琴浦町議会 2020-12-22
令和 2年第10回定例会(第5日12月22日)
○議長(小椋 正和君) 日程第3、
議会改革推進特別委員会の審査結果報告についてを議題といたします。
委員長に審査結果の報告を求めます。
議会改革推進特別委員会委員長、
前田智章君。
○
議会改革推進特別委員会委員長(前田 智章君)
議会改革特別委員会審査結果
報告書。当
委員会に付託された
審査事件について、審査の結果を下記のとおり
会議規則第77条の規定により報告をいたします。
記、1、
審査事件。
議会改革の推進に係る審査。2、審査の経過。令和2年10月20日の
臨時会において、当
委員会が設置され、翌10月21日には、昨年度実施した
議会改革に関する
町民アンケートに関しての分析結果の説明を鳥取大学の先生2名から聞いた後、
議員懇談会を経て11月6日と11月26日の2回、当
委員会を開催した。同日、当
委員会の方針を決定した。
3、審査結果の報告。当
委員会では、
議会改革推進項目のうち、
@議員定数、
A議員報酬の2点に絞って議論することとし、結果、次の理由により、いずれも
現状維持との結論に至った。
@議員定数について。
定数削減の経緯は、平成16年合併時30人から3度の改選を経て14人を削減し、現在の16人となっている。昨年度実施した
町民アンケートの結果は、適当41.9%、やや多い31.4%、多い25.3%であった。多いと回答された方の中には、本町の
議員定数を知らない方もあった。また、議会に関心がない方の割合が多くあった点は注目すべきである。
本
特別委員会は、
町民アンケート分析結果や、県内各自治体の状況及び総務省の2020年
地方議会シンポジウムで示された
データ等を参考に検討し、
出席議員全員の意見を求めた。最も多かったのは
現状維持。また、1人から2人削減と増員すべきとの意見もあった。理由はそれぞれあったが、議論を重ね最終的に
現状維持との結論に至った。
A報酬について。報酬について中部の4町で統一されており、
報酬審議会で審議された結果を受けて各町で決している。本町独自で変更することは困難である。また、報酬を引き上げる際は、住民との
意見交換を十分に行い、根拠を丁寧に示しながら住民の理解を得ることが必要不可欠であり、早々に結論を出すことはできない問題である。
議員定数と同様に
現状維持と結論づけた。
4、
委員会の意見。このたびは2点について議論したが、
議会改革を推進する上で多くの課題が山積している。議員の成り手不足、議会への関心の低下、
議会運営の在り方や
ポストコロナを見据えた
デジタル化に伴う
会議規則等の
体制整備などなど、
議会改革を引き続き推進しなければならないと考える。当
委員会は審査を終了するが、琴浦町の発展のため
議会改革の推進を今後も全議員で協議検討することとした。なお、報酬については、議長を通じ
中部町村議長会での検討の上、
中部町村会に対して
報酬審議会の開催を求め、今後の報酬の在り方を検討するよう強く要望して当
特別委員会の報告とする。
議会改革推進特別委員会委員長、
前田智章。
琴浦町議会議長、
小椋正和様。以上であります。
○議長(小椋 正和君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
これをもちまして、
議会改革推進特別委員会の審査を終了いたします。
─────────────・───・─────────────
◎日程第4 2年請願第5号 及び 日程第5 2年陳情第8号
○議長(小椋 正和君) 日程第4、2年請願第5号から日程第5、2年陳情第8号の2件を議題といたします。
これらの陳情につきましては、
総務産業常任委員会に審査付託しておりますので、
委員長に審査結果の報告を求めます。
総務産業常任委員会委員長、
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君)
皆さん、おはようございます。それでは、請願・
陳情審査の報告をさせていただきます。
請願・
陳情審査報告書。本
委員会に審査付託された請願・陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、
会議規則第94条第1項及び第95条の規定により報告します。
受理番号、2年請願第5号。
付託年月日、令和2年12月10日。件名、
公共施設整備に使用する
天然芝の「
地産地消」について。審査の結果、
趣旨採択。
委員会の意見、趣旨は認める。
次に、
受理番号、2年陳情第8号。
付託年月日、令和2年12月10日。件名、
全国知事会の提言に基づき、
新型コロナウイルス禍における
日米地位協定の
抜本的改定に取り組むよう国及び
関係機関への
意見書提出についての陳情。審査の結果、採択。
委員会の意見、願意は妥当と認める。措置、
関係機関へ通知する。
総務産業常任委員会委員長、
澤田豊秋。
琴浦町議会議長、
小椋正和様。以上です。
○議長(小椋 正和君) ただいまの
委員長報告に対する質疑はありませんか。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) まず、請願第5号ということで、これは西洋の芝、
ティフトンなわけですけど、これを入れることについては考えてくれってこういうことが趣旨なわけでありますけど、
ティフトンは駄目だということはこれは
生産者にとっては死活問題であって、当然私は採択で出てくるのかなと思ったんですけど、これ趣旨ということでありますけど、こういうふうになった理由っていうのがもし分かればお願いしたいっていうのがあります。
それから、陳情第8号、こういうことでもう一つの出ていますけど、採択はされましたけど賛成、反対あったのかなかったのか、その辺のところをよろしくお願いします。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 請願第5号のほうですが、この
趣旨採択について、琴浦町は
鳥取芝発祥の地として
県内最大の
芝生産地で、県内の765ヘクタールのうちの286ヘクタールを250名の方が生産されておられるわけです。そういった中で本町の重要な産業であることは議員の
皆さんが
十分承知をしておられます。この
委員会では、鳥取県
芝生産組合は13支部あるという中で、なぜ1支部から出されたのだろうかという素朴な意見も出されましたが、この芝に関する請願については
皆さんも御承知のように、昨年の12月議会で、
東伯総合公園サッカー場の
人工芝改修による施設の多
目的利用と住民の
健康増進並びに持続的な
施設運営についての請願が
体育協会の
サッカー部から出されて、
教育民生常任委員会で採択をされました。そして、その後、3月議会には、
サッカー場の芝は
人工芝ではなく
天然芝にこだわっていただきたいということで、鳥取県
芝生産指導者連絡協議会の会長のほうから
請願書が出されました。また、同時に
サッカー場と
公共施設で
天然芝の堅持と普及を図っていただきたいということで、白鳳の
郷地域活性化協議会の会長からも
請願書が出されました。そういった中で、当時、
教育民生常任委員会で
趣旨採択された経緯もあり、そういった中で委員の多くが
趣旨採択にすべきではないかということで本
委員会は
趣旨採択と決定いたしました。
なお、次の
全国知事会の関係ですけども、第8号の関係は、採択の結果では一応、賛成が、採択が5名、不採択が1名、ですから、1名で、あとの方が採択ということで、一応、
委員会の中ではそういう採決になりました。以上です。
○議長(小椋 正和君)
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) ありがとうございます。確かに教民のほうでもこれは
趣旨採択になってますし、それから、
サッカー協会のほうが出された、
人工芝でやってくれっていうものについては、これは採択のほうをされてます。それを受けて趣旨になったんだっていうこと言われますけど、なぜこれは、前回、例えば
