平成29年12月7日(木曜日)
─────────────────────────────────────────────
議事日程
平成29年12月7日 午前9時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 陳情の付託
日程第5 報告第 10号 第2期
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況について
日程第6 議案第 111号 北栄町
学校給食費徴収条例の制定について
日程第7 議案第 112号 北栄町
防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
日程第8 議案第 113号 北栄町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に
関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につい
て
日程第9 議案第 114号 北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について
日程第10 議案第 115号 平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第6号)
日程第11 議案第 116号 平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
日程第12 議案第 117号 平成29年度北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第13 議案第 118号 平成29年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第3号)
日程第14 議案第 119号 平成29年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第
2号)
───────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 陳情の付託
日程第5 報告第 10号 第2期
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況について
日程第6 議案第 111号 北栄町
学校給食費徴収条例の制定について
日程第7 議案第 112号 北栄町
防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の
一部を改正する条例の制定について
日程第8 議案第 113号 北栄町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に
関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定につい
て
日程第9 議案第 114号 北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について
日程第10 議案第 115号 平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第6号)
日程第11 議案第 116号 平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)
日程第12 議案第 117号 平成29年度北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)
日程第13 議案第 118号 平成29年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第3号)
日程第14 議案第 119号 平成29年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第
2号)
───────────────────────────────
出席議員(15名)
1番 長谷川 昭 二君 2番 宮 本 幸 美君 3番 前 田 栄 治君
4番 秋 山 修君 5番 町 田 貴 子君 6番 油 本 朋 也君
7番 斉 尾 智 弘君 8番 井 上 信一郎君 9番 藤 田 和 徳君
10番 田 中 精 一君 11番 森 本 真理子君 12番 津 川 俊 仁君
13番 阪 本 和 俊君 14番 野 田 秀 樹君 15番 飯 田 正 征君
───────────────────────────────
欠席議員(なし)
───────────────────────────────
欠 員(なし)
───────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君 副主幹 ──────── 福 田 香 織君
事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君
───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 西 尾 浩 一君
教育長 ──────── 別 本 勝 美君
会計管理者(兼)出納室長
──── 齋 尾 博 樹君
総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君
企画財政課長 ───── 小 澤 靖君
税務課長 ─────── 大 庭 由美子君
住民生活課長 ───── 倉 光 顕君
福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君
健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君
地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君
産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君
観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君
教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君
生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君
農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君
(併)
選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君
代表監査委員 ───── 竹 歳 秀 明君
───────────────────────────────
午前9時01分開会
○議長(飯田 正征君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの
出席議員は15人です。定足数に達していますので、これより平成29年第11回
北栄町議会定例会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付したとおりです。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(飯田 正征君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
本会期中の
会議録署名議員は、
会議規則第125条の規定により、議長において、5番、
町田貴子議員、6番、
油本朋也議員を指名します。
─────────────・───・─────────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(飯田 正征君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本定例会の会期は、本日から20日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(飯田 正征君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から20日までの14日間と決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3 諸般の報告
○議長(飯田 正征君) 日程第3、諸般の報告をします。
地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、
議員派遣の結果については、お手元の「
議員派遣報告書」のとおりです。次に、
監査委員から報告のありました「
例月出納検査の結果報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。以上、諸般の報告を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 陳情の付託
