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平成30年 9月第6回定例会 (第 1日 9月 6日)

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  1. 北栄町議会 2018-09-06
    平成30年 9月第6回定例会 (第 1日 9月 6日)


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    平成30年 9月第6回定例会 (第 1日 9月 6日) 北栄町告示第79号  平成30年第6回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    平成30年8月30日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  平成30年9月6日(木曜日) 2 場 所  北栄町役場議会議場       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     長谷川 昭 二        宮 本 幸 美        前 田 栄 治     秋 山   修        町 田 貴 子        油 本 朋 也     斉 尾 智 弘        井 上 信一郎        藤 田 和 徳     田 中 精 一        森 本 真理子        津 川 俊 仁     阪 本 和 俊        野 田 秀 樹        飯 田 正 征       ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第6回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     平成30年9月6日(木曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               平成30年9月6日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願及び陳情の付託  日程第5 議案第88号 平成29年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第89号 平成29年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第90号 平成29年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第91号 平成29年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第92号 平成29年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第93号 平成29年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第94号 平成29年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第95号 平成29年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第96号 平成29年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第97号 平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第98号 平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第99号 平成29年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第100号 平成29年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第9号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第10号 平成29年度決算に基づく資金不足比率について       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願及び陳情の付託  日程第5 議案第88号 平成29年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第89号 平成29年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第90号 平成29年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第91号 平成29年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第92号 平成29年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第93号 平成29年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第94号 平成29年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第95号 平成29年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第96号 平成29年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第97号 平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第98号 平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第99号 平成29年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第100号 平成29年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第9号 平成29年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第10号 平成29年度決算に基づく資金不足比率について        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 前 田 栄 治君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 飯 田 正 征君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主幹 ───────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 手 嶋 俊 樹君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  地方創生監 ────── 渋 谷   潤君 会計管理者(兼)出納室長         ──── 倉 光   顕君  総務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君 企画財政課長 ───── 小 澤   靖君  税務課長 ─────── 齋 尾 博 樹君 住民生活課長 ───── 藤 江 純 子君  福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君 健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君  地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君 産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君  観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君 教育総務課長 ───── 大 庭 由美子君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 磯 江 昭 徳君 代表監査委員 ───── 竹 歳 秀 明君       ───────────────────────────────                 午前9時04分開会 ○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより平成30年第6回北栄町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。
     本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(飯田 正征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において1番、長谷川昭二議員、2番、宮本幸美議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(飯田 正征君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月21日までの16日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月21日までの16日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(飯田 正征君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。  次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。  次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。  以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願及び陳情の付託 ○議長(飯田 正征君) 日程第4、請願及び陳情の付託を行います。  本日までに受理した請願及び陳情は、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長においてお手元に配付の「請願文書表」及び「陳情文書表」のとおり所管の常任委員会に付託します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第88号 から 日程第19 報告第10号 ○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第88号、平成29年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第19、報告第10号、平成29年度決算に基づく資金不足比率についてまで以上13議案及び報告2件を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第88号から議案第100号までの会計ごとの決算の認定関係13議案、報告第9号、第10号の報告関係2件を一括して提案理由を申し上げます。  一般会計及び特別会計の決算につきましては、地方自治法及び地方公営企業法の規定により、議会の認定に付すものでございます。  各会計の認定につきまして概要を申し上げます。  初めに、議案第88号、平成29年度北栄町一般会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額101億4,652万3,175円に対し歳出総額96億3,278万8,813円、歳入歳出差し引き額は5億1,373万4,362円で、翌年度に繰り越すべき財源は4,456万4,190円、実質収支は4億6,917万172円となりました。  歳入につきまして主なものを申し上げます。町税につきましては14億1,090万7,012円で前年対比4.0%の増、地方交付税は37億7,060万9,000円で対前年比2.0%の減となりました。国庫支出金は12億975万6,868円で、対前年比10.9%の増となりました。県支出金は10億2,822万6,556円で、対前年比16.6%の増となりました。町債は5億2,571万7,000円で、対前年比26.2%の減となっております。  次に、歳出の主なものについて申し上げますが、金額につきましては万円単位で説明させていただきます。  議会費は対前年比4.6%増の1億129万円となりました。  続いて総務費でございます。決算額は対前年度比6.8%減の16億4,712万円となりました。主な事業は、ふるさと北栄基金事業3億5,485万円、被災者住宅再建支援金事業1億247万円などでございます。  続いて民生費でございます。決算額は対前年度比3.2%減の24億9,762万円となりました。主な事業は、自立支援給付事業3億8,578万円、生活保護扶助事業1億3,529万円などでございます。  続いて衛生費でございます。決算額は対前年度比増減なしの5億6,624万円となりました。主な事業は、感染症等予防事業3,838万円、健康診査等事業4,059万円、鳥取中部ふるさと広域連合負担金(ごみ)事業5,483万円などでございます。  続いて農林水産業費でございます。決算額は対前年度比22.3%増の7億526万円となりました。主な事業は、がんばる農家プラン事業2,615万円、産地パワーアップ事業2億5,672万円、担い手育成支援事業3,373万円、活動支援推進交付金事業8,201万円などでございます。  続いて商工費でございます。決算額は対前年度比3.0%減の2億5,911万円となりました。主な事業は、観光振興事業8,302万円、コナンのまちづくり事業2,120万円などでございます。  続いて土木費でございます。決算額は対前年度比29.3%増の16億3,198万円となりました。主な事業は、道路維持管理事業7,263万円、社会資本整備総合交付金事業1億4,722万円、由良宿団地建替事業4億9,288万円、下水道特別会計繰出金事業8億3,746万円でございます。  消防費は対前年比15.1%減の2億4,300万円となりました。主な事業は、鳥取中部ふるさと広域連合負担金事業1億9,638万円でございます。  教育費は対前年度比3.2%減の7億7,815万円となりました。主な事業は、図書館運営事業2,096万円、すいか・ながいも健康マラソン大会事業1,707万円、保健体育総務事業9,316万円、北栄町学校給食センター管理事業5,973万円などでございます。  公債費は対前年度比3.5%減の9億7,906万円となりました。内訳は、元金償還が9億1,459万円、利子が6,447万円でございます。  災害復旧費は対前年度比94.5%増の2億2,391万円となりました。主な事業は、道路橋梁復旧費9,745万円、公共施設災害復旧費6,657万円、農業施設災害復旧費5,651万円などでございます。  以上、主な実績と事業を申し上げました。  次に、議案第89号、平成29年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額21億9,863万9,951円に対し歳出総額21億6,457万1,880円で、歳入歳出差し引き額は3,406万8,071円となりました。  歳入につきましては、国民健康保険税、国・県支出金、療養給付費等交付金前期高齢者交付金共同事業交付金が主なものでございます。歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等、共同事業拠出金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は3,406万8,071円の黒字となりました。  次に、議案第90号、平成29年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額16億4,279万6,850円に対し歳出総額15億8,919万8,853円で、歳入歳出差し引き額は5,359万7,997円となりました。歳入につきましては、介護保険料、国・県支出金、支払い基金交付金及び繰入金が主なものでございます。歳出につきましては、保険給付費や地域支援事業費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は5,359万7,997円の黒字となりました。  次に、議案第91号、平成29年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額302万712円に対し歳出総額3,599万5,730円で、歳入歳出差し引き歳入不足額が3,297万5,018円生じました。歳入につきましては、資金借入者からの償還金が主なものでございます。歳出につきましては、起債の償還金と前年度決算時における繰り上げ充用金が主なものでございます。実質収支は3,297万5,018円の赤字となり、前年度繰り上げ充用金として処理いたしました。  次に、議案第92号、平成29年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額13億3,433万1,314円に対し歳出総額13億6,650万9,878円で、実質収支は7,719万8,564円の赤字となり、前年度繰り上げ充用金として処理いたしました。歳入につきましては、下水道使用料、国庫支出金、一般会計繰入金、町債が主なものでございます。歳出につきましては、天神・北条・大栄処理区の終末処理場の維持管理費及び長寿命化改修や災害復旧工事並びに起債の償還金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は4,502万円でございます。  次に、議案第93号、平成29年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入歳出決算の総額はそれぞれ1,537万242円となりました。歳入につきましては、使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。歳出につきましては、クリーンセンター島の維持管理費と起債の償還金が主なものでございます。  次に、議案第94号、平成29年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額6億8,555万4,049円に対し歳出総額は6億4,189万3,548円で、歳入歳出差し引き額4,366万501円となりました。歳入につきましては、売電収入が主なものでございます。歳出につきましては、風力発電施設の維持管理費と起債の償還金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は1,000万円、実質収支は3,366万501円の黒字となりました。  次に、議案第95号、平成29年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額76万5,606円に対し歳出総額54万7,087円で、歳入歳出差し引き額は21万8,519円となりました。歳入につきましては、財産運用収入が主なものでございます。歳出につきましては、総務管理費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は21万8,519円の黒字となりました。  次に、議案第96号、平成29年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額688万4,782円に対し歳出総額653万4,782円で、歳入歳出差し引き額は35万円となりました。翌年度に繰り越すべき財源は35万円、実質収支はゼロ円となりました。歳入につきましては、浄化槽使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。歳出につきましては、町で設置した合併浄化槽の維持管理費及び起債の償還が主なものでございます。  次に、議案第97号、平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額1億736万932円に対し歳出総額9,217万7,560円で、歳入歳出差し引き額は1,518万3,372円となりました。歳入につきましては、入館料や物販施設使用料、イベント収入、一般会計繰入金及び前年度からの繰越金でございます。歳出につきましては、青山剛昌ふるさと館の運営管理費と一般会計への繰出金でございます。翌年度に繰り越すべき財源は478万5,000円で、実質収支は1,039万8,372円の黒字となりました。  次に、議案第98号、平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算につきましてでございます。  歳入総額1億5,320万9,270円に対し歳出総額1億5,302万9,404円で、歳入歳出差し引き額は17万9,866円となりました。歳入につきましては、後期高齢者医療保険料一般会計繰入金が主なものでございます。歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は17万9,866円の黒字となりました。  次に、議案第99号、平成29年度北栄町水道事業会計決算についてでございます。  収益的収支につきましては、収入は水道料金の──等により前年度比2.7%減となりました。支出は前年度比1.8%増となり、純利益は4,918万1,214円の黒字となりました。資本的収支では、漏水事故が多発する老朽管の改良工事や地震による災害復旧工事等を行い、財源として移転補償費や企業債、国庫補助金等を充てましたが、1億3,642万4,163円の支出超過となり、収入不足分については過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次に、議案第100号、平成29年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてでございます。  地方公営企業法第32条第2項の規定により、剰余金の処分等について議決をお願いするものでございます。  平成29年度北栄町水道事業会計未処分利益剰余金3億9,237万638円のうち245万9,000円を減債積立金に積み立てるとともに、残金を繰り越しするものでございます。  次に、報告第9号、平成29年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、普通会計及び各会計の決算に基づく健全化判断比率を報告するものでございます。  実質公債費比率は対前年比0.1ポイント増の13.0%、将来負担比率は96.2%で、対前年比8.3ポイントの増となりました。実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては数値を上げておりませんが、これは赤字がない、つまり黒字ということでございます。実質公債費比率は公債費の減少などにより近年減少傾向が続いておりましたが、普通交付税の減少、依然として高い水準で推移する下水道事業への繰出金、今後も数値が上昇する要素を含んでいますので、一層の行財政改革に取り組むとともに真に必要な事業の選択により健全な行政運営に努めてまいります。  次に、報告第10号、平成29年度決算に基づく資金不足比率についてでございます。  報告第9号と同様、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、公営企業会計の決算に基づく資金不足比率を報告するものでございます。今年度も6つの企業会計につきまして資金不足はございません。  以上13議案、2報告、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) まず、議案第88号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第88号、平成29年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  決算書と主要施策の成果をごらんいただきたいと思います。  まず、決算書からでございますが、歳入から説明をさせていただきます。2ページをお願いします。決算書でございますが、歳入で全ての款項については状況をお伝えしておりますので、詳細についての読み上げは省略させていただきます。  4ページをお願いします。歳入合計でございます。予算現額が108億1,316万5,880円、調定額が101億6,650万9,298円、収入済み額が101億4,652万3,175円、不納欠損額が413万1,828円、収入未済額が1,585万4,295円、予算現額と収入済み額との比較はマイナスの6億6,664万2,705円となります。  6ページをお願いします。歳出でございますが、これも先ほどと同様、各款項の状況につきましては記載しておりますので、詳細についての読み上げは省略させていただきます。  8ページをお願いします。歳出合計で予算現額が108億1,316万5,880円、支出済み額が96億3,278万8,813円、翌年度繰越額が1億5,275万1,000円、不用額が10億2,762万6,067円、予算現額と支出済み額との比較は11億8,037万7,067円でございます。  歳入歳出差し引き残額でございますが、5億1,373万4,362円でございます。これらの予算あるいは予算に対する決算の比率とか決算額の前年比の比率につきましては、主要施策の後ろのほうに資料編というものがございます。124ページのところに予算に対する決算額の比率、これは各会計ごとにございます。それと、125ページからは各会計の各款ごとの前年度との決算額の増減率などを記載しておりますので、参考にごらんいただきたいと思います。  決算書の10ページをごらんいただきたいと思います。事項別明細書でございますが、歳入について最初の1款の町税につきましては税務課長が説明をいたします。2款地方譲与税から14ページの10款交通安全対策特別交付金までと15款財産収入と20款町債につきましては私が説明をさせていただき、そのほかの特定財源については必要に応じて各担当課長が説明をいたします。  それでは、最初に税務課長が町税について説明をいたします。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。
