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平成30年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 5日)

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  1. 北栄町議会 2018-03-05
    平成30年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 5日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成30年 3月第2回定例会 (第 1日 3月 5日) 北栄町告示第6号  平成30年第2回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    平成30年2月27日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  平成30年3月5日(月) 2 場 所  北栄町役場議会議場       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     長谷川 昭 二        宮 本 幸 美        前 田 栄 治     秋 山   修        町 田 貴 子        油 本 朋 也     斉 尾 智 弘        井 上 信一郎        藤 田 和 徳     田 中 精 一        森 本 真理子        津 川 俊 仁     阪 本 和 俊        野 田 秀 樹        飯 田 正 征       ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第2回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     平成30年3月5日(月曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               平成30年3月5日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願の付託  日程第5 議案第5号 平成30年度北栄町一般会計予算  日程第6 議案第6号 平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第7 議案第7号 平成30年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第8 議案第8号 平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第9 議案第9号 平成30年度北栄町下水道事業特別会計予算  日程第10 議案第10号 平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第11 議案第11号 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計予算  日程第12 議案第12号 平成30年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第13 議案第13号 平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第14 議案第14号 平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第15 議案第15号 平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第16 議案第16号 平成30年度北栄町水道事業会計予算       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 請願の付託  日程第5 議案第5号 平成30年度北栄町一般会計予算  日程第6 議案第6号 平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第7 議案第7号 平成30年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第8 議案第8号 平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算  日程第9 議案第9号 平成30年度北栄町下水道事業特別会計予算  日程第10 議案第10号 平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第11 議案第11号 平成30年度北栄町風力発電事業特別会計予算  日程第12 議案第12号 平成30年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第13 議案第13号 平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第14 議案第14号 平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第15 議案第15号 平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第16 議案第16号 平成30年度北栄町水道事業会計予算        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 前 田 栄 治君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 飯 田 正 征君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  副主幹 ──────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君        ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 西 尾 浩 一君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  会計管理者(兼)出納室長                                ──── 齋 尾 博 樹君 総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君  企画財政課長 ───── 小 澤   靖君 税務課長 ─────── 大 庭 由美子君  住民生活課長 ───── 倉 光   顕君 福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君  健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君 地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君  産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君 観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君  教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君 生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君  農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君        ───────────────────────────────                 午前9時00分開会 ○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより平成30年第2回北栄町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(飯田 正征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、7番、斉尾智弘議員、8番、井上信一郎議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(飯田 正征君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から19日までの15日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から19日までの15日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(飯田 正征君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 請願の付託 ○議長(飯田 正征君) 日程第4、請願の付託を行います。  本日までに受理した請願は、会議規則第92条第1項の規定により、議長において、お手元に配付の「請願文書表」のとおり所管の常任委員会に付託します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第5号 から 日程第16 議案第16号
    ○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第5号、平成30年度北栄町一般会計予算から日程第16、議案第16号、平成30年度北栄町水道事業会計予算まで、以上12議案を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 本日ここに、平成30年3月定例会を招集し、平成30年度当初予算案を初めとする諸議案の御審議をお願いするに当たりまして、私の平成30年度の町政運営に臨む所信の一端と重点施策の概要について御説明申し上げ、町民の皆様並びに議員の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。  鳥取県中部地震から1年4カ月が経過いたしました。屋根を覆っていたブルーシートの数も少なくなり、多くの町民の皆さんが復興に向け、力強い歩みを進めておられることを実感いたします。ただ、いまだに震災への支援制度の申請を済ませていない方もおられますことから、改めて申請の意向を確認をさせていただいているところでございます。これからも被災者の皆さんに寄り添った対応を引き続き進めてまいります。  日本経済の状況を見ますと、雇用・所得環境に改善が見られるものの、個人消費は力強さを欠く状況であります。アメリカのトランプ政権の経済・金融政策の動向、新興国経済の状況など、先行きが不透明であり、TPP11、日欧EPAの発効など情勢は激しく変動しております。予断を許さない状況であります。  そのような中、政府は「経済・財政再生計画」の集中改革期間の最終年度の予算として、「人づくり革命」「生産性革命」「財政健全化」をポイントとする平成30年度予算を編成し、現在、国会で審議中でございます。地方財政の分野においては、歳出特別枠の廃止、地方消費税の清算基準の見直しなどが行われましたが、地方一般財源総額は前年度水準を確保されたところであります。  一方、鳥取県では、このような国内外の動きに機敏に対応しながら、鳥取県中部地震からの「福興(ふっこう)」を着実になし遂げるとともに、地方創生の取り組みの推進や経済・雇用の安定、安心・安全な暮らしの実現などの県政の諸課題の解決に取り組んでいくこととあわせて、TPP11、日欧EPA発効に向けた対策、働き方改革を初めとする現下の課題への対応を図るため、「震災後へのふるさとづくり」「活力あふれる産業と働き方改革」「安心・安全な地域社会」「人と地域の未来を拓く」の課題に挑戦する施策を盛り込んだ平成30年度当初予算を編成され、現在、県議会で審議中でございます。  私は、昨年10月、「Moving Forward! 確かな豊かさを実感するために…」をお約束し、再び町政を担わせていただくこととなりました。この町民の皆さんへの約束は、「北栄町まちづくりビジョン」における目標と地方創生の総合戦略の実現を目指すものであります。  平成30年度当初予算における主な取り組みについて申し上げます。  初めに、基本目標第1の「げんきなまちづくり」についてであります。  まず、本町の基幹産業である農業の振興についてであります。  農業のまちづくりの最も基本的な指針である「農業のまちづくり条例」を平成25年に制定し、私たちの農業の未来の設計図である「農業振興基本計画」の実現と「地方版総合戦略」の実行に取り組んでまいりましたが、その結果、「大栄西瓜」「鳥取ラッキョウ」「砂丘ナガイモ・ねばりっこ」「北条砂丘ブドウ」など、多種多様な野菜、果樹は市場の高評価を得て、史上最高取引単価を実現することができるようになってまいりました。  このことは、農家や北栄町農業の大きな活力となっております。今後も農業の成長産業化に向け、より生産性の向上と所得の増加が図れるよう、生産者、関係機関と一体となり、着実な推進に取り組んでまいりたいと考えております。  特に、有効求人倍率が1.0を超える状況の中、他産業との競合となり、農業の担い手の確保や後継者対策では苦戦が続いており、その対応、対策が急がれます。農業への従事を希望する移住者や第三者への経営移譲、農業法人等による農業従事雇用者の拡大に向けた取り組みを図って、収入に不安がなく安定的に生活ができる本町の農業の魅力を前面に押し出して、就農人口の増加に向けて取り組んでまいります。  昨年の1月と2月の大雪では、多くの農家が被害を受けました。生産意欲が減退するのではと危惧し、県と連携した復旧対策や、町独自の取り組みとして見舞金を交付し、対応を図ってまいりました。  特に被害の大きかった北条砂丘ブドウの生産圃場では、高齢化も顕著であることから、平成29年1年間をかけて生産者有志で勉強会を開催して、単に復旧してマイナスをゼロにするのではなく、プラスへ転化するための施策や対応などを検討してまいりました。老朽化したパイプハウスの長寿命化と低コストの補強技術を開発する研究のほか、新規就農者の受け入れや農地紹介、ワイン用ブドウへの樹種転換などについて、「スマート農林水産業推進事業」や「がんばる地域プラン」等の活用を検討しながら進めていく考えであります。  鳥取ラッキョウ、ねばりっこ、ナガイモにつきましては、市場からの引き合いが強く、需要超過の状況が続いています。ラッキョウの切り子対策、ナガイモの掘り取り作業の効率化、テングサレ病等に対応した衛生的で市場の要望量が出荷できる集出荷施設や保冷庫の整備等を行って面積の規模拡大を図り、市場の要望量に応えていける産地を形成したいと考えております。  次に、国は、平成30年産から米の生産数量目標の配分を行わず、生産者や集荷団体が需給見通しを踏まえて需要に応じた生産が行える状況を目指すこととしております。米の直接支払い交付金が廃止され、米の生産量が増加することは、生産数量を忠実に守り生計を立てていた稲作農家にとっては大きな打撃となり、今後の経営計画に多大な影響を与えることになります。平成30年以降も需要に応じた米生産が行われ、需給と価格の安定が図られるよう、国が責任を持って米の需給改善に必要な対策を講じるよう働きかけを行うとともに、主食用米の生産を基本に、麦・大豆、園芸作物、飼料用米等を組み合わせ、最大限に水田を活用し、需要に応じた生産と安定取引の推進のため、きめ細かい需給・価格情報、販売進捗・在庫情報の提供等を行える環境整備について、国・県と連携して進めてまいりたいと考えております。  町の基幹作物である施設園芸の振興対策は、平成29年度に引き続き、普及所やJA等と連携し、低コストハウスの導入に加え、園芸農家の栽培技術や経営の格差是正を図るとともに、より生産性の向上と所得の増加が図れるよう、生産者、関係機関と一体となり取り組んでまいります。  北栄町には多様な農産物があり、そのほとんどが生鮮の取引で完結していますが、日もちしやすい加工品は、生鮮の弱点を補って、農産物の魅力を幅広く消費者に伝えることができると考えております。したがって、1次産業に従事する農家が2次、3次産業の役割を担い、付加価値により所得増を図る6次化と、加工販売業者が小ロットでも取引をし、商品化を図る農家と商工業者との連携は、北栄町の農産物の魅力を高める可能性を秘めております。引き続き農商工連携と6次産業化の取り組みを支援して、北栄町の農産物の魅力アップに努めてまいります。  続いて、商工業の振興でございます。  地方の商工業が置かれている現状は、景気回復の実感を得ることができず、依然として厳しいものとなっております。  今議会に「中小企業・小規模企業振興基本条例」の制定を提案しておりますが、御議決いただければ、速やかに振興計画を策定して、町内の商工業者の育成と経営安定化のため、北栄町商工会と連携をとりながら町内企業への就職促進、人材育成等への支援や制度融資を戦略的に行ってまいります。  企業誘致につきましても、引き続き関西企業訪問などの機会を通じて進出企業のニーズ把握に努めるほか、県、立地戦略課や関西本部と連携して、本県への進出をうかがう企業の動向をつかんで、旧三陽合繊跡地などへの立地誘導を図ってまいります。  また、平成29年度に湖南市工業会等と北栄町商工会会員をマッチングした企業間交流を湖南市で開催いたしましたが、平成30年度も継続して開催し、人事交流や企業間連携を前進させてまいります。  商店が廃業して閑散としている由良宿の商店通りの活性化のため、第2創業や移動販売車も補助の対象とする「由良宿まちづくり創業支援事業」を継続し、出店者を誘導するほか、出会いの広場に出店している「コナンの家 米花商店街」を拠点とした観光イベント商工イベントを支援して、本町に来られるお客様の満足度の向上を図ってまいります。  小売業を中心に、後継者がなく廃業となっていく事業者、商店が増加傾向にあります。せっかくの経営ノウハウや、買い物ができる商店が喪失することを防ぐため、第三者への事業承継について、中部商工産業支援センターと連携して取り組んでまいります。  また、高規格化の整備が進んでおります山陰道と国道313号との結節点周辺となる道の駅北条公園は、東西は山陰、南北は岡山県との中継地として、大きな役割と発展の可能性が見えております。引き続き、この山陰道の整備に伴って、これまで単独型登録であった道の駅北条公園を一体型登録として申請する準備を進めていく予定にしており、今議会では、整備に向けた概算の基本設計費と地形測量に係る経費を当初予算に計上して提案をしております。北条砂丘が持つポテンシャルを最大限に引き出して、道の駅北条公園だけでなく、道路と一体となって、小さな拠点として地域全体に活気が波及するよう取り組んでまいりたいと考えております。  次に、観光振興でございます。  青山剛昌ふるさと館に国内外から訪れる観光客は年々増加しております。観光客の満足度向上を図るため、引き続き地元や県、JRなどの関係者で構成する「北栄町まんがのまちづくり企画実行委員会」での議論を踏まえ、コナンを活用したまちづくり事業を展開してまいります。青山剛昌ふるさと館では、人気アトラクションの一つであるスケートボードの改修、館内Wi−Fiの整備を行い、来館者の満足度向上を図ってまいります。コナンのまちづくりでは、巨大迷路のリニューアル実施、由良宿旧道を「新一通り」「蘭ちゃん通り」と名づけ、新たにブロンズ像や表示サインを整備するほか、江戸川コナン君の着ぐるみを製作し、青山剛昌ふるさと館や町内外のイベントで活用することにより、魅力向上を図ってまいります。  また、ウォーキング整備事業により、観光客がコナン通りだけでなく由良宿の町なかや由良台場をめぐっていただく仕組みづくりに取り組み、町内での滞留時間の増大を図ってまいります。  そのほか、観光協会との連携を密に図り、観光農園や地元の食、観光施設などを活用した観光商品の造成や観光サイト等を活用した北栄町ならではの情報発信の強化を図ってまいります。  次に、移住・定住対策でございます。  移住・定住を促進するため、移住奨励金制度の拡充や若年層の移住者に対する住宅取得を支援するための若年層住宅取得支援事業を創設し、移住・定住対策の強化を図ってまいりたいと考えております。  また、東京、大阪での移住相談会にできる限り参加し、北栄町の多様な農産物と農業のすばらしさ、もうかる農業を強調して、担い手の確保と移住を結びつける具体的提案を移住者に向け発信していきたいと考えております。  次に、国内外交流の推進でございます。  まず、台湾台中市大肚区との国際交流については、平成29年5月には大肚区の青少年訪問団の受け入れを行い、町内の生徒と交流を図ったところでございます。平成30年度におきましては、本町の青少年訪問団が台湾を訪問し、従来よりホームステイの宿泊数をふやして、台湾の児童生徒と交流をより一層深め、国際感覚の向上を図ってまいりたいと考えております。  また、国内交流については、滋賀県湖南市との交流を引き続き行っていくとともに、東京都港区を初め、他の自治体との交流や地域間連携を進め、あわせて交流人口の拡充を図るため、北栄版ワーキングホリデーの取り組みについて研究を行いたいと考えております。  続いて、基本目標第2の「ゆたかなまちづくり」についてであります。  平成27年4月に策定いたしました教育大綱の基本理念「学びを通して夢を実現する人づくり」に基づき、地域住民の意向のより一層の反映と、教育、文化等の振興に関する施策の総合的な推進を図るため、取り組みを進めてまいりました。平成30年3月をもって第1期教育大綱の計画期間が終了いたしますが、新たな大綱に基づきまして、引き続き「子育てなら北栄町」「教育なら北栄町」「住み続けるなら北栄町」の基本目標に向かって各種事業を展開していくことにしております。  まず「子育てなら北栄町」につきましては、子育てを総合的に支援し、子育てと仕事が両立でき、安心して子どもを産み育てられる地域を目指し、子育て支援をさらに推進、充実してまいります。  保育料につきましては、第2子の保育料について、軽減対象となる児童の要件を緩和し、兄弟姉妹の条件にかかわらず保育料は半額とし、第2子から全額をいただくことがないよう軽減を行うことといたしました。  平成29年度に設置いたしました「ネウボラ」につきましては、新たに母子健康手帳アプリ配信、産後ケア事業を追加し、ワンストップ拠点としての充実、支援事業を行ってまいります。  町立のこども園4園につきましては、発達段階に応じたきめ細やかで連続する保育・教育の推進、さらに保育教諭の研修機会の拡充による資質向上を引き続き行います。  また、保育環境につきましても、順次必要な整備を行い、安全で快適な保育・教育環境を提供いたします。  このほか、仕事と子育ての両立支援のための病児保育、病後児保育や休日保育、放課後児童クラブ事業などの子育て支援サービス、家庭での子育てを支援する在宅育児支援給付、第3子保育料完全無償化など、引き続き進めてまいりたいと考えております。  「教育なら北栄町」における主な事業といたしましては、これまでに引き続き、教育力向上事業に取り組んでまいります。児童生徒の学び力の基礎・基本の定着を図るため、各種診断テストの実施、教師の授業力向上のための講師招聘事業、教員による先進地視察、地域の人材による学習支援としてサマースクールや自治会等地域ボランティア学習支援など、基礎学力の一層の定着を図ってまいります。また、生徒の英語力の向上のため、平成32年度から始まる小学校での外国語教育について、本町独自に平成30年度から先行実施いたします。  子どもたちのよりよい仲間づくり、学級づくりにつきましては、基本的な生き方を身につけさせるため、各種アンケート調査、教育講演会、いじめをなくそうサミットの開催、スクールソーシャルワーカーの配置等を継続して行い、いじめの解消、困り感のある児童生徒の支援を行ってまいります。  学校の整備につきましては、平成29年度、小・中学校の普通教室にエアコンを設置する設計を行いました。工事につきましては、「年次的に」という説明をさせていただきましたが、平成30年度は北条、大栄の中学校を、平成31年度は小学校をということで計画をいたしております。  このほか、教員の多忙化解消に向けた部活動指導員の配置、小学生へ自転車ヘルメットの着用を推進する取り組みを行うほか、学校給食の食材購入の会計処理を町の一般会計に移して「公会計化」といたしますので、メニューは申し上げられませんが、サプライズ給食を実施するよう計画をいたしております。  次に、「住み続けるなら北栄町」におけるまちづくりの推進についてであります。  そのためには、一人一人が尊重され、心豊かに日々暮らせること、我が町に親しみや愛着や誇りが感じられること、地域で行われているさまざまな活動に主体的に取り組めることが大切と考えております。  人権教育の推進につきましては、改定を行った「人権を尊重するまちづくり推進計画」に基づき、「ユニバーサルデザインの推進」を新たに加えた15の人権問題等を中心に、「個性を認め合い、互いの心に寄りそう町へ」の実現に向けて取り組みを進めてまいります。町全体に浸透してまいりました「ほくほくプラザ」からの発信、取り組みについてもさらなる充実を図ってまいります。  安心で活力ある地域や家庭・地域で青少年の健全育成を推進するために、引き続き「あいさつ運動」「家庭教育12か条キャンペーン」「6:30(ろくさんまる)運動」などを進めてまいります。特に平成30年度の重点施策として、小学5、6年生の希望者を対象に通学合宿に取り組みます。一定期間、家庭やメディアから離れた環境をつくることで、身の回りのことができる力、自主性、協調性を身につけたり、メディアとのつき合い方を考えたりする機会になるよう取り組んでまいります。  また、生涯楽しみながら主体的に学習ができる体制整備として、拠点である中央公民館、図書館、北栄みらい伝承館、民芸実習館での事業と地域に出かける出前講座をより利用しやすいものとして推進してまいります。