○議長(飯田 正征君) 日程第4、陳情の付託を行います。
本日までに受理した陳情は、
会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長においてお手元に配付の「
陳情文書表」のとおり所管の
常任委員会に付託します。
─────────────・───・─────────────
◎日程第5 報告第10号 から 日程第9 議案第114号
○議長(飯田 正征君) 日程第5、報告第10号、第2期
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況についてから日程第9、議案第114号、北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてまで以上報告1件及び議案4件を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 報告第10号、第2期
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況についてでございます。
株式会社北栄ドリーム農場の第2期、平成28年8月1日から平成29年7月31日までの
経営状況について説明する書類を、
地方自治法243条の3第2項の規定により本議会に提出するものでございます。
次に、議案第111号、北栄町
学校給食費徴収条例の制定について
提案理由を申し上げます。
現在、
学校給食会で行っている給食費の徴収等を来年度から町で実施することに伴い、必要な条例を制定するものでございます。
次に、議案第112号、北栄町
防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
平成29年度に
屋外拡声機を新たに1基整備したところでございますが、
屋外拡声機が条例上の
無線施設とされていることから、今回整備した
屋外拡声機について条例に追加するものでございます。
次に、議案第113号、北栄町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
法律の改正に伴い、その法律の引用を行っている条文の改正をするものでございます。
次に、議案第114号、北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。
一般財源の依存度の高い
下水道経営の健全化を進めるため昨年
下水道使用料審議会に諮問し、
独立採算制の原則のもと、公平で適正な負担について慎重審議を重ねていただきました。現在の使用料金は平成25年度に改正されたもので、3年間にわたり据え置きで運営してまいりましたが、今回審議会からの答申を尊重するとともに、今後の
財政見通しなどを勘案し
下水道使用料の基本料金及び超過料金を平均11.1%引き上げる改定をするものでございます。
以上1報告、4議案、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) まず、報告第10号についての詳細説明を求めます。
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 私からは、報告第10号、第2期
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況について説明させていただきます。
議案書の1ページからごらんいただきたいと存じます。2ページ目からが
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況でございます。
3ページをごらんください。平成28年度
事業報告でございます。
事業実績及びその他
関連事業の内容をそれぞれ記載しております。
株式会社北栄ドリーム農場の
事業年度は8月1日から7月31日までとしておりますので、このたびの
経営状況の報告につきましては平成28年8月1日から平成29年7月31日までの1年間の
経営状況の報告となります。
以下、
事業報告の表に記載のとおりでございますが、特徴的な経過について報告させていただきます。
まず、8月31日ですが、
栽培用ハウスの整備と高
設栽培ベンチ等の整備導入が完了いたしまして、9月14日から28日までで定植を開始いたしました。10月2日には平井知事を
西園圃場へお招きし、ハウスの
お披露目式をとり行いました。10月21日には鳥取県中部地震に被災しましたが、
栽培施設への影響は免れ生育は順調に推移し、12月12日が初出荷となりました。年が明けて29年2月7日には、試験的ではありますが不二家との取引を開始することができました。3月10日には
育苗ハウスが完成したほか、
ICT環境モニタリング設備等の導入をすることができました。また、同日で
北栄ドリーム農場が
認定農業者として認定を受けました。
観光農園の可能性を探るため、4月29日にはアグリキッズスクール225人、5月23日には台中市大
肚区青少年訪問団26人を試験的に収穫体験で受け入れております。6月1日には、会社経営の実務者である
ファーム長が就任いたしました。6月12日でイチゴの出荷が無事終了したところでございます。7月6日には、2期終了後からの規模拡大に向け
ファンド活用を視野に展開を考えておりましたので、
アグリビジネス社を招聘して
担い手ファンドについて説明を受けたところでございます。9月2日には、
栽培用ハウスの完成、高
設ベンチ等生産に必要な装置、機械、資材の導入を終えたところでございます。また、9月20日には第5回
取締役会並びに第4回
定時株主総会を開催いたしました。4月25日に開催されました
JA鳥取中央の
通常総代会で役員の改選により、
株式会社北栄ドリーム農場の取締役である
代表理事組合長と専務が新たな体制のもとスタートされていることや、9月30日で
音田代表監査が本町の監査役を退任されることに伴って、
株式会社北栄ドリーム農場の取締役と監査役の改選がありました。
代表取締役には、引き続き
松本町長が選任されたところでございます。定款に従いまして、取締役の任期は2年、監査役の任期は4年であります。
続いて、(2)番でございます。イチゴの生産実績につきましては、販売額で1,048万3,107円で終わりました。
計画対比にいたしまして104%、出荷数量では8,878.9キログラムで、
計画対比にいたしまして105.7%と堅調でございました。
育苗実績につきましては、施設が完成するまでの間、倉吉市国府にある
JA鳥取中央の
育苗センターにおいて紅ほっぺのプラグ苗1万2,800株を7月12日に受け入れし、育苗を行いました。また、そのほかにも法人設立前から親株を準備して4,000株を育苗いたしましたし、追加でポット苗3,000株を9月15日に受け入れしたところでございます。また、鳥取県が種苗登録をいたしました育成品種のとっておきにつきましては、6月9日に
園芸試験場より親株30株を購入し900株まで育苗いたしました。とっておきにつきましては、1号棟75メートルハウスの手前2列に定植して実証したところです。
北栄町創業支援につきましては、
地方創生加速化交付金を活用いたしまして
法人設立初期の
経営安定化を図るため、法人運営の支援を受けております。
創業支援費といたしまして受け入れた交付金は、資本金1,500万円のほか
県補助等を活用して導入を図ってきました
栽培施設や生産資材の
自社負担分、
補助事業対象外である井戸工事などに約1,900万円を充てております。
4ページ目をごらんいただきたいと存じます。5番でございます。鳥取県
戦略的スーパー園芸団地整備事業は県補助でありまして、梨やイチゴなどの高収益品目の
園芸団地化を戦略的に整備して
産地活性化の拠点とするため、特に
新規就農者や
定年退職者等の多様な担い手の参入を促すために低
コストハウスなどの
施設整備や取り組みの効果的なPRを一体的に行う
実施主体に県2分の1、町4分の1で977万7,000円の支援を受けているものでございます。導入施設、機械、装置類は育苗用の低
コストハウス2棟、高
設育苗ベンチ2組、それから加温機1台、
炭酸ガス発生機2台、
電照LED2棟分のほか、高設用の管理機1台、
事業PR用のDVDやパンフレットの作成に活用させていただいております。
(6)番でございます。
園芸産地活力増進事業につきましても、県の
補助事業であります。鳥取県の農業の強みの一つであります野菜や花卉等の振興を図るため、園芸品目の
産地づくりの取り組みに対して県2分の1、町4分の1で383万7,400円の支援を受け、
ICT環境制御装置や
モニタリング設備を導入させていただきました。
続いて、5ページをごらんいただきたいと存じます。
財産目録でございます。
取得年月日、
取得価格、
償却額等につきましては説明をいたしませんので、
財産目録をお読みください。ここでは取得経過のみを報告させていただきます。
西園圃場で職員の休憩場所もありませんでしたので、軽作業と休憩ができる
中古プレハブを1基、また
