琴浦町議会 > 2018-06-21 >
平成30年第 4回定例会(第5日 6月21日)

ツイート シェア
  1. 琴浦町議会 2018-06-21
    平成30年第 4回定例会(第5日 6月21日)


    取得元: 琴浦町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-04
    平成30年第 4回定例会(第5日 6月21日) ────────────────────────────────────────   第4回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第5日)                         平成30年6月21日(木曜日) ────────────────────────────────────────                         平成30年6月21日 午前10時開議 日程第1 30年請願第1号 核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書採択              についての請願 日程第2 30年請願第2号 地方財政の充実・強化を求める請願 日程第3 議案第61号 専決処分について〔琴浦町税条例の一部改正について〕 日程第4 議案第62号 専決処分について〔琴浦町国民健康保険税条例の一部改正につい            て〕 日程第5 議案第63号 専決処分について〔平成29年度琴浦町一般会計補正予算(第11号            )〕 日程第6 議案第64号 専決処分について〔平成29年度琴浦町船上山発電所管理特別会計            補正予算(第3号)〕 日程第7 議案第65号 琴浦町八橋ふれあいセンター条例等の一部改正について 日程第8 議案第66号 琴浦町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部改正について
    日程第9 議案第67号 平成30年度琴浦町一般会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第68号 平成30年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第69号 平成30年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第            1号) 日程第12 議案第70号 平成30年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第71号 平成30年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第72号 平成30年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第73号 平成30年度琴浦町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第74号 財産を無償譲渡することについて 日程第17 議案第75号 財産を無償譲渡することについて 日程第18 議案第76号 琴浦町八橋ふれあいセンターの指定管理者の指定について 日程第19 議案第77号 琴浦町三本杉ふるさと分校、琴浦町南部ふるさと広場の指定管理            者の指定について 日程第20 議案第78号 琴浦町船上山人材活用加工販売施設指定管理者の指定について 日程第21 議案第79号 琴浦町赤碕財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第22 議案第80号 琴浦町成美財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第23 議案第81号 琴浦町安田財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第24 議案第82号 琴浦町以西財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第25 議案第83号 財産の取得について 日程第26 議案第84号 建設工事請負契約の締結について〔生涯学習センター大規模改修            工事〕 日程第27 議員提出議案第1号 核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書                の提出について 日程第28 議員提出議案第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について 日程第29 町税等滞納問題調査特別委員会の設置と委員の選任について 日程第30 町税等滞納問題調査特別委員会委員長及び副委員長の報告について 日程第31 議員派遣について 日程第32 閉会中における委員会の継続調査活動について 日程第33 閉会の議決       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 30年請願第1号 核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書採択              についての請願 日程第2 30年請願第2号 地方財政の充実・強化を求める請願 日程第3 議案第61号 専決処分について〔琴浦町税条例の一部改正について〕 日程第4 議案第62号 専決処分について〔琴浦町国民健康保険税条例の一部改正につい            て〕 日程第5 議案第63号 専決処分について〔平成29年度琴浦町一般会計補正予算(第11号            )〕 日程第6 議案第64号 専決処分について〔平成29年度琴浦町船上山発電所管理特別会計            補正予算(第3号)〕 日程第7 議案第65号 琴浦町八橋ふれあいセンター条例等の一部改正について 日程第8 議案第66号 琴浦町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定            める条例の一部改正について 日程第9 議案第67号 平成30年度琴浦町一般会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第68号 平成30年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第69号 平成30年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第            1号) 日程第12 議案第70号 平成30年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号) 日程第13 議案第71号 平成30年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第14 議案第72号 平成30年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第15 議案第73号 平成30年度琴浦町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第16 議案第74号 財産を無償譲渡することについて 日程第17 議案第75号 財産を無償譲渡することについて 日程第18 議案第76号 琴浦町八橋ふれあいセンターの指定管理者の指定について 日程第19 議案第77号 琴浦町三本杉ふるさと分校、琴浦町南部ふるさと広場の指定管理            者の指定について 日程第20 議案第78号 琴浦町船上山人材活用加工販売施設指定管理者の指定について 日程第21 議案第79号 琴浦町赤碕財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第22 議案第80号 琴浦町成美財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第23 議案第81号 琴浦町安田財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第24 議案第82号 琴浦町以西財産区管理委員の選任につき同意を求めることについ            て 日程第25 議案第83号 財産の取得について 日程第26 議案第84号 建設工事請負契約の締結について〔生涯学習センター大規模改修            工事〕 日程第27 議員提出議案第1号 核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書                の提出について 日程第28 議員提出議案第2号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について 日程第29 町税等滞納問題調査特別委員会の設置と委員の選任について 日程第30 町税等滞納問題調査特別委員会委員長及び副委員長の報告について 日程第31 議員派遣について 日程第32 閉会中における委員会の継続調査活動について 日程第33 閉会の議決       ───────────────────────────────                  出席議員(16名)         1番 前 田 敬 孝        2番 角 勝 計 介         3番 福 本 まり子        4番 押 本 昌 幸         5番 大 平 高 志        6番 澤 田 豊 秋         7番 桑 本 賢 治        8番 新 藤 登 子         9番 高 塚   勝        10番 川 本 正一郎         11番 手 嶋 正 巳        12番 青 亀 壽 宏         13番 前 田 智 章        14番 桑 本   始         15番 井 木   裕        16番 小 椋 正 和        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ────── 太 田 道 彦  主任 ────────── 岩 崎 美 子       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名
