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平成29年 9月第7回定例会 (第 1日 8月31日)

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  1. 北栄町議会 2017-08-31
    平成29年 9月第7回定例会 (第 1日 8月31日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成29年 9月第7回定例会 (第 1日 8月31日) 北栄町告示第83号  平成29年第7回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    平成29年8月24日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  平成29年8月31日(木) 2 場 所  北栄町役場議会議場       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     浜 本 武 代        田 中 精 一        池 田 捷 昭     山 下 昭 夫        前 田 栄 治        森 本 真理子     宮 本 幸 美        町 田 貴 子        斉 尾 智 弘     阪 本 和 俊        油 本 朋 也        飯 田 正 征     長谷川 昭 二        津 川 俊 仁        井 上 信一郎       ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第7回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     平成29年8月31日(木曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               平成29年8月31日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 陳情の付託  日程第5 議案第67号 平成28年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第68号 平成28年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第69号 平成28年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第70号 平成28年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第71号 平成28年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第72号 平成28年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第73号 平成28年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第74号 平成28年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第75号 平成28年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第76号 平成28年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第77号 平成28年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第78号 平成28年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第79号 平成28年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第9号 平成28年度決算に基づく資金不足比率について  日程第20 議案第93号 工事請負変更契約の締結について(風車4号機ローターベアリ             ング交換工事)       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 陳情の付託  日程第5 議案第67号 平成28年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第68号 平成28年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第69号 平成28年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第70号 平成28年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第71号 平成28年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第72号 平成28年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第73号 平成28年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第74号 平成28年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第75号 平成28年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第76号 平成28年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第77号 平成28年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第78号 平成28年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第79号 平成28年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第8号 平成28年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第9号 平成28年度決算に基づく資金不足比率について  日程第20 議案第93号 工事請負変更契約の締結について(風車4号機ローターベアリ             ング交換工事)        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 浜 本 武 代君  2番 田 中 精 一君  3番 池 田 捷 昭君     4番 山 下 昭 夫君  5番 前 田 栄 治君  6番 森 本 真理子君     7番 宮 本 幸 美君  8番 町 田 貴 子君  9番 斉 尾 智 弘君     10番 阪 本 和 俊君  11番 油 本 朋 也君  12番 飯 田 正 征君     13番 長谷川 昭 二君  14番 津 川 俊 仁君  15番 井 上 信一郎君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  副主幹 ──────── 福 田 香 織君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 西 尾 浩 一君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  会計管理者(兼)出納室長                                ──── 齋 尾 博 樹君 総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君  企画財政課長 ───── 小 澤   靖君 税務課長 ─────── 大 庭 由美子君  住民生活課長 ───── 倉 光   顕君 福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君  健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君 地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君  産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君 観光交流課長 ───── 松 本 裕 実君  教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君 生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君  農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君 代表監査委員 ───── 音 田 勝 正君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開会
    ○議長(井上信一郎君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名です。定足数に達していますので、これより平成29年第7回北栄町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(井上信一郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本会期中の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において14番、津川俊仁議員、1番、浜本武代議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(井上信一郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から9月14日までの15日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月14日までの15日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(井上信一郎君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については……(発言する者あり)  しばらく休憩します。(午前9時02分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時03分再開)  改めて、日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」及び「定期監査の報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。以上で諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 陳情の付託 ○議長(井上信一郎君) 日程第4、陳情の付託を行います。  本日までに受理した陳情は、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長においてお手元に配付の「陳情文書表」のとおり所管の常任委員会に付託します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第67号 から 日程第19 報告第9号 ○議長(井上信一郎君) 日程第5、議案第67号、平成28年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第19、報告第9号、平成28年度決算に基づく資金不足比率についてまで、以上議案13件及び報告2件を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第67号から議案第79号までの会計ごとの決算の認定関係13議案、報告第8号、第9号の報告関係2件を一括して提案理由を申し上げます。  一般会計及び特別会計の決算につきましては、地方自治法及び地方公営企業法の規定により、議会の認定に付すものでございます。  各会計の決算につきまして概要を申し上げます。  初めに、議案第67号、平成28年度北栄町一般会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額100億2,247万6,732円に対し歳出総額93億3,427万2,843円、歳入歳出差し引き額は6億8,820万3,889円で、翌年度に繰り越すべき財源は3億5,394万3,480円、実質収支は3億3,426万409円となりました。  歳入につきまして主なものを申し上げますと、町税につきましては13億5,685万1,886円で対前年比2.2%の増、地方交付税は38億4,865万3,000円で対前年比1%の増となりました。国庫支出金は10億9,112万3,942円で、対前年比15.6%の増となりました。これは社会資本整備総合交付金臨時福祉給付金などによるものでございます。県支出金は8億8,158万3,433円で、対前年比40.0%の増となりました。町債は7億1,189万8,000円で対前年比26.1%の増となっております。  次に、歳出の主なものにつきまして申し上げますが、金額につきましては万円単位で説明させていただきます。議会費の決算額は9,686万円、対前年比9.8%減となりました。これは議員年金共済負担金の減額によるものでございます。総務費は対前年度比19.3%増の17億6,638万円となりました。主な事業は、ふるさと北栄基金事業5億3,549万円、被災者住宅修繕支援事業5,610万円などでございます。民生費の決算額は対前年度比5.5%増の25億7,966万円となりました。主な事業は自立支援給付事業3億8,154万円、認定こども園管理運営事業6億1,648万円、生活保護扶助事業1億4,860万円などでございます。衛生費は対前年度比0.3%減の5億6,605万円となりました。主な事業は、感染症等予防事業3,768万円、健康診査等事業3,746万円、環境衛生事業3,630万円、家庭用創エネ設備等設置費補助金事業400万円などでございます。続いて農林水産業費でございます。対前年度比31.9%増の5億7,659万円となりました。主な事業は、担い手育成支援事業3,403万円、園芸産地活力増進事業1億5,310万円、活動支援推進交付金事業9,107万円などでございます。続いて商工費でございます。対前年度比106.4%増の2億6,707万円となりました。主な事業は地域商業自立促進事業5,379万円、観光振興事業6,057万円、コナンのまちづくり事業1,866万円などでございます。土木費は、対前年度比32.5%増の12億6,204万円となりました。主な事業は道路維持管理事業8,937万円、社会資本整備総合交付金事業1億6,731万円、下水道特別会計繰出金事業7億2,489万円でございます。消防費は、対前年比3.4%増の2億8,616万円となりました。主な事業は、鳥取中部ふるさと広域連合負担金事業2億465万円でございます。教育費は、対前年度比12.6%減の8億370万円となりました。主な事業は、図書館運営事業2,070万円、すいか・ながいも健康マラソン大会事業1,646万円、保健体育総務事業1億5,811万円、北栄町学校給食センター管理事業5,885万円などでございます。公債費は、対前年度比4.9%増の10億1,458万円となりました。内訳は、元金償還が9億2,824万円、利子が8,633万円でございます。以上、主な事業と実績を申し上げました。  次に、議案第68号、平成28年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額22億2,026万8,696円に対し歳出総額21億7,011万4,013円で、歳入歳出差し引き額は5,015万4,683円となりました。  歳入につきましては、国民健康保険税、国・県支出金、療養給付費等交付金前期高齢者交付金共同事業交付金が主なものでございます。また、歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等共同事業拠出金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は5,015万4,683円の黒字となりました。  次に、議案第69号、平成28年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額16億3,051万5,132円に対し歳出総額15億4,246万8,462円で、歳入歳出差し引き額は8,804万6,670円となりました。  歳入につきましては、介護保険料、国・県支出金、支払い基金交付金及び繰入金が主なものでございます。歳出につきましては、保険給付費や地域支援事業費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は8,804万6,670円の黒字となりました。  次に、議案第70号、平成28年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額796万1,632円に対し歳出総額3,873万1,578円で、歳入歳出差し引き歳入不足額が3,076万9,946円生じました。  歳入につきましては、資金借入者からの償還金が主なものでございます。歳出につきましては、起債の償還金と前年度決算時における繰り上げ充用分が主なものでございます。実質収支は3,076万9,946円の赤字となり、翌年度歳入繰り上げ充用金として処理をいたしました。  次に、議案第71号、平成28年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額12億1,296万5,641円に対し歳出総額11億9,592万6,641円で、歳入歳出差し引き額は1,703万9,000円となりました。  歳入につきましては、下水道使用料、国庫支出金、一般会計繰入金、町債が主なものでございます。また、歳出につきましては、天神・北条・大栄処理区の管理センターと浄化センターの維持管理及び大栄浄化センター長寿命化改修工事並びに起債の償還が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は1,703万9,000円でございます。  次に、議案第72号、平成28年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入歳出決算の総額は、それぞれ1,767万9,804円となりました。  歳入につきましては、使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、クリーンセンター島の維持管理費と起債の償還金が主なものでございます。  次に、議案第73号、平成28年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額5億7,332万3,089円に対し歳出総額3億9,673万6,700円で、歳入歳出差し引き額は1億7,658万6,389円となりました。  歳入につきましては、売電収入が主なものでございます。また、歳出につきましては、風力発電施設の維持管理と起債の償還が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は1億2,797万2,000円、実質収支は4,861万4,389円の黒字となりました。  次に、議案第74号、平成28年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額78万950円に対し歳出総額53万9,021円で、歳入歳出差し引き額は24万1,929円となりました。  歳入につきましては、財産運用収入が主なものでございます。また、歳出につきましては、総務管理費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は24万1,929円の黒字となりました。  次に、議案第75号、平成28年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入歳出決算の総額、それぞれ625万7,940円となりました。  歳入につきましては、浄化槽使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、町で設置した合併浄化槽の維持管理及び起債の償還が主なものでございます。  次に、議案第76号、平成28年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額8,390万4,874円に対し歳出総額6,602万2,480円で、歳入歳出差し引き額は1,788万2,394円となりました。  歳入につきましては、入館料や物販施設使用料、イベント収入、一般会計繰入金及び前年度からの繰越金でございます。また、歳出につきましては、青山剛昌ふるさと館の運営管理費と一般会計への繰出金でございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は1,788万2,394円の黒字となりました。  次に、議案第77号、平成28年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額1億4,750万1,197円に対し歳出総額1億4,736万35円で、歳入歳出差し引き額は14万1,162円となりました。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料、繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は14万1,162円の黒字となりました。  次に、議案第78号、平成28年度北栄町水道事業会計決算についてでございます。  収益的収支につきましては、収入は水道料金の増加により前年度比1.6%増となりました。支出は前年度比3.8%減となり、純利益は昨年度を上回り6,006万6,929円の黒字となりました。  資本的収支では、漏水事故が多発する老朽管の改良工事や地震による災害復旧工事等を行い、財源として移転補償費や企業債、国庫補助金等を充てましたが、1億3,107万2,523円の支出超過となり、収入不足分については過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。  次に、議案第79号、平成28年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございます。  地方公営企業法第32条第2項の規定により、剰余金の処分等について議決をお願いするものでございます。平成28年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金3億4,619万2,424円のうち、300万3,000円を減債積立金に積み立てるとともに、残余を繰り越すものでございます。  次に、報告第8号、平成28年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、普通会計及び各会計の決算に基づく健全化判断比率を報告するものでございます。  実質公債費比率は対前年度比0.1ポイント減の12.9%、将来負担比率は87.9%で前年と同じでした。実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては数値を上げておりませんが、これは赤字がない、つまり黒字であるということでございます。実質公債比率は公債費の減少などにより近年減少傾向が続いておりますが、普通交付税の減少、依然として高い水準で推移する下水道事業への繰出金など、今後も数値が上昇する要素を含んでいますので一層の行財政改革に取り組むとともに、真に必要な事業の選択により健全な行政運営に努めてまいります。  次に、報告第9号、平成28年度決算に基づく資金不足比率についてでございます。  報告第8号と同様、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、公営企業会計の決算に基づく資金不足比率を報告するものでございます。  今年度は6つの企業会計につきまして数値が上がっておらず、資金不足はございません。  以上13議案、2報告、詳細につきましては各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御承認いただきますようよろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) まず、議案第67号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第67号、平成28年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。決算書と主要施策の成果をごらんいただきたいと思います。  まず、決算書からでございますが、歳入から説明をさせていただきます。  2ページをお願いします。決算書でございますが、歳入で全ての款項については状況を記載しておりますので、読み上げは省略させていただきます。  4ページをお願いします。歳入合計でございます。予算現額が110億1,040万円、調定額が100億5,065万4,653円、収入済み額が100億2,247万6,732円、不納欠損額が588万9,335円、収入未済額が2,228万8,586円、予算現額と収入済み額との比較はマイナスの9億8,792万3,268円となります。  6ページをお願いします。歳出でございますが、これも先ほどと同様、各款項の状況につきましては記載しておりますが、詳細についての読み上げは省略させていただきます。  8ページをお願いします。歳出合計で予算現額が110億1,040万円、支出済み額が93億3,427万2,843円、翌年度繰越額が12億5,865万4,880円、不用額が4億1,747万2,277円、予算現額と支出済み額との比較は16億7,612万7,157円となります。歳入歳出差し引き残額でございますが、6億8,820万3,889円ということになります。  これらの予算あるいはそれに対する決算の比率とか決算額の前年比の比率につきましては、主要施策の後ろのほうに資料編というものがございます。130ページからでございますが、131ページのところに予算に対する決算額の比率、これは各会計ごとにございます。それと、132ページからは各会計の各款ごとの前年度との決算額の増減率など書いてありますので、ここは参考でごらんいただきたいと思います。
