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平成31年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 5日)

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  1. 北栄町議会 2019-03-05
    平成31年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 5日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成31年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 5日) 北栄町告示第8号  平成31年第2回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    平成31年2月26日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  平成31年3月5日(火) 2 場 所  北栄町役場議会議場       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     長谷川 昭 二        宮 本 幸 美        前 田 栄 治     秋 山   修        町 田 貴 子        油 本 朋 也     斉 尾 智 弘        井 上 信一郎        藤 田 和 徳     田 中 精 一        森 本 真理子        津 川 俊 仁     阪 本 和 俊        野 田 秀 樹        飯 田 正 征       ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第2回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     平成31年3月5日(火曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               平成31年3月5日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願・陳情の付託  日程第5 議案第6号 平成31年度北栄町一般会計予算  日程第6 議案第7号 平成31年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第7 議案第8号 平成31年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第8 議案第9号 平成31年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第9 議案第10号 平成31年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第10 議案第11号 平成31年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第11 議案第12号 平成31年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第12 議案第13号 平成31年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第13 議案第14号 平成31年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第14 議案第15号 平成31年度北栄町水道事業会計予算  日程第15 議案第16号 平成31年度北栄町下水道事業会計予算  日程第16 議案第17号 平成31年度北栄町風力発電事業会計予算        ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願・陳情の付託  日程第5 議案第6号 平成31年度北栄町一般会計予算  日程第6 議案第7号 平成31年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第7 議案第8号 平成31年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第8 議案第9号 平成31年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第9 議案第10号 平成31年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第10 議案第11号 平成31年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第11 議案第12号 平成31年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第12 議案第13号 平成31年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第13 議案第14号 平成31年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第14 議案第15号 平成31年度北栄町水道事業会計予算  日程第15 議案第16号 平成31年度北栄町下水道事業会計予算  日程第16 議案第17号 平成31年度北栄町風力発電事業会計予算        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 前 田 栄 治君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 飯 田 正 征君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 倉 光   顕君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君  地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開会 ○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより平成31年第2回北栄町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(飯田 正征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、9番、藤田和徳議員、10番、田中精一議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(飯田 正征君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から20日までの16日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から20日までの16日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(飯田 正征君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。  以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願・陳情の付託 ○議長(飯田 正征君) 日程第4、請願・陳情の付託を行います。  本日までに受理した請願及び陳情は、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長において、お手元に配付の「請願文書表」及び「陳情文書表」のとおり、所管の常任委員会に付託します。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第5 議案第6号 から 日程第16 議案第17号 ○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第6号、平成31年度北栄町一般会計予算から日程第16、議案第17号、平成31年度北栄町風力発電事業会計予算まで、以上の12議案を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 本日ここに、平成31年3月定例会を招集し、平成31年度当初予算案を初めとする諸議案の御審議をお願いするに当たりまして、平成31年度の町政運営に臨む所信の一端と重点施策の概要について御説明申し上げ、町民の皆様並びに議員の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  世界は、「自国ファースト」が蔓延し、協調、共生からはほど遠く、混沌としております。  そのような中、日本は、平成が4月で終了し、新しい天皇のもと、新しい元号が制定され、新しい時代が始まります。  日本経済の状況を見ますと、雇用・所得環境に改善が見られるものの、個人消費は力強さを欠く状況であります。政府は、「デフレ脱却・経済再生」「歳出改革」「歳入改革」の改革3本柱の加速、拡大を目指し、新経済・財政再生計画を策定し、加えて、10月の消費税率引き上げに伴う需要変動への対応策や消費増税による増収分が充てられる施策などを考慮した過去最大の101兆4,000億円台となる平成31年度一般会計当初予算を編成し、現在、国会で審議中でございます。  一方、鳥取県では、このような国内外の動きに機敏に対応しながら、鳥取県中部地震からの「福興(ふっこう)」を着実になし遂げるとともに、地方創生の取り組みの推進や経済、雇用の安定、安心・安全な暮らしの実現などの県政の諸課題の解決に加えて、国の施策の動向に十分留意しつつ、消費税率引き上げや、それにあわせて実施される幼児教育無償化等の社会保障の充実、働き方改革を初めとする現下の全国的課題への対応も含め、知事選を控えた骨格予算ではありますが、機動的かつ効果的な施策を盛り込んだ平成31年度当初予算を編成され、現在、県議会で審議中でございます。  さて、鳥取県中部地震から2年4カ月が経過いたしました。本町では、震災への支援制度の申請も完了し、確実に復興に向かっていることを実感しております。安心して住み続けていただくため、引き続き、相談窓口を確保するなど、被災された皆様に寄り添ったサービスの提供を行ってまいります。  また、北栄町版地方創生総合戦略の第1期の総仕上げに取り組むとともに、平成32年度には北栄町まちづくりビジョンの終了を迎えるに当たり、次期計画の中に持続可能な開発目標であるSDGsの理念を導入することについて検討してまいります。そのため、平成31年度には、SDGsの理解促進を図るため、町職員及び北栄町まちづくりビジョン検討委員会委員などを対象とした研修会に取り組んでまいります。  私の、町民の皆様へのお約束は、北栄町まちづくりビジョンにおける目標の実現を目指すものであり、平成31年度当初予算において、主な取り組みについて申し上げます。  初めに、基本目標第1の「げんきなまちづくり」についてであります。  まず、本町の基幹産業である農業の振興についてであります。  平成30年は、たび重なる災害による災いの年であり、本町農業への被害も甚大でありました。このように自然災害がいつ何どき襲ってくるかわからない中、平成31年1月から始まった農業経営者のセーフティーネットである収入保険は、農業をされている方の経営努力では避けられない自然災害や農産物の価格低下などで売り上げが減少した場合に、その減少分の一部を補償する仕組みとなっております。農家の皆様も収入保険制度または農業災害補償制度への加入により、資産の損失を最小限に抑える用意をしていただけるよう取り組んでまいります。  次に、TPP11、日EU・EPAの発効で関税削減による長期的な影響が懸念される中、農林漁業者の将来への不安を払拭し、経営マインドを持った農林漁業者の経営発展に向けた投資意欲を後押しするため、園芸産地活力増進事業畜産振興事業など、引き続き攻めの農業への転換を図る体質強化に取り組んでまいります。  また、平成30年10月30日よりワインのラベル表示のルールが変わりましたが、北条砂丘地農業の振興、中部地震からの復興においても、この地域の象徴でもある北条ワインの「北条」という表示が引き続き使用できるよう、生産圃場の確保のため、しっかりと支援をし、地域の特産品を守ることで、地域の活力につなげていけるよう取り組んでまいります。  次に、農業の担い手の相談や農業を次世代につなげる取り組みでございます。  営農意欲のある農業者が、就農開始から経営継承までの間に創意工夫を生かした農業経営が展開できるよう、平成30年11月より、鳥取県農業会議内にとっとり農業経営相談所が開設されました。この取り組みを本町の農業経営サポート事業と連携させ、担い手の農業経営の悩みを一緒に解決していけるよう取り組んでまいります。  また、地域ぐるみで農用地や水路、農道等の地域資源を守る多面的機能支払いの活動組織につきましては、活動組織の運営に係る事務処理の負担感、構成員の減少、高齢化などの課題等に対し、この4月に次期計画と協定を更新するタイミングで広域化を実現し、農村の環境保全と農業文化を伝承して、これまでどおり農地を守る取り組みが維持できるよう取り組んでまいります。  次に、社会問題にもなってきております有害鳥獣対策であります。  これまで農地への電気柵等での対策は、柵で囲われていない農地や住宅地へ拡散し、被害を拡大しかねないことなどの理由で、公的費用による導入を見合わせてまいりました。しかしながら、これまでの対応だけでは効果が薄く、このたび実験的に一部地域の農地において、電気柵により農地を守りつつ、行き場を失ったイノシシやアナグマをわなやおりで捕獲する実証実験を開始し、効果が見込まれれば段階的に電気柵の導入を整備してまいります。  続いて、商工業の振興であります。  平成30年4月から中小企業・小規模事業振興基本条例を施行し、振興基本計画を策定いたしました。町内の中小企業、小規模事業者の育成と経営安定化のため、北栄町商工会や県版ハローワークなどと連携をとりながら、求職者と中小企業とのマッチングや、ワーキングホリデーやインターンシップなどによる若者向けの企業体験、見学会を通して雇用を促進する取り組みを進めてまいります。  さらに、高齢化や人手不足、働き方改革への対応等の厳しい事業環境を乗り越えるために、老朽化が進む設備を生産性の高い設備へと一新させ、労働生産性の飛躍的な向上を図れるよう、導入促進基本計画の策定など引き続き取り組んでまいります。  また、ものづくり補助金小規模事業者持続化補助金等も御活用いただき、地域の事業者の投資意欲を喚起して、世代を超えたきずなや地域のつながりを強く結びつけるとともに、先人たちから受け継いだ地域資源を守り、育てながら次世代に引き継いでいけるよう、商工振興を進めてまいります。  また、高規格化の整備が進んでいる山陰道と国道313号との結節点周辺となる道の駅北条公園は、東西は山陰の、南北は岡山県との中継地として、大きな役割と発展の可能性が見えております。引き続き、この山陰道の整備に伴って、これまで単独型登録であった道の駅北条公園を一体型登録として申請する準備を進めてまいります。北条砂丘が持つ魅力と地場産業のポテンシャルを最大限に引き出して、道の駅「北条公園」だけでなく、道路と一体となって、小さな拠点として地域全体に活気が波及するよう取り組んでまいります。  続いて、観光振興であります。  青山剛昌ふるさと館に国内外から訪れる観光客は年々増加し、平成30年度の入館者数は過去最高を記録しております。ふるさと館の入館者の増加に伴い、展示スペースやスタッフ不足など新たな課題も出ており、そうした課題を整理し、未来のふるさと館のあり方を検討するため検討委員会を立ち上げ、調査研究を行ってまいります。  また、観光客の満足度向上を図るため、引き続き、地元や県、JRなどの関係者で構成する北栄町まんがのまちづくり企画実行委員会での議論を踏まえ、コナンを活用したまちづくり事業を展開いたします。  ふるさと館では、新たなフォトスポットの設置や授乳室の改修を行い、来館者の満足度向上に取り組み、コナンのまちづくりでは、巨大迷路の実施、新たなカラーオブジェやコナン駅の装飾をリニューアルするなど、魅力向上に取り組んでまいります。そして、観光協会との連携を密に図り、観光農園や地元の食、観光施設などを活用した観光商品の造成や観光サイト等を活用した北栄町ならではの情報発信の強化に取り組んでまいります。  次に、移住・定住対策であります。  移住・定住を促進するため、引き続き、移住奨励金制度や若年層の移住者に対する住宅取得を支援するための若年層移住定住者住宅取得支援事業、町内に住所を有する若年層の住宅取得を支援する定住支援住宅取得支援事業等に取り組んでまいります。  また、東京、大阪での移住相談会に参加し、北栄町の多様な農産物と農業のすばらしさ、もうかる農業を強調して、担い手の確保と移住を結びつける具体的提案を移住者に向け発信してまいります。  次に、国内外交流の推進であります。  台湾台中市大肚区との国際交流につきましては、平成30年7月には本町の青少年訪問団が大肚区を訪問し、また、平成31年1月には大肚区の青少年訪問団を受け入れ、交流を行ったところでございます。平成31年度におきましても、青少年訪問団の派遣、受け入れを行い、台湾の児童生徒と交流を深め、国際感覚の向上に取り組んでまいります。  また、国内交流については、滋賀県湖南市との交流を引き続き行っていくとともに、東京都港区を初め、他の自治体との交流や地域間連携を進め、あわせて民泊事業を推進し、交流人口、関係人口の拡充に取り組んでまいります。  続いて、基本目標第2の「ゆたかなまちづくり」についてであります。  平成30年4月に改定いたしました第2期教育大綱の基本理念「学びを通して夢を実現する人づくり」に基づき、地域住民の意向のより一層の反映と教育、文化等の振興に関する施策の総合的な推進に取り組んでまいりました。引き続き「子育てなら北栄町」「教育なら北栄町」「住み続けるなら北栄町」の基本目標に向かって、各種事業を展開してまいります。  まず、「子育てなら北栄町」につきましては、子育てを総合的に支援し、子育てと仕事が両立でき、安心して子どもを産み育てられる地域を目指し、子育て支援をさらに推進、充実してまいります。  ネウボラ事業といたしましては、新たに親育ち事業を実施し、子育ての不安軽減を図り、養育能力の向上に取り組んでまいります。  町立のこども園4園につきましては、発達段階に応じたきめ細やかで連続する保育、教育の推進、さらに保育教諭の研修機会の確保による資質向上を引き続き取り組んでまいります。また、保育環境につきましても、順次、必要な整備を行い、安全で快適な保育・教育環境を提供してまいります。  このほか、仕事と子育ての両立支援のための病児保育、病後児保育や休日保育などの子育て支援サービス、家庭での子育てを支援する在宅育児支援給付など、引き続き進めてまいります。放課後児童クラブ事業につきましては、民間ノウハウの活用による良質なサービスの提供を行うようにしております。  「教育なら北栄町」における主な事業といたしましては、これまでに引き続き教育力向上事業に取り組んでまいります。児童生徒の学ぶ力の基礎・基本の定着を図るため、各種診断テストの実施、教師の授業力向上のための講師招聘事業、小学校での外国語教育の先行実施、地域の人材による学習支援としてサマースクールや自治会等地域ボランティア学習支援を行ってまいります。  教員による先進地視察は、全国学力テストで常に上位にある秋田県を視察し、児童生徒の基礎学力の一層の定着に取り組んでまいります。  子どもたちのよりよい仲間づくり、学級づくりにつきましては、基本的な生き方を身につけさせるため、各種アンケート調査、教育講演会、いじめをなくそうサミットの開催、スクールソーシャルワーカーの配置等を継続して行い、いじめの解消、困り感のある児童生徒の支援に取り組んでまいります。  学校の整備につきましては、繰り越し事業として北条、大栄の小学校にエアコンを設置いたします。これにより町内各小・中学校へのエアコン設置率は100%となります。  このほか、教員の多忙化解消に向けた部活動指導員の配置を引き続き行うほか、新規の事業として、学校と地域住民がともに学校運営に取り組むコミュニティ・スクールの導入に向け、推進協議会の設置など推進体制の整備に取り組んでまいります。  次に、「住み続けるなら北栄町」についてであります。  このためには、一人一人が尊重され、安心で心豊かに日々暮らせること、我が町に親しみや愛着や誇りが感じられること、地域で行われているさまざまな活動に主体的に取り組めることが大切と考えております。  人権教育の推進につきましては、人権を尊重するまちづくり推進計画に基づき、15項目の人権を中心に、個性を認め合い、互いの心に寄り添う町の実現に向け、各人権にかかわる団体、部署と連携して取り組みを進めます。人権の発信拠点であるほくほくプラザも多くの方にかかわっていただきながら、地域でともに生き生きと暮らせるよう取り組んでまいります。  安心で活力ある地域づくりや青少年の健全育成を推進するために、引き続き「あいさつ運動」「家庭教育12か条キャンペーン」「6:30(ろくさんまる)運動」等を進めてまいります。平成30年度から始めた通学合宿は3泊4日に拡充し、湖南市子ども交流事業は、初めて湖南市に出かけ、交流を進めてまいります。  また、生涯楽しみながら主体的に学習ができる体制整備として、拠点である中央公民館、図書館、北栄みらい伝承館、民芸実習館での事業と地域に出かける出前講座をより利用しやすいものとして推進してまいります。  「文化の薫るまち 北栄町」として、引き続き北栄文化回廊で町美術展、図書館まつり、みらい伝承館企画展、中学校の文化祭等を連携させながら内容を充実し、機運のさらなる醸成に取り組んでまいります。  中央公民館では、北栄文芸、公民館まつり、ロビー展とともに、皆様のふだんの取り組みの成果発表の場も確保してまいります。また、郷土の魅力を身近に感じ、学び、愛着を持てるツールとして、「ほくえいふるさとかるた」を作成し、活用することにより、地域の文化芸術活動を通したまちづくりの推進や地域の歴史文化を伝承してまいります。  図書館は、暮らしに役立つ図書館活動をより推進するため、気軽に利用できる取り組み、「探して、調べて、提供する」レファレンスサービス、新設したオープンギャラリーも含め、町民の居場所、サードプレイスとなるよう取り組んでまいります。  「今こそ絵本を!」推進事業では、出前音読教室へのニーズが高まっており、音読リーダー養成講座を計画し、地域に音読の輪が広がる支援に取り組んでまいります。子育て世代には絵本作家のワークショップを行うことで、絵本のすばらしさを親子で体験、体感し、メーン事業の柳田邦男講演会は学校との連携で中学生向けに行い、「絵本は自分が楽しめ、将来に役立つ」という気づきにつなげ、認識を深めていく取り組みを引き続き進めてまいります。  生涯学習出前講座では、認知症予防プログラムをセットメニューに加え、頭や手や体を使うさまざまな感覚に働きかける文化的な取り組みを網羅し、健康と学びを交えた講座を新たに展開してまいります。  スポーツの振興につきましては、北栄スポーツクラブが総合型地域スポーツクラブ普及のため取り組んでいるさまざまな事業や、スポーツ推進委員が取り組む訪問型ニュースポーツ体験事業や体力測定事業と連携し、町民それぞれの状況に応じた運動や健康寿命延伸のための取り組みを提供、サポートすることで、生き生きと暮らすことができる地域づくりの後押しを文化的事業とも連携しながら取り組んでまいります。  32回目を迎えるすいか・ながいも健康マラソン大会につきましては、6月16日に開催するよう考えております。  地域を学び、町を支える人づくりの推進につきましては、六尾反射炉、由良台場を核とした発信、連携事業を日本遺産登録申請も研究しながらさらに進めてまいります。  北栄みらい伝承館では、岩本廉蔵やブドウ栽培110年に当たり企画展の開催や、地域副読本、整理した民俗資料などを活用することで、地域への親しみ、愛着、誇りが感じられるよう取り組んでまいります。  次に、官学連携事業であります。  まず、鳥取中央育英高等学校との連携につきましては、平成31年度も「地域探究の時間」に引き続き取り組み、町への愛着を育てるとともに、調査研究やプレゼン力を身につける等、将来、地域に貢献する志の高い人材の育成を目指してまいります。