北栄町議会 2018-07-02
平成30年 6月第5回定例会 (第14日 7月 2日)
上記の
動議を、
地方自治法(昭和22年法律第67号)第115条の3及び
北栄町議会会議規則(
平成17年
北栄町議会規則第1号)第17条第2項の規定により裏面の
修正案を添えて
提出します。
───────────────────────────────
裏面をごらんいただきたいと思います。
議案第80号については、
四角囲いのように
修正をいたします。
第4条を次のように改める。
所有者等の責務。「第4条
空家等の
所有者等は、周辺の
生活環境に悪影響を及ぼさないよう、
空家等を適切に
管理しなければならない」。第2項、「
所有者等は自ら
空家等が
管理できない場合は、第三者に委託するなど必要な
措置をとらなければならない」。
以上に
修正をいたします。
○
議長(
飯田 正征君)
説明が終わりましたので、
修正案に対する
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 以上で
修正案に対する
質疑を終わります。
自席へお戻りください。
これより
討論に入ります。
まず、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案及び
修正案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
修正案に
賛成の方の
発言を許します。
12番、
津川俊仁議員。
○
議員(12番 津川
俊仁君) 私は、
議案第80号、
北栄町
空き家等の
適正管理及び
有効活用に関する
条例の一部を改正する
条例の
修正動議に
賛成の立場で
討論させていただきます。
本
条例は、
平成26年
北栄町
条例第2号として既に施行されている
条例を、
平成27年5月完全施行された
空家対策特別措置法に準じ、字句の訂正を中心に改正するものであります。
空き家問題は、国の
法律施行を待つまでもなく町内でも
全国各地でも行政の最
重要課題となっていることは明白の事実であります。その
対策をどう取り組むのか本町でもさまざまな議論があり、
中部地震の際、由良宿の
空き家を緊急避難的に町が取り壊し処理するという対応がなされました。あのときの対応は、的確に行われたというふうに評価をしたいと思います。
さて、今回問題となっているのは
所有者の責務であります。町の
改正案では、
空き家等の
所有者は
管理不全な状態にならないように適切に
管理しなければならないというものを、適切な
管理に努めることと改正するものです。この表現では、町民の
皆さんに
平成26年から施行されている
条例での条件を緩めると誤解を与えかねません。そして、この提案が庁舎内でよく検討もされず提案されたとの
事前説明もありました。これも問題であります。
執行部も
議会も、今後ますますふえていくであろう
空き家について、何らかの有効な手段を構築し対応することが必要なこの時期にありながら、このような提案がなされたことに対して憤りさえ感じます。本
条例改正によって目指す先は、
執行部も
議会もそして町民も同じであります。何とかスムーズに
空き家対策ができるよう、今後とも議論を重ねる必要があります。
今回の
修正動議は、
議会の
チェック機能を発揮するためにも成立させる必要があると感じております。
以上、
議員各位の賛同をお願いし、
賛成討論といたします。
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案及び
修正案に
反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
修正案に
賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) ほかに
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論を終わります。
これより
議案第80号の
採決を行います。
まず、
本案に対して8番、
井上信一郎議員外1名から
提出された
修正案について
起立により
採決いたします。
本
修正案に
賛成の方の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
飯田 正征君)
起立多数です。よって、
修正案は、可決されました。
次に、ただいま
修正議決した
部分を除く
原案について
採決します。
お諮りします。
修正議決した
部分を除く
部分については、
原案のとおり決定することに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
修正議決した
部分を除く
部分は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第10
議案第87号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第10、
議案第87号、
北栄町
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例の
制定についてを
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第11
議案第81号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第11、
議案第81号、
平成30年度
北栄町
一般会計補正予算(第4号)を
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
