琴浦町議会 2016-11-21
平成28年第 6回臨時会(第1日11月21日)
平成28年第 6回臨時会(第1日11月21日) ────────────────────────────────────────
第6回 琴 浦 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)
平成28年11月21日(月曜日)
────────────────────────────────────────
平成28年11月21日 午前10時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期決定
日程第3 議長
手嶋正巳君に対する
処分要求の件
日程第4 報告第 10号
専決処分について
〔琴浦町
行政手続における特定の個人を識別するための番号
の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人
情報の提供に関する条例の一部改正について〕
日程第5 議案第 144号
専決処分について
〔平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第5号)〕
日程第6 議案第 145号
専決処分について
〔平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)〕
日程第7 議案第 146号 琴浦町
地域おこし協力隊活動拠点センター条例の制定につい
て
日程第8 議案第 147号 平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第6号)
日程第9 議案第 148号 平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第3号)
日程第10 閉会の議決
───────────────────────────────
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期決定
日程第3 議長
手嶋正巳君に対する
処分要求の件
日程第4 報告第 10号
専決処分について
〔琴浦町
行政手続における特定の個人を識別するための番号
の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人
情報の提供に関する条例の一部改正について〕
日程第5 議案第 144号
専決処分について
〔平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第5号)〕
日程第6 議案第 145号
専決処分について
〔平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)〕
日程第7 議案第 146号 琴浦町
地域おこし協力隊活動拠点センター条例の制定につい
て
日程第8 議案第 147号 平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第6号)
日程第9 議案第 148号 平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第3号)
日程第10 閉会の議決
───────────────────────────────
出席議員(14名)
1番 大 平 高 志 2番 澤 田 豊 秋
3番 桑 本 賢 治 4番 語 堂 正 範
6番 藤 堂 裕 史 8番 新 藤 登 子
9番 高 塚 勝 10番 川 本 正一郎
11番 小 椋 正 和 12番 青 亀 壽 宏
13番 前 田 智 章 14番 桑 本 始
15番 井 木 裕 16番 手 嶋 正 巳
───────────────────────────────
欠席議員(2名)
5番 山 田 義 男 7番 藤 本 則 明
───────────────────────────────
欠 員(なし)
───────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 阿 部 信 恵 主事 ──────── 西 本 賢 司
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 山 下 一 郎 副町長 ─────── 小 松 弘 明
教育長 ─────── 小 林 克 美
会計管理者兼出納室長 福 本 由喜美
総務課長 ────── 西 長 和 教
企画情報課長 ──── 遠 藤 義 章
商工観光課長 ──── 大 谷 浩 史 税務課長 ────── 田 中 肇
町民生活課長 ──── 小 塩 久 志
福祉あんしん課長 ── 藤 原 静 香
子育て健康課長 ─── 永 見 弥 生
農林水産課長 ──── 高 橋 三枝子
上下水道課長 ──── 村 上 千 美 建設課長 ────── 倉 光 雅 彦
教育総務課長 ──── 渡 邉 文 世
社会教育課長 ──── 戸 田 幸 男
人権・
同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正
農業委員会事務局長 ─ 石 賀 郁 朗
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午前10時00分開会
○議長(手嶋 正巳君) ただいまの
出席議員は14名であります。定足数に達しておりますので、これより平成28年第6回
琴浦町議会臨時会を開会いたします。
本日届け出のあった事故者は、議員では藤本則明君と山田義男君が入院加療のため欠席する旨の連絡がありました。当局ではありません。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している
議事日程表のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(手嶋 正巳君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第125条の規定により、議長において、4番、語堂正範君と6番、藤堂裕史君を指名いたします。
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◎日程第2
会期決定
○議長(手嶋 正巳君) 日程第2、
会期決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第3 議長
手嶋正巳君に対する
処分要求の件
○議長(手嶋 正巳君) 日程第3、議長、
手嶋正巳君に対する
処分要求の件を議題といたします。
私の一身上の件でありますので、副議長と交代いたします。
しばらく休憩いたします。
午前10時01分休憩
───────────────────────────────
午前10時02分再開
○副議長(高塚 勝君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
それでは、議長にかわって議事進行いたします。
地方自治法第117条の規定によって、
手嶋正巳君の退場を求めます。
〔16番
手嶋正巳君退場〕
○副議長(高塚 勝君) 本件について、委員長の報告を求めます。
懲罰特別委員会委員長、
前田智章君。
○
懲罰特別委員会委員長(前田 智章君)
───────────────────────────────
平成28年11月21日
琴浦町議会議長 手 嶋 正 巳 様
懲罰特別委員会
委員長 前 田 智 章
委員会審査報告書
本委員会に付託された「議長
手嶋正巳 君に対する
処分要求の件」について、10月7日と11月7日の2日間にわたり審査した結果、次のとおり決定したので、
会議規則第77条の規定により
別紙戒告文を添え報告します。
記
1.懲罰事犯の有無 懲罰を科すべきものと認める。
2.
懲罰処分の種類及び内容 「戒告」の懲罰を科す
3.理 由
議長
手嶋正巳 君は、9月21日の
全員協議会において、定例会における
欠席議員に関する協議中、他の議員に対して不適切な言辞を用い、議会の品位を失墜させた。このことは、議長の職分にかんがみ、まことに残念である。
───────────────────────────────
以上です。
○副議長(高塚 勝君) 報告は終わりましたので、これより本件に対する質疑を行います。質疑はありませんか。
1番、大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) 委員長のほうにちょっとお伺いしたいと思うんですけど、この
懲罰委員会のほうが2日間にわたって開かれた、そういった報告でしたけど、このお話のほうを聞いていると
懲罰委員会の中は全会一致だったと、そういうことであったと思うわけですけど、特段で例えばここが問題だとかといういろいろお話のほうもあったとは思うんですけど、そういったことの反対の意見、そういったことは特段は出なかったのか。そこのところをよろしくお願いします。
○副議長(高塚 勝君) 委員長、
前田智章君。
○
懲罰特別委員会委員長(前田 智章君) 委員会では、10月の7日にはいわゆる懲罰を科すのか科さないのかという部分について話し合いをさせていただきました。そして一人ずつ御意見を聞いて、それぞれの意見を聞いた中で1名の方はいわゆる刑法上、あるいは民法上といったような部分も指摘をされた方もおられたわけですが、本来といいますか、この委員会は
地方自治法上のもとで開いたものであって、そういうのはいわゆる親告罪といいまして自分みずからが検察あるいは警察なりに親告するべきものだというやなことで、あくまで
地方自治法上の委員会ということで話をさせていただきました。その結果、会議録にも残っておりますが、一人ずつ考えを聞いた上で全員一致で戒告にすべきだということでございました。
それと、11月の7日はいわゆるその戒告の文書内容について話をさせていただきました。1名の方が議長あるいは議員といったような部分もありましたが、議長ということにかえるということで、その部分について、またその全般についてかわかりませんが、1名の方が内容については反対をされました。残りの委員は、全員それでよしということで了解をしていただいたというところでございます。以上です。
