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平成25年第 6回定例会(第4日 6月20日)

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  1. 琴浦町議会 2013-06-20
    平成25年第 6回定例会(第4日 6月20日)


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    平成25年第 6回定例会(第4日 6月20日) ────────────────────────────────────────   第6回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第4日)                         平成25年6月20日(木曜日) ────────────────────────────────────────                         平成25年6月20日 午前10時開議 日程第1 25年陳情第6号 デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の              改善と中小企業支援策の拡充を求める陳情書 日程第2 25年陳情第8号 地方財政の充実・強化を求める陳情 日程第3 25年陳情第4号 違法な臓器生体移植を禁じることを求める陳情書 日程第4 25年陳情第5号 年金2.5%の削減中止を求める陳情 日程第5 25年陳情第7号 日本のTPP(環太平洋連携協定)交渉への参加反対を求め              る陳情書 日程第6 議案第  61号 琴浦町一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定につい              て 日程第7 議案第  62号 平成25年度琴浦町一般会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第  63号 平成25年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第  64号 平成25年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第  65号 平成25年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第1号)
    日程第11 議案第  66号 平成25年度琴浦町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第  67号 琴浦町税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改              正について 日程第13 議案第  68号 琴浦町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 日程第14 議案第  69号 琴浦町長等の給与の特例に関する条例の制定について 日程第15 議案第  70号 琴浦町職員の給与の特例に関する条例の制定について 日程第16 議案第  71号 財産の取得について(スクールバス車両) 日程第17 議員提出議案第4号 デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃                金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出                について 日程第18 議員提出議案第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について 日程第19 議員提出議案第6号 年金2.5%削減中止を求める意見書の提出について 日程第20 議員派遣について 日程第21 閉会中における委員会の継続調査活動について 日程第22 閉会の議決       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 25年陳情第6号 デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の              改善と中小企業支援策の拡充を求める陳情書 日程第2 25年陳情第8号 地方財政の充実・強化を求める陳情 日程第3 25年陳情第4号 違法な臓器生体移植を禁じることを求める陳情書 日程第4 25年陳情第5号 年金2.5%の削減中止を求める陳情 日程第5 25年陳情第7号 日本のTPP(環太平洋連携協定)交渉への参加反対を求め              る陳情書 日程第6 議案第  61号 琴浦町一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定につい              て 日程第7 議案第  62号 平成25年度琴浦町一般会計補正予算(第1号) 日程第8 議案第  63号 平成25年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第9 議案第  64号 平成25年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第  65号 平成25年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第  66号 平成25年度琴浦町水道事業会計補正予算(第1号) 日程第12 議案第  67号 琴浦町税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改              正について 日程第13 議案第  68号 琴浦町後期高齢者医療に関する条例の一部改正について 日程第14 議案第  69号 琴浦町長等の給与の特例に関する条例の制定について 日程第15 議案第  70号 琴浦町職員の給与の特例に関する条例の制定について 日程第16 議案第  71号 財産の取得について(スクールバス車両) 日程第17 議員提出議案第4号 デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃                金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出                について 日程第18 議員提出議案第5号 地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について 日程第19 議員提出議案第6号 年金2.5%削減中止を求める意見書の提出について 追加日程第1 議員提出議案第7号 川本議長に対する問責決議の提出について 動議     小椋議会運営委員長に対する問責決議の提出について 追加日程第3 石賀栄君に対する懲罰の動議 日程第20 議員派遣について 日程第21 閉会中における委員会の継続調査活動について 日程第22 閉会の議決       ───────────────────────────────                  出席議員(18名)         1番 語 堂 正 範        2番 山 田 義 男         3番 新 藤 登 子        4番 藤 堂 裕 史         5番 藤 本 則 明        6番 高 塚   勝         7番 小 椋 正 和        8番 手 嶋 正 巳         9番 金 田   章        10番 武 尾 頼 信         11番 青 亀 壽 宏        12番 前 田 智 章         13番 桑 本   始        14番 井 木   裕         15番 山 下 一 成        16番 大 田 友 義         17番 石 賀   栄        18番 川 本 正一郎        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(1名)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ─────── 山 本 秀 正  局長補佐 ────── 阿 部 信 恵       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ───────── 山 下 一 郎  副町長 ─────── 江 原   修  教育委員長 ────── 石 前 富久美  教育長 ─────── 小 林 克 美  会計管理者兼出納室長 ─ 生 田 満由美  総務課長 ────── 西 長 和 教  企画情報課長 ───── 遠 藤 義 章  商工観光課長 ──── 小 泉   傑  税務課長 ─────── 田 中   肇  町民生活課長 ──── 小 塩 久 志  福祉課長 ─────── 川 上 強 志  健康対策課長 ──── 坂 本 道 敏  農林水産課長 ───── 八 田 辰 也  上下水道課長 ──── 谷 口   朗  建設課長 ─────── 澤 田 勝 徳  教育総務課長 ──── 岩 船 賢 一  社会教育課長 ───── 戸 田 幸 男  人権・同和教育課長 ─ 森   実 男  農業委員会事務局長 ── 井 上 泰 子  代表監査委員 ──── 松 田 道 昭       ───────────────────────────────                午前10時00分開議 ○議長(川本正一郎君) おはようございます。  ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。  本日届け出のあった事故者は、議員では、藤堂裕史君が所用のために遅刻する旨の連絡がありました。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 25年陳情第6号 及び 日程第2 25年陳情第8号 ○議長(川本正一郎君) 日程第1、25年陳情第6号と日程第2、25年陳情第8号の2件を一括して議題といたします。  これらの陳情につきましては、総務常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  総務常任委員長、金田章君。 ○総務常任委員会委員長(金田 章君) 請願・陳情審査結果報告書。本委員会に審査付託された請願・陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項及び95条の規定により報告いたします。  受理番号、25年陳情第6号につきましては、6月の10日に審査いたしました。デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める陳情書でございます。審査の結果は、採択と決しました。  委員会の意見といたしましては、願意は妥当と認めるということで、関係機関へ意見書を送付いたします。  25年陳情第8号、これにつきましては、同じく6月10日、地方財政の充実・強化を求める陳情につきまして、審査の結果、採択と決しました。  委員会での意見です。願意は妥当と認めるということでございます。以上でございます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 陳情6号ですけども、採択ということですけども、大幅な最低賃金の値上げということなんですけども、いいことなんですけども、企業というか、雇用主にとっては、大幅に上がるということは、企業の業績だとかそういうことがあるんですけども、その辺の論議はどういうような論議があったでしょうか。 ○議長(川本正一郎君) 委員長、金田章君。
    総務常任委員会委員長(金田 章君) これにつきましては、一人の方は、最低賃金は、生活保護基準の最低金額に近づくようにすると、生活保護基準より賃金が下がってしまう、そうすると、ここは3級地だから、1級地の東京とは格差がどんどん広がってしまうんじゃないかと、そういうことで、大体鳥取県内は二、三円が今までの上昇していく相場でございましたが、そういうことを、生活保護基準より低いなんていうことは許されんということで、これに対して、中小企業に対して、これはもちろん支援も拡充するということも求められるということ、陳情の中にですね、そういうことがいろいろ話に出ました。以上です。 ○議長(川本正一郎君) よろしいでしょうか。  そのほか質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 総務委員長にお伺いします。今の最低賃金の分の琴浦町における最低賃金がどれだけあるのか、総務委員長としても、琴浦町の零細企業の現状というものがあると思うんですけども、そういう面で、総務委員会としても、今、委員長お答えになりました生活保護費よりも安いということもありますけども、それが琴浦町の企業の実態というものがどうなのかということを意見として出たのか、委員長の考えをお聞きしたいと思います。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 委員長、金田章君。 ○総務常任委員会委員長(金田 章君) そういう御意見はありませんでした。話もございませんでした。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 今、総務委員長の方から、琴浦町の現状の中で話は出なかったということなんですけども、やはりそれを踏まえて、最低賃金の琴浦町における実態ということを踏まえて意見を出された方がよかったのではないかなと私は思いますけど、もう一度お願いします。 ○議長(川本正一郎君) 委員長、金田章君。 ○総務常任委員会委員長(金田 章君) よくわかりました。この陳情は、これに類する陳情は毎年読んでますので、次回からは十分に参考にさせていただきます。ありがとうございます。 ○議長(川本正一郎君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、25年陳情第6号、デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める陳情について、討論に入ります。討論ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 委員会では採択……。 ○議長(川本正一郎君) 討論は演題の方でお願いします。 ○議員(6番 高塚 勝君) 委員会の報告は採択でございますけれども、私は、採択ではなしに、趣旨採択にすべきだと思います。  その理由は、皆さん御存じのように、最低賃金というのは法的に守らないけません。これ以下で雇用というのは、これは法律で罰せられるということです。一部のものを除いて。実際は、最低賃金で、皆さんもよく御存じです。いろいろなチラシだとか、いろいろハローワークに出ておりますけども、最低賃金で雇用する企業はございません。ほとんどそれ以上になっております。やはりそれは幾ら最低賃金があっても、実際の実勢価格というものはその職種によって700円になったり800円になったり1,000円になったりするわけです。法的にやはり最低賃金というものはむやみに上げることは企業にとっても大変だということであります。非常に内容的にはわかるんですけども、採択ではなしに、趣旨採択が適当だと思います。以上。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  新藤登子君。 ○議員(3番 新藤 登子君) 私は、委員会として、賛成討論をいたします。  去年にもこの委員会に付託されました最低賃金ですけども、採択をいたしました。先回、委員会で話し合いしました結果、委員長も先ほど報告しましたとおりに、やはり今、2円から3円という上げ幅で、なかなか生活もできないということが、ほとんどの方がです。そして先ほど委員長が申しました生活保護基準よりも低いというのは、これは許されないということも話をされました。そういうことになると、賃金を上げてもらうには、やはり中小企業の方にも支援の拡充ということも求めなければならないと思います。委員会としては、賛成討論とさせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 私は、趣旨採択ということで討論を行いたいと思います。  先ほどは委員長に対して、琴浦町の企業の状態ということも把握しておられるかと言いましたら、把握はできてないと、委員の中でもそういうふうな話はございませんでしたということになりますと、今の琴浦町における企業というものの現状というもの、これを踏まえたら、趣旨採択が妥当ではないかなというふうに私は思いますので、趣旨採択を選択していただきたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 私は、この陳情に対して採択すべきだという立場で討論に参加をいたしたいと思います。  陳情書を見ていただけるとわかりますように、デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める陳情というふうになっております。したがいまして、これは最低賃金を改善しつつ、中小企業の支援を拡大をするということがセットになっている案件でございます。先ほどから趣旨採択という御意見がありますけれども、請願・陳情は可とするか否とするかというのが原則であります。したがいまして、趣旨採択というのは本来はあり得ない問題だと思います。  近年、最低賃金の改定を見ますと、生活保護基準に基づいて、生活保護基準を下回らないような形の改定が行われています。そうしますと、東京が1類で、我々の地域は3類というふうになります。賃金の格差がますます広がってくるのが現状であります。ここで強調しているのは、全国どこでも最低賃金として一定の賃金を確保することが日本の国民の労働者、あるいは地域社会にとって極めて重要だということを訴えておりますので、私は、これを採択して、国にしかるべき有効な施策をとるよう意見書を上げるべきだというふうに思います。  以上、採択すべきという討論をいたしまして、私の討論といたします。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択するのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。  次に、25年陳情8号、地方財政の充実・強化を求める陳情について、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 25年陳情第4号 及び 日程第4 25年陳情第5号 ○議長(川本正一郎君) 日程第3、25年陳情第4号と日程第4、25年陳情第5号の2件を一括して議題といたします。  これらの陳情につきましては、教育民生常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  なお、委員長がまだ議場におられませんので、かわって教育民生常任委員会副委員長、語堂正範君から報告を求めます。 ○教育民生常任委員会副委員長(語堂 正範君) 失礼いたします。  陳情審査報告。本委員会に審査付託された陳情を審査した結果、次のとおりに決定したので、会議規則第94条第1項及び第95条の規定により報告いたします。  平成25年6月10日、同陳情を審査した結果、陳情第4号、違法な臓器生体移植を禁じることを求める陳情書については趣旨採択、陳情第5号、年金2.5%の削減中止を求める陳情は採択といたしました。以上です。 ○議長(川本正一郎君) ただいまの副委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) まず、違法な臓器生体移植を禁じることを求める陳情書についての質問をいたします。  陳情項目を見ますと、各都道府県、市町村は、管轄下の住民が臓器移植の目的で中国に渡航することを禁止する条例を制定することとなっております。2番は、日本国政府にでありますけれども、これについて、結論は趣旨採択ということでございますが、これは穏やかではございません。なぜならば、我が町の条例について、臓器移植の目的で中国に渡航することを禁止する条例をつくれということに理解を示すという内容になっております。これは果たしていわゆる交流の自由だとか通交の自由だとか、そういうふうな基本的人権にも抵触する問題ですし、我が町がそのような条例について前向きに検討すべきだということにもとれかねませんが、その辺はどういう議論をされたのか、お示し願いたい。 ○議長(川本正一郎君) 副委員長、語堂正範君。 ○教育民生常任委員会副委員長(語堂 正範君) お答えいたします。  先ほどの青亀議員から言われたところに対しては、議論としては上がりませんでした。ただ、こういうことがあるのではという、あいまいな情報になってしまうのかもしれませんけども、そういうことがあるのにしてはゆゆしき事態だということを考えました。