琴浦町議会 2007-07-17
平成19年第5回臨時会(第1日 7月17日)
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本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
会期決定について
日程第3 19年請願第1号 「風の丘」
韓国江原道交流記念碑碑文に関する請願書
追加日程第1 請願の
委員会審査報告について
日程第4 議案第75号 琴浦町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の
一部改正について
日程第5 議案第76号 平成19年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)
日程第6 議案第77号
建設工事請負契約の締結について
〔
琴浦町立浦安小学校屋内運動場改築工事〕
日程第7 議案第78号
建設工事請負契約の締結について
〔
琴浦町立赤碕小学校屋内運動場改築工事〕
日程第8 議案第79号
建設工事請負契約の締結について
〔
琴浦町立八橋
小学校プール大
規模改修工事〕
日程第9 新
庁舎建設推進特別委員会の
中間報告について
日程第10 閉会の議決
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出席議員(20名)
1番 藤 堂 裕 史 2番 藤 本 則 明
3番 高 塚 勝 4番 川 本 正一郎
5番 小 椋 正 和 6番 手 嶋 正 巳
7番 新 藤 登 子 8番 金 田 章
9番 武 尾 頼 信 10番 青 亀 壽 宏
11番 坂 本 正 彦 12番 定 常 博 敬
13番 前 田 智 章 14番 桑 本 始
15番 井 木 裕 16番 山 下 一 成
17番 大 田 友 義 18番 御 崎 勤
19番 石 賀 栄 20番 福 本 宗 敏
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欠席議員(なし)
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欠 員(なし)
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事務局出席職員職氏名
事務局長 ────── 大 田 順 子 係長 ──────── 阿 部 信 恵
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説明のため出席した者の職氏名
町長 ──────── 田 中 満 雄 副町長 ─────── 山 下 一 郎
総務課長 ────── 松 岡 義 雄
企画情報課長 ──── 手 嶋 一 夫
商工観光課長補佐 ── 田 中 肇
税務課長 ────── 中 原 成 文
農林水産課長 ──── 前 田 順 一
町民生活課長 ──── 橋 井 操
健康福祉課長 ──── 森 美奈子
建設課長 ────── 有 福 正 壽
上下水道課長 ──── 永 田 温 美
会計管理者兼出納室長 米 田 幸 博
分
庁管理課長 ──── 坂 口 勝 康
農業委員会事務局長 ─ 山 根 礼 子
教育長 ─────── 永 田 武
教育総務課長 ──── 中 波 仁 美
社会教育課長 ──── 大 谷 博 文 人権・
同和教育課長 ─ 澤 田 豊 秋
学校給食センター所長 中 山 美津江
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◎午前10時00分開会
○議長(福本 宗敏君) 皆さん、おはようございます。
ただいまの
出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成19年第5回
琴浦町議会臨時会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の届けのあった事故者は、当局では、
山本富士雄君が病気療養のため欠席する旨の連絡があり、
山本商工観光課長代理として田中肇君が出席しております。
本日の日程は、あらかじめお手元に配付している
議事日程表のとおりであります。
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◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(福本 宗敏君) 日程第1、会議録の
署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、
会議規則第118条の規定により、議長において、4番、
川本正一郎君、5番、小椋正和君を指名いたします。
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◎日程第2
会期決定について
○議長(福本 宗敏君) 日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
今期臨時会の会期は、本日1日間としたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議あり」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 私は、会期は延ばすべきだと思います。その理由は、きょうの日程第3、請願第1号の審査がございます。第4、第5の議案第75号と第76号は、この議案書を見る限りでは、韓国の碑文問題とは明記はございませんけども、多分碑文の関係のものだと思います。
実は私は、この
臨時議会の議案書を早く見せてくれということで
議会事務局に再々連絡いたしました。やっと見たのが1時間前、きょうの9時でございます、出たのが。この韓国碑文問題につきましては、町民、町外、国内からも非常に関心を持たれております。わずか
臨時議会の1時間前に議案を出して、その日のうちに審査をするというような、言っちゃ悪いですけども、こそくなやり方というのは私は反対であります。したがいまして、十分審議をしてやるべきだと思います。議案77号、78、79につきましては、本日、議案審議をしても私は構わないと思います。以上の理由で会期延長を議長にお願いします。以上。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
9番、武尾頼信君。
○議員(9番 武尾 頼信君) 今、
高塚議員が言われとった「風の丘」のやつはもうとうに済んどるわけですから、別にこんなもん
総務委員会で決着してもらったら、
全員協議会にかける必要はないと思います。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君)
武尾議員は
全員協議会云々なんて言われてますが、
全員協議会の話ではなくて、今度の議会に提案されている町長の
減給処分案、それから
補正予算、これについては明らかに碑文問題に関連したものであって、私も、これは山下副町長に、少なくとも
臨時議会といえども重要な議案は3日前までに議員の手元に届けなさいということを強く申し入れました。
議会運営委員会の席上でも、
定例議会に当たっては1週間前、
臨時議会のこのような重要な問題については3日前までに議員の手元に議案書を届けなさいと申し入れております。しかし、今、
高塚議員が言われたとおりだ。議会に諮って、議会が議決する。それは、議員が住民の意向を反映した態度表明をしなければならない。こういうことでは、住民に意見を聞く時間も何もないではないか。議会が承認したといって、このようなことを繰り返すということは、
議会制民主主義を形骸化させるものだ。住民がこの問題についてどういう意見を持ってるかを我々が聴取しながら、代表して態度表明するという時間を保障しない
議会運営は、これは議会の自殺行為だと。したがって、これは議案書を今見たわけですから、それを持ち帰って、改めて議会を開くか、あるいは休会をとって改めて採決の場を求める、そういうふうにするのが一番正しいやり方だというふうに思います。以上です。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) ないようでしたら、採決いたします。
御意見がございますので、会期を本日1日間にすることに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(福本 宗敏君) 起立多数により、会期を1日間に決定することにいたします。
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◎日程第3 19年請願第1号
○議長(福本 宗敏君) 日程第3、請願第1号、「風の丘」
韓国江原道交流記念碑碑文に関する請願書の
委員会付託についてを議題といたします。
この請願書については、6月27日に受理いたしました。
本日の議案との関連もありますので、
会議規則第92条の規定により、
総務常任委員会に付託いたします。
直ちに委員会の審議をお願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。(発言する者あり)10時35分、30分で決めてください。10時35分再開いたします。
午前10時05分休憩
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午前10時38分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
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◎
追加日程第1 請願の
委員会審査報告について
○議長(福本 宗敏君) お諮りいたします。先ほど
総務常任委員会に付託いたしました請願第1号について、審査の報告書が提出されましたので、これを日程に追加し、
追加日程第1号として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。したがって、請願第1号、「風の丘」
韓国江原道交流記念碑碑文に関する請願書の
委員長報告を日程に追加し、
追加日程第1号として日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。
それでは、
総務常任委員長に審査の結果の報告を求めます。
総務常任委員長、
定常博敬君。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 請願・
陳情委員会審査報告書。平成19年7月17日に本会議において当委員会に審査を付託された下記の請願1件について、平成19年7月17日、委員会を開いて慎重に審査した結果、次のように決定したので、
会議規則第77条の規定に基づき報告いたします。
19年請願第1号、「風の丘」
韓国江原道交流記念碑碑文に関する請願書。この請願1件は、不採択とするのが適当であると決しました。以上。
○議長(福本 宗敏君) ただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。質疑ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 委員長にお答えいただきたいと思います。
請願者の方が①から⑤まで理由を述べて請願をしておられます。例えば①については、
碑文削除については合理的な理由の説明もなく、目的も見当たらないと指摘をしておられます。このそれぞれの請願者の理由について、委員会ではどのような審議をされたのでしょうか。不採択ということでございますから、説明もあったとか、修正する目的もないという判断ができると思うんですけども、それぞれの項目について理由をお願いいたします。
○議長(福本 宗敏君) 委員長、
定常博敬君。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君)
高塚議員にお答えいたします。
傍聴に来ておられて内容はよくわかっておると思いますので、私がここで発言することはありません。
