北栄町議会 > 2015-03-18 >
平成27年 3月第3回定例会 (第10日 3月18日)

  • 関西弁(/)
ツイート シェア
  1. 北栄町議会 2015-03-18
    平成27年 3月第3回定例会 (第10日 3月18日)


    取得元: 北栄町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-18
    平成27年 3月第3回定例会 (第10日 3月18日)   ─────────────────────────────────────────────       第3回 北 栄 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第10日)                                  平成27年3月18日(水曜日) ─────────────────────────────────────────────                    議事日程                               平成27年3月18日 午前9時開議  日程第1 報告第    1号 北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画の策定につ                 いて  日程第2 議案第    5号 平成27年度北栄町一般会計予算  日程第3 議案第    6号 平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第4 議案第    7号 平成27年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第5 議案第    8号 平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予                 算  日程第6 議案第    9号 平成27年度北栄町下水道事業特別会計予算  日程第7 議案第    10号 平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第8 議案第    11号 平成27年度北栄町風力発電事業特別会計予算  日程第9 議案第    12号 平成27年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第10 議案第    13号 平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第11 議案第    14号 平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算
     日程第12 議案第    15号 平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第13 議案第    16号 平成27年度北栄町水道事業会計予算  日程第14 議案第    17号 北栄町附属機関条例の制定について  日程第15 議案第    18号 北栄町いじめ問題調査委員会等設置条例の制定につい                 て  日程第16 議案第    19号 北栄町地域包括支援センターにおける包括的支援事業                 の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の制定                 について  日程第17 議案第    20号 北栄町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び                 に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的                 な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定につ                 いて  日程第18 議案第    21号 北栄町鳥獣被害対策実施隊の設置に関する条例の制定                 について  日程第19 議案第    22号 北栄町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制                 定について  日程第20 議案第    23号 北栄町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関                 する条例等の一部を改正する条例の制定について  日程第21 議案第    24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改                 正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例                 の制定について  日程第22 議案第    25号 北栄町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理                 に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第23 議案第    26号 北栄町防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する                 条例の一部を改正する条例の制定について  日程第24 議案第    27号 北栄町行政手続条例の一部を改正する条例の制定につ                 いて  日程第25 議案第    28号 北栄町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用                 償に関する条例等の一部を改正する条例の制定につい                 て  日程第26 議案第    29号 北栄町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例                 の制定について  日程第27 議案第    30号 北栄町税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第28 議案第    31号 北栄町立認定こども園設置条例の一部を改正する条例                 の制定について  日程第29 議案第    32号 北栄町児童館の設置及び管理に関する条例の一部を改                 正する条例の制定について  日程第30 議案第    33号 北栄町隣保館の設置及び管理に関する条例の一部を改                 正する条例の制定について  日程第31 議案第    34号 北栄町介護予防事業介護保険地域支援事業手数料の                 徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定につい                 て  日程第32 議案第    35号 北栄町介護保険条例の一部を改正する条例の制定につ                 いて  日程第33 議案第    36号 北栄町健康福祉センター等の設置及び管理に関する条                 例等の一部を改正する条例の制定について  日程第34 議案第    37号 第6期北栄町介護保険事業計画高齢者福祉計画の策                 定について  日程第35 議案第    38号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更につ                 いて  日程第36 議案第    39号 財産の無償譲渡について  日程第37 議案第    48号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  日程第38 議案第    40号 平成26年度北栄町一般会計補正予算(第9号)  日程第39 議案第    41号 平成26年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算                 (第3号)  日程第40 議案第    42号 平成26年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第                 3号)  日程第41 議案第    43号 平成26年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第6                 号)  日程第42 議案第    44号 平成26年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第                 3号)  日程第43 議案第    45号 平成26年度北栄町栄財産区特別会計補正予算(第1号                 )  日程第44 議案第    46号 平成26年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予                 算(第3号)  日程第45 議案第    47号 平成26年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予                 算(第1号)  日程第46 平成26年請願第3号 「治安維持法犠牲者国家賠償法」の制定を求める意見                 書提出の請願  日程第47 平成27年陳情第1号 年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求め                 る陳情  日程第48 平成27年陳情第3号 中学校で使用する歴史・公民教科書の採択基準に関す                 る陳情  日程第49 平成27年陳情第4号 教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準                 備に関する陳情について  日程第50 平成27年陳情第2号 地方自治法第 124条以下及び国会法第79条以下並びに                 請願法について、日本国憲法第16条の請願権規定の趣                 旨に合致する形での改正を求める意見書の提出を求め                 る陳情       ───────────────────────────────                 本日の会議に付した事件  日程第1 報告第    1号 北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画の策定につ                 いて  日程第2 議案第    5号 平成27年度北栄町一般会計予算  日程第3 議案第    6号 平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算  日程第4 議案第    7号 平成27年度北栄町介護保険事業特別会計予算  日程第5 議案第    8号 平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予                 算  日程第6 議案第    9号 平成27年度北栄町下水道事業特別会計予算  日程第7 議案第    10号 平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算  日程第8 議案第    11号 平成27年度北栄町風力発電事業特別会計予算  日程第9 議案第    12号 平成27年度北栄町栄財産区特別会計予算  日程第10 議案第    13号 平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算  日程第11 議案第    14号 平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算  日程第12 議案第    15号 平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算  日程第13 議案第    16号 平成27年度北栄町水道事業会計予算  日程第14 議案第    17号 北栄町附属機関条例の制定について  日程第15 議案第    18号 北栄町いじめ問題調査委員会等設置条例の制定につい                 て  日程第16 議案第    19号 北栄町地域包括支援センターにおける包括的支援事業
                    の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の制定                 について  日程第17 議案第    20号 北栄町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並び                 に指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的                 な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定につ                 いて  日程第18 議案第    21号 北栄町鳥獣被害対策実施隊の設置に関する条例の制定                 について  日程第19 議案第    22号 北栄町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制                 定について  日程第20 議案第    23号 北栄町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関                 する条例等の一部を改正する条例の制定について  日程第21 議案第    24号 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改                 正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例                 の制定について  日程第22 議案第    25号 北栄町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理                 に関する条例の一部を改正する条例の制定について  日程第23 議案第    26号 北栄町防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する                 条例の一部を改正する条例の制定について  日程第24 議案第    27号 北栄町行政手続条例の一部を改正する条例の制定につ                 いて  日程第25 議案第    28号 北栄町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用                 償に関する条例等の一部を改正する条例の制定につい                 て  日程第26 議案第    29号 北栄町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例                 の制定について  日程第27 議案第    30号 北栄町税条例の一部を改正する条例の制定について  日程第28 議案第    31号 北栄町立認定こども園設置条例の一部を改正する条例                 の制定について  日程第29 議案第    32号 北栄町児童館の設置及び管理に関する条例の一部を改                 正する条例の制定について  日程第30 議案第    33号 北栄町隣保館の設置及び管理に関する条例の一部を改                 正する条例の制定について  日程第31 議案第    34号 北栄町介護予防事業介護保険地域支援事業手数料の                 徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定につい                 て  日程第32 議案第    35号 北栄町介護保険条例の一部を改正する条例の制定につ                 いて  日程第33 議案第    36号 北栄町健康福祉センター等の設置及び管理に関する条                 例等の一部を改正する条例の制定について  日程第34 議案第    37号 第6期北栄町介護保険事業計画高齢者福祉計画の策                 定について  日程第35 議案第    38号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更につ                 いて  日程第36 議案第    39号 財産の無償譲渡について  日程第37 議案第    48号 損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について  日程第38 議案第    40号 平成26年度北栄町一般会計補正予算(第9号)  日程第39 議案第    41号 平成26年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算                 (第3号)  日程第40 議案第    42号 平成26年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第                 3号)  日程第41 議案第    43号 平成26年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第6                 号)  日程第42 議案第    44号 平成26年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第                 3号)  日程第43 議案第    45号 平成26年度北栄町栄財産区特別会計補正予算(第1号                 )  日程第44 議案第    46号 平成26年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予                 算(第3号)  日程第45 議案第    47号 平成26年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予                 算(第1号)  日程第46 平成26年請願第3号 「治安維持法犠牲者国家賠償法」の制定を求める意見                 書提出の請願  日程第47 平成27年陳情第1号 年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求め                 る陳情  日程第48 平成27年陳情第3号 中学校で使用する歴史・公民教科書の採択基準に関す                 る陳情  日程第49 平成27年陳情第4号 教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準                 備に関する陳情について  日程第50 平成27年陳情第2号 地方自治法第 124条以下及び国会法第79条以下並びに                 請願法について、日本国憲法第16条の請願権規定の趣                 旨に合致する形での改正を求める意見書の提出を求め                 る陳情       ───────────────────────────────                  出席議員(15名)     1番 浜 本 武 代君  2番 田 中 精 一君  3番 池 田 捷 昭君     4番 山 下 昭 夫君  5番 前 田 栄 治君  6番 森 本 真理子君     7番 宮 本 幸 美君  8番 町 田 貴 子君  9番 斉 尾 智 弘君     10番 阪 本 和 俊君  11番 油 本 朋 也君  12番 飯 田 正 征君     13番 長谷川 昭 二君  14番 津 川 俊 仁君  15番 井 上 信一郎君       ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)       ───────────────────────────────                  欠  員(なし)       ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名 事務局長 ─────── 田 中 英 伸君  主  任 ─────── 浜 本 早 苗君 事務補佐員 ────── 長谷川 利 恵君       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名 町長 ───────── 松 本 昭 夫君  副町長 ──────── 西 尾 浩 一君 教育長 ──────── 別 本 勝 美君  会計管理者(兼)出納室長                                ──── 吉 田 千代美君 総務課長 ─────── 手 嶋 俊 樹君  政策企画課長 ───── 谷 口 康 彦君 税務課長 ─────── 磯 江 昭 徳君  住民生活課長 ───── 大 庭 由美子君 福祉課長 ─────── 鎌 田 栄 子君  健康推進課長 ───── 伊垢離 順 紅君 地域整備課長 ───── 吉 岡 正 雄君  産業振興課長 ───── 手 嶋 寿 征君 教育総務課長 ───── 西 村 文 伸君  生涯学習課長(兼)中央公民館長                                  ── 杉 本 裕 史君 農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君
    (併)選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 手 嶋 俊 樹君 代表監査委員 ───── 音 田 勝 正君       ───────────────────────────────                 午前9時00分開議 ○議長(井上信一郎君) おはようございます。  ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 報告第1号 ○議長(井上信一郎君) 日程第1、報告第1号、北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画の策定についてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 報告第1号、北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画の策定についてでございます。  北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画を策定いたしましたので、新型インフルエンザ等対策特別措置法第8条第6項の規定により議会に報告するものでございます。  詳細につきましては、総務課長に説明させますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) 詳細説明を求めます。  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 追加議案の議案書をお願いします。  1ページ、報告第1号、北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画の策定についてということで、先ほど町長からありました議会に報告するものでございます。  A3の1枚の資料で説明させていただきたいと思います。ページ数は書いてございませんけど、右隅に報告第1号資料ということで書いてございます。  全協のときに説明させていただきました。その全協のときに3月10日までパブリックコメントをするということで、意見をいただくということでしておりましたが、意見はございませんでした。先回、全協でお話しさせていただいたとおりでございますが、簡単に説明させていただきます。  まず、町の行動計画とはということで、発生段階に応じた総合的な対策を推進していくことで、具体的には県の行動計画に基づいて特別措置法第8条で作成していくものでございます。  概要でございますけど、「はじめに」ということでまずつくってございます。そこには特別措置法の制定ということで、法施行は平成25年4月13日となっております。そして、その下に町の行動計画作成ということで記載してございます。  この新型インフルエンザ等という意味でございますけど、そこに書いてあるとおりで新型インフルエンザ及び新感染症ということで記載してございます。  Ⅱでございます。基本的な方針ということで、そこに目的を書いてございます。感染拡大を可能な限り抑制して、町民の生命及び健康を保護していく。そして、町民生活、経済に及ぼす影響が最小となるようにしていこうということでございます。  続いてⅡ-3ということで、このⅡ-1、Ⅱ-2というのもございますけど、ここでは省略させていただきます。Ⅱ-3ということで、その対応のときの留意点ということを記載してございます。基本的人権の尊重ということで、例えば不要不急の外出を自粛する、それから施設の使用の制限などいろんな制限が加わってございますけど、町民の権利と自由に制限を与える場合、その制限は必要最小限とするということでございます。  それから、危機管理としての特措法の性格でございますけど、これはもともとのその特措法が万が一ということの場合でございますので、緊急性を求めていくということで、大きく言えば簡単に言えばもしかしたら緊急性がないといいますか、必要がない場合もあるということも逆に言えばあります。  続きまして管理機関相互の連携の協力ということで、協力して相互に推進していく。町の対策本部は、県の対策本部と連携していくということを記載してございます。  続きまして隣のページでございますが、Ⅱ-4ということで被害想定をつくってございます。被害想定をつくってあらかじめ備えておくということで、これは北栄町の被害想定、鳥取県、全国というのをそこの表に記載してございます。罹患者数あるいは病院を受診される患者数、そのウイルスの高い低い、その程度によりまして罹患者数も、受診の患者数、それから入院患者数も上限、下限ということで一応設定してございます。それに伴いまして準備をしていくということでございます。  それから、Ⅱ-5で役割分担ということを規定してございます。国、県そして3番目には町の役割ということで記載してございます。住民接種あるいは生活の支援、そして要援護者の支援につきましては県や近隣市町、それから病院等と連携をとってやっていくということを規定してございます。  そして一番下のところには、町民についてはマスクの着用とかせきエチケット等の感染対策の実施等について備えていただくということでございます。  裏面をお願いします。Ⅱ-7ということで、発生段階ということでございます。左側に発生段階をつくってございます。国は、段階としては5つの段階、未発生期から小康期ということで記載してございますが、県あるいは町はそこの右に書いてございますけど6段階の設定ということで、県内の未発生期のことを入れてございます。  その段階につきまして、その隣のページでございますが、実施体制とかあるいは情報提供の共有、そして蔓延防止、予防接種・町民生活及び町民経済の安定の確保ということで、それぞれの段階ごとで対策をとっていくということで記載してございます。  実施体制につきましては、真ん中あたりでございますけど県内の発生早期には町の対策本部を設置していくということでございますし、情報提供の共有につきましては住民相談の窓口の設置を国からの要請に基づいて設置していくというようなことを記載してございます。  蔓延の防止につきましては、先ほどもありましたけど町民に対してマスクの着用とか手洗い、うがいの周知ということをしていくということでございます。  予防接種につきましては特定接種、これは主に公務員等になろうと思いますけど、先生とかそういうところになろうと思いますが、先に罹患してその行政サービスが落ちてはいけないということで最初に接種していく。住民接種を促していくということでございます。  そして行政サービスが低下してはいけませんので、最小限の行政サービスということで事前に業務継続計画というのをつくりまして、準備、備えていくということをそこに記載しております。  簡単ではございますけど以上でございますが、お手元にはその行動計画の冊子を配らせていただいております。全協のときと変わってございません。ごらんいただきたいと思います。説明は以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより本案に対する質疑を許します。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) この新型インフルエンザの対策でございます。今までこういうことはなかったと思いますけども、今後新たにこういうものが発生する場合に一番大事になるのは、やはりふだんからの備えではないかというふうに思います。災害についても、火災等については避難訓練等を小学校、中学校を通じてやられておられると思いますが、このインフルエンザ等は新型がこういうものが発令された場合、こういう行動計画をつくっとっても実際にそれが町民に徹底されてしっかりと周知されてる中で、皆さんが隅々までこういう発令があったときにはこういう対処をするんだということが徹底されないと、つくっても意味がないわけです。そうならないための対策、そういう訓練ですか、そういうものは考えておられますでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 斉尾議員の御質問でございます。  行動計画の中にも訓練という言葉は出てくるんですが、今言われたように訓練については必要と思っております。情報提供していくとか、あるいは事前に計画の概要版、今回つくったような概要版を町報なのかいろんな媒体を使いましてまず事前に周知をしておく。そして訓練をやっていくというようなことで、今考えておるところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) その訓練の内容をある程度想定されておられましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 再度の御質問でございますが、まだ具体的な内容については決まっておりません。これから具体的な内容を詰めていきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) こういう行動計画でございますので、一日がかりといいますか、半日ぐらいとって全町挙げて一斉にその対策を練る、そういう訓練をするというようなことを計画されてはどうかと思います。いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 場所が違うかもしれませんが、例えば防災訓練なのか、あるいは大きな訓練というのは今のところ想定はしてございませんが、今後検討していきたいと思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、質疑を終結します。  以上をもって報告第1号、北栄町新型インフルエンザ等対策行動計画の策定についてを終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 議案第5号 ○議長(井上信一郎君) 日程第2、議案第5号、平成27年度北栄町一般会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を行います。  なお、質疑に当たっては、必ずページ数をお示しください。  まず、歳入全般にわたっての質疑を許します。  14番、津川俊仁議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 21ページです。寄附金、ふるさと北栄基金寄附金で前年度100万円だったものを1億円に予算計上されております。事前の説明の中で実績に基づいてということでございましたが、このふるさと基金寄附金は昨年26年度から急激にふえてきたということでございまして、まだ実績としては1年であります。その中にあって、これまでとの予算計上の仕方を大きく変えられた。これについてはよっぽどの自信があってといいますか、そういうことだと思いますが、それらについて1億円の達成の自信なり、それに伴っての対策なり考え方なりをお聞かせください。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 津川議員の御質問でございます。  今年度8,600万円強の実績を見込んでおります。件数でいいますと、7,000件以上の件数がございます。それを考えまして、当然平成27年度はそれ以上を目標にするというのは、これ当たり前のことでございます。その中でふるさと品の品数も33品から65品ということで、倍にふやすよう計画しております。中でも、ちょっとグレードの高いところと、あるいはそれよりも低いところに分けまして、Aグループ、Bグループと分けてより高額な納税の方につきましてはよい商品といいますか、そういうのを考えてございます。オレイン55でございますとか肉とかそういうことを考えて、品数そして年間通しての納税がしていただけるような仕組みを考えておりますので、十分1億円は達成できるものと考えております。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 少し心配したのは、予算は1年間これから何があるかわからないということで少し辛目に、支出は少し絞ってというのが本来の姿だろうというふうな思いがありまして、8,600万円の実績であれば8,000万円なり9,000万円なりということで、1億円に当然であろうとおっしゃっていただきました。ふやしていくのは当然だろうと、目標を上げていくのは当然だろうということで、そういう意気込みは感じますが、ぜひとも空振りにならんようにお願いしたいのと、少し老婆心ながら心配したのは、予算の段階で余りにも風呂敷を大きく広げ過ぎてもそれは余りよろしくないのでないかなという思いもあったんで、お聞きしました。予算どおり、あるいは予算以上になるように十二分に活動していただく、実施していただくということを再度確認しておきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 再度の御質問でございますが、内情といいますか、当初はここまでの金額ではございませんでした。担当から上がってきたところでちょっと少ない金額でしたので、いや、そうじゃないだろうと。もっと上を目指そうよということで、こちらからこの1億円という数字を出させていただいております。  先ほども言いましたけど品数もふやさせていただいて、特にこの時期、冬の時期に今思ったよりも入ってきておりません。ほかの町では、例えば松葉ガニとかそういうところがありました。本町はそれがございません。来年度はカニとか先ほど言いましたオレイン55とかそういうところはもう充実させていただきますので、そういうことを呼び水といいますか、ちょっと言葉がどうかわかりませんが、頑張っていきたいと思っております。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 期待しております。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  3番、池田捷昭議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 13ページの道路使用料の中の道路敷占用料の件でちょっとお聞きいたします。  この赤線、青線、俗に我々が言っとるものが国から地方自治体におりてきたということから、今、土地改良区というものが道路、水路を維持管理しております。それでその辺の土地改良区と町との物の考え方をここでちょっとお聞きしたいと思います。  あわせて、今、農道台帳等がありますが、農道台帳というものが両端が公道に接して4メートル以上の幅員ということになっておりますね。そうすると、例えばメーター当たり地方交付税というものはどのくらいの算定基礎になっとるかお尋ねします。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 池田議員の御質問にお答えいたします。  まず、道路使用料に関連していわゆる赤線、青線、法定外公共物と呼んでおりますが、そういったものと、あとそれを農業用ということで特に農道だったり用水路だったりという形で使用している土地改良区との関係ということでございました。  このことにつきましては、従来この法定外公共物につきましては国が管理しており、さらに県で現在は町が所有しておるものでございます。従来より法定外公共物については常に地域との関連性が高いということで、国、県が所有していた時期につきましても所有者は県、国でありますが、管理については主として利用する受益者の方、地域の方で維持管理をしていただくということの流れで来ておりました。  土地改良区につきましては、その用水路なり農業用の道路について、特に農業関係と密接なものについては土地改良区で維持管理をしてきていただいておるという経過と認識しておりますが、現在所有は町であり、使っておられるのは主に土地改良区であります。  ただ、そうはいっても水路であれば用水路なり排水路であっても住宅から出る排水だとか雨水だとかというものを排除するわけでございますので、農業改良、土地改良の事業に際しては当然国、県、町がそのほとんどを補助金として負担して整備してきたということもございます。土地改良区が使っておられるということで、維持管理についても従来から土地改良区にお願いしとるということでございます。  ただ、大きな整備だとか改良だとかというものに関しては、先ほど申し上げました事業で補助金を交付して事業を進めとるという形でございます。  交付税については、総務課長にお願いします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 交付税に関することでございますけど、道路延長あるいは面積もありますが、それがどれぐらい交付税に反映しとるというのは、私、今存じておりませんので、どうしましょうか、休憩させていただけますか。 ○議員(3番 池田 捷昭君) いや、後でいいです。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 存じておりません。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) そうすると、土地改良区との協議というものはできとるわけですか、お尋ねします。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 池田議員の再度の御質問にお答えいたします。  土地改良区との協議でございますけども、厳密に申し上げれば委託契約だとか、そういった形のものが一緒でないかなというふうに最近考えておりまして、そういった協議も土地改良区と行ってはおります。ただ、細かいところでの契約条項についてはなかなか詰めれないということで、協定としては大ざっぱといいますか、維持管理についてはお願いしますよというような形での協定ということは結んでおります。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。
