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令和 2年第 2回定例会(第1日 3月 4日)

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  1. 琴浦町議会 2020-03-04
    令和 2年第 2回定例会(第1日 3月 4日)


    取得元: 琴浦町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-04
    令和 2年第 2回定例会(第1日 3月 4日) ────────────────────────────────────────   第2回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                         令和2年3月4日(水曜日) ────────────────────────────────────────                         令和2年3月4日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定について 日程第3 諸般の報告について 日程第4 議長の総務産業常任委員会委員の辞任について 日程第5 2年請願第1号 東伯総合公園サッカー場について(東伯総合公園サッカー場              の改修を「人工芝」でなく、「天然芝」での施工を求める請              願) 日程第6 2年請願第2号 総合公園サッカー場等公共施設で天然芝の堅持と普及につい              て (請願) 日程第7 2年請願第3号 厚生労働省による公立・公的病院名の公表の白紙撤回と地域              医療の充実を求める意見書の提出を求める請願 日程第8 元年陳情第12号 請願・陳情提出時の意見陳述の機会の付与について(陳情) 日程第9 2年陳情第1号 竹内地区の町道拡幅整備及び十字路交差点の改善についての
                 陳情 日程第10 2年陳情第2号 公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善のための              必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情書 日程第11 令和2年度施政方針について 日程第12 報告第2号 専決処分について〔地方自治法等の一部を改正する法律の施行に            伴う関係条例の整理に関する条例の制定について〕 日程第13 議案第2号 債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)について 日程第14 議案第3号 令和元年度琴浦町一般会計補正予算(第7号) 日程第15 議案第4号 令和元年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第16 議案第5号 令和元年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第            2号) 日程第17 議案第6号 令和元年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第7号 令和元年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第19 議案第8号 令和元年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第20 議案第9号 令和元年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第10号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例            の制定について 日程第22 議案第11号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する            条例の制定について 日程第23 議案第12号 琴浦町附属機関条例の制定について 日程第24 議案第13号 琴浦町未来人材奨学金返還支援基金条例の制定について 日程第25 議案第14号 琴浦町表彰条例の一部改正について 日程第26 議案第15号 琴浦町印鑑条例の一部改正について 日程第27 議案第16号 琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する            条例の一部改正について 日程第28 議案第17号 琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について 日程第29 議案第18号 琴浦町船上山発電所基金条例の一部改正について 日程第30 議案第19号 琴浦町船上山人材活用加工販売施設条例の一部改正について 日程第31 議案第20号 琴浦町営斎場条例の一部改正について 日程第32 議案第21号 きらりタウン赤碕定住促進基金条例等の廃止について 日程第33 議案第22号 琴浦町光ファイバーネットワーク施設利用条例の廃止について 日程第34 議案第23号 令和元年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 日程第35 議案第24号 令和元年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第2号) 日程第36 議案第25号 令和元年度琴浦町安田財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第37 議案第26号 令和元年度琴浦町水道事業会計補正予算(第4号) 日程第38 議案第27号 令和2年度琴浦町一般会計予算 日程第39 議案第28号 令和2年度琴浦町国民健康保険特別会計予算 日程第40 議案第29号 令和2年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第41 議案第30号 令和2年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算 日程第42 議案第31号 令和2年度琴浦町下水道事業特別会計予算 日程第43 議案第32号 令和2年度琴浦町介護保険特別会計予算 日程第44 議案第33号 令和2年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算 日程第45 議案第34号 令和2年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算 日程第46 議案第35号 令和2年度琴浦町八橋財産区特別会計予算 日程第47 議案第36号 令和2年度琴浦町浦安財産区特別会計予算 日程第48 議案第37号 令和2年度琴浦町下郷財産区特別会計予算 日程第49 議案第38号 令和2年度琴浦町上郷財産区特別会計予算 日程第50 議案第39号 令和2年度琴浦町古布庄財産区特別会計予算 日程第51 議案第40号 令和2年度琴浦町赤碕財産区特別会計予算 日程第52 議案第41号 令和2年度琴浦町成美財産区特別会計予算 日程第53 議案第42号 令和2年度琴浦町安田財産区特別会計予算 日程第54 議案第43号 令和2年度琴浦町以西財産区特別会計予算 日程第55 議案第44号 令和2年度琴浦町水道事業会計予算 日程第56 議案第45号 建設工事請負契約の変更について〔公共八橋地区(31−1工区)            工事〕 日程第57 議案第46号 琴浦町八橋ふれあいセンターの指定管理者の指定について 日程第58 議案第47号 琴浦町三本杉ふるさと分校、琴浦町南部ふるさと広場の指定管理            者の指定について 日程第59 議案第48号 琴浦町松ヶ丘集会所の指定管理者の指定について 日程第60 議案第49号 町道路線の変更について 日程第61 議案第50号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更について 日程第62 議案第51号 琴浦町安田財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第63 議員提出議案第1号 監査の適正化問題等調査特別委員会設置決議       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 追加日程第1 コロナウイルス対策の取り組みについて 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定について 日程第3 諸般の報告について 日程第4 議長の総務産業常任委員会委員の辞任について 日程第5 2年請願第1号 東伯総合公園サッカー場について(東伯総合公園サッカー場              の改修を「人工芝」でなく、「天然芝」での施工を求める請              願) 日程第6 2年請願第2号 総合公園サッカー場等公共施設で天然芝の堅持と普及につい              て (請願) 日程第7 2年請願第3号 厚生労働省による公立・公的病院名の公表の白紙撤回と地域              医療の充実を求める意見書の提出を求める請願 日程第8 元年陳情第12号 請願・陳情提出時の意見陳述の機会の付与について(陳情) 日程第9 2年陳情第1号 竹内地区の町道拡幅整備及び十字路交差点の改善についての              陳情 日程第10 2年陳情第2号 公定価格の改善、待機児童解消、保育士の処遇改善のための              必要な措置を求める意見書の提出を求める陳情書 日程第11 令和2年度施政方針について 日程第12 報告第2号 専決処分について〔地方自治法等の一部を改正する法律の施行に            伴う関係条例の整理に関する条例の制定について〕 日程第13 議案第2号 債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)について 日程第14 議案第3号 令和元年度琴浦町一般会計補正予算(第7号) 日程第15 議案第4号 令和元年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第4号) 日程第16 議案第5号 令和元年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第            2号) 日程第17 議案第6号 令和元年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号) 日程第18 議案第7号 令和元年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第4号) 日程第19 議案第8号 令和元年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第20 議案第9号 令和元年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第10号 会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例            の制定について 日程第22 議案第11号 民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する            条例の制定について 日程第23 議案第12号 琴浦町附属機関条例の制定について
    日程第24 議案第13号 琴浦町未来人材奨学金返還支援基金条例の制定について 日程第25 議案第14号 琴浦町表彰条例の一部改正について 日程第26 議案第15号 琴浦町印鑑条例の一部改正について 日程第27 議案第16号 琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する            条例の一部改正について 日程第28 議案第17号 琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について 日程第29 議案第18号 琴浦町船上山発電所基金条例の一部改正について 日程第30 議案第19号 琴浦町船上山人材活用加工販売施設条例の一部改正について 日程第31 議案第20号 琴浦町営斎場条例の一部改正について 日程第32 議案第21号 きらりタウン赤碕定住促進基金条例等の廃止について 日程第33 議案第22号 琴浦町光ファイバーネットワーク施設利用条例の廃止について 日程第34 議案第23号 令和元年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 日程第35 議案第24号 令和元年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第2号) 日程第36 議案第25号 令和元年度琴浦町安田財産区特別会計補正予算(第2号) 日程第37 議案第26号 令和元年度琴浦町水道事業会計補正予算(第4号) 日程第38 議案第27号 令和2年度琴浦町一般会計予算 日程第39 議案第28号 令和2年度琴浦町国民健康保険特別会計予算 日程第40 議案第29号 令和2年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算 日程第41 議案第30号 令和2年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算 日程第42 議案第31号 令和2年度琴浦町下水道事業特別会計予算 日程第43 議案第32号 令和2年度琴浦町介護保険特別会計予算 日程第44 議案第33号 令和2年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算 日程第45 議案第34号 令和2年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算 日程第46 議案第35号 令和2年度琴浦町八橋財産区特別会計予算 日程第47 議案第36号 令和2年度琴浦町浦安財産区特別会計予算 日程第48 議案第37号 令和2年度琴浦町下郷財産区特別会計予算 日程第49 議案第38号 令和2年度琴浦町上郷財産区特別会計予算 日程第50 議案第39号 令和2年度琴浦町古布庄財産区特別会計予算 日程第51 議案第40号 令和2年度琴浦町赤碕財産区特別会計予算 日程第52 議案第41号 令和2年度琴浦町成美財産区特別会計予算 日程第53 議案第42号 令和2年度琴浦町安田財産区特別会計予算 日程第54 議案第43号 令和2年度琴浦町以西財産区特別会計予算 日程第55 議案第44号 令和2年度琴浦町水道事業会計予算 日程第56 議案第45号 建設工事請負契約の変更について〔公共八橋地区(31−1工区)            工事〕 日程第57 議案第46号 琴浦町八橋ふれあいセンターの指定管理者の指定について 日程第58 議案第47号 琴浦町三本杉ふるさと分校、琴浦町南部ふるさと広場の指定管理            者の指定について 日程第59 議案第48号 琴浦町松ヶ丘集会所の指定管理者の指定について 日程第60 議案第49号 町道路線の変更について 日程第61 議案第50号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更について 日程第62 議案第51号 琴浦町安田財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第63 議員提出議案第1号 監査の適正化問題等調査特別委員会設置決議 追加日程第2 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙       ───────────────────────────────                  出席議員(15名)         1番 前 田 敬 孝        2番 角 勝 計 介         3番 福 本 まり子        4番 押 本 昌 幸         5番 大 平 高 志        6番 澤 田 豊 秋         7番 桑 本 賢 治        8番 新 藤 登 子         9番 高 塚   勝        11番 手 嶋 正 巳         12番 青 亀 壽 宏        13番 前 田 智 章         14番 桑 本   始        15番 井 木   裕         16番 小 椋 正 和        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(1名)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ────── 太 田 道 彦  主任 ───────── 岩 崎 美 子       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ──────── 小 松 弘 明  副町長 ──────── 山 口 秀 樹  教育長 ─────── 田 中 清 治  総務課長 ─────── 山 田   明  企画政策課長 ──── 桑 本 真由美  税務課長 ─────── 大 田 晃 弘  子育て応援課長 ─── 財 賀 和 枝  福祉あんしん課長 ─── 渡 邉 文 世  すこやか健康課長 ── 藤 原 静 香  会計管理者兼出納室長 ─ 林 原 祐 二  農林水産課長(兼)農業委員会事務局長 ────────────── 山 根 伸 一  商工観光課長 ──── 米 村   学  建設環境課長 ───── 高 力 信 宏  教育総務課長 ──── 長 尾 敏 正  社会教育課長 ───── 村 上 千 美  生涯学習センター管理室長(兼)図書館長 ───────────── 藤 本 広 美  人権・同和教育課長 ─ 小 椋 和 幸  代表監査委員 ──── 稲 田 裕 司       ───────────────────────────────                午前10時00分開会 ○議長(小椋 正和君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年第2回琴浦町議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日届けのあった事故者は、ありません。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。(「議長、緊急質問」と呼ぶ者あり)  しばらくお待ちください。  暫時休憩いたします。                午前10時03分休憩       ───────────────────────────────                午前10時04分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第1 コロナウイルス対策の取り組みについて ○議員(5番 大平 高志君) コロナウイルス対策等について答弁を求めることについて、会議規則第62条の規定により、執行部に対し、緊急質問を行う許可を求めたいと思いますので、お諮りいただきますよう、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) お諮りいたします。ただいま大平高志君から申し出がありましたコロナウイルス対策の取り組みについて、この緊急質問の申し出を、同意の上、日程に追加し、日程の順序を変更し、直ちに発言を許すことに賛成の方は御起立をお願いいたします。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 起立多数と認めます。したがって、大平高志君からの緊急質問について、同意の上、日程に追加し、日程の順序を変更し、直ちに発言を許すことに決しました。  暫時休憩いたします。                午前10時04分休憩       ───────────────────────────────                午前10時06分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
     追加日程第1、緊急質問、コロナウイルス対策の取り組みについて、質問者、大平高志君の発言を許します。なお、緊急質問ですので、関連質問はできませんので、御注意願います。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうしますと、質問の許可が出ましたので、行わせていただきたいと思います。  こちらのほうにも理由のほうは書かせていただいておりますけど、世界的に流行している新型コロナウイルス感染症対策について、政府のほうは、春休みまで臨時閉校ですね、これを行うように要請しておりまして、それに従い、2日であったり3日であったり、それで、県内では我が町を除く各市町で休校に入っているなど、大きな混乱が起きております。本町における対策の現状と今後の取り組みをただすことは、これは大変重要なことだと思いまして、第1番目でこういう質問を入れさせていただきました。  そこで伺いたいと思います。  まず、ホームページのほうには、町の方針としてはこうあります。町内小学校、中学校、3月2日から3月6日まで通常どおり。9日以降の対応は6日に決定するとありますが、聞くところによると、先日ぐらいから、週明けから休校ということで、まちcomiメールというんですかね、こちらのほうで流れておるみたいで、大変混乱をされております、保護者の方も。これは、6日に決定はなく、既にこれ方針が出ている、そういったことでいいのか、こちらのほうをあわせて、校長会のほうが多分、2日、どうするかということで、その前の週の金曜日ですかね、開かれておると思います。そちらのほうの状況、どういう議論があったのか、そういうところもあわせて、これは言っていただきたいなということがあります。  あと、多くのイベントの中止もしくは延期、こういったこともあると思いますけど、その辺の広報活動というのはどうなんでしょうか。私みたいにホームページを見て、ああ、これは中止、やるんだ、何とかということわかりますけど、全く聞くまでわからない方も多いと思うんですよね。議会に対してもそうです。私が連絡をして、例えば卒業式、これは来賓を呼ばないんだということで、中止ということは、これは流していただきましたけど、全くそういう情報が見えてこない。その辺の取り組みどうなのか、まずこれ、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 新型コロナウイルス感染症の対策について、非常に混乱してるというお話であります。確かにそのとおりだと思います。  始まったのは、先月の27日の木曜日の夕方に政府が会議を開いて、そういう方針が決められたということでありますけども、その夜に県の教育委員会のほうからそういう情報が入りました。私もその後、夜の9時のニュースで見て、そういうことも承知しましたけども、情報がはっきり、入って、わからなかったということがありますけども、まず、こういう場合の緊急避難的な話なので、どういう取り決めがあるのかということは、後からまたいろいろ出てきましたけども、基本的には、学校の臨時休業については、特に小・中学校は学校設置者、つまり町長がそこの休校をするかという判断はできるように、また決められております。国が決めたからそのとおりにするという話でもなければ、県の場合でしたら、県立高校は知事がそういうこと、休校の決定をされるということであります。  そこのところをまずは押さえておかなくちゃいけないということで、28日の金曜日のうちに、どういう方向にするか。政府の出していたのは、翌週の月曜日から臨時休校にという依頼ということでした。最終、決定するのは学校の設置者ですので、私が決める話になるんですけども、先ほどの質問にありました校長会の話は、また教育長のほうから補足をしてもらいますけども、28日の朝、協議をいたしました。国は何を求めているのかがよくわからなかったというところはあります。ニュースで見ている状況で、前日の27日の夜のニュースでは、一斉休校するという話がありました。朝、ニュースを見ていると、地方自治体でその判断を委ねるということがありました。先ほど申し上げました設置者の判断というところだと思います。  私がそこで判断したのは、まず、中国地方で陽性の方が出ていない、それから近隣で、大阪あたりで数名の発症がある、発症といいましょうか、検査の結果、陽性に見られた方がある。一番発症、陽性が出ているのは北海道でした。北海道がそういう状況で、北海道であれば当然やるべき仕事、学校の一斉休校だと思いましたけども、今発症のないところで、金曜日で、月曜日にもう臨時休校にするということについて、そのときには、受け皿として放課後児童クラブだとかは開いていい、あるいは受け皿にしなさい、そしてこども園は開きなさいということを聞いたときに、ちょっと違和感を感じたところです。  陽性がたくさん出ているところだったらということで考えましたけども、今、そこで月曜日から臨時休校にすることによって大きな混乱が起こるであろうと、金曜日の時点でですね、そう思ったものですから、この1週間は様子を見ていかなくちゃいけないと、また情報も収集していきたいということで、琴浦町は1週間は臨時休校はしないということで、朝、幹部会議を開いて決めたところでした。  夕方になったところで、県の状況、県は夕方の4時だったと思いますけども、テレビ会議で、どういう対策を打つかということでテレビを見ておりましたけども、鳥取県も、月曜日に全て休校ということではない、高校の場合ですね。一遍に月曜日に休校することは困難だという知事の発言もありました。そのことも考えれば、同様の話になるだろうということで、当面未定ということで、月曜日には学校を臨時休校はしないという話にしました。  その後の話で、今質問のありました、今後どうするのかって、そのときに、ホームページに出てるのは、その時点で今週の週末にその様子を判断するというふうに書いておりますけども、きのうの状況でいろいろ考えたところ、来週の月曜日には臨時休校にする、この1週間で学校の対応もできるであろうと、そしてまた受け皿の準備もできるであろうという判断をして、来週の月曜日から臨時休校、春休みまで、春休みは引き続いて学校は休みになりますけれども、そういう対応を考えています。今、そこで何が、どういう問題があるのかということも含めて、検討を今週していこうと考えているところです。  ホームページ上の話はそういうことで、もう一つ質問がありましたイベント云々ということについては、これは主催者が開かれることで、主催者がどう考えるかということで、やめるとか延期にするとかっていうことで情報は出されてます。なるべく町の主催することについてはホームページでお知らせする、あるいは関係者にお知らせするということになりますので、まさにこれが月曜日、きょうは水曜日ですけども、もうばたばたでやっている、混乱してるという状況はそういうところにあるとは思っておりますけども、町の基本的な考えとしては、不特定多数の方が集まられる会は、特に県外からお客さんが来られるような会はなるべく自粛されたほうがいいんではないかという考え方、それと、今のこの新型コロナウイルスで問題となるのは高齢者の方、あるいは病気をお持ちの方、そういう方が集まられる会は、やはり自粛すべきではないかということをホームページに出しているところであります。  補足説明は教育長にしていただきます。 ○議長(小椋 正和君) 田中教育長。 ○教育長(田中 清治君) 先ほど町長が述べたとおりで、経過については重複しないように話をさせていただきますが、先ほどありました、28日に開かれた校長会の経緯ですけども、28日の朝の7時半から、校長を集めて、今後の対応について話をしました。その段階では、まだ国、県も一斉にしなさいということで、猶予を持って対応するとか、そういう見解は出ておりませんでした。その時点では、とりあえず国、県の要請どおり3月2日から臨時休校に入ろうというふうな原案をつくっております。それで、最終決定は10時くらいになるかなということで、そのころにさせていただきますということでしたけれども、学校によっては、朝の校長会で審議したものを、早いところはもう既に子供に伝えるということで、先ほど大平議員からありましたように、混乱ということが生じたという経過になっております。  それで、9時から町長室において、この新型コロナウイルスの対策会議を開きまして、今後どうするかということについての協議を行いました。その中で一番にあったのが、子供たちの居場所を確保しないと、休みにしたけれども子供がどこに行っていいかわからないと、こういうことではいけないということで、居場所をまず確保する。そのために当面1週間は登校させて、その居場所づくりであるとか、また保護者においても、子供が家にいるということになると、どこかに預けるとか、また親戚等々に頼るというふうなこともありますので、その猶予期間が必要であるというふうなこと。それから、月曜日の段階では、まだ児童クラブがどれだけ受け入れができるのか、いつからできるのかってことがはっきりしておりませんでした。そして、もう一つ、児童クラブとか親戚に預けることができる人はいいんですけれども、長期休業と違って、いろんな施設とかの受け入れがありませんので、働いてる家庭で親御さん、保護者の方がおられなくて家で見ることができないという、そういう生徒をどうするのかということで、学校でそれを調査して、学校も開いて子供を受け入れると、そういう体制もとっていかなければならないんではないかというふうなことがありまして、それを協議し、そして学校においても、すぐに休みに入ってしまうと、今まで学習をずっとやってきたのが途中で切れてしまうということもあります。やはり年度の終わりですので、後で行うということができませんので、やっぱりきちっとした学年の締めくくり、それから学習の内容を整理して一年を締めくくるというふうなことも行わないといけません。それから卒業ということを控えておりますので、卒業生を送る会であるとか卒業式の準備、それから終業式、そういうふうなもの、もろもろを考え、1週間の登校をしてその準備をするということにさせていただきました。  