琴浦町議会 > 2015-09-18 >
平成27年第 5回定例会(第5日 9月18日)

ツイート シェア
  1. 琴浦町議会 2015-09-18
    平成27年第 5回定例会(第5日 9月18日)


    取得元: 琴浦町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-04
    平成27年第 5回定例会(第5日 9月18日) ────────────────────────────────────────   第5回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第5日)                         平成27年9月18日(金曜日) ────────────────────────────────────────                         平成27年9月18日 午前10時開議 日程第1 27年陳情第6号 外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求め              る陳情 日程第2 27年陳情第5号 陳情書〔少人数学級の推進と定数改善と義務教育費国庫負担              制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る              意見書採択の要請について〕 日程第3 27年陳情第7号 人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の              制定に関する陳情 日程第4 議案第  81号 専決処分について〔平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第              2号)〕 日程第5 議案第  82号 琴浦町光ファイバーネットワーク施設条例の制定について 日程第6 議案第  83号 琴浦町臨時的任用職員の勤務条件等に関する条例の一部改正              について 日程第7 議案第  84号 琴浦町個人情報保護条例の一部改正について
    日程第8 議案第  85号 琴浦町手数料条例の一部改正について 日程第9 議案第  86号 琴浦町印鑑条例の一部改正について 日程第10 議案第  87号 琴浦町特別医療費助成条例の一部改正について 日程第11 議案第  88号 コトウラ暮らしお試し住宅条例の一部改正について 日程第12 議案第  89号 琴浦町赤碕ふれあい交流会館条例の一部改正について 日程第13 議案第  90号 琴浦町カウベルホール条例の一部改正について 日程第14 議案第  91号 平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第  92号 平成27年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第  93号 平成27年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算              (第1号) 日程第17 議案第  94号 平成27年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1              号) 日程第18 議案第  95号 平成27年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第  96号 平成27年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第  97号 平成27年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号              ) 日程第21 議案第  98号 平成27年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第1              号) 日程第22 議案第  99号 平成27年度琴浦町成美財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第  100号 平成27年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第  101号 平成27年度琴浦町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第25 議案第  102号 平成26年度琴浦町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第26 議案第  110号 平成26年度琴浦町八橋財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第27 議案第  111号 平成26年度琴浦町浦安財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第28 議案第  112号 平成26年度琴浦町下郷財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第29 議案第  113号 平成26年度琴浦町上郷財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第30 議案第  114号 平成26年度琴浦町古布庄財産区特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第31 議案第  115号 平成26年度琴浦町赤碕財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第32 議案第  116号 平成26年度琴浦町成美財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第33 議案第  117号 平成26年度琴浦町安田財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第34 議案第  118号 平成26年度琴浦町以西財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第35 議案第  103号 平成26年度琴浦町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第36 議案第  104号 平成26年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出              決算認定について 日程第37 議案第  107号 平成26年度琴浦町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て 日程第38 議案第  108号 平成26年度琴浦町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について 日程第39 議案第  105号 平成26年度琴浦町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第40 議案第  106号 平成26年度琴浦町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第41 議案第  109号 平成26年度琴浦町船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第42 議案第  119号 平成26年度琴浦町水道事業会計剰余金の処分について 日程第43 議案第  120号 平成26年度琴浦町水道事業会計決算認定について 日程第44 議案第  121号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 日程第45 議員提出議案第8号 琴浦町議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一                部改正について 日程第46 議員提出議案第9号 琴浦町議会会議規則の一部改正について 日程第47 議員提出議案第10号 琴浦町議会傍聴規則の一部改正について 日程第48 議員提出議案第11号 少人数学級の推進と定数改善及び義務教育費国庫負担制                度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係                る意見書の提出について 日程第49 議員提出議案第12号 ヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見                書の提出について 日程第50 議員派遣について 日程第51 閉会中における委員会の継続調査活動について 日程第52 閉会の議決       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 27年陳情第6号 外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求め              る陳情 日程第2 27年陳情第5号 陳情書〔少人数学級の推進と定数改善と義務教育費国庫負担              制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る              意見書採択の要請について〕 日程第3 27年陳情第7号 人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の              制定に関する陳情 日程第4 議案第  81号 専決処分について〔平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第              2号)〕 日程第5 議案第  82号 琴浦町光ファイバーネットワーク施設条例の制定について 日程第6 議案第  83号 琴浦町臨時的任用職員の勤務条件等に関する条例の一部改正              について 日程第7 議案第  84号 琴浦町個人情報保護条例の一部改正について 日程第8 議案第  85号 琴浦町手数料条例の一部改正について 日程第9 議案第  86号 琴浦町印鑑条例の一部改正について 日程第10 議案第  87号 琴浦町特別医療費助成条例の一部改正について 日程第11 議案第  88号 コトウラ暮らしお試し住宅条例の一部改正について 日程第12 議案第  89号 琴浦町赤碕ふれあい交流会館条例の一部改正について 日程第13 議案第  90号 琴浦町カウベルホール条例の一部改正について 日程第14 議案第  91号 平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号) 日程第15 議案第  92号 平成27年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第2号) 日程第16 議案第  93号 平成27年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算              (第1号) 日程第17 議案第  94号 平成27年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1              号) 日程第18 議案第  95号 平成27年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第2号) 日程第19 議案第  96号 平成27年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第20 議案第  97号 平成27年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号              )
    日程第21 議案第  98号 平成27年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第1              号) 日程第22 議案第  99号 平成27年度琴浦町成美財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第23 議案第  100号 平成27年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第1号) 日程第24 議案第  101号 平成27年度琴浦町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第25 議案第  102号 平成26年度琴浦町一般会計歳入歳出決算認定について 日程第26 議案第  110号 平成26年度琴浦町八橋財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第27 議案第  111号 平成26年度琴浦町浦安財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第28 議案第  112号 平成26年度琴浦町下郷財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第29 議案第  113号 平成26年度琴浦町上郷財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第30 議案第  114号 平成26年度琴浦町古布庄財産区特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第31 議案第  115号 平成26年度琴浦町赤碕財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第32 議案第  116号 平成26年度琴浦町成美財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第33 議案第  117号 平成26年度琴浦町安田財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第34 議案第  118号 平成26年度琴浦町以西財産区特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第35 議案第  103号 平成26年度琴浦町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定に              ついて 日程第36 議案第  104号 平成26年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出              決算認定について 日程第37 議案第  107号 平成26年度琴浦町介護保険特別会計歳入歳出決算認定につい              て 日程第38 議案第  108号 平成26年度琴浦町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定              について 日程第39 議案第  105号 平成26年度琴浦町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第40 議案第  106号 