まず、
原案反対の方の
発言を許します。
1番、
長谷川昭二議員。
○
議員(1番
長谷川昭二君) 私は、
議案第81号、
平成30年度
北栄町
一般会計補正予算(第4号)の
承認に
反対の立場で
討論を行います。
本案には、窓口・庶務業務の民間委託を実施するための環境整備工事費、備品購入などの経費と、環境改善センター内に委託先の事務室を確保するために必要となる新たな
会議スペースを設置する工事費の合計で399万8,000円が予算計上されています。
当初、業務委託費は3月
定例会前の全員協
議会で行われた
説明では2,067万円であったものが、実際に当初予算に計上された額は2,636万円でした。さらに今回の補正により偽装請負を回避するためと思われる環境整備のための経費が加わり、当初の
説明では5年後に人件費削減の効果があらわれるとされたものが、
質疑によって7年後に延期になることが明らかになりました。財政効果が7年後どうなっているのかも疑問の生じるところであります。
また、これまでにこの資産の変更について何の
説明もなく
説明責任が果たされていないことは、
議案審議の前提を損なうものであります。そもそも町業務の外部委託は、仕様書にあるようにマイナンバー通知カードの再交付申請受け付けなど数多くあり、たとえ申請受け付けのみであっても住民の個人情報に
職員以外の外部者が触れることになり、漏えいにつながる危険性をはらんでいます。
また、東京都足立区であったように、住民サービスに問題を生じさせないように町
職員の判断を仰ぐ仕様書をつくれば、それ自体が偽装請負になります。町民の人権とプライバシーを守る観点から、個人情報にかかわる外部委託は見直すべきと考えます。
以上の
反対理由を述べ、
討論といたします。
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案賛成の方の
発言を許します。
7番、斉尾智弘
議員。
○
議員(7番 斉尾 智弘君) 7番、斉尾智弘でございます。
議案第81号、
平成30年度
北栄町
一般会計補正予算(第4号)に
賛成の立場で
討論いたします。
主なものに北条道の駅基本計画委託料、産地パワーアップ補助金、これは低コストハウスの導入によるものでございます。災害復興支援費、バス待合所整備費補助金、中学校のエアコン整備事業の事業費の変更については異論もありますが、やむを得ずこれにつきましては
執行部に猛省を促したい。
大栄改善センターの工事請負費は、窓口業務と庶務業務を民間委託するために必要でございます。ちなみに、庶務業務の中には文書集中発送に関する業務、これは自治会発送等の業務が入っております。また文書の収受、発送に関する補佐業務、狂犬病予防接種に関する補佐業務、お台場公園サービスエリアにおけるチラシ等の配架業務などいわば誰でもできるような、わざわざ
職員がしなくても委託できるような業務でございます。これは行政改革の一環であり、率先して推進すべきであると考えます。現に北条支所では窓口業務が民間委託実施され、実績を上げております。これに
反対することは、行政改革をやめよと言うに等しいというふうに考えます。
るる申し上げましたが、各
議員の賛同をお願いいたしまして
賛成討論といたします。
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案反対の方の
発言を許します。
5番、町田貴子
議員。
○
議員(5番 町田 貴子君) 5番、町田貴子でございます。
議案第81号、
平成30年度
北栄町
一般会計補正予算(第4号)について
反対討論をいたします。
「今年のしごと」の行政改革事業の新規事業として、重点施策で大栄庁舎の窓口と役場の庶務業務の一部を民間委託する。行政サービスを低下させずに町
職員数の増加を抑制し、持続可能な行政運営を目指す。民間委託の推進で政策的部署への適正人員配置を図り、長期的には人件費削減効果を見込み、
職員のワーク・ライフ・バランスなど働き方改革を進めるとあります。
業務委託を
平成30年10月1日として、本6月
議会では
一般会計補正予算(第4号)で行政改革事業に311万4,000円が追加されました。業務委託をするために、改善センター費で88万4,000円の工事請負費が計上されました。それらの費用が追加され、財政効果は5年から7年に延長されました。改善センターに事務所を設置し
会議室を移動するため、2階にパーティションを設置すると
説明がありました。事務所を庁舎内から離れた場所に設置することも、業務の効率化が図れるとは思えません。情報が漏えいする確率も増加します。果たして本当に財政効果が見られるのか、効率的な仕事ができるのか疑問です。町民にとっても利益にならないと思います。むしろ負担になるのではないでしょうか。行政改革にはならないと思います。
以上の理由で、
一般会計補正予算の業務民間委託事業について
反対といたします。以上です。
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案反対の方の
発言を許します。
13番、阪本和俊
議員。
○
議員(13番 阪本 和俊君) 13番。
平成30年度
一般会計補正予算(第4号)について、
反対の立場で
討論いたします。
株式会社ドリーム農場第5期目の産地パワーアップ計画補助金1億5,205万1,000円のうちイチゴハウス8棟分について、
執行部は第6期の120アールに間に合わせたいとの
説明がありました。当面80アールの計画で生産農家と一緒にやるとのことでありますが、農家と相談された形跡がありません。