天然芝でやってくれっていうのが趣旨になったかってそれを経緯からいうと、これは
ティフトン入れるのはまかりならないということがあって、そうは言っても芝の産地だからこれは広げていきましょう、そういうことの趣旨だということで、趣旨になっているわけですから、今回出されてきたものは、採択しないと何かその、今までこうやって積み重ねてきたものの経緯からして、そぐわないんじゃないかなと思いますし、先ほども言われました13支部ありまして、1部、支部から出されたのかとかって、そういう意見が出たっていうことが出てますけど、何か私が聞いたのは役員さんが集まって、
組合長以下ですけど、出すことについては了解が取られてるっていう話も聞いて、これは機関決定された事案じゃないかなと思うわけですけど、ちょっと、何か言われてることが私分からなかったんで、もう少し突っ込んだ話をしていただきたいと思います。
あと、この陳情第8号ですけど、反対の方が1人おられたということですけど、差し支えなければ、意見が出てなければそれでいいんですけど、何か反対の意見、私もちょっとこれは関心持ってることなんで、何か
委員会の中で出ていたようであれはそれをお聞かせ願います。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) この芝の問題については、先ほど
大平議員のほうからありましたけども、前回の
教育民生常任委員会の中で
ティフトンの問題等が議論されただろうというふうには思いますけども、
委員会の中では全体的に
天然芝、特に本町は
芝発祥の地でもありますし、芝を推進していくっていうことは、これは
皆さんが大事なこととして上げられとるわけですけども、これまでの経緯を含めて
趣旨採択が妥当でないかというような御意見が多かったということです。
それと、第8号の関係については、反対の理由っていうのは具体的には、この
全国知事会で提言されて
地位協定に反対という中で、
日本国憲法が改正されない中でこの
協定見直しというのは合わないんじゃないかっちゅうか、そういうような憲法の改定の問題もひっくるめて御意見があったということだけを申し上げておきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) それでは、お尋ねします。まず、確認として今回の陳情は、はっきりと3点に絞られております。
公共施設に
天然芝を用いるならば琴浦町産を使いなさいということが1点。そして2点目は、その際には
日本芝、
ティフトン系は駄目だよと。これは、琴浦町内の
芝生産農家に多大な影響を与える死活問題であるということですね。そして、3番目に、そういったところ、いわゆる
公共施設、町の
公共施設に
天然芝をやった場合、その管理は私たちがやってもいいですよと、実際に一部でやってるというふうなことでございました。この3点です。
そこで、そもそもこの芝の問題は、昔からあるんでしょうけども、直近で言えば去年の3月16日の町が主催された無
作為抽出の町民による
公共施設レビュー展、その
総合運動公園の
サッカー場に関して結論が出て、年間5か月間のみの使用だから
夜間照明とか、あるいは
人工芝をやって、その活性化を図ろう、回転率を上げようということがありました。そして、去年の12月19日に
サッカー協会か
体育協会の
サッカー部か知りませんが、確認できませんが、請願5号で
サッカー場に
人工芝をということがあったわけですね、これは議会では賛成多数で採択いたしました。さらに
議員提出議案第17号で
人工芝による改修を促進しようということを
全員一致で決議しております。これらを踏まえて考えないといけないわけです。そして、その後、今年の3月23日に、先ほど
同僚議員がおっしゃいましたように、請願1号で県芝の
指導者連絡協議会が
サッカー場には
人工芝じゃなくて
天然芝を使ってくださいという要望が出ました。これは
趣旨採択です。同じく、請願2号として白鳳の
郷活性化協議会から、
公共施設には
天然芝を使うようにということを堅持し、かつ普及してくださいということでありました。これも
趣旨採択です。ここまでは確認できると思います。
それで、問題は、先ほどもありましたように
趣旨採択です。
趣旨採択っていうのは、陳情・請願を採択するかしないかなので本来はあり得ないことなのです。しかしながら、全国のものを見てみても、
趣旨採択っていうのはやむにやまれず出した議会の一つの結論といいますか逃げの一手だということで、
趣旨採択というのは、
気持ちは分かるが今は駄目だよと。いいですか、
気持ちは分かるけど今は駄目だよ、これが
趣旨採択なんです。そして、そのことは先月の11月25日の
全員協議会で議長にこの
趣旨採択のことを申し上げて、3月23日の
趣旨採択は、
請願者の
気持ちは分かるけれども駄目だよと、そして、これは議会だよりに解説しておりますね。
気持ちは分かるけど今はできない、
サッカー場に
天然芝を用いたいけれども、
ティフトンということではならない。これが町の
生産農家の意思でもあると。したがって、それはかなうことはできない。したがって、
気持ちは分かるけど今は駄目だよということでございます。これも議長に確認しました。
今回、これが
趣旨採択だったんですね。いわゆる
天然芝ならば琴浦町産を使いなさい。これを
気持ちは分かるけど駄目だよっていうことになれば、
天然芝なら琴浦町産とは限らなくてもいいよということになっちゃう。また、2番目、
日本芝なら
ティフトン系は駄目だよということに関して
趣旨採択ということであれば、
日本芝であれば何でもいいよと、
ティフトンは
日本芝じゃないですけれども、
日本芝じゃなくてもいいよっていうことになっちゃうわけです。こういう
趣旨採択は許されるのかと。議会の今までの態度は、基本は琴浦町産を使うべきである。
公共施設にですね。しかし、ならぬときは仕方がないと、だけどその場合に
ティフトン、
西洋芝は入れるわけにならんということになっとるわけです。これがずっと今までの議会の決議はずっと一貫してるわけです。それから、
趣旨採択ということになりましたけれども、請願に対しても
趣旨採択ということで、
気持ちは分かるけど今駄目でしょ、
サッカー場には駄目でしょ。(発言する者あり)
議長がすればいいでしょ、議長が言えばいいでしょ。(発言する者あり)
議長。
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩します。
午前10時20分休憩
───────────────────────────────
午前10時22分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
はい、どうぞ。
○議員(4番 押本 昌幸君) ということがありまして、その辺りで
委員会のそういった意味での考え方はどういうふうになりますかと、
趣旨採択をやると、
気持ちは分かるが駄目だよということになるわけですよ。そうすると今回の請願もそれを受けてやるととんでもないことになるわけです。それについてどういうふうに考えられますか。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 今、押本議員のほうからありましたけども、
委員会の中でいろいろと話された部分っていうのは、先ほど言いましたけども、一番最初に
体育協会のほうから、
サッカー部のほうから出された中では、
サッカー部の協会のまとめの中では、
東伯総合公園サッカー場の
天然芝は競技者や利用者にとっては魅力ですと。しかし、
天然芝のグラウンドに関する整備事業費、維持費、収益。非常に利用率が低いから収益が上がらない。だから、財政負担が予想される。そういう中で補助率の高い云々という形で
人工芝のあれが採択されてきたわけですね。それで、3月に
指導者連絡協議会、それから、白鳳の郷の活性化協議会のほうから談話出されて、
人工芝ではなく
天然芝にこだわっていただきたいということで、これは
