。
後年度に将来的にも負担をしていただくためにという、それは大規模な上水道とか下水道とかこれから何十年もずっと使うようなそういう事業については、将来も町民が快適に暮らせるようにという部分で何十年も先まで負担をしていくというそういうのはわかりますけど、5年間のLED、そういう事業には当たらないでしょう。思いませんか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) 大体予算の査定をするときには、ちょっと最初からお話をさせていただきますけど、例えば平成31年度の予算編成のときにまず収入とのバランスを見て、どうも収入のほうが少ない、あるいは当然歳出のほうが多いな。どこかからお金を用立ててこないけないということで、なるべくなら今の歳入歳出を合わせるように予算査定をします。その中でこういう場合、このLEDとかの場合についてリースがもしできるものであったら分割してというようなことはこれまでもずっとやってきてます。ただ、今、議員が言われたように今回はLEDということで、ずっとこれからの電気代とかのことを全体的に考えますと、議員の言われることも説得性といいますか、言われるのもごもっともなところもございます。私どもとしましては、今回平成31年度でリースでということで計上させていただきましたけど、ここでそう簡単にこの予算を変えるということはなかなか言いづらいとこがございますけど、平成31年度の当初予算をもってこのまま予算としてはこういうLEDにかえていただくということをある程度了承していただいて、例えば平成31年度の補正予算か何かで今議員が言われたようなやり方のほうがいいということでもしあれば、こちらのほうがそういうぐあいにもう一度再検討したときにそういうことということであれば補正等で対応させていただきたいということで、私のほうから答弁させていただきます。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 今、副町長から私の意見も踏まえて補正でもということがございましたので、その財源について云々というのがございましたが、この予算書、同じページの18節の2行目に公用車購入費で460万円というのが計上してあります。これも聞くところによると来年の2月ぐらいが車検で、たしか9年10年ぐらいになって走行キロが10何万キロでというふうな説明を受けました。この公用車の購入をもう一回、来年車検を受けて、その後にでも考えていただけば十分このLEDの400万円という財源は捻出できるのではないかなと私の個人的な考えですけども、その財源の捻出に当たっては膨大な予算ですからほかにも削れるところ、捻出できる部分があるかもわかりませんけども、そういう私の意見も踏まえてその補正対応をしていただきたいと思います。最後、もう一度副町長答弁を。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 公用車のお金でというようなことがありましたけど、公用車につきましては説明をしておりますが平成21年車で10年乗ってきました。年間1万5,000キロ走って15万キロ今走っております。来年2月までに多分あと1年ありますので、1万5,000キロ走ります。そのときに車検を受けるとあと2年は乗るということになると、プラス3万キロが加わってほぼ20万キロの状態になるということです。この車、広島までとんぼ返りしたり京阪神まで行ったりというような長い距離を乗ってますし、あと3年は苦しいのではないかなということで今回更新をさせていただくということで、消費税のこともありますしぜひこの機会でということで、この分とLEDのことはちょっと分けて考えていただきたいなと思います。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) LEDについては先ほどの副町長の答弁で結構でございます。
次の公用車についての質問に移らせてもらってよろしいでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 今の質問の続きでしょうか。
○議員(8番 井上信一郎君) はい、続き。
○議長(飯田 正征君) どうぞ。
○議員(8番 井上信一郎君) ではその18節の公用車、9年10年たって13万キロで、公用車というのはドライバーさんもある程度固定もしていますでしょうし、使わないときは車庫にも入って、手入れのほうも一般のマイカーよりははるかに管理も手入れも行き届いていると私は思ってるんですよ。常任委員会の中でも私、発言させていただきましたけども、車って手入れがきちんとしていればどこまで乗れるんだろうというぐらい乗れる。エンジンとかは、基本的にきちんとオイル交換なり整備をしていれば本当にかなり使える。私の職業柄、うちではありませんけども、中部のある事業所では90万キロを超えて現役で走っている車両があるときのう伺いました。ただ、修理とか整備にはそれなりの費用がかかってはいるそうですけども、一般のマイカーの方で年間5,000キロとか1万キロ未満の方はほとんど10年ぐらいで更新をされるというのが多いでしょうけども、公用車の日ごろの管理とかそういうことを考えても私はまだまだ十分使えるのではないかなと。私も何度か同乗させていただきましたので、ちょっと力がないのかな。だから高速なんかを走っているとちょっと苦しいなとは思いますけども、乗っていてがたがあるとかそういう部分もありませんし、今々購入するのは、それは提案ですからじゃそれはそれとして、この460万円ということですが、どのような車両を考えておられるのかお伺いします。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 90万キロということになると、30年は公用車をかえてはいけないというような理論になってしまいますのでそれはどうかなと思いますけど、460万円につきましては5人乗りのセダンのハイブリッドというようなことで考えております。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) これ今はプリウスで、プリウスでしたらプラグインハイブリッドぐらいじゃないとこれぐらいの価格にならないのかな。余り価格については詳しくないのですけども、だから例えばクラウンぐらいのグレードなのかとか、そのあたりのおおよそこのあたりのグレードの車両を考えているというのは。でも460万円ということはある程度見積もりというか出されていると思うんで、だから460万円という金額が上がってきているので……。
○議長(飯田 正征君) 井上議員、簡潔にお願いします。
○議員(8番 井上信一郎君) だからある程度その車両クラスがこれぐらいのものというのがあればお聞きいたします。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 5人乗りセダンハイブリッドの、ごめんなさい、2500か2000ccかどちらかちょっと詳しくはないですけど、その程度までということで押さえさせてください。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
4番、秋山修君。
○議員(4番 秋山 修君) 32ページ、4目の財産管理費、12節の役務費で最初の項目に全国自治協会町有建物災害共済保険料870万円とありますけども、これの根拠を教えてください。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 根拠は、これまで今加入していて支払っている保険料に若干上乗せを見てとりあえず予算を組んでいるというような形です。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 計上されるときに、一般の民間の損保会社なんかの保険料とかも検討された上での計上でしょうか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 全国の町村は全て町村会の保険というのに加入をしておりまして、多分民間の保険は検討されてないと思いますし、我が町でも検討はしておりません。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ぜひ検討していただいて、有利な面と不利な面というか、そういうのもしていただければありがたいなと思います。
そして次にですけども、この保険料ですけども、平成30年度の当初予算で875万円計上されています。今回の補正で243万円の減額補正をされております。平成30年度の実質の保険料は632万円で支払われるような予定になっていると思うんですけども、平成30年度の当初予算の875万円と今回の当初予算870万円、5万円の減額ですけども、また平成30年度みたいな保険料の支払いというようになるようなことはありませんか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 掛金が上がるというようなことは情報は入っておりませんので、多分平成30年度と同じような額になると思います。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 平成30年度と同じような金額になるということになると、630万円ぐらいでいいのではないんですか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) そのとおりでございまして、この予算要求をしてこの予算書が印刷をされてからそういう指摘をいただきましてそういうことを調査しましたら、そういうことがわかりました。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ちょっともう一度なんですけども、この保険料は例年いつごろ支払われるんですか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 6月、7月ごろです。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ということは平成30年のこの保険料もそのころに払われているわけだから、今回の予算を計上するときには十分余裕があったと思うので、精査の上予算計上をぜひしていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) チェックができておりませんでしたので、きちっと整理をして計上させていただきます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ちょっと別件です。37ページ、9目の企画費、19節の負担金、補助及び交付金のところで37ページの上から7段目ぐらい、路線維持費補助金というのが918万円計上されているんですけども、これの計上根拠を教えていただけますか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の御質問にお答えします。
この金額につきましては、平成28年度当初予算の額と同じ額で計上させていただいております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 今回補正予算で出されているものに376万7,000円の増額の補正をされて、もとの予算に比べると41%もプラスしたような金額。それで平成30年度は1,294万7,000円の予算というか、執行はこれに近い金額になると思うんですけども、なのに平成31年度の当初予算では平成30年度と同じ、平成28年度からと今言われましたけども同じ918万円の計上なんですけども、この金額で大丈夫なんですか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 当初予算の説明会でも御説明しましたが、このバスの補助金はバス会社の経費に対して利用者数、乗客数なり、それから経費から利用者数を引いたところの赤字部分を国が補助し、県が補助し、その残りを町が負担するものであります。したがいましてその年の利用者数なり燃料費などが影響してきますので、実際幾らになるかというのはやはりその年になってみないとわからない部分がございます。
秋山議員がおっしゃるとおり確かに前年度実績は1,200万円ですとか高い部分が出ておりますけど、これも本当に来年度の燃料代ですとか利用者数にも実績で変わってくるものでございますので、当初予算としては前年度見込みからすると足らないだろうと予測はできますが、全体的な予算の関係で平成28年度実績の金額で計上させていただいているものでございます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 平成30年度と平成31年度がそういう乗客見込み数だかと燃料費だとかで大きく変わる要因というのは、今の段階では読み込めない。前年度とそう変わらないような予測のほうが実態に近いではないかと思うんですけども、その辺はどうですか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) 大体予算の組み方でございますけど、先ほどもちょっとほかの議員の方にもお話をさせていただきましたけど、全体を見て昨年度の実績を見ながらこれぐらいは多分要るだろうというのは原課から来ます。私のほうの段階で例えば収入と支出のバランスを見て、何とか補正で対応できるものは補正で対応してもらうようにということで、全体的な予算を調製させていただいている部分があります。
この路線維持の関係につきましても、原課のほうは先ほど議員が言われたように実績をもとに最初の財政の上がってきた段階ではそれなりの金額が上がってましたけど、先ほども言いましたように財政査定といいますか私の査定の段階で切らせていただいて、補正で対応できる場合もあるということで、そのときになればまた補正でお願いするというような対応をしております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 予算の組み方というのはまだよくわからないところがありますけども、基本的には当初予算においてはその予算年度に起こる、予測できることは全て計上して、そして途中で重大な変化が起きたり新しいことが起きたときに補正を組むというのが基本的な考え方で、歳出のほうはできるだけ余裕を持って、歳入のほうはできるだけ厳しく見込んで予算をつくるのが基本的な考え方ではないかと思うんですけども、その辺の考え方についてはどうですか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) 当然歳入のほうは厳しく見積もりますし、歳出のほうもやはり歳入に見合う歳出といいますか、実績も加味しながらするのはもちろん当然のことですけど、例えば今の家計で言いましたら貯金がこれだけある。じゃこれだけは崩しても大丈夫というようなところを見ながらの全体の歳出を組みますので、先ほども言いましたような予算の組み方については本町だけではなくて各町が苦労しているとこでございます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) 私は33ページ、財産管理費の先ほど井上議員がおっしゃられた
庁舎LED照明賃借料に関しての質問をまずさせていただきますが、私も井上議員の考えと同じでして、一発でやられるのがいいだろうというふうに思っております。その中で、副町長の答弁で見直してみたいというような話もありましたからそれはそれで結構だなと思いますが、ちょっと技術的な話をしますと、今回の予算では5年リースで62万9,000円が歳出に上がっております。5年リースということになりますと440万円ぐらいの債務が発生するわけですが、そのうちの単年度の62万9,000円がここに計上してあります。その440万円の債務というのは、リース物件で債務負担行為にそもそもあらわしとかないかんのだないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) リース物件とかについては、自治法の改正で債務負担行為はとらなくてもよいというふうに何年か前に変わったというふうに記憶しております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) それはそれでわかりました。6ページの債務負担のところに上がってないんで、四百数十万円の債務が出るのにいいのかなと思いましたんで質問させていただきました。地方自治法の改正ということであれば結構だと思います。
次に行かせてもらいます。企画費でございますけども、企画費の37ページの19節負担金、補助及び交付金の中の終わりごろでございますが、ここに中国友誼の集い負担金1万8,000円と上がっております。この中国友誼の集いというのはどういうことでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えいたします。
こちらにつきましては来年度のみの単年度予算でございまして、ちょうど日中平和友好条約の締結40年なり中華人民共和国が建国されまして70年を迎えます。そうしたところで中国大使館の要人を鳥取県内にお招きしまして、日中友好を深めようというような動きがあります。こちらのほうで、そういった動きの中で県の日中友好協会、市町村などが実行委員会を組織しまして、そういった友好を深める集いを来年度限り1年1回やろうということで実行委員会が立ち上がっておりまして、そちらに対する負担金でございます。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 内容はわかりましたが、先ほどありました負担金を払うということでございますが、県内19市町村全てがこれに参加されるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。
済みません、ちょっと記憶が全部だったかというふうには定かではありませんが、ほとんどの市町村の名前が実行委員会の中にあったというふうに記憶しております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) それはわかりました。
次に行かせてもらいます。34ページの6目の北条支所管理費及び36ページの先ほどの企画費の中の19節負担金、補助及び交付金の関係でございます。連動しておりますので両方一括して聞かせていただきますが、今回の予算の提案に当たって町長の提案理由の中に、第1回北条ふるさとまつりが実施されて地域の皆さんが自主的な活動をしておられるんで、再度平成31年度も支援をしたいということでおっしゃいました。その関係の予算として、先ほど言いましたように36ページから37ページにわたっとる企画費のその負担金の中で地域の自立・活性化活動支援交付金で50万円が出ておりますし、さらに6目の北条支所管理費の中で約33万円が支出をされるということで、合わせますと80数万円の費用が平成31年度の北条のふるさとまつりに支出されるということでございます。
当初はこの地域自立活性化の50万円が公費で出てやっておられるというふうになりましたが、ことしの予算を見ますとさらに北条支所の中の費用から、いわゆる需用費等から33万円が支出されるということで金額が上がってきております。
何を言いたいかといいますと、確かに北条地区の活性化のためにということでスタートをされましたので、これについてとやかく言うこともございませんが、何か私が見る限りなし崩しにどんどん祭りの費用に公費が投下されるんではないかという懸念があるんで質問をさせていただいたわけでございます。
御案内のとおり、旧北条町と旧大栄町が合併したときに合併協定書を取り交わしました。その調整項目の中で、祭りを当時それぞれの旧大栄では大栄のお台場まつり、それから北条のほうにも砂丘まつりというのがございました。その祭りをどうするかという調整の結果、祭りは一つにするということで決まりました。合併をして、北栄砂丘まつりということで合併時からずっと北栄町もまつりを夏の時期にやってきておりました。これもずっとやってきておりましたが、このたびバイパス工事の関係であそこの用地、旧建設省、今の国交省の用地が使えなくなったということで、結果的にあそこでできなくなってお台場のほうに祭りが移ってきた。どうもちまたのうわさですと、大栄側に祭りをとられてしまったというような話があります。私は、常にそのときにはとったとられたではない。あそこの用地が使えんようになったから、でもある一定の広さが要るから結果的にお台場に来たんで、別に大栄側が祭りをとったわけではないということも申し上げております。何かその辺があって、北条地区の振興にとられてしまったから祭りをしょいやというような雰囲気があるのではないかというような思いもしてならんわけでございまして、言いたいのはやっぱり町全体でやる祭りは一つです。北条地区で活性化をするために祭りをされるのは結構でございますけども、そのためにその予算がなし崩しにふえてくんでないかという懸念があるんで質問させていただいたわけでございますが、このあたりいかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) まず50万円につきましては、地域の自立活性化につきましては、祭り用に用意された補助金ではございません。こういうことをしたいんでということで企画書を書かれて、出されてプレゼンを行ってかち取るということですので、それが町が祭り用に用意したお金ではないということは御理解いただきたいと思います。
そして今回、合併協定書のときには同じ祭りが2つあった。調整を行うために一つにしたということですけど、今回祭りをとられたというのはそういう感覚ではなくて、純粋に北条地区の振興をということだというふうに思っております。
今回、30万円ほどの予算につきましては、祭りは北条地区でやられるかもしれませんが、昨年の祭りもすごい盛況でしたし、それを北条地区だけで終わらせるのはもったいないというか、町全体に広報して町全体の皆さんに参加をしてもらうためにチラシの予算とかをその部分を町でつくるということですので、北条地区の祭りだけで終わらせないための予算であるということで御理解をいただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) その金の中身はどうあれ、そういうことをやりながら町の予算がどんどん出ていくということを言いたかったわけでございまして、そもそもはその祭りをされるとか北条振興にかかわる部分も自立活性化資金を使っていろんなことを編み出していかれるというのを先ほど言いましたように否定をするもんでもございませんけども、こういうことで結果的に祭りをおやりになる。その中で予算が出ていくことがいかがかなと思っているわけでございます。
大栄地区のほうから見ると、このことがずっと進んでいくとやはり結果的に町が融和せないかんのに分断に向かっていくでないかというような心配もありますので、今回こうして予算上がっておりますしおやりになるということですから、それはそれで私は認めるつもりではおりますが、次年度以降に向けてやはりもうちょっと考えてもらわんと、何か一方的にどんどんなし崩しに出ていくような気がするために今回申し上げたものでございますので、重々その実行委員会のあたりでも考えていただきたいというふうに思います。どうでしょうか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 分断のための予算ではない。当然地域振興であったり地域の活性化であったりということで、必要なということで御理解いただきたいなと思います。次年度以降につきましては、重々検討したいと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
14番、野田秀樹議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 14番、野田です。32ページ、4目の13節、上から3行目の町有地管理委託料、これ三陽合繊ということですけど、これはフェンス際の除草費と考えてよろしいんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 野田議員の御質問にお答えします。
フェンス際の草刈り委託料の費用でございます。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) この22万1,000円というのは、年に何回で、フェンス際何メートルということでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 大体年2回のフェンス際を3メートルから5メートルの幅だったと思いますけど、ちょっとそこの正確なところを覚えておりませんけど、そのくらいの除草範囲でございます。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 大体自治会で例えば町管理道路、町の管理する道路なんかを除草を受けた場合には、着工前の写真、それから作業風景、それから完成後の写真を提出したりするですけども、ここもそういった格好で委託先にそういった書類は提出を求めておられるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) ちょっと済みません、はっきり記憶がございませんので、確認してまた答弁させていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) といいますのが、昨年のときにそういった説明を受けたときにフェンス際3メートルか5メートルですかね、ということで受けたんですけども、実際には場所によっては2メートルもないようなところもかなりありましたし、その辺が自治会で受ける場合にはそういった格好できっちり書類も出しておりますし、この委託先は知っとるんですけども、そこには提出が仮にしてあれば行政側としてもここは幅がないんじゃないかとかそういうことがわかるんだと思うんですけども、その辺のことはどうでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 確かに書類があればそういった確認ができると思いますし、実際作業が終わった後、職員のほうも確認には行かさせていただいておりますので、そういったときには作業範囲が不足している場合は今後きちっと指導のほうはしていきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 昨年もそうでしたけども、ことしも年2回ということですけども、年2回ではとてもじゃないですけども近隣の住民の方が、私も昨年までは自治会長をしておりまして苦情が来るわけです。もう何とかしてくれと。いや、町のほうで年2回刈っとるということを言うんですけども、何が年2回でそがなこと、かなわんですわということを言われるですけど、その辺についてはどうでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 予算2回分計上させていただいておりますが、もしそういった状況がありましたらまたお伝えしていただければ、また必要な経費をちょっと検討して補正なりお願いするかと思いますけど、状況を見ながらちょっとその辺は今後検討させていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) じゃよろしくお願いします。そのフェンス際の幅もある程度やっぱり刈ってもらわんと、草がかなり急に大きくなる時期がありまして、そのときにもフェンス越しに道路に出てくるような格好になりますのでよろしくお願いします。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) こちらのほうも気をつけますけど、もしそういった伸びているとこがありましたら地元のほうからも声をしていただければ対応したいと思いますので、よろしくお願いします。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
3番、前田栄治議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 予算書の36ページです。企画費の中の8節報償費、一番上に政策研究調査講師報償費とあります。30万円予算組んでおられるんですけども、どのような政策研究調査の講師を呼ばれてどういう講習をされるのかということを。
○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。
○地方創生監(渋谷 潤君) いただいた御質問にお答えいたします。
こちらにつきましては、2015年9月に国連の持続可能なその開発サミットの中で採択されました持続可能な開発のための2030アジェンダ、いわゆるSDGsというふうに言われるものですけれども、こちらにつきましての主には職員に向けた研修を行うことを目的として組んでいる予算でございまして、想定している講師といたしましてはこのSDGsについてどのように政策に生かしていくか、あるいはそもそもSDGsの概念というかそれを政策に取り入れる意義、そういったものについて話していただける講師といったものを想定をしておりますが、具体的などういった方にするかとかいうところまでについては決定はしておりません。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 委員会でも少し触れましたけども、町長の施政方針の中に地方創生総合戦略の第1期の総仕上げに取り組むとともに、平成32年度は北栄町まちづくりビジョンの終了を迎えるに当たり次期計画の中に持続可能な開発目標であるSDGsの理念を導入することを検討してまいりますとあります。17の目標だとか先ほどの持続可能な自治体を目指すとかということで、必要なことだということでこの調査講師をお招きするんですけども、ことしは職員向けの研修会とかを開くということですけども、最終的な目標として北栄町版SDGs、初めて出る言葉なんで大きな理解をまだできてないですけども、北栄町版SDGsというものを最終的な目標として北栄町版としてつくる。そういうことを目標として考えるということが最終目的なんですか。
