北栄町議会 2017-10-06
平成29年10月第8回臨時会 (第 1日10月 6日)
平成29年10月第8回
臨時会 (第 1日10月 6日) 北栄町告示第101号
平成29年第8回
北栄町議会臨時会を次のとおり招集する。
平成29年10月2日
北栄町長 松 本 昭 夫
1 期 日 平成29年10月6日(金曜日)
2 場 所 北栄町
役場議会議場
3
付議事件
議案第95号 平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)
議案第96号 平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第97号 平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3号)
発議第4号
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律の継続等に関
する
意見書の提出について
───────────────────────────────
〇開会日に応招した議員
浜 本 武 代 田 中 精 一 池 田 捷 昭
山 下 昭 夫 前 田 栄 治 森 本 真理子
宮 本 幸 美 町 田 貴 子 斉 尾 智 弘
阪 本 和 俊 油 本 朋 也 飯 田 正 征
長谷川 昭 二 津 川 俊 仁 井 上
信一郎
───────────────────────────────
〇応招しなかった議員
な し
───────────────────────────────
─────────────────────────────────────────────
第8回 北 栄 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)
平成29年10月6日(金曜日)
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議事日程
平成29年10月6日 午前9時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 議案第95号 平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)
日程第5 議案第96号 平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
日程第6 議案第97号 平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3
号)
日程第7 発議第4号
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律の継続
等に関する
意見書の提出について
───────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 議案第95号 平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)
日程第5 議案第96号 平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)
日程第6 議案第97号 平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3
号)
日程第7 発議第4号
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律の継続
等に関する
意見書の提出について
───────────────────────────────
出席議員(15名)
1番 浜 本 武 代君 2番 田 中 精 一君 3番 池 田 捷 昭君
4番 山 下 昭 夫君 5番 前 田 栄 治君 6番 森 本 真理子君
7番 宮 本 幸 美君 8番 町 田 貴 子君 9番 斉 尾 智 弘君
10番 阪 本 和 俊君 11番 油 本 朋 也君 12番 飯 田 正 征君
13番 長谷川 昭 二君 14番 津 川 俊 仁君 15番 井 上
信一郎君
───────────────────────────────
欠席議員(なし)
───────────────────────────────
欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君 副主幹 ──────── 福 田 香 織君
事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君
───────────────────────────────
説明のため出席した者の
職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 西 尾 浩 一君
総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君
企画財政課長 ───── 小 澤 靖君
住民生活課長 ───── 倉 光 顕君
産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君
観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君
───────────────────────────────
午前9時00分開会
○議長(
井上信一郎君) おはようございます。
ただいまの
出席議員は15名です。定足数に達していますので、これより平成29年第8回
北栄町議会臨時会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付したとおりです。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(
井上信一郎君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第125条の規定により、議長において、2番、
田中精一議員、3番、
池田捷昭議員を指名します。
─────────────・───・─────────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(
井上信一郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。
お諮りします。本
臨時会の会期は、本日1日としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日1日と決定しました。
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◎日程第3 諸般の報告
○議長(
井上信一郎君) 日程第3、諸般の報告をします。
地方自治法第121条第1項の規定により、本日の会議に説明のため出席を求めた者の
職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。
以上で諸般の報告を終わります。
しばらく休憩します。(午前9時02分休憩)
───────────────────────────────
○議長(
井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時11分再開)
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 議案第95号 から 日程第6 議案第97号
○議長(
井上信一郎君) 日程第4、議案第95号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)から日程第6、議案第97号、平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3号)まで、以上3議案を