ティフトンとかなんとかっていうこと云々だなし、
天然芝にこだわっていただきたいということが出されたと思います。そして、白鳳の郷では片山前知事や平井知事が進めてきた
地産地消というのが花を開いてきたと、芝栽培で農家がもっと潤わんといけないということで、
天然芝で緑の町を育てていただきたいというそういう請願がなされてきて、いろいろと議論されて
趣旨採択ということになってきたわけです。それで、今回の場合、そういういろんな中で琴浦産の芝を使用するとかなんとかっていうのは、委員の
皆さんはそれを否定するものはありません、そういったこれまでの経過を踏まえて
趣旨採択。ただ、それが、もう駄目ですよとかっていうことでなし、委員の
皆さんはやはりこの芝を推進するっていうことについては、
皆さんそれを否定するものではないわけです。これまで、前回のときにもそういう
趣旨採択してきた経緯もあるわけですから、そういった中で今後、十分検討していただくということが、やはり委員の中で否定するとかどうとかっていうことでなしに、そういうやな議論が、意見が出されたということです。
○議長(小椋 正和君)
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君)
気持ちは分かる、だけど駄目だという、駄目だの部分を隠してしまうからみんなが中途半端なことになるので、趣旨が分かるなら
趣旨採択にすべきだと思いますが。いずれにしてもこの件に、この芝の件に関しては、まず重要なのは
公共施設レビューの結果です。無
作為抽出の、いわゆる一部業者の利益代表ではないところの無
作為抽出の町民の声として
公共施設レビューも結果がある。これを覆すっていうことは、町民の意思、逆に言えば、それをやろうとすれば一部業者の利益になるということにもなるわけです。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩します。
午前10時27分休憩
───────────────────────────────
午前10時27分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
○議員(4番 押本 昌幸君) 申し上げたいと思います。だから、疑問だけ聞きます。この請願は11月の18日に受理されております。それを追いかけるようにして11月30日に熱中小学校のPR動画がユーチューブにアップされております。これは御覧になりましたでしょうか。委員の
皆さんは御覧になりましたでしょうか。
委員会の
皆さんは御覧になりましたでしょうか。お尋ねします。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君)
委員会の
皆さんが見たかどうかっていうのは私には分かりません、それは。それは委員の
皆さんに聞かれたらいいと思いますけど、見たかっていうことを
委員会の中で諮ったわけではないですから、私は
皆さんが見られたということはちょっと確認できません。
○議長(小椋 正和君)
押本昌幸君、簡潔に質疑をお願いします。
○議員(4番 押本 昌幸君) というのは、この熱中小学校のPR動画の中に、新国立競技場に採用された琴浦産というふうにPRされているわけです。そして、絵はこういう絵です。で、新国立競技場に納入されたのは
ティフトン419という
西洋芝ですね。そして、その圃場は湯梨浜町を中心にしたところの砂丘地です。決してこのような川のそばの、あるいは黒ぼくのところで作られた芝ではありません。さらに琴浦産の芝ではありません。さらに
ティフトンです。これを世界にユーチューブで拡散しとるわけです。これがやっぱり琴浦芝って言ったら
ティフトンも含めて琴浦芝だよというふうなことになってしまって、変わってしまうと思うんですが。
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。
午前10時29分休憩
───────────────────────────────
午前10時30分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 今、熱中小学校のことがありましたけどね、それは
委員会の中でどうこうっていうことは、そういうことを議論したわけでもありませんので、
委員会の中では、先ほど報告しましたような内容で
委員会では
趣旨採択になったということですので、その点は御理解をいただきたいと思います。
ただ、
趣旨採択になったから琴浦の
天然芝は駄目ですよということを、誰もそういうことを申してる者はありません、当然、大事なことですから。ただ、そういう前回の経緯もひっくるめて
趣旨採択ということが委員の中から出されて決したということです。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) 請願5号についてですけども、
委員長にお尋ねします。
委員長報告は
趣旨採択ということなんですけども、その審査の内容等にしますと、やはり天芝、赤碕支部というのから、請願・陳情は出されております。そのところにおいて、今の意見の中に生産組合の代表からっていうような発言がちょっとあって、そこのところがちょっと生産組合、琴浦町の芝を発祥の地ということになれば、
生産農家の人は本当にこれから先どうなるんだろうかという心配をされております。そういう中で
趣旨採択でなしに、やはり地場産業が生きていくための農政だというふうに思いますので、産業
委員会の意見はどういう意見が出たのか、それと
趣旨採択になったんですけど、その重みを継続審査のほうにできなんだものかどうか、その点について
委員長にお聞きしておきたいというふうに思います。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 先ほどから申し上げておりますけども、赤碕支部でなしに八橋支部から出されました。それは私もいわゆる出された支部長さんのほうにもぜひ出席していただいていろんな説明等をしていただきたいという出席要請もさせていただきました。しかし、内山さんはちょっと都合が悪いということで出席できないということで、紹介議員さんが、手嶋議員が紹介議員でしたので、手嶋議員にもいろいろと委員の
皆さんから聞かれたりして、この問題はいろいろと
皆さんが議論していただきました。それで、先ほどからありますように、琴浦産の芝、これは
皆さんやっぱり大事に、やっぱりこれ大事な産業ですので、これは大いに推奨していかないけんということは
皆さんそれを否定するものではないわけです。ただ、さっきから言いましたように
委員会の中でいろいろ議論された中で、今年の3月議会のときにそれぞれ、鳥取県、
芝生産指導者連絡協議会、私も詳しくは分かりませんけども、恐らく町内の芝の関係者が集まられた会の代表者だというふうに思います。そして、白鳳の郷、非常にグラウンドゴルフ等で一生懸命やっておられるわけですし、そういった方も
地産地消が花開いておるというようなことで請願されて、そういった中で前回、
教育民生常任委員会の中では
趣旨採択ということで今日まで流れてきておるわけですね。そういったことを踏まえて総務常任
委員会の委員さんの中では
趣旨採択が妥当でないかという、やっぱりそういう意見が多く出されて決したと。決して芝のあれが駄目ですよとかどうとかっていうようなことは誰もそういうことは思っておりません。当然
皆さんで一緒になって活性化させていかないけんわけですので。ただ、これからがいろんな町のいろんな取組の中で、前回の
趣旨採択されたこととこのたびのことを併せて、町の繁栄のために考えていくことが大事ではないかなというふうに思います。ですから、
委員会の中ではそんな細かいこともありませんけど、さっき言ったようなことが議論されてなったということです。(「答弁漏れ、継続審査はどう」と呼ぶ者あり)継続審査とかなんとかそういう中には継続するだという方あったかもしれませんけど、最終的に
趣旨採択ということで、さっき話しましたような流れの中で
