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平成22年第10回定例会(第1日12月13日)

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  1. 琴浦町議会 2010-12-13
    平成22年第10回定例会(第1日12月13日)


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    平成22年第10回定例会(第1日12月13日) ────────────────────────────────────────   第10回 琴 浦 町 議 会 定 例 会 会 議 録(第1日)                         平成22年12月13日(月曜日) ────────────────────────────────────────────                         平成22年12月13日 午前10時開会 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定について 日程第3 諸般の報告について 日程第4 報告第  8号 専決処分について              (損害賠償に係る和解及び額の決定について) 日程第5 22年請願第2号 風力発電風車の低周波騒音について 日程第6 22年陳情第16号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める陳              情 日程第7 22年陳情第17号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める陳情 日程第8 22年陳情第18号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書の採              択を求める陳情 日程第9 22年陳情第19号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対する陳              情書
    日程第10 22年陳情第20号 「食料・農業・農村基本計画」に沿って、実効ある施策の推              進を求める陳情書 日程第11 22年陳情第21号 住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情 日程第12 22年陳情第22号 島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情書 日程第13 22年陳情第23号 原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情書 日程第14 議案第  127号 琴浦町特別医療費助成条例の一部改正について 日程第15 議案第  128号 平成22年度琴浦町一般会計補正予算(第6号) 日程第16 議案第  129号 平成22年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第  130号 平成22年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号              ) 日程第18 議案第  131号 平成22年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第19 議案第  132号 平成22年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号) 日程第20 議案第  133号 平成22年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第  134号 平成22年度琴浦町水道事業会計補正予算(第3号) 日程第22 議案第  135号 財産の取得について(町道赤碕南線新設道路用地) 日程第23 議案第  136号 財産の取得について(八橋認定こども園(仮称)新築事業用              地) 日程第24 議案第  137号 債権の放棄について 日程第25 議案第  138号 琴浦町成美財産管理会委員の選任につき同意を求めること              について 日程第26 議案第  139号 琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについて       ───────────────────────────────                本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期決定について 日程第3 諸般の報告について 日程第4 報告第  8号 専決処分について              (損害賠償に係る和解及び額の決定について) 日程第5 22年請願第2号 風力発電風車の低周波騒音について 日程第6 22年陳情第16号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める陳              情 日程第7 22年陳情第17号 最低保障年金制度の制定を求める意見書の採択を求める陳情 日程第8 22年陳情第18号 高齢者の生活実態に見合う年金引き上げを求める意見書の採              択を求める陳情 日程第9 22年陳情第19号 環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の参加に反対する陳              情書 日程第10 22年陳情第20号 「食料・農業・農村基本計画」に沿って、実効ある施策の推              進を求める陳情書 日程第11 22年陳情第21号 住民の安心・安全を支える行政サービスの拡充を求める陳情 日程第12 22年陳情第22号 島根原子力発電所の早急な耐震補強対策を求める陳情書 日程第13 22年陳情第23号 原子力に依存しないエネルギー政策への転換を求める陳情書 日程第14 議案第  127号 琴浦町特別医療費助成条例の一部改正について 日程第15 議案第  128号 平成22年度琴浦町一般会計補正予算(第6号) 日程第16 議案第  129号 平成22年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第17 議案第  130号 平成22年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号              ) 日程第18 議案第  131号 平成22年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第3号) 日程第19 議案第  132号 平成22年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2              号) 日程第20 議案第  133号 平成22年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第3号) 日程第21 議案第  134号 平成22年度琴浦町水道事業会計補正予算(第3号) 日程第22 議案第  135号 財産の取得について(町道赤碕南線新設道路用地) 日程第23 議案第  136号 財産の取得について(八橋認定こども園(仮称)新築事業用              地) 日程第24 議案第  137号 債権の放棄について 日程第25 議案第  138号 琴浦町成美財産管理会委員の選任につき同意を求めること              について 日程第26 議案第  139号 琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについて       ───────────────────────────────                  出席議員(18名)         1番 語 堂 正 範        2番 山 田 義 男         3番 新 藤 登 子        4番 藤 堂 裕 史         5番 藤 本 則 明        6番 高 塚   勝         7番 小 椋 正 和        8番 手 嶋 正 巳         9番 金 田   章        10番 武 尾 頼 信         11番 青 亀 壽 宏        12番 前 田 智 章         13番 桑 本   始        14番 井 木   裕         15番 山 下 一 成        16番 大 田 友 義         18番 石 賀   栄        19番 川 本 正一郎        ───────────────────────────────                  欠席議員(なし)        ───────────────────────────────                  欠  員(1名)        ───────────────────────────────                 事務局出席職員職氏名  事務局長 ─────── 前 田 博 司  主査 ──────── 阿 部 信 恵       ───────────────────────────────               説明のため出席した者の職氏名  町長 ───────── 山 下 一 郎  副町長 ─────── 江 原   修  総務課長 ─────── 前 田 順 一  企画情報課長 ──── 川 上 強 志  商工観光課長 ───── 岩 船 賢 一  税務課長 ────── 坂 本 道 敏  農林水産課長 ───── 永 田 温 美  町民生活課長 ──── 山 本 秀 正  健康福祉課長 ───── 小 塩 久 志  建設課長 ────── 有 福 正 壽  上下水道課長 ───── 松 田   稔  会計管理者兼出納室長  岡 田 恵 子  農業委員会事務局長 ── 田 中   淳  教育長 ─────── 永 田   武  教育総務課長 ───── 生 田 満由美  社会教育課長 ──── 藤 村 隆 志  人権・同和教育課長 ── 田 中   肇  学校給食センター所長  原 田 満紀子  代表監査委員 ───── 松 田 道 昭       ───────────────────────────────                午前10時00分開会 ○議長(川本正一郎君) おはようございます。  ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより平成22年第10回琴浦町議会定例会を開催いたします。  会議に入る前に、去る11月12日に御逝去されました故福本宗敏議員石賀栄議員が追悼の言葉をささげますので、お許しをいただきたいと思います。  本日は、御遺族の方にも御無理を申し上げ、ありし日の御遺影とともに傍聴席においでいただいておりますので、追悼演説に入ります前に黙祷をささげたいと思います。  御起立をお願いします。  黙祷。                   〔全員黙祷〕 ○議長(川本正一郎君) 黙祷を終わります。御着席ください。  それでは、石賀議員、演題よりお願いいたします。
