利用手続の流れといたしましては、まず
ふるさと館か
観光案内所で
利用券を受け取りまして、
タクシー降車時に
利用券と一緒に
タクシー料金300円をお支払いいただく。そして後日、
通常の
タクシー料金との
差額分につきまして町が補填するという
仕組みでございまして、現在実施しております
タクシー利用料助成制度の
コナン通り版とお考えいただければと思います。
なお、今回の
補正予算計上は3月1日から3月31日までの1カ月分でございます。
平成27年度当初
予算におきましても、4月からの
通年分につきましては当初
予算案に盛り込み、議会に御提案させていただこうと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
政策企画課関係は以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君)
伊垢離健康推進課長。
○
健康推進課長(
伊垢離順紅君) 続きまして、
健康推進課関係を御
説明いたします。
4
款衛生費、1項6目の
後期高齢者医療対策費でございます。19節の
負担金補助及び
交付金に100万7,000円を計上いたしました。こちらは
平成25年度分の
後期高齢者医療広域連合市町村療養給付費負担金が確定したものでございます。
精算額といたしまして100万7,248円の
追加請求がありましたが、当初で1,000円を計上しておりましたので、この額を引いた金額を計上いたしました。以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君)
手嶋寿征産業振興課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君)
産業振興課関係の
補正について御
説明差し上げます。
5ページ、
歳出をごらんください。款5、
農林水産業費、目29の
気象災害等対策費事業に21万3,000円の
増額補正をいたしました。これは8月に入って
台風等の影響で
日照不足が続き、コシヒカリ、ひとめぼれなど
早生品種の
出穂期前後に
いもち病が発生しやすい
気象条件が続きました。また、
出穂期を迎えようとしていたきぬむすめなどの
中手品種の
栽培圃場でも
感染力を持った
いもち病が県内の全域で確認されたことから、県は8月20日付で
いもち病の
発生予測警報を発表し、あわせて
追加防除に要する
費用の
経費の一部を
予備費により
緊急支援を行うことを決めました。これを受けて、町につきましてもいち早く方針を
決定し、8月27日には
全員協議会の中で
報告させていただいた
ところでございます。
当初、
支援対象は原則として
JAの
栽培暦による
基幹防除2回に加えて
いもち病の単剤による3回目の
追加防除を実施した場合に、県に準じて
追加防除費用の3分の1を
助成するというものでございました。また、
北栄町では
基幹防除が2回とされていますが、
普及所の指導やおおむね3年以上の
基幹防除1回以下で実施している場合には、特認として
出穂期前後で1回の
基幹防除に加え1回の
いもち病の
いもち剤単剤による
追加防除を行った場合も
助成の
対象とすることといたしました。
周知方法といたしましては、既に
基幹防除2回のものについては町報や
告知放送、
ホームページ等で周知を行っています。今回の特認につきましては、
JA北栄営農センターを通じて
対象者を調査するほか、1月下旬に
開催予定をしています
農事組合長会、
再生協議会などでも
報告を行ってまいります。
この分の
歳入の分にありますが、4ページに戻っていただきまして款14、
県支出金、目4、
農林水産業費県補助金を10万6,000円の
増額補正をしております。これは先ほど申し上げました
水稲いもち病の発生に伴う
緊急防除支援を行う
事業費のうち、県の
負担分3分の1を計上するものでございます。
続きまして、もう一度5ページのほうにお戻りください。款6、
商工費、目8、
商工総務費に48万3,000円の
増額補正をいたしました。これは1月1日の
人事異動に伴い、
農商工推進室の職員の欠員を
臨時職員で補充するものでございます。以上で
産業振興課関係の
説明を終わります。
○
議長(
井上信一郎君)
説明が終わりましたので、これより
議案第1号、
平成26年度
北栄町
一般会計補正予算(第7号)についての質疑を許します。ございませんか。
9番、
斉尾智弘議員。
○
議員(9番
斉尾 智弘君) 5ページの
観光費についてお聞きします。
先ほど、
コナン通りの
タクシー利用料助成ということがありました。
由良駅から
ふるさと館までの
タクシー利用ということですけども、この
