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平成29年12月第11回定例会 (第12日12月18日)

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  1. 北栄町議会 2017-12-18
    平成29年12月第11回定例会 (第12日12月18日)


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    最終取得日: 2021-09-18
    平成29年12月第11回定例会 (第12日12月18日) ─────────────────────────────────────────────       第11回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第12日)                                  平成29年12月18日(月曜日) ─────────────────────────────────────────────                                 平成29年12月18日 午前9時開議  日程第1 報告第 10号 第2期株式会社北栄ドリーム農場の経営状況について  日程第2 議案第 111号 北栄町学校給食費徴収条例の制定について  日程第3 議案第 112号 北栄町防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の              一部を改正する条例の制定について  日程第4 議案第 113号 北栄町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につい              て  日程第5 議案第 114号 北栄町公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について  日程第6 議案第 115号 平成29年度北栄町一般会計補正予算(第6号)  日程第7 議案第 116号 平成29年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)  日程第8 議案第 117号 平成29年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第3号)  日程第9 議案第 118号 平成29年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第3号)  日程第10 議案第 119号 平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第              2号)
     日程第11 議案第 120号 北栄町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定              について  日程第12 議案第 121号 北栄町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条              例の一部を改正する条例の制定について  日程第13 議案第 122号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する              法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正              する条例の制定について  日程第14 議案第 123号 北栄町特別職の職員の給料の特例に関する条例の制定につい              て  日程第15 議案第 124号 平成29年度北栄町一般会計補正予算(第7号)  日程第16 議案第 125号 平成29年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第5号)  日程第17 議案第 126号 平成29年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第4号)  日程第18 議案第 127号 平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第              4号)  日程第19 議案第 128号 平成29年度北栄町水道事業会計補正予算(第3号)  日程第20 議案第 129号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  日程第21 平成29年陳情第6号 公文書の適切な管理運用を求める意見書の提出につい                 て(陳情)  日程第22 平成29年陳情第7号 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改                 正に係る意見書の提出について(陳情)  日程第23 平成29年陳情第8号 教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(大栄中学                 校・北条中学校)  日程第24 平成29年陳情第9号 教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(北条小学                 校)  日程第25 平成29年陳情第10号 大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善                 について(要望)       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 報告第 10号 第2期株式会社北栄ドリーム農場の経営状況について  日程第2 議案第 111号 北栄町学校給食費徴収条例の制定について  日程第3 議案第 112号 北栄町防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の              一部を改正する条例の制定について  日程第4 議案第 113号 北栄町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に              関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につい              て  日程第5 議案第 114号 北栄町公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について  日程第6 議案第 115号 平成29年度北栄町一般会計補正予算(第6号)  日程第7 議案第 116号 平成29年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)  日程第8 議案第 117号 平成29年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第3号)  日程第9 議案第 118号 平成29年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第3号)  日程第10 議案第 119号 平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第              2号)  日程第11 議案第 120号 北栄町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定              について  日程第12 議案第 121号 北栄町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条              例の一部を改正する条例の制定について  日程第13 議案第 122号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する              法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正              する条例の制定について  日程第14 議案第 123号 北栄町特別職の職員の給料の特例に関する条例の制定につい              て  日程第15 議案第 124号 平成29年度北栄町一般会計補正予算(第7号)  日程第16 議案第 125号 平成29年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第5号)  日程第17 議案第 126号 平成29年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第4号)  日程第18 議案第 127号 平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第              4号)  日程第19 議案第 128号 平成29年度北栄町水道事業会計補正予算(第3号)  日程第20 議案第 129号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  日程第21 平成29年陳情第6号 公文書の適切な管理運用を求める意見書の提出につい                 て(陳情)  日程第22 平成29年陳情第7号 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改                 正に係る意見書の提出について(陳情)  日程第23 平成29年陳情第8号 教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(大栄中学                 校・北条中学校)  日程第24 平成29年陳情第9号 教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(北条小学                 校)  日程第25 平成29年陳情第10号 大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善                 について(要望)        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 長谷川 昭 二君  2番 宮 本 幸 美君  3番 前 田 栄 治君     4番 秋 山   修君  5番 町 田 貴 子君  6番 油 本 朋 也君     7番 斉 尾 智 弘君  8番 井 上 信一郎君  9番 藤 田 和 徳君     10番 田 中 精 一君  11番 森 本 真理子君  12番 津 川 俊 仁君     13番 阪 本 和 俊君  14番 野 田 秀 樹君  15番 飯 田 正 征君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  副主幹 ──────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 西 尾 浩 一君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  会計管理者(兼)出納室長                                ──── 齋 尾 博 樹君 総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君  企画財政課長 ───── 小 澤   靖君 税務課長 ─────── 大 庭 由美子君  住民生活課長 ───── 倉 光   顕君 福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君  健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君 地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君  産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君 観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君  教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君 生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君  農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開議 ○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。
     日程に先立ち、14日の本会議において秋山議員の一般質問に対し答弁保留がありましたので、答弁を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 担当課長に説明させます。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員の答弁保留していたものに対しての回答をさせていただきます。  まず、一般会計と特別会計の会計の期間でございますが、まず一般会計におきましては、出納整理期間というものがございます。出納整理期間というものは、歳入調定や支出負担行為の所定の手続を完了し、前年度末までに確定した債務・債権の整理を行うために設けられている期間です。地方公共団体の場合、会計年度終了後の翌年度の4月1日から5月31日までの2カ月間を指します。一方で、地方公営企業法の適用を受けている北栄町でいいますと水道事業会計でございますが、こちらのほうには出納整理期間というものはありません。収支原因が発生した債務・債権であっても、年度内、3月31日までに現金の受け払いがなければ、貸借対照表には未収金、未払い金などの債権または債務として整理されます。統一的な基準において連結の財務諸表を作成することになっておりますが、この出納整理期間があるものとないものの期間が違う中での取り扱いでございますが、出納整理期間の定めがある一般会計と定めのない公営企業会計との間で取引がある場合は、出納整理期間中に帰属する資金の授受がある場合には、年度内に現金の受け払い等が終了したものとして調整します。例えますと、一般会計のほうから例えば出納整理期間中に北栄町でいいますと水道会計のほうに繰出金があった場合、その場合、水道会計のほうは3月31日までの会計の処理にはなりますが、この連結の財務諸表を作成する場合は、出納整理期間に一般会計から水道会計に入ってきた場合は、現金が入ってきたということで処理することとなっております。そういった形で出納整理期間のお金のほうは連結の財務諸表をつくった場合はお金の受け払いがあったものとして調整をすることとなっております。  以上で説明を終わります。 ○議長(飯田 正征君) この件につきまして、秋山議員、さらに質問がありますか。  4番、秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 確認をさせてください。水道会計は公営企業の決算をして、そのほかの一般会計、特別会計は出納整理期間を設けた決算をするということですね。それから、その後、風力発電と下水道会計についても公営企業会計に順次移っていくわけですけども、それも同じように理解してよろしいですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 担当課長に答弁させます。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 秋山議員のおっしゃるとおりでございまして、一般会計以外の公営企業会計については出納整理期間がございます。下水道と風力発電につきましては、平成31年から法適用を目指しておりますけど、その法適用が適用された場合には、そこからは公営企業法の適用になりますので、出納整理期間がなくなるという形になります。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 地方公会計を導入をする目的の一つに、一般会計、特別会計、公営企業会計を、全てを一緒にした連結決算を作成できるようになるというのが一つの新しい有効なことだと思っているんですけども、そうすると、公営企業会計は3月31日、一般会計とか特別会計は出納整理期間を考慮した3月31日にさかのぼった財務諸表ができるということだから、それでいいですね。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 担当課長に答弁させます。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) そのとおりでございます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ということは、他町、他の自治体のことですけども、一般会計と特別会計、公社だとか一般会計とかに期末、期初に貸付金等の資金のやりとりをしたものが消えてしまう。一般の人から見ればそれはおかしいじゃないか。地方公共団体側から見れば、そういうのは許されることだから、正当な手続だという余地は残るということですか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 担当課長に答弁させます。 ○議長(飯田 正征君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 済みません。ちょっと質問の内容が余りよく理解できませんので、もう少しわかりやすくちょっと言っていただければと思います。