北栄町議会 2017-06-12
平成29年 6月第5回定例会 (第11日 6月12日)
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発委第4号
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書の
提出について
地方自治法第109条第6項及び
会議規則第14条第3項の規定により、上記の
議案を
提出します。
平成29年6月12日
提出
北栄町議会
総務常任委員会
委員長 山 下 昭 夫
理由
地方財政予算全体の安定確保を図るため。
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裏面の
地方財政の
充実・
強化を求める
意見書。記としまして、第1番目に社会保障、災害対策、環境対策、地方交通対策、人口減少対策など増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保を図ること。
第2番目としまして、子ども・子育て支援新制度、地域医療の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保及び
地方財政措置を的確に行うこと。
第3番目としまして、地方交付税における「トップランナー方式」の導入は、地域によって人口規模・事業規模の差異、各自治体における検討経過や民間産業の展開度合いの違いを無視し経費を算定するものであり、廃止・縮小を含めた検討を行うこと。
第4番目としまして、災害時における住民の命や財産を守る防災・減災事業はこれまで以上に重要であり、自治体庁舎を初めとした公共施設の耐震化や緊急防災・減災事業の対象事業の拡充と十分な期間の確保を行うこと。また、
平成27年度の国勢
調査を踏まえた人口急減・急増自治体の行
財政運営に支障が生じることのないよう、地方交付税算定のあり方を引き続き検討すること。
第5番目としまして、地域間の財源偏在性の是正のため、所得税、消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的解決策の協議を進めること。
第6番目、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で代替財源の確保を初め
財政運営に支障が生じることのないよう対応を図ること。
第7番目、
地方財政計画に計上されている「歳出特別枠」「まち・ひと・しごと創生事業費」等については自治体の
財政運営に不可欠な財源となっていることから、現行水準を確保すること。
第8番目としまして、上記の財源措置について、臨時・一時的な財源から恒久的財源へと転換を図るため、社会保障、環境対策、地域交通対策など経常的に必要な経費に振りかえること。
第9番目としまして、地方交付税の財源保障機能、財政調整機能の
強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の
強化などの対策を講じること。
第10番目としまして、地方交付税原資の確保については、臨時財政対策債に過度に依存しないものとし、対象国税4税(所得税、法人税、酒税、消費税)に対する法定率の引き上げを行うこと。
以上、
地方自治法第99条の規定に基づき
意見書を
提出する。
平成29年6月12日、鳥取県東伯郡
北栄町議会。
提出先、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(経済財政政策担当)、内閣府特命担当大臣(地方創生規制改革担当)です。以上です。
○
議長(
井上信一郎君)
説明が終わりましたので、これより
本案に対する
質疑を許します。
質疑はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井上信一郎君) ないようですので、
質疑を終わります。
これより
討論に入ります。
討論はございませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井上信一郎君)
討論がありませんので、
採決を行います。
発委第4号は、
原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井上信一郎君) 御
異議なしと認めます。よって、
発委第4号は、
原案のとおり可決されました。
しばらく
休憩します。(午前9時21分
休憩)
───────────────────────────────
○
議長(
井上信一郎君)
休憩前に引き続き再開します。(午前11時52分再開)
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◎
日程第18
発議第2号
○
議長(
井上信一郎君)
日程第18、
発議第2号、道の
駅北条公園整備に関する
調査特別委員会の
設置についてを
議題とします。
趣旨説明を求めます。
3番、池田捷昭議員。
○議員(3番 池田 捷昭君)
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発議第2号
平成29年6月12日
北栄町議会
議長 井 上
信一郎 様
提出者
北栄町議
会議員 池 田 捷 昭
賛成者
北栄町議
会議員 阪 本 和 俊
賛成者
北栄町議
会議員
長谷川 昭 二
道の
駅北条公園整備に関する
調査特別委員会の
設置について
会議規則第14条第1項及び第2項の規定により、上記の
議案を
提出する。
理由
提案権者もさることながら、すべての責任は議決権を行使した議会にある。
現状は計画全体像(案)に基づく予算計上で初めて詳細
説明を聞き、時間のない、しかも議員にはスタッフがいない中で、
質疑、
討論を経て議決している。
本来執行部の概要
説明を受けて、それぞれの分野の発想の違う専門家の
説明、
意見を聞いて、議員は総合的に議決権の行使を図り、町民の負託に応えるものとするため。
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はぐっていただきます。
委員会の
名称、道の
駅北条公園整備に関する
調査特別委員会とする。
委員の