一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。
松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 議案第95号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)の
提案理由を申し上げます。
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ1,535万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ94億3,290万7,000円とするものでございます。
今回の補正は、10月22日
執行予定の
衆議院議員総選挙並びに
最高裁判所裁判官国民審査に必要となる費用及び新たに
予算措置を必要とする諸事業につきまして、所要の額を計上するものでございます。
主な事業について申し上げます。
2
款総務費でございます。
衆議院選挙事業に1,471万7,000円を追加いたしました。10月22日
執行予定の
衆議院議員総選挙並びに
最高裁判所裁判官国民審査に必要な費用を計上するものでございます。
光ファイバーネットワーク施設管理事業に189万円を追加いたしました。
電柱支障移転数に増加が見込まれるため、必要な費用を計上するものでございます。
5
款農林水産業費でございます。
園芸産地活力増進事業を1,784万円減額いたしました。減額の主な理由は、平成29年度にJAの
スイカ選果場へ
選果機が導入される予定でしたが、
東郷梨選果場の
選果機が導入される予定でしたが、
東郷梨選果場の
災害復旧対応を優先するため、
選果機の導入が平成30年度に延期されることになりましたので、その
補助金交付に必要な費用を減額したためでございます。
6
款商工費でございます。就業・
創業支援事業に277万7,000円を追加いたしました。
起業者支援補助金に不足が生じる見込みとなりましたので、必要な費用を計上するものでございます。
12
款予備費でございます。
予備費に500万円を追加いたしました。今後、災害等が発生した場合でも迅速な対応が行えるよう、必要な費用を計上するものでございます。
次に、議案第96号、平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)についてでございます。
歳入歳出予算の総額に
歳入歳出それぞれ83万5,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を17億6,988万7,000円とするものでございます。
今回の補正は、
臨時職員1名を雇用する経費を計上するものでございます。財源といたしましては、
一般会計からの繰入金を充当するものでございます。
次に、議案第97号、平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3号)についてでございます。
今回の補正は、
歳出予算の組み替えを行うものでございます。
歳入歳出予算の総額については、
歳入歳出それぞれ8,793万円で変更はございません。
一般管理事業に65万円を追加いたしました。これは
ふるさと館内で北栄町まんがの
まちづくり企画実行委員会が実施いたしますイベントに対する
ふるさと館の負担金を計上するものでございます。
以上3議案、詳細につきましては各
担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますようよろしくお願いいたします。
○議長(
井上信一郎君) まず、議案第95号についての
詳細説明を求めます。
小澤企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君)
一般会計の
補正予算書(第4号)をお願いします。
議案第95号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)でございます。
歳入歳出それぞれ1,535万4,000円を追加し、総額を
歳入歳出それぞれ94億3,290万7,000円と定めるものでございます。以下は説明を省略させていただきます。
1ページについては、説明を省略いたします。
2ページをお願いします。第2表、
地方債補正でございます。
追加分として、起債の目的は昨年発生した
鳥取中部地震の
震災対応で、
公共土木施設等の
災害復旧事業の起債を予定しております。
復旧事業は平成28年度に既に完了しておりますが、ことしの6月7日に昨年の震災が
激甚災害として指定されました。これにより、
災害復旧事業で
国庫補助の対象とならない1カ所の
工事費用が30万円から60万円未満の小規模な
災害復旧事業に充てるために発行する特例債が活用できることとなりました。対象となるのは
北条小学校、
北条中学校、
大栄中学校の
修繕工事と町道の
修繕工事、合計250万円で、これが起債の限度額となります。起債の方法、利率、償還の方法につきましてはごらんいただきたいと思います。
なお、この起債における
元利償還金は、毎年度の
普通交付税の
基準財政需要額に算入されます。算入率はその年の
財政力補正により変動しますが、66.5%から95%の間で算入されることとなります。
3ページの
事項別明細書の1、総括は説明を省略させていただきます。
4ページをお願いします。歳入でございます。
14款の
県支出金につきましては、歳出に計上しております各事業に伴う
特定財源でございますので、各
担当課長が歳出の説明の際に御説明いたします。
15款の
財産収入でございますが、
町有地の
売却収入により969万2,000円を増額するものでございます。本日配付しております
参考資料をごらんいただきたいと思います。
町有地の売却についてという資料をごらんいただきたいと思います。
町有地の売却が2件ございまして、1件目は
さつきケ丘団地の東側の
町有地で、5筆の売却分でございます。面積が合計で764平米、
売却価格が466万9,920円でございます。場所につきましては、資料2ページの①の白線で囲ってある部分が
売却地でございます。
購入者は
売却地の東側に隣接している会社でございまして、
購入理由は
大型トレーラーを購入して効率的に業務を行うことと、
大型トレーラーの駐車場の確保のために土地を購入したいということであります。
2件目は
由良駐在所の北側の
町有地3筆でございます。面積が540.80平米で、
売却価格が702万3,000円でございます。場所につきましては、3ページの②の部分が該当地でございます。
購入者は
中部在住の個人の方でございます。
購入理由は、
住宅用地として購入したいということであります。この由良宿の土地については昨年度から
町有地の
売却業務を民間委託しており、今年度も引き続き委託しておりまして、今年度になってから購入の申し込みがあったものでございます。当初予算では200万円の
売却収入を見込んでおりましたが、今回差額分を
増額補正するものでございます。
次に、20款町債でございます。これは先ほど
地方債補正で説明いたしましたが、起債の追加による増額でございます。
続きまして、5ページの歳出でございます。
2款1項4目
財産管理費でございます。13節の
委託料に
町有地売却業務委託料として22万8,000円を計上しております。これは歳入の際に説明をしましたが、
町有地の
売却業務を民間委託しており、
委託料については国の定めにより土地の
売却金額に応じて支払う契約をしております。今回
売却金額が702万3,000円でございまして、400万円を超える金額は
売却金額の3.24%を
委託料として支払うこととなっており、その費用として22万8,000円を
増額補正するものでございます。
次に、25節積立金でございます。497万8,000円を計上しております。全体予算の調整で、余剰金を
