琴浦町議会 2017-09-08
平成29年第 5回定例会(第1日 9月 8日)
平成29年第 5回定例会(第1日 9月 8日) ────────────────────────────────────────
第5回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)
平成29年9月8日(金曜日)
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平成29年9月8日 午前10時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期決定について
日程第3 諸般の報告について
日程第4 報告第9号
健全化判断比率について
日程第5 報告第10号
資金不足比率について
日程第6 29年請願第3号 地方財政の充実・強化を求める請願
日程第7 29年陳情第3号 「
全国森林環境税の創設に関する意見書採択」に関する陳情
について
日程第8 29年陳情第4号
教職員定数改善と
義務教育費国庫負担制度2分の1復元をは
かるための、2018年度政府予算に係る意見書採択の要請につ
いて
日程第9 29年陳情第5号 陳情書〔
受動喫煙防止条例制定に関する陳情〕
日程第10 議案第 102号 琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す
日程第31 議案第 123号 平成28年度琴浦町
船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算認定
について
日程第32 議案第 124号 平成28年度琴浦町八橋財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第33 議案第 125号 平成28年度琴浦町浦安財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第34 議案第 126号 平成28年度琴浦町下郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第35 議案第 127号 平成28年度琴浦町上郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第36 議案第 128号 平成28年度琴浦町古布庄財産区
特別会計歳入歳出決算認定につ
いて
日程第37 議案第 129号 平成28年度琴浦町赤碕財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第38 議案第 130号 平成28年度琴浦町成美財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第39 議案第 131号 平成28年度琴浦町安田財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第40 議案第 132号 平成28年度琴浦町以西財産区
特別会計歳入歳出決算認定につい
て
日程第41 議案第 133号 平成28年度琴浦町
水道事業会計決算認定について
日程第42 議案第 134号 平成28年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分について
日程第43 議案第 135号
建設工事請負契約の締結について〔旧
以西小学校改修工事〕
日程第44
議員提出議案第8号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について
日程第45 休会の議決
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出席議員(13名)
1番 大 平 高 志 2番 澤 田 豊 秋
3番 桑 本 賢 治 4番 語 堂 正 範
7番 藤 本 則 明 8番 新 藤 登 子
9番 高 塚 勝 10番 川 本 正一郎
11番 小 椋 正 和 12番 青 亀 壽 宏
13番 前 田 智 章 14番 桑 本 始
16番 手 嶋 正 巳
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欠席議員(1名)
15番 井 木 裕
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欠 員(2名)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 太 田 道 彦 主任 ──────── 岩 崎 美 子
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 山 下 一 郎 副町長 ─────── 小 松 弘 明
教育長 ─────── 小 林 克 美 総務課長 ────── 遠 藤 義 章
会計管理者兼出納室長 福 本 由喜美
企画情報課長 ──── 藤 本 広 美
子育て健康課長 ─── 阿 部 信 恵
町民生活課長 ──── 大 田 晃 弘
税務課長 ────── 大 田 望
農林水産課長 ──── 小 西 博 敏
農業委員会事務局長 ─ 高 橋 三枝子
上下水道課長 ──── 村 上 千 美
商工観光課長 ──── 桑 本 真由美 建設課長 ────── 倉 光 雅 彦
教育総務課長 ──── 渡 邉 文 世
社会教育課長 ──── 大 谷 浩 史
人権・
同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正
福祉あんしん課長 ── 藤 原 静 香
代表監査委員 ──── 山 根 弘 和
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午前10時00分開会
○議長(手嶋 正巳君) ただいまの出席議員は13名であります。定足数に達しておりますので、これより平成29年第5回
琴浦町議会定例会を開会いたします。
本日届け出のあった事故者は、議員では井木裕君が入院加療のため欠席する旨の連絡がありました。当局ではありません。
会議に入る前に、去る6月6日に御逝去されました故
山田義男議員に追悼の言葉をささげますので、お許しをいただきたいと思います。
なお、本日は御遺族の方に御無理を申し上げ、ありし日の御遺影とともに傍聴席においでいただいております。
追悼の儀に入ります前に黙祷をささげたいと思いますので、御起立をお願いいたします。
黙祷。
〔全員黙祷〕
○議長(手嶋 正巳君) お直りください。御着席をお願いいたします。
追悼の言葉。議席をともにしました議員を代表して、去る6月6日に御逝去されました故
山田義男議員に謹んで追悼の言葉を申し上げます。
生者必滅会者定離のことわりありといえども、あなたの突然の訃報に接し言いようのない寂しさを覚えました。
あなたは平成22年2月、周囲に推されて
琴浦町議会議員に初当選されて以来、2期7年有余の歳月を地方自治の発展に尽くされました。特に平成26年2月から
農林建設常任委員長として農林水産業を初め広報特別副委員長、新
庁舎特別委員、
議会基本条例調査特別委員、
地方創生調査特別委員等を歴任されて町政発展と町民の生活向上のために貢献されました。また、人権尊重のまちづくりに一身をささげ、町行政の施策の充実のため精魂を傾けてこられました。
ことしの3月議会定例会の初日にはお元気な姿を見せていただきましたのに、病魔に襲われ入院、治療の後、自宅にて療養されておりましたが、6月6日、御家族の献身的介護のかいもなく不帰の客となられたことは痛恨のきわみであります。
あなたの町民を愛しほとばしる情熱をもって安心して暮らせる琴浦町民の
生活環境づくりに献身された信念を私たち議員一同継承し、町政の進展に尽くす決意をさらに強固にすることお誓い申し上げます。
ここにありし日の山田義男君の面影をしのぶとともに、その御功績をたたえ、心から御冥福をお祈り申し上げ追悼の言葉といたします。安らかにお眠りください。平成29年9月8日、
琴浦町議会議長、手嶋正巳。
暫時休憩いたします。
午前10時04分休憩
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午前10時14分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
それでは議事に入ります。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(手嶋 正巳君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第123条の規定により、議長において4番、語堂正範君と7番、藤本則明君を指名いたします。
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◎日程第2 会期決定について
○議長(手嶋 正巳君) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期は、お手元の会期日程案のとおり本日から9月25日までの18日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、会期日程案のとおり本日から9月25日までの18日間と決定いたしました。
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◎日程第3 諸般の報告について
○議長(手嶋 正巳君) 日程第3、諸般の報告をいたします。
まずは
議会基本条例調査特別委員会の中間報告については、報告書のとおりであります。
議会基本条例調査特別委員会委員長から中間報告をお願いいたします。
委員長、青亀壽宏君。
○
議会基本条例調査特別委員会委員長(青亀 壽宏君) 皆さん、おはようございます。
お手元に資料として配付をさせていただいておりますけれども、
議会基本条例調査特別委員会がさきの6月定例会で発足いたしました。これまで4回会議を開催してまいりまして、次のとおり本会議で中間の報告をさせていただきたいと思います。
12月議会が我々の任期の最後の議会となりますので、その12月議会で
議会基本条例を見直す、そういう前提の上で時間的制約も考慮して次の3点について絞り込んで調査検討することといたしました。
課題の1としまして、議員という職責の固有の権利、権限である議会の自主権、自立権と町政課題、町政的問題、政策的問題を明確に区別、峻別して住民、有権者の町政への積極的参加を保障する仕組みをつくることについてであります。
課題の2は、これは倫理条例または規則等になると思いますけれども、選挙で選出される議会の主要な約束の倫理規程を明確化する問題であります。
課題の3といたしまして、これも同じく条例化するのか規則にするのかというところは結論を出していませんけれども、町の補助金で運営される各種団体、組織へ議員が参加する場合の基準を明確化してはどうか。
以上、3点を中心に議論をしているところであります。
課題1については、基本条例の条文、これは前文も含みますが、これを一部改正をして対応したいと思います。課題2と3については、
議会基本条例の第23条に条文を追加するなり、あるいは倫理に関する事項を別に定めるなど改正をする方向で協議をしているところでございます。
今後のスケジュールといたしましては、大体週に2回の会議を刻んでまいりましたけれども、10月から11月に4回から5回を会議を開催をして、11月には素案を完成させて議員の皆さんに全員協議会にお示しをして全ての議員の皆さんの御意見を賜って成案を得て、12月議会に議案として提出して決定をしたい、このように考えている所存であります。できるだけ情報公開をしながら、皆さんの御意見を賜りながら目的が達成できるように頑張ってまいりたいと思いますので、御協力のほどよろしくお願いをいたしまして中間報告とさせていただきます。
○議長(手嶋 正巳君) 以上で
議会基本条例調査特別委員会の報告を終わります。
その他の報告につきましては、時間の都合上、お手元に配付しております報告書をごらんいただくことで報告にかえさせていただきます。
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◎日程第4 報告第9号 及び 日程第5 報告第10号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第4、報告第9号と日程第5、報告第10号の2件一括議題といたします。
これらについての説明を求めます。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) おはようございます。
法令等の規定に基づく今回の報告事項は、報告第9号及び第10号の2件であります。これらは
財政健全化判断比率等について、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により報告するものであります。
報告の内容につきましては、総務課長が説明をいたします。以上であります。
○議長(手嶋 正巳君) 次に、内容説明を求めます。
遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) おはようございます。
それでは、報告第9号、
健全化判断比率について御説明をいたします。
本報告は、
地方公共団体の財政の健全化に関する法律の規定により、
地方公共団体の財政状況を統一的な指標で明らかにし、財政の健全化や再生が必要な場合に迅速な対応をとるためのものでございます。
めくりました1ページに各指標の一覧を記載をしております。2ページ目以降につきましては、それらの計算式を掲載しております。
まず初めに
実質赤字比率でございますが、普通会計の赤字の程度を指標化したもので、対象となる普通会計である一般会計と住新会計で赤字はありませんでしたので、数値はございません。
次に、
連結実質赤字比率についてでございますが、普通会計と
公営企業会計等の赤字の程度を連結して指標化したもので、対象となる普通会計と特別会計である国保、介護、後期高齢、水道、下水道、農集、
船上山発電所の各会計において赤字はございませんでしたので、数値はございません。
次に、
実質公債費比率につきましては、交付税算入分以外の公債費等の規定を指標化したもので、3年間の平均であらわすものでございます。対象となる会計は、財産区会計を除く全ての会計でございます。平成28年度は3カ年平均である本指標は12%となり、前年度より変動はございませんでした。しかし、平成28年度の単年度の
実質公債費比率は13.2%となり、前年の11.4%に対し1.8ポイント増となりました。これは
下水道会計等を含む平成28年度の公債費が前年度よりもふえたことによるものでございます。
早期健全化基準の25%には達することはありませんが、推計では平成30年度に公債費のピークを迎えることから、今後も注視が必要だと考えております。
次に、将来負担比率につきましては、地方債現在高、
債務負担行為、特別会計等に対する債務を指標化したもので、平成28年度は112.1%となり、前年度の122.3%に対し10.2ポイントの改善となりました。これは地方債残高、
債務負担行為、
退職手当負担金見込み額が前年に比べ減少したことによるものでございます。
続きまして報告第10号、
資金不足比率について御説明いたします。
本指標は、財産区特別会計を除く各特別会計の資金不足の程度を示す指標でございますが、各会計において資金不足はございませんでしたので数値はあらわれておりません。
以上で報告事項の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 以上で報告を終わります。
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◎日程第6 29年請願第3号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第6、29年請願第3号、地方財政の充実・強化を求める請願について、総務常任委員会に審査を付託しており……(発言する者あり)
暫時休憩いたします。
午前10時25分休憩
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午前10時41分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
日程第6、29年請願第3号、地方財政の充実・強化を求める請願について、総務常任委員会に審査を付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。
総務常任委員長、桑本賢治君。
○総務常任委員会委員長(桑本 賢治君) 総務常任委員会の29年度請願第3号についての報告をさせていただきます。
この件につきましては6月9日に請願を受けて、地方財政の充実・強化を求める請願でありましたが、内容についてもう少し精査するようにということで7月27日に総務常任委員会を開きまして慎重に審議した結果、2項目を除いて全員で採択。先ほど言われましたように、出席議員の中に1名欠席がございましたので9名全員の採択、こういうことで決しましたので報告いたします。
そして措置としてありましたが、意見書を提出する、こういうことになりました。以上でございます。
○議長(手嶋 正巳君) ただいまの委員長報告に対する質疑はございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 委員長にお聞きをいたしたいと思います。
請願趣旨の中に、トップランナー方式の導入はよろしくないというようなこと、それからインセンティブ改革というのも問題があるということで賛同できませんという表現があります。これ去年も出たと思うんですけども、そのトップランナー方式だとかインセンティブ改革についてはどういうやな論議、協議をされてどういうような結論が出たのかお願いします。
それから、採択ということでございますので、全会一致だったのか反対があったのか。その点もよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本賢治君。
○総務常任委員会委員長(桑本 賢治君) トップランナー方式、インセンティブ改革についての議論はしておりません。
それから、賛成反対につきましては9名全員の賛成、こういうことでございます。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は、採択に反対の立場で討論をいたします。
先ほど委員長報告をお聞きしますと、トップランナー方式であるとかインセンティブ改革については全く議論をしてないということであります。
私は、この請願については全般的にはいいことではないかと思いますけれども、請願者はこのインセンティブ改革だとかトップランナー方式は賛同しかねる、だめだというような表現をしておられます。私は、確かにいろいろ問題はあろうかと思いますけれども、やはりこれからは国、地方の財政を考えれば、先進的なところは見習うところは見習わないけないということです。それから、トップランナーで全国的にも非常にすばらしいところについては、やはりそういうところはどんどん取り入れるべきだと思います。
したがいまして、この採択については反対であります。不採択とすべきです。以上。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより本件を採決いたします。
本件に対する委員長報告は、採択するのが適当であるとの報告であります。
本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(手嶋 正巳君) 賛成多数と認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。
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◎日程第7 29年陳情第3号 から 日程第9 29年陳情第5号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第7、29年陳情第3号から日程第9、29年陳情第5号の3件の陳情について付託を行います。
今期定例会において受理したこれらの陳情は、お手元の請願・陳情文書表のとおりそれぞれの常任委員会に付託いたします。
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◎日程第10 議案第102号 から 日程第43 議案第135号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第10、議案第102号から日程第43、議案第135号までの34議案を一括議題といたします。
