琴浦町議会 2018-09-11
平成30年第 6回定例会(第4日 9月11日)
日程第34 議案第 101号 平成30年度琴浦町安田財産区
特別会計補正予算(第1号)
日程第35 議案第 102号 平成30年度琴浦町以西財産区
特別会計補正予算(第1号)
日程第36 議案第 103号 平成30年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)
日程第37 議案第 123号 財産の無償貸付について
日程第38 休会の議決
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出席議員(16名)
1番 前 田 敬 孝 2番 角 勝 計 介
3番 福 本 まり子 4番 押 本 昌 幸
5番 大 平 高 志 6番 澤 田 豊 秋
7番 桑 本 賢 治 8番 新 藤 登 子
9番 高 塚 勝 10番 川 本 正一郎
11番 手 嶋 正 巳 12番 青 亀 壽 宏
13番 前 田 智 章 14番 桑 本 始
15番 井 木 裕 16番 小 椋 正 和
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 太 田 道 彦 主任 ────────── 岩 崎 美 子
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 小 松 弘 明 副町長 ───────── 山 口 秀 樹
教育長 ─────── 小 林 克 美 総務課長 ──────── 山 田 明
会計管理者兼出納室長 小 椋 和 幸
企画情報課長 ────── 藤 本 広 美
子育て健康課長 ─── 阿 部 信 恵 町民生活課長 ────── 大 田 晃 弘
税務課長 ────── 大 田 望 上下水道課長 ────── 高 力 信 宏
農林水産課長 ──── 小 西 博 敏
農業委員会事務局長(兼) 小 西 博 敏
商工観光課長 ──── 桑 本 真由美 建設課長 ──────── 倉 光 雅 彦
教育総務課長 ──── 渡 邉 文 世
社会教育課長 ────── 村 上 千 美
人権・同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正
福祉あんしん課長 ──── 藤 原 静 香
代表監査委員 ──── 山 根 弘 和
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午前9時59分開議
○議長(小椋 正和君) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。
本日の届け出のあった事故者はありません。
ここで、9月5日早朝に北海道地震が発生し、41名の多くの方々亡くなられました。お悔やみを申し上げるとともに、一日も早い復旧・復興を祈念するものであります。
ここで、亡くなられた方に対し、黙祷をささげたいと思いますので、皆さん、御起立の上、よろしくお願い申し上げます。
黙祷始め。
〔全員黙祷〕
○議長(小椋 正和君) 黙祷を終わります。着席してください。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。
本日は、議案についての質疑のみを行うこととします。
質疑に当たっては、自己の議席番号を御発声と同時に挙手していただき、議長の許可を得てから質疑箇所を明示の上行っていただきますように、よろしくお願い申し上げます。
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◎日程第1 議案第104号 から 日程第19 議案第122号
○議長(小椋 正和君) それでは、日程第1、議案第104号、平成29年度琴浦町
一般会計歳入歳出決算認定についてから日程第19、議案第122号、平成29年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分についてまでの19議案を一括して議題といたします。
それでは、議案第104号、平成29年度琴浦町
一般会計歳入歳出決算認定について質疑を行います。
初めに、歳出の58ページ、款1、議会費について質疑に入ります。質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がございませんので、次に、58ページから78ページ、款2、総務費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
5番、大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) そうすると、質問のほうをさせてもらいたいと思います。
まず、私がしたいのは、
事業成果説明書のほうで質問のほうをしたいと思いますので、よろしくお願いします。そうしますと、2−1であります。これは
メンタルヘルス講演会の委託料として13万1,000円のほうが上がっております。これは全職員対象ということで、こちらのほうにも、成果のほうにも書いてありますけど、当然ながら都合が悪い方であったりとか、そういった方もあったんであろうと思います。実態として全職員がこれ1度は受講できるような体制になっているのか、そこのところをお願いしたいのがあります。
続きまして、2−5です。先ほどの質問とも趣旨は同じですけど、職場内外の検証のほうが行われているわけですけど、何年かに一度のほうで、そうやって例えば都合が悪い方もおられると思うんで、全部の方が行けれるようなこれは配慮というのがされているのか、そこのところの実態というのをよろしくお願いします。
続きまして3−1、こちらのほうは
ホームページ維持管理料として、これは30万ほど上がっておりますけど、アクセス件数のほうが30万アクセスほど、どうも落ち込んでいるようなことで、こちらのほうに記載してありますけど、直近では目標のほうを達成していたわけで、急激に落ち込んだ要因というものは、これは把握されているんでしょうか。そこのところ、詳しいところがわかっておられるようであればお願いします。
続きまして3−2、町報広告料として、これは3万円の収入があったように記載のほうがされておりますけど、これは例えば収入のほうを出された件数と、例えばこれ出されたときには掲載期間はどの程度で、こういう収入のほうがあったということになっているのか、その詳しいところがわかれば、よろしくお願いします。
続いて3−28、これは修繕料ということで25万円上がっております。これは内容というものは説明のほうでもありましたけど、パソコンやモニターの異常、こういったものの修理料ということでありますけど、こちらのほうにも書いてありますけど、パソコンは保守に1台2万円ということで、250台ですから500万円のほうを支払っているわけです。当然保証に入っておりながら保証されない費用ということがこういうことで上がっていると思うわけですけど、このあたり保守に入って、比較してみてメリットがあったのか、それとも保守料の払い損の状態なのか、そこのところを私は詳しいところを聞いてみたいと思いますので、よろしくお願いします。
あと、最後になりますけど、5−5、
国土調査事業で、これ決算額が1,716万3,000円ということで、多額の費用が出ておるわけでありますけど、地籍調査の進捗率、報告で42.7%ということであったかと思います。そういうこともあって、遅延地区の開始というものが私はこれは急がれるわけであると思うわけですけど、急いでいる中で、私が気になるのは、現在筆界未定の件数というのはどの程度あるんでしょうか。近年、聞くところによるとADRであるとか、そういうのに至る件数がよく出ているという話も私は聞いておるわけでありますけど、実態として件数、相当程度出ているということでしたら、将来的にこれはやっぱり同じような問題が出てくるんじゃないかと思うわけですけど、そのあたり把握されているんだったら、実態のところをよろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) ちょっと数が多いので、漏らさないようにしたいと思いますが、具体的な話については担当課長のほうから説明させることもあるかと思いますけども、まず一番最初にありました安全性委員会での講習会ですね。後のほうにもありました。同じ形になると思います。職場内の研修ということで、これは講師の関係とかありますので、大体1日、長いときには前後分庁舎でやったりとかという研修もありますが、基本的には短期間での研修になりますので、職務上の都合で欠席する職員もないというわけではありません。毎年繰り返してやってる部分であれば、その次の年とかいう形でのことは考えますけども、特段研修を受けなかった職員に対しての補足的な研修というのはやっておりません。できる限り研修に出れるように、職場の仕事の配慮というんでしょうか、そういうことを管理職に求めてやっておるところであります。
次に、
ホームページについてですけども、これは私もちょっと
ホームページの使い方というか、入力の仕方ということで少しやりかけてるんですけども、当初導入したときはよく動いたようなんですけども、だんだんちょっと何か動きが悪くなったり、思わぬ写真が載ってたところが消えてしまったりとかということで、何のふぐあいがあるのかが今究明はさせておりますけども、少し動きが悪くなっているということがあります。今回の議会でも役場の広報という点で
ホームページは欠かすことができないものになっておりますので、いつまでも投げておくわけにもいきませんので、この
ホームページの更新といいましょうか、業者を変えることもちょっと検討しておるところであります。
次の広告料の3万円の内訳の御質問については、
企画情報課長のほうから答えさせます。
次に、電算の修繕についてですけども、リースをかけてるところで、機械のふぐあいという点ではそのリースの中でできるんですけども、ここに上がってる修繕ということについては、また
企画情報課長のほうに答えさせますけども、あってはならないですけども、キーボードの上に物を落としてしまったとか、そういう物理的な破損、こちらのほうの非があっての修繕ということがあったと思っております。具体的には
企画情報課長のほうから答えさせます。
地籍調査、国土調査の関係についてですけども、問いは、筆界未定のところがどれぐらいあるのかということについては、ここで答えれれば答えさせていただきますけども、42.7%という数字、これは平場のほうからずっと地籍調査をかけておりますので、だんだんと平場のところは境界が確定してきて、その状況はできております。この前も東京に行って、この予算の限りがあるものですから、予算の増額もお願いしたところですけども、これからの問題は山、山林部門の境界ということで、非常に山の中に入っていかなくてはいけないということ、航空写真でできるかというと、図面はできますけども、実際の確定ということは現地に行かなくてはいけないこと、そして一番心配してるのは相続人がどうなっているかということが、山になれば余計に平場よりも問題はあるんだと思っております。今やっと半分にはなっておりますが、これからの半分が大変な仕事だと認識しております。
○議長(小椋 正和君)
藤本企画情報課長。
○
企画情報課長(藤本 広美君) まず、広報ことうらの広告料の内訳でありますけども、これにつきましては1号から3号まで費用の分担が分かれておりまして、3号広告というのが1万円ということで、2件ありまして、3号広告2カ月分の1件と1カ月分の1件の3万円であります。
続きまして、修繕料の件でありますけども、パソコンの修繕料につきましては、パソコンのリースと一緒に保守料も含まれておりまして、大体5年間で2万円ということで、1台当たり1年間4,000円ということでありまして、それの保守ということであります。修繕料につきましては、ちょっと4件と書いておりますけども、実際は先ほど町長のほうも答弁をいたしましたように、個人の責任で壊れた場合というのは保守の対象外となるということと、それからその保守料の5万円を超えた部分については町の負担というようなこともありまして、こういう金額になっておるところであります。実際はちょっと申しわけありません、3件ということで訂正をさせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。起動のほうの修理が2件で、モニターのほうが1件ということで、ちょっとこれについては30年度の4月分まで算入しておりまして、申しわけありませんでした。金額については間違いはございません。以上です。
○議長(小椋 正和君) 大田税務課長。
○税務課長(大田 望君) 地籍調査における筆界未定の数ということでございます。平成2年から地籍調査を実施しております。筆界未定の数としましては582筆、これは割合としますと1.4%に当たります。
○議長(小椋 正和君) 大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 説明のほう、ありがとうございました。ちょっとわからないところがあるんで、追及して質問のほうをしていきたいと思います。
2−1、2−5、講演会であったりとか職場内の研修ということで、欠席される方はおられるということですけど、何か補足のほうはないということでの説明でしたけど、私が聞きたいのは、総務課長のほうがよく御存じかなと思うわけですけど、例えば年にこの中では4回ほどやっておられるという講師もあるようですから、あなたは出てないから、次の何日の日にあるのには行ってくれとか、そういうことで中で対応はできるような格好になってるのか。私は、その実態を聞きたいわけですから、そこのところを明確によろしくお願いします。
そうしますと、次の3−1であります。町長のほうの説明では、ふぐあいがあったりとか写真のことだったりと思うわけですけど、あとは、その中で言われとったのは業者を変える必要がある。何といいますか、こういう管理が悪いからアクセス数が落ちたんだ、それでこういう金額を使ってやってるけど、こういうことでアクセス数が落ちたんだと、そういう認識でいいわけですかね。そこんところを私は現状をきちんと把握されてるんだったら、それはそれでいいです。業者が悪いから、こういうことでアクセスが落ちてますということだったらいいわけですけど、その辺は間違いがないようにもう一度よろしくお願いしたいのがあります。
そうしますと、次、これですね、町報広告料のほうはわかりました。
それで、3−28であります。修繕料ということで25万円ほど上がっておるわけですけど、3件こういうことで事例があったということで、よくわかりました。内容は、やっぱり非があっての破損であったり、そういう5万円を超える部分で見切れないところの多分費用がこういうことで上がっているんだろうなとも思うわけですけど。私が聞きたいのは、保守に入っていて、500万という多大な金額、これは5年間の保守ということなんで、1年にすると100万円程度だと思いますけど、考えてみたときに、例えばこれは保守に入ってなくて、毎年この程度の費用で済んでいるんだったら入らなくてもいいですよとか、こういう何か比較検討というのは私はされてるのかなと、そういうところを聞いてみたいということだったんですけど、その辺がわかるんであれば、費用対効果ですね、よろしくお願いしたいのがあります。
それから、一番最初の5−5、国土調査の件についてであります。筆界未定が582筆、これは1.4%ということで、パーセンテージとしては少ないわけですけど、やっぱりそうはいっても、なかなかこれだけの筆数が出ているということですけど、なかなか隣接地の方と話がつかないから、これは飛ばしていってもやむを得ない部分も私はあると思うわけですけど、やっぱりそこのところは、なるべくこれから土地のことについてよくわかっておられる方というのが少なくなっていく中で、ここは未定だから次、次、次ということで進んでいくのもいかがなものかなというところもありますし、そういうところはどういう認識をされているのか。私は、やっぱりある程度よくわかった方も入られて何とか推進していくであるとか、そういう手だてというのも必要じゃないかなと思うわけですけど、どういうふうに考えておられるのかなというところをよろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
暫時休憩いたします。
午前10時17分休憩
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午前10時18分再開
○議長(小椋 正和君) じゃあ、会議を再開いたします。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 質問のほう、全て答えさせていただきます。
まず、総務課で研修のそのフォローの仕方ということについては、総務課長のほうから答えさせたいと思います。
次に、
ホームページの関係については、業者が悪いという意味で聞こえたら、ちょっと業者に申しわけないと思うんですけども、
ホームページがどうしても何か動きが、こちらが入力してもちょっと時間を置いて、1時間とかかかってしまうということがあるんで、そういう点で何が悪いのかということをもう一度よく検討して、必要があれば業者さんを変えていくことも検討しなくちゃいけないという意味で答えさせていただきましたので、そのように御理解いただけたらと思います。
それと、パソコンの保守点検の金額もあるんですけども、全体のパソコンの台数というのは、ちょっと今、私、幾ら庁内で持っているのかということが把握できておりません、100台、200台という単位だと思いますけども。それに対するメンテナンス費用が高いか安いかという、これは一番最初にリースに入るときに、リースということで5年契約だったと思いますけども、そういう形でやっておりますので、その当時、そういう比較検討をやったかどうかということについての御質問だと思いますけども、
企画情報課長に答えさせます。
最後、筆界未定の件につきましては、これはちょっとあれですけど、筆界未定についての件数ですけども、なぜ筆界未定が起こっているのか、原因ということ、それはどういうことがあるのかということについて税務課長のほうから答えさせていただいて、その筆界未定の件数が500何件あっての1.何%という話をしましたけども、そういう点で、何が筆界未定になるのかということの説明をさせていただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 大平議員の御質問のメンタルヘルスの研修、それから職員の各種研修の機会であります。こちらにつきましては、健康系等で重要なことだと思っておりますので、今やっておるのが講師の先生にお願いして土曜日、日曜日での開催ということで、保育園等につきましては、平日やっても、どうしてもシフト上合わないということで、土曜日、日曜日の研修会を開催させていただいて、なるべく参加していただく環境はできるようにということでは取り組んでおります。ただ、大平議員の言われた通年見て出席がないというところの確認までして示してということでは、全員参加の研修のところはまだ至っておりませんので、そのあたりは見直していきたいと思います。
○議長(小椋 正和君)
藤本企画情報課長。
○
企画情報課長(藤本 広美君) パソコンを導入しましたのが平成26年ということで、その当時、保守料と保守でない場合の修繕ということで検討したかどうかについては、ちょっと把握はしておりませんけども、実際に保守で修繕をしとるというのは数台というような現状がありますので、その辺を考えますと、次回からはちょっとその辺は検討していくべきかなというふうには考えております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 大田税務課長。
○税務課長(大田 望君) 筆界未定の現状としましては、大まかに公図と照らし合わせて現状が違う場合が主でございます。あるいは河川の場合、川流れによって公図に載っている土地が川の中に没している場合、筆界等わからないというようなものが多々ありました。問題は、町としましては公図を資料として権利者には説明しておりますが、どうしても御理解いただけない。権利者同士が合意に至らないという場合は、どうしても筆界未定ということになっております。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 総務のことは総務の常任委員会のほうで聞けばいいんですけども、きのう、ちょっとお願いしとった件がありますので。実は給与とは別に残業手当がどの程度出てるのかなということ。避難所等の開設によって夜間だとか日曜、祭日の勤務もあると思っておりますし、その辺のところで29年度どの程度残業手当を支給されたのかなということ。
それとあわせて、振りかえ休日の方法もとられてると思うんですけども、それがどのぐらいあったか。
それともう1点、これは監査委員さんにも、見ておられたら教えていただきたいんですけども、偏った課のほうで残業手当を多く支給してるようなことは見られないのかな。特別に忙しい課といいますか、いつもあの課は残業が多いというようなところがあれば、もし所見でもあればお聞きできたらなと思っています。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 残業手当については、先ほどおっしゃいました災害とか、それから災害待機ですね、そういう部分については時間は確実にわかりますから、その分は支給しておるという判断をしております。補足説明は、また総務課長から説明させます。ただ、今、残業というところで問題になるところは、いるのに時間外が出てないとか、そういう問題があるということで、何年か前、実際動き出したのはこの1年ですけども、入退庁システムということで、そこのところは、サービス残業というのは支給されてないことが問題になりますので、今、入退庁のチェックをして、そして本当に必要な残業は残ってやるべきですし、やっていただかなくてはいけないということでの、課によってのバランスというのは、課の業務の季節的なことがあったりとか業務が重なる時期があったりするということはありますので、ここの課に多いとか少ないとかというよりも、必要な残業は必要な手当をしていかなくちゃいけないということ、今、入退庁システムを整備して、やっと1年たって、そこんところはわかってきましたので、今後ともサービス残業がないように努めていきたいというふうに考えております。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 川本議員の御質問の時間外手当ですが、平成29年度の時間外手当の総支給額としましては1,811万9,000円となっております。そのうち災害で避難所運営に当たった時間外としましては178万3,000円であります。昨年につきましては、3回の避難所運営をしております。台風5号、18号、21号と実施をしております。それと、あと大雨で7月の9日の日に避難所運営というものをしておりまして、それ総トータルしますと2日半ほどの、4つ合わせて2日半ほどの避難所運営というものを行っております。延べ人数としては95名の避難所運営に携わるというところであります。
川本議員からありました振りかえ休日につきましては、こちらの避難所運営につきましては振りかえはなしで時間外支給ということで、かなり時間をまたぐ勤務になりますので、振りかえではなしに時間外手当での対応とさせていただいております。
振りかえ休日の申請取得数というのが平成29年度におきましては職員総数が221名おる中で、1日での振りかえ休日の申請で382件、それから半日の申請が333件ということで、こちらのほうにつきましては各種イベント、それから保育園であれば運動会とか、いろいろな催し事等のときには1日なり半日の振りかえで運営をしておるという状況です。
○議長(小椋 正和君) 山根代表監査委員、何か所感がありましたら。
○代表監査委員(山根 弘和君) 時間外手当のことについての御質問がございました。29年度につきましては、詳細は調べておりませんが、過去に職員の状況について聞いたことがございます。そのときのことを思い出しますと、残っておるのに本当に時間外手当というのは出されているのか、サービス残業というようなことも中にはあるでしょうし、それから最近、先ほどもお話がありましたように、入退、出退のこういうコードでするようになりましたので、また過去から比べますと、かなり管理はきっちりしてるようになっているんじゃないかなと思います。
ただ、課によって、それぞれ忙しい時期等、季節的なものもあると思いますので、それからすると本当にこれくらいの手当なのかな、もちろん予算がありますので、時間外手当の支給がこれぐらいのものなのかな、ちょっと少ないんじゃないかなという気は、その当時思いました。いずれにしましても、きっちりと入出退勤、それからサービス残業的なことは極力なくして、きっちりとけじめをつけて仕事をして、帰れるときは帰って、忙しいときは集中的にやるように、その辺の仕事の管理監督のこともかかわってくると思いますので、管理職の指導もしっかりとしていただきたいなというふうに思っております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 時間外とか、それの手当等々のことについてはよくわかりました。
