琴浦町議会 > 2016-03-14 >
平成28年第 2回定例会(第4日 3月14日)

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  1. 琴浦町議会 2016-03-14
    平成28年第 2回定例会(第4日 3月14日)


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    平成28年第 2回定例会(第4日 3月14日) ────────────────────────────────────────   第2回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)                         平成28年3月14日(月曜日) ────────────────────────────────────────                         平成28年3月14日 午前10時開議 日程第1 平成28年度本町各会計予算に対する総括質疑      議案第  44号 平成28年度琴浦町一般会計予算      議案第  45号 平成28年度琴浦町国民健康保険特別会計予算      議案第  46号 平成28年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第  47号 平成28年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算      議案第  48号 平成28年度琴浦町下水道事業特別会計予算      議案第  49号 平成28年度琴浦町介護保険特別会計予算      議案第  50号 平成28年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算      議案第  51号 平成28年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算      議案第  52号〜第60号 平成28年度琴浦町各財産区特別会計予算      議案第  61号 平成28年度琴浦町水道事業会計予算 日程第2 平成28年度琴浦町各会計予算議案委員会審査付託 日程第3 議案第  17号 専決処分について〔平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第
                 11号)〕 日程第4 議案第  18号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の              制定について 日程第5 議案第  19号 琴浦町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について 日程第6 議案第  20号 琴浦町職員の退職管理に関する条例の制定について 日程第7 議案第  21号 琴浦町交通安全基本条例の制定について 日程第8 議案第  22号 琴浦町高齢者福祉サービス事業手数料の徴収に関する条例の              制定について 日程第9 議案第  23号 琴浦町役場の位置を定める条例の一部改正について 日程第10 議案第  24号 琴浦町課設置条例の一部改正について 日程第11 議案第  25号 琴浦町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ              いて 日程第12 議案第  26号 琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について 日程第13 議案第  27号 琴浦町手数料条例の一部改正について 日程第14 議案第  28号 琴浦町空き家等の適正管理に関する条例の一部改正について 日程第15 議案第  29号 琴浦町税条例の一部改正について 日程第16 議案第  30号 琴浦町低開発地域工業開発地区における固定資産税の課税免              除に関する条例の一部改正について 日程第17 議案第  31号 琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について 日程第18 議案第  32号 琴浦町特定公共賃貸住宅条例の一部改正について 日程第19 議案第  33号 コーポラスことうら条例の一部改正について 日程第20 議案第  34号 債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)について 日程第21 議案第  35号 平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第12号) 日程第22 議案第  36号 平成27年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程第23 議案第  37号 平成27年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算              (第3号) 日程第24 議案第  38号 平成27年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3              号) 日程第25 議案第  39号 平成27年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第26 議案第  40号 平成27年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第27 議案第  41号 平成27年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号              ) 日程第28 議案第  42号 平成27年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第2              号) 日程第29 議案第  43号 平成27年度琴浦町水道事業会計補正予算(第5号) 日程第30 議案第  62号 財産の取得について(大高野官衙遺跡保存・活用用地) 日程第31 議案第  63号 町道路線の廃止について 日程第32 議案第  64号 町道路線の認定について 日程第33 議案第  65号 町道路線の変更について 日程第34 議案第  66号 鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議について 日程第35 議案第  67号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更について 日程第36 議案第  68号 上中村辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第37 議案第  69号 大父辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第38 議案第  70号 山川辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第39 議案第  71号 国実辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第40 議案第  72号 大熊辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第41 議案第  73号 宮木辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第42 休会の議決       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 平成28年度本町各会計予算に対する総括質疑      議案第  44号 平成28年度琴浦町一般会計予算      議案第  45号 平成28年度琴浦町国民健康保険特別会計予算      議案第  46号 平成28年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算      議案第  47号 平成28年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算      議案第  48号 平成28年度琴浦町下水道事業特別会計予算      議案第  49号 平成28年度琴浦町介護保険特別会計予算      議案第  50号 平成28年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算      議案第  51号 平成28年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算      議案第  52号〜第60号 平成28年度琴浦町各財産区特別会計予算      議案第  61号 平成28年度琴浦町水道事業会計予算 日程第2 平成28年度琴浦町各会計予算議案委員会審査付託 日程第3 議案第  17号 専決処分について〔平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第              11号)〕 日程第4 議案第  18号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の              制定について 日程第5 議案第  19号 琴浦町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定について 日程第6 議案第  20号 琴浦町職員の退職管理に関する条例の制定について 日程第7 議案第  21号 琴浦町交通安全基本条例の制定について 日程第8 議案第  22号 琴浦町高齢者福祉サービス事業手数料の徴収に関する条例の              制定について 日程第9 議案第  23号 琴浦町役場の位置を定める条例の一部改正について 日程第10 議案第  24号 琴浦町課設置条例の一部改正について 日程第11 議案第  25号 琴浦町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正につ              いて 日程第12 議案第  26号 琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関              する条例の一部改正について 日程第13 議案第  27号 琴浦町手数料条例の一部改正について 日程第14 議案第  28号 琴浦町空き家等の適正管理に関する条例の一部改正について 日程第15 議案第  29号 琴浦町税条例の一部改正について 日程第16 議案第  30号 琴浦町低開発地域工業開発地区における固定資産税の課税免              除に関する条例の一部改正について 日程第17 議案第  31号 琴浦町国民健康保険税条例の一部改正について 日程第18 議案第  32号 琴浦町特定公共賃貸住宅条例の一部改正について 日程第19 議案第  33号 コーポラスことうら条例の一部改正について 日程第20 議案第  34号 債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)について 日程第21 議案第  35号 平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第12号) 日程第22 議案第  36号 平成27年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第5号) 日程第23 議案第  37号 平成27年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算              (第3号) 日程第24 議案第  38号 平成27年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3              号) 日程第25 議案第  39号 平成27年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第5号) 日程第26 議案第  40号 平成27年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号) 日程第27 議案第  41号 平成27年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号              ) 日程第28 議案第  42号 平成27年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第2              号) 日程第29 議案第  43号 平成27年度琴浦町水道事業会計補正予算(第5号)
    日程第30 議案第  62号 財産の取得について(大高野官衙遺跡保存・活用用地) 日程第31 議案第  63号 町道路線の廃止について 日程第32 議案第  64号 町道路線の認定について 日程第33 議案第  65号 町道路線の変更について 日程第34 議案第  66号 鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議について 日程第35 議案第  67号 倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更について 日程第36 議案第  68号 上中村辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第37 議案第  69号 大父辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第38 議案第  70号 山川辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第39 議案第  71号 国実辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第40 議案第  72号 大熊辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第41 議案第  73号 宮木辺地に係る総合整備計画の策定について 日程第42 休会の議決       ───────────────────────────────                  出席議員(16名)         1番 大 平 高 志        2番 澤 田 豊 秋         3番 桑 本 賢 治        4番 語 堂 正 範         5番 山 田 義 男        6番 藤 堂 裕 史         7番 藤 本 則 明        8番 新 藤 登 子         9番 高 塚   勝        10番 川 本 正一郎         11番 小 椋 正 和        12番 青 亀 壽 宏         13番 前 田 智 章        14番 桑 本   始         15番 井 木   裕        16番 手 嶋 正 巳        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ────── 阿 部 信 恵  主事 ──────── 西 本 賢 司       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ──────── 山 下 一 郎  副町長 ─────── 小 松 弘 明  教育委員長 ───── 石 前 富久美  教育長 ─────── 小 林 克 美  会計管理者兼出納室長  倉 光 雅 彦  総務課長 ────── 西 長 和 教  企画情報課長 ──── 遠 藤 義 章  商工観光課長 ──── 小 泉   傑  税務課長 ────── 田 中   肇  町民生活課長 ──── 小 塩 久 志  福祉課長 ────── 藤 原 静 香  健康対策課長 ──── 永 見 弥 生  農林水産課長 ──── 高 橋 三枝子  上下水道課長 ──── 中 島 章 男  建設課長 ────── 福 本 正 純  教育総務課長 ──── 岩 船 賢 一  社会教育課長 ──── 戸 田 幸 男  人権・同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正  農業委員会事務局長 ─ 石 賀 郁 朗  代表監査委員 ──── 山 根 弘 和       ───────────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(手嶋 正巳君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  本日届け出があった事故者は、議員では、川本正一郎君が通院加療のためおくれる旨の連絡がありました。当局ではございません。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 平成28年度本町各会計予算に対する総括質疑 ○議長(手嶋 正巳君) 日程第1、平成28年度本町各会計予算に対する総括質疑を行います。  質疑に当たっては、自己の議席番号を御発声と同時に挙手していただき、議長の許可を得てから質疑箇所を明示の上、行ってください。  それでは、議案第44号、平成28年度琴浦町一般会計予算につきましては、分割して質疑を行います。  初めに、歳出から行います。33ページをお開きください。  33ページから34ページ、款1、議会費について質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に進みます。  34ページから52ページ、款2、総務費について質疑ございませんか。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 済みません、失礼いたします。41ページの2の1の7の13、委託料の中の第二成人式実行委員会委託料というのがございますが、こちらのほう今年度は、今年度のやり方ですと評価的には多分1の評価だったような気がするんですけども、内容的には変更されずに行われるということでよろしいでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                午前10時01分休憩       ───────────────────────────────                午前10時01分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 先ほどありましたように、41ページの13、委託料の中の第二成人式の実行委員会、この辺のことにつきましては27年度でも実施したという経過もありますけども、そのことも踏まえまして担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) 第二成人式、今年度どういうふうにするのかという御質問でありますけども、まず実行委員会方式、27年度も実行委員会方式でやりましたので、それは変更しないようにしたいというふうに考えております。人数が少なかったという原因が、周知不足とか期間がどうだったのか、盆という期間でしたので、正月は普通の成人式もありますので、そういう正月も含めて期間のまず検討をするということと、その周知をどうやっていくのかということをさらに検討して実施したいと思います。内容については、その実行委員会のほうで詰めていただきたいというふうに考えているところです。 ○議長(手嶋 正巳君) 語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 内容のほうは精査されるということを先ほど答弁いただきましたけども、今年度、25歳に限定されておられたんですが、そこのほうも議論していくということでよろしいでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) 今のところ、25歳ということで第二成人式を行うように考えております。 ○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 今のところという答弁だったので、自分の中では25歳はちょっと厳しいのかなと思ってるところがある中で、今のところはという回答でしたので、変更もあり得るということでよろしいですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) 25歳にした理由は、30歳までにおおむね住むところが決まってくるだろうなという、広島大学、広島の辺の大学の教授の方がいろいろとデータを集められて、そういうデータがございます。30歳といいますのはもう住むところが決まってしまうということであれば、もう少し早い時期にそういう成人式を開いてUターンなりを促すような取り組みが必要ではないかというようなことを考えていますので、とりあえず25歳というのは、もうほとんど25歳でやっていきたいなというふうには考えているところです。 ○議長(手嶋 正巳君) よろしいですね。  ほかに質疑はございませんか。  桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) 39ページの企画費の関係の42ページ、この自治センターモデルの小さな拠点のことでございます。きょうも資料をいただいておりまして、地域再生法の一部改正ということで、ソフトは内閣府、ハードは国交省というふうな事業の中で、28年度は町長は中山間地を中心にやるんだということで、これは中山間地の活性化なくして地方創生はないというふうな形で私は受けとめておりますけども、この中の関係で、地域住民みずからが実践する体制をつくるんだということで、私も昨年の6月に一般質問をこの分もさせていただきました。  それで、今後の方針として、5年の地方創生の戦略会議にもこれ上がっとるわけでして、上郷、下郷、古布庄、合わせて2,200人、今人口がおられますけども、この拠点ということで、この田園回帰の地域構造論の中に、新たな複合機能の拠点のワンキャンパスということで私は位置づけておりまして、ぜひこれを郷の駅構想にやっていただきたいと思うんですわ。それで、最終的には地域の方が考えて提言をされる、そこに今回予算で上がっとる支援員の関係もある。  それから、この小さな拠点の関係の鳥大の先生も使ってというふうにもありますので、私が町長にお伺いしたいのは、実は1月の6日、豊島学長のところに会いに行きまして、地域学部長の藤井学部長を呼びました。それで先般2月11日に鳥大の地域政策学科の発表会をまずは私行かせていただきまして、そこで山下教授と会いました。それで地域学部長がその鳥大のまなタンであるときに、桑本さん、山下君に提言してくれということで山下さんに言わせていただいたのが、平成28年度、鳥取大学生を使って、この小さな拠点の3地区の中山間地のグランドデザインを書いてくれということを申し込みました。先般はがきを出させていただきましたから、遠藤課長か総務課長のほうに連絡はあろうかと思いますし、2つのゼミぐらいを動かすかなというふうな形で、お金はなしに2年生の地域学部の生徒さんでやってくださいというふうな格好で、生徒が集落や地域の空き校舎を見て、どういう形のものをグランドデザインで実際に図面に落としてくれという私はお願いをしてきましたけども、それもあわせて地域の方とやるし、それから県のほうで聞いておりますが、中山間地の若者定住のことも鳥大と地域振興課の職員が鳥大の先生や生徒頼んで、これも内部調査の準限界集落のことも調査に入るということに、遠藤課長、私聞いてますから、その辺のところをどういうふうな形でされていこうと町長はしておられるのか、それをお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。  暫時休憩します。                午前10時08分休憩       ───────────────────────────────                午前10時09分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今のお尋ねは、この一般会計の予算書の39ページ企画費の報酬の地域おこし協力隊員のことについてのお尋ねでしょうか。(発言する者あり)それは集落支援員のことについてのお尋ねでしょうか。(「自治センターだ」と呼ぶ者あり)自治センター。(発言する者あり) ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                午前10時09分休憩       ───────────────────────────────                午前10時11分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この平成28年度の事業計画の概要の中の、ページは2−5のところの企画費の自治センター設置事業の予算額は55万7,000円のことに関してお答えをいたします。先ほどありましたように、地方創生の本格的な取り組みを開始する28年度という位置づけでありますし、それは地方創生はメニューとしては多岐にわたっておりますけれども、その中の一つとしては、中山間地域の活性化というものをどう図っていくかということは大きな柱であることは間違いありません。そして鳥取大学との連携ということもこれまでしてきておりますし、やはり若い人の発想やそういう鳥取大学の若い人の参画とかというものも必要であります。しかし、必要でありますけれども、今この小さな拠点の中で、でも、より大切にしなければならないのは、地域に住んでおられる方の長年の知恵や長年の思いや、そういう思いというものは大きなウエートを占めております。したがいまして、地域の皆さんの意見、あるいは鳥取大学が地域に参画をする形での意見、それから行政の思いというようなものをうまく組み合わせながら進めていくということになりますし、そういうことを考えたときには、我々も地域に出ていって顔と顔が見える関係でいろんな話をして、地域の今後がどうあるべきかということを考える、そういう取り組みになろうと考えております。
    ○議長(手嶋 正巳君) 桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) 言ってもらったですけども、部は違うですけども、支援員さんも入られて行政も行かれて、廃校も2年になりました。地域の方が考えてください、考えられたでしょう、確かに。ところが、考えが及ばないところもある。新しいまた発想もある。そういう鳥大との試行錯誤もある。学生さんから見た地域の目に映った感覚もある。そういう面を、この中山間地は鳥取大学と連携して私は日本一のモデルにしていただきたいと思っていますからそういう発言をしたんでありますから、予算は要らないですから、それ学長が言われました。5つも鳥取大学と結んでおるけども、言ってくるところしかわからんわいやと、言ってくるところはどんどんどんどん、なら学生でも教授でも動かす、言ってくるところが勝ちだぞということを言われましたので、これはお金はただで、学生さんを引っ張り出いて私はやるべきだというふうな形で援助をしていただきたいというふうに思う一人ですので、要望をしておきたい。だから町長に聞いたんです、課長でなくて。そういうことです。 ○議長(手嶋 正巳君) よろしいですかいね。 ○議員(14番 桑本 始君) ちょっと何かあれば、町長に。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今の話は、そういう前提の中にあって皆さんそれぞれ意見を出してくださいということだけでは済まんわけで、明確な町の方針というものを出す形になると思います。町の方針というものを、こう考えるんだけども皆さんはどうですか、鳥取大学の学生さんはどう思うかということでね、何らの方針がないままで真っ白い状態で皆さん地域のことを話し合ってください、話し合いましょうということにはならんと思っておりますし、大きなたたき台や案や、こうやりたいというものは町が明確に提案をすべきことだと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) 先ほどの桑本議員とちょっとダブりますけども、それこそ先ほどありました小さな拠点づくり、先ほどのページと一緒ですが、もう少しお聞きしたいと思います。この集落支援員、自治センターモデル地区交付金ということで3地区上げられております。この支援員は、公民館というのは社会教育ということが主眼ですので、それ以外もひっくるめて支援員を配置するんだというふうに説明受けたと思うんですけども、そこらの中で支援員等と公民館等との連携というのはどういうふうに考えておられますか、まずそれをお伺いしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 地方創生のこういう地域のことを突き詰めて考えていくと、これまでの公民館のあり方というものが、こういうことでこういう形でいいのかなという課題にぶち当たることになろうと思います。この論議を深めていくということは、公民館のあり方も含めて、どうそういうことを考えていったらいいのかなという論議になろうと思いますし、論議の結果として、これまでどおりの公民館の活動というものの枠組みを変えていくという、そういうことも視野に入れることになります。 ○議長(手嶋 正巳君) 澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) 私もいつか一般質問でもさせていただきましたけども、公民館があって、それでそれ以外に地域のいろんな課題がある、そういう中で公民館をより充実させていって、それで地域の課題をもっと解決していくような取り組みをしてはどうかということで、その中に公民館の報酬のアップの問題と、それぞれ赤碕、東伯の地域に何名かを配置して、それで各公民館回りながら、いろいろとそれぞれの地域の課題解決のために取り組んではということを申し上げたことがあります。それで、このたび非常にそういう意味では積極的に自治のいわゆる地方創生で地域を元気にしていこう、地域に力をつけていこうということで、新たな取り組みとして非常に前向きに私は感じました。そういった中で、これらをどうやって連携をさせていくかということが私は大事だと思います。  これ、次に福祉のほうでも上がっておりますけれども、生活支援コーディネーターの配置であるとか地域助け合い協議会の協議体を設置してという中で、集落支援員が3人、今度は地域おこし協力隊が5人になる、そして生活コーディネーターが1人、地域助け合いが15人というふうにこのたび大きく膨れ上がってきます。それらが地域のそれぞれの地区ごとの力をしっかりつけていくために、どうやってそれらがいわゆる地方創生という中で関連していくかということが私はとっても大事なことでないかなというふうに感じておりますので、今のこの制度、集落支援員等もひっくるめて、そこらのありようというものをどのように考えておられるのか、次にお聞きしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 地域を考えるときには単年度で今のようなものが、うまく連携をして地域全体として大きな力に持っていかないけんということにはなるんですけれども、やはり当然段階があると思うんですよね。まずやはりできることから、一遍に欲張って平成28年度の中でもうそこまで全部やり切って完成形まではなかなか至らん部分もやっぱりあると思うです。