琴浦町議会 2015-02-20
平成27年第 1回臨時会(第1日 2月20日)
平成27年第 1回臨時会(第1日 2月20日) ────────────────────────────────────────
第1回 琴 浦 町 議 会 臨 時 会 会 議 録(第1日)
平成27年2月20日(金曜日)
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平成27年2月20日 午前9時開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期決定
日程第3 報告第 1号 専決処分について〔訴えの提起について(
住宅新築資金貸付金
等請求事件)〕
日程第4 議案第 1号 専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第7
号)〕
日程第5 議案第 2号 専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第8
号)〕
日程第6 議案第 3号 平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第9号)
日程第7 閉会の議決
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期決定
日程第3 報告第 1号 専決処分について〔訴えの提起について(
住宅新築資金貸付金
等請求事件)〕
日程第4 議案第 1号 専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第7
号)〕
日程第5 議案第 2号 専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第8
号)〕
日程第6 議案第 3号 平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第9号)
日程第7 閉会の議決
───────────────────────────────
出席議員(15名)
1番 大 平 高 志 2番 澤 田 豊 秋
3番 桑 本 賢 治 4番 語 堂 正 範
5番 山 田 義 男 6番 藤 堂 裕 史
7番 藤 本 則 明 8番 新 藤 登 子
9番 高 塚 勝 10番 川 本 正一郎
11番 小 椋 正 和 12番 手 嶋 正 巳
13番 青 亀 壽 宏 14番 桑 本 始
16番 前 田 智 章
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欠席議員(1名)
15番 井 木 裕
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 阿 部 信 恵 主事 ──────── 西 本 賢 司
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 山 下 一 郎 副町長 ─────── 小 松 弘 明
教育長 ─────── 小 林 克 美
会計管理者兼出納室長 坂 本 道 敏
総務課長 ────── 西 長 和 教
企画情報課長 ──── 遠 藤 義 章
商工観光課長 ──── 小 泉 傑 税務課長 ────── 田 中 肇
町民生活課長 ──── 小 塩 久 志 福祉課長 ────── 川 上 強 志
健康対策課長 ──── 永 見 弥 生
農林水産課長 ──── 八 田 辰 也
上下水道課長 ──── 中 島 章 男 建設課長 ────── 福 本 正 純
教育総務課長 ──── 岩 船 賢 一
社会教育課長 ──── 戸 田 幸 男
農業委員会事務局長 ─ 石 賀 郁 朗
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午前9時00分開会
○議長(前田 智章君) ただいまの出席議員は15名であります。定足数に達しておりますので、これより平成27年第1回
琴浦町議会臨時会を開会いたします。
本日、届け出のあった事故者は、議員では、井木裕君が病気療養のため欠席、当局では、谷田人権・
同和教育課長が入院加療中のため欠席する旨の報告がありました。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(前田 智章君) 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第125条の規定により、議長において、3番、桑本賢治君と4番、語堂正範君を指名いたします。
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◎日程第2 会期決定
○議長(前田 智章君) 日程第2、会期決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日1日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会の会期は、本日1日間と決定いたしました。
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◎日程第3 報告第1号
○議長(前田 智章君) 日程第3、報告第1号を議題といたします。
町長の説明を求めます。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) おはようございます。報告第1号は、専決処分についてということであります。これは
地方自治法第180条第1項の規定により、下記の事件を専決をしたというものであります。以下の事件の訴えの提起についてということで、
鳥取地方裁判所倉吉支部、事件番号、平成26年(ワ)の第68号、
住宅新築資金貸付金等請求事件であります。原告は琴浦町であります。被告は当該滞納者ということでありまして、平成26年12月18日にその措置をとったというものであります。以上であります。
○議長(前田 智章君) 小林教育長。
○教育長(小林 克美君) おはようございます。訴えの提起についての内容説明をさせていただきます。
これは、
住宅新築資金等貸付金の債務者が平成22年2月19日、最終収納日以降、支払いが全くなく、これまで本人及び配偶者に対して電話、臨戸等による納付催促を再三行ってきましたが、連絡、納付相談もない状況なので、平成25年2月18日付で本人に対して
納付催告書兼
回収業務外部委託予告書、
滞納内訳表を添付したものを送付いたしましたが、それに対しても反応がなかったということであります。このまま猶予することは、定められた納付期限に納付された方々との間に公平、均衡を欠くことになりますので、平成26年10月3日付で本人に対して
納付催告書、
法的措置予告書、
滞納内訳表を添付したものを送付いたしました。しかしながら、これに対しても全く応答がなかったため、
予告どおり鳥取地方裁判所倉吉支部に平成26年11月18日付で
支払い督促申し立て書を提出し、債務者に対しても平成26年11月25日に送達を完了しております。この債務者が、平成26年12月2日付でこの
支払い督促に対して
鳥取地方裁判所倉吉支部に
督促異議申し立て書を提出したため、
支払い督促から通常訴訟に移行したことに伴うものであります。この債務者に対して
住宅新築資金等貸付金の滞納金の支払いを求めて訴えを提起するに当たり、
地方自治法第180条第1項の規定により、平成26年12月18日付で専決処分したものであり、同条第2項の規定によりこれを報告するものであります。以上であります。
○議長(前田 智章君) 以上で報告を終わります。
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◎日程第4 議案第1号 から 日程第6 議案第3号
○議長(前田 智章君) 日程第4、議案第1号から日程第6、議案第3号までの3議案を一括議題といたします。
提出者の
提案理由説明を求めます。
山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今回臨時議会をお願いすることになりました議案について、提案理由を説明させていただきます。
このたび上程いたします議案のうち、議案第1号及び議案第2号につきましては、早期に予算執行を行う必要が生じたため、
地方自治法第179条第1項の規定により専決したものであり、同条第3項の規定により本議会において承認を求めるものであります。
初めに、議案第1号、専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第7号)〕であります。
これは、既定の
歳入歳出予算に720万円を追加し、総額を107億1,987万1,000円とするものであり、平成27年1月13日に専決しております。
歳出予算の内容でありますが、下市地内の国道9
号アンダーパス排水ポンプが故障し、国道9号の下を走る道路が冠水したことによる修繕費57万円の増額、また、
社会資本整備総合交付金事業道路改良事業において、赤碕駅
南排水路整備工事測量設計修正委託及び
町道逢束下伊勢線道路改良工事の早期執行が必要となったことによる
交付金事業総額の703万円増額であります。歳入予算につきましては、
財政調整積立基金繰入金500万円、土木債220万円の増額であります。
次に、議案第2号、専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第8号)〕であります。
これは、既定の予算総額107億1,987万1,000円は変更せず、歳出予算の組み替えを行ったものであり、平成27年2月13日に専決しております。歳出予算の内容でありますが、琴浦斎場の
地下水給水ポンプが故障したため、トイレを初めとする斎場全体の給水に支障を来したため、
斎場修繕費として55万円増額し、予備費を55万円減額しております。
次に、議案第3号、平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第9号)であります。
今回の補正は、既定の
歳入歳出予算に1億1,963万4,000円を追加し、総額を108億3,950万5,000円とするものであります。
歳出予算の主な内容は次のとおりであります。
総務費では、国の
経済対策補正予算に対応した
地域住民生活等緊急支援のための
交付金事業等を計上しています。この
交付金事業は、
地域消費喚起生活支援型と
地方創生先行型に区分されており、
地方消費喚起生活支援型の総予算額は6,220万円を計上しています。
地方消費喚起策として、
商品券発行総額1億円を想定し、2割の
プレミアム分補助金2,100万円、生活支援として第3子
保育料無償化の対象経費である
公立保育園食糧費2,661万2,000円、
私立保育園委託料818万8,000円の増額、高校生への
進学奨励金として580万円、
生活保護世帯への灯油などの
生活用品助成として57万円を計上しています。
地方創生先行型の総予算額は4,850万円を計上しています。ここでは、平成27年度に策定する琴浦町総合戦略に沿って行う事業の
前倒し実施分を予算化しています。
まず、
総合戦略作成経費として100万円、琴浦町産品の
販路開拓経費として680万円、
外国語表記の
案内看板設置経費として680万円、芝の生産性向上を図るための
芝結束機開発経費400万円、町内での起業をしやすくするための補助金300万円、新婚家庭の定住化を推進するための
家賃補助金270万円、そのほか若者の定住を目指した第二成人式、本町の魅力に直接触れていただくことうら体験ツアーなどの事業予算も計上をしております。これらの先行事業により町の人口減少の軽減を図るとともに、生産性の向上を目指します。なお、これらの
交付金事業は早期執行を目指しますが、平成27年度に繰り越しし、平成27年度現計予算とともに執行することになります。これらの予算をもって琴浦町
版地方創生を推進してまいります。また、
農林水産業費では、国の補正予算による
農業基盤整備促進事業経費860万円を計上しています。
一方、歳入予算の主な内容は次のとおりであります。
国庫支出金、
地域住民生活等緊急支援交付金が7,804万4,000円、県支出金、
農業基盤整備促進事業費補助金が595万円、基金繰入金、
財政調整積立基金繰入金が3,200万円などの増額予算を計上しております。町債につきましては、第2表、
地方債補正のとおりであります。
以上、3議案につきまして提案理由を説明いたしました。
なお、議案の内容説明につきましては、議案第3号を総務課長に説明させますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますようお願いを申し上げます。以上であります。
○議長(前田 智章君) 次に、議案第3号について、総務課長の説明を求めます。
西長総務課長。
○総務課長(西長 和教君) 議案第3号の内容説明をさせていただきます。
議案第3号、平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第9号)。第1条、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,963万4,000円を追加し、
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ108億3,950万5,000円とするものであります。
まず最初に、歳出の御説明をいたします。
9ページをお願いいたします。9ページ、歳出、2款総務費、1項
総務管理費、4目で
財政管理費、補正額が72万円の主なものといたしましては、委託料が70万円で、これは
ふるさと納税管理システム改修委託料であります。記念品発送と
システム導入費でございます。
続きまして、2款の総務費、同じく、2項の
地域住民生活等緊急支援のための
交付金事業費、1目で
地域消費喚起・
生活支援型事業費につきましては6,220万円の増額でございます。内容といたしましては、需用費が食糧費2,661万2,000円、内容につきましては、第3子
保育料無償化分、
公立保育園のものでございます。役務費につきましては3万円、
通信運搬費ということでございます。委託料につきましては818万8,000円、
私立保育園の委託料で、これは第3子保育料の無償化分、私立のものでございます。19の
負担金補助及び交付金につきましては2,680万円、内容につきましては、
プレミアムつきことうら商品券発行に2,100万円、発行総額は1億円でございます。プレミアムは2割、それから100万円の事務費を含んでおるところでございます。
進学奨励金につきましては、高校生で月額4,000円の十二月の120名を想定しております。扶助費につきましては57万円、これは商品券ということで、灯油等の生活用品の助成ということで、5,000円の生活保護の114名でございます。
続きまして、2目の
地方創生先行型事業費につきましては4,850万円、賃金は
総合戦略策定に係る臨時職員2名分で362万円であります。報償費につきましては報償金が55万1,000円、内容につきましては、
総合戦略策定につきまして45万円、そのほか、ことうら体験事業でありますとか「いいね!ことうら」発見事業といったもので総額が55万1,000円でございます。記念品につきましては、「いいね!ことうら」発見事業の応募者への記念品6万7,000円でございます。旅費につきましては4万1,000円、需用費につきまして819万1,000円、消耗品33万9,000円、食糧費につきましては、これは700万円は第2子
保育料半額分、
公立保育園のものでございます。
印刷製本費につきましては85万2,000円、これは
パンフレット作成等でございます。
はぐっていただきまして、役務費、
通信運搬費49万1,000円、それから委託料が2,627万4,000円、内訳といたしまして、そこに掲げておるところではございますけども、
総合戦略基礎資料の
作成委託料100万円、第二
成人式実行委員会の委託料につきましては、これは25歳を迎える在住の出身者を対象として50万円計上させていただいております。ことうら