もう1点だけ、町長がおられますので、町長のほうにちょっときのうもお聞きした部分があるんですけども、今の障害者雇用について、町長の考え方と29年度の実績等々についてお聞かせいただけたらなと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 障害者雇用のことが今話題になっております。求められている割合というんでしょうか、人数を確保するということで、一度変更があったときに1人採用しなくちゃいけないというようなことがあって、2年前だったでしょうか、採用しました。今、新聞紙上で言ってるような、ああいうことは私は人数を把握してやってることも含めて適切に管理しておると思っておりますし、うちの場合でしたら、さっき221という職員数の中での割合ですので、数人のことになりますので、1人入れるか入れないか、採用するかしないかということでの充足はさせていただいていると思っております。
詳細については、総務課長のほうからさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 障害者雇用枠の件ですが、琴浦町は今現在4名で、厚労省の定めておるところの基準はクリアしておるということです。あと、今、問題になっておる確認事項につきましては、雇用時に障害者手帳等の確認をうちは行っております。今現在、自主的に手帳の確認というのをお願いしておるような状態です。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 所管の担当ですけど、ちょっと気になる点が1点だけございますので、聞かせていただきます。
3−30、地震の対策ということで八橋土俵会館を解体したと。しかしながら、この356万4,000円、一般財源ですね、地震が来た、壊れました、解体しました、あそこには何も残ってない。お金だけは支出は済んどると。この356万4,000円について、町長の感想というか、町長の考えとか、また監査委員に対しても、全く今何もないわけで、このことについてちょっと意見を聞いてみたいなというふうに思います。よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 八橋土俵会館の解体ということで支出させていただいております。御案内のように、中部地震で損傷したということで、そのまま置いておくと危険になるということも含めて解体をさせていただきました。売却するにも更地になっているほうがその後のことを考えればということで、そういう対応をさせていただいておりますが、できる限り有効にできたら売却をしていくという方向で今後とも検討していきたいと思っております。
○議長(小椋 正和君) 山根代表監査委員。
○代表監査委員(山根 弘和君) 地震によって支えがなくなったということでございますので、危険等もございますし、解体につきましてはやむを得ないのではないかなというふうに思っております。今後のことについては、またそれは御検討いただければと思います。以上です。
○議長(小椋 正和君) 前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 建てるというか、されたことはええんでしょうけども、例えばああいうような建物に保険とかなんとかは掛けてなかったんでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 町の所有物についての保険ということでありますので、総務課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 土俵会館については、保険の対象外ということであります。
○議長(小椋 正和君) いいですか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) いずれにしても、幾ら不可抗力で地震で壊れたにしても、一般財源が356万4,000円出とるということについては、前町長の山下町長にも言わせていただいたんですが、大変な血税なんですね。やはりその辺もしっかりよく考えていただいて、今何もないのが現状ですので、今後このようなことがないようにせんといかんというふうに思うんですが、町長、ただ売却するということだけ考えておられるということですが、それでええんでしょうかね。あすこに下水なんかも整備してあるんでしょう。入っとるでしょう、下水管なんかもね。どのように売却だけを考えておられるのか、もう一度答弁をお願いしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 土俵会館があっての利便性のことで下水の配管をさせていただいたところでありますし、その後に不可抗力的な地震が起こっての解体ということになりました。その更地をどうするかということでの御質問だと思いますけども、今、公共施設の管理計画ということを考えておりますと、やはり新たな施設を何かつくっていくというようなことは少し考えづらい話になってきます。できる限り町の財政の負担を軽くする意味でも、先ほど申し上げました売却の方向で考えていくというのが今の私の答弁であります。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 決算書で言いますと63ページで、財政管理費の部分で積立金が支出済みで6億5,335万7,000円となっております。このことについて、決算ですから、私は総務委員会ではありませんので、質問をしたいと思いますが。
まず、今回の決算の監査について、監査報告書は、要するに基金積み立てではなくて、繰り上げ償還によって財政負担を軽減すべきではないかと、こういうふうな形の監査意見が出されています。それに呼応する形で、補正予算では、これまで黒字部分は基金に充当していたものを繰り上げ償還に政策的にシフトすると、こういうふうな形の変化が起こってるわけです。したがいまして、私の質問というのは、町長と、それから監査委員にも答えていただきたいなというふうに思います。
まず、監査委員の監査報告のほうから見ていきたいと思いますが、繰り上げ償還による債務負担の軽減を監査の意見等という形で述べておられます。平成29年度末地方債残高は142億3,400万円、前年度に比べて3億3,700万円、近年減少傾向にあるが、依然として高い水準にある。今後、公共施設等総合管理計画に基づく施設整備等により、地方債の増額も予想される。過去の起債状況を見ると、平成6年以前の4%を超える利率の借り入れ償還が依然として残っている。土地改良区事業の地元負担軽減補助事業も含めて、繰り上げ償還等により将来負担のさらなる軽減を図られたいと、こういうふうになってるわけであります。
そこで、142億3,400万円という地方債残高ですが、これは資料で言えば、この事業計画の概要の一番最後の資料編のところに詳細がついております。この中で、地方財政の健全度を示す指標として、これまであった起債制限比率、過去3年間の平均値をもって起債の程度をはかるという方式が変わりまして、普通会計という形で健全化比率だとか、そういうような地方公共団体の財政健全度を示す比率や指標が変わってきたということがありますけれども、要するに145億7,000万も借金があるんだから大変だよというのはわからんわけではないんですが、その中でも、例えば臨時財政対策債は43億6,681万円あるんですが、これは政府が借金をできないから地方の顔で借金してくれと。返済時には地方交付税で全額見ますよということですから、実質的には地方の借金ではないんですね。そういうような借金もひっくるめて琴浦町では145億7,000万円も借金があるんだから大変だよというようなリードは、ミスリードになる可能性が私は高いと思います。
例えば合併特例債でも57億4,985万円ありますけれども、これは事業費の95%を借り入れることができて、その7割は国が面倒見ましょうというような形であります。例えば辺地債についても、7割は交付税措置されるだと。学校教育施設整備費についても、少なくとも3割は交付税措置されるだろうというようなことを総合すると、全体として今の145億7,000万円の我が町の借金というのは、実際我が町が自力で返済をする必要のあるお金というのは幾らなんだということを一つお聞かせ願いたいと思います。でないと、町政運営上の財政方針を誤る危険があると思いますので、お願いをしたいと思います。まず、それからお聞きします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 御質問のありました、今、町債残が142億のうちの実際の償還は幾らになるのかということ、今ここで数字が出ればというふうに思いますけども、概略的な話を総務課長にさせていただきます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 青亀議員のお尋ねの今の起債の残高に対しての交付税なりの措置というところのお話でございます。今回の議会報告のほうで上げさせていただいております実質公債費比率というものがそういうものに当たるということで考えております。こちらのほうは、今年度12.8%ということであります。こちらの国が定めておるイエローライン、危ないですよというものについては25%ということになっておりまして、レッド、夕張等が当たりますが、そこが35%ということで、こちらにつきましては今12.8ですので、まだ若干の余裕があるというふうに見られるかもしれませんが、こちらにつきましては、計算方法としては今の起債残高、それから一般会計以外の下水道、集配等の起債への繰り出しですね、一般会計からの繰り出し等をひっくるめたところの公債費とみなされる部分に対して、普通交付税がどのぐらい入るとか、それから特定財源がどのぐらい入るというものを計算して、大体その割合をはじき出したものですので、こちらの12.8%という数字からいえば、県内ではまだ高いほうというところでございますし、今後、下水等の償還がどんどん伸びるということで、これが12.8からまだそう急激には上がりませんけども、若干上がっていく傾向にあるという今の状況ですので、ちょっと交付税を抜いたところの額がどうだというところは今すぐには出せませんけども、概略としては、今後起債の償還なり交付税算定の部分が減っていくという中にあっては、今後より借金の返済に対しての一般財源がふえてくるという見方でいいかと思います。
○議長(小椋 正和君) 山根代表監査委員。
○代表監査委員(山根 弘和君) 繰り上げ償還の関係のことにつきまして御質問をいただきました。
監査意見書に書かせていただいておりますけれども、本町の場合には、お手元にございましたら、監査意見書の27ページ、一番最後のページをごらんいただければと思いますけれども、本町の場合、これ1年度前ですから28年度の数字なんですが、ざっと40億の積立金があって、145億の地方債残高がありますという状況であります。他町の状況も載せさせていただいております。先ほど議員おっしゃいましたように、後年度交付税でもって補填される、それはそれぞれの事業なり物によって、あると思いますけども、個々の具体的な事情は、それぞれ本町の場合も他町の場合も同様かと思いますし、もちろんそれぞれ事業実施の中身によっては異なると思いますが、本町の場合には40億の積み立てで145億の起債があると。他町と比べますと、やはりまだ積み立ても少ないですし、一方では地方債が多いと。それは過去にいろんな事業をやってきた結果だというふうに前町長も言っておられました。
確かにそのとおりだと思いますが、今後やはりまだまだ借金をして事業をしていかなければいけない要素、先ほど公共事業の管理計画等の話も書かせていただいておりますが、そういった中で、やはり借金が多いというのと、なおかつ率の高い借金をしている。それは、返せるものはやっぱり返していくべきだ、身軽になっていくべきだという単純な、率直な気持ちでこのように書かせていただいておりますので、そこは物によって返せるもの、返せないもの、水道事業のところでもありましたように、返すのがなかなか難しいものもございましょうし、ただ、一般的に見て率の高いものはやっぱり返して、それで借りかえなり繰り上げ償還をする、それから必要なものを積み立てていく、そういったことで、ここで負担を少しでも軽くするという意味で書かせていただいたところでございます。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 公債費負担比率の12.8%というのが率としては、いわゆる要注意ライン、黄色あるいは危険ライン、赤というような形ではないけれどもという数字なんですけれども、要するに決算書やそういうところで、監査意見書の中で、公債費の総額は145億円あるんだというところを、これがやはりたくさんあるのなと、町の一般会計として110億なりなんなりを使ってるということにすれば、年間の予算額を上回る借金があるんだというふうに受け取れるじゃないですかね。だから、そうじゃなくて、その中でも、いわゆる財源対策債のようなものが40何億もあるわけですから、145億のうちの40何億がすっぽり実は国の代替の借金なんだというような形で、それは正確なそういう情報を議会にも、あるいは町民にも発して、今の公債費の負担比率というのはどうなんだというようなことをやっぱり情報発信することが必要ですから、専門用語じゃなくて、145億7,100万円のうちの自前の借金を返さなければならないお金は何ぼなんだということをはっきりさせてください。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今おっしゃってる理屈の話で、借金を返さなくちゃいけない金額が幾らあるのかという示し方というのも一つあると思います。おっしゃるような話で、その金額をまたはじいてお示しすることができればとは思いますけども。3月以降、各集落でお話をするときに、一番最後に今の町の財政状況ということでお話をさせていただいております。おっしゃってる借金が145億あるという数字も言っております。ただ、これは人口がそれぞれ違いますから、一遍に比較するというのは難しいことではありますけども、ただ、同じ規模の町村から比べても多いですよというお話はさせていただいておりますし、それから先ほどあります12.8%という数字はどういう意味なのかということもお示しはさせていただきますが、なかなかそれを短時間で理解していただくということは難しいかもしれませんけども、借金は多いという話と、それから今後人口が少なくなっていくことも含めて考えれば、財政的に厳しい状況にありますよという、その認識を持っているということのお話はさせていただいておりますし、これから多くの町民の方とお話しするときには、まずこのことがあって、そこで公共施設の施設をどうするのかということを進める一番最初の入り口は、財政状況を説明することだと思っております。わかりやすいものをつくりながら説明していきたいと思っております。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) ですから、一般の町民が考えたときに、そういうわかりやすいという数字がこの145億7,000万円の借金がありますよということがどういうイメージを与えるかということは、やはり私は危険がありますよと。実際に自分が自前で払う借金というのと国の代替として払うということと峻別した上で財政状況を説明しないと、誤った情報がいくんじゃないかということを懸念をするわけであります。というのも、やはり決算ですから、1年間決算をしてみて、監査意見書で基金に積み立てるよりも繰り上げ償還にシフトしなさいという形で提案されている補正予算は、そのようにシフトしたんですね。要するに振れてるんですよ、財政方針が。だから、ここのところを私は、例えば地方が基金がたまってくると地方が豊かだから地方交付税を減らしてもいいよねというのを財務省が攻撃してくる。総務省はやってるけども、国は財政危機なんですから、できるだけ減らしたいというような形になってくる。じゃあ、基金もふやせない。じゃあ、次にどうするかと。黒字が出たら、じゃあ繰り上げ償還しようじゃないか。繰り上げ償還ができるのは、政府系の金融機関の4%とか4.5%というのは、もうがんじがらめでできないんですね。縁故債については、もう既に低利になって、0%、0.5%というような形になって、それは繰り上げ償還とか、いろんな交渉の余地はあるけれども、政府系金融機関について言えば、政府系金融機関がそれをやっちゃうと潰れるんですよ。そういうような形もあって、そういうような財政政策を右から左に大きく振るような形でするということについて言えば、丁寧な、わかりやすい説明をして、実際に繰り上げ償還をするのはいいんだけど、4%や4.5%を繰り上げ償還するのはいいんだけど、それはしたくてもできないから残ってるのであって、そういうような事情もよく踏まえた上で説明をして、財政運営をやっていく必要があるんじゃないかというふうに思います。
それで、今年度は、翌年度の繰越額が3億2,632万円であります。その部分が黒字ですから、どうするかということになってくるわけですけど。実はそれは余り大きな金額じゃないんじゃないかと私は思うんですね。というのは、不用額が2億8,700万円あるんですね。ですから、そういうようなことを差し引いたりなんかすると、本当に手元として現金としてあるのは、帳簿上あっても、そんなに多く残ってるんじゃないというような感じもせんでもないわけですけども。そういうとこら辺がやっぱり決算議会ですから、町長の姿勢なり説明なりを議会にしっかりされるほうがいいんじゃないですかと思いまして質問しました。どうでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 議会でそういうふうに説明するということ、ごもっともだと思います。私が言わんとしようとすることを全て今、青亀議員がおっしゃったとおりでありまして、今の財政状況の話、そして国との関係ですね、財務省と、それから総務省との関係での基金の積み立てがこれ以上多くなれば、地方のほうが金持ってるのに出すことないんじゃないかという議論がちょうど年が明けてから話が出てまいりました。たまたまといいましょうか、先見の明があって、そのことを監査委員さんは指摘していただいておりました。そのこととあわせて今回、基金ではなくて繰り上げ償還ということにさせていただいたということは、今るるおっしゃったとおりであります。そのときの状況によってということはありますけども、ただ、それも一歩引いて見た場合に、琴浦町の基金はそれほど多くの基金残高になってないというふうに思っております。平たく言えば、貯金はそんなにあるわけではない。財政規模と考えたときに、本当はもう少し積みたいんですけども、今、ことしに入ってからの財務省、総務省とのやりとりを聞いておれば、今基金に積むわけにはいかないということでの選択で繰り上げ償還を選ばせていただいたということで、今回の9月補正に上げさせていただいてますので、御理解いただければと思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 私は、款項目で言えば総務費、総務管理費、企画費になろうかと思います。評価書のページで申し上げます。
まず、3−8、ふるさと創生塾です。これ私は、この財源に関して勘違いしておりまして、ふるさと創生資金の流れの中でこれが行われたというふうに聞いたような気がしておりまして、しかしながら、決算のこの評価を見れば一般財源でございます。金額は小さいんですが、一般財源ですね。そうすると、なぜ企画情報課が教育委員会みたいなことをしなければならない理由があるのか。ふるさと云々かんぬんであれば、これは社会教育と、あるいは学校教育の中で、昔で言えば、今は何と言うか知りませんが、私たちの時代で言えば社会科の教材の中の郷土史というふうなことで成り立つもんだろうと思います。このふるさと創生塾が企画情報課でなされている意味が見えてこない、一般財源であるならば。そういうふうに思いまして、それをお聞きしたいと。
それと、実際にこのこども塾で教鞭をとっておられる方は、確かに元教員だと、いわゆる教員免許状を持っておられる方でございます。企画した人は教員免許状を持ってるのと、それをお聞きしたい。
それから、次に3−10は、輝く地域づくり事業です。要はこれは安田地区の振興協議会というのを立ち上げて地域づくりをする団体をこさえるということでございますが、これとあわせて3−12、これも琴浦町総合戦略推進事業ということで、事業目的の具体例の2番目に、まちネットまつり、まちネットづくり、こういったことが上げられております。さらに、これに近いので3−19、これ全部款項目一緒なんで、3−19は、事業名は集落支援員活動事業です。これは企画情報課でなされてるんですが、集落支援員のいらっしゃる場所は、ほぼ地区公民館じゃないでしょうか。
そのことと、さらに3−25、町内地域づくり団体の連携、まちづくりネットのことですね。これらがどうも実際に企画された内容などからして、地区公民館の事業とダブってることが非常に多い。それから、確かに、ごめんなさいね、飛んじゃいますけど、3−12で上げられてるように、地域づくりというのは、まちづくり、人づくりということで地域づくりで、確かに地域づくりではありますが、今上げた款項目の中のものは、ほとんど産業に直接結びついてない。いわゆる町がやるべきものは、やっぱり産業に結びついていくような地域づくりということの必要性があるんじゃないかと。だから、今上げた項目に関して言うと、公民館の社会教育事業といいますか、そのレベルのものじゃないかと。とすれば、これは直接的に言えば、産業とは余り結びついていないということは、公民館事業のほうに本来なら回すべき事業じゃないかというふうに思います。
そういうことで言えば、せっかく企画情報という名前の課でありますから、もっと農工商のソフトの精神的なものを入れてくるとか、さらにその情報をもとに農工商の各課に、こういったことがあるよというふうなソフトを提供するというふうな、先端的な企画情報という課でございますから、そういうことをすべきじゃないかと。余りにも企画情報課の今の内容がそういう情報集めから公民館事業のことまで幅が広過ぎるというふうに、今たまたまピックアップしたら、みんな全部総務費、総務管理費の企画費になっちゃうんです、偶然ですけども。それだけ地域づくりと称しながら産業に直接結びつかない事業を企画情報課はやってる。むしろこの内容は、それこそ私が機構改革というつもりはございませんけども、今やってる内容からすれば地区公民館事業に移すような内容じゃないかというふうに思います。これについての御意見を伺いたいというふうに思います。
それから、3−22、地域おこし協力隊員の活動事業です。これも私も勘違いしておりまして、地域おこし協力隊というのが事業目的に書いてありますように、総務省の地域おこし協力隊制度ということで、財源は国庫補助かと思ってたんです。ところが、この1,421万3,000円、一般財源ですね。一般財源でここまでやることがあるのかと。私の勘違いでしたら、あれですけれども、少なくともここに書いてある分で言えば、国庫支出金ゼロ、県支出金ゼロ、その他収入ゼロ、起債ゼロ、一般財源です。ここまでして地域おこし協力隊の事業をやる意味があるのかというふうに思いまして、これについての御答弁をお願いしたい。総務費に関しては以上でございます。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
暫時休憩いたします。
午前11時04分休憩
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午前11時06分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) まず、公民館活動と、それから重複するんではないかというお話であります。企画情報課の仕事で、今、押本議員がおっしゃってる産業振興ということも確かに一つの仕事ではあります。高度成長時代の右肩上がりの企業誘致だとか、そういうことでの企画情報で、そういう方たちの仕事をやっていたというのは、そのとおりでありますけども、今は人口減少の時代になってきまして、そういう企業誘致とか産業振興ということから一つ違った形の新しい考え方というのは、人づくり、あるいは地域づくりということでの企画をしていかなくてはいけないと。
この議会でも話が出てます自治センターとか、そういう形で長年の社会教育法に基づいての公民館活動というのは、それはあります。また、ありましたし、これからも続けていくつもりではありますけども、一つの集落単位を考えたときに、公民館活動もあるんだけども、地域づくりということで、そこを地域の拠点、自治センター的につくっていくということでの誘導をするということでの、あるいは相談に乗っていくということでの地域おこし協力隊だとか、それから集落支援員とか、そういう範疇で仕事をしていってる。仕事の中身が少し変わってきたということで御理解いただきたいと思いますが、産業振興だけではなくなっているということであります。そこをどこの課でやるかということで、企画情報課というところで仕事をさせていただいております。
財源の話で地域おこし協力隊の話が出ておりましたけども、これは一般財源の項目の中に書いてはおりますが、特別交付税の算入がありますので、書く欄としては、ここになっていて、町費がそのまま出てるというわけではありませんので、御了解いただきたいと思います。とりあえずそういうことでございます。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
暫時休憩いたします。
午前11時07分休憩