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 一般的な話ですよ。一般的な話で、土地開発公社だとか、地方公共団体が事業をやってて、予算の上では収支はあるけれども、期中に事業を運営するために借入金を起こすんだけども、3月31日の期末になったときにはそれが返すことができなくって、要するに期末には決算上は借入金とかなくしてきれいにしておかなきゃいけないから、一般会計とのやりとりをして、要するに4月、5月の間にやりとりをして、表面上はそういう資金のやりとりが表に出てこないような処理をされてたというのが過去にほかの自治体でもあったと記憶しているんですけども、そういうことを指しているんですけど。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) よくわからないのでありますが、出納室、何かわかるかいな。 ○議長(飯田 正征君) そうしますと、齋尾出納室長。 ○会計管理者(兼)出納室長(齋尾 博樹君) 今の例というのは夕張市の例の話ですかね。であれば、公会計制度が新しくなったとしても、その部分というのは危険性はあると感じてます。 ○議長(飯田 正征君) よろしいですか。  秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 危険性が残るということだけがわかればいいです。 ○議長(飯田 正征君) 以上で秋山議員の一般質問を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 報告第10号 ○議長(飯田 正征君) 日程第1、報告第10号、第2期株式会社北栄ドリーム農場の経営状況についてを議題とします。  これより本件に対する質疑を許します。  2番、宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) このドリーム農場ができて1年経過いたしまして、まず順調に1年が終わったと思いますが、その中で、昨年の秋、収穫が始まって、パック詰めのときに計量でパックを詰めておられました。その現状を見て、このまんまの状態ではちょっと作業がスムーズにいかないなという思いでおったんですけども、先回の委員会で計量器について質問いたしましたら、新しい計量器が導入されておりまして、スムーズに回転しておりますが、この新しい計量器は昨年には導入できなかったんですか。お尋ねします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  計量器につきましては、議員仰せのとおり、当初導入状況は単なる重さをはかってパック詰めを行うというものでございました。ただ、それだとイチゴがふえてくる中で非常に非効率だということで、今入れている計量器は、かごにイチゴを全部入れておいて、まずその重さを全部一旦はからせます。そこからイチゴを1個抜けば、これがMサイズ、重さですけども、登録させておきますと、MサイズであったりSサイズであったりLサイズだというのは登録してありますので、それが1個抜くたびに音声でMです、Sですといったふうにサイズをまず教えてくれるものであります。あと、パック詰めをする者に対しては、それがあとは熟度だとか、それから傷みがないかというのだけを確認してパックを詰めていくという作業になりまして、非常に効率的であるために、このものを2台導入させていただいたところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) その内容は先回お聞きいたしました。昨年はもうとりあえず収穫したイチゴを1個載せて、載せた時点でMとかLとか判断しております。今回は課長の言われたとおり、それが逆のパターンになって、とった時点で商品がわかる。かなり流れがよくなっております。今回買われた計量器が昨年の時点であったなら、なぜそういうことができなかったか。なかって、1年後にこれができたから、それに乗りかえたということだったらやむを得ないんですけども、昨年買った古い機器、これ金額はどのくらいいたしますか。何台かありましたが。その当時と、今の新しい計量器がその時点でなかったならやむを得ませんけども、その金額も含めて教えてください。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 当初に導入できなかったのかということでございますけれども、当初は普通の計量器でございまして、そういうことがわからなかったために、作業を進めていく中で、1月だったと思いますけれども、導入をさせていただいたということでございます。  その導入させていただいた金額につきましては、ちょっと今手元に資料がございませんので、また後で提出をさせていただけたらと存じます。 ○議長(飯田 正征君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 小さいことかもしれませんけど、これからどんどん農場をふやしていかなければなりませんし、まず、作業員がスムーズにやっぱり作業が進められるように進めていくわけですけども、大変厳しい状況にもあると聞きますが、なるべくそういった内容を精査していただいて、スムーズな作業ができるように進めていただきたいと思うところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 常にそうした作業効率ですとか、スムーズに業務ができるということは、それこそ会社の経営にもかかわることでございますので、常日ごろから改善点については改善をしていくように会社のほうに申し伝えるようにいたします。 ○議長(飯田 正征君) 宮本議員、先ほどの質問の中で、回答後さらに質問されますかどうか。先ほど答弁保留されましたけれども、その後、お聞きになられて、またその後……。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 金額ですか。 ○議長(飯田 正征君) さっきの件。  宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) ちょっと先ほど言いました古い、以前使っておられた機器の単価がわかれば教えてください。 ○議長(飯田 正征君) わかりましたか。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) はい。なのでそれも含めて。 ○議長(飯田 正征君) オーケーですか。大丈夫ですか。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 今は答えられませんけど。 ○議長(飯田 正征君) とりあえず意思の確認ということで、それをお聞きになられてさらに質問をされるのかどうかということをお聞きします。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 結構です。 ○議長(飯田 正征君) よろしいですか。  そうしますと、ほかに質疑はありませんか。  4番、秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 先日、経営状況を説明していただいたときの資料と、その後、私のほうで第4回定時株主総会議案書というのを入手しましたので、それ、2つあわせた中で質問させていただきます。  まず1点目に、北栄ドリーム農場の損益分岐点の売上高は幾らですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  このたびの議会に提出した資料ではございませんで、うちのほうで持っております資料になろうかと思いますけれども、議員がもらわれた資料だと思いますけれども、順調にいわゆる規模拡大を進めた上でということになりますが、第6期ぐらいに1.2ヘクタール程度まで拡大した際に3,530万円弱の単年の黒字が生まれるというふうに考えておりまして、いわゆるそこの部分が損益の分岐点になろうかというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 少しちょっと意味が違うのではないかと思っておりますけども、損益分岐点になる売上高は幾らかというときには、それを分析するというか、それを算出するときには、費用のほうを固定費と変動費に分けて、その合計額が売上高と一致する点、一致する売上高が損益分岐点の売上高だと思いますが、そういう理解でよろしいかということと、そのときの売上高は幾らかというのをお聞きしたんですけど。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申しわけございませんでした。私の理解が悪かったです。議員おっしゃられるとおりでございまして、ただ、この損益分岐点は毎年毎年の売り上げ等で変わってまいりますので、ここというところというのをうちのほうで示せるところではございませんが、いわゆる売り上げと損失とが一致する点といいますけれども、ここの点につきましては今のところ持ち合わせておりません。先ほどプラスに転じる点でいけば……。ちょっと待ってください。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前9時20分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前9時21分再開)  そうしますと、手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申しわけございません。今回の損益分岐点につきましては示しておりませんので、後で提出をさせていただきたいと存じます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) その損益分岐点を分析するときに固定費と変動費に分けるという話をしましたけども、そうすると、この固定費に当たる部分が幾らかだとか、どの項目が固定費で幾らになるということは今は明示していただけないということですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 今の時点では示しているものがありませんので、後で提出をさせていただきたいと存じます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 次に、どっちでもいいんですけども、説明していただいた資料の5ページ、財産目録(資産別固定資産減価償却内訳表)というのですけども、固定費の中に当然減価償却費があるわけで、その減価償却費を確定させるために、一つの例として説明していただきたいんですけども、補助金を受けてやっている事業なので、通常の減価償却を出す金額と補助金の部分が当然違ってくるわけなんですけども、補助金をもらわない場合ともらった場合の減価償却費等も把握して、一般の企業が損益分岐点になる売上高と補助金を受けて損益分岐点になる売上高とは当然変わってくると思っているんですけども、例えば農機具等のところの6番目のところにICT環境制御という項目というか機械がありますけども、これの当期の減価償却費が7万5,452円なんですけども、これを例に、今期の減価償却費が7万5,452円になる計算式を示していただけませんか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  これは5ページのところでございますけれども、ICT環境モニタリング装置で申し上げますと、この取得価格が414万4,392円になってございます。一番この列の、この欄の一番右端に行きますと、いわゆる備考欄に圧縮、いわゆる補助を受けた金額でございますけれども、金額が掲載されております。額は287万8,050円でございます。先ほどの取得価格から圧縮の金額を差し引きまして、そのところの金額が126万6,342円になります。その126万6,342円を、このものにつきましては、ICT環境モニタリングが約7年での償却年でございまして、償却率といたしましては0.143でございますので、この0.143を償却費率として掛けさせていただきます。これを導入しました時期が本年の3月からいわゆる決算までの7月でございましたので、5カ月分といたしまして、12カ月分の5月ということで掛けますと、7万5,452円という計算になるものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) わかりました。ありがとうございました。ちょっと二、三日悩ましていたものですから。取得価格は補助金を引く前という、世間一般の価格という意味ですね。わかりました。  とすると、今度は、8ページの損益計算書が示してありますけども、ここの中の下のほうの経常利益から下のところと、それから、その上のところですけども、補助金というのを4,540万5,000円ほどの補助金を受けているんですよね、このときに。それに対して当期利益が2,433万9,000円上がっているんですけども、実質はこの差し引きしか本当は上がってないんですけども、その後、法人税として725万9,000円を納められていますよね。補助金を受けて、税金で750万円まで払って、その辺はおかしいとは思われませんか。会社の運営、経営で。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 秋山議員の御質問にお答えいたします。  まさに秋山議員おっしゃるとおりでございまして、いわゆる税金で導入したものに対してさらに税金がかかるという構図になっておるわけですけれども、目的達成に必要な補助金と捉えてこのものが課税対象となるということに対しては不合理を感じておりまして、税理士にお願いしておるわけですけれども、税理士を通しまして税務署に再度確認を行いましたが、やはり課税対象であるという見解でございました。  また、この地方創生加速化交付金の所管であります内閣府の地方創生推進室にも確認を行いましたけれども、交付後の課税等については制度設計の段階で想定していなかったということでございまして、そのとおり、税務署が指摘してきた内容のとおり課税になって払ってくれという御指示でございましたので、そのとおり今回払わせていただいているということでございます。
     製造経費の減価償却費ですとか補助金等の圧縮記帳を仮に行わなかった場合につきましては、圧縮されない金額がそのまま上乗せとなりまして、耐用年数で割った金額ということになるわけですけれども、この点でいきますと、圧縮損として上げさせていただいて、こちらのほうで差し引きをさせていただいたということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 再度ですけども、要するに補助金をもらって、本当はもうけが出てないのに、補助金をもらったものが収益に上がってですよ、本当は損失が上がっているのに利益が上がったことになってて、端的に言えばその補助金の中から750万円を税金として会社から出しちゃっているということなので、何と無駄なことをしているのか。そしたらその補助金のあり方だとか補助金の申請の仕方だとか、そういうことはもっと考慮する必要があるじゃないですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) まさに議員仰せのとおりでございまして、まさに補助金の意味を考えさせられる内容になっておりますので、この点につきましては、引き続いて所管である内閣府、地方創生の交付金を入れておりますので、そちらのほうの確認を行うとともに、この税金のあり方等については検討を進めていく必要があろうかというふうに思います。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 次ですけども、今期というか、先期、この決算期に増資をしておられますよね、3,000万円。ということは、3,000万円の現金が入ってきているということですよね。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 御質問にお答えいたします。  この3,000万円につきましては、次の第3期で受け入れる予定としておるものでございます。これにつきましては、説明させていただいておりますけれども、ファンドを活用いたしまして、アグリファンドというものでございますけども、こちらのほうの3,000万円を受け入れをしまして、第3期に進めます規模拡大に対応するために導入するものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 増資した資本金は3期には全額入ってくるという理解の仕方でよろしいですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  この3,000万円につきましては、第3期のところで全額3,000万円が入ってくるという形になろうかと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ということは、第2期の決算の決算書を見ると、現金が3,100万円ぐらいあるということになっていますけども、これが、途中支出は当然あるわけなんですけども、端的に言うと6,000万円ぐらいの手持ち現金が発生するということでいいんですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 今現在、資本金がほぼ手つかずの状況になっております。また、今期、期末でいきますと1,435万円弱のいわゆる繰越剰余金がございますので、この金額がいわゆる手元にあるという状況の中で、3,000万円をさらに受け入れますので、それなりの金額になるというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 売上高が1,000万円とか2,000万円のレベルの企業というか会社ですよね、これ。何でそんなに手持ち現金を多く持たないけんのですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  手持ち現金を残す意味といたしましては、例えばイチゴというものに対する特性があろうかと思っております。