また、渡航に関して自治体でどうこうするべき話じゃなく、国の方での対応なので、委員会としては、特に議論は上がっておりません。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほか質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  初めに、25年陳情第4号、違法な臓器生体移植を禁じることを求める陳情について、討論に入ります。討論ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) この陳情については、提出者を見ますと、個人の方でございます。それも県外でございます。そして先ほど私、質疑で申し上げましたように、各都道府県、市町村は、管轄下の住民が臓器移植の目的で中国に渡航することを禁止する条例を制定することだと、こういうことが求められています。私は、これを制定することに議会が理解が示すということは極めて問題があるし、憲法違反の疑いがある。もちろんそういう条例を制定してはならないというふうに思います。  2番、日本国政府に対して下記のことについて強く要求するということで、臓器移植の目的で中国に渡航することを禁止する法律をつくることとか、あるいは臓器狩りの悪行を停止するよう中国当局に促すこととか、首謀者を起訴することとか、中国共産党に要求することとかということが列記されております。これはいわば内政干渉に当たる項目ではないかと私は思います。  したがいまして、このような陳情を趣旨採択という形で、願意はわかるけれどもというようなことは、私は許されないのではないかと思います。  したがいまして、結論といたしまして、この請願・陳情については不採択とすべきだというふうに主張して、私の討論を終わります。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほかありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、趣旨採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり趣旨採択と決しました。  次に、25年陳情第5号、年金2.5%の削減中止を求める陳情について、討論に入ります。討論はございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 委員会では採択ということでございますが、私は、趣旨採択すべきということで討論をいたします。  これは本来、今まで下げるべきだったのがいろいろな事情で下げてなかったと、それをもとに返したということであります。ただ、陳情の方は、確かに低所得者の方に対しては非常に酷なことであります。ただ、年金は、たくさんもらっておられる方もたくさんあるわけです。そういう方まで2.5%カットというのは私はだめじゃないかと。やはりもとの規則に返って2.5はカットする。ただし、低所得者に、年金が少ない方に対しては、何かの方策を立てるべきだと思います。一律にすべて年金を2.5%カットというのはだめであります。御存じのように消費税が上がる時点で国は年金生活者支援給付金というものを、制度を設けて、消費税が上がればという前提条件がありますけど、高齢者に対してはそういうような手当てもやっております。したがいまして、採択ではなしに、趣旨採択ということであります。以上。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論はございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 年金2.5%の削減中止を求める陳情について、先ほど趣旨採択にすべきだという反対意見がございましたので、私は当該委員会には所属しておりませんけれども、手が挙がらなかったようですので、討論に立ちたいと思います。  琴浦町の年金の総支給額はおよそ73億円であります。最も巨大な産業であると言ってもいいと思います。年金2.5%は、物価が下落したということを理由にして、3年間かけて年金を削減するということであります。しかし、消費者物価指数の中身を見てみますと、例えばパソコンだとか薄型テレビだとかデジカメだとか、そういう家電製品がほとんどであります。そういうものは、機能が多くなると値段が下がるという、そういう消費者物価指数の指数のとり方のそういうテクニックというか方法によりまして、物価が大きく下がったようにカウントされるようになっております。そういう中で、一方、毎年上がっている社会保障、健康保険料だとか、そういう負担は消費者物価指数にはカウントされていません。この社会保障負担がふえて、年金生活者の負担を脅かしているわけであります。したがいまして、そういうことを考えるならば、実質的には物価が下落してないのに、年金を2.5%、物価が上昇していると言って削減することは、極めて欺瞞に満ちたやり方ではないかというふうに思います。  したがいまして、高齢者の生活を支える年金をきちっと確保する、地域経済の根幹ともなるべき年金の削減額を極力控えるという観点から、この請願を採択して、国に送るべきだというふうに主張して、私の賛成討論といたしたいと思います。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。
                      〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり採択と決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 25年陳情第7号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第5、25年陳情第7号、日本のTPP(環太平洋連携協定)交渉への参加反対を求める陳情書を議題といたします。  この陳情につきましては、農林建設常任委員会に審査付託しておりますので、委員長に審査結果の報告を求めます。  農林建設常任委員会、手嶋正巳君。 ○農林建設常任委員会委員長(手嶋 正巳君) そういたしますと、請願・陳情の審査報告書。本委員会に審査を付託された請願・陳情を審査した結果、次のとおり決定したので、会議規則第94条第1項及び第95条の規定により報告します。  受理番号は、25年陳情第7号であります。付託年月日は25年の6月10日。件名は、日本のTPP(環太平洋連携協定)交渉への参加反対を求める陳情書。審査の結果は趣旨採択。委員会の意見は、願意は理解できるということであります。農林建設常任委員会委員長、手嶋正巳君。琴浦町議会議長、川本正一郎様。以上であります。 ○議長(川本正一郎君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 趣旨採択ということでございますけれども、陳情書を読んでみますと、陳情の趣旨は、鳥取県民、国民の利益に反するTPP(環太平洋連携協定)交渉に日本が参加することに反対することとなっております。これに対して趣旨採択ということでございますけれども、よくよくずっと読んでみますと、酪農の問題なんかもかなり詳しく書かれております。酪農業についていえば、我が琴浦町でも大変重要な位置にあります。酪農家が40戸前後だと思いますけれども、20ヘク、25ヘクぐらいの耕地面積を飼料作物をつくっていると、それらがあるから荒廃農地が今の状態で維持できているというようなこともあります。これがTPPがもし行われると、酪農は壊滅するというのが政府の主張でもありますし、県の同じような主張でもあるというふうになります。となったときに、我が琴浦町は、こういうTPPがもし実行された場合にはどうなるのかということは、戦慄を覚えるようなことじゃないかというふうに思います。ここでは、この文章を見る限りにおいては、地方自治法99条によって、国に対して意見書を上げてくれということは書いてないわけですけれども、ですから、意見書を上げる、上げないという問題は別にして、この願意を趣旨採択じゃなくて採択にするという方法もないことはないんじゃないかというふうに思うんです、これを見る限りにおいては。そういうところを含めたら、今、大問題になっているTPP問題について、委員会でどういうふうなことを議論されながら、我が琴浦町の基幹産業の農業をどう守っていくというふうにお思いでこの結論を出されたのかというとこら辺をひとつお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) 委員長、手嶋正巳君。 ○農林建設常任委員会委員長(手嶋 正巳君) この件につきましては、3月の定例会のときと同じパターンだというふうに理解しておるわけです。どういうことかといいますと、うちの議会としては、初日の日の3月の8日ですね、この日にうちの単独ということで、TPP交渉には、食の安全、安定供給、食料自給率の向上、国内農業、農村の振興などを損なわないよう配慮するこということと、聖域なき関税撤廃は前提としないということで提出いたしておるわけであります。その後に、今、同じ欄のとこですかいね、陳情が上がってきたわけです。そういう流れがあった状況があるわけでして、うちの単独で出しとる意見を当然尊重するのが建前だというふうに我々は理解しておるわけであります。うちの委員会としても、それぞれの委員がそれぞれの立場で勉強していただいておるというふうに理解しておるわけでありまして、その意見を総合した結果、やはり今回も趣旨採択にするのが妥当であるという判断に至ったということでありますので、御理解を賜りたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) 青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 3月のときというふうな、同じような内容だということがお答えだというふうに理解させてもらいますけれども、しかし、TPPをめぐる情勢は、3月から今の時点になってくると大きく変わって、日米共同声明でそういうふうな形が話し合われたり、アメリカの自動車産業が関税をほぼ永久的にそのまま維持するだとか、いろんな変化が起こってるわけです。  それから、3月議会では、3月議会冒頭に、議員発議として、そういう政府の行動に影響力を行使しようという形で意見書を初めに上げた上での陳情に対する審査結果だったというふうに思っているんです。そういう観点からいくと、もちろん陳情をされた方の気持ちもありますけれども、我が町が置かれている状況を考えたときには、やはりこれは死活的な問題ですから、そういうことを前向きにとらえた対応というのが必要ではないかと思うんですが、そこら辺はいかがでしょうか。 ○議長(川本正一郎君) 委員長、手嶋正巳君。 ○農林建設常任委員会委員長(手嶋 正巳君) 確かに青亀議員のおっしゃる内容は、うちの委員全員がよく理解していると自分は判断いたしております。確かに琴浦町に対する、何ていうんですか、損害ですか、そんながどれぐらいあるかというようなことも、当然青亀議員も御存じでしょうし、うちの委員もその辺はよく踏まえて判断をしていると思います。ただ、新聞等によりますと、7月の中旬ぐらいですか、これから交渉に入っていくというか、そういうふうな新聞報道もなされておるわけでありますから、現段階においてどうだこうだと言っても、ちょっとそれはあらへんかなと。確かに琴浦についての負担は相当あるということだけは各委員は十分理解しておると思っておりますし、自分もそういう判断でおるわけでありますから、どうでもいいとか、そんなことは一つもありませんし、ただ、現状から判断するならば、やはりここは趣旨採択が妥当であるということで、御理解賜るしかないんじゃないかなと思います。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 6月6日に議会と農業委員会が共催をいたしまして、TPPに関する講演会を行いました。鳥取大学の小林一教授がこの中で注目すべき報告をされました。それは、新自由主義という考え方が、今、それぞれの国の国民の命、生存権を脅かしつつある、そういう領域に入ったという指摘でございました。これは大変重要な指摘でありまして、この新自由主義の具体例がTPPであります。多国籍企業と言われていますけれども、その実は、無国籍企業が国境の枠を超えて課税の安いところに、公害規制の少ないところにグローバルに暴れ回るといいますか、展開して、利益、富を蓄積している。そういうもとで各国の国民が食糧や基本的な生活を脅かされるという事態がTPPではないかというふうに思います。  ここで、陳情書にあるように、意見書を上げてくれということもありません。あったかもわかりませんけれども。やはりこれは農業立町である琴浦町の議会は、この願意をしっかり受けとめて、趣旨採択ではなく、採択をして、きっちりそれに、期待にこたえるべきだというふうに私は確信をいたします。  よって、これは趣旨採択ではなく、採択とすべきだという討論をいたしたいと思います。以上であります。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  語堂正範君。 ○議員(1番 語堂 正範君) 失礼いたします。  私は、趣旨採択ではなく、採択をするべきと考えて、討論いたします。  農業どころである我が琴浦町が、まずは初めに先陣を切ってTPPを反対するのは、しなくてはいけないと自分は考えます。これは、都心部の方では全くTPPの議論が巻き起こっていない中、地方からTPP反対を盛り上げていかなくてはいけないというのは確実なことだと思います。また、農業分野以外にも、医療、また雇用、多方面にわたるこのTPP交渉は、自分自身は危険と考えます。  よって、趣旨採択ではなく、採択するべきと自分自身は考えます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論ございませんか。  小椋正和君。 ○議員(7番 小椋 正和君) 私は、趣旨採択に賛成の立場で討論させていただきたいと思います。  私たちは、先ほど委員長が申しましたように、確かにTPPというのはいろいろとこの間、青亀さんも言われたように、講演も受けたり、研修もしてきました。しかし、今現在、政府はTPPに向けて進んでいる状況下にある中で、今さらこの文書に書いてあるように反対するという文言がある限り、私たちは、私たち独自で出しました琴浦町議会の意見書というものがいかに重要なものかということを踏まえて、私は、それ以上でもなし、それ以下でもなし、やはり趣旨採択が妥当だというふうに思います。以上。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより本件を採決いたします。  本件に対する委員長報告は、趣旨採択とするのが適当であるとの報告であります。  本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本件は、委員長報告のとおり趣旨採択と決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第6 議案第61号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第6、議案第61号、琴浦町一般職の任期付職員の採用に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第61号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第7 議案第62号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第7、議案第62号、平成25年度琴浦町一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) お尋ねします。提案理由の説明のところであったかもわかりませんけれども、再度お願いをいたします。  予算書のページ数でいいますと19ページであります。一番下のところです。林業振興費の中の負担金補助、交付金で、県緑の産業再生プロジェクト事業補助金1億円ですが、この内容を細かく報告をお願いしたいということです。  それから、次のページで、21ページですね。一番下の方ですが、これも、土木費の道路橋梁費の道路新設改良費の中に委託料で、不動産鑑定委託料というのが100万円組んであります。これの場所も聞きたいわけですが、不動産鑑定というものは信頼できるのかと聞きたい。以上2点。 ○議長(川本正一郎君) それでは、答弁の方を、山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 19ページの林業振興費の1億円につきましては、農林水産課長の方で答えさせます。  それから、21ページの不動産鑑定のことでありますが、これは信頼をしております。信頼に足るものというふうに考えております。以上です。 ○議長(川本正一郎君) それでは、八田農林水産課長。 ○農林水産課長(八田 辰也君) それでは、先ほどの御質問に対しまして回答いたしたいと思います。  緑の産業再生プロジェクト事業というのは、国の事業、林野庁の事業でありまして、それを県の方で緑の産業再生プロジェクト事業というふうに名づけたものであります。それを受けてやるものでありますけども、内容については、事業主体が医療法人社団もりもとさんですけども、事業の名称につきましては、具体的にはサービスつき高齢者向け住宅というものの建設に充てるということでございます。高齢者向け住宅というのはじゃあ何かということなんですけども、基本的にはバリアフリーで安否確認とか生活相談などのサービスがついた高齢者向けの住宅、基本的にはアパートであるということでありますけども、それに各種のサービスがついたものというふうに理解していただければと思います。  そういったような高齢者向けの住宅をつくりますよということなんですけども、具体的な場所はどこかということですが、浦安駅の東側になりますが、現在、森本医院の建っている場所の裏側ということになります。実際の構造としましては、木造平家建て、延べ床面積が980平米というふうに聞いております。事業費が2億2,100万円ということでありまして、約その半分の1億円が補助事業、補助金ということになります。事業期間としましては、今年度中ということで、具体的にはことしの8月から来年の1月末ぐらいまでをめどに工事にかかりますよということで、今、計画としては上がっております。居室としては20部屋を予定しておりまして、林野庁の事業ですので、モデル的に木のよさを皆さんに知っていただきたいということが趣旨であります。その関係で、居室部分と、あわせて地域交流室、それから食堂というものに県産材を中心に使って建てるというものでございます。事業としましては、そういった木をふんだんに使って、木のよさを知っていただく、安心して暮らしていただけるような高齢者向けの住宅を建設するということでありますけども、当然森本医院さんの併設している、近くにあるということでありますので、各種診療所とか介護についても連携を密にとってやっていくというようなことでございます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 1億円の部分についてはわかりました。  不動産鑑定料の問題ですが、町長は、答弁では信頼できるとしか答えられんと思いますけれども、これまで私が議員をやってる中では、不動産鑑定士に依頼して不動産の単価をいろいろ策定をして、いわゆる土地を買ったり売ったりというようなことをする中で、極めて単価が大きくかけ離れるようなことが起こっているというのも現実だというふうに思ってます。ですから、町村が用地を取得する場合に、不動産鑑定士で一本やりの今のようなやり方で、果たしてそれが適正価格なのかどうなのかということら辺は、やはり税金を使って用地を取得するわけですから、もう一度原点から考えていくときが来ているんじゃないかと思うんですが、町長はいかが思いますか。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 何をもって適正価格とするのだということを考えたときに、今のシステムとして、やはり不動産鑑定士に頼んで適正な価格を出してもらうということ、それが一番客観的な、合理的な価格、あるいは説明できる価格というふうな認識をしておりまして、やはりそういう方式でいくという考え方であります。 ○議長(川本正一郎君) 青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) そういう答弁をしながらこういう予算書を提案するということで、合理性はあるわけですけれども、実際の話、地価がどんどん下落をしてきたり、いろんな社会経済情勢が変化する中で、最少の経費で最大の効果を上げるのは行政の責務だとすれば、そういう時代に即応した形でそういういろんなシステムを見直すということも考えの選択肢の中に入れるときが来ているのではないかというふうに私は思います。したがいまして、きょうはこの予算書の問題にかかわって私は質問をしておりますけども、近い将来、今後の問題として提起をして、行政の内部でもぜひそういう観点からもメスを入れるなり、改革をするなり、お願いをしたいと思いますが、そういう方向づけやそういう考え方について町長はどうお考えですか。