○副議長(高塚 勝君) そのほか、質疑ございませんか。
2番、澤田豊秋君。
○議員(2番 澤田 豊秋君)
一つ委員長にお聞きしたいと思いますけども、この委員会の中でこのたびの件が起きた背景等については議論されましたでしょうか。
○副議長(高塚 勝君) 委員長、
前田智章君。
○
懲罰特別委員会委員長(前田 智章君) その内容については、皆さんがその場におられたということもございまして具体的にどうこうでなくて、一応その会議録をテープを起こしていただきまして、全員にその内容を見ていただいた上での決定だというふうに思っています。以上です。
○副議長(高塚 勝君) そのほか、質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(高塚 勝君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(高塚 勝君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより採決を行います。
この採決は起立によって行います。
本件に対する
委員長報告は、議長、
手嶋正巳君に戒告の懲罰を科すことです。
本件は、
委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議員(10番
川本正一郎君) 議長、議事進行。
○副議長(高塚 勝君) 休憩いたします。
午前10時09分休憩
───────────────────────────────
午前10時15分再開
○副議長(高塚 勝君) では、休憩前に引き続き会議を再開いたします。
賛成多数と認めます。よって、議長、
手嶋正巳君に戒告の懲罰を科すことは可決されました。
手嶋正巳君の入場を求めます。
〔16番
手嶋正巳君入場〕
○副議長(高塚 勝君) ただいまの議決に基づいて、これから議長、
手嶋正巳君に懲罰の宣告を行います。
議長、
手嶋正巳君に戒告の懲罰を科します。
これから戒告文を朗読します。
手嶋正巳君の起立を命じます。
〔16番
手嶋正巳君起立〕
○副議長(高塚 勝君)
───────────────────────────────
戒告文
議長
手嶋正巳 君は、9月21日の
全員協議会において、定例会における
欠席議員に関する協議中、他の議員に対して不適切な言辞を用い、議会の品位を失墜させた。このことは、議長の職分にかんがみ、まことに残念である。
したがって、
地方自治法第135条第1項第1号の規定により戒告する。
平成28年11月21日
琴浦町議会
───────────────────────────────
しばらく休憩をいたします。
午前10時18分休憩
───────────────────────────────
午前10時19分再開
○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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◎日程第4 報告第10号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第4、報告第10号、
専決処分について〔琴浦町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について〕を議題といたします。
町長の説明を求めます。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) おはようございます。
そういたしますと、法令等の規定に基づく今回の報告事項は条例改正に関するものが1件であります。
報告第10号、
専決処分について〔琴浦町
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく
個人番号の利用及び
特定個人情報の提供に関する条例の一部改正について〕であります。これは
地方自治法第180条第1項の規定により
専決処分を行ったものであり、同条第2項の規定により報告するものであります。
平成29年1月1日施行の
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の改正に伴い条ずれを起こしたことにより、本条例の一部改正を行ったものであります。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 以上で報告を終わります。
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◎日程第5 議案第144号 から 日程第9 議案第148号
○議長(手嶋 正巳君) 日程第5、議案第144号、
専決処分について〔平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第5号)〕から日程第9、議案第148号、平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第3号)までの5議案を一括議題といたします。
提出者の
提案理由説明を求めます。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今回臨時議会をお願いすることになりました議案について、
提案理由を説明させていただきます。
議案第144号及び議案第145号は、先月21日に発生した鳥取県
中部地震に対応するための経費であります。
地震発生後、直ちに予算執行を行う必要があり議会招集をする時間的余裕がありませんでしたので、
地方自治法第179条第1項の規定により10月26日付で
専決処分を行ったものであり、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。
初めに、議案第144号、
専決処分について〔平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第5号)〕であります。
今回の補正は、既定の
歳入歳出予算にそれぞれ5,087万8,000円を追加し、総額を112億8,306万9,000円とするものであります。
歳出予算の主な内容は、
被災住宅復興支援として
再建支援補助金及び
修繕支援金2,250万円、
自治公民館の
修繕支援金として300万円を計上しています。
また、
町内公共施設の
復旧関係費として
学校施設や
社会教育施設、
町営住宅等の
緊急修繕経費として1,155万5,000円、それから
つり天井部分に大きな被害を受けた
総合体育館の
復旧工事及び
耐震設計業務委託料として286万2,000円を計上しています。
その他の
公共施設の被害・損壊状況を確認するため
技術顧問業務委託料100万円、
地震発生後の
避難所運営及び
罹災証明発行業務、
現地調査費などの経費として職員時間外手当など1,020万2,000円を計上しております。
歳入予算の主な内容は、
県支出金として
被災住宅再建支援及び
修繕費支援金として2,100万円、
公立学校災害復旧費補助金として307万8,000円を計上しております。町債としては、
総合体育館復旧関連経費分として280万円、また財源不足に対応するため
財政調整積立基金繰入金2,400万円を計上しています。
地方債の補正については、第2表、
地方債補正のとおりであります。
次に、議案第145号、
専決処分について〔平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)〕であります。
今回の補正は、
収益的収入を26万3,000円増額し3億2,596万5,000円に、
収益的支出を104万2,000円増額し2億7,294万3,000円とするものであります。
収益的支出につきましては、漏水対応に伴う人件費8万8,000円の増額、
配水管漏水修繕工事を69万1,000円増額するものであります。また、その他営業費用として
消火栓修繕工事費26万3,000円を増額し、同額を
一般会計から繰り入れるものであります。
次に、議案第146号、琴浦町
地域おこし協力隊活動拠点センター条例の制定についてであります。
これは八橋の旧
検察庁庁舎を改修し、協力隊の
活動拠点として10月8日にオープンした琴浦町
地域おこし協力隊活動拠点センター、愛称としましては八橋
土俵会館につきまして町が維持管理を行うため、条例を制定するものであります。
当該施設はおよそ30年前から町が所有し、文化財なり、あるいはわかとり国体のときの土俵の土などを保管し使用してきたところでありますが、このたび新たな活用方法として
地域おこし協力隊がそれぞれの活動や地域の特産品などの研究開発を行ったり、また
地域住民との交流や協働による取り組みを行い、地域の活性化に資する場とすることを目的として整備をいたしました。
地域住民の皆さんとともに豊かな未来の
まちづくりについて語り合い、協働して取り組む拠点となることを目指し、この条例の制定について
地方自治法第96条第1項の規定により本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第147号、平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第6号)であります。
今回の補正は、既定の
歳入歳出予算にそれぞれ3億1,463万5,000円を追加し、総額を115億9,770万4,000円とするものであります。
歳出予算の主な内容は、鳥取県
中部地震対応経費として総務費では
被災住宅に対する
修繕支援金の
組み替え予算を計上しております。この支援金は、
住居損壊率10%未満の被害世帯に対し5万円を上限に支出するもので、
専決補正時には修繕に対する補助金としていましたが、県の制度変更に伴い扶助費として計上しております。
申請見込みについては150件から250件に見直しを行っており、1,250万円を計上しています。
また、
地域おこし協力隊の拠点として整備した八橋
土俵会館も被災しており、
修繕経費として882万3,000円を計上しております。
農林水産業費では、
カントリーエレベーターなどの
共同利用施設復旧支援として
農林水産業共同利用施設復旧事業補助金8,225万8,000円を計上しております。
