北栄町議会 2012-09-26
平成24年 9月第5回定例会 (第15日 9月26日)
町長 ───────── 松 本 昭 夫君 副町長 ──────── 岡 﨑 功君
会計管理者(兼)
出納室長
教育長 ──────── 岩 垣 博 士君 ──── 吉 田 千代美君
総務課長 ─────── 別 本 勝 美君
政策企画課長 ───── 渡 邉 比呂志君
税務課長 ─────── 杉 川 弘 行君
住民生活課長 ───── 大 庭 由美子君
福祉課長 ─────── 鎌 田 栄 子君
健康推進課長 ───── 磯 江 昭 徳君
地域整備課長 ───── 飯 田 光 男君
産業振興課長 ───── 手 嶋 俊 樹君
生涯
学習課長(兼)
中央公民館長
教育総務課長 ───── 田 中 英 伸君 ── 西 村 文 伸君
農業委員会事務局長 ── 下 阪 啓 二君
(併)
選挙管理委員会事務局長 ──────────────────── 別 本 勝 美君
───────────────────────────────
午前9時04分開議
○議長(青亀 恵一君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの
出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の
議事日程は、お手元に配付したとおりであります。
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◎日程第1 議案第67号
○議長(青亀 恵一君) 日程第1、議案第67号、平成23年度北栄町
一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、原案に反対の方の発言を許します。
10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 私は、議案第67号、平成23年度北栄町
一般会計歳入歳出決算の認定に、反対の立場で討論を行います。
理由の第1に、
同和対策事業は、
客観的地域格差が解消しているにもかかわらず、
差別意識がある限り必要として続けられています。しかし、それは内心の問題であり、事業の必要性を判断する基準とはなりません。
同和教育費では、小
地域懇談会が全自治会を対象に実施されながら平成23年度も1,080人の参加にとどまっていることを見ても、この事業が町民から必要と認められているとは思えません。さらに、
同和地区という特定の地域に限定した
地区進出学習に教員が導入されていることや、他の地域にはない
生活相談員の設置など、不公正な事業の執行が行われています。また、こうした事業を継続していることは、他の
住民施策を圧迫していることにもなっています。
第2に、
保健衛生では、
予防接種において負担の一部助成が実施されたことは評価できますが、
予防医療を充実するための
健康検診率引き上げの措置が不十分であることです。
第3に、教育費では、
教育費無償の観点及び経済の低迷が長期化する中で、
養育家庭の困窮度も深まり、給食費の滞納にもつながっていることへの対応として給食費の無料化が求められています。しかし、そうした取り組みが実施されていません。
第4に、
公共施設の
使用料負担及び
スポーツクラブへの加入の有無を条件とする負担の差別化による
施設利用の制限が行われていることや、
施設利用の利便性において
地域格差があることは、町民の
文化活動や
スポーツ振興に対する行政の責任と公平性の観点から問題があると思われます。
以上、主な理由を述べ、
反対討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) ほかに討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論を終結します。
本案は、起立により採決いたします。
議案第67号、平成23年度北栄町
一般会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(青亀 恵一君) 起立多数であります。よって、議案第67号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第2 議案第68号
○議長(青亀 恵一君) 日程第2、議案第68号、平成23年度北栄町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 私は、議案第68号、平成23年度北栄町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に反対し、以下、理由を述べます。
もともと国保の被
保険者は
所得水準が低いことに加え、経済の低迷が長引く中、生活の困窮度を深めています。さらに年金の引き下げ、
医療制度改悪などにより、国保税は被
保険者の
負担能力を超えています。住民の命を守り、だれでも安心して医療が受けられるようにするためには、被
保険者負担の軽減を図る必要があります。しかし、そのような施策の実施がありません。
以上、主な理由を申し上げ、討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論を終結します。
本案は、起立により採決いたします。
議案第68号、平成23年度北栄町
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(青亀 恵一君) 起立多数であります。よって、議案第68号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第3 議案第69号
○議長(青亀 恵一君) 日程第3、議案第69号、平成23年度北栄町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 私は、議案第69号、平成23年度北栄町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に反対し、以下、その理由を申し上げます。
サービスの抑制と
自己負担の増大により、低所得の高齢者とその家族に深刻な影響を与えているもとで、県内でも高負担となっている保険料や利用料の軽減が実施されていません。
以上、理由を述べ、討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論を終結します。
本案は、起立により採決いたします。
議案第69号、平成23年度北栄町
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(青亀 恵一君) 起立多数であります。よって、議案第69号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第4 議案第70号
○議長(青亀 恵一君) 日程第4、議案第70号、平成23年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第70号、平成23年度北栄町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第5 議案第71号
○議長(青亀 恵一君) 日程第5、議案第71号、平成23年度北栄町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第71号、平成23年度北栄町
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第6 議案第72号
○議長(青亀 恵一君) 日程第6、議案第72号、平成23年度北栄町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第72号、平成23年度北栄町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第7 議案第73号
○議長(青亀 恵一君) 日程第7、議案第73号、平成23年度北栄町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
24日の本会議において、13番、
石丸美嗣君の質疑に対し
答弁保留がありましたので、答弁を求めます。
飯田地域整備課長。
○
地域整備課長(飯田 光男君)
答弁保留しておりました質疑にお答えします。
風向計の故障が何回か報告をされたが、どこが故障しているのかという御質問だったと思います。
平成23年度におきましては、
風向計の故障は2回ありまして、
風向計内部の
電子基板の故障でございました。原因は、
電子基板が
経年劣化や
疲労破壊により損傷したものと推定されております。以上です。
○議長(青亀 恵一君)
石丸議員、質疑ございますか。
13番、
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君)
風向計が2回の故障であって、それが
電子基板の、今、
経年劣化とおっしゃいましたね。
電子基板が5年、7年で
経年劣化。もともとつくったところがおかしいんじゃないですか。基板の、それでは、日常使われているような
家庭用品であっても、5年、6年、7年で
経年劣化ですというような言葉で回避するようなことはまずないと思います。ましてや多額の投資をしておる
風力発電であっても、それだけの
研究成果のもとにつくって、
風向計と、風向・風力計というものは全般的にどこでも使われているんですね。発電機、この
風力発電だけに使われているもんじゃないわけです。一般的に農業でも風力だ、雨量だ、いろいろなところの
気象調査の中でも使われ、気象庁だっていっぱい使っているけれども、こんな期間で
経年劣化という言葉はおかしいと思うんですが、そんならほかも同じだけの傷みがあってしかるべきですけど、ほかのところはどうなんですか。2回直したと言うけれども、9基ある中の同じところですか、みんな別個に
経年劣化という、この言葉がおかしいと思う。そう思いませんか、課長は。
○議長(青亀 恵一君)
飯田地域整備課長。
○
地域整備課長(飯田 光男君) 再度の質疑にお答えします。
おっしゃるとおり、
経年劣化がおかしいでないかということは疑問に思うところですけども、NEDOの
事故調査報告書でもありましたように、
全国各地の風車でも同じような事例が見られておりまして、それで
風向計、風速計は昼夜、それから暑いとき寒いときを問わず、ずっと回っております。休むときがございませんので、それから落雷等が時々入ってきます。そういうのでダメージを受けた蓄積で壊れたのではないかと思っております。ということからいたしまして、
経年劣化もあり得るという判断をしておりますので、やむを得んでないかと私の方は思っております。以上です。
○議長(青亀 恵一君)
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 今、あなたはメーカーの立場に立って物を言ってるんですよ。その必要はないと以前の質疑でも言いました。町民の立場に立って、