平成26年度琴浦町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につ              いて 日程第41 議案第  109号 平成26年度琴浦町船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算認              定について 日程第42 議案第  119号 平成26年度琴浦町水道事業会計剰余金の処分について 日程第43 議案第  120号 平成26年度琴浦町水道事業会計決算認定について 日程第44 議案第  121号 教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて 日程第45 議員提出議案第8号 琴浦町議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一                部改正について 日程第46 議員提出議案第9号 琴浦町議会会議規則の一部改正について 日程第47 議員提出議案第10号 琴浦町議会傍聴規則の一部改正について 日程第48 議員提出議案第11号 少人数学級の推進と定数改善及び義務教育費国庫負担制                度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係                る意見書の提出について 日程第49 議員提出議案第12号 ヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見                書の提出について 日程第50 議員派遣について 日程第51 閉会中における委員会の継続調査活動について 日程第52 閉会の議決       ───────────────────────────────                  出席議員(15名)         1番 大 平 高 志        2番 澤 田 豊 秋         3番 桑 本 賢 治        4番 語 堂 正 範         6番 藤 堂 裕 史        7番 藤 本 則 明         8番 新 藤 登 子        9番 高 塚   勝         10番 川 本 正一郎        11番 小 椋 正 和         12番 手 嶋 正 巳        13番 青 亀 壽 宏         14番 桑 本   始        15番 井 木   裕         16番 前 田 智 章        ───────────────────────────────                  欠席議員(1名)         5番 山 田 義 男        ───────────────────────────────                  欠  員(なし)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ────── 阿 部 信 恵  主事 ──────── 西 本 賢 司       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ──────── 山 下 一 郎  副町長 ─────── 小 松 弘 明  教育委員長 ───── 石 前 富久美  教育長 ─────── 小 林 克 美  会計管理者兼出納室長  倉 光 雅 彦  総務課長 ────── 西 長 和 教  企画情報課長 ──── 遠 藤 義 章  商工観光課長 ──── 小 泉   傑  税務課長 ────── 田 中   肇  町民生活課長 ──── 小 塩 久 志  福祉課長 ────── 藤 原 静 香  健康対策課長 ──── 永 見 弥 生  農林水産課長 ──── 高 橋 三枝子  上下水道課長 ──── 中 島 章 男  建設課長 ────── 福 本 正 純  教育総務課長 ──── 岩 船 賢 一  社会教育課長 ──── 戸 田 幸 男  人権・同和教育課長 ─ 長 尾 敏 正  農業委員会事務局長 ─ 石 賀 郁 朗  代表監査委員 ──── 山 根 弘 和       ───────────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(前田 智章君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員では、山田義男君が入院加療のため欠席する旨の連絡がありました。執行部はございません。  日程に入ります前に、山根代表監査委員から11日の総括質疑において青亀議員からの質疑に対して保留としていた件について答弁したい旨の申し出がありましたので、これを許可します。  山根代表監査委員。 ○代表監査委員(山根 弘和君) おはようございます。11日の本会議に青亀議員のほうから御意見をいただきました特別職の非常勤職員、具体的には文化センター館長、生活相談員、人権教育推進員の件でございますが、それにつきまして御報告を申し上げます。  まず、琴浦町の条例及び規則についてでございます。  琴浦町立隣保館規則第9条第1項に文化センターに館長その他必要な職員を置くという規定がございます。さらに琴浦町立隣保館条例第1条で基本的人権の尊重される社会の実現を目指し、地域住民の生活の社会的、経済的、文化的改善向上を図るとともに、人権・同和問題の速やかな解決に資するため琴浦町立隣保館(以下文化センターという)を設置するというふうに規定をされております。ここで隣保館なり文化センターということですが、琴浦町の場合には文化センターというふうに言っているということでございます。  それから生活相談員の関係でございますが、琴浦町生活相談員の設置及び服務に関する規則第2条、これによりまして同和地区住民の生活上の相談に応じ、必要な助言及び指導を行うとともに、関係行政機関と緊密な連携を保ち、もって同和地区住民の福祉の増進を図るため琴浦町教育委員会に生活相談員2人を置く。  同じく規則の第3条におきまして、相談員は人格、識見高く社会的信望があり、同和問題について深い認識及び情熱を有する者のうちから適当と認められる者を教育委員会が任命するものとし、その身分は地方公務員法第3条第3項第3号に定める職員とすると規定をされております。  続きまして、人権教育推進員の関係でございますが、琴浦町人権教育推進員の設置及び服務に関する規則第2条でございます。琴浦町教育委員会に人権教育推進員2人を置く。  同じく規則第3条で人権教育推進員は教育委員会が任命するものとし、その身分は地方公務員法第3条第3項第3号に定める職員とすると規定をされております。  続きまして、琴浦町特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する規則第1条でございます。この条例は、地方自治法第203条の2第4項の規定に基づき、特別職の職員で非常勤の者に対する報酬及び費用弁償の額並びにその支給方法について必要な事項を定めるものとする。  同じく条例の第2条で前条に規定する報酬の額は別表のとおりとするということで、文化センター館長は月額16万9,000円とか具体的に書いてあります。生活相談員は16万9,000円、人権教育推進員は17万2,500円、また地区の公民館長さんの場合は年額24万円など合計で28の職種について規定がなされております。  続きまして、法律の規定でございます。地方公務員法第3条でございますが、第1項で地方公務員の職員は一般職と特別職に分ける。  第2項で一般職は特別職に属する職以外の一切の職とする。
     第3項で特別職は次に掲げる職とするということ、これ8つの項目がございます。第1号で就任について公選または地方公共団体の議会の選挙、議決もしくは同意によることを必要とする職。2号で法令または条例、地方公共団体の規則もしくは地方公共団体の機関の定める規定により設けられた委員及び委員会(審議会その他これに準ずるものを含む)の構成員の職で臨時または非常勤の者。第3号で臨時または非常勤の顧問、参与、調査員、嘱託員及びこれらの者に準ずる者の職という規定ございます。それ以外の5つにつきましては、例えば地方公営企業の管理者であるとか、県の労働委員会の委員であるとか、秘書、それから消防団員、独立行政法人の関係でございますので、ここでは省略いたします。  次に、地方自治法第203条の2第1項でございます。普通地方公共団体は、途中ちょっと省略をいたしますが、普通地方公共団体の非常勤の職員に対し報酬を支給しなければならない。第4項で報酬及び費用弁償の額並びに支給方法は、条例でこれを定めなければならないとされております。  それから憲法のことがございました。憲法第93条でございますが、第1項で地方公共団体には法律の定めるところによりその議決機関として議会を設置する。第2項で地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるその他の吏員は、その地方公共団体の住民が直接これを選挙するという規定でございます。  それから続きまして、地方公務員法第3条第3項第3号の規定にされております臨時または非常勤の顧問、参与、調査員、嘱託員及びこれらに準ずる者の職というのが論点になってくるわけでございますが、私が参考にいたしましたのは新版の逐条地方公務員法、これ第2次改訂版でございます。平成23年3月に出版されておりますが、これを参考にいたしました。  1番目に、顧問、参与、調査員、嘱託員の職名は、例示されているというふうにしてあります。  それから2番目に、これらの者はいずれも特定の学識、知識、経験、技能などに基づき任用されるものであると。  それから3番目に、本号に基づく特別職として非常勤の公民館長、非常勤の学校医、公立学校の非常勤講師、スポーツ振興法に規定する体育指導員、4年にわたり日々雇用されていた衛生研究所職員地方公共団体の長が任命する臨時・非常勤統計調査職員という例が挙がっております。いずれもこれは通知ですとか行政実例による事例でございます。  続きまして、法令の適合性でございますが、地方公務員法第3条第3項第3号でございます。先ほど申しました逐条地方公務員法では、顧問、参与、調査員、嘱託員は例示であるというふうにされております。限定列記、限定列挙という御意見もございましたが、ではなくて、例示であるということでございます。  それから次に、文化センター館長、生活相談員、人権教育推進員は、特定の学識や経験に基づいて任用されております。  次に、非常勤の公民館長は特別職であると先ほどの逐条の地方公務員法がございました。そういった事例がございます。  それから4番目に、生活相談員、人権教育推進員は、町の規則で地方公務員法第3条第3項第3号に定める職員であるということが規定をされております。  次に、地方自治法第203条の2第1項第4号の関係でございます。これは地方公共団体の非常勤職員に対して報酬を支給する額、支給方法については条例で定めるという規定でございますが、琴浦町特別職非常勤職員の報酬、費用弁償条例で規定がなされております。  それから憲法第93条の関係でございます。議会の設置なり、あるいは地方公共団体の地方議会議員の選挙の関係でございますが、今回の3つの非常勤の特別職につきましては、直接これは関係ございません。  また、文化センター館長等の公募について御意見がございました。例えば監査委員の選任の場合には、先ほど申しました地方自治法第96条でこれは規定をされておりますが、地方公共団体の長が議会の同意を得て選任するという規定がございますが、文化センターの館長等は特定の知識、経験のある者を任用するということで、特段そういった規定はございません。任命手続につきましては、任命権者が行われればよろしいではないかというふうに理解をしております。  結論的に申しまして文化センター館長、生活相談員、人権教育推進員の設置につきましては、法令に違反しておらず、問題はないというふうに判断をしております。以上でございます。 ○議長(前田 智章君) それでは、日程に入ります。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 27年陳情第6号 ○議長(前田 智章君) 日程第1、27年陳情第6号、外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情についてを議題といたします。  この陳情につきましては、総務常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  総務常任委員長、語堂正範君。 ○総務常任委員会委員長(語堂 正範君) 失礼いたします。皆さん、おはようございます。陳情審査報告。  9月16日に本委員会において審査付託された陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項及び第95条の規定により報告いたします。  受理番号、平成27年陳情第6号。外国人の扶養控除制度の見直しを求める意見書の採択を求める陳情。審査の結果、不採択。委員会の意見としまして、国において措置済みであり、願意は満たされているとしました。以上、委員会報告といたします。 ○議長(前田 智章君) ただいまの報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  本件に対する委員長報告は、不採択とするのが適当であるとの報告であります。  この採決は、起立によって行います。  本件は、原案について採決いたします。  27年陳情第6号を採択することに賛成の方は御起立願います。                   〔起立なし〕 ○議長(前田 智章君) 起立ありません。したがって、27年陳情第6号は、不採択とすることに決定しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 27年陳情第5号 及び 日程第3 27年陳情第7号 ○議長(前田 智章君) 日程第2、27年陳情第5号、陳情書〔少人数学級の推進と定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書採択の要請について〕と日程第3、27年陳情第7号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定に関する陳情の2件を一括議題といたします。  これらの陳情につきましては、教育民生常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  教育民生常任委員長、藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) 皆さん、おはようございます。それでは、請願・陳情審査報告書を読み上げます。  本委員会に審査付託された請願・陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項及び第95条の規定により報告します。  27年陳情第5号、陳情書〔少人数学級の推進と定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書採択の要請について〕、協議した結果、採択と決しました。  同じく27年陳情第7号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定に関する陳情については、委員会で採択と決しました。  委員会の意見といたしまして、第5号、第7号とも願意は妥当と認め、措置として双方とも関係機関へ送付すべきという決定といたしました。以上で報告終わります。 ○議長(前田 智章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、27年陳情第5号、陳情書〔少人数学級の推進と定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書採択の要請について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  本件に対する委員長報告は、採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。  次に、27年陳情第7号、人種差別を扇動するヘイトスピーチを禁止し処罰する法律の制定に関する陳情について、討論に入ります。討論ありませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、採択に反対の立場で討論をいたします。  憲法21条には、集会、結社及び言論、出版、その他一切の表現の自由はこれを保障するとあります。言論の自由は、一切保障するという憲法がございます。このヘイトスピーチ、私は決していいことではないとは思っておりますが、そういうものの法律をつくると言論の自由というものとの整合性が全くなくなります。例えば名誉毀損罪であるとか、脅迫罪であるとか、侮辱罪であるとか、威力業務妨害罪であるとか、現在の法律を使って厳しく取り締まれば私は済むと思います。どこからどこまでがだめだということは非常に難しい問題であります。  よって、不採択とすべきであります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  2番、澤田議員。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) おはようございます。私は、委員長の報告の賛成討論というふうにしたいと思います。  先ほど自由に表現、憲法第21条のお話がありましたが、このヘイトスピーチというのは近年本当に特定の国籍の外国人、あるいは人種、民族の差別をヘイトスピーチ、憎悪差別扇動ということで非常に大きな問題になっております。  先ほど表現の自由ということがありましたが、実はこれ2014年7月8日の大阪高裁の判決では、この問題については表現の自由の濫用であり、法的保護に値しない人種差別という不条理な行為によってこうむった精神的被害の程度は多大であるという判決も出されておりますし、同時に2014年の8月28日に開催されました国連の人種差別撤廃委員会が日本政府に対して最終意見として5点の勧告がなされております。そういった国際的な状況の中では、こういった問題というのが一つの人種的な差別ということを非常に国際的には捉えております。  しかし、日本政府においては、勧告は法的拘束力はなく、義務づけられていないというふうなことで、政府の対応というのが非常に私は不十分ではないかというふうに思っております。この問題については国際的な状況等を踏まえながら考えていく必要があるんではないかというふうに思っております。  そしてこのヘイトスピーチの問題という中では、我が国においては2013年の京都地裁においても人種差別条約に起因した人種差別に当たり、違法であるということが判決の中で出されております。憲法第21条の一切という中に、そこのところにはやはり表現の自由の濫用という問題も、表現の自由だから人を傷つけ、痛めつけて精神的にダメージを与えているのが本当に自由なのかどうなのかということは十分考えていかなければならない問題ではないかなというふうに思っております。したがって、一切というような問題も憲法21条の中にありますが、この問題は大阪高裁の中でも表現の自由の濫用という問題で法的保護に値しないという判決が出ております。  したがって、この問題については、委員長の報告のとおり、やはり採択すべきであるというふうに私は思います。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  本件に対する委員長報告は、採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 賛成多数であります。よって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 議案第81号 ○議長(前田 智章君) 日程第4、議案第81号、専決処分について〔平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第2号)〕についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第81号を採決いたします。  本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 議案第82号 ○議長(前田 智章君) 日程第5、議案第82号、琴浦町光ファイバーネットワーク施設条例の制定についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。  9番、高塚勝君。
    ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、この議案に対して反対の立場で討論いたします。  質疑のときにも申しましたが、第15条の宅内工事の欄が施工者欄が14条とは合致してないと、不備であるということを指摘いたしました。  それからこれからは条例は町民にわかりやすく、行政用語もありますけれども、なるたけわかりやすく表現すべきと思っております。この新しい条例については、非常に専門的なこともありますけれども、非常にわかりにくい。もっとわかりやすくすべきだと思います。  また、町長が認めるものとありますけれども、明確なものはないということでございますので、そういうものもやはり不備であると思います。  よって、この条例には反対であります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第82号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 賛成多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第83号 ○議長(前田 智章君) 日程第6、議案第83号、琴浦町臨時的任用職員の勤務条件等に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、この条例に反対の立場で討論いたします。  賃金を上げることには大賛成であります。  ただ、賃金が上がるのに期末手当は上げないということになっております。私は、賃金を上げれば当然期末手当も上げるべきだと思います。私は、かねがね臨時職員の待遇、処遇については非常に疑問に思っております。差別をなくそうと言いながら行政みずから差別をやってるという確信を持っております。賃金上げて期末手当はそのままということは理屈が私は通らないと思います。そういう理由で反対であります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  13番、青亀壽宏君。 ○議員(13番 青亀 壽宏君) 私は、この条例に賛成をする立場で討論に参加をしたいと思います。  臨時職員の任用について多々問題あるのは、重々皆さんも御存じのことと思います。  しかし、この条例について言えば、その勤務条件の一部を改正する条例でありまして、それぞれ通勤手当など改善をする内容であります。これは前向きな変化の条例改正であり、全面的な問題解決に至らないまでもこれは一定評価をしながら通すべきだというふうに思います。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第83号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 賛成多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第84号 ○議長(前田 智章君) 日程第7、議案第84号、琴浦町個人情報保護条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第84号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第85号 ○議長(前田 智章君) 日程第8、議案第85号、琴浦町手数料条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第85号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第86号 ○議長(前田 智章君) 日程第9、議案第86号、琴浦町印鑑条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第86号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第87号 ○議長(前田 智章君) 日程第10、議案第87号、琴浦町特別医療費助成条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第87号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第88号 ○議長(前田 智章君) 日程第11、議案第88号、コトウラ暮らしお試し住宅条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第88号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第89号 ○議長(前田 智章君) 日程第12、議案第89号、琴浦町赤碕ふれあい交流会館条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第89号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第90号 ○議長(前田 智章君) 日程第13、議案第90号、琴浦町カウベルホール条例の一部改正についてを議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第90号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第91号 ○議長(前田 智章君) 日程第14、議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。(「議長」と呼ぶ者あり)  藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) この件に関し修正の動議を提出いたしたいと思います。 ○議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                午前10時32分休憩       ───────────────────────────────                午前10時52分再開 ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ただいま7番、藤本則明君ほか2名からお手元に配付しておりますとおり、議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議が提出されました。  この動議は、議員定数の12分の1、2人以上の賛成者がありますので、成立いたしました。  したがって、これを本案とあわせて議題とし、提出者の説明を求めます。  提出者、藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) それでは、皆さんのお手元に配付されておると思いますが、読み上げたいと思います。  議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議。  上記の動議を、地方自治法第115条の3及び琴浦町議会会議規則第17条第2項の規定により別紙の修正案を添えて提出いたします。発議者、琴浦町議会議員、藤本則明、同、青亀壽宏、同、川本正一郎。琴浦町議会議長、前田智章様。  2枚目をはぐっていただければ、そこにあります。議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号)に対する修正案。  議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算の一部を次のように修正する。  第2条第2表の一部を次のように改める。一番下の部分、学校給食センター調理業務委託事業、平成28年度から平成32年度であります、期間。  この提出理由を申し上げておきたいと存じます。町サイドでは以前からこの件に関し機会を得て話をしていると言われるが、全員協議会の場で説明すべきと申し上げてきました。去る7月30日、初めて全員協議会の折、説明があり、今後、双方が協議を重ね、最善の道をと考えておりましたが、今回の提案。まだまだ協議、説明が必要であります。  また、全員協議会が開かれた以前、既に各小・中学校の保護者会に対し来年、28年4月より給食センター一部民営化を実施したい旨の話があったことは、まことに遺憾であり、議会への誠意がうかがえません。以上をもって提出理由といたします。 ○議長(前田 智章君) ただいま藤本則明君の説明が終わりましたので、これより修正案に対する質疑を許します。質疑ありませんか。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) ちょっとお尋ねしたいと思います。今るるとこの学校給食センター調理業務委託事業について修正するということを議員から言われました。確かにいろいろとあろうと思います。全協でもお話がありましたけど、確かに説明不足の感は否めないということはありましたけども、提案者である議員は教民の委員長さんでもありますが、教民での議論というものはどこまでなされたのか、その協議なりなされて、どういう結果になったのか、もしあったらお聞かせ願いたい。  それとあわせて、先ほども説明が足りないとか、保護者に説明し、議会に対しての説明が不足してるということのお話がありましたけれども、どのような不備によってこのような修正案を出されたのか、細部にわたってちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 委員会の中では、いろいろと意見はありました。ちょっと時期尚早ではないかとか、それともちょっと考える期間を置いてもいいんではないかとか、してもいいんではないでしょうかというような意見もございました。私は、元来この件に関しては町サイドが責任を持って、子供は宝だと言われるなら責任を持って、教育の原点であるという姿から考えれば基本方針として町サイドの明らかに責任を全うされるべきという判断に立っております。先ほど来小椋議員のほうからもありましたけども、なかなか決断しかねた方もございました、正直申し上げて。しかしながら、大勢として、やはり動議を出すべきではないかというような雰囲気に達したのであります。以上です。 ○議長(前田 智章君) 小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 教民という委員会は、大変この件に関しては重要でありまして、やはりそこのところの委員会での質疑なり、全員の方がこの件に関して1つずつの意見というものをもってやられるべきだというふうに思います。当局から本当で詳しい了解するような発言があったのか、質疑の中で説明があったのかということもお聞きしたいわけですし、やはりその辺のところが大きな分かれ目になっていると、この今の提出議案を聞く限りではそういう感じを否めないのでありまして、やはりその当局からの説明責任が本当に満たされていないのでこういう件を出されたのかということを再度お聞きしたいというふうに思います。