提出者の提案理由説明を求めます。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) それでは、議案の提案理由について順次説明させていただきます。
初めに、議案第102号であります。琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。
これは農業委員や農地利用最適化推進委員の積極的な活動を推進するため、報酬月額に加え農地集積や遊休農地解消等の活動実績、成果実績に応じた農地利用最適化交付金に係る報酬を上乗せして年額で支給できるよう、所要の改正を行うものであります。
次に、議案第103号、琴浦町
情報公開条例及び琴浦町
個人情報保護条例の一部改正についてであります。
これは個人情報の保護に関する法律及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が改正、平成29年5月30日に施行されたことに伴い所要の改正を行うものであります。
改正の内容は、指紋データ、旅券番号等の個人識別番号が個人情報に該当することを明確にするため、個人情報の定義を法と同内容にすること、思想、信条、犯罪歴及び特定の病歴、障害などの心身に関する基本的な情報を要配慮情報として法と同内容の定義を追加すること、小規模事業者も法適用になったことに伴い法と条例で規定が重複するのを避けるため、事業者関連部分を削除することであります。
次に、議案第104号、琴浦町老人ふれあい工房条例の一部改正についてであります。
これは当該施設の指定管理期間満了による直営化に伴う改正、及びその他文言の修正を行うものであります。
次に、議案第105号、平成29年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ4億2,042万円を追加し、総額を108億8,143万1,000円とするものであります。
歳出予算の主な内容は、総務費では普通交付税及び平成28年度からの繰越金の確定に伴う余剰財源分を財政調整基金に2億2,900万円積み立てるもののほか、定期借地権の用地購入費として2,092万8,000円、町内事業者による移動販売事業に対する助成としてみんなで支え合う中山間地域づくり総合支援事業補助金31万2,000円、税改正に係るシステム改修194万4,000円、マイナンバーシステム改修委託料303万5,000円の増額を計上しております。
民生費では、国民健康保険財政基盤強化対策繰出金1,196万1,000円、重症心身障害児・者受入事業所看護師等配置事業給付金147万8,000円、介護給付費等繰出金73万1,000円、町内民間事業の取り組む子ども食堂を初めとする子どもの居場所づくりに対する補助金140万円、第3子以降出産祝い金100万円の増額を計上しております。
農林水産業費では、県営圃場整備元利償還金補助について、改良区に繰り上げ償還を行っていただき利子分の負担を縮減し琴浦町の将来負担軽減を行うため、補助金を1億701万8,000円増額するよう計上しております。そのほか鳥取県育成オリジナル品種新甘泉等導入助成を行う鳥取梨生産振興事業費補助金の262万円、平成28年度の
船上山発電所による売電益の確定に伴う東伯地区土地改良区連合への補助金として79万7,000円、漁業者による省エネルギー化のための漁船改善等に対する補助として142万5,000円の増額をそれぞれ計上しております。
商工費では、町内事業所による町民の雇用を奨励する助成金1,200万円、新たに観光大使を任命するための経費23万5,000円の増額を計上しております。
土木費では、福祉のまちづくり推進事業として商業施設にエレベーターを設置する事業者への支援として320万円と町道修繕費用として440万円、河川改修費用として140万円、町営住宅管理費用として455万1,000円の増額を計上しております。また、公共下水道事業会計事業における国庫補助金の割り当てに合わせた事業費の減額により、一般会計負担の繰出金を1,111万円の減額を計上しております。
消防費では、防災士20名の育成のため負担金36万円及び自主防災組織結成促進補助金60万円の増額を計上しております。
教育費では、学校業務支援システムの運用に係るネットワーク分離業務の委託料971万5,000円、就学援助費について平成30年度に小・中学校に入学する児童の対象保護者に対し入学前に援助を行うため、150万4,000円の増額補正を計上しております。また、昨年の鳥取県中部地震及び豪雪被害に係る文化財の復旧に対し68万5,000円の補助金を計上しております。
災害復旧費について、1月24日の豪雪にて被災した宮場地区水路について測量設計が完了し、事業費の精査による300万円の減額を計上しております。また、この財源について単独災害復旧事業債を予定していましたが、起債協議において客観的な被災原因の説明が困難なことから地方債の減額を行っています。
歳入予算は、本年度普通交付税及び臨時財政対策債の確定による普通交付税の2億6,423万1,000円、臨時財政対策債1,736万7,000円の増額を計上しております。また、平成28年度から繰越金の確定に伴い1億2,205万円の増額を計上しております。
国庫支出金では、マイナンバー制度システム整備費補助金の増額201万3,000円、障害者医療費負担金の減額163万7,000円などを含む37万6,000円増額を計上しています。県支出金では、国民健康保険基盤安定制度負担金の減額200万9,000円、福祉のまちづくり推進事業費補助金の増額240万円などを含む減額26万6,000円を計上しております。そのほか、雇用奨励助成金の財源として地域雇用創出推進基金より繰入金1,200万円の増額などを計上しております。
債務負担行為の補正については第2表、地方債の補正については第3表のとおりであります。
次に、議案第106号、平成29年度琴浦町
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1億3,426万7,000円を追加し、総額を26億2,843万5,000円とするものであります。
歳入予算は、前期高齢者交付金の現年度分を9,625万6,000円の増額、過年度分を2,337万1,000円の増額、繰入金の基盤安定繰り入れを1,196万1,000円の増額、前年度繰越金を267万9,000円の増額であります。
歳出予算は、前期高齢者納付金を73万6,000円の増額、諸支出金の国庫支出金返納金を2,485万円の増額、予備費を1億868万1,000円の増額であります。
次に、議案第107号、平成29年度琴浦町
住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ32万円を追加し、総額を1,909万2,000円とするものであります。これは平成28年度繰越金額確定による歳入の繰越金の増額に伴い、歳出の一般会計繰出金及び予備費を増額するものであります。その他に歳入の雑入3,000円を増額し、歳出の資金貸付事業費1万4,000円を増額するものであります。
次に、議案第108号、平成29年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正は、歳入予算の前年度繰越金を172万3,000円増額し、一般会計繰入金を同額減額するものであります。
次に、議案第109号、平成29年度琴浦町
下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算からそれぞれ500万円を減額し、総額を13億1,668万8,000円とするものであります。
なお、地方債の変更は第2表、地方債の補正のとおり240万円を減額するものであります。
歳出予算は、下水道事業費500万円の減額であります。
歳入予算は、国庫支出金260万円と一般会計繰入金1,111万円及び町債240万円の減額と前年度繰越金1,111万円の増額であります。
次に、議案第110号、平成29年度琴浦町
介護保険特別会計補正予算(第2号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ9,021万9,000円を追加し、総額を23億5,879万9,000円とするものであります。
歳出予算の主なものは、介護保険システム委託料206万5,000円、介護給付費準備基金積立金3,556万9,000円、過年度分介護給付費国庫負担金返納金など4,107万5,000円、一般会計繰出金1,109万3,000円、予備費30万7,000円などを増額するものであります。
歳入予算は、前年度繰越金8,709万5,000円、雑入としまして計画作成報酬258万円の増額であります。
次に、議案第111号、平成29年度琴浦町
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ1,034万6,000円を追加し、総額を2億912万5,000円とするものであります。
歳出予算は、後期高齢者医療広域連合納付金の増額及び予備費の増額であります。
歳入予算は、賦課決定による保険料の増額及び前年度繰り越しの歳入処理に伴う増額であります。
次に、議案第112号、平成29年度琴浦町
船上山発電所管理特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ79万6,000円を追加し、総額を3,444万6,000円とするものであります。これは平成28年度繰越金額確定による歳入の繰越金の増額に伴い、歳出の一般会計繰出金を増額するものであります。
次に、議案第113号、平成29年度琴浦町赤碕財産区
特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正は、花見潟墓地に設置してある手すりが老朽化しており、撤去、新設を行うに当たり歳出予算のうち工事請負費52万円を計上し、同額の予備費を減額するものであります。
次に、議案第114号、平成29年度琴浦町安田財産区
特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正は、既定の歳入歳出予算にそれぞれ29万1,000円追加し、総額を1,224万5,000円とするものであります。
歳入予算は、利用間伐事業完了に伴う立木売り払い収入29万1,000円の増額であります。
歳出予算は、利用間伐事業完了に伴う尾張地区への分収交付金として11万7,000円及び歳入の増額に伴う予備費17万4,000円の増額であります。
次に、議案第115号、平成29年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)であります。
今回の補正は、既定の収益的収入支出予算にそれぞれ49万6,000円を追加し、総額を収益的収入3億3,067万円に、収益的支出を2億7,876万5,000円に、また既定の資本的支出予算に105万円を追加し、総額を3億4,512万5,000円とするものであります。
歳出予算の主な内容は、4カ所の消火栓の修繕費40万円、成分規格検査料等9万6,000円、滅菌機の取りかえ105万円を計上しています。
次に、議案第116号から議案第132号までの17議案であります。これは平成28年度本町一般会計及び各特別会計のいずれも決算認定議案であり、地方自治法第233条第3項の規定により提出のあった決算書等を監査委員に付したところ、このほど詳細な意見書の提出がありましたので、その写しに平成28年度決算に係る主要施策の成果説明書、財産に関する調書など添付書類を添えて本会議の認定に付するものであります。
まず、平成28年度一般会計歳入歳出決算は、歳入総額114億8,731万3,311円、歳出総額は110億4,212万2,022円でありまして、差し引き4億4,519万1,289円の黒字であります。また、翌年度に繰り越した財源といたしまして継続費逓次繰越額1億2,845万2,896円、繰越明許費1億2,468万8,044円でありまして、差し引きしました実質収支額は1億9,205万349円であります。
その他各特別会計の決算では、国民健康保険特別会計、住宅新築資金等貸付事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、下水道事業特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、
船上山発電所管理特別会計は黒字であります。また、各財産区特別会計は黒字または歳入歳出ゼロの決算となります。
次に、議案第133号、平成28年度琴浦町
水道事業会計決算認定についてであります。
地方公営企業法第30条第4項の規定により提出のあった決算書等を監査委員に付したところ、詳細な意見書の提出がありましたので、その写しを添えて本会議の認定に付するものであります。当年度純利益は6,200万6,269円の黒字であります。
次に、議案第134号、平成28年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分についてであります。
未処分利益剰余金2億1,081万9,279円のうち、3,200万円を建設改良積立金として積み立て処分、また143万5,848円を建設改良積立金として処分し、当年度の補填財源として使用した後の未処分利益剰余金について同額を資本金へ組み入れします。また、3,544万2,000円を資本金に組み入れ、繰越利益剰余金を1億4,194万1,431円とすることについて、地方公営企業法第32条第2項の規定により本会議の議決を求めるものであります。
最後に、議案第135号、
建設工事請負契約の締結について、これは旧
以西小学校改修工事であります。
本工事は、旧以西小学校の2階部分を町内で就農に向けた研修を行う就農希望者の宿泊施設に改修し、新規就農者の確保を図るものであります。
請負業者は株式会社伊藤建設で、契約金額は6,296万4,000円であります。
本議案は、請負業者の株式会社伊藤建設と
建設工事請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものであります。
以上、34議案について提案理由を説明いたしました。
なお、議案の内容の説明につきましては、議案第102号、103号、105号を総務課長に、議案第104号を
福祉あんしん課長に、議案第135号を
農林水産課長に、また議案第116号から134号までの決算認定関係19議案につきましてはそれぞれ関係課長に説明させますので、よろしく御審議くださいまして承認賜りますようお願いを申し上げます。以上であります。
○議長(手嶋 正巳君) 次に、内容説明を求めます。
初めに、議案第102号、琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてと議案第103号、琴浦町
情報公開条例及び琴浦町
個人情報保護条例の一部改正についての2議案について、総務課長の説明を求めます。
遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) それでは、議案第102号、琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明いたします。
この改正は、農業委員や農地利用最適化推進委員の積極的な活動を推進するため、報酬月額に能力給を上乗せして支払うよう改正するものでございます。
102の2ページでございますが、農業委員会の会長、会長代理、委員、農地利用最適化推進委員の各委員につきましては、基本の月額の変更はございません。能率給につきましては、年額で町長が予算の範囲内で別に定めることとなっております。国の示した基準では、活動成果に応じて月2万円を上限に支払うことができるようなものでございます。
続きまして、議案第103号の琴浦町
情報公開条例及び琴浦町
個人情報保護条例の一部改正について御説明をいたします。
今回の改正につきましては、個人情報の保護に関する法律及び行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律が改正されたことに伴い、条例の一部改正を行うものでございます。第1条を琴浦町
情報公開条例の一部改正、第2条を琴浦町
個人情報保護条例の一部改正とし、それぞれの条例改正を行うものでございます。
まず初めに103の2ページでございますが、琴浦町
情報公開条例の一部改正でございます。
第7条第2号は、個人情報の定義について行政機関の保有する情報の公開に関する法律の改正に準じて同様の改正を行うものでございます。
103の3ページの琴浦町
個人情報保護条例の一部改正でございますが、まず第2条第2号は個人情報の定義について、特定の個人を識別することができる符号が含まれる、これ個人識別符号といいますが、及び他の情報と照合することにより特定の個人が識別できることとなるものを加えるものでございます。
第2条第3号は、思想、信仰、信条、犯罪歴及び特定の病歴、障害などの心身に関する基本的な個人情報は、行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律の規定による要配慮個人情報として定義を追加するものでございます。
第2条第4号及び第5号は、第3号を追加したことに伴う号ずれでございます。
改正前の第2条第5号は、個人情報の保護に関する法律の改正に伴い、今まで義務等が課されなかった小規模事業者、これは取り扱う個人情報の数が5,000件未満の小規模事業者も個人情報取り扱い事業者に該当し、法による義務等が課せられることとなりました。したがって法と条例で規定が重複することを避けるため、条例中事業者関連部分を削るものでございます。
第3条第2項は、改正前の第2条第5項と同様の理由により事業者を削るものでございます。
第5条は、改正前の第2条第5号と同様に削除するものでございます。
第7条第3項及び同項第1号は、第2条第3号と同様の理由によるものでございます。
第32条第2項及び第3項は、改正前の第2条第5号の同様の理由により削るものでございます。
第33条は、改正前の第2条第5号及び第5条と同様の理由により削除するものでございます。
以上、議案第102号及び議案第103号の内容説明を終わります。よろしくお願いをいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第104号、琴浦町老人ふれあい工房条例の一部改正について、
福祉あんしん課長の説明を求めます。
藤原
福祉あんしん課長。
○
福祉あんしん課長(藤原 静香君) 失礼いたします。議案第104号、琴浦町老人ふれあい工房条例の一部改正についてであります。
これは当該施設の指定管理者として社会福祉法人琴浦町社会福祉協議会の契約更新を行わず、今後は町が管理することに伴う改正でございます。
指定期間は、昨年の6月議会において再度1年間の指定管理を更新し、今後のあり方について検証を行ってきたところでありますが、社会福祉協議会と協議し、9月以降は町が管理するものということで文言を修正するものであります。御審議、御承認よろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第105号、平成29年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)と議案第116号、平成28年度琴浦町
一般会計歳入歳出決算認定についての2議案について、総務課長の説明を求めます。
遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) それでは議案第105号、平成29年度琴浦町
一般会計補正予算(第3号)を御説明いたします。
歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億2,042万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ108億8,143万1,000円とするものでございます。
債務負担行為の補正につきましては、第2表によります。
はぐっていただきまして、地方債の補正については第3表、地方債の補正によるものでございます。
まず、5ページをお願いいたします。第2表、
債務負担行為補正でございますが、これは追加で事項が果樹等経営安定資金利子補助事業、これにつきましては平成28年度の長雨によるブロッコリー被害のものでございます。期間が平成30年度から平成31年度まで、限度額が5万4,000円でございます。
次に第3表、地方債の補正でございます。変更でございます。臨時財政対策債、これの補正額が限度額が3億136万7,000円にするものでございます。