災害復旧費では、農道、水路などの
農業用施設災害復旧工事250万円、
町営住宅等の修繕に230万5,000円を計上しております。
国の第2号補正に対応した予算では、
道路整備事業である
社会資本整備交付金事業1億4,151万9,000円、
町県民税非課税者に対し1万5,000円を支給する
臨時福祉給付金事業に6,246万9,000円を計上しております。
その他には
小学校施設修繕149万6,000円など、緊急を要する
修繕経費などを計上しております。
歳入予算の主な内容は、
国庫支出金では国の第2号補正に伴い
社会資本整備交付金と
臨時福祉給付金で1億2,026万5,000円を計上し、
県支出金では鳥取県
中部地震対応経費として
被災住宅修繕費500万円、
農林水産業共同利用施設復旧費5,045万2,000円などを計上しております。
また、繰入金として
財政調整積立基金繰入金を2,200万円、
公共施設等建設基金繰入金を4,800万円計上しています。
地方債の補正については、第2表のとおりであります。
次に、議案第148号、平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第3号)であります。
収益的収支といたしましては、田越地区の
消火栓移設工事費として57万3,000円を増額し、同額を
一般会計から繰り入れるもので、
収益的収入を3億2,653万8,000円に、
収益的支出を2億7,351万6,000円に改めるものであります。
以上、5議案について
提案理由を説明いたしました。
なお、議案の
内容説明につきましては、議案第144号及び147号を
総務課長に説明させますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますようお願い申し上げます。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 次に、議案第144号と議案第147号の2議案について、
総務課長の
内容説明を求めます。
西長総務課長。
○
総務課長(西長 和教君) 議案第144号、
専決処分につきましての
内容説明をさせていただきます。
平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第5号)につきまして、
歳入歳出予算の補正をそれぞれ5,087万8,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の総額を
歳入歳出それぞれ112億8,306万9,000円とするものでございます。
地方債の補正につきましては第2表、地方債の補正によりますので、まず4ページをごらんいただきたいと思います。
地方債の補正、第2表です。追加といたしまして、鳥取県
中部地震災害復旧事業で280万円限度額でございます。これを追加するものでございます。充当につきましては100%で、
交付税算入が50%強となっておるところであります。
それでは、最初に
歳出予算の御説明をいたします。8ページをお願いいたします。
専決予算、まず人件費に係ります時間外の基本的な考え方から述べさせていただきます。
まず、地震直後の
避難所運営でありましたり待機の部分につきましては、消防費のほうに一括しております。それ以外、各款項目の区分といたしましては、調査事務等地震後の事務処理対応のためで3カ月分、1月以降の分につきまして計上させていただいておるというところが基本的な考え方でございます。
それでは、内容の説明をさせていただきます。
まず、議会費につきまして、目の鳥取県
中部地震対策費で補正額、時間外1万4,000円ということでございます。
続きまして総務費です。総務費の総務管理費、これにつきましては時間外が53万5,000円。委託料であります。これは
技術顧問業務委託料ということで、
公共施設に係る点検分で100万円増額でございます。それから賃借料につきましては、罹災証明事務の受け付け用のコピー機の賃借でございます。備品購入につきましても、罹災証明関係の受け付けといいますか管理用のパソコン6台分でございます。負担金補助及び交付金につきましては、まず
自治公民館修繕支援金ということで300万円計上させていただいております。これは1集落50万円、6集落を想定しておるところではありますけども、現在これを要綱等がまだ確立しておりませんので、速やかに要綱を整備していきたいというふうに思っております。続きまして被災者住宅
再建支援補助金につきまして、これが50件を見込んでおります。1,500万円。これは10%以上の
被災住宅に伴うものです。それから下の段の被災者住宅
修繕支援金、これが損壊が10%以下のものについて750万円。上限が5万円ということでありますので、150件想定したところでございます。
続きまして、徴税費の時間外24万円。
以下、それぞれ戸籍住民登録、統計調査、社会福祉費、保健衛生費につきましても同じような考え方のもとの人件費でございます。
それから、4番の清掃費につきましては32万2,000円。これは災害で発生しました廃棄物の収集業務委託ということで、10月の24日から10月の30日まで災害の瓦れき受け付けに要した費用でございます。
続きまして、はぐっていただきまして10ページにつきましても、
農林水産業費の中の農業費、林業費、商工費と土木費の土木管理費につきましては時間外は同じ考え方のもとでございます。
11ページに行きまして住宅費の修繕料200万円につきましては、これは町営住宅に対して避難者対応ということで改修を速やかに4戸行うということで、200万円修繕料を計上させていただきました。
続きまして、消防費につきましては、これは地震直後の対応に係る手当でございます。それから賃金につきましては、被害認定の現地調査を臨時職員ということで役場OBで対応したところでの臨時職員でございます。旅費につきましては費用弁償で、発生の日の消防団警戒分でございます。続きまして需用費の40万円につきましては、災害備蓄品のブルーシートほかが20万円と、そのほか被災証明に係る調査用品で20万円、合わせて40万円ということであります。
教育総務費につきましても、同じ考え方の時間外です。
それから、はぐっていただきまして最後12ページにつきましては、教育費の社会教育費と保健体育費も時間外につきましては同じ考え方でございます。
それから最後、10、
災害復旧費でございます。
災害復旧費の中の需用費、修繕料が1,155万5,000円。内訳といたしましては、
学校施設の修繕が550万5,000円、それから
社会教育施設につきましては568万円、そのほか町営住宅の修繕が100万円、商工施設が122万9,000円ほかといったことで、総額は1,155万5,000円でございます。
それから、委託料の286万2,000円につきましては
総合体育館の天井の耐震設計業務委託ということで、つり天井の一部が損壊したということでの業務委託料でございます。
それに伴いまして、予備費が24万1,000円の減額となっておるところです。
ちょっと歳入に返っていただきまして、7ページでございます。
県補助金の総務費補助金であります。内訳のほうで御説明いたします。県被災者住宅再建支援費補助金1,350万円、1,500万に対しまして90%。10%は町費になるところです。それから750万円の
修繕費支援金につきましては、10分の10でございます。
次の
災害復旧費補助金、公立学校の
災害復旧費補助金、国費3分の2ということで見込ませていただいておるところです。
それから、基金繰入金につきましては財政調整基金繰入金、基金繰り入れということで2,400万円。それから、町債であります。一般単独災害事業債ということで、鳥取
中部地震の災害復旧事業、
総合体育館の設計分を280万円見ておるところであります。
以上で議案第144号につきましての
内容説明は終わります。
続きまして、議案第147号、平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明いたします。
議案第147号、平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第6号)は、
歳入歳出予算にそれぞれ3億1,463万5,000円を追加いたしまして、
歳入歳出予算の総額をそれぞれ115億9,770万4,000円とするものでございます。
それから、地方債の補正につきましては、2表の
地方債補正によります。4ページ、
地方債補正をごらんいただきたいと思います。追加といたしまして、起債の目的、2件です。農林水産業共同利用施設の復旧応援事業といたしまして2,880万円ということで、これは充当率90%で
交付税算入が95%となっております。それから地方道路等整備事業補正予算債、これが3,850万円。充当は100%で、
交付税算入は50%プラスアルファといったところでございます。合わせて限度額を6,730万円を追加するものでございます。
歳出、9ページをお願いいたします。総務費、総務管理費の一般管理費につきまして報償費3万円。これは情報公開審査会を開催予定ということで、補正をお願いしたいと思います。
続きまして、13目の鳥取県
中部地震対策費といたしまして総額1,382万3,000円。内訳といたしまして、委託料が
土俵会館の耐震診断、修繕設計委託ということで88万5,000円。あわせて次の工事請負費793万8,000円、修繕工事ということでございます。続きまして負担金補助及び交付金につきましては、被災者住宅修繕の支援金を750万円減額、それとの組み替えで扶助費のほうを1,250万円といたしまして住宅
修繕支援金、組み替えと一部増額ということで、町長の
提案理由説明でもございましたけども、専決の時点から県の制度が変更になりまして、扶助費に組み替えさせていただくということでございます。損壊率につきましては、750万減額するものは10%未満の5万円以下のものということで扶助費でございます。
続きまして、選挙費でございます。これは選挙管理委員会を1回追加開催させていただく予定としておりますので、報酬の増額でございます。
民生費の社会福祉費の