経年劣化、ああ、そうですかと認めれば、自分のところで負担しなきゃいかんという結果が出るんでしょう。なぜ町民の立場で、自分のところが使っているものが、何でここだけこんなに傷むんですかと反論しなきゃいかんと思うんだけれども、全く違いますね。あなたはもう経営者になっちゃってる。経営者にならなくていいんです、行政は。
まずそれと、今、落雷等で基板の損傷等がと言われたけど、
電子機器は、落雷がもろに入ったらね、蓄積していくもんじゃないんです。一発ですべて
IC機器は飛びます。それと、
風向計は回るもの、それにマグネットがついてて、それによって発電をして、それを電子に表示しているだけの話で、
電子機器とは、
風向計の動くものとは違うんです、根本的に。
風向計、風力計は回るだけが仕事なんです。下の方で受けてるものは全く別の基板があって動いてるんですよ。落雷があったら一発で飛びます。それが
経年劣化と言われる。その
経年劣化の部品たるものが何であるのかということが問題になるんであって、基板全体が
経年劣化ということはあり得ないと思うんですが、ただ、NEDOがデータ出してるからといって、それを満足しとったって意味がないと思います。この間から課長が勉強すれば町民の負担はちょっとずつ減るんだと、利益は上がるんだと言ってますけれども、データをとるだけ、それだけですか、今、課長は。もう少し自分でも勉強する意欲はあるんですか。
○議長(青亀 恵一君)
飯田地域整備課長。
○
地域整備課長(飯田 光男君) 再度の御質疑にお答えします。
最初の2年間は保証期間で、壊れたものはメーカーに支払っていただいておりますし、それが保証期間でなくても、その原因がずっと続いているようなものは、ずっとメーカーの方に保障させております。
それで、この
風向計に関しましては、7年を迎えたりしておりまして、故障の状況を判断して、やむを得んでないかという判断でございます。それからおっしゃるとおり、私も何億円という重大事業の
風力発電事業を抱えとるもんですから、むだな銭は支払いたくないというのは議員さんと同じ考えですが、何回もメーカーの方と交渉して、町が支払うべきでないものは支払わないスタンスというのは一緒でございますので、もうちょっと私も勉強せないけんというのはおっしゃるとおりですけども、今回の
風向計の件に関しては、
電子基板の素子といって、一部分が何回かダメージを受けて、それが蓄積されたというように聞いておりますので、よろしくお願いします。以上です。
○議長(青亀 恵一君)
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 再度言いますけれども、ダメージの蓄積ということは、
電子機器、これは数ミリボルトという、1ボルト、2ボルトという大きい電気をかけてないんです。もうほんの静電気でも故障するよと言われる、スタンドに行かれても、静電気を発生させないために注入機に手を当てて静電気を逃がしてくださいというようなことまでやってるわけですね。あれもデジタルのメーターそのほかが微弱な電気で作動するから、静電気を体内からアースしてしまってゼロに落としてやるというようなことで、発電機、そこにね、そんなにでっかい電力、電圧を加えてるわけじゃないんです。それが蓄積するなんていうこと、それはおかしい言葉であって、金属が疲労してダメージを食らうというようなのは疲労でいいですけども、電気計器の基盤に疲労が蓄積というようなことは、まず普通あり得ません。
言っても仕方ないんで、町長はどう考えられますか。一番トップの責任者としては、こういう問題、現場だけにお任せということで、メーカーとの交渉には強い立場で交渉せえというようなことを指示してますか。
○議長(青亀 恵一君) 松本町長。
○町長(松本 昭夫君) 今の
風力発電につきましては、自然を相手の事業でございまして、いつ、いかなるときに大きな負荷がかかるということもあるわけでありまして、なかなか特定は難しい面もあると思います。そうはいっても、やはりかなりの資金をつぎ込んでしておりますので、なるたけ町が支払わなくて済むように、そういう指導はしとるところでございます。
ただ、そういうメンテナンスの契約等もあるわけでありまして、それに従ってやってるわけでありますが、瑕疵のあるものは、やはりそのメーカーにするということでお願いしておりますので、そういうところを十分に精査してメーカーと交渉に当たるように電気技師の方にも指導してまいりたいと、こう考えております。
○議長(青亀 恵一君) よろしいですか。
○議員(13番 石丸 美嗣君) もういいです。
○議長(青亀 恵一君) 以上で質疑を終結いたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第73号、平成23年度北栄町
風力発電事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 議案第74号
○議長(青亀 恵一君) 日程第8、議案第74号、平成23年度北栄町栄財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第74号、平成23年度北栄町栄財産区
特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第9 議案第75号
○議長(青亀 恵一君) 日程第9、議案第75号、平成23年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第75号、平成23年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第76号
○議長(青亀 恵一君) 日程第10、議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 私は、議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論を行います。
先般示されました県からの提供資料により、大栄歴史文化学習館が通称青山剛昌ふるさと館へリニューアルされる際の議会への説明の中に、県からの大栄歴史文化学習館本来の事業目的に係る展示内容見直しについての指摘事項があったにもかかわらず、そのことが全く説明されておらず、故意に説明が省かれたのではないかとの疑問が生じていること。
その指摘事項によると、コナン展示はあくまでも特別展示であり、永続的な展示とせず、必要に応じて撤去可能なものであること。これまで以上に農業に対する理解促進が図られるようにすること。農業の振興、発展につながる町内での体制整備をすること。隣接する体験農場の利用率の向上に努めること。地産地消を推進すること。施設内での地元農産物のPR及び販売に努めることが上げられています。しかし、これらの指摘事項と現状には大きな乖離があると思われます。こうしたことなど、大栄歴史文化学習館で本来行われるべき事業の目的外使用に係る重大な疑義が生じていることがあります。そしてまた、青山剛昌ふるさと館職員の人件費1,050万3,000円が一般会計から支出されておりますが、これは本会計の収支が不明朗になっている要因と言わざるを得ません。こうしたことから、本会計の決算認定について反対をするものであります。
以上、理由を述べ、討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
8番、浜本武代さん。
○議員(8番 浜本 武代君) 議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をいたします。
皆様御存じのように、青山剛昌ふるさと館は人気漫画「名探偵コナン」の作者、青山剛昌さんが本町の出身であるからこそ、唯一無二のオンリーワンの施設であります。今ではコナンの町北栄町として、印鑑証明書や戸籍など役場で発行される証明書、またバイクのプレート、そして役場職員の名札、名刺、そして私たち議員の名刺など、北栄町の特産品とコナンが顔となっています。また、観光農園、味覚めぐりの特産品マップに、またすいか・ながいも健康マラソンのTシャツなど、北栄町の顔となっていることは、皆様御承知のことと思います。
8月には、国際まんが博のおかげで過去最高の2万4,375人が入館され、9月16日日曜日には40万人を突破し、大変うれしく思っております。
今回提示の開館に当たっての不備の提出書類に当たっては、鳥取県に対して真摯に対応しなければならないと思っています。国際まんが博の真っただ中にあって、どうしてこのような問題提起を何の目的や思惑でなされるのか、少なくともオール北栄にとってマイナスになっても、プラスにはならないと私は思います。開館から今までふるさと館の職員はもとより多くの町民の方々の支えがあってこそ、特に由良宿まち歩きクイズラリーの終点でのお接待は、大変暑い中を5年間続けていただき、この夏は最高の3,300人だったそうです。今までの信頼関係のなさが今回の発端だと私は感じています。これを機会に執行部と議会、そして町民の皆様と力を合わせ、さらなる協働のまちづくりに向かって進まなければならないと真剣に思います。
いろいろと述べましたが、
賛成討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
9番、池田捷昭君。
○議員(9番 池田 捷昭君) 私は、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論いたします。
先ほど議員の方から
賛成討論もございました、浜本議員から。決して私は青山剛昌ふるさと館に反対するものではありません。私は、一般質問でも申し上げました。一番の根底は、我々議会に当時の平成18年3月、町長が全面リニューアルという立場で説明を受けました。県の方の書類を見ましたら体験学習室兼展示室ということで、全く議会に説明のないものが、県の方に協議された書類で出ました。現在、県にあります。我々が説明を受けた資料とは全く違います。私たち18人の議員が町長の説明を受けて今の流れになってきたわけでございます。私も質問で申し上げました。反対するものでもないと申し上げました。町長と議会と一つになって物事をやろうとするならば、執行部は説明責任というものをはっきり議会に示さなくてはならない。これがなされなんだということが今回の原因でございます。
それから、当然、先ほど長谷川議員の方からもおっしゃいました目的外の問題もございます。3月14日、当時ここの企画課長から地域戦略課長あてに出された農業振興策、あれあたりを検証すればどのような結果になるか、るる申し上げません。重複は避けます。議会というものを全く信用されなかったということに私は一番大きな問題があったと。ですから、この問題はこれから大いに議論していく問題だと思います。町民に、今のこの時期に、冒頭申し上げました、このまんが博、あるいはこれからの次に続いての行事、こういう中でね、こういう問題、上げたくないですよ。私たち議会は何を信頼して議論すればいいのか、これが一番大きい問題だと思います。このことを指摘して、討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
11番、前田正雄君。