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 我々は、適正な価格、合理的な価格というのは不動産鑑定士というふうに思っております。それ以外に、今、青亀議員がおっしゃったことはどういうことなのか、具体的にはどういう手法があるのかということが少しわかりにくかったわけでありますけれども、そういうものがあれば、そういうようなものも今後は参考にして、それはどうあるべきかということを検討をすることもやぶさかではありませんが、普通に考えまして、不動産鑑定士での価格ということが今の社会のシステムの中にありましては一番合理性、妥当性、的確性があるようには思っております。 ○議長(川本正一郎君) そのほか質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 予算書の11ページです。企画費、19の負担金、補助金、空き家再生等推進事業補助金4,166万6,000円、説明では、塩谷定好さんの家屋の補修ということをお聞きしたんですけども、この塩谷さんのおうちの今回の総事業費が幾らなのか。その総事業費の中の国、県が1,766万6,000円ですね。あと町の補助金が幾らなのか。それから、自己負担、NPO法人さんがされるようですけども、自己負担が幾らなのか、お願いします。  それから、これが完成した暁にはどういうような運営をされるのか。有料施設なのか無料施設なのか。どういうような形、NPO法人がやるについて、もう自主的に、町は一切関係なしにやられるのか。町がNPO法人に委託をして、運営費を出すのか出さないのか。その辺をお願いします。  今回の事業の中に、これはほんの建屋の改修費だけなのか。そういうような費用も入っているのか。以上、よろしくお願いします。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 11ページの空き家再生の4,166万6,000円につきましては、概算約5,000万という総事業費であります。それのうちの3分の1は国庫の補助金であります。それと、町の持ち出しは、その5,000万の3分の1とプラス3分の1の半分で、NPO法人は約800万ちょっとの負担という枠組みで考えております。したがいまして、この4,166万6,000円は、国庫の3分の1と、あと残った町の負担分を合わせたものが4,166万6,000円ということで、NPO法人は、今のところ約800万円ぐらいはNPO法人で調達をしてもらうというふうに考えております。  そして、この施設の運営につきましては、NPO法人の方でそれをしてもらう、運営なんかを全部してもらうということになります。やはりこれだけの大きな事業費で取り組んでいく。塩谷定好さんの国内、国外における評価もあるわけでありますが、いずれにいたしましてもNPO法人で、今後、地域でのイベントとかいろんな工夫をしてもらって、ぜひこの事業を成功させなければならない、成功していただきたい、そういう期待も強く持っておるところであります。  少し補足の説明につきましては、担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) それでは、御説明いたします。  先ほど町長の方が説明をいたしましたけども、事業費については5,000万円でございます。事業につきましては、社会資本整備総合交付金の空き家再生推進等事業というもので、国土交通省の事業でございます。その負担割合につきましては、国が3分の1、町が3分の1、事業主体、今回はNPOでございますけども、3分の1、これが基本の負担でございます。
     町の負担の考え方、さらにプラスして、先ほど町長の方も説明をされましたけども、町は2,500万というもので、3分の1プラス3分の1掛ける2分の1の補助を考えております。それにつきましては、2分の1の補助という根拠でございますけども、琴浦町の文化財保全・保護活用事業補助金交付要綱というものがございまして、文化財の保護、保全等が必要と認められる事業につきましては、補助事業の残額に対して2分の1を補助するという要綱がございますので、それを準じた形で、この塩谷定好生家というものは文化財に準じるというもので、2分の1のかさ上げをするというものでございます。  それと改修につきましては、建物と庭ということでございます。それと運営につきましては、NPO法人が運営なり維持管理をされるということでございます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 今後、これ完成しますね。完成してからは、もうNPO法人にすべてやっていただいて、町からの費用だとか、そんなん一切要らないのか要るのか。建物はできました。展示がしてあります。その時点で、NPO法人がやられるんだから、後はもう勝手にどうぞということなのか。町も財政的な、維持管理費だとかその他もろもろはどうなるのか。そこをお願いします。  それから、これ、民間ですから、固定資産税等は、これだけの施設を改修されるわけですから、固定資産税でも大変だと思うんですけども、そういうものはどうなるのか。実際できてからのものはどういう、これだけのお金をかけて、これだけの整備をされるんですけども、実際できてからはどういう形になるのか。これをお願いします。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 塩谷定好の写真館をつくった後の運営とか、運営に伴っていろんなもろもろの経費が発生するということは当然予想されるわけであります。基本的にはNPO法人がやはり運営をしてもらう、運営をするということであります。経常的な経費やいろんなイベントなんかでどういう費用が発生するのか、どうなるのかというような部分の中にありましては、それはまだ話としては詰まっておりませんが、基本的にはNPO法人の責任において、企画において、努力において収支決算をしてもらうというのを基本として考えております。  それで、建物の所有権はNPO法人が所有権を取得するということになります。土地につきましては、それは個人の所有でありますけれども、使用貸借契約とかという、そういう権利のもとになります。  そして当該建物に対する固定資産税はどうかということについては、ちょっと担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) 遠藤企画情報課長。  暫時休憩いたします。                午前10時59分休憩       ───────────────────────────────                午前11時15分再開 ○議長(川本正一郎君) それでは、再開いたします。  先ほど遅刻ということを連絡を受けておりました藤堂議員でありますけども、腰痛のために本日欠席する旨の連絡がありましたので、報告いたしておきます。  それでは、先ほどの高塚議員の質問に対しまして、答弁の方を、山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 私の後段の部分の発言で、少し錯誤の部分がありました。現時点での一つの計画をもとに説明をさせていただきますが、まず、当該土地につきましては、個人からNPO法人が無償で譲渡、つまり土地はNPO法人が所有権を取得するということになります。そうなります。それから、建物は、無償で貸し付けるいうか、借りる。個人がNPO法人に当該建物を無償で貸し付けるということですから、建物の所有権は個人のままであります。  そういう前提の中で、土地につきましてはNPO法人が取得しますので、NPO法人に例えば固定資産税は課税されることになります。それから、建物につきましては、個人の方に固定資産税は課税されるということになります。今段階でのこういう計画をもとに税のことにつきましてお答えをすれば、そのようなことになるというふうに予定をしておるところであります。 ○議長(川本正一郎君) よろしいでしょうか。(「できてからの運営は」と呼ぶ者あり)  運営についての答弁を。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 運営は、あくまでもNPO法人が運営をされる。責任持って運営をされる。いろんなリスクもあると思いますし、でもそこの中で頑張ってされるということを期待をしております。基本的には予算的にもNPO法人の中でされるわけですけれども、いろんなテーマによっては、今後、テーマによってはやはり町の支援とか、あるいは側面的な支援とかということも出てくることも予想されますけれども、それはその段階で、どういうテーマでどういうことなのかということは、お互いが協議をしたりして取り組んでいくということにはなろうと思ってます。  繰り返しになりますけれども、基本的にはNPO法人がその施設をもとにして、地域の活性化や、あるいは塩谷定好という海外でも著名な写真家のそれを生かしながら、元気な町づくりをつくっていくということであります。 ○議長(川本正一郎君) 高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 実際例えばこれ、年度事業ですから、来年の仮に3月に終わりますね。4月からオープンされるんですけども、そのオープンの仕方がどういう形になるのか。例えばふだんはかぎがかかってて、何かがあれば、申し込みをすれば見させていただくのか、もう事務員をちゃんと置いて、有料で、拝観料というか、そういう入館料も取ってやるのか、その辺がどうなっておるのか。これだけの莫大な金をかけるわけですから、そういう構想がどうなっておるのか。今、町長の答弁だと、それはNPOがやられることなので、内容によっては町も援助したり云々でしょう。はっきりとそういうものが出とると思うんですよ。どういうようにするかというのが。来年の4月からはもう開館して、こういう形でどんどん観光客なり、そういう関係の方を入れると。一般のそういう美術館のような形にするのかせんのか。その辺をはっきりとお願いいたします。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) この少し経過というか、基本的なことでありますけれども、この事業を取り組む一番スタート段階では、町がこのことにやっぱり取り組むべきでないかという意見がありました。でもやっぱりこれは民間のいろんな知恵や元気でもってやらないけんじゃないかという、大きく二分した意見があったわけでありますけども、結果としては、NPO法人をつくってもらって、民間の活力で頑張ってもらおうという方針で現在に至っております。  そして、高塚議員がおっしゃった質問につきましては、遠藤課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) NPOが運営されていくのに今段階の計画を聞いております。一般事業といたしましては、内覧会でありますとか、赤碕の文化講座、町並みウオークのイベント、それと作品展とか講演会、それから文化研修、それと次に販売関係では、グッズの販売でありますとか、そういうものも行っていきたいなというふうなことは計画されております。それと、あのあたりが鳴り石の浜から遠くは中井旅館の海岸沿いの観光資源等々を結びつけるウオーキングの重要な拠点となるというようなことから、NPOさんは、立ち寄り場所ということで、喫茶等々も考えておられますし、入場される方については、入場料も取らないけんのではないかなというようなことも考えておられます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほか質疑ございませんか。  小椋正和君。 ○議員(7番 小椋 正和君) ちょっとお尋ねいたしますけれども、11ページの企画費で、みんなで支え合う中山間地域づくりということで、ポプラの移動販売だということでございますけど、県の支援も100万ということで受けてやられた事業で、やはりこれは中山間地においては大変重要な意味を持っていて、弱者の方、高齢者の方など、やはり利用しやすい展開だというふうに考えておりますけれども、今現在の、2カ月たっておりますので、これらのちょっと業績というんですか、営業収益等は今どうなっている。長いこと続けていただくためにも、やはりそれなりの支援も必要かなというふうに考えるわけですけども、その辺のところはどうなのかということが第1点でございます。  あと、次の12ページ、諸費でございますけども、コミュニティーの助成事業の補助金が6自治会で2,150万円あれしてあるんですけども、細部の、どの自治会がこういう事業を受けられて、どういうものを取り入れられるのかお聞かせ願えればということです。 ○議長(川本正一郎君) それでは、山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 11ページの今おっしゃった部分につきましては、詳しくは担当課長の方で答えさせますけれども、これは、今おっしゃったようにポプラさんと、それから漁協さんがセットみたいな形でずっと回っておられるということでありますし、県下では広く、例えば南部町なんかの辺では米子の百貨店さんがみたいな形で広くそういう取り組みが、いろんなところでそういう問題意識を持ちながら出てきておるということであります。少し詳しいことは担当課長の方で答えさせますし、それから、12ページにつきましてのこのコミュニティーにつきましても、これは町が決定するものではありませんで、何とかという上の方の組織が決めてくるということでありますが、6自治会ということで、これも具体的にはまた担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) では、最初に、遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) みんなで支え合う中山間地域づくり総合支援事業についてでございますが、若干説明をさせていただきたいと思います。  これは買い物支援事業ということで、その内容につきましては、店舗が不足する地域で食糧、日用品などを供給する取り組みを支援するというものでございまして、今回予算に上げさせていただいておりますのは、一つは仕組みづくり支援というものでございます。この仕組みづくり支援といいますのは、買い物支援の取り組みに係る検討でありますとか、移動販売事業等と福祉と医療分野との連携など、付加価値を高めるシステムというものをつくり上げていく経費に対する支援というものでございまして、補助率が県2分の1でございます。市町村は任意でございます。補助の上限額といたしましては1地区50万円で、本年度の取り組みといたしましては、事業主体が赤碕町漁協さんで、事業内容としましては、古長のポプラに鮮魚用の冷蔵庫でありますとか水槽の設置を行いたいと、それで鮮魚を販売したいというようなことでございます。事業の見込みが大体100万円ということで、負担が県が50万円で、漁協さんが50万円というようなものでございます。  次に、2番目でありますけども、移動販売車の運営事業の助成でございます。これにつきましては、移動販売車の運営に対する経費、いわゆる燃料代でありますとか車検代、修繕費などについて助成するものでございまして、対象としましては、食料品などおおむね10品目を扱う移動販売車ということになってございます。これにつきましては、補助率で市町が補助する額の2分の1が県からいただけると、補助があるというものでございまして、補助期間が3年間で、補助の上限が1年目が100万、2年目が70万、3年目が40万というような事業でございます。本年度の取り組みといたしましては、事業主体はポプラさんの移動販売車というものでございます。事業の内容につきましては、燃料費、車検代、修繕費の助成ということで、事業費の見込みを100万円としておりまして、負担は町、県それぞれ2分の1ずつ、50万円ということになってございます。  営業収益についてでございますけども、これはちょっと今時点では把握をしておりません。この事業を始められる前に、ポプラさんと漁協さんが移動販売車で一緒で回っておられますので、大父と大父木地について実際に販売されるところを見てまいりました。やはりいろいろと漁協さんもポプラさんもおなじみの客とかおられまして、いろいろ買い物等々が定着していっているのかなというのは感じた次第でございます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そうしますと、西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) コミュニティ助成事業補助金についてお答えいたします。  補助金額は2,150万円ということで、合計6自治会に対するもので、自治会につきましては、三保集落のコミュニティーセンター、そのほか上中村、坂ノ上、杉下、大山町、港町という集落に対する助成であります。以上でございます。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  小椋正和君。 ○議員(7番 小椋 正和君) 今、中山間地域づくりの総合支援事業の方なんですけれども、3年間の助成があるということでございますけれども、これがなくなってしまうと、その間に経営が悪いということで撤退されるというような懸念もあるわけですけれども、その点はどのようにとらえておられて、今後、やはり先ほども言いましたように、こういう中山間地の高齢者の方々には大切なこういう事業だというふうに認識しておるわけですので、その辺も踏まえて、漁協さんなりポプラさんなりに町としてのそういう支援は別な方向では考えておられないか、その辺1点をお伺いしたいと思います。  それと、次の自治会については、どういうものを入れられるのか、あわせてちょっと聞かせていただければありがたい。 ○議長(川本正一郎君) 遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) 撤退の懸念があるということでございますけども、移動販売車につきましては3年間の事業でございます。これ、最初がなかなかお客さんがつかないというようなことで、県が一番初年度には手厚く、だんだん軌道に乗ってきたら少なくするというような事業で、今のところ町の支援を別にということは考えておりませんけども、とりあえず3年間で何とかお客さんをふやしていただきたいという思いは持っております。 ○議長(川本正一郎君) 次に、西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) お答えいたします。  公民館備品でありましたり、祭りの備品であったり、あと除雪機という集落もございました。以上です。 ○議長(川本正一郎君) よろしいですか。  そのほか質疑ございませんか。  桑本始君。 ○議員(13番 桑本 始君) 16ページの保育所運営費の浦安保育園の芝の工事98万5,000円と、これ関連して多分7ページの最後の方の農林水産業費補助金のグリーンバードのJの関係ではないかというふうに思っておりますけども、先般、八橋の認定こども園ができまして、今度は逢束、浦安の新しい保育所が今施工で工事をされておりますけども、面積的には浦安の方が広いわけですけども、これ、県の補助をとりながら、県の園芸試験場が開発したグリーンバードJを補助金を有効利用して張られるというふうな形で、八橋の認定こども園と同じような形の、形式での芝の張り方をされるですか。また別格、小学校ではないですけど、校庭緑化的な、ドーナツ型の芝の張り方を考えておられるのか。ましてや工事発注ということになると、地元のグリーンバードJもつくっておられる組合もありますので、その辺の地元の発注も含めて、発注はどう考えておられるのか。よろしくお願いしたいと思います。  それから、簡単なことですけども、20ページの商工振興費の19の節の産業振興機構に26万、販路拡大事業ということで払われておるんですけども、これの負担金の見返りというような町のプラスというのはどういうふうな格好で考えておるのか。どういう情報が来るのか、産業振興機構から。それもお聞かせ願いたい。  それから、もう1カ所、21ページの観光費なんですけども、15節の夢街道ルネサンス看板設置工事ということで、町長は当初年度方針で、観光元年だということで言われましたけども、非常に観光のPRが鳥取県ちゅうのは下手だというふうな格好の中で、この看板の設置は、どういう看板をどこに立てようとされておるのか、今、それをちょっとよろしくお願いしたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) それでは、山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 大きくは3つ、16ページと20ページと21ページだったと思いますが、それを担当課長の方で答えさせます。よろしくお願いいたします。 ○議長(川本正一郎君) それでは、小塩町民生活課長。  暫時休憩いたします。                午前11時32分休憩       ───────────────────────────────                午前11時33分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  小塩町民生活課長。 ○町民生活課長(小塩 久志君) 今質問のありました浦安地区の芝生化工事のことですけども、芝生については、八橋こども園と同じものを予定しております。それから、形式としましては、八橋、真ん中あたりを土部分をつくっておるわけですけども、今検討する中では、どうも余りよくないというようなことがありますので、全面、両サイドを真砂土にして、真ん中は全部芝生というような形でいくような計画でおります。  それから、地元とのことについては、どういうふうにしていくかということあたりはまだ決めておりませんので、今後、経過を見ながらやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(川本正一郎君) 続いて、小泉商工観光課長。 ○商工観光課長(小泉 傑君) まず、第1点目の鳥取県産業振興機構の負担金26万円についてでございます。  これは、昨年、寄附金をもとにして町がつくりました「恵味」という特産品のパンフレットがありますけども、これがもとで鳥取県の産業振興機構さんが、すばらしいものが琴浦町にはあるということで、もっと一緒になって琴浦町を売って出ようよということを声をかけていただきました。で、マルイのフェアに今つながったところは御存じのことと思いますけども、その前段で、まなびタウンで商談会を行っております。産業振興機構と一緒になって。そのときにマルイのバイヤーの方が何人か来ておられます。  それから、今後、7月17日に、広島の広電ストアというのがあるんですけども、ここの商談会を町内、まなびタウンで計画しております。これにもバイヤーの方が何名か来ていただきまして、そのバイヤーの旅費を産業振興機構と町とで半々にしようということで、一たん産業振興機構が払われて、その半分を町が負担するという格好のものでございます。  2点目の夢街道ルネサンス看板設置工事でございますけども、まずこれは、イメージは、中井旅館の前に小泉八雲の顔をつけて記念碑が設置してありますけど、あれをイメージしていただいたらいいと思いますけども、これを宮橋の東の県有地に設置するというふうに考えております。と同時に、説明看板も、津田侯殿様街道の説明看板も一緒に設置したいというふうに考えております。以上です。 ○議長(川本正一郎君) よろしいですか。  そのほか質疑ございませんか。  大田友義君。 ○議員(16番 大田 友義君) 農林課長の方から17日の日に教民の委員会において、緑の産業プロジェクトの事業内容についていろいろ説明を受けました。ありがとうございました。それにつきまして、私の質問に対しての回答を先ほどもらったわけでございますが、これには建築確認という中で、3メーターの道路の施設があればいいという回答のようでございます。これにつきましてでございますが、消防法とか、それから奥部に20棟の建物が建つわけですが、道路に面していないといけないとか、そういうものがあったのも確認しておられますか。そこのところを、再度でございますが、お調べ願って、回答していただきたいと思います。2億からの大変な事業でございますので、後ほど会計監査にひっかかるようなことがあっては大変なことだと思いますので、その点、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(川本正一郎君) 町長、これ、答弁は八田課長でいいですか。 ○議員(16番 大田 友義君) 説明があった内容でございますので、農林課長の方から当初説明があった中で、私がお聞きしたかったわけですが、先ほど回答いただいた中にまたこのものが出たので、再度お願いしたというわけです。 ○議長(川本正一郎君) それでは、答弁の方を、八田農林水産課長。 ○農林水産課長(八田 辰也君) 先ほどの質問に対してお答えをしたいと思います。  常任委員会の方で緑の産業再生プロジェクト事業の説明をしましたところ、森本医院さんの奥の方に建設予定地があるということで、それについて、建築基準法とかその他の法律について、十分な確認がとってありますかという質問であったと思います。そのことについて、森本医院さんの方と担当者に確認をしましたところ、この事業については、昨年度からずっと協議を進めているということでございます。いろんな法律についても認可を得なければならないことがありますので、それについて一つ一つ確認をしてくださいねというような事前の話が中部総合事務所の中と担当者の中でもあったということでありまして、先ほど質問のありました建築基準法についても、中部総合事務所を経由しまして、県の方の建築政策課というところに確認をとったという回答でございます。それについても3メートルの連絡道があればいいですよということで、建築基準法については、詳しく確認はしておりませんけども、適用してますよということで確認をとっております。  ただ、消防法という話は先ほど出たことでございますので、きちんと消防法にのっとっているかどうかということについてはまだわからんわけですけども、確認を改めてしたいと思いますし、現在のところでは、いろんな法律の関係も確認をしているということで、問題ないというふうに聞いておりますので、私の憶測でありますけども、多分大丈夫ではないかなと思いますけども、改めて消防法についても確認をとりたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) 大田友義君。 ○議員(16番 大田 友義君) 一般的に申しますと、確認申請をとるのも、それは家屋、建物に対しても含めて、道路というものがあって初めて確認申請が許可になるのでありまして、消防法でいきますと、20棟からの建物を建てる場合だと、迂回ができるか、もしくは突き抜けができる道路がないと確認がとれないということを私は私なりに勉強しておりますので、そこらがあって、万が一、この間図面をもらった状態では、とてもそのような大事業が、人の屋敷を通っていかねばならんような建物は恐らく難しいではないかと私なりに思っておりますので、よろしくお願いします。以上。 ○議長(川本正一郎君) これは精査するようにということでよろしいですね。調べるようにということで、いいですね、答弁は。 ○議員(16番 大田 友義君) はい。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。  山田義男君。 ○議員(2番 山田 義男君) 伺います。16ページの生活保護費の中の委託料、生活保護システム制度改革対応委託料、中身を再度詳しくお聞かせ願えればと思います。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 16ページの委託料の生活保護システム制度改正対応委託料というのは、生活保護に係るコンピューターのシステムを一部、法の改正に伴って変更するための委託料というふうに考えておりますが、担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、川上福祉課長。 ○福祉課長(川上 強志君) ただいまの御質問でございますけれども、実はことしの8月から生活保護基準の改正があります。実施をされるわけでございますけれども、その中身につきましては、例えば個人単位で算定できる生活費、あるいは食費、医療費、そういうようなものについて3カ年間をかけて段階的に見直しを行っていく。あるいは世帯共通的な経費であります光熱水費とか、あるいは家具、什器などにおいては、一つの区分単位が1人から4人までという単位を1人から9人まで、あるいは5人以上の場合には1人増すごとに加算する額をこのたびでは10人以上を1人増すごとに加算するとか、そういうような変更とかあります。それから、それぞれの月額の金額も変更になります。そういうもろもろの扶助費に対する金額算定のためのシステムの改正でございます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) よろしいですか。  そのほかございませんか。
     前田智章君。 ○議員(12番 前田 智章君) 電算機の管理費、11ページの役務費の中で、手数料ですね。いわゆるパソコンの処理料だということは承知しておりますが、その後、広域連合等々と話をなされましたでしょうか。ちょっとお尋ねします。 ○議長(川本正一郎君) 何ページだったですか。 ○議員(12番 前田 智章君) 11ページ。11ページの11の12。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 11ページの電算機管理費の中の役務費の手数料18万9,000円、これはコンピューターのシステムに係る通常の手数料の増額補正的なものでありますが、少し担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、遠藤企画情報課長。 ○企画情報課長(遠藤 義章君) この手数料につきましては、今、不用パソコンとプリンターがございますので、その廃棄の手数料でございますが、委員会の方でも指摘がございましたとおり、小型家電については広域連合の方で平成25年度に無料で処分というようなことをどうも25年度中には行うというようなことを聞いておりますので、ただ、パソコンは小型家電と、プリンターがちょっと小型家電にはならないと考えておりますので、その辺の処分もありますので、適正に支払いというものをしたいと考えております。18万9,000円が全額というのは必要ないかもしれませんけども、プリンターの破棄とかパソコンのデータ消去というものが必要になりますので、そのように考えております。よろしくお願いします。 ○議長(川本正一郎君) 前田智章君。 ○議員(12番 前田 智章君) 金額は小さいですけども、これ、毎回毎回買いかえですね。これ、そこにお金を出していくということについてはやはり広域の方でもちょっと問題になりまして、なるべくならそこで処分してもらって無料で済ませるといったような形をとるべきだというふうに考えるんですね。今回、間に合う、間に合わん、わからんですけど、やっぱりしっかりと考えてもらって、わずかだかもしれんが、重なりゃ大きな金額になりますので、そのあたりはしっかり、もう1回ちょっとどういうような対処をされるか。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) おっしゃるように、細かいことであってもそういう問題意識を持ちながら、今後も努力をしていきます。 ○議長(川本正一郎君) そのほか質疑ございませんでしょうか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 1点だけちょっとお聞きします。  25ページの体育施設費の修繕料、これ、赤碕球場という説明があったわけなんですけども、久しぶりに赤碕球場の修繕費というものが出てきました。やはりどの周りをどういうふうに修繕していくのか、その点についてお聞きしたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) それでは、山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 25ページの体育施設費の中の需用費、修繕料121万6,000円につきましては、担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、担当課の戸田社会教育課長。 ○社会教育課長(戸田 幸男君) 先ほどの質問ですけれども、今回、赤碕球場の照明をかえます。これまで何個か切れておりましたけれども、ナイターをするのに支障が来しますので、今回かえさせていただくということです。そのほかにも修繕料としましては、体育館のキュービクルの取りかえであるとか車どめ、それから消防用の発電機の制御盤の取りかえ等を含めて121万6,000円を計上させていただいております。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) さっきも言いましたように、赤碕球場は14億円を投入して旧赤碕でつくったということで、大事に使っていただきたいと、その管理というものも担当の人は頑張っておられますけど、より一層、町民の利便性が図れるように配慮をお願いしたいと思います。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) おっしゃいますように、巨費を投じてつくった施設というものを適正に管理をする、あるいはそれをどういうふうに多くの人に利用してもらうのかということが重要なことであると認識しております。 ○議長(川本正一郎君) そのほかございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 私は、補正予算に反対の立場で討論をさせていただきます。  先ほど質問をさせていただきました塩谷定好さんの記念館であります。私は非常に結構なことだと思います。やはりあれだけの世界的に有名な方ですから、本当もっとより知っていただくということは、私は非常にいいことだと思います。ただ、今、きょうの説明をお聞きしましても、せっかくやるんだったら、もう少し詰めた形でやっていただきたいなと思います。確かに町が直営でやれば町の主導でできるんでしょうけども、すべてNPO法人さんがされると、それに対して補助をするということです。私は、場所も、もちろん旧道の活性化とかなんとか、また生家ということもあるんですけども、古い建物というのはバリアフリーもなかなか大変です。車いすでも2階に上がろうと思ったら大変なんですね。玄関から何から大変です。やはりもっと例えば皆さんがさっと集まるところで、極端なことを言いますと、パーキングエリアの辺に塩谷定好記念館ぐらいつくって、新しくつくって、そこで大々的に宣伝をすると、そうすればドライバーの方たちも、本当、今、写真ブームでございますので、寄られるんじゃないかというようなこともあります。結構なことなんですけども、もう少し詰めをしていただきたいと。それから、本当、具体的には、こういう形でやっていくというものを持ってこの事業は進めていただきたいと。決して記念館について反対ではございませんけれども、今のやり方については反対がございます。そういう形の意味を込めて反対であります。以上。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) そうしますと、討論がございませんので、討論を終わります。  それでは、議案第62号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。再開を1時20分といたします。                午前11時52分休憩       ───────────────────────────────                午後 1時20分再開 ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、藤堂議員が出席されましたので、ただいまの出席議員は18名であります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第8 議案第63号 ○議長(川本正一郎君) 日程第8、議案第63号、平成25年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第63号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第9 議案第64号 ○議長(川本正一郎君) 日程第9、議案第64号、平成25年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第64号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第10 議案第65号 ○議長(川本正一郎君) 日程第10、議案第65号、平成25年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  次に、議案第65号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第11 議案第66号 ○議長(川本正一郎君) 日程第11、議案第66号、平成25年度琴浦町水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。
     議案第66号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第12 議案第67号 ○議長(川本正一郎君) 日程第12、議案第67号、琴浦町税外収入金督促手数料及び延滞金徴収条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 琴浦町の税外収入金ですから税以外の収入金ですが、督促の手数料及び延滞金徴収条例の一部改正するということですが、いろいろ書いてあるんですが、町長、一言で言ったらこれはどういう改正ですか。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) これは税の方にあわせて、基本的には下げるという内容であります。 ○議長(川本正一郎君) 青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 下げるんですが、何%を何%下げるとかというところを教えてください。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) これは附則のところの規定でして、少しわかりづらい部分があると思いますけれども、担当課長の方で答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、田中税務課長。 ○税務課長(田中 肇君) これにつきましては、臨時議会のときにもありました案件であります。地方税法の一部改正に伴って、延滞金利息を定めております。手数料等についてはこれに準じて条例を制定しておるわけでありますけれども、14.3%ですか、14.6%でしょうか、この部分がこれまで改正の対象に上がっておりませんでした。これまでは14.6というのは改正の対象ではなくって、例えば1カ月以上が14.6%の対象になるんですけれども、1カ月未満のみについて延滞金の率の改正をしておったわけです。今回、あわせて1カ月以上の14.6というものについても引き下げをするという趣旨で地方税法の改正がありましたので、今回、この14.6というものを条文の中に入れてきたという趣旨であります。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) そうすると、国全体の流れの中だというふうに理解をしたいと思うんですけれども、要するに延滞利息の14.6%が最近の低金利状態なども考慮して、延滞利息の14.6%、全体として引き下げる措置を各方面にとった一環だということで理解していいんですか。 ○議長(川本正一郎君) 田中税務課長。 ○税務課長(田中 肇君) 議員の見解のとおりで、税に対しての延滞金の利息を引き下げた。これにあわせて手数料等も下げたということで理解していただいてよろしいと思います。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほか質疑ございませんか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 今説明があったんですけどね、ほかの方の延滞金等にちょっと確認をとっておきたいなと思いますけど、14.6%の延滞金というのは、これが回収というですか、全部徴収していくということに変わりはないですか。延滞金についてはどういうことがあったとしても14.6%で徴収をしていくということを確認をとっておきます。 ○議長(川本正一郎君) 田中税務課長。 ○税務課長(田中 肇君) 14.6というのが改正前、現行のものであります。これが実際今回の条例改正になりますと9.3%に下がります。延滞金につきましては、税につきましては平成20年から延滞金を徴収するようになっておりますから、これについて延滞金を取らないとか、そういったことはございません。以上であります。 ○議長(川本正一郎君) よろしいですか。  そのほかございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第67号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第13 議案第68号 ○議長(川本正一郎君) 日程第13、議案第68号、琴浦町後期高齢者医療に関する条例の一部改正についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第68号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第69号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第14、議案第69号、琴浦町長等の給与の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) この条例が通れば、町長が幾ら、来年の3月末でどのぐらいの減額になるのか、副町長が幾らなのか、教育長が幾らなのかをお願いします。  それから、町長5%、副町長3%、教育長3%ですけども、この5%、3%という根拠というか、それはどういう形でこうなったのかをお願いいたします。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 具体的な減額の総額等につきましては総務課長の方で答えさせます。  それと、何で5、3なのかということでありますけれども、職員の皆さんにも労使間で交渉して決めたところでありまして、それとのある程度均衡というものを考慮したということであります。 ○議長(川本正一郎君) それでは、西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) 影響額についてお答えいたします。  特別職の町長、副町長、教育長の給料と12月期末手当につきましては約75万円、それから、それに伴いまして共済費が89万円、合わせて164万円ということになります。特別職につきましては。以上です。 ○議長(川本正一郎君) よろしいでしょうか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 個々に町長が幾らで、副町長が幾らで教育長が幾らということは出ないですか。 ○議長(川本正一郎君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) ただいま合計しか持ち合わせている資料がございませんので、済みません。 ○議長(川本正一郎君) よろしいですか。  そのほかありませんか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 町長の報酬を下げることによって、ほかの関連等の、農業委員会とか、ほかの充て職等の分がずっと下がってくるというふうには聞いとるんですけども、それには影響はないですか。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 今おっしゃるようなことは考えておりません。 ○議長(川本正一郎君) そのほかありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) ないようですので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第69号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第15 議案第70号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第15、議案第70号、琴浦町職員の給与の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。  質疑に入ります。質疑ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) この条例を施行することによって人件費がどの程度減額になるのか、お答え願いたい。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。