「文化の薫るまち 北栄町」として、引き続き北栄文化回廊で町美術展、図書館まつり、中学校の文化祭等、さまざまな取り組みを連動させながら発信し、より多くの皆様に鑑賞、体験、参加いただけるよう、機運のさらなる醸成に努めてまいります。「北栄文芸」も平成30年度に50号の発刊を迎えるなど、公民館まつり、ロビー展等とともに、皆様のふだんの取り組みの成果発表の場も確保してまいります。  図書館は平成30年度に開館25周年を迎えます。この記念すべき年に「今こそ絵本を!」事業に重点的に取り組んでまいります。各関係機関と連携しながら、子育て家庭向け、これから大人になる中学生向け、そして高齢者向けと、絵本が人生を3度豊かにすることを伝え、浸透するよう事業を行ってまいります。絵本で人と人がつながる町、絵本で子どもが豊かに育つ町となるよう、さらなる取り組みを進めます。また、読書通帳を作成し利用の促進を図るとともに、図書館まつりや各種展示を拡充することで、本が気軽に楽しめるもので、図書館が生活を潤し、暮らしに役立つ「知の拠点」であることを普及してまいります。  また、コナン通りのにぎわい創出のため、バス車庫部分をオープンギャラリー化し、観光客が楽しめ、町民も交流、情報を発信できるようにしてまいります。なお、この取り組みは、鳥取中央育英高校生徒が平成28年度「地域探究の時間」に学び、高校生議会において一般質問した内容を具現化する取り組みでもあります。  スポーツの振興につきましては、北栄スポーツクラブが総合型地域スポーツクラブ普及のため取り組んでいるスポーツクラブ事業や、シニアスポーツ教室等を核として地域に広げる「北栄町版健康寿命日本一大作戦」、スポーツ推進委員が取り組む訪問型ニュースポーツ体験事業や体力測定事業と連携し、町民それぞれの状況に応じた運動や健康寿命延伸のための取り組みを提供、サポートすることで、生き生きと暮らすことができる地域づくりの後押しを行ってまいります。  また、平成30年度のすいか・ながいも健康マラソン大会は、6月17日に開催をいたします。  地域を学び、町を支える人づくりの推進につきましては、平成30年が明治150年であることを捉え、北栄町が誇る日本近代化の先駆けとなる由良台場、六尾反射炉について、港区や世界遺産である韮山反射炉がある伊豆の国市や県内の自治体等との連携をさらに深め、ともにその高い技術力や幕末に重要な役割を果たした歴史を知る機会として事業を展開してまいります。また、地域副読本歴史編の作成、文化・歴史にかかわる住民主体の活動をサポートすることで、地域への親しみ、愛着、誇りが感じられる取り組みを進めてまいります。  次に、官学連携事業についてであります。  まず、鳥取大学との連携ですが、テーマを若者に向けた移住・定住に関する町の情報発信とし、鳥大生と北栄町にUターンした方と一緒に研究いたします。  鳥取中央育英高等学校との連携につきましては、平成30年度も「地域探究の時間」に引き続き取り組み、町への愛着を育てるとともに、調査研究やプレゼン力を身につける等、将来地域に貢献する志の高い人材の育成を目指してまいります。  続いて、基本目標第3の「えがおのまちづくり」についてであります。  まず、健康づくり事業についてであります。  心身ともに健康であることは、全ての町民の願いであり、充実した日常生活を送るための基礎でもあります。誰もが生きがいを持ち、自分らしく楽しく暮らすことができるよう、健康寿命の延伸に向けて、健康ほくえい計画に基づいたさまざまな事業に取り組んでいるところであります。引き続きこれらの事業を着実に推進してまいります。  平成30年度は、第1次予防として、運動、食生活など生活習慣の改善の取り組みを強化し、各自治会で開催している「健康講座」を拡充して、健康意識の向上を図り、地域に根差した健康づくりを展開していきます。  第2次予防として、疾患の早期発見、早期治療につなげるため、特定健診やがん検診の受診率の向上を図ります。健診受診券の集合化や人間ドックの医療機関の拡大、特定健診の自己負担額の引き下げなど、受けやすい体制をつくるとともに、効率的、効果的な受診勧奨を行ってまいります。また、集団健診に骨密度測定を加え、骨粗鬆症の予防に役立てていきます。さらに、ふしめ歯科健診では、対象年齢を拡大し、定期的な受診や予防につなげてまいります。  将来の社会を担っていく子どもたちが健やかに成長していくために、乳幼児期の発達支援や食育をこども園や学校と連携しながら進めてまいります。  また、中学生へのピロリ菌検査と除菌治療、予防接種の費用助成を継続し、病気の予防に努めるとともに、子育て世代の経済的な負担軽減を図ってまいります。  次に、地域福祉の充実についてであります。  まず第1に、地域福祉計画の策定に取り組みます。この地域福祉計画は、本町の地域福祉の推進に関する基本的かつ総合的な指針として策定するものであります。これまで町では、福祉施策については、北栄町まちづくりビジョンを最上位計画に、「障がい者計画・障がい福祉計画」、「北栄町介護保険事業計画・高齢者福祉計画」など、法律や制度の対象者ごとに捉えた個別計画により推進を図ってきました。これを「地域」という視点から横断的に捉え、より充実した福祉施策を行うために策定するものがこの地域福祉計画であります。  また、策定にあわせて、平成29年度に社会福祉法が改正され、平成30年4月から新たに市町村が行うべきものとして盛り込まれました、地域生活課題の解決に向けた包括的な支援体制の整備のため、地域包括支援センターに相談支援包括化推進員を配置するほか、生活支援コーディネーターも増員するようにいたしました。  また、高齢者福祉の充実では、第7期北栄町介護保険事業計画・高齢者福祉計画のもと、在宅医療・介護連携、認知症施策、地域ケア会議、生活支援・介護予防サービスの体制整備を推進してまいります。特に認知症対策は、平成29年度から設置いたしました「認知症初期集中支援チーム」では、引き続き早期診断、早期対応に向けた支援対策を進めてまいります。あわせて、「認知症カフェ」の利用を推進し、認知症の方や家族、介護者が気軽に集える居場所として定着させるとともに、認知症への理解を深め、啓発の場ともなるようにしてまいります。  また、障がい者福祉の充実につきましては、見直しを行っている「北栄町障がい者計画」、「北栄町障がい福祉計画」などに基づき、障がい者の方たちのための施策や障がい福祉サービスの提供体制の確保、業務の円滑な実施を進めてまいります。  次に、婚活事業であります。  少子化対策の一環として、少子化の要因の一つでもある未婚・晩婚化問題の解消のため、中部圏域で連携し、婚活イベントやセミナー等を共同で開催し、スケールメリットを生かし、新たな男女の出会いのきっかけづくりを行い、婚姻者の増加を図ってまいります。  続いて、基本目標第4の「やさしいまちづくり」についてであります。  まず、環境に優しいまちづくりの推進についてであります。  平成29年度に策定した第2次北栄町環境基本計画では、目指すべき目標を「人と自然が共生し、あたたかい心のふれあうまち」と定めております。目標の達成に向けて、恵み豊かな自然環境の中で幸せに暮らせる持続可能な社会の実現を目指し、省エネルギーや再生可能エネルギー利用の取り組みをさらに進めてまいります。  省エネ住宅リフォーム補助金事業では、住宅の省エネ性能や断熱性能を向上させるリフォームに支援対象を特化させ、同時に、町内業者による施工促進を狙いとして、リフォームによる地域経済の好循環とヒートショックによる健康被害の減少を図ることといたします。また、住宅用太陽光発電システム、家庭用蓄電システム等の導入による再生可能エネルギー利用の取り組みを促進してまいります。  廃棄物の適正処理につきましては、家庭から排出されるごみの減量化や適正処理を進めるため、啓発イベントを開催し、リサイクルに対するさらなる意識の向上を図ることとしております。また、後を絶たない不法投棄の防止などを一層推進してまいります。  町営住宅につきましては、必要な修繕など維持管理を適正に行い、長寿命化に努めてまいります。由良宿団地建替事業は、第2期工事の完成に向けて工事の進捗を図り、入居者の円滑な転居を進めてまいります。さらに、第3期工事の着手に向けて、既存住宅の除去、支障物件の移転を進めてまいります。  次に、「風のまちづくり事業」についてであります。  毎年、風力発電により生じた収益のうち5,000万円を一般会計へ繰り出し、自治会LED整備事業、家庭用太陽光パネルへの助成などの環境関連事業の財源として充当し、町民の皆さんへ還元してまいりましたが、平成30年度は一般会計への繰出金を2,000万円増額し、合計で7,000万円としております。そのため、充当先を拡充し、環境関連事業のほか、将来の北栄町を担う子どもたちの育成支援のため、給食費事業と在宅育児支援事業に充当し、町民の皆さんへ還元をしてまいります。  また、再生可能エネルギーのさらなる活用として、現在取り組んでおりますバイオマスを活用したエネルギーについて、バイオマス産業都市への指定を目指すこととしております。あわせて、北条砂丘風力発電所の今後を検討するとともに、地域内の経済循環をより一層推進するため、地域エネルギー推進室を新たに住民生活課内に設置することとしております。  また、平成29年度から高齢者を中心とした交通弱者の生活支援対策として制度を拡充いたしましたタクシー利用料助成制度につきましては、利用者が大幅に伸びており、高齢者の方等の生活支援対策として十分な効果がありましたので、さらなる周知を図りながら、引き続き平成30年度も実施してまいりたいと考えております。  下水道事業につきましては、北条下水道管理センターの長寿命化計画に基づく工事を行ってまいります。さらに、鳥取県中部地震の影響で被害を受けておりますマンホールや管渠の調査及び修繕を進めてまいります。さらに、下水道施設の効率的な維持管理に努めるとともに、補助事業を利用した施設の長寿命化を進めるために、「下水道ストックマネジメント計画」の策定にかかってまいります。  また、平成31年度に公営企業会計の導入を目指し準備を進め、今後も下水道会計の経営改善に努めてまいります。  水道事業につきましても、引き続き安定した配水と安全な給水を提供するため、漏水が多い等の老朽管と民地内の配水管の布設がえ工事を実施してまいります。  次に、交通基盤の整備についてでありますが、幹線道路や通学路、交通量の多い道路で損傷の進んでいる町道、橋梁につきましては、社会資本整備総合交付金を活用して計画的に整備してまいります。  それ以外の町道につきましては、補修が必要な箇所を随時把握し、優先順位をつけて計画的に整備してまいります。  最後に、基本目標第5の「みんなのまちづくり」についてであります。  まず、地域活動の推進については、引き続き、北栄町自治基本条例に基づき、開かれた町政運営をするために、積極的な情報提供に努め、住民参画とコミュニティー活動を推進し、町民、事業者、コミュニティー、行政、それぞれがお互いの理解と信頼関係のもとに協働によるまちづくりを推進してまいります。  また、地域力を高める取り組みとしては、住民主体で地域のにぎわいを創出する手法について学ぶための講演会や地域づくりの先進地視察を実施し、今後のまちづくりに生かすこととしております。  男女共同参画社会の推進につきましては、引き続き男女の個性や能力が十分に発揮できるよう、あらゆる分野や場面において男女共同参画社会を実現するため、北栄町男女共同参画基本計画の目標に向かって進捗状況を管理しながら着実に推進してまいります。  ふるさと納税の取り組みにつきましては、合併算定がえの縮減などによる普通交付税の減額が見込まれる中、ふるさと納税が貴重な財源として期待されるものでございます。返礼品の充実と品数の増加などにより、自主財源の確保に取り組んでまいります。  次に、震災復興イベント事業についてであります。
     鳥取県中部地震から2年が経過することから、10月14日にNHK公開放送の「のど自慢」を開催し、震災から復興した元気な北栄町を全国にPRしたいと考えております。  平成29年7月の庁舎統合により、ワンストップサービスの提供、危機管理体制の充実を行いました。あわせて、北条地区の皆様が不便を感じられることがないよう、北条支所を設置いたしました。そして、北条地区の振興のため、地域の皆さんと一緒になって課題などを検証し、ここが「元気な地域づくり」となるよう努めてまいります。  町内には一昨年の地震によりさらに倒壊のおそれのある危険な空き家がふえております。全町的な空き家の調査とともに、老朽危険空き家対策にも積極的に取り組み、安心・安全な地域づくりに努めてまいります。  また、民間でできることは民間の力を活用するという方針のもと、行政改革事業の一環として、平成27年10月から北条支所窓口業務の民間委託を実施してまいりましたが、契約満了後も引き続き実施することとしております。加えて、大栄庁舎の窓口業務と職員の行っておる庶務・定型業務の一部を民間委託したいと考えております。これにより、職員の負担軽減と専門的な業務を集中して行う時間を確保することができ、働き方改革につながるとともに、さらに、将来的なコスト削減にもつながるものと期待をしております。  平成29年度から固定資産税の公正で適正な課税を行うことも目的として実施している家屋の全棟調査については、課税台帳と航空写真との突合作業を終え、平成30年度は町内全域で現況調査を行っていきます。  以上、新年度の主な取り組みを御紹介いたしました。北栄町まちづくりビジョンの5つの基本目標に沿った施策、とりわけ総合戦略に記載した施策を積極的に展開し、着実な成果を上げることにより、町民の皆様とともに、人と自然が共生し、確かな豊かさを実感するまちづくりを推進してまいります。  そういたしますと、議案第5号、平成30年度北栄町一般会計予算について、提案理由を申し上げます。  歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ88億4,400万円といたしました。平成29年度との比較では、プラス1.1%、9,400万円の増でございます。  予算編成に当たりましては、「北栄町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の4つの重点目標の確実な達成に向けて、必要な取り組みを積極的に施策化すること、また、基幹産業である農業の基盤強化に対する取り組み、安全・安心なまちづくりのための取り組みについても反映することを編成方針といたしました。  以下、主な事業を申し上げます。  1款議会費でございます。議会費には総額1億212万1,000円を計上いたしました。議員報酬、議員活動、事務局経費でございます。  2款総務費は、総額で13億2,179万4,000円を計上いたしました。総務管理費ですが、一般管理費といたしましては、ふるさと北栄基金事業に3億2,010万9,000円、行政改革事業に2,645万2,000円などを計上いたしました。企画費といたしましては、交通対策事業に1,105万4,000円、国内外の交流推進事業に429万9,000円、震災復興イベント事業に320万円などを計上いたしました。移住推進費といたしましては、北栄暮らし支援事業に2,435万4,000円などを計上いたしました。災害復興支援費といたしましては、被災者住宅再建支援事業に3,940万円などを計上いたしました。このほか、財産管理費に8,973万6,000円、光ファイバーネットワーク施設管理費に3,166万6,000円などを計上いたしました。徴税費ですが、税務総務費に1億606万1,000円、賦課徴収費に448万7,000円を計上いたしました。このほか、住民基本台帳費に2,791万6,000円、選挙費に764万7,000円、統計調査費に108万1,000円、監査委員費に130万7,000円を計上いたしております。  3款民生費でございます。民生費には総額24億2,147万7,000円を計上いたしました。社会福祉費ですが、社会福祉総務費といたしましては、社会福祉協議会補助金事業に1,525万9,000円、国民健康保険事業特別会計繰出金事業に1億3,342万円、介護保険事業特別会計繰出金事業に2億970万6,000円などを計上いたしました。特別医療費等助成事業費といたしましては、特別医療費助成事業に1億49万7,000円、特定不妊治療助成事業に370万5,000円などを計上いたしました。介護予防生活支援費といたしましては、外出支援サービス事業に1,240万9,000円などを計上いたしました。障害者福祉費といたしましては、自立支援給付事業に3億8,819万4,000円などを計上いたしました。生活困窮者自立支援費といたしましては、生活困窮者自立相談支援事業に666万2,000円、我が事丸ごと地域づくり推進事業に272万4,000円などを計上いたしました。児童福祉費ですが、児童福祉総務費といたしましては、子育て総務事業に2億9万7,000円、在宅育児支援事業に1,536万円、ネウボラ事業に386万3,000円などを計上いたしました。認定こども園管理運営費といたしましては、町立認定こども園の管理運営に係る費用として5億2,547万5,000円などを計上いたしました。児童手当費といたしましては、児童手当等給付事業に2億3,502万1,000円を計上いたしました。このほか、国民年金事務取扱費に49万9,000円、生活保護費に1億6,779万3,000円を計上しております。  続いて、4款衛生費でございます。総額で6億265万6,000円を計上いたしました。保健衛生費ですが、感染症等予防費といたしまして4,210万3,000円を計上いたしました。各種定期予防接種を医療機関へ委託する費用などでございます。母子衛生費では、母子衛生事業に1,428万1,000円を計上いたしました。妊婦健診、乳幼児健診などを実施する費用でございます。健康支援費ですが、健康診査等事業に4,373万8,000円を計上いたしました。各種がん検診、人間ドック、歯科健診等を実施する経費のほか、健康づくりに対する意識の向上と実践を促すための費用でございます。後期高齢者医療対策費ですが、後期高齢者医療対策事業に1億8,742万円などを計上いたしました。環境保全費といたしましては、省エネ住宅リフォーム補助金事業に1,000万円などを計上いたしました。清掃費ですが、じんかい処理費といたしましては、一般廃棄物収集事業に3,323万3,000円などを計上いたしました。  5款農林水産業費でございます。総額で5億1,088万4,000円を計上いたしました。農業費ですが、農業委員会費といたしましては、農業委員会総務事業に2,384万円などを計上いたしました。農業振興費といたしましては、がんばる農家プラン事業に4,340万7,000円、就農条件整備事業補助金に1,330万8,000円、園芸産地活力増進事業に3,000万円などを計上いたしました。担い手育成支援費といたしましては、担い手育成支援事業に3,473万円計上いたしました。新規就農者の営農開始初期の生活資金、運営費、設備投資などへの支援を国、県の補助を受けて実施するものでございます。畜産振興費といたしましては、畜産振興事業に1,892万5,000円を計上いたしました。乳用牛優良精液購入、受精卵購入、優良子牛購入、和牛増頭対策への支援に要する経費などを計上しております。農地費といたしましては、土地改良区地元負担軽減補助金事業に1,365万3,000円、ふるさと活性化基金積立金事業に1,756万6,000円などを計上いたしました。多面的機能支払い交付金費といたしましては、活動支援推進交付金事業に1億468万6,000円を計上いたしました。農地、農業用施設の保全を地域共同で実施する組織への支援を行うものでございます。しっかり守る農林基盤整備費といたしましては、しっかり守る農林基盤整備事業に1,436万2,000円を計上いたしました。農業基盤である水路改修、水路のり面補修、暗渠排水等の補助金に要する経費などを計上しております。林業費ですが、林業振興費といたしましては、森林クラウドシステム整備事業に133万2,000円などを計上いたしました。松くい虫防除費といたしましては、松くい虫防除事業に1,583万8,000円を計上いたしました。このほか、水産振興費に5万7,000円を計上しております。  6款商工費には、2億2,419万1,000円を計上いたしました。商工費ですが、商工振興費といたしましては、商工振興事業に636万6,000円、産業振興奨励金事業に943万1,000円、道の駅北条公園再整備事業に3,870万1,000円などを計上いたしました。観光費といたしましては、観光振興事業に2,322万4,000円、コナンのまちづくり事業に1,558万4,000円、「まんが王国とっとり」協働推進事業には1,154万6,000円などを計上しております。  7款土木費に14億7,607万3,000円を計上いたしました。土木管理費ですが、土木総務費といたしましては、震災に強いまちづくり事業に755万円などを計上しております。道路橋梁費ですが、道路維持管理費といたしましては、道路維持管理事業に4,515万円を計上いたしました。道路新設改良費といたしましては、社会資本整備総合交付金事業に1億3,509万4,000円を計上いたしました。住宅費ですが、由良宿団地建設費といたしましては、由良宿団地建替事業に3億4,720万9,000円などを計上いたしました。都市計画費ですが、下水道事業費といたしましては、下水道特別会計繰出金事業に8億8,273万1,000円などを計上いたしました。このほか、河川総務費に285万5,000円を計上しております。  8款消防費に2億5,661万8,000円を計上いたしました。消防費ですが、常備消防費といたしましては、中部ふるさと広域連合負担金事業に2億346万9,000円などを計上いたしました。非常備消防費といたしましては、消防団活動事業1,464万9,000円などを計上いたしました。災害対策費といたしましては、老朽危険空き家等除去支援事業に600万円などを計上しております。このほか、消防施設費に450万1,000円を計上しております。  9款教育費に9億2,143万9,000円を計上いたしました。教育総務費ですが、事務局費といたしましては、教育力向上事業に598万8,000円、エアコン整備事業に1億7,294万1,000円などを計上いたしました。小学校費に1億548万7,000円、中学校費に1億919万4,000円を計上いたしました。いずれも施設の維持管理、教育の振興に要する経費でございますが、各校へのICT教育活動支援員、特別支援教育補佐員の配置、風のまちづくり事業を活用しての体育館及び武道館照明のLED化に要する費用を計上しております。社会教育費ですが、文化財保護対策費といたしましては、由良台場・六尾反射炉発信、連携事業に328万7,000円などを計上いたしました。このほか、公民館費に4,520万2,000円、図書館費に4,801万9,000円、歴史民俗資料館費に653万6,000円などを計上いたしました。保健体育費ですが、保健体育振興費といたしましては、北栄スポーツクラブ事業に3,670万9,000円などを計上いたしました。学校給食費といたしましては、給食費事業に8,543万1,000円などを計上いたしました。このほか、保健体育総務費に433万3,000円、すいか・ながいも健康マラソン費に1,750万円を計上いたしました。人権推進費ですが、隣保館運営費といたしましては、隣保館運営事業に633万1,000円などを計上いたしました。このほか、人権推進費に114万3,000円、児童館運営費に589万2,000円、人権教育費に1,339万8,000円を計上しております。  10款公債費に9億9,753万円を計上いたしました。町債の元金、利子を計上しております。  12款予備費に921万7,000円を計上いたしました。  以上、歳出の主なものを申し上げました。  続いて、歳入でございます。  まず、町税でございますが、全体で13億5,792万7,000円を計上いたしました。平成29年度に比べますと2,644万4,000円、率にして2.0%の増となりました。  地方交付税は35億5,571万1,000円を計上いたしました。普通交付税が33億8,389万5,000円、特別交付税が1億7,181万6,000円の内訳でございます。  寄附金として、ふるさと北栄基金寄附金3億2,000万円を計上しております。  繰入金には5億2,227万7,000円を計上いたしました。平成29年度に頂戴し、基金に積み立てておいたふるさと北栄基金繰入金1億5,069万6,000円、風のまちづくり事業の財源として活用する風力発電事業特別会計繰入金7,000万円のほか、平成30年度の財政調整基金繰入金2億4,062万1,000円を計上しております。  町債は6億1,990万円を計上いたしました。公営住宅建設事業債、公共事業等債、合併特例債、臨時財政対策債などを計上しております。  このほか、地方譲与税、地方消費税交付金、国、県からの支出金などの計上により編成を行ったところでございます。  次に、議案第6号、平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ19億2,092万9,000円を計上いたしました。平成30年度から新制度になる影響により、平成29年度と比較してマイナス15.5%、3億5,226万円の減でございます。  歳出の主なものは、保険給付費及び県への納付金でございます。  歳入につきましては、国民健康保険税、県支出金、一般会計繰入金などを財源として編成をしております。  次に、議案第7号、平成30年度北栄町介護保険事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ15億7,759万3,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、保険給付費及び地域支援事業費などでございます。  歳入につきましては、介護保険料、国・県支出金、支払い基金交付金及び一般会計繰入金などを財源として編成しております。  次に、議案第8号、平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ155万5,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、起債の償還金でございます。  