○議長(飯田 正征君) 渋谷地方創生監。
○地方創生監(渋谷 潤君) 再度の御質問にお答えいたします。
最終的な目標といたしましては、北栄町の今地方創生の総合戦略、また今後改定を行う予定としておりますし、またまちづくりビジョンにつきましても終了年度1年ずれますけれども見直しの時期が近づいているということでございます。
そういった中で、SDGsの概念また政策にどういったふうに生かしていくかというような観点を十分に勉強しながら、最終的な目標といたしましてはこのSDGsの目標であったりですとか理念といったものをこの総合戦略、まちづくりビジョンにしっかりと盛り込んでいく。つまり総合戦略、まちづくりビジョンの中にSDGsというものをしっかり位置づけていくということが最終的な目標でございます。
議員御指摘のそのSDGsというものだけで何か戦略をつくるというようなことは考えているわけではございませんで、まちづくりビジョンといったそういった今の既存の計画の中にそういったSDGsの概念をしっかり盛り込んでいくということを目標としております。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) また徐々に理解していきたいと思いますけども、次に行きます。
38ページの13目情報処理費の中の13節委託料の中に行政情報システム保守委託料があります。去年これちょっと補正でもしもこの金額に近づいとったらなんですけども、400万円近く金額が去年当初より上がっているんですけども、ちょっとその理由。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 比較というのはできませんけど、今回鳥取県情報ハイウェイ接続に係るそういう業務の関係ですとかLGWANサーバー、仮想パソコンのアップグレード、ウイルスバスターライセンスというようなことですので、これから見るとLGWANのADサーバーL3スイッチの更新という部分がありますので、その部分の更新で経費がふえているということのようです。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) わかりました。次に行きます。
39ページ、次のページですね、16目の移住推進費の中に一番上、1節報酬、地域おこし協力隊報酬とあります。説明の中で、今8人の予算ということであります。一人一人のということではないんですけども、移住推進費というところで考えると、やっぱりこの地域おこし協力隊の方々にぜひ研修を積んで技術をつくったらぜひ北栄町に最終的に移住していただきたい。住んでいただいて、やっぱり町民になっていただきたいというのが最終目標にはあると思うんですけども、実際1人今まで定住していただいているということなんですけども、そろそろやっぱりそういう段階、地域おこし協力隊として来ていただいて技術を磨く、研修をする、働いていただく次の段階にもう行かないといけないのかなというふうに思うので、ぜひ移住定住に向けて何か考えがあれば。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 前田議員の御質問にお答えします。
地域おこし協力隊につきましては、これまで3名の隊員が退職しましてそのうち1名が定住しております。1名は家族の事情で県外のほうに帰りましたし、1名は体調不良ということで帰っております。
議員のおっしゃるとおりで、採用時につきましては将来的な定住意思があるかというようなことは確認した上で採用をさせていただいております。各隊員も定住に向けた形で将来のビジョンを描きながら、日々活動に取り組んできておるところでございます。そういったところで、観光交流課といたしましても産業振興課にいたしましても支援をしているところです。ただ、やはり3年たつところとか任期途中でどうしてもいろんな家庭の事情等が主になってくるんですけども、そういったところで帰らなくてはならない。北栄町を去らなければならないとかというようなことが出てきますので、そういったことはいたし方ないのかなというふうには思っております。
産業振興課なり観光交流課のほうの支援としましては、やはり将来的に収入がなければ定住できませんので、そういったところの将来的な仕事というものを見据えながら、面談もしながら活動を支援しているところでございます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
7番、斉尾智弘議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)斉尾智弘でございます。同じく39ページの移住推進費のところをお尋ねします。
先ほど同僚議員が質問しておりましたように、この制度は最終的には町に定住していただくのが最終目標だろうというふうに思っております。その中で、有害鳥獣の対策の隊員が着任しておりますけども、なりわい、竹林とかを処理するような隊員、そういうことが栄の奥のほうに担当というような形で入っておりますけども、こういう方の生活を、将来的に定住するためには仕事になる、生活費をいかにして稼ぐかということが大事になるかと思います。この辺の、もう何年かなっておりますけども、この辺についてどういうふうな対策の支援なり協力の対策なり、こういうことをできておりますか。この辺のことについて、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) ただいまありました西高尾、東高尾それから上種地区に設置しております有害鳥獣の捕獲と鳥獣のすみかとなっている荒廃した竹林等の整備、またジビエ振興などを目的といたしました地域おこし協力隊ですが、この方につきましてはなかなか3年後のいわゆる収入につながるもの、いわゆる仕事というのを見つけることに対しては、町としましては例えばその有害鳥獣の実施隊の中には大栄西瓜をつくっていらっしゃる方もいらっしゃるわけでして、そういう方との交流を通じてスイカ農家になるようなことも研究してみたことがございますし、またジビエの関係では倉吉のほうにはなりますけれども、東高尾の方がやっていらっしゃる日本猪牧場が現在HACCP認定も受けて、ジビエ振興で非常に社員等も含めた労働力の確保等ではこうした有害鳥獣の実施隊と一緒になってやっていきたいというような御要望もあったりしまして、そうしたところをつないで、その後の何年後かの収益にきちんとつなげていくような取り組みというものを御提案したりとかというような形で進めてきておる内容のものでございます。
○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)そういうふうな形で努力はされてるということは理解できました。
それでその結果、どういうふうなことになりそうでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) この有害鳥獣実施隊につきましては、この3月31日が任期でございます。ただし、この方は大阪から来ていただいているんですが、さきの震災で実家のほうが震災によって被災に遭われたり、それから来られていらっしゃる方の家庭の事情で実家のほうの御家族の面倒を見るというようなことがちょっと発生しましたために、本来はその後も北栄町のほうに在住を希望されてたわけですけれども、昨年来の面談等の中で今回この任期を満了して大阪の御実家のほうにお帰りになられるということを確認したところでございます。
○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)この隊員の方については、非常に私は大事な人材だというふうに思っておりました。しかしながら、なかなかこういう今取り組んでおられるようなことでなりわいといいますかね、ずっと生活していくようなそういう工夫、こういう仕事を創出していくにはどうすればいいのかなということも私なりには考えておりましたけども、やっぱり生活費という部分ではそれなりのこの3年間でこういうことをやればこれだけもうかりますよ、これだけ生活費が創出できますよということを、やっぱりきっちりと計画立てる中で募集していくべきではないかなというふうに最近思っております。ですから取り組みとしては大事な分野でございますので、何とかこれで生活できるんだよ、ですから来てくださいというようなことを何とかつくってもらいたい。これは大事なことだと思います。でないと、3年間住んだら除隊といいますかね、隊員から外れていく。また県外に戻られてしまうというようなことが発生していくと思います。ぜひこの辺はしっかりと検討していただけたらと思いますけども、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員のおっしゃるとおりでございまして、しっかりとそうした来られた、もしくは面談をして採用となった地域おこし協力隊が以後もこの地域でしっかりと生活できるような中身のものをしっかりと構築をしていったり、あと本人のやりたいという積極的な意欲をしっかりと引き出して、地域の中で活性化につながるような、地域おこし協力隊を除隊した後でも地域の力になれるような人の力になっていただけるように、こちらのほうとしても十分に取り組んでまいりたいというふうに考えています。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。36、37ページにかけまして企画費でございます。負担金、補助及び交付金の一番下、37ページです。滞在型地域創造事業補助金で330万円ありました。説明の中で、いわゆる町内の民泊を促進しながら国内外を問わず観光客との交流を促進する、推進するというふうな説明がございました。これについて、もう一度事業の中身をお願いします。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 津川議員の御質問にお答えします。
こちらの滞在型地域創造事業補助金につきましては新規事業でございまして、町内で民泊事業を行いたいという個人または事業者の方がその住宅なり空き家を改修して民泊をされるときの、その民泊を行う施設の改修事業の一部の支援ですとか、あと研修等のソフト事業に対して費用を支援するものでございます。こちらの財源につきましては、県3分の1、町6分の1の事業費の2分の1を補助するものでございます。
○議長(飯田 正征君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 新規の事業ということで、民泊の事業をするというふうにおっしゃいました。いわゆる事業ということになると、年間の稼働率だとか受け入れ人数だとかというふうな規定があると思うんですが、そのようなことも含めたところでいわゆる貸し付けの要綱なりはもうできてて、あるいは何件のそういう事業者を目標にされていて、何組あるいは何泊の観光客との交流を目指しているというふうな目標とかはありますか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えします。
こちらの事業で改修をして許可が取れるのは簡易宿泊業の許可でございます。こちらにつきましては簡易宿泊業でございますので、年間180日の事業ができるという形になります。詳細につきましては、今実際にこの予算を上げさせていただきましたのは住民の方でこういった事業をやってみたい、民泊事業をやってみたいんだけどというような相談がございましたのでこの事業を創設させていただいているんですが、実際のところそういった詳細のところについてはまだお聞きしておりませんが、この事業を活用するに当たりまして県の補助事業でございまして、県のスキームの中では県の審査会の中で計画を説明し、その中で認められないと補助事業に取り組めませんので、当然そういった中で年間どれぐらいの民泊事業者を受け入れ、どんな活動をするかというようなことを説明した上でないと事業にはかかれませんので、そういったことはこれから詳細を詰めていって実際に行うことになるというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、次に3款民生費についての質疑を許します。
6番、油本朋也議員。
○議員(6番 油本 朋也君)6番です。49ページをお願いします。4目介護予防生活支援費の19節負担金、補助及び交付金のところです。中ほど、タクシー利用料助成事業費補助金の件についてちょっともう一度申し上げたいことがあって、やはり気になるんで申し上げるんですけども、以前から説明を頂戴したり質問とか意見が出ております。ちょっと論点をはっきりさせたいんですけども、いわゆるおっしゃるにはタクシーのいわゆる回送料ですか、迎えに行くときにお金を取る取らないがいろいろあるということですが、そういうところじゃなくって、いわゆる迎えに行ったときのその距離により中型なり小型なりで220円とか270円とかが必要であるよということが、いわゆる町民の方は御存じない方が結構多いということらしいんです。それをやはり周知するべきではないかと思うんで、このいわゆるタクシー申し込み時にお迎えの距離により回送料なりを申し受ける場合がありますと。そのお申し込み時にそのことを御確認くださいとはっきりいわゆる伝える具体的手段をとられるべきじゃないかと思うんですが、その件について御意見をお伺いします。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 油本議員の御質問にお答えします。
回送料金についての周知の御質問でございます。実際、通常の運行料金のほかに2キロ以上に行かれるときに回送料を設定して申請をされて認可を受けておられる業者の方については、回送料をもらわれるということになっております。油本議員のおっしゃるように、町民の方にその回送料という概念というものが確かに十分に伝わっていないということであれば、その部分についてのいわゆる回送料ということについての周知の部分については検討していってもいいのではないかなというところは考えておるところでございます。特定の業者というわけではありません、回送料ということについて必要なことがあるということについてのことは検討していってもいいのではないかとは考えているところです。以上です。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)おっしゃるように、いわゆる特定のABCD4社あって、A社は取るがBCDは取らない。そういうことをどうこう言ってるんじゃなくて、今課長おっしゃいましたように本来は要るものであって、それは申し込み時にとにかく確認してくださいというふうなことをしていただければうれしいと思います。
具体的にもう事業が始まる。4月から予算通れば始まるわけですけども、なるべく早くそういった手段をとっていただきたいと思いますが、どういったタイムスケジュールでやられるつもりでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 再度の御質問にお答えします。
この件につきましては、一般質問の答弁で町長のほうが申し上げましたとおり、現在その回送料のことについては運輸局のほうからの指導が入っておるという状況を確認しております。実際他の回送料をもらわれてない業者の方が回送料を今後もらわれるようにされるのか、あるいは回送料をもらわないような形で申請をされ直すのか、そういったことの状況が不明であり、今後例えば中部で同じような形で回送料を取られないような状況になる。これは地元の業者の方も協議を進めておられるということを聞いておりますので、そういった状況で不透明なまま記載するというのを早急に行うほうがいいのかというのは少し迷うところでございますので、ある程度その方向性、運輸局のほうも指導を続けておられますので、そういった方向性が出てはっきりわかった時点で判断をさせていただきたいとは考えておるところです。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)もちろん町長のおっしゃったしばらく様子を見る、もちろんわかっております。ですから、申し込み時に回送料を申し受ける場合がありますのでというふうにインフォメーションされればいいと思いますけども、この件もあわせましてまたよろしくお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) 先日の一般質問もありましたし、全協のときにもお話しさせていただきましたけど、民業に対する圧迫になってはいけません。その書き方については、その全協のときにも私のほうからも、もしそれを書くんだったら民業圧迫にならないような書き方をしますという話もさせていただきました。
今、陸運とかあるいはこういう書き方は大丈夫でしょうかみたいなことで、顧問の弁護士さんのほうにお話をしております。例えば回送料という概念を一般の方がもし知られないということだったら、例えば回送料がかかる場合がありますとか、そういうような何か書いても大丈夫なような仕方でお示しをしたいと思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 9番。56ページ、3目の放課後児童健全育成費、この13節の1,600万円。予算説明会から何からといろいろと説明を受けました。それでこの保育士を募集されるということなんですが、最初にちょっと簡単な質問をさせてください。その7月から民間委託されるとき、この募集されるという場合に、この募集自体は民間業者がされるのか町が募集しなきゃなんないのか、または双方が協議してやるものなのか。どうなんでしょう。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) お答えします。
今問われているのは支援員の採用のことだと思いますけれども、支援員につきましてはもう4月1日から稼働していただかないといけませんので既に募集を終えておりまして、面接も終わりましてそれぞれ大栄、北条、人員が配置できるように今しております。7月1日からの委託につきましては、その方を採用していただくようにというふうには考えております。
○議長(飯田 正征君) 藤田議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) その民間委託業者さんにしても今稼働されている方にしてもやはり契約書を取り交わされるんでしょうけど、何が一番心配しとるというか考えなきゃならんというのは、子どもたちの安全面ですよね。安心はもちろんですけど、この安全面でいわゆる責任の所在というのを契約書でちゃんと明記していただけるというか、するようになってるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 子どもたちに対する安全面といいますか、例えば何かけががあったりという場合については、その原因はどこかというところで責任の所在というのは変わってくると思います。施設に問題がある場合は当然施設は町の管理ですからそういったことになりますし、責任の所在というのはその原因がどこにあるかというところで変わってくると思います。以上です。
○議長(飯田 正征君) 藤田議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) ここでは最後にします。7月からもう完全に委託というか移行できるんですね、今の状態から。いや、今3月ですよね。4、5、6、あと3カ月、7月から完全に移行できるですよね。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 3カ月間ですけれども、問題はないというふうに思っております。
○議員(9番 藤田 和徳君) 終わります。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
5番、町田貴子議員。
○議員(5番 町田 貴子君) 同じ56ページの3目放課後児童健全育成の委託のことですけれども、民営化に当たって委託するのに7月からということですけれども、この議会が済んでとりあえずは委託の方向に行くとすれば業者とかの公募はされますか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 広く公募をかけたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 町田議員。
○議員(5番 町田 貴子君) やはり公正公平に7月からで急いでしないといけないと思いますけれども、条件を幾つかやはりつけて公募されるとは思いますけれども、いつごろの公募になるのか、大まかなこれだけはというような条件をお願いします。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) この議会で予算を認めていただきましたら公募をかけたいと思っております。
それで公募の条件といいますか、ここはというところについては、今の支援員さんを採用していただくこと、それから子どもたちの安全に配慮していただくきちんと対応をとっていただくこと、それから支援員の確保、例えば急にやめられたりとか、それから夏休みに子どもがふえたというような場合に柔軟な対応の支援体制をとっていただくこと、それからしっかりとした研修体制がとれること、そういった面、あとは子どもたちにとって何かプラスになるようなイベントであったりだとかそういったような提案ができるかどうかというようなところも含めて、業者のほうは決定したいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 町田議員。
○議員(5番 町田 貴子君) 予定として、人数は北条、大栄もどうでしょうか、ことしというか4月からふえそうでしょうか少ないんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 来年度の入級者の予定数ということだと思いますけれども、平成31年度につきましては今のところですけど北条が117名、大栄のほうが88人という入園の申し込みをいただいているところです。
実際、支援員のほうも何とかそれに対応できるところまでは確保しましたけれども、やはり支援の必要な子どもさんの入園も希望を聞いておりますので、そういったところでも柔軟な対応ができるような提案をいただけるところに業者のほうを決定したいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 町田議員。
○議員(5番 町田 貴子君) 今聞きますと大栄のほうは88人ということで結構多いので、先日からちょっといろいろ議題になっています大栄分館の1部屋ではちょっと少ないということでいろいろ検討されていますけれども、その件は今どういうふうになっているんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 大栄の入所希望の子どもの人数ですけれども、昨年に比べると若干は減っております。88人申し込みされている方が全員そろうということは多分ないとは思いますので、何とか今の借りている場所で対応できないことはないんですけれども、昨日の一般質問から意見をいただいております別の部屋について、昨日使用しておられる団体とも協議を持ちました。何とかほかに活動できる場所があればということで、今後そのほかに活動できる場所もいろいろ探して提案しながら協議を進めたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 町田議員。
○議員(5番 町田 貴子君) ぜひそのもう1部屋をというのを早急に探し出していただきたいと思います。
それとさっき聞き逃したんですけれども、委託業者に委託する場合の条件は今の支援員さんを同じ人をということとか安全確保とかというのは聞きましたけれども、今やっている支援員さんにお願いしているお給料というですか時間給の金額とか預かる時間帯とかの変更とかありますか、今の条件と同じなんでしょうかね。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 支援員さんに対しての賃金については、現状は確保していただきたいということはお願いしたいというふうに思っております。
あと受け入れの時間でしょうか。受け入れの時間等については町のほうが決定する事項ですので、そこは特に変わりはありません。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
3番、前田栄治議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 放課後児童クラブの件で今ありましたけども、柔軟な対応をしていただける提案をしていただいたところということだったんですけど、これは当然町のこれだけの金額で委託する以上、何社か公募があった中でプレゼンをしてその中で町がこの業者と決めてしまわれるのか。プレゼンをした中で、その中でまたいい提案があったところの入札をかけるのか。その辺ちょっと曖昧なので、そこをもう一度お願いします。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) プロポーザル方式ですので、提案を受けて業者のほうは決定したいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) わかりました。
先ほど49ページの同僚議員からあった介護予防生活支援費の中の19節負担金、補助及び交付金のタクシー利用料助成、先ほどのタイムスケジュールの中で町長の一般質問等もあって様子を見てからということでした。確かに今まで説明会とか全員協議会とかいろいろなところであって、私も陸運局のほうにちょっと問い合わせをしてみましたら、やはり町長や課長が言われるとおりの回答でした。そのままでした。やっぱり回送料を取るということを条件に営業許可を出している以上、取らないといけない。取らないところのほうに指導しないといけないかなというようなことを言っておられました。同じことでした。
ただ、私が言いたいのは、それを含めた上で先ほど同僚議員も言ってましたけどもやっぱり福祉課長の答弁のとき回送料というのをやっぱり知られない。私もたまにやると先に回送料があって後で上乗せしていった金額じゃなくて、金額をばあっとあって、1,500円なら1,500円あって、最後に回送料がぽんとなって、請求されるときには1,800円ですよとかって急に言われるんですね。焦るです。1,500円だと思っとったら1,800円だわいと。そういうことがあったりするので、やはり回送料というものをふだん特に乗らない、この辺はやっぱりマイカーが多いですので、やっぱりタクシーにふだん乗られない方も多いと思います。乗ったときにやっぱりちゃんとわかるようにチラシをつくられるんですけども、回送料がかかる場合もありますよということをやっぱりちゃんと載せてチラシをつくるべきだと。先ほど様子を見るということですけども、チラシをつくって入ってしまえば1年間はもうそれはできないということになりますので、そのチラシをいつつくってそういう形で向かわれるのかということを。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 前田議員の質問にお答えします。
回送料のことについてのお知らせという部分で、言われるように一度載せてしまうと1年間そういった形で途中でそのことを入れ直すということは難しいのではありますけれど、現在指導を受けてどうされるかということについてはこちらからも運輸局でどのタイミングでそれが変わっていくのかということも確認しながら、ただそのあるなしにかかわらず回送料ということについての周知という、その回送料はこういうものでかかる場合があるという形での周知ということであれば、その回送料のことについて載せるということはある程度めどが立った時点で載せるということも検討はしていかなければならないかなとは思っているところでございます。以上です。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 言われたのは、陸運局の指導はちゃんと取りなさいよという指導です。その結果はどっちであれこの今の議論にはもう関係なくて、全協でも言いましたけども、回送料というものがかかる場合がありますというのは当然回送料を請求してもしなくてもとにかく回送料というものの周知が必要だということなんですよ、言ってるのは。指導がどうのこうのではなくて、回送料というものの周知をちゃんと載せてチラシをつくってくださいねということです。
副町長が民業圧迫だとか営業の妨害にならないようにと言いますけども、普通いろんな小売店とかいろんなののチラシを見ても、やっぱりこまい字でもいろんなことが書いてあります。価格はこれ、でもそこの下にはこういう作業が生まれたら別途料金いただきますよみたいな、全部書いてありますよ。それは民業圧迫でもなければ何でもないです。それは業者が必ずしないといけない。これの場合は業者という言い方は悪いですけども、町がやる事業ということで町が業者なんですよ。業者が利用者に対してちゃんとそういうことを載せてないほうが逆に民業圧迫だとか営業妨害じゃなくて、逆にそれのほうが利用者に対して何か隠してるんじゃないかというふうにとられるので、ぜひ最初からチラシというかそういう案内をつくるときにやはりちゃんと載せるのが当たり前だというふうに思います。
いろいろ相談、さっき副町長も弁護士さんでしたか、相談いろいろしとられるということですけども、その辺も踏まえてやっぱりちゃんとしていただきたいなと。もう一度お願いします。