    ○税務課長(齋尾 博樹君) それでは、町税の決算について説明いたします。決算書10ページ、11ページでございます。  まず、町税全体から説明いたします。一番上の欄でございます。町税全体の予算現額は10ページ中央部の計の欄でございますが13億8,331万3,000円、調定額、これは11ページ一番左の欄の数字ですが14億2,881万3,959円、これに対し収入済み額、これは調定額のすぐ右側の欄でございます、14億1,090万7,012円です。前年度に比べ5,405万円の増額でございます。不納欠損額は左から3つ目の欄で413万1,828円で、調定額から収入済み額と不納欠損額を引いた収入未済額は表の中央部分でございますが1,377万5,119円となり、前年度に比べて672万円の減となりました。  続いて、税目ごとに収入済み額を説明いたします。1項町民税です。収入済み額5億9,739万2,772円で、前年度に比べ約3,129万円の増となっております。個人分では、農業所得と給与所得の伸びで全体の所得額が増加いたしましたことで収入済み額2,321万円の増加。法人分では、約808万円の増加となっています。  2項固定資産税は収入済み額6億6,092万808円で、前年度より約2,210万円増となりました。主に償却資産の伸びによるものでございます。  3項軽自動車税は収入済み額5,893万5,435円で、前年度より222万円増加いたしました。主に軽自動車の買いかえによる新税率適用での差額と、13年を経過したものに対する従価によるものでございます。  4項たばこ税です。収入済み額9,365万7,997円で、前年度より156万円減となりました。これは喫煙者の減少であるとか税率の低い加熱式たばこへの移行の影響が考えられます。全体ではたばこ税以外で税収が伸びており、対前年度比で4%の伸びでございます。  不納欠損額について少し説明いたしますと合計413万1,828円で、前年度より175万7,507円の減となっております。理由別では、消滅時効で5年経過したものが18件、183万8,645円、滞納処分した結果、財産がないため徴収を執行停止して3年継続したものが14件、218万1,183円、会社の経営実態がなく全ての役員が死亡されたため執行停止後直ちに欠損処分としたものが1件、11万2,000円でございます。全体の9割が固定資産税でございます。以上、税務課分の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 続いて、2款の地方譲与税から説明をさせていただきます。  この2款の地方譲与税から12ページの7款自動車取得税交付金、ここまでは国、県からの定められた率などによって交付されるものでございます。収入済み額などについては詳細な数字は申し上げませんが、増減率については先ほど説明をさせていただきました主要施策の成果の資料編125ページに全ての増減率、昨年度の決算額との比較を記載しております。そこを見合わせながらということでお願いいたします。  ただ、この2款から7款までの交付金あるいは贈与税でございますが、全体としては昨年度よりも5.5%の増ということで、特に5款の株式等譲渡所得割交付金と7款の自動車取得税交付金が主な増額の要因でございます。  続いて、8款の地方特例交付金でございますが、収入済み額が524万8,000円と前年度比20.4%の増ということで、国からの交付金で地方税の減収を補填するものでございます。  9款の地方交付税につきましては、収入済み額が37億7,060万9,000円ということで、前年度比2%の減でございます。はぐっていただいて15ページの上の備考欄に書いてございますが、普通交付税が前年度比で2.8%の増と、そして特別交付税では前年度比で41.9%の減、金額にして1億7,555万4,000円の減額でございます。平成28年度は鳥取県中部地震対策への配分がございましたが、それがなくなったことが大きく減った要因でございます。  10款でございますが、交通安全対策特別交付金で収入済み額が209万円と前年度比で0.5%の増でございます。  11款から20ページの14款県支出金につきましては、必要があれば各担当課長が歳出のときに説明をいたします。  続いて、30ページをお願いします。15款の財産収入でございます。1項1目の財産貸付収入で870万4,130円の収入でございますが、これは東園稲場団地と旧中央保育所や東保育所などの土地の貸付収入でございます。2項1目の財産売り払い収入でございますが、収入済み額が2,112万151円で、内訳としまして財産売り払い収入が6万2,651円で、これは法定外公共物の売り払い収入でございます。町有地売り払い収入が1,169万2,920円で、下神と由良宿の未利用町有地2件を売却したものでございます。町営住宅売り払い収入が936万4,580円で、旧中央団地5件分の売却分でございます。  次に、16款の寄附金で収入済み額が3億5,535万4,285円ということで、1目のふるさと北栄基金寄附金ということで前年比で2.9%の減、金額にして1,069万円の減額でございます。主な減の要因としましては、昨年総務省より返礼品の見直しについて要請がございました。その要請を受け、本町では100万円を寄附していただいた方に牛1頭分の牛肉を1年間で毎月お送りするセットがございましたが、それを昨年の9月末で取りやめをいたしました。平成28年度においては10月から12月にかけてこのセットに8件の申し込みがございましたので、この見直しが減額の主な要因であると考えております。  17款の繰入金でございますが、収入済み額が4億3,414万6,551円ということで、前年比37.4%の減でございます。5目の財政調整基金繰入金が平成28年度の鳥取県中部地震の震災対応で繰入金が多額でございましたが、平成29年度は繰入金なしとなったことが減となった主な要因でございます。2項の他会計繰入金で6,800万円入ってございます。このうち5,000万円は風力発電会計からの繰入金で、これは風のまちづくり事業で活用しております。  19款の諸収入でございます。収入済み額が1億8,454万9,763円ということで、前年比で5.9%の減でございます。企画財政課関係としては、34ページの5項2目1節の総務費雑入のところで真ん中辺にコミュニティー助成事業がございますが、前年より1,830万円の減額となっております。減額の主な要因は、平成29年度はコミュニティーセンターの建設分がなかったことが主な減額の要因でございます。  38ページをお願いします。20款の町債でございます。収入済み額が5億2,571万7,000円ということで、前年比で26.2%の減でございますが、減額の主な要因としては合併特例債が昨年度よりも2億8,930万円の減ということで、平成28年度は北条体育館耐震改修工事や庁舎統合事業などがあり、それらがなくなったことが主な減の要因でございます。  歳出でございますが、決算書は40ページからとなります。ここからは主要施策の成果で主に説明をさせていただきます。主要施策の成果の1ページをごらんください。  1款1項1目議会費で決算額1億129万4,000円でございます。議員経費事業ということで、本会議の開催や議員の調査研究活動及び議員研修旅費などの費用に296万8,000円を支出しております。詳細については記載のとおりでございます。  2ページをお願いします。真ん中どころの(8)高校生議会の開催状況を記載しておりますが、鳥取中央育英高校の生徒による高校生議会を実施いたしました。成果としましては、高校生に議会や町政への関心を持ってもらうよい機会になったということでございます。次に、事務局経費事業で560万7,000円でございます。議会だよりを発行し、また定例会、臨時会の会議録を調製し、ホームページで公開して議会の情報公開、情報発信を行いました。  続いて3ページをお願いします。2款6項1目の監査委員費でございます。決算書におきましては、少し飛びまして56ページでございます。決算額が123万円ということで、これは町の監査に関する経費でございます。監査委員2名の報酬が主なものでございまして、活動状況は例月の現金出納検査や年1回の現金及び現金等価物実査、そのほかには監査ということで年2回の定期監査を行っていただいておるところでございます。審査につきましては、12会計の決算審査や基金の運用状況の審査などを行われています。  続いて、主要施策の成果15ページをお願いします。2款1項1目一般管理費でございます。決算書は40ページをお願いします。決算額が7億9,875万8,000円でございます。ふるさと北栄基金事業でございますが、平成29年度から寄附金から返礼品などのふるさと納税に係る諸経費を差し引いた額を基金として積み立てることとし、積立金は1億6,747万円となりました。括弧内の3億5,485万5,000円はいただいた寄附金の額でございます。続いて行政改革事業で1,125万9,000円ということで、北条支所総合窓口業務の民間委託の継続と新たに4事業の事業仕分けを実施し、事業の改善や見直しにつなげております。続いて統一的な基準による地方公会計整備事業で108万円ということで、平成29年度決算から作成する統一的な基準による財務諸表の作成に向けて、開始貸借対照表を作成したところでございます。  次に、2目広報費でございます。決算書は42ページでございます。決算額は465万8,000円でございます。広報事業としまして、まず町報の発行経費が368万9,000円で、成果としましてはドローンを活用した写真や動画によってより興味を持っていただける広報を提供することができたと考えております。  次に、主要施策の成果16ページをお願いいたします。ホームページの保守業務が75万8,000円と、県と県議会、中部ふるさと広域連合が発行します広報紙の仕分け作業を障がい者就労施設に作業委託するのに要した経費が11万1,000円でございます。障がいのある方の自立を促すこともでき、また就労の機会を確保することができたと考えているところでございます。  次に、4目の財産管理費で決算額が2億8,678万3,000円でございます。まず、町有財産管理事業で354万3,000円ということでございますが、これは町有地などの適正な管理と町有地売却を促進するために民間委託を行っておりまして、2件売却することができました。売却額は1,169万3,000円でございます。  次に、9目企画費でございます。決算書は44ページでございます。決算額は3,051万3,000円でございます。企画費の中には、企画財政課と住民生活課、観光交流課の事業がございます。私からは、企画財政課の事業について説明いたします。  まず、企画事業として決算額244万6,000円で、主なものといたしましては倉吉未来中心の管理運営負担金が181万1,000円、そのほか住民主体のまちづくり先進地視察費が45万4,000円、政策研究費が7万5,000円でございまして、成果としましては今後展開すべき政策についての検討を進めることができたということでございます。  次に、主要施策の成果17ページをお願いします。女性団体連絡協議会の補助金といたしまして、決算額18万9,000円でございます。次に、地域の自立活性化活動支援交付金として決算額74万8,000円でございます。こちらは4団体に活用いただきました。地域振興につながりますイベントや取り組みが開催されまして、地域の活性化を図ることができたのではないかと考えているところでございます。次に、交通対策事業として決算額1,486万6,000円でございます。主なものとしましては、まず路線維持費補助金、こちらは地域住民の生活に必要なバス路線の運行維持に必要な補助金としまして1,310万1,000円と、次に乗り合いタクシー運行支援事業費補助金、こちらはバスの路線維持が困難な地域への代替手段として、いわゆる乗り合いタクシーの運行補助として83万円と、次に鳥取砂丘コナン空港連絡バス運行支援事業補助金として81万4,000円でございます。これらの補助制度により、地域住民の生活交通路線及び観光客の移動手段の確保または乗り合いタクシーの運行維持を実施することによりまして、地域公共交通利用者の方の負担の軽減と公共交通機関への利用促進を図ることができたと考えております。  次に、主要施策の成果18ページをお願いします。コミュニティー助成事業として決算額420万円でございます。一般財団法人自治総合センターの実施事業を通しまして、平成29年度は国坂浜と中央団地の2つの自治会の取り組みに対して支援を行ったところでございます。次に、しあわせハート創生事業として決算額は20万円でございます。これは鳥取中部ふるさと広域連合において中部市町合同で婚活セミナー・カフェ交流会を1回、婚活ツアー1回、婚活支援セミナー1回を開催しております。成果としましては、独身の男性と女性に出会いの場を提供し、計21組が連絡先の交換を行い、うち町内者は4組が連絡先の交換を行っております。  次に、5項1目統計費でございます。決算書では56ページをお願いします。決算額は92万2,000円でございます。昨年度の主な統計としまして、工業統計調査や就業構造基本調査など実施をしております。  次に、10款1項公債費でございますが、決算書は116ページでございます。1目の元金でございますが、決算額が9億1,459万6,000円でございます。平成29年度末の起債残高につきましては75億1,517万1,000円でございまして、これは前年度よりも3億8,887万9,000円の減でございます。同じく2目の利子につきましては、決算額6,447万1,000円でございます。私からの説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 磯江総務課長。 ○総務課長(磯江 昭徳君) 総務課分の説明をさせていただきます。  主要施策の成果4ページをお願いします。4ページの上から、2款1項1目一般管理費です。決算書は40、41ページからになります。①一般管理事業の1つ目の丸の点です。職員研修のところです。職員研修、平成28年度は地震のために若干研修の機会も減っておりましたが、平成29年度は例年どおりということで回復をしてきております。次の町長交際費です。件数がふえておりますが、これは予算のときに説明があったと思いますけど、これまでスイカの進物などは消耗品で出していたものを交際費で扱うということで件数がふえております。②電算処理委託事業です。こちらは住民基本台帳であったり税務情報であったり、そういう電算処理の経費です。おおむね例年のとおりの支出をしております。続いて③一般管理関係負担金事業です。県の町村会であったり中部の町村会であったりということで負担をしております。④事務用品一括購入事業です。ファイルですとかコピー用紙ですとか、各課がそれぞれ買っていては効率も悪いです。そういうものを総務課で一括購入をしたというものでございます。⑤鳥取県中部ふるさと広域連合負担金事業です。たくさんの負担をしておりますが、総務課では管理費とそこに書いておりますが休日急患診療所などの負担をしております。  では次です。下のほうです。2款1項3目会計管理費、決算書は42、43ページになります。こちら①会計管理事業は出納室で使ったもの、事務用品等についての支出でございます。  次のページをお願いします。5ページ、2款1項4目財産管理費です。決算書は同じく42、43ページです。①町有財産管理事業は、主に建物共済の保険料が主なものでございます。②大栄庁舎管理事業です。大栄庁舎の維持管理をしております維持管理費であったり修繕などを行っておりますが、庁舎2階のトイレの洋式化というものが主なものだったということです。③公用車管理事業です。平成28年度から平成29年度にかけて台数がふえております。これは北条庁舎の集中管理のものを大栄庁舎に移動したということで、台数がふえております。④コナン駅前広場等管理事業です。こちらも由良駅のトイレを洋式化にしております。⑤防災無線維持管理事業として、こちらは防災無線の維持管理であったり修繕等を行っております。⑥天神いこいの広場管理事業、⑦天神桜づつみ管理事業は、自治会の協力を得ながら維持管理をしております。  次です。2款1項5目北条庁舎管理費です。決算書は44、45ページになります。こちら7月に庁舎統合をするまでの4・5・6月の間の北条庁舎としての決算でございます。予算現額と決算額に大きな開きがありますが、こちらは耐震工事を翌年度に繰り越しをしたということがありますので、予算現額1億円超に対して決算額5,100万円ほどになっております。はぐっていただいて、最初の①一般管理事業の中では宿直警備員ですとか事務補佐員の経費を支出しております。②北条庁舎管理事業ということで、こちらは光熱水費ですとか、先ほど申し上げました庁舎の耐震補強工事を行ったということで、そこに書いておりますが5,300万円余りは翌年度に繰り越しをしたということでございます。③公用車管理事業です。こちらは北条庁舎で集中管理をしていた公用車ですけど、先ほど申し上げましたが北条庁舎の管理の車を大栄庁舎に移したということもあって台数が減っております。ただ、2台については現在も北条支所のほうで管理をしているところでございます。  次です。6目北条支所管理費、こちらは決算書は同じく44、45ページになります。こちらは7月の庁舎統合に伴って、その後に北条支所として支出をした経費でございます。光熱水費ですとか修繕工事とかを行っております。そこの窓口の取扱件数のところでございますが、平成28年度から平成29年度にかけて若干件数が減っております。理由は、現金取り扱いなど地域整備課が本庁に移った関係で水道料金などが支所で払われるものが減ったということで、窓口取扱件数、うち現金取扱件数が減っているというところです。次の表です。北条健康福祉センターの利用状況。利用状況につきましては、職員が常駐することになったこと、それと選挙なんかの利用もあったということで利用の人数についてはふえているというところです。  続いて、2款1項7目北条改善センター費です。決算書は同じく44、45ページになります。次のページの一番上のところですけど、こちらは主には改善センター内のLED、今の水銀灯が壊れるのをLEDにかえているということで、今回8灯分の交換を行っております。利用状況のところにつきましても大きくふえておりますが、こちらは文化団体が長い間展示に使ったり、選挙の関係で使ったりということで人数、回数がふえております。  次です。2款1項8目大栄改善センター費です。こちらは決算書は同じく44、45ページからです。こちらの利用につきましてはかなりふえています。これは大栄庁舎の2階の会議室が事務室になりましたので、その利用がほとんどが改善センターを利用することになったということで利用回数、利用者ともふえております。  次です。2款1項10目自治会活動促進費です。こちらは自治会の交付金、自治会に配付する交付金のところでございます。(1)から(3)までありまして、まず(1)運営の交付金、(2)防犯灯の交付金、それと(3)再生可能エネルギーの交付金ということでそれぞれ支出をしております。②公民館等補助金事業ですけど、こちらはさつきケ丘の公民館建設借入金の利子補助ということで、これは合併前の北条町における制度です。自治会が借り入れをした場合、町が利子について補助をしますよということでこれまで利子を行ってきました。償還期間が平成29年度で終了ですので、平成29年度で終わりということになります。  続いて、11目交通安全対策費です。決算書は同じく46、47ページになります。こちらは①交通安全対策事業、主には交通指導員が行った活動についてのものです。指導員は定員22名に対して18人、パトロール等はそれぞれ前年並みで行っております。ただ、飲酒運転の検挙者というものが昨年1人が4人にふえたということで、少々残念かなというところでございます。では、はぐっていただいて次です。②交通安全施設維持管理事業です。こちらはカーブミラーの修繕を行っております。壊れたものについて、33基の対応をしております。次、③交通安全施設整備事業ということで、カーブミラーは高千穂に1基新設をしております。写真をつけておりますが、ゾーン30という整備を、そこみどり団地ということで記載しておりますが、みどり1区、みどり西団地、みどり南団地、さくら団地にまたがる区域をゾーン30ということで整備をしております。次です。④交通安全負担金と補助金事業です。こちらは書いてありますとおり倉吉地区の協会であったり北条支部の活動費であったりを支出しております。  次です。12目光ファイバーネットワーク施設管理費です。こちらは決算書46、47ページになります。こちらはケーブルテレビの関係の経費でございます。それぞれ必要な経費を支出しております。テレビ等の加入率につきましては、そこに書いておりますとおりテレビが86.8%、インターネットが32.5%ということで、少しですけど微増ということですけど伸びております。  次です。13目の情報処理費です。これ②からスタートしてますね。済みません、①でございます。①情報処事業ということです。次のページの一番上になります。こちらは庁内のネットワーク、グループウエアですね、スケジュールですとかインターネット、職員が使うメールですとかそういうものについての経費でございます。それぞれ保守経費ですとか経費を支出しております。  次です。14目防犯対策費です。決算書は48、49ページになります。こちらは町が設置している街路灯、防犯灯についてLEDに交換をしておりまして、そちらに書いておりますとおり公設防犯灯35灯をLED化しております。主には下種のところの県道で御承知かと思いますけど、主にはそこをしたということです。自治会整備の補助につきましては、LEDにする補助を15自治会で行っております。  次です。15目諸費です。①諸費事業です。こちらは防犯協会であったり交通安全管理者協議会の負担金を支出しております。②自衛隊募集事業ですが、こちらは平成29年度北栄町内から自衛隊に入隊4人が出ております。  次です。2款1項18目庁舎統合整備費です。①庁舎統合整備事業ということで、こちらは平成28年度から平成29年度に繰り越しになってきたものでございます。7月の統合に向けて、ネットワークを整備したり部屋を整備したりということを行っております。7月にはスムーズに統合事務が進められたというところです。  はぐっていただいて10ページをお願いします。19目災害復興支援費です。こちら予算現額と決算額に大きな開きがありますが、こちらは1億円近い不用額がありますが、こちらの補助金、被災をされた方に補助金を計上しておるんですが、平成28年度から平成29年度に繰り越しになってきた予算です。不用額ができておりますが、繰り越しになった予算を補正で落とすことはできませんし、さらに平成30年度にも繰り越しができないということで、そのままの不用額として上がっております。決算書は50ページ、51ページになります。①一般管理事業です。こちらは職員等の人件費的なものを計上です。②から⑥までが被災をされた方や自治会等への補助金でございます。それぞれ内訳のとおり支出をしております。  次です。2款4項選挙費です。1目選挙管理委員会費。①選挙管理委員会事業です。こちらは年5回を開催しておりまして、選挙人名簿の登録であったりということを委員会の中で行っております。  次です。2目選挙啓発費です。決算書では54、55ページになります。次のページの11ページの上のほうですけど、①選挙啓発事業として明るい選挙推進協議会の開催であったり出前講座であったりということで行って、明るい選挙の推進を図っております。  次です。3目の町長・町議会議員選挙費です。こちらは10月1日を投開票で行われましたが、町長は無投票ということで議会議員の選挙のみが行われておりますが、投票率で68.36%でございました。  次です。4目の北条水系土地改良区総代選挙費です。決算書は54、55ページになります。こちら北条水系土地改良区の総代の選挙なんですが、無投票ということで選挙は行われておりませんが事務費をいただいたというところです。  次です。17目衆議院議員選挙費です。こちらは昨年の10月22日に投票が行われております。62.92%の投票率でした。  次です。民生費になります。3款5項災害救助費、1目の災害救助費です。決算書は68、69ページに飛びます。こちら鳥取県中部地震で災害救助法による応急修理を行ったものでございますが、1件について年度内に終わらなかったということで繰り越しになったものでございます。1件期限内にきちっと済んでおります。  続いて4款に飛びます。4款衛生費、1項保健衛生費、2目の健康増進センター費です。決算書は70、71ページになります。①健康福祉センター管理事業ですが、こちら庁舎統合におきまして健康福祉センターが支所になりました。支所になるまでの4・5・6月の3カ月間の健康福祉センターとしての管理費を載せております。はぐっていただいて、同じように書いてあります。そこまでの4・5・6月の管理費を載せているということでございます。  次です。8款消防費に飛びます。8款1項1目常備消防費です。決算書は92、93ページになります。まず、常備消防費として①中部ふるさと広域連合の負担金です。火災の発生件数ですけど、平成29年度は12件ということで大幅にふえております。内訳を申し上げますと、建物が4件、車両が2件、林野が2件、その他、その他というのは野焼き等で出たものですがそれが4件ということで、12件と大幅にふえております。救急出動に関しましては、平成28年度、平成29年度ほぼ同じというところでございます。  次です。2目の非常備消防費、①消防団活動事業です。こちらは町の消防団の経費でございます。まず組織状況です。一番上の表のところですけど、右側です。定員110人に対して101人、うち女性消防隊員が4人という状況です。出動に関しましては、火災、先ほども広域連合の出動と同じで12件で出動しております。その他警戒であったり操法の水防訓練であったり、それぞれ出動をしております。次の表が消防ポンプ操法大会の状況です。第4分団が強いということで、町で勝って郡で勝って県大会に出動しております。次の13ページです。消防関係の負担金ということで、県、郡、消防協会の負担金であったりそれぞれ支出をしております。  次です。8款1項3目消防施設費です。決算書は92、93ページは同じでございます。こちら消火栓の修繕であったりということで行っておりますが、平成29年度7カ所を行っております。そこに写真をつけておりますが、その他ということで防火水槽のふたをつけてごみ等が入らないような整備をしております。  次です。4目災害対策費です。①災害対策事業として主な事業ということを書いておりますが、まず防災会議ですが、平成29年度は未実施ということになりました。こちらは記録誌が完成をしてから、それから防災会議を開いていろんな見直ししようというところだったんですが、申しわけありません、記録誌のほうができ上がらなかった関係もあって防災会議は未実施となっております。申しわけございません。防災訓練につきましては、9月3日に地震を主とした防災訓練を行っております。次です。②自主防災組織育成事業です。自主防災組織であったり自衛消防団・隊の組織はそれぞれごらんのとおりです。