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) これまでも少しずつですが、申し上げてきたんですが、当局からの説明は確かに私は不足しておるというふうに感じておりますし、慎重にも慎重を期してこの話は進めるべきだと。他町がしてるからといって琴浦もいざ鎌倉ではありませんけれども、そういった判断は私は間違いであるというふうに思っておりますし、全員一致というわけではありませんので、議員提出というような形をとりました。以上です。 ○議長(前田 智章君) 小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 確かに教育民生常任委員会での協議は、いろいろと意見が分かれるところであったというふうにちょっと聞いておるわけですけれども、やはり当局の説明に不備があれば教育民生常任委員会ではそこのところをきちんと追及しながら、やはり理解できるまでやっていくのが私は筋ではないかなというふうに思うわけでして、そこのとこで理解不足ということをしてしまいますと、本会議で全体のそういう意見を私たちは聞くということができませんので、やはり教育民生常任委員会での質疑というのは重要になるというふうに思っておりますんで、その辺を重要視されたんかなというふうに思いますけれども、そこでもやはり意見が二分するような形だということは、この議案に対する難しさというものをそこでうかがうわけですけれども、提出者とされましては、それでもやはり賛同者が多いということでこの議案は出されたのか、最後、お伺いいたします。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 最初にも申し上げました。子供たちへの食の安心と安全を教育の基本方針と考えれば、私は先ほど来述べたことが全てであるというふうに考えております。確かに意見としては種々ありましたけれども、基本的にはやはり教育の基本方針は給食センターは町サイドで責任を持ってやると。民営化するのはいかがなものかなという私、先ほど来申し上げましたけれども、やはりこういった心情が基本路線でありますんで、御理解を賜りたいというふうに思います。 ○議長(前田 智章君) そのほか質疑ありませんか。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 提出者の藤本議員に質問いたします。先ほど全協の話がありました。7月の末だったでしょうか。ちょっと私は参加できなかったんですけども、その後、提出された資料を確認させていただきました。自分の中では、この日時とスケジュール等きっちりした形で説明されているような資料だと認識したんですけども、提出者のメンバーといいますか、藤本議員に対してその資料では足りなかった部分というのはどの部分だったと認識されますでしょうか、よろしくお願いします。(発言する者あり) ○議長(前田 智章君) もう一度。 ○議員(4番 語堂 正範君) そのときに提出されました資料で不十分だった部分を教えてやってください。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 全体として私は、今、資料ではなく、これまでの議会に対する対応策が不十分であるということを申し上げておりますんで、それは御理解賜りたいというふうに思います。 ○議長(前田 智章君) よろしいですか。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 多分この7月末の全協の前にあった、教育民生常任委員会でも説明があったのかなと聞いております。また、7月末の全協での対応が不十分であれば、今回の定例会の間にまだ対応のできたところがあったと思うんですけども、そのときに何かしら対応をということは考えられなかったんでしょうか。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 演壇でも申し上げました。この我々に全員協議会が開かれる前に既に各小・中学校の保護者会に説明されたと聞いております。なぜ議会に先にこういった方針で小・中学校の保護者会に説明するからと言うことができないのか。まず、執行部と議会は車の両輪であるという私は認識しておりますけれども、そういった観点からすれば私は逸脱しとるんではないか、そういう考えでこの話を進めました。以上です。 ○議長(前田 智章君) 語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) ということは今回反対される理由は、議会よりも住民の方に先に説明したことがよろしくないからということですか。先ほどの説明の質疑の中で明確な反対の理由がちょっとわかりづらかったんですけども、もし明確な反対理由があるんでしたらちょっと教えてください。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 演壇でも申し上げました。双方理解するということが私は事に当たる最大の理由ではないかと思いますし、双方が理解し合わないようなことでは問題解決にはならない。  そして2点にわたって上げました。先ほど来言いましたように、全協が開かれる前に保護者会に説明をして、その後、全員協議会を開くというようなちょっと矛盾に矛盾を重ねたような対応策ということでは、やはり車の両輪にはなり得ないという判断であります。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか質疑ありませんか。  井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) ちょっと委員長にお尋ねします。今、藤本議員からの話がございましたけども、教育民生の立場ということは、町長、執行部が、やはり教育委員会なり執行部のほうが教民に対してきちっと説明するのが本意だと思います。そうしたときに説明がないということになれば委員長の責任において、これはもっと説明するべきだと言うのが本意だと思います。なら委員会を1日だけだったら、延長してでもこの問題については検討するのが委員会だと私は見ております。そういう面で委員長としてその意見を聞かれるという、委員会を延長してでもきちっとした説明を求めるということはなされたのでしょうか、その点についてお答えください。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) もともとこの問題は、以前から町サイドでは説明しているんだということをしきりに言われるんですが、なかなかそういった機会が捉えて、我々のほうとしては、我々のほうにも不備があったかもしれませんが、町サイドのほうにもやはり出かけて説明をしようという意思がうかがえたと思いますけれども、我々のほうにも不備はあったということ。  そして先ほど各議員の皆さんに質疑を言われましたけれども、全てその内容が私らの委員会の総意だというふうに判断していただきたいというふうに思います。以上。 ○議長(前田 智章君) 井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) さっきの言葉の中に2年前ということも話が出ましたけども、その間、2年前からずっとしたときは教育民生の委員会としてちゃんとこの説明をしてくださいということがあってもよかったと思います。私は、そういう面で委員会が本当にきっちり委員長を初めこれは本当にどうなんかということで修正動議出されたということは、ちょっと私としても納得いかないと思います。  町長のほうも機構改革等もやろうとして上程されておりますので、その意図をやっぱりきちっと説明されたと思いますけども、この修正案としてはちょっと私としては納得いかないというふうに思います。以上です。 ○議長(前田 智章君) 質疑だで。井木さん、質疑ですから、質疑を。 ○議員(15番 井木 裕君) そのことについて町長の機構改革等やっておられるいうことで話は委員長のほうには行っとると思いますが、その点については委員長、どういうふうに捉えておられるのかお聞きします。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 先ほど来より私が説明したのが全てでありますので、御理解いただきたい。以上です。 ○議長(前田 智章君) 大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) そしたらお聞きします。教育民生のほうでどういったお話があったのか、ちょっとその辺のほうも伺いたいと思います。私は、全協のほうでもお話のほうはあったんですけど、そのときは例えば外部委託でメリット、そういったことも確かにはお話の中ではあったと思うんですけど、私はそのときは不明確だなと思ったのは、例えば委託先の企業はどれだけ利益をとる。調理員がそこでどれだけの、人件費はどうなのか。それでどれだけの委託の削減効果があるのか。この前も教民のほう行かせてもらったんですけど、調理員の今の水準落とさない。では、どこからお金も持ってくるんだということも全然私のほうは理解ができなかったんですけど、そのあたりは教民のほうではどういった、意見とかは出たんですかね、どうですか。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 教民のほうでは、全て内容は出ませんでした、正直申し上げて。ただ、各課のほうからは1,000万利益が浮くんだというような話はありましたけれども、詳細な部分にはタッチしておりませんけれども、やはりそういった部分で説明不足という部分を私は上げておりますので、御理解賜りたいと思います。 ○議長(前田 智章君) 大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) じゃあ、確認しますけど、金額だけは説明があったですけど、どうするのか、中身について全くなかった、そういうことでよろしいですか、執行部のほうからは。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) 詳細な部分については、正直申し上げてありませんでした。ただ、今現在何名おるからこれについてはどうのこうのというのは、若干の説明はございました。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  これより討論に入ります。  初めに、原案に賛成の方の発言を許します。執行部提案です。執行部が今提案されている原案に賛成の方です。  桑本賢治君。
    ○議員(3番 桑本 賢治君) 私は、執行部の原案に対して賛成をいたします。  基本的な考え方では、公務員でなければならない仕事は絶対公務員でなければならんと思います。しかし、民間でできるものは民間でやっていただけたらと、こう思っております。学校給食センター調理業務委託事業は、民間でもできるのではないかと考えます。  そして総務常任委員会等でも説明がありましたが、現行の職員の採用、給与については確保しますと、それから組合とは8月28日に合意いたしましたと、それから食材についての地産地消につきましては現行の水準は下げませんと、こういう回答を得ております。  こういうことからして本案件は、私は原案どおり可決するのが適当と考えます。 ○議長(前田 智章君) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、原案及び修正案に反対の立場で討論をいたします。  まず原案につきましてですけども、このたびの補正予算では600万円のイメージアップ事業委託が入っております。また、分庁舎の防水工事が1,380万計上されております。  イメージアップにつきましては、悪いことではないと思います。私は、それよりはもっと基本的な、この琴浦町の発展のためのもっと基礎的なところにその費用は費やすべきだと。ビデオ等をつくってPRも悪いことではないですけども、投資する視点が違うと思います。もっと町の基礎的なまちづくり、非常にいい施策があればマスコミはこちらから頼まなくてもやってきて、無料で全国に流してくれます。そういう力を大いに利用すべきで、わざわざ600万もかけてビデオをつくる必要はないと。その金はもっと基礎的なまちづくりに使うべきだと思います。  また、分庁舎の防水につきましては、いろいろ質疑をいたしましたら、はっきりとここが悪いのでということが返答がありませんでした。やはりもう少し慎重に考えるべきだと思います。その2点が原案に対する反対意見です。  また、修正案につきましては、今まで説明も聞いております。説明不足であれば我々議会のほうがもっと積極的に要求をしてやるべきだと思います。今議会に提案されましたので、質疑の時間もありました。そこで徹底的にやはり執行部に対してやるべきだと。こちらか待ってて、執行部のほうの説明を待ってるというのは、私は二元代表制といたしましてやはり議会のとるべき姿ではないと。わからないところは積極的に我々この期間中でも集まってでもやるべきだと思います。  提案者3人の中で日ごろこれには反対だということを明言しておられる方もおられます。それは説明不足だから反対だったのか、いや、反対だから反対なのか、その辺が私ははっきりいたしません。淡々と議事をやって結論を出すべきだと思います。  よって、原案にも反対、修正案にも反対であります。以上。 ○議長(前田 智章君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  10番、川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) 平成27年度琴浦町の一般会計補正予算の修正案に対して賛成討論を行いたいと思います。  この修正案につきましては、学校給食センターの調理業務の委託事業を債務負担行為から外すということで私は賛成をいたしました。  調理業務の委託ということは、町長が日ごろから述べられている民間にできることは民間へということには私は大いに賛成であります。  先ほども討論等もありましたが、私がなぜこの部分をこのたび反対するかということにつきましては、私の勉強不足も一つあった点については反省します。今回債務負担行為でこれを可決されれば、この3本出ておりました債務負担行為の事業がもう進むのかというような質問を全協等でさせていただきました。その答弁は、このたびの補正予算の債務負担行為が通れば向こう3年間、給食センターについては向こう5年間の債務負担行為ということで淡々と契約を進めたいという答弁でありました。そこでいろいろな疑問が出て、11日の日だったと思います。全協を開いて開会された折にこの件についてもやはり説明不足ではないかというような意見もありましたし、いやいや、もう執行部が出した議案だから淡々と賛否をとるべきだというような意見も出たのを記憶しております。  その中で私がこの債務負担行為の給食センターの件につきまして不明瞭な点があるということで、何点か上げさせていただきたいと思います。  もらいました資料の中に食育の推進をこれまで以上に図るんだということが書いてありました。ただ、言葉でこれまで以上に推進する、図るという言葉だけで、具体的な施策は何もお話を聞いておりませんし、とにかくこれまで以上だということでありました。  また、調理師さんの件でありますけども、地元雇用、正規職員雇用を条件につけますという説明会のときの意見に対する説明をされたわけでありますけども、案として出ております町の給食センター調理師業務委託の応募要領にはそのことは一言も触れてありません。ただ、人数的な配置、仕様書ですけども、応募要領ではない、仕様書のほうですけども、そこには実施体制というとこで業務責任者、副業務責任者、食品衛生管理者、それからアレルギー対応責任者、あと調理業務従事者ということで、業務に必要な人員を配置するということがこの仕様書でうたってあるだけで、どこかの説明会の意見に対する説明では地元雇用、正規職員の雇用を条件につけていきますと文書でもこうやっていただいとるんですけども、仕様書には全く出ていない。  