かん水装置などの機械、装置類を設置するための倉庫といたしまして中古のプレハブを1基、建物取得でございます。次に井戸であります。安定的な水を供給するため地下より水を上げてかん水しておりますが、これも構築物として取得してございます。次に、農機具等として
動力噴霧器、加温機、
電照LED、高
設用管理機、
ICT環境制御、予冷庫を各1基ずつ取得してございます。次に
車両運搬具ですが、第1期に当たる7月に中古軽トラックを1台購入して、既に取得しているものでございます。次に、6ページをごらんください。器具及び備品といたしまして
栽培用ハウス7棟分一式についてはJAが導入しリースしているものでありまして、一括償還しております。
自社負担分を上げておるところでございます。また、同形状の
育苗用ハウス2棟分一式、高
設育苗ベンチ2棟分一式につきましては
株式会社北栄ドリーム農場が
実施主体となり取得したもので、一括購入しましたので圧縮記帳したところでございます。
なお、鳥取型低
コストハウスで
JA鳥取中央が
実施主体として導入いたしました
栽培用ハウスにつきましては、
JA鳥取中央からリースを受け一括償還をしておりますが、7年の償却期間が終われば将来的にはJAから譲渡いただき取得していく方針でございます。
次に、7ページをごらんください。
貸借対照表につきましてはごらんのとおりでございますが、
決算時点での会社の財務状態をあらわすものであります。資金の調達源泉、すなわちお金を誰に出してもらったか、あるいは誰にお金を返さなくてはならないのかということを右側の貸方に記載し、資金の運用形態、すなわちお金を何に使ったかを左側の借方に記入するものであります。さらに、右側の部分は返済が必要な部分とそうでない部分とに分かれており、右側で返済の必要があるものは負債で、その必要のないものは資本となります。左側の部分は資産と呼び、会社の財産をあらわすことになります。
まず、7月31日の
決算時点で右側の貸方でございますが、返済の必要のあるものは未払い金といたしましてミツバチの
リース代金の
最終支払い分がありました。
未払い費用といたしましては、中途で退任されることとなりました
音田監査役の監事報酬と
栽培管理責任者の期末賞与は実績により支給額が変動いたしますので、期中での確定ができなかったことから
未払い計上となったものでございます。預かり金は、
音田監査役の
未払い監事報酬と
栽培管理責任者の
未払い賞与の
源泉所得税分でございます。
未払い法人税等については
会計期間に獲得した利益に対して課税され、決算日の翌日から2カ月以内に確定申告を要するもので確定後の納付となるため、7月31日の
決算時点では
未払い計上の扱いになるものでございます。よって、負債の部分の合計は770万8,806円でございます。
次に、返済の必要のない資本につきましては、
JA鳥取中央から1,500万円、本町から1,500万円の資本金3,000万円でございます。
利益剰余金の1,435万7,592円につきましては、次のページの
損益計算書で説明いたします。純資産の部の合計は4,435万7,592円でございました。
負債の部の合計770万8,806円に純資産の部の合計4,435万7,592円を足した5,206万6,398円が左側の借方である資産の部の合計と一致するものでございます。
左側の資産の部で流動資産は現金及び預金ですが、
JA鳥取中央に口座を開設いたしまして預け入れているものでございます。また、原材料は培土や農薬、出荷資材などの棚卸し残でございます。
前払い費用は
パソコン保守料で、5年契約のうち当期内で費用に当たったものであります。1年を超える部分につきましては、
長期前払い費用に当たります。
次に
固定資産税ですが、
有形固定資産は先に
財産目録で述べたとおり取得したものでございます。
無形固定資産といたしましては、
農地中間管理機構を通した
西園圃場の農地を借りておりますが、権利金を支払って借地権を取得しておりますので、その
取得価格を
借地権勘定の借方に記帳して資産計上したものであります。
長期前払い費用は先ほど申し上げましたように
パソコン保守料で、1年を超えて費用となるものでございます。資産の部の合計は5,206万6,398円でございます。
続きまして、8ページの
損益計算書を御説明いたします。
まず、収益に当たる
製品売上高は1,048万3,107円でございました。試験的に行った
観光農園での売り上げも含むものでございます。また、育苗した
イチゴポット苗を分けてほしいと申し出られた方へ販売した額も含んでおります。
続いて、売上原価でございます。当期の予算額といたしましては、1,070万2,204円を組んでおりました。決算額といたしましては、1,707万180円でございました。
計画予算との比較は636万7,976円でありました。詳細な金額は記載のとおりでございますので省略いたしまして、増額要因となった内容のみ説明させていただきます。
当初見込んでおりました肥料費が病気や
連作障害等をできるだけ発生させないよう、有機質のしっかりとした培土や高
設栽培用の液肥を導入したことで見込みより高くなりましたが、今後3期目、4期目とイチゴをつくり続けていくためには、議会の皆様と視察いたしました湯梨浜町の
イチゴ観光農園でも農園主がおっしゃっておりましたとおり、ここにしっかりと経費をかけて後の病害対策で余分な経費が上がってこない、ロスを少なくする取り組みにしっかり対応するために取り入れたというところでございます。次に、作業をしていく中で労働環境の改善のため作業場兼休憩室としてプレハブを設置するなど当初で見込んでいなかった建物を設置したほか、生育が順調で順次導入を予定していた時期よりも早くから農機具が必要となり、導入時期が早まるなどして
減価償却費を押し上げました。次に修繕費ですが、
西園圃場は砂地ですので冬場の北風で農地や進入路の表土が動いてハウスの出入り口付近や側面に堆積するほか、軽トラなどの作業車が入りにくいのでゴム製の敷板を張りました。また、飛砂防止のため町民テニス場のコートの人工芝張りかえに伴って廃棄物処理される予定であった人工芝を無償で譲り受けるなどして経費を抑える努力もしたところでございますが、見込みより増で決算となったところでございます。また、土地改良費は借地の均平を
無形固定資産として計上することとなり、7ページの
貸借対照表の資産の部で借地権として計上もしているところでございます。次に農具費ですが、アルミコンテナカーを購入いたしましたし、出荷時のパック詰めの作業を効率的かつ省力化を図っていくため、デジタル計量器を導入いたしました。現場作業に応じて必要となった農具の購入がありましたので、増となったところでございます。また、販売手数料は直売所、JA、お台場いちばなどと比較いたしまして一番安価な市場への出荷が62%と集中したことで販売手数料が結果的に安価に抑えられたほか、計画段階で販売手数料として計画していたものを荷づくり運賃などの科目へ振り分けたところでございます。
以上のような積み上げによりまして、
計画予算との比較では636万7,976円の増となったものであります。このことを反省に第3期はより計画を精密に組み、決算との乖離を少なくして会計の運営健全化を進めてまいりたいと思います。
次に、販売及び一般管理費でございます。予算額は2,135万432円で組んでおりましたが、決算額は384万1,079円でございました。予算との比較は、マイナスで1,750万9,353円が不用でございました。主な要因は雇用労賃と法定福利費でございますが、これは人材派遣とビジネスマッチングの会社を通して採用予定であった者が病気等を理由に着任がおくれたことで、その後の音信不通となって新たな
ファーム長が6月まで選任できなかったことによる不用額であります。そのほか、計画では事務研修費として雇用関係で社会保険料の手続や株主総会や取締役会などで多様な法務関係に精通いたしました社会保険労務士と税務経理面で農業法人の会計に精通いたしました税理士への相談顧問料を見ておりましたが、科目を振り分け支払い手数料といたしましたし、倉吉で実際にイチゴ生産を行いながら販売実績のある農家から栽培のアドバイスを随時いただくため、栽培顧問料も支払い手数料として科目の振り分けをして支出したところでございます。また、県外視察を予定しておりましたが、生産出荷の繁忙期に入り視察研修が想定よりも少なくなりましたので旅費交通費が不用となったところです。
ICT環境制御システムに必要なネット環境が安価に抑えられたほか、
西園圃場での作業時間が長く事務所のネット使用や電話など事務通信にかかる経費が結果的に抑えられたこととなりました。
売上高から売上原価を減じましたものが売上総利益でございます。売上総利益からさらに販売費及び一般管理費を減じたものが営業利益となりますが、当期ではマイナスで2,197万2,636円を見込んでおりましたところ決算では1,042万8,152円でございましたので、1,154万4,484円の不用額となったところでございます。
次に、営業外収益でございます。当期2,871万4,000円に対しまして決算額は4,544万5,357円で、
計画予算との比較は1,673万1,357円の増でございました。主な理由は、