そして、先ほど町長が述べたように、9日から臨時休校にして春休みに入っていくということを昨日の定例の校長会で決定し、町長に了解を得て、その決定を各学校に流しました。  そして、居場所づくり、学校での受け入れについては、現在、調査に入っております。あす、どれだけ各学校で受け入れが必要なのかという数が集計されるようになっております。  それから、スポーツ少年団活動、それから中学校のクラブ活動においては、これは行わないという方向で各学校には伝えております。  そして、図書館で行っている事業ですけれども、やはり不特定多数が集まるとか、高齢者の方が集まる会については中止の方向で検討しておりまして、今中止を決めたものについては、毎週土曜日行っておりますおはなし会、それからハイビジョンシアターで行っている映画会、そして古文書講座、この3つについては中止を決定しております。そして、総合体育館で行っております行事については、活動については、今のところ県内に入っていないということもありますので、感染予防対策を十分にした上で活動を行っていく。ただ、状況としましては、トレーニングルームで感染が拡大したという他県の例もありますので、トレーニングルームの利用者の数は今減っているという状況です。ただ、この活動についても、県内で感染者が出たということになると、これは、今後どういうふうにするかについては、対応を協議して決定していきたいというふうに思っております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 質問は原則1回ですけれども、特別、町民も関心の高いことでございますので、1回許しますので、大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) ありがとうございます。なかなかわからないことが少し見えてきたような気がしますけど、まず、今の話でいうと、校長会のほうでは方針に従って休もうとしたけど、町長室で話をされて1週間様子見ようかということで決まったということでいいのかなということで思います。それをまず確認のほうをしたいというのがまず1点になります。  それで私、これ保護者の方からもよく聞くんですけど、これ悪い意味で言っているわけじゃないんですよね、小・中を週明けに休校する、そういうことになれば、急なことで困られる方もおられますし、先ほど町長が言われたように、この鳥取県内には感染者が幸い出ておりませんので、様子を見られる、これは私はある意味、英断をされたのかなということで評価を、どちらかというと、しておるような次第であります。  それはそれでいいんですけど、よく私がここで聞くのが、休校するに当たって、学校を休校して、多くの生徒が、例えば児童クラブ、先ほど居場所をつくるんだとかなんとかって言われてましたけど、果たしてそこに一時的に流れて、そこが本当で安全なのかというところも出てきます。学校を休んでそういうところに集まる、そこでまた感染したらどうするんだと。私は、これは大変、そこまで考えておられるのかなというところは、私、非常に町民の方も大きな関心というのは多分あると思うんですよね。そうすると、こども園、これもどうなんだ、そういうことも出てくると思うんです、片方で。だけどそちらは、どうも今の話を聞いてると、通常どおりやっていくんだということでありますけど、普通に考えると、小学校、中学校を閉めるから、じゃあここも閉めなきゃ、みんなが集まるところはだめなんだということの原則に従って閉めてしまうと、やっぱり保護者の負担というのは大変ですから、やっぱりそういう居場所づくりもやらなきゃだめだ。だけど、私も思うんですけど、そういう居場所をつくっても、果たしてそこも安全なのかというところも、やっぱりこれから議論として出てきます。そういったところはね、結局、何というか、内部のほうできちんと話し合いはされてるわけですかね。小学校、中学校よりもそちらのほうが安全だ、そういうことはなかなか議論として成り立つのかなって、私は不思議で不思議でかなわないわけですよね。そうすれば、ある意味、例えば必要最低限の授業を行って、昼から帰ってもらうとかで小学校、中学校をあけるとか、そういう決断もあってもいいと思うわけですよ。そういうことはされなかったんですかね。全くそういうところが見えてこないんで、そこのところをよろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 学校の閉校については、設置者がということで、今おっしゃったことの、その悩みが一気に解決するということが、金曜日の段階で月曜日にできるかって、それはできないということ。それで、おっしゃってるようなことも含めて、この1週間は学校をあけて、それで通常の授業をしていただくという、混乱を防ぐということがありました。  感染のリスクということについて言えば、これは、新型のコロナウイルスの状況が、情報がはっきりと明確なものが出てないから皆さん不安に思っているところで、子供が大丈夫か、大人は大丈夫じゃないか、そういう話も、きのう、おとといぐらいから中国の状況の数字だとか、そういうものが出てきてはいますけど、あれはまた中国の話であったりとか、国内の状況はどうなのか。ゆうべもテレビでお医者さん、専門家が話をしているのを聞いていても、なかなか皆さん、これだって言えるところではないところです。ただ、小学校、中学校、ほかのところも休校にしてやっている中の政治的な判断だと首相はおっしゃっていますけども、これをどう見るかということです。ただ、そこを考えたときに、1週間のところで学校に負担がかからないように、また、その準備をする時期を設定をさせていただいたというのが、今の学校開設者の考え方で今行って、あと、来週からは春休みまで休校にして様子を見ていく。それはまた、ここの状況の様子もそうですけども、全国の感染の状況、発症の状況も見て、あるいはいろんな知見が出てくるでしょうから、それも聞きながらやっていくということになっているということで御理解いただけたらと思います。 ○議長(小椋 正和君) 以上で緊急質問を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(小椋 正和君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、3番、福本まり子君と4番、押本昌幸君を指名いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期決定について ○議長(小椋 正和君) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、お手元の会期日程案のとおり、本日から23日までの20日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、会期日程案のとおり、本日から23日までの20日間と決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告について ○議長(小椋 正和君) 日程第3、諸般の報告につきましては、時間の都合上、お手元に配付しております報告書をごらんいただくことで、報告にかえさせていただきたいと思います。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議長の総務産業常任委員会委員の辞任について ○議長(小椋 正和君) 日程第4、議長の総務産業常任委員会委員の辞任については、私の一身上に関する事件でありますので、私はここで退席をします。  副議長と交代いたします。  しばらく休憩いたします。                午前10時28分休憩       ───────────────────────────────                午前10時30分再開 ○副議長(高塚 勝君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  議長にかわって議事を進行いたします。  日程第4、議長の総務産業常任委員会委員の辞任についてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、除斥の対象となりますので、本件終了まで小椋正和君の退場を求めます。                〔16番 小椋正和君退場〕 ○副議長(高塚 勝君) お諮りいたします。本日、小椋議長から総務産業常任委員会委員を辞任したい旨の申し出がありました。議長の総務産業常任委員会委員の辞任について、申し出のとおり許可することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(高塚 勝君) 御異議なしと認めます。よって、議長の総務産業常任委員会委員の辞任を許可することに決しました。  ここで小椋議長の入場を許可いたします。                〔16番 小椋正和君入場〕 ○副議長(高塚 勝君) 議長と交代のため、暫時休憩をいたします。                午前10時32分休憩       ───────────────────────────────                午前10時32分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 2年請願第1号 から 日程第10 2年陳情第2号 ○議長(小椋 正和君) 日程第5、2年請願第1号から日程第10、2年陳情第2号までの請願・陳情の付託を行います。  今期定例会において受理した請願・陳情は、会議規則第92条、第95条の規定により、お手元に配付している請願・陳情文書表のとおり、それぞれの委員会に審査付託をいたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 令和2年度施政方針について ○議長(小椋 正和君) 次に、日程第11、令和2年度施政方針についてを議題といたします。  町長から施政方針の表明をお願いいたします。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) おはようございます。  まずは、施政方針を述べる前に、先ほど質問もありましたけども、新型コロナウイルスの感染症が全国で広がっている中で、町内のこともあるんですけども、大きな混乱が生じております。早いうちに、早急に鎮静化することを願っておりますし、望むは、皆さんに冷静な対応をお願いしたいということを一言申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  元号が令和となり、新たな年度の当初予算を上程するに当たり、琴浦町政の施政方針を示しながら、予算編成、主な予算内容について述べたいと思います。  初めに、平成27年に始まった地方創生は、人口減少を問題として、東京圏への一極集中を是正するために数々の施策を打ち出し、地方の潜在能力を引き出そうと取り組んでいるものです。  地方創生を振り返れば、全国的には地方の若者の就業率、訪日外国人旅行者数、農林水産物・食品の輸出額は一貫して増加傾向にあり、一定の成果が上がったと考えます。  一方、問題点としては、東京圏への転入超過は、2020年の均衡を目標にしていましたけれども、2018年には13万6,000人の転入超過となり、地方創生が始まった時点から一貫して増加をしており、さらなる取り組みが求められております。  琴浦町でも、第1期琴浦町まち・ひと・しごと創生総合戦略として、「育む」、これは地域の宝である子どもを産み育てやすいまちづくり、「創る」、これは安定した就労環境の整備と魅力あるしごとづくり、「輝く」、ふるさとの魅力を誇り、生き生きと輝くひとづくり、「根づく」、これはだれもが健康で心豊かに暮らせるまちづくりということで、4つのテーマで戦略を進めてまいりました。  これから第2期を迎えるに当たり、第2期地方総合戦略を策定し、今後5年間の戦略をスタートするため、第1期の最終年度となる今年度は、進捗状況の確認と達成状況を検証いたしました。  このときに、まず町民の意見を聞くということを念頭に置きました。町行政を進める基本は町民の福祉向上であることは、皆が認めるところであります。そこで、意見集約方法としてどのようにすればよいのかを考えるに当たり、一つの方策として、住民の無作為抽出による意見聴取の方法をとりました。昨年の公共施設レビュー、事業レビューがその取り組みであり、住民基本台帳から無作為で抽出した方に御案内し、町の取り組んでいる項目について意見をお聞きしました。参加者は、ふだんお勤めの方や、町政に対する考えを持っていてもなかなか参加する場面がなく、町の取り組みを聞くことが少ないなどの意見を持った方に参加いただくことができました。また、行政としても、ふだん取り組んでいる仕事について、従来とは異なる手法を用いることで、本来の事業の目的や事業効果、必要経費を改めて点検することができました。レビューの成果は、令和2年度の当初予算に反映するとともに、第2期地方創生総合戦略を策定する上で、また重要課題を検討する材料として活用させていただきました。  そこで、行財政改革にまず着手いたしました。多くの町民の声を聞く中で、一つずつ実行するには、全ての要求を充足することは困難であり、令和元年度の予算編成時にも掲げた自立支援型行政を目指して施策を進めなければならないと考えています。別の言い方をすれば、本町を取り巻く財政環境は、人口減少に伴う労働人口の減少、高齢社会の中にあっては今までどおりの住民サービスの継続が困難となっており、行政改革に取り組むことが必要と考えました。  行政改革は、人口減少時代にあって質の高い住民サービスを維持するため、従来の事業の見直しと公共施設の管理を圧縮し、歳入と歳出のバランスをとり、将来世代の負担を少なくすることが目的となります。そこで、本年度から向こう3年間を集中改革期間として行財政改革を進めます。持続可能な行政体制を再構築することを目的として、行財政改革プランと実行計画を示したアクションプランを策定し、取り組むことといたしました。
     その内容については、次のとおりであります。  まず、現状ですが、琴浦町の基金積立額、これは貯金の積立額ということになりますが、令和元年度当初予算時点で、前年被災した台風24号で財政調整基金を4億8,000万取り崩したことにより、財政調整基金は10億8,000万まで減少してしまいました。また、地方債残高、これは借金の残高とも読みかえることができますが、ピークを迎えたものの、平成30年度決算時点で地方債残高は134億4,000万と、依然として県内町村の中でも最も多額となっています。また、毎年の借金返済額、予算上の公債費は約15億と高どまりが続き、財政を圧迫しております。  このような厳しい財政状況の中、町長を行財政改革推進本部長として、管理職と専門部署(ワーキングチーム)を編成し、町民委員、外部の有識者、学識経験者のアドバイスをいただきながら、方針プラン、実行計画(アクションプラン)を策定し、取り組むこととしました。このように、補助金や負担金などの見直しの検討には、町民から直接評価をいただく事業レビューを採用しましたが、この取り組みを3年間は続けていきたいと考えております。  行財政プランの基本理念は、さきにも述べましたように、必要な住民サービスを継続するために、3つの基本方針を上げております。  まず、情報共有の徹底。町民に税金の使い方への関心を高めていただくことは、住民サービスの質の向上には重要な項目であり、町民のニーズを把握するためにも、広報・広聴機能を充実することが必要です。また、場合によっては行政が主に担ってきた部分を町民参画でお願いすることもあり、そのためにも町民との情報共有は必要と考えております。  2番目に、財政構造改革。町民のニーズの多様化、高度化に適切に対応するため、これまでの手法、体制の見直し、効果的・効率的な歳出・歳入構造を構築し、次世代に健全な財政基盤が継承できるよう構造改革を行います。具体的には、地方債残高の縮減、負担金・補助金の適正化、事業の見直しなどであります。歳入を確保することと公費負担の適正化を図る上で、利用者負担の見直しも検討することとなります。また、公共施設の管理においても、うまく小さくして質を高めることを基本に、公共施設の長寿命化、これは更新とか廃止も含みますが、長寿命化を図っていきたいと考えています。町民の方々には痛みを伴うことをお願いする場合もありますが、このことを進める上でも、客観的データ等の情報の共有は大切だと考えております。  3番目に、行政体制改革。社会情勢の変化に伴い、多様化する行政課題へ的確に対応するためには、役場組織が肥大化することは許されず、多くの分野で行政が直接担ってきた役割を見直して民間との協働、民間活力の導入を図ります。そのためにも、常に組織改革、職員配置の適正化、人材育成及びICT、これは情報通信技術ですが、など先進技術を取り入れながら事務効率化を図る不断の改革を進めていきます。  第2期地方創生総合戦略の策定でありますが、多くの住民の声を聞く場として、昨年11月16日、24日の2日にかけて、延べ140人のさまざまな年齢層の方に御参加いただき、「ことうらの未来」を語っていただく、ことうら未来カフェを開催いたしました。これをスタートとして、役場職員が一丸となって、第2期琴浦町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、有識者で構成する地方創生推進会議の御意見をいただきながら、最終素案に対する意見公募を行い、この3月中には最終決定することを予定しております。  いずれにしても、令和2年度の当初予算は地方創生のさらなる推進を図りながら、多くの町民の声を聞き、持続可能なまちづくりを進めていきたいと考えています。厳しい財政をやりくりするためには、歳入を多くすること、歳出を圧縮することを基本と考えますが、そのことで将来の住民の福祉の向上を阻害しては、まさに元も子もないことになってしまいます。ここでは、家計で言うやりくり上手が求められているところと考えられ、知恵の出しどころだとも思います。  今後とも議員各位、町民の皆様から多くの意見と知恵をいただき、邁進してまいりますので、御指導、御鞭撻、よろしくお願い申し上げます。  次に、予算編成方針を述べさせていただきます。  令和2年度当初予算の編成については、3つの項目を基本姿勢として職員に指示し、取り組んできました。  1点目は、地方創生のさらなる推進です。平成27年度に始まった地方創生事業は最終年度を迎え、次期総合戦略を策定することとなります。当初予算編成の基本は、この第2期琴浦町まち・ひと・しごと創生総合戦略であります。当初予算は、まさに次期総合戦略を先取りするものであり、計画策定と並行して進め、可能なところは具現化しました。中でも、問題発見手法として、SDGs(持続可能な開発目標)の考え方を取り込みながら作業を進めました。  2点目は、行財政改革です。本年度から琴浦町行政改革推進本部を設置して、行財政改革プランを策定した上で、引き続き改革を進めていくこととしました。行財政改革、働き方改革、機構改革を令和元年の3つの改革として取り組んできましたが、このことについて、2年目を迎えるに当たり、さらに深化させ、予算化することによって具体策を講じました。  3点目は、みずからが求める事業です。昨年3月には公共施設レビュー、10月には事業レビューを実施して広く住民の意見を聴取したところでありますが、今住民が求めていることを当初予算でもみずからが求める仕事(事業)とした住民目線の予算を心がけました。あわせて、事務方の事業検証であるオータムレビューを念頭に置きながら、11月には10年後の町の姿を話し合うことうら未来カフェを、住民の夢を聞き、実現することを予算に反映し、事業化していきました。多くの町民の声を聞きながら、「次世代へ住んで楽しいまち」の実現に向け、問題解決力、コミュニケーション能力を十分に発揮して予算編成に取り組みました。  まず、歳入については、国、県の補助金等の特定財源を積極的に活用するとともに、さきに災害復旧で大きく取り崩すことになった基金の繰り入れは極力避ける必要があります。また、歳出については、消費税率の引き上げによる影響が見込まれることから、既存事業について、第1次琴浦町行財政改革プランを初め、事業レビュー、オータムレビュー、公共施設レビュー等の結果を踏まえ、成果や課題を徹底的に検証し、選択と集中という観点で、効率的かつ効果的に事業を推進していくことが重要であります。  このように山積する行政課題や厳しい財政状況の中で、テーマを「次世代へ住んで楽しいまちづくり」として、基本方針を持続可能なまちづくりと第2次琴浦町総合計画の推進と定め、予算編成に取り組み、財政の健全化を目指しました。これらのことを踏まえ、限られた財源、人員にて最善を尽くすことを念頭に、当初予算の編成に取り組みました。  次に、令和2年度当初予算の概要であります。  令和2年度一般会計当初予算規模は、前年度より4.3%増加した103億3,000万円となっています。その編成に当たっては、さきに述べましたとおり、限られた財源、人員にて最善を尽くすため、無駄を省き、施策の選択と集中を徹底しました。  歳入については、法人関係税が大きく落ち込んでおり、令和元年度から繰越金を当初予算へ計上したほか、目的を終えた基金を集めるなど、歳入に工夫をした予算編成となりました。  歳入予算は、依存財源が67.6%、自主財源が32.4%となっています。自主財源の対前年比は0.3%上昇しました。これは、ふるさと未来夢寄附金と財政調整基金等の繰入金の増額によるものであります。  また、地方債依存度の対前年比は0.8%上昇しました。これは、特別史跡斎尾廃寺跡指定地買い上げ事業等の予算規模の大きな事業の実施に伴う町債の増額によるものであります。  また、地方交付税については、当初予算計上額を2,400万円の増額としました。これは、普通交付税において、消費増税に伴う社会福祉費等の基準財政需要額の増額見込みによるものであります。  歳出における増額要因については、福祉関係経費が増額を続けているほか、投資的経費において、社会資本整備総合交付金道路改良工事に係る工事請負費、東伯勤労者体育センター除却工事、消防ポンプ自動車と町営バス車両の購入、特別史跡斎尾廃寺跡指定地買い上げ事業に係る土地購入費などによるものであります。また、補助費等において、ごみ処理費に係るふるさと広域連合負担金の増額が大きな要因となっています。  令和2年度の主な事業についてですが、令和2年度には、1つとして重要課題への対応、2つ目に手厚い子育てと特色ある教育、3つ目に観光・交流の推進、4つ目に経済・産業の活性化、5番目に移住定住の促進と関係人口の創出、6番目に健康日本一のまちづくりと、6つに分けて、次の主な事業として取り組んでまいります。  1番目の重要課題への対応として、災害復旧であります。災害復旧事業1億5,669万7,000円でありますが、2年前の24号台風の被害への対応を図るため、継続して被害復旧を行います。3年目となります被害復旧事業について、いまだ復旧できていない箇所の早期復旧に全力で行います。  2番目に、公共交通対策。住民ドライバー活用交通実証実験100万円であります。住民ドライバーによる市町村有償運送など、地域の力をかりた新たな交通システムを見据えて、安田地区、成美地区の一部、町営バスの上中村線でありますが、ここで実証実験を行います。現在、この上中村線では、スクールバスの便を除いて予約型運行を行っており、実証実験期間中は予約に応じて住民ドライバーが無償で運行する計画であります。  官民連携におけるライドシェア事業として20万円。行政だけで公共交通を維持できない現状の中、地域における相乗りの取り組みを支援するため、町の公用車を地域団体へ貸し出します。あわせて、相乗り交通時の自動車保険料に対する補助制度を新設します。これは、地域内ニーズの把握や掘り起こし、地域人材の発掘などを目的として試行するもので、共助交通を目的として活動を行う団体を対象といたします。  3番目に、防災・減災への対応。専用アプリ防災情報発信事業301万4,000円であります。屋外放送が聞こえない等の課題解決を図るため、専用アプリを活用し、緊急時を含む防災無線をスマホ、スマートフォンですね、スマートフォンから情報提供いたします。これまでアパート等への居住者における防災無線を活用した情報提供ができなかった方に対する新たな情報伝達手段となるよう期待するものであります。  4番目に、ごみ減量対策、SDGs関連になりますが、リサイクル推進事業75万4,000円であります。SDGsに関連したごみ減量対策を行うため、軟質プラスチックの新たなごみ分別を試行的に実施いたします。また、小学校での環境教育及び住民向けのごみ分別・リサイクルを推進する環境講演会を実施して、ごみ減量に対する普及啓発を行います。さらに、ごみ出し困難者対策として、地域ボランティアが時間を気にせずにごみ出し協力ができる場所を提供いたします。これらの施策を展開することにより、ごみ減量とリサイクルを推進し、環境に配慮した持続可能な循環型社会の構築を目指します。  5番目に、東京オリンピック。ことし開催予定ですが、東京オリンピックの聖火リレー事業70万円であります。聖火リレー出発式のイベントや聖火ランナーの後ろを走るサポートランナーにより、東京オリンピックに向けて機運を盛り上げてまいります。出発式は、町内中学校の吹奏楽部によるファンファーレを行い、生徒たちの一生の思い出に残るイベントとなることを期待するものであります。  大きな課題の2番目の手厚い子育てと特色ある教育です。子育てするなら琴浦町、教育するのも琴浦町ということを上げておりますけども、1番目に、学生の経済的負担の軽減。琴浦町未来人材奨学金返還支援事業860万1,000円であります。人手不足となっている地域で活躍する人材確保を初め、若者の定住や経済的負担を軽減するため、IJUターンした方が返済する奨学金に対し支援を行います。大学を卒業後、鳥取県内で不足する民間の保育士、建築業や農林水産業など一定の職種に就職する方で、琴浦町内に定住される方が対象となります。県と協調することで奨学金の実質負担がなくなり、対象者には大きなメリットであり、地域や企業の人材不足解消もあわせて期待できるものであります。  次に、高校生通学費補助金635万9,000円であります。公共交通を利用して通学する高校生に対する経済的負担を軽減するため、月額7,000円を超えた額の通学費に対し、鳥取県と琴浦町により全額補助いたします。  次に、フリースクール利用料補助金48万円。経済的な事情によりフリースクールへ通学が困難な小学生、中学生がいる家庭に対し、鳥取県が認定したフリースクールの授業料を全額補助いたします。  次に、学校課題の解決。学校活性化事業114万円であります。内容は、小・中学校の生徒に係る集団づくり、ふるさと教育等の学校課題の解決を図るため、大学教授等を講師として招聘し、授業研究や研修等、学校独自の教員の指導力向上及び授業改善を進めます。  3番目に、学校ICTの推進。指導者用デジタル教科書導入事業230万4,000円であります。令和2年度から小学校の教科書が新しくなります。小学生の学習理解を深めるとともに、教員の教材研究や授業準備の負担を軽減するため、指導者用デジタル教科書を導入いたします。  4番目に、教員の働き方改革。学校カイゼン推進校支援事業260万7,000円です。教職員の働き方を改善するため、小学校1校をモデル校に指定し、業務内容の調査を行います。調査結果を踏まえ、業務改善を行うとともに、働き方改革を町内全ての小・中学校へ広げていきます。  5番目に、子ども・子育て支援。放課後児童クラブ長期休業期間開設事業260万7,000円であります。小学校の高学年の長期休業期間の受け入れニーズが高いことに対応し、まなびタウンで長期休業期間の放課後児童クラブを開設いたします。  ふなのえこども園のあり方検討9万6,000円であります。ふなのえこども園の今後のあり方について検討を行います。地域ごとの人口ビジョン、園舎の老朽化、園児の適正規模等の状況を踏まえながら、よりよい保育のあり方を検討いたします。  6番目に、森林環境の保全。森林環境譲与税関連事業1,354万8,000円であります。森林環境譲与税を活用した森林の適正な管理を図るため、経営管理権の集積計画や木育教育を行います。  3番目に、観光・交流の推進(地域資源を磨き上げ、観光で域外から外貨を取り込む)。観光についてでありますけども、観光振興の推進。コトウラ観光産業化プロジェクト4,210万2,000円であります。地域資源を磨き上げ、観光で域外から外貨を取り込むことを目標に、主な取り組みとして、道の駅のマネジメントの見直しや施設の一部改修、情報発信力の強化を行います。また、道の駅の魅力度を高めることで誘客を促進し、地元産品の販売や町内の周遊など、地域の玄関口としての機能を高めます。  文化財の保存・観光活用であります。斎尾廃寺跡保存活用事業9,365万1,000円であります。山陰唯一の特別史跡を公有化し、将来にわたり適切な保存を行うとともに、教育や観光などに活用いたします。  産業・経済の活性化ということを4番目に上げます。地域内経済の循環による自律的な発展。商工業の振興であります。地域経済循環分析調査501万6,000円であります。飲食業や町民を対象とした飲食に関する調査を行うことにより、地域外へ流出しているものの把握を行うとともに、その対策を講じ、琴浦回帰1%戦略を展開いたします。  IJUターン起業支援事業400万円であります。経済の活性化と移住定住を促進するため、新たにふるさと納税を活用したガバメントクラウドファンディング制度と連携し、IJUターンの起業を支援いたします。  2番目に、スマート農業の推進であります。スマート農業推進事業として700万円を計上しております。環境モニタリング等によりベテラン農家の栽培データを見える化し、新規就農者及び研修生の技術習得、既存農業者のICT技術向上の支援を行います。  5番目に、移住定住の促進と関係人口の創出(町外に出ても関係を保ちいつか帰ってくる人づくり)というタイトルをつけております。地域課題の解決として、地域づくりワークショップ176万円であります。人口減少対策を図るため、地区ごとの人口ビジョンをもとにワークショップを実施いたします。なお、一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所(藤山浩所長)に委託し、琴浦回帰1%戦略を目指します。なお、地域の実情や課題を住民同士で話し合いながら、それぞれ自分事として捉えることから進めてまいります。  地域づくり補助金360万円であります。地域課題を解決するため、前向きに取り組む地区の振興協議会の課題解決に向けた試行、実践を支援いたします。  関係人口の創出として、ふるさと住民票108万9,000円であります。