また、鳥取大学や映像、アニメなどを学ぶデジタルハリウッド大学との連携で、地域課題の発掘、解決に向けたアイデアを生み出す取り組みを支援してまいります。  続いて、基本目標第3の「えがおのまちづくり」についてであります。  まず、健康づくり事業であります。  心身ともに健康であることは、全ての町民の願いであり、充実した日常生活を送るための基礎でもあります。誰もが生きがいを持ち、自分らしく楽しく暮らせることができるよう、健康寿命の延伸に向けて、健康ほくえい計画に基づいたさまざまな事業に取り組んでいるところであります。引き続きこれらの事業を着実に推進してまいります。  具体的には、1次予防として運動の推進、食生活など生活習慣の改善の取り組みを強化し、各自治会で開催している健康講座を充実させ、健康意識の啓発を図り、地域に根差した健康づくりを展開してまいります。2次予防といたしましては、疾患の早期発見、早期治療につなげるため、健診、がん検診を受診しやすい環境に整えるとともに、効率的、効果的な受診勧奨を行ってまいります。また、生活習慣病重症化予防のための保健指導を充実してまいります。  感染症対策として、風疹抗体価検査と成人の風疹予防接種を実施するほか、子どもの任意予防接種の助成方法を一部変更し、子育て世代の利便性と経済的な負担軽減を図ってまいります。また、小児がんの骨髄移植に伴い、定期予防接種ワクチンの再接種が必要となった方への助成を新たに取り組んでまいります。  また、将来の社会を担っていく子どもたちが健やかに成長していくために、乳幼児期の発達支援や食育をこども園や学校と連携しながら進めてまいります。  次に、地域福祉の充実についてであります。  地域福祉計画の策定のため、平成30年度より委員会を立ち上げ、アンケート実施や自治会での地域懇談会を重ねてまいりましたが、地域福祉推進の両輪となる社会福祉協議会が策定している地域福祉行動計画の見直しが平成31年度に行われるのにあわせて、一体的な計画とした方がより効果的なものとなることから、平成32年度からの計画とするようにしたいと考えております。  また、高齢者福祉の充実では、第7期北栄町介護保険事業計画・高齢者福祉計画が2年目となりますので、1年目の取り組み状況、進捗状況を踏まえ、計画に盛り込みました在宅医療・介護連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援・介護予防サービスの体制整備をさらに推進してまいります。このため、今年度からこれまでの介護予防教室全体を見直し、新たに2つの教室を設けるなど、より本人の状態にあった効果的な介護予防、認知症予防に取り組んでまいります。  さらに、認知症対策では、認知症初期集中支援チームによる早期診断、早期対応に向けた支援対策を引き続き進めてまいります。あわせて、認知症カフェの利用を推進し、認知症の方や家族、介護者が気軽に集える居場所として定着させるとともに、認知症への理解を深め、啓発の場ともなるよう取り組んでまいります。  また、障がい者福祉の充実につきましては、第2期北栄町障がい者計画、第5期北栄町障がい福祉計画などに基づき、障がい者の方たちのための施策や障がい福祉サービスの提供体制の確保、業務の円滑な実施を進めてまいります。  次に、婚活事業であります。  少子化対策の一環として、少子化の要因の一つでもある未婚・晩婚化問題の解消のため、中部圏域で連携し、婚活イベントやセミナー等を共同で開催し、スケールメリットを生かし、新たな男女の出会いのきっかけづくりを行い、婚姻者の増加に取り組んでまいります。  続いて、基本目標第4の「やさしいまちづくり」についてであります。  まず、環境に優しいまちづくりの推進についてであります。  第2次北栄町環境基本計画で目指すべき目標「人と自然が共生し、あたたかい心のふれあうまち」の実現に向けて、恵み豊かな自然環境の中で幸せに暮らせる持続可能な社会の実現を目指し、地域エネルギー活用の取り組みをさらに進めてまいります。  平成30年11月7日に認定を受けたバイオマス産業都市構想を軸に、バイオマスエネルギーを活用した地域の資源循環システムを構築してまいります。また、省エネ住宅リフォーム補助金事業では、住宅の省エネ性能や断熱性能を向上させ、同時に町内業者による住宅リフォーム施工促進に取り組んでまいります。これらの地域エネルギーを活用する取り組みを進めていくことで、地域資源の循環だけでなく、化石エネルギーの費用として域外に流出していた経済を域内で循環させるよう取り組んでまいります。  廃棄物の適正処理につきましては、家庭や事業所から排出されるごみの減量化や適正処理を進めるため、リサイクルだけでなく、その手前のごみ発生抑制や再利用に対するさらなる意識の向上を図ることとしています。また、後を絶たない不法投棄の防止などを一層推進してまいります。  続きまして、住環境の整備であります。  町営住宅につきましては、長寿命化計画に基づき、必要な修繕など維持管理を適正に行ってまいります。由良宿団地建替事業は第2期工事が完成いたしますので、円滑に入居者の転居を進めてまいります。さらに、第3期工事の早期着手に向けて、既存住宅の除去、支障物件の移転を進めてまいります。また、住宅の耐震化として、耐震診断及び耐震改修やブロック塀の除去を行った場合に支援してまいります。  次に、風のまちづくり事業であります。  風力発電により生じた収益のうち4,000万円を基金から繰り入れし、小・中学校の照明のLED化や創エネ設備等設置費用の助成、LED防犯灯整備事業などの財源として充当し、町民の皆様へ還元してまいります。  また、高齢者を中心とした交通弱者の生活支援対策として実施しているタクシー利用料助成制度は、制度を拡充した年から毎年利用者が伸びておりますので、乗り合わせによる効率的な活用方法などのお知らせなども行い、引き続き平成31年度も実施してまいります。  下水道事業につきましては、北条下水道管理センターの長寿命化計画に基づく工事を行ってまいります。さらに、下水道の処理場、管渠施設全体の維持管理、改築に関する事項を調査、計画する下水道ストックマネジメント計画を策定してまいります。また、平成31年度から公営企業会計の導入を行い、今後も下水道施設の効率的な維持管理に努めるとともに、下水道会計の経営健全化を行ってまいります。  水道事業につきましては、引き続き安定した配水と安全な給水を提供するため、漏水が多い等の老朽管と民地内の配水管の布設がえ工事を実施してまいります。  次に、交通基盤の整備についてでありますが、幹線道路や通学路、交通量の多い道路で損傷の進んでいる町道、橋梁につきましては、社会資本整備総合交付金を活用して計画的に整備してまいります。台風24号で被害のありました国坂、西高尾地区の町道につきましては、復旧工事に着手してまいります。それ以外の町道につきましては、補修が必要な箇所を随時把握し、計画的に整備してまいります。  なお、山陰道北条道路、地域高規格道路北条湯原道路の推進につきましては、一般国道9号「北条道路」整備促進期成会のほか、全国道路利用者会議や中国国道協会の活動を通して、国に対して積極的に要望してまいります。また、由良川、北条川の維持管理や北条川放水路工事に伴う対策、県道等の維持管理につきましても県に要望をしてまいります。  空き家対策といたしましては、北栄町空家等対策計画等に基づき、倒壊のおそれのある危険な空き家等に対し適正な指導を行うとともに、除却を推進し、安心・安全な地域づくりを推進してまいります。  最後に、基本目標第5の「みんなのまちづくり」についてであります。  まず、地域活動の推進につきましては、引き続き、北栄町自治基本条例に基づき、開かれた町政運営とするため積極的な情報提供に努め、住民参画とコミュニティー活動を推進し、町民、事業者、コミュニティー、行政それぞれがお互いの理解と信頼関係のもとに協働によるまちづくりを推進してまいります。  また、地域力を高める取り組みとしては、住民主体での地域づくりを学ぶための講演会を実施し、今後のまちづくりに生かすこととしております。  平成30年度に北条地区の振興のため、地域の皆様の手で第1回北条ふるさとまつりが開催されました。このような地域の皆様による自主的な活動を支援してまいります。  男女共同参画社会の推進につきましては、引き続き、男女の個性や能力が十分に発揮できるよう、あらゆる分野や場面において男女共同参画社会を実現するため、北栄町男女共同参画基本計画の目標に向かって進捗状況を管理しながら着実に推進してまいります。  ふるさと納税の取り組みにつきましては、合併算定がえの縮減などによる普通交付税の減額が見込まれる中、ふるさと納税が貴重な財源として期待されるものでございます。品数をふやすことによる返礼品の充実や新たなふるさと納税サイトの開設などによる自主財源の確保に取り組んでまいります。
     平成29年度から固定資産税の公正で適正な課税を行うことを目的として実施している家屋の全棟調査につきましては、課税台帳と航空写真との突合作業に加え、現地での確認作業を進め、最終年度となります平成31年度は調査の取りまとめを行います。  また、民間でできることは民間の力を活用するという方針のもと、行政改革事業の一環として窓口業務の民間委託を実施してまいりましたが、加えて、平成30年10月より開始した庶務業務の民間委託につきましても引き続き実施し、職員の適正配置、時間外の削減など、働き方改革に資するものと考えております。  以上、平成31年度の主な取り組みを御紹介いたしました。北栄町まちづくりビジョンの5つの基本目標に沿った施策、とりわけ総合戦略に記載した施策を積極的に展開し、着実な成果を上げることにより、町民の皆様とともに「人と自然が共生し 確かな豊かさを実感するまちづくり」、そして持続可能なまちづくりを推進してまいります。  そういたしますと、議案第6号、平成31年度北栄町一般会計予算について提案理由を申し上げます。  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ86億500万円といたしました。平成30年度との比較では、マイナス2.3%、2億69万6,000円の減でございます。  予算編成に当たりましては、北栄町まちづくりビジョンに掲げた目標の実現のため、特に北栄町まち・ひと・しごと創生総合戦略の4つの重点目標の確実な達成に向けて、必要な取り組みを積極的に実施することを編成方針といたしました。  以下、主な事業を申し上げます。  1款議会費でございます。議会費には総額9,865万4,000円を計上いたしました。  議員報酬、議会活動、事務局経費でございます。  2款総務費では、総額で15億7,605万9,000円を計上いたしました。  総務管理費ですが、一般管理費といたしましては、ふるさと北栄基金事業に2億5,000万円、行政改革事業に3,568万9,000円などを計上いたしました。企画費といたしましては、企画事業に285万円、交通対策事業に1,112万5,000円、コミュニティ助成事業に750万円、民泊推進事業に330万円を計上いたしました。移住推進費といたしましては、ブドウ産地活性化地域おこし協力隊事業に389万2,000円、北栄暮らし支援事業に3,021万7,000円を計上いたしました。このほか、財産管理費に4億2,018万7,000円、光ファイバーネットワーク施設管理費に3,350万4,000円を計上いたしました。徴税費ですが、税務総務費に1億67万6,000円、賦課徴収費に456万円を計上いたしました。このほか、戸籍住民基本台帳費に2,399万3,000円、選挙費に2,099万4,000円、統計調査費に532万2,000円、監査委員費に125万6,000円を計上しております。  3款民生費でございます。民生費には総額23億7,189万4,000円を計上いたしました。  社会福祉費ですが、社会福祉総務費といたしましては、社会福祉協議会補助金事業に1,655万4,000円、国民健康保険事業特別会計繰出金事業に1億2,826万8,000円、介護保険特別会計繰出金事業に2億1,057万7,000円を計上いたしました。特別医療費等助成事業費といたしましては、特別医療費助成事業に1億46万6,000円、特定不妊治療助成事業に300万円などを計上いたしました。介護予防生活支援費といたしましては、外出支援サービス事業に1,395万1,000円などを計上いたしました。障がい者福祉費といたしましては、自立支援給付事業に3億7,829万9,000円を計上いたしました。生活困窮者自立支援費といたしましては、生活困窮者自立相談支援事業に679万円、就労準備支援事業に511万8,000円を計上いたしました。児童福祉費ですが、児童福祉総務費といたしましては、子育て総務事業に1億8,608万7,000円、在宅育児支援事業に1,386万円、ネウボラ事業に355万5,000円を計上いたしました。認定こども園管理運営費といたしましては、町立認定こども園の管理運営に係る費用として5億1,978万6,000円を計上いたしました。児童手当費といたしましては、児童手当等給付事業に2億3,201万7,000円を計上いたしました。このほか、国民年金事務取扱費に49万4,000円、生活保護費に1億5,454万3,000円を計上しております。  続いて、4款衛生費でございます。総額で6億2,551万5,000円を計上いたしました。  保健衛生費ですが、感染症等予防費といたしまして3,955万6,000円を計上いたしました。各種定期予防接種を医療機関へ委託する費用などでございます。母子衛生費では、母子衛生事業に1,390万9,000円を計上いたしました。妊婦健診、乳幼児健診などを実施する費用でございます。健康支援費ですが、健康診査等事業に4,466万6,000円を計上いたしました。各種がん検診、人間ドック、歯科健診等を実施する経費のほか、健康づくりに対する意識の向上と実践を促すための費用でございます。後期高齢者医療対策費ですが、後期高齢者医療対策事業に1億9,426万4,000円を計上いたしました。環境保全費といたしましては、創エネ設備等設置費補助金事業600万円などを計上いたしました。清掃費ですが、じんかい処理費といたしましては、一般廃棄物収集事業に3,387万5,000円を計上いたしました。  5款農林水産業費でございます。総額で4億7,654万2,000円を計上いたしました。  農業費ですが、農業委員会費といたしましては、農業委員会総務事業に2,259万5,000円を計上いたしました。農業振興費といたしましては、がんばる農家プラン事業に1,629万3,000円、就農条件整備事業に710万9,000円、園芸産地活力増進事業に3,135万円を計上いたしました。担い手育成支援費といたしましては、担い手育成支援事業に2,799万5,000円を計上いたしました。新規就農者の営農開始初期の生活資金、運営費、設備投資などへの支援を国、県の補助を受けて実施するものでございます。畜産振興費といたしましては、畜産振興事業に1,959万4,000円を計上いたしました。乳用牛優良精液購入、優良子牛購入、和牛増頭対策への支援に要する経費などを計上しております。農地費といたしましては、土地改良区地元負担軽減補助金事業に1,355万3,000円、ふるさと活性化基金積立金事業に1,756万4,000円を計上いたしました。多面的機能支払い交付金といたしましては、活動支援推進交付金事業に1億580万2,000円を計上いたしました。農地、農業用施設の保全を地域共同で実施する組織への支援を行うものでございます。しっかり守る農林基盤整備費といたしましては、しっかり守る農林基盤整備事業に1,696万円を計上いたしました。農業基盤である水路改修、水路のり面補修、暗渠排水等の補助金に要する経費などを計上しております。松くい虫防除費といたしましては、松くい虫防除事業に1,935万3,000円を計上いたしました。このほか、水産振興費に5万7,000円を計上しております。  6款商工費には1億6,283万7,000円を計上いたしました。  商工費ですが、商工振興費といたしましては、商工振興事業に635万円、産業振興奨励金事業に646万3,000円、就労創業支援事業に200万円などを計上いたしました。観光費といたしましては、観光振興事業に2,064万7,000円、コナンのまちづくり事業に1,775万9,000円、「まんが王国とっとり」協働推進事業に947万4,000円を計上しております。  7款土木費に14億3,506万5,000円を計上いたしました。  土木管理費ですが、土木総務費といたしましては、震災に強いまちづくり促進事業に872万8,000円を計上いたしました。道路橋梁費ですが、道路維持管理費といたしましては、道路維持管理事業に7,503万9,000円を計上いたしました。道路新設改良費といたしましては、社会資本整備総合交付金事業に1億4,634万4,000円を計上いたしました。住宅費ですが、由良宿団地建設費といたしましては、由良宿団地建替事業に2億4,166万4,000円などを計上いたしました。都市計画費ですが、下水道費といたしまして、下水道特別会計繰出金事業に9億1,433万8,000円などを計上いたしました。  8款消防費に2億5,056万4,000円を計上いたしました。  常備消防費といたしましては、鳥取中部ふるさと広域連合負担金事業に2億682万4,000円を計上いたしました。非常備消防費といたしましては、消防団活動事業に1,392万円を計上いたしました。災害対策費といたしましては、特定空家等除却支援事業に600万円を計上しております。このほか、消防施設費に618万5,000円を計上しております。  9款教育費に7億3,648万1,000円を計上いたしました。  教育総務費ですが、事務局費といたしましては、教育力向上事業に630万1,000円、コミュニティスクール推進体制構築事業に117万8,000円を計上いたしました。小学校費に9,919万円、中学校費に1億1,352万3,000円を計上いたしました。いずれも施設の維持管理、教育の振興に要する経費でございますが、各校へのICT教育活動支援員、特別支援教育補佐員の配置、風のまちづくり事業を活用して教室のLED化に要する費用を計上しております。社会教育費ですが、文化財保護対策費といたしましては、由良台場・六尾反射炉発信、連携事業に100万1,000円を計上いたしました。このほか、公民館費に4,501万2,000円、図書館費に4,042万9,000円、歴史民俗資料館費には641万9,000円を計上いたしました。保健体育費ですが、保健体育振興費といたしましては、北栄スポーツクラブ事業に3,675万5,000円を計上いたしました。学校給食費といたしましては、給食費事業に8,316万2,000円を計上いたしました。このほか、保健体育総務費に579万円、すいか・ながいも健康マラソン費に1,750万円を計上いたしました。人権推進費ですが、隣保館運営費といたしましては、隣保館運営事業に655万8,000円を計上いたしました。このほか、人権推進費に107万4,000円、児童館運営費に606万5,000円、人権教育費に1,920万7,000円を計上しております。  10款公債費に8億6,201万2,000円を計上いたしました。町債の元金、利子を計上しております。  12款予備費に937万7,000円を計上いたしました。  以上、歳出の主なものを申し上げました。  続いて、歳入でございます。  まず、町税でございますが、全体で13億9,493万円を計上いたしました。平成30年度に比べますと3,700万3,000円、率にして2.7%の増となりました。  地方交付税は34億6,988万9,000円を計上いたしました。普通交付税が32億9,608万1,000円、特別交付税が1億7,380万8,000円の内訳でございます。  寄附金として、ふるさと北栄基金寄附金2億5,000万円を計上しております。  繰入金には4億1,810万2,000円を計上いたしました。平成30年度に頂戴し、基金に積み立てておいたふるさと北栄基金繰入金9,011万4,000円、風のまちづくり事業の財源として活用する風のまちづくり基金繰入金4,000万円のほか、平成30年度の財政調整基金繰入金2億6,870万5,000円を計上しております。  町債は7億9,500万円を計上いたしました。公営住宅建設事業債、公共事業等債、地域総合整備資金貸付事業債、公共施設等適正管理推進事業債、臨時財政対策債などを計上しております。  このほか、地方譲与税、地方消費税交付金、国、県からの支出金などの計上により編成を行ったところでございます。  次に、議案第7号、平成31年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ19億1,534万2,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、保険給付費及び県への納付金でございます。  歳入につきましては、国民健康保険税、県支出金、一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第8号、平成31年度北栄町介護保険事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15億7,393万7,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、保険給付費及び地域支援事業費などでございます。  歳入につきましては、介護保険料、国、県支出金、支払い基金交付金及び一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第9号、平成31年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ120万4,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、起債の償還金でございます。  歳入につきましては、貸付金元利収入及び県補助金などを財源に編成いたしました。  次に、議案第10号、平成31年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,391万5,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、クリーンセンター島の維持管理費及び起債の償還元金利子でございます。  歳入につきましては、使用料及び一般会計繰入金を財源として編成いたしました。  次に、議案第11号、平成31年度北栄町栄財産区特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ60万5,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、財産区所有の山林管理のための管理会委員報酬、山林管理委託料でございます。  歳入につきましては、財産収入、繰越金などを財源として編成いたしました。  次に、議案第12号、平成31年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ726万3,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、合併処理浄化槽の維持管理費及び起債の償還元金利子でございます。  歳入につきましては、使用料及び一般会計繰入金を財源として編成いたしました。  次に、議案第13号、平成31年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,601万5,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、青山剛昌ふるさと館の管理運営に必要な一般管理事業に6,391万1,000円を計上いたしました。  歳入につきましては、主なものとして、平成29、30年度の2カ年の入館見込みを踏まえ、有料入館者数を12万人と設定し、使用料7,553万円を計上しております。  次に、議案第14号、平成31年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,572万2,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、後期高齢者医療広域連合納付金でございます。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第15号、平成31年度北栄町水道事業会計予算についてでございます。  