続きまして廃止でございます。一般単独災害復旧事業、限度額が1,000万円、これの廃止でございます。理由につきましては、平成29年度1月の豪雪により被災した農業用水について、異常気象であることの客観的な説明が困難なことから、起債協議にて同意が得られなかったものというものでございます。
続きまして、13ページの歳出を御説明いたします。
まず、議会費でございますが、補正額が90万6,000円の増額。これの内訳につきましては、主なものとして給料60万6,000円、これにつきましては育休職員の早期復帰というものでございます。続きまして賃金47万4,000円につきましては、病休職員の対応分の臨時職員の賃金でございます。
続きまして総務費、総務管理費、一般管理費102万9,000円の増額。主なものとしましては、旅費の70万の増額でございます。これにつきましては、旅費が不足ぎみでありますので70万の補正ということでございます。続きまして財政管理費2億2,904万2,000円の増額。この主なものとしましては、積立金の2億2,900万、これは財政調整基金の積立金でございます。続きまして財政管理費31万1,000円の増額。これの主なものとしましては、補償補填及び賠償金で補償金が15万円、これにつきましては帽子取の残土処分地に新たな沈砂池を設ける場所で立木補償のお金でございます。続きましてケーブルテレビ管理費13万6,000円。これにつきましては使用料及び賃借料でございまして、鳥取情報ハイウェイ赤碕サブセンターからTCCの湯梨浜支局までの予備線を借り上げるものでございます。続きまして企画費559万5,000円の増額。これにつきましては、給料と職員手当については人事異動によるものでございます。賃金については138万5,000円、これについては育休職員の対応分でございます。続きまして旅費81万6,000円につきましては、総合戦略の推進事業の山形県への視察によるものでございます。負担金補助及び交付金31万2,000円につきましては、これは移動販売車の運営補助によるものでございます。次に、電算機管理費510万9,000円の増額。主なものといたしましては、委託料のマイナンバーシステム改修委託料が303万5,000円、総合行政システム改修委託料が194万4,000円でございます。諸費2,092万8,000円の増額。これにつきましては公有財産の購入費で、定期借地権設定分できらりタウン4区画分でございます。
続きまして、総務費、徴税費、税務総務費335万4,000円の減額。これにつきましては、給料、職員手当については人事異動でございます。はぐっていただきまして賦課徴収費110万円の増額。これにつきましては、修正申告等による税の還付で110万円というものでございます。
民生費、社会福祉費、社会福祉総務費1,196万1,000円の増額。これについては、国保の基金安定分の繰出金でございます。社会福祉費、社会福祉事業費1万2,000円の増額。これについては、人事異動によるものでございます。国民年金事務費18万円の減額、これについても人事異動によるものでございます。老人福祉費10万5,000円の増額、これにつきましては主なものとして需用費の10万5,000円の光熱費、これは老人ふれあい工房の電気代でございます。続きまして障害者福祉費104万円の減額。これにつきましては、負担金補助及び交付金で21万2,000円。これは障害者グループホーム等夜間世話人配置事業の補助金でございます。扶助費125万2,000円の減額、これにつきましては更生医療給付費が273万円の減額、在宅生活支援給付費147万8,000円。これにつきましては、単価改定と利用者1名分の増分でございます。介護保険事業73万1,000円の増額。これにつきましては繰出金で、介護保険の介護給付費の繰り出しでございます。
民生費、児童福祉費、児童福祉総務費210万円の増額。主なものとしましては、需用費の60万円は八橋放課後児童クラブのドアの修繕でございます。工事請負費、これは23万円。これは多世代交流施設のフェンスの撤去工事でございます。扶助費100万円は第3子以降の出産祝い金でございます。保育所運営費の191万2,000円の増額、これは賃金が188万6,000円、これはパート職員で主なものは未満児入所と休日保育の利用者の増でございます。
続きまして、民生費、生活保護費、生活保護総務費9万円の減額。これにつきましては、委託料の36万3,000円の減額と備品購入費の30万2,000円の減額を負担金とするものでございます。57万5,000円。これにつきましては、委託料と備品購入費を負担金に組み替えるもので、この負担金といいますのは北栄町が代表町となり3町で共同利用するものでございます。3町とは琴浦町、北栄町、湯梨浜町でございます。
はぐっていただきまして民生費、生活困窮者自立支援費でございますが、補正額は140万円の増額。これは子どもの居場所づくり推進モデル事業の補助金でございます。
衛生費、保健衛生費につきましては629万6,000円の減額。これは主なものは人事異動でございます。予防費3万円の増額。これは消耗品でございます。健康づくり推進事業費2万5,000円の増額、これは事業備品で下郷で行っておりますまちの保健室事業の血圧計等の備品でございます。
農林水産業費、農業費、農業委員会費15万7,000円の増額。主なものとしましては、賃金と需用費11万1,000円と4万5,000円でございますけども、これは農地中間管理事業分でございます。農業総務費16万5,000円の増額。これにつきましては、需用費の7万2,000円につきましては八橋農村公園のガラスの修繕料でございます。負担金補助及び交付金の5万3,000円につきましては、果樹等の経営安定資金の利子補助金、これは平成28年の長雨によるブロッコリーの被害分でございます。
農業振興費605万3,000円の減額で、負担金補助及び交付金が主なものでございます。まず鳥取県型の低コストハウスによる施設園芸等推進事業補助金が254万円の減額。これは2棟減によるものでございます。次に鳥取県梨生産振興事業補助金362万9,000円。これにつきましては、3つ下の柿・ブドウ等生産振興事業費補助と新甘泉生産拡大特別対策事業費の補助金が統合されたものによるものでございます。申請の増というものもございます。続きまして、県就農条件整備事業補助金が216万7,000円の減額。これは申請の確定によるものでございます。続きまして全国農業担い手サミット参加費補助金4万5,000円、それと下に行きまして園芸産地活力推進事業補助金371万7,000円の減額、これにつきましてはネギ黒腐菌核病の緊急防除の面積の確定でございます。続きましてアワヨトウ緊急防除等対策事業費の補助金60万9,000円の減額、これは面積の確定でございます。県就農応援交付金30万円につきましては、対象者が1名増となったものでございます。
はぐっていただきまして農地費、補正額が1億1,142万1,000円。主なものにつきましては、委託料の107万3,000円。これにつきましてはしっかり守る農林基盤整備の委託料が100万円と農業基盤整備促進事業測量設計委託業務7万3,000円につきましては、その下の工事請負費の農業基盤整備促進工事との組み替えでございます。工事費の255万1,000円のうち、しっかり守る農林基盤整備工事が262万4,000円で、負担金補助及び交付金につきましては町土地改良区推進事業補助金が87万9,000円と県営赤碕地区畑総事業補助金、これ繰り上げ償還分でございますけども3,487万1,000円。県営東伯地区畑総事業補助金繰り上げ償還分で7,214万7,000円でございます。次に地籍調査事業費18万円の増額。これも人事異動に伴うものでございます。続きまして農業集落排水事業172万3,000円の減額。これにつきましては、農業集落排水事業の特別会計への繰出金でございます。
続きまして農林水産業費、林業費、林業総務費3万5,000円の増額。これについては、林道笹ケ谷線の修繕でございます。続きまして林業振興費74万9,000円の増額。これにつきましては緊急間伐実施事業費の補助金で、実施面積の増によるものでございます。
続きまして農林水産業費、水産業費、水産業総務費142万5,000円の増額。これは省エネ漁協推進事業費補助金でございまして、漁船のエンジンに係るものでございます。
商工費、商工振興費1,330万円の増額。これにつきましては、雇用奨励助成金1,200万、これは40人分でございます。育児休業促進事業補助金130万円の増額でございます。観光費59万3,000円の増額。賃金につきましては、作業員の賃金が16万2,000円の減額。これにつきましては、13の委託料の船上山ナラ枯れ伐採業務委託料との組み替えでございます。報償費の10万円につきましては、観光大使分でございます。需用費の8万円についても観光大使分でございます。委託料の31万8,000円のうち、琴浦の水ラベル製作委託料が15万6,000円。使用料につきましては観光大使分で、航空機代とかホテル代でございます。負担金補助及び交付金でございますが9万6,000円、これにつきましては琴浦の水ペットボトルの負担金でございます。続きまして、地域振興費は組み替えでございます。負担金から補助金への組み替えでございます。
はぐっていただきまして、土木費、土木管理費、土木総務費、補正額が1万5,000円の増額。これにつきましては賃借料で、帽子取の残土処分地のところに新たに沈砂池を設けるための土地の借地料でございます。
土木費、道路橋梁費、道路維持費440万円の増額。これにつきましては町道の修繕料でございます。
土木費、河川費、河川維持費140万円の増額。これにつきましては、河川の修繕料でございます。
土木費、都市計画費、都市計画総務費320万円の増額。これにつきましては、琴浦町福祉のまちづくり推進事業補助金320万円で、これは商業用施設のエレベーター設置補助でございます。公共下水道事業費1,091万円の減額。この主なものとしましては、下水道事業特別会計への繰出金が1,111万円の減額でございます。
続きまして土木費の住宅費、住宅管理費455万1,000円の増額。需用費が433万5,000円、このうち消耗品費として町営住宅東山住宅の消防ホース等でございます。また、修繕料につきましては一里松団地の圧力ポンプ2基分の修繕で412万円でございます。委託料が21万6,000円、これにつきましては家賃滞納者訴訟委託料21万6,000円で、これは成功報酬でございます。
消防費の非常備消防費418万2,000円の増額。これにつきましては、報酬につきましては防災専門員でございます。199万2,000円。旅費につきましては、普通旅費の6万8,000円が全国女性消防団活性化広島大会に参加のための6万8,000円、それと費用弁償については防災専門員の12万円でございます。需用費54万2,000円につきましては消耗品費で、これは福祉避難所の資機材の整備でございます。ベッドとか間仕切り等の費用でございます。負担金補助及び交付金につきましては146万円、内訳としまして防災士養成研修受講負担金が36万円、これは20人分でございます。消防施設整備補助金50万円、自主防災組織結成促進補助金が60万円、これは6団体分の見込みでございます。消防施設費40万円につきましては、消火栓の修繕4カ所分の負担金でございます。
続きまして教育費、教育総務費、事務局費1,055万9,000円の増額。賃金の80万円につきましては、これは赤碕小学校の転入により児童がふえたための配置基準に伴う嘱託職員の増でございます。それと委託料971万5,000円につきましては学校情報ネットワーク分離業務委託料でございまして、生徒と教職員のネットワークを分離するものでございます。
はぐっていただきまして教育費、小学校費、学校管理費、補正額が248万1,000円で、需用費につきましては204万2,000円で、修繕料で主なものとしまして八橋小学校の平成30年からのクラス増に伴う修繕とか、聖郷小学校の職員室の暖房機器等によるものでございます。備品購入費につきましては43万9,000円の増額。これにつきましては赤碕小学校の電話機、これは落雷被害によるものでございます。扶助費につきましては65万円、就学援助費でございます。
教育費、中学校費、学校管理費103万8,000円の増額。これにつきましては、需用費で103万8,000円。これは赤碕中学校の外壁、体育館とか扉の修繕でございます。教育振興費85万4,000円、これは扶助費で就学援助費でございます。
続きまして教育費、社会教育費、文化財保護費81万6,000円の増額。旅費につきましては、普通旅費4万7,000円につきましては町史編さんに係るものでございます。費用弁償8万4,000円につきましては、平成30年度から重要文化財の河本家住宅の整備事業の事業説明とか現地確認で国から文化財調査官に来ていただくためのものでございます。負担金補助及び交付金でございますが68万5,000円。内訳につきましては、町指定津田家墓所の復旧事業の補助金4万3,000円、これにつきましては中部地震でございます。町指定倉阪神社復旧事業補助金53万1,000円、これにつきましては大雪被害でございます。国登録有形文化財塩谷家住宅補助金11万1,000円、これにつきましては中部地震の被害によるものでございます。続きまして生涯学習センター運営費131万3,000円の増額。これにつきましては、主なものが需用費の修繕料でありまして、生涯学習センターの暖房機器の修繕でございます。カウベルホールの運営費6万2,000円につきましては、カウベルホールのランプの交換部分でございます。
続きまして災害復旧費、農林水産業災害復旧費、現年発生農業用施設災害復旧費300万円の減額。委託料につきましては、宮場地区の水路災害復旧測量設計業務100万円の減額。これは実施による減でございます。続きまして工事請負費200万円の減額。これにつきましては、同じく宮場地区の水路災害復旧工事の実施設計に伴う需用費の精査でございます。
続きまして諸支出金、諸費、国県支出金返納金608万3,000円の増額で、これは返納金でございまして、内訳としまして平成28年社会資本整備交付金463万8,000円、これにつきましては概算払い受領後の需用費の減によるものでございます。それと、平成28年度児童扶養手当の国庫返納金57万7,000円。これは額の確定に伴うもの。平成28年度障害者医療費国庫補助金86万7,000円、これも額の確定によるものでございます。
以上が歳出でございます。
続きまして、8ページをお願いいたします。続きまして歳入でございます。
地方特例交付金でございますが、補正額が138万1,000円。これについては、平成29年度の交付金の決定通知によるものでございます。
地方交付税につきましては2億6,423万1,000円の増額。これにつきましては、平成29年度交付額の確定によるものでございます。
分担金及び負担金、負担金で農林水産業費負担金で35万6,000円の増額。これにつきましては、町農業農村整備事業の地元負担金でございます。
分担金及び負担金につきましては農林水産業費分担金で、35万円の増額。これにつきましては、現年発生農業用施設災害復旧事業費の地元負担分でございます。
国庫支出金、国庫負担金、民生費負担金につきましては163万7,000円の減額。これにつきましては、国民健康保険の基盤安定制度の負担金が27万2,000円の減額、障害者医療費負担金が136万5,000円の減額でございます。
はぐっていただきまして、国庫支出金、国庫補助金の総務費の補助金でございます。補正額が201万3,000円の増額。これにつきましては、マイナンバー制度システム整備費の補助金でございます。
続きまして県支出金、県負担金、民生費負担金269万2,000円の減額。これにつきましては、国民健康保険の基盤安定制度負担金が200万9,000円の減額、自立支援医療費(更生医療)負担金が68万3,000円の減額でございます。
県支出金、県補助金、総務費補助金15万6,000円の増額。これにつきましては、移動販売車の運営補助に対するものでございます。民生費補助金157万7,000円の増額。これにつきましては、障がい児・者在宅生活支援事業補助金が73万8,000円、障害者グループホーム等夜間世話人配置事業補助金が10万6,000円、子どもの居場所の推進モデル事業補助金が73万3,000円でございます。
続きまして農林水産業費補助金197万8,000円の減額。内訳としまして、就農条件整備事業補助金が144万5,000円の減額、園芸産地活力増進事業費補助金が178万9,000円の減額、鳥取梨生産振興事業費補助金が338万2,000円の増額、鳥取県型低コストハウスによる施設園芸等推進事業費補助金が236万7,000円の減額、柿・ブドウ等生産振興事業補助金が17万8,000円の減額、新甘泉生産拡大特別対策事業費補助金が78万3,000円の減額、しっかり守る農林基盤交付金が161万1,000円の増額、就農応援交付金が20万円の増額、アワヨトウ緊急防除等の事業費補助金が60万9,000円の減額でございます。続きまして、土木費の補助金240万円でございます。これは福祉のまちづくりの推進事業費の補助金でございます。消防費の補助金27万1,000円の増額。これにつきましては、福祉避難所事前配置資機材整備事業の補助金でございます。
続きまして財産収入、財産運用収入、利子及び配当金が1,000円でございます。
寄附金、寄附金の教育費寄附金でございますが、14万1,000円でございます。これについては、教育振興費の寄附金でございます。
続きまして繰入金、基金繰入金、地域雇用創出推進基金繰入金1,200万円の増額。これにつきましては、雇用奨励助成金への充当分でございます。
続きまして、はぐっていただきまして繰入金、住宅新築資金等貸付事業特別会計繰入金が15万9,000円でございます。続きまして、繰入金の
船上山発電所管理特別会計繰入金につきましては79万7,000円。繰入金で、下水道事業特別会計の繰入金が20万円。繰入金で、介護保険特別会計繰入金が1,109万3,000円。
続きまして、繰越金でございますが1億2,205万円。これにつきましては前年度の繰越金でございます。
諸収入、雑入で18万4,000円の増額。これにつきましての内訳が、農地保有合理化業務委託料が15万6,000円、農業者年金業務委託料が28万7,000円、休日保育の利用料が10万円、その他雑入の2万6,000円につきましては帽子取の残土処分地の沈砂池に伴うもので、建設技術センターからの収入でございます。その他雑入の一般財源でございますけども、197万4,000円の減額につきましては国営施設管理補助金に係る返納金で、平成28年度に返納を受けたため平成29年度予算から落とすものでございます。次に児童扶養手当の返納金が140万9,000円、補償費が15万円、これにつきましても帽子取の残土処分地の新たな沈砂池に係る立木補償金、これは建設技術センターから入るものでございます。産後ヘルパー派遣事業の利用手数料が3万円。
町債で総務債1,736万7,000円。これにつきましては臨時財政対策債でございます。災害復旧事業債1,000万円の減額。これにつきましては、一般単独災害復旧事業分の減額でございます。
以上が議案第105号の説明でございます。
続きまして、議案第116号、平成28年度
一般会計歳入歳出決算認定について御説明をいたします。
はぐっていただきまして、16ページ、まず歳入から御説明をいたします。
まず、町税で町民税の合計が収入済み額が6億5,411万4,000円、これは個人と法人部分のトータルでございます。収入率として96.72%でございます。続きまして固定資産税、収入済みのトータルが8億8,140万3,498円。これは92.18%でございます。固定資産税と国有資産等所在市町村交付金及び納付金のトータルでございます。続きまして軽自動車税、収入済み額が6,110万7,980円。95.44%でございます。続きまして、町たばこ税が1億323万3,142円でございます。はぐっていただきまして地方譲与税、地方揮発油譲与税でございますが、収入済み額が3,062万7,000円。続きまして、自動車重量譲与税につきましては7,422万7,000円。続きまして、地方道路譲与税はゼロでございます。
続きまして、利子割交付金につきましては252万6,000円。配当割交付金につきましては501万5,000円。はぐっていただきまして、株式譲渡所得割交付金が295万6,000円。
続きまして地方消費税交付金、これにつきまして収入済み額が3億887万5,000円。続きましてゴルフ場利用税交付金、これが174万3,525円。
続きまして、自動車取得税交付金1,960万9,000円。交通安全対策特別交付金144万4,000円。はぐっていただきまして地方特例交付金、これが431万円。続きまして地方交付税43億6,818万1,000円。