ふるさと住民票制度を開始し、琴浦町に多様な関心を持ち、継続的にかかわっていただく関係人口を創出していきます。  次に、ワーケーションショップ推進事業36万円であります。町内の企業や農家へのお手伝いと旅行を兼ねたおてつたび事業、お手伝いと旅をひっかけた言葉であるおてつたび事業を活用し、都市部の旅行する方を受け入れることにより、琴浦町にかかわる若者を増加させ、関係人口の創出へとつなげていきます。  6番目に、健康日本一のまちづくり(町民の運動定着、健康経営、保健と介護予防)であります。健康寿命日本一づくりとして、運動習慣の普及・定着として327万4,000円を計上しております。町民の運動定着により健康寿命の延伸を目指し、コーディネーターを地区公民館や企業へ巡回することで、その運動方法を広めてまいります。また、コーディネーターの指導内容を記録保存し、指導者養成に向けた準備を行い、効果のある取り組みを持続可能なものへとつなげます。  健康経営総合支援モデル事業として45万円を計上しています。町内企業に勤務する方の健康増進を図るため、健康経営の取り組みを希望する事業所の支援を行います。また、取り組み後は助成対象事業所の取り組みを商工会等と連携し、広報誌や健康経営セミナーなどで健康経営優良法人として紹介し、横展開を図ります。  2番目に、高齢者の保健事業と介護予防の一体実施。フレイル対策660万円であります。健康寿命を延伸するため、包括、国保、介護の相互連携を行い、効果の高い保健事業を推進し、フレイル、フレイルは加齢により心身が老い衰えた状態を言います、フレイルの予防を充実いたします。  以上、3月定例議会の開会に当たり、令和2年度の琴浦町施政方針について説明をさせていただきます。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 報告第2号 ○議長(小椋 正和君) 日程第12、報告第2号、専決処分について〔地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について〕を議題といたします。  このことについて報告を求めます。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 法令等に基づく今回の報告事項は、条例改正に関するものが1件であります。  報告第2号、専決処分について。地方自治法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定であります。  これは、地方自治法の規定により、令和2年2月21日に専決処分を行ったものであり、同法の規定により、本会議にて報告するものであります。  内容については、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴い、引用する条例に条項ずれが生じたため、整理、条例にて一部改正するものであります。 ○議長(小椋 正和君) 以上で報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第2号 から 日程第62 議案第51号 ○議長(小椋 正和君) 日程第13、議案第2号から日程第62、議案第51号までの50議案を一括議題といたします。  提案者の提案理由説明を求めます。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) それでは、議案の提案理由について順次説明させていただきます。  初めに、議案第2号、債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)についてであります。  これは、2名分、合計461万2,676円について、回収が困難であるため、債権放棄するものであります。  1人目の理由としまして、現在の債務者は県外で生活保護を受給している状況であり、琴浦町内に空き家となっていた不動産を競売によって売却したことから、これ以上の履行が見込めないためであります。また、保証人は高齢で、生活保護と同程度の収入しかないことを確認しております。  2人目の理由としましては、債務者は平成13年に破産手続によって免責決定を受けており、また保証人は死亡されているためであります。  次に、議案第3号、令和元年度琴浦町一般会計補正予算(第7号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出からそれぞれ9,062万6,000円を減額し、総額を102万1,822万1,000円とするものであります。  主な補正内容につきましては、令和元年度の事業費の確定及び決算見込みによる減額補正等のほか、次のとおりであります。  歳出予算においては、総務費では行財政改革事業によって国の補正予算の可決に伴い、東伯総合運動公園の管理運営における民間資金等活用導入の可能性を模索するため、調査委託に係る経費を追加しています。また、ふるさと納税事業について、ふるさと納税に係る寄附金が当初見込みよりもふえたため、主に記念品など各種経費の増額を行っています。商工費では、船上山管理運営事業について、4月から3月へ時期をずらすことにより安全の確保を図るため、山焼きの委託経費を追加しています。土木費では、町道等改良整備事業について、社会資本整備交付金の割り当て増額等に伴い、経費の組み替えと財源の精査をしております。災害復旧費では、過年度発生農地農業用施設災害復旧工事について、実績見込みに伴い財源の組み替えを行っております。また、過年発生農地農業用施設小災害復旧事業において、台風24号に係る農地災害の早期復旧を図るため、工事費に係る経費を増額しています。民生費では、同和対策総務費事業について、住宅新築資金等貸付金の不納欠損に伴う補填を行うため、一般会計から繰出金を増額しています。  次に、議案第4号、令和元年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算からそれぞれ531万1,000円を減額し、総額を21億3,268万6,000円とするものであります。  補正の主な内容としましては、歳出予算は事業費の実質見込みによる不用額の減額を、歳入予算は歳出予算の実質見込みに合わせて減額を行っております。  次に、議案第5号、令和元年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出にそれぞれ461万9,000円を追加し、総額を1,741万円とするものであります。  補正の内容として、まず回収見込みのない2人分の貸付金について、債権放棄及び不納欠損いたします。このことについて、県補助金4分の3の適用を受け、残り4分の1を町費負担するため、歳入の県補助金と一般会計繰入金を増額するものであります。  歳出としましては、歳入の増額を受け、予備費を増額するものであります。  次に、議案第6号、令和元年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出からそれぞれ380万円を減額し、総額を2億7,530万8,000円とするものであります。  補正の主な内容としましては、農業集落排水管支障移転工事と、実績見込みによる維持管理事業費の減額等の計上をしています。  次に、議案第7号、令和元年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算からそれぞれ1,263万円を減額し、総額を11億7,923万円とするものであります。  補正の内容としましては、実績見込みの下水道整備事業費の減額等を計上しています。なお、繰越明許費の補正については第2表、地方債の補正については第3表のとおりであります。  次に、議案第8号、令和元年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算からそれぞれ381万6,000円を減額し、総額を22億3,615万8,000円とするものであります。  補正の内容としましては、事業の実績見込みによる減額と、介護保険料剰余金等の積み立て増額の計上であります。  次に、議案第9号、令和元年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第3号)であります。  これは、1号補正にて計上した帽子取第2処分場造成予定地立木伐採・搬出事業について、県造成事業の工期延長に伴い、本事業も工期延長せざるを得ない状況となったため、予算を繰り越すものであります。  次に、議案第10号、会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定であります。
     これは、会計年度任用職員の導入に伴い、琴浦町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正など、関係条例の改正及び廃止を一括して行うものであります。  次に、議案第11号、民法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定であります。  これは、民法の一部を改正する法律の施行に伴い、条例の一括改正を行うため、整備条例を制定するものであります。  内容としましては、連帯保証人の極度額を入居時家賃の6カ月分とするとともに、連帯保証人の人数を1名といたします。また、退去時における畳等の交換等について、通常の使用損耗にあっても自己負担での取りかえが必要とする旨、明記するものであります。  次に、議案第12号、琴浦町附属機関条例制定についてであります。  これは、会計年度任用職員制度等の導入に伴う職の整理に係る附属機関として整理し、地方公務員である特別職、非常勤職員として取り扱うべき職を明確にするため、当該条例を制定するものであります。  次に、議案第13号、琴浦町未来人材奨学金返還支援基金条例の制定についてであります。  これは、大学等で修学した者の県内就職または就業を促進するとともに、若者の琴浦町へのIJUターンの定着を図り、地域で活躍する人材を確保するため、琴浦町未来人材奨学金返還支援基金を設置するものであります。この基金は、鳥取県未来人材育成奨学金支援補助金の対象者で、琴浦町に定住する者に対する奨学金の返還助成金として活用いたします。  次に、議案第14号、琴浦町表彰条例の一部改正についてであります。  これは、条例表彰の実施に向け、周辺自治体の状況を鑑み、表彰種類の変更などを行い、より効率的に必要な表彰が行えるよう、所要の改正を行うものであります。  次に、議案第15号、琴浦町印鑑条例の一部改正であります。  これは、成年被後見人等の権利の制限にかわる措置の適正化を図るため、関係法令の整備に関する法律の施行に伴う総務省の印鑑登録証明事務処理要領の改正を受け、印鑑の登録資格等の改正を行うものであります。  次に、議案第16号、琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。  これは、会計年度任用職員制度の導入に伴う職の整理に係り、会計年度任用職員に移行する特別職、非常勤の職員の記載削除、必要な職の掲載などの整理を行うものであります。  次に、議案第17号、琴浦町国民健康保険税条例の一部改正であります。  これは、令和2年度以降の国民健康保険特別会計の歳入歳出を試算したところ、国保加入者の減少及び令和6年度に激変緩和措置の廃止に伴う県への納付金の伸び等による影響で歳入不足になることが見込まれます。このため歳入を確保する観点から、やむなく現行税率を見直す条例の改正であります。トータルとして1人当たり保険税徴収額は12万9,000円から14万4,508円となります。  次に、議案第18号、琴浦町船上山発電所基金条例の一部改正であります。  これは、農林水産省から市町村が発電施設管理者となる場合、小水力発電における基金の取り扱いについて、欠損調整積立基金(資産)、災害準備積立基金(資産)、建設改良積立基金(資産)、修繕積立基金引当金として、渇水準備基金は廃止、これまでの利益積立金、減債基金の名称は欠損調整積立金へ、名称及び積み立て目的を変更するものであります。また、将来にわたって発電施設を含む土地改良施設を適切かつ安定的に維持、運営していくため、それぞれの積立金に積み立て限度額を新規に設定する等の所要の改正を行うものであります。  次に、議案第19号、琴浦町船上山人材活用加工販売施設条例の一部改正についてであります。  これは、当該施設の指定管理期間の満了に当たり、今後の施設運営について検討した結果、指定管理者制度による管理方法を見直し、当該施設を直営とするため所要の改正を行うものであります。  次に、議案第20号、琴浦町営斎場条例の一部改正であります。  これは、琴浦町営斎場の使用料を改正することを目的に、所要の改正を行うものであります。  改正の内容につきましては、現在の使用料を鳥取中部ふるさと斎場の使用料と同額とするものです。理由としては、琴浦町営斎場は平成6年に竣工してから25年経過し、火葬炉設備の老朽化が進み、1号炉耐火れんがの全面積みかえ等の大規模修繕が必要な時期になっています。そのため、当面琴浦町営斎場を維持管理していくため、維持管理費の一部を負担として使用料を改正するものであります。  次に、議案第21号、きらりタウン赤碕定住促進基金条例等の廃止についてであります。  これは、制度変更により不要となった基金や、今後の積み立てが見込まれない基金及び令和2年度当初予算にて基金を取り崩すことにより基金残高がゼロとなる基金について、一括して条例廃止するものであります。  次に、議案第22号、琴浦町光ファイバーネットワーク施設利用条例の廃止についてであります。  これは、平成30年度に町内の光ファイバー設備工事が完了した際に廃止すべきであった本条例について、廃止するものであります。  次に、議案第23号、令和元年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ740万4,000円を追加し、総額を2億1,685万5,000円とするものであります。  補正の主な内容としましては、歳入予算は、後期高齢医療保険料の増額補正であります。歳出予算については、保険料増額に伴う後期高齢者医療広域連合への保険料等負担金の増額補正であります。  次に、議案第24号、令和元年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正は、既定の歳入歳出にそれぞれ609万2,000円を追加し、総額を3,013万5,000円とするものであります。  歳入予算は、主に発電所の発電実績が計画を下回ったため電気事業収益を減額するものであり、歳出予算については、歳入の減額に伴い需用費等を減額するものであります。また、基金条例の一部改正に伴い、枯渇準備積立金及び減額積立金取り崩し、欠損調整積立金への組み替えを行うための増額をするものであります。  次に、議案第25号、令和元年度琴浦町安田財産区特別会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正は、歳入歳出の組み替えによるものであり、歳入歳出予算の総額は変わらず、1,044万3,000円であります。  補正予算の内容につきましては、会長交際費の不足が生じたため必要経費を追加し、同額の予備費を減額するものであります。  次に、議案第26号、令和元年度琴浦町水道事業会計補正予算(第4号)であります。  今回の補正は、収益的収入として既定予算から519万8,000円を減額し、総額を3億3,054万3,000円に、収益的支出として既決予算額に217万4,000円を追加し、総額を2億8,589万3,000円に、資本的収入として、既決予算額から513万8,000円を減額し、総額を8,880万円に、資本的支出として、既定予算額から1,630万円を減額し、総額を2億3,376万7,000円に、不足する額を1億4,496万7,000円とするものであります。  補正の主な内容としましては、水道料の減額、固定資産除却費及び消費税支払い見込み額の増額、配水管布設がえ工事請負費等の減額であります。  次に、議案第27号、令和2年度琴浦町一般会計予算であります。  これは、先ほど施策、方針を述べさせていただいたとおりであります。  次に、議案第28号、令和2年度琴浦町国民健康保険特別会計であります。  国民健康保険は、平成30年度より県が国保の財政運営を担っており、市町村は県が決定した金額を納付金として県に納めます。県は、この納付金やその他の財源を活用し、市町村に対して保険給付に必要な費用を交付し、交付金として全額交付します。歳入歳出予算額は、それぞれ21億2,669万9,000円であります。  次に、議案第29号、令和2年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算であります。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ1,225万8,000円であります。  歳出予算の主なものは、資金貸付事業、これは償還に係る事務費です。公債費及び一般会計への繰出金であります。これらの財源といたしまして、県補助金、貸付金元利収入及び前年度繰越金を見込んで予算計上した次第であります。  次に、議案第30号、令和2年度琴浦町農業集落排水事業特別会計であります。  歳入歳出の予算額は、それぞれ2億5,754万8,000円であります。  歳入予算の主な内容は、一般会計繰入金及び農業集落排水処理施設使用料であります。  歳出予算の主な内容は、公債費、農業集落排水処理施設維持管理事業費及び経営戦略改定事業であります。  地方債は、第2表、地方債のとおりであります。  次に、議案第31号、令和2年度琴浦町下水道事業特別会計であります。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ13億421万2,000円であります。  歳入予算の主な内容は、町債、一般会計繰入金、国庫支出金、下水道使用料であります。  歳出予算の主な内容は、下水道施設整備事業費、公債費、下水道施設維持管理事業費、経営戦略改定事業であります。  地方債は、第2表、地方債のとおりであります。  次に、議案第32号、令和2年度琴浦町介護保険特別会計であります。  歳入歳出予算の総額は、それぞれ21億4,752万8,000円であります。  歳入予算は、被保険者数の推移などを見込んで介護保険料を計上しているほか、国県支出金、一般会計繰入金等を計上しております。  歳出予算は、介護サービス等保険給付費が予算の約9割を占めております。これは、被保険者の介護サービスを確保できるよう計上したものであります。また、地域支援事業として、高齢者の介護予防普及啓発や認知症施策の推進など、地域包括支援センターが中心となって高齢者が安心して暮らせるよう、事業を展開していきます。なお、令和元年度の介護保険給付費の推移を勘案し、介護保険料の余剰金を介護給付費準備基金積み立てとして計上しております。  次に、議案第33号、令和2年度琴浦町後期高齢者医療特別会計であります。  歳入歳出の予算総額は、それぞれ2億2,659万円であります。  歳入予算の主なものは、後期高齢者医療保険料と一般会計の繰入金であります。  歳出予算の主な内容は、後期高齢者医療広域連合への負担金であります。  次に、議案第34号、令和2年度琴浦町船上山発電所管理特別会計であります。  船上山発電所は、平成26年12月から船上山ダムのかんがい用水及び河川放流水を利用して発電を行っています。年間の発電可能量は、過去の実績につき542メガワットアワーを見込んでおります。売電価格は、固定価格買い取り制度を活用するため、20年間、1キロワットアワー当たり税抜き34円で固定され、全量を売電して発電所管理の財源とするとともに、土地改良施設等の維持管理費の軽減や自然環境への保全に寄与するものであります。歳入歳出予算の総額は、それぞれ2,569万4,000円であります。  歳出予算は、発電所の安定的な運営を強化するため、基金への積み立てを進めるとともに、ダムなどの国営土地改良施設の適切な管理運営をするため、管理を担う東伯地区土地改良区連合に助成を行います。  次に、議案第35号から議案第39号までの5議案は、東伯地区各財産区の特別会計であります。  予算科目設定のため予算化したものであり、歳出歳入予算の総額はそれぞれ、八橋財産区2万8,000円、浦安財産区2万6,000円、下郷財産区6,000円、上郷財産区6,000円、古布庄財産区6,000円であります。  次に、議案第40号から議案第43号までの4議案は、赤碕地区財産区の特別会計であります。  歳入歳出の主なものは、土地貸し付け収入金、前年度繰越金であります。歳出予算、主なものは、委員報酬及び各種補助金等であります。歳入歳出予算の総額はそれぞれ、赤碕財産区1,819万円、成美財産区1,364万4,000円、安田財産区1,015万6,000円、以西財産区5,592万5,000円であります。  次に、議案第44号、令和2年度琴浦町水道事業会計予算であります。  これは、水道法並びに地方公営企業法に基づき、公営企業としての公益性と企業性の調和を図りながら水道施設を計画的に整備し、正常で豊富な水の供給に努めるところであります。令和2年度も引き続き老朽管の布設がえと漏水調査を進めるなど、水の確保に努めるとともに、経営基盤の安定を図るよう予算を編成したものであります。  まず損益勘定でありますが、収益的収入の総額を3億3,786万2,000円、それに対しまして支出の総額を2億5,931万8,000円としております。  また、資本勘定における資本的収入の総額は1億5,918万7,000円、それに対しまして支出の総額、3億4,206万6,000円であります。なお、資本的収入が資本的支出に対して不足する額1億8,287万9,000円は、損益勘定留保資金で補填するものであります。  次に、議案第45号、建設工事請負契約の変更について〔公共八橋地区(31−1工区)工事〕であります。  これは、令和元年9月20日に株式会社高野組と建設工事請負契約を締結した公共下水工事の工期について、令和2年3月31日としたものを、令和2年9月30日に変更するに当たり、地方自治法の規定により本会議の議決を求めるものであります。  次に、議案第46号、琴浦町八橋ふれあいセンターの指定管理者の指定についてであります。  これは、当該施設の指定管理として、やばせ振興魁の会を指定しようとするものであります。  指定理由につきまして、やばせ振興魁の会は平成18年から当該施設の指定管理者として適正な維持管理に努め、地域住民の交流、親睦、JR八橋駅の乗降客の便益などに尽力し、関係業務に係る良好な実績もあることから、指定管理者に再度指定するものであります。なお、指定期間は、令和2年4月1日から3年間といたします。  次に、議案第47号、琴浦町三本杉ふるさと分校、琴浦町南部ふるさと広場の指定管理者の指定であります。  これは、当該施設の指定管理者として三本杉ふるさと分校管理委員会を指定しようとするものであります。  指定理由につきましては、三本杉ふるさと分校管理委員会、平成18年から当該施設の指定管理者として適正な維持管理に努め、地域の交流の促進など、関係業務に関する良好な実績もあることから、指定管理者に再度指定するものであります。なお、指定期間は、令和2年4月1日から3年間といたします。  次に、議案第48号、琴浦町松ヶ丘集会所の指定管理者の指定であります。  これは、当該施設の指定管理者として松ヶ丘自治会を指定しようとするものであります。  指定理由につきましては、当該団体は組織・運営体制が確立されており、地域活動が活発に行われていること及び施設設置当初より管理運営に、優良に実施してきたことから、今後もその実績を生かし、より一層の自治会活動への利活用が期待できるため、指定管理者に再度指定するものであります。なお、指定期間は、令和2年4月1日から10年間といたします。  次に、議案第49号、町道路線の変更であります。  これは、道路台帳を現状道路と合わせて町道路線の変更を行うものであります。  次に、議案第50号、定住自立圏の形成に係る協定の変更についてであります。  これは、中部地区1市4町で取り組む鳥取県中部定住自立圏共生ビジョンについて、令和2年から7年度までの5年間で取り組む第3次ビジョンの策定に伴い、本町と倉吉市との間で平成22年3月31日に締結した定住自立圏の形成に関する協定の一部を改正するものであります。  最後に、議案第51号、琴浦町安田財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてであります。  これは、安田財産区管理委員が1名欠員となったことに伴い、琴浦町財産区管理会条例の規定により、欠員補充の同意を求めるものであります。なお、任期は残任期間である令和4年7月22日までであります。  以上、提案理由の説明を申し述べましたが、今議会で提案させていただいた提出議案は、令和2年度一般会計予算103億3,000万円、前年対比4.3%増になっております。特別会計につきましては、国民健康保険特別会計21億3,268万6,000円、対前年比1.6%増、住宅新築資金等貸付事業特別会計1,225万8,000円、対前年比4.4%増、農業集落排水事業特別会計2億5,754万8,000円、対前年比7.3%減、下水道事業特別会計13億421万2,000円、対前年比3.4%減、介護保険特別会計21億4,752万8,000円、対前年比0.2%増、後期高齢者医療特別会計2億2,659万円、対前年比6.1%増、船上山発電所管理特別会計2,569万4,000円、対前年比0.4%増、八橋財産区特別会計2万8,000円、前年と同額、浦安財産区特別会計2万6,000円、前年と同額、下郷財産区特別会計6,000円、前年と同額、上郷財産区特別会計6,000円、前年と同、古布庄財産区特別会計6,000円、前年と同額、赤碕財産区特別会計1,819万円、対前年比0.9%減、成美財産区特別会計1,364万4,000円、前年対比1.3%減、安田財産区特別会計1,015万6,000円、対前年比2.9%減、以西財産区特別会計5,592万5,000円、対前年比1.4%の増と、各会計の総額は165億2,851万6,000円、対前年比2.5%増となっております。なお、水道事業会計、収入4億9,704万9,000円、前年対比8.9%増、支出6億138万4,000円、対前年比9.5%増となっており、令和2年度当初予算は18件であります。また、補正予算に係る議案が11件、条例の制定、改廃に係る議案が13件、また、その他議案が8件、計50議案を提案しております。  議案の内容の説明につきましては、議案第2号、29号を人権・同和教育課長に、議案3号、10号、12号、14号、27号を総務課長に、議案17号、28号、32号、33号をすこやか健康課長に、議案第20号、30号、31号、44号、49号を建設環境課長に、議案34号を農林水産課長に説明させますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第2号、債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)についてと、議案第29号、令和2年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算の2件について、内容説明を求めます。  小椋人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(小椋 和幸君) それでは、議案第2号、債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)について説明させていただきます。  今回の債権放棄については、2件ございます。  債権放棄番号1については、借受人は平成6年に死亡しており、債務者は県外在住の子供さんであります。家屋と土地の不動産は、債務者の承諾の後、平成30年4月に琴浦町が競売申し立てを行い、平成31年に落札されましたが、配当は優先債権であります町税に充当をされております。債務者は平成29年に生活保護の対象となり、現在も生活状況に改善の兆しは見られておりません。保証人については、存命ではありますが、病気を患われており、収入は年金のみ、生活保護と同程度の金額であり、住資への返済は難しく、これ以上の回収は困難と判断いたしまして、住宅新築資金71万5,275円を債権放棄するものです。  続きまして、債権放棄番号2についてです。こちらは、借受人は平成6年に自己破産申し立て、平成13年に免責決定となっております。平成20年、借受人は事故で半身麻痺が残り、翌年から特別養護老人ホームへ入所。それ以降は配偶者が返済を行っておりましたが、平成28年に脳梗塞により入院。その後、配偶者も特別養護老人ホームに入所している状況でございます。保証人は既に死亡されており、これ以上の回収は困難と判断いたしました。この案件2の分ですけども、住宅新築資金202万1,679円、宅地取得資金187万5,722円、合計滞納残額が389万7,401円を債権放棄するものです。