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 私は先ほど傍聴させていただきましたけども、執行部の皆さん、あとの議員の皆さんは、不採択であるということだけしかわからないんですね。ですから、理由をやはりここで明言をしていただきたいと思います。不採択の理由を明言していただきたいと思います。
○議長(福本 宗敏君) 委員長、
定常博敬君、答弁を求めます。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 各委員からいろいろと理由が述べられたと思いますが、よりよい琴浦町にするためには、このような方法をとるのが町民が一番安心されるのではないかというような発言があったと思います。
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 請願者は、理由を上げて、こういう理由だから、もとに返してくださいということを請願しとられるわけです。先ほどの委員長の報告では、委員の皆さんは、よりよい琴浦にするために不採択ということですけども、それでは町民に対して説明になってないと私は思うんですね。はっきりした不採択の理由を、この項目についてはこうだとか、全部でなくても、これこれでこの請願者の意としておられるところが、こういうところが不採択にふさわしいというとこがあれば、ぜひお願いいたします。
○議長(福本 宗敏君) 委員長、
定常博敬君。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 最初申しましたように、傍聴席でよく聞いておられたと思いますので、私は説明する必要はないと思います。
○議長(福本 宗敏君) もうちょっと委員長、何かありませんかいな、委員会の中身を。ありましたら。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 特に友好するのが第一ではないかというような、いろいろな御意見がありました。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 私は、この記念碑の碑文が削除されて、今回このような問題が起こって、こういう請願書が出されたということです。それで、
総務常任委員会は、この碑文をもとに返せということですが、
総務常任委員会は5対1でこの問題を否決されたと、こういうふうにお聞きしました。先ほどの議論の中で、よりよい琴浦町にするためとか、あるいは友好が第一ではないかというのが主な理由だというふうにお聞きしました。
総務常任委員の多くの皆さんは、いわゆる最終的に日本語では「日本海で遭難し」という文字を入れたもの、それを韓国のハングルに訳した文では「日本海」を「東海」とせずに「嵐」とするというような碑文でいいんだと、こういうふうに解釈されるんです。
これは、日本海を入れたのは、右翼が要求して入れたと。右翼は、そのことをもって琴浦町はよくやったと褒め殺しをしています。それで、ハングルで日本海を東海としなければならないのを意図的に「嵐」というふうに間違った訳文をする。これでは、韓国の人が見てわからない。これは靖国派と言われる「明日の日本を考える会」に配慮したものであります。そして、「漂流、漂着し」というのを「漂流し」としました。これは、当時、江戸時代にあらしの沖を難破船が漂流しているのをこちら側から伝馬船で救助に出かけて救助して、そのようなことは不可能です。ですから、碑文を改正するということは、歴史的事実も改ざんするということになります。隣にあります
日韓交流記念資料館、そこには説明文があって、年表がございます。確認をしましたら、いずれも漂着し、船は大破したけれども、12人の乗組員を救助したと、こうなっています。
ですから、こういう碑文をさわりまくるということは、歴史的な事実や、そういう矛盾がどんどん拡大をしていくということになるんです。そういうことをせずに、もとに返すというようなことが一番町民の皆さんの大多数の声なんです。それを代表するような形で、このもとに返すべきだという請願書をなぜ否決するのか。私は、これは町民に向かって、天につばする行為だと思いますが、どのような議論をされたのか。その内容を私がるる説明したことに反論する形で明らかにすべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(福本 宗敏君)
総務常任委員長、答弁。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 副委員長の
川本議員にお願いします。
○議長(福本 宗敏君) 4番、
川本正一郎君。
○
総務常任委員会副委員長(
川本正一郎君) 委員長が指名されましたので、かわって私が答弁させていただきます。
今、再度、
青亀議員の方から、
青亀議員の質問に対する説明をお願いしたいということでありましたけども、それだけのことは私にはできないかと思いますけども、全体として、先ほどの委員会におきまして、まずは趣旨、原型に返すということの議論をしたわけですけども、その理由について5項目上がっておりました。議長より本会議の再開の時間も限られておりましたので、1項目ずつの審議、意見等はありませんでしたけど、全体一人一人の意見として私も意見を述べさせていただきましたので、それを言いますと、6月の18日に
全員協議会で多数の同意を得て、修正案が出されたということを受けて、本日まで来ております。そして、現在、こういう形での請願書が出たわけですけども、第一に議会として考えることは、
全員協議会で多数の同意を得て、碑文を修正するということが決まって動いているということをまたとめるようなことがあれば、今の蔚珍、麟蹄との
友好交流も図れない部分が出てくるんじゃないか、だらだらだらだらこの問題を議会、町が引きずっていくことが本当に
友好交流につながるのかということを第一に私は考えるという立場で、この請願書を不採択ということで意見を述べさせてもらいました。この
理由一つ一つについては、私個人としても理解できる部分もあります。ただ、趣旨という、原型に返すということにつきましては不採択ということで意見を述べましたので、提出者の方、また青亀さんも御理解をお願いしたいと思います。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 川本副委員長からあったわけですが、川本副委員長は前
国際交流協会の会長であられました。初めてこの問題についての発言だと思って、興味深く聞かせていただきました。一般質問でも私は、韓国からの情報、手紙を紹介をいたしました。金郡主が一字一句間違いなくもとに戻すべきだという言明をされてたという情報もお伝えしました。この碑文がつくられたのは1994年です。
国際水路学会で日本海の呼称問題をめぐって議論が出てきたのは2002年なんです。現在までそれが続いていますが、つまり1994年にこういう合意ができて、両国で日本海を呼称を違う点を併記する形で乗り越えて
国際交流を進めましょうという、歴史的な両
地方政府レベルの合意を一方的に国際的な問題となっていないときに結ばれた
歴史的遺産ともいうべき碑文を、町外のわけのわからない者の要求を取り入れて削り取る、毀損する、これは間違いであるということは明確なんです。間違いであるならば、その間違いを認めてもとに戻す、これ以外に方法はないし、それが住民の大多数の意見です。私は、1軒1軒回って、今、選挙ですから歩いています。意見を聞いてると、そのことに集約されるんです。
こういうことをやって
友好交流にいささかも揺るぎがないなどと言っても、韓国の人は、本心は
友好交流するつもりはないのだなと思うではないですか。それが自然なんですよ。なぜこれをもとに戻すという住民の意見を尊重して、そのことによって誤った町政をもとに戻す
チャンスを葬り去るのかと。これは、住民がそういう
チャンスを町政に与えてくれたと受け取るべきじゃないか。私はそう思って、
総務常任委員の皆さんがこれを不採択として一蹴されるということは本当に残念ですし、その真意がわかりません。こういう
友好交流が第一だと、こんなことして
友好交流ができますか。できるわけないじゃないですか。人権を侵害して、子供や孫たちにどういう説明したらいいのかという投書が載りました。まさにそのとおりなんです。ここで議会が良識を示して、執行部の誤った道を正すべきときだ、
チャンスではないかと思いますが、再度
総務常任委員会の議論の内容、私の質問に即してお答え願いたい。
○議長(福本 宗敏君)
総務常任委員長。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 再三再四修正されるということは、これ以上修正すると、ますます混乱するということが第一に考えられます。したがって、交流に力を入れるということがやはり第一だということで、このような決定にしたと思います。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 請願者は、二転三転この問題でされたということについて、その責任はないんです。二転三転迷走したのはだれかと。それは、
原理原則哲学を持たない町長と、それに追随した議会ではないですか。だから、そういうことを見るに見かねて、この間違いを正す道は、唯一もとに戻す、歴史的な事実の改ざんを許さないということを議会が執行部に対して意見を統一して上げて、誤りを議会の力で正すという道を望んでおられる。これは、要は議会に与えられた町民からの
チャンスを私たちは生かすべきだと。これによって毅然たる態度で外部の圧力団体や右翼団体をはねのけて、正しい、まともな住民の方を向いた、町民の意見を尊重した町政に立ち戻る
チャンスだと思いますが、なぜこの
チャンスをつぶすのか。これが最後ですから、明確にお答え願いたい。
○議長(福本 宗敏君)
総務常任委員長。
○
総務常任委員会委員長(定常 博敬君) 先ほどから申しておりますが、これ以上ますます混乱してはならんということが第一でありますので、そのように決定いたしました。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
次に、討論に入ります。討論ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 私は、この請願は採択すべきだと討論いたします。
請願者のこの理由につきましては、私も全く同感であります。先ほどから6月18日の全協で最終案が云々という話も出ております。そのとき私も同席をしておりまして、あえて反対はしておりませんでした。ところが、すぐ民団の方から大きな抗議が出ました。確かに何回もダッチロールみたいに、これがいけなかったらこれ、これがいけなかったらこれというのは、本当に恥ずかしく思います。ただ、最終案が出た時点でも、例えば民団とも話をして、こういう形で決着をつけたいとか、そういう話もしてなかったのか。一方的にこれがいけなかったらこれを出す、次はこれを出す。町長も、2万人の町民があるわけですから、町民の意見を聞いて、最終一番いいものをぱっと出せばいいのに、もう小出し小出しで、だから、私は、そのときは多分これは関係者と大体内々の話がついてて、これで何とかおさめたいということで、ああ、そうかなと思っとったんです。ところが、すぐそういうことなんですね。また、確かに今、
委員長報告の中では、これ以上町を混乱云々がありますけども、それとこれとは私は別だと思います。
町民の意見を聞くということがあります。町民からの意見は、全くといっていいほど聞いておられません。町広報ことうらすら一言も出てないですね。ただ、インターネットに最終案がちょこっと出ただけです。ところが、本当に見にくい薄い字で、日本語は何とかわかりますけども、ハングルの日本語版はありません。だから、町民は、これを見て比較は全くできない。そういう中であって、何か町民には知らせない、そういうありありと見える。もっと町民に意見を聞かれたりされて、最終的には幾ら私は変えてもいいと思います。町民に私も、先ほど同僚議員からもありましたけども、いろんな人に会うたんびに聞いてます。だれ一人、今の最終案がいいという人はありませんでした。ほとんどの方がやはりもとに返すべきだと。町からは一つも何らの説明もないと、なぜこうなったかという。やはりその辺は、開かれた町政、住民の意見を聞く町政とすれば、非常に私はゆゆしき問題だと思います。