体験ツアー広告業務委託料につきましては、ツアー広報ということで112万5,000円、ことうら
商品販路開拓委託料につきましては、680万円、おもてなしといったような事業でございます。続きまして、
外国語表記の
看板設置委託料につきましては680万円で、設置箇所といたしましては、予定しておるところは物産館に2カ所、鏝絵の光集落1カ所、あとは津田候の殿様街道1カ所といったところを想定しておるところでございます。
続きまして、
私立保育園の委託料の400万円につきましては、第2子半額分でございます。続きまして、
芝生産機械開発委託料につきましては、芝結束機ということで400万円でございます。
公共施設等総合管理計画策定委託174万9,000円、それから和牛、白鵬、百合白清といった
ブランドPR委託料につきましては、チラシ・ポスターということで30万円計上させていただいております。
負担金補助及び交付金につきましては926万5,000円でございます。内訳につきましては、ワールドトレイルズカンファレンスの
鳥取大会負担金100万円、名
探偵コナンミステリーツアー負担金30万円、それから
海外販路開拓事業補助金につきましては、上限10万円で2分の1で、上限10万で5人で50万円でございます。
起業支援事業補助金につきましても2分の1ということで、上限100万円の3人を想定しておるところでございます。続きまして、
新婚家庭定住補助金につきましては、月額2万5,000円の十二月の9組ということで、2分の1相当ということで270万円でございます。
自主防災組織の
組織力向上補助金につきましては、現在31組織が組まれておるわけですけども、これを5年間で組織率50%に上げるために今回10組分、10万円ということで、100万円計上させていただいております。
移住定住ツアー補助金につきましては、参加費、
交通費相当の51万円、
新規就農ツアー補助金につきましても参加費の交通費25万5,000円ということでございます。
続きまして、5款の
農林水産業費、農業費、
農業振興費につきましては32万1,000円ということで、内容につきましては、
イネいもち病緊急防除支援事業補助金ということで、
補助対象者確定に伴う増額32万1,000円でございます。続きまして、農地費につきましては860万円、委託料が110万円で、該当地区につきましては釛と光好でございます。それから
工事請負費につきましては、
農業基盤整備促進事業工事ということで750万円、これは杉下の樋門でございます。国の補正部分に対応するものでございます。予備費につきましては、減額の70万7,000円でございます。
前に戻っていただきまして、歳入でございます。7ページです。
7ページ、歳入、12款の分担金及び負担金につきましては、
農林水産業負担金が86万円の増額でございます。これは、地元負担10%に相当する86万円で、杉下、釛、光好が該当でございます。
続きまして、
国庫支出金の
国庫補助金、
総務費補助金につきましては7,804万4,000円の増額でございます。
地域住民生活等の緊急支援・
地域消費喚起生活支援型交付金につきましては4,246万5,000円でございます。それから
地域住民生活等緊急支援・
地方創生先行型交付金につきましては3,557万9,000円でございます。
15款の県支出金、県補助金につきまして、
民生費補助金につきましては20万円ということで、経済対策に係る低所得者等の
支援補助金で、県が実施します
生活支援型交付金事業分の20万円でございます。
農林水産業費補助金につきましては611万円ということで、
農業基盤整備促進補助金で、
国補正追加分が595万円、それから稲のいもち病につきましては2分の1の補助金で16万円でございます。繰入金につきましては、
財政調整基金の繰入金を3,200万円、
ふるさと未来夢基金の繰入金につきましては72万円ということでございます。
はぐっていただきまして、8ページ、町債、
農林水産業債170万円の増額でございます。これは、
農業基盤整備の促進事業で、170万円につきましては
補正予算債で交付税算入を50%算入でございます。
以上で内容説明を終わります。よろしく御審議のほどお願いいたします。
○議長(前田 智章君) 以上で提案理由の説明と内容説明を終わります。
直ちに審議を行います。
初めに、議案第1号、専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第7号)〕の質疑に入ります。質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第1号を採決いたします。
本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。
次に、議案第2号、専決処分について〔平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第8号)〕の質疑に入ります。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第2号を採決いたします。
本案を原案のとおり承認することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり承認されました。
次に、議案第3号、平成26年度琴浦町
一般会計補正予算(第9号)について質疑に入ります。質疑ございませんか。
7番、藤本則明君。
○議員(7番 藤本 則明君) 2点ほど町長にお伺いをいたします。
歳出のほうで見ていただきたいと思いますが、委託料の中に第二
成人式実行委託料ということで50万ということがしてございます。先ほど総務課長のほうからの説明で聞き取れない部分がありましたので、なお詳細な部分についてもし説明できれば頂戴したいということと、2点目は、
芝生産機械開発委託料400万円、私は以前も月例報告で申し上げましたが、今現在、平成22年、23年にわたって200万からの町費を計上しておきながらそれを宙に浮かせたということは、大変な我々議会議員にも責任ありますが、町にも責任があるというふうに私は感じております。なぜ一体1回失敗したものに対して再度思いつかれたのか、町長の説明を求めたいというふうに思います。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 10ページの委託料の第二成人式の
実行委託料の50万につきましては、担当課長のほうで詳しく説明をさせます。
それから、同じく委託料で芝の生産機械の
開発委託料の400万ということでありますけれども、確かに藤本議員がおっしゃるように、過去2年間、鳥取大学との連携の中で予算をつけて取り組んだというのは事実でありますし、そのことについて報告書でもまとめておるところであります。でも、なお実用に至ってないのは事実であります。今、地方創生ということの中で、今の農業の状況あるいは琴浦町における特産品である芝というものをどういうふうに堅持・拡大をしていくのか、後継者対策あるいは新規就農者のいろんな構想の中で芝の結束機というものを、あえてやはりいろんな困難があっても第1段階にあって町がリーダーシップをとって取り組んでいくということは、とても今、重要なことであろうと思っております。これはいろいろな試作機的な段階もありますので、今後どういうふうにかというのは、これは今度は民間が主体となって取り組んでいくようなことになるかもしれませんけれども、今の第1段階で、こういう問題については町がリーダーシップをとって旗を掲げて琴浦町の芝の生産振興をやるんだという、そういう気概というものが今問われておるような気がいたしております。以上です。
○議長(前田 智章君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) 第二成人式の委託料の御質問でございますけども、第二成人式について少し概要を説明させていただきますと、25歳といいますのは、多くの方が大学等々を卒業されて二、三年たって社会に出て活動されるというようなことの時期ということでございます。その中で、やはり25歳になって、同級生ともだんだん縁が薄れてくるとか、社会に出てどうやっていって社会生活を送っていったらいいのかわからないというような岐路に立つような時期でもあるということの中で、一度25歳の同級生が集まってその会をする中で、同級生のきずなでありますとか社会のつながりの強化というものを確かめ合う、そういう機会が必要なのだろうなというふうに考えております。さらには、そういう地域に帰ってきて、地元に帰ってきて、やっぱり地元はいいな、Uターンをしてみたいというような気持ちにさせるような取り組みができたらなということで、第二成人式というのを考えております。さらに、若い方でそういうふるさとに帰ってくるとか都会に出てふるさとを思う、そういうふうなネットワークができたらなというところまで考えているところでございます。
その委託料につきましては、今考えておりますのは、実行委員会を25歳の方で立ち上げていただきたいというふうに考えております。それは、今考えておりますのは、役場の職員の25歳のメンバーを中心に、25歳の同級生という方を中心に実行委員会、その中で、いろいろな第二成人式の内容を考えていただいて実践していただきたい、その費用として50万円を見込んでいるところでございます。内容につきましてはその実行委員会で考えていただくわけですけども、今、町として考えておりますのは、琴浦町の10年のビデオでありますとか琴浦町からいろいろスポーツ選手等々が出ておられますので、そういう方の講演でありますとか懇親会、そういうものを考えているところでございまして、そういう取り組みに対して実行委員会に委託料というものを50万円つけているということでございます。以上です。
○議長(前田 智章君) 藤本則明君。
○議員(7番 藤本 則明君) 先ほど町長のほうからと遠藤課長のほうから説明を受けましたが、地方創生ということで掲げておられますけれども、先ほど町長の
弁の中にいろいろと自分の思いも述べられましたけれども、あえてここでどうこうと言うつもりはありませんが、一般質問の場で論議を深めたいというふうに思いますので、これ以上のことは申しません。
それと、先ほど遠藤課長のほうから話がありましたけれども、実は3日ほど前、2月の17日だったと思いますが、KSB、瀬戸内海放送というのがこの琴浦一帯に流れております。私、ここをたまたまニュースを見ておりましたら画期的なニュースが流れました。「2分の1成人式」と題して小学校4年生の子供たちが、ちょうど10歳になるそうですけれども、私の孫もちょうどことし4月に10歳になるんですが、実は2分の1成人式ということで、とある小学校では4年生の子供たちが両親を呼んで2分の1成人式になったお礼に両親に感謝をする会が催されて、それがテレビ放映で流れておりました。実に感動的な場面でありました。これを逆に琴浦に置きかえてみますと、先ほど遠藤課長のほうからありましたが、果たしてお金をかけて5年なり10年先にこういった会をする必要があるのかなと。される意味はあるかもしれませんが、かえって私はそのKSBで流れた……。
○議長(前田 智章君) 藤本議員、質疑ですので、質疑をお願いいたします。
○議員(7番 藤本 則明君) 私は、この50万に対するあれは必要ないと断言しておきたいと存じます。以上です。
○議長(前田 智章君) 答弁よろしいですか。(「ちょっと休憩してください」と呼ぶ者あり)
暫時休憩いたします。
午前9時34分休憩
───────────────────────────────
午前9時35分再開
○議長(前田 智章君) 会議を再開いたします。
藤本議員、いいですね。
そのほか質疑ありませんか。
11番、小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) ちょっと2点ほどお聞きしたいと思います。
9ページのことうら商品券でございますけれども、どのような販売体系をとられるかということと、今まで発行を何回もされてきておりますので、その反省点に立って、どういう形でどういうもので、いろいろと反省があったと思いますので、その点を加味して今回やられるのかということをちょっとお聞きしたいというふうに思います。
次に、芝の生産機械
開発委託料でございますけれども、今後の予算措置として、今回だけなのか、今後はどういう形態に移っていかれるのか、その点をまず聞きたいということと、特許というのがこの中に入っておりますけど、この特許の権利等はどういう形態に今後なっていくのか、開発許可もありますし、業者もありますし、町もあることでしょうけど、その辺をちょっとお聞かせ願えたらというふうに思います。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) まず、9ページの
負担金補助及び交付金の
プレミアムつき商品券の2,100万のことの具体的な取り扱いにつきましては、担当課長のほうで答えさせます。
それから、10ページのほうの芝生産機械の開発というのは、構想としましては、これまでのこういう経過の中で今回町が400万という措置をしてプロトタイプをつくる、試作機的なものをぜひつくりたいということでありますけれども、今後は、それがどの程度のクオリティーを持ったものにでき上がるかということがまずあると思うです。しかし、そこにはいろんな改良なりを加えていかないけんというようなことになった場合には、町としては、今度は枠組みを例えば民間の組織、芝の町だか県だかである組織の辺で取り組んでもらうというような形に移行していく、そういうふうにしたときには、例えば産業振興機構なんかでは3分の2の補助金とかなんとかがあったりしまして、それに町に何ぼかは補助をしていくというような形になるのかなというふうに描いておりまして、今後、この400万をさらに町が100%町費でもってどんどんそれを出していって確実に販売なんかもできるようなものに仕上げていくということまでは考えておりません。
それと、今回の試作機をつくる過程の中にあって、特許を取得する、知的財産権とか知的所有権を取得するというような側面があるのかもしれません。そういうことになると、当然これはソフトウエアとしての財産ということになるわけでありますから、町の財産の台帳なんかに載せることになりましょうし、仮にこれがうまく成功していったときには、販売の場合に特許料的なものというものが町のほうに入ってくるということもあるかもしれませんし、その辺は少しまだ十分にそこのところは詰めてはおりませんけれども、可能性として一般論で申し上げれば、そのようなことがあると思っております。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) 小椋議員の御質問にお答えします。
まず、商品券の発行の形態でございますけれども、商工会のほうにお願いして、これまで数年間続けてきておられました。そういった形をとって行っていただきたいというふうに考えております。
反省点といたしましては、これまで、発行額にもよるんですけども、並ばれた人全員に行き渡っていないということがありまして、このたびは例年の発行額よりも大きな1億ということにしております。それからこのたびの商品券の事業でございますけども、消費喚起ということがありますので、プレミアムを20%つけて売り出すということを考えております。それから事業所の皆さんですけど、商工会の会員の皆さんはもちろんでございますけども、それ以外の事業所の方にも公募をして取扱店となっていただくというふうに考えております。以上です。
○議長(前田 智章君) 小椋正和君。