利用方法をどういうふうに考えておられるのか。例えば
由良から
ふるさと館まで送って終わりなのか、それともどこか例えばぐるっと
観光して
ふるさと館に行くのも可能なのか。その辺はどういうふうに考えておられるんでしょうか。
あと往復、おろしてそのまま
タクシーは帰ってしまうのか、それとも待ってるのかというのもちょっと含めてお尋ねしたいと思います。
○
議長(
井上信一郎君)
谷口政策企画課長。
○
政策企画課長(
谷口 康彦君)
斉尾議員の御
質問にお答えいたします。
まず、
仕組みといたしまして
タクシーの通る
ルートといいますか範囲でございますが、今のこちらの考えておりますのは
コナン駅、
由良駅から
ふるさと館の間のいわゆる
コナン通り、今でいいますと駅から真っすぐ出て、県道といいますか
北栄なうさんの角から役場前、役場前から道の駅といういわゆる我々が
コナン通りと申しておる部分についての
ルートでありまして、そこから離れるような
ルートについては今回の
対象とは考えていない
ところであります。
ただ、その
ルートの中で途中で例えば
駅出発で
観光案内所から
利用券をもらわれて、そこから例えば
出会いの広場、
運転免許試験場でおりたいという方についても、そこまでの使われるに当たってはそれもありかなとは思っておりますけども、基本的にはその
通りの中ということを考えております。
それと、先ほどの
往復の話でございますが、
通常の
タクシーと同じような形で考えておりまして、一回駅から
ふるさと館まで行かれておりられて、そこで一回精算。待っていただくというのが何分待っていただくのがあれなのかわからないんですけども、基本的には
往復をもって1回ということはちょっと考えておりませんで、1回そこでおりられたら1回分、また
ふるさと館から
利用券をもらわれてもし
タクシーに乗って駅まで帰られるようであれば、またそれも1回分というふうな
考え方で今は考えております。以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君) よろしいですか。
○
議員(9番
斉尾 智弘君) いいです。
○
議長(
井上信一郎君) 5番、
前田栄治議員。
○
議員(5番
前田 栄治君) 私も
観光費でちょっと
質問をしたいと思いますけども、
タクシーを使われるというのは個々の自由なんですけども、それを300円にしてしまって、私、
片道だけの
助成だったらいいと思うんですけども、
往復にしちゃうと今までどうやって
コナン館から
コナン駅の間に一生懸命人を呼び込もう、滞在時間を長くしようって一生懸命今まで議論してきとって、これやっちゃうと逆行した話なんじゃないかなと。だったら
片道だけで、
帰りは歩いてねとかね、行きは歩いてね、
帰りは荷物があるから
タクシーに乗ってねというんだったらまだいいんですけど、間、何にもなくなっちゃいますよ、これしちゃうと。逆行してるんじゃないですか。どういう
考え方でこういう
企画なのか。
○
議長(
井上信一郎君)
谷口課長。
○
政策企画課長(
谷口 康彦君)
前田議員の御
質問にお答えします。
前田議員が御懸念になっていらっしゃる
往復そのまま使われるんじゃないかというお話ですけど、逆にむしろ我々としては既に
コナン通りの中にいろいろな
モニュメントであるとか施しを設けている中で、そういった方はむしろ少ないんじゃないかと考えています。実際歩かれて、
帰りにほぼ同じ道を歩いて帰られるというのはつらい、あるいは暑い日であるとかそういったのが大変だというような声があって、
観光に来られてまたそれを地元に戻られて
北栄町という
とこは大変な
とこだったみたいなことになることをどちらかというと避けたいなという
気持ちもありまして、歩かれて帰られるときに使われる、あるいは最初に使われてその後ゆっくりと帰っていかれるというようなことで、こちらの
気持ちとしては
往復を使っていただくことは考えていない
ところであります。
ただ、おっしゃるとおり使われる方はどのような使い方されるかわかりませんので、そこはゆっくり
片道を歩いていただきたい。そこで
帰りもう一回歩いて戻られる、御自分の車で来られるとかいろいろ、JRの駅まで戻られるということはあると思うんですけど、その
片道の
負担を何とか軽減することはできないかという
とこで考えたという
気持ちでおりますので、そこは御理解いただければと思っております。以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君)
前田議員。
○
議員(5番
前田 栄治君) それなら、だから先ほど言ったみたいに
片道限定にしてほしいんですね。そんなことは考えていないとかそんな人はいないと言いますけど、夏の暑いときにやっぱり
