北栄町議会 2017-09-14
平成29年 9月第7回定例会 (第15日 9月14日)
1番 浜 本 武 代君 2番 田 中 精 一君 3番 池 田 捷 昭君
4番 山 下 昭 夫君 5番 前 田 栄 治君 6番 森 本 真理子君
7番 宮 本 幸 美君 8番 町 田 貴 子君 9番 斉 尾 智 弘君
10番 阪 本 和 俊君 11番 油 本 朋 也君 12番 飯 田 正 征君
13番 長谷川 昭 二君 14番 津 川 俊 仁君 15番 井 上 信一郎君
───────────────────────────────
欠席議員(なし)
───────────────────────────────
欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君 副主幹 ──────── 福 田 香 織君
事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君
───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 西 尾 浩 一君
教育長 ──────── 別 本 勝 美君
会計管理者(兼)出納室長
──── 齋 尾 博 樹君
総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君
企画財政課長 ───── 小 澤 靖君
税務課長 ─────── 大 庭 由美子君
住民生活課長 ───── 倉 光 顕君
福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君
健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君
地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君
産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君
観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君
教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君
生涯
学習課長 ───── 杉 本 裕 史君
農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君
(併)
選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君
代表監査委員 ───── 音 田 勝 正君
───────────────────────────────
午前9時02分開議
○議長(
井上信一郎君) おはようございます。
ただいまの
出席議員は15名です。定足数に達していますので、これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。
─────────────・───・─────────────
◎日程第1 議案第67号
○議長(
井上信一郎君) 日程第1、議案第67号、平成28年度北栄町
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
11日の本会議において、12番、
飯田議員の質疑に対し答弁保留がありましたので、答弁を求めます。
手嶋総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 主要施策の成果の6ページのところで、
大栄改善センターの関係で、町内、町外の回数の減少割合といいますか、平成27年度と平成28年度の差ということでした。
今、そこの表にありますとおりで、平成27年度が630、平成28年度が526で、104の差がございます。この差についての町内、町外ということですが、町内が99の減、町外が5の減です。ですのでほぼ町内者ということに、町内の内容でございます。
説明のときに私が、やっぱり地震の影響があるであろうということをお話しさせていただきました。それぞれの部屋のところを、例えば会議室とか
青年研修室とかを調査しましたところ、実際、
多目的ホール、一番大きなホールなんですけど、地震の影響で10月21日から約1カ月は閉鎖しておる状況でございますので、ここは全体としては町内で34回の減ということで出ております。ただ、残りのほとんどについては、実は
青年研修室を庁舎統合に伴いまして約11カ月、荷物とか別館にあった書類とかを置いてしまいましたので、そこで結局11カ月使えなかったということがございます。その分が結果的には多かったかなということで、ここは全体で113回、町内が減っています。その分はほかの会議室のところが若干ふえておるということでございます。以上でございます。
○議長(
井上信一郎君) この件について、
飯田議員、質疑はございますか。
12番、
飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 原因は地震の関係だということでお聞きしたわけですけれども、やはりきっちりとした一つのものを点検しながら、これこれこうで、こういうぐあいになってこうだということを、全体的にこうだっていう言い方の説明では、もう全くわからない。というのは、北条の
改善センターにしても、地震の影響があって、では減ったのかといったら、そうでもないというようなところもありますし、それならばといったら、やっぱり大栄の
改善センター、極端に減っている。こういうのはやっぱり地震なら地震、それはこれこれこうで、こういう
ぐあいにというような説明があれば納得する部分はあるだろうというふうに思いますけれども、ましてや町内の人が地震の関係で使うのが減ったと、町外の方がということでしたら、そういった風評被害の関係でアピールして減ったのかなというような感じもあるんじゃないかというふうに思いますけども、町内が減ったということなので、それはこれからの課題にもなるんじゃないかなというふうに思っていますし、やっぱり
改善センターを多くの人に多くの回数使っていただくというのが北栄町の収入源にもつながってくると、そういったものが
維持管理になるというような部分も出てきますので、そういったことをしっかり考えてやっていただきたいということでございます。以上です。
○議長(
井上信一郎君)
総務課長。
○
総務課長(手嶋 俊樹君) 説明のときに不足している部分がございました。部屋もたくさんございますので、そういうところを全て調査させていただいて、今後はその
維持管理についても原因等をはかりながら考えていきたいと思います。
○議長(
井上信一郎君) 以上で本案に対する質疑を終わります。
これより討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 私は、議案第67号、平成28年度北栄町
一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論を行います。
住民生活を取り巻く経済の状況は、アベノミクスのもと、大企業、大株主は大もうけの一方、5年連続の実質賃金の低下、167万人の非
正規労働者の増加、格差と貧困が広がっています。
町民所得は1998年以来下がり続け、低迷しています。今こそこうした厳しい町民の暮らしを支えるための施策が第一に図られなくてはならないと考えます。
しかし、町内への
経済普及効果が薄い
観光事業などへの投資が優先される一方で、
国民健康保険会計への
繰り出しは行われないまま、税負担の増大が行われ、
下水道会計への
繰り出しは抑制されています。その結果、町民はより厳しい
生活環境を余儀なくされています。
民生費では、
保育関係職員の
臨時雇用への置きかえが常態化し、
雇用待遇の格差が生まれていることは保育の質を確保する上で問題があります。
教育費では、
学校給食の
民間委託による合理化では、
学校給食の持つ多様な役割を達成することは不十分であります。加えて、子どもの貧困を打開する上で、進学費用の支援や給食費の無償化が図られていないことであります。
以上が主な
反対理由です。
なお、その他の
住民生活を支えるもの、
中部地震等の被災者への支援策、
地域経済の活性化を目指す取り組みについては賛成することを申し述べて、討論といたします。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