○議員(11番 小椋 正和君) 確かにいろいろと全体に行き渡らないというプレミアム商品券のことがあるんですけれども、先ほど課長も言われたように、プレミアムということがあって、今回も希望者がかなり予想されるわけですけども、やはりこういうものを出すということになれば、商工会がやられるわけですけども、町として、その辺のところの皆さんに行き渡るような配慮、お金も出すんですから、その辺のところを今後もきつく、きつくというか、きちんと言っていかれて、こういうもんを出すだったら皆さんに、やはり一定の人に集まるんではなくて、そういうことが全員、町民皆さんの手に渡るような対応というものが求められるというふうに思いますし、やはり町内の商店の皆さんのところが利益をこうむるような対策というのも必要かと思うんですけど、その辺を今後どうやっていかれるのかお聞きしたいということと、先ほど芝のことがあって、本当で生産者の方々はやはり高齢者の方々が多いわけでございまして、人的に負担がかなりかかっているということと、芝を刈る時期というのが3月から5月までの短期間に集中するということであって、人的にも1年間を通じて雇うということがないので大変苦労しておられますので、その点を含めて、こういうことはいいことだというふうに思いますけれども、先ほど町長が言われましたように特許権というのが発生するということになると、その辺のところをやはり明確にしておかれたほうが、どこがどれだけの、町が全部いただけるならそれはいいわけですけど、その点も含めてやはり今後検討していただければというふうに思いますので、一言お願いできたらというふうに思います。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) おっしゃいますように、芝の機械の特許に関しましては、まず考えられますのは、この試作機をつくる過程にあって、それぞれのパーツがある会社なんかへの特許権のあるものであるかどうかというようなことを全部調べる必要があります。そういう特許の問題をクリアしたとしたならば、独自にオリジナルのものを今度町がつくる場合は、当然製作会社なり、あるいはひょっとしたら産業振興機構なり、町の辺に特許に関する権利の配分というようなことが生じてくる、一般的にはそういうイメージで捉えております。したがいまして、試作機をつくる段階で既存の会社が持っておる特許の侵害にならないかということも注意しなければなりません。それも全部そういう専門の機関でもって調べ上げなければならないということもありますし、独自につくったという場合には、今度は町なり製作会社なり、あるいはこの中に入った産業振興機構の辺での特許の権利の割合、持ち分、そういうようなことが出てこようと思っておりますし、そのような認識を持っておるところであります。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) 全世帯ですか、町内の例えば六千数百世帯あるわけでございますけども、そういうことも考えましたけども、このたびの予算なりなんなりを鑑みてみまして、それよりも、今年度は2,000万の発行額でした。それを5倍にするということで対応させていただきたいというふうに予算の中で考えております。
○議長(前田 智章君) よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。
1番、大平高志君。
○議員(1番 大平 高志君) まず、歳出、10ページですけど、
外国語表記看板
作成委託料、これ作成される言語ですね、例えば英語であったりとか中国語であったりとか韓国語であったりとか、そういうことなんでしょうか、ちょっと言語なり、作成する、わかれば教えてください。
それからあとは、
負担金補助及び交付金のほうですけど、名
探偵コナンミステリーツアー負担金、これ参加自治体などがわかればお願いします。幾つか自治体があると思うんですけど、それぞれの負担割合、そういったことがわかればお願いします。
それとあと、戻っていただいて、先ほどもちょっと話が出たんですけど、プレミアムことうら商品券発行事業についてですけど、このたび2,100万円、委託料100万円を含めて2,100万円と金額のほうも大きいわけですけど、1億円ということでお話のほうを聞きますと、昨年度なんかでもかなり有効期限が切れてしまって、残った収入のほうが商工会のほうに入っとるということもお話のほうで聞いとるわけですけど、今回もそういったことがないように、例えば期限のほうで配慮していただくとか、そういったことは考えておられるのかなということもちょっと教えてください。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 先ほどの3点のことについてのお尋ねでしたが、その3点につきましてそれぞれ担当課長のほうで答えさせます。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) まず、
外国語表記の関係でございますけども、一昨年から観光看板、赤碕の鳴り石の浜からずっと東に向かって制作しているところでございます。その看板も既に
外国語表記をしておりまして、今、八橋までつくらせていただいたんですけども、それにあわせて英語、韓国語、もちろん日本語というこの3種類を考えておるところでございます。
名探偵コナン鳥取ミステリーツアーでございますけれども、これは県とJRがタイアップした事業でございまして、まんが官房の27年度のメーンの事業になると思います。全部で総事業費が9,500万、うちJRが6,500万、残りの3,000万を県と自治体で持ちます。3,000万のうちの半分を県が1,500万持ちます。それから残りの1,500万を鳥取市、米子市と中部ということで500万ずつ持ちます。その中でいろいろ案分をかけまして、最終的には琴浦町は30万、これはこの事業でどれだけ効果が上がるかというようなことをいろいろ、宿泊のことでありますとか立ち寄りポイント等がありますので、そういうことを検討いたしまして琴浦町の負担分が30万というふうになっております。
商品券の有効期限への配慮ということでございますけども、これは、使わなかった商品券は精算して補助金を返還していただくというふうになっておりますので、問題ないというふうに考えております。以上です。
○議長(前田 智章君) 1番、よろしいですか。
そのほか質疑ございませんか。
9番、高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) まず、一覧表になってますんで、3ページの繰越明許費でしたほうがいいと思います。これは全国もう津々浦々、今注目を浴びてるふるさと創生であるとか生活支援であります。こうやって出てきたんですけども、これは誰が計画されたのか、町長一人じゃないと思いますので、どういうような形でこの計画をされたのか、まず1点お願いします。
それから、この交付金というのは10分の10、100%交付金で賄えるはずなんですけども、交付金は7,800万余りで、基金取り崩しを3,000万以上やるわけですね。なぜ国がそういう地方創生だとか生活支援のために10分の10出しますよと言うのに、わざわざプラスをしてこうやって計画されたのか、いいことなんですけども、わざわざ基金を取り崩してまでやったのはどういう理由かということですね。
それから、この内容を見ますと、琴浦町がもう既に取り組んで今年度の予算で計上してあるものもあるんです。やはり地域住民だとかは、今までできなかったけれども、国がそういう地方のために10分の10の交付金を出すんだと、町は何をされるんかなと固唾をのんで見とると思うんですね。やるのが例えば
進学奨励金、ことしもちゃんと
進学奨励金は出とるはずです。これで例えば大学も専門学校も一般化しますというんだったらわかるけれども、何ら変わりない、今までやっとることと全く同じことをそういう国の生活支援でこういう形で出すということが私はおかしいと思うんですけども、その辺はなぜなのかですね。それからことし計上してあるわけですから、今年度の補正を組む必要ないと思うんですね、
進学奨励金ですね。来年度の分をという、繰り越しですからそういう考えもあるでしょうけども、何かその辺はどういうお考えでやられたのかということをお願いします。
それから、当然もう2月の終わりですから、今年度でできるもんもあるでしょうけども、まずできないと。これは国のほうの申請その他もあるでしょうけども、例えばもうちょっと先まで内容を吟味して、もうじき3月定例議会もあるわけです。だからもっとけんけんがくがく内容を吟味して3月の定例議会にかけてもいいんじゃないかな、どうせ繰り越しするんならと思うんですけども、その辺のタイムリミットがあるのかどんなか、それをお願いします。
では、ちょっと個々のほうに行きます。
この3ページの琴浦町
総合戦略策定事業、先ほどの説明では臨時職員を2人ということだったんですけども、2人、これは1年間でしょうかね、ずっと毎日このことにかかるだけの人件費が要るのかどんなかですね。例えばもうちょっと専門家のこういうことにたけた方を雇うとかだったらわかりますけど、臨時職員を2人雇ってやりますと。三百何十万の人件費ですから臨時であれば1年間2人じゃないでしょうかね、なぜそういう形なのか、もっと専門的なものをやるべきだと思うんですけども、その辺はどうでしょうか。
それから、第二成人式、先ほど説明では25歳ということでした。これは全国的にもよくあるのは30歳というのが多いです。25歳といいますと、例えば大学を卒業して大学院に行った人は24歳、1浪でもすれば25歳で、やはり確かに今、高校だけで就職する人は非常に少ないです。東京を見ても、ほとんど専門学校だとか上のほうの学校へ行かれると。やっぱり社会経験が二、三年で集まってもらってどうだこうだというのは、私はちょっと問題があるんじゃないかなと。やはり30歳ぐらいになって実社会に出て5年でも6年でもたった人が、都会のことやら、そういう社会のことがわかってから帰って成人式をやられて、ふるさと云々だとか今までの経験を生かして云々とかあると思いますが、25歳でやっても私は、やらないよりはやったほうがいいでしょうけども、余り意味がないんじゃないかなと。だから25歳ともう限定しておられますので、その辺はどうなのか、検討されて、全国的には30歳というのが結構多いです、25にあえてされたのはどういうことなのか、お願いします。
それから、ことうら商品販路開拓事業、東京のアンテナショップにということですけども、具体的にどういう形で職員を配置されて、どういう形の仕事をされるのか、お願いいたします。
それから、ワールドトレイルズカンファレンス事業100万円、これは負担金のようですけども、実際には琴浦町とはどういうかかわり合いがあるのか、お願いします。
それから、芝の活性化ですけども、先ほどからこの問題は出ております。私は、やはり今までの同僚議員の質問と全く一緒です。なぜ町がやるのか。お答えになりましたので、例えば機構に打ち合わせに行くのに、町が委託のもとですから当然町職員も行きますね、あと誰を連れていくんですか、町職員の方で機構と打ち合わせするんですか、町内の芝生産者、どなたかやっぱり行ってもらわないけませんね。そういう組織がもうできて、あなたはもしこの予算が通れば窓口になって何人かでチームをつくって必ずそのときには打ち合わせに行ってくださいと。多分私は、役場の職員の方では芝のことについてはプロじゃないですから、専門の技術者じゃないですからほとんどわからないと思うんですよ、そうすると、やっぱりプロの方が行かれないといけないと。そうすると、なぜ町が事業主体になって特許まで取って打ち合わせして、できたらそういう方にする、しますじゃなしにする予定ですというような形ですね、その辺、なぜ、なぜというのは、先ほど答弁がありましたからあれですけども、私はそういうところは、ちょっと誰を連れていくんですか、もう決まっておりますか、もしこの予算が通れば、芝の生産者、あなたとあなたとあなたが委員として役場の職員の人と機構に打ち合わせその他、全部これやってくださいと、それで賃金は払うのか払わないのかですね、その辺をよろしくお願いします。
以上、よろしくお願いします。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 今のページで3ページのところの第2表の繰越明許費、ここのところを中心としてのお尋ねであります。大きな考え方としては、これを今回あくまでも平成26年度分ということでこのメニューをつくったものは、我々関係者が集まって行政でつくったということであります。
それと、これは地方創生の関係なんですけれども、平成26年度分の交付金として琴浦町にとっては7,700万ほど入ってきたんですけれども、非常にスケジュールが時間的に余裕がないということがあって、どの町もそうなんですけれども、それで、ここに上げておるようなメニューというのは、地方創生のメニューとして上げていいかということについては、当然県を通じてこれは確認済みであって、こういう形でええでしょうということになっております。この中では、これまで当初予算で上がっとったようなもの、保育料の第3子であったり2子であったり、あるいは進学の奨励金の問題、そういうものが上がっとるのは事実であります。これもやはり我々としてはずっと先駆的に取り組んできておったということでありまして、これを上げております。
それと、もう一つは、7,700万という交付金だから7,700万あるいは7,800万円ぐらいの事業が一番いいでないかという考え方はあろうと思いますけれども、やはりそういう考え方には立っておらないわけで、今は一時的には財政調整積立金というものを取り崩しをしてそこを補填をしておりますけれども、これは地方創生という、そういうことに取り組んでいくんだということで、あえて一般財源も投入をして、町の元気づくり、地方創生の目的というものを達成をしていくという考え方、そしてここのところに全部上がっておるものは、平成27年の9月ぐらいに琴浦町版の総合戦略、計画をつくらないけんわけですけれども、そういうところにこれを盛り込む予定のものでありまして、それを先行してこういう形で予算措置をしたということになります。
それで、あと、個別にいろんな分野につきましてお尋ねがあったわけでありまして、それにつきましては、それぞれの担当課長のほうで答えさせます。
○議長(前田 智章君)
西長総務課長。
○総務課長(西長 和教君) なぜ臨時議会、今の時期なのかという点についてお答えいたします。
3月上旬には、早々には補助金の交付申請といった手続に入らなくてはなりませんので、2月、この時期に議決をいただきたいということが1つございます。そのほか何点かありますけども、また担当課長のほうでお答えいたします。
○議長(前田 智章君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) まず、戦略の策定の臨時職員ということがありました。先ほど町長からもありましたけども、かなりスケジュール的にはタイトでハードでございます。今の予定では、5月末に人口ビジョン、6月には総合戦略の骨子、9月には総合戦略の策定という中で、いろいろな推進本部の事務、また、PDCAサイクルの庁内の推進会議の事務でありますとかさまざまな事務、そういうものについてのいろいろな資料の作成というものもございまして、これは臨時職員2名というのは必要になるだろうなということで今考えているところでございます。
それと、第二成人式につきましては、全国でも30歳に行われるということは承知をしておりますけども、その中で、ある、少し忘れましたけども、やっぱり30歳になってしまいますと、もう自分の生きざまが決定してしまうというようなことも少し書いてあったようなことを見た覚えがあります。その中で、30というのをもう少し前倒しして25歳ぐらいになると、高校では7年ですか、短大では5年、一般の大学では3年という大学とかそういう教育機関を卒業した後に二、三年とかたった状況の中で、自分はどうしていったらいいんだろうかなというようなところも考える一つの時期であるというふうに考えましたので、25歳という年齢を設定したというものでございます。以上です。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) ことうら商品販路開拓事業の件について御質問にお答えいたします。