     決算書の10ページをごらんいただきたいと思います。事項別明細書でございますが、歳入について、最初の1款の町税については税務課長が説明させていただいて、2款からずっと14ページの10款交通安全対策特別交付金までと、あと15款と20款については私が説明をさせていただいて、あとの特定財源については必要に応じて各担当課長が説明するという方式でさせていただきたいと思います。  それでは、最初に税務課長が町税について説明をいたします。 ○議長(井上信一郎君) 大庭税務課長。 ○税務課長(大庭由美子君) それでは、町税について決算を申し上げます。  決算書10ページ、11ページをお願いします。初めに、一番上の行をまず読み上げます。  町税合計の予算現額13億3,685万2,000円、調定額13億8,323万4,943円に対し収入済み額13億5,685万1,886円となりました。この決算額は、昨年度に比べ2,967万円の増でございます。不納欠損額は588万9,335円で、調定額から収入済み額、不納欠損額を引いた収入未済額は2,049万3,722円となりました。昨年度に比べ336万円の減でございます。  それぞれの税目について説明いたします。  まず、1項町民税です。全体の収入済み額は5億6,610万140円で、昨年に比べ1,241万円の増となっています。農業所得を初め営業給与等、全体的に所得が伸びたことが要因でございます。  続いて、2項固定資産税です。収入済み額は6億3,881万6,526円で、昨年に比べ1,265万円の増となりました。償却資産、家屋の伸びによるものでございます。  続いて、3項軽自動車税です。収入済み額は5,671万5,987円で、昨年に比べ836万円の増となっております。これは税制改正によって新税率となったこと、13年経過の従価課税によるものでございます。  続いて、4項たばこ税です。収入済み額9,521万9,233円で、昨年に比べ370万円の減となりました。  たばこ税以外の全ての税目で税収が伸びておりまして、合計では対前年比2.2%の増でございました。  続いて、不納欠損について説明をいたします。不納欠損の額は町民税、固定資産税、軽自動車税合計で588万9,335円となっております。内訳でございますけれども、不納欠損については3種類ございまして、時効によるもの14件、40万3,452円、財産がなく執行、徴収をストップする執行停止が3年継続したことによるもの12件、134万8,892円、会社などの倒産で徴収困難が明らかな場合に行う即時欠損4件、413万6,991円でございます。この即時欠損につきましては、固定資産税が主なものでございます。  徴収率につきましては、後ほど主要施策の成果で説明をさせていただきたいと思います。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 続いて、2款の地方譲与税から説明をさせていただきます。この2款の地方譲与税から次のページの12ページ、7款の自動車取得税交付金、ここまでは国、県からの定められた率などによってそのときの状況に応じて交付されてくるものでございます。収入済み額などについては詳細な数字は申し上げませんが、増減率については先ほど説明させていただきました主要施策の成果の資料編132ページに全ての増減率、昨年度の決算額との比較を書いてございます。そこを見合わせながらということでお願いしたいと思います。  ただ、この2款から7款までの交付金あるいは譲与税でございますが、全体としては昨年度よりも9.8%の減ということで、特に6款の地方消費税交付金、ここで11.3%の減ということが主な要因でございます。  続いて、8款の地方特例交付金でございますが、収入済み額が436万円と前年度比3.4%の増ということで、地方税の減額の補填ということでございます。  9款の地方交付税につきましては、収入済み額が38億4,865万3,000円ということで、前年度比1%の増ということでございます。はぐっていただいて、15ページの上の備考欄に書いてございますが、普通交付税が前年度比で1.3%の減と、そして特別交付税では前年度比で24.1%の増、金額にして8,143万6,000円の増額でございました。これは鳥取県中部地震対策への配分が大きくふえたことが主な要因でございます。  10款でございますが、交通安全対策特別交付金で収入済み額が207万9,000円と前年度比で5.8%の増ということになってございます。  11款から20ページの14款県支出金については、先ほども言いましたけど必要があれば担当課長が歳出のときに説明をいたします。  はぐっていただきまして、28ページをお願いします。15款の財産収入でございます。1項1目の財産貸付収入で776万4,990円ということで収入がありますが、これは東園稲場団地と旧中央保育所や東保育所などの土地の貸付収入ということでございます。  はぐっていただいて、30ページをお願いします。2項1目の財産売り払い収入でございますが、収入済み額が217万8,967円、内訳といたしまして財産売り払い収入が108万3,597円で、法定外公共物の売り払い収入でございます。物品の売り払い収入でございますが109万5,370円で、消防自動車1台やカセットデッキなどをオークション販売をしたことによるものでございます。  次に、16款の寄附金で収入済み額が3億7,028万508円ということで、ここは前年比で48.6%の増ということになってございます。これはふるさと納税の大幅な増ということが要因でございます。  17款の繰入金でございますが、収入済み額が6億9,369万5,854円ということで364.6%増になってございますが、特に4目のふるさと北栄基金繰入金として繰り入れたものが大幅にふえたのと、5目の財政調整基金繰入金が昨年の鳥取県中部地震の震災対応として事業費が必要となったため、繰入金が大幅にふえたことが主な要因でございます。  2項の他会計繰入金で3,200万円入ってございます。これは特には風力発電会計からの繰入金で2,300万円、これは風のまちづくり事業で使わせていただいておるものでございます。  19款の諸収入でございます。収入済み額が1億9,605万7,763円ということで、前年比で23.7%の増でございます。企画財政関係としては、35ページの5項2目1節の総務費の雑入のところで真ん中辺にコミュニティ助成事業がございますが、採択件数がふえたことにより前年より1,600万円の増額となっております。  38ページをお願いします。20款の町債でございます。収入済み額が7億1,189万8,000円ということで、対前年比で26.1%の増ということでございますが、増額の主な要因としては1目の総務費で2節の合併特例債でございますが、収入済み額が3億4,120万円で、対前年比で31.1%の増でございます。また、7目の災害復旧事業債でございますが、収入済み額が5,680万円で、鳥取県中部地震の災害復旧事業の起債分が増額の主な要因となっております。  歳出ですが、決算書は42ページからになります。ここからは主要施策の成果で主に説明をさせていただきたいと思います。  主要施策の成果の1ページをごらんください。1款1項1目議会費で、決算額9,686万2,000円でございます。議会経費事業ということで、本会議の開催や議員の調査研究活動及び議員研修旅費などの費用に133万円を支出しております。詳細については記載のとおりでございます。  2ページをお願いします。真ん中どころの(9)高校生議会の開催状況を記載しておりますが、鳥取中央育英高校の生徒による高校生議会を実施いたしました。成果としましては、高校生に議会や町政への関心を持ってもらうよい機会になったということでございます。  次に、事務局経費事業で696万3,000円でございます。議会だよりを発行し、議会の情報公開を行っております。また、定例会、臨時会の会議録を調製し、ホームページで公開しております。  続いて3ページをお願いします。2款6項1目の監査委員費でございます。決算書におきましては、少し飛びまして58ページでございます。決算額が130万2,000円ということで、これは町の監査に関する経費でございます。監査委員2名の報酬が主なものでございまして、活動状況は例月の現金出納検査や年1回の現金及び現金等価物実査、そのほかには監査ということで年2回の監査を行っていただいているところでございます。審査につきましては、12会計の決算審査や基金の運用状況の審査など行われています。  続いて、主要施策の成果15ページをお願いします。2款1項1目一般管理費でございます。決算書は42ページをお願いします。決算額が9億6,030万3,000円でございます。ふるさと北栄基金事業でございますが、5億3,549万3,000円ということで、前年度に比べて1.47倍と大きく伸びております。これは返礼品の数をふやしたことと、ポイント制の導入によりそれが後押しとなって大きく財源が伸びております。行政改革事業で1,125万8,000円ということで、分庁総合窓口業務の民間委託の継続と、平成27年度の事業仕分けの結果の進捗管理を行い、継続的に行政改革を進めております。  業務改革モデル事業で1,116万7,000円ということで、総務省の委託事業として大栄庁舎窓口の総合窓口化と庶務業務の集約化の可能性を研究し、新たなアウトソーシングについて方向性を出したことが成果でございます。  2目広報費でございます。決算書は44ページでございます。決算額は718万5,000円でございます。広報事業といたしまして、まず町報の発行経費として402万1,000円ということで、成果としましてはドローンを活用した写真や動画によって、より興味を持っていただける広報を提供することができたと考えております。  主要施策の成果の16ページをお願いいたします。ホームページの保守業務として75万8,000円でございます。また、県と県議会、中部ふるさと広域連合が発行します広報紙の仕分け作業を障がい者就労施設に作業委託するのに要した経費といたしまして9万9,000円でございます。障がいのある方の自立を促すこともでき、また就労の機会を確保することができたと考えているところでございます。  次は4目の財産管理費で、決算額が6,445万4,000円でございます。まず町有財産管理事業で157万2,000円ということでございますが、これは町有施設など適正な維持管理費と町有地売却を促進するために民間委託を行っております。成果としましては、適正な施設の維持管理ができたということと同時に、不要となった財産などについては売却を行っております。また、町有地売却業務の民間委託については売却可能性調査を行い公募入札を行いましたが、相談はございましたが入札はございませんでした。  次に、公共施設等総合管理計画作成事業で750万円ということでございますが、これは町の全資産を把握して公共施設等の今後の基本的な考えをまとめるために平成26年度から平成28年度までの3年間の事業で、平成28年度は最終年ということで、固定資産台帳及び公共施設等総合管理計画を策定しております。  次に、8目企画費でございます。決算書は46ページでございます。決算額は7,099万6,000円でございます。企画費の中には、企画財政課と産業振興課、観光交流課の事業費がございます。私からは、企画財政課の事業について説明いたします。  まず、企画事業として決算額588万7,000円でございます。主なものといたしましては、倉吉未来中心の管理運営負担金で189万2,000円でございます。そのほか、政策研究費といたしまして11万7,000円でございます。こちらの政策研究費につきましては、地方創生関連セミナーに参加させていただきまして、町が今後展開すべき政策についての検討を進めることができたところでございます。  次に、主要施策の17ページをお願いします。女性団体連絡協議会の補助金といたしまして、決算額24万3,000円でございます。次に、地域の自立活性化活動支援交付金として決算額60万4,000円でございます。こちらは全部で4団体に御活用いただきました。地域振興につながりますイベントや取り組みが開催されまして、こちらで地域の活性化を図ることができたのではないかと考えているところでございます。  次に、交通対策事業として決算額1,041万4,000円でございます。主なものといたしましては、まず路線維持費補助金、こちらは地域住民の生活に必要なバス路線の維持が困難となっているところへのバス路線運行維持に必要な補助金といたしまして917万9,000円でございます。次に乗りあいタクシー運行支援事業補助金、こちらはバスの路線維持が困難な地域への代替手段として、いわゆる乗合タクシーの運行補助として87万1,000円でございます。いずれも地域住民の生活交通路線の確保または乗合タクシーの運行維持を実施することによりまして、地域交通利用者の方の負担の軽減あるいは公共交通機関への利用促進を図ることができたと考えております。  次に、主要施策の18ページをお願いします。コミュニティ助成事業として決算額2,050万円でございます。一般財団法人自治総合センターの実施事業を通じまして、平成28年度は六尾、比山、北条島、由良宿1区の4つの自治会の取り組みに対して支援を行ったところでございます。なお、由良宿1区自治会におきましては、コミュニティーセンターの新築に対する支援を行っております。  次に、しあわせハート創生事業として決算額は37万円でございます。経済的理由で結婚に踏み出せない低所得の方を対象に、新居の購入費や住居の賃借料を支援することで結婚数の数をふやし、少子化対策の強化を図ることを目的とした事業でございますが、2組の婚姻世帯に助成を行っております。  次に、35目の地方創生加速化事業費でございます。決算額は8,414万8,000円でございます。この事業は、各課の実施しました事業費が含まれております。私からは、企画財政課の事業について説明いたします。  婚活事業として、決算額は73万2,000円でございます。これは平成28年度から中部市町合同で婚活イベントを2回、婚活セミナー2回、結婚支援員セミナー1回を開催しております。成果としましては、独身の男性と女性に出会いの場を提供し、計21組のカップルが成立し、うち町内者は5組のカップルが成立しております。  次に、5項1目統計費でございます。決算書では56ページをお願いします。決算額は81万4,000円でございます。昨年度の主な統計としまして経済センサスを実施しております。  次に、10款1項公債費の関係でございますが、決算書は116ページでございます。1目の元金でございますが、決算額が9億2,824万8,000円ということでございます。平成28年度末の起債残高につきましては、そこに書いてございますとおり78億5,535万円でございまして、これは前年度よりも2億7,190万円の減ということになってございます。同じく2目の利子につきましては、決算額8,633万5,000円ということでございます。私からの説明は以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 主要施策の成果の4ページをお願いします。決算書は42、43ページでございます。2款1項1目の一般管理費で、一般管理事業というものがございます。この事業につきましては、主には臨時職員さんの賃金ですとか社会保険料とか通信運搬費、その辺が大きなところになってございますが、まず職員の研修関係ということで235万1,000円支払っております。そこに書いてあるとおりで、主には町単独で財政研修というのをしておりますが、これは数年前から副町長による、今回は春8回、秋9回ということで全職員対象にしております。この点に関しましては、全ての職員が財政を知っておくということで大変基礎的な事項を強化するということができたと思います。  続きまして、電算の処理委託事業というのがございます。ここは4,857万8,000円ということございますが、去年よりも1,673万7,000円減となっております。これにつきましては、社会保障とか税の番号制度に伴うシステム改修が平成27年度よりは多額であったということでございますが、全体としては減になっておるということでございます。システム改修を行って、事務の効率化を行ったということでございます。  1つ飛んで2款1項4目財産管理費のところで、決算書は44、45ページでございますが公用車の管理事業で、これは総務課が管理しているものでございます。昨年よりも61%増、1,240万9,000円ということで、実際そこのマイクロバスのところで平成27年から変わっていませんが、ここは1台廃車して1台購入しておるということで、この購入に対して大きな増額が出ておるということでございます。  5ページをお願いします。防災無線の維持管理ということで通常の保守点検をしておりますが、これは昨年よりも124%の増ということでここが大きく増になっておりますのは、3つ目のところに屋外拡声機の移設工事ですか、これをしております。これは国坂浜のところの分でございまして、私有地にあったものを移設したということで、そこの金額が大きく出ているところでございます。成果としましては、整備することで情報伝達が確保ができたということでございます。  続いて大栄庁舎の管理事業ということで、昨年より67%減の1,425万5,000円という支払いでございます。ここの減の理由につきましては、平成27年度はエレベーターの設置の工事がございましたので、その分のところで減になっておるということでございます。維持管理を行って、業務が円滑にできたということでございます。  1つ飛んで5目の北条庁舎管理費のところでございます。決算書は46、47ページをお願いします。一般管理事業ということで、昨年度よりも17%減ということで711万1,000円の支払いをしております。ここの140万円ほど減になってございますが、ここは当初窓口民営化に伴って臨時職員を配置しておりませんでしたが、途中から職員の体制が変わったということで配置したんですが、その分の減ということでございます。  続いて、北条庁舎管理事業で若干昨年度よりも増ということでございますが、まず大きなところでいいますと庁舎の耐震の計画がございますので、それの大もとの設計を行ったことで308万9,000円ということでございますが、備品のところで平成27年度はレジスターとかいろんなものをちょっと買っておりまして、その分がちょっとそこで減になって、全体としては16万9,000円の増でございました。ここにつきましては平成29年度も行いますが、防災の拠点として行っていくようにしております。  はぐっていただいて、6ページのところで7目の大栄改善センター費のところでございます。大栄改善センターの管理事業で、昨年度よりも43%増ということで768万4,000円を支出しております。増のところの分は、2つ目の丸のところで屋根とか壁の防水の改修工事を行っております。その分が全体として引き上げているところでございます。全体としてその利用回数、利用人数につきましては、利用回数は減っているんですが利用人数がここふえております。これはNHKの公開録音等があって、1回で大きく人が入ったというところでイベントがあって人数がふえているので、回数は減っているんですけど利用者はふえているというようなことでございます。  続いて9目の自治会活動促進費、決算書は48、49ページをお願いします。自治会総合交付金事業等、(1)の運営交付金から(3)再生可能エネルギーまで自治会の事務あるいは運営について、所要の補助を行っております。全体としては若干5%の減になってございますが、通年同様自治会活動の推進ができたということでございます。  続いて、自治会集会施設整備費補助金事業ということで100万円。これは新たなものでございますが、由良宿1区の自治会館が新しくされております。そのときの整備費用を借りた金額に5%の補助ということをしておりますので、100万円の補助ということをしております。自治会の負担軽減を行って、活動が活発になったということでございます。  7ページをお願いします。10目の交通安全の関係でございますが、交通安全対策事業としてここは大きく減になっております。82%の減、約1,000万円の減でございますが、ここは次のページにございますけど、以前ここにありました防犯灯の関係を防犯対策のほうに持っていっておりますので、その関係でここは減っております。交通安全対策としましては、交通安全対策協議会のほうを中心として、あるいは交通指導員さん19名いらっしゃいますけど、それの指導員さんの費用弁償等を行っております。成果としましては、高齢者の戸別訪問等を行って啓発を行っていったということでございます。  1つ飛びまして11目の光ファイバーネットワーク施設管理費ということで、施設管理事業で昨年度よりも7%増ということで3,559万4,000円ということでございます。ここの増の主なところは、そこの修繕費とか工事請負費のところが若干ふえたというところで増となっております。テレビ、インターネットの加入率につきましては、そこの表のとおりで横ばい状況というようなところでございます。安定した各種サービスが提供できたということでございます。  はぐって8ページをお願いします。決算書は50、51ページをお願いします。庁舎統合整備事業ということで、12目のところで1億2,008万5,000円ということでございます。そこに記載してある倉庫、これは別館のところの倉庫なりの解体、新築に関する工事であったり、庁舎東側の駐車場の整備事業とかをやっております。全体としてはそこの金額でございますが、ここは繰り越しが出ております。また後で決算書のほうで説明はしますが、繰り越しが1億2,977万円と事故繰越として411万円、これは駐車場のところで雪の関係で工事ができなかったということでございます。  次に、13目のところで情報処理の関係でございますが、情報処理事業としてここは大きく360%アップで約4倍以上のところでございますが、6,652万1,000円ということでございます。5,210万4,000円の増でございますが、ここは平成27年から平成28年に繰り越した情報セキュリティーのシステム改修が約4,700万円ございましたので、その分が大きく増になっております。あとは通常の維持管理ということで、業務の効率化を図ることができております。  続いて、14目に防犯対策費をしていますが、先ほど7ページのところで言いましたLEDの関係をこちらに持ってきておりますので、ここは新たに目をつくっていったというところでございまして、1,210万4,000円の支出をしております。特徴的なところでいいますと2つ目のちょぼの防犯カメラ設置工事ということで、これは由良駅の前のところに1台設置して監視をしておるということでございます。  9ページをお願いしますが、この9ページにつきましては記載してあるとおりでございますので後でお読みいただけたらと思います。省略させていただきます。  10ページをお願いします。10ページのところで、ちょっと決算書との関係がございますので先に1項37目の災害復旧支援費を説明させていただきます。決算書は52、53ページになります。昨年の10月21日14時07分、マグニチュード6.6、震度6弱の地震が鳥取県中部で起きております。このときに我が北栄町も大きな被害を受けております。これに対して、職員あるいは住民と一緒になって復興支援に向かっていったということで、それに対する費用あるいは支援の補助金等をここで支払っております。そこにちょっと少し文章を書いておりますが、まずはブルーシートの配布から始まりまして避難所を即開設ということで、24時間体制で保健師等が中心となって避難された方の健康管理も含めた対応を行っております。また、ひとり暮らし高齢者を訪問したり健康状態の確認や不安の解消にも努めたということでございます。ここにつきましては主な経費は職員の時間外手当、あるいは人的支援派遣というのがありますが、全国から応援に来ていただいておりました。それに対する費用等に支払いをしております。平成29年の3月31日現在では、重傷が2人、軽症が7人、住居の関係だけですけど全壊が13件、大規模半壊が4件、半壊が36件、一部損壊が2,211件ということで罹災証明を出しているところでございます。今現在も、罹災証明の発行はもう終わっておりますが、それに対応しているところでございます。  中段のところでございますが軽微な一部損壊ということで、このたび県がここのところを手厚くしたところでございます。10%未満のところの被害の割合ということで、1%刻みということで1万円刻みの支払い金をしております。  それから次の住宅再建支援金事業、これは基金を積み立てたものでございますが、県と町で割合に応じて支払いをしております。  次の2つにつきましては、町が単独でやっておる事業です。非住家、住家以外のところを復旧された場合についての補助あるいは壁、ブロック塀とか、そういうのを撤去した場合の撤去費用についての補助を行っております。ここで国の事業がございますので、被災者の生活再建というところで全壊とか大規模半壊がここにございませんけど、これは国直の事業でございますので町は通らないというところで記載はしておりません。5月31日現在ですけど、義援金が1,731万円、ふるさと納税の特別枠ということで459万円ということで、これは行政報告でお話しさせていただいているとおりでございます。  済みません、戻って10ページの上に選挙の関係が……。ごめんなさい、その前に11ページの一番上のところでございますが、ここにも災害の関係でありますが自治会の施設の復旧の補助金ということで、これも県と町で支払いを行っております。19件の自治会の施設復旧ということで行っております。  全体として総括ということでございますが、地震で被害を受けた家屋の復旧、撤去等で復旧の推進を図っていって、一日も早い生活の確保が図れたと思っております。ふだんから防災訓練とかあるいは業務継続計画、BCPなどを備えて、大きな被害だったですけど住民と役場、国、県、他の自治体、ボランティアが一体となって取り組むことができております。議員の皆さんにも当然いろいろお世話になりました。適切な対応、支援が図れたと思っております。  戻っていただいて10ページの上のところですが、選挙の関係です。決算書は56、57ページでございます。選挙の関係で参議院の選挙が去年の7月10日にございましたが、1,026万9,000円支払っております。ここにつきましては、投票率は前回平成25年の7月から比べますと5.47ポイント減ということで残念ながら下回っておりますが、例えばその下に成果のところに書いてございますが、出張期日前投票所につきましては3日間、9カ所、482名の方に来ていただいております。あるいは無料送迎バスにつきましても、1日2方向出しましたが5人ということで大きなところは出ておりませんが、そういう努力もさせていただいたということでございます。  それでは、隣のページの11ページの民生費、3款5項1目の災害救助費で、決算書は70、71ページをお願いします。応急救助事業というこれは国の事業でございますが、半壊と大規模半壊のところの方で、例えば炊事場を即直してそこで生活をするというとこで行ういわゆる事業、主なものでございます。あるいは避難所を開設して、そこの費用に対しての支援というのもございました。避難所については延べ1,000人を超える避難の方、あるいは最大で2日目でしたが10月22日、250名を超える避難された方がいらっしゃいました。応急処理については、1,700万円の費用を出しております。1件は繰り越しが出ております。  続いて、4款1項2目の健康増進センター費の中から総務課が管理している健康福祉センターのところです。決算書は72、73ページになります。昨年度よりも37%増ということですが、そこの増につきましては修繕のところで出ておりますが、電動カーテンの調子が悪かったということでここを直しております。それと成果のところで平成27年度から平成28年度、若干その回数あるいは利用者数がここは減っておりますが、やはり地震の影響で事業等が少なくなったということでございます。  はぐっていただいて、12ページをお願いします。8款1項2目消防の関係でございます。決算書は94、95ページをお願いします。ここは消防団活動事業ということで昨年度より若干減となっておりますが、1,300万8,000円ということでございます。消防団の活動に対する費用を支払っております。組織の状況ですが、今102名ということがそこに書いてございますが、1名減になって現在は101名ということの状況でございます。維持には頑張って対応しておりますが、なかなか伸びてこないというところでございます。消防団の出動の内訳については、平成28年度は火災と覚知されたのが1件でございまして、大きな出動等は火災に関してはございませんでした。成果のところでありますけども、ふだんから消防団等は訓練等を重ねておりましていろんな対応をしていただいておるということで、地震のときにも即対応していただいたというところでございます。そこに写真がございますが、平成28年度については第4分団が県でポンプ操法大会優勝しております。  続いてその下、3目でございますが、消防施設設置事業ということで昨年度よりも大きく443%増で1,821万円の支払いをしております。ここにつきましては、丸ポツの修繕のところで防火水槽を直したり、あるいはその下に北条庁舎の横にあります消防車庫の改修をしておりますので、ここは全体を大きく押し上げているところでございます。成果としましては、第1・第2分団の待機場を整備したことによって安全確保につながったということでございます。  隣のページの13ページで4目の災害対策ということで、災害対策事業でございます。ここは前年より大きく減、87%減になっておりますが、その減の理由につきましては平成27年度でここの屋上に太陽光を設置しましたので、その分が大きく減となっているところでございます。残念ながら町の防災訓練は地震のために中止となっております。ただ、防災士をふやしていこうということで、まずは町の職員からということで10名ということでございます。  続いて、防災用備品の購入補助金事業ということで33%昨年度よりも増でございますが、ここについては、コミュニティー助成事業の中の自主防災組織の事業として原の自主防災組織に小型のポンプを整備したものに助成をしております。消防の活性化ということでつながっております。  続いて自主防災組織育成事業ということで、昨年度より4%減の478万1,000円の支出を行っております。自主防災組織もなかなか伸びてございませんけど、1つふえたということでございますが、なかなか伸びないところでございます。  一番下のところに緊急防災・減災事業、決算書は96、97ページになりますが、そこで2,478万6,000円を支出しております。これは第3分団の消防ポンプの購入ということで、成果としては地域住民の安心安全に寄与できたということでございます。  14ページをお願いします。老朽危険空き家等除去支援事業ということで、昨年度よりも661%、約7倍強の増ということであります。ここは地震によりまして大きくふやしておりますが、昨年平成27年度は2件だったところが8件ということで大きく増となっております。  