    ○町長(山下 一郎君) 総務課長から答えさせます。 ○議長(川本正一郎君) 西長総務課長。 ○総務課長(西長 和教君) お答えいたします。  職員の給料、期末手当、合わせて約320万、それに共済費が380数万円ということで、合計いたしますと、職員の合計が約710万程度になる計算になります。 ○議長(川本正一郎君) よろしいでしょうか。  そのほかございませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 0.5%という減額なんですけども、その0.5%の根拠というか、なぜ0.5%となったのかをお願いいたします。 ○議長(川本正一郎君) 山下町長。 ○町長(山下 一郎君) 琴浦町の一般職職員の給与というのは、国が定めた計算式、ライパイレス指数と言っておりますけど、よく新聞等で一覧が出たりいたします。琴浦町は大体鳥取県下で低い方か、つまり給与が低い方から、下から3番目ぐらいでずっと来ておりまして、その中にありましては、そういうことを十分に考慮いたしまして、そしてやっぱり0.5ということです。それで、100.4だったので、要は100に合わせようということであれば0.4でいいんですけれども、少しそのほかの要素も考慮する必要がありまして、0.5としたわけであります。以上です。 ○議長(川本正一郎君) よろしいですか。  そのほか質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 私は、この条例に反対する立場で討論をいたします。  先ほど質疑の中で出しましたけれども、総額で共済費も含めて700万少しであります。率にして0.5%であります。  御存じのように、日本の労働者の中で公務員は、マッカーサーの指令によりまして、労働基本権が剥奪されております。そしてその代償措置として人事院勧告制度があるわけであります。しかし、近年、この人事院勧告制度が形骸化をして、いろんな意味でそれらが守られていないというのも事実であります。そして、今、アベノミクスではありませんけれども、国を挙げてデフレからの脱却が大きな課題となっています。デフレから脱却するのは、働く人たちの懐、所得を上げて、そして購買力を確保しながら経済を活性化する。これが基本中の基本であります。そうしますと、琴浦町の職員の給与を引き下げて、わずか、そしてモチベーションを低下させながら今の経済政策に逆行することが果たして正しい道なのかといえば、大きな疑問があると思います。全国の自治体を見ても、半数以上が給与削減をしておりません。ですから、職員の皆さんに、わずか0.5%下げるようなことをせずに、もっとモチベーションを上げて、住民のために頑張ってくれというメッセージを出す方が経済効果はかなり上がると思います。そして公務員の給与といえども地域の中で5回転、6回転するというふうに言われています。ですから、こういうようなことが行われるということは、ますます地域経済を疲弊させる道につながるということであり、反省も含めて、これはやめるべきだということを主張したいと思います。以上であります。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第70号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第16 議案第71号 ○議長(川本正一郎君) 続いて、日程第16、議案第71号、財産の取得について(スクールバス車両)を議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  山下町長。 ○町長(山下 一郎君) それでは、追加で提案をさせていただきます議案について、提案理由を説明させていただきます。  議案第71号、財産の取得についてであります。これは、平成26年度小学校統合に伴い、スクールバス車両4台を購入するものでありまして、有限会社野口運送、山陰スバル株式会社東伯店、赤碕ダイハツ有限会社、倉光自動車工業、株式会社JA中央サービス赤碕自動車サービスセンター、株式会社JA中央サービス東伯自動車サービスセンターの6社を指名し、6月18日に指名競争入札を行いましたところ、株式会社JA中央サービス東伯自動車サービスセンターセンター長、中原久恵氏が一金2,945万4,480円で落札いたしましたので、6月19日に同社と仮契約を締結いたしました。本契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  以上、提案理由を説明をいたしました。よろしく御審議くださいまして、御承認賜りますようお願いを申し上げます。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑ございませんか。ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次、討論に入ります。討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議案第71号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第17 議員提出議案第4号 及び 日程第18 議員提出議案第5号 ○議長(川本正一郎君) 日程第17、議員提出議案第4号と日程第18、議員提出議案第5号の2件を一括して議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  提出者、金田章君。 ○議員(9番 金田 章君)       ───────────────────────────────  議員提出議案第4号       デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の改善と       中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出し、本議会の議決を求める。    平成25年6月20日提出                         提出者 琴浦町議会議員 金 田   章                         賛成者    同    新 藤 登 子                                同    山 下 一 成                                同    前 田 智 章                                同    青 亀 壽 宏                                同    武 尾 頼 信       ───────────────────────────────  意見書は次のページを見てください。意見書がちょっと長いので、下から5行目から、「記」と書いてあるところから読ませていただきます。  1、政府は、ワーキングプアをなくすため、最低賃金の大幅引き上げを行うこと。  2、政府は、全国一律最低賃金制度の確立と地域間格差を縮小するための施策を進めること。  3、政府は、中小企業の経営支援策を拡充すること。景気動向を踏まえ、金融円滑化法の打ち切りをとめて再延長すること。  4、政府は、中小企業に対する代金の買いたたきや支払い遅延等をなくすため、中小企業憲章を踏まえた下請二法、独占禁止法、中小企業基本法の改正と、公共事業における適正な単価と報酬を確保するための法を制定すること。  5.政府は、雇用の創出と安定に資する政策を実施すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。  平成25年6月20日、鳥取県東伯郡琴浦町議会。提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、厚生労働大臣、経済産業大臣、国土交通大臣。以上です。       ───────────────────────────────  議員提出議案第5号          地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出し、本議会の議決を求める。    平成25年6月20日提出                         提出者 琴浦町議会議員 金 田   章                         賛成者    同    新 藤 登 子                                同    山 下 一 成                                同    前 田 智 章                                同    青 亀 壽 宏                                同    武 尾 頼 信       ───────────────────────────────  意見書は次のページを見てください。これも相当長いので、真ん中あたりに「記」って書いてあるところから読ませていただきます。  1、地方財政計画、地方交付税総額の決定に当たっては、国の政策方針に基づき一方的に決するのではなく、国と地方の協議の場で十分な協議のもとに決定すること。  2、社会保障分野の人材確保、農林水産業の再興、環境対策などの財政需要を的確に把握し、増大する地域の財政需要に見合う地方財政計画、地方交付税総額の拡大を図ること。  3、被災自治体の復興に要する地方負担分については、国の責任において通常の予算とは別枠として確保すること。特に、被災自治体の深刻な人材確保に対応するため、震災復興特別交付税を確保すること。  4、地方公務員給与費の臨時給与削減により減額した給与関係経費等に係る財源については、完全に復元すること。また、地方公務員給与費に係る地方財政計画、地方交付税の算定については、国の政策方針に基づき一方的に算定方式を決定するのではなく、地方自治体との協議、合意のもとで算定のあり方を検討すること。  5、地域の防災・減災に係る必要な財源は通常の予算とは別枠で確保するとともに、地方交付税などの一般財源と地方債などの特別財源の振りかえは厳に慎むこと。  6、地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化を図り、小規模自治体に配慮した段階補正の強化、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握について対策を講じること。  次ページをお願いします。以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出する。  平成25年6月20日、鳥取県東伯郡琴浦町議会。提出先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 以上で提案理由説明を終わります。  初めに、議員提出議案第4号、デフレ不況からの脱却と地域経済の振興に向けて最低賃金の改善と中小企業支援策の拡充を求める意見書の提出について質疑に入ります。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論はありませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 私は、意見書提出に反対の立場で討論をさせていただきます。  意見書の1番に、最低賃金の大幅な引き上げを行うこととあります。もちろん引き上げすることは私は結構なことだと思うんですけども、引き上げに伴って、企業の雇用だとか、そういうものが影響があると思います。最低賃金というのは法的に必ず守らないといけないという規定になっております。したがいまして、やはりこれは問題があると。実際には最低賃金で雇っとるとこはほとんどないと思います。需要と供給のバランスで、人が足らなくなれば企業はどうしてもいい人は欲しいと、そうすると最低賃金で求人を出しても応募がありません。現実には最低賃金があってもみんな高い金額で雇用関係は成り立っておるということであります。やはりそういうことを思えば、大幅な引き上げの意見書については反対であります。以上です。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論ございませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 私は、この意見書について、賛成の立場で討論をいたしたいと思います。  きょうも何点か私が話をいたしましたけれども、日本の国は98年からGDPが下がっているという世界でもまれな国であります。同じく98年から20年近く国民の所得や賃金が下がっています。こういう中で、どうして経済が活性化してデフレから脱却できるでしょう。最低賃金は労働者の賃金の岩盤であります。その岩盤、基礎がしっかりしない限り日本の労働者の所得や懐は豊かになりません。所得や懐が豊かにならない限り、GDPの60%を超える内需は拡大いたしません。今このデフレスパイラルを断ち切るときではないかと思います。そのためには、中小企業にしっかり財政支援をしながら、どこで働いても最低賃金が1,000円を確保されるような、そういう国をつくることこそ今求められているのではないかと私は確信をするものであります。琴浦町議会がこの議会の責任においてこの意見書を採択をして関係方面に送付することは極めて重要な意義があることを確信をいたしまして、賛成討論といたします。以上であります。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議員提出議案第4号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。  次に、議員提出議案第5号、地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について質疑に入ります。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議員提出議案第5号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第19 議員提出議案第6号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第19、議員提出議案第6号、年金2.5%削減中止を求める意見書の提出についてを議題といたします。  提出者の提案理由説明を求めます。  提出者、藤堂裕史君。 ○議員(4番 藤堂 裕史君)       ───────────────────────────────  議員提出議案第6号           年金2.5%削減中止を求める意見書の提出について  上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条第1項及び第2項の規定により提出し、本議会の議決を求める。    平成25年6月20日提出                         提出者 琴浦町議会議員 藤 堂 裕 史                         賛成者    同    石 賀   栄                                同    大 田 友 義       ───────────────────────────────  めくっていただきまして、年金2.5%の削減の実施は深刻な不況と生活苦の中にある高齢者の生活を圧迫し、悲惨な結果を招くことが危惧されます。  年金は、自治体の高齢住民に直接給付される収入で、特に大都市部を離れた地域では、その削減は地域経済に大きな影響を及ぼすとともに、消費を冷え込ませ、不況を一層深刻にし、国の経済にも負の影響を与えることが懸念されます。  記。年金2.5削減を中止すること。  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。提出先、内閣総理大臣、厚生労働大臣。以上です。 ○議長(川本正一郎君) 以上で提案理由説明を終わります。  質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  次に、討論に入ります。討論はありませんか。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 私は、意見書提出に反対の立場で討論いたします。  私も年金をいただいております。減額というのは非常に困るんでありますが、年金もたくさんもらっとる人もあれば、本当少なくもらっとられる人もあります。この意見書は一律全員の方に2.5%削減ということでございます。だれも削減は喜びませんけれども、やはり全体の年金会計を見れば、これからこれでいいのかといった場合に、やはり改善も必要だと、スライド条項があって、それによってこうなるんですけども、したがいまして私は一律に2.5%中止というのは、これはやはり問題があると。低所得者に対しては、国から財源措置なり、そういう助成措置は必要でありますが、一律に2.5%削減は反対であります。以上。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論ありませんか。  青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 私は、この年金を2.5%削減することを中止するという意見書について、賛成の立場で討論をいたします。  ぜひこの議会で意見書を採択をして関係方面に送付する必要があると思います。いろいろ先ほども反対意見がございましたけれども、一律に2.5%削減することについて云々という意見でございましたけれども、最低保障年金を例えば5万円を確保しながら、掛金に応じて上積みをするとか、そういう年金改革は同時に施行して目指すべきであります。しかし、今の時代に消費者物価が下がったからといって、年金受給者の暮らしに余り関係のないパソコンだとかデジカメだとか、そういう家電製品の下がったことをもってして年金を引き下げる、高齢者が実際に負担する社会保険、介護保険や老人保健などは随分上がってるのに、それは消費者物価にカウントされていません。これは不合理というものであります。