予算編成に当たりましては、町民の皆様に安定した配水と安全な給水ができることと健全なる水道事業会計の運営に留意しながら編成をいたしました。  平成31年度は、業務の基本となる予定量を年間総給水量151万3,567立方メートル、総給水戸数5,886戸と定めました。  収益的収入及び支出でございますが、収益的収入2億8,224万3,000円といたしました。水道料金収入が主なものでございます。収益的支出2億3,766万2,000円といたしました。各水源地の維持管理費、配水管等の漏水修繕費、有効期限による量水器の取りかえ工事請負費及び企業債償還利息が主なものでございます。  資本的収入及び支出でございますが、資本的収入1億923万3,000円、資本的支出1億9,052万3,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額8,129万円は、過年度分損益勘定留保資金で補うことといたしました。資本的収入の主なものは、企業債及び工事負担金でございます。資本的支出の主なものは、老朽管布設がえ工事及び企業債償還金でございます。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は3,603万1,000円を予定しております。  次に、議案第16号、平成31年度北栄町下水道事業会計予算についてでございます。  平成31年度より地方公営企業法の適用とし、健全なる下水道事業会計の運営に留意し、予算編成をいたしました。  平成31年度は、業務の基本となる予定量を年間総処理水量127万8,777立方メートル、接続戸数4,638戸と定めました。  収益的収入及び支出ですが、収益的収入11億5,688万7,000円といたしました。下水道使用料、一般会計負担金収入が主なものでございます。収益的支出9億1,171万円といたしました。各施設の維持管理費、流域下水道の維持管理に要する負担金、事業活動全般に関する費用及び企業債償還利息が主なものでございます。  資本的収入及び支出ですが、資本的収入3億2,354万8,000円、資本的支出8億4,986万円とし、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額5億2,631万2,000円は、当年度分損益勘定留保資金3億2,112万7,000円と当年度利益剰余金処分額2億518万5,000円で補うことといたしました。資本的収入は、企業債及び他会計出資金、国庫補助金、受益者分担金でございます。資本的支出の主なものは、施設等の建設改良に要する経費及び企業債償還金でございます。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は2億3,502万4,000円を予定しております。  次に、議案第17号、平成31年度北栄町風力発電事業会計予算についてでございます。  平成31年度より地方公営企業法の適用とし、健全なる風力発電事業会計の運営に留意し、予算編成をいたしました。  収益的収入及び支出ですが、収益的収入5億1,165万3,000円といたしました。売電収入の4億7,566万7,000円が主なものでございます。収益的支出は3億8,916万1,000円といたしました。風力発電施設を維持するための修繕費、工事請負費、点検のための委託料及び人件費が主なものでございます。  資本的収入及び支出ですが、資本的収入は起債等を予定しておりませんのでゼロ円でございます。資本的支出は1億2,141万2,000円とし、基金積立金1億円が主なものでございます。資本的支出の財源につきましては、当年度分損益勘定留保資金7,773万5,000円と当年度利益剰余金処分額4,367万7,000円で補うことといたしました。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は1億1,367万7,000円を予定しております。  以上12議案、詳細につきましては、各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) まず、議案第6号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計予算書をお願いします。議案第6号、平成31年度北栄町一般会計予算でございます。歳入歳出予算で、第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ86億500万円と定めるものでございます。  以下は説明を省略させていただきますが、債務負担行為と地方債については、第2表、第3表で説明をさせていただきます。  6ページをお願いします。第2表の債務負担行為でございます。まず、広報事業ということで、町勢要覧を作成するため、平成31年度から平成32年度の2カ年で行う事業で、平成32年度に限度額269万5,000円をお願いするものでございます。次の由良宿団地建替事業は、第3期工事の整備を平成31年度から平成32年度の2カ年で行う事業で、平成32年度に限度額2億5,547万1,000円をお願いするものでございます。  次の第3表の地方債でございます。平成31年度に起こす地方債を記載しております。起債の目的ですが、臨時財政対策債から公共施設等適正管理推進事業債までの6件の起債を予定しております。限度額としましては、合計で7億9,500万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、御確認をお願いいたします。  次に、7ページの歳入歳出予算事項別明細書、1、総括は説明を省略させていただきます。  次に、9ページをお願いします。2の歳入でございます。ここでは一般財源に係る歳入を中心に説明をさせていただきます。特定財源であります11款分担金及び負担金以降につきましては、概要のみの説明とさせていただき、詳細につきましては、各担当課長より歳出にあわせまして説明いたします。  そうしますと、最初に、町税につきまして、税務課長が説明を行います。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 町税について説明いたします。9ページでございます。  1款1項1目町民税の個人分でございます。本年度5億3,558万3,000円を計上いたしました。前年度に比較して2,085万7,000円の増でございます。平成30年度の現状から人数の増加と1人当たりの所得割額の増加を見込み、さらに徴収率を0.1%上乗せし、99.5%で計上したものでございます。2目法人分です。5,632万円を計上いたしました。法人数で14社の増加と法人税割の平成30年度状況を勘案し、676万8,000円の増加でございます。  次に、2項固定資産税です。1目固定資産税に6億5,747万円を計上いたしました。前年度より1,347万円の増でございます。土地、家屋は評価がえの2年目で、大きな変動はございませんが、新増築での若干の増加を見込んでおります。償却資産は、最近の課税標準額に平成29年度から平成30年度の増加率を乗じたものを計上いたしております。内容としては、太陽光発電設備など新たな設備投資での増加を見込んでおります。徴収率についても前年度より1%上乗せした99%での計上といたしました。2目国有資産等所在市町村交付金は、平成30年度実績に基づき34万円を計上いたしました。固定資産税全体では6億5,781万円でございます。  続いて、3項軽自動車税です。6,585万5,000円を計上いたしました。前年度より739万8,000円の増でございます。種別割は、買いかえによる新税率の適用や年数経過での重課による増に加え、徴収率も前年度より0.2%上乗せし、99.6%で算定し、6,278万8,000円といたしました。環境性能割は、平成31年度10月以降に消費税の導入に伴う自動車取得税の廃止から燃費性能に応じた項目として新たに設けられたものでございます。県の試算により計上いたしまして、296万7,000円でございます。  続いて、4項たばこ税です。7,936万2,000円を計上いたしました。前年度より1,149万1,000円の減でございます。平成30年10月のたばこ税の引き上げによる販売価格の値上げや、加熱式たばこなど低い税率のものが普及していること、平成30年度の実績の減少傾向を考慮して、5%減と見込んだものでございます。手持ち品課税については、本年度、税率改正がありませんので計上しておりません。
     以上、全体で13億9,493万円となります。平成30年度に比べますと3,700万3,000円、率にして2,7%の増でございます。  以上で町税の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 続きまして、10ページをお願いします。2款地方譲与税から11ページの8款の地方特例交付金までと10款の交通安全対策特別交付金につきましては、国が目的を持って徴収した税金について、国と県が定めた基準に基づいて交付されるものや、あるいは譲与されるものでございますので、詳しい説明は省略させていただきますが、10ページの2款3項1目森林環境譲与税は新たに創設されたものであり、次世代に豊かな森林を引き継ぐための仕組みで、間伐などを実施する市町村に公有林人工林面積や林業就業者数、人口に基づき案分して譲与されるものであり、230万円を計上しております。  次に、11ページの9款の地方交付税に34億6,988万9,000円を計上しております。8,582万2,000円の減でございます。算定の方法でございますが、国の地方財政計画が示した指標では、地方交付税の伸び率は1.1%のプラスとなっております。また、普通交付税の算定に当たっての合併算定がえの額は約2億9,000万円でございます。いわゆる合併後の優遇措置のことですが、これが平成28年度から5年間で段階的にその優遇措置がなくなります。平成31年度はその7割の2億300万円が減額されるということで算定をしております。これらを加味し、普通交付税は前年より8,781万4,000円減の32億9,608万1,000円、特別交付税は1,992万円増の1億7,380万8,000円ということで算定をしております。  次に、11款の分担金及び負担金でございますが、総務費分担金につきましては、ケーブルテレビの整備関係の分担金で、事業の受益者の分担金でございます。  次に、12ページをお願いします。2項負担金につきましては、入所児童の保育料など、各事業についての負担金でございます。合計が5,618万5,000円で、9万1,000円の増となっております。  次に、12款1項使用料でございますが、これは各施設や町営住宅の使用料などでございます。1目の総務使用料から5目教育使用料まで合計が3,208万1,000円で、442万6,000円の増でございます。  次に、2項手数料でございますが、これは証明書の交付などの各種手数料でございます。1目の総務手数料から4目土木手数料まで合計が830万9,000円で、240万9,000円の増でございます。  次に、13款1項の国庫負担金でございますが、これは各事業に伴う国の負担金でございます。合計が、14ページになりますが、5億9,944万1,000円で、537万9,000円の減でございます。  次に、2項国庫補助金でございますが、各事業に伴う国庫補助金でございます。1目の総務費国庫補助金から7目の衛生費国庫補助金まで合計が2億5,925万9,000円で、7,904万6,000円の減でございます。  次の3項委託金でございますが、国からの事務委託に伴う委託金でございます。1目の総務費国庫委託金から3目の土木国庫委託金まで合計が44万9,000円で、263万6,000円の減でございます。  次に、14款1項県負担金でございますが、各事業に伴う県の負担金でございます。合計が、16ページになりますが、2億8,073万6,000円で、353万6,000円の減でございます。  次に、2項の県補助金でございますが、各事業に伴う県の補助金でございます。合計が、19ページの下のほうになりますが、3億4,865万4,000円で、5,107万3,000円の減でございます。  次に、3項の委託金でございますが、県民税の徴収など事務委託に伴う委託金でございます。合計が、20ページになりますが、5,294万5,000円で、1,863万5,000円の増でございます。  次に、15款の財産収入でございます。1項の財産運用収入でございますが、合計が1,114万2,000円で、261万4,000円の減でございます。  次に、21ページになりますが、2項の財産売り払い収入で、合計が264万3,000円で、3,099万9,000円の減でございます。前年度は東園稲場団地の土地の売却収入がございましたが、その分がなくなったことが減額の要因でございます。  次の16款の寄附金でございます。ふるさと北栄基金の寄附金ということで、2億5,000万円を計上しております。前年度より7,000万円の減額としております。平成30年度は寄附金の実績を1億9,300万円と見込んでおりまして、平成31年度はふるさと納税の新たなポータルサイトの開設や広告、PRの充実などの取り組みにより、前年度実績見込みよりは30%アップの寄附金を見込んでおりますが、前年度の当初予算からは大きく減額となっております。  次の17款の繰入金でございますが、各事業の財源とするため基金から繰り入れするもので、合計が、22ページになりますが、4億1,810万2,000円で、862万9,000円の増でございます。  21ページに戻りますが、3目のふるさと北栄基金繰入金でございます。6,058万2,000円の減としております。前年度いただいた寄附金から返礼品などの経費を引いた残額が繰入金の金額となりますが、寄附金の減額に伴って繰入金も大きく減額となっております。それから、5目の財政調整基金繰入金は、予算の調製で2億6,870万5,000円と、2,808万4,000円の増でございます。  続いて、22ページをお願いします。27目風のまちづくり基金繰入金でございます。4,000万円を計上しております。風力発電から生じる売電収入の一部を環境関連事業のほか、将来の北栄町を担う子どもたちの育成支援の財源に充てるために繰り入れるものでございます。  次に、2項の他会計繰入金でございますが、風力発電事業特別会計繰入金と大栄歴史文化学習館特別会計繰入金は、廃目整理とさせていただきます。風力発電事業特別会計は、平成31年度より地方公営企業法適用に伴い、決算上剰余金を生じた場合に議会の議決を得てから一般会計へ繰り出すことができます。具体的には、平成31年度風力発電事業会計の決算は平成32年の9月議会での議決となり、それからでないと繰り入れはできません。したがいまして、平成31年度の繰入金はなく、廃目整理とさせていただきます。次の大栄歴史文化学習館特別会計繰入金は、青山剛昌ふるさと館の改修に係る費用の償還が前年度で終了しましたので、廃目整理とさせていただきます。  18款と19款の2項までは説明を省略させていただきます。  次に、23ページの19款3項の貸付金元利収入でございますが、これは各種貸付金の元利収入でございまして、合計が2,179万5,000円で、1,340万9,000円の減でございます。  4項の受託事業収入でございますが、合計が321万5,000円で、94万円の減でございます。  5項の雑入でございます。1目弁償金に621万3,000円を計上しております。こども園の職員の給食費の弁償金が主なものでございます。2目雑入に2億645万9,000円を計上しております。すいか・ながいも健康マラソン大会参加料や小・中学校の給食費が主なものでございます。  次に、26ページをお願いします。20款町債でございます。1目総務債の臨時財政対策債から3目土木債の公共施設等適正管理推進事業債まで合計で7億9,500万円を計上しており、1億7,510万円の増でございます。町内企業である株式会社寺方工作所の地域振興に資する民間投資を支援するための地域総合整備資金貸付事業債が増額の要因でございます。  歳入は以上でございます。  続いて、27ページからが歳出でございます。  1款1項の議会費でございますが、合計が9,865万4,000円で、346万7,000円の減でございます。これは議会の運営に要する経費でございまして、議員報酬及び事務局職員の人件費が主な経費でございます。その他の経費につきましては、通常の経費でございます。  続いて、29ページをお願いします。2款1項1目の8節報償費でございますが、寄附者謝礼ということで、ふるさと納税の返礼品代でございます。平成31年度の寄附見込み額2億5,000万円の3割に当たる7,500万円と、平成30年度までの寄附者のうちまだ返礼品を頼まれていない方のポイント残り分780万円、これらの送料も合わせ、合計で1億1,880万円を計上しております。そのほか、ふるさと納税の主な経費としては、11節需用費の印刷製本費のうち、平成32年度用のパンフレットの印刷費として84万3,000円、30ページになりますが、12節役務費に通信運搬費や広告費、クレジット納付手数料などで合計826万6,000円、13、委託料にシステム委託料、楽天出店プラン委託料、新たなポータルサイト「さとふる」の出店プラン委託料として合計500万円、31ページの14節使用料及び賃借料にクレジット納付システム利用料、申し込みフォーム利用料、サーバー利用料として合計302万9,000円を計上しております。また、25節積立金に1億1,226万8,000円を計上しております。この積立金は、いただいた寄附金からふるさと納税に係る必要経費を除いた額を積み立てるものでございます。ふるさと納税に係る支出の合計としては2億5,001万6,000円を計上しております。  続いて、30ページに戻りますが、13、委託料のところで下から2番目の窓口業務委託料に3,563万円を計上しております。これは北条支所と大栄庁舎の窓口業務と庶務業務の民間委託に係る経費でございます。次の統一的な基準による地方公会計整備支援業務委託料に264万円を計上しております。これは地方公会計制度に沿った財務書類の作成に係る支援を専門家に委託する経費でございます。  続いて、31ページをお願いします。2目の広報費でございます。648万円を計上しております。広報の印刷費やホームページの保守委託料などの経費でございます。13、委託料のうち町勢要覧作成委託料115万5,000円を計上しております。町勢要覧につきましては、前回、合併10周年のときに作成しており、予備部数も少なくなってきております。平成32年が合併から15年という節目でございますので、これに合わせて平成31年度と平成32年度の2カ年で作成したいと考えております。平成31年度の予算額115万5,000円は、町勢要覧作成委託料の総額835万円の3割分の前金支払い額相当額でございまして、今回、債務負担行為として上げております広報事業269万5,000円が平成32年度の執行予定分でございます。  次に、3目会計管理費でございます。25万2,000円を計上しております。出納室の事務的経費でございます。  次に、33ページをお願いします。4目財産管理費の21節貸付金に3億5,600万円を計上しております。これは、町内企業である株式会社寺方工作所の自動車関連部品の増産に対応するため、新工場の建設と生産に必要な設備の導入を支援するためのものでございます。貸付額は、事業費の総額から補助金を控除した額の35%の額を上限にしたもので、無利子で融資します。歳入で説明しましたとおり、町はこの資金調達のために地域総合整備資金貸付事業債を発行します。この地方債に係る利子は町が負担をしますが、この利子の75%は地方交付税で措置されます。企業からの償還につきましては、平成35年3月から平成46年3月までの期間で償還予定でございます。この取り組みにより、雇用や設備投資、物流、建設分野において長期的に大きな波及効果が見込まれます。  次に、36ページをお願いします。9目企画費でございます。3,798万5,000円を計上しております。64万7,000円の増でございます。  まず、1節報酬のうち自治基本条例審議会委員報酬に9万円を計上しております。これは、自治基本条例の規定において、条例施行の日から5年を超えない期間ごとに各条項が社会情勢に適合したものかを検討することとされております。その調査、審議をするための審議会を開催するのに要する経費でございます。  次に、8節報償費のうち政策研究調査講師報償費に30万円を計上しております。平成32年度に北栄町まちづくりビジョンの終了を迎えるに当たり、次期計画の中に持続可能な開発目標であるSDGsの理念を導入することについて検討したいと考えております。そのため、平成31年度にはSDGsの理解促進を図るため、町職員などを対象とした研修会の開催経費を計上しております。このほか、まちづくりビジョンの次期計画に係る予算としまして、11節需用費の消耗品費のうち、町民アンケートに要する経費として8万2,000円を計上しております。  次に、13、委託料に21万5,000円を計上しております。地域づくり研究事業ということで、地域共生社会の実現と持続可能な地域づくりを学ぶための講演会の開催に係る経費でございます。この事業の4分の3につきましては、国の負担となります。  次に、19節負担金、補助及び交付金の中で主なものを説明させていただきます。地域の自立・活性化活動支援交付金に165万円を計上しております。町民や自治会、団体などの地域の活性化につながる取り組みを支援するための経費でございます。次に、37ページになりますが、路線維持補助金に918万円を計上しております。これは路線バスを維持するための補助金でございます。次に、乗りあいタクシー運行支援事業費補助金に93万8,000円を計上しております。これは乗り合いタクシーの運行に要する経費を補助するものでございます。次に、鳥取砂丘コナン空港連絡バス運行支援事業費補助金に81万5,000円を計上しております。これは鳥取砂丘コナン空港連絡バスの倉吉駅と青山剛昌ふるさと館の間の路線維持のための補助金でございます。次に、一般コミュニティ助成事業交付金に750万円を計上しております。これは、宝くじの財源を活用し自治会等の備品等を整備する事業で、今回11の自治会から希望がございまして、そのうち3団体分の経費を計上しております。所要経費は全て一般財団法人自治総合センターからの収入によるものでございます。次に、結婚新生活支援事業補助金に60万円を計上しております。これは、経済的理由で結婚に踏み出せない低所得者の方を対象に、結婚に伴う新生活に係る費用を経済的に支援するための経費でございます。この事業の2分の1につきましては、国の負担となります。  少し飛びまして、46ページをお願いします。5項1目統計費に532万2,000円を計上しております。424万1,000円の増でございます。これは、国、県が実施する統計調査のうち、町が委託を受けて実施するものに要する経費でございます。主な調査としましては、5年ごとに実施される農林業センサスと全国家計構造調査でございます。これらの経費は全額、県の委託金で充当されます。  次に、6項1目監査委員費に125万6,000円計上しております。5万1,000円の減でございます。町の監査に係る経費で、報酬ほか通常の経費を計上しております。  続いて、113ページをお願いします。10款公債費でございます。1目元金に8億1,291万6,000円、2目利子に4,909万6,000円、合計で8億6,201万2,000円を計上しております。1億3,551万8,000円の減となっております。  次に、予備費でございます。937万7,000円を計上しております。  次に、114ページをお願いします。給与費明細書でございますが、説明については省略させていただきます。  次に、117ページをお願いします。債務負担行為に係る調書でございます。117ページから118ページまでの31事業について、事業名、限度額、そして前年度までの支出額と平成31年度以降の支出予定額などを記載しております。御確認をお願いいたします。  最後に、119ページに地方債に係る調書を記載しております。左から、前々年度ということで、平成29年度の現在高が75億1,517万1,000円でございました。前年度、平成30年度の現在高が(A)の部分で、合計が75億6,230万3,000円で、その右の平成31年度の起債見込み額(B)の合計7億9,500万円を足して、その右の(C)、平成31年度の償還見込み額8億1,291万6,000円を引いたものが一番右の平成31年度末の現在高見込み額となり、75億4,438万7,000円となる見込みでございます。  