これは、琴浦町の基幹産業の一つである酪農がございます。この乳製品を関東のほうで何とか高く売ることができないかなということが1点あります。それから商工会がブラッシュアップ事業として幾つかの特産品をつくられております。これも関東のほうで売りたいと。それともう1点、琴浦町のPR、この3つを関東で行いたいということで、たまたま地方創生といういい事業がございましたので、この事業にのらせていただくというふうに考えて行うものでございます。職員派遣につきましては、大山乳業さんの職員の方をお願いしております。派遣はもちろん東京でございまして、ももてなし、岡山と鳥取のアンテナショップがございますけども、そこのビジネスブースを借りて、今、申請中でございますけども、そこを拠点として東京のほうの首都圏を中心とした販路拡大を行っていただきたいというふうに考えております。商談会とか、あるいは百貨店等のイベントに参加したりということが業務の主な内容となると思っております。あとは、国内国際見本市といったことでの対応をしていただきたいというふうに思っております。
それから、ワールドトレイルズカンファレンスでございますけども、私もちょっと最近1回出たばっかりですのであれですけども、これは実行委員会が立ち上がっておりまして、ワールドトレイルズカンファレンスというのはウオーキングを中心にしたようなイベントでございまして、ワールドトレイルズカンファレンス自体は平成28年度に倉吉を中心にして中部で行われる事業でございまして、それの前段で、平成27年の10月の16日から20日にかけてアジアトレイルズカンファレンスということで、会場は倉吉未来中心、ここで国際会議を行いまして、それから中部を中心として3カ所のコースを設定してウオーキングのようなイベントを行うという事業でございます。実行委員会ですけれども、大会長には平井知事がなっておられまして、副大会長には連合長の石田耕太郎市長がなっておられます。実行委員の中には、市町の首長及び商工会とか観光協会といったような団体あるいは旅館組合といったような団体が入っております。以上です。
○議長(前田 智章君) 八田
農林水産課長。
○
農林水産課長(八田 辰也君) 先ほど芝の生産機械の開発について、窓口をどうするのかというようなことや今後どうしていくのかというような問い合わせだったというふうに思います。これまで町が単独でということではなく、町内の芝生産者の方とも何度も打ち合わせをしてきております。その窓口になっておりますのが、鳥取県芝生産指導者連絡協議会の事務局をしております一番面積をたくさん抱えておられます県芝の事務局の方でございます。これまでにも何度か打ち合わせをしておるということでございますが、先ほどの質問の中で、今後、産業振興機構等と話をしていく中で旅費等をどうするのかというようなこともありましたが、これまでの打ち合わせをしていく中では、いつも琴浦町の現場を見たいというような要望がありましたので、業者の方や産業振興機構の方にこちらに出向いていただいて話を聞くばかりでございます。それから旅費以外の日当についてはボランティアということで、実際のところ一緒になってやっているということが現実であります。以上でございます。
○議長(前田 智章君) 高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) では、確認ですけども、今回の計画は庁内というか、役場の職員の方を中心ということで、広く国からこういう制度でこういう事業があるので、町民の意見募集だとかそういうことはしておられないですね。それは確認です、答えていただければいいです。
それから、東京の展開ですけども、
関西にあるわけですね、
関西事務所が、もう以前から
関西事務所をつくってそういう琴浦の産品の販路開拓もやっていただいとると。今年度は企業誘致に特化ということはありますけども、商品の販路開拓もやっておられると。先ほどビデオでありましたPDCA、例えば
関西事務所に今まで何年もやって成果が上がっとるのかどんなか、果たして東京に出ていって今の説明のやり方で販路が開拓できるのかどんなか、その辺の検証はどの程度されたのか。例えばこちらからそういうたけた方がバイヤーというか、いろんなところのコツを知っておられる方がそういうところに出かけていって、そして販路をやると。東京のアンテナショップに事務所を構えて物を売ったりとか、その程度ではなかなか私は、戦略があってのことだと思いますけれども、だから大山乳業に委託されるということですけど、大山乳業の方が非常にそういうことにたけた方が行かれるかどんなかわかりませんけれども、その辺のこともやられた上でのこの計画なのか、それをお願いします。以上。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 前段につきましては、これは我々がつくりました。ちなみに、これをつくったんですけれども、ことしの9月までにつくる計画の中にこれを当然盛り込みますし、そのときには議会とか、あるいは農商工連携などの町民の人との中で協議をしてもらうことになります。
それから、後段のほうにつきましては、副町長のほうで答えさせます。
○議長(前田 智章君) 小松副町長。
○副町長(小松 弘明君) 今、販路拡大のことで御質問でございましたけども、反省点ということでいけば、
関西事務所ならず全てそういう形だとは私、認識しておりますけども、公務員が行って販路拡大をするパターンが非常に多いと。それからやられてる内容については、何かの商談会のセッティングだとか、そういう形でいっときのデパートでの鳥取県フェアだとか1週間とか、そういうところでとまっているのが現状だと思ってるんです。それを打開していくことを考えたときに、やはり専門家ということが一番大事だと思いまして、町内にある大山乳業というのは生産から処理、販売という、販売を持っていらっしゃいます。
関西を中心として販売されておる。そういう販売の専門の人にぜひ3年間出ていただきたいと。そこで、牛乳はもちろんだけども、町内の産品も、あるいは観光もしていただけないかと、それが今までの1週間とか1カ月とかということじゃなくて、長くやっていただく。これはやはり、自分のところの商品もそうなんでしょうけども、今、大山乳業の場合でしたら成城石井さんに出されてます。それ以外のところに高く売っていただくそういうチャンスをぜひお願いしたいということで、そういうスタッフをお願いし、人選は農協のほうにお任せしましたけども、今までの経験も持っている方ということで、即戦力になるという方が選ばれたというふうに聞いております。以上です。
○議長(前田 智章君) そのほか質疑ございませんか。
青亀壽宏君。
○議員(13番 青亀 壽宏君) 地方創生の部分について二、三お聞きします。
いろいろ意見が出てましたけれども、まず第1点は、12月議会で芝の活性化を目的とした予算を町長は最終日に撤回をされました。口の舌も乾かぬうちにこうやってまた出てくるというのは、これは行政を執行する場合に真面目に考えてやってるのかなということを疑いたくなるんです。じゃあ、何のために12月議会に総括質疑も終わらないのに引っ込めて、また何で今度、今出すのかと。説明不足だって言うけど、説明不足じゃないです。説明をよく聞けば、問題があるというふうに指摘をされてるわけでしょ。そういう行政運営、予算の執行、予算の組み方、議会に対する提案の仕方ということは、これは正常じゃないと思うんです。だからその点についてはどうなのかということであります。
それで、これまで皆さんの質疑の中でいろいろと出ましたけれども、特許を侵害するリスクがある云々というような議論も出ていました。地方自治体は
地方自治法第2条によって住民の福祉の増進を図ることを最大の仕事とするんです。芝の結束機、管理機を開発するために、特許侵害のリスクがあるような業務は住民の福祉とどんな関係があるんですか。そういうリスクのあることこそ行政はやるべきではないんじゃないか、そう思いませんか。それで、この問題は長くやってきた、大学まで連携をしてきた、成果が上がらない。それを行政が主体になってやるということはちょっと問題だと思いますが、そういう考え方というところはどうかということが理解できないんです、山下町長の考え方。
それで、もう一つ、この問題について、一体町長は、この芝の結束機が運よく完成して、幾らぐらいの金額だったら何台売れると思っていらっしゃるんですか。だから、これは経済行為ですから、例えば1万台売れるんだったらどういう開発コストをかけてもいいと、たった10台しか売れないんだったらどうだと、いろんなことがあって開発を行政はやるわけでしょ。そういうことからいったら、例えば今の芝のスイーパーがありますけれども、あれは誰が考えたのか御存じですか、あれは下光好の杉嶋さんという方が考えられて、河島農具が改良しながら開発して出てきたのが経過なんです。ですから芝の産地だといっても県内といっても狭いもんですから、どれだけ一体その開発された機械が販売できてその販売の収益が上がるのか、このことをお答えください。
それからもう一つ、新婚家庭への支援というのは結構なことなんですが、最近、東建コーポレーションだとかいろんなマンション業者が出て開発をしています。その中で入居者を募集するときに、部落の自治会に入らなくてもいいですよと言って入居者を募集してる。そういうところが逢束とか浦安とかいろんなところで問題になってる。こういうような場合は支援するのか。これについては、こういうようなそういう住宅業者が町の将来にとってどうなっていくのか、大変問題なことになってくると思いますので、その点をどう考えてるのか、お答え願いたいと思います。
それから、琴浦町が商品販路開拓事業ということで東京に人を入れてやろうと、こういうことをおっしゃってますが、そもそも琴浦町の産業政策について検証する必要があるんじゃないか。大阪事務所に職員を派遣して何をやってどういう成果があったのか、守口門真の商工会と交流してどういうような経済メリットを生み出したのか、それから空き店舗を利用してアンテナショップをやってみてどうだったのかと、そういう検証をやったのか。それから今の流通を皆さんわかっていらっしゃるんですか、市場をわかっていらっしゃるんですか。今の取引市場は競りはほとんどなくて相対取引になってて、その成果物の販売先のシェアはほとんどが量販店が8割、だから値段は量販店が決めると言っても差し支えない。市場は市場の機能を果たさずに量販店のバックヤードになってるんです。例えば梨が交配してまだ実どまりがわからんときに、幾らで売るかという商談がどんどん進んでるのが今の実態なんです。そういう今の流通の実態を皆さん方、わかってらっしゃるんですか。それが大阪まで250キロ運んだら市場に行くのに、さらに600キロ遠い東京まで行って販売をして、運賃やコストやロットや、そういうことがわかっていらっしゃるんですか。東京に行きますと、鳥取と島根の境界がわかりません。それからさらに北に行くと、福島は果樹の大産地で、山形もしかり、大きな県が随分あります。北海道は関税のない外国みたいなもんです。関東市場で単価が下がったら北海道の産品が
関西に流れてきて
関西の流通が混乱するんです。そういう中にあって鳥取県のちっちゃい県が関東に打って出てどうするんですか。ロットはあるんですか、そういう検討はしたんですかということをお聞きしたいんです。どうですか。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 多岐にわたっておると思っておりますし、それから青亀議員がおっしゃったような論理でいきますと、地方公共団体、我々は地方創生も何もすることがない、見ておればいいんでしょうかというわけでありまして、それは、まず初めに芝のほうから、少し細かい部分は担当課長のほうで答えさせますけれども、芝につきましては、やはり12月は少し説明不足だなというふうに思ったので、そういうふうに取り下げをさせてもらいましたし、1月には産業振興機構のほうからおいでをいただいて、どういう構想かということも青亀議員も話を聞いていただいたりして、そういうことの中で、平成26年度の地方創生ということで非常に有利な交付金が来たということもありますし、ぜひ町としましてはこのことに挑戦をしたい、今の立ち上げの段階にあっては、芝の結束機というのは町が旗を立ててリーダーシップをとらんといけんだろうという判断をしたわけであります。そのように思っております。
それと、確かにPDCAサイクルということは、今、地方創生に関連して言われておりますけれども、これは、もともとそういうことが言われなくても、我々自身としては、一つ一つの施策に対してPDCAサイクルという問題意識を持って行政というものに当たらなければならないと考えております。1つは、一つ一つの取り組みの否定をするということはたやすいわけでありますけれども、でも例えば守口門真のことでありましても、確かにいろんな評価もありますし、まさしくPDCAサイクルということが問われておるのも事実であります。それから大きなマーケットの中で一般論として青亀議員がそういうふうにおっしゃって、あるいは大きなマーケットではそうかもしれませんけれども、いつも誰も大きなマーケットの中で生きとるわけではないし、そういう視点だけではないのがやっぱり社会だと思っております。そこに、少ししか予算はないわけでありますけれども、知恵の出し方や挑戦、試行的に物をやってみることによっていろんなことを気づいて新たな展開に持っていくとかということもあるわけであります。おっしゃいますように、いつもいつも成功というふうにはならんかもしれませんけれども、でもだからといってそのものを否定したら何もできないことになってしまいます。
ですから地方創生の理念というのは、人口が減っていくのを少しでも上げようということが1つありますし、もう一つは、これまでは失敗してきたようなものも、あるいはこれまではいけんと言われてきたようなものについても、もう一度スポットライトを当ててやってみようだないかという理念というものが何ぼかやっぱり含まれておるのが今回の地方創生の理念だろうと思っております。そうすることによって、そういうものにチャレンジをすることによって社会を変えていかんとどうにもならんではないか、そういうところから出てきた政策だと思っております。
○議長(前田 智章君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) 先ほど青亀議員さんからお尋ねのありました新婚家庭の支援の、自治会に入らないでよいというような業者があるということをお聞きしました。自治会に入っていない方、アパートに入ってる方で、それは承知しておりましたけども、そうやって業者がそういうことを言って入居者に対するPRをするというのは、ちょっと認識不足でございました。そういう中で、やはり自治会活動、地域活動というのは大切だと思っておりますので、補助対象についてはその部分も検討しなければならないなというふうにちょっと今思っているところであります。以上です。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) 何点かありましたけど、まず
関西事務所の件でございますけども、今は御存じのとおり、企業誘致を中心として仕事をしていただいているわけでございます。過去にアンテナショップに3カ月打って出た結果はどうだったとかということがありました。アンテナショップに関しましては、成功したとは言いがたいとは思っております。ほかの件に関しましては販路拡大とか観光客誘致とかあるわけでございますけども、そこに関しましては、これだという数字はなかなか難しいんですけども、それなりの成果は上がってきとるというふうには思っております。それは観光客の増加に関しても、それは数字で見えておるものがあります。
それから、東京、関東方面でございますけども、確かに物流コストとかいろんなことがあって今までなかなか手がつけられなかった、こなかったという現状がありますけども、実際、今、大山乳業さんが、副町長のほうからもありましたけども、成城石井に商品を卸しておられると、それから日本一のまちおこしで有名な海士町、ここも直接関東方面との特産品のやりとりを行っております。決して琴浦町も不可能でないというふうに思っておりますので、今回事業を上げさせていただきました。以上です。
○議長(前田 智章君) 八田
農林水産課長。
○
農林水産課長(八田 辰也君) 先ほどの質問ですけども、特許権についてということと一体何台売れる見込みがあるのかという、この2点であったというふうに思います。