歳入につきましては、貸付金元利収入及び県補助金などを財源に編成をいたしました。  次に、議案第9号、平成30年度北栄町下水道事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ13億2,447万4,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、下水道総務費4,634万6,000円、天神・北条・大栄処理区維持管理費に6,183万4,000円、処理場維持管理費9,471万6,000円、公共下水道費1億2,479万1,000円及び起債の償還元利金9億1,262万9,000円でございます。  歳入につきましては、分担金、使用料、国庫補助金、一般会計繰入金及び町債を財源として編成をいたしました。  次に、議案第10号、平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,505万2,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、クリーンセンター島の維持管理費及び起債の償還元金利子でございます。  歳入につきましては、使用料及び一般会計繰入金を財源として編成をいたしました。  次に、議案第11号、平成30年度北栄町風力発電事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億7,371万9,000円を計上いたしました。平成30年度は売電収入4億7,191万9,000円を計上し、また、引き続き町民に還元できる政策として一般会計繰出金7,000万円を計上いたしております。  歳出の主なものは、工事請負費、修繕費、予備品購入費及び起債の償還元利金、一般会計繰出金でございます。  歳入につきましては、売電収入及び諸収入などを財源として編成いたしました。  次に、議案第12号、平成30年度北栄町栄財産区特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ60万6,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、財産区所有の山林管理のための管理会委員報酬、山林管理委託料でございます。  歳入につきましては、財産収入、繰越金などを財源として編成をいたしました。  次に、議案第13号、平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ710万3,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、維持管理費及び起債の償還元金利子でございます。  歳入につきましては、使用料及び一般会計繰入金を財源として編成をいたしました。  次に、議案第14号、平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,150万9,000円を計上いたしました。  歳出の主なものは、一般管理事業費でございます。青山剛昌ふるさと館の管理運営費として、展示のスケートボードの展示改修を行うほか、一般会計からの繰入金に対する計画的償還としての一般会計繰出金など、所要の経費を計上いたしました。  歳入につきましては、主なものとして、平成28、29年度の2カ年の入館見込みを踏まえ、有料入館者数の目標を11万人と設定し、使用料6,799万2,000円を計上しております。  次に、議案第15号、平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算についてでございます。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6,023万円を計上いたしました。  歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金などが主なものでございます。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金などを財源として編成をしております。  次に、議案第16号、平成30年度北栄町水道事業会計予算についてでございます。  予算編成に当たりましては、町民の皆様に安定した配水と安全な給水ができることと健全なる水道事業会計の運営に留意をしながら編成をいたしました。  平成30年度は、業務の基本となる予定量を年間総給水量149万940立方メートル、総給水戸数を5,924戸と定めました。  収益的収入及び支出ですが、収益的収入2億8,038万9,000円といたしました。水道料金収入が主なものでございます。収益的支出2億3,985万8,000円といたしました。各水源地の維持管理費、配水管等の漏水修繕費、有効期限による量水器の取りかえ工事請負費及び企業債償還利息が主なものでございます。  資本的収入及び支出ですが、資本的収入1億2,728万円、資本的支出2億2,539万9,000円とし、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額9,811万9,000円は、過年度分損益勘定留保資金で補うことといたしました。資本的収入の主なものは、企業債及び工事負担金でございます。資本的支出の主なものは、老朽管布設がえ工事及び企業債償還金でございます。  収益的収支、資本的収支のバランスを考慮しながら編成した結果、当年度純利益は3,158万4,000円を予定しております。  以上12議案、詳細につきましては担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(飯田 正征君) まず、議案第5号についての詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計予算書をお願いします。議案第5号、平成30年度北栄町一般会計予算でございます。  歳入歳出予算で、第1条、歳入歳出予算の総額をそれぞれ88億4,400万円と定めるものでございます。  以下は説明を省略させていただきますが、債務負担行為と地方債については、第2表、第3表で説明をさせていただきます。  6ページをお願いします。第2表で、債務負担行為でございます。まず最初の行政改革事業ということで、北条支所と大栄庁舎の窓口業務と庶務業務を平成30年10月から平成33年9月までの3年間、民間委託をするための事業で、平成31年度から平成33年度まで限度額8,830万円の債務負担行為をお願いするものでございます。  続いて、情報処理事業ということで、こちらは鳥取県の自治体で構成しております鳥取県自治体ICT共同化推進協議会への負担金でございまして、インターネット回線の共同利用に係る経費の負担金でございます。平成31年度から平成33年度まで限度額98万2,000円の債務負担行為をお願いするものでございます。  続いて、由良宿団地建替事業ということで、第3期工事に伴い、既存住宅の解体工事を平成30年度と平成31年度の2年間で行う事業で、平成31年度に限度額2,559万9,000円をお願いするものでございます。  続いて、第3表の地方債でございます。平成30年度に起こす地方債を記載しております。起債の目的でございますけど、臨時財政対策債から公営住宅建設事業債までの5件の起債を予定しております。限度額としましては6億1,990万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、ごらんをいただきたいと思います。  次に、7ページ、歳入歳出予算事項別明細書で、1、総括の説明は省略をさせていただきます。  はぐっていただきまして、9ページをお願いします。2の歳入でございます。ここでは一般財源に係る歳入を中心に説明をさせていただきます。特定財源であります11ページの11款分担金及び負担金以降につきましては、概要のみの説明とさせていただきまして、詳細につきましては、この後、各担当課長より歳出にあわせまして御説明申し上げます。  そうしますと、まず最初に、町税につきまして、税務課長が説明を行います。 ○議長(飯田 正征君) 大庭税務課長。 ○税務課長(大庭由美子君) それでは、町税について説明をいたします。9ページをお願いします。  1款1項1目町民税、個人分です。本年度5億1,472万6,000円を計上いたしました。前年度に比較して1,642万6,000円の増でございます。平成28年度決算額5億1,000万円、平成29年度決算見込み額5億2,000万円の実績とほぼ近い予算を計上しております。前年度は中部地震後ということもあり、少し抑えた予算計上をしておりましたので、前年度比が大きな額となっております。2目法人分です。4,955万2,000円を計上しております。前年度予算に比較し264万2,000円の増でございます。こちらも平成28年度決算額、平成29年度決算見込み額の実績とほぼ近い予算を計上しております。個人分、法人分あわせ、合計5億6,427万8,000円でございます。  続いて、2項固定資産税です。1目固定資産税に6億4,400万円を計上しております。前年度予算に比較して500万円の増額でございます。平成30年度は評価がえの年で、土地、家屋ともに課税標準額が減となります。また、中部地震後の家屋の滅失が例年の倍近くあり、これも減額の要因となっておりますが、一方、償却資産はここ数年伸びを見せております。今年度の決算見込み額では1,400万円の増額を見込んで補正を行うこともあり、評価がえの年ではありますが、500万円の増としております。2目の固有資産等所在市町村交付金とあわせ、合計6億4,433万9,000円でございます。  続いて、3項軽自動車税です。5,845万7,000円を計上しております。前年度と比較して207万7,000円の増でございます。平成29年度に税制改正がありましたので、買いかえれば新税率で高くなり、また、15年を過ぎると従価で高くなりという状況でございますので、税収増となっております。  最後に、4項町たばこ税です。9,085万3,000円を計上しております。今年度の決算見込み額を勘案し、前年度に比較して11万3,000円の増でございます。  町税合計としましては、7ページをお願いします。7ページ、上段になります。町税合計としましては、合計13億5,792万7,000円となり、前年度と比較して2,624万4,000円の増となりました。  以上で町税について説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 続きまして、10ページをお願いします。10ページには2款から地方譲与税など書いてございますが、この2款から次の11ページの8款の地方特例交付金あるいは10款の交通安全対策特別交付金、これらにつきましては、国が目的を持って徴収した税金について、国と県が定めた基準に基づいて交付されるものや、あるいは譲与されるものでございます。実績に伴って交付されるものでございますので、詳しい説明は省略をさせていただきます。  11ページの9款をお願いします。地方交付税の関係でございます。地方交付税でございますが、35億5,571万1,000円ということで、前年度より86万9,000円の減でございます。計算の仕方でございますが、平成29年度の実績をベースに合併算定がえによる一本算定になるということで、3年後には3億7,300万円の減額を見込んでおります。平成30年度はその5割、1億8,650万円の減額ということで考えております。また、地方財政計画が示した指標では、伸び率はマイナス2%ということで、これらを加味し、普通交付税は前年度より568万5,000円の減の33億8,389万5,000円ということでございますし、特別交付税は481万6,000円減の1億7,181万6,000円ということで計算をさせていただいております。  続いて、11款の分担金及び負担金でございますが、総務費分担金につきましては、ケーブルテレビの整備関係の分担金で、事業の受益者の分担金でございます。
     同じく2項負担金ということで、12ページになりますが、合計で5,609万4,000円ということで、前年度より2,275万7,000円の減となっております。減額の主な要因としましては、11ページになりますが、1目民生費負担金で、入所児童保育料現年度分でございますが、第2子の保育料について、同時入所条件を撤廃し、保育料を半額に軽減することとしたため減額となっております。  続いて、12ページの12款でございます。12款の1項使用料でございますが、これは各施設とか町営住宅の使用料などでございます。1目の総務使用料から5目教育使用料まで、合計で2,765万5,000円ということで、前年度より33万3,000円の減でございます。  続いて、2項手数料でございますが、これは証明書の交付などの各種手数料でございます。総務手数料から土木手数料まで、合計で590万円ということで、267万3,000円の減でございます。  続いて、13款1項の国庫負担金でございます。これも各種事業に伴う国の負担金でございます。14ページになりますが、合計で6億482万円ということで、664万4,000円の減でございます。  続いて、2項の国庫補助金で、こちらは各事業に伴う国庫補助金ということで、1目の総務費国庫補助金から5目の教育費国庫補助金まで、3億3,830万5,000円ということで、前年度より4,830万1,000円の増となっております。増額の要因としましては、4目の土木費のところで3節住宅費補助金の社会資本整備交付金がございます。これは由良宿団地の建設に係る交付金でございますが、これが大きく増額となっております。  続いて、3項の委託金でございます。これは国民年金事務など国から事務委託されているものでございますが、1目の総務費国庫委託金から3目の土木費国庫委託金まで、合計が、16ページになりますが、308万5,000円で、前年度より34万7,000円の減となっております。  続いて、14款1項県負担金でございます。これも先ほどの国と一緒で、各事業に伴う県の負担金でございます。2億8,427万2,000円ということで、前年度より385万円の減でございます。  続いて、2項の県補助金でございますが、これも事業に伴った県の補助金でございます。合計が、20ページになりますが、3億9,972万7,000円で、前年度より1億3,699万2,000円の減となっております。減額の要因としましては、低コストハウスの導入支援として園芸産地活力増進事業が前年度で終了したということが減額の要因でございます。  続いて、3項の委託金でございますが、これは県の税金の徴収、県民税の徴収など事務委託に伴う委託金ということでございまして、21ページになりますが、合計が3,431万円ということで、前年度より212万9,000円の増となっております。  続いて、15款の財産収入でございます。1項の財産運用収入でございますが、合計で1,375万6,000円と、前年度より119万5,000円の減でございます。  続いて、2項の財産の売り払い収入でございますが、合計が3,364万2,000円で、前年より3,163万9,000円の増でございます。増額の要因としましては、説明欄の3つ目の町有地売却収入に2,984万円を計上しております。これは、東園の稲場団地の一部を企業に貸し付けをしておりますが、企業より営業の拠点として土地を購入したいと申し入れがあり、不動産鑑定士に算出していただいた評価額で売却の予定でございまして、その分を計上いたしております。  続いて、16款の寄附金でございます。ふるさと北栄基金寄附金ということで、3億2,000万円を計上しております。前年度より8,000万円の減額としております。これは、昨年4月に総務省から返礼品の返礼割合を見直すよう通知がございました。これにより返礼品の返礼割合が全国的に横並びとなることから寄附金が下がる見込みとしており、大きく減額となっておるところでございます。  続いて、22ページをお願いします。17款の繰入金でございますが、これは各種事業に対しての財源で、基金から充てるものでございまして、合計は4億4,777万7,000円で、前年度より7,355万円の減でございます。  まず、3目のところで、先ほど言いましたふるさと北栄基金から繰り入れるということで、ここが大きく2億3,230万4,000円の減となっております。これは平成29年度から積立金の仕組みを変えたことが減額の要因となっております。平成29年度の繰入金は、平成28年度に寄附をしていただいた寄附金を全額基金に積み立て、それを翌年の平成29年度に繰り入れしておりました。平成29年度からは、いただいた寄附金から寄附者の返礼品などふるさと納税に係る経費を引いたものを基金に積み立て、それを翌年度に繰り入れることといたしましたので、大きく減額となっております。  次の5目の財政調整基金繰入金でございますが、全体の予算の調製で2億4,062万1,000円ということで、前年度よりも1億564万4,000円の増となっております。  次の6目砂丘地振興基金でございますが、道の駅北条公園整備事業に係る測量業務や基本設計業務の委託料の財源として3,830万4,000円を繰り入れることとしております。  次の23目ふるさと農村活性化基金繰入金でございますが、農地の維持、保全等に係る活動組織を支援するための交付金事業がございますが、国からの交付金が秋ごろの交付となるため、それまでの活動組織の活動資金として貸し付けを行うことといたしました。この貸付金の財源として1,755万6,000円を繰り入れることとしております。  続いて、2項の他会計からの繰り入れでございますが、全部で7,450万円ということで、前年度よりも1,550万円の増でございます。1目の風力発電からの繰り入れでございますが、これまで5,000万円を一般会計に繰り入れておりましたが、平成30年度は2,000万円増額し、7,000万円を計上しております。  18款と19款の2項までは説明を省略させていただいて、23ページをお願いします。19款3項の貸付金元利収入のところでございます。合計が3,520万4,000円で、前年度より1,702万5,000円の増となっております。増額の要因は、説明欄の一番下の多面的機能支払い交付金推進貸付金元利収入1,755万6,000円ということで、17款の繰入金のところで説明をいたしましたが、農地の維持、保全等に係る活動組織への貸付金について、国からの交付金が支払われた後に全額償還していただくこととしており、繰入金と同じ額を計上しております。  4項は、受託事業収入でございますが、合計が415万5,000円で、前年度より306万2,000円の増でございます。  24ページをお願いします。5項の雑入でございますが、26ページのところまで行きますが、合計が2億2,138万7,000円で、前年度より6,040万2,000円の増でございます。増額の要因としましては、26ページの7節の教育費雑入のところで下から4番目の学校給食費でございます。公会計化に伴って新たに計上したことにより増額となっております。あとはいろいろな収入が入っているところでございます。  続いて、20款町債でございます。1目の総務債から27ページの3目の土木債まで、今回起債を計上させていただいています。地方債のところで説明をさせていただいたとおりでございますが、臨時財政対策債から公営住宅建設事業債まで、合計が6億1,990万円で、前年度よりも1億8,462万4,000円の増でございます。増額の要因としては、北条中学校と大栄中学校のエアコン整備に係る合併特例債と由良宿団地の建設に係る公営住宅建設事業債が増額の大きな要因でございます。  歳入は以上でございます。  続いて、28ページをお願いします。歳出でございます。1款1項の議会費でございますが、合計が1億212万1,000円で、前年度より381万1,000円の増でございます。これは議会の運営に要する経費でございまして、議員報酬及び事務局職員の人件費が主な経費でございます。その他の経費につきましては、通常の経費でございます。  続いて、30ページをお願いします。2款1項1目の8節報償費のところでございますが、寄附者謝礼ということで、これはふるさと納税の関係でございます。寄附額3億2,000万円の3割を返礼品として計算しておりますが、それにあわせ、ポイント制の分がございまして、400万円相当の繰り越し分がございます。その3割の120万円もここで計上しております。また、返礼品の送料もあわせ、合計で1億3,320万円を計上しております。返礼品の割合が前年の5割から3割以下に下がることから、前年より7,680万円の減となっております。そのほか、ふるさと納税の主な経費としましては、11節需用費の印刷製本費のうち、平成31年度用のパンフレットの印刷費として83万2,000円、12節役務費に通信運搬費のうち325万円、また、クレジット納付手数料として345万7,000円、13節委託料にシステム委託料として35万円、14節使用料及び賃借料に申し込みフォーム利用料9万8,000円とサーバー利用料10万4,000円を計上しております。また、32ページになりますが、25節のところで1億7,282万6,000円を計上しております。歳入のところで説明しましたが、この積立金はいただいた寄附金からふるさと納税に係る必要経費を除いた金額を積み立てるものでございます。合計でふるさと北栄基金事業で3億2,010万9,000円を計上しております。  続いて、31ページに戻りますが、13節委託料のところで下から2番目の窓口・庶務業務委託料に2,636万7,000円を計上しております。これは北条支所の窓口業務の民間委託の継続と、新たに大栄庁舎窓口業務と庶務業務を民間委託する経費でございます。町が行う業務は複雑・多様化し、さらに地方創生や総合戦略など業務が増加してきております。これら全ての業務を職員の直営で行うと、多くの職員が必要となり、人件費が増加し、町財政の圧迫が危惧されます。人件費の増加を防ぐために、民間にできるものは民間でという考えのもと、民間委託するということで、人件費の将来的な上昇を防ぎ、職員も手薄な部署への適正配置につなげたいと考えております。大栄庁舎の窓口業務と庶務業務の委託については、10月からの本格実施を考えているところでございます。この民間委託の取り組みは、厳しい財政状況の中でも住民サービスを低下させず、職員の負担軽減と職員がより専門的な業務を行う時間を確保するなどの働き方改革にもつながる取り組みだと考えております。  続いて、1つ下の統一的な基準による地方公会計整備支援業務委託料に291万6,000円を計上しております。これは地方公会計制度に沿った財務書類の作成に必要な各種事業の支援を専門家に委託する経費でございます。  続いて、32ページをお願いします。2目の広報費でございます。564万円を計上しております。広報の印刷費やホームページの保守委託料など、通常の経費でございます。  続いて、3目会計管理費でございます。11万円を計上しております。出納室の事務的経費でございます。  続いて、4目財産管理費でございますが、34ページをお願いします。21節貸付金で、勤労者住宅貸付資金預託金ということで、昨年に引き続き、中国労働金庫へのローンの資金の確保ということで、住宅の貸付資金預託金ということで1,000万円を計上しております。  続いて、36ページをお願いします。9目企画費でございます。3,733万8,000円を計上しております。前年度より576万円の増でございます。主な増額の要因は、震災復興イベントということで、鳥取中部地震から2年が経過することから、震災から復興した北栄町を全国にアピールするため、NHK「のど自慢」の開催経費を計上しております。主な経費としましては、37ページになりますが、11節需用費に看板等印刷費や13節委託料に会場警備等委託料、15節工事請負費に大栄体育館のステージ増設等工事費など、合計320万円を計上しております。また、地域づくり研究事業ということで、住民主体で地域のにぎわいを創出する手法を学ぶための講演会と、住民が主体的に地域課題解決に取り組む地域自主組織がございます島根県雲南市への先進視察の経費として、36ページになりますが、8節報償費の講師報償費のうち10万円と、37ページの9節旅費の特別旅費のうち2万4,000円を計上しております。  次に、19節負担金、補助及び交付金の中で主なものを説明させていただきます。地域の自立・活性化活動支援交付金に120万円を計上しております。町民や自治会、団体などの地域の活性化につながる取り組みを支援するための経費でございます。次に、路線維持補助金に918万円を計上しております。これは路線バス維持対策のための補助金でございます。次に、乗りあいタクシー運行支援事業費補助金に93万8,000円を計上しております。これは乗り合いタクシーの運行に要する経費を計上しております。次に、鳥取砂丘コナン空港連絡バス運行支援事業費補助金に81万5,000円を計上しております。これは鳥取砂丘コナン空港連絡バスの倉吉駅と青山剛昌ふるさと館の間の路線維持のための補助金でございます。次に、38ページをお願いします。一般コミュニティ助成事業交付金に750万円を計上しております。これは、宝くじの財源を活用し、自治会等の設備等を整備する事業で、今回、10の自治会から希望がございまして、そのうち3団体分の経費を計上しております。所要経費は全て一般財団法人自治総合センターからの収入によるものでございます。次に、結婚新生活支援事業補助金に120万円を計上しております。これは、経済的理由で結婚に踏み出せない低所得者の方を対象に、結婚に伴う新生活に係る費用を経済的に支援することによって、婚姻数をふやし、少子化対策の強化を図ることを目的とした事業でございます。婚姻に伴う新居の取得費やアパートの賃貸費用のほか、引っ越し費用を助成します。この事業の2分の1につきましては、国の負担となります。  少し飛びまして、46ページをお願いします。5項1目統計費に108万1,000円を計上しております。前年度より17万7,000円の増でございます。経費としましては、国、県が実施する統計調査のうち、町が委託を受けて実施するものに要する経費でございます。なお、これらの経費の全額は県委託金で充当されるものでございます。  続いて、114ページをお願いします。