高齢者の所得が減るということは、琴浦町ではおよそ73億円だと私は見込んでおります。町の予算は一般会計が100億円、特別会計も入れて175億円、その中でいかに年金が巨大な地域資源であるかということは皆さんもおわかりいただけると思います。その年金額が減ってくるということは、我々琴浦町に暮らす者にとっては憂慮すべき事態だというふうに思います。皆さんの御理解を得て、ぜひこの意見書を採択していただきまして、関係方面に送付するよう切にお願いをして、賛成討論とさせていただきます。よろしくお願いします。 ○議長(川本正一郎君) そのほか討論はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  議員提出議案第6号を採決いたします。  本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。(「議長」と呼ぶ者あり)  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 川本議長に対する問責決議の動議をいたします。 ○議長(川本正一郎君) 暫時休憩いたします。                 午後2時00分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時04分再開 ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第1 議員提出議案第7号 ○議長(川本正一郎君) ただいま6番、高塚勝君から、お手元に配付しておりますとおり、川本議長に対する問責決議についての動議が提出されました。この動議は、2人以上の賛成者がありますので、成立いたします。  お諮りします。ただいま6番、高塚勝君から提出された議員提出議案第7号、川本議長に対する問責決議の提出についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることについて採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この動議を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに賛成の方は起立を願います。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 起立多数です。したがって、この動議を日程に追加し、追加日程第1として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに可決されました。  一身上に関する事件であるために、私は退席をいたします。  副議長と議長交代をいたします。  暫時休憩いたします。                 午後2時06分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時08分再開 ○副議長(前田 智章君) 休憩前に引き続き再開いたします。  追加日程第1、議員提出議案第7号、川本議長に対する問責決議の提出についてを議題といたします。  提案者の説明を求めます。  6番、高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君)       ───────────────────────────────  議員提出議案第7号             川本議長に対する問責決議の提出について  上記の議案を、別紙の通り会議規則第14条の規定により提出します。    平成25年6月20日提出                         提出者 琴浦町議会議員 高 塚   勝
                            賛成者    同    大 田 友 義                                     藤 本 則 明                                     桑 本   始                                     手 嶋 正 巳                                     井 木   裕                                     山 下 一 成                                     藤 堂 裕 史                                     石 賀   栄       ───────────────────────────────                川本議長に対する問責決議  理由  平成25年5月18日に、八橋地区公民館で開催された、琴浦町議会の「報告会」と「意見交換会」において、住民から「3月議会のTCC放映の遅れは何故?」という質問に対して川本議長は、湯梨浜町の選挙、北栄町議会の否決等が原因と嘘の回答をしました。実際は琴浦町議会の議長辞職問題で、放映の一部を、カットするか、しないかで延期になっている事には一切ふれず、町民に対して虚偽の回答をしました。その後、川本議長の虚偽の回答について、町民にどう説明するかと議長に公開質問状を提出しましたが、川本議長は「虚偽の回答はしていない」と回答。全く反省するどころか、町民に対して、説明も謝罪もしておりません。琴浦町議会の最高責任者である川本議長のこのような無責任な態度は、琴浦町議会の品位を著しく汚した事にほかなりません。  川本議長は、その責任をとって早急に自ら、議員の職を辞すべきである。  以上、決議する。    平成25年6月20日                                 鳥取県東伯郡琴浦町議会       ───────────────────────────────  以上です。 ○副議長(前田 智章君) 川本正一郎君から、本件について一身上の弁明をしたいとの申し出があります。  お諮りします。これを許すことに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(前田 智章君) 異議なしと認めます。したがって、川本正一郎君の一身上の弁明を許すことに決定しました。  川本正一郎君の入場を許します。                〔18番 川本正一郎君入場〕 ○副議長(前田 智章君) 川本正一郎君に一身上の弁明を許します。  川本正一郎君。 ○議員(18番 川本正一郎君) まず最初に、本日提出されました問責決議に対しまして、多くの町民、また町長含め執行部の方、多くの議員に御心配をかけたということについて、まずもっておわびを申し上げたいと思います。申しわけありませんでした。  なお、この提案理由の中でありますが、5月18日に八橋地区において、公民館において、やばせ一歩の会と議会が共催ということで初の議会報告会と意見交換会を実施させていただきました。その中で、質疑といいますか、意見交換の中で、3月定例議会のTCCの放映について、おくれはなぜだというような質問がありました。それについて私は、このTCCの放映というのは1週間、6日間を2日ずつこの3町で、琴浦町が2日間、次に北栄2日、湯梨浜2日という1週間のローテーションの中で、それを3週間に分けて曜日を変えて放送するというのが原則でありましたが、このたびは湯梨浜町の方から湯梨浜町の選挙後に放映をしていただきたい、また北栄町の方が議会が長引いたということで編集等に時間がかかるということで、1週間ずつの3週間にわたって3町を放映するということで、当初決まったのが4月の最初でありました。そのことで議運等にも諮りながら協議を進めておったわけですが、その放送の一部についてTCCに流すことはいかがなものかという議会運営委員会の全会一致の意見をいただいて、放送の方をカットといいますか、その部分については流さないようにということでの話をしておりました。したがいまして、私は報告会の席で、その後段の議会が調整をしてる、混迷をしてるという部分については私はあえて皆さんにはお話はしませんでした。いわゆる議会がもめておるといいますか、意見調整がついていないということまで報告会で言う必要がないという私の判断であります。この件については全員協議会なり議運でも再三話をしておりますし、全員協議会の中で、もしこのことを言わなかったということが私の言葉足らず、舌足らずであればおわびをするということも申し上げたとおりであります。  また、ある議員さんから、八橋の地区の方から十分な説明でなかったというような苦情等が来ればどうするかという御意見もいただきました。その件については、そういうことが事務局なり私の方に申し出があれば現地に出向いてでも話をしますという答弁をさせていただきました。なお、後日、一歩の会の会長さん、また公民館の館長さんに対しまして私の方から電話入れさせていただいて、この件については議会の方が今、混乱しとるのであえて報告会ではそういう答弁をしなかったということをお話をさせていただいて、地域住民の方から、いや、それは議長の方からきちんと聞かなくてはいけないということであれば出向いてでもお話をするということで、電話ではありましたけども、そういうような報告をさせていただいております。  なお、この質問につきましては、議員の御家族の方の質問でありましたし、多分その内情を御承知の上での質問だったということでないかなと私は思っておりましたが、ここまで問責だという、私はあくまでも言葉足らず、言わなかったということであれば全員協議会でお話ししたとおり陳謝はしなくてはいけないと思っておりますが、虚偽、うそを言ったというようなことでは決して思っていないということですし、うそは申していないということをここで弁明をさせていただきたいと思います。  なお、問責決議の中に責任をとって早急にみずから議員の職を辞するべきという重い文言が入っております。これは私が議員になって多くの方に支えられてきたことを否定するような文言だと私は理解しておりますし、このことを受けて深く今後自分の進退等についても、またこのことが名誉毀損に当たるんじゃないかということを含めて考えさせていただきたいと思います。  いずれにいたしましても、その問責決議が出たということについては私の不徳のいたすところでありましたし、最初に申し上げましたおわびをして私の弁明とさせていただきます。 ○副議長(前田 智章君) 川本正一郎君の退場を求めます。                〔18番 川本正一郎君退場〕 ○副議長(前田 智章君) これより本案に対する質疑を許します。質疑ございませんか。  11番、青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 提出者の高塚議員に質問をしたいと思います。  川本議長に対する問責決議となってますが、この決議書の最後には、議員の職を辞すべきであると、こうなってます。ですから、いろいろるる書いてありますが、結論は責任を問うというよりも議員をやめなさいというふうにとれるんですが、そうであるならば、これは辞職勧告決議なり、そういうようなことになるんではないかと思うんですが、その点はいかがか。1点目です。  それから、議会には首長に対する不信任案が権利として付与されています。その不信任案が通った場合には、首長はみずからはやめるか、または議会を解散するかという対抗措置ができるように法律で決まっています。したがって、議員に対する問責だとか辞職勧告だとか、そういうようなものについては対抗措置が法律的に整備をされてませんから、本人としては不本意な場合になすすべがないという法制度の仕組みになってるんですが、そういう中であえてこういう決議、それも問責なのか議員辞職なのかがはっきりしないものが出されたというところの説明をお願いしたいのが2点目です。  もう1点。全国的にもいろいろと、国会でもそうですが、議員辞職なり、そういう決議というのが行われているんです。しかし、議員辞職をこういうふうに求める場合には、それの原因たる行為というのが問題になってきます。多くの場合、私、インターネットで調べたりなんかしてみても、反社会的な行為、あるいは犯罪にかかわるものというような公人としての、議員としての存続が許されないというような、客観的なそういういろんな理由がある中で出されているのが圧倒的に多いわけですが、今回の場合はこういうふうな点からいうといささか原因についてはそういう深刻の度合いが軽いというか薄いのではないかと思うんですが、そこのところはいかがでしょうか。  以上3点お願いします。 ○副議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) お答えをいたします。  問責の最後に議員をやめてくださいという表現をしております。皆さんよく御存じのように、議員辞職勧告もあります。問責もあるわけです。いずれにしましても、どちらにしましても、それが仮に可決になっても、本人がやめない、私は悪くありませんでしたと言えばそれきりなんです。法的制限はありません。首長さんの場合は、それが可決になりますと、例えば町長さんであるとか、そういう場合には町長さんは議会を解散するか自分が辞職するかという選択肢がありますけども、議会で議長だとか議員に辞職勧告だとか問責が仮に可決になっても、本人さんがやめない限りは、やめると言わない限りはできません。  私は、この理由に書いておりますけれども、私もそんなことはしたくないと、けれども今まで議長とのやりとりをしてましたら、二元代表制である琴浦町の議会のトップがこういうことでいいのか。先ほどありました、うその回答はしてない。それは湯梨浜と北栄の議会もあるんです。あるんですけども、根本のことは一つも言わずに、湯梨浜と北栄のことはうそではなかったと、けど一番住民が聞きたい、住民に知らせないといけない根本のことは一切言わずに、それは全く言ってません、町民に対しては。そういう考え方がやはり議会のトップとしてはふさわしくないと、それをあくまでも貫くような方であれば当然やめていただきたいと。やめていただいて、これが可決になっても強制がありませんので、それは本人の判断だということであります。1番と2番のお答えになったかどんなかわかりませんけども。  ですから、青亀議員言われるように、辞職勧告というのはどちらかいうと法律的な違反、例えば飲酒運転であるとか何か刑法犯を犯した場合、これは議員としてはふさわしくない、即刻辞職勧告ということでありますけども、問責というのは、そういう法律違反ではないけれども、人間としてとか議員としてとか町民の代表としてふさわしくない行為をやったということになるわけです。最近では大阪の市長の例もあります。問責を云々とか。そういう意味で私は問責にしました。それから、問責の中に、私としては議員としてはふさわしくないと、こういう方がトップというのはふさわしくないという意味でそういう文言を入れましたということです。  それから、原因のことですけども、くどいようですけども、なぜあのときに議長が、さっきも弁明されました。いや、実は4月の初めに放映する予定でしたけども、議会内部の方でいろいろ調整をやっとりまして、それによってちょっと今おくれとるんですと、そしてさらに北栄のこともあります、湯梨浜のこともありますので、もうちょっと待ってくださいと、そういうことがあればいいんですけども、そのことは一切触れずにそういうことをやったと。さらにそのときには5月の20何日には放送しますとまで言っちゃったんですね。ところが現実にはそれもできなかった。6月の2日になったんですね。  さらに私は公開質問状でやったんです。どうやって町民に説明するんですか、これだけおくれたことを。八橋の意見交換に出た方は5月の20何日にあると思って帰ってとられるんです。ところが現実にはなかった。ホームページの議会のところに一切出ません、そういうことは。そしてどうするんですかと言ったら、6月2日の放映のときにテロップでこうやっておくれましたことをおわびいたしますという、文字放送で流しますという回答を公開質問状にもらいました。それも6月の、私は放送が終わってから、あれは出たのと言いましたら、出てなかったんです。約束したことができてない。そういうことでは二元代表制の片一方の議会が町民には信頼されないということで、私はこういう形で提案をさせていただきました。  お答えになったかどんなかわかりませんけど、以上です。 ○副議長(前田 智章君) 11番、青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) いろいろと言われましたけれども、要するにこの、問責決議なのか議員辞職勧告決議なのかよくわかりませんけれども、可決になってもやめないでもいいというようなことがありました。それはなぜかといえば、先ほど私が言いましたように、地方自治法上こういう決議を出されても、それに対する対抗措置がないためにそういうふうにならざるを得んわけです。ですから、それはそれということで、そういう場合もあるでしょう。しかし、議員の職を辞すべきということは、我々も選挙を通じて議席を得させていただいている身であります。議員の職をやめるということは、つまりその、例えば今回の場合であれば、川本議長に投票した人の投票権を抹殺するということにもつながるわけであります。穏やかでは非常にありません。ですからそれはそれなりに、そういう議員の職を辞すべきというふうに言うのであれば、それにふさわしい重たい原因なり理由が要るはずだというふうに思いますが、ここの中で言われていることについていえばそうとも言えないのではないかというふうに思いますし、可決してもそのとおりにならないから、じゃあ過激な言葉で書いてもいいのかといっても私はそうとも言えないと思います。やはりここは誠実に事実に基づいてふさわしい内容で決議を提案されるのが筋だと思いますし、そうされるべきだというふうに思います。  この中でうその回答をしましたというくだりもありますが、うその回答というのは何を指してるのかよくわかりませんが、北栄町と、それから湯梨浜町の放送日程の後になるからおくれたということは言われてますけれども、これは事実だというふうに思います。それで、先ほど提案者が言われましたけれども、議会の混乱云々という問題については何も語っていませんから、それはうそをついたとかうそを言ったとかうそを書いたというふうにはならないというふうに思います。そういう点からいうと、言葉のあやの部分もありますけれども、原因の部分でありますから、ここは厳正に、かつ正確に物事は判断すべきだというふうに思いますが、いかがでしょうか。 ○副議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 議運の副委員長さんとも言えない内容の今の質問だったと思います。うそは言ってない。本来答えないといけないことはそっちに置いておいて、ほかのことで話しました。それはうそではありません。だからうその回答してない。そんな詭弁を議長がやること自体が私はおかしいと思うんですね。そこなんです。そういう議長は、私の個人的意見であれば、おってもらっちゃ困ると、議員としては不適格だと、だから私は書いたんです、不適格だと。だからやめてくださいと。  今、質問者は言われました。内容的にさほど重要ではないじゃないかということなんですね。私は重要なんです、これが。議会のトップである者がいい悪いはやはりちゃんと町民には説明すべきだと。何かごたごたがあるからそれは隠しておいて、あさってのことを言って、それは正しかった、うそではありません、そんな詭弁が通るわけないんです。だから私は、こんなこと言ったらあれですけども、例えば最初の時点で、いや、ちょっと言葉が足りませんでしたとか、実はこうなんですとか、あればこんなことはしておりません。公開質問状出しても、私は悪くありません、何も悪くありません。おくれたことも、質問者の、広報では、4月の何日から放送がありますともう広報されたじゃないですか。あれを読んだ人はどうなるんですか。あれ、何とか議員さん、うそついてるなとなるんですね、実際見ようと思っても見えないんです。さらに議長は5月の交換会のときに、はい、5月の20何日からしますと言っておりながら、それもない。それを某議員がやられるについてはいいと思います、それは個人ですから。議長があそこまで80何人の前で言っておりながら、変更になっても一つも広報もしない。この間はああいうこと言いましたけど、ちょっといろいろ事情がありまして6月何日になりましたということの一つもない。ホームページにも一切出ませんでした。そういうような我々の議会のトップではこの議会はだめだということで私はこうやったんです。だから、問責でそういう議員をやめなさいということはおかしいじゃないか、こんな軽いことでこんなことはおかしいじゃないかと、私は軽いと思ってないんです。これをやっぱり改善しないと琴浦町議会は町民の負託にこたえられないということで、私はそういう自信を持って出しましたので、よろしくお願いします。 ○副議長(前田 智章君) 青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 3回目ですから最後になりますが、実は、4月の24日だったと思いますけれども、全員協議会が開かれまして、議会運営委員会で決定した方向でやらせていただきたいということが議長の方から示されました。その24日の全員協議会を経てケーブルテレビに放送開始の打診をしたところが、ここの文章に書いてある湯梨浜町や北栄町のことで琴浦町はすぐには入らないと、こういうことだったというふうに私は理解をしています。