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午前11時07分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) ふるさと創生塾について、先ほどの答弁の中でも地域をどうつくっていくかということでの子供の話で、確かに教育委員会的な話にはなってまいります。ただ、同じような形で子供を地域が育てていくということが求めるという判断で論語塾という形、あるいは礼儀作法を教えるということで、小学生を対象に募集をしてやっておるところです。そこの企画に教員免許どうとかという話がありましたけども、教員免許を持っている方はこの講師をやっている先生1人だと思っております。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) この款項目に関しては、いずれにしても、いわゆる地域づくり及びそこからの人づくり、人づくりって言ったらちょっと語弊がありますので、人材育成ということになろうかと思います。この人材育成がさきの熱中小学校も含めて、じゃあどういう人を対象にやってるのかと。熱中小だけに限りませんよ、ほかのまちづくりネットなんかにしても、シニアアクティブ活動じゃないですか。言ってみれば生涯学習の中の一環の地域づくり、それからもう一つ言えば、その単位が、この間も町長がまちづくりの拠点の一つというのは、やっぱり地区公民館あるいは昔の村の単位だというふうにおっしゃいましたけど、まさにそのとおりで、今の小学校区単位ぐらいの規模でまちづくりが、いわゆるこの事業のようなまちづくりがなされてる。
一方で、そこの今までの社会教育の拠点として、それぞれ地区公民館がある。これは合致してるわけですよ。活動内容と拠点が一致してるわけです。ただし、法制上、教育委員会と、その他の一般事業ということはありますけれども、そこでマッチングさせて、よりあくまでも地域づくり、そこにおける人づくりという形で、同じような形に持っていく……。
○議長(小椋 正和君) 押本議員、説明より何が聞きたいかをちょっとよろしくお願いします。
○議員(4番 押本 昌幸君) ということで、もう少し事業内容を絞っていただけないかということでございます。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 事業内容が重複しておる面というのは、確かに私も感じております。社会教育でやっていることが何で同じようなことをやるのかという、同じようなことではあるように見えますけども、基点がそこは人材育成ということを考えたときに、今おっしゃいましたシニア対象の学習ということではないことを考えて、熱中小学校の話が出ましたけども、そこをやろうと思っておるところです。それは、返せば産業振興につながっていく、地域振興につながっていく何かのきっかけが、大人は知識を得ることによって刺激を受けていく。シニアの方は、確かに勉強はされると。それは結構です。もう少し若い方が先端の人の話を聞いて刺激を受けて、何か事を始めていただける振興ということを考えたので、人材育成という言葉につながっていくと。それは社会教育の中ではない産業振興に近いことだと私は思っております。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 最後になります。今の小松町長のお考えは、それなりにわかります。先ほどの答弁の中で、地域おこし協力隊の一般財源の中に、国の補助があるんだよと。どうしてそれがじゃあ備考に書かれなかったのかと。これだけだったら、何も知らないものだったら、単純に一般財源でこれだけも使ってるよというふうなことになるじゃないですか。ですから、これは言ってみれば単純な記載の方法として、そういう備考欄に書いていただきたいと。
あわせて、これはふるさと創生塾も同じということで、やっぱり何か創生関係のものがあってということですか。それとも、これは完全に一般財源なんでしょうか。それだけちょっと最後にお聞きしておきます。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 記載の仕方で、おっしゃるところはそのとおりだと思いますし、それぞれ財源がいろいろとあって、交付税措置が算入されてる。それを全て書き込めるかどうかということも含めて、前向きに検討していきたいと思います。
○議長(小椋 正和君)
藤本企画情報課長。
○
企画情報課長(藤本 広美君) 先ほどこども塾についての財源ということでありますけども、こちらのほうについては国の補助というわけではなしに、完全な一般財源ということであります。備考欄に特別交付税というふうに記入しておけばよかったんですけども、ちょっとそれを落としておりました。申しわけありませんでした。先ほどの地域おこし協力隊のところです。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ないようですので、総務費を終わりたいと思います。
次に、78ページから94ページ、款3、民生費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がないようですので、民生費についての質疑を終わります。
次に、96ページから102ページ、款4、衛生費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 成果説明のほうでいきますと、7−22、いわゆるごみ袋の作成ということで、恐らく入札をかけられて決められるというふうに思いますが、例えば障害者施設等の入札であるとか、そういうものもあったやに思うんですが、いわゆる平成25年から障害者の優先調達法というものが制定をされて、つまり法律ができまして、そういったような法律も考えながら入札で落札者を決めておるのかどうなのか。聞くところによりますと、中部4町の中では、いわゆる他の北栄、湯梨浜、三朝については優先調達法ですか、これを根拠にして、そういうようなところに決められておるということを聞くんですが、本町の場合はどうなんでしょうか。また、今後についてどのようにお考えか、お尋ねをしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) ごみ袋の入札について、その障害施設の枠といいましょうか、入札の参加状況については町民生活課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 大田町民生活課長。
○町民生活課長(大田 晃弘君) 前田議員からごみ袋の優先調達の御質問がありました。
本町におきましては、ごみ袋の調達を障害者施設に単独で優先で入札するというまだ方針ができておりません。29年度は、入札参加もいただいてないというふうに記憶しております。30年度は、障害者施設も一緒に入札していただきましたが、一般的な入札でありまして、落札には至っていないと。今後は、障害者施設の優先調達、障害者の雇用等も鑑みながら検討していきたいというふうに思っております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 先ほども中部の4町の中でも琴浦町だけですね。いわゆる一般の値段が安いところということになるんでしょうか。我々から見ると、この優先調達法のことを頭に置いていないと言われてもやむを得ないじゃないかというふうに考えるわけですね。そのあたり、町長はどのようにお考えですか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今のお話の障害者施設の別枠でやるかどうかということについては、ちょっとまだ協議ができてないということを言ってますけども、私も相談を受けた記憶がありませんので、入札がほかの町村でそういう形をとっているということであれば、前向きに考えていかなくちゃいけないと思っています。相談がまだなかったということでございます。
○議長(小椋 正和君) 前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) やはり優先調達法のことは十分にやっぱり配慮をすべきだというふうに思いますし、そのことを考えながら今後の入札に臨んでいただきたいというふうに思います。最後に、町長の最後のあれですので、もう予算編成に入らないけんと思いますので、来年度に向けて。そのあたりもよく考えてやってほしいと思うし、そのあたりをきちんと町長に答弁願いたい。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 来年度の予算については、予算としてもちろんごみ袋の予算化はしていく話でありますし、入札条件のことでありますので、予算化した中で入札をどういうふうにするかということで、先ほど申し上げましたように、前向きに検討したいと思ってます。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 衛生費については質疑を終わります。
次に、102ページから112ページ、款5、農林水産業費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) そうしますと、決算書の107ページです。農業振興費の中の工事請負費6,677万9,000円何がしです。成果説明書のほうでは、これは6の13ページです。農業用研修施設の建設の件でありますけども、宿泊施設の件でありますけども、これ着工されて、町に引き渡しされたのがいつだったのでしょうか。また、この件については、前町長、副町長として小松町長もおられたころから、ここの研修施設は地域おこし協力隊で対応するんだっていう話を随分伺ってきましたが、どのようになっておるかと私、一般質問で聞きましたけども、いまだかつて手を挙げる方がいないということであります。その現状を踏まえて、この施設のことについて、まず最初はお聞きしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 農業研修宿泊施設の引き渡しはいつだったのか、それから地域おこし協力隊の募集はかけておりますけども、今、応募がないという状況について、その関連については農林水産課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 済みません、引き渡し日ですけれども、3月のちょっと正確な日付を覚えてないですけども、3月29だったか6だったかというようなあたりです。年度内というようなことでございます。
それと、地域おこし協力隊の募集状況ですけれども、4月の末から地域おこし協力隊の募集をかけました。その後、若干名の、数名の問い合わせ、電話とか、直接来られた方もありますし、問い合わせ自体はあったわけですけれども、なかなか決定ということには至っておりません。一般質問のほうでもお答えいたしましたけれども、県外の移住・定住フェアとか農業人フェア等、そのフェアで大体今まで4回出かけておりますけども、6名から8名程度の、また資料につきましては、常任委員会のほうでは資料の中には記載はしておりますけれども、数名の相談を受けまして、そして9月の22、23日に移住・定住ツアーというような形に持っていこうと思っております。現在募集が6名おりまして、県外の移住・定住フェア等で問い合わせがあった方の中には含まれておりますので、そういったフェアに行った効果自体はあったのかなと思います。ツアーの中で、実際に琴浦町の農業、それから町ぶり等を体感していただいて、そういったのを御参考に決めていただきたいというふうに思っております。ひとまず以上です。
○議長(小椋 正和君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 今回質問でも行いましたけども、とにかく半年以上たってるのに問い合わせがあるけども、利用されてないということで……。
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。
午前11時23分休憩
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午前11時23分再開
○議長(小椋 正和君) 再開いたします。
○議員(10番 川本正一郎君) 募集は30年度されてるということで、いまだかつてこれ問い合わせがあるが、入っておられないということなんですけども、この状態がどうなるのかなということとあわせて、危惧しとる部分のことを今質問として町長の御意見を伺いたいんですけども、先ほど課長のほうから答弁がありました。芳しくないということが現実なんですけども、例えばこれをインターンシップ等々で体験という形での短期での利用方法というのも考えられないのか。そのままであれば、ことし1年間、29年度事業でできたものが6,600万、7,000万近く、これ計画からすると以上のような予算がかかっとると思うんですわ。それが空き箱の状態でいくようなことをちょっと懸念するわけでして、その辺の対策というのを町長なり担当課のほうで考えておられないのか。おられないとしたら、考えていただきたいということを含めての質問です。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 29年度の予算で宿泊施設は整備したものの、その利用ということについて心配いただいておることは、確かにそのとおりだと思ってますし、私もそういう点で、今年度の話になりますけども、いろんなところに行って話を聞いたりとか、それから私自身も、誰かそういう形でできませんかと、私も専門が農業ですから、農業関係者にどういうふうにしたらいいのかということの御相談をさせていただいております。そんな中で一つ、一般質問で出させていただきましたけども、ちょっと芽は出てくると。やっぱり声を上げないとだめだと。つくりましたよのオープニングだけの使用では誰も来ないということがあると思ってますので、鋭意努力していきたいと思っております。
○議長(小椋 正和君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 何度も聞いて、まだ理解できないんで、私、再度聞きます。
3−22で、今の元気なまちづくりコーディネーター事業というのは、この企画のほうの予算では募集ということでうたっちゃってあるんですわ。ところが、なぜ農林水産課の地域おこし協力隊の募集はしなかったのか。これは担当課が悪いというような形、言葉は悪いですけども、そういう言い方を私の一般質問のときにされたんですけども、元気なまちづくりコーディネーター業務というのは、これ初めて3月の議会のときに出てきて、もう既に募集もやって、決定もしとるというので、こちらのほうではまだ何もできていないのに募集をかけられて、こちらの農林水産課の研修施設のほうは、施設がもうでき上がってるのに募集は予算がついてからみたいな、募集予算というのはどれだけ要るんかなという部分で、すごくこれを見させてもらって疑問に思いました。
やはりたかがといいますか、地域おこし協力隊ですけども、これは長ければ3年間は町の準職員ですよね。採用ということですよね。それを何か業務のほうでちぐはぐしとるんじゃないかなということをずっと疑問に思っています。今も明快な答弁がないので、私が理解できるような答弁がないので、思ってますけども。こういうことっていうのが実際に起こってしまったんですけども、町長の意見と、それと私の一般質問のときも代表監査委員が聞いておられたと思います。こういうことはどのように思われるかなという、これでいいんだということであれば、一言コメントをいただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 大変言いにくい話をしますけども、これ平成29年度の決算という形で言っておりますので、今おっしゃってるのは30年度の執行の話になってきます。できれば総務常任委員会の中でお話をさせていただくことがいいかと思いますが、そうはいっても聞かれておるところですので、地域おこし協力隊ということで特別交付税の対象ということでやっております。ただ、予算執行の課が企画情報課が今までずっとやっておったんですけども、今回の農業施設の関係で農林水産課が担当をして、この2名の募集をかけたということで、そこのおくれが何があっておくれたのかということについては、ここで説明させてもらっても構いませんし、できることなら農林水産課長に答えさせます。決して企画情報課がフライングをしてたわけではありませんし、3月の予算議決後に募集をかけての……(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。
午前11時29分休憩
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午前11時29分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
○町長(小松 弘明君) 募集の仕方については、それぞれ課で募集をしておりますので、企画情報課がどういう理由で、どういうふうに募集をかけたのか、そして農林水産課がどういうふうに4月以降に募集をかけたのかということについて、それぞれの課長に答弁させます。
○議長(小椋 正和君)
藤本企画情報課長。
○
企画情報課長(藤本 広美君) 地域おこし協力隊2名ということで募集をかけさせていただいたんですけども、4月からの採用ということを考えましたところ、議決後と、これは議会等の常任委員会等で説明をしてから募集というようなことをやっておったんですけども、ちょっとこのたびは選挙等があって、なかなかそういうことができなくて、1月14日の日から募集をしまして、2月16日までの間募集して、3月の多分2日だったとは思いますけども、採用試験というか、面接試験をしまして、採用は4月1日からというようなことにしました。契約も4月からということであります。
○議長(小椋 正和君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 農林水産課では、ちょっと思いがよらなかった部分が正直なところではございますけれども、施設の完了が3月末ということで、実際30年度の採用ということで、ですので、予算が成立してからというようなふうに解釈をしておったんですけれども、率直に反省するところは、やはり4月からダッシュするためには、施設の整備とともに募集なりをかけて、予算成立後に採用というようなのが適当だったのかなというふうに考えてるところです。以上です。
○議長(小椋 正和君) 山根代表監査委員。
○代表監査委員(山根 弘和君) 一般的に決算ということじゃなくて、予算の執行はどういうふうにということでのお尋ねだと思いますので、お答えをさせていただきます。
例えば30年度の予算がもちろん議決されないと効力を発しないわけですけれども、予算が議決されることを前提といいますか、条件として事前に動くということは、これはありなのかなと思います。もっと厳密に言えば、それは債務負担行為をとって12月議会だとか、そういう手続をとらないといけないと思うんですが、若干のことであれば、そういった動きはあるのかなというふうに思います。
あと、今回の企画情報課と農林水産課の場合で、それぞれ案件が異なっておりますし、あらかじめ動きやすいような状況であったところと、なかなか最後まで年度末まで、どういった方を募集をするのか、施設自体ができるかできないかなという、農林のサイドのほうの話ですけれども、決まってなかったのがあるのではないかなというふうに思います。ですので、やはり両課それぞれもちろん同じ琴浦町としてやる話ですので、そこは統一感を持ってやっていただきたいですし、一般の方々なり、あるいは関係者の方に誤解を招かないように、ましてやフライングというようなことはあってはなりませんし、そこはきっちりと丁寧な説明を持って、予算が議決をしたら、こういうふうにしますよということをしっかりと言うべきではないかなというふうに思います。以上です。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
桑本始君。
○議員(14番 桑本 始君) 農林建設常任委員会ですけども、常任委員会には副町長が出られると思いますから、町長がおられる場所で言わなければならないと。さっきの同僚議員の6−13の以西の研修宿泊施設の継続をやります、私が。これは3月の中旬ぐらいに完成予定のものが、以西小学校の中に備品の機材が入っとって、大慌てで施工業者に取り計らったんが三、四百万ある。余分なものがついて七千何百万になっちゃったんです、これは。だから、3月の28か29の引き渡しに変わったんですよ、現実は。それはいい、それで。
私は、研修施設を以西につくることには反対していません。ところが、町長、町長に就任をされての引き渡しですから、これの大きな失敗は、竣工式をしなかったということになんですわ、私は端的に言うと。それで、その終わった後に、JAの役員さんや隣の1市4町の町長や市長や、またほかのある会合で別の町長さんと話をしたら、5月、6月になって、琴浦町はそういう施設をつくっとうだかいや、全然知らんがな、新聞にも書いてないがなと。それは30年度になってから
ホームページは上げられたでしょう。ところが、マスメディアをたたいてないから、やはり琴浦町が鳥取県の35町村でも、その時点において1カ月ぐらいはその研修施設を
ホームページやインターネットで上げられるまではわからなかったと思うんですよ、誰も、琴浦はこんなもんつくっとるって。これは大きなミスですよ、町長。それで、私は副町長に言ったのか、農林水産課長に言ったのか、なぜ竣工式を町長はしないんだと。早うやれや、1カ月おくれてもということを私は言った。ところが、町長の回答は、私は直接でなかったですけど、新しい新規就農者が1人来たときにバックで庁舎を出しますっていうようなことで、何を考えてるのだって私は思ったですよ、そのときに。
それで、やっぱり今いろいろ29年度予算ですから、30年度になってからはやっておられて、コンパクトにつくられて、庁舎の絵も出されて、この間も30年度予算でビッグシップが云々、農業人フェアに行かれたでしょう。それは30年度にやられよる。それから、大阪のふるさと会議支援センターの情報センターにも、200万だか300万してPRを持っていった。そんなんは30年度予算でええだけど、そういうことは今やられていますけども、いまだに来ないというのは、県下においても、それは山陰地方でも島根県下においても、全然媒体の新聞でPRされてないということに対しては非常に私は失敗だったな、町長はと私は思ってるんですよ。どう思われますか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 竣工式をしなかったことが失敗だったかどうかということでありますけども、相談を受けたときに、今おっしゃったような話でした。竣工式すべきでないかという話があって、それはやっぱり見ばえといいましょうか、誰かが入るところが絵になるほうがいいんじゃないかと。募集をかければ来るという、そこが甘かったと言えば、そのとおりかもしれません。来て、それで誰かが入るときに鍵を渡すとか、こういう施設ができましたよということで行こうということを相談を受けて、そのように指示はしました。それが募集がなくて、いまだに竣工式をしてないということで、ただ、竣工式が報道で出れば、それも一つのPRの仕方だとは思いますけども、その点、見識というか、少し失敗だったと言われれば、その言葉は受けます。
○議長(小椋 正和君) 桑本始君。
○議員(14番 桑本 始君) 確かに私が会った県下の首長さんでは評価されてるんですよ、琴浦がそこまでつくったというのを。それとあわせてJA鳥取中央が評価した。それは琴浦町単独でやられるですかって言われたんですね、常務が。それで、いや、それば農協さんの生産部とか云々の形だったら、JAにも相談があると思いますよと私はそのときには言いましたけども、県下の知っとられる首長クラスでは、今だったらもう
ホームページに上がっとって、見られたらわかっとるですけども。それまでには全然知られんかったのを情報の伝達を私がしましたから、隣の松本町長なんかはびっくりされたわけです、そんなことをやるっていうことは。
そういう形の中で、いい面をやられとる分はPRできなんだというふうに非常に私は残念に思っておりますし、それからこれは町報でも出されたと思いますけども、町民は知っておりますけどもね。それは、今の十二分に大阪の会議情報センターの情報で予算もつけられとるですから、そこを職員が行ってでも営業努力をしながら、それは1人でも2人でもつかめてこないけん。それがただ一つの品種になっとるから、これは問題もあるかもしれん。だけど、その生産農家しか受け入れができてない。ほんなら、ネギやブロッコリーはって言ったら、これから産品をつくりますということだった、農林水産課は。農業体験というのは全国どこでもやっとることだ、そんなもんは。農業体験で来て、はい、定住しますわ、移住しますわなんてなったら、こんな簡単な話はない。全国どこでも金太郎あめのように農業の移住・定住はやってる、農業体験は。うちが珍しいことはない。そういうことをつかまえて、真剣に営業努力をやっていただけますか、町長。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 先ほど川本議員のときでもお話ししましたが、営業努力しなければ部屋が埋まらないということは十分に考えておりますし、何をすれば、あるいはどういう農業を希望されるのか、琴浦の農業は何に特徴があるのか、そういうやはり宣伝といいましょうか、おっしゃるように、いい取り組みでも宣伝がうまくいかなければ誰も気がつかないということを反省しながら募集をかけていきたいと思ってます。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 同じ質問でありますが、その以西の宿泊施設のことについてお聞きします。