    ○議員(3番 池田 捷昭君) 例えば、北栄町の中には土地改良区が多くあります。そうすると、どこともが占用料を取っとるはずです。北条水系一つとってみても、90万円ほどいただいております。それから、もう当初は土地改良区の受益地というものが住宅用地に相当変わっております。みどり団地です。そうした中で、道路、水路というものがあります。今の不特定公共物が。そしたら、そういうものの管理というものが非常に農家だけでは守りしにくい時代になってきたということも確かでございます。そういうことから、やはり各土地改良区含めて、町としての対応をしっかり明確にされたほうがいいと思います。それでどうだこうだという問題が起きないようにお願いしたいということだけを申し上げて、終わります。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員、答弁はよろしいですか。 ○議員(3番 池田 捷昭君) あればやってください。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 池田議員の御質問に再度お答えいたします。  町内土地改良区は4つありまして、その土地改良区自体でもそれぞれまたその法定外公共物についての御認識が違うということでございます。また、その道路の使用占用料のことだとか、所有者と受益者あるいは使用者との関係につきましても、引き続き土地改良区と話し合いは進めていきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 今のほとんどの道路敷、水路敷というものは、圃場整備の段階で機能交換で小さいものを広げとるということはあります。それで以前、羽合の土地改良区管内であった事件ですけど、農家が減歩という形で道路敷、水路敷を広げて、そこに住宅地ができた。浅津温泉です、ざっくばらんに言って。住宅用地ができて、水路敷も道路敷ももうこれは切っちゃってもいいと。払い下げするんだと。当然国ですから、まず町が払い下げを受けました。町から温泉の関係者が払い下げを受けたという実態がございました。そうすると、そこになぜ土地改良区というものが実際問題は減歩でつくったものをという、こういうことがありますので、もしそういう事態が払い下げるという、道路敷も水路敷も場所によっては必要ないと払い下げる場合には土地改良区というものにひとつ協議をして、問題がないようにしていただきたいということだけを申し上げておきます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 再度の池田議員の御質問にお答えいたします。  そういった例はごくまれだろうとは思いますが、払い下げの際に土地改良区の関係があるということであれば、当然周辺の自治会なり関係者には承諾なり御相談いたしておりますので、そういったおっしゃった対応で行いたいというふうに思います。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員、確認させていただきます。先ほどの質疑の中での交付税算入について、資料の提出のみでよろしいでしょうか。  そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に歳出の質疑を行います。  まず、1款議会費についての質疑を許します。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に2款総務費についての質疑を許します。  14番、津川俊仁議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 先ほどの歳入のときにもお聞きしましたが、31ページの積立金でふるさと北栄基金積立金1億2,000円。29ページの報償費、寄附者謝礼で5,000万円。30ページの上段です、クレジット納付手数料で108万円。これらはいわゆるふるさと納税で寄附をいただいて、それに伴う支出の合計であります。ちょっと確認したいのは、事前の予算概要説明書の中の3ページです。ふるさと北栄基金の事業として1億5,600万円の予算額があって、財源として特定財源が1億円と2,000円、一般で5,600万円、前年度は2,220万円でしたという表があります。お聞きしたいのは、この一般の5,669万7,000円の出どころなんですが、平成26年度のいわゆる差し引きの収益というふうな理解でよろしいでしょうか。それとも純粋に税金から出しているというふうな理解なんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前9時33分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前9時34分再開)  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 津川議員の御質問でございます。  寄附で入ってきた1億円についてはそのまま積み立てるわけですから、それは積み立てのほうに回ります。先ほど言われた一般財源の5,600万円何がしについては、純然たる一般財源ということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 私の認識で言うと、ふるさと納税でたくさん寄附をいただいた。そのお礼に品物をお贈りして、大体半分ぐらいは町の財源になっているというふうな理解をしています。それが6割なのか55%なのかは正式にはわかりませんが、ざっと50%が利益になってる。  1億円を積むということは、じゃ過去ずっと何年も積んできた基金がどんどん今広がってて、去年平成26年度が先ほどの説明で8,600万円でしたっけ、それらが積み上がってるというふうな理解なんですか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 再度の御質問でございますが、基金には積みますが、それはすぐ次の年の分に財源として使いますので、基金としてお金がたまっとるという状態ではないということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) わかりました。いわゆる8,600万円の平成26年度の寄附の見込みを見込んどられて、5,600万円何がしというのはそれ以内ですから、いわゆる先ほど私が発言しましたようなふるさと納税というシステムは、寄附いただいた分の半分は大体自主財源として町の財政に寄与しているというふうな理解でよろしいですね。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) そのとおりでございます。もともとふるさと納税というのが目的を持って使う場合もございますので、そういうところに配分させていただいとるということでございます。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  5番、前田栄治議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 何点かお伺いします。  まず、29ページです。2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費の中の8節報償費、行政改革審議会報償費。これ委員会でお聞きしたら10人の委員さんで、今約340事業あるうち全部の事業を見直しして50事業ぐらいまでやるということなんですけども、その効果、まずその50事業にしてどういうことを見込んで50事業までされるのか。その後の流れを教えてください。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 前田議員の御質問でございます。  今回、今の段階で事業仕分けのシートをつくって、先ほど言われましたけど340を50。ただ、それ以上に実は事業は当然ございます。負担金でありますとかそういうところはございますけど、それを除いて三百四、五十ということでございます。これを5月、6月ぐらいまでに担当のほうで先ほど言いました50ぐらいに縮めていきます。その50について、先ほど言いました行政改革審議会でそれを絞っていく。そしてこの事業は不要だとか、あるいは民間委託とかいうところをはっきりさせていただくということで、過去にもそういうことで事業仕分けをしたときに、それをもとにして来年度以降の予算反映をしていくということがございますので、効果というところでいいますと、その判定に伴って実際に不要なものは不要にしていくというようなことにやっていくというのが効果だと思っております。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) わかりました。次に移ります。  34ページです。一番上の辺にありますね、備品購入費で54万円組んでおられます。説明をお聞きしましたら、つり銭のレジスター、レジを買うんだということです。北条庁舎側の民間委託用のレジスターを買うんだということですけども、去年80数万円かけてつり銭レジスターを買ったんですね。総務委員会でお聞きしたところ、今回購入するのは札のおつりを出す器械だということですけども、去年80数万円出してるのにことしまた54万円。相当高額なレジスターですよね。お聞きしたら、別に買うんかと思ったら、今まで買っとったのにつないで結局一つのレジだと。その辺ちょっと最初に説明をしてやってください。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 紙幣のレジスターの54万円の件でございますが、昨年の補正のときには硬貨の分のを買い、そしてコンピューター管理できるものを一緒に買って、その二段構えで正確そしてスピーディーな計算ということで買いました。このたびは、将来民営化というのもあるんですけど、紙幣については今回の硬貨には当然できません。今は当然職員が紙幣については数えて収納に入れて保管するというようなことで、とても効率が悪いことでございます。年間8,600万円ぐらいの金額を扱ってございます。月にすると結構な金額になると思います。そういうところで、これを民間委託していく。あるいは今の職員でもそれだけの紙幣を扱っていくというところが、私も大丈夫と言ったらちょっと言葉がどうかわかりませんが、このときになぜ一緒に紙幣もやっとかなかったかなとちょっと思っとるところでございます。金額が高いということもあってだと思いますけど、全て一括でできるということ。そしてお客様からお金をいただいて、それを正確に返す。もちろん人間の手でもできるんですけど、先ほど言ったように大きな金額のときもございますし、それから当然数もございます。そういうところで、このレジスターというのは正確に記録もして返還できるというところで、今回の購入に至っておるところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 今、8,000万円ぐらいが高額だと言われました。1年間で8,000万円って、大した数字じゃないですよ。1年間ですよ。単純に土日を除いたら250日ほどの事業のうちに、8,000万円を割ってくださいよ。何ぼですか、わかりませんね。30万円ほどですか。三、四十万円ですよね。1日の取扱量は三、四十万円で、8,000万円で高額だと言われると何かそれは納得できんですけど、民間委託するのに必要だということですからそこは仕方がないんですけど、提案ですけどね、その今まで買われたレジはこちらへ持ってきてもう一回、合体させると130万円も140万円ものレジになっちゃうでしょ。85万円と今回54万円ですから、140万円ぐらいのレジになっちゃうわけですよ。それだったら、もう将来的にこちらに、今、北条庁舎で使っとられるレジを持ってきちゃって、新たに買われりゃいいでないですか、札と硬貨両方できる。  数日前に、マルイがオープンしましたよね。行きました。そしたら、買い物すると昔はレジの従業員さんの方にお金を払うとおつりを手渡しでしたけど、今は違うんですね。買い物を通過して例えば5,550円の買い物だとすると、ちょっと通過したらここにあって、ここに1万円をぽんと入れると勝手にばっとつりが出てきてそれをもらって帰るんですね。ちゃんと記録もできるということですしね、将来的に紙幣だけの分で50数万円のものを買われるんだったらこちらに持ってきといて、新たに民間委託でそのお札の分も必要だということなら一から買われるようなことを考えられたらどうなんですか。余分な分は補正でも組まれりゃいいでないですか、まだ先長いので。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 再度の御質問でございますが、こっちの大栄庁舎のほうは向こうの分庁の総合窓口ではなくって、今言われるのはこちらの窓口のことです。ここの窓口は証明手数料とかもう簡単な金額のそれこそ少ないものだけですから、そんな大きなレジは多分要らないかなと思います。どっちかといいますと出納室のほうかなとは思いますけど、今議員が言われたことは検討はさせていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) ぜひ検討してやってください。次に行きます。  下の35ページ、13節委託料の中に合併10周年記念イベント委託料、プロジェクションマッピングで90万円とあります。これの財源内訳を教えてください。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。  プロジェクションマッピング90万円の内訳ということでございますが……。 ○議員(5番 前田 栄治君) 財源内訳。全部一般会計なのか、補助金があるのかという財源内訳。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 失礼いたしました。  プロジェクションマッピングの90万円の財源ということでございますが、一般財源でございます。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 全額一般財源で、説明にありました10分間ほどの映像を約2時間流すということで、10分間の映像を流した後20分休憩して、また10分流して20分、10分流して20分、10分流して20分。いわゆる4回です。多くやって5回くらいかなと。それに90万円を使われるという根拠。にぎわい、来られた方に見ていただくにぎわい、あと10周年のイベントだということですけども、本当に90万円、雨の日のこともありますし、その辺の効果と雨のときの対策を教えてください。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 前田議員の重ねての御質疑にお答えいたします。  まず、回数のことがございましたけれども、先日ちょっと御説明いたしましたとき、例えばということで2時間で30分であれば都合4回ぐらいかなという話はさせていただきました。このたび見積もりをいただいた業者にもちょっといろいろ確認はいたしましたが、10分間の上映で例えば5分の休憩でいわゆる15分間隔で回すこともできなくはないようで、回数については4回を8回程度でもできる部分があるかなとは思っております。  あと効果の関係でございますけれども、前日、10月4日の記念式典の前の日3日に町民の皆さんにお越しいただきまして、4日の記念式典を初めとするいろいろなイベントがあることも周知も同時に図れるかなと思っておりますし、10周年のお祝いの節目を祝うというような形で周知も図られ、にぎわいの創出にもつながるんじゃないかなというところで考えておったところでございます。  あと、雨天なりの場合のことでございますけれども、少雨の場合にはすることは可能だというふうに聞いております。ただ、台風とか豪雨というようなときには、さすがにそこは難しいというふうなことで聞いておるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 今お聞きしましたら、一般財源全額町費を使って、たったその2時間ほどの間に90万円使う。それだけでも「うん」って思うんですけどね、10月ですよ、台風の時期に豪雨が降るかもしれん、大きな風が吹くかもしれんというものに対して90万円使うのはいささか疑問を持ちますので、一言申し添えておきます。  次に移ります。36ページです。次のページですね、一番上にお試し住宅駐車場借り上げ料とありますけども、6万円。先にこの内訳。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 前田栄治議員の御質問にお答えさせていただきます。  このたび設置を進めておりますお試し住宅の進入路につきましては、軽自動車1台分が十分通れる幅員があるのですが、普通自動車の乗り入れが多少困難であります。利用者の安全確保のため、お試し住宅に近い妻波の地区内で神社の用地を1カ月5,000円で借り受けるために計上いたしましたものであります。5,000円につきましては、妻波の岩崎神社の用地を借り受けた場合に総代会様から口頭にて聴取した金額でありまして、正式には近隣の不動産賃貸の状況を勘案いたしまして、今後これから地元との交渉を進めるという予定にしておりまして、契約等を進めたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 今、月5,000円ということでお聞きしました。普通に考えたら、倉吉市内の上井近辺ですね、そこら辺が月に駐車場、大体アパートを借りると駐車場1台分ついてくるよと。2台目からは5,000円ぐらいのもんですわ、上井でね。それで北栄町内でほかの関係を聞くと、大体月に駐車場料金、これだけ土地が広い場所に月2,000円ぐらいが取れたらいいかななんていう話はよく聞きますわ。なので、ちょっとその辺を交渉をちゃんとしていただきたいと思います。  あと、ここの駐車場ですけども、今回入居していただく予定の方はここにとめられるのは普通車ですか。それをお聞きするのは、その上に活動車両リース料として上がっておりますけども、その支援隊の方が活動される軽自動車は去年自動車の入札でもう購入済みなんですね。その車は、今言われたみたいに軽自動車は十分とれるということなので家の中までは入れるけど、もう1台、普通車を持たれるということなんですか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の前田議員の質問にお答えさせていただきます。  軽自動車につきましては、地域おこし協力隊をもう1名10月から採用予定にしております。こちらは北条地区内で今検討を進めておるわけですが、そちらが採用となった場合に、活動車両としてリースしたいというふうに考えて計上したものでございます。  妻波地区につきましては、先ほども申し上げましたが今のところ近隣等の状況を勘案して今後契約等を進めていくわけですが、前田議員おっしゃられたように1,000円、2,000円というのが本来妥当な金額であろうと思いますので、そのあたりをきっちりと根拠をとるためにも、不動産取得や仲介に詳しい方の御意見を伺いながらこの契約を進めていくというふうに検討しております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) もう一つお聞きしたことに答弁がないんですけども、普通車を置かれる駐車場なんですか。軽自動車は去年町がその活動用としてリース入札した車を使われて、ここには普通車をとめられるのかということをお願いします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 前田栄治議員の御質問にお答えさせていただきます。  今回、駐車場といたしましては普通車がとめれる駐車場を借りる御予定にさせていただいております。  軽自動車につきましては、先年買いましたリースさせていただいております軽自動車につきましては現在地域おこし協力隊が活動車両として使っておるわけですが、こちらの車両を乗り入れて、お客様の御利用者のお荷物をお運びさせていただくという形をしたいと思っております。  御利用者の方につきましては、その駐車場まで歩いていただくということでお願いしたいと考えております。これは地区内を歩いていただくことで、地区内の様子だとかいろんなものを知っていただくよい機会になるんではないかと。車に乗ってしまってすぐさっと出てしまうんであれば地区内の人と出会うこともありませんし、なかなかその辺の接点がなくなりますので、そうしたことも勘案しまして、ちょっと離れたところではありますけれども、駐車場を借りさせていただくという予定にさせていただいているものでございます。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  12番、飯田正征議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 29ページでございますけれども、報償費からずっと役務費まで多くの10周年事業の経費が計上してあるところでありますけれども、このことについてお尋ねをしたいというふうに思います。  全体的にはこの主要事業予算概要では算定時ですけれども、こちらのほうでちょっとお伺いをしたいというふうに思います。  まず最初に、目的の中に「合併10周年を迎える。このことを内外に広く発信し」というふうにありますけれども、この10周年の事業を内外に発信するというところの物の考え方というのはどうなんでしょうか。10周年事業というのは、ほとんど日本全国同じような時期に合併が行われておるわけでありますけれども、なぜこういった一つの表現をなさっているのかお伺いをしたいというふうに思います。必要なのかどうかということも含めて。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 飯田議員の御質問でございます。内外という文字どおりでございますけど、北栄町内にいらっしゃる方には当然合併しました、10年たちましたよという一つの節目でございます。ですから、10年をみんなで祝いましょう。外につきましては、当然今までも観光とか環境とかいろんなことでPRしながら北栄町ここにありということでやってますけど、同様に北栄町10歳になりましたよと。それを全国に何らかの形で示していく。これは大事なことだと僕は思っております。必要性ということを言われますが、十分必要に感じているところでございまして、10歳になりましたよといういわゆる一つの節目ということで考えております。そういう意味で、内外とつけさせていただいております。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) この内外の理解の仕方といいましょうか、いろいろあるんじゃないかなというふうに思いますけれども、今説明のあった一つのものの中で、ここでは友好交流都市というようなことがうたってあるわけでありまして、その中にも交流云々で食事代なんかも組んであったりしておるわけですけれども、こういった一つの記念事業の中で、本当に祝うのはこれはいい、大切なことだと思いますけれども、祝うことによってじゃあどうなるのというときに、今後の町の発展をみんなで願う場とするということで、非常にこれはいい。町の発展、功績のあった者の表彰をするということでありますけれども、この発展云々という10周年を節目としてやっぱり考えてみなきゃならないのが、いまだに北条だの大栄地区だのというような溝もある。こういった溝を埋めるような事業というのが、非常に重要なことでないだろうかと。いまだに「運動会は北条ばっかりで何でやっとるだい、砂丘まつりは何だいや」と。「個々で花火やりゃええでないか」というような意見もあったり、いろいろな溝がまだ埋まってないのが現状だと思っていまして、10周年という節目のときに、こういった一つの溝のないようにとっていって、いい町をつくっていく事業になればなと、私はこのように願っております。  そういった中でちょっと質問させていただきますけれども、報償費もこの事業の中にはあります。報償費、旅費ということで45万円、それから旅費が50万円という形であります。その辺の報償費はどういった形の方にどれだけ払われるのか。旅費も何人分の旅費なのか。50万円といったらかなりの旅費でありますので。  それから、89万2,000円の前日の交流会の食糧費とありますけれども、交流会で食糧費もかなり組んであるわけですけれども、ここの中には。それから消耗品も含めてとなっていますけども、その辺のところを食糧費ということになれば何をなさるのか知りませんけれども、歓迎会するということになればできたら出席した人でもって税金を使わないでやっていくのがいいのじゃないかなと私はこう思うわけでありますけれども、どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。
    ○総務課長(手嶋 俊樹君) 重ねての御質問でございますが、まず報償費でございます。報償費35万円……(発言する者あり)いや、記念式典の報償費は35万円です。 ○議員(12番 飯田 正征君) ここに書いてあるのは45万円と書いてあるけど、こちらの報償費は35万円、右と左が書類が違う……。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) この2月の12、13から10万円減額させていただいています。この予算書のとおり35万円でございます。大変申しわけございません。よろしいでしょうか。  35万円でございますけど、表彰の記念品としまして特別功労ということで功労のあった方お一人1万円相当、そして功労表彰ということで6,000円掛ける30人、善行表彰ということで3,000円掛ける30人ということで組んでございますし、台中市の区長さん来られるということで通訳される方が出てきますので、その方に5,000円掛ける4人分ということで2万円。そしてアトラクションということを考えていますので、その謝礼として3万円。台中市からのアトラクションは3万円、そしてこちらから式典のときにアトラクション等あれば、その2団体ぐらいに対して謝礼を1万円程度出していくということで35万円というぐあいに組んでございます。  それから、旅費につきましては台中市の関係だけでございますけど、空港までは自費といいますか自分のところで出してきていただいて、空港から北栄町までの往復というところで旅費を計上させていただいております。  そしてレセプションでございますが、来賓レセプションということで20万円ほど組ませていただいております。台中市の方、今のところ4名、そして湖南市4名、それとふるさと大使7名ということで考えてございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) いろいろ詳細について説明いただいたわけですけれども、台中市からおいでいただくということで結構経費もかかってるんですけれども、この記念式典に台中市の方を招待しなきゃならんのかなというふうに私はちょっと思ってはおるんですけれども、どうなんでしょう、湖南市はせんだって町長も議長も行かれてそういった式典に参加されたということでありますので、その返しみたいな形での対応ということで交流を深めるというのはこれはいいのかなと思いますけれども、台中市の方を呼ぶのはどうなんだろうかと思うんですけれども、その辺の説明をちょっといただきたいなと思います。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 台中市の方を呼ぶ必要があるかということでありますが、私は呼ぶ必要があると思っております。実際にこれまでの、ことし合併なりの式典をされてるところ、湯梨浜町とかも私拝見しましたけれども、ハワイからもお呼びされていました。そういった友好交流をされているあかしでありまして、そこの記念の式典においでいただくというのは御理解いただけるところではないかなと私は思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 御理解をと言われても、それぞれの物の考え方違いますんであれですけれども、私はそういった経費についてちょっとどうかなと思ったところでありますので。  次は35ページです。35ページにも10周年記念イベントの予算があります。支出のね。記念イベントの補助金で審査会の報償費、これ8,000円はいいですし、その中にプロジェクションマッピングということで先ほど同僚議員からも質問がありましたけれども、公用車のラッピング委託、これも10周年でするということでしたよね、違いますかね。ですよね。これで44万3,000円ということでありますけれども、こういったものは記念事業というよりはふだんだったらやっぱり、10周年10周年とやたらに全て10周年が絡んだ事業になってしまってます。そういった中でそれなりに必要なものだったら必要でいいと思いますけれども、これは10周年にあわせるあわせるということで、ふだんはならどう考えとるだいやということになります。そういった中で、やっぱり結構金額的なものも多額でありますので、それにかわるようなものでもということがあればまた検討していただいて、経費が安く済んで多くの車に張れるようなシステムというのも僕は必要ではないかというふうに思っていますので、ちょっとこれから安くて長もちして多くの宣伝ができる、そういった一つのものを考えてほしいなと、こういうふうに思います。これは1台でしたよね。1台でこれだけのものというよりは、やっぱり効果的な一つのものの中での検討がしてほしいなと。こういうふうに思っておるところですけれども、どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 飯田議員の御質疑にお答えいたします。  今お話がございました10周年記念事業でございますが、経費をかけることがもちろん目的ではなくて、既にいろいろ事業として上げさせていただいていますけれども、議員おっしゃられるとおり10周年記念事業を冠につけている事業が多いんじゃないかというお話がございましたが、我々からすると既存の事業なども冠をつけることによって町として10周年事業をやってますよというPR効果としても既存の事業の拡充であるとかそういったことで行っているものでございまして、今お話のありました公用車のラッピングでございますが、これもこういうこともやってるんですよという、町として観光PRも含めてやってるんですよということでこの10周年事業には上げさせていただいておりますが、遅かれ早かれと言うとなんですけども、公用車で特に県外なんか出るような場合にラッピングの車を見ていただくようなことでPR効果を高めたいというのは、日ごろから思っていたところでございました。ですので、効果的なPRなんかもふだんから考えてほしいということについてはおっしゃるとおりだと考えておりますので、今後また検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) プロジェクションマッピングで90万円ということで、先ほど同僚議員が質問しましたけれども、こういった一つのものというのは本当に90万円使って効果があるだろうかいな。町民の人が本当にその映像を10分見て、それで1回見りゃ続けて見る人は余りいないというふうに思いますけれども、前日ということで、いろいろな気象条件もあろうかと思いますし、私がこの前、この見に来る人といいましょうか、そういった人は何人ぐらい予定されているんですかとお聞きしたわけでありますけれども、やっぱりこういった一つのものをやるということになれば、じゃ何人ぐらい来るだろう、これだったら効果があるだろう、町民は喜ぶだろうと。そこまでしっかりと、これは90万円という税金を使うわけですからそれぐらい精査して、やっぱりこれだったらというようなそういうものがきっちりしてないのにこういったお金を使ってどうなんだろうかいなとちょっと疑問を持つわけでありますけれども、前夜祭、周知だのお祝いだのにぎやかいものが欲しいとか、そういうような形だけでそういった一つのものを執行していいのかなとちょっと疑問を持つわけでありますけれども、その辺の答弁をお願いしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 重ねての飯田議員の御質疑にお答えいたします。  必要性につきましては、先般来、御説明させていただいてるところでございますけれども、特に若い方を中心にこのたびの10周年というのを考えていただくようなきっかけにもなろうかと思っておりますし、特にプロジェクションマッピング、最近いろんなところで行われているところでございますけども、若い方も最近使っていらっしゃるスマートフォンなどでは拡散になることもあろうかと思いますし、そういう意味で若い方を中心として楽しんでいただける場というふうなこともそれが使えるのかなと。それが翌日は由良宿を中心とすることになろうかと思いますけども、いろんなイベントもあるらしいよということで町の中でのイベントの参加にもつながっていくんじゃないかなと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 若い人の呼びかけになるという答弁のようでありますけれども、一つのものというのは全体を見て、若い方のいろんなイベントへの参加も少ないというような状況もあるわけですけれども、全体的な一つの流れの中でやっぱり誰もが喜ぶようなことをするというのが事業じゃないでしょうか。そういったことで、短時間の間にそれだけのものを使うというのはちょっとどうかなと思うところであります。  その次に36ページでありますけれども、北栄砂丘まつり交付金ということで443万5,000円という経費がのっておりますけれども、このものにつきましては説明資料では7ページになりますけれども、この件についてお尋ねをしたいと思います。  砂丘まつりの関係で、これも北栄町の合併10周年を記念して北栄砂丘まつりのイベントを拡充する。それから合併10周年記念花火を打ち上げ、規模を拡大、大型花火等を打ち上げ、著名人の招聘などということで予算が計上してあるわけでありますけれども、この砂丘まつり、この事業というのは花火の5号から8号に変えて5分間打ち上げるということですが、こういった一つのもの、この10周年ということだけで特別に上げるということについて、砂丘まつりの今までの花火に不満があったのかどうなのか。わざわざここのところに打ち上げ花火で30万円ということで、経費は全体で60万円という計上になっておりますけれども、果たして本当に必要があるのかな。5分間ぼんぼんと上げて60万円散っちゃうという形になるわけですけれども、本当に今までの砂丘まつりの花火が悪かって、大きくして盛り上げようやというところでしたらわかるわけでありますけれども、今までのそういった経過等について町民の皆さんにお尋ねになってこういう形になさったのかどうなのか、その辺まず最初にお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 飯田議員の御質疑にお答えいたします。  北栄砂丘まつりは申し上げるまでもなく中部地区における夏休み最後の祭りということで、多くの皆さんに楽しんでいただけていると思っております。花火につきましても、不満というふうな話は私は伺ったことはありません。不満がないのであればいいんじゃないかというお話なのだとは思うんですが、この10周年を祝う中で砂丘まつりというものについて、花火の今やっております規模にこれを加えることによってさらなる集客というのが図れるんじゃないかなと。花火の時間帯前後といいますか、前になりますと非常に多くの方がお越しいただいている現状がありますので、そういったことでは不満ということは出ているとは認識はしておりません。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 多くの人に来ていただいとるということで、従来からそうなんですよ。それはそれでいいんだけれども、このことよってまた人がたくさんふえるのかなと。そういう努力もしてないと、宣伝もしないとふえないし、果たしてそういうものにあれしていいのかなというふうに私はちょっと感じるところでありますけれども。  それと、砂丘まつりの中で著名人出演されるということで40万円組んであるわけでありますけれども、果たしてそういう人を呼ばなきゃならないのかな。本当に手づくりの北栄町の砂丘まつりということで今までずっと取り組んできておられました。そういった中で、そのことによってもし芸能するとか人の出が悪いとかいろんなことの中でそういったものを呼ぶということになったのか。できましたら、北栄町にも芸能大会というような形で多くの方に喜んでいただいておるようなそういったスタッフといいましょうか、メンバーの方もいっぱいおられるわけであります。果たしてそこまでお金を出して呼ばなきゃならないのかどうなのか。私は、盛り上げる形というのは幾らでもあるというふうに思っておりまして、本来は町民手づくりで町民の顔の見える一つの祭りというのが非常にいいでないかなというふうに思っておりまして、これも10周年でつけられたということだろうと思いますけれども、その辺の考え方をお伺いしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 飯田議員の御質疑にお答えいたします。  砂丘まつりの構成でございますけども、本来手づくりであったということで、手づくりにつきましては今も運営については実行委員会のメンバーを主力として行っておりまして、そういう意味でいうと手づくりというのは引き続きだと思っております。2年ほど前から、中央育英高等学校さんの書道部のパフォーマンスであるとか、だらずプロレスさんでありますとか新しいものを取り入れながら進んでいるところで、非常に好評であると認識しております。  このたびの10周年記念イベント、最初から、ゼロから新しいものをつくり上げるといろいろな費用がかさむわけでございますが、このたびの10周年を祝うに当たりまして、既存の事業で多くの集客を既に見込んでおりますこの砂丘まつりに町として一定の支援をさせていただくことによってより大きな経費との効果でいきますと、効果が得られるのではないかと考えて、このたび御提案をさせていただいたというところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 10周年10周年でみんな10周年に絡んでたくさんの予算が計上してありまして、これ最初に説明していただいた2月12日でしょうか、全体的にこれ計算しますと1,433万2,000円、この中にチェックをしてみれば本当に必要なのかなというようなものが非常にたくさんあるわけです。そういった中でいろいろ質問しているわけですけれども、とりあえず今このページでは質問終わります。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 29ページ、式典招待者旅費についてお伺いしたいというふうに思います。  50万4,000円組んであるわけですけれども、これはどんな人を呼んで、それぞれどういう経費を充てておられるのか、ちょっと詳細についてお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 長谷川議員の御質問でございます。詳細な内容ということでございます。  先ほどもお話しさせていただきましたけど、台湾台中市からの来賓の方ということで4人の方、それは空港から北栄町までということでその旅費と、それから2泊の宿泊費でございます。金額は10万8,000円でございます。そして、県の交流員の派遣旅費として2万1,000円です。そして、ふるさと大使も今回呼ぶように考えております。その7名分の旅費、そして県外4人分の交通費として37万5,000円ということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) そうすると、この中には式典の2部でお台場にかかわるイベントが組まれておりますけれども、そこに関連した招待者はないということなんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) そのお台場の関係というのは生涯学習課の担当でございますので、生涯学習課長が答えます。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  予算的には教育費に入っておりますが、基本的には県外でも有名な台場を所有されているところということで、今考えているところは品川の台場の関係の団体、それから兵庫県に西宮台場等ありますので、そちらの関係ということで、県外からは一応3名程度ということで考えております。詳細についてはこれから決定させていただきますが、一応候補としてはそういうところです。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 教育費のところでやったほうがいいですね、そこの点についてはね。  次です。31ページ、4目の財産管理費の需用費、ここに1,000万円の町有財産の修繕費ということで組まれておるわけですけれども、前年対比で見ますと4,476万7,000円ということで大幅な増額になっておりますけども、この詳細について御説明をお願いします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 長谷川議員の御質問でございますが、私の考え方といいますか計上では昨年と同額で計上してございます。昨年も1,000万円ということで計上してございます。財産の修繕等に係る保険対応ということで考えてございます。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 多分、長谷川議員がおっしゃったその総額の比較は財産管理総額のところだと思いますので、エレベーターの設置で3,000万円とかがございますので、そういったところだと思います。修繕費については枠的に組んでいるものでございますので、特段それがすごく増額になったということではないというふうに御理解いただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) そうしますと、質問の仕方が間違っていましたね。  エレベーターの修繕というか、これからつくるわけですから修繕費はないと思うんですけども、この修繕費というものの内容はどんなものになるんですか。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) もう一度申し上げますけども、私が申し上げましたのは財産管理費の総額のところですね。4目の財産管理費の総額でいいますと、確かに4,400万円ほどふえておりますが……。 ○議員(13番 長谷川昭二君) わかりました。 ○副町長(西尾 浩一君) それはよろしいでしょうか。 ○議員(13番 長谷川昭二君) はい。 ○副町長(西尾 浩一君) あとその町有財産の修繕費については今実際に案件があるわけではなくて、実際に何か壊れたとかというときに対応できるような枠的な予算だというふうに御理解いただければと思います。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) そうすると、この決算時での実績というものはどういうふうになっておりましたか。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩いたします。(午前10時27分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開をいたします。(午前10時45分再開)  長谷川議員からの質問の答弁保留について、答弁を求めます。  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 4目の財産管理についてでございます。町有財産の修繕費ということで1,000万円、これは災害等が起きて何かあった場合にということで予算の確保ということでございますけど、前年度、平成26年度でございますけど、そんなに大きな災害が当然ありませんでしたから、37万6,000円が今使っているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) もう一度お尋ねしたいんですけども、町有財産の修繕費(保険対応等)というふうになっているんですけれども、もう使ったのが37万6,000円ということなんですけども、これどういう形でそういうふうに使っておられるのか。いわゆる一般的に言う保険料として毎年この程度見込んで掛けておられるのか。その結果、その保険料を使っての実績が37万6,000円ということの理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) そのとおりでございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) これには新しいエレベーター、すぐに故障するとは思いませんけども、そういうものも含めて今後は対応をしていかれるということなんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) そのとおりでございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) それで先ほど副町長から総額についてはエレベーターの設置が影響としてあらわれてるということだったんですけれども、それ工事費が2,826万4,000円、それから委託料の中に管理費として194万4,000円があるんですけども、これを足しても4,400万円にはならないんですけれども、エレベーターのほかに何がその増額理由になっているんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 再度の御質問でございますが、以前の議会で認めていただいた公共施設の総合整備計画、債務負担行為でお願いしていたものが平成26年から28年度まで、今回1,100万円ということで組ませていただいております。それと冷暖房機の保守ということで230万円、そして公用車の購入ということで32ページの、ちょうどエレベーターの工事の下でございますけど、そこで公用車を2台、このたび御説明させていただきましたけど8人乗り相当の車の老朽化と軽バンの老朽化ということで、そこで2台購入するという考え方で412万4,000円ということで、全体として4,400万円の増ということになってございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 35ページですけれども、10周年記念で町勢要覧を作成するということで282万円ですか、委託料に組まれておりますけれども、これはこれまで町勢要覧出されていると思うんですけども、これまでは何年ごとに作成しておられて今後はどういうふうにされるのか。その何年ごとかに作成されている期間とこの合併のときの特別な町勢要覧というものはどういう位置づけになるのか、ちょっと最初にお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 長谷川議員の御質疑にお答えいたします。  町勢要覧は、合併の年の次の年だと思いますが2006年に1度、その後2011年に2回目をつくらせていただきまして、このたびの予算で2015年になるわけですが、第3回目の町勢要覧の策定ということで考えております。合併の年に当たりますので、先ほど来の話ではございませんが、10周年の冠もつけた上での事業という形で捉えさせていただこうと考えているところでございます。以上でございます。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 今後は何年ごとに。 ○議長(井上信一郎君) 引き続きどうぞ。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 今後でございますが、今のところ今のお話のとおり2006年、2011年、このたびは2015年ということで、ほぼ4年ないし5年置きの形になっていると思いますが、このたびのつくった後についてはまだ考えておりません。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 町勢要覧ということですから統計的なこともあるので、やっぱりそれはある程度決まった期間で出されていくべきだと思いますけども、町長、その辺どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 町勢要覧、今までに2回つくっております。合併した当初、そして5年目ということで、今回10年目ということでつくらせていただくわけでありますが、やはりその節目節目の年につくっていくというのがいいだろうと、こう思っております。次は15年になるか20年になるかということもあるわけでありますが、そういう節目節目にやっぱりそういうものをつくって、町の様子あるいは発展であったりとかこれからの未来を見据えてとか、そういうものをやっぱりしていくべきだろうと、こう考えております。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。