続いて、11款の3項1目の災害関連のところでございまして、決算書は118、119ページになりますが、ここの大栄庁舎あるいは改善センターとか北条庁舎、北条改善センターの復旧事業について、そこに記載してありますとおりタイルの修繕であったりつりもの装置の復旧等、災害工事の復旧を行っております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 大庭税務課長。 ○税務課長(大庭由美子君) 続いて、税務課から決算の説明をさせていただきます。主要施策の成果の19ページをお願いします。決算書は52、53ページからでございます。  まず総務費、2項1目税務総務費として8,188万7,000円を支出しております。ここは税務事務の経常的な経費でございます。昨年度に比較して767万円の増でございます。  丸の1番目、税務総務事業の中、固定資産の評価がえに伴うもので標準宅地鑑定委託料に559万4,000円を支出しているのが大きな要因でございます。  丸の3番目に中部ふるさと広域連合負担金事業を載せております。495万8,000円の支出でございます。このうち5万8,000円は固定資産評価審査事務の負担金で、残り490万円が滞納徴収に係る負担金で、一般会計からの支出分です。一般会計で6割、国保会計で4割を負担しております。  上の表のとおり、国保会計を含む負担金の合計額は816万7,000円でございます。それに対し、連合の徴収額は1,514万2,000円となっております。  下の表には広域連合の徴収率、処理率を載せております。平成28年度はどちらも大幅にアップをしておりまして、徴収率は60.89%と高い徴収率でございます。広域連合は中部全体の徴収率を40%という目標を持っておられまして、調査、捜索、不動産公売などを行っておられまして、その効果が出ているところだと思います。  はぐっていただきまして、同じく2款2項2目賦課徴収費でございます。398万4,000円の支出でございます。主に徴収に係る経費で、過誤納還付金や印刷製本費でございます。昨年度に比較して330万円の減でございますけれども、昨年度は平成26年度の課税誤りに伴う還付加算金が若干残っておりましたので、平成28年度は通常の還付金でございます。  徴収率の状況ですけれども、過去3年間のものを載せております。一番下の徴収率の合計ですけれども、現年課税分は99.3%と昨年並みとなっております。震災後2カ月間は滞納整理を全く行っておらず、年が明けてようやく電話での催告を開催したような状況でございましたが、この高い徴収率が維持できたのも今までの取り組みの成果だろうと思っております。  また、滞納繰り越し分につきましては、45.7%と高い徴収率となっています。先ほど説明しましたとおり広域連合の徴収額の増により軒並み高くなっておりまして、特に一番上の町民税は61.9%、それから小計、下の国保税は55.2%と高くなっております。  続いて、税等の収納比率です。税などがどういう形で納付されたかということを示しております。軽自動車税は金額が少ないこと、特に年に1回ということもあってか他の税目より高くなっております。固定資産税も県外の利用の方があり、コンビニ納付の利用が少しずつ伸びております。また広域連合分ですが、先ほどの説明のとおり割合がふえております。以上で税務課の説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 倉光住民生活課長。 ○住民生活課長(倉光 顕君) 続きまして、住民生活課分の説明をいたします。  主要施策の成果の21ページをお願いします。決算書は46、47ページをお願いします。  まず、2款1項8目企画費のうち住民生活課分でございますけども、消費者行政推進事業としまして決算額119万円でございます。主なものとしましては広域連合負担金74万6,000円でございまして、中部消費生活センター共同設置の負担金でございます。町としては主に啓発活動を行っておりまして、センターの専門相談員と一緒に相談の受け付けや自治会での講座の開催などを行っております。写真は子ども金銭教育講座の様子でございます。  続いてバイオマス活用研究事業、決算額76万3,000円でございます。決算書は48ページ、49ページでございます。事業としましては、検討会の開催、先進地視察を行い、北栄町木質バイオマス活用推進計画を策定しております。  次に、35目地方創生加速化事業費のうち課題解決型自治体アライアンス事業、決算額114万9,000円でございます。決算書は52、53ページになります。繰り越しで事業を行っておりまして、内容としましては同じような課題を共有する小規模自治体が共同でエネルギー分野での経済の好循環に向けたモデル設計を行ったところでございます。
     主要施策の成果22ページをお願いします。37目災害復旧支援費のうち、災害廃棄物処理事業としまして決算額30万5,000円でございます。鳥取中部地震により発生しました災害廃棄物の仮置き場と、災害ボランティアセンター運営に必要な消耗品と保険代を負担しております。  次に3項1目戸籍住民基本台帳費、決算書は54ページ、55ページになります。戸籍及び住民登録事務事業、決算額220万5,000円でございます。これは主に臨時職員賃金と消耗品費等の経費でございます。平成28年度末現在の住民基本台帳人口は1万5,344人、世帯数は5,310世帯で、平成27年度末と比較しますと人口は141人の減、世帯は14世帯の増加でございます。  (2)には住民基本台帳関係事務処理件数を載せております。転出者が32人超過の社会減、死亡者が108人超過の自然減となっております。出生数につきましては、100人をようやく上回っておるといったような状況でございます。平成26年度は社会増でございましたが、平成28年度は平成27年度に引き続き社会減でございます。  (3)は印鑑登録を取り扱った件数でございますので、ごらんいただきたいと思います。  続いて、戸籍事務関係の事業でございます。(1)に本籍数及び本籍人口、(2)に戸籍届け出書の取扱件数を載せておりますのでごらんください。  24ページには住民票・戸籍などの取扱件数でございます。こちらもごらんいただきたいと思います。  真ん中になります。個人番号カード事務事業、決算額240万8,000円でございます。個人番号通知カード、個人番号カードの作成、発行に係る経費でございまして、主なものは地方公共団体情報システム機構交付金235万2,000円でございます。なお、予算のうち118万9,000円は平成29年度に繰り越しをしております。  次に、3款3項1目国民年金事務取扱費、決算額18万5,000円でございます。決算書は68、69ページになります。年金加入などの各種届け出を年金事務所につなぐ事務処理を行っております。取扱件数については、25ページの表のとおりでございます。  次に、5項1目災害救助費のうち仮住宅整備事業、決算額61万5,000円でございます。決算書は70、71ページになります。鳥取県中部地震によりまして住むところがなくなった被災者の方に向けまして、募集停止をしておりました町営住宅の整備を行って提供しております。  次に25ページ下段、4款衛生費でございます。決算書は74ページから77ページになります。  まず1項7目環境衛生事業、決算額363万1,000円でございまして、臨時職員賃金と環境ワークショップ、こどもエコクラブなどの環境教育の場の提供、活動などを実施しております。  続いて、26ページに広域連合負担金の火葬事業分、決算額650万3,000円でございます。中部ふるさと斎場、琴浦斎場それぞれの負担金でございます。  続いて一般廃棄物処理場事業、決算額1万6,000円でございますが、これはクリーンランドほうきの管理委員会を1回開催しております。  続きまして、猫避妊・去勢手術費補助金事業に62件、40万7,000円の決算額でございます。  次に、8目環境保全費につきましては風のまちづくり事業で充当した事業がございますので、事業費欄で御確認をいただきたいと思います。  再生可能エネルギー導入事業、決算額14万6,000円。省エネルギー普及啓発事業、決算額16万1,000円でございます。事業内容は記載のとおりでございます。  続いて27ページ、菜の花プロジェクト事業、決算額74万4,000円でございます。平成28年度は、平成27年度の播種分の収穫と菜の花いっぱい事業を実施しております。  次に、家庭用創エネ設備等設置費補助金事業は400万1,000円の決算額でございます。太陽光発電システム設置16件とまきストーブ2件に補助を行いまして、創エネ設備導入の促進を図りました。  次に、電気自動車急速充電器管理事業に92万円の決算額でございます。青山剛昌ふるさと館前の電気自動車急速充電器の管理を行っております。  次に、2項1目じんかい処理費はじんかい処理事業に26万6,000円の決算額でございます。主なものとしまして、平成29年度のごみ処理日程表を作成しましてごみ分別の取り組みを促進しております。  28ページをお願いします。一般廃棄物収集運搬事業、決算額3,148万7,000円で委託料でございます。ごみ収集などの収集量につきましては鳥取県中部地震の影響によるものと思われますが、伸びが大きくなっております。広域連合負担金(ごみ)事業は決算額4,641万8,000円でございます。昨年度の決算に比べまして1,004万5,000円の増となっておりますが、主にごみ処理費の負担がふえたことによるものでございます。  次に、再生資源収集委託事業に593万1,000円、再生資源回収団体事業に83万円の決算額でございます。回収量は表のとおりでございます。リサイクル率が下がってきておりますが、再生資源のうち特に紙類の収集が減っていることが原因となっております。  次に、統一指定ごみ袋事業に決算額512万8,000円でございます。要望のありました中サイズ、30リットル相当の指定袋の取り扱いを平成28年度から開始をしております。  次に、海岸漂着物処理事業に201万9,000円、不法投棄対策事業に52万9,000円の決算額でございます。それぞれの事業内容についてはごらんいただきたいと思います。  続きまして、29ページをお願いします。2項2目し尿処理費は決算額632万1,000円でございます。し尿処理に要した費用を広域連合に負担しておるものでございます。  次に、6款商工費でございます。決算書は86、87ページになります。1項1目商工振興費のうち、住宅リフォーム支援事業に決算額654万9,000円でございます。町内業者でリフォームされた場合に補助をしまして、町内業者の受注機会の拡大を図っておるという内容でございます。  続きまして、7款土木費でございます。決算書は92、93ページになります。4項1目町営住宅管理費は、決算額175万8,000円でございます。町営住宅128戸の管理費で、主に修繕費でございます。  続いて、30ページをお願いします。2目由良宿団地建てかえ事業としまして、決算額2億514万8,000円でございます。第1期工事の着工と、第2期、第3期工事の設計を行っております。なお、予算のうち2億5,430万2,000円は平成29年度に繰り越しをしております。  続いて、3目県営住宅費につきましては決算額44万円でございます。主に県営住宅22戸の修繕費でございます。  続いて、4目中央団地用途廃止費に決算額578万8,000円でございます。用途廃止する平成29年4月1日に向けて、中央団地の宅内配水管工事、それから通路整備などの工事を行っております。  続きまして、31ページをお願いします。11款3項5目町営住宅災害復旧費、決算額1,174万3,000円でございます。決算書は118、119ページをお願いします。鳥取県中部地震によりまして被害を受けました町営住宅、六尾北団地の災害復旧工事を行っております。なお、予算のうち3,690万円は平成29年度に繰り越しをしております。  続きまして、4項1目災害廃棄物処理費に決算額1,678万1,000円でございます。鳥取県中部地震によりまして発生した災害廃棄物の適正処理のために、業者に委託して廃棄物の処理を行っております。なお、予算のうち500万円は平成29年度に繰り越しを行っておりまして、運動場の整地工事を行うこととしております。  最後に、決算書の16、17ページをお願いします。12款1項4目1節住宅使用料でございます。収入未済額が35万7,300円ございます。内訳としましては、過年度分が2件の12万6,700円、現年度分が5件の23万600円でございます。昨年度の決算に比べまして、滞納は件数で5件、金額で5万4,400円の減でございました。以上で住民生活課の説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時35分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時50分再開)  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 福祉課関係の説明をさせていただきます。  主要施策の成果の32ページをごらんください。3款1項1目社会福祉総務費です。決算書は58、59ページからでございます。決算額は3億8,629万5,000円でございますが、うち国保関係の人件費や繰出金が1億6,573万5,000円ございまして、残りの部分が福祉課関係でございます。主なもののみ説明させていただきます。  初めに3つ目の丸のところですが、民生児童委員協議会事業でございますが、260万3,000円の決算でございます。町の協議会に活動補助金として244万5,000円、中部の協議会負担金として15万8,000円を支出しております。町協議会は毎月定例会を開催され、町からの情報提供やお願いだけではなく毎回のように自主的な研修会も実施していただいておりまして、資質向上に努めてもらっております。また、独居高齢者等の訪問、見守り活動などや挨拶運動期間中での街頭啓発などをしていただきまして、地域福祉の増進に努めていただいております。  次に、社会福祉協議会補助金事業は1,435万4,000円でございます。町の社会福祉協議会への補助金は1,428万6,000円でございます。この内訳ですが、人件費分、配食サービス事業分、マイクロバスの維持管理分の合計となっております。  次に、介護保険特別会計の繰出金につきましては2億149万7,000円でございます。これは介護給付費の負担分等、ごらんの法定負担分でございます。  33ページをごらんください。次に3目老人福祉費でございます。決算書は60、61ページに移ります。決算額は2,807万円でございます。  2番目の丸の敬老会事業では、242万1,000円の決算でございます。各自治会で敬老会などを行われたところに、75歳以上の対象者一人につき1,000円の補助を行ったものでございます。自治会でそれぞれ工夫をされて実施されており、敬老や支え合いの気持ちが育まれていると思っております。  次に、老人保護措置事業費でございます。決算額は1,183万8,000円でございます。環境的、経済的理由によりまして在宅生活が困難な高齢者を老人ホームへ措置入所しております。人数につきましては表のとおりで、所得に応じて個人負担をいただいております。入所者等の死亡により6人の減少となっております。  次に、北栄町シルバー人材センター負担金事業が420万円の決算でございます。シルバー人材センターの事業安定と、それにより高齢者が生きがいを持って生活していただけるという成果を出しております。会員数につきましては表のとおりでございまして、前年度に比べ5人の増の167人となっております。シルバー人材センターの事業の実績でございますが、平成28年度は派遣事業などの事業拡大にも力を入れられ、地震の影響があったにもかかわらず前年より微増の4,300万円を超える事業実績を上げられました。  次に、老人クラブ補助金事業でございます。259万円の決算でございます。こちらは国と県で3分の2の財源がございます。会員数による補助金額を決めておりまして、過去3年の推移はごらんのとおりでございます。平成28年度は26クラブということで、2クラブ減少しております。現状はなかなか若い人が入ってこられないという状況のようですが、会員の新規加入の促進に頑張ってもらうよう連合会総会等でお願いしているところでございます。  次に、34ページをごらんください。介護予防支援事業でございます。決算額は445万6,000円でございます。要支援に認定された方、総合事業対象者の方の介護予防サービス計画の作成と介護予防事業に取り組んでおりまして、そのサービス計画書の作成の件数について、事業所委託分と包括直営分の件数を表にしております。平成28年度より開始しました総合事業により、包括直営分も事業委託分も件数が増加しております。  4目介護予防生活支援費でございます。決算額は6,823万7,000円でございます。  初めにタクシー利用料助成事業でございますが、決算額は254万円でございます。こちらは交通不便地域に在住する方等を対象に行ったタクシー利用料助成に要した経費でございます。成果といたしましては、地域交通利用者の方の負担の軽減あるいは公共交通機関への利用促進を図ることができたと考えております。また、平成28年度も利用人数、利用件数がふえておりますのは、交通拠点の追加、高齢者のみの世帯を利用対象者に加えたことなどにより、利用の拡充を行ったことが引き続き利用者の増加につながっていったものだと考えております。  次に、外出支援サービス事業でございます。756万2,000円の決算でございます。この事業は、要支援・要介護状態または障がい者の方等で公共交通機関利用困難な方に中部地区の病院の送迎を行うもので、平成28年度の利用者などにつきましては表のとおりで、前年度に比べ延べ利用人数がおよそ700人の増加となっております。このサービス事業は、町内が200円、町外ではキロ数に応じて利用料を定めており、18キロ以上で1,000円の負担を上限としております。中部タクシー共同組合を利用してもらう方法に変更したことによりまして利便性が高まり、利用者数の伸びにつながっております。  35ページをごらんください。介護予防地域支え合い事業で503万9,000円の決算でございます。事業内容はいきいきサロン、要援護者台帳の管理システム事業でございます。いきいきサロンにつきましては、469万6,000円の決算でございます。社会福祉協議会の職員派遣で実施されている自治会、自主運営をされている自治会等いろいろでございますが、年々開催回数や参加者が増加しております。  次に、その下に地域包括支援センターの相談件数を載せております。一般相談を初め平成28年度は合計で3,357件の相談がございました。  次に、5目障がい者福祉費でございます。決算額は4億5,194万1,000円でございます。  36ページをごらんください。自立支援給付事業で決算額が3億8,154万7,000円でございます。障害者総合支援法に基づき、障がいのある方への福祉サービスの利用の支援を行ったものでございます。財源につきましては、国2分の1、県4分の1がございます。  次に、37ページをごらんください。障がい者地域生活支援事業で4,038万円の決算でございます。財源は国2分の1、県4分の1がございます。主な事業は、障がいを持つ方やその家族の相談支援を行う相談支援事業、手話通訳などのコミュニケーション支援を行う意思疎通支援事業、ストマ用装具等の用具の給付を行う日常生活用具給付等事業、外出のための支援を行う移動支援事業のほか、社会福祉協議会のあゆみの郷で行っていただいております創作的活動、生産活動の場を提供する地域活動支援センター事業などがございます。  38ページをごらんください。次に、6目臨時福祉給付費でございます。決算書は62、63ページに移ります。決算額は6,213万3,000円でございます。給付金の総額は5,565万9,000円で、消費税率引き上げに伴い負担配慮のため、対象となる住民の方に各給付金を支給したものでございます。また、経済対策分の臨時給付金を平成29年度に繰り越しておりますので、予算額より少ない決算となっております。  次に、7目生活困窮者自立支援費でございます。決算額は2,168万1,000円でございます。生活困窮者自立支援法の施行に伴い、生活困窮者の自立生活支援事業を始めて2年目となりました。自立相談支援事業では37人の相談が、家計相談支援事業は延べ15名の利用がありました。また、生活困窮世帯の中学生に対して学習機会を提供する学習支援事業には、延べ354人の生徒の参加がありました。このほかに、決算書に記載がありますように平成27年度から平成28年度に繰り越しました生活困窮者自立支援事業の施設整備事業費1,000万円がございます。  39ページをごらんください。次に、2項4目母子父子福祉費でございます。決算書は66、67ページに移ります。決算額は2,303万3,000円でございます。母子福祉事業は2,297万3,000円の決算でございます。主なものは、特別な事情によりまして支援施設に入所されている母子家庭のための母子生活支援施設措置委託料1,814万5,000円でございます。この財源は、国2分の1、県4分の1がございます。また、ひとり親世帯の中学生に対して学習機会を提供するひとり親家庭学習支援事業に係る委託料を、生活困窮者自立支援事業における学習支援事業と対象者により費用を案分して支出しており、その決算額は199万2,000円でございます。  次に、6目児童手当費でございます。決算額は2億4,010万3,000円でございます。子育て家庭の生活の安定を図る児童手当等の給付事業でございます。対象者と金額はごらんのとおりで、こちらも国3分の2、県4分の1の財源がございます。  次に、7目児童扶養手当費でございます。決算書は68、69ページに移ります。決算額は6,873万8,000円でございます。こちらの事業につきましては国3分の1の財源がございまして、ひとり親で18歳までの子どもを扶養している家庭の生活の安定と自立を助けるため手当を支給するもので、金額及び対象となっております母子家庭、父子家庭の数等は表のとおりでございます。  次に、40ページをごらんください。8目児童措置費でございます。決算額は3,124万円でございます。これは障がい児通所給付事業でございます。障がいのある児童が、機能訓練を受けたり集団生活の適応訓練を受けたりするものでございます。  次に、4項1目生活保護総務費でございます。決算額は5,784万1,000円でございます。こちらにつきましては、職員の人件費のほか総務事業としては嘱託医の報酬、生活保護システム保守委託料、レセプト点検、また全額県費であります夏季見舞金支給事務も実施しております。  41ページをごらんください。2目生活保護扶助費でございます。決算書は70、71ページに移ります。決算額は1億4,861万1,000円でございます。生活扶助が4,875万円、医療扶助が8,865万3,000円、住宅扶助が339万1,000円でございます。各年度末での受給者数、世帯数、相談申請件数はごらんの表のとおりでございます。  最後に、11款3項2目民生施設災害復旧費におきまして、中部地震に伴う高齢者保健センターの屋根の修繕工事を行っております。決算額は10万円でございます。福祉課は以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進課分の説明をします。  まず、決算書で説明いたしますので、決算書58ページ、59ページをお願いします。真ん中あたりの3款1項1目社会福祉総務費です。健康推進課の事業といたしましては、59ページの備考欄の1目の下から3つ目になります。国民健康保険特別会計繰出金です。定められた繰出金と、町独自で追加して行った健診分を合わせて1億3,916万6,810円を繰り出しいたしました。59ページの不用額の下から3段目、28節繰出金に約8,000万円の不用額が生じていますが、この不用額のうち6,423万5,000円が国保の不用額でございます。赤字補填分として約4,700万円を認めていただいておりましたが、平成28年度は補填の必要がありませんでしたので不用額となりました。  次からは主要施策の成果で説明いたします。42ページをお願いします。  3款1項2目特別医療費助成事業費です。決算額1億177万円でございます。決算書では58、59ページになります。特別医療費助成事業についてですが、表のとおり身障1・2級から小児まで6つの区分で医療費を助成しております。平成28年度は小児の対象年齢を18歳までに拡大いたしました。このこともあり、合計の決算額は前年より約1,000万円の増となりました。  次の未熟児養育医療事業ですが、入院養育を必要とする未熟児に対して4件、50万4,000円の医療の給付を行いました。  続いて、特定不妊治療費助成事業です。平成27年度までは1年間の助成上限を17万5,000円としていましたが、平成28年度から1回の治療ごとに、また治療内容によって上限を設定するように変更したために申請件数が増加して、28件、344万円の助成を行いました。  43ページの4款1項1目保健衛生総務費です。決算書は70、71ページになります。2つ目の丸の健康管理システム委託事業については、成人の各種検診や予防接種などの個人データを管理して保健指導や予防接種の勧奨に役立てておりますが、平成28年度は新たに母子システムを導入して妊娠期から乳幼児期、就学期と情報がつながり、継続した支援を行うことができるようになりました。  続いて、2目の健康増進センター費です。決算書は72、73ページになります。この決算額の中には北条福祉センターの分も入っていますが、大栄健康増進センターの分は1,842万9,000円です。金額が大きくなっているのは、平成27年度と平成28年度の2カ年で空調設備を更新したためで、平成28年度は健診棟とロビー、事務室について更新を行いました。利用状況、利用内容につきましては表のとおりで、保健事業や子育て事業の場として活用いたしました。  めくっていただき、44ページの3目感染症等予防事業です。決算額は3,768万4,000円でございます。上の表は予防接種法に基づき実施する予防接種です。この表の下から3つ目のB型肝炎予防接種が平成28年度から新たに追加になりました。また、今までは定期予防接種を中部圏域以外の医療機関で受けられた場合は全額自費としておりましたが、圏外を含めて助成の対象となるように平成28年度変更いたしました。  次の表は任意の予防接種一覧表になります。なるべく受けておきたい予防接種ということで、新生児訪問のときに説明をしたり町報やホームページで広報しております。費用の一部助成を行い、感染症の予防を図りました。  45ページの4目母子衛生費でございます。まず、上の表は増進センターで行う乳幼児集団健診の実施状況です。ここでの乳児は6、7カ月のお子さんが対象です。対象者と受診者がイコールになっていないのは、転出や健診日程が年度末の場合、都合が悪ければ次年度の健診になるためです。集団での健診が未受診だった場合は、次の健診を紹介するなど未把握をなくすよう努めております。  3つ目の表は、乳幼児健康相談及び健康教室事業です。月齢、年齢に合わせ離乳食後期の指導や歯磨き指導、健康相談等を行いました。  一番下の歯科対策事業についてですが、平成27年度と同様、町立4園と私立1園の4、5歳児を対象にフッ化物洗口を実施いたしました。私立1園が未実施ですが、平成29年度中にモデル事業として取り組む予定になっています。  46ページですが、こちらは大人を対象とした歯科健診として妊婦歯科健診と節目歯科健診を実施しました。どちらも受診者が少ないのが課題ですが、歯周病があると生まれてくる赤ちゃんが低体重になることがあるとか、妊娠中は口腔内が悪化しやすいこともありますので、妊婦さんには母子手帳交付時にそのあたりも啓発していきたいと思っております。また、40歳以上の方は歯は健診より治療という方が多くなかなか健診が浸透しませんが、この節目歯科健診をきっかけに一人でも多くの方に悪くなってからの治療ではなく、定期的な健診の意識を持っていただくように予防を啓発していきたいと思っております。  母子事業の成果としましては、妊娠届から就学前を中心に必要なケースについては個別の支援を行い、関係機関とも連携しながら子どもの発達などについて保護者支援を行うことができました。  また、食育事業については、こども園や子育て支援センターと連携して子どもたちが食材に触れたり御飯が炊ける変化を観察したりと五感を使って体験することができて、食に対しての関心が高まったと感じております。  次に47ページ、5目健康支援費です。最初に健康診査事業ですが3,746万1,000円の決算額で、基本健診、がん検診、人間ドックの費用でございます。特定健診については、国保会計で支出しています。  47ページ上の表は基本健診と特定健診の受診者で、下の表は各種がん検診の受診状況です。それぞれのがん検診の受診者数ですが、傾向として集団検診が減少し医療機関で個別検診を受けられる方が多くなってきています。特に胃がん検診を医療機関で内視鏡検査を受けられる方が年々ふえておりまして、平成28年度は胃がん検診を受けられた方の66%がカメラによる検診と、前年度より6%ふえました。表のうち、右2列は精密検査が必要な方と精密検査の受診率です。