地方創生加速化交付金など第1期で受け入れを予定しておりました各種助成金が会計年度を超えて第2期となったほか、農林中金の生産者所得アップ事業助成金や農地流動化推進事業補助金など計画で見込んでいなかった助成金も含みますので、補助金の受入額が増額となったものでございます。また、ドリーム農場の設立に尽力いただいております方から3万円のお祝い金をいただいたほか、TCCでインターネットに加入すると1万円のキャッシュバックがありましたので、これを受け入れたものでございます。
営業外費用としましては、当期計画では見込んでおりませんでしたが、創業時で法人の設立登記などに係る登記事務や税務経理面の手数料など創立費が発生しております。
営業利益に営業外収益を足して営業外費用を減じたものが経常利益でございますが、当期計画は674万1,364円に対して決算額は3,448万3,897円であります。
次に、
財産目録で御説明した固定資産の圧縮損として
戦略的スーパー園芸団地整備事業と園芸活力増進事業で導入いたしました
育苗ハウスと高
設育苗ベンチ等の圧縮記帳分を圧縮損として上げております。したがいまして、税引き前の当期純利益は経常利益から特別損失を減じた2,433万9,847円の額でございました。
第2期の法人税、住民税及び事業税は税引き前の当期純利益に対して課され、725万9,800円を支払うこととなりました。これは7ページの
貸借対照表の
未払い法人税等と一致するものでございます。21円分の差は利息であります。
一番下段になります。よって、当期純利益は1,708万26円でございました。期首繰越剰余金、マイナスで272万2,434円を差し引きまして、期末繰越剰余金は1,435万7,592円でございました。この額につきましては、前ページの純資産の部の
利益剰余金に反映しております。
めくっていただきまして、9ページでございます。9ページは監査報告でございます。御確認いただきたいと存じます。
以上で第2期
株式会社北栄ドリーム農場の
経営状況についての報告を終わります。
○議長(飯田 正征君) 次に、議案第111号の詳細説明を求めます。
磯江
教育総務課長。
○
教育総務課長(磯江 昭徳君) では、議案第111号です。北栄町
学校給食費徴収条例の制定についてということで、10ページからになります。11ページのほうに条例案を記載しております。町長の
提案理由にもありましたけど学校給食費を公会計、町で行うということにしますので、町でお金を取るということ、手数料や負担金を取る場合には条例が必要だということで制定をさせていただきます。
では11ページ、順番に説明をさせていただきます。
まず、第1条です。趣旨です。この条例は、学校給食法第11条第2項に規定する学校給食費の徴収に関し必要な事項を定めるものとするということで、学校給食法の第11条第2項というのに学校給食費というもんが規定されておりますが、学校給食費は学校給食に従事する職員の人件費は含んではいけませんということと、センターの施設設備については含んではいけませんということになりますので、学校給食費はあくまで調味料であったり食材費であったり、そういうものを給食費として徴収をするというものでございます。
第2条です。学校給食の実施ということで、町は公立の小・中学校で給食を実施しますということ。法の第4条の規定に基づきとありますが、これは義務教育の学校においては学校給食が実施されるよう努めなければならないという規定がございます。
次です。第3条です。学校給食費の徴収ということで、町長は児童生徒の保護者から学校給食費を徴収するということを規定しております。第2項です。保護者が負担すべき経費の範囲内で教育委員会の規則で定める額とする。学校給食費の額は、教育委員会規則で定めるということにしております。この条例が制定された後に教育委員会のほうで規則を定めることにしておりますが、今のところ給食費についてはその年の食材、どういう給食を行うかによって給食費を定めますが、とりあえず安易に値上げをしたりというようなことは考えておりません。
続いて第4条です。学校給食費の納入ということで、学校給食費は教育委員会規則で定める日までに納入しなければならないということで、納期限を別に教育委員会規則で定めることにしております。こちらについても月末ということで、これまでと変更する予定はございません。
次です。第5条です。学校給食費の減免ということで、町長は特別の理由があると認めるときは学校給食費を減額し、または免除することができるという規定にしております。これまで給食会で行っていたときには減免の制度はなかったわけですけど、今回改めましてそういう特別の理由、災害があったりした場合には減額、免除できるように規定を追加をいたします。
次です。第6条、給食費に相当する経費の徴収ということで、給食は児童生徒以外にも学校給食センターで働く職員であったり学校の教職員も同じように給食を食べますので、そういう方にも給食を提供します。そして、同じように給食費を徴収するという規定でございます。
委任、第7条です。この条例の施行に関し必要な事項は別に定めるということでございます。
附則です。来年度、平成30年4月1日から施行いたします。以上です。
○議長(飯田 正征君) 次に、議案第112号の詳細説明を求めます。
手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 12ページをお願いします。議案第112号、北栄町
防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について議会の議決を求めるものでございます。
この提案ですが、子局、親機、子機、子どもの子ですけど、子局を1局増設したことに伴って施設と住所を追加するものでございまして、具体的には13ページをお願いします。改正後、改正前という四角の中で別表の中の表の中で屋外の拡声子局のところで、今回は松神のところで風車の1号機と2号機の間のところの南へ大体300メートルぐらいですかね、そのところに新しい子局を置きました。ただ、もう既に松神子局というのはございますので、以前あったものを1として、今回新しくしたものを2ということでさせていただきました。松神子局の2、北栄町松神1267番地2ということでございます。
それと、ここはちょっと訂正させていただきます。大変申しわけございませんが、下のところで北条庁舎「支」局とございます。支えるという字、ここを大変申しわけございません、子どもの子、「子」局でございます。訂正のほうをお願いします。大変申しわけございませんでした。両方です。改正前も改正後も子どもの子で訂正のほうをお願いします。そこも名称のほうを変えましたので、こういうぐあいに変えさせていただきました。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行するということでございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 次に、議案第113号の詳細説明を求めます。
磯江
教育総務課長。
○
教育総務課長(磯江 昭徳君) 14ページをお願いいたします。議案第113号、北栄町
特定教育・
保育施設及び
特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について議会の議決を求めるものでございます。
次のページ、15ページをお願いいたします。改正の内容です。
第15条の第1項第2号中に下線が引いてありますが、認定こども園の同条第9項というところの法律が法律の改正に伴って11項に項ずれが起きますので、その分の改正でございます。法律が変わったということで、条例の規定内容には何ら変更はございません。
ということで附則ですが、法律の改正が平成30年4月1日からになっておりますので、この条例についても4月1日から施行をいたします。以上です。
○議長(飯田 正征君) 次に、議案第114号の詳細説明を求めます。
吉岡
地域整備課長。
○
地域整備課長(吉岡 正雄君) 16ページをお願いいたします。議案第114号、北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例の制定について、
地方自治法の規定により議会の議決をお願いするものでございます。
17ページをごらんください。北栄町
公共下水道条例の一部を改正する条例でございます。別表の基本料金を1カ月10立方メートルまで1,455円を1,527円に、超過料金1立方メートル当たり195円を221円に改定するものでございます。これは
下水道使用料審議会より平成29年1月に答申された結果に基づき改定を行うものでございます。
下水道使用料審議会では、下水道事業の経営及び町財政の健全化を進めるため、使用料で賄うべき汚水処理費を平成40年代には100%回収することを目指し、今回の改定を答申いただきました。料金改定に当たっては、低所得者や高齢者に配慮し、基本料金の改定率を低く抑え、平均改定率は11.1%となっております。これにより、年間の使用料収入は約2,770万円の増収予定でございます。
また、答申では適正な使用料を3年ごとに検討を行うこと、附帯意見として水洗化率の向上、収納率の向上、維持管理費の縮減について特に取り組みを進めるよう求められており、町としても一層取り組む所存でございます。