定数、15人とする。
調査研究
事項、(1)鳥取−米子間1時間の高速道路開通時の交通動向と魅力。(2)道の駅一体型登録のための整備を進める上で課題となるリスクの整理。(3)公費を投入しての財政負担と町民への影響及び中部経済圏に与える影響。
調査研究期間、特別
委員会設置の日から
調査終了の日までとし、
調査終了まで
閉会中の継続
調査とする。
委員の任期、
調査終了までとする。経費、予算の範囲内とする。以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君)
説明が終わりましたので、これより
本案に対する
質疑を許します。
質疑はありませんか。
2番、田中精一議員。
○議員(2番 田中 精一君)
調査研究
事項の(1)でございますが、鳥取−米子間1時間云々、その最後のほうに交通動向と魅力というふうに書いてありますが、この魅力というのはどういうことでしょうか。例えば新たな魅力を考案するだとか、例えば今ある魅力の中からその発掘をしていく。単に
調査をするのかとか、このあたりのこの意味をちょっともう少し詳しく
説明をお願いしたいと思います。
○
議長(
井上信一郎君) 池田議員。
○議員(3番 池田 捷昭君) 高速道路の開通時にどのくらいの車が通行するのか。また、どういう層が、種別ができるか。そういうことを踏まえて、計画されておる道の駅の魅力というものをどのようにしていくかというような問題を捉えていこうと、こんな思いがしております。
○
議長(
井上信一郎君) 田中議員、いかがでしょうか。
○議員(2番 田中 精一君) いいです。
○
議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
11番、油本朋也議員。
○議員(11番 油本 朋也君) 表面の理由のところです。3行目に、「しかも議員にはスタッフがいない中」と明記されておりますが、一体どのようなスタッフを指しておられるのか伺います。
○
議長(
井上信一郎君) 池田議員。
○議員(3番 池田 捷昭君) 私たち議
会議員には、執行部と違ってそういう相談相手ができるのは議会事務局だけでございます。それ以外のスタッフという、手助けをしてくださる方がいないと。だから時間をかけていろんな他の機関の専門知識を有する者の
説明なり
意見を伺った上でと、こういう捉え方をする意味のスタッフでございます。回答にならないかもしれませんが。
○
議長(
井上信一郎君) 油本議員。
○議員(11番 油本 朋也君) 例えば、この3行目に加えるとすればどういう文言を入れられますか。この「しかも議員にはスタッフがいない」というのがございますけども、ここに文章として加えられるのであればどういう文言を加えられますか。
○議員(3番 池田 捷昭君) こういうスタッフがいないものですから、次につなげるいろんな、何といいますか発想の次の4段目に移ってくるわけでございます。発想の違う専門家、これらの方々の御
意見なりを伺った上で、私たちは総合的に視野を広げた上で議決権を行使すべきだと。こんな思いからスタッフという表現を使っております。
○
議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔
質疑なし〕
○
議長(
井上信一郎君)
質疑がありませんので、
質疑を終わります。
これより
討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
〔反対
討論なし〕
○
議長(
井上信一郎君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
13番、
長谷川昭二議員。
○議員(13番
長谷川昭二君)
発議第2号、道の
駅北条公園整備に関する
調査特別委員会の
設置について
討論をさせていただきます。
私は、道の駅北条公園の整備について、町財政への影響及び県中部の経済圏に大きな影響を与える可能性があると考えます。こうした重大事業についてはより専門的な
調査を行い、町民への情報提供と町民の意思を町
運営に反映させる必要があることから、特別
委員会設置に賛成をするものであります。
○
議長(
井上信一郎君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔反対
討論なし〕
○
議長(
井上信一郎君) ほかに
討論はありませんか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井上信一郎君)
討論がないようですので、
討論を終わります。
これより
採決を行います。
本案は起立により
採決します。
本案は、
原案のとおり可決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○
議長(
井上信一郎君) 全員起立です。よって、
発議第2号は、
原案のとおり可決されました。
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○
議長(
井上信一郎君) お諮りします。ただいま
設置された道の
駅北条公園整備に関する
調査特別委員会委員の
選任について並びに
委員長及び副
委員長の
互選結果の
報告についてを
日程に追加し、それぞれ
追加日程第1、
追加日程第2として
日程の順序を変更し、直ちに
議題とすることに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井上信一郎君) 御
異議なしと認めます。よって、道の
駅北条公園整備に関する
調査特別委員会委員の
選任について並びに
委員長及び副
委員長の
互選結果の
報告についてを
日程に追加し、それぞれ
追加日程第1、
追加日程第2とし、
日程の順序を変更し直ちに
議題とすることに決定しました。
しばらく
休憩します。(午後0時02分
休憩)
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○
議長(
井上信一郎君)
休憩前に引き続き再開します。(午後0時03分再開)
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