     町長 ──────── 小 松 弘 明  副町長 ───────── 山 口 秀 樹  教育長 ─────── 小 林 克 美  総務課長 ──────── 山 田   明  会計管理者兼出納室長  小 椋 和 幸  企画情報課長 ────── 藤 本 広 美  子育て健康課長 ─── 阿 部 信 恵  町民生活課長 ────── 大 田 晃 弘  税務課長 ────── 大 田   望  上下水道課長 ────── 高 力 信 宏  農林水産課長 ──── 小 西 博 敏  農業委員会事務局長(兼)  小 西 博 敏  商工観光課長 ──── 桑 本 真由美  建設課長 ──────── 倉 光 雅 彦  教育総務課長 ──── 渡 邉 文 世  社会教育課長 ────── 村 上 千 美  人権・同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正  福祉あんしん課長 ──── 藤 原 静 香       ───────────────────────────────                午前10時03分開議 ○議長(小椋 正和君) ただいまの出席議員は16名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者はありません。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 30年請願第1号 及び 日程第2 30年請願第2号 ○議長(小椋 正和君) 日程第1、30年請願第1号と日程第2、30年請願第2号の2件を一括議題といたします。  これらの請願につきましては、総務常任委員会に審査付託をしておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  総務常任委員長川本正一郎君。 ○総務常任委員会委員長川本正一郎君) おはようございます。  そういたしますと、総務常任委員会に請願・陳情として付託された2件につきまして報告をさせていただきます。  請願・陳情審査報告。本委員会に審査付託された請願を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項の規定により報告いたします。  30年請願第1号、核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書採択についての請願。審査の結果は、採択といたしました。委員会の意見としては、願意が適当であると認めるということであります。  次に、30年請願第2号、地方財政の充実・強化を求める請願につきまして、これも審査の結果、採択と決しました。願意は認めるということです。  なお、請願第2号につきましてでありますが、請願文書にありますトップランナー方式の導入、民間委託等というような部分が載っております。これについては委員会でもいろいろと意見がありまして、この部分については皆さんに採択、可決していただいた後、請願文書のほうではその部分を変えて委員会として提出するということで、全会一致で採択したということをつけ加えて報告いたします。以上です。 ○議長(小椋 正和君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。  5番、大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) そうしますと、委員長のほうにちょっと質問のほうをしたいと思います。  先ほど報告がありました核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書採択についての請願ということで、こちらのほう、手元にある資料のほうを見ますと、賛成者の数を見ますと、多分反対された方もいるんじゃないかなということで思います。この内容的にして、やっぱりいろんな意見があったかと思います、賛否を、賛成、反対、やはりそこはいろんな意見があったかと思いますけど、賛成の方は特にどういう意見があったのか、それとあと、賛成何人、反対何人、ちょっとわかればよろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 川本正一郎君。 ○総務常任委員会委員長川本正一郎君) そうしますと、請願の第1号のほうでありますけども、これにつきましては、まずはいろんな、もちろん意見、議論がありました。結果的には賛成が6、反対が1、趣旨採択が2というような結果で、委員会では採択ということに決しました。  なお、この件につきましては、日本は唯一の被爆国でありながら、なぜ署名をしなかったかということの意見等も出ておりました。ただ、日米同盟といいますか、そういう安保のことから、やはり米国との協力体制をということもあるというようなことで、その辺は地方議会としてどう受けとめたらいいのかということで、大変、皆さんが活発な意見がありましたが、最終的に、先ほど申し上げました賛成多数で可決したということで報告をさせてもらいます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、30年請願第1号、核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書採択についての請願について、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。  次に、30年請願第2号、地方財政の充実・強化を求める請願について、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択とすることが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第61号 ○議長(小椋 正和君) 日程第3、議案第61号、専決処分について〔琴浦町税条例の一部改正について〕を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第61号を採決いたします。  本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり承認されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第62号 ○議長(小椋 正和君) 日程第4、議案第62号、専決処分について〔琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について〕を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第62号を採決いたします。  本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり承認されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第63号 ○議長(小椋 正和君) 日程第5、議案第63号、専決処分について〔平成29年度琴浦町一般会計補正予算(第11号)〕を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第63号を採決いたします。  本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり承認されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第64号 ○議長(小椋 正和君) 日程第6、議案第64号、専決処分について〔平成29年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第3号)〕ついてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第64号を採決いたします。  本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり承認されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第65号 ○議長(小椋 正和君) 日程第7、議案第65号、琴浦町八橋ふれあいセンター条例等の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第65号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第66号 ○議長(小椋 正和君) 日程第8、議案第66号、琴浦町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第66号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第67号 ○議長(小椋 正和君) 日程第9、議案第67号、平成30年度琴浦町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。  12番、青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 皆さん、おはようございます。  私は、6月議会における一般会計補正予算に対する反対討論を行いたいと思います。  小松町長が誕生して3回目の予算が、30年度一般会計補正予算(第1号)でございます。これまで小松町長が提案した29年度補正8号は取り下げ、再提案でありました。また、30年度当初予算は、減額動議により減額して可決いたしました。今回の補正1号は、3月議会で減額された2件の経費が復活しています。常識的には考えられない予算と言わなければなりません。私は町民を代表する議員の一人として、本会議で問題点を指摘し、今後の町政運営に生かしてもらいたいと思います。  私が本補正予算に同意できないのは2点であります。まず、1点目の熱中小学校関連の予算について述べたいと思います。  これは地方創生に関する予算ですが、私は、地方創生がハード事業、つまり公共事業ありきの発想になっている点の落とし穴にはまる構図になっていることに警鐘を乱打したいと思います。目的はハードではなくソフト、取り組みではないのでしょうか。その発想の逆転がスクラップの山を築きます。つまり、経済学的には逆立ち発想は再生産過程の脅迫となって、無理筋の非営利法人のNPOに利益を追求させるという矛盾に満ちた結論になります。  熱中小学校は全国の11校がパッケージで、3年後の自立は熱中通販により利益を生み出すことも一体のプログラムとなっており、つまるところ、ECカンパニーに過大な運営代行費用をつぎ込むためのものにならざるを得ません。小学校ごとに10点の商品を提供する100店舗が1,000点の商品を通販に載せ、1億円の売り上げ、5%のマージン、500万円で安定的に運営する計画です。文字どおり、机上の空論そのものであります。7歳の目線で世界を見る、廃校再生などといった抽象的なスローガンで公共事業先行の予算には同意できません。  次に、小学校の空調関係の業務委託の予算1,750万円であります。  まず、私の立場を明確にしておきたいと思います。温暖化現象により、学校で児童生徒が学習するのに障害が出ているのであれば、行政の責任でその解決を図ることは当然であります。空調についても同様であります。しかし、だからといって、無原則的に強行していいことにはなりません。私は、今回の予算が、町内7校の小・中学校のうちの2校、それも設計業務委託予算であり、小・中学校の空調設備のいわば入り口に当たり、今後の学校の空調設備を展望して、問題提起も念頭に討論をするものであります。  今回の学校エアコン整備に係る経過は異常であります。選挙後の初議会に29年度補正8号に初出でした、文字どおりの突然でした。招集する議長もいないのに全員協議会が違法に開かれ、寝耳に水の空調設備の設計委託料はこっそりと潜り込ませてありました。この空調設備の予算は、その後、30年度当初予算に事業費も含めて1億3,594万円計上されており、熱中小学校予算とともに動議により減額されました。常識的に考えれば、議会の圧倒的多数により減額修正された事業は、その年度は断念するのが普通であります。しかし、小松町長は、3月議会が終わった3月23日、NHKの取材を受けたのか、その日の午後8時45分からのNHKのローカルニュースで、減額になった熱中小学校など4月臨時議会に提案し通してもらうと放映されました。議会の議決、そもそもその当初予算の動議による減額を、どこ吹く風のような態度でありました。  このような町政運営を危惧した議会は、副町長の着任を待って、正副議長と議会運営委員長の議会三役が町長室に出向き、これら2件の問題について、くれぐれも慎重な取り扱いを要望しています。このような議会からの忠告にもかかわらず、小松町長は予算がないのに民間人4人を派遣した熱中小学校の視察報告会を行おうとしました。完全なフライングで、財務規則に反します。この場面でも、議会は中止を申し入れています。  予算がないのに事業を実施に移す財務規則違反は、学校のエアコン問題でも起こりました。指名通知を、予算成立の条件つきとはいえ、発送しました。緊急対応を求められる災害復旧でもやらないようなことが、現実に行われています。琴浦町の財政規律の弛緩状態は看過できないところまで進んでいます。学校のエアコンは、そんなに緊急を要するのでしょうか。  教育委員会によれば、PTA連合会から、2010年から毎年エアコンをつけてくれという要望が出されているといいますが、8年間見送られてきました。私が学校現場から、高温のため学習に支障が出ているから、エアコンの設置を求める声は上がっているのかと聞いたところ、教育委員会から具体的な回答はありませんでした。