     なお、この2件については、県の補助対象の該当となりますので、申し添えておきます。  続きまして、議案第29号、令和2年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について説明させていただきます。  初めに歳入でございます。ページは3ページになります。1款1項県補助金であります。住宅新築資金等貸付事業費補助金につきましては、償還金の回収に要する経費の補助金として32万4,000円。  次に、2款1項貸付金元利収入についてです。住宅新築資金及び宅地取得資金の現年度収入につきましては、これまで滞納がない方で、令和元年度に収納が見込まれる額を予算化しております。住宅新築資金が4件のうち1件分、29万4,000円、過年度収入につきましては、見込み徴収額を予算計上しております。住宅新築資金は滞納件数35件で434万5,000円、住宅改修資金は滞納件数4件で14万1,000円、宅地取得資金は滞納件数23件で128万8,000円に、競売売却金の見込み額を、75万円を加えまして、203万8,000円を計上しております。  次に、2項雑入についてです。まず、令和2年度に1件、競売申し立てを計画しております。こちらについては、売却された際、申し立てに要した費用が延滞金とは別に支払われますので、その滞納処分費として51万6,000円を計上しております。  次に、4ページになります。3款1項繰越金についてです。前年度繰り越し見込み額が460万円です。この見込み額は、12月時点のものでございます。  次に歳出です。1款1項資金貸付事業費につきましては、大阪で開催されます償還事務研修会の旅費、支払い督促申し立ての費用、競売申し立ての手数料、納付書や督促状などの郵便料、公用車のリース料、ガソリン代などを計上しております。102万1,000円でございます。  次に、5ページになります。2款1項公債費につきましては、起債の元金及び利子を計上しております。191万9,000円でございます。  次に、3款1項繰出金につきましては、前年度繰り越し見込み額の50%以上に当たる230万円を一般会計に繰り出し、平成24年度に借り入れた6,000万円の償還に充てることとしております。  4款1項予備費につきましては、701万8,000円を計上しております。  以上、よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) ここで暫時休憩いたします。開会は13時30分といたします。                午前11時52分休憩       ───────────────────────────────                午後 1時27分再開 ○議長(小椋 正和君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、議案第3号、令和元年度琴浦町一般会計補正予算(第7号)と、議案第10号、会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてと、議案第12号、琴浦町附属機関条例の制定について及び議案第14号、琴浦町表彰条例の一部改正についての4件について、内容説明を求めます。  山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 失礼します。それでは、議案第3号、令和元年度一般会計補正予算(第7号)について、まず説明をさせていただきます。  議案の予算書のほうをごらんいただきたいと思います。議案第3号、令和元年度琴浦町一般会計補正予算(第7号)でございます。こちらにつきましては、既存の予算からそれぞれ9,062万6,000円を減額し、現計予算額を102億1,822万1,000円とするものでございます。  各款項の補正額については、第1表、1ページからまとめております。詳細については、21ページをごらんください。まず、歳出のほうでございます。総務費、項、総務管理費でございます。まず、一般管理費のところで、補正額501万7,000円増額をしております。こちらの内容につきましては、17日の委員会のほうでも御説明いたしましたが、委託料のところにあります民間資金等活用導入可能性調査委託料ということで823万2,000円計上しております。こちらにつきましては、東伯の総合公園の今後のあり方について、PFIなどの方式を使った活用ができないかということを調査する事業でございます。こちらにつきましては、国の補正予算で10分の10事業ということで実施をさせていただきたいというものでございます。  同ページの目3、財産管理費でございます。こちらにつきましては、1億36万3,000円の増額をさせていただいております。内容につきましては附属資料の3、4ページにもありますので、後ほどごらんいただけたらと思いますが、こちらにつきましては、ふるさと納税の決算見込み額が固まってまいりました。総額が3億8,170万円の寄附金見込みということで、それに伴いまして返礼品であります記念品の増額、それからふるさと納税に関する各ポータルサイトへの委託料等もあわせて増額をさせていただくというものでございます。  なお、22ページにありますふるさと未来夢支援補助金というもので847万円減額をしておりますが、こちらは、金平邸の農家民泊のクラウドファンディングの部分で、当初1,000万予定しておりましたが、クラウドファンディングを実施しまして153万円集まりましたので、そちらを金平邸のNPOさんのほうに支出させていただいたというものでございます。  続いて、予算書23ページでございます。電算機管理費であります。こちら581万7,000円の減額ということでさせていただいております。こちらにつきましては、主に使用料及び賃借料であります。こちら、今回、業務用のシステムの更新、それから職員用パソコンの更新業務というものがございます。そちらの精算に伴いまして大幅な減額ということをさせていただいております。  続きまして、予算書25ページであります。民生費であります。社会福祉費、社会福祉総務費1,659万9,000円の減額をさせていただいております。こちらにつきましては、消費税の消費喚起の関係でプレミアム商品券事業がございました。そちらの予算を減額ということでさせていただいております。実績につきましては、当初見込み額の40%程度になったということで、申請が少なかったことによる減額補正というところでございます。また、後ほど言いますが、一部、こちら繰り越しということで、プレミアム商品券事業が次年度に繰り越して一部実施するというところもございます。  続きまして、同ページの3、同和対策総務費でございます。こちら115万4,000円の増額であります。こちらにつきましては、住宅新築資金会計への繰出金ということで、前半ありました不納欠損に伴う、不納欠損部分に対しまして国、県が4分の3補助いたします。残りの4分の1を一般会計から支出するというものでございます。  続いて、26ページでございます。障がい者福祉費でございます。こちらも1,343万8,000円の減額というところでございます。主には自立支援給付費、扶助費の大幅な実績による減額というところでございます。  続きまして、27ページでございます。児童福祉総務費2,023万8,000円の減額であります。こちらにつきましても、児童手当等の扶助費の実績による減額をさせていただいております。  同ページの保育所運営費につきましても、2,266万3,000円の減額ということで、各私立保育園、広域入所等の委託実績による減額というところでございます。  それから、28ページになります。最後の民生費の生活困窮者自立支援費であります。こちらの中では、印刷製本費で20万ほど増額を上げておりますが、こちらのほうが、国の補正事業でひきこもり対策に伴うポスター作成を今年度中に実施するということでありますので、急遽ではありますが、20万の増額をさせていただいております。  続いて31ページでございます。農業振興費につきましては、1,828万1,000円の減額というところでございます。こちらにつきましては、32ページにあります各補助金の事業実績に伴う減額というところであります。  続いて、同じく32ページの農地費のところでございます。農地費につきましては、920万8,000円の減額というところでございます。こちらにつきましては、しっかり守るの工事請負費、それから多面的機能支払い交付金というものの実績に伴っての減額ということにさせていただいております。  続きまして、35ページでございます。商工費、観光費のところでございます。こちらにつきましては、総額646万6,000円の減額でありますが、委託料のところを見ていただきますと、観光情報発信機能強化事業委託料ということで700万の減額をしております。こちらにつきましては、地方創生の交付金事業で、観光パンフレット等を作成するというところで予定しておりましたが、観光ビジョン等の作成を待つということで、これは令和2年度へ振りかえるということで減額をさせていただいております。その下の船上山の山焼き業務委託料ということで、こちらは来年度、4月に予定しておりましたが、風等の影響を考えて3月29日に前倒しするということで、109万4,000円の増額をさせていただいております。  その下の地域振興費でございます。1,028万5,000円の減額ということであります。こちらにつきましては、町営バスの事業費の精算等による減額でございます。  それから、36ページであります。土木費です。道路新設経費につきましては、附属資料の5ページ、6ページにも載せておりますが、こちらにつきましては事業費の組み替えによりまして、来年度へ繰り越すための補正ということで、工事請負費のほうに経費のほうを移しておるというものでございます。あと、一部財源組み替えがございますので、地方債の減額というところを補正をさせていただいておるところでございます。  続いて、38ページでございます。教育総務費の事務局費であります。874万7,000円の減額をさせていただいております。こちらにつきましては、当初予定しておりました少人数学級の協力金負担金というものが実績により減額になったことに伴いまして減額補正というところでございます。  それから、ずっと飛びまして41ページをごらんください。災害復旧費であります。こちらにつきましては、台風24号の復旧というところで実施をしておるところです。まず、目の4、単県斜面崩壊復旧費というところで1,097万4,000円の減額をしております。こちらにつきましては、令和2年度へ事業を組み替えるということでの減額でございます。  それから、5、過年発生農地災害復旧費でございます。こちらにつきましては、972万4,000円の増額としております。こちらのほうは、国の補助事業と単町費と2つに分かれておりまして、補助事業につきましては財源の内訳の変更ということで、財源内訳を見ていただきますと、国・県費がマイナスの2,582万9,000円となっております。こちらにつきましては、本来であれば今年度、国から補助金を入れていただくという予定でしたが、割り当てが今年度少なかったということですので、来年度、この部分が補填というか、国から令和2年度に交付されるということで、令和元年度については補助金のほうが少なくなるということでの補正でございます。単町費部分につきましては、工事箇所数の増加ということがありまして、972万4,000円の増額をさせていただいて、また繰り越していくということでございます。  次のページの42ページにつきましては、過年発生の農業用施設の災害復旧費ということで1,004万9,000円増額をさせていただいております。こちらにつきましても、農地災害と同じように、国の割り当てが少なくなったことによる財源組替え、それから箇所数の増加による予算の増というところでございます。  それでは、歳入のほうに移ります。9ページをお開きいただきたいと思います。まず、町税の法人税でございます。こちらにつきましては、3,998万8,000円減額をさせていただいております。こちらは町内企業の業績見込みによる減額ということで、大きく減額をしております。  続きまして、次の固定資産税につきましては、1,465万8,000円の増額ということであります。こちらにつきましては、太陽光パネル等の固定資産の修正申告による増額ということで、増額を見込んでおります。  同ページの最後にあります地方譲与税から地方交付税までのところにつきましては、県からの現在の試算数字、決算見込み数字ということで、それぞれ増額なり減額の措置をさせていただいておるところでございます。  続きまして、13ページでございます。13ページにつきましては、国庫負担金ということで、民生費負担金のところにつきましては、歳出でありましたように、児童手当等の実績による減額というところでございます。各、国、県につきましては、同様の理由によりまして減額というところをさせていただいております。  なお、16ページになりますが、県の補助金、最後の災害復旧費補助金というところが、先ほど申しました農地と農業用施設、合わせたところで7,946万5,000円減額というところですが、こちらにつきましては来年度、令和2年度に歳入が予定されるということでの減額でございます。  それから、18ページには、寄附金というところをごらんください。ふるさと納税の寄附金ということで7,170万増額しまして、最終が3億8,170万ということでのふるさと納税の決算見込み額のほうを計上をしておるところでございます。  それから、町債につきましては、20ページをごらんください。町債のほうも補正をしております。土木債につきましては、国の社会資本整備の事業に伴います減額をさせていただいております。  また、災害復旧事業債につきましては、1,500万の減額ということにさせていただいております。こちらにつきましては、起債対象となる事業費が1カ所当たり40万未満の災害復旧が起債事業だということで見込んでおりましたが、40万以上の工事復旧箇所がふえたということで、そちらが起債対象から外れていったということで、一般財源での対応をさせていただくというところで、減額をさせていただいておるところです。  なお、6ページで繰越明許費の補正、それから第3表で地方債の補正というところを掲上させていただいております。繰越明許費につきましては、総務費から教育費まで、各事業を繰り越させていただきますようにお願いします。  それから、災害復旧費につきましては、繰越額の変更という点を上げておるところでございます。  続きまして、議案第10号でございます。議案第10号の、こちらのほうにつきましては、議案の附属資料のほうをごらんいただきたいと思います。附属資料につきましては13ページをごらんください。会計年度任用職員制度の導入に伴う関係条例の整備に関する条例の制定でございます。  会計年度任用職員制度が来年、令和2年4月1日から開始されます。それに伴いまして、関係条例の改正、廃止を一括して行うものでございます。このたび対象となる条例につきましては、5つの条例を改正、それから2つの条例を廃止ということにしております。  まず、1点目が、琴浦町職員の服務の宣誓に関する条例の一部改正ということであります。こちらにつきましては、採用されますと服務の宣誓というものを、上級公務員の面前で宣誓書へ署名等を行うということが定義づけられております。会計年度任用職員も服務の宣誓というものの対象になりますので、相当数、毎年実施しなければならないということですので、こちらの手続の方法を変えて、書類での提出ができるように整える条例改正でございます。  2つ目につきまして、琴浦町職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正でございます。会計年度任用職員につきましても、特殊勤務手当の支出対象となるということから、条例に明文化するというものでございます。特殊勤務手当につきまして考えられるものとしましては、防疫手当とか行旅死亡人救護手当というものがありますので、そちらを明文化するというものでございます。  続いて、琴浦町職員の旅費に関する条例の一部改正というところでございます。旅費条例につきましては、パートタイム職員につきましては対象外となります。こちらにつきまして、対象外となる方につきましては費用弁償をもってするというところになりますので、そちらを規定する条例改正となります。  4点目、琴浦町公民館条例の一部改正でございます。会計年度任用職員の任期は原則1年となっておりますが、公民館条例では館長の任期は2年ということになっておりますので、その館長の任期を削除するというものでございます。  5点目、琴浦町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正でございます。こちらにつきましては、パートタイム会計年度任用職員の夜間勤務手当等につきまして、正規職員と同様の表を使うというふうに改めるというものでございます。  (6)にまとめておりますが、関係条例の廃止ということで2つ上げております。まず1点目が琴浦町交通指導員条例でございます。こちらにつきましては、会計年度任用職員とはせずに、私人の有償ボランティアということでの扱いに変更させていただくということで、今後は要綱をもって設置をしていくということの変更でございます。  それから、イの琴浦町臨時的任用職員の勤務条件等に関する条例でございます。こちらにつきましては、今回の改正に伴いまして対象者がなくなりますので、こちらのほうを廃止するというものでございます。  続きまして、附属資料のほうで説明をさせていただきます。議案第12号、琴浦町附属機関条例の制定についてというところでございます。  こちらにつきましては、会計年度任用職員制度の導入に伴いまして、附属機関の委員というのは特別職の非常勤職員という扱いになりますので、そちらを明文化しなければならないということから、附属機関条例を設定するというものでございます。  附属機関条例につきましては、地方自治法で条例化しなければならないというものがございますので、附属機関を設定させていただきたいというものでございます。  (1)に附属機関として扱うものということでまとめをさせていただいております。特に今、町の行政目的のため有識者等で構成する組織に対して合議による一定の成果を求めるというようなところの性質を加味しまして、このたび条例のほうで、町長部局は19委員会、それから教育委員会部局は6つの機関ということで定めをさせていただくものです。こちらにつきましては、議案のほうにつけております議案の12−3ページから別表ということで、町長部局につきまして国民保護協議会から始まりまして水道事業等評価委員会ということで19の機関、それから別表2ということで、社会教育委員会から文化センター運営審議会の6機関を附属機関として定めるということで設定をさせていただいております。  最後に、琴浦町表彰条例の一部改正についてということで、すいません、こちらのほうも附属資料のほうで説明をさせていただきたいと思います。議案第14号、琴浦町表彰条例の一部改正についてというところでございます。  表彰条例につきましては、平成26年に互礼会実施して以降、互礼会の中止に伴いまして実施に至っておりません。来年がちょうど5年たつというところで、5年周期で表彰のほうを行いたいということで、再度表彰の状況を確認したところ、整理が必要だろうということで、このたび改正案を出させていただいております。  主な改正内容のところに記しておりますが、(1)のところで、表彰種類のほうを、功労表彰、善行表彰、それから団体表彰、勤続表彰というものがございましたので、団体表彰、勤続表彰というのを個別に立てるのは廃止していこうということで、一つの点でございます。  それから、功労表彰の対象変更といたしまして、町長の表彰部分につきまして、功労が顕著という部分を12年以上というように変更させていただいておるというところでございます。  善行表彰につきましては、こちらのほうに対象として団体等を追加していくということになっておりますし、寄附額につきましても20万以上から50万以上ということに上げさせていただいております。こちらにつきましては、近隣の町村等の状況を見まして、この設定をさせていただいておるというところでございます。  その他のところにまとめておりますが、議会の同意につきましても変更をしております。特別功労・功労表彰の議会同意というのが必要だという部分を、議会同意なく、報告等によってさせていただくというふうに考えております。  それから、表彰時期の明文化ということで、おおむね5年に1回実施するというところを基本として、今後実施していくということでの条例改正となっております。  御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第17号、琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について、内容説明を求めます。  藤原すこやか健康課長。 ○すこやか健康課長(藤原 静香君) 失礼します。議案第17号、琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について説明をさせていただきます。  国保の現状について説明をいたします。  令和2年度の県への納付金は、前年度と比較しまして1,135万円の増額となり、また、被保険者が毎年200人ペースで減少している中、保険税収入の減少等により、現行税率では来年度1,982万の歳入不足となる見込みであります。  また、琴浦町は広域化に伴う激変緩和措置として、来年度は7,612万円の措置を受ける予定ですが、この金額は県下で一番高い金額となっています。しかし、激変緩和措置は令和6年度に廃止されるため、今後、大幅な保険税負担の増加に備え、段階的な保険税率の引き上げが必要であります。このことから、各年度の保険税必要額を設定し、必要最低限の保険税の負担増となるよう税率改定案を作成したところであります。  また、一般会計からの赤字繰り入れを行うことは、保険者努力支援制度の評価が下がり、琴浦町の交付額が減少します。そして、琴浦町が一般会計からの赤字繰り入れをすることにより、鳥取県全体の評価も下がり、鳥取県の交付額にも影響を与えてしまうため、一般会計からの赤字繰り入れは行わないよう、県から指導を受けているところであります。  資産割については、今回の税率改定を機に廃止し、応能・応益割合の変更は行わず、現行どおり所得割を58、均等割、平等割を42としています。昨年の11月21日と2月6日に国保運営協議会を開催し、令和2年度の国民健康保険税について審議を行いました。令和2年度に税率12%アップするパターン1と、令和2年度は税率を据え置き、令和3年度に税率20%の改定をするパターン2の2案を作成しまして、国保運営協議会の委員さんに意見を伺いました。委員さんからは、パターン2は令和3年度の税率引き上げが20%と、非常に負担が大き過ぎる。医療費の増加や高齢化等の影響で、今後1人当たりの保険税の負担は間違いなく伸びていくために、早目に段階的に引き上げたほうがよいという意見を全員一致でいただきました。で、令和2年度について税率改定が望ましいという御意見でありました。それを受けまして、今回の国民健康保険の一部改正の提案をさせていただいたところであります。  以上、内容説明を終わります。よろしく御審議いただきまして、承認いただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第20号、琴浦町営斎場条例の一部改正について、内容説明を求めます。  高力建設環境課長。 ○建設環境課長(高力 信宏君) それでは、議案第20号、琴浦町営斎場条例の一部改正について御説明を申し上げます。  20−2ページをごらんください。今回の条例改正でございますが、町営斎場の適切な維持管理を行うため、斎場使用料を中部ふるさと斎場と同額に改定をするものでございます。  使用料の改定額ですが、琴浦町民の方につきましては、大人を現在の8,000円から中部圏域内共通の1万2,200円に、圏域外の方につきましては4万円を4万9,900円に改定をするものです。12歳未満につきましては、琴浦町民の方は現在の5,000円から中部圏域内共通の8,100円に、圏域外の方につきましては2万5,000円を3万600円に改定をいたします。改葬等につきましては、琴浦町民の方は現在の3,000円から中部圏域内共通の5,100円に、圏域外の方につきましては8,000円を2万2,400円に改定をいたします。  本条例の施行年月日は、令和2年4月1日からとしております。  経過措置といたしまして、今回の規定は条例の施行日、4月1日以降に斎場の使用申請をされた方から適用し、3月30日までに斎場の使用申請をされた方については、従来、現在の使用料を適用するということにしております。  今回の改定につきましては、昨年10月に開催されました事業レビューで、斎場が近くにあると利便性がよい、なるべく長く存続させてほしい、適正な維持管理のために使用料の改定もやむを得ないといった御意見をいただき、これを受けて、ことし1月に環境審議会を開催し、琴浦斎場を継続的に維持管理していくため、今回の使用料改定について、全委員さんの御承認をいただいたところでございます。  以上で内容説明を終わらせていただきます。御審議、御承認のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第27号、令和2年度琴浦町一般会計予算について内容説明を求めます。  山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 失礼します。それでは、議案第27号、令和2年度琴浦町一般会計予算について説明をさせていただきます。  総額につきましては、先ほど町長からありましたように、103億3,000万円ということでの当初予算でございます。  内容につきましては、予算書の34ページ、歳出から御説明させていただきます。  まず、議会費でございます。議会費につきましては、議員報酬なり運営経費のほうを計上させていただいております。予算額につきましては1億354万8,000円ということで、対前年25万6,000円の減額というふうになっております。  次のページになります。総務費の総務管理費でございます。こちらには総務関連経費ということで、職員のための職員給与、それから庁舎管理、財政、企画などの総務部門の経費を計上しておるところです。まず一般管理費のところにつきましては、職員研修、それから庁舎管理などの経費を計上しております。予算額は5億4,827万8,000円ということで、対前年478万9,000円の増額というところでございます。こちらにつきましては、会計年度任用職員の導入等によりまして共済費等が若干ふえたというところでございます。  続いて、39ページでございます。総務管理費です。総務管理費のところでは、主に事業レビュー等の行財政改革の推進、それからふるさと納税関係の経費というところを計上させていただいております。予算額につきましては、6億2,176万7,000円となりまして、前年度対比1億2,649万6,000円の増となっております。こちらの増につきましては、ふるさと納税の見込み額をアップしておりますので、それに伴います積立金の増、それからふるさと納税関係経費、記念品等の増というところが要因となっております。  続きまして、41ページになります。CATV管理費でございます。こちらにつきましては、5,920万2,000円の予算額というふうになっております。こちらは光ケーブルなりTCCの通信施設、それから防災行政無線の維持管理経費というところで計上をしておるところでございます。  続いて、次のページの企画費でございます。こちらにつきましては、地域づくり事業、それから地域おこし協力隊の経費、それから総合戦略の進捗にかかわる経費等をのせております。また、今回から町営バス等の公共交通機関の経費というのも企画費の中に盛り込んだというところでございます。予算額につきましては2億3,214万9,000円となりまして、対前年1億2,640万となります。この1億2,640万の経費につきましては、公共交通の経費ということで、町営バスの運営経費ですとか、そのあたりのものの移管による増額というところでございます。  続きまして、45ページでございます。こちら電算機管理費でございます。1億2,909万円の予算でございます。こちらにつきましては、マイナンバーを初めとする各種システム、戸籍等のシステムの経費を計上させていただいております。前年度、対前年3,246万8,000円の減額となっておりますが、先ほど補正予算でも申しました、各システム改修、それから職員用パソコンの更新事業等が終了したことによる減額でございます。  続きまして、総務費、徴税費でございます。ページが48ページになります。こちらにつきましては、税務関係の経費をのせておりまして、トータルで予算額が1億306万2,000円で、対前年1,945万9,000円の減額ということの予算になっております。