それは、これまでしてきた行政というものを思い浮かべてみるちゅうと、その辺ではいろんな課題もあったりするんですけども、でも少なくともそういうものを一体的に捉える中で物を考えていくという大きな方向性はそういうことであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) すいません、もう1点、事業概要のほうで2−11で、わが町支え愛マップ推進事業、それから自主防災組織結成促進奨励金、それぞれ組まれておるわけですけども、これも前にも少し申し上げましたけども、この自主防災組織というものも、今30何%だと思うんですけど、50%に持っていこうということで来年度も10部落結成されるということで、ぜひこれは実現させていただきたいと思いますし、そういった中で、わが町支え愛マップ推進事業というのが2団体です。そして活動奨励金は15部落見てあります。それでここらの中で、先ほどとの関連もあるんですが、それぞれ本当に自分たちの住んでるところが安全で安心して暮らせる、そういうやっぱり地域づくりという点ではこの自主防災というのは非常に大事だろうというふうに思いますんで、できるだけこれが関連して組織をつくって支え愛マップ事業も何とか関連してさせていくというような方向で、これ恐らくそれぞれ同じ部落を想定してないとは思うんですけども、できるだけこれが、ここに上げてる10部落とか15部落とかいろいろありますけれども、こういうのに支え愛マップ事業も努力していただいて、ふやしていただくようにお願いしておきたいと思います。以上です。その点どうでしょうか、一つだけ。 ○議長(手嶋 正巳君) 澤田議員にちょっと申し上げますけども、今のは消防関係のほうの質問のように思うんですよね。消防の関係で、今の質問は。ということは款の8のほうの質問じゃないかなと、ちょっと注意をしてやっていただきたいと思いますんで、注意をお願いします。  ほかに。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) それでは、35ページの賃金で臨時職員があります。これはここのページばっかりじゃなしに、町全体として臨時職員の方に対する日給だとか月給だとかは27年度とどのぐらいアップされたのか、これをお願いいたします。  それから次、36ページの委託料の中に例規システム変更委託料308万4,000円あります。これは、事業の概要のほうの2の1のほうの需用費の中に追録書籍等194万1,000円あります。これは、前は全部例規集ということで分厚い例規集を我々も1冊ずつ配付になっていたんですけども、今はホームページのほうで全部できると。これが追録書類等の194万1,000円の中に、ペーパーとして分厚いものをつくっておられると思うんですけども、何冊ぐらいつくっておられて、トータル的には今までとコストダウンになってるのかどんなか、その辺をお願いいたします。  次、37ページの2行目に、本庁舎ペレット冷暖房保守点検委託料46万9,000円、ペレットストーブの冷暖をするのに46万9,000円はもう点検の委託料が要るわけですね。これは別に、多分年2回ぐらいの切りかえだと思うんですけども、非常に何か高額なようなんですけども、どういう内容の作業をされるのか、これをお願いします。  次、予算書のほうではちょっとわかりにくいので、2−2に、1番、職員厚生ですね、職員の健康増進と親睦による明るい云々ということで、健康診断対象は299人、人間ドックなど対象延べ人員410人とあるんですけども、この299人というのはどういう範囲でどういう内容なのか、人間ドックなど延べ410人というのは、多分これダブってると思うんですけども、例えばどういう内容なのかをお願いいたします。  それから次は、38ページのふるさと納税関係ですけども、ふるさと納税、非常にありがたいことなんですけど、寄附された方は申込書のほうに、自然環境保全事業であるとか、次世代育成事業であるとか、高齢者福祉事業であるとか、地域活力創出事業、使途は指定しないと、この5項目についてチェックをして、必ず1項目チェックをして寄附をしていただいとるということです。これだと、ここに積立金として1億2,000万ですけども、実際そういう全国からこうやって指定をしてこういうものに使ってくださいといって指定しておられるのに、もう基金で積んでしまうと。これが今年度、例えばそういう次世代のことだとか高齢者だとか、そういう方に対しての事業はどういうことを計画しておられるのか。ここばっかりでなしにほかのところに出とるかもしれませんけども、もしそういう一覧表があれば、今年度はこういう皆さんのふるさと納税をいただいたので、例えば次世代育成事業として5,000万円もらったので、その5,000万を使ってこういう町民の方に、皆さん全国からこういうことをいただいてこういうものに全国からいただいたからこういうことができるんですよというようなことをしておられるのかどんなか、これをお願いいたします。  それから、39ページの一番下、地域おこし協力隊ということで、説明ではサーフィンを云々とか農業を云々とあります。私は、地域おこし協力隊の方に来ていただいてサーフィンをやって、地域がどういう地域を目指しておられるのか、経済的効果だとかその他、わざわざサーフィンに特化した協力隊員を呼んで、果たしてどういう成果を望まれるのか、それから農業、もう1人は農業ということだそうですけども、実際来ていただいて農業はどういう形のものを目指されるのかをお願いします。  それから、その地域おこし協力隊の方たちの詰所として、八橋の元検察庁の跡を200何万かけて改修すると。これほど保育園だとか小学校だとか遊休の建物があるのに、わざわざ今あるあの倉庫を200万以上かけて改修してするべきものなのか。もっと現在ある町の施設でそのまま使えるところもたくさんあると思うんですけども、なぜわざわざ200万以上かけてそういうことをされるのか。以上、よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 質問が多岐にわたっておりますし、それぞれ担当課長のほうで答えさせます。それは臨時職員の賃金のことであったり、あるいは例規集のことであったり、それからペレットのことであったり、それから人間ドックの健康診断絡みのこと、それからふるさと納税に関すること、それから地域おこし協力隊なんかの辺でのサーフィンとかというふうにもおっしゃってましたけれども、その辺のことにつきましてはそれぞれ担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) お答えいたします。  まず、臨時職員の平成28年度の待遇ということでありますけれども、一般事務等の日額につきましては平成27年度に改定いたしまして、ちょっと毎年ということには過去にもしていない状況でありますので、日額の臨時職員については改定は行っておりません。ただし、保育士につきましては職員の給料表を用いておりますので、このたびの改正に伴いまして、それに応じて増額となっております。  そのほか処遇の面につきましても、まず通勤手当につきましては、臨時的任用職員は職員と同じにこの28年4月からなるようにしております。それから特休の忌引につきましても、正職と同じにしておるところであります。さらにパート職員につきましては、28年、通勤手当の見直し、これまで一律1日に100円だったものを距離に応じた額の改定を行う予定にしております。そのほか労働基準法に照らし合わせまして、公民権でありますとか産休、産前産後といったものもパート職員についても該当というように予定しておるところでございます。  2点目が例規ですね、事業計画の2−1ページ関係で、まず需用費の194万1,000円でありますね。これにつきましては、ぎょうせいと第一法規とございまして、ぎょうせいが16冊、30万円、それから第一法規が10冊で17万円、そのほかの大部分につきましては、消耗品でありますとかコピー代といったものでございます。それから例規システムのほうの308万4,000円、これはシステムの委託ということで、この中には紙ベースも一部残しておりまして、14冊分の加除、それの費用も含んでおるところであります。  それから、3番目がペレット46万9,000ということ、ペレット、年2回っておっしゃったわけですけども、点検回数といたしましては年4回実施しております。4回といいますのは、冷房運転開始時、6月下旬ぐらいになると思われます。それから冷房運転の中間期、8月でございます。それから、続いて今度は暖房に切りかえるときですね、暖房運転の開始時、11月の上旬、それから暖房運転の期間中で大体2月の中旬ぐらいであります。そのほかトラブル発生時につきましては随時というところでの委託であります。点検の内容でございますけども、機器の点検と清掃、それから測定でありましたり、操作、作動の確認といったもの、機器によりましては分解して清掃といったようなものも含んでおるところであります。  続きまして、健診です。まず、健康診断対象299人と、その次の人間ドック対象延べ人数410人とございます。これは全員の健康診断、それは正職、臨時職員の人間ドックを含めたところのトータル人数でございます。それから、健康診断の299人というのは、人間ドックを外したところの正職員とそれから臨時職員概ね300人ということで、この差の約110人余りが人間ドックということになっておるところです。したがいまして、410人の内訳として299人があるということでございます。  それから最後に、ふるさと納税につきましては、ふるさと納税を充当した事業につきましてはホームページ上で周知を行っておるところであります。それから、クラウドファンディングを実施しました船上山万本桜復活事業への寄附者につきましては、事業の実施報告と、船上山さくら祭りの開催日を案内する通知を行ったところであります。それから28年度版のパンフレットにつきましても、充当した事業名などを掲載する予定にしております。いずれにしましても、そのホームページ上で周知は行ってきておるところであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) 地域おこし協力隊のサーフィンと農業ということでありますけども、まず、今現在3名が地域おこし協力隊で活躍していただいております。それは山と各種活性化団体と、それとアウトドアという形で3名の方に活動していただいておるわけですけども、琴浦町は、山から海までたくさんの資源がありますし、魅力があるというふうに考えております。その中で海というのも一つの大きな魅力、資源だと思っております。以前にも商工観光課長のほうからあったと思うんですが、年間約1万人ぐらいの方がサーフィンに来られておるんではないかというようなこともお聞きしております。そういう中で、海という一つの魅力を最大限発揮したいという思いがあるということでございます。それと農業につきましては、やはり農業就業者の確保というのも一つの目的でございます。さらには、いろいろな特産品がある中で農業後継者が少ないというものもありますし、また、28年度につきましては鳥取大学との連携で生薬というのも加速化のほうで計画をしている、そういう関係もございまして、農業での協力隊というのも必要だなということで、そのサーフィンと農業ということにしております。  それと、検察庁の跡地の改修でございますが、これは今3名の方の協力隊といろいろ話し合っております。その中で、やはり協力隊が集まる拠点が必要だなということがありました。さらには、自分たちが3年後には琴浦町に定住というのも大きな目的でありますから、自分たちが何かやっていく上での作業スペースが欲しい、特に汚れてもいいような作業スペースが欲しいというようなこともありました。  そういう中で場所を選定したわけでありますけれども、場所につきましては協力隊といろいろ話をする中で、検察庁跡地は9号線沿いであること、それと駅にも近いということで、町外の方にも訪問していただけるようなアンテナショップ的なことにも利用できるんじゃないかなということでございます。いろいろと作業スペースでは、今考えられとるのはイノシシの皮とか海藻の商品の開発ができないのかなというようなことも考えられておりますし、また、地域の方とのイベント等々の打ち合わせとか、そこで何か小さいイベントをするというようなことも考えておられます。改修の内容につきましては、極力お金をかけないように、水回りでありますとか電気で、そのほかにつきましては地域おこし協力隊がみずからリノベーションをしていくということで、現在ある施設よりも、そこであの建物をリノベーションをすること、それと、それは協力隊だけではなくて地域の方も巻き込んでそういうことをやりたいという施設がいいということで、あの検察庁跡地を拠点に選んだわけでございます。以上でございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) まず、臨時職員のあれです。確認しますけども、臨時の保育士さんについては正職の方がアップになったので上げるということですが、どのぐらい上げられたのか、金額的な面とかパーセントがわかればお願いします。あとは、日給は上がってないけれども、通勤手当、こんなもんは当たり前のことなんで、大体今までが100円なんてのは、そんなことはもう本来おかしいことなんで、そういうところは変えられたということですから、どのくらいアップになったのか、臨時職員の保育士さんですね、お願いします。  それから、職員厚生、確認ですけども、410人の中には299人はもう入ってるということで理解していいのかですね、お願いします。  それから、ふるさと納税については、今年度、28年度の予算の中に、全国からふるさと納税いただきましたと、ことしの例えば子育てのこの分についてはそのふるさと納税を使いますというリストというものは、今年度の予算の中にどういうぐあいに使われてるかというようなリストがあるのかないのか、まだこれからなのか、昨年のものはホームページに出とるということですけども、今年度の予算に対してあるのかないのか、それをお願いします。  それから、地域おこし協力隊、サーフィン、何か私はサーフィンで町おこしが何ができるか、例えば全国的にはそういう先進事例があるんでしょうかね、わざわざ1人の方に特化してサーフィンをこの町でやると、それで経済なりこの町が活性化するということがあるのかないのか。どこか全国的でもそういうとこがあるんだったらちょっと教えていただきたい。以上。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 臨時職員のアップの額につきましては、保育士は月額2,000円アップという形になります。それから、通勤手当につきましては30キロまでを上限としておりますけれども、臨時的任用職員につきましては正規職員と全く同じにしております。それから、先ほど100円のお話がありましたけれども、パート職員、毎日ではない方であったり、あるいは毎日でも短時間である方につきましては、正規職員等の月額を上限としながら、それを基本的には20日で割ったところの単価、キロに応じて2キロから5キロ100円、5キロから10キロ200円、それから10キロからといったような単価掛ける出勤日ということで、距離に応じた単価を定める予定にしておるところでございます。  それから、健康診査の人数の関係ですけども、先ほどおっしゃられたとおりでございます。内数ということで、トータルは正職、臨職含めたところの410名余り、全員。そこの中に正職の人間ドックの数値も含まれておるところであります。  それから、ふるさと納税につきましては、まず28年度予算を組むときに、28年度につきましては1億2,000万計上させていただいて、そのうちの3割相当が記念品ということで、一旦基金のほうに積むわけではありますけども、翌年にその金額ということは取り崩すことになります。本年度、27年で申しますと、昨年基金で積んだものを、実績に基づいてその寄附された方の、4種類あります条例で使途を定めておるところでありますけれども、自然環境保全、それから次世代育成事業、それから高齢者福祉事業、それから地域活性化事業ということで、それぞれ寄附者の意思を尊重して充当をさせていただいておるというところであります。ちなみに28年度は、自然環境につきましては、ごみ減量とかそういった事業に対しまして3,450万、それから次世代育成につきましては、小学校、中学校であるとか各種予防接種の関係とかに充当で約6,000万円余りを予算計上しておるところであります。高齢者福祉につきましては、コミュニティー施設のバリアフリー化支援、新たな事業を計画しておりますけども、そういったものに1,000万円、それから地域活性化事業につきましては、白鳳祭でありますとか船上山さくら祭りといった事業に充当しておるところであります。以上でございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) サーフィンにつきましては、全国的なものについてはちょっと把握をしておりませんが、このサーファーを協力隊にというきっかけの一つが、サーファーに聞き取りをした結果、琴浦町は非常にいい波があるというようなことはあります。それと経済的に若干プラスになるのではないかなと思ってますのは、家族で来られる方も結構あるということであります。サーフィンをしておる間に子供さんとか家族の方がほかの観光地とかに行ってもらう、琴浦町の魅力を体験してもらうということもあるでしょうし、また食事という問題があります。家族の食事というのは、今コンビニとかを利用しているということですけども、いろいろそういう食事ができるところに案内するとか、そういうメニューをつくるとか、また、低料金で泊まれるところがあったらいいなというようなこともサーファーからは聞いておるところで、そういう低料金で何か泊まれるところができないのかなというようなこともあります。そういう中で、この琴浦町の海がまだまだ荒らされていないところということで、一つの町の魅力として発信していきたいという思いがあるということでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 一般会計のほうでは39ページの企画費の中ですけれども、私は集落支援員の活動事業と、それと先ほども同僚議員も聞かれましたけども、自治センターの、事業概要では2−5ですけれども、自治センターの設置事業についてもう少しちょっと聞いてみたいというふうに思いますし、概要説明のほうの41ページの子どもの遊び場環境の整備事業ということで、4−5の41ページは一般会計のほうの企画費です、これも全部。  まず初めに、この集落支援員の関係でございますが、3地区にということですけれども、先ほどもちょっとありましたけれども、公民館主事さんとの関係性というもんはどのようにやっていかれるのか、また、この人が活動されるのは、場所的にはおられるのは公民館の中に設置して部屋を設けてやられるのかということなり、それから、ここに横のほうの摘要にあるんですけども、1人当たり350万円というようなことがあるんです。これちょっとようわかりません。報酬は360万というようなことで、1人当たり350万って書いてあるけれども、これはどうなのかなということと、それと、今の自治センター設置、これいただいた資料の中で、平成31年度に自治センターを全地区に設置されるということがうたってあるわけですけれども、その場合、本当で全地区がどのような形で公民館主事を主体とするのか、どのような形でこの自治センターを運営されていくのか、またはそういう形として成り立っていくのかというようなところを教えていただきたい。  それから、最後の子どもの遊び場環境の整備事業ということで、古布庄保育園の遊具の補修というようなことが書いてあるわけですけども、ここの中で以西保育園の遊具も結構あるんですけれども、本年度で廃園になる。その後の対応としてどうされるのかな、その遊具も結構あるわけですけれども、その辺のところをちょっとこの場でお聞きしたいというふうに思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 先ほどの何点かにつきましては、それぞれ担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 自治センターのモデル地区ということで、まず各地域、課題解決のために、事業の目的のところでも掲げさせておりますけども、資料の中で、公民館制度、現制度の見直しを行いまして、地域が総合的に元気になる体制づくりを28年度着手するということで、そのために最終年は31年、先ほどおっしゃったとおりではございますけれども、28年度につきましては、まず中山間地域の3地域を28年度取り組んでいく、そこの中に集落支援員という人も絡めて、その会議の中には鳥大の教授も会議の一員、メンバーとして一緒に取り組んでいきたいというふうに考えておるところであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) まず、集落支援員のことでありますけれども、350万円といいますのは、国の特別交付税の財政措置が1人当たり350万が上限ということであります。ですから、報酬とかそこに書いてありますいろんな負担金とかをひっくるめて上限が350万出る、国から出るというものでございます。  それと、その集落支援員がどこを拠点にするのかということでありますけども、今のところ考えておりますのは地区公民館を拠点にしたいというふうに考えています。  それと、主事との関係でございますが、まずはその集落支援員というのは、以前にも御説明しましたとおり、地区の集落に入って、まず集落の基礎調査を行っていただくというふうに考えております。その中でいろいろな集落の課題が出てきて、その課題を解決するためにはどうしたらいいのか、まず集落のほうに入っていくということであります。その中で地区での課題も出てきたら、その自治センターとかと一緒にやっていく必要があるとは思いますけれども、当初はその集落の基礎調査でありますとか集落の課題解決のためにどうやっていったらいいのかというようなことで、拠点は地区公民館と考えてますが、主には集落のほうに入っていって取り組んでいくというようなことを今考えてるところでございます。  それと、子供の遊び場でありますが、これにつきましては今現在取り組んでおりますのは、26年度に調査をいたしました。その時点での公園とかいろいろな学校の跡地の遊具、そういうものの調査をした結果の改修でございますので、以西保育園につきましてはその調査に入っておりません。今後何らかの検討は必要だとは思いますけども、今そういう状況でございます。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に進みます。  52ページから69ページ、款3、民生費について質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) まず、53ページをお願いします。この中で社会福祉総務費が189万1,000円の減額になってるわけですけれども、28節の繰出金のところを見てください。これは国民健康保険会計に対する一般会計からの繰出金なんですが、国民健康保険の税の引き上げ問題も提起をされてますし、一般会計からの繰出金というのも実は重要なポイントですから聞きたいわけですけれども、これまで私もここで議論してましたが、2018年度をめどに公費で3,400億円を投入するということで、初年度は琴浦町に対しては1億円、ざっと来たというような形を聞いてるわけであります。これは2015年12月に交付額の概算の通知が出されて、3分の2に当たる額を交付しているということだそうです。2016年3月末までには交付額を精査して通知し、残る3分の1を交付する予定だと、明確にさせると、こういうような形がなされてます。全国では、これをてこにして国民健康保険税の引き下げをやるとかなんとかというような動きもあるわけですけれども、これは、この国保会計を都道府県に移行させる、それに対して知事会が、とてもこういう状態じゃ受け取れないよということで、せめて協会けんぽ並みにするには1兆円ぐらいの財政支援を国がする必要があるというような強力なプッシュがあってこういうような形になったわけです。そういうようなことが、この予算の中にどのように反映してるのか。そういう点でいえば前向きの変化なんですし、琴浦町が国民健康保険会計を町の責任で運営するというのもあと数年ですから、可能な限り住民負担、町民負担を軽減する形で物事に対処するというのが非常に重要な町政の姿勢だというふうに感じるわけですね。そういう点で、このところをどういうふうになさってるのかということをお願いしたいということが1点目です。  続いて、63ページに児童福祉費の総務費という形で7節の賃金、臨時職員、パート職員、これは結局、学童保育じゃないかというふうに思うんですが、きょう資料をいただいた中に、琴浦町の放課後児童クラブの入園の児童数が、平成23年から27年までの実績が書いてあります。一番多いのは浦安なんですが、27年度で52名だということですが、さらに1年生から6年生までというような拡大もありますし、何か聞くところによると、定員40に対して80人ぐらいの申し込みがあるやに聞くんですね。そうすると、この賃金もさることながら、そういう施設の関係だとかそういう環境整備はやっぱり考えないかんじゃないかと思うんですが、このひっかけになるような感じなんですけども、学童保育関係は賃金は上がってますけども、どう考えていらっしゃるのかと。部屋がないわけではないと思うんですね、あそこ浦安保育園の跡ですから。そこら辺のことをちょっと2点にわたって質問します。よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今の2点につきましてはそれぞれ担当課長で答えさせますけれども、その一番初めの53ページの国民健康保険税に対する繰出金というのが近年赤字繰り入れということも非常に多額な形になっておって、このことについても、本質的にその繰出金のあり方ということについてはやはり問題意識というものは持っておるところであります。その中で、おっしゃいました1億円でのということは、我々の認識としましては、例えば普通交付税や、あるいは一般会計ベースでの普通交付税であったり特別交付税であったり、あるいはこの国保に関する国からのお金の部分で、おっしゃるようなことを明確に認識することがないというふうなことを思っております。そのような感じを持っております。  2点目の63ページの放課後児童クラブにつきましては、きょうも資料でお示しをしておりますし、6年生まで対象を広げたということの中にあって、やはり課題ということも浮き彫りになるし、その中ではいろんな予算的な制約もあるわけでありますけれども、これは少しそのような状況というものを踏まえながら、地方創生ということの趣旨に鑑みましていろいろと考えなければならないことだと、このように思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) 永見健康対策課長。 ○健康対策課長(永見 弥生君) 基盤安定の1億150万円ですが、27年の申請の段階で細かい把握できるところ、27年度の申請額についてお示ししたいと思います。国への申請額は1,845万2,466円になります。県への申請額が5,875万7,013円となって、町の持ち出し部分は2,573万6,493円。ここに書いてあります基盤安定の額、全てが国から来るものではなく、国は、このうちの保険者支援分の2分の1についてが国の負担分となります。 ○議長(手嶋 正巳君) 小塩町民生活課長。 ○町民生活課長(小塩 久志君) 予算書の63ページの児童福祉総務費の賃金の件ですけども、お見込みのとおり、放課後児童クラブのパート職員等の賃金でございます。内訳としましては、パート職員14名分と、それから来年度新たに学習支援員というものを2名配置するようにしておりますけれども、その2人分も含めての予算であります。  それから、放課後児童クラブの子供の入所状況を資料としてきょうおつけしておりますけども、27年度から対象を4年生以上も含めたということもございまして、27年度については、現在全体で199名の子供さんが児童クラブに行っておられるという状況であります。さらに来年度の募集をしましたところ、浦安につきましては定員を大幅に超えまして70数名という状況がございまして、現在、浦安児童クラブにつきましては多世代交流施設、以前の浦安保育園を使ってやっておるわけですけれども、現在は前の保育室を2部屋使ってやっとるわけですけども、それの面積の基準からいきますと51名か2名が、たしかぎりぎりの上限だったと思います。それで、希望がかなりそれ以上にふえてきておるという状況ですので、今現在もう1部屋を使って、パート職員もさらに現在募集をかけておりまして、それで来年度、28年度につきましては何とか乗り越えていきたいというような計画では現在おります。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 学童保育については、私も最近ちょっと本を読んで、ああ、そうなのかと思って認識を新たにしたんですけれども、小学生の低学年なんかでは学校で過ごす時間よりもむしろ学童保育で過ごす時間のほうが年間を通じると多いと、こういうことのようなんですね。ですから、小学校の低学年の子供たちにとってみれば、例えば学校の教職員なんかの与える影響もさることながら、学童保育の指導員が子供たちに与える影響や前向きな積極的な部分も考えるということになっていくと、今のような状態の発想ではちょっとまずいんじゃないかなという感じも強く思ったんですよ。  そういう点からいうと、学童保育の指導員の資質の向上だとか、あるいはそういう学童保育の施設の整備だとかというのは今の予算の中で十分かとなると、ちょっと私は不十分だと思うんですが、やはりチルドレンファーストという形で本当に子育て支援を大切に考えるということであれば、そういう発想の転換も含めて考える時期に来てるんじゃないかということは、この予算の質疑の中で指摘をしておきたいと思います。地方創生でいうと子育て支援やそういうことも重要なテーマですから、そういうことも考えながら施策を組み立てるというふうにお願いをしたいと思います。  それで、国保のことですが、ちょっと説明聞いてもわかんない。皆さん、わかりますか。要するに、3,400億円、国は国保に対して財政支援をしようと、それは2カ年にわたってだと。今年度は1,700億円で、地方自治体は合併で1,700自治体ぐらいになりましたから平均すると1億円なんですけれども、財政基盤や所得の低いところを重点に置きますから、我が琴浦町にはざっと1億円来たということです。4億4,000万円ぐらいの国保税を集めるような国保会計に1億円が入ってくるというのは、決して少ない数字じゃないと思うんですね。ですから、そういうことが例えば今年度の補正の最終補正でどういうふうになってるのかいうことを考えて、なおかつ、じゃ今年度はどうかということをこの予算書で見ると、いろいろ財源の問題なんかありますよ。しかし、ここでいうところの社会福祉総務費は、前年対比、当初予算比で189万1,000円減になってるんですよね。その中で繰出金というのは、こうやって国保の繰出金を中心にして1億6,605万8,000円と、こういうのになってるわけです。ですからそういうような国の動きからいって、この予算の中にそういう動きが反映されてるとは見えないんですよ。そこのところが私は知りたいと思うんです。わかりますね、言ってる意味は。どうでしょう。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 青亀議員おっしゃいますように、国民健康保険税というのは4億4,000万ということになります。そういうことの中にあって、青亀議員がおっしゃる1億というものがさらに加算をされて、それを国保の特別会計に歳入として見込めるということであれば、それはまさしくすばらしいことでありますし、そのことを否定するものでもありませんし、ぜひそうあってもらいたいというふうに思っております。  しかし、結局、御承知のように国民健康保険税の場合に何割軽減、何割軽減、何割軽減ということがあって、そこのところを町に負担をかけないために財政的な措置をするということで国や県から一定の計算のルールがあって入ってくるということになるわけであります。我々が確認しとるのはそれだけしか確認ができてないし、あるいは、ひょっとしたら地方交付税の普通交付税の中なのか、あるいは特別交付税の特別な財政需要ということでそれが新たな何かで加算がしてあるのか、そういうことが確認できればそれを一般会計の繰出金のほうで増額をするとかということは当然出てくるわけでありますけれども、我々は国保のそういうルールの中であっても、青亀議員がおっしゃる1億のそのことをよう確認しておりません。確認することが、今のところできておりませんからそういう形でも予算は組んでなくて、今の国保のそういう国や県の措置のルールにのっとって予算措置をしとるということであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 担当課長に確認をしたところによると、その金額というのは来てるというのが12月の段階だというふうに確認をしております。それで、厚生労働省はこの問題について、被保険者1人当たり約5,000円の財政改善効果だと、こういうふうに言ってるそうなんです。それで、市町村国保への2015年度の保険者支援約1,700億円の活用を前提とした引き下げが全国的に広がっていましたけれども、議会で私のように支援金を取り上げても、聞いていないとかいう答弁される自治体も少なくない。こういうことであります。それで、先ほど言ったように2015年度12月に交付額の概算の通知と3分の2に当たる額を交付していると。これは私も確認したと。2016年3月末までには交付額を精査して通知し、残る3分の1を交付する予定だと。これは補正予算で最終補正で確認されなければならない。しかし、これは来年度も続くんだということが前提ですから、来年度にそういう交付金がどう国保会計に影響するかというのは来年度予算を審議する場合には極めて重要な課題になるから聞いてるわけでありまして、そこのところをもうちょっと私でも理解できるように説明してほしい。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) そのことにつきましては、本当にそういうことであれば予算の組み方ということも大きく違ってくるかもしれませんが、その辺のことにつきまして担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 永見健康対策課長。 ○健康対策課長(永見 弥生君) 先ほど申し上げたものの総額は1億2,945万幾らになるんですけれども、説明が悪くて申しわけありません。26年と比べると2,660幾ら上乗せになってるんですが、一般会計のことでありまして、ここにあります1億150万が、1億がふえてるという話のことがちょっと、私が特別会計の分の普通調整交付金とかそことあわせてなのか少し理解ができなくて上手に説明できないんですが、28年度予算1,150万の保険料軽減分については6,541万、トータルであります。 ○議長(手嶋 正巳君) しばらく休憩します。                午前11時15分休憩       ───────────────────────────────                午前11時17分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