議会に空調設備の予算承認を求める決議書なる文章が、5月11日に寄せられました。提出は、町PTA連合会会長と各学校のPTA会長の連名でした。その記述には、昨年11月14日に琴浦町並びに琴浦町教育委員会に、町内小・中学校の各教室に空調設備を整備するように求めたとあります。例年にない時期に、PTA連合会から空調の要望書が出されていたことがわかりました。  そこで、私は、昨年11月以降の教育委員会の会議録をつぶさに読んでみました。初議会の前日の2月19日に開かれた教育委員会では、29年度補正予算と30年度事業の予算要求が議題となっていますが、空調を初め、全く質疑がないという会議録になっています。ここで重大な問題は、PTA連合会から季節外れの要望が出され、トップダウンで事業化しようとしてるのに、肝心かなめの教育委員会で空調の必要性、緊急性について、全く議論が行われてないという事実です。この事実は、子供たちの教育に責任を持つ教育委員会が機能不全に陥っているように見えて仕方がないのです。  この機能不全のガバナンス崩壊状態は、何も教育委員会だけではありません。琴浦まちづくりプラン、つまり第2次琴浦町総合計画、琴浦町教育大綱、教育関係要覧、公共施設等総合管理計画など、琴浦町の主要基本構想や計画に小・中学校の空調に関する記述は全くありません。地方自治法は自治体運営の根本原理を、第2条で、住民福祉の増進を最少の経費で最大の効果を上げるようにして行わなければならないと規定しています。これを実践しようとすれば、当然周到な計画と事前の十分な調査は必要で、せいては事をし損ずるのであります。  最後に、そもそも今回の事業は、地球温暖化に起因するものであります。世界は今、COP21パリ協定で、21世紀後半に温室効果ガスの排出をゼロにすることを目標にしています。そして、化石燃料が座礁資産化して、機関投資家の投資対象から見放され、また、この動きは保険引き受けの停止にまで波及しているといいます。温室効果ガスゼロの時代を生きる子供たちに、目の前で自然循環エネルギーによる空調の体験をさせながら、地球温暖化防止を実体験させる教育は必ず大きな力を発揮することになるでしょう。その意味でも、今後、学校の空調について、太陽光発電は言うに及ばず、地中熱交換方式や、条件があれば、小水力発電など幅広い選択肢の中、技術的合理性と経済的合理性を教育的効果も加味した総合的な事業展開にすべきだということを主張して、私の反対討論とするものであります。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。  桑本賢治君。 ○議員(7番 桑本 賢治君) 私は、一般会計補正予算に賛成の立場で討議に入りたいと思います。  この補正予算を、今言われましたように、大きく論点が分かれたとこが2点あります。  1つは小学校の空調設備であります。教育民生常任委員会が開かれた後、現地を見てみようじゃないかということで、浦安小学校に行きました。対応は、校長先生がされました。私は、現在、小学校、このあれではどこについておりますか。職員室と特別室についております。一般教室はないんですね。ありませんと。なぜ今まで放置されたのでしょうかと。いや、お金がえっとかかると思うし、遠慮しとったと。というような回答でありました。今、突然上がってきたというふうなことを言われましたし、私もびっくりしたんですが、びっくりした理由は、もうついとるもんだと思っとったです。小学校の教室にエアコンがついていなかったということを知らなかったということは、うかつだったなと思っております。最近の温度は非常に異常なものがあります。子供たちに快適な環境を提供するのは大事な行政の事務だと思っておりますので、早急に取り組んでいただきたいと。  それから、熱中小学校につきましては、4月21日だったじゃないでしょうか、船上山さくら祭りが翌日ある、前の日の土曜日、旧以西小学校で開催されました。私も少し早目に行って、船上山の桜を見て、それからバックしましたところ、100名以上の方が町内外から来ておられました。この熱中小学校を立ち上げた方が講師になって、熱く地域おこし、人づくりについてのお話をされました。私は久々に、心がかっとなるものを覚えたものであります。御指摘があったように、この事業は未知な問題がたくさんあるし、問題点もいっぱいある。しかし、琴浦町の地方創生にはぜひ取り組めと、私はそう思っておりますので、本予算を賛成し、速やかに取り組んでいただきたい、こう思っております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 反対討論ございませんか。  4番、押本昌幸君。 ○議員(4番 押本 昌幸君) 失礼します。私も、補正予算案について、学校空調設備と、それから熱中小学校関連事業について、反対の立場から討論を申し上げます。  まず、学校空調設備に関してでございますが、今回、補正予算で提案されたものは設計業務委託料ということで、学校空調設備事業の端緒についたと。すなわち、今回の空調設備の議案の中で、本来はここからスタートしなければならなかった、そこに、初出が2月の20日でありますので、2月、3月、4月、5月、6月とここに至って、本来空調設備の事業として検討すべき最初の段階にようやく入ったということでは、その意義を認めるべきだというふうに思います。  しかしながら、今回の空調設備は、先ほどの反対討論の重複はなるべく避けたいと思いますが、長年にわたり議会、町教委の事務局、そしてPTA、全て町民がこの空調設備に関しては整備すべきものという前提で今まで、少なくとも教育委員会においては、平成に記されたところでいえば平成22年からその陳情が記されてるようでございますが、そういう中で、要はみんなが整備すべきものだというふうに考えておりました。しかしながら、整備したいけれども整備できない、財源的に整備できないということで、教育委員会事務局もいろいろ苦労して、毎年必要なものから少しずつ整備してきたわけです。  ところが、今回の場合は、2月の20日に、突然に、全校に空調設備を設けたいという提案がなされました。そのときの概算の予算が4億5,000万でございました。問題は、この4億5,000万がどうやって生まれたのか。今までの空調設備がなされなかった理由の一つが財源的な問題です。この財源的問題があるからこそ、空調設備は整備すべきであるが、できない、何とかしてやらなきゃいけない。ところが、これがいきなりできるということになったわけです。今までの議論の中で、この理由を問いただせていただきました。その中では、実体験として、かなり暑いもんだというのを初めて感じたと。それと、財務に関しては、聞いてみたら、何とかなると。じゃあ、それまで、去年までは何とかならなかったのかということに関しての回答はいまだございません。  そして、そもそも議会に関しては、議会の最高ルールであります議会基本条例、これの第12条で、町長に次のことを求めております。すなわち、1、施策等の発生源。なぜこの事業をやろうとしたのか。今回についていえば、なぜ突然にやろうとしたのかということでございます。それから、2番目に、検討した他の施策等の内容。3番目、他の自治体の類似する施策との比較検討。4、総合計画における根拠、または位置づけ。5、関係法令及び条例等。6、施策等の決定過程における町民参加及び内容。7、施策等の実施に係る財源措置。8、将来にわたる施策等のコスト計算及び予想される施策の効果。これらを町長に説明を求めております、基本条例には。しかし、この中で、全てが回答をされたというわけではございません。初出に、この予算案が初めて出た、議会が聞かされた2月20日の初議会、いろいろ議論され、その中で、先ほど申し上げました議会基本条例第12条のルールのいきさつが指摘され、ようやく2番の検討した他の施策等の内容ということで、電気がよいのか、ガスがよいのか、その他の熱源がよいのかということで、ようやく今回の予算がなされたわけで、そういう意味では評価できるんですが、そもそもそういった議会の基本条例の第12条の徹底がなされてないということであります。  そして、さらに言えば、仮にこの電源、電気の熱源でもってやる分が、2月の20日の予算に出されました。そのときに赤碕小学校と浦安小学校の、概算で見積もりが出ておりました。先ほど申し上げました4億5,000万というのがその数字でありますが、そういう数字は出ておりますが、逆にランニングコストのことは出ておりませんでした。現実に今、電気代が、各学校7校で、どのような電気の電力契約で、どのような使い方がなされておって、それをもとに今回の電気によるエアコン、空調の導入を図った場合に、需用費である電気代がどの程度になるのか、これについての説明はなされておりません。大ざっぱに申し上げれば、平年、学校教育管理費は小中合わせて約1億円でございます。この中で、去年までの需用費の中の電気代、電気、ガス、水道光熱費の総額がおよそ2,000万です。この状況において、もしも当初の見積もりどおりの電気による空調が導入された場合、概算ですが、この2,000万が3,000万から3,500万くらいになります。教育費が、この空調の導入によって1,500万くらいふえる可能性があるわけです。もちろん教育費を上げればいいことでございますが、現在の財政状況の中でこれを需用費としてふやすということは、そうそう容易なものではございません。  しかしながら、その検討も、少なくとも我々議員の前には出されておりません。そういったことも含めて、今後、水道光熱費、そして教育管理費のあり方等もこれから議論されて、さらに突き詰めていかれなければならないというふうに思います。いずれにしても、議会においては、議会基本条例第12条の町長の説明責任を果たしていただきたいというふうに思います。  さて、もう一つの熱中小学校の関連でございますが、この熱中小学校関連に関しましては、ことしの3月、滝田誠一郎さんという方が「地方創生“熱中小学校”の果てしなき挑戦」という本を出されました。私も買って、読ませていただきました。確かに、著者が書いてるように、熱中小学校の熱さは感じました。ただし、これが琴浦町に導入できるかどうかは別問題であります。そして、そこに書かれているのはどういうことかという、帯に書かれているのは他力創発掛ける地方創生、それが人との出会いと発見になるんだというふうな帯の文句でございました、キャッチコピーです。その中で、具体的に言えば、廃校を拠点として、他地域、都会なら都会ですね、特にICT関連の方々の有能な熱い思いと人材と交流し、地方創生に欠かせない人材育成を目指すもので、講演会を聞く、そういう塾の創設ではありません。あくまでも地方創生に欠かせない人材育成を目指す、そのものとして熱中小学校が上がってきてるわけです。少なくとも、その本の中ではそういうふうに解釈をいたしました。  琴浦町の場合は、廃校である旧以西小学校を拠点にしてやるというふうなことで、ある意味では他の熱中小学校の例と一致しているわけですが、一番の欠けてるものは、熱中小学校をやってみようという熱中課の存在が見えてこない。そして今回、さまざまな議論の中で、琴浦版の熱中小学校について、いろいろ執行部に尋ねていくと、内容や説明がどんどん変わってくる。そして、結局は1,860万の予算のうち1,000万は、旧以西小学校を将来的に公民館にしようと、そういうための予算であるということが明らかになりました。残りの予算の中で、先ほどちょっとありましたが、300万は3年間、熱中小学校の本校である高畠の熱中小学校のほうに、通販事業のための負担金として計上するものだと、そういうことがありまして、その300万、4年後には通販事業で自主運営ができるというふうな説明でございました。これらの説明を受けましたが、結局、先ほど、私が本で読みましたような「地方創生“熱中小学校”の果てしなき挑戦」と、そこにあるような熱中小学校の姿が、少なくとも執行部の説明の中では見えてこない。そして、最終的には、その事務局を役場のほうがするというふうに今回変化してまいりました。一体そういうふうな姿で本来の熱中小学校の姿ができるだろうか。名前は一緒ではあるが、中身が違うと、そういうふうに思います。したがって、約100億の予算の中で1,860万、わずかといえばわずかではございますが、これは全て町民あるいは国民の税金から成り立っておるものでございますので、そうそう金額が小さいから、おろそかにしてよいものではございません。  