10款公債費でございます。1目元金に9億4,019万4,000円、2目利子に5,733万6,000円、合計で9億9,753万円を計上しております。前年度より562万8,000円の増となっております。  続いて、12款予備費でございます。921万7,000円を計上しております。  続いて、119ページをお願いします。債務負担行為に係る調書でございまして、119ページから120ページまでの32事業について、事業名、限度額、そして前年度までの支出額と平成30年度以降の支出予定額などを記載しております。御確認をお願いしたいと思います。  最後に、121ページに地方債に係る調書を記載しております。左から、前々年度ということで、平成28年度でございますが、現在高は79億1,885万円でございました。前年度、平成29年度ということで、(A)の部分でございますが、この(A)の77億5,207万円に隣の平成30年度の起債見込み額(B)の合計6億1,990万円を足して、その隣の(C)、平成30年度の償還見込み額9億4,019万4,000円を引いたものが一番右の平成30年度末の現在高見込み額ということで、74億3,177万6,000円となるものでございます。  私からの説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩いたします。(午前10時39分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前10時55分再開)  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 予算書の29ページをお願いします。2款1項1目の一般管理の関係で、ここは総務課の関係では、町長、副町長、職員、職員については総務課、北条支所、出納室、企画財政課の職員の給料とか手当とか、あるいは職員の研修でありますとか、職員の健康診断の費用、あるいは各種電算処理などの委託をした経費を計上しております。全体として852万1,000円ほど増になっておりますが、ここは全体の人件費の増、そして先ほど企画の説明でありましたふるさと納税の関係が減になっておりますが、相殺して852万1,000円の増ということでございます。  ずっとはぐっていただいて、31ページをお願いします。31ページの委託料のところで、真ん中よりちょっと少し下のところで、各種電算処理委託料ということで6,001万7,000円を計上しております。ここで前年度よりも1,827万円の増ということでございますが、ここにつきましては、通常の電算システムの運用経費で294万円の増、これはセキュリティー対策ということで増となっております。それから、新たに戸籍のシステムの更新ということで、5年も経過しておるということと、機器の保守終了、サポートの期限切れということで、ここで更新ということで、1,144万8,000円の新たに整備をさせていただくようにしております。そして、福祉関係につきましては、改元対応、元号がかわるということで、そういうことで36万2,000円と、それと特障手当とか自立支援医療、補装具等の構築業務として365万円を新たに計上しております。それから、社会保障・税の番号システム整備として112万4,000円、それから放課後児童クラブの改元対応として15万2,000円、そういうことで、ここは去年よりも1,827万円の増ということになっております。  ずっと飛ばしていただいて、32ページの4目の財産管理のところで、全体としては2,359万2,000円の増ということになっております。ここは委託料とか工事費の増ということでございまして、総務課関係では大栄庁舎や防災無線の維持管理費をここで計上しております。  33ページの委託料のところでございます。委託料のところで、真ん中どころに冷暖房機保守委託料として302万4,000円を計上しております。ここについては、フロン排出の抑制法の施行に伴って、専門の有資格者による定期点検ということが義務づけられました。そういうことに伴いまして、去年よりも75万6,000円の増となっております。それと、2つ飛んで、防災無線の放送の施設維持管理委託料ということで、469万1,000円、昨年度よりも200万円増となっております。ここにつきましては、年間の保守点検はございますが、259万円ほど、新たに屋外拡声機のバッテリーの更新ということで、29カ所、66台分の更新を200万円計上しております。その部分が新たに増額となっております。そして、その下、防災無線システム複数親局制御装置更新委託料として594万円の計上をさせていただいております。ここは新たな計上ということでございます。これは現在の放送システムのソフトウエアの保守が切れるために更新をするものでございまして、その経費を計上いたしました。  続いて、一番下の工事請負費のところで、全体としては1,166万2,000円を計上しておりますが、まず、一番上のトイレの洋式化のことでございます。これは、ここの3階の男子、女子のトイレの1個ずつの洋式化ということでございます。157万7,000円。それと、看板設置工事請負費で33万3,000円、これは非核平和宣言等の柱を設置するということで、その費用を計上しました。続いて、内装クロス張りかえ工事ということで、この3階の部分の、議場につきましては一部でございますけど、大体のところの内装クロスを張りかえということで、128万3,000円を計上させていただきました。そして、一番下のところで、庁舎の階段のところにありますアルミサッシの改修ということで、今現在窓がずっと3階から1階までございますが、雨漏り等がしております。実際見られた方もあると思いますが、雨漏りで下まで伝っていって、出納室の倉庫が今びしょびしょというようなことでございますので、そこの全体の工事ということで今考えております。今考えておる工事は、外枠だけを残して中をはめかえるというような工事を考えております。この工事で756万円を計上させていただきました。続きまして、34ページをお願いします。一番上のところで、視覚障がい者の音声誘導システムの設置でございますが、これに90万9,000円ということで計上させていただきました。これは視覚障がい者の方が来庁時に施設のことでありますとか、移動の利便性を考えて、発信できるような整備をさせていただくものでございます。  続いて、18節で備品の関係でございますが、全体で482万1,000円で、まず上の備品購入費のところでございますが、これは職員の事務椅子でございますが、大分古くなって、なかなか動きの悪いところもございます。年次的に計画をしなくてはなりませんが、とりあえず平成30年度については20脚を更新ということを考えておりますし、今、卓上の丁合機がございますが、これも10年以上古くなってございます。あわせて紙折り機も、これも大分古くなって支障を来しております。それらの購入費用をここで計上しています。その下に公用車の購入ということでございますが、これも今現在あります8人乗りの車についてはもう老朽化でございまして、これも修繕費のほうが高くなっております。ここも1台購入ということを考えております。315万7,000円を計上させていただきました。  続いて、5目の北条庁舎の管理費のところで、本年度、970万5,000円、全体として比較すると前年度との比較で1,198万5,000円と大きく減となってございますが、ここは庁舎統合で全体の職員、あるいは臨時、あるいは宿直、そしてマイクロバスの運転手等々が異動あるいは廃止になっておりますので、その減でございます。ただ、35ページの一番上のところで、工事請負費で270万3,000円を計上しております。上のほうの工事請負費(修繕)とありますが、これは、ごみ置き場が今古くなってございまして、これを撤去して新しいものを入れるということでございますし、その下の工事請負費(固定資産)とありますが、232万7,000円、これにつきましては、旧北条庁舎の南側にあります倉庫の外壁が破損しております。雨漏りがしますので、それを直す工事ということを考えております。  続いて、6目の北条支所の管理についてでございます。本年度、894万5,000円、昨年度に比べて545万8,000円ということで増になっております。これは先ほど言いました旧北条庁舎の管理について、例えばマイクロバスの運転手の賃金でありますとか、公用車の管理等々がこちらに来ておりますのでその分は大きくふえております。全体としましては、下のほうの15節の工事請負費のところでございますが、トイレ改修工事請負費として28万円、これは男子トイレの洋式化ということを考えております。同じくその下に、先ほど大栄庁舎の玄関のところでお話をさせていただいた視覚障がい者、同じものを計上しております。  18節の備品の購入のところでございますが、これは、この北条支所の管理費の中に全体の維持管理とは別に北条地区の地区振興の費用を15万3,000円ほど組んでおります。この中で、ふるさと北条の集いということで、年間4回くらいの計画、今でも実際やっておりますが、それを計画しておりますが、そういう計画あるいは研修等で使うプロジェクターとかデジタルカメラがないということで、このものをここの備品購入として13万6,000円を計上させていただきました。  次に、7目北条改善センターの関係でございますが、375万円を計上させていただいて、昨年度より64万円の減でございます。この減につきましては、昨年度は研修室の換気扇等、非常灯等の取りかえがございましたので、そこが減になっておるところでございます。新たに36ページのところで修繕費(建物・設備)とありますが、ここは現在洋式トイレのところのウォシュレット化を考えております。その費用を計上させていただきました。  続いて、8目の大栄改善センターのセンター費でございます。改善センターの維持管理費を計上させていただいております。本年度、201万2,000円、比較として49万9,000円の増ということでございますが、この増につきましては、節でいいますと15節の工事請負費のところでございます。非常階段の手すりの修繕工事ということでございまして、これは、特定建築物の定期調査というのがございました。そのときに、青年研修室の西側に非常階段がございます。そこの階段の今の階段が20センチ建築基準から足りないということがございました。そこに手すりを設置するという工事でございます。47万5,000円を計上させていただきます。その下の備品の関係でございますが、これは、今、改善センターで青年研修室等でいろいろ会合がございますが、今の会議室でポータブルのマイクセット等をあっちに持っていったりしております。頻度が多いということもございますし、今のが古いというのもございます。新しくポータブルワイヤレスアンプとか、全体のユニット、それからマイク等の購入費でございます。  38ページをお願いします。10目の自治会活動促進費ということで、1,462万5,000円、これは去年とそう変わりませんが、全体、自治会活動費の支援ということで交付しております。ここで去年よりも7,000円減となっておりますが、これはさつきケ丘の公民館の建設補助というのが平成29年度で終了ということでございますので、その分が減ということでございます。  11目交通安全対策費ということで、本年度436万5,000円、4万4,000円の減ということでございます。ここは交通安全指導員さん、何とか、今19名ですけど、22名ということで、22人の活動費とか、あるいはカーブミラー等の修繕費を計上させていただいております。  次に、39ページで、12目光ファイバーネットワーク施設管理費ということで、これは施設の維持管理費とか、新規の引き込みや共架する電柱の移転に伴う経費を計上したものでございます。本年度3,166万6,000円、比較しますと減額の138万4,000円ということでございます。主な減額につきましては、14節の使用料のところの情報通信機器使用料というのがございますが、これは、琴浦町のほうが平成28年度に通信機器を設置しましたが、湯梨浜町、北栄町もその使用する使用料ということでございます。これを平成29年度、精査した結果、去年よりもここは減となっております。ここが137万6,000円の減でございますが、このものが減になっておるということでございます。  その上の13節の委託料のところで地域情報通信基盤保守委託料を1,505万5,000円計上しております。これにつきましては、以前から光ファイバーネットワークの施設補修でありますとか、北条、大栄のサブセンターの関係の非常用の電源の保守等、UBSバッテリーの交換等の費用を計上しております。  15節の工事請負費で450万円を計上しております。これも新規の引き込み、あるいは電柱支障移転の工事費を計上しております。  18節備品購入費につきましては、具体的にはD−ONUの関係、インターネットの引き込みの関係でございますが、これを計上しております。  続いて、13目の情報処理費でございます。業務の効率化や正確性、情報セキュリティーなどの向上の経費を計上しております。全体として本年度1,793万3,000円、391万円の増ということでございます。この増につきましては、13節の委託料のところの一番上のところで行政情報システム保守委託料というのがございます。昨年度よりも397万5,000円の増ということで、ここにつきましては、去年、仮想化が入っておりますので、その関係で地域イントラサーバーの保守が220万円ほど増ということでございますし、総合行政ネットワーク、LGWANでございますが、これのファイルサーバーの更新で160万円、こういうものが新しくふえておりますので、全体の増ということでございます。委託料のところで推進協議会の委託料と19節のICT共同化の推進協議会、これは業務の効率化を目指して県内でやっておるものでございますが、それに対する費用を計上させていただいております。  14目防犯対策費に全体として447万7,000円、昨年に比べて218万1,000円の減ということで、大きく減になっておりますが、ここにつきましては、全体としてLED防犯灯の工事の減と、11節の需用費のところでございますが、光熱水費も実績により減となっておりますので、この辺が全体として減ということでございます。  40ページのところで15節に工事請負費297万1,000円を計上させていただきました。これにつきましては、LEDの防犯灯ということで現在計画をしておりますが、北尾から土下の農免道路の通学路ということで、ここに5カ所、そして田井の交差点の分1カ所、それ以外にも予備として10カ所ぐらいを計上しております。  19節の負担金のところでございますが、上のLED防犯灯整備事業補助金、これは2万円を上限とした補助でございますが、14灯分を考えております。  目の15の諸費については、記載のとおりでございますが、ここは自衛隊の自衛官の募集のダイレクトメールでありますとか、そこに書いております協議会の負担金を計上させていただいております。  41ページの下のほうでございます。19目に災害復旧支援費ということで、本年度4,440万円、昨年度に比べて1,731万6,000円の減ということでございます。申請期限のほうを平成30年10月31日まで延ばしております。そのことでまだまだ申請されてない方の支援をしていこうということで、被災者住宅再建支援補助金、これは県が9割の分でございますが、これに3,940万円ということと、町独自の事業で非住家の復旧支援ということで500万円を計上しております。  続いて、44ページをお願いします。44ページの4項の選挙費の関係でございますが、ここにつきましては、8目の鳥取県知事・議会議員選挙、実際は予定とされておりますのが平成31年の4月の7日ぐらいじゃないかなということで、今、予定はされているんですけど、平成31年3月31日までについては、例えば期日前でありますとか、いろんな準備がございますので、その経費を今回計上させていただいております。この経費の計上につきましては、平成26年度の当初予算を参考にさせていただいております。ただ、そのときには期日前は大栄庁舎のみでありますとか、出張期日前がなかった分がございます。その辺は加味して計算をさせていただいております。  45ページの10目と11目についても同様でございます。大倉土地については平成30年12月20日、任期満了、そして大栄土地改良区については平成30年12月21日が任期満了ということで、必要経費を計上させていただきました。  47ページをお願いします。47ページの6項の監査委員費でございます。全体として130万7,000円、昨年度に比べて5万6,000円の増ということでございます。ここにつきましては、監査委員の報酬等と、この5万6,000円の要因といいますか、旅費のところでございますけど、旅費と、それから中部の負担金でございます。隔年でございます中部監査委員協議会の研修が滋賀県のほうでございますので、それに関する経費がここで新たに出ておりますので、その分が増額ということでございます。  それでは、84ページまでお願いします。8款1項消防費の関係でございますが、1目は説明を省略させていただいて、2目の非常備消防費、消防団の活動費を計上させていただいております。本年度1,808万7,000円、前年度比較で23万7,000円ということの増ということでございます。ここのところにつきましては、全体に大きく増になっておりますのが9節の旅費のところで、火災出動等費用弁償799万8,000円、昨年度よりも132万円ほど増となっております。これにつきましては、現在、団員のほうが消火に入ったときに長時間にわたる場合がございます。4時間以上にわたる場合については、追加で1,100円を出すというようなことでありますとか、消防ポンプ操法大会の郡大会とか県大会のほうに出ます。そのときの訓練費等も今まで加味されてませんでした。この部分についての追加の金額ということでございます。  18節の備品の購入のところでございますが、これは新入団員の5人分ということで計上させていただいております。これの装備一式ということと、あとは各消防団へのホースの購入経費を計上させていただきました。  19節のところで一番下のところに鳥取県救急安心センター事業負担金10万8,000円を新たに計上させていただきました。これは、救急安心センター事業というのが県のほうが考えておられます。ことしの4月1日、平成30年4月1日から稼働ということでございますが、救急車を呼んだほうがいいのか、あるいはそれ以外に迷ったときに、その相談先としての整備を構築しようということで、看護師等の専門家から電話でアドバイスを受けるものでございまして、原則24時間365日体制ということで、県は今、外部委託を想定されております。それの運営経費を県と半分、市町で負担していくということで、人口割合で北栄町が10万8,000円ということでございます。  85ページで、3目の消防施設費でございます。消防施設の維持管理費を計上させていただきました。本年度450万1,000円、昨年度に比べて474万7,000円の減でございます。ここは大きく減になってございます。ここは工事の関係で、昨年度は防火水槽の有蓋化、ふたをつける工事がありましたが、これが569万7,000円計上しておりましたので、全体を大きく下げておるところでございます。  15節の工事請負費のところに消防設備工事請負費として78万3,000円を計上させていただきました。これにつきましては、各分団の待機場にエアコンがございません。エアコン等の整備でございます。その費用でございます。それと、19節のところで一番下に消火栓の新設工事補助金というのがございます。これは由良宿1区のところで岡本医院の前のところの消火栓の関係でございます。  4目災害対策費でございます。空き家対策でありますとか防災に関する対策費をここで計上させていただきました。本年度3,056万1,000円、昨年度よりも1,197万8,000円の増ということでございます。増の理由につきましては、各節についてお話をさせていただきたいと思います。  まず、3節の職員手当等ということで、ここを新たに計上させていただいておりますが、これは、台風とかで警報が出た場合につきまして、災害対応をしているところでございますが、職員が避難所等の待機でありますとか、そういうときの時間外の関係でございます。最低でございますけど、1回分を計上させていただきました。次の賃金のところでございますけど、もう既に今年度途中からやっておりますが、空き家調査の関係で、臨時職員を引き続き来年度もお願いしようということでございます。185万6,000円の計上でございます。  それと、一番下のところでございます。13節委託料のところで災害メールの配信のシステム管理委託料ということで、81万5,000円を新たに計上させていただきました。これにつきましては、災害時において迅速な情報提供が必要でございます。被害状況の取りまとめの依頼でありますとか、職員の参集システムなど、住民向け、あるいは職員、消防団等、町独自のグループ分けも可能になるということでございます。そういうシステムを考えようということでございますので、これを委託する費用でございます。86ページをお願いします。86ページのそのまま委託料のところで、上です。ハザードマップ等作成委託料ということで、新たに329万2,000円を計上させていただきました。これは国の半額事業でございますが、これは、以前、平成24年に作成されたものに水害想定を含んで新たに更新するものでございます。6,000部を考えております。その下のJ−ALERT新型受信機更新業務委託料ということで、227万6,000円を計上させていただきました。J−ALERT、全国瞬時警報システムのことでございますが、自動起動に要する時間をなるべく短縮しようということでございまして、情報伝達のより一層の迅速化を図るということで、これは国のほうが推奨しておる事業でございます。これは、先ほど説明がございましたが、起債の対象でございます。緊急防災・減災事業債、充当率100%、交付税措置70%のものでございます。その下の空き家等調査委託料289万5,000円でございます。ここは昨年度よりも267万9,000円増ということでございますが、これにつきましては、空き家の調査を委託するものでございますが、昨年に引き続いて建築士による調査の部分について21万6,000円等、新たに家屋の全棟調査というものが税務課のほうでされてます。これの空き家部分についての調査をしていただこうということで、267万9,000円を新たに計上したものでございます。  18節の備品購入費で54万円につきましては、これは災害の備蓄の関係でございまして、簡易トイレでございますとか保存水について54万円計上させていただきました。  続いて、19節の負担金のところでございますが、上から3つ目の防災士の認定研修負担金、これは12人分を去年に引き続き計上させていただきました。それと、1つ飛んで3つございます。自主防災、防火防災器具、防火防災組織とかございます。ここにつきましては、基本的には昨年と内容的には変わっておりませんが、ただ、均等割で出しておりました、例えば1世帯300円ということで出しておりましたのを、やっぱり活動してもらうことを主にしようということで、300円から200円、あるいは逆に訓練を主にするということであれば300円から400円にするとか、あるいは上限を5万円から10万円にするとかというようなことで、若干の入れかえはさせていただいておりますが、活動重視の交付金ということに変えております。続いて、その下にあります老朽危険空き家の除去補助金でございます。これも昨年に引き続き5件ということで、指導等をさせていただいたところの老朽危険空き家の費用の5分の4、国5分の2、県5分の1、町5分の1ということで計上させていただきました。その下の自治会除雪活動支援事業補助金、これにつきましても平成29年度の補正で対応したものでございますが、引き続いて機械購入につきまして、上限25万円、10自治会、費用の2分の1という上限もございますが、それと除雪の経費につきましては、上限5万円の30自治会ということで、計400万円の計上をさせていただきました。  25節の積立金のところでございますが、これは鳥取県の被災者住宅再建支援制度運営協議会というのがございます。ここの中で、このたびの地震によって基金が半分ぐらい取り崩されてます。全体として20億円を計画されてますので、先ほどの協議会が10月19日に11億円を積み立てようということで、県が半分、市町で半分ということで、住宅の戸数でありますとか世帯数の少ないほうで計算するということで、本町は年間1億円ベースということで、127万1,000円の計上ということでございます。  大分飛んでいただいて、一番後ろのほう、116ページをお願いします。116ページのところで給与費明細書というのがございます。よろしいでしょうか。ここにつきましては、特別職のところで800万円、報酬のところですけど、800万円の比較で増となっております。主な増のところでございますが、これは地域おこし協力隊の約200万円増、それから福祉の関係の相談支援員の関係で280万円、それから同じく福祉の関係で、生活保護の現業員、半年雇うということで、これが100万円、それから推進員もあわせた農業委員の関係で290万円の増が主にここで大きく増となっております。また、一般職と書いてございます。これは特別会計をはねたところでございますが、全体として前年度よりも10人増ということでございますが、計画としましては、退職を定年と中途も合わせて3名でございます。採用のほうにつきましては、この時点、ここの当初予算を組んだ時点ですが、全体として11名でございます。去年よりもここの中に入ってなかったものがございます。再任用の方お一人と教育の指導主事の方も今回含めておりますので、全体として10の増ということになっております。  あとは参考にごらんいただきたいと思います。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 大庭税務課長。 ○税務課長(大庭由美子君) 続いて、税務関係を説明いたします。  41ページをお願いします。41ページの一番下になります。2項徴税費、1目税務総務費に本年度、1億606万1,000円を計上いたしました。前年度に比較して110万3,000円の増でございます。