仮に万が一、万が一と言ったらおかしいですけども、お二人が入られたとした場合には、5部屋のうち2部屋しか入らない。このまま今年度は、30年度が終わった場合には、国の費用も入ってますけれども、補助金の会計検査とか、その他で利用活動が50%以下というような形で補助金返還その他が生じるのかどんなか。それから、万が一誰も入り手がない、1年間ゼロだったとした場合には、補助金返還はどうなるのかをお願いしたいと思います。
金額は約7,000万弱ですけども、これには設計費が入っておりませんので、設計料を入れたら、たしか七千五、六百万になるはずです。それだけのものが入っておりますので、その点よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今の会計検査の話について言いますが、部屋が全部埋まらなければというところはあると思います。地域おこし協力隊2名だけで終わりという話ではなくて、それは一つの手段が地域おこし協力隊2名ということで募集してますけども、先ほどから申し上げてますけども、それ以外にも入っていただきたいということでの努力をしておるところでありますし、会計検査が仮にことし来て、今入ってない状況になったときに、今がゼロだから、すぐに補助金返還ということは、私はそんなふうにはならないと思っています。それは、今こういう努力をしてやってるということがあっての話で、何もしてなければ、それはそういうふうに追及されてもいたし方ないことではありますけれども、努力をして、そして生産者も含め、地域の人も含めてこういうふうにやっている中で、結果こういうことになってるということがあれば、即返還ということはあり得ないと思ってます。今までの会計検査とのやりとりも含めて、目的外使用をしなければ、また目的に沿った使い方をしていくという努力をし、そして人が入ってくるということでの目的を達成することを何年かの間にやっていくということがこの事業の目的だと思ってますので、即入るのは、もちろんそれが一番いいと思ってます。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 今、町長は、2人募集、私は、5部屋あるのに現在は2人しか募集してないという感覚でおるんですけども、あと2人以外にも今募集しておられるんですか。具体的にどういう職種を、どういう方を募集しておられるのか、お願いいたします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 地域おこし協力隊2名の募集です。今回の9月補正で、今おっしゃったように、部屋の数だけの人数で増額をして、募集をかけるという予算要求はありました。2名が埋まってないのに5名が埋まるわけがないと。まずは2名を先決で埋めていくことを考えないと、枠があるから来るという話ではないだろうという話をしました。それは地域おこし協力隊で全部埋めるというんだったら、そういう話だと思います。地域おこし協力隊は一つの呼び水であって、ほかに何があるかということで、この前議場でもお話ししましたけども、酒米をつくって地域で酒をつくるというような募集の仕方もあるんじゃないかということで、ほかのやり方、それと養鶏の関係で団地ができましたので、今そこの会社にもまだ全て鶏舎に入る人が決まってないということでしたので、町外の方が来られるようだったら、ぜひ使っていただきたいということでのお話もさせていただいておりますし、地域おこし協力隊2名だけで終わってる話ではありませんので、御了解願いたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) そうしますと、酒米でお酒をつくるとか畜産をやられるとか、そういう方がこの宿舎に入っていただくということで募集を今これからかけられるということですか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 地域おこし協力隊ではありませんので、募集という、地域おこし協力隊の募集の仕方、2名のうちの1人が酒米という話はあるかと思いますけども、実際に動いていってる養鶏の話であれば、ここは行く行くは認定農業者にしていくという構想で鶏舎をつくって、あるいは運営を考えられてるんで、なぜそういうところにもっと早く農林水産課は声をかけなかったのかというところはあります。声はかけていたけども、まだ鶏舎ができ上がっていないということもあったというふうに聞いておりますけども、やはり声を上げなければ誰もそこに反応しないということでのお話だと思ってます。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 私は、款項目で言えば5、農林水産業、項、農業費、目、農業総務費、評価表で言えば6−3と4です。事業名は、農業研修施設あるいは広場管理、一般町民からすれば、ここに上げられてる公園は普通の都市公園のように思われるかもしれませんが、農林水産関係の予算でできたので、こういうふうなことになってるんだろうというふうに思います。
そこで、お尋ねなんですが、事業目的の1、人件費、白鳳館27万、水辺公園、読みはこれでいいですね。45万、あと43万1,000円、16万8,000円、7万7,000円、この5つあるうち上の2つは、備考欄、管理人ですね。3、4、5番目の大父とか八橋とか逢束は管理委託ですから、恐らく受託グループが、少なくとも個人じゃなくてグループが受けてるということで、それなりの妥当性はあると思いますが、ここの白鳳館管理人に27万、人件費です。それから、水辺公園45万、人件費です。それが解せない。光熱費はわかります。白鳳館は、それなりに使っておられますので、またこれから伸びることと思います。
それで、右のページの6−4のところには、設備、保守点検云々ありますから、水辺公園がゼロということは、これは設備じゃないということですね。屋外だろうと。そうすると、その他消耗品、通信運搬費、使用料等で水辺公園22万9,200円、消耗品、借り上げ料、これらは何でしょうか。これらを説明していただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今御質問のあった細かいところについては農林水産課長に答えさせますが、これは公共施設という形で町が管理運営ということでの委託したり管理に出したりということで、それぞれその時々の背景があって今こうなっとるということで、ここが結局189ある公共施設をどうするかという一つの問題になってくると思ってます。誰が管理するのか、なぜ町がこれを管理しなくちゃいけないのか、きっかけは農林水産省の事業でやってのスタートはあります。ただ、それから何年かたっていく中で耐用年数も過ぎていくとすれば、今後どうするのかというのが公共施設の管理計画の中で検討していかなくちゃいけない問題だとは思っておりますが、中の詳細については農林水産課長に答えさせますが、細かいところは、きょう出なければ、また資料として出させていただくということでお願いしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 済みません、ちょっと細かいものは手元にございませんので、後ほどまとめて提供させていただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) それでは、農建の委員会のほうでお願いしたいと思いますが。
そうすると、細かいことはわからないでも、人件費のところです。管理人、そして管理委託、この区別があるのはどういう理由からでしょうか。個人と目されるものと、それから団体と目されるもの、この委託先が2種類あるのはどういうことでしょうか。これは詳細がなくてもお答えできるんじゃないかと思いますし、またできれば管理人の名前もおっしゃっていただいたらありがたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 管理人、管理委託ということでの詳細については、農林水産課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 済みません、ここの備考欄の記載ですけれども、ちょっと正直管理人委託ではないかというふうに思いますので、そこの確認も含めて後ほど正しいところを回答させていただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
ここで暫時休憩したいと思います。13時30分から再開したいと思います。
午前11時50分休憩
───────────────────────────────
午後 1時27分再開
○議長(小椋 正和君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
まず最初に、小西農林水産課長より午前中の答弁漏れについて答弁がございますので。
小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 済みません、
事業成果説明書の6−3、6−4の研修施設の広場管理等の中で、人件費につきまして白鳳館と水辺公園の備考欄に管理人という記載があるが、これについてということです。白鳳館と水辺公園につきましては、賃金として支払いをしておりまして、白鳳館につきましては、米村美知子さん、それから水辺公園につきましては、山ア肇さんにお支払いをしております。白鳳館につきましては、月額2万2,500円の12カ月、業務内容といたしましては、鍵の貸し出しと館内の清掃をお願いしております。水辺公園につきましては、月額3万7,500円での12カ月ということで、こちらのほう水辺公園の芝生がございまして、大体1.2ヘクタールあると。そちらの管理をお願いをしております。清掃管理をお願いしております。
また、6−4につきまして、その他消耗品費、その他の部分ですね。水辺公園の22万9,200円の内訳ですけれども、こちらのほうは除草剤、それから殺虫剤、芝の管理関係の除草剤と殺虫剤と肥料と芝生の管理用の機械、こちらの借り上げ料ということになっております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 次に、112ページから118ページ、款6、商工費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 済みません、成果説明書のほうでいかせてもらいます。4の7ページ、船上山さくら祭り運営事業ということで155万7,000円、それほど上がっております。この中で成果と課題というところで読んでみたいと思いますけど、キャラクターショーにかわり町民の芸能発表を充実した。これにより駐車場不足等のトラブルが激減しましたっていうことは、これはキャラクターショーから町民の芸能発表に変えたことによって来られる台数が少なくなったって、額面どおりにとれば、そういうふうにとれるんですけど、どういうことかというのをちょっとよろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 船上山さくら祭りのところで、キャラクターショーから町民の芸能活動にというのは、これは来られるお客さんの来場の仕方が変わったということの意味だと思いますけども、補足説明を商工観光課長にさせます。
○議長(小椋 正和君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 大平議員御質問の成果と課題の部分ですけれども、来場者数は若干減っておりますけども、大きくは減っていません。ただ、キャラクターショーをやっていましたこれまでについては、そのショーの時間にあわせてみんなが一斉に車が上がってくるということで、駐車場なりシャトルバスなりで結構なトラブルがあったということを聞いています。そのあたりがちょっと緩和されたかなというふうなことで、こういった記載の仕方にしております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 言っとられる意味はわかりましたけど、やはり興味を持って上がってもらう取り組みというのも私は必要だと思います。そういったことで、キャラクターショーをなくしたことによって、芸能発表ですから、それは上がったときに見ておられて、若干減った程度で済んだということですけど、やっぱりこういうキャラクターショーなり、ほかの取り組みでもいいですけど、何か、交通トラブルというのは、それはそれでほかの取り組みも考えてもらいたいわけですけど、やはり人が上がってきてもらうような、交通渋滞というのもあるかもしれませんけど、そういうことをすれば。やってほしいわけですけど、そのあたりはどうでしょう。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) さくら祭りということで何年やっております。その都度イベントといいましょうか、舞台の内容が少しずつ年によって、その年代によってといいましょうか、時代の背景を受けて変わってきてるということだと思います。お客様にたくさん来ていただくために何がということもありますし、何のためにと言ったときに、町民が楽しくやっていけるということも一つの目的だと思います。その都度そのときの催し物を考えていきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 商工観光全体についてちょっとお伺いしますが、
事業成果説明書の総合評価のところを商工観光で見てみますと、Aがゼロで、Bランクが10で、Cランクが9で、Dランクが2で、Eが1と、合計22になってるんですけども。中のいわゆる評価と合計得点もかなりアンバランスがあるようですし、つまり商工観光の事業そのものが基本的な形として方向性を考えるようなことを示唆しているんじゃないかというような感じを受けるんです。その点について、地方創生やいろんな形で事業を組んだり、いろいろするわけですけれども、そういうところのまず基本的な観点を町長はどう見ておられますでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 商工観光の所管課の評価ということで、これはこの議会でもいろいろと話題になります。その担当課が自己評価をした評価ということでありまして、これはそれを横並びにしてどうかという評価ではなくて、今、自分のやっている仕事はどうなのかということを振り返るという意味で、私はこの自己評価という点で各課の評価が出ておると見ております。それは、自分に厳しいかとかという、そういう意味で少しバランスがあるとは思いますけども、それは事業を、いま一度自分の課を見直すということで見てるということで評価というか、それを見て私はいきたいと思っております。
今御質問のありました商工観光の基本的方向性が見えてくると言われる意味が少しどういう意味なのかというのが理解までできてませんけども、いずれにしても、商工観光ということで町がどういう方向性を示すかということについては、今この時点でやっぱり考えていかなくちゃいけない時期に来てると思っております。関係人口のこともあります。観光、そして移住・定住、それが全てこの商工観光課の中に入ってはおりますけども、どういう方向性を見ていくかということは今考え直す時期に来てるというふうに思っております。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 認識的には町長も私も、そういう認識になってるのかなということが今のお話でわかったんですが。例えば4−2と4−3を同じページですから比べて見ていただいたらわかるんですが、4−2のページは、ここんところは合計点か25点で、総合評価はBなんですね。隣の4−3のところを見ていただきますと、合計得点24点で、総合評価はCなんですね。ですから、こういう数値化をして、それを評価をして、客観性を持たせてどうこうするかというのがこの事業説明の売りなんでしょうね。だから、それがそういう点で言って本当に機能をしているのかどうかというところは、必ずしもそれは運用の仕方によって大きく現実とは乖離したような結論になる可能性というのは、こういうところにも出てるんじゃないかと思うんです。そういう点で、こういう評価の方法ということについて、余り歴史はないんですけれども、改革のメスを入れるべき課題になってるんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 所管課の評価ということで、先ほど言いましたように、自分の課で今やっている事業がどれだけの効果をあらわしているのかということでいけば、確かにこの評点で言ったときに、今御指摘のある25点と24点という点数だけでいけば、同じ評価にならなくてはいけないけど、BとCとつけてるということは、何か担当課で思っているところがあると思われます。まだそこのところはそれぞれ個別に聞いてるわけではありませんけども、これをベースに来年度予算の要求のスタートということで、Cであるんだったら何が不足なのか、何が足りないのか、それを予算化することがあるのかないのか、あるいはもう目的を達成してるから、この事業はやめるんだということもある場面もあると思います。これを基本にして来年度予算を考えていくための一つの資料と考えてます。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) いろいろ評価の仕方とかというのは、自己評価も含めて大変難しい問題だと思うんですけれども、こういうことをやっているから、ちゃんとやってるんだということにもならないような感じがするんですね、この結果を見る限りにおいては。そこんところで言えば、さらに中身を精度を上げるなり客観性を持たせるなり違った方法に切りかえるなりというような形を考えていけないのじゃないかと思います。
それで、私は、地方創生や商工観光について少し方向性を根本から考えてはどうかというふうに思うんです。それはなぜかというと、なかなか成果が上がってないというのは、要するに企業誘致を含めて呼び込み型になってるんじゃないかと。呼び込み型がイベントをやって線香花火を上げても、それが一過性になったり、いろんな形の中にあって、地域の中に根づいて、地域の活性化につながっていってないんじゃないかなと。それよりも、要するに基礎体力をつけるというか、内発的にうちから力をつけていくような発想の転換というか、そういうような切りかえも考えるときじゃないかと。そういうことを教えてるんじゃないかというように思うんですが、町長いかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) とかく事業、今までのことを今までどおりにやっていると、こういう話が出てくると思っております。ここでみずから考えるということが必要だということで、今の自己評価ということをして、一番大事なのは、おっしゃるように、何をすればいいかという、考えるということを職員に求めてるところであります。今までどおりにやっているのが一番簡単で、去年並みにやってるのが一番簡単な話です。イベントを1回やれば何人集まった、集まった人数が評価になるのかでは、今まではよかったかもしれませんけども、おっしゃるように、その効果は何に求めてやるんだ、そのためには何をするのかという、みずから考える、あるいはみずから考えるのにあわせて、観光とか商工の場合だったら商工業者という方がいらっしゃいます。商工業者が何を求めているのかということが一つの方向があるかとは思っております。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) それでは、先ほどの流れで申し上げます。款は6、項は1、目2及び3でございます。評価表に従えば4−1からでございます。
4−1、グランサーモンのブランド化ということで一生懸命なさってますし、またこれからイベントもあるということは存じ上げております。1つここに地域ブランド化で陥りやすいわなというのがありまして、その項目が1、よく聞く売り文句、日本一の何々、2、いいかげんな地域商材選定、3、何となく地域の名前を使ったブランド名、4、デザイン化されたロゴ、5、きれいな写真を使った大型ポスター、6、中身のないウエブ、7、東京の一等地でのイベント、こういうのが、対策はもちろん書いてあるわけですけれども、言ってみれば、そういうやり方、いわゆるコンサルに任せたら、そういうふうになるよという例でございます。この4−1も、ある意味では、それに従ってるというふうに思われるんですが、その辺はいかがかなということ。
そして、あわせてブランド化ということで言いますと、4−3、琴浦の商品販路開拓ということで大乳が目立ってますけども、やはりこの大乳の場合は、ことし5月、あれは「週刊新潮」でしたか、日本で一番栄養になるというふうなタイトルでリポーターがやってました。そのリポーターが書いてたのは、やはり東京の場合に、商品スーパーで成城石井というのがあるんですよね。高級品ばっかり扱ってる。同じ牛乳を扱っても、高いけど物がいい。そこに大山乳業の商品がある。そこでそのリポーターも知ることができたと。全く関係ないフェイスブックでも、東京の人が大乳のコーヒー牛乳、うまかったと。そんなんどこにあった。成城石井ですよと。ある意味で、これはブランド化になってると。成城石井で取り扱われてる大山乳業の商品群、あわせて成城石井では、大山バター、これを大山乳業に委託してつくらせてる。これがまた手づくりの貴重なもので、評判がいい。もちろんその成城石井というのは、親会社はローソンなんですけれども、独自のブランド戦略でやっております。
そういうところに乗っかる商品こそ、やはりブランド化を目指すものだと。大山乳業ばっかりやってとってもしようがないですけれども、「鷹勇」でも大分ネットで日本酒としては普及してますし、あるいはちょっと観点を変えれば、チュウブの芝ですね。これは甲子園に行ってますし、この間も関西の鳥取県出身者の会合でチュウブの会長が講演されてました。そしてまた、大学生のアメリカンフットボールの選手権のときに、甲子園の土のところは芝生がないので、そこを芝生化した、人工芝じゃなくて天然芝でやったのがチュウブの子会社というふうなことで、完全にチュウブの会長が言っておられるように、日本での芝のブランドとしては通ってると。そういう琴浦町には全国区のブランドがあると。そういうブランド化こそ目指すものではなかろうかというふうに思います。
グランサーモンについて言えば、やはり大乳とか芝とか鷹勇、固有名詞でもいいですよね、そういう日本酒であるように、やはりそれなりの特色があって全国区になれる、なることのできる商品の開発、そしてそれのノウハウは、それぞれの会社からそれこそ伺うようにすればノウハウはあると思いますが、そういったやり方のほうがいいんじゃないかと。ただし、この4−1に書いてありますように、この間の町長のお言葉をかりれば、近説遠来ですか、とにかく地元にとりあえず認知してもらわないといけない。それから、地元がやっぱりブランドというか、ギンザケを認めなきゃいけない。その上での全国展開ということになろうかと思いますが、やはり品質のほうで大乳あるいはチュウブあるいは鷹勇さんなんかを参考にやられたほうがいいんじゃないかなと、これは意見でございます。それについてどういうふうに思われるかということですね。
それから、4−4、一向平のキャンプ場の件ですが、ここで私も若いときにはよく歩いてましたので、大山の川床から大休峠を通って一向平へ出てくると。このときに困るのが、マイカーで行けば、とりに行かなきゃいけないと。昔は代行というのがなかったんですね。今、代行というのがありますので、例えば事前に一向から川床、川床から一向へというルートの人があれば、代行をサービスしますよと。それも琴浦町の代行がサービスしますよというふうなPRがあってもいいんじゃなかろうかというふうに思います。これは実体験からそう申し上げます。
次、4−5の一番最後、成果と課題のところに次年度に向けての課題と。道の駅「琴の浦」のスマートインター間、これを生かすということが出ております。これは同じく4−11でも触れられております。4−11でも成果と課題に、道の駅「琴の浦」のスマートインター化を生かして交流人口の増加を目指すと。これは、まさにそのとおりだと思いますが、ここで出たところ、いわゆる9号線に出たところで、結局今の八橋地区あるいは赤碕港の地区、このあたりがピックアップされるというか、PRできるようになる。そこでやはり全国区のものを探してPRしていただきたいと。そんじょそこらにあるようなものを出しても、これは関係人口、交流人口に結びつかない。やはり全国区のものを提示して、赤碕、八橋にある全国区のものを提示するという必要があるんじゃないかなというふうに思っております。
続いて、4−7、先ほど同僚議員もなさいましたが、ここで地元のカラオケ大会とか何かで、それなりの人は集めたというふうにあるんだけど、このさくら祭りは町外人口を流入させなきゃいけないんじゃないかなと。町内の人間が来ててもしようがないとは言いませんけども、これは、それこそ公民館事業になってしまう。だから、ここで評価はCでございますけれども、Cなりに町外の流入があるようなことを考えなければならないのではないでしょうかというふうに思っております。
次、4−12、これは白鳳祭のことですが、事業対象は地域住民ということになっておりますが、これはどこかに流入人口が書いてありましたかしら。ないと思いますので、もしもわかれば来場者数、これは常にカウントと一つだと思いますので、このピックアップは必要だと思います。