そういう点からして、まだるる執行部に対しても聞きたいことはあるわけなんですが、今の段階ではこれを認めればゴーサインだというふうに説明がありましたので、反対をして、これを取り下げて、一般会計全体としては私、賛成でありますが、この債務負担行為の給食センター業務について反対ということで討論とさせていただきたいと思いますし、ただ、一言つけ加えたいのは、この給食センターの民間委託を全く反対ということでなしに、私は賛成であります。ぜひ町長、また執行部におかれましては、民間でできることは民間委託ということはいいことだと思いますし、ただ、それをするに当たっての町民に対して、町に対してよくなる、悪くなるほうは、これはもう認めるわけにはいきませんけども、よりよくなる委託ということを推進をお願いしたいということで修正案に対する賛成討論といたします。 ○議長(前田 智章君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  語堂正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 失礼いたします。私は、原案に賛成の立場で討論いたします。  このたびは地方創生にかかわるものとしまして、琴浦町イメージアップ事業、また空き家活用につながる事業、また10月5日より開始されますマイナンバーに関するものなど円滑に町運営を行うために必要な補正予算と考えます。  よって、私は原案に賛成いたします。以上です。 ○議長(前田 智章君) 次に、原案及び修正案に反対の方の発言を許します。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 次に、原案に賛成の方の発言を許します。  澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) 私は、原案に賛成の立場で討論をさせていただきます。  この学校給食については、非常に食の問題からすれば大変重要な問題であるというふうに思っております。この問題は何年か前から恐らく議論されたと思いますが、私も議員となりまして、昨年からこの業務のことを当局のほうからお聞きいたしました。そういった中で食育の推進、そしてさらには行財政改革ということの二本立ての中で、この問題について当局は調理部門を民間委託したいと、そういう方向で今日まで説明等を受けてきました。総合計画の中でもこのことについては、将来は民間委託というそういう方向性も出されておりました。  ただ、このいろんな中で、私も教育民生常任委員会に所属しとるわけですけども、ここの問題の中で、じゃあ、どこまでが本当に委託されてどうなのかという観点の中から今さまざまないろんな中で偽装請負という心配があるんではないか、あるいは今の職員の問題がどういうふうになるのか、そういったさまざまな問題があるわけですけども、一応私がいろんな形で受けた中では、学校給食というのはもちろん町が主体的に実施して献立、材料の発注、そういった地産地消というものも町当局は責任を持って行っていく。そして今の職員の処遇の問題というのも職員組合といろいろと議論もされてきたというふうに思っております。現在正職員が3名という中で、従来からこの給食センターの中では欠員不補充という中で臨時職員等で対応してきた経緯もあると思うんですが、そういった中で職員が来年の3月に2人正職が退職するという中で、将来にわたって考えていく一つの機会だというふうな中で進められてきたんではないかというふうに思います。  職員組合の中でも先般の報告の中では、8月の28日に合意されたというふうに伺っております。これについては恐らくいろんな苦渋の中で組合も合意されたではないかというふうに思いますが、その中で現在の臨時職員の、臨時調理師の労働条件を下回らない雇用の形態というものを業務選定の評価項目として織り込んでいきたいというような当局の中で結ばれたというふうに伺っております。これは私もいろんな意味でこの問題をどういうふうに判断したらいいかということ自体、私自身も随分悩みました。しかし、長い将来を見たときに現在の琴浦町の行財政を考えたときに、将来人口も減る。地方交付税も恐らく減ってくるだろう。そういったいろんな中を全体的に考えたときに、ここは決断すべきときかなということを私自身感じました。そういった中で一番大事な、安全で安心して食、あるいは働く人、それがどれだけ担保できるかということも非常に大きな私は問題ではないかというふうに思っております。そういう意味では学校給食調理業務安全保障、そういう体制をどう構築していくかということも当局には十分考えていただかなければならないというふうに思っております。  そういったいろんな中で臨時職員等も今の中では、毎年いわゆる募集されていくわけです。半年ごとの辞令でもって1年、1年という中で、そういう中で夏休み等については非常に休みも多い。そういう状況の中で臨時の職員も確かに大変不安定な状況であるわけです。そういったものを踏まえながら、5年間というスパンの中でどのようにそういったことを解消していくのか。その中に現在の労働条件等を下回らない雇用形態というものをしっかりとこの中で出していって業者を選定していく、このことが当局からそういう説明を受けてきましたので、そこら辺を十分踏まえて考えていただきたいというふうに思います。  なお、先ほどからいろいろ議論がある中で、7月30日の説明の中には、委託のスケジュール予定という中には9月の議案提案の議会の提案の中に債務負担行為というのもそのときにもあったように記憶しております。  ただ、今日的ないろんなやっぱり状況を見てますと、いずれにしても町当局の説明というのももう少しあってもよかったでないか。と同時に、我々議員ももう少し積極的に、先ほどもありましたけども、やはり状況、当局に説明を求める等のことも私はある意味では議会のほう、議員も反省する点があったではないかなというふうに感じております。  ともあれ将来にわたってこれからの給食センター業務というものを考えたときに、どこのタイミングが一番ベストなのかということを、副町長等の説明等も受けながら、やはりこれからのタイムスケジュールというものを考えたときには私はここで英断をしていかなければならないんでないかな、そのように感じております。  この給食業務というものがよりよい方向で進んでいくことを私はきょうのいろんな議論の中で町当局も反省しながら、これからプロポーザルに出される分、今のいろんな中で仕様書の問題も出ましたけども、そこを十分踏まえて責任を持って取り組むことが私は大切なことではないかというふうに思います。  そういうことも踏まえて、この問題については大局的な見地から将来見て私は当局の案に賛成をしたいと思います。以上です。 ○議長(前田 智章君) 次に、修正案に賛成の方の発言を許します。  13番、青亀壽宏君。 ○議員(13番 青亀 壽宏君) これは債務負担行為を議決して学校給食を民営化しようとする債務負担行為を削除する動議でございます。私も賛成者に名を連ねており、動議に賛成の立場で討論をいたします。  本会議における質疑でも委員会審議でも主張してまいりましたけれども、学校給食の調理業務の民営化は、第一に、学校現場、子供たちや保護者から提起された要求ではないということです。そもそも現在の正当性が問われる行革審議会の答申がルーツになっています。旧町の助役や元議員などで構成する審議会の答申であり、動機が不純であります。民営化されるのは調理業務だけであり、既に臨時職員やパート職員に置きかえられており、町の給食調理業務の民営化による経済波及効果は余りありません。受注する企業の利益の源泉は賃金だけであり、賃金を抑制することしか企業は利益をふやすことができません。企業の管理部門のコストは、全て労働者の賃金にかぶせざるを得ません。これは地域の低賃金労働者の蔓延につながる道であり、琴浦町の歩むべき道ではありません。子供たちの食育の責任を果たさなければならない琴浦町のとるべき道ではありません。学校給食の民営化に直結する債務負担行為は、動議にあるように議案から除くことが最も適当な方法であるというふうに思います。  学校給食は、食材、献立、調理、この三位一体で成り立つものであります。これをばらばらに解体することがどうして食育の増進につながるのか。理由が成り立ちません。  以上で私の賛成討論といたします。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありますか。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 私は、原案について賛成の立場で討論させていただきます。  確かに今るる議員の皆様からいろいろな発言がありました。私も質疑でちょっと申し述べましたけれども、いろいろと行政の側にも責任はあり、やはり私たち議員にも責任はあるところはあるというふうに思います。  いろいろと議論は出ておりますので、行政が本当でこの問題を真摯に捉えて、今、議員から出ておる本当の問題解決のために今後、一層取り組んでいただきまして、よりよい調理委託が子供たちのためのできますことを願いながら私の原案に対する賛成討論といたします。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論はございますか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第91号を採決いたします。  まず、本案に対する7番、藤本則明君ほか2名から提出された修正案について起立により採決いたします。  本修正案に賛成の方の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 賛成少数であります。よって、修正案は、否決されました。  次に、原案について起立により採決いたします。  原案に賛成の方の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                午前11時38分休憩       ───────────────────────────────                午前11時41分再開 ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ただいまの採決については、起立者の多少の認定が困難であります。したがって、会議規則第81条第2項の規定によって、本案については無記名投票で採決いたします。  暫時休憩いたします。                午前11時42分休憩       ───────────────────────────────                午前11時42分再開 ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これから議案第91号について採決します。  この採決は、無記名で行います。  議場の出入り口を閉めます。                   〔議場閉鎖〕 ○議長(前田 智章君) ただいまの出席議員は14名であります。  次に、立会人を指名します。  会議規則第32条第2項の規定によって、立会人に大平高志君及び澤田豊秋君を指名します。  投票用紙を配ります。                  〔投票用紙配付〕 ○議長(前田 智章君) 念のために申し上げます。本案に賛成の方は賛成、反対の方は反対と記載してください。枠内に記載をしてください。  投票用紙の配付漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                   〔投票箱点検〕 ○議長(前田 智章君) 異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票願います。                〔事務局長点呼、議員投票〕       ───────────────────────────────       1番 大平 高志君  2番 澤田 豊秋君  3番 桑本 賢治君       4番 語堂 正範君  6番 藤堂 裕史君  7番 藤本 則明君       8番 新藤 登子君  9番 高塚  勝君  10番 川本正一郎君
          11番 小椋 正和君  12番 手嶋 正巳君  13番 青亀 壽宏君       14番 桑本  始君  15番 井木  裕君       ─────────────────────────────── ○議長(前田 智章君) 投票漏れはありませんか。  投票漏れなしと認めます。投票を終わります。  開票を行います。  大平高志君及び澤田豊秋君、開票の立ち会いをお願いします。                   〔開  票〕 ○議長(前田 智章君) 投票の結果を報告します。  投票数14、有効投票14、無効ゼロ。  有効投票のうち、賛成7票、反対7票。  以上のとおり、投票の結果、賛成、反対が同数であります。したがって、地方自治法第116条第1項の規定によって、議長が本案に対して裁決いたします。  議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号)については、議長は可決を裁決いたします。  よって、議案第91号、平成27年度琴浦町一般会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩いたします。1時半に再開をいたします。                午前11時55分休憩       ───────────────────────────────                午後 1時30分再開 ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第92号 ○議長(前田 智章君) 日程第15、議案第92号、平成27年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第92号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第93号 ○議長(前田 智章君) 日程第16、議案第93号、平成27年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第93号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議案第94号 ○議長(前田 智章君) 日程第17、議案第94号、平成27年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第94号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第18 議案第95号 ○議長(前田 智章君) 日程第18、議案第95号、平成27年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第95号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議案第96号 ○議長(前田 智章君) 日程第19、議案第96号、平成27年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第96号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議案第97号 ○議長(前田 智章君) 日程第20、議案第97号、平成27年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第97号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 議案第98号 ○議長(前田 智章君) 日程第21、議案第98号、平成27年度琴浦町船上山発電所管理特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第98号を採決いたします。