     続いて、総務費の戸籍住民登録費でございます。50ページです。こちらにつきましては、戸籍関係の業務にかかわる経費を計上しておりまして、トータルが4,563万9,000円の予算となっております。  それから、51ページでございます。選挙費でございます。今年度、令和2年度につきましては、国政選挙等の選挙予定がございませんので、トータルとして15万4,000円の予算額ということになりまして、対前年1,794万2,000円の減額ということでございます。  続いて、次のページ、統計調査費でございます。こちらにつきましては、統計調査業務を行っております。予算額としては1,183万8,000円ということで、対前年395万7,000円の増額となっておりますが、来年度は国勢調査の実施ということで調査費が増加したというところでございます。  その下の監査委員費でございますが、こちらについては、監査委員の経費ということで計上させていただいております。  続いて、民生費に移ります。民生費につきましては、53ページ、社会福祉費でございます。社会福祉総務費では、国保に対する繰り出しというところ、ルール分に基づいた繰り出しというところを予算化しておりまして、1億6,425万9,000円の予算額となりまして、対前年2,383万8,000円の減額となっております。この2,800万の減額の主な理由としましては、プレミアム商品券の発行事業が終了したということでの減額ということでございます。  続きまして、57ページであります。歳出として、7番の特別医療費助成事業費でございます。こちらは1億2,328万7,000円の予算額となりまして、対前年124万6,000円の減額という予算になっております。  それから、その下の障がい者福祉費でございます。5億9,473万9,000円の予算としております。対前年1,892万4,000円の増ということで、こちらにつきましては自立支援給付費の増額ということが主な要因でございます。  続いて、59ページでございます。介護保険事業費3億1,076万1,000円の予算額となっております。対前年1,223万円の増額というところですが、こちらにつきましては、介護保険会計への繰り出しというものが主になっております。また、増額につきましては、低所得者の軽減分というものが加味されたということで、令和元年度は補正予算で対応しましたが、令和2年度は当初からの対応ということで1,200万の増というところであります。  続きまして、民生費の児童福祉費のほうに入ります。61ページになります。こちらの児童福祉総務費のところでは、子育て関係の人件費というところを計上しておりまして、9億1,738万9,000円となりまして、2,789万円の増となっております。これは、子育て応援課の所属の人員の変更というところでの増額になっております。  続いて、63ページ、保育所運営費でございます。今年度予算、4億1,213万3,000円でございます。こちらにつきましては、保育所の運営経費というところを計上しておるというところです。対前年2,229万7,000円の増加というところですが、こちらにつきましては会計年度任用職員への制度変更というところで、フルタイムの会計年度任用職員の登用というところで、共済費等が膨らんだというところでございます。  続きまして、67ページでございます。民生費の生活保護費でございます。こちらにつきましては、生活保護に関しての経費をトータルで載せておりまして、今年度は総額2億458万7,000円となりまして、対前年540万1,000円の減額の生活保護費の予算となっております。  それから、68ページには、生活困窮者自立支援費のほうを計上しております。今年度予算646万6,000円で、対前年907万1,000円の減額という予算になっておるところでございます。  続いて、次のページから衛生費に移ります。衛生費につきましては、母子健診ですとか健康づくり、それから斎場管理等を行うような総合的な経費となっております。  まず、保健衛生総務費でございますが、こちらにつきましては、ふるさと広域への負担金等を計上しておりますが、当初予算7,682万8,000円ということで、対前年1,374万5,000円の減額というふうになっております。こちらにつきましては、人件費の所管がえということでの減額になっております。  続いて、予防費でございます。こちらにつきましては、予防接種等の事業、それから妊婦、乳幼児の健診等の事業費を計上しておるところです。7,625万8,000円の予算額ということで、対前年63万3,000円の減額というところの予算になっております。  それから、71ページには、健康づくり推進事業費を計上しております。こちらの経費につきましては、谷川トレーナーの設置事業、それからまちの保健室等の健康づくり事業のほうを計上しておる費目となります。予算額が4,396万6,000円ということで、対前年132万円の減額というところでございます。  それから、次のページ、環境衛生費であります。こちらは、斎場の運営経費ということで2,345万円計上をしております。対前年803万円増額ですが、こちらにつきましては、斎場の火葬炉の修繕工事というものが1,000万出ておりますので、そちらが増額の主な見込みとなっております。  続きまして、74ページでございます。衛生費の清掃費でございます。こちらにつきましては、ごみ処理費と、し尿処理の関係の経費をのせております。  まず、じんかい処理費でございます。予算額が2億736万8,000円となりまして、対前年2,356万1,000円となっております。こちらは、ごみ処理に係る中部広域連合への負担金が増加したというところであります。この中でも、ごみ減量対策経費等をのせて、ごみ減量に向かっていくというような予算になっておるところでございます。  続いて、次のページの農林水産業費に入ります。農業費につきましては、農業委員会、農業振興、畜産、農地整備というようなものを計上する費目になっております。  こちらにつきましては、77ページに農業振興費ということで計上させていただいております。農業振興費につきましては、有害鳥獣対策や園芸産地の推進事業、がんばる農家プラン等の事業経費をのせておるところです。トータルが1億7,234万6,000円の予算額となりまして、対前年2,493万1,000円ということの増の予算となっているところでございます。  続いて、80ページでございます。80ページには畜産業費を計上しております。予算が3,917万5,000円ということで、対前年977万1,000円の増というところですが、こちらにつきましては、鳥取和牛振興の総合対策事業というものが増額になった関係で、増額予算となっております。  その下の農地費につきましては、中山間直接支払い、それから多面的機能支払い等の事業を計上しておるところです。また、土地改良事業、ダム関係の事業とか、しっかり守る農林基盤整備事業というものを計上した経費となっております。こちらの予算額が3億5,238万7,000円となっておりまして、対前年2,843万2,000円の増額となっております。こちらの増額理由につきましては、農地耕作条件の改善、水道工事等が原因となって増額というところになっております。  続きまして、84ページでございます。林業費でございます。こちらにつきましては、松くい防除、それからナラ枯れ対策、間伐事業等を実施する予算となっております。こちらの予算につきましては、トータルで4,466万2,000円の予算額となりまして、対前年1,615万8,000円の増額ということになっております。この増額部分につきましては、森林環境譲与税の関係の経費が増額ということになりました。  続いて、次のページの水産業費であります。水産業費につきましては、漁業研修事業等を実施しておるところですが、予算額が1,023万5,000円ということで、対前年256万8,000円の増というところでございます。こちらも漁業研修事業の経費増額というところでございます。  続いて、次のページから商工費に入ります。商工費につきましては、商工振興、それから観光、それから地域振興というところでの事業体系となっております。  まず、商工振興でございます。こちらにつきましては、商工振興に係る経費ということで、今年度は特に地域経済循環ということで分析調査のほうを行うというような新たな事業も行うところでございます。予算額としましては2,070万9,000円ということで、対前年4,155万6,000円の減額となっておりますが、こちらの減額理由につきましては、企業立地の補助金というものがありましたので、令和2年度につきましては立地補助金ありませんので、そちらが大幅減という理由でございます。  それから、次のページの観光費でございます。こちらにつきましては、地方創生の推進事業の2年目ということで、道の駅の活性化なり、一向キャンプ場の再生、それから観光ビジョンの推進というところがメーンになってまいります。予算額としましては、1億580万8,000円となりまして、対前年4,522万円の増ということであります。こちらのほうは地方創生事業の2年目というところを迎えますので、道の駅のリニューアル等の経費が増額要因でございます。  それから、92ページでございます。92ページのほうには、地域振興費のほうを計上しております。こちらにつきましては、今年度は関係人口をメーンとした取り組みというところをピックアップしております。ふるさと住民票ですとかワーケーションの推進というところでの移住定住へ向けた取り組みというところを出しておるところです。予算額としては2,570万ということで、対前年1億1,282万9,000円の減となっております。こちらの1億1,200万円の減額というところは、先ほど企画費のほうで申しました町営バス等の公共事業の経費の移管というところでの経費減というところでございます。  それから、94ページでございます。土木費です。土木管理費ですが、こちらの土木総務費の予算額4,084万7,000円でございます。こちらの経費につきましては、単県斜面の崩壊復旧事業というものが主な事業費になります。対前年2,047万2,000円の増額という予算になっております。  続いて、次のページにつきましては土木費の道路橋梁費でございます。こちらにつきましては、道路維持とか道路新設、除雪経費というものをまとめた款項になります。  まず、道路維持費でございますが、こちらにつきましては舗装等の修繕を行うというような費目になっております。本年度予算が4,960万5,000円ということで、対前年1,548万8,000円ということで増額になっております。こちらにつきましては、昨年度は災害復旧に力を入れるということで舗装の修繕工事等を抑えておりましたが、舗装の修繕工事等の経費を上げてきたというところでの増額予算となっております。  それから、次のページには道路新設改良事業ということで、こちらは通常の道路改良事業に加えて橋梁点検なども実施していくということで、災害対応から通常の点検業務にシフトしていくというような予算立てになっております。予算額としましては2億3,437万1,000円ということで、対前年3,869万2,000円の増となっております。こちらの主な理由については、橋梁点検の経費というものが大きな要因になっておるところです。  続きまして、98ページでございます。河川費につきましては河川の維持管理ということで、兵川の掘削工事等を予定しております。予算額が570万ということで、対前年500万の増というところであります。  また、その下の都市計画費では都市計画とか公園、それから下水道事業の費目をまとめたものとなります。  次のページに公共下水道事業ということで3億7,092万3,000円を計上しております。こちらにつきましては、下水道会計への繰り出しというところの経費でございます。  その下の住宅費につきましては町営住宅の管理ということで、5,591万9,000円の予算を計上しております。  続きまして、101ページからは消防費となります。消防費につきましては、中部広域連合への常備消防への負担金なり、それから町の消防団の活動、自衛消防団組織の活動支援というような経費を計上しております。  まず常備消防ですが、中部広域連合への負担金ということで2億4,530万6,000円の予算額となっておりまして、対前年234万円の増というところでございます。  それから、2、非常備消防費でございます。こちらにつきましては、町の消防団活動それから自主防災組織の支援なりの経費というところでございますが、7,677万6,000円の予算額としております。対前年3,513万6,000円の増というところですが、こちらにつきましては第8分団のポンプ車の更新というものを入れておるのと、それから緊急の防災無線の告知に関する新しいアプリを入れた取り組みというものも入れておりますので、そちらの要因で予算増ということになります。  続いて、103ページでございます。消防施設費でございます。こちらにつきましては、防災対策とか消火栓の整備というところで2,453万7,000円ということで、対前年684万9,000円の増額ということになります。  続いて、教育費でございます。教育費につきましては、教育総務費については教育委員会の経費なり教育委員会事務局の経費というもの計上しておるところです。  まず、事務局費でございます。こちらにつきましては、小・中学校の少人数学級への対応負担金ですとか今年度から教員の働き方改革ということで、学校改善事業等を入れておる予算組みということになっております。それから奨学金の支援制度ということで、未来人材奨学金返還支援事業ということで、新たな事業もこちらの費目に計上しておるところです。予算額につきましては1億6,159万8,000円ということで、対前年207万6,000円の減額ということになります。こちらにつきましては、少人数学級の負担金が一部減額ということでの予算立てとなっております。  続いて106ページ、小学校費でございます。こちらにつきましては町内5校の小学校の運営経費ということで、総額1億6,196万4,000円を計上させていただいております。  続いて、109ページには中学校費ということで、町内2校の中学校の管理経費ということで、総額7,218万5,000円を計上させていただいておるところでございます。こちらにつきましても、学校関係では図書館司書の設置等を行っているというところでございます。  続いて、111ページには社会教育費のほうを計上しております。社会教育費のほうは、社会教育それから公民館それから文化財、まなびタウン、カウベルホール、人権同和教育等の経費を計上した予算組みというふうになっております。  今年度大きいところでは、114ページのところで文化財保護費ということで1億236万9,000円の予算計上をしております。対前年9,089万3,000円の増というところですが、こちらにつきましては斎尾廃寺跡の用地の購入というものが9,000万を超える額ということで、その事業費が増加分ということの要因でございます。  それから、120ページには保健体育費のほうを計上しております。こちらは保健体育事業、それから総合体育館等の社会体育施設等の管理経費を上げておりまして、総額は1億6,658万2,000円ということで、対前年2,106万2,000円の増というところでございます。中でも122ページのところで体育施設費のところには、勤労者体育館の除却工事というものを計上させていただいておるところでございます。  それから、125ページにつきましては災害復旧事業ということで、こちらにつきましては通常の災害復旧のほうに移るということで、農業用水の緊急確保補助金以外につきましてはほぼ費目設定ということで予算を組まさせていただいております。  それから、その下の公債費につきましては、元金につきまして14億4,388万2,000円の予算額を計上させていただいております。対前年1,445万2,000円ということであります。この令和2年度が公債費のピークということで、以後令和3年以降は少しずつ公債費のピークが下がってくるということで見込んでおるところでございます。  それから、126ページには諸支出金、国県返納金それから予備費のほうを計上させていただいております。  それでは、歳入のほうに返りまして9ページをお開きいただきたいと思います。  町税につきましては、法人税の減額ということを先ほど申しましたが、当初予算でも当初予算が7,204万円ということで、対前年3,779万4,000円の減額ということで当初予算スタートしております。  その下の固定資産税につきましては8億8,562万8,000円ということで、対前年1,863万円の増というところであります。こちらにつきましては、新築の家屋の減免の期限切れというところ、それから太陽光の発電の部分というところで増額を見込んでおるところでございます。  それから、10ページになります。地方譲与税の新たに森林環境譲与税というものを設定しております。こちらは前年は補正で対応しておりましたが、今年度は当初からということで99万3,200円の森林環境譲与税のほうを計上させていただいております。  それから、次のページにつきましても新たな科目というところで、税制の改正によりまして款6として法人事業税交付金というものを新たに設定しております。1,062万7,000円というところでございます。  それから、その下の地方消費税交付金につきましては消費税アップに伴いまして令和2年度予算3億8,536万5,000円ということで、7,647万円の増という見込みをしておるところでございます。  それから、12ページには地方交付税を上げております。本年度40億500万の予算を計上しております。対前年2,400万の増というところであります。こちらにつきましては、合併算定がえに伴う一本算定化ということで3,000万の減は見込まれますが、それ以上に消費税増に伴います社会福祉費関係の経費が伸びるということで増額を見込んでの予算となっております。  そのほか、分担金及び負担金につきましては保育所運営費なり農林、それから土木の負担金のほうを計上させていただいておるところでございます。  それから、16ページからの国、県の補助金につきましては、各歳出に伴います補助金のほうを計上させていただいたところでございます。  それから、ずっと飛びまして寄附金でございます。26ページの寄附金のところで、ふるさと未来夢寄附金ということで前年度3億1,000万でスタートしましたが、今年度は4億1,000万ということで1億増ということでのスタートということでさせていただいております。  それから、繰入金につきましては基金繰り入れのところは27ページにまとめております。財政調整基金につきましては、2億7,600万の取り崩しということで繰り入れをしております。対前年8,800万の増ということで、大きな取り崩しによって予算組みをしておるというところでございます。  それから、次ページの地域雇用創出基金とか地域福祉基金等につきましては、少額でありますがこちらの基金も取り崩しながら財政運営に当たったというところでございます。  それから、各起債につきましては6ページの第3表のほうに載せております。こちらにつきましても、交付税措置の高いものということで起債事業のほうを選びながら実施をさせていただいております。総額、借り入れとしては4億1,000万の起債借り入れというところで、来年度の財源というふうにして考えておるところでございます。  以上で当初予算の説明とさせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第28号、令和2年度琴浦町国民健康保険特別会計予算と議案第32号、令和2年度琴浦町介護保険特別会計予算及び議案第33号、令和2年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算の3件について内容説明を求めます。  藤原すこやか健康課長。 ○すこやか健康課長(藤原 静香君) 失礼します。議案第28号、令和2年度琴浦町国民健康保険特別会計予算について内容説明をさせていただきます。  表1のとおり、歳入歳出予算の総額はそれぞれ21億2,669万9,000円と定めるものであります。  それでは、歳出から説明させていただきます。8ページをお開きください。  款1、総務管理費2,129万、こちらにつきましては国保運営のための人件費が主なものでございます。  款2、保険給付費、療養諸費13億4,445万6,000円、こちらは一般・退職被保険者それぞれの医療費等でございます。高額療養費2億63万2,000円、世帯ごとの負担限度額を超えた分の高額療養費の費用負担となっております。10ページをごらんください。項4ですが、出産育児諸費462万円、11人分の出産育児一時金を計上しております。葬祭諸費66万円、高額介護合算療養費36万5,000円としております。  款3、国民健康保険事業費納付金、これは各市町の医療費給付状況や所得状況などをもとに県が算定したものを町が県へ納付するものでありまして、主な財源は国保税と税に関する一般会計からの繰り入れとなっております。医療給付費分が3億7,375万円、後期高齢者支援金等分が1億1,785万2,000円、介護納付金分が3,458万6,000円です。  12ページをごらんください。款6ですが、保健事業費328万6,000円、こちらはジェネリック医薬品等の通知の郵便代、委託料等でございます。また、会計年度任用職員64万2,000円は糖尿病性重症化予防事業による保健指導のための経費となっております。項2としまして、特定健康診査等事業費1,600万9,000円、こちらは特定健診の委託料でございます。人間ドック事業費として304万2,000円を計上しております。  14ページをごらんください。款9、償還金及び還付加算金235万円でございます。それから諸費265万9,000円。  款10、予備費で100万円を計上しております。  歳入のほうで、5ページのほうに戻っていただけますでしょうか。  款1、国民健康保険税4億420万8,000円ということで、徴収の額を見込んでおります。  款3、国庫補助金254万1,000円。はぐっていただきまして6ページのほうをごらんください。款4、県支出金15億7,238万7,000円。歳出の主に保険給付費を賄うために県から交付されるものであります。  款7、繰入金、一般会計繰入金として1億4,498万5,000円ということで、それぞれの保険基盤安定繰入金等でございます。  款9、延滞金加算金及び過料として200万1,000円を見込んでおります。  以上、内容説明といたします。  続きまして、議案第32号、令和2年度琴浦町介護保険特別会計予算についての内容説明に入ります。  表1のとおり、歳入歳出の予算総額はそれぞれ21億4,752万8,000円と定めるものであります。  それでは、歳出のほうを説明させていただきます。8ページをごらんください。  款1、総務管理費6,350万5,000円、そのうち一般管理費は介護保険に係る事務費、事務職員2名分の給料と、あと会計任用職員それから認定調査員それぞれ1名分を計上したものであります。  次に連合会負担金ですが、主治医意見書等の作成負担金それから包括支援センター運営費につきましては包括支援センターの職員4名分とケアプラン作成職員3名を計上しております。  10ページをごらんください。項2の徴収費ですが、65万3,000円は第1号被保険者の保険料の賦課徴収にかかわる費用でございます。  項3、介護認定審査会費554万5,000円、これにつきましてはふるさと広域連合への認定審査会費の負担金として委託料を計上しております。  項4、計画策定委員会費と項5の包括支援センター運営協議会費でございますが、こちらはそれぞれ委員会の報酬でございます。令和2年度は第8期の介護保険事業計画、高齢者福祉計画の策定年度となっております。  款2、介護サービス等諸費18億3,833万、こちらは要介護1から5までの居宅サービス費及び施設サービス費等でございます。  12ページのほうをごらんください。介護予防サービス等諸費2,468万円、こちらにつきましては要支援の1、2の方にかかわるサービス費でございます。  項3、その他諸費として289万1,000円は審査支払い手数料、介護給付費請求費電算処理システム料を国保連のほうに委託しております。  項4、高額介護サービス等諸費4,510万円、こちらは利用者負担額が一定額を超えた場合に高額介護サービス費として償還払いを行います。  項5、特定入所者介護サービス等費6,212万円、これは施設入所者の低所得者の方への負担軽減ということで組んでおります。  款3、包括支援事業・任意事業403万4,000円でございます。こちらは生活支援体制整備事業として主に生活支援コーディネーターの人件費となっております。  14ページをごらんください。項2、介護予防・生活支援サービス事業費5,402万4,000円、こちらは訪問型サービス、通所型サービス費、それから介護予防マネジメント事業費として336万円は委託料でございます。  項3の一般介護予防事業費2,506万2,000円、こちらは職員1名分の人件費と介護予防教室ですとか介護予防サークルの委託料などを組んでおります。  項4、その他諸費、審査支払い手数料として23万8,000円。  款4、介護給付費準備基金積立金として1,452万1,000円を組んでおります。
     16ページのほうをお開きください。款5、償還金及び還付加算金25万1,000円ですが、1号被保険者保険料を納付金として見込んでおります。  款6、予備費を300万組んでおります。  歳入のほうに戻っていただきまして、4ページのほうをお開きください。  歳入ですが、1号被保険者保険料として4億2,967万4,000円、こちらにつきましては現年分の特別徴収保険料、現年分の普通徴収保険料を見込みます。  款3、国庫負担金3億6,090万4,000円。項2ですが国庫補助金として1億8,874万9,000円、主なものは調整交付金、地域支援事業交付金でございます。  款4、介護給付費等交付金5億3,260万3,000円。地域支援事業交付金として2,193万9,000円を見込んでおります。  款5、県負担金は2億8,019万2,000円でございます。県補助金は1,766万4,000円は地域支援事業の交付金としております。  6ページごらんになってください。款7、一般会計繰入金3億1,068万3,000円、主なものは介護給付費繰入金、その他一般会計繰入金、地域支援事業繰入金となっております。  款9の項2、雑入ですが、滞納処分費、第三者納付金、雑入ということで、合計として511万5,000円を見込んでおります。  以上、内容説明を終わります。  続きまして、議案第33号です。令和2年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算についての内容説明をさせていただきます。  こちらのほう、歳入歳出予算の総額を2億2,659万と定めるものでございます。  歳出の6ページのほうをごらんください。款1、総務管理費120万6,000円ということで、保険証の更新等に係る通信運搬費等でございます。  款2、後期高齢者医療広域連合納付金2億2,502万5,000円。こちらにつきましては後期高齢者の被保険者の保険料及び低所得者等の保険料軽減分、こちらのほうは県が4分の3、町が4分の1を負担する基盤安定制度を後期高齢医療連合会のほうに納付する予算でございます。  款3、還付金及び還付加算金31万円ということで、資格喪失の場合の過年度分の保険料の還付金でございます。  歳入のほうに戻っていただきまして、4ページをごらんになってください。款1、後期高齢者医療保険料1億6,359万6,000円、年金天引きですとか現金納付に係る普通徴収の保険料を見込んでおります。  款3、一般会計繰入金6,267万8,000円ということで、こちらのほうも主なものとしまして保険基盤安定繰り入れとして町が4分の1、県が4分の3を繰り入れするということになっております。  款4ですが、還付金及び還付加算金31万円、過年度分の保険料の納付に関する後期高齢者医療広域連合からの還付金でございます。  ということで、以上内容説明を終わらせていただきます。特別会計3議案を説明させていただきました。よろしく御審議いただきまして承認をいただきますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第30号、令和2年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算と議案第31号、令和2年度琴浦町下水道事業特別会計予算と議案第44号、令和2年度琴浦町水道事業会計予算及び議案第49号、町道路線の変更についての4件について内容説明を求めます。  高力建設環境課長。 ○建設環境課長(高力 信宏君) 失礼いたします。  それでは、議案第30号、令和2年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の総額はそれぞれ2億5,754万8,000円でございます。  第2条、地方債ですが、3ページの第2表をごらんください。第2表、地方債、起債の目的は公営企業適用債、限度額30万円でございます。  まず、歳入から御説明を申し上げます。6ページをごらんください。  歳入。款1、分担金及び負担金は農業費分担金として12万6,000円を見込んでおります。  款2、使用料及び手数料は使用料として4,434万1,000円を見込んでおります。  一般会計繰入金2億1,277万8,000円は、起債の償還などに充てるものでございます。  款6、町債、農林水産業債30万円は3ページの地方債のとおりでございます。  続きまして、歳出について御説明を申し上げます。8ページをごらんください。  歳出の項1、処理施設費、本年度予算額5,027万5,000円。これの主な内訳としまして、需用費の光熱水費として処理施設は9カ所とそれからマンホールポンプ43カ所ございますけども、それの電気水道代970万2,000円、修繕料は処理施設の屋根やポンプ等の修繕169万7,000円でございます。役務費の121万2,000円は処理施設やマンホールポンプの非常通報装置の通信費、それから浄化槽の清掃、法定点検などの手数料を見込んでおります。委託料3,153万4,000円は、処理施設の保守点検、管理委託料、汚泥処理の業務委託料と農業集落排水の使用料とか公共下水との統合を見据えた広域化の検討、そういったものも含めた経営戦略の改定業務の委託料でございます。工事請負費431万2,000円は、マンホールポンプ4台の取りかえ工事費でございます。負担金20万8,000円は、コンビニで使用料納付ができるようにするためのシステム改修などの負担金などになります。  款2、公債費は、長期債の元金が1億7,241万1,000円と長期債利子3,486万2,000円でございます。  続きまして、議案第31号、令和2年度琴浦町下水道事業特別会計予算について御説明申し上げます。  第1条、歳入歳出予算の総額はそれぞれ13億421万2,000円でございます。  第2条の地方債ですが、3ページの第2表をごらんください。第2表、地方債。起債の目的は公共下水道事業債、限度額4億6,290万円と公営企業会計適用債、限度額60万円でございます。  それでは、歳入から御説明を申し上げます。6ページをごらんください。  歳入。款1、分担金及び負担金の項1、負担金1,670万円は、受益者負担金として見込んでおります。分担金504万円、これは都市計画区域外の受益者分担金として見込んでおります。  款2、使用料及び手数料の使用料ですが、下水道使用料として1億7,901万1,000円を見込んでおります。  国庫支出金、国庫補助金は2億6,455万円でございます。  繰入金、一般会計繰入金は3億7,084万3,000円でございます。  款6の諸収入の雑入としまして、消費税還付金462万8,000円を見込んでおります。  次の8ページ、款7、町債、下水道事業債4億6,350万円は3ページの地方債のとおりでございます。  次に、歳出について御説明を申し上げます。9ページをごらんください。  歳出。項1、下水道費の下水道整備費、本年度予算額7億6,832万9,000円でございます。主な内訳としまして10ページにありますが、節の12、委託料3,910万円、これは下水道管路台帳の作成、施設の点検調査、改築などのストックマネジメント計画の策定業務、技術センターに委託する積算施工管理委託料などを予定しております。節14、工事請負費6億9,360万円、特定環境保全事業、赤碕処理区になりますけども3億2,490万円で赤碕処理区の西宮、下中村、松谷などの工事を計画しております。公共下水道事業、東伯処理区になりますけども3億6,870万円で、八橋、光好、三保などを計画をしております。補償補填及び賠償金1,610万円、これは下水道工事に伴う水道管移転補償費でございます。  続きまして、目2、下水道維持管理費でございますが、本年度予算額は1億2,969万3,000円でございます。主な内訳といたしまして、節の10、需用費は2,358万4,000円で消耗品費として汚泥処理用の薬剤などの薬品費、光熱水費といたしまして処理施設などの電気及び水道代、修繕料としてマンホールぶたの交換、それから浄化センターの設備の修繕などを見込んでおります。節11、役務費223万2,000円は処理場やマンホールポンプなど非常通報装置の通信料、処理場の消防設備の点検や脱水汚泥の分析手数料等を見込んでおります。節12、委託料6,705万6,000円、これは処理施設などの保守点検委託料と脱水汚泥の処理運搬料や水質試験、使用料や農業集落排水でも申し上げましたけども下水道使用料とか農業集落排水との統合、そういった検討も含めた経営戦略の改定業務委託料などでございます。節の14、工事請負費1,776万4,000円、これは東伯浄化センターの汚泥脱水機のオーバーホール、赤碕浄化センターの曝気装置のオーバーホール、八幡中継ポンプ場の汚水ポンプの交換、八橋1号マンホールポンプの交換などを予定しております。節17、備品購入費41万8,000円はガス検知器と井戸メーター等の備品購入費になります。節18、負担金66万円は使用料のコンビニ収納のためのシステム改修負担金などでございます。  