附則でございます。施行期日、1、この条例は平成30年1月1日から施行する。経過措置でございます。2、改正後の北栄町
公共下水道条例の規定は、平成30年4月1日以後に賦課する使用料から適用し、同日前に賦課する使用料についてはなお従前の例によるといたしております。答申では改定時期を平成29年度とされておりましたが、鳥取県中部地震による復興を考慮して平成30年3月検針分、4月の
下水道使用料から適用するようにいたすものでございます。
なお、北栄町農業集落排水施設使用料条例、北栄町浄化槽の設置及び管理に関する条例にそれぞれ使用料については北栄町
公共下水道条例の規定を準用するとございますので、この条例改正によりそれぞれの使用料は改定されることとなります。
お配りいたしております議案第114号関係の資料の説明を行います。さきの議会全員協議会でお求めのあったものでございます。
「県内市町村における収入に対する一般会計繰入金の状況」につきましては、総務省が公表しているものでございます。最新で平成27年のものとなります。「北栄町
下水道使用料審議会(H28)における答申計画」につきましては、平成28年度
下水道使用料審議会の資料でございます。平成29年度、平成32年度、35年度……。
○議長(飯田 正征君) 暫時休憩します。(午前9時43分休憩)
───────────────────────────────
○議長(飯田 正征君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前9時45分再開)
○
地域整備課長(吉岡 正雄君) まず、「県内市町村における収入に対する一般会計繰入金の状況」につきましては、総務省が公表しているものでございます。最新で平成27年度のものとなります。
次に、「北栄町
下水道使用料審議会(H28)における答申計画」につきましては、平成28年度
下水道使用料審議会の資料でございます。平成29年度、32年度、35年度、38年度にそれぞれ11.1%の料金改定を行い、最終年度平成40年度に資本費回収率が80%になる計画となっております。なお、この計画には中部地震等大規模な修繕や増設に係る借り入れは考慮いたしておりません。この計画では平成29年度に改定する予定としておりますが、平成30年度に改定することとなるため、1年ずつ計画はずれることとなります。
次に、「下水道事業特別会計(元利償還金及び未償還元金残高の推移)」でございます。これも平成29年度以降の借り入れは考慮いたしておりません。
最後に、「鳥取県内市町村の
下水道使用料」の一覧をお配りしておるものでございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 以上で一括議題とした報告1件及び議案4件の提案説明を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第115号 から 日程第14 議案第119号
○議長(飯田 正征君) 日程第10、議案第115号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第6号)から日程第14、議案第119号、平成29年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)まで以上5議案を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 議案第115号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第6号)の
提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,202万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ95億5,610万8,000円とするものでございます。今回の補正は、新たに予算措置を必要とする諸事業につきまして所要の額を計上するものでございます。
主な事業について申し上げます。
2款総務費でございます。賦課徴収事務事業に252万3,000円を追加いたしました。今後見込まれる還付金に必要な費用を計上するものでございます。
3款民生費でございます。自立支援給付事業に1,186万1,000円を追加いたしました。給付実績から予算の不足が見込まれるため、必要な費用を計上するものでございます。地域生活支援事業に754万2,000円を追加いたしました。障がい者の地域活動支援センター事業費などの利用実績を勘案し、不足が見込まれる費用を計上するものでございます。児童入所施設措置費等事業に302万2,000円を追加いたしました。措置世帯がふえましたので、必要な費用を計上するものでございます。生活保護扶助事業に2,078万1,000円を追加いたしました。支給実績から予算の不足が見込まれるため、必要な費用を計上するものでございます。
5款農林水産業費でございます。農地流動化推進事業助成金事業に500万円を追加いたしました。平成29年中の農地の利用権設定に係る助成金の不足が見込まれるため、必要な費用を計上するものでございます。産地パワーアップ事業に5,541万5,000円を追加いたしました。葉物野菜の低
コストハウス建設に係る補助金に必要な費用を計上するものでございます。
6款商工費でございます。住宅リフォーム支援事業に500万円を追加いたしました。支給実績から予算の不足が見込まれるため、必要な費用を計上するものでございます。コナンのまちづくり事業に373万6,000円を追加いたしました。巨大迷路の維持管理に必要な費用及びリニューアルに必要な費用を計上するものでございます。
7款土木費でございます。道路維持管理事業に1,262万円を追加いたしました。これは町道江北11号線ほか12路線の修繕に必要な費用を計上するものでございます。
8款消防費でございます。自治会除雪活動支援事業に310万円を追加いたしました。自治会が購入される除雪機と、除雪を委託された場合の委託費の補助金に必要な費用を計上するものでございます。
9款教育費でございます。大栄中学校管理事業に350万4,000円を追加いたしました。特別支援学級のエアコン設置工事請負費と平成30年度入学生徒の対応のため、備品購入に必要な費用を計上するものでございます。
11款災害復旧費でございます。道路橋梁復旧事業に1,296万円を追加いたしました。鳥取県中部地震が原因と考えられる道路の陥没等、復旧に必要な費用を計上するものでございます。
次に、議案第116号、平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第4号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ101万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を17億7,090万2,000円とするものでございます。今回の補正は、介護保険制度改正に係るシステム改修と人件費の増額及び介護予防住宅改修費の不足による予算の組み替えが主なものでございます。
次に、議案第117号、平成29年度北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ175万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億9,563万5,000円とするものでございます。今回の補正は、人件費と平成28年度消費税確定申告の実績による公課費の増額でございます。財源といたしましては、一般会計繰入金を充当するものでございます。
次に、議案第118号、平成29年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第3号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額はそれぞれ5億2,306万9,000円で変更はありません。今回の補正は、人件費の増額と風力発電基金積立金の減額を行うものでございます。
次に、議案第119号、平成29年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ38万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億5,196万4,000円とするものでございます。今回の補正は、健診事業費と後期高齢者医療広域連合納付金を増額するものでございます。財源といたしましては、健診事業委託金と前年度繰越金などを充当するものでございます。
以上5議案、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(飯田 正征君) まず、議案第115号についての詳細説明を求めます。
小澤