続きまして、分担金及び負担金の負担金でございます。トータルとして5,762万1,508円でございます。その中での収入済み額の児童福祉費の負担金でございますが、収入済み額が693万2,183円。これにつきましては、保育園の利用料の負担金でございます。
はぐっていただきまして、分担金でございます。収入済み額が292万6,180円でございます。続きまして、使用料及び手数料であります。使用料につきましては、トータルで1億4,202万5,579円でございます。はぐっていただきまして28ページ、手数料でございますが、トータルとして2,365万6,140円でございます。
続きまして国庫支出金、国庫負担金でございますが、7億4,601万7,686円でございます。トータルでございます。続きまして、はぐっていただきまして国庫補助金でございますが、4億1,287万5,262円でございます。はぐっていただきまして32ページ、委託金でございますが754万475円で、その下の臨時福祉給付金給付事業助成金が9,281万7,644円。
はぐっていただきまして、県の支出金、県負担金でございます。トータルとして3億1,785万4,765円。続きまして、県の補助金であります。5億7,638万2,748円でございます。
はぐっていただきまして38ページ、委託金でございます。トータルといたしまして、収入済み額が4,512万570円でございます。
続きまして、はぐっていただきまして財産収入、財産運用収入でございますが、トータルとして1,146万1,740円。財産売払収入でございますが、598万4,417円でございます。
はぐっていただきまして、寄附金でございます。トータルが3億3,716万8,278円でございます。
続きまして繰入金、基金繰入金でございますが、トータルで11億5,337万3,741円でございます。
次、はぐっていただきまして46ページでございます。項2の住宅新築資金等貸付事業特別会計繰入金でございます。これが761万6,000円、農業集落排水事業特別会計繰入金が5万8,000円、介護保険特別会計繰入金が1,212万6,787円、
船上山発電所特別会計繰入金が472万3,944円。繰越金でございます。繰越金が2億2,882万5,080円でございます。
はぐっていただきまして諸収入、延滞金加算金及び過料でございますが733万7,663円、町預金利子4万9,763円、貸付金元利収入3,715万9,364円でございます。トータルでございます。その諸収入の中で、51ページに収入済み額で大学入学資金貸付金の元利収入が12万4,742円というものが収入済み額でございます。それと、林原育英奨学金の貸付金の元利収入が24万6,000円が収入済み額でございます。
雑入につきましてが、トータルで1億909万3,781円。このうちの雑入の収入済み額217万8,223円、これにつきましては生活保護の返還金でございます。
続きまして、受託事業収入でございますがトータルとして760万3,961円。
町債につきましては、はぐっていただきまして町債が6億2,520万円、トータルとしてであります。
55ページでありますけども、収入済み額の総額が114億8,731万3,311円でございます。
続きまして、はぐっていただきまして56ページ、歳出でございます。
まず議会費、支出済み額が1億359万1,575円でございます。続きまして、鳥取県中部地震対策費はゼロでございます。
はぐっていただきまして、総務費、総務管理費、一般管理費につきましては支出済み額が5億3,245万3,404円で、不用額の主なものとしましては職員手当129万3,000円と共済費114万4,800円、これは実績によるものでございます。続きまして不用額の需用費179万2,578円ですが、これにつきましては実績によるものでありますが、主なものとして燃料、光熱水費の残によるものでございます。役務費368万8,620円、これにつきましても実績によるものでございますが、主なものとしましては電気料でございます。はぐっていただきまして60ページ、一般管理費の繰越明許でございます。これは支出済み額がゼロでございます。不用額として30万円につきましては、下伊勢の訴訟が長引いたためのもので、この30万円は成功報酬として予算計上しておりましたけども支出がございませんでした。
続きまして文書広報費432万4,236円、財政管理費9億8,804万7,603円、会計管理費412万6,505円、はぐっていただきまして財政管理費、支出済み額が502万1,380円で、主な不用額につきましては工事請負費の92万9,200円、これにつきましては入札残でございます。続きまして、ケーブルテレビ管理費1億6,959万218円。これの主な不用費につきましては、需用費の132万6,844円。これはケーブルテレビの関連の修繕料で、実績によるものでございます。
下の企画費であります。これが8,614万4,797円でございます。続きまして、公平委員会がこれが2万7,000円でございます。
済みません、ちょっともとに戻ります。この企画費の主な不用額でございますが、負担金補助及び交付金につきましての93万500円、これにつきましては結婚新生活について申請がなかったことや、若者定住などの事業の転入時期がずれたことによるものが主なものでございます。続きまして公平委員会費2万7,000円。交通安全対策費645万2,656円。はぐっていただきまして電算管理費1億1,660万1,480円。主な不用額としまして委託料129万6,793円、これはネットワーク分離の実績によるものでございます。続きまして、電算機管理費の繰越明許1,425万3,300円。委託料の不用額につきましては83万1,700円。これは入札差額によるものでございます。分庁管理費2,142万5,549円。はぐっていただきまして、分庁管理費の繰越明許127万8,936円。諸費が1億5,139万2,315円。鳥取県中部地震対策費2,272万4,648円。これの主な不用額でありますけども、負担金補助及び交付金と扶助費については実績によるものでございます。
はぐっていただきまして徴税費、税務総務費、支出済み額が9,518万2,143円。賦課徴収費3,723万1,860円。主な不用額としましては、負担金補助及び交付金の76万122円につきましてはふるさと広域連合への負担金の徴収実績によるものでございます。それと償還金利子及び割引料につきましての66万3,786円、これにつきましては法人町民税の還付金の準備金のための残でございます。続きまして、鳥取県中部地震対策費はゼロ。はぐっていただきまして、戸籍住民登録費ですが4,472万5,889円。鳥取県中部地震対策費はゼロでございます。
選挙費、選挙管理委員会費が17万1,482円。はぐっていただきまして、参議院議員選挙費が1,024万9,033円。鳥取海区漁業調整委員会委員選挙費が14万4,929円。はぐっていただきまして、土地改良区選挙費が4万2,078円。続きまして、統計調査費でありますが391万6,373円。続きまして、鳥取県中部地震の対策費はゼロでございます。
監査委員費121万4,290円。はぐっていただきまして地方創生事業費でありますが、地方創生交付金事業費につきましては511万2,468円。主な不用額につきましては、委託料でございます。これにつきましては、農業プロジェクトの販売拠点整備の検討業務の委託料につきましては、地元との協議が調わなかったものでございます。地方創生加速化交付金事業費が6,565万5,654円。これの主な不用額が報償費で173万9,508円。これは経営力向上謝金を予定していたもの委託料で支出したためのものでございます。
はぐっていただきまして、主な不用額でありますけども、委託料につきまして558万4,939円。これにつきましては、ことうら寿命延伸活動のヘルスツーリズムが中部地震によって中止になったもの、それとトレーニングルームの管理指導費の派遣委託料の実績等々でございます。続きまして15の工事請負費、不用額が91万5,200円。これにつきましては、運動拠点施設の整備工事の入札減でございます。続きまして備品購入費88万9,976円、これにつきましてはパワーリハビリ備品の入札減でございます。続きまして負担金補助及び交付金につきましては、町内の種牛肥育事業補助金が想定よりも対象牛が少なかったためのものでございます。
続きまして、民生費、社会福祉費の社会福祉総務費でありますが、1億8,206万4,163円。社会福祉事業費8,458万556円。この社会福祉事業費の不用額でございますが、負担金補助及び交付金の225万70円につきましては、町社協の人件費補助金の実績に伴うものでございます。続きまして同和対策総務費、これにつきましては234万9,613円。隣保館運営費2,080万6,868円。はぐっていただきまして、国民年金事務費678万2,626円、老人福祉費1,857万1,654円、はぐっていただきまして特別医療費助成事業費につきましては、1億2,253万604円でございます。その前の老人福祉費の不用額につきましては、委託料が381万573円。これにつきましては、老人福祉施設の入居措置の実績によるものでございます。それと特別医療費助成事業費が1億2,253万604円。これの扶助費の不用額474万5,123円につきましては、特別医療費の実績に伴うものでございます。続きまして、心身障害者医療費424万9,645円。障害者福祉費5億422万8,473円。うち主な不用額でありますけども、負担金補助及び交付金が124万2,111円、これは障害者福祉費の住宅改修補助金の実績に伴うもの、補助金の1,612万283円につきましては自立支援給付費の実績によるものでございます。
はぐっていただきまして、介護保険事業費3億770万9,301円。主な不用額として委託料の91万6,000円。これにつきましては、サービス計画作成委託の実績に伴うものでございます。続きましていきいき健康センター運営費29万466円。後期高齢者医療費2億3,487万8,927円。はぐっていただきまして、臨時福祉給付金給付事業1,702万7,945円。臨時福祉給付金給付事業の繰越明許7,234万8,845円、鳥取県中部地震対策費はありません。
児童福祉費につきましては、まずはぐっていただきまして児童福祉総務費でございますが、8億2,831万73円。これの主な不用額でございますけども、賃金の93万7,680円につきましては放課後児童クラブパート職員の賃金の実績によるものでございます。需用費の80万3,235円につきましては、これは燃料費ほか修繕料の実績に伴うものでございます。続きまして負担金補助及び交付金の88万9,000円の不用額につきましては放課後児童クラブの実績、それと子育て3世代同居住宅リフォームの実績によるものでございます。扶助費の265万6,730円につきましては、教育保育施設型給付費の実績に伴うものでございます。
続きまして、保育所運営費3億8,551万1,707円。はぐっていただきまして、そのうちの主な不用額、需用費の246万5,957円につきましては各保育園の燃料費の実績に伴うものと、委託料の131万5,913円につきましては私立保育園の委託料の実績によるもの、使用料及び賃借料につきましては、50万7,504円につきましてはコピー機リースの実績に伴うものでございます。
続きまして、児童館運営費907万5,883円。母子福祉費681万801円。はぐっていただきまして、児童措置費600万9,354円、鳥取県中部地震対策費17万2,800円、これにつきましても主な不用額が需用費で52万2,200円。これは安田保育園と琴浦保育園のクラック修繕が構造に影響を及ぼさないということで、未実施ということでございます。
続きまして生活保護費、生活保護総務費が215万8,465円。生活保護扶助費2億2,871万8,009円。はぐっていただきまして、生活困窮者自立支援費につきましては1,272万488円。
衛生費、保健衛生費、保健衛生総務費が8,333万8,062円。はぐっていただきまして、予防費が6,224万629円。主な不用額につきましては、委託料で235万1,792円。これは定期予防接種委託料の実績に伴うものでございます。扶助費の86万5,691円につきましては、生活保護の予防接種の未熟児養育医療費給付事業の実績によるものでございます。
続きまして、健康づくり推進事業費3,740万2,406円でございます。主なものの不用額、委託料につきましては291万5,758円でございます。
はぐっていただきまして環境衛生費1,710万5,537円、鳥取県中部地震対策費がゼロ。清掃費、じんかい処理費1億4,943万7,041円。はぐっていただきまして、そのうちの不用額、負担金補助及び交付金で464万8,000円。これはふるさと広域連合ごみの処理の実績に伴うものでございます。続きまして、し尿処理費が2,727万8,000円。鳥取県中部地震対策費が26万172円。上水道費につきましては328万3,886円。
続きまして、農林水産業費、農業費の農業委員会費が3,809万8,898円。はぐっていただきまして、農業総務費が1,694万7,978円。はぐっていただきまして、農業振興費が1億5,115万6,050円。畜産費が2,449万4,766円。続きまして、はぐっていただきまして畜産費の繰越明許がゼロでございます。その前に畜産費の不用額、負担金補助及び交付金の181万6,177円でございますが、これにつきましては肉用牛肥育経営安定特別対策事業費補助金と、鳥取和牛振興総合対策事業費補助金の想定より対象牛が少なかったためのものでございます。
続きまして農地費でございますが、3億5,541万7,461円。これの主な不用額でございますが、工事請負費117万2,244円につきましてはため池防災・減災に対する入札の減でございます。農地費の繰越明許1,359万7,200円。
続きまして、はぐっていただきまして地籍調査事業費5,999万813円。主な不用額としては、負担金補助及び交付金で79万8,410円。これは地籍調査の実績に伴うものでございます。
続きまして、農業集落排水事業が2億2,420万6,370円。鳥取県中部地震対策費2,488万4,879円。これの主な不用額が負担金補助及び交付金で199万1,038円。これにつきましては、農林水産業共同利用施設復旧事業費の実績に伴うものでございます。
続きまして、林業費のはぐっていただきまして林業総務費815万6,087円。林業振興費2,433万1,295円。主な不用額が委託料で152万7,312円。これはナラ枯れ被害対策の委託料の実績に伴うものでございます。鳥取県中部地震対策費がゼロでございます。
続きまして水産業費、水産業総務費7,171万3,347円。
はぐっていただきまして商工費、商工総務費3,472万9,959円。商工振興費3,432万8,918円。観光費6,981万759円。はぐっていただきましてその中の主な不用額でございますけども、役務費85万698円は船上山管理運営事業のトイレ関連の手数料の減に伴うものでございます。委託料の62万1,466円につきましては、物産館ことうらの管理運営のごみとか電気保安委託料の実績に伴うものでございます。観光費の繰越明許7万2,900円。地域振興費8,367万5,016万8,000円。はぐっていただきましてその中の不用額、委託料につきましては102万5,258円。これはデマンドタクシーの実績によるものでございます。続きまして企業誘致推進費34万1,208円。鳥取県中部地震対策費ゼロ。
土木費、土木管理費、土木総務費が1,792万5,050円。はぐっていただきまして、土木費、土木総務費、繰越明許356万3,471円。鳥取県中部地震対策費ゼロ。
道路橋梁費、道路維持費が5,627万8,803円。はぐっていただきまして、道路新設改良費が4億3,001万6,137円。主な不用額として委託料205万2,440円につきまして、主なものは入札減でございます。続きまして、工事請負費の462万2,720円。これにつきましても入札減でございます。はぐっていただきまして道路新設改良費、繰越明許でございます。871万6,957円。
除雪対策費4,555万7,225円。鳥取県中部地震対策費125万5,176円。
河川費、河川維持費285万3,720円。主な不用額として工事請負費79万9,200円。これも入札減でございます。河川新設改良費8,409万2,120円。はぐっていただきまして、主な不用額が補償補填及び賠償金で60万9,760円。これはヲナガケ川改修の補償費の実績に伴うものでございます。
続きまして都市計画費、都市計画総務費153万2,672円。公園費261万5,946円。公共下水道事業費3億3,123万9,551円。住宅費、住宅管理費5,000万1,258円の主な不用額でありますけども、はぐっていただきまして需用費の154万4,242円。これはコーポラスことうらの修繕料の実績によるものでございます。住宅管理費の繰越明許、これが34万41円。住宅建設費4,767万6,246円。主な不用額につきましては、委託料で292万3,400円。これにつきましては、改良住宅成美団地の地盤変動調査の実績に伴うものでございます。はぐっていただきまして鳥取県中部地震対策費、これが198万8,475円。
消防費、消防費で常備消防費2億4,333万6,000円。主な不用額でありますけども、負担金補助及び交付金で143万6,000円。これにつきましては、ふるさと広域連合の負担金の実績によるものでございます。非常備消防費6,083万1,541円。主な不用額としましては、報償費87万6,520円。これは非常備消防の出動実績によるものでございます。旅費の56万1,000円につきましても実績であります。その下の備品購入費の772万4,618円。これにつきましては入札減でございます。はぐっていただきまして、消防施設費1,172万9,645円。鳥取県中部地震対策費320万7,658円。職員手当の不用額118万3,610円については、実績によるものでございます。
教育費、教育総務費、教育委員会費191万2,000円。事務局費1億3,018万1,519円。はぐっていただきまして、鳥取県中部地震対策費3万5,243円。
小学校費、学校管理費1億127万5,239円。そのうち、不用額につきましては工事請負費の89万8,960円。これにつきましては、東伯中、赤碕小、浦安小の駐車場の舗装工事の入札減でございます。続きまして、教育振興費3,761万1,431円。
はぐっていただきまして、中学校費、学校管理費3,679万1,091円。主な不用額として、需用費80万633円につきましては東伯中の光熱水費の実績に伴うものでございます。教育振興費が3,176万3,438円。
はぐっていただきまして、社会教育費、社会教育総務費5,806万5,285円。はぐっていただきまして公民館費が4,344万3,170円、文化財保護費1,266万3,105円、はぐっていただきまして文化財保護費、繰越明許6,463万8,611円、埋蔵文化財発掘調査費1,628万7,293円。生涯学習センター運営費2,547万9,714円。図書館費4,355万3,801円。はぐっていただきましてカウベルホール運営費6,051万6,362円。はぐっていただきまして人権同和教育費4,293万8,858円。鳥取県中部地震対策費17万8,182円。
はぐっていただきまして保健体育費、保健体育総務費が2,486万2,434円、体育振興費968万7,069円。体育施設費3,210万4,626円。はぐっていただきまして、給食センター運営費7,862万3,827円。鳥取県中部地震対策費1万8,534円。
災害復旧費、農林水産業災害復旧費のうち、はぐっていただきまして現年発生農地災害復旧費が6,231円。現年発生農業用施設災害復旧費が155万1,140円。現年発生林道災害復旧費が7,344円。単県斜面崩壊復旧費がゼロ。地震災害復旧費で熊本地震災害支援事業で9万7,100円。鳥取県中部地震対策費が313万8,077円。
はぐっていただきまして公債費、公債費の総額が元金が13億1,336万274円、利子が1億6,940万3,506円。諸支出金、諸費でありますが3,935万3,809円。予備費であります。予備費はゼロで、支出済み額が合計で110億4,212万2,022円でございます。
160ページでございます。実質収支に係る調書ということで、歳入総額が114億8,731万3,311円、歳出総額が110億4,212万2,022円で、歳入歳出の差し引き額が4億4,519万1,289円で、翌年度へ繰り越すべき財源が合計で2億5,314万940円で、実質収支額が11億9,205万349円でございます。
以上、議案第105号と議案第116号について御説明をいたしました。よろしくお願いをいたします。
○議長(手嶋 正巳君) ここで暫時休憩いたします。再開を13時45分にしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
午後0時18分休憩