趣旨採択というふうに
委員会の中では決したということでございます。よろしいでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) やはり
委員会としても請願・陳情が議員からの請願・陳情ですから、一般的な陳情と訳が違いますので、やはり総務建設の
委員会としてもその重みを十分に出されたのかなっていう気がします。そういう点で最終的に
委員長報告は
趣旨採択でいくんだと、採決を採ったときにそういうふうになったと思うんですけども、やはり琴浦の芝を守る上、
生産者を守る上においては、やはり採択なり不採択、それが議会のあれだと思いますので、その点についてもどういうふうに
委員長は思っておられるのかお聞きしたいと思います。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 今も申し上げましたように、琴浦の芝、
皆さん大事なあれですので、産業ですので、それは
皆さん思ってます、ね。継続云々というのは、中でもいろいろ話は出たんですけど、
委員会の中で、前回にやっぱりそういういろんな代表の方、あるいはいろんな方が出された中で非常に大変だったと思います。そういう中で
趣旨採択されました。
総務産業常任委員会も非常にやっぱり、これを判断するっちゅうのは非常に
皆さんもやっぱり心の中では非常に重く受け止めとる中で
趣旨採択という選択をされたんではないかなというふうに、私は思っております。以上です。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は結果的にいうとなぜ趣旨になったのかってのが疑問なんですね。要は、請願の方は、3点です。先ほど押本議員が言われましたね、
公共施設整備に
天然芝を使用する場合は琴浦町産の芝を使用してくださいと、1番目ですね。2番目は、
日本芝を使用し、混入の原因となる
ティフトン系、洋芝は使用しないでくださいと、これは2番目。3番目に、ボランティア活動により維持管理費を軽減することと、自分たちもそれだけ汗をかきますよってことなんですね。どこが、これが、私は採択ならないのかと思うんですね。これ町民が聞いてもいいことだと、私、思うんですよ。でも、議会が、趣旨は分かるよってことなんですね。今、
委員長の話を聞きますと、今までの議会が趣旨なりそういうふうにやってるから、だからしたんだと。そんなことを言ったら、例えば一旦、採択なり不採択なったら、次出てきても前回不採択だったら不採択になりますよ、そういう議論はなかったんですか、
委員会のほうで。多分、議長もそのとき出とられたと思いますけども。前回がこうだったから、ね、ええことだけども、前回がこうだったから前回に踏襲しないと駄目だっていうような考え方って、私は言語道断だと思うんですが、その辺どうなんですか。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 先ほどからずっと申し上げておりますけどね、委員の
皆さんもいろいろとやっぱり心の中では葛藤されたと思いますよ。(発言する者あり)うん。ただ、いろんな中で、さっきから言ってますように、これまで琴浦町の
指導者連絡協議会の方、それから白鳳の郷の方、出されたいろんな議論の中で、そういうことも踏まえながら全然駄目ですよということでなしに、そういうことを総合的にやっぱりこれからも検討していくっちゅうことが大事だというふうに思いますけどね。ですから、
趣旨採択という、確かに採択か不採択かっていうのが一番大事かと思いますけども、
皆さんの御意見はそういう
趣旨採択がということに収まったということですね。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) あのね、今何度かいろいろ団体言われましたけども、全く同じものじゃないんですよね、内容が。それぞれ違っとるんですよ、内容は。ですから、今までこうなってたから、
気持ちはよう分かるし本当は採択したいけれども、今までの議会が趣旨でやってるから趣旨になったっていう感覚なんですね、今。今の
委員長報告はね。(発言する者あり)そういうことでいいんですか。それを答えてください。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 私は
委員会の中で
皆さんの意見を集約してこのように決定したわけですからね、それは後で討論されたらよろしいんじゃないんですか。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君)
委員長としてはそういう意見があった場合に、今までそういうことで議会としては採択だとか
趣旨採択でやってるけども、それとこれとは違うと。例えば請願権っていうものは、例えば前回同じ人が出しても、前回は仮に不採択になっても、やはり今度啓蒙活動をやったりして理解を深めて、また同じことを出しても、新しく出てきても前回は不採択したけれども、あっ、これはやっぱり採択すべきだっていったら変わるんですよ、仮に同じ文面でも、それが議会ってものじゃないですか。前が不採択だった、前が
趣旨採択だった、前は採択だったから議会で決めたことなんだから、今度いろいろ問題があるけども変えるわけにいかんからそれはするっていうのは、私は議会としてはもってのほかだと思うんですけど、それ
委員長のお考えはどうでしょう。
○議長(小椋 正和君)
澤田豊秋君。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) 最前から申しましとるようにね、この問題、
サッカー場の
人工芝の問題からいろいろと
人工芝でなくして
天然芝とかいろいろとやっぱり流れてきておると思うんですよね。そういったことを総合的に判断して
皆さんはそういうふうに
趣旨採択がいいんでないかということになったんじゃないかというふうに私は思ってますけどね。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので質疑を終わります。
初めに、2年請願第5号、
公共施設整備に使用する
天然芝の
地産地消についての請願について、討論に入ります。討論ありませんか。
井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) 私は賛成の立場から。(「どっちに賛成」と呼ぶ者あり)あっ、
委員長報告の賛成、反対の立場から言います。やはりこの。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) ちょっと、井木議員。
○議員(15番 井木 裕君) はい。
○議長(小椋 正和君) 反対ですけども、最初。もし、
趣旨採択に反対っていうことなら。
○議員(15番 井木 裕君) そうです。
趣旨採択に反対の立場で討論させていただきます。
質疑でも申し上げましたように、
芝発祥の地東伯ということの
生産者からの悲痛な請願であります。請願を無視するような形で
趣旨採択ということは駄目だと思いますので、これ、
趣旨採択については反対の討論とさせていただきます。
○議長(小椋 正和君) 賛成の方の討論ございませんか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 私は
趣旨採択に賛成という立場で討論させていただきます。
まず、
ティフトン、琴浦町、鳥取県芝の発祥の地であるということと、外国製の
ティフトンは使用不可という大前提の下に、これいろいろ芝の種類、いろいろ
ティフトンですとか
日本芝、高麗芝、ゴルフ場に使われている芝、グリーンに使われている芝というふうに、この芝を畳に置き換えてみると分かりやすいかと思います。柔道に使うナイロン系の柔道の畳ですとか、日本家屋にちゃんと使われているイグサを使った畳、それから団地だとかそういうところにあるテフロン畳ですかね、それと同じことであります。一長一短、
天然芝、