    ○議員(18番 石賀 栄君) 追悼の言葉。議席をともにしました議員を代表して、去る11月12日に御逝去されました前議長、故福本宗敏議員に謹んで追悼の言葉を申し上げます。  本日ここに平成22年第10回琴浦町議会が開催されましても、あなたの力強い声を耳にすることはできません。この議場で、よわい80を超える私があなたに追悼の辞をささげることになろうとは、神のみぞ知る、だれがこれを想像し得たでありましょうか。8月26日の臨時会には病室から体調を押して出席し、懸案となっているパーキングエリアの問題に貴重な御意見をいただきました。9月の定例会にそのお姿を見ることができなかったのは、まことに残念でなりません。お亡くなりになる10日ほど前には病室を訪れ、去り際に握手を求めた私に対して、驚くほど力強く握り返してくださいました。まさかこのように早くお別れすることになろうとは思ってもみませんでした。  福本さん、思えば、私たちの出会いは、昭和61年の赤碕町議会町議会議員選挙のときでありました。あなたは41歳の青年議員として赤碕町議会に登場したのであります。そして今日に至るまで実に24年有余の長い年月を地方自治の進展と社会、公共のために心魂を傾け、尽くしてまいられたのであります。そのはつらつとした気性と実行力で地域の発展に大いに尽力され、その活躍はだれもが絶賛するものでありました。  その間、平成10年から4年間は赤碕町議会議長として、また平成16年からは琴浦町議会議長として6年間、10年という長きにわたり議長として非凡な才腕を振るい、町の発展と民生の安定に大きな足跡を残されたのであります。殊に町村合併という困難な時期に持ち前のすぐれた手腕を存分に発揮して、琴浦町誕生に大きな力を尽くされ、初代琴浦町議会の議長となられたのであります。あなたの真っすぐ先を見据えた見識とおおらかな人柄は、今後の地域づくり町づくりになくてはならないものだと確信しておりましたのに、この8月に入院後は専心加療に努められましたが、ついに病魔には抗し得ず、帰らぬ旅路につかれました。まことに痛恨のきわみであります。  しかしながら、あなたが残された功績の数々は千載不朽のものであり、町民の胸に脈々と生き、長くたたえられることと信じ、ここに心から御冥福をお祈り申し上げます。そして私たち議員一同、その御遺志を体し、我が町の発展のため力を合わせていくことをお誓い申し上げ、追悼の言葉といたします。平成22年12月13日、琴浦町議会議員、石賀栄。 ○議長(川本正一郎君) それでは、暫時休憩いたします。                午前10時12分休憩       ───────────────────────────────                午前10時21分再開 ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  それでは、ただいまから議事に入らせていただきます。  本日の日程は、あらかじめお手元に配付している議事日程表のとおりであります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(川本正一郎君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、5番、藤本則明君と6番、高塚勝君を指名いたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第2 会期決定について ○議長(川本正一郎君) 日程第2、会期についてを議題といたします。  お諮りします。今期定例会の会期は、お手元の会期日程案のとおり、本日から20日までの8日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、会期日程案のとおり、本日から20日までの8日間と決定いたしました。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第3 諸般の報告について ○議長(川本正一郎君) 日程第3、諸般の報告をいたします。  会議規則第120条の規定により、9月定例会において決議された議員派遣については、別紙報告書のとおりであります。  なお、県外視察研修につきましては、それぞれの委員長に報告を求めます。  まず、総務常任委員長小椋正和君。 ○総務常任委員会委員長(小椋 正和君) おはようございます。総務常任委員会県外視察の報告をさせていただきます。  日程は、平成22年9月18日から19日の2日間でございます。参加者は、私、小椋正和、語堂正範、石賀栄、金田章、藤本則明、藤堂裕史、執行部より坂本道敏でございます。  視察先は、調査目的、兵庫県香美町、庁舎建設取り組み、財政状況など、兵庫県豊岡市出石、まちづくり活動取り組み、兵庫県新温泉町、温泉利用について。  最初の香美町でございますけれども、先ほど申しましたように、庁舎建設取り組みが重要な視察でございます。香美町には、副町長以下、職員の方々と設計業者の方、合同によって視察をさせていただきました。この香美町は、ここにも書いてありますけれども、21年度の決算が実質公債費比率24.6%となかなか財政的にも大変ということでございますけれども、それなりに削減に努力されとるということでございます。特記するのは、ふるさと納税、琴浦町もやっとるわけですけれども、20年度は1,800万円ほどの寄附をされとるということでございまして、かなりその浸透力というのもあるんじゃないかというふうに感じております。  庁舎建設でございますけれども、皆さんと一緒に庁舎の方、見させていただきまして、1階は、入り口のホールは広く、階段、エレベーター、トイレ等もわかりやすく、そういうようなことで大変簡潔なる上においても使いやすい庁舎ということが思われました。2階、3階、町長室なり、いろいろと執務室があるわけでございますけども、4階において議会関係の配置がなされておりまして、議場と事務局が接していて、また議場にはスロープ式床、対面方式の机、マイク電気コントロール機材、残り時間デジタル表示板ライブ中継システム、傍聴席も40人とゆとりがあり、委員会室も大小確保してあり、議員の控室は一人ずつ机があり、そういう配置もきちんとしてありまして、見習うとこもたくさんあったというふうに感じております。  豊岡市の出石につきましては、大変、城下町であったということで、忘れられたということが幸いして、なお今までも古い町並みが残っており、それを活用して町民の活力と発想を生かした第三セクター出石まちづくり公社ということで設立され、運営されております。事業部門で、ここにも書いてありますけれども、いろんなことで活発に公社運営されており、年間多くの方々がそのまちづくりなり出石の町並みを、そばを食いにとかというふうに利用されとるということでございました。  その帰りに新温泉町にも寄らせていただきました。ここは湯村温泉リフレッシュパークゆむらということでございまして、アミューズメント施設ということで第三セクターとして昭和63年に委託、平成18年に指定管理委託になっておりましたけれども、多様化する余暇利用健康回復、それらに対応した施設ということで、リハビリ、体力づくりなどで年間利用者はピーク時では14万人、最近減少して8万人の利用ということになっておるそうですけども、施設としてもまだまだ新しく、きれいに管理されとるなというふうに感じて帰りました。  以上で報告を終わります。 ○議長(川本正一郎君) 次に、教育民生常任委員長、高塚勝君。 ○教育民生常任委員会委員長(高塚 勝君) それでは、教育民生常任委員会視察研修の報告をさせていただきます。  お手元の資料1ページです。研修参加者は、議員が5名、執行部の方から健康福祉課課長補佐の岩船さん、議会事務局から阿部事務局員と、全部で7名でございました。  視察の目的ですけども、住民の健康づくり取り組みということで、兵庫県の福崎町と奈良県の山添村、それから特産の木材をふんだんに使った役場庁舎ということで、奈良県の川上村に行かせていただきました。  2番は、ちょっと割愛させていただきます。  3番の視察研修の成果でありますが、今回の視察研修は、当委員会に所属し、視察に参加した5人の議員はもとより、担当課を代表して同行していただきました健康福祉課の方や議会事務局職員も含めて全員の一致する実感として、大きな成果を上げることができました。とりわけ住民の健康づくりで成果を上げている福崎町と山添村では、行政と住民の強い信頼関係が築かれており、地方自治の手本を見せていただいたように感じました。このことが今回の視察研修の最大の成果でありますということでございます。  それから2ページを開いていただきたいと思います。福崎町のことでありますが、福崎町は、大体琴浦町とほぼ人口も同じぐらいの規模の町であります。2ページの上から2行目です。健康づくりや医療費が低いといったことにとどまらず、個人、法人の町民税の徴収率が98.9%と収納率では兵庫県で第1位、固定資産税などを含む総合徴収率でも第2位といった成果を上げております。さらに国民健康保険税は第3位だそうです。非常に行政と住民とが一体となって町づくりを行っているという成果でございます。特にここは後期高齢者の医療費が非常に少ないということで、今回の視察の大きな目的であったんですけども、今は連合に移行したために具体的にはちょっとわかりにくいんですけども、国民健康保険についてはほぼ琴浦と同じぐらい、後期高齢は断トツに低い町でございます。  2ページの下の方の山添村でございます。山添村は奈良市の隣の村でして、住民投票によって合併をしなかったという特色のある村です。身の丈に合った行政を推進という理念で、役場と村民の距離が近く、高い信頼関係が築かれておりました。村内にある3つの診療所の医師と保健師が訪問し、健康指導に力を入れたことなどによって奈良県で国民健康保険税が一番安く、介護保険料は全国2番目に低くなっていました。奈良県は、この山添村の取り組みを山添方式と言って県内に普及を進めておられます。  3ページの方の下の方のスタッフの積極的な取り組み、上の方にもいろいろあるんですけども、特に感じましたのは、②保健推進員を昭和58年から設置、住民が住民を指導する健康づくりの実践、③保健推進員は研修を受けるため任期終了後も健康に対する意識が高く、健康に対する意識の高い住民の割合がふえている。これは各町内会に保健推進員を町内会の役員として設置して、それが非常に効果を上げてるということでございました。  では、最後のページの川上村でございますけども、ここは吉野杉の一番中心地の村でございました。鉄筋コンクリートの庁舎でございましたけれども、外装、内装にふんだんに木材を使って、非常にやわらかい雰囲気の落ちついた雰囲気の立派な庁舎でございました。20年以上たってるのに、本当これが20年以上もたっとるんかなと思うぐらいの木材をふんだんに使った非常にいい庁舎でした。  下の方に写真をちょっと掲げております。これが2階建ての外観です。内観は、ちょっとこれわかりにくいですけども、また事務局の方にカラーの写真の資料を置かせてもらいますので、ぜひ見ていただきたいと思います。  以上で報告を終わらせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) 続いて、農林建設常任委員長、桑本始君。 ○農林建設常任委員会委員長(桑本 始君) そうしますと、農林建設常任委員会県外先進地調査報告をさせていただきます。  なお、詳細につきましては、議会事務局に資料を置いておりますので、ごらんいただきたいと思います。  期日は、10月の27日から29日ということで、実質の視察期間は28日と29日の2日間でございます。視察先は、長野県と静岡に行かせていただきました。調査目的は、もうかる農業と後継者人材育成のことです。それからもう一つの方は、食肉類の加工品の製造及び販売、地ビールの醸造とか販売ということで、出席者は、私を含めて山田副委員長、山下議員前田議員手嶋議員と、随行として、議会事務局の中井係長、農業委員会事務局長田中局長が一緒に行かさせていただいております。  