そして、最後に、私たち議員に示されましたのは、既に議会に先行して国の交付金を受けることになっておる。これに反対して、もしも交付金措置を返上するようなことになれば、今後の国に対する交付金の要求に対して支障を来す。したがって、今さら反対されても困る、賛成してくださいというお言葉がありました。議員にとっては、これは恫喝でございます。この一言が、私にとりましては非常に議会をないがしろにした言葉、そういうふうに受け取りました。確かに、決定している国の交付金を返上する、これは異常な事態でしょうけれども、その責任は議会にあるんですか、議員にあるんですか、誰がそういうふうにしてしまったんですか。説明不足とかいろいろありますけれども、議員に諮ることなくして先行して交付金を取ってきて、ほいで、いきなり議会に出して、これを反対したら、あなたたち議員の責任ですよ、これはないでしょう。私はそういうふうに思いまして、この熱中小学校、特に反対をするものでございます。  なお、申し上げておければ、何も今回の熱中小学校、皆さんが全員賛成というわけではないと思います。いわゆる今回の予算案に対して賛成の議員の方々の中にも、いや、この熱中小学校に関してはちょっと問題あるぞという方々もいらっしゃる。あえてその方々の思いも含めて、私は反対したいと思います。  なお、最後に、こういうふうな空調設備とそれから熱中小学校の、特にこの2つの議題に関しまして通常じゃございませんでしたので、新人でありながら、私もいろいろ勉強させていただきました。反対ではありますが、この反対に至る学習をさせていただいたことに感謝しつつ、反対の討論を終わりたいと思います。ありがとうございました。 ○議長(小椋 正和君) 次に、賛成の討論ございませんか。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) そうしますと、この補正予算につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。  私の前に新しい議員さんがいい意見を述べられておりました。私もこれの賛成討論をぜひしたいなという思いでありました。それは、私も議員を、皆さん御承知のとおり、今度5期目で15年もたちましたが、こういうような補正予算が出たのは初めてであります。私以外にも、先輩議員の方も多分そう思っておられると思います。前代未聞といいますか、これだけこの3カ月間もめたといいますか、いろんな議論、討論、そして意見交換があったように思います。  その中で、さて、本題でありますけども、3月の定例議会に出された2本といいますか、2議案に懸案が、今の小・中学校の空調、冷暖房設備と、もう1件は熱中小学校のことであります。これは、私たち議員はこの1月に改選ということで、新しい顔ぶれ、メンバーでこの議場に参集してきたときに初めてこの2事業案が出ました。私も含めて、同僚、先輩議員は、この空調設備と熱中小学校のことは寝耳に水といいますか、何もこれまでの経過を聞いてないうちに、いきなり予算が1,800万、熱中小学校、空調設備で、当時はまだ設計の段階でしたけども、総額で、先ほどもありました4億5,000万、小・中学校の事業費でかかるよという説明を教育委員会なり町執行部から聞きました。その戸惑いというのは、かつてない戸惑いでありました。  さて、この小学校の空調設備については、議員各位も反対はないと思います。私ももちろん賛成です。ですから、この3カ月間、いろいろなことが議論された中で、今回提案されたのは詳細設計の補正予算ということで出ております。計画によりますと、平成31年、ですから来年、小学校5校に空調設備、エアコン、冷暖房設備を取りつけたいということ。そして、元号は変わりますけども、2年後には中学校2校に設置したいという思いで、このたびは詳細設計、他の議員からもありましたが、その総予算だとか総額だとかランニングコストというのはまだわかりません。その中で、とりあえず詳細設計ということで出ます。これを今度は9月なり年内の臨時議会において承認をして工事をスタートする、その前段の予算ということで私は理解しております。これが、詳細設計がやはり琴浦町の小・中学校、また、財政的にも合わないということであれば、これは、設備は来年じゃなくて1年延び、2年延びる可能性もあるということを議員各位も理解しておられると思いますし、私も、この詳細設計が出た段階でまた考えないけんなと思っております。  ただ、この空調設備というのは、今後はやはり学校の中でもちろん必要だと思いますし、そういう教育委員会なり、他の地域、他の教育機関等々も調査された中で、琴浦町でもいち早くということで計画されたということには敬意を表したいと思います。ただ、今後の運営、この利用についてのことがまだ定かではないということで、不安ではありますけども、まずはスタートして検討したいというふうに私は思い、この件につきましては賛成をいたします。  次に、熱中小学校の件ですけども、これも平成29年度には講演も町内であったということは聞いております。ただ、残念ながら、私はその講演を聞いていませんでしたし、出席していませんでしたし、残念なことがもう一つ、町のほうで高畠町のほうに視察に行かれたというときに、議会には一言も声がなかったと。前議長も何も聞いてなかったということを、全員協議会のほうでお話をされております。  この熱中小学校事業につきましては、新小松町長の熱い思いということで私は受けておりますし、その理想というのが、自発的に考え、行動できる人材を育成するんだということで、小松町長のいわば自発的な考えがこれなのかな、そしてまた、その行動によって琴浦町の人材育成をしたいという熱い思い、ある方から町長は熱中症になったんじゃないかなんていって冗談も言われましたけども、これも3月から本日に至るまで、数回となく委員会なり懇談会、また全協で話を聞いております。  全国で11カ所ということで、私はこれ賛同するのは、本当にいろんないい、いいといいますか、すばらしい講師陣を町内に招いて、月2回の講義ということで計画をされております。ただ、これまでの町事業や教育委員会等、社会教育の関係でもすぐれた講師さんが町内を訪れて、多くの方が講演を聞かれておりますが、その中で町内でどれだけの成果があったのかなということも、やはり執行部の方、またこれからいろんな講演等を企画される部分については検討していただきたいと思います。  さて、この熱中小学校は、従来とは違って、この小学校の生徒といいますか、これの講義を受ける方は1万円もしくは2万円の授業料が必要だということで聞いておりますし、そう他の学校でも行っておられます。ただ、琴浦町の熱中小学校の素案の中には、授業料も幾らになるかもまだ決まっていないということは、この前のまた話でも出ております。そして、半年間で約11回から12回の講義をされるということで、町内はもちろん、県内、県外からもこの琴浦町に足を運ばれてこの授業を受講されるということで、今言われます交流人口だとかという部分ではおもしろい事業だなということは思っております。その中で、本当に琴浦の町民が行動できる、すぐれた人材が育ってくれればということも思っております。  もう1点、これまでなかったということで、これは地方創生事業で、皆さんも御承知のとおり、3年間の継続事業、その後は交付金がなくなり、補助事業がなくなるということです。その場合に、この熱中小学校は閉校かそれとも存続かということで、存続させるために補助金にかわるものとして熱中通販がこのたびから計画をされております。先ほどもありましたけども、手数料が30%ということと、広告宣伝料が立ち上げの期間3年間は月に25万円の、これはそのサイトといいますか、プロデュースをしていただくところに払ってするということで、これは半分は地方交付金で賄われるわけですけども、それにしても、その半額、約150万何がしというものは町の持ち出しとなります。通販によって利益が配分されるのは、琴浦町の熱中小学校の事務局には5%ということで、ですから、1万円の商品で結局は500円ということ。先ほどもありましたけども、じゃあ、年間に約300万ぐらいの収益を得て、この熱中小学校を閉校しないで存続させるためには、約1億の商品の売り上げがなくてはいけないということまで説明がありました。  私も自営業をやる中で、いかに1円、2円といいますか、100円、1,000円で稼ぐのがどれだけ大変だということは理解しておりますし、多くの議員さんもそのことは理解されておると思います。そして、町内で、いろんな企業や商工会も含めてですけども、通販もいろんな大きな運営サイトで出店をされたりしておられるのも事実であります。ここによって、今は聞くところによりますと通販業界ももう飽和状態になっているということで、これも本当に一抹の不安があります。  ちょっと長くなりましたが、この熱中小学校の事業については、本年度、今回出ておるのは単年度の予算です、平成30年度予算です。引き続き平成31年度はどうなるかということは、またこの半年の成果を見ながら、私も意見を述べさせていただきたいと思います。こうやって、継続は3年ではありますけども、とりあえず町予算は単年の予算であります。そのことを議員各位も御承知のことだと思いますし、本当の熱中小学校をある意味、半分は期待をして、半分は不安ということは議員各位も御承知のことだと思います。ただ、このスタートに当たっては、町長含め執行部におかれましては、本当に私たちもこれからどんどん意見を言って、よりよい琴浦町のために心機一転した議員でありますし、一致団結してこの事業等も、ほかの事業も協力してできればなと思っております。  下手な賛成討論になりましたけども、各議員の賛同を得て、ぜひとも今回の補正予算の可決をよろしくお願いいたします。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 反対討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、補正予算に反対の立場で討論をさせていただきます。  2点、1つは熱中小学校、もう1点は学校のエアコンであります。3月議会で、私は2つの事業は反対するものではないが、説明不足で、積算根拠などを明確にし、内容についても十分な説明と検証しなさいという理由で修正に賛成をいたしました。しかし、今定例議会に提案された内容を見れば、説明不足、内容も検証不十分であります。この3カ月間、執行部は何をしておられたか、私は憤りを感じております。いつになったらそういう説明があるのかということで期待をしておりましたけども、私から見れば、全くと言っていいほどありませんでした。  まず、熱中小学校でありますが、以西小学校を1,000万円をかけて改修をすると。メーンは人材育成と熱中通販、この人材育成のために以西小学校のランチルームをエアコンをつける、また、小学校でありますので、トイレを改修する、それに1,000万かけると。3月議会でも出ておりました、この緊迫した情勢の中では、まなびタウンもあったり、また町有施設もたくさんあるだないではないかと、なぜ以西小学校にこだわらないといけないかということであります。  御存じのように、以西小学校は小学校であります。使ってる使ってない、関係ありません、現在は建築基準法上は小学校です。ただ、29年度に2階だけは共同住宅に変更になりました。共同住宅するためには莫大なお金が要りました。7,000万円ぐらいかけて、わずか50坪の住宅を建てるのに7,000万円、新築する費用の2倍、3倍の金をかけたんですね。それは、ああいう大きな学校を用途を変えるということは大変なんです。今回は、1階は現在は小学校です。そこのランチルームを変えると、それに1,000万かけると。ランチルームばっかりじゃございません。基準法に合うためには非常照明をつけたりとか、内装制限したりとか、別な費用がかかってまいります。私は、同じやるんだったら、別に以西小学校にこだわらなくてもいいんじゃないかということを主張しておりますが、全く今回も以西小学校ありきです。  また、通販事業でございます。この通販事業も、詳細が出てきたのはこの定例会の最中であります。内容についても、議員が到底納得できるような内容ではございません。  