人工芝、一長一短ありまして、この最後の第3番目のボランティア活動により維持管理費を軽減すること、これ非常に芝
生産者の方にお礼を申し上げたいですけれども、夏になりますと1週間に1回は芝刈りが、また、蚊の発生だとかありますし、
人工芝にとっては夏季の非常に高温になって表面が50度、60度なるようなこともありますので、これはますます議論を、私は逆に
趣旨採択はプラスの立場から、プラスの立場から
趣旨採択というふうに取っておりますので、今後ますます将来的な
公共施設の利用方法も考えながら、最善の方法を取っていくというふうにしたいと考えておりますので、
趣旨採択という立場で、
趣旨採択に賛成であります。以上です。
○議長(小椋 正和君) 続いて、
大平高志君。反対討論ですか。
○議員(5番 大平 高志君)
委員長報告は
趣旨採択ということでありましたけど、私は原案どおり採択すべきということで、こちらのほうは反対討論のほうをさせていただきたいと思います。
町内の芝の作付面積、これは野芝、高麗芝が多くを占めているそうであります。高麗芝はゴルフ場や公園などに用いられる品種だそうで、栽培は比較的容易で、製品、これ効率がよくて、ほぼ毎年出荷できるので
生産者のメリットが大きい、これは主であります。一方、野芝は公共工事や河川敷等に安定した需要が見込まれる、こういったことで行われてきております。品質の高い鳥取芝はゴルフ場に多く使用され、平成9年まではゴルフ場の出荷割合は50%以上でありましたが、近年、ゴルフ場の新設がなくなり、平成20年時ですけど、ゴルフ場用が43%、土木用29%、造園用が28%、これはあまり大きくは変わってないようであります。また、独自の優れた品質の芝品種が欲しいとの地元要望に応えるために、昭和59年度から園芸試験場で新品種の育成が始まりました。さらに平成12年からは
日本芝のこれは重要な病害でありますラージパッチに耐性がある3系統を選抜して、この中で実用性の高い1品種を、これは選抜しまして、平成20年3月にグリーンバードJとしてこれはもう登録のほうをされているようであります。このようにたゆまない努力をしてきているわけであります。近年、生育が旺盛なバミューダ系の芝、これは
西洋芝でありますけど、スポーツターフとして注目されるようになりました。県内でも一部生産組合がその需要を見越し、耕作放棄地などを活用して、バミューダグラス、これは
ティフトン419でありますけど、これを生産し、国立競技場やスタジアムなどに納入するなど、積極的な対応を行っていますが、既存の芝、これ産地は
日本芝を中心に生産しており、また混入のない均一な芝を生産する産地としての評価を受けていることから、野芝や高麗芝が中心の芝産地からは需要の増加につながらないことや圃場への繁殖力が旺盛な
西洋芝の混入に対する懸念の声が今回の請願につながっているのだと思います。誰が出したとか、こういった意見で、こういったことがまかり通れば私は議会の存在意義が問われる大問題になります。芝の産地、
生産者を守っていくことを第一に考えれば原案で通すほかない案件でありますので、私はこの
委員長報告に反対するものであります。以上です。
○議長(小椋 正和君) 続いて、賛成の方の討論ございませんか。
桑本賢治君。
○議員(7番 桑本 賢治君) 私は賛成の立場で討論したいと思います。
これは最初に出てきた案件ではありません。4件目であります。似たようなことで私も琴浦町は
芝発祥の地だから、芝を大切にしてほしいっていうこと一貫してまいりました。このたびもその答えに間違いはありませんが、これが出てきた経過に若干異論があります。県芝の役員会を経由して出てきたと、こういうふうな話でしたが、私は先週の水曜日4時から県芝に行きました。この取扱いについて非常に私も判断が困っとるんだがどういうことかと言ったら、県芝も大変苦慮されたということで、出ちゃったから反対はできんと、自分らの芝を使ってごせっていうのに反対だと、こういうことはできんが、今までのいきさつからして何ぼかある支部が出されたやつを後追いで賛成されたということが事実であります。県芝としては賛成してほしいという認識でありました。だから、いいんですけど、4回目だということから考えれば
趣旨採択のほうが無難だな、もちろん琴浦の芝を否定するものではありません。100%みんながそのとおりだと思ってますよ。だけど、さんざんやってきて今回4回目来たときに、
委員長が言いましたように過去のいきさつからずっと来れば、琴浦の芝を最優先しながら
趣旨採択が無難だろうと、こういう判断ですから、私は議会の良識が作動したと、こういう認識であります。以上です。
○議長(小椋 正和君) 続いて、反対討論ございませんか。
福本まり子君。
○議員(3番 福本まり子君) 私は反対の立場で討論に参加したいと思います。
内容は賛成で通してほしいという思いであります。具体的には先ほど来から鳥取県
芝発祥の地というきれいごとで言われますが、それに至るまでは
生産者の方は並々ならん努力をされています。
ティフトンの生産がどこで行われているか、先ほど
同僚議員も言いましたけども町外であります。その町外に行かざるを得なんだいきさつは、
日本芝を守らないけんっていう運動があるからです。いわゆる芝の中でもう既にすみ分けをしてるんです。だから、
生産者の方は
ティフトンが
日本芝に影響を与えないところで生産をしてるんです。
ティフトンと
日本芝のいわゆる戦いみたいなのは今始まったわけではありません。かなり前から出てきています。
ティフトン以外の
西洋芝の導入も何度かありました。合併してからでも、例えば水田ののり面に吹きつけで芝を植えようという取組もありました。これも県の事業で行われてますから町のほうは産業部門で全く議論もされないままにされたと思います。でも、それに至るまでは、東伯のほうではやめてくれと、赤碕のほうだったら
日本芝に影響がないから、そこだったらいいだろうというような、そういう細かい部分での戦いはいっぱいやってきてます。何を恐れてるかっていうと最初に戻りますが、先ほど来出てる最初の
サッカー場を
人工芝にと言ったのは、今現在、
日本芝での状況の悪さ、管理運営の悪さが挙げられてる、確かによその
サッカー場としては
ティフトンが最良だと思います。ただし、ここの琴浦に入れるわけにはいかない事情があるんです。私も鳥取のほうで何度か
ティフトンを見てきました。確かに生育は早いしいいとは思いますが、琴浦には入れるわけにはいかない。何を懸念されてるかっていうと、やはり先ほど来出てる
ティフトンの生育旺盛なところ、繁殖力。何度もこの議論をしてきました。切ったらそれが川に流れて下のほうに着くとか、あり得ないだろうと思いますけど、
生産者の方はそういう議論を力いっぱいやってきてるんです。芝刈り機でもついて回りますから、本当に根がなくても繁殖する可能性があります。そういった意味でこれを曖昧な表現で
趣旨採択するということはナンセンスなことであります。きっちりとやっぱり
日本芝の生産地を守るという意思がなければならないと思います。本当に請願の2番の中に、すごく配慮されたような内容がありますが、これは先ほど言ってます、要はすみ分けをしなければならない事情があるから、北栄以降、東については荒廃農地、そちらのほうで
ティフトンをやられています。それはとってもいいことだと思います。ただし、ここに持ってくるわけにはならない事情があるから、それで反対をしているわけであります。
3番目に、ボランティアでもということが書いてあります。本当にこれは逆にさせてはならないことだと思ってます。ボランティアで仕事させるなんてナンセンスだと思います。自分たちが地域の公園なんか、自分たちでやりますっていう部分はそれこそ薬代とか機械代とか出してもいいと思いますが、本当にこれを公共事業に当てはめるとさせてはならないことだと思います。ただし、それだけの思いを持って
生産者の人がボランティアでもやりますよというぐらいの熱意は、私たちは受け止めないけんと思います。最初の
サッカー場の
