北栄町議会 > 2016-09-05 >
平成28年 9月第7回定例会 (第 1日 9月 5日)

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  1. 北栄町議会 2016-09-05
    平成28年 9月第7回定例会 (第 1日 9月 5日)


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    平成28年 9月第7回定例会 (第 1日 9月 5日) 北栄町告示第89号  平成28年第7回北栄町議会定例会を次のとおり招集する。    平成28年8月29日                                 北栄町長 松 本 昭 夫 1 期 日  平成28年9月5日(月) 2 場 所  北栄町役場議会議場       ─────────────────────────────── 〇開会日に応招した議員     浜 本 武 代        田 中 精 一        池 田 捷 昭     山 下 昭 夫        前 田 栄 治        森 本 真理子     宮 本 幸 美        町 田 貴 子        斉 尾 智 弘     阪 本 和 俊        油 本 朋 也        飯 田 正 征     長谷川 昭 二        津 川 俊 仁        井 上 信一郎       ─────────────────────────────── 〇応招しなかった議員        な し       ───────────────────────────────   ─────────────────────────────────────────────       第7回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
                                     平成28年9月5日(月曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               平成28年9月5日 午前9時開会  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 陳情の付託  日程第5 議案第74号 平成27年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第75号 平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第76号 平成27年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第77号 平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第78号 平成27年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第79号 平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第80号 平成27年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第81号 平成27年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第82号 平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第83号 平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第84号 平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第85号 平成27年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第86号 平成27年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第6号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第7号 平成27年度決算に基づく資金不足比率について       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 会議録署名議員の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告  日程第4 陳情の付託  日程第5 議案第74号 平成27年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定について  日程第6 議案第75号 平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第7 議案第76号 平成27年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第8 議案第77号 平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決             算の認定について  日程第9 議案第78号 平成27年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて  日程第10 議案第79号 平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認             定について  日程第11 議案第80号 平成27年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて  日程第12 議案第81号 平成27年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定につい             て  日程第13 議案第82号 平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第14 議案第83号 平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第15 議案第84号 平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について  日程第16 議案第85号 平成27年度北栄町水道事業会計決算の認定について  日程第17 議案第86号 平成27年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分につい             て  日程第18 報告第6号 平成27年度決算に基づく健全化判断比率について  日程第19 報告第7号 平成27年度決算に基づく資金不足比率について        ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 浜 本 武 代君  2番 田 中 精 一君  3番 池 田 捷 昭君     4番 山 下 昭 夫君  5番 前 田 栄 治君  6番 森 本 真理子君     7番 宮 本 幸 美君  8番 町 田 貴 子君  9番 斉 尾 智 弘君     10番 阪 本 和 俊君  11番 油 本 朋 也君  12番 飯 田 正 征君     13番 長谷川 昭 二君  14番 津 川 俊 仁君  15番 井 上 信一郎君        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 磯 江 恵 子君  主事 ───────── 松 本 睦 美君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 西 尾 浩 一君                        会計管理者(兼)出納室長 教育長 ──────── 別 本 勝 美君          ──── 齋 尾 博 樹君 総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君  企画財政課長 ───── 小 澤   靖君 税務課長 ─────── 大 庭 由美子君  住民生活課長 ───── 倉 光   顕君 福祉課長 ─────── 田 中 英 伸君  健康推進課長 ───── 吉 田 千代美君 地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君  産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君 教育総務課長 ───── 磯 江 昭 徳君  生涯学習課長 ───── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君 (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君 代表監査委員 ───── 音 田 勝 正君       ───────────────────────────────                 午前9時02分開会 ○議長(井上信一郎君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達していますので、これより平成28年第7回北栄町議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりです。
          ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(井上信一郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、4番、山下昭夫議員、5番、前田栄治議員を指名します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期の決定 ○議長(井上信一郎君) 日程第2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。本定例会の会期は、本日から16日までの12日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から16日までの12日間と決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告 ○議長(井上信一郎君) 日程第3、諸般の報告をします。  地方自治法第121条第1項の規定により、本会期中の会議に説明のため出席を求めた者の職氏名は、お手元の「説明員の報告」のとおりです。  次に、議員派遣の結果については、お手元の「議員派遣報告書」のとおりです。  次に、監査委員から報告のありました「例月出納検査の結果報告書」については、その都度配付している写しのとおりです。  以上で、諸般の報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 陳情の付託 ○議長(井上信一郎君) 日程第4、陳情の付託を行います。  本日までに受理した陳情は、会議規則第92条第1項及び第95条の規定により、議長において、お手元に配付の「陳情文書表」のとおり、所管の常任委員会に付託します。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第74号 から 日程第19 報告第7号 ○議長(井上信一郎君) 日程第5、議案第74号、平成27年度北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第19、報告第7号、平成27年度決算に基づく資金不足比率についてまで、以上、議案13件及び報告2件を一括議題とし、本日は説明のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第74号から議案第86号までの会計ごとの決算の認定関係13議案、報告第6号、第7号の報告関係2件を一括して提案理由を申し上げます。  一般会計及び特別会計の決算につきましては、地方自治法及び地方公営企業法の規定により、議会の認定に付すものでございます。  各会計の決算につきまして、概要を申し上げます。  初めに、議案第74号、平成27年度北栄町一般会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額86億5,765万6,514円に対し、歳出総額82億8,302万6,337円、歳入歳出差し引き額は3億7,463万177円で、翌年度に繰り越すべき財源は8,459万2,000円、実質収支は2億9,003万8,177円となりました。  歳入につきまして主なものを申し上げますと、町税につきましては13億2,718万888円で、対前年度比1.7%の減、地方交付税は38億1,195万9,000円で、対前年度比1.7%の増となりました。国庫支出金は9億4,425万1,081円で、対前年度比25.7%の増となりました。これは社会資本整備総合交付金臨時福祉給付金などによるものでございます。県支出金は6億2,978万3,272円で、対前年度比12.4%の増となりました。町債は5億6,450万円で、対前年度比12.9%の増となっております。  次に、歳出の主なものにつきまして申し上げます。金額につきましては万円単位で説明をさせていただきます。  議会費の決算額は1億742万円、対前年度比2.7%増となりました。これは議員年金共済負担金が増額になったことによるものでございます。  総務費は、対前年度比0.2%減の14億8,106万円となりました。主な事業は、ふるさと北栄基金事業3億6,547万円、財政調整基金積立金事業1億2,282万円などでございます。  民生費の決算額は、対前年度比5.4%増の24億4,419万円となりました。主な事業は、自立支援給付事業3億6,969万円、認定こども園・保育所管理運営事業5億3,237万円、生活保護扶助事業1億2,238万円などでございます。  衛生費は、対前年度比14%減の5億6,776万円となりました。主な事業は、感染症等予防事業3,516万円、健康診査等事業3,660万円、環境にやさしいLED防犯灯整備事業1,685万円、公共施設太陽光発電システム設置事業1,135万円などでございます。  農林水産業費は、決算額は対前年度比6.5%減の4億3,712万円となりました。主な事業は、担い手育成支援事業1,666万円、園芸産地活力増進事業1,618万円、農業振興補助金事業3,837万円などでございます。  続いて、商工費でございます。決算額は対前年度比139.6%増の1億2,941万円となりました。主な要因といたしましては、機構改革により観光戦略室を新たに設置したことによるものでございます。主な事業は、観光振興事業3,771万円、観光施設指定管理者委託事業1,667万円などがございます。  土木費は、対前年度比7.9%増の9億5,253万円となりました。主な事業は、道路維持管理事業5,520万円、社会資本整備総合交付金事業9,899万円、下水道特別会計繰出金事業7億71万円でございます。  消防費は、対前年度比4.1%減の2億7,672万円となりました。主な事業は、広域連合への負担金1億9,994万円でございます。  教育費は、対前年度比46.0%増の9億1,917万円となりました。要因といたしましては、大栄中学校プール改築事業1億6,630万円などの増によるものでございます。主な事業は、図書館運営事業3,822万円、すいか・ながいも健康マラソン大会事業1,656万円、北栄町学校給食センター管理事業5,656万円などでございます。  公債費は、対前年度比1.0%減の9億6,761万円となりました。内訳は、元金償還が8億6,517万円、利子が1億243万円でございます。  以上、主な事業と実績を申し上げました。  次に、議案第75号、平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額22億5,676万5,287円に対し、歳出総額22億3,903万1,119円で、歳入歳出差し引き額は1,773万4,168円となりました。  歳入につきましては、国民健康保険税、国・県支出金、療養給付費等交付金前期高齢者交付金共同事業交付金が主なものでございます。また、歳出につきましては、保険給付費、後期高齢者支援金等共同事業拠出金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は1,773万4,168円の黒字となりました。  次に、議案第76号、平成27年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額16億3,839万8,326円に対し、歳出総額16億1,594万5,731円で、歳入歳出差引額は2,245万2,595円となりました。  歳入につきましては、介護保険料、国・県支出金、支払い基金交付金及び繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、保険給付費や地域支援事業費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は2,245万2,595円の黒字となりました。  次に、議案第77号、平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額569万687円に対し、歳出総額3,907万1,732円で、歳入歳出差し引き歳入不足額が3,338万1,045円生じました。  歳入につきましては、資金借入者からの償還金が主なものでございます。歳出につきましては、起債の償還金と前年度決算時における繰り上げ充用分が主なものでございます。実質収支は3,338万1,045円の赤字となり、翌年度歳入繰り上げ充用金として処理をいたしました。  次に、議案第78号、平成27年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額12億7,990万9,704円に対し、歳出総額12億7,496万8,605円で、歳入歳出差引額は494万1,099円となりました。  歳入につきましては、下水道使用料、国庫支出金、一般会計繰入金、町債が主なものでございます。また、歳出につきましては、天神・北条・大栄処理区と管理センターと浄化センターの維持管理及び大栄浄化センター長寿命化改修工事並びに起債の償還が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は1,197万円、実質収支は702万8,901円の赤字となり、翌年度歳入繰り上げ充用金として処理いたしました。  次に、議案第79号、平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入歳出決算の総額は、それぞれ1,806万5,042円となりました。  歳入につきましては、使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、クリーンセンター島の維持管理費と起債の償還金が主なものでございます。  次に、議案第80号、平成27年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額5億1,875万268円に対し、歳出総額4億593万897円で、歳入歳出差し引き額1億1,281万9,371円となりました。  歳入につきましては、売電収入が主なものでございます。また、歳出につきましては、風力発電施設の維持管理と起債の償還が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源は2,018万円、実質収支は9,263万9,371円の黒字となりました。  次に、議案第81号、平成27年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額118万9,979円に対し、歳出総額92万8,546円で、歳入歳出差し引き額は26万1,433円となりました。  歳入につきましては、財産運用収入が主なものでございます。また、歳出につきましては、総務管理費が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は26万1,433円の黒字となりました。  次に、議案第82号、平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入歳出決算の総額は、それぞれ594万2,517円となりました。  歳入につきましては、浄化槽使用料、一般会計繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、町で設置した合併浄化槽の維持管理及び起債の償還が主なものでございます。  次に、議案第83号、平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額6,912万7,800円に対し、歳出総額6,046万9,415円で、歳入歳出差引額は865万8,385円となりました。  歳入につきましては、入館料や物販施設使用料、イベント収入、一般会計繰入金及び前年度からの繰越金でございます。また、歳出につきましては、青山剛昌ふるさと館の運営管理費と一般会計への繰出金でございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は865万8,385円の黒字となりました。  次に、議案第84号、平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算についてでございます。  歳入総額1億4,465万9,533円に対し、歳出総額1億4,441万8,767円で、歳入歳出差し引き額は24万766円となりました。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料、繰入金が主なものでございます。また、歳出につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金が主なものでございます。翌年度に繰り越すべき財源はなく、実質収支は24万766円の黒字となりました。  次に、議案第85号、平成27年度北栄町水道事業会計決算についてでございます。  収益的収支につきましては、収入は水道料金の減少により前年度比0.8%減となりました。支出は前年度比3.6%増となり、純利益は昨年度を下回り、4,768万8,986円の黒字となりました。  資本的収支では、民地内配管や漏水事故が多発する老朽管の改良工事及び県事業に伴う移転工事を行い、財源として移転補償費や企業債を充てましたが、1億5,223万4,833円の支出超過となり、収入不足分につきましては過年度分及び当年度分損益勘定留保資金で補填いたしました。  次に、議案第86号、平成27年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分についてでございます。  地方公営企業法第32条第2項の規定により、剰余金の処分等について議決をお願いするものでございます。平成27年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金2億8,850万9,495円のうち238万4,000円を減債積立金に積み立てるとともに、残余を繰り越しするものでございます。  次に、報告第6号、平成27年度決算に基づく健全化判断比率についてでございます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、普通会計及び各会計の決算に基づく健全化判断比率を報告するものでございます。  実質公債費比率は対前年度比1.8ポイント減の13%、将来負担比率は87.9%で対前年度比15.2ポイントの減となりました。実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、数値を上げておりませんが、これは赤字がない、つまり黒字であるということでございます。  実質公債費比率は、公債費の減少などにより近年減少傾向が続いておりますが、普通交付税の減少、依然として高い水準で推移する下水道事業への繰出金など、今後も数値が上昇する要素を含んでおりますので、一層の行財政改革に取り組むとともに、真に必要な事業の選択により、健全な行政運営に努めてまいります。  次に、報告第7号、平成27年度決算に基づく資金不足比率についてでございます。  報告第6号と同様、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、公営企業会計の決算に基づく資金不足比率を報告するものでございます。  下水道事業特別会計の資金不足比率は対前年度比0.2ポイント減の2.8%となりました。その他5つの企業会計につきましては数値が上がっておりませんが、これは、資金不足がなく、資金は足りているということでございます。  以上13議案、2報告、詳細につきましては、各担当課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) まず、議案第74号についての詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案第74号の平成27年度の北栄町一般会計歳入歳出決算の認定についてでございます。決算書と、それと主要施策の成果をごらんいただきたいと思います。