私は、この請願につきましては採択すべきだと思います。以上です。
○議長(福本 宗敏君) 11番、坂本正彦君。
○議員(11番 坂本 正彦君)
委員長報告に賛成の立場で討論を行います。
もとに戻すという論議は、既に決定までに相当な討論が、検討が行われた結果であります。賛成か反対か、一言で言えばそれまでですが、それでは理由がはっきりしませんので、具体的に申し上げたいと考えます。一連の経過は、既に御承知のとおりでございますが、勝つことばかり知って、負くることを知らざれば、害その身に至る、これは徳川家康の人生訓の一節であります。さきの海戦でミッドウェー、またレイテ沖海戦で、我が連合艦隊は壊滅的な敗北を喫しました。そのことによって、太平洋の制空権を完全にアメリカに握られたわけでございます。そのときに、もしこれはとても勝てそうもないということが考えられて、その時点で停戦という配慮がなされておれば、本土空爆、沖縄の戦火、広島、長崎の原爆の悲劇、それから「聞け、わだつみの声」に代表される特攻隊の悲劇、南方の将兵も生きて故郷に帰ることができたはずでございます。それに加えてソ連の参戦という悲劇が起きております。赤子の手をひねるごとく、無抵抗の日本人に対してどれだけの悲劇が海陸で行われたことでございましょう。
以上の理由によりまして、一部言われているように、右翼に対して毅然とした態度をという言葉がありますけれども、毅然とすることは格好はよいことでございますが、長々と述べましたように、「猪武者」であってはならないと、そういうことも考慮をする必要があろうかと考えております。加えて碑文の問題をいたずらに長引かせるのは、決してよいことではない。早期決着を望むものであります。賛成討論といたします。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 歴史的に関係のない賛成討論を聞かせていただきましたが、私は、5月18日に町長が初めてこの問題を説明されて、議員の意見を聞かれたときに、これはもとに戻すべきだと主張しました。日韓の日本海の呼称の違いを併記することという知恵で乗り越えて、交流を未来志向で進めるということは、非常に大切な歴史的事実だという評価をいたしました。そして、そのときに右翼や、そういうものの干渉も考えられるが、これは毅然として対応する以外にないということも言いました。そのときに田中町長は、これは1回決めて発表したら変えることができないから、慎重な意見をというふうに言われました。しかし、その後、二転三転。じゃあ、この混乱をいたずらに引き延ばすのがよくないという議論がされましたけれども、そのいたずらに引き延ばしたのは、みずからの言明を覆した執行部ではないですか。町民には責任がないし、賛同した議員には責任があるけど、我々には責任がないんです。だから、先ほども言いましたが、町民から本来のまともな町政に戻れという
チャンスを与えてくれたことに対して、それを問答無用のごとく葬り去るということは議会の自殺行為です。町政を正しい、もとに戻す
チャンスを失うことになる。これは、ゆゆしきことだというふうに思います。
この議会の招集についても、防災無線で発表されていません。文字放送でも発表されていません。もう一貫して秘密主義です。町民に対する説明は、区長会で行ったものをまた二転三転変えてる。それに対して説明も全くない。一体主人公である町民のことをどう考えてるのか、議員の諸君も、町政も。町政の主人公は町民なんですよ。その町民のことを一切顧みないで、どこの馬の骨ともわからんもんの2人の言うことを聞いたり、右翼の言うことを聞いたりして、ずたずたに改ざんする。こんなものを残したら全国に恥をさらすようなもんですよ、これは。ここで本来の正しい道に立ち返るべきだと。私は、議員の諸君に勇気を持って今、最後の
チャンスだ、これを議会の議員として執行部に示して、執行部がもとに返しやすいように、そういうことをするのが議員の議員たる役目、議会たる役目だということを強く主張しまして、この請願を採択すべきだという討論にいたします。
○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。
○議員(5番 小椋 正和君) 私は、委員長の報告に賛成の立場で討論させていただきます。
この件に関しましては、
青亀議員がいろいろと言われましたけれども、私たち議員も慎重に審議しながら、この問題は解決をしていると思います。今さらこの問題をひっくり返すような、こういう請願書には不採択といたしたいというふうに考えております。
○議長(福本 宗敏君) 4番、
川本正一郎君。
○議員(4番
川本正一郎君) 私も、
委員長報告に賛成の立場で意見を言わせていただきます。
本来この記念碑は、交流、これは町との交流も含めてですけども、民間交流ということに重点を置かれた記念碑だと私は考えております。その中で、5月に町長からのこの碑文のことで話がありました。その後いろいろと、そのときもでしたけども、とにかく早く解決してほしいという意見を私も言ったと思います。その後、いろいろ二転三転したわけですけども、6月の18日の
全員協議会で合意を得たということから今日に至っておりますので、私は今一番重要なのは、一日も早く交流を再開し、これまで以上の交流ができるように努めるのが執行部、行政の役割だと思っておりますし、この請願書には反対をして不採択ということで、委員長意見に賛成をいたします。
○議長(福本 宗敏君) ここで暫時ちょっと休憩いたします。
午前11時08分休憩
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午前11時11分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより本件を採決いたします。
本件に対する
委員長報告は、不採択とするのが適当であるとの報告であります。
この採決は起立によって行います。
「風の丘」
韓国江原道交流記念碑碑文に関する請願書を採択することに賛成の方は起立をお願いいたします。
〔
賛成者起立〕
○議長(福本 宗敏君) 起立少数です。したがって、「風の丘」
韓国江原道交流記念碑碑文に関する請願書は、不採択とすることに決定いたしました。
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◎日程第4 議案第75号 から 日程第8 議案第79号
○議長(福本 宗敏君) 日程第4に戻ります。日程第4、議案第75号から日程第8、議案第79号までの5議案を一括議題といたします。
提出者の提案理由の説明を求めます。
町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 提案理由の説明をさせていただきます。
その前に、今回、先ほどから議論が続けられておりますけれども、碑文問題につきましては、初めの入り口の部分で体調を崩しまして、議会を初め町民の皆さん、そして職員に大きな迷惑をかけてしまったということを深くおわびを申し上げたいというふうに思いますし、またこの台風4号、大変心配をいたしておりましたけれども、二、三のがけ崩れ等、町内におきましても被害が惹起してございますけれども、そう大きな被害額ではありません。そういった面では安堵をいたしておりますが、被害に遭われた皆さんに心からお見舞いを申し上げる次第でありますし、また昨日の新潟・長野地震におきましては、きょうの新聞報道等では7人の死者、そして多くの負傷者を出す、そして家屋の倒壊あるいはまた道路等、がけ等多くの被害が出ております。心から関係の皆さんにお見舞いを申し上げる次第であります。
それでは、初めに議案第75号、琴浦町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてでありますが、これは、先ほどから議論がなされておりますように、日韓
友好交流公園内に設置の韓国江原道交流記念碑の説明碑文中の「東海」という文言を削除したことが、国内はもとより韓国でも反響を呼ぶ結果となり、町民の皆様に御心配と御迷惑をかける結果となりました。とりわけて交流パートナーでありますところの民団の関係者の皆さんに大変な御心労や御心配をおかけいたしました。改めて皆さん方に心からのおわびを申し上げる次第であります。
町の最高の責任者の立場にある者として、その責任を深く受けとめまして、現在適用されております琴浦町長等の給料の額の特例に関する条例第2条の規定による、ただいまは財政状況から10%の減額をしておりますが、それに加えまして町長の給料の40%を上積みいたしまして、50%の減額を平成19年8月及び9月の2カ月間、措置を行うことにいたしました。地方自治法第96条第1項1号の規定によりまして、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第76号、平成19年度琴浦町
一般会計補正予算の第2号でございますが、今回の補正は、町長の給与カット、韓国交流記念碑の修繕料及び予備費の増額で、歳入歳出の総額を補正前の額と変わらずに90億5,629万1,000円とするものであります。補正額は、そういうことで、補正前、補正後変わらない、総額を変えないで、予備費でもって調整をするというものでございます。
次に、議案第77号、
建設工事請負契約の締結についてでありますが、これは
琴浦町立浦安小学校屋内運動場改築工事でありまして、馬野建設株式会社、株式会社井木組、有限会社高野組、株式会社伊藤建設、有限会社石賀工務店、有限会社原井工務店の6社を指名し、7月12日に指名競争入札を行いましたところ、有限会社原井工務店、代表取締役、原井敏継氏が2億1,400万円で落札いたしましたので、同日に取引に係る消費税及び地方消費税相当分を含む一金2億2,470万円で同社と仮契約を締結いたしました。
本契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第78号、
建設工事請負契約の締結についてでありますが、これは
琴浦町立赤碕小学校屋内運動場改築工事でありまして、馬野建設株式会社、株式会社井木組、有限会社高野組、株式会社伊藤建設、有限会社石賀工務店、有限会社原井工務店の6社を指名し、7月12日に指名競争入札を行いました。馬野建設株式会社、代表取締役、馬野勇一郎氏が一金2億1,480万円で落札いたしましたので、同日に取引に係る消費税及び地方消費税相当分を含む2億2,554万円で同社と仮契約を締結いたしました。
本契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、本議会の議決を求めるものであります。
次に、議案第79号、
建設工事請負契約の締結についてでありますが、これは
琴浦町立八橋
小学校プール大
規模改修工事でありまして、馬野建設株式会社、株式会社井木組、有限会社高野組、株式会社伊藤建設、有限会社石賀工務店、有限会社原井工務店、有限会社岡崎組、加登脇建設株式会社、株式会社杉本建設、株式会社チュウブの10社を指名し、7月12日に指名競争入札を行いましたところ、加登脇建設株式会社、代表取締役、加登脇孝彦氏が5,200万円で落札いたしましたので、同日に取引に係る消費税及び地方消費税相当分を含む5,460万円で同社と仮契約を締結いたしました。
本契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号の規定によりまして、本議会の議決を求めるものでございます。
以上、提案理由を説明いたしましたが、議案第77号から議案第79号までの3議案につきましては
教育総務課長に説明させますので、よろしく御審議くださいまして、御承認賜りますようお願いを申し上げます。
○議長(福本 宗敏君) 次に、内容説明を求めます。
議案第77号、
建設工事請負契約の締結について〔
琴浦町立浦安小学校屋内運動場改築工事〕から議案第79号、
建設工事請負契約の締結について〔
琴浦町立八橋
小学校プール大
規模改修工事〕までの3議案について、
教育総務課長の説明を求めます。