○議員(11番 前田 正雄君) 私は、議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論をいたします。
5年目を迎えました北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算につきましては、厳しい事業会計の中、数多くのイベントの実施や展示の入れかえを行い、誘客活動を積極的に実施され、入館者数は6万1,000人、前年対比118.2%に伸ばし、実質収支234万円の黒字決算が得られたことは高く評価するところであります。職員の皆さんの並々ならぬ御努力に敬意を表するところであります。
先ほど
反対討論で同僚議員の話を伺いました。私は不認定だと言われる理由に全く理解ができません。このたびの決算反対の理由が、ふるさと館の運営に対しての県からの注意事項について議会に十分説明がなかったとか、これは決算認定に対する論外の話であります。また、施設の目的外使用であるがごとくみずから認めることは、私たちコナンの町北栄町に泥を塗る、対外的にもまことに恥ずかしい話ではないでしょうか。
よって、私は、この認定に対して賛成の立場での討論とさせていただきます。以上です。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
4番、井上信一郎君。
○議員(4番 井上信一郎君) 私は、賛成の立場で討論をさせていただきます。
反対討論の中でもございました、議会への説明と県からの通知では内容に異なった部分があり、執行部側が議会に対して都合のいい部分だけの説明に終わったということがございました。その点については事実であり、先日の質疑のときでも、町長の方から謝罪の言葉があったと私は受け取っております。
ただ、謝罪があったから、それでよしとは私も思っておりません。重要なことは、今後も大栄歴史民俗資料館が引き続き青山剛昌ふるさと館として維持、存続、使っていけるかどうかであります。先ほどの反対議員も、ふるさと館を否定するものではないとおっしゃっておりました。全くそのとおりだと思います。要はこれから大栄歴史民俗資料館を青山剛昌ふるさと館としていかに活用していくか、やはり前を向いて進んでいかなくてはならないと思います。
ことしは、まんが王国とっとり建国イヤー元年であり、現在も国際まんが博の開催中で、先ほどの賛成議員も、ことしは大変多くの方が国の内外から訪れておられます。これまで大変苦戦をしておったふるさと館ですが、ことしを契機に、来年、再来年へとどんどんステップアップしていかなくてはならない、ことしがきっかけの飛躍の年でもあります。
我々は、ふるさと館が我が北栄町の顔である、単なる地域への経済効果だけを考えれば、まだまだわずかかもしれませんが、北栄町を外に発信する上でのPR効果、これは数字にはあらわれないものがあります。境港の水木しげるロードの観光協会の会長さんもおっしゃっておられました。宣伝費を払わなくてもマスコミがどんどん取り上げてくれる、こちらから頼まなくてもしていただける、私たちがお願いをすれば何億円もかかったであろう広告費が、全く無料で全国へ、国外へ発信していただける、これは我が北栄町でも同様でございます。
るる申し上げましたが、我が北栄町の全議員は、すべてがふるさと館を否定するものではないと私は思っております。それだけを申し上げて、私の賛成の討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
13番、
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算について、私は反対の立場で討論をさせていただきます。
経緯等については、もう既に皆さん、書面をもって御承知であろうと思いますが、18年3月、中国農政局からの展示内容の変更は模様がえではないから届けは必要なし。ただし、目的外利用にならないようにと、留意のことというような回答がございました。同年3月10日には、18年度中途から3年間の限定、特別展示を実施するというような内容で町当局からの提案をされ、その満期終了時には見直し等を検討し県へ報告するとしながらも、先日までそのような特別展示をし、どのようになったというような報告もされていないのが現状でございます。すべて現在の青山剛昌ふるさと館を否定という立場で私は物を言っているわけではなく、町当局のやり方に憤慨しているところでございます。
そもそもこの青山剛昌ふるさと館というのは、当初の説明では全面リニューアルということで、一方的に青山剛昌ふるさと館をこのように改装するという説明だけでございました。そのときに、皆さん覚えていると思いますが、ネーミングも青山剛昌ふるさと館なんてわかりづらいということで、コナンを前面に出して、コナン展示とか、いろいろなことをやったらどうだというような意見も議員の皆さんからも出ましたが、そのときに町当局はどういう反対をしましたか。県からも指摘があって、これはできませんという言葉はありませんでした。小学館が認めませんということでした。これ全くうそでしたね。県当局の指摘では、特別展示だからコナンの展示等は表面に出してはいかんというのが県当局の指摘事項の中にあったわけです。これを前面に出しますと目的外利用というところに抵触するということだから、町当局は、我々にはそういう説明もしないまま進んできたような経緯、こういう、我々には本当のことを教えずに、経済効果があるということのみで県当局に報告をしております。
その文章は、皆さんよく考えてみてくださいね。農家、農業団体、商業者、町が連携のもと、周年を通して来館者をターゲットに施設内での本町農業PRや展示即売を積極的に行ったり、附属する体験農場や周辺圃場で農業の栽培、収穫体験及び各種イベントに参加していただくことで、ありのままの本町農業、農家の実情を理解してもらい、農業の大切さを認識してもらう機会となり、直売所や圃場での農産物の現地販売が可能になり、地産地消の推進にも大いに貢献するものと期待しているというような文面で県には出しておるんです。現実に我々に説明した内容とは大きな異差がございます。
その上、すべてコナンの展示に傾注して本来の目的をおろそかにしており、現実に利益が上がったという
賛成討論もございましたが、よく考えてみたら利益じゃないんじゃないの。実際、町民から借り入れた金が現実的には払えない現状が起きて、基金からの繰り出しでようやく返済していった。これは町民に対する長年にわたる負債を負わせたことにもなるわけです。
それと、議会へ対する説明、報告も偽りが非常に多かったということは全町民に対する背任行為であり、23年度の決算を容認できるものではありません。
以上、
反対討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
14番、阪本和俊君。
○議員(14番 阪本 和俊君) 私は、反対の立場で討論をいたします。
反対討論された議員さんも、実はふるさと館に対する反対じゃ、青山剛昌ふるさと館に対する反対じゃないんですよね。その存続を否定するものではありません。
この施設の最大の目的は、体験学習や農産物のPR、販売、歴民資料の扱い、こういったことが全く無視をされているから、こういう問題が起きたわけでございます。
この事業に対する県の説明と、町長、執行部の弁明とは、重大なそごを感じております。
私は、去る7月31日に県庁に出かけました。何ぼ執行部に説明を求めてもあやふやな答弁、どっちかっちゅうと、うそ八百みたいな答弁ばっかしでございましたから、経過なり事実関係を確認がしたいために県庁に出かけました。
県の担当者はびっくりですよ。何で今さらこんなことをと。その日のうちにね、青山剛昌ふるさと館にやってきたらしいです。数十枚、写真を撮って帰っておりました。
その後、私はまた県庁に訪ねていきました。それまでに皆さんにお渡しした資料を送ってきましたから、皆さんにも見ていただいた、執行部にも見ていただいたと思います。その結果、県の担当者は、どうですか、これではアウトです。国に聞いてもいいですか、国に聞かれたら指導責任を問われます。認めとるんですよね、目的外使用ということをね。それがわかって執行部もやっておられたんじゃないかと私は思います。
あの説明当時のような、あれもやります、これもやりますということを実行されたらいいんですよ。いっかなやられんから、何でかてって、しょっちゅう私は担当課にも問うてみましたよ。全くその答えがないからこういうことになったんです。
別に先ほどね、なぜこの時期に、今、9月議会の決算議会だからたまたまそうなったんですよ。私は青山剛昌ふるさと館をね、もうやめろなんて言ったことは一つもありませんし、そんな気持ちはありません。この反省に立ってね、やっぱり本気でやるならやるように、補正予算でも組んで、またお願いしますと言われりゃええんですよ。今、
賛成討論した議員の皆さんの討論は、やっぱり事実関係をあんまり確認しておられんじゃないかなというぐあいに思うんです。
それと同時にね、やっぱりお客さんによけ来てほしい、観光客に来てほしいてって言いながら、一般質問でも言いました、周辺は草山なんですよ。言うたびに少しずつ、ボランティアにお願いされたかどうか知りませんけども、少なくとも国際まんが博、国際マンガサミットという大きな取り組みをする以上、お客さんを迎える姿勢がない。私はこういうところから、もう一遍やっぱり執行部に反省してもらわないけんという思いで
反対討論をさせていただくものでございます。
私は、執行部の質問と答弁と、県との立場、非常に大きな、重大なそごを感じておりますから、近いうちに当時の認定をしたと、内諾をしてもらったという当時の県の担当者、それから当時の企画課の田中課長を参考人招致させていただいて、事実関係について陳述を求めたいと思っております。以上です。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
7番、津川俊仁君。
○議員(7番 津川 俊仁君) 議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。
北条の皆さんはよく御存じないと思いますが、大栄歴史文化学習館建設当時、建設者は元町長の前田町長時代でありました。バブルのころでして、土地の購入単価も高かったように伺っておりますし、六尾の反射炉を模したデザインも画期的な建物でありました。
農具の展示、あるいは農業体験の受け入れ等々、さまざまな活動をしてまいりましたが、18年リニューアル前の入館者数は、現在の6万、7万というふうな人数は到底及びもつきませんでした。あのままリニューアルせずに、今の状況は決してなかったであろうと思います。
そして、先ほど来より目的外利用との指摘が出る可能性があるというふうなこともお話がありますが、現在そのような指摘もありませんし、大いに論議すべきとの発言もありましたが、それは、もし万が一目的外利用だと言われてしまった場合には、そのときに議論をすればいい話であります。
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたしましたが、今後、県の指摘事項のとおり農業体験の充実を強く要望して、