財政調整基金積立金として積み立てるものでございます。この積み立て後の基金の残高は14億882万2,000円になる予定でございます。
次に、6ページをお願いします。
福祉課関係の説明をさせていただきます。
福祉課長が
県外出張のため、私から説明いたします。
3款1項1目
社会福祉総務費でございます。28節の繰出金に
介護保険特別会計繰出金として83万5,000円を計上しております。これは
介護保険特別会計で
臨時職員の
雇用費用を
増額補正するため繰り出すものでございます。
次に、4目
介護予防生活支援費、3節の
職員手当等に時間外手当として44万円を計上しております。これは職員が9月中旬から休職となったため、その業務を残った職員で処理するために必要となるものでございます。
次に、7ページをお願いします。12款1項1目
予備費に500万円を計上しております。こちらも本日配付しております
参考資料の4ページをごらんいただきたいと思います。先ほどの資料の4ページです。今年度の
予備費の
執行状況をまとめております。主な内容としては、
北条こども園や北栄町
人権文化センターなどの
公共施設の修繕、中学生の
全国大会や
中国大会への生徒の
派遣費補助金、また
北条支所開所に伴い
案内看板やエアコンの設置など、緊急的に対応しなければならない事案がございました。これらを執行した結果、
予算残額が約400万円弱となり、今後の災害などの不測の事態があった場合でも迅速な対応が行えるよう、必要な経費を計上させていただくものでございます。
私からの説明は以上でございます。以降につきましては、それぞれの
担当課長が説明をいたします。
○議長(
井上信一郎君)
手嶋総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君)
予算書の5ページをお願いします。2款1項12目の
光ファイバーの関係でございますが、189万円の
増額補正をお願いするものでございます。毎年これはNTTとか中電とかが移設したときに、共架しているケーブルについては移転ということで計上しているものでございますが、当初今40本程度ということで計上しておりましたが、どうも今現在もう予算が足らないぐらいでございます。43本ということで、今後を見込んで
決算見込み73本ということで見込んでおります。その分の増額でございます。
続いて、その2つ下ですけど4項の選挙費の関係で17目の
衆議院議員の総選挙の関係でございます。1,471万7,000円の新たな計上でございます。全体としては前回あるいは
参議院等の計上の仕方を踏襲しておりますが、1の報酬としましては118万5,000円ということで、それぞれそこに書いております報酬でございます。申し忘れましたが、今回は期日前が10月11日から始まります。11日間ということで、
大栄庁舎と
北条支所ということで行います。それから、出張の期日前も10月16日から3日間、今回と同様な形で行います。期日前が若干延びますけど、手当なり賃金なりその分は先回の町長、町議よりもふえているというところでございます。
はぐっていただいて6ページをお願いします。この辺もずっと大体同じような計上の仕方でございますが、8節の
報償費には
ポスターの掲示板の設置ということで、個人のところに設置させていただいております。45カ所ということで、9万円の
報償費ということで組んでおります。そして、11節の需用費でございますが84万円。そのうち消耗品のところで
事務用品でありますとかあるいは記載台、そういうものを購入させていただいております。それと12節の役務費で161万9,000円につきましては、
通信運搬費としてこれは入場券の発送などでございます。手数料としては、
計数器の
点検手数料でございます。13節の
委託料のところでは135万2,000円、これは
入場券等の
作成委託料ということの27万6,000円と、町内83カ所の
ポスター掲示ということで、これも同等の金額を計上させていただいております。107万6,000円ということでお願いします。
14節の使用料のところでございますが、これも前回の町長、町議と同じことでございますが、投票所の会場については投票所についての
借り上げ、
公共施設はないんですが、
借り上げとして5カ所と、移動のときの分として9カ所ということで計上しております。次の
投開票所用備品のところにつきましては、椅子や机を借りておる金額でございます。18節
備品購入のところでございます。442万8,000円ということで、ここは少し大きく金額が出ております。詳細につきましては、今回
国民審査がございます。
国民審査の票の
読み取り機ということで226万8,000円。これは9分の9、全部国の負担でございます。それに付随するコントローラーというものがございますが、64万8,000円。パソコンで機能させていくものでございますが、これは附属品ということで、全部で9個の選挙がございます。国が5つと県が2つ、町が2つということで、その町分ということで9分の2は町が払うということになっております。それと、
読み取り機には
増設ユニットといいまして、読み取った後に票をばばばっと分けていきますが、その
ユニットは増設することが可能でございます。今回増設ということで、97万2,000円を組んでおります。これも町長、町議も使えるということで、9分の2の負担は町がするということになっております。それと
計数器につきましても、以前購入した
計数器はもう部品が古く更新ができません。新たに1台、50万円ということで購入させていただきたいと思います。これも同様でございます。
少し飛んで、7ページの8款の消防費の関係でございます。4目に
災害対策費として75万4,000円を計上しております。ここは賃金ということで、
空き家の
臨時調査の職員を募集するものでございます。75万4,000円ということですが、11月から3月までの経費ということでございます。これにつきましては、以前から地震の関係で
空き家があったところで、この地震でよりひどくなっているとかいうところがありました。県にはお願いをしておりまして、例えば調査料でありますとかこういう
ぐあいに人件費でありますとか、何か補助はないかということでずっとお話をさせていただいておりましたが、このたび9月の議会だと思いますけど、そのときに計上していただきました。費用の半分は県が見るということでございます。これが今回、既に我々が調査した分、あるいはこのたびの7月でしたかね、
自治会長会のときにも
自治会長さんに新たな
空き家はないかということで報告を受けております。まずはその既存のものについて再調査をしていくということで、今回その賃金を組ませていただきました。それによりまして危険な
老朽空き家については精査をして、指示書を送っていって何とか管理してくださいということで、もし撤去されることがあれば支援をさせていただきますというようなことまで持っていきたいと考えているところでございます。私からは以上でございます。
○議長(
井上信一郎君)
倉光住民生活課長。
○
住民生活課長(倉光 顕君)
住民生活課関係の
補正予算について説明をさせていただきます。
予算書5ページをお願いします。2款3項1目7節に80万6,000円を追加いたしました。
住民生活課の
住民相談室の職員のうち、1名が10月30日より産前産後休暇を取得しましてその後
育児休業に入るため、年度末までの
臨時職員賃金を計上するものでございます。以上で
住民生活課関係の説明を終わります。
○議長(
井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君)
産業振興課関係の
補正予算の説明を申し上げます。7ページをごらんいただきたいと存じます。
5款1項5目19節に1,728万2,000円の減額を計上させていただいております。これはまず
県内東中西3農協に対しまして、鳥取県が補助率3分の1で
補助上限各2,000万円ずつを割り振っております
発展成長タイプの
園芸産地活力増進事業を活用いたしまして、