臨時福祉給付金給付事業につきまして、主なものといたしまして賃金が臨時職員2名分ということで68万円、それから需用費につきましては給付金支給に伴います事務費としての需用費増額でございます。続きまして役務費につきましても、通信運搬は郵券関係で30万円、それから手数料、振込手数料関係が30万3,000円ということで、それから委託料につきましてはシステム改修に伴います委託料97万2,000円と、
臨時福祉給付金6,000万円、これは町民税非課税の4,000人を想定しておりまして、1人当たり1万5,000円ということで6,000万円でございます。
続きまして、2項の児童福祉費につきましての修繕料69万5,000円。これはこども園等の外壁のクラック、タイルが剥がれたといったような比較的軽微な修繕に係る修繕料でございます。
続きまして、生活困窮者自立支援費であります。これは包括的総合相談ネットワーク構築事業委託料ということで、現予算がこのすぐ下にあります包括的総合相談ネットワーク構築事業補助金ということで、補助金から内容が社会福祉協議会へ委託する事業ということで4分の3でありましたけれども、町費部分の4分の1部分も町費負担ということで委託に組み替えさせていただくものでございます。
続きまして、11ページです。衛生費の保健衛生の環境衛生費につきまして、修繕料43万2,000円。これはポート赤碕の急速充電機の修繕に係るものでございます。
続きまして、
農林水産業費の農業費、農林水産業の共同利用施設復旧事業の補助金を8,225万8,000円。これはJAの
カントリーエレベーター、ライスセンター、大山乳業、漁協のさばき場といったようなところが対象になっております。全体事業といたしましては9,173万円、それに対して補助率が90%、内訳が国費20%、県35%、町35%ということで、その町の35%につきましては先ほど御説明いたしました起債での対応ということでございます。
続きまして、商工費の観光費でございます。工事請負、物産館ことうらの観光案内看板移設で51万円ということで、別所中線なり別所東線開通工事に対応するための案内板の移設が必要になってきたりといったようなものの工事でございます。
続きまして土木費の道路橋梁費、道路新設改良費につきまして、まず委託料であります。そこに測量設計委託ということで、これは橋梁修繕分といたしまして300万円、それから町道釛上野線の橋梁耐震化代行委託といたしまして3,170万円でございます。それから工事請負費につきましては社会資本の整備総合交付金道路改良工事ということで、鈴ヶ野線であったり立子大熊線、別所東線といったようなものがこの中に含まれており1億681万9,000円。これは国の2次補正予算に対応するものでございます。修繕料150万円、これは町道の平和線ほかでございます。
はぐっていただきまして12ページ、消防施設費の需用費、修繕料、山田消火栓の修繕が26万円、それから負担金補助及び交付金の消火栓新設移設工事負担金ということで、これは田越の消火栓でございます。いずれも消火栓ではございますけども、負担金補助及び交付金につきましては町水道に係る消火栓のものでございますし、上の修繕料は部落水道的なものに町が消火栓をつけさせていただいておるということで、これは直接修繕として直すというようなことで、費目が分かれておるところでございます。
続きまして、臨時職員8万5,000円追加ということで、これもまた罹災証明発行を今しておりまして、今度は交付事務等に係る臨時職員の増額でございます。
続きまして、教育費の小学校費の学校管理費につきまして修繕料、これは船上小学校の給水ポンプほかということで149万6,000円。
それから、中学校費につきましては、これは地震ではなくその前の台風18号で赤碕中学校の防球ネットが壊れまして、それの修繕ということで263万6,000円でございます。
災害復旧費の農林水産業の災害復旧の現年発生分につきまして、農業用施設の災害
復旧工事で250万円。内訳といたしまして、赤碕地区の農道が140万円、東伯地区の農道が10万円、丸尾の水路が50万円、それから上三本杉水路が50万円ということで、これは
中部地震で壊れましたそれぞれの施設の地震対応分でございます。
続きまして、13ページです。需用費です。修繕料230万5,000円、これは町営住宅の修繕が199万9,000円、それからまなびタウンが30万6,000円の修繕ということでございます。
歳入に返っていただきまして、7ページでございます。分担金でございます。これは現年発生農業用施設の小災害の分担金で、農道、水路の地元負担1割に当たる25万円でございます。
それから、国庫補助金の土木費補助金につきましては国2号補正に伴います道路分ということで、約60%ということで5,779万6,000円。交付金でございます。
続きまして、
臨時福祉給付金の補助金でございます。6,246万9,000円。これは国の2次補正で10分の10ということでございます。
それから、
県支出金につきまして、総務費補助金につきましては県の被災者住宅
修繕費支援金10分の10に当たるものが500万円。
それから、
農林水産業費補助金につきましては、しっかり守る農林基盤交付金につきましては農地と水路分45%ということで112万5,000円。それから農林水産業の共同利用施設の復旧応援事業補助金につきましては、先ほども申し上げました国2割、県35%というようなことで、5,045万2,000円ということになります。
はぐっていただきまして8ページ、寄附金です。
災害復旧費の寄附金ということで16万円。これは3社からの申し出を受けておるところでの16万円でございます。
それから、基金繰り入れにつきましては財政調整基金の繰入金が2,200万円と、それから
公共施設等の建設基金繰り入れ4,800万円。この
公共施設につきましては、町道別所東線に伴います一般財源部分でございます。
諸収入の雑入、その他雑入といたしまして消火栓の負担、山田と田越それぞれで合計8万3,000円ということでございます。
町債、土木債、地方道路等の整備事業で補正予算債で3,850万円。これは充当が100%で
交付税算入が50%プラスアルファといったところでございます。
それから災害復旧事業債、農林水産業の共同利用施設の復旧事業につきましては2,880万円。町負担、先ほども申し上げております35%に対しましての起債で、充当が90%、
交付税算入が95%といった内容の起債になっておるところでございます。
以上で議案第147号、
一般会計補正予算(第6号)につきましての
内容説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君) 以上で
提案理由説明と
内容説明を終わります。
直ちに審議を行います。
初めに、議案第144号、
専決処分について〔平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第5号)〕の質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平議員。
○議員(1番 大平 高志君) 8ページ、歳出のところですけど、ここの備品購入費で87万円がありますけど、ちょっと詳しい内訳がわかればお願いします。
あとその下、
自治公民館修繕支援金、先ほどもお話のほうがあったんですけど、上限50万円の2分の1。6自治会のほうを対象にされとるということですけど、今の時点で把握されとる範囲でいいので、これに該当した公民館とかというのはあるんでしょうか。ちょっとわかる範囲でいいのでよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 8ページの備品購入費であったり、あるいは負担金補助及び交付金の件につきましては、それぞれ担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君)
西長総務課長。
○
総務課長(西長 和教君) 庁用備品87万円、先ほども御説明いたしましたけども、パソコン6台分でございます。
それと、
自治公民館修繕支援金300万円。現在の状況は、2集落の
自治公民館が相談に見えておられます。それで補助率、当初2分の1ということで設定いたしましたけども、他の1市3町の状況は1市1町が90%、それから1町が80%、それから残る1町が3分の2ということでございますので、そのあたりをまだ要綱を完全に詰めておりませんので、そのあたりも参考にしながら補助率は決めていきたいというふうに思っております。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
ほかに質疑はありませんか。
川本議員。
○議員(10番
川本正一郎君) 今回のこの専決はさきの中部の地震の関係のだということで、前回も全協で説明がありました。
1点だけ、これどうなのかなということで私は思ったのは、適切な体制で町長以下取り組まれたこと、また多くの職員が昼夜を問わず出て対策をされたということには本当に敬意を払うわけでありますけども、1点だけ、職員の時間外手当の件です。全協のときでも終わってからちょっとお話ししたとは思っておりますけども、今回1,000万強の時間外手当の職員の手当を計上されております。幸いにも財政調整基金のほうから2,400万を取り崩して充てるということでよかったわけなんですけども、特にイベントとか長期にわたればこれが莫大な額に上るんじゃないかなと思いますし、幸いにも短い期間だったということでありますけども、こういうところでやはり振りかえの休日にするとか時間外をどっかに振り分けるとかというような形での経費節減といいますか、そういうこともやはり考えていただきたかったなということもありまして、ちょっとその辺のところを、短い期間だったわけでこれだけで済んだんですけども、特に隣町の被害の多かったところはまだ特別な時間外等出しておられるように聞いております。その辺のところの町長の考えを聞かせていただきたいと思います。
町長、特別職とそれから管理職についてはこういう時間外手当はないわけでありますけども、一般職員さんだけの手当だということだと私は理解しておりますけども、その辺の町長の考え方だけを質問とさせていただきます。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 時間外手当の件でありますけれども、今回は御案内のとおり地震という特別なことがあったということで、時間外手当のための予算措置をさせていただいたということであります。やはり時間外のことについては、一般的には予算の中での何%というその枠を設定をして、時間外勤務手当をそういう設定をして仕事をしてきております。ただ、今回は災害復旧ということの緊急性、その辺のことを判断して、時間外勤務手当を払うというふうにいたしました。