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) それでは、まず議案第77号、
建設工事請負契約の締結について御説明をいたします。
これは
琴浦町立浦安小学校屋内運動場改築工事でありまして、既存の建物を解体し、同じ位置に床面積850平方メートルの体育館を改築するものです。体育館ということで話させていただきます。構造としましては、鉄筋コンクリートづくりの平家建てです。屋根は、かわらぶきといたします。
工事の概要ですが、体育館改築工事、外構工事、また渡り廊下工事、それから既存建物解体工事であります。なお、校舎側に既存の渡り廊下とトイレが72平方メートルありますが、概要の中では、わかりやすく比較するために体育館本体のみの595平方メートルを記入しております。合わせますと667平方メートルとなりますが、これも解体・撤去しまして、新しく渡り廊下を設置いたします。
施設の概要としましては、概要と図面をつけておりますが、概要、1つ訂正をお願いいたします。浦安小学校、赤碕小学校ともですが、概要の最後に体育器具等のところにネットと記載しておりますが、消し落としですので削除をお願いいたします。ネットを削除をお願いいたします。防球ネット等、競技用支柱、それから防球ネット等であります。ネットを削除をお願いいたします。申しわけありませんでした。
施設の概要としましては、図面をつけておりますけれども、アリーナ、ステージ、ステージ控室、放送室、器具庫、男女トイレ各1室、多目的トイレ、男女更衣室各1室を配置します。また、アリーナの照明につきましては、点検や修理の利便性を考慮してオートリールとし、ステージ下は内と外からの収納可能の倉庫といたします。また、天井はりにつきましては集成材を使用し、落ちつきと温かみを感じる構造としております。玄関は南側向きになります。
続きまして、議案第78号、
建設工事請負契約の締結についてであります。これは赤碕小学校屋内運動場改築工事であります。
同じく既存の体育館、渡り廊下を解体し、現在と同じ位置に床面積800平方メートルの体育館を改築するものです。構造は鉄筋コンクリートづくり平家建てとし、屋根はかわらぶきの寄せ棟といたします。
工事としましては、体育館改築工事、外構工事、渡り廊下工事、既存建物解体工事、擁壁撤去新設工事、下水管移設工事、公共下水道接続工事としております。
施設の概要としましては、玄関は東側としまして、アリーナ、ステージ、ステージ控室、放送室、器具庫、男女トイレ各1室、多目的トイレ、男女更衣室各1室を配置しております。あわせまして渡り廊下も新しく設置するものです。また、浦安小学校と同じくアリーナの照明につきましては、点検、修理の利便性を考えて、同じようにオートリールとしておりますし、ステージ下も外からと内からの収納可能なものとしております。また、天井につきましても、集成材を使用するものです。また、赤碕小学校は、校舎と体育館の間の通路があるわけですけれども、これを校舎側の高さに合わせて一体化するものです。そして、東から西へ緩やかなスロープをつけるものであります。
浦安小学校、赤碕小学校ともに、老朽化に伴う改築工事でありまして、よい環境の中で充実した学校生活が送れるよう期待するものです。
続きまして、議案第79号、
建設工事請負契約の締結についてであります。これは
琴浦町立八橋
小学校プールの大規模改修であります。
このプールは、46年建築のコンクリートづくりのプール25メートル、7コースのプールでありますが、老朽化が激しく、昨年の9月ごろからプール内の水漏れが起こっておりまして、困っていた状況でした。今回、学校プール耐震補強事業によりまして大規模改修をするものです。
工事の概要ですが、まず耐震化としましては、本プール、補助プールともにFRP化としまして、今あるプールにかぶせる形になります。また、コースは、既存と同じく25メートル、7コースとなります。あと給配水管の更新をし、接続部分を免震処理、蛇腹といたします。それから、循環ポンプ本体を新しいものに更新いたします。改修としましては、外周フェンスの更新、躯体補修、プールの外周部等シートを張り、またクラックのある部分につきましては補修をしていきます。それから、機械室が狭いものですので、増改修をする予定であります。
以上3件ですが、安全に気をつけ、また地域の方に体育館の使用につきましては当分の間使用できませんので、協力をお願いしなければなりません。よろしくお願いいたします。
○議長(福本 宗敏君) 以上で提案理由の説明と内容説明を終わります。(発言する者あり)
進行いたします。直ちに審議を行います。
初めに、議案第75号、琴浦町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についての質疑に入ります。質疑ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 町長、6月議会は心労が重なってお休みでございました。そこで、責任をとって減給ということなんですけども、今時点でこの碑文問題はどのような形になっておって、どういうぐあいにするかということですね。こんなこと言ったらまことに失礼な話かもしれませんけども、あれほどくらくら変われば、また変わる可能性もあるじゃないかと。あれだけ最終案が発表され、さらに民団からの抗議が来たと。それをまた踏まえて、また変わる可能性もあるじゃないかという方もあります。現在時点でどのような形で決着がついているのかついてないのか、それをお願いしたいと思います。
それから、町民に説明をするという、副町長がそのときも何らかの形で町民にこの件については説明をしないといけないというぐあいに思ってるということを、6月議会の一般質問の私の答弁でも出ております。はっきり言って、先ほども話しましたように、インターネットにちょこっと出ただけ、あと町民は地方新聞、中央新聞、テレビその他で知るだけであって、全く行政の方からの説明はないということです。私、この間、枚方にちょっと所用があって行ってまいりました。枚方の市報には、メーンのところにこの間の例の談合問題、それがずばっと出ておりました。市民の方がそれを見れば、なるほどこういうことだったかということがわかるわけです。広報ことうらには全く出てない。一言も出ておりません。その辺をどのように考えておられるのか。
それから、40%ということですけども、この根拠、2カ月40%の根拠とは、どういう根拠でこれを出されたのか。以上、よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) どのような形でおさめるのか、また変わる可能性がという御質問でありますけれども、先ほどからありますように、6月18日の議会の
全員協議会で了承を得まして、そして明くる6月19日の議会の最終日におきまして、審議の始まる前に副町長の方から、もうこの案をもって変えないと、変えれないという表明をしたというふうに聞いておりまして、二転三転ということがいかにも大きな批判の原因にもなっておるところでございまして、これ以上変えるということはいかがなものかなということを考えております。
町民への説明でございますけれども、おっしゃるように、なされておりません、町民には。区長会におきましては、最初の案を出すときに説明して、御意見を伺ったということもございますけども、いかにも一般町民の皆さんには、枚方のように町報でというようなわけにはまいっておりません。いかにもどのような形でというようなこともひっくるめまして、私がこの7月、せんだってから出てきておりますので、十分に検討しながら、全町民の皆さんの目に届くように、経過なり考え方等をお示しをしてまいりたいと、近くしてまいりたいというふうに思っております。御指摘のとおりに、全町民に目の届くようにやりたいというふうに思っております。
それから、40%の根拠でありますけれども、先ほど言いましたように、財政難をもちまして10%のカットを私自身に課しております。それに加えまして40%といいますと、50%のカットになるわけでありますが、これを2カ月やるということであります。基準は全くございません。今まで職員の不祥事等につきましては、10%のカットと上積み等でやってきたわけでありますけれども、いかにも40%の上積みというのは、町政に史上、旧東伯、旧赤碕等ございません。非常に重く受けとめた結果が40%の上積みであるというふうに私自身で考えて、私自身がその罰を受けるということにしたわけであります。根拠はございません。
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 最終案は変えないという強い御意思でございます。そうしますと、最終案が出た明くる日ですか、早速民団の方から反発が出て、また後日、町長の方に抗議に来られたということです。それは、民団の申し出は全く無視をするという意味でしょうか。それをよろしくお願いします。
それから、間接的には直接の、私は碑文はやはり削除すべきではなかったという最初からの持論です。最初の削除費用3万1,500円、これは18年度で執行済み、今回、次の議案で何か20万云々とがあります。ただそれだけではなしに、もっとほかの間接的な費用もかかってると思うんですね。かかってるから、それだけ町長、負担しなさいというわけにもなかなかならんと思いますけども、一般的に人件費は別として、この件に関してどのぐらいの費用がかかってるのか。以上2点、よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 民団を無視するかということでございますが、民団の考え方を全く無視するという気はありません。むしろ民団の皆さんの思いというものを十分に受けとめさせていただいて、これから交流等につきましても、しっかりと取り組んでいかなければならないというふうに思っております。そういったことにつきましては、また民団と話し合いをさせていただきたいというふうに思います。
また、このカット額につきましての間接的に云々というお話がございました。直接の工事費ばかりでなくて、間接的にどのくらい費用がかかっているかというようなことでございますが、特別にはこのために多くの費用を要したというふうには思っておりません。ただ、担当課の職員等で超過勤務等をさせておる場合が考えられますので、そういったものは対応しなければならないと思っておりますけれども、間接的にこれにかかわって費用を負担をしたというようなことは認識を今のところではしておりません。
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 今回、私も今、町長からのお話は初めてお聞きをしました。例えば民団との関係であるとか、そのような状況で、こうやって減給案が出るというのは、私はちょっと早いと思うんですね。すべてが解決をして、それから結果がこうなりましたと。それで、責任をとって減給というのはいいと思いますけども、最初に減給をまず出して、これから碑文を修正したりとか、また何が出るかわからないということで、あえて今回出された。私は、もっと後々でもいいんじゃないかなと思うんですけども、あえて今回しょっぱなに減給案を出された理由があれば、お願いいたします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 先ほどからありますように、町長の責任問題というものがたびたび議員の皆さん方の方からも口に出てるわけであります。そういったことを考えますと、その責任問題にこたえるという形では、今、私もいろいろ逡巡をいたしました。おっしゃるように、きれいに済んでからやるべきではないかとか、いろいろ考えましたけれども、いろいろ責任問題の声が耳に届くようになりますと、やはり早い機会に私自身の身を処しておかなければならないであろうというふうに考えたわけであります。
○議長(福本 宗敏君) 4番、
川本正一郎君。
○議員(4番
川本正一郎君) 町長にちょっと二、三点お伺いしたいと思います。
今回、減給ということが議案に出ておりますけども、私は、先ほどの請願のときにも言っておりましたし、それから私が前琴浦町の