鳥取中央農協が管内の
施設整備等を進めるものについて1,784万円の
減額補正を行ったものであります。昨年の
鳥取中部地震による被害については、
国庫補助事業を活用いたしまして
東郷梨選果場の修繕を図っておりましたが、実際に稼働を開始してみたところ
フォークリフトの稼働する動線上に相当な段差が生じていることが判明いたしまして、現在のところ鉄板を敷いて対応している状況であります。しかし、梨、いわゆる商品の搬出にかかわる重大な損壊でございまして、
がたつきなど
フォークリフトの操作上の安全面が確保できないことから、急遽予定していなかったスロープを設置して
修繕対応を図ることとしたものでございます。これに伴い当初の
事業計画を見直して、県、町合わせて2,500万円を計上しておりました
大栄西瓜選果場の
形状判定装置の
導入事業を平成30年度まで先送りすることで予算を確保し、対応を図ることとJAがしたものでございます。
なお、詳細になりますが、
東郷梨選果場のスロープの設置に伴う修繕費560万円に対して、県3分の1と市町がかさ上げして行う6分の1の支援の助成は、湯梨浜町との利用割合の8.04%で22万6,000円の負担であります。
加えて、国の産地パワーアップ事業を活用して現在進めておりますラッキョウの共同乾燥調製施設の整備に伴いまして増設いたしますラッキョウ施設の使用にあわせて、既存の旧葉タバコ乾燥施設の改修も必要となってまいりましたので、これにつきましても同事業を活用して県3分の1、町6分の1の695万円の増額をお願いし対応を図ることとしたもので、これらの増減分を合わせますと1,784万円の
減額補正となるものでございます。
次に、同じく荒廃農地等利活用促進交付金といたしまして55万8,000円を計上しております。これは平成29年度からの新規事業で、荒廃農地の解消活動を支援するものであります。重機などを用いて農地の再生作業を実施する場合には、国2分の1、県4分の1、町4分の1で1カ所200万円を上限といたしまして助成を行うものであります。また、土壌改良についても国から定額で10アール当たり2万5,000円の助成があります。このたび人・農地プランの中心経営体と位置づけられました農業法人が亀谷地内22.9アールの水田でこの取り組みを行うため、再生作業で50万円分、土壌改良で5万8,000円の補正をお願いするものでございます。
次に、11目18節で捕獲器購入費として17万5,000円の増額をお願いするものでございます。本年度は昨年を上回るペースでイノシシの被害や出没が相次ぎ、有害鳥獣対策実施隊の活動を中心にイノシシの捕獲活動を精力的に行っておりますが、導入しております5基の捕獲おりでは足りない状況になっております。このたび2基分を追加購入するため計上したものでございます。
続きまして、次に6
款商工費でございます。1項1目8節として3万6,000円を計上いたしました。現在、県内では鳥取市のみが制定しております中小企業・小規模企業振興基本条例について、本町でも制定の検討を行うに当たり基本理念のほか町、事業者、商工会の役割を明確にし、振興計画を定め施策を推進して、地域経済の持続的な発展と町民生活の向上に寄与することを目指し、町民の御意見などもパブリックコメントを通じて求めるなどしていきたいと考えているところであります。条例の検討委員会を立ち上げて十分な議論を深めていただくため、金融機関や教育関係者、青年層、女性団体など外部からの委員を選定して意見を求め、公平で透明性のある運営と条例制定を目指すために検討委員会の
報償費を支弁するために計上し、お願いするものでございます。
続きまして、19節に起業支援補助金として277万7,000円を計上いたしました。これにつきましては本日資料を御用意しておりますので、そちらもあわせてごらんいただきたいと存じます。1枚物でございます。
この資料に基づきますと下の3段になっておりますところの部分が補正部分でございますが、このたびは国坂の中央団地で機械設備やポンプ、空調のメンテナンスの会社のほか、東新田場でカフェとインド式健康法によるマッサージの個人店舗、ふるさと大使が料理教室を由良宿で行ったり少人数のツアー受け入れを行う3件分の創業支援に対する支援をお願いするものでございます。以上で説明を終わります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、議案第96号についての
詳細説明を求めます。
小澤企画財政課長。
○
企画財政課長(小澤 靖君) 介護保険事業特別会計の
補正予算書をお願いいたします。
議案第96号、平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)でございます。
歳入歳出それぞれ83万5,000円を追加し、総額を
歳入歳出それぞれ17億6,988万7,000円と定めるものでございます。
1ページについては、説明を省略いたします。
2ページをお願いします。3の歳出から説明させていただきます。
1款1項1目一般管理費の7節賃金に83万5,000円を計上しております。これは職員が休職となったため、その業務を残った職員で処理するため
事務補佐員が必要となり雇用するものでございます。
2の歳入でございますが、先ほどの歳出における
臨時職員の雇用に要する費用83万5,000円は、7款1項4目
一般会計繰入金の1節事務費繰入金をその財源としているものでございます。以上で説明を終わります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、議案第97号についての
詳細説明を求めます。
松本
観光交流課長。
○
観光交流課長(松本 裕実君)
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算書を御準備お願いします。議案第97号、
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3号)について説明をいたします。
今回の補正は
歳出予算の組み替えを行うもので、
歳入歳出の予算の総額は8,793万円で変更はありません。
1ページにつきましては、説明を省略させていただきます。
2ページをごらんください。歳出について御説明いたします。
1款1項1目一般管理費でございます。19節負担金補助及び交付金として65万円を計上いたしました。これは11月3日から12月3日の1カ月間、ふるさと管内で北栄町まんがの
まちづくり企画実行委員会が実施を予定しておりますイベント、名探偵コナン謎解きモンタージュラリーに対する
ふるさと館の負担金でございます。この事業は、北栄町まんがの
まちづくり企画実行委員会が県のまんが王国活動支援補助金と町のまんが王国とっとり共同推進補助金を財源とし、参加費無料で実施する予定です。県より、県の補助事業の考え方として有料施設内で補助金を活用したイベントや特別展を実施する場合、既に定められている入館料であろうと入館料の一部が補助事業の収益とみなされるとの指摘がありましたので、
ふるさと館で行われる類似イベントであるまち歩きラリーの1人当たりの参加料100円を参考とし、
ふるさと館の入場料700円のうち100円をイベント収入とみなし、イベントの実参加人数分を負担金として実績により支払うものでございます。
予備費につきましては、これに伴い65万円を減額するものでございます。以上で説明を終わります。
○議長(
井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより議案第95号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)に対する質疑を許します。
12番、飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 7ページの消防費の災害対策の関係でお尋ねします。
空き家調査