○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) 先ほどのほかの議員のときにもお話をさせていただきましたけど、我々も全て自信があって出したら、もしかしたら法というか民業圧迫でないかというのもやっぱりありますので、そこはしっかり弁護士さんのほうとも相談しながら、もちろんその回送料という概念を出すという方向でチラシのほうは作成をします。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 次に移ります。52ページです。社会福祉費の中の、項目は51ページのところ、生活困窮者自立支援費ですけども、次のページの52ページの中で委託料とかのところにあります。全体的な予算のとこですけども、昨年、我が事丸ごと地域づくりの事業がスタートしまして、1年目は支援体制づくりだということでやられました。今年度2年目に入られるわけですけども、どういうふうな事業展開をしていかれるのか。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 前田議員の御質問にお答えします。
昨年度、我が事丸ごと地域推進事業ということで取り組みました事業の1年目としては、議員の言われたとおり庁舎内の連携体制を含めて、いわゆる複合的な課題を解決するためにどういった対応をしていくのがいいのかというようなことに取り組みました。複合的な家庭の事例をもとに、どういった支援が必要なのか複数の課においてそのモデル世帯に対してどういうアプローチ、どういう支援といったことも含めて検討していき、実践に向かうような体制を検討しているところです。
今年度はそれを地域として、我が事丸ごとといいますのは地域におけるいろいろな問題のことを自分のことのように考えて、地域として取り組んでいくように進めていかなければいけないということが大もとのコンセプトでありますので、今後はそのことについて地域での支え合いの体制づくりについて進めていきたいと思います。実際、相談支援包括化推進員という職員を任命してその業務に当たらせておりますが、その職員は生活支援コーディネーターとも協力し合いながら地域での居場所づくりということも含めてやっております。今年度は地域で具体的な活動ができるような形で取り組むようなことを考えていきたいと思っておるところでございます。以上です。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 先ほども質疑がありましたけれども、56ページの放課後児童健全育成事業の民間委託への予算ですけれども、仮に民間に業務委託をするとしてその入札が行われるだろうと思うんですけれども、それについてお聞きしたいんですが、一つは先ほど広く入札を行うということ、公募をかけるということなんですけれども、その範囲というのはどの程度の範囲で入札をかけられるのかお聞きしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 広くということですので、全国になります。以上です。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 仮に、地元といいますかこの中部の中で県内であっても応募に手を挙げたいという業者があったとしたら、私は全国チェーンとはいってもそういう業者よりも地元への好影響が見込めるんじゃないかというふうに思うんですけれども、そういった点も考慮されないのかどうかお聞きをしたいというふうに思います。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) やはりきちんとした内容で検討したいと思いますので、そこは地元だからということではなく、提案された内容で決定したいというふうに思います。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) もちろん条件がきちっと整った上での話であります。
もう一つ、北条、大栄2つ児童クラブがあるんですけれども、これは一括で一つの業者に公募をかけるのか、それとも別々にされるのか。その辺はどういうお考えでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 一括で両方でというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) これについても、やっぱり万が一のことを考えればリスク回避ということで別々の業者のほうがいいのではないかというふうに思いますが、この点についてはいかがですか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 仮に別々の違う業者ということになりますと、それだけ事務費的なところもかかってきますし、本町のような80人、100人というところの2カ所ということであれば一括でいいのではないかなというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) それともう一つ、先ほど賃金の条件のことが出ておりましたけれども、やっぱりこの賃金については委託費の根拠にも影響しますので、やっぱり明確になるような契約をすべきではないかと思いますけども、この点についてはいかがですか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 賃金については、今の条件を下回らないということは最低限だと思いますけれども、それ以上については各事業者のほうが決定されることだと思いますので、そこまでは契約の中には、契約というか提案事項の中には考えてはおりません。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) もちろん条件がよくなるほうは構わないと思いますけれども、問題は今よりも条件が落ちるということではこの委託費の積算の根拠が崩れますので、そこはきっちりとした明確な仕様書なりそういったものが必要ではないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) その点につきましては、今の賃金の条件を下回らないことということは確実にしたいというふうに思っております。
○議員(1番 長谷川昭二君) 終わります。
○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前10時38分休憩)
───────────────────────────────
○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時53分再開)
そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 私も、放課後児童クラブの委託料についてお聞きをいたします。
当初、この委託については2月の予算説明会だったでしょうか、そのときに新年度から民間委託にしたいという説明があって、その説明会のときに多くの議員からいろいろ質問等があって、結果としてこの当初予算で4月からのスタートではなくって7月からのスタートということで提案をされております。
お伺いするのは、やはり子どもたちを預けるわけですから保護者の皆さんが安心して預けれるのかな。その点について、これまでに保護者の皆さんへ7月からそういう方向で今検討しています。保護者の皆さんはどう考えておられますかというふうなPTAとの協議といいますか、そういうふうな機会はあったのでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 保護者の方ですけれども、小学校やこども園のような保護者会みたいなものはありませんので、そういった方々と協議をしたということもありませんし、何か民間委託についてお話をさせていただいたこともありません。
それと、あと議会のほうには12月3日の全協のときに初めて説明させていただいたようなことでございます。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 保護者の皆さんとのそういう話し合いみたいなものはなかったということですが、この予算が通れば今後じゃ改めてPTAを通じてでも、どういう方法がいいのかわかりませんけども、まずそういう、今4月に向けての募集はもう終わってるわけですから、そういう預けられる保護者の皆さんを対象にして7月以降はこういうふうなことで民間のほうに運営をお任せしますよみたいなことで、何か心配事ありませんかとかそういうふうな話し合いを設けるほうが私はいいと思うんですけども、どういうふうに今後進めていかれるのかお聞きします。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 民間委託につきましては、保護者にとっても子どもたちにとっても、それから働く支援員にとってもメリットがあることだということでお願いをしたいというふうに思っております。ですので子どもたちや保護者にとってデメリットはないとは思ってはおりますけれども、保護者の方については委託業者が決まりましたらこういう形で民間のほうでお願いをいたしますといったような説明は必要であろうというふうには考えております。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) メリットばかりでデメリットはほとんどないというふうな答弁でしたけども、この説明のときのメリットの中で真っ先に上がっていたのが、その支援員さんの確保が大変だというのが真っ先に上がっておりました。2番目のほうに、その民間のノウハウでいろいろな企画なり運営をしていただけるし、研修等を通じて支援員さんの資質の向上も図れるということがありましたけども、やっぱり一番は支援員さんの確保が行政としてとっても大変で、なかなかその確保するのが大変苦労してるから、もういっそのこと民間にお任せすればその辺手が離れて楽になるというふうにしか私には、まずそれが真っ先に来ちゃうんで、先ほど長谷川議員の質問に、同僚議員の質問に関係するんですけども、7月からの採用については4月以降に町で採用した支援員さんを引き続き雇用していただく。ただ、これ将来的には……。
○議長(飯田 正征君) 井上議員、議案審議に必要な質疑を簡潔にお願いします。
○議員(8番 井上信一郎君) 12月に最初そういう方向でというお話があって、今回正式に7月からということですが、保護者の皆さんにも私は十分にこういう方向で民間委託をという説明はしていただきたいのと、3カ月後に向かわなくても1年後でも何ら難しくないんじゃないかなと。もう少し時間をかけてしてもいいんではないかなと。今回当初に提案して、7月からしたいというその思いは何なんですか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 議員言われるとおり、支援員の確保というのは大変難しいところであります。それから、保護者への対応、支援の必要な子どもへの対応もあって、支援員の資質の向上というのも今大きなところでもあります。そういったところを踏まえまして、夏休み前にはきちんとした体制をとって必要な子どもたちがきちんと受け入れをできる体制を組みたい。それが一番でございます。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) もう4月、新年度のスタートに対して支援員はもう確保はできたと先ほど答弁されましたよね。ということは、平成31年度スタートはもうできる状態に準備は整っているわけですよ。であるならばその後の3カ月後に民間委託をしなくても、もう少し様子を見てというか、その保護者の皆さんの不安を取り除くためにももう少し時間をかけたほうがいいんじゃないかって私は言いたいんですけども。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 確かに今、支援員の数は何とか確保はできています。ただ、支援員の中にも農繁期にはちょっと無理だとか、本当にちょっとローテーションを回せるんだろうかという心配なところも実際ございます。それから支援の必要な子も入級を希望しておられる方もありまして、見学にこれから行かれる方もあります。そういったところの対応も含めまして、やはりきちんと柔軟な対応がとれる夏休み前にお願いをしたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) もう1点、その雇用についてなんですけども、4月からの支援員さんには7月以降民間の事業者に運営を委託した場合、引き続き雇用をしていただくように、また今の給料、賃金を下回らないようにという契約をされるということなんですけども、これからの話なんで事業者がどう考えるかなんでしょうけども、その雇用期間というのは民間業者は無期の雇用なのか、期限を区切ったというか、どうなるんですかね。今の町の採用している雇用形態を踏襲していくということなんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 今の町の支援員さんはパート職員ですので1時間幾らということで、特に年間お願いしますとかそういった契約ではないです、実際には。ただ、事業者のほうとしてはどういった提案をされるのかはわかりませんけれども、確保という面からすれば1年なりということでのお願いになるんではないかなというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 繰り返しになるかもわかりませんけど、4月1日からの支援員さんには引き続き雇用の継続をということがプロポーザル方式の中で町が条件に付す項目には入るという理解でいいんですよね。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 今の支援員さんを引き続き雇用ということについては、そのとおりにしたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 同じく放課後児童健全育成費の委託料1,643万9,000円についてお尋ねします。
この事業の目的は、今後の安定運営と質の向上を目指すというふうに伺いました。この後、この議案について、当初予算について我々としては賛否を問われるわけですが、その利用者にとっては質の向上、運営者にとっては安定的な運営、その両方を担保するためにこの委託料が必要なのだということをいま一度明確にお答えください。
○議長(飯田 正征君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) まず、委託業者に求めますのは、先ほど御質問があったとおり安定的な運営、支援員の確保、それから柔軟な必要な人数に合わせた支援員の確保、それから子どもたちにとってプラスになるイベントであったりとか学習支援であったりとかそういった提案も含めて、安定した運営とそれから子どもたちにとってメリットのある、そして支援員にとってきちんと働ける場所の提供ということで業者のほうは決定していきたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほか、ありませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、次に4款衛生費についての質疑を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 1つだけお伺いします。64ページの環境保全費、8目の19節、木質バイオマス熱利用機器設置費補助金ってこの木質バイオマスというのが出てきたんですけど、地方創生総合戦略というのに出されました。そのときに、わざわざ「木質」を消されました。ここに至って木質バイオマスというその熱利用機器、ちょっと簡単な質問ですが、この熱利用機器に関しては木質ということですか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 議員の御質問にお答えします。
この木質バイオマス熱利用機器設置費補助金というのは、省エネ設備等補助金事業の中にあります項目の一つでございまして、具体的にはまきストーブ等の設備に関しての補助金でございます。
○議員(9番 藤田 和徳君) 終わります。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 61ページ、感染症等予防費の扶助費の中に高齢者インフルエンザ等予防接種個人負担助成金4万1,000円というのがありますけれども、助成金のこの内容と対象者の基準、それから対象者人数等についてお聞きをしたいというふうに思います。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) こちらの助成につきましては、生活保護の受給者の方が対象になります。個人負担金がありますが、その分の個人負担金分を償還払いさせていただく費用でございます。
○議長(飯田 正征君) 長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) そうしますと、対象者人数というのは生活保護を受けておられる受給者の方全てということになりますか。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) そのようになります。
○議員(1番 長谷川昭二君) わかりました。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
6番、油本朋也議員。
○議員(6番 油本 朋也君)62ページをお願いします。下から2つ目、13節委託料の中で人間ドックがございます。900万円余り。この件でお尋ねします。仕事の都合上で、いろいろ予約の立たない人ももちろんたくさんおられると思います。せっかくの機会ですから早く申し込んでとられればいいんですけども、なかなか予約がとりにくいと。例えばぎりぎりといいますか間際であっても、他の町村、こういう言い方は適切かどうかわかりませんが、他の町村の方は満員であっても、他の町村の方が申し込まれてもその医療機関は満員と答えても、例えば北栄町民でこの補助を受けられる方は受けれるよと、そういった優先枠というのはあるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 大きい医療機関でたくさんこの検査を受ける人を受け入れてくださる医療機関については、年間分としてある程度の人数の確保はお願いしているところですけれども、先ほどおっしゃったように他の市町村との兼ね合いもありまして期限もみんなどこの市町村も同じでございますので、どうしても1月、2月は混んでまいりましてなかなか予約がとれない状況となっております。年間としての枠は確保をすることはできても、その時期に確保するということはこちらのほうではお願いはしてもできるかどうかということについては、ちょっと難しいところではないかと考えております。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)私はその該当する年代であるから申し上げているわけじゃございませんけども、同級生に聞いてもせっかくの機会だから受けてみようかと受けたいなとか、今まで全然受けてなかったからせっかくの機会だからという人がいます。このいわゆる受診できる医療機関という数は以前よりも何かふえたようにもお聞きしていますが、その確認をしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 平成30年度からそれまで7機関としておりましたけれども20の医療機関にふやしまして、御自分で予約をとっていただくように変更いたしました。そういたしましたところ、申し込みはされたけれども受診されない方というのもちょっとふえたかなというふうな実感を持っております。忙しくて先のことがわからないのでついつい予約を後ろ倒しにされてしまって、いざ受診しようと思われたらなかなか予約がとれないといったところが原因ではないかと思っております。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)わかりました。
でしたらこの制度、また改めて予算が通った後に周知されると思いますけども、そういったいついつごろになったら混んじゃうから早目に予約してくださいよと。そういった文も入れて周知をお願いしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 現在、検診の受診意向調べを提出していただいているところですけれども、申込者には5月に通知することになっておりますが、その通知の内容には予約は後になるほどとりにくくなるので早目に受診機関を決めて予約していただくこと、それから町が委託している検査項目はどの病院でも同じであること等を強調して、希望される方には受診していただけるように努めてまいります。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)よろしくお願いします。
あわせまして人間ドック、これ受診可能な対象年齢ですけども、61の次が65となっております。一応65歳までというような記載になっておりますが、概要書のほうによりますとね、例えばその下段に書いてある節目歯科検診、これは65の次70まであります。人間ドック、これ65歳までとした理由をお伺いします。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 本町の人間ドックは国保だけに限定せずに、町民全員の方を対象としております。限られた財源の中で働き盛りの忙しい年齢層の方を対象に実行することによって、病気の早期発見と早目の生活習慣の改善をしていただくことを目的としております。人間ドック以外でも町の検診を集団検診とそれから医療機関の検診をあわせて受けていただければ、時間は多少かかりますけれども、人間ドックにそう遜色のない検診が格安でできるようにしております。ですので70歳、75歳、希望はあるかもしれませんけれども、できれば町の検診を上手に組み合わせて受けていただければと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。事前説明資料の35ページです。省エネルギー普及啓発事業の中に新規事業としてDIYで実践する断熱ワークショップを開催し、各省エネリフォームの普及啓発を図るとあります。予算の中にはまみれちゃっててよう探さんのですが、18万9,120円が計上されているんですが、この中身とその目的、そしてどういうところまで持っていきたいのか、そういうところをお聞きしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 議員の御質問にお答えします。
この断熱ワークショップというのは、住環境でも特に住宅の断熱性能を高めることを目的に自分たちで手軽にできる断熱改修を体験してみようというのを狙いとしております。費用としましては、そこにあります18万9,000円の内訳として講師やスタッフの報償費と材料費として、この材料費というのは実際に窓の断熱を行うためにホームセンター等でも売っております材料を買う費用でございます。内窓としまして、本来ですときちんとした材質のものを使えばいいんですけども、自分でできるというところでポリカーボネート板を使いまして、それを木枠等をつくった窓枠にはめ込んで、実際にその内窓を自分でつけてみるという体験を通して断熱性能を高めることによって居住環境がよくなる。電気代の節約もですし、健康的に冬も過ごすことができるというのを体感していただきまして、町がやっております省エネ住宅リフォーム補助金事業の一層の活用に努めたいというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 非常に新規に思いつかれて、いい事業だと思うんです。それが町民の皆さんに普及して実践として各家庭で行われるというのが理想なわけで、そこのところの講習を受けられる人数だったり、あるいは実際に将来自宅でDIYで実践されるというふうなところの件数なりの把握まで持っていかれるのかどうなのか。本当にいい事業だと思うんで、ぜひともこの拡大してほしいなという思いでお聞きしておりますが、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 再度の御質問にお答えします。
受けられる人数というのが、場所のほうを妻波のお試し住宅のほうを想定しておりますので、そんなにたくさんの人数が入るわけではございません。定員10名から20名程度で、断熱性能とか冬場寒くて困っているけどもなかなか費用が出ないからどうしようかなというふうに迷っている方に対してアプローチができるように、町の放送だとか広報紙だとかを使って広く住民の方に参加を呼びかけたいというふうに考えております。
また、この様子につきましては、例えばDIYでのリフォーム前とリフォーム後の室内の温度の検証を図るとか、その後の検証もしっかりとした上で参加されていない方、町民さんにもよくわかるように、さらにその実施の内容等の周知にも努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
14番、野田秀樹議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 予算書の62ページで5目の13節委託料の中の一番下で生活習慣病調査委託料、これが中学生全員によるピロリ菌検査、それから6年生の希望者による血液検査ということだったですけど、間違いないですかね。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) お答えします。
こちらの事業につきましては、子どものよい生活習慣づくり事業というので小学6年生を対象とした脂質検査、これは採血による検査ですけれども、これを医療機関に委託して行っております。それにつきましては6年生全員が対象ですけれども、実際に採血に行かれる方のみの脂質検査と、その後の保護者と子どもさんと一緒に病院の先生のほうから講演会を聞くというような費用になりますし、ピロリ菌検査につきましては中学校─年生が対象になります。─年生は全員対象で、その中で希望される方に対してのみ検査を行います。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) この小学6年生を対象とした血液検査、血液をとるんですけども、これは希望は子どもにとるんですか、親御さんにとるんですか。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 保護者の方にとります。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) ということは、親御さんが自分の家の子どもはひょっとしたらというようなある程度予測がある方のみみたいなことなんですかね。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 一応全員の方に説明文を入れて希望を募っておりますので、できれば全員の方に受けていただきたいとは思っておりますが、そこは希望された方だけということになります。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) そうしますと、この36万3,000円というのはその6年生全員、申し込みがあった場合の全員、それから中学校─年生全員の予算なんですかね。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) ピロリ菌につきましては、例年大体80%ぐらいの方が受診されておりますので、検査をされておりますので、大体人数に8割ぐらいと見ておりますし、小学校6年生を対象としたこちらの採血につきましては前年度実績で見ております。こちらのほうは約3割ぐらいになります。
○議長(飯田 正征君) 野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) 中学─年生のほうのピロリ菌検査は80%ということでしたらほとんどと言ったらあれですけども多いんですけども、6年生対象の分をもうちょっと説明をわかりやすくというか、検査したくなるような説明とかはできんもんでしょうかね。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) なるべくこれはよい生活習慣をするためのきっかけづくりとしたいという目的の事業ですので、心がけたいと思います。
○議員(14番 野田 秀樹君) よろしくお願いします。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) 65ページの一番下です。2目し尿処理費です。ここでは総予算枠ですが、56万2,000円前年度よりもふえております。言いたいのは、この予算がふえているというのはし尿処理がふえていると見るわけですが、要するに水洗化が進んでないでないかというふうに思うわけです。そのあたりについて、住民生活課長、担当課長ですし、できましたら下水道の担当課長のほうにもこの答弁を願いたいと思います。いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) この中部広域の負担金、し尿分ですけども、クリーンセンターの管理運営費のほうを人口であったりとか処理量で案分したものでありまして、必ずしも処理の量がふえたから負担金がふえたというものではございません。総額自体がふえたということもございますので、連合負担金の予算額自体が全体的にふえております。これにつきましては中部クリーンセンターの運転の維持管理業務の増額等もありますので、必ずしも議員おっしゃられるようにし尿の処理量がふえたからの増額というふうには捉えておりません。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 下水道担当からの答弁をということでしたので、お答えいたします。
水洗化率については住民の方の意識もありまして、若干数値はうろ覚えでございますが、現在──%を超えたぐらいになっておるんだろうと思います。大体年間に1%を超えて1.5%から2%弱の伸びを今しております。