人工芝、もともとはそういうところから起きてるので、その辺は曖昧な表現ではなくて賛成に回っていただきたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 賛成の討論ございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 反対の討論ございますか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は
委員長報告は
趣旨採択ということでございましたけども、私は採択すべきということで討論をさせていただきます。これは先ほどもちょっと話しました。くどいようですけどももう一回、読まさせていただきます。今、請願っていうのは、これ3つなんですね。1つ、
公共施設整備に
天然芝を使用する場合、琴浦町産の芝を使用すること。2番、
日本芝を使用し、混入の原因となる
ティフトン系洋芝は使用しないこと。3番、ボランティア活動により維持管理費を軽減すること。これ3つなんです。この3つが議会はどう判断するかなんですね。私は、これはもう趣旨だなしに採択すべきだと思います。町民が聞かれても、あっ、いいことだってなると思うんですね。内容についてはさっきいろいろありました。
同僚議員からもまた反対は、この
委員長報告に賛成の方もいろいろありましたけども、これを議会が採択せずに、また議会の役目果たせないと思います。先ほどから、前が、前回が趣旨があったからそれを尊重して今回も、本当は採択したいけれども、それを覆すわけにはいかないから趣旨みたいなことも言われますけど、全く言語道断です。そういうこと必要ありません。時代とともに新しく出たものに対して淡々と審議をして決するのが議会だと思います。私は
趣旨採択に反対、採択すべきだと思います。以上。
○議長(小椋 正和君) そのほか、討論ございますか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 反対討論いいですか。
○議長(小椋 正和君) 反対討論です。
○議員(4番 押本 昌幸君) 私は
委員会報告の
趣旨採択に反対。請願を採択すべきという立場から申し上げます。先ほど質問で言い過ぎましたので、控えたいとは思いますが、はっきりしていることは、まず芝に関してはっきりしていることは、
公共施設レビューでもって、
サッカー場、総合公園の中の
サッカー場に関しては、年間5か月しか使えないからこれをもっと活性化すべきだということから、
夜間照明と
人工芝ということが出ております。これは町が主催した
公共施設レビューの中での無
作為抽出の町民の声であります。一部の業者、あるいは一部の利用者の意見ではありません。これは非常に重たい結論だと思います、それが一つ。
そして、12月にありました、
サッカー協会の陳情を受けて、
サッカー場は
人工芝にという請願を受けて、
議員提出議案第17号で
人工芝で改修すべきだという、全員、ここ、この議会
全員一致の決議があります。この2つがまず、ずっと今後尊重されなければいけない2つであります。
そして、3月の請願1、2、いわゆる
趣旨採択でございます。そして、この
趣旨採択のされたからといって、この趣旨が通ったということから
人工芝でいいんだという解釈をなさった方がありますが、
趣旨採択は先ほど質問でも申し上げましたけれども、
気持ちは分かるけど今駄目だよというのが
趣旨採択です。本来、
趣旨採択っていうのはあるべきものではありませんが、
気持ちとしては分かるけれども今は駄目だよというのが
趣旨採択というふうに全国の市議会、町村議会で、あるいは県会議員議会でも解説されております。したがって、本来はこういう陳情・請願に関しては、の採択に関しては採択する、しない、この2つが正当であります。しかしながら、
趣旨採択されたからといって、それに、その結果を忖度するというのは本来の議会の機能ではないと思います。そういう意味で今回のものも、
皆さんの、
委員会の
趣旨採択にされた報告にもありましたように、請願そのものの1、2、3、
天然芝。
天然芝を使うんだったら
ティフトン駄目だよ、これは
皆さんが理解されております。これであれば、結論はおのずから出るもんじゃないでしょうか。
趣旨採択という幻のものにとらわれて、再度、
趣旨採択を採用するというのは、今後議会が取るべき姿ではないというふうに思います。そういう意味で、これがそもそも、この請願の趣旨を、1、2、3を理解されるならば、当然ながらおのずからこれはいいことだと
皆さんおっしゃってるわけですから。何もこれを退ける、あるいは宙に浮かす必要はないじゃありませんか。素直にいろいろなものに忖度しないで、素直に採択すべきだというふうに思います。
そして、最後に申し上げますが、今まで
委員会でいろいろ言われて自分の意見が変わる、
委員会ではこう言ったけど本会議ではこう変わる、こういったことがあっていいんですかというふうに私は議長に尋ねたことがあります。いや、それは幾ら陳情受けたものでも、受けた時点と本会議で議論やった後では考え方が変わるんだと、したがって、それはやむを得ないことなんだというふうにおっしゃいました。したがって、今回の分でも
趣旨採択で結論は出ましたけれど、よくよく御自分で考えて、
趣旨採択という曖昧な逃避をするのでなくして、趣旨に賛成されているのならば、ぜひとも採択というふうにしていただいて、この
趣旨採択という
委員長、
委員会報告は否決していただきたいというふうに思います。終わります。
○議長(小椋 正和君) その他、討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
本件に対する
委員長報告は、
趣旨採択とするのが適当であるとの報告であります。
本件を
委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(小椋 正和君) 賛成少数ですので、
趣旨採択は否決されました。
趣旨採択は否決されましたので、
総務産業常任委員会を直ちに開いて、再度付託します。
委員会を開催していただきたいと思います。(発言する者あり)本日、最終日ですので、直ちに
委員会を開いて、再度審査をお願いしたいと思います。
暫時休憩いたします。
午前11時11分休憩
───────────────────────────────
午前11時18分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
ただいま、
総務産業常任委員会を開いていただきました。その結果を、総務産業常任
委員長、澤田
委員長より報告をしていただきますので、登壇して報告お願いいたします。
○
総務産業常任委員会委員長(澤田 豊秋君) それでは、先ほど
委員会を開いて協議した結果、全会一致で採択ということに決しましたので御報告いたします。以上です。
○議長(小椋 正和君) ただいま、本件に対する
委員長報告は全会一致で採択するのが適当であるとの報告でありました。
本件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、
委員長報告のとおり採択と決しました。
次に、2年陳情第8号、
全国知事会の提言に基づき、
新型コロナウイルス禍における
日米地位協定の
抜本的改定に取り組むよう国及び
関係機関への
意見書提出についての陳情について、討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
本件に対する
委員長報告は、採択とするのが適当であるとの報告であります。
本件を
委員長報告とのとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、
委員長報告のとおり採決と決しました。
なお、
大平高志君が所用のため、欠席するとの旨の連絡をいただいております。
─────────────・───・─────────────
◎日程第6 議案第147号
○議長(小椋 正和君) 日程第6、議案第147号、