    ○議員(13番 長谷川昭二君) それでその10周年記念というふうにうたうその内容なんですけれども、何か特別な内容を盛り込まれていくのかということと、それからこれまでの町勢要覧の作成経費に比べてどうなのかということを1点お聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時54分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時54分再開)  谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 後ほどお調べいたしまして、答弁させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) もう一つ、ページの38ですけれども、12目情報処理費、これの18節備品購入費でプリンター購入費ということで111万2,000円ありますけれども、たしか説明では5年を経過して故障も起きるようになって、7台更新したいということだったと思うんですけども、それで間違いないでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) こちらにつきましては、詳細説明をいたしましたとおりメーカーサポートが5年ということでございますが、もう既に6年以上経過しているプリンター7台について更新をするために要する経費ということでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 故障したから更新するということではないんですね。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) プリンターの6年目以上を迎えているということで、故障については7台それぞれにいつも故障ということではないです。故障といいますか、修理をしたりするような頻度は時間、経過年数が超えることによりましてそういった頻度は高まっていっているのは現状でありますので、その中でもこの6年目を超えるようなプリンターについてはこのたび更新をお願いしたいと考えているということでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) この金額からいうと、7台も購入できるということですから余り大型のものではないと思うんですけども、どの程度の能力のプリンターを購入されるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前10時57分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前10時58分再開)  谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 申しわけございません。お尋ねのプリンターの能力につきましても、先ほどとあわせまして答弁を後ほどさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 終わります。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  11番、油本朋也議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 35ページ、委託料の中の先ほどから出ておりますプロジェクションマッピングの件でお尋ねします。  先日、15日ですか、鳥取マラソンですか、あったときにプロジェクションマッピングがあったように伺っております。もし概要を把握していらっしゃいましたら、今回の町の企画と比較されまして予算であるとか上映規模だとかお教え願いたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 油本議員の御質疑にお答えいたします。  昨日、14日、15日の金曜日、土曜日だったと思いますけども、鳥取駅前におきましては鳥取マラソン前夜祭ということでプロジェクションマッピングが2日間にわたって行われました。私も見に行かせていただきまして、規模につきましては新聞でもちょっと出ておりましたけれども、びょうぶ型みたいな形になっている投影されるもの、高さは2メートルぐらいだったでしょうか、横幅が3メートルぐらいだったと思いますけど、それぐらいのものに投影するようなものでございました。上映時間は4分から5分の間ぐらいなものでありました。  経費などにつきましては、ちょっと私どもは伺ってはおりませんけれども、そういうのを1日12回されたように新聞の記事などでも書いてあったところでございます。私が今現在知っております内容については以上のようなところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) ということは、うちが企画しておりますプロジェクションマッピングの画面というんですか、その映す規模、2メートル、3メートルとおっしゃったもの、うちの今回のはどれぐらいの規模を想定していらっしゃるんでしょう。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 重ねての御質疑でございます。  このたびの10周年を記念するプロジェクションマッピングについては、ちょうど別館の建物を壁面といいますか、道路に面した側の方について、投影するような形でおります。ですので、規模としては鳥取マラソンで行われたものとは規模は全く異なる、もっと大きいものになろうと考えております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 壁面に投影されるということで、イメージとしまして東京駅であるとか大阪城であるとか今頻繁に、もちろんUSJもやっておりますが、そこまで期待していいもんだということで把握してよろしゅうございますでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 東京駅や大阪城、私はちょっと拝見することはなかったわけですけども、いろいろな動画サイトなどで拝見することはありまして、非常にすばらしいものだったなとは思っておりますが、このたびの90万円で行っていただく分については、具体的にどこがどう変わるのかということについてはちょっと今ここで説明はできませんけれども、90万円で行っていただく見積もりをいただいた中でのプロポーザルのような形で御提案をいただいてすることを考えております。以上であります。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 事前にもちろん広報ほくえいとかで紹介はされると思います。プロジェクションマッピングと聞けば、先ほどおっしゃったように若い方は反応があると思います。当然期待して来られると思います。その期待を決して裏切ることのないよう、できる範囲で頑張っていただきたいと思います。  それとあわせまして、予算90万円となっております。これは本当に90万円だけでされるつもりでしょうか、それともどこかから補助が出るんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) プロジェクションマッピングに要する経費として90万円ということで、これはプロジェクションマッピングの投影に要する経費ということでありまして、そのほか例えば役場内に入られるに当たっての交通の封鎖といいますか、交通整理みたいなことが出てくるようなときに対応というのは必要になってくるかとは思いますけども、現在いただいていますのは投影に要する経費。音響設備も含めてですけれども、というふうに聞いておるところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 重ねて伺います。90万円でいわゆる今回計画されているプロジェクションマッピングの一切合財を、もうとにかく町は90万円しか出さないかもしれませんが、その規模、プロジェクションマッピング、今回の映像に当たりまして全ての規模が90万円でできるんでしょうか。何か伺ったところによりますと、ほかから全部お金出さなくていいよ、北栄町が90万円だけでいいよというふうに伺ったことがあるんですが、それはいかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) プロジェクションマッピングとしてお支払いするのは、予算上でございますけれども90万円までを予算として確保させていただきたいと考えているところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) これ以上申し上げるつもりはありませんが、90万円と聞いて余り、どれぐらいなもんだろう、本当にそれでできるんだろうかと思われる方もおられると思うので、その辺はそれで置いときます。  それと、次の質問でよろしいでしょうか。36ページ、北条砂丘まつりです。この予算の内訳の中に、交付金の中に花火、それとゲスト出演料それぞれ30万円、40万円と伺っております。計70万円です。著名人出演料40万円と伺っておりますが、ある程度絞られておるんでしょうか。もし発表していい段階でしたら、お教え願いたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 北栄砂丘まつりの著名人の招待についてでございますけれども、現在調整を進めておりまして、来ていただく方についての日程なども押さえつつあるところで、来ていただく方については大相撲の元横綱の曙さんにお越しいただきまして、こちら鳥取だらずプロレスさんにお越しいただきまして、その当日の会場においてプロレスに参戦していただくような趣向を現在考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) ということは、昨年も雨の中、結構降っておりましたけども、プロレスラーの方やっていらっしゃいました。あの中に曙さんも入られて、いわゆるレスリングされる。そういうことでよろしゅうございますでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) そのとおりでございます。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  6番、森本真理子議員。 ○議員(6番 森本真理子君) 42ページの選挙の費用のことです。鳥取県知事・議会議員選挙が4月12日に行われるということは、今月号の3月号の町報で一番最初のページに書いてあります。それでやっぱり無料送迎バスを運行ということになっていますが、この費用を見ていますにどの部分でその無料送迎バスという費用がのせてあるのか。これは賃金だけなのでしょうか、そこをお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時07分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前11時07分再開)  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 森本議員の御質問でございます。  今回マイクロバスを使いますのでマイクロバスの運転手の賃金ということで、7節の賃金の中で61万9,000円ですが、ここ全部ではなくて、そこの移動支援バスの運転手の賃金として24万4,000円ということで組んでおります。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 森本議員。 ○議員(6番 森本真理子君) 今の点はわかりましたけれど、比較を見てみますと選挙で去年は衆議院があったわけですけれど、比較してみたら289万1,000円というプラスになっております。その臨時賃金が24万4,000円と言われましたけれど、それ以外でなぜ増加したのでしょうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 先ほどの森本議員の御質問でございますけど、前年度といいますか、479万2,000円から289万1,000円ということで、全てそれが衆議院の選挙ということではございませんので、実際の時間外のところで職員手当、昨年度が63万6,000円ということで今回358万8,000円ということ、ここが大幅に増となっているところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 御理解いただけると思いますが、この鳥取県知事・議会議員選挙費は国政選挙とは全く関係ありません。ことしの3月に告示がされて、その3月31日まで、今年度かかる費用がございますので、その経費が479万円ということです。4月1日以降かかる経費について、来年度予算でお願いしているということでございます。 ○議員(6番 森本真理子君) わかりました。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 15ページのグリーンニューディール事業補助金ということで5,799万6,000円……。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員、今、2款の総務費についての質疑を。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 失礼しました。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  14番、津川俊仁議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 32ページです。工事請負費2,826万4,000円。先ほど来ありますが、大栄庁舎に昇降機、エレベーターを設置するという工事費でございます。委託料になると思うんですが、設計委託料についてちょっとよう探さんのでどこにあるのかなということと、あわせてこれがもし通った暁にはいつごろ工事に向かわれて、いつごろ完成なのかというふうなことをお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 津川議員の御質問でございますけど、まず設計の委託料でございますけど、委託料、32ページの13節の真ん中ちょっと下ぐらい、大栄庁舎昇降設備設置工事設計・管理委託料194万4,000円ということで計上させていただいておりますし、工事は10月末までには終わりたいと考えておりますが、早く設計にかかれば10月末ということはありますけど、設計に4月にもし入って2カ月ぐらい設計をさせていただいて、早ければ6月ぐらいに業者を決定、そして工事に向かっていくということでございますけど、それが設計の段階で少しおくれればちょっとずれていくかなという思いでございます。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) この庁舎エレベーターの設置については、以前から同僚議員が一般質問等で強く要求、要請されたり要望もあったり町民からの強い要望もあったりして、いよいよ設置の運びだなというふうに喜んでおるんですが、そういう意味からして、ぜひとも早急な設置を望みます。せっかくですから10月4日の合併式典には間に合うように努力していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 10月4日の合併記念式典ということでございますが、早期に設計を発注させていただいて、一つの目標として頑張らせていただきます。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  3番、池田捷昭議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 合併10周年の前夜祭から式典当日、お客さんを前夜祭で迎えるということはこれは大事なことだと思います。そうすると、これと先ほどから出ておりますマッピングの件、それと当日の式典、ちょっとその辺の概要をお話し願いたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 池田議員の御質問にお答えします。  今、合併記念式典自体は10月4日の10時ぐらいから大体1時間ということですけど、前日のレセプションでございますけど、今のところ夕方ということで考えてございます。先ほどありましたプロジェクションマッピングとの関係ということでございますけど、まだ実際その時間をはっきり決めておりません。プロジェクションマッピングはやはり暗くなってからでないと意味がございませんので、そこはなるべく重複しないような形がいいかなというぐあいに今思っておるところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) そうしますと、レセプションということなら北栄町にはそういう施設がないでしょ。あるですか。ちょっと私じゃ考えられんです。そうすると、倉吉市内かなというような感じを私は持つわけです。そうした場合、前日は執行部、お客さん、主要な方はこの夜はおられん。あと町民が適当に皆さん出てきて見てくださいと。こういうことかなと、こんな感じを受けるです。  それから、当日の式典は環境改善センターだろうと。そうすると、何百人入られるか、予定されているか。  それから、そこには映像もあるでしょう、20万円だかの、よくわかりませんけど、そうするとその辺の概要。だから前日と当日が全くつながってこない。その辺のちょっと一連のことをお話し願いたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 先ほどもお話しさせていただきましたけど、確かに議員が言われるようにレセプションの会場というのはないとは言えませんが、Aコープの2階ですとかないことはないとは思いますけど、今場所は決定はしておりません。早急に決定したいと思います。そういう流れから、先ほど言いましたプロジェクションマッピングとの関係がございますので、時間からいいますと例えばもし仮に倉吉市だとしてもすぐ帰ってこられるような時間帯にセッティングしなくてはならないと思います。
     それと、次の日の10月4日でございますけど、先ほども言いましたけど式典は10時から考えてございます。人数でございますけど、今のところ考えておりますのが当然あそこの会場は400名ぐらいでございますので、それに近いところを今想定しておるところでございます。以上でございます。 ○議員(3番 池田 捷昭君) あとはよろしゅうございます。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  10番、阪本和俊議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 26ページの19款5項の雑入の中で、北条小学校太陽光発電余剰金の売電収入が9万4,000円とありますが……。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員、歳入のほうですので後ほど。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 次に行きます。29ページの先ほどからあります式典招待者ですね、台湾からはどういう立場の方を招待されるのかお聞きしてみたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 式典の台湾の招待者でございますけど、台中市の区長さんとこの前の湖南市とかでいいますと議員さんとかあるいは議長さんなのかわかりませんけどそういう方、そして随行になる方4名というぐあいに想定しておりますけど、これもまだ正式に向こうにもどなたということをしておりませんので、そういう方が今のところふさわしいかなというぐあいには思っております。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) じゃ台湾からは議会関係の方の招待は考えてないということですね。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 先ほど答弁でも申しましたけど、執行部側といいますか区長さん、そして随行の方お2人と、それから議会の方ということでお1人考えております。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 結構です。  そうしますと35ページの一番下、バスの借り上げ料、高速料金ですね、この内訳をちょっとお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時21分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前11時22分再開)  谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 阪本議員の御質疑にお答えいたします。  政策企画課関係で申し上げますと、湖南市の夏まつりに毎年伺っておるわけでございますが、こちらのバスの借り上げ代が約19万円。あと湖南市の石部宿まつりというのがありますが、こちらには公用車で毎年伺わせていただいております。こちらの高速代が約1万1,000円。平成27年度につきましては、国際交流で台中市の大肚区から青少年の訪問団をお招きする予定としております。こちらにつきましては、関西国際空港までの2往復分といたしまして大型バス32万円。政策企画課で重立ったものについては以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員、確認いたします。バス借り上げ料、今の答弁は政策企画課関係ですが、それ以外の課のものも全て。 ○議員(10番 阪本 和俊君) いや、結構です。 ○議長(井上信一郎君) よろしいでしょうか。  そのほか、ございませんか。  5番、前田栄治議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 一度終わりましたけども、先ほど砂丘まつりの交付金、36ページですけども、総務委員会ではお聞きしたんですけど、議会では余り言うなみたいなことだったので言わなかったのに、課長言っちゃいましたから言わざるを得ないようになっちゃいました。  曙さんを呼ぶ予定ということですけども、40万円でとてもじゃないけど来てくれないじゃないですかというふうに聞きましたら、それ以外の経費は云々かんぬんだということですけども、もしも曙さんがだめになった場合は、40万円ではとてもじゃないけど著名人は呼べないと思いますけども、これだめだよ、来れないよとなったときの対応はどう考えておられるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。  先日の総務常任委員会のその場でちょっとお話をさせていただきましたけれども、現在のところ調整状況で申し上げますと、曙さんサイドと話は進めて、日にちについてもほぼ押さえができておりますので、基本的には来ていただけるという形でおります。ですので、砂丘まつりの日にちなりは実行委員会での決定という形をもって実際には決まるわけでございますが、そのあたりは先方さんの日程は押さえられているというような状況とお考えいただければと思います。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) まず間違いないだろうということですので、それ以外の方、だめになったときには誰も呼ばないということでいいですか。40万円ですよ。どうですか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 重ねての御質疑にお答えします。  砂丘まつりにつきましては、4月なりから始まると思われます実行委員会の中で決まっていくわけでございますが、周知のためのポスターとかそういったものも必要になってまいりますので、その中にぜひお名前なりを入れさせていただいて周知なり集客を図りたいと考えておりますが、もしお越しになれないような事態が起きたときということについては、なかなかそれ以降で調整というのも事実上難しいんではないかなというのが正直なところがございます。万一そんなことが起きたときには、実行委員会で御意見をいただきながらどういうふうにするかということは個別に考えていくことになろうかと思っております。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) わかりました。  もう1点、先ほど同僚議員さんの中でプロジェクションマッピングの話をされました。これも何で言われないのかなと思うんですけども、答弁になってなかったんで聞くんですけども、90万円ですよね。聞かれたのは90万円で全部ですかと聞かれた。でも、総務委員会のときは違いますよね。90万円以上かかるだろうと。業者さんが云々かんぬん、その辺の説明をされないといけないんじゃないですか。90万円以外かかるんでしょ。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 前田議員の御質疑にお答えします。  総務常任委員会で私そのように申し上げたちょっと余り記憶がないんですけども、90万円でお見積もりはいただきました。通常であればと言うとなんですけども、屋外で行われるいわゆるプロジェクションマッピングと言われるものは、数百万円ぐらいからかかるものだというのが一般的な状況があるようでございます。このたびの見積もりいただきました業者さんについては、そのあたり町のそういった事業にも参加させていただくことができればというふうなこともあって、そのあたりはその90万円という経費でしていただけるというふうなお話をいただいたところでございます。プロジェクションマッピングにかかる経費としてはその額ということでありまして、それ以上にお支払いするということではないというふうに認識しております。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 言っとられることはよくわかるんです。町は90万円しか出さないというのもわかります。ただ、それを超える範囲のものになりそうだよということになると、その会社さんが残りはみんな見てやられるということなんですかということなんです。町は90万円しか出さないですよ。わかるんですよ、それは。どうなんですか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 現在業者の方からお見積もりをいただいた内訳といたしましては、機材のレンタル料でありますとか映像の制作費というような形での内訳はいただいておりますので、その御提案に即してこのたび90万円という形でさせていただいております。現状として業者さんでどういうふうな費用が実際かかるのかどうかということはもしかしたらあるのかもしれませんが、私どもといたしましてはそのお見積書をいただいた中で積算をいただいたということで、このたび予算としての御提案をさせていただこうとしておるものであります。以上であります。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に進みます。  3款民生費についての質疑を許します。  8番、町田貴子議員。 ○議員(8番 町田 貴子君) 45ページです。真ん中あたりに工事請負費とあります。その中の140万8,000円ですけれども、オストメート対応トイレ等設置工事請負費とあります。ちょっとこの内容をもう少し詳しく知りたいと思いまして、オストメート対応型ということで、専用ではないですよね。どの辺の位置に、多分ここの庁舎だと思うんですけれども、どのような形でつくられるのか。1台なのか。ちょっと教えてください。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田福祉課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 町田議員の御質疑にお答えいたします。  オストメート対応のトイレが庁舎内にございません。このたび平成27年度予算で、大栄庁舎に既に車椅子の方とかそれから子どもさんをお連れになった方が利用できるような多目的トイレがございます。福祉課の前あたりですが、そこにオストメート対応型で洗える部分をつけていくという工事でございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 町田議員。 ○議員(8番 町田 貴子君) オストメートの対応必要な方というのは、恐らく全体的に見て人数で言うわけではありませんけれども、身障者の方の今のトイレを洗える部分をつけるということですよね。その部分をつけるだけでこれだけ費用が要るんですね。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) この費用の主なものは、配管に係る経費が大きいものと、それから洗い場の設備というようなことでございますし、最近内部障がいの方がふえております。そういう方々が町が主催します講演会ですとかそういう場にも出ていただきやすい、またその他の手続等で役場においでいただける環境を整えるという意味合いもございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 町田議員。 ○議員(8番 町田 貴子君) オストメート専用だと思ったもので、だけどその予算の関係もあるでしょうけれども、この本庁舎のトイレは福祉課の前の辺も多分和式ですよね、全部。洋式がないじゃないかと思うんですけど、和式ですよね。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 再度の御質疑ですが、平成26年度予算でも公共施設のトイレは洋式の対応の工事を進めておりまして、洋式のトイレは改善センターにもございますし庁舎にもございますので、今はそういう環境が整っているところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 町田議員。 ○議員(8番 町田 貴子君) 大体わかりました。ちょっとこれを見て、その予算の範囲でオストメート対応専用だと結構障がい者の方もちょっと入りにくい部分もあると思う、専用だと思うと。なので、そういう費用で和式を洋式にしたりとかということによって、洋式になることによって高齢者の方とか身障者の方が随分また楽になるんじゃないかと思って、その費用でできたら洋式に変える部分もあってもいいんじゃないかと思いましたけれども、よろしいです。失礼しました。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 48ページの5目の13節委託料のところで2万1,000円、手話通訳者派遣委託料ということでございますけど、これについて詳細を説明、どちらに派遣されたのかというようなことと。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 斉尾議員の御質疑にお答えします。  町でいろんな計画の策定委員会とか障がい関係の委員会のときに、当事者として聴覚障がい者の方も委員となっておられますので、その方が会議に参加されるときに手話通訳者をこちらからお願いしてつけていただくというものでございます。以上です。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 改善センターとかでやるときに手話通訳者が時々つかれますけど、ああいうときの手話通訳委託料というのはどこに入るんですか。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 再度の御質疑ですが、それぞれ企画する担当課がこの経費はつけております。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) そうしますと、質問をする場所がちょっと違うかもしれませんけど、こういう議会の内容、議場にも手話通訳者を派遣するというようなことは考えられないでしょうか。この手話通訳というのは、県の手話条約ということで言語ということで認定されてるわけですけども、この手話通訳という職業が新たに生まれるという可能性もありますので、こういうところを考えてそういう方を養成するということもこれから考えていくべきでないかというふうに思います。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午前11時38分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午前11時39分再開)  西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 議場での手話通訳の御提案だと思います。このあたりにつきましては執行部としてどうこうということではなくて、議会でそのような形が望ましいということであれば、そのような予算化はさせていただこうと思います。議会で御議論いただければと思います。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 次の質問をお願いしたいと思います。一番下の6目臨時福祉給付費ということがございます。この臨時福祉給付金につきましては、前年度にもありました。これ最終的に全ての方に行き渡ってないということだったと思います。前年度の最終的な数字をわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 斉尾議員の御質疑にお答えします。  今、手元に何人ということの資料を持ってないんですが、当初税関係で非課税者という方をピックアップしまして案内をさせていただきました。実際に申請された方につきましては、70%台の半ばぐらいだったということでございます。あくまでも申請主義ということですので周知には努めましたが、このような結果でございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) そうしますと、今回のこの給付金につきましてもそれぐらいの数字になるかなということは予想されるわけですね。それに対するもうちょっとこの率を上げようというような対策等は考えられますでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 再度の御質疑ですが、周知が2年目になりますので行き届くのではないかという思いもしております。また、平成26年度に対象になられた方の把握が非常にできやすくなりましたので、また税の関係のシステムというところも担当者間でよくわかるようになってきましたので、今度はそれこそ個人を特定しての周知ということはできませんが、通知による周知あるいは放送、町報それから民生委員さんからの全般的な声かけというようなところで対応してまいりたいと、これも平成26年度と同様の対応でございますが、徹底できたらなと思っております。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) その7節に賃金とございますけど、これはその対応職員ということで、臨時職員ということで考えていいですか。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 斉尾議員の御質疑ですが、7節の賃金につきましては、申請を受けて、それから支給までの事務処理に係る臨時職員の賃金でございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 同じような去年もあったものが、55ページの9目子育て世帯臨時特例給付費というものがございます。これにつきましては、9割ぐらいの交付がなされたというふうな報告がありましたけど、これについても同じような経過になる予定ですね。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) お答えします。