概要から、長野県のトップリバーということで、経営方針から人材育成、会社概要等々が書いてあるわけですけども、冒頭に、嶋崎秀樹社長というのは、ここ三、四年前にもうけてる農業の実際ということで「カンブリア宮殿」に紹介をされまして、今、社長の書かれとる本がベストヒットになっとるということでございます。今、社長は51歳でして、日大を卒業されて北日本食品工業、今現在ブルボンという会社の営業で6年間ほどやられまして、その後、奥さんの実家である佐久青果出荷組合ということで従業員から社長になられ、2000年、平成12年にトップリバーを設立されたという経過がございます。9年間で総売り上げ10億円というふうな形で、平成21年度の売り上げは10億6,000万まで達成をされております。  この方は、農業をマネジメントするという発想で、もうからないと言われている農業をもうかるビジネスとして実証された方で、また後進に後継者の人材育成も図られながら、日本の新しい農業のあり方を提言し続けておられます社長さんでございます。社長いわく、農業ほど魅力的な産業はない、農業ほどチャンスが眠っている分野はない、農業ほど努力に見合う成果が得られるビジネスはない、ただし、楽しい田園生活を夢見ている人には農業はできない、それから職を失ってからとりあえず農業でやってみようかという人には続かない、他人とかかわるのが嫌いだから田舎で農業でもやってみようという人には向かない、農業は過酷で大変な仕事だ、厳しい労働と長い拘束時間が求められるのが農業でありますから、農業に対する強い意識が必要だというのが嶋崎社長の持論でございます。  それで3ページ目に、御代田町の直営農場、借りられている農場、それからJAさんとも提携されて協力農家もされておりますし、富士見農場が2農場と御代田が6農場を持っておられます。取扱品目につきましては、レタス、グリーンリーフ、サニーレタス、キャベツ、白菜、あと今トマトの関係と、それから苗物も自分のとこで育苗されとるというふうな形でございます。  それから5ページ目の辺が、加工・直販の体制が今までの一般流通とは違いまして、トップリバー直、直営のスーパーなり、そういう規格外野菜の外食なり野菜工場なり、もう全部契約栽培でやっておられるということで、比較的来期の経営計画は立てやすいというふうな形の中でされております。それで安定供給の仕組みも、品質、数量、納期、価格、これもすべて営業の方が事前に決められてきておりまして、それを会社に持って帰ってフィードバックして6農場の農場長を集めて経営計画を立てさせて、品質並びに価格、納期も含めてその納期内に必ず出す、だから炎天下で暑かったので、農業の作物ができませんでしたということにはならないということの使命感を農場長は持っているという会社でございます。  それで、これ非常に県境、長野県の横が群馬県ですから、もう群馬県に近い浅間山、八ヶ岳というようなとこで標高の高原野菜を専門にやられとるということで、7ページから今、若い30代、40代の研修生がここにいっぱい写っている中で、下の方に鳥取県の西根君というのがここに写っておりますけども、彼は今もう五、六年たちまして、ここに、鳥取市の出身の方なんですけども、来年の4月には旧大栄町、北栄町の大栄で農業をされることが決まっております。そういう形の中で北栄町は来年、トップリバーの社長を招いて北栄町の農業振興大会をされるというふうに伺っております。  それと9ページ目ですね、9ページ目の松田さんというのが、夫婦で農業をやりたいと、日本の農業を変えたい、つまりもうかる農業でなけにゃ魅力がないということで夫婦で来られて、この方ももう1,000万、夫婦で預貯金をためられて、その後、非常に農場長として社長が貢献したということで400万円の現金を夫婦の前に積んで、これは千葉ですか、千葉の方で今経営をやられとるというふうな実態がございます。  あとは、トップリバーの目標とか、あれは読んでおいてください。  調査事項ですけども、ここは先ほども言いましたように営業が4人でやられておりまして、営業があってこそ商品の生産技術等も伴って出荷体制も整っとるだということで、この社長の思う点は、100点プラス200点理論ということで、100点というのは生産技術です。200点というのは営業と販売が200点、つまり販路開拓も含めての200点ということでございますので、市場の取引は全然されておりません。もう直営ですから直営で現金が口座に入ってくるというシステムをとられております。  それで従来のやり方と全く農業経営が正反対でありまして、農協さんもあるわけですけども、いわゆる営業部隊の交渉が会社としての成功の大きなウエートを示しとるということでございます。それで昔から、できたらどこに売らあかという中におきましても、品質がよくても、そのときの需要の動向で市場に出されれば市場の乱高下があるということで経営が安定しないということで、営業と販売に200点の理論をされて、4人が回られて、その後に1年間の農作物をつくる計画が始まるだということで、ましてや農業版の大化の改新か、農業版の明治維新を起こすというふうなぐらいの劇的な形が長野県で起こっております。  それと以前、田中康夫知事、村井知事等あわせて行政の支援を、かなり財政的な支援もこういう長野でやっていただいて、全国の農業後継者の人材を育てるというふうな会社でございまして、実は北栄町の方の息子さんが、先般、東京農業大学を出られましてトップリバーに1週間行かれましたけども、1週間でリタイアされて帰ってこられました。こういう現状があります。ですから非常にここを6年間ぐらい短期研修、長期研修で正社員になって、もちろん給与ももらってです、それで1,000万ぐらいためて各都道府県に散らばって自分の販路開拓のもとにもうかる農業、利益の出る農業をやるというのがこの会社の方針でございます。  それとあわせまして、②に水戸黄門システムという理論を書いてますけども、これは助さん、格さんの話でございます。そのトップリバーから全国に散らばった自分の子供は、自分の親子理論ではございませんけども、困ったときとか販路がつまずいたときは全部協力農家としてトップリバーにその品物を持ってこいということで、全国にさばくというふうなシステムになっておりまして、中には資金的な援助もトップリバーがするというふうな形なんです。それで三重県の多気町という2万ほどの人口の町が、12月定例町議会で今始まってると思いますけども、来年は年間150万の経費をつけて、1名に、2名をトップリバーの長野に送り込むんだというのがございまして、定例議会で議会の承諾がなけにゃ文書が出されないということで、今、多気町がリップリバーに来年から出られるというふうな形の中で、フィードバックされて戻られて多気町のもうかる農業をされるというふうな形で聞いております。  視察所感を書かせてもらいまして、この中で農業後継者の本町のことをちょっと書かせていただいておりまして、既に2,700ぐらいの販売農家があるわけですけども、そのうちの1,600人ぐらいがもう70歳以上の農業就労人口になってるというのが本町の実態でありまして、これをやはり町独自の新規就農支援か、トップリバーの人材派遣とか、多分予想ですけども、大栄町は振興大会をされて、坂根組合長とももう話されてということであれば、北栄はひょっとすると来年度予算でトップリバーに1名か2名は町の予算で送られるようなもう計画があるんではないかというふうな形で推察をいたしております。  それから2番目は、御当地に工場があります米久東伯さんの本社の沼津の米久に行かせていただきました。概況はここに書いてありますように、売り上げが1,687億ということで、いろいろここに資産とか当期純利益とか役員の構成、それから全国の取引先、書かせていただいております。調査事項につきましても、ここはヘルシーコミュニケーションというふうな形の中で地域に貢献すると、米久スピリットということでここの調査事項に書かせていただいております。  最後に、視察所感のところですけども、そこのところで、ちょっと米久の中西専務に面識がありまして、今、米久東伯では800万羽、年間処理をされてますけど、これを1,000万羽ということで、その出荷体制にするために琴浦町地内4ヘクに鶏舎の建設、それから近未来の構想ですけども、豚の団地も3,000頭規模でやってみたいということを話をされておりました。それで今の現状は全農さんでと畜場のこともありますけども、名和で豚をカットしたものを今の米久のブロイラーの工場ではだめだということであれば、第2工場を建てる計画をされて雇用の安定を図りたい、社会に貢献したいというのが中西専務の言葉でございました。そういう形、それから逢束周辺に米久東伯のブロイラー、公害とかにおいとかありますので、その辺を一面芝生化して子供の遊べる遊園地みたいなんを計画してみたいということも中西専務が言っておられました。  それと鳥取空港に米久東伯の「鳥取のとり」という看板を来年立てる、その横に、琴浦町にお世話になっておりますから大山滝の絵をPRをしたいということで来年大きな看板が立つようでございますので、琴浦町のことは忘れてはいないというのが専務さんの考えでありましたので、今後も鶏舎の建設、それから養豚団地の建設等、町も議会も含めて米久東伯さんに対しての絶大なる支援や協力をしていかなければならないのではないかなというふうな形で痛感して戻りました。以上でございます。 ○議長(川本正一郎君) そのほかにつきましては、時間の都合上、お手元に配付しております報告書をごらんいただくことで報告にかえさせていただきます。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第4 報告第8号 ○議長(川本正一郎君) 次に、日程第4、報告第8号、専決処分についてを議題といたします。  この件について、町長の説明を求めます。  町長、山下一郎君。 ○町長(山下 一郎君) そういたしますと、報告事項であります。今回の報告事項は、損害賠償に係る和解及び損害賠償額の決定についての1件であります。  これは平成22年10月15日午前7時ごろ、琴浦町赤碕地内の町道八幡坂線において、自動車において対向してきた自転車をよけるため道路左側に寄った際、側溝のコンクリート部分が壊れ、タイヤが側溝にはまり、ホイール及び車体への取りつけ部分を破損させた事故について、損害賠償額14万2,065円を支払い、和解しようとするものであります。  今回の事故につきましては、側溝のコンクリート部分が壊れたことにより車両を破損させたことについては施設管理上、責任があるものと考え、町が修理費を負担することで示談が成立しております。地方自治法第180条第1項の規定によりまして、11月30日、専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものでございます。 ○議長(川本正一郎君) 以上で報告を終わります。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第5 22年請願第2号 から 日程第13 22年陳情第23号 ○議長(川本正一郎君) 日程第5、22年請願第2号から日程第13、22年陳情第23号までの請願・陳情の付託を行います。  今期定例会において受理した請願・陳情は、会議規則第92条、第95条の規定により、お手元に配付している請願・陳情文書表のとおり、それぞれの常任委員会に審査付託をいたします。       ─────────────・───・───────────── ◎日程第14 議案第127号 から 日程第26 議案第139号 ○議長(川本正一郎君) 日程第14、議案第127号から日程第26、議案第139号までの13議案を一括議題といたします。  提案者の提案理由説明を求めます。  町長、山下一郎君。 ○町長(山下 一郎君) それでは、議案の提案理由について順次説明させていただきます。  初めに、議案第127号、琴浦町特別医療費助成条例の一部改正についてでありますが、これは鳥取県特別医療費助成条例の一部改正に伴うものでありまして、子供の医療に係る経済的負担の軽減を図るため、小児特別医療の助成の対象を、現在の小学校就学の始期に達するまでの間にある者を15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者に拡大することなどにより、条例の一部改正を行うものであります。