ただ、それに伴って流入の量とかも徐々に伸びは鈍っておりますけどもふえておる傾向ではありますが、また一層水洗化の訪問等を重ねながら水洗化の努力はしていきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 今、住民生活課長のほうではし尿の量がふえておるわけではないという答弁でございました。いわゆる管理費がふえているから、それに伴う負担金がふえたということでございます。それはそれで信じるとしまして、やっぱり下水道の普及率というか水洗化率はもう少し上げていただきたい。少しずつでも上がっとるという今の地域整備課長の答弁でございましたけども、やっぱり水洗化率100%になるようにますます進めていただきたいというふうに思います。下水道の借金もかなりございますので、もうこれが決め手ですので手を緩めることなく進めていただきたいと思います。よろしくお願いします。どうでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 下水道の目的が公共用水域の保全ということが一番の目的でございますし、生活環境の改善ということが目的でございます。そういった目的を十分達成できるように、引き続き努力はしてまいりたいと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) マンホールカードのことですけども、何かそういうものを町のホームページで見たように思うんですけども、そういうことについての何か予算化だとか広報だとか、そういうようなことは何か。
○議長(飯田 正征君) 予算書は。
○議員(4番 秋山 修君) 下水道会計だったらまた。いいです。
○議長(飯田 正征君) またその項目で。
そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、吉田
健康推進課長のほうより訂正が。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 済みません、先ほどの野田議員の御質問に対して中学校のピロリ菌の検査の御質問につきまして対象を中学校─年生と申し上げましたが、中学校3年生が正しいです。大変申しわけありませんでした。
○議長(飯田 正征君) 野田議員、よろしいですか。
そうしますと、次に5款農林水産業費について質疑を許します。
7番、斉尾智弘議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)69ページの5款の1項の農業費の中の19節負担金、補助及び交付金の中で現地課題チャレンジ試験補助金ということで、67万3,000円が計上されております。この中には、この前一般質問させていただきました有害鳥獣の捕獲実証実験というこういう費用が入っております。この前の一般質問の中ではさらっと終わらせていただきましたので、もう少し詳しくここでお尋ねしたいなと思います。
結果が出ると思いますけども、その結果の後、これを町内にどういうふうに広げていかれる予定なのか。ここら辺について、もし計画等がございましたらお尋ねしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) どのように広げていくかということでございますけれども、実証して電気柵が効果的かどうかというのをまず確認をしたいと思っております。その確認は、有害鳥獣実施隊の中でその圃場を守るのに有効だったかどうかという確認をしていきたいと思っています。その上で、一般質問のときにもお答えさせていただきましたが、地域の皆さんにも一定この圃場を囲うとよそに逃げるかもしれない。捕まったのかどうなのかという情報が必要だと思いますから、そうしたものを踏まえて効果があったなかったというものを御説明させていただく中で、やはり効果があっただろうというふうにある程度認識がされてくれば、有害鳥獣の被害を出していただいているところが中心となりますけれども、そうした効率的な捕獲方法が確立してくればそこが出ているような集落を中心に説明会等を行いながら広げていくというような形になろうかと考えております。
○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)その場合には、今回は全額町費ということで実験されるわけですけども、補助金という形で対応されるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) 実際、今回は実証実験ということでございますから現地課題チャレンジということを活用いたしまして、1メートル約250円ぐらいですけれども、こちらのほうを町からそのいわゆる実施をする団体、農業指導者連絡協議会のほうに補助として出して、農業指導者連絡協議会の中でそれを実証していくという格好になっていきます。
ただ、これが効果が出たということになれば、地域の皆さんに広げていく部分につきましては有害鳥獣の防除費、いわゆる11目の有害鳥獣防除費の中で県の補助金を活用して2分の1の助成で広げていくという作業になっていくというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)岩盤のようだった答弁からちょっと柔軟になられたということで、非常に評価をしております。
それで現実にこの来年度、平成31年度はこういう実証実験で進めていかれるわけですけども、この前の一般質問の中でもちょっと触れさせていただきました。現実に田んぼがイノシシにやられて、ことしつくれるかどうかというような状況になっております。この辺については特には考えておられないんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) 確かにおっしゃられるように上種の方から一方、水田が荒らされているという御相談を受けておるところでございます。今回実証しようとするところが、別に畑、水田ということにこだわらず、地区の皆さんで話をしてここで実証しようじゃないかという中で水田をというお話があればそこに設置すればいいかというふうに考えますが、ただそこの地域の中での選に漏れた場合ですけれども、その際には以前から申し上げていますが、やっぱり有害鳥獣の捕獲というのは自助、共助、公助といろいろある中で必ずしも自助で対応できない金額ではないというふうに思っておりますので、自衛で実際電気柵等を設けられるという方法もあろうかと思いますので、そのあたりをお話をしながら進めていこうというふうには思っております。
○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)最後の部分は、どうもおっしゃられんほうがよかったじゃないかなと私は思います。自分でやるのはそれは当然です。ですから少しでも補助をいただけないかということの要望が今まであったということで、そういうふうに理解していただきたい。ですから今そういうことを言われると、本当にもう少し言うと追い払ってしまうよ、だからそれはまずいですよと言っとったことが何か覆されてくるような気がするんですよね。周りの方に迷惑かけるから個人でやるのはやめてくださいということだったら当然そういうことが言えるんですけども、周りに被害が及ぶのは個人でやる部分にそれは町としては何も言わないみたいな、これって何となく私はちょっと理解できないんですけど、これは別に答弁は要りませんけど、ぜひ前向きに……。何でしょうか。
○議長(飯田 正征君) 質疑ですから、答弁は要りませんはちょっと控えて。
○議員(7番 斉尾 智弘君)そういうことで前向きにぜひ早目に、もうどんどんどんどん被害が広がっております。先ほど上種とか言われましたけど、私が申し上げているのはもうちょっと下流のほうの方です。これは多分言われとったように被害届が出てないケースだと思います。そういうところの調査をどういうふうにしていくかということも今後の課題であろうというふうに存じますので、どうか柔軟になられたわけですから、もう少し前向きにお願いしたいと思います。以上です。
○議長(飯田 正征君) 議案審議に必要な質疑をお願いします。一般質問ではありませんので。
手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) おっしゃられたいこともある程度わかりますけれども、まず電気柵を設ければ確かにその圃場は守られる効果は高いです。ただし近隣の市町村等確認しますと、イノシシの鼻先でそれを認知し学習したイノシシ等については、確かにほかのところによけていきます。ですが、中には分厚い皮脂、毛皮で通電しませんので、肩口それからお尻からその圃場に入っていくというのが確認されているような事例もあります。電気柵を必ず設ければ必ずしも100%守られるということがない中で、よけても有害鳥獣は存在しますから、学習した獣をいかに効率的に捕まえるかということだと考えております。ですので今回の実証実験はよけるだけが目的ではなくて、よけるために圃場を守った人がみずからも捕獲をする人になっていただく。有害鳥獣がふえ続ける中で、できるだけそうした有害鳥獣を捕まえる人もふやしましょうということを同時にする実験ですから、そういう意味ではそれがかなえば広げていくということはやぶさかでないというふうに考えておりますし、決して柔軟だとか考え方が古いとかというようなことではなくて、しっかりとした検証結果をもとに物事を進めていこうと考えておるものでございますので、どうぞ御理解いただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)私は古いって思ったことはございません。この辺はぜひ認識していただきたい。やっていただけるようですので、これで終わります。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 説明資料の55ページから59ページにかけてお尋ねします。2款の項目についてまたがるんですが、担当課が産業振興課ですのでここでお尋ねします。
まず、55ページの説明によりますと、いわゆるワイン法の改正によって「北条」という地名を名乗るためには原料が85%以上必要だということによって、そのための増反計画を立てられて、そのためにまず地域おこし協力隊の人材を投入するという計画が55、56ページであります。あわせて、この醸造所が自己所有の農園の増反を図るために苗の補助をするということが58、59ページに書いてあると思います。その金額、いわゆるその支援をする総額について、私の認識としては人材の確保のためには389万2,000円、苗の助成についての金額をちょっとよう探さんかったんでその金額をお聞きしたいのと、それとあわせて総額が幾らになるのかお尋ねします。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
おっしゃられるとおりでございまして、これの事業は予算書で言います69ページの鳥取柿ぶどう等生産振興事業費補助金の中身になってまいります。この中に、鳥取柿ぶどう等生産振興事業といたしまして北条ワインさんには既に既存園で4.7ヘクタールあるわけですけれども、この4.7ヘクタールがこの平成30年現在のところ10トン程度しか収量が上がっておりません、原材料としまして。それはなぜかといいますと、人手がなくてなかなか手が回らなかったり、それから木自体が古くなってたりというようなことがございまして、これの改植をするために大体全面改植で960万円ぐらいかかります。これの県が2分の1を出すということでございまして、480万円かかります。また、間植といいましてブドウができてくるまでに期間がございます。なので古いものを間を抜いて基幹的に植えていく間植の部分がありますけれども、こうしたものもちょっと若干入れていきながらブドウを更新します。
それと果樹棚、このブドウについては垣根と果樹棚とがあるんですけれども、果樹棚のほうが少し収量が上げやすいという状況がございまして、今回全面の果樹棚の改植を入れております。これが事業費としましては2,064万円ほど見込んでおりまして、これの2分の1県が助成することになっておりまして、1,320万円かかる予定でございます。
また、このワイン用のブドウにつきましては、いわゆる産地の育成支援をする品種ということに位置づけておりまして、それを促進するということに対しまして育成の奨励金が出ております。これが約10アール当たり9万4,000円出ておりまして、これに基づくものが県2分の1で248万1,600円計上させていただいておりまして、それらを都合いたしました金額がこのたび事業費としては当初予算として上げさせていただいている金額でございます。(発言する者あり)個別に出したほうがよろしいですか。
済みません、ちょっと総額が手元に、計算し直してよろしいでしょうか。また。
○議長(飯田 正征君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 今お聞きして、細かい補助率だとかお聞きしました。
私がお聞きしたいのは、いわゆるこれからそういう背景があって支援をするんだということをおっしゃる。それについては異論はないとこであります。ですからその事業者に対してどういう事業を行って、総額幾らの総事業費になって、そのうちの町の助成が幾らになるんだというふうなことがわからないと、いいのか悪いのかというのが判断できないんですよね、我々としては。だからこの事業としては幾らかかるんだということの総額をまず出していただきたいと思います。後で結構ですので。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) そういたしますと、その事業の中身等がわかるものを用意いたしまして、後ほどで提出させていただきます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 71から72ページの先ほどの有害鳥獣防除費の19節、この中にはイノシシなんかを捕獲するためのおりの予算は入ってないと思うんですけども、まずそこ。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
71ページから72ページにかけて有害鳥獣の防除費を上げておりますが、今回の当初予算では捕獲おり等をふやすということで購入する予算としては上げておりません。ただ、購入するとなれば県のほうの補助を使って購入するわけですけれども、いわゆる7月ぐらいに要望がございますので、要望を上げてここに当初に上がってくる中身になりますが、今回は購入しないので上がっていないということでございます。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 予算に上がってないんで、これまでに準備したおりの数で足りているのかなというふうに思ったんですけども、ただ毎月の行政報告で捕獲頭数そんなに数自体が上がってないんでどうなのかな、それこそ十分じゃないのかなという思いがあったんで、ということは猟友会というかそういう皆さんのほうから平成31年度も何個ぐらいはお願いしますという要望があれば、それを改めて補正で上げるということでよろしいですね。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えします。
おっしゃるとおりでございまして、おりの更新であるとか増設、いわゆる必要になってくるということになってくれば要望等も含めて上がってまいりますので、それに対応した補正等をお願いすることがございます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、次に6款商工費についての質疑を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 9番。商工費77ページ、13節、この指定管理者の委託料1,680万円、1,600万円ですね、これ管理箇所が4カ所というの、この1,600万円の振り分け、これがもしわかるんでしたらお願いします。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 藤田議員の御質問にお答えします。
ちょっと1,683万円を計上させていただいていますが、これにつきましては10月以降に消費税の関係があって10%になるであろうということを想定した上でさせていただいています。ただ、ちょっとその10%に上がってからの内訳まではわかりませんので、これまでのものについてお答えさせていただきたい。消費税が8%ということでの内訳を言わせていただきたいと思います。
北条海浜広場が522万円です。蜘ケ家山山菜の里が27万円でございます。お台場公園が657万円でございます。レークサイド大栄が461万5,000円でございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 藤田議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 蜘ケ家山27万円ということで、何でも蜘ケ家山言いますけど、山菜の里の東側の山道がありますよね。あれ私毎日上がっとるって前に言いましたが、何日か前にロープがとれてました。長い間入っちゃいけないという立入禁止だったんですけど、あれは何が原因だったんでしょう。何カ月どころでなかったですよね、あの立入禁止。これ何日か前にとれて、あれはもう使えるんですか。
○議長(飯田 正征君) 藤田議員、予算についてお願いします。
○議員(9番 藤田 和徳君) なら質問を変えます。建物の前がまるっきり丸坊主になって、海がよく見渡せる。いさり火見るのはいいんでしょうけど、あれ何も植わってないんですが、この27万円使って苗木でも何か植えられる予定あるんですか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えします。
27万円とはいいますけども、こちらにつきましては一応事業者のほうに便宜上の積算根拠としての内訳をお聞きしているところでございまして、実態といたしましては北条海浜広場の管理者が共用して管理をしていたりします。また、実際にその工事というですかね、その事業の内容につきましては別途修繕費、工事費等々で伐採費等については予算のほうを計上させていただいておりますので、27万円で全てを管理しているというわけではございません。
また、伐採させていただいいた箇所につきましては、実はそこは町有地ではございません。ただ、木のほうが大きくなりまして見渡しが悪くなりましたので、見晴らしをよくするために、実は曲自治会の所有のものでございますので、自治会にお願いをして切らせていただいてきれいにさせていただいたところでございまして、今のところあそこに植林するというようなことは考えてございません。
○議長(飯田 正征君) 藤田議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) せっかくいい看板を立てられて、でかい看板立てられました。ですので、しっかり管理をお願いしたいということで終わります。結構です。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えいたします。
どうしましても冬の間というのは管理が余りしなくなるといいますか、冬の間ですので上がってこられる方も少ないというところから、どうしても管理する回数というものが少なくなります。これから3月中旬にもなっておりますので、4月に向けて指定管理者のほうも遊歩道等をきれいに管理して整備していくというふうには確認しておりますので、春に向けて皆さんが使いやすい施設にしていきたいというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 説明資料の95ページをお願いします。コナンのまちづくり事業として右に事業費の総予算として1,775万9,000円とあります。この事業の内容をもう一度説明をお願いしたいんですが、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) コナンのまちづくり事業の概要の説明ということでございます。
こちらにつきましては、名探偵コナンのキャラクターを使いましたまちづくりでございまして、コナン通りを中心としました周辺のにぎわいを創出するために行っております事業でございます。そうした中で、来年度につきましては巨大迷路の運営ですとかブロンズ像等のメンテナンス等を主な事業として考えているところでございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 先ほどちょっと触れられましたが、97ページにあるカラーオブジェ2体については、まんが王国とっとりの共同推進事業ということでございます。そうはいっても、町民の感覚で言うとやっぱりコナンを生かしたまちづくりというふうなくくりであると思います。そういうくくりの中で、そういう感覚で質問したいんですが、そうすると今回平成31年度の当初予算においてコナンを生かしたまちづくりの総事業費というのは大体どれぐらいになるんですよというふうに説明されますか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えいたします。
先ほど出ましたまんが王国とっとり共同推進事業でございますが、議員がおっしゃるとおりでございまして、まさしくこれについてもコナンのまちづくり事業と目的としては何ら変わりないところはあるんですが、こちらのまんが王国とっとり共同推進事業につきましては鳥取県の県補助を使っておりまして、そういった関係もございまして区分させていただいているところでございます。両方の事業を合わせまして、コナン関連の事業費としまして2,723万3,000円が総事業費になります。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 77ページの観光費の13節委託料の一番下の委託料24万円。説明で路面シートのリニューアルの費用だと説明を受けたと思うんですけど、当初の概要説明で言う97ページの下の新規のところには58万7,000円となってるんですよね。これ当初なのでこの予算書のほうが正確だとは思うんですけども、要は県道沿いの歩道にずっと張りつけてあるシートを新しくするということなんでしょうけど、その金額の確認と、全部で何枚だから1枚当たりどれぐらいなのかお聞きします。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 議員の御質問にお答えいたします。
概要書の97ページの路面装飾……。申しわけありません、委託料の24万円につきましては、済みません、予算書の……。ごめんなさい、ちょっと答弁保留させてください。
路面シートの1枚の箇所と値段につきましても、ちょっと今手持ちにありませんのでまた後で答弁させていただきます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、しばらく休憩をします。(午前11時58分休憩)
───────────────────────────────
○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後0時57分再開)
松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 済みません、先ほど井上議員の御質問に対しまして答弁保留にしましたことにつきまして御説明させていただきます。
まず、77ページをごらんください。6款1項2目の観光費、13節委託料の一番下の委託料についてでございますが、済みません、予算説明のときに正確な説明ではなかったと思いますので改めて説明させていただきます。
この委託料24万円につきましてですが、主な事業といたしましてがコナン通り路面シートのデザイン変更に係るデザインの委託料でございます。
御質問の中で、概要書97ページの路面シートのリニューアルの58万7,000円との額が違うんじゃないかというようなことの質問でございました。ここの委託料につきましては、デザイン料といたしまして合計13万2,000円がデザイン料でございます。58万7,000円のうちの13万2,000円がデザイン料でございまして、予算書の78ページをお願いいたします。15節の工事請負費の真ん中の工事請負費(修繕)の中に、その路面シートの設置工事といたしまして45万4,000円を含めて計上しております。それを合わせて58万7,000円というような形でございます。
路面シートの枚数でございますが、50センチ掛ける50センチのものが現在12枚、100センチ掛ける75センチのものが7枚設置しております。これらを全てリニューアルするものでございます。それぞれの単価でございますが、50センチ掛ける50センチがちょっと端数が出てしまいますので約でお願いしたいんですが約1万6,000円、100センチ掛ける75センチが1枚当たり3万8,400円でございます。その他、これに路面シートを接着するのり代でありますとか諸経費等が工事費に含まれております。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) よくわかりました。
今ある傷みの激しいシートを撤去、はがして新しいのにかえるんですけども、古いシートは著作権の絡みがあって何か譲ったりとか、要は利用することはできないのか、全くその辺は考えておられないのか伺います。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 再度の御質問にお答えいたします。
古いものについては、現在のところそのまま撤去、廃棄を考えております。やはり著作権等もありますので、勝手にといいますか、どうしても何かに使おうと思えば当然版権元との協議も要ります。また、あとそれぞれの路面シートの状況もありますんで、例えば残してこういうところにあったんだよというような形で何かの際に展示ができるような状態にあるようなものであれば、ふるさと館なりの倉庫に置いておくとか、そういったことは検討して後日何かの展示ということは考えたいとは思いますけども、今のところは基本的には撤去後は廃棄というふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) その傷みの激しいものは除いて、先ほど課長が申されたようにできれば以前はこういうシートを張ってたんですよというので残せるんであれば、その残す方向で今後考えておいていただければと思います。以上。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) もう一度確認をしまして、また何か検討できないか観光交流課のほうで考えてみたいと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
6番、油本朋也議員。
○議員(6番 油本 朋也君)同じく77ページ、委託料でお願いします。巨大迷路管理運営581万1,000円計上されております。これの内訳ですが、済みません、これ修理とかが大部分を占めるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 御質問にお答えします。
これはあくまで運営費でございますので、例えばそこのスタッフの賃金ですとか、あと必要な備品、消耗品ですとか、そういった実際に巨大迷路を運営するために必要な経費でございます。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)失礼しました。
これ前から拝見しておりますに、例えば平成29年がこれ475万円、平成30年492万円、17万円ふえ、ことしは580万円で約90万円ふえております。それであれば、こういうふえていく理由は一体何でございましょうか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) このふえた理由につきましては、恐らく12月議会に巨大迷路を提案させていただいたときにも説明させていただいているかというふうには記憶しているんですが、運営委託費がふえた主な理由といたしましては、これまで巨大迷路を運営始めてからスタッフの時給単価、給料のほうを上げておりませんでしたが、実際にスタッフがなかなか集まらない等といった理由があります。そういったことがありまして、今回人件費のほうをアップさせていただきました。これが主な理由でございます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、7款土木費についての質疑を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 9番。土木費80ページ、7款道路維持管理費で13節町道の除草委託料、これ600万円上がっています。わかりやすくちょっと述べます。北条のサンテリオンありますね。北条のサンテリオンの前に西側に町道が走っております。北側は田んぼです。これはもううちの皆さんというか、私のところ、これはもううちが刈らないけんだよと了解とりました。納得してもらってます。反対の南側は川です。いわゆる町道で片ひらが田の場合は刈るのはわかります。片ひらが公共物、こういうところはこの600万円の中に計画で組んでもらえるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。
除草につきましては、町道の除草ですけども、通学路だとか交通量が多く交通の視界が悪いところだとか、そういったところを町で定めてそこの除草をさせていただいております。
今おっしゃられた農地の反対側、水路ですので、水路の部分については水路の管理をされておられる関係者の方にお願いしたいですし、もしもその交通の状況が見にくかったりだとか危ない状況がありましたら、見させていただいてその危険でない範囲を除草したいというふうに考えます。
○議長(飯田 正征君) 藤田議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) わかりました。それでは元気出して刈ってもらうということで、自治会のほうで刈るということで何とかしたい。