一つは、こういうのは平成28年度の特別交付税の特別な財政需要として国のほうに特別交付税で見てくれという、そういう形で国のほうには要望することになろうと思っております。
やはりおっしゃいますように、時間外の勤務手当というのはいろいろ考えなければならないことでありますが、これまでは一つの総枠何ぼということの中で、あとは代休とかという振りかえのことでやってきておるわけでありますけども、今回は緊急性ということもあったりして時間外の勤務手当を予算措置をさせていただいております。そのことにつきましては、御理解をお願いを申し上げたいと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第144号を採決いたします。
本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議案第145号、
専決処分について〔平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第2号)〕について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第145号を採決いたします。
本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認することに決定いたしました。
次に、議案第146号、琴浦町
地域おこし協力隊活動拠点センター条例の制定について質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) ちょっとこちらのほうについて質問したいと思います。
この案のほうを見てみますと、これ第4条で施設の管理運営は町長が行う。こういうふうになっておるわけですけど、これ管理のみならず運営のほうも町長が行うとあるわけですけど、何か協力隊が行おうとしてもこれは一々許可が必要となるんでしょうか。自由度が損なわれるんじゃないかと思うんですけど、そのあたりはどういうふうにお考えなのか。
あと
土俵会館のほうで、例えば今後物販だったりとか、マルシェだったりとかもやっておられると思うですけど、そういったときに町がこれ運営を行ってやっておられるということでしたら、収益の帰属先というのはどうなるのか。そういうところで収益が発生すれば。そういうところについてはどういうふうにお考えでこれを出されているのか。よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) このことにつきましては、担当課長で答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) 御質問が2件あったと思います。
まず1件、許可が必要なのかどうかということですけども、当然この
土俵会館につきましては協力隊の拠点にしたいということであります。協力隊が使う場合は許可というのは必要ありませんけども、もう一つ大きな要件としては地域の方と協働して行うということもあります。その中で地域の方が使われたいということであれば、そういう許可ということも考えていく必要があるのかなというふうに考えております。
それと収益が発生した場合どうなるのかということですけども、原則収益が発生するようなことはやっていかないということですけども、
地域おこし協力隊につきましてはある程度の収益というものは自立していく上で必要だろうということで、協力隊がマルシェ、市場ですね、簡単なものを前で少し売るというようなことについては収益が発生します。そのことについては、そういう収益については町としては認める方向にしておりますので、それ以外についてはちょっと今想定はしておりません。以上です。
○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) ですから質問は、これ管理はいいんですけど、運営についても町長が行うということで書いてあるわけですけど、ある程度
地域おこし協力隊のほうに権限といいますかそういうのは自由度を持たせてやっていかせるような考え方ということでいいわけでしょうか。そのところが聞きたかったわけなので、よろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) もちろん町の施設でありますので、町長が管理主体者ということになりますが、運営につきましてはやはり協力隊の拠点ということになりますので、協力隊がいろんなことを考えていただいて、その地域と一緒にやっていただきたいというふうには考えているところでございます。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。
小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) ちょっとこの件につきまして御質問させていただきたいというふうに思います。
まずは1点目は、この施設は築何年の施設だったのかということをお聞きしたいというふうに思います。
2点目は以前聞いたかと思いますけど、あの施設を改造された費用的なもんは幾らだったのでしょうかということをちょっとお尋ねしたい。
それでそれを踏まえて、あの施設を選ばれた理由。かなり傷んでおった。私の見た限りで、その中までは私は入っていませんけれども、以前見させてもらったときにかなり傷んでいた施設じゃなかったかと。それで今現在あの施設をどうしてもあそこが必要だったのか。琴浦町にも今、以西のほうでもまだあれよりもいい施設が統合とかいろんな面であいている施設がある。それから、船上山ダムの船上山支所というのは今は物置になっておりますけれども、ああいう施設でももっと対応というか施設としてはまだ傷んでない。そういう施設もあったにもかかわらずあの施設を使われた理由というのは、私はまだその辺のとこは聞いていませんので、今回ちょっと聞いてみたいというふうに思うわけです。
以上、3点ほどよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) そのことにつきまして、担当課長のほうで説明させます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) 何点か御質問がございました。
1点目、築何年かということでありますけども、66年。昭和24年ということで聞いております。
それとこれまでかかった費用、下水と上水、本当にごくごく住宅の基礎的なものといいますか、そういうものにかかった費用が260万であります。
それとあの場所を選んだ理由ということでありますけども、もちろん協力隊の
活動拠点にしたいということで、協力隊の意見というものもお聞きしました。それと9号線と八橋駅が近いというやな立地の条件、それと八橋とか赤碕地域の海岸道路といいますか、そういうとこを何とかしたいという思いもありましたので、あの施設、協力隊等とも話をしながら選ばせていただいたということでございます。
○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 築は私とは同級生でございまして、もう67年になるということですけれども、確かに古いという認識は持っております。
それでこの後の
一般会計の補正予算にも出てくるわけですけども、このたびの震災によりまして結構な被害を受けておるように見受けられます。お金も900万ほどのまた費用をかけて屋根とか全部直されるというようなことで、特別にあそこの施設として、先ほど述べていただきましたけども、その地域、八橋とのつながりということもあると思いますけれども、やはりそれはそれだけの費用をかけてもやはりあすこが絶対的に必要なんだという考え方によっては私も理解できんわけではないけれども、幸いというかこのたび本当で地震によってあれだけの被害を受けちゃった施設を本当にどうするんだいやということになったときに、まだ先ほど260万ほどかかったといえば今度はまた800万をかけてということになると、本当新築みたいな形の施設になるんじゃないかなというふうに思いますけど、やっぱりあそこの
土俵会館というのは先ほども出ておったですけども旧検察庁、あそこの施設で特別な史跡的なもんはあるわけでしょうか。ちょっとお尋ねしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 一つは、確かにおっしゃる部分がやっぱりあると思うです。66年とかということもあります。しかし、
地域おこし協力隊の活動を町としてどういうふうに発展させて、そして町の元気をどうつくっていくのかという、片方にそういうことがあります。
地域おこし協力隊も、町内のいろんな場所について自分たちの活動の拠点にどこがふさわしいかなということをいろいろやっぱり見て回った中で、我々としても確かにおっしゃるようにあそこがというのは、でも彼らはやっぱりあそこがいいというふうに選択をしたということがあります。
町のほうとしましても、今の海岸線を中心として二軒屋の辺から鳴り石の浜のあそこのところ一帯をやはり今後、長期的な戦略としてはそれぞれの地域の中でいろんなプロジェクトチームが立ち上がっていて、それを一つのベルト地帯のようなものとして構築をする。そして
土俵会館もその一環として位置づけていって、やはりそういう町の元気づくりの視点というものを持つ。そういう構想の一環としてそこを位置づけております。
片方、あったように、小椋議員おっしゃったように260万投資した。今回の補正で約800万からの一般財源をしとる。トータルすると1,000万を超すでないかという、片方にそういう問題が出てくると思っております。今、町が考えておりますのは、今は今回補正予算では800万を一般財源にしておりますけれども、実は今、ホームページで災害復旧のホームページを立ち上げていて、100万円ほど寄附金が集まってきております。それからもろもろのちょっとした寄附金があったり、それからこの予算が承認をしていただければクラウドファンディングということで