4−13、これは、きらりタウンの、あるいは槻下住宅団地ですよね。ここもやはりPRがどうなんでしょう、従来東伯町の場合は県職の方が東伯町を選ぶというのがあったんですね。いわゆる県内での転勤がありますので、その場合に住宅を旧東伯町に求めれば、転勤があっても住宅をかえる必要はないと、それで建てた方もいらっしゃいますが。そういったことをもう少しPRしてもいいんじゃないかと。確かに山陰道ができたにしても、中間点は北栄町になるかもしれませんが、北栄町には生活の基盤がないというか、生活の中心地がない。その点で言うと、琴浦町では若干西に位置しますけれども、やはりある程度生活の満足度が上がるような場所ということで、従来から県の職員の方の定着があったのではないかなというふうに、これは個人的な見解ですけれども、考えておりますので、特にこれから先、県職へのPRは有効じゃないかなというふうに思います。
あと一つお願いします。4−16です。これは琴浦町出身の県外者ということで交流をされてるということなんですが、申しわけございませんけど、こういう県人会というか、琴浦会ですね、大体年齢が高いんですよね。よくフェイスブックで見ていると、若い鳥取応援団という方が東京を中心にして、必ずしも鳥取県の出身の人じゃないんですけれども、鳥取県を応援しようというグループがあるんですね。だから、やはりそういったところにアピールする、あるいは琴浦会を開くけど、来てはいかがですかというふうなお誘いがあってもいいんじゃないかと。そういうふうなことも考慮していただいたら有効になるんじゃないかなというふうな意見でございますので、これは御感想をお聞かせ願えればありがたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 全体的な話は私のほうでさせていただきますけども、細かいところでの1つは、白鳳祭の来場者数と、それから琴浦会のこの2つの点について補足説明は商工観光課長からさせます。
ブランドということで言ったときに、ブランド戦略ということで、ずっと私も畜産関係でもそういうことをやっておりました。オレイン55とかっていってやっておりまして、電通とか、そういうところを使って宣伝をしておりました。それが一つの仕事ということで、先ほどの質問にもありましたけども、何かを1回やってからどうだとかということでの実績と思ってやっておりましたけども、やはりそこは一つ限界があるなということを思って今仕事をしておるところです。
それで、先ほどからお話のありました成城石井の話も、ずっと以前から出荷はされておりましたし、おっしゃるところの高級スーパーということでのそういうブランド的なところはありました。いかにそれを拡大していくのかということで、3年間委託をして販路開拓を願ったところですけども、無理してひっつければ週刊誌に取り上げられたのも、そういうこともあってのことかと思いますし、日本一という名前をいただいたということは非常にありがたい話です。まさに日本一ということが電車の中の宣伝でも出ていて、みんながそのことに気がついて、何だ、日本一の鳥取の牛乳ってということでなった。まさにブランドということは、そういうことだとは思いますが。
今、町内には、そういう意味では宝が、本当においしいものだとか、それから私たちはなれてしまってるんで、そんなもんかとは思っておるものが、ほかから来られたら、すごいと思うものが幾つもあると思ってます。それは食べ物でもありますし、それから先ほどお話のあった自然ということで、琴浦町は山があって海があってということで、一つの町にそのワンパッケージがあるというところは、そんなにはないと言われれば、ああ、そうかなと思って、魚がとれて、肉が、牛乳が、自然があって、キャンプ場もあってということで、この小さな宝なんだけども、いかにそれを磨いていくかということが今後まさに商工観光の目指す方向だと思っております。
それを今まででしたら農産物は大量につくって市場に出すということでの市場評価をいただいておったのが、もう高齢化になって、そんなにたくさんはつくれないとなったときに、いい品質のものを、いかに100円のものが200円で売れるかとか、ことしの梨がそうだったようです。非常に品質がいいから高く売れたということを言っておられましたけども。もう量よりも質、値段、まさにそれがブランドだと思います。そういう形で進めていきたいなというふうに思います。
そういう形で言ったときに、食べ物を、あるいは味を外に出していくということが一つありますけども、先ほどおっしゃっていただいた近説遠来という、近くが喜ぶ、自分が食べて、おいしいと思うもの、こんなにおいしいんだよといって人さまに教えて、そして来ていただくということが交流人口になっていくと思いますし、なれてしまってるんだけど、ふと考えれば本当にいいものがたくさんあるんだっていうことを思っておりますし、そこは知恵の出しどころだというふうにも思います。また、それがこれから我々ができるところ、狙いどころだと思います。
祭りの話もありましたけども、さくら祭り、白鳳祭の話が出ました。この成果表でいけば船上山さくら祭りは第26回、それから白鳳祭が第27回ということで、26年、27年と長年やるということ、これも一つのやり方だとは思います。長くやるということが宣伝をしていくということで定着するということにはなると思います。
ただ、私は思うのは、ちょっと新しいことを入れなければ、今までどおりにやっていたら陳腐化してしまって飽きてしまうと。まあまあ毎年やってるから行ってみようかということでは動員人数、交流人口でもそうですけども、そんなには伸びていかないだろうと。何か新しいことを考えないとだめになってしまうんじゃないか。ただ、そこに役場がどれだけのことができるかということも考えなくちゃいけないというふうに思います。
長くなりましたけども、白鳳祭来場者数と県人会。県人会の対する関係で一つお話をしておきたいと思います。これ県人会、それから琴浦会なんかもそうです。同窓会もそうです。今までの流れとすれば確かに年をとられた方が多くなって、新人会員が少なくというのは、これどこもそうなのです。一つの仕事をし終えて、そして仲間が集まってということで同窓会だとか、県人会だとかというのが開かれていて、若い人が入りづらい感覚があったかと思います。一定、私は年長者の方がお話しされるのを聞くのは楽しみだったんですけど、最近はそういうことを聞くのが何かちょっと嫌だということで参加される方が少なくなってきたということは聞いておりますけども、これちょっとこの決算とは関係ないんですが、そこで前振りをしときたかったんですけども、ことしちょっと違う形で若い人が集まるような取り組みも始めたということもその紹介をさせたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) まず白鳳祭の来場者数ですけど、約6,000人ということで公表して。
今、町長のほうからありましたとおり、琴浦会についても高齢化が進んでいるという話なんですけれども、押本議員おっしゃられるように若い世代の方に一緒に参加しませんかと声かけもこれまでやってきてるんですけど、やっぱり参加されてもすごく居心地があんまりよくなかったりとかというようなことがあるのずっと私も見てきまして、ことしは20代の子たち、若い世代だけを集めて別の取り組みをしたいなということで、今月の頭ですね、関西のほうで第1回開いております。Uターンとかの情報も行政が直接ダイレクトに若い子に、県外の子に送ってもなかなか目にとめていただけないということがありました。そういったネットワークを使っていろんな町の情報流していけたらなということで、始めたばかりの取り組みですけれども、今後ちょっと進めていきたいと思っております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。簡潔によろしくお願いいたします。
○議員(4番 押本 昌幸君) 非常に簡潔にやります。ありがとうございました。
特に琴浦会の若い人へのアプローチということで、これは今年度ですよね。ですので結果が出ることを期待しております。よろしく。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
手嶋正巳君。
○議員(11番 手嶋 正巳君) 成果のほうでいきますと4−13ですね、きらりタウンの分譲の件でちょっとお尋ねしたいと思います。この資料で見ますと販売状況ですね、これは27年度が8戸ですか、それから28年度が9、それから29年が4と、こういうふうになっとる。これ実績だと思いますね。
心配するというわけでありませんが、まだ残が47残っとるということになっとるわけですね。ということは確かにあそこは駅南もええぐあいに整備されとりますし、山陰道も近いというような非常にいい条件もなってはおるとは思いますが、今の経済状況等見ますとこの47がそう簡単に売れないのじゃないかなという心配をしとるわけで、それで質問させていただきました。
ただ、私のこの記憶間違いがわかりませんが、何年かでもし売れ残った場合というですか、で町が買い取らないけんやなことを聞いたような記憶がありまして心配しとるわけですけど、その辺についてお願いしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) きらりタウン・槻下団地の定住促進事業で、これ担当課、商工観光にはなっとりますけども、今の御質問はどちらかというと総務課のほうになると思いますので、いえいえ、総務課のほうに答えさせますが、きらりタウン、県の住宅供給公社との関係で、ちょっと私も何年かというのは記憶しておりませんけども、いずれ時期が来れば売れ残ったものはおっしゃるように町が買い取らなくてはいけないという時限があるということは承知しとりますし、今いろんなことをやっていく中で定期借地権というようなこともあって少し伸びたところはあります。経済情勢によってのこともありますが、47なるべく全て完売できるように努力していきたいとは思っとりますが、補足説明を総務課長にさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 手嶋議員の御質問であります。一度県の住宅供給公社のほうと話をして期間のほう延長なっておるというところですが、ごめんなさい、ちょっと今、私の手元にございませんので、後ほど報告をさせていただきます。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) 今、琴浦会の話が出ておりましたけど、24年もたてば最初の目的というものが大きく変わってきたんじゃないかなと思います。最初、赤碕会の中で地元出身者の人が関西、それから関東のほうにおられるということから、やはり何かの情報を地元にできることはないかなというのがもとであります。それでずっと来まして、24年もたつと60の人ももう70何ぼになる、80になるいうようなことになります。それでふるさと創生の分でもこの琴浦会の会員さん自体からかなり地元を応援するよというようなことで大分出てると思いますので、それでこれから先引き続きやっていくか、やっていかないかは執行部のほうで決めてもらっていいと思います。やはりそういう地元を大事にするという心をもう一度考えていただきたいということで、これは要望ですが、町長の考えはどうですか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 東日本、西日本の琴浦会ということで、実は私は東日本の琴浦会が立ち上がるときにたまたま県の東京事務所にいたもんですから、そのときは赤碕だったですけども、そのとき県人会というのがありまして、県人会の担当しとりました。まだ個人情報保護法もなかったので名簿というものがあって、それをそのときの町長さんが欲しいと言われて、赤碕出身の方の名簿をお渡しして、それで中心になる方がいらっしゃいまして、東京に、そういうことで立ち上がったというふうに記憶しておりますが、やはり時代背景ということがあって、当時、20年前になりますけども、やはり企業誘致というか、そういうことを一つの目標、目的にされてたと思います。出身者ということでの交流ももちろんあったとは思いますけども、こちら側からその会を立ち上げてほしいというか、要望はそこらあたりにあったとは思いますが、だんだんとやっぱりそういう点では時代が変わってきまして、企業誘致ということもままならなくなってきつつあります。大抵こういう会のときに一番最後に童謡の「ふるさと」を歌いますけども、3番で志を果たしていつの日にか帰らんという、そういう感覚と言ってはおかしい、そういうふうに会も運営されておりました。なかなか今、時代が変わってきて、会員も高齢化されてるということでありますが、琴浦に対しての思いというのはもうそんなには変わってないと思ってますので、この会をどうするかはまた会員の皆さんと相談しながら検討したいと思いますけども、今歌の「ふるさと」の話をすれば小・中学生に志を果たしていつの日にか帰らんではなくて、志を果たしにいつの日にか琴浦に帰ってきてほしいという思いであります。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 所管の委員会でありますけども、ちょっと1点だけお聞きしたいと思います。町長と代表監査委員さんに。4−10と4−11です。ポート赤碕の件と道の駅琴浦の運営事業ということですけども、これ町長、両方とも空き店舗が去年できとるんじゃないかなと思うんですわ。その状況と、あわせてこの管理運営状況がどのようになっているのか、監査のほうでもし指摘等々が、見られた部分がありましたら教えていただきたいと思います。
いずれにいたしましても一般財源の持ち出しがずっと運営費にかかわっておりますし、ここの空き店舗ができるということははっきり言いますともうからないから、採算合わないから撤退だというような部分で私は受けておるんですけども、その辺のことで例えば空き店舗ができないようにの施策というのも町長なり考えておられたらお聞きしたいと思います。
もう1点だけ、ポート赤碕のほうは入り込み客数が書いてありますけども、成果表のほうに、道の駅のほうが書いてありませんので、これは委員会で聞いてもいいかなと思っとったんですけども、参考までに皆さんおられますんで、お知らせできたらお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) ポート赤碕の運営管理、道の駅の運営管理ということでの入り込み数のあたりとか、それから空き店舗がどういう状況であいて、今それまでにどういうことをやってきたのかということについては商工観光課長に答えさせますが、いずれにしても道の駅が2つ併設して一つの町にあるというのはほかにはありませんし、今度12月、あるいは年が明けてからになるかとは思いますけども、スマートインターという形でそこの2つがつながってくるということを一つの契機として何か仕掛けていかなくちゃいけないと思っております。
この一般質問の中でもありました情報コーナーを何とかしなくちゃいけないとは思っとりますし、それとあわせてやっぱり空き店舗がどうするのか。下も上も大体漁協さんと農協さんとが2つ入って、同じ形のものをとってるということ、これは契約期間のことがありますので、そのことも含めてですが、同じものが2つあって、それでいいのかという疑問はありますし、こういう機会のときに何かを考えていかないといけないだろうというか、今この時期だと思っております。
補足説明は、商工観光課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 2つの道の駅の空き店舗についてです。済みません。正確な日にちとかが記憶にないんですけれども、最初に、ポート赤碕のほうの一番端っこのラーメン屋さんがあったんですけど、こちらのほうが撤退されるということお伺いしました。撤退までの期間がありましたので、その間にちょっと募集をかけたりということもしてきたんですけれども、応募がなくてというような状況でありました。
その後、物産館ことうらのほうのやっぱり一番西側の店舗ですけれども、タコ焼き屋さん入ってもらってたんですけど、こちらもちょっとやっぱり売り上げがというようなことがあって撤退の申し出がありました。それを受けて両方一緒に募集をかけたりということもやってるんですけれども、ちょっと応募がないもんで、個別にそういった空き店舗探しとられるところはないかなというようなことで商工関係者なり事業者さんなりということを相談しますと、相談はないことはないんですけども、なかなか最終的に決まらないということでいまだに空き店舗になっているという状況です。
それと物産館ことうらの入り込み数ですね。入り込み数、済みません、入れておりませんでした、成果説明のほうに。ちょっと手元にある資料が年度ではなくて年になっちゃうんで、若干違いがあるかと思いますけれども、平成29年の物産館ことうらの入り込みが28万1,579人ということになっています。これレジカウンターによるものです。以上です。
○議長(小椋 正和君) 山根代表監査委員。
○代表監査委員(山根 弘和君) 道の駅ポート赤碕と物産館ことうらのことにつきまして御質問いただきました。
昨年、観光協会のほうに現地に行かせていただきまして、その際に見せていただきましたけども、非常にいいロケーションといいますか、施設もちろん新しいですし、何とかここの道の駅を有効に活用していただきたいなという気持ちでおります。
空き店舗があるというのは、非常に経営面といいますか、収支面でもよろしくない状況でありますので、いろんな条件とかあると思いますけれども、場合によっては少し視点といいますか、幅を広げてでも可能性のあるところを当たっていただいて、少しでも早くお店が入るようにしていただければと思います。
それとせっかくのこのいい場所でございますので、ここから今後、スマートインターなり、あるいは現在でもいろんな観光施設とのアクセスといいますか、行けるような状況でありますので、ひょっとしたらそのあたりの道案内といいますか、看板とかが、一般質問のときもあったかと思いますけども、十分なのかどうなのかということもあると思いますので、そのあたりを検証していただいて、多くの方が来ていただいて、この道の駅を活用していただいて町内の観光施設等の立ち寄りがふえていければいいのではないかなというふうに期待をしております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 先ほど町長の答弁ありましたけども、この2つの施設というのが何の目的でここにあるのか、どういう役割を町の中で果たすかということが重要だと思いますし、その中で、これ2番目に聞こうと思っとったんですけども、きょうは全議員がいますので、おりますので、今の観光協会が窓口をあそこに持っていったということによってどのような効果があらわれておるのかということがこれにはちょっとわかりにくい部分がありますんで、その辺と、どういう相談を観光協会のほうにされておるのか。
それとこの最初に言いました目的という部分では、これは事業所は入られて、営利の目的で、ここに入居されとる方は商売としてやられとると思うんですわ。とあわせて町が一般財源の持ち出しというのがずっと続くということも今のところは事実ですし、やはりぜひ委託をして自主運営をしてもらう姿が一番いいのかな。
ただ、一般財源として補助、助成金を出す意味ということも、どうして出すんだということもあわせて、町長が先ほど言われたいろんな質問の中でどういう目的だという部分ということがあると思いますんで、せっかくの決算の場ですんで町長の思いもちょっと聞かせていただけたらと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 観光協会の道の駅がリニューアルをして移ったということで、情報コーナーができ上がって、トイレの横に併設されたということで、その効果はどういうところにあるのかということについては商工観光課長のほうから補足説明させますが、物産館ことうらの今おっしゃった町の持ち出しという部分、できたときのいきさつがちょっと私は十分に承知はできてないんですけども、向こう10年の契約になっておって、それでその契約内容ということでの持ち出しだと理解しておりますけども、今6年か7年だと思いますけども、そこを解消してまでやるのかどうかということが出てくるかと思います。リニューアルをしようとしたときですね。そこを出てくれという話はないと思いますけども、どういうふうに使うかというときにまた何かの負担とかなんとかという話が出てくるかと。結局は入居していただいた時点の条件が変わる話になってきますので、その分は、私から言わせればと言っては変な言い方ですけども、前の場所が非常に駐車場から遠いからということで、去年の4月に駐車場になりました。条件はよくなってるはずなんで、こちらからもそういうことも含めて、条件よくなって販売は上がってるんじゃないですかということも含めて条件というのはまたお話をしなければ、一方的にこっちがこうだというわけにもいきませんので、まさに入っていらっしゃる方との話し合いがまずはスタートだと思ってます。
○議長(小椋 正和君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 観光窓口のほうの業務ですけれども、これまでは役場の分庁舎の中にありましたので、1日の対応件数、数件というところだったんですけど、今は、月によって違うんですけども、1,000人から3,000人というようなことで対応をしていただいております、1カ月に。
主なことが道案内が本当に多くって、それも琴浦町内以外の、もう遠くで言えば岡山方面に行くにはどうしたらいいのかとか、あと県内、鳥取砂丘に行くにはここからどの程度かかるのかとかといった問い合わせのほかに、あと町内ですと何かイベントやってるときとかはそこの会場の行き方、あとおいしいお店はないかというような問い合わせが多いということで、それぞれすごく丁寧に対応していただいております。
ただ、そういった業務が非常に多くて、職員も少ない中で頑張っていただいてるんですけれども、おかげさまでそこで駐車場の立地がよくなったということもあり、物産館ことうらのほうの売り上げも前年対比伸びておるというようなことで、29年度は多分トータルで過去最高の売り上げになってるというふうにお聞きしています。でよろしかったですかね。済みません。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ないようですので、商工費については質疑を終わります。
次に、118ページから130ページ、款7、土木費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ございませんので、土木費については質疑を終わります。
次に、130ページから132ページ、款8、消防費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) そうしますと成果説明書のほうでいかせてもらいます。2−26ページ、消防費の中で空き家対策事業ということであります。決算額のほうでは263万5,000円ですかね、こういうことで上がっておりまして、内訳のほう見てみますとこれは除去に伴う例えば補助なり交付金というのが多分大半を占めているんじゃないかと思います。
そこで私がちょっとお伺いしたいのが、この中で報償費2万1,000円となってるところが多分空き家対策審議会の開催に係る経費じゃないかなというぐあいに思うわけですけど、例えば空き家のこの中でも書いてありますけど、危険な空き家というのが町内に71カ所、今は多分精査されればもう少しふえているんじゃないかと思うわけですけど、こういう空き家があって、審議会というのが大体何回開かれとるわけですかね。役場のほうには、私でも聞くぐらいですから要望なりというのは多分結構あると思うわけですけど、その都度こういう要望受けて開催されるような体制になってるのか私はちょっと疑問なわけですけど、そのあたりよろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 空き家対策事業についての御質問でありますが、空き家対策審議会が報償費2万1,000円がイコールになのかも含めてですが、そもそも空き家対策審議会とはどういう位置づけで、何を目的に開催されるのかも含めて総務課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 大平議員の御質問にお答えします。
空き家対策審議会のほうですが、役割としましては、一般質問でもありました空き家対策計画の策定、それから空き家の危険度というものをはかりまして、指示書、それから勧告等を行うべきかというものを行っております。
昨年につきましては1回行っておりまして、そこのところで特定空き家というみなしができるかどうかというものを一件一件写真、それから現場等行きまして決定しております。
委員の構成としましては、弁護士、それから建築士、行政書士、それから消防関係者というとこで5名を選任しておるところです。