イチゴ栽培におきまして、非常に議会等でも危惧されていますとおり、現在の品種等を考えますと、一つ病気が蔓延しますと全て全滅するというようなことも可能性としてあるわけでございまして、そうしたときに会社がいきなり立ち行かなくなるということも踏まえますと、ある程度の手持ち現金を持っておいて、仮に何かのリスクを回避するためにもそうしたものを持つということが必要であろうかというふうに思っております。  また、社員等につきましても順次、今、地域おこし協力隊でやっておりますけれども、そうした社員等が正社員になっていくというようなことになっていったときに、手持ちに金額がなければたちまち給与も払えないというようなことになっていくわけでございまして、そうしたことを避けるために手持ちの現金で自由になるものを柔軟に持っておきたいという考えでございます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 収支計画として第7期ぐらいまで予想しておられますよね。また、収支計画という言葉は私はおかしいと思ってまして、これは利益計画というか、損益計画だと思って、収支計画というのは現金の動きを示す計画というか、そういうもの、キャッシュフローを示すものだと思ってますので、ドリーム農場の決算書には商法が要求してないということでキャッシュフロー計算書が財務諸表として示してないんですけども、そういうこともあわせると、損益計算書の損益とキャッシュフロー計算書の現金の動きとはイコールじゃないというのは会社を経営する人は誰でもわかっていることなんですけども、それをごっちゃにしたような事業計画だとか物の考え方でこのドリーム農場の経営が進められていると私には感じられるんですけども、その辺はどうなんでしょう。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  おっしゃるとおりでございまして、まだ立ち上がったばかりの会社でございまして、混沌としておる部分はございますけれども、第3期、第4期に向けましては、やっぱりキャッシュフローというものもちゃんと整理をいたしまして、決算書の中で損益計算書に記載されている売上高や純利益等、実際のお金の流れを示していないことから、やはりそういったキャッシュフローをもって現金がどういうふうに支払われるのかといったお金の流れというのはつかんでおく必要があろうかと思っております。  また、それはいわゆる損益計算書とキャッシュフローというものをしっかり経営の中で分けて、しっかりお金の流れをつかんでおくということが大事だと思っておりますので、今後、会社のほうにはそうしたものを整備するように伝えながら、経営をしっかり分析していくように伝えたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 今度ファンドから出資を3,000万円受けたわけですけども、ある一定の利益が上がるようになったら2%から4%の配当をするということですけども、これは1株当たり2%から4%の配当をするというふうに捉えてますけど、それでいいですね。利益の何ぼという意味ではなくて。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の質問にお答えします。  そのとおりでございます。これについては、ファンドでございますから、無議決権配当優先株式というのを出しておるわけですけれども、これにつきましては、議員おっしゃるとおりで、3,000万円以上の売り上げが上がったときに年2%ということでお話を伺っております。(発言する者あり)ですね。申しわけございません。もとい。3,000万円の利益が出たときでございます。出たときにいわゆる年2%の割合で、株式を出していらっしゃるので、それに対して2%出すということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 3,000万円以上の利益、当期利益ですよね、当然ね。当期利益が上がったときに配当ができるようになる。ということは、その利益を上げるための売上高、損益分岐点は幾らかというのは計算してあるんですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) それが今手元にございませんので、計算したものを出させていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 私はこの株主総会の議案書だとか、この前の議会で説明していただいた資料の数字だけをもって今質問をさせていただいているので、本当は会社の経営というのはまた別のことですよね。数字ばっかり気にしとったっていけんわけで、例えば売上高はどうなのか、それに対する製造はどうするのか、それから、会社の中の風土というか、会社の社風というか、そういうものが大きく会社の経営に影響すると思っているんですよね。今、資本を出資しとる人と会社を経営している人と、それから実際にその場で販売だとか製造というか、イチゴを育てている人の人間関係というか、そういうものが何か伝わってこないんですよね。成功するための過程で。そういうところについて、もし何かコメントがあればお聞きしたいですけど。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  その点でいいますと、会社といたしまして、PRに欠けているのではないかというところに直結するのではないかと思っております。このドリーム農場の大きな役割といたしましては、地方創生の交付金を活用いたしまして、いかに地域が元気になるかということでございますので、その点でいいますと、地域に対してドリーム農場が果たす役割というのは何なのかというものをきちっとPRしていかなければならないというふうに考えております。特に、地方創生というのは東京に一極集中いたしました人口をいかに地域で受け入れる環境を整えるのかという交付金であろうかというふうに捉えておりますので、その点でいいますと、ドリーム農場で今受け入れている者を含めまして、そうした活動をもっとPRをして、この会社がどういうふうに有益に町民に働きかけるのかということはどんどんと流していく必要はあろうかというふうに考えております。  ですので、数字だけで捉えているところではなくて、当然イチゴの産地化というのを目指してそうした受け入れをしようと考えておりますので、PR等については会社等にも、それから行政で補助金を出している我々としましても協力しながら、連携して、この取り組みが町民の皆様に理解していただけるような取り組みになるようにPRしてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) きょうは主に数字の中の世界での話をさせてもらったんですけども、北栄ドリーム農場についてはいろいろ疑問に思うところがたくさんありますので、また今後も注視しながら見守っていきたいと思います。  以上で終わります。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 2点ほど確認をさせてください。  法人税、住民税及び事業税とありますが、この内訳についてお聞きします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申しわけありません。手元に細かい資料を持ち合わせておりませんので、後で提出をさせていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) これをお聞きして何が聞きたかったかというと、要は補助金を収入に上げて税金を払うというシステムになって、税務署とのやりとりの中でこうせざるを得ないという矛盾がある。非常に腹立たしい思いもしておりますが、そうはいっても法人を立ち上げた段階で基本的には法人税というのはかかってくるわけで、それらのことについて、いわゆる我々、私も思いますが、不合理と思う税金は幾らなのかというのを明らかにしたかったので、そのような回答をお願いします。  次に行きます。製造経費の中の減価償却費があります。先ほど同僚議員から質問がありまして、5ページの表から減価償却費の割り出し方法について詳しく説明がありました。そうしますと、確認ですが、第2期の今ある減価償却費の対象の構築物等々の償却費は、第3期の償却費は、第3期に新たに求めたものははねるという前提で質問ですが、第2期に5カ月分であったり12カ月分であったり、そういう月数を勘案して割り戻しといいますか、最低でも5年とかという耐用年数がありますので、来年度、第3期については全て12カ月分、現在の構築物が、減価償却の対象物があるとして、238万円が幾らになるのか。ざっとでいいです。いわゆる考え方だけでもいいです。お示しください。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) ちょっと待ってください。 ○議長(飯田 正征君) 暫時休憩します。(午前9時43分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前9時43分再開)  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 減価償却につきましては、今、取得から5カ月のものについては12分の5カ月ということになっておりますけれども、当然1年分となりますれば12分の12でございまして、そのような率で計算するようなことになると思います。  ただ、これの取得額の合計額につきましては、ちょっと今、手元に3期のものを持っておりませんので、計算を改めてさせたものを提出させていただけたらと存じます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 400万円か500万円か、その程度だと思うんですが、何がお聞きしたかったかというと、要は減価償却費を求める際に、補助金の金額を引いたところで減価償却を求めていくということで、いわゆる我々の感覚からすると、取得費で今までは減価償却をしてたんですが、補助金との相差の部分でしていくというふうなことなので、そうすると、ことし、先ほどの法人税等で720万円払いましたが、3期以降の税金にどのような影響を与えるんだろうか。例えば減価償却費がいわゆる圧縮されて計上されてきますので、第3期以降も所得が大きく膨らんでくる、あるいはこの税金を払わないことによって減ってくるとか、何かそういう影響というのはあるのかないのか。いわゆる補助金のある経営なので、楽な資金繰り、先ほどもキャッシュフローの話が出ましたが、うらやましい、民間の事業者にとっては現金がこんなに潤沢にある経営というのはうらやましいし、ほかから借り入れせんでもいいし、非常にうらやましいんですが、そういう点について、この償却費の影響はどのような部分に影響を与えるのかどうか、その辺がわかればお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  後年におきましても当然規模拡大等を含めて、3期で導入される事業もございますので、その部分の圧縮損というのは出てまいりますから、同様の計算となって、影響としては出てくるというふうに考えております。  将来的なところでございますけれども、潤沢な資金をたくさん持っている中で、いわゆる税金への影響でございますけれども、やはりそうした補助金等で導入したものがさらに課税されるということでございますので、その点におきましては、やはり重大な影響であろうと、例えば今期においても720数万円のうち、いわゆる法人税等がどれぐらいになったのかというのはちょっと今手元にありませんけれども、影響が大きく出たということを考えますと、今後も大きく影響してまいりますし、このことはしっかりと今後の経営の中に、念頭に置きながら、損益分岐点や、それから収支の計算というのをしっかりと持ちながら経営を状況として把握していかなければならないというふうに考えておるところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 担当者としては、ファンドの活用だとかということで、いわゆる石橋をたたいて渡るような方針でやってこられたということだと思います。だから結果としてキャッシュフローがたくさんふえて、これで大盤振る舞いだというんじゃなくて、なぜ資金をそうやって調達していくのか、そして将来にどうやってこれを成功させていくのかという視点でぜひとも今後も経営を続けていただきたい。資金繰りだけはできました。あとは内部の技術的なこと。非常に楽な、私なんかからするとすごい楽な経営だなと思います。これで失敗するようなことは断じて許されないと思いますので、そこのところについてどのように思われるのか、再度質問します。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えします。  会社の運営方針にかかわることでございますので、私からの回答という点では、ある程度担当者として会社に伝えるということでの御理解でいただきたいと思います。  おっしゃるとおりでございまして、例えば自由になるお金が手元にあるからといって、それをもとに放漫な経営になっては非常に元も子もありませんので、しっかりとした効果や、それから導入される中身というのは検討しながら進めていくべきだろうというふうに考えておりまして、その点につきましては、会社側のほうにきっちりと伝えていきたいというふうに思っております。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 担当としてはよくわかるんですが、今、社長がいらっしゃるのでね、社長の思いをお聞かせ願いたい。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) ドリーム農場、決して潤沢に資金があるというような感覚は持っておりません。確かに今はあるかもしれませんが、これから設備投資していく。そしてまた、今は地域おこし協力隊でやっておるんですけど、彼らが生活できるような、そういう賃金も今後は負担していかなければならないということになりますので、十分にそういうことを考えながら、安定した経営ができるように取り組んでまいりたいと、こう思っております。 ○議長(飯田 正征君) 13番、阪本和俊議員。 ○議員(13番 阪本 和俊君) 私も非常に心配しておる、一番心配しておる一人なんですけども、9月議会、12月議会、一般質問でも申し上げました。やはり補助金があるから非常に楽なんですよね。ところが費用対効果ということを考えたらね、行政がやってもなかなか難しいんですよ。それはどういうことかっちゅうとね、当初から町長も糖度の関係がどうこう言うと、すぐにその機械を導入するとかというようなことを言われたんですけども、一つ一つはかって出荷するというようなことはほとんど無理なんですよね。一つ一つはかってなんていう、そういう作業をするだけ鮮度が落ちますからね。計算上は非常に何とかなりそうなんですよ。ただ、いつも言うように、病害虫のリスク、必ずと言っていいほど今までの産地では経験しておりますし、それから、最近は自然災害のリスク、これは必ずいつか来ると思ってやらないけんと思うんですよ。だから資金をたくさん持っとるちゅうことは悪いことではない。だけどもやっぱりそういった問題を考慮しておかないと私は非常に難しいと思ってますから、頑張っていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) ありがとうございます。阪本議員の御意見、もっともであろうかと思っております。この第2期でございますけれども、いわゆるそうした御心配の部分もありまして、培土ですとか、それから有機質の肥料ですとかというのをしっかりとして、土づくりからさせていただいております。これも議員の皆様と湯梨浜町に研修に行かせていただいた内容をしっかりと反映させていただきながら、それを経営の中に取り入れていったという内容でございまして、そういう意味ではいろいろな御意見をしっかりと受けて、そうした病害虫、非常に心配な点がありますし、1回起これば非常に受けた被害が大きく拡大することを心配しますと、日々の管理運営というのをしっかりやっていかなければなりませんので、そうしたところにはきちっと予算といいますか、計画でお金を配備しながら運営をしっかり行っていくという必要があると思っておりますので、その点では経営者のほう、それから会社のほうには伝えてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 失礼いたします。先ほど宮本議員の御質問に対しまして答弁保留させていただいたところの回答をさせていただきたいと思います。  当初、1月19日に購入いたしました通常の計量器でございますけれども、こちらにつきましては2台で14万3,478円でございました。  3月2日になりまして、先ほど言いました新しい新たな計量器を購入いたしまして、これは1台分でございますけれども、7万1,739円でございます。 ○議長(飯田 正征君) 宮本議員、この件について質問はありませんか。  2番、宮本幸美議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) ありがとうございました。かなり高価なものでございます。やはり作業を進めるためには、まずパック詰めが一番重要な作業となります。これから面積がどんどんと増してきますと、かなりのスペースでこのパック詰めが必要になります。いかに早く進めていくのが、プロ級になられますと1日に1人でも400パックぐらい詰めるという情報も聞いております。そこまではなかなか大変でございますけども、スムーズに作業を進めるように努力していただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員、御意見ありがとうございます。そのとおり会社のほうに伝えてまいりたいと思います。こうしたいわゆるパック詰め、いわゆるパートさんを中心にやっていただいておりますけれども、ローテーションをしながら、しっかりと効率化も図りながら、なおかつそうした人によってなかなか差が生まれないように、技術もしっかりと伝えながらやっております。効率化というのは一つの経営の中でも重要な柱だと考えておりますので、宮本議員おっしゃられたことを念頭に、きちっと会社の中で運営していただくよう伝えておきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員に質問されまして、後日回答するということでございましたけれども、後日、質問のほうはされますでしょうか。 ○事務局長(磯江 恵子君) 意思確認だけですので。答弁を聞いて、それに対してさらに質疑があるかどうかの意思確認です。 ○議員(4番 秋山 修君) 答弁の内容によって判断するという……。 ○事務局長(磯江 恵子君) あるということですね。 ○議員(4番 秋山 修君) はい。