     まず、決算書からでございますが、歳入から説明をさせていただきます。2ページをお願いします。決算書でございますが、歳入で全ての款項については状況を記載しておりますので、読み上げは省略させていただきます。  4ページをお願いします。歳入合計でございます。予算現額が88億5,099万2,000円、調定額が86億8,933万8,816円、収入済み額が86億5,765万6,514円、不納欠損額が595万4,385円、収入未済額が2,572万7,917円、予算現額と収入済み額との比較はマイナスの1億9,333万5,486円となります。  6ページをお願いします。これも先ほどと同様、各款項の状況につきましては記載しておりますが、詳細についての読み上げは省略させていただきます。  8ページをお願いします。歳出合計で、予算現額が88億5,099万2,000円、支出済み額が82億8,302万6,337円、翌年度繰越額が1億9,181万4,000円、不用額が3億7,615万1,663円、予算現額と支出済み額との比較は5億6,796万5,663円となります。  歳入歳出差し引き残額でございますが、3億7,463万177円ということになります。  これらの予算あるいはそれに対する決算の比率とか決算額の前年比の比率については、主要施策の後ろのほうに資料編というものがございます。120ページからでございますが、資料編と書いてあります120ページと、それから121ページのところに予算に対する決算額の比率、これは各会計ごとにございます。それと、122ページからは各会計の各款ごとの前年度との決算額の増減率など書いてありますので、ここは参考でごらんいただきたいと思います。  決算書の10ページをお願いします。事項別明細書でございますが、歳入について、最初の1款の町税については税務課長が説明させていただいて、2款からずっと14ページの10款までと、あと15款とか20款については私が説明させていただいて、あとの特定財源については必要に応じて各担当課長が説明するという方式でさせていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 大庭税務課長。 ○税務課長(大庭由美子君) それでは、町税について、決算を申し上げます。  決算書10ページ、11ページをお願いいたします。一番上の行の町税合計を読み上げます。町税合計の予算現額は13億2,128万5,000円、調定額は13億5,699万7,606円に対し、支出済み額は13億2,718万888円となりました。この決算額は昨年度に比べ約2,330万円の減でございます。不納欠損額は595万4,385円でございます。調定額から収入済み額、不納欠損額を引いた収入未済額は2,386万2,333円となりました。昨年度に比べ427万円の減でございます。  それぞれの税目について説明をいたします。  まず、1項町民税でございます。収入済み額は5億5,368万5,314円で、昨年度に比べ260万円の減でございます。内訳は、1項の個人分が農業所得などの減により650万円の減、反対に、2目の法人分が法人数の増などにより390万円の増となり、差し引きで260万円の減となっております。  2項固定資産税です。収入済み額は6億2,615万6,659円で、昨年度に比べ2,000万円の減となっております。評価がえのあったことが原因でございまして、税収の減の大きな要因となっております。  3項軽自動車税です。収入済み額は4,835万2,482円で、昨年度に比べ37万円の増となっております。台数はほぼ変わっておりませんので、軽乗用車の台数がふえ、同数の軽貨物が減となっていることによる要因でございます。  4項たばこ税です。収入済み額は9,898万6,433円で、昨年度に比べ40万円の減となっております。  最後に、不納欠損について説明をいたします。  不納欠損の額は、町民税、固定資産税、軽自動車税合計で595万4,385円となっております。内訳ですけれども、不納欠損には3種類ございまして、1点目、時効によるものにつきましては、27件、92万5,997円でございます。2つ目、財産がなく失効、徴収をストップする執行停止が3年継続したことによるものについては、6件、42万1,583円でございました。3つ目の会社などの倒産で徴収困難が明らかな場合に行う即時欠損につきましては、5件、460万6,805円となっております。一部法人町民税がございますけれども、多くは固定資産税でございます。  以上で税務課からは報告を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 続いて、2款の地方譲与税から説明させていただきたいと思います。  この2款の地方譲与税から次のページの12ページ、7款の自動車取得税交付金、ここまでは国、県からの定められた率などによって、そのときの状況に応じて交付されてくるものでございます。収入済み額などについては、詳細な数字は申し上げませんが、増減率については、先ほど説明させていただきました主要施策の資料編の122ページに全ての増減率、昨年度の決算額との比較を書いてございます。そこを見合わせながらということでお願いしたいと思います。  ただ、この2款から7款までの交付金あるいは譲与税でございますが、全体としては昨年度よりも43.4%の増ということで、特に6款の地方消費税の交付金、ここで72.6%の大幅なアップということが主な要因でございます。これは、平成26年4月から消費税が8%にアップしまして、平成27年度は1年分のアップが反映したことによる結果でございます。  続いて、8款の地方特例交付金でございますが、収入済み額が421万8,000円と前年度比12.9%の増ということで、地方税の減税の補填ということでございます。  9款の地方交付税につきましては、収入済み額が38億1,195万9,000円ということで、前年度比1.7%の増ということでございます。はぐっていただいて、15ページの上の備考欄に書いてございますが、普通交付税が前年度比で1.9%の増と、そして特別交付税では0.7%の減ということでございました。  10款でございますが、交通安全の対策特別交付金で収入済み額が196万5,000円と、前年比が7.6%の増ということになってございます。  11款から20ページの14款県支出金については、先ほども言いましたけど、必要があれば担当課長が歳出のときに説明をします。  ずっとはぐっていただいて、28ページをお願いします。15款の財産収入でございます。1項1目の財産貸し付け収入で、764万3,990円ということで収入がありますが、これは東園稲場団地と旧中央保育所や東保育所などの土地の貸し付けということでございます。  続いて、2項1目の財産売り払い収入でございますが、収入済み額が1,342万129円、内訳は、財産の売り払い収入で165万8,079円、これは法定外の公共物の売り払い収入ということと、その下の物品売り払い収入は、パソコンなどのオークション販売による収入ということで、20万4,950円が収入となっております。また、町有地売り払い収入で1,155万7,100円、これは由良宿の宅地と松神の山林の売却による収入となっております。  次に、16款の寄附金で、収入済み額が2億4,915万551円ということで、ここは前年度から186.4%の増ということになってございます。これは、ふるさと納税の大幅な増ということが要因でございます。  はぐっていただいて、30ページをお願いします。17款の繰入金でございますが、収入済み額が1億4,929万9,003円ということで、86.2%増になっているのですが、特に4目のふるさと北栄基金繰入金として繰り入れたものが大幅にふえておりまして、増加の主な要因となっております。2項の他会計繰入金で5,915万3,600円入ってございます。これは、特には風力発電会計からの繰入金で5,000万円、これは風のまちづくり事業で使わせていただいておるものでございます。  はぐっていただいて、32ページをお願いします。19款の諸収入でございます。収入済み額が1億5,852万8,898円ということでございます。詳細では、節が1になりますが、総務費の雑入のところで収入済み額が6,101万2,784円ということでございまして、ここは前年度より0.7%の減となっておりますが、平成26年には災害派遣事業負担金ということで南三陸町に1名派遣しておりましたものが終了して、その分がなくなったのが減額の主な要因となっております。  ページをはぐっていただいて、35ページの最後の総務費その他雑入のところでございますが、これは、主なものとしましては、巨大迷路の入場料ということで590万円ほど入ってございます。  はぐっていただいて、36ページをお願いします。20款の町債でございます。収入済み額が5億6,450万円ということで、対前年比で12.9%の増ということでございますが、特には1目の総務債で1節の臨時財政対策債でございますが、収入済み額が2億7,300万円で、対前年比で36.5%の増でございます。また、2節の合併特例債でございますが、収入済み額が2億6,020万円でございます。前年度より14.7%の増でございます。  歳出ですが、決算書は40ページからになりますが、主要施策でここからは主に説明をさせていただきたいと思います。  主要施策の13ページでございます。2款1項1目一般管理費でございます。決算書は40ページをお願いします。決算額が8億2,493万円ということでございます。行政改革事業で725万3,000円ということで、分庁総合窓口業務の民営委託を昨年10月から行ったことと、事業仕分けを62事業を対象に行い、事業の改善や見直しにつなげております。  2目広報費でございます。決算書は42ページでございます。決算額は1,089万6,000円でございます。広報事業といたしまして、まず、町報の発行経費として467万4,000円とホームページをリニューアルした経費として368万8,000円でございます。また、県と県議会、中部ふるさと広域連合が発行します広報紙の仕分け作業を障がい者就労施設に作業委託するのに要した経費といたしまして6万2,000円でございます。障がいのある方の自立を促すこともでき、また、就労の機会を確保することができたと考えているところでございます。  次は、4目の財産管理費で、主要施策は14ページをお願いします。決算額が2億4,661万3,000円ということで、大幅な減になってございます。まず、町有財産管理事業で5,692万6,000円ということでございますが、ここは町有施設など適正な維持管理費として支払ったものと、三陽合繊跡地を購入しております。成果としましては、適正な施設の維持管理ができたということと同時に、不要となった財産や使用してない施設などについては、そこに書いておりますとおり、売却あるいは賃貸というようなことで有効活用ができたということでございます。  その下の公共施設等総合管理計画作成事業で1,100万円という支出でございますが、これは、町の全資産を把握して今後の運営等に有効活用させるために、平成26年度から平成28年度までの3年間の事業ということでございますが、平成27年度については固定資産台帳の基礎データの作成と公共施設白書の作成の委託料ということで支払いをしております。成果としましては、まだ全部が出ておりませんが、公共施設等総合管理計画の策定に向けて、固定資産の基礎データと公共施設の基本的情報をまとめることができたということでございます。  続いて、財政調整基金積立金事業で1億2,282万5,000円ということで、昨年度より1億4,060万円減ということでございます。前年度より減ってはおりますが、健全な財政運営により積み増しをすることができたということが成果でございます。  大栄庁舎管理事業ということで4,337万3,000円ということで、昨年度より3,055万円減ということでございますが、ここは大栄庁舎にエレベーターの設置や多目的トイレの温便座への改修工事などを行っております。成果としましては、庁舎の修繕を行い、業務が円滑にできたということと、障がい者や高齢者の方などにも利用しやすい庁舎とすることができたと思っております。  なお、決算書の43ページでございますが、4目の財産管理のところで需用費に781万3,491円の不用額が出てございますが、これは町有財産とか、あるいは公用車の保険対応分の予算の見込み違いということで、大変申しわけございませんが、大幅に不用額が出たということでございます。  次に、7目の大栄改善センター費でございます。決算書は44ページでございます。決算額は536万2,000円ということでございます。前年度よりも185万円減になってございますが、ホールの音響設備の更新やトイレの改修工事を行っております。利用状況については、630回、約1万5,500人の利用ということで、利用収入は50万6,995円ということでございます。成果でございますが、適正な維持管理を行いまして、多くの方に気持ちよく活用していただいたということでございます。  次に、8目企画費でございます。主要施策は15ページをお願いします。決算書は44ページでございます。決算額は7,213万5,000円でございます。企画費の中には企画財政課と産業振興課の事業費がございます。私からは企画財政課の事業について説明いたします。  まず、企画事業として、決算額372万5,000円でございます。主なものといたしましては、倉吉未来中心の管理運営負担金で179万5,000円でございます。そのほか政策研究費といたしまして54万1,000円でございます。こちらの政策研究費につきましては、先進地の視察などを実施させていただきまして、町が今後展開すべき政策についての検討を進めることができたと考えているところでございます。  次に、女性団体連絡協議会の補助金といたしまして、決算額30万円でございます。  次に、地域の自立活性化活動支援交付金として、決算額24万6,000円でございます。こちらは全部で3団体に御活用いただきました。地域振興につながりますイベントや取り組みが開催されまして、こちらで地域の活性化を図ることができたのではないかと考えているところでございます。  次に、交通対策事業として、決算額1,075万4,000円でございます。主なものといたしましては、まず、路線維持費補助金、こちらは、地域住民の生活に必要なバス路線の維持が困難となっているところへのバス路線運行維持に必要な補助金といたしまして、952万6,000円でございます。次に、生活交通体系構築支援補助金、こちらはバス路線の維持が困難な地域への代替手段としてのいわゆる乗り合いタクシーの運行補助として109万円でございます。いずれも地域住民の生活交通路線の確保または乗り合いタクシーの運行維持を実施することによりまして、地域交通利用者の方の負担の軽減あるいは公共交通機関への利用促進を図ることができたと考えております。  次に、主要施策の16ページをお願いします。決算書は47ページをお願いします。コミュニティ助成事業交付金事業として、決算額500万円でございます。一般財団法人自治総合センターの実施事業を通じまして、平成27年度は下神自治会と西園自治会の取り組みに対して支援を行ったところでございます。  次に、国内外の交流推進事業として、決算額108万4,000円でございます。台湾の台中市大肚区及び滋賀県湖南市との交流受け入れ及び派遣などに要した経費でございます。国際交流により、国際理解を深めることができたこと、また、国内交流では幅広い分野での交流を深めることができたと考えております。  次に、合併10周年記念事業として、決算額は523万6,000円でございます。これは、合併10周年記念町勢要覧の作成や、合併式典の前夜にプロジェクションマッピングを行いました。また、10周年を盛り上げるための各種イベントに対して支援を行っております。成果としては、合併10周年を祝い、今後の発展を誓うことができたと考えております。  次に、しあわせハート創生事業として、決算額は25万円でございます。これは、婚活イベントを2回開催しております。成果としましては、独身の男性と女性に出会いの場を提供し、計6組のカップルが成立しております。  次に、18目の庁舎統合整備費で、決算書は48ページをお願いします。決算額が833万7,000円ということでございますが、これは、庁舎統合に係る工事の設計ということで、大栄庁舎別館解体及び倉庫新築工事の実施設計に563万7,000円、大栄庁舎駐車場造成測量設計に270万円の設計委託料を支出したものでございます。  次に、主要施策の17ページをお願いします。33目の地域住民生活等緊急支援費の地方創生先行型でございます。決算額は4,440万2,000円でございます。この事業費も各課の実施しました事業費が含まれております。私からは企画財政課の事業について説明いたします。  まず、しあわせハート創生事業で、決算額が31万4,000円でございます。これは、独身の女性を対象に、結婚への憧れを高めてもらうため、花嫁体験イベントを実施したものであります。成果としましては、イベント参加後には結婚願望を持つ女性の割合がふえております。  次に、総合戦略推進事業で、決算額は6万円でございます。これは、総合戦略の策定のため構成した地方創生推進会議の委員報酬でございます。成果としましては、人口減少に歯どめをかけるための総合戦略を8月に策定することができたことであります。  次に、中部圏域DMO事業で、決算額は324万2,000円でございます。これは、とっとり梨の花温泉郷広域観光協議会を法人化して鳥取中部観光推進機構を立ち上げるための負担金でございます。成果としましては、インバウンド対応やワンストップ窓口の拠点として整備をすることができたことでございます。  次に、5項1目統計費でございます。決算書では54ページをお願いします。決算額は522万6,000円でございます。昨年度の主な統計といたしまして、平成27年国勢調査を実施いたしております。  次に、10款の1項公債費の関係でございますが、決算書は112ページでございます。1目の元金でございますが、決算額が8億6,517万3,000円ということでございます。平成27年度末の起債残高につきましては、そこに書いてございますとおり81億2,725万円でございまして、これは前年度よりも3億67万3,000円の減ということになってございます。同じく2目の利子につきましても、決算額1億244万円ということでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 済みません。ちょっと議会費の説明が漏れておりました。主要施策の成果の1ページをごらんください。先ほど町長の提案理由の説明でもございましたように、金額的にはほとんど変わっておりません。1ページでございますが、議員経費事業ということで147万7,000円ということで、そこに記載のとおりの臨時会、定例会の開催の経費でございます。  それから、2ページでございますが、議員研修ということで、そこに記載しているとおり、議長あるいは副議長の研修など、さまざまな部分に出席をしていただいております。それから、中ほど以降、事務局経費ということで694万9,000円ということで、議会だよりの発行、あるいは会議録の調製といったことで記載をしております。  次に、3ページをお願いいたします。監査委員事務局ということで、決算額126万7,000円でございます。監査委員2名分の活動経費ということで、例月の現金出納検査、あるいは年1回の現金あるいは現金等価物実査、そのほかには監査ということで、年2回監査をいただいているところでございます。審査につきましては、12会計の決算審査、それから基金の運用状況の審査などを行っているところでございます。  私からは以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 主要施策の成果の4ページをお願いします。決算書は40、41ページです。1目の一般管理費でございますが、決算額のうちの総務課の関係だけを説明させていただきます。  一般管理事業として9,353万2,000円ということでございます。この主なものでございますが、ここには共済費とか賃金とか役務費とか、そういうものが入ってございまして、今回の説明では、職員の研修関係ということで62万3,000円を支出しております。今回、特徴的なところでいいますと、町の単独研修ということで、延べ1,358人ということで多く出ておりますが、これにつきましては、全職員に対して、臨時職員も含めてでございますが、財政研修を行っております。町の今の財政状況とか、あるいは今後の見込み等について、全職員対象ということでございますので、繰り返しここで研修を行ったということで多く人数が出ております。成果としましては、研修等で職員個人の資質が向上して、基礎的な事項を強化することができております。  続いて、合併10周年記念式典事業でございます。136万6,000円支出しております。10月4日の日をメーンとして式典の事業を行いました。前日にはレセプションを行っております。全体の参加者でございますが、1部と2部制でありまして、約400人参加していただきました。1部では、式典ということで、功労表彰等がございました。そして小学4年生、これには10歳ということで、小学4年生の町歌斉唱ということで締めております。2部には、お台場の発信フォーラムということで開催しております。成果としましては、町内外に北栄町の現状をお示しして、元気な北栄町をPRできたということでございます。  負担金事業は説明を飛ばさせていただきます。  ふるさと北栄基金事業でございます。3億6,547万5,000円ということで、前年度に比べて2.7倍と大きく伸ばしております。ここにつきましては、何回も以前から御説明をさせていただいておりますが、特産品の数が平成26年度の倍近くになっておりますし、税制改正でワンストップ特例等により、それが後押しとなって大きく財源が伸びております。  続いて、5ページをお願いします。電算処理委託事業ということで6,531万5,000円を支出しております。ここも大きく伸びてございますが、今回伸びた理由につきましては、番号制度が導入されたということで、これのシステム改修が大きく費用を伸ばしました。成果としましては、各業務のシステムを維持管理して、業務の効率化を図ることができております。  飛ばして、次の4目財産管理費のうちの防災無線の関係です。決算書は42ページ、43ページになります。管理事業で304万9,000円支出しております。前年度よりも34%ほど減となっておりますが、前年度はこの防災無線についてバッテリーの交換がございましたが、そういう大きな修繕がなかったということで減となっております。防災無線の設備を維持管理することで、情報伝達の確保ができたということでございます。  続いて、5目北条庁舎管理費でございます。決算額が2,429万7,000円ということで、前年度より若干増となっております。一般管理事業として庁舎の管理事業、公用車の管理事業ということで、全て維持管理についてここは支出をしております。そんなに大きな金額は変わっておりませんが、それぞれ事業を行うことによって維持管理を適正に行い、事務の円滑な進捗が図れております。  続いて、6ページをお願いします。決算書は44、45ページでございます。北条改善センター費でございますが、305万9,000円ということで、これも前年度よりも31%ほど減となっておりますが、大きな減の理由は、平成26年度は高圧ケーブルの取りかえ等がありましたが、そういう大きな修繕がなかったということで、維持管理費を払っております。利用者も順調に伸びているということでございまして、多くの方に安全に施設を使っていただくことができております。  続いて、9目の自治会活動促進費でございますが、決算書が46、47ページでございます。1,434万3,000円ということで、前年度と余り変わっておりません。自治会の活動に対していろいろな交付金を交付してございます。自治会運営交付金、そして防犯灯の維持管理交付金、再生可能エネルギーの推進交付金等、それぞれの活動に対しての交付金を支出することによって、町と自治会との連携を強化して、自治会活動の推進を図ることができております。  続いて、10目の交通安全対策費でございます。決算額が1,412万5,000円ということで、6.6%の増ということでございます。一部風のまちづくり事業を充当しております。交通安全対策事業ということで1,222万2,000円支出しておりますが、そこのところに書いてございますが、交通安全の指導員等への報酬とか、あるいはそこの一番下の表のところで94件の防犯灯のLED化をしております。今年度、平成28年度には全部LED化を完了する予定でございますが、そういう事業に対して支出をしております。7ページですが、その成果としましては、交通安全及び防犯の意識高揚が図れております。  続いて、11目の光ファイバーネットワーク施設管理費で3,316万7,000円支出しております。17.6%の増ということで、前年度に比べて増になっておりますが、ここの増の理由につきましては、大栄地区の保守の管理が開始になったということと、そこにも書いてございますが、D-ONUの購入ということがありましたので、これらで増になっております。成果としましては、光ファイバーネットワークを管理することによって情報提供を図ることができております。  8ページをお願いします。決算書は48、49ページでございますが、12目の情報処理費でございます。決算額が1,441万7,000円ということで、若干前年度より減となっております。ここにつきましては、庁舎内あるいは庁舎と出先を結ぶネットワークの維持管理を行っております。業務の効率化を図ることができております。  ずっと説明は飛ばさせていただいて、9ページのところでございますが、4項の選挙費のところで、決算書が52、53ページとなります。4項2目の選挙啓発費でございますが、ここでは特に2番目のところ、(2)のところに書いてございますが、主権者教育ということで授業を開催しております。ここは選挙権年齢の引き下げ、18歳以上になったということを、主権者教育に関する授業を行いましたことによって高校生等に選挙への関心を持っていただいたということでございます。  続いて、その下の3目の県知事・議会議員選挙費で645万円支出しております。特にここにつきましては、選挙全般に対する費用でございますが、出張期日前投票所の開設でありますとか、あるいは無料の送迎バスの運行ということで、投票環境の向上を図っております。  続いて、10ページでございます。決算書は68、69ページになります。4款1項2目の健康増進センター費のうちの健康福祉センター、北条にあるものですが、健康福祉センターの管理事業について御説明させていただきます。223万6,000円ということで、前年度よりも33%減となっておりますが、ここは平成26年度はキュービクルの修繕がございましたので、その分が今年度大きな修繕がなかったということでこの金額になっております。多くの方に施設の利用をしていただいております。  次は、7款の土木費でございます。決算書が88、89ページでございます。4項3目の空き家対策費でございます。決算額が103万2,000円ということで、ここは平成26年度よりも大きく出ておりますが、丸の2つ目の危険空き家除去支援事業のところで、ここは新たにできたもので、2件の補助をしております。危険空き家のところに対して解消を促進して、空き家の撤去ということになっております。  続いての、金額は大きいですが、広域への負担金でございますので、詳細の説明は省略させていただきます。  11ページですが、決算書は90、91ページでございます。8款1項2目非常備消防費で1,743万円支出しております。前年度よりも14.5%減となっておりますが、ここにつきましては、自衛消防の関係の費用を4目の災害対策に移してますので、そういうところで減になっております。ここは消防団の活動に対する費用を支出しております。内訳をそこにちょっと記載しております。全部で102人の消防団員がございますが、そこの出動、訓練、会議、広報等に、延べ人数で記載しておりますが、約1,500人の出動や訓練ということで参加していただいております。これらによりまして、継続的な訓練等で、団員の確保によりまして、火災の予防、拡大の防止等が図れたということでございます。  続いて、3目の消防施設費に335万2,000円ということで、前年度と若干減となっております。ここにつきましては、消防施設の整備をしておりますが、消火栓の修繕あるいは新設を行っております。ここには記載しておりませんが、防火水槽のフェンスの修繕も一部行っているところでございます。町内の火災予防について、施設維持管理を行って、安全確保につながっております。  12ページ、お願いします。4目の災害対策費でございます。決算書は92、93ページになります。決算額が5,599万4,000円ということで、前年度に比べて12.4%の減ということですが、平成26年度は防災無線の8局の増設とか、あるいはここで消防ポンプ車の購入というのがございましたので、そういうところで全体としては減になっておりますが、災害対策事業で4,897万9,000円支出しております。そこの表の2つ目で、町の総合防災訓練で、9月13日に地震を想定した訓練を行いました。316人の参加ということでございます。そして特徴的な事業と書いてございますが、1番の備蓄物資の整備につきましては、非常用の排便の収納袋でありますとか、そして、ちょっと字が小さいですが、大栄庁舎太陽光発電設備設置費としまして、ここの屋上のところでございますが、ここに太陽光をする事業、国の事業でございますが、4,071万6,000円支出しておりますし、平成27年7月からは人的な体制の強化ということで、防災活動専門官を1名配置しております。また後で説明しますが、自主防災組織も、1つではございますが、組織が1つふえております。そして、記載はしておりませんが、火災によって家屋の処理費がございますが、その処理費を補助する分として1件、60万7,000円支出しております。自主防災組織を含めて町の防災体制の強化を全般的に図れております。  次は、防災用の備品購入補助金事業ということで150万円支出しております。これは西高尾の自治会の自主防災組織が防災資機材を購入ということで、それに対して助成を行っております。自主防災組織の育成事業ということで498万1,000円支出しております。ここでは、先ほど言いましたけど、防災専門官が自治会にいろいろ勧誘といいますか促進を行い、自主防災組織を1つふやしております。  私からの説明は以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 大庭税務課長。 ○税務課長(大庭由美子君) 続いて、税務課から決算の説明をさせていただきます。  主要施策の成果の18ページをお願いします。決算書は50ページ、51ページでございます。  まず、総務費、2項1目税務総務費として7,421万6,000円を支出しております。ここは税務事務の経常的な経費でございます。昨年度に比較しまして1,457万円の減でございます。要因としましては、昨年度は固定資産評価がえに伴います事業として340万円の委託料があったこと、それから連合負担金が160万円の減となっていること、一番大きな要因としましては、人件費部分でございまして、職員給与、共済費等、合わせて870万円の減となっております。人数は変わっておりませんので、若い職員で頑張っているというところでございます。  丸の3番目の中部ふるさと広域連合負担金事業としまして526万2,000円の支出をしております。このうち6万円は固定資産評価審査事務の負担金でございまして、残りが滞納徴収に係る負担金でございます。国保会計で4割を負担しておりまして、ここに上がっているのは一般会計負担分、6割部分でございます。表は広域連合負担金と広域連合が徴収した額の比較でございます。徴収額より負担金額が多いということが以前から問題となっておりまして、平成27年度から負担金の算出方法が見直されたところでございます。まだ、負担金のほうが今回は7万6,000円ほど多いところではございますけれども、その差については以前より大幅に縮まってきているところでございます。  続いて、同じく2款2項2目賦課徴収費でございます。729万2,000円の支出でございます。徴収に係る経費でございまして、主に過誤納還付金や印刷製本費などでございます。昨年度に比較しまして2,853万円ほどの減となっておりますが、これは昨年度、課税誤りに伴う還付加算金があったためでございまして、平成27年度は通常の還付金でございます。  表に徴収率を載せております。徴収率の状況でございますけれど、過去3年間のものを載せております。どの税、料とも徴収率は上がっております。  下の表は、税等の収納比率です。税などがどういう形で納付されたかというものを示すものでございます。町県民税でございますけれども、給与や年金からの特別徴収がありますので、その率は高くなっております。コンビニ納付につきましては、軽自動車税がやはり高くなっております。金額が少ないことや、年1回ということが影響しているのかなというふうに思っております。介護保険料、後期高齢保険料は、年金からの天引きがございますので、特別徴収の比率が高くなっているというところでございます。  それから、最後に、決算書の歳入にちょっと戻っていただきたいと思います。32、33ページをお願いします。19款5項2目1節総務費雑入に1,100円の未収金がございます。これは町民税に関連するものでございますけれども、口頭では説明がちょっとしにくいですけれども、説明をさせていただきます。これは、町民税で、年金から天引きされている方で、4月、6月、8月は仮徴収といいまして、前年度最後の2月に年金から天引きされる額と同じ額を徴収しております。所得が決定して税額が確定したら調整を行うようにしておりますけれども、中には仮徴収額が多くて還付が発生する場合がございます。これに加えて、納税義務者が亡くなられた場合、相続人が未支給年金の申請を行わなかった場合、こういった要件が重なった場合に起こるものでございまして、年金機構からは、もともと支払う年金がなかったと、天引きする年金がなかったということで、町にお金を返還請求を行います。町としては、既に還付金として還付をしておりますので、その部分について相続人に請求をしております。税ではありませんので雑入という形になります。出納閉鎖までに納付がございませんでしたけれども、6月に入ってお支払いをしていただいておりますので、現在未収はないところでございます。  以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 倉光住民生活課長。 ○住民生活課長(倉光 顕君) 続いて、住民生活課から決算の説明をさせていただきます。引き続き主要施策の成果の19ページからお願いいたします。