10番、
阪本和俊議員。
○議員(10番 阪本 和俊君) 私は、平成28年度
一般会計決算認定について、
条件つき賛成の立場で討論いたします。
私は、
イチゴ工場の規模拡大について、当初から反対の意思を明確にしてきましたが、計画の4ヘクタール、投資額10億円は
過剰投資につながります。費用対効果にも大きな不安が残ります。今は70アール程度にとどめるべきであります。栽培技術の確立と有利販売の道筋をつけることが先決です。
また、町が経営にかかわるべきではありません。早期に中央農協に経営を委ねるべきであります。
以上の理由で
条件つき賛成といたします。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
2番、
田中精一議員。
○議員(2番 田中 精一君) 私は、議案第67号、平成28年度
一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論いたします。
私がさきの6月
定例議会の
一般質問でも取り上げました「コナンの家
米花商店街」の建設並びに運営に必要だとして
事業主体である
町商工会が要望された1,000万円の無利子、無保証、無担保の貸付金は、昨年6月定例会での
補正予算審議のやりとりの中で、執行部は最初に提案した
貸し付け条件のうち無保証の条件を
町商工会役員に保証人を求めると修正したため、私はあえて
補正予算の議決に同意したにもかかわらず、その後、執行部は議会に何らの協議や再提案もしないまま、結局無保証で貸し付け実行してしまいました。本会議での
予算審議は何だったのでしょうか。執行部は、
議会軽視どころか、
議会無視も甚だしく、明らかに議会、ひいては町民に対する
背信行為そのものであり、断じて容認することはできません。しかも、さきの6月定例会の私の
一般質問での指摘以降、執行部は
町商工会に改めて保証人を求める
貸し付け条件の変更等に関する
申し入れ等の協議もなされてないことは、まことに不誠実きわまりなく、したがって、
町商工会への貸付金1,000万円を含んでいる平成28年度
一般会計決算の承認には同意しがたく、反対といたします。以上です。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。ございませんか。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) そのほか討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第2 議案第68号
○議長(
井上信一郎君) 日程第2、議案第68号、平成28年度北栄町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 私は、議案第68号、平成28年度北栄町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定に反対の立場で討論を行います。
平成27年度を大幅な赤字と見込みながら、平成28年度も7,900万円赤字になるとして、保険税の
引き上げが行われました。しかし、結果は、平成27年度、1,770万円の黒字で、平成28年度は5,000万円の黒字となっています。
町民負担の急増を避けるために
一般会計からの繰り入れをするという約束は果たされず、被保険者である
町民負担だけが実施をされました。この国保税の
引き上げは、
国保加入者1人当たりの平均所得が65万1,000円、所得100万円以下の被保険者が56.2%という北栄町の状況から、厳しい負担増となっていると思われます。
そもそも
国保財政の悪化は、1984年からの国による
国庫補助金の引き下げが
決定的要因となっています。国は、同年、被保険者の保険税と保険者による拠出金のみを財源とする
退職者医療制度を創設するとともに、
国保財源の
国庫補助を
医療費ベースで45%から38%へと削減しました。また、国保の総収入に占める
国庫支出金の割合は、1984年の49.8%から2005年の30.6%へと激減し、この間の国保税は倍増しています。こうした経過の中で、
国庫負担の削減、
住民負担は増大し続け、払いたくても払えない国保税となっています。
本来国保は
社会保険であり、国が責任を持って援助し、国保税が払えず治療が受けられないような事態が生ずるなどあってはならない制度です。このような高過ぎる国保税を抜本的に解決し、国民皆
保険制度を維持するには、国の
負担割合を段階的にもとに戻すしかありません。しかし、現状は、高齢者の
窓口負担が1割から2割に増大するなど、被保険者の負担増が進められています。
こうした状況の中、自治体の責任として、
住民負担の軽減を行うための措置が必要でありますが、その軽減措置はありません。
以上の理由により認定に反対するものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。ございませんか。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3 議案第69号
○議長(
井上信一郎君) 日程第3、議案第69号、平成28年度北栄町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 私は、議案第69号、平成28年度北栄町介護保険
特別会計歳入歳出決算の認定に反対し、以下、その理由を申し上げます。
介護
保険制度は、計画見直しのたび保険料が
引き上げられ、サービスは引き下げられてきました。平成28年度から要支援の介護保険外しが行われ、総合支援サービスへの移行など、介護
保険制度の改悪で必要なサービスを受けられなくなり、利用者負担も増大しています。
以上の理由により反対するものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 議案第70号
○議長(
井上信一郎君) 日程第4、議案第70号、平成28年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第5 議案第71号
○議長(
井上信一郎君) 日程第5、議案第71号、平成28年度北栄町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 私は、議案第71号、平成28年度北栄町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に反対し、以下、その理由を申し上げます。
下水道使用料は、合併後、2度にわたる値上げが行われ、今後も値上げが行われることになっています。現在でも使用料の月30立方メートルでの県内市町村の中で2番目に高く、平均より約1,100円も高くなっています。他の市町村では、
住民生活への影響を考慮して決めているのが実態であり、住民への負担転嫁は抑制すべきであります。
以上の理由により認定に反対するものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第6 議案第72号
○議長(
井上信一郎君) 日程第6、議案第72号、平成28年度北栄町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 私は、議案第72号、平成28年度北栄町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、議案第71号と同様の理由により反対をするものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第7 議案第73号
○議長(
井上信一郎君) 日程第7、議案第73号、平成28年度北栄町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 私は、議案第73号、平成28年度北栄町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算認定について、反対の立場で討論を行います。
一般会計への
繰り出しは5,000万円から2,300万円へと半減し、売電収益を住民へ還元するとの約束は、当初予算段階からも決算においても果たされませんでした。住民への有効な利益還元を求める立場から反対をするものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 議案第74号