     山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今おっしゃるのは、つまり結局、国民健康保険税の場合は非常に課題の大きい会計であります。それは経済的に非常に不安定な方の多い形でもって国民健康保険税が成り立っとるわけであります。本来は10割もらわないけん人、それから8割軽減の人とか5割の軽減の人とか2割の軽減の人というのがあって、被保険者はそういう軽減の分だけを払えばいいんだけれども、あとの本来払ってもらわないけん部分についてはルールがあって、国のほうからそういう補填が毎年なされておるということになります。ちなみに、それは平成27年度で申し上げれば1億6,500万ほどでありましたけれども、28年度もやっぱり1億6,600万ぐらいの増加だということになっております。その内訳についても数字としてはいろいろありますけれども、要は同じぐらいの金額が来ておるということであります。  したがいまして、青亀議員がおっしゃるそこの部分というのは、我々ではその確認ができないということでずっと申し上げておるわけであります。そのものが仮に何千万か明らかに、そのものがやっぱりあるでないかということであれば、でも、それはこれまで一般会計から数年にわたって何千万というものをずっと繰り出ししてきておりますし、平成27年度ベースにあっても約1億ぐらい近い一般会計からの繰り出しをしとる会計であります。そういうことを考えたときに、仮にそこで議員おっしゃる5,000万なら5,000万が本来ここにこういう財源があったんじゃないかというものがあればそれはどうするのか、それがあるから国民健康保険税の値上げをせんでもいいというほど簡単な話ではないというふうに思っております。そこのところはぜひ御理解をお願いを申し上げたいわけであります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 予算書の中の70ページ、保健衛生総務費の中の委託の……。 ○議長(手嶋 正巳君) 井木議員、それはちょっと次のほうの関係になりますので。  澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) 概要のほうで7−1−17の自立相談支援事業というところで、生活相談支援事業というのがあります。これ専門員を中部に配置して、勤労支援員及び勤労準備支援員を委託配置するということですね、中部に配置されるということですので、ここのところもう少し詳しくお願いしたいと思います。就労支援員というのはどういうのか、準備支援員、それはどのような内容なのかということ。それで中部で何人これが配置されるのか、そしてこの生活相談事業というのはそれぞれ巡回されるのか、そして琴浦の場合は生活相談員もおられます、文化センターに。そこらの連携というのがあるのかどうなのか、ちょっとそこら辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 事業計画の概要の中の7−1−17の民生費の中で自立相談支援事業、事業費703万の件につきましては担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤原福祉課長。(発言する者あり)そうやね。(「本来は委員会だ」と呼ぶ者あり)委員会。教民の関係。でも、答えていただくようにしますので。あとのことは教民のほうで。  藤原課長、よろしいですか。 ○福祉課長(藤原 静香君) 生活相談支援費の関係で委託料がついております。674万8,000円ですが、就労支援員及び就労準備支援員ということで、中部でそれぞれ1人ずつ支援員さんがおられまして、それを市町村案分という形で2名分の琴浦町分が計上してあります。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんですね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ありませんので、次に進みます。  69ページから74ページ、款4、衛生費について質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) さっきの69、衛生費、70ページの衛生費の総務費委託料の緊急医療の委託で、私も教民のほうですけども、町長のほうに方針をお聞きしておきたいなと思います。今までこの医師同乗システムを毎年500万円ずっと組んでて、それから6年間続けて、その後から100万円になって、それで今回90万円ということになるわけなんだけども、その辺でね、もう赤碕診療所自体も指定管理者から外れて一般開業医というふうになっておるもんですからね、その点でこの予算づけを町長はどのように考えてしておられるのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この70ページの13、委託料の救急医療対応委託料の90万円、これは確かにいろんな経過がありますし、でも当時、非常にいろんなそれぞれの法のものをいろんな形で知恵を出して医師同乗システムというものをつくってきた。そして、人の命ってということを考えたときに、確かにそのあり方については議会の中でもいろんな論議があったと思っております。その中で山陰道が開通したということ、あるいはドクターヘリでヘリコプターというものも整ってきたということもあります。そして、予算の規模というものも年々ずっと減ってきたということも、いろんな努力なり、あるいは考え方というものがあるわけであります。それと、当該施設は今民間になったということもあります。そういう思いがいろいろあるんです。しかし、もう一つ考えておかなければならないのは、万が一の人の命っていうことを考えます。そういうことも含めまして、今回90万の予算措置をしたわけであります。  あと詳細につきまして、これまでの協議の経過も含めまして担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 永見健康対策課長。 ○健康対策課長(永見 弥生君) この90万円につきましては、月額5万円の委託料と出動に対しての同乗があった場合と同乗がなかった場合に分けての実績に基づいての予算の組み方となっています。よって、経費のほうはそのように委託契約を変更しております。今後の考え方については、県のドクターヘリの導入の予定がありますので、そこを契機に再度検討をしようという話を赤碕診療所のほうとは提案をいただいております。 ○議長(手嶋 正巳君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 今、町長のほうから人の命というのは大切なものであるということはようわかるんですけども、この医師同乗システムがその当時は機能をしておったということは事実だと思います。けども、これから先は県のほうもドクターヘリ、いかに早く対応して命を助けるというのはやはりドクターヘリになってくると思うし、そうしたときにそちらのほうに予算化をするのは妥当だと私は思いますが、それともう一つ、今、町長答えられた民間の医師に対することですから、やはり町内の開業医の人もいっぱいおられますから、そういう面でもやはり平等に扱うのが行政じゃなかろうかなと思いますけど、コメントを。 ○議長(手嶋 正巳君) コメントっちゅうのはちょっと。 ○議員(15番 井木 裕君) いや、答弁を。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今、鳥取県も、ことしドクターヘリも前の分を廃止しまして、今回はイタリア製のドクターヘリで新しい高速でもっと性能のいいものを導入しましたし、琴浦町でもこのヘリを使った防災訓練ということも予定をしておるところであります。それから、そういうこともありまして、民間のということでもやっぱりこのことに対応できるのは当該医療機関だというふうに思っております。ただ、これまでの話の経過からいって、今後ともこういう予算をつけて対応していくということは、そういう環境が整う中にあっては一応終了していくという、そういう方向性だろうと考えております。 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ほかにございませんですね。  藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 1点だけちょっと聞かせてください。予算書でいきますと73ページ、じんかい処理費、事業計画でいきますと6−14、廃棄物不法投棄監視員、これ2名分だと思うんですが、何年か予算は動いてませんが、任期は何年でしょうか。それと、不法投棄の実態、件数を教えてください。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今の件につきましては担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小塩町民生活課長。 ○町民生活課長(小塩 久志君) 不法投棄監視員の任期はということですが、2年間でございます。  それから、実態、件数とかっていうことでしょうかね。ここに数字は持ってきておりませんけども、いろんな形で不法投棄監視員からも、こういうところに不法投棄があるとかということが毎月実績を出してもらうわけですけども、そういうものでも上がってきますし、そのほかにもいろんな町民の方からどこどこに不法投棄があるというような報告を受けておりますので、ちょっと今現在はここに数字は持ってきておりませんので、後ほどでもお答えしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 先ほど課長のほうから説明がございましたが、任期は2年間ということであるようでありますが、どれぐらい今続けておられるのでしょうか、今の在任者は。  それと絡めて、13の委託料の中に不法投棄廃棄物処理業務に関する委託料として20万上がっております。私らの部落も実は海岸清掃するときにいろんなものが上がってきます、考えられないようなものが。こういった費用はこの中で処理されたものか、または別に、ここに書いてありますように海岸処理物事業委託料というような格好で入っておりますが、ここでやっておられるのか、その2点についてお伺いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 小塩町民生活課長。 ○町民生活課長(小塩 久志君) 監視員の方の今現在の2名の方が何年やってるかということですけども、ちょっと今現在資料を持っておりませんのでお答えすることはできませんけども、また調べてお答えしたいと思いますし、それから不法投棄の委託料につきましては、町のほうが不法投棄を回収したとかいろいろ町民の方から実態を聞いて、回収したものを委託業者のほうに処理してもらうための費用でございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 方針に水を差すようなことではないと思うのですが、私はやはりこういったものに関しては、各部落に区長さん方、大変御苦労されてはおりますけれども、こういった方々にある程度協力をいただければ、こういったものを別枠で設ける必要は私はないと思ってるんですけれども。私自身も1週間のうち大概2回ぐらいは見回りするようにしておるんです、海岸線を。山のほうが相当不法投棄があると私は見ておるんですけれど、時々山のほうへ行ってみますと畳がそっくりそのまま投げてあったりとか、電化製品が投げてあったりとかいうことは確認しますけれども、やはり私はこの点については、ことしはこれでいかれるということであれば差し支えないんですけれど、ある程度区長さん方に手助けをしてもらうというような方針を出されても私は何ら問題はないように聞きますが、町長、その点については、ちょっと所感の表明をお願いしたいですけど。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 不法投棄に関しまして区長さんの協力というのは、区長会なんかでもそういうことについてのお願いはするにしましても、あくまでもやはり実態としまして側面的な協力なり、あるいは不法投棄なんかのことの啓発というようなことについての協力をお願いするということで、やはりこの2年の役員さんとは少しまた違ったことになろうと思っております。区長さんに全ていろんなことを協力をといいましても、なかなかそこは難しい部分もあります。ですから、側面的な協力なり理解なり啓発であったりというようなことをお願いすることになろうと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ほかにありませんですか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) ドクターカーの問題で、救急ヘリのことが議論になりましたけれども、実は、医師を同乗させるというやり方というのは実務上なかなか問題があるように聞いております。やはり今、救急隊が救急救命士を同乗させてそういう設備もつけた救急車を運用するという、こういうのが流れとして整備されてきてると思うんです。ですから、我が町内における救急体制の中で、広域連合が提供するサービスの救急業務の中で救急救命士やそういう人の命を救うための具体的な体制がどうできているのかと。それと対比して医師が同乗されなければならないのか、あるいはドクターヘリをどこに呼ぶのかというような、そういう救命体制は現実にはどうなってるのか、わかる範囲でお答えください。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今、確かにヘリコプターは、365日いかなる気象の条件でも機能するというわけでもないし、今度は車のほうでは、今、青亀議員おっしゃったようなそういう資格を持った人が乗られますけれども、それは多分、医師ができることと、今おっしゃった立場の人ができることはやはり違う、差異があるというふうに私は思っております。  そして、この医師同乗システム、琴浦町や広域連合がお互いを少し歩み寄ったり乗り越えたり、いろんな法律のこともありますので、でも、そういう形でしたこの取り組みっていうものは私は評価されていいと思っております。例えば、ちなみに1時間に103ミリだかの集中豪雨が赤碕地区の特定のエリアでありました。あれがもしもこれが機能しなかったとしたならば、災害に遭われた方はどうだったのかなっていうふうなことを思っております。それは、ひょっとしたら一番最悪の事態になっとったではないかなというふうに思います。でも、これが機能して一命を取りとめ、今は元気で働いておられます。あのときの状況は、消防署の皆さんにも聞きましたけれども、消防署の皆さんも殉職を覚悟したというふうなことをおっしゃってましたし、当該医師もそのときの状況というのは同じような思いであったと思います。でも、そういう形で機能したということであります。  そういうこともあったりいたしますが、やはり医師と、それからそうではない立場の人とでは、おのずとそこに、していいことと、したらいけないことということがあると思いますが、詳しくは担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 永見健康対策課長。 ○健康対策課長(永見 弥生君) 医師が同乗することで病院到着までの間に患者の状況等を、受け入れ態勢の準備に向けての連絡等をしながら受け入れがスムーズにいくということはできているというふうに聞いておりますし、実際119番が入りますと、救急の指令のほうから医師同乗システムの対象かどうかというような連絡が入りながら担当の医師のほうには連絡が入り、出動が決まるというようなことの流れになっております。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 医師同乗システムの歴史的に貢献したことだとか、そういうことを聞いてるんじゃないんだ。今の中部広域連合が提供する救急医療体制の救急車の中で救急救命士といういわゆる資格のある消防職員が配置されてて、救急車が出動すると、その救急車の中にはそういう蘇生装置だとかいろんな機能も備えて、救急救命士がその任に当たるというような体制は整備されてできているんですかということを聞いてるんだ。そのことだけ答えてもらったら、あとは我々が判断しますよ。何か勘違いしてるんじゃないですか。討論してるんじゃない、質問してるんですから。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) そのことにつきましては担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 永見健康対策課長。 ○健康対策課長(永見 弥生君) 申しわけありません。確認してお答えしたいと思います。(発言する者あり) ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                午前11時41分休憩       ───────────────────────────────                午前11時42分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 青亀議員がおっしゃるそういうシステムはできております。だけれども、そこの中でお医者ができることが100のうち100であるとしたならば、その資格のある人は80しかできないということであります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。ありませんね。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ありませんので、次に進みます。  74ページから86ページ、款5、農林水産業費について質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 74ページ、農業委員会費、この報酬の分ですけど、1,122万4,000円、こういったことで上がっとるわけですけど、これ例年どおりで上がっとる金額だと思うんですけどね、例年24名ですけど、今23名になってないかなと思うんですけど、このあたりどうしてなのかなということをちょっと教えてほしいのがまず1点と、それから、ページでいうと81ページ、目5、工事請負費、ため池しゅんせつ工事ですけど、これは前回入札かけられて不落札、そういったことで再度上げられとるもんだと思うんですけど、これ工事、例えばこれが通ったとして、いつ入札にかけられて工事のほうにかかられるのか、そういったことについて教えてほしいのと、あと、この件ですので、この件に関して化粧川に土砂が流れたということがあったと思うんですけど、前回、こういった同じ事故がないように、例えば関係する機関と、こういったことでは通報しますよとか、そういったような取り決めなんかはどういったふうになってるのか、その辺よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 74ページの農業委員の報酬の金額のこと、それから81ページの工事請負費のため池の予算措置に関すること、それぞれ担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 石賀農業委員会事務局長。 ○農業委員会事務局長(石賀 郁朗君) 報酬の件ですけど、2月19日に辞職願が出てきたんですけど、3月11日の農業委員会総会で過半数の承認が、同意が得られないと辞任することができないということがございまして、その時点ではもう予算が24人で組んであったということでございます。それで、現在は23人にはなっていますけど、24人のままの予算書になっております。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) ため池のしゅんせつ工事についてですが、今年度12月に入札を行ったわけですけど不落札ということで、農作物の時期的なものがありますので、28年度については稲の刈り取りが終わって、予定としては9月ごろに入札を予定しております。27年度いろいろと問題があったわけですけれど、ため池の水利組合と、今後はそういうことのないようにしていくように協議しております。 ○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) ありがとうございました。  先ほど農林水産課長のほうの答弁で、ため池の利水の組合のほうと相談しながらということだったんですけど、例えばこれ水が流れれば漁協さんとか関係の区なりとかというのも関係してくると思うんですけど、そういったところに何か通報する、問題があれば、それから抜くときには連絡するとか、きちんと文書でこうやってやられるのか、そういったのは今現在どうなってるのか、その辺よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) いろいろと今年度問題があって何度か協議した中で、文書的なものはつくる方向じゃないんですけど、いろいろ協議して、必ず抜くときには漁協のほうに連絡するとかという話し合いはできております。 ○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 今のため池のしゅんせつで、ちょっともっと聞きたいことがありますのでお答え願いたいと思います。  去年の予算等については、前年度予算のほうについては不落札ということで実行できなんだ。そういうことで、予算はこの部分の予算の中で実際できるのかどうか。不落札ということは金額が合わなかったということですから、この新しい新年度の予算においてもその不落札の可能性というものはあるわけなので、その辺のところの対策というものはどう考えておられるのかが1点、それと、800万の中の堆積したものをどういうふうに処理して取られるのか、その工事の内容については前年度のときには何もわからなかったというのが現状だったと思うんですけども、ただ、流れてどうなんだ、専決処分で処理をしたというのだけしかわかってませんから、そこの説明ができてなかったからおかしくなったんじゃないかなというふうに思いますけども、その点について、町長、どうなんですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) このことにつきましては担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) 工事の不落札については、今年度、28年度についてはその状況を見ながら、これ予算が上限がありますので、その工事の内容は検討してまた入札を行いたいと思っております。  それから、土については先回も質問があったんですが、今のところはまだどういうふうにするということは決定しておりませんが、今後協議していく予定です。 ○議長(手嶋 正巳君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 今ね、やっぱり土建業さん、工事を施工される側からすると、なぜ不落札になったかとすると、やはり一旦そこから取って、その水分を除去した上で処置をすると、そうしたときにかなりの負担金が出てくるから予算に合わないということと、工事の期間が短過ぎるっちゅうことから不落札になったというように聞いておるんですけども、その辺の対策が、きっちり次の本予算と、それから今度はできなんだら補正予算で組んでいくのか、その点はどうなんですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。
    ○農林水産課長(高橋三枝子君) 工事の内容につきましては、先ほども言いましたように今後、今回のことがありますので、今年度も9月が予定でしたけど12月になってしまったということもありましたので、それは今後そのことを協議して、そういうことのないようにしていきたいと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  山田義男君。 ○議員(5番 山田 義男君) 農業振興費のことでお伺いします。概要の10−1−2のところに担い手育成事業ということもあるんですけども、その中に、これから私が聞きますのは、今担い手がいなくて農業、農家をやめていく方々があると思います。そこに荒廃農地にならんために新たに育成事業として新規に農業をする人をその農家に入っていただいて、それから、そうすると農家には農機具もあるし、それを活用しながら担い手不足を補っていくということもこの事業に入っているのかということをちょっとお聞きしたいなと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この予算書の77ページ、78ページの部分で、農業振興費の中で今おっしゃったような部分については明確な事業としては位置づけてはありませんけれども、おっしゃったように、今、農家にはいろんな家族の形や、それから高齢者になったりして、例えば使わなくなったビニールハウスとかトラクターとかいろいろな農機具が、たくさん家に眠っておるということもあるかもしれません。そういうものをどういうふうに例えば把握したり、それを今後の農業の後継者のための、そういうときにどういうふうにそれを例えば使うようなことができるのかみたいな、そういうことを少しシステムとして考えないけんのかなという、そういうことを思っておりますけれども、今のお尋ねになったここの77、78、79には、明確にそういうことの事業として、事業名として、事業費として何ぼ見とるということはありません。 ○議長(手嶋 正巳君) 山田義男君。 ○議員(5番 山田 義男君) 今、町長が言われたように、やはりそこを今後、琴浦町農業を守るために、やっぱりその事業を新たに組んで取り入れて事業化をするべきだと思いますんで、ぜひともこれを取り入れて、今後もやっぱり荒廃農地があったりとか、それから今の担い手不足が補えるという部分が生じてきますので、ぜひともこのことを事業化してほしいなというふうに思いますので、再度、町長のお答えをお聞きしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) これは答弁としましては、今そういうことを考える、今結果として使わなくなったいろんな地域の農業用の資源がやっぱりありますよね。そういうものに、もう一度そういうものを使うっていうこと、とりあえず農業をスタートしようとするときに多くの資金があって農業ができるという環境はほとんどありませんので、そしたらやはりスタート段階では、使わなくなったビニールハウスであるとかトラクターであるとかコンバインであるとか、そういうようなものが何かうまく機能するようなことがあったらいいなと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 概要のほうだけで質問したいと思います。10−1−1の農業振興対策事業の中で、農作業事故防止のための、これトラクターの安全装置等ですけども、昨年、一昨年からこれ予算ついとったんじゃないかなと思うわけですけども、どのような、好評であったのでまた引き続きされるのか、ただ県が補助金つけるから町もつけるっていうのか、その辺のところをお聞きしたいと思います。  それと、その下のほうにあります鳥取芝ブランド化の補助金の件ですけども、ハード事業とソフト事業がありますけども、そのハード事業、ソフト事業の内容を教えていただきたいと思います。  それと、そのちょうど下、括弧で書いてあります芝かすの有効活用検討事業ということで、多分これは野焼き等々の苦情が入るということから、私はこういう事業を何とか有効活用できないかなという事業だと思うわけですけども、昨年ぐらいから多分これもやられとったんじゃないかなと思いますけども、具体的な事業内容等を教えていただきたいと思います。  次に、10−1−4です。有害鳥獣対策事業のところの事業内容で1点だけ、集落づくり推進補助金がついておりますけども、1地区ということで。この事業内容と、1地区どこなのかということもですけども、その1地区に限定された理由等も教えていただきたいと思います。  次に、その下、10−1−5の果樹振興対策事業ですけども、一番上に書いてあります、鳥取県は梨の生産県ということで、鳥取県の育成オリジナル新品種の早期導入ということで基盤整備と、それと育成事業ということで書いてありますけども、これ町内の何ヘクタールぐらいに計画をされるのかということ、これは従来の農業者がされるのか、それとも新規就農者の方を計画されているのかということをお聞きしたいと思います。  あと次に、10−1−6です。畜産振興対策事業、肉用牛の肥育経営安定対策事業のところでいろいろと肉専用種から交雑種の補助金といいますか、事業費で1,000円から2,400円掛ける頭数で出ておるわけですけども、これの基準、どういう形でこういう基準をつけられたのかということをお聞きしたいと思いますし、気になりますのが、その下の肉豚経営安定特別対策事業で5,500頭の75円という事業費なんですけども、1頭当たり、これ75円、どういう意味での75円の1頭当たり補助金なのかなということをお聞きしたいと思います。  それと、新しい事業で一番下に生産基盤拡大強化事業100万ですね、これ出ておりますけども、その事業内容等々について説明をお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 一連の部分がありまして、それで担当課長なり、それから副町長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小松副町長。 ○副町長(小松 弘明君) どんな部分を答えたらいいか、全部を答えちゃうとあれなんで。最初に畜産関係、じゃあ。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) まず、農作業事故防止対策事業費補助金の分ですけど、これは以前農機具を買われた方が安全装置がついてないときに要望されたら補助をする事業で、要望がなければこの事業は支出しないんですけど、あった場合、安全のために今年度も予算に上げている事業です。  それから、鳥取芝ブランド化生産振興事業補助金ですが、この前も御説明したんですけど、目的は、2019年ラグビーワールドカップ、東京オリンピック等、芝の需要がこれからあるということで生産拡大に向けての事業なんですが、ハード事業としては芝生産販売力強化事業といいまして、芝生産組合の方に振興事業ということで農機具の補助をする事業です。それから、その中のソフト事業としては、先ほど言われましたけど、芝かすですね、環境に配慮した芝かす有効活用検討事業です。これは芝かすの処理がちょっと今問題になっておりまして、その研究をするための事業で町村の負担率があるものです。  それから、10−1−4の有害鳥獣対策事業の中の集落づくり推進事業補助金ですが、これは今年度新しくできたんですけど、集落じゃなくて、地域の方の周りでイノシシに対しての対策をどうしたらいいかと話し合っていただいてやっていくというやり方、まず話し合って計画を立ててその事業を行う事業で、要望は、1集落というよりも1地区からの要望があったので30万円つけております。  次に、10−1−5の果樹振興対策事業の梨のものですけど、新規の方か従来の方かと言われたんですけど、これは今のところ従来の方の希望が上がってきております。面積的には、これは苗木の補助もありますし、果樹棚、かん水施設等ありますが、苗木としては1,000本、果樹棚としては120アール、かん水施設としては100アールの今要望が入ってるところです。  次に、10−1−6の畜産振興対策事業ですが……(発言する者あり) ○議長(手嶋 正巳君) 小松副町長。 ○副町長(小松 弘明君) 畜産振興対策事業の御質問ですけども、先ほどありました肉用牛とか、それから肉豚に関しては、肉を売ったときの値段が生産費と相差が出てきます。生産費よりも高ければそれが当然利益になりますけども、損をする場合があります。それを通常マルキンと言っておりますけども、そういう形の掛金を算出してるところですので、今、生産費の8割を補填するという形になってますけども、TPP対策で9割の補填ということでまた検討されるというふうに聞いております。  それから、生産基盤拡大強化事業というところにつきましては町の酪農組合が要求されておるところですけども、例年100万円の事業費があったということで、この事業内容について今こちらのほうが提案してるのは、ただ単なる生産をするための消毒薬とか、そういう経常経費は認めませんよと、ただ、何か農家の方の生産に寄与するもの、そういうものを出してくださいということで、今具体的にこれというところが決まってるわけではありません。ただ、例年だからということでも出してるものでもないということで、そこの事業精査を今かけているところです。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 大体わかったわけですが、もう一回、10−1−1の農業振興対策費のところの農作業事故防止の件ですけれども、今年度といいますか、平成27年度実績はあったかということと、それと今、農林課のほうで把握されております町内の平成27年の農作業事故関係の件数等がわかれば参考までに、きょうわからなかったらまた後日でも結構ですので、教えていただきたいと思います。同じように、農業者がもう高齢化しとるということで農作業事故、大小、結構件数あるように私も聞いておりますので、その辺のところを教えていただけたらと思います。  それと、ちょっとよくわからないのが次の芝の件ですが、芝かす有効利用、ここのところの補助事業で補助金のソフト事業のところが206万6,000円ありますし、そのソフト事業の内容はということの質問をしたんですけども、その下にある芝かすの有効利用活用の事業等々ということと同じようなことだみたいな答弁を私今聞かせてもらったんですけれども、そうすると、その下の48万8,000円って、これ同じ事業を違う補助金でやられるのかなということの確認をさせてください。  それと、先ほどの梨の振興対策のところですけども、大切なのはわかりましたが、取り組まれるところが従来からの認定農業者さんとか農業者なのか、それとも新規でやられる方の希望が出ておるのかなということもわかりましたら、新規就農者の方の支援も含めてこの事業もやられるのかなということで思いましたので聞かせていただきたいと思いますし、それと、落としましたが、今の集落づくり推進補助金ですけども、これ要望が出たからというようなことだったですけども、その要望については、その地域での鳥獣害対策をする計画づくりのための30万なのか、ちょっとその辺が不透明な部分がありますので、どういう形で最終的な目的は何なのかということがわかればお聞きしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) まず、農作業事故の件ですが、ちょっと今手持ちに資料がありませんので、後日報告させていただきたいと思います。  それから、芝のブランド化の事業ですが、先ほど言いましたハード事業はその機械導入で、もう一つ、グリーンバードJ芝生産応援事業っていう事業が今度入るんですけど、これは県のオリジナル日本芝品種のグリーンバードによる……。ちょっとまた調べて報告させていただきます。これと、また芝かすのものとは別です。  それから、次は梨の事業ですけど、先ほども言いましたように、申請は今のところ新規就農の方のこの事業に対しての要望はありませんけど、要望がありましたら同じように申請していただきます。  集落づくりの分ですが、これは、まずやっぱり計画を立てていただいて、ただイノシシが出るのじゃなくて、出ないような取り組みとか、その中にハードの機械等は入れることはできないと思うんですが、その話し合いから消耗品的なものは事業の中に、それから会合の予算とか消耗品、一部会合のお茶代とかは中に入れてもらって話し合いをする事業です。 ○議長(手嶋 正巳君) 川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 芝の件は、ソフト事業の内容等についてはまた委員会なりで十分検討していただけると思いますし、それと芝かすの有効活用の件ですけども、これはことしだけじゃなくてこれまでからもどうしたらいいかということがあったんですけれども、この件についても、野焼きのことなどではいろいろと年間に何回か防災無線で呼びかけなどがあったりしてることもあると思いますので、何らかの対策をとっていただきたいと思いますし、どういう今検討をされてるかというのが今わかればいいですけども、その資料等ない場合には、また委員会のほうで説明をしていただけたらなと思います。  それと、やっぱり気になるのが集落づくりの推進補助金ですけども、何か30万という額面がちょっと内容的にわからないんで、多分委員会でも話されると思いますので、その30万の内訳等々について説明をしていただけたらと思います。  時間もありますので、答弁があればまたしていただいて、終わりたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 何点かに対して、予算の組み方として非常に消極的な予算の組み方だなというふうな印象を持たれたかもしれませんけれども、今段階ではこういうつけ方でありますが、状況に応じては、やはりその辺は機動的に補正予算などで対応していくことも必要でありましょうし、例えば農作業の死亡事故というのは、これはやはり高齢化が進む中にあって深刻な問題でありますし、我々としてももっともっと問題意識を持った取り組みをしなければならないと思います。  それから芝の関係のブランド化は、これは芝の結束機とは全く関係のない次元でありますけれども、ただ、ソフト事業の中身のことにつきましてはもう少し丁寧な説明をさせていただかなければならないと思いますし、全体としまして、今はあくまでも希望を取りまとめたもので一応予算を組んだということでありますけれども、今後の展開によっては補正等もお願いをしながら、やはり今後を展望したときの農林水産業の振興というのは基本としてありますので、そのような思いで進めていきたいと考えております。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) すいません、芝のソフト事業ですが、これは株式会社チュウブが鳥取市の遊休農地を活用してティフトンの栽培を行うということで、チュウブは琴浦町にあるということで、その負担金の計上をしてるところです。 ○議長(手嶋 正巳君) 川本議員、よろしいでしょうか。  ほかにありませんか、御質疑は。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) そういたしますと、休憩に入らさせていただきたいと思いますので、再開は13時30分、1時半ということでよろしくお願いします。                 午後0時15分休憩       ───────────────────────────────                 午後1時26分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  午前中の藤本議員の質問に対して、小塩町民生活課長のほうから答えたいということが申し出がありましたので、許可したいと思います。  小塩町民生活課長。 ○町民生活課長(小塩 久志君) 午前中の一般会計の質問についての回答、漏れておりましたのでお答えしたいと思います。73ページのじんかい処理のところの不法投棄監視員がどれぐらいやっておられるのかという御質問と、それから不法投棄の実態の件数等を聞かれました。この2点についてお答えします。  まず、不法投棄監視員ですけども、2名の方がおられまして、これにつきましては平成21年までは県の委嘱でございまして、その後町のほうに移管になったということで、町のほうで現在は委嘱しとるところであります。それで、調べましたらお二人、旧赤碕のほうから1人と旧東伯のほうから1人ということで、1名の方については昭和52年からということで38年経過しておられます。それからもう1人の方につきましては平成15年からということで、12年が経過しておるところであります。  それから不法投棄の実態についてですけども、今言いました監視員のほうから毎月1回報告書を出していただいて、地図をつけながらこのあたりに不法投棄があるということを書いて報告していただいておりますので、それを1件に数えますと、監視員のほうで24件、それからそれ以外に電話等で区長さんなりなんなりから通報なりがあったのが16件ということで、昨年、27年度につきましては約40件の件数でございます。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 次に進みます。  86ページから92ページ、款6、商工費について質疑に入ります。質疑ございませんか。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) すいません、ちょっとちりばめられてるところもあるので事業概要のほうから質問させてやってください。  3点になるんですけども、一つが12−5、旧中井旅館管理運営事業なんですけども、こちらのほう、今までどのような活動でこの建物を活用されてきたのかを教えてください。  それと次に、12−9、移住定住アドバイザーなんですけれども、I・J・Uターン等のときには多分ついていかれていたりするのかなと思うんですが、ふだんはどういう活動されておるのかというところと、何かしらの今かかわられてる人数とかありましたら教えてください。  それと、その下のほうのコトウラ暮らしお試し滞在住宅事業なんですけども、今年度だったでしょうか、条例の改正をしまして期間が短くなったんですけども、期間を短くされてからどのような形になってるのか、この3点教えてやってください。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 先ほどの3点につきましては担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 語堂議員にお答えいたします。  まず、旧中井旅館の利用状況ということでございました。この旧中井旅館は高齢者の関係の事業で補助を受けて改造されてるわけですけども、商工観光課が管理するということになっておりまして、高齢者の方々が利用されたり定期的にされておりますし、それから近所の方々も使われております。それと、小泉八雲の怪談ということで「耳なし芳一」と「雪女」を琵琶の演奏と語りで、これが観光バスを相手にして年に10回程度でしょうかね、あそこでやられておりまして、これは有料で1人500円というようなことで観光利用もされておりますし、まだ件数は少ないですけども、コスプレーヤーが来られて撮影されると。近々また申請が出ておりましたが、コスプレーヤーが来られて写真撮影とかされるという使い方もあります。  それから、移住定住の促進事業でございますけども、お試し住宅に入られとる間はそこのお世話をしたりしとるわけですけども、ふだんは空き家登録制度のソフトの管理でありますとか、あるいは今まで琴浦に来られた方等々のやりとりもずっとしておりまして、そういうこともやっております。それから、空き家の情報がありましたら応援団と一緒に現場を見に行って確認したりというようなこともしております。  コトウラ暮らし滞在住宅ですけども、今年度が4月に入られて6カ月間、9月まで使われておりまして、9月議会で条例改正を通していただいたところですが、今、一月になりまして、ことし、その以降1件か2件入っておられると思いますけども、ちょっとこれ確認させてください、利用されとると思いますので。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 中井旅館のほう、小泉八雲、これ紙芝居ですかね、あちらのほうで10件という話と、あとコスプレーヤーということもあったんですけども、実際問題、その活用されてる団体数と、何回、先ほど10件と、ほかのものに対して何回利用されてるかということを教えてもらいたいのと、あとは移住定住アドバイザーなんですが、先ほど空き家対策の云々かんぬんでということはあったんですけども、こっちの審議会のほうとかというのも、じゃあ実際問題、審議委員の中には入ってるという、入ってないような気もしたんですけれども、どの程度の空き家に対してのかかわりがあるのかというところと、あとは、次年度のほうで新たに物産館ことうらのほうに移動するような形の予算組みでしょうか、建物の中、行くんですけれども、そちらに移動した場合に対して、またどのような活動されるのかということと、最後に、コトウラ暮らしのことでちょっとやっぱり減ってしまったということでお話があったんですが、もともとこれができたときには、たしか入られる方プラス地域の方々との交流とか何かつながりを持ってそれも活用するような話があったと思うんですけども、そちらのほうの実績って今どの程度なのか教えてください。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 中井旅館の利用状況については、またお持ちさせていただきたいと思います。  それから、アドバイザーの関係で空き家の審議会に入っているかどうかと……(発言する者あり)いや、商工観光課の場合はあくまでも移住定住のためのということですので、空き家対策という大きなものとは事業がちょっと違いますので、そこは入ってないということになっております。  それから、お試し住宅の地域との交流です。それぞれ来られた方が地元との交流はやっておられますけども、町としてあそこを使って、その地域の人と例えば移住定住してきた人との交流というのはやっておりません。最初のころ、応援団が立ち上げられたころに1回やりましたが、それ以降はやってませんですね。 ○議長(手嶋 正巳君) いいですね。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 12−1、予算書のほうではPの87、それから12−9の企業誘致の問題、予算書のほうでは92ページということでちょっとお尋ねします。  商工業の振興ということで、海外販路開拓事業補助金ということが出ていて、これも去年からというか、継続になっておりますので、海外販路、どのくらいな成果があって、ことしもやられるというだったらどういう方面の海外のほうのこの販路を開拓されるのかということと、その次の起業支援事業補助金、これも継続ですので、企業を起こすという方が今までも何件ぐらいあったのか、今回、28年度は3件ほど予定されとるわけですが、その分があるのかないのかということをお尋ねしたいと思います。  それから、12−9のほうの企業誘致の推進事業ですけれども、関西事務所を引き揚げられてということで52万円ぐらいのこの企業誘致推進事業ということでございますけども、本当で企業誘致をしようと思えば、これだけで足りるんかなというやなことがございます。旅費にしても31万ほどしか見てありませんし、町長が出られる秘書業務の中で、旅費として町長の県外旅費とかっていうことで上京等で139万ほど見てあるんですけども、こういう中での企業誘致とは別なのかどうなのか、その辺をちょっと教えていただきたい。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 2点につきまして担当課長のほうで答えさせますが、海外のことについては、きょうの日本海新聞でも、町内の企業が上海のそれと輸出の契約を結んだみたいな記事が顔写真入りで出とったりいたしましたけれども、そういうようなことなり、それから企業のほうの12−9は、これは私の交際費的なものとは別枠ということになります。いずれにしましても、その辺の大きく2点につきましては担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 小椋議員の御質問にお答えします。  まず1点目、海外への販路開拓事業補助金でございますが、今年度3件申請があって許可を出しておりまして、もう既に終わったのが6月の台湾に行かれた宝製菓さんと、あぶい蒲鉾さんですね。そのときに一緒にヘイセイの種子社長とかも同行されておりまして、これは補助事業の対象外ですけども個人で参加されておりまして、それからいろいろ海外のほうにも目を向けられて、きょうの日本海新聞の、中国上海だったでしょうかね、のほうと取引されるというようなことで、成果が上がっとるなというふうに思いますし、今月末には大谷酒造さんが韓国のほうに出られる。これはこの事業を利用して出られます。来年も引き続き、多分東南アジアのほうが多くなるとは思います。あぶいさんのほうも台湾、中国、タイといったようなところに行かれとるようですし、そういったことで東南アジアのほうが中心になるかと思いますけども、3件程度は出てくるんでないかなというふうに思っております。  それから起業支援事業補助金ですが、今年度3件申請がありまして2つ許可を出しておりまして、今事業、もうすぐ終わるところですけれども、来年度も問い合わせも来ておりますし、それから道の駅のこともありますし、3件程度はあるんでないかなというふうには思っております。  それから最後に、企業誘致の推進事業でございますが、町長のほうからありましたように、ここの普通旅費というのは企業誘致の担当になるであろう職員が大阪へ行ったり来たり多分せないけんので、10回程度の旅費をここで見とるということでございます。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 商工業の振興は、そういうふうにいろいろと出ていかれて、今後も海外に目を向けられておるということで、大いに琴浦町のPRをしていただきたいというふうに思うわけですが、その企業誘致のほう、昨年度あれだけ職員さんが行っておられて、誘致になかなか結びつかなかったという点があるわけですけれども、やはりそういう点からいっても、今後引き揚げられてこちらにおられるということになって、何回も、10回ぐらいしか見てないということですけども、町長のは別だといいながらもやはり10回ぐらいじゃ少ないんじゃないかと、もうちょっとやはり情報交換も含めて一月に2回ぐらい行っていただいて、何か県庁のほうに聞けばわかるということもあろうと思いますけれども、やはりもうちょっと企業誘致からいってもこの辺のところを努力してもらいたいなと。先回の、去年27年度の予算からいったら、やはり52万円っていったら何%になるかちょっと計算まだしておりませんけれども、その点からいっても本当で少ない金額になってしまっとるわけですけれども、その点との整合性みたいなものをちょっと教えていただければと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 関西事務所のほうは27年度までということになりますけれども、やはりこれまでの人的なネットワークというのはとても大切でもありますし、今後の4月の異動になりまして誰がその担当になるかはともかくとして、やはり明確にこの企業誘致の、関西に限らんわけですけど、そういうことの位置づけという、窓口は誰か、担当者は誰かということを人事異動の中で明確に位置づけることになります。  そして、うちの財政的な規模で企業誘致するということになると、かなりお金が要るわけであります。ですから、一つの企業誘致で今うちがつくっとるメニューでいきますと大体1億円ぐらい要ります。それは固定資産税の減免とかということも、結局税収がそれだけ入ってこないわけです。あるいは設備投資に対する支援なんかも含めて、1つの企業を誘致したら単純には1億円のお金がかかります。うちの財政的な安定度を維持するということになると、3社程度、3億ぐらいを一つの上限というような形で今捉えておるところであります。企業の誘致のこの動きというのは、動きが出てきたときはどっと動きますし、ないときはやっぱりないという、その辺のことがありますけれども、今は当初ではこういう予算措置をしておりますけれども、それはやはり状況によって柔軟な展開をするということでありますので、予算的にももっと補正の辺でお願いをせないけんということは出てくることと思っております。
    ○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。  ほかに質疑はございませんか。  藤堂裕史君。 ○議員(6番 藤堂 裕史君) 1点だけ教えてください。90ページ、国際交流コーディネーター、概要では12−6、国際交流の推進というところで、このコーディネーターという方のふだんの仕事内容等を教えていただきたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 予算書の90ページの地域振興費の中の報酬の国際交流コーディネーターに係る部分の説明は、担当課長のほうで説明させます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) ふだん月曜日から木曜日まで出てきておりまして、麟蹄郡とのやりとりはあるんですけども、それは限られておりまして、例えば町内の各保育園とか小学校とかに行って交流をしたりとかいったようなことをやっておりますし、それから町内の各団体との交流等もやっております。それから夜は、自主的にですけども、韓国語講座等もやっております。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤堂裕史君。 ○議員(6番 藤堂 裕史君) 企業その他で交流をしておると。どういったような交流をされとりますでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 保育園とか小学校ですけども、交流は。 ○議員(6番 藤堂 裕史君) 内容。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 出かけていって、その子供たちと一緒に例えば韓国語の勉強をしたり、それから韓国の生活習慣を教えたりといったようなことをやっております。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤堂裕史君。 ○議員(6番 藤堂 裕史君) この217万5,000円、月火水木ですね、この4日間、一年を通してこの金額という根拠はどこから出てきたんでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) これは、昨年までは普銀さんという交流員がおりまして、彼女が帰るということで新たに募集をかけました。昨年募集かけて、今後はなかなか遠くからは難しいんで、町内あるいは町外からで来てもらったらええでないかと、週に3日か4日ぐらいということで募集をかけて、そのときに話し合って金額を決めさせてもらったのが、月額14万9,000円という保育士さんの臨時職員の月額だったんです。そして募集をかけたところ2名の応募がありまして、1人は北栄の方でした。もう1人が今のミンジョンさんでして、当時、韓国から面接に来られて最終的にミンジョンさんが合格しまして、面接で、1年間、月額14万9,000円ということでことしやってもらったんですけども、この今の金額は、せめて地域おこし協力隊並みの報酬にしてやってほしいということで16万9,000円の月額で、そういうことでやっております。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) ちょっと1点だけ確認させてください。ページでいいますと88ページから89ページにかけてです。鳴り石の浜の関連のトイレ新設下水道接続工事関連の内容で、ざっと網羅しますと1,600万ほどつけてございますが、私確認してませんが、鳴り石の浜の東側のほうに国有地に物置小屋が建ってますが、確認してませんが、今はどうなってますでしょうか。あれは国有地にたしか建って、撤去するべきものであったやに記憶しておりますが。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤本議員、今の質問はこの予算のとはちょっと違うように思うんですけどね、内容とはちょっと違うように思うんですけどね。 ○議員(7番 藤本 則明君) 予算でつけてあるけえ、その裏づけを聞きたいということです。(「確認だ」と呼ぶ者あり)確認と言いましたよ、私。農業委員会で聞くですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長、答えていただけますか。 ○町長(山下 一郎君) 89ページの15の工事請負費の鳴り石の浜トイレ下水道接続工事1,566万につきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) ちょっと暫時休憩します。                 午後1時50分休憩       ───────────────────────────────                 午後1時50分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 鳴り石の浜のトイレの場所でございますけども、9号線の横の鳴り石カフェがありますけども、あそこの前に建てる予定にしておりまして、議員が言われとる建物のところとは違います。あの建物は、多分鳴り石の浜の東側、遊歩道のところにあるやつと思いますけども、あれは不法占拠だというふうには聞いております。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 今、課長のほうでは不法占拠というような言葉が出てきましたけども、今後どうされる考えしておられますか、聞きますけども。 ○議長(手嶋 正巳君) 藤本議員、予算に対しての質問ということになるとちょっと違ってくると思うんでね、変えていただけませんかいね。 ○議員(7番 藤本 則明君) いいかえ、今、休憩。 ○議長(手嶋 正巳君) いやいや、休憩じゃないです。質問を変えていただけないかということです。 ○議員(7番 藤本 則明君) いや、課長がそがに言われたけえ言ったぐらいのことです。まあ、これでやめます。 ○議長(手嶋 正巳君) いいですか。  ほかに質疑ありませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 成果のほうの12−1、商工総務費、人権・同和対策雇用促進協議会、この分がなぜ、金額は3万円ほどですけども、なぜ商工総務費のほうに入っているのか。これ人権・同和課のほうじゃないかと思うんですけども、その辺はどうなんですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 事業計画の概要の中の12−1のところの人権・同和対策雇用促進協議会のことであります。担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 井木議員の質問にお答えします。  商工観光課が企業を対象にした事業を扱うということでありまして、企業を対象にした、これは主には雇用の均等性とかそういうものを啓発する事業でございますけども、そういう企業を対象にした事業だということで商工観光課のほうについてるというふうに理解しております。 ○議長(手嶋 正巳君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 企業のほうに促進をしていくということなんだけども、同和対策課のほうでも企業に対するお願い等はできると思うんだけども、やはり商工観光課はもっと、予算は少ないけども、ほかのほうに力を注いでもらいたい。その辺はどうなんだろうか。予算としては少ないけども、3万円だけども、その辺をちょっと答えてください。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) これは企業の中での雇用のあり方であったり、あるいはセクシュアルハラスメントとか、あるいは企業の中での職場でのワーク・ライフ・バランスの問題であるとか、あるいはイクボス宣言とか、幅広い人権をテーマとする企業の雇用、企業に向けての研修会というものがその主たる内容でありますので、位置づけとしては、この商工の商工総務費に位置づけるということで問題はないと、そのように考えております。 ○議長(手嶋 正巳君) しばらく休憩いたします。                 午後1時55分休憩       ───────────────────────────────                 午後1時55分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 中身のことについては委員会のほうで聞かせてもらいますけども、町長に、ちょっと二、三点確認をとりたいことがあります。  一つは、国際交流コーディネーターの件ですけども、これは前の再任といいますか、に当たって今の海外輸出だとか経済的な効果を狙いたいというような話も以前されたと思うですが、今後の、先ほど質問がありました海外販路の開拓事業等とあわせて、このコーディネーターの活用というのを今後も続けられて、今は韓国の方なんですけども、まだ私のほうにはその成果が上がったような話はちょっと耳に入っておらんですけれども、このままコーディネーターを続けられるのか。今の話では、以前の交流員というような活動にしか今は受け取れないわけですが、本当に今後のことをどういうふうに考えておられるのかなということがもう1点と、次にバス運行のことですけども、町内の交通関係のことですけれども、町営バス、それから広域バスの運行、それとこのたび入れたデマンドバスの関係で、やっぱり6,000万円近くの予算計上になると思うんですわ。それでこれを、中山間の過疎化が進む中で、こういう公共交通というものの役割というのが重要になるわけですので、今後の町長の考え方をちょっとお聞きしておきたいと思います。  