───────────────────────────────
午後1時44分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続いて会議を再開いたします。
続いて、議案第117号、平成28年度琴浦町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定についてと議案第122号、平成28年度琴浦町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定についての2議案について、
町民生活課長の説明を求めます。
大田
町民生活課長。
○
町民生活課長(大田 晃弘君) よろしくお願いします。
それでは、議案第117号、平成28年度琴浦町
国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について説明をさせていただきます。
まず、歳出について説明させていただきます。
180ページをお開きください。款項目、支出済み額、不用額の順に説明し、不用額につきましては30万円以上について説明させていただきます。
款1、項1、目1、一般管理費、支出済み額1,764万7,396円、不用額114万9,604円、これは国保運営に係る人件費及び電算共同手数料等が主なものであります。2目連合会負担金、支出済み額167万8,476円。
はぐっていただきまして、182ページお願いします。目1、運営協議会費、支出済み額2万1,458円であります。
款2、項1、目1、一般被保険者療養給付費、支出済み額13億1,643万4,839円、不用額1,067万7,955円。これは7万4,802件の実績であります。目2、退職被保険者等療養給付費、支出済み額4,614万4,354円、不用額39万6,646円、2,859件の実績であります。これらの療養給付費は、入院、入院外、歯科、調剤、食事療養、訪問看護の保険者負担額であります。
目3、一般被保険者療養費、支出済み額599万1,666円、784件の実績です。目4、退職被保険者等療養費、支出済み額11万9,146円、19件の実績です。これらの療養費は、コルセット等の保険者負担額であります。
目5、審査支払い業務費、支出済み額394万6,109円、これはレセプト審査及び電算処理に係る事務費負担金であります。
項2、目1、一般被保険者高額療養費、支出済み額1億9,701万2,570円、3,295件の実績であります。はぐっていただきまして、184ページをお願いします。目2、退職被保険者等高額療養費、支出済み額831万6,636円、67件の実績であります。これらは被保険者の医療費自己負担を軽減するための保険者負担額であります。
項3、目1、出産育児一時金、支出済み額504万円、不用額84万円。12件の実績であります。
項4、目1、葬祭費、支出済み額66万円、33件の実績であります。
項6、目1、一般被保険者高額介護合算療養費、支出済み額27万7,829円、7件の実績です。はぐっていただきまして、186ページをお願いします。目2、退職被保険者高額介護合算療養費、支出済み額5万4,998円、1件の実績であります。これらは国保と介護で年間の高額療養費を補填するものであります。
款3、項1、目1、後期高齢者支援金、支出済み額2億5,657万7,801円。目2、後期高齢者会計事務費拠出金、支出済み額1万7,230円。これらは後期高齢者医療費の支援金及び事務費であります。
款4、項1、目1、前期高齢者納付金、支出済み額16万4,708円。目2、前期高齢者関係事務費拠出金、支出済み額1万9,814円。これらは前期高齢者療養費に要する納付金及び事務費であります。
款5、項1、目2、事務費拠出金、支出済み額9,755円。これらは老人保健制度の事務処理を行う拠出金であります。
はぐっていただきまして、188ページをお願いします。款6、項1、目1、介護納付金、支出済み額8,480万3,937円で、これは介護第2被保険者である40歳から64歳の介護分を国保税と納めていただいたものを支払い基金に支払うものであります。
款7、項1、目1、高額医療費共同事業拠出金、支出済み額6,797万1,257円。高額療養費の3年平均の実績に応じて、2分の1を国保連合会に拠出するものであります。目2、保険財政共同安定化事業拠出金、支出済み額4億9,730万2,636円は、医療費を県内の被保険者で調整するもので、急激な保険財政への影響緩和を図るため国保連へ拠出するものであります。
款8、項1、目1、保健事業推進費、支出済み額11万418円。
はぐっていただきまして、190ページをお願いします。項2、目1、特定健康診査等事業費、支出済み額980万4,649円、不用額69万4,351円。これは特定健診など保健事業の実績で、1,310人の受診がありました。
項3、目1、人間ドック事業、支出済み額238万2,858円、不用額57万4,142円で、82人の受診がありました。
款9、項1、目1、一般被保険者分、支出済み額437万4,000円。目2、退職被保険者分、支出済み額3万8,100円。
192ページをお願いします。項2、目1、一般被保険者分、支出済み額4万4,300円、これらは国保税の過誤納付等による還付金などであります。
項3、目1、国庫支出金等返納金、支出済み額866万8,356円、前年度の国庫支出金等の精算による返納金であります。
款10、項1、目1、財政調整基金積立金、支出済み額375円。
はぐっていただきまして、194ページをお願いします。歳出合計でございますけども、25億3,563万5,671円であります。
歳入に戻っていただきまして、170ページをお願いします。款項目、収入済み額、不納欠損額、収入未済額の順に説明させていただきます。
款1、項1、目1、一般被保険者国民健康保険税、収入済み額4億2,610万3,478円、不納欠損額219万3,500円、収入未済額7,412万7,046円であります。このうち、滞納繰越分は5,729万8,305円であります。不納欠損額は9人分で、また現年度課税分には1人分の還付未済、2,000円が含まれています。目2、退職被保険者等国民健康保険税、収入済み額1,409万4,725円、収入未済額159万553円で、このうち滞納繰越額は138万8,878円であります。
款2、項1、目2、療養給付費負担金3億8,723万1,080円。これは療養給付費等の約32%に当たる定率国庫負担金であります。目3、高額医療費共同事業負担金1,700万6,610円は、町が国保連に拠出した高額医療費共同事業拠出金に対して国と県が4分の1を負担するものであります。目4、特定健康診査等負担金256万2,000円。はぐっていただきまして、172ページをお願いします。目1、財政調整交付金1億2,419万4,000円、これは医療費の大体9%であります。
款3、項1、目1、療養給付費交付金8,411万8,000円で、退職被保険者分として支払い基金が徴収した療養給付費等拠出金を各国保へ交付するものであります。
款5、項1、目1、前期高齢者交付金6億2,124万3,223円。これは65歳から74歳の加入率が全国平均を上回る保険者に交付されるものでございます。
はぐっていただきまして、174ページをお願いします。款6、項1、目1、高額医療費共同事業負担金1,700万6,610円。目2、特定健康診査等負担金256万2,000円。項2、目1、財政調整交付金9,722万円。県分の調整交付金であります。
款7、項1、目1、高額医療費共同事業交付金6,880万7,756円。目2、保険財政共同安定化事業交付金5億290万6,229円。
176ページをお願いします。款10、項1、目1、一般会計繰入金1億6,233万6,843円。
款11、項1、目1、延滞金532万9,321円。項2、目1、預金利子438円。
はぐっていただきまして、178ページをお願いします。項3、目2、第三者納付金19万2,244円。目3、返納金42万7,769円。目4、雑入5万716円。
款12、項1、目1、前年度繰越金3,370万8,581円。
歳入合計が25億6,718万1,623円でございます。
最後に、196ページをごらんください。平成28年度琴浦町国民健康保険特別会計の実質収支でありますが、歳入合計25億6,718万1,623円、歳出合計25億3,563万5,671円、歳入歳出差し引き額3,154万5,952円であります。
続きまして、議案第122号、平成28年度琴浦町
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について説明をさせていただきます。
初めに、歳出について説明させていただきます。282ページをお開きください。款項目、支出済み額、不用額の順に、不用額につきましては30万円以上について説明させていただきます。
款1、項1、目1、一般管理費117万8,007円。これは保険証更新等に係る郵便料が主なものでございます。項2、目1、徴収費11万7,545円。これは保険料徴収に係る事務費です。
款2、項1、目1後期高齢者医療広域連合納付金1億9,360万5,769円、不用額141万8,231円であります。これは徴収した保険料などを後期高齢者医療広域連合に納付したものでございます。
款3、項1、目1、保険料還付金13万2,900円。これは過年度分の保険料還付未済分の還付金でございます。
はぐっていただきまして、284ページをごらんください。歳出合計1億9,503万4,221円であります。
歳入に戻っていただきまして、276ページをごらんください。款項目、収入済み額、収入未済額の順に説明させていただきます。
款1、項1、目1、特別徴収保険料、収入済み額9,559万3,900円、還付未済額4万8,700円でございます。還付未済額につきましては、死亡により保険料が年度末までに還付されなかった14件の実績です。目2、普通徴収保険料、収入済み額3,521万6,265円、収入未済額66万6,600円の内訳は、現年度分が22万900円、滞納繰越分が44万5,700円でございます。
款3、項1、目1、事務費繰入金129万5,552円。目2、保険基盤安定繰入金6,277万3,404円で、これは低所得者などの保険料軽減分のうちの4分の1を町が負担するものでございます。
はぐっていただきまして、278ページをごらんください。款4、項1、目1、延滞金1,900円。項2、目1、保険料還付金13万2,900円。これは過年度分の後期高齢者広域連合からの保険料等還付金でございます。
款5、項1、目1、繰越金19万9,200円であります。
はぐっていただきまして、280ページをお願いします。歳入合計1億9,521万3,121円あります。
最後に、286ページをお願いします。平成28年度琴浦町後期高齢者医療特別会計実質収支に関する調書であります。
歳入合計1億9,521万3,121円、歳出合計1億9,503万4,221円、歳入歳出差し引き額17万8,900円であります。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議くださいまして御承認賜りますよう、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第118号、平成28年度琴浦町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、人権・
同和教育課長の説明を求めます。
長尾人権・
同和教育課長。
○人権・
同和教育課長(長尾 敏正君) 失礼します。議案第118号、平成28年度琴浦町
住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について説明をいたします。
決算書の208ページをごらんいただけますでしょうか。歳入総額は2,616万3,301円、歳出総額は1,596万7,176円。平成28年度末に一括繰り上げ償還がありましたことによりまして、起債償還のための明許繰越額がございます。こちらが57万8,460円、平成29年度へ繰り越します実質収支額は961万7,665円となります。
債権の管理状況については、現年分のみの完納が3人おられます。内訳としましては、新築資金が2件、宅地取得資金が2件。滞納者の完納が2人おられまして、2件ありました。新築が1件、宅地取得が1件であります。
預金の調査、保証人やこれまで折衝を持てていなかった代表相続人以外の相続人との折衝を行いながら、債権管理に努めてまいりました。
個別の貸付金の元利収入額につきましては、202ページ、203ページをごらんください。それぞれの資金について収入済み額を載せております。合計としましては、1,052万2,414円収納がありました。収入未済額は1億4,643万9,593円で、前年比約150万円の減となっております。この未済額の内訳としましては、全体で52名おられます。52名のうち、現年のみ滞納のない方が3名です。それぞれの資金の件数でいきますと、新築資金が41件、改修資金が6件、宅地取得資金が25件となっております。
以上で内容説明を終わります。よろしく御審議くださいますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第119号、平成28年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についてと議案第120号、平成28年度琴浦町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての2議案について、上下水道課長の説明を求めます。
村上上下水道課長。
○
上下水道課長(村上 千美君) それでは議案第119号、平成28年度琴浦町
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
まず、218ページをお開きください。歳出から御説明いたします。項目、歳出済み額、不用額の順に説明させていただきます。
目1、施設整備事業費でありますが、支出済み額4,420万5,668円。主なものは処理施設の電気代、汚泥抜き取り手数料、処理施設の管理委託料等であります。不用額61万3,332円で、主なものは11、需用費40万2,879円、これは処理施設の電気使用料の減等によるものであります。12、役務費17万9,478円は、汚泥抜き手数料等の精査によるものであります。整備事業費の繰越明許でありますが、支出済み額34万1,280円。これは上郷処理場水中攪拌ポンプの交換であります。
続きまして、公債費のうち元金、支出済み額1億6,807万4,079円であります。また、利子におきましては、支出済み額5,090万3,437円であります。
歳出合計、支出済み額2億6,352万4,464円、不用額は62万3,536円でございます。
214ページに返っていただきまして歳入でありますが、まず目1、農林水産業費分担金であります。収入済み額35万8,000円、収入未済額110万6,000円は過年度分の20件分であります。
次に農林水産業費、使用料でありますが、収入済み額4,592万1,258円、収入未済額486万5,546円。134件分で、内容といたしましては過年度分が105件、417万9,908円と現年度分29件、68万5,638円であります。
続きまして、一般会計繰入金は2億1,729万円であります。
繰越金でありますが、167万9,418円で、前年度繰越金132万9,418円、はぐっていただきまして繰越明許の前年度繰越金35万円であります。
歳入合計、収入済み額2億6,524万8,676円であります。
220ページをお願いいたします。実質収支に関する調書でありますが、歳入総額2億6,524万8,676円に対して歳出総額2億6,352万4,464円で、歳入歳出差し引き額172万4,212円で実質収支額も同額であります。
以上で
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定についての御説明を終わらせていただきます。
続きまして、議案第120号、平成28年度琴浦町
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について御説明申し上げます。
232ページをお開きください。まず、歳出から御説明いたします。目、支出済み額、不用額の順に説明させていただきます。
目1、下水道整備費でありますが、支出済み額8億3,588万5,632円。これは下水道工事水道管移転補償費及び委託料等や事務費等であります。不用額409万368円で、主なものは13、委託料の242万8,070円、22の補償補填及び賠償金の80万8,480円であり、精査によるものでございます。
整備費の繰越明許でありますが、歳出済み額1億6,561万2,117円。これは委託料と下水道工事及び水道管移転補償であります。不用額935万9,783円で、主なものは13、委託料160万51円、15の工事請負費540万6,320円、22、補償補填及び賠償金の216万4,840円で、実施額によるものでございます。
はぐっていただきまして、目2、下水道維持管理費でございます。支出済み額8,166万327円。これは浄化センター及び管渠の維持管理費であります。不用額が175万673円で、主なものが11、需用費98万447円。これは処理施設の修繕費の精査と、電力用の減額によるものでございます。13、委託料52万8,169円は、汚泥収集運搬手数料等の精査によるものでございます。
次に、公債費のうち元金でありますが、支出済み額2億4,784万4,032円であります。また、利子におきましては支出済み額1億1,524万348円であります。
歳出合計、支出済み額14億4,624万556円、不用額1,520万2,444円、そして翌年度繰越明許費1億8,515万8,000円であります。
226ページに返っていただきまして歳入でありますが、下水道費負担金でありますが、収入済み額2,861万7,756円、収入未済額2,326万9,701円で、内訳といたしましては過年度分が383件で2,177万9,501円と、現年度分の28件、149万200円であります。他会計負担金でありますが、収入済み額701万1,440円で、これはヲナガケ川の改修による水道管の移転補償費であります。
項2、分担金、目1の下水道分担金でありますが、収入済み額296万9,000円で収入未済額が10万6,000円、これは当年度、過年度各1件分でございます。
次に、下水道使用料でありますが収入済み額1億6,191万9,288円で、収入未済額1,138万6,207円は過年度分が313件、929万3,611円と現年度分106件の209万2,416円であります。続きまして手数料ですが、収入済み額3万円。これは排水設備指定工事店申請手数料で6件分でございます。
事業費国庫補助金でありますが、収入済み額3億1,710万6,000円であります。これは国庫からの下水道費補助金であります。はぐっていただきまして、繰越明許費は6,629万5,000円でございます。
続きまして、一般会計繰入金3億2,949万1,000円。繰越金でありますが、1,906万4,031円で、前年度の繰越金928万9,031円と繰越明許の前年度繰越金が977万5,000円でございます。雑入951万3,120円、これは消費税の還付金等でございます。
下水道事業債でありますが、はぐっていただきまして歳入済み額4億3,530万円、繰越明許は8,980万円であります。
歳入合計、収入済み額14億6,771万5,635円であります。
236ページをお願いします。実質収支に関する調書でありますが、歳入総額14億6,711万5,635円に対し歳出総額14億4,624万556円で、歳入歳出差し引き額2,087万5,079円であります。翌年度へ繰り越すべき財源が976万4,000円で、実質収支額1,111万1,079円となります。
以上で
下水道事業特別会計歳入歳出決算認定についての御説明を終わらせていただきます。御承認のほど、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第121号、平成28年度琴浦町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、
福祉あんしん課長の説明を求めます。
藤原
福祉あんしん課長。
○
福祉あんしん課長(藤原 静香君) 議案第121号、平成28年度琴浦町
介護保険特別会計歳入歳出決算認定について御説明いたします。
平成28年度は第6期介護保険計画の中間年であり、3月末の高齢者は6,202名、高齢化率は34%となっております。そのうち介護認定率は16.7%と、年々減少している状況です。
それでは、初めに歳出について御説明いたします。256ページをごらんください。
こちらについては項ごとの額を報告し、不用額50万円以上について内容説明をいたします。