    ○議長(飯田 正征君) わかりました。済みません。  津川議員も、同じことですけれども。 ○議員(12番 津川 俊仁君) します。 ○議長(飯田 正征君) そうしますと、本件については答弁保留があります。20日の会議において回答をいただきますので、よろしくお願いをいたします。  以上をもって本件は質疑の一部を残して終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第111号 ○議長(飯田 正征君) 日程第2、議案第111号、北栄町学校給食費徴収条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上をもって議案第111号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第112号 ○議長(飯田 正征君) 日程第3、議案112号、北栄町防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  2番、宮本幸美議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 今回の条例は、松神地区に屋外の拡声機を設置するという条例でございます。これは特に現在の設備がほとんどの集落が自治会、部落、そういった方面にスピーカーが向いている状態でございます。これが砂丘地に、例えば下神、松神地区にあるスピーカーの1個を北側に向けるとかという方法もあろうかと思いましたけども、そういうような調査みたいなものはされましたかな。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 北側に向けるとか、そういう調査まではしておりませんけど、全体の地図を描きまして、例えば1個の拡声機で800メートルぐらいは届くんだろうというところで、空白地域が出てきたというところもございました。それと、今回の地震等でいろんな防災情報が畑とかにおって聞けないというところもちょうど今の松神地区というところもございましたので、このたびはそういうところで設置しております。ただ、先ほども言いましたように、半径を描いて、機器のところから800メートルというところに該当してませんので、それを北側に向けようという調査までは必要ないと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 宮本議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) 私もちょっと、これは下北条のほうですけども、中北条のほうのこともお話ししますと、同じように砂丘地がございまして、昼間の農作業等でやはり、先回の土下とか、防災無線がかなり聞きにくいというか、ほとんど聞こえないような状態で、これはいかんなと思って、独自でいろいろ集落内のスピーカーのついてる状況を見ました。例えば西新田場の屋外のスピーカーも東西に向かっております。砂丘地のほうへは向いておりません。国坂浜も3基ついております。これも3基とも自治会のほう、集落のほうを向いております。これらを例えば国坂浜の3個の中の1個を砂丘地に回すとか、例えばそのままにしといて、西新田場のもう1個、今度は南側に向くとか、そういう細かい作業があれば、もっと音声が流れてくるのが聞こえやすいと。かなり自治会というのは、向いておるのは、現在の屋内のほうにもやっぱり同じような放送が流れますので、一番ネックになるのが昼間の作業とか、そういうところに緊急な案件が出たときの聞きやすい状況をこれからやっぱりしていかなければならない。こういったケースが北栄町内にいろいろあろうと思いますけども、一度そういう点検もされてみたらどうかなとは思いますので、よろしく。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 総合的に判断をさせていただきたいと思いますけど、たくさんつけると今度は拡声機の音同士がハウリングをして、音が聞こえにくいというのもございます。全体を見て、適正な場所に配置させていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかありませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 以上をもって議案第112号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第113号 ○議長(飯田 正征君) 日程第4、議案第113号、北栄町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ありませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案113号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第114号 ○議長(飯田 正征君) 日程第5、議案第114号、北栄町公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 下水道料金の改定につきましては、過去……。 ○議長(飯田 正征君) マイクを立ててください。済みません。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 失礼しました。この下水道料金の改定につきましては、過去2回、3年ごとの見直しということで、平成22年とその後1回されているわけですけれども、さらに今から1.9倍くらいの引き上げが必要だということで説明を受けているわけですけれども、そこでお聞きをしたいんですけれども、説明書の中で、理由として、下水道会計の収入に占める繰り入れの割合が非常に高くなっていて、他の事業への圧迫があるということなんですけれども、ただ、下水道会計の中の収入に占める一般会計からの繰り入れの割合だけを見ますと本町よりも高いところが5町あります。ただ、一般会計の規模に占める繰出金の割合というのは、これはやはりおっしゃるように県下でも一番高くなっているのではないかと思います。ただ、だからといって他の町村の住民よりもはるかに高い料金を設定して、今後、1.9倍という、そういうところまで引き上げていくというのは、この下水道事業自体が住民の生活環境改善のための事業であるにもかかわらず、住民の生活を苦しめることになっているというふうに私は思います。年金暮らしの世帯では、相次ぐ年金の減額も続いておりますし、非常に厳しい家計もあると思います。実質賃金のほうもことしの10月に少し上がりましたけれども、長期にわたってはマイナスであります。消費税の引き上げも2019年度に控えておりますし、とても町民の皆さんに余裕があるというような状況ではないというふうに思うんですけれども、この点について再度お聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 長谷川議員の御質問にお答えいたします。  繰入金の割合、それから年金生活者の件、それから給料の状況等を御説明いただきました。下水道会計、それから一般会計と、それぞれ会計は違いますけども、かなり密接にというか、繰り入れをするということは一般会計からの繰り出しに頼るということで、一般会計の事業ができないということを含んでいるということを大きな理由とさせていただいております。北栄町の財政状況を考えたときに、あるいは下水道の本来のあり方を考えたときにということで、審議会のほうでは熱心に討論いただいたところです。給料につきましては、マイナス傾向だということをお話しいただいたんですけども、鳥取県の経済動向という各種資料、これ審議会のほうでも当然経済動向だとか、それから他の市町の料金の状況を勘案いただいております。過去2度の値上げがあった。3度目の状況についてどうか、それから、下水道会計の経営を恒久的に維持するためにはどうすればいいかということを話し合っていただいております。給料、それから経済動向については、鳥取県の経済動向だとか町民税の収納動向は上がっていると、年金生活者については基本料金を低く抑えた形で、月に直しますと80円程度の値上げはお願いせないけんではないかということで討論いただいておるところでございます。下水道料金の見直しについては、多くが3年あるいは5年というスパンで考えているのが一般的ではございますけども、今審議会では10年程度の計画を見て、それを押しなべてどういうふうに改善していくのが望ましいかということを話し合っていただいておるところでございます。審議会でも十分にその点についても審議いただいております。ただ、年金生活者、それから給料の伸び、それの事情については個々の住民の方の御事情があるとは思いますけども、基本料金につきましては、月約80円程度の料金改定のお願いをしたいということの御提案でございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 鳥取県の経済動向は上向いているっておっしゃるんですけども、上がったところの瞬間を見て、それも業種によっては上がっているところもあれば、下がっているところもあるし、賃金でいえばですね、そんなにどんどん公共料金を上げて耐えられるというような、引き上げを今度11%ですか、平均、そういう下水道料の引き上げ率と比べれば、0.何%というような感じですから、そんなに上向いているなんていう堂々と言えるような数字で私はないと思いますけれども、それはそれとおきまして、基本料金を低所得者に配慮して低くしているということが一つ上げられているんですけれども、私が思うのは、そうはいっても世帯人員の多い子育て世帯、これは、基本料金の比重を低くしたために超過料金のほうに比重が重くなっているわけですから、逆に超過料金に該当するところでは、この子育て中の家庭というのは世帯人員が多いというのが普通見られると思いますので、逆に負担が高くなるんじゃないかというふうに思うんですけども、そうだとすると、とても配慮しているというふうにはならない場合もあるということだと思うんですが、この点いかがですか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  確かに超過料金の改定率を13.3で、平均として11.1という改定率にしておりますので、間違いなく値上げの改定であるというふうには言えると思います。ただ、町としても実際どれだけ上げるかということを町の事務方が出すということではなくて、あくまで審議会のほうに十分に検討いただいたということ、これは、何度も重ねて申し上げますけども、下水道事業というのはこれから永久的に続く事業であるということ、それから、一般会計に影響がないような経営をしなくてはならないという学識経験者、それから住民の方を代表とした方の御意見でございます。料金改定について影響がないわけではないと承知しておりますけども、この下水道料金改定については、住民の方も一定の御理解をいただいておるというふうに思っております。確かに改定については値上げということで、住民の生活に全く影響がないわけではありませんけれども、この先、北栄町の下水道事業が維持管理、それから永久的に存続していくということの中で、必要だというふうに考えておる次第でございます。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 私が質問したのは、基本料金を低目に設定して、超過料金のほうにそれだけ比重を重くしたということは、世帯人員が多い世帯では逆に負担が高くなるんじゃないかと、低所得者であっても子育て中のところなんかではそうなるんじゃないですかということをお聞きしたんですけど。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  値上げの料金改定でございますので、そういった影響はあろうかと思います。あくまで平均としては家族、親子、子どもが2人の標準的な家庭で2カ月で60立方メートルを使うであろうということで、11.1の平均改定率ということにしておりますので、これより家族が多くなれば、御負担いただく金額はふえるであろうと思います。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 世帯人員が低いところでは基本料金を低く抑えるというのはわからなくはないですけれども、世帯人員が多いところでは低所得者の世帯であっても逆に負担が重くなるという設定になってしまうから、これは決して配慮したとは言えないんじゃないかということを私は申し上げたいんです。  それと、他の町よりもやっぱり非常に高く料金を設定しなければならないということの要因として上げられているのが、下水道整備率の高さ、他の町よりも高いということがあってそうなっているということが上げられているんですけれども、じゃあそのときにそういうことを、事業をやる前に町民が料金がよその町よりも多く、非常に高く設定しなければならなくなりますよということを合意がしてたのかどうかということなんですよね。決してそんなことはないと思いますので、だからこそやっぱり各町がやっているように政策的に一般会計からの繰り入れをしてでも足並みをそろえて、余り差が出ないようにやっぱり設定をしているというふうに思うんですね。非常に数字だけを見て、資本率の中の使用料で賄う部分というのを100%にするという考え方なんですけれども、実際そこになっていないわけですよね、どこの町だって。ですからやっぱり政策的に抑えているんですから、そこを他の町より高くなったとしてもやっぱり、1.9倍なんていうようなところを100%を目指すなんていう考え方は、私は到底住民の皆さんの生活を考えると無理があるというふうに思っております。  そこで最後にお聞きしますけれども、事業への影響ということを言われるんですけれども、そうであるならば、これまでも大型事業、先ほどもイチゴ団地のことが出てましたし、これからも資金が必要になってまいります。それからまた、道の駅の一体化構想もあります。こういうふうに大型事業を、どんどんどんどん投資的な経費が組まれているんですけれども、やっぱりこういうことも見直していかなければいけないんじゃないでしょうか。下水道の前には国保税も引き上げがあって、繰り入れがゼロになりました。こうやって結局住民負担でそういうこれから来るであろう財政難に対応して支出を緊縮財政にしていくというのは、ある程度は仕方ないにしても、やっぱり町民生活に直結する、特に家計の経済の弱いところにしわ寄せが行くような、そういうことはすべきでないというふうに思いますけども、町長にそこでお聞きしたいんですけれども、政策的に、1.9倍ということではなくて、ずっと抑え込んでいくという、そういうお考えはないでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 下水道の事業の件でございますが、先ほどありましたように、やっぱり下水道事業というのは持続的にずっと続けていかなければならない事業だろうと、こう思っております。道の駅再整備というのは一時的に資金は要るわけでありますが、そんなにあとはかからないというようなことの中で、持続性があるのか、あるいは一時的な事業なのかということもあるわけでありますが、先ほど言われましたように、全てをじゃあ水道料でということが本来の基本だろうと、こう思っておるところでありますが、なかなかそういう中にあって、やっぱり公共がある程度負担していかなければならないということもあるだろうと、こう思いますので、1.9というようなことにはならないように、そういう財政のほうをきちんとしながら、そしてまた接続率であったりとか、あるいはそういう内部のほうの削減したりしながらやっていきたいなと、こう思っておるところであります。  今回11.3%ということでお願いするわけであります。景気が若干回復基調ということでもあるわけでありますし、また、審議員の皆さんもそういうことも、そういう負担というようなことも一生懸命考えながらされたわけであります。執行部としてもやはりそういう運営のほうもきちんとしながら今後も対応してまいりたいと思いますので、今回こういうことで値上げをさせていただければと、こう思っておるところであります。1.9という数字が出ておるわけでありますが、そうならないように最善の努力をしてまいりたいと、こう思っておるところでありますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほか質疑。  14番、野田秀樹議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 先日の説明で、40年度内には一般会計からの繰り入れをなくして下水道事業だけでやっていきたいと言われましたが、それに間違いないですかね。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 野田議員の御質問にお答えいたします。  審議会の改定11.1%を答申された内容といたしましては議員仰せのとおりでございます。ですけども、先ほど町長が答弁しましたとおり、一般会計からのある程度の繰り入れも今後検討していきながら、料金改定、それから下水道の経営状況について検討していくということがありましたので、答申は答申として、それから今後の方針は先ほど町長が答弁したとおりでございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) といいますのが、集落排水にしてもそうですし、一般公共下水もそうなんですけども、構造物というのは永久的なもんではないわけです。マンホール、あるいは汚水ます、コンクリート管にしてもそうなんですけども、事業を早くやったところは、今、大体補修に入っとるわけですわ。要は汚水の酸によってコンクリートがぼろぼろになってきよるわけです。そういったことも含めた試算をされて、40年度内に一般会計からの繰り入れをなくすということなんですかね。