     まず、総務費、1項8目企画費のうち消費者行政推進事業として決算額115万1,000円でございます。(「決算書」と呼ぶ者あり)決算書は46ページ、47ページをお願いします。主なものとしまして、広域連合負担金70万9,000円でございます。中部消費生活センター共同設置の負担金でございます。町としては主に啓発活動を行っておりまして、センターの専門相談員と一緒に自治会などへ出かけていって、講座の開催などを行っています。写真は子ども金銭教育講座の様子でございます。  続きまして、3項1目戸籍住民基本台帳費、決算額3,411万4,000円でございます。決算書は50ページから54ページになります。戸籍及び住民登録事務事業226万5,000円の支出です。これは主に臨時職員賃金と消耗品費の経費でございます。平成27年度末の住民基本台帳人口は1万5,485人、世帯数は5,296世帯で、平成26年度末と比較しますと人口は129人の減、世帯は6世帯の増加でございます。  めくっていただきまして、(2)は人口構成の比率を載せております。年少人口、生産年齢人口、老年人口と再掲で75歳以上の人口、構成比率を載せております。生産年齢人口が3年間で502人の減となっております。  (3)には事務処理件数を載せております。表の転入者と転出者の差が39人の社会減、出生数と死亡者の差につきましては、90人の自然減となっております。合併以降の出生数は100人から120人の間を推移しております。平成25年度、26年度と社会増が続いておりましたが、平成27年度は社会減に転じております。  (4)は印鑑登録を取り扱った件数ですので、ごらんいただきたいと思います。  続いて、21ページ、戸籍事務関係事業でございます。(1)本籍数及び本籍人口、(2)に戸籍の届け出書の取扱件数を載せておりますので、ごらんください。  めくっていただきまして、22ページには、住民票、戸籍などの取扱件数です。こちらもごらんいただきたいと思います。  真ん中になります。住民基本台帳ネットワークシステム事業7,000円でございます。住基カードの発行に係る経費でございますが、番号制度の移行によりまして大幅に交付人数は減っております。  続いて、個人番号カード事務事業488万6,000円でございます。個人番号通知カード、個人番号カードの作成、発行に係る経費でございまして、主なものは、地方公共団体情報システム機構交付金436万3,000円でございます。  続きまして、23ページ、3款民生費でございます。決算書は66ページ、67ページになります。3項1目国民年金事務取扱費、決算額17万9,000円でございます。年金加入などの各種届け出を年金事務所につなぐ事務処理を行っております。取扱件数につきましては表のとおりでございます。  続きまして、23ページ下段、4款衛生費でございます。決算書は70ページから73ページになります。1項7目環境衛生費です。決算額1,323万8,000円でございます。主な内容としましては、環境衛生事業に258万円の支出でございまして、ほくえい環境塾など環境教育の場の提供、啓発活動などを実施しております。  めくっていただきまして、24ページになります。広域連合負担金の火葬事業分で648万1,000円の支出をしております。中部ふるさと斎場、琴浦斎場それぞれの負担金でございます。  続いて、昨年度より猫避妊・去勢手術費補助金事業といたしまして5万円を支出しております。  続きまして、8目環境保全費、決算額3,427万円でございます。環境保全費につきましては、風のまちづくり事業で充当した事業がございますので、事業費欄で御確認をいただきたいと思います。主なものといたしまして、新エネルギー導入事業に41万7,000円、省エネルギー普及啓発事業に46万5,000円の支出でございます。事業内容は記載のとおりでございます。この中で、古い冷蔵庫を探せ!コンテストは、商工会と連携して古い冷蔵庫の買いかえを促進し、省エネと地域経済循環を一気に実現する取り組みとなりました。  続いて、25ページ、菜の花プロジェクト事業に92万4,000円の支出でございます。播種面積は約6ヘクタールとなっております。事業は今年度をもって廃止することとしております。  続いて、環境にやさしいLED防犯灯整備事業に1,685万1,000円の支出でございます。自治会LED防犯灯整備工事は平成27年度が事業最終年度でございまして、水銀灯相当を135灯、蛍光灯相当を206灯整備いたしました。これをもちまして自治会防犯灯は全てLEDにかわったところでございます。  続いて、補助金事業は新設分でございまして、水銀灯相当1灯、蛍光灯相当15灯に補助をしております。  続いて、住宅用太陽光発電システム等設置補助金事業に378万9,000円の支出でございます。個人住宅用16件分の補助を行いまして、新エネ設備の導入の推進を図りました。  続いて、環境首都フォーラム開催事業に47万2,000円の支出でございます。フォーラムの開催によりまして、全国に北栄町が環境自治体であるということを発信いたしております。  次に、公共施設太陽光発電システム設置事業に1,135万1,000円の支出でございます。大栄健康増進センターに太陽光発電システムを設置することによりまして、災害時の電力確保と再生可能エネルギーの普及啓発を図っております。  めくっていただきまして、26ページになります。2項1目じんかい処理費につきましては、決算額8,130万6,000円でございます。ごみ収集やごみ処理施設等に要した経費でございます。じんかい処理事業に156万円の支出でございます。主なものとしまして、国坂浜土砂捨て場の仮囲いが台風の影響で倒壊いたしましたので、修繕を行っております。  次に、一般廃棄物の収集運搬の委託料として2,979万9,000円の支出でございます。平成27年4月からは全自治会で小型家電の収集を実施しております。各それぞれの収集量につきましては、表のとおりでございますので、ごらんください。  広域連合負担金につきましては、3,637万3,000円を支出しております。昨年度決算額に比べまして約9,500万円の減となっておりますが、これはほうきリサイクルセンター改良工事の終了が主なものでございます。  続いて、再生資源収集委託事業に584万9,000円、27ページの回収団体事業に86万8,000円の支出でございます。回収量は表のとおりでございますので、ごらんください。リサイクル率が下がってきておりますが、再生資源のうち特に紙類の収集が減ってきているといったようなことが主な原因となっております。  続いて、統一ごみ袋事業に399万7,000円、海岸漂着物処理事業に263万2,000円、不法投棄対策事業に22万9,000円の支出でございます。それぞれの事業内容についてはごらんいただきたいと思います。  続きまして、2項2目し尿処理費につきましては、決算額631万9,000円でございます。し尿処理に要した費用を広域連合に負担した費用でございます。  続きまして、6款商工費でございます。決算書は84ページ、85ページになります。1項2目観光費、観光振興事業のうち、決算額130万6,000円でございます。青山剛昌ふるさと館駐車場急速充電器管理費として計上をしております。  めくっていただきまして、28ページ、7款土木費でございます。決算書は88ページ、89ページになります。4項1目町営住宅管理費は、決算額2,706万円でございます。町営住宅管理事業として78万7,000円、128戸の管理費で、主に修繕費でございます。  また、町営住宅用途廃止事業としまして34万9,000円でございます。用途廃止に伴う移転が中央団地の入居者の方1件、向山団地入居者の方2件ございました。  続いて、町営住宅建替事業に2,592万4,000円の支出でございます。団地建てかえ基本設計と第1期工事の実施設計を行っております。実施設計は2カ年で事業を行っておりますので、委託料2,376万円のうち平成27年度分、756万円を支出しております。  4項2目県営住宅団地費につきましては、決算額21万4,000円でございます。これにつきましても主に修繕費となっております。  最後に、決算書の16ページ、17ページをお願いいたします。真ん中どころになりますけども、12款使用料及び手数料、1項4目1節住宅使用料でございます。収入未済額が36万9,400円でございます。内訳としましては、過年度分が3件の18万1,100円、現年度分が7件の18万8,300円でございます。昨年度決算と比べまして、滞納は件数で7件、金額で58万3,900円の減でございました。  以上で住民生活課の説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時33分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時50分再開)  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 総務課関係で1点漏らしておりましたので、説明を追加させていただきたいと思います。  決算書の20、21ページをお願いします。歳入の関係です。13款2項6目の衛生費国庫補助金のところでございまして、そこの備考欄のところに二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金という長い名称のものがございます。これは予算のときにはグリーンニューディールの関係で説明をしていたと思います。名称が変わりましたので、あえてここで追加で説明させていただきます。太陽光を設置したときの補助金でございまして、それが名称がこのように変わっておりますので、ここで追加させて、説明させていただきました。済みませんでした。 ○議長(井上信一郎君) 田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) それでは、福祉課関係を説明させていただきます。  主要施策の成果の29ページをごらんください。決算書では48、49ページになります。一番上の欄の地域住民生活等緊急支援費の低所得者対策事業でございます。こちらは平成26年度からの繰り越し事業でございまして、低所得世帯である生活保護世帯に商品券購入費を補助したものでございまして、決算額は23万円でございます。成果としまして、生活支援と地域消費喚起が図られました。  次に、3款1項1目社会福祉総務費です。決算書では56、57ページでございます。決算額は4億219万6,000円でございますが、うち国保関係のものが1億6,626万2,000円でございまして、残りの部分が福祉課関係でございます。福祉課関係では、社会福祉総務事業で1万2,000円の決算でございます。地域公共交通会議委員報償費が1万2,000円ですが、こちらは外出支援サービス事業を町運営有償運送から中部タクシー協同組合へ変更したことについて等を報告しました地域公共交通会議開催によるものでございます。  次に、社会を明るくする運動につきましては、7万円の決算でございます。保護司さん等による啓発事業や朝の定時放送での標語の放送を行っております。  次の戦没者追悼式事業は16万2,000円の決算でございます。平成27年度は北条農村環境改善センターで行いまして、遺族の皆様68名、来賓の方21名に参列いただきました。  次の民生児童委員協議会事業は260万3,000円の決算でございます。町の協議会に活動補助金として244万5,000円、中部の協議会負担金として15万8,000円を支出しております。町の協議会は毎月定例会を開催されまして、町からの情報提供やお願いだけではなしに、毎回のように自主的な研修会も実施していただいておりまして、資質向上に努めてもらっております。また、独居高齢者等の訪問、見守り活動、挨拶運動期間中での街頭啓発等をしていただいておりまして、地域福祉の増進に努めていただいております。  社会福祉士補助金事業の14万円ですが、こちらは、北栄町には遺族会が3地区ございまして、そちらの活動に対して補助金を交付しておるものでございます。  社会福祉協議会補助金事業は1,455万5,000円です。町の社会福祉協議会への補助金は1,448万9,000円でございます。この内訳ですが、人件費2人分として1,184万8,000円、配食サービス事業へのものが59万5,000円、マイクロバスの維持管理に関するものが204万6,000円となっております。  はぐっていただきまして、30ページをごらんください。バリアフリー推進事業で135万円の決算でございます。公共施設のバリアフリー化を進めるものでございまして、平成27年度は大栄庁舎の多目的トイレをオストメート対応のトイレに改修を行いました。  次に、支え愛ネットワーク構築事業です。決算額は499万8,000円でございます。社会福祉協議会と町とで連携しまして、地域住民の方々の支え合いを進めるため、各自治会での意識啓発を進めていく取り組みを行いました。成果のところに書いておりますが、平成27年度は10自治会で支え愛連絡会を開催しましたほか、個別ケース会議も行いました。また、防災福祉研修会や支え愛マップ(防災福祉マップ)の作成など、自治会の要望に応じて取り組み、そのほかに住民向けのまちづくり推進セミナーの実施、緊急連絡キットの配布等を行っております。  次の介護保険特別会計の繰出金につきましては、2億1,149万3,000円でございます。これは法定の負担分でございます。  次に、3目老人福祉費でございます。決算額は9,941万3,000円でございます。  老人福祉事業は35万8,000円です。米寿と金婚の方に祝詞、記念品を贈り、祝意を表しております。人数等につきましてはごらんのとおりでございます。  敬老会事業では、250万8,000円の決算で、各自治会で敬老会を行われたところに75歳以上の対象者1人につき1,000円の補助を行ったものでございます。成果といたしまして、自治会でそれぞれ工夫をされて実施されており、敬老や支え合いの気持ちが育まれております。  次に、老人保護措置事業費でございます。決算額は1,945万8,000円でございます。環境的、経済的理由によりまして在宅生活が困難な高齢者を老人ホームへ措置入所しております。人数につきましては表のとおりで、所得に応じて個人負担もいただいております。成果としましては、入所者が安心・安全な環境での生活ができております。  次に、31ページをごらんください。北栄町シルバー人材センター負担金事業が400万円の決算額でございます。シルバー人材センター事業の安定と、それにより高齢者が生きがいを持って生活していただけるという成果を出しております。会員数につきましては、表のとおりでございます。なお、このシルバー人材センターの事業の実績でございますが、平成27年度は派遣事業などの新規事業の拡大にも力を入れられ、4,310万4,000円の事業実績を上げられております。  次に、老人クラブ補助事業でございます。268万円の決算で、こちらは国と県とで3分の2の財源がございます。会員数による補助金額を決めており、過去3年の推移はごらんのとおりでございます。平成27年度は28クラブということで、1クラブ減少しております。現状はなかなか若い人は入ってこられないという状況のようですが、今後も引き続いて会員の新規加入の促進等に頑張っていただくよう、連合会総会等でお願いしているところでございます。成果といたしましては、高齢者の方の仲間づくりなど、自主活動を促すことにつながっております。  次に、介護予防支援事業でございます。こちらは事業所への委託額が408万1,000円の決算でございます。要支援に認定された方の介護予防サービス計画の作成と介護予防事業に取り組んでおりまして、そのサービス計画書の作成の件数について、事業所委託分と包括直営分の件数を表にしております。  次に、成年後見支援センター事業で65万4,000円の決算でございます。平成25年度から中部圏域で成年後見ネットワーク倉吉に委託して後見支援センターを設置しました。これにより、困難事例の専門職による相談等ができるようになりました。平成27年度の実績につきましてはごらんのとおりです。  次に、認知症高齢者ご近所応援団事業費でございます。決算額は9万円でございます。認知症高齢者の方等が行方不明になられたとき、協力者、町民、事業所、団体へ行方不明者の特徴などを情報配信し、地域ぐるみで早期発見につなげる取り組みです。連絡協議会のほか、GPSの貸与も行っております。  次に、32ページをごらんください。決算書は58、59ページになります。介護予防生活支援費の決算額は6,228万8,000円でございます。  初めに、タクシー利用料助成事業でございますが、決算額は175万7,000円でございます。こちらは、交通不便地域に在住する方等を対象に行った利用助成に要した経費でございます。成果といたしまして、地域交通利用者の方の負担の軽減あるいは公共交通機関への利用促進を図ることができたと考えております。また、平成26年度に比べ、平成27年度の利用人数、利用件数が大きくふえておりますのは、新たに運転免許返納者、ひとり暮らし高齢者を利用対象者に加え、利用の拡充を行ったことによるものだと考えております。  次に、外出支援サービス事業でございます。648万3,000円の決算でございます。この事業は、要支援、要介護状態または障がい者の方などで公共交通機関利用困難な方に中部地区の病院への送迎を行うもので、平成27年度の利用者等につきましては表のとおりで、昨年度に比べ、延べの利用人数がおよそ500人の増加となっております。町内が200円、町外ではキロ数に応じて利用料を定めておりまして、18キロメートル以上で1,000円を上限といたしております。成果といたしまして、4台の車で実施し、運行や車両の管理を社協に委託して実施しておる直営方式から平成27年12月より中部タクシー協同組合に委託先を変更したことにより、より利便性が高まり、利用者の伸びにつながったものだと思っております。  次は、介護予防地域支え合い事業で488万6,000円の決算でございます。事業内容は、いきいきサロン、要介護者台帳の管理システム事業でございます。いきいきサロンにつきましては、454万3,000円の決算でございます。社会福祉協議会の職員派遣で実施されている自治会、自主運営をされている自治会等、いろいろでございますが、年々開催回数や参加者が増加をしているところでございます。その下に地域包括支援センターの相談件数を載せております。一般相談を初め、昨年度は合計で4,332件の相談がございました。  次に、33ページをごらんください。5目障害者福祉費で4億3,559万9,000円の決算でございます。障がい者福祉関係負担金事業でございますが、63万4,000円の決算でございます。こちらにつきましては、記載しております4つの団体に補助を行っているところでございます。  次に、中度心身障がい者医療扶助事業で410万9,000円の決算でございます。この事業は、特別医療助成制度の対象外となる中度の心身障がい者の方の医療費を助成しているものでございます。成果としましては、このことにより健康保持や負担軽減につながっているものでございます。件数、金額についてはごらんのとおりでございます。  次の障害支援区分認定事務事業につきましては、66万9,000円の決算でございます。こちらは国2分の1、県4分の1の財源がございます。この認定を受けられませんとサービスが提供できないということで、広域連合に認定審査を委託して、スムーズな認定につなげているところでございます。  次に、自立支援医療給付事業で、決算額が3億6,969万2,000円でございます。財源につきましては、国2分の1、県4分の1がございます。また、平成26年度より療養介護医療費が自立支援給付事業から自立支援医療給付事業へ移行したため、欄が空欄になっております。  次に、自立支援医療給付事業で1,331万2,000円の決算です。人工透析やペースメーカーを埋め込み等に係る医療費の給付のほか、平成26年度より療養介護医療費も含んでおります。成果としましては、障がいのある方の自立した日常生活、社会生活につながっております。  はぐっていただいて、34ページをごらんください。障がい者地域生活支援事業で3,476万4,000円の決算でございます。主な事業は、障がいを持つ人やその家族の相談支援を行う相談支援事業、中部の事務局に専門職を配置する中部圏域障がい者地域自立支援協議会事務局運営事業、手話通訳などのコミュニケーション支援を行う意思疎通支援事業、ストマ用装具等の用具の給付を行う日常生活用具給付事業、外出のための支援を行う移動支援事業、見守り等の支援を受けながら障がい者の方たちが活動できる場を確保する日中一時支援事業、社会福祉協議会のあゆみの郷で行っていただいている創作的活動、生産活動の場を提供する地域活動支援事業などがございます。  次の障がい者グループホーム等夜間世話人配置事業は、22万8,000円の決算でございます。これは県の2分の1の財源がございます。  次の障害者相談員設置事業は5万円の決算でございます。身体・知的障害者相談員を各1人委嘱し、当事者や家族が地域で相談できる体制をつくっております。  次の特別障害者手当等給付事業につきましては、596万6,000円の決算でございます。成果としましては、在宅で生活する重度の障がい児や障がい者の負担の軽減になっております。  次に、35ページをごらんください。6目臨時福祉給付費は2,039万9,000円の決算でございます。給付金の総額は1,655万4,000円で、消費税率の引き上げに伴い、負担配慮のため、対象となる住民の方に6,000円の給付金をしたものでございます。  申しわけありません。ここで訂正をお願いします。成果のところに「対象と思われる」と記載しておりますが、ここは「対象となる住民に適正に支給した」と訂正をお願いします。申しわけありませんでした。  次の生活困窮者自立支援費は348万6,000円の決算でございます。決算書は60、61ページになります。平成27年4月より生活困窮者自立支援法が施行されたことに伴い、町でも新たな政策分野であります生活困窮者の自立生活支援について、新たな事業を始めました。自立相談支援事業では42人の相談が、家計相談支援事業は2名の利用がありました。また、生活困窮世帯の中学生に対して学習機会を提供する学習支援事業には12人の生徒の参加がございました。なお、予算現額に比べまして決算額が少ないのは、地域づくりモデル事業による作業所建設の施設整備事業費1,000万円を平成28年度に繰り越ししたためでございます。成果といたしましては、生活困窮者の方に包括的な支援ができたと思っております。  次に、2項4目母子父子福祉費で1,593万9,000円の決算でございます。決算書では62、63ページになります。母子父子福祉事業では17万4,000円の決算でございます。ひとり親家庭の小・中学校の入学支度金、災害遺児手当を支給しております。  次に、母子福祉事業で1,576万5,000円の決算でございます。主なものは、特別な事情により支援施設に入所されている母子家庭のための母子生活支援施設措置委託料の1,191万3,000円でございます。また、ひとり親世帯の中学生に対して学習機会を提供するひとり親家庭学習支援事業に係る委託料を生活困窮者自立支援事業における学習支援事業と対象者により費用を案分して支出しており、その決算額は60万9,000円でございます。  次に、36ページをごらんください。6目児童手当費で2億4,140万6,000円の決算でございます。決算書は64、65ページになります。子育て家庭の生活の安定を図る児童手当等の給付事業でございます。対象者と金額はごらんのとおりで、成果としましては、児童の健全育成、子育て家庭の生活の安定を図るということでございます。  次に、7目児童扶養手当費でございます。決算額は6,161万4,000円でございます。ひとり親で18歳までの子どもを扶養している家庭の生活の安定と自立を助けるために手当を支給するものでございまして、金額及び対象となっています母子家庭、父子家庭の数等は表のとおりでございます。成果としましては、受給者世帯の生活の安定と児童の福祉の増進ということでございます。  次に、8目児童措置費で2,749万5,000円の決算でございます。障害児通所給付費の事業でございます。障がいのある児童が機能訓練を受けたり集団生活の適応訓練を受けたりするものでございます。放課後デイサービス事業等が大幅に伸びておりますが、これは利用者等の利用回数の増加によるものが大きな要因でございます。  次に、37ページをごらんください。9目子育て世帯臨時特例給付費は674万4,000円の決算でございます。給付金の総額は582万6,000円で、消費税率の引き上げに伴い子育て世帯への影響緩和のため、児童1人につき3,000円を支給したものでございます。  次に、4項1目生活保護総務費でございます。5,994万7,000円の決算でございます。決算書は66、67ページになります。こちらにつきましては、職員人件費のほか、総務事業としては嘱託医の報酬、レセプト点検、また、全額県費である夏季の見舞金ということも実施しております。  2目の生活保護扶助費でございます。1億2,238万9,000円の決算でございます。年度ごとの受給者数、世帯数、相談・申請件数はごらんの表のとおりでございます。  ここでもう1点訂正をお願いいたします。成果のところでございますが、福祉事務所の移管に比べて平成27年度の人数は減っているのですが、平成26年度から平成27年度を比べると6人、4世帯増となっております。成果のところは「被保護者に生活指導、自立に向けた就労支援を行った」ということで、平成27年度だけで見ると受給者数は減少しておりませんので、ここの部分は削除をお願いいたします。  福祉課は以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 健康推進課分の説明をいたします。  主要施策の38ページをお願いします。決算書は48、49ページになります。2款1項33目地域住民生活等緊急支援費(地方創生先行型)の繰り越し事業のうち、少子化対策事業として次の4つの新規事業を行い、決算額は383万8,000円でございます。まず、中学生のピロリ菌検査は、中学3年生143人を対象に行い、受診率は86%、陽性率は7.3%で、陽性となった生徒には除菌治療を行いました。高校生の医療費助成は、償還払いの方法により274件の助成を行っております。ロタウイルス予防接種は、141人の方に接種費用の2分の1を助成いたしました。小・中学生のインフルエンザ予防接種は、乳幼児のインフルエンザ予防接種の範囲を拡大して中学生までを助成対象としたものです。この4つの事業につきましては、平成28年度も町の事業として継続しております。  次です。3款1項1目社会福祉総務費です。決算書は56、57ページです。健康推進課の事業といたしましては、国民健康保険特別会計繰出金です。定められた繰出金と追加で行った健診分を合わせて1億4,340万5,000円を繰り出しいたしました。  決算書56、57ページをごらんください。ちょうど真ん中あたりになります。3款1項1目28節繰出金に約1億3,500万という多額の不用額が生じておりますが、これは、赤字を見込んで予算を認めていただいておりましたが、平成27年度は結果として赤字繰り入れの必要がなくなったために、この不用額のうち国保分として1億3,174万476円の不用額が生じました。  主要施策に戻っていただき、38ページ中段をお願いします。2目特別医療費助成事業費です。決算額9,539万7,000円でございます。決算書では56、57ページです。特別医療費助成事業についてですが、表のとおり6つの区分で医療費を助成しております。合計の決算額は前年より322万7,000円の増となりました。  次の未熟児養育医療事業ですが、入院養育を必要とする未熟児に対して3件、128万6,000円の医療の給付を行いました。  続いて、39ページ、特定不妊治療費助成事業です。決算額は238万5,000円でございます。こちらは不妊治療を行った方に1人17万5,000円を上限に助成しており、平成27年度は申請者が増加し、17人の方に助成しました。制度についての周知が浸透してきた効果と見ています。  次です。4款1項1目保健衛生総務費です。決算書は68、69ページになります。決算額1億671万9,000円でございます。保健衛生総務費事業ですが、臨時職員の賃金や健康推進員の活動費等を支出し、376万8,000円の決算額でございます。平成27年度は健診受診率向上に向け、自治会ごとの受診率を出し、受診率の高かった自治会等を表彰する自治会表彰に取り組みました。次の健康管理システム委託事業の決算額は512万6,000円です。成人の各種健診や予防接種などの個人のデータを管理しており、保健指導や予防接種の勧奨に役立てました。  続いて、2目の健康増進センター費です。決算書は68、69ページになります。決算額1,479万2,000円でございます。ここには北条健康福祉センターの分も入っていますが、大栄健康増進センター分は1,255万6,000円です。平成26年度から空調設備を部分的に修繕しておりまして、平成27年度と28年度で健診棟とロビー、事務室についての修繕を行いました。利用状況、利用内容につきましては表のとおりです。保健事業や子育て事業の場として活用いたしました。  めくっていただきまして、40ページの3目感染症予防費です。決算額3,517万円でございます。上の表は予防接種法に基づき実施する予防接種です。表の1段目の三種混合と4段目のポリオの人数が少なくなっていますが、これは三種混合とポリオを一緒にした2段目の四種混合が定期接種になったことによるものです。次の表は任意の予防接種一覧表です。乳幼児のインフルエンザ予防接種につきましては、接種した人に費用の半額、上限1,500円の助成をしています。  次です。4目母子衛生費、決算額1,233万4,000円でございます。41ページの上の表は乳幼児健診の実施状況です。どの健診も受診率は高くなっています。未受診の方には次の健診を紹介するなど、未把握をなくするよう努めております。次に、上から3つ目の表、乳幼児健康相談及び健康教室事業ですが、平成27年度から1歳児すくすく教室を設けました。対象のお子さんの離乳食後期の指導や歯磨き指導、健康相談等を行いました。次の表は妊産婦と乳幼児の訪問指導の状況です。次の歯科対策事業についてですが、平成27年度から町立4園の4、5歳児を対象に、フッ化物洗口を実施しております。また、妊婦歯科健診と成人対象のふしめ歯科健診を実施いたしました。そのほか、乳幼児やこども園での食育事業を行っています。  めくっていただきまして、42ページです。母子衛生事業の成果といたしましては、妊娠届けから就学前を中心に、必要なケースについては個別の支援を行い、関係機関とも連携しながら子どもの発達などについて保護者支援を行うことができました。食育事業については、こども園や子育て支援センターと連携し、子どもたちが食材に触れたり御飯が炊ける変化を観察したりと、五感を使って体験することができました。  次に、5目健康支援費です。決算額3,802万3,000円でございます。