私からの説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前10時37分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時48分再開)  磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 続いて、総務課関係の説明をいたします。  予算書28ページをお願いいたします。28ページ、2番目の表になります。2款1項1目一般管理費です。一般管理費、先ほど企画財政課分の説明がありましたが、それ以外としては、総務課、企画財政課、出納室の臨時職員を含めた職員の給与の関係、それと職員全体の研修経費、健康診断の経費、そして町業務の電算処理経費が主なものでございます。内容につきましては、例年どおりでございますので、説明は省略いたします。  それでは、32ページをお願いいたします。32ページ、4目の財産管理費でございます。先ほど企画財政課からの分もありましたが、総務課関係といたしましては、町有財産、建物の火災保険料、公用車全体の自動車共済の保険料、そして大栄庁舎の管理事業費、そして総務課管理の公用車経費、そのほか駅前広場であったり出会いの広場、天神いこいの広場、桜堤の管理経費、そして防災行政無線の管理事業がここの中の主なものでございます。新しいものといたしましては、33ページの14節使用料及び賃借料のところの下から3行目です。庁舎LED照明の賃借料を上げてます。こちら、5年リースで庁舎の1階、2階フロアの照明をLEDに交換いたします。議会説明会において、5年リースでという形でしておるんですが、一括で払ってはどうかという御意見をいただいております。町としては、この照明を提案してきた業者が、毎年の電気代がある程度下がりますよ、その分で賃借料を払ってLEDに交換できますよという、そういう提案がありましたので、これをやりながら、電気代が幾ら本当に下がるのかというのを検証しながらやりたいと思いますので、済みません。5年リースでやらさせていただきたいと思います。  続いて、その下ですね。15節の工事請負費です。庁舎1階南側はアルミサッシ取りかえというふうに書いておりますが、1階の南側の窓のところが、何ていいますか、サッシが膨らんできて、鍵が閉まりづらくなっているという、そこがありますので、3カ所、交換を考えております。  続いて、18節の備品購入費の下のほうですけど、公用車購入費につきましては、町長専用車の更新を考えております。その上の備品購入費につきましては、職員用の事務椅子を年次的に交換をしておりますので、椅子の交換をいたします。  続いて、5目北条庁舎管理費です。こちら、旧北条庁舎の管理費でございまして、今、中部ふるさと広域連合が2階、3階を使っているということもありまして、財源内訳のところ、その他のところに459万9,000円ありますが、そこの主な部分としては、連合からの賃借料、負担金です。使用しているものに対する負担金をいただくということになっております。  はぐっていただいて、15節の工事請負費です。工事請負費の固定資産とありますが、ここは2階のエアコン、連合が使ってます2階フロアのエアコンの取りかえを考えております。  続いて、6目北条支所管理費です。こちら、今支所が入ってます健康福祉センターの支所の管理費、そして公用車の管理費としまして、マイクロバスの担当をそこが請け負っておりますし、北条地区の振興事業というのを支所が行っております。主にはこの3つの経費がここに上がっております。昨年に比べて160万円余りの増額となっておりますが、こちらはマイクロバスの関係を、今は北条地区と大栄地区ということで、大栄地区は総務課のほうが担当しておりますけど、来年度から一括して北条支所が受け持つということで、賃金等を集約しておりますので、ここは増額になっております。そして、北条地区の振興事業といたしましては、振興を話し合う会議のための経費であったり、その会議の結果などを知らせる広報紙やチラシなどの経費として33万1,000円を計上しております。  続いて、次のページになります。7目の北条改善センター費です。こちら、名前のとおり北条の農村環境改善センターの経費です。管理費としては例年のとおりです。若干ふえておる分につきましては、修繕費を増額しているということでございます。  続いて、8目の大栄改善センター費、こちらも大栄の農村環境改善センターの管理費でございます。新しいものとしまして、13の委託料の一番下のところです。委託料(工事設計・土地取得登記)というふうに機械的な名前になっておりますが、土地取得はございません。工事設計ということで、改善センターの2階の西側のところ、青年研修室があります。そちらを広げると、拡張するという設計を今年度行いたいというふうに考えております。その下の15節の工事請負費ですけど、トイレです。男女トイレが個室に入ると、夜間、個室の中が暗くて見づらいという御意見がありましたので、そこについて照明の増設を考えております。  はぐっていただいて、37ページです。10目の自治会活動促進費です。こちらは63の自治会に対する運営費などの交付金の計上でございます。例年のとおりでございます。  続いて、11目の交通安全対策費です。こちらは交通指導員の設置経費であったり活動費であったり、カーブミラーの維持管理費、交通安全運動などの啓発に使う物品の購入、そして交通安全関係団体への負担金を計上しております。内容としましては例年の、通常のとおりでございます。  はぐっていただいて、38ページをお願いします。38ページ、12目です。光ファイバーネットワークの施設管理費です。こちら、名前、光ファイバーとなってますが、ケーブルテレビの維持管理費でございます。町が受け持っておるのは維持管理費でございます。前年に比べて180万円余りの増額となっております。こちらにつきましては、備品購入費のところにありますが、光ファイバーネットワーク施設備品、これはテレビに加入されたりインターネットに加入されたおうちに、家のほうに、壁のほうにONUという設備を取りつけるわけですけど、それの購入を数をふやすということで、ここが増額になっております。  続いて、13目の情報処理費です。こちらは職員がふだん使っているパソコンであったりグループウエアのソフトの経費、メールであったりインターネットであったり、そういう経費でございます。内容には変わりございませんが、サーバーの更新を1台行いますので、前年に比較し、300万円弱ですか、増になっているということです。  次のページの39ページの14目の防犯対策費です。こちらは、町が設置している防犯灯、それの設置費、工事費、維持管理費、そして電気代と、そして自治会が設置する場合に補助制度を設けておりまして、3分の1ですか、補助制度を設けておりますが、これまでは新設だけ、LED照明を新しくつけるというような新設だけを補助対象にしとったわけですけど、自治会等から要望があって、修繕でも大規模な修繕、照明全体をかえるような修繕についても補助対象にしてほしいということがありましたので、平成31年度からはそういう修繕も対応するということにしております。そこの部分の関係で、予算がふえておるのはそこの部分の予算がふえたということでございます。  続いて、15、諸費です。こちらはそこに書いてあるような負担金が主なものでございますが、負担金の一番上ですね、県屋根修繕促進事業負担金というのが新たに加わっております。これは、鳥取県中部地震で、生活保護の世帯の方でいまだに屋根にビニールシートがかかっているような世帯について、一般の補助事業はもう終了しちゃったんですが、県のほうがそういう支援を行いたいということで、生活保護の世帯に県が屋根の修繕を行います。そして財源として町がその2分の1を県に支払うという負担でございます。2件分を予算化しております。  次のページをお願いいたします。40ページの一番下です。19目災害復興支援費です。こちらは先ほど申し上げました鳥取県中部地震で被害に遭われた方の再建支援のための補助金ですが、昨年の10月で新しい申請の受け付けが終了しました。現在残っているのが1年間をかけて、ことしの10月末までに工事を行っていただけばいいんですが、その方に対する補助金として、前年に比べて1割程度ですか、予算を計上しております。  はぐっていただいて、43ページです。43ページ、下のほうです。選挙費になります。2款4項の選挙費、1目選挙管理委員会費です。こちらは選挙管理委員4人の方の報酬であったりその方の会議費を計上しております。例年のとおりでございます。  2目の選挙啓発費は、明るい選挙のための啓発経費でございます。こちらも例年のとおりでございます。  次、5目です。参議院議員通常選挙費です。こちらは、7月に参議院選挙を予定されてまして、その経費を計上しております。全額、国からの委託費を計上しております。細かい内容は説明を省略いたします。  はぐっていただいて、45ページの一番上のところです。こちらは8目鳥取県知事・議会議員選挙費です。こちらは4月7日にもう投開票が決まっておりますが、そちらの分の経費の平成31年度分の経費を計上しております。こちらは県の委託費で全額実施の予定でございます。  はぐっていただいて、48ページをお願いします。48ページ、ここ社会福祉費なんですが、3目の老人福祉費でございます。こちらに高齢者保健センター、北条のデイサービスセンターとシルバー人材センターの建物の南側に瓦屋根のちっちゃい建物があります。こちらは高齢者保健センターですが、こちら、これまでは福祉課が管理しとったわけですが、支所のほうが管理がいいということで、北条支所が管理をするということで、総務課管理となりました。こちらに修繕費であったり、光熱水費であったり、庭木の管理委託料であったり、合計9万6,000円が総務課のほうに移ってきたということで、保健センターの管理を総務課が行うということでございます。  83ページをお願いします。よろしいでしょうか。83ページ、消防費です。8款1項1目常備消防費、こちらは広域連合に支払う負担金でございます。  2目の非常備消防費、こちらは消防団員の活動経費であったり、出初め式の経費であったり、消防関係団体への負担金でございます。例年のとおりの内容でございますが、備品購入費のところを説明いたしますが、備品購入費のところは、主にはホースを25本購入するということで、110万円余りが、ほとんど半分以上がホースの購入でございます。そして、そのほかとしましては、新入団消防団員の装備として、活動服であったり、長靴であったり、ヘルメットであったり、そういうものを購入するという予定にしております。  はぐっていただいて、84ページ、3目の消防施設費です。こちらは各分団が維持管理してます消防ポンプ車の管理経費、そして消防車庫の管理費、そして消火栓の管理費が費用の主な内容でございます。前年に比べて160万円余りの増になってますが、こちらは、消火栓工事が予定をされておりまして、配水管改良に伴って、水道の工事に伴って、そういう消火栓の工事も行うということで負担金がふえております。  続いて、4目です。災害対策費です。こちらは災害対策ということで、警報が出たりしたときの対応であったり、災害対応の訓練の経費であったり、そのほか空き家の対策費、そして自主防災組織の支援、自治会が行う除雪の支援、そういうものを計上しております。前年に比べて1,000万円余り減っておりますが、こちらはハザードマップの作成費用、J−ALERTの受信機の更新などが、平成30年度にあったものが平成31年度になくなるということで、費用としては大きな△となっております。新しいものといたしましては、12、役務費のところです。災害対策費用保険料というところです。こちらは、昨年、避難勧告というものを初めて出したわけですが、そういう避難勧告、避難指示を出した場合に、避難所の経費ですとかそれに携わった職員の経費なんかを全て保険で賄えるというもので、新しい保険ができましたので、それに加入をいたします。86万8,000円という年額としては大きいものなんですが、一度そういう警報とか、一度避難勧告を出しますと、職員等がいろいろ対応しますので、時間外経費的なもの全てが、去年の例でいたしますと同じ程度の費用がかかってますので、1回あれば保険で元が取れるような、そういう保険でございます。どちらかというと費用にこだわって避難勧告がなかなか出せないということが、そういう例もあると思いますけど、保険がある関係もあって、気兼ねなくと言ったらあれですけど、避難勧告、避難指示が出せる環境になるということでございます。そして18節の備品購入費です。備蓄備品は食料品などを購入を予定しておりますが、アレルギー対応のもので購入を考えております。19節の負担金、補助及び交付金の中の3つ目ですね、防災士認定研修負担金につきましては、12人の認定研修参加を予定しております。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 税務関係を説明いたします。  41ページでございます。2款総務費、2項徴税費、1目税務総務費に1億67万6,000円を計上いたしました。前年度に比較して538万5,000円の減でございます。主なものは、13節委託料、標準宅地鑑定委託料が665万5,000円です。3年に1度の評価がえのための標準宅地の不動産鑑定を委託するものでございます。同じく13節で家屋全棟調査業務委託料に707万6,000円を計上いたしました。平成29年度から3カ年の事業で、本年度が最終年度となります。現地調査が終わりまして、取りまとめの作業を行います。前年度より1,415万4,000円の減でございます。一番下、GISシステム構築・運用委託料で242万円を計上しました。これは、家屋全棟調査の完了にあわせ、建物の外形を地図上に表示し、その課税データをあわせて見ることができるシステムでございます。これは従来から運用しております土地情報システムに家屋のデータを追加するというものでございます。  続きまして、42ページ、2目賦課徴収費でございます。456万円を計上いたしました。内容は、事務費106万円と還付金350万円でございます。前年度に比較して7万3,000円の増でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 住民生活課から御説明いたします。  36ページにお戻りください。2款1項9目企画費に消費者行政推進事業としまして、中部消費生活センターの運営に係る広域連合負担金、啓発物資購入費など114万円、持続可能な発展を目指す自治体会議事業として、会議に参加するための負担金及び旅費87万2,000円をそれぞれ計上しております。  42ページ、3項1目戸籍住民基本台帳費に2,399万3,000円を計上しております。これは、戸籍住民基本台帳業務に係ります通常経費及び人件費でございます。平成30年度と比較しまして392万3,000円の減でございますが、主な理由としましては、昨年10月より窓口業務が民間委託になったことに伴いまして、臨時職員の賃金が皆減となっていますこと、個人番号カード等の発行に係る事務委任交付金が前年度実績見込みにより減額となったことによるものでございます。なお、個人番号カード等の発行に係る地方公共団体情報システム機構交付金の財源につきましては、国庫補助金が充当されます。  続きまして、58ページ、3款3項1目国民年金事務取扱費でございます。国民年金の加入など各種届け出の事務処理等に係る経費としまして49万4,000円を計上しております。この財源につきましては、全額、国の交付金が充当されます。  63ページをお願いいたします。4款1項7目環境衛生費に1,898万1,000円を計上しております。そのうち環境衛生の事務費、環境教育啓発に係る経費、犬の登録及び動物愛護に係る経費、斎場の管理運営に係る負担金など、住民生活課関連は1,129万9,000円を計上しております。  64ページをお願いいたします。8目環境保全費に1,386万5,000円を計上しております。平成30年度と比較しまして492万2,000円の減でございますが、主な理由としましては、省エネ住宅リフォーム補助金につきまして、交付実績見込みによりまして、450万円減の550万円を計上したことによるものです。  また、省エネ普及啓発事業の新たな取り組みといたしまして、DIYによります断熱ワークショップを開催する予定としております。これは、安い材料で短い時間で簡単に自分でできるDIY断熱のワークショップを開催し、断熱改修をすることで、室内温度、温度差等も体感していただきながら、今はやりのDIYによります実践を取り入れて、断熱や省エネへの関心を高めてもらうことを目的にしております。  続きまして、65ページ、2項1目じんかい処理費でございます。家庭や事業所から排出されるごみの処理等に係る経費としまして1億1,652万8,000円を計上しております。平成30年度と比較しまして912万1,000円の増となっておりますが、増額の主な要因といたしましては、ごみ処理施設の管理運営に係ります広域連合負担金が839万7,000円ふえたことによります。これは一般廃棄物最終処分場の増設工事の事業量増に伴うものでございます。2目し尿処理費につきましては、し尿処理施設の管理運営に係ります広域連合負担金692万4,000円を計上しております。  81ページをお願いいたします。下ほど、7款4項1目町営住宅管理費に315万円を計上しております。これは町営住宅の修繕等の管理に要する経費でございます。  続きまして、82ページ、2目由良宿団地建設費に2億4,166万4,000円を計上しております。平成31年度の事業といたしましては、平成30年度に引き続き、第3期工事に向けた既存住宅の解体工事費5,120万円、平成31、32年度の2カ年にわたって実施いたします第3期建設工事の平成31年度分工事監理業務委託料997万2,000円と工事請負費1億6,698万9,000円、工事に伴う物件移転補償金1,011万5,000円等でございます。また、3月に完成した住宅への再入居に係ります移転費等としまして216万円を計上しております。財源につきましては、国の交付金が1億1,542万9,000円、公営住宅建設事業債が1億1,530万円でございます。  3目県営住宅管理費につきましては、県から委託を受けております県営住宅の修繕等維持管理に係る経費68万8,000円を計上しております。この財源につきましては、全額、県の委託金でございます。  4目中央団地用途廃止費及び5目向山団地用途廃止費につきましては、由良宿団地への再入居に係る移転補償費、それぞれ1件分12万円を計上しております。また、旧中央団地の譲渡の際に必要な費用といたしまして、登録免許税4万円を計上しております。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係を説明させていただきます。  47ページをごらんください。3款1項1目社会福祉総務費です。こちらにつきましては、3億8,325万9,000円で、前年に比べ156万4,000円の増額となっております。中段あたりですが、8節報償費に地域福祉計画策定委員報償費として4万2,000円を計上しております。平成30年度よりこの委員会を立ち上げ、アンケートの実施や自治会での地域懇談会を重ねてまいりましたが、地域福祉推進の両輪となります社会福祉協議会が既に作成しております地域福祉活動計画の見直しが平成31年度に行われることから、一体的な計画としたほうがより効果的なものとなることから、平成31年度も引き続き検討するためのものでございます。  また、11節需用費の消耗品費に55万6,000円を計上しておりますが、この中には高齢者の熱中症予防対策としまして、自己負担はございますが、希望される70歳以上の単身高齢者世帯及び70歳以上の高齢者のみの世帯へ配布する温湿度計の購入予算43万2,000円が含まれております。  一番下をごらんください。28節の繰出金で、介護保険特別会計繰出金を2億1,057万7,000円計上しております。前年度より87万1,000円の増額になっております。
     めくっていただきまして、48ページをごらんください。3目老人福祉費でございます。1,843万6,000円で、前年度に比べ27万5,000円の減となっております。一番下の19節負担金、補助及び交付金で、前年度実績のありませんでした高齢者居住環境整備事業補助金53万3,000円を計上しなかったことと、シルバー人材センター運営助成事業補助金を30万円増額したことが主な理由でございます。  次の49ページ、4目介護予防生活支援費でございます。8,143万8,000円で、前年に比べまして562万9,000円の減額でございます。減額の主な理由は人件費でございます。また、下段のほうの19節負担金、補助及び交付金で、在宅通院支援サービス事業補助金として700万円を計上しておりますが、これは前年度までは外出支援サービス事業補助金としていたものでございます。  次に、そのページの下から50ページにかけての5目、障がい福祉費でございますが、4億5,255万5,000円で、前年度に比べまして807万3,000円の減でございます。障がい者福祉費は、これまで行ってきた事業を継続して行うものがほとんどではございますが、新しいものとしましては、50ページの一番下のところですが、19節負担金、補助及び交付金に全国ろうあ者体育大会負担金として20万円計上しております。これは、平成31年9月に第53回全国ろうあ者体育大会が島根県と鳥取県で開催され、ソフトボールの部が倉吉市と北栄町で開催されるため負担するものでございます。  次に、51ページの20節、中段あたりですが、上から2番目の自立支援給付費を今年度の実績見込みから前年度より1,000万円減額し、3億7,400万円で計上いたしました。このことが障がい者福祉費が減額になりました主な理由でございます。  次に、同じページの一番下の6目生活困窮者自立支援費でございます。1,312万6,000円で、前年度に比べ180万2,000円の減額でございます。めくっていただきまして、52ページの中段をごらんください。13節委託料の就労準備支援事業委託料に271万3,000円を計上しておりますが、前年に比べ83万7,000円の増額になっております。これは県に委託している事業でございますが、生活保護の方や困窮者の方のための就労のための支援を行うものでございまして、これまでは中部4町での委託契約でございましたが、琴浦町が外れられ、3町での契約となりましたため、増額となったものでございます。また、本年度も包括的相談支援整備及び専門職の資質向上等の助言のため、福祉施策アドバイザー委託料を68万8,000円計上いたしました。この事業につきましては、国から4分の3の財源充当がございます。また、その下の19節負担金、補助及び交付金で新しくフリースクール利用料軽減補助金として24万円を計上いたしました。  次に、少しはぐっていただきまして、56ページをごらんください。2項児童福祉費、4目母子父子福祉費でございます。3,068万8,000円で、前年度に比べ717万円の減額でございます。減額となりました主な理由としましては、13節委託料の中に母子生活支援施設措置費委託料として2,580万円を計上しておりますが、この委託料が措置家庭の施設からの退所により減額となったことによるものでございます。この事業につきましては、国2分の1、県4分の1の財源充当がございます。  次に、57ページの中段をお願いいたします。6目児童手当費です。こちらにつきましては、2億3,201万7,000円で、前年に比べまして300万4,000円の減でございますが、これは、対象児童数の減少により、20節扶助費の児童手当給付費が減額となったものでございます。  次に、7目児童扶養手当費でございます。こちらにつきましては、8,188万3,000円で、1,291万4,000円の増額でございます。大幅に増額になりました理由としましては、児童扶養手当法の一部が改正され、これまで支払い回数が4カ月ずつ年3回だったものが、2019年11月から2カ月ずつ年6回に見直されたため、移行年度であります今年度だけは年5回の支給回数となり、児童扶養手当給付費を14カ月分組むことになったためでございます。財源は国より3分の1の充当がございます。  次に、めくっていただきまして、58ページをお願いします。4項生活保護費、1目生活保護総務費でございます。こちらは6,094万3,000円で、前年に比べ625万円の減でございます。主な理由としましては、次の59ページの中段の13節委託料の生活保護システム保守委託料に前年度はシステム更新の費用も含めて計上しておりましたが、システム更新が終了し、大幅に減額になりましたことが主な理由でございます。  2目生活保護扶助費でございます。9,360万円で、前年に比べまして700万円の減額でございます。