ここで1つ、自衛消防のところで50団、4隊ということで隊のほうが5隊から4隊に減っていますが、これは駅前で消防隊がなくなったということで減となっております。はぐっていただいて次です。③防災体制構築支援事業。こちら主にはハザードマップなどをつくったりする経費のところなんですが、平成29年度はございませんでした。防災啓発冊子の購入などを行っております。次です。④緊急防災・減災事業ということで、こちらは松神地区の屋外拡声が聞こえにくいということで増設をしております。その他、告知機の設置状況につきましてはごらんのとおりです。一般家庭分が若干ふえている。企業、自治会等については変わっていないというところです。⑤空き家対策事業と老朽危険空き家等除却支援事業です。こちら空き家対策の審議会を1回開催しておりますし、老朽危険空き家の除却費として4件の支出をしております。空き家の把握件数、年度末は283件が年度末です。平成28年度末が空欄になっておりますが、こちらについては年度末の数字できちっとした把握がしてなかったということで、申しわけありません、空欄でしております。最後です。⑥自治会除雪活動支援事業ということで、こちらは平成29年度に補助金制度を創設したものです。自治会が除雪を行ったものに対して、距離に応じたり費用に応じたりして補助をしております。除雪経費補助としては、13自治会のほうに補助をしております。除雪機購入については、制度として2分の1、上限25万円という制度を設けましたが、活用された自治会はなかったというところです。主要施策の成果のほうは以上で終わります。  続いて決算書のほうをお願いいたします。決算書35ページをお願いします。決算書35ページの列の真ん中あたりですね、収入未済額のところをずっと下ってもらいまして雑入のところの総務費雑入のところに72万9,198円という未収があります。この未収について説明をさせていただきます。  昨年、源泉徴収所得税が未払いであったということで、町が一旦立てかえをしてそれで引き去りができていなかった方から順次町に支払っていただくということを行いましたが、その方が年度末において5人の方から未収があったということで、その72万9,198円のうち63万8,198円が年度末で未収になっておりました。現在、8月末においてあとお1人の方がまだ未収なんですが、その方は分割払いということで定期的に支払いをしていただけておりますので、平成30年度の間には収入になるというところです。あともう一つ、残りがありまして、残りが9万1,000円あります。こちらは地震で災害を受けられた方が非住家の復旧支援として補助金を受けられました。補助金を受けられましたが、実績報告が上がってきたときに補助金を支出したまでの実績がなかったということで、9万1,000円が町としては多く払い過ぎになっている。それでその方に返還をしてくださいということでお願いをしておりますが、何回も言ってもいまだに対応してもらってないということで、年度末までにしっかりと対応していきたいなと思っております。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 齋尾税務課長。 ○税務課長(齋尾 博樹君) 税務課分の説明をいたします。主要施策の成果19ページをお開き願います。決算書では50ページから53ページでございます。  2款2項1目税務総務費です。予算現額1億1,008万7,000円に対し決算額1億954万5,000円です。①税務総務事業として1,260万9,000円の決算額です。内容として、臨時職員賃金、土地管理システムの保守リース経費、そしてコンビニ収納手数料と固定資産税の評価がえに係る経費などに充てたものでございます。②税務総務関係負担金事業で75万円の決算額でございます。これは関係機関からの情報提供に係る負担金支出でございます。必要な情報を入手いたしまして、これを課税に反映させたところでございます。③中部ふるさと広域連合負担金事業として560万7,000円の決算額です。この2つの囲いの上の表の平成29年度広域連合負担金の欄に932万1,000円としておりますのは、一般会計で負担しているのが560万7,000円なんですが、これとは別に国民健康保険特別会計から負担金371万3,600円を合計したものでございます。広域連合の徴収額は、延滞金を含め1,519万円でございました。下の表の徴収状況ですが、中ほどの徴収率の推移では過去3年で大幅に増加しており、平成29年度では65.7%の高い徴収率でございました。右側の処理状況ですが、これは委託人数に対する完了割合ということになりますが76.92%、これも高い割合となっております。④家屋全棟調査事業で2,159万円の決算額です。成果として、平成29年度から平成31年度までの3カ年度事業の1年目として航空写真と課税台帳の突合を行ったものでございます。  続いて2款2項2目賦課徴収費でございます。決算書では52、53ページでございます。予算現額696万円に対し決算額496万9,000円でございます。納付書等の印刷費としての60万円と過誤納還付金が412万円ということでございまして、予算現額と決算額との差が約200万円と大きいものですので、この大半は過誤納還付金の不用額190万1,626円でございます。これはちょっと決算書でもって説明させていただきたいんですが、52ページ、53ページをお開きいただきまして中ほどの23節償還金、利子及び割引料、予算現額は602万3,000円に対しまして支出済み額が412万1,374円ということで、不用額190万1,626円という額になっております。経緯を申し上げますと、当初予算額は350万円でございました。これが年度中間期の10月段階で支出実績が300万円近くございましたので、残りが50万円ということで非常に少なくなっておりました。ということで、年度末までに足りなくなることを想定いたしまして252万3,000円の増額補正を行い、表示しております予算現額を合計602万3,000円といたしました。ところが、その後の半年間というのは想定いたしました金額の3分の1、110万円ほどしか還付の支出がございませんでしたので、結果として190万円以上の不用額となったものでございます。過大な計上をしておりました。ということで、申しわけありませんでした。  続きまして主要施策の成果の20ページでございますが、こちらには徴収率の状況を掲載させていただいております。最近3年度の推移を税目ごとに、さらに現年度と滞納繰り越し分ごとに表示しております。現年度に限れば、全ての税、保険料において99%以上の高い徴収率となっております。全体の徴収率は、この表の一番下なんですが合計欄で98.8%の徴収率でございました。前年度より0.6%増加しております。下の表は納入方法別の割合を税目ごとに、これも最近3年度の比較を載せております。こちらについてはお目通しいただければと思います。税務課からは以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 住民生活課から決算の説明をいたします。  主要施策の成果の21ページをお願いいたします。2款1項9目企画費のうち住民生活課分でございます。決算書は46、47ページをお願いいたします。①消費者行政推進事業は決算額94万7,000円でございます。中部消費生活センターと連携いたしました消費者相談の受け付け、対応のほか、消費者講座や消費者事業所見学の開催やイベントや研修会でのチラシ、パンフレット等の配布などの啓発活動を実施いたしました。②持続可能な発展を目指す自治体会議事業、決算額53万8,000円でございます。人口減少、少子高齢化など同じような課題を持ちます小規模自治体が一般社団法人クラブヴォーバンと連携いたしまして、地域資源を生かしたエネルギー分野の取り組みを通して経済好循環に向けたモデル設計と人材育成を行っております。③バイオマス活用研究事業、決算額21万3,000円でございます。これは平成28年度に策定いたしました北栄町木質バイオマス活用推進計画に基づきまして、具体的な事業検討を行うために立ち上げました北栄町木質バイオマスエネルギー活用推進協議会の会議、視察に係る経費でございます。  続きまして、3項1目戸籍住民基本台帳費でございます。決算書は52、53ページをお願いいたします。①戸籍及び住民登録事務事業につきましては、臨時職員賃金と消耗品費等で決算額290万6,000円でございます。22ページをお願いいたします。住民基本台帳事務関係でございます。平成29年度末の住民基本台帳人口は1万5,196人、世帯数は5,320世帯と昨年度末に比較しまして人口は148人減少し、世帯は10世帯の増加でございます。(1)年度末における年齢階層別の住民基本台帳人口と世帯数、(2)住民基本台帳関係事務処理件数、(3)印鑑登録関係件数を載せておりますのでごらんください。23ページには戸籍事務関係、(1)本籍数及び本籍人口、(2)戸籍届け出の取扱件数、住民票、戸籍などの取扱件数につきましてもごらんいただきますようお願いいたします。  24ページ、②個人番号カード事務事業は個人番号通知カード、個人番号カードの作成、発送等に係ります経費で、決算額は120万4,000円でございます。  次に、3款3項1目国民年金事務取扱費、決算額65万2,000円でございます。決算書につきましては、66、67ページをお願いいたします。これは国民年金に係ります法定受託事務といたしまして資格取得ほか住民記録事項の変更に伴う各種届け出、保険料免除、裁定請求等の事務に係る経費でございます。拠出年金被保険者数、窓口事務受け付け件数につきましては表のとおりでございます。  25ページ、4款1項7目環境衛生費のうち住民生活課分でございます。決算書は72、73ページをお願いいたします。①環境衛生事業は決算額458万4,000円でございます。第2次環境基本計画の策定、環境審議会の開催、環境バスツアーや環境学習会などの環境教育の場の提供、こどもエコクラブの活動支援を行いました。次に、②火葬事業分に係ります広域連合負担金は決算額800万1,000円でございます。中部ふるさと斎場の管理運営、琴浦斎場の利用に係る負担金でございます。③一般廃棄物処理場事業につきましては、平成29年度はクリーンランドほうき増設工事に伴います他目的広場の休憩施設の解体撤去及び新たにユニットハウスを設置した費用で88万円の支出が生じました。④猫避妊・去勢手術費補助金につきましては、平成29年度は飼い猫を対象外としたため昨年度より43件少ない19件の交付で13万7,000円の支出となりました。  26ページ、8目環境保全費でございます。予算現額1,010万6,000円に対しまして決算額423万円となっていますが、平成30年度にバイオマス産業都市構想策定支援事業の500万円を繰り越ししたためでございます。主なものといたしましては、③創エネ設備等設置費補助金事業につきましては平成29年度から事業所等の住宅以外の設置も対象としまして、太陽光発電システム10件、蓄電池2件について合わせて273万6,000円の補助金を交付いたしました。④電気自動車急速充電器管理事業では、民間事業者と協力いたしまして新たに道の駅北条公園に有料急速充電器を設置いたしました。  続きまして、2項1目じんかい処理費でございます。決算額1億167万8,000円で、一般廃棄物の収集、処理等に要した費用でございます。収集等に係る費用としましては、②一般廃棄物収集事業、決算額3,270万2,000円と、④再生資源収集委託事業、決算額590万4,000円でございます。これは一般廃棄物の収集、運搬業務と再生資源の収集、運搬及び発泡スチロール、ガラス瓶の処理委託料でございます。③ごみ処理事業に係ります広域連合負担金は決算額5,483万2,000円でございます。ほうきリサイクルセンター、クリーンランドほうきの管理運営、クリーンランドほうきの増設工事に係る負担金でございます。  28ページ、2目し尿処理費でございます。①し尿処理事業分に係ります広域連合負担金で、決算額682万円でございます。  飛びまして、6款1項1目商工振興費のうち住民生活課分であります①住宅リフォーム支援事業でございます。住宅リフォームに係る費用の10分の1、断熱改修等のエコ住宅化工事に該当する場合は、さらに3分の1を加算いたしました住宅リフォーム資金助成金を76件に交付いたしまして、決算額1,476万円でした。  7款4項住宅費でございます。決算書は90、91ページでございます。2目由良宿団地建設費につきましては決算書をごらんください。予算現額7億7,209万5,000円に対しまして決算額4億9,288万9,000円、翌年度繰越額500万円で、差し引き不用額2億7,420万円となっておりますのは、平成28年度からの繰り越し事業としていました第1期工事費2億5,430万2,000円につきまして、繰り越し事業とはせずに債務負担事業として執行したため全額不要となったものでございます。また、2期工事の工事請負費等の請負差額が生じたものでございます。  主要施策の成果に戻っていただきまして、平成29年度の事業につきましては第1期工事、1棟18戸と第2期工事に係る解体工事が完了し、第2期工事の着工が進んでいるところでございます。  29ページ、3目県営住宅費につきましては、県から管理委託を受けている3団地22戸の管理に係る費用で、決算額43万円でございます。4目中央団地用途廃止費につきましては、平成29年3月31日に用途廃止いたしました町営中央団地の譲渡に伴う所有権移転登記に係る費用14万円。5目向山団地用途廃止費につきましては、入居者の移転費用の補助12万円の支出がありました。  11款2項3目町営住宅災害復旧費と4項1目災害廃棄物処理費でございます。決算書は116、117ページでございます。いずれも鳥取中部地震によります災害復旧費で、平成28年度からの繰り越し事業でございます。町営住宅災害復旧事業につきましては町営六尾北団地の修繕工事を行い、決算額2,922万8,000円でございます。災害廃棄物処理事業につきましては、災害廃棄物の仮置き場として使用していました北条運動場及び大栄運動場の整地工事を行い、決算額338万円でございます。  最後に、決算書16、17ページをお願いいたします。12款1項4目土木使用料のうち1節住宅使用料につきましては、調定額1,843万1,700円に対しまして収入済み額1,813万4,200円、収入未済額は29万7,500円でございます。収入未済額の内訳としましては、過年度滞納分が2件で12万5,300円、現年度分が4件で17万2,200円でございます。平成28年度決算に比べまして件数は1件、金額は5万9,800円の減となっております。以上で住民生活課分の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係を説明させていただきます。  主要施策の成果の30ページをごらんください。3款1項1目社会福祉総務費でございます。決算書は56、57ページでございます。決算額は3億7,697万3,000円でございますが、うち国民健康保険特別会計繰出金事業などの国保関係のものが1億5,817万5,000円ございまして、残りの部分が福祉課関係でございます。  主要施策の成果の中で、主なもののみ説明させていただきます。  ①社会を明るくする運動事業、②戦没者追悼式事業については記載のとおりでございます。③民生児童委員協議会事業でございますが、260万3,000円の決算でございます。町の協議会に活動補助金としまして244万5,000円、中部の協議会負担金として15万8,000円を支出しております。町の協議会は毎月定例会を開催され、町からの情報提供やお願いだけでなく毎回のように自主的な研修会も実施していただいておりまして、資質向上に努めてもらっております。また、独居高齢者等の訪問見守り活動、挨拶運動期間中での街頭啓発等をしていただきまして、地域福祉の増進に努めていただいております。次に、⑤社会福祉協議会補助金事業は1,498万2,000円でございます。うち、町の社会福祉協議会への補助金は1,491万6,000円でございます。この内訳ですが、人件費部分、配食サービス事業分、マイクロバスの維持管理分の合計となっております。次に、⑥介護保険特別会計の繰出金につきましては2億21万1,000円でございます。これは介護給付費の負担分等、ごらんのとおりの法定負担分でございます。  31ページをごらんください。3目老人福祉費でございます。決算書では58、59ページになります。決算額は1,871万9,000円でございます。②敬老会事業では243万3,000円の決算でございます。各自治会で行われました敬老会など、75歳以上の対象者1人につき1,000円の補助を行ったものでございます。平成29年度につきましては53自治会で実施され、対象者は2,433人でございました。自治会でそれぞれ工夫されて実施されておりまして、敬老や支え合いの気持ちが育まれております。次に、③老人保護措置事業費でございます。決算額は735万7,000円でございます。環境的、経済的理由によりまして在宅生活が困難な高齢者を老人ホームへ措置入所しております。人数につきましては表のとおりで、所得に応じて個人負担をいただいております。入所者の死亡等により2人の減少となっております。次に、④北栄町シルバー人材センター負担金事業が420万円の決算額でございます。シルバー人材センターの事業の安定と、それにより高齢者が生きがいを持って生活していただけるという成果を出しております。会員数につきましては表のとおりでございまして、昨年に比べ3人増の170人となっております。シルバー人材センターの事業実績でございますが、平成29年度は国政選挙等に係る事業もあり昨年より200万円以上ふえ、4,500万円を超える事業実績を上げられております。次に、⑤老人クラブ補助金事業でございます。246万円の決算で、こちらは国と県で3分の2の財源がございます。会員数による補助金額を決めており、過去3年間の推移はごらんのとおりでございます。平成29年度は23クラブということで、3クラブ減少しております。現状はなかなか若い人は入ってこられないという状況のようですが、会員の新規加入の促進に頑張ってもらうよう連合会総会でお願いしておるところでございます。はぐっていただいて32ページをごらんください。⑥成年後見支援センター事業、⑦認知症高齢者ご近所応援団事業についてはごらんのとおりです。  次に、4目介護予防生活支援費でございます。決算額は7,885万8,000円でございます。初めに①タクシー利用料助成事業でございますが、決算額は567万6,000円でございます。この事業につきましては、高齢者の方や障がい等特別な事情で移動手段に困っている方、運転免許証を自主返納された方等の負担軽減と交通の確保を図ることを目的としたタクシー利用料助成に要した経費でございます。成果といたしまして、平成29年度からは町外への利用も可能にしたことから登録者、利用件数も大きく伸び、高齢者の方等への日常生活の支援につながりました。次に、②外出支援サービス事業でございます。968万円の決算でございます。この事業は、要支援、要介護の認定を受けている方、介護予防・日常生活支援総合事業対象者の基準に該当する方、または障がいのある方で公共交通機関利用困難な方に対してタクシーを利用して中部地区の病院への送迎を行うもので、平成29年度の利用者等につきましては昨年度に比べ延べの利用人数がおよそ1,300人の増加となっております。町内が200円、町外ではキロ数に応じて利用を定めており、18キロ以上で1,000円を上限としております。介護予防・日常生活支援総合事業対象者の基準に該当する方も平成28年度から対象としたことが、ここ2年の利用者数の伸びにつながっているのではないかと考えております。33ページをごらんください。③介護予防地域支え合い事業で653万円の決算でございます。事業内容は、いきいきサロン、要援護者台帳の管理システム事業でございます。いきいきサロンにつきましては、469万6,000円の決算でございます。社会福祉協議会からの職員派遣等で実施されている自治会、実質運営をされている自治会等いろいろでございます。開催回数や参加者はごらんのとおりです。その下に地域包括支援センターの相談件数を載せております。一般相談を初め昨年度は合計で4,001件の相談がございました。  次に、5目障害者福祉費でございます。決算額は4億5,883万5,000円でございます。決算書は60、61ページでございます。次の①障がい者福祉関係負担金補助事業、②中度心身障がい者医療扶助事業はごらんのとおりです。めくっていただきまして、34ページをごらんください。④自立支援給付事業でございますが、決算額が3億8,578万2,000円でございます。障害者総合支援法に基づき、障がいのある方への福祉サービス利用の支援を行ったものであります。成果といたしまして、心身に障がいのある方の自立した日常生活や社会生活につながっております。財源につきましては、国2分の1、県4分の1がございます。次の⑤自立支援医療給付事業は1,400万円の決算でございます。人工透析医療、ペースメーカー植え込み術等に係る医療費を給付し、身体等の障がいの軽減、機能回復を図るもので、平成29年度の実績はごらんの表のとおりでございます。  次に、35ページをごらんください。⑥障がい者地域生活支援事業で4,203万2,000円の決算でございます。財源は国2分の1、県4分の1でございます。主な事業としましては、上から障がいを持つ人やその家族の相談支援を行う相談支援事業、手話通訳などのコミュニケーション支援を行う意思疎通支援事業、ストマ用装具等の用具の給付を行う日常生活用具給付等事業、外出のための支援を行う移動支援事業、日中の障がい者が活動できる場を確保する日中一時支援事業のほか、社会福祉協議会のあゆみの郷で行っていただいております創作的活動、生産活動の場を提供する地域活動支援センター事業などでございます。成果といたしまして、障がいに応じたさまざまなサービスを提供し、障がい者の方の自立支援、社会参加を促しました。  めくっていただきまして、36ページをごらんください。⑩障がい者雇用推進事業で87万8,000円の決算でございます。この事業は障がい者雇用啓発推進員1名を配置し、企業訪問等により障がい者に対する必要な配慮や障がい者雇用に関する支援制度等について周知をするもので、平成29年度は延べ73社を訪問いたしました。成果として、企業の理解が進んだこともあり障がい者雇用1名のほか受託作業、施設外就労につながりました。  次に、6目生活困窮者自立支援費でございます。決算額は1,199万4,000円でございます。生活困窮者自立支援法の施行に伴い、生活困窮者の自立生活支援事業を始めて3年となりました。①自立相談支援事業では713万4,000円の決算で、24人の新規相談がありました。次の②就労準備支援事業は436万9,000円の決算で、家計相談事業は延べ20名の利用がありました。また、生活困窮者世帯の中学生に対して学習機会を提供する学習支援事業には、延べ881人の生徒の参加がありました。  次に、7目臨時福祉給付費でございます。平成28年度から平成29年度に繰り越ししましたものも含め、決算額は4,348万円でございます。経済対策分である今回の臨時福祉給付金は、1万5,000円を申請のありました2,754人に支給したものでございます。  37ページをごらんください。次に2項4目母子父子福祉費でございます。決算書は64、65ページになります。決算額は3,555万3,000円でございます。②母子福祉事業は3,546万9,000円の決算でございます。主なものは、特別な事情により支援施設に入所されている母子家庭のための母子生活支援施設措置委託料3,019万9,000円でございます。また、ひとり親の世帯の中学生に対して学習機会を提供するひとり親家庭学習支援事業に係る委託料を生活困窮者自立支援事業における学習支援事業と対象者により費用を案分して支出しており、その決算額は154万6,000円でございます。  次に、6目児童手当費でございます。決算書は66、67ページになります。決算額は2億3,334万6,000円でございます。子育て家庭の生活の安定を図る①児童手当等給付事業決算額は2億3,301万5,000円で、手当の区分と1人当たりの月額につきましては表のとおりでございます。なお、こちらについても国や県からの財源充当分がございます。  次に、7目児童扶養手当費でございます。決算額は7,101万2,000円でございます。こちらの事業につきましては、国3分の1の財源がございます。ひとり親で18歳までの子どもを扶養している家庭の生活の安定と自立を助けるための手当を支給するもので、支給額及び対象となっております母子家庭、父子家庭の数等は次の38ページの一番上の表のとおりでございます。給付事業の決算額は7,097万7,000円でございます。