まず、特許権の侵害のリスクがあるということで町長のほうから説明がありました。そのことについての若干の説明ですけども、特許権というのは知的財産権の中に入るものであります。著作権とか種苗法みたいなものがその中に含まれるということになります。要するにソフトの部分についての主張ということになります。新しいものをつくると、それが過去につくった特許権のものと一致してないかということを一旦検索をする必要があるということであります。自分が新しいと思ってつくったものであったとしても、過去にその申請がしてあって合致すれば、それは他人の特許を侵害したということになりますので、そこのチェックについては、正式に機械ができた段階ではやはりしておくべきですよということで、産業振興機構のほうからも提案があったところでございます。これは今、我々が話をしている以外の部署の特許専門のところからの提案ということでございますので、そこの部分についてはしていくべきなんだろうなというふうに思っております。
あと、何台売れるのかということでございますが、これについては、私もマーケット部門の専門ではありませんので、今この時点で何台ということははっきり申し上げにくいのでありますけども、できた機械がどのぐらいの性能なのかということにもよりますが、ただ、今の芝の産業の現状といいますのは、先ほど町長のほうからもありましたけども、高齢化もありまして中腰での芝の結束作業というのは非常に苦しいものがあるということであります。その状況で産地が維持できるのかというようなことを考えますと、何らかの省力化というものをしていかなければならないというふうに思います。
今回、琴浦町のほうで芝の機械の開発に取り組みますけども、性能がよくてきちんとしたものであれば、先日も県芝の方々との意見交換会の中でどれぐらいですかというのを確認したわけですが、県芝には30の支部があって、使うときには一斉に使うんだと、使う時期も集中しているので1台ぐらいは確保して、その県芝が一遍で購入をしてリースをしていくような形をとりたいというような話でありました。県芝は300ヘクタール弱でありますけども、琴浦町はそれ以上の面積が全体としてありますので、40台弱ぐらいの琴浦町での販売はあるのかなというふうに見込んでおりますし、鳥取県では700ヘクタールの芝の面積があって、大山町のほうが面積的には多いということでありますので、県全体でいきますと、80台ぐらいはあるのかなということでございます。当然、芝の機械のスタンダード化をしていきますと、これはちょっと夢みたいな話でありますけども、全国では5,700ヘクタールの芝の面積があるということになりますので、それに相応したような台数が期待できるのかなというふうに思っております。
どのぐらいの収益が上がるのかということにつきましては、私は専門外ですので、ちょっとそこはわからないというふうにお答えしておきます。以上です。
○議長(前田 智章君) 青亀壽宏君。
○議員(13番 青亀 壽宏君) ありがとうございました。
町長、ちょっと議論して、私は議員の立場でいろいろこうやって議論をするんですが、私と考えが違うとか、そういうような形で最初に言われちゃうと、よりよいものをつくるためにはどうしたらいいかとか、いろいろ議論ができなくなっちゃうと思うんです。あなた方はこうやってベストなものだというふうな形で予算としてまとめられて提案されてるわけでしょ、だからそれは自信を持って、いや、あなたはこうおっしゃるけどこうなんだということをおっしゃったらいいですよ。しかし、その中で議論していけばいいわけであって、青亀議員とは考えが違うなんていうようなことを初めに言って冒頭かかっちゃうと、議会等は要らなくなっちゃうんじゃないですか。私は、そういう発想というか、考え方というか、改めていただきたいというふうに思います。それが第1点です。
それで、芝の問題についていえば、全国には何百ヘクタールあってというふうな形になりますけれども、琴浦町がリスクをとって開発した機械をどんどん他県の産地に売っていけば、結局、町民の税金を使ってやった成果がそういうふうな形になるわけですから、そういう発想がだめなんですよ。だから、どうやって戦略を組んでこの産地を活性化させていこうという形は、そういう今の
農林水産課長なんかの発想じゃちょっとまずいんじゃないですかと思います。それで、この問題についていえば、本質的なところは、地方公共団体である琴浦町が町民の税金を使ってこういうパテントのリスクだとか、そういうことをやることに是非が問われてるというふうに思います。なかなか難しいのも事実だろうというふうに思います。
それで、家賃支援の問題を答弁をされまして、考えるということですけども、その認識が違うんです。東建コーポレーションとかそういう業者が地主に対して規格品みたいなアパートを建てるんです。実はこの業者は建てたらもうかるんです。それで老朽化して撤去するときなんかは全部地主の負担になる、それで需要と供給の関係なしにどんどん建てていきますから、どんどんふえていくんです。ずっと今、西に向かってるんです。最初の入居者を募集するんです。場合によっては古い入居者を新しいところに移すというような、そういうメニューもあります。それで、そういうことは地主といいますか、持ち主、そういう方が言っているんです。
だからここのところには、そういう今、現代社会の複雑な状況があって、若者支援として家賃補助だとかいろんな支援の仕方というのはあるのですけども、例えば飯田市の隣の村なんかは町営の安い公営住宅を建てて、そこに入居していただいて飯田市に通って人口がふえてる有名な村なんですけども、そこではやっぱり消防団に入ってもらうとか、自治会に入るのは当たり前というような形の中で安い家賃で公営住宅に入っていただいて若者をどんどんふやしていこうと、こういうような戦略をやられてるわけですね。ですから町営住宅もあってコーポラスもあって民間のそういう形があって、そういうときにどう子育て支援のための住宅支援をするのかということはよくよく考えてやられないと、現場では大変困難をきわめてて、町報なんか配るのも配れんようになっちゃうんです。家主のとこに持っていくらしいんですよね。こういう状態が広がると町にとってどういうことなのかということは、やっぱりよく考えていただきたいというふうに思います。そこら辺は認識を新たにしていただけるのでしょうかということをお聞きします。
全体としては、これまでやってたことをここに入れて交付金で財源を浮かす、来年度1年間だけやる事業が存在してる。あとは、将来的にどうなるかということが入ってない、新しいものが入ってない。例えば住宅リフォーム助成を復活させるとか、それは25倍の経済効果があったのに忘れられてる。給食費を半額・全額免除するとか、あるいは高校生の通学定期代を補助するとかというような形のほうが望まれてるんじゃないかと思いますが、そこら辺は考えられたんですか。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 前段、ひょっしたら冒頭そのような青亀議員がおっしゃったようなことを私が申し上げたかもしれませんが、それは論議をしないとか話を聞かないとかそういう姿勢ではありませんので、誤解のないようにお願いを申し上げます。私は意識してなかったですけど、そういう言葉を使ったとしたならば、それは私の本当の気持ちではありませんで、お互いに話を聞いて論議をするということは、それはそのとおりであります。
それから、後段のほうにおっしゃいましたことにつきましては、いずれにしましてもこの27年の9月ぐらいまでには地方版の総合戦略を組みます。その中にはいろんなメニューを組むことになりますし、その原案というものは、当然議会の議員の皆さんとも情報を共有しますし、それから農商工、産学金官労言という代表の人とも情報を共有をしながら、そういう計画を早期につくり上げていくということになろうと思っております。
○議長(前田 智章君) そのほか質疑ございませんか。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 9時から始まって大変長くなりましたけども、私も多岐にわたって質問がありましたので、事前にちょっと事務局のほうには渡しておりますので、これまでの各議員の質問からあったものは除かせてもらいますけども、よろしくお願いします。
まず最初に、ふるさと納税管理システムの改修委託でありますけども、これ以前にも1億円突破したというような形でシステムを改修するんだということであったような気がします。それで今回70万、それと2万円というのは、これは手数料ということなんでしょうけども、先ほど商品の発送等ということがあったんですけども、これでほぼ完璧なのでしょうか。それと手数料というのは何だろうかなと今思っております。それと、これは説明のときにやっぱりしといてもらわないけんのが、ふるさと納税の関係の基金については使用用途があるんで予算書を見たらわかりますけども、それを使うときに、ここで使いますよという形のものをやっぱり示してもらっておきたいなと思います。私は理解しておりますけども、基金の取り崩しについては用途というのがやっぱり限定されるということがありますんで、その説明もしていただいたほうが本当はよかったのかなと思います。
それで、今回の予算書のほうで出てる分ですけども、第3子以降の保育料の無償、それと第2子の保育料の半額ですけども、もう27年度の申し込み等はされたと思います。多分これ前年度予算に合わせての金額だと思うわけですけども、大体おおよその人数がわかっておれば教えていただきたいと思います。単純に前年度予算をそのままコピーしたということであれば、そう説明してください。この保育料とかは国からの措置費があるわけですけども、このことによって心配するのは、減額されるんじゃないかというようなこともちょっと心配の一つなんですけども、これは大丈夫だということで、これまでどおり国の措置費というのは、町が単独で無償化やっても減額されないということなのかということを伺いたいと思います。
それと、公立の場合は食糧費、私立の場合は委託費、何かこれ作為があるのかな、予算上、今の国からの措置費の関係で予算書はちょっとこういう形で、言葉は悪いですけども、ごまかしとるんだというようなことがあれば教えていただきたいと思います。
それと、町外の保育園、幼稚園に出されてる方があると思うんです。もちろん第2子、第3子ももしかしたらあるかもしれませんけども、その辺のところの補助というのは、あくまでも町内の公立、町立なのかということ、それと、第3子の保育料の補助、無償化の件ですけども、県のほうもどうもこの方向で今検討されとるんだと、新聞紙上でちらっとですけども、読みました。県からの第3子以降の保育料の補助等は平成27年、これはもう繰越明許であるわけなんですけども、そういうような話は伺っておられるんでしょうか。
次に、ことうら商品券の発行の補助金の部分ですけども、商品券の印刷だとか利用可能登録店の周知、チラシ等も多分作成されると思います。これは商工会のほうに事務費ということで100万を計上してありますけども、その範囲内でされるのかということと、実際に本当大変な労務だと思います。今回は額面的にも多いわけですけども、本当に100万でいいのかなというようなことも懸念をしております。
それと、きょう課長のほうの説明でもありました、利用できるのは、商工会員はもとより、登録制ということで、商工会に加入してない商店なり販売店、飲食店等々でも登録すれば使えるということでしたけども、これちらっと聞いたら、登録してないというか、商工会以外の会員の方が登録した場合には、換金するのにどうも商工会のほうで手数料を取られとるということを聞きました。実質そうなのか、その辺のところも、これは町がやっとる事業の委託なんですけども、周知、承知されておるのかということ。
それと、先ほどもちょっと質問があったんですけども、この商品券というのは有効期限が多分切ってあると思うんです。未使用の場合は還付してもらうとかなんとかってさっき課長のほうからちらっとあったんですけども、これまでのデータがあれば、例えば1,000万発行して売れたんだけども、実際換金されてないのが何十万ありましたとかというのが、そういうのもやっぱりちゃんとデータとして持っておられるのかな。もしあれば、これはきょうの審議には関係ないと思いますんで、資料としてまた提示していただけたらなと思いますし、今回は1億ということで金額が大きいと思います。さっきの有効期限等のこともありましたけども、そういうようなことはどのように商工会のほうと話されておるのかなということ。
次に、
進学奨励金ですけども、対象が120名ということです。大体、町内の高校生の何%ぐらいの方が26年度受けられたのかな。なぜこういうことを聞くかというと、先ほども意見でありましたけども、やはり新しい地方創生だったらそれをバージョンアップするような形で私はしてほしかったなという意味からもう少し、前年度のことを緊急だったから上げたというのはわかるんですけども、多少なりともやってほしかったなということと、これは課税額というか、標準的なところがあって申請を経て、100万以内だったかな、何ぼ以内の課税世帯に対象だということですけども、毎年多分これは申請はしなくちゃいけないんでしょうか、そのことで一応27年度もこれから受け付けてされるのかということです。
それと、総合戦略の基礎資料
作成委託料100万載っております。これまでもですけども、国の補助金が出れば全てコンサルに出して委託して、どこがもうけとるのかわかりませんけども、それだけの町には、言葉悪いです、能力がないから委託して資料をつくってもらうのかな。手持ち資料では十分なことができないから、基礎資料の作成ということで100万どうも計上してあるようですけども、その内容ということと、なぜ必要か。それと、コンサル会社が多分大分営業に来られとると思いますけども、委託するメリットは本当は何なのかな、職員で100万かけるよりも外部で100万出したほうが安いんだということであれば、そのように答えていただきたいと思います。
次に、第二成人式の実行委託費ということで上がっております。さっき課長のほうからありましたんですけども、役場の職員の中に25歳の方が何人かおられて、それを中心に実行委員会をつくってもらってしたいなというような構想でしたが、実際何人ぐらい25歳の方がおられるのかな。それと、そういう委託先がどうもそこだということで実行委員会ということなんですけども、事務局は役場の職員ということであれば、役場が持たれるのかな、でもこれは委託費となっておりますんで私は外部委託だと思ったんですけども、内部委託みたいな話に聞こえたわけですけども、その辺のところ、予算、本当に50万でいいのかなというようなところも内々では話されたのかな、とりあえずは50万だったというものなのか、そのところもお聞きをできたらなと思います。
次に、琴浦の商品の販路開拓事業ですけども、済みません、きょう眼鏡を違うのをしてきたもんで、ちょっと見にくいんで読み取れん部分があって間違った発言をしたら困りますけども、御容赦いただきたいと思います。先ほどもありましたけど、これ新しく今度は関東ということで、
関西事務所との協力関係もしくは何かこれまでの経過を踏まえた上で、先ほど副町長のほうからありました、今度は、いわゆる公的なとこよりも民的な活力をというような形で私は受け取ったわけですけども、PDCAサイクルも含めて
関西事務所のことを、やはりこれまでの経過を踏まえた上で発展的な事業を推進してもらいたいと思います。そこで、なぜ大山乳業へ委託するのかということです。やっぱり広くこういうことは公募すべきだと思うんです。例えば商工会、それからJAさん、そういうところともやはり詰めた話をこれまでされた上での委託なのでしょうか。
それと、専門職員とは、これは営業マンということなんでしょうかね。多分大山乳業の職員になると、それは乳製品の多分専門員だと思うですけども、先ほど話された琴浦のほかの商品だとか農畜産物、加工品等々のことの販売や、それから観光、定住移住も含めてですけども、本当にできるんですかねという、そういう人をどうも人選されたというような話は先ほどありましたけども、何か詰めがまだきちんとしてないなというように思いました。それと、鳥取・岡山のももてなし館とのビジネスブースの関係、ももてなし館で鳥取県、琴浦町の何かをやる場合にはその職員も協力するのか否かということ。