それと、ことしから山の日というのできまして、予算書のほうにも一向ヶ平のキャンプ場のところで山の日のイベントということで書いてあるわけですが、町内一向ヶ平だけでなく、船上山なり烏ケ山という山もあるわけでして、今後町長の考え方として山の日の取り組み方というのをどういうふうに思っておられるのかなということをお聞きしたいと思います。  それともう1点だけ、これもしかしたら総務のほうになるかもしれませんが、以前私が質問した、今のポプラさんと漁協さんの一部中山間のほうですけれども、販売というのを県の補助事業をもらって3年で1社どちらかが去年で切れて、ことしは1社だけになるということだったんですが、今後やはり先ほど言いました公共交通のことも含めて、買い物弱者というのが多々あらわれると思うんです。その辺のところもことしは多分、これは総務の予算になるかもしれんですけども、ちょっとその辺のところも公共交通のこととあわせて、町長の思いをちょっと聞かせていただきたいなと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) まず1点は、国際交流コーディネーターは、確かに今しておる内容は、以前の国際交流員と同じような内容の域を出ていないのが現状であろうと思います。当時、国際交流員は月額35万ぐらいだったですかね、今回はいろんな形の中で16万9,000円ということになるわけであります。しかし、もう一つは地方創生の中で、やはり町としても輸出とかということを試行的にもこれまでも考えたこともありましたし、でもいろいろと、要はそのコーディネーターの今後のどういうことをしてもらうかということについては、そういう近くの国との目に見える形での輸出とかなんとかというようなことは本当にどうかというようなこともかかわってもらうような、そういうことで考えております。  それともう一つは、100円バスというか、多様な公共交通のことをどう考えるかということでありまして、単純には6,000万円ぐらいになっております。これは実は特別交付税措置がありまして、これの約8割相当は特別交付税で入ってくるということにはなりますが、でもいずれにしても今の地域のことや、このバスのこと、それからバスの利用の実態から考えて、これは今後どう考えていったらいいのかということも、これは考えなければならないテーマであります。今、町民の人に1カ月1回でいいので、誰もが1回は乗りましょうみたいなことも今後考えていく必要もあるのかなと思ったりしております。  それから、ちょっと済みません、山の日というのはどうなんかいな、山の日。(発言する者あり) ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                 午後2時01分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時01分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 山の日のことにつきましても、田園回帰とか、こういうことができた以上は、もっと従来どおりのこと以外に、やっぱりいろいろ工夫したり、そのものの意義を生かしていくようなことにしていかなければなりません。  それともう一つは、特に中山間について、特定の町内の組織が自動車でもってのこういう販売の取り組みをしておられますが、これもやはり中山間の中でそれぞれいろんな業者の人がいろんな知恵を出して、こういう取り組みが出てくるかなというふうに思っております。町のほうとしても、やはりその内容によりますけれども、町としてどういうふうにかかわるのかなということは、今後その事業の計画、企画の内容なんかによっては、町としても何らかの支援をしていく場合もあろうと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) 商工振興費の商工業の振興で、ここで上がっていないんだから聞かせていただきたいと思うんですよ、町長にね。グルメストリートの話なんです、私は。それで、平成26年に450万、平成27年に400万、どうしてことし、私は減額でもあるかなと思ったら、全くゼロであった。それで、グルメストリートの方がどう言っておられるか。余りグルメストリート、グルメストリートなんて使ってほしくないと、町にね。それぞれの業者がそれぞれ町が頼んで、協賛するところだけは協賛するでしょうという話を私は聞いていますよ。それで、今後どうされるんですか、グルメストリートは。全く廃止なんですか。グルメストリートのプロジェクトの役員さんもおられるが、この中にも。産業振興機構一本だけとってやられるんですか、それともB級グルメは終わりですかという話なんですよ、我が町は。そういうことでどういう形があって、それは町長、ナンバーワン、ナンバーツーで多分削減されたと思いますから、その経過を知りたい、それを教えていただきたい。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) まず、担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) グルメストリートに関しましては、結成当初からことしで7年目ぐらいになると思います。最初は補助金という形で、多分初年度は100万だったと思いますが、補助金という形で補助をしておりました。3年目ぐらいからだったと思いますけども、委託料ということで、要は琴浦町のグルメを売り込んでほしいということで委託料ということで、一番多いときで500万だったと思いますし、それが450万になり、ことし400万ということで、7年目になって琴浦町のグルメを十分売り込んでいただけたと思っておりますし、一つの事業は、ここで委託事業はここで一区切りをつける時期に来たかなということを判断させていただきまして、ことしをもって一区切りつけるという意味で、次年度の予算はついておりません。で、グルメストリートはもちろん団体として続いていくと思っておりますし、また新しい何らかの取り組み等があれば、またそこはいろんなことを考えてもいけるのかなというふうには考えております。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) 9月にグルメdeウォークがあるわけですね、早速。そんなの前に何かのイベントでグルメを使われなければ、私はそれでいいと思いますし、それから先般、鳥大の地域調査実習でグルメの学生さん調べられたんですね。そこでグルメに何が課題があるかって言っておられるのは、やっぱり住民との結びつきが少ないというのが結論でした。それで、対外的には打って出られる、琴浦のB級グルメを。関西だ、岡山だ、バーガーフェスタ、打って出られてある程度B級グルメはもともとは何で起こったんだ。高規格道路で旧9号線沿いがもうだめになってしまう、商売人がという発想から、鳥大の工学部の谷本先生なんか含めて地元の人たちが思いつかれたグルメで、7年たった。私は、それはいつまでも委託料で補助金というわけにはならないけど、ある程度は減額をしながら消滅をさせていくというのが普通ではないか。いきなり切られたもんですから、皆さんがかっかっかっかなっておられて、そうであれば使うなという話ですよ、B級グルメというあれを挨拶で。そこまで俺は苦情を聞きました。聞いてみる、質疑で聞いてみるけえ、それはまたテレビに映るかどんなかは答弁の内容を見てくださいと、私があれしたんではないけども、聞いてみる。どういう経過で切られたのかと聞いてみないけん。ただ、私は減額的に切られるべきではなかったかなと思いながら、感情論もあるから、そのことをこの町でB級グルメだという形の中でこれからどんどんどんどんやっていかれるということだったら、私は反発が起こりはしないかと。いや、そうであれば、その補助金抜いたから、やる気がないもんはどうでもええわって言われりゃ、それだけの話ですよ、その辺のとこは。その辺のとこ、課長、どのように思われますか。もうこれやめますけえ、もう。町長でもええです。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 結局そういう経過があった中で、我々はどう判断するのか、どう考えるのかということであります。確かに大きく琴浦町がグルメの町というイメージを定着させた中には、当該団体が発せられたメッセージや、それから取り組みというものがあってそのようになったということもあります。その組織に対して、いろんな形で7年間ずっとやってきたということもあります。片方には、地方創生もあります、財政のこともあります。そういう考え方の中で、今回は当初予算の中ではそれを、やはりあえてそれは予算措置はしなかったということであります。そのことを受けて、そういう皆さんが、今度はどういう、これまでの取り組みは取り組みとしてあるんですけれども、そういう中で今後どういう展望を持って、どういう戦略を持って、どういう取り組みを展開していくのかということは問われることだと思っております。そこには当然計画があるでしょうし、企画があるでしょうしするわけであります。何か補助金というものを、あるいはそれが委託料でも何でもいいですけれども、それを要求するからには、やはりこういう熱い思いや計画や、そういうものがないといけんと思うんですよね。従来と同じような取り組みでやってきましたということだけで、450万、500万という税金を特定の組織に7年間も投入していくんですかということですね。税金を特定のグループに、1年や2年ではないわけであります、7年も、これから先投入していくんですかということがあります。  その中で、でも今度はこういう方向で、こういう企画で脱皮して、今度はこんな形でというようなものの計画があれば、それは当然その企画内容というものを見させてもらったりして、それが今おっしゃった何とかという、そういう組織名でなくったって、当然そこにおられる方はいろんな組み合わせがあると思うんですよね。先回と同じメンバーで、これまでと同じメンバーでやるのか、今度は違った形のメンバーでやるのかもあるし、そこにはやはり一生懸命さ、背水の陣でリスクをとってでもやるんだという強い思いや、志や、理念が必要ではないかというふうに思います。それは、以前からそれがなかったのかといえば、そういうことではもちろんありません。ありませんけれども、今立ちどまってやっぱりそういうこと、腹をくくってやろう、背水の陣でリスクをとってでもこれを挑戦してみよう、だけえこれだけのお金の中の、これだけは我々が持つけれども、ここのところはどうしてもならんけえ町のほうで見てもらうことはできんかいなという、そういうものが示されるべきだと思います。今は、そういうところにあるように思っております。そこのところを御理解を願わなければなりません。  山陰道ができるということで、旧道が衰退化してしまうということがあり、当時、鳥大の谷本准教授とアンケートをとったりして、そういうものと二人三脚的な形で当該組織が取り組まれて、そのメッセージというものが県下にも多く浸透したという、そのことの功績は大きいと思います。大きいと思いますけれども、だからこれから先8年も9年も10年も15年も同じ発想でそれを続けるということでいいんですかということが、今問われておるように思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) 桑本始君。 ○議員(14番 桑本 始君) 答弁していただいてありがとうございました。  実は、これ鳥大の学生さんが富士見やきそばと府中の府中焼きを比較して、うちのグルメの本当いいとこを突いておりますよ。実際、私もグルメストリートの活動を見ながら思っていました。というのは、日本全国でのB級グルメの大会は、愛B(アイビー)リーグというのに加盟せないけんです。この愛Bリーグは、琴浦町民が燃えて、この地域は北栄や大山も本当にいいが、町民や市民が燃えて愛Bリーグになるんです。ところが、対外的なイベントばっかり打っておられたというのも事実として認めます。そこの中で、鳥大の生徒さんが、住民からの賛同が得られているのか、地元が余り盛り上がっていない。それから、住民に危機感がない。それから、町外への認知度を高めていくことということで書いてあって、まさしくこのとおり。地域住民にB級グルメが認められれば、愛Bリーグの理事になって、日本全国の姫路大会だ、秋田大会だっていって出れるんですね。そこまで至っていない、うちのグルメも7年たっても。それを私は、これは欠点の一つではないかなと、私そういうふうに思いますよ。ただ、補助金を取るのはうまいから、産業振興機構や町からも補助金とってされるけども、私の見ているのでは、新商品の開発と対外的に売り出すの一本で、例えば地域全部で屋台村で琴浦町民を集めてそれを無料で食わせたなんていうことは一遍もないでしょう、7年でそれは。だけえその辺のところが私はあると思いますので。わかりました、もうやめます。そういうことで、もしもあれば、またプレゼンでもして予算をつけていただくことをお願いしたいと思います。以上で終わります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ありませんので、次に進みます。  92ページから100ページ、款7、土木費について質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 94ページ、委託料、道路台帳補正業務委託、これの延長なり詳細のほうをお願いします。  それから次のページ、95、17、公有財産購入費、これは別所東線、荒神谷線、そういったところの土地の購入だと思うんですけど、別所東線については、その上の社会資本整備のほうで工事のほうをされると思うんですけど、荒神谷線のほうは、いつの時点で工事に入るから、これでも土地を買っておかなきゃだめなんだと、そういった詳しいところについてちょっと教えてください。  それからもう一つ、97ページ、河川新設改修費、ヲナガケ川排水路、1億3,000万。工事規模からするとかなり大規模なものだと思うんですけど、どういったような工事を予定されているのか、ちょっと概略でいいので教えてください。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 2点の部分につきましては、担当課長で答えさせますけれども、予算の節の性格上、入札とか予定価格とかという、そういう側面もありますので、具体的に、いわゆる詳細にということはちょっとなかなかならんかもしれませんが、その辺のことについては御理解をお願いを申し上げます。 ○議長(手嶋 正巳君) 福本建設課長。
    ○建設課長(福本 正純君) まず、94ページの13、委託料の道路台帳修正業務についてであります。これにつきましては、例年、150万から200万ぐらいの予算で行ってきました。今までの改良工事とか整合性がとれなくなった部分をその都度修正してきておりましたけれども、なかなか追いついていかない路線がかなりたまっておりまして、本年度の修正から少しずつお願いをして、28年についてはちょっと大幅な予算をお願いしたところでありまして、具体的にどの路線ということではございません。  続きまして、95ページの17、公有財産購入費の荒神谷線についてであります。国道9号線の赤碕小学校入り口交差点の改良工事に伴って、町道部分が改良が必要になっております。あそこは小学校の入り口と、すぐ数十メートル東側にもう一つ交差点がありまして、非常に危険な状態であります。今度の改良では、交差点を1本にするということで、1つが廃止になります。その廃止する部分の町道を、新しい交差点を引っ張っていく必要があるということで、そこの部分の用地代等に係る費用をとりあえず国交省のほうが事業負担を行って、案分といいますか、かかった経費の町道分を後で町がお支払いするというものであります。工事予定としましては、27年度が用地補償費で、これで話がつけば28年度から工事着手の予定と伺っておりましたが、ちょっと延びているような感じであります。ひょっとすると工事が1年ぐらい延びるんではないかと思っております。  次が97ページ、河川新設改良の工事請負費、ヲナガケ川です。ヲナガケ川につきましては、八橋警察署が移転をしてくるところの南側のほうに隣接して、今、道路改良を行っております。川のバイパスということで用地がありませんので、その道路部分の下に27年度の、ことしの予算でボックスカルバート、約1,800ぐらいだったと思いますが、かなり大きなボックスカルバートを敷設をして、その上に今、道路改良を行っているところです。27年度は道路部分だけで終わっております。新年度につきましては、この下流部分とかあるいは上流の取りつけ部分を予定をしておりまして、大きなボックスでありますのでメーター当たりの工事費がかなり高額になっており、1億3,000万という予算をお願いしておるところであります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 1点だけ、これ町長に聞いたほうがいいのかなと思うですけども、街路灯のことで私、一般質問させてもらいました。1,300か1,500基あるということですが、予算書をここに光熱費ということで、LED化ということで予算化されておりますけれども、実は商工観光のほうにでも、商工観光が管理しておるのは9号線沿いに32本ということで、同じように電気代みずからもう入っておるわけですが、そういう、これは商工観光での街路灯だよというのと分けて今してあるわけですけれども、町内の街路灯を一括管理するのは建設でやってもらったほうがいいと思いますが、あえて商工観光用の街路灯と一般の町道、それから集落内の街路灯と分けないけんというのがやっぱり私は不合理だと思うんです。その辺のところを町長の考え方と、関係しますので対応されている課のほうで、いや、分けたほうがいいんだよという部分のことがあれば、聞かせていただけたらと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) もともと普通に、それは合理的な話だと思っておりますが、まず少しちょっと、後で担当課長に説明させますけれども、そこに特別なことがなかったら、それはそうすることがいいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) 商工街路灯と普通の街路灯の分けでございますけども、見ていただくとわかると思いますが、商工街路灯には事業所の名前がPRで入っておりまして、そこの電気代はその事業所に払ってもらっているということになっておって、町としては、商工街路灯がふえれば、それだけ支出が減るというようなことにもなっておる状況です。 ○議長(手嶋 正巳君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 概要の13の4の河川維持費のところで、ちょっと予算額が660万になっておるんだけど、右側の分からすると660万では済まない金額になっておるんだけど、これは間違いと違いますか。 ○議長(手嶋 正巳君) しばらく休憩します。                 午後2時22分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時23分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今の13の4につきましては、金額の配置がこういう配置になっておりますので、少し誤解を生んでしまったとは思いますけれども、内訳と合計が同じ何かその頭をそろえて表示がしてありますので、これは少し250万とか250万、100万というのは1行ずらせる形で表示をするとかと、そういう工夫があったほうがよかったかもしれません。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に進みます。  100ページから102ページ、款8、消防費について質疑に入ります。質疑ございませんか。  澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) 総務のときにちょっと申し上げたんですけども、予算書では102ページ、概要書では2の11です。自主防災組織の結成促進ということで10部落上げておられますし、活動費のほうは15部落、そしてわが町支え愛マップ推進事業補助金というのが2団体ということで上がっております。この自主防災の関係は、目標を50%ということで取り組んでおられると思いますし、早く本当は全町を組織してほしいと思うんですけれども、この取り組みの中で私は安心して暮らせる地域づくりということで、このわが町支え愛マップ推進事業とあわせて組織化と同時に、そういったことをぜひ進めていただきたいと思います。片一方では10部落推進するけれども、一方では2団体というのでなくして、これは一つのステップだろうと思いますけども、さらにこれを一体的に取り組んでいくお考えはないか、とりあえずお聞きしたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 予算書のほうの102ページの中の負担金補助及び交付金の中で3点ほど上がっております。これは確かにおっしゃるように、予算はこれだけなので、予算がこれだけしかないから、これで結構でございますというようなことを思っておるわけではさらさらないわけであります。おっしゃいましたように、ステップとしてそういうことであります。過日の一般質問の中でも総務課長がお答えをしましたように、各地区で全区長さんに集まってもらって、この辺のことの説明会なんかもしたりしておる、そういうことでありますので、これはおっしゃるように、どんどんふえることを望んでおりますし、そうした場合には皆様に補正予算をお願いをしてこれを充実していきたいと、そのように考えておるところであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) ぜひお願いしたいと思います。  それから、民生費のほうでもあったように、生活支援コーディネーターとか地域助け合い協議会とかいうのもありますので、そういったわが町支え愛マップのほうも社会福祉のほうでも取り組んでおられたりしておりますので、そこら辺連携をして、ぜひ強く取り組んでいただいて、本当に安心して暮らせる、そういう地域づくりを推進していただきたいと思います。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 答弁は要りませんか。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) お願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 同じ思いでありますので、そのように努力をいたします。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 同じページで関連して、今、同僚議員が言われましたので1点だけ、一番最後の自主防災組織活動促進奨励金15部落に対して20万円という、これはどういう事業をしたらこういうような費用が出るでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 予算書の102ページの中の自主防災組織活動促進奨励金20万円、このことにつきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) お答えいたします。  その前段の10部落、100万円といいますのは、新たに結成したところでございます。それから、一番下の行につきましては、現在32団体、集落の数でいいますと40集落既に自主防災を組織立ち上げられておられますので、そこの活動に対しての補助金といったことで、内容につきましては、例えば防災備蓄のための何かをそろえられたりとか、スコップ、ヘルメット、そういったものもそろえられたりといったようなことに対して、2分の1助成するものであります。以上でございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) じゃ、2分の1で、この場合に地元も2分の1要るということでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 失礼いたしました。先ほど申し上げましたのは、もう一つ上のほうの防災資機材のほうでございました。下の20万円、15部落につきましては、地域の公民館等で防災教育学習会、そういったことを開催されるに当たりまして、集まられた規模によってですけれども、1万円あるいは2万円といった補助金を助成するものであります。失礼いたしました。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に進みます。  103ページから123ページ、款9、教育費について質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、次に進みます。  123ページから124ページ、款10、災害復旧費から、款13、予備費までについて、質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、以上で歳出の質疑は終わります。  次に、歳入について質疑を行います。9ページをお開きください。9ページ、町税から32ページ、町債まで、質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 歳入について、町長は予算編成方針では次のようにおっしゃっています。特に地方交付税については、国の財政計画において出口ベースで0.3%の減額とされています。また、普通交付税の一本算定化により、合併算定がえとの差額30%が減額されることになっています。しかし、新たに平成27年度の国の補正予算により、平成28年度の地方交付税財源が確保されたことや、一本算定化による減額幅が緩和されていることなどを考慮して1,500万円の減額にとどめておりますと、こういうことであります。予算書でいくと11ページが地方交付税であります。  そこで質問ですが、一般財源の総額がどうなったかというのが地方財政を見る場合にポイントになるわけであります。国の来年度予算案については、もう既に国会に出されて審議をされていますが、地方税は38兆7,022億円で、前年度比で1兆2,103億円、3.2%増です。より詳細な資料によれば、ふえている税目は、市町村民税のうちでいえば、所得割が1.1%の増額で、固定資産割が1.3%の増になっているということです。両者を合わせて地方税収は9,571億円、2.4%の増となっています。こういうことを受けて、歳入がふえたから地方交付税なりが減ると、こういう仕組みであります。  じゃあ我が町はどうかということを見ると、まず町税では、法人税が145万7,000円の減額で、全体として町民税41万9,000円の減で、全体はふえているけれども町は減っている。固定資産税は2,715万3,000円の減、全体では固定資産税も全国的にはふえているけれども、我が町は減っていると。こういう中で、そうすると地方交付税が我が町は財源確保されたとなると、ふえる、または地方交付税がふえなくても財源対策債をふやす、こういうような形で財源確保が図られるような形になると思うんですけれども、1,400億円今年度の当初予算比で減額したんだと、こういうことですが、ちょっとこれは予算の組み方としてはおかしいんじゃないかと。といいますのは、27年度の9月の補正で、地方交付税を3億5,000万増額して、実質的な交付税である財源対策債を5,000万円増額して、決算に伴う繰越金が1億円あって、合わせて6億6,400万円の増になっている。これが基金にたまってきておるわけですけれども、ここで上げているのは、ふえる前の当初予算比で1,500万円の減額と。これっていうのは財源としては確保できるのに、見積もれるのに低く見積もって、だから財源を低く見積もると歳入が減るから歳出を抑えなきゃならないと、こういう関係になるんじゃないかと思うんですが、どうなんでしょうか、そこら辺は。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) まず、平成27年度のそのことというのは、青亀議員がおっしゃるような、そういうふうにしております。つまり9月の補正で地方交付税の増額の予算措置をしておるということであります。でもそれは、大体毎年同じようなパターンでそのように事務処理をしてきております。27年度もそういうやり方、26年も、25年も、24年も9月で我々当初見込んだものよりも多く確定をしたということで、その差額分を9月でやっぱり増額補正をしておるというのは、おっしゃるとおりであります。  そういうことを踏まえて、今、提案理由説明で説明をさせていただいたような、そういう要素を加味し、平成27年度の当初予算との割合で見たときに、1,500万ほどの減額という形で予算措置をした。当初予算の組み方としては、やはり地方交付税というもののシステムは非常に複雑でありますし、我々が予見できないようなちょっとした補正項目を少しいじることによって、どういうふうでも数値が変わってくるという、そういうある面では恐ろしいそういう側面もあったりするわけであります。提案理由説明で申し上げましたような要素というものを総合的にしんしゃくし、平成27年度の当初予算の額との関係で、平成28年度の地方交付税の予算措置29億6,300万で、対前年1,500万円の減額の当初予算としたということであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 複雑だとかいろんなことは別にして、合併算定がえで9,500億円減額するところを、それは地方からの反発もあって大体3割ぐらいの減少にとどめようというような形になって、3年間でやるのと何年かちょっと違いはありますけれども、そういう合併算定がえによるところの地方に対する交付金なり交付税が減るということは緩和されたと。そして、そういうこともあって、27年度の補正予算では大幅なそういう交付税が増額されて、それが使途がないものだから基金に積み上がっていったという経過があるわけです。  我々が議論する場合には、やはり入りをはかりて出るを制するという、はかる入りをパイを細かくすると使うことが制限されるわけでしょ。ですから、今こういう厳しい財政状態、町民の暮らしの状態の中で、財源が確保されて住民サービスができるんならば、そういうところの予算を見積もって住民サービスを充実させるというような形の予算を組むというのが、住民のための予算の組み方になるんじゃないかと思うんです。そういう点で言うと、そういうまだ湯気の出ているような9月のそういう補正があって、そして27年度の最終補正が今、提案されていますけども、そこでも1億を超える剰余金があって総額を減少させると、こういう状態になっているわけですから、それは公共施設等の基金だとかなんとか、41億円もある基金を一時取り崩してでも予算枠を確保して、住民生活を充実させるための予算にするのが住民の目線での予算じゃないか、財源論ではないかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) そこはその価値判断というのがあろうと思うんですよね。一貫して青亀議員のおっしゃるのはそういうことで、ありましたように入るをはかりて出るを制すというのが原則なんだということですね。ですから、以前もおっしゃっていますように、40億の基金があるのでもっと取り崩しをして、今の安心・安全、真の福祉の向上を図るべきでないか。あるいは、当初予算だってもっともっと地方交付税を大胆に予測をして、そうすることによって歳出の予算ももっといろんなことができるんでないかということが、それが真に住民のために本当になるのかということであります。お金がなくなるのは早いです、お金がなくなるのは早い。もっと中長期的な健全な財政運営をするということが、真に町民のことを考えておることだというふうに思っております。  ちなみに、うちは基礎的財政収支、プライマリーバランスなるものをつくってみました。で、プライマリーバランスが黒になっておるのは、平成26年、27、28も一応黒字だというふうな形を予見しておりますが、それ以前はずっと合併に伴った大型の投資的事業があったりして、プライマリーバランスというものはずっと赤字で推移をしてきております。