企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君) 一般会計の補正予算書(第6号)をお願いします。議案第115号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第6号)でございます。
歳入歳出それぞれ1億2,202万1,000円を追加し、総額を歳入歳出それぞれ95億5,610万8,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきますが、債務負担行為と地方債の補正については後ほど説明をさせていただきます。
次の第1表、歳入歳出予算補正は説明を省略させていただきます。
4ページをお願いします。第2表、債務負担行為の補正でございます。
まず、コナンのまちづくり事業で巨大迷路の管理運営委託料でございますが、来年度も新たなストーリーでリニューアルし実施するということでございまして、そのためのスタッフの賃金や管理運営費でありますとかテントのリース料などでございます。そういうものを来年度お約束させていただくものでございますので、期間については平成30年度、限度額については492万円でございます。
もう一つはすいか・ながいも健康マラソン大会事業でございますが、平成30年度も6月に実施するため今年度内に準備を始める必要があり、限度額1,750万円をあらかじめお願いするものでございます。
続いて第3表、地方債補正でございます。追加分として、起債の目的は合併特例事業債で、レークサイド大栄大型複合遊具設置事業に係る起債でございますが、当初予算では一般財源で計上させていただいておりましたが、その後交付税措置のある合併特例事業債が充当できることが確認できましたので、このたび追加をさせていただくものでございます。限度額としまして5,190万円でございます。起債の方法、利率、償還の方法につきましてはごらんいただきたいと思います。
続いて、5ページの事項別明細書につきましては説明は省略させていただきます。
続いて、6ページをお願いします。2の歳入でございますが、特定財源につきましては必要に応じて各担当課長から説明させていただきます。
私からは7ページをお願いします。一番下の20款の町債でございますが、これは先ほど地方債の補正のところで説明させていただきましたが、レークサイド大栄の大型複合遊具等設置に係る起債の追加で、補正額5,190万円を増額するものでございます。
続きまして、8ページからが歳出でございます。初めに、共通的な部分といたしまして各担当課が上げている部分がございます。人件費の部分でございますが、給料、職員手当、共済費については職員の異動による増減がございまして、各課からの詳細説明は省略させていただきます。時間外手当については今後の業務内容を勘案して積み上げし、現状の執行状況と予算残を考慮して必要な時間数について各担当課が計上してございます。ここでの詳細な説明は省略させていただきます。
それでは、8ページの一番上の1款1項1目議会費の13節委託料に会議録調製委託料として25万6,000円を増額するものでございます。これまでの実績から予算の不足が見込まれるため、必要な費用を計上するものでございます。
次に、2款1項4目財産管理費の25節積立金でございます。4,585万4,000円の減額ということでございまして、全体予算の調製で積立金を減額するものでございます。この補正後の基金の残高は、13億6,163万7,000円になる予定でございます。
私からの説明は以上でございます。以降につきましては、それぞれの担当課長が説明をいたします。
○議長(飯田 正征君) 手嶋総務課長。
○総務課長(手嶋 俊樹君) 済みませんが、飛んでいただいて15ページまでお願いします。15ページの8款の消防費のところでございます。8款1項4目の災害対策費として310万円の増額をお願いするものでございます。自治会の除雪活動支援事業補助金としておるものでございまして、昨年の大雪とかいろいろ自治会のほうからも要望があったものでございまして、このたびは2つのところで支援をしていこうと考えております。一つは、除雪機の購入の支援でございます。大体相場といいますか50万円ぐらいというぐあいに考えまして、それの半分相当ということで考えております。一自治会1つの機械ということでございますが、それと実際買われた機械の2分の1、これとの少ないほうを上限とさせていただくということで、このたびは10台、10自治会を考えておりまして、ここに250万円というぐあいに考えております。もう一つは、除雪をされるときに例えば委託をされたりとか、あるいは自分ところの自治会が持っておられる例えばトラクターとかそういうのでするときの経費、人件費は除きますけど燃料費とかそういうようなものを考えまして、それの燃料費とか委託費の2分の1か、あるいは1メーター当たり10円という考え方で、その除雪された距離に応じて補助するということでございます。どちらかこれも少ないほうということで上限を今ちょっと考えておるところでございますけど、大体1自治会5万円が上限ぐらいになるのかなというぐあいに考えております。今回はたくさん出てくるということで30自治会、平均して2万円ぐらいということで考えて、ここにその支援として60万円、合わせて310万円を考えておるところでございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 大庭税務課長。
○税務課長(大庭由美子君) それでは、税務課関係を説明します。8ページまでお戻りください。
2款2項2目賦課徴収費に過誤納還付金として252万3,000円を計上しました。この科目で支出する還付金は過年度に課税をした税についての還付で、主に所得の修正申告や法人の決算で予定納税より確定した税額が少額だった場合などに発生するものです。今年度この町民税の還付金が予定より多く発生し予算が不足となったため、今後の見込み額をお願いするものでございます。以上です。
○議長(飯田 正征君) 倉光
住民生活課長。
○
住民生活課長(倉光 顕君) では、住民生活課関係の説明をさせていただきます。予算書12ページの下の枠をお願いします。
4款1項7目8節報償費に1万円を追加いたしました。クリーンランドほうきの第2期工事に向けて臨時のクリーンランドほうき管理委員会を開催したため、定例会を開催するのに不足する費用を追加するものでございます。続いて、19節負担金、補助及び交付金に56万円を追加いたしました。鳥取中部ふるさと広域連合負担金(火葬)分に不足が生じることから、お願いをするものでございます。
次に、予算書13ページの下の枠をお願いします。6款1項1目19節負担金、補助及び交付金に500万円を追加いたしました。住宅リフォーム支援補助金の申請が11月22日現在58件、1,045万7,000円の申請がございまして、今後の申請に対して不足を生じる見込みであることから追加をお願いするものでございます。
次に、予算書14ページ最下段をお願いします。7款4項1目11節需用費に50万円を追加いたしました。六尾北団地にシロアリ被害が拡大しているため防除いたしましたし、古い由良宿団地に台風によって雨漏りなどの被害が生じましたため応急的な修繕費用がかさんでいることから、今後の修繕に対応するための追加をお願いするものでございます。
最後に、歳入で予算書6ページ最下段、14款2項1目19節に26万6,000円、地域エネルギー社会推進補助金を計上いたしました。木質バイオマスエネルギー活用研究事業に係る事業について県の支援を受けることができるようになったことから、一般財源を減らして財源更正を行うものでございます。以上で住民生活課関係の説明を終わります。
○議長(飯田 正征君) 田中福祉課長。
○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係の説明をさせていただきます。予算書9ページをお願いいたします。
3款1項1目社会福祉総務費、28節の繰出金に介護保険特別会計繰出金として45万2,000円を計上しております。これは介護保険特別会計におきまして職員人件費及び介護報酬改定システム改修事業等の補正のため、その負担に応じた額を繰り出すものでございます。
次に、4目介護予防生活支援費、19節負担金、補助及び交付金に外出支援サービス事業補助金として214万5,000円を計上しております。この事業は、公共交通機関を利用することが困難な要介護、要支援などの認定を受けている方の自宅から中部の医療機関までの通院送迎をタクシーを利用して行うものでございます。9月にも補正をお願いしましたが、利用者が多く不足が見込まれるために補正を行うものでございます。