それと、イベントだとか展示会、それから百貨店などのいろいろイベントにも参加するということですけども、その費用は委託先のほうが全部見るんでしょうか、その都度、また町費等々でこちらのほうから予算化してやられるんでしょうか。この680万というのは、事業費の積算ですけども、どういう形で行われたのか、680万つけるけども、この中でこういうことをやってほしいというような、今のイベント参加なんかもやってほしいということなのか、お聞きしたいと思います。それと、3年間継続ということで、話が返りますけども、
関西のほうでやったこれまでの経過を踏まえて、やはり委託先には目標数量や販売金額、それをきちんとミーティングなどで掲示して、今後、評価、そして次につながるような運営を計画しておられるのでしょうか、その辺のところをお聞きしたいと思います。
それと、先日も酪農組合の総会があって、町長もお忙しいときに本当に来ていただきました。琴浦町の農畜産物の売上高が約100億、その中で牛乳の生産額というのが見られたとおり、21億ほどありましたので、大きなウエートを持っておると思います。また、なぜ大山乳業かという中で、大山乳業が組合出荷量というのが県内の3分の1を占めるということで、また、職員も大半といいますか、7割、8割が町内の方だということで、大きな会社といいますか、組合であるので支援というのは不可欠な部分があるのは認めますけども、やはり詰めをしてもらっておかないと最終的に困るのが農家でもありますし、組合員のほうだと思いますんで、その辺のところをどのように今後されるのかということも聞きたいと思います。
それと、外国語の表記の看板設置の委託ですけども、同僚議員のほうから質問がありました、何カ国語かということで。英、韓だったと思うですけども、中国語はないんでしょうか、観光協会のホームページは今たしか中国語も出ておったような記憶がするんですけども。それと、5カ所ということですけども、その設置場所については了解はもう既にとってあるのか。また、場所によっては敷地料等が発生する場合もあると思いますけども、その辺のとこは、とりあえず予算を立てて今後の課題なのかということ。それと大きさ、道の駅だとかポートというのは結構やはり大きなものが必要だと思いますし、また、光とかといったらそんなに大きいものは必要ないような気がしますけど、その辺の規格とか大きさ等も考えてこの予算が立てられたんでしょうか。
次に、芝の生産機械の開発の委託料ですけども、これ難しいですわ、町長の答弁の中で、一言、まだ詰めておりませんというような発言がありました。あくまでもこれは試作機だとか完成品を目指すという、試作機に果たして400万、試作機に特許のことまで要るのかな、完成品は多分27年度中、とりあえずは今回の400万か幾らで試作機をつくって、また次は今度は完成品をつくられるのか、完成品はどこかにもう委託されるのか、それも含めての400万、私、ちょっと理解できない部分があります。
それと、町長が言っておられるように、いろんな町の事業、協働の精神だとか、やはり応分の負担ということがあるわけですけども、芝生産者の顔が私は全く見えません。課長のほうから先日話し合いがあったということで、町内に300ヘクぐらいあるということですけども、これは、300ヘクも山あり谷ありみたいなところも結構あると思うんですよ、昔からで、本当にこの機械が全て使えるのかなというようなことも思っております。ただ、その中でこういう計画を立てられたということで、本当に生産者の希望というのが正式に上がってきとるのかなということ、議会のほうでも要望書等は見た覚えもありませんけども、座談会などのところでそういう要望が上がっとるというのは私も耳にしております。その中で、町内の芝の作付というのは300ヘクタールということで、これはさっきありました。農家戸数、それから販売金額、10アール当たりの生産費とか実収益というのも顕著に下がっとる部分があると思いますけども、その辺のところも、ただ戸数が減っただとかということがありますけども、やはり最終的には農家の所得があるのか否かということも含めて、今、作業員の方がやっておられます、全体で何班といいますか、稼働人員は以前は200人おったけども、今100人しかおらんというような話も本当は聞きたかったわけです。そういうことももしわかれば。
それと、10アール当たりその作業員の方にしてもらうのに10万円かかると、今かかっとると、ただ、これも人手不足でだんだんだんだん値上がりしとるんだよというような話も本当は私は聞きたかったです。そのことによってこの機械が、今400万ですけども、実際に完成品となれば幾らぐらいの価格帯を想定されとるんでしょうか。その価格帯でリースで反当たり幾らぐらいで使ってもらえたら、今の農家の所得が1反当たり例えば10万円なのがこのことによって12万円になるし、ならんけどもやめようかというところが減るという、そういう具体的な話を聞きたかったので、質問させてもらいました。
それと、私は、これ成功報酬だったらいいと思うんですけども、先ほどからまだ詰めていないとか試作品だということで、成功する確率というのは100に限りなく近いという答弁をされたと思うわけですけども、本当に27年度プロトタイプの分がきちんと完成するのかなということ、しなかったら鉄くずになっちゃうかもしれませんね。今回の収穫機械の所有権、試作機の所有権は、これは琴浦町ですね、もちろん、それで町の資産台帳のほうにこの300万なり400万というのが上がるんでしょうか。ただ試作品で、だめだったから鉄くずだというような形よりも、やはりこういう、製品じゃないので私はその辺のことはわかりませんけども、車を買ったら、何か除雪機を買ったらやはり資産台帳に残すべきだと思うし、残ると思いますけども、その辺のところをちょっと私としては今どういうふうに考えておるのか聞きたいと思いますけども、詰めてないという発言があったのがこの事業の全てじゃないかなと私は思って、その辺のところを再度お聞きしたいと思います。
次に、和牛ブランドの推進事業ですけども、白鵬、それから百合白清の系統というのが注目を浴びております。実際、今、その系統の牛というのが町内に何頭ぐらいおるのかなというのと、どうも肥育にかかっとる牛がおるということですけども、その辺のところを農林課のほうなり町のほうは把握されとるんでしょうか。それと、この事業費、本当にこのチラシとポスターで産地の活性化が図れるのか、琴浦とか東伯牛のブランドの推進ということで、私は額が不十分だと思います。何かこれは取ってつけたような事業費じゃないかなと思いますし、これも委託ということですけども、どこに委託をされる計画で計画を立てておるのか、お聞きしたいと思います。
次に、ワールドトレイルズカンファレンス鳥取県大会で大体わかりました、倉吉でということで、時期も話がありましたが、負担金のこの100万、積算基準というのがあってか、とりあえず100万だわいというのか、その辺のところをお聞きしたいと思います。それと、この負担金については、100万についてどのようにPRだとか、それから誘客というのを思われての100万なのかということを伺いたいと思います。
それから、海外の販路開拓事業の補助金ですけども、50万で載っておりました。以前もらった資料では商談だとか展示会云々等うたってあったわけなんですけども、きょうの話でいくと、1人最高10万円の5万円ということで、何だかようわからんようになりました。内容と補助金先、これは1人10万円ということは個人でしょうか、例えば商工会の誰かだとか商工会で1人で直に行くということであれば1人最高5万円の補助をつける、酪農家が誰かが行くということであれば1人上限10万円つけるというものなのか、向こうの例の活動なんかがうたってあったですけども、展示会等でないかなと私は理解しとったですけども、ちょっと何だか違うのかなと思って説明を聞きました。旅費と出展料という形で以前もらった資料には書いてあったんですけども、それと、これは鳥取県のほうも輸出の関係で相当やっておりますけども、そっちのほうとの連携というのも何か考えての予算なんでしょうか、そのこともお聞きしたいと思います。
総体的にですけども、ほかの同僚議員からもありました。やはり以前から平成26年度にやっておる事業ということの繰り返しということですけども、こういう場合ですから、せめてやはり増額で発展をさせたというような事業が1つ、2つあってもよかったんじゃないかなと思いますけども、これを契機に今回がスタートラインで今、用意ドンというところだと思うんで、町長の思いとして、これを27年度以降は発展させるんだという思い、特にこれとこれは発展させたいという思いがあったら、ぜひ聞きたいと思います。
最後ですけども、いもち病の防除の分ですけども、これ補助対象者が確定したからということですけども、どのような被害状況だったのか。それと補助の基準は、県が半分、町が半分、あとJAが出されるのかなという部分と、この部分については直接農家に出されるのか、それともJAさんのほうに出されるのか、そのところもちょっとお聞きしたいと思います。
それと、町長の答弁の中で1つ気になったんですけども、26年度分の今回の補正予算、7,700万が入ってきたというような発言をさっきされました。総務課長のほうは3月に申請をするんだということですけども、これ入ってきたからやっておられるのか、今のところは7,700万、7,800万ですか、それが入ってくるような内示でやられたのか、町長は入ってきたというようなことがあったんで、えっと思って、ちょっとその辺のことの再確認をさせてもらいたいと思います。長くなりましたけども、これは多分文書で出てると思いますので、簡単に説明してもらうか、きょう出せない部分は、また聞かせていただけたらと思います。済みません。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 多岐にわたっておりまして、それぞれ担当課長のほうで簡潔に答えさせるように、そのようにいたします。
一番最後の7,700万は、これは私はそのようにお答えしたかもしれませんが、まだ入ってきておりません。だからそれは内示的な情報ということであります。
とりあえず、そういうことで、担当課長に答えさせます。
○議長(前田 智章君)
西長総務課長。
○総務課長(西長 和教君) ふるさと納税の管理システムの改修委託料につきましてです。以前にも計上されたのではないか、追加なのか、ふぐあいがあるのかといった御質問だったと思います。昨年2月の臨時会におきまして補正予算でシステム導入委託料を計上させていただきまして、額は400万円でございます。寄附者情報の管理や受け付け事務の円滑化に大いに効果をもたらしているところではありますが、このたび計上させていただいておる委託料につきましては、このシステムのバージョンアップのための改修に要する経費でありまして、主な内容としましては、記念品の発送をより効率的に行うものためのものが追加されたものであります。寄附をいただいた方へのサービス向上を図るというために、機能追加を含むバージョンアップのための改修でございます。導入することによってヒューマンエラーといったようなことも防げるというふうに期待しておるところであります。歳入につきましては、ふるさと納税寄附金の基金を設けておりますので、そこからの基金を繰入金として全額充てておるところでございます。以上です。
○議長(前田 智章君) 小塩
町民生活課長。
○
町民生活課長(小塩 久志君) 第3子以降の保育料の無償及び第2子保育料半額について御質問がありました。まず、27年度の人数ということでしたですけども、総人数はもう出とるわけですけども、現時点で第3子保育料無償と、それから第2子半額について何人ずつかというのが出ておりません。それで、今回の補正に対しましての根拠としましては、直近の12月の時点での人数で補正を組んでおります。総人数が673名、そのうち第3子の無償が111名、その内訳としまして、公立が85名、私立が26名というふうになってます。それから第2子の半額につきましては、総人数が144、内訳として、公立が93、私立が51というような人数になっております。この人数の案分によって数字を出しておるところであります。
それから、2点目の国の措置費の額は減額されないのかということですけども、措置費につきましては、公立についてはもう既にないわけですけども、私立しか今はありませんが、これにつきましては、国の保育の徴収基準額を引いたところの措置費ですので、このたびのものについては減額されないというふうに思っております。
それから、町立は食糧費、私立は委託費なのかということですけども、これにつきましては、今回の交付金については人件費に充てることができないというふうに聞いておりますので、保育園の費用につきましてはほとんどが人件費なわけですけども、その中でも人件費に当たらない公立の場合は食糧費、それから私立の場合は委託費を充てておるというふうにしております。
それから、町外の保育園の利用者に対してはどのようになっているのかということですけども、これは、当然町外の保育園に通所しておられる方についても無償なり対象者の方には半額になってますので、そういう措置をしてますし、委託料のほうでこのたびの補正の内容はできると思っております。
それから、鳥取県からの第3子以降の保育料の補助はないのかということですけども、これは既にもらっております。第3子の無償に対して県から県独自の事業として3分の1をいただいております。以上です。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) ことうら商品券の関係でございます。質問がダブっとるところはちょっと省略させていただきます、申しわけないですけども。
まず、事務費の委託料でございますけども、100万円でできるかということで、過去の何年かした実績から計算させていただいております。
それから、換金手数料のことが出ましたけども、商工会員さんと会員さん以外ということで、これは何らかの差をつけておられるものだというふうに思っております。
それから、ことうら商品販路拡大事業の件でございますけども、
関西事務所との協力関係ということがありました。これは直接は特には考えておりません。
それから、大山乳業の委託だということだが、公募はということがありました。先ほどから説明させていただいているとおり、メーンが乳製品の販路拡大、関東での販売ということになりますので、そちらのほうにたけた専門の方に出ていただくのが一番いいんではないかということで、そういうふうにしております。
それから、ももてなしとの関係ということでございますけども、あそこのももてなしの2階にビジネスブースが鳥取と岡山とありまして、8つずつでしょうか、そこを借りていただいて、そこでの拠点として販路拡大をしていただきたいというふうなイメージでおりまして、今、申請をしていただいておるところでございます。
委託契約でございますけども、例えばそこの事務所の賃料でありますとか派遣された方の人件費、それから販売促進に係る費用というものを計算いたしまして、そこのある一定の率を掛けさせていただいて委託契約の額を算出していきたいというふうに思っております。事業費の積算に関しましても、そういうことでございます。
目標数量とか販売金額でございますけども、初年度につきましては、ちょっとどれだけ販売金額がふえたかというようなことは難しいのかなというふうに考えておりまして、初年度は商談会の回数でありますとかイベント等の回数ということで委託契約は盛り込んでいきたいというふうに思っております。
それから、外国語の看板の件でございますけども、中国語も考えました。確かに今だんだん中国人の方ふえてきとると思いますけども、日本語を含めて4種類となるとちょっとごちゃつくのかなというふうに思いまして、今では日本語、英語、韓国語というふうに考えております。それと、琴浦の海岸線に設置した看板との整合性も考えてのことでございます。