公債費の元金は3億481万1,000円、利子は1億370万9,000円でございます。  予備費を200万として計上させていただいております。  続きまして、議案第44号、令和2年度琴浦町水道事業会計予算について御説明申し上げます。  第1条、令和2年度琴浦町水道事業会計の予算は次に定めるところでございます。  第2条、業務の予定量でございますが、給水戸数は6,362戸、年間総給水量152万5,100立方メートル、一日平均給水量4,178立方メートル、主要な建設改良事業としまして配水管布設等の工事で事業費2億2,652万8,000円でございます。  第3条、収益的収入及び支出の予定額は次のとおり定めるものでございます。  まず収入でございますが、第1款水道事業収益としまして3億3,786万2,000円。内訳としまして、営業収益3億847万5,000円、営業外収益2,938万5,000円、特別利益2,000円でございます。  次に支出でございますが、第1款水道事業費用として2億5,931万8,000円。内訳としまして、営業費用2億3,495万1,000円、営業外費用2,331万7,000円、特別損失5万円、予備費100万円でございます。  はぐっていただきまして、第4条、資本的収入及び支出の予定額は次に定めるものでございます。  収入といたしまして、第1款資本的収入1億5,918万7,000円。内訳としまして、企業債1億4,100万円、出資金1,000円、負担金1,818万6,000円でございます。  支出でございますが、第1款資本的支出3億4,206万6,000円。内訳としまして建設改良費2億2,652万8,000円、企業債償還金1億1,553万8,000円でございます。  なお、資本的収入が資本的支出に不足する額1億8,287万9,000円は当年度損益勘定留保資金1億1,799万1,000円と、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額1,894万円と未処分利益剰余金処分額4,594万8,000円で補填をするものでございます。  第5条、企業債。起債の目的は上水道事業で、限度額は1億4,100万円で、第6条から第8条につきましてはごらんのとおりでございます。  4ページをお開きください。令和2年度キャッシュフロー計算書でございます。資金の期末残高は4ページ下の3億3,898万2,000円でございます。  続きまして、13ページから予定貸借対照表でございますが、これは令和2年度末の見込みでございます。  まず、資産の部でございますが、1の固定資産合計が36億3,201万3,935円、2の流動資産合計が3億4,290万2,774円で、資産の合計は39億7,491万6,709円でございます。  次の14ページ、負債の部、3の固定負債で合計13億2,438万2,395円、4の流動負債合計で1億1,392万388円、5の繰り延べ収益7億5,285万4,114円となり、負債の合計が21億9,156万6,897円でございます。  資本の部としまして、6の資本金合計11億5,394万4,178円、7の剰余金合計6億2,981万5,634円となり、資本の合計が17億8,375万9,812円で、負債資本を合計しますと39億7,491万6,709円で、13ページの資産合計と同額になるものでございます。  なお、16ページから25ページは注記に関する事項、令和2年度予算見込みの損益計算書と貸借対照表でありますので省略をさせていただきます。  続きまして、26ページをごらんください。令和2年度予算説明書の損益勘定から説明をさせていただきます。  収入でございますが、款1、水道事業収益3億3,786万2,000円で、主なものでは項1、営業収益3億847万5,000円は水道料金及び量水器使用料、それから水道メーターの開閉栓、水道加入金や消火栓修理及び移転に伴う他会計からの負担金でございます。  項2、営業外収益2,938万5,000円、これの主なものは目3の長期前受け金戻入でございます。  続きまして、27ページの支出でございますが、款1、水道事業費用2億5,931万8,000円で項1、営業費用、目1、原水及び浄水費のうち主なものは中央監視設備を含む通信運搬費170万4,000円、水質検査、中央監視設備の保守管理業務などの委託料444万8,000円、水源地の設備点検修繕費249万2,000円、取水設備の動力費1,440万2,000円、滅菌のための薬品費145万8,000円などでございます。  目2、配水及び給水費のうち主なものは配水・給水管の漏水修理やメーター器取りかえなどの修繕費1,515万6,000円と路面の舗装復旧費143万円、水源地以外の配水設備の動力費118万8,000円などでございます。  目4の総係費の主なものとしましては、委託料812万5,000円はメーターの検針委託料と会計システム構築業務の委託料でございます。  項2、営業外費用2,331万7,000円は企業債の支払利息とその他消費税等の雑支出でございます。  次の30ページ、資本勘定でございますが、まず収入として款1、資本的収入1億5,918万7,000円。内訳としまして、項1、企業債1億4,100万円、これは配水管布設工事のうち補償費を差し引いた額の7割相当額の借り入れを予定をしております。  項3、負担金1,818万6,000円は下水道工事に伴う水道管移転補償費と一般会計からの消火栓新設工事負担金でございます。  続きまして支出でございますが、款1、資本的支出3億4,206万6,000円、項1、建設改良費2億2,652万8,000円。これの主なものとしまして、下水道工事に伴う水道管の設計委託料、令和2年度は槻下、杉下、梅田、出上、竹内を予定をしておりますが、2,038万9,000円と配水管の布設がえ工事費1億9,708万7,000円でございます。布設がえ工事は八橋、三保、下光好、法万、下中村、西宮、松谷、梅田を予定をしております。  水源地改良費619万9,000円は、第5水源地の3号ポンプなど老朽化施設の設備の更新を予定をしております。消火栓の新設151万8,000円は、三保と松井に消火栓を新たに設置をするものでございます。  企業債償還金1億1,553万8,000円は、企業債の元金でございます。  続きまして、議案第49号、議案説明附属資料のほうをごらんいただきたいと思います。附属資料59ページをごらんください。  町道として認定する路線、町道の路線名が山田東山田線になります。現在の延長が554.5メートル、変更後の延長が608メートルになります。  内容の中央の左の図をごらんいただきたいと思います。緑色で示したこれが現在の路線ですけども、緑色で示した本路線は現在の台帳では部落を通り抜けられる道路となっていますが、実際には現況では下のほうになりますけども河川に橋がなく通り抜けすることができません。上のほうに集落の北側にある赤で示した道路は集落へのアクセス道として実際には利用されておりまして、路線上には橋梁も整備をされ実質的に町で管理を行っていることから、今回赤で示した道路部分を本線として追加をして、その終点を水色で示した町道の東山田東大杉線との交点に変更するものでございます。  あわせて、緑色の集落内にある部分については支線として、点線の河川部分については削除となるというものでございます。  以上で4議案の内容説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 次に、議案第34号、令和2年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算について内容説明を求めます。  山根農林水産課長。 ○農林水産課長(兼) 農業委員会事務局長(山根 伸一君)それでは、議案第34号、令和2年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算について内容説明させていただきます。  初めに、議案6ページ、歳出から御説明させていただきます。  款1、電気事業費用、項1、営業費用、目1、水力発電費につきましては2,209万1,000円を予定しております。内訳として、主なものを説明させていただきます。12の委託料370万5,000円でありますが、これは東伯地区土地改良区連合への発電所操作委託料として251万3,000円、電気設備保守点検業者への電気保安業務委託料として55万7,000円、発電施設の年次点検委託料として63万5,000円を計上するものです。24の積立金885万9,000円は、将来生じる発電所の更新・改良費用のための建設改良基金積み立てとして879万5,000円、基金利子積立金として6万4,000円です。26の公課費は、消費税の納税見込み額143万6,000円を計上するものです。27の繰出金668万7,000円ですが、これは東伯地区土地改良区連合会への運営補助金として535万1,000円、発電所建設時の借入金償還として133万6,000円を一般会計に繰り出すものです。  1枚めくっていただきまして、7ページになります。また款2、予備費につきましては歳入に対する水力発電費の差額360万3,000円を計上しております。  戻っていただきまして、議案5ページ、歳入でございます。  款1、電気事業収益、項1、営業収益、目1、電力料でございますが、売電による営業収入を過去の発電実績等に基づき2,028万円、これは対前年比で15万8,000円の増としております。  項2、財務収益、目1、受取利息は預金利息6万3,000円、それから目2、基金収益についてでございますが、琴浦町船上山発電所基金条例の一部改正により、減債基金を廃止し欠損調整積立金に名称並びに積み立て目的を変更します関係で、令和2年度におきましては基金からの繰り入れを行わないため廃目としております。  款2、繰越金、前年度繰越金として535万1,000円でございます。  以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 以上で提案理由説明と内容説明を終わります。  ここで暫時休憩いたします。15時30分から再開いたします。                 午後3時15分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時28分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  お諮りいたします。議事の都合により、この際、日程の順序を変更し、議案第2号から議案第9号までの8議案を先議したいと思います。これに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、日程の順序を変更し、これらの8議案を先議することに決しました。  初めに、議案第2号、債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑はございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうしますと、質疑のほうをさせていただきたいと思います。  これは毎定例会ごとで、ある一定のスパンでこういったことが出てきます。そのときから思うんですけど、例えば平成13年に破産手続により免責決定をされた。その後の経緯は言われましたけど、もうその時点で私はなかなかこれは回収が難しい。実際なかなかこれから以降も回収のほうというのは難しくて、金額のほうもかなり高い金額のほうが残っているような状態であったと思います。手続的には、こういう例えば法的な処理をされた時点でもう落としてしまうとか、そういう検討はなされなかったんですか。これはかなりもう年数がたってからやむにやまれず出てきた。こういうふうにしか捉えられないわけですけどどうなんですか、そこんところは。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 処理に時間がかかったということですので、担当課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 小椋人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(小椋 和幸君) 処理に時間がかかったということですけども、うちとしては定期的に連絡をとりながらやっていたというところがありまして、それで実際に破産されたということが時間がたってからわかったという経過で、こういう状態になってしまったという結果でございます。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) いや、ですからその辺の情報収集というのもあると思うんですよね。例えばもう一人の方ですけど、競売のほうをされたということで30年に町のほうが競売申し立てをされたということで、これは町税のほうが優先充当になりますから、そういうことで売却益のほうは配当がなかったというこういう案件であります。もう一つのほうについても。これについてもきちんと税務のほうの当局と情報交換なりができていれば、これは競売かけたらもうこちらのほうには充当がないというのはわかるわけですから、もっと早い段階でこれ落とすなりなんなりできたんじゃないですか。そういうことを言ってるわけです。どうなんですか、そこんところは。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 詳細について人権・同和教育課長に答えさせますが、それまでにいろんな交渉があったりとか、それから全く何にもしてなかったとは思っておりませんけども、ちょっとそこの詳細がここではわかりませんので、人権・同和教育課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 小椋人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(小椋 和幸君) 大平議員のおっしゃるとおりだとは思います。税務課と協議して、どちらで競売にかけるかというふうな話は進めて、結局はうちのほうがやったということになると思いますけども、それまでのいきさつもあるかとは思いますけども、結果的にうちが競売のほうをかけまして、優先順位的に税のほうにその額を充てられたという結果になっております。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そこのところのやっぱり内部のほうでの協議、いろいろそれは言えないこととかもあると思いますけども、それをしっかりやっていただきたいと思いますけど、こういった私が危惧しているのは、こういう類似案件というのがあとどれだけあるんですかね。まだまだこれから出てくるような感じなんですかね。そこのところが私はどうなんだというところが少し今みたいな話を聞くときちんと把握されてるのかちょっと疑問なわけですけど、どうですか、そこのところは。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) この案件はずっと本議会でも話題になっておりますし、把握はできてるかというところでいけば把握はできてると承知はしております。ただ、それをいかに回収していくかということでの計画、そこらあたりしっかりと今後やっていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 2つの物件ですけども、現在のこの対象物件は名義人はどういう状態になっとるのか。一つは競売ということですけども、現在の状態は名義は誰でどういう形になっとるのかというのがまず第1点。  それから、1件、放棄番号1は競売でそういうことでなってる。2のほうは、これは競売には関係ないのか、してないのかしたのかとか、その辺もお願いします。  それから、ですから延滞利息は取ってるのか取ってないのか。その点もお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今回の案件2件についての名義とか、それから延滞利息等については担当課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 小椋人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(小椋 和幸君) お答えします。  債権放棄の番号1番のほうなんですけども、こちらのほうは競売にされたということで、ほかの方の手に渡っておるという状況でございます。  番号2番のほうなんですけども、こちらのほうは破産をされておられるということで、破産された時点でもう既に自分のものではないという状況を確認しております。  それと延滞ですけども、そちらのほうは取ってない状況でございます。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そしたら確認ですけども、2番のほうはもうその借入人の土地、建物は名義ではないということでいいでしょうか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 担当課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 小椋人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(小椋 和幸君) 本人名義ではございません。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がございませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第2号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号、令和元年度琴浦町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 21ページです。総務費の総務管理費の委託料、民間資金等活用導入可能性調査委託料823万2,000円ですが、これは私が説明を受けたときには琴浦町議会は総合公園のサッカー場について、人工芝で改修をするという請願を採決をして決定をしております。その中には、その人工芝を張りかえることに対して、日本サッカー協会の補助金あるいはサッカーくじtotoの収益金から特別に資金を提供できるよという形で、サッカー協会のモデル的な設計によりますと大体85%ぐらいの資金提供ができますよというような形で提案をされておって、その請願が採択されてるわけです。その請願は、この事業との整合性がどうなるのかというところが一番問題であります。  説明資料によると、令和1年度の補正予算、今の提案されてる補正予算ですが、これで823万2,000円、国庫補助が10分の10ということでいいように見えるんですが、一つはPFI導入に期待する効果として、行政として期待する民間提案及びPFI手法導入効果、民間提案によるサービスの質の向上、宿泊施設を活用した合宿などの誘致、未利用スペースを利用した新たなサービス、飲食店、ショップ等、それから施設更新等に係る公債費負担の軽減、サッカー場の芝の張りかえ、体育館の老朽対策工事など民間事業者で設計から工事まで行うことによる費用軽減など適切な維持管理、専門的知識、人材等による適切な施設管理などという形で、総合公園全体をPFIの事業で民間資金を活用してやろうという計画であります。  補正予算の内容は、令和2年度に活用導入調査、それから実施方針の決定、したがいまして令和元年度の補正で予算は令和元年予算だけど、実施は令和2年に導入の調査をする、実施方針を決定を1年かけてするんだと、こういうことであります。それでこれからは令和3年の計画ですが、事業者の募集、決定、それでこれは10月ぐらいになるかと思うんですけれども、事業開始、民間事業者による運営工事とこうなってますね。  ところが、サッカー協会の補助のリミットは2021年、つまり令和3年の10月31日なんですね。町長は、説明のときにそういうような有利な補助制度だとかそういうのを使えるのかと言ったら使えるというような答弁だったと思います。これでいくと、これで早まることはなくて遅くなることはあるんですね。これはどういうような形で、これをやりかけるとそういうような議会が議決した請願のサッカー協会やtotoのそういう有利な資金、改修のための、これにストップがかかって実質的にはそれは利用できないということになるんじゃないですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今回提案させていただいておりますPFIというのは民間の事業者の力をかりてということで、この経済対策、国の補正で10分の10で調査費用が見ていただけるということで提案させていただいておりますけども、今サッカー場の話だけに限定されてお話しですけども、やはり民間業者が一つの全体をやっていこうとしたときに、それ以外の平岩会館だとかそれから総合体育館だとか、全体の運営ということでボリュームが出てきて初めて収支ということが出てくると思っております。それを全体を調査設計ということで、調査事業ということで今回800何十万の予算を計上させていただいておりますけども、今おっしゃってる人工芝あるいは天然芝、どちらにしてもサッカー協会の事業を使ってやるとしても、皆さんがおっしゃってる人工芝だけしかサッカー協会できないのかというと、サッカー協会からいただいてるメニューを見ますと天然芝でも事業対象になるということがあります。そこらのところの費用対効果、それからその後のメンテナンスも含めて、民間業者がどう考えられるかということもこの調査の内容になってくると思っております。ですので、まずは天然芝、人工芝ということも検討の材料ということで、そこは費用を見ながらの話になってくると思います。まだ結論は出ておりませんけども答えとして人工芝ありきでスタートするということじゃなくて、比較しながら全体の調査をかけていただくという話になると思います。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) サッカー協会というのは、サッカー協会とそれから琴浦町のサッカー部が請願という形で出されています。つまりアスリートファーストという形ですれば、そこを使ってサッカーをやるという人たちがそういうようなのがベターですよという形で請願をされて、それが採択されている。それは時あたかもサッカー協会がそういう事業をやってて、通年でいくといわゆる50%の補助率というのはネットで調べてみるとサッカー協会、通年であるようです。しかしtotoの事業は期限が切られているというようなことですから、そういうような事業をやって町長はいわゆる施政方針演説の中でも財政が厳しいんだということをやって、法人事業税も4,000万減ってるんだとか基金を取り崩してんだと。老朽化した施設を改善していくためには、どうやって財源を確保するかということをしきりにおっしゃってたのに、これをやるとそういうようなことができなくなる可能性が私はあると思うんですね。  それから、民間が総合公園を民間の資金を入れて有効に使っていこうというような形で、もうかるような形だったら私はいいと思うんですね。しかし、体育館にしても野球場はほぼ使われてませんね。それから、多目的広場もほとんど使われてません。サッカーは人工芝じゃない、天然芝だから5カ月間は使えない。こういうような形で雑草もはびこってるし、サッカーグラウンドもでこぼこでくぼみが出て水たまりがある。そうなると、どうしても改修しなければならない。そうすると、天然芝のサッカー場を天然芝で改修すると補助金なんか出っこないでしょ。修理ですから。そういうことを考えたときに、この補正予算でこういうPFIの事業に踏み込んでしまうとそういう手を縛っちゃうんじゃないか。その危険が非常に強いんじゃないか。  はっきり言って、これを民間に管理を委託するとしても、指定管理制度を使ってお金を積んで、お金を出しますから管理してくださいという形になって、ここを指定管理に出しても利益を上げてそういうようなことは不可能だと思いますよ。そういうことになるんじゃないですか。これはだから本当に拙速ですよ。どうでしょう。取り下げてもらいたいぐらいだ。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 今おっしゃってることは仮説であります。それを調査していくということで、調査の費用が800万ということであります。  ですが、今ずっとサッカーサッカーとおっしゃるんですけども、サッカーの人口がこの町内でどれだけあって、これは町民がまずは優先されるべきだと私は思っております。サッカーも町民であればそれは優先だと思いますけども、サッカー協会が最初におっしゃったことは鳥取、米子からちょうどいい場所にあるから、サッカー協会としてもここでサッカーのイベントをいろいろやりたいというお話でもありました。必ずサッカーがまずは最初に出てくる話だと思います。天然芝の場合、サッカーも使えるでしょうが、人工芝でもサッカーだけなのか。そこらのところをやっぱり補助金をもらうとなれば、まずはサッカーが優先される話になるんではないかと思っております。そこも含めて、人工芝、天然芝もあります。サッカー協会が申し入れされたとき、私は最初は断っております。今の天然芝を剥いでまで人工芝にする意味はどうなのでしょうか。ただ、今おっしゃってる多目的な北側のところを人工芝にするという話はあるかもしれませんねとお答えしました。ただ、おっしゃるように30年近く芝の張りかえもなく、それからいっとき重機が入ったりして傷んでおります。それを直すということ、それと人工芝とどっちを優先する。一遍にできないとすればどっちを優先するかといったときに、私はサッカー協会にはそういう点でやはり芝の発祥の地と言ってる琴浦町でそれを優先すべきだと思うということで、私はお断りしました。  町内のサッカーの方が来て議会に申し入れられたという話は聞いておりますけども、その方はサッカー協会が来たときに一緒にいました。私の答えはそういうふうに答えて、サッカー協会の方はなるほどなといってお帰りになった。だけどそれではどうしてもといって、議会に請願・陳情をされました。それはそれで結構です。だからそれをいかにこのPFIを使ってできるのかどうか調査をしないと、きっと人工芝のほうがいいであろうとか、そういう余談ではなくて実際に後のメンテナンス、それから10年後には人工芝の場合張りかえをしなくちゃいけない。いろんなことを考えて調査をしていただくというのが今回のPFIの予算であります。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) いいですか、私も東郷に総合公園がありまして人工芝が設置されています。フットサルのコートもあります。野球場もあります。野球場は天然芝であります。休眠期ですから枯れていました。非常にすぐれた施設だというふうに思います。あすこで安定的に大会が開けるためにサッカーの大会が多く開かれて、町民の皆さんにも聞いてみると私も孫を送っていったよとかという形でよく言われます。屋台が出る。弁当屋が出る。そういうような形で駐車場も広くて、観光バスとかそういうところも整備されていました。  そういう中で、芝発祥の地とかいろいろ言われますけれども、国立競技場に入っている芝は北栄町の北条地区で栽培された砂丘地のティフトンという品種であります。これは大栄と東伯の地区には芝の生産者の協定で植栽を禁止する、交雑しますからという内容であります。ティフトンがなぜいいかといいますと、旺盛な成長力によってその芝の養生が管理する手間を入れればよいということであります。夏場では大体1週間に1回、頭刈りをして施肥をしてかん水をして、旺盛な成長力をフル活用して芝の傷み、等圧に対する傷みを修復するという形で国立競技場に導入されて、今大きな話題になっています。そういう点からいきますと、どうしてもかん水施設をつけて芝の頭刈りをして施肥をしてかん水をしてという管理をしていきながらやって、冬場は休眠期を迎えるという在来種の芝を入れていくということが、そのサッカー場の有効利用だとかあるいは利用率の拡大などでは重大な障害になる。メンテナンスの費用もかかる。いろんなことがあるんですが、そういうサッカー協会が推奨する有利な85%も補助率があるような事業にも乗れるような形でのやり方をやるべきではないかというのが私の考えです。だからこれをやるにしてもそういうサッカー協会の事業のメニューに乗っかることができるのだったらいいけど、乗っかることがほぼ絶望的なものだったら取り下げるべきだと思う。どうでしょう。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 先ほど申しましたけども、サッカー協会のメニューの中には人工芝だけではなくて天然芝も対象になっている。そこの問い合わせはまだしておりませんけども、そういうことも含めてここで指定管理でできるのかどうかということの計算であります。ただ、おっしゃるその芝の生産地が北栄町だとおっしゃる。そうでしょう。ただ、その元会社は町内業者さんです。町内にある業者のその製品が国立競技場で使われたということは、そういう事実です。だから北栄でつくってるからどうとか、琴浦町にある業者さんです。それが西洋芝か日本芝か。おっしゃるところの冬場枯れてるという話もお聞きしました。というのは、30年前はそういう形で芝をつくっていた。今、甲子園球場がこれから春の大会行いますけども、昔は枯れた芝、茶色い芝だったのが今、グリーンの芝が生えております。あれはなぜかということを教えてくださいました。種類が違う種をまいて、冬場に緑色になることができるんだと。だから技術的な進歩もそういうところで出てきてるわけでして、そういうことを考えながらサッカーの話をすると、サッカー選手の方は人工芝と天然芝と比べるまでもなく天然芝でサッカーするのがいいっておっしゃるところ、なぜそこまで人工芝にこだわられるのか。メンテナンスの話だとは思いますけど、そこらのところも計算を今回させていただくということであります。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そしたら質疑のほうをさせていただきたいと思います。  21ページ、先ほどありました民間資金等活用導入、これは委託ということで823万2,000円ということで上がっております。これは補正ですけど、この後に議案としても続いていきますけど、町長は割と委託をして調査していくとかなんとかということを好まれてるのかどうかわかりませんけど、そういうところが割と散見されるのかなと思います。  先ほどのお話のほうを聞いておりましたら、私も琴浦、特に東伯、芝の発祥の地ということでこれは私は守っていく必要があるんだろうなと思っておりますけど、何分外来種のほうは入れたらだめだということは私もそれは耳に挟んでおりますから、私はやはりそこのところは芝発祥の地を守るそういったところで取り組んでいただきたいという、それはお願いであります。  