○議長(
井上信一郎君) 日程第8、議案第74号、平成28年度北栄町栄財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第9 議案第75号
○議長(
井上信一郎君) 日程第9、議案第75号、平成28年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 議案第75号、平成28年度北栄町合併浄化槽事業
特別会計歳入歳出決算認定につきましては、議案第71号と同様の理由により反対をするものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第76号
○議長(
井上信一郎君) 日程第10、議案第76号、平成28年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第11 議案第77号
○議長(
井上信一郎君) 日程第11、議案第77号、平成28年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君) 議案第77号、平成28年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、2008年の制度導入以来、既に4回にわたる保険料値上げが実施され、高齢者の生活を圧迫する重大要因となっています。低所得の高齢者に大幅な負担増を押しつけるなど、高齢者を差別し、際限のない負担を押しつける後期高齢者医療制度を廃止し、安心して医療を受けられる制度を求める立場から反対をするものであります。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第12 議案第78号
○議長(
井上信一郎君) 日程第12、議案第78号、平成28年度北栄町
水道事業会計決算の認定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定することに決定しました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第13 議案第79号
○議長(
井上信一郎君) 日程第13、議案第79号、平成28年度北栄町
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第14 議案第80号
○議長(
井上信一郎君) 日程第14、議案第80号、北栄町
個人情報保護条例及び北栄町
情報公開条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第15 議案第81号
○議長(
井上信一郎君) 日程第15、議案第81号、北栄町
農業委員会の委員及び北栄町
農地利用最適化推進委員定数条例の制定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第16 議案第82号
○議長(
井上信一郎君) 日程第16、議案第82号、北栄町
町営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第17 議案第83号
○議長(
井上信一郎君) 日程第17、議案第83号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第3号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
3番、池田捷昭議員。
○議員(3番 池田 捷昭君) 私は、平成29年度
一般会計補正予算(第3号)に反対の立場から討論を行います。
議会は、
町営住宅建てかえ事業の財源として、合併特例事業債を後年度地方交付税措置がある有利な財源として、16億6,000万円の事業費を北栄町議会は議決いたしました。しかるに、議会前に合併特例債の後年度交付税措置がないから全額借金の公営住宅建設事業債に変更するといとも簡単に説明され、本案件が提案されました。議会と町民に対し、後年度地方交付税措置がなくなることにより生じる5億6,000万円を議会はだまされたと言わざるを得ません。これにより
町民負担を強いることとなります。これだけの負担を強いることに対し、町長はおわびと責任のかけらもない。議会としても町民にどうおわびをするかが議決権を行使した議会が問われることとなります。町長は、この責任を明確にした上で、再度本案件を提案されるべきと考えます。議会もこれをすんなり認めれば、二元代表制を破棄したこととなり、議会の機能は無に帰することとなりはしないか、私は危惧をしております。
この案件につき、住民が非常に興味を持って先般傍聴してくださいました。これを受けて、私は近く全町の全世帯に、私の
一般質問、今回の皆さんの意見を記載し、配布することを申し上げ、反対の討論といたします。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
2番、
田中精一議員。
○議員(2番 田中 精一君) 2番、田中精一でございます。私は、議案第83号、平成29年度北栄町
一般会計補正予算(第3号)に賛成の立場で所信を申し上げます。
本
補正予算には、
町営住宅由良宿団地建設に伴う建設財源のうち借入金を合併特例事業債から公営住宅建設事業債に組み替える案が提案をされております。執行部は、
町営住宅由良宿団地の建設構想段階から、建設財源の一部は後年度の借金返済時に元利償還額の50%が地方交付税に算入する有利な合併特例事業債を充てると説明し、既に初年度の平成28年度分にもこの合併特例事業債を充当してきました。ところが、最近、
町営住宅事業は入居料という収入が発生する事業であり、交付税算入がないということが県の指摘で判明したため、このほど、今年度を含め、残りの
町営住宅建設にはこの合併特例事業債を諦め、公営住宅建設事業債に切りかえるというものであります。
もちろん公営住宅建設事業債にも後年度に交付税算入制度など一切ございません。正直なところ、私自身も指摘されるまで交付税算入ありと思い込んでいましたので、申しわけなく、反省をいたしております。
いずれにしましても、ここに至っては、国の制度上、交付税算入はないということはとても残念でありますが、やむを得ないことであり、合併特例事業債を断念するしかなく、本
補正予算案に賛成します。
なお、合併特例事業債の使える期限は平成32年度までであります。今回の
町営住宅建設費に充当を予定した起債額と合わせ、本町に認められた残りの合併特例債の発行可能額は約18億円であります。町内にはいまだあらゆる方面での行政需要、要望が多くあります。合併特例事業を駆け込み事業がごとく無駄遣いせよということではありませんが、期限までに北栄町の発展、町民の暮らしの向上のため真に必要な事業に振り向ければよいのではないかと考えています。執行部もこのあたりを十分に配慮していただき、真摯に取り組んでいただきたいものであります。
以上、
賛成討論といたします。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
5番、前田栄治議員。
○議員(5番 前田 栄治君) 私は、平成29年度
一般会計補正予算(第3号)に反対の立場で討論をさせていただきます。
この予算の中には、先ほどからずっとありますけども、合併特例債を使えますけども、その約5億6,000万円の交付税措置がないということで、少ししかメリットのない公営住宅事業債に変更するというものです。例えを言うならば、古いアパートを建てかえしませんか。こういう補助金がありますよ。だから収支も大丈夫です。いざ建設が始まって、こういう補助金がありませんでした。でも老朽化でどのみち補助金がなくても建てかえだったので、仕方がないじゃないですか。皆さんはこの説明で納得できるでしょうか。私はできません。全てを含め、規模や内容を考えるのではないでしょうか。
9月11日、町長は、私の質疑において、思い込みで確認を怠ったとまで認めながら、実害がないので誰にも責任はありませんと言われました。町長としての責任のとり方は、今後、職員への厳重注意と、過去何度も聞いている二度とこのようなことがないようにという再発防止をしていくことであると言われました。