     最初に、健康診査事業ですが、3,660万5,000円の決算額で、基本健診、がん検診、人間ドックの費用でございます。特定健診については国保会計で支出しています。42ページ上の表は基本健診と特定健診の受診者で、合計受診者は前年と比べ39人ふえ、年々わずかずつではありますがふえています。下の表は各種がん検診の受診状況で、成果に上げておりますとおり、胃がん検診の受診者が年々増加しており、その中でも医療機関で内視鏡検査を受けられた方がふえております。平成27年度は胃がん検診受診者の60.5%がカメラによる検診となっております。これは、中部で胃がん死亡ゼロのまちプロジェクト事業を行ってきたことなどの成果だと思われます。  次の43ページが特定健診とがん検診の受診率の推移をグラフにあらわしたものです。どの健診の受診率も平成27年度は若干ですが上がっております。特定健診は平成27年度は速報値で36.6%としておりますが、確定値が出まして、昨年と同じ37.2%となりました。乳がん検診については、平成26年度から2年に1回の検診に変更になったために、年齢調整の関係で一旦受診率が下がりましたが、平成27年度、少し上がってきております。  精密検査の受診状況は、戻りますが、42ページの下の表の一番右側に記載しております。大腸がん検診は、平成27年度、47.3%と受診率は高くなっておりますが、精密検査の受診率が67.6%と低いのが課題となっています。精密検査が必要な方には個別通知や電話による勧奨を行っていますが、なかなか受診に結びついておりません。どの検診もそうですが、精密検査まで受けて初めてがんの発見につながります。精密検査の必要性を説明し、粘り強く勧奨に力を入れてまいります。  43ページ中段の表は人間ドックの状況です。受診者は若干ではありますがふえております。北栄町は全町民を対象とした人間ドックとしており、国保以外の受診者が66%となっています。訪問指導についてはごらんのとおりです。  次に、43ページの下、健康支援事業ですが、78万7,000円でございます。この事業は、健康づくりのための教育や健康相談を行う事業で、実施状況は43ページの下と44ページ上の表のとおりです。44ページ上の表の各自治会で開催するいきいき健康講座も少しずつではありますが開催自治会がふえ、町民の方がみずからの健康について考え、ふだんの生活を振り返る機会になっていると考えております。また、講演会や健診後の教室を実施し、参加者には生活習慣病予防のための食事や運動について理解を深めていただきました。また、小学校の食育事業として弁当の日の取り組みを行い、家庭での食育啓発につなげております。  次に、44ページ中段、生活習慣病予防事業で61万9,000円でございます。こちらは、子どものころからのよい生活習慣づくりを目的に、小学校5年生と中学校2年生を対象に脂質検査などを行いました。児童には生活習慣に関するミニ講和を行い、結果、説明会では親子に個別に助言指導を行っております。  健康づくり人材育成事業では、健康サポーターさんが自主的に活動を継続しておられます。平成27年度は砂丘まつりや健康講演会などのイベントで健診受診を啓発する寸劇や視察研修を行い、会員以外にも幅広く声をかけ講演会を開催するなど積極的に活動をしていただきました。  最後に、6目後期高齢者医療対策費です。決算額2億2,559万5,000円でございます。後期高齢者広域連合または特別会計にそれぞれ支出しております。特別会計への繰出金は定められたものでございます。  以上で健康推進課関係を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 下阪農業委員会局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 農業委員会から御説明いたします。  施策の成果45ページをごらんください。決算書では72ページ、73ページになります。5款1項1目農業委員会費でございます。決算額3,907万円でございます。  決算書74ページ、75ページになります。まず、農業委員会総務事業でございます。決算額1,764万6,000円でございます。この事業におきまして、総会を毎月10日ごろに開催いたしております。農地法処理状況及び農用地利用集積事業処理状況にございますとおり、農地法及び農業経営基盤強化法関係の申請に係る審議決定及び利用権設定に係る事務処理等を行っております。これによりまして、農地を守り生かすことができたと考えております。  次に、農地流動化推進事業助成金事業でございます。決算額576万4,000円でございます。実績は46ページでございます。これによりまして、認定農業者等の経営規模の拡大と農地の流動化及び遊休農地化を防げたと考えております。  次に、施策の成果46ページをごらんください。3目農業者年金費でございます。決算額───────円でございます。農業委員会では、農業者年金の手続であるとか年金の加入促進を行っておりますけれども、これは独立行政法人農業者年金基金からの委託事業でございまして、財源はこの独立行政法人からのものでございます。実績につきましてはごらんのとおりでございます。計370名の年金事務を行っております。これによりまして、節税による農業経営の安定及び農業者に豊かで安定した老後の生活を提供できたと考えております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時31分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時32分再開)  下阪農業委員会局長。 ○農業委員会事務局長(下阪 啓二君) 失礼いたしました。農業者年金費の説明のところで決算額を───────円と申し上げましたけれども、71万5,000円の誤りでございます。失礼しました。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 産業振興課関係の決算の説明をいたします。  決算書は44ページ、45ページをごらんください。主要施策の成果は47ページからごらんいただきたいと思います。2款1項8目は、企画財政課のものも含みますが、私からは産業振興課の事業について御説明申し上げます。  まず初めに、コナンのまちづくり事業でございます。そちらのほうに2,065万2,000円を支出いたしました。巨大迷路の開催に伴う運営について北栄町観光協会へ委託したほか、まんがのまちづくり企画実行委員会によるブロンズ像や路面・壁面シートなどの整備に助成を行いました。また、マンガ寺子屋実行委員会の活動を支援し、漫画文化の定着と情報発信に力を注ぐことができました。  同じく8目で北栄砂丘まつり交付金事業といたしまして431万3,000円を支出いたしました。昨年は8月23日に開催し、書道パフォーマンスやだらずプロレスなど地域で話題性のあるイベントを開催し、北栄町を広くPRすることができました。フィナーレには合併10周年を記念して8号の大玉花火100発を含む2,600発の花火を打ち上げ、約2万人の方が中部の夏の終わりを惜しみつつも楽しみました。  次に、同じく8目のうち由良宿再発見事業に78万8,000円を支出いたしました。歴史的価値のある由良宿藩倉跡地の除草と由良宿まち歩きラリーの開催に合わせて清掃活動を行い景観保全に努めたほか、由良宿藩倉跡地には年貢米を運んだ帆船のいかりが展示してございましたが、風雨により腐食が著しく、今後さらなる劣化が心配されましたので、FRPでレプリカを作成して展示いたしました。貴重な歴史的資料である本物のいかりにつきましては、現在、亀谷の収蔵庫で大切に保管してございます。  次に、8目のうち砂丘地振興基金積立金事業の関係でございます。元本9,528万5,000円に対して発生した7万6,000円の利息を基金として組み入れ、翌年の基金として積み立てておるところでございます。  次に、同じく8目のうち地域おこし協力隊事業といたしまして……。済みません。主要施策の成果は次のページの48ページをごらんいただきたいと思います。地域おこし協力隊の事業といたしまして767万8,000円を支出いたしました。妻波地区で受け入れていただいた2人の隊員が活動を通しましていきいきサロンや妻波の祭り、運動会、妻波の農地保全活動などに参加して交流を深めたほか、地域が求める人材となるため、資格取得や外部の研修へも積極的に参加いたしました。  次に、同じく8目のうち北栄暮らし支援事業といたしまして264万7,000円を支出いたしました。北栄町への移住を推進するため、東京や大阪などで開催される移住相談会への旅費や参加費用のほか、パンフレットなどを作成し、配布をいたしました。また、県外からのIJUターンか、その移住を受け入れるための空き家の所有者が改修した費用の一部を助成しました。家財や仏壇などの搬出や、処分して空き家情報バンクに登録し、空き家の利活用を行おうとする場合に、上限20万円まででその処分費の全額を助成して、移住者の受け入れる体制を整備したところでございます。  8目の最後になります。お試し住宅事業といたしまして248万5,000円を支出いたしました。県外の移住を検討している方が北栄町での生活を実体験しながら職探しや住居探しができる施設として整備いたしました妻波おためし住宅につきましては、駐車場がありませんでしたので、北側の雑種地を整備したものであります。  続きまして、決算書は48ページ、49ページをごらんいただきたいと思います。32目で消費喚起・生活支援の事業としまして、決算額3,557万1,000円のうち、産業振興課で実施した事業についてここでも御説明申し上げたいと思います。  プレミアム商品券事業といたしまして2,015万2,000円を支出いたしました。北栄町商工会が行うプレミアムつき商品券の発行事業に係る経費のうち、20%のプレミアム相当分とこの事業に必要な事務費を助成したところでございます。  次に、住宅リフォーム支援事業として652万3,000円を支出いたしました。住宅の安全性、耐久性及び居住性の向上を図り、町民が安心して住み続けられる住まいづくり及び住環境の向上に資する取り組みとなりました。また、町内住宅関連産業を中心とする地域経済活性化を図ることもできました。平成27年度は、エコ住宅化への改修に該当した場合には、該当工事費を上限10万円、10分の1の補助率でかさ上げして助成も行いました。このことにより、エネルギーに係る余分な生計費などが域外に出ていかず、町内でとどまることの貢献もできたのではないかと考えているところでございます。この事業については、風のまちづくり事業として平成28年度も継続して行ってまいります。  主要施策の成果は49ページをごらんいただきたいと思います。次に、33目で地方創生先行型の事業といたしまして、決算額4,440万2,000円のうち、産業振興課でこれも実施した事業について説明を申し上げたいと思います。  初めに、農産物ブランド促進支援活動事業で119万8,000円を支出いたしました。本町のふるさと大使第1号のカノウユミコさんを講師に招き、東京新橋のアンテナショップももてなし館の2階でナガイモなど北栄町の特産品を使った料理講習会を実施いたしました。また、大栄西瓜組合協議会など、JA鳥取中央の5つの生産組織が消費地に出かけて行う販売促進活動やラッキョウ漬け体験などの取り組みやPRチラシなどの作成に要する経費の一部を助成し、さらなるブランド化の推進を図りました。  次に、6次産業化モデル支援事業といたしまして86万6,000円を支出いたしました。規模や取り組みなどが県の6次産業化総合支援事業の対象とならない場合に、生産、加工、販売のいずれかの農商工連携や6次産業化につながる取り組みを行う農家が商品などの開発やパッケージの変更、都心への販売促進などの費用に対し補助を行いました。また、農林水産省補助事業の6次化中央サポートセンターのプランナーである勝瀬典雄さんをお招きしセミナーを開催したほか、普及所や産業支援機構と連携して相談会を実施し、商品開発や商品の磨き上げ、販売促進などについて個別の事情に応じた対策などを協議いたしました。  続きまして、主要施策の成果50ページをごらんいただきたいと思います。次に、農業体験事業として141万円を支出いたしました。町内でキウイフルーツや加工用ブドウを栽培する農家などで夏季と秋季に収穫や出荷調整作業などの作業体験メニューを組んで、学生や移住希望者などを受け入れて、就農へつなげる取り組みを試験的に行いました。また、農業人材紹介センターやラッキョウの根切り、共同作業所の求人募集のためのチラシ、ポスターなどの作成を行って、町内の雇用促進を図りました。  次に、産業振興奨励金事業として837万円を支出いたしました。内訳としましては、企業立地等促進奨励金として、このたびは新設2件、増設4件で、事業所部分に対する固定資産税相当分として447万円を、雇用促進奨励金として、その新設、増設した事業所が町内者を雇用されたため、10人分として300万円を支給したところでございます。また、平成26年4月以降に県の進出協定を締結した企業が中部圏域に事務所、工場等を新設し、かつ進出に際して6カ月以上の常用雇用を行った場合に、町民雇用1人当たりに対し30万円を支援する事業を行いました。これには倉吉市の医療精密機器製造メーカーにお二人、フィギュア製造の企業に1人が雇用され、合計で3人分といたしまして90万円を支出いたしました。  次に、就労・創業支援事業といたしまして412万3,000円を支出いたしました。この支援事業は、産業競争力強化法に規定する特定創業支援事業による支援を受けた者が事務所の本拠を置き、町内で起業、創業にかかる際の経費のうち資材費や工事費等の2分の1を補助し、上限100万円までの支援を行うものであります。また、資材調達や工事を町内事業者で行った場合には10万円のかさ上げもありますし、開業に当たってチラシ作成やPR宣伝に要した費用の2分の1、上限50万円の助成も行っているところであります。平成27年度は理容業、福祉分野、飲食店で3件の創業があったところでございます。  次に、農業経営サポート事業に342万5,000円を支出いたしました。就農営農相談員を配置し、営農相談や新規就農者の支援を行いました。また、経営サポートセミナーを開催するなどし、農家に経営感覚を身につけていただく取り組みを行ったほか、農業に特化したハローワークの開設を行い、農業の雇用対策にも積極的に取り組んだところでございます。  主要施策の成果51ページをごらんいただきたいと思います。次に、北栄暮らし支援事業に222万7,000円を支出いたしました。移住支援員を配置し、移住者の相談窓口となって各種移住支援制度の紹介や東京や大阪で実施される相談会で町の魅力を発信するなど情報発信を進めたほか、空き家情報バンクを整備して受け入れ先を紹介するほか、宅建協会と協定書を締結して、実際の賃貸契約でのトラブルを回避できるようにいたしました。また、移住者と転入先の集落とのマッチングなどにも力を入れて取り組んだところでございます。  次に、国外プロモーション活動事業に41万9,000円を支出いたしました。青山剛昌ふるさと館の外国人入館者で一番多いのは台湾で、次いで中国、韓国、香港でございます。平成28年度ではインバウンド版ミステリーツアーが開催されることになり、その対象国の一つである台湾の台中市で国際旅行博覧会が開催されましたので、集客イベントと現地旅行会社と直接の商談会を重ねるために職員2名を出張させたものでございます。  次に、コナンのまちづくり事業といたしまして70万円を支出いたしました。これは、県やJR西日本米子支社、関係市町村と観光関連団体などとで構成する名探偵コナンミステリーツアー実行委員会の負担金でございます。  決算書は50ページ、51ページの上段になります。次に、バイオマス・植物工場研究事業に87万1,000円を支出いたしました。バイオマスを活用したイチゴ栽培の先進地として宮城県東松島市を視察したほか、株式会社不二家との打ち合わせ、香川県へ施設園芸セミナーに参加し研究をするための出張旅費等でございます。  次に、5款1項5目でございます。主要施策の成果は52ページをごらんいただきたいと思います。また、決算書は76ページから79ページにかけてでございます。5目農業振興費に7,878万1,000円を支出いたしました。予算額に比べて1,066万5,000円と大きな不用額が出ておりますが、その理由につきましては後ほど説明させていただきたいと存じます。  決算書77ページをごらんいただきたいと思います。まず、経営改善支援活動事業に89万7,000円を支出いたしました。県と連携しながら各制度資金や融資に係る利子補助、共済掛金の負担軽減を行ったことで、農業経営の安定と生産振興を支援いたしました。平成26年に異常気象で4月の霜被害により梨が大きな被害を受けたほか、水稲では交付金の半減と概算金の値下げにより農家の経営が圧迫されました。作物の生産安定と生産者の営農意欲の高揚のため、JAが緊急に融資支援を行ったことに伴う利子補給事業として町3分の1、県3分の1を債務負担しているものも含んで支出したものでございます。  次に、農業振興補助金事業に3,837万8,000円を支出いたしました。そのうち1番目のぽつの経営所得安定対策推進事業補助金として283万8,000円を支出しておりますが、米や畑作物の直接支払い交付金など各種事業の円滑な推進のため、農事組合長などを介して行った書類の配布や回収に要した費用やデータ処理などに要した費用を全額国庫補助として農業再生協議会を介して支出いたしました。  次に、鳥取梨生産振興事業費補助金といたしまして487万2,000円を支出いたしました。これは、県の梨王国復興のための取り組み、具体的にはオリジナル品種新甘泉などの産地化に取り組んだ4軒の農家に対しまして、JAを介して県と連携として補助したところでございます。  次に、園芸産地活力増進事業費補助金として3,066万8,000円を支出いたしました。基幹作物の収益向上につながる個人や生産組織の取り組みに対して支援を行うものでございます。特に低コストハウスの設置については、大栄スイカで9戸の農家が33棟、ハウス面積103アールの導入をすることができました。  主要施策の成果は次の53ページをごらんください。次に、がんばる農家プラン支援事業に843万4,000円を支出いたしました。継続プランといたしまして、障がい者雇用も実現した地域の絆でつくるハートフル農園プランという中玉トマトを中心とした栽培に必要な連棟ハウスや加温器、かん水装置などの整備費用に対し、県と連携して補助を行いました。また、もう一つは新規プランで、ジョイント仕立てによる新品種の新甘泉の販売と台湾でも人気の高い新興梨の穂木の輸出プランに対しまして棚の整備費用に対する補助で、規模拡大等も図られるところでございます。また、もう一つの新規プランは、北栄町の農家が琴浦町の酪農家と共同して飼料用米の栽培を図るため、琴浦町の酪農家や耕種農家とコンバイン・トラクター組合を組織して、稲作に必要なトラクターやラッピングマシンなどの導入費用に対する補助に対しまして、北栄町農家負担分のうち6分の1を助成するものでございます。  主要施策の成果54ページをごらんいただきたいと思います。次に、就農条件整備事業に685万1,000円を支出いたしました。就農開始から3年以内の新規就農者に対し、1人は大栄スイカの栽培に必要な低コストハウス3棟でハウス面積3アールの整備や、大島でホウレンソウ栽培に必要なハウスの整備費、そのほか、北条砂丘ブドウや鳥取ラッキョウ、砂丘ナガイモの新規就農者で管理機や運搬車、動力噴霧器の導入等について6件の農家に対して県と連携して補助を行い、就農初期の負担軽減を行いました。  次に、現地課題チャレンジ試験補助金事業では4万9,000円を支出しております。農業指導者連絡協議会を通して普及所に協力依頼をして、JAや生産者と相談しながら行いました。一つは米、大豆関係で、帰化アサガオの防除試験を行いました。単年では効果がはかれないので継続して試験が必要との報告を受けているところでございます。また、6次化商品をブラッシュアップして商売を強化する取り組みでは、名刺や加工品の包装資材などを何パターンか作成し、実際にバイヤーなどと農家が商談に臨んだりしております。  続いて、北栄アグリフォーラム事業についてでございます。58万2,000円を支出いたしました。表中の参加者では、平成26年と27年の対比では84人の増と、開催以来最高参加者数となりました。内容を一新して、野良着のファッションショーや先進的な農場の労務管理を実践してテレビ出演などで有名なサラダボウルの田中進さんの講演など、農大の生徒の方がバスを仕立てて来られるなどして大変なにぎわいとなりました。6月ごろから委員さんと内容を練ってきた成果が発揮されたものと感じております。  次に、集落営農体制強化支援事業に257万4,000円を支出いたしました。決算書では次世代につなぐ地域農業バックアップ事業となっておりますので御注意いただきたいと思います。これは、中北条水田生産組合のビークル購入費の半額を県と連携して補助を行いました。これにより農作業の効率化や省力化により、組合の財政基盤が強化されているところでございます。  主要施策の成果は55ページをごらんいただきたいと思います。次に、6次産業化総合支援事業といたしまして381万3,000円の支出をいたしました。初年度に無洗米加工の処理機の導入をした事業者が3年度目を迎える継続プランとして、もみすり機の製造ラインの改良工事や東京などの販路開拓と新規顧客の獲得に向けた販売促進を行ったところでございます。これに県2分の1と連携して町6分の1の補助を行いました。また、新規の楽しく・つながろう・らっきょうプランでは、プラン提出以前から東京などで試験的に販売促進などを行い消費者ニーズをつかんできており、お客様の御希望に対応した商品開発と販売計画に合わせた適正規模で加工処理施設や殺菌槽の整備をして、販売を行っているところでございます。既に6月議会では、2年度目にして販売が計画を超えて好調で、冷蔵庫などの導入を図って対応するなど、規模拡大を図ったところでもあります。  次に、園芸産地活力増進事業費補助金に1,618万円を支出いたしました。設立されて20年が経過する西瓜選果場では、機器類も老朽化や劣化が目立ち始めております。特にスイカを自動で整列させてパレット状に積む装置と制御システムは高速化や省力化、安全性の向上を実現するシステムとして導入が欠かせなかったものであります。平成28年産大栄スイカの出荷に間に合わせるため、平成27年9月補正で御承認いただき導入を図ったものであります。また、これまで要望の高かった秋冬野菜の作付に必要な野菜定植機について、JAが4台を導入して保有し、各農家に次々と貸し出しているところでございます。  主要施策の成果はそのまま55ページをごらんいただきたいと思います。6目担い手育成支援費に1,667万円を支出いたしました。まず、就農応援交付金の48万円ですが、新規就農者で3年目の方について、毎月4万円の12カ月に対して県3分の2、町3分の1負担により交付したところでございます。これにより45歳以上の農家の就農初期の負担軽減と早期経営安定が図られたところでございます。  次に、国の青年就農給付金として1,200万円を支出いたしました。45歳未満の新規就農者で、年150万円を給付するものですが、平成26年末に国の緊急経済対策により平成27年の前期分を前倒しして給付しているため、後期分の75万円の給付を受ける対象は13人でございました。また、給付対象期間が前期に該当した平成27年度からの新規就農者については、前・後期分の150万円を支給したところでございます。後期から経営を開始した新規就農者がお一人あり、その方については後期分の75万円の給付でありました。これにより、経営が軌道に乗るまでの経営リスクの負担軽減が図られたところでございます。  主要施策の成果は56ページをごらんいただきたいと思います。次に、親元就農促進支援交付金として410万円を支出いたしました。2組が2年目の継続で、新規の2組が親元で地域農業の担い手として定着するための研修を積んだところでございます。この研修期間中の生活等の安定を図るため、県と連携して支援することができたところでございます。また、北栄町農業指導者連絡協議会や北栄町認定農業者協議会、東伯地区農業士会へ負担金補助を9万円支出しているところでございます。  次に、7目地産地消推進事業としまして64万7,000円を支出いたしました。中部発!食のみやこフェスティバルへ北栄町のブースを出展したほか、青山剛昌ふるさと館横の農地を活用し、町内の青年農業者と由良、大誠こども園の園児とで苗植えからサツマイモの収穫までの体験を行い、交流を図ったところでございます。  次に、8目地域改善対策費に46万2,000円を支出いたしました。昭和62年に防風を目的として植栽したクロマツの保育のために国有林に設置した防風柵について、当初の目的を達成したことから撤去をしたものでございます。  次に、9目畜産振興費に1,017万9,000円の支出をいたしました。畜産振興事業のうち畜産経営維持継続支援対策補助金の145万5,000円ですが、肉用牛や肉豚の枝肉価格が低下した場合に交付される基金のうち生産者が負担する経費を補助し、農家の負担軽減が図られました。それぞれの対象数量と助成単価の内容は表のとおりでございます。  次に、鳥取和牛振興総合対策事業補助金に747万4,000円を支出いたしました。担い手の施設整備支援として繁殖牛の飼養施設に木造54平米1棟に対して県3分の1、町6分の1で134万8,000円を補助しております。また、3件の農家で繁殖雌牛の11頭の増頭に対する導入経費に対して612万6,000円の補助を行いました。  主要施策の成果は57ページをごらんください。乳用牛優良精液利用促進事業について66万9,000円を支出いたしました。優良精液の種つけを行い、高品質な牛乳の泌乳能力が高い乳牛を育成することで安定した酪農経営を支援するもので、本年は224本の精液の購入費を助成いたしました。平成27年度の受胎実績は翌年度に集計されるところでございますので、表中には実績としては上がっていないところでございます。  次に、優良乳用牛購入事業補助金に50万円を支出いたしました。酪農を取り巻く環境の悪化により農家戸数や成牛頭数は年々減少しており、それに伴い生産乳量も減少しています。現在、取り扱い乳量6万トンへの回復を掲げ、大山乳業を中心に鳥取県中西部地域畜産クラスター協議会を立ち上げ、畜産クラスター計画に位置づけられた地域の中心的な経営体が行う規模拡大のための施設・機械整備支援をしているところでございますが、乳用牛増頭を目的とした繁殖雌牛の購入について、畜産クラスター事業で補助対象とならなかった家畜の導入について、町単独で1頭につき10万円の購入助成を行ったものであります。  決算書は78ページ、79ページをごらんいただきたいと思います。次に、10目町有乳用牛貸付事業に2万4,000円を支出いたしました。新たな乳用牛の買い付けについては行いませんでした。これまでの支援で一定の成果はあったものと判断し、この事業の廃止に向けて、町有乳用牛9頭の残存価格やこれまでの飼養に係る費用などと相殺し、審査委員会で協議を重ねた結果、無償譲渡で5軒の農家に引き受けていただくことになりました。  次に、13目有害鳥獣防除費に40万8,000円を支出いたしました。有害鳥獣の捕獲や駆除に支援を行うことにより、農産物への被害の軽減を図りました。