そういうこともいろいろ考える中にあって、歳入をもっと積極的に多く見込めば、その分に対応する歳出も多くいろんなその取り組みができる、住民の福祉の向上のためにできるでないかという主張でありますけれども、そこのところはやはり経験則の中で申し上げれば、今ぐらいの形にしておくというのが適切な財政運営だと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 町長は、これはベストだと思って予算書を出して提案しているんだから、それしか言いようがないと思うんだけどね。だけど、実際にここ1年前後の間を見たって、そういうような地方交付税の見積もり算定のやり方について、それは脇が甘いと言ったらおかしいけれども、そういうような形で財源があったのに使うほうは抑制しているから、結果として余って公共事業の建設基金に10億円を超えるような基金がたまって、公共施設は今余りかげんなのにというような、こういうことになってため込みと言われる状態が起こっているということは、やはりそれは住民サイドで考えてみたら、町はそういった基金をため込んで、それで将来が安定的にやれるということじゃなくて、もっと住民サービスをしてくれというのが町民の要求だと思うし、希望だと思うんです。できるならばそういう財源が許すならば、そういうような予算を組んで住民サービスを充実させるということが、町に課せられた基本的な責務じゃないかと私は思うんです。  それで、プライマリーバランスだとかいろいろおっしゃいましたけれども、合併の公共事業がふえたとおっしゃいましたけれども、起債制限比率という指標もあって、実は町の借金として返さなければならないお金と、そうじゃなくて地方交付税という形で後年度負担をして、国の責任で返すという借金の性質もあるわけですから、そういうところも見ていって最大限予算の財源を確保して住民サービスを充実させるというのが、やはり基本的な立場に立つべきではないかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) これはどう考えるかということで、余りその、どういうふうに言いましょうかな、財政の健全性というものを堅持していく10年、20年、30年という時間軸の中で、やはり財政の健全性というものを堅持し、安定した住民の福祉の向上というものを図っていくという、そういう物差しに立てば、今、青亀議員がおっしゃったような、そういう選択に対して私は慎重でないといけないと考えております。それは、もっとより具体的に申し上げれば、私たちの家計というものに置きかえてもいいと思うんです。確かに1,000万の貯金がある。だったら通常100万ほどの定期預金で、あとの900万は崩していろんなことに使ってもまあええでないかということになるんですけれども、そういうことにはならないと考えております。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。(発言する者あり)  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 歳入の町税の、歳入の分と繰り越し滞納の分を何件かあると思うんですけど、その分と、それから法人関係がどういうふうになっておるのか、この予算に上げられておる分はどういうふうになっておるのか、お尋ねします。(発言する者あり)総務か。なら、わかった。 ○議長(手嶋 正巳君) 委員会のほうでお願いできんでしょうかね。 ○議員(15番 井木 裕君) はい。 ○議長(手嶋 正巳君) そのほか質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) では、ここで暫時休憩させていただきます。再開は3時にお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。                 午後2時47分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時00分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、議案第45号、平成28年度琴浦町国民健康保険特別会計予算について質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第46号、平成28年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第47号、平成28年度琴浦町農業集落排水事業特別会計予算について、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第48号、平成28年度琴浦町下水道事業特別会計予算について、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第49号、平成28年度琴浦町介護保険特別会計予算について、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第50号、平成28年度琴浦町後期高齢者医療特別会計予算について、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第51号、平成28年度琴浦町船上山発電所管理特別会計予算について、質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、各財産区特別会計について質疑をしていただきます。議案第52号、八橋財産区特別会計から、議案第60号、以西財産区特別会計までの、合わせて9議案について質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、議案第61号、平成28年度琴浦町水道事業会計予算について、質疑はありませんか。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 水道事業会計事業ですけども、27年度水道料金の値上げがありました。それを受けての今度は27年度はもう終わるわけですけども、28年度予算のほうにどういう影響といいますか、それが出ているのかなということを1点伺いたいと思いますし、それから給水戸数ですけども、町内、民間のアパート等がふえてきております。そういう中で給水戸数の増減といったようなものがどの程度あるのかなということを、わかる範囲で結構ですので説明をしていただきたいと思いますし、それから年間給水量ですけども、節水等でいろいろと給水量も減っておるということですけども、そういうようなところもわかる範囲で教えていただけたらと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) そこの部分につきましては担当課長のほうで答えさせますけれども、皆さんに御理解をいただいて上水の値上げをしたということの中で、今のシミュレーションでは今後5年ぐらいは安定的な収支になるのかなというふうに考えておるとこでありますけれども、そのことも含めまして担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 中島上下水道課長。 ○上下水道課長(中島 章男君) お答えします。  まず、料金改定を行ってからですけども、料金が10月から値上げになりました。それで月平均でしますと、大体月額300万程度は増額にはなっております、会計に関しましては。ただ、件数としましては、新規に加入、新設加入という方が大体、今年度2月までですけども、35件ほど新設がありました。ただ、前年度と比べますと月平均にしますと、今年度は2月までなんですけども、月平均にしますと、26年度と比べますと件数的には9件ほどの増になります、月平均。25年度から見ますと月平均大体18件の増にはなっていますが、使用水量のほうにしましたら、26年度と比べますと大体月平均で1,210立米程度減になっていますし、25年度と比べますと4,209立米ほど今年度は減になるようになります。ですので、だんだんと件数はふえる割には、閉栓・開栓の件数もありますんで何とも言えませんけども、件数がふえる割には使用水量は落ちていくような状況にはなっております。ただ、料金改定のときに利益剰余金の残高、補填財源の残高を出していますけども、そこに関しましてもほぼ予定した金額で今のところはおさまっています。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  これをもって平成28年度各会計予算に対する総括質疑は全部終了いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 平成28年度琴浦町各会計予算議案委員会審査付託 ○議長(手嶋 正巳君) 日程第2に進みます。  お諮りいたします。ただいま一括して議題としております議案第44号、平成28年度琴浦町一般会計予算から、議案第61号、平成28年度琴浦町水道事業会計予算までの18議案については、お手元に配付しております審査付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に審査を付託したいと思います。なお、一般会計予算については、総務常任委員会への付託としておりますが、各常任委員会にかかわる分野については分割審査をお願いし、総務常任委員長が意見を集約していただきたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号、平成28年度琴浦町一般会計予算から、議案第61号、平成28年度琴浦町水道事業会計予算までの18議案については、お手元に配付しております審査付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に審査付託することに決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 議案第17号 ○議長(手嶋 正巳君) 日程第3に進みます。議案第17号、専決処分について、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第11号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第18号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第4、議案第18号、行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第19号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第5、議案第19号、琴浦町職員の配偶者同行休業に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 済みません、議案第19号、これは職員の身分に関することですから、私のほうからとりたてて言うことではないんですけど、ちょっと聞いてみたいことがあるんで聞きます。平成26年2月21日施行された地方公務員法の一部、これ第26条だと思うんですけど、改正する法律に基づいて地方自治体で条例制定することになったものだと思うんですけど、これで確認ですけど、地方公務員法第26条6項5号で配偶者同行休業承認は、当該配偶者同行休業している職員が休職もしくは停職の処分を受けた場合、これは省略しますけど、その効力を失うとありますけど、このことが明記されていないと思われますけど、その理由は何でしょうか。  あと、条例が仮に通った場合、琴浦町の職員で現在、この条例で申請可能な方はどれぐらいおられるのか、よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 議案第19号のこのことにつきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                 午後3時08分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時09分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 先ほどの停職なり休職といったときの規定が明記してないのはなぜかということではありますけども、ちょっとそこのところについては想定はしてないところではありますけども、必要があるということでありましたら、また一部改正等で対応したいと思います。  また、今回この条例制定することによって対象となる職員がいるかという御質問につきましては、現在、対象職員はありません。今後に備えてということでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第20号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第6、議案第20号、琴浦町職員の退職管理に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) これは口ききだとか天下りのような規定だと思うんですけども、条文を見た範囲では非常にわかりにくくて、一体、例えば町民がこれを見てもほとんどわからないと思うんですね。で、ちょっと一番あれは、例えば図ぐらいがあって、琴浦町の場合にはこういう方が対象になって、こういうところに仮に就職した場合にはだめですよとかっていうような、そういうものがあると非常にわかりやすいんですけども、そういうものがあるのかないのか。具体的にいきますと、例えば今、ひな壇におられる方たちが仮に退職をされた場合に、このひな壇におられる方が全部この対象になるのか、今、ひな壇におられる方以外にも管理職という方があって、その方も、例えば保育園の園長さんであるとか、そういう方も対象になるのかならないのか、その辺をお願いします。この条文の中には、部長または課長の職に相当する職として規則で定めるというようなこともあるんですけども、そういう規則なんかも、例えば課長補佐はどうなのかとか、担当者はどうなのかとか、その辺のことをもし、わかる範囲でお願いいたします。  それから、下のほうには、営利企業以外の法人その他の団体というのがありますね。例えば、観光協会は町からの委託も受けているし、補助金ももらっていると。仮にそこに役場の方が退職をされて就職ができるのかできないのか。それも仮に全く商工、観光に縁のない管理職の方が仮にそういうようなところへ行かれることは規制があるのかないのか、全くこれではわかりにくいんですけども、その辺よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この条例の概要といたしましては、例えば担当課長なら担当課長が民間のところに就職したというときに、その担当課長が民間の就職をして、ここは職員に対して、ここは条件もええし、役場をやめてぜひ来いやという形で職員を引き抜くような、そういうようなことに関する規定をしたものがこの当該条例でありますけれども、そのことを踏まえまして担当課長のほうで説明をさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) この条例は、地方公務員法の一部を改正する法律に基づいて条例を制定するものでありまして、まず、元職員による働きかけの禁止ということで、営利企業等に再就職した元職員に対して、離職前の職務に関して、現職職員への働きかけを禁止するものであります。それから、それ以降は規則で定めることになっておるところでありますけれども、禁止の主な内容でありますが、在職していた地方公共団体と、再就職先との間の契約または処分にあって、離職前5年間の職務に関し、離職後2年間、職務上の行為をするように、またはしないように現職職員に要求依頼することとなっております。それから、幹部職員、管理職に対しては先ほど離職前5年間とありましたものが、これが5年より前の職務に関する働きかけの規制等といったことも規則の中でうたっていくことになります。離職前5年間というものが、管理職にあっては5年よりさらに前であってもという意味でございます。いずれにしましても規則でということで、先ほどの御質問の2点目の最後のほうですね、観光協会云々というところもございましたけども、そのあたりについても細部にわたりましては規則で規定することになろうかと思います。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そうしますと、管理職でなくても、一般の平職員の方であっても、例えば何々課でそういう発注の仕事をしておられる方が退職された場合には、これも該当するわけですね。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) はい、そうでございます。5年前の職というところの部分で該当することになると思います。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第21号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第7、議案第21号、琴浦町交通安全基本条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) では、2点ほどちょっと質問させてやってください。交通安全基本条例ということで、方向としては全然よろしいことだと思うんですけれども、そこの中で、まず町民の責務と事業者の責務ですけども、責務という言葉があるんですが、実際問題これを構築する段階で責務を負わなきゃいけないということは、ある程度そういう住民の方や事業者の方がかかわらなきゃいけないと思うんですけれども、そういう方がかかわられて構築に加われたのかというところと、あとは前文の中で、県下の交通事故多発が近年上昇しているということで文言があるんですが、これ琴浦町の条例ですので、琴浦町自体の実態というのはどうなっているんでしょうか、教えてやってください。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 詳しくは担当課長のほうで答えさせますけれども、交通安全のことで、それぞれの地域にありましては死亡事故とかも起きておりますけれども、唯一死亡事故が起きてないのは八橋警察署管内であります。詳しくは担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 責務について明記させていただいていますのが、第4条、町民の責務、第5条が事業者の責務、それから6条で町の責務ということで、これまで国等の交通安全に対する計画に基づいたところでの交通安全運動とか、そういったことについてはそれぞれ年4回の運動とか、そういうことで取り組んできたところではありますが、今回、県内先駆けて町で条例を設けることによって、その運動もより明確にして、町民皆さんに呼びかけて推進、啓発していきたいという狙いが主でございます。それで、その責務の部分をどのように今後また推進していくかということにつきましては、町の交通安全対策協議会というところに、まずこの条例案、条例を上程するに当たりまして関係交通機関の会議を設けまして、そこの意見も聞きながら今回上げさせていただいておるというところであります。よろしいでしょうか。
     あと、町の事故の状況でありますけども、25年は死亡事故はゼロでございました。26年と27年ですかね、1名ずつ、町内での発生はありました。27年も早々だったと思います。その後、交通死亡事故はゼロで推移してきておるところであります。全国的には10数年ぶりに交通死亡、死者がふえたというような実態もございます。これから高齢社会を迎えるに当たって、高齢者の交通安全ということには特に本町においても力を入れて取り組んでいきたいといった思いもございまして、条例の中に盛り込んできておるところであります。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 条例自体は、少なかろうが何だろうが推進することはいいことだと思っています。一応確認なんですけれども、町民側としては協議会のみということですかね。もう一度再度確認なんですが、ほかにも、ほかの責務とかってうたわれるということは、ある程度周知してからじゃないとスタートできない部分があるのかなと思ったところがあったので、確認のために、協議会以外の方にも何かしら町民の方にこれを策定するに当たって確認をとられたというか、話をされたのかというところと、あと、先ほど4条、5条の話で、後段のほう、関係機関が実施する交通事故に関する施策に協力するものとするということで、結構強調した形になっているんですけども、この想定される施策、行うものって何ですかね。関係機関が実施するものとして、協力しなきゃいけないものの想定されるものを教えてやってください。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 交通安全対策協議会の後、意見を出していただいた後に修正案として今のような形にはなったわけなんですが、その後にパブリックコメントを実施いたしました。1件ございまして、いいことだから推進するようにという、そういった内容で、特にどこが悪いというような内容ではございませんでした。それから、今後どのようにというところでは、関係する機関といたしましては、交通安全に対しましてはたくさんありまして、まず交通安全協会を初め、交通安全指導員、現在、一部残っています交通安全母の会、それから安全運転管理者協議会でありますとか、事業所で5台以上所有しているところには管理者を設けなければならないというところに琴浦町役場も入っているところではありますけれども、関係する交通安全の機関といたしましてはそういったような団体がございますので、そういった団体とも連携しながら、交通事故件数の減少、死者のないようにといった運動を展開していくというところであります。  また、町民への呼びかけといたしましては、これまでもしておるところではありますけども、一部地域では熱心にしていただいております交通安全旗の掲揚ですね、そこの部分についても継続してしながら、それだけではなしに、今後補正等でお願いすることになるのかもしれませんけども、全戸を対象としたところの啓発も28年度中には考えていきたいというふうに、このように思っております。以上です。(発言する者あり)  基本的なところの条例で定めて、実施に当たりましては、28年度から始まります第11次全国の交通安全の基本計画、それがまた県を通じておりてきますので、それに基づいて町の計画もつくっていきたいというふうに、5カ年計画だったと思いますけれども、つくっていって、それにのっとって各運動の推進、そういったものも取り組んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) この条例ですけども、私は第4条で町民の責務があって、続いて第5条で事業者の責務があって、第6条で町の責務があると、こういう順番がちょっとおかしいんじゃないでしょうかと。当然、町民の責務というのは、運転免許証を持っている人はそれはいろいろあるわけですし、いろいろそういう点で言えば当然のことなんですが、町の責務というのはとりわけ重要じゃないかと思うんですよ。道路管理者として交通安全に対する安全義務が当然あるんだと思うんですよね。県道にしても、国道にしても。そういうような町が最も責任がありますよと。しかし、事業者の皆さん、町民の皆さんも交通安全のために協力してくださいというような条例だったら、まず町の責務が来てやるべきではないかと思うんですが、それはやっぱり姿勢なんですよ、これね。それをどう思いますか、その点は。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 当該条例の目指す大きな理念ということについては、皆さん御理解をいただけると思っております、共感をいただけるというふうに思っております。その中にありまして、文言として責務という表現であったり、4条、5条、6条のそういう理念からいったときに順序はどうかという、その辺の法技術的な部分のことについては、意見として今そういう意見があるわけでありますけれども、それは初めに町民の責務が、責務ありきという、何かそういうようなことを強調したりという、そういう意図ではないということを御理解を願わなければならないと思っておりますが、今は原案として4条と5条をこういうふうな形でまとめさせていただいたということであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) こだわるわけじゃないんですけど、交通安全はみんなの願いだ。町民全体で交通安全の安全な町をつくりましょうということで条例を制定されることは、意義があることで結構な、私も賛成なんです。そうしたときに、せっかく条例を定めるんですから、みずからがそういう交通安全に対する、町道の管理だとか、いろんなそういう安全施設をつくる責務があるということも自覚をして、まずみずからがそういうことに頑張りますよと。事業者も町民の皆さんもそういう点では協力して一緒にやっていこうではありませんかという姿勢を、この条文の中の順番として示すのが私はいいと思うんですよ。だから、これはそういう点ではいいと思うんですよ。だから、そういうところに配慮することが、優しい町づくりだとか、やっぱり町との協働が発展するというようなことになるんじゃないかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 思いは一緒なんです、思いは一緒でございますが、一応皆様にお示ししておるこの条例の原案としまして、町民の責務、事業者の責務、町の責務という、責務というそういう言葉も使いながらでありますけれども、こういう順序で原案というか、こういうふうに提案をしておるわけでありますが、誤解があったらいけませんけれども、3番目だからその意識が緩やかでいいとか、いいかげんでいいとかという、そういうことではもう全くありませんで、やはり町も、それから事業者も、それから町民の皆さんも一緒になって、そういう思いを共有をして、高齢社会の中での、あるいは認知症ということが問題になったこういう社会の中でも、交通安全ということをしっかり連携して取り組んでいこうというのが、この理念というか、考え方であります。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) ですから、そういうことで言えば、まだ最終日まで時間もあるわけですから、そういうふうにしたほうがよりいいものができますよということなんで、考える余地はありませんか。 ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩します。                 午後3時29分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時29分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) いろいろと御配慮もいただき、思いもお聞きしたところであります。それで、先ほど青亀議員、後段おっしゃったことも含めて、今、唐突なことでもありますので、少し私自身も冷静になって、そのことを検討させていただきたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) この条例というのは、ほんにすばらしいことだと思うんです。けども、8条、道路交通環境の整備ということが書いてあります。やはりこの管理状況をきちっと新設または改良、交通安全施設の整備を促進し、良好な交通環境を確保するよう努めなければならないということになると、本当に町の方針としては、道路整備というのは、なら車だけの問題でなくして歩行者や自転車や、いろんなものがあるんですよね。それと2項のところに、町が管理する道路以外の道路について、県道とか国道とか、この辺等に町長みずからが行く場合、直してくださいと陳情案件があると思うんですけど、そういう行く場合。そうしたら、今度は町道になったときは、みずからがしなくてはならないという方向になってくると思うんですよ。そうしたときに、今の予算等についてももう一度見直すとか、いろんなことを考慮せないけない問題が生まれてくるから、やはりその点についても私はいい条例だというふうに思います。その点についてはどうなんですか。(発言する者あり) ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) やはりあれですね、本当に全国でも何本もないようなものを、あえてこういうものをつくろうということでありまして、今の高齢社会の中での一つの大きな交通安全に対する一つの理念とか理想とか、そういうようなものを掲げたものという形で理解をしていただきたい。確かに一つ一つを読み込んでいくといろんなことがあるかもしれません。でも、一つは、やはり大きな目標や理念ということのほうにより多く力点を置いて現段階にあっては御理解をいただきたいと思います。そして、こういう形でスタートすることによって、条文の追加とか、あるいはこの辺はこういうふうに変えて一部改定したほうがいいんでないか、それはやっぱり今後いろんなことが出てこようと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、条例としては非常にいいとは思うんですけども、こだわるようですけども、文面のあちこちに努めるものとするという表現があるわけですね。努めるというのは努力をしますよというような感じに捉えるんですよ。非常に弱いというか、いいことですから努めましょう、努力しましょうというようなニュアンス。特に16条、飲酒運転の根絶というところに、飲酒運転を根絶する取り組みに努めなければならないとか、それから、客による飲酒運転が根絶されるよう努めなければならない、こんな努めるどころか、これはもう道路交通法で禁止になっておるわけですよ。これは私は法律に違反するんじゃないかと、この条文は。ちなみに、道路交通法の第65条には、何人も酒気を帯びて車両等を運転してはならない。何人も、酒気を帯びている者で前項の規定に違反して車両などを運転することとなるおそれのある者に対し、車両等を提供してはならない。何人も、第1項の規定に違反して車両を運転することとなるおそれのある者に対し、酒類を提供し、または飲酒を進めてはならないと、はっきりとならないと法律で決まっておるのに、この16条では努力しましょうというような表現、これは私は法律に違反するんじゃないかという気がいたします。ニュアンス、とり方もあるかもしれませんけども、非常にこれを見たら、ああ、まあ努めなければならないだから努力目標なんだなという、逆に捉える可能性があると。その辺、やはりもう少し見直しを私はすべきだと思います。  努めなければならないというのは当たり前のことなんで、もっと、例えば町は推進するとか、罰則規定がないわけですから、とにかくもう努めるなんていうようなことではなしに、これを推進するとか、何かやっぱりそういうところを考えるべきだと思うんですけども、いかがでしょう。法律に私は違反するような感じを思うんですけど、その辺も含めてよろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) おっしゃいましたように、16条の部分については、実際には条例とは別個に、現行法のいろいろな規定があって、今、高塚議員がおっしゃったようなことがあるということと、それから条例があるというような形になったときに、それは、そういう場合にどういうふうに考えたらいいのかなということがあります。確かにこのことに限らず、それぞれの個別法ってもっと厳重であったり厳格であったりする規定もあったりするわけであります。これは一つの理念としてあって、16条の飲酒運転の根絶に関する規定のニュアンスというものをどう捉えるかということもあろうと思います。したがいまして、16条も含め、あるいは4条、5条、6条の辺も含めて、少しそういう現行法と条例との兼ね合い、そして現段階における当該条例は一つの理念というものをうたい上げたものというような部分もあったりいたしますので、その辺をどういうふうに整理をしてつくるのが条例のあり方なのかということも検討をさせていただきたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 先ほど町長の答弁にもございましたけれども、それぞれの現行法、道路交通法でありますとか、そういうところでは明確に処分とか、そういったことも行政処分とかあるわけですが、今回は交通安全基本の条例でございます。