主な要因は、職員が1名増となったことによる増額と、反対に臨時職員賃金の減、評価がえに関する予算などの減でございます。  はぐっていただきまして、42ページ、13節委託料で、一番下に家屋全棟調査業務委託料2,123万円を計上しております。平成29年度から3カ年の事業で実施をさせていただいておりまして、課税台帳と航空写真との突合を終え、本年度は現地に出向いての調査を実施いたします。  次に、43ページ、2目賦課徴収費でございます。448万7,000円を計上しております。前年度に比較して5万円の増でございます。ここは賦課徴収に係る事務費と過誤納還付金でございます。  以上で税務課関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 倉光住民生活課長。 ○住民生活課長(倉光 顕君) 続いて、住民生活課から説明をさせていただきます。  同じく43ページをごらんいただきたいと思います。2款3項1目戸籍住民基本台帳費でございます。2,791万6,000円を計上しております。窓口業務に係る通常経費及び人件費でございます。平成29年度と比較しまして325万4,000円の増でございますが、主な理由としましては、2節から4節までの人件費と19節の地方公共団体情報システム機構への交付金が129万3,000円増額になったことによるものでございます。これはマイナンバー発行に係る経費でして、国の通知によるものでございまして、全額国庫補助金になっております。  次に、58ページをお願いします。3款3項1目国民年金事務取扱費でございます。49万9,000円を計上しております。国民年金の加入など各種届け出等の事務処理に係る経費でございまして、平成29年度と比較しまして29万2,000円の増となっておりますが、これは平成31年度から開始となる年金生活者支援給付金に対応するシステム改修に必要な費用が増額となっております。財源につきましては全額国民年金事務委託金でございます。  次に、63ページをお願いします。4款1項7目環境衛生費に2,097万4,000円を計上しております。この中には環境衛生の事務費、環境教育、啓発活動に係る経費、動物愛護に係る経費、火葬負担金などを計上しております。昨年度と比較しまして113万2,000円の増でございますが、主な理由としましては、鳥取中部ふるさと広域連合負担金、火葬の部分ですけども、これが火葬の予約システムの機器の更新によって140万3,000円の増額となっております。その他、平成30年度には新規事業としまして、ごみの減量化を目的とした啓発イベントの開催費用として22万8,000円を計上しております。  続いて、65ページをお願いします。8目環境保全費に1,878万7,000円を計上しております。平成29年度と比較しまして978万1,000円の増でございます。主な理由としましては、平成29年度までは6款商工費に計上しておりました住宅リフォーム支援補助金を平成30年度からは19節の省エネリフォーム補助金として、住宅本体の断熱性能向上による居住環境や健康性能の向上、さらには従来どおり町内事業者の経済活性化を目的として事業を組み立て直しまして、1,000万円の予算を確保させていただいております。財源としましては、風のまちづくり事業の交付金を充てることとしております。その他、創エネルギー等設備設置費補助金事業に係る住宅用太陽光発電システム設置費等につきまして、昨年度の実績に応じた件数の事業費を確保させていただいております。これら2つの事業によりまして、家庭から排出される温室効果ガスの削減目標に寄与することとしております。創エネルギー等設備設置費補助金事業につきましては、2分の1の県補助金を受けて実施します。また、そのほか、バイオマス産業都市構想作成に係る経費43万4,000円を盛り込んでおります。会議出席の報償費、旅費などを含んでおるものとなっております。  続いて、2項1目じんかい処理費にごみ処理に係る経費としまして1億740万7,000円を計上しております。156万円の減でございます。13節に北条地区、大栄地区のごみ処理委託料、合計で3,241万3,000円を計上しております。また、19節の鳥取中部ふるさと広域連合負担金のごみ処理に係る負担金は5,904万2,000円で、平成29年度と比較しまして194万8,000円の減額となっておりますが、クリーンランドほうきの建設に伴う交付税が上昇したことによって負担金が減額となっております。  続いて、2目し尿処理費として636万2,000円を計上しております。前年度予算に比較しまして47万3,000円の減額でございます。主な理由としましては、19節のし尿処理に係る中部ふるさと広域連合負担金の処理量に応じた負担金額が減額になったことによるものでございます。  ちょっとページを飛びまして、82ページをお願いします。7款4項1目町営住宅管理費に310万4,000円を計上しております。前年度予算に比較しまして174万2,000円の増額でございます。主に町営住宅全戸の維持管理経費でございますけども、高額の維持管理経費となるものとしまして、いずれも六尾北団地でございますが、11節に軒下修繕で42万3,000円、13節にシロアリ駆除で76万9,000円、また、新規のものでございますけども、新しい由良宿団地の管理経費としまして、エレベーターの設備保守委託料46万2,000円を計上しております。19節ですけども、民間賃貸住宅家賃補助金として44万9,000円を計上しておりますが、これは町営住宅の用途廃止に伴いまして民間賃貸住宅へ移転した方に対する家賃の差額補助でございまして、1件、1年間分を計上しております。  次に、2目由良宿団地建設費としまして3億4,720万9,000円を計上しております。平成30年度の事業費としましては、年度末の完成を目指した2期工事の前払い金を除いた残り部分と3期工事に向けた既存住宅の一部除去、その他2期工事に関連した必要経費を計上しております。主な内訳としまして、13節に工事監理委託料を含めて1,056万6,000円、15節に2期工事分として前払い金を除いた工事請負費3億1,117万円と既存住宅の除却工事費の前払い金部分1,706万7,000円とその他の工事を含めまして3億3,264万9,000円を計上しております。また、22節には、現在入居中の方の移転補償費としまして1戸当たり12万円を24戸分、288万円と下水道の移転補償としまして104万8,000円、合計で392万8,000円を計上しております。財源としましては、社会資本整備総合交付金を1億7,462万9,000円、それから公営住宅建設事業債1億7,080万円を予定しております。  3目県営住宅費としまして68万9,000円を計上しております。町内にある県営住宅の修繕費あるいは維持管理費に係る経費ということになっております。  4目中央団地用途廃止費としまして17万7,000円を計上しております。22節に移転補償費1件分と、27節に未譲渡の土地が譲渡完了になった際の当期に必要な費用としまして登録免許税5万7,000円を計上しております。  5目向山団地用途廃止費につきましては、移転補償費1件分、12万円を計上しております。
     以上で住民生活課分の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) それでは、福祉課関係を説明させていただきます。  47ページをごらんください。3款1項1目社会福祉総務費です。こちらにつきましては、3億8,169万5,000円で、前年に比べまして7,512万4,000円の減額となっております。そのページの一番下の欄をごらんください。8節報償費に地域福祉計画策定委員報償費として4万8,000円を計上しております。より充実した福祉施策を行うために今年度に策定する地域福祉計画策定委員の報償費でございます。  はぐっていただきまして、48ページをごらんください。28節の繰出金で、介護保険特別会計繰出金を2億970万6,000円を計上しております。こちらは前年度に比べまして1,505万5,000円の減額になっております。この28節の繰出金がその上の国保分と合わせまして前年度より6,406万4,000円の減額になったことが社会福祉総務費の減額の主な理由でございます。  49ページをごらんください。3目老人福祉費でございます。1,871万1,000円で、前年度に比べまして532万2,000円の減額でございます。減額の理由としましては、13節委託料の老人保護措置費委託料で680万6,000円を計上しておりますが、こちらが死亡等により措置入所者数が減ったことで前年度より476万5,000円の減額となりました。このことが主な理由でございます。  次の4目介護予防生活支援費でございます。8,706万7,000円で、前年度に比べまして1,179万6,000円の増額でございます。本町の包括的相談支援体制を構築するために、地域包括支援センターに専任の相談支援包括化推進委員を配置することによる人件費の増額が主な理由でございます。  はぐっていただきまして、50ページの下段、5目障害者福祉費でございます。4億6,062万8,000円で、前年度に比べまして283万3,000円の増でございます。障害者福祉費につきましては、これまで行ってきた事業を継続して行うものがほとんどでございますが、51ページの19節負担金の中のちょうど真ん中あたりでございますが、北栄町地域活動支援センター機能強化事業補助金150万円を新たに計上いたしました。こちらは、障がいのある方の創作的活動、生産活動の場を提供する場所として社会福祉協議会が行っておりますあゆみの郷を北栄町地域活動支援センターと指定しておりますけれど、現在、一日の利用人数が10人を超えておりまして、この補助金の交付要綱の支給要綱に該当するために予算化したものでございます。こちらの事業につきましては、国2分の1、県4分の1の財源充当などがございます。  はぐっていただきまして、52ページをごらんください。6目生活困窮者自立支援費でございます。1,492万8,000円で、前年度に比べまして279万5,000円の増でございます。専門の困窮相談支援員を置いて相談に当たるほか、学習支援事業も継続して実施してまいります。  53ページの上段をごらんください。13節の委託料の中に就労準備支援事業委託料として187万6,000円を計上しております。こちらは平成28年度から中部4町で取り組んでおります生活困窮者の方の就労に向けて行う就労準備支援事業実施のための委託料でございます。また、新たに包括的相談支援の整備及び専門職の資質向上等の助言のため、福祉施策アドバイザー委託料60万4,000円を計上いたしました。この事業につきましても国から4分の3の財源充当がございます。  次に、少しはぐっていただきまして、57ページをごらんください。2項児童福祉費、4目の母子父子福祉費でございます。3,785万8,000円で、前年度に比べまして1,099万円の増額でございます。増額となりました主な理由は、13節の委託料の中に母子生活支援施設措置費委託料として3,103万円を計上しておりますが、この委託料が前年度に比べまして1,013万8,000円の増額となったものが主な理由でございます。措置費の費用改定及び入所世帯がふえたことなどによるものでございます。この事業につきましては、国2分の1、県4分の1の財源充当がございます。  はぐっていただきまして、58ページをお願いいたします。6目児童手当費です。こちらにつきましては2億3,502万1,000円で、前年に比べまして202万5,000円の減でございます。こちらは対象児童数の減少により20節の扶助費の児童手当等給付費が減額となったものが主な理由でございます。財源は国、県の充当がございます。  次に、7目の児童扶養手当費でございます。こちらにつきましては6,896万9,000円で、前年に比べまして612万8,000円の増でございます。こちらはひとり親家庭への支援の手当でございますけれど、対象者がふえたこと、また、手当額の改定がありましたことにより、20節の扶助費の児童扶養手当給付費が増額になったものでございます。財源は国より3分の1の充当がございます。  次に、59ページをお願いいたします。4項生活保護費、1目生活保護総務費でございます。こちらにつきましては6,719万3,000円で、前年に比べまして253万7,000円の増でございます。主な理由としましては、はぐっていただきまして、60ページの一番上の生活保護システム保守委託料に641万5,000円を計上しておりますが、システムの更新の時期になり、昨年度に比べまして515万3,000円の増額になったことが主な理由でございます。  次の2目生活保護扶助費でございます。1億60万円で、前年に比べ221万9,000円の減額でございます。昨年に比べまして生活扶助費は4,320万円で354万5,000円の減、医療扶助費は5,500万円で500万円の増、介護扶助費は240万円で367万4,000円の減額となっております。財源につきましては、国4分の3の充当がございます。  歳入につきましては、それぞれの事業に伴う国、県の負担金、補助金などでございます。  福祉課からは以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩いたします。(午前11時55分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後1時00分再開)  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進課分の説明をさせていただきます。  48ページ、お願いします。48ページの下のほうになります。3款1項2目特別医療費等助成事業費です。1億556万4,000円を計上いたしました。20節扶助費をごらんください。4つの医療費助成を計上しておりますが、まず、特別医療費は、重度障がい者、ひとり親、特定疾病、18歳までの子どもの医療費を助成するものでございます。そのほか、未熟児の入院治療費を支援する養育医療費助成と特定不妊治療費の助成でございます。特定不妊治療費助成におきましては、治療効果を上げるために、少しでも早い治療につなげるよう、年間助成回数の制限を廃止するよう変更いたします。また、新たに人工授精についても助成し、子どもを望む夫婦の支援を行います。財源ですが、特別医療費については県2分の1補助、養育医療については国2分の1、県4分の1の負担がございます。  続きまして、60ページをお願いします。中ほどの4款になります。4款1項1目保健衛生総務費です。総額1億1,103万1,000円の計上です。人件費のほか、会議費、健康管理システムの運用経費等でございますが、13節の健康管理システム委託料が前年と比べて増額となっております。これは検診の受診券を平成29年度までは検診ごとに1枚ずつの受診券としていましたが、1枚に全ての検診受診券をまとめた集合様式に変更するためでございます。また、検診についての説明事項をまとめた手引を作成いたします。これにより、対象になる検診をわかりやすくし、同時に事務の効率化も図れると考えております。  次です。61ページの2目健康増進センター費です。前年までは北条福祉センターと合算になっていましたが、平成30年度からは大栄健康増進センター分のみの計上となっているために減額となっています。  めくっていただいて、62ページ、3目感染症等予防費です。4,210万3,000円を計上いたしました。13節委託料は、予防接種法に基づき実施する子どもの定期予防接種と高齢者インフルエンザなどでございます。20節扶助費につきましては、小・中学生のインフルエンザやロタウイルス、おたふく風邪といった任意で接種する予防接種について助成する費用でございます。前年より減額となっているのは、出生児数が減っていることが主な要因でございます。  次の4目母子衛生費です。1,428万1,000円の計上です。こちらは妊婦健診、乳幼児健診や子育て相談、フッ素塗布などの経費でございます。こちらも妊婦と出生児数の見込みが減となるため総額が減額となっております。  62ページ、一番下です。5目の健康支援費です。4,584万円を計上いたしました。前年度と比べ111万円の増でございます。平成30年度は骨密度測定を集団健診で実施し、骨粗鬆症の予防に役立ててまいります。  13節委託料は、各種がん検診の委託料が大きな金額を占めています。歯科健診委託料については、対象年齢を現行の40歳から70歳までの10歳刻みを5歳刻みの方を対象とするように拡充し、歯科健診の動機づけを図ります。また、自治会で実施する健康講座の講師に住民の声を取り入れて、歯科医師、理学療法士、まちの保健室を加えてメニューを充実させ、町民の方にとって一番身近な自治会で健康づくりを啓発してまいります。また、2年ぶりに食生活改善推進員養成講座を開催する予算を計上したほか、子どもの食育や脂質検査等の事業経費を計上いたしました。  次です。63ページ、6目の後期高齢者医療対策費です。2億3,204万円を計上いたしました。19節ですが、こちらは本町が負担する療養給付費負担金と広域連合の共通経費等負担金など、後期高齢者医療広域連合へ納付する費用1億8,742万円でございます。  以上で健康推進課関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会の関係について御説明申し上げます。  予算書66ページをごらんください。下のほうになります。まず、5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費といたしまして、4,752万6,000円を計上いたしました。昨年度と比較しまして400万7,000円の増額でございます。この内訳でございますが、まず、1節報酬を297万2,000円増額しております。これは5月からの新体制の農業委員及び推進委員への活動実績及び成果実績に応じて支払う報酬を見込んだものでございます。  次に、67ページの下のほうになります。19節負担金、補助及び交付金のうち、農地流動化推進事業助成金として100万円を増額しております。法人化した営農組合の利用権設定の更新が12月に予定されておりますので、これを見込んで増額するものでございます。なお、農業委員会費に要する財源は、県の農地利用最適化交付金及び農業委員会費補助金1,013万円等を充当いたします。  73ページの下部をごらんください。17目の農地中間管理費でございます。651万2,000円を計上いたしております。この内訳でございますが、7節の賃金に207万4,000円を計上いたしております。これは、中間管理推進員1名を引き続き配置し、農地中間管理事業による農地の利用集積や集約化を図るものでございます。この事業に要する財源は、全額鳥取県農業農村担い手育成機構の委託金を充当いたします。  74ページでございます。19節の負担金、補助及び交付金におきまして、機構集積協力金のうち経営転換協力金10戸分、410万円を計上いたしております。この事業に要する財源は、全額県補助金を充当いたします。  説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) そういたしますと、産業振興課関係の予算を説明させていただきます。  予算書の69ページをごらんいただきたいと存じます。5款1項5目農業振興費ですが、平成30年度は1億3,364万3,000円を計上させていただいております。平成29年度に対しまして1億1,840万6,000円の減となっております。要因は、TPP対策として行った産地パワーアップ事業など大型の補助事業による整備が一旦区切りとなったことにあります。  それでは、主な事業のみを説明させていただきたいと存じます。70ページのほうをごらんいただきたいと存じます。19節でございます。鳥取梨生産振興事業で、中ほどにありますけれども、1,315万円を計上いたしました。ここは2つの事業の計画がございまして、一つは、北条島で規模拡大と二十世紀主体の品目構成から高収益な新甘泉へ樹種転換を図るため、棚の整備等で約25アールを1件の新規就農者が取り組むものです。もう一つは、東郷果実部の北条支部の4人の農家が曲地内で荒廃している梨園約50アールを再生し、高収益品目である新甘泉を主体とした梨団地を整備することで、新規就農者等の参入促進や産地活性化、生産者の所得向上を図ってまいるものでございます。次に、下がりまして、がんばる農家プラン事業でございます。4,340万7,000円を計上いたしました。これは、やる気や意欲を持ち、みずからの創意工夫による取り組みを行っている農業者が作成した生産、流通等に係る計画を認定し、計画の実現に必要な支援を行うことにより、元気な農業者を育成するとともに、地域農業の振興と活性化を図ることを目的としているもので、県3分の1のところを、農の雇用を活用して常用雇用を実現した場合には、県2分の1、町6分の1で助成するものであります。3年目で最終年の取り組みを行う2経営体、2年目の2経営体、初年度の取り組み3経営体で取り組むものでございます。次に、就農条件整備事業に1,319万1,000円を計上いたしました。この事業は、将来効率的かつ安定的な農業経営の担い手となるのにふさわしい青年等の就農促進及び自立を支援するため、新規就農者の就農初期段階の経営基盤整備の負担軽減を図ることを目的としまして交付するものであります。これも県3分の1、町6分の1で助成するものです。7人の新規就農者が取り組みます。次に、園芸産地活力増進事業として3,000万円を計上しております。これは、園芸産地の維持、発展を図るため、園芸施設の機能強化や点検活動に産地みずからが取り組むことを支援するもので、平成30年度は大栄西瓜選果場の糖度センサーの機能向上を目的とした導入で、県3分の1、町6分の1を助成するものでございます。  ここのページの下段になります。6目で19節でございます。担い手支援定額給付金としまして3,458万5,000円を計上いたしました。新規就農者や農業後継者を国、県の制度による交付金や給付金で応援するもので、45歳以上の新規就農者を対象といたします就農応援交付金は2人、45歳未満の新規就農者を対象といたします農業次世代人材投資給付金は16人に、夫婦加算のものが1人おります。認定農業者の親元を研修先といたしまして独立就農やその農地等を承継いたします親元就農促進支援交付金は7人であります。  71ページ、次のページをごらんいただきたいと存じます。中ほどの8目でございます。19節で、畜産増頭対策事業に1,550万円を計上いたしました。繁殖基盤の維持を図るため、和牛の担い手等が導入計画に基づき和牛繁殖雌牛を増頭するため、畜産増頭対策事業を活用し、必要な経費を県2分の1、町6分の1の補助を3年間にわたり行うもので、平成30年度は4年目に当たります。5件の経営体が31頭の増頭に取り組みます。  飛びまして、74ページまでお開きいただきたいと存じます。2項1目13節でございます。森林クラウドシステム整備事業に122万4,000円と、その下の14節になります森林クラウドシステム使用料に10万8,000円を計上いたしました。森林法第191条の4第2項により、全市町村が管内の森林情報について正確に把握し、データベースを整備することが求められております。北栄町も平成30年度に林地台帳を作成して、県や森林組合などと情報を共有し、間伐や路網整備等を適切に行うため、全県下で情報共有するネットワーク型のシステムの運用に参加するものであります。平成30年度は整備期間で林地情報を整備し、平成31年度から運用開始をする予定であります。  また飛びまして、77ページまで開いていただきたいと存じます。6款1項1目13節でございます。道の駅北条公園再整備事業といたしまして、測量・基本設計業務委託料を3,830万4,000円で計上しております。道の駅北条公園につきましては、道路と一体となって地域の活力を引き出す拠点として整備を進めるため、平成29年度にまとめました基本構想をもとに、平成30年度は地形測量と基本設計にかかりたいと思います。また、一体型登録の道の駅とするため、国交省との協議を十分に行って、国や県、専門家などで構成される道の駅推進部会へ整備の方針を説明し、国交省への申請に向けて取り組むものであります。  以上で産業振興課関係の主な事業について説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 観光交流課関係の予算について御説明させていただきます。  36ページ、37ページをお開きください。2款1項9目の企画費でございます。企画費のうち、観光交流課からは、北条砂丘まつり事業と国内外の交流推進事業の2つの事業を説明いたします。  最初に、北栄砂丘まつり事業です。37ページの19節に北栄砂丘まつり交付金として412万1,000円を計上いたしました。昨年と比較いたしまして28万円の増額です。これは、北条オートキャンプ場周辺で国道9号事故対策事業などが見込まれるため、北条オートキャンプ場での実施が困難となる見込みとなっております。そのため、2月15日に北栄砂丘まつり実行委員会を開催し、実行委員会では、平成30年度についてはお台場公園多目的広場を会場として8月19日に開催と決定されました。増額は会場の変更によるものです。  続いて、同じく9目の企画費ですが、国内外の交流推進事業です。429万9,000円を計上しております。国際交流事業では、台湾台中市大肚区へ青少年交流団の派遣と、11月から台湾台中市で行われる花博に鳥取県が出展いたしますので、開幕式に合わせ県に同行し交流を深めるとともに、観光PRを行う予定としております。国内交流事業につきましては、引き続き滋賀県湖南市の夏まつりなどに訪問し、交流を進めていきます。主な事業費といたしましては、8節の報償費に台湾に学校関係者や国際協力員に同行いただくための謝礼37万3,000円、9節旅費に職員が台湾や湖南市へ訪問するための特別旅費113万3,000円を、12節役務費に台湾へ青少年を派遣するための手数料150万円を計上いたしております。  次に、40ページ、41ページをお願いいたします。16目移住推進費です。こちらにつきましては、地域おこし協力隊事業と北栄暮らし支援事業、おためし住宅事業の3つの事業で構成されてます。  最初に、地域おこし協力隊事業として、出てはないですか、3,110万4,000円を計上しております。