でなかったら、例えば40年度内に入って、実はこういった格好で補修が始まりました。あと10年、20年延びますと、これからもっとどんどん値上げしていかないけんというようなことになりゃせんかと思って質問させてもらいました。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 野田議員の御質問にお答えいたします。  審議会の中では、経常的な修繕については考慮いただいております。ですから議員仰せの年次的に老朽化して補修をしていくという程度のものであれば、考慮はしてあるというふうに考えております。ただ、先般ありました鳥取県中部地震だとか、それから汚水の量に応じて計画を今度は定めていく処理場の増設の問題だとか、あと、処理場の維持管理といいますか、計画については国庫補助事業は使えますので、全く影響がないわけではございませんけども、料金改定についてはそう大きくはないと思いますけども、増設とかということになると、新たな施設を設けるということになりますので、費用が発生するというふうに思われます。ただ、そこの辺の災害だとか、新たな大規模な処理場の増設工事だとかということは、この審議会の中では不明な点の資料でございますし、不用意にその費用を計上して値上げにすべきでないということの中から除いてございます。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 野田議員。 ○議員(14番 野田 秀樹君) 老朽化に伴ってということですけども、これが起こり出したら、例えば腐食が始まったら、どんどんどんどんやられた年度の分はかえていかないけんとか、あるいは補修せないけんということがあるのでね、また、先ほど町長が言われたように、一般会計からの繰り入れをなくすんじゃなくて、やっぱりそれも含めながら、なるべく値上げを抑えていただきたいと思います。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 毎年いわゆる国保でいうところの赤字補填分ということで、約2億円強を一般会計から繰り出しているわけですけども、この下水道審議会の答申で平成40年代にということは、最長、今の元号の平成で49年度までにということで、約20年間あるんですけども、平成40年代までに均衡を図っていこうということで今回の値上げなんですけども、北栄町の人口推計でも将来人口は減少していくわけで、人口が減っていけば、当然使用する上水道の使用量も減っていくわけです。ですから下水道の使用料収入も当然、将来人口がふえない限り、何かほかの例えば大きな事業所が来て大量にそういう水道を使うとかということでもない限り、基本的には使用料収入は減っていく。維持管理のほうについては、薬剤であったりポンプアップの電気料金等、なかなか維持管理の経費のほうは減っていかないということになると、先ほど来出ている将来的に1.9倍までどころの話ではないと思うんですよね。差し当たり今回13.3%ですか、とっても甘い予測だと私は思っているんですけども、要は前提となる人口なり上水道の使用量をもとに、推計をもとに、本当に平成40年代に1.9倍に上げれば、この赤字分、解消できる。本当にそうお考えなんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 井上議員の御質問にお答えいたします。  先ほど野田議員の御質問にもお答えいたしましたけども、この下水道使用料の審議会の中では、災害であるだとか、それから大規模な修繕だとかということの費用については、不安定要素があるということや、それから過度な料金改定を今の段階で求めるべきでないということで、除いておるところでございます。議員仰せのとおり、使用料収入は、いましばらくは水洗化率が伸びるという見込みを持っておりますので、増加傾向にはあるとは思いますけども、今後、人口の減だとか器具の向上によりまして、あるいは当然下水道使用料が改定されれば節水の意識が上がりますので、使用料については減ってくることは想定はされるところではございますけども、現段階では料金改定についてふさわしいデータということでこのたびの試算をしております。先ほど言いましたとおり、中部地震についての影響は加味されておりませんので、例えば今年度予算でつけていただきました300件余りのマンホールを点検いたしまして、それの補修が大体30%程度ぐらいは被害が確認されておりまして、それについての補修費だとかはかかる見通しでございます。ただ、そのときこそ一般会計からの繰り入れ、あるいは基金からの積み立ての取り崩しを考慮して、下水道会計の経営を進めていきたいと思います。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 吉岡課長、私が質問したのは、要は、平成40年代に資本費回収率100%を目指すということで、今回も審議会の答申で13.3%、平成40年代に100%回収しようと思えば、現在の使用料が1.9倍になりますよという説明なんですよ。私が聞きたいのは、平成40年代の後半でもいいですよ。要は、そのころまでに北栄町の人口、これから最悪半分近くまで減るという想定もされておりますけども、そうならないように町としても一生懸命人口減少に歯どめをかけるんだということで取り組むんですけども、そうはいっても少なくとも今後20年、30年、もう人口減っていくわけですから、要は、人口が減っていく。当然上水道の使用量も減っていく。だからこの平成40年代に1.9倍に上げれば100%回収できるような、そういうシミュレーションが成り立つんですかということを聞いているんです。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 今回の使用料審議会につきましては、平成40年代、10年間以上の計画をもって使用料の算定をされたところでございます。ただ、議員仰せのとおり、人口の減少だとかの要素がありますので、このとおりにいくということではないだろうというふうには考えております。ただ、その後は3年ごとの料金改定なり、検討をするということの中で考えていきたいということでございます。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 先ほど長谷川議員も申しておられましたが、私は、下水道使用料、本当に住民生活に密接、負担がそうなんですけども、やはりこういうものは政策的に、いわゆる政治判断すべきだと思っております。これ以上は申し上げません。執行部には町財政の健全性も維持をしなくてはならないということも理解はできますが、先日の一般質問でも申し上げました。北栄町、町民あっての北栄町でございます。しっかりそのあたりを考えていただきたい。  最後に、町長、私のこの意見に御感想がありましたら求めたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 公共料金については、これは上げないほうが皆さん喜ばれると思います。しかし、そうはいっても、先ほど言いましたように、これはずっと続けていかなければならない事業、ある程度の住民の皆さんの御負担もお願いしなければできない事業だろうと、こう思っております。ただ、将来的にじゃあそれを1.9倍にするのかということになれば、また別の判断があるんだろうと、こう思いますし、いろんなやり方等もあると思いますので、そういうことにつきましては、また今後検討させていただければと、こう思います。 ○議長(飯田 正征君) しばらく休憩します。(午前10時35分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前10時50分再開)  そのほか質疑はございませんか。
     4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 水道料の使用料の計算をするときに、例えば独居だとか、高齢者のみの世帯だとか、子育ての層だとか、そういうのの平均的使用量だとかなんとかというのの資料というのは把握はされているんですか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 秋山議員の御質問にお答えいたします。  いろんな場合において使用量の試算はできているかということでございますが、このたびは1家庭、親2人、子ども2人ということでの試算はしておりますけども、あとの個々の例については試算はいたしておりません。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) そうすると、親2人、子2人の平均というか、そういうのの計算式はどういうような方法でされるんですか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 全国的な統計がございまして、そこの中で親2人、子ども2人の家庭であればおおむね月30立方メートルが平均的な使用量であるということを言われておりますので、それを採用しております。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) 総務省が持っているデータベースの中にRESASってありますよね。地域経済分析システムというの。それがどこまでデータがとれるかどうかというの、私にはわかりませんけども、私の知る限りでは、私たちが総務省のデータベースのRESASに行って得れる情報と、それから地方公共団体等がそのデータベースとプラスアルファして得られるデータとがあるというふうに聞いているんですけども、そうでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 秋山議員の御質問にお答えします。  私の勉強不足で、そういった情報についてはちょっと承知しておりませんでした。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ちょっとこれでとれるかどうか、私もそういう事情でわからないんですけども、新しく物事を起こすときだとか、今までのものの仕組みを変えるときというのは、このデータベースは参考になる部分があるんじゃないかと思うので、そういうところの資料もこれからは検討だとか提出をお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 秋山議員の御質問にお答えいたします。  今後についての、ちょっとどういった資料があるのか、ちょっとまだこれから勉強したいと思いますけども、加味していきたいと思います。ただ、1家庭当たり30立方メートルという数字は、水道料金、下水道使用量について、全国的な比較をする上で一つの指標となっておりますので、その自治体ごとの使用量を比較するのの指標となっておりますので、それを採用したことでございます。今後については議員仰せのとおり検討したいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第114号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第115号 ○議長(飯田 正征君) 日程第6、議案第115号、平成29年度北栄町一般会計補正予算(第6号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  なお、質疑に当たっては、ページ数を示してください。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 15ページ、9款2項の小学校費の北条、大栄小学校、両方ともですけども、備品購入でプロジェクター、電子黒板を購入するということの説明がございました。これまでたしか5、6年生向けといいますか、それぞれの小学校、5、6年生の教室はたしか3階にあって、3階にはこれまで電子黒板があったけども、英語が小学校で教科になり、3、4年生でも英語が導入されるということで、2階のフロアの3、4年生向けにそれぞれ1台ずつ購入するという説明で合ってますよね。確認させてください。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) そのとおりです。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 大変いい取り組みで、それも他の町村に先んじてといいますか、これまでも学校の施設整備はそうなんですけども、それ以外にも学校司書とか、いろいろ人的な支援、ICTについても同様で、結構北栄町の場合には教育環境の充実については、町長、教育長、本当にしっかり取り組んでいただいているということについては、私からも感謝を申し上げたいと思います。  そこで、今回はこの3、4年生の2階のフロアにということなんですけども、できれば1、2年生、1階に多分いるんでしょうけども、要は各フロアに1台ずつ、今回の提案は3、4年生の2階のフロアにということですが、できるだけ早く、1、2年生も週に1回なのか、これから英語の、正式な授業ではないかもしれませんけども、そういうこと、英語に限らずですけども、理科とか、算数でも図形なんかを何か勉強するときにそういう電子黒板を活用して授業をしておられるような先生方もあるということで、子どもたちに学習指導する上で非常に便利なツールだということでございますので、できるだけ早く全フロアに電子黒板をと私は考えているんですけども、まず、全フロアにということについて、教育長、どうお考えでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 井上議員の御質疑にお答えをいたします。  平成28年以前に電子黒板であったり、そういうICT機器の整備をしてきました。そして平成28年にタブレットを導入ということで、今、町内4校にはそれぞれかなりのICT機器がそろっていますけども、十分であるというふうには思っておりませんので、できるだけ早く子どもたちがそういうICT機器を有効活用して、授業に興味を持つ、そういうような授業ができればなというふうに思っておりますので、順次できるだけ早く整備ができるように要求等をしてまいりたいなというふうに考えております。 ○議長(飯田 正征君) 井上議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) そこで、予算が伴いますので、町長、今回、補正なんですけども、来年度の当初予算に向けて、平成30年度からは全てのフロアでこの電子黒板を活用していただければと思うんですけども、そのあたりについてどうお考えでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 教育委員会とよく協議して、検討してまいりたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  4番、秋山修議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ICTに関するもので教育に生かすというのは大いに賛成という前提の中で話をするんですけども、パソコンだとか、タブレットだとか、電子黒板だとか、いろんなプロジェクターだとか……。 ○議長(飯田 正征君) ページ数は何ページ。 ○議員(4番 秋山 修君) 今のところ、15ページ。 ○議長(飯田 正征君) 15ページですか。 ○議員(4番 秋山 修君) はい。そういうものと、科目だとか、教える側の先生との相性というか利用度というか、そういうのは把握してあるのでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) どの先生がどの教科でどのツールをみたいなことは一つ一つ把握してませんけど、それぞれやっぱりどの先生にも相性みたいな、先生にもありますし、教科ごとにもありますし、教科ごとのどういう場面でみたいなのもあると思いますが、最初の質問、把握は教育委員会としてはしておりません。 ○議長(飯田 正征君) 秋山議員。 ○議員(4番 秋山 修君) ぜひこうやって電子黒板とか購入されるのであれば、そういうものが先生だとか教科に偏ることなく、相性もあるかもしれませんけども、ぜひ活用度、利用度が高められるように見ていってほしいというか、その辺、どういう表現かわかりませんけども、そういうのをお願いしたいと思いますが、どうでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) わかりました。偏らないように、全ての先生が全てを一応利用できるようにということで、そういう話をしていきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  1番、長谷川昭二議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) 同じく15ページの9款2項の2目で、修繕費、建物設備ということなんですけれども、直接その部分ということではなくて、この前、常任委員会で大栄小学校の施設を視察してまいりましたけれども、その際、また昨年もそうだったんですけれども、かなり数年にわたって、長年にわたって、少し修繕をすれば気持ちよく使えそうだなというようなところが全く手がつけてないということが続いているようで、少し維持の仕方を見直して、簡単な補修ができる段階で補修をやりながらやっていくということが必要なんじゃないかというふうに思うんですけれども、というのは、理科室だとか、図書室も床が一つフロアが抜けているとか、窓の下の枠のささくれで子どもが手を置けば刺さるとかいうような危険があるとか、そういうようなところが結構あって、そういうのはそんなにお金をかけなくてもその都度やっていけば、修繕をしていけば気持ちよく安全に使えるんじゃないかと思うんですけども、そういう管理の仕方を少しもっと細かくすることが必要なんじゃないかと思うんですけども、その点についていかがでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) 今回計上している修繕費については、例えばガラスが壊れたですとか、学校が独自に直せる予算です。もし本当に緊急を要するのでしたら、学校側がこういう予算で修繕をされれば、それはそれで済むんですけど、やっぱりどうしても若干の、先ほどの図書館の、何ていいますか、カウンターみたいなものはどうしても予算がちょっと膨らみますので、こういう形で当初予算で出てきているということです。