私は、昨年、面積は70アール程度であれば採算に合うとの確信を得て、条件つき
賛成討論をいたしました。町長は、農業を取り巻く環境の変化について現状認識ができておりません。少子高齢化による人手不足、それに伴う賃金の値上げは全ての職場で現実のものとなっています。人手不足倒産が相次いでいる状況であります。計画どおり4.2ヘクタールで10億円の事業は容易に達成できるとは思いますが、その後補助金がなくなれば必ず収支が合わなくなり、経営が行き詰まります。町長が社長であれば、
北栄町の
一般財源から穴埋めをしなくてはならないことになります。責任は誰がとるのか。見直しをされてもよいのではないでしょうか。このままでは、
一般町民の負担となってまいります。通常の行政サービスも低下してまいります。町長は退職金を返上してでもやりたいといった姿勢がない限り、これ以上増設すべきではないと思います。
以上の理由で、
反対の立場での
討論といたします。
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案反対の方の
発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) 次に、
原案賛成の方の
発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君) ほかに
討論はありませんか。
〔
討論なし〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論を終わります。
本案は
起立により
採決します。
本案は、
原案のとおり可決することに
賛成の方の
起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○
議長(
飯田 正征君)
起立多数です。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第12
議案第82号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第12、
議案第82号、
平成30年度
北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第13
議案第83号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第13、
議案第83号、
平成30年度
北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第14
議案第84号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第14、
議案第84号、
平成30年度
北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第1号)を
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第15
議案第85号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第15、
議案第85号、
平成30年度
北栄町
水道事業会計補正予算(第1号)を
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第16
議案第86号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第16、
議案第86号、
財産の
処分についてを
議題とします。
これより
本案に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第17
発委第1号 及び
日程第18
発委第2号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第17、
発委第1号、
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書の
提出について及び
日程第18、
発委第2号、
核兵器禁止条約の
日本政府の
調印・
批准を求める
意見書の
提出についての2件を一括
議題といたします。
総務教育常任委員会委員長に趣旨
説明を求めます。
斉尾智弘委員長。
○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君)
───────────────────────────────
発委第1号
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書の
提出について
地方自治法第109条第6項及び
会議規則第14条第3項の規定により、上記の
議案を
提出します。
平成30年7月2日
提出
北栄町
議会総務教育常任委員会
委員長 斉 尾 智 弘
理由
地方財政の安定と予算の確保を図るため。
───────────────────────────────
次ページをごらんください。
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書でございます。
上のほうを割愛させていただきます。記。1、社会保障、災害
対策、環境
対策、地域交通
対策、人口減少
対策など、増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方
一般財源総額の確保を図ること。
2、子ども・子育て支援新制度、地域医療の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び