前年度に比べまして生活扶助費は4,200万円で、こちらは120万円の減、医療扶助費は4,920万円で580万円の減、介護扶助費は240万円で、前年度と同額でございます。財源につきましては、国4分の3の充当がございます。  歳入につきましては、それぞれの事業に伴う国県の負担金、補助金などをその負担割合に応じて計上させていただいておりますので、個別の説明は省略させていただきます。  福祉課は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進課分を御説明いたします。  48ページになります。一番上です。3款1項2目特別医療費等助成事業費です。1億482万8,000円を計上いたしました。20節扶助費に4つの助成費を計上しております。これは例年どおりですが、特別医療費は重度障がい者、ひとり親、特定疾病、18歳までの子どもの医療費を助成いたします。養育医療費は未熟児の入院治療費の助成を、特定不妊治療費では子どもを望む夫婦の支援を行います。財源ですが、特別医療費につきましては、県2分の1、養育医療につきましては、国2分の1、県4分の1の負担がございます。  続きまして、59ページです。59ページ、下の4款です。4款1項1目保健衛生総務費です。健康推進課分は、人件費のほか、会議費、健康管理システム等の運用経費の計上となりますが、60ページの下の18節備品購入費126万2,000円は、公用車の更新費用でございます。母子保健車が20年を経過し、ふぐあいを生じておりますので、平成31年度、更新いたします。  次に、61ページの3目です。感染症等予防費です。3,955万6,000円を計上いたしました。前年度より出生見込み数が減っているために、総額としましては254万7,000円の減額となっております。  13節委託料は、予防接種法に基づく定期予防接種の費用です。風疹対策といたしまして、平成31年度から3年間、国の追加的対策として、抗体価検査と定期予防接種が行われることになりました。委託料の一番下が風疹抗体価検査の委託料164万2,000円です。平成31年度は、過去に予防接種の接種機会のなかった世代のうち、特に抗体保有率が低く罹患率の高い昭和47年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に無料クーポン券を個別通知し、抗体価検査を実施いたします。また、検査の結果、抗体価の低い方には、無料でワクチン接種を受けていただきます。  次の20節扶助費の各種予防接種助成金364万1,000円は、任意で受ける予防接種の助成を行うものです。従来から行っている風疹の予防接種の助成につきましては、範囲をさらに拡大して助成を行います。また、ロタウイルスの予防接種を償還払いから助成券方式に変更し、保護者の利便性と医療機関の窓口での負担軽減を図ります。また、小児がんの骨髄移植に伴い、定期予防接種ワクチンの再接種が必要となった方への助成を新たに行うことにしております。  次の4目母子衛生費です。1,390万9,000円の計上です。13節委託料ですが、従来の妊婦健診の助成に加えて、平成31年度からは産後に受ける健診の費用も全額助成いたします。そのほか、乳幼児健診や子育て相談、フッ素塗布の費用等を計上しております。  次に、62ページの中ほど、5目の健康支援費です。4,668万6,000円を計上いたしました。前年度と比べ84万6,000円の増でございます。13節委託料は各種がん検診の委託料で、ここは大きな金額を占めております。3段目の基本健診につきましては、40歳までの方の健診の委託料ですが、今まで集団健診のみとしておりましたが、医療機関での受診も可能とし、受診環境を整え、若いときからの健診受診の習慣化を図ります。また、集団健診で実施しております骨量測定を平成31年度も継続して行い、骨粗鬆症の予防に努めてまいります。また、自治会で実施する健康講座は、医師、歯科医師、理学療法士、まちの保健室など、メニューを充実させ、町民の方にとって一番身近な自治会で健康づくりを啓発してまいります。そのほか、子どもの食育や脂質検査、中学生のピロリ菌検査等の事業経費を計上いたしました。  次に、63ページです。6目の後期高齢者医療対策費です。2億3,972万7,000円を計上いたしました。19節ですが、こちらは本町が負担する療養給付費負担金と広域連合の共通経費等負担金など、後期高齢者医療広域連合へ納付する費用1億9,426万4,000円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会の関係について御説明申し上げます。  予算書66ページをごらんいただきたいと思います。5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費といたしまして、5,528万9,000円を計上いたしております。この内訳でございますが、職員給料のほか、1節報酬を1,401万円計上いたしております。これには農業委員及び推進委員の農地利用最適化交付金について、活動実績分187万2,000円を見込んでおります。  次に、67ページをごらんいただきたいと思います。19節負担金、補助及び交付金のうち、農地流動化推進事業助成金として800万円を計上いたしております。これにより、1年間の農地の集積を支援いたします。なお、農業委員会費に要する財源は、農業委員会費補助金872万6,000円等を充当いたします。  73ページをごらんいただきたいと思います。17目農地中間管理費に595万円を計上いたしております。この内訳でございますが、7節賃金に204万円を計上いたしております。これは、中間管理推進員1名を引き続き配置するものでございます。4節共済費から11節需用費までの財源は、全額、鳥取県農業農村担い手育成機構からの委託金を充当いたします。また、19節負担金、補助及び交付金において、機構集積協力金のうち、経営転換協力金9戸分、350万円を計上いたしております。この事業に要する財源は、全額、県補助金を充当いたします。  説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申しわけございません。39ページまで戻っていただいてもよろしいでしょうか。39ページから40ページにかけまして、2款1項16目の移住推進費6,296万8,000円のうち、産業振興課に直接配置をしております地域おこし協力隊6名分につきましては、総額2,560万2,000円でございます。産業振興課としましては、3つの事業を展開しようと考えているところでございまして、1つ目は、有害鳥獣の捕獲と鳥獣のすみかとなっている荒廃した竹林の整備やジビエ振興などを目的といたしました上種、両高尾地区、地域おこし協力隊を1名配置しようと考えておりまして、その額348万2,000円を計上して、この中に含めております。また、株式会社北栄ドリーム農場を中心といたしましたイチゴ産地化に取り組む地域おこし協力隊につきましては、7月末と11月末で任期が満了する地域おこし協力隊と、圃場の規模拡大にあわせまして、新たに2名の地域おこし協力隊を受け入れるなど、1,822万8,000円を含んでおります。さらに、3番目に、新しい新規の取り組みといたしまして、地域ブランドである北条ワインの生産を通して地域の魅力づくりやブドウ栽培の発展に寄与して地域の活力につなげますブドウ産地活性化の地域おこし協力隊を配置するために389万2,000円を含み、3つの事業を展開するようにしております。細かい詳細はここの中にありませんが、そのような3つの事業をしようと考えておりまして、ここの移住費の中に組んでおります。  そういたしますと、産業振興課関係では、68ページからということになります。大変申しわけございませんが、68ページのほうをお開きくださいませ。5款1項5目で農業振興費でございます。主な事業のみを申し上げたいと存じます。もう1枚下のほうの69ページのほうをごらんになっていただきたいと存じます。19節でございます。説明欄の中ほどに記載しております鳥取梨生産振興事業補助金で633万3,000円を計上しております。これは、新甘泉など特別対策事業で、2戸の若手の梨の栽培農家が曲地内の67アールを団地化するために必要な網かけやかん水施設などを整備するものと、もう一つはスーパー梨団地整備事業というもので、東郷梨生産部の北条支部に所属いたしております曲梨育成部会が曲地内で荒廃している旧梨園33アールを再生し、高収益品目である新甘泉を主体といたしました梨団地を整備することで、新規就農者などの参入促進や産地活性化、生産者の所得向上を図る3年目の取り組みについて、県と町で支援するものでございます。  次に、鳥取柿ぶどう等生産振興事業補助金といたしまして2,010万2,000円を計上いたしました。これは、北条ワイン醸造所が自社樹園地の規模拡大を図るために必要な改植や棚などの整備に要する経費を補助するものと、もう一つは、産地で定めた振興品種でありますシャインマスカットを新植した東園のブドウ農家への奨励金でございます。  次に、がんばる農家プラン負担金といたしまして1,629万3,000円を計上いたしました。これは3年間で取り組む事業で、3年目の取り組みを行う農家が2人、2年目が3人で、初年度の取り組みを行う農家につきましては、今のところ農家から相談や計画は上がってきておりません。遊休農地を再生してブロッコリーの生産拡大を図るプランですとか、大島で青ネギ生産の拡大プラン、また、障がい者を活用した農福連携でラッキョウに取り組む国坂の合同会社のプランなどを支援するものであります。  次に、就農条件整備事業補助金として710万9,000円を計上いたしました。これは、国坂でブドウと白ネギの複合経営、国坂東で白ネギ、亀谷でスイカとブロッコリー、田井の方でねばりっことスイカの複合経営、由良宿のアパートからの通い農でねばりっことラッキョウ、それから、繁殖牛につきましては、現在、亀谷の畜産経営農家のもとで雇用されている倉吉市の女性の方が独立就農して北栄町に移住する予定の方でございまして、この就農に必要な施設や機械等の導入、整備に当たって、県と町とで支援を行うものでございます。  次に、企業等農業参入促進支援事業補助金といたしまして390万円を計上いたしました。町内の土木業者が平成30年3月に農業生産法人を立ち上げております。そしてラッキョウの栽培に既に取り組んでおります。7アールほどを定植いたしまして、本年にはJAの共同乾燥組合に加入し、出荷を始めます。将来的には4ヘクタールまで規模を拡大することを検討されており、白ネギと複合経営で、建設業の閑散期の労働力を確保してつなぎとめておく狙いもあり、昨今の働き方改革の動きから見ましても、建設業経営のノウハウなどを活用した興味深い農業経営をされるのではないかと期待しているところでございます。この支援事業は、法人の立ち上げから3年の間に申請することができ、県3分の1、町6分の1で、上限750万円まで支援することができます。計画では、作業場兼倉庫、トラクター、ラッキョウの溝掘り機、根切り機の導入のほか、来年度はネギの管理機、皮むき機の導入を予定しているところでございます。  次に、園芸産地活力増進事業補助金に3,150万円を計上いたしました。県下の3つのJAに対して県3分の1、町6分の1で上限3,000万円の支援を行うもので、これまで大栄西瓜の選果場のパレタイザーの導入ですとかシステム改修などを行ってきた事業でございます。このたびは、ナガイモ選果場の冷蔵庫が老朽化により故障しまして、3台のうち1台が既に停止しております。以前より衛生管理や温度管理の点が不十分で、腐れなどが発生し、クレームとなってきておりましたので、機能向上を図るため、新しい冷蔵庫を導入して対応できるようにするものでございます。次に、シンテッポウユリの育苗システム構築のための事業の2年目の取り組みを支援するものと、大栄西瓜の生産農家の女性家族が中心となっておりますスマイルサークルが、重たいものを移動させたり低い姿勢から立ち上がったりなど現場作業の軽減を図るため、アシストスーツを導入して、女性や高齢者でも生産や経営にかかわりやすい環境を整備するための事業といたしまして、県3分の1、町6分の1で支援をするものでございます。  次に、70ページのほうをお開きいただきたいと存じます。6目で担い手育成支援費でございます。19節で、担い手支援定額給付金といたしまして2,791万円を計上いたしました。新規就農者や農業後継者を国、県の制度による交付金や給付金で応援するものでございます。現在、農水省の概算段階ではありますが、農業次世代人材投資事業、旧青年就農交付金につきましては、対象年齢を50歳未満まで引き上げるよう予算要求がされております。それに伴い、それぞれの交付対象も引き上げとなる予定ですが、本町で就農相談等を受けている方の中にはこのことに伴って新たに対象になる方は今のところございませんので、年度途中でそれぞれに該当するような農家の御相談がありました場合には、補正等でお願いをいたしまして、切れ目なくしっかりと新規就農者や担い手を応援してまいりたいと考えているところでございます。  次に、8目で、畜産振興費でございます。19節に畜産増頭対策事業補助金としまして1,680万円を計上いたしました。これは、繁殖雌牛の市場価格の高騰により担い手単独の増頭が困難なことから、その一部を支援し、和牛繁殖農家の経営安定を図るものでございます。本年度は農家5件で28頭の繁殖雌牛を増頭します。この取り組みは平成32年度までの支援事業でございます。  次に、71ページをごらんいただきたいと存じます。9目19節の県営事業負担金に195万円を計上いたしました。倉吉市の巌城から北栄町西園までの北条用水路につきましては、地震時に不安定な状態であることが判明しており、農業用水の安定供給を図るために県営事業により改修を行うものですが、そのうち倉吉市巌城から田内間の1,624メートル分につきましては、国の農村地域防災減災事業を活用して耐震改修を行うものであります。このたびはその実施設計に対して町の負担分を計上したものであります。この事業の農家負担はゼロ円で、国55%、県32%、市町村13%の割合で負担となります。倉吉市と北栄町の負担割合は、本来ですと受益面積を基本といたしました北栄町7、倉吉市3のところ、水路に沿って倉吉市の住家が張りついており、この耐震化の効果はそうした一般資産も及んでいることから、それを加味した分を見て、北栄町6、倉吉市4の案分で負担することを合意したところでございます。  次に、72ページをごらんいただきたいと存じます。12目多面的機能支払い交付金で、19節に8,600万4,000円を計上いたしました。多面的機能支払い交付金の活動団体については、23組織中、2組織が単独で活動を継続し、4月から21組織で広域組織を立ち上げます。活動組織の事務軽減が図られるほか、役員のなり手不足の解消や水路や農道などの地域資源が適切な保全管理されることにつながるものと考えております。また、ふるさと農村活性化基金を活用して活動資金調達に便宜を図る目的で行っております多面的機能推進交付金については、昨年3つの活動組織が利用されましたが、これも継続して行い、多面的機能組織の活動を支援してまいりたいと考えております。  次に、74ページをごらんいただきたいと存じます。2項2目で松くい虫防除費でございます。13節といたしまして1,823万4,000円を計上いたしました。この事業は、暴風、飛砂、塩害などの公益的機能の高い保全すべき松林において、松くい虫被害の拡大を防止し保全するため、予防事業と駆除事業を実施するものでございます。例年どおり松林が集団化しております海岸線と蜘ケ家山で2回の空中散布、松林が点在しているところなどでは地上散布を行いたいと考えております。また、松くい虫によって枯れ死した被害木などから翌年マツノマダラカミキリに寄生した松くい虫が拡散しないためにも、伐倒して、駆除も同時に行います。  次に、76ページをごらんいただきたいと存じます。商工関連の予算の説明をさせていただきます。6款1項1目で商工費でございます。19節の説明欄、中ほどの町商工会育成補助金ですが、580万円を計上いたしました。これは、北栄町商工会が地域振興のため独自に実施する地域総合振興事業の費用を支援することで、北栄町の商工業の振興及び地域の発展を図ることを目的といたしまして、会員費相当の半額を助成するものでございます。  次に、企業立地等促進奨励金に496万3,000円を計上いたしました。固定資産税相当額を3年間にわたり助成するものでございます。  次に、地域商業自立促進事業補助金に50万円を計上いたしました。これは、10月下旬から11月初旬で商工会がわいわい祭り2019を開催することに対して、事業費の2分の1で上限50万円を助成するものでございます。消費増税後の売り上げの落ち込みを少しでも緩やかにしたいことから、例年11月は観光客などの各観光施設の入り込み客も落ち込むことから、この時期に「コナンの家 米花商店街」を拠点といたしました由良宿商店通りの振興とにぎわい創出を図って地域の活性化につなげようとするものでございます。具体的には、観光協会やゆらだんじり、生涯学習課の北栄てくてくウオーキングなどと連携して、商店通り約2キロをめぐるスタンプラリーですとか、途中で休憩ポイントを設けまして、おもてなしをするなどが企画されているところでございます。  以上で産業振興課関係の主な事業について説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 観光交流課関係の予算について説明させていただきます。  36ページ、37ページにお戻りください。2款1項9目の企画費でございます。企画費のうち観光交流課関係は、北栄砂丘まつり交付金事業、国内外の交流推進事業と新規事業の民泊推進事業の3つの事業について御説明させていただきます。  最初に、北栄砂丘まつり事業といたしまして、19節負担金、補助及び交付金の36ページの下から2段目、北栄砂丘まつり交付金といたしまして464万1,000円を計上いたしました。前年と比較いたしまして52万円の増額でございます。主な理由といたしましては、平成30年度の反省をもとに、警備員の増員などを行うこととしたものによるものです。  続きまして、同じく9目企画費で、国内外の交流推進事業としまして371万1,000円を計上しております。国際交流につきましては、これまで隔年で青少年訪問団の派遣、受け入れを行ってきましたが、平成31年度より単年度での青少年訪問団の派遣、受け入れを実施していきたいと考えているところでございます。ただし、北栄町への受け入れにつきましては、大肚区側との調整中でございますので、当初予算では北栄町からの派遣のみの予算を計上させていただいております。受け入れにつきましては、調整が整い次第、補正予算にて御相談させていただきます。なお、北栄町から大肚区への派遣時期は、平成30年度と同様の7月末ごろを予定しております。国内交流につきましては、引き続き滋賀県湖南市の夏祭りなどに訪問し、交流を進めてまいりますが、湖南市の団体と交流するため湖南市に訪問する団体に交通費の一部を助成してきました北栄町交流促進事業につきましては、利用実績が少ないことから廃止することといたしました。主な事業費といたしましては、8節報償費に台湾に学校関係者、国際協力員に同行いただくための国内外交流推進協力者謝礼といたしまして39万2,000円、9節旅費の特別旅費の116万3,000円のうち、特別職や職員が台湾や湖南市へ訪問するための特別旅費44万9,000円、12節役務費に台湾へ青少年を派遣するための手数料150万円を計上いたしております。  続きまして、民泊推進事業といたしまして、37ページの19節負担金、補助及び交付金の一番下でございます。滞在型地域創造事業補助金に330万円を計上いたしました。こちらは新規事業でございまして、北栄町内の民泊を促進し、観光客との交流を推進するため、町内で住宅の一部または遊休施設を活用して民泊を営む予定のある個人や団体に対しまして、施設を整備する経費等を支援する事業としまして、北栄町観光客の心に響く滞在型地域創造事業を創設するものでございます。これは、施設の改修に係る経費と体験メニューや商品開発等に係る経費と宿泊客へのおもてなし向上など研修等に要する経費を支援するもので、補助率は対象経費の2分の1でございます。補助上限額が300万円の事業と、補助上限額が30万円の施設の小規模改修のみが対象となる事業がございます。財源は、県3分の1、町6分の1で支援するものでございます。  続きまして、39ページをお願いいたします。16目移住推進費でございます。こちらにつきましては、観光交流課関係につきましては、地域づくりの地域おこし協力隊事業と北栄暮らし支援事業、おためし住宅事業の3つの事業がございます。地域づくり地域おこし協力隊事業といたしまして682万円を計上いたしております。妻波地区の協力隊1名とコナンのまちづくりにかかわる協力隊1名の活動費でございます。  次に、北栄暮らし支援事業といたしまして3,021万7,000円を計上いたしております。主なものといたしまして、7節賃金に移住定住相談員の賃金として197万5,000円、8節報償費に移住奨励金交付世帯に中学生以下のお子様がおられた場合に交付しています商品券の購入費45万円、9節旅費の特別旅費202万6,000円のうち、移住相談会に参加するための特別旅費69万5,000円、開いていただきまして、40ページの19節負担金、補助及び交付金に、平成30年度に引き続き、移住奨励金、IJUターン空き家改修支援事業、空き家家財道具処分支援事業、若年層移住定住者住宅取得支援事業、定住支援住宅取得支援事業の各種支援事業の計2,675万円を計上いたしております。  続きまして、76ページをお願いいたします。6款1項2目観光費といたしまして1,593万8,000円減の6,543万9,000円を計上いたしました。観光費は、観光振興事業、観光施設指定管理者委託事業、コナンのまちづくり事業、「まんが王国とっとり」協働推進事業、ウオーキングコース整備事業の5つの事業で構成されております。主な事業のみ説明させていただきます。  最初に、観光振興事業でございます。2,064万7,000円を計上いたしております。主なものといたしまして、9節旅費の特別旅費220万5,000円のうち、県内外での観光PRに係る経費といたしまして、特別旅費109万1,000円を計上いたしました。  78ページをお願いいたします。15節工事請負費、観光施設整備工事請負費(修繕)に365万8,000円を計上いたしました。これは、お台場公園内の街灯で消えている街灯があり、その街灯をLEDへ交換するための工事や、北条オートキャンプ場のコイン式シャワーユニットを取りかえるための工事などを行うものでございます。19節負担金、補助及び交付金の上から3段目、中部ふるさと広域連合負担金に17万1,000円を計上いたしました。これは、平成30年度、鳥取中部観光推進機構が主催となり倉吉未来中心をメーン会場に実施しましたモク・オ・ケアヴェ・インターナショナル・フラ・フェスティバル日本大会in鳥取を平成31年度も実施するため、中部ふるさと広域連合が負担する300万円のうち、北栄町負担分として計上するものでございます。同じく19節の上から7段目、北栄町観光協会補助金に39万円増の1,298万1,000円を計上いたしました。増となった主な理由は、現在、週に2日出勤していますパート職員を週3日の勤務にすることによる職員賃金の増と、観光協会が毎年10月に出会いの広場で行っておりますイベントを、これまで観光協会の収益のみを財源といたしまして行ってきましたが、一部町の支援を行い実施することにしたものによるものでございます。  続きまして、77ページにお戻りください。観光施設指定管理者委託事業に1,742万9,000円を計上いたしております。主な事業は、北条海浜広場、山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の13節委託費の上から6段目、観光施設指定管理委託料1,683万円でございます。現在、株式会社チュウブに指定管理を委託しており、5年契約の5年目となります。この4施設につきましては、平成32年度以降につきましても指定管理による委託を考えており、平成31年度の補正予算により議会に御相談させていただき、平成31年中に次の指定管理事業者を決定していく予定にしているところでございます。  次に、コナンのまちづくり事業に1,775万9,000円を計上いたしました。主な事業は、8節報償費の青山剛昌ふるさと館移転検討委員会出席謝礼に14万4,000円を計上いたしました。これは、未来の青山剛昌ふるさと館のあり方を検討するための検討委員会を立ち上げ調査研究を進めるための町内の関係団体、公募、専門的な知見のある方などで構成する10名程度の委員にお支払いする報償費でございます。