タクシーに乗ったほうが楽ですよ。だから
片道にしていただきたいなと今提案しとるわけですね。そんな人はいないとか少ないとかそういうことを聞いているわけじゃなくて、そういうことが考えられるから何か
対策を打っといたほうがいいんでないですかということを提案しているわけです。
その答弁もいただきたいですけどもう一つが、先ほどの話じゃないですけど例えば
コナン大橋で一回とめて、「写真だけ撮るけえちょっと二、三分待っとってえな、
タクシーさん。」「
出会いの広場で蘭ちゃんと新一君の写真撮りたいけえ二、三分待っといてえな。」待たせることってできるんですか。結構金額いっちゃいますよ。
○
議長(
井上信一郎君)
谷口課長。
○
政策企画課長(
谷口 康彦君) 後のほうの「二、三分待ってえな」というお話については、そちらについてはそういう使われ方をされることも二、三分なのか1分なのかその辺で
通常の
タクシーの
運転手さんに待っていただいてということは使い方として確かになくはないとは思いますけども、そこについては
通常の
タクシーの運賃のあり方としてどういうふうにされるかということについては
タクシー会社さんの運用の中でどうされるかということはあると思いますけども、そこを否定といいますか、使えないというつもりまでは考えてはいないです。
それと先ほどの最初のほう、
片道限定のことにつきましてはなかなかそのやり方、確かに
片道だけを使っていただきたいので、
片道お使いになった方についてはもうお使いいただけませんというそういった
仕組みができればそういうやり方もあるのかもしれないんですけど、事実上なかなかその辺の補足というのは難しいのかなという気が一つはいたしております。
それと、想定でそういうことは考えていないということについては、そういうことではなくてというお話もあった
ところでございますが、今までの
コナン通りに
タクシーを乗っていただく方が実際どれだけいらっしゃったかということを考えたときに、実は余り
タクシーの乗車というのはないという現実も実はありました。どんどんこれからふえていかれる方の中で、そういった利用をされたい方については対応してあげたいなというふうな
気持ちもありまして、今回御提案をした
ところでございますが、実際には
往復ほとんどの方が歩かれるというような状況がある中で、
帰りだけでも何とかそういうふうな交通の利便性を高めることができないかというふうな
考え方でやって、今回御提案させていただいたというふうないきさつがございます。以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君)
前田議員。
○
議員(5番
前田 栄治君) 最後にします。これ1カ月分の
予算ということでやられます、3月の
予算。ゴールデンウイークとかいろんなときになると、すごくお客さん来られると
タクシーの数も足りなくなる可能性はかなりあると思いますよね。それで
予算もこの1回こっきりのときは確かに3万4,000円ですけどね、年間にしてみたらこれは大きいときになったら多分足りないよという話になったら50万とか60万、年間にするとですね。
予算は膨らんでいっちゃうと思うんですね。
それでもう1点、先ほどの
課長の
説明では、途中とまって写真を二、三分でも5分でも撮ってまた乗って、そういう使われ方をされちゃうと、
通常の
タクシーだ
とここが
片道幾らかわかんないですけど600円としますよね。そしたら300円なら300円しか町は
負担せんでもいいのを、300円ということでしちゃうとそういう使い方されると1,000円とかなっちゃったらどうするんですか、1,200円とか。逆に、それだったら300円補助しますよ、そういう使い方されたらその分だけ払ってねというほうが現実じゃないですか。
タクシー会社は何ぼでもオーケーしますよ、その分使えば使ったほどお金入ってきますもん、町から。とまってよ。5分とまってあげますよ、10分とまってあげますよ。その分メーターがだあだあだあだあ上がっていっちゃってね。だから逆の考えをしてくださいということです。300円補助しますけど、それ以上になったら自腹払ってねと。そういうやり方しないとごっついですよ。どうですか。
○
議長(
井上信一郎君)
谷口課長。
○
政策企画課長(
谷口 康彦君) 重ねての御
質問でございます。おっしゃるようなことがならないような
仕組みについて、また実際始まるまでにちょっと
仕組みを考えてみたいと思います。ありがとうございました。
○
議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
13番、
長谷川昭二
議員。
○
議員(13番