地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴う
関係条例の整理に関する条例の制定についてを議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第147号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第7 議案第148号
○議長(小椋 正和君) 日程第7、議案第148号、琴浦町
国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第148号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第8 議案第149号
○議長(小椋 正和君) 日程第8、議案第149号、琴浦町
消防賞じゅつ金及び
殉職者特別賞じゅつ金条例及び琴浦
町非常勤消防団員に係る
退職報償金の支給に関する条例の廃止についてを議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論はありませんので、討論を終わります。
議案第149号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第9 議案第150号
○議長(小椋 正和君) 日程第9、議案第150号、令和2年度琴浦町
一般会計補正予算(第10号)を議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は本補正予算に反対の立場で討論を行います。
道の駅ポート赤碕のふれあい広場の遊具リニューアル実施設計料が1,000万円計上されております。私は総括質疑の前に資料を請求いたしました。ポート赤碕の、それ1,000万円の積算根拠を出してくださいと。それから、プロポーザルでやられるってことですから、プロポーザルの要綱もお願いしますってこれ出したんですけども、総括質疑には間に合いませんでした。やがて設計料の積算根拠というか見積書は頂きました。これは誰が設計を、1,000万円の設計は誰がしたんですかって言ったら、現在あそこの遊園地を設置やられたところに口頭でお願いをしたと。どのぐらい設計料がかかるかお願いをしたら、出てきたのが1,000万ちょっと超えてましたけども、出てきたので1,000万計上したってことなんですね。プロポーザルの要綱について全くなしのつぶて、あるともないともなかったんですね。業を煮やして、また請求をいたしました。プロポーザルの要綱を出してくれと。ありませんと、まだありませんということでした。私は古くなったので改修をしたりすることについては賛成でありますけれども、これ1,000万の根拠というものが全く私から見ればずさんであります。その見積りを取った業者は今度、指定管理というか、プロポーザルに参加できないんですかって言ったら、いや、希望されれば参加してもらえますってことなんですね。だから、確かに特殊なものだからなかなか役場の職員の方では見積りができないかもしれませんけども、プロポーザルの要綱もまだできてません、口頭で何ぼかかりますか、設計料。いや、1,000万ちょっとです。なら1,000万計上しようっていうのが今回の提案されたものです。私はこういうことでは駄目だと思います。今、これはコロナの、国のコロナの対策の支給にも使うわけですね、もちろん悪くはないかもしれませんけども、もっとほかに使うこともあると思います。今すぐ急ぐ必要はないと、もう少し3月
定例会でもいいわけですから、もっと中身を吟味する必要があります。以上の点で反対であります。以上。
○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。
井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) 補正予算について反対の立場から討論をしたいと思います。
私もこのタコ公園の改修については質疑でも申し上げましたが、やはり議会と執行部と、それから業者との案件が、で、よりいいものを造って子どもたちが喜ばれる、この遊具にするのが妥当と思います。そこで、質疑の中の町長答弁の中に、議会は議会のほうで議論をしていただければいいというようなニュアンスの言葉がありました。やはり議会と執行部と一体となって、その子どもたちが喜ばれる公園にするのが妥当だと思います。そういう中で話が
同僚議員もありましたけども、内容が分からないということになれば、なかなか議会も賛成もするわけにはいかないと思います。よって、町長発言の中でやっぱり議論は議会でするというのは当たり前の話ですので、そういう面でこの補正予算の1,000万円の分については反対をしたいと思います。以上です。
○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 補正予算について賛成の立場から申し上げます。
既にこの議会で総括質疑で概略、お尋ねするところは尋ね、追及するところは追及し、100%受け入れていただけるわけではありませんが、その趣旨を酌んでいただいて予算を執行していただくということと、非常にある意味では曖昧ではありますが、町の財政にとってそう痛い話でもありませんし、総括質疑の内容を酌んでいただいて執行していただくということで、賛成したいというふうに思います。以上です。
○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第150号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の方は御起立をお願いいたします。
〔賛成者起立〕
○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 議案第151号
○議長(小椋 正和君) 日程第10、議案第151号、令和2年度琴浦町
国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論はありませんので、討論を終わります。
議案第151号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第11 議案第152号
○議長(小椋 正和君) 日程第11、議案第152号、令和2年度琴浦町
下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第152号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第12 議案第153号
○議長(小椋 正和君) 日程第12、議案第153号、令和2年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第153号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第13 議案第154号
○議長(小椋 正和君) 日程第13、議案第154号、令和2年度琴浦町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第154号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第14 議案第155号
○議長(小椋 正和君) 日程第14、議案第155号、令和2年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第155号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第15 議案第156号
○議長(小椋 正和君) 日程第15、議案第156号、琴浦町
カウベル調理加工等施設の
指定管理者の指定についてを議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論はありませんので、討論を終わります。