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後0時05分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時00分再開)  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 主要施策の成果は58ページで、決算書は80ページ、81ページをごらんいただきたいと思います。次に、16目環境保全型農業直接支援対策事業といたしまして91万9,000円を支出いたしました。2つの営農組合が環境保全に配慮した農業生産に取り組んだところでございます。  次に、18目北条砂丘農業活性化支援費でございます。1,359万7,000円を支出いたしました。北条砂丘農業の活性化を図るため、5カ年のプランを作成し、県の審査を通り採択され、平成25年度を初年度といたしまして、平成27年度は3年度目に当たります。  小さな49万円の農地利用については飛ばさせていただきます。  次に、機械導入支援事業に1,012万5,000円を支出いたしました。ラッキョウでは植えつけ機やトラクター用の掘り取り機の導入を行いました。ナガイモでは選果場へ洗浄機を導入いたしました。また、生産農家の作業効率を向上させるため、ナガイモの掘り取り機の導入を図ったところでございます。  次に、実証栽培・試験実施事業に29万9,000円を支出いたしました。生産部などと連携して、砂丘地の作物に対する諸課題の解決に向け試験などを行って、効果検証を行ったところでございます。詳しくは59ページの表のとおりでございます。  次に、情報発信事業に202万6,000円を支出いたしました。ぐるなびPROを活用し、北条砂丘農業の農産物の紹介や特産物を使ったレシピの紹介など、さまざまな情報発信を行うため、ぐるなびサイトでナガイモ、ラッキョウ、ブドウなどを販売いたしました。また、町の農業ポータルサイトで特産品の紹介や観光農園のPRなども行っているところでございます。  次に、販売強化活動事業といたしまして56万7,000円を支出いたしました。ぐるなび商品展示会が帝国ホテル大阪とセルリアンタワー東急ホテルで開催され、ぐるなび登録飲食店オーナーなどへ農産物の売り込みを行ったところでございます。  次のグリーンツーリズムにつきましては、実績等をごらんいただければと思います。ただ、研究会が発足いたしましてから4年が経過しましたので、研究成果をまとめ、事務局から役場職員を撤退して自立運営を促す時期が参っていると考えているところでございます。  次に、調査活動事業として7万7,000円を支出しております。これは、フルーツドーム横の圃場でワイン用ブドウを平成25年3月から定植をし、3年目を迎え、本格的に収穫が可能となる前に、ワイン醸造などを含め研究のため、JAブドウ生産部と県外の産地、京都天橋立ワイナリーを視察したところのものでございます。  主要施策の成果は60ページをごらんいただきたいと思います。次に、農地中間管理事業といたしまして2,359万円を支出いたしました。事業を運営するために配置しました農地中間管理推進員の賃金や共済費、事務費に加え、国の農地集積協力金交付事業といたしまして2,018万9,000円の支出を行っているところでございます。これは、人と農地の問題を解決する一つの手段として人・農地プランを作成した上で、地域における話し合いや人・農地プランに基づきまとまった農地の集積を行った地域や農地を貸し付けて担い手への農地集積、集約に協力する農地の出し手の皆さんを支援するための協力金として、これを農家に支払ったものでございます。生産性の向上や農業経営の効率化を進めようとしている原東部営農組合や株式会社フジオファーム、大山農園ディースプランニングの関連での農地集積を推進に当たって機構集積協力金の交付金事業を行って、農地の集団化や有効利用、効率化が図られるために行ったものであります。  次に、2項林業費でございます。1目林業振興費に207万6,000円を支出いたしました。  まず、枯松伐採促進事業といたしまして20万1,000円を支出いたしました。松くい虫による被害拡散防止と枯れ松の折れによる危険防止のため行った伐採に係る経費の約6割まで町が助成いたしました。  次に、美しい森林づくり基盤整備事業に54万7,000円を支出いたしました。間伐に要する必要の助成を行い、森林の有する多面的機能の高度発揮を促進できたものと思っております。  決算書は82ページ、83ページをごらんいただきたいと思います。次に、森林整備担い手育成支援対策事業として19万円を支出いたしました。北栄町在住の方が勤務する事業所に対し、健康保険料の一部を県と連携して補助し、林業労働者の確保を図ったところでございます。  主要施策の成果は61ページをごらんいただきたいと思います。次に、間伐材搬出促進事業といたしまして50万円を支出いたしました。間伐の推進と間伐材の搬出を促進するため、間伐材の搬出経費に対して1立米当たり1,000円の助成を行ったところでございます。  次のナラ枯れ対策事業については見ていただけたらと思います。10万4,000円を支出したところでございます。ただ、ナラ枯れ対策につきましては、こちらにつきましては、伐倒により桜ですとかほかの木を倒壊したり、ガードレールを破損させるおそれが出てまいりましたので、平成28年度からは立ち木薫蒸に切りかえて実施するようにしております。  2目でございます。松くい虫防除費に1,195万7,000円を支出いたしました。松くい虫防除事業は、松くい虫防除を目的としまして、6月に2回の空中散布と地上散布を行っております。  主要施策の成果は62ページをごらんいただきたいと思います。次に、3目松林保全対策費として12万4,000円を支出いたしました。松くい虫に強い抵抗性クロマツの苗木を購入し、北栄町内の5地区に配布し、植林をいただいたところでございます。  次に、4目竹林整備費に149万4,000円を支出いたしました。これは、竹林を伐採し、その費用について県の間接補助で実施して、放置竹林の拡大防止と森林環境の改善を図るものでございます。なお、整備箇所は4カ所で、曲、国坂、原、大島でございます。  次に、3項水産業費でございます。1目水産業振興費といたしまして1万9,000円を支出いたしました。県が水産試験場で育成した種苗を中部漁協が購入する費用に対して県2分の1、町6分の1を助成して、水産資源の適正管理に努めたところでございます。  次に、主要施策の成果は63ページをごらんいただきたいと思います。商工関係でございます。6款商工費に1億2,941万5,000円を支出いたしました。  まず、1項商工費でございます。1億2,941万5,000円のうち商工振興事業に736万9,000円を支出いたしました。主な経費として、商工会が独自に行う地域振興事業への補助として560万円を支出いたしました。商工関係者はもとより、地域の商工振興が図られたと思っております。また、同じく商工振興事業費のうち、平成27年度は北栄町合併10周年でありましたので、10月4日の式典にあわせまして、出会いの広場で商工会わいわいまつりを開催し、にぎわいに花を添えていただいたところでございます。その取り組みに必要な費用の2分の1を上限50万円までで支援をしたところでございます。  次に、小口融資等貸付事業の110万6,000円を支出いたしました。新たな貸し付けはありませんでしたが、これまでの貸し付けの返済分について、預託金という形で支出しております。運営に係る経費の貸し付けが円滑に行われ、地域経済の活性化が図られたものと考えております。  次に、マル経融資利子補助事業といたしまして70万7,000円を支出したところでございます。経過としましては、さきに説明しました小口融資等貸付事業よりはこちらのマル経融資利子補助事業を活用する事業者がふえているところでございます。小規模事業者経営改善資金融資制度要綱に基づく資金融資を借り入れた町内の小規模事業者の支払う利子の負担軽減を行うものでございます。  次に、観光農園体験促進事業といたしまして38万4,000円を支出いたしました。三朝温泉の23軒の旅館の客室約750室に備えつけのクリアファイルの観光情報冊子に毎月北栄町の観光農園や青山剛昌ふるさと館などのチラシを封入してPRを行い、観光農園等の利用へつなげたところでございます。  主要施策の成果は64ページをごらんいただきたいと思います。次に、地域商業自立促進事業として78万8,000円を支出いたしました。北栄町商工会が実施主体となって出会いの広場の一角で進めております集合店舗については、経産省の事業を活用し、観光客や地域住民にニーズ調査やマーケティング調査等を実施して、その調査結果に基づき事業計画を策定して、翌年以降に事業申請を行うものでございます。平成27年度は、この調査事業に対しまして国3分の2までを直接補助で行いますので、対象外経費と補助残を町と商工会で等分に負担をしたところでございます。  2目は観光費でございます。5,438万9,000円を支出いたしました。  まず、観光振興事業として3,771万4,000円を支出いたしました。支出内容は、主要施策と成果記載のとおりであります。観光施設等の修繕工事及び遊具の安全点検、修繕などを行い、各施設の受け入れに対して支障が出ないように整備を進めたほか、観光関係団体や観光協会と協力して事業等を行うことにより、観光客の誘客やサービスの向上へつなげるものでございます。  次に、観光施設指定管理者委託事業といたしまして1,667万5,000円を支出いたしました。オートキャンプ場の運営を含む北条海浜広場や蜘ケ家山山菜の里、お台場公園、レークサイド大栄の4つのレジャー施設の運営管理を一括して株式会社チュウブに委託し、利用者のサービスの向上と運営の効率化が図れました。
     次に、主要施策の成果は65ページをごらんください。3目でございます。お台場公園サービスエリア費として209万9,000円。詳細はごらんいただけたらと思います。  決算書は84ページ、85ページをごらんいただきたいと思います。次に、4目北条砂丘公園センター費として145万4,000円を支出いたしました。これについても内容については主要施策の成果をごらんいただけたらと思います。  次に、主要施策の成果は65ページをごらんいただきたいと思います。5目北条海浜広場費といたしまして58万3,000円を支出いたしました。北条オートキャンプ場を含む北条海浜広場につきましては、国有林野や県有地のほか、民有地が含まれております。その地代として賃貸借料をお支払いしたものでございます。  最後に、6目レークサイド大栄費についてでございます。これにつきましては、レークサイド大栄の運営について、地元西高尾の御意見を十分に踏まえた御理解のもと運営していくことが肝要と思い、運営委員会を開催し、その費用でございます。  最後に、先ほど不用額について、大きいところについては最後に説明すると申し上げておりましたので、その点について説明させていただきたいと思います。  決算書の47ページに一度戻っていただきたいと思います。8目企画費のうち19節の北栄暮らし支援事業でIJUターン空き家改修支援事業補助金や空き家家財道具等処分費補助金が当初で見込んでおりました件数より下回りまして、164万3,025円の不用額が出ております。  また続いて48ページをごらんいただきたいと思います。33目地域住民生活等緊急支援費の8節のうち産業振興課の事業では165万1,800円の不用額であります。備考欄に記載しております中ほどの6次産業化モデル支援事業で予定しておりました6人のアドバイザーの報酬が2名分で済んだほか、下の農業体験事業では受け入れ農家が予定より少なかったこと、さらに、下から4段目の北栄暮らし支援事業では、移住奨励金の子育て加算の該当世帯には商品券をお配りするということになっておりますけども、該当がなかったということでございまして、実績による減でございます。  続いて、50ページ、51ページをお開きいただきまして、19節のうち産業振興課事業では677万8,450円の不用額であります。これは、備考欄中ほどの6次産業化モデル支援事業、北栄暮らし支援事業の移住奨励金や移住者家賃補助はいずれも実績による減でございます。  続きまして、決算書77ページをごらんいただきたいと思います。中ほどになります。農業振興費で1,066万5,730円の不用額があります。主なものは、19節の不用額が1,033万6,912円でございます。これは、備考欄に記載しております事業のうち上から2段目の経営改善支援活動事業で、金利の変動等により63万5,000円の不用額が上がっております。また、上から4段目の農業振興補助金事業では、鳥取梨生産振興事業費補助金の入札残により112万3,000円が不用額として上がっております。また、園芸産地活力増進事業費補助金では103万9,000円の不用額が上がっております。こちらは、イチゴの底面かん水育苗設備について視察を行い設備導入を予定されていた事業者が、施設の視察の結果、想定した取り組み方法では、町内の圃場では勾配があるためロスが多く、続く設備の導入を行ったとしても当初の計画どおりの成果が得られるかどうかという疑問が残ったため、性急な設備導入を再考されることになったということによるものでございます。上から6段目、就農条件整備事業では実績により57万3,000円が、上から10段目の6次産業化総合支援事業では75万3,000円が、上から11段目の園芸産地活力増進事業では558万8,000円が入札残により不要となっております。  次に、9目畜産振興費で19節に185万4,655円の不用額が上がっております。これは、畜産経営維持継続支援対策事業費補助金と、それから鳥取和牛振興総合対策事業補助金及び乳用牛改良事業補助金は、いずれも実績による減でございます。  続きまして、79ページをごらんいただきたいと思います。13目有害鳥獣防除費で19節に81万7,000円の不用額がございます。これは、カラスの一斉駆除の出動回数の減少によるものでございます。  次に、81ページをごらんいただきたいと思います。18目北条砂丘農業活性化支援費で345万1,327円の不用額があります。主なものは、19節の298万1,294円であります。備考欄の上から2段目、機械導入等支援事業では、事業実施主体の入札残により大きな不用額となったものでございます。  以上で産業振興課からの説明を終わりたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 地域整備課関係の決算について御説明申し上げます。  決算書は71ページでございます。主要施策の成果は66ページをお願いいたします。4款の衛生費は、合併浄化槽特別会計への繰出金事業と、合併浄化槽設置事業につきましては1件の新設の合併浄化槽に対する補助金を支出しておるところでございます。  次に、5款の農林水産業費でございます。決算書は74ページです。まず、4目農業総務費は、農業集落排水特別会計への繰出金でございます。  次に、8目、決算書は76ページとなります。大倉地区県営圃場整備に係る地元負担金に対する補助を182万8,000円行っております。  そして11目農地費でございます。5,969万8,000円の決算額になっておりますが、まず、単町農業農村整備事業につきましては、町が管理する農道の除草、修繕に係る費用でございます。そして単県・団体営基幹農道借入金償還補助金事業から国営事業までの事業につきましては、実施した事業の債務負担でありましたり、土地改良区への補助金でございます。例年行ってきた事業でございます。団体営農業農村整備事業で250万4,000円支出しております。これはため池のハザードマップの作成をいたしました。門戸池、大谷池、岩坪池の3カ所でございます。国、県の補助率が100%のものでございます。  続きまして、12目、はぐっていただきまして14目につきましては、直接支払いの交付金でございます。中山間地域等直接支払事業につきましては該当する東高尾に、68ページの多面的機能活動支援交付金につきましては事業を行った各組織に支払われたものでございます。従来は県協議会に支出しておったものでございますけども、本年度より国、県からの補助金を受けて町が支出する方法に変わっております。  15目でございます。しっかり守る農林基盤整備費に1,593万円の支出を行いました。畑地のかん水資材や排水路の修繕、ポンプの修繕に係る費用に対して県と連携して対象経費の8割の補助を行ったものでございます。  続きまして、7款土木費、1項1目土木総務費でございます。決算書は86ページでございます。決算が6,511万7,000円でございます。主な事業といたしましては、震災に強いまちづくり促進事業で11万1,000円、無料診断が1件ございました。  69ページでございます。治山事業といたしまして、西高尾の急傾斜地事業に493万8,000円を支出しております。  次に、2項1目道路維持管理費でございます。決算額は5,520万8,000円でございます。自治会等の要望によります道路、側溝の維持、修繕費や、それに伴う設計委託料でございます。主なものといたしましては、維持修繕関係に3,534万7,000円を支出しております。以下はごらんのとおりでございますが、昨年は冬季除雪費が前年比83万円ほど減になっております。また、総額といたしまして600万円余り準備しておったものが、天候の関係で未執行になっておるということでございます。また、予算を670万円、平成28年度に繰り越しております。  次に、2目道路新設改良費でございます。決算額は9,899万6,000円となりました。決算書は同じく86ページでございます。国庫補助の社会資本整備総合交付金事業によりまして、松神水源地線、松神国坂線及び六尾大谷線ほかの舗装と道路改良工事を行っております。  続きまして、3項河川総務費、1目河川総務費でございます。決算額142万6,000円となりました。河川総務事業で30万円と、次のページをお開きください。70ページでございます。負担金事業で56万4,000円でございます。由良川、天神川の改修促進期成同盟会負担金が19万2,000円、弓原浜地区への対策活動費として27万2,000円を支出しております。浜川水路橋維持管理事業といたしましては56万2,000円を支出しております。点検委託料などの維持管理費でございます。  5項都市計画費、2目下水道費でございますが、下水道特別会計への繰り出しをしておるところでございます。  決算書87ページをお願いいたします。中ほどになります。不用額の説明をいたします。7款1項1目土木総務費の15節工事請負費で155万7,960円の不用額を出しております。これは、亀谷地区斜面崩壊復旧工事の実施額、請け差による不用額でございます。同じく19節負担金補助及び交付金で106万2,800円の不用額を出しております。これは、県が実施した西高尾地区の急傾斜地崩壊対策事業の精算差額によるものでございます。2項1目道路維持管理費の13節委託料で604万4,860円、これは除雪に係る費用を準備していたものが天候の関係で不要となったものでございます。そのほかにつきましては、発注の請け差など、予算執行における実績実施残で残ったものであったり、修繕費につきましては、万が一に備えて予算を確保していたものでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 磯江教育総務課長。 ○教育総務課長(磯江 昭徳君) 教育総務課関係の説明をいたします。  主要施策の成果71ページをお願いします。まず、2款総務費の目32、地域住民生活等緊急支援費ということで、決算書では48、49ページになります。ここの中で教育総務課の事業としては、丸ですけど、少子化対策事業として、チャイルドシートの補助ですとか新生児の出生の祝いと小・中学校の入学祝いの商品券ということで配布をしております。対象であったり金額であったりはそれぞれごらんのとおりです。チャイルドシートの購入補助につきましては、子どもが1歳未満の場合の購入に対して助成を行っております。  続いて、目の33、地域住民生活等緊急支援費です。こちら、教育総務課関係では2つの事業があります。まず1つ目、保育環境整備事業といたしまして、町内4つのこども園に対して必要な備品をそれぞれ購入をしております。次、教育環境整備事業です。こちらは学校のICT機器ということで、小・中学校にそれぞれいろんな機器を購入しております。ノートパソコンであったり、電子黒板であったりです。右側の写真ですけど、電子黒板を使った授業でして、北条中の英語の授業の活用例でございます。  続いて、3款民生費です。2項1目児童福祉総務費です。決算書は60ページからになります。こちら、予算現額として2億8,118万2,000円、決算額が2億4,072万4,000円ということで、予算と決算額の差が大きくありますので、ちょっと不用額等の説明をさせていただきます。  決算書61ページをお願いします。下から2行目になります。委託料のところですけど、まず、繰越明許費として133万4,000円があります。こちらは多子世帯、子どもが多くおられる世帯に対して保育料を軽減したり無償化をしたりする制度になりまして、そのシステムを改修するための経費でございます。一番右側に不用額として3,826万4,105円とあります。こちら、制度が変わって、委託料が変わったということですけど、北栄町内の子どもさんが、例えばですけど、倉吉市に広域入所される場合に、今まで保育料は北栄町が徴収をして倉吉市に必要な委託料を支払うというような形でしたけど、制度が変わりまして、倉吉市の公立の保育所、こども園に行かれる方は倉吉市が保育料を徴収されます。今までどおりなのは私立のこども園に行かれた場合には北栄町が徴収しますけど、公立に行かれる場合は倉吉市が取るということで、公立に行かれた子どもさんの保育料を町が徴収しません。公立の保育所の子どもさんの保育料は倉吉市が徴収されますので、その分の経費を町が倉吉市に委託で出す必要がなくなったということです。そのためにここで大きな委託料に不用額が出ているということでございます。  では、主要施策の成果71ページ、お願いします。まず1つ目の丸ぽつですけど、北条みどり保育園の委託料です。こちら、人数として、園児としては表の中の一番右の下ですね。84人ということで、前年、前々年に比べて若干人数が減っています。町外からの広域入所は含まずとありますが、広域入所は2人あったということで報告を受けております。次、栄保育所の委託料です。こちら、園児の数は、昨年17人に対して23人ということで、大きくふえております。町外からの広域入所、1人あったということでございます。  では、続いて主要施策の成果72ページをお願いします。先ほど説明しました広域入所の委託料です。今回、広域入所として北栄町の子どもさんが町外に出ているという数としては、右の下ですが、80人、前年の50人から80人ということで、たくさん広域入所がありましたということです。  次の丸です。新子ども・子育て支援事業62万2,000円は、これはシステム改修の経費でございます。  続いて、2目の認定こども園管理運営費、こちらは町内のこども園の管理運営経費でございます。4園それぞれごらんの金額を支出しております。施設の光熱水費であったり、管理の委託経費であったり、保育士さんの賃金であったり、そういうものの経費でございます。  園児の数です。一番右側が合計になっておりまして、平成27年度は510人、その内訳として、北条、大誠、由良、大谷こども園、それぞれ内訳のとおりということでなっております。これは広域入所の数も含んでいるという数でございます。  続いて、保育料の徴収状況です。平成25年度は99%、平成26年度も99%、平成27年度は98.9%ということで、0.1ポイント下がっております。それぞれこども園ごとの内訳が出るようになりましたので入れております。大誠こども園、大谷こども園は徴収率100%ということ。それと一番下に広域入所等ということでありますけど、下に内訳を書いておりますが、北条みどり保育園の方、栄保育所の方、それと町外への広域入所の私立に行かれた方は北栄町が徴収しますので、この47人分、全部を含めた154人分がこの広域入所等ということで上がっております。ここの調定額8,002万1,000円から収入額7,916万2,000円を引いた差額ですけど、これが85万9,000円ということになります。これが滞納として上がってくるものでございまして、決算書の15ページの85万9,984円というのがこの滞納額でございます。  続いて、次の丸です。こども園子育て支援事業ということです。これは子育て支援センターに要する経費です。主要施策の73ページの上のほうをごらんください。「たんぽぽ」「エンジェル」「にこにこ」「きらきら」ということで支援センターを設置しております。利用世帯数、訪問件数はそれぞれ表のとおりでございます。  続いて、3目放課後児童健全育成費です。これは放課後児童クラブ、北条のなかよし学級、大栄のこども学級ということで、放課後児童クラブの運営経費でございます。表に利用人数、年間の日数とかを上げております。年々利用が多くなってきているという状況でございます。  続いて、5目地域子育て支援費です。こちらはファミリー・サポート・センターの経費でございます。活動件数のところをごらんください。平成25年度26件、26年度53件、27年度10件ということで、こども園、保育園に通われる方が多くなってきたということで、ファミリー・サポート・センターの利用は若干減ってきているという状況でございます。  では、続いて、はぐっていただいて、74ページをお願いします。乳幼児健康支援一時預かり事業、子どもさんが病気であったりしたときにこども園に通えませんので、病児保育、病後児保育と表の中にありますけど、上段が厚生病院での保育になります。下段の病後児が野島病院ということで、それぞれ43件と15件の利用がありました。  次の丸です。休日保育事業、こちらは日曜日、祝日……(「どこだ。決算書のページを」と呼ぶ者あり)済みません。こちらは決算書64、65ページになります。休日保育事業として、日曜日、祝祭日の利用ですけど、平成27年度は4件の利用があったということでございます。  続いて、9款教育費になります。1目の教育委員会費、決算書では92、93ページになります。最初の教育委員会事業です。193万5,000円。こちらは教育委員の報酬が主な経費でございます。教育委員会としてそれぞれ毎月の定例会ですとか、教育総合……。総合教育会議ですね。訂正をお願いします(主要施策の成果)。総合教育会議の出席ですとか、それぞれ計画訪問であったり、いろいろな活動をしております。  続いて、2目事務局費です。こちらは教育委員会事務局の消耗品であったりコピーの機器であったり、そういう経費を使っております。表ですけど、音田教育振興基金の給付状況、こちらは高校進学に対して経済的に支障があるなどの中学生の方に準備金を支払うというものですけど、1人当たり10万円を4人分支出しております。  一番下のところです。事務局関係負担金事業です。こちらは、内訳として、次のページをお願いします。75ページの一番上です。学校災害の共済掛金であったり、少人数学級の協力金等それぞれ支出をしております。少人数学級についてはまた後で説明をいたします。  続いて、教育力向上事業、こちらは毎年度と同じような事業ですけど、サマースクールであったり、自治会のボランティアであったり、学ぶ側の子どもたちの学力向上と教える側の先生の教育力の向上の経費でございます。  続いて、ふるさと鳥取見学(県学)支援事業、こちらは、小学校が県内の施設に社会科見学に行くときに、2分の1を県に助成をしていただけるということで活用をしております。  次が県立特別支援学校通学支援事業です。こちらは、倉吉養護学校に通われる方が2名ありますけど、その方を学校まで送り迎えというか、輸送の経費でございます。10分の10、県が財源負担です。  続いて、小・中連携で取り組む授業改革ステップアップ事業ということで、これも県の10分の10です。小・中学校9年間の連続性を考えて、それぞれの学校で合同研究をしたりした経費でございます。  次が発達支援体制整備事業です。こちらは障がいのある方とか支援を必要とする乳幼児、児童生徒に対していろんな支援を行うものでございます。25万9,000円は消耗品等の購入でございます。  続いて、3目の外国青年招致費です。決算書94、95ページになります。外国語指導助手、いわゆるALTの経費でございます。昨年の4月から7月まではカナダ国籍の女性の方、8月から3月までは───────の国籍の方で、北条中勤務でございました。  では、続いて、76ページをお願いします。2項小学校費、1目北条小学校管理費です。決算書は94、95ページからになります。北条小学校の管理費、学校の整備として、そちらに書いております。まず、トイレの洋式化。学校内の3分の2を洋式化する工事を行っております。教室等のLED化工事については、風のまちづくり事業の財源を活用しております。  児童数です。児童数、表のとおりでございます。412人。その前の年が404人でしたので、8人の増となっております。5年生の行をごらんください。74人で、クラスが3クラスとなっております。ここは通常でいきますと、国の制度としますと40人学級ですが、少人数学級を行うということで1クラスふやした関係で、協力金をここで支払っております。  次です。スクールバス管理事業、こちらは北条小学校のスクールバス1台を管理しております。江北浜、西新田場、東新田場、曲、米里の児童で、29人を対象に輸送をしております。  続いて、2目の大栄小学校管理費、決算書は同じく94、95ページからでございます。こちらは大栄小学校の整備として、北条小学校と同じようにトイレの洋式化、教室のLED化を行っております。それぞれまたエアコンとかも行っております。  児童数です。全体が394人。前年が390人でしたので、4人の増ということになります。こちらも5年生で77人で3クラスを行っております。