本来ここの予算をちょっと若干多目に組んでおけば、学校が裁量で自由にできるようになるので、簡単に直るのではないかと思いますけど、町の予算のこともありますので、こういう結果になっております。ですので、当初予算ではここの部分を何かふやせたりできたらなというふうには思っております。 ○議長(飯田 正征君) 長谷川議員。 ○議員(1番 長谷川昭二君) ぜひ学校の裁量でできる部分をふやしていかれたらいいんじゃないかなと思います。やっぱり早目にすることが修繕費用も削減できるんじゃないかというふうに思いますので、そのようにお願いしたいというふうに思います。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 何点か質問をさせていただきます。  8ページの2款1項19目で、臨時職員の賃金ということで出ておりますが、このされた業務、こういうことをちょっとお尋ねしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 賃金の中には時間外の手当も入ります。通常なかなか臨時職員が時間外をするということはないんですけど、その中で、今回、災害の関係では、例えば勤務外のときに申請をされたりするときも対応していただいたりもしましたので、そういうところで時間外はふえているところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) その関係で、全協の資料をいただいたんですけども、その中に……。ごめんなさい。12月の行政報告会ですね。12月14日提出のやつです。この中に、中部地震支援時の被災者相談申請状況について、10月末現在ということでいただいております。この中で、半壊が83.3%の申請割合ということでございます。全壊、大規模半壊については100%の申請があったということで終わっておるわけですけども、この半壊についてはまだ83.3%ということで、これについての、なぜこの割合になっているかということの調査というか、そういうことはわかっておりますか。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員、議案に対する質問をお願いします。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 臨時職員さんがこうやって必要で災害復興支援ということで出ておりますので、関係あるかなということで質問させていただきましたが。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 関係ございません。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 関係ないということでしたら、また後日、別のところで質問させていただきます。  それでは、9ページの3款1項5目のところの障害者福祉費というところでございます。一番上に自立支援給付費というものがございます。これは説明では居宅介護というような説明があったというふうに思っておりますが、詳しくちょっと説明をお願いしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  居宅介護、いわゆるホームヘルプといいますのは、自宅で入浴や排せつ、食事等の介護を行うものでございまして、障害支援区分の1以上の障がい者の方がそれに該当するというようなことのサービスでございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 自宅にお伺いして入浴サービス等をすると、お手伝いするということでございます。そういう業者の方は今どういう状況、ふえておるような状況でございましょうか。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) そういったサービスの事業所の部分についてなんですが、ふえているというか、詳しくは事業所の数という部分についての大きな増減は今のところはなくて、極端にふえているとか極端に減っているというような状況ではないというような状況だと思っております。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) この居宅介護という部分については、これからどんどん広げていくべきだろうなというふうに考えております。そういうことを踏まえて、町の考え方、こういうものについてちょっとお尋ねしたいと思います。町の今後の方針、どういうふうに考えておられるか。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 斉尾議員の再度の御質問にお答えします。  そういったサービスを提供する事業所について、どのように考えておられるかということでございますが、必要なサービスが必要に受けれるような状態というのが理想でございますので、そういったことの不便さを障がいを持った方が感じられないような形で町としては考えていかなければいけないというところだとは思っております。以上です。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) あと、居宅介護、このサービスは、お願いすればできるような体制には、人員的な手配というのは町としてどうなんでしょうか。できてますか。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 御質問にお答えします。  障がいサービスを受けるに当たっては、計画相談員という、障がい者の方にはそういった形での相談員がついております。その方との相談を踏まえながら障がいのサービスの計画なりをつくりますので、そういった中での体制はできていると思っております。以上です。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) わかりました。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 9ページの一番下の生活困窮者自立支援費ということで、13節に委託料ということで上がっております。この学習援助事業委託料が、これは減っている、マイナスになっているわけですけども、この辺の理由についてお尋ねしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 御質問にお答えします。
     この生活困窮者学習支援事業といいますのは、生活困窮者の部分とひとり親の部分とで予算がございます。説明させていただいたとおり、減額になった部分は、11ページの4目13節の委託料、ひとり親家庭学習支援委託料という部分にそれを振りかえたということでございます。要は学習支援を受けておられる方の世帯分類によって、生活困窮の部分とひとり親の部分ということで分けているということでございます。ちなみに、生活困窮の部分は2分の1の補助ですが、ひとり親の部分は4分の3の県の補助があるということもございまして、きちんとそういったところは分けているということでございます。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  6番、油本朋也議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) 済みません。15ページ、一番下の項目でございます。大栄中学校の工事請負費136万円計上されております。確認なんですけども、説明のときに病弱児のエアコンの設置と伺ったんですが、それでよろしかったでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) そのとおり、新しく病弱の生徒が入ってきますので、その教室環境を設けるために、来年度からのですけど、今、工事をして、4月に備えるという形です。 ○議長(飯田 正征君) 油本議員。 ○議員(6番 油本 朋也君) わかりました。今在校されている方じゃなくて、新しく入ってこられる。じゃあ結構です。  それで、何台、どこの場所に設置されるか。もしわかれば。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) 特別支援の学級に1台エアコンを設置するというものです。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12番。15ページです。8款消防費の4目災害対策費の310万円、自治会除雪活動支援事業補助金310万円が計上されております。委員会でもお聞きしてますので、私はまあまあ中身は伺ってますが、きょうはテレビも入ってますし、これから町民の皆さんに広く周知しなくちゃいけないということでございますので、まず、この中身について、内容について、いま一度説明をお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) この事業につきましては、大きく2つに分けてございます。一つは機械の購入に対する事業と、もう一つは除雪をしたその経費等についての支援ということでございます。  機械の購入のほうについては、大体こちらが想定しておるのが50万円ぐらいだろうということで、上限を25万円とさせていただいて、かかった経費の2分の1で、幾ばくかの負担はしていただくんですけど、そうはいっても多くということにはなりませんので、25万円の上限を設けております。そういうのを10自治会といいますか、10台として、250万円という支援を考えました。  もう一つは、除雪の経費に対する支援ということで、これはトラクターとか、そういうのを使われて、自治会でやられる場合がございます。これまでは自主的にやっていただいたんですけど、なかなか大変ということもございますので、その燃料費について補助を考えようということでございます。燃料費の2分の1ということでございます。ただ、そうはいっても人力でやられる場合も多分あると思います。そういう場合についても一応メーター数で考えました。1メートル当たり10円ということで、同じ箇所を何回やられても同じメーターなんですけど、そういうところでメーター10円ということで考えさせていただいて、それを上限とさせていただいて、今、考えておるところでございます。上限としては5万円ということで考えておるところで、それが、今、平均2万円ぐらいだろうということで、30自治会、60万円という、合わせて310万円という事業を考えました。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 12月の定例会における補正予算であります。平成29年度の事業として計上されているというふうに理解します。20日にこの審議がなされ、これが可決されてから町民の皆さんへ周知され、そして自治会のほうに、後半の除雪の補助につきましては自治会と委託を受けた方との契約なりが成立して、それから除雪費の補助というふうな流れになると思います。今後の周知の仕方、それとあわせまして、今、残念なことに、非常にいい制度だと思うんですが、きのう積雪がありましてね、これはいつの時点での積雪に対しての補助をするのか。例えば極端に言えば、きのうの積雪に対応した自治会があったとしたら、それはさかのぼってするのかしないのか。そしてもっと大事なのは、今、始まったばっかりで、恐らく各自治会は総会があったりとかという年度がわりの時期です。平成30年度はどうするのかという見通しがないとなかなか取り組めないと思うんですが、そこのところの見通しとあわせたところで総合的に回答を願います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) まず、周知の件でございますが、既に11月の自治会長会では、こういうような事業を考えておりますと、ただ、大変申しわけないですけど、12月の議会が成立してからというお話をさせていただいております。それについては特段何か御意見等はなかったというように思っております。ですので、改めて自治会に周知をするということは考えずに、例えばホームページとかではさせていただく程度かなというぐあいに考えております。  それと、適用日ですけど、要綱をしっかりまだつくってません。もちろん原案はつくっておりますし、あれですけど、適用をいつにするか、例えば20日の最終日に成立して、公布の日ということで成立日にするのか、あるいは例えば12月の幾ばくかにさかのぼるかというのはまだ決めておりません。ただ、ことし初めてということもありますし、昨日ぐらいの雪だったらそんなにないとは思いますけど、私個人といいますか、総務課としては、一応今考えているのは、適用日を20日以降ということに今考えておるとこでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 課長からのお話もありましたが、新しい事業です。町民のニーズに沿ったいい制度かなというふうにも思うんですが、これもやっぱり運用については厳格に、きちんと平等性が保てるような運用をしていただきたいと思います。  平成29年度始まって、何回も言いますけど、きのう雪が降ったりして、もう雪のシーズンは始まっている、除雪の時期になっているという中でのこれからの話、平成29年度はもう始まっているというふうな理解だと思います。いい制度なんですが、もう3カ月早かったらもっとよかったなというふうに思うんです。言いたいのは、新しい制度を始めるに当たって、平成30年度以降はどうするのかと、やっぱりだめだったよなんていうんじゃあれなので、やはり平成30年度以降もやるのかやらないのかというふうな方向性かも回答いただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 前段の件でございますが、自治会長には成立を受けてということで、ちょっと準備をさせていただいて、成立した詳細な内容といいますか、もう一度自治会のほうには通知をさせていただこうかなと思います。  そして、言われたように、確かに6月の同僚議員からの質疑を受けていろいろ考えたところで、本来ですと9月議会が一番ベストだったと反省しております。ということで、緊急ではございますが、今回上程させていただいたのと、あと、来年度につきましては、今のところ続けて査定には出していこうかなというぐあいに考えておるところでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) この事業は除雪する1メートルに10円の除雪の費用と、除雪機の購入の補助もあります。現在では50万円程度の除雪機の購入を想定され、半額助成というふうなイメージでの25万円を上限とする助成を考えておられます。以降、これを恐らく平成29年度中になかなか今々急に思いつくというのは難しいだろうと思いますし、除雪機の機械そのものも注文してすぐ入ってくるというふうな性質のものじゃないというふうに伺ってます。に当たっては、平成30年度以降も続けていくというふうな方向だということをおっしゃいました。この際、25万円がやっぱり平成29年度の助成を受けた自治会と平成30年度、平成31年度受けた自治会とでは助成金が変わってくるというふうなことになると、またこれも不信感を持ちますので、そこのところはよくよく検討されてがいいと思います。この25万円については、もう要綱として確定して、その要綱を以降も続けていかれるというふうな考え方でよろしいんでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 現在のところはそういうぐあいに考えておるとこでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) その25万円は適切だというふうに今も考えていらっしゃいますか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) なかなか機械購入という例はあんまりないとこでございまして、カタログ等を見て、大体40万円、あるいは60万円とか、上のほうは幾らでもあるような気がしますけど、平均をとって50万円ということで、その半分程度、25万円というのは適切だと考えておるとこでございます。 ○議長(飯田 正征君) 津川議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 個人が個人のために家の周りをするということについてはそれで結構だと思います。ただ、自治会として求めて、広域的にやりましょうというときに、その規模で満足できるのかどうかというところを、それは自治会の裁量だと思うんですね。自治会がやはりもう少し大きな馬力のものを購入してがんがんやりたいと、みずからやりたいというふうな思いもあるかもしれません。その際に、25万円で頭打ちで、そしたら100万円のものを買ったら75万円かかってしまうと、なくても購入されている自治会もあると思いますけど、どうせならそういう思いに応えてあげるというふうな余地もあっていいんじゃないかなと私は思うんですよ。個人の裁量でやられる場合はいいんですけど、自治会として、村の自治会の除雪を担っていくんだというふうなことであれば、そういう大きな機械も、導入もあってもいいと思うので、そこのところは、まだスタートしてないので、幾らの希望が出るというのもわかってない段階での議論なのでね、どうなるかはわかりませんが、難しいのかもしれませんが、そういう含みがあってもいいんじゃないかなと思うんですが、運用についてのことになってくるのかもしれませんけど、いま一度回答をいただきたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 金額を柔軟にということはございましょうけど、今年度といいますか、今、25万円が総務課としては、町としてはそれが正しいものというぐあいに考えてございます。今後、例えば再来年度、ずっとこの事業が続くとして、やはり25万円ではちょっと大変だよというようなことが多分といいますか、出てくれば、また検討させていただきたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  11番、森本真理子議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 11ページ、民生費の3目の放課後児童健全育成費の7節賃金が331万3,000円減額となっておりますが、説明の中に、6時から7時の子どもさんが少なくなったから、多くの指導員は必要ないだろうということで減額になったと伺いました。