     こちらの子育て世帯の臨時特例給付金につきましては、児童手当をもらっておられる方というのは福祉課は担当課ですので確実に周知、通知ができます。それにあわせまして、公務員の場合というのは福祉課では把握ができてなかったんですが、平成26年度で把握ができましたので、その辺で平成27年度は対象がある程度絞られますので、90%台同じようにいくと思っております。さらにやりやすくなると思っております。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) その公務員が把握できてなかったというのは、もう少し詳しく、どういうことなんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 公務員の児童手当につきましては、それぞれ勤務先で職員手当という中で支払われますので、把握できないわけでございます。本町の場合は総務課の担当に聞けばわかりますが、国家公務員であるとか県職員であるとかそういう場合、特に把握ができにくいので、それぞれの所属先から周知はしていただいているところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) そうしますと、公務員の方ではこれをもらい損ねた方がある可能性があるわけですか。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) あると思います。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 公務員の方がそういううかつな方があるとは思えませんけども、全ての方に行き渡るように、これは国からの交付金だと思います。全額使い切るぐらいの覚悟でやっていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 1つだけちょっとお尋ねします。  ページ46ですけれども、特別医療費助成の事業の扶助費で9,016万円ということでありますけれども、2月の説明では地方創生先行事業で18歳に達する日、要するに高校生まで医療費助成を拡大するというふうに伺ったんですけれども、それも含めてこの予算額の組み立て内容について、後でもよろしいんで、ちょっと表というか書き出してお知らせを願いたいというふうに思います。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) せんだって2月議会でお認めいただいた部分について、全て全額繰越明許をして平成27年度執行するということでございますので、平成27年度の当初予算にはその関係の予算は出てこないということになります。ですから今おっしゃっているのは、その平成26年度の補正予算でお認めいただいた内訳として、平成27年度こういうふうに使うということを資料としてお出しすればよろしいということでしょうか。 ○議員(13番 長谷川昭二君) はい、後ほど。 ○副町長(西尾 浩一君) では、後ほど提出させていただきます。 ○議長(井上信一郎君) 8番、町田貴子議員。 ○議員(8番 町田 貴子君) 53ページ15節、工事請負費の中の一番上に北条こども園外溝修繕工事請負費とあります。北条こども園はまだ新しいですけれども、そういうのが当時の新築のときの外回り工事の中には入ってなかったんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 西村教育総務課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 町田議員の御質疑にお答えいたします。  北条こども園の工事費で外溝工事ということでございますけども、この工事の内訳としては駐車場から園に入るところに駐車場と園舎の間に歩道がございますけども、そこのところに降雪であったり雨が降ったりすると水がたまる。以前は透水層、アスファルトの目の粗い自然に水を吸収するような舗装をしてあったということですけども、なかなかそこは素早く排水ができない。そういうところでちょっと大きな雨のときはかなり水たまりができるというので、そこに開渠の排水口を設けて速やかに排水しようという工事でございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 町田議員。 ○議員(8番 町田 貴子君) これはその当初からは想定されなかったんでしょうか。補修ということで無料ではないけれども、業者とか設計とかというのは責任はないのでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 西村課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 一応園舎が建ってから瑕疵、保証期間というものが平成24年、北条こども園ができてから2年間瑕疵ということで、一応支障のある部分等を毎年業者、園それと教育総務課とで立ち会いながら修繕をしてまいりましたけども、そこの部分については特になかったといいますか、一応そういう症状はありましたけどもなかなかわかりにくかったというところで、今回だんだんそういう症状が出てきたので今回計上させていただくというところでございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。  そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 済みません、1点だけ。この53ページの14節にAEDリース料ということで、26万7,000円ということで出ております。これいろんなところに出ておりますけど、町所有の資産であるいろんな施設の中にAEDが設置されとると思います。それでふだんはそういう施設ですので鍵がかかっておりますよね。以前に同僚議員が同じような質問されたことがあるかと思うんですけど、自治会でいざというときにこのAEDを使えないということがあるでないかと。例えば、農作業中突然倒れた方がこれを使えば蘇生できるという可能性もなきにしもあらず。こういうことを考えるに、各自治会でもそういう管理するような方法をとられたらどうかなと常々思っとるわけですけど、こういうことというのはできませんかね。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) まず、このAEDにつきましては、それぞれの施設の管理上必要ということで設置をさせていただいておるところでございます。それを例えばその周辺の住民の方に使いやすいようにということで、例えば鍵をあけとくだとかなんとかということで常時使っていただけるようにできないかというような御提案かと思いましたが、その施設として管理をしている以上、それを常にお入りいただけるようにするということもなかなか難しいと思いますので、それはそれぞれの自治会がもし必要があるのであればその自治会で整備していただくだとかちょっとそういったことで、なかなかその施設として管理をしているものを無制限に貸し出しするということはちょっと難しいのではないかと思います。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 自治会でこのAEDを導入したいという申し入れがあった場合に、補助しようというような考え方というのはありませんかね。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 自治会総合交付金という中に防災の関係で防災用の備品、そういうようなものがございます。それにAEDが当たるということであれば、例えば2分の1補助というのはございます。今それが当たるというのはちょっとはっきりは言えませんけど、そういう自治会総合交付金というのはございますので、検討させていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) ぜひ前向きに御検討するべきだと思います。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に4款衛生費についての質疑を許します。  3番、池田捷昭議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 62ページの8目の環境保全費の中の工事請負費でございますけど、大栄増進センターに30キロワットの設置というふうにお聞きしました。町民債ということですかいな。ちょっとその辺を再度詳しく話ししてください。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 池田議員の御質問にお答えします。  この大栄健康増進センターに設置します工事費2,611万円のうち、1,400万円を今のところ町民債で行いたいというふうに考えております。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) その町民債を出されて、何年の町民債ですか。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 今のところ考えていますのは、5年償還ということを想定をしております。1口当たり幾らでということは、まだこれから検討させていただきたいというふうに考えております。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) たかだか1,400万円の町民債かな。それでどういう利益を生んで、どういうふうな計画なさるんですか。今度は町民の立場からの効果というものの予測。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) この太陽光設置に当たって町民債を発行するということにつきましては、自治会の公民館に太陽光を設置ができない自治会について、最終的に町民債を購入していただいてこういった事業に参画していただくということを当初から目的としておりました。町民債の発行額としては、1,400万円というのは少ないとは思います。売電収益で償還するという意味ではなくて、そういった事業にかかわっていただくという意味合いでの町民債の発行でございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) ちょっとはっきりわかりませんけど、町民債発行すればどのくらいのそれを買った人は、その辺の細部の計画はあるんですか。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) まだその1口の金額だとか、それから利率だとかといったものは具体的には決めてはおりません。利率については、国債より幾らか上乗せといったところが大体町民債の発行の基本になっているようですので、そういったところで決定はしたいと思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。 ○議員(3番 池田 捷昭君) ちょっと保留しておきます。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  10番、阪本和俊議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 関連ですが、町民にこの部分で還元したいということなんですが、先般の説明では災害時対応ということが強調されておりましたね。北栄町は県下でも自然災害の非常に少ないところなんですよね。歴史的に見ても、ここの健康増進センターに避難をせないけんような事態というのは全く過去になかったんですよね。ずっと古い歴史をひもといてみても、天神川の氾濫で松神と東園が流れたということがあるんですが、天神川の改修からこっち全くそういった大きな被害がないんです。何か無駄なことをされるなという気持ちでおるんですが、どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 阪本議員の御質問にお答えします。  今、防災拠点への再生可能エネルギーの導入というのは、もう全国的に進められているところです。数年前から国のグリーンニューディール基金でそういった事業というのは取り組まれておりまして、鳥取県が採択になっていないという状況でございます。ほかの県では、既にそういった取り組みというのはされております。  大栄庁舎の太陽光とあわせて、大栄健康増進センターについても福祉避難施設という目的もあって、以前より国のグリーンニューディール基金の事業へ応募していたところでございます。こういった取り組みというのは、もう全国的に進められているものでございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 国は推進するんですよ。だけどこの町民債ということになると、一般質問の中でも言いましたけども、ゆとりのある一部の人が出資される。電気料金が上がれば、一般町民は電気料金が上がるというシステムなんですよね。あえて北栄町がどんどん積極的にやる必要がない。というのは、鳥取県は特に中部、東部にかけてはこういった太陽光発電のいわゆる日照量の関係で効率が悪いんですよね。だから全国がそういったことで推進しているから北栄町もというようなことでなしに、去年の8月だったですか、県内の太陽光発電の実績が70%だったというようなこともありました。あちこち行ってみても、太平洋側とかあるいは九州とか岡山県側とかというところは非常に効率がええんですけども、山陰は特に西側はソフトバンクがやっておるようなとこは非常に効率がええんですよ。だけど中部から鳥取にかけては非常に効率が悪いんですよね。以前にも環境大学の先生が発表されたことがありました。あんまりこういったことは、例えばきのうの質問の中でも言いましたけどね、こういう環境政策では子どもたちが魅力がないんですよ。将来を担っていく子どもたちがね。こういうことでなしにもうちょっと町民を巻き込んだ、町民が動くような政策をやってほしいなと私は思います。 ○議長(井上信一郎君) 政策的な答弁、どなたがされますか。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 先ほどの御質問でございますが、大栄増進センターに太陽光をということでございますが、これは先ほど課長が答弁したように自治会公民館に設置できない自治会にということがあって、そういう形でそういう場所に設置していこうということでするわけであります。そのうちの一部を町民債でやっていこうということで、これは以前からお話しさせていただいたところでございますが、こういう事業を今やっていこうということであります。  子どもがこういうことでは町を好きにならないこともある、そういう御質問でございましたが、今、子どもたちもこどもエコクラブというのに全員入っていただいて、自然であったりとかあるいは環境であったりとか、そういうことも学びながら今の時代、異常気象であったりとか温暖化、二酸化炭素の問題とかを勉強していただくということにしておるところであります。環境に対しての意識を高めていただくということもこれをつくることによって一つあるんではないかなと、こう思っておるところであります。  これから持続可能なやっぱり地球を守っていかなければいけないという時代、そういうことになっておりますので、今我々ができることをやっていくということだろうと、こう思っているところであります。そういう意味で、この環境の施策というのは必要だろうと考えております。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。  しばらく休憩いたします。(午後0時05分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後1時00分再開)  そのほか、ございませんか。  4番、山下昭夫議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 午前中に話があったわけですけど、同じ62ページ、これで予算の資料としましては13ページのちょっと1点お伺いしたいと思います。  太陽光発電システムが設置できない自治会に対して交付金として交付する予定としてありますけど、これはどういうような基準で交付されるのか。つまり大きい部落とか細かい部落とかあります。その辺は人数、戸数によって交付されるのか。その辺のことをちょっと伺いたい。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 山下議員の質問にお答えします。  この大栄健康増進センターに設置しました太陽光発電につきましては、その売電収入の一部を自治会の公民館に太陽光パネルが設置できないところに交付金として交付する予定にしております。  その具体的な算定方法というのはまだ決めておりませんけれども、基本額とそれから人口割をセットでしたものの交付の形がいいではないかなというふうには今のところ考えております。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) そういうような方向でされるということはわかりますけども、午前中にもちょっと話が出とったですけど、やはり太陽光ということは今の状況によれば、一般質問でも言ったですけども金がある人、北栄町の場合も預金とかを持っとられる方がたくさんあります。そういう方がされるのはわかるんですけどね、金のない北栄町の財政状況が悪い中でそういうことに対して、午前中町長は環境に優しい町と言っておられますけどね、鳥取県なんか人口が今60万人ほどですけど、2050年ぐらいになれば、きのうも、おとついですか、言ったですけど40万ぐらいに減る。だんだん減っていけば、環境というものはこういう鳥取県とか東伯郡、この辺の中部なんか環境はだんだんよくなるでないかと私は感じるわけですわ。その辺のギャップが施策の中にあるでないかという、私らの考えとちょっと違うでないかという考えがしとるわけですけども、町長はその辺どう思っておられますか。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 人口が減ってきて環境がよくなるんではないかというようなお考えだとこう思っておりますが、人口が減ろうが何しようがエネルギー源というのは、今使っているのは限度があるわけであります。そしてまた、原子力にしても大変コストが高くつくようになるというようなことであるわけで、やはりそういう中にあってエネルギー源の確保であったりとか、あるいは今は温暖化が進んでいるわけでありますが、それを減少していく。そういうことがあるわけですので、そのためにはやはりできるところ、できるもの、そういうことをやっていくことが必要だろうと思っておるところであります。  日本は減ったにしても、世界的には人口はふえておるんです。そういう中で、地球という中でやはり環境を考えれば、当然やっていくべき施策だろうと考えておるところであります。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 冒頭でも言いましたけども、やはりこういうものは民間の個人の資産がある方、金がある方にそういうことを引き出すような方向のほうが活性化になるのでないかという私は前からそういう意見です。やはりそういうことももうちょっと考えていただきたいということをお願いしておきます。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 今回の事業につきましては、自治会でできておるところはそうやってやられるわけでありますし、なかなか自治会で難しいという自治会に対しましてそういうものを設置しながら、売電収益の一部交付していこうというようなことでございまして、やはりそうすることによってある程度の公平性を保っていこうという取り組みでございますので、これは御理解いただければと、こう思います。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  3番、池田捷昭議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 保留しとったものの決着つけちゃわな先に行けませんので、今の太陽光の問題です。1,400万円の町民債とおっしゃった。これは啓発のためですか、町民に。例えば1,400万円といったら、1人1万円だったら140人ですね。1万円なんていうような債券買う人がおるかな。
     それと、30キロワットということだそうですが、30キロワットでどれだけの売電収入を1年に考えられるんですか。それをさきの人口割とかあるいは均等割とか、どんな計画ですか、概要は。小さいことはいいですよ。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 池田議員の御質問にお答えします。  確かに、町民債を発行するには1,400万円というのは小さい規模でございます。この太陽光の発電設備の費用の一部を自治会であったり、それから個人であったりという方に負担をしていただいて債券を買っていただいて、この事業を一緒に取り組んでいるといったところをしていきたいという思いでこの町民債ということをさせていただきました。確かに10万円の債券を購入していただいても、今の国債の利率で昨日0.12%でしたので、それでいくと120円程度になるという小さなものですけれども、こういった事業に参画していただきたいというのが趣旨でございます。  それから、売電収入ですけれども、先日固定価格買い取り制度の価格の算定委員会の委員長案ということで価格案が出されています。10キロワット以上のものについては、6月30日までと7月からとちょっと金額が変わってきますけれども、7月以降だと1キロワット当たり27円というのが委員長案で出されておりました。30キロワットのものを載せますと、年間これで算定しますと85万円程度の売電収入が見込まれる予定です。これを全部というわけにはいきませんけれども、現在設置しておられないのが46自治会ですので、この85万円の中から大体1万円から1万5,000円程度にはなると思いますけれども、46自治会に交付金として交付したいというふうに考えております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 笑っちゃいますな。何だか子どもの小遣いにもなりませんがな。  いや、それで1,400万円というなら設置してない自治会が買うんですか、主に。町民債を10万円単位ぐらいで。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) まず第1には、設置をしておられない自治会に対しての募集をしたいと思っております。1口幾らかということについてはまだ決めておりませんけれども、10万円というふうになれば先ほど言われたとおり募集する数が少なくなってしまいますし、いろんなところを見ておりますと1口1万円からという形で上限を設けておられるところもありますし、その交付の仕方、買っていただく形についてはこれから考えていきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 1,400万円ぐらいの債券発行、手間のほうが大変ですよ。1億4,000万円ならわかります、町民債。だけどこれは償還は可能でしょうね。コナンとは違いますから。コナンはあれは町民がだまされた。償還ができませなんだ。だけど1,400万円で町民債を発行されるというのは、少々経費が高くつきはしませんか。幾ら啓発にしても。格好はいいですよ。事業をやって、町民が参画してなんていうのは表向きはいいですけど、手間暇というものを考えた場合、それから交付する金額というものから見てもどうかなと、こんな思いがします。何かあったらどうぞ。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) この事業につきましては、先ほど申しましたとおり太陽光発電が設置できない自治会、それからそのほかの町民の皆様と一緒になって事業に取り組んでいきたいという思いでの町民債の発行であります。発行の仕方等については、十分に精査して研究してやっていきたいと思っております。以上です。 ○議員(3番 池田 捷昭君) これ以上はいいです。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  1番、浜本武代議員。 ○議員(1番 浜本 武代君) 今の太陽光のことですが、今の詳細についての質疑ではありませんが、私はこの太陽光発電は設置すればいいという思いでちょっと発言したいと思います。  これは私が今見てる資料は平成26年、昨年の1月の自治会長会のときの研修の村上先生の話ですけども、うちの北栄町の規模であれば年間に33億円のエネルギーが……。 ○議長(井上信一郎君) 浜本議員、発言の途中ですが、ただいまは質疑でございますので……。 ○議員(1番 浜本 武代君) いや、それで、ぜひ……。 ○議長(井上信一郎君) どうぞ。 ○議員(1番 浜本 武代君) いいですか、済みません。それで私はいろんな事業をしていけばいい、この事業でなくてもね。北栄町で33億円のエネルギーが結局町外に出ておりますという講師さんのお話を聞いて、あらゆる設置ができる場所には屋根という屋根にはつけたほうがいいですよという講師さんのお話でした。  それで太陽光をつけられない自治会にこういうほかの方法で、皆さん町民に自治会にも本当にひとしく公平にできる事業はなかなかないとは思いますけども、できる限りの公平になるような事業は取り組んでいただきたいと思いますので、この費用等がたくさんあるかもしれませんけれども、ぜひそういうようなことで実施をすればいいのではないだろうかと思って今の内容を聞いていまして、質疑にはならないかもしれませんけれども、そういう思いでちょっと発言をさせていただきました。済みません、ちょっと質疑にはならないかもしれませんけれども……。 ○議長(井上信一郎君) 浜本議員、質問はございませんか。 ○議員(1番 浜本 武代君) ですから、本当にさっき池田議員がおっしゃってたように1,400万円というのは私もちょっと少ないではないかなという思いはしていまして、もう少し大きい額の町民債になればいいかなとは思っています。そこは検討願えたらとは思っております。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 浜本議員の御質問にお答えします。  町民債の発行につきましては、先ほども申し上げましたとおり十分に研究調査して行いたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) そういたしますと、先ほど長谷川議員から資料の求めがございました。皆様のお手元に配付してありますが、長谷川議員、この資料に基づいて何か御質問ございますでしょうか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) ちょっと確認をその前に一つさせていただきたいと思います。特別医療費助成費という説明欄の項目、8,800万円についての詳細をいただきました。それでいわゆるこれまでの小・中までの医療費助成と言われる部分が、この小児の15歳までという部分に含まれているという理解でよろしいんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 伊垢離健康推進課長。 ○健康推進課長(伊垢離順紅君) 長谷川議員の御質問にお答えいたします。  今、表であらわしてございますのは、特別医療費助成費の8,800万円の中の内訳であります。小児(15歳まで)というのが、小・中学生のおっしゃるとおり医療費の助成でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) そうすると、一般疾病ということですよね、これはね。  そうすると、私、このほかの3項についてもちょっとお聞きしたいんですけども、詳細についてはよろしいんですけれども、この小・中学生等医療費助成費というのが1万円組まれていますよね。これはどういうものなのかということ、まずそれをお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 伊垢離課長。 ○健康推進課長(伊垢離順紅君) 再度の御質問にお答えいたします。  1万円を小・中学生等医療費助成費として別枠を上げておりますけども、これは町が単独で平成23年度、まず県の補助があるまでにやりました。そのときの償還払いというのが発生することがあるかもしれませんので、予算を例年1万円上げさせていただいているというところです。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) わかりました。  それで今度国の交付税をもとに明許繰り越しということで本年度予算で18歳まで、高校生まで医療費助成を拡大されるということなんですけれども、次年度の新年度の予算、今の審議されてる予算にはのらないということなんですけれども、実際上は並行して実施されるということなんですが、今回こうやって国の予算がおりたということでされて、これはもうずっと経常的に見ていかれるのかどうか。いわゆる次年度以降ですね、その点についてちょっとお聞きをしたいというふうに思います。 ○議長(井上信一郎君) 伊垢離課長。 ○健康推進課長(伊垢離順紅君) 再度の御質問です。  単年度で終わる事業ではないと思っております。継続は必要だと思っておりますし、また県の動きといたしましてもこの高校生年齢まで枠を広げようかというような案も出てきております。まだ決定ではありませんので、そういうことでありますから、継続は必要だと思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) ぜひ継続するという方向でやっていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 次に進みます。5款農林水産業費についての質疑を許します。  7番、宮本幸美議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 委員会の管轄ですけども、ちょっと改めて71ページ、北条砂丘の活性化事業についてでございます。情報発信事業委託料260万円、これについてちょっと改めて説明を求めます。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 宮本議員の御質問にお答えいたします。  今回この御質問のありました北条砂丘農業活性化プランにつきましては、幾つかの事業を組み込ませていただいていますが、その中で情報発信事業ということでございまして、そこの部分についてだけもう一度詳しく御説明を申し上げたいと思います。  情報発信事業につきましては、これまで「こども農家」というウエブサイトを構築いたしまして、北条砂丘の農産物を中心に北栄町の農産物ということで販売を進めてまいりました。ですが昨年度、本年度もそうなのですが思うような事業効果が発揮できておりませんでして、そこでちょっと新たな取り組みに切りかえようということを協議いたしまして、「ぐるなびプロメンバー」というものに参画させていただいて、そこによる消費者、飲食店向けの食材情報の掲載ですとかそれから通信販売、商品展示会といったものを一手に行う「ぐるなび」というものに切りかえを行いたいということで、この金額を上げさせていただいております。  事業効果を高める手法に切りかえるといたしましたので、そういう意味では個人農家、個人経営のみをこれまで対象にしてきたぐるなびではございましたが、全国でも極めて珍しい自治体が初めてこのぐるなびに参加するということで、先行の有利な条件も大いに魅力でありましたし、金額も従来の北栄町でウエブサイトを運営していく価格に比べまして10分の1の経費で済むということもございましたので、最小の費用で最大の効果が発揮できるのではないかということで、販売チャンネルをふやしてきているという状況でございます。 ○議長(井上信一郎君) 宮本議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 実は、この事業はかなり経過がありますよね、ずっと。旧町の時代からの。本来の姿は味覚めぐりから出発しております。その後、合併後「こども農家」ということで、倉吉市のNPO法人に委託を二、三年されましたね。そして、これも余りいい成績ではなかった。今回、改めて方向転換をするという意気込みはいいんですけれども、今いろいろお話を聞く中で、なかなかこれといって大きな手応えが今どうかな。新しいホームページを立ち上げるという案もあるようですけども、何か実は今本当に情報化の時代ですから、インターネット、これはもうもちろんいいことだと思いますけども、やはりそれをもとにしていろんな形で現場に出向いて情報発信するのもこれからとにかく足で稼いでいかんことには、どうも今までと中身が余り変わらないんじゃないかなと思いますので、意気込み、これから方向転換を思い切ってしていただきたいと思いますが、よろしく。もう一度答弁。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 宮本議員の再度の御質問にお答えいたします。  ぐるなび事業では、販売を中心としたサイトでございますので、販売はそちらを中心に据えたいと考えております。ただし、これまでいわゆる情報発信、農産物や観光農園さんの情報ですとかといった食のめぐりをさせていただいていたと思うんですが、その点につきましては新たに構築し直しまして、町の中でポータルサイトを組んで情報発信を強めたいと考えています。こちらにつきましては、今、宮本議員もおっしゃられたように現場に出向いて、農産物をしっかり耕作されるところから取材を続けて、北栄町の農業というのはこういうものなんですよというようなものの情報発信を始めたいと思っています。  今現在も北栄町ではこの「こども農家」を使いまして、フェイスブック等でスイカを定植されてる情報ですとかいったものを北栄町のキャラクターであります夏味ちゃんが取材をするような形であらゆる場面で出させていただいて、情報の拡散を図っているというところでございます。そうしたものをより充実するために、ポータルサイトで情報発信のものとこのぐるなびという販売サイトのものとを分けて、上手に活用させていただくということを今回考えて進めていこうということにしております。 ○議長(井上信一郎君) 宮本議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 新しい取り組みでございますので、一緒に頑張っていきたいと思います。  実は、北条砂丘というのは、いつも同じ案件になりますけどもいまいち活性化事業が軌道に乗ってないのが現状でございます。再度のお尋ねなんです。案件はちょっと変えますが、19節の負担金補助についての先進地調査費の39万円、これはブドウワインの試験地の組織の方が再出発されるということでございます。1年経過したけども、現状はああいう形。新しい組織が11名ほどの新たな再出発だということで、心待ちにしております。そのためには、地元の栽培をしっかりしながら新しい先進地へ行って検討して、行く行くはやはりこれからはもう砂丘地は観光がメーンになってもらわんと活性化はできないと思いますので、観光と6次産業、加工品。それにはやっぱりワインだと思いますので、それらがしっかりと研修されて頑張っていただきますようにエールを送りたいと思いますので、再度御意見をお尋ねいたします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 宮本議員の御意見、御質問等にお答えさせていただこうと思います。  先般でしたが、3月のこの議会始まる前だったでしょうか、生産部の部長様がお訪ねになられまして、これまで宮本議員や数々の議員の皆様にも御心配いただきました実験圃場でございますが、こちらの管理がまだまだ行き届かなかったということの反省も踏まえまして、生産部等でもお話をされたようでございます。その中でも10数名の方が集まられて、今後この視察も含めて、ワイン醸造含めて研究を進めたいという意気込みをおっしゃって帰られました。来年度、この予算を通していただきましたときにはそういった意気込みで管理等をしっかりとした上で先進地を視察し、そのものを定着させていくというようなところ、普及活動に力を入れていくというようなところで前向きに捉えていらっしゃるということでございまして、我々もそこの部分に十分に支援をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(井上信一郎君) 宮本議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 関連です。このワイン事業は、これから確かに方向性は正しいと思います。ただし、北条には北条ワインがございますね。その北条ワインともやはりこれから先はリンクしながら、手を組みながら方向を伸ばしていくのも一つの方法だろうと思います。そういった中で砂丘地には苗木の実験圃場もいいと思いますけども、今、北条ワインが取り組んでおられるのが甲州Aという品種のブドウを導入しておられる。国坂地区にも甲州Aという品種を導入して北条ワインに出荷してはおられますけども、ただ、金額の相差が大き過ぎてどうもならんということで、いまいち伸びておりません。北条地区にもそういったいろんなワイン用のブドウをつくられまして、島根にも出荷しておられる農家もありますので、いろんな方の情報を集めながら今ある北条ワインともいろいろなお話をしながらできることを協力し、町もそれにわずかでも補助金の相差が埋まるような方向をとって、これからの砂丘地のワインを伸ばしていったらどうかなと思っておりますので、再度答弁を求めます。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えします。  もちろんでございます。町には北条ワインさんという立派なワイン醸造所がございますので、そうしたところと連携をしながら産地化を図っていくというのが大きな試みだろうと思っております。一応北条ワイン様には、何度か私、それからそのほかの職員も出向きましてお話をさせていただいております。今、宮本議員がおっしゃったように自社でつくっていらっしゃるいわゆるブドウ、それから山梨県から導入されていらっしゃるブドウ等を含めて、品質のことがまず一番にあるようでございまして、そうしたもの、それからあと価格面でなかなか話し合いがうまくつかずに前には進んでおりませんが、やはり粘り強くそのあたりを協議をさせていただきながら、地元でも北条ワインさんが使っていただけるようなものを含めて品種研究を進めながら、産地化を進めていくということが大きな課題になってくるんだろうと思っております。  今のところは新潟県のカーブドッチといったところに今回の視察先に持っていこうと考えておるんですが、そうしたところでも活用していらっしゃるワインの状況ですとか、また委託醸造の関連といったものも十分に研究をしながらお話を進めていきたいなということでございまして、北条ワインさんとも今後とも協力をしながら連携できるところにつきましては連携させていただきながら、町も十分にそのあたりを踏まえて交渉させていただいたり、一緒にお話をさせていただきながら進めていくというふうには考えております。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 71ページのグリーンツーリズム活動支援補助金21万6,000円ということでございます。そのグリーンツーリズムの活動、これはさらっと聞いたところによりますと湖南市から泊まりがけで来られている、民泊されているというようなことを聞きましたけども、概要を教えていただけたらと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 斉尾議員の御質問にお答えさせていただきます。  グリーンツーリズム研究会というのが北栄町の中に発足しております。事務局は町の職員が行っておりますが、会長は大島の方でいらっしゃいまして、民間の方と協働しながらこのグリーンツーリズムというのを研究を進めてまいっております。  昨年は湖南市の方を中心に御案内を差し上げまして、20名前後の方が御参加いただいたということでございます。大体1泊2日ぐらいの行程で、いろいろな北栄町の例えば西高尾ダムを見学されたりとか、それから農作業を体験されたりとか、それから北栄町のよさということでいえば海岸線を見ていただいたりとか、ナガイモ掘りを体験していただくといったようなことをしながら北栄町のよさを実感していただいて、そのあたりで北栄町の魅力を実感していただくような取り組みを進めているところでございます。  この予算の内訳につきましては、宿泊を伴う宿泊施設でございますので、簡易宿泊施設の許可届というものが必要になってまいります。そうした申請手数料が2万2,000円ということで、こういう思いつきをされた方が受け入れするのに非常にネックになっているということもございましたので、申請される手数料を幾ばかしか助成をさせていただくということをして、北栄町はなかなか宿泊地がございませんので、そうしたグリーンツーリズムでじっくりと足をとどめて北栄町の魅力を感じていただくためにその輪を広げようということで、砂丘地を中心ではございますが、こうした申請をされた方に対しまして2万2,000円の手数料掛ける約3家庭ぐらいでもふやしていければということで、グリーンツーリズムのこの活動支援補助金ということで組ませていただいております。  また、グリーンツーリズムにつきましては鳥取県内でも割と盛んになってまいっておりまして、そうしたところへの視察ということも含めて改めて進めたいということ。また、これまでは湖南市を中心にPRを進めてきたわけですけれども、例えば修学旅行ですとかいろいろな広がりを見せながら、町内にお客様をお迎えするような下準備をしていく、進めていくということでこの予算をつけさせていただいているところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) ちょっと聞き漏らしたかもしれませんけど、今、何軒のこの宿泊の申請といいますか、されておりますか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 申しわけございません、手元に資料がございませんが、私の記憶だけでいきますとこの二、三年間の間でですが、3軒の申請があったかというふうに考えております。  また、一応本来正式にグリーンツーリズムを発足させて宿泊させる場合につきましては、きちっとした報告制度が必要なのですが、今回までは研究という形でお試し的に泊まっていただいたりとかいう形をとっておりましたので、実際には宿泊に来られた20名のお客様はその3軒だけに限らず、町内の宿泊できる御家庭をお探しさせていただきまして、そちらに宿泊していただいたという実態が昨年あります。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 先ほどございました修学旅行の生徒さんを迎え入れるというようなことになりますと、100人とかそういう単位になってくると思いますね。それを民泊となると、1桁ぐらいでは全然足りないだろうというふうに推測されます。  このグリーンツーリズムにつきましては、米子市でも関西の観光客の方を入れて観光のそういう商品ですかね、そういうものと一緒に観光の業者と一緒に計画されたというような新聞にも載っておりました。本当に将来性があるではないかなと。特に田舎でこういう農作業を体験したいという方もふえているように聞きますので、これはこれからどんどん手探りながらも少しずつ拡充するべきだろうと思います。ですから、先ほど課長が湖南市だけではなくてというようなことを言われましたので、それはそうなっていけばなと思っております。ですから、関西を含めていろんなところからまたお客さんが来ていただけるような体制をとっていただくと同時に、受け入れ体制がしっかりしない限りは当然無理でございます。ですからこの辺もしっかりと手を打っていただいて、そういう方向を考えていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  まさにおっしゃるとおりでございまして、受け入れる側、いわゆるホストファミリーといいますが、そちらのやはり質の向上ですとか、それにも限らずやはり整備といったものが必要になってこようとか思っております。まだまだ1桁台でふえていってる状態ですので、修学旅行生を将来的には受け入れるような体制になればというふうには描いてはおりますが、やはり着実に少しずつでもそういったお客様を受け入れして、満足して帰っていただくというようなところに向けてグリーンツーリズム研究会を含めて前に進めていきたいと考えます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 次の69ページの有害鳥獣防除費というところをお尋ねしたいと思います。  19節の負担金補助及び交付金というところで、鳥獣被害総合対策事業費補助金ということで62万円。ヌートリアが45万3,000円ということで出ております。私、きのうの一般質問で上がってしまいまして最後まで質問終わらんかったですけど、そのときに町長にお聞きしたかったのは、イノシシの捕獲奨励金、これが本町は1万円になっております。琴浦町に聞きますと、1万5,000円ということでございました。この差の違いはどういうところにあるのかなということを思うわけですけど、この辺の見解はいかがでしょうか。
    ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 斉尾議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。  琴浦町が例えばイノシシ1頭が1万5,000円、北栄町の場合1万円でございまして、その差についてどうしてなのかということにつきましては、こちらでそれを比較したり調べたことはないのでございますが、北栄町が1万円とさせていただいているのは前年からの踏襲でずっと来させていただいているということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 近隣の市町村とそろえるべきではないかなと思うわけですが、その辺の意見どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の質問にお答えさせていただきたいと思います。  中部全体でのそうした金額等のあり方というのは、それぞれの市町村の区域内で検討されるべき事項であろうというふうに思いますので、統一化が必ずしもよいという話ではないと思っています。  ただ、先般町長からもこの説明をさせていただきましたが、今現在中部管内で猟友会の皆様の御協力を得ながら鳥取イノシシ産業化プロジェクトというのが進んでおります。これは町村がそれぞれ報償金として捕獲したイノシシの1万円、数万円といったものがありますが、それに加えて2万円なり3万円なりの額を上乗せをして、イノシシを引き取るというような事業をしていらっしゃいまして、必ずしも公的な報償金だけがイノシシの捕獲ですとか捕獲されたい方の意欲ですとかをふやすものではないと考えておりますので、そうした民間の取り組み等も活用させていただきながら、イノシシの捕獲等について意欲を持っていただくというようなことが大事なんであろうと考えておりますので、特段今の時点で北栄町が他町と比べて劣っているとか、またその部分についてふやさなければならないという検討はしたことはございません。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 予算もあることですから、すぐにふやすというのは大変でしょう。ですから私も無理を言いたくありませんけども、例えば5,000円上がることによってイノシシを今まで逃しとったのがもうちょっと深く追ってみようかというような意欲も出てくると思いますので、検討していただけたらと思います。  また、ヌートリアの金額も上がっております。ヌートリアについても3,000円と2,000円ということで差がついております。農事組合ですと2,000円、狩猟免許を持っておられる方だと3,000円というようなことでございますので、これも一律3,000円にしたほうがいいでないかなと私は思うわけですが、どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 失礼いたします。この部分の金額の差額につきましては、例えば農事組合等で自助なり共助的に捕獲される部分というのは、いわゆる自分の農産物や農作物をある意味守られるためにされたいというための捕獲でございますので、その部分について差がついているというのは、いわゆる猟友会やこちらから直に頼んでお願いする場合にはやはり少しの上乗せが必要ということで差をつけてきたものでございますから、そういう意味では今後検討させていただきまして、そのあたりやはり公平な取り扱いになるかどうかというあたりは今後実施隊も立ち上がりますので、そうした中で協議は進めたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 検討してください。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  6番、森本真理子議員。 ○議員(6番 森本真理子君) 66ページの農業振興費、5款農業振興費の中の報償費、私がよく言いますけれど、北栄アグリフォーラムの講師等報償費が40万2,000円組まれております。私は、やっぱり町長が言われましたけれど、振興計画は農業関係計画の中で最上位に位置すると言われています。ですので、改善センターをいっぱいの観客の人で埋め尽くしたいです。ですので、この講師さんがどんな方を予定されているのか聞いてみたいです。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 森本議員の御質問にお答えします。  現在、アグリフォーラム実行委員会は第1回目の会合を開かせていただいております。これは1月のアグリフォーラムであったわけですが、前回、その直後に2月に開催させていただいております。このアグリフォーラムの第1回の会議の中では、前回行いました第5回アグリフォーラムについての反省と、今後どのように進んでいくべきか。また、講師等を含めてどのように進めるかということでございましたが、会合の中では会長様だけが決まって、とりあえず中身についてはまだ今後の協議ということにさせていただいております。ですので、講師等につきましても今後しっかりとそのあたりを含めて協議がこれからなされるということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 森本議員。 ○議員(6番 森本真理子君) やっぱり農業者団体はもちろん町民の方にもこういうことがあるんだというのを知っていただきたいし来ていただきたいので、よく検討していただきたいと思います。  それと、先ほど宮本議員が述べられましたが情報発信事業委託料がたくさんとられているわけですけれど、私がよく聞きますのに、個人で販売されている方があるんです、大栄スイカでも。大栄スイカといいますと、JAを通して糖度が11度以上あるものが本当の大栄スイカと呼ばれるわけです。ですけれどインターネットで売られる方の中に2級品みたいなのを出しなる方があって、評価が落ちているという話も聞いております。大事な私たち本当に命がけでつくっておりますので、そういうことがないようにこういう情報発信されるときに誰かれと登録されて、そのことによって評価が下がっては本当に困りますので、その辺よく気をつけていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 森本議員の御心配も含めたその御指摘にお答えしたいと思います。  現在、ぐるなび事業につきましては、農協の北栄営農センター様と一緒になって販売をさせていただいております。また、「こども農家」もそうなのですが、基本的にはJA様の方で取り扱っていただいた商品を、横流しではないですがそちらから買い求めをしたものを販売するという形をとっておりまして、基本的には例えば大栄スイカであればきちっと大栄スイカのブランドとしたものを北栄町としては取り扱うようにさせていただいております。  ただ、中には悪質な方がたくさんおられて、町ではありませんけれども、個人でインターネット等を活用して販売される方の中にはそうした産地を偽装するような中身も散見されますので、そうしたものを見つけた際には通報先に出させていただくなり、北栄町とその類似ではありながら全く違う商品であるというものをしっかりと打ち出していくということが大事だろうと思っております。北栄町の部分につきましては、JA様と協力をさせていただきましてそうした担保をとらせていただいているということでございますので、その点については町がそれを促進をして、どんどんどんどん勝手な販売を進めてくださいというような形をやるわけではないということだけは御理解いただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) ちょっと関連でお尋ねしたいんですけど、「こども農家」の冊子をつくっておられましたよね。あれを見ますと、農家の方で載っておるメンバーといいますか見ますと、全ての方がJAを通した方ではないように私は判断しておりますけども、今の課長の答弁はちょっと違うかなと思いましたけど、どうなんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  基本的に販売を通させていただくのは、例えば大栄スイカとかナガイモ・ねばりっこといったものにつきましてはJAさんの登録されている商標のものでございますから、そちらについてはJAさんの監修を得たものでないと載せないという形をさせていただいております。ただし、JAだけではなくて個人の農家さんで販売をしたいんだという方がいらっしゃいます。これはJAの生産部さんとは全く別個でも取り扱うようにさせていただいておりまして、「こども農家」につきましてはそうしたJAの方でない農家の方も参画していただいて、販売ができる仕組みにしてあったということでございます。  今後その個人の農家さん、ぐるなびに移ったときにどうするのかということでございますが、そうした個人の農家さん、自分たちでもサイトを運営し始めましたので、そちらのバックアップやフォローはさせていただきますが、基本的に今度ぐるなびという形はJAのみで取り扱うという形になってまいります。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に進みます。6款商工費についての質疑を許します。  12番、飯田正征議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 商工費の関係で74ページです。19の負担金補助及び交付金ということで、商工振興補助金ということで50万円の予算がついております。これは10周年事業ということで扱うということですけれども、その説明の中に商工産業祭りというような形で10月4日の記念式典にあわせて実施するということでありまして、それはどういう内容でするのかということですけれども、講演会とそれから物販という形で50万円の予算がある。こういうことでありますけれども、先般の説明の中におきましては講演というのはまだ決まってない。非常にこの事業の中で町もやり、商工会も講演会するだろうかいというようなことでちょっと疑問を持っておりましたけれども、どういう講演するかといったらまだ決まってないというようなことでありまして、そういった一つのものの中にこういった予算を前もってつけるのはどうかなと。物販について、いろんなものについての補助というのは考えられると思うんですけれども、その辺のところをちょっとお尋ねしたいなと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 飯田議員の御質問にお答えさせていただきます。  今回、商工会様が考えていただいている事業につきましては商工会祭りという形ですが、これは平成25年だったと思うんですが、北条の改善センターを活用しました「北栄わいわい祭り」、あの形のスタイルをとりたいと考えていらっしゃいます。あれは琴浦町のグルメストリートさんに来ていただいたり、それから自分たちの自社商品を売られたりとかというような形、それから改善センターでは、入りますといわゆる企業紹介というような形でパネルをたくさん並べて企業紹介をしていらっしゃいました。そうした産業祭りといいますか、商工会が考えていらっしゃるような北栄わいわい祭りを今回免許試験場跡地で開催していただくに際しまして、10月4日に向けてそれをしていただくということでございます。  講演の講師というのは、商工会様が自分のところの企業が今後発展していく際に、祭りとあわせて自分たちも要するに発展していくためにいろんな研修や講習を受けたいと。そうしたものを一堂に集まったときにやりたいとおっしゃったので、こうした講演会といわゆる祭りとをセットにしていらっしゃるわけですが、基本的には北栄町としましては商工会が自主的にされるこのお祭りに対しまして、事業費の2分の1、上限50万円という形で助成をいたしますよということでさせていただいたものでございます。事業の中身等についてはこれから商工会が組まれて、事業の申請をされたものに対してこちらで助成を行うものでございます。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 積極的にそういうものをやるということは非常にいいことだと思いますし、盛り上がる一つの要素だとは思いますけれども、漠然と出すんじゃなくしてやっぱり必ず精査して、これだったらいいですよというところまで持っていって、オーケーです、じゃ半分補助しましょうという形のものでないと、ちょっと大ざっぱ過ぎて町民からちょっと苦情が来るのかなというような感じがします。補助したり、そういったことについては後々までしっかり見きわめて、今後どうするのかと。今回の場合は前回北条の改善センターのとこでやられた。そういうのを見て、またプラスアルファをした形でやろうということで、それは非常にいいことだと思いますけれども、漠然とした予算で執行だけはしてほしくないということでありますので、その辺しっかりしていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 再度の御質問にお答えさせていただきます。  おっしゃるとおりでございまして、今回、商工会が特別に10周年記念としてされる商工祭りに対する補助につきましては、ある程度要綱も整備をさせていただいた上で審査等もして、しっかりとその補助金を出していく、精査をさせていただくという形をとっておりますので、要綱等についてはまだ整備が整ってはおりませんが、そのあたり商工会と打ち合わせをしながら進めていきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  2番、田中精一議員。 ○議員(2番 田中 精一君) 観光費の中の需用費ですが、急速充電器の電気代125万1,000円という数字が上がっております。平成26年実績で大体どれぐらいになるか教えていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後1時58分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後1時59分再開)  谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 田中議員の御質疑にお答えいたします。  この急速充電器の電気代でございますけども、このたびの当初予算案を算出するに当たりましてのその当時の見込みでございますが、平成26年度については90万7,000円を平成26年度中の見込みとして考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 田中議員。 ○議員(2番 田中 精一君) 何でこの質問をしましたかというと、ぱっと見たときに125万1,000円ということで、多分昨年よりも上がってきたと。いつまで、これが今後どういうふうに上がっていくかもありまして、この制度でいくといわゆる一部受益者負担というようなものをいただくようなことにはならんもんなんでしょうかね。これがどんどん上がってきたときにどうかなと思ったもので、ちょっと質問させていただいた。いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 急速充電器の設置、それから普及等については住民生活課で以前しておりましたので、私が答弁させていただきます。  まだその急速充電器の課金システムというのが十分にできていませんので、受益者負担というのがなかなか今できていないといったところです。  それから、地方公共団体が設置する場合は普及が目的という当初の導入の意義がありましたので、それで設置させていただいております。  今後は事業者がこういった形は進めていくという方針が一通り出ているようですので、今後は地方公共団体ではなくて事業者が設置をされていくのではないかなというふうに思っております。 ○議長(井上信一郎君) 田中議員。 ○議員(2番 田中 精一君) これからもこの器械を使う以上、受益者負担はないと受け取りましたが、私が言いたいのは、今現在設置しておる器械も結構古くなってきております。当然どっかの時点で更新もあろうと思いますが、先ほど言われましたようにこれは民間に委ねるのか公でつけるか。どちらにしても今後についてはやはり利用がどんどん上がってきますので、全額無料でお使いいただくというのもちょっと苦しくなるのかなと思いますので、器械の更新にあわせて有料の装置のついたようなものとか、そういうことを県下一円でも研究をせないかんのかもわかりませんけども、私のとこだけ受益者負担を取るというのもいかんと思いますので、そういう研究もしていただきたいと思います。恐らくこの金額はどんどん上がってくると思っておりますので、このあたりよろしくお願いします。どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 田中議員からの御指摘、御提案でございますが、私も予算査定の際に実際にこれまで実績の伸びとかを見たときに、これをいつまで無料でやるのかというところについては正直疑問に思ったところでございます。確かに導入の経緯とかもございますので、すぐ有料化できるか。あるいはその有料化したことによってまたコストもかかるわけでありますので、そこら辺のコストに見合うかどうかということは十分検討しないといけないと思いますが、いつまでも無料であるということを前提にするということではなくて、検討はさせていただきたいと思います。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 田中議員。 ○議員(2番 田中 精一君) それはわかりました。  もう一つお願いします。同じく74ページの観光費の中の18の備品購入の指定管理施設備品購入費67万9,000円とありますが、これはどの施設の何を購入されるのかお伺いします。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 田中議員の御質疑にお答えいたします。  こちらにつきましては、レークサイド大栄の町から指定管理でお願いしているわけでございますが、貸与の物品について老朽化などしたものについて、今受託していただいています株式会社チュウブさんとの協議の中でこの備品について更新をというお話がございました分について、このたび上げさせていただいているものでございます。詳細の物品についてはちょっとお時間をいただきたいと思いますけれども、よろしいでしょうか。後ほどでよろしいでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。 ○議員(2番 田中 精一君) はい。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 同じく74ページの観光費のところの15節工事請負費、B級グルメバトルということで出ています。その中で観光施設整備工事請負費ということで約1,000万円ぐらい出るわけですけども、これはどういう設備工事をされるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 斉尾議員の御質疑にお答えいたします。  B級グルメにつきましては、ことしの9月に5連休がございますが、あちらの中でとっとり梨の花温泉郷広域観光協議会という1市4町と真庭市の蒜山地区がメンバーになっております広域観光の推進組織でございますが、こちらが行うB級グルメの会場を北栄町に誘致させていただく方向で今進んでおります。この誘致に当たりまして、出店業者の方に対する水道の施設について仮設水道が必要になってくるということから、このたびこちらについては21万4,000円をお願いしておるものでございます。  もう一つ、観光施設整備工事請負費ということで1,012万4,000円というのがございますが、こちらにつきましては、かなり老朽化が進んでおります観光施設の施設ないし設備についてこのたび計上させていただいているものでございまして、内容につきましては各施設の遊具の修繕が285万円。ちょっと待ってください、済みません。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩いたします。(午後2時07分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時07分再開) ○政策企画課長(谷口 康彦君) 済みません、その他お台場公園の砲台モニュメントの修繕が275万4,000円、レークサイド大栄のグラウンドゴルフコースの中にございますスプリンクラーの修繕が194万4,000円、山菜の里管理棟の外壁修繕、こちらが131万4,000円などございまして、いずれも開館以降老朽化が20年なり進んでいるところから、このたび工事請負費の計上をさせていただいているものでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) このB級グルメ関係ですと、これは21万4,000円のみということですかね。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 重ねての御質疑にお答えいたします。  こちらの21万4,000円の仮設水道の工事費に加えまして、当日の会場の駐車場の草刈りを依頼を受けておりまして、こちらが6万円と、それと地元の負担金ということで10万円、こちらは主にチラシなどの配布に要する経費に充てられると伺っておりますが、合わせまして37万4,000円がこのたびのB級グルメバトルの開催地としての負担金といいますか、経費ということになっておるところでございます。以上でございます。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) わかりました。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に7款土木費についての質疑を許します。  7番、宮本幸美議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 空き家対策の件でございます。180万円予算がありまして……。
    ○議長(井上信一郎君) 宮本議員、ページ数は。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 79ページです。空き家対策、空き家が道路に倒れて危険な空き家、これを撤去する費用3軒分となっておりますが、それは2分の1の補助で、これはもう調査済みなんですか、3軒というのは。 ○議長(井上信一郎君) 大庭住民生活課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 宮本議員の御質問にお答えします。  この3軒分については、現在どこといったものを想定しているものではございません。3軒分の予算を確保しているといったところです。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 宮本議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) あくまでも3軒を目安に予算を組んだと。これからその上段にありますけども、空き家対策の調査費も出ております。それらも含めてじゃ今後検討して、たくさんあってもとりあえずは3軒分ということで組んであるわけですね。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 今、指導や勧告を行っている物件もございます。これからそういった方についてはいろいろな措置を進めていくわけですけれども、その中で相談があった場合にこういった事業がありますよという形で紹介をさせていただきたいと思っております。  ここに上げております空き家の調査の委託料につきましては、命令以降行政処分を進めていくときに再度専門家にその家屋を調査していただくための費用として委託料を上げております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 宮本議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) これから空き家対策は本当に重要な案件だと思いますし、年々増加傾向にあります。例えば今、この予算は道路上に危険を来すという案件でございますが、それに加えて各集落にも若干あると思うんですけども、隣の家に間もなく垂れ込んでいくとか、そういう案件もあります。これから調査もされると思いますが、そういったこともありまして方向性をこれからこれを土台にして危険な箇所も何とか補助金制度を利用して作業を進めていかれるようにお願いしたいと思いますし、答弁を求めます。 ○議長(井上信一郎君) 大庭課長。 ○住民生活課長(大庭由美子君) 今回の補助事業につきましては県の事業を活用してということですので、条件が厳しくはなっております。きのうも一般質問等でありましたけれども、低所得者の方に対しての補助だとか、それから空き家の解体した後の活用を含めた補助だとか、そういったものについては今後も検討していきたいと思っております。  また、指導、助言、勧告等についても、そういった危険なものといったものがあれば町民の方から情報をいただいて対応していきたいと思っております。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、次に8款消防費についての質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 次に、9款教育費についての質疑を許します。  11番、油本朋也議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 何点かございます。  まず99ページ、図書館費のうちの18節備品購入費があります。その中で図書購入費475万円上がっております。伺いたいのは、大体本は何冊ぐらい御購入の予定でしょうか。それはどういった基準でお選びになるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の御質問にお答えします。  まず、何冊程度購入の予定かということにつきましては、金額が非常に幅があるものですから、何冊ということでちょっとお答えしにくいというのと、例えば昨年度何冊買ったかというのは私が今承知しておりませんので、後で実績としての冊数であればお答えさせていただければと思います。  また、基準ということに関しましては、各ジャンルがありますので、その分野ごとに貸し出しの傾向あるいは町の図書館として特集をいろいろ組むというような中で、図書の購入はさせていただいていると思っております。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) よく図書館御利用の方から聞くことなんですが、話題の書が入ってくるのが結構遅いんじゃないかということを聞きます。もちろん町内の書店との絡みもあるかもしれませんけども、例えば直木賞であるとか芥川賞、それに本屋大賞であるとかそういった作家さんの絵本、早く入れてほしいという声が聞こえてきますので、そういうものもお考えいただきたいと思います。  それに加えまして、住宅地図を置いていらっしゃいます。鳥取県西部とか中部とか市とか町別のあの分です。あの分、結構古いという声があります。もちろん単価も高いものですから、毎年毎年新しいのを全区域のをそろえろという声ではないとは思いますが、随時古いと思われるものから、中には10年ぐらい前のものも入ってる。10年以上というのも聞きますので、それを精査されて順次そろえていってほしいという声がありますが、どう思われますか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 再度の油本議員の御質問にお答えします。  おっしゃるとおりですので、もし遅いという声が現実に届いているということであれば、ぜひそこはできるだけ早くということで対応させていただければと思います。  また、議員からも予算説明会でも皆さんの関心の高い本をアンテナを高く持って購入されるべきではという御意見もいただいていますので、そのことも図書館には伝えまして、今後より速やかにさせていただければと思っております。  住宅図につきましては、私が細かいところを承知してなかったものですから確認をさせていただいて、古いものについては最新のものにできるだけ速やかに更新はしていけたらなと考えております。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) では、次に行きます。103ページ、すいか・ながいもマラソンの件です。8節ゲスト報償費、以前も伺ったかと思いますが、再度確認したいと思います。ゲストランナーをお呼びになる理由は何でしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の御質問にお答えします。  理由は2点ありまして、1点は合併10周年ということ、2点目はすいか・ながいもマラソンの開催日を気温等の関係で2週間程度早めたということにより、参加される人数等が少なくならないようにということで、開催日を変更したということをPRさせていただくことも兼ねたことが理由になっております。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 合併10周年関連事業ということで上げられておるのも一つの理由だということですが、もちろん今28回ですので、30周年も近うございます。その辺も御配慮されるべきかとは思いますが、さらに私がお聞きしたいのは、その開催日の変更によって参加人数が減ることが予想されるということです。では伺いますが、今現在で大体何名ぐらいのランナーの参加を御予定されておられますか、見込んでいらっしゃいますか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 平成26年度が4,700名で、私どもの定員は4,000名ということで考えておりますので、4,000人台の前半、定員の4,000人を超えるということは当然していきたいと思っておりますし、余り多くなると運営の支障になりますので、4,000人台の前半が一番望ましいのではないかというふうには考えております。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 今、日付を変更するがために参加人数が減ることを危惧されるとおっしゃいました。呼ばなかったら、どれぐらいになると思われますか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の再度の御質問にお答えします。  呼ばなかったらということについて、何人ぐらいというふうな御質問だと思いますが、明確な数字で何人ということで想定しているものはありません。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 大会は6月の21日ですね。あと3カ月少々あります。たとえ予算がこれ可決、通りまして100万円かけてゲストランナーを呼ぶことがよしんばできたとしましても、その参加されることを希望されるランナーのほとんどの方は、同僚議員も再三前から言っております。ランナーというものは年間スケジュールを組んで、7月の初めにお台場に行こう、北栄町に行こうということでスタンバイしているところを、6月21日はほかで大きな大会があるためにそこに行くつもりをしていた。ところがこの目玉ランナーが走るので、北栄町に行ってみようかなと思われることを期待されるということだと思いますが、周知期間が短過ぎるんじゃないですかね。何か遅過ぎるような気がするんですが、それはいかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 再度の油本議員の御質問にお答えします。  まず、12月段階で行政報告をさせていただきましたが、債務負担行為も12月議会で御承認いただきまして、1月の段階でホームページではマラソンの開催日を変更しますという第一報の周知はさせていただいているところです。また、債務負担行為をとらせていただいてる中で、3月末までには、大体3月27日前後には周知が本格的にできると思っておりますが、期間としましては昨年度と同じような募集期間は確保させていただいてるという状況はあります。ただし、議員が御指摘のように開催日が変更になっているということを含めたときに、それが長いのか短いのかどうかという話になれば、やはりより早く周知をしていくべきということは議員のおっしゃるとおりのところもありますので、3月中には発送するということで今準備をしているというところです。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) とにかく人が集まりそうにないということを非常に危うく思われて、そういう予算をつけてゲストランナーを呼ばれようとしているということだと理解するんですが、別に疑うわけじゃないんですが、もう内々にお話はつけていらっしゃるんでしょうか、その方と。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の再度の質問にお答えさせていただきます。  先日も少しお名前を挙げて話をさせていただきましたが、市橋有里さん、セビリアの世界陸上の銀メダリスト、シドニーオリンピック出場ランナーですが、既にお話をさせていただいておりまして、これも債務負担行為をとらせていただいて進めさせていただいているということですが、ほぼ契約がまとまるところまで来ておりますので、募集要項、ポスターには市橋有里さんを入れた上で募集がかけれるというふうに考えております。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) もともと7月のマラソンをこの6月、2週間早められるわけですけども、ほかの議員さんからもスイカの値段云々の声があります。それに中部医師会ですかね、そういった指摘でそうされたということですが、7月のマラソンが危険というのであれば、例えば高校野球ですとかトライアスロンですとか結構ハードな分が夏行われます。いわゆるスポーツですとかマラソンに参加される方の体調が悪くなるのはある程度自己責任ではないかという声も聞こえてきますので、それも申し添えておきます。  それと104ページをお願いします。一番上、14節のAEDリース料1万7,000円上げていらっしゃいます。これはいわゆるマラソン大会にAEDをその日のためだけにリースされるという意味でしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の御質問にお答えします。  この1万7,000円については、マラソン大会のためにリースをするということ。また、リースだけでは足りませんので、公共施設で持ち出しができるものにつきましては一部持ち出しをして大会利用はしているという状況があります。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 一体何台用意されて、そのうちの何台をリースなりどうされるかわかりませんが、とにかくその日、日曜日でございます。ですから、町が管理できる施設でAEDのあるところでクローズになるところが結構あると思うんですよね。そういうところを持ち出したら、結構な数になると思うんです。そんな細かい金額の話しするつもりはないですけども、そういったところを考えておられるのかなと思って質問しました。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) ちょっと待ってください、済みません。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩いたします。(午後2時26分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後2時28分再開)  杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の再度の御質問にお答えします。  リースは3台させていただいております。全体で何台というのは、恐らく、済みません、きちんと覚えてないんですが5台か6台だったと思っていますので、その部分につきまして持ち出しができるものはないかどうか、もう一度今後点検をして、自前でできるところは自前でしていきたいと考えたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 細かいことを言うつもりはないんですが、例えば5台であれば学校にありますよね。それとこの庁舎にもありますよね。その辺で用立てることも可能じゃないかと思います。特にもう答えは結構です。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  12番、飯田正征議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) すいか・ながいも健康マラソンの関係で103ページ、先ほど同僚議員も質問しましたけれども、ゲストランナーについてお尋ねをしたい。全般を含めてですけれども。  まず、このゲストランナーを呼ぶという一つのものの目的が10周年記念だと。それと、開催日が変更になったために人が減るからというようなことの問題。それから、同じ日に他県でも大きな大会が予定されているということで、人が来ないんじゃないかなと非常に心配しているということでありましたけれども、この今までの参加の方を見ましても毎年4,000人で大体打ち切る。それが一番町としてもいろいろな部分での管理がしやすいということで4,000人という数字が出ておりましたけども、それがやっぱり締め切った後にでも振りかえでどんどんどんどん来るというようなことで人数がふえるんだというお話も聞きました。  そういった中で、このマラソン大会が3,000人ぐらいになったら大変なことだと前回ちょっとお尋ねしたときに心配しておられた。そういった一つのことを聞いたときに、心配をそれはされるのはわかりますけれども、今までだって締め切りが済んでもどんどんどんどん来て700人もふえるような状況でしょ、締め切り日過ぎても。それで人数が超えているということでありますけれども、本当にゲストランナーを呼ばなきゃならんのかどうなのか。ましてやことしが28回大会。29回、30回ということになりますと、毎年そういう節目のときにはそういった有名なランナーの方を呼ばれたりして事業をやっておられるということでありますけれども、2年したらまたやられるということなんでしょうか、大体。ちょっとこのランナーというのは、やっぱり人数が減るよりも既に超過してきよるんですから、そこまで心配せんでいいじゃないかなと。ましてや10周年10周年といってそれに輪をかけたようにどの事業も上乗せ上乗せで来ておりまして、最終的には10周年事業の予算が1,433万2,000円というような形で全体のを見ますと膨れてきてる。こればっかりに便乗しちゃって、本当に町の財政大丈夫かいなというふうに思うわけでありますけれども、その辺どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 飯田議員の御質問にお答えします。  30回大会はどう考えているのかということにつきましては、今のところは検討はしておりません。  確かに財政もきちんと考えながらしていかなくちゃいけないという部分はあろうかと思っておりますが、先ほど申し上げましたようにやはり10周年だということと伝統あるすいか・ながいも健康マラソンの開催日が変わったということで、全国により強い発信をしていかなくちゃいけないということも思っておりますので、皆さんに新たな開催日を定着していくための第一歩ということで、今回は説明させていただいたような状況があると考えております。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) 開催日を定着さすということは、常にやっぱりダイレクトメールでも出したりいろんな形で、今まで8,000人から来とった西日本一のすいか・ながいもマラソンでしょ。それを人数的な管理ができないということで、限定して減らしてきたといういきさつがあるんじゃないですか、違いますか。だから私はある程度の期間余裕を持てば、期間が短くなったわけですけれども、それなりの対応はできるんじゃないかというふうに思いますけど、どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 再度の飯田議員の御質問にお答えします。  さまざまな考え方があるとは思っておりますし、おっしゃることもよくわかります。私どももさまざまな不安も抱えている部分もありますので、今回はこういう方法でさせていただけたらと考えております。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 私からちょっと説明をさせていただきたいと思います。  飯田議員の心配されるところもわかるところなんですけども、やはりこれまで27回の開催をしてきた。こういう伝統ある大会をこれまでは7月の第1日曜日ということでやらせていただいたんですけども、これが6月の第3日曜日になるということで、ランナーの方はやっぱりもう皆さん御承知のとおり1年間の計画を立ててやっておられます。その計画を覆してまでもこの大会に来ていただきたいという、そういう強い思いをゲストランナーという形で招致して呼び込みたいというところでございます。これが仮にどれぐらいになるかわかりませんけども、2,000人なり3,000人になると、これまで4,000人内外の方々が来ていただいて盛大にやっていただいた大会が非常に寂しい大会になるというのは避けなければならないというふうに考えております。ぜひこのゲストランナーをお呼びして、これまでと同じような形で盛大にやらせていただければと思います。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) まず、27年も続けてきたという実績がある。実績があるということは、おのずと日にちは変わってもそれだけのいろいろなもてなしがよかったりいろんなことがよかったら来ますよ、人は。金をかけなくても。私はそう思います。常に27年間の実績というものは、過去の数字に基づいていろんなことが積み重ねてきとる。日にちは変わっても、よかったら来ますよ。私はそう思います。そういう一つのものというのは、平素からのそういったものがどこに変わってもいつ変わっても人が来るというのが本来の姿であるように思います。なるほど体調云々、計画はあろうかと思いますけれども、計画の変更というのはありますよ、僕らでも。用事があっても、こっちのほうが大切だと思ったらこっちに割り振っちゃいますよ。そうでしょ。みんながそうだと私は思いませんよ。ですから、私はゲストランナーを呼ばなくて普通の形で取り組んでみて、それから対応していけばいいじゃないですか。もう一回初心に返って、人をふやすことを考えたらいいじゃないですか。私はそのように思いますけど。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) おっしゃるとおり、このすいか・ながいも健康マラソンを楽しみにしておられる方もあろうかと思います。それは7月の第1日曜日に開催しとったということで来ていただいている方もあると思います。それが6月の第3日曜日になるということは、もう既にこれまでも第3日曜日にはどこかの大会に走っておられた方もあります。ですから、そこに行かれずに私どものほうに来ていただきたいという強い思いを発信したいということでございます。これまでの大会が非常に盛会の中で行われてきた。それが非常に寂しい大会になるというのは、もう避けなければならない問題だと考えております。ぜひゲストランナーを呼んで、これまでと同じような形で大会ができればなと考えております。 ○議長(井上信一郎君) 飯田議員。 ○議員(12番 飯田 正征君) やっぱり実績があったら、必ずどちらにしようかというときには選択しますよ、必ず。よかったら来ます。自信を持ちなさいよ、もう少し。自信のないようなながいもマラソンやっとったってだめじゃないですか。日にち変えても絶対に人が来るというような自信を持って、それが27年間の実績でしょう。自信を持ってやってくださいよ。この人を呼ばなきゃ人が来んようなことでどうするんですか。また来年も呼ぶんですか、ならダブっとったら。そういうわけじゃないでしょ。やっぱり魅力あるそういった「すいか」「ながいも」「健康」がついて、健康というのは心の健康もあったり体の健康もあるわけですから、こういういい名前の自信を持って進めるマラソン大会ですのでね、自信を持ちなさいよ。自信がないからこういうことをやらないかんわけでしょ。自信を持ってやったらどうですか。もういい。以上。
    ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  10番、阪本和俊議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 100ページの文化財の関係なんですが、歴史民俗資料館、ここにありました資料がコナン館に変わった段階で小学校の空き教室と東亀谷の旧体育館に何年も鍵をかけたまま放置してありました。放置という表現は悪いかもしれませんけども、何年も鍵をかけたまま、見たいと言っても事前に申し込んでもらわないけんというような状況でありました。したがって、古文書類あるいは書籍類は図書館に持っていっていただけませんか、豊田さんの英語とかドイツ語の本については鳥取中央育英校の豊田記念館に持っていっていただけませんかというようなことで、図書館に古文書類は持っていくというようなことがあったもんですから、しばらくしてからリストをいただいておりました。それでこれとこれが見たいんだけどといって申し込みましたけども、実際には半分ぐらいしかなかったんですね。そういったものをどうされたのか。どうも今までの説明を聞いておりますと県の学芸員の方に整理をしていただくというような話がございましたけども、そういった予算はどこに組んであるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 阪本議員の御質問にお答えします。  今、阪本議員がおっしゃった内容につきましては、県の公文館の職員の方に2年間、平成25年度、26年度来ていただいて整理をさせていただいたということで、県の事業の中で来ていただいているということもあります。平成27年度は事業も終わりますし、予算として平成27年度に組んでいるということはございません。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) じゃ県の予算の中でそういった人件費は出ているということですね。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 済みません、もう一度。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 人件費、いろんな諸経費。ここには組んでないわけですね。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 今までも組んでありません。 ○議員(10番 阪本 和俊君) それで県が来られてそういった整理をされることはいいんですけども、私が見たいという資料が半分しかない。それをどういう対応をされるのか。町民が見たいのに、勝手に県のそういった人たちが来て整理をする、処分をするということはいかがなものかなというぐあいに思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 整理をするというのは、要はどういうものがあって保存されて収蔵されているのかという確認を分類をしていただいたり、その収蔵品の資料の状況とかの確認をしていただいているということで、県が勝手にどうのこうのするという話ではないというふうに考えております。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) じゃ資料はそのまま置いてあるんですね。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) はい。 ○議員(10番 阪本 和俊君) わかりました。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 再度の阪本議員の御質問にお答えします。  資料のあるものにつきましては、御要望いただければ見れる状況にあります。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) わかりました。ただ、こういった歴史的ないろんな貴重な古文書類等について、北栄町の取り扱いというか考え方というのは他町に比べると非常にお粗末なんですよ。やっぱりもうちょっと歴史とか文化とか、そういったものを大切に管理していただきたいと思います。以上。 ○議長(井上信一郎君) 答弁はよろしいですか。 ○議員(10番 阪本 和俊君) いいです。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  しばらく休憩いたします。(午後2時45分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開します。(午後3時00分再開)  そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 99ページでございます。5目の文化費、ここで報償費が上がっております。式典第2部報償費ということで10万円が上がっておりますが、この説明をお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 斉尾議員の御質問にお答えします。  報償費、式典2部につきましての10万円計上させていただいているものにつきましては、10月4日の合併記念式典第2部、由良台場に関連するイベントをさせていただくために、司会の方をお願いするために予算を計上させていただいております。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) この司会の方というのはもう決まってるんですか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 現在考えておりますのは、まだ最終決定はしておりませんが、NHKの元アナウンサーの方にお願いできたらなというようなことを考えているところです。 ○議長(井上信一郎君) 斉尾議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 計画ではそういうふうになってるわけですけども、私はこの第1部、いろいろ先ほどから質問がありました。この第2部でこういうイベント、こういうものを行われる。前回の全協のときにも、町長はおられなかったんですけど一言言わせていただきました。といいますのも、ことしは地方創生元年ということで本当に本町を挙げて地方創生をやっていかなきゃいけないときに、お台場を内外に発信するということの説明があったです。それでお台場云々ということは、私はお台場は非常に歴史があるところなので、大事にしなきゃいけないという思いはあります。ただ、ふだんから町長言われています北栄町の誇れるものは何かというと、農業でありコナンに会える、私もいつも言います、また風車であるというようなことを町長言われておりますが、例えばこの3つのうちのどれかが式典の第2部にイベントとして開催されるのであれば私はそこまでは言いませんけども、全くこの地方創生元年に合致しないイベントになるのかなということですと非常に残念な気がするんですよね。その辺のことを町長はどのように思われますか。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) この式典の第2部に、お台場のイベントをしようということで取り組むことにしておるところであります。大きな文化資産でありまして、ああやって現存しているところはなかなか日本でもないというようなことでありますし、また昨年あるいは一昨年になりますか、ちょうどお台場が築城後150年ということがありまして、そのときも若干したわけでありますが、今回お台場のそういう式典をして、また内外からも来ていただいてサミットみたいなものをするわけでありますが、農業については今までもアグリフォーラムというような形でやっておりますしいろんな形でやっております。また、ほかの環境であったりとか、あるいは観光なんかもしておるわけであります。今回こうやってお台場するわけでありますが、やはり文化的なものも北栄町にはあるわけでありますので、今回こういう形で発信し取り組みたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 私も、その式典2部のことについてちょっとお聞きしたいと思います。  ここで、これまでの説明の中でお台場の魅力を語るトークセッションということでうたってありますけれども、そこに現在お台場のあるところの関係の方をお呼びするということなんですけれども、このお呼びする招待者の方たちに対してはどういうことを期待して招待をされるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  イベントに来ていただく台場所有の方々に何を期待しているのかということについてでありますが、まず先ほど町長からもありましたように全国に誇れる国史跡、由良台場と思っておりますので、ともに台場保存状態がよかったり鳥取県下にも国史跡等になっている台場もあります。そういう中でともに台場を後世にも保存していきながら、より町の歴史的価値のあるものとして大事にしていきたいということを確認をさせていただきながら、少しずつ交流的なことも始められたらなと考えているところです。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) それでは、このお台場の魅力を発信するということなんですけれども、合併記念式典とのかかわりというんですか、関連づけ、位置づけというのはどういうふうに考えておられるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) この合併の記念式典のかかわりという御質問でございました。  この件につきましては、その10周年記念事業を検討する外部の方にも入っていただいた委員会の中で、これは町内にお住まいの方ですけども、強い御意見があってのことでございました。それはなぜかといいますと、もちろんお台場の歴史的なことについては先ほど杉本課長が申し上げたとおりですけども、今回の合併記念式典というのは、やはりその節目のときにこれまでの歴史を振り返るというところだと思います。その歴史として、北栄町の歴史の一部として非常に歴史的価値のあるものについてきちんと見詰め直すというところで、合併記念の式典にふさわしいものだと判断したものでございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 価値のあるということに私は異論があるわけではないんですけども、ただこれまでの経過からすると、そのお台場に対してじゃ町の魅力あるものの一つとして扱ってきたのかというと、必ずしもそうではないと私は見ております。この合併に当たって、そうやってわざわざこのお台場のことをやるということの意味合いが、お台場だけではなくって、先ほども出たように農業の歴史だとかそのほかの経済的な活動の歴史なども含めてやっぱり振り返って、特にこの合併以来の10年というものを振り返ったそういう記念式典になるのが本来のあり方だろうと思いますけれども、その辺については町長はどんなふうに考えておられるんでしょうかね。  もう少し言わせていただくと、10周年記念というものが何かにぎにぎしくいろんなことを五月雨的に年間通じてやればいいのかなということでは私はないと思っているんです。合併以来のこの10年間を振り返って、これからの北栄町をどうしなければならないのかということをやっぱり振り返ってみるそういう一つの区切りのときではないかと思うわけであります。その辺についてお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) その10年間を振り返ってするのが式典の大きな意味があるでないかなということでございますが、確かに式典の第1部にはやっぱりそういう合併してからのそういうことをやっぱり話、あるいはそういう町勢要覧というのもつくるわけでありますので、その中で見ていただく。そしてまた、スクリーン等にも合併からの流れというものを見ていただくというようなことになろうかと思います。それをもとに、今度は新しいものをやっていこうという発想だろうと長谷川議員の考え方だろうと思いますが、それはそれで地方創生というような形で今取り組んでおりますし、まちづくりビジョンの見直しをしておりますので、そういうのもそこの中に入れて、それをもとにやっていくことも一つの方法だろうと思いますので、それはそれでやっていきたいなと思っております。  今回、お台場を2部でやっていこうということでありますが、今まで言われるように取 り上げてじゃこうだということはなかったわけでありますが、やはりその10年、合併までに至るそういう歴史的な経過というものもあるわけでありますので、そういう中ですばらしい遺産であったりとか文化があるわけでありますので、そういうのを掘り起こしてやっていこうということで、今回このお台場という形で取り組みをしたところであります。そういうものも踏まえながら、これからの町づくりも進めていかなければならないだろうとこう思っておりますので、これは御理解をいただきたいなと思っております。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) それでは提案といいますか、お台場が本当に魅力あるということを発信されるのであれば、町の観光の一つの拠点といいますか観光の一つとして、目玉としてふるさと館なりそういうものとやっぱりあわせて紹介をしていくということがなければ、町においでいただいた方がコナン関連のモニュメントやふるさと館だけを見て帰られるということであれば、せっかく発信するという意味がないんではないかと思いますけれども、パンフレットなり町の観光の紹介なり、そういうものに入れていかれるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 北栄町の観光パンフレットの中には、そのお台場というものも入っておるわけであります。今のところがなかなかそのリンクができていないということもあるのが実態でありまして、やはりふるさと館へ来ていただきます。そしてお台場。お台場の隣にもフィールドアスレチックが以前あったわけでありますが、そういうのも利用してその一帯で時間を潰していただければというような気持ちもあるわけでありまして、今後そういうことも含めてながら実施していきたいなと、こう思っております。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 魅力を掘り起こすというだけでは、やっぱり魅力はつくっていかなければなかなかそこは注目されないんだろうと思いますので、そういうことではやっぱりお台場ということを取り上げるのであれば、これはもう継続的にやっていかなければならないと思いますので、ただ単に10周年記念だからそこに少しつけ加えるということであれば、それは無駄な経費と言わなければいけませんので、その辺はしっかり継続して考えていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) そういう気持ちで取り組んでまいりたいと思っております。きのう、おとついですか、お台場の草焼きをしました。あれもPRをして新聞とかあるいはテレビなんかに出ておるわけでありまして、やっぱりそのことも今後さらに進めていって、このお台場の持つ魅力といいますか、そういう文化度といいますか重要度といいますか、そういうものを発信していきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 終わります。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  5番、前田栄治議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 91ページ、大栄中学校管理費の中で93ページになりますけども、15節で工事請負費で大栄中学校プール改築工事請負費1億7,300万円とあります。このことについて少々お聞きします。  まず、1億円を超えていますので公募型にはなると思うんですけども、公募の範囲と、またいつものようにJVを組まれる予定なのか。そこからまず入ります。 ○議長(井上信一郎君) 西村教育総務課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 前田議員の御質疑にお答えします。  大栄中学校のプールの発注に当たって、入札の形をどうするかということだと思いますけども、まだ決定はしておりませんけども、やはりその施設、それとプール工事、そういう別々に発注するか、あるいはプール一体として発注をするかのそのあたりはこれから研究はしてみなければならないと思っておりますけども、今現在はまだ設計が最終段階に来ておりませんので、ここまでしか答えられません。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) まだ範囲も決まらないし、一括発注なのか分離発注なのかも決まってないということですけども、前に説明会のときに北条小学校のプールの話をさせてもらいました。当時、10年からなるんですかね、旧北条町時代ですから10年はなりますわね。1億6,000万円だか7,000万円の予算で、実質やってみたら6,000万円ほど入札したら安かったという話をさせてもらいましたけども、北条小学校の体育館も入札したら予定価格より約1億円安かったんですね。やはりそういうやり方をしっかり金額が金額ですので勉強してくださいねということを言わせてもらったんですけども、その後研究されましたか。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 前田議員の御質疑にお答えをいたします。  委員会でだったですか、委員会じゃなしに……。 ○議員(5番 前田 栄治君) 2月の予算説明会。 ○教育長(別本 勝美君) 2月ですね。その後、北条小学校のときの入札の経緯もちょっと調べさせていただきました。入札では、入札残という形で額が何千万円も落ちたということはありませんでした。多分、予算取りをした時点と発注する金額とに差があったんじゃないかなと思います。発注する金額については設計書等をしっかり精査をさせていただいて、適切な価格で発注をしていきたいと考えております。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 私、たしか相当な数字が余ったという記憶がありますので、全然請負差がなくて返している金額がないということは普通は入札で考えられませんので、ちょっとこれもまた私も勉強させていただきます。済みませんでした。  次に移ります。93ページの4目の北条中学校教育振興費と大栄中学校の教育振興費もかぶるんですけども、運動部活動外部指導者報償費がありますね。北条中学校は3つで大栄中学校は4つの部活がということでした。これは別にその数を言っているわけではなくて、これから先生がかわりますよね。そうすると、今まで外部指導者が必要だった部活と、今後4月以降先生がかわったことによって新たに外部指導者はこれは必要だなという部活が出てくると思うんです。そうすると、それをなぜ言うかというと、僕もミニバスを教えていたときにちょうど中学校に子どもが上がりバスケット頑張れよという話をしました。そしたらその前段に、入学式のときに担当の先生がこういうことを言われたんですね。転勤して来られた方ですけどね、「私がバスケットボール部を担当させていただきます。バスケットのことはよくわかりません、趣味は野球です。」これです。こんなことを堂々と入学式のときに言われたんですね。子どもに聞いたら、非常に不安だと。ということで、そのときにこの外部指導の話を大分させてもらったんですけども、そういうことがありますので、教育長もよく聞いといていただきたいですけども、先生がかわるとやはり部活というのは変わってしまいます。今まで一生懸命熱心だった先生が異動されて、全然そのスポーツに関係してない方が担当になることってありますので、その辺のことをどうされるのかということをお聞きしたいんですけれども。 ○議長(井上信一郎君) 西村教育総務課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 前田議員の御質疑でございます。  外部指導者ということで、要は担当といいますか部活担当の先生が生徒に教える技量がないとか、例えばなかなかそういう時間を持てないというようなときにお願いをしとるということでございますけども、来年度予定をしておりますのが北条中学校においては卓球、ソフトボール、バドミントン。大栄中学校においては柔道、剣道、陸上、卓球というところを想定をしておるというところでございます。これについても、中学校等とも十分に協議して、今言われるようなことはないように努めたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) そうじゃなくて、先生がかわっちゃうことがあるということなんですよ。今まで外部指導者が必要じゃなかった部活が、先生がかわることによって外部指導者が必要になる部活ができる可能性があるということを言ってるわけです。だからそこを4月に入られて、3月中でもわかりますわね、どういう先生が来られるということ。そういうところを4月に入られてもいいですので、校長先生等と現場の人と話しして生徒の声もよく聞いて、ここの予定している以外の外部指導者のこともちゃんと検討していただけますかということを聞いているわけです。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 前田議員の御質疑にお答えをいたします。  学校の先生の異動等については、部活を主にして異動をするということではございませんので、必ずしもそれに十分応えれる状況にはないと思います。ただ、来られた先生の中で顧問になっていただかなければなりませんので、そういうところについては校長等と協議をしながら進めていきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) ですから進めていきたいんじゃなくて、必要となったところにはどういう手当てをされますかということなんです。補正を組んででも、この今の予定の外部指導者以外、例えばここの子どもの声も聞いてほしいわけですよ。子どもの1年間というのは、部活の1年間というのはとんでもない大変なんですよ。その1年間を先生の異動によって今のこの指導者以外の部活が誰も教える人がいないわ。顧問の先生が絶対つかないけんということは知ってますよ。ただ、顧問の先生がその部活、スポーツに浸透していればいいですよ。だけど浸透してないことがかなりあるんですね。ということは、そのための外部指導者を今までも呼んでる。  今後、4月以降にそういう部活ができた場合には、補正を組んででもいいですし、ちゃんと現場と話しして外部指導者をほかの部活でもできるようにしてもらえますかということを聞いております。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。
    ○教育長(別本 勝美君) 今後どういう方が来られるのか、どういう種目を得意とされているのかというのを十分見きわめて、部活の指導が十分できないということであれば考えていきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) ぜひよろしくお願いします。  次に行きます。103ページのすいか・ながいもマラソンの件です。前に杉本課長からお話をお聞きしたら市橋さんだということはお聞きしました。金額的にも100万円を使っちゃうんじゃなくて、もっと頑張りますと言われました。それで、ならその後なんだろうなと思ったら、先ほどお聞きしたらもうほぼ調印じゃないですけども、ほぼ契約手前だということですけどね、契約手前だということならある程度の数字も出ていると思いますので、100万円の予算ですけども、大体でいいです、幾らぐらいで。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 前田議員の御質問にお答えします。  現在、大体60万円程度ということで契約ができそうな状況にあります。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) そうしますと4,000人を確保すれば、まだ募集かけとられないわけですので、せっかく呼ばれるんだったら参加料100円ぐらい上げなったら40万円ほどできますが、そういう考えはないですか。参加料は上げれないんですか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 再度の前田議員の御質問にお答えします。  平成26年度参加料を上げておりますので、さらに上げるということは考えておりません。以上です。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。 ○議員(5番 前田 栄治君) はい。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  11番、油本朋也議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 今の金額に絡めまして、それは交通費は抜きで、85万円の部分が60万円になったという意味でしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の御質問にお答えします。  宿泊費、交通費込みでの話です。以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 先ほどの油本議員の質疑に対する答弁保留がございます。答弁を求めます。  杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 先ほどの油本議員の御質問にお答えさせていただきます。  図書購入費、大体冊数どのくらいを見込まれているのかということでございますが、先ほど申しましたように平成27年度については何冊ぐらいということは言えないんですが、平成26年度、現在2月末段階で北条分室も含めまして2,945冊購入しております。また、平成25年度は2,990冊となっておりますので、大体3,000冊を切る程度の冊数ということでの実績があります。以上です。 ○議長(井上信一郎君) この件に関して、質疑はございますか。  次に進みます。10款公債費から11款予備費までについての質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) そういたしますと、先ほどの長谷川議員、田中議員からの質疑に対する答弁保留について答弁を求めます。  谷口政策企画課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 先ほど答弁保留させていただきました案件につきましてお答え申し上げます。  まず、長谷川議員からございました町勢要覧の実績でございます。  2006年、平成18年の町勢要覧におきましては、総ページ数は56ページで6,000部でございました。2011年、平成23年でございますが、こちらはちょっと薄いタイプでございまして、総ページ数は10ページで1,000部を作成させていただいておるところでございます。  今までと異なるのかというお話がございましたが、基本的には発行の趣旨自体は変わらないのでございますが、このたび合併10周年のタイミングと合わせてつくるに当たりまして、行政に今までありがちなものではなく、手にとっていただけるような目新しいデザインということをコンセプトに発注をしたいと考えておるところでございます。  続きまして、田中議員からの御質疑がございました指定管理施設の備品購入費の件でございます。  私、先ほどレークサイド大栄というふうな申し上げ方をさせていただきましたが記憶違いでございまして、大変申しわけございませんでした。  内容につきましては、まず北条オートキャンプ場のコイン式の乾燥機、またお台場公園のグラウンドゴルフの競技に必要なホールセット、あと審判台、硬式テニスのテニス場にありますネット、あと長机、以上67万9,000円でございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) プリンターは。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 失礼しました。長谷川議員のお尋ねでした。プリンターの能力についてということでございます。  プリンターにつきましては、両面印刷が可能な1分間で40枚のプリントアウトが可能な性能でございまして、現在既存にございますプリンターとほぼ同機能ということでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) この件に関しまして、まず長谷川議員、御質疑ございますか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) ちょっとその前に、この町勢要覧にかかわって、今回の10周年記念で町民に対して何か記念になるものというものは考えておられるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 町勢要覧につきましては、記念式典に出席される方々にお渡しすることにしております。出席される方に、今回の当初予算でも御提案をさせてもらっています各種PRなどのノベルティーグッズも入れた上でお渡しすることにはしておりますが、全町民の皆さんに宛てたという形のものは考えてはおりません。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) そうすると、一生懸命役場を中心にしてやっておられるんだけれども、そこに町民がやっぱり気持ちとして一緒になれない雰囲気もそこに見え隠れしてくると私は思っております。何も記念品を配れと言ってるわけじゃないんですよ。一つの案として、この町勢要覧がありますけれども、これ一つとってもこれまでの北栄町の歴史を踏まえて、この10周年に当たって町民の記憶に残るようなやっぱりそういう内容にしていただきたいと思うわけですけれども、歴史、先ほども言いましたけども経済活動も含めていろいろあると思うんですよね。そういうものを加味していくという点についてはどうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 重ねての御質疑にお答えいたします。  長谷川議員のおっしゃられるような、例えば基幹産業は農業の町でありますとか文化歴史の町、そういったことも町勢要覧の中にはもちろん入れ込んだ形でさせていただこうと思っておりますので、ただいま御意見のございましたことも含めまして、実際の作成に当たりましては考えてまいりたいと思います。  あと、全町民の皆様には考えておりませんという話ではございましたが、自治公民館など、また公共施設などにはもちろん配架する予定でございますので、申し添えさせていただきます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) プリンターについてもよろしいでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) どうぞ。 ○議員(13番 長谷川昭二君) この予算額からいくと112万円ですけれども、7台。1台当たり約16万円ぐらいになるんじゃないかと思いますけれども、1分間に40枚も排出するような能力が必要な事務内容ということになるんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) プリンターの性能でございますけれども、企業も含めてでしょうか、職場の中にこの性能で入れて行うことについては、公務の効率的な執行でありますとかコストの観点からして高過ぎる能力とは考えてはいないところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) どんなところで使っているんですか、実際の事務の内容というのは。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) 課の中に通常置いてるもので、日ごろの資料なりのプリントアウトでありますとか会議資料など、日ごろから通常普通に使っている分でございまして、このたびは耐用年数が30万枚を超えるような、メーカーもそれを超える場合は更新を推奨されているというようなもので、故障なども長く使っていることによりましてたびたび起きるようなこともありますので、このたび7台を更新させていただきたいと考えているところでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) そのプリンターの寿命、今30万枚とおっしゃいましたけども、私は毎分40枚排出するようなプリンターは必要ないと思いますけども、事務の様子を見ててね。そうじゃなくって、耐用の問題で30万枚ぐらいはやっぱり5年間で利用するということであって、この程度のものでなければ対応できないという、そういうことでよろしいんですか。 ○議長(井上信一郎君) 谷口課長。 ○政策企画課長(谷口 康彦君) プリンターの能力については、印刷のこの排出スピードというのも一つあるわけですけれども、プリンターを入れるに当たりまして35枚とか30枚とかいろいろグレードはあるわけですけれども、1台買うに当たりましてその金額の差のことを考えますと、5年間なりで考えますと高過ぎるというふうなものではなく、むしろいろいろな各課でプリントアウトするに当たっての業務を進めるに当たりましてスピードが速くなれば、その分プリンターの前に立つようなロスタイムのようなものも減るわけでございまして、そういうことで費用が高いというふうにはこちらとしては考えてないところで、妥当なものではないかと考えているところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 我々が大体想像している、私自身も使っておりますけれども、16万円するプリンターというのは相当いいものですよね。だけども使う頻度が高くて、やっぱりその程度のものでなければもたないということであれば、これは当然必要なものだと思いますけれども、価格的にはもっと安いもの、どのみち5年間くらいたてば壊れてしまうということであれば、そんなにスピードが速くなくたって、毎分40枚というのは相当速いですよね。そんなにプリントアウトしなければならない事務があるとは思いませんけれども、問題はそのもつのかもたないかという辺での判断で、やっぱりなるべく無駄遣いしないようにしていただきたいと、このことだけは申し上げておきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 答弁はよろしいですか。 ○議員(13番 長谷川昭二君) はい。 ○議長(井上信一郎君) 田中議員、質疑はございますでしょうか。 ○議員(2番 田中 精一君) ありません。 ○議長(井上信一郎君) 最後に、再度一般会計全般にわたっての質疑を許します。  10番、阪本和俊議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 歳入の関係で25ページの諸収入、19款5項の雑入の一番上です。生活保護返還金、これは予算書にこういう返還金を当てにするというのはどういう意味だったんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田福祉課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 阪本議員の御質疑にお答えします。  生活保護返還金と申しますのは、保護を受けておられる方が収入があったにもかかわらず申告がおくれたために既に支払った保護費をお返ししていただくということでございまして、そもそも生活に困窮しておられるということで一括で返還が無理だという方がありますので、分割で納めていただいているということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) わかりました。  26ページの同じく5項雑入の中で、北条小学校太陽光発電余剰電力売電収入、ここは大体10万円ぐらいあったと思うんですけども、減額されているのはどういう意味でしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 西村教育総務課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 阪本議員の御質疑でございます。  北条小学校の太陽光発電余剰電力売電収入でございますけど、これにつきましては北条小学校が改築される際に太陽光発電、環境施策ということで設けて、基本的には通常は日中発電は学校の電力に使って、そのほかのときについては売電、自動的に切りかわるということで、その切りかわった余剰電力がこちらに上がっているわけでございますけども、この額の変動につきましては、過去5年間の電力等、中国電力さんにお世話になりましてそういうのをはじいておりますけども、学校等の電力、そういうところから勘案して出ているというところでございます。 ○議長(井上信一郎君) 阪本議員。 ○議員(10番 阪本 和俊君) 効率が落ちたから予算を少なくしたということですか。 ○議長(井上信一郎君) 西村課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 再度の御質問です。  昨年度の予算が9万3,000円で、ことしは9万4,000円ということでしておりますので、ほぼ実績に基づいたところで計上させていただいております。 ○議員(10番 阪本 和俊君) わかりました。 ○議長(井上信一郎君) そのほか、ございませんか。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 15ページの国庫補助金、国庫支出金ですね。6目衛生費国庫補助金ということで、グリーンニューディール事業補助金ということで5,700万円強出ております。ここら辺の詳細説明をお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 斉尾議員の御質問でございます。  歳出で名前は出まして、ちょこっとは説明があったと思いますけど、大規模な災害に備えたときに、ここの庁舎の屋上に、防災の拠点ということで、そこで再生可能エネルギーの発電所、発電設備を設置すると、そして同時に蓄電もそこに設置するということで、予算の歳出でいいますと、81ページの8款1項4目、15節工事請負費のところで、予算の説明のときにもさせていただいたんですけど、工事請負費、そのままがここで国から入ってくるというようなシステムでございます。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) わかりました。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) まとめてでいいですよね。総括で。町長の重点施策の一つとなっておりますコナンのまちづくり事業ですけれども、予算説明、当初で示された資料によりますと、1,861万2,000円ということで、そのうちに県からの交付金といいますか、助成もかなりの部分があります。特にこの「まんが王国とっとり」国家戦略推進プロジェクトということで、かなりの県費も入っております。