     38ページをごらんください。8目児童措置費でございます。決算額は2,861万円でございます。これは障がい児通所給付事業でございます。障がいのある児童が機能訓練を受けたり集団生活の適用訓練を受けたりするものでございます。  次に、4項1目生活保護総務費でございます。決算額は6,354万5,000円でございます。こちらにつきましては、職員の人件費のほか総務事業としましては嘱託医の報酬、生活保護システム保守委託料、レセプト点検、また全額県費である夏季の見舞金支給事務も実施しております。  39ページをごらんください。2目生活保護扶助費でございます。決算書では68、69ページになります。決算額は1億3,529万1,000円でございます。こちらは国4分の3の財源がございます。①生活保護扶助事業の内訳は、生活扶助が4,341万6,000円、医療扶助が8,305万3,000円、住宅扶助が213万4,000円でございます。各年度末での受給者数、世帯数、相談支援件数はごらんの表のとおりでございます。福祉課は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩いたします。(午前10時47分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時00分再開)  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 先ほど提案理由を申し上げましたが、議案第99号、平成29年度北栄町水道事業会計決算について誤って説明をいたしました。訂正しておわび申し上げたいと思いますが、最初に水道会計の冒頭に収益的収支につきまして、収入は水道料金の「──等により」と申し上げましたが、この──等を「減少等により」に訂正させていただきたいと思います。改めまして訂正しておわび申し上げたいと思います。大変申しわけありませんでした。 ○議長(飯田 正征君) 次、移ります。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進課分の説明をいたします。  まず、決算書で説明します。56、57ページをお願いします。3款1項1目社会福祉総務費です。57ページの備考欄の下から3つ目になります。国民健康保険特別会計繰出金です。国保特別会計へ定められた繰出金と、町独自で追加して行った健診分を合わせて1億3,924万368円を繰り出しいたしました。前年の繰り出し総額とほぼ同額となっております。  めくっていただいて、59ページの不用額の欄です。上から4段目、28節繰出金に5,380万190円の不用額が生じておりますが、この不用額のうち約4,400万円が国保の不用額でございます。赤字補填分として予算で認めていただいておりましたが、平成29年度は補填の必要がありませんでしたので不用額となりました。  次からは主要施策の成果で説明いたします。40ページをお願いします。3款1項2目特別医療費助成事業費です。決算額9,906万2,000円でございます。決算書では58、59ページです。前年に比べて件数はふえましたが、平成29年度は医療費の伸びが低かったこともあり全体の助成額は前年より250万円ほど下がりました。次の②未熟児養育医療事業ですが、入院養育を必要とする未熟児に対して5件148万9,000円の医療給付を行いました。続いて③特定不妊治療費助成事業です。27件について1回17万5,000円を上限に助成を行い、経済的負担の軽減を図りました。  次、41ページの4款1項1目保健衛生総務費です。決算書では68、69ページになります。②健康管理システム委託事業については成人の各種検診や予防接種などの個人データを管理し、保健指導や予防接種の勧奨等に役立てました。母子のシステムについては、妊娠期から乳幼児期、就学期と情報をつなげることによって継続した支援を行っております。  続いて、2目の健康増進センター費です。決算書は70、71ページになります。①が大栄健康増進センター分で、決算額384万7,000円です。利用状況、利用内容につきましては表のとおりで、保健事業や子育て事業の場として活用しました。  めくっていただいて、42ページの3目感染症等予防事業です。決算額3,838万円でございます。上の表は定期予防接種、これは予防接種法に基づき実施する予防接種になります。次の表は任意で受ける予防接種の接種者数です。なるべく受けておきたい予防接種ということで、新生児訪問のときに説明したり町報やホームページで広報しています。費用の一部助成を行い、感染症の予防を図りました。  下の4目母子衛生費、決算額は1,275万2,000円でございます。次の43ページ、上の表は増進センターで行う乳幼児集団健診の実施状況です。成長、発達の確認や育児相談の中で保護者の負担の軽減、解消に努めるなど保護者支援を行っております。対象者と受診者がイコールになっていないのは、転出や健診日程が年度末の場合、都合が悪ければ次年度の健診になるためです。集団での健診が未受診だった場合は、次の健診を紹介したり保健師が訪問するなど未把握をなくすようにしております。3つ目の表は乳幼児健康相談及び健康教室事業です。月齢、年齢に合わせて離乳食の指導や歯磨き指導、健康相談等を行いました。保護者が仲間づくりや情報交換ができる場所にもなっています。次の訪問指導の表は新生児訪問の人数です。この訪問は、生後2カ月までに全ての妊産婦と乳児を保健師のほうが訪問して、発育状況の確認や育児環境、育児不安等を把握し、相談しやすい体制をつくっております。  下から2番目の歯科対策事業についてですが、平成29年度変更したところを説明いたします。フッ素塗布の3歳以上のところです。平成27、28年度は1園のみで実施しておりましたが、平成29年度は6園で実施しました。フッ素塗布は歯科医師による検診を受けてから1カ月以内に実施するように変更になったことから調整が難しく、平成27年、28年度は実施しておりませんでしたが、4、5歳児の齲歯の罹患率も高いことから、平成29年度はこども園や中部歯科医師の協力を得て全てのこども園で3歳以上もフッ素塗布を実施いたしました。平成29年度から6園で実施となっているのはそのためです。一番下の表は大人を対象とした歯科検診で、妊婦歯科健診とふしめ歯科検診を実施いたしました。40歳以上の方は歯は検診よりも治療という方が多く、検診としての率はなかなか上がりませんが、悪くなってからの治療ではなく定期的な検診の意識を持っていただくように予防を啓発していきたいと思っております。43ページ下から44ページにかけての子どもの食育事業につきましては、子どもたちが食材に触れたり御飯が炊ける変化を観察したりと五感を使って体験することができ、食に対しての関心が高まったと感じております。  次に44ページ、5目健康支援費です。最初に①健康診査等事業ですが、基本健診、がん検診、人間ドックの費用でございます。特定健診については国保会計での支出となります。上の表は基本健診と特定健診の受診者数で、合計が1,930人、前年より65人の増です。下の表は各種がん検診の受診状況です。平成29年度分は次の45ページの上の部分になります。それぞれのがん検診の受診者数です。集団検診が減少し、医療機関で個別検診を受けられる方が多くなってきているという傾向は続いております。特に胃がん検診は66%が医療機関で内視鏡検査、カメラの検診を受けられており、これは年々増加しております。表の右2列は精密検査が必要な方と精密検査の受診率です。精密受診率が低い検診があるのが課題となっておりまして、ここについては個別通知や電話による勧奨を行っておりますが、思うように受診に結びついておりません。どの検診でもそうですが、精密検査まで受けて初めてがんの発見につながります。今後も精密検査の必要を説明し、粘り強く勧奨に努めてまいります。  次のグラフが特定健診とがん検診の受診率の推移です。平成29年度はがん検診については乳がん以外はどの検診も上がりました。乳がん検診は一見低いように見えますが、2年に1度の検診のために対象が隔年であるため、ほかの検診の対象と同じとして考えればこれは倍近くになります。受診率の折れ線グラフのグラフの中の表で一番下の特定健診の平成29年度の受診率は速報値で37.1%と記載しておりますが、このたび確定値が出まして、ここが39.3%となりました。平成29年度がん検診の受診率が上がったのは、電話による勧奨が結果に結びついたのではないかと見ています。  次の表は人間ドックの状況です。平成29年度は65歳を対象年齢に加えました。その結果、ドックを受けられる方が約100人ふえました。次の訪問指導についてはごらんのとおりです。健診の後に生活習慣病の予防と疾病の重症化を防ぐ目的で訪問指導を行っております。  45ページの下、②健康支援事業ですが、この事業は健康づくりのための教育や健康相談などを行う事業で、実施状況は次の46ページになります。上の表では食に関する意識啓発を中心に実施した講習会、学習会の実施状況です。2つ目の表では、健診の後、健診事後、それから自治会を対象に行った生活習慣病の予防を中心とした事業の実施状況になります。2つ目のいきいき健康講座は各自治会で開催しておりますが、開催される自治会と参加者がふえ健康意識を高めることができたのではないかと考えております。米印をつけております健診事後教室ですが、平成29年度はヨガを行いました。とても人気の講座となり、事業終了後もB&Gの運動教室として続いております。表の一番下、健康フェスタでございますが、運動をテーマに開催いたしました。運動の大切さと健康づくりを考える機会となりました。  次の小学校の食育事業ですが、平成29年度も弁当の日の取り組みを行いました。同日公開参観日に家庭科で5年生が弁当づくりを学習し、6年生は自分がつくったお弁当を持って登校する弁当の日に取り組みました。次の健康ポイントラリー事業は平成29年度は健(検)診事業と健康づくり事業とシールの色を変え、どちらも集めなければ応募できないよう変更いたしました。応募者数は前年と変わりませんでしたが、応募者アンケートではこの事業が健診受診、健康づくり事業への参加動機となったと答えた方が69.3%あり、自治会で開催するいきいき健康講座の参加者の増にもつながったと見ています。次のヘルスアップ事業ですが、この事業は糖尿病が重症化するリスクが高いけれども医療機関を未受診の方、受診を中断しておられる方に適切な受診勧奨や保健指導を行い、人工透析等への理解を深めながら生活習慣を振り返る機会としました。参加者は延べ85人で、医師の講演会、食事教室、運動教室、保健指導等を行い、最後に血液検査を行いました。その結果、血糖については余り変化はありませんでしたが、腎機能は11人中4人に改善が見られました。一番下のまちの保健室は、みどり1区と2区自治会合同で2回開催しました。看護大学と町との共同開催で、参加者は延べ92人でした。各種測定やミニ講座も好評でしたが、たくさんの人が集まって健康のことについて話ができたことがよかったという意見もあり、心身の健康づくりにつながったと感じております。  47ページ、③生活習慣病予防事業です。子どものころからのよい生活習慣づくりを目的に、脂質検査と親子を対象にした生活習慣病予防講演会を実施しました。脂質検査は生活習慣を見直すきっかけづくりとして平成28年度までは小学5年生と中学2年生を対象に学校で実施していましたが、平成29年度からは生活習慣病について学習する小学6年生を対象に医療機関で実施するよう変更いたしました。対象者が2学年分から1学年分となったために減っておりますし、受検者も平成29年度の6年生は前年5年生のときに同じ検査を受けているという学年だったということもあって減っておりますが、検査を受けられた方には結果を個別に返しながら助言指導を行いました。また、医師による講演会を北条小学校は授業参観にあわせて行い、親子での意識づけにつながるよい機会になったと考えております。中学3年生を対象としたピロリ菌検査についてはごらんのとおりです。これらの事業は、児童生徒だけではなく保護者にとってもよい生活習慣づくりのきっかけになったと考えております。④健康づくり人材育成事業では健康サポーターが自主的に活動を継続しておられます。自治会や事業所を対象に出前健康講座を企画運営するなど、積極的に活動していただきました。  最後に、6目後期高齢者医療対策費です。決算書は72、73ページになります。決算額2億2,820万円でございます。後期高齢者広域連合へ支払う町の負担分と特別会計への繰出金でございます。繰出金については、特別会計のほうで説明させていただきます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会分を御説明いたします。  主要施策の成果48ページをごらんいただきたいと思います。決算書では75ページからになります。5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費でございます。決算額4,523万8,000円でございます。農業委員会費は農業委員会の活動経費でございまして、①農業委員会総務事業と次ページになりますけど②農地流動化推進事業助成金事業等がございます。農業委員会総務事業におきましては総会を毎月開催し、農地法事務処理状況及び農用地利用集積事業処理状況にございますとおり、農地法及び農業経営基盤強化促進法関係の申請に係る審議決定及び利用権設定に係る事務処理等を行っております。また、農地、農政、広報の3委員会での活動も行っておるところでございます。  49ページをごらんいただきたいと思います。農地流動化推進事業助成金事業でございます。認定農業者等の経営規模の拡大と農地の流動化、及び遊休農地化を防げたと考えております。  3目農業者年金費でございます。決算書では76ページとなります。決算額は83万7,000円でございます。農業委員会では、農業者年金の手続であるとか年金の加入促進を行っておりますけれども、これは独立行政法人農業者年金基金からの委託事業でございまして、財源はこの基金からのものでございます。事務処理状況等につきましては、50ページで御確認いただきたいと思います。これによりまして、農業者に豊かで安定した老後の生活を提供できたと考えております。  50ページをごらんいただきたいと思います。決算書では82ページとなります。17目農地中間管理費でございます。決算額386万7,000円でございます。この事業は、県の指定した農地中間管理機構でございます鳥取県農業農村担い手育成機構からの委託事業でございまして、農業経営の規模拡大、農用地の集団化、有効利用、効率化を図るため、農地の相談や出し手、受け手の意向確認とその利用調整、貸し付け後の農用地等の状況把握と必要な場合には適正利用に係る指導等を行っているものであります。この中間管理事業での貸し借りは203件、約31ヘクタールでございました。財源はこの機構からのものでございまして、成果として担い手への農地の集積を推進できたと考えておるところでございます。説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 産業振興課関係の決算の説明をさせていただきます。  主要施策の成果は51ページのほうをごらんいただきたいと存じます。決算書は48ページ、49ページでございます。まず、2款1項16目で上種・両高尾地区地域おこし協力隊事業といたしまして421万3,000円を支出いたしました。有害鳥獣の捕獲活動、センサーカメラの設置による有害鳥獣の生態調査、被害現場の確認、有害鳥獣のマップの作成等を行ったところでございます。次に、イチゴ産地化地域おこし協力隊事業につきましては1,088万3,000円を支出いたしました。新たに1名の隊員を採用し、3名が株式会社北栄ドリーム農場でイチゴ栽培やPR活動など産地化に向けた取り組みを支援しております。また、地元の催事や清掃活動などに積極的に参加して、地域を支える担い手としても貢献しているところでございます。  次に、5款1項5目でございます。決算書は76ページ、77ページからでございます。主要施策の成果のほうで説明をさせていただきたいと存じます。予算現額4億4,255万7,000円に対しまして決算額3億2,087万2,000円となりました。産地パワーアップ事業の入札による執行残などで不用となったほか、葉物類の低コストハウス整備と寒冷紗の導入事業で7,000万円を平成30年度に繰り越して実施いたしますので、予算額に比べて5,168万5,000円と大きな不用額が出ておりますが、その理由につきましては後ほど詳しく説明させていただきたいと存じます。  まず初めに農業振興事業でございますが、これは説明を省略させていただきたいと存じます。後でごらんになっていただきたいと存じます。経営改善支援活動事業につきましては、こちらのほうも後でごらんいただきたいと存じますが、この中でページ右端の参考資料のほうをちょっとごらんいただきたいと存じます。ここ数年減り続けてきておりました認定農業者数が増加のほうに転じてまいりました。親元就農促進支援交付金を受けるために研修先となる親が家族経営協定を締結し、認定農業者となったことによるものが要因でございます。次に、農業振興補助金事業に779万4,000円を支出いたしました。めくっていただきまして、52ページをごらんいただきたいと存じます。中ぽつになりますけれども、鳥取梨生産振興事業とその下の戦略的スーパー園芸団地整備事業でございますが、これはいずれも曲地内でございます。鳥取梨生産振興事業のほうは、2軒の農家が県の育成オリジナル品種であります新甘泉を20.8アールの圃場に新植と、25アールで網かけの施設の整備を行ったところでございます。戦略的スーパー園芸団地整備事業のほうでは、同じく新甘泉の導入を図る目的で東郷果実部北条支部の4名の方が梨団地として33.8アールを整備したところでございます。4人のうちお一人は新規就農者で、ベテランの農家が担い手を育成し支える仕組みが整っておりまして、地域の担い手に集積を図っていく取り組みとしても高く評価できる計画となっているところでございます。  集落営農組織等畑作支援補助金につきましては、説明を省略させていただきます。鳥取柿ぶどう等生産振興事業、鳥取芝ブランド化生産振興事業につきましても説明を省略します。後でごらんになっていただきたいと存じます。  53ページのほうをごらんいただきたいと思います。次に、がんばる農家プラン支援事業として2,615万2,000円を支出いたしました。意欲ある農業者や法人などが行う創意工夫を生かした4つのプランに対して支援をしておるところでございます。水田農業の事業拡大プランは、継続で3年目の取り組みでございます。また、プラグ苗生産事業拡大プランにつきましては2年目でございます。その下の2つ、花壇苗の2つのプランは新規で初年の取り組みになります。いずれも上種地内の農家で、1つはパイプハウスを整備して作業の効率化を図るほか、春作の生育を促進してもうかる時期に市場や直売所に良質な苗を供給できる体制を構築する取り組みでありましたし、またもう一つは後継者である子が働きやすい労働環境を整備して、継続的に事業を続けられるように取り組むプランでございます。  次の54ページの6次産業化支援事業までは説明を省略させていただきます。後でごらんをいただきたいと存じます。  55ページのほうでございます。産地パワーアップ事業でございます。産地が策定する産地パワーアップ計画に基づき高収益な作物栽培体系への転換を図るもので、平成29年度は繰越明許分を含め2億5,672万8,000円を支出したところでございます。この事業を活用いたしまして、ストックでは15戸の農家の寒冷紗の導入と株式会社北栄ドリーム農場の規模拡大に伴う高設ベンチや養液かん水装置、自動換気装置などの整備が図られたところでございます。また、ラッキョウの共同乾燥調製施設では移転先の旧葉タバコ乾燥施設の乾燥機をラッキョウ仕様に変更し、出荷に係る労力軽減と粒をそろえて品質向上を図って高単価で取引を進めたところでございます。ことしは売り上げが6億400万円に達し、単価についても過去最高単価を更新しており、農家の収益増を支える重要な施設となってございます。  鳥取型低コストハウスによる施設園芸等推進事業では、スイカの裏作で農家の収益の柱とするコマツナの産地化を進め低コストハウスを導入し、もって表作の大栄西瓜の生産性の向上につなげる取り組みを支援したところでございます。また、果菜類として株式会社北栄農場と小玉スイカの生産農家5戸で生産拡大を図ったところでございます。決算書は78、79ページをごらんいただきたいと存じます。次に、⑫園芸産地活力増進事業で1,507万8,000円を支出いたしました。大栄西瓜組合協議会がカット販売向けのスタンドパックを作成いたしましたし、震災復旧後に選別ラインの土間の段差が発覚いたしました東郷梨選果場には段差解消をして作業員の安全を確保するためのスロープを設ける工事を行い、湯梨浜町、北栄町とで受益負担割合に応じて支援をしたところでございます。また、ラッキョウの共同乾燥調製施設ではラッキョウの品質向上のため乾燥能力を上げる機能向上を図ったほか、施設内の粉じん対策として選別ライン上に集じんダクトを新たに設置し、作業員の健康面に配慮した構造にしたところでございます。農業経営サポート事業から次の56ページの中部フェスタ事業につきましては、説明を省略させていただきたいと存じます。  56ページの中段のほうにございます6目担い手育成支援費の関係でございます。青年就農給付金、親元就農促進支援交付金の内訳はこの記載のとおりでございます。  57ページのほうをごらんいただきたいと存じます。7目、8目は説明を省略したいと存じます。後ほどごらんいただいておいていただきたいと存じます。  めくっていただきまして、58ページをごらんいただきたいと存じます。9目に4,538万9,000円を支出いたしました。単町農業農村整備事業に181万6,000円を支出し、町が管理する農道の除草や修繕を行いました。次に、単県・団体営基幹農道借入金償還金補助金事業に518万7,000円を支出し、農道の新設改良等整備事業費についての借入金の償還につき助成をし、負担軽減を図ったところでございます。次に、土地改良区地元負担軽減補助金事業に1,367万8,000円を支出いたしました。基盤整備事業や農業用施設の管理など、重要な役割を担う4つの土地改良区に対する支援を行ったところでございます。次に、県営土地改良事業負担金事業に1,195万7,000円を支出いたしました。これは県が行う町内の圃場整備や農業用施設整備事業に対する負担金で、県営地域ため池総合整備事業で妻波地区が受益となっている上鳥池の改修に当たる負担金でございます。  59ページをごらんください。次に国営事業で1,095万4,000円を支出いたしました。国営造成施設であるダム、頭首工、導水路等の維持管理に関する負担金でございます。  次に、10目に38万3,000円を支出いたしました。農業生産条件が不利な状況ある中山間地域等における農業生産の維持を図るため、活動に対し東高尾地区への補助を行ったところでございます。  11目でございます。195万2,000円を支出いたしました。有害鳥獣の捕獲や駆除に対する支援を行うことにより、農産物への被害の軽減を図ってきたところでございます。  めくっていただきまして、60ページをごらんいただきたいと存じます。決算書は80、81ページでございます。次に12目で8,201万6,000円を支出いたしました。農家、非農家にかかわらず、地域住民が行う農地や農業用施設などの農村資源や自然環境の保全活動や、農業用施設などの施設の長寿命化を図る取り組みに対して交付をしたところでございます。実績といたしまして、共同作業で1団体、長寿命化でさらに1団体が取り組みをやめました。高齢化や地域の後継者が不足して補助金事務などが大きな負担となってきているものと見ておりまして、この取り組みの重要性を考えますと今後広域化の取り組みを図っていく必要性を感じておりまして、都度研修会等を開催させていただいて、来年の協定改正に向けて取り組みを進めているところでございます。  13目でございます。4,348万8,000円を支出いたしました。農道補修のほか畑かん用ポンプ修繕、畑かんの用水管更新など農業生産基盤の改良、新設及び改修等を図ったところでございます。  次に、14目として69万8,000円を支出しました。原西部営農組合が環境保全に配慮した農業生産に取り組んだところでございます。  次に、16目で114万8,000円を支出いたしました。北条砂丘農業の活性化を図るため5カ年のプランを作成し、県の審査を通り採択され、平成25年度を初年度といたしまして平成29年度は5年度目で最終年度の取り組みになります。次の61ページのほうに目を向けていただきますと、まず情報発信事業でございます。33万円を支出いたしました。ぐるなびPROを活用し、北条砂丘農業の農産物のPRのほか、ぐるなび主催のマルシェなど特産物を使ったレシピの紹介などさまざまな情報発信を行ったところでございます。また、町の農業ポータルサイトで特産品の紹介や観光農園のPRなども行っているところでございます。また、その下の販売強化活動事業といたしまして81万9,000円を支出しております。湖南市、東京都港区のほかぐるなび商品展示会やイベントへ出展し、農産物の売り込みを行ったところでございます。  次に、28目として1,707万5,000円を支出いたしました。定植後から曇天の影響や平成29年10月22日から翌23日にかけて全国で猛威を振るった台風21号によってブロッコリー、キャベツなどの秋冬野菜の被害に対しまして、県3分の1、町6分の1で病害防除等の対策に対して支援を行ったほか、繰越明許事業といたしまして平成29年1月、2月の雪害により全半壊の被害を受けたパイプハウスや畜舎などの農業生産施設の復旧に対する支援や見舞金をお支払いしたところでございます。  めくっていただきまして、62ページをごらんいただきたいと存じます。決算書は82、83ページになります。次に2項林業費でございます。1目林業振興費に164万9,000円を支出いたしました。まず、枯松伐採促進事業としまして20万円を支出いたしました。松くい虫による被害拡散防止と、枯れ松の折れによる危険防止のため行った伐採に係る経費の約6割まで町で助成いたしたところでございます。間伐材搬出促進事業といたしましては120万円を支出したところでございます。前年度の大雪のため作業道が確保できなかったことにより搬出できなかった分も伐採されましたので、例年の2倍近い搬出となってございます。  次に、2目の松くい虫防除費でございますが、こちらには754万8,000円を支出いたしました。松くい虫防除は、松くい虫防除を目的といたしまして6月に2回の空中散布と地上散布を行ったところでございます。年度末にかけて枝条破砕による特別伐倒駆除については、数少ない林業事業者へ国県の事業が集中いたしまして年度末までに事業の完了が見込めないため、入札辞退が相次ぐことになりました。本来の工期を延長して執行させるため、繰り越して対応を図っているところでございます。  次の63ページをごらんいただきたいと存じます。決算書は84、85ページになります。次に、3目といたしまして12万4,000円を支出いたしました。松くい虫に強い抵抗性黒松の苗木を購入し、北栄町の6地区に配付し植林をいただいたところでございます。  次に、4目でございます。こちらには82万2,000円を支出いたしました。竹林を伐採し、その費用について県の間接補助で実施し、放置竹林の拡大防止と森林環境の改善が図られたところでございます。なお、整備箇所である2カ所は亀谷、曲でございます。  次に、水産業費でございます。1目といたしまして5万6,000円を支出いたしました。県が水産試験場で育成した種苗を中部漁協が購入する費用に対して、県と連携して水産資源の適正管理に努めたところでございます。  次に、商工関係になりますが、64ページのほうに移っていただきたいと存じます。6款商工費、1項1目でございますけれども、1億1,978万4,000円を支出したところでございます。主な経費といたしましては、商工会が独自に行う地域振興事業への補助金として607万円を支出いたしました。商工会関係者はもとより、地域の商工振興が図られたところでございます。  次の②小口融資等貸付事業の30万1,000円を支出したところでございます。新たな貸し付けはありませんでしたが、これまでの貸し付けの返済分について預託金という形で支出しております。運営に係る経費の貸し付けが円滑に行われ、地域経済の活性化が図られたところでございます。次の③マル経融資利子補助事業といたしまして50万4,000円を支出いたしました。小規模事業者経営改善資金融資制度要綱に基づきまして、資金融資を借り入れた町内の小規模事業者に支払う利子の負担軽減が図られたところでございます。次に、④企業立地推進事業に208万5,000円を支出したところでございます。道の駅北条公園の再整備に係る基本構想をまとめたものでございます。次に、⑤産業振興奨励金事業に1,163万3,000円を支出いたしました。町内の事業所の新増設に伴う投下固定資産税相当額を奨励金として3年間にわたり支給するもので、新規対象5件に継続企業8件分の支援を行ったところでございます。また、定住自立圏構想に基づき中部圏域内の労働人口の流出を食いとめるために、平成26年4月以降に鳥取県と進出協定を締結した企業が北栄町の町民を6カ月以上の常用雇用をした場合に、1人当たり30万円の支援を行っておるところでございます。  