国際交流協会の会長、今、顧問ということでさせていただいておりますけども、この問題が起きてから、いろいろと交流がストップしてると思うんです。ことし、麟蹄郡とは10周年ということで、いろんな記念なり交流事業が計画してあったと思いますし、また来月行われます白鳳祭のことに来ていただくとか、いろんな事業が町の当初、計画してあったんですけども、この問題が起きてからストップしているのが現状だと思いますし、その辺のところを説明、今どういうような交流になっているのかということをお聞きしたいと思います。
それと、ぜひ、まだ町長自身、体調が不良な部分があるかとも思いますけども、時期を見られて蔚珍、麟蹄に足を運ばれて、このことの説明なり今後のより強い琴浦町、そして民間交流のやっぱりかけ橋に町長もなっていただきたいと思いますし、そのことが今後の琴浦町として日本と韓国のより強いきずなになると思いますので、そういう減給だけではなくて、そういう努力をちょっとされるのかということをお聞きしたいと思います。2点、お願いします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) どのような交流になっているかということでございますが、麟蹄郡の方からは、少年の翼は8月に行くようにしてるんですが、受け入れましょうというような回答も寄せられております。白鳳祭においでいただくのは困難だというようなことも伺っておりますが、そういった部分がどうなのかな、この件にかかわって白鳳祭に来られないのかなと、その辺はまだはっきりしておりませんけれども、確かに白鳳祭に来るのはちょっと困難だというような回答をいただいてるということでありますが、子供たちの交流につきましては、受け入れの返事が来ているというふうなことであります。
足を運ぶ考えはないかということでありますけれども、この問題がそもそも発端が明らかになったときに、副町長以下派遣をしてと、私の思いをそれぞれに伝えさせたいというふうに思っておりましたけれども、いろいろと事情がございまして、今日まで来ているということでございまして、私が行けなかったら副町長なり、それなりの者を派遣しながら日韓交流の継続・発展に努めてまいりたいというふうに考えております。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) この問題で田中町長とこうやって議論するというのは、5月18日以来なんですね。それで、あれは説明会ということで、非公式な場であったと。後、
全員協議会開かれたけども、議長一任との話の方に物事が行っちゃいまして、なかなか議論をする場がないんですが。まず1点、あのときに田中町長は説明会で、これは1回発表したら変えることはできないもんだから、皆さんの意見を慎重に聞きたいといって発言されて、こういう二転三転になってるわけですが、そのことが守れなかったということがなぜなのか。
それから、報道によりますと、削除を協議したのは4人だと、こういう報道がなされていますが、4人とはだれとだれとだれとだれか。最初の部分は、ですから、田中町長が約束された一度決めたものはもう変えれないんだからという、これは約束違反になると思うんですよ。ここのところをお願いしたいと思います。
これは処分案ですから、田中町長は、最初に5月の、この間に新聞報道がされて、10日だと思いますが、県と民団に赴かれました。そのときの記事なんかを見ますと、民団に対して経過を説明して理解を得ると、こういう報道がなされています。つまり経過を説明して民団が理解するというふうに踏んで行かれたわけですが、それが正式抗議に発展すると。だから、最初のボタンがかけ違えてますから、どんどんどんどん合わなくなってくると、こういうふうになったと思います。私は、そこのところが最初のスタートのつまずきだと思います。
つまりあなたは、軽率だったということは言われるんですよ。軽率だったということは言われるけども、間違いだったと言われてないんです。これは誤りだったと言われてないんです。だから、そこに初動から全部狂ってくるんです。軽率だったということと誤りだったということは、日本語は違うんです。だから、誤りだったらもとに戻す、当然。軽率だから二転三転迷走すると。ここのところの責任のとり方というのは、やはりこの条例案に関して関係するんです。ですから、今言ったように、削除を協議した4人はだれかと。碑文の再々修正は約束違反ではないか。それから、軽率だったというのではなくて、間違いだったんじゃないか。この点について、お答えください。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 一回発表をして、それは変えることができないと言っておきながら変えたのではないかと、おかしいでないかということでありますが、いろいろまた発表した後の事情等が、いろいろな新しい事情が惹起をいたしてまいりました。それらに対応をして、じゃあその時々、折々に町民のために一番いい方法はどうなのかということを真剣に考えさせていただいたと。そして、そういう中で、議会の方からもいろいろ御提案をいただいて、そしてそれらを尊重しながら、その都度対応をしてきたというのが実情でございます。
4人で協議したといいますのは、具体的には担当課長から上がってまいりまして、
総務課長、副町長、当時の助役、私ということになるわけであります。そういうことで、実際の協議は、判を押いて協議をしたというのは4人ということでございます。御理解を賜っておきたい。
それから、一度決めたことを変えたということは約束違反でないかということでありますけれども、先ほど言いましたとおりでございまして、一度決めたけれども、その後にいろいろ新しい事情が惹起してきて、それらに対応しなければならなかったということで御理解を賜りたいと思います。最初は誤りではなかったのかと、軽率であったというようなことであるけれども、誤りではなかったのかということでありますけども、結果的には何回も変えなければならないということについては、それは早計であった、あるいはまた配慮が足りなかったということと一緒に、十分に誤りであったという意味も含んでいるというふうに御理解を賜りたいと思います。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 日本語は便利なもので、含まれるということですが、私は完全な誤りだったと思います。それで、もう一つは、中井元町長が、中井さんが1994年に交流事業をやって、ああいう両国の合意に基づいて碑文をつくられたわけですが、現在も元気でありますし、当然良識から考えたら、中井さんに対して事前に相談をするなり、あるいは事後に報告して理解を求めるなり、そういうことは本当に十二分にする必要があると思うんですよ。それがほとんどやられてないように私は見受けられるんです。これは、執行者として町有財産をそうやって先人のものを毀損、改ざんするわけですから、これは慎重な上にも慎重、当然理解を得た上でないと手をかけられないような問題だと思うんですが、そこら辺のところをなぜきちんとしなかったのか。その責任は、あるいは元中井町長に対する謝罪といいますか、そこら辺はどう考えておられるのかということです。
それから、3番議員さんも言われましたが、これは処分案を出して
補正予算を組むということは、これは幕引きなんですよ、わかりやすく言えば。しかし、主人公である町民への報告や説明がないのに、ここの密室だけで、議会だけで幕引きをしちゃっていいのか。それは、主人公である住民、町民を軽視することにならないのかというふうに思います。これはそういうことであります。
それから、蔚珍郡が相手ですから、これは。メッセージが届いているのかいないのか。これも先ほどと重複するかと思いますが、訪問して理解を求めるなりなんなりというような予定はあるのかどうか。そこんところをお聞きします。
○議長(福本 宗敏君) 暫時休憩いたします。
午前11時49分休憩
───────────────────────────────
午前11時50分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
田中町長。
○町長(田中 満雄君) 先ほどの中で、交流碑をつくった中井町長に対する礼はどうしたのかということでありますが、これは当時の考え方として、私が何回も軽率であった、早計であったと言っております部分でございまして、その後に中井町長とはお会いをして、お話をさせていただいて、謝るべきは謝って。いろいろ指導もありました。もとに戻すべきでないかとか、いろいろ指導はありましたけれども、いかにも今日まで来ておるようだということで今日があるわけであります。
それから、処分案を出して、そして幕引きをするんではないかということでございますが、なるべくこの問題につきましては早い間に、交流の相手方に対しても、あるいはまた町民におきましても、お互いのためにも、これは早い間にきちんとした幕引きをしなければならない。そしてまた、町政の混乱の幕引きもしなければならない。そういう思いでいっぱいであります。そういうことで、このたびのを出させていただいております。
交流について、相手方からのメッセージということでありますけれども、こちらからはメッセージを送っておりますけれども、向こうからの公式なメッセージは届いておりません。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) それで、中井さんにお会いになったということですが、本人は納得されているんですか。
それから、やっぱり町民に対してこれだけ大問題になって、町民は一般の新聞報道で知るしかないんですよ。町としてこれだけの期間、削除したのが3月の2日でしょう。新聞報道は5月の9日、それで、疑義に対する説明が18日、もう既に7月でしょう。何ら町行政から公式なコメントが出てないと。なのに碑文つくりかえる予算を提案して処分案が出るというのは、これは幕引きなんですよ。これは早計だと思いますが、説明をこれからするって言われとるけれども、どういう形で、どういうことで、具体的にいつやるのか、どういうレベルで各地区を回るのか。赤碕地区と東伯地区の2カ所でやるのかというようなとこら辺は明らかにしてくださいよ、これ。ですから、中井さんは納得されたのかどうか。それから、町民への説明をどう具体的にするのか。今後やりたいっていう程度じゃ、やっぱりまずいと思いますよ。そこら辺はどうですか。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 先ほど言いましたように、中井さんの方からは、いろいろもとに戻してほしい、もとに戻すべきだという強い意向が私に伝えられました。納得はしておられません。
それから、町民に対して、3番議員さんにお答えいたしましたように、早い機会に全町民の目に触れる形で、例えば特別な文書をもって配付するのか、あるいは町報の中にそれを入れ込むのか、いろんなことを考えておりますが、早い機会に全町民に対して経過なり報告をさせていただきたいという考えでおります。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 私は、先ほど再々申しておりますように、この処分案を急ぐ必要はさらさらない。町民に事の事実を説明をして、そして碑文も改修するんであれば、それも終わって、すべてが終わってからこの案を出されたらいいんじゃないかと。それを今出さないと町民がどうこうは全く私はないと思います。それより、早く町民に事のいきさつを説明をすべきだと思います。よって、この議案には反対であります。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
小椋正和君。
○議員(5番 小椋 正和君) 私は、賛成の立場から討論させていただきます。