総務費、総務管理費6,068万4,950円、繰越明許費111万2,000円、不用額209万9,050円は、実績が見込みより少なかったものであります。
はぐっていただきまして、258ページをお願いします。徴収費52万8,948円、項3、介護認定審査会費510万3,981円。はぐっていただきまして項4、計画策定委員会費2万2,000円、項5、包括支援センター運営協議会費1万2,000円です。計画策定委員会費と包括支援センター運営協議会は、年に1回昨年は行っております。
款2、保険給付費、項1、介護サービス等諸費17億4,197万8,747円、不用額6,244万4,253円ということで、実績に伴う残額でございます。これは要介護1から5までの施設サービス、在宅サービス費等でありまして、27年度と比較しますと約5,830万、3.2%の減額となっております。毎月約1億4,500万の費用がかかっております。
次に、項2、介護予防サービス等諸費8,031万3,352円、不用額は741万648円。こちらのほうは要支援1・2の方の居宅サービス費等によるものでございまして、こちらも介護サービス費と同様、27年度と比較しますと約229万円、2.7%の減額となりました。
262ページをお開きください。項3、その他諸費です。262万2,097円。項4、高額介護サービス等費4,065万8,509円、不用額は444万1,491円です。こちらにつきましては、高額介護費、高額医療費等を合算したものの償還払いを行った実績残によるものでございます。
項5、特定入所者介護サービス等費6,800万350円、不用額は174万3,650円です。こちらのほうは、低所得者の施設サービス等における食事等の補足給付でございまして、27年度と比較しますと2.6%、175万円の増額となっております。こちらも実績によるものでございます。
款3、地域支援事業費、項1、介護予防事業費2,211万8,263円、不用額299万2,737円。こちらにつきましては介護予防事業の費用ですが、こちらも実績によるものでございます。
はぐっていただきまして、264ページをお願いします。包括的支援事業・任意事業費ですが278万8,246円、不用額70万6,754円も実績によるものでございます。
266ページをお願いします。款4、基金積立金は6,954万7,000円を基金として積み立てました。
款5、公債費1,633万3,000円。こちらは県のほうに返済するものでございます。
268ページをお願いします。款6、諸支出金、項1、償還金及び還付加算金4,353万177円。項2、繰出金1,212万6,787円。不用額は257万4,213円で、こちらも実績精査によるものでございます。
款7の予備費はございません。
歳出合計ですが、予算現額22億5,276万7,000円、支出済み額21億6,636万8,407円、不用額は8,528万6,593円でございます。
続きまして、歳入のほうを御説明します。246ページをごらんください。
こちらも項ごとの収入済み額を御説明しまして、不納欠損、歳入未済額がある場合は内容について御説明をさせていただきます。
保険料、介護保険ですが、収入済み額4億8,679万753円です。収入未済額1,181万4,497円、還付未済額は13万3,492円ということで、収入未済額につきましては現年度分が284万1,730円、336件、66人分でございます。それから滞納繰越分が910万6,060円、230件で78人分でございます。還付未済額は還付返納未確定でございまして、20件で15人分でございます。
次に、使用料・手数料についてはございません。
国庫支出金、国庫負担金ですが3億8,131万6,104円。国庫補助金は1億6,896万2,030円。
248ページをお開きください。款4、支払い基金交付金ですが5億4,082万1,000円。
款5、県支出金ですが、県負担金2億8,414万8,961円。250ページをお願いします。項2ということで県補助金961万4,015円。
款6、財産収入、財産運用収入5,059円。繰入金、一般会計繰入金3億376万2,301円。252ページをお願いします。項2、財政安定化基金繰入金はございません。
款の8ですが、繰入金7,000万5,894円となっております。
254ページ、款9の諸収入、延滞金加算金及び過料13万9,200円です。項2、雑入が168万3,096円。
歳入合計としまして、予算現額22億5,276万7,000円、収入済み額22億5,346万4,413円、収入未済額1,181万4,497円です。
270ページをお願いします。実質収支に関する調書でございます。歳入総額22億5,346万4,413円、歳出総額21億6,636万8,407円、歳入歳出差し引き額は8,709万6,006円でございます。
これからも地域包括ケアシステムを構築し、高齢者の方が生きがいにつながるような施策を町民の皆様に提供したいと考えております。
以上、内容説明を終わります。御審議よろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第123号、平成28年度琴浦町
船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算認定について、
農林水産課長の説明を求めます。
小西
農林水産課長。
○
農林水産課長(小西 博敏君) よろしくお願いします。
議案第123号、平成28年度琴浦町
船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算認定について説明させていただきます。
初めに、歳出について294ページをごらんください。
款1、項1、目1、水力発電費1,255万1,568円の支出がありました。項目が少ないので、節まで説明させていただきます。
需用費といたしましては8万8,118円、これは消耗品と光熱水費であります。役務費11万9,332円、これは通信運搬費であります。委託料254万5,708円、これは東伯地区土地改良区連合及び中国電気保安協会への発電所点検等の委託料でございます。使用料及び賃借料は14万7,549円、これは流水占用料であります。積立金492万6,917円、これは船上山小水力発電施設管理基金積立金であります。繰出金は472万3,944円、一般会計繰出金であります。農業費はゼロです。
次に、歳入について292ページをお願いいたします。
款1、項1、目1、電力料2,046万892円、これは売電料金であります。項2、目2、受け取り利益1,982円、これは預金利息であります。
款2、項1、目1、前年度繰越金2万9,697円で、歳入合計といたしまして2,049万2,571円でございます。
296ページをお願いいたします。実質収支に関する調書です。歳入総額は2,049万2,571円、歳出総額は1,255万1,568円、歳入歳出差し引き額は794万1,003円、実質収支額は794万1,003円であります。
以上で説明を終わります。御審議、承認のほどよろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第124号から議案第132号までの9議案について、総務課長の説明を求めます。
遠藤総務課長。
○総務課長(遠藤 義章君) それでは、議案第124号、平成28年度琴浦町八橋財産区
特別会計歳入歳出決算認定について御説明をいたします。
まず305ページ、歳入からでございますが、歳入は305ページの繰越金2万2,847円のみでございます。
続きまして歳出でございますが、306ページ、歳出はございません。
したがいまして、308ページでございますけども、実質収支に係る調書でございます。実質収支額が2万2,847円でございます。
続きまして、議案第125号、平成28年度琴浦町浦安財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
まず、歳入でございます。314ページでございます。歳入につきましては、繰越金の1万941円のみでございます。
歳出につきましては318ページ、歳出についてはございません。
したがいまして、320ページの実質収支に係る調書でありますが、実質収支額が1万941円でございます。
続きまして、議案第126号、平成28年度琴浦町下郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
初めに歳入でございますが、326ページでございます。繰越金が180円でございます。
歳出でございます。歳出はございません。ゼロ円です。
したがいまして、332ページの実質収支に関する調書につきましては実質収支額が180円でございます。
続きまして、議案第127号、平成28年度琴浦町上郷財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
上郷財産区につきましては、歳入歳出とも決算額はゼロでございません。したがいまして、実質収支に係る調書もゼロ円でございます。
続きまして、議案第128号、平成28年度琴浦町古布庄財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
350ページの歳入でございますが、歳入は繰越金の376円でございます。
歳出につきましては354ページで、歳出についてはございません。
したがいまして、実質収支に関する調書につきましては実質収支額が376円でございます。
続きまして、議案第129号、平成28年度琴浦町赤碕財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
初めに、歳入でございますが、362ページでございます。財産収入の財産運用収入、財産貸し付け収入でございますが、収入済み額が29万8,709円。これにつきましては、内訳が主なものとして赤碕駐在所を県に貸し付けているものでございます。これが21万7,000円ございます。主なものでございます。続きまして、繰越金であります。1,968万3,701円。続きまして諸収入、雑入が10万円。これにつきましては、花見潟墓地の永代管理料で2件掛ける5万円でございます。続きまして財産区預金利子でございますが4,211円で、収入済み額が2,008万6,621円でございます。
続きまして364ページ、歳出でございますが、財産区管理会費、管理会費、一般管理費につきましては81万7,166円で、主な支出につきましては19の負担金補助及び交付金でございまして、これが62万円。主なものにつきましては荒神市の補助金3万円、赤碕地区公民館運営費補助33万円、赤碕きずな会への補助6万円、波止のまつりの実行委員会への寄附13万円、赤碕地区区長会の7万円というものでございます。予備費はございません。支出済み額が81万7,166円でございます。
続きまして366ページ、実質収支に関する調書でございますが、歳入総額が2,008万6,621円、歳出総額81万7,166円、歳入歳出差し引き額1,926万9,455円、実質収支額1,926万9,455円でございます。
続きまして、議案第130号、平成28年度琴浦町成美財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
初めに歳入でございますが、372ページでございます。財産収入、財産運用収入がゼロでございます。財産売払収入もゼロでございます。繰越金が1,444万9,453円、諸収入、雑入が2万2,500円、これにつきましては中部森林組合の配当金でございます。財産区預金利子4,182円、収入合計が1,447万6,135円でございます。
続きまして、歳出でございます。財産区管理会費、一般管理費が24万5,000円。このうち主なものにつきましては、19の負担金補助及び交付金21万円でございます。内訳としましては、成美地区公民館運営費の補助に13万円、観光協会、波止のまつりに2万円、成美長寿会に6万円というものでございます。予備費はございません。支出済み額は24万5,000円でございます。
376ページ、実質収支に係る調書でございます。歳入総額が1,447万6,135円、歳出総額24万5,000円、歳入歳出差し引き額1,423万1,135円、実質収支額1,423万1,135円でございます。
続きまして、議案第131号、平成28年度琴浦町安田財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
初めに歳入でございますが、382ページでございます。財産収入、財産貸付収入はございません。財産売払収入で不動産売り払いでございますが570万3,870円。そのうち、立木売り払い収入が570万3,870円。主なものとしましては、大字尾張の間伐事業に伴う立木売り払い額15万1,590円、同じく尾張の間伐事業に伴うもの375万2,280円、これは中部森林組合。先ほど申しました15万1,590円は鳥取県の造林公社の分でございます。また、尾張の全伐事業に伴う立木の収入、これが180万円。これは中部森林組合でございます。
次に繰越金でございます。679万4,965円。諸収入、雑入が7万7,200円。これにつきましては、平成27年度分の中部森林組合の配当金でございます。財産区預金利子につきましては176円。
はぐっていただきまして、収入総額が1,257万6,211円でございます。
続きまして、歳出でございます。386ページでございます。財産区管理会費の一般管理費が62万4,377円。このうち主なものにつきましては、委託料の35万円。これにつきましては、安田財産区林の管理を安田地区区長会に委託したものでございます。19の負担金補助及び交付金23万636円につきましては、安田地区公民館の運営補助10万円、波止のまつり実行委員会への補助金が1万円、安田地区の高齢者クラブ連合会の補助金が6万円、間伐事業の交付金につきましては6万636円というようなものでございます。予備費についてはございません。
支出済み額の総額が62万4,377円でございます。
388ページ、実質収支に関する調書でございますが、歳入総額1,257万6,211円、歳出総額62万4,377円、歳入歳出差し引き額1,195万1,834円、実質の収支額が1,195万1,834円でございます。
続きまして、議案第132号、平成28年度琴浦町以西財産区
特別会計歳入歳出決算認定についてでございます。
初めに、歳入を御説明いたします。394ページでございます。
財産収入で財産運用収入、財産貸付収入でございます。これが63万8,965円。これの主なものにつきましては、帽子取の残土処分場が56万1,425円、それと電柱の貸し付けが2万5,790円などでございます。
続きまして、繰越金でございます。5,631万362円。諸収入、雑入が4,450円、これにつきましては平成27年度分の中部森林組合の配当金でございます。財産区預金利子が1万2,599円で、はぐっていただきまして収入総額が5,696万6,376円でございます。
続きまして、はぐっていただきまして歳出でございます。
財産区管理会費、管理会費の一般管理費でございます。支出済み額が130万2,591円。主なものとしましては、19の負担金補助及び交付金で97万713円。主な内訳としましては、以西老壮会運営補助金21万円、以西地区公民館運営補助29万円、帽子取の残土処分場に係る分収交付金が2件ございまして、7万6,000円と20万4,000円が主なものでございます。予備費はございません。
支出済み額として130万2,591円でございます。
400ページをごらんください。実質収支に関する調書でございます。歳入総額が5,696万6,376円、歳出総額が130万2,591円、歳入歳出差し引き額が5,566万3,785円、実質収支額が5,566万3,785円でございます。
以上で議案第124号から132号までの説明を終わります。よろしくお願いをいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第133号、平成28年度琴浦町
水道事業会計決算認定についてと、議案第134号、平成28年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分についての2議案について、上下水道課長の説明を求めます。
村上上下水道課長。
○
上下水道課長(村上 千美君) それでは、議案第133号、平成28年度琴浦町
水道事業会計決算認定について、決算報告書により御説明いたします。
1ページをお願いいたします。収益的収入及び支出の収入から御説明いたします。
第1款水道事業収益、予算額3億3,323万8,000円に対して決算額3億3,883万3,184円でございます。内訳といたしまして、第1項営業収益3億887万520円、第2項営業外収益2,996万2,664円でございます。平成27年10月の料金改定等により、給水収益が前年に比べ2,440万6,882円増収でございます。
支出でありますが、第1款水道事業費用、決算額2億5,853万1,061円、不用額548万1,939円でございます。内訳といたしまして、第1項営業費用2億2,289万9,612円で、不用額としまして391万7,388円で、これは動力費、修繕費などの精査によるものでございます。第2項営業外費用3,563万1,449円で、不用額の151万4,551円は消費税の見込み過ぎでございます。
はぐっていただきまして資本的収入及び支出の収入でありますが、第1款資本的収入、予算額1億4,890万4,000円に対して決算額1億2,536万3,187円でございます。内訳といたしまして、第1項企業債7,770万、第2項他会計出資金201万1,587円は一般会計から松谷工業団地配水管工事の企業債償還金が入るもので、第3項工事負担金4,565万1,600円は下水道事業からの補償費等でございます。
なお、企業債、他会計出資金、工事負担金の予算額に比べて決算額が減は、主に繰り越しによるものでございます。
支出でありますが、第1款資本的支出、決算額2億9,243万9,098円でございます。内訳といたしまして、第1項建設改良費1億6,111万9,671円で、不用額としまして458万2,329円で、これは工事の精査によるものでございます。第2項企業債償還金1億3,131万9,427円であります。なお、翌年度繰越額は3,019万9,000円でございます。
資本的収入が資本的支出に不足する額1億6,707万5,911円につきましては、当年度消費税資本的収支調整額と当年度損益勘定留保資金と建設改良積立金取り崩し額と繰越利益剰余金処分額で補填いたします。
3ページの損益計算書でございます。1の営業収益と2の営業費用を差し引きし、営業利益といたしまして6,768万1,527円でございます。3の営業外収益と4の営業外費用を差し引きし、営業利益と合わせますと6,200万6,269円の経常利益となります。5の特別利益、6の特別損失がございませんので、当年度純利益も6,200万6,269円となります。これは前年度繰越利益剰余金とその他の未処分利益剰余金変動額を加えまして、当年度未処分利益剰余金は2億1,081万9,279円となります。
続きまして、4ページの剰余金計算書及び剰余金処分計算書については、後ほど議案第134号で御説明いたします。
5ページのキャッシュフロー計算書は、現金預金を間接法により作成したもので、資金期末残高は1億9,335万7,019円となります。
次に、6ページの貸借対照表で資産の部から御説明いたします。
1の固定資産でありますが、有形固定資産と無形固定資産の資産の合計は36億8,236万9,178円でございます。
次に、2の流動負債で流動資産でありますが、現金預金、未収金、貯蔵品等の合計で流動資産の合計は2億4,630万3,974円でございます。未収金の5,615万9,480円につきましては、主なものは水道料金でありますが、消火栓に係る工事負担金と配水管移転工事に係る補償費3,297万9,960円につきましては4月以降入金となっております。よって、固定資産及び流動資産を合わせた資産合計は39億2,867万3,152円でございます。
続きまして負債の部でありますが、3、固定負債として企業債14億3,511万5,096円となっております。
4の流動負債の企業債としては、1年以内の支払い期限のものを計上し、未払い金で主なものは工事請負費、電気代や消費税などで、現時点では全て支払い済みでございます。前受け金は翌年度の水道料金の前払い、引当金は賞与引当金と法定福利費引当金を計上し、流動負債合計は1億4,708万5,292円でございます。
5、繰り延べ収益としては受贈財産評価額から国庫補助金までとなり、負債合計は23億7,507万3,706円でございます。
続いて資本の部でありますが、資本金の合計といたしまして10億4,123万1,946円でございます。
7、剰余金といたしまして、資本剰余金と利益剰余金の合計5億1,236万7,500円でございます。