それから、敷地料のことがありましたけども、物産館と光の固定は町有地を前提としておりますのでそれはないということで、殿様街道に関しましては、実際にどこどこどこに立てるかというのは、地元の方とこれから協議をさせていただいていきたいというふうに思っております。大きさ等でございますけども、光の鏝絵は駐車場に東西から来てわかるように、あるいは山陰道から見ても、ある程度わかるような大きさのものをちょっと考えております。それから物産館は、通路がありますけども、トイレの横、あそこを利用したいというふうに思っております。殿様街道に関しましては先ほど言いましたとおりですけども、八橋の旧道に今3カ所設置させてもらいましたけども、今年度、ああいうふうなイメージかなというふうには思いますけども、いずれにしましても地元の方を加えてコンペで対応したいというふうに思っております。
次に、ワールドトレイルズカンファレンスの負担金のことでございますけども、この100万というのは正直つかみの額でございます。中部で当初600万というような負担金の額が示されまして、それをどうやって負担額を決めていくのかというのでずっと協議がなされてきたところでございまして、その最初の、琴浦は100万以上になることはないだろうということで、ここは100万ということで上げさせていただいております。その金額の決め方は、例えば宿泊施設だとか国際会議が倉吉市内であるんでとかいうことで、細かく決められております。昨日確認しましたら、琴浦町は64万1,000円に落ちつくんではないかなというふうに聞きました。
それから、PRでございますけども、これは先ほど高塚議員のところで申しましたように、実行委員会がつくられまして大会長が県知事ということでございます。専門部会というものがこれからつくられていくわけですけども、その中にプロモーション部会というのがありまして、そこがPRしていくということになっておりまして、部会長は梨の花温泉郷広域観光協議会事務局長というふうになっておりますし、構成員の中には、県の観光連盟でありますとか観光事業団、もちろん県もでございますけども、そういう構成員となっておりまして、こういった体制で広くアジア、それから県内外にPRされていくものだというふうに思っております。それ以上のちょっと詳しいことは今わかりません。
それから、
海外販路開拓事業補助金でございますけども、これは、今年度、国内の販路開拓事業というので2分の1の上限5万円というのがあります。それの海外版だと思っていただけたらいいと思います。東アジアを中心として販路拡大とか商談会、物販等を積極的に実施される事業所に支援する補助金でございまして、対象は、旅費とか展示代、そういうようなものにかかったものの2分の1で上限10万円ということで考えております。以上です。
○議長(前田 智章君) 小林教育長。
○教育長(小林 克美君) 対象の120名でありますが、この生徒は何%ぐらいかということですが、対象者が544名ございますので、約22%に当たります。ちなみに今年度は108名が対象になっておりますので、来年度もその程度であろうという予測であります。
それから、毎年課税額を調べて申請するのかということでございますが、これは課税標準額の合計が100万円未満という給付条件がありますので、毎年調べて毎年の申請になっております。申請にかわる書類なんですけども、町県民税の納税通知書のコピーあるいは非課税の方については非課税の証明書をつけて出していただくということになっておりますが、本年度は6月2日から証明書が取得できますので、申請時期が6月2日から約1カ月間、本年度は7月4日までということであります。給付が8月に4月から9月分を一括給付、そしてその後は10月に10、11月、12月、1月に1、2、3月と3回に分けて給付しております。毎年申請をさせてもらっております。といいますのが、例えば子育てが終わったりとか、あるいは介護が終わったりした方で働き始めた方あるいは逆に失業だとか災害とか病気で働けなくなった方とか、そういうような方もございます。そういった方に関しては年度中途であっても意見書をつけて申請していただくというような形をとっております。また、中学校にはこのことの説明を、そして高校のほうにもこのことの説明をしております。以上です。
○議長(前田 智章君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) まず、総合戦略の基礎資料の
作成委託料についてでありますけども、これは、総合戦略、9月までに策定ということ、それと人口ビジョンにつきましては5月末を予定をしております。とにかくスピード感を持ってやらなければならないということが求められてまいりますので、基礎資料、いわゆる総合戦略とか人口ビジョンももちろん町自身が主体となって考えるというものでありますけども、基礎資料につきましては、やはりそういう専門家に頼んでデータ等々を作成する必要も出てくるのではないかなということで思っています。人口ビジョンにつきましては、人口の推移だけではなくて人口の構造でありますとか、また、総合戦略には産業の構造でありますとか就業の構造でありますとか観光の構造、さまざまなそういう構造をまずはどういうものになっているのかというのを抽出する必要があります。そういうものも含めて、そういうことがスピード感を持ってできるところに委託という可能性があるのかなというふうに考えております。
それと、第二成人式のことでありますけども、25歳、役場の職員が何人というのは、ちょっと詳しいものは持ってきておりませんけども、五、六人ぐらいはいるのかなというふうに思ってますし、また、実行委員会イコール役場の職員というものでは考えておりません。やはりこういう同級生が集まる会というのは、どうしても一般的には、実行委員会ではないですけども、主体的にやってみようというような人が必要ですので、そういう同級生につなげるパイプ役をぜひ職員にやっていただきたい。その同級生で何人か集まってる中で、何人かは実行委員会のメンバーというのはまだ何人というのはわかりませんけども、その実行委員会で集まった人でやっていただくということですんで、決して役場の職員が主体的にやるということではありません。役場の職員は、今考えておりますのは、そういう実行委員をやっていただく方を探すパイプ役といいますか、そういうことでメンバーに入っていただきたいというようなことで考えているということであります。以上です。
○議長(前田 智章君) 八田
農林水産課長。
○
農林水産課長(八田 辰也君) 初めに、芝の生産機械の
開発委託料についてでございます。芝の機械ですね、町で負担する意義ということでございますけども、先ほど町長のほうからも何度も話をしておりますが、芝産業というのは琴浦町の農業分野の中での主要な品目の一つということでございます。町内での、およそではありますけども、販売金額についても7億円程度あるというふうに認識しておりますので、その産業について支援をしていきたいというふうに思っております。それに高齢化が今後も進行していくということでございますので、作業の効率化と省力化を目指して機械の開発に支援をしているということでございます。
特許を取得することの意義ということであります。これは、産業振興機構から来ていただいて説明を受けたということでありますけども、営利を目的とするような民間が取得するということではなく、公的な機関が特許権を取得して適正に管理をするということで、公益性の高い権利の使用環境を確保するということでございます。
協働と応分の負担についてということでございます。町が全額負担するということについても先ほどお話をしているところでありますけども、農業分野の組合等が新しい機械を開発するということについては、やはりリスクがあるということになります。そこに踏み込むためにやはり決断をするのにも非常に時間を要するということでございますので、プロトタイプの開発については行政が全て負担をして弾みをつけるということでございます。ただ、いつまでも行政が負担をするということではなく、今後、窓口が産業振興機構というふうになっておりますけども、鳥取県農商工連携ファンド事業とか次世代地域資源産業育成事業というのがございます。それについても3分の2の補助があって、これについては事業者が主体となるということでありますので、そこに引き継いでいくということでございます。
生産者の要望が正式に上がっているのかということでございますけども、正式ということではないかもしれませんけども、これまで何度も県芝とか中部、それから三立芝の方とも話を継続して行ってきております。最近では2月の17日、つい最近にはなりますけども、火曜日ですが、県芝、中部芝、三立芝の代表の方に集まっていただきまして、農林建設常任委員会の方と一緒になって聞き取りを行っております。その中でも、それぞれの代表の方から機械開発の要望があるというふうに聞き取りを行っております。
次ですけども、町内の芝の作付面積、農家戸数、販売金額、10アール当たりの生産費と実収益はということでございます。作付の面積につきましては、平成25年のデータになりますが、297ヘクタール、農家戸数については、これも平成25年の数字になりますけども、279ですね、ちょっと待ってください、面積が297で戸数が279ですね、ちょっと間違いやすい数字ですけども、販売金額につきましては、それぞれの団体からのデータをというのをまとめてみますと、おおよそになりますけども、7億円ということになります。
生産費はどれくらいになるかということですけども、家族労働賃、労賃を含まないもので、これもざっくりとした数字になりますけども、26万7,000円という数字が出ております。では、実収益はということでありますけども、これも大体6万円から6万5,000円と、10アール当たりですね、の収益が見込まれるということでございます。
作業員の稼働人員はということでございます。作業員についてはですけども、刈り取りをする方が1人おられまして、それで補助する、実際結束等をされる方が五、六人がついてワンセットで作業をしておられるというふうに伺っております。30アールの圃場で半日、4時間というようなことであります。今、1人が結束をされるのが1時間当たり100枚から150枚ぐらいの結束をされるということでありますけども、今、目指している機械の能率としましては、1時間当たり200枚程度はいけるだろうというふうに踏んでおります。そうしますと、1人当たりの今手作業でやっておられる労力の倍ぐらいの効率になるのではないかということで、労賃的にも体の負担的にも軽減されるのではないかというふうに予想しております。
収穫機械の積算内容ということでございますけども、これは実際に鳥取のほうのメーカーの方に見積書をいただいております。トータルでですけども、343万円ということになります。それに今回特許のチェックということで50万円相当を上乗せするということでございます。
平成27年完成とありますけども、これはできますかという質問でございます。プロトタイプの完成につきましては、平成27年度中に必ずできるということであります。少なくとも今年度の当初にはプロトタイプができ上がって、一番芝の刈り取りをされる時期には使って、いけないところについてはブラッシュアップをかけていくという予定であります。
今回の収穫機械の所有権についてとか、町の資産台帳に入れるのかということでございますけど、先ほども質問の中身でありましたけども、所有権は町になりますし、資産台帳にも登録されるということになります。その後、それを使って現地での改良を進めていくということになりますので、新たな改良をされていく部分がどんどん変わっていくということになります。
次です。和牛ブランド推進事業についてでございます。町内農家に白鵬、百合白清の系統和牛の肥育中の牛は何頭いるのかということでございます。白鵬については、競りで買われた牛が1頭、それから競りを経由しない分が2頭であります。雄、雌でいいますと、白鵬については雄が1頭、雌が2頭ということであります。百合白清につきましては雌が1頭というふうに伺っております。
チラシとポスターで産地活性化が図れるのかということでございますけども、百合白清とか白鵬については、今の段階でちょうど子牛がどんどん出てくるということでございます。実際に肥育をして売られていくということになりますと、2年間ぐらいかかるということになりますので、今の段階ではポスターとチラシをつくって徐々に産地活性化をしていくためのPRをしていきたいというふうに思っております。商工のほうになりますけども、アンテナショップ等でのチラシの配布とか、町内の農家の方について、こういう牛がおりますので積極的に肥育等で飼ってくださいというふうにお願いするためのものでありまして、今回の緊急経済対策の中に載せておりますけども、今後、ステップアップをしていくというふうに考えております。
東伯和牛のブランド推進についても、額が不十分であるという御指摘でございます。私のほうもそのように思っております。今後、頭数がふえてきましたら、県と一緒になってブランド推進を図っていきたいというふうに思っております。委託先については、まだ現在未確定ということであります。
次であります。稲のいもち病の防除支援事業ということでございます。いもち病の被害についてはどうかという御質問でございます。農協等に調査の確認をしました。現在のところ3割以上の減収が見込まれる水田というのは、77圃場で93ヘクタールに上るというふうに伺っております。補助の基準はということでございますけども、今回の補助につきましては、いもち病の発生が多かったので、基幹防除を除く、いもち病に対する追加防除をした経費について1薬剤ごとの補助をするということでございます。県が3分の1、町が3分の1、農協が3分の1ずつということで考えております。その使用した薬剤相当分の補助ということであります。以上です。
○議長(前田 智章君) 川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) 済みません、長々と質問いたしまして。これが結構1日限りということですんで、町長、大変な作成も苦労されたんじゃないかなと思います。きょう1日だけの審議でこれを全部をということですんで、一応出させてもらいましたけども、その中でちょっと落としておりました。
ことうら体験ツアーですけども、これは26年度も実施されたと思うんですけども、それの結果や反響があったかということと、委託して10名、5名程度なのかというようなことで、それで本当に定住なり、それから新規就農者の確保につながるのかな。計算すると、1人当たり5万円の補助ということですけども、26年度に実施されましたので、その経過を踏まえてということだと思います。
それと、さっきの質問の中で町長のほうにもう一回答えてもらいたいのは、やはり今回この10幾つの項目が出ております。引き続きとか新しい部分もあると思いますけども、これは26年度の補正予算で繰越明許になるわけですけども、やはり町長の思いとして、27年度、これをバージョンアップしたいというような思いがあったら、今ぜひ聞かせてもらっておきたいなと思う。この資料だけ見たら、単純に26年度の事業の繰り返しを取ってつけたというふうにしか私は感じておりませんし、多分他の議員もそうじゃないかなと思うんですわ。その中で、町長のやっぱり思いというものを今話してもらわんと、あと1カ月すると27年度の今度は予算審議に入るわけですんで、何だ、また繰り返しかというようなことがもう出ないように、町長の思いを、この中でバージョンアップしたもんがあればこれだということと、今後、バージョンアップするという思いでの予算なのかということをちょっともう一回町長に聞かせてもらいたいと思います。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) まず、これは地方創生ということに5年間で積極的に取り組んでいくということであります。積極的に取り組んでいって、地方創生というものが目指す目的というものを達成するために町として努力をしていくわけであります。その中で、26年度の今回お示しをしたものは、基本的には皆さんの意見の中にありますように、バージョンアップの部分については少しそうなってないという部分もあろうと思います。したがいまして、平成27年の9月までにつくる今後を展開していくための基本的な戦略の中に、やはりバージョンアップのものというものは上げていく必要があると思っております。でも結局、地方創生ということで5年の時間軸で取り組んでいきますよと。