地方財政措置を的確に行うこと。
3、地方交付税における「トップランナー方式」の導入は、地域によって人口規模、事業規模の差異、各自治体における検討経過や民間産業の展開度合いの違いを無視して経費を算定するものであり、廃止・縮小を含めた検討を行うこと。
4、災害時においても住民の命と
財産を守る防災・減災事業はこれまで以上に重要であり、自治体庁舎を初めとした公共施設の耐震化や緊急防災・減災事業の対象事業の拡充と十分な期間の確保を行うこと。また、
平成27年度の国勢調査を踏まえた人口急減・急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を引き続き検討すること。
5、地域間の財源遍在性の是正のため、所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。
6、各種税制の廃止、減税を検討する際に、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替財源の確保を初め財政運営に支障が生じることがないよう対応を図ること。
7、地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の
強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の
強化などの
対策を講じること。
8、地方交付税原資の確保については、臨時財政
対策債に過度に依存しないものとし、対象国税4税(所得税・法人税・酒税・消費税)に対する法定率の引き上げを行うこと。
9、自治体の基金残高を
地方財政計画や地方交付税に反映させないこと。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を
提出する。
平成30年7月2日、鳥取県東伯郡
北栄町
議会。
提出先、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(地方創生規制改革担当)、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)。
続きまして、次のページをごらんください。
───────────────────────────────
発委第2号
核兵器禁止条約の
日本政府の
調印・
批准を求める
意見書の
提出について
地方自治法第109条第6項及び
会議規則第14条第3項の規定により、上記の
議案を
提出します。
平成30年7月2日
提出
北栄町
議会総務教育常任委員会
委員長 斉 尾 智 弘
理由
唯一の戦争被爆国である日本は率先して核兵器廃絶に取り組む必要があるため。
───────────────────────────────
核兵器禁止条約の
日本政府の
調印・
批准を求める
意見書
広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、国際法史上初めて核兵器を違法なものとした
核兵器禁止条約が、国連
会議で国連加盟国の約3分の2にあたる122か国の
賛成で採択されました。
核兵器禁止条約は第1条において、核兵器の「開発、実験、生産、製造」及び「保有、貯蔵」、さらにその「使用」と「使用の威嚇」を禁止し、条約締約国に対し「自国の領域または自国の管轄もしくは
管理の下にあるいかなる場所においても、核兵器または核爆発装置を配置し、設置し、または配備すること」を禁止しています。このように、
核兵器禁止条約は、ヒバクシャとともに我々国民が長年にわたり熱望してきた、核兵器完全禁止につながる画期的なものです。9月20日にはニューヨークの国連本部で署名式典が開かれ、賛同する国々による署名と
批准の手続が始まり、2018年5月には、条約
調印国はアジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、太平洋諸国の58カ国に広がっています。
今、北東アジアにおいては大きな変化が生まれています。4月27日には、板門店で南北首脳会談が開かれ、朝鮮半島の「完全な非核化」と「朝鮮戦争の終結を宣言し、停戦協定を平和協定に転換する」という歴史的合意がなされました。
日本政府は、北朝鮮の「脅威」を最大の理由に、
核兵器禁止条約に背を向け続けてきましたが、核兵器に固執する姿勢は、北東アジアの緊張を招くばかりです。
核兵器のない世界を望む国内外の広範な世論に応えて、唯一の戦争被爆国である日本は率先して核兵器廃絶に取り組むべきです。
その証として、当
議会は
日本政府がすみやかに
核兵器禁止条約に署名・
批准することを求める
意見書を
地方自治法第99条に基づき
提出します。
平成30年7月2日
鳥取県東伯郡
北栄町
議会
提出先
内閣総理大臣 外務大臣
───────────────────────────────
以上でございます。
○
議長(
飯田 正征君)
説明が終わりましたので、これより
発委第1号に対する
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
飯田 正征君)
質疑がありませんので、
本案に対する
質疑を終わります。
次に、
発委第2号に対する
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
飯田 正征君)
質疑がありませんので、
本案に対する
質疑を終わります。
委員長は自席にお戻りください。
これより
発委第1号に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