     次に、議案第128号、平成22年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)についてでありますが、今回の補正は、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億7,651万円を追加し、その総額を111億6,108万4,000円とするものであります。  歳出予算の主な内容は、住宅リフォーム交付金、標準宅地鑑定委託料、介護保険特別会計繰出金、食料自給率向上・産地再生緊急対策事業補助金、高規格道路活性化施設設計監理委託料、施設用地造成工事、施設建設工事、物産館備品、小学校教育指導要領の改訂に伴う教師用教科書、指導書等購入費、総合体育館照明取りかえ工事、小田股ダム、船上山ダム施設復旧工事などの増額であります。また給与改定による人件費、子ども手当、東伯中学校プール改築工事、八橋斜面崩壊復旧工事などの減額であります。  また歳入予算の主な内容は、食料自給率向上・産地再生緊急対策事業補助金、現年発生農業用施設災害復旧費補助金、高規格道路活性化施設建設事業に伴う起債などの増額。また子ども手当給付費負担金、地方道路等整備事業に伴う起債、東伯中学校プール改築工事に伴う起債などの減額であります。  繰越明許費は、第2表、繰越明許費補正のとおり、債務負担行為は、第3表、債務負担行為のとおり、地方債の補正は、第4表、地方債補正のとおりであります。  次に、議案第129号、平成22年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、歳出では、主に人件費の減額、電子レセプトシステム改修費の増額、出産育児一時金は出産者の人数増が見込まれるための増額、保険税の還付金の増額によるものなど、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ388万1,000円を増額し、その総額を22億3,000万3,000円とするものであります。  次に、議案第130号、平成22年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でありますが、制度の円滑な運営を図るため、低所得者への保険料軽減措置の保険基盤安定繰入金及び健康診査受診者増加に伴う委託料等の増額を行うもので、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ196万7,000円を追加し、その総額を1億9,979万9,000円とするものであります。  次に、議案第131号、平成22年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第3号)についてでありますが、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億2,157万5,000円を追加し、その総額を21億4,870万4,000円とするものであります。  主な内容は、保険給付費を1億3,796万円、地域支援事業費を15万4,000円増額し、総務費を46万円、予備費を1,607万9,000円減額するものであります。  次に、議案第132号、平成22年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)でありますが、既定の歳入歳出予算にそれぞれ86万1,000円を追加し、その総額を2億6,212万9,000円とするものであります。  補正予算の歳入の主なものは、農業集落排水維持管理費135万円の増額による一般会計繰入金86万1,000円の増額であります。歳出の主なものは、農業集落排水施設維持管理費の光熱水費8万円と修繕料127万円の増額であります。  次に、議案第133号、平成22年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,176万1,000円を減額し、その総額を10億9,108万9,000円とするものであります。  補正予算の歳入の主なものは、下水道整備費の精査による町債940万円の減額等により1,176万1,000円の減額であります。歳出の主なものは、制度改正による職員手当等104万1,000円及び下水道整備費の補償費等990万円の減額であります。  地方債の補正につきましては、第2表、地方債補正のとおりであります。  次に、議案第134号、平成22年度琴浦町水道事業会計補正予算(第3号)でありますが、収益的収入は、営業収益を124万4,000円増額し2億7,236万1,000円に、収益的支出では営業費用を222万3,000円を増額し2億4,945万8,000円とするものであります。  また資本的収入では、工事負担金632万2,000円減額し2億853万5,000円に、資本的支出といたしましては、建設改良費を477万8,000円増額し3億7,063万7,000円に補正するものであります。よって、不足する額1億5,100万2,000円を1億6,210万2,000円に改めるものであります。  次に、議案第135号、財産取得について、町道赤碕南線新設道路用地についてでありますが、町道赤碕駅南線新設に伴いまして、新たに琴浦町大字赤碕805番地1ほか19筆、取得面積8,743.41平方メートルを8,548万1,630円で西日本旅客鉄道株式会社ほか11名の地権者から2年間で取得しようとするものであります。  次に、議案第136号、財産の取得について、八橋認定こども園、仮称であります新築事業用地であります。八橋保育園、八橋幼稚園の両施設の老朽化に伴い、保育園と幼稚園機能をあわせ持つ施設、認定こども園・保育所型を新築するに当たり、新たに一団の用地を取得することが必要であります。この用地を取得するに当たり、地方自治法第96条第1項及び琴浦町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第137号、債権の放棄についてであります。  これは平成20年10月17日に締結した町道梅田選果場線視距改良工事工事請負契約において、平成20年12月8日に請負業者の有限会社福栄工業が当該工事の工期内完成が見込めないため契約解除をし、同日付で契約解除違約金6万9,300円を町が請求、それと支払い遅延損害金6,540円を町が請求、その後、この契約解除違約金の支払いがないまま平成21年6月8日に破産手続が鳥取地方裁判所倉吉支部で開始されましたが、平成22年1月28日において破産債権へ配当する財源が不足するとのことから、破産債権への配当を行わず破産手続を廃止する旨の決定がなされ、このためこれらの債権の回収が不可能となりました。  以上のことから、事実上これらの債権を徴収する見込みがないため、これらの債権を放棄するに当たり、地方自治法第96条第1項の規定により、本議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第138号、財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてでありますが、これは琴浦町成美財産区管理委員が1名欠員となったことに伴い、欠員補充の同意を求めるものであります。  最後に、議案第139号、琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについてであります。  まずは、琴浦町表彰条例第3条の規定に基づく特別功労表彰でありますが、これは旧赤碕町長として町合併に積極的に取り組まれ、合併後も助役、また町長として新町行政に尽力され、町勢の発展に貢献していただきました田中満雄さんの表彰について同意を求めるものであります。  次に、同条例第4条の規定に基づく功労表彰についてであります。長年にわたり町議会議員として本町の発展に貢献していただきました定常博敬さんと青亀壽宏さん、長年にわたり農業委員として農地行政に尽力され、農業の振興に貢献していただきました松本正志さん、町社会福祉協議会へ多額の寄附をされました馬野雄一郎さん、ふるさと未来夢寄附金をいただきました井上浩さん、長年にわたり消防団員として職務に精励され、住民の安全確保と防災意識の高揚に貢献していただきました坂本忠弘さん、米田修司さん、谷口和弘さん、姫田和雄さん、また長年にわたり環境審議会委員、社会体育教育振興、文化財保護審議会委員、民生児童委員などを歴任され、過去、善行表彰を3回受賞されています岩田弘さん、以上の10名の方を功労者とすることについて琴浦町表彰条例第8条第1項の規定により、本議会の同意を求めるものであります。  以上、提案理由を説明をいたしました。議案の内容につきましては、議案第128号及び第139号について総務課長に、議案第127号、第129号、第130号及び第136号を町民生活課長に、議案第131号を健康福祉課長に、議案第132号から134号までの3議案を上下水道課長に、議案第135号を建設課長に、議案第137号を企画情報課長にそれぞれ説明させますので、よろしく御審議くださいまして御承認賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(川本正一郎君) それでは、暫時休憩いたします。再開を11時15分からとします。                午前11時02分休憩       ───────────────────────────────                午前11時15分再開 ○議長(川本正一郎君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  日程に入る前に、町長から発言を求められましたので、これを許可いたします。  町長、山下一郎君。 ○町長(山下 一郎君) 失礼をいたします。大変貴重な時間をいただきまして恐縮であります。感謝を申し上げます。  まず1点目は、高病原性鳥インフルエンザの対応のことであります。  これは11月の29日に安来市で発生の疑いという報道がなされたところでありますけれども、琴浦町といたしましては、12月の2日の午後5時には消石灰530俵を確保し、米久さんの方にそれを供給をしておるところであって、それから音声告知放送等をしたということであります。これで終息ということを願っとるわけでありますけれども、やはりこのことについては警戒を怠るべきではないというふうに思っておりますので、あと500俵ぐらいはいつでも確保できるような、そういう体制を整えて今おるところであります。  とりあえず簡潔な報告になりますけれども、以上であります。  2点目は、12月の8日に釛で住宅の火災がありました。これにつきましては、昼間の火災ということで、結果としては類焼ということはなかったわけでありますけれども、出火した住宅は全焼ということで本当にお気の毒なことでありますし、お見舞いを申し上げたいというふうに思いますが、その際、近くで工事をしておられた谷田武雄建設さんが通報と消火、それと馬野建設、河野組さんも近くで作業をしておられて消火の関係で初期の段階で本当にかかわってもらって感謝をしとるところであります。  