臨時職員の賃金ということで計上してありますけれども、これは11月から3月までということで説明をお聞きしたんですけれども、その金額、1カ月にすれば15万円、単純に。そうしますと、この調査員というのはどんな形での採用なのか。それが1つと、状態的に毎日とかその都度とかいろんな採用の仕方があるとは思うんですけれども、それが1点目。
○議長(
井上信一郎君) 飯田議員、1問ずつお願いします。
○議員(12番 飯田 正征君) はい。
○議長(
井上信一郎君)
手嶋総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) これは基本的には平日といいますか、毎日の勤務。今の
臨時職員と同等の扱いにしております。
○議長(
井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) それでこの採用期間5カ月ということですけども、どれぐらいのそういった調査をしなければならない物件があるのか。そういう一つのものがあって、初めてそういった一つの賃金の期間が決まるというふうに思うんですけれども、どれぐらいのものを想定しておられるのでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 現在140軒ぐらいの
空き家の報告があって、今、自治会から新たに出てきておるのも合わせて、ちょっと合計はまだ出しておりませんけど、その職員で1日数軒しか多分回れないだろうということで、事務調査も含めて全体として5カ月、99日間でございますけど、考えておるというところでございます。
○議長(
井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 99日間ということで、140軒をすると1日の訪問の割合がほとんど何軒か出てくるわけでしょう。その辺のところをさあどうなのかなという気がするんですけれども、先ほど課長がおっしゃったように数軒というようなことを言われましたけども、単純にこの日にちで割るというと余りにも訪問のあれがちょっと少ないのかなという感じがするんですけれども、その辺どうなんでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 事務職員も、これからその基準等についての当然勉強もさせます。そして現地に行ったときにすぐそれは場所がわかればいいんでしょうけど、なかなかそういうところもうまくいかないというぐあいに思っております。
そして報告だけではなくて、例えば全部150軒なら150軒見た後、あるいは見ている最中にでもこれはどうも
空き家じゃないかというのはチェックしながら行きますので、そういうのも含めての日数ということで考えております。
○議長(
井上信一郎君) 飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) そういった形でやられるということは結構なことだというふうに思いますけれども、最終的にはどれぐらいの成果が上がるかどうかということが大きなポイントではないかというふうに思いますので、しっかり成果を上げていただきたいということをお願いしておきます。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) しっかり頑張っていきたいと思います。
○議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
9番、斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) その
空き家について私もちょっとお尋ねしたかったんですけども、自治会から報告を求めたということでありますが、前回どこかで質問させていただいたときに半数ぐらいしか報告がなかったということをお聞きしておりましたが、今回はどのぐらい自治会から報告が上がってきたんでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 大変申しわけございませんけど、私がちょっと把握はしておりません。ただ、どうも窓口に持ってこられている方はそんなにないということでございます。ただ、ないというのは、こちらのメッセージが先回出していただいたところから新たに
空き家が出たところというところで報告をいただくようにしていますので、それは例えば全63自治会の数カ所になるかもしれませんが、そういうところを把握するためにこのメッセージを出しておりますので、全体としては少ないかもしれませんけど、新たなものが出てくればそこで対応していくということでございます。
○議長(
井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) そうしますと、前回というか多分一般質問で私は質問したんですけど、そのときに半数ぐらいだということを町長が言われておりました。それで今の答弁ですと、まだ協力いただけない自治会には協力いただけない。新たに発生したところだけが、協力いただけた自治会から回答があったというようなことではないかなというふうに推測されますが、そういう雰囲気でしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 大変申しわけございませんが、全て私チェックしているわけではございませんから、先回例えば出されてないところで新たに出されているところもあるかもしれません。大変申しわけありません、そこは把握はしておりませんが、これは強制ではありませんので、なるべく協力のもとでということでお話をさせていただいていますので、先ほど飯田議員のときにもお話をさせていただきましたが、その調査の段階ではやはり現地を歩きますから、こちらが把握している家以外であればチェックをしていくということで、そういうことでさせていただきたいと思います。
○議長(
井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) この事業については、ことしの4月から始まっているというふうに私は認識していたのですけども、どのぐらいの調査が済んでいるんでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) この事業については4月からということではございませんが、実際例えば危険
空き家の報告があったりすれば、そこに行っているという程度でございます。調査をいろんなところに行ってというところまではまだいっておりません。
○議長(
井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) ではこの調査員さんが就任されて、これから本格的に始まるということですね。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 先ほど言いました自治会さんから新たに報告があった分については、極力回っております。それ以外のところは、今回が初めてになろうかと思います。
○議長(
井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 先ほど同僚議員も言われたようにしっかりやっていただきたいわけですけども、最終的にこの全体像が見えてきたときに、行政代執行とかということも想定されてますか。それは今後の話ですか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) この事業を始めた当初からその話は何回か出ておりましたが、いよいよそういうぐあいになって、どうしても隣の家屋に倒れてしまうとか、あるいは道路とかということになってなかなか管理人さんが見つからないというような場合には想定はしておりますが、今のところそこまでの考えは持っておりません。
○議長(
井上信一郎君) 斉尾議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 町内を歩いていると、非常に隣が