1節報酬に1,811万円、4節共済費に357万6,000円、研修費などのための9節旅費に167万9,000円を計上したほか、14節使用料及び賃借料に地域おこし協力隊の活動車両のリース料や空き家等を借り上げます家賃などとして430万2,000円などを計上してございます。妻波地区中心を活動拠点としている地域おこし協力隊と由良地区で観光と商工を結びつける活動やコナン通りのにぎわい創出などを行う地域おこし協力隊については、引き続き各1名で活動を行う予定としております。上種、両高尾を活動地とした有害鳥獣駆除と竹林整備の地域おこし協力隊は、3年目の活動に入りますので、本人の希望を聞き取りながら、除隊後の北栄町での定住について検討を進めてまいりたいというふうに考えております。また、株式会社北栄ドリーム農場で地域おこしを行っております隊員につきましては、平成29年度、4名で活動を行う予定としておりましたが、現在3名となっておりますので、もう1名を採用し、4名での活動を行う予定でございます。  次に、北栄暮らし支援事業として2,435万4,000円を計上しております。7節の賃金でございます。移住定住相談員の賃金として194万5,000円、9節旅費の特別旅費として移住定住相談会に参加するための旅費69万5,000円、13節委託料に移住動画作成のための費用として19万円、14節使用料及び賃借料に店舗使用料として、東京で行われますJOIN移住・交流&地域おこしフェアと大阪で開催されるふるさと回帰フェアへの出展料として16万2,000円を計上いたしております。19節負担金、補助及び交付金でございます。移住支援事業を一部変更いたしました。移住奨励金が738万円の増の890万5,000円を計上しております。これまで住宅を新築または中古住宅を購入もしくは空き家情報バンク賃貸物件に入居して県外から町内に移住された方に移住奨励金として35万円を5年間に分けて給付してまいりましたが、移住の際に必要となる多額の費用などに充てていただくため、県外からの移住者に一括で50万円、県内からの移住者には25万円の支援を行うことに変更いたします。この事業に要する財源につきましては、県外からの移住者が対象の場合、県の移住定住交付金の2分の1を充当いたします。また、これまで移住世帯に中学生以下のお子様がおられた場合、人数に関係なく1世帯5万円のほくえい商品券を支給していましたが、複数の子どもがおられる場合、5万円のほくえい商品券にプラスして、2人目以降の子ども1人につき2万円のほくえい商品券を加算します。これにより8節報償費が15万円の増となっております。次に、新規事業としまして、若年層住宅取得補助金を創設しております。町内に住宅を取得し移住される若年層の住宅取得に係る経費の一部を支援し、移住のきっかけにしていただく事業です。県外からの移住で新築の場合、住宅取得額の100分の5、上限200万円、中古住宅の取得の場合で住宅取得額の100分の5、上限30万円を支援するものです。財源は、県からの移住者が対象の場合、2分の1が県からの交付金の対象となります。なお、県内からの移住者は、新築、中古いずれも上限が2分の1となります。県の交付金の対象にはなりません。続きまして、移住促進家賃補助金でございます。43万1,000円の減の8万6,000円を計上いたしております。賃貸住宅の利用の場合、一時的な移住、仮住まいとしての利用が多く、定住にはつながりにくいと判断し、平成30年度より廃止することとしました。計上しております8万6,000円は、この事業が12カ月家賃を支援する事業であり、平成29年度に既に交付決定を受けておられる方で4月以降12カ月の残期間のある方について補助金を交付するものでございます。  おためし住宅事業でございます。管理に必要な11節需用費、12節役務費、14節使用料及び賃借料、18節備品購入費など、合計33万2,000円を計上しております。  次に、飛びまして、77ページから79ページ、まず77ページをごらんください。6款1項2目観光費として5,073万5,000円の減の8,137万7,000円を計上いたしました。減となっている大きな理由といたしましては、平成29年度にはレークサイド大栄の大型遊具の工事を行っているためでございます。  事業ごとに主な事業のみ説明させていただきます。  最初に、観光振興事業でございます。2,322万4,000円を計上いたしております。観光振興事業の主な事業としまして、9節の旅費に県内外で観光PRに係る経費のほか、5月末に中国大連市で行われる北前船フォーラムに合わせ訪問し、大連市への表敬訪問、大連市内の大学でのPRイベントなどを行うための特別旅費101万6,000円を計上しております。  13節の委託料でございます。観光素材写真撮影委託料というものがありますが、済みません、ページが78ページになりますかね、こちらに69万2,000円を計上いたしております。これは町内の観光スポット、オブジェ、特産物などをプロのカメラマンに撮影していただき、パンフレットなどを作成する際の素材とするものでございます。  続きまして、15節工事請負費(修繕)に589万2,000円を計上いたしております。これはお台場公園駐車場区画整備工事、レークサイド大栄の日よけ設置工事、コナン駅の音響設備工事などを行うものでございます。  19節の負担金、補助及び交付金でございます。その中の山陰DCキャンペーン負担金です。45万円を計上いたしました。これは、ことし7月から9月の期間、山陰両県が誘致するJRの大型観光キャンペーン、山陰デスティネーションキャンペーンが実施されます。実施期間は7月から9月ですが、平成30年度、31年度の2カ年間にわたり重点的な誘客促進が図られます。そのため、この山陰両県とJRで組織する協議会へ2カ年にわたり負担金を負担するものでございます。  次に、観光施設指定管理委託事業に1,726万6,000円を計上いたしております。主なものは、13節委託料、78ページですね。こちらで北条海浜広場、山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の観光施設指定管理者委託料です。1,667万5,000円でございます。現在、株式会社チュウブに指定管理を委託しており、5年契約の4年目となります。  次に、コナンのまちづくり事業に1,558万4,000円を計上いたしました。主な事業は、11節、修繕費(物品・備品)、78ページの上ですかね、に187万8,000円を計上いたしました。これは、コナン大橋、ポケットパークに設置されているブロンズ像が経年劣化により色合いが変色していますので、着彩メンテナンスを行うものでございます。  15節工事請負費の工事請負費(修繕)に35万3,000円を計上いたしております。コナン駅から大栄小学校までの区間に案内路面シートを設置し、周遊性を高めるとともに、駅の位置を間違える方等の案内をするための案内路面シートを設置するものです。  19節負担金、補助及び交付金の「まんが王国とっとり」国家戦略推進補助金が482万円の減となっております。これは、これまで鳥取県まんが王国活動支援補助金について、自治体は活用できないということで、まんがのまちづくり企画実行委員会でカラーオブジェやブロンズ像等を整備してきましたが、自治体も活用できるようになりましたので、今後はハード整備を町、ソフト事業を企画実行委員会という整理で事業を進めるために減となったものでございます。  続きまして、次に、「まんが王国とっとり」協働推進事業に1,154万6,000円を計上しております。主な事業としまして、13節の委託料に106万1,000円を計上いたしております。これはコナン君の着ぐるみの作成とコナン君の着ぐるみのレクチャーの委託料です。  次に、14節使用料及び賃借料に108万円を計上いたしました。これはコナンのまちづくりの版権元との包括契約に伴うキャラクター使用料です。先ほどコナンのまちづくり事業で説明いたしましたが、県補助金を活用した事業整理として町が負担するものとしたものでございます。  15節の工事請負費に931万7,000円を計上しております。これは、新たなブロンズ像の製作、設置工事、コナン通りなどの表示サイン設置工事、コナン駅の階段ステップの装飾リニューアル工事でございます。この事業の要する財源として、県のまんが王国活動支援補助金の補助上限額の500万円を充当する予定にしております。  次に、ウォーキングコース整備事業に84万1,000円を計上しております。由良宿の町なかの周遊性を高めるため、コースにチェックポイントを設置し、チェックポイントにコナンキャラクターを使用したARシステムを整備し、楽しみながら由良宿の町なか、お台場、コナン通りを周遊していただく基盤整備を行います。主な事業費は、13節にあります委託料の中のARシステム製作委託料65万9,000円です。この事業の要する財源としまして、県の補助金2分の1を充当する予定としております。  以上で観光交流課関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 続きまして、地域整備課関係の予算を説明させていただきます。  64ページをお願いいたします。4款衛生費、1項7目環境衛生費でございます。19節、64ページの下から5行目、合併処理浄化槽設置費補助金286万5,000円でございます。これは公共下水道、農業集落排水、市町村設置型の浄化槽の区域外の方に合併浄化槽の設置に対して補助するものでございます。5件の金額を計上しているものでございます。  続きまして、79ページをお願いします。7款1項1目土木総務費でございます。80ページをお開きください。主なものを説明いたします。13節委託料の住宅耐震化業務委託料55万7,000円は、無料診断の5戸を予定しております。法定外公共物委託料でございますが、法定外公共物の水路のしゅんせつ、除草のほか、今年度は亀谷川、野田川伐採に伴う境界確認の業務など71万6,000円を予定しております。15節工事請負費は、法定外公共物工事請負費として20万円計上いたしました。19節負担金、補助及び交付金の戸建住宅耐震改修等事業補助金699万3,000円は、戸建て住宅の耐震設計補助金及び耐震改修補助金を5戸分、家屋除去補助金を1戸分計上したものでございます。  次に、81ページ、2項1目道路維持管理費でございます。4,515万円で、前年比146万7,000円の増でございます。主なものといたしましては、委託料の道路台帳整備委託料として957万1,000円、これは、平成28年度より台帳の電子図化を進めておりましたが、平成30年度は台帳システムを導入する予定でございます。15節工事請負費で道路修繕工事費として、800万5,000円を計上いたしております。道路パトロールや住民からの損傷報告及び自治会要望に対し、優先度を定めて随時修繕工事や、また修繕のための設計委託料、除草委託料でございます。  続きまして、2目道路新設改良費でございます。1億3,509万4,000円でございます。今年度は国への要望額を前年度交付額並みに行うようにとの県から指示がございましたので、対前年比1,090万6,000円の減となっております。委託料として町道六尾大谷線側溝改良工事の測量設計など、町道の測量及び実施設計費並びにお台場大橋ほか10橋の改修・修繕の詳細設計業務などに5,750万円を、工事請負費といたしまして、六尾大谷線、高江大谷線など道路改良工事を前年度に引き続き行うこととしており、7,759万4,000円を計上いたしております。財源といたしましては、国補助の社会資本整備総合交付金が60.5%と一般公共事業債及び一般財源でございます。  82ページをお願いいたします。3項1目河川総務費で285万5,000円でございます。これは河川管理に伴う経常的な経費が主でございますが、13節委託料、浜川水路橋操作点検委託料187万5,000円でございます。19節の負担金、補助及び交付金のところですが、河川改修関係団体負担金ということで、25万2,000円を予定しておりますが、ここの中に弓原浜自治会への放水路の対策として10万円を計上いたしております。  83ページでございます。7款5項1目都市計画総務費に3万円でございます。都市計画審議会の開催に備えて計上いたしたものです。  2目下水道費に下水道事業特別会計への繰出金8億8,273万1,000円を計上いたしております。  土木費は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) それでは、教育総務課関係の説明をいたします。  予算書53ページ、お願いします。53ページの一番下のところです。3款2項1目児童福祉総務費です。こちらの予算は予算説明会のときの資料で119ページから124ページで説明したものです。北条みどり保育園、栄保育所、広域入所の保育料などを盛り込んだ子育て総務事業、家庭で育児をされる方に1歳6カ月まで3万円を支給する在宅育児支援事業、それと妊娠から子育てに係るネウボラ事業、それぞれの予算を盛り込んでおります。前年度の比較のところです。1,385万円の減となっておりますが、今年度、北条みどり保育園が4月1日から北条みどりこども園にかわります。こども園にかわると保育料をこども園のほうで徴収をされるということで、その分、町からの委託料が減るということでそこが減になっております。  はぐっていただいて、55ページのほうをお願いします。2目です。認定こども園管理運営費です。こちら、予算説明会のときの資料では125ページから129ページで説明をしておりますが、公立のこども園4園の管理運営費、人件費を計上しております。前年に比べて大きく2,600万円余り減となっておりますが、これは臨職の数とかを精査をして、子どもの人数で臨時職員さんの配置が決まりますので、その分で減となっております。  はぐっていただいて、57ページ、お願いします。こちら、3目ですね。放課後児童健全育成費、放課後児童クラブの運営に必要な経費を盛り込んでおります。北条ふれあい会館のほうの定員100人、中央公民館の大栄分館の定員80人というのはこれまでと同様でございます。  続いて、1つ飛んで一番下のところです。5目の地域子育て支援費です。こちらは病児、病後児であったり、休日保育であったり、そういう一時預かりの経費と子育て支援センターの運営費を計上しております。前年に比べて減になっておりますが、平成29年度は子育て支援センターに遊具の設置などがありましたので、その分がなくなった関係で減となっております。  それでは、教育費のほう、86ページをお願いします。86ページ、一番下のところです。9款1項1目の教育委員会費、こちらは教育委員の報酬であったり旅費であったりの計上です。これまでと同様でございます。  続いて、次のページの上ですね。2目の事務局費です。こちらは予算説明会での資料130ページから134ページにかけて説明をしたものです。教育委員会の事務局に関する経費、少人数学級の負担金ですとか、中部子どもセンターの負担金ですとかの負担金、それと学力検査、英語検定の補助などを行う教育力向上事業、それと中学校、北条中、大栄中の2校の普通教室にエアコンを整備するエアコン整備事業、そして小学生に自転車に乗るときにヘルメットをかぶっていただきたいということで、着用推進として購入の半額助成をするという経費を盛り込んでおります。比較のところです。前年に比べて大きくふえてますが、これはエアコンの設置費と、小・中学校の児童生徒のパソコン経費をこれまではそれぞれの小・中学校から支出をしていたものをこちらに、事務局費から集中して、事務を軽減するという目的でここにまとめたという関係がありまして、前年に比べて大きくふえております。はぐっていただいて、88ページの委託料の一番下ですね。監理委託料という部分と15節の教室空調機設置工事請負費、これを足したものが中学校のエアコン工事費でございます。それと14節のところの2行目ですね。小・中学校パソコンリース料1,729万8,000円、これはそれぞれの学校にあったものをここにまとめたということで、ここが大きくふえたということです。  続いて、89ページです。3目外国青年招致費です。こちらは外国語指導助手ALTの経費を盛り込んでおります。前年に比べてふえておりますが、今現在1人の招致をしておりますが、来年度から、8月ぐらいになりますかね、2人の配置ということで、予算が大きくふえております。  続いて、9款2項小学校費、1目北条小学校管理費です。こちらは予算説明会のときの資料の135ページで説明をいたしました北条小学校の管理事業と、それにあわせてスクールバス、北条小学校に通うスクールバスの運行経費を盛り込んでおります。前年に比べて719万4,000円ふえておりますが、今年度、北条小学校の体育館の照明をLED化にするということで予算がふえております。  はぐっていただいて、下のほうになります。91ページの真ん中あたりです。今度は2目の大栄小学校管理費です。こちらは予算説明会の資料136ページ、こちらも大栄小学校の管理事業に加えてスクールバスの経費を盛り込んでおります。前年に比べて大きく減となっておりますが、平成29年度に大栄小学校で教室のLED化、体育館の照明のLED化を実施しました。その分がなくなった関係で大きく減となっております。  はぐっていただいて、93ページのほうになります。3目の小学校教育振興費の共通です。こちらは小学校の外国語教育活動の授業の関係ですとかスクールバスを除く児童の通学の経費であったり、修学旅行の引率経費であったり、その他負担金、補助金を計上しております。ここの科目ですけども、前年に比べて200万円余りふえております。これは、7の賃金のところで外国語講師賃金ということで259万7,000円を組んでおりますが、平成32年度、2020年から小学校で英語が教科化となります。それに北栄町は来年度から先行して取り組むということにしておりますので、ここで英語の時間数がふえるということで、ここの講師を来ていただいてということで予算を計上しております。  続いて、4目です。北条小学校教育振興費、予算説明会のときの資料137ページで説明をしておりますが、子どもたちの学習に要する経費、教材の経費、図書に要する経費、要保護、準要保護の就学援助に関する経費を盛り込んでおります。前年度の比較で200万円余り減となっておりますが、こちらにあった児童生徒のパソコンリース料、教職員のパソコンリース料を別の科目に移したということでここは減となっております。  はぐっていただいて、次、94ページです。5目の大栄小学校教育振興費、こちらは予算説明会の資料138ページのものでございます。小学校と同様でございまして、前年に比べて260万円余りの減は、パソコン経費が動いたというものでございます。  下のところ、6目の言語通級指導教室費、こちらは言葉がふえないですとか言葉がはっきりしないお子さんに対して言語の指導を行う経費でございますし、次の一番下のところですね。7目の発達通級指導教室費は、発達に障がいがあるお子さんの、学習障がいがあるお子さんの指導を行うという経費でございます。  次です。3項中学校費の1目北条中学校管理費です。こちらは予算説明会の資料139ページで説明をしたものです。学校主事補佐員ですとかICTの支援員さんなど、町費による教職員、臨時の教職員さんと学校施設の管理費を盛り込んでおります。前年に比べて1,000万円余りふえておりますが、こちら、北条中学校の体育館をLED照明にするということでふえております。  ここで、北条中学校、大栄中学校のエアコン整備を今年度行うわけですけど、ここの需用費の中の灯油代、電気使用料については、平成29年度と平成30年度、予算は変えておりません。エアコン工事を発注しても多分夏には間に合いませんので、夏のエアコンは使えません。ただ、冬の暖房には間に合う予定ですが、どういうエアコンの使い方をするのか、今が北条中学校は灯油で暖房をしております。その辺の使い分けをどうするのかなという時間的なものもありまして、今回は予算はこれまでどおりという計上をさせてもらっております。補正予算なりで、何ていいますか、正しいといいますか、使い方によってそれぞれ電気代をふやして灯油代を落としたりみたいなことをさせていただこうかなということで思っておりますので、よろしくお願いします。  では、はぐっていただいて、96ページの下のところです。2目の大栄中学校管理費です。こちらも同様、予算説明会の資料では140ページとなります。前年度の比較の減は、昨年度は体育館の照明のLEDを行ったものがなくなったということもあって減になっております。それと、大栄中学校の管理費も同様に、新しくエアコンに伴う電気使用料とかを変えておりません。また補正等で対応させていただきたいなということで思っております。  では、はぐっていただいて、98ページ、一番上です。3目の中学校教育振興費の共通です。こちらは予算説明会の資料141ページで、部活動振興事業ということで説明をさせていただいた部分と、そのほか職場体験に要する経費、ワクワク北条、わくわく大栄ですとか、生徒を各種大会に派遣するためのバスの借り上げ経費であったり、各種の補助金、負担金を計上しております。前年に比べて、比較のところです。568万6,000円ふえております。この部分は部活動の指導員のところの賃金ですね。賃金の2行目のところを新規で加えておりますのでふえております。
     続いて、下のところですね。4目、北条中学校教育振興費、こちらは予算説明会での資料が142ページになりますし、次の5目の大栄中学校教育振興費のところは予算説明会の資料で143ページで説明をしたものでございます。学習に要する経費、教材、図書、就学援助に要する経費を盛り込んでおります。いずれも前年に比べて減になっておりますが、その部分はパソコンのリース代を別の科目に移したということで減となっております。  それでは、109ページをお願いします。109ページの下のところですね。9款5項保健体育費の4目学校給食費です。こちらは予算説明会での資料144ページということで、給食費事業を説明をいたしました。平成30年度から給食費を公会計で行うということで、前年と比較して大きく予算がふえております。ここは給食費のほか、学校給食センターの管理運営費ですとか調理に要する経費を盛り込んでおります。  はぐっていただいて、110ページの11節需用費です。需用費の一番下のところに賄い材料費というのがあります。8,500万円。ここの部分が公会計に伴って学校給食会という私会計から公会計に移った関係でここの予算がふえているということでございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、99ページにお戻りください。一番下になります。生涯学習課、中央公民館、図書館関係の予算につきまして御説明をさせていただきます。  9款4項1目社会教育総務費でございます。5,300万2,000円を計上いたしました。前年度に比べ89万3,000円の増額でございます。主な理由としましては、人件費の増額部分です。主な内容としましては、社会教育業務に係る経常経費、家庭・地域の教育力の向上支援を行う子育てや生涯学習出前講座などの各種講座、青少年健全育成を目的に行う家庭教育12か条、6:30運動、挨拶運動、街頭補導や交流事業を行うものでございます。なお、財源内訳の県支出金につきましては77万1,000円で、放課後等における子どもの居場所、活動に関する補助金が主なものでございます。平成30年度は小学校5、6年生を対象に、自立した生活、協調性やメディアとのつき合い方などについて考える機会とすることを目的に通学合宿を行います。ページをめくっていただけますでしょうか。8節報償費にボランティア報償費を12万円計上しております。11節需用費には食糧費19万8,000円などを計上しております。  2目成人式費でございます。101ページをごらんください。66万9,000円を予算計上しておりまして、内訳としましては、成人式に係るさまざまな費用として計上しております。  次に、3目公民館費でございます。4,520万2,000円の計上でございます。868万5,000円の減額になっております。主な理由としましては、平成29年度は中央公民館、大栄分館とも耐震診断を行ったことによるものです。財源内訳の県支出金につきましては21万6,000円で、子どもを対象とした事業に対しての補助金が主なものでございます。主な内容は、公民館の経常経費、町美術展、公民館まつりの運営、シニアクラブ、子どもから大人向けの各種講座、「北栄文芸」発刊に係る経費、そして大栄分館の委託料などとなっております。特徴的な部分としましては、ページをめくっていただきまして、「北栄文芸」が50号を記念号とするため増刷して発刊することとなりますので、11節需用費にあります印刷製本費を20万円程度増額し、88万円を計上しております。また、次のページにあります15節工事請負費は、中央公民館1階女子トイレを洋式化するため、39万8,000円を計上しております。  続きまして、4目図書館費で4,801万9,000円を計上しております。75万7,000円の減額となっております。主な理由としましては、図書館駐車場を拡張整備するために要した費用が減額となっております。増額の要因といたしましては、11節需用費に法改正に適用させるため小荷物用の昇降機の修繕などに31万5,000円、ページをめくっていただきまして、読書通帳作成の費用として10万3,000円、バス車庫をオープンギャラリー化するための費用として13節委託料にその他設計監理委託料として54万円、15節工事請負費に650万円、そして18節備品購入費には郷土史コーナーの充実や「今こそ絵本を!」事業を推進するため書架購入に42万3,000円、開館以来ありますパネルパーティションを3年計画で更新するため49万8,000円などを計上いたしております。図書館費の主な内容としましては、図書館の経常経費、イベント、講座、おはなし会などありますが、特に平成30年度は開館25周年を記念して図書館まつりの充実や読書通帳を活用した取り組み、そして「今こそ絵本を!」事業を重点事業として行う予定にしております。  次に、105ページ、5目文化費でございます。211万5,000円を計上しております。19万円の減額でございます。北栄文化回廊に係る委託料が減額となっています。主な内容としましては、北栄文化回廊、小・中学校の芸術鑑賞事業などがございます。  次に、6目文化財保護対策費に597万4,000円を計上いたしております。