町長も、この件に関してはいろいろとありましたけれども、先回の10%、先ほどの説明があったわけですけども、今回の40%を合わせて50%の給料の減額をしておられます。これは、他町の例を見ても相当の減額だというふうに考えております。私は、先ほどの町長の説明のとおり、大変この件に関しまして町長個人も重く受けとめられていると考えております。よって、この件に関しまして賛成といたします。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 大分議論をしてきましたが、当然田中町長が1カ月近くこの問題で悩まれて体調を崩されて休まれたと。これは、こういうことで2万人の地方自治体という法人のトップが務まるのかというふうに私は疑念を持ちました。それで、処分をされるのは当然なんですが、私は、田中町長が引き続き琴浦町の町政を担当していかれることについての問題があると思います。今回の碑文問題は、鳥取市に本部を置く「明日の日本を考える会」という構成メンバーの国府町に住む井上某という人物と、もう一人が琴浦町の分庁舎を訪ねて、東海記述は要らないのではないかといって、そのことをもって碑文を削除された。それで、日本海を今度最終的に入れたのは、政府見解をもって理由として、これは日韓の間で政府がそれぞれ呼称問題について国際的に意見が違っている。そのことの日本政府・外務省の見解をもって、日本海を挿入することにしたんですね。これは、右翼がよくぞやったといって褒め殺しの街宣をやっている。それにまた日本海をハングルで訳すときに、「東海」としなければならないのに「嵐」としている。韓国の人が読んだら、わからない。これは靖国派の、我々が言ってる「明日の日本を考える会」の要求を取り入れたということになります。
憲法では、地方自治体の参政権を持つのは、そこに住む住民だとなってます。最高裁判決でもそうなってる。ところが、これだけ大問題になった問題を田中町長は、住民、町民の意向を聞かないで、町民以外の外部のいわば権利のない人たちの意見を聞いて、いろんな迷走をした。これは、琴浦町という自治体のトップとして資質が試されてるというふうに思います。ですから、引き続きこの程度の処分案で町長職をやられるということについて言えば、重大な汚点を残すことになります。中山間地の直接支払いでの処分があったばかり。さらに今回、こういうこと。1カ月の休養をとられた。50%の給与カットをして、2カ月間、1カ月分の給料をお返ししましょうと、こういうことですね。これで果たして選挙で選ばれる町長の政治的責任をとったことになるのだろうか。私はそうではないと思う。よって、私は当然そういう処分もすべきだと思いますけれども、このような案で、この時期に、これを議員の一人として認めるわけにはいきません。以上です。
○議長(福本 宗敏君) 反対ですか。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 認めない。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
16番、山下一成君。
○議員(16番 山下 一成君) はっきり言うたら、これぐらいにせないけんじゃないかということですけど、町長のされたことは軽率だったということです、それははっきりしておりますが。実際に日本海云々ということになりますと、これは日本国民あるいは日本民族の本音でないかと、これは私の考えですけども、受けとめております。るる申し上げればよろしいですけども、いずれにしても、40%、以前の10%と50%で十二分だというように私は思います。よって、賛成をいたします。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
15番、井木裕君。
○議員(15番 井木 裕君) 町長の健康の回復ということを一番願ってたわけでございます。皆さんがよく言われるんですけど、どの人も健康というものは害することはあります。重複することもありますが、やはりそういう健康の問題で体調を崩されたということは、この問題イコールということじゃございません。ですから、説明責任はあろうかと思いますけども、その中で責任の報酬の40%というのはかなり重たいものでございます。そういう面で、この案件につきましては賛成討論とさせていただきます。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございますか。
19番、石賀栄君。
○議員(19番 石賀 栄君) あってはならない風の丘の件は、行政の責任として重大であります。私が知ったのは、日本海新聞の報道で知ったのです。以後、土日を除いて、執行部、
議会事務局等に再々出向いて聞き取りをしたのです。その中で、当局、議長にも、脅迫罪が成立するから告訴するよう申し入れ、お話をしたのです。また、
議会事務局へ石破議員、常田参議院議員の秘書官がおいでになっておりました。そこで、私、二方の秘書官に、琴浦町は右翼の脅迫によって非常に困っておる、したがって、石破代議士は、当初、議会に出馬されたときに、東伯町、赤碕町、両町から有権者の比率として、1、2の高率の支持を得られて当選された経過があります。したがって、この右翼の脅迫で非常に琴浦町は困っておるということで、特に石破代議士は、町長、議長に対して見舞いと、右翼にこのような行動を起こさせないようにするんだということをはっきり行動で示していただきたいということを申し上げた経過があります。いまだに石破・常田秘書官から片言の言葉もございません。
また、事務局に来たときでございます。八橋署課長が来ておられまして、私、課長にお話ししたわけでございます。町当局なり議長に私が申しておりますが、説明では、法のすれすれで告発ができないという説明であったと。当事者が恐怖感を持ったら告発ができるということは、私は弁護士の方からはっきり聞いております。したがって、八橋警察は、法のすれすれで告発ができないという町の説明であるが、こういう凶暴に対して、なぜきちんとした態度をとられないかということを署長にはっきりと石賀栄が申したということを伝えてくれということを申し上げましたけれども、署の方から何の言葉もございません。
町長、課長も、皆さんも御承知のように、長く入院をされました。課長は、聞くところによると24時間監視が必要だと聞いて、親族の方がかわるがわる監視をなさっておられます。松岡農林大臣が自殺されました。私、その後、課長の奥さんに、私の方からお会いし、申し上げたことは、ありはしないだろうけれども、大臣のようなことはあってはならないということを石賀が申したということを、奥さん、あんたにはっきり私の口から申し上げますと、これは課長にもように伝えてほしいということを申し上げたわけです。そこで、これは職場の外からです、二人。奥さんは、言葉を述べられるふうに受けとめてるわけですが、言葉にはならなかった。私、この場でその表現はいたしません。あえて表現するならば、おえつをなされて、その姿は今でも私の心に強く刻まれています。
町長、前に出るしかないです。執行部一丸となって、町民の皆さんからよく頑張ってくれたと感動、感謝された町政を取り組んでいただくよう強く要望し、そして交流、何十年交流された非常に輝かしい歴史があるわけですから、この大きな失政に対して21世紀の青少年の交流の場を一層に尽力されて、なるほどな、町長は本当に反省されて、よう頑張ったなということを身をもって全町民に示していただくということを願って、私は賛成討論といたします。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございますか。
13番、前田智章君。
○議員(13番 前田 智章君) 内容を見てみますと、町長が早期解決を一刻でも早く図りたいという強い気持ちのあらわれだと思います。非常に厳しい措置になってますが、あえてこの道を選んででもやりたいという気持ちは十分によくわかりますので、賛成をいたします。以上です。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございますか。
8番、金田章君。
○議員(8番 金田 章君) この問題に関しましては、
臨時議会の前の説明会あるいは
全員協議会で、私ども気持ちは十分述べて賛成いたしました。今、町長の方から40%という減給をみずから申されましたが、行政の長がこれだけの深い反省を込めた減給をみずからに課せるというような例は私は余り存じません。つまりこの問題を重く受けとめておられるということでありまして、これ以上の責を私は求めるべきではないと、町長には前を向いて進んでほしい。ただ、
臨時議会、その前の説明会あるいは
全員協議会で申しましたように、町民への説明と、それから関係者の皆さんに了解だけは十分に受けとめて、前を向いて進んでほしいと、このように私は思います。賛成です。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) ないようですので、討論を終わります。
これより議案第75号を採決いたします。
御意見がございますので、起立によって採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(福本 宗敏君) 起立多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
ここで10分間休憩いたします。暫時休憩いたします。
午後0時14分休憩
───────────────────────────────
午後0時24分再開
○議長(福本 宗敏君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
次に、議案第76号、平成19年度琴浦町
一般会計補正予算(第2号)について質疑に入ります。質疑ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 修正碑文をつくられるということですけども、大きさはどのぐらいで、どういう材質で、どういうものかということですね。現在ある削除された碑文は非常にわかりにくいです。今度の碑文の案はどういうものか、お願いします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) その点につきましては、商工観光課の田中補佐の方からお答えをいたします。
○議長(福本 宗敏君)
商工観光課長補佐、田中肇君。
○
商工観光課長補佐(田中 肇君) お答えします。
サイズ等につきましては、同じものを使います。ただし、読みにくいということがありますので、文字の彫り方については、当初のものについては浮き出た形になっておりますので、文字が表面から。それがかえって見にくくなっておりますので、逆に彫り込んだ形にしまして、その中に塗料を落としましてすれば見にくくはなくなるだろうということで現在、考えております。以上です。
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) その改修の時期ですけども、先ほど町長は、何らかの形で町民にという明確な答えはありませんでしたけども、私はそれが聞きたいんですけども。町民に説明が済んでから工事発注されるのか、修理が終わってから説明されるのか、お願いします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 何らかの形で町内に経過なり考え方を周知をさせていただく、そのことの方が早くなければならないというふうに思っております。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 今の碑文を撤去するわけですが、その撤去したものはスクラップとして処分するんですか。希望があれば払い下げなどはしていただけるのか、そのことをちょっとお聞きします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) いろんな考え方があります。一つの教訓として町に残しておくべきなのか、いろんな考え方がございますが、早々に結論を出すべきことではなかろうというふうに思っております。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 早々に結論を出すべきではないといいますが、いつ結論を出して、どのようにされるのか。でないと、説明会が終わった後に碑文をつくりかえるという、発注をするという道筋は大体わかりました。ただ、説明会はいつするかがわからないから、わかりません。それを今の分を解体・撤去するわけでしょう。だから、プレートだけをかえるのか、プレートだけだというふうにうなずいておられるから、そうだと。その古いプレートはどうするかがわからないということは、交流記念資料館にでも行くんでしょうかね。それか中井さんのところに持っていかれるのかなと。私もちょっとかかわってきましたから、安かったら記念に払い下げていただけるんだったら、もらえるのかなと。そこら辺をちょっと、これは注目する点なんですよ。お願いしますよ。私は、つくりかえん方がええと思うからね。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) いつ町民に説明するかということでございますが、できるだけ早い機会に町民に、今のところ考えておりますのは、文書でもって全町民の皆さんの手元に届くようにしたいということでございますが、古いプレートにつきましては、先ほどから言いましたように、まだ考えが及んでおりません。いろいろ選択肢があるわけでございますが、今のところまだ考えが及んでおりません。御希望がありましたら、またお知らせをしておいていただきたい。いろいろ選択肢があろうというふうに思っております。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