次に、5目障がい者福祉費、20節の扶助費に1,374万2,000円を計上しております。内訳としまして、まず自立支援給付費が620万円でございます。これは障害者自立支援法に基づく居宅介護などの障がい福祉サービスに伴う給付費で、利用人数やサービス利用の増加などの理由により、これまでの実績から3月までにおいて不足が見込まれるため計上させていただいたものです。財源といたしましては国が2分の1、県が4分の1あるため、町の負担は4分の1でございます。次に、地域活動支援センター事業費に465万8,000円を計上しております。これは障がいのある方などの地域生活の促進を図るため、社会との交流促進や生産活動の場として社会福祉協議会のあゆみの郷において行っていただいている事業につきまして、利用者の増加により不足する事業費の補正でございます。財源につきましては、交付税措置となっておるものでございます。次に、移動支援費に78万8,000円を計上しております。これは障がいのために屋外での移動等に支援が必要な方や児童に対しまして、外出をする際の移動の介護または付き添いを行う事業でございます。こちらもこれまでの実績から不足が見込まれるために計上させていただいております。次に、日中一時支援費に209万6,000円を計上しております。これは日中におきまして看護する者がいないため、一時的に見守り等の支援が必要な障がい者の方などの日中における活動の場を確保し、その家族の就労支援及び日常的に介護している家族の一時的な休息を図ることを目的としているものでございます。こちらも不足が見込まれるために計上させていただいております。
次に、23節の償還金、利子及び割引料におきまして578万4,000円を計上しております。これは平成28年度の自立支援給付費の実績が確定し国庫負担金等の受入額が上回りましたため、返還ということで計上しております。同様に、特別障がい者手当等給付費も実績が確定し、受入額が上回っているために返還ということで12万3,000円を計上しております。
次に、6目生活困窮者自立支援費をごらんください。11節需用費で学習支援事業消耗品費で3万1,000円を、印刷製本費で3万1,000円を、12節役務費の通信運搬費で7万1,000円を減額計上しております。また、同様に13節の委託料で学習援助事業委託料で28万9,000円、はぐっていただきまして10ページの一番上ですが18節の備品購入費でICT関連備品購入費で7,000円を減額計上しております。これにつきましては、対象生徒数が確定したことにより、ひとり親家庭学習支援事業との間で生徒数で案分して予算を組み替えるためのものでございます。
11ページの中段をごらんください。先ほどの案分により増額となりますのは、次の2項の児童福祉費、4目母子父子福祉費、11節の消耗品費3万2,000円、印刷製本費で3万2,000円、12節役務費、通信運搬費の7万2,000円でございます。また、同様に13節の委託料で学習支援事業委託料で29万円を増額計上しております。なお、備品購入費で10万2,000円の計上しておりますのは生徒数で案分したことによる増額分と、生徒の中に配慮を要する生徒があり、指導の充実のためタブレットパソコン1台を追加で購入するための費用が含まれているためでございます。案分の割合は、16人の対象生徒のうち2人が生活困窮者自立支援の対象で、14人がひとり親家庭学習支援事業の対象でございます。補助の割合が生活困窮者事業は国から2分の1、ひとり親家庭学習支援事業では県から4分の3が補助されるものでございます。
同じ4目母子父子福祉費の13節委託料をごらんください。母子生活支援施設措置委託料として288万7,000円を計上しております。これは10月より母子生活支援施設へ新たに1世帯の入所措置を行ったことによる負担金の増加に伴うものでございます。この費用につきましては、国が2分の1、県が4分の1を負担いたします。この部分の歳入につきましては、民生費の国庫負担金と県負担金に計上しております。
次に、23節の償還金、利子及び割引料におきまして13万5,000円を計上しております。これは児童入所施設措置費の平成28年度の実績が確定したことにより、国、県に返還するために計上したものでございます。
同様に、8目児童措置費の23節の償還金、利子及び割引料に過年度分障がい児通所給付費負担金返還金として186万1,000円を計上しております。こちらも実績が確定したことにより返還するために計上しておるものでございます。
はぐっていただきまして、12ページをごらんください。4項2目生活保護扶助費におきまして2,078万1,000円を計上しております。内訳としましては生活扶助費で234万5,000円、介護扶助費で367万4,000円の減額でございます。これはこれまでの実績に基づく減額でございます。増額となっております医療扶助費につきましては、高額な医療費がかかる入院や手術などがありましたため予算の不足が見込まれるため、2,680万円の増額をお願いするものでございます。福祉課関係は以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 吉田
健康推進課長。
○
健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進課関係を説明いたします。9ページをお願いします。
3款1項2目特別医療費助成事業費でございます。養育医療費助成費と手数料として174万5,000円を計上いたしました。これは未熟児の入院医療費を助成するもので、申請件数の増により増額をお願いするものでございます。財源は自己負担を除く費用について国2分の1、県4分の1の負担があり、歳入のほうに計上しております。
次に、12ページをお願いします。4款1項4目母子衛生費、18節備品購入費ですが、尿化学分析装置購入費として7万8,000円を計上いたしました。これは3歳児健診で尿検査を実施しておりますが、その器械が壊れて修理不能なことから新たに購入するものでございます。
6目の後期高齢者医療対策費の特別会計繰出金については、後期高齢者特別会計のほうで御説明いたします。
最後に歳入ですが、7ページの下から2つ目です。19款5項2目3節の衛生費雑入です。後期高齢者医療の平成28年度の市町村負担金が精算により618万6,000円返還されるものでございます。以上で説明を終わります。
○議長(飯田 正征君) 下阪
農業委員会事務局長。
○
農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会の関係につきまして御説明申し上げます。13ページをごらんください。
まず、5款1項1目農業委員会費といたしまして465万8,000円を増額計上いたしております。内訳としましては、職員手当等の減額のほかに19節負担金、補助及び交付金で500万円の増額でございます。当初予算では農地流動化推進事業助成金につきまして前年度と同額で計上いたしておりましたけれども、6年前に地区の水田を集積された法人の利用権設定がちょうど更新時期となりまして増額が必要となったものであります。
次に、2目農業経営基盤強化費といたしまして5,000円を増額計上いたしております。内訳としましては、11節需用費で5,000円の増額でございます。これは県からの交付額のうち均等割分が若干ふえましたので、必要な消耗品費に充てるものであります。
次に、17目農地中間管理費といたしまして1,427万9,000円を減額計上いたしております。内訳としましては、まず7節賃金で臨時職員賃金を142万9,000円の減額でございます。これは農地中間管理推進員を2名体制から1名体制にするものでございます。これに対する歳入につきましては、7ページの14款3項6目1節農地費県委託金で同額を減額計上いたしております。次に、19節負担金、補助及び交付金で1,285万円の減額でございます。当初予算では原西部の法人化等を見込んで機構集積協力金及び経営転換協力金を計上いたしておりましたけれども、法人化等に至らなかったので一部交付が確定した経営転換協力金分を除き減額するものでございます。これに対する歳入につきましては、7ページの14款2項4目1節農業費補助金で同額を減額計上いたしております。
なお、この節におきましては、最初に御説明いたしました農業経営基盤強化事業に係る事務交付金も5,000円増額をいたしております。説明は以上でございます。
○議長(飯田 正征君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 産業振興課関係の補正について説明をさせていただきます。13ページをそのままごらんいただきたいと存じます。
5款1項4目で3節に時間外手当といたしまして30万円を計上いたしました。これは国保の圏域化に伴い、来年度稼働予定のシステムの構築や通信テストのため国保のシステムに精通している産業振興課職員が10月から12月までの間、勤務時間内に健康推進課と兼務する支援業務を行っております。そのことによりまして産業振興課の通常業務の一部を時間外で行うこととなったため、今後の業務量を見込み増額の補正をお願いするものでございます。
次に、5目で13節に着ぐるみ作成委託料といたしまして50万円を計上いたしました。現在2体の夏味ちゃんをローテーションで北栄町農産物の販売促進PRやゆるキャライベントなどの出演に年間30回以上の貸し出しを行ってきておりますが、平成19年に作成いたしました最初の1体目が何度かクリーニングを繰り返して使用を続けてまいりましたが、老朽化により衣装の色あせやかびによるくすみ、鼻の部分の破れなどが目立ち始め、劣化が著しい状況であります。そのため、古い方の1体を廃棄して新たに着ぐるみを作成する費用をお願いするものであります。