302万4,000円の増額であります。主な内容としまして、国の重要指定文化財の木造千手観音立像、木造十一面千手観音立像等の収蔵庫の薫蒸、由良台場、六尾反射炉模型の修繕があります。11節需用費に模型修繕費として262万2,000円、13節委託料の一番下の部分になりますが、町内文化財管理委託料として、薫蒸費用129万6,000円を計上いたしております。主な内容といたしましては、由良台場・六尾反射炉発信、連携事業として、他の自治体と連携し、パネルディスカッションや展示事業を実施します。また、修繕した由良台場、六尾反射炉の模型を図書館で進めるオープンギャラリーでの常設展示とすることを計画しております。なお、国県からの支出金15万4,000円は、国の重要指定文化財に対する薫蒸への補助金であります。  次に、めくっていただきまして、106ページをごらんください。7目歴史民俗資料館費でございます。653万6,000円の計上です。86万3,000円の増額です。主な理由としまして、北栄みらい伝承館のトイレの洋式化や2階収蔵庫の照明の修繕などに11節需用費、修繕費として85万9,000円を計上しております。主な内容は、施設の維持管理、収蔵資料の企画展示などであります。  続きまして、8目民芸実習館費でございます。170万7,000円を計上しております。86万円の増額です。主な理由といたしましては、15節工事請負費に1階のエアコンを取りかえるための費用として84万3,000円を計上いたしております。主な内容は、施設の維持管理、民芸実習館でしております絵画、水墨画、陶芸、木工などの講座、自主的な活動を民芸実習館で行っていただいております。  次に、9目町内遺跡発掘調査費でございます。266万円を計上しております。253万9,000円の増額でございます。主な理由としましては、町内で行われます山陰道、国道313号に係る道路整備や各種事業などの開発行為に伴う試掘調査によるものでございます。これらの調査につきましては、国、県から199万5,000円の補助金を見込んでおります。文化財保護法により、町内で開発計画の申請があり、遺跡包蔵地範囲内であれば埋蔵文化財の有無を確認するため試掘調査を町が行うものでございます。  次に、12目町内埋蔵文化財整理事業費を新設いたしました。311万6,000円を計上しております。国、県から229万9,000円の補助を見込んでおります。これはこれまで進めている文化財、歴史、民俗、芸術などの資料整理のうち平成30年度に埋蔵文化財に対して補助金を受けて整理を進めるものでございます。  次に、5項保健体育費、1目保健体育総務費でございます。433万3,000円を計上いたしております。9,514万8,000円の減額でございます。主な理由としましては、B&G海洋センタープール改修工事及び管理業務によるものでございます。  ページをめくっていただきまして、15節工事請負費には、北条、大栄ふれあい会館のトイレを洋式化するため、141万2,000円を計上しております。  次に、2目保健体育振興費でございます。3,747万5,000円を計上いたしております。130万1,000円の増額でございます。主な理由としましては、北栄スポーツクラブ委託料で、職員の人件費、ジュニアスポーツクラブ関係費、エアロバイクをリースに切りかえすること、健康寿命日本一大作戦への支援などがあります。13節委託料に3,670万9,000円を計上いたしております。  次に、3目すいか・ながいも健康マラソン大会費には1,750万円を計上いたしております。50万円の減額となっております。主な理由としましては、第30回記念大会の記念事業費を減額したものでございます。財源内訳、その他1,482万5,000円は参加料などでございます。  次に、めくっていただきまして、111ページをごらんください。6項人権推進費、1目人権推進費でございます。114万3,000円を計上いたしております。3万3,000円の減額でございます。主な内容は、人権を尊重するまちづくり推進計画の進捗管理、人権擁護委員、人権講演会、人権の花運動などに伴う経費及び関係機関への負担金でございます。財源内訳は、じんけんフェスティバルにあわせて行う講演会など人権啓発事業に40万円、県の委託金が予定されております。  次に、2目隣保館運営費として991万7,000円を計上しております。このうち国、県からの支出金が595万8,000円、隣保館運営補助金として支出がある予定でございます。前年度から136万2,000円の増額であります。主な理由としましては、ページをめくっていただきまして、112ページ中ほど、18節備品購入費に公用車の更新、プロジェクタースクリーンなどに160万5,000円を計上しております。主な内容としましては、ほくほくプラザの管理運営、「分かりやすいじんけんの話」など、講座、交流に関する事業であります。  続きまして、3目児童館運営費といたしましては、589万2,000円を計上いたしました。27万2,000円の減額でございます。主な理由としましては、遊戯室の修繕工事を行ったものによるものです。主な内容としましては、施設管理と事業費でございます。  次に、4目人権教育費をごらんください。1,339万8,000円の計上でございます。822万9,000円の減額となっております。これは職員の定年退職によるものでございます。主な内容としましては、人権教育を推進していくための経常経費として、人権を学ぶ会、人権学習会の実施、人権教育・啓発推進協議会への事業委託を行い、北栄町じんけんフェスティバルの実施、研修派遣などを行っております。  以上で生涯学習関係の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第5号の詳細説明を終わります。  次に、議案第6号についての詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 国保の予算書をお願いします。議案第6号、平成30年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算について御説明いたします。  歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ19億2,092万9,000円でございます。制度が改正されることにより、前年と比べて3億5,226万円の減となっております。  1ページから4ページまでの説明は省略させていただきます。  5ページの歳入を説明いたします。1款国民健康保険税です。税率については現行の据え置きとし計上いたしました。1目の一般被保険者分と2目の退職被保険者分ですが、制度上、平成27年度以降に新たに資格を取得する人は全員一般被保険者となりますので、年々退職分は減少していきます。めくっていただいた6ページの一番上に税の合計がございますが、合計4億4,314万2,000円で、前年比較では351万6,000円の減となります。要因の大きなところは被保険者数の減少によるもので、前年と比べて258人の減と見込んでおります。  2款から6款までは、制度が県統一化になることにより、予算に大きく変更があるところでございます。まず、2款の国庫支出金については、交付金のほとんどは直接県に入ることになりますので、町独自の事業についての補助金のみの計上となります。3款と4款は支払い基金からの交付金ですが、こちらも直接県に入りますので、前年度の精算分のみの予算取りとしています。5款の県支出金については、平成30年度からは町で支払う医療費については全て県からの歳入となりますので、医療費によって交付される額となります。6款の共同事業交付金でございますが、高額医療費の共同事業につきましては、鳥取県ではシミュレーションの結果、新制度の中では共同負担の効果が見えない状況であることから、平成30年度からこの事業の導入は行わないこととなりましたので、予算の計上はありません。  8ページの7款です。一般会計からの繰入金です。総額1億3,342万円でございます。内訳につきましては、説明欄に記載のとおりですが、その他繰入金として健診の上乗せ分30万円を計上しておりますが、赤字繰り入れ分は計上しておりません。全体として前年と比べ4,900万9,000円の減でございます。  8款以降につきましては、制度改正に影響を受けない部分で、実績での計上となりますので、説明は省略させていただきます。  次に、10ページの歳出の主なものを説明いたします。1款総務費につきましては、前年と比較して減となっているのは、平成29年度は県統一化に対応するためにシステム改修を行いましたので、そのシステム改修の費用の減によるものでございます。  11ページをお願いします。2款保険給付費です。1項の療養諸費と2項の高額療養費をあわせたものを一般的に医療費と言っておりますが、平成30年度は平成28年度実績に医療費の伸びを1.4%として計算しました県が示す保険給付費交付金に合わせて計上しております。前年と比較して1項と2項を合わせて約8,000万円の減となっておりますが、これは税のところでも説明しましたとおり、被保険者数の減が大きな要因でございます。  2項の高額療養費でございますが、制度改正により、高額療養費の支給が4回目以上になった場合には、市町村間を移動した場合でもカウントが継続されるようになりますが、この影響額は76万円程度と見込んでおります。  次の4項1目出産育児一時金は672万円の計上です。出産されると1件当たり42万円の一時金をお支払いいたしますが、実績に合わせて前年より8件減の16件分を計上しております。  13ページです。3款の後期高齢者支援金等、4款の前期高齢者納付金等、5款の老人保健拠出金、それから14ページの6款の介護納付金については、制度改正によりこれらの支払い基金への支払いは全て県が行いますので、平成30年以降の予算計上はありません。  7款の共同事業拠出金については、制度改正により事業がなくなりますので、ここには退職被保険者リストの負担金のみを計上しています。  8款の保健事業費です。1項特定健康診査等事業費として1,404万7,000円を計上しております。平成30年度は特定健診の自己負担を1,200円から500円にし、ワンコイン健診として受診しやすい体制をとります。また、過去の受診データにより対象者に合わせた効果的な未受診者勧奨を行うことにしておりますので、その費用が前年より増額となっています。この未受診者勧奨については、全額国の補助対象となりますので、歳入のほうに計上しております。  15ページ、一番下の10款国民健康保険事業納付金ですが、平成30年度からの制度改正により新規に増設したところで、県への納付金でございます。税を主な財源として、1項の医療分と2項の後期高齢者支援分、3項の介護納付金分を県に納付するものでございます。合わせて5億1,015万8,000円を計上いたしました。  最後に、16ページ、一番下の予備費でございます。平成30年度からは町が支払う医療費は全て県から交付されることになりますが、医療費は見込みづらい上に、請求が来てから支払いまでの期間が短いために、医療費が見込みよりふえた場合に対応するために、予備費として5,394万7,000円を計上しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第6号の詳細説明を終わります。  次に、議案第7号についての詳細説明を求めます。  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 介護保険事業特別会計の説明をさせていただきます。  若草色といいますか、黄緑色の表紙の予算書をごらんください。はぐっていただきまして、議案第7号、平成30年度北栄町介護保険事業特別会計予算でございます。歳入歳出予算の総額をそれぞれ15億7,759万3,000円とするものでございます。  1ページから3ページまでは説明を省略させていただきます。  4ページをごらんください。歳入について、主なものを説明させていただきます。  1款1項1目第1号被保険者保険料をごらんください。3億5,174万7,000円で、前年度に比べまして1,356万8,000円の増でございます。保険料につきましては、1節の現年度分特別徴収で、積算の基礎といたしました対象人数が4,464人で、昨年度より184人増加したことによることが保険料増の主な要因でございます。次の2節の現年度分普通徴収につきましては、対象者を322人と見込み、平成28年度実績から収納率を94%と計算し、2,160万4,000円を計上しております。その下の3節滞納繰り越し分につきましては、収納率をこちらも平成28年度の実績から35%で計算いたしまして、125万6,000円を計上いたしております。  次に、2款1項2目の地域支援事業手数料に152万円を計上いたしております。こちらにつきましては、生きがいデイやシニアファイト教室、リフレッシュ教室など各種教室の利用手数料でございます。  次の3款1項国庫負担金、1目介護給付費負担金でございます。2億6,931万4,000円で、前年度に比べまして2,064万3,000円の減でございます。こちらは給付費の総事業費に法定の負担割合を掛けまして計上いたしております。平成30年度の給付事業費の総額を平成29年度より1億867万円減の14億9,663万9,000円としているために減額となったものでございます。  次の4ページの下段から5ページにかけての国庫補助金、支払い基金交付金、県負担金、県補助金については、事業費に法定の割合を掛けて算出したものですので、説明を省略させていただきます。  はぐっていただいて、6ページをお願いいたします。7款1項一般会計繰入金、1目介護給付費繰入金でございます。こちらも法定繰り入れということで、給付費総額の12.5%で計上しております。1億8,708万2,000円で、前年に比べ1,358万4,000円の減となっております。こちらも先ほど言いました平成30年度の給付事業費の総額が減額となっているためでございます。  次に、5目の低所得者保険料軽減繰入金でございます。こちらは低所得の方の保険料を軽減するために、第1段階に該当する方、457人を見込んでおりますけれど、保険料の基準額の50%ということで第1段階の方には保険料額を算出しておりますが、さらに公費の投入で5%軽減し、45%にするための財源ということになっております。  その下の計のところでございますが、これらを合わせまして、一般会計からの繰出金の総額は2億970万6,000円で、前年度より1,505万5,000円の減額になっております。  次に、7ページをごらんください。9款2項1目雑入、2節の介護予防事業雑入で422万6,000円を計上しております。これは介護予防サービス計画費の収入でございます。  8ページをお願いいたします。歳出を説明させていただきます。  1款1項1目一般管理費に335万4,000円を計上いたしております。前年度に比べまして102万8,000円の減でございます。13節委託料の第7期介護保険事業計画作成のためのニーズ調査の委託料がなくなったことが主な減額の理由でございます。  次に、9ページをごらんください。4目介護報酬改定システム改修事業で、13節委託料に213万3,000円を計上しております。平成30年8月施行となります高額医療介護合算サービス費の見直しなどの介護保険法施行令の一部改正に対応するためのシステム改修費用でございます。  はぐっていただきまして、10ページをごらんください。2款1項1目介護サービス等諸費でございます。13億7,859万円で、1億538万2,000円の減額となっております。この保険給付費につきましては、居宅介護サービス費や施設介護サービス費などの各種サービス給付費の平成29年度の月平均額に12カ月を掛けたものを算定基礎としており、その合計額を計上させていただいております。  次の2項1目介護予防サービス等諸費ですが、4,149万2,000円で、435万2,000円の減額となっております。こちらにつきましても、平成29年度の月平均額を算定の基礎としておりまして、その合計額を計上させていただいております。  次に、11ページをごらんください。3款1項1目介護予防・生活支援サービス事業費でございます。3,458万4,000円で、266万4,000円の増額となっております。地域支援事業に移行しました訪問型サービス給付費や通所型サービス給付費が伸びたことにより増額となっております。  はぐっていただきまして、12ページをごらんください。2項4目生活支援体制整備費に548万1,000円を計上しております。301万8,000円の増額になっております。増額の理由としましては、13節の委託料に、平成28年度より北栄町社会福祉協議会に委託し配置しました生活支援コーディネーターを2名にふやし、地域における助け合い活動の促進、生活支援サービスの担い手の育成、身近な介護予防拠点の整備等を進め、高齢者の生活支援体制を構築するための費用を計上したことによるものでございます。  13ページをごらんください。3款4項1目一般介護予防事業費でございます。566万2,000円を計上しております。13節の一般介護予防事業委託料507万4,000円が主なものでございます。  はぐっていただきまして、14ページをごらんください。予備費には327万9,000円を計上いたしております。  15、16ページの給与費明細書につきましては、説明を省略いたしますので、ごらんください。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第7号の詳細説明を終わります。  次に、議案第8号についての詳細説明を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、青い表紙の平成30年度住宅新築資金等貸付事業特別会計予算書を説明します。  予算書をめくっていただけますでしょうか。この会計は、貸付金の回収と起債の償還業務の特別会計であります。平成30年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計の予算総額は155万5,000円でございます。  めくっていただきまして、1ページ、2ページについては省略させていただきます。  3ページをごらんください。歳入から御説明申し上げます。2の歳入でございます。  1款1項1目住宅新築資金等貸付助成事業費県補助金でございます。3万4,000円を計上しております。これは償還推進の助成として県より交付されるものです。  次に、2款1項1目利子及び配当金としましては、2,000円を計上しております。積立金の利子でございます。  次に、3款1項1目一般会計繰入金といたしましては、1万4,000円を計上いたしております。  次に、4款1項1目住宅新築資金等貸付金元利収入といたしまして150万5,000円を計上いたしております。これにつきましては、借受人からの元利償還金でございます。  めくっていただきまして、4ページをごらんください。3の歳出の説明を申し上げます。  1款1項1目住宅新築資金等貸付事業費でございます。4万6,000円を計上しております。これは貸付金の回収と起債償還のための事務費でございます。  次に、2款1項1目住宅新築資金等貸付事業基金費でございます。3万5,000円を計上しております。積立金の利子を積み立てるものでございます。  次に、3款1項1目元金に137万9,000円を計上いたしております。これは説明欄の住宅新築資金の起債償還元金でございます。  次に、2目利子でございます。9万5,000円を計上しております。これにつきましても住宅新築資金分の起債償還利子でございます。  5ページをごらんください。これにつきましては、地方債に関する調書でございます。表の一番右の欄、当該年度末現在高見込み額は137万6,000円と見込んでおります。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第8号の詳細説明を終わります。  次に、議案第9号から第11号までの詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) それでは、水色の表紙の下水道特別会計の予算書をお願いいたします。議案第9号、平成30年度北栄町下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。  今年度の予算でございますが、総額は13億2,447万4,000円で、前年比8,202万2,000円の増でございます。  以下は省略させていただきますが、基本的な予算編成の考え方でございます。3つの処理区と2つの処理場の維持管理費を極力抑え、古くなりました2つの処理場の施設を国庫補助事業により改築し、延命化を図ることしております。今年度は施設の維持管理に係るストックマネジメント計画策定に着手いたします。また、鳥取県中部地震の影響によるマンホール、管路の修繕及び被害の調査を進めます。平成29年度に行いました上下水道料金の一元化により、平成30年度において上下水道で約30万円の経費節減を行うことができました。平成31年度の企業会計化に向け準備を進め、一層の経営合理化に努めてまいるものでございます。  2ページでございます。第2表、債務負担行為でございます。下水道管理センター維持管理事業及び浄化センター維持管理事業につきましては、平成30年度が包括的民間委託による更新年となっており、契約が平成32年までであるため、お認めいただきたいものでございます。公共下水道事業につきましては、北条下水道管理センター長寿命化計画に基づく水処理施設の工事に係るものでございます。水洗便所改造資金は例年債務負担行為としてお願いしておりましたが、利用が平成28年、29年とございませんでした。銀行のほうからも制度についての見直し、廃止についての問い合わせ等がございますため、その銀行の商品で代替ができるということを言われております。また、利用者がないため、改造資金については廃止にいたしたいというふうに考えております。  第3表でございます。地方債はごらんのとおりでございます。  6ページをお願いいたします。失礼しました。済みません。地方債の説明をもう一度お願いします。特定環境保全公共下水道事業のみとなっております。資本費平準化債が今年度から総務省の方針によりまして借入限度額が変更となり、借り入れできなくなりましたので、その影響で一般会計繰入金が増額となっておるものでございます。  4ページをお願いいたします。2の歳入でございます。1款1項1目下水道事業分担金が155万6,000円で、42万5,000円の減でございます。これは整備区域内に新規加入者を見込んだ数値でございます。  2款1項1目下水道使用料でございます。2億6,666万7,000円で、1,509万8,000円の増でございます。これは、使用水量につきましては若干減の傾向でございますが、料金改定、水洗化増加を見込んだ数字でございます。  3款1項1目事業費国庫補助金でございます。6,300万円で、581万5,000円の増でございます。これは北条下水道管理センター長寿命化計画による改築工事や下水道ストックマネジメント計画による増額で事業費が増加しております。  4款1項1目一般会計繰入金でございますが、8億8,273万1,000円で、7,902万2,000円の増でございます。先ほど申し上げましたとおり、資本費平準化債の借り入れができなくなった影響が出ておるものでございます。