この331万3,000円は何カ月分のことでしょうか。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) 何カ月分かというのはちょっとわかりませんが、全体で900万円ぐらいの予算があります。全体で。その中で、平日とかは5人とか、土曜日も5人とかという、全ての時間5人で支援員を配置をするみたいな形で予算化がしてあったんですけど、それを子どもの数によって見直して、夜間は2人でいいとか、そういう見直しをして落としたということです。どっちかというと、見直したというよりも、今回の予算の組み方が当初ちょっとうまく組んでなかったというところも落とす原因の一つです。 ○議長(飯田 正征君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) 私はこれを見まして、雇用をお願いしますって指導員さんの方に言われていたのに、途中から子どもさんが少なくなったからあなたやめてくださいというような、そういう感じに受け取れたので、こういう質問をさせてもらいました。じゃあ最初に見積もりが甘かったということだったですね。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) はい、そうです。 ○議長(飯田 正征君) 森本議員。 ○議員(11番 森本真理子君) わかりました。  それで、やっぱり子育てしている上で、放課後に預けさせてもらっている保護者にとっては本当にすごく魅力的な事業だと思います。今後も充実してやっていただきたいと思います。指導員の数が町政のぐあいで、財政の面で不足するようなことがないよう、皆さん目が届くようにこれからもやっていっていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(飯田 正征君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) わかりました。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  7番、斉尾智弘議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 13ページをお願いいたします。農業費で、5目の農業振興費というところで、19節負担金、補助金及び交付金というところで、現地課題チャレンジ試験補助金ということで、悪臭対策のデオマジックをやってみるというような説明がありました。このデオマジックの効果と、どういう試験をされるのか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  このデオマジックにつきましては、仕組みをちょっとまず御説明させていただきますけども、一般的に香水と言われるものの中には何十種類も香料があるわけですけれども、その中に一部、単独では不快に感じる悪臭というのをまぜて香水というのはでき上がっております。その原理を活用いたしまして、その悪臭といいますか、香水の中から取り除いた物質というのをつくっておりまして、それをにおいの出るところ、発生原因のところに直接噴霧をいたしますと、その悪臭を取り込んでよいにおいができると、いわゆる香水に変わるという原理をもとにするものでございます。  これにつきましては、長年、北条道の駅では、イベントや交通の方から悪臭がするという苦情を受けておりましたので、今後、畜産振興を進めていく上でも課題になってきます悪臭については、こうしたものを活用して、少しでも対策をしていってはどうかということで取り組むものでございます。  この補助金につきましては、農業指導者連絡協議会というところに補助金を出して工事の施工をさせますものですから、そういう意味では、農業指導者連絡協議会の中にJA、それから県、普及所、それから園芸試験場と、それから町というところの枠組みでやっとる組織でございますので、そういった専門的知見から実証を進めていくという意味合いで、JAが道の駅北条公園の近くに養豚団地を持っておりますので、そこで今、1棟ですけれども、個人でやっていらっしゃる方がいらっしゃるので、そこのところに施工実験をしたいということでございます。方法といたしましては、時間単位で溶剤を噴霧する機械の装置と、それから噴霧をさせていただきます缶をつけて、ふん尿であったりとか、それから豚舎に向かって霧状のものを噴霧させていただいて、においが出てきたときにそれが吸着されていいにおいに変わるというものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 今、豚舎に向かって噴霧するということでございます。これは自動的にされるものですか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えいたします。  自動的にといいますか、溶剤を時間単位で噴霧するものでございまして、自動的にするものでございます。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) ということは、人間がずっとついていなくてもいいという判断でございますね。  これが養豚、畜産等の悪臭対策に効果があったというふうに判断された場合、これを補助事業として拡大していくのかどうかということについても検討はされておられますか。 ○議長(飯田 正征君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) これにつきましては、あくまでも現地チャレンジといいますのは実証ですから、この実証実験の結果を踏まえれば、畜産振興の観点から問題となっております悪臭対策にこれを知見として広めていって、普及啓発していく必要はあろうかと考えております。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾議員。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) では、その次に、その下の農地中間管理費というところが17目にございます。19節で機構集積協力金ということで、これはマイナスになっておりますけども、最近の集積状況、これが集積できなくなったというような判断でございましょうか。この辺をお尋ねいたします。 ○議長(飯田 正征君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 斉尾議員の御質問にお答えをいたします。  この機構集積協力金でございますけれども、大きなところは原西部の法人化を見越して入れておりました。金額が、約27ヘクタールということで、地域集積協力金が405万円と、それから経営転換協力金が810万円ということで、これが大きなところということでございます。私は詳細までは伺ってはおりませんけれども、法人化するに当たりまして、長期ということで、10年以上、10年でしょうけども、10年の契約になります。ただ、そうなりますと、相続がしてないような農地につきましては、相続人全員の印鑑が要ったりとかということもございまして、大変だということもございますし、現在、既に集落営農を行っておられて、それでもいいでないかということで取りやめられたんだろうと思います。ただ、あと、既に原の中には原東部営農組合というのもございますし、同じ集落の中に2つ法人があるというのもいかがなものかということもあったんじゃないかなというふうには思っております。以上でございます。 ○議員(7番 斉尾 智弘君) 結構です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  3番、前田栄治議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 9ページお願いします。民生費の中に介護予防生活支援費があります。その19節に外出支援サービスの補助金、タクシー利用ということで、今回も214万5,000円の補正が組まれてます。9月にも補正、また今回も、それで委員会でお聞きしましたら、これで総額1,000万円超えるんだということです。どんどん免許返納とか推進してまして、高齢者の方の、してますけども、今後、この制度、このまま来年度も同じ内容、同じ制度でやっていかれる予定なのかどうか。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 前田議員の御質問にお答えします。  今回補正に上げました外出支援サービス事業というのは、要介護、要支援の認定を受けている方が病院に通うための補助を行っている事業でございます。利用者がどんどんふえているという状況の中で補正をさせていただいたんですが、やはり病院に通うというようなことも含めて必要なサービスであると思っておりますので、今後も継続していきたいというふうには思っております。 ○議長(飯田 正征君) 前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 必要なことだと考えてますけども、やっぱり総額的に1,000万円を超えるような事業になってきます。来年度はもっとふえるのかなというところもあります。それで、この予算書見ると、全て一般財源で出てますので、町の費用だということになりますので、県とかが一生懸命免許返納だとか、こういう介護の方、要支援の方のためにということでやっておられるということになると、もう少し県のほうに話をしていただいて、町費、単独でやるんじゃなくて、やっぱりある程度県ともタイアップして、県にもぜひちょっと何とかならんかと、補助がというようなことを今後言っていただくようなことはできませんか。 ○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 県のほうの福祉保健部のほうとはこれまでは意見交換会を含めていろいろな形で町の要望を伝える機会がありますし、今回も、文書でですけど、何か県への要望というようなことがあればということがありますので、こういったことも含めて、こういった部分について補助というか、そういうことも考えてもらいたいというようなことは伝えていきたいと思っております。以上です。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案115号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第116号 ○議長(飯田 正征君) 日程第7、議案第116号、平成29年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がございませんので、以上をもって議案第116号の質疑を終わります。
          ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第117号 ○議長(飯田 正征君) 日程第8、議案第117号、平成29年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第117号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第118号 ○議長(飯田 正征君) 日程第9、議案第118号、平成29年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第118号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第119号 ○議長(飯田 正征君) 日程第10、議案第119号、平成29年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第119号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第120号 ○議長(飯田 正征君) 日程第11、議案第120号、北栄町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第120号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第121号 ○議長(飯田 正征君) 日程第12、議案第121号、北栄町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第121号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第122号 ○議長(飯田 正征君) 日程第13、議案第122号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第122号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第123号 ○議長(飯田 正征君) 日程第14、議案第123号、北栄町特別職の職員の給料の特例に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第123号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第124号 ○議長(飯田 正征君) 日程第15、議案第124号、平成29年度北栄町一般会計補正予算(第7号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がございませんので、以上をもって議案第124号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第125号 ○議長(飯田 正征君) 日程第16、議案第125号、平成29年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第125号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第126号 ○議長(飯田 正征君) 日程第17、議案第126号、平成29年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第126号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第127号 ○議長(飯田 正征君) 日程第18、議案第127号、平成29年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第4号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がございませんので、以上をもって議案第127号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第128号 ○議長(飯田 正征君) 日程第19、議案第128号、平成29年度北栄町水道事業会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第128号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第129号
    ○議長(飯田 正征君) 日程第20、議案第129号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、以上をもって議案第129号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 平成29年陳情第6号 から 日程第25 平成29年陳情第10号 ○議長(飯田 正征君) 日程第21、平成29年陳情第6号、公文書の適切な管理運用を求める意見書の提出について(陳情)から日程第25、平成29年陳情第10号、大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善について(要望)まで、以上陳情5件を一括議題とします。  総務教育常任委員会委員長より審査の結果を報告願います。  斉尾智弘委員長。 ○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君) 報告いたします。       ───────────────────────────────                                  平成29年12月18日  北栄町議会   議長 飯 田 正 征 様                               北栄町議会総務教育常任委員会                                  委員長 斉 尾 智 弘                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、平成29年陳情第6号。付託年月日、平成29年12月7日。件名、公文書の適切な管理運用を求める意見書の提出について(陳情)。審査の経過、平成29年12月11日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、分類基準の明確化と情報公開に対する各省庁、部局(公務員)の意識改革が必要。措置、政府及び国会に意見書を提出。  2ページをごらんください。受理番号、平成29年陳情第7号。付託年月日、平成29年12月7日。件名、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改正に係る意見書の提出について(陳情)。審査の経過、平成29年12月11日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、法案成立過程で十分な議論が尽くされておらず、現在も国民の理解が得られているとは考えにくい。措置、政府及び国会に意見書を提出。  次ページでございます。受理番号、平成29年陳情第8号。付託年月日、平成29年12月7日。件名、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(大栄中学校・北条中学校)。