次に、19節に現地課題チャレンジ試験補助金といたしまして39万3,000円、産地パワーアップ補助金といたしまして5,541万5,000円を計上いたしました。まず初めに、現地課題チャレンジのほうでございます。長年懸案となってきております道の駅北条公園で、畜産の不快なにおいに対する苦情が年々増加しております。そこで、悪臭対策に効果の高いデオマジックという製品を試験的に使用して効果を検証するため、においが発生するところへ自動で溶剤を噴霧する装置や配管などの施工に必要な費用を計上したものであります。デオマジックという製品について、少しここで説明させていただきたいと存じます。一般的に香水には何十種類もの香料が含まれておりますが、その中の一部に単独では不快に感じる香料も含まれています。デオマジックはこの原理を臭気対策に応用した商品で、あらかじめ不快なにおいに該当する部分を取り除いた溶剤を製造し、これに各現場で不快なにおいがまざることで新たなよい香りに変化させる仕組みでございます。ここ2年くらいの間で畜産現場での効果を発揮し普及が進んでいるということで、テレビ等でも紹介されたものでございます。現地課題チャレンジ試験につきましては、産地の課題を
園芸試験場、普及所、JAや生産組織などと連携して専門性の高い見地から実証を進め、ホームページやアグリフォーラムの機会を通じて生産農家にフィードバックしてきております。このたびも
JA鳥取中央の畜産団地へ施工実験を行いまして、一定の効果が見込まれれば畜産農家への普及を図ってまいりたいと考えているものでございます。
次に、国の産地パワーアップ補助金を活用したコマツナによる鳥取型低
コストハウスの導入事業でございます。この事業につきましては平成28年度から2カ年の取り組みで、平成29年度が最終年度となります。最終年の取り組みに当たりまして、11戸の農家で42棟、1万638平米の要望がありましたので、国2分の1、県9分の2、町9分の1を助成するものであります。また、低
コストハウスのフル活用事業といたしまして、コマツナの定植後の温度管理のため寒冷紗の導入を図るということで、28戸の農家で194枚、7万7,306平米の要望がありまして、同じく産地パワーアップの事業を活用いたしまして国2分の1のみの間接補助を行うものでございます。以上、産業振興課関係の説明を終わります。
○議長(飯田 正征君) 松本
観光交流課長。
○
観光交流課長(松本 裕実君) 続きまして、観光交流課関係について御説明いたします。引き続き13ページをごらんください。
6款1項1目商工振興費でございます。3節職員手当等のうち、時間外手当について60万円を計上いたしました。これは青山剛昌先生と話そうDAYやその他観光事業、移住イベントへの参加、それに伴う事務などのため今後発生する時間外勤務を見込み計上いたしたものでございます。
次に、2目観光費でございます。コナン通り沿いの出会いの広場で実施してきました巨大迷路ですが、本年度をもってファイナルとしていましたが、ファイナルを決定後継続してほしいとの御意見が多かったことや9月定例議会での一般質問に対する答弁を踏まえ、巨大迷路のストーリーを変更しリニューアルして来年度も実施することを提案するものでございます。8節報償費に巨大迷路ARパネル多言語翻訳謝礼として3万円を計上いたしました。英語、中国語、韓国語の言語を説明パネルへ印字するためのものでございます。次に、14ページをお開きください。13節委託料に巨大迷路管理運営委託料として151万1,000円、巨大迷路看板パネル制作設置業務委託料として129万2,000円の合計280万3,000円を計上いたしました。巨大迷路管理運営委託料につきましては、来年度も5月のゴールデンウイーク前から巨大迷路を開催したいと考えておりますので、デザインや監修協議に時間を要する入場料チケットやゴール記念品の作成に要する経費、キャラクター使用料など、今年度必要となる経費をお願いするものでございます。また、巨大迷路看板パネル制作設置業務委託料につきましてはストーリーを変更して実施するため、これまで使用してきました看板パネルを全て変更するための経費をお願いするものでございます。次に、15節工事請負費として90万3,000円計上いたしました。これは巨大迷路を平成24年当時より使用してきましたので、当初からあります3カ所の2階部分の解体、4カ所のチェックポイントの改修、使用できない柱、壁板等の取りかえ工事に必要な経費をお願いするものでございます。以上で観光交流課関係の説明を終わります。
○議長(飯田 正征君) 吉岡
地域整備課長。
○
地域整備課長(吉岡 正雄君) 地域整備課関係の説明をいたします。引き続き14ページをお願いいたします。
7款1項1目19節負担金、補助及び交付金に60万円追加いたします。これは地域共同施設災害復旧事業補助金でございます。県の補助制度でございます。10月22日、23日の台風21号により東高尾の法定外公共物、いわゆる赤線道路が崩壊したため、この事業により復旧を行うものでございます。県と町で2分の1ずつ補助するもので、工事は東高尾自治会が発注されるものでございます。
次に、7款2項1目道路維持管理費に1,262万円追加いたします。これは自治会要望や通報や点検による修繕で緊急性の高いものを計上いたしております。
7款5項2目下水道費は、詳しくは下水道特別会計で説明いたします。
続きまして、17ページでございます。11款1項1目道路橋梁災害復旧費に1,296万円追加いたします。これは鳥取県中部地震から1年がたち、地震が原因と思われる道路の陥没や水路の破損などが発生してございます。現時点で緊急性の高いものを24件修繕するためのものでございます。以上でございます。
○議長(飯田 正征君) 磯江
教育総務課長。
○
教育総務課長(磯江 昭徳君) 教育総務課関係の説明をいたします。予算書10ページをお願いします。
10ページ2段目になります。3款2項1目児童福祉総務費です。まず、20節扶助費です。こちらは子育て短期利用、ショートステイの利用が保護者の方が病気であったり冠婚葬祭であったり子どもが見れないときにショートステイを利用されますが、その分の利用がふえたということで追加計上させていただきます。次の23節の償還金、利子及び割引料です。こちらは確定に伴う補助金の返還でございます。
続いて、2目認定こども園の管理運営費のところで賃金のところですが、臨時職員の賃金、子どもさんの入所がふえたということで、臨時職員延べ13人分の計上でございます。8節報償費です。こちら各こども園にそれぞれ医師の報償費を計上しておりますが、申しわけありません、由良こども園での計上が当初予算にできてなかったということで今回追加をさせていただきます。続いて9節の旅費です。北条こども園の職員が出張に行く場合に、これまでは北条庁舎に寄って北条庁舎から公用車を借りて出張に出ていたということになりましたが、今、北条庁舎がなくなりましたので、その職員が大栄庁舎まで来てそこから公用車で出張に行くということで、大栄庁舎までの旅費ということで計上させていただきます。次のページの一番上です。需用費です。こちら入所の園児がふえた関係で、消耗品であったり賄い材料費であったりの追加をさせていただくものでございます。
続いて3目です。放課後児童健全育成費です。こちら臨時職員賃金、放課後児童クラブの支援員の賃金ですが、子どもの数によって支援員の配置をかえたりしておりまして、特に特別利用、夕方の6時から7時までの時間、子どもたちがどんどん少なくなっているのに支援員の数はそんなに必要ないだろうみたいな見直しを行いまして、減額をするものでございます。
続いて教育費になります。はぐって15ページをお願いします。表でいくと3つ目、真ん中あたりです。9款2項2目大栄小学校管理費です。需用費の修繕料は、いろんなところを修繕箇所がふえてきて不足をするということで追加をいたします。18節の備品購入費です。ここでは児童の机、椅子、60台を計上しております。これも来年度用です。これまで3月補正において新年度分のものを購入させていただいておりましたが、3月補正から新年度まではあんまり期間が短いので机、椅子がなかったり商品がなかったりすることもありますので12月補正で計上させてもらって、余裕を持って新年度に備えたいということで計上させてもらっております。
続いて、4目北条小学校教育振興費です。こちらも備品購入費は今度は来年度から英語の授業を3、4年生で進めますので、プロジェクターと電子黒板を購入を考えております。電子黒板の計上でございます。扶助費につきましては、現在あるものに不足が生じて追加分と、新年度から入学の準備費については3月に前倒し支給を行いますので、その分の6人分ということで計上しております。
続いて5目です。大栄小学校教育振興費です。こちら備品については来年度用電子黒板の1台を購入を予定しておりますし、扶助費については新入学の分の6人分ということで計上いたしております。
続いて、9款3項1目北条中学校管理費です。こちら水道、下水道につきましては夏に大きな漏水がございまして、教室の廊下から吹き出るみたいな大きな漏水がありまして、水道・下水道料金が不足するということで追加を計上です。修繕費につきましては、修繕箇所もふえてきておりまして不足したということで追加の計上です。