委員会は4回程度開催する予定としております。  続きまして、9節旅費、特別旅費220万5,000円のうち、コナンのまちづくり事業に111万4,000円を計上いたしております。これは、未来の青山剛昌ふるさと館のあり方を検討する上での委員、職員の視察と版権元との協議を行うためのものでございます。  続きまして、11節需用費、修繕費(物品・備品)に150万4,000円を計上いたしました。これは、図書館前のブロンズ像の着彩メンテナンスと大栄庁舎前のスイカコナンのカラーオブジェの修繕を行うものでございます。  13節委託料の下から4段目、ARシステム制作等委託料に34万1,000円を計上いたしております。これは、ARシステムを活用し、個人でお持ちのスマートフォンを使用していただき参加いただくスタンプラリーを新たに制作するための委託料でございます。次に、すぐ下のオブジェ調査委託料に19万7,000円を計上いたしました。これは、コナン大橋の街灯の柱に設置されておりますコナンのアルミオブジェのメンテナンスが必要となっておりますが、どの程度のメンテナンスが必要か調査するための費用でございます。  開いていただきまして、78ページをお願いいたします。15節工事請負費の工事請負費(修繕)435万1,000円のうち、コナンのまちづくり事業に72万3,000円を計上いたしております。主なものといたしまして、昨年4月28日にお披露目しました毛利蘭のブロンズ像について、1体だけぽつんとあるので寂しい等の御意見があることから、背景パネル等を設置するなどの整備を行うものでございます。  次に、「まんが王国とっとり」協働推進事業に947万4,000円を計上いたしました。77ページのほうにお戻りください。主な事業といたしまして、13節委託料の一番下の委託料に24万円を計上いたしております。これは、コナン通りに現在設置しております路面シートが傷や汚れが目立つようになったため、デザインを変更し、リニューアルするものでございます。次に、14節使用料及び賃借料の77ページの一番下、使用料及び賃借料に110万円を計上いたしております。これはコナンのまちづくりの版権元との包括契約に伴うキャラクター使用料でございます。ページをはぐっていただきまして、78ページ、15節工事請負費、工事請負費(修繕)の435万1,000円に「まんが王国とっとり」協働推進事業といたしまして362万8,000円を計上いたしております。主な事業といたしまして、コナン駅の装飾のリニューアルを行う予定としております。次に、同じく15節の工事請負費(固定資産)に441万8,000円を計上いたしております。これはカラーオブジェ2体を新たに整備する予定としているものでございます。この「まんが王国とっとり」協働推進事業にいたしましては、要する費用に財源といたしまして、県のまんが王国活動支援補助金が県2分の1、補助上限500万円として充当されるものでございます。  以上で観光交流課の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午後0時03分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後0時58分再開)  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 地域整備課関係の予算の説明をさせていただきます。  63ページをごらんください。4款1項7目環境衛生費でございます。ページをはぐっていただきまして、64ページでございます。19節の合併処理浄化槽設置費補助金でございます。286万5,000円でございます。これは、公共下水道、農業集落排水、市町村設置型の浄化槽の区域以外の方を対象にして、合併浄化槽設置に対する補助でございます。5件の金額を計上しているものでございます。  79ページをお願いいたします。7款土木費、1項1目土木総務費でございます。前年度に比較して665万5,000円減額となっておりますが、昨年度は道路台帳システム等の委託料がございましたので、その点の影響でございます。主なものを説明いたします。13節委託料、住宅耐震化業務委託料55万7,000円は、無料診断5戸を予定しております。15節工事請負費は、法定外公共物工事費として33万1,000円計上いたしました。由良宿水路の底打ちなどを予定しております。18節備品購入費は車両でございます。現在使用しているものが新車登録から18年経過しており、更新を行うものでございます。19節負担金、補助及び交付金の、ページをはぐっていただきまして、80ページでございます。戸建住宅耐震改修等事業補助金817万1,000円は、戸建て住宅の耐震設計補助金及び耐震改修補助金を5戸分、ブロック塀の撤去10戸分を計上いたしたものでございます。  次に、2項1目道路維持管理費でございます。7,503万9,000円で、前年対比2,988万9,000円の増でございます。これは、公共施設等適正化管理事業として行います工事請負費が増加したものでございます。主なものといたしまして、13節委託料、消雪装置点検整備業務委託料として330万2,000円でございます。今年度は、下神の消雪ポンプの能力が低下しているために、交換に205万円を予定しておるものでございます。15節工事請負費で、町道修繕費として800万5,000円を計上いたしております。道路パトロールや住民からの損傷報告及び自治会要望に対し、優先度を定め、随時修繕工事や除草委託をするものでございます。道路の新設、改良、全面張りかえに係る工事請負費として4,674万8,000円を計上いたしております。これは先ほど申しました公共施設等適正化管理推進事業でございます。事業費の90%は起債の対象となりまして、4,200万円が起債の対象となります。また、この起債に対して、翌年度から30%の交付税措置がございます。道路の新設はございません。  2目道路新設改良費でございます。1億4,634万4,000円でございます。13節委託料として、町道自動車運転試験場線ほか36路線の道路点検、町道下条線の測量設計費並びに土下北尾線ほかの橋梁点検に3,000万円を、工事請負費といたしまして、町道高江大谷線などの道路改良工事、お台場大橋ほかの橋梁修繕工事を前年度に引き続き行うこととしております。財源といたしましては、国の補助が社会資本総合整備交付金60.5%と一般公共事業債を充当するものでございます。  3項1目河川総務費で127万3,000円でございます。これは河川管理に伴う経常的な経費が主でございます。浜川水路橋操作・点検委託料が、昨年度は10年目の点検がございまして、今年度は減額となっております。19節の負担金、補助及び交付金ですが、河川改修関係団体の負担金ということで25万2,000円計上しております。ここの中に弓原浜自治会への放水路の対策費として10万円を計上しております。  83ページをお願いいたします。7款5項1目都市計画総務費に3万円、都市計画審議会の開催に備えて計上いたしております。2目下水道費に下水道事業会計への繰出金9億1,433万8,000円を計上いたしております。  土木費は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) それでは、教育総務課関係を説明いたします。  予算書52ページをお願いします。下段になります。3款2項1目児童福祉総務費で2億4,514万8,000円を計上いたしました。事業内容としましては、北条みどりこども園、栄保育所、広域入所等の委託料を盛り込んだ子育て総務事業とネウボラ事業、在宅育児支援事業などの子育て支援事業に要する経費を計上しております。前年度に比較しまして2,010万4,000円の減でございますが、主な理由としましては、13節委託料の中の栄保育所委託料が1,200万円ほど減額になっているほか、人件費の減によるものでございます。新規としまして、1節報酬に子ども・子育て支援会議委員報酬10万円を計上しております。平成27年度に策定しました子ども・子育て支援事業計画が平成31年度で終了するため、第2期の計画を策定するに当たり設置する支援会議の委員報酬でございます。  ページをめくっていただきまして、54ページをお願いします。2目認定こども園管理運営費でございます。5億1,978万6,000円を計上しております。公立こども園4園の管理運営費と人件費でございます。前年度に比較しまして568万9,000円の減でございますが、主な要因としましては、人件費の減でございます。平成31年度は遊具の修繕や新設工事を予定しておりまして、11節需用費の修繕費でございますけれども、大誠こども園の築山修繕、由良こども園の築山修繕を初めとしまして、15節工事請負費では、大誠こども園の複合遊具の撤去及び滑り台の設置で192万9,000円、大谷こども園の滑り台設置で117万7,000円を計上しております。そのほか、北条こども園のテラススロープの修繕や門扉修繕、大誠こども園の空調室外機の修繕工事などを行い、保育環境を整えます。  はぐっていただきまして、56ページでございます。3目放課後児童健全育成費としまして2,112万4,000円を計上しております。7節賃金から12節役務費までは、4月から6月までの放課後児童クラブの支援員の賃金、消耗品、通信運搬費と保険料についてを計上しております。13節委託料に1,643万9,000円を計上しております。民間事業者への委託を7月からと考えておりまして、9カ月分の経費を計上しております。  次のページ、57ページをお願いします。5目地域子育て支援費として342万9,000円の計上をしております。ここは病児・病後児保育事業や子育て支援センターに関する経費を計上しております。通常の経費でございます。  次に、飛びまして、85ページ下段をお願いいたします。9款1項1目教育委員会費で178万2,000円を計上しております。ここは教育委員の報酬、旅費などの経費でございます。  はぐっていただきまして、86ページ、2目事務局費で1億1,465万9,000円の計上でございます。前年度に比較しまして1億7,131万7,000円の減でございますが、これは、前年度は中学校のエアコン設置工事の工事費があったためでございます。事務局費は主に事務局の事務事業の経費を計上しております。少人数学級協力などの負担金や学力検査、先進地視察などの学力向上事業、乳幼児から青年期にわたる切れ目のない発達支援、不登校や問題行動への対策として、スクールソーシャルワーカーなどの配置などの経費を計上しております。平成31年度の新規事業としまして、学校と地域住民が力を合わせて学校運営に取り組むコミュニティ・スクール導入に向け、推進体制構築事業としまして、8節報償費に推進協議会委員、コミュニティ・スクールディレクターなどの報償費86万2,000円のほか、フォーラムの参加旅費など、計117万8,000円を計上いたしました。財源の2分の1は県補助でございます。そのほか、秋田県への先進地視察としまして旅費73万円を計上しております。  はぐっていただきまして、88ページでございます。3目外国青年招致費としまして824万9,000円を計上しております。ALT2名に係る経費を計上しております。  続いて、2項1目北条小学校管理費で3,746万9,000円を計上しました。学校主事補佐員、特別支援教育補佐員などの町費負担職員賃金やスクールバスの経費、施設の管理費でございます。前年度に比較しまして631万7,000円の減額ですが、これは工事費の減が主な理由でございます。89ページの15節工事請負費でございますが、平成31年度の主な工事は、校舎、教室のLED化工事410万円、プール飛び込み台取りかえ工事155万6,000円でございます。教室のLED化工事は、既に工事が終わっております大栄小学校を除く3校で、3カ年をかけて行います。総額約7,900万円の事業で、今年度は3校合わせて2,650万3,000円でございます。財源は風のまちづくり事業でございます。  はぐっていただきまして、90ページをお願いします。2目大栄小学校管理費に4,366万9,000円を計上しております。北条小学校同様、職員賃金、スクールバス、施設の管理費でございます。91ページの15節工事請負費ですが、大栄小学校の主な工事につきましては、職員休憩室改修工事130万円、教室網戸設置工事67万1,000円でございます。  はぐっていただきまして、92ページでございます。3目小学校教育振興費(共通)です。356万4,000円を計上しております。小学校外国語教育に係る経費やスクールバスを除く児童の通学に係る経費、その他の負担金、補助金を計上しております。  続いて、4目北条小学校教育振興費831万6,000円、それから次のページ、5目大栄小学校教育振興費584万7,000円を計上しております。どちらも児童の学習に係る経費、教材や図書購入に係る経費、要保護、準要保護に係る経費でございます。  6目言語通級指導教室費10万3,000円を計上しております。言語に関して困り感のある児童に対して指導を行う「ことばの教室」の経費でございます。  7目発達通級指導教室費に22万2,000円を計上しております。学習や集団生活に困り感を持っている児童を指導する「まなびの教室」に係る経費を計上しております。  はぐっていただきまして、94ページでございます。9款3項1目北条中学校管理費で4,466万7,000円を計上しております。学校主事補佐員、特別支援教育補佐員など町費負担職員賃金や施設の管理でございます。次のページ、95ページの15節工事請負費でございます。主な工事は、教室のLED化工事1,405万8,000円、体育館屋根のとい改修100万6,000円でございます。  次に、2目大栄中学校管理費4,129万円を計上しております。前年度に比較しまして452万7,000円の増で、工事請負費の増によるものでございます。はぐっていただきまして、96ページ、15節工事請負費でございます。主な工事は、教室のLED化工事834万5,000円、教室棟の外壁修繕115万円、掲揚台の撤去及び新設工事92万4,000円でございます。  次に、97ページをお願いします。3目中学校教育振興費(共通)でございます。1,049万9,000円を計上いたしました。1節報酬に部活動指導員報酬として510万8,000円を計上しております。北条中学校、大栄中学校それぞれに5名の指導員を配置いたします。  4目の北条中学校教育振興費948万円と、はぐっていただきまして、98ページ、5目大栄中学校教育振興費758万7,000円を計上しております。どちらも生徒の学習に係る経費、教材や図書購入に係る経費、要保護、準要保護に係る経費でございます。  次に、飛んでいただきまして、108ページをお願いします。108ページ下段になります。4目学校給食費に1億5,016万1,000円を計上しております。11節の需用費の一番下に賄い材料費、学校給食の食材購入費となります。8,316万2,000円を計上しております。残りは学校給食に関する人件費や業務委託料などの管理運営費で6,699万9,000円となります。  以上で説明は終わります。 ○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、98ページにお戻りください。一番下になります。生涯学習課、中央公民館、図書館関係の予算につきまして、主な内容を説明させていただきます。
     9款4項1目社会教育総務費でございます。4,420万7,000円を計上いたしました。前年度に比べ879万5,000円の減でございます。主な理由としましては、人件費の減額です。主な内容は、社会教育業務に係る経常経費、家庭、地域の教育力向上、町民の豊かな生活を学びで支援する生涯学習出前講座など各種講座、青少年健全育成を目的に行う家庭教育12か条、6:30運動、挨拶運動、街頭補導や交流事業を行うものでございます。なお、財源内訳の県支出金につきましては131万3,000円で、放課後等における子どもの居場所、活動に関する補助金が主なものでございます。平成31年度は、平成30年度から始めた通学合宿を3泊4日に、1泊ふやしたり、夏休みに行っていた湖南市子ども交流を湖南市に出かける形で実施するなど拡充をしております。  ページをめくっていただきまして、100ページをごらんください。3目公民館費でございます。下のほうです。4,501万2,000円の計上でございます。財源内訳、県支出金は10万8,000円、これは子どもを対象にした事業の補助金、その他の財源112万1,000円につきましては、施設、設備の使用、利用に係る使用料、利用料、講座参加料などでございます。主な内容は、公民館の経常経費、町美術展、公民館まつりの運営、シニアクラブ、子どもから大人向けの各種講座、北栄文芸発刊などの経費になっております。特徴的な部分としましては、ページの一番下、8節報償費に委員会報償費として9万6,000円を計上しております。これは、公民館のあり方検討委員会答申を受けて、老朽化が進み耐震に課題のある大栄分館施設をどうしていくかについて検討していくためのものであります。また、大栄分館委託料を精査し、101ページ中ほどにあります13節委託料に施設の維持管理に係る費用を968万円計上し、めくっていただきまして、102ページ、19節負担金、補助及び交付金に事業実施経費としまして補助金215万6,000円、22節補償、補填及び賠償金に消費税分としまして48万7,000円を計上しております。上に戻りますが、15節工事請負費に107万8,000円を計上しております。これは中央公民館の非常階段の修繕及び1階ホールの照明をLED化するための予算であります。そのほか、「ほくえいふるさとかるた」の原版作成等を文化団体や児童生徒とともに進めていく予算も含まれております。  続きまして、4目図書館費4,042万9,000円を計上しております。759万円の減額となっております。主な理由としましては、移動図書館車車庫を改修するための費用が減額となっております。増額の要因としましては、15節工事請負費でトイレに手すり、オストメートを設置する費用としまして39万9,000円を計上しております。そのほか特徴的な部分としましては、戻りまして、102ページの下にある8節報償費に、56万3,000円の予算額の中に、「今こそ絵本を!」事業、高齢者編でありました認知症予防に効果のある絵本などを音読する出前講座が増加してきたということで、これに対応するため、地域での音読リーダー養成研修なども進めるための費用が盛り込まれています。  次に、めくっていただきまして、104ページをごらんください。5目文化費は201万7,000円を計上しておりますが、これは北栄文化回廊、小・中学校の芸術鑑賞事業の予算を計上しております。  次に、6目文化財保護対策費に278万2,000円を計上しております。319万2,000円の減額であります。これは、由良台場・六尾反射炉の模型の修繕、東高尾観音寺の収蔵庫の薫蒸、歴史探訪ガイドマップの作成などを平成30年度に実施したことによる減額であります。主な内容としまして、国の重要指定文化財である木造千手観音立像や国史跡の由良台場等、文化財の管理、啓発、活用のための経費を計上しております。また、平成31年度は公用車の車検がありますので、それに伴う経費も計上しております。  次に、105ページをごらんください。7目歴史民俗資料館費でございます。641万9,000円の計上です。11万7,000円減額しておりますが、これは、東亀谷集会所が文化財の資料の再整理・再保存事業に伴い使用しなくなったということで、減額となっております。主な内容は、施設の維持管理、収蔵資料の企画展示などであります。  続きまして、8目民芸実習館費には85万4,000円を計上しております。施設の維持管理、民芸実習館でしております絵画、水墨画、陶芸、木工などの講座、自主的な活動を民芸実習館で行っていただくための経費でございます。  めくっていただきまして、106ページをごらんください。次に、9目町内遺跡発掘調査費でございます。561万円を計上しております。295万円の増額でございます。主な理由としましては、町内で行われます山陰道に係る道路整備や各種事業などの開発行為に伴う埋蔵文化財の試掘調査によるものでございます。これらの調査につきましては、国県から420万7,000円の補助金を見込んでおります。  次に、12目町内埋蔵文化財整理事業に182万7,000円を計上しております。これは128万9,000円の減額になっておりますが、平成30年度から行っております資料整理を継続して行うために、臨時職員経費を計上しているところであります。  次に、1目保健体育総務費でございます。648万3,000円を計上いたしております。215万円の増額です。主な理由としましては、11節需用費の修繕費に大栄野球場のキュービクル修繕、大誠体育館照明のカバー撤去の費用として145万5,000円、15節工事請負費にB&G海洋センターにおけるオストメート設置などを含めたトイレ改修や収納庫を設置するための費用として147万5,000円を計上するものでございます。  次に、2目保健体育振興費です。3,748万9,000円を計上しております。特徴的な部分としましては、北栄スポーツクラブ委託料は、主に施設管理に係るものとしまして、13節委託料に2,554万9,000円、主に事業実施に係る部分につきましては、19節負担金、補助及び交付金に補助金として989万3,000円と精査し、消費税につきましては、22節補償、補填及び賠償金に131万3,000円を計上いたしました。  次に、3目すいか・ながいも健康マラソン大会については1,750万円で、前年度と同額となっております。  めくっていただきまして、110ページをごらんください。6項1目人権推進費でございます。107万4,000円を計上いたしております。主な内容は、人権を尊重するまちづくり推進計画の進捗管理、人権擁護委員、人権講演会、人権の花運動などに伴う経費及び関係機関への負担金でございます。財源内訳の42万円は、じんけんフェスティバル等の啓発に伴う県の委託金が予定されております。  次に、一番下になりますが、2目隣保館運営費としまして1,127万2,000円を計上しております。135万5,000円の増額であります。このうち国県から667万円、隣保館運営補助金として予定をしております。前年度から135万5,000円の増額であります。主な理由としましては、111ページ中ほど、11節需用費の修繕費に老朽化した冷暖房機やフェンスの取りかえ、施設外壁への看板設置などとしまして302万3,000円を計上しております。主な内容としましては、ほくほくプラザの管理運営、講演、交流などに関する事業を行っています。  続きまして、3目児童館運営費としましては606万5,000円を計上いたしました。主な内容としましては、施設管理費と事業費でございます。  めくっていただきまして、112ページをごらんください。4目人権教育費をごらんください。1,920万7,000円の計上でございます。580万9,000円の増額となっております。これは人件費によるものでございます。主な内容としましては、人権教育を推進していくための経常経費として、人権を学ぶ会、人権学習会の実施、人権教育・啓発推進協議会への事業委託を行い、北栄町じんけんフェスティバルの実施、研修派遣なども行っております。  以上で生涯学習課関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第6号の詳細説明を終わります。  次に、議案第7号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 国保の予算書をお願いします。議案第7号、平成31年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算について御説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ19億1,534万2,000円でございます。前年度と比べ558万7,000円の減でございます。  1ページから3ページまでの説明は省略させていただきます。  4ページの歳入を説明いたします。1款国民健康保険税です。税率については現行の据え置きとし、計上いたしました。1目の一般被保険者分と2目の退職被保険者分ですが、制度上、平成27年度以降に新たに資格を取得する人は全員一般被保険者となりますので、年々2目の退職分は減少していきます。5ページの一番上の行が税の合計になります。4億5,308万2,000円で、前年度との比較では994万円の増となります。要因としましては、所得の増と収納率を実績に合わせ1%上げ、98%としたことによります。  