受診率が低い検診があるのが課題となっておりまして、ここについては個別通知や電話による勧奨を行っていますが、なかなか受診に結びついておりません。どの検診もそうですが、精密検査まで受けて初めてがんの発見につながります。精密検査の必要性を説明して、粘り強く勧奨に力を入れてまいります。  めくっていただいて48ページ、上のグラフが特定健診とがん検診の受診率の推移です。平成28年度はがん検診についてはどの検診も上がりましたが、特定健診はわずかですが下がりました。特定健診の平成28年度の受診率は35.7%と記載しておりますが先週確定値が出まして、ここが37.0%となりました。平成28年度がん検診の受診率が上がったのは、個別勧奨が結果に結びついたのではないかと見ています。  48ページ、中段の表は人間ドックの状況です。北栄町は全町民を対象とした人間ドックとしておりまして、国保以外の受診者が61%と多くなっています。訪問指導についてはごらんのとおりです。平成28年度は地震対応の時期と重なり訪問人数が少なくなっていますが、平成29年度は検診の場でメタボリックシンドロームのリスクの高い方などに声かけをして、後日の具体的な保健指導につながるようにしています。  次に48ページの下、健康支援事業ですが、この事業は健康づくりのための教育や健康相談などを行う事業で、実施状況は48ページの下と49ページの上の表のとおりです。平成28年度は3年ぶりに食生活改善推進員の養成講座を行い、18人の推進員を養成いたしました。また、地震後の心のケアを目的に心の健康講演会を実施したり、自治会での健康講座や健診後の教室を実施いたしました。生活の振り返りと健康について考える機会になったと思っております。平成28年度新たに取り組んだ健康ポイントラリーですが、200人の当選者に対して応募者377人で、アンケートでは当選者のうち38%の方が健診や健康づくり事業への参加のきっかけになったと感じておられ、この事業が健診だけでなく健康講座や運動などの健康づくり事業への参加につながったと考えています。2年目となる平成29年度は対象となる健診に職場健診も含め、対象事業の拡大や参加賞を取り入れるなどしながら健康づくりの関心を高めるきっかけとしていきたいと考えております。  次に49ページ中段、生活習慣病予防事業でございます。こちらは子どものころからのよい生活習慣づくりを目的に、小学校5年生と中学校2年生を対象に脂質検査などを行いました。児童には生活習慣に関するミニ講演を行い、結果説明会では親子に個別に助言指導を行いました。中学生を対象としたピロリ菌検査についてはごらんのとおりです。これらの事業は、児童生徒だけでなく保護者にとってもよい生活習慣づくりのきっかけになったと考えています。  一番下の健康づくり人材育成事業では、健康サポーターが自主的に活動を継続しておられます。砂丘まつりで健康劇や運動教室でのレクリエーションに加えて、平成28年度は自治会や事業所を対象に出前健康講座を企画運営するなど、積極的に活動していただきました。  めくっていただいて50ページ、6目後期高齢者医療対策費です。決算書は74、75ページになります。後期高齢者医療広域連合と特別会計にそれぞれ支出しておりまして、決算額2億2,749万5,000円でございます。特別会計への繰出金は定められたものでございます。  最後に、11款3項3目衛生施設災害復旧費です。決算書は118ページです。決算額74万3,000円でございます。これは地震によって健康増進センターの健診棟とロビーの壁とトイレに被害がありましたので、修繕を行ったものです。以上で健康推進課の説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 下阪農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会関係を御説明いたします。51ページをごらんください。決算書は76ページからになります。  5款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費でございます。決算額3,898万円でございます。農業委員会費は農業委員会の活動経費でございまして、総会を毎月1回、10日ごろに開催しております。農地法処理状況及び農用地利用集積事業処理状況にございますとおり、農地法及び農業経営基盤強化促進法の申請に係る審議決定、及び利用権設定に係る事務処理等を行っております。また、(3)のとおり農地、農政、広報の3委員会での活動も行っております。  次に、農地流動化推進事業助成金事業でございます。認定農業者等の経営規模の拡大と農地の流動化及び遊休農地化を防げたと考えておりますが、平成28年度は助成基準の見直しを行いましたので、より公平性のある助成金となったと思っております。  52ページをごらんください。決算書は78ページでございます。3目農業者年金費でございます。決算額67万円でございます。農業委員会では農業者年金の手続であるとか年金の加入促進を行っておりますけれども、これは独立行政法人農業者年金基金からの委託事業でございまして、財源はこの基金からのものでございます。これにより、節税による農業経営の安定及び農業者に豊かで安定した老後の生活を提供できたと考えております。  53ページをごらんください。決算書は84ページでございます。17目農地中間管理費でございます。決算額406万8,000円でございます。この事業は県の指定した農地中間管理機構でございます鳥取県農業農村担い手育成機構からの委託事業でございまして、農業経営の規模拡大、農用地の集団化、有効利用、効率化を図るため農地の相談や出し手、受け手の意向確認とその利用調整、貸し付け後の農用地等の状況把握と、必要な場合には適正利用に関する指導を行っております。  表にございますのは機構集積協力金交付事業に係るものでございますけれども、中間管理事業での貸し借り全体では123件、約23.5ヘクタールでございました。財源はこの機構からのものでございまして、成果として担い手への農地の集積を推進できたと考えております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 産業振興課関係の説明をいたします。決算書は52ページ、53ページをごらんいただきたいと思います。主要施策の成果は54ページからでございますので、そちらをお開きください。
     2款1項35目でイチゴ工場事業に7,902万4,000円を支出いたしました。これは地方版総合戦略に基づく国10分の10の地方創生加速化交付金を活用いたしまして、JA鳥取中央と本町とで共同出資して設立いたしました株式会社北栄ドリーム農場について、出資金3,000万円の50%に当たる1,500万円と、経営が不安定になりやすい創業時に必要な支援を行うため3,492万5,000円を支出しております。また、鳥取県の戦略的スーパー園芸団地整備事業を活用いたしまして県2分の1、町4分の1で2,909万9,000円を支援して、JA鳥取中央が実施主体となり鳥取型低コストハウス7棟と高設ベンチやかん水装置などを整備いたしました。  次に、決算書は78ページ、79ページに飛びます。そちらをごらんいただきたいと思います。5目農業振興費に1億9,375万9,000円の支出と、震災による被災農業用施設等の復旧関連や雪害で7,320万円を繰り越しいたしました。予算に対しまして1,237万4,000円と大きな不用額が出ておりますが、その理由につきましては後ほど説明させていただきたいと存じます。この後は、主要施策の成果を使いまして説明をさせていただきたいと存じます。  それでは、引き続き主要施策の成果の54ページをごらんください。まず、経営改善支援活動事業に76万6,000円を支出いたしました。県と連携しながら、各制度資金や融資に係る利子補助、共済掛金の負担軽減を行ったことで農業経営の安定と生産振興を支援いたしました。  続いて、55ページをごらんください。農業振興補助金事業に568万7,000円を支出いたしました。そのうち、3番目のポツの鳥取芝ブランド化生産振興事業補助金といたしまして211万5,000円を支出いたしました。これは生産技術の高度化の維持や機械化によって産地化に取り組む2軒の農家に対しまして、県芝生産組合を介してモア、3連の芝刈り機や、それからスイーパー、ソッドカッターのリース導入を行いました。  次に、がんばる農家プラン支援事業に2,166万8,000円を支出いたしました。2つのプランが出ておりまして、いずれも新規プランで、水田の事業と花の事業でございます。「水田農業の事業拡大プラン」では、実施主体となる農業法人が町内で借り受けている水田が点在しており作業効率が悪く、規模拡大が図りにくい状況となっております。そのため機械導入を図って適宜作業を実現し、高品質の作物を生産できるよう目指す取り組みに対して支援を行ったものです。  もう一つは「プラグ苗生産事業拡大プラン」で花の事業でございますが、実施主体となる農業法人が主力としているペチュニア種のオリジナル品種などポット苗からプラグ苗に切りかえて、省力化と規模拡大を図ってきているところでございます。本プランでは、さらに増産のためにプラグ苗の生産ハウスと育苗ベンチの導入を図る取り組みに対して支援を行ったものであります。  主要施策の成果をはぐっていただきまして、56ページをごらんいただきたいと存じます。次に、就農条件整備事業に165万2,000円を支出いたしました。就農開始から5年以内の新規就農者に対しまして県と連携して補助を行い、就農初期の負担軽減を行ったものでございます。  次に、現地課題チャレンジ試験補助金事業では17万1,000円を支出しております。農業指導者連絡協議会を通しまして普及所や生産農家に協力を依頼して、JAや生産者と相談しながら行いました。  次の57ページをごらんいただきたいと存じます。続いて、北栄アグリフォーラム事業について46万5,000円を支出いたしました。開催日となりました1月14日は暴風雪警報が発令されたため参加人数はこれまでで最低の人数となりましたが、6月ごろから委員の皆様と内容を練ってきた成果が十分に発揮され、来場者の満足度は非常に高いものになったと感じているところでございます。  次に、6次産業化総合支援事業といたしまして40万5,000円を支出をいたしました。2年度目となる楽しく・つながろう・らっきょうプランでは、プラン提出以前から東京などで試験的に販売促進を行い消費者ニーズをつかんできておりまして、最終年度の本年、平成29年度では受注増加に対応するため、新品の冷蔵庫と中棚の導入を図って規模拡大を図る予定としている3カ年間のプランの2年度目でございます。  次に、58ページをごらんいただきたいと存じます。決算書は80ページと81ページになります。園芸産地活力増進事業といたしまして1億5,310万7,000円を支出いたしました。基幹作物の収益向上につながる取り組みに対して支援を行うものでございます。花卉農家のストック栽培のためのLED電照設備の導入、及び大栄西瓜選果場のスイカラベリング装置の導入助成を行いました。また、施設園芸の産地をつくるため、コマツナ作付のための鳥取型低コストハウスの整備に対する支援も行いました。  次に、農業経営サポート事業に363万7,000円を支出いたしました。就農・営農相談員を配置いたしまして経営サポートセミナーを開催するなどして、農家に経営感覚を身につけていただく取り組みを行ったほか農業に特化したハローワークの開設を行いまして、農業の雇用対策にも積極的に取り組んだところでございます。県、普及所などと連携して補助事業などの紹介のほか、中間管理機構推進員と連携し農地のあっせんなどを行ったところでございます。  次に、主要施策の成果は59ページをごらんください。次に、ブロッコリー等産地再生緊急支援事業に411万9,000円を支出いたしました。9月以降の長雨と台風等により発生いたしましたブロッコリー、キャベツの病気や生育不良のために行った緊急防除等に対して支援を行ったものでございます。  次に、元気な鳥取梨販売促進対策事業に43万5,000円を支出いたしました。10月21日に発生した鳥取県中部地震により落下した梨を、わけあり商品として販売した際の売り上げ補填を行ったものでございます。  次に、6目担い手育成支援費に3,403万3,000円を支出いたしました。国の青年就農給付金として2,696万円を支出いたしました。45歳未満の新規就農者で年150万円を給付するものです。これにより、経営が軌道に乗るまでの経営リスクの負担軽減が図られたものと考えております。  次に、開いていただきまして60ページをごらんいただきたいと存じます。親元就農促進支援交付金といたしまして660万円を支出いたしました。4組が2年目の継続で、新規に4組が親元で地域の農業の担い手として定着するための研修を積みました。そのうち、2年目の農家の方で1組の農家は経営移譲をいたしまして、地域農業の担い手としてスタートを切ったところでございます。  また、新規就農者移住支援給付金といたしまして36万円を支出いたしました。町外から移住して仮住まいの新規就農者の家賃の一部を助成することで、生活基盤の安定を図るために行いました。  続いて、7目農林業地域改善対策費として161万6,000円を支出いたしました。県営圃場整備事業に係る地元負担金及び経常経費の軽減を図るための助成でございます。  続きまして、8目でございます。畜産振興費に2,501万3,000円の支出を行いました。畜産経営維持継続支援対策補助金の141万7,000円ですが、肉用牛や肉豚の枝肉価格が低落した場合に交付される基金のうち生産者が負担する経費を補助し、農家の負担軽減が図られたものと考えております。それぞれの対象数量と助成単価の内訳は主要施策の成果の表のとおりでございますので、後ほどごらんいただきたいと存じます。  続きまして、61ページをごらんいただきたいと存じます。鳥取和牛振興総合対策事業補助金に196万9,000円を支出いたしました。担い手の施設整備支援といたしまして、繁殖牛の飼養施設に木造126.06平米1棟に対しまして、県3分の1、町6分の1で補助をしているところでございます。  また、鳥取和牛振興増頭対策事業補助金といたしまして、1,996万円で5軒の農家で繁殖雌牛の32頭の増頭に対する導入経費に対して県2分の1、町6分の1で補助を行っているところでございます。  また、乳用牛優良精液利用促進事業補助金といたしまして、99万9,000円を支出いたしました。優良精液の種つけを行い、高品質な牛乳の泌乳能力の高い乳牛を育成することで安定した酪農経営を支援するものでございまして、本年は259本の精液の購入を助成したところでございます。平成28年度の受胎実績につきましてはこの平成29年度に集計されることになっておりますので、こちらには受胎実績は載っておりません。  続きまして、優良乳用牛購入事業補助金に30万円を支出いたしました。畜産クラスター計画に位置づけられております地域の中心的な経営体が行う規模拡大のための施設、機械整備を支援しているところでございますが、乳用牛増頭を目的とした繁殖雌牛の購入について、畜産クラスター事業で補助対象とならなかった家畜の導入について、町単独で1頭につき10万円の上限額といたしまして購入助成を図ったものでございます。  続きまして、9目に農地費といたしまして7,805万1,000円を支出いたしました。単町農業農村整備事業に420万9,000円を支出し、町が管理する農道除草や修繕を行ったところでございます。  続きまして、単県・団体営基幹農道借入金償還金補助金事業に720万3,000円を支出し、農道の新設改良等整備事業費についての借入金の償還につき助成をし、負担軽減を図ったところでございます。  続いて、お開きいただきまして62ページをごらんいただきたいと思います。土地改良区地元負担軽減補助金事業に1,370万7,000円を支出いたしました。これは基盤整備事業や農業用施設の管理など重要な役割を担う4つの土地改良区に対する支援でございます。  次に、県営土地改良事業費負担金事業に737万9,000円を支出いたしました。これは県が行う町内の圃場整備や農業用施設整備事業に対する負担金で、平成28年度は妻波地区において県営地域ため池総合整備事業で上鳥池の改修工事を行ったものでございます。  次に、国営事業で964万7,000円を支出いたしました。国営造成施設であるダムの頭首工、それから導水路等の維持管理に関する負担金でございます。  続いて、経営体育成促進事業に2,488万円を支出いたしました。これにより、県営大誠地区の地元負担の軽減が図られたところでございます。  続いて、63ページをごらんいただきたいと存じます。10目はごらんいただいておきたいと存じます。11目でございます。有害鳥獣防除費に対しまして112万9,000円を支出いたしました。有害鳥獣の捕獲や駆除に支援を行うことにより、農産物への被害の軽減を図ったところでございます。  めくっていただきまして、64ページをごらんいただきたいと存じます。12目に多面的機能支払い交付金費といたしまして9,107万円を支出いたしました。農家、非農家にかかわらず、地域住民が行う農地や農業用施設などの農村資源や自然環境の保全活動、それから農業用施設などの施設の長寿命化を図る取り組みに対して交付するものでございます。  13目でございます。しっかり守る農林基盤整備費といたしまして1,737万3,000円を支出いたしました。農道補修のほか畑かん用のポンプ修繕、畑かん用水管更新などの農業生産基盤の改良、新設及び改修等を図ったところでございます。  続きまして、65ページをごらんいただきたいと存じます。16目といたしまして、北条砂丘農業活性化支援費で188万3,000円を支出いたしました。北条砂丘農業の活性化を図るため5カ年のプランを作成し、県の審査を通り採択され、平成25年度を初年度といたしまして平成28年度は4年度目になります。  農地利用支援事業に53万7,000円を支出いたしました。ネマキングなどの緑肥作物の種子購入費の助成を行い砂丘農地の連作を避け、地力の回復に取り組む農家を支援したところでございます。  決算書は84ページと85ページをごらんいただきたいと存じます。飛びまして30目で気象災害等対策費として81万2,000円を支出いたしました。1月、2月の雪害によりまして全・半壊の被害を受けたパイプハウスや畜舎などの農業生産施設の復旧に対する支援を行ったところでございます。早期に着手できた東高尾の牛舎につきましては年度内完了しましたが、そのほかの施設につきましては平成29年度に繰り越しを行って対応を図る予定としております。  続きまして、主要施策の成果は66ページを開いていただきたいと存じます。31目施設園芸振興費として1,022万2,000円を支出いたしました。これは株式会社北栄ドリーム農場の育苗ハウス2棟にICT環境モニタリング装置を設置し、栽培環境向上、効率化のためのモニタリングやマニュアルづくりを行えるように整備を図ったところでございます。  次に、林業費でございます。1目林業振興費に94万円を支出いたしました。内容につきましては主要施策の成果に記載のとおりでございますので、後でごらんいただきたいと存じます。  主要施策の成果は67ページをごらんいただきたいと存じます。ナラ枯れ対策事業といたしまして16万円を支出いたしました。コナラ、ミズナラなどナラ類の集団枯死被害が県内で発生しておりまして、毎年その被害地域が拡大しているところでございます。この被害拡大を防ぐため、全額県負担で蜘ケ家山山菜の里におきまして伐倒薫蒸を実施してまいりましたが、伐倒により桜などのほかの木を倒壊したりガードレールを破損させるおそれがあることから、平成28年度からは立ち木薫蒸に切りかえて実施を行ったところでございます。  2目松くい虫防除費に1,421万4,000円を支出いたしました。松くい虫防除事業は6月に空中散布と地上散布、2回行っております。年度末にかけての枝条破砕による特別伐倒駆除も行っております。  続いて、お開きいただいて68ページをごらんください。3目松林保全対策費といたしまして8万7,000円を支出いたしました。松くい虫に強い抵抗性黒松の苗木を購入し、北栄町内の4地区に配付し植林をお願いしたところでございます。  決算書は86ページ、87ページをごらんいただきたいと存じます。次に4目竹林整備費に269万5,000円を支出いたしました。県の間接補助で実施し、放置竹林の拡大防止と森林環境の改善が図られたものでございます。なお整備箇所は3カ所で、亀谷、下種、国坂でございました。  続きまして、69ページをごらんいただきたいと存じます。3項水産業費でございます。1目といたしまして4万9,000円を支出いたしました。県が水産試験場で育成した種苗を中部漁協が購入する費用に対して、県と連携して水産資源の適正化に努めたところでございます。  続きまして、商工関係でございます。6款商工費、1項1目商工振興費に1億5,293万8,000円を支出いたしました。主な経費として、商工会が独自に行う地域振興事業への補助金として587万4,000円を支出いたしました。商工関係者はもとより、地域の商工振興が図られたと考えております。  続きまして、小口融資等貸付事業の55万5,000円を支出いたしました。新たな貸し付けはございませんでした。これまでの貸し付けの返済分について、預託金という形で支出をしたものでございます。  続きまして、お開きいただきまして70ページでございます。マル経融資利子補助事業といたしまして43万5,000円を支出いたしました。傾向といたしましては、先ほど説明いたしました小口融資等貸付事業よりは、こちらのマル経融資利子補助事業を活用する事業者がふえているところでございます。  次に、産業振興奨励金事業に514万円を支出いたしました。町内の事業所の新増設に伴う投下固定資産相当額を奨励金として3年間にわたり支給するもので、新規対象に4件、継続企業5件分の支援を行ったところでございます。また、定住自立圏構想に基づきまして、中部圏域の労働人口の流出を食いとめるため、平成26年4月以降に鳥取県と進出協定を締結した企業が北栄町の町民を6カ月以上の常用雇用した場合に1人につき30万円の支援を行いました。  主要施策の成果は71ページをごらんいただきたいと存じます。就労・創業支援事業として907万2,000円を支出いたしました。これまでの創業支援に加え、新たに5年間の期限を区切って、震災による店舗等の倒壊などで喪失された由良宿の商店通りの活気を取り戻すことや、米花商店街を拠点といたしましたコナンのまちづくりに資する出店誘導のための支援を行ったところでございます。  続きまして、地域商業自立促進事業といたしまして、5,583万8,000円を支出いたしました。北栄町商工会が実施主体となって出会いの広場の一角で進めております「コナンの家 米花商店街」につきましては、経産省の事業を活用して整備事業に取りかかりました。平成28年度はこの調査事業に対して国3分の2までを直接補助で行いますので、対象外経費と補助残を町と商工会で等分に負担をいたしました。また、整備事業に当たっては、国の補助残を県、町、商工会で案分し、整備を図りました。3月18日には「コナンの家 米花商店街」としてオープンをいたしまして、新たな観光集客拠点が誕生したところでございます。  なお、この整備に当たりまして、実施主体となる商工会は約2,000万円の自己資金だけでは整備を進めていくことは困難であったため、町より無利子、無担保、無保証で1,000万円の融資を受け、資金調達を行って整備を図ってきたところでございます。  主要施策の成果は72ページをお開きください。決算書は118ページ、119ページをごらんいただきたいと存じます。震災関係でございます。11款2項1目農地・農業用施設災害復旧費に585万3,000円を支出いたしました。鳥取県中部地震により被災した共同施設の復旧に対する費用に対しまして、国20%、県35%、町35%の支援を行いました。年度内完了したのは大灘カントリーエレベーターのみで、そのほかの大栄西瓜選果場や北条ライスセンターなどについては、平成29年度に繰り越して実施をいたします。また、農道の災害復旧工事も同様で、3月完了は459万7,000円で、そのほかの箇所については繰り越して実施をしているところでございます。林道施設災害復旧については33万円を支出したところでございます。  続いて、先ほど説明で不用額が多かったところについて、決算書で説明をさせていただきたいと存じます。  78ページと79ページに戻っていただきたいと存じます。5目農業振興費で1,237万3,213円の不用額があります。主なものは、次の80ページ、81ページでございますが、19節の不用額で1,107万8,148円の不用額が上がっております。これは、備考欄に記載しております事業のうち、入札残による不用となったものでございます。  次に、8目の畜産振興費で19節に574万3,856円の不用額が上がっております。鳥取和牛振興総合対策事業補助金で35頭の繁殖雌牛の増頭と増頭に伴う施設の増設を計画しておりましたが、実際には32頭の雌牛の導入にとどまったことや、雌牛の価格が見込みより低価格で導入ができたことによる減でございます。また、施設の増設についても見積もり徴取により執行残が出たことによる減でございます。  次に、決算書の84ページ、85ページをごらんいただきたいと存じます。31目の施設園芸振興費で19節に104万117円の不用額が上がっております。入札による不用額でございます。  続いて、2項1目林業費で13節の65万2,168円の不用額は、ナラ枯れ対策事業で県の配分が当初の予定より下回ったことによる実績による減でございます。また、19節に134万4,909円の不用額が上がっております。これは森林組合が実施主体となって行う間伐材の搬出事業に対する補助ですが、事業の交付申請が1月6日、交付決定が1月16日となり、作業開始が1月下旬となりましたが、1月、2月の大雪の影響で作業道に畑の融雪した水が流れ込み、重機が思うように入れないなどのアクシデントがございまして、実施量が減少したための減少でございます。この反省から、平成29年度は実施期間を十分に見込むため、本年6月から作業に入り、計画1,200立方メートルの間伐に対して、平成29年、現時点で38%の進捗状況であります。  次に、2目松くい虫防除費で13節の243万4,504円の不用額は、実績による減でございます。  86ページ、87ページをごらんいただきたいと存じます。6款1項1目商工振興費でございます。7節賃金で182万5,000円の不用額が上がっております。これは、住宅リフォーム助成事業につきまして、事務補佐員として現況確認のため臨時職員1人を配置して対応を図る予定としておりましたが、震災等で事務が煩雑となり、再度復旧支援とリフォーム内容の整理をして、住民周知等の対応が必要となったことから、正規職員で対応を図ることとしたため不用となったものでございます。  次に、19節で616万5,746円の不用額でありますが、これは「コナンの家 米花商店街」関連の補助事業で、実績による減でございます。  以上で産業振興課からの説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 観光交流課からの説明をいたします。  主要施策の成果73ページ、決算書の46ページ、47ページ、2款1項8目企画費をごらんください。8目企画費で、観光交流課関係の事業について御説明いたします。  初めに、主要施策の成果73ページ、北栄砂丘まつり交付金事業でございます。352万円を支出いたしました。昨年は8月21日に開催し、書道パフォーマンスやだらずプロレスなど地域で話題性のあるイベントを開催し、元気な北栄町をPRすることができました。  次に、国内外の交流推進事業でございます。239万6,000円を支出いたしました。本町と友好交流協定を結んでいる台湾台中市大肚区と滋賀県湖南市との交流を行いました。台湾台中市大肚区との交流では、7月に北栄町青少年訪問団が大肚区を訪問し、交流を深めたほか、ホームステイを体験するなど、台湾の文化に触れ、国際理解を深めました。湖南市との交流では、北栄町から湖南市夏まつり、湖南市からはすいか・ながいも健康マラソンや北栄砂丘まつりにそれぞれ参加し、交流を深めることができましたが、鳥取中部地震の影響により、湖南市で行われた石部宿まつりと湖南市東海道ウォークみちくさコンパスへの参加は見送られました。  次に、北栄暮らし支援事業でございます。決算書は48ページ、49ページをごらんください。918万1,000円を支出いたしました。北栄町への移住を推進するため、東京や大阪などで開催される移住相談会へ参加しました。また、県内外から移住された方へ奨励金を交付したほか、県外から移住された方への家賃の一部、県外からの移住者または空き家バンクに登録されている空き家の所有者が空き家を改修した費用の一部、空き家バンクに登録されている物件で家財の搬出や処分を行った費用の補助上限額までの全額を助成する事業を実施し、移住の促進を図りました。  次に、お試し住宅事業でございます。222万7,000円を支出いたしました。県外の移住を検討している方が北栄町での生活を実体験しながら職を探したり住居を探したりできる施設として8件の利用者を受け入れ、北栄町での暮らしを体験されました。