1名、少人数学級の協力金を払って、通常2クラスを3クラスということで運営を行っております。  続いて、77ページをお願いします。大栄小学校のスクールバスです。こちらは2台のスクールバスを運営しております。対象児童202人ということで、全校児童の半分以上がスクールバスを活用しているということでございます。  続いて、3目小学校教育振興費(共通)ということです。決算書は96、97ページからになります。まず最初の丸です。小学校外国語教育活動事業として、小学校それぞれ1名ずつ外国語指導員を配置しております。そちらの賃金の経費でございます。続いて、児童通学支援事業41万5,000円です。こちらは北条小学校の、松神、下神の方が路線バスを活用して通学をされるということで、定期券の購入をしたものでございます。16人。対象は1年生と2年生と班長を対象にしているものでございます。続いて、児童派遣事業です。スポーツ大会ですとか、小学生がいろんな大会に出たりします。通常はスクールバスで行きますけど、そういうバスが活用できない場合の民間のバスを借り上げたというものでございます。  続いて、4目北条小学校教育振興費、決算書は96、97ページは同じです。まず、北条小学校の教育振興事業として、図書ですとか教材備品、パソコンリースをそれぞれ金額を支出しております。就学援助、要保護、準要保護の人数は表のとおり37人ということで、前年に比べて7人増となっております。特別支援学級に通う児童を対象にした就学奨励については14人ということで、以前に比べて2名ふえたということでございます。  はぐっていただいて、78ページをお願いします。5目大栄小学校教育振興費、こちらは大栄小学校の教育振興費です。決算書は同じく96、97ページからです。図書ですとか教材備品、パソコンリースはごらんのとおりです。準要保護、要保護の就学援助については24人、昨年に比べて2人の増です。特別支援教育の就学奨励につきましては18人ということで、1人減ということです。  続いて、6目言語通級指導教室費、こちらは決算書は98、99ページになります。こちら、言葉がふえないとか言葉がはっきりしないというお子さんに対して通級指導を行っております。こちらでは大栄小学校に設置というふうに書いておりますが、通常は大栄小学校に設置があって、その先生が北条小学校に移動をして通級指導を行うということで、2つの小学校で指導は行っていると、合計20人の児童の通級指導を昨年は行っております。  続いて、7目発達通級指導教室費です。こちらは発達障がいのある子どもさんに対しての指導でございます。合わせて26人の対象があったということでございます。  続いて、79ページをお願いします。こちらから項が変わります。中学校費になります。目の1、北条中学校管理費ということで、決算書は98、99ページです。まず、中学校の管理、施設の整備です。ステージの幕の取りかえから椅子の購入までそれぞれ行っております。生徒数です。全体は194人。前年が188人でしたので、6名の増となっております。1年から3学年まで2クラスで、少人数学級はここはとっておりません。標準なまま少人数学級がとれたというものでございます。  続いて、目の2、大栄中学校管理費です。決算書、同じく98、99ページです。こちら、大栄中学校の施設の管理費として、まず、のり面の崩壊、プールの工事の関係でのり面の対策工事を行っております。生徒数ですけど、218人と合計ではなっております。前年が230人でしたので、12人の減。ちょっと1年生の数が若干減ったということで、人数は減っております。3年生のところをごらんください。71人で3クラスということで、こちら、少人数学級を行うための負担をしております。  次です。中学校のプール改築事業として1億6,630万6,000円を支出しております。プールの改築と附属棟、更衣室とか機械室とか、それに加えて部室棟を新築をしております。写真が完成したプールでございます。  はぐっていただいて、次のページです。目の3、中学校教育振興費(共通)ということで、2校の中学校に共通した経費でございます。決算書は98ページの下のほうです。まず、負担金としてはそれぞれごらんのとおり支出をしております。次の丸、学習事業です。卒業生とかを招いていろんな将来あるべき姿とかを講演で聞いたりする事業でございます。続いて、修学旅行の引率費補助金ということで、北条中学校、大栄中学校が修学旅行に出ております。旅費で支給されない部分について町費で補助をしております。次、生徒派遣事業です。生徒がスポーツ大会などで中国大会ですとか全国大会に行かれます。それの旅費等を負担しております。次、心の教室相談事業、大栄中、北条中にそれぞれ相談員を設置しております。前年の相談件数ですけど、北条中が37件、大栄中が44件ということで相談を受けております。続いて、職場体験学習事業、こちら、中学校2年生が行うわくわく北条、わくわく大栄の経費でございます。職場体験を実施しております。最後、部活動振興事業、生徒1人当たり、目安ですけど、1,500円の消耗品購入を行っております。テニスのボールであったりバドミントンのシャトルであったり、そういうものを購入しております。  続いて、目の4、北条中学校教育振興費です。こちら、図書ですとか教材備品とパソコン経費等をそれぞれ支出しております。就学援助につきましては、233万2,000円の支出をしております。次のページ、81ページの一番上です。人数は前年20人に対して19人ということで、1名の減となっております。特別支援教育の就学奨励につきましては3人、こちらも1人減ということになっております。  続いて、目の5、大栄中学校教育振興費です。決算書は100ページからになります。図書ですとか教材備品、パソコンの経費はそれぞれごらんのとおりです。就学援助につきましては11人ということで、前年と同数でございます。特別支援の教育奨励につきましては7人ということで、3名の増になっております。  続いて、5項保健体育費、4目の学校給食費になります。決算書は108ページ、109ページというふうに飛びます。まず、調理につきましては、今、平成26年から外部委託で行っております。3年目ということで、平成28年が最後ですが、平成26、27、委託料としては同じ額の計上です。次の表、こども園の給食回数です。回数としては234回。こども園は、主食は弁当、御飯を持参ですので、副食を調理で出すということで、米飯、パンの回数は少なくなっております。  はぐっていただいて、82ページ、こちら、小学校、中学校のそれぞれの給食の回数でございます。1点訂正をお願いします。北条中学校の平成27年をごらんください。191回に対して、済みません。米飯が151回とありますのが149回に、パン、41回とあるのは42回に、済みません、それぞれ訂正をお願いいたします。済みません。  続いて、地産地消の率です。平成27年度は97%になりました。これは県内でトップであるとの報告を受けております。  最後です。参考ということで、こちらは給食費の徴収状況を載せております。参考といいますのは、町の会計で全然管理をしておりませんが、学校給食会運営ですが、そちらを載せさせていただきました。平成27年度の一番下のところをごらんください。調定額7,039万8,000円に対して収入額6,671万1,000円、94.8%の徴収率です。調定から収入額を引いた相差が368万7,000円、いわゆるこれが給食費の全体としての滞納額になります。それぞれ小学校、中学校の内訳ですけど、小学校が157万円、中学校が211万7,000円ということで、中学校のほうが若干多くなっています。こちらについては、今の子どもたちが前の方の滞納で給食に差があってはいけないということで、しっかり徴収していきたいなと思っております。以上です。  済みません。1点訂正をお願いします。主要政策の成果75ページ、一番下の外国青年招致費のところです。8月から3月、───────の国籍男性とありますが、ニュージーランドでございました。訂正をお願いします。失礼いたしました。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) そうしますと、私からは、生涯学習課の説明をさせていただきます。主要施策の成果につきましては83ページをごらんください。  冒頭ありますのは、2款1項33目の地域住民生活等緊急支援費(地方創生先行型)で、これは繰り越し事業で、決算書は48ページ、49ページに記載しておりますが、ワールドトレイルズカンファレンス鳥取大会への負担金として40万8,000円ということで記載をさせていただいております。  決算書、ページを戻っていただきまして、100ページの下からごらんいただけますでしょうか。9款4項1目社会教育総務費につきまして、決算額4,819万2,000円となっております。内容の主なものとしましては、社会教育総務事業所要額の内訳は、社会教育委員と臨時職員の賃金等になっております。そして社会教育総務関係負担金事業、以上2点の実施。社会教育委員、社会教育総務関係負担金事業の内容につきましてはごらんいただければと思います。  続きまして、ページをめくっていただけますでしょうか。青少年育成北栄町民会議交付金につきまして、昨年度94万3,000円支出しております。内容につきましては、特に地域の挨拶運動の推進、青少年の見守り活動など、子育て、子どもの健全育成等の地域、家庭における雰囲気醸成に努めるという取り組みを行っております。平成26年度から始まりました挨拶運動推進事業所が45になるなど、地域全体での挨拶の取り組みが広がりを見せております。  その下にあります家庭の教育力アップ事業7万9,000円でございますが、こども園、保育所・園で行っております参観日にあわせて子育て講演会を行い、「家庭教育12か条」、「6:30運動」など啓発も同時に行っております。また、ヒューマンコミュニケーション講座におきましては、鳥取大学准教授の高塚人志先生にお世話になって2年目となります。大誠こども園を会場に開催、参加者が大幅に増加しました。  次に、社会教育推進事業です。決算書はページをめくっていただきます。事業費は7万9,000円です。多くの自治会、各種グループの皆様に生涯学習出前講座を利用していただき、定着してきております。年間を通して計画的に活用される方々もふえており、地域でいつでもどこでも誰でも学べる取り組みが浸透してきているとも言えます。  社会教育関係活動費補助金事業についてはごらんください。  次に、85ページ、学校・家庭・地域連携協力推進事業58万8,000円でございます。NPO法人まちづくりネットに委託しております子どもほくえい塾が主要事業となっております。内容についてはごらんください。  2目成人式費につきまして、決算額52万6,000円でございます。内容につきましては、こちらもごらんいただければと思います。  続きまして、3目公民館費につきましては、決算額が4,059万4,000円でございます。管理事業219万円の支出でございます。  次に、ページをめくっていただきまして、公民館運営事業に1,821万9,000円で、中央公民館運営に615万6,000円、大栄分館の管理委託事業に1,196万4,000円の支出であります。利用人数につきましては、双方とも平成26年に比較し増加しております。両館がそれぞれ工夫、改善をしながら、よりたくさんの方々に来ていただけるよう取り組みを進めております。  次に、公民館講座事業85万2,000円です。内容につきましては、シニアクラブ、自治会役員を主な対象とした研修、青少年・成人対象講座について記載しております。全体的に増加傾向でありますが、特に青少年向けにはおもしろまなびタイムを行うなど、利用者の大幅な増加につなげております。  87ページに移っております。北栄文芸編集・発行経費事業100万8,000円でございます。特に平成27年度は合併10周年記念号を480部増刷するなど、北栄文化回廊での展示等も含め、多くの方にごらんいただく機会を得ました。  次に、展示・鑑賞・発表経費事業172万円です。87ページから88ページにわたり記載しておりますが、合併10周年記念事業、北栄文化回廊の各事業であります北栄美術展は出展数も伸び、来館者数も過去最高で1,300人を超えました。公民館まつり、ロビー展も10周年でもあり、より充実させる形で文化団体あるいは文化団体に入っておられません日ごろから文化活動をされている方々がより参加しやすい環境を整えながら事業を実施し、参観者、来館者が増加したことは非常によかったと思っております。  続きまして、88ページの真ん中あたり、成果還元活動費補助金事業10万5,000円でございます。文化教室、文化団体で習得された知識、技能を主に民間の施設などで発表、展示され、成果還元されることに補助金を支出しております。文化団体協議会補助金については30万円の支出をしておりまして、北栄町の文化の作品発表につきまして、この文化団体協議会が開催されます団体の作品発表会、そして美術展、公民館まつり、年3回の発表の場を確保していただくなど、さまざまな活動をされてます。特に平成27年度は10周年記念事業にも大きく貢献をしていただきました。  続きまして、4目図書館費でございます。5,577万9,000円の支出をしております。図書館管理事業に220万3,000円、図書館管理運営費に3,822万円です。主な内容につきましては、図書館利用システムを更新し、利用者が快適かつ円滑に利用できるための機能のレベルアップやホームページのリニューアルにも取り組みました。貸出冊数、主な事業につきましてはごらんいただければと思います。特に真ん中あたりに記載しております町合併10周年記念事業として行いました柳田邦男講演会はホールがいっぱいになるほど多くの方に参加いただき、平成28年度スタートしておりますマタニティ・ファーストブックなど、絵本のすばらしさを町全体に広げる取り組みにつながっております。  ページをめくっていただきまして、ブックスタート事業11万7,000円です。実施率100%であります。決算書は104ページになっております。負担金関係についてはごらんください。  続きまして、5目文化費でございます。青少年劇場巡回公演委託事業162万2,000円です。これは、すぐれた芸術を直接鑑賞し、創造力や豊かな感性を育むため小・中学校全てで行っております巡回公演です。内容につきましてはごらんください。  芸術文化活動促進事業9万8,000円です。コーラスフェスティバルを開催しておりますが、手話でふるさとを歌うなど、出演者と参加者が一体的に楽しめる取り組みを行いました。  次に、91ページをごらんください。合併10周年を記念し、さまざまな記念事業を行いましたが、合併記念式典第2部として、お台場発信フォーラムを10月4日に開催しました。全国屈指の保存状態がある鳥取藩台場跡、由良台場跡を全国に発信すべく、品川台場のある港区長、五稜郭のある函館市から教育長をお招きし、トークセッションなどを行いました。94万4,000円支出しました。詳細はごらんください。  また、北栄文化回廊事業に111万7,000円を支出しております。北栄町美術展開催期間を軸に、会場の北条農村環境改善センター、北条歴史民俗資料館、中央公民館、北条中学校などを回遊し、北栄町の文化を満喫していただく内容で開催しました。北栄町図書館、青山剛昌ふるさと館とも連携し、町全体でも文化を楽しめる取り組みとし、5,000人以上の方に楽しんでいただきました。92ページにわたって記載しておりますので、ごらんください。  続きまして、6目文化財保護対策費は、決算額が117万6,000円でございます。文化財、指定文化財について、例年どおりの保護を行いました。歴史探訪ウオークなどイベントを行うことで、文化財の情報発信などもしております。鳥取県立中央育英高校憩いの森を町文化財として指定いたしました。  93ページ、7目歴史民俗資料館費、決算額────────円でございます。なお、決算書は105ページとなりますが、677万2,000円につきましては、北栄歴史民俗資料館の雨漏り等老朽化対策工事を繰り越して行うものです。施策の成果に戻りますが、管理事業371万5,000円でございます。主な内容は学芸員の賃金です。適正な管理をする中、記載のとおり多くの寄贈品をいただきました。
     展示事業237万2,000円です。詳細につきましてはごらんいただければと思いますが、平成27年度は3,406人の館利用者がありました。特に合併10周年記念事業、北栄文化回廊で行った前田寛治と福本和夫展では1,590人の来館があり、町内外に北栄町の誇れる文化の発信ができました。引き続き今後もよりたくさんの方に文化芸術に触れていただく機会を提供してまいるところであります。  8目民芸実習館費、決算額49万3,000円でございます。決算書は106ページでございます。利用者については記載のとおりで、増加傾向にあります。水墨画教室を新たに開催するなど、文化に触れていただくチャンスを提供しながら取り組みを進めました。  めくっていただきまして、94ページをごらんください。9目北栄ゆら由良川くだり大会費、決算額60万5,000円です。不要ないかだの情報提供やフォトコンテストなど、よりにぎやかになるよう取り組みを行いましたが、参加チームは微増でした。楽しんでいただけた面もあると思いますが、タイム計測ができなかったなど、課題も多くありました。  次に、10目町内遺跡発掘調査費、決算額4,000円でございます。詳細についてはごらんいただければと思いますが、調査は2件行っており、双方とも工事に伴い行った調査であります。  続きまして、95ページをごらんください。1目保健体育総務費、決算額は1億3,255万8,000円でございます。保健体育総務費事業1億3,171万3,000円です。北栄スポーツ推進委員に係る事業、そして北栄スポーツ表彰、大栄体育館耐震補強工事などを行いました。  決算書107ページでありますが、13節委託料にあります不用額78万6,400円は、大栄体育館管理委託料、北条体育館耐震補強委託料の入札残でございます。  続きまして、主要施策の成果95ページ、2目保健体育振興費でございます。決算書は108ページをごらんください。北栄町の体育振興事業としまして、県外のスポーツ大会に町内の小・中学生が参加、出場する場合において一部の補助を行っております。16件の補助を行いました。北栄スポーツクラブ事業につきましては、3,883万1,000円を支出しております。北栄町のスポーツ振興の重要な柱であります総合型地域スポーツクラブの浸透に取り組んでいます。大栄体育館が年間を通じて工事で閉館した影響もあり利用者は減っておりますが、ページをめくっていただけますでしょうか。スポーツクラブ会員が1,000人を初めて超えたり、シニアスポーツ教室への参加が100名を超え、新聞など記事になるなど取り組みを進めていただいており、非常に浸透が図られているというふうに思っております。  なお、決算書、13節委託料にあります不用額152万483円は、スポーツクラブ会計を精査し、返還となった委託料でございます。  ウオーキングのまち北栄町推進事業12万2,000円でございます。北栄てくてくクラブと連携し、4回のウオーキングを行いました。参加者が延べ407人と大幅に増加しました。  訪問型ニュースポーツ体験事業は、北栄スポーツ推進員とともに取り組みを進めております。親子会、いきいきサロンなどで活用されています。  9款5項3目すいか・ながいも健康マラソン大会費、決算額1,656万7,000円でございます。内容につきましてはごらんいただければと思いますが、開催時期を2週間早め、6月の第3週にしましたが、参加者数等には影響がなく開催することができ、熱中症等の対策にもなったというふうに考えております。  97ページを説明させていただきます。決算書は108ページから110ページにかけてとなります。9款6項1目人権推進費、決算額133万8,000円でございます。関係負担金につきましてはごらんいただき、次の人権啓発活動事業30万2,000円の支出でございますが、特に2点目の人権教育講演会につきましては、「子どもたちのSOSに気づいてあげて」ということで、子どもの人権について開催し、307名、たくさんの方に御参加いただきました。人権意識、子どもの人権を理解するという点で非常に効果があったというふうに考えております。  人権擁護委員事業につきましてはごらんください。  2目隣保館運営事業、決算額1,190万9,000円でございます。北栄人権文化センターとなり、町全体へ人権に関する発信をし、認識を深めたり交流をしたり、各種相談に対して相談を受け、つなげるというような取り組みをしております。また、公募で愛称「ほくほくプラザ」をつけていただき、広く町民に知り親しんでいただく取り組みも進めております。詳細につきましては、めくっていただいて、98ページをごらんください。人権啓発講演会として「分かりやすいじんけんの話」や交流事業としておしゃべりサロンなども行い、新たな事業にも取り組みを進めており、少しずつではありますが、町全体から来館があるようになっている状況であります。  隣保館関係負担金事業7万4,000円、隣保館運営審議会、児童館運営委員会の開催3万3,000円でございます。内容についてはごらんください。  続きまして、99ページをごらんください。3目児童館運営費、決算額516万1,000円でございます。子どもたちを大切にする取り組み、健全育成の場としての活動を行いました。内容についてはごらんいただければと思いますが、ほくほくプラザとなり、町全体から利用していただけるよう、行事なども工夫して進めております。  めくっていただきまして、100ページをごらんください。4目人権教育費、決算額2,158万円でございます。人権を学ぶ会事業54万2,000円でございますが、地域自治会主体で人権問題の正しい理解と認識の向上を図るということで取り組みを進めております。全自治会で開催され、1,088人参加があり、わずかでありますが増加したところであります。高齢者対象の学ぶ会に関係して行っております会議、研修会についてはごらんいただきたいと思います。特に地区推進会議の参加者が増加したことは喜ばしいことであります。  続きまして、人権学習会事業43万2,000円でございます。小・中学生の人権学習会ということで、小・中学校の御協力をいただき、取り組みを進めております。平成27年度につきまして、実施回数がそれぞれ小学生42回、中学生25回開催しました。なお、北条中につきましては参加者がなく、開催をしておりません。参加した児童生徒におきましては、さまざまな人権問題について学びを深めることができました。  人権教育推進員設置事業200万4,000円でございます。人権教育事業所研修、人権教育に係る講演を表のとおり行っております。研修をしていただける事業所も増加しているところであります。地域全体に人権教育を啓発していくことにより、安心なまちづくりを進めていくことができると思っております。  最後になりますが、101ページ、人権教育推進協議会委託事業135万円でございます。じんけんフェスタでは、チベット出身の声楽家のバイマーヤンジン氏の講演をいただきました。日本とチベットの違いなどから、結婚して日本に住むまでのさまざまに起こった出来事等をお話しをいただいたりチベット民謡を歌っていただくなどを交えながら、人権の大切さについて非常にわかりやすく、受けとめやすく考えることができるフェスティバルになりました。参観者が194人と少なかったことに対しまして、改善が必要だというふうに考えているところでございます。  その他の行っております事業については、表で御確認いただければと思います。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後2時15分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時16分再開)  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 主要施策の成果に誤りがありましたので、訂正をさせてください。  93ページ、9款4項7目歴史民俗資料館費、決算額でありますが、608万7,000円が正しい金額でございます。大変申しわけありませんでした。(発言する者あり)  93ページ一番上、9款4項7目歴史民俗資料館費、決算額────────円が608万7,000円。訂正をしておわび申し上げます。済みませんでした。 ○議長(井上信一郎君) 小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の114ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。  一般会計で1、歳入総額は86億5,765万6,514円でございます。2、歳出総額82億8,302万6,337円でございます。3、歳入歳出差し引き額3億7,463万177円でございます。4の翌年度へ繰り越すべき財源で(2)の繰越明許費繰越額で8,459万2,000円、これは自治体の情報セキュリティーの強靱性向上のための情報処理事業のほか、11事業についてでございます。トータルで5番目の実質収支額が2億9,003万8,177円ということになります。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第74号の説明を終わります。  次に、議案第75号についての詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第75号、平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計の決算について御説明いたします。  決算書116、117ページをお願いします。歳入です。合計額のみ読み上げます。  まず、予算現額22億9,319万3,000円に対し調定額22億8,510万3,526円、収入済み額22億5,676万5,287円、不納欠損額197万8,156円、収入未済額2,636万83円でございます。  めくっていただいて歳出です。こちらも歳出合計のみ読み上げます。  予算現額22億9,319万3,000円、支出済み額22億3,903万1,119円、翌年度繰越額はございません。不用額は5,416万1,881円でございます。めくっていただいて120ページです。歳入歳出差し引き残額1,773万4,168円でございます。  めくっていただいて事項別明細書ですが、歳入について主なものを説明させていただきます。  まず、1款国民健康保険税です。収入済み額は4億3,171万9,972円で、前年より約1,600万円の減となりました。不納欠損額197万8,156円、収入未済額が2,281万7,533円となりました。不納欠損額についてですが、執行停止3年経過による不納欠損が8人で、額は183万8,856円、時効完成の方が2人で13万9,300円で合計10人分の不納欠損で、前年と比べると減少しております。  次に、2款の国庫支出金です。これは医療費の額によって国から配分されるものですが、決算額3億9,739万7,217円でございます。  めくっていただいて、3款療養給付費等交付金です。こちらは退職者医療の財源として交付されるものです。決算額は1億2,742万7,882円でございます。予算に対して約4,000万円の増額の収入となっていますが、これは見込み誤りによるものです。  4款前期高齢者交付金です。65歳から74歳までの前期高齢者が多い保険者に、若者の多い保険者から配分されるお金です。この交付金は前期高齢者数に応じて交付され、2年後に精算されますが、前期高齢者の増と平成25年度の精算金が追加交付となったことにより、前年に比べて1億7,399万円と大きく増額となりました。  めくっていただいて126ページ、6款共同事業交付金です。前年度まで30万円以上医療費を対象としていましたが、平成27年度から全医療費を対象とするよう変更になったことから前年と比べて2億8,790万円の増と、こちらも大きく増額となりました。  7款繰入金です。一般会計からの繰入金で、総額1億4,340万4,524円を繰り入れました。内訳は、127ページ中段の備考欄のとおりでございます。この一番上の保険基盤安定は、国が保険税の軽減対象となる低所得者数に応じた財政支援を拡充したことにより、前年より2,500万円増額となりました。赤字補填の繰り入れについては一般会計でも説明いたしましたが、繰り入れは行っておりません。  次、8款諸収入です。こちらは遅延金や貸付金元利収入、第三者納付金などの収入です。未収金がありますので説明させていただきます。  2項の貸付金元利収入180万円ですが、これは平成17年に高額療養費の資金として一般の方に貸し付けたものですが、ピークでは246万7,000円の貸し付けがありましたが、借入者との協議により毎月1万円ずつ払っていただくということになっておりまして、平成27年度に12万円支払っていただき、残りが180万円になっております。  3項雑入の収入未済額について説明します。1目の一般被保険者第三者納付金の26万7,365円ですが、これは平成23年の交通事故の納付金で、加害者が無保険であったために被害者の医療費10割を支払っていただくものです。平成24、25、26年度は一部納付がありましたが、平成27年度は納付がありませんでした。5目の雑入の収入未済額でございますが、これは平成26年度に1つの医療機関において不正、不当請求が判明し、診療報酬を返還していただくことが発生いたしました。平成26年度に一部返還があり、残っている返還金額は177万4,185円で、そのうち平成27年度に29万9,000円の支払いがありましたので、残金として147万5,185円が未収金として残っております。以上の3つの未収金については、平成28年度も引き続き納付計画を立てて徴収に努めてまいります。以上で歳入は終わります。  