それからその日は、釛保育園の保護者が発表会がありましてかなりおられたということで、保護者の方は保育園の保育士と連携をとりながら、いろいろと初期の段階で本当にお世話になったということであります。隣の家に高齢の方で認知症の方がおられるということを釛保育園の職員は知っておりまして、その辺の情報を共有しながら、保護者の方がその高齢の方を担いで外の方に出したりというようなことをしておられます。  それと町は、多機能の消防車両を保有しておりますし、役場内での消防団を組織をしております。職員も12名それに参加し、多機能車を出動させて消火に当たったというふうなことであります。特に業者の方とか、あるいは釛保育園の保護者の方につきましては、表彰とかということで中部ふるさと広域連合の東伯消防署長の方でも今いろいろ検討協議をしておるところでありますし、一定の基準があろうと思いますけれども、もしもその基準から少し外れるということであれば、町長名で表彰をしたいというふうな気持ちでおるところであります。  3点目は、これはお断りになるわけでありますけれども、実は本日から10日間、年末の交通安全県民運動が展開をされておるところでありまして、私も7時から式に参加をして町内を回ったところでありますけれども、早朝、放送するようになっておったんですけれども、少し人的なちょっと対応がまずい部分がありまして、結果としては音声が早朝流れておりませんので、昼、それから夜、それぞれ年末の交通安全県民運動についての放送を流したいというふうに思っております。そのことにつきましては皆様にお断りをしなきゃならんというふうに思っております。  それから一番初めの鳥インフルの件の、そういう緊急性ということの中にありまして予算措置のことについては十分にしておりませんけど、また補正とかで対応させていただきたいというふうに思っております。事情を御賢察をいただきまして、何とぞ御理解を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。以上であります。 ○議長(川本正一郎君) 続いて、議案第127号、琴浦町特別医療費助成条例の一部改正について、町民生活課長の内容説明を求めます。  町民生活課長、山本秀正君。 ○町民生活課長(山本 秀正君) それでは、議案第127号、琴浦町特別医療費助成条例の一部改正について、内容説明をさせていただきます。  2ページをお開きください。第1条関係でありますが、条例第3条第2項でありますが、これは身体障害者等に係る特別医療費の助成の額の決定に際し、前年度分の町民税の状況を参照して決定することになる医療を受ける日の属する月を4月から6月までを4月から7月までとするものであります。  はぐっていただきまして、3ページの別表でありますが、初めに、身体障害者等に係る特別医療費の助成対象の決定に際し、前々年の所得を用いて判定することとなる医療を受ける日の属する月を1月から6月までを1月から7月までとするものであります。  次に、小児の特別医療について、子供の医療に係る経済的負担の軽減を図るため小児特別医療の助成の対象を、現在の小学校就学の始期に達するまでの間にある者を15歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者に拡大するものであります。  次に、第2条関係でありますが、条例第2条及び第3条でありますが、これは中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律による支援給付を受ける者を、生活保護法による保護を受けている者と同様の取り扱いであることを明記したものであります。  附則でありますが、施行期日におきましては、第1条関係が平成23年4月1日から、第2条関係は公布の日からとするものであります。また、そのほかの所要の経過措置を講じております。  以上で内容説明を終わらせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第128号、平成22年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)について、総務課長に内容説明を求めます。  総務課長、前田順一君。 ○総務課長(前田 順一君) それでは、議案第128号、平成22年度琴浦町一般会計補正予算(第6号)について説明させていただきます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7億7,651万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ111億6,108万4,000円とするものでございます。  歳出の方から説明させていただきます。  13ページをお開きください。全体の人件費といたしましては、期末・勤勉手当の削減等がございまして2,506万7,000円の減となっております。  50万円以上の増減について説明させていただきます。3、歳出、1、款の1、議会費、項の1、議会費244万8,000円の減、1、報酬が議員報酬が99万8,000円の減でございます。3、職員手当等につきましては、議員の期末手当0.15月減が主なものですが、122万2,000円の減でございます。  款の2、総務費、項の1、総務管理費、1、一般会計費290万4,000円の増、11、需用費ですが、消耗品費、町旗等の購入に伴うものが59万3,000円、燃料費の不足分81万6,000円の増、12、役務費、手数料、職員の健康診断等が主なものですが、55万2,000円の増となっております。それから2の関西事務所活動運営費3万2,000円の減……。済みません、その前に、13、委託料ですが、庁舎清掃委託料ですが、入札の減により53万1,000円の減となっております。4、財政管理費501万5,000円の増、19、負担金補助及び交付金500万円、住宅リフォームの助成事業の交付金の増でございます。6、財産管理費14万3,000円の増、8、企画費118万3,000円の増、13、委託料210万の増、技術顧問業務委託料が不足しておりますので、210万円の増でございます。11、電算機管理費155万5,000円の増、18、備品購入費、庁用備品125万円ですが、パソコン盗難防止用のためにセキュリティーロック350個を購入するものでございます。12、分庁管理費52万8,000円の減、13、委託料、分庁清掃委託料65万7,000円の減ですが、入札減でございます。13、諸費、2,489万7,000円の増、17、公有財産購入費2,484万4,000円ですが、きらりの定借分で4区画分でございます。これで全体が8区画になります。14、新庁舎建設費12万6,000円の減、項の2、徴税費、1、税務総務費674万9,000円の増、13、委託料907万5,000円の増ですが、固定資産、土地に係るものの評価標準宅地鑑定委託料149カ所に係るものでございます。  2、賦課徴収費10万3,000円の増、項の3、戸籍住民登録費、1、戸籍住民登録費308万1,000円の減、項の5、統計調査費、1、統計調査総務費9万2,000円の減、2、基幹統計費8,000円の増、款の3、民生費、項の1、社会福祉費、1、社会福祉総務費43万4,000円の増、28、繰出金ですが、国保会計に係るものの繰出金95万1,000円の増でございます。4、隣保館運営費15万4,000円の増、5、国民年金事務費3万4,000円の減、6、老人福祉費2万6,000円の増、7、特別医療費助成事業費15万円の増、8、老人医療事務費14万4,000円の減、10、障害者福祉費121万8,000円の増、20、扶助費ですが、補装具給付費が122万8,000円の増となっております。  11、介護保険事業費1,705万8,000円の増、介護保険特別会計への繰出金でございます。12、いきいき健康センター運営費2万5,000円の増、13、後期高齢者医療費145万円の増、はぐっていただきまして、19、負担金補助及び交付金、療養給付費負担金ですが、192万5,000円の増、後期高齢者医療費広域連合負担金152万円の減、28、繰出金114万1,000円ですが、後期高齢の基盤安定に係るものでございます。14、小・中学生等医療費200万円の増、扶助費に係るものでございます。  項の2、児童福祉費、1、児童福祉総務費2,018万8,000円の減、20、扶助費、子ども手当1,201万2,000円の減でございます。2、保育所運営費110万4,000円の増、3、児童館運営費19万8,000円の増、款の4、衛生費、項の1、保健衛生費、1、保健衛生総務費288万4,000円の減、2、予防費132万7,000円の減、それから3、健康づくり推進事業費24万6,000円の減、13、委託料、20の扶助費ですが、子宮頸がんワクチン接種委託料の入れかえを行っております。これは国の補正に伴いまして組み替えをしないと補助対象にならないということです。4、環境衛生費30万5,000円の増、項の2、清掃費、1、じんかい処理費14万円の増、款の5、農林水産業費、項の1、農業費、1、農業委員会費401万4,000円の増、13、委託料、農家台帳システム改修委託料199万5,000円の増です。これは10分の10の補助です。  19、負担金補助及び交付金200万円の増、規模拡大農業支援者事業交付金に係るもので、25ヘクタール分でございます。2、農業総務費7万1,000円の減、3、農業振興費4億572万7,000円の増、19、負担金補助及び交付金ですが、チャレンジプラン支援事業補助金850万7,000円の増、次世代鳥取梨産地育成事業補助金108万4,000円の増、新世代梨産地創出事業補助金140万4,000円の増、二十世紀梨ブランド化事業補助金381万8,000円の減、果樹園緊急防除支援事業補助金152万3,000円の減、食料自給率向上・産地再生緊急対策事業補助金、ナシの選果場ですが、4億円の増でございます。  4、畜産業費40万9,000円の減、11、需用費100万円、先ほど町長が報告させていただきましたが、薬剤料費として鳥インフルに係るとこの石灰に係るものでございます。19、負担金補助及び交付金102万円の減、これにつきましては、口蹄疫の発生に伴いまして第13回全日本ホルスタイン共進会対策並びに町の品評会が中止になったものでございます。5、農地費539万8,000円の増、13、委託料160万円の増、再生可能エネルギー導入計画概略設計業務委託料、太陽光発電に係る調査でございます。160万円です。14、使用料及び賃借料として重機等の借り上げ分85万円の増、19、負担金補助及び交付金、県畑地帯総合土地改良事業負担金255万円の増、6、地籍調査事業費23万9,000円の減、11、需用費、消耗品費58万3,000円の減でございます。19、負担金補助及び交付金50万円の増ですが、地籍調査職員派遣負担金で5回分でございます。7、農業集落排水事業費86万1,000円の増、28、繰出金ですが、農業集落排水の特別会計への繰り出しでございます。  項の2、林業費、1、林業総務費2万9,000円の減、項の3、水産業費、1、水産業費1万1,000円の増、款の6、商工費、項の1、商工費、1、商工総務費41万4,000円の減、3、観光費15万3,000円の増、5、地域振興費39万円の増、6、緊急雇用創出費156万円の減、12、役務費、保険料が不要になっております、156万円の減であります。  款の7、土木費、項の1、土木管理費、1、土木総務費241万4,000円の増、19、負担金補助及び交付金、古長急傾斜地崩壊対策事業負担金215万6,000円の増、公文急傾斜地崩壊対策事業負担金140万円の増、高規格道路開通式実行委員会補助金100万円の減、これにつきましては、県が直接実行委員会に交付することとなりました。項の2、道路橋梁費、1、道路維持費170万円の増、15、工事請負費130万円、町道八橋小学校線のり面の復旧工事に伴うものでございます。