賛成討論とさせていただきます。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) ほかに討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論を終結します。
○議員(4番 井上信一郎君) 発言の訂正をお願いします。
○議長(青亀 恵一君) 4番、井上信一郎君。
○議員(4番 井上信一郎君) 私、先ほどの
賛成討論の中で、大栄歴史文化学習館のことを大栄歴史民俗資料館と発言をしておりますので、その部分の訂正をお願いいたしたいと思います。
○議長(青亀 恵一君) 皆さん、よろしいでしょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) そのように修正いたします。
本案は、起立により採決いたします。
議案第76号、平成23年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(青亀 恵一君) ちょっと確認しますので、しばらくお待ちください。
起立多数であります。よって、議案第76号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第11 議案第77号
○議長(青亀 恵一君) 日程第11、議案第77号、平成23年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
まず、
原案反対の方の発言を許します。
10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 私は、議案第77号、平成23年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定に反対し、以下、理由を申し上げます。
高齢者を差別し、際限のない負担増を押しつける後期高齢者医療制度の廃止を求める立場から、認定に反対をするものであります。
以上、討論といたします。
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案賛成の方の発言を許します。
〔
賛成討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 次に、
原案反対の方の発言を許します。
〔
反対討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) ほかに討論はございませんか。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論を終結します。
本案は、起立により採決いたします。
議案第77号、平成23年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、原案のとおり認定することに賛成の方の起立を求めます。
〔起立多数〕
○議長(青亀 恵一君) 起立多数であります。よって、議案第77号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
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◎日程第12 議案第78号
○議長(青亀 恵一君) 日程第12、議案第78号、平成23年度北栄町
水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第78号、平成23年度北栄町
水道事業会計決算の認定については、原案のとおり認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号は、原案のとおり認定することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第13 議案第79号
○議長(青亀 恵一君) 日程第13、議案第79号、平成23年度北栄町
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第79号、平成23年度北栄町
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第14 議案第81号
○議長(青亀 恵一君) 日程第14、議案第81号、予算の執行に関する町長の
調査等の対象となる法人を定める条例の制定についてを議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第81号、予算の執行に関する町長の
調査等の対象となる法人を定める条例の制定については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第15 議案第82号
○議長(青亀 恵一君) 日程第15、議案第82号、平成24年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第82号、平成24年度北栄町
一般会計補正予算(第4号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第82号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第16 議案第83号
○議長(青亀 恵一君) 日程第16、議案第83号、平成24年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第83号、平成24年度北栄町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第17 議案第84号
○議長(青亀 恵一君) 日程第17、議案第84号、平成24年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第84号、平成24年度北栄町
風力発電事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第18 議案第85号
○議長(青亀 恵一君) 日程第18、議案第85号、平成24年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第85号、平成24年度北栄町
合併処理浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第19 議案第86号
○議長(青亀 恵一君) 日程第19、議案第86号、平成24年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第86号、平成24年度北栄町
大栄歴史文化学習館特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第86号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第20 議案第87号
○議長(青亀 恵一君) 日程第20、議案第87号、平成24年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第87号、平成24年度北栄町
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第87号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第21 議案第88号
○議長(青亀 恵一君) 日程第21、議案第88号、平成24年度北栄町
水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
これより本案に対する討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第88号、平成24年度北栄町
水道事業会計補正予算(第2号)は、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第88号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第89号
○議長(青亀 恵一君) 日程第22、議案第89号、
工事請負契約の締結についてを議題とし、これより本案に対する質疑を許します。
10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 何点かお聞きをしたいと思います。
今回の契約方法として、随意契約ということが説明がありましたので、それに関連してお聞きをしたいと思います。
まず、今回の工事の伝送路を更新する際の工事の工期、それからまた伝送路が利用できる時期、開始時期はいつごろを想定されているのかということがまず1点、お聞きしたいと思います。
それから、もう一つは……。
○議長(青亀 恵一君) 1問ずつお願いします。
○議員(10番
長谷川昭二君) 1問ずつ。じゃあ、はい。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉
政策企画課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 長谷川議員様の御質疑にお答えをいたします。
工期につきましては、本議会の議決をいただいた日の翌日から来年12月11日を予定しております。
このとおりに運びますと、運用開始は来年12月中に可能になるということを予定してございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 10番、
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) それからもう一つは、伝送路の総延長はどのくらいなのかということをお聞きしたいと思うんですが、総延長が北条地区と比べてどの程度の差があるのかということをお聞きをしたいというふうに思います。
○議長(青亀 恵一君) 暫時休憩いたします。(午前10時15分休憩)
───────────────────────────────
○議長(青亀 恵一君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前10時31分再開)
渡邉
政策企画課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 先ほどすぐにお答えができませんで、大変申しわけございませんでした。長谷川議員様の御質疑にお答えいたします。
今回予定しております大栄地区の総延長が90キロメートルでございます。それに対しまして、既に行っております北条地区につきましては74キロメートルでございました。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君)
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) それに関連しまして、発注される際に工事単価というものは当然、発注者側としても十分に精査されて発注されるんだろうと思いますけれども、そこで、今回の工事単価というものは、仮にメーター当たりとすればどの程度の金額になるのか、北条で行われた分、そして今回の分、それぞれお聞きをして、それに差があるのかどうかということも、ちょっとお聞きをしたいというふうに思います。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉
政策企画課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 長谷川議員の御質疑にお答えいたします。
今回予定しております大栄地区の工費を総延長で割りました単価につきましては、778万円でございます。それに対しまして、北条地区につきまして先ほどの総延長で工費を割りますと852万円ということで、前回に比べまして幾分か低い額、単価になってございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君)
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 確認なんですけれども、説明ではたしか、この契約金額の中には撤去費用も含まれているというふうに聞いたような気がするんですが、そういうふうに受けとめてよろしいんでしょうか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉
政策企画課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 長谷川議員の御質疑にお答えいたします。
先ほど申し上げた金額は、それぞれ撤去費用も含めた金額をベースにした算定でございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君)
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) そうしますと、その内訳はどのような金額になるのか、お聞きをいたします。
○議長(青亀 恵一君) 暫時休憩いたします。(午前10時34分休憩)
───────────────────────────────
○議長(青亀 恵一君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前10時36分再開)
渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 長谷川議員の御質疑にお答えいたします。
撤去費とそれ以外の内訳の別についてでございます。
今回予定しております大栄地区の整備につきましては、撤去費以外の純粋な整備費が6億7,035万円ちょうどでございます。撤去費につきましては3,000万円ちょうどでございます。
それに対しまして、北条地区につきましては、整備に直接かかわる部分が6億438万5,250円、撤去にかかわる経費が2,614万5,000円でございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君)
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) そうしますと、今お聞きをした単価というのは、総額から、契約金額の総額をメーター当たりに割って出した数字なんでしょうか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 長谷川議員の御質疑にお答えいたします。
単価として申し上げたのは、総額ベースに対して総延長を除して出した数値でございます。
○議長(青亀 恵一君)
長谷川昭二君。
○議員(10番
長谷川昭二君) 実際、整備費だけを見るとほとんど、今回の大栄地区の場合と既に行われた北条地区の金額は、何か余り変わらないような気がするんですけれども、この部分でのやっぱり単価というものを見ておく必要があるんではないかと思いますが、総額として下がったからいいとはいうものの、やはりこうした提案をされるときには、きちっとそうした基礎になるものを、説明資料としてやっぱり添付をしていただきたいと思います。後々のことがありますので、その辺も含めて書面の説明資料を議会へも配付していただきたいというふうに思いますが、いかがですか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 長谷川議員の御質疑にお答えいたします。
この単価等がわかる資料を用意いたしまして、配付させていただきたいと思います。申しわけありません。
○議長(青亀 恵一君) 資料提供だけでよろしいですね。
○議員(10番
長谷川昭二君) はい。
○議長(青亀 恵一君) そのほかございますか。
7番、津川俊仁君。
○議員(7番 津川 俊仁君) 1点だけお聞きします。
随意契約ということでございました。当初は3社を指名いたしまして指名競争入札のつもりだったのが、当日でしたか前日でしたか、になってから2社が入札を辞退されたというような経過の中で、その後、そのために随意契約になったというふうな説明でしたが、その2社が入札を辞退された理由、また、それから随意契約になった経過ですね、それでよかったのか、いいと思って提案されているんですが、その辺の経過について、少しお聞きしたいと思います。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 津川議員の御質疑にお答えいたします。
参加いただきました残りの2社の辞退の理由についてでございます。
この辞退理由につきましては、いずれも、今回、大栄地区につきましても北条地区と同様の宅内器等の機器について、同じものでという指定をしてございます。この機器につきまして、2社とも取り扱いが非常に難しいために辞退をさせていただくという届け出が出てございます。以上でございます。(「随意契約になった理由」と呼ぶ者あり)
お答えが漏れていました。大変申しわけございません。
この入札の際、1社しか残らないといった場合に、改めて仕様内容を見直しをした上で別途の入札をするという方法と、それが有利でない場合には随意契約をするという方法がございます。今回の場合は後者の方法を採用いたしております。
改めて入札をしなかった理由についてでございますけれども、辞退の理由が、北条地区と共通の機器の取り扱いができないということでございます。今回は既に整備をしております北条地区と大栄地区を同じ形で整備をいたしまして、統一的に管理をしていくということが一つございます。
それから、今後の維持管理ですとか予備品等の導入等を考えましても、違う方式を町内でとりますと、例えば予備品を導入する場合でも、別の機種を導入しますと同じようにかなり多くの機器を購入しておく必要がございますし、現在伝送路の施設管理のサーバーといたしまして湯梨浜町の機器を使っている部分、これが今回、北条地区と同一でありましたら不要になりまして、年間当たり30万円強かかっておりますものが、将来的にも重なりますので、これで対応を最低15年と考えても500万円程度かかるといったようなこともございます。それから将来、この伝送路を活用して、これまでのインターネット、CATV以外に、システム開発をする際にも重ねて別のシステムを開発するという必要が出てまいりますので、将来的な費用負担等も考えまして、北条地区と同じ形で整備するのが有利であるという判断でございます。
そうしますと、辞退理由がこの北条地区と同じ形で整備するための機器が確保できないということでございますので、再度の入札を行っても同じ結果になるということとなります。それから、改めて入札となりますと最低2カ月程度の時期がかかりまして、工期についても遅くなるといった理由がございます。こういった理由で、今回は随意契約とさせていただいております。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 津川俊仁君。
○議員(7番 津川 俊仁君) 入札を公募する際に、たしかNECでしたね、落札されたのが。NECの機械を使うということは提示して公募されて入札をするという意思表示があったと思うんですが、それが中途で、入札間際になってしないということについては少し疑問があります。NECの本社の中での、その入札に応じた会社ですが、NEC本体ということなんでしょうか、NECの中の子会社の中で競争というのは、あるいは系列等の競争というのはもう無理な話なんですか。これがいわゆるソニーだとかなんとかというメーカーとの競争ということであれば、入札に応じる時点で不利な点というのはわかりますが、ちょっとよくわかりませんけど、NECの系列の中での競争というのは、もうこれは働かないというふうな理解でよろしいんですか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 今回落札されました事業者は広島市のNECネッツエスアイ株式会社中国支店でございます。辞退をされましたのが株式会社ソルコム様と株式会社中電工倉吉営業所様でございます。
そのNECの製品で系列の中だからいかがかというところは、ちょっと私どもの方では承知をしておりませんでして、応札いただいたのが、NECの系列会社としては、このNECネッツエスアイ1社であったということでございます。
予定価格に対しても約94%の見積額ということで、一定の競争も働いているのではないかとも思われますので、途中辞退という形にはなりましたけれども、こういった入札方式にした効果はあったのかなとは思っております。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 津川俊仁君。
○議員(7番 津川 俊仁君) 7億円からの事業費ですから、相手も大企業ですからなかなか話もしにくいのかもしれませんが、一つの例とすれば電力ですね、今、各事業所が中国だ、関東だ、関西だってあるんですが、独占企業的な体制から競争が始まってますね。中国が高かったら四国から買うんだとか、極端に言えばですよ。そういう意味で、メーカーが1社、その機器が指定されるんであれば、その中での競争も促すような、日本全国どこでも公募できるはずですから、そのような体制も今後は検討いただきたいというふうに思います。なるべく町民の皆さんに負担のかからないような入札制度、そのものをやはり明確にしていくためには、随意契約ではなしに、きちんとした競争入札をお願いしたいと思います。このことについてお聞きして、終わりたいと思います。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉
政策企画課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 津川議員の御質疑にお答えいたします。
今回も方式としましては公募方式をしておりまして、広く参加できるようにはしておりました。その結果ということでございますけれども、やはり高額に当たるものは極力、十分な時期をとったりですとか、公募方式を極力取り入れてということで、なるべく競争が働くようにということは今後も心がけてまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) そのほかございますか。
3番、前田栄治君。