空き家で何とかしてほしい、我が家のほうに崩れてきそうだというようなお話を聞きますので、これ将来的にそういうことも考えていく必要があるんじゃないかなと思うんですけど、いかがでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 先ほども言いましたけど、この事業をする当初からはそういうぐあいに考えておりますので、今の段階で代執行に行くということは今年度はまだ考えておりません。ただ、言われるように私にも隣の家が傾いてきて危ないというのがありますので、そういうのには管理者さんに指示書を送ったりはしていますので、いよいよもしそういうことになればそれは当然実施していくこともやぶさかではないと思っております。
○議長(
井上信一郎君) 13番、長谷川昭二議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) 私も空き家について伺ってみたいと思います。
この
空き家対策なんですけれども、調査をされて把握をされていくということなんですが、既にもう自治会からも危険
空き家としての対応の要望があると思うんですけれども、そういう中にはもう生活道路の上に屋根が朽ちて瓦が落ちてくるというようなところもあるようですけれども、こういう場合にはやっぱり早く対応しなければ事故にもつながることでありますし、その点はやっぱり代執行なりなんなり早くして、地権者があればそれにお願いをするとか、そういうことの対応がすぐ必要ではないかと思うんですけども、調査を待ってということではなくて、やっぱり今現在そういうものがあれば早く対応しなければならないと思うんですけど、その点いかがでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 議員おっしゃられるとおりでございます。一つの例でございますが、この前の地震のときに由良宿で同様な例がございました。管理者さんのことを待っていてもなかなかできないということで、結果的には連絡をとりながらのことではございましたけど、やはり住民の生命、財産を守るためには早い対応はすべきと思っております。
○議長(
井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) それともう一つ、有害鳥獣防除費の捕獲器の購入費ですけれども、非常に捕獲頭数がふえてきたということのようですけれども、この捕獲に当たる人員というのは足りているのかどうかということと、それからその農産物への被害というのはその捕獲頭数と比例してふえているのかどうか、その辺のところをお聞きしたいと思います。
○議長(
井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 議員の御質問にお答えします。
その有害鳥獣の駆除をする人のほう側がふえているのかという御質問でございますが、これにつきましては決してふえているという状況ではございません。特にイノシシにつきましては、最終的には捕獲をしても刺しとめという形で捕殺をしていったりとかという作業が生じてくるわけですけれども、そうした場合には猟銃等の免許も必要になってくるわけでございまして、そうした免許をお持ちの猟友会の方というのは高齢化と、それからなかなかもう山に入れない年齢になってきていらっしゃるので手放されている方がおられまして、非常に少なくなってきているという状況です。その点がございますので地域おこし協力隊に本年猟銃免許を持たせて、同じように捕獲活動に邁進していただくように努力をしているところでございます。
今後もこうした弾代ですとかいろんな課題がございますので、そうした課題に向き合いながら猟銃を持って、最終的な処理ができる方をきちっと確保していくという作業は同時に並行で行いながらも、やはり先ほど議員もおっしゃられましたように発生件数とともに農産物に対する被害件数も非常にふえております。ですのでそうしたことは比例しておりますので、きちっとした対応をするためにもこういうことをやっていきたいということと、それから有害鳥獣も非常に賢くなってきまして、人のにおいやわなを察知するようになってまいりまして、新しい取り組みとしまして頻繁に出没するところを逆におりで囲い込んで、1カ所だけ柵をあけて入りやすい状況にしておいて、そこの通り道に誘い込むというような新しい実験もちょっと今取り組もうということでございまして、そのためにも捕獲おりが現在2個足りないという状況、全部出払っている状況で足りないということで、今回補正をお願いしているものでございます。
○議長(
井上信一郎君) 長谷川議員。
○議員(13番 長谷川昭二君) もちろん捕獲のこの捕獲器というのは当然必要ですし捕獲も必要なんですけれども、やはり協力隊だけで全部対応できるのかということは少し疑問がありますので、やっぱり言われたようにそういう免許等も含めて、そういうできる方をふやすというそういう支援の面でやっぱり町も援助が必要ではないかというふうに思います。
それと、この例えばイノシシだと三原市でしたでしょうか、いわゆるその習性といいますか、やっぱり今、森が荒れて非常に圃場との間が近いということがあったりして、そこで隠れていくということがあるようでして、そういう潜むような場所をなくしていくというような取り組みもされているようですけども、やっぱりいろんなそういう先進地の例も見ながら、新たなやっぱり対策も考えていかなければいけないんじゃないかなというふうに思いますので、その点もぜひ検討をお願いしたいというふうに思いますがいかがでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) まず、人をふやしていくことへの取り組みへの支援ということでございますが、本年講習会を開催いたしまして、アナグマやヌートリアを捕獲していただく方をふやそうということで、農業委員の皆様にも御協力いただいて、新たにそうした有害鳥獣の講習会を受けてわなを仕掛けるというところまでをしていただける方の支援や講習会というものを開かせていただいております。
また、先進地であります三原市の取り組みというのも非常に重要な成果を上げていらっしゃるので、参考にすべきところは多いと考えておりますので、生産者の皆様にもある程度御協力をいただかないとなかなか有害鳥獣を駆除していくだけでは、捕獲頭数で捕殺していって調整をとっていくだけではやはり被害を全体的に減らしていくということにはなりませんで、議員仰せのとおり有害鳥獣といいますか、獣ができるだけ出てきにくい環境をつくっていくというのは有害鳥獣実施隊だけの取り組みでは難しいので、各生産者に対しても下草刈りですとか、それから森林をお持ちでいらっしゃる方については、そうした森林への整備等を含めた支援を十分に検討しながら進めていくということが必要であろうかと考えておりますので、検討してまいりたいと思います。
○議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
2番、
田中精一議員。
○議員(2番 田中 精一君) 2点お伺いします。
まず1点は先ほど出ておりました
空き家対策の関係でございますが、確認でございます。消防費の
災害対策費と組んでありますから、当然この
空き家調査というのは危険
空き家の調査ということだろうと思いますがそうですか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) そのとおりでございます。
○議長(
井上信一郎君) 田中議員。
○議員(2番 田中 精一君) わかりました。先ほど来の議論を聞いていて私がふっと思ったのは、危険空き家の調査をしながら要は使える
空き家もついでに調査をされるのかなというふうに思っておりました。危険
空き家ということでしたら、それ以上の質問はいたしません。