したがいまして、熱中小学校については、基本的に私は賛成でありますが、もっと検証して、納得いけるようなものにすべきだと思います。  次に、学校のエアコンであります。私も、基本的には賛成でありますが、今まで反対討論の中で同僚議員が話されました、そういう経過もございます。私も、当初はなぜ電気なのか、ガスもあるということで、また、補助金よりは起債事業のほうがいいと、これもどうかなと思っとったんですけども、ある程度、説明聞きました。ただ、学校、皆さん今、地球規模でエネルギー対策、これも待ったなしです。特に学校、小学校、中学校の生徒、児童に、そういう環境教育等を兼ねてこのエアコン事業をやるというのは非常にいいことではないかと思います。ちょっといろいろ調べてみましたら、全国的には、文科省だとか起債事業ではなしに、環境庁の補助金を使って、太陽光を使って、学校教育の中に環境教育とエアコンとをうまくセットしてやってるところもたくさん出てまいりました。また、先ほどもありました、地中熱を使う、または地下水を使うという、学校でこれも補助金を使ってやってるとこもあります。  今回提案されておりますのは、1,750万の5校の設計委託です。これも、電気とガスと両方設計してください、これは二重手間です。それより先に、もっと基本的なところをきちっとして、それからかかるべきです。電気とガスしか対応してません、太陽光も地下水だとかそういうことも一切、今回はこれでもう突っ走っていくという形です。私は、これは再考する必要があると思います。  私は、基本的にはこのエアコンについても熱中小学校についても賛成であります。ただ、幾ら町長がやりたいと言っても、最終的には議会が承認です。皆さん、昨年、以西小学校の2階に7,000万円かけて農業研修生の宿泊施設をつくりました。誰も入ってません、今、募集中。5部屋あるのに2部屋しか募集しない、この責任は誰にあるか、全部議会が承認をしてきております。芝の結束機にしても、関西のほうにテレビ放映1,000万かけても、幾ら町長がやりたいと言っても、全て議会が承認をしてきてるということであります。私は、この2つの事業についてはもっとじっくりと落ちついて考えて、基本的なものをきちっとしてからやってもおかしくないと思います。議員の皆様の御協力、よろしくお願いします。  以上の理由で反対であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) 賛成の方の討論ございませんか。  桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) そうしますと、議案第67号、平成30年度琴浦町一般会計補正予算(第1号)、これは町長に苦言を呈して、賛成をしたいと思います。  いろいろ賛成、反対、各議論があるところでございますけども、これは小松町長肝いりの2事業、つまり選挙公約の2事業だと私は思っておりますけども、ふと途中で湧いたのが空調設備、これはまた後からしゃべりますけども。それで、これは鳥取琴浦熱中小学校、仮称ですけども、町内小・中学校空調設備。  熱中小学校は町長就任前から、小松町長が副町長のときから構想を持っていた目玉事業なんですね。9月末、町長選に出馬のために町長は辞任をされた後、ふと浮上してきたのが、実際にここは町内の小・中学校の空調設備であったというふうに私は思っております。これは、琴浦町の第2次総合計画、2017年から2021年、琴浦町教育大綱、何にもその中には計画は示しておられません。特に熱中小学校、廃校になった以西小学校を会場に、会社を起こす企業、ベンチャー企業、ものづくり、多岐にわたる分野の専門家を招いて講義を行い、地域活性化を担う人材を育成する取り組みで、ことし10月の開校に向けて半年間、第1期生として町内外から広く受講生を募集する予定にあわせて、町で開発された商品を電子取引で売り出して収益を生ませ、3年間で民間運営に移行する計画を立てられております。  ところが、いろいろ議論の中、資料が出てくる中、先ほども反対議員の討論にもありましたように、議会に先行して国の申請をもう出されてしまっている。ちょうど1月23日、地域再生計画を、私たちの選挙の真っ最中、3月30日認定、地方創生推進交付金、1月24日に提出、3月29日内示、3月30日に申請して、4月2日に内閣府から交付決定をもらわれているのが現状であります。
     山形県の高畠町は、連携市町村、今11市町村です、全国の。一体となり、内閣府と協議に入られて、私、3月議会の14日、当初予算の総括質疑の出る8時45分、NHKで熱中小学校がいかにも通ったような形の中で、中国5県で、琴浦町が第1号ですというようなニュースを見てびっくりしました。それで、議場に来て、質疑の中で町長に、これはいつ取材されたんですかって言ったら、その14日の朝に、7時過ぎか7時半ごろに町長室にNHKが来て取材をして、しゃべったものが8時45分にもう放映されてる。町長、これは、予算が通ると思って記者会見されとるんですか、NHKに、いうふうな形で私は町長に物を申しましたけども、議員の全体は、事業は、確かにおおむねできると思いますし、今現在、9校が実施をされとって、うちのこの10月と同じ10月に開校予定の高知県越知町、ここも人口1万三、四千人の町なんですけども、同じ状態が多分起こっていると思います、うちの町と。それで、進行も同じように進んでると思います。ただ、今やってる8校は、既にNPO法人でやっておられるんです、NPO法人で、一般社団法人とか。うちの場合はいろいろな形の中で、議員間討議、執行部との討議の中で、少しそれを折り曲げて、行政が主体で企画委員会を提出をされてきているっていうのがうちの現状なんです。  それで、先般、5月19日、開校しました。6月9日、第2回目、終わりました。和歌山県の上富田町、人口1万5,000人。中山間地でしたけども、この上富田町は中山間地から外されました。人口がどんどんどんどんふえよる。紀州が近いですから、そこの太平洋側でやられとるという事務局長さんに、もう既に事業が執行しています。先ほどもあるように、うちの場合は3年後にNPO法人とか一般社団法人の民間に委託して、運営していただかなければならないということであれば、この3年間で利益を出さなければならない、一般の企業であれば。その利益が、この間、先般、初めて数値目標が出されたんです、数値目標。それを見て、多分、議員は唖然としたと思います。さっきからいろいろあるような格好の中で。  それで、実際に、私はきのう午前中、商工会の事務局長並びにECコンサルカンパニー、江藤社長とアポをとって、実際のとこは本当にどうなってるのかということを聞きました。皆さんが心配しておられるように、例えばある琴浦町の企業がサイトに載れば、今の25%が発生するんですね。そこで、そのうちの5%しか熱中小学校には、事務局には入ってきませんけども、そこの中で、実際に25%、このECカンパニーが取るんではありません。これがまた判明しました、中身の事実が。それは、ECカンパニーと、もう一つ会社がありまして、この会社には、決済手数料、経理代行システムのお金を払うと勉強してきております。それで、このECカンパニーの社長さんに聞かれましたら、このECコンサルは、どのぐらいの利益が入るんですか、あなたのとこにって言ったら、うちは5%しか入らない。それで、そういう事実も実際に出てきたんですね、聞いてみると。それで、商工会の事務局長に聞いています、うっすらは聞いてるけど、中身はわからない。ただ、それを企業が乗ってくるか、琴浦の企業が。私、思うんです。  それで、町長、これをやられるということであれば、琴浦町内から今度は塾生が出ますね、受講生が。受講生に、何人の、琴浦町から起業化するような、ベンチャー企業にするような受講生のKPIを定めるべきだ。私はそういうふうに思いますよ、私はそういうふうに思ってます。(発言する者あり)それで、月例報告や全協とか議員懇談会、いろいろ重ねてきましたけども、特に熱中の場合は、人材育成だって町長言われるんですね。そうであれば、全くそのことについては私は賛成をする一人ではあります。それで、これが、熱中小学校の関係で、確かに運営費がなければ、この間、きのうです、きのう、議員懇談会の中で、議長が町長と話をされたと思いますけども、もしも3年間やってみて赤字だったら中止する。そういう方向の答弁を議長が言われました。議事録も精査してみました。まさしく、そのことが書いてありましたので、私は、だから苦言を呈して賛成の派に回ってるんです。だけど、中身の実態が、実際にある一つの商品をしたときには、運送料は会社持ちなんですよ。これが新しく判明しました。例えば1,000円の商品に100円運賃がかかるとすると、このECコンサルは、1,100円で売るんです、1,100円で。それで100円は、例えばこの地元の企業が払わないけません。1,100円で売る。売るから、1サイトだったら20何%かかっちゃうから、サイトをまとめてやってくださいと。しっかり二、三カ月して、サイトをためてからやってもらわんと、大変なことになりますよって江藤社長は言われましたよ、そのことを。しっかりその辺のところは行政が主役で事務局を持たれてやるということであれば、なかなか企画情報課では琴浦町の会社の社長さんなんかがそんなに知られない。商工観光課長がよく知ってるけど、その辺のところのふだんのつき合いがない。それはどうしてやられるのかというの、ごっつい不安なんです、私も、実はこれをやって。これを通すのか否決するのか別として。そういうようなことがありますし、それから、やっぱり町長がよく言われる、地域を元気にするためにっちゅうのは、今、人口をふやすというような金太郎あめになってますけども、これが今すぐ定住じゃなくても、長い目の、都市と町との交流の中でのローカルイノベーションでしょう、結局。そういうことで、その関係人口をもっていかれるのが私は熱中小学校だというふうに位置づけておりますので、よろしく……。 ○議長(小椋 正和君) 暫時休憩いたします。                午前11時11分休憩       ───────────────────────────────                午前11時12分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。 ○議員(14番 桑本 始君) そういうことで、私は賛成討論させてもらっとるですよ、苦渋の賛成討論。それで、しっかりこの3年間の検証で、もしも通れば、否決になれば仕方がありません、通れば、その詳細を議会にも披瀝をしていただいて、決断のときはしっかり議会が決断させていただきますんで、よろしくお願いしたいと思います。  ただ、私たち議員は、執行部の追認組織じゃないですよ。イエスマンの議員じゃない。時々の是々非々で物事は対応して、賛否両論が決まればいいと思ってるから、それぞれの意見で、全員の皆さんが出て、ここで、しっかり言うべきだ。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 続いて、反対討論はございませんか。ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成討論はございませんか。  1番、前田敬孝君。 ○議員(1番 前田 敬孝君) 本件、補正予算案に関しまして、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  まず、町内の小・中学校における空調設備の件ですが、実際、私も8月、何のために夏休みがあるのかなと、暑いので授業に身が入らないからあるんじゃないかと、当初はこのように思っておりましたが、実際、現場に行ってみて、せんだって町内の小・中学校のオープンスクール、校内の開放がありまして、まず東伯中学校、行ってきました。ちょうど休憩時間、その中で、あと授業も見させていただきましたが、中学生でさえ、休憩時間は騒いでおりました、一生懸命。その熱気が、今度、授業が始まって教室に入りますと、もうむんむんで、例えば温度計の数値では38度とか37度とか出ておりましたが、実際、その体感温度といいますか、はもうこれ40度を超えるものだと思います。その後、先般、教育民生の話し合いがあった後、浦安小学校に参りましたが、小学生の一教室も後ろまでびっしり、入った途端にむっとしたようなこの熱気、6月の半ばですが。