それでもう一つお聞きしたいのは、例えばさっき私が言いました川ですよね。川のところに生えている木なんかでもやっぱり切るという場合に、これはやっぱり申請したら助成していただけるという、助成というか燃料代なんでしょうけど、そういうことは申請したら出してもらえるということですか。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) お答えします。
水路の場合は水路の範囲がどこまでとか、どの範囲がどこまでとかということがあろうかと思いますが、町道の範囲でありましたら、かかった原材料については補助はいたします。
○議員(9番 藤田 和徳君) 終わります。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) ページが予算書80から81ページにわたります。土木費の中の目の1番が道路維持管理費、その次のページの2が道路新設改良費となってありますが、1の維持管理費の中の工事請負費の中に町道工事請負費(新設・改良・全体張替)、要は新設、改良がここにありますよね。それからその2目の道路新設改良がやっぱり(新設・改良)とあるんですが、この新設、改良の分けてあるのはどういうことなんですかね、中身。言わんとしとるのは、何で同じ町道であるのに新設・改良が2段にわたってあるのかということを聞きたいんです。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。
まず、2目の道路新設改良につきましては、道路の新設改良に係る社会資本総合整備交付金に係る事業でございます。維持管理費のほうの町道工事請負費(新設・改良・全体張替)、これはちょっと確かにわかりづらいとは思いますけども、これについては公共施設等適正管理推進事業債といいまして舗装の表面に係る補修だとか上を削って舗装をし直したりだとか、そういった工事費が以前は新設改良のほうでできておったんですけども、社会資本整備総合交付金の事業で採択されなくなったので起債事業として充当率90%で翌年度以降の交付税が30%当たるということで、昨年度の補正予算、今年度の当初としては初めてした事業でございます。ですので、町といたしましては事業の区分けとそれから新設、改良、全体張りかえ、ちょっとここの辺はまた検討したいと思いますけども、ほぼ修繕に当たるということでそういう扱いでやっとるものでございます。申しわけございません。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 何となくわかりました。1目のほうは、いわゆる起債事業が中心だと。2目のほうは国の交付金でやる事業だからということのようですが、実際その1目のほうの維持管理費の中の工事請負費のここに新設と書いてありますが、実際新設というのはあるんですか。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) お答えいたします。新設はございません。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) とりあえずわかりましたけども、最初に見たときにその新設、新設とあるってどういうことかいなと思ったもんで、これからはちゃんと精査をしてきちっとして提出をしていただきたいと思います。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 十分に確認して行いたいと思います。済みませんでした。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、8款消防費についての質疑を許します。
2番、宮本幸美議員。
○議員(2番 宮本 幸美君) 85ページ、19節の負担金補助について、特定空き家についての件で予算600万円。概要説明では大体5軒程度だということでございますが、例を見ますと150万円ぐらいの解体費用だと国や県や町で自己負担は30万円見当だという内容でございます。とりあえず平成30年度の実績は幾ら件数があるでしょうかね。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 9軒でございます。
○議長(飯田 正征君) 宮本議員。
○議員(2番 宮本 幸美君) 実は、北条地区玄関口ですか、みどり団地とか国坂の周辺は今アパートが建ったり新築の住宅が建ったり、かなりにぎやかい地域になっております。皆様既に御承知の場所だと思いますが、1軒どうしてもこの問題にかからない悩みの種の住宅があります。この間も行ってみますと、ほとんど家の近くまで新築が建って本当に不便を感じている。何とかしてくれないかという強い要望がございます。いろいろ説明してみても、何とか町で考えてくれやという話もあります。ところが、この件は本当にもうあの場所は何十年もこの現状。これから何十年先もあんな現状になるかと思えばぞっとします。北条地区の玄関口です。ひとつ何とか検討していただきたい。
○議長(飯田 正征君) 宮本議員、要求じゃなくて質疑でございますので、その辺のところをよろしくお願いします。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 先ほども申し上げました9軒については大体所有者がはっきりしていて、所有者がはっきりしていれば町が要請すれば補助金を使って大体解体はしてもらえます。ところがあそこはもう所有者が縁のある方は県外ですし抵当権がついておりまして、町が行うにもなかなかそういう処分の方向に向かえないということでございまして、何年もそういう形になってございます。できることをしっかりと順を踏んでやっていきたいなと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 私も同じところの問題でお聞きをしたいと思います。
実績は9軒ということですけれども、2018年の5月ころにいただいたその調査報告書によりますと、判定のABCDあるわけですが、そのD判定というのが合計で34軒ということになっております。これは特に倒壊のおそれのあるような危険な建物だと思うんですけれども、これの撤去なり問題の除去の解決に至ったものは何軒ございますか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 先月末の状況で、D判定が今40軒ございます。ですので、その差が減ってるんですね。(「ふえてるんでしょ」と呼ぶ者あり)私の資料によりますと、年度の当初に33軒あって今40軒で7軒ふえていますが、マイナスがついているのが3軒ありますので、減ったのが3軒、あとはふえているという数字になっていると思います。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) なかなかそのふえる分もあって、解決した分もあったとはいいながら増加傾向になっているということのようですけれども、やはりこれまでの経過を見てみますと、問題を解決していくにはもう一歩やっぱり進めた施策を検討する必要があるんじゃないかというふうに思うんですけども、その点はいかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) もう一歩進めるということは、最終的には代執行を町がするということだと思います。町の計画があって、勧告をして命令をして執行、公表するみたいな段取りがありますので、やり方としてはもうできてるのかな。あとはどう進んでいくかというところだと思います。先ほど言いましたように抵当権とかいろいろなことがありますので、もうちょっと時間をいただいて研究をさせていただきたいなと思います。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) ぜひ研究していただきたいと思いますが、ただやっぱりその相手方を探すにしても交渉するにしてもそれなりのやっぱりそこに予算をつけなければ進まないんじゃないかと思いますんで、そういうことも検討していただいてなるべく早く解決の方向性を見出していただきたいというふうに思います。以上です。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) わかりました。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 同じ19節の中の3項目めです。防災士認定研修負担金18万円。12名、1人当たり1万5,000円ということであります。現時点で北栄町ではこの資格取得者が20名で、うち女性が7名というのを先日伺いました。この要は防災士の資格を取るための講習と試験の費用を、これは全額町のほうで負担をして防災士の資格を取得をしてもらうということですよね。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 全額です。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 来年度12名をということで、現時点での20名もそうなんですけど、来年度その12名ぐらい応募してほしいということなんですけども、役場職員の方がこれまでの20名の中にまず何人おられるのか。来年度の12人の中には、一応町としては何人ぐらい一般町民の人を考えておられるのか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 役場の中には10人ぐらいいる形です。自治会に呼びかけて、ある程度自治会を満遍なくということでなっていただきたいとこちらは思ってるんですが、それがなくて仕方なしではないですけど、役場の職員にもなっていただいとるような状況でございます。議員の皆さんもできましたらよろしくお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 今、課長のほうからも議員の皆さんもぜひという答弁がございましたが、我が町が交流している滋賀県の湖南市、去年湖南市の議員さんが何人か防災士試験を受けて取得しましたというのを伺いまして、やはりなかなか住民の皆さんになっていただきたいんですけども、我々議員もやっぱり率先して資格を取らないけんなと私も強く思いました。私は来年度応募させていただきます。
町としては、12人と言わず、もうこれ以上はちょっともう予算の都合でなんて言わずに、あればまた補正対応でも、定員もあるようですけども、ぜひもっとふやす方向で頑張ってください。エールを送ります。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) ありがたい御意見いただきましたので、多くあれば当然補正等で対応はさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) 予算書85ページでございますが、12節の役務費に86万8,000円、災害対策費用保険料ということで上がっております。これは避難所を立ち上げたときのその補償補填をしていただけるということでの保険だということでございます。これによって、この説明のときには避難勧告がいわば出しやすくなるということだそうでございますが、聞いてみたいのは、この避難勧告によって立ち上げた公設避難所と福祉も含めて避難所を立ち上げたときの補償補填だけなのか、例えば認定をされた自治会の中で一時避難所をした場合にもこういうのが対象になるのかどうか。まず1点、ここを聞いてみたいと思います。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 済みません、詳しく細かいところまではしておりませんが、役場が払った人件費、避難所における経費というのは全て対象になります。自治会に補助をするような経費も多分対象になるんではないかなというふうに感じておりますけど、ちょっと研究をさせてやってください。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 昨今、自治会のほうもそういうことでいろいろ考えております。ただ、ネックとしては費用が要るんでどうかなということでちゅうちょされるとこもありますし、こういうのでもし補填がしていただけるということで、勝手にやることではないんでしょうけども、役場と連絡はとり合って、じゃそこの地区はその自治会の公民館を使ってやるということになればこういうのの対象になればありがたいなという意味で質問させてもらいました。研究をされるということですから、それはそれでよろしくお願いしたいと思います。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) ちょっと調べて答弁させてもらいます。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) もう1点聞いてみますが、その避難勧告が出て公設避難所を立ち上げたときの関係ですが、基本的にはこの避難勧告による避難所には町としては食事の提供というのは考えておりますか。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) その避難をしていただく時間がどれくらいになるのかということだと思います。台風のようにある程度時間が過ぎればおさまるだろうというものについては必要ないだろうと思いますし、その辺の時間を見ながらというような提供になると思います。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) ちょっと一歩進んだ回答をいただいたんですが、私としてはその避難勧告による避難の場合は食事は出ないんだろうというふうに思ってましたけども、時間によっては考えるということですから、それはそれでそれもありがたいわけです。
実際もし食事を提供した場合あたりのその費用の保障というか、この保険の適用にはなるんでしょうかね。
○議長(飯田 正征君)
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) その分については、確実に保険の対象になります。
○議員(10番 田中 精一君) わかりました。以上です。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、9款教育費についての質疑を許します。
11番、森本真理子議員。
○議員(11番 森本真理子君) 97ページの中学校教育振興費です。そのところに部活動指導員報酬で510万8,000円が考えられていますけれど、教員の多忙解消にということで大栄、北条と5名ずつされているようですが、その部というのはどういう部がありますか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) お答えします。
現在予定していますのは今年度と同様でして、北条中学校でいいますと卓球、バレーボール、サッカー、バドミントン、吹奏楽の5つです。大栄中学校のほうでは柔道、それから卓球の男子、女子、それから剣道、バレーボール、それぞれ5名ずつということで予定をしております。
○議長(飯田 正征君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) その指導員の方々はもちろんでしょうけど遠征にも行かれますか、一緒になって。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 一緒になってというよりは、単独でも行けるそういう役割を持ったのが部活動指導員ということになります。
○議長(飯田 正征君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) 毎日の指導は何時から何時までという契約みたいなのがあるのでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 毎日の指導につきましては、なかなか仕事の都合上もありまして実際にはなかなか平日は出ていただけないほうが多いです。主に土日であったりとか、それから試合であったりとかという形になっております。
○議長(飯田 正征君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) 夏休みも子どもたちは出ていくわけですが、夏休みはその指導員の方々はやっぱり土日でしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 夏休みについては、勤務の関係がありますので実際には難しいではないかなというふうに思っています。
○教育総務課長(大庭由美子君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) やっぱりこういう指導員の先生方には、いざ何どきあるかわからないので保険なんかも掛けてあげていらっしゃるんですか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 部活動指導員については特別職の非常勤ということになりますので、町の職員と同様で何かあったときには保険が適用されます。
○議長(飯田 正征君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) あるちょっと保護者の方から聞かれたんですけれど、やっぱり自分が入りたい部活がなかなかなくって、自分が入りたい、バレー部に入りたいとかそういう方もないというところもあるみたいで、これから4月からはちゃんと皆さんの要望に応えれるような部活ができていますか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 部活の設置というか設立については、各学校でそれぞれ基準を持ってやっておられますので、そこについては教育委員会がというよりは学校で決めた基準に沿って部活動が設置をされているところです。
○議長(飯田 正征君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) 次の項目に進みたいと思います。108ページから109ページにわたりまして、学校給食費について伺います。民間委託になって、子どもさんの中で給食がおいしくないって言うお子さんがあるそうです。それでサプライズ給食などで楽しみもたくさんあると思うですけれど、アンケートなんかはとられているでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 学校給食については、子どもたちそれから先生方についても毎年アンケートをとっております。まずいといったことは中にはあるかもしれませんけれども、私たちも学校訪問等でいただきますがおいしくいただいておりますし、行ったときに見る限りでは残食のほうも今余りないということも聞いておりますので、そういう状態でございます。
○議長(飯田 正征君) 森本議員。
○議員(11番 森本真理子君) その中で、需用費で材料費、食材購入費として8,316万2,000円が書いてありますけれど、北栄町の地産地消のパーセンテージってどのくらいですか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 北栄町の地産地消の率というのは95%で、ここ近年ずっと県1位という状態でございます。
○議員(11番 森本真理子君) もうよろしいです。わかりました。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) 87ページ、19節の負担金、補助及び交付金のところの一番最後のところですけども、小学生自転車用ヘルメット助成費7万5,000円というのが計上してあるんですけども、これの要求根拠みたいなのを教えてください。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) ヘルメットの購入事業につきましては、今年度平成30年度から実施をしているものでございます。今年度の補助の申請をしましたのは今のところ43件ということでしたので、来年度はそれと同じような50件ということで予算要求をさせていただいております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 平成30年度からこの事業を取り組まれたと思いますけども、平成30年度の当初予算が60万円で今回の補正で50万円の減額。それで実質補正後の平成30年度の金額が10万円なんですけども、この辺と7万5,000円の金額を見て、この辺の経過は背景を含めてどういうふうに判断されて7万5,000円になったのかお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 今年度の事業ですけれども、小学校のPTAであったりとか学校であったりとかというところからもやはり子どもたちにきちんとした自転車の乗り方をしてもらいたいということもあって、教育委員会としても補助の制度を設置したものです。当初400人ということは小学児童の約半分ということで予算を要求はしておりますけれども、実際には今年度43人ということで、予定といいますか考えていたよりは少なかったかなというふうに思っております。
ただ、学校のほうやそれからPTAの保護者の方との話の中でも、自転車に乗っている子はやはり皆ヘルメットをしていますし、それから特にそういった習慣のなかった北条小学校のほうでもPTAの会合の中では子どもたちがヘルメットをかぶっていくようになってよかったねというような話も出てきているということですので、その購入補助の申請は少なかったですけれども、子どもたちはもう前から持っていたのかということは確認をしておりませんけど、子どもたちはヘルメットを着用してふだん活動しているということは考えております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 小学生で自転車に乗ってる子どもたちがほとんどヘルメットをかぶっている。今がそういう状態であれば大変いいことなんですけども、こうやって事業を予算化するときに8割以上の減額ですので、当初の見込みというのが少し配慮が足りなかった部分もあったんではないかという予算の組み方だったと思いますので、現状把握だとかというのをまた十分した上で新事業とか予算化だとか、こうやって見直すということはいいことだと思うんですけども、そういうふうな予算計上をお願いしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 議員の言われるとおりだと思います。また現状把握をしながら、予算要求のほうはしていきたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 90、91ページ、1目の北条小学校と2目の大栄小学校それぞれの管理費の18節の備品購入費の中に一般備品購入費がそれぞれ計上してありまして、この中に先日防犯用具の刺股を北条小学校に1本、大栄小学校に2本配備をする予算が入っているという説明がありました。北条小学校には既に1本あるということなんですけど、北条に1本、大栄に2本その配備をすることにしたという経緯をまずお聞きしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 済みません、初めに訂正をお願いしたいのですけれども、今現在は大栄小学校に1本です。それで北条小学校には入っておりませんでした。
今回予算要求がありましたのは、北条小学校のほうから予算要求がありました。今年度、北条小学校のほうは不審者対応の訓練もしておられます。警察と一緒になった取り組みです。そのときにも警察のほうからは刺股とまではいかないけども、そのような長いものはあったほうがいいよという指導も受けております。学校としては、自分たちの身を守るためであればやはり刺股は準備したいということの要望でございました。
1本ではやはり刺股を使うよりは、複数でやっぱり使わないといけないということがありますので、北条小学校に2本とそれから1本しかない大栄小学校にももう1本購入をして、複数で対応するという体制をとりたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) そういう不審者対応で用意をしておいたにこしたことはないんですけども、特に小学校の先生方って半分以上が女性教諭ですよね。だから女性2人でもなかなか危ないということで、何か警察署のほうはできれば男性教諭の人がみたいなこととか、刺股っていうのは犯人をぐっと押さえるためにコの字みたいになってますけども、要は不審者のほうから言わせるとコになったものをぐっと回すと要はてこの原理で逆に押さえるほうがけがをしたりとか危ないので、何か聞くところによると特に女性の方々は極力使わないで男性中心というふうなことや……。
○議長(飯田 正征君) 簡潔にお願いします。
○議員(8番 井上信一郎君) はい。署の指導も受けたと言われますけども、ぜひ配備をされたんだったら扱い方についてはやっぱり十分、避難訓練じゃないですけどもその先生方、学校の関係者の人に取り扱いについての訓練をしっかりやっていただくように、ぜひ進めていただきたいと思いますが。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 議員言われるとおり、配備した以上はそれがきちんと使えるように使い方の訓練等は必要かと思っておりますので、そのようにいたします。
○議長(飯田 正征君) 井上議員。
○議員(8番 井上信一郎君) きちんと使えるようにもいいですけど、危ないからということを十分に伝えて、そういう危険だよということがよくわかるように、署の方はプロですから、配備されたから万一のときはそれを使おうというんじゃなくて、できる限りもういよいよなんです、だからほかの方法でみたいなことで、私、スタンガンみたいなののほうがいいと思うんですけど、どうなんでしょうか、スタンガンは。
○議長(飯田 正征君) ちょっと簡潔に。
大庭教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) スタンガンと言われましたけれども、それについては学校のほうとは話はしてみたいとは思います。
刺股については、やはり刃物を持った相手に対してはリーチの長いものということがありますので、そういったことも含めて使用については警察等の指導を受けながら進めていくようにしたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
3番、前田栄治議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 86ページの事務局費の一番下、旅費です。予算説明会のときにもお話ししましたけども、教育委員会の視察研修で教育委員とあと各小・中学校の先生4人、あと役場職員さん1人ということで行かれる旅費を組んでおられます。87万3,000円等ですね。話しさせていただいとったみたいに、やっぱり職員1人じゃなくてもう1人2人行かれてはどうですかということを言わさせていただきました。秋田県は言われたみたいにすごく先進的、もうずっと何年も全国でトップですので、その後の検討をどうなされたのかなということをちょっと。
○議長(飯田 正征君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 予算説明会のときにそういった提案をいただきました。今回の秋田県につきましては、先ほど教育委員と言われましたが、教育委員は行きません。これについては、教育委員会事務局の指導主事と各学校から1名ずつ、計5名で行くことにしております。事務局としては、指導主事が代表ということで行かせていただきたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) 前田議員。
○議員(3番 前田 栄治君) 教育委員が行く、教育委員の視察と絡めて一緒に行くと思ってましたのであれなんですけども、実はぜひここで言いたいのは最近教育行政と一般行政ずっと別々ですので、教育委員が行かれるんだったら町長もぜひ行かれたらという提案をしようかと思ったんですけど、教員4名と事務局1人だということですのでちょっとあれですけどね、町長もぜひ秋田視察に行ってみては。
○議長(飯田 正征君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 実は町村会で秋田県へ行ってまして、大体こういう形でやっておられるということは勉強させていただいておりますのでいいかなと、こう思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、次に10款公債費及び12款予備費についての質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 最後に、再度一般会計全般にわたっての質疑を許します。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 12ページ、歳入のほうで一つお聞きをしたいと思います。
4目の土木使用料ですけれども、住宅使用料ということで1節ありますけれども、ここの中には恐らく入っていないのではないかと思いますけども、町営住宅今度新しくできまして、以前にも同僚議員から質問ありましたけどもエレベーターがついたということで、それを共益費という形で徴収をしておられるというふうに聞いておりますけれども、もともと公営住宅法は家賃以外の金品の徴収というのは禁止をしているということですが、ただし法改正が過去にあって共益費についてはそこから外れているということなんですけれども、生計に著しい影響を与える額の共益費というのは住宅法の目的や趣旨からすれば矛盾するということになるんだろうというふうに思います。もしそういう場合があるのであれば、減免とかそういうことも考えられるんではないかと思いますけども、その点についてお聞きしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。