次に、選挙費でございます。今回は衆議院選挙の選挙費が組まれておりますが、関連しますのでちょっとお聞きをしますが、このたびの町議会議員選挙でそれぞれ投票事務と結果的には開票事務にもそれぞれミスがあったというふうに伺っております。一つは投票所での二重交付の疑い、一人の方に2枚の投票用紙を渡された疑い。それから、2つ目は開票事務での機械の中に挟まれておったという機械の不良による開票事務のミスと2つのミスが重なったというふうに私は認識をしております。その上での質問でございますが、今回衆議院選挙で
備品購入で
読み取り機等を国の補助で買われるということもございます。機械を買ってみても先ほどのようにかんでしまうということもございますし、非常に重大なこれはミスだろうというふうに思います。
それから、もう一つが二重交付の疑いがあるということでございますが、実は今回の町議会議員の選挙は投票用紙は一人に1枚でございましたが、今度の衆議院選は衆議院が2つとそれから
国民審査と3つの用紙を配るということになりますと、逆に二重交付ではなくて交付忘れの可能性も出てきます。まず最初に例えば小選挙区のほうをやって、次に来られる。そのときに比例代表と、それから例えば
国民審査を一緒に渡されるというようなことになろうと思いますが、つい投票所が混乱をして最初の投票してそのまま帰ってしまわれるような方が出るやもしれません。要するにそういうことの懸念がございます。今回こういうことの2つのミスがあったわけですが、直近のまた選挙でよもやそういうようなことはないと思っておりますが、町選管に対する今信用失墜が起こっておりますから二度とそういうことになっちゃいかんのでございますが、その再発防止策というのをお聞かせを願いたいと思います。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) このたびの選挙につきましては、大変申しわけございませんでした。十分に気をつけて、次の選挙等には対応していきます。
その上で、新聞報道等でも私からもコメントをさせていただいておりますが、やはり事前の例えば開票時の機械についても機械はあくまでも事務の補佐であるということで、やっぱり最後は人の目で、しかも複数の目で確認するということは徹底したつもりでございましたが、そこが徹底不足だったということでございますので、再度そこは徹底した説明、指示をさせていただきます。
同様に投票所につきましても、投票のときの投票管理者及び職務代理者には説明をします。このときに、今、議員言われたように小選挙区をまず1枚、そして比例区と
国民審査を合わせて2枚、このときにはやはり立会人さんを含めた全ての職員でその交付状況については確認していくということで、紙の例えば小選挙区のところを比例区の紙が行ったりとか違った紙が行ったり、あるいはそれこそ忘れたとかいうのがないように徹底させていただきたいと思っております。
○議長(
井上信一郎君) 田中議員。
○議員(2番 田中 精一君) もう一つお聞きしますが、その投票所の交付方式でございます。基本的には事務員、係員が手渡しをするんですが、よく聞きますと今機械で交付するようになっているんですが、全部の投票所に機械を設置されるというようなことは将来考えておられるんでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 期日前では、今回も町会議員選挙ですといってぽっと出てくるということで2枚の交付をなくすということに考えていますが、今言われたように全部の投票所、12カ所というものは経費もかかることでございますが、私としてはやりたいなとは思っておりますが、これから選挙管理委員会等でお話をさせていただいて、ミスが減るところであればやっていきたいなというぐあいに思っています。これこそ予算が伴うものでございますので、選挙管理委員会でしっかり考えていきたいと思っております。
○議長(
井上信一郎君) 田中議員。
○議員(2番 田中 精一君) ぜひそうされたがいいなというふうに思っております。とりあえず今回の予算には関係ございませんが、ミスをなくすという意味でちょっと提言をさせていただいた次第でございます。ぜひぜひ次のこの衆議院選について、ミスのないようによろしくお願いいたします。以上です。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 十分注意してやってまいりたいと思います。
○議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
3番、
池田捷昭議員。
○議員(3番 池田 捷昭君) 商工振興で1枚物をいただいております。起業者支援というのは非常に起業していただくということはありがたいことでございますが、例えばここの江北のカフェ、これは平成29年10月5日開店というふうになっておりますが、どのような審査をされるのかなと逆に思うのが、カフェするのに駐車場がない。これは審査がどういうふうにされているのかなという思いがあります。
それから、もう一つの下のカフェ、これらについてもどの辺にどういうのができるかちょっと教えていただきたいと思います。
○議長(
井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) 御質問にお答えいたします。
まず、上から2段目の方の江北でのカフェでございますけれども、10月5日を開店予定にされておられましたけれども、ちょっと若干延期になっております。それは今議員仰せの駐車場の件で、ちょっとトラブルがございました。それは駐車場にしようとされていた場所が農地であったために、農振農用地の転用を含めた除外申請を含めて手続がなされてなかったところを駐車場にしようとされたということで、現在農業委員会と調整をさせていただきながら、今、駐車場の確保に向けてお話を進めているところでございます。
ただ、代替の駐車場といたしましては
北条支所とお話をさせていただきまして、JAの
北条支所を駐車場にさせていただくようなお話で、御本人さんとお話を進めているところでございます。ですので10月5日の開店についてはちょっと見合わせておる状況でございますが、この土日につきましては県外から自分のギャラリー、いわゆるイラストをされてギャラリーをされていらっしゃるんですが、個展を開かれるように準備をされていらっしゃいまして、そのお客様の受け入れのためにその駐車場を使うということになっておりまして、カフェの開店は若干おくれるわけでございますけれども、そうした対応をしようということで考えておるところでございます。
それから、東新田場の方でございますけれども、これはもともと自宅で趣味的にインド式の健康法をして、知り合いの方を中心にマッサージや健康法を施術をしていらっしゃったんですが、このたび本格的に経営計画をつくられ、なおかつ4回のいわゆる経営指導なり研修を受けられて開業されるということで、カフェ部分も創設をしてされるということの事業でございますので、中身等につきましては新規で創業される方につきましては産業支援センターもしくは商工会の研修を受けていただいて、特定認定創業者という資格を取っていただくことがまずスタートになりますので、そうした経営計画やそうしたものに沿って交付を進めていくという内容になるものでございます。
○議長(
井上信一郎君) 池田議員。
○議員(3番 池田 捷昭君) 今のその上から2番目の件なんですけど、申請されたら即許可されるんですか。というのが、いろんな状況をほとんど毎日みたいにあそこを通っているものですから、おかしいなと、こんな疑問が湧いております。それでそういう起業家というものを支援されるのはいいけど、許可されるのに今おっしゃる駐車場の問題なりそういうものも考慮されて本当に成り立つのだろうかとそんなふうな思いがするものですから、今、
北条支所とおっしゃいましたが、そうすると駐車場の問題がなあというのが初めからこれはわかっていた話で、何でもかんでもオーケーされるのではないだろうかという懸念があったものですから質問しました。以上です。
○議長(
井上信一郎君)
産業振興課長。
○