     本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 議案第99号 ○議長(前田 智章君) 日程第22、議案第99号、平成27年度琴浦町成美財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第99号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第23 議案第100号 ○議長(前田 智章君) 日程第23、議案第100号、平成27年度琴浦町以西財産区特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第100号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第24 議案第101号 ○議長(前田 智章君) 日程第24、議案第101号、平成27年度琴浦町水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第101号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第25 議案第102号 から 日程第34 議案第118号 ○議長(前田 智章君) 日程第25、議案第102号から日程第34、議案第118号までの10議案を一括議題といたします。  これらの10議案については、総務常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  総務常任委員長、語堂正範君。 ○総務常任委員会委員長(語堂 正範君) 失礼いたします。議案の委員会審査報告。  去る9月11日の本会議において、当委員会に付託されました議案について、9月16日に委員会を開会し慎重に審査した結果、次のように決定しましたので、会議規則第77条の規定に基づき報告いたします。  議案第102号、平成26年度琴浦町一般会計歳入歳出決算、議案第110号、平成26年度琴浦町八橋財産区特別会計歳入歳出決算、議案第111号、平成26年度琴浦町浦安財産区特別会計歳入歳出決算、議案第112号、平成26年度琴浦町下郷財産区特別会計歳入歳出決算、議案第113号、平成26年度琴浦町上郷財産区特別会計歳入歳出決算、議案第114号、平成26年度琴浦町古布庄財産区特別会計歳入歳出決算、議案第115号、平成26年度琴浦町赤碕財産区特別会計歳入歳出決算、議案第116号、平成26年度琴浦町成美財産区特別会計歳入歳出決算、議案第117号、平成26年度琴浦町安田財産区特別会計歳入歳出決算、議案第118号、平成26年度琴浦町以西財産区特別会計歳入歳出決算。  10議案は、いずれも原案のとおり認定するのが適当であると決定しました。  なお、一般会計の歳入歳出決算ですが、自由討議、議論を行った中で、同和対策事業の改善、成果を示してほしいとの意見、また委託事業、補助事業についての事業精査の必要性についての意見がありました。以上、委員会審査報告とさせていただきます。 ○議長(前田 智章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  まず、議案第102号、平成26年度琴浦町一般会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。  9番、高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、平成26年度一般会計決算に不認定の立場で討論をいたします。  私は、部落問題を含めてあらゆる差別をなくするということは非常に大切なことであり、大いに進めるべきだと思っております。  ただ、同和地区及び同和地区出身者に限定した施策は早急に改善し、必要なものは一般化し、不要なものは見直すべきと主張しておりますが、一向に改善が見られません。町は、差別をなくそう、なくそうと言いながら、臨時職員の人たちに対する雇用的な差別も一向に改善されておりません。言うことなすことが矛盾しております。  関西事務所も企業誘致に特化して再開いたしましたが、実績はゼロであります。自治基本条例や参与制度も計画しながら中止をしております。補助金の見直しも不十分であります。  人口もどんどん減っております。合併以来10年間で2,000人以上の人口が減ってしまいました。これから10年先、20年先、30年先はどうなるのか、そういったものを見越した施策というものがこの事業や決算では見えてきません。  職員の皆様が一生懸命つくられた事業や決算でありますが、以上の理由で不認定であります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  3番、桑本賢治君。 ○議員(3番 桑本 賢治君) 私は、認定の立場で討論させていただきます。  昨年度成果が上がった事業幾つか申し上げたいと思います。  ふるさと納税1億円突破。全国から1万1,816件、金額にして1億8,206万5,000円の寄附がありました。非常に多くの寄附があり、町政には役立ったんでないかなと、こう思っております。  2つ目に、コトウライフ事業の実施でございます。地方創生が今まとめられておりますが、これの一番の基本は、人口減に対してどういう施策を打つかということが一番の課題ではないかと思います。琴浦町は、地方創生より前にこの問題に取り組んでおると、こういうことで、成果が出とるとはまだ言いませんけれども、先駆けて取り組まれておると、こういうことも評価できるのではないかと思います。  それから3点目に、小学校の統合でございます。船上小学校、聖郷小学校、いずれも順調に機能しておるというふうに考えます。合わせてスクールバス4台を導入して子供たちの通学を援助しておると。  こういうことを考えますと、不満な点は、確かに今、高塚議員が言われましたように一部の人に助成制度がまだ残っておると、こういうところは是正していただきたいなと思いますが、全般的に見て賛成したいと、こういうふうに思ってます。終わります。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ございませんか。  13番、青亀壽宏君。 ○議員(13番 青亀 壽宏君) 26年度一般会計の決算について、認定に反対する立場で討論をいたします。  26年度は、琴浦新時代への挑戦と銘打って事業が展開されました。そのまとめとして私は、蓄えである基金について注目して決算を論じたいと思います。26年度、1年間で基金は全体で4億3,720万円ふえ、41億6,899万円になりました。つまりそれだけ余って積み上がったということになります。そのビッグ3は、財政調整基金が9億3,173万円、公共施設等建設基金が12億3,695万円、地域振興基金が11億9,565万円、この3つの基金で全体の8割を占めます。9月議会に提案されていた27年度補正予算で基金を4億2,700万円積み増すとされています。すると2年間で基金が8億6,420万円ふえることになります。これは年間の町民税の総額を上回ります。山下町政発足時の基金残高は33億1,670万円でしたから、この間に基金は1.4倍になることになります。こういう財政運営については、根本的な検証が必要ではないでしょうか。つまり財源に比べて住民サービスが不十分、もっと住民サービスを充実することができることを示しています。特に低所得者に対するきめ細かい対策が不十分になってるように感じています。  次に、どうしても指摘しておかなければならないことがあります。それは同和対策の問題です。特別対策で今回特に私が指摘したいのは、人権教育推進員と生活相談員を規則で非常勤の特別職として配置してることは地方公務員法に違反するものであり、正されなければなりません。  また、文化センター館長については、それなりの根拠規則もなく、非常勤の特別職としているのは二重の違法行為です。  例えば生活相談事業では民生委員が全町に配置されており、人権擁護委員が人権相談に応じています。ちなみに対象同和地区には5人の民生委員が配置されており、住民の相談に応える体制になっているにもかかわらず、非常勤の特別職といって生活相談員を2名配置することは平等の原則に反します。  特別職の要件は、法的根拠が必要であり、非専務職であり、準ずるものには特定の学識または経験に基づき任用されなければなりません。問題の職は、専門職であり、特定の学識経験を必要としない地方公務員法第22条の臨時の一般職であります。  以上のような問題を指摘して、26年度一般会計決算の認定に反対する討論といたします。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  10番、川本正一郎君。 ○議員(10番 川本正一郎君) そうしますと平成26年度の決算の認定に賛成の立場で討論をさせていただきます。  平成26年度歳入で107億、歳出で104億7,000万、次年度繰り越しが2億3,000万円ということでありますし、またその中にはこのたび年度末にちょうどありました地方創生事業がほとんどの全額に近い額が27年度に繰り越しということで、その点については注視しないといけないと思っておりますし、現在も27年度に入ってその事業が着々と進められておるということを認識しております。  平成26年度は、合併10周年の年でありました。その中でいろんな事業をされて、約105億の事業を十分にこなされたと思っておりますし、その成果が至るところで出ておると思います。るる申し上げるよりも皆さん、各議員もその辺のところは周知しておられるはずだと思っております。  しかしながら、先ほど言いました繰り越し事業の一部がどうなっているのかということ、また委託事業、補助事業につきましても監査委員さんのほうからも指摘がありました。若干不透明な部分があるということもあると思いますので、それは今後、十分に精査していただきたいと思っておりますし、限られた予算の中でこういう平成26年度事業を進められたということに敬意を払うとともに、引き続き繰り越し事業の円滑な推進をお願いしたいと思います。  その要望を込めて最後に、平成26年度一般会計予算の認定を適当であるということで討論とさせていただきます。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ございませんか。  11番、小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 私は、原案のとおり認定するのが適当であるという立場から賛成討論をさせていただきたいというふうに思います。  私は、一般質問でも合併10周年のこの成果というものを一般質問いたしましたけれども、その中にも人口が本当にこういう行政の努力もあってか、減ってるのは減ってるわけでございますけれども、やはりその数を維持している点。  それから基金にいたしましても先ほど同僚議員のほうからもっと福祉のほうにとか、いろんな使い道があるんではないかということも出ましたけれども、やはり私たちのこれから向かっていく特例債とか、いろんな返還に向けての財政の積み立ても必要ではないか。計画よりも大きくなってる点、この10周年に向けてのそれらを評価いたしますとともに、平成26年度の業務執行に当たっては、先ほど同僚議員も言われましたけども、課題も多数あると思います。それらをいろんな面で見直すなり精査していただきまして、やはり27年度、今後の町政に向かって、町長が言っておられます暮らしやすい町づくり、それから誇れる琴浦を目指して頑張っていただきたいと応援を込めて賛成討論といたします。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 賛成多数であります。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  議案第110号、平成26年度琴浦町八橋財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。
                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第111号、平成26年度琴浦町浦安財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第112号、平成26年度琴浦町下郷財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第113号、平成26年度琴浦町上郷財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第114号、平成26年度琴浦町古布庄財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  議案第115号、平成26年度琴浦町赤碕財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定することが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第116号、平成26年度琴浦町成美財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第117号、平成26年度琴浦町安田財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第118号、平成26年度琴浦町以西財産区特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第35 議案第103号 から 日程第38 議案第108号 ○議長(前田 智章君) 日程第35、議案第103号から日程第38、議案第108号までの4議案を一括議題といたします。  これらの4議案については、教育民生常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  教育民生常任委員長、藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) それでは、議案の委員会審査報告書。  去る9月11日の本会議において、当委員会に付託されました下記議案について、9月15日に委員会を開いて慎重に審査した結果、次のように決定したので、会議規則第77条の規定に基づき報告します。  記。議案第103号、平成26年度琴浦町国民健康保険特別会計歳入歳出決算、議案第104号、平成26年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算、議案第107号、平成26年度琴浦町介護保険特別会計歳入歳出決算、議案第108号、平成26年度琴浦町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算。  以上の4議案は、いずれも原案のとおり認定するのが適当であると決しました。琴浦町議会議長、前田智章様。教育民生常任委員会委員長、藤本則明。以上であります。 ○議長(前田 智章君) 初めに、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。  9番、高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 住宅新築資金のことについてお聞きをいたしたいと思います。今、委員長の報告では認定ということでしたけれども、委員会のときにも資料がありまして、非常に滞納が多いわけですね。全体を通じて6.5%しか入ってないと。不納欠損等もありましたけれども、89%は滞納ということになります。  