長谷川昭二君)
債務負担行為について、もう少し詳細について
説明をしていただけないでしょうか。
○
議長(
井上信一郎君)
手嶋産業振興課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君) 御
説明差し上げたいと思います。
今回の
米価格低下緊急融資利子助成事業でございますが、これは米価格低下
緊急融資事業ですが、
米価下落と米の直接支払
交付金がことしから7,500円に半減いたしまして、
稲作農家の
資金繰りが悪化しているということが推察されます。県内の各
JAにつきましては、これらの状況から10アール当たり3万円を上限とした利息ゼロ円の融資を行いました。
稲作農家の方は元金だけを返済すればよいことになります。これは県も同意をした
事業でございまして、次年度以降に向けた生産意欲の高揚を図るという目的のものでございます。
続いて、もう1件の
果樹等経営安定資金利子助成事業でございます。これにつきましては、4月の霜被害による梨の実どまり不良ですとか、柿の新芽の枯死などによって品質低下や出荷量が減少した
果樹農家に対しまして再生産の
費用を確保するため、これも
JAが緊急に融資支援を行ったことに伴う
利子補給事業でございます。米価の下落と同様に利息相当分は
JAが
負担いたしますが、この3分の1を町が
助成するというものでございまして、県も同様に3分の1を
負担いたします。
それと、利息は基準金利が変動するため、今回の
利子助成要綱の上限額であります3.5%を設定いたしまして今回の金額になっております。
農協等が
農家の
資金繰りに応じた貸し付け実行ができますように、議決前の貸し付けも
支援対象とするものでございます。
金額につきましては、融資の額でございますが5件ございまして、現在の
ところ米価につきましては585万円でございます。また、果樹につきましては140万円の貸し付けということでございます。以上でございます。
○
議長(
井上信一郎君)
長谷川議員。
○
議員(13番
長谷川昭二君) 県、町がそれぞれ3分の1の
助成をするということなんですが、その3.5%というのは利息の話ですか。ちょっと聞き取れなかったんで。
○
議長(
井上信一郎君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君) 済みません、利息の話でございます。現在、基準金利が2.05%でございます。ですが、今後の経済状況等を受けまして基準利息が変動する場合がございますので、これが県と町とで上限額を3.5%としておりますので、その上限額3.5%を
利子部分といたしまして、これを
債務負担行為として米価につきましては5年間、それから果樹につきましては3年間の
債務負担行為を設定するというものでございます。
○
議長(
井上信一郎君)
長谷川議員。
○
議員(13番
長谷川昭二君) そうすると、現行でいくと2.05%全額
利子補給をするということでいいんですか。
○
議長(
井上信一郎君)
手嶋課長。
○
産業振興課長(
手嶋 寿征君) そのとおりでございます。3分の1につきましては
JA、3分の1につきましては県、3分の1については町が行って、
農家の
負担はゼロ円ということでございます。
○
議長(
井上信一郎君) そのほか、ございませんか。
〔質疑なし〕
○
議長(
井上信一郎君) 以上をもって
議案第1号の質疑を終結します。
これより討論に入ります。ございませんか。
〔討論なし〕
○
議長(
井上信一郎君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第1号、
平成26年度
北栄町
一般会計補正予算(第7号)について、原案のとおり決するに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
井上信一郎君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第1号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
○
議長(
井上信一郎君) 以上をもって本
臨時会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。
これにて
平成27年第1回
北栄町議会臨時会を閉会いたします。お疲れさまでした。
午後3時31分閉会
───────────────────────────────
上記
会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町議会
議長
署 名 議 員
署 名 議 員...