次に、65ページのほうをごらんいただきたいと存じます。⑥観光農園体験促進事業といたしまして41万9,000円を支出いたしました。三朝温泉の23軒の旅館の客室約750室に備えつけのクリアファイルの観光情報冊子に毎月北栄町の観光農園や青山剛昌ふるさと館などのチラシを封入してPRを行い、観光農園等の利用へつなげたところでございます。次に、⑦就労・創業支援事業として554万6,000円を支出いたしました。これまでの創業支援に加え、新たに5年間の期限を区切って震災による店舗等の倒壊などで喪失された由良の商店通りの活気を取り戻すことや、米花商店街を拠点としたコナンのまちづくりに資する出店誘導のため支援を行ったところでございます。次に、⑧地域商業自立促進事業といたしまして50万円を支出いたしました。米花商店街を拠点とした商店通りの振興と周辺のにぎわい創出に資する取り組みに支援するもので、平成29年度は米花商店街内の看板のほかチラシの作成を支援したところでございます。  66ページをごらんいただきたいと存じます。最後に震災関係でございます。11款3項2目に5,651万2,000円を支出いたしました。鳥取県中部地震により被災した共同施設の復旧に対する費用に対し、国20%、県35%、町35%の支援を行いました。大栄西瓜選果場や北条ライスセンターなどについては、繰り越して実施いたしたところでございます。また、農道等の災害復旧工事も同様で、繰り越しして実施してきたところでございます。  続いて、先ほど説明で不用額が多かったところについて決算書のほうで説明をさせていただきたいと存じます。決算書のほうの76ページ、77ページをごらんいただきたいと存じます。  下のほうですけれども、5目農業振興費で19節に5,107万5,327円の不用額がございます。備考欄に記載しております事業のうち、産地パワーアップ事業や園芸産地活力増進事業におきまして事業実施主体が入札等を行った結果、予定した金額を下回る契約額となったことによる補助執行残が不用額となって上がってきたものでございます。  次の78、79ページをごらんください。次に、8目畜産振興費で19節に194万7,005円の不用額が上がっております。畜産振興事業でアワヨトウによる飼料用作物等の被害を防ぐための防除助成や、畜産経営維持継続支援対策補助金で実績による減でございます。  次の80ページ、81ページお開きいただきたいと存じます。13目でしっかり守る農林基盤整備費で15節に183万6,543円が上がっております。これは入札減等による執行残が不用額となったものでございます。  次に、82ページ、83ページをごらんいただきたいと存じます。28目になります。気象災害等対策費で19節に2億9,313万4,222円の不用額が上がってございます。これは平成29年1月及び2月の記録的な積雪により全半壊した被災農業用施設等の復旧に対する支援を組んで復興を図っておりましたが、農家にとってより有利な支援となります産地パワーアップ事業への乗りかえにより不要となったものでございます。また、20節の305万円の雪害の見舞金につきましては、詳細な調査や農家からの聞き取りなどを行った結果、営農以外の目的のためのパイプハウスやこのたびの雪害と明らかに起因しない損壊などが判明し、当初の見込みより実績が下回ったことによる不用額となったものでございます。  次に、86ページ、87ページのほうに移っていただきたいと存じます。商工関係ですけれども、6款1項1目商工振興費でございます。19節で208万9,594円の不用額でありますが、これは由良宿まちづくり活性化支援事業補助金を活用しようと準備を進めてきた事業主が、平成30年度の適用に創業時期がずれたことなどによる実績に基づく減でございます。以上で産業振興課関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 観光交流課の決算を説明いたします。  主要施策の成果67ページ、決算書の44ページ、45ページをお開きください。2款1項9目企画費でございます。決算額は3,051万3,000円のうち、北栄砂丘まつり交付金事業と国内外の交流推進事業が観光交流課の関係となります。  主要施策の成果67ページで①北栄砂丘まつり交付金事業でございます。384万1,000円を支出いたしました。昨年は8月20日に開催し、書道パフォーマンスやだらずプロレスなど地域で話題性のあるイベントを開催し、元気な北栄町をPRすることができました。  次に、決算書は開いていただきまして46ページ、47ページで同じく企画費でございますが、主要施策の成果のほうは②国内外の交流推進事業です。225万6,000円を支出いたしました。本町と友好交流協定を結んでいる台湾台中市大肚区と滋賀県湖南市との交流を行いました。台湾台中市大肚区との交流では大肚区の大道中学校の訪問団を受け入れ、大栄中学校で生徒同士の交流を行い、町内10軒でホームステイを行うことにより次代を担う子どもたちの国際感覚を養う機会となりました。また、湖南市との交流では北栄町からは湖南市夏まつりや石部宿まつり、湖南市からはすいか・ながいも健康マラソンや北栄砂丘まつりにそれぞれ参加し、交流を深めることができました。また、平成28年度に鳥取中部地震の影響により実施できなかった湖南市東海道ウオーク「みちくさコンパス」へ参加し、参加者と湖南市民との交流を深めることができました。  次に、主要施策の成果は同じく67ページで16目移住推進費でございます。決算額は2,696万4,000円でございますが、そのうち上種・両高尾地区、イチゴの産地化の地域おこし協力隊を除いた事業が観光交流課の関係でございます。  決算書は48ページ、49ページをごらんください。①北栄暮らし支援事業に512万7,000円を支出いたしました。北栄町への移住を推進するため、東京や大阪などで開催される移住相談会へ参加しました。また、県内外から移住された方へ奨励金を交付したほか、県外から移住された方への家賃の一部、県外からの移住者または空き家バンクに登録されている物件で家財の搬出や処分を行った費用の補助上限額までの全額を助成する事業を実施し、移住の推進を図りました。  続きまして、次に主要施策の成果67ページから68ページにかけまして記載しております②おためし住宅事業でございます。310万7,000円を支出いたしました。県外の移住を検討している方が、北栄町での生活を実体験しながら職を探したり住居を探したりできる施設として3件の利用者を受け入れ、北栄町での暮らしを体験されました。また、おためし住宅敷地内の倉庫が鳥取県中部地震により傾きが発生したため解体撤去工事を行っております。また、平成28年度の大雪で住宅の屋根が大きく破損したため改修工事を行っております。  ここで決算書の48ページ、49ページのほうで、不用額の大きいところをこの項目について御説明します。  16目移住推進費の1節報償費で不用額が118万6,882円出ております。こちらにつきましては、採用しました由良宿、コナンの里のまちづくりの地域おこし協力隊が体調不良によって活動ができなかったために3月に退職をしておりますので、それによって不用額となったものでございます。  開いていただきまして、50ページ、51ページに同じく16目の中の15節工事請負費、不用額が127万1,339円がございます。こちらは先ほど説明いたしましたおためし住宅の修繕にかかった費用の入札減による残額でございます。  続きまして、同じく16目の19節負担金、補助及び交付金に不用額が142万6,797円出ております。こちらにつきましては、移住を推進するための交付金の中の大きなものとしてはI・J・Uターン空き家改修支援事業補助金を2件予定しておりましたが、こちらにつきましては該当がなかったことが大きな原因でございます。以上です。  続きまして、主要施策の成果の68ページをごらんください。③地域づくり地域おこし協力隊事業でございます。済みません、ちょっと前後しました。363万4,000円を支出いたしました。妻波地区で受け入れていただいた隊員1名は、おためし住宅の管理では希望者には農業体験を紹介するなどを行い、妻波の農地保全活動では農業機械免許や狩猟わな免許を取得するなど活動の幅を広げ、地域の活動に積極的に参加し、地域力の維持向上に努めました。なお、地域おこし協力隊の事業費は地方交付税の特別交付税の算定に含まれております。  次に、主要施策の成果同じく68ページ、6款1項2目観光費でございます。決算額は1億3,508万8,000円でございます。決算書は86ページ、87ページをごらんください。①観光振興事業に8,302万2,000円を支出いたしました。支出内容は、主要施策の成果の記載のとおりであります。観光施設等の修繕工事及び遊具の安全点検、修繕などを行い、各施設の受け入れに対して支障が出ないように整備を進めたほか、観光関係団体や観光協会と協力して事業を行うことにより観光客の誘客やサービスの向上へつなげました。特に事業費の大きかった事業はレークサイド大栄の大型複合遊具の設置工事でありまして、4,989万6,000円を支出しております。  続きまして、主要施策の成果68ページから69ページにかけて記載しております②観光施設指定管理者委託事業でございます。1,724万3,000円を支出いたしました。オートキャンプ場の運営を含む北条海浜広場や蜘ケ家山山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の4つの観光施設の運営管理を一括して株式会社チュウブに委託し、利用者のサービスの向上と運営の効率化を図りました。  続きまして主要施策の成果69ページ、③コナンのまちづくり事業でございます。1,922万2,000円を支出いたしました。巨大迷路の開催に伴う運営について北栄町観光協会へ委託したほか、まんが王国とっとり共同推進補助金としてまんがのまちづくり企画実行委員会が由良宿旧道沿いへ設置された毛利蘭のブロンズ像の整備やふるさと館で行われた名探偵コナン謎解きモンタージュラリーへの助成を行ったほかマンガ寺子屋実行委員会の活動の支援を行い、漫画文化の定着と情報発信に力を注ぐことができました。また、繰り越し事業につきましては、まんが王国とっとり共同推進補助金としてまんがのまちづくり企画実行委員会へ支援を行い、カラーオブジェ3体を整備したものです。なお、巨大迷路の入場料収入につきましては、決算書36、37ページの19款5項2目5節の商工費雑入、備考欄の商工費その他雑入に歳入しておりますので、また後でごらんください。  続きまして、3目お台場公園サービスエリア費でございます。決算額は270万6,000円でございます。お台場公園サービスエリアの維持管理を適切に行うことにより、利用者への安定的なサービスを図ることができました。  続きまして、主要施策の成果70ページをごらんください。4目北条砂丘公園センター費でございます。決算額は153万4,000円でございます。北条砂丘公園センターの維持管理を適切に行うことにより、利用者への安定的なサービスを図ることができました。  続きまして、主要施策の成果同じく70ページで決算書は116ページ、117ページをごらんください。11款2項2目商工施設災害復旧費でございます。決算額は1,681万2,000円でございます。これは鳥取中部地震の影響により、北条オートキャンプ場内の路面及び歩道、山菜の里の路面が破損したため修繕したものでございます。施設を早急に修繕したことにより、利用者の方に安全安心な施設として利用していただくことができました。以上で観光交流課からの説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 地域整備課関係の決算について御説明申し上げます。  主要施策の成果の71ページをお願いいたします。4款衛生費でございます。決算書は72ページでございます。合併処理浄化槽特別会計へ444万円繰り出しいたしました。②合併浄化槽設置事業は下水道区域以外の宅地に設置した合併浄化槽への補助金でございますが、本年度は実績がございませんでした。  次に、5款農林水産業費ですけども、こちらは農業集落排水特別会計への繰出金でございます。  続きまして、7款1項1目土木総務費でございます。決算書は87ページでございます。決算が5,361万7,000円でございます。主な事業といたしましては、人件費などと震災に強いまちづくり促進事業で535万9,000円でございます。無料診断が10件、有料診断が1件、耐震設計・改修がそれぞれ9件と3件、除却が2件でございました。  次に、2項1目道路維持管理費でございます。決算書は89ページでございます。決算額7,263万5,000円でございます。自治会要望等の道路側溝維持管理修繕や、それに伴う設計委託料でございます。また、除雪の費用もこちらで支出しております。主なものは、維持管理修繕関係に2,986万円を支出しております。  開いていただきまして、72ページでございます。以下はごらんのとおりでございますが、昨年度は除雪関係①の冬期除雪費が前年度に比べまして2,100万円ほど減少いたしております。  次に、2目道路新設改良費でございます。決算額が1億4,722万8,000円でございます。決算書は同じく89ページでございます。国庫補助の社会資本整備総合交付金事業により、米里大野線、松神国坂線及び六尾大谷線のほか舗装と道路改良を行っております。  続いて、3項1目河川総務費でございます。決算額は297万7,000円でございます。河川総務事業で35万6,000円と、負担金事業で25万2,000円でございます。由良川、天神川の改修促進期成同盟会負担金が15万2,000円、弓原浜対策活動費として10万円支出しております。浜川水路橋維持管理事業といたしまして236万9,000円を支出しております。点検委託料などの維持管理費でございます。昨年は10年目の点検があり、前年度比176万3,000円増となっております。  それから、5項2目の下水道費でございますが、下水道特別会計への繰り出しをしておるところでございます。  続きまして、11款災害復旧費でございます。決算書は116ページ、117ページでございます。1項1目道路橋梁災害復旧費、これは鳥取県中部地震に伴う町道の災害復旧を平成28年度に引き続き行ったものでございます。  土木費におきまして、大きな不用額の説明をいたします。決算書の88、89ページでございます。7款1項1目土木総務費、19節負担金、補助及び交付金の228万5,560円、これは震災に強いまちづくり促進事業に係る補助金が予算枠に対して執行額が下回ったものでございます。  7款2項1目道路維持管理費の13節委託料1,398万1,240円、これは除雪に係る費用を準備したものが不要になったことが大きな理由でございます。そのほかは発注の請け差、それから予算執行における実績差であったり、修繕については万一に備えて予算を確保していたものでございます。
     決算書の116ページ、117ページ、11款1項1目の道路橋梁災害復旧費でございます。これは事業自体が繰り越しだったということで、予算の補正ができなかったということでございます。請け差や災害査定と実績に基づく残でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 大庭教育総務課長。 ○教育総務課長(大庭由美子君) 続いて、教育総務課関係を説明いたします。  主要施策の成果74ページからになります。決算書は62、63ページでございます。3款2項1目児童福祉総務費で決算額は2億6,874万5,000円でした。平成28年度に比較し、1,900万円の増でございます。これは③在宅育児支援事業や④ネウボラ事業を平成29年度から実施したことによるものでございます。  初めに、①保育所総務事業で2億738万1,000円の支出でございます。ここでは北条みどり保育園、現在はこども園ですけれども、と栄保育所、町外保育所などの広域入所の委託料でございます。園児数は表のとおりでございます。続いて、③在宅育児支援事業で1,310万5,000円の支出でございます。乳幼児をこども園などに預けずに家庭で保育する保護者に対し、子ども1人につき月3万円を支給する事業でございます。74件の実績で、家庭で保育する保護者に対し経済的支援を行うことができました。④ネウボラ事業で325万3,000円の支出でございます。妊娠、出産、子育ての切れ目のない支援を行うため、子育て世代包括支援センターネウボラを設置いたしました。コーディネーターとして専任の保健師を配置しておりまして、母子健康手帳の交付から継続的にかかわっております。母子手帳の交付件数は109件、3、4カ月の赤ちゃん訪問時に支援が必要だと判断し養育支援訪問を行ったのは9世帯、延べ60回でございました。そのほかパパママ教室、訪問相談員による家庭訪問、産前産後サポート事業などさまざまな支援事業を行っております。平成29年度からのスタートでございますが、特別な支援の必要な妊婦、世帯に対し個々に合わせた支援を行うことができました。今年度も引き続き関係機関と連携をとりながら妊娠、出産、育児に対する不安を取り除くための支援を行ってまいります。  次に75ページ、2目認定こども園管理運営費でございます。決算書は引き続き62、63ページになります。ここでは町立の4つのこども園の管理運営に関する経費でございます。決算額は5億4,916万4,000円で、平成28年度に比較して約6,700万円の減となっております。これは平成28年度には由良こども園の改修工事を行ったことにより事業費が膨らんだことによるものでございます。  園児数です。平成29年度末の4園の合計園児数は498人で、うち20人が町外から受け入れている園児でございます。内訳は表のとおりでございます。続いて保育料の徴収状況です。右側が平成29年度になります。一番下、現年度と滞納繰り越し分を足した調定額から収入額を引いた41万2,000円が平成30年度に繰り越した額となります。徴収率は前年度から0.6ポイント高い99.5%となりました。税務課で経験を積んだ職員が電話での督促や催告書の送付などを適宜行っており、その成果が出たものと思っております。こども園の管理運営につきましては、職員の適正な配置に努めるとともに施設については必要に応じて補修や工事を行っており、乳幼児が安心して過ごせる環境を整えることができました。  はぐっていただきまして、3目放課後児童健全育成費で決算額は1,393万5,000円でございます。決算書は64、65ページになります。放課後児童クラブに係る経費で、主に指導員の賃金でございます。利用児童数ですけれども、北条なかよし学級の定員は100人、大栄こども学級は80人となっております。最大登録数は夏休み期間の8月で、大栄こども学級は94人、北条が136人と定員を超えておりますけれども、全員がそろうということはなく、最大の利用者数は北条なかよしで86人、大栄こども学級で62人となっております。夏休み期間中は、ふだんできない英語活動や町のイベントへの参加、創作活動などさまざまな体験指導を行うことができました。  続いて、5目地域子育て支援費でございます。決算額は455万5,000円でございます。決算書は引き続き64、65ページ下になります。①北栄子育て支援センター事業ですが、2つあったセンターを一つにまとめ、大栄健康増進センター内に子育て支援センターを設置いたしました。毎月趣向を凝らした教室や助産師による相談会などを実施しており、利用者の満足度は高く今後も引き続き子育て家庭の交流の場、相談の場として多くの方に来ていただくよう事業を実施してまいります。②ファミリーサポートセンター事業でございます。会員の登録状況を精査したことにより、会員数は大幅減となっております。利用者は1件でございました。そのほか③乳幼児健康支援一時預かり事業、次のページの④休日保育事業など、保護者の就労などにより家庭で子どもが保育できない場合に安心して預けてもらうよう体制を整えております。  続いて、9款1項1目教育委員会費でございます。決算書は94、95ページになります。決算額は198万1,000円で、主に教育委員の報酬になります。教育委員の活動といたしましては、毎月の定例会や各研修会への参加、こども園や小・中学校などへの訪問でございます。先進地視察では、通学合宿の取り組みや外国語活動の取り組みについて視察を行っております。総合教育会議は、町長と重点事業、教育課題について協議をする場で、平成29年度は第2期教育大綱の策定を行っております。  続いて、2目事務局費でございます。決算書は引き続き94、95ページでございます。ここは事務局職員の人件費や教育全般の事業に係る経費でございます。決算額は9,922万3,000円で、平成28年度に比較して970万円の増となります。大きな理由は次のページの⑦エアコン整備事業で、小・中学校のエアコン設置に向けて実施設計を行ったことによるものでございます。  77ページに戻っていただきまして、①事務局事業でございます。音田教育振興基金給付事業として6人の方にそれぞれ10万円の給付を行い、経済的な支援を行うことができました。②事務局関係負担金事業です。2番目の少人数学級実施協力金として中学校で2クラス分400万円の支出でございます。少人数学級の導入により、児童生徒一人一人に応じたきめ細やかな指導を充実させることができました。そのほか、不登校児童生徒が学校復帰を目指す中部子どもセンターへの負担金などでございます。はぐっていただきまして、③教育力向上事業でございます。児童生徒の学力向上、教員の指導力向上の事業でございます。英語検定受験料補助は、平成28年度に比較し6名増となっております。そのほか、社会科見学の経費を補助するふるさと鳥取見学(県学)支援事業、県立倉吉養護学校への通学支援事業、特別支援アドバイザーを配置した発達支援体制整備事業を実施しております。  事務局費の成果といたしまして、本町では指導主事4名を配置し、こども園、小・中学校への指導等を行っております。こども園から小学校、小学校から中学校への接続、連携を図ることができました。また、発達支援室を設置し、子ども一人一人の発達に応じた適切な教育を受けるための取り組みを進めることができました。今後もネウボラを含めて子どもたちがおなかにいるときから中学校卒業まで切れ目のない支援を行ってまいります。  次に、3目外国青年招致費でございます。決算額は420万円でございます。決算書は96、97ページになります。外国語指導助手ALTの賃金が主なものでございます。主は中学校ですけれども、小学校、こども園での外国語活動も行っております。  次に、2項1目北条小学校管理費でございます。決算額は3,527万4,000円でございます。決算書は同じく96、97ページでございます。ここでは経常的な維持管理経費を計上しております。渡り廊下鉄骨塗装工事などを実施し、教育環境の向上を図りました。  次の79ページをお願いします。町が独自に採用しております学校主事補佐員等は7名を配置しておりまして、その賃金に1,269万2,000円の支出でございます。児童数です。5月1日現在で平成28年度から3人減の408人でございました。②スクールバス管理事業でございます。251万5,000円の支出です。北条小学校では、5つの自治会の児童が利用しております。平成29年度から米里自治会の児童について1、2年生の利用から全学年に変更になったことにより人数がふえております。  次に、2目大栄小学校管理費です。決算額は8,236万4,000円でございます。決算書は98、99ページでございます。平成28年度と比較して、3,760万円の増額となっております。増額の理由としましては、①の管理事業の工事の中でも繰り越し事業のプールろ過機取りかえ工事1,468万8,000円ほか教室、体育館の照明LED化工事等によるものでございます。学校事務補佐員等につきましては、7人の配置で1,227万3,000円の支出でございます。  はぐっていただきまして、3目小学校教育振興費の共通でございます。決算書は引き続き98、99ページでございます。決算額は139万9,000円でございます。  ①小学校外国語教育活動事業でございます。各小学校に1名ずつ外国語教育指導員を配置し、英語に触れる活動を実施いたしました。③児童通学支援事業でございます。北条小学校で遠距離通学となる松神、下神の児童を対象にバス代の補助を行っております。1、2年生と班長だけだったものを、冬期は3年生以上も対象にいたしました。遠距離通学児童の安全と保護者の経済的負担の軽減を図ることができました。  4目北条小学校教育振興費でございます。決算額は1,059万9,000円で、平成28年度に比較し736万円の減となっております。平成28年度にはタブレットを購入したことで決算額がふえております。後で説明します各小・中学校の教育振興費の減額は、全てこの理由でございます。就学援助事業でございます。要保護、準要保護についてですけれども、児童数は5名減の40人でございます。入学準備に係る費用につきましては3月中に支払うよう変更し、保護者の負担軽減を図りました。特別支援に係るものにつきましては、5名増の20人でございました。  次のページをお願いいたします。5目大栄小学校教育振興費でございます。決算書は98、99ページ下段になります。決算額は954万1,000円でございます。平成28年度に比較して682万円の減額でございます。要保護・準要保護それから特別支援就学奨励費につきましては、児童数については平成28年度と同様でございます。  続いて、6目言語通級指導教室費でございます。決算額27万6,000円でございます。決算書は100、101ページでございます。言葉がふえない、発音がはっきりしないといった子どもたちのために通級教室を開いております。昨年度は14人の児童の入級がありました。  次の7目発達通級指導教室費です。決算額は34万円でございます。ここでは発達障がいなどの子どもたち一人一人に合わせた指導を行う学級で、27人の入級でございました。  はぐっていただきまして、3項中学校費、1目北条中学校管理費で決算額が3,575万3,000円でございます。決算書は引き続き100、101ページです。エアコン取りかえ工事など必要な工事を行い、教室環境の整備を行いました。学校主事等の町費負担の職員は7人でございます。生徒数は平成28年度より2名減の206人でございます。  2目大栄中学校費で決算額が5,423万1,000円でございます。平成28年度に比較し1,900万円の増額でございます。体育館照明LED化工事に1,188万円、そのほかエアコン取りかえ工事などによるものでございます。学校主事等については8人の配置で、平成28年度より3名減の児童数は212人でございました。  続いて、3目中学校費、中学校教育振興費(共通)で決算額は520万4,000円でございます。決算書は102、103ページとなります。中学校教育に関係する各負担については、記載のとおりでございます。  次のページに行きまして④生徒派遣事業でございます。242万3,000円を支出しております。スポーツ大会参加費用や校外活動でのバスの借り上げ料の経費でございます。全国大会は柔道、中国大会はバドミントン、水泳、ソフトボール、剣道、陸上が参加いたしました。