これより
発委第2号に対する
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第19
発委第3号
○
議長(
飯田 正征君)
日程第19、
発委第3号、
医療機関の
診療録開示請求手数料に係る
意見書の
提出についてを
議題とします。
民生経済常任委員会委員長に趣旨
説明を求めます。
油本朋也委員長。
○民生経済常任委員長(油本 朋也君)
───────────────────────────────
発委第3号
医療機関の
診療録開示請求手数料に係る
意見書の
提出について
地方自治法第109条第6項及び
会議規則第14条第3項の規定により、上記の
議案を
提出します。
平成30年7月2日
提出
北栄町
議会民生経済常任委員会
委員長 油 本 朋 也
理由
医療機関における診療録開示の手続や手数料を明確にする必要があるため。
───────────────────────────────
次のページに入ります。
医療機関の
診療録開示請求手数料に係る
意見書でございます。
診療録の開示・謄写請求の手数料について、個人情報保護法第33条第2項に、病院など個人情報取り扱い事業者が「実費を勘案して合理的であると認められる範囲の額」を定めるという旨の記載があり、厚生労働省も、「診療情報の提供等に関する指針」を定められているところであります。
一方、この「実費」「合理的な」額が不明瞭で、病院によっては5,000円以上、報道によれば5万円などの法外な金額を請求する病院もあるといいます。医師が対面して問診や触診、目視で身体の総合診療をする「初診料」の保険適用前として282点、2,820円、3割負担保険適用なら850円であることを考えても、これらの料金の算定の合理性、妥当性について、
医療機関には患者等に対する明確な
説明が求められるところであります。
カルテは患者自身の情報であり、「インフォームド・コンセント」、すなわち患者が自身の疾患情報について知り、納得の上で今後の治療等に生かすためにも、こういった高額の金額設定は患者の情報公開請求権・自己情報コントロール権の行為を萎縮させてしまいます。
つきましては、本
議会として次の項目について強く要請いたします。
1、厚生労働省として、いわゆる特定機能病院に対するスクリーニング調査にとどまらず、全国の
医療機関における診療録開示に係る手数料や、開示手続設定の妥当性等について実態を調査すること。
2、その上で、法ないしその施行規則などに、開示手数料等の上限額や基準を設定すること。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を
提出します。
平成30年7月2日、鳥取県東伯郡
北栄町
議会。
提出先といたしまして、衆議院
議長、参議院
議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、総務大臣。以上であります。
○
議長(
飯田 正征君)
説明が終わりましたので、これより
本案に対する
質疑を許します。
〔
質疑なし〕
○
議長(
飯田 正征君)
質疑がありませんので、
本案に対する
質疑を終わります。
委員長は自席にお戻りください。
これより
討論に入ります。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君)
討論がありませんので、
採決を行います。
本案は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
本案は、
原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第20
議員派遣の件
○
議長(
飯田 正征君)
日程第20、
議員派遣の件を
議題とします。
お諮りします。本件については、
皆さんのお
手元に配付しているとおり
議員派遣したいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、
議員派遣することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎
日程第21 閉会中の
継続審査及び調査申出について
○
議長(
飯田 正征君)
日程第21、閉会中の
継続審査及び調査申出についてを
議題といたします。
お
手元に配付しているとおり、総務教育、民生経済、広報広聴の各常任委員会、
議会運営委員会、道の駅整備に関する調査特別委員会、北条川放水路に関する調査特別委員会のそれぞれの委員長から閉会中の
継続審査及び調査の
申し出がありました。
お諮りします。各委員長から
申し出のとおり、閉会中において
継続審査及び調査することに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
飯田 正征君) 御
異議なしと認めます。よって、閉会中の
継続審査及び調査とすることに決定しました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
飯田 正征君) 以上をもって本
定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。
これにて
平成30年第5回
北栄町
議会定例会を閉会します。
午前9時56分閉会
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上記
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町議会議長
署 名 議 員
署 名 議 員...