また、平成32年までの合併特例債の使い道を考えていくことが町長としての責任のとり方であると言われました。そこで、平成32年までにどういう使い道がありますかという質問に対して、何ら答弁もなく、これから考えていくことが責任のとり方という答弁しかありませんでした。これは本当に責任をとっていることなんでしょうか。町長として、町政運営の上で当然のことではないでしょうか。約5億6,000万円の交付税措置がなくなったことは大実害でもあるにかかわらず、特例債の枠があいたので、ほかの事業を平成32年までに新たに考えればその金額が穴埋めできるという考え方、感覚が私とはとてもかけ離れています。町長は、町民側ではなく、行政側の立場になってしまったのかなと考えさせられました。
町長は、大局観を持って見える責任をとっていただきたい。その上でこの
一般会計補正予算を再提案していただきたい。その思いでいっぱいです。
以上、
反対討論とさせていただきます。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
9番、斉尾智弘議員。
○議員(9番 斉尾 智弘君) 私は、議案第83号、平成29年度
一般会計補正予算書(第3号)に賛成の立場で討論いたします。
今回の
補正予算では、合併特例事業債を起債する予定でいたものを取りやめ、公営住宅建設事業債を借り入れすることが提案されております。問題は、執行部の平成26年3月当時の
町営住宅由良宿団地の建てかえ事業に合併特例事業債を活用するという提案であります。説明では、交付税措置がとられ、国から起債充当率分が返ってくるというものでありました。しかし、本議会において、国からの交付税措置はないということが執行部より説明がありました。合併特例事業債はやめて建設事業債にしたいという提案であります。
先ほどから出ておりますが、この建設事業債は100%借金となり、国からの交付税措置はないというものでございます。最初の提案から3年以上たって、今回、国からの交付税措置がないということがわかったと、そういうことで変更したいというものであります。提案されてもなかなか納得できるものではございません。ただ、状況を聞けば、合併特例事業債を活用できるかどうか、県に相談していること、その当時、県からは活用できるという返答があった。これにより担当者が安心してしまったことなどが想像できます。なぜそのときに交付税措置があるかどうかを確認しなかったのか。これを確認していれば今回のことは起こらなかっただろうと思います。これはひとえに担当者の怠慢であろうと、そういうふうに思います。
しかし、執行部より提案のあった平成26年3月時点で議会側より合併特例事業債の交付税措置がないということを指摘すべきであった。それをしなかったことは、知っていてしなかったのか、それとも知らなかったのか、議会のチェック機能と言われますが、これを果たしているとは言えません。議会側の責任を言われても仕方がないと考えるところであります。
今回の
補正予算には、昨年10月21日の中部地震を受けた無料耐震診断の増額、ことし1月、2月の大雪を受け、来年度の備えとしての除雪機械運転手育成事業など、また、要介護、障がい者の方の通院を支援する外出支援サービスの増額など、評価に値するものが提案されております。
よって、以上の理由により賛成といたします。
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ほかに討論はありませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、討論を終わります。
本案は、起立により採決します。
本案は、原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
井上信一郎君) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第18 議案第84号
○議長(
井上信一郎君) 日程第18、議案第84号、平成29年度北栄町
国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第19 議案第85号
○議長(
井上信一郎君) 日程第19、議案第85号、平成29年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
〔4番 山下昭夫君退場 午前9時54分〕
○議長(
井上信一郎君) 本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
しばらく休憩します。(午前9時54分休憩)
〔4番 山下昭夫君入場 午前9時56分〕
○議長(
井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時57分再開)
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◎日程第20 議案第86号
○議長(
井上信一郎君) 日程第20、議案第86号、平成29年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第87号
○議長(
井上信一郎君) 日程第21、議案第87号、平成29年度北栄町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第88号
○議長(
井上信一郎君) 日程第22、議案第88号、平成29年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 議案第89号
○議長(
井上信一郎君) 日程第23、議案第89号、平成29年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第2号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第24 議案第90号
○議長(
井上信一郎君) 日程第24、議案第90号、平成29年度北栄町
水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第25 議案第91号
○議長(
井上信一郎君) 日程第25、議案第91号、
建設工事委託に関する協定の締結について(北栄町
特定環境保全
公共下水道北条下水道管理センターの
建設工事委託に関する協定(
北条下水道管理センター長寿命化工事))を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第26 議案第92号
○議長(
井上信一郎君) 日程第26、議案第92号、北栄町
監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり同意することに決定しました。
しばらく休憩します。(午前10時00分休憩)
───────────────────────────────
○議長(
井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時04分再開)
─────────────・───・─────────────
◎日程第27 議案第94号
○議長(
井上信一郎君) 日程第27、議案第94号、
工事請負変更契約の締結について(
北条砂丘風力発電所電線路移転工事)を議題とします。
これより本案に対する討論に入ります。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28 発委第5号
○議長(
井上信一郎君) 日程第28、発委第5号、「北栄町
飲酒運転撲滅宣言」に関する決議についてを議題とします。
総務常任委員会委員長に趣旨説明を求めます。
山下昭夫委員長。
○総務常任委員長(山下 昭夫君)
───────────────────────────────
発委第5号
平成29年9月14日
北栄町議会議長 井 上 信一郎 様
提出者 北栄町議会
総務常任委員会
委員長 山 下 昭 夫
「北栄町
飲酒運転撲滅宣言」に関する決議について
地方自治法第109条第6項並びに第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
決議書のとおり
───────────────────────────────
──裏面をはぐってください。
───────────────────────────────
「北栄町
飲酒運転撲滅宣言」に関する決議