     そこでちょっとお尋ねをしたいんですけれども、以前、政策企画課に私は経済効果についてやっぱり検証する必要があるのではないかと尋ねていて、そういう準備をしているということは聞いているんですけれども、なかなかその回答が返ってこないんですけれども、やはり県民の税金もつぎ込んで、ここ10年合併以来やってきたわけですよね、このふるさとづくり。そういうことですから、やっぱり責任があると思うんですね。ただ単に魅力を発信すればいいというものではなくて、どういう効果をもたらしているのかということはきちっと検証していって、それでもなおやらなければいけないということをやっぱり発信していかなきゃいけないと思うんですけれども、そこはきちっとされるべきだと思うんですけど、なかなかそういうことが見えてこないんですけども、いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 実は鳥取環境大学の千葉先生にお願いして、この効果等についての調査もしていただいております。今回そういう冊子ができまして、今度の行政報告会で報告をするようにしておりますので、それをまた見ていただければと思いますので、よろしくお願いします。また、それに沿いまして、今後のコナンのまちづくりの展開というのも図ってまいりたいと、こう思っております。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。  3番、池田捷昭議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 確認でございます。先ほど93ページの大栄中プールについては、一括発注するか、今後検討するというふうなことでございました。また、79ページの町営住宅、ことしは設計、7,800万円ほど組んであります。きのうも一般質問で入札ということが問題になっておりました。それで、これだけの金額なり、あるいは今度、建築は今は組んでない、次年度になると思いますけど、入札の方法はどういう捉え方をされているかお聞きいたします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 財政担当ということで、私からお話しさせていただきますけど、財務規則等を当然遵守してやっていきたいというのは当然でございますが、例えば1億円以上ということが予想されるのでしたらJVを組むとか、それとか総合評価方式ですね。総合評価方式の場合は1,500万円以上でもできるんですけど、技術力、そして入札の金額ということで、総合的に判断していくということで対応していくということになろうかと思います。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) 私は広く一般競争入札すべきだと思います。  次に、合併10周年で台中市からのお客さんが来られます。それで、今回10周年だから送り迎え、宿泊、こういうことですか。やっぱりこれから長くおつき合いしていくということになってくれば、同じレベルで捉えないけん。台中市はうちの数倍の規模です。この間も言うように、やっぱり身の丈に合ったようにすべきだ、その上で大いに交流すべきだと、こんなふうに思います。そうした中で、今回だけがそういう送り迎えの経費を見るんですか。以後、こういう交流というものも送り迎え見るんですか。うちが向こうに行く場合でも、やはりうちの経費で行くべきだと、こんなふうに思うものですから。 ○議長(井上信一郎君) 西尾副町長。 ○副町長(西尾 浩一君) 国際交流の関係の費用負担については、今回の10周年記念だから経費を見るだとか、そういうことではなくて、相互交流の場合には、実際に相手方の国に赴くまでは、例えば北栄町が台中に行くんだったらば、その台中に行くまで、そこの国に入るまでは北栄町が負担し、その中については先方に見ていただく。逆に向こうから来ていただいて北栄町に入られるときには、日本に来るまでは当然自前で見ていただいて、その後の交通費は北栄町が負担をすると、これは一般的な国際交流のルールでありまして、それにのっとってやっているということで御理解いただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 池田議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) これは大変な交流になりますね。やっぱり交流を長続きさせようと思ったら、国内までと、入るまでと、そういう捉え方がいいのか。ここまで来られるのか。来られた以上は、うちはサービスせないけませんよ、お互いに。そんなふうに思いますけど。こういうことで長続きする交流ができるんだろうかなということから質問したところでございます。あとは言いません。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございますか。  14番、津川俊仁議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 93、94、95ページ等で質問いたします。  中学校費、北条中学校振興費、94ページの要保護・準要保護等、これは児童援助費と書いてありますが、これは生徒の間違いじゃないでしょうか。後で確認してください。210万円。それから、95ページには大栄中学校の分で同じ項目、151万6,000円。それぞれ大栄小学校、大栄中学校にもあります。私、さっき計算してみますと714万円。これとあわせて、93ページの中学校振興費の賃金144万円、心の教室相談員賃金。何が言いたいかといいますと、きのうも質問しましたが、いわゆる子どもたちの生活支援ということでさきに述べた制度があって、それでまた心の教室相談員については、教室に入れない、学校に来れない子どもたちへのサポートのための配置だと思います。教育委員会で自立へ向けた学習支援について、いろいろとお話をさせていただきましたが、現在、福祉から子どもたちの支援ということで、スクールソーシャルワーカーという制度がございます。これらについて本町での将来といいますか、平成27年度には計上されてないと思いますので、その確認と、将来そのような方向で検討をすべきだと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) 津川議員の御質疑にお答えをいたします。  不登校対策であるとか、生徒たちのきめ細やかな対応というものについては、現在、教職員でありますとかスクールカウンセラーとかで対応いたしております。それにさらにそういうスクールソーシャルワーカーですか、そういう方々、専門の方々に対応していただかなきゃならないことがあるのかどうなのかということについては、今後の検討課題であろうというふうに考えております。 ○議員(14番 津川 俊仁君) ぜひ前向きに取り組んでいただきたいのと……。 ○議長(井上信一郎君) ちょっと津川議員、先ほど児童生徒の記載ミスのことをおっしゃいましたが、それについて。  西村教育総務課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 先ほどの中学校振興費の記載の件でございますけども、予算説明のときに訂正をさせていただきました。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) それは大変失礼しました。教育委員会ですから、まずもってこういう間違いはないように、ぜひともお願いしたいです。  スクールソーシャルワーカーというのは、いわゆる福祉の生活まで、あるいは家庭まで踏み込んだ対応ができるというシステムでございます。今の体制であれば、学校に来た子どもについては対応できますが、やはり家庭の環境まで踏み込んだ指導なり教育なりというのが今後はより一層求められてくると思います。県でもそういう方向にやろうというふうなことは言っていらっしゃいますので、ぜひとも前向きに検討していただきたいと思います。再度お願いします。 ○議長(井上信一郎君) 別本教育長。 ○教育長(別本 勝美君) スクールカウンセラーですと家庭までは入り込めないということがございまして、先ほど言われました社会福祉士等が対応すれば家庭まで入れるということはございます。そういう家庭まで入り込まなければならないような事例があるのかどうなのかというところもしっかりと把握しながら、どういう対応が一番望ましいのかというところは今後検討してまいりたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。  そのほかございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第5号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第6号 ○議長(井上信一郎君) 日程第3、議案第6号、平成27年度北栄町国民健康保険事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第6号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第7号 ○議長(井上信一郎君) 日程第4、議案第7号、平成27年度北栄町介護保険事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第7号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第8号 ○議長(井上信一郎君) 日程第5、議案第8号、平成27年度北栄町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 1点だけお聞きしたいと思います。  今の償還の状況、それから滞納の状況、それから完全に償還が終わるのがどのくらいの期間を必要とするのか、その辺の見込みについてお聞きしたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 長谷川議員の御質問にお答えします。  まず、償還状況ですが、住宅新築資金につきましては、14件を現年度償還をしていただく予定にしております。宅地取得資金につきましては6件予定をしておりまして、平成27年度の通常の現年度償還につきましては20件ということであります。  次に、現在の滞納の状況といたしましては、額として確定している部分でいいますと、平成26年の5月30日現在ということになりますが、25件の滞納の件数がありまして、未収額としまして、元金で2,340万3,821円ということになっております。通常の償還は平成32年度だったと思っておりますが、で償還が終了する予定ですが、当然滞納部分がありますので、その部分の償還見込みはということにつきましては、現在、滞納されている方の償還状況の悪いものもありますので、なかなか完済、平成32年度以降、何年ぐらいでということは見込みが立っていない状況があります。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 償還が見込めない件を含めて、県の助成があると思いますけれども、そういうものを使っても最終年度の見込みは立ちませんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 再度の長谷川議員の御質問にお答えします。  国県の償還の助成制度につきましては、十分に活用していきたいとは考えております。従来も御説明をさせていただきましたが、非常に条件が厳しくなっておりますので、必要な手続、対応をした上で、活用できる部分につきましては活用していくように努めてまいりたいと思っております。その結果、平成32年度までに全て終わるかといいますと、部分的に地道にではありますが返されておられる方もありますので、その方が平成32年度までに返せるかどうかというのは非常に不透明な部分がありまして、なかなかその年度で全てが終了するということにはならないだろうと考えております。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 終わります。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第8号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第9号 ○議長(井上信一郎君) 日程第6、議案第9号、平成27年度北栄町下水道事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  4番、山下昭夫議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 1点お伺いしたいと思います。  10ページに利子で2億3,400万円ですか、あるですけども、これは今までのずっと積み重ねの借り入れの利息ですか。合計が、ことし返さないけん……。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 山下議員の御質問にお答えいたします。  2億3,476万7,000円、これは平成27年度にかかる利息と、1年間の利息ということでございます。利息につきましては、毎年毎年その利息の残高に応じてかかります。平成26年度の返済したもの、それから平成26年度に新たに借り入れたもの、その残高が平成27年度の期首の残高となりますので、それに対しての1年間の利息が2億3,400万円ということになります。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) それはわかるわけですわ。それでね、北栄町の公共下水道条例の一部を改正する条例の制定に対する附帯決議の中で3番目に、起債の償還条件の見直しに努めることって書いてあるので、これはこの中のどういうことを言っとるわけですか。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 山下議員の再度の御質問にお答えいたします。  料金改定に係る下水道条例の改定をお認めいただいたときに、あわせて附帯決議をいただきました。その中に、議員御指摘のとおり、借りかえのことについての附帯決議をいただいております。これは、現在借りております金利の中で、4%程度の金利の起債がございます。以前は6%なり5%、そういったものの金利については、以前、合併してから借りかえをして、安い金利のものになって、負担が減った経過がございますので、今ある4%程度の金利の起債のものについて、県なり大蔵なりというところに働きかけて、借りかえをするようなことを申し入れるようにということの意味だと考えております。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 大体初めから改良区なんかでもこういうのがあったので、借りかえて返されよったです。でないかと思っとったですわ。それでね、そういうことに対してやはり努力というか、これは平成25年のですね。その後、努力されたのかどうなのか、ちょっと聞かせてください。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 平成26年度の起債の申し入れ、ヒアリング等につきまして、そういった旨の申し出といいますか、問い合わせをいたしたところでございますが、現在については該当はできないということの回答でございました。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) そういうことでしょうけども、毎年毎年7億円ぐらい一般会計から振り込まれると。それで一般質問とかで言ったですけど、120何億円もまだ残っていると。このような状況をいつまで続けていかれるのか。打開策というか、そういうことも考えておられるのか。平成25年に料金改定されたですな。15.7%、消費税分をということで、12.7%だったですか。改定されたですけどね、やはりそういうことで、もうこれからずっとこの状況を続けていかれるのか。または料金改定も視野に入れておられるのか。町長、その辺、どのように思っておられますか。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) かなりたくさんの起債もまだ残っております。120億円からの起債が残っておるわけであります。その中には議員仰せのとおりに若干高い金利のものもあるということでありまして、今以上の高いものはもう既に借りかえしておるわけでありますが、今もちょっと4%台というのもあるわけでありますので、借りかえできるかどうか、さらに要望してまいりたいなと思っております。そうすることによって金利が減る。そして一般会計からの繰り入れも減ってくるだろうと、こう思いますので、そういう取り組みを進めていくということでしてまいりたいなと思っておるところであります。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) それでね、一般質問のときも言ったですけどな、やはりこういう高い金利がある。そういうものに対して、太陽光なり、そういうことに使われるんじゃなくて、こういうところに使ってほしいなと。あそこではちょっと言い漏らしたですけど、やっぱりそういう姿勢が欲しいと。町長に。
     ここに毎日新聞のきのう、3月17日の分ですわ。消滅可能性市町村、これが896自治体あるということですわ。北栄町も入っとるかどうなのか私は知りませんよ。でもね、負債がこれだけあるということは、多分これからずっと少子化、2050年、県下で40万人ぐらいになる。その辺の町長の姿勢ですが。そういうものを視野に入れて考えならないけんということですわ。つまり今の状況の中での人口の問題で捉えておられるからおかしなってくる。ここにも(元総務大臣)増田さんも言っておられるけど、やっぱりこれからも町政全般を、これからの将来のことも、きのうも一般質問があった。それは環境、いいことですわいな。金のないもんがそがなことできるわけないでしょう。何遍も同僚議員は言っておられるでしょう。きょうの質問でも。身の丈の合ったような政治をというか、町政をしてくださいと。そうしないと、この890何ぼの中に入るわけ、入っとるかもわからんですよ。そういうことがおかしいでないかということを言っとるわけですわ。ですから、これから地方創生。地方創生といったって、いい考えが出てくるわけないでしょう。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員、発言の途中ですが、ただいまは下水道事業の特別会計についてですので、その件に関して簡潔に質問をお願いをいたします。 ○議員(4番 山下 昭夫君) はい。  これからこの下水道事業に対してどのような考えをしておられるか。やっぱりそういうことを、風車でもうかった金をそっちのほうにつぎ込むのか。このような状況をいつまでも続けられるのか。その辺のことをちょっと聞かせてください。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 下水道事業につきましては、たくさんの起債があるわけでありますので、これを何とか減らしていかなければならないというのは、これは周知のことであります。この予算書を見ていただきますと、来年度末には112億円ということで、平成25年度に比べまして10億円ぐらい減っていくわけでありますが、先ほど言われましたように、そういう起債の返還をしていくとか、あるいはもっと経費を削減するように取り組んでいくとか、いろいろ考えていきたいなと思っておりますが、いずれにしても返済していかなければならないものであります。長期にわたるわけでありますが、そういう経費の見直しをしながらしていきたいなと思います。風力発電のものをこのまま入れるかということになれば、今後また検討しなければならないだろうと、こう思っておりますが、現在のところではそういう一つの会計の中で精査をしながら取り組んでいくということで答弁をさせていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) あたり一辺倒の回答、普通でしたら100点でしょうけど、そうはいかないですわな、今の世の中は。もうちょっと真剣に考えてほしいということをお願いして、私の質問を終わりますわ。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第9号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第10号 ○議長(井上信一郎君) 日程第7、議案第10号、平成27年度北栄町農業集落排水事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第10号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第11号 ○議長(井上信一郎君) 日程第8、議案第11号、平成27年度北栄町風力発電事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  4番、山下昭夫議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 5ページの、説明されたかどうかわからんですけど、工事請負費の風車修繕費というのは、1億8,000万円、これは点検だったですかいな。その辺のちょっと説明をお願いしたい。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡地域整備課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 山下議員の御質問にお答えいたします。  15節の工事請負費、風車修繕工事請負費の中身についてでございますが、維持管理の中で出てきた修繕だとか、それから点検で見つかった修繕を工事するものでございます。予定としておりますのは、ブレードの羽根の傷がついたものの修繕だとか、タワーの中の温度を、夏場50度近く上がりますので、そういったものを低くすることで、中の電子機器の寿命を延ばすためのファンを直すものだとか、あとは変圧器やキュービクル、そういったものの各種工事の請負費でございます。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) それでね、8ページに3億6,800万円、当該年度残るわけです。大体今まで何年かかったですかいな、これ。風車建てられて何年ぐらいになったですかな。 ○議長(井上信一郎君) 吉岡課長。 ○地域整備課長(吉岡 正雄君) 今年度で9年、来年で10年になります。 ○議長(井上信一郎君) 山下議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) それでね、何を言いたいかといいますと、大体耐用年数近くになれば、償還が近くになれば、大体点検なんかでも皆事故が余計起こる。風車でもうかっとる、もうかっとると言われるけどね、やっぱりそういうことをちゃんと頭の中に入れてもらって、管理してもらわないけんですわ。  それからね、いつか質問が出とったでしょう。撤去費。やはり普通のものでないでしょう。1基が1億5,000万円だか何ぼだかかかるというようなことを言っておられましたな。町長、そういうことも考えて、物事はやはりそういうぐあいに、町長、持っていかれないと、890何ぼの中に、消滅自治体、入っとるって、今、後ろのほうから言われましたけどな、そういうようなことが考えられるわけですわ。やっぱりもうちょっと厳しく。きょうも質問が出とったですけど、やはり身の丈の合ったような町政をしてください。要望しておきますわ。要望でなしにお願い。 ○議長(井上信一郎君) 松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 風力発電ですが、耐用年数が一応20年と言われておりますが、来年度がちょうど10年になるということで、半分を迎えるというようなことであります。やはり機械ですから劣化しますから、交換とか、あるいは修理もかかるだろうと思っておりますが、そういうメンテナンスを今十分しながらやっておりまして、この風力発電については今のところ順調にいっておるというようなことであります。  撤去費のこと等についても、もう既に基金等もありますし、また、これからもまた基金を積み立てていくということになろうかと思いますが、十分にこれは精査しながらやっておるというようなことでございます。  896の自治体に入っておるとか入っておらんとかいうようなことがあるわけでありますが、あれはこのままいったら、何もしなかったらこうなるというようなことでありまして、北栄町も一生懸命やっておりますし、身の丈に合ったことでやっておると、こう私は思っておりますので、そういう限られた予算といいますか、財源の中でそういう事業をやっておるということでございますので、心配されずに堂々とやっていただければいいと思います。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 以上です。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第11号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第12号 ○議長(井上信一郎君) 日程第9、議案第12号、平成27年度北栄町栄財産区特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第12号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第13号 ○議長(井上信一郎君) 日程第10、議案第13号、平成27年度北栄町合併処理浄化槽事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第13号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第14号 ○議長(井上信一郎君) 日程第11、議案第14号、平成27年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。  3番、池田捷昭議員。 ○議員(3番 池田 捷昭君) この予算書の中に他会計繰入金というのがここだけあるですね。それでこの間、総務委員会で言ったら、これは訂正事項だということですので、訂正してください。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 先回の総務委員会で池田議員からもお話がありました。項のところで「他会計繰入金」となっております。担当課長からも、自治法の施行規則では他会計繰入金となっているそうでございますが、他会計というのは、それこそ今、ずっと会計がいろいろありました。どこから入っておるかわからないということがありますので、ほかのところは全て一般会計としておりますので、「一般会計繰入金」と訂正させていただきます。来年度以降は一般会計繰入金ということでやらせていただきます。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第14号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第15号 ○議長(井上信一郎君) 日程第12、議案第15号、平成27年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第15号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第16号 ○議長(井上信一郎君) 日程第13、議案第16号、平成27年度北栄町水道事業会計予算を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第16号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第17号 ○議長(井上信一郎君) 日程第14、議案第17号、北栄町附属機関条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第17号の質疑を終わります。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第15 議案第18号 ○議長(井上信一郎君) 日程第15、議案第18号、北栄町いじめ問題調査委員会等設置条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  2番、田中精一議員。 ○議員(2番 田中 精一君) 今回、いじめ問題調査委員会等設置条例ということで、設置管理条例ではありませんからこういうことになるのかなと思いつつでございますが、実はこれを見てますと、ここの中に2つの委員会が設置をされます。一つはいじめ問題調査委員会ということで、これは教育委員会が担当すると、もう一つは検証委員会ということで、2つの委員会を設置するということになっておりますが、法律を見ると、それぞれ条文がありまして、調査をし、重大事件等が発生すれば行政の長に、町長に報告をし、検証委員会が動くということになっておりますけども、この条例案だけ見るとそのあたりが見えません。  さらにもっと言いますと、検証委員会が動くと議会に必ずその結果を報告しなければならないという、法でいきますと30条の3項というのもございます。そのあたりがこの文案では全然見えないわけでございますが、この辺はどうでしょうか。  さらにもう一つ言いますと、もともと法律では、検証委員会は、法律では30条の第2項でしたかね、調査を行うことができる、できる規定とかになっております。できる規定ですが、ここの条例案では設置をするということになっております。そのあたりの、要は調査委員会と検証委員会のつながりがなかなかこの条例案では見にくいということになりますが、その辺はどうなんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 田中議員の御質問でございます。  法律では重大な事態ということで、じゃあ重大な事態はどういうもんだというところもございます。一つには、児童等の生命、心身または財産に重大な被害を生じた疑いがあるときと、あるいはその児童が相当の期間、学校を欠席することを余儀なくされている疑いがあるというようなことが法律には書いてございます。ここは議員も御理解のところでございます。  その中で、この調査委員会は、学校ではいじめの問題については、既に学校でいじめ問題、ちょっと正式名称はわかりませんけど、すぐ対応できるような機関といいますか、それはつくっておるようでございます。その中で、報告を受けたいじめの調査委員会が調査をしていくと。と同時に、それが重大であるということであれば、検証委員会も設置することが望ましいということでございます。ですから例えば先ほどのつなぎという面でいいますと、調査委員会が報告をして、それからそれを判断して検証委員会をつくるということではなくて、重大な事態が発生したら検証委員会はもう既に立ち上がっておるぐらいの勢いだということで私は理解しております。ただ、条例でそこまでは、つなぎのところは確かに見にくいところがございます。その辺は、先ほどの設置できるとか、そういうところも法律と合わせながら対応していきたいと思っております。そういうところで連携をとってやっていくということを考えております。 ○議長(井上信一郎君) 田中議員。 ○議員(2番 田中 精一君) もとの親の法律があるわけですから、それに従ってやっていけばいいわけですが、じゃあ何のために条例をつくるかということになりますので、もう少し条例が詳しくあればなと。例えば法律がなかなか見えない人にあっても、この条例を見れば大体流れがわかるというふうになるのが僕は本筋だろうと思います。先ほど言いましたように、必ず検証委員会を開いた場合には議会に報告義務があるということで法律には明記してありますが、そこらも全然こちらには書いてないと。条例には。法律に書いてあるからいいと言われればそれまでかなと思いますけども、そこらはどうなんですか。やっぱり議会に報告するぐらいの条文はあってしかるべきだろうと思いますが、どうでしょうか。法律では30条の第3項にちゃんとしなければならないとなってますけど、どうでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 確かに条例で全て書いていくということもあるかと思います。ただ、ほかの条例についても、法律を全て書いているというところではございません。この条例と、そして大もとになっているのはもちろん先ほど言われたいじめの防止対策推進法、30条のところにしっかり書いてございます。議会への報告も書いてございます。その辺は読みながらやっていくというぐあいに大体この条例というのはなっておると私は理解しておりますので、そういうことでございます。 ○議長(井上信一郎君) 田中議員。 ○議員(2番 田中 精一君) 見解の相違でしょうけども、僕は納得できませんけども、これ以上やってもいけませんので、これで終わりますが、やはり町のもとになるのは条例でございますから、もうちょっと丁寧な条例のつくりをしていただいたほうが、後々これを見ながらでも運用できるかなと思いますので、これはこれとして、もうこれ以上言いませんが、ちょっとその辺が納得できません。以上です。答弁はようございます。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第18号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第19号 ○議長(井上信一郎君) 日程第16、議案第19号、北栄町地域包括支援センターにおける包括的支援事業の実施に係る人員等に関する基準を定める条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第19号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第20号 ○議長(井上信一郎君) 日程第17、議案第20号、北栄町指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第20号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第21号 ○議長(井上信一郎君) 日程第18、議案第21号、北栄町鳥獣被害対策実施隊の設置に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第21号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第22号 ○議長(井上信一郎君) 日程第19、議案第22号、北栄町おためし住宅の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第22号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第23号 ○議長(井上信一郎君) 日程第20、議案第23号、北栄町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第23号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第24号 ○議長(井上信一郎君) 日程第21、議案第24号、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  5番、前田栄治議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) 24号の、教育長の報酬のところはいいんですけども、29ページですね、今まで教育委員長だった、5万3,000円とありますけども、3万5,800円に変わると。でも当分の間は兼務をされるということなんですけども、ここの説明をもう一度お願いしていいですか。 ○議長(井上信一郎君) 西村教育総務課長。 ○教育総務課長(西村 文伸君) 前田議員の御質問にお答えいたします。  29ページの改正前でありましたら、委員長と委員が別にくくってあると、改正後は教育委員というくくりでなっているということでございます。これについては、新法によりますと、新教育長という形になりまして、教育委員長というものがなくなります。したがって、現在、現行の教育委員長は教育委員という形になりますので、こういうくくりになるわけでございます。ただ、本町の場合が教育長が任期中については特例により在職するということでございますので、これは任期中は適用はしないと、旧法を適用するということでございます。 ○議員(5番 前田 栄治君) 第2条の2というとこ。わかりました。 ○議長(井上信一郎君) よろしいですか。  そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第24号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第25号 ○議長(井上信一郎君) 日程第22、議案第25号、北栄町光ファイバーネットワーク施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第25号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第26号 ○議長(井上信一郎君) 日程第23、議案第26号、北栄町防災行政無線連絡施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第26号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第24 議案第27号 ○議長(井上信一郎君) 日程第24、議案第27号、北栄町行政手続条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  13番、長谷川昭二議員。
    ○議員(13番 長谷川昭二君) ちょっと条文の理解がなかなかできないものでお尋ねをしたいと思います。  36条の2と3ですか、ここの理解というのは、行政指導を受けた側が不服として中止を求めるということが書かれていると思うんですけれども、その手続も含めて、それから、それに対して38ページですね、36条の3で、当該町の機関は、第1項の規定による申し出があったときは必要な調査を行い、当該行政指導が当該法律または条例等に規定する要件に適合しないと認めるときは、行政指導の中止その他必要な措置をとらなければならないとあるんですけれども、この行政指導を行った当局が中止を求められて、みずからその中止の求めが正しいかどうか判断するというのは、実務のやり方としては何か不合理な感じがするんですけども、果たしてきちっと公平にやれるんだろうかという思いがあるんですけども、これは第三者機関によって判断されるべきではないかと思うんですけれども、その点についてはどういうふうになっているんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋総務課長。(「ちょっと休憩下さい」と呼ぶ者あり)  しばらく休憩いたします。(午後4時39分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後4時41分再開)  会議時間は、会議規則第9条第1項の規定により、午後5時までとなっておりますが、時間内に終了しそうにありませんので、会議規則第9条第2項の規定により、会議を延長します。これに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、会議時間を延長することに決定いたしました。  しばらく休憩いたします。(午後4時42分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後4時55分再開)  答弁を求める前に、皆様にお知らせいたします。  本定例会の議事録署名議員であります14番、津川俊仁議員から中退届が出ましたので、会議録署名議員の追加指名を行います。  会議規則第125条の規定により、議長において、2番、田中精一議員を指名いたします。  では、答弁を求めます。  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) 38ページの36条の第2項あるいは第3項からの文面でございますが、2項のところで申し出を書面で行っていくと、そして今質問のありました第3項のところで、町民さんなりが最初に行った行政指導が不服だということで、書面でそれを撤回してくれと、中止してくれということで、その1回受けたものは、ここに書いてあるとおりでございまして、当該町の機関ということで、町が受けます。それで、申し出があったときは必要な調査を行いということで、ここで町が、町みずからということになるとは思いますが、ここで一度担保をとって、すぐこれは違いますよと、こう返すのではなくて、必要な調査を行い、その調査の結果をもとに再度町がその判断を下していくということで解釈をしております。以上でございます。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 終わります。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第27号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第28号 ○議長(井上信一郎君) 日程第25、議案第28号、北栄町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第28号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第26 議案第29号 ○議長(井上信一郎君) 日程第26、議案第29号、北栄町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第29号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第27 議案第30号 ○議長(井上信一郎君) 日程第27、議案第30号、北栄町税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第30号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第31号 ○議長(井上信一郎君) 日程第28、議案第31号、北栄町立認定こども園設置条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第31号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 議案第32号 ○議長(井上信一郎君) 日程第29、議案第32号、北栄町児童館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第32号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第30 議案第33号 ○議長(井上信一郎君) 日程第30、議案第33号、北栄町隣保館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第33号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第31 議案第34号 ○議長(井上信一郎君) 日程第31、議案第34号、北栄町介護予防事業介護保険地域支援事業手数料の徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第34号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第32 議案第35号 ○議長(井上信一郎君) 日程第32、議案第35号、北栄町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第35号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第33 議案第36号 ○議長(井上信一郎君) 日程第33、議案第36号、北栄町健康福祉センター等の設置及び管理に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第36号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第34 議案第37号 ○議長(井上信一郎君) 日程第34、議案第37号、第6期北栄町介護保険事業計画高齢者福祉計画の策定についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