資本合計15億5,359万9,446円、負債資本の合計額39億2,867万3,152円となり、6ページの下の資産合計と同額になるものでございます。
なお、8ページから20ページの注記事項、概況、工事関係、業務内容及び会計、収益的費用明細につきましては説明を省略させていただきまして、21ページの固定資産明細書をお願いします。
右下の年度末償還未済額36億8,236万9,178円が貸借対照表の固定資産合計額と同額となっています。
次に、22ページの企業債明細書でございますが、23ページ右下に未償還残高の合計額15億6,895万9,710円となっております。
以上で
水道事業会計決算認定についての御説明を終わらせていただきたいと思います。
続きまして、議案第134号の平成28年度琴浦町
水道事業会計剰余金の処分について御説明を申し上げます。
これは地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき議決を求めるものでございます。
1枚はぐっていただきまして、決算により当年度未処分利益剰余金が確定しましたので、剰余金2億1,081万9,279円のうち3,200万を建設改良積立金として積み立て、143万5,848円を当年度の補填財源として使用した後、同額を資本金に組み入れ、並びに3,544万2,000円を資本金に組み入れるものであります。
以上で
水道事業会計剰余金の処分についての説明を終わらせていただきます。御承認のほど、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 続いて、議案第135号、
建設工事請負契約の締結について〔旧
以西小学校改修工事〕について
農林水産課長の説明を求めます。
小西
農林水産課長。
○
農林水産課長(小西 博敏君) それでは、議案第135号の
建設工事請負契約の締結について内容を御説明いたします。
工事名につきましては、旧
以西小学校改修工事であります。工事場所は宮木の239番地でございます。工事の完成期限は、来年平成30年の3月2日といたしております。請負金額につきましては、6,296万4,000円であります。契約の方法につきましては、指名競争入札で8月31日に執行いたしました。契約者につきましては、株式会社伊藤建設、代表取締役伊藤典章でございます。
次のページをめくっていただきまして、工事概要につきましてまとめて説明させていただきます。
本工事は、旧以西小学校の2階の教室3室を単身者用4室、世帯用1室の共同住宅へ改修するものです。
施行箇所の図面につきましては、次のページに記載しております。
次のページは、旧以西小学校の2階の平面図でございます。主な工事範囲は赤枠で示しておりますが、大体中央の下部が単身者用の4室、右側の下部にありますのが世帯用の1室になります。その他の部分は、主に防火対策に係る工事を行う部分でございます。
主な工事内容につきましては、解体工事で防火対策に係る天井仕上げ材の撤去及び改修教室の壁の撤去、それから共用部分の工事といたしまして防火対策に係る間仕切り壁と天井石こうボードの設置、それから共同住宅とその他の部分の異種用途区画を行うものです。金属製の建具工事といたしましては、排煙対策に係るサッシの改修を行います。住戸改修工事につきましては、単身用がミニキッチン、ユニットバスと世帯用がキッチン、トイレ、洗面、ユニットバス等を設置いたします。
なお、単身用につきましては4ページ目に平面図をおつけしております。また、世帯用につきましては5ページに平面図を添付いたしております。
そのほか、電気設備工事としまして電気配線、それから機械設備工事として上下水道設置に係る配管の整備をいたします。
説明につきましては以上でございます。御審議をよろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 以上で提案理由説明と内容説明を終わります。
次に、議案第124号から議案第134号までの平成28年度琴浦町各会計決算について、監査委員から意見書の提出があり
代表監査委員の出席を求めておりますので、この際、監査委員の決算審査の意見概要について報告を求めます。
山根
代表監査委員。
○
代表監査委員(山根 弘和君) お手元に琴浦町歳入歳出決算審査意見書をお配りしております。これに基づきまして御報告、御説明をさせていただきます。
めくっていただきまして、8月29日に町長に一般会計、特別会計、それからめくっていただきまして公営企業会計、水道事業関係、それから
健全化判断比率なり
資金不足比率の審査意見等を出させていただきました。
1ページをお願いいたします。審査対象は、平成28年4月1日から29年3月31日までの決算でございます。一般会計及び特別会計、それから先ほど申しました公営企業会計、水道事業、それから附属書類、歳入歳出決算事項別明細書、それから実質収支に関する調書を見させていただきました。
審査の期間でございますが、平成29年6月30日から7月31日までのうちの5日間行いました。
3の審査の手続でございますが、この決算審査に当たっては町長から提出された一般会計・特別会計歳入歳出決算書及び附属資料、実質収支に関する調書、財産に関する調書等について慎重に審査を行った。審査に当たっては、関係諸帳簿及び証書類を突き合わせ精査するとともに関係書類の提出を求め関係職員の説明を徴し、あわせて別途実施した定期監査、例月現金出納検査の結果も勘案し、慎重に審査を実施いたしました。
審査の結果ですが、審査に付された一般会計及び特別会計の歳入歳出決算書、歳入歳出事項別明細書、実質収支に関する調書は法令に準拠して作成されており、その計数はそれぞれの関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果正確であり、不正などの点はないと認められました。
2ページでございます。5番、決算の概要。(1)決算状況であります。これは普通会計で見ております。
歳入ですけれども、歳入合計は115億586万1,000円、対前年で4億2,000万余、38%の増でございます。これは繰入金が前年比4億8,000万余の増となったことによるもので、純粋に増収ではなっておりません。
それから、各区分についての増減につきましては以下でございます。
まず、アの地方税でございますが16億9,985万9,000円。これは前年で2,153万2,000円の1.3%の減です。税収については、軽自動車税を除いて減収になっております。法人税割の減収率が高く、23.1%の減でございます。表で各個別の税目を記載しておりますので、またごらんくださいませ。イでございます。各種交付金、地方譲与税等ですが4億5,133万3,000円。これは4,100万円余、8.4%減です。それから地方交付税43億6,818万1,000円。これも921万4,000円、0.2%の減です。国庫支出金12億5,900万余。これはふえております。対前年で2億1,500万、20%の増でございます。これは道路整備に係る社会資本整備総合交付金事業の増によるものでございます。それからオ、寄附金です。3億3,716万8,000円。前年比で1億4,762万3,000円、77%の増でございます。ふるさと納税の寄附金が非常にふえており、本町におきましても3億3,189万1,000円の寄附でございました。1億4,200万、1.75倍でございます。繰入金11億7,028万2,000円。先ほど申しましたように、これが大きくふえております。4億8,441万7,000円、70%の増でございます。地方債6億2,052万円。これは前年比3億1,489万、33%の減でございます。これにつきましては、前年度は単独事業で行っている光ケーブル整備の最終年度であったために、工事請負の完成払い等に伴う借り入れがふえております。これが要因で、28年度においては大きく減っております。
3ページをお願いいたします。歳出でございます。歳出合計は110億5,047万3,000円、前年で2億876万円、1.9%の増でございます。
目的別でいきますと、総務費が23億411万8,000円、前年で3億1,800万、12%の減でございます。農林水産業費は10億3,204万1,000円、5,810万円、6%の増でございます。水産養殖企業支援事業補助金6,000万円の増等がございます。土木費10億9,299万円、前年比2億3,400万、27%増。これは先ほど申しました社会資本整備総合交付金の増でございます。それから教育費8億5,931万7,000円、1億960万の増でございます。大高野官衙遺跡保存等の6,400万等でございます。
性質別でいきますと、人件費15億1,065万6,000円、これは前年で3,700万の減でございます。物件費16億7,300万、前年で7,200万の増です。維持補修費4,500万、前年で2,900万の増でございます。豪雪による除雪対策経費がふえております。それから扶助費です。16億553万3,000円、1億4,000万の増でございます。補助費12億8,900万、前年比で6,200万の増、普通建設11億8,700万、対前年で1億5,200万の減でございます。伝送路ケーブル化の28年度より赤碕地区で着手いたしましたが、当該年度は工事請負の前払いの支払いだけで、前年に対しまして減っております。それから、災害復旧事業でございます。3,298万です。前年比3,100万、中部地震による復旧費用の増でございます。公債費14億9,000万、対前年で3,300万。これは合併特例債事業の償還が始まったことに伴うものでございます。積立金8億7,600万、前年で9,900万の増でございます。ふるさと納税の寄附金増に伴うものでございます。それから繰出金13億2,500万、前年で6,800万の減でございます。農業集落排水事業、国民健康保険事業、介護保険事業会計は減っておりますし、一方で下水道事業会計、それから後期高齢者医療事業はふえております。
4ページをお願いいたします。経常収支比率91.7%、これは前年に比べまして3.3%ふえております。人件費、扶助費、公債費等の義務的な経費に町税、普通交付税、地方譲与税などの経常一般財源収入などがどの程度充当されるかについて見るところでございます。財政構造の弾力性を判断するための指標でございまして、91.7%は前年の88.4%から3.3%で財政の硬直化といいますか、悪化をしております。長年の経常的に行っている事業、事業創生からの社会情勢から変化などを加味して、事業の必要性を精査する必要があると思われます。
それから、地方債の状況でございます。地方債残高は減少傾向にありますが、平成32年度完成に向けた下水道整備、公共施設等の総合管理計画に基づく維持管理及び更新、道路、橋梁等の長寿命化対応等を考えますと、必ずしも楽観できません。28年度末残高で145億余でございます。
施設更新を計画するに当たりましては、公共施設等総合計画に基づいて地域住民との合意形成の上、施設の廃止、複合化などを確実に行うよう中長期的な地方債の発行計画を策定する必要があると思われます。
B基金残高でございます。これは一般会計と特別会計ベースで見ております。基金残高は減少しております。今後さらに下水道事業の起債償還ですとか地方交付税の減少予測ですとか公共施設等の維持、更新、長寿命化対応、国民健康保険特別会計への繰出金の増等の要因から、安定した財政基盤確立のための財源確保が必要であります。28年度末では42億5,900万の残高でございます。普通会計ベースでは40億余でございます。
5ページをお願いいたします。5ページは一般会計、特別会計、水道事業会計の歳入歳出実質収支の額を記載しております。また後ほどごらんくださいませ。
5ページの下には財政力指数を上げております。財政力指数は28年度0.32で、27年度から若干減っておりますがほぼ横ばいというような状況でございます。
6ページでございますが
実質公債費比率、これは
実質公債費比率は27年度と28年度12.0%で変わっておりませんが、真ん中どころで参考で書いておりますが、単年度でいきますと11.4%が13.3%で上がってきております。懸念をされるところでございます。
それから、第5表の真ん中でございますが、経常収支比率は先ほど申しました88.4%から91.7%に上がってきております。
めくっていただきまして7ページでございますが、一般会計の状況を記載しております。歳入が収入済み額114億8,731万4,000円で収入率が98.8%でありました。内訳は以下の記載のとおりでございます。
8ページは一般会計の過去3年間の歳入の決算状況を記載しております。またごらんいただければと思います。
9ページは歳出でございます。支出済み額が110億4,212万2,000円で、対前年2億887万4,000円増加しております。翌年度の繰り越しが10億921万5,000円、不用額が2億3,725万円で、執行率が89.9%でございました。総務費の地方創生関連事業に多額の繰り越しが生じたほか、民生費の6,177万3,000円、農林水産業費の1億567万2,000円、土木費の3億521万7,000円、教育費の2億857万7,000円などに繰り越しが生じております。以下、款別に記載しておりますのでごらんください。
また、右の10ページには3カ年の状況を記載しておりますので、また御参照いただければと思います。
11ページでございます。特別会計の状況です。
国民健康保険特別会計です。一般会計の繰入金は1億6,233万7,000円、保険給付が15億8,399万8,000円、特定健診受診率が34.3%でございました。前年に比べて4.4%減っております。関係機関との連携のもとに、医療機関への適正受診ですとか特定健診の受診率の向上を図る必要があります。
次の住宅新築資金等貸付事業特別会計でありますが、貸付金元利収入調定額1億5,696万2,000円、収入済み額1,052万2,000円、収入未済額1億4,644万円、前年度収入未済額1億4,794万7,000円に比べ150万7,000円減少しておりますが、依然多額の滞納がございます。債務者の高齢化の状況ですとか、あるいは県外在住者からの納入などの取り組みを行っておられますが、引き続き債権回収、滞納額の縮減に努められたいという状況でございます。
続いて、農業集落排水事業でございます。水洗化率は87.0%、前年に比べまして0.9ポイントふえております。債権回収率が53.5%、半分ちょっとでございますが、これの向上が課題でございます。元金償還1億6,800万余、利子償還5,000万余、平成51年の償還終了予定でございますが、負担軽減のために関係機関への低利融資への借りかえですとか、あるいは繰り上げ償還等の働きかけが必要と思われます。
下水道事業でございます。支出済み額14億4,600万で、前年比2億8,700万、一般会計繰入金は3億2,900万、前年に比べ2,700万の増でございます。地方債が5億2,500万、前年に比べ1億5,700万、42%ふえております。平成32年度の整備完了目標でありまして、公共下水道事業、特定環境保全事業とも進捗率は92%の状況でございます。
介護保険特別会計でございますが、支出済み額21億6,600万、前年比6,000万の減でございます。一般会計の繰入金3億300万、前年比1,500万の減でございます。
後期高齢者医療特別会計でございますが、支出済み額1億9,500万、前年比730万の増でございます。一般会計繰入金6,400万、前年比250万の増でございます。
船上山発電所管理特別会計でございますが、支出済み額1,255万2,000円、前年比で503万6,000円の減でございます。発電収入は2,046万1,000円、前年比で540万、36%の増でございます。当初計画に比べては77%の状況でございました。
右の12ページは特別会計の歳入の状況を一覧で記載をしております。また御参照いただければと思います。
13ページは歳出の状況を記載をしております。
14ページは歳入と歳出の実質の収支から繰り越し等を掲げております。
15ページ、水道事業でございます。経営状況でございますけれども、年度末給水人口は1万6,262人でございます。給水戸数は5,903戸、アパートの新設等によりまして若干ふえてきております。普及率は99.5%は変わりません。年間の配水量は194万4,350立方メートル、有収水量は156万9,297立方メートル、有収率でございますが80.7%、これは前年の86.6%から5.9%下がっております。これにつきましては、配水池近くの修繕工事が難しい箇所の漏水等によるもので、配水池のつけかえ等含め速やかに整備・修繕計画を作成する必要がございます。これにつきましてはかなり金額がかかるということでございますが、有収率を維持、上げる必要があると思います。
それから、経理状況でございます。給水収益が2億8,200万6,828円、事業費用が2億5,513万5,000円、当年度純利益が6,200万6,269円。27年10月の料金改定ですとか原水及び浄水費の減によるものでございます。
資本的収支の収入は1億2,536万3,187円、支出が2億9,243万9,098円、収支不足額が1億6,707万5,911円、当年度消費税資本的収支調整額853万5,428円、当年度損益勘定留保資金1億2,166万2,635円、建設改良積立金取り崩しが3,544万2,000円、繰越利益剰余金処分額143万5,848円で補填をしております。
当年度未処分利益剰余金は2億1,081万9,279円、内訳は当年度純利益6,200万6,269円、前年度繰越利益剰余金が1億4,881万3,010円でございます。
工事概要は、下水道工事に伴う上水道配水管布設がえ工事10件、JR推進工事1件、老朽化による雪害工事3件、道路拡張による雪害工事1件、新設工事4件が実施をされております。
企業債の償還でございますが、28年度償還は1億3,131万9,427円、未償還残高は元金でございますが15億6,895万9,741円、最終償還が平成58年の予定でございます。借り入れ件数が52件、うち9件は利率が4%以上あります。未償還残高がこれらのものが1億4,792万6,487円、全体の9.4%を占めます。将来的な負担軽減及び事業の安定的な実施を図るため、低利融資への借りかえ、繰り上げ償還について関係先への要望、働きかけを行われたいと思います。
滞納状況でございます。28年度末水道使用料滞納額は2,317万9,521円、前年度に比べまして63万2,124円の増であります。滞納につきましては、年間徴収計画ですとか徴収フローに基づいて催告、納付相談、分納誓約、臨戸、給水停止、強制執行など徴収に努めているところでありますが、全庁的な取り組み体制の充実強化、専門的知識の習得・技能の向上等により滞納額の縮減を図られたい。
16ページにつきましては、収益的収支あるいは資本的収支を掲げておりますのでまた御参照ください。
17ページは給水戸数、給水人口等を掲げております。
それから、18ページは滞納の状況でございます。(1)で各種税金・使用料等の滞納状況でございます。
19ページをお願いいたします。平成28年度末の滞納額は4億3,952万9,000円、前年度に比べまして前年度末4億6,214万1,000円に比べ2,261万2,000円減少しております。主なものは、住宅新築資金等貸付金1億4,644万円、国民健康保険税7,572万円、固定資産税7,313万9,000円等でございます。増加しているものは住宅使用料3,322万1,000円、水道使用料2,318万円、介護保険料1,194万円などであります。水道及び下水道につきましては、相互に連携を図り年間徴収計画、徴収フローに基づき分納誓約、財産調査、給水停止、滞納処分、強制執行等を行うこととしております。各部署におかれましては、滞納額減額に向けて時期を失することなく機動的に対応されたい。
不納欠損額は491万9,000円であり、対前年度1,877万8,000円の減でありました。
20ページにつきましては、不納欠損額の3年の状況を掲げております。また、下のほうには理由を掲げております。
21ページにつきましては、財産管理の状況であります。公有財産、物品等の状況でございます。
それから、22ページにつきましては基金の状況を掲げております。
23ページをお願いいたします。
健全化判断比率等の状況でございます。
(1)財政
健全化判断比率、
資金不足比率。
早期健全化基準超過の場合には起債の許可制度への移行等がございますが、それから財政再生基準、これは財政健全化団体等への移行等がございますが、これは数値がありません。また、基準を下回っております。
実質赤字比率でございますが、標準財政規模に対する普通会計の実質赤字額の割合で赤字はありません。数値がございません。
Aの
連結実質赤字比率、標準財政規模に対する連結実質赤字額の割合です。これも赤字はなく、数値はありません。