全国では、飲酒運転に起因する痛ましい交通死亡事故がいっこうになくならず、多くの尊い命が失われていることは決して他人事ではなく、誠に憂慮すべき事態である。
交通事故のない安全で安心して暮らせる社会の実現は、すべての町民の願いであり、私たちはこうした現状を真剣に受け止め、町民一人ひとりが飲酒運転による交通事故の悲惨さを深く認識するとともに、運転者は交通安全意識の向上に努めなければならない。
北栄町では、交通ルールの遵守と交通マナーの向上のため、関係機関や団体とともに交通事故防止のため各種諸施策に取り組んでいるが、家庭や飲食店、さらに職場や地域社会全体が一体となって「飲酒運転は絶対にしない・させない」という意思を示すとともに、飲酒運転撲滅の啓発活動をいっそう強化することが必要である。
町民が痛ましい交通事故の加害者や被害者にならない、安全・安心な地域社会を目指すため、北栄町議会は、ここに飲酒運転撲滅を宣言する。
以上、決議する。
平成29年9月14日
鳥取県北栄町議会
───────────────────────────────
以上です。
○議長(
井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
井上信一郎君) 質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第29 発委第6号
○議長(
井上信一郎君) 日程第29、発委第6号、「
全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出についてを議題とします。
産業建設常任委員会委員長に趣旨説明を求めます。
森本真理子委員長。
○産業建設常任委員長(森本真理子君)
───────────────────────────────
発委第6号
平成29年9月14日
北栄町議会議長 井 上 信一郎 様
提出者 北栄町議会
産業建設常任委員会
委員長 森 本 真理子
「
全国森林環境税」の創設に関する意見書の提出について
地方自治法第109条第6項並びに第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるため。
───────────────────────────────
「
全国森林環境税」の創設に関する意見書
我が国の地球温暖化対策については、平成32年(2020年)度及びその年以降の温室効果ガス削減目標が国際的に約束されているが、その達成のためには、とりわけ森林吸収源対策の推進が不可欠となっている。
しかしながら、森林が多く所在する山村地域の市町村においては、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足に加え、急速な人口減少など、厳しい情勢にあるほか、市町村が、森林吸収源対策及び担い手の育成等山村対策に主体的に取り組むための恒久的、安定的な財源が大幅に不足している。
このような中、政府、与党は、『平成29年度税制改正大綱』において、「市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め都市、地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設に向けて、地方公共団体の意見も踏まえながら、具体的な仕組み等について総合的に検討し、平成30年度税制改正において結論を得る」との方針を示したところである。
もとより、山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や安定した雇用の場の確保などの取組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にもつながるものであり、そのための市町村の財源の強化は喫緊の課題である。
よって、下記の制度創設について実現を強く求めるものである。
記
平成29年度税制改正大綱において、「市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め都市、地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税(仮称)の創設」に関し、「平成30年度税制改正において結論を得る」と明記されたことから、森林・林業・山村対策の抜本的強化をはかるための「
全国森林環境税」の早期導入を強く求める。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成29年9月14日
鳥取県東伯郡北栄町議会
提出先
内閣総理大臣・財務大臣・総務大臣・農林水産大臣・環境大臣・経済産業大臣・衆議院議長・
参議院議長
───────────────────────────────
以上です。
○議長(
井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
井上信一郎君) 質疑を終わります。
これより討論に入ります。ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第30 発委第7号
○議長(
井上信一郎君) 日程第30、発委第7号、
教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出についてを議題とします。
教育民生常任委員会委員長に趣旨説明を求めます。
斉尾智弘委員長。
○教育民生常任委員長(斉尾 智弘君)
───────────────────────────────
発委第7号
平成29年9月14日
北栄町議会議長 井 上 信一郎 様
提出者 北栄町議会
教育民生常任委員会
委員長 斉 尾 智 弘
教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について
地方自治法第109条第6項並びに第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
国の施策として定数改善に向けた財源保障をし、子どもたちが全国どこに住んでいても、一定水準の教育を受けられることが重要であるため。
───────────────────────────────
裏面をごらんください。
教職員定数の改善及び
義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書。本文については割愛させていただきます。
記。1、計画的な
教職員定数改善を推進すること。2、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費
国庫負担制度の
負担割合を2分の1に復元すること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。平成29年9月14日。鳥取県東伯郡北栄町議会。提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、文部科学大臣。以上でございます。
○議長(
井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 質疑を終わります。
これより討論に入ります。討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。
本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
しばらく休憩します。(午前10時17分休憩)
───────────────────────────────
○議長(
井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時34分再開)
─────────────・───・─────────────
◎日程第31
総務常任委員会の
調査報告について
○議長(
井上信一郎君) 日程第31、
総務常任委員会の
調査報告についてを議題とします。
本件について、委員長より報告願います。
山下昭夫委員長。
○総務常任委員長(山下 昭夫君) 報告いたします。
───────────────────────────────
平成29年9月14日
北栄町議会
議長 井 上 信一郎 様
北栄町議会
総務常任委員会
委員長 山 下 昭 夫
総務常任委員会調査報告書
本委員会は、次の事件について先進地の調査を終了したので、会議規則第77条の規定により調査結果を次のとおり報告します。