○議員(3番 前田 栄治君) 機器を指定しての公募型入札ということで、非常に北栄町としては痛いところを突かれて1社の随契になったんですけども、私聞きたいのは、旧北条地区、去年終わりまして、工事の内容です。まず、北条地区は双方向ではなかったんですけども、大栄は双方向ということで、工事の差があるのかないのか、まずそこから聞きます。工事内容。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉
政策企画課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
基本的に、それぞれ新しいシステムをつくって古いシステムを撤去するということでございますので、若干の違いはありますが、ほぼ同じ施工内容となります。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田栄治君。
○議員(3番 前田 栄治君) そうしますと、北条地区で、少しではないと思います、結構な問題になりました、業者さんが来られて、電気業者さんをよく知っとられる、また電気に詳しい方の家の工事と、全く電気に詳しくなくて、ただだけえ、うちが指定業者だけえ、やっときますけえてっていった家との差があると。いわゆる壁に穴あけて、電線をひょっとつけて、防水のゴムみたいな、ガンガムというですか、それをやっただけの家もあれば、ちょっと詳しいとこになると、そういうところにちゃんとカバーをつけて雨漏りしないようにする。また家の上からちゃんとほかの線と一緒に引いてるという家もあります。そうやってね、やっぱり工事の差がないように、知っとる家には融通きかすというか、ちゃんとする、知らない家にはそうやって壁に、財産ですからね、あんまり壁に穴あけてほしくないですよ、正直言えば。やっぱりそうやって壁に穴あけて工事しちゃう。そういう業者によって差がないように、家によって差がないようにということを、通達というですか、言ってほしいんですけども、その点はどうでしょうか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
まず、御指摘のございました壁に穴をあけて若干のゴム等を通すという方法につきましては、確かに私も一つ経験しております。非常に後で雨が入ったりとかいうことで苦情があるケースがございました。
実は、北条地区の場合におきましても、その方法はほかの方法がとれない、原則として余りお勧めしにくい方法だということで話をしておったようでございますけれども、そのあたりの、また実際に行われる事業者の方ですとか、それから各家庭への御説明の仕方がひょっとしましたら不十分で、そういうケースが結構あったのだということのようでございます。
今回は、さらに徹底をしまして、原則としてそういった工法を避けるということをお伝えをしていくということと、それから、家の事情によりまして、どうしてもその工法が望ましいというケースもございます。そういう場合には、そういったデメリットも含めて御説明をして、その上で各家庭の事情で選択をされる場合にはその施工をしていただくということで、今回の工事につきましては、そこをあらかじめ徹底をして進めるように、事業者の方には申し入れをしようと思っております。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田栄治君。
○議員(3番 前田 栄治君) ぜひ差がないように。家によっては、前の家とかならね、電気の引き方とか、いろいろ違いますので工事が違うかもしれませんけど、新しい家なんかはみんな屋根のとこからおろしてるのがほとんどだと思いますので、新しい家で差があったということも頭に入れていただいて、団地ですね、いわゆる新しい家。どうしてという。あと、時間がなかったのかもしれないですけど、やはり説明責任がちゃんとできてないと。業者さんが来て、無料だけえ、うちが指定業者だけえやらしてごしないてってやっちゃうと。そういうことのないように、やはりちゃんと、あなたの家はこういう工法がいいですよ、こういう工法じゃないといけませんよ、できませんよということをちゃんと説明をしていただいて、時間、今回はたっぷりとっとられるみたいですんで、していただくと。
あともう1点は、業者は選べますかということです。その地区はね、この地区はどこどこさんの下請のA業者さん、ここの地区はB業者さんって、ある程度範囲的にNECさんが決められてくるとは思うんですけども、その中で、やっぱり自分はどこどこ電器さんにずっと世話になっとるけえ、北栄町内のですよ、北栄町内のどこどこ電器さんに世話になっとるけえ、どこどこにしてほしいだけどといったときに業者が選べるのかどうか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
まだ業者の決定をしておりませんので、そういった具体的な工法、進め方について打ち合わせを当然できる段階にございませんけれども、若干前回よりは少し余裕を持った工期でできるかと思います、北条地区の場合よりは少し余裕を持った工程が組めるかと思いますので、その工程の可能な範囲でそういった配慮ができないかということで、これも業者の方に申し入れをしたいと思っております。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田栄治君。
○議員(3番 前田 栄治君) 私が聞いたのは、先回、北条地区をやったときに、先ほど言った知り合いの電気屋さんがおるからとかいうことで業者が選べた方がおられる、詳しい方はですよ、詳しい方は選べれたと。知らない方は、私が指定業者ですんで、来てやりましたっていうことを聞いたので、それをどうなんですかということです。北条地区はそういうことがあったんですか、また、今回、大栄地区に向かうんですけども、それならそれでちゃんと周知して、大栄地区の方にも、やっぱり知った人に入ってほしいと思われると思うんですよ、自分の家をつつくわけですから。だからそこをちゃんと、北条地区にそういうことがあったのか、また、できるんだったらやっぱり、入札じゃないですね、これは随契ですんで、業者はもう、議決はまだですけども、決まったとしたら、そういうところにちゃんと申し入れをされないといけないと思います。できるかどうかとかというよりも、してほしいと。まず北条にそういうことがあったのかどうかということも、ちゃんと確認していただきたいと思います。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
北条地区で選定できる方があった、あるいはなかったということにつきましては、確認をさせていただきまして、改めてお答えさせていただきたいと思います。
いずれにしましても……。
○議長(青亀 恵一君) 改めての答えは難しいじゃないかな。書面で報告なら報告という形で。きょうが最終日ですので。
前田栄治君。
○議員(3番 前田 栄治君) なら、そういう事実確認があったかどうかというのは後からでいいですので、この議決にはあれですけども、選べれるのか選べれないのかということだけを確認したいと思います。自分の業者は、自分の知ってる業者さんとか町内の知り合いの業者さんに自分の家の工事をしてっていうことを言えれるのかどうかっていうことを確認。
○議長(青亀 恵一君) 暫時休憩いたします。(午前10時57分休憩)
───────────────────────────────
○議長(青亀 恵一君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前10時59分再開)
渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
すぐお答えができませんで申しわけございませんでした。
工事の発注の仕様等におきましては、地区別に特定の事業者にという指定をしておりません。ただ、一般的にはこういった工事をする際に、地区別に単一の業者でするというのが業界としては普通のようでございます。ただ、今回、この御質疑をいただきましたので、工期的に許される可能な範囲で御本人の御希望に沿える方法を強く事業者の方に要請いたしまして、その結果については不公平がないように、対象になる御家庭に同じような情報でお伝えをさせていただくようにいたしたいと思います。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田栄治君。
○議員(3番 前田 栄治君) 確認です。そうしますと、その業者さんに申し入れと、あと町民の皆さんに周知をしっかりしていただけるということでよろしいでしょうか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
その業者に極力可能な範囲で御配慮いただいて、希望が少しでもできるようにということと、その結果につきまして、同じような取り扱いができるように、対象のお宅に同じ情報でお出しできるようにするということをお約束したいと思います。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) よろしいですか。
そのほかございますか。
13番、
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 何か聞いてるとね、北条の工事と大栄側の工事と全く同じ内線工事を行うような話が進んでるようだけれども、確認しときますけれども、幹線工事、光ケーブルに変えるという大きな工事であって、それは保安器まで引っ張り、引き込むまでの仕事ではなくて、内線工事まであるんですか。というのは、大栄側の今の告知器まで変わるということはないんじゃないかなと思うんだけれども、ちょっとそこを確認します。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君)
石丸議員の御質疑にお答えいたします。
各御家庭の中に配置します機器もございますが、これは告知器ではなくて、光信号を電気信号に変えます、この光回線の末端にありますONUという機器のみでございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君)
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 今あるケーブルを撤去するんでしょう。まず別の、壁等には今あるケーブルにかわり、同じ光ケーブルをそこまで、ONUまで入れていく。逆に撤去を後からしようとすると余分な穴をあけなきゃいかんのですよね。撤去しながら、そこに同じものを入れていけば、同じ工事の後に引っ張っていくということになりますよね。そういう方法じゃないんですか。撤去だけ後で、北条は後で撤去作業をしますと言って、全く種類が違っていたからね。今まで配線されたものと今やっているものとは違うからそういうことをやったんだけれども、大栄側では、今はちゃんと8ミリぐらいのケーブルが引き込まれていってるわけですよ、もとから。保安器まではちゃんとした配線され、それから屋内配線に引っ張っていくんですが、別の穴をあけなきゃいかん理由はどこにもないと思うんですけどね。そのケーブルにかわって引き込めばいいんじゃないかなと。あと、内部につけるものは、先ほど説明のあったように光から一般のデジタルに変換する機器が中につくだけでしょう。それで告知、今の機械もそのまま使うんでしょう。そしたら何でそんなに、前田議員、引き込みがどうだこうだって一生懸命言ってますけれどもね、そういう工事は比較的ないはずなんですけどね。かわりにそれが入ってくる。穴を2本あけなきゃいかん理由はどこにもないと思うんですが。ちょっとわからないかな。