⑤心の教室相談事業でございます。各中学校に1名ずつ相談員を配置して、生徒が気軽に相談できる環境を整えております。  次に、4目北条中学校教育振興費でございます。決算額は1,098万2,000円でございます。平成28年度に比較し590万円の減でございます。これはタブレットの関係でございます。就学援助事業です。要保護、準要保護は3人増の28人となっております。小学校同様、入学準備に係るものについては3月中に支給をしております。はぐっていただきまして、特別支援の関係は4人減の3名でございました。  5目大栄中学校教育振興費で、決算額は923万5,000円でございます。決算書は引き続き102、103ページとなります。平成28年度に比較して、626万円の減でございます。就学援助事業です。要保護、準要保護の生徒は変わらず15名でございました。特別支援の関係は、2名減の10人でございます。  各学校の管理費、それから教育振興費についての成果でございます。各学校の教育目標に向け、充実した学習活動が送れるようチーム補佐員等の人的配置や施設の整備、各種教材備品の整備、就学援助費等の支援を行い、教育環境の向上を図ることができました。  最後に、5項4目学校給食費で決算額は7,146万3,000円でございます。決算書は110、111ページからとなります。平成28年度に比較しまして340万円の増でございます。主な理由は次のページの②学校給食事業で、学校給食会への補填を行ったことによるものでございます。  84ページに戻っていただきまして、①学校給食センター管理事業として5,973万3,000円の支出でございます。給食センターの維持管理経費、民間委託ですので、その委託料などに関する経費でございます。調理業務の委託につきましては、平成28年度から5年間の契約でございます。次のページに行きまして右の表、地産地消率でございます。95%で県内1位の成績でございます。また、6割は町内産ということで、JA女性会の皆さんが子どもたちに安全安心な地元の食材を届けたいといって頑張っていただいております。  次に、②学校給食事業302万5,000円の支出でございます。学校給食会へ給食費未納分の補填とし支出いたしました。平成30年度からは公会計に移行しております。徴収状況の表をごらんください。一番右の下、平成29年度の調定額から収入額を差し引いた額が補填額となります。小学校が113万9,923円、中学校が188万5,523円で、合計302万5,446円でございました。徴収率は96.1%で、昨年度に比較して0.7ポイントアップでございます。現年度分につきましては99.6%で5%のアップでございます。昨年度末の未収額は320万円ほどありましたので、現年度分をしっかり徴収しつつ滞納繰り越し分についても対応した結果だと思っております。引き続き新たな滞納をふやさないよう、徴収に努めてまいります。  教育総務課関係は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、生涯学習課関係の説明をさせていただきます。主要施策の成果につきましては86ページをごらんください。決算書につきましては、104ページを開いていただけますでしょうか。  それでは、主要施策の成果で説明します。9款4項1目社会教育総務費で決算額5,261万1,000円でございます。主な内容としましては、社会教育総務事業は社会教育委員と臨時職員の賃金等になっております。そして、社会教育総務関係負担金事業についてはごらんください。続きまして、青少年育成北栄町民会議交付金でございます。内容は、特に地域の挨拶運動の推進、青少年の見守り活動などで、子育て、子どもの健全育成に関し地域、家庭での雰囲気醸成にもつながっています。その下にあります家庭の教育力アップ事業でございますが、私立の保育所、こども園で行っております参観日にあわせての子育て講演会を行ったり、高塚人志先生を講師に子育て家庭を対象にヒューマンコミュニケーション講座を行い、子育てにおける親子、家族間のコミュニケーションの大切さについて学んでいます。また、機会を捉え家庭教育12か条、6:30運動などの啓発も行っています。  次に、87ページをごらんください。社会教育推進事業です。多くの自治会、各グループの皆様に生涯学習出前講座を利用していただいています。毎年内容を見直す中、満足感も高く、年間を通して計画的に活用される方々も着実にふえています。地域でいつでもどこでも学べる取り組みが定着、浸透してきており、地域における健康で豊かな生活に役立っています。社会教育関係団体活動費補助金について、こども園、小・中学校のPTAなどの活動支援を行っています。次に、学校・家庭・地域連携協力推進事業でございます。NPO法人まちづくりネットに委託しています子どもほくえい塾が主要な事業となっています。子どもたちの参加は着実にふえています。ボランティアなど多くの方にかかわっていただいている状況もあり、地域が子どもを見守る、育むなど重要な役割を担っています。  続きまして、2目成人式費でございますが、決算額49万1,000円です。内容につきましてはごらんいただければと思います。  ページをめくっていただきまして、3目公民館費、決算額5,222万7,000円です。中央公民館管理事業には1,157万8,000円、主な支出には中央公民館及び大栄分館の耐震診断事業などを実施いたしました。続きまして公民館運営事業です。内容は、中央公民館とNPO法人まちづくりネットへの大栄分館の管理委託事業であります。利用人数につきましては、双方とも年々増加しております。両館がそれぞれ工夫、改善しながら、よりたくさんの方に来ていただけるよう取り組みを進めております。次に、公民館講座事業です。内容につきましては、シニアクラブ、自治会役員を主な対象とした研修、青少年、成人対象講座について記載しております。参加人数が伸び悩んでいるものもありますが、青少年対象講座で実施しているおもしろまなびタイムにより中央公民館が子どもたちの集う場所にもなるなど、集い学ぶ環境づくりが進んでいます。次に、北栄文芸編集・発行経費についてはごらんください。展示・鑑賞・発表経費事業の決算額は193万6,000円でございます。内容は、90ページにかけての記載となっております。ごらんください。町美術展、公民館まつり、ロビー展と例年どおり実施しています。町文化団体協議会、文化教室の皆様との連携を中心に取り組んでいます。続きまして、成果還元活動費補助金事業でございます。文化教室、文化団体で習得された知識、技能を主に民間の施設などで発表、展示していただくとともに、町民の方にも文化活動をさまざまな場所で楽しんでいただくための補助金です。文化団体協議会補助金につきましては、この協議会が開催されます団体の作品発表会、湖南市との文化交流そして美術展、公民館まつりへの出展につなげる取り組みなどに活用され、北栄町の文化活動に大きく貢献していただいております。  続きまして91ページ、4目図書館費でございます。決算書はめくっていただきまして106ページになります。決算額は4,823万6,000円支出しております。図書館管理事業でございますが、平成29年度は駐車場拡張のために係る土地購入、工事等に849万4,000円を支出しました。利用者の利便性が向上し、来館者からも喜ばれているところです。次に、図書館運営事業でございます。計画的に収集し、町民の多様なニーズに応えています。貸出冊数、主な事業につきましてはごらんいただければと思います。特にページをめくっていただき、真ん中上あたりの成果に記載しております「柳田邦男 絵本のすすめ講座」では、中学1年生を対象に「今こそ絵本を!」事業を推進しました。絵本が赤ちゃんから大人まで一生涯楽しめ、心豊かに元気にするものであることがさまざまな世代に広がるよう取り組みを進めております。次に、ブックスタート、マタニティ・ファーストブックの状況を記載していますので御確認ください。93ページには負担金関係について記載していますので、ごらんいただければと思います。  続きまして、5目文化費でございます。決算額は126万円です。青少年劇場巡回公演委託事業は、すぐれた芸術を直接鑑賞し創造力や豊かな感性を育むため小・中学校全てで行っていますが、平成29年度は北条中学校が文化庁主催の町の負担がない事業を行えました。次に、北栄文化回廊事業です。文化の香るまち北栄町を町民、町外の方など多くの方に発信、満喫していただくために、北栄町美術展開催期間をメーン期間とし、文化イベントを集中し皆さんが回遊して文化を楽しめるよう取り組んでいます。内容はごらんください。このことにあわせ、北条中、大栄中も文化祭を11月3日にしています。  続きまして、94ページとなります。決算書は108ページとなります。6目文化保護対策費、決算額274万2,000円です。文化財、指定文化財については例年どおりの保護を行いました。歴史探訪ウオークなどイベントを行うことで、文化財の情報発信などもしております。また、5月に国坂の齋尾家住宅が大正期の代表的な建築物として国登録有形文化財に指定され、登録証の授与式や限定公開なども行っています。  続きまして、7目歴史民俗資料館費、決算額526万3,000円です。歴史民俗資料館管理事業では、7月から北条歴史民俗資料館を「北栄みらい伝承館」と公募から選定した愛称で呼ぶこととしました。子どもたちに未来へ文化を継承していくため、身近な施設として楽しみ気軽に来館していただくための取り組みです。来館者も平成28年度に比較して増加しています。  次に8目民芸実習館費、決算額71万円です。状況についてはごらんください。新たに文化に触れていただくきっかけを提供しながら、取り組みを進めています。  次に、96ページをごらんください。9目町内遺跡発掘調査費についてはごらんください。  続きまして、1目保健体育総務費、決算額は9,365万5,000円です。決算書は110ページとなります。保健体育総務事業の主な事業として、北栄スポーツ推進委員、北栄スポーツ表彰、B&G海洋センタープール修繕工事などを実施しました。プール修繕工事については、7,554万6,000円を支出しました。詳細についてはごらんいただければと思いますが、決算書のほうを見ていただけますでしょうか。15節工事請負費にある不用額633万5,960円は、この工事による不用額請け差となっております。  続きまして97ページ、戻ります。2目保健体育振興費、決算額は3,501万1,000円です。保健体育振興事業としましては、県外のスポーツ大会に町内の小・中学生が参加、出場する場合において支出する補助金で、23件、55万3,000円を支出しています。北栄スポーツクラブ事業につきましては、3,435万7,000円を支出しております。体育施設の管理や北栄町のスポーツ振興の重要な柱であります総合型地域スポーツクラブの浸透、町民を中心としたスポーツ、レクリエーションをする、かかわる、楽しむ、また健康寿命を延ばすための取り組みなどを進めています。会員、各教室参加者は増加傾向にあります。  なお、決算書をごらんください。13節委託料にあります不用額105万5,442円は、スポーツクラブ会計を精査し返還となった委託料でございます。  成果のほうに戻りまして、ウオーキングのまち北栄町推進事業では北栄てくてくクラブと連携し4回のウオーキングを行いました。参加者が延べ319人でした。訪問型ニュースポーツ体験事業は、北栄スポーツ推進委員とともに取り組みを進めております。親子会、いきいきサロンなどで活用され、利用回数は増加しています。  3目すいか・ながいも健康マラソン大会費で決算額1,707万9,000円です。内容につきましてはごらんいただければと思いますが、開催時期を2週間早めて3年目となり、熱中症対応も減少し、安定した大会運営となってきています。本町の魅力を全国へ発信、健康づくり……(発言する者あり)はい。  続きまして、98ページの中ほどからになります。決算書は112ページから115ページにかけてとなります。9款6項1目人権推進費、決算額90万7,000円でございます。関係負担金についてはごらんいただき、次の人権啓発活動事業でございますが、小学校での人権の花運動、人権教育講演会につきましては、じんけんフェスティバルと一本化して250名の参加があったということで御報告します。  続きまして、99ページ、2目隣保館運営費、決算額908万8,000円でございます。北栄人権文化センターはほくほくプラザの愛称が浸透し、町全体への人権に関する発信をして取り組みを進めています。詳細につきましては一覧表に記載しておりますので、目を通していただければと思います。  めくっていただきまして100ページ、決算書は114ページになります。3目児童館運営費、決算額は589万1,000円です。内容は、隣保館運営費と同様に一覧表で確認いただければと思います。子どもから大人まで町全体からほくほくプラザ利用がありまして、来館者数は増加傾向にあります。  続きまして、4目人権教育費、決算額は2,091万6,000円です。人権を学ぶ会事業でございますが、参加者は995人となりました。高齢者対象の学ぶ会、また関係する研修会についてはごらんください。ページをめくっていただきまして人権学習会事業でございます。小・中学生の人権学習会でありますが、実施回数は小中ともに22回です。ただし、北条小、北条中につきましては参加者がなく開催しておりません。続きまして、人権教育推進委員設置事業でございます。人権教育事業所研修、人権教育に係る講演などを表のとおり行っております。人権教育推進協議会委託事業は、決算額が96万6,000円となりました。主な事業を記載させていただいておりますが、11月25日に行いましたじんけんフェスティバルは先ほども言いましたが協議会の活性化という目的がありましたので、構成組織を中心にワーキンググループを設置し、たくさんの方に来ていただける内容等を検討し実施しました。ほかのものにつきましては、ごらんいただければと思います。説明は以上で終わります。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午後0時43分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後2時07分再開)  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の120ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。一般会計で1、歳入総額は101億4,652万3,175円でございます。2、歳出総額96億3,278万8,813円でございます。3、歳入歳出差し引き額5億1,373万4,362円でございます。4の翌年度へ繰り越すべき財源で、(2)の繰越明許費繰越額で4,456万4,190円、これは大栄庁舎管理事業のほか8事業についてでございます。トータルで5の実質収支額が4億6,917万172円ということになります。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第88号の詳細説明を終わります。  次に、議案第89号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第89号、平成29年度北栄町国民健康保険事業特別会計の決算について御説明いたします。  決算書122、123ページをお願いします。歳入合計です。予算現額22億5,406万円に対し調定額22億1,329万1,486円、収入済み額21億9,863万9,951円、不納欠損額179万8,737円、収入未済額1,285万2,798円でございます。  めくっていただいて歳出です。歳出合計、予算現額22億5,406万円、支出済み額21億6,457万1,880円、翌年度繰越額はございません。不用額8,948万8,120円でございます。めくっていただいて126ページです。歳入歳出差し引き残額は3,406万8,071円でございます。  めくっていただいて、128、129ページの事項別明細書ですが、歳入について主なものを説明させていただきます。  まず、一番上の1款国民健康保険税です。収入済み額4億5,444万7,914円です。被保険者数が減少していることから、全体としては前年より692万円の減となりました。不納欠損額が179万8,737円で、これは執行停止3年経過による不納欠損が6件で、前年と比べると約95万円の増となっております。  次に、ページ下のほう、2款の国庫支出金です。これは医療費の額や国保の財政状況によって国から配分されるものですが、決算額4億669万4,715円で、前年よりも約200万円の増でございます。  めくっていただいて中ほど、3款療養給付費等交付金です。こちらは退職者医療の財源として交付されるものですが、退職医療制度は平成27年3月末で廃止されておりまして、新規の対象者はなくなっていることから大きく減少し、決算額は前年と比べ約4,500万円減の4,633万4,275円でございます。  次の4款前期高齢者交付金です。65歳から74歳までの前期高齢者が多い保険者に若者の多い保険者から配分されるお金になります。本町は前期高齢者の割合が年々上がっており、交付金も前年度より3,600万円多い5億4,806万6,948円となりました。  めくっていただいて132、133ページ、6款の共同事業交付金です。この共同事業といいますのは、県内の市町村国保の財政の安定化を図る事業で、それぞれの市町村が拠出金を出して交付金をもらう仕組みとなっていますが、平成29年度はもらう交付金よりも出す拠出金のほうが350万円ほど多く、交付金額は4億5,960万3,805円でした。前年と比べると約2,500万円の減額となっておりますが、特に80万円以上の高額な医療費が減ったということで交付金も減額になりました。  7款繰入金です。一般会計からの繰入金で、総額が1億3,924万368円を繰り入れました。これは前年とほぼ同じぐらいの額で、内訳は133ページ中段の備考欄のとおりでございます。一番下のその他繰入金は、町独自で追加して行った検診の上乗せ分です。赤字補填の繰り入れについては行っておりません。  次の8款諸収入です。こちらは遅延金や貸付金元利収入、第三者納付金などの収入です。未収金がありますので説明いたします。  2項の貸付金元利収入の未収金156万円ですが、これは平成17年に高額療養費の資金として一般の方に貸し付けたものですが、ピークでは246万7,000円の貸し付けがありましたが、借入者との納付相談により平成29年度は毎月1万円ずつ払っていただき、残りが156万円になっております。これの額につきましては、現在も納付していただいているところでございます。  次に、3項雑入、1目一般被保険者第三者納付金の収入未済額17万7,000円でございます。これは平成23年の交通事故の納付金で、加害者が無保険であったために被害者の医療費10割を支払っていただくものですが、平成27、平成28年度は納付が中断しておりましたが、平成29年度に12万円を納付していただき残りが17万7,000円で、こちらにつきましても現在納付が継続しております。  めくっていただいて134、135ページです。5目の雑入の収入未済額95万円でございますが、これは平成26年度に一つの医療機関において不正不当請求が判明し、以後、毎年納付相談を行い返還してもらっているところですが、平成29年度に26万9,094円支払いがありましたので、95万円が未収金として残っております。  以上、3つの未収金については以前からの持ち越しであり、平成30年度も引き続き納付計画を立て徴収に努めてまいります。  以上で歳入は終わります。  次に、歳出です。136ページ、137ページをお願いします。主なものを説明します。  中段になりますが、1款1項3目の財政調整基金積立金です。基金は平成21年に残高がゼロ円になって以降積み立てができない状態が続いておりましたが、平成29年度に余剰金7,000万円を積み立てました。  次の2款保険給付費、いわゆる医療費でございます。決算額は137ページの下から7段目になります。決算額12億5,395万338円で、前年より約7,200万円減りました。医療費につきましては、本日お配りした資料の中に1枚物の国保H29決算資料という資料を入れておりますのでごらんいただけますでしょうか。こちらの資料のほうで説明させていただきます。  1のグラフは、医療費総額と1人当たり医療費の推移についてです。棒線が総額で、折れ線が1人当たり医療費です。1人当たりの医療費が前年より3,800円ほど減りました。被保険者数も減少しておりますので、決算額は前年と比べ約4,500万円減額となりました。  件数については、次の2のグラフになります。棒線が全体の給付件数、折れ線が1人当たりの件数となります。平成29年度は医療費は減りましたが給付件数はふえており、1人当たり受給件数は年々ふえている状況です。  3のグラフは高額医療費の状況です。医療の高度化、高額薬剤の影響により高額医療費は年々上昇しておりましたが、平成28年度に薬価改定があったこともあり平成29年度は1人当たりの額、総額とも減額となりました。被保険者数も減少しておりますし、1人当たりの高額医療費も下がったことによって前年との比較で2,400万円の減となっております。  先ほど見ていただきました決算書の137ページの下から7番目の不用額の欄ですが、医療費、高額医療費ともに上がることを想定して予算計上しておりましたので、保険給付費の不用額が約7,400万円生じることになりました。  次は主要施策の成果で説明いたします。主要施策の成果104ページをお願いします。  1の表は国保税の収納状況でございます。現年分では99%、滞納繰り越し分を加えて全体で97.4%と、前年を1.4%上回る高い収納率となっております。  2の表は先ほど資料で説明いたしましたが、医療費のうち保険者負担分を記載しておりますのでごらんください。  3は出産育児一時金と葬祭費です。出産育児一時金は1件42万円で、前年度と比べ6件減の14件、葬祭費は1件1万5,000円ですが、前年度より9件減って26件でした。  次に105ページですが、4は特定健診の受診状況です。一般会計でも説明いたしましたが、受診率速報値で37.1%と記載しておりますが、このたび確定値により39.3%とここは上がっております。平成29年度はがん検診の未受診の方に電話勧奨を行いましたが、これにあわせ特定健診の勧奨も一緒に行いました。また、未受診の理由として病院に通院しているから受けなくてもいいと思っておられる方が多いことから、医療機関にも協力いただきながら健診の必要性を説明し、勧奨を行っているところでございます。  次に、5の表は加入状況でございます。国保は加入世帯数、被保険者数とも年々減少しております。75歳到達で後期高齢者医療保険に加入される方は平成28年度、29年度とも150人台で同じぐらいでしたが、社会保険を離脱されて国保に加入される方が年々減少している状況です。  最後の表は療養給付費を入院、入院外、歯科といった区分ごとにあらわしたものになります。表の一番右下が平成29年度の1人当たりの費用額と申しまして、個人負担分と保険者が負担する額を含めた医療費総額になります。1人当たり34万9,028円で、前年度比較で238円の減額、2年連続のマイナスとなりました。今後も生活習慣病予防等の取り組みや医療費適正化を強化して、給付の抑制を図っていくよう考えております。歳出については以上でございます。  最後に、決算書146ページをお願いします。実質収支に関する調書です。歳入総額21億9,863万9,951円、歳出総額21億6,457万1,880円、歳入歳出差し引き額3,406万8,071円、翌年に繰り越す財源はございません。よって、実質収支額3,406万8,071円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第89号の詳細説明を終わります。  次に、議案第90号の詳細説明を求めます。  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 議案書は3ページでございます。議案第90号、平成29年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出の決算の認定についてでございます。  初めに、決算書の148、149ページをお願いいたします。一番下の欄の歳入の合計でございますが、予算現額16億4,201万9,000円、調定額16億4,556万5,838円、収入済み額16億4,279万6,850円、不納欠損額6万1,100円、収入未済額270万7,888円でございます。  めくっていただきまして、150ページ、151ページが歳出の合計でございます。一番下の欄の歳出の合計でございますが、予算現額16億4,201万9,000円、支出済み額15億8,919万8,853円、翌年度繰越額はございません。不用額が5,282万147円でございます。歳入歳出の差し引き残額は5,359万7,997円となりました。