19番、石賀栄君。
○議員(19番 石賀 栄君) 10番議員の質問関連ですが、撤去したものをどうするかということは、いわゆる撤去することについては、どうこうすべきでないと、ここで明言すべきでないと。私の目線で申し上げますと、これをまた右翼がキャッチして、どういうまた脅迫を行政に求めてくるかわからないと。自分の目線で言ったら、必ずいちゃもんちゃ持ってくる。したがって、どうこうするということは明言すべきでないと思うが、町長、いかがですか。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 今のところプレートのやり方を変えるということでございまして、今のものがどういう形に、今は凸版でありますけれども、そのものを活用できるのかどうかというようなこともございますし、いろいろな選択肢がございまして、おっしゃるように、どうこう言える今の状態ではございません。
○議長(福本 宗敏君) 5番、小椋正和君。
○議員(5番 小椋 正和君) 1点だけちょっとお尋ねしたいと思います。
今の碑文の材料は、何か一番当初、議会でも協議会のときに山本課長の方からお話があったと思うんですけども、松江の業者しか何か削られないとかというような経過説明を受けたわけですけども。今度つくられる、やはりそういう特殊なものなのか、つくりかえられるだったら町内の業者さんもたくさんおられますので、そういう形をとられるのか、お尋ねしたい。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) いかにも特殊なものでございまして、町内の業者さんを通したりしながら解体してきとるわけでございますが、いずれにしても、町内業者が直接につくるというような技術はございません。その辺のことは、また町内業者を通してどうするかと、あるいは直接に施工業者と話をするのか、その辺もひっくるめてちょっと検討させていただきたいというふうに思います。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 私は、反対の立場で討論をさせていただきます。
早く早く決着をということはわかりますけども、肝心な住民説明もなしに、例えばきょう通れば、またそのやり方もまだ決まってないと、住民説明のやり方も決まってないと、文書ぐらいだというお話もありましたけども。私は、これは9月定例に出してもおかしくないと、別に早くやれやれという要請はないと思うんですね、町民も。ですから、しっかりと町民に説明をして、そして町民の意見も聞かれて、なるほど自分たちが思ってたとおり町民も思ってるということであれば、堂々と9月定例でやられたら私はいいと思います。よって、私は、今
臨時議会で
補正予算は反対であります。以上。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 反対が引き続くのはちょっといささか不本意でございますが、賛成がないようですので、やります。
私は、こういう碑文を後世に残していいのだろうかということで、20万円ですけども、計上されてる。町長は、減給処分を40%を2カ月ということで、それに上回る減給処分ということになるわけですけども。歴史的事実でもない記念碑を血税を使ってつくって、後世に残していいものかどうか疑問です。我々は、右翼と靖国派に屈服したという記念碑だという評価をしています。なぜ今の時期に新たに建立しなければならないのか。末代まで、これは私は琴浦町のとってきた対応のまずさ、恥をさらす記念碑になりかねないと。そのものが必要だろうか。むしろ12年前に日韓の町政レベルで呼称の違いを併記するという知恵で乗り越えて、未来志向で合意したことを記述したものを改ざんするということは、これは
歴史的遺産への冒涜であって、日韓交流の芽を摘むに等しい行為だというふうに言わざるを得ません。
一貫して主張してるように、誤って削除したのであれば、誤りを認めて、その誤りをなぜ犯したかという自己批判をして、二度と同じ過ちを繰り返さないためにも、その教訓を導き出して今後に生かす。組織も個人も、それによって成長するんだということを繰り返し言ってきましたが、このような観点から、このような碑文を残して後世に伝えるということについて、私はむしろない方がいい、このように思います。そういうことでありますから、一人の議員として、これは最大級の反対を込めて反対をしたいと思います。以上です。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第76号を採決いたします。
御異議がございますので、起立によって採決いたします。
本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の御起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(福本 宗敏君) 賛成多数と認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第77号、
建設工事請負契約の締結について〔
琴浦町立浦安小学校屋内運動場改築工事〕を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 構造が鉄筋コンクリートということですけども、我々、一般的には体育館は鉄骨造というのがよくあって、経費的にも安く上がるという観念を持ってるわけです。あえて鉄筋コンクリートにされた理由。
それから、工事が、本議決がきょうあれば、きょうから工事着工ということですけども、この体育館の完成まで、来年の2月29日までの間は、子供たちは、体育館はどうなるのか、どういうように利用なるのか。
あと入札に当たって、請負減率は何%だったのか。以上3点、よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君) 今、鉄筋と言われましたか。
○議員(3番 高塚 勝君) 鉄筋コンクリートということですけども、一般的には鉄骨造が多いんですけども、あえて鉄筋コンクリートの体育館にされたという理由。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 最初の部分は教育委員会の方で、そして入札に関する部分は
企画情報課長の方でお答えをいたします。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) お答えします。
確かに鉄筋の方が値段といたしましても高いものですけれども、鉄筋の方が耐用年数が長く、耐久性があるということで、鉄筋の方を選んでおります。
児童につきましては、体育館を使わなくて済むような体育の授業をやったり、外とか、それから教室、それからコミュニティールームがありますので、そういうところも使ったりしながらやっていきたいと思います。場合によっては町の体育館とか、そういうところを使う場合もあるかとは思います。以上です。
○議長(福本 宗敏君)
企画情報課長、手嶋一夫君。
○
企画情報課長(手嶋 一夫君) お答えします。
落札率は98.16です。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
そのほかございませんか。
19番、石賀栄君。
○議員(19番 石賀 栄君) 教育長にお尋ねしますが、77号、78号、79号、関連がございます。この議案提案をされるまでに所管の教育民生常任委員会を開かれて説明がなされたのか、その点答えていただきたい。
○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。
○教育長(永田 武君) 石賀議員さんの方にお答えしたいと思いますけれども、まずこの建築に当たりまして、いろいろ課題もあるわけですけれども、3月の
全員協議会のときに、とりわけ赤碕小学校体育館の位置問題等もありましたので、3月の
全員協議会等で、まだまだ設計ができておりませんので、大方のいうか、あらましですね、そういう点について御説明申し上げてきたところでございます。それから、今議会に至るまでに委員長の方から説明というか、民生常任委員会開いて説明されたらどうかということがございましたので、うちの方としては、やりましょう、やりたいということでしたけれども、急遽中止になったという状況で今日に至ってるところでございます。以上でございます。
○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。
○議員(19番 石賀 栄君) 教育長、ちょっと難聴で聞きにくいわけだな。常任委員長の方から所管の申し入れはあったわけですね。その結果、常任委員会は開かれておられますか、ないですか。
○教育長(永田 武君) 開いてません。
○議員(19番 石賀 栄君) ないですね。教育の委員長の方から申し出があって、委員会が持たされなかったと、なされなかったというその理由を把握しておられますか。
○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。
○教育長(永田 武君) その理由等につきましては、お聞きしておりません。以上でございます。
○議長(福本 宗敏君) 19番、石賀栄君。
○議員(19番 石賀 栄君) 私も教育民生常任委員会に所属した経過もございますが、この3校のこれは関連がございますが、浦安小学校、赤碕小学校、八橋小学校、億の事業費なんですが、それぞれ議会の教育常任委員会の目線というものがあって当たり前なんです。したがって、説明によれば、常任委員長の方から委員会を開いてごせと。教育長の方は、応えますと、開きますということで、そのことについて私の目線がどうも納得がいたしかねると。やはり最小限50年はこれはもたせにゃならん改修だと思います。したがって、議会側の目線と当局、教育委員会の目線とやはり合意の、納得の上の町財源を投入して、悔いのない施設をつくるべきであるということで、再度委員長の方に会を開かれませんかと、待っておりますよということを要請されましたか。
○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。
○教育長(永田 武君) 再度の要請等は、期間も今回、臨時会までございませんでしたので、要請はしておりません。ただ、これ本日に至るまでに、3月の教育民生常任委員会等で説明をさせていただきながら、後は先生方あるいは保護者の皆さんの御意見を聞きながら、本日までには設計に至ってきてるという状況でございますので、御理解いただきたいというぐあいに思います。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
○議員(19番 石賀 栄君) ちょっとちょっと、最後ですよ。
3月ということを教育長は言われましたけどね、具体的にこういうふうな設計を、やっぱり最後の詰めというものは再確認されるのが、これは常套手段ではないですか。その点だけ。
○議長(福本 宗敏君) 教育長、永田武君。(「教育民生、論客ばっかりおるだが、何しとうだいや」と呼ぶ者あり)