土俵会館を支援をしてくださいということをホームページに上げて、そして寄附金を募る。あるいはふるさと納税の一部をつぎ込むということで、最終的に私のイメージとしては880万は多分200万か250万、200万前後に一般財源の実質的な投入額を抑えようというふうな構想の中でしております。
今回もその辺のことを、その次の補正予算6号の中には800万ほどの一般財源をどんとこういうふうになっておりますけれども、12月の定例会のときにはそこの財源の組み替えも含めましてそのようなことにせんと、やはり皆さんの理解がなかなか得にくいのかなというふうに思っておるところであります。
○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 答弁いただきまして、大体のところはわかりました。
本当で地域協力隊の皆さんにはいろんな場でいろんな活動もやっていただいておる反面、町民の中には何やっとるだいや、わからんじゃないかという、中にはそういう御意見も私聞いておりますので、やはりこれを機会にしてそこが
地域おこし協力隊の本当の拠点となるような、今回のこの費用、いろんなことも使われますんでよりよい施設とされて、協力隊の人が本当で活躍できる場となってほしいというふうに思いますので、町長もよろしく頑張っていただきたいというふうに思います。
○議長(手嶋 正巳君)
川本正一郎君。
○議員(10番
川本正一郎君) これ一番最初にあすこを改築するときにも、私いろいろ意見を言わせもらったと思っております。今現在、協力隊が3名。それでこの春でしたか、2名募集したところがなかったということで、また再募集をされるように聞いております。彼らは3年間の任期ということですけども、この事業が国の事業でいつまで続くかということも不透明ですね。それから、彼らが協力隊員として町内に最長3年間という任期があるはずなんです。なのにこういう拠点ということは、やはりずっと続ける意向があるという、この事業が続くという保証が私はないように思うんですけども、あってのことなのか。先ほど同僚議員からもありました。今回で約1,000万ほどの費用を投入するわけなんですし、今後ともクラウドファンディング等々で支援もしたいというような町長の今の答弁もありましたけども、果たしてこの協力隊の基地というのが変な遺産になってしまうようなことになるんじゃないかなと私は危惧しております。
近くには八橋ふれあいセンターというような町の施設もありますし、またあくまでも何か先ほどから9号線の海岸線ということでこだわっておられますけども、今度はパーキングエリア、琴浦パーキングも道の駅ということで今北側のほうが整備されております。私はあの一角にでも予算をつぎ込んで、町の施設ということで今の協力隊のみならず多くの人の触れ合いの場ということで新設することのほうが、私は将来に向けて活用ができるんじゃないかなと思っているんですけども、次の補正予算のときにも質問しようかなと思ったんですけども、先に条例が出てきましたんでその辺のところを、ちょっとまとまらんような質問になりましたけども町長のほうにちょっと答弁をお願いしたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 現在、
地域おこし協力隊は3名ということでありますし、今も2名、なかなかその追加の人材が集まっとらんのは事実であります。
それから、
地域おこし協力隊もやはりいろいろな課題があると思っております。それは一般的によく言われておるように、やはり地域との関係でどうしてもうまく歯車が合ってうまくいく場合と、必ずしもそうでない場合もやっぱりいろんな実態があるというのも我々も客観的に分析をして、やはり課題は課題としてちゃんとして適切な対応をしなければならないというそういうこともありますし、ならその
地域おこし協力隊の長期展望をどう見るかということもありますしします。
町としましても、でもやはりこういうシステムというもの、こういう制度というものを生かしながら、彼らの希望というものもある程度酌み入れる形でやってみようというふうに考えております。確かに将来を考えたときの不安がないと言えばそれはうそになると思いますけれども、でもやはり今地方創生で取り組んでいくという姿勢は、その辺のことも踏まえながらこの企画が成功するように我々としては努力しなければならないわけでありまして、その辺の部分につきましては御理解をお願いを申し上げたいと思っております。
○議長(手嶋 正巳君)
川本正一郎君。
○議員(10番
川本正一郎君) 私、12月の一般質問で、締め切りきょうまでですのできょう出す予定にしておりますけども、実は道の駅のことも質問に入れております。
私は、この
土俵会館を改築するということをちょっと聞いたときに、この地震の関係でいい機会と言ったら語弊があるかもしれませんけども、ちょうど来年の4月オープンを予定されております道の駅琴の浦の北側にこの新設として
地域おこし協力隊のセンターを私は小ぢんまりとつくって、最初から大きいものをつくる必要はないと思いますし、あそこを
活動拠点にすれば今後とも北側は日本海が見えますし南側は大山、私はすごくいい場所だと思うんです。それで多くの人が集まれる、触れ合いのできるいい基地になるんじゃないかなと思って、実は提案をさせてもらおうと思っております。
その中で、きょう800万の次の
一般会計の予算出るわけですけども、その辺のところももうちょっと考えてもらって、本当にこれまで260万、築67年ですか、それを改築して900万円弱の予算をつぎ込むのが本当にいいのか。今は最善だと思っておられるかもしれませんけども、来年の4月にできるあそこの活用ということも町長のほうもぜひ考えていただきたいなという、ちょっと質問というよりも要望になりましたけども、私はあそこが協力隊のすごくいい
活動拠点になるんじゃないかなって思っていますんで、その辺のところを詳しいことはまた12月の定例議会でいろいろと討論したいと思っておりますけども、その前段として町長のほうに答弁を求めます。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今ありましたように道の駅になりますし、それからインターチェンジもできるし駐車場も整備するし、あるいは観光協会が入る情報発信基地も整備されるという形の中で、いわゆる別所東線よりも北側の大地というものは、議員の皆さんもそうでありますけども、我々はやはりあそこをどういう形で活用していくのか、どうあるべきかということは皆さんのこの議会での論議も含めて無関心でおることはできないスペースではあろうと思っております。しかし、そこのところについては、我々としても大きな問題意識やあそこのところの活用ということにはやっぱり強い関心を持っております。
一方、この
土俵会館については、何で
土俵会館かなと初めちょっと私も違和感があった。でも、結構今
土俵会館って県下的にも知れ渡ったりしておりますし、ストーリー性がありますし、この間、真子内親王殿下が皆生に来られたときに琴浦は何を訴えたらええかといったら、わかとり国体で昭和天皇がおいでになった土俵の土が30年からここに適切に保存がなされております。そういうストーリー性の中で、
土俵会館の屋根の吹きかえのことを琴浦の被災の中の主要なものの一つとしてやはり発表もさせてもらったということ。そして何よりも
地域おこし協力隊員としてはあそこをぜひぜひ拠点にしたいという思いもありますので、町としてそのことの希望もかなえ、町としての大きな目的というものも達していきたいということでありまして、ぜひ御理解と御協力をお願い申し上げたいと考えております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
桑本始君。
○議員(14番 桑本 始君) るるおのおのの議員さんから質疑があったわけですけども、私も震災の後、中に入ってみてこれは大変ひどいことになっとるなということで、事実3人とは常日ごろ話しておりますから、町長の言われるとおり自分たちがここを選んだだということを言われました。
それで今の利用計画、運用計画、同僚議員からもあったですけども、その
地域おこし協力隊の活動はやってもらわないけんけど、問題は3年後、町長、移住から定住になるんでないですか。これも大きな問題だと思います。もう9月は1人は来ます、来年の9月。彼女は考えていますよ、何をここでするかということを。それのときに、ここを使って3人が、例えば八橋地区の住民が使うときにはただですよ。なら八橋地区の協力隊だけにするのか。その彼女が協力隊を下野して、自分のところで例えばアパートに入ってそこを使って商売をしたいというのは認めないのか。いろんな問題が起こってくる。そうすると、全町民にあすこを会合で使ってもらったら利用料金ということが発生する。そういうこともある。税収のことも考えれば。いろいろな費用対効果のことを言われればそうかもしれんし、確かに1,000万のことも言われた。私はどこに看板を立てるかな、協力隊のこの
土俵会館というのを。これは旧国道ですかって私は思ってる。その案内状もどう考えておられるのか、考えておられないのか。その辺のとこもあるし、別所東線の問題もある。あすこからも入ってもらうならあすこならそうであるし、一応今はそれをするということであって、例えばよう長い目で考えたら総務省のこの協力隊もいつ終わるかもわからんし、そうであれば物産館に上がるわいやということならここをなおさらに1,000万の投資されて、これからの交付金も来る。そしたら別のほかの施設であすこを何かを活用するちゅうことを考えないけん。行政としての責任がある。私はそういうふうに思っていますよ。
だから私は協力隊以外の方でスペースがどういうふうに中のほうはされるか知りませんけども、一般町民が開放する場合であったらあすこでやれば利用料を取られたやな形も考えたことはありませんか。課長、どう考えとる、ここ。私はそれを思う。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今回、これは大平議員の質問と一連のことであろうと思いますけど、条例の第4条の部分を踏まえてこれはあくまでも条例ということでありますし、今あったようなことを考えたときに、条例を踏まえて規則というもので細かくルールづくりを定めなければならないということで、今段階ではその細かい規則はまだつくっておりませんけれども、今おっしゃったようなことも規則に定めてそれだけの町としても投資をし、条例をつくって投資をするからには、やはりそれだけの覚悟を持ってそこのところが結果として地方創生という視点で地域の活力や何かにつながるような、そういう形にしていかなければならないわけであります。