私は、今話を聞いておりまして、例えば町長も言われておりますようになかなか今予算がない中でこれはいろいろ工夫をされて予算出ております。私は、ある意味有利で使える、皆さんの役に立つ、特にレビューなんかでもあすこは指摘があった箇所でありますから、どうやってその利用率を上げていく。私はこういうことで乗れるものがあったら積極的に乗っていく、こういったことも必要だと思います。  片方で芝の産地、そういうことがあるわけですから、天然の外来種じゃなくて在来種、それを使って整備をしていく、片方では。私はこういうところの視点で向かっていっていただきたい。この予算をつけることに私は否定はしませんけど、これでもやはりこういう使える有利なものがあれば積極的に町長の決断でやっていく、そういうお考えはあるのかないのかをお答えいただきたいというのがまず1点あります。  あと35ページ、船上山の山焼き業務で109万円ほど上がっております。こちらは4月のものが3月29日ということで、今言われました。例年ですと、やる1カ月ぐらい前からはこれは観光のPRになるということで大々的といいますか、PRのほうをされておったように思いますけど、割と私が疎いのかわかりませんけど、その辺のところが余り聞こえてこないように感じますけど、この辺のPRというのは現在どうなっていますか。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 総合運動公園のPFIについては、新たな取り組みということでやっていきたいと思っておりますし、今おっしゃったようなことも含めて検討をしていただく、あるいは調査していただくということで考えていきたいと思います。  船上山の山焼きについてなんですけども、3年に1回山焼きをするという申し合わせになっておって、ことしがちょうどその年に当たります。3年前は4月に山焼きをやって当初予算で向かっていたんですけども、やっぱり春先の天候の話もあるんですけども、風が心配です。御案内のように、秋吉台とかそれから熊本の阿蘇山とか、やっぱり3月中にやっていらっしゃって、天候のかげんを見ていくとそのあたりのほうが安全にやれるんでないかということで、そこで商工観光課のほうに検討、関係者の方の御協力もいただかなくちゃいけないところがありますので、そういうところで今回提案させていただいて、3月中にできたら山焼きをことしやるんだったら、やっぱり天候のかげんを見て3月ということで提案させていただいています。  PRのことについては今後だとは思っていますけども、商工観光課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 米村商工観光課長。 ○商工観光課長(米村 学君) このたびの山焼きの件でありますけども、先ほど町長からありましたとおりこれまで4月に計画してたものを3月のということで、急遽上げさせてもらっております。やはり4月というのはすごい風が強いというようなこともあって、3年前は悪天候により延期をしたというようなことも過去にはあります。  その3月に実施するに当たって、PRという部分についてなんですけども、船上山については山焼きについてはどうしても船上山自体を非常に熟知しておられる、また経験があるということで中部森林さんのほうにいつもお願いをしてやっているところなんですけども、なかなかそういった人的な体制もこのたびは難しいというようなところからいろいろ議論もして、やっとできるような形にしております。多くのお客さんを呼んでするとなるとやはり危険というようなこともあって、そういった体制も多くする必要があります。このたび3月中に実施をするということは、あちらの県道のほうの封鎖期間の中で実施をするというようなことで、人数については必要最低限のところでちょっとさせていただきますけども、PR等を行って多くの方に来ていただくというような視点ではこれはちょっと考えておりませんので、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 先ほど聞きました。追及のほうをしていきたいと思います。  今ありました民間資金等導入ということで、町長のほうにはある一定の線という、私はまだもう少し踏み込んで答えていただきたかったのかなと思いますけど、聞けたのかなと思います。  やはり私はこれ町長も先ほど言われた芝の産地です。私はそれを守っていく。確かにそれは町内企業、立派なことだと思います。そういったところに納入できることができて。しかし、ここは外来種は入れないそういった取り組みがあるわけですから、芝の産地を守っていく。やはりそこのところで、人工芝でも私はいろいろあると思います。人工芝。そこは町長がこういう有利なものが使える期限というのもあるわけですから、そこのところで町長がこの委託仮に通ったとしても決断してやっていただきたいと思うわけですけど、そのあたりのところはどうなんですか。もしも期限があって、この結論が出るまで私はもう動きません、そういうことなのか。そこのところをお願いしたいと思います。  それとちょっと聞き忘れですけど、21ページ、報償費2,400万円。これ記念品、これはふるさと納税の返礼品なのかなと思いますけど、ふるさと納税が思いのほか入ってきてこういう形になっているのかなと思いますけど、記念品というのは具体的にどういったものが主として出たのか。これをちょっと教えていただきたいなと思います。  あと35ページ、船上山の山焼きについてです。せっかくこれは何年かに1度そういうスパンでやられるわけですから、前回はたしか放送ぐらいはこの議会で取り上げてしてもらったのかなと思います。確かにいろいろ人が集まって大変な面もあるかと思いますけど、やはり船上山を知ってもらうそういうきっかけの私は一つだと思うんですよね。そこのとこまだ日にちがありますから、ぜひこういう何とかできないかなというところは検討してもらえないですか、どうですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 3つ質問があったと思います。  一番最初に言われた総合運動公園のちょっと言われてる意味がよくわからなかったんですけども、ちゅうちょというのが何を指しているのかがわからなかったんですけども、今調査事業を国の経済対策の補正で向かっていきます。それで予算が通って、そこの発注の内容のことにちゅうちょすることはなくて、こういうことを検討してくれということで申し上げればいいかと思っておりますのでそういう答えにさせていただきたいと思いますが、ふるさと納税の2,400万の増額ということで、何が増額になったのかということは総務課長に答えさせますけども、基本的には今までと変わってないと思います。カニが一番たくさんシーズンで返礼品で取り扱われたと思っておりますけども、総務課長に答えさせます。  3番目の船上山の件ですけども、前回3年前のときにもちょっと危なかったことがあったと聞いております。やはり4月に入ると山に入られる方、ハイキングというんでしょうか登山というんでしょうか、上のほうから人がおりてきて下から火が行くのにというやっぱり危険なことがあったというふうに聞いております。そういうことも含めてやはり安全ということ、人命が失われるようなことがあってはいけませんし事故があってはいけませんので、そのことを優先しながら宣伝ということについてのこともまた検討していきたいと思っております。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 大平議員の御質問にお答えします。  記念品ですが、ふるさと納税の返礼品ということで総務省のほうから3割以下にということがございます。内容ですけども、ほぼ6割以上がカニというところであります。ボイルなり生なりというところの変化はありますけども、6割方はカニというところです。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。
     桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) まず、あすこの多目的とサッカー場と名前がついてますけども、私は人工芝だけがサッカーだけではないんです、町長。青亀議員は東郷運動公園の多目的広場を見てこられたと思いますけども、私は大山町の人工芝と天然芝と併置しとるとこを見てきたんですね。それで管理もしっかりされとるし、人工芝がサッカーだけじゃなくてほかの保育園、幼稚園、認定こども園の生徒さんの遊び場でもあったし、両方併用してあるんです。  それでこの基金活用のPFIはいい考えだと私は思いますけども、実用の計画の面で東伯総合公園全体を見たときにさっきも言われたような、レビューでもあったようにどうして稼働数を上げて外貨を落とすんだということも行政として考えていかないけませんし、そこの中で多目的もあります。だから日本芝も植わってます。それが逆になろうと、多目的に例えば人工芝をつけたとしても、こちらのほうに今の日本芝に30年からの張りかえをする。高麗芝が植わってれば。それで一応案を出していただいて、PFIに入っちゃうと指定管理業者が決まっちゃうんですよ。指定管理業者というか、PFI業者が自分ところで施工して全ての維持管理はPFIがして、うちが委託料を払うんですよ、PFIは。だけえ米子の美保テクノスさんなんかが、米子の病院を建てるのにPFIでやっとられます。病院は固定のハードのものを持たない。だからPFIでやって、美保テクノスさんが維持管理は全部して年間の賃借をその病院が払っとるんですよ。これがPFIなんです、米子市で進んでる。  だから恐らくそういうことになると、ここは折衷案として私は思っているのに、どういう案が出るかわかりません、その専門のコンサルの中で。ですから私はその今のサッカー場と言われとる、名前はなってますけども、多目的も有効利用されていない。そうであれば私は両方つくられればいいと思うし、今の芝を張りかえをするのであれば、これを業者を使ってやるということなら相当のお金がかかります。発祥の芝地の琴浦町であれば、芝の生産者の支部がある。その支部の人が芝を保護してくれれば3分の1の経費で済みますよ、業者が。そういう業者のボランティアを頼んで、安く芝を張りかえるということも頭に入れといてください。それができるんです。だからサッカー芝と、そういう話を私は支部の生産者の人にしました。それは町からあれば何ぼでも動いて植えたるわいや。植えといて、上に真砂かけて水かければいいですよ。これを業者ですると相当なお金になります。地元の芝でやればいい、それは。私はここは折衷案でないけども、金はかかるかもしれんけどその人工芝のほうもtotoやサッカー協会のJFAのお金もあると、あわせて日本芝も私は大山町のように両方やっていかれるべきではないかと思いますけどね。その辺はどうですか、柔軟な考えは。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) PFIの今これから進めようとする進め方というところで今の話が可能になるかどうかという、ちょっと私今それはわかりませんけども、そういう話を念頭に置きながらやっていく話だと思います。おっしゃってる大山町の指定管理を受けてるのも町内業者さんですので、そこら辺も御存じだと思いますけども、そういう形ができたらいいなと思います。  これもサッカー協会との話の中で、私は北側の多目的の話ししました。そこはフットサルぐらいな話じゃだめですかって言ったら、フルのサッカー場じゃないとだめだと言われたんです。ということは、今土手があったりしますけど、造成をしながら新しいサッカーの人工芝じゃないとサッカー協会としては、県のサッカー協会の考えですよ、県のサッカー協会としてはフルセットというんでしょうか、フルのサッカーができるサッカー場じゃないとだめなんで、あそこは造成もかけたりとかそういう点で小さなただ人工芝を張っただけでは補助対象にはしませんということを言われました。 ○議長(小椋 正和君) 桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) 今の多目的を遊具のところまで延ばせば公認の申請がとれるんですね。それでこちらのほうの今のサッカー場のあるコートでそれは造成をして、そちらのほうには植えなければならないと思います。  それから、今のマイクロプラスチックの問題で私も湯梨浜町の町民課長、環境対策課の課長で今東郷の運動公園の東郷川の上流に位置しているんですね。それで日本海に出てくる前に東郷池に流れるんです、そのプラスチックが出れば。そういう苦情は一切出ていないということで、私は課長から確認を伺っております。  それで、そこで今言った両方案の折衷を私は望むんです。望むんですよ、両方。それでこちらのほうは人工芝、こちらのほうは日本芝でやる。多目的で今の総合公園の管理の中でそれは業者の人にPFIでやられて、業者の金で全部設計監理をして、業者の金でやられてうちが賃貸を払うべきじゃないですか。そういう形を私はできると思います。その辺を柔軟に町長、考えてみられる気はないでしょうかね。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) PFIで823万2,000円ということで発注するその調査の中にそういうことを比較検討ということで、決してここがこうだこうだという話でやれば業者のほうはやりやすいんでしょうけども、検討課題ということでさっきから天然芝と人工芝の関係ということもこの議会で決議されたということを考えれば、やっぱりそういう数字をもってどっちがいいのかということはこれはやらなくちゃいけない、また注文しなくちゃいけないと思っておりますので、固まったものというよりもそこのところは考えていかなくちゃいけない項目だと思っております。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 今のPFIのことなんですけども、12月議会で琴浦町議会は総合公園のサッカー場は人工芝でやってくださいという決議を全会一致でやりました。(発言する者あり)ちょっと休憩。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後4時11分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時13分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。 ○議員(9番 高塚 勝君) 全会一致で、議会は総合公園のサッカー場については人工芝でお願いしますということで決議をしました。12月にそれが決議になったわけですから、今もう3月ですね。その間、町長を初め執行部の方は議会はこういう理由で人工芝の決議をしたんだということで検討会なりその議会の内容を調べて、把握をされたのかがまず第1点。  それから、今回は国の緊急の予算ということで出てきたんですね。きょう提案された、確かに先月の17日に説明はありました。きょうはもう議決ということなんですね。それで10分の10だから、我々から見てもまあ我々の税金使われるわけでない。結果的には国の税金ですけども、10分の10だからという感じがあるんですけども、もしこれが純町費でやるとなるとちょっと待ってくださいということになると思うんですね。きょう上程されてきょう議決をしないといけない理由、もう少し例えば最終日に議決でもいいんじゃないかと私は思うんですよ。もしその理由があれば言ってください。  仮にきょう議決になった場合に、これからどうされるのか。委託をされるということですから、800何万のお金の委託ですから特命ではないと思いますね。何社かそういうコンサルを集めて、まず入札をされないけない。だからそういうこれからの手続はどうなるのか。  それから、800何万の金はどこから出てきた金なのか。そのPFIのそういう提案されるのに、町の職員の方でたけた方がおられて800何万が適当であるという金額は誰が出されたのかお願いします。  それから、納期が今年度の補正ですから3月31日までなんですね。800何万で仮にきょう議決になった場合に、今月いっぱいでその成果品が出てくるのか出てこないのか。繰り越しをされるのかされないのか。それもお願いいたします。  それからPFI、多分この間、県立の美術館もたしかPFIで云々とありました。この近辺でこういう手法で非常に成功しているところ、PFIのこういう今回の町執行部の方がこういう形で800何万でまず出して、それから成果品が出てきて、それから今度は事業者を決めて、こういうことで県下でもああいうとこで非常に成績がいい、成果が上がってるというとこがあったら提示していただきたいと思います。  以上、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 12月の議会で決議されたことで、今、議会がなぜこういう理由でというところのその把握というんですか、それは直接議会に聞いて、どうして人工芝にされたのかというところは承知しておりません。問い合わせはしていません。ただ、先ほども申しましたけども、議会での決議をもって応えていかなくちゃいけないということでの検討をしていく中でPFIという話が出てきて、ちょうどその経済対策、1月の国の10分の10でこういうPFIの取り組みがあるんだということで、じゃそこのところで先ほどから申し上げていますけども人工芝、天然芝どうなんだということも含めて考えれないかということで、近隣でこういうPFI、確かに倉吉の話はありましたけども、ほかには余りないというふうに承知しておりますけども、具体的にPFIの取り組みはまだ始まったばかりだというところもあります、県内では。それで県のほうにも問い合わせをしながら、新たな事業ということで補正で向かっていくためのその申請のことも含めて相談をしながらやっていったということがあります。  詳細について総務課長に答えさせますけども、なぜ急ぐかと言われるのは先ほどからサッカー協会の云々の話しされていますけど、ゴールがそこにあるんだったら早くかかっていかなくちゃいけないということが一つあります。  それと、これは予算が成立すれば国のほうに交付申請していかなくちゃいけません。交付申請して、交付決定もらってかかっていかなくちゃいけないいう事務的な手続もあります。そういうことで最終日に持っていくんではなくて、今の当初の先決でお願いしたいということで今提案させてもらっております。  納期とかそれから手続というところについて、相談とか、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 高塚議員にお答えします。  PFIの事業につきましては、こちら鳥取県では余り進んではおりません。警察官舎とかそういうところが実例ではあるというところです。全国的には美術館とかそれからこういう庁舎等、PFI方式で建ててというところでかなり進んできておるというところです。  うちのほうも余りといいますか知識がないというところでありますので、県のほうでPFIのプラットホームの協議会というものをつくっておられますので、県のほうにも入っていただいて、あとは企業さんも金融機関等も入っていただきながら、活用について考えていきたいというふうに考えております。  あと手続につきましては、国の補正予算でのこの八百数十万の事業採択というところですので、最終日でなく議決をいただいて申請なり手続を進めていくというところ。  それから、予算については今回の補正で繰越予算ということで上げさせていただいておりますので、引き続き来年度繰り越して実施していくということになります。(発言する者あり) ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後4時20分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時20分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 委託費の設定につきましては国等とも相談させていただきながらというところですが、いろいろとサウンディング調査といいまして、民間業者さんから提案を受けて、それを審議するというような経費なり、今までの経費の積算のところを伺いながら必要経費を算出しております。 ○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そうすると繰り越しをするということですから、なると最終日に議決してすぐ申請すりゃ間に合うんじゃないですか。それか、または議会の途中でやってもいいと思うんです。というのが、こうやって内容的にまだわからないもの、先ほど町長のほうは12月に議会が議決したのに、その議会の議決の内容については余り十分に把握してないというような状態でこうやってこういうことが出るからこういう問題が出てくるんですね。ですから、タイムリミットが議決が済んで国に報告がもうきょうでないといけないのか。3日先でも4日先でもよければ、その間に議会が十分協議ができるんですね。タイムリミットはいつですか、その国に報告するタイムリミットはいつなのか。私から見れば、今月の最終日に議決して即連絡すればいいような感じがしますが、その辺はどうなのかということをお願いします。  それから、最初にこれは800何万で議決になりました。その800何万を今度は入札にかけられるんですか。そういうコンサルが何社か集めて、こういうことで琴浦町の総合公園のこういうPFIの委託をしますということでされるのかどんなか。その点よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 時期の話ですけども、まずは議会の意見というのは結局は人工芝がいいと言われてる。なぜ人工芝がいいという話を聞いてない話であって、人工芝にするのか天然芝がいいのかというそこのところは、一応と言ったらあれですけども検討しました。ただ、それは運営していく話ではなくて張ったら幾ら、それから張りかえにどのぐらいの時間がかかるのかというようなことを12月ですから1カ月の間にしていったところで、こういうことだったらPFIという今出てる話に乗っていけばその中で検討してもらえればいい。国の補正という形で来ましたから、これ急ぐか急がないか。先ほどから言ってますけども、一つのゴールをサッカー協会のところを持っていくとすれば、1カ月という期間が惜しい話になってくる。1カ月待てるか待てないか。それは待てば1カ月ずれるという話になってきますから、そこのところでぜひ早目に着手していくということで、PFIのやり方についてはこれから総務課長に答えさせますけども、今考えているところのお話はさせていただきます。(発言する者あり)いや、それを総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 国への申請については3月の18までということですので、もうちょっと前に出さないけませんので、それから繰り越し手続等も行うということですので、早期にかかりたいということで初日での先議をお願いしたところです。  それから、PFIのこれは事前調査のほうですので、どういうふうな方式をとるかというところになりますので、総合コンサルのほうに出すということになりますので、プレゼンテーションを受けながら企業選定ということになると思います。(発言する者あり) ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後4時25分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時25分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) プロポーザル方式で公募によって行うというところです。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  澤田豊秋君。 ○議員(6番 澤田 豊秋君) ちょっと1つ確認ですけども、先ほどの件ですけども、東伯の総合運動公園全体を調査するということで、それでこれまでやってきた事業レビュー等、それらの考え方もひっくるめながら調査してもらうというふうに理解してよろしいですか。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 基本的にそういうことだと思いますけども、総務課長に答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 基本的には今の現状なり全てお話しして、またありましたいろいろな補助金制度というのもうちが知る限りのものは全て出して情報提供して実施するということですので、事業レビューも含めたところというところです。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、この補正予算に反対の立場で討論を行います。  理由は、先ほどの総合公園のPFI事業であります。内容的には、非常にこれからの事業としてはそういうものを取り入れるということはいいとは思います。ただ、余りにも急で、議員として十分内容を議論する余地がないということであります。1月に国の予算が決まったということですから、この間臨時議会もありましたし本当いろいろある機会があったんですけども、もっと我々はこの内容を十分審議をして、それで結論を出すべきだと思います。間もなく総括質疑もあるわけですから、きょう議決しなくてもあと四、五日先に議決しても私はいいと思います。そういう意味で反対であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) 賛成の方の討論ありませんか。  桑本賢治君。 ○議員(7番 桑本 賢治君) 私はいいと思います。私も議員になって一番多くの方が電話をかけたり話をかけたり我が家に来られたのはこの芝の件でありました。これは最終日に言おうと思っておりましたが、町長のほうは総合公園全体をどうしたらいいか。総合体育館も野球場も多目的も撤去した子供広場も全体をされるということだったから、いいことだなと。私はサッカー場だけを問題にしたわけではありません。あくまで総合公園、子供広場ができて、土曜、祭日、たくさんの子供や父兄が来てるじゃないですか。あれはよかったな、トイレもできてよかったな。だけどそれだけでなくて、サッカーのところもやっぱり利用してほしい。我が家の裏の子なんかもサッカーの指導者ですよ。いい人がいっぱいいますよ、サッカーには。もう本当。だから大分多くの議員の方が応援のシグナルを送られました。ぜひいいコンサル結果をもらって、最後の議決は議会がするんですから、最終的にゴーサイン出すか出さないかというところは議会に諮ってやらなければできませんよ。だから私は出すことは早く出して、そして総合公園全体を活性化して、総合体育館もそれからほかの施設も全体で町の中心地に持っていければ大変いいと思います。私は賛成したいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 反対の討論ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 私は、この補正予算に反対をいたします。  10分の10、魅力的なように見えます。しかし、毒入りまんじゅうです。この補正予算は事業の大体めどがついて、ほとんどが減額という形で全体でも減額の予算であります。新たに出ているのは、目玉的にはこれじゃないかというふうに思います。事業レビューをやって稼働率が悪い、それからそれはなぜかといったら天然芝で養生期間がどうしても要るから、4カ月使えないというような形でレビューされた。じゃそれをどうやって解決するのか。国が補正予算で10分の10で、民間活力のメニューがあったからそれを使ってやろう。冗談じゃないですよ。自分たちで考えたらいいんじゃないですか。どうやったら有利な補助金があるのか、どうすれば自主財源を最小で事業ができるのか、住民の意見はどうなのか、アスリートファーストでサッカー場を主に使うサッカー部の皆さんは何考えてるのかということを自分の頭で考えたらいいじゃないですか。なぜそうやって丸投げをするのですか。この計画でいくと、実際にこれが事業開始されるのは令和4年になる可能性がある。先ほども言ったように、サッカー協会の提案している補助はtotoのサッカーくじの事業は2021年の10月、期限が切られている。だったらそれに合わせたらいい。そして、PFIで民間活力使って民間があの総合公園に投資をすると思いますか。その後、民間が運営をして利益が出ると思いますか、あすこで。指定管理にするにしても、補助金をつけてお金をつけますから管理してくださいと言うしかないでしょう、あれは。そんなに行列ができるほど利用者がどんどんできるような形にはなりっこないんですよ。目を覚ましましょうよ。自分の頭で、自分の足でちゃんと地についた行政をやる。これはですからこういうのを唐突にこういう時期に出して、時間がないからといって十分な議論も検討もせずにやることは将来に重大な禍根を残す。私はあえてほかの予算もありますけれども反対をして、議員の同士の皆さんに御理解を願いたい。以上であります。 ○議長(小椋 正和君) 賛成の討論ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 私は、賛成の立場で討論したいと思います。  総合運動公園サッカー場の人工芝ということと、それに対する総合運動公園のいろんな改修みたいなことなんですけども、この本予算はやはり琴浦町の芝生産の発祥の地ということになります。それを生かした運動公園をつくろうじゃないですか。  それとサッカー場の管理、サッカー協会等の関係を重要視しておられますけども、一番大事なのは使う側の使いっ放しじゃなくて、自分らが芝を整えるというようなことのほうが私は一番大事だと思います。それに行政が手を加えていくのが健全な管理の問題です。業者に頼むのも結構かもしれませんけども、基本的な考え方は使う者一人一人がどう整えていくかということが私は一番大事だと思います。  そこで、芝の発祥の地東伯のもっと日本国中に広めようじゃないですか。広めて芝生産者の生産を向上させるのが本当じゃないですか。やはり私はそういう意味において、この予算に対する賛成討論とさせていただきます。皆さんの御理解をよろしくお願いします。以上。 ○議長(小椋 正和君) 反対の方の討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成の方の討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第3号を採決いたします。  本案を原案のとおりに決することに賛成の方は御起立をお願いいたします。