2、道路新設改良費3億172万7,000円の増、13、委託料1,709万6,000円の増、高規格道路活性化施設造成設計委託料135万円の増、高規格道路活性化施設設計監理委託料1,600万円の増、別所PAにかかわるものでございます。  15、工事請負費ですが、高規格道路活性化施設用地造成工事600万円の増、高規格道路活性化施設建設工事が2億7,900万円の増、町道移設工事500万円の減、高規格道路活性化施設浄化槽設置工事200万円の減、地域活力基盤創造交付金道理改良工事12路線221万6,000円の増、町道高野線集水ます水路張りコンクリート工事委託114万8,000円の減、17、公有財産購入費300万円の減ですが、別所PAにかかわるものでございます。18、備品購入費1,000万円、これも施設備品として別所PAに係るものでございます。22、補償補てん及び賠償金97万5,000円の減ですが、町道改良に係る補償金の減でございます。3、除雪対策費195万円の増、11、需用費として修繕料、除雪車に係るものですが、160万円を計上させていただいております。  項の5、都市計画費、2、公園費118万5,000円の増、11、需用費、修繕料といたしまして75万円の増、荒神公園、きらり公園に係るものでございます。3、公共下水道事業費186万1,000円の減、25、積立金50万円の増、下水道事業推進基金積立金でございます。28、繰出金236万1,000円の減は下水道事業特別会計への繰り出しでございます。項の6、住宅費、1、住宅管理費422万円の増、11、需用費、修繕料338万1,000円の増、19、負担金補助及び交付金、下水道受益者負担金87万円の増、八橋団地、南荒神団地6口分でございます。2、住宅建設費5万4,000円の減、15、工事請負費100万円の減、町営住宅造成工事に係るものです。建築とですね。22、補償補てん及び賠償金として100万円の増でございます。  款の8、消防費、項の1、消防費、2、非常備消防費433万3,000円の増、9、旅費400万円の増ですが、消防団員の費用弁償に係るものでございます。3、消防施設費207万5,000円の増、13、委託料、J-ALERT設計委託料70万4,000円の増、これは全国瞬時警報装置でございます。19、負担金補助及び交付金115万円の増、消火栓新設移設工事負担金3カ所に係るものでございます。  款の9、教育費、項の1、教育総務費、2、事務局費44万円の減、項の2、小学校費、1、学校管理費373万円の増、11、需用費、燃料費の不足分77万1,000円、光熱水費の不足分241万2,000円の増額でございます。2、教育振興費1,189万4,000円の増、11、需用費1,170万8,000円の増、小学校教科書改訂に伴う教師用教科書、指導書の購入費でございます。項の3、中学校費、1、学校管理費2,432万2,000円の減、13、委託料50万円の減、東伯中学校プール改築工事設計監理委託料ですが、入札減によるものでございます。15、工事請負費2,500万円の減、同じくプールの入札減でございます。2、教育振興費27万7,000円の増、項の4、幼稚園費、1、幼稚園費35万6,000円の減、項の5、社会教育費、1、社会教育総務費194万9,000円の減、19、負担金補助及び交付金160万円の減ですが、少年の翼が中止になっております。  2、公民館費117万9,000円の増、11、需用費として、修繕料、成美公民館の溝等に係るものが64万9,000円の増でございます。3、文化財保護費10万4,000円の増、5、生涯学習センター運営費133万6,000円の減、11、需用費、燃料費の不足分88万7,000円の増、13、委託料、清掃委託料、入札減ですが、160万円の減、空調設備保守委託料100万円の減、6、図書館費9万8,000円の減、7、カウベルホール運営費47万9,000円の増、11、需用費として光熱水費が53万6,000円増となっております。8、人権・同和教育費31万円の減、項の6、保健体育費、1、保健体育総務費27万4,000円の減、3、体育施設費860万円の増、15、工事請負費ですが、総合体育館照明の取りかえ工事です。水銀灯118台です。これは2灯を1灯にするものでございまして、4年ぐらいで工事費の回収見込みでございます。4、給食センター運営費46万5,000円の減、7、賃金119万円の減、臨時職員に係るものです。11、需用費として消耗品費75万3,000円、光熱水費57万8,000円が不足しますので、増額としております。  款の10、災害復旧費、項の1、農林水産業災害復旧費、2、現年発生農業用施設災害復旧費1,478万9,000円の増でございますが、小田股ダム並びに船上山ダムの雷被害に係るものでございます。3、単県斜面崩壊復旧工事800万円の減、これ八橋斜面崩壊復旧工事に係るものでございます。款の12、諸支出金、項の1、国県支出金返納金54万3,000円の増、国、県に返すものでございます。13、予備費につきましては525万4,000円の増でございます。  8ページに返ってください。2、歳入、款の10、地方特例交付金でございますが、375万4,000円の増でございます。款の11、地方交付税につきましては、普通交付税が1億1,050万5,000円の増でございます。款の12、分担金及び負担金、項の1、負担金、2、農林水産業費負担金160万円の減、1、農業費負担金ですが、単県斜面崩壊復旧事業地元負担金の減でございます。3、土木費負担金71万1,000円の増、1、土木総務費負担金、急傾斜地崩壊対策事業地元負担金71万1,000円の増でございます。項の2、分担金、2、農林水産業費分担金2万8,000円の減、款の14、国庫支出金、項の1、国庫負担金、1、民生費負担金1,044万5,000円の減、社会福祉費負担金障がい者自立支援給付費負担金61万4,000円の増、4、子ども手当給付費負担金1,087万7,000円の減でございます。  項の2、国庫補助金、4、農林水産業費補助金180万円の増、1、農業費補助金、再生可能エネルギー導入支援事業費補助金200万円の増、款の15、県支出金、項の1、県負担金、1、民生費負担金68万1,000円の増でございます。1、社会福祉費負担金、後期高齢者保険基盤安定負担金に係るもの85万5,000円の増でございます。項の2、県補助金、2、民生費補助金361万9,000円の減、2、児童福祉費補助金、特別保育事業費補助金508万2,000円の減、保育サービス多様化促進事業費補助金249万9,000円の増、第3子保育料子育て支援事業費補助金71万6,000円の減、3、衛生費補助金2万8,000円の増、4、農林水産業費補助金4億731万6,000円の増、農業費補助金でございますが、農業委員会費補助金207万1,000円の増、チャレンジプラン支援事業費補助金567万1,000円の増、次世代鳥取梨産地育成事業費補助金178万5,000円の増、二十世紀梨ブランド化事業費補助金190万9,000円の減、果樹園緊急防除支援事業費補助金76万2,000円の減、食料自給率向上・産地再生緊急対策事業費補助金、ナシの選果場に係るものですが、4億円の増であります。  6、土木費補助金100万円の減、3、土木費補助金ですが、高規格道路開通式典事業費補助金の減でございます。7、教育費補助金27万円の増、8、災害復旧費補助金874万7,000円の増、1、農業災害復旧費補助金でございますが、単県斜面崩壊復旧事業費補助金320万円の減、現年発生農業用施設災害復旧費補助金941万円の増、同じくかさ上げ分253万7,000円の増、項の3、委託金、1、総務費委託金5万9,000円の増、款の16、財産収入、項の1、財産運用収入、2、利子及び配当金2万円の増、款の18、繰入金、項の3、下水道事業特別会計繰入金につきましては50万円の増でございます。  款の20、諸収入、項の4、雑入、2、雑入118万円の増、後期高齢者医療過年度分療養給付費返還金55万円の増、項の5、受託事業収入、1、現年発生農業施設災害復旧事業106万8,000円の増、これは船上山、小田股ダム北栄町負担分でございます。  款の21、町債、項の1、町債、1、総務債4,043万7,000円の減、臨時財政対策債に係るものでございます。2、農林水産業債230万円の増、1、農業債、県畑地総合土地改良事業負担事業230万円の増、3、土木債2,310万円の減、1、道路橋梁債2,560万円の減ですが、地方道路等整備事業が2,260万円の減、地方道路等整備臨時貸し付け事業が300万円の減であります。4、自然災害防止事業債250万円の増、古長地区急傾斜地崩壊対策事業負担金が170万円の増、公文地区急傾斜地崩壊対策事業負担金が90万円の増、4、合併特例債3億1,640万円の増ですが、地方道路等整備事業が2,200万円の増、高規格道路活性化施設等建設事業2億9,160万円の増、東伯中学校プール改築事業1,480万円の減、新庁舎建設用地取得事業400万円の増、公共施設照明器具取りかえ事業1,360万円の増、6、災害復旧事業債140万円の増、現年発生に係るものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第129号、平成22年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)と議案第130号、平成22年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の2件について、町民生活課長に内容説明を求めます。  町民生活課長、山本秀正君。 ○町民生活課長(山本 秀正君) それでは、議案第129号、平成22年度琴浦町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の内容説明をさせていただきます。  歳入歳出それぞれ388万1,000円を追加いたしまして、総額を22億3,000万3,000円とするものであります。  歳出から初めに説明をさせていただきます。  4ページをお開きください。総務費の一般管理費でありますが、152万8,000円の増であります。内訳といたしましては、人件費36万2,000円の減額でありますが、実績見込みによるものであります。委託料でありますが、電子レセプトシステム改修委託料189万円の増額によるものであります。次に、保険給付費の出産育児一時金168万円の増であります。これは出産をされる方の人数増が見込まれるためであります。次に、保健事業費の保健事業推進費32万7,000円の減でありますが、特定健康診査委託料の減額であります。これらは実績見込みによるものであります。次に、諸支出金の還付金100万円の増でありますが、国保税の還付金で一般被保険者分であります。これは実績見込みによるものであります。  次に、歳入であります。  3ページをお開きください。国庫支出金の国庫補助金203万円の増であります。内訳といたしましては、財政調整交付金が189万円、出産育児一時金補助金14万円であります。これは実績見込みによるものであります。次に、繰入金の一般会計繰入金95万1,000円の増ですが、内訳といたしましては、出産育児一時金に係る繰入金131万3,000円の増額と職員の人件費36万2,000円の減額によるものであります。これらは実績見込みによるものであります。次に、諸収入の雑入90万円の増でありますが、内訳といたしましては、第三者納付金68万円、返納金22万円であります。これらにつきましても実績見込みによるものであります。  次に、議案第130号、平成22年度琴浦町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の内容説明をさせていただきます。  歳入歳出それぞれ196万7,000円を追加いたしまして、総額を1億9,979万9,000円とするものであります。  