国の交通安全対策基本法というものがございますけれども、その中にも、例えば歩行者の責務、住民の責務といったような項目で全て努めなければならないというふうに法律も基本法では定められておるところであります。配慮しなければならない、講じなければならない、努めなければならないといった努力項目というような国の法律もなっておるところで、それに合わせた形で町の条例もつくったところでございます。  それともう1点、先ほどちょっと町内の件数についてちょっと答弁漏れといいますか、死者については先ほど説明いたしましたが、平成23年から5年間で発生件数が33、25、15、15、20と近年下がってきていたけれども、27年にちょっと上がったというところで、このタイミングで、また表はお渡しいたします。負傷者につきましても同様に、48から28、24、19と減ってきていたんですけども、27年に19から22になったという交通事故発生件数、負傷者数でございます。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 今、町長は、検討するという返答でしたが、総務課長のほうは、努めなければならないというのは別なところにもあるんでと。私は、この16条は道路交通法に合致してないと。条例というものは法律があって、法律に逸脱しない範囲で決めることができますけども、この16条は道路交通法に合致してないという判断をしておりますので、ひとつ検討のほどはよろしくお願いします。いいです。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第22号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第8、議案第22号、琴浦町高齢者福祉サービス事業手数料の徴収に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第23号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第9、議案第23号、琴浦町役場の位置を定める条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 本庁舎だけだったのを、分庁舎も入れるということですけれども、私は琴浦町役場は3分庁方式、本庁舎、それから分庁舎と、まなびタウンに教育委員会事務局が入っておる。教育委員会は役場ではないんでしょうか、よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 先ほどの件につきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 役場の町の一部機関ではございますけども、まず、琴浦町役場の位置を定める条例についてですが、分庁舎については特段の定めがない限り条例で定める必要もないが、定めてもさしつかえないという見解が出ておるところであります。  その中で、まなびタウンというのは、教育委員会の特定の事務のみを分掌させる事務所ということで、そういった意味で支所であるとか分庁舎というところではございませんので、位置を定める条例には今回は入れていないところでございます。事務の一部を扱っておる教育委員会部局についてというところでございます。分庁につきましては、総合窓口ということで、分庁の機能を総合的に扱っておるというところでの位置を定める条例の対象として今回定めるものでございます。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) ちょっと理解ができないですね。一般町民から見たら、教育委員会事務局も役場だと。一部という、本庁舎があって一部を向こう、分庁舎で管轄しているんだからということですけども、ここにまなびタウンを入れたら何か不都合なことがあるんでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 特に不都合ということはございませんけども、あえて入れる必要もないというところでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第24号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第10、議案第24号、琴浦町課設置条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 子育て健康課とか福祉あんしん課、非常にぱっと見ただけでよくわかります。それで、子育て健康課というところには、子育てに関することはそこに行けば全てワンストップサービスで、町民が子育て健康課というのがあると、ああ、うちの子供のことについて相談に行こう、何か行こうというときには、今までは何かこうたらい回しにされていたものが、子育てに関してはここの課に行けば全てワンストップサービスができるような体制に持っていかれるのか、それでこういう名前にされたのか、よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 子育て健康課につきましては、今の質問でありますけれども、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 子育て健康課というところについての御質問です。現在の町民生活課の子育て応援室を、子育て健康課としてまち・ひと・しごと創生の総合戦略において、妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して総合的な相談支援を提供するワンストップというところで、係の異動を検討といいますか、そのようにするようにしておるところです。もちろん保育部局につきましても一元化をするようにしておるところであります。ただし、町民生活課が行っておりました児童扶養手当事務の母子福祉の窓口一本化ということで、現在の福祉課の母子自立支援事務のほうへ一部統合する部分がございますけども、基本的には子育て応援から子育て健康というところで一元化を狙ったものでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) そうしますと、例えば保育所であるとか、児童クラブであるとか、例えば進学奨励金だとか、子育てですね、それから子供たちの医療費補助だとか云々は、この子育て健康課に行けば全部そこでして、もう子育てについてはそこで全て賄いますよという形になるんでしょうか、お願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 小塩町民生活課長。 ○町民生活課長(小塩 久志君) 今、議員がおっしゃられました進学奨励金とか、一部は、全てが子育て健康課のほうで対応できるというわけじゃなくて、先ほど総務課長も言いましたように、母子自立、母子に対しての児童扶養手当については福祉あんしん課になりますし、進学奨励金については人権・同和教育課のほうになるということでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第25号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第11、議案第25号、琴浦町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第26号
    ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第12、議案第26号、琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 変更、改正前と改正後で金額のアップがあるんですけども、大体9.12から9.82%、約9%以上上がるんですが、もちろん上がるのは結構なことだと思うんですけれども、えらい上がり方が非常に大きいなと。なぜこういう9%とか9.8%の報酬アップにされたのか、その理由をお願いいたします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) このことにつきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 月額につきまして増額となっておる表ではございますけども、これは一時金をこれまで支払っていたものを、それをゼロにして同額を年12カ月で割り戻した額にするということでございますので、年額のトータル、報酬額は変わりございません。よろしいでしょうか。特別職の報酬条例ということで、地方自治法の203条の2第2項で、支払い方法については条例で定めなければならないということに基づきまして、今回月額のみで改正するという、総額については変わりないところでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 今までどおり一時金は一時金で払って、報酬は報酬で払って、何か差し支えか何かがあったんでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 特にということではないんですけども、先ほどの地方自治法で支払い方法等を定めるというふうに規定されておりますので、今回額について定めようとしておるものでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) これは特別職の職員ですから、非常勤の、ここに別表のところで文化センター館長と人権教育推進員と生活相談員の三者が決めてあるわけですけども、文化センターの館長は、文化センターの条例があって館長を置くことができると、こうなっているんですが、特別職というふうにはなってないんですよね、地方公務員法第3条3項3号の。それで、ここに特別職として扱うということは、地方公務員法上、正しくないと思います。  それから、人権教育推進員ですが、これネットで公募しているんですね。特別職の非常勤の職員をネットで一般公募するというのは、地方公務員法上あり得るんだろうか。それで、これネットで調べてみると、人権教育推進員をネットで募集しているのは鳥取市と米子市と琴浦町なんです。それで、これは鳥取県だけのようですね。全部ネットでヒットするのを調べてみると、ヒットしませんから。公募するような職員を非常勤の特別職と言えるんだろうかと。これは一般質問でも言ったんだけど、生活相談員についても教育委員会が任用すると。教育委員会が任用できるのだろうかと。そういう点から言ったら、公務員法上、これは単なる一般職のパート職員じゃないですか、法令を解釈すれば。ここはどうなんでしょう。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) まず、我々の見解は、当該職員は特別職の非常勤の職員という認識であります。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 我々の見解は、やっぱり地方公務員は地方公務員法に基づいて任用してやるというのが法治国家の仕組みじゃないかと思うんですね。ですから、特別職というのは法定の、例えば選挙管理委員会だとか、いじめ対策委員会だとか非専務職、専らその職につかない特別職、それが非常勤。これが地方公務員法の解釈なんですけども、ちょっと拡大解釈が過ぎりゃしませんか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この特別職の非常勤、国家公務員法の中でも例示があったりいたしますが地方公務員法では特別な例示もありますけれども、そこからやはり類推して認識する中にあって、当該職は特別職の非常勤という認識であります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第27号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第13、議案第27号、琴浦町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第28号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第14、議案第28号、琴浦町空き家等の適正管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第29号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第15、議案第29号、琴浦町税条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第30号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第16、議案第30号、琴浦町低開発地域工業開発地区における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) お聞きします。琴浦町低開発地域工業開発地区における固定資産税の免除の一部改正ですけど、中身はいわゆる税金を免除する場合、町がサービスをするというか、そういう場合にはマイナンバーをつけろと、こういう条例改正なんですけども、そもそも低開発地域工業開発地区というのは、森藤工業団地の計画変更はしないというふうに言明されているわけですから、こういう条例が適用される局面はないのじゃないかなと。今の状態は、計画変更がまだ生きている状態で、それで固定資産税の課税が免除されているというような状況じゃないかと思うんですけども、そこら辺はこの条例の改正はどう適用されるのか。実際改正しても適用できない、されないんじゃないですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) おっしゃるのは、それは少し根拠の法令が違うというふうに認識しておりまして、今おっしゃるのは、あれは農村地域工業等導入促進法に基づく当該地域のことであります。これは低開発地域工業開発地区における云々かんぬんということでありまして、ここのところの、いわゆる低工法と略して言っておりますが、そこら辺のことにつきまして担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 田中税務課長。 ○税務課長(田中 肇君) 先ほど町長のほうから説明がございました。議員御指摘の法令につきましては、農村地域工業等導入促進法という適用になります。今回の議案につきましては、根拠法令が低開発地域工業開発促進法ということで、昭和の時代にできた法律が現在も生きておるということで、適用になった場合、3年間機械等の固定資産税について免除するという制度でございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 勘違いがちょっとあったようですけれども、いずれにしてもいわゆる低工法という法律に基づく工業導入というのは、もうできないじゃないかなというふうに私は思ってまして、これはなぜかといいますと、大山乳業が新工場をつくったときに、低工法の適用を受けて固定資産税の減免をやろうとしたけれども、もうこれは使えないんだという形で町が補助金を出してそういう対応をしたという歴史的な経過があります。そうすると、これは条例をつくってこういうふうにしたとしても、実際には適用ができない、こういうものじゃないかと思うんですが、いかがですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) そうですね、かつて低工法を適用したのは、青亀議員が今おっしゃった、当該法人の設備投資か何かについてあったというのが過去にありましたけれども、現時点では該当のものはありませんし、今後ともそれはちょっと我々としても、これの適用というのはないのかなというふうに推測しております。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) それで、この条例を改正してマイナンバーを添付して、固定資産税の減免を申請をできるような形に条例するんですけどね。いや、この低工法を適用したこういう事業ができないんじゃないですかと思っている。できないんだったら、そういう条例なんてつくる必要ないんじゃないですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 田中税務課長。 ○税務課長(田中 肇君) この町条例が地方税法に基づいております。地方税法の規定の中にこの条文がございますので、町の場合に該当になるかならないかというよりも、法がございますので、それは当然条例としても残しておくということになると思います。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第31号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第17、議案第31号、琴浦町国民健康保険税条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第32号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第18、議案第32号、琴浦町特定公共賃貸住宅条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第33号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第19、議案第33号、コーポラスことうら条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑ありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第34号
    ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第20、議案第34号、債権の放棄(琴浦町住宅新築資金等貸付金)についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 債権の放棄出ておりますけど、これ金額も759万ほどで、かなりの金額だと思うんですけど、債務者が現在、北栄町在住ということで書いてありますけど、現在その土地、建物はどうなっているのか、まずそれが1点。  契約日付が昭和61年で、かれこれ30年ぐらいたっておると思うんですけど、その時点で住宅部分、宅地部分、どれだけ借り入れをされて、返済はどの程度行われたのか。あとは、保証人が死亡されているということで記載のほうがあるんですけど、通常そういうことや資力的に難しい高齢になった。であれば普通の金融機関であれば、保証人の切りかえなんかが行われるのは当たり前だと思うんですけど、そのあたりはどうなっていたのか、その辺よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この件につきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 長尾人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) 初めに、土地、建物の状況であります。平成16年の8月2日に競売により売却されております。ですので、この方、借受人の不動産はございません。そして借り入れ状況、それから返済状況でありますけれども、借り入れとしましては、昭和61年12月25日に契約をされておられます。新築資金が620万円、宅地取得資金が500万円、利子が各年2%ついておりまして、新築資金が170万8,900円、宅地取得資金が137万8,157円、こちらが償還の対象になっている金額であります。  返済の状況といたしましては、住宅新築資金が、まず元金ですけれども、260万8,522円、利子が118万4,288円、宅地取得資金のほうですけれども、元金が196万6,343円、利子が92万1,643円となっております。  済みません、申しわけありません。先ほど述べましたのが、支払い督促までの償還金額でした。ちょっと訂正をさせていただけますでしょうか。その後に、8,000円ほど宅地取得資金の元金を払われておられますので、宅地取得資金の元金から8,000円をマイナスしていただけますでしょうか、お願いいたします。  それから、保証人についてでありますけれども、住宅新築資金等貸付金償還推進助成運用基準に、保証人から償還が困難と認められる場合の例としまして、保証人が死亡または失踪宣言を受けた場合、この取り扱いは、相続人が当該債務の相続を放棄した場合に限定されないということで、まず保証人の相続人に及ぶことはないということです。それから、変更をしていないのは、契約書の中に借受人から保証人の変更請求がなければ、町としては変更しなくてもよいということになっております。保証人が死亡した場合に、新たな保証人を設定しなければならないということも書かれておりませんので、保証人を新たに設定はしておりません。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) お話のほう伺いました。平成16年8月競売ということで、今、多分、人手に渡っていると思うんですけど、しかし、これ抵当権はこれにはつけてなかったんですかね、役場のほうは。そうすれば対策なりはあったと思うんですけど、その辺はどうなっていたのか、よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 長尾人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) 抵当権は設定しておりません。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  桑本賢治君。 ○議員(3番 桑本 賢治君) この件でございますけども、昨年もこれ出とったと思いますけど、債権放棄ですね。まだ次々毎回出てくる可能性がある、債権放棄というのが。私は適当な時期に法的措置をとって、とれないものはとれないで処理したほうがええと思いますね。議会に出るたんびに、本人は、保証人はということをやるばっかしですから、やっぱりもう借りてから30年ぐらいになるわけでしょう。だから該当者のあれを洗い出して、できるだけ法に基づいて適正に処理するほうが私はええと思いますが、町長、いかがですかね。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 当該事業は、これは住宅新築資金等貸付事業という国の制度に基づく貸付制度であります。その中にありまして、去年もそういうこともあったと思いますし、今回もあるわけであります。しかし、おっしゃるように、でも最終的な段階で債権を放棄するということになりますと、議会にこういう形で議案として提出する義務が当然あるわけでありますし、説明の義務もあるわけでありまして、こういう提案の仕方になろうと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) 桑本賢治君。 ○議員(3番 桑本 賢治君) まあ無理なことを言っておるかもしれませんけども、やっぱり適切な時期にするのは、相手のためでもあると私は思っておるんです。いつまでも引っ張ると、本人もしくはその家族も大変だと思うんですよ。だから、ないものはないわけですから、適当なところで法に基づいて司法の場で免除するんなら免除する、とれるものはとる、それからまた再度買い直す、こういうことをしてもええと思うです。このままいくと、私は議員しとる間じゅう、この土地取得資金及び新築資金の放棄、放棄、放棄が出てくるような気もして、だからやっぱりどっかでちゃんとするというのもトップの責任ではないか。誰もしたくないかもしれませんけど、もう30年もたって、これから次々出てくるというのは、議員の人もかなわんと思うですよね。というようなことを思いますので、町長にやんなれとまではよう言わんけど、やっぱりどこかで決断することをしないといけないんじゃないかと私は感じております。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この住宅新築資金の当該債権、債務であっても、あるいは租税債権ということで、例えば税の不納欠損処分とかというような場合であっても、それはそれぞれ法に定められた厳格な手続なり、そういう取り組みということの中で、いろんな形があってもやっぱりもうこれはどうにもならんというものが、税を中心とした債権の場合の不納欠損処分ということになりますし、あるいは住宅新築資金の貸付制度の場合は、位置づけとしては、当該債権についてはこういう債権の放棄という独立した議案という形式で、議会のほうにお諮りをしなければならないという手続的なこともあります。いろいろとそのお一人お一人のことを分析もしながら、今後も取り組んでいくことになりますけれども、手続的にこういうことをし、ある程度説明もしなければ、やはり債権の放棄ということにはなかなかならんという、そういうことであろうと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) お尋ねします。担保がとってないということなんですが、担保はとらなかったということは、条例に対してはどうなのかということが1点。  それから、土地、建物が16年に競売ですから、かなり最近なんですよね。だから担保をとらないということは、住宅を建てて、その宅地も買ってローンを組んだのに、それに対する担保設定をしないということは、債権を確保することが不可能な状態の貸し付けをやっちゃったと。普通であれば担保設定をして、それで担保の順位も、順位1位、2位、3位がありますから、順位1位にして公的な貸し付けですから、債権の保全をするというのは、お金を貸す場合のイロハのイなんですが、それができてないのはなぜかということと、それから次のセーフティーネットは保証人なんですが、保証人が死亡して云々という説明がありました。しかし、この金額からいうと、昭和61年の貸し付けで、いつまで返済が行われていて、滞納が発生したときに保証人はまだ存命だったのかどうか。連帯保証人というのは、債務者を飛び越していけるわけですから、そのときに適切な債権の保全をやっていたかどうかというのが、やっぱりいわゆる金の貸した、貸さんというのが問われるというふうに思うんです。だから、そういうことで肝心かなめの債権はもう競売でなくなっちゃっているわ、多額の借金は残っちゃってるわ、保証人は亡くなったと、こういうことが事務の執行を適切にその都度やっていないために起こったのであれば、これは仕方がないから債権放棄するという形にはなかなかなりづらい話じゃないかというふうに思いますが、そこら辺はどうなんでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) もしも詳細な説明が必要であれば担当課長のほうでいたしますけれども、今回の議案は、債権放棄の理由としては、鳥取県住宅新築資金等貸付助成事業補助金交付要綱を適用し、債権を放棄する。そしてこの事業というのは、国のその政策であります住宅新築資金貸付事業の要綱に基づく一連の事業でしてきたということであります。そのことを御理解をお願いしなければなりません。 ○議長(手嶋 正巳君) 長尾人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) 初めに、抵当権の設計ですけれども、抵当権を設定しなければならないという明確な規定はございません。  それから、保証人でありますが、保証人は平成20年の12月12日に死亡されておられます。平成20年といいますと、もう滞納になって、それからなかなか払えてない、もちろん競売になって不動産もありませんし、町外にも引っ越された後になります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 平成16年の8月2日に競売にかかったということで、こういう競売にかかる場合には、町には例えば連絡だとか、幾らで落札なったとか、そういうような取り決めというか、借り主は、もしそういう破産であるとか、そういう事態に陥ったら役場のほうに届け出をするような義務とか、そういうものがあるのかないのか。当時幾らでこの競売で落札になったのか、わかればお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 長尾人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) 以前の徴収記録を確認してまいりました。その中には、倉吉の裁判所のほうからの通知が届いたという記録が残っておりませんでしたので、把握できていなかったのではないかなと思います。ただ、当時私が担当しておりまして、この方について、私が残しておる交渉記録を見ておりましたら、銀行の融資がとまったということが15年の12月10日に記録として残っておりました。私の知識もなかったということもありまして、この時点で動いていればかなり変わっていたのではないかなとは思いますけれども、知識不足ということで、なかなか行動に移せなかったということであります。  それから、落札額なんですけれども、これはちょっと確認ができておりません。ただ、落札された額については全て事業の借金のほうに回されておられますので、こちらのほうには一銭も入っておりません。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 先ほど、こういうような抵当権の設定がないですから、貸し主である役場、琴浦町に対しては、借りた人はその物件が競売にかかろうと何しようと、届け出の義務的なものは全くないですね。黙っておればもうそのままなんですが、いや、そういう書類的に必ず届け出をしてくださいということになっておるのか、なってないのか、それをお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 長尾人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) 申しわけありませんでした。東伯町の時代に住宅新築資金等貸付条例の第14条におきまして、財産処分の制限が示されています。この中に書いてありまして、今回の案件というのは、処分してはならない案件になるんですけれども、町のほうに連絡をしなければならないということにはなっていません。ただ、町のほうに相談があった場合に、町長のほうが特別に事情があると認めれば、この処分が認められるということにはなっております。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第35号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第21、議案第35号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第12号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第36号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第22、議案第36号、平成27年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第37号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第23、議案第37号、平成27年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) お聞きしますが、歳入で県補助金564万円と、一般会計繰入金が190万円あるんですが、これは債権放棄に係るものではないかと思うんですが、どうでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) それは、そのとおりでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 長尾人権・同和教育課長。 ○人権・同和教育課長(長尾 敏正君) 先ほど町長が申しましたとおり、債権放棄の関係のものであります。