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号、令和元年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第4号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第5号、令和元年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第5号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号、令和元年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第6号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号、令和元年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第7号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第8号、令和元年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第8号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号、令和元年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第9号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  お諮りいたします。本日提案された50議案のうち、ただいま先議をしていただきました8議案を除く42議案については、議事の都合上9日に質疑を行い、最終日の23日に審議したいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、議案第10号から議案第51号までの42議案については9日に質疑を行い、最終日の23日に審議を行うことに決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第63 議員提出議案第1号 ○議長(小椋 正和君) 日程第63、議員提出議案第1号、監査の適正化問題等調査特別委員会設置決議を議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  提出者、青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 監査の適正化問題等調査特別委員会設置決議(案)。上記の議案を、別紙のとおり地方自治法第112条及び琴浦町議会会議規則第14条2項の規定により提出します。令和2年3月4日、提出者、琴浦町町会議員、青亀壽宏。賛成者、琴浦町町会議員、高塚勝、賛成者、同、井木裕、同、福本まり子、同、押本昌幸、同、角勝計介、同、大平高志。令和2年3月4日、小椋議長様。  別紙のほうに移ります。監査の適正化問題等調査特別委員会設置決議案であります。  地方自治法第98条第1項の規定により、次のとおり監査の適正化事務、固定資産税の同和減免及び同和対策に係る問題について調査を行うものとする。  記といたしまして、調査項目は1番、適正監査の実施に関する事項、2番、固定資産税の同和減免に関する事項、3番、同和対策事業や議会に対する介入に関する事項。2番目に特別委員会の設置。本調査は、地方自治法第98条及び琴浦町議会委員会条例第5条の規定により、委員6名で構成する監査の適正化問題等調査特別委員会を設置し、これに付託して行う。3番目に調査期限、監査の適正化問題等調査特別委員会は、1に掲げる調査が終了するまで閉会中でも調査を行うことができる。  理由といたしまして、1番、平成31年6月議会で、琴浦町議会は監査委員に対して琴浦町が行っている同和対策事業について監査を請求した。監査結果が9月議会に報告されたが、監査結果に対する質疑が成り立たず、日を改めた上で質問項目を事前通告した質疑においても十分な監査結果を確認することはできなかった。監査請求したにもかかわらず解明できなかった問題点の調査は議会の責務となっている。  2番目に、固定資産税の同和減免は平成31年3月議会において減免要綱の廃止が決議された。平成31年度に入るや、議会が廃止を決議したにもかかわらず減免が行政主導で実行された。固定資産税の減免は、地方税法によれば特別な事情のある者と個人を指定しており、行政区を一律に減免することはできない。これは税の賦課徴収を怠る危険性が強いものであり、厳格な調査が必要である。  3番目に、平成30年6月議会の一般質問において議員が固定資産税の同和減免対象行政区はどこかと聞いたことが問題になり、執行部は議会放映のカットや差別事象報告書の提出を要求するなど議会に対する介入が繰り返された。また、議員に対する民間運動団体の干渉が行われるなど、議会の自主性と独立が危機に瀕する事態が起こっており、二元代表制の地方議会の権能を確保するためにも原因の究明と対策が急務となっているということであります。  以上、提案をさせていただきます。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後4時47分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時49分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑はありませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうしますと、提案されたことについて質疑のほうをさせていただきたいと思います。  さきの臨時議会でも出ました。これは前の議会からでも出ておりますように100条ではなくていろいろ100条では重た過ぎるじゃないか、98条でどうだ、こういう意見がありました。やはりこれを踏まえて、98条ということで出された。そういったことで、これは私は一定の評価をいたしたいと思います。  そこで伺いたいと思いますが、提出者について、臨時会でのさきのこれは提案がありましてその中でも触れられておりましたが、先月4日、これは町長が団体さんにこの減免はやめたいんだ、そういう説明をされた。大変町長は議会の議決を尊重するために努力をしていただいた。それには私は評価というかエールを送りたい。そういうふうに思いますけど、この中で大変厳しい意見、さらには紙も配られて尻馬議会、町長に関しては保身のためにこれはやめようとしているなどと、これはとんでもない発言があった。そういったことも私も聞いております。この辺の詳細をまず1点よろしくお願いしたいと思います。これに関係することですから、これはお願いいたします。  それと、この中でも触れられております監査の議論が成り立たなかった。これは私同感でありますが、私の認識と乖離があるとなんですので、どの程度成り立たなかったと思われますか。表現しにくければ、100点満点でどの程度かでもよいので認識を教えていただきたいと思います。  あと、識見のみならずこれは監査は合議体ですから、設置の折には議選監査も評価を受ける立場になるという認識でいいのか。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) ここに固定資産税の問題が2つ目に出ているわけであります。固定資産税の問題については昨年の3月議会で廃止決議がされたけれども、それが行政主導で減免が行われたということであります。来年度はどうなるかということでいろいろやられているようでありますけれども、まだ確定的なことがわからないということでありますから、不安定な状態でこれを2番目に上げました。  今度これが議会の議決を尊重して町長が固定資産税の同和減免は廃止をするんだということで来年度になってそれが実行に移されて、財政が厳しい折、財源の確保のために努力されたらその行為に対して称賛をして、その努力を評価するというような形の委員会の結論になるというふうに思います。  それから、ちょっと足りないとこはまた指摘していただきたいと思うんですけれども、2月4日に町長は分庁舎に出かけられまして、固定資産税の同和減免を廃止しようという説明会をやられました。説明会をやられたわけですけれども、意見交換になっていろんな意見が出ました。私の友人がそこにも参加をしておりまして、配られた資料が幾つかあるんですが、まず町長が固定資産税をやめるというそういう説明の資料、税務課がつくったものであります。これはなぜやめるのかという理由が、住宅を建てたときには固定資産税の評価額が高いが、経年変化していく中で評価額が下がっていくから減免をする必要はなくなってるんだ。だから減免をやめようというような、こういう持論展開でありました。それは違うんです。違う理由なんだけど、やめようというような形を言われた。しかし、固定資産税のそういう説明会にぶつけるような形で事前説明会という学習会をやられた。そのときに配られた資料の中では、固定資産税の廃止と進出学習についてと文化センターの職員構成について、解放同盟さんの言う要求が出された。文書になって配られた。  それにあわせて、ゴシックの赤い字で書かれた2ページの資料が出されました。それを見てびっくりしたんですが、そこのところにこう書いてあります。町議会で多数派を握った日本共産党の尻馬に乗ってるだけではないのか。議会のことを言ってんです。12番目ですね。13番目に、町長は部落差別は存在しないとする日本共産党議員と全面的に闘う姿勢はないのか。同和行政の廃止は町長自身の保身のためのものではないのかという文書が配られたんです。これは私はその監査の問題も含めてありますけれども、地方自治の本旨、これは憲法8条で決められとる。地方自治の本旨は何かといったら、地方自治法によって住民が直接首長と議会を選んで、町長に予算提案権と議会招集権を与えて議会に議決権を与えて、その議決がなければ町長は予算執行できないという二元代表制を憲法の規定でやった。しかしこういうことが出てくると、憲法の地方自治の本旨に対する懸念が出てくる。これは100条をやってでもいいのではないかと思って提案をしたところが、98条でもいいよというように議会運営委員会で修正したにもかかわらず、そのことが本会議で報告もされずに議題としても取り上げられなかった。したがって、今回2回目でありますけれども、98条の1項を根拠にした調査特別委員会を設置をして調査をする必要があるのではないかという提案であります。抜けとったところがあったら、ちょっと指摘してください。 ○議長(小椋 正和君) ここで、あらかじめ本日の会議の時間延長をいたします。
     大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 大変ショッキングなお話がありました。監査の報告では、ここにも補助金が出ているわけですけど、この団体が公益団体。だから補助金を出してもいいんだ。こういうロジックで言われてたわけですけど、尻馬議会、何ですかね。あげくの果てには手を挙げて発言されて、日本一悪い議会なんてこんな言葉も出たと私は伺っております。  結局、先ほど言われたのがちょっと抜けておりましたけど、こういうことで監査の報告がされました。これは識見のみならずこれは合議体ですから、設置の折には議選監査も評価を受ける立場になるというこれは認識でいいのか。これはまず除斥の問題とも関係しますから、これを明確に答えていただきたい。提出者について。  あと、それから私はこれは近々で通す必要がある。こういうことを上げたいと思います。昨日、鳥取ループ、これがこういうことを上げていると複数の方から連絡を私のほうはいただきました。内部資料をネットに上げて、こう上げてあります。差別事象勉強会に9万円、同和事業を批判した議員をつるし上げる費用も税金なんですね。こう書かれております。また、こうもあります。同盟支部への行政の補助金の使用例、黒塗り部分は個人名、集会への動員が税金で行われていることがわかります。しかもほぼ特定のメンバー。一部は資料代として独自財源に化けます。これは監査報告にも関係することなんですが、議長が発言された、これは発言は問題ないと言いながら提出してしまった報告書のせいで全国に恥がこれはさらされております。探訪もされたということなので、これからこれも出るでしょう。こういうことが起きると、議長職のみならず議席をかけた責任問題に発展すると私は大変危惧しております。そんな危機迫った中でこういう提案がなされているのは、私はむしろ歓迎をしたい。やはりこういうところで精査を行い前向きな提言や方向性、これを出すことが求められていると思いますが、この提案した理由というのは過去を清算して将来に向かっていくそういう前向きなものだ。そんな私の認識と一致していますか。よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 鳥取ループのネット上の情報は、私もきのうちょっとのぞいてみましたが、米子空港に来て、それから東のほうに行ってふろしきまんじゅうや日韓交流公園などというようなところが写真に載ったりなんかしておりますけれども、それは別として下伊勢の大区長で解放同盟の役員をされている元の自治労の副委員長さんがイの一番に2月4日には手を挙げて、琴浦町の議会は日本で一番最低の議会だと言われた。そういうようなことが言われるというようなこの体制というのかこの町、先ほども私が言いましたけども、大平議員もおっしゃいましたけども、私は議員になって23年目なんですけれども、部落解放同盟が傍聴にはたくさん来られるんですよ。しかし、請願権を行使して議会に陳情だとか請願を出されたことは1回もない。当局とは交渉をしきりにやられるようですね。つまりそうすると、議会に対して、議決機関に対してどういうスタンスでそういう運動をやられてるかということが浮かび上がってくるんじゃないですか。これはやっぱり憲法の地方自治の本旨や地方自治法の二元代表制の原則などと関連する、密接な形になってくるんじゃないかというように思うんですね。ですから、そういうところを今回は特別委員会を設置をして100条でいわゆる偽証罪などで告発できるというような形の強権ではなくて、しっかりと議員の立場で、町民の代表として議席を与えられた者として特別委員会をつくって、地方政治はどうあるべきか、二元代表制はどうあるべきか、地方自治の本旨はどういう姿が正しいのか、議会は何をしなければならないのかというとこら辺をしっかり調査をして報告をして、一歩前に進むようなそういう議会にしたいというのが私の提案の趣旨でありまして、御理解を願いたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 提案者にお尋ねします。  やはりどの会社においても代表者も大事ですけども、監査というのは会社を左右する問題です。やはり監査がしっかりしておれば、修正はききます。  そこで、青亀議員にお尋ねします。やはりこの委員会を却下されて、98条に変えた理由というものはどういうもんであるかということを、そのことをお聞きしておきたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 100条というのは伝家の宝刀と言われておりまして、地方自治法の言うところの議会の一番権限の強い調査特別委員会になります。それで前回の提案をしたときには100条だったんですけれども、議会運営委員会に呼ばれまして100条じゃなくて98条の1項でどうだということで、その議会運営委員会の皆さんがそうおっしゃるのであれば何も偽証罪で引っ張るのが目的ではありませんから、正確な調査をするのが目的ですからいいですよということで、そういうふうに3点を修正するように合意いたしました。  ところが、それが本会議の議運の委員長報告で正確にそのことが伝えられませんでした。したがって、それが正しく伝わらないために表決の結果が変わってきたということで、非常に遺憾に思っております。ですから私が思いますのは、今の現状の中で100条であろうが98条であろうが、こういう実態を議会としてきちんと究明して本来の議会や行政のあるべき姿はどうあるべきかということを集中的に調査研究をして、議会に報告をして皆さんの議会全体の合意にする。そういう働きかけなり作業が必要ではないかということで、提案をさせていただきました。意味はおわかりでしょうか。 ○議長(小椋 正和君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 私は先回は100条のほうに賛同した人間ですけども、やはりさっき言った全員が日本一悪い議会ということは、日本一悪い琴浦町になってしまうんですよ。そういうことがないように、やはりどの職員も議会も100条があるということで緊張感を持ってもらいたかったというのが本心であります。ですから、同僚議員も40何年なり50年近くなりますけども、辞職しております、百条委員会で。残念だと思います。そういうことから今は県内の町村は百条委員会はありませんけども、やはりそういう緊張感を持って業務に当たるということが一番大事ということで賛成させていただきました。皆さん、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                 午後5時06分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時06分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  はい。 ○議員(15番 井木 裕君) もう一度98条に変えられた理由を端的に説明をお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 説明をさせていただきます。  実は、きょうの前段で2月の14日だったと思いますけれども、私と井木議員と押本議員とで8名の連名の署名を集めて議長のところに行きました。それは要するに議会で議決になった事項を町長しっかり前に進めるように頑張ってくださいという署名で、議長は議会の代表者ですから議会の議決となったことは議会の総意ですから、それを推し進めるような形でやっていただきたいというようなことでありました。したがいまして、先ほども最初に言いましたけれども、固定資産税の同和減免はまだ今の段階ではもう議会の議決があって、当局がどうするかという段階です。来年度になってそれが本当に廃止になっていけば、それはいいことですから議会の決定が実を結んだことですから大いに評価をして、町長や執行部の労をねぎらうような委員会の結論になると思います。ですから、この100条であろうが98条であろうが今のそういう矛盾点だとか問題点を洗い出して、そういう議会をもっともっとグレードアップする、町政をもっとグレードアップする、よくするという形に資するには100条も98条も余り関係ないと思うんですね。だからそういう議会運営委員会の皆さんの意向を取り入れてじゃそういうことにしましょうということで、あのときには変な議会運営で流れてしまいましたけども、きょう改めて賛同する議員の皆さんにも署名で協力していただいて提案させてもらったということです。  私は、琴浦町議会は日本一立派な議会だと思っております。なぜならば、乾杯条例を議員提案で提案して条例をつくる。そして、不当な減免については議員提案で廃止決議をする。議会の当然の権利として、監査が不十分なら監査決議をしてしっかり監査してくれと言う。そして条例改正もする。こういうふうな形で、議員が議員提案をしながら着実に成果を上げてる議会というのはそんなにないと思います。誇れるべき議会だと思います。  しかし、だからといって現状に甘んずるんじゃなくて、もっとよくなるはずだ、もっと矛盾点を解決できるはずだ。そういうために調査をするという提案でありますので、ぜひ多くの皆さんの御賛同をお願いしたいと思います。以上です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論はありませんか。(「議長、議事進行」と呼ぶ者あり)  暫時休憩いたします。                 午後5時10分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時17分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  討論に入ります。反対討論ございませんか。  桑本賢治君。 ○議員(7番 桑本 賢治君) 私は、この委員会設置に対して反対をしたいと思います。青亀議員、大平議員が言われた同和地区がとった一連の行動については、私もおかしいと思っとる。今の時代にこんなことしていいのか。憤りを覚えるものではあります。  しかしながら、調査項目のうち適正監査がしてないとこういうことでありますが、私は監査は適正にされたというふうに思っておりますので、特別委員会の設置は必要でない、こう思っております。 ○議長(小椋 正和君) 賛成の討論ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 私は、この議案に賛成の立場で討論のほうをしたいと思います。理由として上げられているこの3点、これは何とかしなければならないことは議会のこけんにかかわる問題と言えます。  まず、監査の実施に関する事項について、議決により行うとされた監査報告が議会の議論に耐えられるものではなかった。これは衆目の一致するところであります。先ほども反対討論で行われたことが問題がある、そういうふうに言われました。こういったところに補助金を出す。これは監査で公益団体だと言われているわけです。この時点で問題がある。そういうことで私は思います。これは全く当てはまりません。  また、固定資産税の同和減免に関する事項であります。これは先月4日に町長は関係者に提案した資料が出回っておりますが、その中で浴びせられた発言も聞いておりますが醜いもので、議会に関して言えば配付文書には尻馬議会、果ては日本一悪い議会などとの発言もあったと聞きますし、町長に至っては同和行政の廃止は町長の保身のためではないのかなど記載のほうがされております。町長は議会の議決を尊重して、その矢面に立って頑張っておられる。固定資産税の問題以外にも、進出学習も教員は出すことをやめたい。これらもあわせて提案のほうをされております。議会の議決や議論を受けて動いておられる町長のやろうとしていることを応援する。町長を守る。その立場に立てば、賛成すべき事案と思います。  また、これが設置もし仮にされなければ議長が議会を代表して、鳥取ループもいろいろ書いておりますけどこれからまた出るでしょう。どう責任とるんですか。議員でもやめていただけますか。そういうことが発生しますよ。そのときに、皆さん一人一人責任をとれるんですか。前向きにこれを設置して向かっていきましょうよ、前に向かって。そういうことで、賛成討論のほうとさせていただきたいと思います。 ○議長(小椋 正和君) 次に、反対討論はございませんか。  前田敬孝君。 ○議員(1番 前田 敬孝君) 私は、この議案に対して反対の立場から述べさせていただきます。  単純に申し上げます。さきに議会改革の推進に関するアンケート結果について、町民の方を対象に議会事務局のほうで行われました。この中で、町民の意見をもっと反映してほしい。各議員の町、町民のための活動が見えない。それから、新しい発想がない。国会の物まね、無駄な反対意見、最悪の議会等々、いろんな非常に厳しい意見が言われております。しかし、この中で議会の自主性をもっと尊重しろだとか、議会の独立が危機に瀕する事態が起こっているだとかという意見はこの中に一個も見られません。私は、町民の皆さんの意見を尊重するべきだと思います。確かに議会の二元代表制とは議会の存在にかかわる大事な問題でありますが、実際まだまだ先にしなければならない優先事項はたくさんあります。2年後のもしこれ町民の方がこういう議会二元代表制を尊重しろだとかそういう意見が多数でしたら、2年後の選挙の結果を待てばいいだけの話であります。皆さんの賛同をお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 続いて、賛成討論ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 私は、賛成の立場で討論したいと思います。  先回、私も監査をやっておりました。そこで、医大に入院中に正副議長が議会の思いを、監査委員さんやめてくださいと頭をそろえて来られました。私の個人情報である病の状態を先生は拒否されましたけども、町を代表しておる正副議長が来られたから、プライバシーの問題はあるかもしらんけどもちゃんと説明してくださいというふうで、長時間にわたってやられたことを覚えてますか。やっぱりそういう中で、私は松田代表監査と帰ってあのときのえらさということは本当に病気ということで大変だったと思うんです。松田監査とあわせて井木さん、3月いっぱいで辞表を出します。松田さん、一緒にやめましょうかということで監査を終わりました。本当に青亀議員が出されたお台場の件にしても、本当に足が立たんぐらい監査は重要なもんだということからやってきました。今、前田議員が言った2年後の任期満了に伴う改選待てますか。今すぐでも解散して、信を問ったらどうなんですか。やはり私はそういうふうにもう思います。  賛成の諸君の要は日本一の議会にするためには何をしたらいいのか。一連合副会長の言葉に、2回も私言われました。琴浦議会は銭にならん。地方の言葉なんだけど、そういうふうに言われました。青亀議員の共産党の尻馬に乗って、何が尻馬なんですか。私らは、一人一人の考え方を持ってますよ。それが政治じゃないですか。私はそういうふうに28年間、ほんにあほな裕と言われてもその信念は変わりません。  先輩議員がよく井木君、打てど響けど素焼きの茶わんじゃいかんよ。打てば響くような議員になれ。先輩議員が何回となく言われとる。そういう意味で議員に私は固着しておりませんので、本当に日本一の議会にするにはどうしたらいいか。やはり法律上の問題もあろうかと思いますが、やはりそこのところで皆全員が改革していくのが当たり前だと思いますので、協力をお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 反対の討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成の討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、賛成の立場で討論を行います。  一昨年6月以降、琴浦町議会は同和対策事業に関してさまざまな取り組みを行ってきました。昨年6月に議会は監査委員に対して監査請求を行い、9月に報告書が出てきましたが、満足できるようなものでなかったことは皆様も御承知のことと思います。また最近、町が固定資産税減免の廃止する説明会において、町から多額な補助金を交付されている運動団体からは二元代表制を否定するようなことも起きております。本提案を決議し、しっかりと調査をし、琴浦町発展のために尽くすべきです。ぜひ皆様の賛同をよろしくお願いいたします。以上、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより監査の適正化問題等調査特別委員会設置決議について採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) お座りください。ただいまの採決については、賛否同数でした。  本案に対しては、議長が裁決いたします。  本案については、否決とすることに決します。  次に進みます。       ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第2 鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙 ○議長(小椋 正和君) お諮りいたします。本日、鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の前田智章君から、連合議長宛てに辞職願が出されました。  したがって、本町議会議員で中部ふるさと広域連合議会議員に1名欠員となっておりますので、この際、日程を追加して中部ふるさと広域連合議会議員選挙を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。したがって日程を追加して、中部ふるさと広域連合議会議員選挙を行うことに決しました。  しばらく休憩いたします。                 午後5時32分休憩       ───────────────────────────────                 午後6時05分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  追加日程第2、鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙を行います。  選挙すべき議員の数は1名です。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定に基づき、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の選挙は指名推選によって行うことに決しました。  お諮りいたします。指名推選の方法につきましては、議長が指名することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、議長が指名することに決しました。  鳥取中部ふるさと広域連合議会議員には手嶋正巳君を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長が指名しました1名を鳥取中部ふるさと広域連合議会議員の当選人とすることに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名をしました手嶋正巳君が当選人と決定いたしました。  会議規則第33条第2項の規定により、当選告知をいたします。       ─────────────・───・─────────────
    ○議長(小椋 正和君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  次の本会議はあす5日の午前10時に開き、町政に対する一般質問を行いますので、定刻までに議場に御参集願います。御苦労さんでした。                 午後6時07分散会       ───────────────────────────────...