6月の半ばでこのような状態ですので、7月また9月の当初、あとは夏休み中にも教室等があると思われますけれども、その中の小学生の熱気といったら、もうこれは多分、先生も我慢できないんじゃないかというような感じで、現場を体感した私は、もうこれはぜひ早急にエアコン事業、進めていただくべきだと、このように感じました。  続きまして、熱中小学校ですが、いろんな意見、これが議題に出されるまでの過程で問題は多々ありましたけれども、やはりこれも実際考えてみますと、人材育成ということに関しましては、非常によいプロジェクトだと思います。例えばカフェをするだとか、よく地方創生は、箱物があり、その中でカフェをしたり、いろいろ教室をしたりというのがありますけれども、やはり人材育成という面から見ると、これ以上のものはないなと当初から思っておりました。  特に、初代の地方創生大臣がおっしゃってたのは、ある講演会で、地方創生の要るさまざまな案件、10%の可能性でもあれば、やるべきだと。たとえそれが何年後かに失敗したとしても、必ず何かが残る。残らないようなところは最初からする必要はないと、する価値がない。琴浦町のこの自然、財産、人材、全てを掛け合わせれば、今、日本でやってます熱中小学校でも最高の成功をおさめれる資源が多々あると思われます。また、先ほど申しました小・中学生に関しましても、我々が、例えば小学校・中学校のときには、実際に会うことのできなかった都会とか海外とかで成功してらっしゃる方の話が対面で聞かれるようになるわけなんです。ですので、私は、これ、生きた進路指導室の可能性も十分にあるんじゃないかなと。この琴浦町の知財、資源、全てを掛け合わせれば、最高のすばらしいものができていると思いますので、そのような立場から、熱中小学校事業、さきに申しましたエアコン事業、賛成の意見を述べさせていただきました。ありがとうございます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか、賛成の討論ございませんか。(発言する者あり)はい。反対は、先ほどもうありませんでしたので、賛成の方の、もしあれば、討論ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) 済みません。私は、賛成の立場から討論のほうに参加のほうをしたいと思います。反対のような賛成討論になろうかと思いますけど、御容赦のほういただきたいと思います。それは、じくじたる思いでこの場に立っているからであります。  この補正の中身の多くは、気になるところがないとは言いませんが、多くの問題はけんけんがくがく、いろいろな意見や質問が出ております2件、熱中小学校とエアコン整備に集約されると思います。  熱中小学校については、説明を尽くすと言いながら、執行部の説明が二転三転、転がっております。エアコン整備についても、議論が出ておらないうちから指名通知が、さっきもありましたけど、既に発送されているなど、議会軽視とも言える状況が続いております。この2件に共通していることは、本年3月議会以前からですが、議会報告前に、何とその詳細の詳細が、外部の人に流れ、なぜかひとり歩きしているなど、あってはならないことが続いていたということがこの問題の本質であろうかと思います。今日に至るまで、議員各位におかれても、正当なことを言っているつもりでも、このような事実を棚に上げた、特定の方から、議員はけしからないであるとか、時には圧力とも言えるものを感じられた方も多かったのではないかと思われます。かく言う私もその一人であります。議会が外部からの不当な介入に惑わされることなく、二元代表制の一翼を担うべく、自主、自律を貫くためには、かくあるべきか、今日に至るまで自問自答してまいりましたが、子供たちのために何ができるか考えたとき、小異を捨てて大同につくでありませんが、賛成するのが妥当と判断するに至りました。  こうした事態を踏まえ、町長におかれましては、事業着手後は進捗状況をしっかり、事あるごとに議会に報告し、随時事業を進めていただきたいという要望を申し添え、賛成討論といたします。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。  福本まり子君。 ○議員(3番 福本まり子君) 私も賛成と言いながら、相矛盾したお話になると思いますが、やはり皆さんがいろいろ悩まれて、いろんな意見が出た結果でもあります。これまでの議員の皆さんの中からるる、昨年からの経過説明、かなり詳細に言っていただきましたので、そのことには触れずに、中身に入っていきたいと思います。  当然、提案するのも熱中小学校の件であり、小学校の空調設備の件であります。そのことにつきましては、最初、単なる説明不足というところからスタートして、本来の議会基本条例12条に反するような行為がるる行われております。準備行為と称して、予算計上もないのにやられて、事が進んできたということが議会の不信感を募ってきたのではないかと思います。ちなみに、事前執行というのは、議会も了承済みであって、信頼のもとに事前執行がなされるべきであって、それもないままに公然とやられるということは、これが恒常的に行われると大変なことになりますので、違法ではないにしても、やはり議会との信頼を築いてから進めていただきたいなと思います。議会も、議会軽視ということに大変重きを置いておりますので、そのことは町長のほうも、議会との調整は重んじてやっていただきたいなということであります。  まず、懸案となってます2点についてですが、私もエアコンをつけることには反対ではありません。議員の皆さんもそういう意見で物事がスタートをしておると思います。電気一辺倒の話から、いろんな手法が出てきております。また、環境面に配慮した提案もなされてきております。その中で、執行部側のほうも少しずつ、多分耳をかすようになってきたのではないかと思います。長い議論をやってきましたが、決して無駄ではなかったなと思っておりますので、ぜひともこの実施に当たっては、ランニングコストだけではなくて、環境面、それぞれの部分でいろいろ、最も一番いいものがこの琴浦にできた、県下で、中部で一番最後かもしれないけども、一番いいものができたっていうようなものをしてほしいなという期待を寄せて、空調設備については賛成したいと思います。  次に、熱中小学校のほうですが、先ほど来出てますけども、当初とかなり構想が変わってきております。不安材料がとても多くて、本来的には廃案にすべきでないかなと悩んでおりましたが、まだまだ不確定な要素、でも、それでも一番問題になってるのは熱中通販のことだろうと思います。その部分も町長責任において、3年後ではなくて、やはり1年1年検証していく必要があると思っております。さまざまなリスクを抱えていますので、本当に判断とか重大な決断をしなければならないときはあると思います。町長は責任を持ってこれを運営していただきたいと思います。ただ、先ほどから出てます人材育成については、私はいろいろなジャンルの事業が展開されることはすばらしいことだと思います。あわせて、本来の人材育成は、単なる有名大学、有名企業の講師だけではないですので、同じ受講生、いわゆる生徒同士でも情報交換をやり合うことによって、ネットワークをつくることによって、かなりそれが自分の実となり、アイデアが生まれるもととなりますので、そのあたりの運営については企画力が試されます。特に、熱中小学校の金太郎あめではなくて、熱中小学校10校の金太郎あめになってほしくないと思っております。同じやるからには、琴浦ならではの企画運営をして、実のあるものにしていただきたいと思います。特に、反対か賛成かわからないような討議が先ほどからなされてますし、私も苦言を呈することばかりですが、大変な船出になると思いますが、賛成して、応援していきたいと思っております。以上です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。  6番、澤田豊秋君。 ○議員(6番 澤田 豊秋君) 私は、本補正予算について賛成の立場で討論をしたいと思います。  今回の補正予算は、人事異動に伴う人件費の減額補正のほか、特に、先ほどから議論がなされておりますように、熱中小学校と小学校のエアコン設備、空調設備にかかわる詳細設計が大きな焦点となっているわけです。先ほどからいろいろと議論がなされておりますので、熱中小学校のこの理想というのが、先ほどからありました、自発的に考え、行動できる人材を育成していくこととなっております。このことは、琴浦町が目指す、まず、人づくり、2つ目にまちづくり、そして3つ目に仕事づくりという、地方創生総合戦略の観点からも、町の活性化に向けてとてもいいことではないかなというふうに私は思っております。  移住してこられた方と私はよく話をすることがあるんですが、そうした中に、今、琴浦町では、もっと外部から刺激が必要だということをよく言われます。移住してこられた方が、とってもすばらしい琴浦町のいろんな中で、もっと外部からの刺激が必要でないかということを言われるわけですが、私は、これまでふるさと納税をしていただいた方を関係人口として、もっと我が町にかかわりを持ってもらうことが必要だということは、これまでずっと言ってきました。そうした中で、熱中小学校で関係人口、あるいは交流人口をふやして、町の活性化に結びつけていくよいチャンスではないかというふうに捉えるべきではないかというふうに思います。新しくアクションを起こすっていうことはかなりのエネルギーが必要で、先ほどから出ておりましたけども、多くの課題があると思いますが、山形県の高畠町を中心とした、全国で11の市町村で、平成30年度の地方創生推進交付金の、先ほどありました、交付申請がなされており、1つのグループとして今進んでいるわけです。そういった中で、熱意ある塾生を全国の仲間とともに、よりよい熱中小学校に築き上げていただくことを期待したいというふうに思います。  また、小学校のエアコン、空調設備については、地球温暖化に伴い、夏は30度を超える日が連日のように続くような状況が当たり前になっております。これから熱中症の予防っていいますか、そういったことも連日のように放送されてくる、そのような現状があるわけですが、現場のほうでは、さまざまな努力をされていると思いますが、窓をあけれないこともあるというふうに現場のほうの声も聞いたりもします。熱風、あるいは3階等になると、窓をあけると紙が飛んだりものが飛んだりと、そういうような状況もあるように聞いております。  私は毎日通学路に立って、子供たちと挨拶を交わしております。子供たちがしっかりと学んで、我がふるさとを誇りに思って、元気に育ってほしいといつも願って見守り活動を続けております。子供たちのよりよい学習環境を整備するということはとっても大切なことでもあり、県下の状況、市や町の状況を見てみますと、設置に向けて今、計画がどんどん進められてる状況もあります。今回のいろんな中では、いろんな中で設計されていくと思いますが、ぜひ各学校に適した整備をお願いをして、賛成討論といたします。以上です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。  新藤登子君。 ○議員(8番 新藤 登子君) 私もこのたび、30年度の一般会計補正予算の中で、2つの問題に触れてみたいと思います。  一つは、やはり小・中学校のエアコンの件ですけれども、初めは、初めというよりは、何ていうんでしょうか、この前、教育民生常任委員会で学校のほうに研修に行ってまいりました。やはり1階と3階との差が、随分温度差があります。3階は本当に暑いです。そして、何ていうんでしょうか、以前、校長室にも入らせていただいたことあったですけど、夏の暑いときに。校長先生に、どうしてこんなに暑いのにエアコンつけられないんですかってお聞きしたことがありました。しかし、各小学校にはエアコンがないのに、自分の部屋だけエアコンをつけるわけにいかない、申しわけないっていうことをおっしゃっておられました。そして、窓をあけておられました。そういう校長先生の思いもすごくよくわかりました。やはりこの暑さでは、6月の中旬ぐらいに行きました、学校。本当に暑いな、エアコン必要だなということも感じ取りました。私は、先ほどから議員の方、皆さんいろいろ反対、賛成の意見を申しておられます。