○議長(小椋 正和君) 大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 1回ということで、考えてたとおりの回数だと思うわけですけど、やはり先ほどあったようにこういう指示書を出すとかって、そらいろいろ中で例えば計画なりを組んでもらうにしてもやることというのは多岐にわたっていると思うわけです。どんどんどんどん空き家ができてくる。それが危険空き家になる。それが果たして年1回でいいのか。町長、どういうふうに思われますか、その辺は。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 先ほど答弁を空き家対策審議会とは何ぞやということでいう話をさせていただいたのは、今、大平議員のおっしゃるように、これから数はどんどんふえてくるだろうということで、待ちでいいのかどうかということだと思いますけども、今第1回を開いたのは特定空き家を限定するがためにその1回を開いたということでちょっと私は理解しておりますんで、そういう点で案件が出てきたところで開く審議会なのか、それともこちらが積極的に開いていかなくちゃいけない審議会なのかということも含めて総務課長に補足説明をさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 空き家対策審議会につきましては、これを通して特定空き家というものを認定していきますので、回数は増加するほどふやしていかなければならない状況です。
ただ、昨年の状況をお伝えいたしますと、36件の方に審査をして通知をしました。それぞれ反応のある方、ない方ありまして、ちょっと非常に対策が困難だと言われる方が10名程度返事が返ってきて、次のステップがなかなか行政としても踏み出せないというところが今の現状になっております。御指摘のとおり、どんどん審議会をして、特定空き家と認定してどんどん通知を出すという方針を今後はとっていかなければならないとは考えておりますが、今の状況としてはそういう状態です。
○議長(小椋 正和君) 大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) 課長のほうが多分正確な答弁されたと思うわけですけど、やはりそういう実態があるわけですよ。ですからこの1回だけでしてないから、対策計画もなかなかできてこないんじゃないですか。私はスピード感持ってやってほしいわけですけど、町長、再度よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 平成29年度に1回というのは結果です。どんどんやっていけばいいと思いますし、審議会にかける案件がふえてることは間違いなくふえてる。それはこの前の答弁の中でも地震の前と後、今、平成30年度の数がふえてるという報告もさせていただいとりますんで、特定空き家の対象物件はふえてると認識しとりますので、待ってるわけではなくて、どんどん認定していく、あるいはその次の段階の手順を踏んでいくということになると思います。あるいはそういたします。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 済みません。私、総務ですけども、この空き家のことで同僚議員から質問がありましたんで、今の2−26、これ委員会のほうで聞こうと思ったんですけども、表が出ております。ランク分けがAからD、そしてその他で、合計で空き家ランク別箇所数ということで525という数字が出ております。これ
ホームページのほうにも載っとるということなので、これがいつからいつまでの調査での数字なのかというのをやっぱり明記しとかないと変に誤解を受けると思いますんで、せっかくですんで、今質問が出ましたのでそのことを教えていただきたいと思いますし、それと先ほどから出ております特定空き家というのはここのAランクのことなんでしょうか。その辺のことも質疑で出たときにこの表見たらどこに入るのかというのがありますし、もしかしたらこのAのもうちょっと上の部分が特定空き家というような今先ほどの答弁の中で、質疑の中で出たことなんでしょうかということをちょっと誤解を招いたらいけないので、あえてちょっと質問させてもらいました。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 評価表の2−26の表の中である525というのは、いつからいつというよりいつの時点で525あるということだと思いますんで、その点と、それからこの中のランク分けでAからD、その他となってますが、これとまた表現が違う危険空き家とは何をもって危険空き家とするのかということについては、総務課長で答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 川本議員の御質問にお答えいたします。
こちらのランク別調査につきましては、28年の3月時点ということであります。
それからランク分けのどこが特定空き家に当たるかということですが、こちらのほうはAは特定空き家に認定されるというふうなもちろん認識でおります。
Bにつきましては、程度によって、ここのBの程度もちょっといろいろありますので、そこを審議会のほうで確認しながらやっていくと。まだ改修して使えるんではないかというようなものもございますし、これはもう無理だなというものもございますので、そちらのほうで認定していくという形をとっております。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ないようでございますので、消防費は終わります。
次に、132ページから154ページ、款9、教育費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
角勝計介君。
○議員(2番 角勝 計介君) 成果説明書のほうでは15−41ということになると思いますけども、体育館の修理の件でちょっと聞きたいと思うんですけど、リニューアルも終わって、完了検査も終わり、引き渡されたものだと思いますけども、いまだに雨漏りがして、随分前からだというような話を利用者の方から聞いておるんですけども、これはどういうふうになってるんかというふうに思いました。町長、お願いできますか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 総合体育館の修繕についての雨漏り、具体的なことになりますので、
社会教育課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 村上
社会教育課長。
○
社会教育課長(村上 千美君) ここの耐震化のときには天井のみの修理ということで、屋根の部分のちょっと雨漏りの件ですけれども、どういう方向で直すかということの今検討している段階です。
○議長(小椋 正和君) 角勝計介君。
○議員(2番 角勝 計介君) 2億近い金をかけて大規模のリニューアルということ、修理をしたときにそれがわからなかったのかということと、あとなぜここまで放置されていたのかというのがちょっと理解に苦しむんですけども、町長、そのとこお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 総合体育館のこのつり天井で地震で一部落下したということでのそこの部分の工事をしております。おっしゃるように、どうも工事期間中に雨漏りの形跡があったという報告はあったそうですけども、それを工事に追加発注することをしなかったということを聞いております。非常に恥ずかしい話なんですけども、せっかく足場を組んでやっているのに何でそこでしなかったのかということが後になってわかったということです。
ただ、これ工事完成がしちゃった後にそのことを聞きましたけども、ほかにも何かふぐあいがあるんではないかということでもう一度よく点検をして、直すべきところがどこにあるのかということを見ながら雨漏りの、雨漏りというのなかなか原因というか、雨漏りはするんですけど、それを見つけるということ非常に大変な作業だというふうには聞いておりますけども、せっかくリニューアルをしておって、そのことができてなかったということは本当に申しわけないと思っとります。
○議長(小椋 正和君) 角勝計介君。
○議員(2番 角勝 計介君) 直すなら当然これはもう直さんと利用者の方には迷惑がかかるばっかりですからと思いますけども、その際にクレームであるとか、追加の工事費並みの費用で直せるというようなことなのか、それともまた新たな新規の契約で無駄といいますか、多くの費用がかかってしまうもんなのか、そこのところひとつ。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今回の29年度の総合体育館の耐震対策事業は、もう完結をしておりますので、追加発注ということはできません。工事をしてる間に枠組みをしておって、そこで天井に近いところの作業がしやすいことだったら追加発注ということはできますけども、今から中の枠組みを組んでということ、もう新たな工事になりますので、そういう点で雨漏りの対策、それともう一つは、床面が何か波を打っているという言い方も変ですけども、大丈夫なのかという指摘がありました。それも地下というか、はぐって中を見ないとわからないことがあるようですので、今それも含めて全体が新たな工事ということで考えないと、あるいは一遍でできないかもしれません。年度またいでの話、あるいは年度区切って何年かにわたっていうことになるかもしれません。それにしても専門家に見ていただいて、工事費として幾らかかるのかがはじいてみないと物が申せないというのが今の現状であります。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 角勝議員に誘発されまして、関連して質問したいと思いますが、同じページであります。総合体育館の天井修理とか、トイレ、温水シャワーというような形でやられたわけですけれども、私、バスケットボールのゴール板をクリア板にしないと公式なバスケットボールができないということを今議会でも指摘をしてるわけで、設計変更してでもやるべきだというような形で言っていたんですけども、直ってるんですか、これは。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今回の工事は、災害の復旧、何という工事名だ、起債。ちょっと今正式なものは出てきません。私もちょっと記憶しとりませんけども、つり天井が修繕しないと避難所とかそういうことにならないということでの起債を使ってのことでありまして、今おっしゃってる体育館施設のゴールだとかそういうものは対象になってなかった。それと緊急性があっての災害復旧ということでありましたので、一旦それが終わった上で、今ちょっと話ししました床面のバスケットボールのラインも今新しいラインという、新しいルールに基づいたラインにはなってないということですんで、そういうことも含めて追加発注というか、追加の工事を考えていかなくちゃいけないと思っておりますので、アクリル板のバスケットゴールには今なっておりません。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) これは地震が起きる前も私は指摘をしているんですね。それで総合体育館ですから、体育館としての機能をやっぱりきちっとしておかないといけない。バスケットボールの公式戦ができないような総合体育館なんて日本中にあるのでしょうかと。それは指摘をされてんのにそういうようなこういう地震の場合でも私が言った場合には工期が間に合わんとか、どうとかこうとか言うけど、工期なんて関係なくて、外で発注しといて、それを足場を取り払ってから取りつけりゃいい話なんで、それにトイレの改修だとかいろんなことも含めてやってるわけですから、問題はやる気の問題であって、そういうことじゃないかと思うんですが、いかがなんですか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) トイレの改修だとか、それからシャワールームとか、避難所運営ということでのそれが対象になるということで事業を進めていたというふうに認識しておりますが、ゴールをかえたからといって公式にはならないんで、床面のラインもかえないといけないということで、床面をかえていくとなれば、今波打っとる話はちょっと別にしても全体を床面を削ってやらなくちゃいけないということになれば100万、200万の話ではなくて、もう一つ桁が要る世界の工事になると。これは赤碕中学校の体育館の床面を削ったときにそれぐらいの費用がかかっとる。ちょっと具体的な数字は持っておりませんけども、それぐらいな費用がかかる、一部修繕ではないということであります。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 地震が起きて天井が落ちて、それを修理せないかんという災害復旧ということはわかるにしても琴浦町の総合体育館がバスケットボールのゴール板が木製のもので公式戦ができない。あるいはそういう議論をしてたら、いや、実は床もだめなんだと、だめな可能性もあるんだと。これ自体が総合体育館を維持管理してるというところに決定的な瑕疵があるんじゃないですか。こういうような状態でどうして町の公共施設を管理してると言えるんですか。ここんとこはどうなんですか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今その点を反省を込めて工事発注が本当に教育委員会でできてくるのかと、できるのか、これから。今までは新しいものをつくっていくということでの発注、それは従来のやり方をまねてそのままやっておればよかったんですけど、修繕だとか、機能アップしていくだとかという発注、入札、あるいは準備していくことになると少し技術的な、専門的な知識がないと、業者さんとのやりとり、先ほど言いましたけども、雨漏りをしてるよという指摘を受けてもどうやったらいいのかわからなかったというのが現状だと私は思いますが、それは追加発注をするということをやっていかなくちゃいけないという、通常だったら技術的な、技術者だったら出てくる追加発注あるいは増嵩という言葉がわかっていたのかなというふうに思っております。ですので今後、総合計画、公共施設の維持管理について、あるいはこれから建設課も32年を一つのピークとして、上下水もそこが一つの事業が完了しますので、そこのところを一つの目途として発注業務をやる、修繕業務をやる担当室というんですか、独立した形でやらないと、維持管理ということは今までの新築ではなくなったということであります。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑……。
小林教育長。
○教育長(小林 克美君) 今雨漏りの話が出たんですけども、実は天井が落下して、天井剥がすまでにまた落下してというようなことがあって、その中で雨漏りをしてるしみた場所がわかりました。多分この辺で雨漏りがしてるんだろうということですけども、その中には鉄骨が組んでありますので、鉄骨を伝っての雨漏りではないかというようなことで、実際どこから雨が入り込んでるかというのが特定できない状況でした。それを一番安くするのでも屋根全体をその上にカバーをして全体を覆ってしまうような大きな工事になるということで、追加発注というようなレベルではないというようなことで、今回は天井のみの修繕ということで、雨漏り修繕はできなかったというような状況がありました。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) まず、質問に入る前に、総合体育館の天井ですが、あそこは歩けますので、天井裏は、私、歩いたことありますので、点検等はそれでできますので、申し上げておきます。
質問のほうですが、もう評価表のほうでいいですね。15−33からいきます。どんぐりひろばのことです。今年度に入ることですのであれですが、あの場所にようやくトイレが設置されるということになりましたが、この29年度においてもプロポーザルで業者を選定する時点でもそこにかかわった設立委員会というのか、会の名前わかりませんが、要は関係者がこの提案を受ける前に当然ながらトイレが要るという要望を出したと。しかもこれは教育委員会プラス子育てのほうと、それから福祉あんしん課と、いわゆる子供とお年寄りを管轄するところプラス社会体育ということで、そこでどうしていわゆる利用者の、利用したい人の要望でトイレが要るよということが言われながら、ないままにどんぐりひろばができてしまったのか。結果から言えば予算措置はできたわけですよね。これは今年度のことですから、29年度のことではわからなかったわけですけれども、実際に起債でできるということなのであればどうして同時にオープンするような発想にならなかったのか、これをお伺いしたい。
次に、15−30、隣のページですが、スポーツ少年団、あるいは15−38で体協の事業を通じて表彰された方があると、スポーツを一生懸命された方があるということなのですが、昨今、日本の上のほうで、スポーツの業界とは言いませんが、スポーツの世界で指導者と、それから牽引者とコーチ、そしてまたそのコーチの暴力を受けながらそれを容認する選手、そういういわゆるパワハラの世界があるわけですが、スポ少の指導あるいは小・中学校のスポーツ指導においてそのあたりはどういうふうな指導あるいは注意がなされてるのか。これは指導者層だけじゃなくって、指導を受ける子供の親、我々ですね、保護者もとにかく指導者に殴ってもいいからやってくれというふうな発想がまだまだ残ってると思うんですが、そういう保護者をも含めてこのスポーツ界の、何もスポーツ界だけじゃないんですけど、文化のほうでもあるんですけれども、スポーツ界のパワハラについての指導といいますか、指導者、それから指導を受ける者、そして保護者への配慮はどういうふうになってるのか伺いたい。
それから飛びまして、16−13、事業の主な実施状況、その2、差別事象等対応マニュアルを改定しました。このマニュアルの存在、不肖にして私は知らなかったんで、それでも町の
ホームページからしては例規集の中に出てまして、差別事象等対応マニュアルというふうなのがあったわけですが、この改正点についてまずお尋ねしたいのと、それから例規集の中に出てるわけですが、条例ではない。それからいわゆる規則でもない。このマニュアルというのは、どういうそういう例規の中での位置づけなのか、これをお聞きしたい。まず、それらをお聞きしたい。よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) どんぐりひろばのトイレの話ですけども、ちょっと私の記憶でいけば、トイレの話は確かにあったんですけども、下水の工事がまだそこまでたどり着いていなかった。やばせこども園のところから駐車場の今あるトイレに対しての工事というところまではあったんですが、そっち側に行くかどうかというところまで、また行くとすれば工事費がかかるということで、それはちょっと簡単な予算ではできないなということで外したという記憶をしております。
どんぐりひろばの遊具の設置ということでのプロポーザルは先行させていきましたけども、そこでその後に要望が確かに上がってきました。やっぱり必要だとは思いますけども、そこで合併浄化槽にするか、それとも公共下水にするのかということを検討する時間がかかったということで、今回そのことについて予算をお願いしておるところであります。
スポーツ少年団とか、それからスポーツ指導員の関係につきましては
社会教育課長に、それから差別事象等対策マニュアルについては詳細について人権・同和教育課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 村上
社会教育課長。
○
社会教育課長(村上 千美君) スポーツ少年団の指導者とか関係ですけども、指導員さんが集まられたときにはこういう要綱でスポーツ少年団の活動を行ってくださいというお知らせはしております。その中にパワハラ等のことが書いてあるかというのは、ちょっと今記憶にはないです。
○議長(小椋 正和君) 長尾人権・同和教育課長。
○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) まずマニュアルの改定の内容ですけれども、インターネットを悪用した差別事象、それから同和地区、被差別部落の有無や所在に関する問い合わせに対しての事象、それから民間委託であるとか指定管理になっている施設に対しての対応、この3点が抜けておりましたので、新たにつけ加えております。
それからこのマニュアルの位置づけになりますけれども、琴浦町には部落差別撤廃とあらゆる差別をなくする条例というのがございます。この中に町の施策等ということで述べてあります最後のほうに人権擁護等の施策を総合的に作成し、その推進に努めるものとするとありまして、町のあらゆる差別をなくする総合計画というものをつくっております。この中で差別事象が発生した場合に対応するということで、マニュアルを使って対応するように、そういったものが書いてあります。以上です。
○議長(小椋 正和君) 押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) それぞれの回答にそれぞれ申し上げます。
トイレの問題に関して言えば、要は物事の決着が半年遅かったというふうに思います。なぜこの時点で、シミュレーションできるわけじゃないですか。浄化槽じゃなくって、下水道工事やれば銭がかかるのわかってる。でもお年寄りと子供が使うんだから、当然ながら近くにトイレがないといけないというのが思いやりとしてまずわかるんだろうと思います。だからそのあたりで3課が連携してながらそういったことが出ないというのは、もう少しお互いにそれこそ自分事化じゃないですけれど、子供あるいはお年寄りがあそこを使う。冷えてきた。ああ、子供がおしっこと、そこのやぶまで行ってきなさいみたいな発想になる。そのぐらいは想像できるでしょう。どうしてそこで、じゃあ、やっぱり要るわねというふうな発想ができなかったのか。過去のこと言ってもしようがないですし、実際に今度はつくっていただけるわけですから、それはよろしいんですが、そこでの問題点は、やはり職員間の連携がうまくいってなかったんじゃないかというふうに思わざるを得ないということです。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ないようですので、質疑を終わります。
次に、154ページから158ページ、款10、災害復旧費から款13、予備費について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑ありませんので、次に、歳入について、16ページの町税から56ページの町債まで一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 監査意見書のほうで詳しく出とりますんで、そちらのほうで、監査意見書の20ページ、不納欠損の関係です。これ見ますと3年間の比較ができております。これ見ますと不納欠損が固定資産税が2,534万2,346円の不納欠損ということであります。それぞれ多額な不納欠損が29年度あったわけですけども、その下のほうに理由があります。差し支えない範囲で、例えば固定資産であれば1件で多額なものがあったとか、こういう形でこういう不納欠損になったことについて全体的に説明をお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 不納欠損、固定資産税についての御質問であります。中の細かいところのことでございますんで、野帳持ってないと思いますけども、答えれる範囲で税務課長に答えさせたいと思います。補足がまた必要でしたら資料を提出したいと思います。
○議長(小椋 正和君) 大田税務課長。
○税務課長(大田 望君) 不納欠損の理由ということでございます。固定資産税、29年度2,534万という多額になっております。これは法人にかかわる固定資産税が2件滞納整理によって不納欠損が生じたというものでございます。金額がどうしても大きくなっておりますので、こういう数字になっております。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 当然この下のほうの理由があると思うんですけども、なぜそういう、努力はされたんですが、どういう努力をされて、結果的にはこうなったと。これは一遍に、この例えば下のほうに地方税法第18条であればこれは5年ということがありますね。単年度で28年度分が即不納欠損になったわけじゃないんですね。どういうやな努力をされたのか、その辺お願いします。
それと軽自動車税も不納欠損があるわけです。自動車持ってるのに欠損で取れなかったという。タイヤロックもたしか購入されたと思うんですけども、車があれば例えば軽自動車税が滞納になれば極端なこと言うと即タイヤロックしてしまえばその車使えなくなるんですから、多分当然払えると思うんですけども、どういうやな努力をされたのか、全体を通じてお願いいたします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 29年度の監査内容ですので、ちょっと細かいところは私あれなんですけども、この時期、あるいはその前年からだと思いますけども、中部広域に相当、不納欠損ということも含めてですけども、不良債権といいましょうか、出していった時期があります。これが反映してきた一つだとは思っておりますけども、具体的な内容については税務課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 大田税務課長。
○税務課長(大田 望君) 21表に不納欠損の理由という表がございます。固定資産税につきましては、2行目にある執行停止即時消滅、3件のうちの2件が多額になっております。これは倒産及び相続人なしという理由により該当しております。
軽自動車税につきましては、3つ理由がありますが、執行停止が3年継続、そして即時消滅、そして5年間不行使による