次に、歳出についてですが、130ページ、131ページをお願いします。単位を千円で説明させていただきます。  1款総務費、1項総務管理費は国保連合会への負担金、委託料が主なものです。次、2項の徴収費ですが、滞納徴収の中部ふるさと広域連合への負担金等で413万9,000円です。3項は運営協議会費で、2回開催しております。  次、2款1項療養諸費ですが、これはいわゆる医療費でございます。こちらの決算額は11億8,472万9,000円で、前年に比べ約8,000万円の増額となり、過去最大となりました。  めくっていただいて、2項高額医療費で決算額は1億6,532万3,000円でございます。前年度に比べ約2,600万円増額となりました。医療の高度化や平成27年度は高額な新薬の影響もあり、高額医療費は大きく伸びております。  次の4項出産育児諸費と5項葬祭諸費については、主要施策の成果で説明いたします。  次に、3款後期高齢者支援金事業です。こちらは75歳以上の後期高齢者医療制度の医療費に対する必要な費用の納付ですが、決算額2億4,903万3,000円でした。  次に、134、135ページの下のほうの6款介護納付金をお願いします。決算額1億634万9,000円です。国保税に介護分も合わせて徴収しており、納付するものでございます。  次に、136、137ページの一番上、7款1項共同事業拠出金です。決算額は4億8,867万円で、歳入でも説明しましたとおり対象医療費が全額医療費となったために決算額が前年度の倍以上となっています。  2目の保険財政共同安定化事業拠出金に多額の不用額が生じていますが、対象医療費が全医療費に拡大され、初年度ということもあり見込みが難しく、4,252万7,000円が不用額となりました。  次に、8款保健事業費ですが、レセプト点検ですとか医療費通知を行っています。  次に、138、139ページです。9款1項3目の償還金984万6,000円の支出につきましては、前年の療養給付費の返還金でございます。  次に、主要施策の成果で説明いたします。102ページをお願いします。  1の表は国保税の収納状況でございます。現年度では98.2%、滞納繰り越し分を加えて94.6%と、年々収納率は高くなっております。  2の表は、医療費のうち保険者負担分を記入しておりますのでごらんください。  3は出産育児一時金と葬祭費です。出産育児一時金は1件42万円で、前年度と比べ6件の増で17件、葬祭費は1件1万5,000円で前年度より5件減って31件でした。  次に103ページですが、4は特定健診の受診状況です。平成27年度の受診率は速報値では36.6%でしたが確定値は37.2%ですが、目標値の60%に対しては低い受診率で、受診率向上が課題となっております。  次に、5の表は加入状況でございます。国保は加入世帯数、被保険者数とも年々減少しております。移動の内訳を見ますと、昨年より死亡と後期高齢加入が多かったものの、平成27年度は例年より加入も脱退も少ない状況でした。  最後の表は療養給付費の内訳でございます。一番右の下が平成27年度の1人当たりの費用額です。これは個人負担分も含めた額ですが、1人当たり35万1,115円となっており、前年に比べると約3万円ほど上がっております。歳出については以上でございます。  再度、決算書の140ページをごらんください。実質収支に関する調書です。  歳入総額22億5,676万5,287円、歳出総額22億3,903万1,119円、歳入歳出差し引き額1,773万4,168円、翌年に繰り越す財源はございません。よって、実質収支額1,773万4,168円です。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第75号についての説明を終わります。  しばらく休憩します。(午後2時34分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時50分再開)  次に、議案第76号について詳細説明を求めます。  田中福祉課長。 ○福祉課長(田中 英伸君) 議案書は3ページでございます。議案第76号、平成27年度北栄町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてでございます。  初めに、決算書の142、143ページをお願いいたします。  一番下の欄の歳入の合計でございますが、予算現額16億4,253万6,000円、調定額16億4,274万9,586円、収入済み額16億3,839万8,326円、不納欠損額40万4,400円、収入未済額394万6,860円でございます。  はぐっていただきまして、144、145ページが歳出の合計でございます。  一番下の欄でございますが、予算現額16億4,253万6,000円、支出済み額16億1,594万5,731円、翌年度繰越額はございません。不用額が2,659万269円でございます。歳入歳出の差し引き残高は2,245万2,595円となりました。  はぐっていただきまして、146、147ページの歳入の介護保険料について説明をさせていただきます。  1款1項1目第1号被保険者保険料でございます。1節の現年度分の特別徴収につきましては、収納率100%でございます。2節現年度分普通徴収保険料につきましては、徴収率が93.5%となりました。収入未済額165万5,476円は194件、実人数では39人でございます。3節滞納繰り越し分につきましては、収納率は31.8%です。不納欠損額が40万4,400円で、こちらは時効の完成によるもので65件、実人数は6人でございます。収入未済額229万1,384円で、これは314件、実人数は22人でございます。  次は歳出でございます。歳出につきましては、主要施策の成果で説明をさせていただきます。  主要施策の成果の104ページをごらんください。介護保険の事業で本町の特色的なものは、平成23年度から本格実施を始めた地域ケア会議がございます。これは新規に要支援になられたケースについての協議を行うもので、新規の時点だけではなく半年後とか3カ月後の評価の時点で再評価するということにしております。これにより、利用者一人一人の生活機能の向上に注目した生活の質の向上に向けた支援体制の構築につながっております。  次に、1の認定者・要介護認定申請件数及び審査結果の状況でございますが、初めに(1)の認定者の状況ですが、ごらんのとおり平成26年度に比べ10人の減となっております。  (2)は要介護認定申請件数及び審査結果の状況でございます。①では新規申請の件数と審査結果が表にしてありますし、更新につきましては要支援1から要介護5までそれぞれの数字を上げております。表の見方を説明いたしますと、例えば支援の2のところでございますと、85人の方が更新申請をされまして、そのうち支援1に軽減された方は9人、そのまま2の維持となった方は59人、介護1、それ以上に重たくなった方がごらんの数字であるというふうに結果がわかる表になっております。この表を見ていただきますと、維持や改善がどれぐらいなされているのかがわかるようになっております。また、変更といいますのは、更新の時期を待たずに重くなったとか軽くなったというような変更のことでございます。  次に、105ページをごらんください。地域支援事業についてです。決算書では156、157ページになります。  内容につきましては、実施しております各教室の名前を上げております。その中で町が特に取り組んでおりますこけないからだ講座については、写真と実施状況を載せていただいております。また、介護支援専門員研修会や認知症の人と家族の集いの参加状況もごらんの表のとおりです。  (ア)の介護予防特定高齢者施策事業、これは二次予防事業ですが、この決算額は382万円でございます。(イ)の介護予防一般高齢者施策事業、これは一次予防事業ですが、この決算額が1,677万3,000円となっております。  次に、106ページをごらんください。3の介護保険給付費でございます。決算書では154、155ページになります。ごらんのような介護サービスの部分で、決算額、介護給付費の総額で15億2,942万1,555円となっております。  それから、表の一番下ですが、介護保険料の収納状況につきましてはごらんのとおりでございます。  介護保険の平成27年度の成果でございますが、平成26年度に引き続き認定者の数が減少いたしました。これは先ほども申し上げました地域ケア会議での取り組みや、こけないからだ講座などのいろいろな予防事業の成果ではないかと思っております。あとの表は、高齢化率、各種サービスの利用状況等の表になっております。  最後に、もう一度決算書の160ページをごらんください。介護保険特別会計事業計画の実質収支に関する調書でございます。  歳入総額16億3,839万8,326円、歳出総額16億1,594万5,731円、歳入歳出差し引き額2,245万2,595円、翌年度へ繰り越すべき財源はございませんので、実質収支額は2,245万2,595円となりました。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第76号の詳細説明を終わります。  次に、議案第77号について詳細説明を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(杉本 裕史君) 議案第77号、平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  主要施策の成果は108ページ、決算書は162ページをごらんください。  決算書、まず歳入につきまして、合計額のみ報告させていただきます。予算現額は3,907万4,000円、調定額3,907万1,732円、収入済み額569万687円、収入未済額3,338万1,045円、予算現額と収入額との比較はマイナス3,338万3,313円でございます。
     続きまして、歳出につきまして164ページをごらんください。歳出につきましても、合計額で報告させていただきます。予算現額3,907万4,000円、支出済み額3,907万1,732円、不用額2,268円、予算現額と支出済み額との比較は同額であります。  歳入歳出差し引き歳入不足額としまして3,338万1,045円、翌年度歳入繰り上げ充用金としまして同額3,338万1,045円でございます。  166ページ、167ページをごらんください。歳入につきまして、事項別明細書で簡単に御説明申し上げます。  まず、県から住宅新築資金等貸付助成事業費県補助金としまして3万4,000円の歳入があります。財産収入としましては、住宅新築資金貸付基金積立金利子としまして9,250円収入があります。繰入金としまして、一般会計より繰入金が1万2,000円、基金繰入金としまして住宅新築資金貸付事業基金から68万2,166円繰り入れております。諸収入としましては、貸付金の元利収入としまして495万3,271円でございます。収入未済額は、先ほど申し上げました3,338万1,045円となっております。  歳出につきましては、主要施策で御報告申し上げます。主要施策の成果108ページをごらんください。決算書は168、169ページでございます。  特別会計決算額、特別会計の住宅新築資金等貸付事業につきましては3,907万2,000円の決算額でございます。平成27年度貸付件数、償還済み額は住宅新築資金につきましては32件、391万8,553円、宅地取得につきましては13件、103万4,718円、平成27年度末の滞納状況としまして、滞納者の実人数は17名、件数としましては24件、滞納額は3,338万1,045円となっております。滞納者数、件数は減少しておりますが、滞納される方の償還額が未納額に追いつかない中、さらに現年度分が賦課される状況などもあり、未納額が年々増加となっております。  続きまして償還につきましてですが、町債の償還額は年々減少しており、平成27年度には711万88円の返還を行っております。  未納額が年々ふえておりますが、時効をとめる取り組みをしながら今後も取り組みを進め、少しでも滞納が減るように努力をしていきたいと考えております。  そうしますと、決算書に戻りまして170ページ、実質収支に関する調書をごらんください。  歳入総額569万687円、歳出総額3,907万1,732円、歳入歳出差し引き額マイナス3,338万1,045円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。実質収支額はマイナス3,338万1,045円となっております。以上で説明を終わります。  済みません、主要施策の成果、1点訂正をお願いします。  108ページの4行目、平成27年度償還済み額件数は……。とりあえず以上で説明を終わります。ちょっと確認をさせてください。済みません。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後3時04分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後3時05分再開)  以上で議案第77号の詳細説明を終わります。  次に、議案第78号から議案第80号までについての詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第78号、平成27年度北栄町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。  決算書172ページをお願いします。まず、歳入でございます。歳入合計から下の段を申し上げます。  予算現額13億660万8,000円に対しまして調定額12億8,702万9,385円、収入済み額12億7,990万9,704円、不納欠損額9万780円、収入未済額702万8,901円、予算現額と収入済み額との比較はマイナスの2,669万8,296円でございます。  この中で不納欠損でございますが、1款1項の分担金でございます。不納欠損額が8万7,000円出ております。これは時効に伴うものでございまして、2件ございます。未済額でございますが295万6,250円で、滞納によるもので61件ございました。  あと2款1項の使用料でございますが、不納欠損額が3,780円ですが、これも時効に伴うものでございまして、1件でございます。  そして収入未済額が407万2,651円で、滞納によるものです。183件ございました。  そのほか、繰入金といたしまして予算現額と収入済み額との差が1,647万8,293円ございますが、これは収入額と支出額との差を一般会計の繰入金で調整したものでございます。  諸収入でございまして839万1,990円、比較としてマイナスになってございますが、これは国道9号の交通安全対策に伴う移転補償費を当初見込んでおりましたものが入らなかったということで、マイナスになっております。  歳出でございます。174ページをお願いいたします。  歳出合計、予算現額13億660万8,000円、支出済み額12億7,496万8,605円、翌年度繰越額1,197万円、不用額1,966万9,395円、予算現額と支出済み額との比較3,163万9,395円で、歳入歳出差し引き残額が494万1,099円で、翌年度歳入繰り上げ充用金は702万8,901円として処理いたしました。  開いていただきまして、176ページ、177ページでございます。収入で先ほど説明いたしましたが、下水道事業費分担金として不納欠損8万7,000円、収入未済額295万6,250円、下水道使用料として不納欠損金3,780円、収入未済額407万2,651円でございます。  開いていただきまして、今度は歳出が180ページからでございます。特徴的なものについて御説明申し上げます。  はぐっていただきまして、182ページでございます。5目下水道管理センター維持管理費についてでございます。13節の委託料におきまして315万3,304円の不用額が生じておりますが、維持管理委託契約により汚水量に基づいて調整したものでございます。  6目浄化センター維持管理費につきましては、13節委託料でこれも590万8,624円の不用額が出ておりますが、同様に契約汚水量に基づく調整でございます。  8目公共下水道費におきまして、15節工事請負費で267万7,800円の不用額が出ておりますが、大栄浄化センター長寿命化改修工事、マンホール工事での請け差が出ております。そのほかにつきましては、発注の請け差など予算執行における実施残であったり、修繕費におきましては万が一に備えて予算を確保しておいたものでございます。  続きまして、主要施策の成果109ページをお願いいたします。下水道事業特別会計の決算額は12億7,496万9,000円でございます。下水道事業は、天神、北条、大栄の3処理区の下水道施設についての維持管理と下水道処理場の長寿命化工事を行っております。  次に、2番の維持管理関係につきましては、北条下水道管理センター、大栄浄化センターで各汚水量並びに汚泥処分量はごらんのとおりでございます。  また、維持管理関係につきましては、処理場の運転管理と電気代、薬品代、燃料費を合わせました包括的民間委託により水量に応じた委託料となっており、それぞれ増となっております。これは前回の契約が平成24年から平成26年、今回の契約が平成27年度からになっております関係で、消費税が前年度までは5%であったのが今年度は8%になったこと。あと、平成24年と平成27年の人件費単価が約10%値上がりしたことの影響でございます。  次に、3の処理区の維持管理についてでございます。管渠の総延長が約183キロメートル、マンホールポンプの数が72カ所、その下に各処理区の維持管理費の3年間の比較を上げております。  続きまして、110ページでございます。下水道事業の整備の状況を書いております。下水道普及率は100%になっております。水洗化率は徐々にではありますけども伸びて、87%でございます。これからも北条処理区、大栄処理区の水洗化率を高めるため、引き続き接続勧奨を行ってまいりたいというふうに考えております。  成果といたしましては、大きな事故もなく適切に維持管理を行うことができました。また、今後は処理場の管路の計画的な更新、改良を進め、事業費、維持管理費の抑制に努め、健全経営化を進めてまいりたいというふうに考えております。  最後に、決算書の186ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額12億7,990万9,704円、歳出総額12億7,496万8,605円、歳入歳出差し引き額494万1,099円、翌年度へ繰り越すべき財源で繰越明許費繰越額1,197万円、実質収支額はマイナスの702万8,901円でございました。繰り越しした事業につきましては、国道9号の交通安全対策、処理場のマンホールポンプ更新等でございます。  続きまして、議案第79号、平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。決算書188ページをお願いいたします。  歳入でございます。歳入合計、予算現額1,834万2,000円、調定額1,806万5,042円、同じく収入済み額も同額となっております。不納欠損額、収入未済額ともございません。予算現額と収入済み額の比較27万6,958円の減でございます。  はぐっていただきまして、190ページでございます。歳出でございます。歳出合計、予算現額1,834万2,000円、支出済み額1,806万5,042円、翌年度繰越額はございません。不用額、予算現額と支出済み額との比較とも27万6,958円でございます。  次に、196ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額1,806万5,042円、歳出総額1,806万5,042円で、歳入歳出差し引き額はございません。翌年度へ繰り越すべき財源もございませんので、実質収支額はゼロ円でございます。  続きまして、主要施策の成果111ページをお願いいたします。農業集落排水事業は、北条島地区の生活排水処理を行うものでございます。処理施設の維持管理費でございまして、決算額が1,806万5,000円でございます。平成27年度末の接続戸数は78戸で、前年度に比べて1戸減少いたしました。これはお亡くなりになったことによる廃止がございました。  事業概要はごらんのとおりでございますが、特に維持管理委託料、汚泥抜き取り処分委託料、公債費元金、利子が主なものでございます。公債費元利償還金は、前年度に比べ57万5,000円減額となっております。  続きまして、議案第80号、平成27年度北栄町風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。決算書は198ページをお願いいたします。  歳入でございますが、歳入合計、予算現額5億8,626万9,000円、調定額、収入済み額とも5億1,875万268円、不納欠損額と収入未済額はございません。予算現額と収入済み額との比較6,751万8,732円でございます。  はぐっていただきまして200ページ、歳出でございます。歳出合計、予算現額5億8,626万9,000円、支出済み額4億593万897円、翌年度繰越額は6,918万円、不用額1億1,115万8,103円、予算現額と支出済み額との比較1億8,033万8,103円で、歳入歳出差し引き残額が1億1,281万9,371円でございます。  主要施策の成果は112ページをお願いいたします。風力発電事業は、平成17年11月から開始いたしまして11年目でございました。今年度は10回目の定期点検においてふだんより多目の部品交換、更新等を行ってまいっております。売電収入は4億2,439万4,000円となりまして、目標額を5,200万円余り下回ることとなりました。  各月の発電量については、表をごらんいただきたいと思います。風況が悪かったため、発電量は過去5年平均と比較しましても平成27年度は86.5%ということで、大幅に下回っております。  また、今年度も一般会計へ5,000万円の繰り出しを行っております。  それでは、決算書の208ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額5億1,875万268円に対しまして歳出総額4億593万897円で、歳入歳出差し引き額1億1,281万9,371円でございました。翌年度に繰り越すべき財源は2,018万円で、実質収支額9,263万9,371円でございます。明許繰り越しの事業につきましては、国道9号交通安全対策に係る電線路の移転工事、あと9号機の開閉機の修繕でございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第78号から80号までの詳細説明を終わります。  次に、議案第81号についての詳細説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書の8ページをお願いします。議案第81号、平成27年度北栄町栄財産区特別会計歳入歳出決算書の承認についてでございます。決算書は210ページでお願いします。  歳入で、歳入合計、予算現額が106万3,000円、調定額が118万9,979円、収入済み額が118万9,979円、不納欠損額と収入未済額はございません。予算現額と収入済み額との比較は12万6,979円でございます。  はぐっていただいて、212ページをお願いします。歳出でございます。歳出合計、予算現額が106万3,000円、支出済み額が92万8,546円、翌年度繰越額はございません。不用額と予算現額と支出済み額との比較は同額でございますが、13万4,454円ということで、歳入歳出差し引き残額は26万1,433円でございます。  214ページで、事項別明細書でございます。  歳入で、1款1項1目財産貸し付け収入でございますが、収入済み額が29万9,820円ということで、これは土地の貸し付けの収入でございます。それと2目の利子及び配当金につきましては、財政調整基金の積立金の利子でございます。  2項1目の財産の売り払い収入でございますが、2万3,000円ということで、これは生産物、クリの販売収入でございます。1本1,000円ということで、23本分の販売収入です。22人の方に23本分を販売したものでございます。  はぐっていただいて216ページの歳出でございますが、1款1項1目の財産管理費の中で通常の経費で92万8,546円を支払ってございますが、中でも19節のところで5万6,750円につきましては、これはクリの販売収入と土地賃借料で得た収入を地元の自治会に交付金として払っておるものでございます。  次に、主要施策の成果で説明させていただきます。113ページでございます。  そこに管理会の開催状況と記載しておりますが、これは委員が全部で7名いらっしゃいますが、5から6名出席の会合を3回ということで開いております。  それと、4番目のところで財産等の状況ということで、所有地としては面積は43万3,467平米ということになります。これを管理しているということでございまして、成果でいいますと、これらの財産について草刈りとか区有地を有効活用して適正な管理ができたということでございます。  決算書に戻っていただいて、218ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額が118万9,979円、歳出総額92万8,546円、歳入歳出差し引き額26万1,433円、翌年度へ繰り越すべき財源はございません。実質収支額は26万1,433円でございます。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第81号の詳細説明を終わります。  次に、議案第82号についての詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 議案第82号、平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定について御説明申し上げます。決算書は220ページをお願いいたします。  歳入合計、予算現額635万1,000円、調定額594万2,517円、収入済み額594万2,517円で同額でございます。不納欠損額、収入未済額ともございません。予算現額と収入未済額との比較はマイナスの40万8,483円でございます。  はぐっていただきまして、歳出でございます。歳出合計、予算現額635万1,000円、支出済み額594万2,517円、翌年度繰越額はございません。不用額と予算現額と支出済み額との比較とも40万8,483円で、歳入歳出差し引き額はゼロ円でございます。  224ページをお開きください。事項別明細書でございます。  歳入につきましては、浄化槽使用料が主なものでございますし、一般会計からごらんの額を繰り入れしております。  はぐっていただきまして、歳出でございます。主に1款1項1目の浄化槽維持管理費でございます。あとは公債費の利子、元金の支払いでございます。今年度につきましては目立った修繕に係る委託料がなかったため、前年度に比べて減額となっております。  続きまして、主要施策の成果114ページをお願いいたします。この合併浄化槽事業は、公共下水道事業と農業集落排水事業の処理区以外の家屋が点在する地域を対象に、町が整備した生活排水処理事業でございます。決算は594万3,000円でございます。  事業概要の中の52戸の整備に対して接続済みが50戸でございます。未接続の2戸につきましては、引き続き文書や訪問で加入促進を行っているところでございます。  主なものといたしましては先ほど申し上げましたが維持管理費で、法定検査手数料、保守点検、清掃委託料及び起債の償還利子でございます。  成果といたしましては、大きな事故もなく維持管理をすることができました。  それでは、決算書の228ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額594万2,517円、歳出総額594万2,517円で同額でございます。したがいまして、歳入歳出差し引き額はございません。翌年度へ繰り越すべき財源もございません。実質収支額もゼロ円でございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第82号の詳細説明を終わります。  次に、議案第83号の詳細説明を求めます。  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 議案書は10ページ、議案第83号、平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の詳細について御説明申し上げます。  初めに、決算書の230ページ、231ページをお願いいたします。まず、歳入合計でございます。予算現額6,312万2,000円に対しまして、調定額と収入済み額は同額の6,912万7,800円でございました。不納欠損額と収入未済額はございません。予算現額と収入済み額との比較は、600万5,800円の増でございました。  次に、決算書232ページ、233ページをお願いいたします。歳出合計でございます。予算現額6,312万2,000円に対しまして支出済み額6,046万9,415円で、翌年度繰越額はございません。不用額につきましては265万2,585円、予算現額と支出済み額との比較も同額の265万2,585円でございます。その結果、歳入歳出差し引き残額は865万8,385円でございます。  次に、決算書234ページ、235ページをお願いいたします。事項別明細書の歳入でございます。  1款使用料の収入済み額5,616万4,672円で、その内訳は当該年度の有料入場者数9万323人、それに伴います収入4,924万3,500円、それと物販施設使用料につきまして692万1,172円でございました。  次に、2款諸収入の収入済み額403万3,002円でございます。これはイベント収入やレンタサイクルのレンタル料でございます。  次に、3款繰入金の収入済み額534万3,054円でございます。これはふるさと館勤務職員2人分の人件費のうち、2分の1相当を一般会計から繰り入れを行ったものでございます。  次に、4款財産収入の収入済み額1,710円は大栄歴史文化学習館基金の利息でございます。  次に、5款繰越金の収入済み額358万5,362円でございます。これは繰越明許費繰越額で、チラシ、ホームページの多言語化を進めるために140万1,000円を繰り越しましたものと、平成26年度決算によります収支差額を平成27年度に繰り越したものでございます。  次に、決算書の236ページと237ページをお願いいたします。事項別明細の歳出でございます。  1款総務費、1項1目一般管理費の支出済み額5,131万5,815円でございます。これは館長、フロアスタッフの賃金、社会保険料及び施設の運営維持管理、催事等に要した経費でございます。