そしてこの間の委員会で資料をいただきまして、2つの地区があって、現年の収納だけを比較しますと、ある2つの地区のうち一つは現年分が収納率が74%入ってる。もう一つの地区のほうは、現年だけでも18%しか入ってない。2つの地区があって、非常にもう極端に収納率が違うわけです。それは現年分。  それから過年度分につきましては、どちらももう1桁、3%だとか2%の収納率ということでございます。  先ほど委員長は認定ということでございましたけれども、その辺の委員会での話はどういう話になったのか、そういうもの踏まえて、でも認定ということはどういうことなのか、よろしくお願いします。  また、全会一致で認定なったのかどうだったのか、それもお願いいたします。よろしくお願いします。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) 高塚議員の指摘に関しまして、確かに格差のあるような収納率なわけでありますけれども、その集金にお伺いする方も、大変町職員の方も御苦労されております。たまたまこういった結果となってあらわれましたけれども、年々徴収される方の御苦労考えますと大変な状況であることには変わりありません。ただ、やはり借りたものは返さないけませんけれども、その部分についてはなかなか一長一短があるという思いであります。  それともう1点何でしたか。多少皆さんの意見の中には疑義のある方もおられましたけれども、おおむね賛成というような形になろうかと思いますけれども、やはり収納率の問題を指摘されましたし、余りにもこれまで滞納が多いという指摘も受けております。そういう点で御了解を願いたいというふうに思います。 ○議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私が質問したのは、そういう収納率が2つの地区のうち片一方は70%台の収納、片一方は10何%、非常に極端に格差があるわけです。そういうものの話し合いをされたか、議論をされたかどんなかということと、認定ですけれども、全会一致で認定だったのか、不認定の方もあったのか、それをお願いいたします。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) 全会一致ではなかったと思いますが、多少なりとも疑義を申された方がありましたけれども、先ほども言いましたけれども、おおむね妥当という形になったというふうに記憶しております。以上です。(「ちょっと休憩」と呼ぶ者あり) ○議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時02分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時03分再開
    ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) 1名の方だけは一応反対でございました。ただ、多数決でという形になろうかと思いますけれども、先ほど一番初めに高塚議員言われた分については、協議はいたしておりません。しておりません。 ○議長(前田 智章君) そのほか質疑ありませんか。  15番、井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 教育民生の委員長にお聞きします。今の償還の件でございますけども、前は、今あるかどうかわかりませんけど、償還委員会というものがあったというふうに私は記憶はしておりますけども、その償還委員会の話というものはなかったのか、あったのか、委員会で、その点についてもお答え願いたいと思います。 ○議長(前田 智章君) 藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) 当委員会の話の中ではありませんでしたけど、今現在私はそれは協議する場ではないというふうに考えますが。 ○議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時04分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時04分再開 ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  藤本則明君。 ○教育民生常任委員会委員長(藤本 則明君) 先ほどの件でありますが、その件についてはありませんでした。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  まず、議案第103号、平成26年度琴浦町国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第104号、平成26年度琴浦町住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。  13番、青亀壽宏君。 ○議員(13番 青亀 壽宏君) 住宅新築資金の決算審議に当たって、担当課から債務者を返済実績から7つのグループに分類した資料が提示されました。これはかねてから私が要求していたことで、評価をしたいと思います。  これを参考に私なりに仕分けをすると、正常債権は10%、返済に何らかの問題がある問題債権が17%、実質破綻債権が53%、反応や返済意思がない破綻債権が20%という分類になると思います。  この会計は、返済期間の終了が迫っています。権利関係など複雑で、時間を要する事務が待ち構えていることを考えなければなりません。とても担当課任せで対応できる問題ではありません。町のトップも関与した特別プロジェクトチームを立ち上げるべきときであります。  26年度決算を見ると、現年分で新たな未納が524万円発生し、これまでの未納が495万円解消しました。不納欠損を除けばつまるところ滞納がふえたことになります。滞納である過年度分の回収率は2.99%と、信じられないような低さです。今年分の返済である現年分を見れば、徴収率は55%でしかありません。  提供された資料をよく見れば住宅新築資金の徴収率は、旧東伯では77%であるものの、旧赤碕は17%でしかありません。もちろんきちんと返済される方も多くあります。担当課や担当者の苦労もあります。  しかし、この住宅新築資金の歴史的な問題もありますが、一人の議員としてこのような会計決算の認定に同意するわけにはまいりません。  破綻スキームは、国が2分の1、県と町は4分の1の負担です。琴浦町は既にこの会計に一般会計から1億円程度補填をしています。さらに単年度赤字には貸付を行い、表面上は黒字にしています。したがって、少なくない金額が国や県から補填されるでしょう。しかし、国や県といっても個人資産に対する税金投入はできません。最終的な破綻などの法的手続の後の財源補填であります。  今後、数年間で深刻で複雑かつ膨大な事務が待ち構えており、それに対応できる体制の整備を今から整えていくことを指摘して、私の反対討論といたします。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  2番、澤田豊秋君。 ○議員(2番 澤田 豊秋君) 私は、賛成の立場で討論をいたします。  この事業は、同和対策事業の一環として地域の生活環境の整備を図るために取り組まれて、25年という大変長年にわたって返済していかなければならないわけですが、残念ですけど、不安定就労という状況はなかなか解消されていない状況もあります。そうした中で鋭意努力されて、滞納者もわずかずつ解消されているというふうに思っております。  しかし、まだまだ厳しい状況にあることには変わりありません。平成26年度は、完納者が4名、不納欠損者1名、また滞納者のグループ分け等もしながら努力されており、件数で昨年より7件減っています。  また、本年の4月には住宅新築資金等貸付金徴収方針も定めて滞納者の状況に応じたきめ細かな取り組みも行われているようですので、最終年度を見越して、本当に先ほども出ておりましたけども、さまざまな課題があると思いますが、それらを十分御検討いただきながら一層回収に努力していただくことをお願いして、本予算の賛成討論といたします。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、平成26年度住宅新築資金等特別会計に不認定の立場で討論を行います。  この会計は、本来入らないといけない金額は1億7,756万ですが、実際入った金額は1,142万円です。わずか6.5%しか入っておりません。不納欠損も886万もあり、89%は滞納であります。私は、かねがねこの会計については、抜本的な改革をしないといつまでたっても解決しない。この問題が解決しない限りは同和問題が解決しないと主張してまいりました。  私は、ふだんからこの会計については、いち早くすっきりした形で解決すべき。そうしないとだめだと思います。回収であるとか、この事務を行うに当たっての人件費は特別会計には出ておりません。そういうものを計上してトータル予算を出すと、これから先、何十年も多大な人件費を使い、それでも解決しないということになると思います。したがいまして、抜本的な改革が必要であります。  その努力がなされていないということで、私は不認定であります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第107号、平成26年度琴浦町介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第108号、平成26年度琴浦町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第39 議案第105号 から 日程第43 議案第120号 ○議長(前田 智章君) 日程第39、議案第105号から日程第43、議案第120号までの5議案を一括議題といたします。  これらの5議案については、農林建設常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  農林建設常任委員長、大平高志君。 ○農林建設常任委員会委員長(大平 高志君) それでは、議案の委員会審査報告をいたします。  去る9月11日の本会議において、当委員会に付託されました下記議案について、9月14日に委員会を開いて慎重に審査した結果、次のように決定したので、会議規則第77条の規定に基づき報告いたします。  記。議案第105号、平成26年度琴浦町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算、議案第106号、平成26年度琴浦町下水道事業特別会計歳入歳出決算、議案第109号、平成26年度琴浦町船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算、議案第119号、平成26年度琴浦町水道事業会計剰余金の処分について、議案第120号、平成26年度琴浦町水道事業会計決算。  以上の5議案は、いずれも原案のとおり可決するのが適当であると決しました。琴浦町議会議長、前田智章様。農林建設常任委員会委員長、大平高志。以上であります。 ○議長(前田 智章君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  まず、議案第105号、平成26年度琴浦町農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第106号、平成26年度琴浦町下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第109号、平成26年度琴浦町船上山発電所管理特別会計歳入歳出決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。  次に、議案第119号、平成26年度琴浦町水道事業会計剰余金の処分について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案のとおり可決するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第120号、平成26年度琴浦町水道事業会計決算認定について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本案を採決いたします。  本案に対する委員長報告は、原案を認定するのが適当であるとの報告であります。  本案を委員長報告のとおり認定することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり認定されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第44 議案第121号 ○議長(前田 智章君) 次に、日程第44、議案第121号、教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  討論ありませんか。  13番、青亀壽宏君。 ○議員(13番 青亀 壽宏君) 私は、教育委員の認定について反対をする立場で討論をいたします。  教育委員は、特別職であります。非常勤であります。経歴を拝見をさせていただきましたが、特定の学識または特定の経験を有するとは言いがたいように思います。  したがいまして、私はこの方は不適当だというふうに思います。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第121号を採決いたします。  本案に同意することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第45 議員提出議案第8号 から 日程第47 議員提出議案第10号 ○議長(前田 智章君) 日程第45、議員提出議案第8号、琴浦町議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正についてから、日程第47、議員提出議案第10号、琴浦町議会傍聴規則の一部改正についてまでの3件を一括議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  提出者、高塚勝君。(発言する者あり)  暫時休憩いたします。                 午後2時23分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時23分再開 ○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) それでは、議員提出議案第8号、琴浦町議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について。  上記の議案を別紙のとおり地方自治法第112条及び琴浦町議会会議規則第14条第2項の規定により提出する。平成27年9月18日提出。提出者、琴浦町議会議員、高塚勝。賛成者、同、小椋正和、同、手嶋正巳、同、藤本則明。  はぐっていただきまして、条例の改正の改正前と改正後であります。議長の報酬を1万円アップ、副議長、常任委員長、議会運営委員長、議長の報酬を7,000円アップとするものであります。  提案理由といたしまして、町議会議員の報酬は、中部地区特別職報酬等審議会の答申を受け、平成18年4月に減額し、今日に至っているところでありますが、一般職員の給料は平成26年、人事院勧告が7年ぶりの増額改定となり、それに基づき平成26年4月1日にさかのぼり給与改定がなされました。平成27年1月に中部地区特別職報酬等審議会が開催され、特別職の報酬の3%引き上げ、すなわち平成18年削減前の額に戻すこととされ、平成27年4月より改正されました。  また、議会議員の報酬については、町長の給料月額に対し議長40%、副議長29%、常任委員長及び議会運営委員長が28%、議員が27%程度の額とする答申がなされました。それに基づき、琴浦町議会議員の報酬及び旅費に関する条例の一部を改正を行おうとするものであります。  