実質公債費比率であります。28年度12.0%、実質的な公債費は元利償還金等に充当される一般財源の割合で、3カ年平均で12.0%でありました。借入金の返済額及びこれに準ずる額の程度を示す表で、資金繰りの危険度を示しております。25年度の単年度
実質公債費比率13.1%がこれが3カ年平均の対象から除かれましたことから、28年度の値が対象となったことによるものであります。28年度は合併特例債の償還が始まりまして、単年度の実質比率がふえました。今後の動向に注意が必要であります。
将来負担比率であります。一般会計等が将来負担すべき債務の標準財政規模に対する比率で、112.1%であります。前年が122.3%でありまして、10.2ポイント改善をしておりますが、財政調整基金の残高等もありこれが懸念であります。また、起債残高とか地方交付税の動向に注視が必要であります。
資金不足比率。対象は水道事業、農業集落排水事業、下水道事業、
船上山発電所管理の4会計いずれも資金不足はなく、数値はありません。
24ページにそれぞれの数字につきまして表で掲げておりますので、御参照いただければと思います。
25ページ、審査意見でございます。
(1)番、予算現額と不用額につきましてでございます。平成28年度一般会計予算現額122億8,858万7,000円、支出済み額110億4,212万2,000円、翌年度繰越額10億921万5,000円、不用額2億3,725万円、対前年度4,868万1,000円の増、執行率は89.9%です。25年度の不用額は1億1,175万6,000円、26年度1億4,486万5,000円、27年度1億8,856万9,000円で、28年度は2億3,725万円。3年間で212.3%、1億2,549万4,000円増加しております。不用額の主な理由として、実績によるものですとか対象件数が少なかったことによるもの、入札残、事業費未確定、最終補正時点で正確な額が把握できなかった等が上げられております。定期監査のときにも申し上げましたが、最終、3月の場合が多いと思いますが補正予算の段階で事業ごとの執行状況の確認、今後の見込み等を十分に行い、できるものは補正予算措置を行われたい。
(2)番、基金の積み立て、取り崩しについてでございます。先ほどの第24表で本町の場合には財政調整積立基金を初め合計32の基金がございます。平成28年度中の増減が8,986万3,000円の減、期末は42億5,872万8,000円であります。主なものといたしまして、地域振興基金11億9,615万1,000円、公共施設等建設基金10億7,533万5,000円、財政調整基金9億7,882万1,000円等であります。このうち、地域活性化基金の利子積み立て1万1,000円、図書館図書購入基金利子積み立て1,000円、赤碕中学校区小学校図書購入基金増減ゼロ、聖郷小学校門脇教育図書購入基金ゼロ、赤碕中学校図書購入基金ゼロ、平岩教育・福祉振興機器金利子積み立て1,000円、地域福祉基金ゼロ、国民健康保険財政調整基金ゼロ、国民健康保険高額療養費資金貸付基金ゼロ、土地開発基金ゼロ、道の駅ポート赤碕運営基金ゼロ、物産館ことうら運営基金ゼロ、
船上山発電所渇水準備基金利子積み立て1,000円の13基金につきましては、利子だけの積み立て4基金、基金の増減ゼロが9基金であります。基金はほとんどの場合金融機関への預金で、現時点でありますと100万円を1年間定期では利率0.025%、利息250円、普通預金の場合は利率0.001%、利息10円であります。行政需要と各基金の設置目的を照らして、図書購入等は基金の取り崩し等の検討も必要と思われます。
なお、いかに低金利であっても、財政需要等から基金の積み立ては当然必要であります。
(3)番目、シルバー人材センター運営事業補助金。琴浦町シルバー人材センター運営事業補助金交付要綱の第2条、補助金は琴浦町シルバー人材センターが高齢者の就業機会の増大と福祉の増進に資するとともに、高齢者の能力を生かした活力ある地域社会をつくることを目的として交付する。第3条第1項、町長は、前条の目的の達成に資するため、琴浦町シルバー人材センターの公益目的事業に資する経費(以下「補助対象経費」)に対し予算の範囲内で補助金を交付する。第2項、補助金の交付は535万円を限度とする。第3項、補助金の額は、補助対象経費の額から当該補助事業に伴う収入(本補助金及び連合交付金を除く)の額を控除した額に2分の1を乗じて得た額とすると定められております。平成29年4月10日付で提出された実績報告書によりますと、算定基準額535万円、交付決定額535万円と記され、事業報告書及び収支決算書が添付されているが、補助金交付要綱第3条第3項に定める補助対象経費の額から当該補助事業に伴う収入の額を控除した額の2分の1を乗じた額についての記載はなく、町担当課で額の算定及び補助金交付限度額の比較を行っております。
平成27年度交付決定額515万円、平成26年度交付決定額505万円、25年度及び24年度交付決定額500万円、これは限度額も同額でありますが、においては担当課での額の算定や限度額との比較が行われたかどうか明らかではありません。
実績報告書に添付された収支決算書に基づいて平成26年度経費5,510万4,381円から補助金を除く収入4,587万1,980円を引くと923万2,401円、その2分の1は461万6,200円となり、決定額505万円と比べ43万3,800円少ない額となります。
27ページでございますが、同様に平成24年度経費4,658万9,887円から補助金を除く収入3,736万3,208円を引くと922万6,679円、その2分の1は461万3,339円となり、500万円より38万6,661円少ない額となります。
シルバー人材センターでは、町補助金と同額をシルバー人材センター連合交付金として受領しております。町においては、今回の件について関係機関とも協議の上、措置てんまつを明らかにされたい。
本補助金は、平成24年度から補助金交付要綱を定め実施しているが、その運用については従前と何ら変わることなく行っているように見受けられます。今後は補助金交付要綱に基づく事務処理の徹底及び財政担当の合議など、内部牽制体制の確立により適切な事務処理の遂行に努められたい。下に各年の数値の状況を掲げておりますので、また御参照ください。
28ページ、(4)番目、ふるさと納税記念品、ことうら三昧ふるさと便、道の駅利用促進であります。平成28年度ふるさと納税寄附金額は3億3,189万1,000円、前年比175.1%、1億4,235万9,000円増、寄附件数1万2,554件。記念品は松葉ガニ、ベニズワイガニ、鮮魚・干物セット、王秋、ブルーベリーなど農水品の人気が高い。一方で、農水産物等の地元特産品を詰め合わせたふるさと便の28年度販売数は492個であります。本町には道の駅琴の浦と道の駅ポート赤碕の2つの道の駅があり、それぞれの認知度向上や情報発信強化に努めているところでありますが、ふるさと納税寄附者の本町への来訪、本町の特産品や町内企業商品のPR促進、道の駅の利用促進に向けて相互に連携を図り、一体的な推進を図られたい。下に寄附金額、件数等の状況を記載しております。
29ページには記念品の状況、3カ年の状況を記載しております。少し字が小さいですが、御参照いただければと思います。
30ページでございます。将来にわたる実質的な財政負担でございます。普通会計ベースで鳥取県の町村要覧からの抜粋でございます。これは昨年の決算審査でも同様の資料を出させていただきました。本町の場合、琴浦町でございますが、真ん中どころで一番右の実質的な財政負担121億5,401万でございます。他町と比べますと、非常に財政負担が多うございます。前回と比べましても若干は減っておりますが、まだまだ100億以上の額がございます。こういった状況があるということで、御参照いただければと思います。
長くなりました。以上でございます。
○議長(手嶋 正巳君) お諮りいたします。本日提案された34議案については、議事の都合上14日の木曜日に質疑、最終日の25日に審議を行いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本日提案された34議案については、議事の都合上14日木曜日に質疑、最終日の25日に審議を行うことに決しました。
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◎日程第44
議員提出議案第8号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第44、
議員提出議案第8号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。
提出者の提案理由説明を求めます。
提出者、桑本賢治君。
○議員(3番 桑本 賢治君) 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について。上記の議案を別紙のとおり琴浦町議会会議規則第114条第1項及び2項の規定により提出する。平成29年9月8日提出、提出者、
琴浦町議会議員、桑本賢治。賛成者、同、新藤登子、同、桑本始、同、前田智章、同、青亀壽宏、同、川本正一郎、同、藤本則明、同、大平高志。以上です。
地方財政の充実・強化を求める意見書については、記のところから読ませていただきます。
1、社会保障、災害対策、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など増大する地方自治体の財政需要を的確に把握し、これに見合う地方財源、地方一般財源総額の確保を図ること。
2、子ども・子育て支援新制度、地域医療の確保、地域包括ケアシステムの構築、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の見直しなど、急増する社会保障ニーズの対応と人財を確保するための社会保障予算の確保及び地方財政措置を的確に行うこと。
3、地方交付税におけるトップランナー方式の導入は地域によって人口規模、事業規模の差異、各自治体における検討経過や民間参入の展開度合いの違いを無視し経費を算定するものであり、廃止、縮小も含めた検討を行うこと。
4、災害時においても、住民の命と財産を守る防災・減災事業はこれまで以上に重要であり、自治体庁舎を初めとした公共施設の耐震化や緊急防災・減災事業の対象事業の拡充と十分な期間の確保を行うこと。また、2015年度の国勢調査を踏まえて人口急減・急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税算定のあり方を引き続き検討すること。
5、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で代替財源の確保を初め財政運営に支障が生ずることがないよう対応を図ること。
6、地方財政計画に計上されている歳出特別枠、まち・ひと・しごとの創生事業費等については自治体の財政運営に不可欠な財源となっていることから、現行水準を確保すること。
7、上記の財源措置について、臨時・一時的な財源から恒久的財源へと転換を図るため、社会保障、環境対策、地域交通対策など経常的に必要な経費に切りかえること。
8、地方交付税の財源確保・財源保障機能、財政調整機能の強化を図り、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財源・財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。
以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出する。提出先は内閣総理大臣、安倍晋三様、内閣官房長官、菅義偉様、総務大臣、野田聖子様、財務大臣、麻生太郎様、経済産業大臣、世耕弘成様、内閣府特命担当大臣、梶山弘志様、内閣府特命担当大臣、茂木敏充様。以上でございます。よろしく。
○議長(手嶋 正巳君) 以上で提案理由説明を終わります。
質疑に入ります。質疑ございませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) それでは、提出者の方に質問をさせていただきます。
まず、委員会報告のときにも申したんですけども、トップランナー方式であるとかインセンティブ改革というのがあるわけです。提出者の方は、この賛同者の方とこの件については話し合いをされて、皆さんがこういう形でされたのかどんなか。これがまず1点。
それから、これは請願3号によって意見書を提出してくださいということで、このたびの意見書提出になったと思うんですね。請願者の方は、10項目要求されました。今、提出者の方のお話を聞きますと8項目に2項目削っておられます。削られたのが、一つは地域間の財源偏在性の是正のため、偏在性の小さい所得税、消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど抜本的な解決策の協議を進めることというのが一つと、もう一つは地方交付税原資の確保については臨時財政対策債に過度に依存しないものとし、対象国税4税、所得税と法人税と酒税と消費税に対する法定率の引き上げを行うことという2つの項目が外れておるわけですね、請願者の方から。なぜこの2つを落とされたのか。請願者の方は10項目お願いしとられるのに、2項目落とされたその理由をお願いします。以上。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本賢治君。
○議員(3番 桑本 賢治君) 1項目めのトップランナーとか横文字の件については議題として出ませんでしたので、特に協議はいたしておりません。
なぜ落といたかといいますのは、所得税、消費税は国税としての基幹税だと思われます。これを地方税に移すというふうなことをたとえ書いたとしても、現実的にそんなことができるのかと。こういう異論が出ました。あんまりできそうもないようなことを意見書に出してもいけんでないかと。こういうことがありましたので、これについては削除いたしました。
それから、国税4税については、本文を見ると税率を引き上げというふうに書いてあるように思いました。それで提案者のほうに説明に来ていただきましたら、税金を上げということではなくて国税と地方との割り勘しとる分で地方のほうにたくさん持ってきてもらいたいと、こういう趣旨でございますということでした。しかし、本文を読む限り、委員の中からは税金を上げて地方に持ってこいというふうにも読めるというふうにありましたので、そういう紛らわしいやつは削除して、全員が一致して意見書をくれるほうがいいではないかということで直して、出席者全員一致で賛成、意見書を提案と、こういう運びになりました。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
澤田豊秋君。
○議員(2番 澤田 豊秋君) 先ほどの高塚議員の質問の中にありました2項目削ったという中で、大体この陳情そのものが非常に地方財政が非常に厳しくなってきて、国のさまざまな問題について地方にしっかりと安定して地方の財政運営ができるように、そういうことが大きな趣旨だろうと思うんですけども、そういった中で2項目消されたという中でもう少しそこらの議論といいますかね、なかったでしょうか。国税に関するような問題という中で、実はいかに負担を軽減して地方に有利なといいますか、そういうことが一つのこの請願の趣旨だろうと思うんですけども、そこら辺のところはもう少し話がなかったでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君) 桑本賢治君。
○議員(3番 桑本 賢治君) 委員が全員一致しておりましたのは、地方財政を豊かにするということについては誰も反対者はありませんでした。
過去のこの地方財政充実・強化を求める陳情は、細かく出さないで全体としてそういうことを出しとったけど、このたびについては10項目に分けて個別で出してきたということで、個別に出した中にはやはり賛同できないという委員の方もおられまして、そういう取りまとめで全員が一致して出せる案にした、こういうことでございます。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論はありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は、意見書提出に反対の立場で討論を行います。
全体的には共感するところが多々あります。ただ、本文の9行目にトップランナー方式の導入は民間委託を前提とした地方交付税算定を容認するものであり云々があります。さらに、インセンティブ改革もよろしくないような表現があります。それから、記の下の3番目には地方交付税においてトップランナー方式の導入は地域によって人口規模、事業規模の差異、各自治体における検討事項や民間産業の展開度合いの違いを無視して経費を算定するものであり、廃止または縮小すべきと言っておられます。
私は、いろいろな問題はあろうかと思いますけども、やはりこれからは国も地方も振興するためにはこういうインセンティブ改革であるとかトップランナー方式というものはやっぱり取り入れて、やはり改善するところはどんどん変えていく必要があると思います。そういう意味で、この意見書提出には反対であります。以上。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに討論はありませんか。
新藤登子君。
○議員(8番 新藤 登子君) 私は、地方財政の充実・強化を求める意見書案につきましては委員長の報告どおり賛成といたします。
やはり地方財政を豊かにするということは大事なことであります。ただいま高塚議員がおっしゃいましたように、トップランナー方式の導入とか民間委託を前提とした地方交付税というもろもろのことがありました。また横文字のインセンティブ改革ですか、そういうこともいろいろあわせた上でのこれは意見書ということで、私は委員長の報告しましたように賛成といたしますので、皆さんどうぞよろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに討論はございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 私は、この請願を採択することに賛成の立場で議論をしたいと思います。
議論になっていましたトップランナー方式というのを懸念をしているというのは、私は地方交付税がどういう趣旨で取り入れられて実施されているのかということを踏まえれば、財源の豊かでない条件の不利なところであってもそれを国の交付税制度によって補完をする、それが地方交付税の精神であります。所得税や消費税など基幹税を地方にかわって国が集めて、その一定割合を地方に配分して、どこの地方にいても最低限の行政が展開されて、そのことが住民の福祉増進に役立つという日本の地方制度の根幹を崩すのがトップランナー方式であります。最も効率的な自治体を参考にして交付税の算定基準にすれば、当然条件の不利なところだとか住民サービスを重視をして行政運営をしようとすれば、大きな財源不足に陥ることは火を見るより明らかであります。
よって、地方交付税を断固として守っていって、地方にあっても最低限の住民サービスを保障する観点から、この請願を採択して国や関係機関に送付すべきだということを強く主張して、私の賛成討論とするものであります。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより
議員提出議案第8号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についてを採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(手嶋 正巳君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第45 休会の議決
○議長(手嶋 正巳君) 日程第45に進みます。
お諮りいたします。議事の都合により、明日9日から10日までの2日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、明日から10日までの2日間は休会とすることに決しました。
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○議長(手嶋 正巳君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
次の本会議は11日の午前10時に開き町政に対する一般質問を行いますので、定刻までに議場に御参集願います。
本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでした。
午後4時01分散会
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