───────────────────────────────
記。1、調査事件。(1)議会BCP(業務継続計画)の策定について。(2)議会と行政の震災対応及び復興の現状と課題。(3)下水道事業公営企業会計化の取り組みについて。
2、調査期間。平成29年7月3日から5日までの3日間。
3、調査結果。(1)議会BCPの策定について。大分市議会。市民の生命と財産を守るため、大分市議会防災会議を設置し、本市の災害対策について監視するとともに、災害発生時に大分市災害対策本部と情報の共有を図る中で、迅速な対応、復旧、復興に向け協力をする。また、大分市議会防災会議に支所及び出張所の所管区域とする地区組織を置き、議員はいずれか一つの地区組織に所属している。地区組織は、地区の災害対策について、課題を把握するため、危険箇所等の現地視察、避難訓練等への参加、研修、講演会などを行い、防災会議は定期的に地区組織の活動報告を受け、地域の災害に関する課題把握に努めている。
大分市議会災害対策本部の設置は、市域内で震度5強以上の地震が発生したとき、津波警報「大津波」が発表されたとき、議長が災害時対策会議を設置した場合、副議長及び議会運営委員会は全員協議会室に参集する。運営会議は被害の情報を収集、地区隊長に連絡。地区隊長は地区担当議員に情報を伝える。地区担当議員は、被災地及び避難所等の状況調査を行い、必要に応じて地区隊長に報告する。地区隊長は運営会議に報告する。議長は、運営会議で協議の上、地区組織から得た情報を市災害対策本部へ伝達する。議長は、災害時対策会議を招集して応急対策、復旧、復興等について検討する。全議員は、発生した日から起算して3日目の午前10時に全員協議会室に参集する。
議会BCPの策定は、市議会防災会議の中で、大規模災害に備え、災害時の本会議招集、議案審議、採決に関する手続等が議題となり、検討の結果、災害対応マニュアルの一環で策定された。
大分市議会は、災害時対策会議はまだ一度も設置されたことがなく、したがって議会BCPの運用もない。
(2)議会と行政の震災対応及び復興の現状と課題としまして、熊本県益城町。これは人口約3万5,000人。それで、前震が震度7、本震が震度7ということで、平成28年4月14日が前震で、本震は平成28年4月16日です。死者は37人、重傷者132人、軽傷者31人。住宅全壊3,501棟、大規模半壊991棟、半壊2,724棟、一部損壊4,399棟。最大避難者数1万6,058人。
応急仮設住宅の整備。町内に18カ所、1,562戸の仮設住宅を整備し、平成28年6月14日から入居開始。身体障がい者等の配慮者に対しバリアフリー化にした福祉仮設住宅6棟を整備、アパート等の借り上げ1,300世帯、約3,700人入居中。
倒壊家屋等の公費解体撤去。平成28年7月7日から町による解体撤去を開始。約3,000棟の家屋等の撤去、平成29年5月末現在、進捗率85%。
平成28年6月1日、復興特別課を新設。町の10年後、20年後等の将来の姿を見据えたまちづくりを行うに当たっては厳しい道のりとなるが、「住民の声、想い」を大事にし、その意見を反映させた復興計画を策定する。平成28年7月6日、震災復興基本方針。平成28年10月12日、復興計画骨子。平成28年11月11日、復興計画(案)。平成28年12月20日、復興計画の策定及び公表。
復興計画策定に向けた住民意見交換会。仮設住宅のみんなの家(集会所)において随時開催。町では復興に向けた「協働」の動き、「まちづくり協議会」を設立に向けて、まちづくりコンサルタントの派遣、積極的に地区の話し合いを支援。
復興に向けた動き、県道4車線化。
課題としまして、福祉避難所のプライバシーの保護(マスコミ対策)。避難所の運営は、基本的に町職員で担当したが、被災者自身にも役割分担を求め、共同運営の方法を検討しておく必要がある。
次に、熊本県御船町。人口約1万7,000人。それから、前震が平成28年4月14日、震度5強、本震が28年4月16日、震度6弱。死者9人、重傷者11人、軽傷者10人。住宅全壊443棟、半壊2,316棟、一部破損2,050棟。最大避難者数6,300人。仮設住宅420戸、みなし仮設住宅が1,000人。
御船町役場としまして、対応ですけども、4月14日の前震後、役場2階に災害対策本部を設置、被害状況確認や救援物資の受け入れ、避難所設置、水や食糧の配給などを行う。16日、本震で震度6弱を観測。3度にわたる大きな揺れ、たび重なる強い余震で家屋の倒壊や崖崩れが発生。死者、重軽傷者の人的被害が出たほか、ガス漏れや水道管の破裂、停電などが起こり、町内全域でライフラインが絶たれる事態となる。
消防団としての対応としまして、町に防災無線がないため、積載車での広報活動。住民の安否確認、避難誘導、炊き出し、倒壊家屋から住民の救出活動、避難所への誘導や給水活動。
御船町スポーツセンター避難所。避難所での生活を元気に乗り切るため、避難所入居のしおりを作成して皆さんに協力を願っておられました。それで、一つとしまして、その内容ですけども、施設利用のルール、一日のスケジュール、日々の生活のこと、施設内の設備利用のルール、ごみ置き場、トイレ、シャワールーム、更衣室、乳幼児室、勉強スペース、空調及び照明、カフェスペース、洗濯、洗濯物干し場、炊事場、冷蔵庫、配食、そういうもののルールを設けられておったということです。それから、2番目としまして、避難所の運営をみんなで行うための役割分担もやっておられる。それから、3番目に健康管理について。4番目に、緊急時の対応と連絡先をもそういうところでやっておられるということです。
それと、議会としての対応ですけども、震災発生からの取り組みについて、定例会で震災における
補正予算、請願、陳情の審議、採決。全員協議会としまして、震災状況の報告や議会の対応協議。それから災害復興支援特別委員会の設置により災害関係の業務、災害復興支援特別委員会に付託。また、4月16日、第3回の全員協議会において、震災関連の応急的復旧を全員で了承されております。それから、常任委員会としましては、震災状況など現地調査をやっておられると。災害復興支援特別委員会の設置により、災害関係の業務は災害復興支援特別委員会に付託されております。
続きまして、(3)下水道事業公営企業会計化の取り組みについて、これは佐賀県の基山町に行きました。
それで、1番としまして、平成13年度に事業を開始されまして、平成29年で17年目であります。それで、269.5ヘクタール。計画処理人口が1万5,600人、下水道管路整備延長は60キロメートル、下水道処理人口普及率は77%。2番目としまして、公営企業会計移行は平成23年12月、基山町下水事業地方公営企業法基本方針を作成されております。それから、3番目としまして、平成27年4月1日で地方公営企業法を適用されております。それにつきまして4番目、
維持管理費は、会計システム保守委託料として41万9,000円、それから固定資産管理業務委託料として32万4,000円、これは年に対してです。年間です。固定資産整理業務委託料としまして35万6,000円、合計で109万9,000円となっております。
運用についてですが、平成28年度は前年度と同様に不明な点についてシステム委託業者に確認してもらい、決算時は決算整理の作業を職員のみで行っておられます。職員も簿記知識の習得に努められておりました。
それで、メリットとしましては、管理運営に関する取引と建設改良に関する取引を区分して経理されることにより、経営状況は把握しやすくなったということでした。それから、損益計算書を見ると、収入、費用の内容がすぐ確認でき、また、貸借対照表を見ると決算時点で保存している現金の額や未収金の額、借入金の額等が確認できるということです。それから、固定資産を登録することにより、下水道事業全体の費用が適切に反映されるということでした。
それで、デメリットとしましては、事業年度が4月1日から翌年3月31日で出納整理期間がなく、5月31日までに決算書を作成しなければならないということで、短期間での作成が必要であるということがデメリットです。それから、簿記の知識が必要になるため、知識を持つ職員がいない場合は育成が必要になり、適正な処理を継続できるかが問題であります。それから、下水道事業として
一般会計とは別会計となったため、人件費の支払い、伝票の整理、管理等、例月出納検査への対応等、業務増になっているということ、事務が多くなったということですね。