2款の国庫支出金については、交付金のほとんどは直接県に入ることになりますので、システム改修の補助金のみの計上となります。  4款の県支出金の1節普通交付金13億560万8,000円は、町で支払う医療費に対しての交付金です。これについては、全額、県からの歳入となりますので、医療費によって交付される額となります。  めくっていただいて、6ページ、2つ目、6款の一般会計繰入金です。1億2,826万8,000円でございます。内訳は、説明欄に記載のとおりで、法定分を繰り入れるものです。一番下のその他繰入金26万6,000円は、特定健診のときに町独自で追加して行う検査の費用を繰り入れるものでございます。繰入総額は前年度と比較して515万2,000円の減でございます。  7款以降につきましては、実績での計上となりますので、説明は省略させていただきます。  次に、8ページの歳出です。1款総務費につきまして、前年度と比較して95万4,000円増となっているのは、システム改修費用の増によるものでございます。  9ページをお願いします。2款保険給付費です。1項の療養諸費と2項の高額療養費をあわせたものを一般的に医療費と言っておりますが、平成31年度は医療費の見込みを増税分も見込み、平成29年度実績に4.1%の伸びとして計算いたしました。4項の出産育児諸費と5項の葬祭諸費につきましては、前年度と同額の計上としております。2款全体を前年度と比較しますと383万8,000円の減となります。これは、1人当たり医療費は伸びますが、被保険者が減るために、全体として減になるとの見込みでございます。  次に、11ページです。3款の国民健康保険事業費納付金は県への納付金でございます。税を主な財源として、1項の医療分、2項の後期高齢者支援分、3項の介護納付金分を県に納付するものです。合わせて5億3,956万2,000円を計上いたしました。消費税のアップに伴い診療報酬の改定がなされること、団塊の世代が70歳以上になること、全体の年齢構成が上がること等により、県全体の納付金総額が上がっており、本町の納付金も前年度と比較して約3,000万円ふえております。  次に、12ページの2つ目、5款の保健事業費です。1項特定健康診査等事業費として1,440万円を計上しております。これは、特定健診の実施に係る経費のほかに、受診率向上のために、過去の受診時データをもとに対象者に合わせた効果的な受診者勧奨を行うことにしております。この受診勧奨の委託料については、全額、国の補助対象となり、歳入のほうに計上してございます。また、医療機関で定期的に検査をしておられる方のデータの提供を受けて特定健診受診とするみなし健診を実施し、受診率の向上を図りたいと考えております。  12ページ下の2項2目の重症化予防費です。これは、糖尿病性腎症の重症度の高い方への保健指導を委託し、人工透析への移行を防ぐものです。これにつきましても全額、国の補助でございます。  最後に、13ページ一番下の予備費です。2,413万2,000円の計上でございます。計上額は前年度の半分程度ですが、新しい制度では、特に予備費の目安はなく、平成30年度の決算見込みも予備費の減額、充用も必要ないことから、十分対応できると考えております。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第7号の詳細説明を終わります。  次に、議案第8号の詳細説明を求めます。  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 介護保険事業特別会計の予算書をごらんください。はぐっていただきまして、議案第8号、平成31年度北栄町介護保険事業特別会計予算でございます。歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億7,393万7,000円とするものでございます。  1ページから3ページまでの説明は省略させていただきます。  4ページをごらんください。歳入につきまして、主なものを説明させていただきます。  1款1項1目第1号被保険者保険料をごらんください。3億5,692万5,000円で、前年度に比べまして517万8,000円の増でございます。1節現年度分特別徴収を3億4,470万6,000円で計上しております。積算の基礎としました対象人数を4,860人とし、昨年度より増加したことが保険料増の主な要因でございます。2節現年度分普通徴収につきましては、180人を見込み、収納率94%で計算し、1,113万2,000円を計上しております。3節滞納繰り越し分につきましては、収納率を45%で計算し、108万7,000円で計上しております。  次に、2款1項2目の地域支援事業手数料に128万8,000円を計上しております。こちらにつきましては、生きがいデイサービスやシニアファイト教室、リフレッシュ教室など各種教室の利用手数料でございます。  次に、3款1項国庫負担金、1目介護給付費負担金でございます。2億6,835万9,000円で、前年度に比べ95万5,000円の減でございます。こちらは給付費の総事業費に法定の負担割合を掛けて計上しております。平成31年度の給付事業費の総額を平成30年度より412万2,000円減の14億9,251万7,000円としているため、減額となったものでございます。  次に、2項国庫補助金、1目調整交付金でございますが、財政調整交付金が6,805万8,000円で、前年度に比べ1,470万6,000円の減でございます。これは、平成31年度の財政調整交付金が介護給付費の4.56%と前年度5.53%より低くなると見込んでおり、減額で計上しております。  次の5ページの支払い基金交付金及び県負担金、県補助金については、給付事業費の総額に法定の割合を掛けて算出したものですので、詳細は説明を省略させていただきます。  はぐっていただきまして、6ページをお願いします。7款1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金でございます。こちらも法定繰り入れということで、給付費総額の12.5%で計上しております。1億8,656万8,000円で、前年に比べ51万4,000円の減となっております。こちらも給付事業費の総額が減額となっているためでございます。同じく5目の低所得者保険料軽減繰入金でございます。こちらは、低所得の方の保険料を軽減するため、第1段階に該当する方464人を見込んでおりますが、この方の保険料を基準額の50%ということで、第1段階の方には保険料額を算出しておりますが、さらに公費の投入で5%軽減し、45%にするための財源ということになっております。計のところですが、これらを合わせまして一般会計からの繰入金総額は2億1,057万7,000円で、前年度より87万1,000円の増額となっております。  次に、2項1目基金繰入金ですが、596万3,000円を介護給付費準備基金から繰り入れるように計上しております。  次に、7ページをごらんください。9款2項1目雑入、2節介護予防事業雑入で463万4,000円を計上しております。これは介護予防サービス計画費の収入でございます。  8ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費に572万7,000円を計上しております。前年度に比べまして237万3,000円の増でございます。7節賃金に介護認定調査員に加え、臨時職員1名分の賃金を計上したことが増額の主な理由でございます。  次に、9ページをごらんください。5目指定事業者管理事業で17万2,000円を計上しております。これは、県から町に権限が移りました介護保険指定事業者等の管理システム導入費用とシステム利用料でございます。  はぐっていただきまして、10ページの中段をごらんください。2款1項1目介護サービス等諸費でございます。13億7,121万円で、738万円の減額となっております。この保険給付費につきましては、居宅介護サービス費や施設介護サービス費等の各種サービス給付費を平成30年度の実績から計上させていただいております。次の2項1目介護予防サービス等諸費でございますが、4,238万円で、88万8,000円の増額となっております。こちらも平成30年度の実績から計上させていただいております。  次に、11ページ下段をごらんください。3款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費でございます。3,532万8,000円で、74万4,000円の増額となっております。地域支援事業に移行しました訪問型サービス給付費や通所型サービス給付費等の平成30年度の実績から計上させていただいております。  はぐっていただきまして、12ページ下段をごらんください。2項4目生活支援体制整備費に547万8,000円を計上しております。13節の委託料に、社会福祉協議会に委託し、町とも連携し進めております生活支援コーディネーターによる地域における助け合い活動の促進、生活支援サービスの担い手の育成、身近な介護予防拠点の整備など、高齢者の生活支援の体制を構築するための委託費用を計上しております。  次に、13ページ下段をごらんください。3款4項1目一般介護予防事業費に842万4,000円を計上しております。前年度に比べ276万2,000円の増額となっております。これは、13節の委託料の一般介護予防事業と11ページの下段の3款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費の通所型介護予防事業委託料におきまして、各種予防教室の見直しや新設に伴い、支出項目の見直しを行ったことによるものでございます。  あとの16ページ、17ページの給与費明細書につきましては、説明を省略いたしますので、ごらんください。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第8号の詳細説明を終わります。  次に、議案第9号の詳細説明を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) そうしますと、平成31年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算をごらんいただけますでしょうか。予算書をめくっていただきまして、平成31年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計の予算総額は120万4,000円でございます。  めくっていただきまして、1、2ページは省略しますので、3ページまでめくってください。主なものの説明をいたします。  1款1項1目住宅新築資金等貸付助成事業費県補助金でございます。7万6,000円を計上しております。これは償還推進の助成として県より交付されるものです。  次に、一番下になりますが、4款1項1目住宅新築資金等貸付金元利収入といたしまして95万7,000円を計上しております。これにつきましては、借受人からの元利償還金でございます。  めくっていただきまして、4ページをごらんください。3の歳出の主なものの御説明を申し上げます。  1款1項1目住宅新築資金等貸付事業費に10万3,000円を計上しております。前年度に比べ5万7,000円の増額です。これは資金貸付金の回収と起債償還のための事務費でございます。  次に、3款1項1目元金、一番下になりますが、105万7,000円、そして2目利子に4万3,000円を計上いたしております。これは、説明欄にありますとおり、住宅新築資金の起債償還金でございます。  5ページをごらんください。これにつきましては、地方債に関する調書でございます。表の一番右の欄、当該年度末現在高見込み額につきましては、32万円を見込んでおります。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第9号の詳細説明を終わります。  次に、議案第10号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第10号をお願いいたします。農業集落排水事業でございます。議案第10号、平成31年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。  平成31年度北栄町農業集落排水事業特別会計の予算総額は1,391万5,000円で、前年比が113万7,000円減としております。  1ページの説明は省略させていただきます。  2ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目施設使用料ですが、北条島地区の使用者の方から400万2,000円の予定を見込んでおります。2款1項1目一般会計繰入金ですが、991万3,000円でございます。一般財源からの繰り入れと基金からの繰り入れをあわせて計上いたしたものでございます。基金繰入金については、廃目整理といたすものでございます。  3ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目維持管理費320万3,000円で、8万8,000円の減でございます。これはクリーンセンター島ほかで処理場の維持管理に係る経費でございます。主な減額の理由は、13節委託料で処理場維持管理費が流入量の減少により減額となっております。2款1項公債費でございますが、起債の元利償還金に所要の金額を計上いたしております。  はぐっていただきまして、4ページでございます。地方債の現在高の見込みに関する調書でございます。農業集落排水事業では、一番右でございます。当該年度末現在高見込み額は5,157万8,000円となる見込みでございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第10号の詳細説明を終わります。  次に、議案第11号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第11号の説明をさせていただきます。平成31年度北栄町栄財産区特別会計予算でございます。  歳入歳出予算で、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ60万5,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。  1ページも説明を省略させていただきます。  2ページをお願いします。2の歳入でございます。1款1項1目財産貸し付け収入でございます。区有地貸し付け収入としまして23万4,000円を計上しております。地元の酪農家への貸し付けによる収入でございます。2目利子及び配当金で25万1,000円を計上しております。財政調整基金積立金の利子でございます。2項1目生産物売り払い収入2万円でございますが、栗の売り払い収入でございます。2款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金10万円でございます。  続いて、3ページでございます。歳出でございますが、1款1項1目財産管理費で39万6,000円を計上しております。栄財産区の管理に要する経費を計上しております。管理会の経費あるいは栗林の管理委託料などの経費でございます。2款予備費でございます。20万9,000円を計上しております。  説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第11号の詳細説明を終わります。  次に、議案第12号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第12号、平成31年度北栄町合併浄化槽事業特別会計予算について御説明申し上げます。  今年度の予算総額は726万3,000円でございます。  1ページの説明は省略させていただきます。  2ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目浄化槽使用料254万8,000円でございます。5万3,000円の増でございます。実績に基づき計上いたしたものでございます。2款1項1目一般会計繰入金471万5,000円を計上いたしております。基金繰入金については廃目整理でございます。  3ページでございます。1款1項1目浄化槽維持管理事業費453万1,000円で、16万円増でございます。ふえた理由ですが、13節委託料で浄化槽51基の維持管理委託料321万8,000円を計上いたしております。維持管理で保守点検及び清掃を行っておるところでございますが、汚泥の引き抜き業務は毎年やるところ、様子を見ながら二、三年に1度の箇所があり、今年度は前年度に比べ多くなると見込んでおるものでございます。2款1項公債費でございますが、起債の元利償還金を所要の額を計上いたしております。  4ページをお願いいたします。地方債の現在高見込みに関する調書でございます。一番右側、当該年度末現在高見込み額3,961万8,000円でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第12号の詳細説明を終わります。  次に、議案第13号の詳細説明を求めます。  松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議案第13号、北栄町大栄歴史文化学習館特別会計について御説明いたします。予算書をお願いいたします。  歳入歳出予算の総額はそれぞれ7,601万5,000円でございます。
     1ページと2ページの説明を省略させていただきます。  3ページをお願いいたします。2、歳入でございます。まず、1款1項1目使用料でございます。有料入館者数を12万人と設定し、753万8,000円増の7,553万円を計上いたしました。内訳といたしましては、入場料が545万円増の6,557万5,000円、物販施設からの施設使用料が208万8,000円増の995万5,000円でございます。  次に、2款1項1目雑入でございます。イベント等に伴う収入43万円を計上しております。レンタサイクルの収入に加え、暑中・年賀はがきの売り上げを見込むものでございます。  次に、3款1項一般会計繰入金でございますが、平成31年度は一般会計からの繰り入れを行わず、使用料などの収入でふるさと館の運営を行うこととしております。  次に、4款1項1目利子及び配当金でございます。5万5,000円を計上しております。これは基金の運用益でございます。  次に、4ページから5ページをお願いいたします。3の歳出でございます。4ページの1款1項1目一般管理費でございます。これは青山剛昌ふるさと館の管理運営に要する経費で、7,536万6,000円を計上いたしました。前年度に比べまして135万7,000円の増となっております。  主な事業につきまして説明いたします。2節給料に306万9,000円増の595万7,000円を計上いたしました。これは、これまでふるさと館の正規職員2名の給料の2分の1を一般会計で支出していましたが、平成31年度より全額特別会計で支出することにしたことによるものです。また、3節職員手当等と4節共済費の増額につきましても同様の理由でございます。  次に、7節賃金に471万6,000円増の1,857万5,000円を計上いたしました。これは、入館者数の増加に対応するため、平成30年度中途よりフロアスタッフを4名から5名の1増としたものを引き続き5名の体制とすることと、新たに事務補佐員1名を配置することによるものでございます。  次に、12節役務費、広告料に212万9,000円増の615万5,000円を計上いたしました。これは、毎年さまざまな媒体を活用し、ふるさと館の宣伝、PRに努めているところでございますが、これまで主に関西圏で行ってきました宣伝、PRにつきまして、関東圏におきましても実施するため増額いたしたものでございます。現在予定している主なものといたしまして、東京都港区お台場にあります映画館と平成30年度に引き続き大阪のエキスポシティ内にある映画館の全スクリーンで4月から9月の間、ふるさと館のCMを流す予定としております。  次に、13節委託料の館内展示物制作委託料に983万円の減の225万5,000円を計上いたしました。平成31年度につきましては、平成30年度に行いましたスケートボードのアトラクション改修のような大きなリニューアルはございませんが、モーションコミックコンテンツの追加や、現在、登場人物相関図が設置されています壁面装飾の変更などを行い、館の魅力向上に努めていきたいと考えているところでございます。  次に、5ページをお願いいたします。15節工事請負費に173万5,000円を計上いたしました。これは、ショップ内に設置されています授乳室の入り口が現在カーテンであることから、鍵のかかる個室となるよう改修するための工事や新たなフォトスポットの設置、駐車場案内看板の設置などを行うものであります。また、13周年記念イベントを開催するため、9節旅費の特別旅費、11節需用費の消耗品費、印刷製本費、13節委託料のイベント委託料の中には必要な経費を計上しております。  次に、2款1項1目予備費につきましては、235万1,000円減の64万9,000円を計上しております。  6ページ、7ページは給与費明細書でございますので、説明は省略させていただきます。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第13号の詳細説明を終わります。  次に、議案第14号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第14号、平成31年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明いたします。  歳入歳出予算の総額は1億6,572万2,000円でございます。  1ページと2ページは説明を省略させていただきます。  3ページの歳入です。1款後期高齢者医療保険料です。合計1億1,736万8,000円を計上いたしました。保険料率につきましては、平成30年度と変更ございません。前年度との比較では、被保険者数の増により550万2,000円の増でございます。  次に、2款繰入金です。一般会計からの繰り入れですが、4,484万6,000円を計上しております。この中の2目の保険基盤安定繰入金4,234万6,000円につきましては、一般会計の収入といたしまして、県4分の3の負担がございます。3目の健診費繰入金22万5,000円は、健診の個人負担金の500円を町が負担するため、一般会計から繰り入れるものでございます。  めくっていただいて、4ページの真ん中、4款3項1目健診委託料です。325万6,000円を計上しております。75歳以上の方の健診については、後期高齢者医療広域連合から町が委託を受けて行っておりまして、実施経費を広域連合から受け入れるものでございます。  次に、歳出です。5ページです。1款総務費につきましては、実績を勘案して業務に必要な経費を計上しております。前年度と比較して減額となっているのは、平成30年度は機器の更新とシステム改修を行ったために増額となっておりました。平成31年度は例年どおりの経費でございます。  2款健診事業費ですが、後期高齢者の健診は、今まで集団健診のみとしておりましたが、平成31年度からは医療機関でも受診できるように変更し、受診環境を整えます。前年度と比べて46万7,000円増となっておりますけれども、この健診事業費については、全額、後期高齢者医療の広域連合からの歳入となります。  3款後期高齢者医療広域連合納付金でございます。1億5,971万5,000円の計上です。こちらは歳入に計上している保険料と一般会計から繰り入れた基盤安定繰入金を広域連合に納付するもので、前年度と比べて616万8,000円の増となっております。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第14号の詳細説明を終わります。  次に、議案第15号及び16号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 水道事業会計の予算書をお願いいたします。縦になります。議案第15号、平成31年度北栄町水道事業会計予算の説明を申し上げます。  総則の第2条、業務の予定量でございます。給水戸数が5,886戸、年間総給水量が151万3,567立方メートル、一日平均給水量が4,146立方メートル、主な建設改良工事といたしまして、配水施設等改良1億1,886万9,000円でございます。今年度は漏水事故がありましたみどり団地内の老朽管の更新などを予定しておるものでございます。  