そうしたときに、今度は地方創生が一つの区切りになったときに、一旦このときにバージョンアップで取り組んだものは、その地方創生の政策がなくなったからといって、町はやめてしまいますということはなかなかならんだろうというふうに考えます。ですからそこには、片方には冷静な健全財政というものを考えながら、地方創生の理念に基づいて積極的なものはどういうようなものを盛り込んでいったらいいのかということが迫られますし、ぜひそこのところではそういう意識というものはすごく持っております。そういうことであります。ですから今のような指摘も受けながら、琴浦町版の地方版の戦略をつくっていきます。どういうメニューがどういう事業費で上がってくるかということは、適宜、議会とも情報共有をしながら検討していくということになろうと思っております。以上です。
○議長(前田 智章君) 小泉
商工観光課長。
○
商工観光課長(小泉 傑君) ことうら体験ツアーの平成26年度の実施状況はどうだったかということでございました。このツアーは、平成25、26年と2年間やってきたわけでございますけども、26年度の場合は11名の参加がありまして、鳴り石の浜ですとか塩谷定好写真記念館、それから登録されております空き家、それから分譲地ですね、きらりとか槻下、それからお試し住宅等を見ていただきまして、古布庄の公民館で昼と夜はやまびこサークルの方にお世話になりまして食事をして交流を深めてきたところでございます。2年やってみまして、ことし11人のうち4人が25年度から引き続き同じ方が来られたということで、リピーターもいいんですけども、効果がこれちょっといまいちかなということで、27年度はもうちょっと考えようということで、一旦27年度は商工観光の体験ツアーというのは当初予算では要求しておりませんでしたという状況がありまして、この地方創生では企画のほうからちょっと違う事業内容で上げていただいておるところでございます。
○議長(前田 智章君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) このことうら体験事業でありますけども、先ほど
商工観光課長が説明しましたとおり、これまでとは違った取り組みを行って移住定住を図っていきたいという考え方があるということでございます。といいますのは、移住定住で大きな課題といいますのは、雇用と、もう一つは生活、どういうふうな生活になるのかなということを聞いております。そういう中で、移住定住される方に琴浦町の生活というものはこういうものですよということをお示ししたいというような形で、移住の定住ツアー、これについては、住宅環境とか保育園、幼稚園、小学校、そういう教育環境、それとか病院、スーパー、そういう生活に関連するところを体験していただきたいということであります。そういうツアーを行っていきたいということであります。
それと、新規就農ツアーにつきましては、営農類型によって就農をされる希望の方を募集したいと。これについては、1つ、将来的な思いというものは私自身ありまして、受け入れ農家の方の発掘ということも大切だなと思っております。それで、お聞きの1人当たりの積算5万円といいますのは、このツアーにつきましては
関西を中心にツアーを実施したいんでありますけれども、遠くは東京のほうからもホームページ等々で参加者というものがある可能性がありますので、基本的には5万円というのは上限にしておりますが、その根拠としましては、東京から来られる飛行機代の4分3というもので上限は5万円、ただし、
関西のほうから来られますと、補助が4分の3ですので少し少なくなるのかなというふうには考えておりますけども、1人当たりの5万円の積算というものは、そういうものであるということであります。以上です。
○議長(前田 智章君) 川本正一郎君。
○議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。
午前11時37分休憩
───────────────────────────────
午前11時46分再開
○議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
川本正一郎君。
○議員(10番 川本正一郎君) だらだらした質問で申しわけありませんと断りつつも、またさせてもらうわけですけども、最後に、やはり一番気になるのが芝の生産機械の
開発委託料です。
その前に、先ほどありましたことうら体験ツアーですけども、これ委託になっとるわけですけども、どこに委託されるんでしょうか。何か委託されるということですので、その辺のところをどういう形で委託されるのか。内容についてはわかりました。特に今回これが通れば関東のほうにもそういう琴浦町の拠点ができますので、そこからもこのツアーのPRがしてもらえるんじゃないかなと思って、先ほどのDVDでも東京付近から、関東圏から4万人、40万人だかの流出だということですので、ぜひとも今度は関東のほうにも力を入れていただけたらなと思います。
それで、芝の部分ですけども、これ答弁漏れじゃないでしょうか。完成品の価格帯というのはどのぐらいを考えとんなるでしょうか。
それで、今、見積もりの段階では343万円かかるということですけども、実際これは試作機がそれだけかかるということは、完成品はコストを下げたとして1割、2割落としたとしても300万、300万の町内で40台、1億2,000万、まさかこれにもまた補助するんじゃないでしょうかね、その辺のことも心配します。確かに試作機はあくまでも試作機、完成品というのがやはり実際の農家が利用する部分だと思いますし、その価格帯というのを町のほうからも例えば、それと先ほど質問した作業の、これも答弁漏れです。今、作業員の方にしてもらうのに10アール当たり幾らの作業費がかかっているのか、1反当たり。それを言い返すと、300万の機械をリースしてそれを使ってもらって出荷するのに1反当たり10万かかったのが、機械を入れて楽になったけども、12万円かかるかもしれませんし、5万円で済むかもしれません。その辺のところ、どっちかが得かな。2万円費用がかかるけども、楽になったし、今の芝の農家を離農することなく芝の生産の拡大ができるという、そういう何かストーリーが欲しいんですよ。それもないのにまだ詰めていないということを言われちゃうと、詰めていないことをこの議会で可決、否決するのかなという、すごく今心苦しいところがあって実はこういう質問状をあえて先に出させてもらっております。
その辺のところで、繰り返しになりますけども、完成品の価格帯、それと、それを使ったところで1反当たりどのぐらいの作業委託でできるのだろうかな、現在はこのぐらいだけども、安くなるのか、高くなるのか、その辺のところも、やっぱり詰めてない中でもやはり調べてあると思いますので、お聞きして、質問を終わりたいと思います。
○議長(前田 智章君) 山下町長。
○町長(山下 一郎君) 確かに前提としては詰めてないということがありますけども、1台当たりはどの程度のイメージでするか、200万円。
それから、今は人力で結束するのは1束が大体15円で、1反、実際には1,000平米というようにはなかなかなりませんけども、そうすると、1万5,000円、1反当たりそういうことになります。だからそれは労力が大変かどうかという、そう要素は全く除外して数字だけで申し上げれば、そういったことであります。
○議長(前田 智章君) 遠藤
企画情報課長。
○
企画情報課長(遠藤 義章君) ことうら体験事業の委託料でありますけども、これにつきましては、
関西圏で専門雑誌とか新聞の広告委託料を見込んでおるというところであります。
○議長(前田 智章君) そのほか質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
9番、高塚勝君。
○議員(9番 高塚 勝君) 私は、今回の補正予算に対して反対の立場で討論を行います。
時間的な制約があった関係かもしれませんけれども、国のほうからこういう現在の状況を見て、地域消費の喚起と生活支援、それから
地方創生先行という形で補助金が出てくるわけで、これは10分の10ですね、ですからどこの市町村でも出ると思います。住民は、固唾をのんでというか、うちの町はどういうことをするんだろうかということで見てると思うんです。新聞はもう本当に毎日のように、どこどこの市はこういうことをやる、どこどこの県はこういうことをやると出ております。時間的な制約があったので住民の意見は聞かなかったと、庁内のほうでこういう計画を立てたということで、これはいたし方ない面もあると思います。ただ、先ほどから出ております、今年度やってることを殊さらに国から交付金が来るからそれをメニューに上げて、町民に例えば
進学奨励金だとか保育園の免除だとかというようなことをPRしたって町民は一つも喜ばないと思うんですね。そこがやっぱり私は欠けてると思います。先ほど町長のほうは、これを一旦上げると途中でやめるわけにはいかないということを言われました。大いにやめたらいいんですよ、だめなことはやめたらいいんですよ、やってみたけども、だめだったらやめると、そういうような形にすべきだと思います。また、こうやって交付金が来るわけですから、よし、こういうことをやってみようと、やってよければ、それはどんどん進めればいいということです。
内容を見ますと、個々を見ますと、非常になるほど、なるほどということです。でも生活支援と消費喚起、それから将来、人口が減るとか地元の企業が何とか生きていくためのということになると、もちろん東京にそういうものを出すことは悪いことじゃないです、悪いことではないけれども、もっと今の地元の方の商売がうまくいくとか、そういう形、農業、商業、工業、漁業がうまくいくとか、そういうものにお金をやっぱり私は入れ込むべきだと思います。そういう意味で、個々には非常にいいものもありますけれども、せっかくの国の交付金に対しての予算というのは、私は賛成しかねると。
また、特に芝については、いいことだと、いいことであるけども、町が頭になって率先してやるべきではないと。当事者がやはり組織がなければ組織をまずつくって、その組織の方にお願いをして、ぜひ皆さんやってくださいという形にすべきだと思います。何か町がもう一線となってやると、先ほどの町長答弁にも、先のことは何となしにまだわからないような感じ、そういうことでやることは私は反対であります。これが民間企業だったら、こういう計画はしないと思います。一生懸命職員の方もつくられたと思います、短期間で、それには敬意を表しますが、以上の理由で反対であります。以上。
○議長(前田 智章君) そのほか討論ありませんか。
語堂正範君。
○議員(4番 語堂 正範君) 失礼いたします。私は、賛成の立場で討論いたします。
確かに
地域住民生活等緊急支援のための交付金のほうは、これは事業的なものがあるんですけども、その中で、拡大、また、大きな形で行おうとしていることはすばらしいと思います。また、
地方創生先行型事業のほうは、自分が見る限り新規事業がほぼだと思っております。これは、継続事業がいけないというもともとの要綱がありましたので、それに対して1月当初から本当に話し合われた結果、こういう形で各課からいろんなアイデアのもとに事業が構築されたと自分自身は考えます。
第二成人式等25歳という形で、なかなかちょっと思い切ったなと思いまして、これは今後も新たな指標になったりもしますし、成功していただければと思います。また、芝生のほうですが、いろいろと議論はありますが、私自身、やはり鳥取県は全国で2位の産地、また、県内では琴浦町が県内2位の産地になっております。やはりこの芝に対しての試みを行うことは私は大切なことと自分自身は考えます。また、ワールドトレイルズ、また、コナンミステリーツアーの件ですが、こちらのほうは、地方創生のほうは地域間連携を推進しております。こういう観点でも、こういう事業を構築することはよいことではないのかなと思います。また、
自主防災組織の向上等、これはやはり地域を守る上で絶対に必要なことですので、進めるべきだと考えます。よって、私は、賛成することが適切だと考えます。以上です。
○議長(前田 智章君) 反対討論はありませんか。
13番、青亀壽宏君。
○議員(13番 青亀 壽宏君) 私は、この補正予算に反対の立場で討論に参加したいと思います。
今回の補正は、
地方創生先行型というメニューを組んだものであります。
地方創生先行になっているのだろうか。これまで琴浦町がやってきたことを上げて、国の交付金の財源措置を確保すると、そして1年間で例えば
総合戦略策定事業あるいは公共施設等総合管理計画策定事業、これは義務づけられたものが載っている。あとは、なかなか継続するのかしないのかわからない。そして先行型で戦略的に地方創生に取り組もうという意思がこの中には明確に出てこないというふうに感じています。議論にあったように、芝の活性化を目的とした機械の開発を地方公共団体である琴浦町が事業主体になってやるということは本末転倒であります。芝産業に従事する経済団体が一生懸命そういう構造改革をする、機械の開発をする、それで町が一定の補助金を交付しながら支援をすると、こういう形でないと、やはり民間企業や民間業者、民間が元気になって琴浦町が発展するということにはつながらないのではないかというふうに思います。もっともっと、質疑でも言いましたけれども、高校生になったらたくさんお金がかかって大変だ、通学支援するとか、あるいは食育も兼ねて給食費を半額あるいは全額免除するとか、そういうような未来に向けた先駆的な方針を出すべきではないかと思います。これではなかなか町民は納得しないだろうと思います。そういう意味で、もっともっと地域を元気にするようなことを真剣に考えてほしいし、果物や野菜の流通をいわゆる行政の方はもっと研究してほしい、つぶさに見てほしい、本当に役立つのか、そういうところが問われてるというふうに強く感じます。よって、残念ながらこの補正予算については賛成いたしかねますので、反対討論といたします。以上です。
○議長(前田 智章君) 賛成討論はありませんか。
山田義男君。
○議員(5番 山田 義男君) 私は、今回の
一般会計補正予算の賛成討論をいたします。
特にきょうは芝結束機の開発のことで論議が活発であります。皆様御存じのとおり、琴浦町は芝の発祥地として県内外に知れ渡っております。芝の生産者の高齢化、担い手不足、労働不足によりこの地が衰退してはならないと思っておりますし、また、労働不足、省力化、出荷の時間短縮の生産向上には、やはり結束機の予算が必要だと思います。今回の論議の中で、税金を投入してまで開発する必要があるのかという反対意見もございましたが、私は、やはり地元産業を守るためにもこの予算措置は必要であります。確かにリスクも伴うこともありますが、やっぱりチャレンジをしていく必要もあると思います。地元産業を守るためにも予算措置は必要であり、私は、よって賛成し、賛成討論といたします。
○議長(前田 智章君) そのほか討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第3号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(前田 智章君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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◎日程第7 閉会の議決
○議長(前田 智章君) 日程第7に進みます。
お諮りいたします。
今期臨時会に付議された事件は全て終了いたしました。よって、会議規則第7条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(前田 智章君) 御異議なしと認めます。よって、
今期臨時会は、これをもって閉会することに決しました。
これにて平成27年第1回
琴浦町議会臨時会を閉会いたします。御苦労さんでございました。
午後0時03分閉会
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