こちらの住宅使用料の中には、そういったエレベーターの電気代それから共用部分の照明のお金というものは一切入っておりません。こちらについては、自治会のほうで御負担いただくように電気料金の契約自体を自治会のほうにしていただいて、そちらのほうから御負担いただいているところです。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) その入っているかどうかというのを聞いたわけじゃなくて、いわゆる生活に困窮する世帯の場合だと、そういう共益費についても減免が考えられないのかということをお聞きしたわけです。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) お答えします。
共益費というものを徴収しておりませんので、減免とかもありません。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) でも実際、自治会を通じて負担をしておられるんじゃないですか、エレベーターの電気料とかそういうものは。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 自治会のほうから電気料金等を負担していただいていますけれども、これについては区費ということで全体から集められている料金の中からだと思います。今までも町営団地内の街路灯についてもほかの自治会と同じように自治会費のほうで賄っていただいていますので、それと同じような考えで自治会のほうから負担していただいているところです。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) そうしますとその自治会費の中に共益費というものが入っているのではなくて、特別にそういうものはない、そういうふうに理解してよろしいですか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 通常の自治会費で賄っていらっしゃると思っています。
○議員(1番 長谷川昭二君) わかりました。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) 町債とか公債費だと地方債残高をくるめた話をちょっと聞かせてください。
予算書のページで言うと、町債の部分が2ページ、予算が7億9,500万円の地方債を借り入れを起こされてる。それから、公債費が5ページのところで8億6,201万2,000円の公債費が計上されています。それから、113ページのところで公債費の内訳が償還元金が8億1,291万6,000円、利息部分が4,909万6,000円と計上されています。私が注目しているのは、借り入れが7億9,500万円で償還元金が8億1,200万円で、当初予算どおりにいけば借り入れるよりも償還が多いから地方債残高は減っていく。過去10年間ぐらいずっと地方債残高は減ってきて、健全な財政を目指す方向にあると思っているんですけども、平成30年度の補正予算を見たときに、当初予算に比べると借り入れのほうの町債、当初予算では6億1,900万円。6億2,100万円ぐらいになりますけども、補正後は9億1,900万円。途中必要な事業があって、2億円ぐらいの町債の発行が当初よりもふえた。そういう感覚で平成31年度の予算を見ると、7億9,500万円と償還元金の8億1,200万円を比べると2,000万円ぐらいの差しかないんですよね。これで1億円、2億円、平成31年度で追加の町債が起きたときには、地方債残高はふえることになるんですよね。そういう状態だと認識しているんですけども、その辺は今話した内容でいいでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の御質問にお答えします。
秋山議員がおっしゃるとおり、財政担当としましては町の借り入れより借りるほうは少なくというのは、何とか今後の財政を考える上で借入額を減らしていきたいという考えは持っております。
当初予算につきましても、今、今年度考えている事業の中で組んでいるものでございまして、その後補正いろんな事情でふえてくる可能性があるかもしれませんけど、今現在は今年度の見込みはこれで組まさせていただいておりまして、その年度中の移動というのは今のところは見込んではない状態ですので、今、組む段階では現状借り入れより少ないという形でのことになっております。
ただ、年度中途いろんな事情で必要な事業で起債が必要になった場合は、結果としてはふえる可能性があるかと思いますが、今の段階では当初見込めるものは計上させていただいた形で借り入れよりは少ない形だと思っております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ということですから、今年度平成31年度の地方債というか町債を起こすような借り入れをする事業のときには、よほど気をつけてないと地方債残高が今までの流れとは違った、ふえるような方向に変わっていく可能性が十分に平成31年度の予算は考えられるので、その辺のことを十分考慮した平成31年度の補正予算の組み方だとかというのをぜひ考えていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員がおっしゃるとおり、財政の健全化というのは常に考えて事業は行っていきたいと思いますので、そういう考えで実施していきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 町債を起こされるときに、よく執行部の方はこういう有利な地方債だから借り入れを起こす。後年度に何割のものが返ってくるから、借りても大丈夫な事業だからやりたいという答弁をされるんですけども、そうやって後年度で見てもらえるお金というのは地方交付税の中に組み込まれてるというふうな理解でよろしいでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の質問にお答えします。そのとおりでございます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) そうすると、歳入のほうの地方交付税の金額でこの中で過去に借り入れを起こした町債の後年度負担で返済金として入ってきてる金額というのは、平成31年度なんかの地方交付税の金額を見たときには大体幾らぐらいというのは把握してあるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 調べればわかりますが、今手元に持っておりませんので、調べてまた後ほど回答させていただければと思います。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ぜひお願いします。というのは、一般財源のうち一般財源を地方税と地方交付税としたときに、こうやって一般財源が全て自由に使えるわけではなくって、交付税に措置された過去の町債の国が見てくれたもんは交付税の中から引いた金額じゃないと本当の自由に使えるお金じゃないと思ってますので、それを狭めることになるので、わかればぜひお願いします。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員、ただいま答弁についての保留がありましたけれども、この後引き続きまた質疑等はされますか。
○議員(4番 秋山 修君) 保留というか、答弁を聞いてからの判断にしたいですけどいいですか。
○議長(飯田 正征君) さらに質疑があるということですね。
○議員(4番 秋山 修君) はい。
○議長(飯田 正征君) 了解しました。
そのほかございませんか。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) どこということはないんですけれども、10月から消費税が上がるということになりましたらば、町が行う事業費の中でその消費税分がふえてくるところがあると思うんですけれども、それについてもしそうなれば事業費もその分圧迫されてくるというふうに思うんですけれども、どの程度を一般会計の中では見込んでおられるのかお聞きしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 長谷川議員の御質問にお答えします。
まず、歳入部分でございますが、使用料及び手数料をこのたび改正の条例を出させていただいていますが、それに伴って増額部分が34万9,000円となっております。
それから、歳出のほうでございますが、大きく3項目ありまして大体消費税がかかるもの、物件費としまして需用費ですとか役務費、備品購入費、委託料そのほかのもので物件費が総額でございますが約12億2,000万円程度ございます。これは全ての経費でございます。それから維持管理費ということで、道路橋梁に係る維持管理費ですとか小・中学校の維持管理費、その他のもので約3,600万円、これは全ての経費です。それからもう一つが普通建設事業費ということで、補助事業に係るものですとか町単独事業で約5,100万円ございます。この3つを全て足しますと、約17億7,000万円の事業費で、これの増税部分に該当する消費税相当額が単純にこの総額を前期と増税後の下期だけに単純に2分割させていただいて増税した額というのが約1%の金額になりまして、その額が約1,770万円程度増税分として歳出のほうでは計上してあるということになっております。
○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) そうしますと、平成32年度からは丸々かかるということになればさらに増税分が引き上がっていくということになるわけですけれども、この事業費の圧迫というのは相当なことになっていくんだなというふうに感じるわけですけれども、この消費税について何か国のほうからこれについての補填というものはあるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 済みません、私がちょっと理解しておりませんので、ちょっとまたこれも後ほど調べて御回答させてもらえたらと思います。
○議員(1番 長谷川昭二君) 以上です。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) 私もそれに関連してでございますが、予算書の11ページでございます。11ページの冒頭に地方消費税交付金とあります。これが本年度が前年度に比べて1,190万円減額になっておりますが、先ほどの質問と同じですが、消費税が10月から上がれば僕はこの地方消費税交付金は上がるんでないかなと思っておるんですが、それは見込んであるんですか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員の御質問にお答えします。
この地方消費税の中には、増税分も含まれております。ただ、この地方消費税のほうは税収で入ったものを国それから県を通して地方のほうに交付されることになりますので、実質町のほうに入ってくる増税分は10月と11月の2カ月分ということで、本当に微増という形になるようでございます。
さらに、その11月分につきましては月末が土日の関係、たしか11月30日が土曜日で12月1日が日曜日という関係で、その11月も約6割ということで本当に少ない額のようでして、その2カ月分が入っていますが、計算してみたところ前年より少ない額となっております。ただ、今言いましたその11月分が12月分と入ってきますので、来年度はその分が上がるということで聞いております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) ならその一応考え方は入っておるということで、わかりました。
ここでちょっとその消費税のアップに関して一、二質問をしてみたいんですが、これは一般質問で同僚議員のほうが質問されましたんで私もそれを聞きながらふと思ったことがあるんで、ここで質問させていただきたいと思います。
消費税は御承知のとおり低所得者から高所得者まで買い物をすれば一律に税を納めるということで、低所得者側からいくと非常に重い税というふうになっております。これは衆目の一致でございます。それに対応して、国のほうではもう既に低所得者対応でプレミアム商品券を発行するということでもう既にアナウンスをしてありますが、そういうことに関する予算措置はこの町の予算の中でしてあるかどうかですけれども。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 田中議員の御質問にお答えします。
プレミアム商品券事業、議員がおっしゃいましたように低所得者と子育て支援世帯に対する10%の引き上げが及ぼす影響を緩和するために、消費の下支えもあわせて支えるためにするという事業でございます。他市町村では当初予算に盛り込むところもございますが、当町としては新年度において早々に補正予算での計上を考えております。といいますのは、対象となりますのが今年度における住民税の非課税者ということで、申告が終わって住民税が確定する以降でないとその対象者が絞り切れないということで、十分新年度からの対応でも間に合うということで、新年度において補正予算で計上して取り組みをさせていただきたいと考えているところです。
なお、低所得者対策ということで、福祉課のほうが担当して実施する予定でございます。以上です。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) そういうことですとまた補正予算で出てくるということですから、本格的にはその補正予算のときでまた質疑になろうと思いますけども、ここでちょっとそれまでに急を要するんで聞いておきたいのは、もしその事業をする場合に当然事業主体がどこかに定まらないかんと思うんですが、事業主体はもちろん町がおやりになるということになるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 田中議員の御質問に再度お答えいたします。
新年度の補正予算に上げるに当たりまして、事務費等の積算根拠のために委託等も含めて実は商工会等にもどの程度まで委託できるかという形での協議を重ねております。実際協議を重ねていく中で商工会のほうからは、私どもとしては商工会のほうに広く使えるように事業者の募集、商品券の販売、事業所からの換金等も含めて委託できないかというような形での御相談をかけたところ、やはり低所得者の方の販売ということに対象者が限定されるということで、その部分についてのやはり難色がございましたので、そういった部分をやはり直営で町が販売する方向でやっていかなければならないのではないかということで、今協議をしている最中でございます。以上です。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) これを最後にしますが、今の答弁で納得しました。というのは、商工会に全てを委託すれば、先ほどありましたように低所得者とか子持ちの世帯を対象に交付する。子どもさんの世帯はまだしも、低所得者に交付するとか販売をするということはそもそも低所得者という情報はどこから出るんだということになるわけで、情報公開の個人情報の観点から非常に問題がある。その点、町が事業主体でやればそれは問題ないということがある。
今、田中福祉課長の答弁では町が事業主体が望ましいというような答弁でしたんで、それなら私も納得していいなというふうに思います。あとは補正予算の段階でまた質問させていただきますが、とりあえず今の答弁で納得しました。以上です。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 再度の御質問にお答えいたします。
補正予算でまた詳細な部分については説明させていただきますが、そのような個人情報的な部分にも配慮した形で町としてやっていかなければならないということはわかっておりますので、そういった形で検討しているところでございます。以上です。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 歳出もいいですか。
○議長(飯田 正征君) 全般。
○議員(10番 田中 精一君) 済みません、じゃもう一つお願いします。
31ページの広報費をお願いします。31ページ、2目の広報費の中の町勢要覧作成委託料115万5,000円がありますが、この町勢要覧の中身ですが、海外向けの対応は考えていらっしゃるかどうかをお聞きしたいと思います。特に英語版だとか台湾との交流もしておりますので中国語版あたりが必要でなかろうかというふうに思うんですが、今現在どういうふうな考えで発行されるんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員の御質問にお答えします。
外国語版ということでは考えておりません。日本語版ということで、3,000部作成を考えております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 私もよくというか台湾に行ったときあたりに向こう側から要覧というようなものをいただくんですが、中国語の台湾に行きますと繁体語で書いてあります。写真は何となくわかるんですが、その説明のほうはもう全然読めませんし、もらってもなと思うんですが、やっぱりそういうことも含めて今回考えていらっしゃらんということですけど、追加でまたそういうことも考えてみられたらどうかなということで質問したわけでございまして、今後追加でそういうことも考えるということがあるかないかお聞きしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 御質問にお答えします。今後検討させていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) そうしますと、保留している答弁のうち回答できるものについて答弁を求めます。
2款総務費。
小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 野田議員から御質問のあった答弁保留についてお答えします。
三陽合繊の草刈りにつきまして報告書をもらっているのかということでございますが、報告書のほうをもらっておりません。口頭での報告で、その後職員が確認に行くという形をとっておりました。今後、来年度するときには書面での報告をいただいて、それから確認をするという形をとらせていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 野田議員、この件について質問ありますか。
そうしますと、14番、野田議員。
○議員(14番 野田 秀樹君) やはり自治会がやるのと同じように着工前、それから作業風景、それから完成後という形できちっとした書類を残されるべきだと思いますので、よろしくお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) そのとおりにしたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 次に、5款農林水産業費。
手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) 津川議員の御質問の保留をさせていただいた分です。
お手元のほうに平成31年度の当初予算でブドウ産地化活性化という資料のほうを1枚御用意させていただいております。地域おこし協力隊といたしましては、総事業費は報酬等につきましては205万2,000円、活動経費につきましては184万円を予定しておりまして、389万2,000円でございます。このうち、報償費等では200万円を上限に特別交付税の措置があることになっておりますし、活動経費のほうにも同様に200万円を上限ということで、400万円を上限に特別交付税の措置があるという内容になっておるものでございます。ただ、特別交付税でございますので、実際に幾らという金額が当たっているのかというのはちょっと詳細がわかりませんので、町費として上げさせていただいているものでございます。
棚等の整備、それから改植等に必要な苗木等でございますが、こちらは県の鳥取柿ぶどう等生産振興事業を活用いたします。改植につきましては、苗木6,000本を導入予定でございます。また、果樹棚については垣根棚と通常棚とをする予定にしておりまして、この記載の面積でございます。育成促進ということで、推奨品種、育成品種を育てられるということで10アール当たりの報償費が出ておりまして、それらもろもろで総事業費は3,520万4,000円でございます。
これによりまして、県2分の1の部分と町が若干ほど出させていただいておりまして、県につきましてはこの3,520万4,000円のうち1,760万2,000円を負担される内容のものでございます。町費につきましては248万2,000円でございます。
合計欄でございます。この事業はじゃ一体幾らなんだということでございましたので、総合計いたしました総事業費は3,909万6,000円でございます。以下、記載のとおりの事業費で、町費の負担は637万4,000円という形で、その他の部分というのは、自己負担部分、いわゆる北条ワインさんが自己負担される部分の金額で、このような構成で事業を行うものでございます。
○議長(飯田 正征君) 津川議員、その辺に関して質問はありますか。ありませんか。
そうしますと、8款の消防費について、
磯江総務課長。
○総務課長(磯江 昭徳君) 田中議員への答弁保留です。自治会の公民館における経費も対象になるということで確認をいたしました。
○議長(飯田 正征君) 田中議員、結構ですか。
そうしますと、吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 発言の訂正をお願いさせてください。田中議員の御質問の中でありました水洗化率、私、ちょっと資料がない状態で、──%と言いましたけど、前年度末現在で89.1%となっておりますので、引き続き水洗化に努めたいと思います。
○議長(飯田 正征君) そうしますと、本案については、秋山議員と長谷川議員の質疑に答弁保留がありましたので、後ほど御回答いただきます。
以上で本案は質疑の一部を残して終わります。
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◎日程第2 議案第7号
○議長(飯田 正征君) 日程第2、議案第7号、平成31年度北栄町
国民健康保険事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上で議案第7号の質疑を終わります。
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◎日程第3 議案第8号
○議長(飯田 正征君) 日程第3、議案第8号、平成31年度北栄町
介護保険事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第4 議案第9号
○議長(飯田 正征君) 日程第4、議案第9号、平成31年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) この住宅新築資金等貸付事業特別会計の予算は、決算すると毎年繰り上げ充用されて決算が出てくるんですけども、予算の段階ではこうやって繰り上げ充用するということが全くあらわれてこない、見えてこないんですけども、その辺のところ、何か工夫されるというような、私としては、この繰り上げ充用処理をした決算とかというのは異常な処理だと思っているし、町にとっての隠れた債務だと思っていますので、この辺のところで何か工夫とかなんとか、わかりやすいだとか、そういうのはないんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。
○生涯学習課長(杉本 裕史君) 常任委員会でも秋山議員のほうに御指摘をいただいておりますし、以前からお話をいただいてます。平成31年度で現年度の賦課も最終になりますので、課題等もあるというふうに考えております。来年度の中で平成32年度に向けて会計のほうを、あり方についてきちんと精査していきたいと思っております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) ちょっと素人考えなんですけども、繰り上げ充用という考え方のその金額を、例えば一般会計からもう持ってきてしまって、どこかからのお金を持ってきてしまって、歳入歳出の予算だとか決算のときにきちんと本来の歳入歳出の金額があらわれるような予算はできないものかなというのが一つですけども、その辺のところはどうですか。
○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。
○生涯学習課長(杉本 裕史君) おっしゃるように、今、ほかの自治体のもの等も調べておりますが、そういうことをやっておられる自治体もあるように確認しておりますので、また、ほかのやり方もあるということも確認しておりますので、そこを踏まえていろいろと研究しながら進めていきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 少し外れるかもしれんですけども、一般会計とこの住宅新築等の特別会計を一緒にすると、普通会計という呼び方をするという認識をしているんですけども、それでいいでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員のおっしゃるとおり、普通会計といいます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 今度、来週初めに地方公会計の決算書の説明があると思うんですけども、そのときにはこの一般会計と住宅新築の特別会計は一緒にした財務諸表も出てくるというふうに思っているんですけども、それでいいでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) そのとおり、一緒になった普通会計の財務諸表が出てきます。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 以上で議案第9号の質疑を終わります。
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◎日程第5 議案第10号
○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第10号、平成31年度北栄町
農業集落排水事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第6 議案第11号
○議長(飯田 正征君) 日程第6、議案第11号、平成31年度北栄町栄財産区
特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第7 議案第12号
○議長(飯田 正征君) 日程第7、議案第12号、平成31年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第8 議案第13号
○議長(飯田 正征君) 日程第8、議案第13号、平成31年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) 予算書の3ページでございます。3ページの3の繰入金がこのたび廃目整理ということになっております。私としては、将来を見越したときに、本当に廃目処理でいいのかどうかというふうに思っております。例えば建物の大きな修理等が出た場合に、一般会計で対応するからもう要らないということだろうと思いますが、考え方としてそれでええかどうか、もう一度お尋ねします。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) 御質問にお答えします。
こちらの廃目整理につきましては、平成31年度予算がないということで、一旦廃目整理という形にはさせていただきますが、今後、例えば、今、田中議員がおっしゃったようなことで一般会計の繰り入れが必要であれば、また項目の設置をさせていただきたいと思っております。また、今後、例えばふるさと館の魅力をアップするために大きな展示リニューアルをする際にふるさと納税等の財源を使わせていただく際には、改めて項目を設定させていただきたいというふうに考えております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 基本的にはわかりましたけども、そういうことであれば、今度、本年度、1,000円でも上げておかれて、そのまま残されてもいいかなと思ったんですが、もう既にこういうふうに上がってきておりますので、やむを得んかなと思うですけども、今後、こういうことがあろうと思いますので、よくよく考えて対応されたいというふうに思います。どうでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。
○観光交流課長(松本 裕実君) ありがとうございます。わかりました。またこういったことがありましたら、十分に企画財政課とも協議いたしまして、また提案させていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 以上で議案第13号の質疑を終わります。
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◎日程第9 議案第14号
○議長(飯田 正征君) 日程第9、議案第14号、平成31年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第10 議案第15号
○議長(飯田 正征君) 日程第10、議案第15号、平成31年度北栄町
水道事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第11 議案第16号