議案第156号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第16 議案第157号
○議長(小椋 正和君) 日程第16、議案第157号、鳥取県
町村総合事務組合の共同処理する事務の変更及び鳥取県
町村総合事務組合規約の変更についてを議題といたします。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第157号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第17 議案第158号
○議長(小椋 正和君) 日程第17、議案第158号、令和2年度琴浦町
一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。
提出者の提案理由説明を求めます。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) まず冒頭にお話をさせていただきたいのは、新型コロナウイルス感染症が昨日も鳥取市内のほうで発生したと、県内で70例となりました。このような状況を考えまして昨日決定しましたが、1月3日の成人式を中止させていただくということで
皆さんに通知をさせていただいております。現在、感染拡大地域からの交流ということはなるべく自粛いただきたいということも併せてお願いをしてるところであります。早くコロナが終息することを願っておるところであります。
追加の議案についてもその関係がありますので、今回、追加議案の提案理由について説明させていただきます。議案第158号、令和2年度琴浦町
一般会計補正予算(第11号)であります。今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1,305万円を追加し、総額を133億7,787万1,000円とするものであります。まず、ひとり親世帯臨時特別給付金支給事業であります。独り親家庭は、母子、父子とも、世帯の収入が少ないため、経済的基盤が弱く厳しい状況にあります。新型ウイルス感染症の影響により、特に子育てと仕事を1人で担う低所得の独り親世帯が心身ともに大きな負担を強いられている現状を踏まえ、7月臨時議会で承認いただき、臨時特別給付金を支給いたしました。しかし、年末年始に向け、その生活実態が依然として厳しい状況にあることや、先日政府が年内を目途に給付金を再支給することを決定したことから、迅速に対象者に給付金を支給するため追加で予算計上をするものであります。なお、財源につきましては、全額、国庫支出金等を充当いたします。
次に、コミュニティ助成事業であります。一般コミュニティ助成事業において、別宮
部落の除雪機整備事業が追加で採択されました。本町においても既に積雪があり、今後、本格的な積雪シーズンが到来することから、別宮
部落で早急に除雪機を整備し、降雪時の、降雪量の多い中山間地域おける除雪作業の負担軽減、生活道路の確保を図るため追加で予算計上するものであります。なお、財源につきましては、全額、一般財団法人自治総合センターからの交付金を充当いたします。以上、1議案について提案理由を説明いたしました。よろしく御審議くださいまして、御承認賜りますようお願いいたします。
○議長(小椋 正和君) 以上で提案理由説明を終わります。
質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
議案第158号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第18
議員提出議案第12号
○議長(小椋 正和君) 日程第18、
議員提出議案第12号、
全国知事会の提言に基づき、
新型コロナウイルス禍における
日米地位協定の
抜本的改定に取り組むよう国及び
関係機関への
意見書提出についてを議題といたします。
提出者の提案理由説明を求めます。
提出者、
澤田豊秋君。
○議員(6番 澤田 豊秋君)
議員提出議案第12号、
全国知事会の提言に基づき、
新型コロナウイルス禍における
日米地位協定の
抜本的改定に取り組むよう国及び
関係機関への
意見書提出について。上記の議案を別紙のとおり、琴浦町議会
会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出する。令和2年12月22日提出。提出者、琴浦町議会議員、
澤田豊秋。賛成者、同、桑本始。同、
前田智章。同、新藤登子。同、桑本賢治。同、角勝計介。
1枚はぐっていただきます。
日米地位協定の見直しを求める意見書。我が国には日米安保条約に基づく
日米地位協定より、30都道府県に130を超える米軍基地があります。その米軍基地所在地では航空機の騒音や米軍人、軍属が関わる事件、事故などにより平穏で安全、安心であるべき周辺住民の生活が脅かされる事態が続いており、基地の所在する自治体にとってその負担の軽減が重要課題となっています。こうした中で
全国知事会は、2018年7月に
日米地位協定を抜本的に見直す提言を採択しました。この知事会提言以降、全国各地の県市町村議会で
地位協定の見直しを求める意見書が可決、提出されています。しかし、基地をめぐる事件、事故、騒音、環境問題は深刻さを増しています。加えて新型コロナ危機です。現在の
日米地位協定の下では、世界最大の感染国であるアメリカからの軍人、軍属の出入国及び基地外への出入りをチェックする権限は日本にはありません。基地を感染源とする予防対策に自治体はおろか国さえ無力であり、基地所在地の住民のみならず全国民の不安は深刻です。
日米地位協定は米軍人等の犯罪に係る裁判権や国民生活に深く関わる事項が日本国法例適用外と定められていますが、1960年に締結されて以来、60年間一度も改定されず、不平等の規定のまま今日に至っています。国民の生命、財産並びに人権を守るためには、
日米地位協定のあるべき姿への見直しが喫緊の課題となっています。よって、国において適切な措置を講ずるよう強く要望します。
以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。
令和2年12月22日。鳥取県東伯郡琴浦町議会。
提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、総務大臣。
琴浦町議会議長、
小椋正和。以上です。
○議長(小椋 正和君) 以上で、提案理由説明を終わります。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより
議員提出議案第12号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第19 閉会中における
委員会の
継続調査活動について
○議長(小椋 正和君) 日程第19、本日
議会運営委員長及び各常任
委員長から、閉会中における
議会運営委員会及び各常任
委員会の
継続調査活動について許可を求める旨の申出がありましたので、これを許可したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中における
議会運営委員会及び各常任
委員会の
継続調査活動を許可することに決しました。
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◎日程第20 閉会の議決
○議長(小椋 正和君) 日程第20、閉会の議決に進みます。
お諮りいたします。今期
定例会に付議された事件は全て終了いたしました。よって、
会議規則第8条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、今期
定例会は、これをもって閉会することに決しました。
以上で、令和2年第10回琴浦町議会
定例会を閉会いたします。御苦労さんでございました。
午前11時42分閉会
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