また、お試し住宅に隣接する倉庫に傾きが発生し、お試し住宅本体への影響を未然に防ぐため、解体撤去工事を行いました。  次に、地域おこし協力隊事業でございます。1,354万4,000円を支出いたしました。妻波地区で受け入れていただいた隊員1名は、お試し住宅の管理、妻波の農地保全活動、地域の活動に積極的に参加し、地域づくりを行いました。イチゴの地域おこし協力隊は、8月に1名、12月に1名の計2名を採用し、イチゴの栽培やPR活動を行いました。上種、両高尾の地域おこし協力隊は、4月より採用し、狩猟免許を取得し、有害鳥獣の捕獲を行ったほか、放置竹林の伐採を実施し、粉砕した竹パウダーを肥料として農家に配布しました。  決算書49ページ、2款1項8目企画費の備考欄をごらんください。地域おこし協力隊事業のうち繰り越し事業は、イチゴの地域おこし協力隊の事業費でございます。また、地域おこし協力隊の事業費は、地方交付税の特別交付税の算定に含まれております。  次に、主要施策の成果74ページ、決算書は52ページ、53ページ、2款1項35目地方創生加速化交付金事業をごらんください。35目地方創生加速化交付金事業で、観光交流課関係の事業について御説明いたします。  主要施策の成果74ページ、ミステリーツアー負担金事業でございます。40万5,000円の支出をいたしました。これは、県やJR西日本米子支社、関係市町村と観光関連団体などとで構成する名探偵コナン鳥取ミステリーツアー実行委員会への負担金です。平成27年度の国内版に続いてインバウンド版として実施され、青山剛昌ふるさと館へもツアーの参加者が多く訪れ、入館者に占める外国人客の割合が過去最高となりました。  次に、広域観光連携推進事業でございます。214万6,000円の支出をいたしました。地域連携DMOである鳥取中部観光推進機構の設立から1年目に当たり、本町を含めた圏域内の広域観光を加速化させ、観光の魅力の創出や国内外へのセールスプロモーション等に取り組み、誘客につなげました。  次に、6款1項2目観光費関係でございます。決算書は88ページ、89ページをごらんください。主要施策の成果74ページ、観光振興事業でございます。6,410万9,000円を支出いたしました。支出内容は、主要施策と成果に記載のとおりであります。観光施設等の修繕工事及び遊具の安全点検、修繕などを行い、各施設の受け入れに対して支障が出ないように整備を進めたほか、観光関係団体や観光協会と協力して事業を行うことにより、観光客の誘客やサービスへの向上につなげました。特に事業費の大きかった事業は、お台場公園テニスコート人工芝張りかえ工事3,731万5,000円でございます。決算書36ページ、37ページの19款5項2目5節商工費雑入のスポーツくじ助成金を財源の一部として実施いたしました。繰り越し事業につきましては、観光施設等の修繕工事及び遊具の安全点検、修繕等でございます。  次に、観光施設指定管理者委託事業でございます。1,727万2,000円を支出いたしました。オートキャンプ場の運営を含む北条海浜広場や蜘ケ家山山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の4つの観光施設の運営を一括して株式会社チュウブに委託し、利用者のサービスの向上と運営の効率化を図りました。  次に、主要施策の成果75ページ、決算書は引き続き88ページ、89ページをごらんください。主要施策の成果75ページ、コナンのまちづくり事業でございます。1,866万9,000円を支出いたしました。巨大迷路の開催に伴う運営について、北栄町観光協会へ委託したほか、マイクロバスやUDタクシーへのラッピング、「まんが王国とっとり」協働推進補助金としてまんがのまちづくり企画実行委員会によるカラーオブジェやコナン通りの表示サインなどの整備への助成、マンガ寺子屋実行委員会の活動の支援を行い、漫画文化の定着と情報発信に力を注ぐことができました。  次に、主要施策の成果は引き続き75ページ、決算書は88ページ、89ページをごらんください。3目お台場公園サービスエリア費でございます。271万4,000円を支出いたしました。お台場公園サービスエリアの維持管理を適切に行うことにより、利用者への安定的なサービスを図ることができました。  次に、主要施策の成果76ページをごらんください。4目、北条砂丘公園センター費でございます。144万9,000円を支出いたしました。北条砂丘公園センターの維持管理を適切に行うことにより、利用者への安定的なサービスを図ることができました。  次に、主要施策の成果は引き続き76ページ、決算書は118ページ、119ページをごらんください。11款災害復旧費、3項4目、商工施設災害復旧費です。観光施設復旧事業として135万円を支出いたしました。これは、鳥取県中部地震の影響により、観光施設の破損した箇所を修繕したものです。施設を早急に修繕したことにより、利用者の方に安全・安心な施設として利用いただきました。  最後に、歳入決算で歳入減の多かった項目について決算書で説明いたします。決算書の36ページ、37ページをごらんください。19款5項2目雑入、5節商工費雑入でございます。予算現額に対して収入済み額が191万1,000円少なくなっていますが、主な理由は、商工費その他雑入に巨大迷路の入場料収入が含まれており、巨大迷路の開催日に天候不良の日が多かったこと、鳥取県中部地震の影響で2日間開催できなかったことにより収入減となったためでございます。  以上で観光交流課からの説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後0時05分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時03分再開)  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) それでは、地域整備課関係の決算について御説明を申し上げます。  主要施策の成果77ページをお願いします。4の衛生費でございます。決算書は75ページでございます。合併処理浄化槽特別会計へ384万9,000円繰り出しいたしております。合併浄化槽設置事業は、下水道区域以外の宅地に設置した合併浄化槽への補助金でございます。昨年度は3件ございまして、152万5,000円補助をいたしました。  次に、5款1項4目農業総務費は、農業集落排水特別会計への繰出金でございます。  続きまして、7款土木費、1項1目土木総務費でございます。決算書は89ページでございます。決算額が5,624万円でございます。主な事業といたしましては、主要施策の成果には書いてございませんが、人件費と、あと記載しております震災に強いまちづくり促進事業で417万9,000円でございます。昨年度は無料診断が4件、有料診断が3件、耐震設計、改修がそれぞれ1件ございました。  主要施策の成果の78ページ、2項1目道路維持管理費でございます。決算書は91ページになります。決算額9,607万円となりました。自治会要望等の道路、側溝維持管理修繕やそれに伴う設計委託料を計上しております。また、昨年度は大雪による除雪を行っております。主なものは、維持修繕関係費に9,607万円を支出しております。以下はごらんのとおりでございますが、平成28年度は冬期除雪費が前年比3,889万8,000円増となっております。道路維持管理費は、予算を1,328万6,000円、平成29年度に繰り越ししております。  次に、2目道路新設改良費でございます。決算額1億6,731万2,000円でございます。決算書は同じく91ページでございます。主要施策の成果の訂正をお願いいたしたいと思います。社会資本整備総合交付金事業1億6,731万2,000円といたしまして、松神水源地線とございますが、これは米里大野線、括弧が土下でございます。次の松神国坂線、弓原としておりますが、松神国坂線、括弧が下神でございます。申しわけございませんでした。  国庫補助の社会資本整備総合交付金事業によりまして、米里大野線、松神国坂線及び六尾大谷線ほかの舗装と道路改良工事を行っております。また、昨年度は橋梁修繕関係に多くの補助の割り当てがございました。橋梁点検60橋、測量設計に3,400万円、町道の修繕を6件行い、4,700万円を実施しております。1,240万円、平成29年度に繰り越しいたしております。  続きまして、3項1目河川総務費でございます。決算額120万1,000円でございます。河川総務事業で30万3,000円と、次の79ページ、河川関係負担金事業で29万2,000円でございます。由良川、天神川の改修促進期成同盟会負担金が19万2,000円、弓原浜対策活動費として10万円支出しております。浜川水路橋維持管理事業といたしまして60万6,000円を支出しております。点検委託料などの維持管理費でございます。  続きまして、5項2目下水道費でございますが、下水道特別会計への繰出金をしておるところでございます。  土木費におきましては、30万円を超える不用額は、7款2項1目道路維持管理費の13節委託料で601万2,782円、これは除雪に係る費用を1回分余分に準備しておったものが不要になったものでございます。そのほかは発注の請け差など、予算執行における実績、実施の残であったり、修繕につきましては、万が一に備えて予算を確保していたものでございます。  続きまして、11款災害復旧費でございます。決算書は119ページでございます。1項1目道路橋梁災害復旧費4,378万7,000円、これは鳥取県中部地震に伴う町道等の災害復旧を行ったものでございます。年度内に終了できないものは繰り越して行うこととしております。主要施策の成果に上げておりますのは、平成28年度内に執行したものでございます。1億506万5,000円、これは平成29年度への繰り越しとして実施するものでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) 教育総務課関係の説明をいたします。  主要施策の成果80ページをお願いします。一番上から3款2項1目児童福祉総務費です。決算書は64、65ページの上あたりになります。最初の丸です。保育所総務事業、こちら、私立保育所であったり広域入所の経費を主に計上しております。まず1つ目です。北条みどり保育園委託料ということで、8,600万円余りの支出をしております。園児の数、右が合計になっております。一番下が平成28年度の人数です。86人。町内から86人がみどり保育園に通っていると、前年に比べて2人増ということございます。次が栄保育所委託料です。同様に、平成28年度の人数は28人、1年前に比べて5人の増ということでございます。次が広域入所の関係です。こちらは北栄町から外に出た、例えば倉吉市であったり湯梨浜町であったり、そういう方が出ていった、外の保育をした方です。平成28年度は78人、2人減って78人ということになっております。  次の丸です。新子ども・子育て支援事業です。これは平成27年からの繰り越し事業で、平成28年度に行ったものです。保育料の算定システムを改修しております。  続いて、2目の認定こども園管理運営費です。決算書は引き続きの64、65ページです。先ほどのは私立でしたが、こちらは町立、公立のこども園の関係の経費を計上しております。4園の経費です。北条、大誠、由良、大谷ということでそれぞれ運営経費を計上しておりますが、由良こども園に関しては、昨年、園の改修を行いましたので、平成27年度に比べて平成28年度は倍以上の決算額になっております。増築によって保育室2つ、便所などを新たに増設をしております。  次のページの上のほうです。園児の数がどうだったかということで載せております。一番右側が合計です。平成28年度の3月末現在、491人。ここの隣に19人とありますが、こちらは町外からこの4園に入ってきた子どもの数です。それを合わせて491人が町内のこども園に通ったということです。平成27年度に比べて19人の減となっております。内訳はごらんのとおりです。
     続いて、保育料の徴収の状況です。平成26、27、28年度と3年間載せております。一番右側が平成28年度分です。一番下のところですね。調定の額から収入額を引くと80万3,000円になります。こちらは決算書15ページに収入未済額として上がってくるというものでございます。決算書の15ページにはいろんなものがあって80万2,984円と載っておりますが、それは保育料の滞納が載っているということで御承知ください。  次の丸です。こども園子育て支援事業、子育て支援センターの経費です。平成28年度、北条と大誠ということで2カ所設置しております。年間利用世帯が平成28年、3,234世帯ということで若干減っておりますが、地震の影響があったということのようです。  続いて、3目放課後児童健全育成費、決算書は66、67ページになります。こちらは放課後児童クラブの経費を計上しております。北条になかよし学級、大栄にこども学級、それぞれ定員100人、80人は以前と変えておりません。  次のページをごらんください。3年間の利用状況の表を載せております。先ほど定員が100人と80人というふうに申し上げましたが、最大利用のところをごらんください。北条の8月は113人ということで、定員を超えております。また、大栄につきましても7月に84人ということで、80人の定員を超えております。定員に対して2割までは、利用させてもいいということになっておりますが、やっぱり定員を超えるのはまずいだろうということで、今年度、検討をして、面積をふやして定員をふやそうかなという検討を今行っているところです。  続いて、5目の地域子育て支援費です。決算書は66ページ、引き続きです。最初に、ファミリー・サポート・センターの事業です。こちら、一般の方に子どもを預けるというような事業です。年々活動件数といいますか、利用件数が減ってきております。問題は、知らない人に子どもを預けるというのが若干しんどいという人もおられますが、次に一時預かりとか休日保育とか、別の事業もあって、こちらが減っているのではないかなという思いです。  次の丸です。乳幼児健康支援一時預かり事業、こちらは病児、病後児、厚生病院であったり、野島病院であったり、そちらで預かる事業です。利用人数は、ここ3年間でずっと伸びてきているという状況でございます。  次の丸が休日保育事業、こちらは日曜日と祝日に限って倉吉市のババール園で預かりますよという制度です。平成28年度は7件という、その前が4件ということでしたので、3件増となっております。  続いて、教育費に行きます。9款1項1目教育委員会費です。決算書は飛んで96、97ページになります。最初の教育委員会事業です。こちらは教育委員の報酬が主です。教育委員の活動としましては、そこに書いております定例の教育委員会、臨時の教育委員会であったり、視察は、昨年、英語教育、フッ化物洗口ということで、島根県であったり香川県であったりを視察をしております。  次のページをごらんください。次のページの一番上です。総合教育会議、町長との重点事業について話し合う会は7月と12月に行っておりますし、議会の教育民生常任委員会との意見交換を行ったりもしております。  次です。2目の事務局費です。決算書は96から99ページにかけてになります。こちら、事務局の人件費であったり、教育に関する全般の経費を計上しております。最初の事務局費の中で、音田教育振興基金の給付ですけど、平成28年度は3人、1人当たり10万円ということですので、3人の方に支給をしております。  続いて、事務局関係負担金事業です。教育に関する負担金ということで、2つ目が少人数学級の協力金です。900万円で3クラス、小学校について3クラスの少人数学級をしております。また後でクラスについては説明をいたします。次が中部こども支援センターの負担金、不登校の方に対して支援センターを設けて、1市4町で支援センターを設けております。その経費は北栄町の負担分ということです。  次です。教育力向上事業、先生の、教える側の教育力、それと子どもたちの学力、学ぶほうの学力の双方を上げようということで行っている事業です。サマースクール、生き方を学ぶ講演会から英語検定の受験料助成をしております。英語検定受験料の助成については平成28年度新規で行っております。3級受験、27人、それから2級受験が2人ありました。平成27年度が何人受験したかというようなちょっとデータがありませんので、比較はできませんけど、平成29年、平成30年に向けてこの助成する人数をどんどんふやしていきたいなということで考えております。  次のページをお願いします。84ページをお願いします。ふるさと鳥取見学支援事業、こちらは社会科見学の経費です。県から助成があります。それぞれ北条小、大栄小でごらんの社会科見学を行っております。次の丸です。県立特別支援学校通学支援事業、倉吉養護学校に通う2人の児童の通学支援を行っております。次が発達支援体制整備事業ということで、発達支援アドバイザーを昨年設けて対応をしております。  次です。目の3、外国青年招致費です。決算書は98、99ページになります。こちら、外国語指導助手ALTの招致の経費です。そこに8月から3月ということで書いておりますが、年度の切りが3月ということで、そこに書いてありますオーストラリアの国籍男性は3月で帰国したわけではなくて、7月の任期まではしっかり働いておられます。大栄中学校を主に勤務地として働いていただきました。  次です。2項小学校費、1目北条小学校管理費です。決算書は引き続き98、99ページです。こちら、小学校の経常的な維持経費を計上しております。整備としては、図書室の改修、廊下部分を図書室ということで改修をしております。広くしております。その他、滑りどめであったりカーテンの取りかえを行っております。町が独自で支援員を雇用しておるもの、学校主事ですとか図書館、特別支援補佐員とかについては、7人の雇用を北条小学校では雇用して、教育の充実を行っております。児童数です。平成28年5月1日現在、児童数411人ということで、1つ前が412人でしたので、1人減ということです。ここで少人数学級についてですが、4年の学級数3組になったというのは、少人数学級を行った関係で、ここで500万円の負担をしております。6年生の3組、こちらも少人数学級の協力員として200万円の負担をしております。  次の丸です。スクールバスの管理です。北条小では江北浜、東西新田場、米里、曲の児童がスクールバスの利用をしております。34人ということで平成28年度行っております。  次のページをお願いします。次、2目の大栄小学校管理費です。決算書は98から101ページにかけてです。こちら、予算現額と決算額が、予算現額は6,000万円余り、決算額は4,400万円余りありますが、差が大きいです。これは、大栄小のプールのろ過器を1,500万円余りで実施しようということで予算を組んでおったんですが、地震の関係もあって翌年度に繰り越しをしたという関係で、ここで予算と決算の額に開きがあるということです。大栄小学校の管理事業、やっぱり施設が古くなってきておりますので、更新ですとか取りかえというような工事がふえてきております。それぞれしっかり行っております。町費の補佐員につきましては、6人、1,139万9,000円とありますが、6人の雇用をして充実をしております。児童数です。児童数、一番右の下ですね。382人は、1つ前が394人でしたので、12人の減ということになっております。ここの6学年ですけど、少人数学級200万円の協力金を払っております。  次です。スクールバス管理事業です。大栄小学校には平成28年度は187人、ほぼ児童の半数をスクールバスで輸送をしております。  次です。3目の小学校教育振興費の共通です。決算書は100ページ、101ページになります。小学校に外国語教育活動の教育指導員をそれぞれ配置をしております。ここに書いておりますが、1年生から4年生までを対象に英語に触れる活動をしております。5、6年生についてはALT等が対応をしております。  次です。小学校教育振興関係負担金事業、こちらは前年度と同様にそれぞれ支出をしております。  最後の丸です。児童通学支援事業、こちらは北条小学校の路線バスということで、次のページをごらんください。松神、下神の方を対象に、路線バスで学校に来てもらうということで、1、2年生と班長ということで、11人が利用をしております。  次です。児童派遣事業です。12万円の支出。こちらは児童を校外活動、ここでは中部の陸上競技大会に行ったと、輸送したということで、民間バスを借り上げております。その他についてはなるべくスクールバスを利用してということで行っております。  次です。4目北条小学校教育振興費です。決算書100ページ、101ページからになります。こちらは学習の経費を主に計上しております。最初の図書費ですとか教材備品、パソコン経費、これは毎年の経費でございます。次に、タブレット30台は平成28年度新規で行いました。それぞれ小・中学校4校に30台ずつタブレットを設置しております。タブレットの利用ですけど、前年中途に導入したということもあって、先生も授業で使うには一生懸命勉強をしてかからなければならないと、そういうこともあって、利用があんまり伸びませんでした。大体クラスで1回、全学年クラスで1回ずつぐらいの平均の利用でしたので、平成29年度は週に1回ぐらい何とか使えるようにということで、頑張ってもらうように話をしております。  続いて、就学援助の関係です。要保護・準要保護です。一番右側が平成28年です。児童数45人、平成27年に比べて8人ですか、増となっております。大体生徒の1割が要保護・準要保護の就学援助を受けているというところです。次が特別支援教育の就学奨励ですけど、こちらは1人ふえて15人に支援を行っております。  次です。5目大栄小学校教育振興費です。決算書は100ページから103ページにかけてです。こちらも北条小学校の教育振興費と同様です。児童用の図書であったり、備品であったり、パソコンであったり、タブレットも同様に30台導入をしております。要保護・準要保護につきましては、次のページに表を載せております。一番右側、平成28年は32人ということで、児童数は32人、前年に比べて8人が増となっております。特別支援の就学奨励につきましては、13人、18人から5人減っての13人ということになっております。  続いて、6目言語通級指導教室費、こちらは決算書が102、103ページになります。言語障がいで言葉がふえない、発音がはっきりしないという子どもたちの通級教室を開いております。平成28年度は22人の入級があったということのようです。  次が7目発達通級指導教室費です。決算書は引き続き102、103ページです。こちらは発達障がい、例えば学習障がいであったり自閉症であったり、そういう子どもたちを集めて指導を行っております。平成28年度は29人の入級がありました。  続いて、3項中学校費です。1目北条中学校管理費です。中学校の管理関係の工事ですけど、最初のトイレ洋式化工事は、小学校に引き続き、今年度は中学校で行いました。トイレの3分の2を洋式化をするということで工事を行っております。北条中学校、平成7年に開校して20数年たちました。いろんなところでやっぱり壊れが出てきております。修繕であったり入れかえ工事ということで、それぞれ行っております。町費負担の補佐員につきましては、5人を配置をしております。生徒数です。生徒数、一番右下です。208人です。平成27年の5月1日が194人でしたので、14人ふえたというところでございます。  はぐっていただいて、続いて、2目の大栄中学校管理費です。決算書は102ページから105ページにかけてということになります。大栄中学校も同様に、トイレの洋式化ということで、3分の2を洋式化しております。それぞれテニスコートの改修、雨漏り修繕については補正で対応させていただいた分でございます。補佐員については、こちらも5人ということで配置をしております。生徒数につきましては、215人、1年前に比べて3人減って215人というようなことです。  続いて、3目中学校教育振興費の共通です。決算書は104、105になります。まず、中学校教育に関する負担金関係です。それぞれ例年と同様な負担をしております。次の学習事業です。学習事業は社会人に学ぶということで、卒業生や社会人の方を招いて講演会を行ったり、総合的な学習の経費を計上しております。  次の修学旅行の引率費補助金です。学校の先生、旅費が県から支給されますが、入場料であったり、そういうものについて、県から支給されない部分について、町が助成をしております。それぞれ奈良・京都・大阪方面、東京方面ということで、修学旅行を行っております。  次は、生徒派遣事業です。スポーツ大会であったり、校外活動であったり、そういうものに生徒を派遣するという経費です。バスの借り上げについては、近場ですね、県内の大会とかにおきましてはバスの借り上げで行っておりますし、県外の大会については旅費の助成を行っております。主な派遣先として書いておりますが、新潟県であったり、長野県であったり、遠いところではそういうところに派遣をしております。  次のページです。89ページ。心の教室相談事業ということで、大栄中、北条中にそれぞれ1人ずつ配置をしております。件数的には37件、32件ということで、中部の地震があったにもかかわらず、余りふえてません。聞いたところ、スクールカウンセラーであるとか学校の先生がそういうものについて対応したということもあって、件数は例年と同じようだということで聞いております。  次です。職場体験の学習です。ワクワク北条、わくわく大栄を昨年7月に行った経費を計上しております。  次が部活動振興事業です。生徒1人当たり1,500円を基本に、ユニフォームであったり、消耗品であったり、ボールであったり、そういうものを購入をしております。  次です。4目北条中学校教育振興費です。104、105ページの引き続きになります。こちらも小学校と同様です。図書、教材、パソコン、タブレット30台の経費をそれぞれ計上しております。就学援助につきましては、平成28年、25人ですので、6人ふえています。特別支援の生徒につきましては、4人ふえて7人ということです。  次です。5目大栄中学校教育振興費、こちらも北条中と同じです。図書、教材、パソコン経費をそれぞれ実施をしております。はぐっていただいて、就学支援の関係です。要保護・準要保護は4人ふえて15人、特別支援教育就学奨励については5人ふえて12人という状況です。いずれもふえてきておるなというところです。  次です。飛びます。5項保健体育費、4目学校給食費です。決算書は112ページから115ページにかけてです。こちら、学校給食センターの施設の経費であったり、委託ですけど、調理員の人件費であったり、調理に関する経費をのせております。材料費に関しては含んでおりません。備品の関係です。電気式食器消毒保管庫というのが老朽化しましたので、3台を更新をしております。調理に関しては、3年契約、平成28年度が最後ということで、外部委託でしております。平成29年度からは5年契約の新契約で今は実施しているところでございます。給食の実施回数です。それぞれ一番右側ですね。平成28年度実施回数、それぞれ実施しております。北条こども園については、夏休みがありませんので、ほかの小・中学校に比べて数が多いです。地震の関係で、10月21日に地震があって、翌週の月曜日、10月24日になりますけど、設備の点検ということで、1回給食を点検のためやめております。それと、ことしの大雪で、2月の大雪で小・中学校が臨時休校しましたので、その関係で小・中学校、給食を1回取りやめているというところでございます。右の表です。地産地消率です。平成28年度、95%ということで、平成27年度の97%から2ポイント下がっております。地震以降、県内産の食材が入りにくくなったということで、2ポイント下がりました。ただ、県内では95%で、地産地消率はトップというところのようです。  続いて、参考に載せております。学校給食会の運営ということで載せております。学校給食会、給食費を集めて食材費を払うという会計を行っておりますが、滞納がありますので、それぞれ明らかにするという意味も兼ねて載せております。小学校のところです。小学校の計の一番右側ですね。調定額4,265万6,000円と収入額が4,135万8,000円があります。これを引き算すると129万8,000円となります。これが小学校分の給食費の滞納になります。同様に中学校を計算すると191万7,000円となります。合計すると321万5,000円、これが給食費の全体の滞納額となります。ただ、この表の中で、申し上げておきたいんですが、これは教職員の給食費、こども園の給食費、試食会があったりするんですけど、その分は含んでおりません。あくまで保護者が払うものについて調定額と収入額を計上しておりますので御注意ください。よろしくお願いします。  学校給食会、私会計ということでやっておりますが、監査もない。町の監査もない。町の予算もない。議会の議決もない。そういうようなことは問題だということで、今年度といいますか、平成30年度から公会計、一般会計のほうに収入、支出を盛り込むようにということで、今、検討をしているところでございます。  続いて、次のページをお願いします。