○議長(飯田 正征君) 日程第11、議案第16号、平成31年度北栄町
下水道事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) 下水道ですよね。下水道の予算のところで、平成31年の開始の貸借対照表と平成32年の3月31日の予定貸借対照表が示されているんですけども、この間の予定の損益計算書というのは示す必要がないんでしょうか。どうなんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議員の御質問にお答えいたします。
公営企業会計の予算書については、通常、当該年度の、つまり平成31年度の予定貸借対照表、それから前年度の予定貸借対照表、それから前年度の損益計算書を添付するということが法で定められております。ついては、平成31年度中の損益計算書についての資料というか、予算書に記載は必要ないというふうに考えておるところでございます。さらに、今年度につきましては、平成30年度の損益計算書というものは作成できませんので、添付していないところでございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) そのほか。
秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) 今の前の上水道、水道事業会計については予定損益計算書が示されてますよね。この差は何なんでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。
○地域整備課長(吉岡 正雄君) 水道事業については、先ほど言いましたとおり、前年度の予定損益計算書について添付させていただいておるところです。つまり平成30年度の下水道事業会計については、企業会計でございませんので、損益計算書が作成できないということで、今年度については添付していないものでございます。来年度につきましては、当然、平成31年度の予定損益計算書については資料としておつけいたします。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 以上で議案第16号の質疑を終わります。
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◎日程第12 議案第17号
○議長(飯田 正征君) 日程第12、議案第17号、平成31年度北栄町
風力発電事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) 風力発電事業が特別会計から公営企業会計に移るんですけども、特別会計時代の基金の残高5億7,700万円はこのまま残るということですよね。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) そのまま企業会計のほうに引き続きまして、残高等についても今のまま残ります。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 公営企業会計になったら、こういう特別会計のときの基金として積み立てるような積み方は、損益計算をして、その処分の中で出てきたものを公営企業会計の中で今度は積み立てていくようになるんですかね。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 1ページの議案の支出、第1款の資本的支出の第9項基金積立金の1億円というのがそれに当たります。その財源としましては、資本的収入がございませんので、第4条にありますように、当年度分の損益勘定留保資金と当年度利益剰余処分額について補填するものとさせていただきます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 平成31年度の分の1億円は、今度は公営企業会計の風力発電の中で特別会計の基金とは別に積み立てていくというふうになるんですか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 基金として積み直すのではなく、そのまま企業会計のほうの基金として管理していきます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 特別会計のほうの積み立ての5億7,700万円というのは、この積立金額というのはこの金額でいいかということを聞きたいんですけども、その意図するところは、これから風力発電の風車がどうなるかわかりませんけども、これからの万が一のことだとか、撤去費用を見込んだお金はこの5億7,700万円で足りるという判断でいいですかね。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 今の段階の特別会計のときにもこれを次の事業、これについてはまだ撤去をする、それから再建するともまだ決定してないところではありますけれども、そのときの事業費に充てるために計画的に積み立てるというふうにしているものですので、今後についても早急に計画のほうをつくりまして、積み立てていく計画でございます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 平成30年度の収支の中で8,000万円を新しく補正で繰り入れて、8,000万円を風のまちづくり事業かな、4,000万円、4,000万円をつくるために積み立てた。その後は公営企業会計の風力発電事業で得た収益で、平成31年度の予定を見ると1億円ぐらいは手元に残せるだろうから積み立てるということで、今回は8,000万円を持ってこられたと思うんですけども、この8,000万円だとか1億円だとかの根拠というか、適正な金額かどうかというのはどういうふうに判断しますか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 今回の一般会計の繰出金、後にまた補正のほうで説明させていただきますけれども、につきましては、公営企業会計になりますと、一般会計の繰出金については、平成31年度の決算の認定を受けて、剰余金の処分について承認いただいた上でやっとできるものですから、それまでの平成31年度、それから平成32年度分についての一般会計の繰り出しについて、先に何とか出せる範囲での予算計上とさせていただいたところですけれども、まず、打ち切り黒字として、今回の風力発電の事業会計予算を編成するに当たりまして、平成30年度の打ち切り決算というものを想定で出させていただいております。その中で、打ち切り黒字というのが1億8,000万円余りということになっておりまして、平成30年度の未払い金等を合わせまして、そこでは1億円持っておく必要がございますので、残りの8,000万円につきまして、今回の一般会計の繰り出しというふうにさせていただきました。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) だからこれからも安定して一定の金額は風力発電事業から捻出する、4,000万円か8,000万円か1億円か、そのくらいの金額じゃないかなと思うんですけど、そういうのがある程度予測できるから、今の会計処理というか、お金の動きをされたというふうに理解していいですか。
○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。
○住民生活課長(藤江 純子君) 今回に限っては、2カ年分ということで、本来ですと1億円の支出をしたいところではあったんですけれども、このたび売電収入のほうが減額の見込みとなることもありまして、何とか出せる分の8,000万円ということで、2カ年分をお願いしたところです。次回からは実際に決算後の余剰金についての処分ということになりますので、より確実な数字での一般会計への繰り出しというふうになるかとは思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 以上で議案第17号の質疑を終わります。
しばらく休憩します。(午後2時37分休憩)
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○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時53分再開)
小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 先ほど答弁保留しました、最初に秋山議員の御質問にお答えしたいと思います。
地方交付税の中に起債の関係の金額が入っているかという確認でございました。平成31年度の予算の分につきましては、まだ交付税のそういう算定台帳というのはございません。これが8月ごろでないとわかりませんので、今わかる、平成30年度の場合でちょっと答えさせていただきたいと思います。まず、地方交付税というのは、町の基準財政需要額、町を運営するのにかかる費用から基準財政収入額、町の収入できる金額を引いたところですね、経費から収入を引いた差額が地方交付税として交付されます。この過去の起債に対する経費というのを需要額の中に盛り込むことができます。その金額が平成30年度でいくと6億8,000万円が町の運営するのにかかった経費の中に入っておりますので、あとはそこの全体の需要額から基準の収入額を引いたところが交付税で措置されとるということになります。
それから、次の長谷川議員の御質問です。消費税に対する国の支援措置というものはないかということでございます。住民の方に対しては、先ほどありましたようにプレミアム商品券ですとか、そういった国の支援措置はありますけど、自治体のほうの歳出に伴っての増税分に対しての支援措置というのはございませんので、この平成31年度の予算の中にもそういった国からの消費税増税に対する支援分というのは盛り込んでないところでございます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員、この件について質疑等ありましたら。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) ちょっと確認なんですけども、交付税を34億6,900万円ぐらいだとすると、6億8,000万円ぐらいが全国の大体一緒のレベルにするための交付税措置だとしたら、その差額が過去の町債の補助で、6億8,000万円のほうが過去の町債の繰り入れではなくって、その差額のほうですか。どっちがどう。
もう一度、済みません。交付税が34億幾らとすると、それから、今言われた6億8,000万円というのは、それは過去の町債の借り入れたもんを見てくれた分なんですか。それとも差額のほうが、34億円から6億8,000万円を引いたほうが過去の借り入れの交付税措置なんですか。ちょっとその辺がどっちがどっちなのか、私、よく今聞いててわからなかったんです。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) まず、地方交付税というのが今年度34億円ですかね、組ませていただいてますけど、この地方交付税というのは、先ほど言いましたように、基準財政需要額といって、町を運営するのに基準となる経費を算出します。その中にこの過去の起債を起こした金額を6億8,000万円分見ているという形になります。そこから町の基準財政収入額というのを引いて、その差額が交付されるということになります。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 交付税の中じゃなくて、そんなの前の計算をする、標準財政規模なんかの計算をするところで考慮するという意味ですか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員が言われたとおりでございます。
○議長(飯田 正征君) そうしますと、長谷川議員、よろしいですか。
以上で日程第1、議案第6号の質疑を終わります。
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◎日程第13 議案第18号
○議長(飯田 正征君) 日程第13、議案第18号、北栄町
公共下水道事業推進基金条例を廃止する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第14 議案第19号
○議長(飯田 正征君) 日程第14、議案第19号、北栄町風の
まちづくり基金条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第15 議案第20号
○議長(飯田 正征君) 日程第15、議案第20号、消費税率及び
地方消費税率の改定等に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第16 議案第21号
○議長(飯田 正征君) 日程第16、議案第21号、北栄町情報公開条例及び北栄町
個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第17 議案第22号
○議長(飯田 正征君) 日程第17、議案第22号、北栄町職員の
自己啓発等休業に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第18 議案第23号
○議長(飯田 正征君) 日程第18、議案第23号、北栄町
特別医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第19 議案第24号
○議長(飯田 正征君) 日程第19、議案第24号、北栄町
介護予防事業・
介護保険地域支援事業手数料の徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第20 議案第25号
○議長(飯田 正征君) 日程第20、議案第25号、北栄町
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第26号
○議長(飯田 正征君) 日程第21、議案第26号、北栄町
産業振興奨励条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第27号
○議長(飯田 正征君) 日程第22、議案第27号、北栄町町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 議案第28号
○議長(飯田 正征君) 日程第23、議案第28号、北栄町
水道事業布設工事監督者及び
水道技術管理者の資格基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第24 議案第29号
○議長(飯田 正征君) 日程第24、議案第29号、平成30年度北栄町
一般会計補正予算(第11号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
なお、質疑に当たっては、必ず予算書のページ数をお示しください。
6番、油本朋也議員。
○議員(6番 油本 朋也君)済みません。29ページ、お願いします。9款教育費の中の2番目、大栄中学校管理費、雨漏りの件で説明がありました工事請負費ですけども、今年度中の契約が必要ということで補正に上げられました。例えば今年度中の契約が必要であるならば、もう少し早く予算要求されてもよかったと思います。もろもろの減額補正が上がるまで待っておられたんですが、ほかにも北条支所のマイクロバス980万円とかもありますけども、いわゆるこのタイミングしかなかったんでしょうか。もうちょっと早くされたらよかったと思うんですけど、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 大栄中学校の武道館の件ですけれども、各学校の例えば修繕や工事の関係につきましては、新年度予算に向けて各学校からの意見、PTAからの要望等を受けながら、現場を見せていただきながら取り組みをしているところです。当初、武道館の修繕工事についても、当初予算で要求をしていたところですけれども、消費税の関係だとか、雨漏りということの対応であれば、議決いただいた後にすぐに対応できる形でということになりましたので、今回補正で上げさせていただいたところです。
○議長(飯田 正征君) 油本議員。
○議員(6番 油本 朋也君)雨漏りというのは前からといいますか、しばらく前からわかってたと思います。いわゆるほかの学校施設でもあるかと思いますが、そういうことであれば、ずっと待っていらっしゃったのであればそれでよろしいかと思いますが、例えば緊急なんかが生じた場合はまた、今後ですけど、なるべく早く手を打っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○教育総務課長(大庭由美子君) 学校施設、それからこども園の施設もですけれども、緊急的に対応しないといけないという場合については、財政のほうとも検討しながら、予備費で対応したり、補正で対応したりといったことはさせていただきたいというふうに思っております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
12番、津川俊仁議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) まず、29ページです。教育費の事務局費の負担金、補助及び交付金の小学生自転車用ヘルメット助成費の50万円の減額補正が出てます。この理由をお聞かせください。
○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) 先ほど当初予算のときにも説明をさせていただきました。当初、400人分ということで60万円を計上しておりましたけれども、実際には43件の今申請ですので、50万円の減額をさせていただいたところです。
○議長(飯田 正征君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) その数字はお聞きしているんですが、それについての現在の小学生のヘルメット着用の現状をどのように把握していらっしゃるか、教育委員会の考えをお聞きします。
○議長(飯田 正征君) 大庭
教育総務課長。
○
教育総務課長(大庭由美子君) それにつきましても当初予算のときにも少し触れさせていただきました。現状としましては、各学校のPTAの会等でも子どもたちはヘルメットをかぶって自転車に乗っているという状況であると思っております。特に北条小学校のほうは、以前からヘルメットをかぶるという習慣が余りなかったところですので、それが子どもたちがヘルメットをかぶっている状況があって、大変いいという話もPTAの総会の中では出ておりました。大栄小学校のほうは、以前よりそういう取り組みをされておられたということもありまして、小、中ともにヘルメットを着用ということでやっておられます。そういう現状は把握しております。
○議長(飯田 正征君) 津川議員。
○議員(12番 津川 俊仁君) 次、14ページをお願いします。諸収入として貸付金元利収入ということで850万円の補正が出されました。集合店舗の貸付金の元利金収入として850万円。いわゆる商工会に貸し出した米花商店街の運営にかかわる貸付金が返ってきたということで、非常に喜ばしい。喜ばしいというのは、私の判断では、非常に米花商店街の運営がうまくいっているというふうなことでの償還だろうと思います。そのような理解でよろしいのかお聞きします。
○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。
○産業振興課長(手嶋 寿征君) お答えいたします。
おっしゃられるとおりでございまして、商工会のほうからは、やはりコナンの米花商店街につきまして、当時1,000万円貸していただいたんですけれども、入り込み客数の増加や客単価もアップしておりまして、売り上げが前年の同時期と比較しても上昇してきていると、その状況は将来的にも続くということを見込まれてということでございますので、議員おっしゃられるとおりの好調な背景を受けての返還ということでよろしいかと考えております。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) 21ページ、3款6目の生活困窮者自立支援費の中の旅費、説明の中で、内容は後でもう一度改めて説明していただきたいんですけども、結局、旅費を組んでたけども、必要でなかったので取りやめましたという説明だったと思います。結果としては、だから無駄な旅費の支出がなかったと私は受けとめるんですけども、これ、行ってから、これは必要なかったって、要は後の祭りにならなくてよかったと思うんですけども、なぜ当初はだから研修だか何だか受けるために組んであったのに行く必要がなくなった、その経緯をお聞かせください。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 井上議員の御質問にお答えいたします。
この特別旅費の減額34万2,000円のうちの一つが、主任相談支援員人材養成研修というものもございます。実はこの生活困窮者のそういった研修の費用の中には当然そこの担当者がかわるという前提もございます。実際、人事異動に伴って新しく受けなければならないということになった場合には、必要がなくても組んでおいて、実際にはその者が引き続き続くようであれば受けなくてもいいというようなこともございます。また、同時期に他の研修が重なる場合もあったときには、結果的には行けなくなったということで必要なくなったということもございます。そういった形でここには予算的には上げさせていただいているということで、実際、1年が終わってみて、この部分については必要ではなかったということで落とさせていただいたという経緯でございます。以上です。
○議員(8番 井上信一郎君) 了解。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 以上で議案第29号の質疑を終わります。
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◎日程第25 議案第39号
○議長(飯田 正征君) 日程第25、議案第39号、平成30年度北栄町
一般会計補正予算(第12号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
10番、田中精一議員。
○議員(10番 田中 精一君) 2ページでございます。歳出、財産管理費の委託料536万2,000円でございますが、三陽合繊の既存建物等調査業務とありますが、調査の中身をもう一度説明をお願いします。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 田中議員の御質問にお答えします。
調査の内容でございますが、まず、三陽合繊の図面の作成がございます。今、既存建物、16棟あるんですけど、そのうち図面がありますのが5棟でございます。ですので、そのほかの建物につきまして、図面がない状態ですので、図面の作成として、配置図、平面図、立面図、仕上げ表、それから簡易な構造図を作成いたします。また、建物上屋の劣化度などの調査も行います。また、概算解体工事費の積算、それからアスベスト調査業務10検体分、それから土壌調査8検体分の調査を行う予定としております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 当初、この三陽合繊を購入したときには、企業誘致に資するために購入すると、企業進出者があれば町で建物等を解体をして、更地にして売るという当初の計画がございました。なぜ今まだ企業進出の中身も見えない段階で、設計図のない建物の設計図を起こすというような、ない設計図を起こすとかいうようなことが必要なのか、不思議でかないません。確かに言われるように、目的の中で解体費が幾らいるのとか、アスベストがどの程度あるか、そのアスベストと解体費は連動すると思うんですが、そこはいいんですが、この4棟ですか、5棟以外のないところの設計図を起こすというのは無駄ではないかなと思うんですが、どうなんでしょう。解体をして売るという話からいくと、壊してしまうもんに図面が本当に要るんですかということです。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 町としまして、今、企業誘致を進めているわけですけど、今後、企業誘致をこのまま続けるのか、それで、購入してから3年がたっております。このまま継続しつつも、なかなか現状として今話がない状態でございますので、このままの状態ではいけないということで、12月議会のときにも違った方向を検討しなければいけないのでないかということを議員の方からも御指摘をいただいたところでございます。今後、企業誘致を継続しつつも、例えば公売とかという形も検討したいと思っております。やはり企業誘致をするにも、公売をするにも、次の方へ売買契約のほうをしなければなりません。そういったときに、やはり今の建物の、非常に老朽化した建物でございますので、きちっとこういった欠点があるといいますか、欠陥があるといったものは明らかにした上で売買契約をしないと、譲渡後にこういったことがあるのでないかということで責任追及をされてもいけませんので、やはり現状の建物の図面を作成するのと、それからアスベスト、土壌調査などもきちっと調査した上で、何の形になるかわかりませんけど、相手方に渡すときにそういった後での責任追及がないような形で、今ある建物の現況を調べさせていただきたいと思っております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 方針転換なのかどうかなんですが、それはそれとして、今のあの建物、私が見るに、もう残存価格はないと思います。もし売るとした場合には、建物の設計図がないと売れないんですか。買いたい人が現状を見て、現状で買うかどうかの話ですよね。図面がないから買わないとか買うとかという問題なんでしょうか。確かにアスベストはどういうふうになっとるだいということがありますから、アスベストはこのあたりにこれだけありますという、アスベストの調査はよいにしても、図面がないと売れないというのは納得できんですね。買いたい人が現場来て、見て、これは新しい自分の事業展開に必要だからこの建物が欲しいと、ところで値段は幾らですかとなれば、残存価格はありませんから、土地つきで、建物はただです、土地はこれぐらいですで売買できるじゃないかなと思うんですが、いかがですか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 確かに解体を必須という形での売買でしたら図面は必要ないかと思いますけど、例えば中には骨組みの鉄骨部分は鉄骨ですので使える可能性もありますので、そういった形での活用もある企業もあるかもしれませんので、そういった場合、やはり図面があったほうがよいのではないかと思っております。
○議長(飯田 正征君) 田中議員。
○議員(10番 田中 精一君) 小澤課長の説明では納得できません。買いたい人は現場見て、これだったら自分の事業展開に使えるわいと思えば、先ほど言いました、値段は幾らですかと。もう残存価格はありませんから、買っていただけるならどうぞ、土地代は別として、建物はどうぞということにならへんのですか。図面がないとこだわられる、そういう方があるんですか、そういうのが。ないとは言えんかもわかりませんけども、そがなことせんでも、最終的には例えば解体するかもわからんのですけど、解体するのにじゃあ図面つくっちゃった。200万円、300万円かけてつくっちゃった。もったいなくてかなわんです。考え直されませんか。アスベストはいいですよ、アスベストは。それから解体費が幾らかかるかぐらいはええと思いますけども、新たな図面を起こすのは問題があると思います。もう一度お願いします。
○議長(飯田 正征君) 手嶋副町長。
○副町長(手嶋 俊樹君) この予算を組むときには、先ほど課長が言いましたとおりですし、それから、今、実際、その場所を貸しとる事業者さんもいらっしゃいます。その貸すときに、実際じゃあこういうものだなというのを示すというので、一番丁寧なやり方として図面を描いてというのをこちらのほうは考えました。ただ、今のやりとりを聞いておりましたというか、確認させていただいて、今ちょっとこちらのほうでも話はしましたけど、なかなか何か前に進まんようなところもございます。もし可能でしたら、補正予算はこのまま上げさせていただいて、実施のときに今の図面の部分、その部分について、そこを抜いて出すとか、そういうぐあいにさせていただいたらと思います。
○議員(10番 田中 精一君) わかりました。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 以上で議案第39号の質疑を終わります。
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◎日程第26 議案第30号
○議長(飯田 正征君) 日程第26、議案第30号、平成30年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第27 議案第31号
○議長(飯田 正征君) 日程第27、議案第31号、平成30年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第6号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第28 議案第32号
○議長(飯田 正征君) 日程第28、議案第32号、平成30年度北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第8号)についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第29 議案第33号