○議長(青亀 恵一君) 暫時休憩いたします。(午前11時04分休憩)
───────────────────────────────
○議長(青亀 恵一君) 休憩前に引き続き再開いたします。(午前11時08分再開)
渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君)
石丸議員の御質疑にお答えいたします。
大方のお宅につきましては、既存の配線に使った穴等で活用できますけれども、一部、電源等の関係で新たな穴をつくったり、別の入れ方をする必要がございます。その場合には、また丁寧に御説明をして、施工方法を選んでいただくようにしたいと思っております。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君)
石丸美嗣君。
○議員(13番 石丸 美嗣君) 先ほど担当者の方からね、電源を引っ張るための、その電源の穴をあけなきゃいかん場合もあるということだったけれども、このONUは屋内の中に設置すれば、そんなことは必要ないんですよね。何だかんだ言っとったってわからんから、図解に示した工事内容のやっぱり書類を、もうきょうは結構です、後でわかりやすく、素人がわかるような図面をつくってあると思うんです。そういうものを配付していただけますか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君)
石丸議員の御質疑にお答えいたします。
わかりやすい資料を用意して、配付させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○議員(13番 石丸 美嗣君) はい、結構です。
○議長(青亀 恵一君) そのほかございますか。
11番、前田正雄君。
○議員(11番 前田 正雄君) この契約金額には撤去費用も含まれておるということであったわけですが、北条地区の場合は撤去費用は別だったような気がしております。
それで、大栄地区の場合、この撤去に関しては多機能ファクスがあるわけです。これの撤去もこの中に含まれておるということでよろしいですか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
多機能ファクスに係る撤去につきましても、織り込んで算入しているということでございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田正雄君。
○議員(11番 前田 正雄君) なら、それでは多機能ファクスの廃棄処分についても、これは含まれておるということでよろしいですね。負担はないということでよろしいですね。確認しておきます。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
廃棄の部分も含めまして、この工事の中で予定してございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田正雄君。
○議員(11番 前田 正雄君) 回線の撤去、廃棄もこの中に含まれておるということでお聞きをいたしました。
それでは、この多機能ファクスを撤去する時期というのは、工事終了後に一斉にされるのか、どういったスケジュールでされるのか、お聞きしたいと思います。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
このファクスの交換の時期でございますけれども、これが各御家庭での工事を行うときにあわせてという予定になってございますので、現在の工期の予定でいきますと、今年度末、2月から3月のあたりで、この新しいシステムの導入にあわせて行う予定にしてございます。具体的な時期は、また新しいシステムを予定してございますJA様等とも協議をして進めてまいりたいと思います。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田正雄君。
○議員(11番 前田 正雄君) 今お聞きをしますと、工事と同時に撤去をする、それで使えなくなると、使用できなくなると。それまでは、前日までは使用できるということですね。でよろしいでしょうか。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 前田議員の御質疑にお答えいたします。
撤去までは御使用可能な状態でございます。このファクスを撤去する時期までにJA様との現在の協議で新しいシステムを導入して、農業関係等の利用に支障がないようにということで協議を進めてございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) 前田正雄君。
○議員(11番 前田 正雄君) 私が心配しましたのは、これに対応できるシステムをJAと十分協議をしてくださいということで、私も以前、一般質問させていただきました。そういったことがなされておるかどうか、もう一遍確認したいと思います。
○議長(青亀 恵一君) 渡邉課長、大きな声でお願いします。
渡邉課長。
○
政策企画課長(渡邉比呂志君) 失礼いたしました。
前田議員の御質疑にお答えいたします。
何度か私どもの方からも協議をさせていただいておりますし、JA関係のシステム開発について支援をする産業振興課の方からも進め方、日程について御相談をさせていただいております。この工期の日程を、私どもの伝送路の日程をお示しして、それに間に合うように準備されるということでお伺いをしてございます。以上でございます。
○議長(青亀 恵一君) よろしいですか。
そのほかございますか。よろしいですか。
〔質疑なし〕
○議長(青亀 恵一君) ないようですので、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
議案第89号、
工事請負契約の締結については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、議案第89号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 発委第7号 から 日程第25 発委第9号
○議長(青亀 恵一君) 日程第23、発委第7号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書の提出についてから、日程第25、発委第9号、北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決を求める
意見書の提出についてまで、以上3議案を一括議題といたします。
総務常任委員会委員長に趣旨の説明を求めます。
3番、前田栄治君。
○総務常任委員長(前田 栄治君) 3議案の
意見書の提出を言いたいと思います。
───────────────────────────────
発委第7号
平成24年9月26日
北栄町議会
議長 青 亀 恵 一 様
北栄町議会総務常任委員会
委員長 前 田 栄 治
地方財政の充実・強化を求める
意見書の提出について
地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
地方財政予算全体の安定確保を図るため
───────────────────────────────
地方財政充実・強化を求める
意見書。記より読まさせていただきたいと思います。
1、被災自治体に対する復興費については、国の責任において確保し、自治体の財政が悪化しないよう各種施策を十分に講ずること。また、復旧・復興に要する地方負担分は、通常の予算とは別に計上すること。
2、医療・福祉分野の人材確保など、少子・高齢化に対応した一般行政経費の充実、農林水産業の再興、環境対策など、今後増大する財政需要を的確に取り入れ、2013年度
地方財政計画を策定すること。
3、地方財源の充実・強化を図るため、地方交付税の総額確保と小規模自治体に配慮した再分配機能の強化、国税五税の法定率の改善、社会保障分野の単位費用の改善、国の直轄事業負担金の見直しなど、抜本的な対策を進めること。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。平成24年9月26日。鳥取県東伯郡北栄町議会。
提出先、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済財政政策担当大臣。以上です。
次に移ります。
───────────────────────────────
発委第8号
平成24年9月26日
北栄町議会
議長 青 亀 恵 一 様
北栄町議会総務常任委員会
委員長 前 田 栄 治
最低賃金法の
抜本改正と
安定雇用の創出、
中小企業支援策の拡充・
強化を求める
意見書の提出について
地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
最低賃金を大幅に引き上げて、働く貧困層をなくすために
中小企業支援策を拡充し、早急な日本経済の景気回復へつなげるため
───────────────────────────────
最低賃金法の
抜本改正と
安定雇用の創出、
中小企業支援策の拡充・強化を求める
意見書。これも記から読ませていただきます。
1、政府は、ワーキングプアの根絶と
地域格差の是正を図るため、2010年6月の「雇用戦略対話合意」を実現すべく、時給1,000円を目標とした最低賃金の大幅引き上げと全国一律最低賃金制度を実現する
最低賃金法の
抜本改正を行うこと。
2、政府は、上記の法改正とあわせて中小企業予算をふやし、中小企業への経営支援策を拡充すること。
3、政府は、中小企業に対する代金の買いたたきや支払い遅延等をなくすため、中小企業憲章を踏まえた下請二法、独占禁止法、中小企業基本法等の改正と公契約法(公共事業における適正な報酬確保のための法)の制定を行うこと。
4、政府は、雇用の創出と安定に資する政策を実施すること。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出します。平成24年9月26日。鳥取県東伯郡北栄町議会。
提出先、内閣総理大臣、厚生労働大臣。
───────────────────────────────
発委第9号
平成24年9月26日
北栄町議会
議長 青 亀 恵 一 様
北栄町議会総務常任委員会
委員長 前 田 栄 治
北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決を求める
意見書の
提出について
地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
北朝鮮による日本人拉致問題を早期に解決するため