91ページ、11款3項2目、民生施設災害復旧費です。決算書は118、119ページになります。こども園の地震による災害復旧です。4園とも被害がありました。ただ、壁に亀裂があったり基礎に若干の亀裂がある程度で、被害は少なかったです。ただ、大誠こども園につきましては、園内もありましたし、園舎の外周りも多かった。それとプールもあったということで、被害が広範囲にあったということで、そこに書いておりますが、192万8,000円、復旧費としてはふえております。  次です。6目の義務教育施設の災害復旧費です。こちら、学校、給食センターの災害復旧費をのせております。まず小学校です。小学校、北条小、大栄小とも200万円余りの災害復旧を行っております。北条小学校につきましては、校舎周りの基礎ですとか外構、そのあたり、そこの右側にブロックの写真を載せておりますけど、そういう外周りの被害が多かったということです。大栄小学校につきましては、うちということで書いておりますが、プールの亀裂がほとんどだったというところです。  次です。中学校の復旧費です。北条中、大栄中それぞれに被害がありましたが、大栄中のほうは被害が少なくて、備品であったりの被害です。北条中につきましては、中庭のれんがが浮き上がったり、主には体育館が4カ月使用できなかったということで、2月末に復旧をしておりますが、4カ月使用を中止としたということがありました。  最後です。学校給食センターの復旧ということで、外壁等で84万1,000円の修繕を行っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 続きまして、私からは生涯学習課関係の説明をさせていただきます。  主要施策の成果につきましては、92ページをごらんください。冒頭ありますのは、2款1項35目の地方創生加速化事業で、これは繰り越し事業で、決算書でいきますと52、53ページをごらんください。35目です。ワールドトレイルズカンファレンス鳥取大会への負担金として69万3,000円を支出しております。北栄町中部地域に国外、国内から多くの方に来ていただき、スポーツ、観光振興の拡充につながりました。  次に、決算書は106ページを開いていただけますでしょうか。主要施策の成果のほうで、9款4項1目社会教育総務費で、決算額5,057万2,000円でございます。主な内容としましては、社会教育総務事業は社会教育委員と臨時職員の賃金等になっております。そして社会教育総務関係負担金事業についてはごらんください。  続きまして、青少年育成北栄町民会議交付金でございます。内容は、特に地域の挨拶運動の推進、青少年の見守り活動などで、子育て、子どもの健全育成の地域、家庭における雰囲気醸成にもつながっております。  その下にあります家庭の教育力アップ事業でございますが、保育所、こども園で行っております参観日にあわせて子育て講演会を行い、家庭教育12か条、6:30運動などの啓発も同時に行っております。こども園につきましては、そちらにも書いてありますが、全てPTA組織ができまして、社会教育関係団体補助金での取り組みに移行しております。その下、ヒューマン・コミュニケーション講座におきましては、鳥取大学の高塚人志先生にお世話になって3年目となりました。参加人数は減りましたが、子育てにおける親子、家族間のコミュニケーションの大切さを体験型学習で実感できたと気づきの場にはなりました。  次に、93ページをごらんください。社会教育推進事業です。多くの自治会、各グループの皆様に生涯学習出前講座を利用していただいております。内容に対する満足感も高く、年間を通して計画的に活用される方々も着実にふえており、地域でいつでもどこでも学べる取り組みが定着、浸透してきており、みずからの学びの促進につながっています。社会教育関係活動費補助金事業についてはごらんください。次に、学校・家庭・地域連携協力推進事業でございます。NPO法人まちづくりネットに委託しております子どもほくえい塾が主要事業となっております。子どもたちの参加は着実にふえておりますが、ボランティアなどは多くの方にかかわっていただいている状況はありますが、高齢化も進み、減少傾向にあります。  続きまして、2目成人式費でございます。決算額52万9,000円です。内容につきましてはごらんいただければと思います。  ページをめくっていただけますでしょうか。3目公民館費でございます。決算額4,610万6,000円です。中央公民館管理事業には282万9,000円、大栄分館管理事業には482万8,000円を支出しております。施設管理費でございますが、主な支出は、大栄分館屋上の防水シートの全面張りかえ工事を行いました。  続きまして、公民館運営事業であります。内容は、中央公民館とNPO法人まちづくりネットへの大栄分館の管理委託事業であります。利用人数につきましては、双方とも平成27年度に比較し増加しております。両館がそれぞれ工夫、改善をしながら、よりたくさんの方々に来ていただけるよう取り組みを進めております。  次に、公民館講座事業です。内容につきましては、シニアクラブ、自治会役員を主な対象とした研修、青少年・成人対象講座について記載しております。地震の影響もあり、参加人数は伸び悩んでいるものもありますが、青少年及び成人向け講座には積極的に取り組み、集い学ぶ環境づくりに取り組んでおります。  次に、北栄文芸編集・発行経費事業でございます。平成28年度は投稿者のつどいを開催するなど、投稿者の掘り起こしにも取り組みました。  次のページ、96ページをごらんいただけますでしょうか。展示・鑑賞・発表経費事業でございます。北栄美術展は、地震の直後の開催となったため、1週間短縮しての開催となりました。公民館まつり、ロビー展も例年どおりの取り組みをする中、少しでも充実させる形で、文化団体あるいは日ごろから文化活動をされている方々ができるだけ参加しやすい環境を整えながら事業を実施しました。地震発災以降、皆様の心を元気に、笑顔をと、復旧・復興に向けた精神的な癒やしとなるよう、地道な取り組みを行いました。  97ページをごらんください。成果還元活動費補助金事業でございます。文化教室、文化団体で習得された知識、技能を主に民間の施設などで発表、展示され、成果を還元されることに補助金を支出しております。文化団体協議会補助金につきましては、この協議会が開催されます団体の作品発表会、湖南市との文化交流、そして美術展、公民館まつりへの出展につなげる取り組みなどに活用され、北栄町の文化活動に大きく貢献をしていただいております。  続きまして、4目図書館費でございます。決算書は、めくっていただきまして、108ページになります。決算額は4,896万5,000円支出しております。図書館管理事業でございますが、平成28年度は図書室などのLED照明の改修に1,058万4,000円支出しました。明るくなったことでより読書環境が整うとともに、省エネ、経費節減にもつながっております。  次に、図書館管理運営費でございます。計画的に収集し、町民の多様なニーズに応えています。貸出冊数、主な事業につきましては、ごらんいただければと思います。特に、ページをめくっていただき、真ん中上あたりに記載しております「今こそ絵本を!」事業は、平成27年度に行った柳田邦男講演会を契機としまして、妊婦、乳児から高齢者まで絵本に親しむまちづくりを目指して関係部署と同じ方針を確認しながら連携し、さまざまな取り組みを進めております。取り組みの一つである英語や読みメンによるおはなし会にも多くの方に参加していただくなど、絵本が赤ちゃんから大人まで一生涯楽しめ、心豊かに、元気にするものであることが、まだまだこれからの部分もありますが、徐々に広まりつつある状況があります。  次のページにはブックスタート、マタニティー・ファーストブックの状況を記載しておりますので御確認ください。その下には負担金関係について記載しておりますので、ごらんいただければと思います。  続きまして、5目文化費でございます。決算額255万8,000円です。青少年劇場巡回公演委託事業は、すぐれた芸術を直接鑑賞し、想像力や豊かな感性を育むため、小・中学校全てで行っています巡回公演です。内容につきましてはごらんください。芸術文化活動促進事業につきましては、コーラスフェスティバルを開催しておりましたが、地震直後の開催予定であったため、中止となっております。  次に、100ページをごらんください。合併10周年を機に始めました北栄文化回廊事業でございます。文化薫る町、北栄町を町民、町外の方など多くの方に発信、満喫していただくため、北栄町美術展開催期間を軸に、会場の北条農村環境改善センター、北条歴史民俗資料館、今、北栄みらい伝承館と言っております。愛称をつけていただきました。中央公民館を回遊していただく催しでございます。同時期に北栄町図書館、青山剛昌ふるさと館とも連携し、町全体も文化を楽しめるようにしており、特に平成28年度からは北条中、大栄中も文化祭を11月3日に開催するなど、北栄文化を発信、満喫できる取り組みがさらに広がりました。地震発災後ではありましたが、全体では5,000人以上の方に楽しんでいただきました。  続きまして、101ページをごらんください。6目文化財保護対策費、決算額158万7,000円です。文化財、指定文化財について、例年どおりの保護を行いました。歴史探訪ウオークなどイベントを行うことで、文化財の情報発信などもしております。また、平成28年度は天神川河口で国特別天然物のオオサンショウウオを保護しました。このオオサンショウウオは生息域への放流を行っております。  7目歴史民俗資料館費、決算額1,139万3,000円です。決算書につきましては110ページからとなります。歴史民俗資料館管理事業に関しましては、雨漏り等修繕工事に伴い、4月から7月までの約3カ月間、臨時休館をしました。展示事業につきましては、8月から実施し、6回の企画展を開催しております。詳細につきましてはごらんいただければと思います。休館、中部地震等の影響を考えれば、来館者の実績はある程度健闘しておるというふうには考えております。多くの皆様に文化に触れ、考え、楽しむ機会を提供できたというふうにも思っております。  次に、ページをめくっていただけますでしょうか。8目民芸実習館費、決算額214万4,000円です。利用者については記載のとおりで、増加傾向にあります。教室を新たに開催するなど、文化に触れていただくチャンスを提供しながら取り組みを進めました。また、陶器用ガス窯の故障により、中古の電気炉を有効活用し、より利用しやすい設備に改善を行いました。  次に、9目北栄ゆら由良川くだり大会費、決算額61万9,000円でございます。この回がファイナルとなりました。長く皆様に親しまれてきたイベントを盛大に終わろうと、より多くのチームに参加していただけるよう、また、より多くの方に観覧していただけるよう、いかだづくりの手引作成や着順当てクイズ、フォトコンテストなどさまざまな取り組みも実施する中、皆が楽しみ、惜しみながら幕を閉じました。  次に、10目町内遺跡発掘調査費、決算額1万3,000円でした。詳細についてはごらんいただければと思いますが、調査は1件、大栄庁舎駐車場の増設に伴い、由良遺跡において試掘調査を行っております。  続きまして、103ページをごらんください。1目保健体育総務費、決算額は1億5,887万円です。保健体育総務事業は、北栄スポーツ推進委員に係る、そして北栄スポーツ表彰、北条体育館耐震補強工事などを行いました。B&G海洋センター、大栄体育館、北条体育館と大規模な修繕工事を年次ごとに行い、町民の皆様が生涯スポーツを行う環境整備に努めてまいり、より一層の体育施設の利用が促進されています。  続きまして、2目、保健体育振興費で、決算額は3,900万3,000円です。決算書は112ページ、113ページをごらんください。保健体育振興事業としまして、県外のスポーツ大会に町内の小・中学生が参加、出場する場合において、一部の補助を行っております。20件の補助を行いました。北栄スポーツクラブ事業につきましては、3,811万7,000円を支出しております。北栄町のスポーツ振興の重要な柱であります総合型地域スポーツクラブの浸透に取り組み、ページをめくっていただけますでしょうか。北条体育館が年間を通じて工事で閉館、中部地震等の影響もあり、利用者は減っておりますが、スポーツクラブ会員は1,000名を超え、1,200名に迫る状況があったり、シニアスポーツ教室、はつらつ運動教室への参加が200名近くとなり、生涯スポーツの推進、健康増進の取り組みが着実に進められており、浸透が図られていると思っております。  なお、決算書、13節委託料にあります不用額170万8,204円は、スポーツクラブ会計を精査し、返還となった委託料でございます。  成果のほうに戻りまして、ウオーキングのまち北栄町推進事業では、北栄てくてくクラブと連携し、4回のウオーキングを行いました。参加者が延べ410人と、平成27年度とほぼ同様でした。訪問型ニュースポーツ体験事業は、北栄スポーツ推進委員とともに取り組みを進めております。親子会、いきいきサロンなどで活用をされています。  9款5項3目すいか・ながいも健康マラソン大会費、決算額1,646万4,000円です。内容につきましてはごらんいただければと思いますが、開催時期を2週間早めて2年目となりましたが、熱中症対応も減少し、順調な運営となりました。本町の魅力を全国へ発信、健康づくりの推進につながりました。  105ページを説明させていただきます。決算書は114ページから117ページにかけてとなります。9款6項1目人権推進費、決算額134万4,000円でございます。関係負担金につきましてはごらんいただき、次の人権啓発事業でございますが、例年行っております北条小、大栄小での人権の花運動は10月7日に開催し、人権教育講演会はじんけんフェスタに一本化して行いました。人権擁護委員事業についてはごらんください。  続きまして、106ページ、107ページをお開きください。2目隣保館運営費、決算額843万円、3目児童館運営費、決算額は514万8,000円でございます。北栄人権文化センターは、ほくほくプラザの愛称が浸透し、町全体へ人権に関する発信をし、人権に関して認識を深めたり、交流したり、各種相談に対して相談を受け、つなげる施設であることが、地道ではありますが、少しずつ広まってきております。詳細につきましては、106ページ、107ページの内容をごらんいただければと、一覧表に記載しておりますので、目を通していただければと思います。来館者は、子どもから大人まで、町全体からの利用があり、来館者数は着実に増加しております。そのほかの内容についても後ほどごらんください。  めくっていただきまして、108ページをごらんください。4目人権教育費、決算額2,063万円でございます。人権を学ぶ会事業でございますが、自治会主体で人権問題の正しい理解と認識の向上を図るということで取り組みを進めております。平成28年度は中部地震後、開催日を変更された自治会もありますが、やむなく中止された自治会もあり、計60自治会、1,039人の参加となりました。高齢者対象の学ぶ会、また関係する会、研修会についてはごらんいただければと思います。  人権学習会事業でございます。小・中学生の人権学習会ということで、小・中学校の協力をいただき取り組みを進めております。平成28年度につきましては、実施回数が小、中ともに22回開催しました。ただし、北条小、北条中につきましては、参加者がなく、開催しておりません。参加した児童生徒におきましては、さまざまな人権問題について学びを深めることができました。  人権教育推進員設置事業でございます。人権教育事業所研修、人権教育に係る講演を表のとおり行っております。研修をしていただける事業所も増加しているところではあります。地域全体に人権教育を啓発していくことにより、安心なまちづくりを進めていくことができると思っております。  109ページをごらんいただけますでしょうか。人権教育推進協議会委託事業92万6,000円を委託しております。主な事業を記載させていただいておりますが、先ほど申し上げましたように、12月4日に開催しましたじんけんフェスタは、人権教育講演会と講演部分を一本化しまして開催をいたしました。参加者は181人ということで、もっとたくさんの方に参加していただきたいという状況がありますが、なかなか伸び悩んでいるところであります。このことを踏まえまして、人推協の取り組みとして活性化をということで、平成29年度は町民の皆様に参加していただくワーキンググループを開催して、平成29年度、人権フェスティバルを開催するということで、今、準備を進めているところです。ほかのものにつきましてはごらんいただければと思います。  最後に、110ページをごらんください。11款3項6目教育施設災害復旧費、決算額は2,152万4,000円でございます。社会教育関係では、社会体育施設、大栄体育館、B&G海洋センター、中央公民館、中央公民館大栄分館、ほくほくプラザ、図書館が被災をしまして、復旧事業をしております。その中で、大栄分館につきましては、工事を繰り越して、平成29年度も行っているところであります。あとは後ほどごらんいただければと思います。  説明を以上で終わります。 ○議長(井上信一郎君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の122ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。一般会計で、1、歳入総額は100億2,247万6,732円でございます。2、歳出総額93億3,427万2,843円でございます。3、歳入歳出差し引き額6億8,820万3,889円でございます。4の翌年度へ繰り越すべき財源で、(2)の繰越明許費繰越額で3億4,983万3,000円、これは被災者住宅再建支援補助金事業のほか35事業についてでございます。(3)の事故繰越し繰越額411万480円、これは庁舎統合整備事業と観光設備復旧事業の2事業でございます。繰越額の合計は3億5,394万3,480円でございます。トータルで、5番目の実質収支額が3億3,426万409円ということになります。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第67号の詳細説明を終わります。  次に、議案第68号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案68号、平成28年度北栄町国民健康保険事業特別会計の決算について御説明いたします。  決算書124、125ページをお願いします。歳入合計です。予算現額22億5,924万2,000円に対し、調定額22億4,246万1,462円、収入済み額22億2,026万8,696円、不納欠損額84万1,572円、収入未済額2,135万1,194円でございます。  めくっていただいて、歳出です。歳出合計、予算現額22億5,924万2,000円、支出済み額21億7,011万4,013円、翌年度繰越額はございません。不用額は8,912万7,987円でございます。  めくっていただいて、128ページです。歳入歳出差し引き残高5,015万4,683円でございます。  めくっていただいて、131ページの事項別明細書ですが、歳入について、主なものを説明させていただきます。まず、一番上の1款国民健康保険税です。収入済み額4億6,136万8,232円です。平成27年度に税率改正を行い、平成28年度から適用したことと、所得が上がったことにより、前年より約3,000万円の増となりました。不納欠損についてですが、執行停止3年経過による不納欠損が9人、時効完成の方が1人で、合計10人分の84万1,572円で、前年と比べると減少しております。  次に、ページの下のほう、2款の国庫支出金です。これは医療費の額や国保の財政状況によって国から配分されるものですが、決算額は4億457万5,775円で、前年より約700万円の増でございます。  めくっていただいて、3款療養給付費等交付金です。こちらにつきましては、退職者医療の財源として交付されるものです。決算額は9,217万94円でございます。  次です。4款前期高齢者交付金です。65歳から74歳までの前期高齢者が多い保険者に若者の多い保険者から配分されるお金になります。この交付金は、前期高齢者数と対象者の医療費に応じて概算で交付されて、2年後に精算されますが、前期高齢者の割合が高くなってきており、交付額もふえ、決算額は5億1,176万7,313円となりました。  めくっていただいて、134、135ページです。6款の共同事業交付金です。この共同事業といいますのは、県内の市町村国保の財政の安定化を図る事業で、それぞれの市町村が拠出金を出して交付金をもらう仕組みですが、平成28年度は交付金のほうが拠出金よりも600万円ほど多く、4億8,519万4,124円の決算額となりました。  7款の繰入金です。一般会計からの繰入金で、総額1億3,916万6,810円を繰り入れました。内訳は、135ページの中段の備考欄のとおりでございます。一番下のその他繰入金は、健診の追加項目の上乗せ分として繰り入れたもので、一般会計でも説明いたしましたが、赤字補填の繰り入れについては行っておりません。  次です。8款諸収入です。こちらは遅延金や貸付金元利収入、第三者納付金などの収入です。未収金がありますので説明させていただきます。2項の貸付金元利収入の未収金168万円ですが、これは平成17年度に高額療養費の資金として一般の方に貸し付けたものですが、ピークでは246万円ほどの貸し付けがありましたが、借入者との協議により、毎月1万円ずつ払っていただくということになっておりまして、平成28年度、12万円支払われ、残りが168万円になっているものです。  3項雑入の収入未済額について説明します。1目一般被保険者第三者納付金の26万7,365円ですが、これは平成23年の交通事故の納付金で、加害者が無保険であったために被害者の医療費10割を支払っていただくものですが、平成26年度までは一部納付がありましたが、平成27年度、平成28年度は納付がなく、昨年と同額が未収金となっています。平成29年度は納付相談を行うことができ、現在は計画どおりに納付していただいているところでございます。  めくっていただいて、136、137ページです。5目の雑入の収入未済額120万円でございますが、これは平成26年度に1つの医療機関において不正・不当請求が判明し、以後、毎年納付相談を行って返還してもらっているところですが、平成28年度に27万5,185円支払いがありましたので、120万円が未収金として残っております。
     以上の3つの未収金については、以前からの持ち越しであり、平成29年度も引き続き納付計画を立て、徴収に努めてまいります。  以上で歳入は終わります。  次に、歳出についてです。138ページ、139ページになります。ここからは単位を1,000円で説明させていただきます。  1款1項総務管理費は、国保連合会への負担金、委託料が主なものです。2項の徴税費ですが、滞納徴収の中部ふるさと広域連合への負担金等で392万円です。3項は運営協議会費で、2回開催いたしました。  次、2款1項療養諸費ですが、これはいわゆる医療費でございます。こちらの決算額は11億4,764万4,000円です。本日、皆様のお手元に1枚資料をお配りいたしましたのでごらんください。先日の全員協議会で決算について説明をさせていただいたときに、長谷川議員より、1人当たりの受診件数はどうなっているかと御質問をいただきました。医療費の推移とあわせて資料で説明させていただきます。1の1のグラフは、医療費総額と1人当たりの医療費の推移についてです。これは全員協議会のときの説明資料と同じです。1人当たり医療費は前年とほぼ変わりませんが、医療費の総額としては、被保険者が減ったこともあり、減額となりました。件数については、次の1の2のグラフになります。傍線が給付件数、折れ線が1人当たりの件数となります。平成28年度は医療費の総額は減りましたが、給付件数はふえており、1人当たりの受診件数も年々ふえている状態です。  決算書138ページ、139ページに戻ってください。2款1項の療養諸費についてです。医療費は昨年と比べ約3,700万円減りましたが、予算は前年比1.8%の増と見込んで計上していましたので、6,100万円の不用額が生じました。  めくっていただいて、2項の高額療養費についてでございます。決算額は1億6,929万6,000円でございます。医療費全体は下がりましたが、高額医療費は前年度に比べて約400万円増額となりました。医療の高度化に伴い、高額医療費は全国的にも伸びております。  次の4項の出産育児諸費と5項の葬祭諸費については、主要施策の成果で説明いたします。  次に、一番下の3款後期高齢者支援金事業です。こちらは75歳以上の後期高齢者医療制度の医療費に対する必要な費用の納付ですが、決算額2億3,471万円でした。  次に、142ページ、143ページの下のほうの6款介護納付金です。決算額9,331万5,000円です。40歳以上の方は国保税に介護分もあわせて徴収しておりますので、それを納付するものでございます。  144ページ、145ページの一番上、7款の共同事業拠出金については、歳入で説明いたしましたので、説明は省略させていただきます。  次に、8款保健事業費については、特定健診の実施やレセプト点検、医療費通知を行った費用でございます。  次に、146ページ、147ページです。9款1項3目の償還金1,024万8,000円の支出につきましては、前年の療養給付費の返還金でございます。  次に、主要施策の成果で説明いたします。111ページをお願いします。111ページ、1の表は、国保税の収納状況でございます。現年分では98.1%、滞納繰り越し分を加えて96.0%と高い収納率となっております。2の表は、医療費のうち保険者負担分を記入しておりますのでごらんください。3は、出産育児一時金と葬祭費です。出産育児一時金は1件42万円で、前年度と比べて3件増の20件、葬祭費は1件1万5,000円ですが、前年度より4件ふえて35件でした。  次に、112ページですが、4は特定健診の受診状況です。平成28年度の受診率は速報値で35.7%と記載しておりますが、確定値が出ましたので、ここは37.0%に変更させていただきます。がん検診の受診率は年々上がっているところですが、特定健診の受診率が伸びないのが課題となっています。平成29年度は胃がん検診の3年目受診の方に電話で勧奨していますが、そのときに特定健診対象の方には一緒に受けていただくよう勧奨を今しているところです。また、未受診の理由として、病院に通院しているから受けなくてもいいと思っておられる方が多いことから、医療機関にも協力いただきながら、健診の必要性を説明しているところでございます。  次に、5の表は加入状況でございます。国保は加入世帯数、被保険者数とも年々減少しております。75歳到達で後期高齢者医療保険に加入される方が年々ふえておりますが、平成28年度は前年より社会保険を離脱されて国保に加入される方が少ない状況でした。  最後の表は、療養給付費の内訳でございます。一番右下が平成28年度の1人当たりの費用額です。これは個人負担分も含めた額となりますが、1人当たり34万9,266円となっておりまして、前年に比べると約1,700円ほど減額になっております。  歳出については以上でございます。  再度、決算書の148ページをお願いします。実質収支に関する調書です。歳入総額22億2,026万8,696円、歳出総額21億7,011万4,013円、歳入歳出差し引き額5,015万4,683円、翌年に繰り越す財源はございません。よって、実質収支額5,015万4,683円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第69号の詳細説明を求めます。  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 議案書では3ページになります。議案第69号、平成28年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  初めに、決算書の150、151ページをお開き願います。一番下の欄の歳入の合計でございますが、予算現額16億5,665万4,000円、調定額16億3,407万2,274円、収入済み額16億3,051万5,132円、不納欠損額2万5,900円、収入未済額353万1,242円でございます。  はぐっていただきまして、152、153ページが歳出の合計でございます。一番下の欄の予算現額16億5,665万4,000円、支出済み額15億4,246万8,462円、翌年度繰越額はございません。不用額が1億1,418万5,538円でございます。歳入差し引きの差し引き残高は8,804万6,670円となりました。  はぐっていただきまして、次に、154、155ページの歳入の介護保険料についてのみ説明させていただきます。1款1項1目第1号被保険者保険料でございます。1節の現年度分の特別徴収につきましては、収納率100%でございます。2節現年度分普通徴収保険料につきましては、徴収率が94.6%となりました。収入未済額139万8,759円の内容は、件数として178件、実人数では34人でございます。