産業振興課長(手嶋 寿征君) これについては、先ほども申し上げましたように産業支援センターと商工会を通して、まず創業者の方が役場の窓口に来られた際に創業について経営計画、それからかついわゆる研修、それから経営指導を4回程度受けていただいて、特定認定創業者にまずなるというそのところの部分のところでまずハードルがあります。そこの中でされる内容について、進捗状況を見ながら見積もりをとっていただいたり、場合によっては入札をされたり等されると思いますけれども、そうした金額の中で事業費が確定いたしますので、その事業費が確定したものに対して交付決定を受けるという状況でございます。
現時点でこの2段目の方につきましては、交付決定はしておりますけれどもまだ金銭のお支払いといいますか、実際の支出には至っておりませんし、実績報告等もまだいただいている状況ではございませんので、今後申請、それから交付決定を打っているわけですけれども、変更がなければその金額を含めて請求がございましたものに対してこれから執行していくという内容になるものでございます。
○議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
8番、町田貴子議員。
○議員(8番 町田 貴子君) 先ほども出ていました選挙のことです。先日の町議会議員選挙のときに機械に1枚挟まっていたために、もうこれで終わりますという感じのときに出てきたみたいで、それから1時間半ぐらい何か終了するまでにかかったように聞いていますけれども、その間、立会人それから職員さん、もう全ての人が全部残っておられたようですけれども、相当な人数の方が残っておられて、残業手当ももちろんつくんでしょうけれども、その金額というより何よりすごく疲れておられたみたいなので、そこを何とか全員がそのために残っていないといけなかったのかと思って、もうすぐまた選挙がありますけれども、そういう何かあったときには全ての人がもう残っていないといけないということなんでしょうか。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) この
補正予算とは直接関係ないとは思いますが、答えたほうがよろしいでしょうか。
○議長(
井上信一郎君) 答えられれば。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) わかりました。これは私が
事務局長というところで、委員長と話をしてそのようにさせていただきました。
これはやはり票が1票出てきたということで、職員はとにかくその開票所の外に出すわけにはいきません。もしものことがございますので、そういうことがあります。それと、心情的には立会人さんがやはり残っておられます。それで職員だけがそれをもう片づけて帰るということは、これは心情的にも私はだめだと思います。そういうこともありまして、私の指示でさせていただいたところでございます。
○議長(
井上信一郎君) よろしいですか。
○議員(8番 町田 貴子君) はい。
○議長(
井上信一郎君) 多分この後、来週の行政報告会でも選挙結果について詳しいまた報告があると思いますので、その際にお願いします。
そのほか、ございませんか。よろしいですか。
〔質疑なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
これより議案第96号、平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
これより議案第97号、平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第7 発議第4号
○議長(
井上信一郎君) 日程第7、発議第4号、
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律の継続等に関する
意見書の提出についてを議題とします。
趣旨説明を求めます。
7番、宮本幸美議員。
○議員(7番 宮本 幸美君)
───────────────────────────────
発議第4号
平成29年10月6日
北栄町議会議長 井 上
信一郎 様
提出者 北栄町議会議員 宮 本 幸 美
賛成者 北栄町議会議員 山 下 昭 夫
賛成者 北栄町議会議員 森 本 真理子
賛成者 北栄町議会議員 斉 尾 智 弘
賛成者 北栄町議会議員 田 中 精 一
賛成者 北栄町議会議員 浜 本 武 代
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律の継続等に関する
意見書の提出について
会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
本町のような社会基盤が十分に整備されていない地方部では、地域間競争を勝ち抜くための高速道路ネットワークや老朽化が進行する生活道路への対応など、今後も必要な道路予算を確保する必要があるため。
───────────────────────────────
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律の継続等に関する
意見書
今年度から事業化された一般国道9号「北条道路」及び一般国道313号「北条倉吉道路(延伸)」は、県土の東西、南北軸を形成する重要な大動脈であり、県中部に位置する本町で「北条ジャンクション」により接続する計画である。
本町としても道路整備による企業進出の促進や広域観光周遊ルートの形成による観光振興など、地方創生の起爆剤として、そのストック効果を大いに期待しており、道路整備後を見据えた施策を展開しているところである。
また、通過交通と生活交通の分離が図られることから、「命の道」としても期待され、本町の豊かで住みよい町づくりに不可欠なインフラと位置付けしているところである。
さらに、高度成長期に集中して建設された橋梁をはじめとする社会資本等の老朽化対策も待ったなしの状況にあり、本町においても生活道路の橋梁や路面の維持修繕など、大変な財政的負担を強いられている。このような状況のなか、利用者の安全・安心の確保のため、長寿命化計画に基づき年次計画的に修繕を進めているところであるが、計画を遂行するためには手厚い補助率と安定的な配分を必要としている。
しかしながら、「
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律」で規定されている補助率等の嵩上げ措置が平成29年度末で期限切れとなり、平成30年度以降の道路整備に係る補助率等が低減されることは、地方の負担が増大するとともに、計画的な道路整備・維持修繕が困難となり、豊かで住みよい町づくりの実現が大きく遠ざかるものと危惧される。
ついては、「
道路整備事業に係る国の財政上の
特別措置に関する法律」に基づく補助率等の嵩上げ措置を平成30年度以降も継続するとともに、道路予算の総額を確保することが必要である。
以上、
地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成29年10月6日
鳥取県東伯郡北栄町議会
提出先
内閣総理大臣・総務大臣・財務大臣・国土交通大臣・衆議院議長・参議院議長
───────────────────────────────
以上でございます。
○議長(
井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
これより討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
○議長(
井上信一郎君) 以上をもって本
臨時会に付議された案件の審議は全て終了しました。
これにて平成29年第8回
北栄町議会臨時会を閉会します。お疲れさまでした。
午前10時22分閉会
───────────────────────────────
上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町議会議長
署 名 議 員
署 名 議 員...