───────────────────────────────
北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決を求める
意見書。
平成14年、北朝鮮は拉致を認めて5人の被害者を返した。しかし、その時以降、5人の被害者の家族の帰還以外全く進展はない。北朝鮮の地で我が国から救いの手を待っている被害者らの苦しみと日本の地で帰りを待つ家族の苦痛も10年延長した。
政府は現在、17人を北朝鮮による拉致被害者として認定している。それ以外に、いわゆる特定失踪者を含む多くの未認定被害者が確実に存在する。このことは政府も認めている事実。
平成18年以降、政府は首相を本部長とする対策本部をつくり、担当大臣を任命して被害者救出に取り組んでいるが、いまだ具体的成果を上げることはできていない。
北朝鮮が生きている被害者を死んだと言わざるを得なかったのは、独裁者金正日の責任を認めたくないためだった。その金正日の死は、後継者金正恩政権の不安定さを含め、救出の好機となり得る。金正恩政権を6カ国協議に引き出さなければならない。
一方で、混乱事態が発生し被害者の安全が侵される危険も出てきた。混乱事態に備えた対策も早急に検討しなければならない。
拉致問題は重大な主権侵害であり、かつ許しがたい人権侵害であることは言うまでもない。政府は、ことしを勝負の年として、全精力を傾けてすべての拉致被害者を早急に救出するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。平成24年9月26日。鳥取県東伯郡北栄町議会。
提出先、内閣総理大臣、外務大臣、拉致問題担当大臣、内閣官房長官、衆議院議長、参議院議長。以上です。
○議長(青亀 恵一君) 説明が終わりましたので、これより発委第7号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書の提出についてに対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(青亀 恵一君) 質疑を終結します。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
発委第7号、
地方財政の充実・強化を求める
意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、発委第7号は、原案のとおり可決されました。
これより発委第8号、
最低賃金法の
抜本改正と
安定雇用の創出、
中小企業支援策の拡充・強化を求める
意見書の提出についてに対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(青亀 恵一君) 質疑を終結します。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
発委第8号、
最低賃金法の
抜本改正と
安定雇用の創出、
中小企業支援策の拡充・強化を求める
意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、発委第8号は、原案のとおり可決されました。
これより発委第9号、北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決を求める
意見書の提出についてに対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 質疑を終結します。
これより討論に入ります。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
発委第9号、北朝鮮による日本人拉致問題の
早期解決を求める
意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、発委第9号は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第26 発委第10号
○議長(青亀 恵一君) 日程第26、発委第10号、少
人数学級の推進など
定数改善、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書の提出についてを議題といたします。
教育民生常任委員会委員長に趣旨の説明を求めます。
8番、浜本武代さん。
○教育民生常任委員長(浜本 武代君)
───────────────────────────────
発委第10号
平成24年9月26日
北栄町議会
議長 青 亀 恵 一 様
北栄町議会教育民生常任委員会
委員長 浜 本 武 代
小
人数学級の推進など
定数改善、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元
に係る
意見書の提出について
地方自治法第109条第7項及び会議規則第14条第3項の規定により、上記の議案を提出する。
理由
豊かな教育環境を整備するため
───────────────────────────────
少
人数学級の推進など
定数改善、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書。中段より下から報告させていただきます。
子どもたちが全国どこに住んでいても、機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請です。しかし、教育予算について、GDPに占める教育費の割合は、OECD加盟国(28カ国)の中で日本は最下位となっています。また、三位一体改革により、
義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ、自治体財政を圧迫しています。
将来を担い、社会の基盤づくりにつながる子どもたちへの教育は極めて重要です。未来への先行投資として、子どもや若者の学びを切れ目なく支援し、人材育成・創出から雇用・就業の拡大につなげる必要があります。こうした観点から、2013年度政府の予算編成において下記事項の実現について、地方自治法第99条の規定に基づき国の関係機関へ
意見書を提出いたします。
記。1つ、少
人数学級を推進すること。具体的学級規模は、OECD諸国並みの豊かな教育環境を整備するため、30人以下学級とすること。
2、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、
義務教育費国庫負担制度の堅持とともに国庫負担割合を2分の1に復元すること。
平成24年9月26日。鳥取県東伯郡北栄町議会。
提出先、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣。以上です。
○議長(青亀 恵一君) 説明が終わりましたので、これより発委第10号、少
人数学級の推進など
定数改善、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書の提出についてに対する質疑を許します。
〔質疑なし〕
○議長(青亀 恵一君) 質疑を終結します。
これより討論に入ります。
〔討論なし〕
○議長(青亀 恵一君) 討論がないようですので、採決を行います。
発委第10号、少
人数学級の推進など
定数改善、
義務教育費国庫負担制度2分の1復元に係る
意見書の提出については、原案のとおり決するに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、発委第10号は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第27
行政調査研究報告について
○議長(青亀 恵一君) 日程第27、
行政調査研究報告について、石丸副議長より報告願います。
13番、
石丸美嗣君。
○副議長(石丸 美嗣君) 行政調査報告書につきましては、お手元に配付されております内容、このものを一部朗読いたしまして、報告書にかえさせていただきます。
北栄町議会議長、青亀恵一様。北栄町議会議員、石丸美嗣ほか13人。
行政調査研究報告書。議員14人で行政一般につき調査研究をしたので、次のとおり報告をいたします。
記。1、調査事件。調査地、滋賀県湖南市2件。長野県飯田市3件。
2、調査期間。平成24年7月18日から20日までの3日間でございました。
派遣議員は、以下記載しておるとおりの14名でございます。
4、調査結果及び所感につきましては、参加した14人の議員よりすべての報告をいただき、それを取りまとめたものが1から6までの項目でございます。ぜひこの内容につきましては議員再読をいただき、また行政機関の管理職の方もよく読んでいただき、参考にしていただきたいということをお願いして、報告といたします。以上です。
○議長(青亀 恵一君) 説明が終わりましたので、これより本件に対する質疑を許します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 質疑を終結します。
以上で行政調査報告を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28
議員派遣の件
○議長(青亀 恵一君) 日程第28、
議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。本件につきましては、皆さんのお手元に配付しておりますとおり
議員派遣したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、
議員派遣することに決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第29 閉会中の
継続審査及び調査申出について
○議長(青亀 恵一君) 日程第29、閉会中の
継続審査及び調査申出についてを議題といたします。
お手元に配付しておりますとおり、総務常任委員会委員長、産業建設常任委員会委員長、教育民生常任委員会委員長、広報広聴常任委員会委員長、行財政改革調査特別委員会委員長、議会運営委員会委員長から閉会中の
継続審査及び調査の申し出がありました。
お諮りいたします。各委員会の委員長からの申し出のとおり、閉会中において
継続審査及び調査することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(青亀 恵一君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中の
継続審査及び調査とすることと決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
○議長(青亀 恵一君) 以上をもって本会議に付されました案件の審議はすべて終了いたしました。
これにて平成24年第5回北栄町議会定例会を閉会いたします。
午前11時34分閉会
───────────────────────────────
上記会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。
北栄町議会議長
署 名 議 員
署 名 議 員...