3節滞納繰り越し分につきましては、収納率は45.3%です。不納欠損額2万5,900円で、こちらは時効の完成によるもので、件数が4件、実人数は2人でございます。収入未済額は213万2,483円でございまして、内容は、件数が301件、実人数では20人でございます。  次は、支出でございますが、支出につきましては、主要施策の成果で説明させていただきたいと思います。主要施策の成果の113ページをごらんください。介護保険事業の本町の特徴的なものは、平成23年度から本格実施を始めた地域ケア会議がございます。これは新規に要支援になられたケースについて協議を行うもので、新規の時点だけではなく、半年後とか3カ月後の評価の時点で再評価するということにしております。これにより、利用者一人一人の生活機能向上に着目した生活の質の向上に向けた支援体制の構築につながっております。この取り組みについては評価も高く、県内の自治体からの視察があるほか、国からの要請で担当者が県外に出て講演することもございます。平成28年度は、新規件数が64件、評価件数が28件となっております。  次に、1の認定者・要介護認定申請件数及び審査の結果の状況でございますが、初めに、(1)の認定者の状況ですが、平成28年度末で728人と、平成27年度末に比べ66人の減となっております。減少要因には、認定を受ける状態となる人が少なくなっているという予防の取り組みの成果もありますが、認定者の方の死亡という要因も当然ございますので、こちらにつきましては、監査委員さんからの御指摘により、今年度から死亡された方の人数も明記するようにいたしました。  次の(2)の要介護認定申請件数及び審査の結果の状況でございますが、①では新規の件数と審査結果を表にしておりますし、更新については要支援1から要介護5までのそれぞれの数字を上げさせていただいております。表の見方を簡単に説明いたしますと、例えば介護1のところを見ていただきますと、63人の方が更新申請をされて、そのうち支援1に軽減になった方が2人、支援2に軽減になった方は3人、介護1の現状維持の方は36人、介護2以上になられた方が22人ということがわかる表でございます。この表を見ていただきますと、維持や改善がどれぐらいなされているかがわかるようになっております。また、変更といいますのは、更新の時期を待たずに変更になった方のことでございます。  はぐっていただきまして、114ページ、115ページをごらんください。地域支援事業についてでございます。決算書では162、163ページの最終行から次ページになります。決算額は3,580万2,000円でございます。実施している内容につきましては、各教室の名前や事業名を上げております。その中で、町が特に取り組んでおりますこけないからだ講座については、写真と実施状況を載せさせていただいております。また、介護支援専門員研修会や認知症の人と家族のつどいの参加状況もごらんのとおりでございます。  続きまして、115ページをお願いします。3の介護保険給付費です。決算書は同じ162、163ページでございます。ごらんの表のとおり、決算額は居宅サービスを初めとする各種サービスの介護給付費の合計額で、14億6,120万9,686円となっております。  116ページをごらんください。4の介護保険料の収納状況につきましてはごらんのとおりでございます。  最後に、介護保険の平成28年度の成果でございますが、平成27年度に引き続き認定者の数が減少いたしました。これは、先ほど申し上げました地域ケア会議の取り組みやこけないからだ講座などさまざまな予防事業の成果があらわれているのではないかと思っております。  最後に、決算書の170ページをお願いいたします。介護保険特別会計事業計画の実質収支に関する調書でございます。歳入総額16億3,051万5,132円、歳出総額15億4,246万8,462円、歳入歳出差し引き額8,804万6,670円、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は8,804万6,670円となりました。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第70号の詳細説明を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 議案第70号、平成28年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。主要施策の成果は118ページ、決算書は172ページからごらんください。  まず、決算書、歳入につきまして、合計額のみ報告させていただきます。予算現額は3,873万6,000円、調定額4,136万3,769円、収入済み額796万1,632円、収入未済額3,340万2,137円、予算現額と収入済み額との比較はマイナス3,077万4,368円です。  続きまして、歳出につきましては、174ページをごらんください。歳出につきましても合計額で報告をさせていただきます。予算現額3,873万6,000円、支出済み額3,873万1,578円、不用額4,422円、予算現額と支出済み額との比較は同額であります。歳入歳出差し引き歳入不足額としましては3,076万9,946円、翌年度歳入繰り上げ充用金としまして同額でございます。  176ページ、177ページをごらんください。歳入につきまして、事項別明細書で簡単に御説明申し上げます。まず、県から住宅新築資金等貸付助成事業費県補助金といたしまして3万4,000円の歳入があります。次に、財産収入としまして、住宅新築資金貸付基金積立金利子としまして8,621円収入があります。次に、繰入金としまして、一般会計から繰入金が1万2,000円、基金繰入金としまして、住宅新築資金等貸付事業基金から111万7,437円繰り入れております。諸収入といたしまして、貸付金の元利収入678万9,574円であります。収入未済額は先ほど申しました3,340万2,137円となっております。  歳出につきましては、主要施策の成果で御報告申し上げます。成果の118ページをごらんください。決算書は178、179ページでございます。まず、住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算額につきましては、3,873万2,000円でございます。1、住宅新築資金等貸付金償還状況の表をごらんください。平成28年度貸付件数、償還済み額は、住宅新築資金につきまして、27件、478万7,709円、宅地取得につきましては、11件、200万1,865円、平成28年度末の滞納状況としまして、滞納者の実人数は17名、件数としましては24件、滞納額は3,340万2,137円となっております。滞納者数、件数には変動がありませんが、滞納される方の償還額が未納額に追いつかない中、さらに現年度分が賦課される状況などもあり、未納額が年々増加となっております。  続きまして、町債の償還につきましてですが、2の表をごらんください。償還額は年々減少しており、平成28年度は529万5,912円の返還を行っております。滞納額は増加傾向にあり、対策強化の必要がある中、時効をとめるなど、全ての債務者から継続的な回収は行っているところでありますが、抜本的な解決策にはなっておらず、今後に向けて少しでも滞納が減るように対策強化につながる工夫、改善に努めてまいります。  そうしますと、決算書に戻りまして、180ページ、実質収支に関する調書をごらんください。歳入総額796万1,632円、歳出総額3,873万1,578円、歳入歳出差し引き額マイナス3,076万9,946円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。実質収支額はマイナス3,076万9,946円となっております。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後2時29分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時45分再開)  次に、議案第71号から議案第73号までの詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第71号、平成28年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書182ページでございます。歳入でございますが、歳入合計のみ申し上げます。予算現額13億7,570万6,000円に対しまして、調定額12億1,888万3,921円、収入済み額12億1,296万5,641円、不納欠損額33万3,300円、収入未済額558万4,980円でございます。  はぐっていただきまして、184ページ、歳出でございます。歳出合計、予算現額13億7,570万6,000円、支出済み額11億9,592万6,641円、翌年度繰越額1億4,689万円、不用額3,288万9,359円、歳入歳出差し引き残額1,703万9,000円でございます。  次のページをお願いいたします。歳入の事項別明細書で特徴的なものを説明いたします。1款1項1目の下水道事業費分担金でございます。不納欠損額が33万3,300円出ております。これは時効に伴うものでございまして、1件ありました。それから、収入未済額ですが、195万5,602円で、滞納によるものが53件ございました。2款1項1目の下水道使用料でございますが、今年度は不納欠損額はございませんでした。収入未済額が362万9,378円で、滞納によるものでございます。486件ございました。  190ページをお願いいたします。歳出でございます。特徴的なものについて御説明申し上げます。はぐっていただきまして、193ページ、4目大栄処理区下水道維持管理費、11節の需用費でございます。158万5,641円不用額が生じております。これは繰り越しで行いましたポンプ場電線管修繕工事の請け差が90万円ほど出るということが生じたことが主な理由でございます。13節の委託料が108万8,000円不用額を生じております。年次計画でマンホールポンプのオーバーホールを予定しておりますが、平成9年設置の妻波3号マンホールポンプのオーバーホールを予定しておったところでございますが、絶縁抵抗の検査を行ったところ、漏電の検査でございます。正常値であったため、平成28年度のオーバーホールを見送り、再度定期的に監視するということにしたことによります。8目公共下水道費につきまして、15節工事請負費で1,811万4,640円の不用額が出ております。これは、国道9号交通安全対策に伴う下水道移設工事、これが風力発電事業の補償金の関係で平成28年度実施する予定であったものを平成29年度に実施ということにしたもの、それから、中部地震の影響により発注できませんでした瀬戸マンホール修繕工事の工事費、これが1,400万円でございます。これらの工事は平成29年度予算、平成29年度繰り越し事業として予定いたしておるものでございます。大栄浄化センター長寿命化改修工事、マンホール工事で、請け差が400万円ほど出ております。このほかは発注の請け差など予算執行における実施残であったり、修繕費につきましては、万が一に備えて予算を確保したものであります。  続きまして、主要施策の成果の119ページをお願いいたします。下水道事業特別会計の決算額は11億9,592万7,000円でございます。下水道事業は、天神、北条、大栄の3処理区の下水道施設についての維持管理と処理場の長寿命化を図ってまいっております。平成28年度の事業内容は、処理場の長寿命化工事、施設の維持管理、そして鳥取県中部地震被災による対応を実施いたしました。中部地震におきましては、濁水、漏水が発生したため、下水道使用料の減免を行っております。12月使用料は、前年同期に比べて約2万2,000立方メートル減で、435万円ほどの減収となっております。  次に、2番の維持管理関係につきましては、北条下水道管理センター、大栄浄化センターで、各汚水処理量並びに汚泥処分量はごらんのとおりでございます。また、維持管理関係につきましては、処理場の運転管理と電気代、薬品代、燃料費をあわせました包括的民間委託により水量に応じた委託料となっており、それぞれ増となっております。  次に、3の処理区の維持管理についてでございます。管渠延長が約183キロメートル、マンホールポンプの数が72カ所、その下に各処理区の維持管理費の3年間の比較を上げております。  120ページをお願いいたします。下水道事業の整備状況を書いております。下水道普及率は100%になっております。水洗化率は少しずつ伸びて、今年度は88%でございます。これからも北条、大栄処理区の水洗化率を高めるため、引き続き接続勧奨を行ってまいりたいと考えております。  成果といたしましては、鳥取県中部地震に伴う災害復旧の対応及び維持管理を行いました。  今後は、処理場、管路の計画的な更新、改良を進め、事業費、維持管理費の抑制に努め、健全経営を進めたいと考えております。  続きまして、決算書の196ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。収入総額12億1,296万5,641円、歳出総額11億9,592万6,641円、歳入歳出差し引き額1,703万9,000円、翌年度へ繰り越すべき財源で、明許繰越費繰越額1,703万9,000円、実質収支額はゼロ円でございました。なお、明許繰越費繰越額は、決算書の合計繰越額から国庫補助金等未収特定財源を控除した額となっております。  下水道は以上でございます。  続きまして、議案第72号、平成28年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書198ページをお願いいたします。歳入でございます。歳入合計、予算現額1,811万4,000円、調定額1,767万9,804円、同じく収入済み額も同額となっております。不納欠損額、収入未済額ともにございません。  はぐっていただきまして、200ページ、歳出でございます。歳出合計、予算現額1,811万4,000円、支出済み額1,767万9,804円、翌年度繰越額はございません。不用額は43万4,196円でございます。  続きまして、主要施策の成果121ページをお願いいたします。農業集落排水事業は、北条島地区の生活排水処理を行うものでございます。処理施設の維持管理費でございまして、決算額が1,768万円でございます。平成28年度末の接続戸数は81戸で、前年度に比べて3戸増加いたしました。事業概要はごらんのとおりですが、主に維持管理、委託料、汚泥引き抜き処分委託料、公債費元金、利子が主なものでございます。公債費元利償還金は前年に比べ67万2,000円減額となっております。  次に、決算書206ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額1,767万9,804円、歳出総額1,767万9,804円、歳入歳出差し引き額はございません。翌年度へ繰り越すべき財源もございませんので、実質収支額もゼロ円でございます。  農業集落排水は以上でございます。  続きまして、議案第73号、平成28年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書は208ページをお願いいたします。歳入でございます。歳入合計、予算現額6億7,499万1,000円、調定額、収入済み額とも5億7,332万3,089円、不納欠損額と収入未済額はございません。  はぐっていただきまして、210ページ、歳出でございます。歳出合計、予算現額6億7,499万1,000円、支出済み額3億9,673万6,700円、翌年度繰越額は1億7,554万2,000円、不用額1億271万2,300円でございます。歳入歳出差し引き残額は1億7,658万6,389円でございます。  主要施策の成果122ページをお願いいたします。最初に訂正をお願いさせてください。1番の風力発電事業は、平成17年11月から本格運転を開始し、平成28年度で11年と書いておりますが、これ、12年の誤りでございます。大変失礼いたしました。  風力発電事業の決算額は3億9,673万7,000円でございます。平成17年から平成28年度で12年目となりました。2の平成28年度実績でございます。平成28年度は約6,000万円の積み立てを行い、年度末の基金残高は4億6,635万8,000円となりました。売電収入は4億5,992万5,000円となりまして、目標額を1,880万円余り下回ることとなりました。前年に比べると約3,500万円増となっております。各月の発電量については表をごらんいただきたいと思います。近年、風況が悪いため、発電量は過去5年平均と比較しましても平成28年度は97.8%ということで下回っております。月によりましては100%を上回っておるという月もございますが、そのような状況でございます。  次に、決算書218ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額5億7,332万3,089円に対しまして、歳出総額3億9,673万6,700円で、歳入歳出差し引き額1億7,658万6,389円でございました。翌年度に繰り越すべき財源は1億2,797万2,000円で、実質収支額4,861万4,389円でございます。明許繰越費繰越額は、国道9号交通安全対策事業に係る電線路の移設工事及び4号機ローターベアリングの交換工事でございます。  以上で終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第74号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の8ページをお願いします。議案第74号、平成28年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算書の承認についてでございます。  決算書は220ページをお願いします。歳入で、歳入合計、予算現額77万9,000円、調定額78万950円、収入済み額78万950円、不納欠損額と収入未済額はございません。  はぐっていただいて、222ページをお願いします。歳出でございます。歳出合計、予算現額77万9,000円、支出済み額53万9,021円、翌年度繰越額はございません。不用額は23万9,979円でございます。歳入歳出差し引き残額は24万1,929円でございます。  224ページをお願いします。事項別明細書でございます。歳入で、1款1項1目財産貸し付け収入でございますが、歳入済み額が23万4,820円ということで、これは土地の貸し付けの収入でございます。それと、2目の利子及び配当金につきましては、財政調整基金積立金の利子でございます。2項1目の生産物の売り払い収入でございますが、3万2,000円ということで、これは生産物、栗の販売収入でございます。1本1,000円ということで、27人の方に32本分を販売したものでございます。  はぐっていただきまして、226ページの歳出でございます。1款1項1目の財産管理費の中で、通常の経費で70万8,000円を支払ってございますが、中でも19節のところで3万8,150円につきましては、これは栗の販売収入と土地貸付料で得た収入を地元の自治会に交付金として払っているものでございます。  次に、主要施策の成果で説明させていただきます。123ページをお願いします。そこに管理会の開催状況を記載しておりますが、会合を2回開いております。それと4番目のところで、財産等の状況というところで、所有地として面積は43万3,467平米ということになります。これを管理しているということでございまして、成果でいいますと、これらの財産について、草刈りとか区有地を有効活用して、財産区のPRと自主財源の確保を行うことができたということであります。  決算書に戻っていただきまして、228ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額78万950円、歳出総額53万9,021円、歳入歳出差し引き額24万1,929円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は24万1,929円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第75号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第75号、平成28年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書は230ページをお願いいたします。歳入合計、予算現額647万4,000円、調定額625万7,940円、収入済み額625万7,940円で同額でございます。不納欠損額、収入未済額ともにございません。  はぐっていただきまして、歳出でございます。歳出合計、予算現額647万4,000円、支出済み額625万7,940円、翌年度繰越額はございません。不用額21万6,060円でございます。  234ページ、事項別明細書をお願いいたします。歳入につきましては、浄化槽使用料が主なものでございますし、一般会計からごらんの額を繰り入れいたしております。  はぐっていただきまして、歳出でございますが、主に1款1項1目の浄化槽維持管理事業費でございます。あとは公債費の利子、元金の支払いでございます。  続きまして、主要施策の成果124ページをお願いいたします。この合併処理浄化槽事業は、公共下水道事業と農業集落排水処理区以外の家屋が点在する地域を対象に町が整備した生活排水処理事業でございます。決算額は625万8,000円でございます。事業概要の中に、52戸の整備に対しまして、接続済みが50戸でございます。未接続の2戸は、引き続き文書や訪問し、加入促進をいたしておるところでございますが、なかなか進まない状況ではございます。主なものといたしましては、維持管理費で、法定検査手数料と保守点検清掃委託料及び起債償還利子、元金でございます。成果といたしましては、大きな事故もなく、維持管理を実施することができました。以上でございます。  決算書の238ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額625万7,940円、歳出総額625万7,940円で同額でございます。したがいまして、歳入歳出差し引き額はございません。翌年度へ繰り越すべき財源もございません。実質収支額もゼロ円でございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第76号の詳細説明を求めます。  松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 議案第76号、平成28年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算について御説明いたします。  決算書の240ページ、241ページをお願いいたします。歳入合計でございます。予算現額6,938万9,000円に対しまして、調定額と収入済み額は同額の8,390万4,874円でございます。不納欠損額と収入未済額はございません。予算現額と収入済み額との比較は1,451万5,874円の増でございました。  次に、決算書242ページ、243ページをお願いいたします。歳出合計でございます。予算現額6,938万9,000円に対しまして、支出済み額6,602万2,480円で、翌年度繰越額はございません。不用額につきましては336万6,520円、予算現額と支出済み額との比較も同額の336万6,520円でございます。その結果、歳入歳出差し引き残額は1,788万2,394円でございます。
     次に、決算書244ページ、245ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入でございます。1款使用料の収入済み額6,308万2,766円で、予算現額に対し収入済み額が1,443万6,000円の増となっております。収入の内訳は、当該年度の有料入館者数9万9,988人に伴います収入5,521万5,050円と物販施設使用料786万7,716円でございます。  次に、2款諸収入の収入済み額220万5,577円でございます。これはイベント収入やレンタサイクルのレンタル料でございます。前年度と比較しますと182万7,000円減となっております。主な理由は、平成27年度は国内版名探偵コナン鳥取ミステリーツアーのイベント収入があったためでございます。  次に、3款繰入金の収入済み額992万6,628円でございます。この内訳は、ふるさと館勤務職員2人分の人件費のうち2分の1相当額542万6,628円と、ふるさと納税を財源としたふるさと館の展示物の入れかえ費用450万円を一般会計から繰り入れたものでございます。  次に、4款財産収入の収入済み額1,518円は、大栄文化学習館基金の利息でございます。  次に、5款繰越金の収入済み額865万8,385円でございます。これは平成27年度決算によります収支差額を平成28年度に繰り越したものでございます。  次に、9款寄附金の収入済み額3万円でございます。これは、鳥取県中部地震の際、ふるさと館で役立ててほしいと災害義援金をいただいたものでございます。  次に、歳出についてでございます。主要施策の成果の125ページ、決算書246ページ、247ページをお願いいたします。主要施策の成果125ページをごらんください。こちらに入館者数の実績と主なイベントについて記載させていただいております。総入館者数は11万166人、うち有料入館者数は9万9,988人でございました。有料入館者数の内訳表の合計欄をごらんください。平成28年度の有料入館者数と平成27年度の有料入館者数を比較しますと、9,665人の増、率にいたしまして10.7%の増加となっております。イベントの実施内容、館内の展示の入れかえ等につきましては、資料をごらんいただきますようお願いいたします。  決算書246ページと247ページをお願いいたします。事項別明細書の歳出でございます。1款総務費、1項1目一般管理費の支出済み額5,702万2,480円でございます。これは、館長、フロアスタッフの賃金、社会保険料及び施設の運営、維持管理、主要施策の成果125ページ、126ページのイベント、館内展示入れかえ等に要した経費でございます。  主要施策の成果126ページをお願いします。最後の表の一般会計への償還状況です。平成23年度に一般会計からお借りいたしました9,900万円につきまして、一般会計へ900万円償還し、平成28年度末で5,850万円の残額となっております。決算書では246ページ、247ページ、1款1項1目繰出金の支出済み額900万円でございます。  引き続き、決算書246ページ、247ページをお願いします。2款予備費、1項1目予備費、予備費支出及び流用増減261万1,000円の減でございます。これは、鳥取県中部地震の被害により緊急的にふるさと館を修繕した際の修繕費と、見込み以上に入場料収入がふえたため、版権元に支払うキャラクター使用料と税務署へ納める消費税が不足したために一般管理費へ予備費流用したものです。  次に、決算書248ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額8,390万4,874円、歳出総額─────────円、歳入差し引き額1,788万2,394円でございます。翌年度に繰り越すべき財源につきましては、実質収支1,788万2,394円でございます。平成28年度は3月18日に開館10周年を迎え、入館者80万人を達成いたしました。また、初めて年間入館者11万人を達成し、ふるさと館開館以来最高の入館者数となりました。開館10周年にあわせてグランドフィナーレをプロジェクションマッピングに展示入れかえし、南側壁面に装飾を行い、新たな魅力発信を行いました。これからも効果的にPRを行うなど、サービスや魅力あるイベントを充実させ、誘客に力を入れていき、入館者数の増加に向けて取り組んでいきたいと考えているところでございます。  以上、説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第77号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第77号、平成28年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計の決算について御説明いたします。  決算書の250ページ、251ページをお願いします。歳入合計、予算現額1億5,182万6,000円、調定額1億4,791万1,783円、収入済み額1億4,750万1,197円、不納欠損はございません。収入未済額41万586円でございます。  めくっていただいて、歳出です。歳出合計、予算現額1億5,182万6,000円、支出済み額1億4,736万35円、翌年度への繰り越しはございません。不用額は446万5,965円です。歳入歳出差し引き残高14万1,162円でございます。  めくっていただいて、事項別明細書の歳入です。まず、1款後期高齢者医療保険料です。