     めくっていただきまして、次に152、153ページの歳入の部分の介護保険料についてのみ説明させていただきます。  1款1項1目第1号被保険者保険料でございます。1節の現年度分の特別徴収につきましては、収入済み額3億2,458万9,900円で収納率100%でございます。2節現年度分普通徴収保険料につきましては、収入済み額2,191万9,714円で徴収率が94.4%となりました。収入未済額の130万6,586円につきまして、件数としましては33件分でございます。3節滞納繰り越し分につきましては、収入済み額206万8,840円で収納率は58.6%です。不納欠損額が6万1,100円で、こちらは時効の完成によるものの1件でございます。収入未済額の140万1,302円は、件数としましては24件分でございます。  次の3款の国庫支出金以降のものにつきましては、法定負担割合に基づいて交付されるものがほとんどですので説明は省略させていただきます。  次は支出でございます。支出につきましては、主要施策の成果で説明をさせていただきたいと思います。主要施策の成果の106ページをごらんください。  介護保険事業で本町の特色的なものは地域ケア会議がございます。これは新規に要支援や総合事業対象者になられたケースについて協議を行うもので、地域包括支援センター職員を中心に介護保険室、理学療法士、歯科医師、栄養士などの専門職を交え担当ケアマネジャー、サービス事業者職員と要支援者等のサービス提供について協議を行うもので、これにより利用者一人一人の生活機能向上に着目した生活の質の向上に向けた支援体制の構築につながっています。  次の1の認定者・要介護認定申請件数及び審査結果の状況ですが、初めに(1)の認定者の状況ですが、平成30年3月末で752人と平成29年3月末に比べて24人の増となっております。次の(2)の要介護認定申請件数及び審査結果の状況でございますが、①では新規申請の件数と審査結果が表にしてありますし、更新につきましては要支援1から要介護5までそれぞれの数字を上げさせていただいております。こちらの更新の表の見方を説明いたしますと、例えば介護1では58人の方が更新申請をされまして、そのうち支援1に軽減になった方は2人、支援2に軽減になった方は1人、介護1の現状維持の方は28人、介護度が進み介護2になられた方が21人ということがわかる表でございます。この表を見ていただくと、維持や改善がどれくらいなされているのかがわかるようになっております。また、その下の変更といいますのは、更新の時期を待たずに変更になった方のことでございます。  107ページをごらんください。地域支援事業についてでございます。決算額は5,156万3,000円です。決算書では162、163ページになります。そのうち(1)の(ア)介護予防・生活支援サービス事業の決算額は4,269万9,000円でございます。実施しております内容については、相当サービスや各教室の名前や事業名を上げさせていただいております。次に中段あたりですが、要支援に認定された方、総合事業対象者の方の介護予防サービス計画の作成と介護予防事業に取り組んでおりまして、そのサービス計画書の作成件数について事業所委託分と包括直営分の件数を表にさせていただいております。次に、(イ)一般介護予防事業の決算額は520万9,000円でございます。各教室の名前や事業名を上げておりますが、その中で町が特に取り組んでおりますこけないからだ講座につきましては、めくっていただいて108ページに写真と実施状況を載せさせていただいております。  108ページの次の(2)包括的支援事業・任意事業の決算額は349万7,000円でございます。(ア)の在宅医療・介護連携推進事業は記載のとおりでございます。(イ)の生活支援体制整備事業の決算額は232万6,000円でございます。内容でございますが、第1層の協議体、ほくえい支え愛協議体及び第2層の協議体、助け合い推進会議よっしゃやらあ会を設置し、生活支援や助け合い活動の推進について協議を行っております。(ウ)の認知症総合支援事業、(エ)の権利擁護事業、(オ)任意事業についてはごらんのとおりでございます。  109ページをお願いいたします。3の介護保険給付費でございます。決算書では160、161ページになります。決算額は居宅サービスを初めとする各種サービスの介護給付費の合計額で、14億2,387万7,978円となっております。事業計画内での給付費の決算となり、平成22年度から実施しております地域ケア会議や介護予防事業の取り組みの成果があらわれているものと考えております。  次の4の介護保険料の収納状況につきましては、ごらんのとおりでございます。  最後に、110ページには高齢化率、介護認定率や要介護認定者の年度末の状況などの表を載せておりますので、ごらんいただければと思います。  最後に、決算書のほうの168ページをお願いいたします。介護保険特別会計事業計画の実質収支に関する調書でございます。歳入総額16億4,279万6,850円、歳出総額15億8,919万8,853円、歳入歳出差し引き額5,359万7,997円、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は5,359万7,997円となりました。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第90号の詳細説明を終わります。  次に、議案第91号の詳細説明を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 議案第91号、平成29年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  主要施策の成果は111ページ、決算書は170ページからごらんください。  まず決算書、歳入につきまして合計額のみ報告させていただきます。予算現額は一番下をごらんください。3,599万8,000円、調定額3,599万5,730円、収入済み額302万712円、収入未済額3,297万5,018円、予算現額と収入済み額との比較はマイナス3,297万7,288円です。  続きまして、歳出につきましては172ページをごらんください。歳出につきましても合計額で報告させていただきます。予算現額3,599万8,000円、支出済み額3,599万5,730円、不用額2,270円、予算現額と支出済み額との比較は同額です。歳入歳出差し引き額歳入不足額としましては3,297万5,018円、翌年度歳入繰り上げ充用金としまして3,297万5,018円でございます。  174ページ、175ページを開いていただけますでしょうか。歳入につきまして、事項別明細書で簡単に御説明申し上げます。  まず、県から住宅新築資金等貸付助成事業県補助金として3万4,000円、次に財産収入としまして住宅新築資金貸付基金積立金利子としまして5,022円、次に繰入金としまして一般会計から繰入金が1万2,000円、基金繰入金としまして住宅新築資金等貸付事業基金から26万7,294円を繰り入れております。ここで基金繰り入れについてですが、平成28年度末にやった償還繰り上げに伴い、平成29年度に町の借り入れた起債への繰り上げ償還を行うということで基金から176万5,000円の補正を行うようにいたしておりましたが、見込みが誤っておりました。大変申しわけありませんでした。また説明に戻りますが、諸収入としましては貸付金の元利収入270万2,396円、収入未済額は先ほど申しました3,297万5,018円となっております。  歳出につきましては、主要施策の成果で御報告申し上げます。111ページをごらんください。決算書は176、177ページになります。  まず、住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算額につきましては3,599万6,000円。1、住宅新築資金等貸付金償還状況の表をごらんください。平成29年度貸付件数、償還済み額は住宅新築資金につきましては23件、251万1,396円、宅地取得につきましては7件、19万1,000円、平成29年度末の滞納状況としましては最初の説明文の5行目に書いておりますが、滞納者の実人数は16名、件数としましては22件、滞納額は3,297万5,018円となっております。  続きまして、町債の償還につきましては2の表をごらんください。償還額は年々減少しており、平成29年度は517万476円の返還を行っております。滞納者のうち、平成29年度納付がなかった者が3名、また少額の返済しかできない方もおられました。今後見通しのある返済が継続するように取り組みを進めていけるよう、見直しを進めてまいります。  そうしますと、決算書に戻りまして178ページ、実質収支に関する調書をごらんください。歳入総額302万712円、歳出総額3,599万5,730円、歳入歳出差し引き額マイナス3,297万5,018円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。実質収支額はマイナス3,297万5,108円となっております。以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第91号の詳細説明を終わります。  次に、議案第92号及び議案第93号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第92号、平成29年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書180ページをお願いいたします。歳入でございますが、歳入合計を申し上げます。予算現額14億9,150万3,000円に対しまして調定額13億3,925万4,400円、収入済み額13億3,433万1,314円、不納欠損額30万9,604円、収入未済額461万3,482円でございます。  はぐっていただきまして182ページ、歳出でございます。歳出の合計でございます。予算現額が14億9,150万3,000円、支出済み額13億6,650万9,878円、翌年度繰越額1億530万9,000円、不用額1,968万4,122円、歳入歳出差し引き不足額3,217万8,564円、翌年度繰り上げ充用金として7,719万8,564円でございます。  次のページをお開きください。184ページでございます。歳入の事項別明細書でございます。特徴的なものを説明いたします。1款1項1目の下水道事業負担金でございます。不納欠損額が14万5,000円出ております。これは時効に伴うものでございまして、1件ございました。それから、収入未済額でございます。159万6,002円で、滞納によるもので、43件でございます。2款1項1目下水道使用料でございます。今年度は不納欠損額は16万4,604円で、これも時効に伴うもので、1件でございました。それから、収入未済額が301万7,480円で、滞納によるものでございます。513件でございました。  188ページから歳出となります。188ページ、189ページから歳出になります。特徴的なものについて説明申し上げます。  はぐっていただきまして、190ページ、191ページでございます。5目下水道管理センター維持管理費の13節委託料が117万7,000円不用額が生じております。これは、包括維持管理業務委託料が精算の結果、約38万円、汚泥処理委託料が約62万円不用となったことが主な理由でございます。6目浄化センター維持管理費の13節委託料284万5,000円不用額が生じております。これも包括維持管理業務委託料が精算の結果、約93万円、汚泥処理委託料が約69万円不用となったことが主な理由でございます。8目下水道費につきまして、15節工事請負費で227万5,760円の不用額が出ております。これは、国道9号交通安全対策に伴う下水道管移設工事において当初と比べ110万円の差額が生じたこと、あとは請け差でございます。  192ページ、193ページをお願いいたします。3款1項1目災害復旧費は、平成28年度の繰越予算であるため、平成29年度に事故繰越となると補助金が受けられなくなるため、平成29年度において平成30年度にまたぐ工事費を繰越明許の補正をさせていただいておるところです。その分の不用額が発生しているところです。そのほかは、発注の請け差など、予算執行における実施残であったり、修繕費につきましては、万が一に備えて予算を確保していたものでございます。  続きまして、主要施策の成果の112ページをお願いいたします。下水道事業特別会計の決算額は13億6,651万円でございます。下水道事業は、天神、北条、大栄の3処理区の下水道施設についての維持管理と処理場の長寿命化工事を行っております。平成29年度の事業内容は、処理場の長寿命化工事、施設の維持管理、そして鳥取県中部地震被災による対応をいたしました。また、経営部門については、上下水道料金の一元化を実施し、使用者の利便性の向上や業務の効率化を図ることができました。  2番の維持管理関係でございますが、北条管理センター、大栄浄化センターで各汚水処理量並びに汚泥処理量はごらんのとおりでございます。また、維持管理関係につきましては、処理場の運転費と電気代、薬品、燃料代をあわせました包括的民間委託により水量に応じた委託料となっております。それぞれ増額となっております。表は維持管理費の合計の比較でございます。  次に、処理区の維持管理についてでございます。3番でございます。管渠の総延長が約183キロメートル、マンホールポンプの数が72カ所、その下に各処理区の維持管理費の3年間の比較を載せております。北条処理区、大栄処理区ともマンホールポンプの点検整備等の費用により年度間で差が生じております。  113ページでございます。下水道事業の整備状況を記載しております。下水道普及率は既に100%となっております。水洗化率は89.1%で、これからも大栄処理区、北条処理区の水洗化を高めるため、引き続き接続勧奨を行ってまいりたいというふうに考えております。  成果といたしましては、鳥取県中部地震に伴う災害復旧対応及び維持管理を行うことができました。  今後は、処理場、管路の計画的な更新、改良を進め、事業費、維持管理費の抑制に努め、健全経営化を進めてまいりたいと考えております。  最後に、決算書の194ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額13億3,433万1,314円、歳出総額13億6,650万9,878円、歳入歳出差し引き額がマイナス3,217万8,564円、翌年度へ繰り越すべき財源で、明許費繰越額4,502万円、実質収支額はマイナス7,719万8,564円でございました。  下水道は以上でございます。  続きまして、議案第93号、平成29年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明を申し上げます。  決算書の196ページをお願いいたします。歳入合計、予算現額1,577万7,000円、調定額1,537万242円、同じく収入済み額も同額となっております。不納欠損額、収入未済額ともにございません。  はぐっていただきまして、198ページ、199ページは歳出でございます。歳出の合計です。予算現額1,577万7,000円、支出済み額1,537万242円、翌年度繰越額はございません。不用額が40万6,758円、歳入歳出差し引き残額はございません。  決算書の200ページが収入の事項別明細書になっております。農業集落排水事業につきましては、使用料が主なもので、一般会計からのごらんの額を繰り入れしておるという状況でございます。  202ページを開いていただけますでしょうか。こちらは歳出でございます。主な支出は1款1項1目維持管理費でございます。あとは公債費でございます。  続きまして、主要施策の成果114ページをごらんください。農業集落排水事業は北条島地区の生活排水処理を行うものでございます。処理施設の維持管理でございまして、決算額が1,537万円でございます。平成29年度末の接続戸数は80戸で、前年に比べ1戸減少いたしました。事業概要はごらんのとおりでございますが、主に維持管理委託費、汚泥引き抜き分委託料、公債費元金、利子が主なものでございます。公債費元利償還金は前年に比べ70万8,000円減額となっております。  最後に、決算書の204ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額1,537万242円、歳出総額1,537万242円で、歳入歳出差し引き額はございません。翌年度へ繰り越すべき財源もございませんので、実質収支額もゼロ円でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第92号及び議案第93号の詳細説明を終わります。  次に、議案第94号の詳細説明を求めます。  藤江住民生活課長。 ○住民生活課長(藤江 純子君) 議案第94号、平成29年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算につきまして説明いたします。  決算書206、207ページをお願いいたします。歳入につきましては、歳入合計、予算現額7億166万8,000円、調定額、収入済み額とも6億8,555万4,049円でございます。  208、209ページ、歳出につきまして御説明させていただきます。歳出合計、予算現額7億166万8,000円、支出済み額6億4,189万3,548円、翌年度繰越額1,000万円で、不用額は4,977万4,452円でございます。歳入歳出差し引き残額は4,366万501円でございます。  210、211ページをお願いいたします。事項別明細書、歳入についてでございます。1款1項1目売電収入、予算現額4億7,617万3,000円に対しまして、調定額、収入済み額ともに4億6,128万5,566円でございます。2款1項1目雑入、これは風力発電所の電線路移転工事等の補償金で、4,756万9,350円でございます。3款1項財産運用収入、1目利子及び配当金につきましては、風力発電基金の利子で11万2,744円でございます。4款1項繰越金1億7,658万6,389円でございます。  212、213ページ、歳出でございます。1款1項1目一般管理費、予算現額5億1,674万6,000円に対しまして、支出済み額4億8,697万2,211円、翌年度繰越金1,000万円を差し引いた不用額は1,977万3,789円でございます。これは、繰り越し事業でありました電線路移転工事等の請負差額などでございます。2款1項公債費につきましては、元金、利子合わせまして1億5,492万1,337円の支出でございます。  主要施策の成果115ページをごらんください。風力発電事業は、平成17年11月の運転開始から13年目を迎えております。施設等管理事業費4億8,074万6,000円のうち、基金積立金1億1,062万円、風のまちづくり事業としまして一般会計へ繰出金5,000万円を支出しております。平成29年度末の基金の残高は5億7,686万5,000円となりました。売電実績につきましては、平成29年3月から平成30年2月の1年間で2,081万6,136キロワットアワー、4億6,128万5,000円となりました。年間発電量等の推移につきましては、表のほうをごらんください。  決算書に戻っていただきまして、216ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額6億8,555万4,049円、歳出総額6億4,189万3,548円、歳入歳出差し引き額は4,366万501円でございます。翌年度に繰り越すべき財源は、繰越明許費繰越額1,000万円で、これは1号機の増速機修繕に係るものでございます。実質収支額は、歳入歳出差し引き額から翌年度へ繰り越す繰越明許費繰越額1,000万円を差し引いた額3,366万501円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第94号の詳細説明を終わります。  次に、議案第95号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第95号、平成29年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算書の承認についてでございます。決算書は218、219ページをお願いします。歳入で、歳入合計、予算現額76万3,000円、調定額76万5,606円、収入済み額76万5,606円、不納欠損額と収入未済額はございません。  はぐっていただいて、220ページ、221ページをお願いします。歳出でございます。歳出合計、予算現額76万3,000円、支出済み額54万7,087円、翌年度繰越額はございません。不用額は21万5,913円でございます。歳入歳出差し引き残額は21万8,519円でございます。  222、223ページをお願いします。事項別明細書でございます。歳入で、1款1項1目財産貸し付け収入でございますが、収入済み額が23万4,820円で、これは土地の貸し付けの収入でございます。それと2目の利子及び配当金につきましては、財政調整基金積立金の利子でございます。2項1目の生産物の売り払い収入でございますが、3万6,000円ということで、これは栗の販売収入でございます。1本1,000円ということで、31人の方に36本分を販売したものでございます。  はぐっていただきまして、224、225ページの歳出でございます。1款1項1目の財産管理費で、通常の経費で54万7,087円を支払ってございますが、中でも19節のところで3万8,550円につきましては、これは栗の販売収入と土地貸付料で得た収入を地元の自治会に交付金として払っているものでございます。  次に、主要施策の成果で説明をさせていただきます。116ページをお願いします。1の栄財産区管理会の開催状況でございます。会合を2回開いております。それと4の財産等の状況でございますが、所有地として面積は43万3,467平米ということになります。これを管理しているということでございまして、成果でいいますと、これらの財産について、草刈りや栗の販売イベントを実施して、区有地の管理とPR及び自主財源の確保を行うことができたということであります。  決算書に戻っていただきまして、226ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額76万5,606円、歳出総額54万7,087円、歳入歳出差し引き額21万8,519円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は21万8,519円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第95号の詳細説明を終わります。  次に、議案第96号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第96号、平成29年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書は228ページをお願いいたします。歳入合計でございます。予算現額706万6,000円、調定額688万4,782円、収入済み額688万4,782円、不納欠損額、収入未済額ともにございません。予算現額と収入未済額との比較はマイナス18万1,218円でございます。  はぐっていただきまして、歳出でございます。歳出の合計、予算現額706万6,000円、支出済み額653万4,782円、翌年度繰越金35万円、不用額18万1,218円で、歳入歳出差し引き額は35万円でございます。  232ページでございます。事項別明細書をお願いいたします。歳入につきましては、浄化槽使用料が主なものでございます。一般会計からごらんの額を繰り入れております。  開いていただきまして、234ページ、235ページが歳出でございます。主に1款1項1目の浄化槽維持管理事業費でございます。あとは公債費の利子、元金の支払いでございます。  主要施策の成果117ページをお願いいたします。この合併浄化槽事業は、公共下水道と農業集落排水処理区以外の家屋が点在する地域を対象に町が整備いたしました生活排水処理事業でございます。事業概要の中の52件の整備に対しまして、平成29年度末では接続済みが51件でございます。前年度に比較して1件ふえました。未接続の1件には引き続き訪問や文書で加入促進をしているところでございますが、接続についてはなかなか進んでこない状況でございます。  主なものといたしましては、維持管理費で、法定検査手数料、保守点検清掃委託料及び起債償還利子でございます。  成果といたしましては、大きな事故もなく、維持管理をすることができたということでございます。  最後に、決算書の236ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額688万4,782円、歳出総額653万4,782円でございまして、歳入歳出差し引き額は35万円、翌年度へ繰り越すべき財源が繰越明許費繰越額35万円でございます。これは平成30年度に繰り越しいたしました浸透ますの修繕費でございます。実質収支はゼロ円でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第96号の詳細説明を終わります。  次に、議案第97号の詳細説明を求めます。  松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議案第97号、平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の詳細について御説明いたします。  決算書の238ページ、239ページをお願いいたします。歳入合計でございます。予算現額1億195万2,000円に対しまして、調定額と収入済み額は同額の1億736万932円でございます。不納欠損額と収入未済額はございません。予算現額と収入済み額との比較は540万8,932円の増でございました。  次に、決算書240ページ、241ページをお願いいたします。歳出合計でございます。予算現額1億195万2,000円に対しまして、収入済み額9,217万7,560円で、翌年度繰越額は478万5,000円でございます。不用額につきましては498万9,440円、予算現額と支出済み額との比較は977万4,440円でございます。その結果、歳入歳出差し引き残額は1,518万3,372円でございます。  次に、決算書242ページ、243ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入でございます。1款使用料の収入済み額7,546万7,172円で、その内訳は、当該年度の有料入場者数11万8,654人、それに伴います収入6,551万1,550円と物販施設使用料995万5,622円でございます。  次に、2款諸収入の収入済み額39万1,200円でございます。これはイベント収入やレンタサイクルのレンタル料でございます。この項目が平成28年度の収入額と比較し大きく減額している理由といたしましては、平成28年度はインバウンド版のミステリーツアーを実施しておりまして、その入場料収入が平成29年度はなかったためでございます。  次に、3款繰入金の収入済み額1,361万8,466円でございます。この内訳は、ふるさと館勤務職員2人の人件費のうち2分の1相当額526万9,466円とふるさと納税を財源としたふるさと館の展示物入れかえ費用834万9,000円を一般会計から繰り入れたものでございます。  次に、4款財産収入の収入済み額1,700円は、大栄歴史文化学習館基金の利息でございます。  次に、5款繰越金の収入額1,788万2,394円でございます。これは平成28年度決算によります収支差額を平成29年度に繰り入れたものでございます。  次に、決算書244ページと245ページをお願いいたします。事項別明細書の歳出でございます。1款1項1目一般管理費の支出済み額7,417万7,560円でございます。これは、館長、フロアスタッフの賃金、社会保険料及び施設の運営、維持管理、館内展示入れかえ等に要した経費でございます。2目繰出金の支出済み額1,800万円でございます。これは、平成28年度に一般会計からお借りいたしました9,900万円につきまして、一般会計へ償還したものでございます。  次に、2款1項1目予備費支出及び流用増減110万8,000円の減でございます。これは、緊急的にふるさと館の展示物、建物、案内看板を修繕した際の修繕費が不足したため、一般管理費へ予備費充用したものでございます。  次に、主要施策の成果118ページをごらんください。こちらに入館者数の実績と主なイベントについて記載をさせていただいております。総入館者数は12万7,542人、うち有料入館者数は11万8,654人でございました。有料入館者数の内訳表の合計欄をごらんください。平成29年度の有料入場者数と平成28年度の有料入場者数を比較しますと1万8,666人の増、率にいたしまして18.7%の増加となっております。これは、「名探偵コナン」の劇場版映画などの人気もありますが、館の展示入れかえやイベントの充実による新たな魅力の造成や、効果的な広告、PRによる情報の発信が実を結んだものと考えているところであります。イベントの実施内容、館内の展示の入れかえ等につきましては、主要施策の成果をごらんいただきますようにお願いいたします。  主要施策の成果の119ページをお願いいたします。最後の表の一般会計への償還状況でございます。平成23年度に一般会計からお借りいたしました9,900万円につきまして、一般会計へ1,800万円償還し、平成29年度末で4,050万円の残額となっております。  続きまして、決算書246ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額1億736万932円、歳出総額9,217万7,560円、歳入歳出差し引き額1,518万3,372円でございます。翌年度に繰り越すべき財源につきましては、繰越明許費繰越額478万5,000円、これはカラーオブジェ、館内の展示入れかえのためでございます。実質収支は1,039万8,372円でございます。  以上で説明を終わります。
    ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第97号の詳細説明を終わります。  次に、議案第98号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第98号、平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計の決算について御説明いたします。  決算書の248、249ページをお願いします。歳入合計でございます。予算現額1億5,396万4,000円、調定額1億5,384万3,956円、収入済み額1億5,320万9,270円、不納欠損はございません。収入未済額63万4,686円でございます。  めくっていただいて、歳出です。歳出合計、予算現額1億5,396万4,000円、支出済み額1億5,302万9,404円、翌年度への繰り越しはございません。不用額は93万4,596円です。歳入歳出差し引き残額17万9,866円でございます。  めくっていただいて、事項別明細書の歳入です。まず、1款後期高齢者医療保険料です。収入済み額1億689万1,800円、収入未済額63万4,686円です。収入未済額は現年度分が13人、滞納繰り越し分が6人でございます。続いて、2款の繰入金です。一般会計から4,330万8,532円を繰り入れました。内訳は、1目の事務費繰入金、2目の保険基盤安定、これは保険料の軽減分に対する繰り入れでございます。それと3目の健診費繰入金でございます。健診費繰入金は、後期高齢者の健診の個人負担金1人500円は町が負担し無料としておりますので、健診受診者406人分の20万3,000円を一般会計から繰り入れるものでございます。  次に、256、257ページをお願いします。歳出です。主なもののみ説明いたします。2款健診事業です。決算額は272万5,272円です。75歳以上の方の健診は県の広域連合の委託を受けて実施しておりまして、前年より39人多い406人の方に受診していただきました。3款後期高齢者医療広域連合納付金は町で徴収した保険料などを広域連合に送金するもので、決算額は1億4,809万6,426円でございます。  次に、主要施策の成果で説明いたします。120ページをごらんください。1の表ですが、保険料の収納状況を記載しております。平成29年度の徴収率は、現年度分が99.7%、全体で99.4%でした。2の表は被保険者数でございます。全体で前年より5人の増で、70歳代の人数が減り、85歳以上の被保険者が増加している状況でございます。3は、療養給付費の内訳でございます。一番右下が平成29年度の1人当たり費用額です。これは個人負担分も含めた額になりますが、1人当たり92万6,100円となっており、前年に比べると2万4,000円ほど増額になっております。  最後に、決算書に戻っていただきまして、260ページをお願いします。実質収支に関する調書です。歳入総額1億5,320万9,270円、歳出総額1億5,302万9,404円、歳入歳出差し引き額17万9,866円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。よって、実質収支額17万9,866円です。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第98号の詳細説明を終わります。  次に、財産に関する調書の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の261ページをお願いします。財産に関する調書でございます。  1の公有財産ということで、1、土地及び建物でございますが、まず、表の左から見ていただきますと、行政財産で、土地の面積については、本庁舎が2,313平米の増となっております。これは庁舎統合に伴う駐車場整備によるものでございます。そしてその分、普通財産の晩登育英会寄附による普通財産から同面積を減しております。続いて、公共用財産の公営住宅は107.46平米の増となっております。これは由良宿団地建てかえ事業のための用地取得でございます。次のその他の施設については275.83平米の増で、これは図書館の駐車場整備のための用地取得でございます。行政財産の土地の合計は86万7,383.94平米でございます。  次に、普通財産の土地の面積については、宅地が790.26平米の減でございます。これは旧町営住宅の中央団地の売却によるものでございます。次に、田畑は404平米の増でございます。由良宿団地東側にある畑の寄附採納によるものでございます。次に、晩登育英会寄附による普通財産については2,836.8平米の減で、これは最初に説明いたしました本庁舎駐車場整備による減以外に、町有地売却業務を民間委託しており、由良宿の土地の売却による減でございます。その他については、下神の土地で隣接の事業者から購入希望があり、売却したことによる減でございます。普通財産の土地の合計は64万3,552.33平米となり、行政財産の土地との合計は151万936.27平米でございます。  次に、建物でございますが、最初に木造建物で、普通財産のその他の建物でございますが、旧町営住宅の中央団地の建物を売却したことにより、340.63平米の減となっております。非木造につきましては、行政財産の公共用財産の公営住宅でございますが、由良宿団地の建てかえ事業により旧建物の撤去分として1,109.4平米の減と新しく建てた建物分として1,497.49平米の増、結果として388.09平米の増となっております。次のその他の施設は、由良宿住宅の物置小屋の撤去により46.20平米の減でございます。建物の行政財産の合計は8万7,704.55平米で、普通財産の合計は1万2,917.21平米で、全ての建物の合計は10万621.76平米でございます。  なお、表の下に記載しておりますが、北溟中学校用地4万7,737平米につきましては、学校用地の用途を廃止した場合には北栄町の持ち分が3分の1となるという協定及び覚書を締結しておりますので、表中には記載せず、注釈で記載をしております。  はぐっていただきまして、262ページで、(2)の有価証券及び(3)の出資による権利で、出資金と出捐金でございますが、ともに増減がございませんので、説明は省略させていただきます。  263ページの2の物品でございます。(1)自動車等ということで、2段目の普通自動車につきましては1台の減で、年度末は10台でございます。次の軽自動車は1台増で、年度末は34台でございます。乗り合い自動車と消防自動車については増減はございません。  次の(2)の無線機と(3)の農機具等につきましては、増減はございません。  次に、264ページの基金でございますが、一番上の財政調整基金から一番下の国民健康保険財政調整基金まで16の基金がございます。それぞれの年度中の増減高は掲載しておりますが、増減のあった主なものについて説明いたします。  一番上の財政調整基金と一番下の国民健康保険財政調整基金は、いずれも平成29年度決算における余剰金を積み立てたものでございます。次に、中ほどの北条砂丘風力発電所基金は1億1,082万円の増となっておりますが、これは主に売電収入の増加分を積み立てたものでございます。次に、下から4番目のふるさと北栄基金でございます。1億9,817万4,000円の減になっておりますが、平成29年度からいただいた寄附金からふるさと納税の業務にかかった経費を除いたものを積み立てするようにしたため、減となっております。合計で、年度中の増減高は2億5,206万4,000円の増となり、決算の年度末現在高は38億287万5,000円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で財産に関する調書の詳細説明を終わります。  次に、議案第99号及び議案第100号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第99号、平成29年度北栄町水道事業会計決算の認定について御説明いたします。  決算書の265ページをお願いいたします。初めに、(1)の収益的収入及び支出で、収入でございますが、1款水道事業収益、予算額2億8,392万8,000円に対しまして、決算額2億7,755万2,887円でございました。支出です。1款水道事業費用、予算額2億4,049万4,000円に対しまして、決算額2億2,224万6,320円でございました。  はぐっていただきまして、266ページでございます。(2)の資本的収入及び支出でございます。収入でございます。1款資本的収入、予算額2億843万5,000円に対しまして、決算額7,188万7,168円でございました。支出でございます。1款資本的支出、予算額3億3,566万1,000円に対しまして、決算額2億831万1,331円で、翌年度繰越額1億219万8,000円でございました。資本的収入が資本的支出に不足する額1億3,642万4,163円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次に、267ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1、営業収益と2、営業費用を差し引き、営業利益といたしまして4,124万3,890円でございます。3、営業外収益と4、営業外費用を差し引きし、営業外利益といたしまして793万7,324円、営業利益に営業外利益を加えた経常利益は4,918万1,214円でございます。特別利益、特別損失は今年度はございませんでした。当年度純利益が4,918万1,214円、これに前年度繰越利益剰余金を加えて当年度未処分利益剰余金は3億9,237万638円となりました。  268ページをお願いいたします。(4)平成29年度北栄町水道事業剰余金計算書でございます。こちらは平成29年度中の剰余金の計算書でございます。前年度の処分積立額と当年度の変動額をあらわしております。  269ページ、(5)平成29年度北栄町水道事業剰余金処分計算書をごらんください。当年度末残高の自己資本金8億6,860万8,799円、資本剰余金が3,532万8,822円、未処分利益剰余金が3億9,237万638円でございます。当年度純利益4,918万1,214円の5%に当たる245万9,000円を減債積立金に積み立て、繰越利益剰余金を3億8,991万1,638円とするものでございます。  次に、270ページでございます。貸借対照表でございます。初めに、資本の部でございます。1の固定資産でございます。有形固定資産と無形固定資産の合計は28億2,910万1,250円でございます。2の流動資産でございます。現金、未収金、貯蔵品の合計で流動資産の合計は1億8,564万6,113円でございます。未収金の1,219万7,876円につきまして、主なものは、水道料金収入、受託工事収益などでございます。資産の合計が30億1,474万7,363円でございます。  次に、271ページ、負債の部でございます。3の固定負債は企業債でございます。4の流動負債の企業債は1年以内の支払い期限のもので、平成30年の支払い予定のものをこちらに記載するものでございます。未払い金でございますが、主なものは工事請負代金や委託料などで、現時点では全て支払い済みとなっております。繰り延べ収益はみなし償却制度廃止に伴う長期借入金処理により新設された科目であります。負債合計は16億9,373万5,104円でございます。  次に、272ページ、資本の部でございます。資本の合計といたしまして8億6,860万8,799円でございます。7の剰余金でございますが、資本剰余金と利益剰余金の合計といたしまして4億5,240万3,460円でございます。資本合計は13億2,101万2,259円、負債資本合計は30億1,474万7,363円でございます。  次に、273ページから279ページの注意事項、キャッシュフロー計算書、附属明細書につきましては、説明を省略させていただきます。  280ページをごらんください。固定資産の明細書でございます。右下の年度末償却未済額でございます。28億2,910万1,250円でございます。貸借対照表の固定資産合計額と同額となっておるものでございます。  次に、281ページ、企業債明細書でございます。表の中ほどの下の合計でございます。未償還残高の合計、これが9億8,969万6,687円となっております。  以上が決算書の内容でございます。  主要施策の成果の121ページをお願いいたします。平成29年度の水道事業の概要でございます。記載しておりますが、給水戸数が5,878戸、給水人口が1万5,112人、給水量が148万2,254立方メートル、配水量は180万6,095立方メートルでございました。これを単純計算いたしまして1軒当たりに換算しますと、1カ月平均21立方メートルになりまして、水道料金は3,137円となる計算になります。昨年とほぼ同じ数値でございます。配水量に対する給水量の割合でございます有収率でございますが、82.1%となっておりまして、昨年度とほぼ同じでございますが、わずかに上がったものでございます。収益的支出の決算額でございますが、2億1,858万3,000円となっております。支出の内訳につきましては、原水及び浄水費、配水及び給水費以下、ごらんのとおりとなっております。水道施設の概要は、表のとおり7つの水源地から取水能力1日当たり合計で9,018立方メートルで、平均給水量は1日当たり4,060立方メートルでございますので、能力は余裕があるということでございます。平成29年度は鳥取県中部地震により被害を受けた米里配水池の修繕を行いました。原水、浄水費の修繕費が増額となっておりますが、これは曲ポンプ場の滅菌薬品のタンクを修繕したためでございます。  122ページをごらんください。資本的支出のほうでございますが、決算額が2億49万5,000円となりました。内容は、配水施設等改良費に9,681万9,000円、企業債の償還が9,304万2,000円となっておるものでございます。成果といたしましては、老朽管改良工事を進めた結果、緊急的な修繕工事が少なくなっており、修繕費の抑制につながっておるというふうに考えておるものでございます。  次に、議案第100号、平成29年度水道事業会計未処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。  議案書の13ページをお願いいたします。これは地方公営企業法第32条第2項の規定によりまして議決をお願いいたすものでございます。  14ページでございます。先ほど決算書で説明いたしましたが、平成29年度北栄町水道事業剰余金計算書でございます。こちらは平成29年度中の剰余金計算書で、前年度の処分積立額と当年度の変動額をあらわしておるものでございます。  15ページをお願いします。平成29年度北栄町水道事業剰余金処分計算書をごらんください。決算書でも説明いたしましたが、当年度純利益の5%に当たる245万9,000円を減債積立金に積み立て、繰越利益剰余金を3億8,991万1,638円にするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第99号及び議案第100号の詳細説明を終わります。  次に、報告第9号及び報告第10号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の16ページ、17ページで、報告第9号と報告第10号になります。関連がございますので、一括して説明をさせていただきます。  報告第9号、10号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により公表するものでございます。  まず、報告第9号で、平成29年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。実質赤字比率につきましては、住宅新築資金の貸付事業特別会計では赤字が出ておりますが、一般会計とをあわせた普通会計全体としては黒字となっているため、数字が出ておりません。それから、連結実質赤字比率につきましても、普通会計と公営事業会計の全体としては黒字であるということから、数字が出ておりません。実質公債費比率については13%で、前年より0.1%の増加でございます。元利償還金の減などにより単年度では約1.9%減少しておりますが、この数値は平成27年度から平成29年度の3カ年の平均値で見ることとなっており、結果としては0.1%の微増となっております。今後、普通交付税も減少していく見込みであり、引き続き新たな借金をなるべく抑えるなどの改善の取り組みを進めてまいりたいと考えております。  将来負担比率は96.2%で、前年より8.3%の増加でございます。この数値は標準財政規模に占める将来負担すべき債務の割合を示したものでございます。増加の要因としましては、過去の起債の普通交付税基準財政需要額算入割合の減少や公営住宅建設事業債など交付税算入のない起債により充当可能財源が減少したことによるものでございます。今後の見通しとしましては、起債残高が減少していく予定ですので、将来負担比率も減少していくと見込んでおります。  続きまして、17ページをお願いします。報告第10号、平成29年度決算に基づく資金不足比率についてでございますが、そこに記載しております6つの公営企業会計につきまして、資金不足は生じておりませんので、数字が出ておりません。  以上で報告を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で報告第9号及び報告第10号の詳細説明を終わります。  次に、歳入歳出決算審査意見書及び健全化判断比率等審査意見書について報告をお願いします。  竹歳代表監査委員、壇上にてお願いします。 ○代表監査委員(竹歳 秀明君) 監査委員を代表して報告いたします。  平成30年8月30日に町長に歳入歳出決算審査意見書及び健全化判断比率等審査意見書を提出しましたので報告します。  最初に、歳入歳出決算審査意見書について報告します。  平成30年8月30日。北栄町長、松本昭夫様。北栄町監査委員、竹歳秀明。同じく北栄町監査委員、阪本和俊。平成29年度北栄町歳入歳出決算審査意見について。地方自治法第233条第2項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、平成29年度北栄町一般会計・特別会計歳入歳出決算書並びに水道事業会計決算書及び関係書類を審査した結果について、別紙のとおり意見書を提出しました。  審査対象。1、平成29年度北栄町一般会計歳入歳出決算、2、平成29年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、3、平成29年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算、4、平成29年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、5、平成29年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算、6、平成29年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、7、平成29年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算、8、平成29年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算、9、平成29年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算、10、平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算、11、平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算、12、財産に関する調書、13、平成29年度北栄町水道事業会計決算、14、平成29年度基金運用状況調書。  2、審査の期間。平成30年7月19日から7月31日までの間。  3、審査の結果。平成29年度北栄町一般会計、特別会計並びに水道事業会計の決算書類の審査に当たっては、計数は正確であるか、また、適正に措置されているか等について検討を加え、関係帳簿及び証書を照査し、関係当局者の説明を聴取するとともに、定期監査及び例月出納検査等の結果を検討し、慎重に審査しました。各会計とも決算額は諸帳簿と合致し、計数は正確で、非違の経理はなく、内容も正確なものであると認めました。  各会計に関する意見は意見書に記載しているとおりです。なお、軽微な指摘事項については、その都度関係者に注意を行いましたので、記述は省略しました。  次に、健全化判断比率等審査意見書について報告いたします。  平成30年8月30日。北栄町長、松本昭夫様。北栄町監査委員、竹歳秀明。北栄町監査委員、阪本和俊。平成29年度決算に基づく財政健全化審査意見について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、審査に付された平成29年度決算における健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を審査したので、その結果について別紙のとおり意見書を提出します。  審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  審査の結果。1、総合意見。審査に付された下記健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。  2、個別意見。①実質赤字比率についてですが、住宅新築資金等貸付事業特別会計の赤字を一般会計の黒字で補い、平成29年度の普通会計は黒字となっています。  次に、②連結実質赤字比率について。平成29年度の連結対象会計の合計実質収支は黒字となっており、比率算定外では良好であります。  次に、③実質公債費比率について。実質公債費比率(3カ年平均)は13.0%となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。  次に、④将来負担比率について。地方債の現在高に対する充当可能財源の減少により、平成29年度の将来負担比率は前年と比較して8.3%増の96.2%となっております。  3、是正改善を要する事項については、特に指摘すべき事項はありませんでした。  次に、平成29年度公営企業会計経営健全化審査意見書について。1、審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  2、審査の結果。(1)総合意見。審査に付された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。  (2)個別意見としましては、各公営企業会計の資金不足比率は、平成28年度から下水道事業特別会計の赤字が解消されました。経営健全化基準の20%を下回っておりますが、今後も留意する必要があります。  次に、(3)是正改善を要する事項は、特に指摘すべき事項はありませんでした。  最後に、歳入歳出決算審査意見書に戻りまして、35ページをお開きください。結びにということで、一言述べさせていただきます。  平成29年度一般会計の決算の歳入は101億4,652万3,000円で、前年度より1億2,400万円ほど増加しており、歳出も96億3,200万円で、前年度より2億9,851万6,000円増加しています。歳入から歳出を差し引くと5億1,373万4,000円で、前年度より1億7,447万円減少しています。北栄町まち・ひと・しごと創生総合戦略に記載されているように、近い将来、人口減少により年少人口は生産年齢人口と同じように減少していきますが、特に注目しなければならないのは急速に進む高齢化比率です。平成28年度は31.1%、平成29年度は31.8%、2040年には約40%と予測しています。人口減少に伴う町民税の減少、高齢化社会に対応した社会保障費の増加、これからの社会を担う子どもたちの子育て支援等の従来では考えられなかった社会変化に対応する行政の役割の多様性(画一的なモデルケースを想定しての政策からの転換)が求められ、支出の増加が予想されます。  しかし、一般会計の歳入、歳出を見る限り、歳入が増加する見込みは薄く、横ばいですが、歳出の増大する費目はやはり高齢化社会に向けての社会保障費です。しかも、北栄町には合併による約5億5,000万円の財政措置がありますが、この措置は合併後10年を経過する平成28年からは段階的に廃止されています。このことを踏まえ、今後の歳入、歳出を考えると、財政調整基金がなくなり、取り崩しはできなくなり、歳入額よりも歳出額が多くなり、北栄町は赤字団体となることはないでしょうか。  上記の状況を踏まえて、歳出の費目の優先順位をつけ、真に必要な施策に社会資源を投入していただきたい。地方自治法第2条14項において、「地方公共団体は、その事務を処理するに当っては、住民の福祉の増進に努めるとともに、最少の経費で最大の効果を挙げるようにしなければならない」と定められていることに鑑み、歳出についての内容を検討し、執行していただきたいと願っております。  以上、報告を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で一括議題とした13議案及び報告2件の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  あすは午前9時から本会議を開きますので、お集まりください。  お疲れさんでございました。                 午後4時00分散会       ───────────────────────────────...