確かにおっしゃるとおりでございます。でも、やはりこのエアコンは大事だなと思いましたので、大賛成です。  もう一つは、熱中小学校の件ですけれども、やはり私も本当に今日まで随分悩みました。どうしたらいいのかな、この件は。もし何かあったときにどうするだろうか、議員の責任になるんじゃないかとかと、いろいろと考えました。その中で、一番心配しましたのは、シミュレーションのことをちょっとお話しさせていただきますけれども、3年間で売り上げの1億、すごく甘い考えじゃないかなと思います。売り上げを1億上げるということは相当な努力しないと、とてもじゃないですけれども、大変なことです。それを3年間でやって、順調に乗っていただいて、4年目からはもう自主運営ということになるんですけれども、皆さんがおっしゃるのはそこなんですね。やはりその辺のところで、3年間をしっかりとやっていただいて、まちづくり、地方創生で人材育成ということですので、ぜひ、やるからには本当に前向きに進んでいただきたいと思います。もしだめなら、本当にこの3年間で諦めなきゃいけない状況になるかと思いますけれども、やはりまちづくり、人づくり、琴浦町が安心して暮らせるまちづくりのためには、やはりこれを成功させていただきたいというのが私の思いでございます。どうか、3年間やってだめなら、きっぱりと、町長自身もこの辺の決断をしていただきたいという思いと、それでは絶対だめだという、そんなことはないということを信じておりますので、このことを申し上げて、私は賛成の討論とさせていただきます。どうぞ、皆さん、よろしくお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第67号を採決いたします。  反対討論がありますので、本案を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。お座りください。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第68号 ○議長(小椋 正和君) 日程第10、議案第68号、平成30年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第68号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第69号 ○議長(小椋 正和君) 日程第11、議案第69号、平成30年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第69号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第70号 ○議長(小椋 正和君) 日程第12、議案第70号、平成30年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第70号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第71号 ○議長(小椋 正和君) 日程第13、議案第71号、平成30年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第71号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第14 議案第72号 ○議長(小椋 正和君) 日程第14、議案第72号、平成30年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第72号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第73号 ○議長(小椋 正和君) 日程第15、議案第73号、平成30年度琴浦町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第73号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第74号 ○議長(小椋 正和君) 日程第16、議案第74号、財産を無償譲渡することについてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第74号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第75号 ○議長(小椋 正和君) 日程第17、議案第75号、財産を無償譲渡することについてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第75号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第76号 ○議長(小椋 正和君) 日程第18、議案第76号、琴浦町八橋ふれあいセンターの指定管理者の指定についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第76号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第77号 ○議長(小椋 正和君) 日程第19、議案第77号、琴浦町三本杉ふるさと分校、琴浦町南部ふるさと広場指定管理者の指定についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第77号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第78号 ○議長(小椋 正和君) 日程第20、議案第78号、琴浦町船上山人材活用加工販売施設指定管理者の指定についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第78号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第79号 から 日程第24 議案第82号 ○議長(小椋 正和君) 日程第21から日程第24までの4議案は人事案件ではありますが、各地区の財産管理にかかわる案件でありますので、議案ごと、一括して審議いたします。  日程第21、議案第79号、琴浦町赤碕財産区管理委員の選任について同意を求めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定によって、井木裕君並びに大平高志君の退場を求めます。            〔5番 大平高志君・15番 井木 裕君退場〕 ○議長(小椋 正和君) 討論に入ります。討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、本議案に反対の立場で討論を行います。2点あります。  まず、第1点。財産区は特別地方公共団体であり、行政権は、町長が執行機関、議会が議決機関であります。しかし、本議案には、議決機関である議員が7名中2名、管理委員として提案されております。二元代表制の趣旨に反しますので、反対であります。それが1点。  また、女性が7名中1名であります。町の男女共同参画推進条例では、町の附属機関の委員は、男女の数は均衡するよう努めなければならないとあります。完全に、私は、条例に違反をしております。提案された7名の方は適任であるとは思いますが、選考方法に問題がありますので、反対であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第79号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。賛成者、起立をお願いいたします。
                      〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。お座りください。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。  ここで、井木裕君並びに大平高志君の入場を求めます。            〔5番 大平高志君・15番 井木 裕君入場〕 ○議長(小椋 正和君) 日程第22、議案第80号、琴浦町成美財産区管理委員の選任について同意を求めることについてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、反対の立場で討論を行います。  7名の方全員が男性であります。先ほどお話ししましたように、町の男女共同参画推進条例では、男女の比は均衡するようにという条例があります。完全に違反をしております。  また、第3次の琴浦町男女共同参画プランがございます。平成18年度から22年まで。22年、最終年度には、男女の比が50%になるよう目標を立てておられます。0%。この任期は4年ありますので、この方たちが4年になったときに、次のときに50%となる可能性は私はないじゃないかと。町の執行部はどういうぐあいに、何を考えておられるかと私は思います。町の男女共同参画推進条例違反ですね。また、取り組みが不十分ということで反対であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第80号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。お座りください。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。  日程第23、議案第81号、琴浦町安田財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、本議案に反対の立場で討論を行います。  理由は、先ほどと同じです。7名中全員が男性であります。町の男女共同参画推進条例違反ということで反対であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第81号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。お座りください。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。  日程第24、議案第82号、琴浦町以西財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、本議案に反対の立場で討論を行います。  7人の管理委員の中で、全員が男性であるということであります。町の男女共同参画推進条例違反でございますので、反対であります。以上。 ○議長(小椋 正和君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第82号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに賛成の方の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(小椋 正和君) 賛成多数と認めます。お座りください。したがって、本案は、原案のとおり同意されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第83号 ○議長(小椋 正和君) 日程第25、議案第83号、財産の取得についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第83号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第26 議案第84号 ○議長(小椋 正和君) 日程第26、議案第84号、建設工事請負契約の締結について〔生涯学習センター大規模改修工事〕を議題といたします。  町長の提案理由説明を求めます。  小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 追加で提案させていただきます議案について、提案理由を説明させていただきます。  議案第84号、建設工事請負契約の締結について〔生涯学習センター大規模改修工事〕であります。