ちなみに、過日はその八橋マルシェというようなことで90人からの人が集まりなったとか、それからアクセサリーの展示や即売もしたりとかというやなことも、被災を受けながら頑張っておるわけでありまして、でもやはりそういう
地域おこし協力隊の発想ややる気というものを、それは若いわけですから不十分な部分もあるかもしれませんけれども、やっぱりそれを少し長い目で見て育ててやるということは重要なことであります。
しかし、今、
地域おこし協力隊も順風満帆に活動しておるということではないわけでありまして、課題も多くあるわけであります。でもやはりそういう若い人が志を持って、琴浦町を選択して来たわけであります。そこの中では、そういう人の夢にもある程度沿いながらそういう形での町の元気をつくっていくという、そういうことをやっぱり大切にしながらやっていかなければならないし、それだけの投資をしたからにはそれだけのリスクを伴うわけでありますので、町としましてもそれなりの覚悟を持ってやはり取り組まなければならない。そのように思っております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) この条例、今回出てきたわけですけども、この
土俵会館というのは既にもうオープンしてるんですね。この条例というのは、なぜオープン前にこういう目的でこの
土俵会館というものをやりますということが出なかったのか。それをお願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは確かにオープンしたほうが初めなわけであります。だからその条例が後手になっとるじゃないかということもあろうと思っております。
これは今回被災を受けたということもありますし、いろんな形で考えていったときに位置づけというものをやはり明確化しておかんと、責任の所在とかということはやっぱりはっきりせんということに我々もそういうことに気がついたというか、本来それはもう当然のことなんですけれども、その辺での認識というものが少し甘かったということ。それはやっぱり
地域おこし協力隊の情熱ややる気や志の辺の部分のほうを優先させてスタートしたということもあろうと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) ほかにありませんね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第146号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第147号、平成28年度琴浦町
一般会計補正予算(第6号)について質疑に入ります。質疑ございませんか。
大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) 歳出11ページ、商工費、これ工事請負費で物産館ことうら観光案内移設に関する部分ですけど、これは先ほどの説明で工事に関する移設だということで説明のほうがあったわけですけど、これは全額一般財源のほうで上がっとるわけですけど、これは町が行う工事に伴うものなんですか。ちょっと私、イメージのほうが湧かないんで、そこのとこだけよろしくお願いします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 11ページの工事請負費の51万円につきましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 大谷
商工観光課長。
○
商工観光課長(大谷 浩史君) これは駐車場の確保とか拡張とか、それと別所中線のこともありますけど基本的には国の工事に伴うもので、事前に移転を行って次の工事をスムーズに行うことで補正予算をお願いしております。
○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) 今のちょっと説明はわからなかったですけど、国が行う工事について、これは町の一般財源で移転のことを行うということですか。ちょっとそこのとこだけよろしくお願いします。国が行うことに対して、町の一般財源でこれは予算のほうをつけておられるということですかね。ちょっとそこのとこだけ明確にお願いします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 大谷
商工観光課長。
○
商工観光課長(大谷 浩史君) これは町が観光案内板等をつけたものでして、国の工事に伴って町が予算をつけて移転ということをして、国の工事がスムーズに行うようにする。町の物件でございますので、町費で移転するということになります。
○議長(手嶋 正巳君) ほかにありませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番
川本正一郎君) 先ほどの議案の続きになりますけども、よろしくお願いします。
土俵会館の件ですけども、議案書の9ページ、耐震等委託料だけで88万5,000円、それと修繕工事の概算だとは思うわけですけども800万円弱出ております。一応これきょうの臨時会通れば、どういうような今後のスケジュールを今検討されておるんでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 9ページの
土俵会館にかかわることにつきまして、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) 今回御承認をいただきましたら、まず今言われたとおり概算の設計ですので、見積もりですので、それを詳細に設計をかけて年度内、1月とかには発注を行いたいというふうには考えております。年度内に完成を目指していくということで考えているところでございます。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
川本正一郎君。
○議員(10番
川本正一郎君)
土俵会館の条例は可決されましたんでいいんですけども、やはり幾ら条例ができても場所の変更は可能だと思うんですわ。ですから先ほども要望で言いましたけども、本当にそこをこれから耐震だとか設計の委託をされますけども、本当にあそこでいいのか、直すべきなのかということをやはり再度町長また担当の課と協議してもらって、また議会のほうにも説明をしていただけたらなと思っております。要望ですけども、本当にいいのかということを再度検証をお願いしたいということで、町長のほうに答弁していただきたいと思います。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) それはおっしゃるように、
土俵会館についてこの議会の中で多くの関心なりいろんな意見なり提案なり、あるいは批判的な意見なりやっぱりあったのは事実であろうと思いますし、その予算が仮に議決になったにしても、もう一度我々としてそういう意見も踏まえながら踏み切るのかどうかということは検討をしなければならないことだと思いますし、ありましたようにその経過なりというものも説明、報告をさせていただくことになりましょう。
これはそのことを踏まえまして、繰り返しになるわけでありますけれども、やはりこの今の地域の状況の中でいろんな発想もありますししますが、とどまっておるということはできないと思います。何かをやっぱりやって、課題があればそれを克服して、そして少しでも地域が元気になって、町が元気だなということをやっぱりつくり出さなければならないと思っておりますし、私にはその責任もあると思っております。よろしくお願いを申し上げます。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) この
土俵会館の件でございます。私は、これ民間企業だったらどうするかなと思います。こうやって計上しておられますので、この約880万ぐらいですかの工事の内容をお知らせください。
それから、先ほどから出ておりますけども、880万ぐらいかかる。そうすると、それをかけてやるのがいいのか、極端なことを言いますと遊休の施設がたくさんあるわけですね、町も。保育園も残っとる、小学校も残ってる。そういうところに拠点を移すとか、そういうやな検討はされたのかされてないのか。お願いいたします。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 我々としても、この
土俵会館というものにどれだけの投資をするか。町民の税金を一部といえども、今は880万町費を投入しますよということにはなっておりますけれども、繰り返しになりますけども寄附金とかクラウドファンディングにどれだけのお金が集まるかといったら、やっぱり楽観的なことにはならんと思っております。だけれどもふるさと納税の部分なり、あるいは災害の関連の寄附金とかというものをやはりここに充当して、一般財源をずっと減らしたいというふうに思っております。
そこの中で、やはり
土俵会館というもの、66年経過したものの中で投資をする価値があるかないかは我々としても自問自答してきとるのは事実であります。でもそれでもなお我々はどがにがいいかということの中で考えた結果、今回このような予算措置をお願いをしたいということでしております。
おっしゃいますように、そこのところの皆さんの意見というのは我々も十分に理解のできることでもありますので、でもそこで地方創生の元気づくりで
地域おこし協力隊がおって、でもやっぱりここのとこで頑張りたいということもあるわけでありまして、その辺のことも踏まえながら、でも再度その予算の執行に当たっては、あったように本当にここでないといけんのかということについてはもう一度内部では慎重な検討も重ねながら進めてはというふうに考えております。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。