○教育長(永田 武君) 確かにそういう見方で言われますと、確かにうちの方も抜かってた面があるのかなというぐあいに思っておりまして、再度、委員長とも協議しながら進めてまいりたいなというぐあいに思っておるところですが、意見を聞きながら今日に至ってるというのは御理解いただきたいというぐあいに思います。以上でございます。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第77号を採決いたします。
本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第78号、
建設工事請負契約の締結について〔
琴浦町立赤碕小学校屋内運動場改築工事〕を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 同じことになろうかと思いますけども、まず構造なんですけども、鉄筋コンクリートになるわけですけど、一般的には我々は、柱もはりも全部鉄筋だという解釈をするんですけども、柱とか壁は何か鉄筋のようですけども、屋根を支えるものは鉄筋コンクリートなのか鉄骨造なのか、それをよろしく。それから、請負減率が幾らだったのかですね。以上、よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君) 町長、田中満雄君。
○町長(田中 満雄君) 当初の部分につきましては
教育総務課長、そして後段の請負減率につきましては
企画情報課長の方からお答えいたします。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) お答えいたします。
屋根のはりとけたのことになりますでしょうか。はり、先ほど言いましたように集成材を使います。はりとけた、縦方向、それから横方向は集成材を使うことにしております。
○議長(福本 宗敏君)
企画情報課長、手嶋一夫君。
○
企画情報課長(手嶋 一夫君) お答えします。
落札率ですけど、97.19です。
○議長(福本 宗敏君) 3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 集成材ということは、木材を使うということですね。壁だとか柱は鉄筋コンクリート、屋根を受けるはり等は木造の集成材ということでいいんでしょうか。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) 集成材を、木造として使います。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 柱は鉄筋コンクリートで、はり部分が木材の集成材ということですが、鉄骨コンクリートづくり平家建てとなってるんですが、これはこういうことなんですか。だから、鉄骨をどこに使うんですか、鉄骨コンクリート平家建て。柱は鉄筋コンクリートだというようなさっき答弁だったんですが、鉄骨はどこに使うんですか。はりの部分は、屋根を支える集成材ということだった。ちょっとよくわかりません。それで、これは今度は集成材を使ったりなんかする場合と鉄筋コンクリートの建物は通常耐用年数60年ですが、これは何年になるんでしょうか。こういう場合の木材の集成材を使用したような場合には、どうなんでしょうか。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) 軒までは鉄筋あるいは一部鉄骨を使いますので鉄筋づくりという形、構造としては鉄筋づくりになります。また、年数につきましては、鉄筋と同じような耐用年数があるというぐあいに聞いております。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 60年ですか。
○
教育総務課長(中波 仁美君) ちょっと年数ははっきりと確認はしておりませんけれども、鉄骨と同じような強さはあるということであります。今現在、いろんなところに使われてきておるというようなこともあります。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
○議員(10番 青亀 壽宏君) わからんな。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) いわゆる例えば浦安の保育園なんかは平家建てなのに、RC・鉄筋コンクリートをつくって、耐用年数が60年で、それで統廃合しようだとか、いろんなことを考えた場合に、補助金返還とか、いろんな問題が出てくるんですよ。だから、耐用年数ということも含めて考えていかないと、後々のいろんな形で有効利用とか、いろんな形を公的にする場合には、そこのところも考えておかないといけないということですから、耐用年数を考えていかないと補助金返還だとか、そういうことにもつながりますよということですから、これを聞いたんです。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) 鉄骨に劣らない強度があるということでありまして、ちょっと耐用年数が何年というようなことは聞いておりませんけれども、変わらない強さはあるというぐあいに聞いております。
○議長(福本 宗敏君) 10番、
青亀壽宏君。
○議員(10番 青亀 壽宏君) 中波さんね、姉歯事務所ではないけれども、構造的に応力としてもたせる部材を鉄骨にするのか鉄筋コンクリートにするのか集成材にするのかというのは、それは材質の強度によって部材の厚さだとか、いろんな形でするもんなんです。だから、同じ強度があるというようなことではなくて、集成材を使うには集成材の断面積が幾らで、モーメントが幾らで、剪断力が幾らの応力計算をしてもたせるということをやるんですから、それはいいんですよ。そんなことを問題にしてるんじゃないの。そういうことの構造でつくったものが実際耐用年数として何年間使わなければならないのか。それは、小学校の統廃合だとか中学校のいろんな問題が今後の行政日程としてある場合に、そういうことも考えておく必要があるんではないかと。例としてRC・鉄筋コンクリートは60年の耐用年数で、カウベルホールもそうですよ。だから、補助金返還とかいろんなことが出てくるということを聞いてるんです。わかりましたか。それについては、耐用年数については残念ながらわかりませんという答弁でいいんじゃないんですか。(「そげなことは常任委員会でせいや」と呼ぶ者あり)
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 討論がありませんので、討論を終わります。
これより議案第78号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第79号、
建設工事請負契約の締結について〔
琴浦町立八橋
小学校プール大
規模改修工事〕を議題といたします。
質疑に入ります。質疑ございませんか。
4番、
川本正一郎君。
○議員(4番
川本正一郎君) 済みません、1点だけ。工事期間がこの議決日から年末、12月28日になってるんですけども、今シーズンは八橋の小学校ではプールは使えないということなんでしょうか。それとも一応今シーズンが終わってからというようなことでしょうか。それだけでいいです。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) お答えします。
今シーズンは盆前までやりまして、盆過ぎから本格的な工事にかかっていく予定であります。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
○議員(4番
川本正一郎君) はい。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 全く同じことですけども、請負減率幾らかということと、あと非常に今、紫外線対策が重要視されております。昔は真っ黒に日やけするのが健康的だということですけども、今はもうなるたけ直射日光には当たらないということで、全国のプールにも日よけがどんどん設置されておりますが、このたびの改修で紫外線対策をしておられるのか、してないのか。よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) お答えします。
紫外線対策はしておりません。
○議長(福本 宗敏君)
企画情報課長、手嶋一夫君。
○
企画情報課長(手嶋 一夫君) お答えします。
落札率98.4%です。98.48です。
○議長(福本 宗敏君) いいですか。
3番、高塚勝君。
○議員(3番 高塚 勝君) 紫外線対策をしておられないということですけども、今まで例えば教育委員会であるとか、その他学校からの要望であるとか、また教育委員会事務局の方で全国的なものであるとか、いろいろなものを考慮して検討されたのか、検討もされてないのか。よろしくお願いします。
○議長(福本 宗敏君)
教育総務課長、中波仁美君。
○
教育総務課長(中波 仁美君) きのう、お話をちょっとしましたけれども、改修であることと、余り強くは出なかったので、しないということでしております。
○議長(福本 宗敏君) そのほかございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 質疑がありませんので、質疑を終わります。
討論に入ります。討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 討論がありませんので、討論を終わります。
本案を原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第9 新
庁舎建設推進特別委員会の
中間報告について
○議長(福本 宗敏君) 次に、日程第9、新
庁舎建設推進特別委員会から、新庁舎建設について
中間報告をしたいということの申し出があります。
お諮りいたします。本件は、申し出のとおり報告を受けることにしたいと思います。御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。したがって、新
庁舎建設推進特別委員会の
中間報告を受けることに決定いたしました。
新
庁舎建設推進特別委員会委員長の発言を許可します。
新庁舎建設推進特別委員長、大田友義君。
○新
庁舎建設推進特別委員会委員長(大田 友義君) そうしますと、お手元に分厚い書類が届いておると思います。日程第9、8となってますが、これは9でございます。新
庁舎建設推進特別委員会の
中間報告について申し上げます。
6月19日に特別委員会を開催し、3月12日以降の経過報告、事業認定に係る事業計画概要及び今後の取り組みについて執行部から説明を受けたので、本会議へ
中間報告をいたします。
経過報告、1番は、これはかいつまんで申し上げますが、5月24日に待ちに待った事業認定通知が来たということでございます。これは、土地収用法は大変時間を食ったようでございます。
それから、2番目、事業認定、これは目を通していただいて、次のページに移りたいと思います。
3番でございますが、今後の取り組みについて、土地収用に伴う税務署及び土地開発公社の協議、地権者の説明会、用地交渉、用地取得と段階を追って、年度内に目標を定めて土地取得の方向で進めるという執行部からの説明でございました。以上をもって説明を終わります。
なお、県の方に上げた書類は写しとして次のページに載っておりますので、十分目を通してやってくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。
○議長(福本 宗敏君) ありがとうございました。
─────────────・───・─────────────
◎日程第10 閉会の議決
○議長(福本 宗敏君) 日程第10に進みます。
お諮りいたします。
今期臨時会は、付議された事件はすべて終了いたしました。よって、
会議規則第7条の規定により、これをもって閉会したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福本 宗敏君) 御異議なしと認めます。よって、今臨時会は、これをもって閉会することに決しました。
これにて平成19年第5回
琴浦町議会臨時会を閉会いたします。皆さん、御苦労さんでございました。
午後1時00分閉会
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