○議長(飯田 正征君) 日程第29、議案第33号、平成30年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第4号)についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第30 議案第34号
○議長(飯田 正征君) 日程第30、議案第34号、平成30年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第31 議案第35号
○議長(飯田 正征君) 日程第31、議案第35号、平成30年度北栄町
水道事業会計補正予算(第5号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第32 議案第36号
○議長(飯田 正征君) 日程第32、議案第36号、町道の路線の変更についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第33 議案第37号
○議長(飯田 正征君) 日程第33、議案第37号、財産の処分についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本案に対する質疑を終わります。
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◎日程第34 議案第38号
○議長(飯田 正征君) 日程第34、議案第38号、
新町まちづくり計画の変更についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本案に対する質疑を許します。
4番、秋山修議員。
○議員(4番 秋山 修君) 議案の提出の文書の中の48ページ、49ページのところです。その少し前の45ページのところで人口予測がしてあるんですけども、15歳から64歳の人口がそこに示してあるような推移でこの計画はつくられているんですけども、そういう人口が減る中で、歳入の地方税のところが横ばいというような予測がしてあります。地方税の大きなところが町民税、あとは固定資産税だとか軽自動車税だとかたばこ税ですか、こういうもので構成されていると思うんですけども、このような予測になったところの説明をお願いします。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 人口予測では、人口が減ってくるように推計になっております。ただ、実際、平成30年から平成31年度の税収の予測でございますが、町税も増額という形で予測になっておりますので、そういった今の実績も加味しながら、人口は減っていきますが、横ばいという形で計画をつくらせていただいております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 何かちょっと説明が弱いように思いますけども、そういう前提でされたということならば、次のところで、歳出のところで、上から4番目のところに扶助費というのが、逆にここのところはもう今までの実績のカーブとこれからの予測のカーブが極端にギアチェンジするような予測がしてあるんですけども、この辺の予測についての根拠というか、お願いします。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 御質問にお答えします。
扶助費につきましては、今後、高齢化社会という形で、1%ずつ増という形で今後を推計させていただいております。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 次に、歳入の一番下の歳入合計と、それから歳出のほうの歳出合計の金額というのは、どこから持ってこられた数字ですかという表現はおかしいんですけども、私が調べた範囲では、ホームページの中の町勢要覧の財政の中の一般会計決算額の推移というのが、過去の実績がグラフとともに出てますし、それから、総務省のホームページを見ると、財政状態を一番わかりやすくしたのが俗に言う決算カードという帳票があるんですけども、その分の歳入合計、歳出合計を、数字を過去のを比べていくと、ちょっと微妙に違ったりするんですけども、その辺はどうでしょうか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 歳入、歳出の合計の金額でございますが、まず、総務省の決算カードの部分につきましては、普通会計の決算の数字であります。いわゆる一般会計と住宅新築資金の会計を合わせた金額になっております。町勢要覧のほうにつきましては、一般会計のほうの数字となっておりますので、そういった会計が複数またがっているのと一般会計だけということで、数字に違いがあるということでございます。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) 過去の数字の平成18年、平成22年というのは、ここに上げてある数字と町勢要覧に載っている数字と一致しているんですけども、決算カードとは違うというのがあるんですけども、今度、平成27年のほうになると、この町勢要覧の数字とは違った数字で計上してあるので、とってくるというよりも、私が調べて見る数字とこの2年間と最後の分とは、片方はこっちでとってあり、片方ではこっちのをとり、新築住宅の特別会計が入っているか入ってないかの差ではないかと思うんですけども、そういうようなやり方が私には見てとれるんですけども、そういうような理解でいいですか。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 済みません。ちょっとそこの金額については確認をさせていただきたいと思います。済みません。
○議長(飯田 正征君) 秋山議員。
○議員(4番 秋山 修君) また後で教えていただきたいんですけども、要するに、言いたいことは、地方税だとか、扶助費だとか、こういう歳入合計だとか、人口の動きだとかを見て、こういう町政の根幹となる財政を把握したり予測する数字に何か少し疑問を抱くような数字になっているので、この辺のところはしっかり押さえていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。
○企画財政課長(小澤 靖君) 再度確認させていただいて、また調べて答弁させていただきたいと思います。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 本案については、答弁保留がありますので、20日の会議において回答いただきます。
以上、本案は質疑の一部を残して終わります。
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◎日程第35 諮問第1号
○議長(飯田 正征君) 日程第35、諮問第1号
人権擁護委員の候補者推薦に係る意見を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本件に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
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◎日程第36 諮問第2号
○議長(飯田 正征君) 日程第36、諮問第2号、
人権擁護委員の候補者推薦に係る意見を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本件に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
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◎日程第37 諮問第3号
○議長(飯田 正征君) 日程第37、諮問第3号、
人権擁護委員の候補者推薦に係る意見を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本件に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
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◎日程第38 諮問第4号
○議長(飯田 正征君) 日程第38、諮問第4号、
人権擁護委員の候補者推薦に係る意見を求めることについてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。
これより本件に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
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◎日程第39 平成30年陳情第9号 及び 日程第40 平成31年陳情第1号
○議長(飯田 正征君) 日程第39、平成30年陳情第9号、
待機児童解消、保育士等の処遇改善、保育の無償化のための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情及び日程第40、平成31年陳情第1号、全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出することを求める陳情の以上2件を一括議題とし、総務教育常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。
斉尾委員長。
○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君)報告いたします。
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平成31年3月15日
北栄町議会
議長 飯 田 正 征 様
北栄町議会総務教育常任委員会
委員長 斉 尾 智 弘
陳情審査報告書
本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。
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受理番号、平成30年陳情第9号。付託年月日、平成31年3月5日。件名、
待機児童解消、保育士等の処遇改善、保育の無償化のための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情。審査の経過、平成31年3月8日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、全ての子どもたちが安心して育つことのできる社会を実現するために、国において必要な措置をとることが重要である。措置、政府及び国会に意見書を提出。
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平成31年3月15日
北栄町議会
議長 飯 田 正 征 様
北栄町議会総務教育常任委員会
委員長 斉 尾 智 弘
陳情審査報告書
本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。
───────────────────────────────
受理番号、平成31年陳情第1号。付託年月日、平成31年3月5日。件名、全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出することを求める陳情。審査の経過、平成31年3月8日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、
米軍基地負担の現状から、日米地位協定の見直しは必要である。措置、政府及び国会に意見書を提出。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 報告が終わりましたので、これより平成30年陳情第9号、
待機児童解消、保育士等の処遇改善、保育の無償化のための必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
次に、平成31年陳情第1号、全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の主旨に基づいて、地方自治の根幹を脅かす日米地位協定の見直しを国に求める意見書を提出することを求める陳情に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
委員長は自席にお戻りください。
これより平成30年陳情第9号に対する討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(飯田 正征君) 討論がありませんので、採決を行います。
本件に対する委員長報告は、採択です。
本件は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。
これより平成31年陳情第1号に対する討論に入ります。
まず、平成31年陳情第1号に反対の方の発言を許します。
7番、斉尾智弘議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)7番、斉尾智弘でございます。先ほどは総務教育常任委員会委員長の立場で委員会報告をさせていただきましたが、ここでは一議員として、この陳情に反対の立場で討論いたします。
もとより日米地位協定の見直しは賛成でございます。現に政府・与党の国会議員もこの地位協定の見直しに動いております。昨年8月には、日本政府に5項目の提言の申し入れを行っております。また、ことしに入り、この2人の国会議員が米国に出向き、国務省のナッパー国務次官補に同内容の提言を申し入れております。内容についてはここでは触れませんが、全国知事会の提言をほぼ網羅したものとなっております。
さて、この陳情でございますが、安全保障条約反対の立場の提案者が全国知事会の提言を利用し、まず、日米地位協定の見直しを口実に、安全保障条約反対を訴える意図が見え隠れするのであります。その理由として申し上げたいのは、真に日米地位協定の見直しを目指すのであれば、全国知事会の内容を踏襲した意見書にすればよく、もしそうされていれば賛成することも可能だと思います。しかし、独自の意見書案を提出され、その内容たるや、(陳情文書表に添付の)「資料1」の、「米側は、わが国の施政下にある領域内であればどこにでも施設・区域の提供を求める権利が認められている」、「わが国が米側の提供要求に同意しないことは安保条約において予想されていない」という箇所であります。確かに日米地位協定では、どこにでも施設、区域の提供を求められる権利が認められておりますが、次の、我が国が米軍の提供要求に同意しないことは、安保条約において予想されていないという箇所は、日米地位協定の第2条にあります、個々の施設及び区域に関する協定は、第25条に定める合同委員会を通じて両政府が締結しなければならないと明記してあるにもかかわらず、この取り決めを無視したような陳情提出者寄りの解釈になっている点でございます。そもそも「資料1」自体が陳情提出者寄りの解釈になっていると思うのは私だけではないと思います。安全保障条約は必要だが、日米地位協定の見直しはするべきだという方が多いのではないでしょうか。日米地位協定の見直しという賛成を得やすい提案をしながら、実は安全保障条約反対の勢力拡大を意図するやり方は、反民主主義のいつものやり方であります。北栄町議会がこのような反民主主義、反自由主義と思われる提出者の陳情に賛同することは大変に残念であります。
るる述べてまいりましたが、議員各位におかれましても、この陳情に反対していただくことをお願いいたしまして、反対討論といたします。
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年陳情第1号に賛成の方の発言を許します。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 私は、平成31年陳情第1号の採択に賛成し、以下、理由を述べます。
沖縄では、米軍絡みの凶悪事件や米軍機の事故が繰り返され、県は、地位協定に問題があるとして、改定を求め続けてきました。その一環として、米軍が大規模に駐留するドイツとイタリアに職員を派遣し、両国と米国との地位協定を調査し、県のサイトで公表しています。
ドイツでは、東西統合前の1988年、航空ショーで米軍機が墜落し、70人以上が犠牲になる事故が発生しました。これをきっかけに、1993年、地位協定が改定されました。その結果、米軍機にもドイツの航空法が適用され、夜間飛行が制限をされています。訓練はドイツ航空管制の事前許可が必要です。米軍基地内に自治体職員の立ち入り権も認められ、ドイツの
警察官が常駐しています。騒音軽減委員会も設置され、自治体の意見を米軍が聞く仕組みもあります。
イタリアでも、1998年、米軍機がロープウエーのケーブルを切断してスキー客20人が死亡したことを受け、その後、新たな協定を締結、米軍の訓練の許可制度や訓練飛行への規制が大幅に強化されました。
ドイツ、イタリアとは対照的に、日米地位協定は、1960年の締結以来、一度も改定されていません。原則として米軍に国内法は適用されず、訓練の詳細情報は知らされません。地域の委員会も設置されていません。沖縄県の故翁長雄志知事は、さきの慰霊の日「平和宣言」で、県民は、広大な米軍基地から派生する事件、事故、騒音に苦しみ続けていると訴えました。しかし、安倍政権は協定の見直しに消極的で、外務省の担当者は、日米地位協定が他の地位協定に比べて不利ということはないと言い切っています。イタリアのディーニ元首相は、沖縄県の調査に、米国の言うことを聞いているお友達は日本だけだ。沖縄が抱える問題は日本の政治家が動かないと解決が難しい。こう話したといいます。こうした現状からも、日米地位協定の見直しをしなければなりません。
本陳情の採択に皆さんの合意を求め、賛成討論といたします。
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年陳情第1号に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年陳情第1号に賛成の方の発言を許します。
9番、藤田和徳議員。
○議員(9番 藤田 和徳君) 藤田和徳でございます。私は、平成31年陳情第1号、地位協定の見直しを国に求める意見書を提出することに賛成の意見を述べさせていただきます。
日米地位協定第2条1項は、米軍は、我が国の施設、区域の提供を求めることができる権利でありますが、何ゆえ大戦で破れた沖縄住民が、当時、我が故郷、ふるさとに帰れないのでしょうか。普天間もいつの間にか基地に変えられ、立入禁止とは何ゆえでしょうか。余りにも一方的であります。
特にこの地位協定で考えさせられるのは、私は、第17条5項C、この日本国が裁判権を行使すべき合衆国軍隊の構成員または軍属たる被疑者の拘禁は、その身柄が合衆国の手中にあるときは、日本国により控訴が提起されるまでの間、合衆国が引き続き行うものとするとあります。1955年9月、嘉手納で少女が暴行、殺害され、ごみ捨て場に遺棄されました。いわゆる「由美子ちゃん事件」です。犯人は死刑判決を受け、その後、本国に送還後、減刑され、その後、行方知れずということです。この事件の後、何度となく事件、事故が繰り返され、そのたびに政府は社交辞令のように徹底した原因究明を要求、強い抗議を申し入れましたということですが、その後、改善策は目に見えるものがありません。
昨今、日米同盟と取り沙汰され、日米の関係が厚く深いものであるならば、なおのことこの地位協定を今の時代に合ったものに改正されるべきものであります。あくまで対等の立場が本来あるべき姿ではないでしょうか。
よって、本陳情第1号に賛成の討論といたします。
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年陳情第1号に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年陳情第1号に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。
本件は、起立により採決します。
本件に対する委員長報告は、採択です。
本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(飯田 正征君) 起立多数です。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。
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◎日程第41 平成31年請願第1号 及び 日程第42 平成31年陳情第2号
○議長(飯田 正征君) 日程第41、平成31年請願第1号、後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める請願及び日程第42、平成31年陳情第2号、奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情の以上2件を一括議題とし、民生経済常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。
油本朋也委員長。
○民生経済常任委員長(油本 朋也君)報告いたします。
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平成31年3月15日
北栄町議会
議長 飯 田 正 征 様
北栄町議会民生経済常任委員会
委員長 油 本 朋 也
請願審査報告書
本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条の規定により報告します。
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受理番号、平成31年請願第1号。付託年月日、平成31年3月5日。件名、後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める請願。審査の経過、平成31年3月7日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、公的年金の受給額が減少するなど、高齢者の経済的困難は深刻である。したがって、医療費負担の2割化が高齢者の生活と健康に打撃を与えることは明らかである。措置、政府及び国会に意見書を提出。
裏面をごらんください。
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平成31年3月15日
北栄町議会
議長 飯 田 正 征 様
北栄町議会民生経済常任委員会
委員長 油 本 朋 也
陳情審査報告書
本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。
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受理番号、平成31年陳情第2号。付託年月日、平成31年3月5日。件名、奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情。審査の経過、平成31年3月7日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見、森林は適切な管理が必要であり、放置人工林を天然林化することが必ずしも適切な森林環境の整備とは言えない。措置、なし。以上です。
○議長(飯田 正征君) 報告が終わりましたので、これより平成31年請願第1号、後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める請願に対する質疑を許します。
8番、
井上信一郎議員。
○議員(8番 井上信一郎君) お伺いいたします。
この採択は全会一致だったのでしょうか。そこをまずお伺いします。
○議長(飯田 正征君) 油本委員長。
○民生経済常任委員長(油本 朋也君)お答えします。
全会一致でした。
○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 以上で本件に対する質疑を終わります。
次に、平成31年陳情第2号、奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情に対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、本件に対する質疑を終わります。
委員長は自席にお戻りください。
これより平成31年請願第1号に対する討論に入ります。
まず、平成31年請願第1号に反対の方の発言を許します。
7番、斉尾智弘議員。
○議員(7番 斉尾 智弘君)7番、斉尾智弘でございます。後期高齢者の
医療費窓口負担の「原則1割」の継続を求める請願に反対の立場で討論いたします。
後期高齢者医療制度の仕組みは、保険料と税金でほぼ折半でございます。税金の部分では、国と都道府県、市町村で50%の負担、そのうち、保険料のうち10%は75歳以上の高齢者が負担されております。残りの40%はゼロ歳から74歳までの現役世代という後期高齢者支援金という形で支えておられます。さらに、保険料部分で低所得者の保険料軽減などを目的とした税金の投入がなされております。さらに、75歳以上の高齢者が医療機関にかかった場合、窓口で自己負担として1割を支払うという、ただし現役並みに所得のある方は現在3割を払っておられます。
今回の請願は、この窓口の自己負担原則1割継続を求めるものでございます。
皆さん御存じのように、2025年に団塊の世代が75歳以上となり、高齢者医療費は一層増大すると予想されております。本町でも御存じのように広域連合への納付金はふえております。厚労省の出典の2015年1人当たりの平均医療費を見てみますと、国民医療費ベースで見ますと、全年齢平均は33万3,000円でございます。75歳から79歳は80万1,500円、80から84歳は94万3,500円、85歳以上は107万7,900円とふえております。後期高齢者医療制度から支払われる医療費も増加し続け、2008年度には約11兆円だったものが、2016年度には約15兆円に増加しております。後期高齢者医療費が今後ますます増大していくと想定される中で、この制度を維持、継続させていくためには、税金の部分50%と、現役世代が支えておられる、ゼロ歳から74歳の部分がこの40%部分でございますが、ますます重い負担となっていく予想となっております。残りの足りない部分を窓口で負担していただこうという議論だと思っております。できることならば、負担は低いほうが私としてもうれしいし、そうしていただきたい。1割のままでずっと継続してほしい。こういうふうに思います。しかし、財源抜きには語れないのではないでしょうか。気前よく1割負担の継続を求めても、その財源をどうするのか、それを考えずに提案しても無責任と言わざるを得ません。この医療制度を持続可能なものとしていくためには避けて通れない議論だと思います。もう少し国の議論を見ていく必要があると思います。
よって、この請願に反対いたします。
議員各位におかれましても、本請願に反対していただくことをお願いいたしまして、討論といたします。
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年請願第1号に賛成の方の発言を許します。
1番、長谷川昭二議員。
○議員(1番 長谷川昭二君) 私は、平成31年請願第1号の採択に賛成の立場で討論を行います。
請願の趣旨にありますように、日本医師会、全国老人クラブ連合会、全国市長会の審議メンバーからの反対に加え、ひとり暮らしの高齢者の約半数が生活保護基準を下回る生活をし、高齢世帯の27%が貧困状態にある中、医療費負担の2割化は、高齢者の生活と健康に打撃を与えることは明らかです。治療を我慢して重症化すれば命にかかわります。また、医療費の面からも重症化は避けなければなりません。
以上の点から、本請願は採択すべきと考えます。皆さんの御同意を求め、討論といたします。
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年請願第1号に反対の方の発言を許します。
〔反対討論なし〕
○議長(飯田 正征君) 次に、平成31年請願第1号に賛成の方の発言を許します。
〔賛成討論なし〕
○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。
本件は、起立により採決します。
本件に対する委員長報告は、採択です。
本件は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(飯田 正征君) 起立多数です。よって、本件は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。
これより平成31年陳情第2号に対する討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(飯田 正征君) 討論がありませんので、採決を行います。
本件に対する委員長報告は、不採択です。
したがって、本件は、平成31年陳情第2号についての採決を行います。
平成31年陳情第2号、奥山等のスギ・
ヒノキ放置人工林を、
森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立なし〕
○議長(飯田 正征君) 起立はありません。よって、平成31年陳情第2号は、不採択とすることに決定しました。
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○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。
これにて散会します。
あす16日から19日までは休会とし、本会議は20日の午前9時から開きますので、お集まりください。
お疲れさまでございました。
午後4時08分散会
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