歳出から初めに説明させていただきます。  3ページをお開きください。総務費の一般管理費82万6,000円の増でありますが、内訳といたしましては、後期高齢者医療健康診査に係るものでありまして、医療機関等への委託料80万1,000円と健康診査等に係るデータ管理負担金2万5,000円であります。これらは実績見込みによるものであります。次に、後期高齢者医療広域連合納付金でありますが、114万1,000円の増であります。これは低所得者等への保険料の軽減措置が講じられたことによるものであります。  次に、歳入であります。  同じく3ページでありますが、繰入金の保険基盤安定繰入金114万1,000円の増であります。これにつきましても低所得者への保険料の軽減措置が講じられたことによるものであります。次に、諸収入の受託事業収入82万6,000円の増でありますが、健康診査に係る委託料であります。これにつきましても実績見込みによるものであります。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第131号、平成22年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第3号)について、健康福祉課長の内容説明を求めます。  健康福祉課長、小塩久志君。 ○健康福祉課長(小塩 久志君) 失礼します。議案第131号、平成22年度琴浦町介護保険特別会計補正予算(第3号)について説明させていただきます。  既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億2,157万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ21億4,870万4,000円とするものであります。  歳出から説明させていただきます。  7ページをお開きください。款1、総務費、項1、総務管理費、1、一般管理費18万1,000円の減、これは介護保険にかかわる職員の人件費の減によるものであります。2、連合会負担金5万円の減、3、包括支援センター運営費22万9,000円の減、これも包括支援センターの人件費の減に伴うものであります。項3、介護認定審査会、1、介護認定審査会費5万9,000円の増、これは介護認定の審査会のふるさと広域連合への負担金実績見込みによるものであります。2、認定調査等費5万9,000円の減、これも実績見込みによるものであります。  次に、2、保険給付費、項1、介護サービス等諸費、1、介護サービス等諸費、これは要介護1から5の要介護者の介護サービス費でありますが、1億980万円の増、内訳としましては、居宅サービス費5,500万円、施設サービス費3,400万円、サービス計画費180万円、地域密着型サービス費、これは認知症グループホームですが、1,900万円の増ということで、実績見込みによるものであります。項2、介護予防サービス等諸費、1、介護予防等サービス諸費1,600万円の増、これは要支援1、2にかかわる方の介護サービス費の増であります。内訳としまして、居宅サービスが1,300万円、住宅改修費170万円、サービス計画費100万円、このいずれも実績見込みによるものであります。項3、その他諸費、1、審査支払い手数料8万円の増、2、介護給付費請求書電算処理システム料8万円の増、いずれも実績見込みによるものであります。項4、高額介護サービス等費、1、高額介護サービス等費1,000万円、これも介護サービス費利用者負担の高額分の償還分1,000万円であります。項5、特定入所者介護サービス等費、1、特定入所者介護サービス等費200万円の増、これは施設入所の方の低所得者に対する負担軽減によるものであります。これも実績見込みによるものであります。  款3、地域支援事業費、項1、介護予防事業費、1、介護予防特定高齢者施策事業費124万6,000円の減、これは職員人件費の部分と、それから委託料140万円の減であります。実績見込みによるものであります。2、介護予防一般高齢施策事業費140万円の増、これも実績見込みによりまして一般高齢者介護予防教室の増によるものであります。項2、包括的支援事業任意事業費、1、任意事業費、増減ゼロですが、内訳としましては、委託料と扶助費の予算の実績見込みに伴います組み替えであります。7、予備費、1、予備費1,607万9,000円の減、これも実績見込みによりまして減にしております。
     次に、歳入を説明させていただきます。  4ページをごらんください。款1、保険料、項1、介護保険料、1、第1号被保険者保険料830万3,000円の減、内訳としましては、現年度特別徴収分が551万8,000円の減、現年度普通徴収分が275万5,000円の減、滞納繰越分、普通徴収保険料が3万円の減であります。  款3、国庫支出金、項1、国庫負担金、1、介護給付費負担金2,578万2,000円の増であります。次に、項2、国庫補助金、1、調整交付金1,473万円の増、地域支援事業交付金、介護予防事業分3万9,000円の増、それから3、地域支援事業交付金、包括的支援事業任意事業分が9万1,000円の減であります。  款4、支払い基金交付金、項1、支払い基金交付金、1、介護給付費交付金4,136万4,000円の増、2、地域支援事業支援交付金4万5,000円の増、次に、款5、県支出金、1、県負担金、介護給付費負担金1,903万円の増、項2、県補助金、1、地域支援事業交付金、介護予防事業分2万円の増、2、地域支援事業交付金、包括的支援事業分4万6,000円の減、款7、繰入金、1、一般会計繰入金、1、介護給付費繰入金1,723万5,000円の増、2、その他一般会計繰入金15万1,000円の減、3、地域支援事業繰入金、介護予防分2万円の増、4、地域支援事業繰入金4万6,000円の減、項2、基金繰入金、1、介護給付費準備基金繰入金294万7,000円の増、項3、財政安定化基金繰入金、1、財政安定化基金繰入金900万円の繰り入れを予定しております。  以上で説明を終わります。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第132号から議案第134号までの3議案について、上下水道課長の内容説明を求めます。  上下水道課長、松田稔君。 ○上下水道課長(松田 稔君) それでは、議案第132号、平成22年度琴浦町農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  予算の補正につきましては、第1条、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ86万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2億6,212万9,000円とするものであります。  まず、3ページをお願いしたいと思います。歳出から御説明申し上げます。  3、歳出の1、施設整備事業費、今回補正額135万円追加補正いたしまして、計5,796万6,000円とするものであります。補正額の内訳は、11、需用費135万円の増額であります。これは光熱水費、電気代でありますが、精査見込みによります8万円の増と、古布庄北処理場非常用エンジンポンプ等を修繕いたします127万円の増額であります。これは雷被害によるものであります。2、公債費の1、元金は償還金が決定したもので、2、利子も償還金の決定によります50万円の減額で、計2億416万3,000円とするものであります。  上の歳入でありますが、款4、繰入金、目1、一般会計繰入金86万1,000円の増額補正で1億9,783万8,000円とするもので、歳出の増額分であります。以上であります。  引き続きまして、議案第133号、平成22年度琴浦町下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。  予算の補正につきましては、第1条、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,176万1,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を10億9,108万9,000円とするものであります。  また、第2条の地方債の変更でありますが、2枚はぐっていただきまして、2ページの第2表のとおりでありまして、940万円事業費の減がありまして、3億1,370万円にするものであります。  5ページをお願いしたいと思います。まず、3の歳出でございます。目1、下水道整備費1,044万1,000円を減額し、計7億2,897万8,000円に減額するもので、主なものは、制度改正によります職員手当など64万1,000円の減額、そして節8、報償費、9、旅費、11、需用費、19、負担金等では、今後の精査見込みによります増減であります。また13、委託料におきましては、特環では向原下流のマンホールポンプ圧送管橋梁添架に伴います詳細設計で600万の増、公共では美好、下大江の詳細設計精査によります620万円の減額で、計20万円の減額が生じます。15、工事負担金でありますが、特環の精査見込み、請負差額等であります300万円の減であります。22、補償補てん及び賠償金の670万円の減額でありますが、水道移転補償におきまして、特環では水道工事精査見込みで300万円、公共では平成23年度施工予定しております美好、下大江、今年度、上水道設計委託する予定でありましたが、来年度、部落内に下水道工事が入らないという見込みになりましたので、上水道設計委託の精査によります370万円の減であります。そして28の繰出金では、事業費の減に伴います受益者負担金からの一般会計への繰出金50万円の増であります。  目2、下水道維持管理費38万円の増額であります。計6,660万1,000円、節11、需用費の光熱水費、浄化センター及び各マンホールポンプの電気代であります38万円の精査見込みによるものであります。2、公債費、2、利子170万円を減額し、計1億1,606万1,000円となります。償還金が確定した関係で170万円の減であります。  上の歳入であります目1、一般会計繰入金236万1,000円の減額であります。歳出で御説明しました事業費の減に伴うものでございます。下水道事業債940万減額です。計2億1,370万円の補正でありますが、これも2ページで地方債の変更でありました事業費の減額に伴うものであります。以上であります。  もう一つ、議案第134号、平成22年度琴浦町水道事業会計補正予算(第3号)について御説明申し上げます。  第2条、収益的収入及び支出の損益勘定でありますが、収入、第1款水道事業収益を124万4,000円追加いたしまして、計2億7,236万1,000円に、支出では、第1款水道事業費用222万3,000円を追加し、計2億4,945万8,000円とするものであります。  はぐっていただきまして、第3条、資本的収入及び支出の資本勘定でありますが、収入、第1款資本的収入632万2,000円を減額しまして、計2億853万5,000円に、支出では、第1款資本的支出、補正額477万8,000円追加し、計3億7,063万7,000円を補正するものであります。  この内容でございますが、3枚はぐっていただきまして、4ページの損益勘定の説明書でございます支出から御説明申し上げます。  款1、水道事業費用222万3,000円増額補正し、計2億4,945万8,000円とするもので、主なものとしまして、項1、営業費用、目1、原水及び浄水費の修繕料28万9,000円の増は、東伯地区第3水源地と第7水源地の雷被害によります取水流量計の修理であります。また動力費で見込み過ぎもございまして、160万円の減額であります。