したがいまして、全員協議会は全議員が参加してるわけでありまして、皆さんも御存じのとおりです。その決定に基づいて議会事務局を通じてTCCの方に放送をできるだけ早くしようということで働きかけたら、そういう湯梨浜、北栄の事情で琴浦の入るところがおくれたと、こういうことだったというふうに理解してますから、川本議長が言った、この内容については事実であると私は思っております。そして、24日の全員協議会の結論は議員の皆さんは全員御存じだったというふうに思いますので、うそでもないというふうに思いますが、いかがですか。 ○副議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 青亀議員とはそこが全く平行線です。あくまでもうそは言ってない。私はうそを言ってる。真実を隠して報告会だとか、あれは言葉が足りませんでした、本来はごたごたがありますとか、ごたごたという言葉はちょっと悪いかもしれませんけども、内部調整やっとりますので、皆さん、ちょっとおくれとりますと。湯梨浜のこともあったし北栄のこともあったのでもうちょっと待ってくださいだったらわかるんですよ。そのことは一切、都合の悪いことは一切触れずに、よそのせいにして、よそのせいは正しかったという、そういう表現そのものが私はおかしいと思うんです。だから、青亀議員とは平行線かもしれませんけども、私はうそを言ってる、虚偽の回答をしてるということで、だからこの問責を出したわけです。あとは議員の皆さんがどう判断されるかだと思います。以上です。 ○副議長(前田 智章君) そのほか質疑ございませんか。  14番、井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 私は、平議員として、この議長の問責決議について提案したいと思います。といいますのは、2月の21日、議員懇談会の席で川本議長は21日に辞表を提出しますということでありました。(発言する者あり)静かにしてください。そういうことから……。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩します。                 午後2時35分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時36分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開いたします。  井木議員、続けてください。 ○議員(14番 井木 裕君) 議長は21日に辞表を出しますと、それは、私は21日の日は農業中部共済と言いました。これは正式名が中部農業共済だということになるわけなんですけども、そこで私は議会と、それと……(「議長、議事進行について」と呼ぶ者あり)何でだ、やかましいだわ、ほんに。(「議題について議論してください」と呼ぶ者あり)最初から、平議員と……。議会運営副委員長でしょうが。何考えとるだ。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時37分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時37分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開します。  井木議員。 ○議員(14番 井木 裕君) そこで、中部共済ということは私も交通安全のときに議会とその交通安全協会とどっちが大事かと、議会優先でないかということで、議長も御存じのように、口頭注意ということで私は受けてますよ。そこの中で……。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時37分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時38分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開します。  井木議員、質疑ですので、質疑をお願いします。 ○議員(14番 井木 裕君) そうしますと、今、青亀議員から話があったわけですけども、やはり川本議長が八橋のこの議会の一番大事な議会主催の説明会において、この虚偽の、うそのことを言ったということはかなり重たいもんですから、高塚議員の言われることは大事だと思います。  もう一つつけ加えます。八橋の議員の説明会で青亀副委員長は……。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時38分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時38分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開いたします。 ○議員(14番 井木 裕君) 高塚議員にしますが、青亀議員が来てないのに、今の言われたことはどう思われますか。この懇談会に、八橋の一歩の会の懇談会に来とられないのに、それが正当に言えるということはありますか。高塚議員にお伺いします。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時39分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時39分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開します。 ○議員(14番 井木 裕君) 高塚議員にします。質疑の方をします。  私もこの高塚議員が言われたことに対して、私は正当だと思いますので、その点についてもう一度お答えください。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時40分休憩       ───────────────────────────────
                    午後2時40分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開いたします。  井木議員の質疑は終結いたします。  そのほかございませんか。ありませんか。  17番、石賀栄君。 ○議員(17番 石賀 栄君) 委員長、確認しますけど、高塚議員に聞くですね。 ○副議長(前田 智章君) 高塚議員が提案者でございますので、高塚議員に質疑をお願いします。 ○議員(17番 石賀 栄君) わかりました。  委員長にお尋ねします。私も八橋の公民館の議会報告会に最初から最後まで参加いたしました。それで、提案者が提案されておるように、ある町民から3月定例会の放映がいまだにないが、理由をお聞かせくださいと尋ねられました。議長の説明は、高塚さんが言われたように、湯梨浜町の選挙がある、北栄町においては町長と議会とがぎくしゃくしておりましたと、ただそれだけの説明であります。それで委員長に、高塚提出者にお尋ねしますが、我々仲間が、その放映のカットをされたという情報が入りまして、仲間が議長の方に面談を求めて、放映するようにということを再三再四申し入れた経過があります。したがって、当初申し上げました北栄と湯梨浜町の問題ではないですがな。これは真っ赤なうそですがな。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩します。                 午後2時43分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時44分再開 ○副議長(前田 智章君) 答えられますか。再開いたします。  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 先ほどから再々申しましたように、私は、この文面にも書いておりますように、報告会、意見交換会もずっと出ておりました。その中で、我々の代表である議長がいろいろ住民に対して答弁をしたわけですね。これはおかしいと、本当のこと言ってないということでこういうことになったわけです。先ほど石賀議員から私に対する質問で、最初に4月の、本来は4月の初めに放映する予定で、もうある議員は文書でいつから放映ありますよということで流しとられました。けれども急遽中止になったというときには、やはりそれは6人の議員が辞職のときに意見を言ったことがカットになるということで急遽申し出があってこうなったと。ここには書いとりませんけども、それはもうそれで延期になったわけですから、ただ延期になってからのこっちが非常に議会として、議会のトップとして対応が非常にまずいと、こういう議長ではこの議会のトップとしてはふさわしくないということでこの問責を出しておりますので、今、石賀議員のお話は私も同感であります。それがもともとは原因だと、それは町民はほとんど知らなかったと、知らされてない。あえて知らされてないというのが現状であります。以上です。 ○副議長(前田 智章君) 石賀栄君。 ○議員(17番 石賀 栄君) 高塚提案者に再度お尋ねします。  八橋公民館の、今問題になっておる、議長がうその説明をしとるというふうに私は受けとめております。したがって、高塚議員の提案に対して議会運営副委員長の青亀議員が……。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後2時46分休憩       ───────────────────────────────                 午後2時47分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開いたします。以上で石賀議員の質疑を終結いたします。  そのほかございませんか。  7番、小椋正和君。 ○議員(7番 小椋 正和君) 先ほど青亀議員の方からもあったわけですけども、ここの川本議長に対する問責決議とあります。最後の方に、これが問題にするところであります。議員の職を辞すべきだと。これは法的に拘束力がないからこういう表現を使ってもいいんだというような御発言が高塚議員の方からありました。先ほども同僚議員からありましたけれども、本当で刑法に触れる、民法に触れる、そういう事件ならいざ知らず、やはりこの議員の辞職を促す、こういう問責決議はないと思います。やはりここにはここに書き方というものもあってしかるべきだというふうに私は思います。その点はどのようにとらえてこういう書き方をされたのか。先ほどからこれはこうで私はそれ以上に重たいと言いますけれども、重たいことがあって私は議員辞職に書いたんだと言われましたけれども、本当に果たしてそうでしょうか。やはり賢明な皆さんであれば、こういうことがそれに値するとは到底思いません。その点はどのようにとらえておられますか。 ○副議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 何か今誤解があるようですけども、仮にこれが可決になったからといってやめる規定がないから、だからこうやって簡単に書いたんじゃないかなというニュアンスを私は受けておりますけど、全く逆でございます。二元代表制である議会のトップが第1回の住民との報告会、交流会でこういううそをしゃあしゃあと言って、さらにそれを追及しても、のらりくらり、私から見ればのらりくらり、だれかからあれば答えましょう、言葉足らずだったとか、そして一切こういうことは外には触れないような感じですね。そういうことではだめだと。一議員ではないと。我々の代表がこういう態度では琴浦町議会がだめだと。だから私はこうやったんです。(発言する者あり)ですから、今、小椋議員の質問については何か軽いような感じで出したんじゃないかと。私は非常に重く受け取って出しました。そこなんですね。  例えば私はこういう公開質問状も出しました。議会ホームページに議会だよりがあります。毎月1回、議会だよりがあります。議会基本条例には、議会報告会をしたら、その議会報告会の内容を議会だよりとホームページにおいて住民に知らせるという条例が決まっております。1月1日から決まっている、条例です、これは。それで、5月の18日にあったもんですから、この議会報告会はいつ出るかなと思ったんです。そして公開質問状を出しました。議長あてにですね。ホームページで公開することになってるけどもいつ出しますかと聞きましたら、公開質問状に返ってきたのは、5月末をめどに出しますと。5月末には必ずじゃない、5月末をめどに出します。私は待ってました。5月末に出ました。出たのは、5月の27日ですか。臨時議会が開かれました。写真入りで出てました。5月の18日の八橋地区のそういう意見交換会と報告会、一切出てませんでした。それで私は公開質問状でもらってましたから、5月の6日か7日ぐらいですかね、事務局に行きまして、ホームページ、いつ出るんだ。今準備しとりますとかいうことなんですね。本来公開質問状まで出して、5月末をめどに、3日か4日前の臨時議会のことは写真入りで出て、報告会のことは一つも出てないんですね。それで私が事務局に行きましてどうですかと言ったら、いや、きょうの午後アップしますと言うんですね。私は見ました。見ましたら、なるほど臨時議会の前にさかのぼって出とりました。一事が万事そういう形なんです。  議会というものは何のためにホームページ出さないといけないか、そこなんです。そこで議長のトップとしての資質というか、基本条例にそこまでうたってあるのに、月末には出します。5月の報告には一切なし。6月の7日ぐらいになって初めてさかのぼって出して、その出した内容たるも、こういうことをやりました、こういう意見がありました、意見に対しては一切答えはしてない。先ほどのTCC放映がおくれたのはどうですかという意見が出ました。その意見に対して議会としてはこう答えたということは一切載ってません。明らかに逆から見れば何のための情報公開なのか、開かれた議会なのか、そういうことを考えれば、このまま川本議長のままでやることがいいのか。先ほどニュアンス的にはこの程度のことで問責だとか議員辞職だとか、ちいと重いとかおかしいじゃないのというようなニュアンスにとれました。私はそうじゃないんです。そういうことを積極的に対応しておけば問責なんかは出しません。このままいったらどうなるのか。それで私は出した。ですから、決して軽い意味で出したのではございませんので、ひとつよろしくお願いします。 ○副議長(前田 智章君) 小椋正和君。 ○議員(7番 小椋 正和君) 高塚議員は大変重いから出したんだと先ほどるる述べられました。果たして本当に刑法とか民法に匹敵するような重さがあるのでしょうか。私はそこを問いただしたい。本当で、議長が先ほどるるいろいろと述べられました。それはホームページだとか、それからTCCの断りの文がなかったんだとか、これは高塚議員も知っとられる、説明を受けておられるとおりで、やはり議会事務局にも多少の手続のミスがあったということを聞かれても、それはトップであるあなたの責任だというふうに高塚議員は判断されて、それで今言われたようなお話であります。しかし、それはやはりこういう場でそういうことを言うすべではなくして、本当の町民のためを思う議会人としての発言とは思えません。私は今こうやって問責なら問責の文章で出していただくべきであったなら私は理解しますけど、問責の文章が議員辞職に値するようなことはいかがなものかということで、高塚議員に質問するわけです。再度その辺の重さがそういう刑法に準ずるより重たいのかどうなのか、その辺をお聞きしてしまいます。 ○副議長(前田 智章君) 高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 刑法と言われますけども、私は議長として、琴浦町の議長として今のような川本議長はふさわしくないと。これが先ほどお話ししました刑法に触れるようなことであれば議員辞職勧告決議という決議もあります。問責というのは、あなたのやっておられることはふさわしくないですよということなんですね。私は議長だからふさわしくないと、本当議員をやめてもらうぐらいふさわしくない重大なことなんです。これは小椋議員とも平行線だと思います。小椋議員はこの程度のことで議員辞職とはおかしいじゃないかと。私はそれに匹敵するぐらい、今までの経過を見てても、幾ら途中改善をお願いしても改善できない。だから、それで出したんです。それは淡々と議員の皆さん、町民が私は判断することじゃないかと思うんですね。小椋議員のお考えは私はわかりました。小椋議員はこの程度のことだったらそんな議員辞職するほどの内容ではないじゃないかということのお考えはわかりましたので、そういうことです。 ○副議長(前田 智章君) そのほか質疑ございませんか。ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(前田 智章君) 質疑を終結いたします。  これより本案に対する討論に入ります。討論ございませんか。  11番、青亀壽宏君。 ○議員(11番 青亀 壽宏君) 私が最初の討論になってしまいましたが、この川本議長に対する問責決議という、こういう決議が出ました。質疑の中ではいろいろありましたけれども、この問責決議に書いてある内容に即してそれぞれが判断するということにならざるを得ないというふうに思います。  まず第一に、私、質疑でも言いましたが、問責という決議と最後の結論の議員の職を辞すべきは看板に偽りありだというふうに思います。一般的に問責というのは、そこの責任を問う、日本語でいえば、ものでありますが、有権者の負託を受けて投票によって議員に在職している者の職を辞する、やめろということは、すなわち川本議員に投票されたであろう、700ぐらいだったと思いますけれども、そういう人たちの選挙権をも抹殺するということに等しいと思います。これはそういう権利が我々にあるのだろうか。私はここに書いてある内容で議員の職を剥奪する権利はないと思います。したがいまして、いろいろ問題はありますけれども、この問責決議については反対をするものであります。  先ほども言いましたが、4月24日に全員協議会が開かれました。そのときに議会運営委員会で決定をした川本議長の辞職に関する意見については放映をカットするということでやらせていただきますというのが結論でありました。その結論をもってケーブルテレビに放映の準備に入るようにお願いをしたら、先ほど説明されたようなことがあったということであります。ですから、これを北栄と湯梨浜のことだというふうに説明したのはうそではなくて事実であります。うそをついた、うそを言ったということは間違った事実でないことをしゃべったり書いた場合に言うことであって、触れなかったことはうそをついたことには日本語ではなりません。それは説明が不十分だったり行き届かなかったりというのが一般的な日本人の感覚ではないでしょうか。  いずれにしても、この間いろいろ混乱をいたしましたけれども、私は川本議長はそういう意見を言われた6人の議員の方の合意をとり得るために当初の放送日程を延期をして、文書で通知をするところを全員協議会で理解を得るように、そういう手続を踏まれたというふうに理解をしています。さらに一度決定をした全員協議会を再度開けという要求も出されて、それで全員協議会も開かれたという形でいえば、全員協議会だけでも3回も開かれてますし、できるだけ議員の皆さんの意向を反映した議会運営に努めてこられたと私は確信をしています。そういう議長に対して問責はおろか議員をやめろというのは余りにも無謀であり、許しがたいことだということを主張して、私の反対討論といたします。以上です。 ○副議長(前田 智章君) 次に、原案賛成の方の発言を許します。  15番、山下一成君。 ○議員(15番 山下 一成君) 先ほどから聞いておりました。ここに発言する資格のない人がとうとうとやっておられる。つまり八橋の話題になってる現場におられなかった人が、さも自分の論理が皆さんに通じるだろう、当然だろうという御意見でありましたけど、まず資格のない者の意見を聞く必要はないと思います。いずれにいたしましても、再三再四検討した結果の問責決議でございますので、どうか御了解をいただきますようによろしくお願いします。以上です。 ○副議長(前田 智章君) 次に、原案反対の方の発言を許します。(「議長」と呼ぶ者あり)原案反対ですよ。(「賛成」と呼ぶ者あり)原案反対の方の発言を許します。(「討論をお願いします」と呼ぶ者あり)  次に、原案賛成の方の発言を許します。  石賀栄君。 ○議員(17番 石賀 栄君) 賛成の立場で討論をいたします。  提案者が問責決議の理由は町民の立場に立ったことがしっかりと明記されております。先ほども申し上げましたが、八橋公民館において80名からの町民の皆さんに議長みずからうその説明をなさったということは明白な事実であります。したがって、この案に対して反対の議員が2名おられたと、しかも議会の顔の議会運営委員長、議会副委員長の青亀、小椋議員であります。まさに私の目線から申し上げましたら、議長のうその発言、そして質疑、討論においても青亀議員の理由というものはまさにねじれの発言であるということをはっきりと申し上げておきます。 ○副議長(前田 智章君) 石賀議員、さっきの発言、ちょっと訂正してください。取り消してください。 ○議員(17番 石賀 栄君) ここで具体的なことは申し上げませんが、これのみならず……(発言する者あり) ○副議長(前田 智章君) 石賀議員、さっきの発言を取り消しますか。 ○議員(17番 石賀 栄君) 議運の委員会が私物化されとるということを……。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後3時07分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時08分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開いたします。ここで、石賀議員の退場を命じます。退場してください。 ○議員(17番 石賀 栄君) こがななぁ、盗人するやなところに、どがでおっだい、この。 ○副議長(前田 智章君) 退場してください。 ○議員(17番 石賀 栄君) 盗人とねじれだ。青亀のねじれ議員。まっとれ。これからシゴしたるけ。                〔17番 石賀 栄君退場〕 ○副議長(前田 智章君) 小椋議員。 ○議員(7番 小椋 正和君) 先ほど壇上から私は反対意見を申しておりませんので、その点は文章から削除するなり、やはり訂正をお願いしたい。 ○副議長(前田 智章君) 暫時休憩いたします。                 午後3時09分休憩       ───────────────────────────────                 午後3時46分再開 ○副議長(前田 智章君) 再開いたします。  最初に、町長以外、執行部から退席したい旨の申し出がありましたので、これを許します。  議会運営委員会、小椋委員長の報告を求めます。  小椋正和君。 ○議会運営委員会委員長(小椋 正和君) 議長より議運の開催を要請されました。議会運営委員会の協議内容を報告いたします。  石賀議員の発言に対しまして懲罰の動議を出すことに全員一致で決定いたしました。以上です。 ○副議長(前田 智章君) もとに返ります。  そのほか討論ございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(前田 智章君) 討論を終結いたします。  本案は起立により採決……(「議事進行について」と呼ぶ者あり)討論なし。(「討論ではなくて、議事進行について」と呼ぶ者あり)  暫時休憩いたします。                 午後3時48分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時14分再開 ○副議長(前田 智章君) 会議を再開いたします。  そのほか討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○副議長(前田 智章君) 討論終結します。  本案は、起立により採決いたします。  議員提出議案第7号、川本議長に対する問責決議の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ○副議長(前田 智章君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第7号は、原案のとおり可決されました。(「議長」と呼ぶ者あり)  はい。 ○議員(6番 高塚 勝君) 小椋議会運営委員長に対する問責決議の動議をいたします。 ○副議長(前田 智章君) 議長交代のため暫時休憩いたします。                 午後4時16分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時17分再開
    ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎動議 小椋議会運営委員長に対する問責決議の提出について ○議長(川本正一郎君) ただいま6番、高塚勝君から、お手元に配付しておりますとおり、小椋議会運営委員長に対する問責決議の提出についての動議が提出されました。この動議は2人以上の賛成者がありますので、成立いたしました。  お諮りします。ただいま6番、高塚勝君から提出された議員提出議案第8号、小椋議会運営委員長に対する問責決議の提出についてを日程に追加し、追加日程第2として、直ちに議題とすることについて採決をいたします。  この採決は、起立によって行います。  この動議を日程に追加し、追加日程第2として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに賛成の方は起立をお願いします。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 起立少数です。したがって、この動議を日程に追加し、追加日程第2として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることは否決されました。  もとの日程に戻ります。  暫時休憩いたします。                 午後4時19分休憩       ───────────────────────────────                 午後4時49分再開 ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  なお、あらかじめ本日の会議の時間延長をいたします。       ─────────────・───・───────────── ◎追加日程第3 石賀栄君に対する懲罰の動議 ○議長(川本正一郎君) ただいま小椋正和君ほか5名から、地方自治法第135条第2項の規定によって、石賀栄君に対する懲罰の動議が提出されました。  この動議を日程に追加し、追加日程第3として、議題とすることについて採決いたします。  この採決は、起立によって行います。  この動議を日程に追加し、追加日程第3として、議題とすることに賛成の方は起立をお願いいたします。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 暫時休憩いたします。                 午後4時50分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時00分再開 ○議長(川本正一郎君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ただいまの採決については、起立者の多少の認定が困難でありました。したがって、会議規則第81条第2項の規定により、本件については記名投票で採決をいたします。  暫時休憩いたします。                 午後5時01分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時02分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  小椋正和君ほか5名からの動議について、日程に追加し、追加日程第3として、議題とすることについて採決を行います。  議場の出入り口を閉鎖してください。                   〔議場閉鎖〕 ○議長(川本正一郎君) ただいまの出席議員は、議長を除いて16名です。  次に、立会人を指名します。  13番、桑本始君、10番、武尾頼信君を指名いたします。  投票用紙を配ります。  念のために申し上げます。本件に賛成の方は賛成と、反対の方は反対と記載し、自己の氏名もあわせて記載願います。                  〔投票用紙配付〕 ○議長(川本正一郎君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 配付漏れなしと認めます。  投票箱を点検します。                   〔投票箱点検〕 ○議長(川本正一郎君) 異状なしと認めます。  ただいまから投票を行います。  事務局長が議席番号と氏名を読み上げますので、順番に投票願います。                〔事務局長点呼、議員投票〕       ───────────────────────────────       1番 語堂 正範君  2番 山田 義男君  3番 新藤 登子君       4番 藤堂 裕史君  5番 藤本 則明君  6番 高塚  勝君       7番 小椋 正和君  8番 手嶋 正巳君  9番 金田  章君       10番 武尾 頼信君  11番 青亀 壽宏君  12番 前田 智章君       13番 桑本  始君  14番 井木  裕君  15番 山下 一成君       16番 大田 友義君       ─────────────────────────────── ○議長(川本正一郎君) 投票漏れはありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 投票漏れなしと認めます。投票を終わります。  それでは、開票を行います。  桑本始君と武尾頼信君の開票の立ち会いをお願いいたします。                   〔開  票〕 ○議長(川本正一郎君) 投票の結果を報告いたします。  投票総数16、有効投票16、無効投票なしです。  有効投票のうち賛成8票(新藤登子、藤堂裕史、小椋正和、手嶋正巳、金田章、武尾頼信、青亀壽宏、前田智章)、反対8票(語堂正範、山田義男、藤本則明、高塚勝、桑本始、井木裕、山下一成、大田友義)でありました。  同数でありますので、議長において賛成をし、したがって、この動議を日程に追加し、追加日程3として、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることと決しました。  暫時休憩いたします。                 午後5時14分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時14分再開 ○議長(川本正一郎君) それでは、再開いたします。  提出者の提案理由の説明を求めます。  小椋正和君。 ○議員(7番 小椋 正和君) それでは、読み上げたいと思います。       ───────────────────────────────  琴浦町議会議長 川 本 正一郎様                                 提出者 小 椋 正 和                                 賛成者 青 亀 壽 宏                                  同  金 田   章                                  同  前 田 智 章                                  同  手 嶋 正 巳                                  同  藤 堂 裕 史               議員 石賀栄君に対する懲罰動議  次の理由により、議員 石賀栄君に懲罰を課されたいので、地方自治法第135条第2項及び会議規則第110条第1項の規定により動議を提出します。                      記  理由  平成25年6月20日開催の本会議において発言を行った際、議長が制止したにもかかわらず不穏当な発言を繰り返したことは、会議規則第102条に規定する議会の品位を損なう行為である。       ───────────────────────────────  以上であります。 ○議長(川本正一郎君) 石賀栄君から、本件についての一身上の弁明をしたいとの申し出があり、お諮りします。これを許すことに御異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 異議なしと認めます。したがって、石賀栄君の一身上の弁明を許すことに決定いたしました。  石賀栄君の入場を許します。
                   〔17番 石賀 栄君入場〕 ○議員(17番 石賀 栄君) 本会議において、先ほど私の発言に対しまして弁明の機会を与えられました。したがって、これから私の気持ちを率直に申し上げます。  発言を撤回して、全面的に皆さんに御迷惑をおかけいたしましたことを心からお断り申し上げます。どうも済みませんでした。 ○議長(川本正一郎君) 石賀栄君の退場を求めます。                〔17番 石賀 栄君退場〕 ○議長(川本正一郎君) これから質疑を行います。質疑ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  お諮りします。懲罰動議については、会議規則第111条の規定により、委員会の付託を省略できないこととなっています。したがって、本件については、6名の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することにしたいと思います。御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。したがって、本件については、6人の委員で構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することに決定しました。  暫時休憩いたします。                 午後5時19分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時19分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  お諮りします。ただいま設置された懲罰特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名をしたいと思います。これに御異議ございませんか。(発言する者あり)  高塚勝君。 ○議員(6番 高塚 勝君) 私ちょっと認知してないんですけども、議長の指名以外には、例えば立候補とか、そういうのはないんでしょうか。 ○議長(川本正一郎君) 暫時休憩いたします。                 午後5時20分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時23分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  お諮りします。ただいま設置された懲罰特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名をしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 異議なしと認めます。したがって、懲罰特別委員会の委員は、小椋正和君、青亀壽宏君、金田章君、前田智章君、手嶋正巳君、藤堂裕史君、以上6名を選任をすることにしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 異議なしということで、選任することに決定をいたしました。  暫時休憩いたします。                 午後5時24分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時25分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  ただいま懲罰特別委員会に指名した6名は、別室において直ちに委員会を開いて委員長、副委員長の選任をしていただきたいと思います。  なお、金田議員は先ほど5時半から病院の方を予約してるということで退席をされました。  暫時休憩いたします。                 午後5時25分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時35分再開 ○議長(川本正一郎君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。  報告いたします。ただいま懲罰特別委員会が開催され、委員長に手嶋正巳君、副委員長に藤堂裕史君ということで決定いたしました。  以上、報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第20 議員派遣について ○議長(川本正一郎君) もとの日程に移ります。  日程第20、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りします。議員の派遣については、会議規則第127条の規定により、別紙のとおり議員派遣いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。  藤本則明君。 ○議員(5番 藤本 則明君) ここに書いてございますけれども、議会の改革に資するため、その職務遂行に必要な情報を得ることを目的とするんだということで書いてございますけれども、情報を得るためだったら、別に私はこれは純町費を使われて行くこともやぶさかではないんです。情報を取り入れられて議運で勉強会を開かれたらどうなんですか。5万や10万で恐らく行程費が出るとは私は思いませんが。 ○議長(川本正一郎君) 藤本議員、これは異議ありということで受けとめてもよろしいでしょうか。  藤本議員。 ○議員(5番 藤本 則明君) はい、いいです。 ○議長(川本正一郎君) それでは、御異議がありましたので、採決をとりたいと思います。  この議員派遣について、賛成の諸君の御起立を願います。(発言する者あり)  暫時休憩いたします。                 午後5時37分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時42分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  御異議がありましたので、そのほかありませんか。  井木裕君。 ○議員(14番 井木 裕君) 今、藤本さんが一括でされるということについて言ったわけですが、分割……。 ○議長(川本正一郎君) 暫時休憩いたします。                 午後5時42分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時43分再開 ○議長(川本正一郎君) 再開いたします。  そのほか御異議ございませんか。  藤本則明君。 ○議員(5番 藤本 則明君) 議員派遣の件について、個別に審議をお願いしたいというふうに発議いたします。 ○議長(川本正一郎君) 今、藤本議員より、議員派遣については3件あるわけですけども、これを分割審議という申し出がありましたので、これを受けて、直ちに議運を開いていただいて、どうするかということを審議をお願いしたいと思います。  暫時休憩いたします。                 午後5時43分休憩       ───────────────────────────────                 午後5時49分再開 ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  ただいま議会運営委員会を開いていただきましたので、小椋委員長より報告をお願いします。 ○議会運営委員会委員長(小椋 正和君) 報告したいと思います。  この件は当初予算でも決まっている事案であります。これまでにも分割で行ったことはなく、全会一致で一括審議で行うことに決定いたしました。以上です。 ○議長(川本正一郎君) それでは、報告のとおり、ただいまの議員派遣については異議がありましたので、採決をとりたいと思います。  お諮りします。議員の派遣について、別紙のとおり議員派遣をしたいと思います。これに賛成の諸君の御起立をお願いします。                   〔賛成者起立〕 ○議長(川本正一郎君) 賛成多数と認め、可決承認されました。よって、議員派遣については、原案のとおり決定いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第21 閉会中における委員会の継続調査活動について ○議長(川本正一郎君) 日程第21、閉会中における委員会の継続調査活動についてを議題といたします。  本日、議会運営委員長及び各常任委員長、また懲罰特別委員会委員長より、閉会中における委員会の継続調査活動について許可を求める旨の申し出がありましたので、これを許可いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 異議なしと認めます。よって、閉会中における議会運営委員会及び各常任委員会及び懲罰特別委員会の継続調査活動を許可することに決しました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第22 閉会の議決 ○議長(川本正一郎君) 日程第22に進みます。  お諮りします。今期定例会に付議された事件はすべて終了いたしました。よって、会議規則第8条の規定により、これをもって閉会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 異議なしと認めます。よって、今期定例会は、これをもって閉会することに決しました。  以上で平成25年第6回琴浦町議会定例会を閉会いたします。  長時間御苦労さまでした。                 午後5時52分閉会       ───────────────────────────────...