○議員(9番 高塚 勝君) 工事の内容。
○町長(山下 一郎君) それで工事の内容につきましては、担当課長のほうで答えさせます。
○議長(手嶋 正巳君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) 工事の概算でございますけども、屋根の改修が約550万円でございます。それと基礎の補強でありますとか耐震が多分だめということになりますので、それが約200万円ぐらい、基礎の補強と耐震の改修が200万円ぐらい。あとの50万円ぐらいが内装、壁ということになっております。
それで内装につきましては、基本的には
地域おこし協力隊なりこれまでもいろいろ地域の方がかかわっていただきましたので、その
地域おこし協力隊でできるものについてはやって、どうしてもやはりできないところもありますので、その部分について少し内壁については予算を見ておるということでございます。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) 私もちょっとこの問題については町長も悩ましい問題だというふうにおっしゃってたように思いますけれども、この問題をこのまま進めていいのかどうかということはやっぱり大いに疑問があります。
もともとあの建物の全体を使って
地域おこし協力隊の拠点にしようという形じゃなくて、一部を改良しながらやろうということだったように思ってるんですよ。それであすこは当然建物もあるし、土地もあるだろうし、そうなってくると駐車場の問題だとかあるいは今回の震災を受けて、一部改良が全体の耐震改修というふうな形になってくるのかどうか。それで
土俵会館というネーミングが私はいかがなもんかと思うんです。何でそういう
土俵会館になったかといえば、国体のときに使った土俵の土がそこに置いてあったから
土俵会館だなんていうのは何か漫画チックで、それでこれでその
土俵会館というふうな名前の会館にして、地域の人やそれぞれ
地域おこし協力隊の人がその施設に誇りを持って、それを聞いたらああそうかというふうなイメージができるのかなと思ってね。
今回のこういう地震があったということでこれだけのお金をまたかけるわけですけれども、これで終わりでいい施設になるんですか。またさらにいろんなことで投資をしていく可能性は全くないんでしょうかね。そういうとこら辺を考えないと、遊休施設というかたくさん
公共施設はあって、
公共施設の古いものは順次解体撤去なりしていかないといけないということで総合計画を立ててる段階の災害が起こったわけですから、代替施設を検討するなり、そういう震災で被害を受けた建物は残念ながら廃棄をして、ほかのところに移すなり、そういったことを考えるべきじゃないかと思うんですが、そこら辺はどうなんですか。これこのまま続けていいんでしょうかね。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) これは実際には
地域おこし協力隊の
活動拠点ということなんですけども、
土俵会館というネーミングというのはこれは一つの愛称ということでありますし、
土俵会館という愛称は結構それはもう浸透しておるということであります。
もう一つは、ありますようにどこまでの投資をすることが適切なのかという判断もあるわけであります。そしてその投資をしたからには、やっぱりその施設というものが生かされて地域が活性化しなければならないということもあって、そこのところにそういうことがあるわけでありまして、町としましては今の皆さんの意見というものも踏まえながら、こういうものを直してぜひ八橋地域を中心とした大きな広がりの拠点として、そういう取り組みをする必要があるわけであります。
地域おこし協力隊という形でのそういう発想というものもやはり尊重しながら、そういう発想というものも取り入れながら、やはり町の活性化ということを考えていく必要があると思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。
○議員(12番 青亀 壽宏君) はっきり町長、答えてくださいよ。この
土俵会館に対する投資はこれで終わりなのか。みんなそれ心配するんですよ。投資をしてどんどんふやす。効果が上がらない。
地域おこし協力隊は任期3年だと。それで新たに募集しても集まらんかった場合もいろいろある。そういうことも含めていって、この震災をチャンスに老朽施設があったらそれはスクラップにしてビルドにするということも発想を考えないかん。これ心配なんですよ。
もうこれ以上予算をつぎ込まないということで、この場ではっきり言ってください。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) そうですね、それはとても重要なことだと思っております。それはもうこれだけ。あと必要なものは、例えばこれは予算を伴ってもクラウドファンディングとかあるいは使い古しのものの寄附、提供を受けるとかというやな形であって、消費の投入はもうこれでおしまいということで結構です。
○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。
ほかに質疑ありませんか。
前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 今のこの
土俵会館の問題、よく行政側からいうと費用対効果ということをよく言われますね。多分効果があると見てこの予算が上がってきとるというふうに思いますが、いわゆる67年たった建物ですね。普通の民家ならもうこぼしますわな、多分ね。果たして、私はこのことには反対はしません。しませんが、例えば今の大きさがどうしても必要なのか。あるいは規模を縮小してでも新しいものを建てる気があるのかちゅうところをちょっと聞きたいです。同じやるんであれば、確かに町の持ち物になるんであれですけど、67年もたったものを耐震、それから補修して悪いとは言いませんが、でも67年もたったものを一般の民間だったら多分こぼすですよね。そうであるとするならば、規模を小さくしてでも新しいものを建てたらどうですかと思います。これ今880万かかりますね。もう少し足してでもええもんしてあげないなと思うですよ、同じやるんであれば。私はそう思いますが、いかがですか。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 先ほど来から、議員の皆さんは異口同音にこれだけの投資だったらもっと違った選択肢があるでないか。しかも66年もたっておるものでもあるしということでありますので、ぜひ私としましては今回はこれは予算としては通していただいて、しかしそこのところで本当にこの予算が通ったのでもうこれでこれをもう直すということでいくということではなくて、予算は通していただきますけれども、本当にこれを一から検討して、そしてその検討結果を少し小刻みに皆さんのほうに協議をさせてもらいながら、進んでいくというような形で理解をお願いできればと思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) この案件について私は反対するという意味はないんですけど、やはり今の部分、新しくどこかにつくって、内容からしたら60年もたってるのだったら、民間だったら震災が起きたから手っ取り早く金が入ってくるからならこうだというんでなしに、もう最初から
土俵会館は
土俵会館、別なものは別だというふうにされたほうがいいし、もっと議員の皆さんにちゃんとした説明をされたほうが私はいいと思います。その辺の考えはどうですか。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 皆さんがやはり心配もしていただいておりますし、皆さんのそういう意見というものをやはり尊重する形で、今後少し情報をその進捗や考え方につきまして事前にいろんなことでお諮りをしながら合意を得ながら進めていきたい、そのように思っております。
○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 先ほど町長がこの予算は通していただいていろいろ協議をしたいということですけども、それは協議内容によってはあくまでもあすこに
土俵会館にこだわられるのか。いや、もう協議の結果、予算は一応通ってるけれども、また別な方法で、例えば場所にしても例えばいろんなことについてもゼロから考えをやっていうお考えなのか。あくまでも皆さんと協議をさせてもらうけれども、
土俵会館にこだわられるのか。それはどうなんでしょうか。
○議長(手嶋 正巳君)
山下町長。
○町長(山下 一郎君) それは真っ白い状態で考えるということであります。
○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第147号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
次に、議案第148号、平成28年度琴浦町
水道事業会計補正予算(第3号)について質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論はありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第148号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決することに決定いたしました。
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◎日程第10 閉会の議決
○議長(手嶋 正巳君) 日程第10に進みます。
お諮りいたします。
今期臨時会に付議された事件は全て終了いたしました。
よって、
会議規則第7条の規定により、これをもって閉会したいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会はこれをもって閉会することに決しました。
これにて平成28年第6回
琴浦町議会臨時会を閉会いたします。御苦労さんでございました。
午前11時53分閉会
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