時効というものでございます。以上です。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) いずれにしても私は所属委員会ですので、また委員会のほうでも詳しいことはお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。今、きょうはこれで結構です。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はございませんので、町税から町債までは終わります。
ここで一般会計全般にわたっての質疑を受けたいと思います。質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 監査報告の中でも触れられておりますので、お聞きしたいと思いますけれども、要するに翌年度の繰越金が3億2,632万円ありますよと。しかし、不用額が2億8,739万円で、一般財源はそのうちの1億2,623万円、執行率が94.9%だというような形であります。それをどうするかというような形で、基金に積むというやつから今度は繰り上げ償還にしようというような形になってきてるわけですけれども、しかし、琴浦町の29年度の決算そのものをどういうふうな評価をしていくのかというとこら辺がやっぱり決算の審査の勘どころではないかというように思うわけですね。実際数字の上ではそういう形で3億2,000万なりなんなりの黒字が出てるわけですけれども、繰り越し充用もあるだろうし、不納欠損で結局予算はあるんだけど、使わなかった、残ったというような形の中でいったらどういうふうに町長は、この決算を評価しながら、どういうような次年度、これからに生かしていくというようなそういう台所事情の評価をされているのかというところをちょっとお聞かせ願いたいと。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今質問された数字、どこだったのかなというのちょっと探し切れてないんですけども、全体的な話をしますと、3億数千万が出た、黒字ということについては、非常にありがたい話であって、それはいろんな要因があってそういうことになっている。そのものをどこに充てるかということは、午前中もお話もしましたし、今、青亀議員のおっしゃるように償還を早めたということで、基金には積まかったということであります。
一つのやり方は、ことしそういうことでやっていきましたし、本来私の気持ちとしては基金に積むということのほうを優先したいとは思いますけども、今の総務省と財務省との関係も聞けば今年度9月補正に上げたものについてはそのような形をとらせていただいたということであります。
少し貯金が欲しいと思うのは、2年前に中部地震が起こったときに総務省に行って、そのために基金を積んでるんじゃないですか、特交措置ができないですよといってほんのわずか足りなかった部分がもうどうしても出してもらえなかったといいましょうか、特交措置にならなかったということは思っております。
それともう一つ、どう判断するのかというところで不用額非常に多いということで、これは30年度予算組むときにそのことも本当に予算の中身の中で枠どり的な予算はしないようにということ、それと確実にやる話でなければいけないということでの少し枠を締めるといいましょうか、そういう格好で予算の編成をしたというふうに思っとります。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) これは財政を総合的に見たときにどういうような我が町の財政は到達点にあって、これはどういうところを改善しながらどういう方向で町民の福祉の増進を図るかという非常に政治的な判断が試されるところだと思いますんで、あえて質問をしたわけであります。
それでいわゆる繰り上げ償還によって債務を減らしていくというのは、先ほども私、議論いたしましたけれども、それは国の制度やそういうこともあって、もっと言えば資本主義という社会の中で利息というもの、金利がつくというような経済システムが今壊れてるわけですね。アベノミクスによって、異次元の金融緩和によって。マイナス金利まで起こり得る、そういうようなところで借金が多いことは悪なんだとか、いろんないわゆる経済のモラルというか、モデルが崩壊状態になってる。そういうときに自治体財政はどういう運営をすべきかということは、やっぱり高所大所から見た対応をする必要があるんではないかというように思って、そこのところのかじ取りを町長はどう考えておられるかということが一番聞きたいところでありまして、よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) それは次年度の予算編成をするときに予算方針ということでそれを文章化して各課に出し、また議会の皆さんにもそれをお示ししながら、どういう方向性をということでお示しができたらと思います。基本的な考え方は先ほど申し上げたような考え方は持っておりますけども、どこに重点を置いていくのかということも含めて来年の予算方針ということになると思います。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) ないようですので、ここで一般会計全般にわたっての質疑を終わりたいと思います。
ここで暫時休憩したいと思います。時間もありませんので、25分でお願いします。
午後3時08分休憩
───────────────────────────────
午後3時24分再開
○議長(小椋 正和君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
ここで先ほど質疑ありました押本議員より削除の申し出がありましたので、押本昌幸君。
○議員(4番 押本 昌幸君) 先ほど私の質問の中で教育費のところで決算外のことを申し上げましたので、その部分を削除していただきたいというふうにお願いしたいと思います。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) 最後の全ての質問のところということですね。
○議員(4番 押本 昌幸君) はい。決算から外れるとこ全部です。
○議長(小椋 正和君) そのようにいたします。
それでは、次に、議案第105号、平成29年度琴浦町国民健康保険特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第106号、平成29年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第107号、平成29年度琴浦町農業集落排水事業特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑ございませんので、質疑を終わります。
次に、議案第108号、平成29年度琴浦町下水道事業特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第109号、平成29年度琴浦町介護保険特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第110号、平成29年度琴浦町後期高齢者医療特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第111号、平成29年度琴浦町船上山発電所管理特別会計決算について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
次に、琴浦町各財産区特別会計決算について一括して質疑に入ります。
議案第112号、八橋財産区特別会計から第120号、以西財産区特別会計までの9議案について質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
次に、議案第121号、平成29年度琴浦町水道事業会計決算と議案第122号、平成29年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分の2件について一括して質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
これをもって平成29年度琴浦町の各会計決算に対する質疑は全て終了いたしました。
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◎日程第20 平成29年度琴浦町各
会計決算議案の
委員会審査付託
○議長(小椋 正和君) 日程第20に進みます。
お諮りいたします。ただいま一括して議題としております議案第104号、平成29年度琴浦町
一般会計歳入歳出決算認定についてから議案第122号、平成29年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分についてまでの19議案については、お手元に配付しております審査付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に審査付託したいと思います。なお、一般会計決算については、総務常任委員会への付託としておりますが、各常任委員会にかかわる分野については分割審査をお願いし、委員長が意見を集約していただきたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、これらの19議案については、お手元に配付しております審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査付託することに決しました。
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◎日程第21 議案第88号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第21、議案第88号、琴浦町
臨時的任用職員の勤務条件等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) そうしますと質疑のほうさせてもらいたいと思います。これは保育教諭ということで、幼稚園教諭免許と、あとは保育士の免許持っている方について月額を4,000円程度上げるための議案だと思います。これはこれで私はいいことだと思うわけでありますけど、以前もたしかこの手のことで質疑なりがあったかもしれませんけど、この中であります本町において保育教諭または保育士での任用経験がある臨時職員の賃金ということで、これは前提となるのが本町でのこういった勤務の実績だったりとかというのがここの中ではあるわけですけど、残っては、ですけど、やはりこういう両方の資格を持っておられる方、例えばほかのところで働いていたけど、本町に戻ってきてこれはぜひ働きたい、そういったことがあった場合には、これを額面どおりにとれば本町での勤務の実態が従前ではなかったわけですからこれは対象にならない、そういうことでいいんでしょうか。よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 今おっしゃいました条件、なるかならないかについては、
子育て健康課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 阿部
子育て健康課長。
○
子育て健康課長(阿部 信恵君) 大平議員のお尋ねの本町においてという文言でありますけれども、第10条の2項のことだと思います。本町において保育教諭または保育士での任用経験があるということで、経験年数加算というのを設けておりますが、その経験年数における加算は本町においてお勤めいただいた5年でありますとか10年でありますとかというものを加算の条件にしているということで、保育教諭という資格を2つ持っていただいた方に今回適用するものについては本町においての経験を問うておるものではないと思います。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) ちょっと暫時休憩いたします。
午後3時30分休憩
───────────────────────────────
午後3時30分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
阿部
子育て健康課長。
○
子育て健康課長(阿部 信恵君) 本町において保育教諭または保育士での任用経験がある臨時職員の賃金は、経験年数区分に応じた額を加算するということで、加算に対する前提として、本町において働いていただいてたというところは加算区分に対する文言でありますので、保育教諭という今回の賃金に関しては琴浦町での経験が何年あるということを問うておるものではございません。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 月額4,100円アップするということですけども、この4,100円というのはどこから出てきた数字なのかということをお願いします、まず一つ。
それからこの臨時職員の人は今までのあれだと期末手当は出ないということを聞いておりますけども、出ないのかですね。
それとここに5年以上10年未満が5,000円、10年以上はたしか1万円ということですけども、加算が、本給が上がれば5万円が5万1,000円とか云々か上げてもいいと思うんですけども、5,000円だとか1万円というのは変わらないというのはどういうことか、以上よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 月額費用の差については
子育て健康課長に答えさせますが、期末が出てるか出てないかは……。全部。失礼しました。質問に対しての答えは、総務課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 高塚議員お尋ねのまず保育教諭の4,100円上がったことについてですが、従来の保育士については、うちの琴浦町の給与表でいきますと1の20というものに位置づけております。それの2号給アップということで、1の22に当たるということでの2号アップという加算でございます。こちらにつきましては近隣の町村の年収というところも加味して決定をしておるようなところでございます。
それから勤続年数によっての5年までが5,000円、10年以降が1万円という加算でございますが、こちらについては変更なしということでの決定ということであります。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) この問題について、私はかねがねこれはもう差別だという感じを持っとります。皆さんよく御存じのように、ワーキングプアという言葉があります。おおむね年収が200万以下の方をワーキングプアと言うと。実は今の16万7,200円というのは、これ手当がありませんので、全くありませんので、これ掛ける12カ月が年収というわけです。そうすると今現行の16万7,200円であれば、200万ほどなんですね。ちょうど200万ぐらいです。ですからもともとがワーキングプアです。
今回は4,100円上げるということですけども、わずか5万円上がるか上がらないか、5万円弱しか上がらないと。せっかく資格を持って一生懸命やっていただくのに、この程度のアップではやはりいい人材が来ないと思うんですね。
そしてさらに10年たって、10年以上たっても1万円しか上がりませんので、10年以上のベテランの方になった場合でも217万ぐらいしか、上限そのぐらいしかならんと、あとは手当も一切なしということですから、もっと私はこれを機会に上げるべきだと思うんですけども、その辺はどういうやな検討されたのか、よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君)
臨時的任用職員の給与体系については、近隣の町村とのバランスということもあって一気に突出させるわけにはいかないとは思っとりますが、以前から高塚議員がおっしゃってるところは承知しとります。これをどう考えるのかということについては、そういう観点ではおりますが、今回2020年に制度改正が出てきますんで、10年を続けて勤務するということが出てくるのか、あるいは認められないのかということも含めて
臨時的任用職員の待遇は2020年には決めなくちゃいけないというところに来ていると思っとります。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 町長は、近隣という言葉が出てきました。私は、関係ないと思います。やはりいい人材を確保して、いい保育なり教育やっていただくためには琴浦独自でやれば私はいいと思うんですね。先ほどありましたけど、多額な繰り越しというか、剰余金も出しておりながらいつまでもこんなことでは私は、官製のワーキングプアですから、完全に、そこが一向に改善されないということですので、これ以上やってもいけんと思いますので、わかりました。再度もしよろしかったらどうぞ。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 制度改正はしていかなくてはいけないと思っとります。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第22 議案第89号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第22、議案第89号、琴浦町
家庭的保育事業等設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第23 議案第90号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第23、議案第90号、平成30年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) そうしますと歳出のほうから行かせてもらいたいと思います。
19ページ、負担金補助及び交付金、この中で幼稚園教諭免許状更新経費補助金ということで20万円上がっております。これは件数としては何件ぐらいを検討されておるのか、ちょっと細目でいいので教えてください。
そうしますとその次のページの20ページ、委託料でありますけど、公共施設の廃家電収集運搬業務委託料ということで28万1,000円上がっとりますけど、こちらのほうのちょっと詳細のほうがわかればよろしくお願いします。公共施設でちょっとこれだけ運搬するようなことが出たのかなと気になったんで、よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) お尋ねのありました幼稚園教諭の免許状更新経費については
子育て健康課長に答えさせますし、それから公共施設の家電収集運搬については町民生活課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 阿部
子育て健康課長。
○
子育て健康課長(阿部 信恵君) 幼稚園教諭の免許状更新の補助金は何名分かというお尋ねでありますが、12名を予定しております。
○議長(小椋 正和君) 大田町民生活課長。
○町民生活課長(大田 晃弘君) 20ページの公共施設廃家電収集運搬業務というものの説明をさせていただきます。既に使わなくなったリサイクル料金がかかるブラウン管テレビですとか、洗濯機とか、全体で60台、調査しました結果、琴浦町内の施設にあることがわかりました。それを一括して処分するという経費でございます。
○議長(小椋 正和君) 大平高志君。
○議員(5番 大平 高志君) まず、追及でちょっと聞いていきます。19ページ、先ほど聞いた免許状更新の補助ということで、12名ということでわかりましたけど、この詳細のほう教えてほしいわけです。例えば2分の1で幾らぐらい一人頭が補助があるのかどうか、ちょっとその辺わかればお願いします。
あと先ほどそれから次のページの収集運搬業務ということで、公共施設のですね、ブラウン管であったりとか、先ほど言われたのが洗濯機ですかね、言われとったわけですけど、どういうところにこういうものがちょっと眠っとったのかなと。ブラウン管だったら学校現場とかでもあるんでしょうけど、だけど、町民生活課のほうが取り扱っとったというとまたほかの公共施設のほうかなと思ったりするわけですから、ちょっとその辺、どこからどこまでと細かくはいいですけど、どういったところにこれだけありましたとかと、もう少し突っ込んだところが聞ければと思いますんで、よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 免許更新の内容については、町民生活課長のほうが具体的にお答えさせていただきます。
公共施設の家電については、リサイクル費用がかかるということで町民生活課が一手にやっとりますけども、それぞれあった場所についてもお答えさせていただきます。
○議長(小椋 正和君) 阿部
子育て健康課長。
○
子育て健康課長(阿部 信恵君) 免許更新についてでありますが、免許の更新につきましては、必修領域が6時間以上、選択必修領域6時間以上、選択領域18時間以上ということで、1日6時間、5日間の講習を受けるようになっております。その講習の費用が3万円と、それからその後に免許の更新に係る費用が3,300円かかりまして、3万3,300円が費用となります。その2分の1を助成するように予定しております。以上です。
○議長(小椋 正和君) 大田町民生活課長。
○町民生活課長(大田 晃弘君) どの場所にあったのかという御質問だったと思います。既に廃校になりました古布庄小学校ですとか、現在使っております赤碕小学校にも教室にブラウン管テレビがつり下がった状態だということがありましたので、一括で町民生活課のほうで予算計上させていただいております。以上です。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 補正予算の27ページでお願いします。公債費、繰り上げ償還が1億8,405万6,000円ということですが、何回も議論をしとりますけれども、要するに政府系の金融機関で借りてる下水道の資金だとかそういうのは4%、4.5%とか非常に高利なわけなんですけれども、なかなか繰り上げ償還ができないということがあって、繰り上げ償還をすることによって利子負担を軽減させようという思惑と制度仕組み上そういうことはなかなかできないというところがあるんで、これはひとつどういう内容の繰り上げ償還ができて、どういう償還した資金は利息だったのかとかいうようなところの内容をひとつ説明していただいて、できれば資料として提供していただければいいのかなと思うんですが、いかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 繰り上げ償還の内訳については総務課長から答えさせ、必要であればまた資料という形でペーパーにしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 青亀議員の御質問にお答えします。
まず繰り上げ償還ですけども、先ほどから議員言われておられますように、政府系の金融機関から借り入れするものについては補償金というものを支払わないと繰り上げ償還させないという取り決めがまずございます。あとがそちらのほうを補償金を払って償還していくということになります。
あと市中銀行につきましては、相手先との協議で繰り上げ償還ができるというところでございます。
それからあと上水道、下水道への借り入れについての償還につきましては、こちらのほうは今の要件が上下水道事業をほぼ民営化するような計画を持っていないと繰り上げ償還させないよと。今の直営のところでの財政上苦しいのでということでの繰り上げ償還の協議には応じないというような国の姿勢になっておるようなところでございます。ですので今うちの体系では、ちょっと繰り上げ償還難しいということです。
このたび補正予算で上げさせていただいとります繰り上げ償還のものです。1億8,400万ほどですが、今予定しておるのは平成16年、それから19年、26年に借り入れをした学校の大規模改修事業にかかわるものを繰り上げ償還させていただきたいということで考えておるところです。こちらにつきましては今の借入利率が一番高いものが2%、それから次に高いものが1.6%、それから3番目が0.83%ということでの利率ということになっております。今のところこの繰り上げ償還を行うことで利息の支払いの軽減というものを今870万ほど見込んでおると。繰り上げ償還することで870万ほどの将来負担が削れるということでの試算をしております。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) なかなかハードルは厳しいようですが、補償金はこの場合に支払った上で繰り上げ償還にしたということでしょうか。それだったら補償金が幾らになったのかなということと、詳細な繰り上げ償還のデータとして一覧表を提供していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) やはり一覧表にしてお示ししたほうがわかりやすいと思いますんで、そのようにさせていただきたいと思います。
数字が出るんなら。総務課長のほう。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 済みません。言い漏らしておりましたけど、今回償還するのは縁故資金、市中銀行からの借り入れですので、補償金は要らないという形になります。政府系のもので繰り上げ償還するときには補償金が要るということですので、市中銀行の場合には補償金なしで繰り上げ償還が協議でできるということでございます。