目2、配水及び給水費では、職員手当などの改正に伴います減、修繕料では大父木地橋付近と竹内配水池付近の漏水が数カ所ありまして、また漏水器修理、取りかえの299万7,000円の増額を見込んでおります。目4、総係費は、職員手当の改正に伴います減と、目5、減価償却費は、平成21年度決算の金額等が確定したことに伴います18万2,000円の増額であります。目7、その他営業費用の修繕料は、西地蔵町及び三保の消火栓修繕及び改造移設によります68万8,000円の増額であります。  収入は、1枚戻っていただきまして、3ページであります。款1、水道事業収益124万4,000円増額いたしまして、計2億7,236万1,000円とするものであります。内訳としまして、項1、営業収益、目3、その他営業収益の雑収入50万4,000円の増額は、新規加入金2万5,200円の20件分を見込んでおります。また他会計負担金74万円の増額は、先ほど説明いたしました西地蔵町と三保の消火栓工事を一般会計から入れてもらうものであります。なお、これには事務費も含んでおります。  1枚はぐっていただきまして、資本勘定であります。支出から御説明申し上げます。  款1、資本的支出477万8,000円の増額補正し、計3億7,063万7,000円とするもので、項1、建設改良費、目1、配水設備工事費の委託料1,060万円の減額であります。これは当初、来年度23年度ですけど、予定いたしておりました下水道工事、美好、下大江、出上地区の直接部落内に工事が入らない見通しとなりましたので、設計委託料の減額となりました。工事請負費1,500万円の増は、下水道工事に伴います三保、湯坂、港町、亀崎などの現場精査によります増であります。目3、消火栓新設費37万8,000円は、成美保育園付近の消火栓新設工事の精査によります増嵩が生じたものであります。上の収入でございますが、款1、資本的収入632万2,000円減額補正し、計2億853万5,000円とするもので、項3、工事負担金、目1、工事負担金632万2,000円の減額は、現場精査によります下水道関連の補償費の減であります。  なお、表紙の裏です、裏の3条のところでありますが、資本的収入額が資本的支出額に不足いたします額1億5,100万2,000円を1億6,210万2,000円に改めるものであります。  以上で御説明を終わらせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第135号、財産の取得について、建設課長に内容説明を求めます。  建設課長、有福正壽君。 ○建設課長(有福 正壽君) 議案第135号、財産の取得について御説明いたします。  町道赤碕南線新設道路用地でございます。取得面積8,743.41平米でございます。買収金額につきましては、8,548万1,630円を見込んでおります。取得の期間でございますけれど、22年度後期と23年度、2年間にわたって買収するものでございます。  一番最後の図面を見ていただけたらと思います。県道赤碕大山線から真っすぐ赤碕駅南に向かう道路用地及び駐車場用地を取得しようとするものでございまして、県道の赤碕大山線の右折ラインの増設も考えております。  以上で説明を終わります。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第136号、財産の取得について、町民生活課長の内容説明を求めます。  町民生活課長、山本秀正君。 ○町民生活課長(山本 秀正君) それでは、議案第136号、財産の取得について内容説明をさせていただきます。  取得財産名は、八橋認定こども園(仮称)新築事業用地であります。取得場所は総合公園の前で、琴浦町大字田越550番地ほか2筆、取得面積は3筆で計7,579平米であります。取得期日は平成23年1月31日までとしております。買収金額は3筆で計4,680万3,000円であります。契約者につきましては、個人の方2名であります。  以上で説明を終わらせていただきます。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第137号、債権の放棄について、企画情報課長の内容説明を求めます。  企画情報課長、川上強志君。 ○企画情報課長(川上 強志君) 議案第137号、債権の放棄についての内容説明をいたします。  これは平成20年10月17日に締結いたしました町道梅田選果場線視距改良工事請負契約、工期は平成20年10月17日から同年12月8日、請負代金は69万3,000円でありますにおきまして、工期終了日の平成20年12月8日になっても工事が着工されておらず、そのため当該法人に当該工事の着工の意思があるかどうか当時確認したところ、その意思がないことを確認したため、やむを得ず契約解除をし、同日付で工事請負契約約款第46条第2項に規定する請負代金の1割である契約解除違約金6万9,300円を町が請求いたしました。その後、この契約解除違約金の支払いがなされないまま、平成21年6月8日には当該法人は鳥取地方裁判所倉吉支部で破産手続が開始されました。  その後、町は平成21年6月17日には当該契約解除違約金を破産管財人に破産債権として提出しておりましたが、最終的に平成22年1月28日において破産債権へ配当する財源が不足するとのことから破産債権への配当を行わず、破産手続を終了する旨、鳥取地方裁判所倉吉支部で決定がなされ、このためこれらの債権の回収が不可能となりました。  また、支払い遅延損害金につきましては、民法第419条第1項に規定する金銭の給付を目的とする債務の不履行、本件の場合は、契約解除違約金が未払いであるということが該当いたしますが、その不履行についての損害賠償金であります。その額は、同条項に法定利率、年5分によって定めるとあります。この契約解除違約金の支払い不履行期間は、契約解除違約金の発生した平成20年12月8日付で支払い請求をいたしましたが、この請求書の中に平成21年1月30日までにお支払いをいただきたい旨の支払い猶予期間を明記いたしましたので、この猶予期間が経過した翌日の1月31日から本会議の当該議案の議決予定日であります20日までの日数が1年と324日となり、契約解除違約金6万9,300円に年5分の利率を1年と324日で掛け、結果、6,540円となったものであります。  法令上の解釈の一つとして、このように破産法上の手続が終了し、債権者側である町からすると、これ以上債権を主張することは法的にできなくなっても、一方の債務者側にとっては、まだ自然債務といって本人が任意に支払うと言えば支払うことができるという余地が残されているという法解釈がありますので、手続上の取り扱いとしてそのような余地をもないようにするためと、事実上これらの債権は回収不能という点で、これらの債権をこの際、放棄するというものであります。  以上で内容を説明を終わります。 ○議長(川本正一郎君) 次に、議案第139号、琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについて、総務課長の内容説明を求めます。  総務課長、前田順一君。 ○総務課長(前田 順一君) 議案第139号、琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについてでございますが、別紙のとおり、琴浦町表彰条例第3条の規定による特別功労者並びに第4条に規定による功労者として表彰することについて、同条例第8条第1項の規定により本議会の同意を求めるものでございます。  はぐっていただきまして、平成22年度表彰条例の被表彰者候補者名をごらんいただきますようお願いいたします。お名前と功績事項だけを説明させていただきます。  特別功労の部、田中満雄さん、前琴浦町長、元赤碕町長、赤碕町長として町合併に積極的に取り組まれ、合併後は助役、町長として新町行政に尽力され、町勢の発展に貢献されました。  功労の部、4条の1号でございますが、定常博敬さん、町議会議員を12年在職されております。青亀壽宏さん、町議会議員を12年有余在職されておられます。松本正志さん、農業委員を15年有余在職されておられます。  4条の4号でございますが、馬野雄一郎さん、平成22年7月23日、琴浦町社会福祉協議会へ100万円の寄附をされております。井上浩さんですが、平成20年に50万円、平成21年に50万円と、ふるさと未来夢寄附金をいただいております。  4条の5号ですが、次のページですが、坂本忠弘さん、消防団員として25年有余頑張っておられます。米田修司さん、消防団員として25年頑張っておられます。谷口和弘さん、消防団員として25年頑張っておられます。姫田和雄さん、消防団員として25年有余頑張っておられます。岩田弘さんは、民生児童委員を15年有余なされ、国保運営協議会委員を平成16年から現在まで、琴浦町環境審議会委員を昭和53年から現在まで、文化財保護審議会委員を昭和63年から現在までやっておられますし、善行表彰をこれまでに3回受賞されておりますので、この被表彰者の同意について、よろしく御審議を賜りますようお願いいたします。  以上で終わります。 ○議長(川本正一郎君) 以上で提案理由説明と内容説明を終わります。  お諮りします。議事の都合により、この際、日程の順序を変更し、日程第26、議案第139号、琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについてを先議したいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程の順序を変更し、議案第139号を先議することに決しました。  日程第26、議案第139号、琴浦町表彰条例による被表彰者の同意を求めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、青亀壽宏君の退場を求めます。                〔11番 青亀壽宏君退場〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑に入ります。質疑はありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。  討論に入ります。討論ありませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 討論がありませんので、討論を終わります。  これより議案第139号を採決いたします。  本案を原案のとおり同意することに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり同意されました。  青亀壽宏君の入場を求めます。                〔11番 青亀壽宏君入場〕 ○議長(川本正一郎君) お諮りします。本日提案されました13議案のうち、ただいま先議していただきました1議案を除く12議案については、議事の都合上、最終日の20日に審議いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(川本正一郎君) 御異議なしと認めます。よって、この12議案については、最終日に審議を行うことに決しました。       ─────────────・───・───────────── ○議長(川本正一郎君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。  次の本会議は、あす14日午前10時に開き、町政に対する一般質問を行いますので、定刻までに議場に御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さんでした。                 午後0時17分散会       ───────────────────────────────...