第3条でございます。収益的収入及び支出の予定額でございます。収益的収入で水道事業収益といたしまして2億8,224万3,000円、収益的支出で水道事業費用といたしまして2億3,766万2,000円と定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出でございます。資本的収入といたしまして1億923万3,000円、資本的支出で1億9,052万3,000円と定め、不足する8,129万円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  第5条、企業債でございますが、起債の目的等は一般会計の例によるものでございます。配水施設等改良工事として限度額1億350万円を設定いたしております。  第6条、一時借入金の限度額は1億350万円と定めました。  第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、記載のとおりでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用できない経費といたしましては、職員給与費2,242万8,000円でございます。  第9条、棚卸資産の限度額は314万5,000円と定めたものでございます。  はぐっていただきまして、3ページの予算実施計画書は、後ほど予算明細書で説明させていただきますので、省略させていただきます。  5ページでございます。水道事業の予定キャッシュフロー計算書でございます。予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表及び予定損益計算書につきましては、税抜きで記載のため、円単位で表示しておりますが、1,000円以下を四捨五入で説明は読み上げさせていただきます。  1、業務活動によるキャッシュフローということで、これは収益的収支に現金を見込んだものでございます。当年度純利益から利息の支払い額まで業務活動によるキャッシュフローの計は1億2,952万6,000円でございます。2の投資活動によるキャッシュフローでございます。これは資本的収支の建設改良に係るキャッシュフローのうち企業債を除いたものでございまして、計は1億343万3,000円の減でございます。3の財務活動によるキャッシュフローでございます。これは資本的収支の建設改良に係る企業債についての現金の動きをあらわしたものでございます。3,184万8,000円となっております。資金増減額といたしまして、5,794万円でございます。これに資金の期首残高を含めますと、資金期末残高2億4,988万1,000円となります。この資金期首残高と資金期末残高の金額は、それぞれ平成31年度予定貸借対照表及び平成30年度予定貸借対照表の流動資産の現金預金と同額になっております。  給与費明細書は省略させていただきます。  8ページをお願いいたします。平成31年度の予定貸借対照表でございます。これは年度における資産の状況を示すものでございます。資産の合計を書いております。30億7,346万3,000円でございます。  次に、負債の部でございます。企業債等でございます。はぐっていただきまして、9ページでございます。9ページの負債の合計といたしまして、16億8,558万7,000円でございます。  次に、資本の部でございます。6、資本の合計額が8億6,860万9,000円でございます。  次に、7、剰余金でございますが、剰余金の合計といたしまして5億1,926万7,000円、資本の合計といたしまして13億8,787万6,000円、負債と資本の合計額は30億7,346万3,000円でございます。  10ページは平成30年度の予定損益計算書でございます。これは前年度の終わりに予想される経営成績をあらわすものでございます。  はぐっていただきまして、11ページでございます。平成30年度の予定貸借対照表でございます。これは前年度末と当年度末で比較対照するためのものでございます。  はぐっていただきまして、13ページでございます。重要な会計方針ということでございます。(1)と(2)はごらんのとおりでございます。(3)の引当金でございます。今回、賞与と法定福利、それから貸し倒れの引き当てをいたしております。(4)はごらんのとおりです。2、その他注記はごらんのとおりでございます。  14ページでございます。予算明細書でございます。収益的収入及び支出で、収入から説明させていただきます。1款の水道事業収益、1款1項1目給水収益が2億4,676万2,000円となっております。前年比が6万9,000円の減となっております。これは前年の実績に基づき計上いたしておるものでございます。3目のその他営業収益が221万8,000円増となっております。これは、上下水道料金として一元化して収納しております料金に係る納付書発送に係る郵便代、検針用紙などを上水道が一括して支払いをして、そのほぼ半額分を実績に基づいて下水道事業から負担金として受け入れることとしたため、新たに増額いたしたものでございます。2項営業外収益のところに2目長期前受け金戻入2,995万4,000円を計上いたしております。固定資産の取得に補助金が含まれた場合に繰り延べ収益として整理するもので、これは現金を伴わない収入ということになります。  支出でございます。1款1項1目原水及び浄水費でございます。3,367万2,000円、218万8,000円の減でございます。減の理由でございますが、実績に基づいて水源地の動力費について、経費が前年度に比べ下回るということを見込んだ結果でございます。2目配水及び給水費2,172万5,000円、367万1,000円の減となっております。昨年度は修繕費に民地内の配管のある妻波、漏水の多い瀬戸地区の給水管を修繕したため、今年度は工事費が減少したものでございます。受託工事費は165万円を見込んでおります。国、県、町などの事業で掘削工事が必要となった場合を想定しておるものでございます。  はぐっていただきまして、15ページでございます。4目総係費2,018万2,000円、370万7,000円の増となっております。主な理由は、人事異動に伴う人件費の増、上下水道料金として各種伝票、委託料、手数料を一元的に水道会計で支払いするため増額になったものでございます。5目減価償却費1億2,133万3,000円、6目資産減耗費163万3,000円で、それぞれ資産に対する資産減耗、減価償却を所定の計算で計上いたしたものでございます。2項営業外費用でございますが、1目支払い利息及び企業債取扱諸費、2目消費税及び地方消費税、3目雑支出はそれぞれ所要の金額を計上いたしたものでございます。予備費は1,320万円予定しております。  次に、16ページでございます。資本的収入及び支出で、収入の説明をいたします。1款1項1目工事負担金で573万3,000円、これは水道の加入金と建設改良に伴う消火栓の改良に伴う負担金でございます。2項1目企業債といたしまして、1億350万円でございます。  続きまして、支出でございます。1款1項1目配水施設等改良費に1億1,664万4,000円を計上いたしております。2,331万7,000円の減でございます。昨年度は土下のJR踏切の下の配水管を推進工法で布設がえしたため、JRや町が発注した工事にかかった経費の分が金額となっております。今年度は漏水事故が発生いたしましたみどり団地内の配水管を改良するほか、老朽化が進んでおります園芸試験場前の配水管及び亀谷水源地電動弁の取りかえを予定しておるところでございます。3目営業設備費222万5,000円で、これは量水器の購入でございます。今年度は870件の取りかえを予定しておるものでございます。2項1目企業債償還金7,165万4,000円、これは企業債の償還金に充てるものでございます。  水道事業会計は以上でございます。  続きまして、下水道事業会計の予算書をお願いいたします。議案第16号、平成31年度北栄町下水道事業会計予算について御説明申し上げます。  総則の第2条、業務の予定量でございます。接続戸数が4,638戸、年間総処理水量が127万8,777立方メートル、一日平均処理水量が3,503立方メートル、主要な建設改良工事といたしまして、管路建設改良工事1,595万円、処理場建設改良工事1億446万1,000円でございます。管路建設改良工事は町営住宅新築に係る工事と前川のJR下越しの工事を予定しております。処理場建設改良工事は北条下水道管理センター長寿命化工事で、これを予定しておるものでございます。  第3条、収益的収入及び支出の予定額でございます。収益的収入で下水道事業収入といたしまして11億5,688万7,000円、収益的支出で下水道事業費用といたしまして9億1,171万円と定めました。  第4条、資本的収入及び支出、資本的収入といたしまして3億2,354万8,000円、資本的支出8億4,986万円と定めたものでございます。不足する5億2,631万2,000円につきましては、当年度分損益勘定留保資金及び当年度分利益剰余金処分額で補填するものでございます。  第4条の2でございます。特例的収入及び支出でございます。これは、公営企業会計適用となった初年度のみ特例として、債権及び債務として整理する未収金及び未払い金の金額でございます。未収金、未払い金の金額は、下水道使用料及び負担金の未収金として500万円、営業の未払い金及び消費税の未払い金として4,200万円を予定しておるものでございます。  第5条、企業債でございます。起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法等は次のとおりに定めております。起債の目的は、特定環境保全公共下水道事業でございます。限度額は4,890万円でございます。起債の方法につきましては、一般会計と同様でございます。  第6条、一時借入金の限度額1億円と定めたものでございます。これは、企業債の借入限度額と差額につきましては、公営企業法適用1年目として、資金不足に陥った際に借り入れできるように予算計上いたしたものでございます。  第7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、記載のとおりでございます。  第8条、議会の議決を経なければ流用できない経費といたしましては、職員給与費3,717万6,000円でございます。  第9条、他会計からの負担金として、一般会計から6億8,800万1,000円負担いただくものと定めたものでございます。  第10条、利益剰余金の処分として、資本的収入が資本的支出に不足する額について補填する当年度利益剰余金処分額2億518万5,000円を減債積立金に積み立てることといたすものでございます。  はぐっていただきまして、3ページは、後ほど明細書で説明させていただきますので、省略させていただきます。  5ページでございます。予定キャッシュフロー計算書でございます。先ほどと同様、予定キャッシュフロー計算書及び予定貸借対照表は税抜きで記載のため、円単位の表示となっておりますが、説明に際しては1,000円以下を四捨五入で読み上げさせていただきます。  1に業務活動によるキャッシュフロー、当年度純利益から利息の支払い額まで、業務活動によるキャッシュフローの計は5億1,610万9,000円でございます。投資活動によるキャッシュフローでございます。計は6,931万1,000円の減でございます。3の財務活動によるキャッシュフローです。計は4億4,682万1,000円の減となっております。資金の増減額といたしましては2万3,000円の減でございます。これに資金の期首残高3,000万円を加えますと、資金期末残高ということで、2,997万7,000円となるものでございます。この資金期首残高と資金期末残高につきましては、それぞれ平成31年度の予定貸借対照表、それから開始予定貸借対照表の流動資産現金預金と同額となるようになっております。このキャッシュフローにより、剰余金が2億3,500万円計上できるものでございますけども、実際に資金といたしましては2万3,000円減となるものでございます。一般会計の繰入金に頼った会計事業でございまして、運営が厳しい状況にあるということをあらわすものでございます。  給与費明細書は省略させていただきます。  はぐっていただきまして、8ページ、債務負担行為に関する調書です。ごらんいただければと思います。  9ページをお願いいたします。平成31年度の予定貸借対照表でございます。年度における資産状況を示すものでございます。資産合計は177億4,012万2,000円でございます。  負債の部でございます。10ページの中ほど、負債合計といたしまして153億9,228万1,000円でございます。  資本の部でございます。6の資本金の合計21億1,281万7,000円でございます。繰入資本金につきましては、平成31年度、一般会計から繰り入れいたします資本金でございます。  7の剰余金でございます。当年度未処分利益剰余金は2億3,502万4,000円となり、合わせた資本合計といたしまして23億4,784万1,000円、負債と資本の合計は177億4,012万2,000円でございます。  開いていただきまして、11ページは平成31年度の開始予定貸借対照表でございます。法適用化1年目ということで、前年度はないということで、開始の貸借対照表を掲示いたしております。  13ページをお願いいたします。重要な会計方針ということでございます。1はごらんのとおりです。2は引当金について記載しております。水道事業との違いは、貯蔵品がないこと、また、今年度は法適用1年目ということで、その他注記の記載がございません。  次に、14ページでございます。予算明細書でございます。収益的収入及び支出の収入でございます。1款1項1目下水道使用料2億5,929万5,000円といたしました。これは実績に基づき予定いたしたものでございます。2目他会計負担金6億8,800万1,000円は一般会計からの負担金でございます。減価償却費、企業債利子償還分を収益的収入として計上するものでございます。2款2目補助金は下水道ストックマネジメント計画作成に係る国庫補助金でございます。3目長期前受け金戻入は現金を伴わない収入でございます。4目消費税及び地方消費税還付金647万1,000円は、今年度の営業活動を行った結果では、還付金の発生を予定するものでございます。ただし、工事請負費などの課税支援に当たる支出が少なくなったり、使用料収入など課税収入がふえれば、金額が増減があるものでございます。  資本的支出でございます。公営企業法適用に当たり、管渠費、ポンプ場費、処理場費として整理をいたしました。1款1項1目管渠費に5,363万9,000円計上いたしております。管渠費は下水道管、マンホール、マンホールポンプ場に係る経費でございます。14節委託料はマンホールポンプ場21カ所の管理委託料1,513万9,000円、管渠調査委託料1,726万6,000円は、マンホールの開口調査を本年度は北条処理区と大栄処理区にかかりたい予定をしております。また、開口調査に基づき行うカメラ調査も800メートル計上いたしております。18節修繕費1,046万3,000円、これはマンホールぶたの調整や段差の修繕、瀬戸地区の腐食したマンホール更生工事を予定しておるものでございます。2目ポンプ場費はマンホールポンプ場を除く汚水中継ポンプ場に係る経費でございます。現在は由良汚水中継ポンプ場のみでございます。主なものは、12節光熱水費と15節委託料で、ポンプ場管理委託料でございます。  開いていただきまして、15ページをお願いいたします。3目処理場費は、大栄浄化センター及び北条下水道管理センターの維持管理に係る費用でございます。主に15節委託料で処理場に係る委託業務を計上いたしております。その他委託料といたしまして1,292万8,000円を計上いたしておりますが、これは北条下水道管理センターの汚泥脱水機の分解整備業務880万円、大栄浄化センターの流入破砕機の分解整備業務143万円などでございます。5目総係費は人件費など総務費に当たるものでございますが、16目委託料にストックマネジメント計画策定委託料1,600万円を計上いたしております。これはストックマネジメント計画が管渠、ポンプ場、処理場にまたがる計画であるためでございます。また、公営企業会計法適化助言業務といたしまして71万5,000円を計上いたしました。法適用1年目ということで、補正予算、決算に向けての助言業務が必要であるためでございます。  16ページでございます。6目流域下水道管理運営負担金は、天神川流域下水道維持管理負担金を計上いたしております。7目減価償却費は現金を伴わない支出でございまして、この減価償却費と長期前受け金戻入の差額が当年度損益勘定留保資金として使用できるものでございます。2項1目1節企業債償還金利息は今年度分の企業債償還金の利息、また、一時借入金の利息といたしまして、借入金利息42万5,000円を計上いたしたものでございます。3項4目その他特別損失308万6,000円は前年度賞与費引当金及び法定福利費引当金の相当額で、公営企業法適用1年目は特別損失として計上するものでございます。  17ページをお願いいたします。資本的収入及び支出でございます。まず、収入でございます。1款2項1目他会計出資金として2億2,633万7,000円でございます。これは下水道事業の企業債元利償還金に特例的収入及び支出及び特別損失を今年度は一般会計から繰り入れするようにしており、減価償却費及び企業債利子償還金相当分を除いた額を出資金として受け入れするものでございます。  支出でございます。1款1項1目管路建設改良費1,595万円は下水道管渠工事に充てるものでございます。今年度は町営住宅に係る工事、前川のJR下越し工事を予定しておるものでございます。3目処理場建設改良費に資本的収支に係る人件費などと処理場の改良費を計上いたしております。17目工事請負費は北条下水道管理センター長寿命化工事8,800万円、18目手数料は受益者分担金に係る収納手数料を見込んでおります。6項1目返還金につきましては、大栄浄化センター長寿命化工事で発生した鉄くず等スクラップに係る国への返還金でございます。  下水道事業は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第15号及び16号の詳細説明を終わります。  次に、議案第17号の詳細説明を求めます。  藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 風力発電事業会計予算書をお願いいたします。1ページ、議案第17号、平成31年度北栄町風力発電事業会計予算でございます。  初めに、訂正をお願いいたします。下ほど、第4条の2、地方公営企業法の「法」の漢字が誤っておりますので、訂正をお願いいたします。大変申しわけございませんでした。  それでは、改めまして、議案の説明からさせていただきます。  第1条、総則によりまして、平成31年度北栄町風力発電事業会計の予算を定めます。  第2条、業務の予定量では、北条砂丘風力発電所に関し、最大電力1万3,500キロワット、年間販売目標電力量2,125万6,000キロワットアワー、主な建設改良工事といたしまして、電力監視システム改修工事を予定いたします。  第3条、収益的収入及び支出は、風力発電事業に係ります収益と費用につきまして、それぞれ予定額を定めるものでございます。収入につきましては、風力発電事業収益5億1,165万3,000円、支出につきましては、風力発電事業費用3億8,916万1,000円と定めるものでございます。  第4条、資本的収入及び支出は、収入につきましてはゼロ円、支出につきましては1億2,141万2,000円と定めるものでございます。支出額に対し収入額が全額不足いたしますので、当年度分損益勘定留保資金7,773万5,000円、当年度利益剰余金処分額4,367万7,000円で補填するものとします。  第4条の2、特例的収入及び支出では、地方公営企業法施行令第4条第4項の規定によりまして、未収金30万円、未払い金1億5,437万5,000円とするものでございます。  第5条から第7条についての説明は省略いたします。  2ページ、第8条は、当年度利益剰余金のうち4,367万7,000円を基金積立金として予定処分するものでございます。  第9条は、棚卸資産購入限度額を6,841万2,000円と定めるものでございます。  3ページをお願いいたします。予算実施計画につきましては、後の予算明細書で詳細を説明いたしますので、説明は省略させていただきます。
     4ページをお願いいたします。予定キャッシュフロー計算書でございます。1、業務活動によるキャッシュフローの計は7,419万8,223円、2、投資活動によるキャッシュフローの計はマイナス1億1,946万5,000円で、差し引き4,526万6,777円が資金減少額となりまして、資金期末残高は1億3,930万1,300円となる予定でございます。  5ページ、6ページ、給与費明細書につきましては、説明を省略させていただきます。  7ページ、8ページ、予定貸借対照表でございます。これは平成31年度末における資産の状況を示すものでございます。資産の部につきましては、年度末における帳簿価格の合計が17億6,918万9,254円となります。負債の部につきましては、未払い金及び引当金の流動負債と長期前受け金から収益化累計額を差し引きました繰り延べ収益の合計2億4,746万1,349円となります。資本の部につきましては、自己資本金14億805万243円と当年度末未処分利益剰余金1億1,367万7,662円の合計15億2,172万7,905円となります。  9ページにつきましては、比較対照のために示すもので、通常は前年度末におけます予定貸借対照表となりますが、企業会計の開始年度でございますので、予定開始貸借対照表を示すものでございます。  10ページ、重要な会計方針につきましては、説明を省略させていただきます。  11ページをお願いいたします。まず、収益的収入及び支出の収入から説明いたします。1款1項1目電力料4億7,566万7,000円でございます。前年度と比較しますと374万8,000円の増となります。これは10月からの消費税率引き上げによるものでございます。2項1目受取利息及び配当金200万円、これは基金利息でございます。3項3目長期前受け金戻入3,398万6,000円は、資産の取得等に補助金が含まれていた場合に収益として整理するもので、現金を伴わない収入となります。  支出でございます。1款1項1目風力発電費に2億923万6,000円を計上しております。風力発電所の管理運営に要する人件費、維持管理費等でございます。主なものといたしましては、風車機器故障等の修繕費8,890万9,000円、うち貯蔵品を使用して修繕した場合に費用として計上する修繕費としまして6,219万1,000円、施設、ブレードの保守点検委託料1,529万9,000円、ローター発電機のベアリング診断作業等の保守点検業務外作業委託料4,570万8,000円、工事請負費はブレード修繕工事3,112万6,000円等でございます。2目一般管理費につきましては企業会計に係る事務費で、法適化助言業務委託料88万円と企業会計システム賃借料78万5,000円でございます。3目減価償却費1億2,879万2,000円は資産に対する減価償却を所定の計算で計上したもので、現金を伴わない支出となります。3項1目消費税及び地方消費税は1,900万円、4項4目その他特別損失につきましては、前年度賞与引当金と前年度法定福利引当金相当額を計上しております。  資本的収入及び支出につきましては、支出のみで、1款1項2目発電設備費1,606万円は、電力監視システムの改修工事費でございます。3項1目有形固定資産購入費につきましては、平成30年度に2基分取りつけました雷検出装置を残り7基分購入する費用といたしまして、535万2,000円を計上しております。9項1目基金積立金につきましては、北条砂丘風力発電所基金に1億円を積み立てることとし、平成31年度末の基金残高は6億7,818万8,425円となる予定でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で一括議題とした12議案の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  本会議は、あす6日の午前9時から開きますので、お集まりください。  この後、直ちに議会運営委員会を開催しますので、委員の皆さんは第2委員会室にお集まりください。お疲れさんでございました。                 午後2時46分散会       ───────────────────────────────...