○議長(小椋 正和君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 資料は出していただくということで、全員にお願いしたいと思います。
聞いてみると縁故債だということで、ああ、そうなのということでちょっとびっくりしたんですけれども、縁故債で、これは学校教育施設にかかわる問題だというふうなちょっと聞いたんですけれども、学校教育施設について言えば交付税措置が30%なりなんなりあるというようなそういう資金が一般的だと思うんですけれども、縁故債でなおかつ交付税措置があるというようなこういう資金だったということでいいんでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 詳細、総務課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) こちらのほうは縁故債で学校事務の関係になりますので、交付税措置はございます。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
澤田豊秋君。
○議員(6番 澤田 豊秋君) 歳出のほうで総務費の一般管理費の、15ページです。済みません。委託料で会計年度任用職員制度導入のための例規整備支援業務委託料というのが216万円組んであるわけですけども、これはどこにどのような内容で委託されるのか、ちょっと詳細をお聞きしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 会計年度任用職員の委託料についての内容については、総務課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) こちらの会計年度任用職員につきましては、平成終わりますけども、2020年、32年からのスタートということで、31年度の6月には条例制定なりということで準備を済ませるということでのスケジュールにしております。
こちらのほうは今、第一法規とか、ぎょうせいとか、ちょっといろいろなところありますけども、そういったところから入札ないし見積もり徴収というところで業務委託したいというふうに考えております。
○議長(小椋 正和君) よろしいでしょうか。
そのほか質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) まず最初で忘れんうちにちょっと質問したいと思いますけども、歳入のところで結局繰越金が2億1,900万あったということでの今回の繰り上げ償還ができたというふうに私、理解しとるんですけども、実は先ほどの決算のときに最後のときに町長の答弁で3億も余剰金といいますか、不用額が出て、ありがたいことですという言葉にちょっと敏感に私のハートが反応しまして、そのありがたいこと、せっかく議員が100億の予算を議決したのに残ったことに対してありがたいというのはどういうことなんだろうというふうにちょっと感じてしまいました。
そのことで実は、ちょっと余分なるかもしれませんけども、決算報告のところにこれ細かく書いてあるんですよね。不用額が2億8,000万以上出たというのは、実績による減だとか、経費の節減、それと入札減等であるということが書いてあるんですわ。実はその辺のところをどの辺で町長は経費節減だとかされたのかなということをちょっと聞きたかったんですけども、これは総務委員会のほうで聞くといたしまして、今の質問は、2億の繰り越しが出たので今の繰り上げ償還をされたんだなというののことをちょっとお聞きしたいと思いますし、次に、支出のほうで、まずは23ページにこのたび補正予算で除雪の支援補助金が150万計上してあります。多分説明では1部落単位で5万円ということの話がありましたけども、でも部落単位にしては大きい部落もあるし、ほんのちっちゃい部落もあると思うんですわ。その辺のところもちょっと気になったわけでして、補助金がつくということであれば多分要綱等、要領もできておるんじゃないかなと思いますんで、その辺のところ今話せる範囲でもいいですし、これは多分農建のほうの委員会で出るのかな。要綱、要領はそちらのほう、また各議員にもその補助金をもらうための要綱、要領というのがいただけたらなと思っております。
それからもう1点、これは27ページです。このたびの6月、7月の豪雨、先日も台風がありました。その関係で1回月例報告のときに災害状況の話があったんですけども、それの修復費ということで今回災害修復費等が2件上がっております。その辺のところで現状としてこれ、またこの前も大雨警報が出たりして被害が拡大しとらへんかなというのちょっと懸念しとるわけなんですわ。ただ、予算を待ってということよりもこれはもういち早く何かの手当てをしてあるのかな、この予算が通ってから手をかけられるのかなという部分をちょっと心配な部分がありますので教えていただきたいと思いますし、こういう軽度の災害というのは変ですけども、やはり予算執行よりもこれはいち早い手を打つべきことだと思いますんで、今までのきょうまでの状況。
それとこれ町長に伺いたいんですけども、2カ所、3カ所被害があったわけなんですけども、町長は現地に行って見られておるんでしょうか。
それとこれが農道だとかのり面ということがあったんで、被害の拡大ということもやはり懸念されるわけなんですけども、小さい災害であっても現地に町長もしくは副町長でも、担当課だけに任せるんじゃなくて、やっぱり現地を見ていろいろと総合判断をしていただけたらなというふうに、これは最後ちょっと要望になりますけども、その辺のところで所感を伺いたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 歳入のところで私が申し上げたのは、赤字よりも黒字ということのそこでのありがたいという意味で、いろんな要因があってのありがたいという意味で申し上げたということで、真意が伝わってなければそういうことでございますんで、よろしくお願いします。
地域除雪活動支援事業補助金については、これも事業内容のことになりますので、こういうことを考えているんだということでの説明を建設課長にさせます。
それと災害の件につきましては、この予算の内容について農林水産課長に答えさせますが、予算査定の段階で私は写真では見ております。今、川本議員のおっしゃる現地に行ったかという点でいけば行っておりませんので、これはそういう点ではもう一度現地に行って確認をしたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 倉光建設課長。
○建設課長(倉光 雅彦君) まず最初に、除雪補助というところにつきましてですけども、集落の大小というところで単価のほうの差はつけておりません。除雪ということですので、雪をどれだけかくかというふうなことになりますので、世帯数や部落の人数というところでは差はつけてないというところですけども、この点につきましては似たようなもので土木ボランティアというふうなものもありますけども、それも同じように単価条件5万円というふうなことでしてますので、今回も同じ考えにしとります。
主に対象にしようと思っておりますのんが、地区地区で機械等々持ってるところもありますので、燃料費、それと機械等々もないので機械ごと借り上げてくるというふうなところもあります。借り上げ費、あとそれを外注する場合もありますので、委託費というふうなもの対象にしようというふうなところに思っとります。
当然町等々が除雪に出ていくような降雪量の雪が降ったときというふうなことで、1センチ、2センチのときもしたけどもというふうなことではなくて、除雪車が町が出るような雪が降ったとき、最近で言いますとおおむね10センチ程度以上降ったときというふうなことになろうかと思います。その対象経費の3分の2を対象にしようというふうに考えておりまして、上限5万円というところであります。
今現在案というところで内容等々を定めておりますので、先ほどありましたように農建常任委員会のほうで説明しようというふうに考えとります。
またそのときに資料つくっとりますので、他の議員さんのほうにもわたっていこうかなというふうに理解しております。
それと災害のは、農林、建設、どっちのほうの。建設のほうでしたかいな。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) 災害もあれ。
○建設課長(倉光 雅彦君) こっちの。27ページの公共土木施設災害というところで奥岩本にあります道路ののり面が崩れとるというところでありますけども、これにつきましては被害があった後等々も何回かそれなりの量の雨が降っておるというところで、その現場は災害査定ができるまではつけれないというふうなところがありますので、土のうとブルーシートでもってそこに再度水が流れ込まないように応急手当てはしとります。その現場のところ確保しとるというふうな状況でございます。以上です。
○議長(小椋 正和君) 小西農林水産課長。
○農林水産課長(小西 博敏君) 農林のほうの災害の復旧の状況ですけど、27ページの現年発生農地小災害復旧工事ということで、これは福永の水田ののり面工事の1カ所でございます。全体に言いまして幸いにも、7月豪雨大変だったですけども、農林系の被害というのは非常に少なくて、それは本日現在ではありますけれども、今回の警報のあった大雨につきましても今のところ大きな被害は把握できておりません。しておりません。
それから下の町の農業用水緊急確保支援補助金ということで、こちらも7月の豪雨に関連いたしまして河川の取水口のところの土砂を撤去するというようなことですけど、7月の大雨で9件新たにそういう要望がございまして、当初予算との兼ね合いを考えまして今回この金額を要求してるということでございます。以上です。
○議長(小椋 正和君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 最初の、いいですけども、繰り上げ償還にしたのはその理由だというのがちょっと答弁がなかったなとは思うですけども、繰越金があったから今回補正で償還金にしたというのがちょっと一言欲しいなと思います。また後で答弁お願いしたいと思います。
もう1点だけ、忘れとりました。22ページにポート赤碕の運営負担金というので補正で額面が11万3,000円上がってきておりますけども、なぜ今この負担金が補正で上がってきたのかなということちょっと説明をしていただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 繰り上げ償還については、総務課長に答えさせます。
それとポート赤碕の運営負担金ついては、商工観光課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。
○総務課長(山田 明君) 繰り上げ償還についてでございます。繰り上げ償還につきましては、地方財政法第7条の規定で余剰金の2分の1以上を基金に積むか、それか繰り上げ償還するかということでありますので、よろしくお願いします。
○議長(小椋 正和君) 桑本商工観光課長。
○商工観光課長(桑本真由美君) 済みません。ポート赤碕の負担金ですけれども、中身は修繕料になります。ポート赤碕につきましては、有限会社ポート赤碕さんのほうで維持管理費全部管理をしていただいて、負担割合によって町のほうに負担金が来るという形になります。今回については屋外の何か配電系のところが経年劣化で絶縁不良起こしててというようなことで、急遽そこの修理が必要になったということで、その分の町の分の負担金がこの額ということで今回要求させていただきました。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 26ページの体育施設費の委託料です。総合体育館劣化度調査業務委託料127万4,000円、これは具体的にはどういう内容の委託をして、委託先はどういうところなのかということがまず第1点。
それから次のどんぐりひろばですけども、この間説明を聞きまして、合併浄化槽でいくということですけども、下水道を引っ張った場合と合併浄化槽の場合の比較された場合にどのぐらいの差があったのか。
それからやはり総合公園というのは避難所にもなっとりますし、そういう災害の場合の電気は絶たれるとか、水が絶たれるとか、そういう場合の災害のときの対応みたいなものも考慮された設計をされるのか、その辺お願いします。
それと給水は今あそこにあるのか、いや、わざわざどっかから持ってくるのか、どんぐりひろばについてはお願いします。以上。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 総合体育館の劣化度調査、これは先ほどからありました総合体育館のどこが修繕が必要なのかということを専門業者に見させたいということで、全体がどういうふうになってるのかを調査するということでの委託料であります。
どんぐりひろばのトイレの災害のと言われるとこは、ちょっといま一つよく理解できないんですけども、合併浄化槽にするか、それとも公共下水にするかとの比較はしておりますが、今手持ちに持ってるかどうかはあれですけど、なければ出させたいと思います。
もう一度お聞きします。トイレのことで災害のトイレというのはどういう意味合いなんでしょうか。
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。
午後4時05分休憩
───────────────────────────────
午後4時05分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 災害が起こったときに避難所ということでは、総合体育館は想定しておりますけど、どんぐりひろばが災害の避難所とか避難場所とか、そういう設定はしておりませんので、単なるどんぐりひろばの利用者が使うトイレということで考えておるところであります。
補足説明を社会教育課長にさせます。
○議長(小椋 正和君) 村上社会教育課長。
○社会教育課長(村上 千美君) どんぐりひろばのトイレですけども、公共下水道と比較した場合ということですけれども、公共下水道の接続になりますと公共ますからどんぐりひろばまではマンホールポンプなり圧送管ということで、大体2,900万円ぐらいかかるよということで想定をしております。以上で。(発言する者あり)
済みません。今のこのどんぐりひろばですけれども、あそこ井戸水を使用しております。井戸水を使ってトイレのほうの接続も考えております。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) どんぐりひろばの今度予定されるトイレというのの給水は、現在あそこにあるんではない、よそから持ってくるんではなしに、井戸水をボーリングをされてポンプをつけて井戸を使うんですか。それはまず一つ。
それから公共下水を持ってくる場合と合併浄化槽をつくる場合との比較されて、金額的にはどうだとかこうだとかというそういう比較はしとられるですね。それが具体的なものがあるかないかですね、それなんですよ。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 水道について、水については、現在総合運動公園で使っている井戸水を使って、上にあるものを下におろしていくという考え方で行っておりますので、その水を使うということであります。よろしいでしょうか。(発言する者あり)
○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。
午後4時08分休憩
───────────────────────────────
午後4時09分再開
○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。
小松町長。
○町長(小松 弘明君) 総合運動公園の水については、現在井戸水を使って、それで供給をしているところでありますけども、現在の上水道の設置ぐあいも含めて社会教育課長に答えさせますが、もう一つ何だったですかね。もう一つ、水道の話と何でしたっけ。(発言する者あり)
経費の比較。わかりました。失礼しました。経費の比較は、一覧表になっておりますんで、今手元に持っておれば出すと言いましたけど、持ってないんだったら後で、比較表はちゃんと私も見ましたので、できておりますから、それを出させていただきたいと思います。
○議長(小椋 正和君) 村上社会教育課長。
○社会教育課長(村上 千美君) 総合体育館は、今現在地下水を使っております。総合体育館も野球場も、あそこは全部地下水を使っとります。
そこの水は、飲み水に適するということです。水質の検査も毎月行っております。
あと比較表なんですけども、後ほど出させてもらってもいいでしょうか。お願いします。
○議長(小椋 正和君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) その井戸水は、現在予定されてるどんぐりひろばのトイレのところまで井戸水を持ってこようと思えば、もう既に予定されるとこまでは井戸水が来てるのか、いや、遠いところから配管を持ってこないといけないのか、それだけお願いします。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) 現在のどんぐりひろばに対する水の供給については、社会教育課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 村上社会教育課長。
○
社会教育課長(村上 千美君) 今現在手洗い水ぐらいでしたらどんぐりひろばまでは来てるんですけども、平岩会館のほうまで来てるのを管の大きさを、トイレをする場合は水がたくさん要りますので、口径を大きくしたいと考えております。
○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。
福本まり子君。
○議員(3番 福本まり子君) 私も26ページ、どんぐりひろばのトイレの若干使用する立場での質問なんですが、報告会のときにはまだ構想も練られてなくて、小便器とか、わずかな便座、あるいは本当に少数の人が使う程度のものでしたので、それ以降何の策も練られずにこの設計委託、業者任せにするのか。今のトイレの考え方というのは、だれでもトイレということで、全国でも女子、男子あるいは中間に当たるような方もおられます。子供もいるし、高齢者もいるし、そういった点ももう一度設計を出すときに考えていく案はもうできてるのか、できてないのか、その点。
それからもう1点は、マイナンバーのシステムの改修ですけども、どういった点を改修しなければならないのか、その辺の詳細をお知らせください。
○議長(小椋 正和君) 小松町長。
○町長(小松 弘明君) どんぐりひろばトイレは、設計委託料でありますんで、どういう仕様書にするかという原案はできておりますが、今おっしゃってるようなことはその仕様書を見ながら業者と話ししていくことになるんではないかと思っとりますが、詳細は
社会教育課長に答えさせます。
マイナンバーのシステム改修の委託については、町民生活課長に答えさせます。
○議長(小椋 正和君) 村上
社会教育課長。
○
社会教育課長(村上 千美君) どんぐりひろばのトイレについてですけども、便器の数は3個ということで考えております。それの内容については、もう少し検討していきたいと思います。
この個数を3基としたのは、ちょっと浄化槽の人槽が3個以上だと高額になりますので、それもあって3個としております。
○議長(小椋 正和君) 大田町民生活課長。
○町民生活課長(大田 晃弘君) マイナンバーシステム改修委託料のどういった内容なのかという御質問にお答えします。住民票ですとか交付するときに旧姓表記を希望された方に、その旧姓もあわせて表記したものを発行できるようにという改修内容になっております。以上です。
○議長(小椋 正和君) よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第24 議案第91号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第24、議案第91号、平成30年度琴浦町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第25 議案第92号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第25、議案第92号、平成30年度琴浦町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑はありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第26 議案第93号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第26、議案第93号、平成30年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第27 議案第94号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第27、議案第94号、平成30年度琴浦町
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第28 議案第95号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第28、議案第95号、平成30年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第29 議案第96号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第29、議案第96号、平成30年度琴浦町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第30 議案第97号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第30、議案第97号、平成30年度琴浦町
船上山発電所管理特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第31 議案第98号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第31、議案第98号、平成30年度琴浦町上郷財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第32 議案第99号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第32、議案第99号、平成30年度琴浦町赤碕財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第33 議案第100号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第33、議案第100号、平成30年度琴浦町成美財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第34 議案第101号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第34、議案第101号、平成30年度琴浦町安田財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第35 議案第102号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第35、議案第102号、平成30年度琴浦町以西財産区
特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第36 議案第103号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第36、議案第103号、平成30年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第37 議案第123号
○議長(小椋 正和君) 次に、日程第37、議案第123号、財産の無償貸付についてを議題といたします。
質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 質疑ありませんので、質疑を終わります。
─────────────・───・─────────────
◎日程第38 休会の議決
○議長(小椋 正和君) 日程第38に進みます。
お諮りいたします。議事の都合により、あす12日から19日までの9日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(小椋 正和君) 御異議なしと認めます。よって、あすから19日までの8日間は休会とすることに決しました。
─────────────・───・─────────────
○議長(小椋 正和君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
次の本会議は20日午前10時に開きますので、定刻までに議場に御参集願います。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでございました。
午後4時19分散会
───────────────────────────────...