次に、議員提出議案第9号、琴浦町議会会議規則の一部改正について。  上記の議案を別紙のとおり琴浦町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出する。平成27年9月18日提出。提出者、琴浦町議会議員、高塚勝。賛成者、同、小椋正和、同、手嶋正巳、同、藤本則明、同、語堂正範、同、大平高志。  はぐっていただきまして、規則の一部変更案でございます。改正前は記述がございませんでした。改正後には、議員が出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができるというものを追加するものであります。  提案理由といたしましては、琴浦町議会会議規則の一部を改正する規則について提案理由を御説明いたします。これは議会における欠席の届け出の取り扱いに関して社会情勢などを勘案し、出産の場合の欠席の届けについて新たに規定するもので、規則第2条に議員が出産のため出席できないときは、日数を定めて、あらかじめ議長に欠席届を提出することができるという項を加えたものであります。  附則といたしまして、この規則は公布の日から施行するものです。以上です。  次に、議員提出議案第10号ですけども、琴浦町議会傍聴規則の一部改正について。  上記の議案を別紙のとおり琴浦町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出する。平成27年9月18日提出。提出者、琴浦町議会議員、高塚勝。賛成者、同、小椋正和、同、手嶋正巳、同、藤本則明、同、語堂正範、同、大平高志。  はぐっていただきまして、規則であります。改正前は銃器、棒、つえその他云々が、つえというものが改正前にはありましたけれども、そのつえは除きます。そういう改正でございます。  理由といたしましては、議会の傍聴席に持ち込むことを禁止しているものに関して、社会情勢などを勘案し、つえについては削除するものであります。  附則といたしまして、この規則は公布の日から施行する。以上でございます。以上、理由の説明を終わります。 ○議長(前田 智章君) 以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 議員報酬の件について、お話のほうちょっと伺いたいと思います。これは議運のほうで出されとると思うです。私は、そのときはまだ議運のメンバーでありませんしたから、こちらのほうもどうしますかと聞かれたんですけど、その後に、私のほうは署名しませんと、そういうことでこういうことになっとると思うですけど、ですけど、これ聞いたお話ではたしか議運のほうでは全会一致といいますか、これで一致して出そうということでお話のほうだったと思うんですけど、これ名前が今数えてみますと4名しか載っとらんような形だったんですけど、そのあたりちょっとどういうような話だったのか、ちょっとその辺お願いします。 ○議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 実はその件につきましては、本来もっと早く、他町村はもう既に上がっております。うちのほうは、やはりもう少し様子を見ようということで上げなかったということがあります。これは議運でもいろいろ検討いたしまして、皆さんに諮ってみようということで、全協で皆様にお諮りをいたしました。大平議員も多分その全協には出席しておられたと思いますけども、その全協の中では特に異論というか、いろいろ意見は出ましたけども、ありませんでした。そういうことで今回は上げさせていただいたと。  一応議運のメンバーで提案はさせていただきましたけども、その中でもお二人の方が名は連ねないということでございましたので、そういうことです。一応全員の方には御説明をして、同意はいただいとるものと解釈いたしております。以上。 ○議長(前田 智章君) よろしいですか。  そのほか質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、議員提出議案第8号、琴浦町議会の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について、討論に入ります。討論ありませんか。  4番、語堂 正範君。 ○議員(4番 語堂 正範君) 失礼いたします。私は、反対の立場で討論いたします。  費用弁償、交通費の件でも述べさせていただきましたが、景気は上向きであるという波は地方にはまだ来ておりません。ベースアップも大手企業を中心としている中で、町民の景気は上向きになってないと自分自身考えます。  このような現状の中で議員報酬をもとに戻すことは、まだ早いのではないかと私自身は考えます。  よって、否決することが適当だと自分自身は考えます。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  小椋正和君。 ○議員(11番 小椋 正和君) 私は、賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。  委員長が提案理由にも述べましたように、この件は上げるという問題ではございません。18年前に下げた報酬をもとに戻すという提案でございます。  また、この件に関しましては、他町村では既に3月議会に提案され、可決している議案でもあります。  この条例は、私たちはそのとき諸般の事情によってやはり今上げるべきだないというふうに決しまして、半年間待っていたわけでございます。やはりこれをいつまでも投げておくということはいいことではありませんので、このたびの条例改正で出したわけでございますので、その辺は皆様、いろんな全協でも御説明、委員長がしておりますように、そういうことでありますので、よく御理解の上、よろしくお願いいたします。賛成といたします。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  大平高志君。 ○議員(1番 大平 高志君) 私は、この議案に反対の立場で討論いたします。  地方議員の報酬額は、自治体の規模やその自治体特有の条件を基礎にして住民要求を議会と行政にいかにして反映していくかという観点を大事にしながら、なおかつ町民の合意を得ながら決定されるべきもので、周辺自治体との兼ね合いはあくまでも参考でしかありません。町民を取り巻く状況見ますと、水道料金の値上げや景気低迷で苦しい生活状況にありますから、到底御理解を得られるものではないと思います。  それを考えますと私は、まず今の段階では無理であろうということで反対であります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。
     15番、井木裕君。 ○議員(15番 井木 裕君) 私は、賛成の立場から討論をしたいと思います。  同僚議員も言いましたように、何年か前にこの議員報酬を下げております。そういう面と、それから中部の報酬審議会等が決定されて、他町村はもう上がっております。琴浦町議会は、そのままの状態で来ております。  住民の納得が得られないということでなくて、やはり議会は議論をするのが当然でありますから、そういう中において議員報酬を上げていくということを賛成したいと思います。皆さんの協力をお願いします。以上です。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。  13番、青亀壽宏君。 ○議員(13番 青亀 壽宏君) さきに町長など特別職の報酬引き上げの際に私は、町民の所得は減り続けており、思いとどまるべきだと言って反対をいたしました。その私が自分たちの報酬の引き上げに賛成できるわけがありません。  国民健康保険税は税率などを全て据え置きにしていますが、1人当たり国民健康保険税の税額は減っています。ここで変化する項目は、所得金額の減少だけです。つまり国保加入者の所得が減っているということだと思います。  年金も過去の2.5%分の減額に加え、初めてマクロ経済スライドが実践されて減額されています。  よって、私は、この報酬の引き上げには反対であります。以上であります。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第8号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第9号、琴浦町議会会議規則の一部改正について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第9号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第10号、琴浦町議会傍聴規則の一部改正について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第10号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第48 議員提出議案第11号 及び 日程第49 議員提出議案第12号 ○議長(前田 智章君) 日程第48、議員提出議案第11号、少人数学級の推進と定数改善及び義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書の提出についてと日程第49、議員提出議案第12号、ヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見書の提出についての2件を一括議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  提出者、藤本則明君。 ○議員(7番 藤本 則明君) それでは、議員提出議案第11号、少人数学級の推進と定数改善及び義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書の提出について。  上記の議案を別紙のとおり琴浦町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出する。平成27年9月18日提出。提出者、琴浦町議会議員、藤本則明。賛成者、同、澤田豊秋、同、青亀壽宏、同、手嶋正巳。琴浦町議会議長、前田智章様。  裏をはぐっていただきまして、意見書ですが、相当長うございます。記というところから読んで御容赦願いたいというふうに思います。  記。1、少人数学級を推進すること。具体的学級規模は、OECD諸国並みの豊かな教育環境を整備するため、30人以下学級とすること。  2、教育の機会均等と水準の維持向上を図るため、義務教育費国庫負担制度の負担割合を2分の1に復元すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。平成27年9月18日。鳥取県東伯郡琴浦町議会。  提出先、内閣総理大臣、財務大臣、文部科学大臣、総務大臣であります。  同じく議員提出議案第12号、ヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見書の提出について。  上記の議案を別紙のとおり琴浦町議会会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出する。平成27年9月18日提出。提出者、琴浦町議会議員、藤本則明。賛成者、澤田豊秋、青亀壽宏、手嶋正巳。琴浦町議会議長、前田智章様。  1枚はぐっていただきまして、下4行から読み上げて御容赦願いたいというふうに思います。前文については同様の内容が書いてございますので、よろしくお願いしたいと思います。  我が国では、これまでも外国人に対する差別や偏見をなくす啓発活動に取り組んできたところであるが、国においては、このような国内外の情勢を踏まえ、ヘイトスピーチを禁止する等の必要な法の整備を行われるよう強く要望する。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成27年9月18日。鳥取県東伯郡琴浦町議会。  衆議院議長、参議院議長、内閣総埋大臣、法務大臣様。以上であります。 ○議長(前田 智章君) 以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、議員提出議案第11号、少人数学級の推進と定数改善及び義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2016年度政府予算に係る意見書の提出について、討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第11号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第12号、ヘイトスピーチの禁止等に関する法の整備を求める意見書の提出について、討論に入ります。討論ありませんか。  高塚勝君。 ○議員(9番 高塚 勝君) 私は、意見書提出に反対の立場で討論をいたします。  委員会報告でも申し上げましたけども、憲法21条は言論の一切の自由を保障しております。この法整備をした場合にどこからが言論の自由で、どこからがだめかということは非常に難しいです。国のレベルでもいろいろ検討した結果、なかなか難しいという結論に達しております。  先ほどこの文章にありますように、京都では裁判でそういうことがだめだという判決も出ております。  私は、新しく法整備をするんではなしに、現在ある法律を強化をする等で解決できる問題ではないかと思います。  私は、このヘイトスピーチ禁止等に関する法の整備については反対であります。現行法の中で強化で対応すべきということであります。以上。 ○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議員提出議案第12号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(前田 智章君) 起立多数であります。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第50 議員派遣について ○議長(前田 智章君) 日程第50、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。議員の派遣については、会議規則第127条の規定により、別紙のとおり議員派遣いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、議員派遣については、原案のとおり決定いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第51 閉会中における委員会の継続調査活動について ○議長(前田 智章君) 日程第51、閉会中における委員会の継続調査活動についてを議題といたします。  本日、議会運営委員長及び各常任委員長から、閉会中における継続調査活動について許可を求める旨の申し出がありましたので、これを許可いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、閉会中における議会運営委員会及び各常任委員会の継続調査活動を許可することに決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第52 閉会の議決 ○議長(前田 智章君) 日程第52に進みます。  お諮りいたします。今期定例会に付議された事件は全て終了いたしました。よって、会議規則第8条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会は、これをもって閉会することに決しました。
     以上で平成27年第5回琴浦町議会定例会を閉会いたします。御苦労さんでございました。                 午後2時49分閉会       ───────────────────────────────...