     2目繰出金の支出済み額915万3,600円でございます。これは平成23年度において償還期が到来しておりましたふるさと館整備に係る起債償還につきまして、不足する財源を特別に一般会計からお借りしたところでございますが、その一部として900万円を一般会計に返還したものでございます。また、残りの15万3,600円につきましては、チラシ、ホームページの多言語化を進める地方創生関連事業の入札残による不用額を返還したものでございます。  次に、決算書238ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でございます。  歳入総額6,912万7,800円、歳出総額6,046万9,415円、歳入歳出差し引き額865万8,385円でございます。翌年度に繰り越すべき財源につきましては、実質収支額865万8,385円となってございます。  次に、主要施策の成果115ページをごらんいただきたいと思います。  最初に、訂正をお願いしたいと思います。115ページの一番下のところ「劇場版名探偵コナン「純─の悪夢(ナイトメア)」」とございますが、「純─」の「こく」が─となっておりますが、こちらは黒、「純黒」というふうに訂正いただきたいと思います。申しわけございませんでした。  115ページ、こちらに入館者数の実績と主なイベントにつきましては記載させていただいております。総入館者数は10万8,134人、そのうち有料入館者数は9万323人でございました。すぐ下の表の右の欄をごらんいただきたいと思います。おわかりのとおり、入場者数の合計9万323人、これにつきましては昨年度の有料入館者数7万1,692人に比べますと1万8,631人の増、率にいたしまして26%の増加となっております。  イベントの実施内容、館内の展示の入れかえ等につきましては、資料をごらんいただきたいと思います。平成27年度は、JR西日本による名探偵コナンミステリーツアーが開催されました。このことに伴います集客効果もございまして、ふるさと館開館以来最大の入場者数となりました。昨年3月には鳥取砂丘コナン空港の愛称化や大型クルーズ客船が境港に寄港するなどし、多くの観光客が青山剛昌ふるさと館へ訪れる機会が生まれており、このビジネスチャンスをしっかりとキャッチし、そのためにも多言語化等も進めてまいっておりますが、テレビCMなど効果的にPRを行うなどし、サービスや魅力あるイベントを充実して誘客にも力を入れていき、入館者数の増加に向けて取り組んでいきたいと考えているところでございます。  なお、116ページにございます平成23年度に一般会計からお借りした9,900万円につきましては、平成27年度末で6,750万円の残額となっておりますので、あわせて御報告申し上げたいと思います。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第83号の詳細説明を終わります。  次に、議案第84号の詳細説明を求めます。  吉田健康推進課長。 ○健康推進課長(吉田千代美君) 議案第84号、平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計の決算についてでございます。  決算書の240ページ、241ページをお願いします。歳入合計、予算現額1億4,937万4,000円、調定額1億4,495万319円、収入済み額1億4,465万9,533円、不納欠損額2万2,100円、収入未済額26万8,686円でございます。  めくっていただいて、歳出です。歳出合計、予算現額1億4,937万4,000円、支出済み額1億4,441万8,767円、翌年度への繰り越しはございません。不用額は495万5,233円でございます。歳入歳出差し引き残高24万766円でございます。  めくっていただいて、事項別明細書の歳入です。  まず、1款後期高齢者医療保険料です。調定額1億57万4,000円に対して収入済み額1億28万3,214円、不納欠損2万2,100円、収入未済額26万8,686円です。不納欠損は時効完成の方が3人でございます。収入未済額は現年度分が10人、滞納繰り越し分が7人でございます。  続いて、2款の繰入金です。決算額4,170万7,675円で、備考欄のとおり事務費、基盤安定及び健診個人負担分の繰り入れでございます。  次に、歳出でございます。248、249ページになります。  1款1項総務管理費は事務的な費用で、148万3,640円の決算額です。2項徴収費は納付書発行等徴収に係る経費で、17万6,664円が決算額です。  次に、2款健診事業です。243万648円の決算です。後期高齢者広域連合の委託を受けて健康診査を実施しており、365人が受診されました。  続いて、3款後期高齢者医療広域連合納付金です。こちらは徴収した保険料などを広域連合に送金をします。決算額1億4,026万6,815円です。  次に、主要施策の成果の117ページをごらんください。1の表ですが、保険料の収納状況を記載しています。平成27年度の徴収率は、現年分が99.8%、全体で99.7%と、前年と同率でした。  2の表は被保険者数でございます。全体で前年より22人の増で、90歳以上の被保険者が増加している状況でございます。  再度決算書に戻っていただき、252ページをごらんください。実質収支に関する調書です。  歳入総額1億4,465万9,533円、歳出総額1億4,441万8,767円、歳入歳出差し引き額24万766円、翌年度に繰り越すべき財源はございません。よって、実質収支額24万766円です。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第84号の詳細説明を終わります。  次に、財産に関する調書についての説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 決算書の253ページをお願いします。財産に関する調書でございます。  1の公有財産ということで、1、土地及び建物でございますが、まず表の左から見ますけど、行政財産で土地の面積については増減がございません。建物でございますが、木造についても増減はございません。非木造につきましては、公営住宅のところを見ていただきますと昨年度中に13.2平米の減がございますが、これは由良町営住宅の物置小屋の撤去の部分でございます。そして同じく非木造のその他の施設のところでございますが、324.6平米の減ということで、これは北条文化会館の譲渡による減でございます。建物の行政財産の合計は8万8,366.07平米ということになります。  普通財産につきましては、まず土地の面積でございますが、宅地が2万3,148.23平米の増でございます。これは三陽合繊跡を購入したということでございます。山林につきましては、4,738.4平米の減でございます。これは松神の山林を売却したものでございます。そして、晩登育英会寄附による普通財産につきましては213.65平米の減でございます。これは由良宿の土地の売却によるものでございます。  次に、建物でございますが、木造で603.63平米の増と非木造の1万806.26平米の増につきましては、いずれも三陽合繊跡地の購入に伴って増加したものでございます。建物の普通財産の合計は1万2,712.84平米ということになります。  なお、表の下に記載しておりますが、北溟中学校用地4万7,737平米につきましては、学校用地の用途を廃止した場合には北栄町の持ち分が3分の1となるという協定及び覚書を締結しておりますので、表中には記載せず注釈で記載をしております。  はぐっていただきまして、254ページで(2)の有価証券及び(3)の出資による権利、出資金と出捐金でございますが、ともに増減がございませんので説明は省略させていただきます。  255ページの2の物品でございます。(1)自動車等ということで、2段目の普通自動車につきましてはエスティマが老朽化しておりましたので廃車し、そのかわりセレナを1台取得して、プラス・マイナスはゼロでございます。その下の軽自動車につきましては、軽自動車を新たに1台購入しており1台増加しましたので、年度末は34台ということでございます。その他の自動車については、増減はございません。続いて、(2)の無線機につきましては増減はありません。(3)動物につきましては、ここは貸し付けの乳牛についてでございます。昭和60年から乳牛の品質改良のため町有貸し付け牛制度を行ってまいりましたが、今後は各酪農家の選択により乳牛の改良を行う体制に変更することとなり、これまで貸し付けていました町有牛10頭を各借り受け者へ無償譲渡しましたので、年度末の現在高はゼロ頭ということでございます。(4)の農機具等につきましては、増減はございません。  次に、はぐっていただきまして256ページの基金でございますが、一番上の財政調整基金から一番下の介護給付費準備基金まで15の基金がございます。それぞれ年度中の増減高は掲載しておりますが、全部については詳しい説明はいたしませんが、例えば一番上の財政調整基金は1億2,282万5,000円の増となってございますが、これは健全な財政運営により積み増ししたものでございます。下から3番目、ふるさと北栄基金でございます。大きく1億6,191万5,000円の増になってございますが、これはふるさと納税の大幅アップによるものでございます。そして一番下でございますが、介護給付費準備基金ということで年度中に1,432万1,000円の増ということで、平成26年度決算における保険料の譲与分を積み立てたということでございます。合計して年度中の増減高は2億9,887万9,000円ということで、決算の年度末の現在高は37億7,610万2,000円ということでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、議案第85号及び議案第86号についての詳細説明を求めます。  吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) それでは議案第85号、平成27年度北栄町水道事業会計決算の認定について御説明申し上げます。決算書の257ページをお願いいたします。  初めに、収益的収入及び支出で収入でございますが、第1款水道事業収益、予算額2億8,689万9,000円に対しまして決算額2億8,064万5,556円でございました。  支出でございます。第1款水道事業費用、予算額2億6,136万3,000円に対しまして決算額2億2,816万2,209円でございました。  はぐっていただきまして258ページ、資本的収入及び支出でございます。  収入でございます。第1款資本的収入、予算額1億4,722万円に対しまして決算額1,777万7,020円でございました。  支出でございます。第1款資本的支出、予算額2億4,984万8,000円に対しまして1億7,001万1,853円で、翌年度繰越額6,925万4,000円でございました。  資本的収入が資本的支出に不足する額1億5,223万4,833円につきましては、過年度分及び当年度分損益勘定留保金で補填いたしました。  歳入のほうで大きく予算額よりも減っておりますが、これは地方公営企業法26条の規定による繰越額6,925万4,000円ございますが、それに伴う企業債収入、工事負担収入等を計上していない予算の流れということになっておりますので、御承知おきいただければというふうに思います。  次に、259ページでございます。損益計算書でございます。  1、営業収益と2、営業費用を差し引きしました営業利益といたしまして4,151万106円でございます。3、営業外収益と4、営業外費用を差し引きした営業外利益といたしまして617万8,880円でございます。営業利益に営業外利益を加えた経常利益及び当年度純利益は4,768万8,986円でございました。  決算書の265ページをごらんいただきたいと思います。そちらに注意事項がございます。はぐっていただきまして、266ページでございます。貸倒引当金の取り崩しという欄で、当年度において不納欠損処分に係るものとして貸倒引当金7万2,942円を取り崩したとしております。  従来であれば、損益計算書の中で特別損失としてこの不納欠損額を計上いたしておりましたけども、新しい会計ルールによりまして今年度からは貸倒引当金で補われるため、計上されないこととなります。  259ページに戻っていただきたいと思います。当年度純利益が4,768万8,986円、これに前年度繰越利益剰余金を加えて、当年度末未処分利益剰余金は2億8,850万9,495円でございます。  続きまして260ページ、平成27年度剰余金計算書、それから水道事業剰余金処分計算書につきましては後ほど説明をいたします。  262ページをお願いいたします。貸借対照表でございます。  初めに資産の部でございます。1の固定資産でございますが、有形固定資産と無形固定資産の合計は28億9,402万6,043円でございます。2の流動資産でございますが、現金、未収金、貯蔵品の合計で流動資産合計は1億3,391万5,474円でございます。未収金の323万1,019円につきましては、主なものは水道料金でございます。あと流水補償費などがございます。資産合計が30億2,794万1,517円でございます。貸倒引当金については、現在の引き当て残高となっております。  次に、263ページの負債の部でございます。3の固定負債は、企業債といたしまして9億9,393万8,238円となっております。4の流動負債の企業債は1年以内の支払い期限のもので、平成28年度の支払い予定のものを計上しております。未払い金でございますが、主なものは工事請負代金や委託料でございまして、現時点では全て支払い済みとなっております。繰り延べ収益は、みなし償却制度の廃止に伴う長期借入金処理により新設された科目でございます。負債合計が18億1,617万7,401円でございます。  次に264ページ、資本の部でございます。資本金の合計といたしまして、8億6,860万8,799円でございます。7の剰余金でございますが、資本剰余金と利益剰余金の合計といたしまして3億4,315万5,317円でございます。資本金の合計は12億1,176万4,116円、負債資本の合計額は30億2,794万1,517円でございます。  272ページの注記事項、キャッシュフロー計算書、附属明細書については説明を省略させていただきまして、273ページの固定資産明細書をお願いいたします。表右下の年度末償却未済額ですけども、28億9,402万6,043円でございます。この金額は、貸借対照表の固定資産の合計額と同額となるようになっております。  次に、274ページの企業債明細書でございます。下の表の中ほどの未償還残高の合計額は10億8,934万7,238円となっております。以上が決算書の内容でございます。  主要施策の成果の118ページをお願いいたします。平成27年度の水道事業の概要でございますが、給水戸数が5,898戸、給水人口が1万5,398人、給水量が150万1,665立方メートル、配水量は187万5,990立方メートルでございました。これを単純計算いたしまして1軒当たりに換算いたしますと2カ月平均で42立方メートルとなりまして、水道料金は6,274円となる計算になります。昨年とほぼ同じ数値でございますが、若干下がっております。配水量に対する給水量の割合であります有収率でございますが80%となっておりまして、昨年と全く同じ数値となりました。  収益的支出の決算額ですが、2億1,469万2,000円となっております。支出の内訳につきましては、原水及び浄水、配水及び給水費、以下ごらんのとおりとなっております。  水道施設の概要は、表のとおり7つの水源地から取水能力1日当たり9,018立方メートルで、平均給水量は1日当たり4,103立方メートルということになっております。能力は余裕がある、ほぼ倍以上の余力があるということでございます。  119ページで資本的支出でございます。決算額が1億6,511万4,000円となりました。内容でございますが、配水施設等改良費に6,335万1,000円、石綿管改良の水道供給整備事業が420万4,000円、企業債の償還金が9,613万円となっています。  成果といたしましては、老朽管改良工事を進めた結果、緊急的な修繕工事が少なくなり修繕費の抑制につながっております。  決算書の275ページをごらんください。4番の職員に関する事項でございます。関連いたしますので266ページにちょっと戻っていただきまして、注記事項の(2)でございます。職員の区分ということで記載しております。平成26年度では、収益的勘定職員1名、資本的勘定職員2名としておりましたが、平成27年度においては収益的勘定職員2名、資本的勘定職員1名といたしました。収益的勘定職員の人件費につきましては、当年度の費用として支出するものでございます。一方、資本的勘定職員の人件費は固定資産に合わせて計上し、固定資産償却費の年数に合わせて40年なり15年で費用化することとなります。現状の北栄町水道事業の状況を勘案いたしますと維持管理に係る職員の割合が多いことから、収益的勘定職員2名、資本的勘定職員1名とすることが適当であるというふうに考えて、このように変更いたした次第でございます。  278ページをごらんください。そちらに事業費に関する事項を載せております。営業費用の人件費でございますが、平成27年度は1,603万7,922円となり、前年に比べ711万5,704円の増となっておりますが、これは先ほど申し上げましたとおりの結果によるものでございます。人件費の分については費用が増額となっておりますけども、当年度純利益は4,700万円ほど確保しておりますので、十分な黒字の経営ができておるというふうに考えておる次第でございます。以上でございます。  失礼しました。議案第86号、平成27年度北栄町水道事業会計処分利益剰余金の処分についての説明をいたします。議案書13ページでございます。  地方公営企業第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  議案書14ページをお開きください。1番として、平成27年度北栄町水道事業剰余金計算書でございます。前年は企業会計の見直しによります一括処理を行っております。こちらには平成27年度中の剰余金計算書、前年の処分積立額と当年度の変動額をあらわして記載しております。  15ページです。2番の平成27年度北栄町水道事業剰余金処分計算書をごらんください。当年度末残高の未処分利益剰余金8億6,860万8,799円、資本剰余金3,532万8,822円、未処分利益剰余金2億8,850万9,495円でございます。当年度純利益4,768万8,986円の5%に当たります238万4,000円を減債積立金に積み立て、繰越利益剰余金を2億8,612万5,495円とするものでございます。以上で説明を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で議案第85号及び86号についての説明を終わります。  次に、報告第6号及び報告第7号について説明を求めます。  小澤企画財政課長。 ○企画財政課長(小澤 靖君) 議案書は16ページ、17ページで報告第6号と報告第7号になります。関連がございますので、一緒に説明をさせていただきたいと思います。  本日お配りしました資料で、9月議会説明資料報告第6・7号関係というものを配っておりますので、御準備をお願いいたします。  これは報告第6号、第7号につきましては、地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により公表するものでございます。  1の健全化判断比率の状況でございますが、表のとおりでございます。北栄町における実質赤字比率、そして連結実質赤字比率につきましては該当はございません。その隣の実質公債比率につきましては平成27年度13%、前年度が14.8%でございますので、1.8ポイント改善ということでございます。将来負担比率につきましては、平成27年度が87.9%、前年度が103.1%でございますから、15.2ポイントの改善ということになります。資金不足比率につきましては公営企業の会計のみでございますが、下水道で赤字が出ております。これを計算しますと2.8%、前年度が3%ですから、0.2ポイントの改善ということでございます。  次に、2ページでお願いします。先ほどの減少の要因と今後の見通しでございます。実質の公債比率につきましては、主には公債費の減少ということがございます。今後の見通しにつきましても、元利償還金は減少していくということ、実質公債比率も減少しているという反面、やはり普通交付税の減額も見込まれます。これからは新たな借金をなるべく抑えていくというようなことで、改善に取り組んでいく必要があるということでございます。将来負担比率につきましても、やはり同じように減少の原因は起債残高の減少ということでございます。今後の見通しにつきましても、起債残高は今後減少していく予定ですので、それに伴って将来負担比率も減少していく見込みというぐあいに考えてございます。資金不足比率につきましては、今後の見通しについては特に下水なんですけど、全般にわたってやはり下水道事業のことが書いてございますが、事業は完了してございます。ただ、起債の償還はやはり続いていきますので、引き続きこの資金の不足についてはこういう不足の状態が見込まれるということを考えているところでございます。  3ページにつきましては、そこの会計について例えば実質赤字比率がどの会計が対象になるのか、将来負担比率がどの会計が対象になるかというようなことを図示してございますので、ごらんになっていただきたいと思います。  議案書の16ページに戻っていただきたいと思います。報告第6号で、平成27年度決算に基づく健全化判断比率についてということでございます。  先ほど資料で説明させていただきました実質赤字比率につきましては、住宅新築資金の貸し付け事業特別会計では赤字が出ておりますけど、普通会計全体、それで一般会計と合わせたところでは黒字になっているため数字が出ておりません。それから連結実質赤字比率につきましても、普通会計と公営事業会計の全体としては黒字であるということから数字が出ておりません。実質公債比率については、先ほど言いました13%、平成25年から平成27年の3カ年間の平均でございます。将来負担比率は87.9%ということでございます。  17ページの報告第7号でございます。平成27年度決算に基づく資金不足比率についてでございますが、先ほども言いましたけど、これは公営企業会計についてでございますが、この中で下水道事業特別会計のみ2.8%という資金不足が生じております。ほかの5つの会計については、資金不足はないということでございます。以上で報告を終わります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、音田代表監査委員より歳入歳出決算の審査意見書及び健全化判断比率等の審査意見書について報告願います。  音田代表監査委員。 ○代表監査委員(音田 勝正君) 監査委員を代表しまして報告します。  地方自治法第233条第2項並びに地方公営企業法第30条第2項の規定に基づき、平成27年度北栄町一般会計・特別会計歳入歳出決算書並びに水道事業会計決算書及び関係書類を審査した結果について、8月29日に町長に意見書を提出しました。その内容は次のとおりです。  審査は、一般会計及び特別会計の国民健康保険事業、介護保険事業、住宅新築資金等貸付事業、下水道事業、農業集落排水事業、風力発電事業、栄財産区、合併処理浄化槽事業、大栄歴史文化学習館、後期高齢者医療事業の歳入歳出決算書、財産に関する調書、水道事業会計決算書、基金運用状況調書を対象に行いました。  審査期間は、平成28年7月12日から8月1日の間に行いました。  審査の結果は、平成27年度北栄町一般会計、特別会計並びに水道事業会計の決算に当たっては計数は正確であるか、また適正に措置されているか等について検討を加え、関係書類及び証書を調査し関係当局者の説明を聴取するとともに、定期監査及び例月出納検査等の結果を検討し慎重に審査を行いました。  各会計とも決算額は諸帳簿と合致し、計数は正確で非違の経理はなく、内容も正確なものと認めました。  各会計に関する意見は、別冊の歳入歳出決算審査意見書に記載しているとおりです。  次に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び同法第22条第1項の規定により、審査に付された平成27年度決算における健全化判断比率及び資金不足比率並びにその算定となる事項を記載した書類を審査し、8月29日に町長に意見書を提出しました。  審査は、町長から提出された健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が正確に作成されているかどうかを主眼に行いました。  審査の結果、健全化判断比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類はいずれも適正に作成されているものと認められました。  次に、公営企業会計経営健全化審査では、町長から提出された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類が適正に作成されているものかを主眼に審査を行いました。  審査した結果、審査に付された資金不足比率及びその算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認めました。  最後に、全体を通じて1点だけ加えさせていただきます。ふるさと納税基金の管理運営についてということであります。歳入歳出決算審査意見書の最終ページ、38ページに記載しておりますが、読み上げさせていただきます。  ふるさと北栄基金の管理運営ということについてですが、多くの人が地方の故郷で生まれ、その自治体から医療や教育等さまざまな住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税をしています。その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が育った故郷の自治体には税収が入りません。そこで、今は都会に住んでいても、自分を育んでくれたふるさとに自分の意思で幾らかでも納税できる制度があってもよいのではないか。そんな問題提起から始まり、多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です。  ふるさと納税には、3つの大きな意義があると言われています。  第1に納税者が納税先を選択する制度であり、選択するからこそその使われ方を考えるきっかけとなる制度であるということです。それは税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分のこととして捉える貴重な機会になります。  第2に、生まれ育った故郷はもちろん、お世話になった地域やこれから応援したい地域へも力になれる制度であることです。これは人を育て自然を守る地方の環境を育む支援になります。
     第3に、自治体が国民に取り組みをアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むことです。それは選んでもらうにふさわしい地域のあり方を改めて考えてみるきっかけへとつながります。  我が北栄町のふるさと納税の状況は、制度が導入された平成20年度では44件、753万円でしたが、平成27年度は1万9,222件、2億4,890万円となり、今年度も7月末現在で約1億6,080万円の納税、寄附をいただいております。増加の原因であるお礼の品物の充実を図られた功績は称賛に値するものであると敬服しておりますが、寄附をしていただいた方はその使い道にも大いに関心を持っていられるのではないでしょうか。寄附金の使用内容にも魅力が感じられてこそ、寄附者の期待に応えたことになると思います。  また、ふるさと納税で取り組んだ事業で予算に不用額が生じた場合は、一般会計の繰越金処理をするのではなくふるさと北栄基金に戻し入れし、他への流用禁止としてはいかがでしょうか。寄附をしていただいた方の期待に応える透明性のある体制になることを望んでいます。以上で終わります。 ○議長(井上信一郎君) 以上で一括議題としました議案13件及び報告2件の提案説明を終わります。       ─────────────・───・───────────── ○議長(井上信一郎君) 以上をもって本日の日程は全て終了しました。  これにて散会します。  あす6日は午前9時から本会議を開きますので、お集まりください。お疲れさまでした。                 午後4時23分散会       ───────────────────────────────...