この工事は、琴浦町生涯学習センターの屋根、屋上、外壁、軒天などの塗装及び建具、密閉パッキン、床タイルなど部分改修を行い、センター施設の長寿命化を図るものであります。  平成30年6月18日に指名競争入札を行いましたところ、株式会社井木組、代表取締役、井木敏晴氏が一金9,158万4,000円で落札しましたので、同日に仮契約を締結いたしました。  つきましては、本契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項の規定により、本会議の議決を求めるものであります。  以上、1議案について提案理由を説明させていただきました。よろしく御審議くださいまして、御承認賜りますようお願いいたします。 ○議長(小椋 正和君) 以上で提案説明……(「議長、ちょっと休憩」と呼ぶ者あり)  暫時休憩いたします。                午前11時52分休憩       ───────────────────────────────                午前11時52分再開 ○議長(小椋 正和君) 会議を再開いたします。  以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(5番 大平 高志君) これ質問させて、9,158万4,000円ということで、かなり大きな金額なわけですけど、入札には何社参加されて、落札率は幾らほどで落とされたのか、その辺のところ、よろしくお願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 企画情報課長から答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 藤本企画情報課長。 ○企画情報課長(藤本 広美君) 入札についての御質問でありますが、入札は4社ということで、建築のA級ということで、株式会社井木組、株式会社高野組、株式会社伊藤建設、馬野建設株式会社の4社でありまして、落札率は98.3%であります。以上です。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 予定価格は事前公表されたのかどうかということと、それから、この工事期間中、まなびタウンが全く使用ができない期間があるのかないのか。以上2点、お願いします。 ○議長(小椋 正和君) 小松町長。 ○町長(小松 弘明君) 企画情報課長から答えさせます。 ○議長(小椋 正和君) 藤本企画情報課長。 ○企画情報課長(藤本 広美君) 予定価格につきましては、事前公表であります。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田 明君) 期間中につきましては、使用をそのままするというところでございます。 ○議長(小椋 正和君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第84号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・─────────────
    ◎日程第27 議員提出議案第1号 及び 日程第28 議員提出議案第2号 ○議長(小椋 正和君) 次に、日程第27、議員提出議案第1号、核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書の提出についてと日程第28、議員提出議案第2号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての2件を一括議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  提出者、川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 失礼します。そうしますと、議員提出議案の第1号及び第2号について説明をいたします。  議員提出議案第1号、核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書の提出について。上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出し、本議会の議決を求めるということで、別紙のほう、意見書があります。下段のみ読み上げて、皆さん、また目を通していただきたいと思います。  核兵器のない世界を望む国内外の広範囲な世論に応じて、唯一の戦争被爆国である日本は率先して核兵器廃絶に取り組むべきです。そのあかしとして、当議会は、日本政府が速やかに核兵器禁止条約に署名、批准することを求め、意見書を地方自治法第99条に基づき提出いたします。平成30年6月21日。琴浦町議会っていうことで、提出者は琴浦町議会議員、川本正一郎。賛同者、桑本始、同、高塚勝、同、新藤登子、同、澤田豊秋、同、押本昌幸、同、福本まり子。琴浦町議会議長、小椋正和様。以上です。  次に、議員提出議案第2号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について。上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出し、本議会の議決を求めるということで、別紙のほうで、意見書のほうを見ていただきたいと思います。  大変長くなっておりますが、これ毎年、本議会にも請願として出ているもので、委員会の報告にも一部触れましたが、一部、委員会のほうで精査をして、この意見書を作成をしております。  記というところから、ここ、7項目上がっております。1番目として、社会保険、災害対策、環境対策、地域交通対策、人口減対策などについて地方自治体の財政需要を的確に把握し、それに見合う地方財源総額の確保を図ることということが1番に上げまして、以下、子ども・子育て支援、地域医療の確保、また、災害時における住民の命と財産を守る防災・減災事業。各種税制の廃止、減税を検討する際に、自治体に与える影響がないかということを十分に配慮してほしいということが4番目。また、5番目としては、地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図っていただくこと。6番目として、地方交付税原資の確保については、臨時財政対策債に過度に依存しないものとしてほしいということを上げております。一番最後に、自治体の基金残高を地方財政計画や地方交付税に反映させないことということで、7項目を上げております。  簡単に説明しましたが、この意見書を提出したいということで、平成30年6月21日。提出者、琴浦町議会議員、川本正一郎。賛成者、井木裕、桑本始、同、前田智章、同、手嶋正巳、同、高塚勝、同、新藤登子、同、澤田豊秋、同、押本昌幸、同、福本まり子。琴浦町議会議長様。  今の意見書の提出先として、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、地方創生規制改革担当大臣、経済財政政策担当大臣ということで上げさせてもらいます。  もとに返って、ちょっと第1号議案のほうの提出先を落としておりました。追加になりますけども、第1号議案の核兵器禁止条約の日本政府の調印、それから批准を求める意見書につきましては、提出先を内閣総理大臣、外務大臣、衆議院議長、参議院議長ということで提出をしたいということで提案をいたします。以上です。 ○議長(小椋 正和君) 以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、議員提出議案第1号、核兵器禁止条約の日本政府の署名、批准を求める意見書の提出について、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第1号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。  次に、議員提出議案第2号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第2号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、本案は、原案のとおり可決いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 町税等滞納問題調査特別委員会の設置と委員の選任について ○議長(小椋 正和君) 次に、日程第29、町税等滞納問題調査特別委員会の設置と委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。委員会条例第6条の規定により、住宅新築資金等貸付金並びに町税等の債権回収、滞納整理の促進に係る調査活動を行うため、全議員で構成する町税等滞納問題調査特別委員会を設置し、調査活動が終了するまで継続審査することにしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、全議員で構成する町税等滞納問題調査特別委員会を設置し、調査活動が終了するまで継続審査することに決定いたしました。  なお、委員長及び副委員長の選出は、委員会条例第8条第2項の規定により、委員会において互選することとなっておりますので、直ちに委員会を開き、選出をお願いいたします。  互選にかかわる職務は、委員会条例第9条第2項の規定により、年長の委員が当たることになっておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、12時15分まで休憩したいと思います。よろしくお願いします。議員控室でお願いいたします。                 午後0時05分休憩       ───────────────────────────────                 午後0時21分再開 ○議長(小椋 正和君) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第30 町税等滞納問題調査特別委員会委員長及び副委員長の報告 ○議長(小椋 正和君) 日程第30、町税等滞納問題調査特別委員会委員長及び副委員長の報告を行います。  町税等滞納問題調査特別委員会委員長、高塚勝君、副委員長、大平高志君。以上のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第31 議員派遣について ○議長(小椋 正和君) 日程第31、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、会議規則第127条の規定により、別紙のとおり議員派遣をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、議員派遣については、原案のとおり決定いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第32 閉会中における委員会の継続調査活動について ○議長(小椋 正和君) 日程第32、閉会中における委員会の継続調査活動についてを議題といたします。  本日、議会運営委員長及び各常任委員長から、閉会中における委員会の継続調査活動について許可を求める旨の申し出がありましたので、これを許可いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、閉会中における議会運営委員会及び各常任委員会の継続調査活動を許可することに決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第33 閉会の議決 ○議長(小椋 正和君) 日程第33に進みます。  お諮りいたします。今期定例会に付された事件は全て終了いたしました。よって、会議規則第8条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小椋 正和君) 異議なしと認めます。したがって、今期定例会は、これをもって閉会することに決しました。  以上で平成30年第4回琴浦町議会定例会を閉会いたします。御苦労さんでございました。                 午後0時23分閉会       ───────────────────────────────...