審査の経過、平成29年12月11日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、学校教育環境の整備、充実が必要である。措置、町長、教育委員長へ送付し、処理の経過及び結果の報告を請求することが適当である。  次ページをごらんください。受理番号、平成29年陳情第9号。付託年月日、平成29年12月7日。件名、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(北条小学校)。審査の経過、平成29年12月11日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、学校教育環境の整備、充実が必要である。措置、町長、教育委員長へ送付し、処理の経過及び結果の報告を請求することが適当である。  5ページをごらんください。受理番号、平成29年陳情第10号。付託年月日、平成29年12月7日。件名、大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善について(要望)。審査の経過、平成29年12月11日、委員会審査。審査結果、採択すべきもの。委員会の意見、学校教育環境の整備、充実が必要である。措置、町長、教育委員長へ送付し、処理の経過及び結果の報告を請求することが適当である。以上でございます。 ○議長(飯田 正征君) 報告が終わりましたので、これより平成29年陳情第6号、公文書の適切な管理運用を求める意見書の提出について(陳情)に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、平成29年陳情第7号、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改正に係る意見書の提出について(陳情)に対する質疑を許します。  2番、宮本幸美議員。 ○議員(2番 宮本 幸美君) この案件につきまして、審査の結果、採択すべきものとあります。委員会の意見もお聞きしておりますが、委員会の中でどのような御意見があったのか、覚えておられる範囲内で、委員長、答えてください。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾委員長。 ○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君) お答えいたします。  賛成4ということで、委員の皆さんからは4名の方が賛成されたということで、採択すべきものというふうな判断を委員会としては出しました。  どういう意見があったかということでございますけども、最初に、この陳情については賛成であるというような御意見が最初出ました。私のほうからこれについての説明を少しさせていただきました。その内容と申しますのは、中間報告は国会で過去18回以上されていて、異例ではないということ、また、立法ガイドの草案執筆は2002年で同時多発テロ以前であること、この執筆者は組織的犯罪集団への参加か合意のどちらかがないとTOC条約には参加できないと、締結できないということを申し上げました。そうしましたところ、そういう提案者の、陳情者の思いであるから、そういうことではなくて、もう少し踏み込んだ議論をしようというような御意見がございました。また、ある委員からは、この内容はよくわからない。テロ等組織犯罪準備罪というのは、これはよくわからないというような内容もございました。そういうような中で、議論も出尽くしましたので、採決をいたしました。その結果、4名の方が賛成ということで、採択すべきものという判断に至ったものでございます。よろしいでしょうか。 ○議員(2番 宮本 幸美君) わかりました。ありがとうございました。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。  3番、前田栄治議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) 委員長にお伺いします。この陳情の件名は、共謀罪を盛り込んだ処罰法の改正に係る意見書という、改正という形で件名としては出ているんですけども、中身を読みますと、即廃止、撤回せよという内容です。この意見書、今の委員長の御意見の中では、よくわからないとか、議論が尽くされてないというような話が委員の中から出たということですけども、やっぱり陳情文書の中身をしっかり見ますと、廃止せよという、廃止せよに賛成して出してくださいという陳情なんですよね。ということは、意見の中で出された中で、これはもうだめな法律だから即廃止せよという意見がどのくらいおられたとか、やっぱりこれはもっと国民の方に知っていただくためにもっと議論をして、廃止も含めて議論せよという意見だったのか、それとも廃止せよとか改正せよという意見だったのか、そこら辺をもう少し、この陳情に賛成された方の意見をもう少し、どのくらい、どういう意見があったのか。即廃止なのか。もっと議論をしなさいというのか。これはもう即廃止しなさいという意見書ですので、そういう議論だったらまたちょっと違ってくるのかなと。そこをもう少し詳しく。 ○議長(飯田 正征君) 斉尾委員長。 ○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君) お答えいたします。  即廃止しなさいという意見はございませんでした。それで、委員の意見としては、よくわからない、内容が国民にもわかりにくい法案であるからというような意見で、国会に考えてもらおうというような思いだったというふうに思います。 ○議長(飯田 正征君) よろしいでしょうか。  前田議員。 ○議員(3番 前田 栄治君) わかりました。  この陳情は、やっぱり廃止せよ、撤回せよという陳情ですので、委員会としては、廃止せよに賛成をされて出しておられると思うんです。先ほど言ったように、議論をして、その中でやっぱり廃止も含めてもっと議論をしなさいという陳情でなくて、これはもう廃止しなさいという陳情ですので、そこら辺のことをもう少し聞きたかったなというところがあったので質問させていただきました。  それでは、もう一度聞きます。即廃止せよという意見は委員会の中ではなかったということですか。 ○総務教育常任委員長(斉尾 智弘君) そういう意見はございませんでした。ただ、この陳情については賛成であると、最初からそういう意見の委員さんもございました。 ○議員(3番 前田 栄治君) わかりました。 ○議長(飯田 正征君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がございませんので、質疑を終わります。  次に、平成29年陳情第8号、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(大栄中学校・北条中学校)に対する質疑を許します。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、平成29年陳情第9号、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(北条小学校)に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、平成29年陳情第10号、大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善について(要望)に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(飯田 正征君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  斉尾委員長、席へお戻りください。  これより平成29年陳情第6号、公文書の適切な管理運用を求める意見書の提出について(陳情)に対する討論に入ります。討論はございませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論がないようですので、採決を行います。  本陳情に対する委員長の報告は、採択です。  本陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 異議なしと認めます。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより平成29年陳情第7号、「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ、組織犯罪処罰法の改正に係る意見書の提出について(陳情)に対する討論に入ります。討論はございませんか。  まず、平成29年陳情第7号に反対の方の発言を許します。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 私は、平成29年陳情第7号について、反対討論をします。  改正組織犯罪処罰法は、国境を越えて頻発するテロを含む国際的な組織犯罪を未然に防ぐために、また、国際組織犯罪防止条約締結のための国内法を整備するため可決、成立しました。これは、共謀罪の構成要件を厳格化し、テロ等準備罪を新設し、改正したものであります。  一般市民が捜査の対象になり得るのではないか、組織犯罪集団に一変したと言える基準が明確でないとか、計画段階での犯罪の正否を見きわめるために、LINEやメール等を対象とする捜査が必要となり、通信傍受の拡大など、監視社会を招きかねないといった懸念があります。しかし、テロ等準備罪の犯罪主体はテロ組織や暴力団、薬物密売組織、振り込め詐欺集団といった組織的犯罪集団に限定をされております。一般人は当然として、民間団体や労働組合がテロ等準備罪の対象になることはありません。また、この捜査は、通信傍受法の対象犯罪ではないことから、LINEやメールが傍受されることは法的にできないと法務省の刑事局長は述べております。内心、うちの心ですね、が処罰されるのではないかと言う人もいますが、テロ等準備罪は内心の思想、良心を処罰するものではありません。  この法案は、テロ組織など組織的犯罪集団の構成員が2人以上で組織的な重大犯罪を具体的かつ現実に計画し、さらに計画実行のための下見や凶器購入などの具体的な実行準備行為があって初めて処罰します。計画を共謀しただけで処罰する共謀罪とは全く違うものであり、本陳情にある共謀罪の趣旨を盛り込んだものではないため、反対をいたします。  なお、国際組織犯罪防止条約は締結をされ、既に発効していることを申し添えます。 ○議長(飯田 正征君) 次に、平成29年陳情第7号に賛成の方の発言を許します。ありませんか。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決します。  本陳情に対する委員長報告は、採択です。  本陳情は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(飯田 正征君) 起立多数です。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより平成29年陳情第8号、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(大栄中学校・北条中学校)に対する討論に入ります。討論はありませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論がないようですので、採決を行います。  本陳情に対する委員長報告は、採択です。  本陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 異議なしと認めます。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより平成29年陳情第9号、教育環境・施設・設備の充実に関する陳情(北条小学校)に対する討論に入ります。討論はございませんか。
                       〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論がないようでございますので、採決を行います。  本陳情に対する委員長報告は、採択です。  本陳情は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。  これより平成29年陳情第10号、大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善について(要望)に対する討論に入ります。討論はありませんか。  まず、平成29年陳情第10号に反対の方の発言を許します。  10番、田中精一議員。 ○議員(10番 田中 精一君) 10番、田中精一でございます。私は、本要望の中で、校舎老朽化に伴う移転新築または大規模改修という事項が含まれていることに懸念があり、以下の理由により採択を見合わせるべきだと考え、反対の立場で所信を申し上げます。  大栄小学校は、当時の大誠、栄、由良の3小学校を統合し、昭和50年4月1日に現在の地に新築、開校したもので、築43年が経過しております。要望は、将来的に移転新築または大規模改修を願っているとしており、直ちに新築移転という要望ではありませんが、このままこの内容を盛り込んだ本要望を採択することは、町議会として明確に大栄小学校の移転新築等に同意し、一つの既成事実として存在することとなり、後々の町内の学校教育環境の見直し時に公平、公平な見直しの障害にならないかと危惧するものであります。  御承知のとおり、北栄町は、平成29年3月末に北栄町公共施設等総合管理計画を策定し、今後の町内全ての公共施設のあり方等を定めております。その中には総量縮減、既存施設の有効活用、効果的・効率的な管理運営の基本目標を定め、建物の削減目標や今後の統廃合、複合化の方向性が示されております。そして具体的に学校教育系施設の取り扱いでは、北条小学校と北条中学校及び大栄小学校と大栄中学校のそれぞれ小中一貫校の検討が明記されており、現時点で町議会が将来の大栄小学校のみに新築移転要望を採択することは、後々に禍根を残すことになりはしないでしょうか。一方で、校舎の耐用年数や安全性の視点でいえば、大栄小学校よりも約10年も古い大栄中学校の校舎等をどうするのかを優先して検討すべきではないでしょうか。  いずれにしても、現時点で将来の大栄小学校の移転新築等を町議会が認知することは時期尚早だと考えています。  したがいまして、大栄小学校の校舎老朽化に伴う移転新築または大規模改修が盛り込まれている本要望は採択すべきじゃないと考え、総務教育常任委員会の審査結果である採択すべきものに反対するものであります。  なお、反対するのはこの1項目のみであり、その他の要望事項は、現地調査も実施し、必要であると認めるものであり、これらについては反対するものではありません。  以上、反対討論といたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、陳情第10号に賛成の方の発言を許します。  12番、津川俊仁議員。 ○議員(12番 津川 俊仁君) 平成29年陳情第10号、大栄小学校学習環境および通学路の危険箇所等の改善についての陳情につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  さきに同僚議員から反対の討論がありました。反対の視点は1点であります。1番目に書かれております校舎老朽化に伴う移転新築または大規模改修の項目の中に、本校は、築40年を経過し、毎年少しずつではありますが部分改修をしていただき、教育活動ができる環境を維持していただいています。直ちにというわけではありませんが、将来的に移転新築または大規模改修を視野に入れた取り組みを願っていますとあります。先ほどの討論にありますように、決して将来の新築移転や大規模改修を前提とした、それを許可するというものではなく、それらを視野に入れたすばらしい北栄町の教育環境を整えてほしいという趣旨の陳情、要望であると思っております。したがいまして、採択すべきものとして討論をいたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、賛成の方の発言を許します。  8番、井上信一郎議員。 ○議員(8番 井上信一郎君) 私は、平成29年陳情第10号に賛成の立場で討論をいたします。  今回問題となっているのは、小学校の校舎老朽化に伴う移転新築または大規模改修、この1点についてであります。先ほど賛成議員も申し上げましたが、この要望事項の中に大栄小学校を単独で移転新築または大規模改修というふうな文言は一切入っておりません。私は、この要望の文言は、単独であれ、小中一貫校であれ、将来的に今の大栄小学校の校舎がいずれは古くなって使えなくなるから、将来を見越して今から、早い段階から取り組んでほしいという要望であると理解をしております。皆様の御賛同をお願いをいたします。 ○議長(飯田 正征君) 次に、反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 次に、賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) ほかに討論はありませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(飯田 正征君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決します。  本陳情に対する委員長報告は、採択です。  本陳情は、委員長報告のとおり採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(飯田 正征君) 起立多数であります。よって、本陳情は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(飯田 正征君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  あす19日は休会とし、本会議は20日の午前9時から開きますので、お集まりください。                 午後0時21分散会       ───────────────────────────────...