                       〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第37号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第35 議案第38号 ○議長(井上信一郎君) 日程第35、議案第38号、倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第38号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第36 議案第39号 ○議長(井上信一郎君) 日程第36、議案第39号、財産の無償譲渡についてを議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第39号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第37 議案第48号 ○議長(井上信一郎君) 日程第37、議案第48号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についてを議題とし、本日は説明と質疑のみにとどめておきます。  提案理由の説明を求めます。  松本町長。 ○町長(松本 昭夫君) 議案第48号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定について提案理由を申し上げます。  北栄町江北にある公設防犯灯のふぐあいにより、周辺世帯の電化製品へ悪影響を及ぼすなどの損害を与えました。この件について和解し、損害を賠償するため、地方自治法第96条第1項の規定により、議会の御議決をお願いするものでございます。  詳細につきましては総務課長に説明させますので、慎重に御審議の上、御議決いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(井上信一郎君) 詳細説明を求めます。  手嶋総務課長。 ○総務課長(手嶋 俊樹君) お手元の議案書、平成27年3月18日提出の分で追加議案でございます。2ページで、議案第48号でございます。  この件につきましては、3月4日の全員協議会でも詳しく御説明をさせていただきました。ちょっと順番が逆になりますが、3番目のところから、事件の概要ということで、去年です。平成26年8月12日、ちょうど盆前でした。そのころから9月9日にかけて、北栄町江北480番地1にある防犯灯のふぐあい、このふぐあいということでございますが、電気がつきっ放しになったり、あるいは点滅したりということで、それを繰り返していたということでございます。そしてその周辺の世帯、5世帯でございますが、例えばIHクッキングヒーターが使えなくなったりとか、蛍光灯がちかちかしたりとか、そういうことがございました。  そこで、そこに書いてあります、1、和解の相手方及び損害賠償額ということで、和解の相手方の住所、氏名、書いてございます。──様、そして──様、──様ということで、それぞれ1万8,009円、1万3,528円、1,213円、──様にはIHクッキングヒーターの基盤の交換と、そして──様には、ライスターという工具があるんですが、それのふぐあいでございます。それから、──様には蛍光灯の修理ということで、それぞれそこの額相当を損害賠償するということで、和解をさせていただいております。私、さきに5世帯と言いました。あとの2世帯の方につきましては、和解というか、お話の中で、実際蛍光灯の調子が悪いとかということはございましたが、賠償額はなしということで話はついてございます。合計3万2,750円ということでございます。  2番、和解の要旨でございます。和解の相手方に対して損害賠償金を支払うということで、このたび議会の議決を求めるものでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 説明が終わりましたので、これより議案第48号、損害賠償に係る和解及び損害賠償の額の決定についての質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第48号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第38 議案第40号 ○議長(井上信一郎君) 日程第38、議案第40号、平成26年度北栄町一般会計補正予算(第9号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。  なお、質疑に当たっては、必ずページ数をお示しください。  14番、津川俊仁議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) 25ページをお願いします。農林水産業費、6目担い手育成支援費でございます。350万円の減額です。担い手支援定額給付金ということで、説明の中で、青年給付就農支援事業の減額だと伺いました。この背景はといいますか、この事業は年間150万円の新規就農者に対して5年間の生活の支援、生活の保障がある。その中にあって、その条件が、新規に事業を行っていただいて、その事業が年収250万円を超えた時点で150万円が減額されるというふうなことで、この350万円の原資になっているというふうに伺ってます。そのことの確認と、その内容はどのような内容だったのか。そのようなお話を伺うに当たって、一つの新規就農の方の成功事例だと私は感じたんですが、そのような理解でいいのかどうか、質問いたします。 ○議長(井上信一郎君) 手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 津川議員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、この方の背景でございますが、47歳の男性でありまして、湯梨浜町はわい長瀬在住の方でいらっしゃいます。就農につきましては3年目を迎えます。就農地につきましては、北栄町田井でブロイラーの飼育、いわゆるひなから養鶏を行いまして、食用として出荷する、採卵はない飼育でございます。就農年月は平成24年の12月であります。平成21年7月から平成24年12月までは御親戚のもとでブロイラー生産の研修を受けておられました。研修終了と同時にその親戚より経営を引き継ぎ就農をしたという格好でございます。現在は、米久おいしい鶏株式会社と若鶏の生産業務に関する契約を締結しまして、年間5から6回転の頻度で出荷をしております。平成25年の所得から250万円を超えることになりまして、現在給付を停止しているという状況でございます。就農開始より5年後の所得目標は1,000万円で、これまで5度の就農状況の確認会を行いましたが、大きな大過もなく、経営は順調であると思われます。順調である背景は、鳥インフルエンザとか、子豚がPEDという下痢をする伝染病ですとか、牛豚の口蹄疫といった形で、食肉が全体的に高騰する中で、そういったものが背景となって後押ししているというような形です。現在9棟の鶏舎を経営をしておられまして、給付金が終了した後、平成25年の所得でございますが、給付金と合計いたしまして865万円の所得を得られておられるという形でございまして、平成26年の所得については、現在申告をしておられた後でございますので、まだ確認は終えておりませんが、本人の意欲、所得目標1,000万円というところを目指して頑張っておられるというところでございます。  やはりこの方の大きな強みだったのは、初期投資となります施設が親戚の方からお譲りいただけたということが大きな要因であったろうと思いますし、その後の経営の追い風というのも大きかったのではないかと。いわゆる契約栽培ではないですが、契約がしっかりと販路を確保しておられたということが大きな飛躍につながったのではないかと思っております。  今回については養鶏ではございますが、そのほかにも青年就農給付金については、たくさんの方がこの給付を受けながら、就農を目指して頑張っておられます。こうした形で給付金を停止したことによって、農業への大きな励みになるものと考えておりまして、ほかの農産物等でもこうした方を後追いして、どんどん追いかけて頑張っていただける農家が力強く育っていけばありがたいなと期待しているものでございます。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員。 ○議員(14番 津川 俊仁君) すばらしい経営状況のお話を伺いました。ただ、350万円の減額補正でございますので、先ほどの説明では恐らく150万円の減額の説明だったと思います。成功事例としての説明はよくわかりましたし、今後もまたすばらしい後継者がどんどん就農していただけたらと思うんですが、350万円の明細についてもお知らせください。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 済みません。ちょっとお時間いただけますか。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後5時13分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後5時15分再開)  手嶋課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 大変申しわけございません。手元に資料がございませんので、調べて後ほど御回答させていただきたいと思います。 ○議長(井上信一郎君) よろしいでしょうか。 ○議員(14番 津川 俊仁君) はい。質問はしません。             〔14番 津川俊仁君退場 午後5時15分〕 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。  11番、油本朋也議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) 済みません。32ページをお願いします。9款5項3目すいか・ながいもマラソンの件で、14節、AED賃借料、これ△の1万7,000円上がっております。たまたまですかね、私が先ほどの予算書で質問しましたリース料、来年度予算1万7,000円でございますが、これは一体どういうふうに解釈すればいいんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 杉本生涯学習課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) 油本議員の御質問にお答えします。  平成26年度の場合は、業者さんから無償で提供したいという申し出があったということで、結果的にお金がかからなかったと確認をしております。 ○議長(井上信一郎君) 油本議員。 ○議員(11番 油本 朋也君) ことしはまだないんですね、そういうのがね。 ○議長(井上信一郎君) 杉本課長。 ○生涯学習課長(兼)中央公民館長(杉本 裕史君) いろいろな理由もあろうかと思いますので、平成27年度が同じようにできるかどうかはわかりませんので、予算は計上させていただいているということです。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。  7番、宮本幸美議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 21ページの臨時福祉給付金についてでございます。説明によれば、現在850万円のお金が、残金が残ったわけですけど、77%の皆さんしかお渡しができてない。いろいろ検討されたと思うんですけども、主にどういう理由なのか、もう一度詳しくお伺いします。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田福祉課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 宮本議員の御質疑にお答えします。  以前の行政報告会でも個別に申請がまだの方には督促をするようにしたらどうかということもございましたが、まずは皆さん該当される人には通知をしているというところで、周知はできているということでしたので、個別に連絡するということはしておりませんが、町の放送でありますとか広報、それから民生児童委員の定例会におきましては、申請の時期が迫ってきましたので、もし何か地域でそういうような、何だか来とるけど何だろうかと言われるような高齢者の人にはちょっと気をつけて、教えてあげてくださいというようなことでしまして、そもそも申請主義ということですので、できるだけの努力はしましたが、こういう結果だったということでございます。 ○議長(井上信一郎君) 宮本議員。 ○議員(7番 宮本 幸美君) 確かにそういう話をして、私個人としてもそういうお話をしました。そんなもんが、案内があっただかえとかいう、二、三件ぐらい話の中ではありました。それもこういう結果になったんですけども、これから先、またこういう制度があると思いますので、十分これから検討して、こういうことのない、せっかくの給付金ですから、皆さんのもとに届くように努力していただきますように、最後。 ○議長(井上信一郎君) 鎌田課長。 ○福祉課長(鎌田 栄子君) 申請漏れがないように努力したいと思います。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 議案第40号については、答弁保留がございます。後ほど御回答いただきますので、よろしくお願いいたします。  以上をもって議案第40号は、質疑の一部を残して終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第39 議案第41号 ○議長(井上信一郎君) 日程第39、議案第41号、平成26年度北栄町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第41号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第40 議案第42号 ○議長(井上信一郎君) 日程第40、議案第42号、平成26年度北栄町介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。
                       〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第42号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第41 議案第43号 ○議長(井上信一郎君) 日程第41、議案第43号、平成26年度北栄町下水道事業特別会計補正予算(第6号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 以上をもって議案第43号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第42 議案第44号 ○議長(井上信一郎君) 日程第42、議案第44号、平成26年度北栄町風力発電事業特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第44号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第43 議案第45号 ○議長(井上信一郎君) 日程第43、議案第45号、平成26年度北栄町栄財産区特別会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第45号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第44 議案第46号 ○議長(井上信一郎君) 日程第44、議案第46号、平成26年度北栄町大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第3号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第46号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第45 議案第47号 ○議長(井上信一郎君) 日程第45、議案第47号、平成26年度北栄町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題とし、本日は質疑のみにとどめておきます。  これより本案に対する質疑を許します。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、以上をもって議案第47号の質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第46 平成26年請願第3号 ○議長(井上信一郎君) 日程第46、平成26年請願第3号、「治安維持法犠牲者国家賠償法」の制定を求める意見書提出の請願についてを議題といたします。  総務常任委員会委員長より審査の結果の報告を願います。  2番、田中精一委員長。 ○総務常任委員長(田中 精一君) 平成26年請願第3号の審査の報告をいたします。       ───────────────────────────────                                   平成27年3月18日  北栄町議会   議長 井 上 信一郎 様                                 北栄町議会総務常任委員会                                  委員長 田 中 精 一                   請願審査報告書  本委員会に付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、平成26年請願第3号。付託年月日、平成26年12月9日。件名、「治安維持法犠牲者国家賠償法」の制定を求める意見書提出の請願。審査の過程、平成26年12月11日、委員会審査、平成27年3月12日、委員会審査。審査の結果、採択すべきもの。委員会の意見。治安維持法が政治的自由の弾圧と人道に反する悪法であったことは、ポツダム宣言を受諾し廃止されたことからも明らかであり、国において、「治安維持法犠牲者国家賠償法」(仮称)を制定し、速やかにこの法の犠牲者となった方へ、謝罪と賠償を行うことは当然である。措置、政府及び国会に意見書を提出。以上であります。 ○議長(井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより平成26年請願第3号、「治安維持法犠牲者国家賠償法」の制定を求める意見書提出の請願に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 質疑を終わります。  これより討論に入ります。ございませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 討論がないようですので、採決を行います。  本請願に対する委員長報告は、採択です。  本請願は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 御異議なしと認めます。よって、平成26年請願第3号は、委員長報告のとおり採択することに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第47 平成27年陳情第1号 から 日程第49 平成27年陳情第4号 ○議長(井上信一郎君) 日程第47、平成27年陳情第1号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情から日程第49、平成27年陳情第4号、教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準備に関する陳情についてまで、以上3件の陳情を一括議題といたします。  教育民生常任委員会委員長より審査の結果報告を願います。  8番、町田貴子委員長。 ○教育民生常任委員長(町田 貴子君) 陳情審査の報告をいたします。       ───────────────────────────────                                   平成27年3月18日  北栄町議会   議 長 井 上 信一郎 様                               北栄町議会教育民生常任委員会                                  委員長 町 田 貴 子                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、平成27年陳情第1号。付託年月日、平成27年3月9日。件名、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情。審査の経過、平成27年3月12日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見。最低保障年金制度は必要であるが、全額国庫負担とするための財源の確保ができていない。また、マクロ経済スライドを廃止すると、将来、年金を支える現役世代の負担が重くなる。また、少数意見といたしまして、年金の削減は、地域経済と地方財政に大きな打撃を与え、また、生活を支える大切なものであるため、削減すべきではないので、採択すべきとの意見もありました。措置はなしです。       ───────────────────────────────                                   平成27年3月18日  北栄町議会   議 長 井 上 信一郎 様                               北栄町議会教育民生常任委員会                                  委員長 町 田 貴 子                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、平成27年陳情第3号。付託年月日、平成27年3月9日。件名、中学校で使用する歴史・公民教科書の採択基準に関する陳情。審査の経過、平成27年3月12日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見。現行の教科書採択基準で問題はないと考えている。措置はなし。       ───────────────────────────────                                   平成27年3月18日
     北栄町議会   議 長 井 上 信一郎 様                               北栄町議会教育民生常任委員会                                  委員長 町 田 貴 子                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、平成27年陳情第4号。付託年月日、平成27年3月9日。件名、教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準備に関する陳情。審査の経過、平成27年3月12日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見。4月より総合教育会議が設置され、教科書採択についても十分な協議が行われることが決まっているため。措置はなしでございます。以上です。 ○議長(井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより平成27年陳情第1号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情に対する質疑を許します。  5番、前田栄治議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) この陳情文書を読ませていただきますと、物価が上がればそれに応じて年金を引き上げる物価スライドの制度がありますと書いてある。でもその制度を無視して、マクロ経済スライドが本格的に働き始めようとしておりますと書いてありますね。今までは経済が非常に悪くて、でも今はデフレ脱却ということで、賃上げとかもなっていって、物価も上昇しつつあるというときに、最低年金保障のところの、物価スライドの制度があったら普通は上がるんですね。だけどマクロ経済スライドということになると、上がっても、それを無視して下げちゃうというところに関しては、委員会ではどういう意見が出たんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 町田委員長。 ○教育民生常任委員長(町田 貴子君) 委員会の意見としましては、先ほど言いましたように、少数意見ですけれども、年金の削減は地域経済と地方財政に大きな打撃を与えるし、また生活にとって大切なものであるので、物価スライドを併用した、そういうものを採用して、採択すべきだという意見も少数意見でありました。ところが、何人かの方は、物価スライドでずっとこれまでどおり計算していくと、やはり若い人、支える人が減ってますね。そちらにすごく影響があるので、そのことも考えないといけない。やっぱりマクロ経済スライドを廃止すると現役世代の方が支え切れなくなるのではないかなという意見でした。 ○議長(井上信一郎君) 前田議員。 ○議員(5番 前田 栄治君) わかりました。委員会の意見としてはわかりましたけども、普通に考えると、物価が上がって年金が下げられちゃうと大変なんですね。そのために、物価が上がったときは物価スライドで年金も上げましょうという制度だと思うんですけど、それを無視してマクロスライドをするということは、ちょっと矛盾しているんじゃないかなと思うんですね。それを委員会でその辺の検討をされて、人数がどうしても、委員長はあれですから、わかりますけども、ここは僕は普通はここを取り上げて、意見書を出すところに、全額国庫負担の最低保障年金制度は、これは無理だと思うんですけどね、普通だったら2番を削って意見書を出すのが普通かなとは思うんですけども、その辺の2番を削って意見書を出したらというような意見はなかったんですか。 ○議長(井上信一郎君) 町田委員長。 ○教育民生常任委員長(町田 貴子君) その意見はありませんでした。 ○議員(5番 前田 栄治君) わかりました。ならいいです。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。  4番、山下昭夫議員。 ○議員(4番 山下 昭夫君) 委員会で何だか、質疑がないだか何だかって言いなったけえ。それはそれとしていいですけどね……。 ○議長(井上信一郎君) しばらく休憩します。(午後5時35分休憩)       ─────────────────────────────── ○議長(井上信一郎君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午後5時36分再開)  4番、山下昭夫議員は教育民生常任委員会の委員でございます。質疑はできませんので。よろしいでしょうか。 ○議員(4番 山下 昭夫君) はい。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) ないようですので、質疑を終わります。  次に、平成27年陳情第3号、中学校で使用する歴史・公民教科書の採択基準に関する陳情に対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 質疑を終わります。  次に、平成27年陳情第4号、教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準備に関する陳情についてに対する質疑を許します。ございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 質疑を終わります。  これより平成27年陳情第1号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情に対する討論に入ります。  まず、平成27年陳情第1号に賛成の方の発言を許します。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 私は、陳情第1号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情を採択することに賛成の立場で討論を行います。  安倍内閣のもと、特例水準の解消という名目で、2013年12月振り込み分から1.0%、2014年6月振り込み分から0.7%、合わせて1.7%の年金削減が強行されました。自公民の3党合意に基づくものであります。その結果、月10万円の年金の人は額面でも9万8,300円に下がっています。しかも、今、高齢者の家計は、消費税増税やアベノミクスによる物価上昇の直撃を受けています。現役世代の実質賃金と同じように物価値上がり分を考慮した実質年金額を計算すると、安倍内閣が成立した2012年12月との比較で、2014年9月時点の年金は6%の減少です。月6万4,000円の基礎年金なら4,000円、月10万円の年金額であれば6,000円の実質減、目減りです。安倍内閣は、来年度、物価の大幅上昇の中で、マクロ経済スライドを初めて発動させ、年金の目減りをさらに進める方針です。その上、物価が下がった場合にもマクロ経済スライドを発動させる新たな仕組みの導入や支給開始年齢の先送りなど、さらなる年金削減案も検討しています。まさに際限なき年金削減であります。  年金保険料の引き上げ、給付削減、支給開始年齢の先延ばしなど、歴代政権が年金制度の改悪を繰り返す中、国民の年金不信が広がっています。現役世代では、国民年金保険料の未納率が4割に達し、免除者や未加入者も含め、保険料を払っていない人、払えない人が1,000万人を超えるなど、制度の空洞化が進行しています。高齢者でも年金を1円も受給していない人が100万人に上り、国民年金の平均受給額が月5万円に満たないなど、無年金、低年金問題は深刻であります。安倍政権の際限なき年金削減は、高齢者の貧困をますます深刻化させ、年金なんて当てにできないという国民の年金不信を拡大し、年金制度の存立基盤を根底から掘り崩しかねません。年金削減政策を中止し、低額年金を底上げし、減らない年金、頼れる年金への転換を進め、最低保障年金の導入による無年金、低額年金問題の根本的解決を図るべきであります。  以上、理由を述べ、賛成討論といたします。 ○議長(井上信一郎君) 次に、平成27年陳情第1号に反対の方の発言を許します。  9番、斉尾智弘議員。 ○議員(9番 斉尾 智弘君) 9番、斉尾智弘でございます。私は、反対の立場で討論いたします。  年金制度では、高齢者が受け取る年金は、そのときの現役世代が納める保険料で賄われております。しかし、少子高齢化の急速な進展で、年金受給者がふえ、保険料を払う現役世代が減ったことから、保険料負担が年々上昇、支える側の不満は大きくなり、年金財政の悪化も避けられなくなり、2004年に年金改革が行われました。このときにマクロ経済スライドという仕組みが導入されました。これは、保険料の伸びに上限を設けるとともに、保険料収入など財源の範囲内で年金の支払いを調整する仕組みでございます。年金の種類を問わず、公的年金を受け取る全ての人に適用される、年金がしっかりと運営され、将来にわたって安定的に年金が受給できるような制度になっております。ここでマクロ経済スライドを廃止することは、現役世代に重い負担を負わせることになるし、年金制度が破綻するおそれがあります。また、全額税金で最低保障年金制度を実現することは、財源から見て現実的ではありません。  よって、反対討論といたします。 ○議長(井上信一郎君) 次に、賛成の方の発言を許します。ございませんか。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 次に、反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) ほかに討論はございませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は、平成27年陳情第1号についての採決を行います。  平成27年陳情第1号、年金削減の取りやめと最低保障年金制度の実現を求める陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(井上信一郎君) 起立少数であります。よって、平成27年陳情第1号は、不採択とすることに決定いたしました。  これより平成27年陳情第3号、中学校で使用する歴史・公民教科書の採択基準に関する陳情に対する討論に入ります。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 討論がないようですので、採決を行います。  本陳情に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は、平成27年陳情第3号についての採決を行います。  平成27年陳情第3号、中学校で使用する歴史・公民教科書の採択基準に関する陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(井上信一郎君) 起立少数であります。よって、平成27年陳情第3号は、不採択とすることに決定しました。  これより平成27年陳情第4号、教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準備に関する陳情についてに対する討論に入ります。ございませんか。                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(井上信一郎君) 討論がないようですので、採決を行います。  本陳情に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は、平成27年陳情第4号についての採決を行います。  平成27年陳情第4号、教科書採択改善のために、総合教育会議(設置)の準備に関する陳情についてを採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(井上信一郎君) 起立はございません。よって、平成27年陳情第4号は、不採択とすることに決定しました。             〔14番 津川俊仁君入場 午後5時51分〕       ─────────────・───・───────────── ◎日程第50 平成27年陳情第2号 ○議長(井上信一郎君) 日程第50、平成27年陳情第2号、地方自治法第124条以下及び国会法第79条以下並びに請願法について、日本国憲法第16条の請願権規定の趣旨に合致する形での改正を求める意見書の提出を求める陳情についてを議題といたします。  議会運営委員会委員長より審査の結果報告を願います。  7番、宮本幸美委員長。 ○議会運営委員長(宮本 幸美君)       ───────────────────────────────                                   平成27年3月18日  北栄町議会   議 長 井 上 信一郎 様                                 北栄町議会議会運営委員会                                  委員長 宮 本 幸 美                   陳情審査報告書  本委員会に付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条及び第95条の規定により報告します。       ───────────────────────────────  受理番号、平成27年陳情第2号。付託年月日、平成27年3月9日。件名、地方自治法第124条以下及び国会法第79条以下並びに請願法について、日本国憲法第16条の請願権規定の趣旨に合致する形での改正を求める意見書の提出を求める陳情。審査経過、平成27年3月11日、委員会審査。審査結果、不採択とすべきもの。委員会の意見。北栄町議会では、「陳情」についても「請願」と同じように処理しており、他議会についてはそれぞれで判断すべきである。処置、なし。以上でございます。 ○議長(井上信一郎君) 報告が終わりましたので、これより平成27年陳情第2号、地方自治法第124条以下及び国会法第79条以下並びに請願法について、日本国憲法第16条の請願権規定の趣旨に合致する形での改正を求める意見書の提出を求める陳情に対する質疑を許します。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 陳情の趣旨にある請願権について提起をされている。そうした問題点についての議論の状況はどうであったのでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 宮本委員長。 ○議会運営委員長(宮本 幸美君) 委員会の意見で述べましたとおりでございまして、陳情につきましても請願と同じように、本委員会は今までどおり、請願とか陳情につきましては委員会の紹介をつけてずっと行っておりました。同様で、これから先も北栄町といたしましては現状のままで進めたい。他の議会につきましては、それぞれの議会で判断をしていただくほうがいいんじゃないかというような御意見がございました。これは今までのとおり、議員の紹介をずっとやっておりましたから、北栄町としては今までどおりの方法でやっていくということでございます。
    ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 陳情文書を見ますと、国会への意見書提出を求めてるんですよね。それなのに、本町の議会が陳情を請願と同じように扱っているから他議会のことは関与しないというような判断なんですけども、ちょっとこれは意見としては妥当ではないのかなと私は思うんですけれども、理由としてですわね。もうちょっと、基本的権利にかかわる問題ですから、継続審査にでもして慎重に議論すべきじゃなかったのかなと、私自身も判断に苦慮をするんですけれども、そういう意見というのはなかったんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 宮本委員長。 ○議会運営委員長(宮本 幸美君) 意見書提出を求める陳情の中に、皆さんも既に目を通しておられると思うですが、イとロとハと3点ございまして、そのイの中に、地方自治法及び国会法の請願の受理要件、その中に議員の紹介を不要にすることという項目がございまして、この件の皆さんの御意見は、これは当議会としては余りよろしくない、今までどおりでやっていくほうがいいじゃないかという集中的な御意見が出ましたので、そういう方向にとらせていただきました。 ○議長(井上信一郎君) 長谷川議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 先ほどお聞きしたように、もう少し時間をかけて、これは国民の基本的な権利にかかわる問題ですので、深いものでありますので、なかなかそう簡単に判断を下すというのはちょっと私には理解できないんですけれども、継続という話はなかったんでしょうか。 ○議長(井上信一郎君) 宮本委員長。 ○議会運営委員長(宮本 幸美君) 継続の言葉は一向に出ませんでした。かなり短時間でこの問題を処理させていただきました。 ○議長(井上信一郎君) そのほかございませんか。                    〔質疑なし〕 ○議長(井上信一郎君) 質疑を終わります。  これより討論に入ります。  まず、平成27年陳情第2号に賛成の方の発言を許します。  13番、長谷川昭二議員。 ○議員(13番 長谷川昭二君) 陳情第2号につきましては、国民の権利拡充の立場から、請願権の改善を求めていることは理解できますので、国会での議論を促す立場から、採択することに賛成をするものであります。 ○議長(井上信一郎君) 次に、平成27年陳情第2号に反対の方の発言を許します。ございませんか。                   〔反対討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 次に、賛成の方の発言を許します。                   〔賛成討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 次に、反対の方の発言を許します。                   〔反対討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 討論はございませんか。                    〔討論なし〕 ○議長(井上信一郎君) 討論を終わります。  本件は、起立により採決いたします。  本陳情に対する委員長報告は、不採択です。  したがって、本件は、平成27年陳情第2号についての採決を行います。  平成27年陳情第2号、地方自治法第124条以下及び国会法第79条以下並びに請願法について、日本国憲法第16条の請願権規定の趣旨に合致する形での改正を求める意見書の提出を求める陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(井上信一郎君) 起立少数であります。よって、平成27年陳情第2号は、不採択とすることに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(井上信一郎君) 先ほど津川議員の質疑に対して答弁保留がございました。答弁を求めます。  手嶋産業振興課長。 ○産業振興課長(手嶋 寿征君) 津川議員の御質問に答弁保留しておりましたのものを答えさせていただきたいと思います。  先ほどの今回350万円の内訳でございますが、先ほど御説明させていただきましたお一方につきましては、所得要件が250万円の所得を超えられましたので、その所得要件を超えられたことによりまして、給付停止という形でございます。  残り200万円についての内訳でございますが、平成26年の当初予算では、14名の方が150万円の給付を受けるということで2,100万円、プラス1組の御夫婦の夫婦加算を足しまして、2,325万円を計上しておりました。そのうち、この1年間を通しまして、家庭の事情等で休止をしたりとか、中途給付の方がいらっしゃいました。また、就農のめどが立たなかった方という形で満額支給に至らなかった方が6名おられまして、その6名分で合計いたしまして200万円の減額ということで、350万円の内訳は、4名の方の給付中止と、それから断念をされたお二組を合わせまして、6名の方の実績に基づきました減額でございます。 ○議長(井上信一郎君) 津川議員、質疑はございますか。 ○議員(14番 津川 俊仁君) ありません。       ─────────────・───・───────────── ○議長(井上信一郎君) 以上をもって本日の日程は全て終了いたしました。  これにて散会いたします。  あす19日は休会とし、本会議は20日の午前9時から開きますので、御参集ください。                 午後6時00分散会       ───────────────────────────────...