ただ、初めの内容説明のときにもお話をさせていただいたんですけれども、昨年の12月議会で増額補正をいたしました別件の支払い督促の関係の予算、それについての補助金は今回で減額をさせていただきましたので、少し差が出ております。その支払い督促を行わない理由としましては、2月に滞納者のほうと折衝ができまして、分納誓約と、それから財産調査の同意が得られましたので、今回は見送って、もし何かあった場合には次回させていただくというお話はさせていただいているところです。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) それで、破綻スキームというのが、先ほどから議論になっている、国が50%、県が4分の1、町が4分の1という形で債権放棄をした分のあれを穴埋めすると、これがスキームだというふうに思っていますけども、そうすると国、県のそういう負担をここに入れて、町の4分の1も入れてというような処理がこの補正予算になっているんだというふうに思います。  そこで町長、この町の一般財源をここに入れて破綻処理をするということについては、一時的にはそういうこともあるかもわかりませんが、実は住宅新築資金には、旧赤碕、旧東伯、合わせて1億円近くの一般会計からの繰り入れがあって、いわば一般会計で立てかえているというような状態にある。だから、この会計の中に一旦こうはするんだけど、そういう一般会計繰入金の部分に充当するというふうな形の会計処理のほうになるんでしょうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 青亀議員がおっしゃった、一般会計から当時繰り入れた金額は、それは1億ではありませんで、一般会計から当該特別会計に当時繰り入れたのは6,000万繰り入れておって、それでそれをずっとこの特別会計から毎年300万か、ほとんどそのときのあれによって300万、400万とずっと返して現在に至っておりますし、今回の場合も歳出のほうでは予備費として1,548万1,000円というものを想定しておる中にありましては、特別会計から一般会計に返すお金は多く返るということになると思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) 私の認識が違うんかもわかりませんけども、実は一般会計から繰り入れをして、大体その住宅新築資金の滞納は1億5,000万から1億7,000万ぐらいあったと思うんですが、しかし、それを一般会計から繰り入れを1億円ぐらいした上で、なおかつ住宅新築資金が赤字が出ますから、それを繰り越しで来年度の収入を当て込んでという会計をやっていたやつをやめて、町が貸し付けをして、それで少しずつ返していくという、二段構えになっているというのが資金の投入のぐあいなんですよ。ですから、私はこういう破綻処理をした場合に、例えば1億円が焦げついちゃってどうにもならなくなったって、4分の3の7,500万は国・県が見て、町は2,500万でいいから、これまで1億円つぎ込んでいるんだから、もうかえって返ってくるほうだよというふうに言っているんですけども、そういうふうになっているんじゃないかと思うんです。だから、町長がおっしゃっているのは、そういう1億円という一般会計からの立てかえの繰り入れを除いた部分の赤字部分を4,000万だったか、そこら辺から始めて少しずつ返していくというような会計処理の仕方だと思うんですが、いかがですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 我々は望んでおるわけではないですけれども、住新について今回と同じようなことが発生したときには、国の負担、県の負担、町の負担はそのようなルールで対応していくということになります。それから、以前6,000万というものを一般会計から繰り入れて、順調に毎年償還もしておりますわけであります。今後ともやはり、つまり対象の皆さんにはきちっとした対応をし、いろんな理解なり説得もし、真摯に向き合って適切に取り組んでいくということが一番重要なことだと、そのように感じております。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) ですから、いわゆる住宅新築資金の全体のスキームというのは、26億円ぐらいを貸し付けたんでしょうか、その全体というのはそういうことなんで、歴史的にそういう一般会計から繰り入れをしたりなんかする。しかし、それでは赤字額わかんないからということで、いわゆる繰上充用をして赤字をはっきりさせるという時代があって、それもちょっとという形で、一般会計から右のポケットから左のポケットに金貸して帳尻を合わせるというような形をやっていたという、二段階のそういう財政措置をしているんです。それで、桑本議員も言ったけれども、債権がないものをいつまでもほうっておいてもだめだし、そういうことを始末する時期が来て、あと5年で全ての償還が終わる計画になっているわけですから、Xデーは近づいているわけです。そういうときにちゅうちょなくそういう不良債権を処理する場合に、既に1億円からの一般会計を立てかえて出しているんだから、町としてはそんなに痛まないよと、むしろ入ってくるような金があるんだよというところの認識に立って問題の解決に向かわないけんのじゃないかということを言っているわけですが、どうなんですか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) それは、5年という時間軸になるのか、7年になるのかということはありますし、それはそういうことを想定をしたときに、国のほうからどの程度のお金が、国と県がどういうふうに入ってくるのか、それに伴う町の負担がどうなるのか。そして、その会計というものをどういう形で締めくくるのかというのは、それは今からある程度イメージもしながら、数値というものも踏まえながら、一つのシミュレーションをするというのが今の時期でありましょう。  ありましたように、これまでは繰上充用という手法をとってきましたけれども、何年か前にその手法をやめて、一般会計からの繰り出しということで6,000万、6,000万をその当該特別会計に入れた形で今しておって、順調に一般会計に毎年償還ができておるということであります。したがいまして、今後ともこの会計のあり方については、非常に問題意識も持ちながら、どうあるべきかということを考えていかなければならないし、今後5年という時間軸、5年が7年という時間軸になるかわかりませんが、そういう時間軸の中で、この住新のことというのはある程度全国的に共通の課題的な側面がありますし、住宅新築資金特別会計のこの実施要綱なるものをつくったのは、今で言うところの国土交通省がつくったものでもあります。そこには、5年という時間軸の中で、国レベルでどういう、この問題に対する方針というものが出されてくるのかということを我々は注視していかなければならないと思っております。そういうこと、大きな枠としてはそうであります。  だけれども、今、我々が5年後でなしに、今のきょうやあしたのことを考えたときには、やはり当事者間にちゃんと向き合って、そしてその債務の履行をしてもらうということの努力をする。そして弁護士などの予算措置もあるわけでありますけれども、それが誠意の見られない方に対してはどういう対応をしていったらいいのかということを、日々のこととして取り組んでいくということであります。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第24 議案第38号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第24、議案第38号、平成27年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第39号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第25、議案第39号、平成27年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第5号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第26 議案第40号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第26、議案第40号、平成27年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第4号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第27 議案第41号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第27、議案第41号、平成27年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第28 議案第42号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第28、議案第42号、平成27年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 皆さんが、誰かが言われるかと思いましたが、ないようですのでちょっとお尋ねしたいと思います。  発電所の件でございますけれども、今回ここに補正として、5ページですけれども電力料、これが正規の電力料1,150万円、それから雑収益261万で上がっておるわけですけれども、これを合わせても、そこに差額としての889万の補正額ということで上がってきておるわけですけれども、昨年発電機が故障したということで、この弁償金ということが書いてあるわけですけども、この差額を足してももとには戻らないわけで、差額が出ておるわけです。261万で、あとそれは業者と保証金についての協議は、もうそれで契約されたのか。それから、今後の今、きちんとした水力に、発電量になっていないということがありまして、そういうものを含めて今後の対応等を協議されているのか、そのちょっと2点お尋ねします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今おっしゃる部分につきましては、担当課長で答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) 発電所の故障についての営業収益の889万円の減額ですが、これは実際に全体からいいますと、故障のために収益が下がったと思っていません。雨量の関係とかもありますので、全体の額としては故障だけじゃないんですけど、故障についての補償額というのは、農建の委員会でも説明書を提示しましたけど、これまでの実績等で計算しまして、その額を弁償してもらうことは確定しております。  今後に向けてですけど、実際その基礎の数値にはなっていないんですけど、様子を見ながら今後また協議していきたいと思っております。 ○議長(手嶋 正巳君) 小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 発電量、そのときの状況と言われますけれども、電力料の収入額の2,650万円というものが予定として立てられておるわけですよね。それで水量とかなんとかって言われますけれども、またことしも同じような金額で載っておるわけです、来年度の28年度に対しても。それで、そこの差額というのは結構な差額になっておるのに、要は水力やなんかの落ちた分の、でも200万ぐらいな差額ならいいわけですわ。ところが、ここの収益のあれでは、マイナスになっておりますように、大方900万からのマイナス損益としてのあれがあって、それから損益の弁償金として261万あるわけです。これが本当でその水力発電の開発されたその業者さんの補償料なのか、これが。それでこの金額で契約を妥結されたのかということなんですよ。  それで、今後まだこの補償額が変わるのか、変わらんのか、その辺が私たちは知りたいわけです。ただこれで補償額はこれでおしまいですよといって言われるなら、あとの補償はどういう契約になっておっただろうと、そこまでちょっと教えていただきたい。 ○議長(手嶋 正巳君) 高橋農林水産課長。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) 発電所は、年度で言えば3年目ですけど、実際開始から2年目ということで、当初の計画で売電価格が固定価格買い取り制度を利用するために20年間は固定されているということもありますし、まだ1年経過したところですが、確実な実績といいますか、本当の数字というのはまだわからないので、2年目は1年目と同じように計上させていただいております。 ○議員(11番 小椋 正和君) 議長、ちょっと暫時休憩。 ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                 午後4時39分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時40分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  高橋農林水産課長、資料提出よろしくお願いいたしますので。 ○農林水産課長(高橋三枝子君) はい、わかりました。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第29 議案第43号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第29、議案第43号、平成27年度琴浦町水道事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第30 議案第62号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第30、議案第62号、財産の取得について(大高野官衙遺跡保存・活用用地)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) ちょっとお聞きしますが、2万3,030平方メートルということで、大変広いなと思っております。これは指定をされたということで次のページに書いてありますが、指定地ということでありますけれども、大高野官衙遺跡の時代に、ここにあるとおり、字名が鐘鋳場、鐘を鋳造する場所、それから籠据場という字名なんですが、実際の話あそこに倉庫があった時代に、乗り物としてのかごがあったんだろうかなと。それから、かなり傾斜地なんですが、そういうようなその時代の何かを、施設なりなんなり役目を果たすようなものがあったのだろうかと。それで、このいわゆる今の土地の字名が、その歴史的由来があると思うんですけれども、字というのは部落なんですけども、大字が村で、そこら辺の歴史的経過からいって、そういうようなものがあって、かごがあって、それを据えつける場所が傾斜地で、それが大高野の遺跡の時代にそういうものが歴史的に文化庁が認めて施設にしたということなのでしょうかね。ちょっとわかんない、これね。人の移動手段としてそういうものがあり得るだろうか。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この大高野の官衙遺跡につきましては、時代的には斎尾廃寺がまだあった当時、あの一帯に官がこれを、結局役所の跡みたいなところで、それで当時はまだ貨幣の経済が発達していませんので、米が一つの貨幣のかわりをやる機能を果たしておったという、そういう時代であります。ですから、白鳳期ですから奈良時代よりもっと前の、だけえ飛鳥、白鳳、奈良、平安、鎌倉、室町と来ますので、そういうことでありますから1,200年も300年も前のことであります。おっしゃいましたように、その鐘鋳場と読むか、あるいは籠据場という、こういう字名ができてきたのは恐らくもっとずっとこちらのほうの、例えば室町時代とか江戸時代とか、当時この地図をつくったのは、実はこの役場にある公図は明治22年につくっておりますけれども、少なくとも江戸のころの呼称でもってこういう字名をつけたのかなというふうに私は推測しておりますけども、詳しくは担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 戸田社会教育課長。 ○社会教育課長(戸田 幸男君) 先ほど字名の御質問だということでありますけれども、この大高野官衙遺跡の真ん中辺を江戸期ですね、八橋往来が通っておりました。先ほど町長が申しましたように、字名の名称については、いつごろできたかというのはわかりませんけれども、一つの推察として出てきたのは、八橋往来の可能性があるというようなものではなかったかと思います。  もう一つ、鐘鋳場につきましては、これ、ここのところにどういうそういうものがあったのかということは議論の中には、今の専門の委員さんのほうからは出てきておりません。以上であります。 ○議長(手嶋 正巳君) 青亀壽宏君。 ○議員(12番 青亀 壽宏君) これ図面を見ますと、字名があって、そこのところが指定の範囲になっているというふうに思うんです。それで、例えば大八車というのは江戸時代にできて、大人8人分の仕事をするから大八車だと、こう言われているんですね。かごが出てきて人が往来にそうやって使ったりなんかするというのはずっと手前のほうで、やっぱり当時はみんな歩いていたんですね。ですから、その指定のされた地域が、文化庁が指定したといえばそれまでなんですけども、そういう根拠や、そういう出土品だとか発掘してというような形というようなものが、これだけ広範な広いところにあったのかどうかというのをちょっと知りたいんです、どうぞ。 ○議長(手嶋 正巳君) 戸田社会教育課長。 ○社会教育課長(戸田 幸男君) 先ほどありましたように、この指定地につきましては、昭和56年から農地開発事業によってトレンチを数度入れております。そこで出てきた今の、群衙の正倉と言われております、米倉ということであります。その指定の範囲が、現在、昭和56年に調査を開始しまして、南北等に礎石群が存在しております。で、その調査の結果、南北に105メートル、東西に130メートルの範囲で区域を確認しております。ですので、今、指定につきましては、一部分筆等のこともありますけれども、筆単位で指定されておりますので、その筆、その範囲よりも若干広目に指定になっております。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) ちょっと聞いてみたいんですけども、これは国の史跡に指定されたということで、それはよかったと思いますけども、今回こういう形で買われました。農地でいくと約2.3ヘクタールほどあります。一部山林、それから遊休農地で耕作農地の場所もありますし、芝畑もあります。相当荒れておるわけですけども、それぞれ購入されて今後の維持管理、それと今後どういうふうにここを活用されるのかという構想等を、ただ買うだけのこれは予算書ですけども、買った後をどういうふうに活用されるかというのを説明を受けておいたほうがいいと思いますんで、今わかる範囲でも結構ですし、また委員会のほうでも、どういう計画のもとにこれを買うんだということを、買ってどう整備していくんだ、それと当面、28年度のここの2.3ヘクタールの維持管理はどうするんだというようなこともやはり聞いておかないといけないんじゃないかと思いますので、町長のほうで今答えられる範囲でもいいですし、あとはまた所管の委員会のほうでも具体的には説明をしていただけたらと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 当該その官衙地域というのは、これは役所の跡なりあるいは米倉の跡みたいなのがずっとありまして、八橋往来がここのところに走っておったでないかというような、そういうこともあったりいたします。それに隣接する形で斎尾廃寺がありまして、斎尾廃寺は国の特別史跡ということになっております。ただ、そういうことを言ってみましても、行ってみればただの芝畑でないかやということであります。これをどう生かしていくのかということがやはり問われることになります。  ただ、これはそのほかのイベントや何かやと一緒に、何かと組み合わせていきませんと、これ単独でもって何かをするというふうなことにはなかなかならんように私自身は感じております。皆さんにとって、非常に興味のあるのは食べることというのがあったりするわけでありますけれども、やっぱりイベントの中で食べることというのは非常に大きなことでもあります。グルメdeめぐるウォークとかというようなこともあったりいたしますし、何かそういうもの、あるいは八橋往来という一つのキーワードで、倉吉市の野島病院の裏の辺からがスタートになろうと思いますけれども、それから倉吉の今在家の辺の急な坂をおりて、北栄町の種の辺からみたいなことで八橋往来というのもあったりして、そういう町内の、あるいは町外のいろいろな組織なんかとも一緒になって、何かのイベントの中でこんなの位置づけやPRをしていくようなイメージが、今、私が描いておるイメージということであります。 ○議長(手嶋 正巳君) 戸田社会教育課長。 ○社会教育課長(戸田 幸男君) 詳細については委員会のほうで答弁させていただきますけども、概略だけ述べさせていただきます。ここの公有地化を図るきっかけになったのは、荒廃農地再生事業で、これまで礎石を構わずに耕作されておりましたけれども、農業を振興するためには礎石が邪魔だということで、農業との共存というか、農地のままでの保存はできないというぐあいに判断させていただきました。  それから、公有地化後につきましては、ここは農地ではありませんけれども、芝畑は公園のような芝の管理をさせていただきますし、荒廃農地については、やはり草刈り等周辺の農地に配慮した管理を行っていこうと思っております。  それから、今後の計画ですけれども、現在、27年度に保存活用の検討委員会を立ち上げております。そこの中では斎尾廃寺と一体とした保存、それから活用のあり方について検討していくということでありますので、今後そこの委員会の中での論議で基本計画をつくってまいりたいと思います。以上です。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  あらかじめ本日の会議の時間延長をいたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第31 議案第63号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第31、議案第63号、町道路線の廃止についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第32 議案第64号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第32、議案第64号、町道路線の認定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第33 議案第65号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第33、議案第65号、町道路線の変更についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第34 議案第66号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第34、議案第66号、鳥取県行政不服審査会共同設置規約に関する協議についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第35 議案第67号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第35、議案第67号、倉吉市との間における定住自立圏形成協定の変更についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。   大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 議案67、定住自立圏の形成に関する協定書の一部の変更ということで、こちらのほう大きく囲んであるところを見てみると、未婚・晩婚化の解消、そういったことの取り組みなんかが明記されていると思うです。  それで、今回倉吉市と結ぶことに関して、私、ちょっと倉吉市のほうから資料のほうをちょっともらってきたですよ。倉吉市定住自立圏共生ビジョン懇談会、これ庁舎内であったらしいですけど、こちらのほうがホームページのほうに上がっておりましたので、私、要点筆記はしておったんですけど、先月の2月あったらしいんですけど、ここの中にこういうぐあいにあるんですよね。婚活イベントを開催してもなかなか参加者が集まらない。地元のイベントの参加には抵抗があるという意見を伺っている。そういうことでこういう取り組みをされておるんだ、まあそういうことなんですけど、ここからが問題だと思うんですけど、中部圏域の中で婚活事業を共同で実施することで、参加者へのPRや支援が効果的に実施できるのではないか。そこで各市町での成果にこだわらず圏域での成婚を進めていけば、結果的に圏域での定住につながっていく、これが倉吉市のそういう考えであろうかと思います。琴浦町が目指すのは琴浦町の定住じゃなくて、こういったものを結ぶ圏域でしたら、例えば人が出て行っても仕方がない。これはもう圏域での定住を前提とした倉吉市のほうではお話であると思うんですけど、その辺のところ、例えば負の部分はあると思うんですけど、結婚、成婚したはいいですけど、例えば圏域の外に、町外ですね、出て行ってしまったとか、そういったところについての手だてとか、そういったことはお考えでしょうか。よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) そのことにつきましては、担当課長のほうで答えさせます。 ○議長(手嶋 正巳君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) 今、大平議員さんがおっしゃいました圏域での定住というのも大きな目的ではありますけども、最初に言われました各市町でそれぞれイベントとかセミナーをやっておられます。その中で、言われたように、なかなかそのまち自体では出にくい、抵抗感があるというようなことは、どのまちの担当者からもありました。そういうことであると、やはり未婚・晩婚化の解消が大きな目的でありますから、まず結婚してもらわなくてはならないということであります。それに対して、なら抵抗感があるんだったら中部でやりましょうというイベント、それとセミナーとか、そういうものについても中部一つでやるということになると、皆で割り勘しますからコストが浮いてくるというメリットもあるという中で、中部で取り組むもの。さらには、各市町でも独自に取り組んでもらってもいいですよと。中部で取り組むもの、各市町で取り組むもの、結婚というのは非常に重要なことですから、琴浦町としては婚活コーディネーターとかくるくるツアーとかというのをやりながら、町と中部でやるものというものを分けておるということでございます。 ○議長(手嶋 正巳君) 大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) ちょっと話がかみ合ってないように思うんですけど、今回協定を結ぶ、変更する倉吉市のほうでは、共生ビジョン懇談会、これ庁内であったらしいですけど、庁舎内で。各市町での成果にこだわらずってなっているんですけど、琴浦町のほうは成果にこだわって、中部圏域で成婚が進めば琴浦町に来てもらう、やっぱりそういう考え方があるのか、それとも圏域でしたらまあ出てしまっても仕方がない、そういった意図でこういったものを結ぼうとしているのか。やっぱりそこに大きな意思みたいなものが要ると思うんですけど、どういう意思をされているんですか、よろしくお願いします。 ○議長(手嶋 正巳君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 定住自立圏の協定ということを今回追加させてもらったですけども、その意思としては、結婚して町内に住んでもらうということをやっぱり望んでおります。でも、結果として倉吉市とか北栄とかに住まわれるということであっても、それはやっぱり圏域ということの中で、お互いに理解をし合わなければならないことだと、そのように感じます。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ございませんか。  川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 簡単に町長に確認をしたいと思います。中部圏域でというのは、これは私も賛成ですし、広くいろんな出会いの場をということで、いいことだと思います。ただ、先ほど課長の説明ちょっとありましたけども、ことし、本年度まではいろんな団体、特に農業委員会さんもくるくるツアーという形でやっておられました。ところが、28年度予算にはもう予算がついておりません。で、今度は中部圏域でするんだという話なんですけども、やはり聞くところによると、農業委員さんのほうにも28年はやりませんかというような話も耳に入ってくるそうです。また、商工会青年部なり、農業青年会議等が、またいろんな町内の団体がそういう婚活イベントをやりたいということがあれば、また補正予算等で大いにつけてもらいたいと思うわけですけども、もう町内のそういう婚活イベントというか、婚活は中部圏域でやってほしいというのか、それとも、いや、琴浦町の町内のこれは団体でやろうということがあれば、またそれはやぶさかでないということなのか、その返答だけをいただきたいと思います。 ○議長(手嶋 正巳君) 暫時休憩いたします。                 午後5時01分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時01分再開 ○議長(手嶋 正巳君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) それはつけます。といいますのが、少し説明をさせていただきます。確かに農業委員会を中心として取り組んだくるくるツアーにつきましては、多分これで結婚された方は7組あると思います、7組が実績であります。以前はどちらかというと県外の若いお嬢さんが来られてということでしたけれども、方針を少し軌道修正して、もう少し年齢を重ねた方の、この中部の人や県内の人を中心にという形で今、農業委員会でもしておられますし、7組の実績ということでもあります。  それと、農業に限らず、今おっしゃったような形で、いろんな形でのその提案があって、その事業の企画の内容を見て、ああ、これはやっぱりなというものにつきましては、そのようにいたします。 ○議長(手嶋 正巳君) ほかに質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第36 議案第68号 から 日程第41 議案第73号 ○議長(手嶋 正巳君) 続いて、日程第36、議案第68号、上中村辺地に係る総合整備計画の策定についてから、日程第41、議案第73号、宮木辺地に係る総合整備計画の策定についてまでの6件を一括議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  これをもって議案に対する質疑は全て終了いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第42 休会の議決 ○議長(手嶋 正巳君) 日程第42に進みます。  お諮りいたします。議事の都合により、明日15日から21日までの7日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(手嶋 正巳君) 御異議なしと認めます。よって、明日から21日までは、休会とすることに決しました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(手嶋 正巳君) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  次の本会議は、22日午前10時に開きますので、定刻までに議場に御参集を願います。  本日はこれにて散会いたします。                 午後5時04分散会       ───────────────────────────────...