収入済み額1億212万8,700円、収入未済額41万586円です。収入未済額は現年度分が10人、滞納繰り越し分が8人でございます。続いて、2款の繰入金です。一般会計から4,285万6,158円繰り入れました。内訳は、備考欄のとおり、事務費、保険基盤安定、健診費個人負担分でございます。  次に、歳出でございます。258、259ページをお願いします。1款1項総務費は、事務的な経費でございます。次に、2款健診事業です。244万1,977円の決算額です。鳥取県後期高齢者医療広域連合の委託を受けて健康診査を実施しておりまして、昨年度より若干ふえ、367人の方に受診していただきました。続いて、3款後期高齢者医療広域連合納付金です。こちらは徴収した保険料などを広域連合に送金します。決算額は1億4,305万2,616円でございます。  次に、主要施策の成果の127ページをごらんください。1の表ですが、保険料の収納状況を記載しています。平成28年度の徴収率は現年分が99.7%、全体で99.6%でした。2の表は、被保険者数でございます。全体で前年より8人の増で、70歳代の人数が減り、80歳、90歳代の被保険者が増加している状況でございます。3は、療養給付費の内訳でございます。一番右下が平成28年度の1人当たりの費用額です。これには個人負担分も含めた額ですが、1人当たり90万2,006円となっており、前年に比べますと約2万3,000円ほど減額になっております。  決算書に戻っていただきまして、262ページをごらんください。実質収支に関する調書です。歳入総額1億4,750万1,197円、歳出総額1億4,736万35円、歳入歳出差し引き額14万1,162円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。よって、実質収支額14万1,162円でございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、財産に関する調書の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の263ページをお願いします。財産に関する調書でございます。  1の公有財産ということで、1、土地及び建物でございますが、まず、表の左から見ていただきますと、行政財産で、土地の面積については、公共用財産の公営住宅について、1,273.2平米の減となっております。これは中央団地を用途廃止したためでございます。そしてその分、普通財産の宅地が1,273.2平米増加しております。土地の行政財産の合計は86万4,687.65平米で、普通財産との合計は151万2,244.04平米ということになります。  次に、建物でございますが、最初に木造建物で、こちらにつきましても公営住宅については、中央団地を用途廃止したことにより545平米の減となっており、その分、普通財産のその他の土地が545平米増加しております。木造のその他の施設は48平米の減ということで、これは妻波のお試し住宅の倉庫を老朽化により撤去したことによる減でございます。非木造につきましては、一番上の本庁舎のところを見ていただきますと、昨年、大栄庁舎別館の解体と別館と大栄庁舎の間の渡り廊下を撤去しております。そして新たに別館を建設しており、結果として470.56平米の減となっております。同じくその他施設につきましては60.15平米の増となっております。これは、由良宿住宅の物置小屋の撤去と由良こども園の増築が行われ、結果として増加しております。建物の行政財産の合計は8万7,362.66平米で、普通財産の合計は10万620.50平米ということになります。  失礼しました。先ほど普通財産と言いましたけど、全ての建物の合計は10万620.50平米ということになります。失礼しました。  なお、表の下に記載しておりますが、北溟中学校用地4万7,737平米につきましては、学校用地の用途を廃止した場合には、北栄町の持ち分が3分の1となるという協定及び覚書を締結しておりますので、表中には記載せず、注釈で記載をしております。  はぐっていただきまして、264ページで、(2)の有価証券でございますが、イチゴ生産の核となる株式会社ドリーム農場へ出資し、株券を1,500万円分で1,500株取得しております。その他については増減がございません。(3)の出資による権利で、出資金と出捐金でございますが、増減がございませんので、説明は省略させていただきます。  265ページの2の物品でございます。(1)自動車等ということで、乗り合い自動車につきましては、4台となっておりますが、1台老朽化により更新をしており、廃車1台と購入1台ということで、総数に増減はございません。普通自動車につきましては、1台購入しましたので、年度末は11台ということでございます。軽自動車につきましては、廃車3台と購入が2台あり、年度末は33台ということでございます。消防自動車については、6台ですが、1台老朽化により更新をしており、廃車1台と購入1台ということで、総数に増減はございません。  続いて、(2)の無線機と(3)の農機具等につきましては、増減はございません。  次に、はぐっていただきまして、266ページの基金でございますが、一番上の財政調整基金から一番下の介護給付費準備基金まで15の基金がございます。それぞれの年度中の増減高は掲載しておりますが、全部については詳しい説明はいたしません。一番上の財政調整基金は4億969万4,000円の減となってございますが、これは鳥取県中部地震の震災対応で基金の取り崩しが必要となったものでございます。中ほどの北条砂丘風力発電所基金は6,032万5,000円の増となっておりますが、これは主に売電収入の増加分を積み立てたということでございます。下から3番目のふるさと北栄基金でございます。大きく1億1,671万6,000円の増になってございますが、これはふるさと納税の大幅アップによるものでございます。そして一番下でございますが、介護給付費準備基金ということで、年度中に745万3,000円の増ということで、平成27年度決算における保険料の贈与分を積み立てたということでございます。合計して年度中の増減高は2億2,529万1,000円の減ということで、決算の年度末の現在高は35億5,081万1,000円ということでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第78号及び議案第79号の詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第78号、平成28年度北栄町水道事業会計決算の認定についてを説明いたします。  決算書の267ページをお願いいたします。初めに、(1)の収益的収入及び支出で、収入でございます。第1款水道事業収益、予算額2億8,672万円に対しまして、決算額2億8,493万2,285円でございました。支出でございます。第1款水道事業費用、予算額2億4,180万4,000円に対し、決算額2億1,893万5,390円でございました。  はぐっていただきまして、268ページ、(2)資本的収入及び支出でございます。収入です。第1款資本的収入、予算額2億1,488万1,000円に対し、決算額6,056万2,022円でございました。支出でございます。第1款資本的支出、予算額3億1,254万4,000円に対しまして、決算額1億9,163万4,545円で、翌年度繰越額1億1,391万4,000円でございました。資本的収入が資本的支出額に不足する額1億3,107万2,523円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次に、269ページをお願いいたします。損益計算書でございます。1、営業収益と2、営業費用を差し引き、営業利益といたしまして5,109万7,767円でございます。3、営業外収益と4、営業外費用を差し引き、営業外利益といたしまして747万7,257円でございます。営業利益に営業外利益を加えた経常利益は5,857万5,024円でございます。松神第1水源地売却に伴う特別利益と車両運搬具処分に伴う特別損失を加えた当年度純利益は6,006万6,929円でございました。当年度純利益が6,006万6,929円、これに前年度繰越利益剰余金を加えて当年度未処分利益剰余金は3億4,619万2,424円となりました。  270ページをお開きください。平成28年度剰余金計算書でございます。前年度までの処分と今年度の変動額はごらんのとおりでございます。  271ページ、剰余金処分計算書でございます。剰余金計算書及び剰余金処分計算書につきましては、後ほど議案第79号で説明いたします。  次に、272ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。初めに、資産の部でございます。1の固定資産でございますが、有形固定資産と無形固定資産の合計は28億4,752万7,870円でございます。2の流動資産でございますが、現金、未収金、貯蔵品の合計で流動資産合計は1億5,538万8,897円でございます。未収金の267万2,140円につきましては、主なものは水道料金、受託工事収益などでございます。資産合計が30億291万6,767円でございます。  次に、273ページの負債の部でございます。3の固定負債、企業債と4の流動負債の企業債は、1年以内の支払い期限のものでありまして、平成29年度支払い予定のものでございます。未払い金でございますが、主なものは工事請負代金や委託料などで、現時点では全て支払い済みとなっております。繰り延べ収益は、みなし償却制度廃止に伴う長期借入金処理により新設された科目でございます。負債合計が17億3,108万5,722円でございます。  次に、274ページ、資本の部でございます。資本の合計といたしまして、8億6,860万8,799円でございます。7の剰余金でございますが、資本剰余金と利益剰余金の合計が4億322万2,246円でございます。資本金合計は12億7,183万1,045円、負債資本合計は30億291万6,767円でございます。  275ページでございます。注記事項の2、その他の注記のうち、引当金の取り崩しといたしまして、ロの貸倒引当金の取り崩しでございます。当年度において不納欠損処分に係るものとして貸倒引当金1,149円を取り崩しいたしたものでございます。  276ページから281ページのキャッシュフロー計算書、附属明細書につきましては、説明を省略させていただきます。  282ページの固定資産明細書をごらんいただきたいと思います。表右下の年度末償却未済額でございますが、28億4,752万7,870円でございます。これは貸借対照表の固定資産合計額と同額になっております。  次に、283ページ、企業債明細書でございます。表の中ほどの下の合計でございます。未償還残高が10億3,463万8,772円となっております。  以上が決算書の内容でございます。  主要施策の成果の128ページをお願いいたします。平成28年度の水道事業の概要は、給水戸数が5,899戸、給水人口が1万5,260人、給水量が150万4,384立方メートル、配水量は183万3,778立方メートルでございました。給水量を単純に計算いたしますと、1戸当たりに換算しましたら、2カ月平均が42立方メートルとなりまして、水道料金は6,274円となる計算になります。これは昨年とほぼ同じ数値でございます。若干上がっております。配水量に対する給水量の割合であります有収率でございますが、82%となっておりまして、昨年度より2ポイント上がりました。収益的支出の決算額ですが、2億1,554万円となっておりまして、支出の内訳につきましては、原水及び浄水費、配水及び給水費以下、ごらんのとおりとなっております。  128ページの右側の表でございます。水道施設の概要は、表のとおり7つの水源地から取水能力1日当たり9,018立方メートルで、平均給水量は1日当たり4,121立方メートルということになっておりまして、給水能力は十分余裕があるということでございます。平成28年度は鳥取県中部地震によりまして水道施設も被害を受けました。米里水源地が濁ったことにより、北条地区のほとんどの地域で何日も濁り水が解消しませんでした。大栄地区におきましても、発災後の濁り水発生により、町内各所において消火栓で放水されたことにより拡大いたしました。日本水道協会中四国支部の支援を受けまして、給水活動や濁り水の解明、解消に努めたものでございます。また、町内で石綿管2カ所を含む10カ所以上の水道管破損が発生いたしましたが、業者の不眠不休の対応により速やかに修繕を行いました。この地震により、家庭内給水管の漏水も多発し、また、濁水の影響も考えまして、全家庭を対象に水道料金を前年度の比較で2,800立方メートル減、収入といたしまして約416万円の減収となりましたが、減免をいたしたものでございます。  129ページでございます。資本的支出でございますが、決算額が1億8,523万2,000円となりました。内容でございますが、配水施設等改良費に8,710万9,000円、企業債の償還が9,540万8,000円となっておるところでございます。成果といたしましては、老朽管改良工事を進めた結果、緊急的な修繕工事が少なくなっております。これは修繕費の抑制につながっておるものでございます。  決算書の285ページをお願いいたします。水道事業の報告書でございます。2番の工事の2番、主要な受託工事といたしまして、今年度は消火栓修繕がたくさんございました。表に上げておりますとおりでございます。  286ページをお開きください。一番下の表です。事業収入に関する事項でございます。前年度比で受託工事収益が390%、約4倍に伸びております。これは先ほど言いました消火栓の修繕がかなり多かったということでございます。  次のページ、3番、事業費用に関する事項でございます。これは平成27年度と平成28年度の費用の状況、それから費用の構成比、また比較を載せておりますが、営業費用の3番目、修繕費でございます。比率が200.6%となっております。これは鳥取県中部地震によりまして修繕工事がかなり発生したということでございます。営業費用の下から2番目、受託工事費、これは先ほど申し上げました消火栓の受託工事費が多かったということでございます。  水道事業は以上でございます。  続きまして、議案第79号、平成28年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分について御説明申し上げます。  議案書の13ページをお開きください。これは地方公営企業法第32条第2項の規定によりまして、議会の議決をいただくものでございます。  14ページをごらんください。1、平成28年度北栄町水道事業剰余金計算書でございます。こちらは平成28年度中の剰余金の前年度の処分、積立額と当年度の変動額をあらわしておるものでございます。  15ページをお開きください。平成28年度北栄町水道事業剰余金処分計算書でございます。自己資本金8億6,860万8,799円、資本剰余金3,532万8,822円、未処分剰余金3億4,619万2,424円、これが当年度末の残高でございます。当年度純利益6,006万6,929円の5%に当たります300万3,000円を減債積立金に積み立て、繰越利益剰余金を3億4,318万9,424円といたしたいものでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) ここで議案第76号について訂正の申し出がありましたので、これを許可いたします。  松本観光交流課長。 ○観光交流課長(松本 裕実君) 申しわけございません。先ほど説明しました議案第76号、平成28年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の説明について、一部訂正をお願いいたします。  決算書248ページをお開きください。実質収支に関する調書でございます。歳出総額を─────────円と御説明いたしましたが、正しくは6,602万2,480円でございます。おわびして訂正いたします。 ○議長(井上信一郎君) 次に進みます。  次に、報告第8号及び報告第9号の詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の16ページ、17ページで報告第8号と報告第9号になります。関連がございますので一緒に説明をさせていただきたいと思います。  まず、報告第8号、9号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により公表するものでございます。  まず、報告第8号で、平成28年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。実質赤字比率につきましては、住宅新築資金の貸付事業特別会計では赤字が出ておりますが、一般会計とあわせた普通会計全体としては黒字となっているため、数字が出ておりません。それから、連結実質赤字比率につきましても、普通会計と公営事業会計の全体として黒字であるということから、数字が出ておりません。実質公債費比率については、12.9%で、前年より0.1ポイント改善されており、平成22年算定時の22.4%をピークに年々減ってきている状況でありますが、平成22年度をピークに元利償還金が減少してきているのが主な要因でございますが、今後、普通交付税も減少していく見込みであり、引き続き行政改革の取り組みを進めていきたいと考えております。将来負担比率は87.9%で、前年と同じでございます。この数値は標準財政規模に占める将来負担すべき債務の割合を示したものでございます。今後の見通しとしましては、起債残高が今後減少していく予定ですので、将来負担比率も減少していくと見込んでおります。  続きまして、17ページをお願いします。報告第9号、平成28年度決算に基づく資金不足比率についてでございますが、そこに記載されております6つの公営企業会計につきまして、資金不足は生じておりませんので、数字が出ておりません。  以上で報告を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、歳入歳出決算の審査意見書及び健全化判断比率等の審査意見書について報告願います。  音田代表監査委員。 ○代表監査委員(音田 勝正君) 監査委員を代表しまして報告します。  8月24日に町長に歳入歳出決算審査意見書及び健全化判断比率等審査意見書を提出しましたので報告します。  最初に、平成28年度北栄町歳入歳出決算審査意見について読み上げます。お手元に資料が回っていると思いますので。  平成29年8月24日。北栄町長、松本昭夫様。北栄町監査委員、音田勝正。同じく北栄町監査委員、津川俊仁。平成28年度北栄町歳入歳出決算審査意見について。地方自治法第233条第2項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、平成28年度北栄町一般会計・特別会計歳入歳出決算書並びに水道事業会計決算書及び関係書類を審査した結果について、別紙のとおり意見書を提出しました。  1、審査対象。1、平成28年度北栄町一般会計歳入歳出決算、2、平成28年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算、3、平成28年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算、4、平成28年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、5、平成28年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算、6、平成28年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、7、平成28年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算、8、平成28年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算、9、平成28年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算、10、平成28年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算、11、平成28年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算、12、財産に関する調書、13、平成28年度北栄町水道事業会計決算、14、平成28年度基金運用状況調書。  2、審査の期間。平成29年7月12日から8月1日までの間に行いました。  3、審査の結果。平成28年度北栄町一般会計、特別会計並びに水道事業会計の決算書類の審査に当たっては、計数は正確であるか、また、適正に措置されているか等について検討を加え、関係帳簿及び証書を照査し、関係当局者の説明を聴取するとともに、定期監査及び例月出納検査等の結果を検討し、慎重に審査しました。各会計とも決算額は諸帳簿と合致し、計数は正確で、非違の経理はなく、内容も正確なものであると認めました。  各会計に関する意見は意見書に記載しているとおりです。なお、軽微な指摘事項については、その都度関係者に注意等を行いましたので、記述は省略しました。  次に、健全化判断比率等審査意見書。平成29年8月24日。北栄町長、松本昭夫様。北栄町監査委員、音田勝正。同じく北栄町監査委員、津川俊仁。平成28年度決算に基づく財政健全化審査意見について。地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、審査に付された平成28年度決算における健全化判断比率及び資金比率並びにその算定の基礎となる事項を記載した書類を調査したので、その結果について別紙のとおり意見書を提出する。  審査の概要。この財政健全化審査は、町長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  審査の結果。総合意見。審査に付された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。  まず、実質赤字比率についてですが、平成28年度の一般会計等の実質収支は黒字となっており、比率算定外で良好であります。  次に、連結実質赤字比率について。平成28年度の連結対象会計の合計実質収支は黒字となっており、比率算定外で良好であります。  次に、実質公債費比率について。平成28年度の実質公債費比率は12.9%となっており、早期健全化基準の25%を下回っております。  次に、将来負担比率について。平成28年度の将来負担比率は87.9%となっており、早期健全化基準の350%を下回っております。  是正改善を要する事項については、特に指摘すべき事項はありませんでした。  次に、平成28年度公営企業会計経営健全化審査意見書。審査の概要。この経営健全化審査は、町長から提出された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適切に作成されているかどうかを主眼として実施しました。  審査の結果。総合意見。審査に付された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。個別意見としまして、資金不足比率については、平成23年度以降続いていた下水道事業特別会計の赤字が解消されました。経営健全化基準の20%を下回っておりますが、今後も他会計も含め留意する必要があると思います。  是正改善を要する事項については、特に指摘すべき事項はありませんでした。  最後に、歳入歳出決算審査意見書の末尾をごらんください。結びにということで、公営施設等の活用による経費の削減ということで一言述べさせていただきます。  平成28年度決算における経常収入は約53億8,300万円で、平成27年度より約1億円増加していますが、経常経費は約49億7,000万円で、平成27年度より約2億3,600万円増加しています。経常収支比率は92.3%となっています。すなわち収支差額の約4億1,300万円が事業費に使用できる金額ということになります。  北栄町の人口は平成29年3月31日現在1万5,344人で、平成28年3月31日と比べますと141人が減少しています。また、65歳以上の人口は4,853人で、平成28年3月と比べますと76人増加し、全人口に占める割合は31.6%となっています。  地方公共団体の使命は住民の福祉の向上であり、最少の経費で最大の効果を得ることが期待されています。役場という組織を維持するだけでは住民は納得しません。  北栄町では、窓口業務の民営化や観光施設、公民館の指定管理制度の導入、庁舎統合等による経費の削減と事務の合理化に取り組んでおられます。本年度作成された公共施設等総合管理計画に基づき、より有益な運用を実践する義務が課せられていると考えています。例えば観光施設指定管理委託事業では、お台場公園、北条海浜広場、レークサイド大栄、蜘ケ家山山菜の里の管理委託者に1,727万2,000円を支払っていますが、これを事業者に貸し出し、賃貸料をいただくような運用方法に変えることはできないでしょうか。実現すれば支出がゼロとなり、経費の削減にもなり、また、収入もふえることになります。
     平成30年度からは現金主義から正規の簿記の原則である複式簿記による公会計の導入が義務づけられています。行政コストを計算する場合に、例えば新築・大規模修繕工事が行われた際、従来までは支出した金額がその属する年分で経費処理されていましたが、公会計では1年以上使用できるものは固定資産、動産等それぞれ定められた耐用年数に基づき算出された減価償却額により費用に計上し、行政コストを計算することになります。  固定資産台帳は、現在町が所有する行政財産や普通財産等の取得日、取得金額、耐用年数、減価償却費、未償却残高などの内容が記載された帳簿ですが、行政コストを計算するためだけのものではなく、公共施設等総合管理計画を実践する上での貴重な情報源だと思います。  官民で意見を出し合うことで、より合理的な行政運営が可能になるのではないでしょうか。できることから実践していただきたいと願っております。  以上、報告を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で一括議題とした議案13件及び報告2件の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第93号 ○議長(井上信一郎君) 日程第20、議案第93号、工事請負変更契約の締結について(風車4号機ローターベアリング交換工事)を議題とします。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第93号、工事請負変更契約の締結について(風車4号機ローターベアリング交換工事)の提案理由を申し上げます。  平成28年12月議会で御審議いただき御議決をいただいております風車4号機ローターベアリング交換工事につきまして、変更の要素が発生してまいりましたので、地方自治法第96条第1項第5号及び北栄町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の御議決をお願いするものでございます。  変更いたします内容は、当初の請負契約金額1億1,588万4,000円を226万8,000円減額し、1億1,361万6,000円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) 詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第93号の説明を申し上げます。  工事請負変更契約の締結について(風車4号機ローターベアリング交換工事)でございます。契約金額1億1,588万4,000円を1億1,361万6,000円に変更いたしたいものでございます。  これは、4号機のローターベアリングの交換工事を予算をお認めいただき、契約を12月議会でお認めいただいて、この春に風況の比較的悪い時期に行いたいということで実施をしてきました。幸い天候がよくて、海外から来る技術員を当初11日で見込んでおりましたところが7日で済んだということで、技術員の日当等が安く上がりましたので、その分を226万8,000円の減額といたしたいということでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 討論がありませんので、採決を行います。  本案は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(井上信一郎君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  あす9月1日は午前9時から本会議を開きますので、お集まりください。  お疲れさまでした。                 午後4時10分散会       ───────────────────────────────...