それで、所感としまして、1番の大分議会BCPの策定についてですが、北栄町議会としても、災害と防災に関する議会の役割を明確にし、議会防災会議の設置、災害時の行動マニュアル、議会BCPの策定等を検討する必要があるということです。
それから、2番目としまして、議会と行政の震災対応及び復興の現状と課題。それで、一番最初に行きましたアの益城町ですか、避難所の運営は基本的に町職員で担当したため、震災に携わった職員の負担が多く、震災対応が落ちついたら辞職を決めている職員も多い。その原因の多くは、町民の苦情、この辺をしかと心にとめていてほしいです。町民の苦情、クレームであり、町民の中には職員を責める人も多く、行政が全てを担うのは無理である。平時において公共サービス等の自助、公助、共助の意識改革とふだんからの自治会組織、消防・防災組織を通じ、避難所運営を含めた防災訓練を実施する必要がある。大事に皆さん聞いてください。心して。
それから、イとして、御船町。北栄町議会も被災者への慰問、避難所や被災箇所の現地確認を実施する必要がある。地域の商業関係者、スーパー、店舗の方に支援物資の在庫管理や仕分けに関して協定を結び、官民一体の災害対応が重要である。
3番目としまして、下水道事業公営企業会計化の取り組みについては、基山町下水道事業損益計算書、事業貸借対照表の中で平成28年3月31日現在の起債未償還残高は23億2,000万円、平成28年度中に償還が必要な起債償還額は9,700万円。少ないです。この辺を注意して聞いてください。本町では、平成27年度末起債残高112億4,832万円、公債費9億3,551万円である。公営企業会計化すれば
一般会計からの繰り入れができなくなるおそれがあるので、移行は慎重に検討すべきである。
最後に、提言としまして、1番目の議会BCPの策定について。議会において災害に備えた災害時行動マニュアルや議会BCPの策定を検討すること。2番目としまして、議会と行政の震災対応及び復興の現状と課題について。ここも大事に聞いていただきたいと思います。いざというときに備え、自助、共助、公助のあり方を踏まえ、自治会等での避難所の開設、運営について研究していただきたいと思います。3番目としまして、下水道事業公営企業会計化の取り組みについて。公営企業会計導入に当たっては、そのメリットとデメリットを住民に十分に周知、説明し、移行は慎重にすること。以上です。
○議長(
井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
以上で
総務常任委員会の
調査報告を終わります。
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◎日程第32
産業建設常任委員会の
調査報告について
○議長(
井上信一郎君) 日程第32、
産業建設常任委員会の
調査報告についてを議題とします。
本件について、委員長より報告願います。
森本真理子委員長。
○産業建設常任委員長(森本真理子君) 報告します。
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平成29年9月14日
北栄町議会
議長 井 上 信一郎 様
北栄町議会
産業建設常任委員会
委員長 森 本 真理子
産業建設常任委員会調査報告書
本委員会は、次の事件について先進地の調査を終了したので、会議規則第77条の規定により調査結果を次のとおり報告します。
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記。1、調査事件。(1)革新的農業実践特区の取り組みについて。(2)オランダ式栽培技術を導入した施設園芸について。(3)イチゴ栽培の取り組みについて。
2、調査期間。平成29年8月21日月曜日から23日水曜日までの3日間。
3、調査結果及び所感。(1)革新的農業実践特区の取り組みについて。新潟市。
まずは区画整理された田が延々と続く景色に圧倒された。水田耕作面積、水稲作付面積、水稲収穫量、農業就業人口ともに全国第1位と全国トップクラスの農業力を間近で見ることができた。
新潟市は、平成26年5月1日に大規模農業の改革拠点として国家戦略特区に指定された。
農業委員会との事務分担。平成26年12月19日に
農業委員会と市町村の事務分担に係る特例を盛り込んだ新潟市国家戦略特別区域計画が認定され、
農業委員会が行っている農地の権利移動に関する事務(農地法第3条関係)のうち、企業等の新規参入に関する事務を新潟市が受け持つこととなった。さらに、平成28年4月1日からは、農地法第3条関係の全ての事務を新潟市が受け持っている。
農業生産法人の役員要件の緩和。農業生産法人が設立しやすくなり、売り先を持った事業者と連携した農業、商品開発・加工・販売力の強化で耕作放棄地の解消へとつながっている。参入企業名は、株式会社ローソン、株式会社新潟クボタなどである。
農用地域での農家レストランの設置。農用地域は農地と農業用施設用地に区分されており、通常、農業用施設用地には原則として農業用施設しか建設できない。しかし、国家戦略特別区域法第26条の農家レストラン設置に係る特例により、農家レストランが農業用施設に追加され、農業者みずからが農用地で地域の農産物を材料とした料理を提供するレストランが3軒、3農家により開設されていた。正規、臨時合わせ22人が雇用されており、農村での雇用及び交流人口の拡大、農産物の高付加価値化、農家所得の向上へとつながっていた。
(2)オランダ式栽培技術を導入した施設園芸について。株式会社デ・リーフデ北上(宮城県石巻市)。
農林水産省の次世代施設園芸導入加速化支援事業の宮城県の拠点である。次世代施設園芸の実践により、農業復興の加速化を図っている。オランダの高度な栽培技術を取り入れ、地域エネルギーとして木質バイオマスと地中熱を活用している。
震災前は水田地域で穏やかな地域であったが、震災で農地や住宅等に甚大な被害があった。その後、オーナーのもとの土地に次世代施設園芸導入加速化支援事業が創設され、大規模に集積して生産、調整、出荷までの一貫体制の拠点が整備されていた。
正社員6人、パート従業員40人で、トマト1.1ヘクタール、パプリカ1.3ヘクタールを栽培している。一期作のトマト栽培は目標に対し140%のできであった。現在は二期作目で、2段階目の開花まで進んでいた。パプリカも順調に生育していた。要因には、一日及び年間の寒暖差と日照時間の長さという気象条件があった。
雇用に関しては、毎週火曜日の午後0時45分から正社員とパート従業員のミーティングを行うことで問題意識の共有と指示の徹底を図っている。
ユニフォームは曜日によってピンクと黒を交互に着用することで曜日の確認と、また衛生面への配慮があった。月1回は会社から弁当が支給され、全員が同じ弁当を食べることで、連帯感の高揚を図っている。全体的に職員を大切にする姿勢が感じられた。
シニア世代が雇用され、元気に仕事をしていた。地域に雇用を生み出し、ここで働く人のやる気にもつながっていると感じた。
(3)イチゴ栽培の取り組みについて。農業法人株式会社イグナルファーム(宮城県東松島市)。
この地域は施設園芸が盛んな県内有数の園芸団地だったが、震災により甚大な被害を受けた。社名の「イグナル」は方言で、全てがイグナル(よくなる)ことを願い命名された。震災から早期復旧を図るためJAが整備した1ヘクタール規模の園芸施設を法人化の夢を抱いた4人の若手が借り、営農が再開された。
今回はイチゴのハウスのみ見学した。施設面積は、栽培ハウス9,504平方メートル、育苗ハウス1,984平方メートル、予冷ハウス2棟、機械・管理棟288平方メートル。この地域は日照時間が長く、雪がほとんど降らないため連棟ハウスであった。現在はイチゴの苗づくりを行っており、9月から定植が始まる。10アール当たり6トンの出荷である。販売先は、ローソンファームが20%で、関東、東北へ展開し、市場に40%から50%で、JAを通さず、仙台中央青果市場から仙台市のヨークベニマル(東北、関東北部のスーパーマーケットチェーン)へ、及び石巻青果市場を通じて岩手、青森へ。直販は10%で、イチゴ狩り(30分1,500円)などである。北栄町も増産するならしっかりとした販路の確保が必要であると感じた。また、敷地内に直売所もあり、アイスクリーム、ジャム、生ジュースなどの開発と直販、そして6次産業化に向け、多角化、複合化、新たな付加価値の創出を目指していた。自分たちの営農が地域の皆さんの復興につながればと願っていた。