     6款1項1目下水道事業債でございますが、5,490万円で、7,310万円の減でございます。  6ページをお開きください。歳出でございます。1款1項1目下水道総務費で4,634万6,000円、1,784万3,000円の減でございます。平成29年度は下水道計画業務委託料がございましたので、その影響でございます。13節委託料に公営企業法的化助言業務委託料が129万6,000円計上してございます。平成31年度に下水道事業を公営企業法適用とするため、会計事務所へのアドバイスや助言を求める業務でございます。具体的には、仮決算の実施や予定貸借対照表、予定損益計算書の作成などの際に助言をいただきたいと考えております。  2目天神処理区下水道維持管理費でございます。2,192万9,000円で、29万3,000円の減でございます。主な減の理由といたしましては、19節負担金、補助及び交付金の維持管理負担金が使用水量の減少に伴い減となっております。  3目北条処理区下水道維持管理費でございます。1,453万5,000円で、657万4,000円の増でございます。主な増の理由は、13節委託料、マンホールポンプ場の通報装置が来年1月で免許更新となるため、免許更新をいたしましても、現在アナログ方式であるため、平成34年度には使用できなくなる見込みでございます。今回の免許更新を介し、19カ所の通信装置を取りかえる予定にしております。また、設置から14年経過しております田井浜2号ポンプの取りかえを予定しておるものでございます。  4目大栄処理区下水道維持管理費でございます。2,537万円で、99万8,000円の減でございます。8ページをお開きください。主な減の理由でございますが、11節需用費の修繕費は前年に比べ約220万円ほど増額となっておりますが、13節委託料のマンホールポンプ場ポンプ整備委託料は、これが220万円減となっております。12節の通信運搬費が料金一元化の効果により納付書郵便代が減額となっておる影響で、約100万円ほど減額になっております。  5目下水道管理センター維持管理費で3,553万5,000円、526万6,000円の増でございます。主な増の理由でございますが、包括的民間委託の更新年と平成30年はなっておりまして、労務単価が高くなっているためでございます。  6目浄化センター維持管理費5,918万1,000円で、788万2,000円の増でございます。これも包括的民間委託の更新年となっており、労務費単価が高くなったためでございます。  7目流域下水道費391万6,000円、15万5,000円の増でございますが、これは天神川流域下水道事業の改築、修繕に伴う経費でございます。  8目公共下水道費1億2,479万1,000円で、3,353万5,000円の増でございます。主なものは、新規事業といたしまして、13節委託料、ストックマネジメント計画委託料に3,200万円でございます。また、15節工事請負費で下水道施設改築工事請負費に8,600万円、これは北条下水道管理センターの長寿命化工事、電気設備、制御盤及び水処理施設の工事を予定するものでございます。  10ページをごらんください。23節償還金、利子及び割引料で過年度分社会資本交付金返還金として5,000円としておりますが、これは大栄浄化センター長寿命化工事に伴う廃資材の売却益を返還するものでございます。済みません。9ページでございました。失礼しました。9ページの23節の償還金、利子及び割引料の過年度分社会資本交付金の返還金の5,000円の説明でございました。  公共下水道費の財源といたしましては、北条下水道管理センターの施設は55%、ストックマネジメント計画については50%の国庫補助でございます。あとは公共下水道債と繰入金で充当するようにしております。  10ページでございます。2款1項公債費でございます。起債の元利償還金といたしまして、合計9億1,262万9,000円、前年比で525万1,000円の減となっております。  3款1項1目災害復旧費は、鳥取県中部地震で被災したマンホール、管渠の修繕及びマンホールの点検、さらにカメラ調査に係る委託料でございます。23節償還金、利子及び割引料は、北条下水道管理センターの修繕工事に係る廃資材の売却益を計上いたしております。  4款1項1目消費税といたしまして、2,637万6,000円を計上いたしております。  14ページ、ちょっと印刷が逆になっておりますが、債務負担行為で、翌年度以降にわたるものについての前年度までの支出額または支出額の見込み及び当該年度以降の支出予定額等に関する調書はごらんのとおりでございますが、3の公共下水道事業は、北条下水道管理センター長寿命化工事に係る電気設備工事でございます。  最後に、地方債の現在の見込みに関する調書でございますが、下水道事業で一番右の当該年度末現在高見込み額95億2,930万円となっているものでございます。  下水道につきましては以上でございます。  続きまして、農業集落排水でございます。議案第10号、平成30年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。  平成30年度北栄町の農業集落排水事業特別会計の予算総額は1,505万2,000円で、対前年比72万5,000円の減としております。以下は省略させていただきます。  1ページの説明は省略させていただきます。  2ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目施設使用料でございますが、北条島地区の使用者の方から418万5,000円の予定を見込んでおります。  2款1項1目一般会計繰入金983万2,000円でございます。2款2項1目基金繰入金として103万5,000円でございます。  3ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目維持管理費329万1,000円で、16万7,000円の増でございます。これは、クリーンセンター島ほかの維持管理に係る経費でございます。主な増額の理由は、13節委託料で、処理場維持管理費が労務費単価の増により増額となっておるものでございます。  2款1項の公債費でございますが、起債の元利償還金に所要の額を計上いたしております。  4ページをお願いいたします。地方債の現在高の見込みに関する調書でございます。農業集落排水事業では、一番右でございますが、当該年度末現在高見込み額6,040万8,000円となる見込みでございます。  農業集落排水事業については以上でございます。  続きまして、風力発電事業特別会計をお願いいたします。議案第11号、平成30年度北栄町風力発電事業特別会計予算について御説明申し上げます。  平成30年度北栄町風力発電事業特別会計の予算総額は4億7,371万9,000円で、前年比73万7,000円の減としております。  1ページ、2ページの説明は省略いたします。  3ページ、歳入でございます。1款1項1目売電収入でございます。4億7,191万9,000円で、119万7,000円の減でございます。これは過去の実績から算出したものでございます。2款1項1目雑入、建設災害共済金ですが、100万円でございます。落雷事故等、共済の支出があれば100万円ということで計上いたしたものでございます。  4款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金として1,000円を計上いたしております。  4ページをお願いいたします。歳出でございます。1款1項1目一般管理費で3億8,316万2,000円で、9,362万8,000円の増でございます。これは、後で説明いたしますが、公債費、起債の償還が平成30年で終わるということで、今年度大幅に減ったということが影響いたしたものでございます。  主な内容でございます。1節報酬、非常勤報酬、電気主任技術者の資格を有した顧問の報酬を計上いたしたものでございます。  11節需用費、修繕費でございますが、3,368万円でございます。9基全基を対象とした機器故障に伴う費用でございます。  13節委託料でございます。施設点検委託料ということで、1,408万8,000円でございます。平成30年度は14年目となります。保守計画に基づく点検及び遠隔装置等の業務でございます。また、見学者に使っておりますDVDが前回、平成21年度改訂ということで、古くなりましたので、改訂版の作成委託料を43万円計上いたしました。保守点検等業務外の作業委託など、その他の委託料が3,804万3,000円、これはローターベアリングの診断、平成29年度から施行された風力発電設備の定期安全管理審査制度に対応するために必要となる点検を実施するもので、ピッチモーターの分解点検、タワー、ナセル、ローターの増し締め、フランジ溶接部の点検などでございます。また、電気事業法の改正により、1万キロワット以上の発電事業者につきましては、総務省のほうから地方公営企業法の適用を求められております。平成31年度より企業会計に移行のため、助言委託料として86万4,000円計上いたしております。  また、14節使用料及び賃借料といたしまして、企業会計システム使用料を63万円、15節工事請負費として4,455万円、ブレードの修繕や航空障害灯器具交換工事を予定しておるものでございます。  18節備品購入費でございますが、3,483万8,000円、風車が故障した場合の稼働率向上と発電損失を最小限にするため、比較的故障頻度の高い予備品、風車制御装置やピッチコントローラーなどを購入するための費用でございます。  25節風力発電基金積立金でございますが、収支の調整により今年度は1億586万3,000円で、前年度に比べ約5,700万円の増となっております。  28節繰出金は、償還金の減額など歳出を精査した結果、前年度に比べ2,000万円増となる7,000万円を一般会計へ繰り出しするものといたしております。  2款1項公債費でございます。起債の元利償還金6,055万7,000円でございます。起債の償還は平成30年度で完了する予定でございます。  開いていただきまして、最後のページ、9ページをごらんください。地方債の現在高の見込みに関する調書でございます。風力発電事業では、一番右でございます。当該年度末現在高の見込みはゼロ円となる見込みでございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第9号から第11号までの詳細説明を終わります。  しばらく休憩いたします。(午後2時49分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開します。(午後3時03分再開)  なお、6番、油本朋也議員から早退届が提出されています。  次に、議案第12号についての詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第12号の説明をさせていただきます。平成30年度北栄町栄財産区特別会計予算でございます。  歳入歳出予算で、第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ60万6,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。  はぐっていただきまして、1ページも説明を省略させていただきます。  2ページをお願いします。2の歳入でございます。1款1項1目財産貸し付け収入でございます。区有地貸し付け収入といたしまして23万4,000円を計上しております。地元の酪農家への貸し付けによる収入でございます。2目利子及び配当金で25万2,000円を計上しております。財政調整基金積立金の利子でございます。2項1目生産物売り払い収入2万円でございますが、栗の売り払い収入でございます。  2款1項1目繰越金でございますが、前年度繰越金10万円でございます。  続いて、3ページでございます。歳出でございますが、1款1項1目財産管理費で39万6,000円計上しております。栄財産区の管理に要する経費を計上しております。管理会の経費、あるいは山林巡視の報償費などでございます。  2款予備費でございます。21万円計上しております。  説明は以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第12号の詳細説明を終わります。  次に、議案第13号についての詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第13号、平成30年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算について御説明申し上げます。  今年度の予算は、予算総額710万3,000円で、前年比55万3,000円の増でございます。以下は省略させていただきます。  1ページは説明を省略させていただきまして、2ページをお願いいたします。歳入でございます。1款1項1目浄化槽使用料249万5,000円でございます。17万6,000円の増でございます。実績に基づき計上いたしております。  2款1項1目一般会計繰入金451万4,000円を計上いたしております。  続きまして、3ページ、歳出でございます。1款1項1目浄化槽維持管理事業費437万1,000円で、55万2,000円の増でございます。ふえた理由でございますが、維持管理費で保守点検及び清掃を行いますが、ブロアと申しまして、浄化槽に空気を送って浄化反応を進める機械でございますが、設置から10年以上経過し、これの部品交換に係る費用が増加いたしております。13節委託料で浄化槽51基の維持管理委託料305万7,000円を計上いたしております。  2款1項公債費でございますが、起債の償還元利、利子でございます。  4ページでございます。地方債の現在高見込みに関する調書でございます。合併処理浄化槽事業でございますが、一番右で、当該年度末現在高見込み額4,146万8,000円でございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第13号の詳細説明を終わります。  次に、議案第14号についての詳細説明を求めます。  松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議案第14号、平成30年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計について説明いたします。予算書をお願いいたします。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ8,150万9,000円でございます。  ページを開いていただきまして、1ページ及び2ページの説明は省略させていただきます。  3ページをお願いいたします。2の歳入でございます。まず、1款1項1目使用料でございます。平成28年度、29年度の2カ年間の入館者を踏まえまして、有料入館者数の目標を11万人と設定し、1,199万6,000円の増の6,799万2,000円を計上いたしました。内訳といたしましては、入場料が6,012万5,000円、物販施設からの施設使用料が786万7,000円でございます。  次に、2款1項1目雑入でございます。イベントに伴う収入43万円を計上しております。レンタサイクルの収入に加え、暑中・年賀はがきの売り上げを見込むものでございます。  次に、3款1項1目一般会計繰入金でございます。1,291万6,000円を計上しております。内訳といたしましては、職員人件費の2分の1に相当する経費につきまして541万9,000円、青山剛昌ふるさと館の館内展示物リニューアルのためにふるさと納税からの充当分として749万7,000円を一般会計からの繰入金としてお願いするものでございます。  次に、4款1項1目利子及び配当金でございます。17万1,000円を計上しております。これは基金の運用益でございます。  次に、4ページをお願いします。3、歳出でございます。1款1項1目一般管理費でございます。これは青山剛昌ふるさと館の管理運営に要する経費で、7,400万9,000円を計上いたしました。前年度に比べまして1,373万3,000円の増となっております。  主な事業を御説明いたします。7節賃金に41万3,000円の増の1,385万9,000円を計上いたしました。これは、ふるさと館が年中無休であるため、スタッフの勤務形態が土日祝日、お正月の勤務があり、職員確保のため、1日当たり7,400円としていた賃金を7,800円に増したためでございます。  次に、12節役務費、広告料に102万6,000円の増の402万6,000円を計上いたしました。これは、毎年さまざまな媒体を活用し、ふるさと館のPRに努めているところですが、これに加え、大阪のエキスポシティ内にある映画館の全スクリーンでさまざまな映画作品が上映される前のCMの中でふるさと館のCMを流す予定としているものでございます。  13節委託料の館内展示物作成委託料に373万円の増の1,208万5,000円を計上いたしました。館内のアトラクションのスケートボードを改修する費用1,109万円が主な費用でございます。  次に、15節工事請負費、館内設備工事請負費に81万9,000円を計上いたしました。これはWi−Fi設備工事やエントランス内照明設置工事などを行うものでございます。  18節備品購入費に219万7,000円を計上いたしました。これはコナンキャラクターを描きましたイベント用テント2張を購入する費用でございます。ふるさと館のイベント時に使用するほか、町内外のイベント等でも活用していく予定でございます。  なお、14節使用料及び賃借料のキャラクター使用料に157万1,000円の増の721万5,000円、27節公課費の消費税に123万円の増の337万4,000円を計上してございますが、これは入館者を前年度より2万人多い11万人で見込んだためでございます。  次に、2目繰出金でございます。一般会計から繰り入れた経費を計画的に返済していく必要から、一般会計繰出金に毎年450万円を計上しているものでございます。  次に、2款1項1目予備費につきましては、189万2,000円増の300万円を計上いたしております。  6ページ、7ページは給与明細書でございますが、説明は省略させていただきます。  以上で大栄歴史文化学習館特別会計予算の説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第14号の詳細説明を終わります。  次に、議案第15号についての詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第15号、平成30年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算について御説明いたします。  歳入歳出予算の総額は1億6,023万円でございます。  1ページと2ページは説明を省略させていただきます。  3ページの歳入です。1款後期高齢者医療保険料です。1億1,186万6,000円を計上いたしました。保険料率につきましては、平成29年度と変更ございません。前年との比較では、被保険者数の増により673万6,000円の増でございます。  次に、2款繰入金です。一般会計からの繰り入れですが、4,449万2,000円計上しております。この中の2目の保険基盤安定繰入金4,168万円につきましては、一般会計の収入といたしまして、県4分の3の負担がございます。  めくっていただいて、4ページの真ん中、4款3項雑入の1目健診委託料でございます。278万9,000円を計上しております。75歳以上の方の健診については、後期高齢者広域連合から町が委託を受けて行っておりまして、実施経費を広域連合から受け入れるものでございます。  次の5款国庫支出金83万1,000円については、システム改修に対しての補助金でございます。  次に、5ページの歳出です。1款総務費につきましては、実績を勘案して業務に必要な経費を計上いたしました。  2款健診事業費ですが、前年より60人増の450人分を見込んで、301万4,000円を計上いたしました。  3款の後期高齢者医療広域連合納付金ですが、1億5,354万7,000円の計上です。こちらは収入のほうで集めた保険料と一般会計から繰り入れた基盤安定繰入金を広域連合に納付するものでございます。
     以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) 以上で議案第15号の詳細説明を終わります。  次に、議案第16号についての詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第16号、平成30年度北栄町水道事業会計予算について御説明を申し上げます。  総則の第1条でございます。平成30年度北栄町水道事業会計の予算は、次に定めるところによる。業務の予定量でございます。業務の予定量は次のとおりとする。給水戸数が5,924戸、年間総給水量が149万940立方メートル、一日平均給水量が4,084立方メートル、主要な建設改良費ですが、老朽管更新等でございまして、1億4,204万2,000円でございます。今年度は土下踏切下の老朽管更新などを予定しております。なお、前年度より給水量が減少傾向であります。これは節水器具等による減少が影響しておるものと考えておるものでございます。  3条でございます。収益的収入及び支出の予定額でございますが、収益的収入で、水道事業収益といたしまして2億8,038万9,000円でございます。収益的支出で、水道事業費用といたしまして2億3,985万8,000円と定めるものでございます。  はぐっていただきまして、資本的収入及び支出でございますが、資本的収入といたしまして1億2,728万円、資本的支出で2億2,539万9,000円と定め、不足いたします額9,811万9,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填するものでございます。  第5条、企業債でございますが、起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、ごらんのとおり定めておるものでございます。起債の目的につきましては、配水管改良事業といたしまして、限度額1億2,520万円を設定いたしております。起債の方法以下につきましては、一般会計と同様でございます。  6条、一時借入金の限度額1億2,520万円と定めるものでございます。  7条、予定支出の各項の経費の金額の流用につきましては、記載のとおりでございます。  8条、議会の議決を経なければ流用することができない経費といたしましては、職員給与費2,053万6,000円でございます。  9条、棚卸資産の購入限度額は298万4,000円と定めました。  はぐっていただきまして、4ページ、予算実施計画書でございます。これにつきましては、予算実施計画説明書で説明させていただきますので、説明は省略させていただきます。  7ページでございます。キャッシュフロー計算書でございます。1に、業務活動によるキャッシュフローということで、これは収益的収支に現金を見込んだものでございます。(1)の当年度純利益から(6)までの業務活動によるキャッシュフローの合計は1億572万7,000円でございます。  8ページをごらんください。2の投資活動によるキャッシュフローでございます。これは資本的収支の建設改良に係るキャッシュフローのうち、企業債を除いたものでございまして、計は1億3,034万6,000円の減でございます。  3の財務活動によるキャッシュフローでございます。これは資本的収支の建設改良に係る企業債についての現金の動きをあらわしたものでございますが、計は4,184万3,000円となっております。  4、資金増減額といたしまして、1,722万4,000円でございます。これに資金の期首残高を含めますと6の資金期末残高ということで、1億9,760万4,000円となります。この5番と6番の金額は、それぞれ平成29年度予定貸借対照表及び平成30年度予定貸借対照表の流動資産の現金預金と同額となるようになっております。  給与費明細書は省略させていただきます。  13ページをお願いいたします。平成30年度の予定貸借対照表でございます。これは年度における資産状況を示すものでございます。はぐっていただきまして、14ページ、6行目に資産合計を記しております。30億4,989万3,000円でございます。  次に、負債の部でございますが、15ページの中段、負債合計といたしまして、17億1,100万9,000円でございます。  次に、資本の部でございますが、資本金の合計8億6,860万9,000円でございます。  16ページをごらんください。剰余金でございます。剰余金の合計といたしまして、4億7,027万5,000円でございます。資本の合計といたしまして13億3,888万4,000円、負債資本の合計は30億4,989万3,000円でございます。  続きまして、17ページの平成29年度の予定損益計算書でございます。これは前年度の終わりに予想される経営成績をあらわすものでございます。  19ページでございます。平成29年度の予定貸借対照表でございます。これは前年度末と当年度末で比較対照するためのものでございます。  23ページをお願いいたします。重要な会計方針ということでございます。(1)と(2)はごらんのとおりでございます。(3)に引当金ということがありまして、今回、賞与と法定福利費、そして貸倒引当金を計上しております。(4)はごらんのとおりでございます。  はぐっていただきまして、24ページにその他の注記はごらんのとおりでございます。  次に、25ページ、予算実施計画説明書をごらんください。資本的収入及び支出で、収入のほうから説明させていただきます。  1款の水道事業収益、1項1目給水収益は2億4,683万1,000円でございます。前年度比289万円の減となっております。実績に基づき計上いたしております。それから、2項営業外収益のところに2目長期前受け金戻入ということで、3,028万円でございます。固定資産の取得に補助金が含まれていた場合に繰り延べ収益として整理するもので、これは現金を伴わない収入となります。  26ページの支出でございます。1款1項1目原水及び浄水費でございます。3,586万円、比較122万8,000円の減でございます。減の理由でございますが、昨年は曲ポンプ場の薬液タンクの更新を行いました。  27ページ、2目配水及び給水費でございます。2,539万6,000円、比較705万3,000円の増となっております。これは修繕費に民地内に配管がある妻波地区及び漏水の多い瀬戸地区の給水管の修繕を実施するため増額となっております。また、工事請負費の量水器取りかえ件数が増となっており、工事費が増加しております。  3目受託工事費といたしまして、162万円を見込んでおります。国、県、町などの事業で受託工事が必要となった場合に想定して計上いたしております。  4目総係費1,647万5,000円で、158万9,000円の増となっております。増の理由でございますが、人事異動に伴う人件費の増額でございます。  29ページをごらんください。減価償却費でございます。1億2,225万9,000円で、138万9,000円の減となっております。また、6目資産減耗費で201万円、89万円の減でございますが、これは資産に対する減価償却を所定の計算で計上いたしたものでございます。  2項営業外費用でございますが、1目支払い利息及び企業債取扱諸費、また、2目消費税及び地方消費税、3目雑支出につきましては、それぞれの金額を計上いたしたものでございます。  また、予備費につきましては、1,200万円計上いたしております。  30ページをごらんください。資本的収入及び支出で、収入から説明させていただきますと、1款1項1目工事負担金で208万円、今年度は水道の加入金を計上いたしております。2項1目企業債といたしまして、1億2,520万円でございます。  続きまして、31ページ、支出でございます。1款1項1目配水施設等改良費に1億3,996万1,000円を計上しております。1,417万8,000円の増でございます。今年度の工事は、土下JR踏切の配水管を推進工法で布設がえするほか、米里配水池の延命化としてタンク内部の補強などを予定しております。  はぐっていただきまして、32ページでございます。2目営業設備費208万1,000円で、量水器の購入費でございます。昨年は大口径の購入が多かったため、今年度は減額となっております。  2項1目企業債償還金8,335万7,000円、企業債の償還金に充てるものでございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 以上で一括議題とした12議案の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  本会議は、あす6日の午前9時から開きますので、お集まりください。お疲れさんでした。                 午後3時30分散会       ───────────────────────────────...