4、提言。遊休農地の解消は北栄町の農家だけでは不可能であり、企業参入の緩和は不可欠である。北栄町のイチゴ栽培も2年目に入った。1年目のデータに基づき、糖度の問題、販路の確保など、より一層の努力が必要である。青山剛昌ふるさと館とも連携し、イチゴの観光農園の充実や端境期の複合作物も検討し、他作物も取り入れ、安定量が出荷できる体制をとり、販売先との信頼関係を築いてほしい。また、社員の賃金を含めた仕事のやる気、生きがいを感じさせる雇用条件なども検討されたい。以上です。
○議長(
井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。ございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
以上で
産業建設常任委員会の
調査報告を終わります。
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◎日程第33
教育民生常任委員会の
調査報告について
○議長(
井上信一郎君) 日程第33、
教育民生常任委員会の
調査報告についてを議題とします。
本件について、委員長より報告願います。
斉尾智弘委員長。
○教育民生常任委員長(斉尾 智弘君)
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平成29年9月14日
北栄町議会
議長 井 上 信一郎 様
北栄町議会
教育民生常任委員会
委員長 斉 尾 智 弘
教育民生常任委員会調査報告書
本委員会は、次の事件について先進地の調査を終了したので、会議規則第77条の規定により調査結果を次のとおり報告します。
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記
1 調査事件
(1)教育行政、福祉行政の震災対応および復興の現状と課題
(2)指定文化財の震災復興対応について
(3)動物愛護の取り組みについて
2 調査期間
平成29年7月3日(月)から5日(水)までの3日間
3 調査結果及び所感
(1)教育行政、福祉行政の震災対応および復興の現状と課題(熊本市、益城町、御船町)
平成28年4月14日、16日の大震災による被害は甚大であった。学校施設はすべて被害にあい、熊本市の場合、改築9校、改修22校となった。学校が避難所となったため、教職員が対応していたが、先が見えず疲れ果てていた。また、ノウハウがなく何をしていいかわからなかった。本部との連絡がとれず現場が混乱した。要援護者の対応はしていなかった。福祉避難所を設置していなかった。トイレは下水が壊れ、使えなかった。車中泊が多かった。災害ゴミの分類が17種類もあり、時間がかかった。受援力がなかった。
以上の点から教訓として、学校施設での避難所運営は教職員の負担が大きく、避難者の自主運営が重要である。
福祉避難所の運営マニュアルの充実(女性目線も含む)。ボランティア受け入れマニュアルの充実。支援物資受け入れマニュアルの充実。要援護者への対応検討。子どもたちへの被災後のカウンセリングの検討などがあげられる。本町でも十分な検討を望む。
(2)指定文化財の震災復興対応について(熊本城)
完全復旧は20年以上かかる。熊本城災害復旧支援金として「復興城主」制度を再開し、多くの寄付が寄せられ、1か月で3億円集まった。文化財(熊本城)に対する市民の誇りを強く感じた。費用、年月はいくらかかっても復旧すべきだと思っている。(市民にとって)熊本城が精神的な支えになっている。本町でも、誇りとなるような文化を興し、残していきたいものだ。
(3)動物愛護の取り組みについて(熊本市動物愛護センター)
犬猫の殺処分ゼロを目指し職員や住民の意識改革が進んでいる。当初、持ち込まれた犬猫の殺処分を、職員誰もが嫌がり、最後はガス(CO2)による殺処分を誰がやるかがいつも問題になっていた。家族へもセンターで働いていることを教えていないケースもあった。話し合いの結果、誰も殺処分を望んでいないことがわかり、平成14年、熊本市動物愛護推進協議会を設立し、殺処分ゼロの取り組みを始めた。
平成19年、ガス(CO2)による殺処分を中止。平成22年、熊本市動物愛護推進協議会が第2回「日本動物大賞」受賞。平成24年、熊本市動物愛護及び管理に関する条例を施行。施設では、犬猫を収容後その健康管理、性格の把握、譲渡に向けたトレーニング、譲渡前講習会、希望者とのマッチングと面談を行い、飼い主の責任と覚悟を確認した上で譲渡を決定している。また、譲渡後もアフターフォローを行っている。本町でも動物愛護に関する条例(仮称)を制定すべきと考える。
4 提言
(1)教育行政、福祉行政の震災対応および復興の現状と課題
福祉避難所の安定的な運営を確保するための措置を講じること。ア、福祉避難所での受け入れに必要な人的体制の整備として、福祉施設や医療関係との連携を検討すること。イ、福祉避難所への非常用電源の配備を検討すること。
(2)指定文化財の震災復興対応について
文化財の復旧は、多額の費用を要するので、耐震化など防災措置を講じておくことも検討が必要である。
(3)動物愛護の取り組みについて
人と動物とが共生できる社会の実現を目指し、動物愛護の普及啓発、保護された犬猫の返還・譲渡等の取り組みを推進すること。
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以上でございます。
○議長(
井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。
12番、
飯田正征議員。
○議員(12番 飯田 正征君)
調査報告の中に益城町、御船町、行かれたと思うんですけれども、報告がございませんが、どうなんでしょう。
○教育民生常任委員長(斉尾 智弘君) この調査結果、所感の中に全てを網羅しております。ですから、最初に熊本市の場合ということで、改築9校、改修22校となったというふうな表現はしておりますが、その後のものについては全ての市町の内容を総合的に網羅した調査結果ということで表現させていただいております。
○議長(
井上信一郎君)
飯田議員。
○議員(12番 飯田 正征君) 内容的にはそうかもしれませんけれども、行ったところ、行ったところの土地について、やっぱりその場の状況というものはしっかりと調査をして報告すべきではないかというふうに思っております。内容的についてはやっぱりそこに行ったということについての記録もきっちり残すべきだと、私はそう思っております。以上です。
○教育民生常任委員長(斉尾 智弘君) 今後の検討課題とさせていただきます。
○議長(
井上信一郎君) そのほかございませんか。
〔質疑なし〕
○議長(
井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。
以上で
教育民生常任委員会の
調査報告を終わります。
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◎日程第34 閉会中の
継続審査及び調査申出について
○議長(
井上信一郎君) 日程第34、閉会中の
継続審査及び調査申出についてを議題とします。
お手元に配付しているとおり、総務、産業建設、教育民生、広報広聴の各常任委員会、議会運営委員会、北条川放水路に関する特別委員会、鳥取県立美術館誘致に関する調査特別委員会、道の駅北条公園整備に関する調査特別委員会、農業振興施策と財政運営に関する調査特別委員会のそれぞれの委員長から閉会中の
継続審査及び調査の申し出がありました。
お諮りします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中において
継続審査及び調査することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中の
継続審査及び調査とすることに決定しました。
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○議長(
井上信一郎君) 以上をもって本定例会に付議された案件の審議は全て終了しました。
これにて平成29年第7回北栄町議会定例会を閉会します。お疲れさまでした。
午前11時16分閉会
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上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町議会議長
署 名 議 員
署 名 議 員...